小冊子「速報版・中小企業のための消費税軽減税率対策」のご利用にあたって (変更予定箇所のお知らせ) 平成 28 年8月 日本商工会議所 安倍内閣総理大臣が、消費税率引上げ・軽減税率制度導入時期を平成 31 年 10 月までの2年半、延期する旨を本年6月1日 に表明し、これを受け、政府は8月 24 日、消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置について閣議決定いたしました。 今後は、秋の臨時国会以降で関連法案の改正が審議・決定される予定です。 本小冊子(本年4月発行)は、当初予定されていた平成 29 年4月からの消費税率引上げを前提にとりまとめたものです。 今後は、関連法案の改正後、以下をもとに小冊子を修正する予定ですが、それまでの間、小冊子と共に本紙をご参照いただき、 平成 31 年 10 月1日の消費税率引上げに向け、価格転嫁対策、軽減税率制度導入対策、資金繰り対策等への対応の検討・準備 にご活用いただければ幸いです。 【ご参考①】今後のスケジュール(見込み) :変更前 平成28 年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 消費税率引き上げ 軽減税率制度導入 平成32年度 平成33年度 平成34年度 平成35年度 以降 H29.4 H31.10 適格請求書等保存方式 (インボイス制度) 売上税額計算特例 :変更後 H33.4 H35.10 H29.4 H33.3 H35.9 H31.10 ※前々年または前々事業年度の課税売上高5 千万円超の事業者向けは廃止 仕入税額計算特例 H29.4 H30.3 H31.10 (簡易課税の事後選択含む) H32.9 ※前々年または前々事業年度の課税売上高5 千万円超の事業者向けは廃止 H30.9 消費税転嫁対策特別措置法 H33.3 (総額表示義務の緩和など) 【ご参考②】上記「スケジュール(見込み) 」を踏まえた本冊子の変更点 ページ 1 記載内容 平成 29 年4月からの 変更点 平成 31 年 10 月からの 平成 29 年4月1日から平成 33 年3月 31 日までは「区分記 平成 31 年 10 月1日から平成 35 年9月 30 日までは「区分 載請求書等保存方式」 、平成 33 年4月1日からは 記載請求書等保存方式」 、平成 35 年 10 月1日からは 1 現行の請求書 ~平成 29 年3月 31 日 1 現行の請求書 ~平成 31 年9月 30 日 2 区分記載請求書 平成 29 年4月1日~平成 33 年3月 31 日 2 区分記載請求書 平成 31 年 10 月1日~平成 35 年9月 30 日 3 適格請求書(インボイス) 平成 33 年4月1日~ 3 適格請求書(インボイス) 平成 35 年 10 月1日~ 8 平成 33 年4月1日以降、原則 平成 35 年 10 月1日以降、原則 11 (A)課税売上高 5,000 万円以下の中小事業者:平成 29 年 (A)課税売上高 5,000 万円以下の中小事業者:平成 31 年 4月1日から4年間 10 月1日から4年間(平成 35 年9月 30 日まで) 7 (B)上記以外の事業者:平成 29 年4月1日から1年間 (B)上記以外の事業者:なし 12 平成 29 年4月 1 日から1年間 平成31 年10 月 1 日から1年間 (平成 32 年9月 30 日まで) 13 10%への引上げ時から1年半後の平成 30 年9月 30 日まで 10%への引上げ時から1年半後の平成 33 年3月 31 日まで 15 ※なお、外税表示と税抜価格の強調表示は、現行の特措法 ※なお、外税表示と税抜価格の強調表示は、現行の特措法 では平成 30 年9月 30 日までの特別措置です。 では平成 33 年3月 31 日までの特別措置です。
© Copyright 2024 Paperzz