＊№７＊ 相談室だより２００８年11月11日 発行〈教育相談係〉 くれなゐの色を見てゐる寒さかな 細見 綾子 この俳句は、寒さも美しく思えた、という実感を詠んだものですが、このところ急に冷え込みが厳 しくなってきました。体調をくずす人も見受けられます。残りわずかになった二学期を心地よく過ご していくために、國廣カウンセラー紹介のリラックス法を取り入れてみてはいかがですか？！ ～カウンセラーからひとこと～ 過ごしやすい秋の日が続くものの、少しずつ肌寒くなり、季節の移ろいを感じます。 寒くなってくると、自分で気づかないうちに身体に力が入っていることがあります。また、不安 や焦りなど心の緊張が続いているときも、無意識に筋肉が収縮します。筋肉の収縮した状態が続 くと全身に疲労感を覚え、肩凝りや腰痛など身体反応が見られることもあります。逆に、筋肉の 緊張をゆるめることで、心の緊張をゆるめることもできるのです。心と身体の疲れを取り、エネ ルギーを回復するための方法はいくつかありますが、今回は「肩の上下プログラム」をご紹介し ます。自分で身体からのサインに気づいたとき 、「ちょっと疲れているなあ」と思ったとき、や ってみてください。みなさんのリラックス法に加えてもらえるとうれしく思います。 ① 背筋を頑張りすぎない程度に伸ばして椅子に座り、両手は力を抜いて身体の横に 下ろしま す。あごは軽く引くようにします。 ② 両肩を耳につけるようにゆっくり持ち上げます。 ③ 自分ができるところまでいっぱいに肩を上げます。肩以外のところに力が入って いないか 確かめましょう。 ④ ストンと（ あるいはゆっくりと）肩の力を抜きます。力を抜いた後も、すぐに動 かないで、 肩の筋肉がゆるんでいく感じを味わいましょう。 ⑤ ②～④を２～３回繰り返し、ほっとする姿勢（楽な姿勢）をとって終了です。 ＊ 適度な緊張感は集中力や注意力を高めますが、過度な緊張感はさらなる緊張をよ び、もっ ている力を発揮できなくなります。 ＊ 筋肉はゆるめようと思って力を抜いてもゆるめにくいので、筋肉をいったん緊張 その緊張を自覚することによって、より一層筋肉をゆるめることができま スクールカウンセラー ＊お知らせ１１月２９日（土） させて、 す。 國廣淳子 １０：００～１１：００ 家庭科室にて 國廣カウンセラーを講師に迎えて講演会が実施されます。ご参加お待ちしてます。 カウンセラー来校予定を裏面に掲載しています。 -1- ち ょ っ と 話 し て み ま せ ん か ～ スクールカウンセラー来校日 ～ １１月 １１日（火） ９：３０～１７：３０ １２月 ２日（火） １３：００～１７：００ １６日（火） ９：３０～１７：３０ 〈國廣カウンセラーへの連絡方法〉 ☆ 相談電話：９２２－４４１１（上記のカウンセラー来校日にご利用ください。） その他の相談窓口 広島いのちの電話：０８２－２２１－４３４３（２４時間対応) 岡山いのちの電話：０８６－２４５－４３４３（２４時間対応） ３年生の日記から（１１月４日付け） 最近アニメばかりでなく、たまにはニュースも見てみようと、ニュースを見た。 はっきりいってよいニュースはあまりなかった。「これが現実なんだ」と思った。 殺人、強盗などなど悪いニュースばかりでがっかりだ。自分はいたずらはするけ れど、人殺しは絶対したくない。くだらない理由で人をあやめたくはないからだ。 最近の事件では「腹が立ったから殺した」などと加害者が言っているが、結果事 件を起こしたら、自分に返ってきて逮捕されるわけだ。このような思いをもって ニュースを見るが、なかにはよいニュースもあって、すべてが悪いニュースばか りではない。よいところ、ニュースはしっかりこれからも見ていきたいし、内容 をよく考えて理解していきたい。これからもよいニュースが増えるといいなと思 う。 -2-
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