2005.2.25 第 37 号 トップニュース:福井の都市・交通政策を全国的成功事例に! 現在、県議会や福武線沿線の市議会において協議されている福武線に関する2つの施策、つまり、LRV などの車両への切り替えと田原町でのえちぜん鉄道との直通運転は、実現すれば鉄道を含む公共交通の再生 の、さらには都市政策の全国的な成功事例となる可能性があります。 福武線は路面軌道区間を持ちながら、現在は路面電車として機能していません。えちぜん鉄道も三国芦原 線が田原町で中心市街地に近づきながら、大きく迂回して福井駅に乗り入れる変則的な線形です。これらを 田原町駅でつなぎ、LRVなどの軌道区間でも乗り降りしやすい車両を使って直通運転させることで、新た に(郊外から電車が直通する)市内線としての機能が引き出され、両鉄道沿線の最大の人口集積地である福 井市街地を新たに電車利用が便利なエリアに変えることが出来ます。それにより、両鉄道は大幅な乗客増を 図ることが可能となります。 また、大名町交差点の福井駅前―武生方面短絡線の整備、日華化学付近や付属小・中学校付近、あるいは 鯖江・武生の新興住宅街への駅の新設も容易になり、両鉄道の利便性をさらに増大させることが可能です。 財政難の昨今、鉄道をLRTとして再生し、便利にすることで、中心市街地を含む既存市街地への都市機 能と人口の再集積を図ることは時代の要請でしょう。もちろん、環境政策の面でも極めて重要な施策です。 これからの時代、 「便利なLRTがある福井」は全国から多くの視察客を引き寄せるはずです。(文:清水) 2 月 8 日 2月運営会議 3 月 8 日(火)3月運営会議 2 月 15 日 LRT部会 3 月(未定) まちづくり懇談会「まちなか駐輪 2 月 16 日 公共政策共同勉強会準備作業部会 場の適正配置と放置自転車につ 2 月 17 日 まちづくり懇談会「まちなか駐輪場の適 いてⅥ」 正配置と放置自転車についてⅤ」 3 月中旬 NPO法人化認証 2 月 20 日 2月例会(公共政策共同勉強会・県立大) 3 月 25 日(金)3 月例会・法人化第1回理事会 2 月 20 日 バスマップ部会 3 月随時 LRT部会 2 月 20 日 鉄道インフラ活用全国会議(岐阜)参加 3 月随時 バスマップ部会 2 月 23 日 LRT部会 3 月随時 中部地区路面電車サミット部会 2 月 25 日 2月幹事会 3 月随時 アースデー準備会議 ゆうじんの部屋 書籍紹介 日本の鉄道名所100を歩く 川島令三 講談社 838円+税 ISBN4−06−272278−X C0276 鉄道に関するトリビア・・・・・「へー」の連発です。特に私が興味を持ったのが、新大阪や米原 など、将来の線路拡張の準備がいろいろされていること。鉄道線路は走らせながら改良するのには 非常に時間と金がかかるため、20∼30年先を見越して手戻りが無いよう作ることが多いのです。 土の上を走るLRTはその意味では線路の変更が容易です。道路でも、高架構造物には不思議な突 出が多く、将来の新設道路の接続を見越して作っています。 土木屋としては、そんな裏話にはつ (美濃部) いうきうきしてしまいます。 −1− 2005.3.25 第 38 号 トップニュース:全国で相次ぐ鉄道廃線 = 生かされない教訓 3月末、全国で鉄道や路面電車の廃線が相次いで行われます。石川県ののと鉄道能登線、岐阜県の名古屋 鉄道岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線、茨城県の日立電鉄。いずれも沿線住民の存続運動が実を結ぶ ことなく廃止されます。いや、正しくは今も存続運動は続いています。何とか逆転できればと応援したいと ころです。福井では実際に電車が止まって、関係ないと思っていた人たちもその影響の大きさを思い知りま した。そしてこの負の社会実験を経て多くの貴重なデータと教訓を得ました。えちぜん鉄道の誕生・鉄道再 生はその結果でした。しかしこのデータも教訓も、それらの地域では生かされることはありませんでした。 岐阜では美濃町線の廃止により、並行する国道156号線の渋滞激化対策として道路整備が云々されてい ます。また、廃止されるのと鉄道能登線の廃線跡には道路、バスターミナル、鉄道記念館、観光施設などの 公共事業が目白押しです。メインとされる山岳区間のバイパス道路の計画はまだ示されていませんが、のと 鉄道の廃線の代償として計画・構想されている公共事業が全て実施されれば総額百数十億円∼数百億円にな る筈、と聞きます。年間赤字1億円の鉄道を廃線する意味はどこにあったのか、国民として政治・制度(鉄 道にはなく道路や箱物にはある補助制度や地方交付税制度)のありかたに疑問を感じざるを得ないところで す。三位一体の行財政改革はまだ本質の議論をしていない ―そう言われても仕方ありません。(文:清水) 2 月 28 日 アースデー準備会参加 3 月 26・27 日頃 MAP部会 3 月 5 日 LRT部会 4 月 1 日(金)法人登記・ 3 月 8 日 3月運営会議 3 月 9 日 MAP部会 NPO 法人ROBA発足 4 月 6 日(水)LRT部会 3 月 11 日 都市未来研究所取材 4 月 16 日(土)福井市市民活動助成説明会 3 月 16 日 まちづくり懇談会「まちなか駐輪場の適 4 月 20 日(水)まちづくり懇談会 正配置と放置自転車についてⅥ」 「今後の議題について」 3 月 18日 鯖江コミュニティーバスフォーラム参加 4 月 22 日(金)4 月例会・法人化第1回理事会 3 月 21 日 服部重敬さん 5 月講演会打ち合わせ 4 月 24 日(日)4 月イベント開催予定 3 月 24 日 NPO法人認証・認証 4 月随時 中部地区路面電車サミット部会 3 月 24 日 アースデー第 1 回実行委員会 4 月随時 アースデー実行委員会 3 月 25 日 任意団体最終例会・法人認証祝賀会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 「ファスト風土化する日本」郊外化とその病理 三浦展 洋泉社 760円+税 2004.9.20発行ISBN4−89691−847−9 私の働く都市再生機構のニュータウン開発も含めた郊外開発が文化を破壊し、人の出会う狭小な 空間や、電車の使える町が見直されている。(ニューアーバニズム)全体の主張はここに行き着くの がこの本です。あまり数字を使っていない本であるが、理論的説得力があり、電車のあるまちを推 進する理論をサポートする武器になる本です。 ただ、読み物として読む人には、前半の少年犯罪の記述が少しくどいし、地図が添付されていな いのでわかりにくい。この本に書いてあることはもっともだが、都市機構のニュータウンがチェル シーのアウトレットモールやイオンに土地を貸すことをやめたら、その穴埋めは税金でしなくては いけなくなる。日ごろの私の悩みの構造をうまく言葉に表してくれた本だと思います。 2005.4.22 第 39 号 トップニュース:JR福井駅高架開業。新しい福井の将来像を! 去る4月18日、 福井駅周辺のJR北陸本線が高架線に切り替えられ、 新しいJR福井駅がオープンしました。 オープン初日は平日だったにもかかわらず、1万人もの人が新しい福井駅をひと目見ようと押しかけたそうで、 終日、福井駅が多くの人出で賑わいました。それに加えて面白いと思ったのは、その人たちが福井駅前の商店街 に流れ込み、都心部の商業地区全体が賑わったことでした。オープンからしばらくして、ものめずらしさがなく なれば、また人通りが少なくなっていくのは仕方ないですが、高架下の新しい商業施設のオープンもあり、都心 部に恒常的に人通りが戻ってきてくれることを期待したいと思います。 これからしばらくは、JRの地上に残った線路の撤去工事の進展にともない、町の様子が刻々と変わっていく と思います。その時に表れてくる現象を、情報として的確に読んで、臨機応変に新しい福井の将来像を描きなお していく柔軟さが、お役所ではない私たちには求められていると思います。駅前電車通りの整備が進み、福武線 の電車が新しくなり、古い福井駅が取り壊され、駅前広場が出現し、それらが進むにつれて、今までイメージで きなかったものがイメージできるようになってくると思います。これからの数ヶ月の取り組みはこれからの数十 年の福井を決めるものになると思います。それを踏まえて、じっくり観察するとしましょうか。 (文:清水) 3 月 26 日 MAP部会 4 月 24 日 4 月定例イベント「越美北線奥越の旅」 3 月 31 日 バス停バリアフリーチェック打合せ 4 月 26 日(火)LRT部会 4 月 1日 法人登記・NPO 法人ROBA発足 4 月 27 日(水)MAP部会 4 月 2日 「住まい・まち学習」実践報告論文発表会 5 月 13 日(金)県庁ホールLRTパネル展開催 4 月 6 日 LRT部会 4 月 7日 法人登記完了 ∼19 日(木) 5 月 21 日(土)NPO法人化第1回総会 4 月 8日 アースデー実行委員会 記念講演会 講師:服部重敬さん 4 月 9日 第1回理事会 5 月随時 LRT部会 4 月 16 日 福井市市民活動助成説明会参加 5 月随時 MAP部会 4 月 16 日 NPO事業報告書説明会参加 5 月随時 アースデー実行委員会 4 月 18 日 アースデー実行委員会 5 月未定 バス停バリアフリーチェック 4 月 19 日 LRT部会 研修会 4 月 20 日 まちづくり懇談会「今後の議題について」 5 月未定 4 月 22 日 4 月例会・第2回理事会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 駅前商店街駐輪場問題申入れ(市) 6 月 12 日(日)福井アースデー 「モノレールと新交通システム」佐藤信之 著 グランプリ出版 2200円+税 ISBN4−87687−266−X C−2053 保存用資料として読むと、本当によくまとまった書物である。モノレールの補助金を担当していた私 でも知らなかったモノレールの創生期の話など、歴史の文脈で今の新交通を見ると、町を走る新交通も 違って見えてくる。公共交通の待ち時間、駅の停車時間、そういったものを減らしつつ 省力化できる交通機関をみんな考えてきたのであるが、結局既存交通施設との連続性を考えると、 バスに限りなく近いIMTS、鉄道に限りなく近いLRTが今後の都市交通の主流を占めそうである。 現在の新交通は、バスと鉄道でできることを何ら超えていないのが残念である。 (美濃部) ―1― 2005.5.27 第 40 号 トップニュース:NPO法人化第 1 回総会・記念講演開催! 去る5月21日、ROBAがNPO法人となって第 1 回目の定例総会が開催されました。午前10 時半から 始まった任意団体ROBAの会の解散総会、NPO法人ROBAの第1回定例総会もつつがなく終り午後から は都市交通研究家の服部重敬さんを講師に招き、 「路面電車からLRTへ」というテーマで講演をして頂きま した。また、中部運輸局の岩田部長からも講演をして頂き、ROBAへの力強いエールの言葉も頂きました。 服部さんの講演を簡単に要約すると、 「低床の路面電車が即LRTではない。LRTとは都市計画と一体と なって、 (自家用車に引けをとらない)便利な交通機関を用意することでまちづくりをおこなうためのツール (道具) 。バスでも不可能ではないがLRTの方が質の高い道具になるので近年欧米ではLRTを持っている ことが住みやすい都市である証や象徴となっている。福井はJR高架化などを契機に中心市街地再生の動きが あり、福鉄やえち鉄の線路という活用できる資産がある。えち鉄を再生させたように県民の意識も高い。福鉄 のLRT化は都市力を高める公共交通を活かしたまちづくりのきっかけとなる。 」というところです。 予想以上に一般の参加もあり、LRTという概念がなかなか県民に伝わらない状況の福井において、服部さ んの講演はたいへん貴重な機会となりました。 4 月 24 日 (文:佐藤・清水) 4 月定例イベント「越美北線奥越の旅」 6 月 12 日(日)アースデイふくい出展 4 月 26 日 LRT部会 6 月 19 日(日)バス停バリアフリーチェック 4 月 27 日 MAP部会 説明会 5 月 2日 駅前商店街駐輪場問題申入れ(市) 6 月 24 日(金)月例会・理事会 5 月 8日 第 3 回理事会 6 月 25 日(土)人と環境にやさしい交通をめざす 5 月 13 日∼19 日 県庁ホールLRTパネル展開催 全国大会 in 宇都宮参加 5 月 20 日∼29 日 サラダボウルLRTパネル展開 6 月随時 LRT部会 6 月随時 MAP部会 催 5 月 21 日 NPO法人化第1回総会 記念講演会 講師:服部重敬さん 5 月 27 日 月例会・理事会 「なせばなる民営化JR東日本」 ゆうじんの部屋 書籍紹介 松田昌士 生産性出版 1400円+税 ISBN4−8201−1724−6 C2034 政治家たちが、どうして鉄道の行政からの助成にあれほど慎重なのか。京福存続運動の時は十分に 理解できなかったが、「政治の失敗」「小選挙区制の失敗」「独占の弊害」「公務員の身分保障」といっ たところに問題があるのに、公的助成が問題のように理解している政治家が多いのは残念である。 この本の著者も、鉄道への公的助成自体は否定していない。ただ、民間でできる部分を民営化する こと、地域の利益のための公的助成は地域が負担を選択できる仕組みが重要なのである。社会的公正 と効率性の両立という問題を考えるにあたって、実例を踏まえた考えを提供してくれるいい本だと思 う。 (美濃部) ―1― 2005.6.24 第 41 号 トップニュース:福井鉄道800形・770形11月お披露目? 今年の11月20日に福井市の福井駅前、響のホールにおきまして中部地区路面電車サミットをわがNPO 法人ROBAが主催団体として開催しますが、同19日にはまちづくり福井㈱が福井市TMO推進課の協力を 得てアートフェスタの催しを実施することを計画しています。そこへちょうど20日にROBAが中部地区路 面電車サミットを開催することになり、 「それでは」ということで「連携して何かできないか」との模索が始 まっています。その中で浮上してきているのが福井鉄道福武線に名古屋鉄道から導入される岐阜市内線・美濃 町線・揖斐線を走っていた800形・770形のお披露目運転。 まだまだ詰めなければならないことが多いだけに決定という訳に はいかないのですが、 「導入のスケジュールから考えると可能では ないか」ということで浮上してきているものです。800形・7 70形は平成17年度予算での導入ですが、もう1車種導入され る880形は平成18年度予算での導入になるため、今回は登場 できません。880形は軌道線専用車両のため、鉄道線で高速で 走るための改造を施され、来年度の登場となります。福武線のL RT化、本当に楽しみです。 (文:清水) 2001 年のトランジットモール社会実験で(田原町) 6 月 7日 MAP部会 6 月 25 日(土)人と環境にやさしい交通をめざす 6 月 12 日 アースデイふくい出展 全国大会 in 宇都宮参加 6 月 13 日 福井鉄道福武線活性化検討協議会 7 月随時 LRT部会 6 月 19 日 バス停バリアフリーチェック説明会 7 月随時 MAP部会 6 月 24 日 月例会・理事会 7 月未定 バス停バリアフリー調査 7 月未定 福鉄ビア電参加 7 月 22 日(金)月例会・理事会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 踏切趣味 石田千 著 筑摩書房 1500円+税 ISBN4−480−81640−2 C0095 踏切は昭和生まれの人間には郷愁をそそる風景である。この本は踏切周辺の風俗を描写した短編 エッセイ集である。踏切の名前は看板で読みとって正式名で書いているが、道路幅員を8歩半とか 歩測で書いているのがおもしろい。 踏み切りのある町は、人も建物も密集していて、古くからの個人商店が残るところが多い。 取り上げられているのは人通りが多い踏み切りだから、駅に近い踏切で閉まっている時間も長い。 踏切退治人の私としてはすぐ対策を考えてしまうが、この本はぜひ文芸作品として、昭和のまちの 風景を楽しんで読もう。 (美濃部) ―1― 2005.7.22 第 42 号 トップニュース: 「施設安全性緊急評価」と福井鉄道 ―新車両導入の陰で― 福井鉄道の保全整備事業。岐阜からの車両導入の明るい話題の陰に埋没しがちな話題ですが、この保全整備 事業と岐阜からの車両導入は実は一体の事業で、 「施設安全性緊急評価」という、国による全国の地方鉄道の 安全性検査への対応です。もともと京福電鉄の二度の正面衝突事故を受けて国が検査の対象を全国の地方鉄道 に広げたもので、地方鉄道の安全性を確保するというものでした。しかし、指摘事項の改修に要する費用を国 が全額補助する訳ではなく、鉄道事業者・自治体にも大きな負担が及ぶので、実際にこの「施設安全性緊急評 価」のために廃止された鉄道、廃止が取りざたされた、あるいは現在取りざたされている鉄道が存在します。 福井鉄道では 7 つの鉄橋、8 両の車両、他に軌道、ポイント、踏み切りなど多くの指摘を受けました。特に、 福井鉄道の車両の調達は適合する中古車が出てくることは稀で、普通なら調達には莫大な費用がかかるところ でした。ちょうど、岐阜の名鉄四路線が廃止となり、中部運輸局や名鉄の後押し、県や福井鉄道ほか関係者の 方々の尽力もあって岐阜から車両を譲り受け各議会を通すことができました。岐阜の車両が出てこなければと 思うとゾッとします。一方の難題、日野川鉄橋も幸橋仮橋の再利用で改修の目途が立ちました。 (文:清水) 6 月 25 日 人と環境に優しい交通をめざす全国大会宇都宮参加 7 月 9日 県立大学公開講座参加 7 月 23・24 日(土・日)交通権学会富山大会参加 7 月 26 日(火)中部路面電車S.福井市打ち合わせ 7 月 9日 『ふくい・ひと・まち KOOCAN』オープニング 8 月 6・7日(土・日)全国都市再生まちづくり大会参加 7 月随時 8 月随時 LRT部会・MAP部会 バス停バリアフリー調査 7 月 18 日 県立大学行財政研究会参加 8 月 26 日(金)月例会・理事会 7 月 22 日 月例会・理事会 8 月 28 日(日)環境パートナーシップ会議参加 定刻発車[日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?] ゆうじんの部屋 書籍紹介 三戸祐子 新潮文庫 590 円 ISBN4−10−118341−4 C0165 平成17年5月1日発行の本である。もちろん福知山線の列車事故を予測して書かれた本ではない。 従って、列車が時刻どおりに走ることや、乗客が2∼3分の遅れも許さないことを、さほど否定的に 書いていない。それでも、間違いなく旬の本である。 必ず翌日に届く郵便や宅配便、時刻とおりに来る列車、10分遅刻しても 1 日分の有給休暇をとら せる会社・・・・・。確かに、一人の遅刻が何十人の時間を奪うことは高度な分業社会ではよくある 話である。資源の少ない日本がこれだけの付加価値を生産しているのは、一糸乱れぬ組織の力でもあ る。車で約束の場所に3分遅れて行って、制限速度を1キロもオーバーしないで来たといったらちょ っと変わった人と言われる日本の社会。 全員が規則とおりに動いたら、みんなの期待とおりに動かない社会。公務員も一般会社も提出され た書類に不備があっても、後でさしかえることを条件にどんどん次に進める柔軟性。多くの個人に規 則違反のリスクを負わせながら最大限の効率を達成しているのが日本の社会である。そうしたところ への洞察はほとんどない。日本の歴史、集団行動の能力、運転士の腕、それを支える保線技術者やダ イヤ編成者。すべてきれいごとで語られている。それでもこの本は読ませる本である。 鉄道のこと、歴史のこと、海外との文化の違い等体系的によく調べて理論的にかかれていて目から ウロコの喜びを久しぶりに味あわせてくれる本である。 −1− 2005.8.26 第 43 号 トップニュース:ご近所訪問①「富山市」−富山ライトレールと富山地鉄− わが福井では福井鉄道が車両の大量入れ替えで一気にLRTに近づくため全国から注目を集めていますが、 もう一つ全国から注目を集める都市が北陸にあります。それは富山市。先の合併で人口が42万人余りになっ た富山市では平成18年の4月末にJR富山港線が「富山ライトレール」としてLRT化開業します。 富山港線は北陸新幹線の富山着工とそれに伴う北陸本線の高架化に伴い、富山駅高架乗り入れではなく富山 駅付近のレールを道路上に移すことを選択しました。これにあたっては道路特定財源が投入され、公共事業と して整備がなされることになりました。車両は全車低床LRVに置き換えられ、富山駅高架開業後はさらに南 進し、富山地方鉄道富山市内線と直通運転を行います。その富山市内線も廃止区間の一部復活、南富山で接続 する鉄道線の富山地方鉄道上滝線への乗り入れも検討されており、公共交通ネットワークの充実が行われます。 これは北陸新幹線が開業した将来、ストロー現象にさらされるばかりではなく、逆に大都市圏の住民に定年後 の居住地として富山を選んでもらうために、公 共交通ネットワークの充実を図るという政策を 選択したことによります。来年の春は福井と富 山、2つの都市にLRTが走り始めることにな ります。 (文:清水)http://www.t-lr.co.jp/ 7 月 23・24 日 交通権学会富山大会参加 8 月 28 日(日)環境パートナーシップ会議参加 7 月 26 日 中部路面電車S.福井市打ち合わせ 9 月 12 日(月)山梨大学片谷研究室ヒアリング 8 月 2日 福井鉄道鈴置常務・ROBA 懇談会 9 月 23 日(金)月例会・理事会 8 月 5日 県「LRT勉強会」参加 9 月随時 LRT部会・MAP部会 8 月 6・7日 全国都市再生まちづくり大会参加 9 月随時 中部路面電車S.福井市打ち合わせ 8 月 18 日 8 月臨時理事会 8 月 19 日 中部路面電車S.福井市打ち合わせ 8 月 26 日 月例会・理事会 道路の経済学 松下文洋 ゆうじんの部屋 書籍紹介 講談社 700円(税別)ISBN4−06−149782−0 C0233 道路の需要予測がどのように行われるのか、どこに恣意性が入るのか。そういった点を、道路建設 を行う側でない人がこれだけ理解しているのは、上岡直見さん以外に珍しい。しかし、工事費の話に なったとたん、談合等がなければ1/5ぐらいの工事費で道路ができると思い込んでいるところには がっかりしてしまう。 また、土地利用と道路の一体的計画についても理想はよくわかるのであるが、現実に行政をやって いる側からすると、提言の実現性が乏しい。ただ、私の持論である、道路利用の課金は社会的費用も 含めた限界費用と等しくすべき、道路建設は費用対効果がある範囲ですべきという私の持論を、言葉 は違うが訴えているところは好感が持てる。最後の、道路の事業評価は、事業をする側以外がすべき という意見は傾聴に値する。 (美濃部) ―1― 2005.9.30 第 44 号 トップニュース:ご近所訪問②「高岡・新湊市」−万葉線− わが福井では間もなくLRVが入線しますが、今回は、LRV導入では北陸のトップを切った富山県の高 岡・新湊市をつなぐ万葉線にスポットを当てます。ご存知のように、万葉線は存廃問題を高岡・新湊市の多く の市民の存続運動によってクリアしました。そのあと、路盤を補修し、超低床LRV・アイトラムを導入し、 運賃を18%下げ、現在は電停の改修に取り掛かっています。存続以降、行政の乗る仕組みづくりと沿線住民 のマイレール意識の向上、県内外の鉄道ファンのアイトラム詣で等によって順調に乗客を増やしています。加 越能鉄道による経営の最後の2001年度に98万8000人に落ち込んでいた乗客数は2002年度に1 00万人を回復。2003年度は103万人、2004年度は106万人に増加し、2005年度も第1四半 期の段階で前年度比103%となっています。万葉線は赤字を前提とした存続決定を行っていますが、既に近 い将来の収支均衡も視野に入ってきています。万葉線は市民の意識の中に着実に根付いてきているようです。 アイトラムの導入には近代化補助が充てられ、国と地方の協調補助の地方分を県が、残りの事業者負担分を 高岡市と新湊市が折半して負担しています。アイトラムは現在2編成存在し、その他は在来車によって運行さ れています。ちなみに、在来車の内2両は冷房化改造も行われました。今後の低床LRVの導入については、 富山港線とのからみにより、また高岡の将来計画の中の微妙な問題(後述)もあってか?少々導入のスピード を落としているところです。その微妙な問題とは北陸新幹線の整備に伴う新幹線新高岡駅(仮称)へのアクセ ス問題です。北陸新幹線の新高岡駅は現高岡駅から1.5km南に建設され、城端線に新駅を設けてこれに接 続させます。この城端線新駅(新高岡駅)と現高岡駅の間の城端線に万葉線の電車を乗り入れさせる話は結構 多くの人が提案していますが、城端線が非電化であること、高岡駅構内が交流電化されていることにより、こ の構想は従来現実味をもって取り上げられることはありませんでした。しかし、路面電車と都市の未来を考え る会・高岡(RACDA高岡)が、万葉線にバッテリートラムを導入し、この問題をクリアする具体的な提案 をキャラバンにおいて行ったことから、地元の新聞・テレビがこれを取り上げ、高岡市長も「10年後までに はいろいろな技術も出てくる」と否定的ではないコメントをしていることから、実現が期待されるものです。 高岡市は、新幹線開業後の高岡を飛越能の交流拠点として位置づけています。その高岡市は11月に隣の福 岡町と合併して人口18万4000人の新しい高岡市に移行します。新湊市も11月に射水郡4町村と合併し て人口9万4000人の射水市に移行します。高岡市は万葉集の選者、大伴家持が国司として5年間赴任して 多くの歌を詠んだ地として知られ、また歴史が古く戦災にも遭わなかったことから観光資源が豊富で、現在、 観光の強化を謳っています。万葉線はその観光資源をつなぐ装置としても重視されています。 (文:清水) 8 月 28 日 環境パートナーシップ会議参加 10 月 15 日(土)北陸3県交流富山シンポジウム 9 月 6日 中部地区路面電車サミット実行委員会 10 月 27 日(木)堺市まちづくりシンポジウム参加 9 月 11 日 県立大学行財政研究会参加 10 月 28 日(金)月例会・理事会 9 月 12 日 山梨大学片谷研究室ヒアリング・懇親会 10 月随時 LRT部会 9 月 16 日 福井市打ち合わせ 10 月随時 MAP部会 9 月 16 日 中部地区路面電車サミット実行委員会 10 月随時 中部地区路面電車サミット実行委員会 9 月 18 日 MAP部会 10 月未定 県立大学行財政研究会参加 9 月 16 日 中部地区路面電車サミット実行委員会 9 月 30 日(金)月例会・理事会 −1− 2005.10.28 第 45 号 トップニュース:中部地区路面電車サミット福井大会いよいよ開催! 来る11月20日に中部地区路面電車サミット福井大会がいよいよ開催の運びとなります。場 所は福井駅前の響のホール。福井鉄道の福井駅前電停のすぐ前。ちょうど岐阜からの移籍車両が 福井に出揃い、LRT化が大前進というこの時だけにタイムリーな福井開催となりました。参加 団体には新たに富山ライトレールの開業を来春にひかえる富山が加わり、5都市6団体となりま した。基調講演は望月真一先生。ほかに各都市からいろいろな立場のパネリストが参加するパネ ルディスカッションがあります。サミットに先立つ19日は低床LRV800型の試乗会。福井 駅前―田原町間に、福井駅前を12時30分、13時30分、14時30分に出る3往復の試乗 電車を設定します。運賃は無料。事前申し込みが必要です。どちらも乞うご期待!(文:清水) トップニュース2:ご近所訪問③金沢市 −北陸鉄道・外環状道路− 北陸の古都といわれる金沢市。至る所に昔を偲ばせる風景が残っている観光都市かつ、北陸経 済の中心都市であることはご存知の通りです。金沢にはかつて路面電車が走っていました。それ が昭和42年に廃止。それ以来、クルマの走りやすい環境をひたすら追求してきたようにも見え ます。恒常的な都心部の渋滞には、県庁や金沢大学の郊外移転で対処し、それに従って都心部の 空洞化も普通の地方都市と同様に進んできました。昭和50年代から60年代にかけて、金沢市 は地下鉄→新交通システム→デュアルモードバスと導入構想を掲げ、議論を繰り返してきました が、導入には至らず、平成13年頃にはLRT導入に向けた議論が活発化して、LRT導入では 全国でも先陣を切るかと思われていたのですが、結局はバスによる幹線交通の確立という形に落 ち着いています。ただ、平成18年度に外環状道路山廻り線が開通する予定で、都心の国道は通 過交通をそちらにまわして何らかの交通施策を実施する好機が訪れます。また、北陸鉄道石川線 についての検討協議会が近く開催される予定で、都心近くまで来ている鉄道の活用と都心の道路 の使い方を考える機会になるかもしれません。しばらく金沢から目が離せません。(文:清水) 10 月 7日 中部地区路面電車サミット実行委員会 11 月 1日(月)福井県バイコロジー推進協議会 10 月 13 日 中部地区路面電車サミット実行委員会 11 月 5日(土)全国バスマップサミット(松江) 10 月 15 日 北陸3県交流富山シンポジウム 11 月 6日(日)全国バスマップサミット(松江) 10 月 21 日 中部地区路面電車サミット実行委員会 11 月 12 日(土)第 2 回鉄道まちづくり会議(上田) バスマップ部会 10 月 28 日 月例会・理事会 11 月 13 日(金)第 2 回鉄道まちづくり会議(上田) 11 月 19 日(土) ‘05 まちづくりフェア・LRV試乗 会 11 月 20 日(日)第 4 回中部地区路面電車サミット 福井大会(於:響のホール) 10 月 26 日(金)月例会・理事会 10 月随時 MAP部会 10 月随時 中部地区路面電車サミット実行委員会 −1− 2005.11.25 第 46 号 トップニュース:中部地区路面電車サミット福井大会閉幕 去る11月20日にROBAの今年度最大のイベント、中部地区路面電車サミット福井大会が 開催されました。参加者は150名。午前中の各地報告、午後の望月真一先生の基調講演、パネ ルディスカッションと続き、サミット宣言まで、会場は熱心に聞き入る構成団体メンバーや全国 からの参加者、福井市民等近隣からの参加者の熱気で、暖房なしでも11月後半とは思えない室 温となりました。サミットに先立つ19日は低床LRV 800型の試乗会。こちらも3便合計で120名の参加。 皆さん乗り心地の良さに大いに感激しておられました。 福武線視察会はサミット参加者のための催し。福井駅前 から西武生まで800型に乗車し、西武生では車両基地 構内で770型にも試乗。従来車200型で福井に戻り ましたがその乗り心地の違いには感激しきり。交流会も 大盛況でした。皆さん本当にお疲れ様でした(文:清水) 11 月 1日 福井県バイコロジー推進協議会 12 月4日(日)福井市消費者まつり 11 月 1日 のりのりマップ第3版発売 ROBA ブース出展(市民活動助成基金推進行事) 11 月 4・8・15・18 日 中部地区路面電車サミット 12 月初旬(土・日)ROBA 気まま旅三国かにツアー 12 月 12 日(月)北海道環境財団シンポジウム参加 実行委員会 11 月5・6日 全国バスマップサミット(松江) (札幌/清水) 11 月 12・13 日 第 2 回鉄道まちづくり会議(上田) 12 月 16 日(金)12 月例会・理事会 11 月 19 日 アートフェスタ・LRV試乗会 12 月随時 LRT部会 11 月 20 日 第 4 回中部地区路面電車サミット 福井大会(於:響のホール) 11 月 25 日 月例会・理事会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 「交通渋滞」徹底解剖 編者 大口 敬 発行所 社団法人 交通工学研究会 発行所 丸善 ISBN4−905990ー54−8 C3051 2000円(税別) 本書のまえがきに、 『 「交通渋滞」について「不思議だな」 「なぜだろう」と関心興味のある方であれ ばどなたでも読めるように工夫したつもりである。』とあるように、渋滞のみならず、道路を利用する 社会的費用等まで言及がされており、交通問題全般を考える入門書として最適な書でありかつ政治的 色彩を排した学術的アプローチには好感が持てる。 ただ、現在話題となっている道路財源問題、費用便益分析問題への分析が浅く、渋滞解消をどうし ても交通問題の中でとらえてしまう恐れがある書であることを留意しながら読む必要があろう。 (美濃部) −1− 2005.12.16 第 47 号 トップニュース:ご近所訪問④岐阜市 廃止された名鉄岐阜4線その後 去る11月20日の中部地区路面電車サミット福井大会でも概略が説明されましたので既に ご存知の方も多いと思いますが、今年3月末で名鉄岐阜4線が廃止されてから、岐阜では様々な 影響が出始めています。名鉄岐阜駅に併設されている新岐阜百貨店が今年12月28日をもって 閉店することになり、その向かいにある岐阜パルコも来夏の撤退が決まりました。中心商業地区 の柳ヶ瀬商店街では来街者が15%減って岐阜最後の百貨店となった高島屋と一緒に街を盛り 立て柳ヶ瀬の雰囲気を変えようとする動きも見え始め、電車復活をという声も高まり始めていま す。また、関市の企業が「この地域には鉄道が必要である」として、「岐阜地区新鉄道設立準備 室」を設けました。そしてこの両者が地域に対して様々な働きかけを始めました。行政も今、こ の両者の話を聞く姿勢を取り始めています。「準備室」が行政に訴えているのは民設民営(これ は行政が示している前提条件)ながらも便益に応じた官と民との役割分担。そして、廃止された 鉄道の施設と周辺の鉄道・バス・タクシー事業者およびマイカーとの連携によるTDM施策の実 施。後者は以前行政自身が「必要」と表明していたものです。そして「準備室」が進めているの も市民と行政が自分たちの地域の将来と岐阜地区の公共交通の望ましいあり方を改めて考える 「環境づくり」に他なりません。柳ヶ瀬商店街の理事が市民と進めているエンジェル基金も着々 と金額を伸ばしていますが、今後更なる住民の意思表明の形として伸ばしていきたいとしていま す。福井の皆さんからの応援も是非お願いします。※電車は新規導入です。 (文:清水) 12 月 2日 マップ部会 12 月 21 日(水)LRT部会 12 月 4日 福井市消費者まつり出展 12 月 下旬 マップ部会 12 月 6日 LRT部会 1 月 未定 ROBA 気まま旅三国かにツアー 12 月 12 日 北海道環境財団シンポジウム参加 1 月 27 日(金)1 月例会・理事会 (札幌/清水) 1 月 下旬 行財政研究会参加 12 月 16 日 12 月例会・理事会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 「下流社会」新たな階層集団の出現 三浦展 光文社 780円+税 ISBN4−334−03321−0 C0236 「ファスト風土化する日本」で郊外型ショッピングセンターを中心とした町を批判的に描き出した著 者が、収入の少ない家庭の子供が上昇する期待さえ持てない世の中になってきたことをアンケート、風 俗を通して描き出している。 これを交通の世界に当てはめるとクルマを運転できない人、中古車さえ買えない超低所得者が、逆に 多くの交通のための出費を強いられ、クルマで移動できる人が無料駐車場や道路整備で補助金を受ける 逆転した世の中にだけはしたくないと思うのである。 (文) 美濃部 雄人 Minobe −1− Yujin 2006.1.27 第 48 号 トップニュース:ご近所訪問⑤豊橋市 LRT プロジェクト推進協議会と LRV 導入 これも、去る11月20日の中部地区路面電車サミット福井大会でも概略が説明されましたの で既にご存知の方も多いと思いますが、豊橋鉄道豊橋市内線に福井と同様、岐阜から部分低床車 800型1両が入線し、すでに営業運転を行っています。これは豊橋市制施行100周念記念事 業として導入されたのですが、実は当初800型が3両とも豊橋に行く話があったのが、最終的 に2両の移籍先が福井になったという事情があります。それを機に豊橋の関係者の間で100% 低床LRV導入を求める声が高まり、豊橋鉄道がこれに応えて、2007年度に超低床車両を導 入する計画をたて、豊橋鉄道と豊橋市が昨年9月に合意したとのことです。また、その後、国の 「LRT総合整備事業」の指定を受けられるよう、 「LRTプロジェクト推進協議会」を設置し、 計画づくりを進めているとのことです。これは、5年間にわたるLRT総合整備事業計画を策定 し、総合整備を図るもので、一部電停の改修、100%低床LRVの導入、バリアフリー化など LRTシステムの整備も行われるそうです。豊橋商工会議所やとよはし市電を愛する会が協力全 面バックアップ体制で臨むそうです。同じ中部地区路面電車サミットの仲間。さらに800型導 入で譲歩して頂いた経緯もありますので、福井からも是非応援したいと思います。いずれは福井 も「LRTプロジェクト推進協議会」を立ち上げることを目指したいですね。 追伸:福井ではROBA会員の坂川優さんが福井市長選挙に立候補の予定です。 ご近所訪問番外編 (文:清水) 名古屋都市圏3題 小牧市では桃花台ニュータウンの足として建設された新交通システム「桃花台線」が今年の秋に も廃止されることになりそうです。このたび県が廃止方針を固めたそうです。建設から15年。 国土交通省では需要予測の甘さ(需要予測の5分の1程度の乗車)を指摘していますが、確かに 大きな差があり、一体何があったのかという疑問を感じます。今後はバス代替を検討するようで す。「名鉄小牧線と同じ軌道方式で建設されていれば・・・」という声をよく聞きます。また、 名古屋市では JR 名古屋駅と金城ふ頭を結ぶ第三セクター、名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」 が開業以来需要予測を大幅に下回り、経営不振が続いているようです。2006年度には手持ち 資金が底をつく状況になるため、名古屋市が財政支援に乗り出すそうです。そのような話題に触 れるたびに、愛・地球博の観客輸送のために建設した東部丘陵線「リニモ」は大丈夫だろうかと いう話も語られるようです。大都市圏には大都市圏の鉄道存廃問題があるようです。(文:清水) 12 月 21 日 LRT部会 2 月 4日(土)三国かにツアー&まちづくり談義 1 月 14 日 臨時理事会 2 月 12 日(日)行財政研究会参加 1 月 27 日(金)1 月例会・理事会 2 月 24 日(金)2月例会・理事会 2 月 26 日(日)勝山左義長ツアー −1− 2006.2.24 第 49 号 私も踊りたかった・ ・・ K氏 2月 4 日(土) 三国まち歩き&まちづくり談義開催! ● たまたま行った日 は地元フラダンス愛好 会の発表会があり・・・ 帰りを渋る男性数人? 関連記事・・2ページ 活動報告 今後の予定 2 月 4 日 三国まち歩き&まちづくり談義 2 月 26 日(日)勝山左義長ツアー 2 月 7 日 第 1 回福鉄LRTアイデア会議 3 月上旬 2 月 9 日 第6回LRT部会 3 月 24 日(金)3 月例会・理事会 臨時理事会(予定) 2 月 11 日 ROBA勉強会/講師 南 聡一郎氏 2 月 12 日 行財政研究会へ参加(県立大学) 2 月 18 日 第 2 回福鉄LRTアイデア会議 2 月 24 日 2月例会・理事会 エコロジストのための経済学 ゆうじんの部屋 書籍紹介 東洋経済新報社 小島寛之 1700円+税 ISBN-492-31357-5 C3033 ゲームの理論から社会学のエッセンスを含めて環境と経済学に関わる幅広いジャンルの問題が簡単 な事例で解説してあって、とりあえず環境経済学の専門家と物事がわかったような気持ちで議論でき るようになるための入門書と言える。環境に優しい社会づくり運動をする人たちが説得力をつけるた めのツールも豊富です。(さらに理論を極めたい方は岡敏弘先生の門をたたく必要があるでしょう。 ) 理想の経済制度を解説するだけでなく、最適な制度が当事者の交渉の中では実現しない事例の解説 があったり、特に外部効果の大きな交通経済を語るためのヒントが満載です。交通問題を扱った部分 は少ないのですが・・・・。 第 6 章−6「自動車社会は、それあ最適だから選択されたのか」という節もありますが、面倒でも 本全体に目を通すことをおすすめします。私としては、公共事業による自然改変は、多くは完成後の 利益と損失をちゃんと考えてやっているのに、景気対策のみにやっているような書き方をされている のが不満。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.3.24 第 50 号 休まんと出せてよかったの∼ 耕次 さん 美濃部 雄人 さん 漆崎 感謝 感謝 感謝! 祝 ROBANEWS 50号 ・・・ ●そこで、ふとっぱらの変 集長(実際も太い腹)から 読者の皆様に豪華商品を プレゼントしちゃいます (詳細は最後のページ) ☆★ 活動報告★☆ 2月26日 勝山左義長ツアー 3月 6日 第3回 福鉄車両更新 PR/利用促進 アイデア交換会 3月11日 臨時理事会開催 3月17日 福井県健康バイコロジー推進協議会 キャンペーン活動に参加 3月18日 NPO 法人税務申告セミナー 3月24日 3月例会・理事会 ☆★今後の予定★☆ 4月 1 日(土) 福鉄低床型車両発車・オープ ニングセレモニー 越前市きまま旅/ラピュタ 創造研究所との懇談会 4月15日(土)福井市市民活動助成事業成果 発表会 4月21日(金)月例会・理事会 4月28日(金) 富山ライトレール開業記念フォーラム 4月29日(土)ROBA北陸きまま旅富山 富山ライトレール開業 ローカル線に明日はあるか ゆうじんの部屋 書籍紹介 浅井康次 交通新聞社 1238円+税 ISBN−330−82104−4 C0065 データが載っている、えち鉄が載っている。ということで、いろいろなローカル鉄道のこと、全体の統計 的なことがわかるため、ローカル線存続運動の基礎データ集として役立つ本である。 ただ、経済学、都市計画的視点がやや弱い気がする。とにかくテーマがテーマだけに ROBA 会員なら読ん で損はない。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.4.21 第 51 号 ●引接寺/越前市(旧武生市)関連記事2∼3P ☆★ 活動報告★☆ 4月 1 日 福鉄低床型車両発車・オープニングセレモニー 越前市きまま旅/ラピュタ創造研究所との懇談会 4月15日 福井市市民活動助成事業成果発表会 臨時理事会 観音様 米倉さん︵ 引接寺︶ には負けました!・・ ・ U田 駄洒落ばっかり言っているのは誰じゃ! ☆★今後の予定★☆ 4月21日(金)月例会 4月28日(金) 富山ライトレール開業記念フォーラム 4月29日(土)ROBA北陸きまま旅富山 富山ライトレール開業 5月 3日(水)軽快都市宣言 partⅦ 5月 5日(金)ライトレール試乗と岩瀬まち なか探検・フォーラム 5月 6日(土)かなざわ都市圏の近未来交通 を考えよう・講演:服部重敬 ゆうじんの部屋 書籍紹介 日本の”珍々”踏切 フミキリスト編 伊藤博康監修 東邦出版 1500円+税 ISBN4-8094-0423-4 C0072 その名の通り珍しい踏切踏切のところで道路が V 字型に分かれていたり、踏切を斜めに跨いで架 線門柱があったり)のオンパレードである。前々職が踏切退治であったから、立体化の陳情を受け ていた開かずの踏み切りもいくつか出てきて懐かしい。読みもとのして楽しむには十分な本であ る。一気に読み終えることができた。 開かずの踏切が残っているのは、まちづくり、歴史、地形など様々な要因があるのであるが、本 の内容とは別であるが、踏み切りの遮断時間を延ばしても鉄道会社は何も罰金を払う必要がない し、減らしてもなにもご褒美をもらえない。それが問題の一旦である。賢い踏切事業が成功するこ とを願っている。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.6.16 第 52 号 動き出した北陸のLRT 「あなたな∼ら どうする?」 ●3ページ関連記事 ☆★ 活動報告★☆ 6月10日 中部地区路面電車サミット in 豊橋 4月21日 月例会 4月29日 富山ライトレール開業 5月 5日 LRTとまちづくりフォ−ラム 「座・タイムリー福井(FTV)」出演 6月16日 えち鉄株主総会 出席 月例会 5月 6日 かなざわ都市圏の近未来交通を考え よう・講演:服部重敬 5月20日 新旧路面電車の環境測定 5月21日 総会・パネルセッション ☆ ★ 今後の予定★☆ 6月 4日 サイクルフェスタ in 勝山 2006 6月18日(日) LRT部会 6月 1日 福鉄活性化協議会 7月21日(金) 月例会 間違いだらけのクルマ選び最終版 ゆうじんの部屋 書籍紹介 徳大寺有恒 草思社1500円 ISBN4-7942-1462−6 C0053 我が家にクルマがはじめて来たのは昭和40年代の私がまだ小学生の頃だった。パブリカ1000と いううるさいが良く走る車だった。その直後に父が買ってきた初版の間違いだらけのクルマ選びを読み 感動した。その頃から広告料をもらうマスコミの商品情報は眉唾で読まないといけないことを子供心に 覚えた。 当たり前に各社のクルマの悪いところ、良いところを書いたり、まだマイカー時代創生期だった日本 人のクルマ選びを批判したりして痛快に面白い本だった。(特に私は国産車のカタログマニアだったの で)著者は杉江博愛という立派な自動車評論家であったが、本業の仕事をクルマ雑誌からもらうために はこのような本でも本名を隠さざるを得なかったのである。 中年の方々は育ってきたクルマ社会化途上の日本を懐かしみながらかつての名車の写真などを楽し まれたらいかがであろうか。でも、スーパーカーブームの小学校時代にそれには目もくれずこんな本を 読んでいた私は大人びていたのだろうか。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.7.21 第 53 号 鈴置さん お世話になりました!お元気で!また、福井にも遊びにきてんでの∼ 坂川市長も元気で公務復帰を! 06.06.16 活動センター ☆★ 活動報告★☆ 6月18日(日)LRT部会 ☆ ★ 今後の予定★☆ 7月 1日(土)武生コミバス勉強会 8月 9日(水)IRE LRT研究会 開催 7月 4日(火)福鉄・駅の文化祭企画打合せ 8月10日(木)まちづくりフェア企画打合せ会 7月10日(月)福鉄活性化協議会 WG 開催 8月18日(金)例会・理事会 7月12日(水)IRE LRT研究会 参加 7月20日(木)LRV 勉強会 ハーマン・E・デイリー ゆうじんの部屋 書籍紹介 「持続可能な発展の経済学」 新田功・蔵本忍・大森正之共訳 みすず書房 エントロピーの経済学を定式化した N ジョージスク・レーゲンは広く日本に紹介され、エントロピ ー経済学として私の属しているエントロピー学会でもよく知られているが、その弟子が著者であり、 ボールディングなど他の資源有限性を指摘した学者なども紹介しながら、資源有限性を前提とした経 済学を解いている。 数式はほとんど出てこないので、読みやすいが、この本を教科書に現実問題の解決策を見出すこと は難しい。ただ、希少な資源であっても、大気のように占有不可能なもの以外は、あるていど価格メ カニズムが需要を調整するはずであり、どのような資源が市場経済になじまないかといった分析が少 し物足りないと感じた。「エントロピーの法則」や「成長の限界」等を読んで基礎知識を持ってから 読んだほうが楽しく読めるであろう。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.8.18 第 54 号 全国都市再生まちづくり会議 060805∼06 開催 ●詳細は4∼7ページ 参照 ☆★ 活動報告★☆ ☆ ★ 今後の予定★☆ 7月12日 IRE LRT研究会 8月26日(土)∼27日(日) 7月20日 LRV最新事情 勉強会 LRT勉強会(詳細は6ページ) 7月29日 鯖江環境フェア 8月28日(月)駅の文化祭(福鉄美化)アンケ 7月29日 第 2 回目の越前市公共交通活性化に 関する勉強会 ート提案・高等学校校長会 9月 6日(水)講演(中部地区労/越前市) 8月5・6日 全国都市再生まちづくり会議 9月 8日(金)ボランティア・NPOの集い 8月10日 まちづくりフェア企画打合せ会 9月10日(日)まちづくり交流会 8月18日 例会・理事会 9月13日(水)IRE LRT研究会 9月15日(金)例会・理事会 「上川地域におけるデュアル・ モード・ビー クル導入の ゆうじんの部屋 書籍紹介 可能性に関する検討結果報告」 上川地域デュアル・モード・ビークル導入検討会議 <入手申し込み先> 上川支庁地域政策課地域政策係 難波 〒079-8610 旭川市永山6条19丁目 0166-46-5911 上川支庁は旭川市都心から1時間に1本程度しか列車が走らない宗谷本線の永山駅から、さらに15 分ほど歩いた上記住所に数年前移転した。JR の列車が路面軌道を通って支庁まで来てくれればいいの だが、線路を引くほどの需要もないし、道路も空いている。そうしたときに活躍するのがデュアル・モ ード・ビークルである。 マイクロバスに鉄道の前輪だけをとりつけて、JR 線路も物理的に走れるようにしたが、信号等の安全 設備にまだ課題がある。信号がいらないような閑散区間の線路は並行した道路がそもそも渋滞しない。 信号設備を積み込むとコストがかかる。いろいろ悩みがあるが、新しい交通機関の可能性を探るために ぜひご一読いただきたい。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.9.15 第 55 号 8月26日(土)∼27日(日) LRT勉強会 8月28日(月)駅の文化祭(福鉄美化)アンケー ト提案・高等学校校長会 9月 5日(火)まちづくりフェア打合せ 9月 6日(水)講演(中部地区労/越前市) 9月 6日(水)福井市地域生活交通活性化会議 第2回 ☆ ★ 活動報告★☆ LRT部会勉強会を開催 運動公園∼済生会病院 LRTでつなごう 詳細は2・3P ☆ ★ 今後の予定★☆ 9月18日(月)サイクルトレイン・三国 10月11日(水)IRE LRT研究会 10月20日(金)例会・理事会 10月20日(金) ∼22日(日)全国路面電車サミット(長崎) 10月28日 (土)まちづくりフェア共催 9月 8日(金)ボランティア・NPOの集い 「まちなかおもしろクイズ」 9月10日(日)まちづくり交流会 9月13日(水)IRE LRT研究会 9月15日(金)例会・理事会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 脱ファスト風土宣言 商店街を救え! 三浦展編著 洋泉社 840円+税 2006.4.21 ISBN4-86248-020-9 C0236 この欄で「ファスト風土化する日本−郊外化とその病理」という同著者の本を紹介したが、そう した時代の逆風の中で、うまくいっている事例、こうしたいという理想を8人の著者が紹介するもの である。 結論はクルマでは来難いが、公共交通では来易く、人も住んでいる町がいい町である。たまたまそ うなった下北沢や自由が丘、意識的にそのようなまちを作ろうとした事例などが読み取れる。クルマ が入ってこない、歩いて快適、フリーマーケットなど多様な魅力、どこかで経験したと思ったら、イ オンショッピングセンターの中に屋台村みたいのながあれば・・・・大資本は必ずやそうした空間を 設計してくるだろう。 中心市街地がこの本に触発されて魅力アップした時には、もう郊外のショッピングセンターはその 次をめざしているだろう。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.10.27 第 56 号 第8回 全国路面電車サミット長崎大会開催 次回は福井で ● 内田会長あいさつ 詳細は7・8P ☆★今後の予定★☆ 10月28日 (土)まちづくりフェア共催 「フクイの秋色 まちなかおもしろクイズ みて きいて ☆★ 活動報告★☆ Let´sGo」 11月3日(金)∼4日(土) 9月18日 サイクルトレイン・三国 鉄道まちづくり会議(加西市) 10月11日 IRE LRT研究会 『駅の文化祭』 10月20日∼22日 11月 4日(土)13:20∼ 神明駅 全国路面電車サミット(長崎) 10月22日 「団塊の世代とNPOとのお見合い 見本市」 10月27日 例会・理事会 11日(土)13:30∼ 田原町駅 18日(土)13:30∼ 家久駅 11月 8日(水)IRE LRT研究会 11月17日(金)例会・理事会 「大型店とまちづくり」 ゆうじんの部屋 書籍紹介 −規制進むアメリカ、模索する日本− 矢作 弘著 岩波新書 700円+税 ISBN−4−00−43096ー3 C0236 10年前のまちづくり3法の改正の時から日本は商業調整で大店舗を規制しているが、それは自由 経済の原則に反する。都市計画として規制すべし」という議論は多くの識者に言われてきた。しかし、 特定用途制限地域など新しい規制ツールも、食料輸入の自由化と産業構造の変化、道路や河川整備に よる「宅地余り」の中で導入の合意を得ることが難しかった。 ここで再び中心市街地議論が巻き起こっている今、もう一度米国の動きを紹介して、「日本も真似 をしたら」と訴えかけているのがこの本である。車に過度に依存しない町をつくるには、都市計画手 法の他に、車の走行に対する課税、公共交通への助成等いろいろなツールがある。この本は土地利用 を市民の力で規制をするところに力点を置いている。そのことが経済の効率化と矛盾する結果を何か しら生むはずだが、そのへんには触れていない。 また、外国の安い労働力を使って自国の賃金を押し下げることも批判しているが、安い賃金であっ ても発展途上国に雇用ができることは悪いことであろうか。反帝国主義の思想など、いろいろなとこ ろに考えの及ぶ深みのある本ではある。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.11.17 第 57 号 もっと使いやすく、もっときれいに 「駅の文化祭」 開催 神明・田原町/福井鉄道 061104・061111 ●田原町駅 ●神明駅 ☆★ 活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 10月28日 まちづくりフェア共催 11月18日(土) 「フクイの秋色 まちなかおもしろクイズ 11月26日(日) 10:00∼16:00 消費者まつり みて きいて Let´sGo」 11月 3日 鉄道まちづくり会議(加西市) 13:30∼『駅の文化祭』家久駅 フェニックスプラザ(主催:福井市) 11月29日(水)IRE LRT研究会 11月 4日 13:20∼『駅の文化祭』 神明駅 12月15日(金)例会・理事会 11日 13:30∼『駅の文化祭』田原町駅 12月20日(水)IRE LRT研究会 11月 8日 IRE LRT研究会 11月17日 例会・理事会 シリーズ:現代経済研究24 都心回帰の経済学 ゆうじんの部屋 書籍紹介 八田達夫編 日本経済新聞社 3800 円+税 ISBN4−532−13305−X C3033 表紙の袴の紹介文は「大都市への集中促進が経済を再生させる!都心集中は悪くない!「国土の均 衡ある発展」がもたらしたヒト・モノ・カネの非効率な分散の弊害を解明。その放棄こそが日本経済 復活の原動力となったことを実証するユニークな研究」とある。中身を読むと、ミクロに取り上げた 事象を見る限りそのとおりと納得できる。 しかし、例えば、容積率を規制するより、それに見あったインフラを作ったほうが特と言う主張 もあるが、インフラ整備にかかる時間等全く考慮されていないし、インフラ整備に取り残された地方 の土地所有者に対する補償制度などがない中でどうやって公平な社会を作るのか。そういう視点は全 く欠けている。もちろん、港湾整備の予算配分、羽田空港の発着枠配分など納得できるところもあっ たが、電気が止まった途端に生活に大きな支障をきたす高層マンションの実態を著者の皆様は知って いて知らないふりをしているようである。なお、筆者たちの博識をぜひ自動車の社会的費用問題に 活かして欲しいところである。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2006.12.15 第 58 号 平成18年度 「福井県バリアフリーのまちづくり賞」知事表彰 ● 6ページ 関連記事 ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 11月18日『駅の文化祭』家久駅 12月17日(日)越前市市民バス時刻表作成 11月26日福井市消費者まつり(主催:福井市) 12月20日(水)IRE LRT研究会 11月29日IRE LRT研究会 1 月13日(土)講演会(下記参照) 12月 3日「福井県バリアフリーのまちづくり賞」 1 月19日(金)例会・理事会 知事表彰式 12月15日 例会・理事会 講演会のお知らせ 日時:2007 年 1 月 13 日(土)15:00∼17:30 場所:福井県国際交流会館 地下ホール 内容: 「まちづくりに路面電車をどう活かすか!」 フランス・ストラスブールでは路面電車を導入し、LRTとして活性化することによりまちの賑わいを 取り戻すことができました。講演の講師アラン・メネトー氏はグルノーブルの路面電車導入やストラスブ ールの交通担当責任者として実務に携わった方です。具体的な手法や困難をどう乗り越えてきたのか、そ して今のフランスの地域交通の現状など、あらゆる角度からの話しが聞ける絶好の機会です。 この度、望月真一さんの計らいで実現した企画です。特に日本においてLRTからのまちづくりの可能 性が高い富山・福井を選んでいただき実現の運びとなりました。なお、この企画は第 1 弾として熊本・沖 縄での開催に次ぐ、第 2 弾として連続開催するものです。どうか、できるだけ多くの人をお誘いの上ご参 加下さい。 内田・記 2007.1.19 第 59 号 まちづくりに路面電車をどう活かすか! アラン・メネトー氏 来福講演 ● 詳細は2・3ページ ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 12月17日 越前市市民バス時刻表作成打合せ 1月31日(水)IRE LRT研究会 12月20日 IRE LRT研究会 2月 3日(土)臨時理事会 1 月13日 アラン・メネトー氏講演会 2月10日(土)交通まちづくり会議(和歌山) 1 月19日 例会・理事会 2月16日(金)例会・理事会 2007年 会長 あいさつ 新年あけましておめでとうございます。本年もROBAの活動が続けられることに喜びを感じていま す。ROBAがスタートしてこの2月でまる6年になります。私にとってみれば、あまりにも色々ありす ぎて長かった6年という実感です。 さて、昨年はNPO法人になって初めての総会、そして初めての税申告を経験しました。行政への報告 書類を作成していて、 “法人”としての責務を肌で感じました。また、 「のりのりマップ」の認知度も次第 に高まり、継続発刊の大切さを痛感しているところです。さらには、協働によるバス停のバリアーフリー 調査やのりのりマップを通じての諸活動が認められ、「福井県バリアーフリーのまちづくり賞」の最優秀 活動賞を受賞いたしました。 福井県の公共交通事情を考えてみると、北陸新幹線誘致が行政、経済界、議会主導ですすめられていま すが、私たちの日常の生活に関わる「生活交通」は徐々に削られ、路線バスの減便、廃路線が進行してい ます。反面、行政単位のコミニュティバスは合併を機会に利用者本位の改編がなされつつあるようです。 その中にあって、公共交通の行き届かない空白地区の問題や福井鉄道の活性化については依然課題として 残っています。 これからも車中心の生活スタイルから人が中心となる社会になるように、活動を通じて市民に投げかけ ていきます。そのためにはROBA会員のできるだけ多くの参加をいただき、ROBAのスタート時みん なで抱いた夢を叶えましょう。 内田桂嗣 平成 19 年 1 月 2007.2.16 第 60 号 「交通街づくり会議 in 和歌山」 開催 070210 ● 4ページ 関連記事 ☆★今後の予定★☆ 2月17日(土)福井鉄道との懇談会 ● いちご電車(貴志川線) ☆★活動報告★☆ 2月28日(水)IRE LRT研究会 3月3日(土)∼4日(日) 1月31日 IRE LRT研究会 2月 3日 臨時理事会 全国バスマップサミット(仙台) 3月11日(日)暮らしと環境を考えるセミナー 2月10日 交通まちづくり会議(和歌山) (福大) 2月11・12日 越前市コミバス検討会 3月11日(日)臨時理事会 2月16日 例会・理事会 3月16日(金)例会・理事会 メネトー氏講演会番外編(永平寺訪問) 070113 講演会の前に、永平寺を訪問したいという要請があり、それに応 え英語すらうまくしゃべれない案内人:はやしや、新車に買い換え たばかりの方向音痴の運転手:ミッテラン二人で一人前にもなりま せんが、メネトー氏と丸山氏とを永平寺にご案内いたしました。あ いにくと、冬の永平寺にも関わらず雪は屋根に薄っすらとしかあり ませんでしたが、寒さとその中で苦行を重ねる修行僧の昼食準備な どにも遭遇し、その雰囲気は味わえてもらえたようで、しきりと境 内の様子や麒麟などの妻飾りなどをデジカメに収めていらっしゃい ました。 その後昼食は、箸をうまく使って精進料理や蕎麦を食べていらっ しゃいましたが、さすがに足はしびれたようで、ここでも日本文化 の片鱗を味わっていただけました。 (文責:はやしや、写真:ミッテラン) 2007.3.16 第 61 号 ROBA・ デジケンのコラボ作品 ﹁ 電車大好き﹂ 第五回福井ふるさとCM大賞コンクール 努 力 賞 ●表彰状を受け取る水野氏(右側)/5ページ関連記事 ☆★活動報告★☆ 3月15日 福井市民活動助成金説明会 2月17日 福井鉄道との懇談会 3月16日 自転車マナーアップキャンペーン・福井駅 2月25日 LRT意見交換会 3月16日 例会・理事会 3月3日∼4日 全国バスマップサミット(仙台) 3月 6日 LRT研究会(IRE) ☆★今後の予定★☆ 3月 8日 第1回自転車部会 3月18日 自転車マナアーアップキャンペーン・鯖江 3月 9日 福井ふるさとCM大賞の表彰式 3月18日 田原町デザイン会議(フェニックスP) 3月11日 暮らしと環境を考えるセミナー(福大) 3月19日 第2回自転車部会 3月11日 まちづくりフォーラム 3月20日 LRT研究会(IRE) 3月11日 臨時理事会 4月20日 例会・理事会 「99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方」 ゆうじんの部屋 書籍紹介 竹内薫 光文社 700円+税 ISBN4-334−03341−5 C0204 久しぶりにまちづくり交通以外の本です。バカの壁という本もありましたが、世の中の定説を疑 い、柔軟な思考をすすめる本です。理系の大学を出た人には「当たり前のことが書いてある」と思わ れるかもしれませんが、真理がわからず苦悶した学生時代を思い出すのもよし、様々な科学にまつわ るうんちくを仕入れるのにも向いています。 もちろん文系の方にも楽しく、わかりやすく書いてあるので、楽しく読むことができます。交通 問題を検討するときも、多くの人は、義務的なことに費やす時間が減って、好きなことができる時間 が増えることが幸せであるという仮定を疑うことなく議論するが、これも証明されていないような気 がして不安になってきます。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.4.20 第 62 号 「みんなー 5月20日(日)はROBAの総会やざー!」 ﹁ さてと・ ・ ・ ・ 何時の電車に乗れば 総会に間に合うんやろ・ ・ ・ ?﹂ ●あわら湯のまち/えち鉄/4P関連記事 ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 4月21日(土)日本科学者会議北陸シンポ(金沢) 3月18日 自転車マナアーアップキャンペーン・鯖江 「公共交通の現状と将来像」 3月18日 田原町デザイン会議(フェニックスP) 4月22日(日)RACDA 高岡 総会・記念講演会 3月19日 第2回自転車部会 4月27日(金)第5回自転車部会 3月20日 LRT研究会(IRE) 5月 4日(金)鉄道利用者会議 総会・記念講演 3月31日 第3回自転車部会 (金沢) 「平行在来線と北陸地域の取り組み」 4月15日 第4回自転車部会 5月10日(木)福井市助成金応募締切 4月20日 例会・理事会 5月18日(金)勝山サイクルフエスタ 5月20日(日)ROBA 総会・記念講演会(別紙参照) 「新・鉄道は地球を救う」 ゆうじんの部屋 書籍紹介 上岡直見 交通新聞社 1800円+税 ISBN978−4−330−91007−9 C0065 上岡直見さんの本は、理論派を納得させる数字の説得力が魅力である。その代表格が「クルマにい くらかかっているか」であるが、今回は、理論の説得より、これから公共交通促進運動をやっていこ うという人への入門書という感じです。広い観点から書かれた本なので、ROBAの会員すべてにお すすめです。参考文献、参考ウエブサイトも豊富に書いてあるので、より深い情報を得るための羅針 盤としての使い方もできるでしょう。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.5.18 第 63 号 AOSSA(アオッサ)に行くんやったらー 電車やバスが便利やざー ! ●AOSSA ●県民活動センター ●越前市場 ●AOSSAから望むJR福井駅・えち鉄福井駅 ☆★活動報告★☆ ☆ ★今後の予定★☆ 4月21日 日本科学者会議北陸シンポ(金沢) 5月20日(日)ROBA 総会・記念講演会 「公共交通の現状と将来像」 5月24日(木)都市交通計画全国会議出席(札幌) 4月22日 RACDA 高岡 総会・記念講演会 5月27日(日)RACDA 総会(岡山) 4月27日 第5回自転車部会 6月 1日(金)第 7 回 自転車部会 5月 4日 鉄道利用者会議総会・記念講演(金沢) 6月 3日(日)第1回自転車マップ作りワークショップ 「並行在来線と北陸地域の取り組み」 アオッサ 13:30∼16:30 6月15日(金)ROBA 例会・理事会 5月12日 第6回自転車部会 5月13日 勝山サイクルフエスタ 5月13日 ROBA 臨時理事会 5月14日 福井県健康バイコロジー推進協議会 総会 5月18日 ROBA 例会・理事会 「家族」と「幸福」の戦後史 ゆうじんの部屋 書籍紹介 三浦展 講談社現代新書 660円+税 ISBN4−06−149482−1 C0236 ファスト風土という造語を流行させた三浦展が、現在の郊外居住を求める人々の価値観がどのよう に形成されたかを、アメリカの万博にさかのぼって解説している。まちづくりを考える時に、一般庶 民の深層心理を理解する上で皆さんが読むことを勧めたい本です。 2007.6.15 第 64 号 ホ ジ ロ バ のまちづくりをめざして 平成19年度総会開催 070520 ●総会模様 ●記念講演/上岡直見氏 ●理事の皆さん(2年目) ●記念講演/「LRTで広がる公共交通ネットワークの利便性」 ☆★活動報告★☆ 5月20日 ROBA 総会・記念講演会 5月24日 都市交通計画全国会議出席(札幌) 5月27日 RACDA 総会(岡山) 6月 1日 第 7 回 自転車部会 6月 3日 第1回自転車マップ作りワークショップ アオッサ 13:30∼16:30 6月 6日 福井市都市交通戦略協議会/内田出席 6月 7日 カーフリーデー 検討打合せ会 6月15日 ROBA 例会・理事会 ☆★今後の予定★☆ 6月20日(水)交通倶楽部ゆうらん・松本氏との 懇談(県活 706号室) 6月未定 第8回自転車部会 7月 4日(水) 「このまちとーまれ!」 カーフリーデー 実行委員会 7月15日(日)∼16日(月・祝) 全国都市再生まちづくり会議(東京) 7月20日(金) ROBA 例会・理事会 バスでまちづくり(副題)都市交通の再生をめざして ゆうじんの部屋 書籍紹介 中村文彦 学芸出版社 2200円+税 ISBN−7615−2393−X C0052 まちづくりと交通を広い見識で応援してきた中村文彦先生の最新書です。私も、線路以外の部分をL RT並に魅力的にすれば、バスは十分役立つ物と思っているが、これまで福祉、過疎地等の議論に終始 し、中都市での大量輸送機関としての活かし方はあまり議論されてこなかった。ROBAの会のバスマ ップ等、推奨バス停等のとりくみも、本書で目指す方向と一致している。 福井、高岡、富山のように、線路があるものを活かす地域は別として全国のLRT新規建設運動を進 めているひとたちも、この本を読んで、バスの様々な可能性を知った上で議論しないと、 「無駄な公共 事業」との攻撃に十分反論できないだろう。 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.7.20 第 65 号 9月1日(土) 日華化学前・八ツ島(えち鉄三国芦原線) 新駅開業 ● 八 ツ 島 ★2007.7.13現在★ ● 日 華 化 学 前 ● 「えちてつサポーターズクラブ」会報誌より転載 ☆★活動報告★☆ 6月20日 23日 交通倶楽部ゆうらん 松本氏との懇談 第2回カーフリーデー実行委員会 ☆★今後の予定★☆ 7月21日(土) 第3回北陸連携並行在来線活用市民会議準備会 6月26日 第1回まちづくりフェア実行委員会 7月 4日 第2回このまちと∼まれ実行委員会 27日(金)全軌協との意見交換会(東京) 7月 7日 第2回北陸連携並行在来線活用市民会 28日(土)さばえ環境フェア 議準備会 7月23日(月)日弁連 針原氏のヒアリング 8月 7日(火)第4回このまちと∼まれ実行委員会 8日 第8回自転車部会 10日(金)まちづくりフェア 打合せ会 14日 第9回自転車部会 19日(日)第4回カーフリーデー実行委員会 14日 第3回カーフリーデー実行委員会 15∼16日 全国まちづくり会議(東京) 18日 第3回このまちと∼まれ実行委員会 20日 ROBA7月例会 ゆうじんの部屋 書籍紹介 第10回自転車部会 24日(金)ROBA例会 「まちづくりと景観」 岩波新書740円+税 田村明著 ISBN4-00-430985-9 C0236 横浜市を始め、長年まちづくりに携わってきた田村明さんの景観論です。戦後復興期から経済効率優 先でまちづくりが行われてきた日本の都市政策への批判はもちろん、景観は建物の並びだけではなく、 そこに住む人のつながりが細部を規定していること、お上の都市計画でなく市民のまちづくり意識が必 要なことなど、独自の広い視点から論理が展開されています。 最終章に「美しい都市景観づくりのための19原則」というのが掲げられていて、 「20番目は各地域 で追加してゆこう」と締めくくられているところが心にくい。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.8.24 第 66 号 幸橋のセンターポール 登場! ●いよいよ 10月に仮橋から幸橋の真ん中に福鉄電車が走る予定。 ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 7月21日 第3回北陸連携並行在来線活用市民会議準備会 8 月 24 日(金)∼26 日(日) 中部地区路面電車サミット高岡大会 7月23日 日弁連 針原氏のヒアリング 27日 全軌協との意見交換会(東京) 29 日(水) 「このまちと∼まれ」実行委員会 福井市地域生活交通活性化会議 28日 さばえ環境フェア 8月 7日 第4回このまちと∼まれ実行委員会 9 月 2 日(日) 北陸連携並行在来線等活用市民会議準備会(金沢) 10日 まちづくりフェア 打合せ会 19日 第4回カーフリーデー実行委員会 9 日(日) 自転車マップ ワークショップ 17 日(火) 第10回自転車部会 北陸連携並行在来線等活用市民会議設立総会(富山) 24日 ROBA8月例会 19 日(水) 「このまちと∼まれ」実行委員会 21 日(金)ROBA9月例会 まちづくりの新潮流 ゆうじんの部屋 書籍紹介 松永安光 著 副題「コンパクトシティニューアーバニズムアーバンビレッジ」 彰国社 2000円+税ISBN4−395−00663−9C3052 住宅の絶対量の不足から早い時期に脱し、質の高い市街地が選ばれるようになった欧米では、都市開発の失 敗例が顕著に現れる。本書の前半にはそうした失敗例(犯罪の増加、貧困者の集中など)は、後半の成功例よ りも興味深い。社会資本が不足した時代、人々は譲り合って生きなければならなかった。譲り合う必要がなく なったとき、適度なふれあいを生む工夫それがアメニティを感じられる都市のようである。欧米の多くの事例 が紹介されており、資料としてもおもしろい。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.9.21 第 67 号 えち鉄新駅 9月1日︵ 土︶ 八ツ島 日華化学前 開業 ● 関連記事 4ページ ● 八ツ島(えち鉄) ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 8 月 24 日∼26 日 9月22日(土) 中部地区路面電車サミット高岡大会 29 日「このまちと∼まれ」実行委員会 23日(日) カーフリーデー、このまちと∼まれ 福井市地域生活交通活性化会議 9月 2日 27日(木) 自転車マップ部会 未定 全国路面電車サミット準備会(仮称) 北陸連携並行在来線等活用市民会議準備会(金沢) 9日 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 京都 自転車マップ ワークショップ 10月11日(木) 「このまちと∼まれ」実行委員会(最終) 17 日 10月13日(土)∼14日(日) 北陸連携並行在来線等活用市民会議設立総会(富山) 全国バスマップサミット広島大会 19 日「このまちと∼まれ」実行委員会 14日(日) 坂井エコフェスタ in みくに 21 日ROBA9月例会 19日(金)ROBA 例会 交通政策の未来戦略 ゆうじんの部屋 書籍紹介 (副題)まちづくりと交通権保証とで脱「クルマ社会」の実現 土居靖範 文理閣 ISBN978-4-89259-536-3 C3065 4000 円+税 4000円の分厚い本であるが、自動車を規制して公共交通を支援すべきということを訴えるために、同じ 話が何回も出てきたり、費用対効果はあまり高いとはいえない。ただ、ふだんから交通計画の文献に接してい ない人にとっては、富山 LRT の成功例や、 それが連続立体の補償費があったためにできた特殊事例であること、 韓国の方が公共交通政策では先を進み出したことなどさまざまな知識が得られる。 なお、本の中身とは別だが、韓国では日本の「駅スパート」のような乗り換え案内で、バスや飛行機の空席 まで含めてリアルタイムで表示されるシステムが国主導で構築されつつあり、日本も負けてられないなと思い ました。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.10.19 第 68 号 祝 可愛がってね! ROBANEWS 68︵ ロバ︶ 号 私たち家族同様 ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 10月20日(土)自転車マップ部会 9月22日 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 in 京都 23日 カーフリーデー、このまちと∼まれ 21日(日)第3回ホジロバ教室 11月16日(金)ROBA例会 27日 自転車マップ部会 ●駅そば︵旧JR福井駅構内︶ 10月 5日 全国路面電車サミット準備会 10月11日 「このまちと∼まれ」実行委員会(最終) 10月13日∼14日 全国バスマップサミット広島大会 14日 坂井エコフェスタ in みくに 19日ROBA例会 まちづくり学 (副題)アイディアから実現までのプロセス ゆうじんの部屋 書籍紹介 西村幸夫編 朝倉書店 2900円+税 ISBN978-4-254-26632-0 C3052 この本は、編者を含め8人の著者により書かれた物であり、内容を1言で表すことは難しい。まちづくりが、 本来住民の協働から発するはずなのに、役所からの押しつけになっていないか。まちづくりは道路等のハード 整備だけではないのではないか。そのような問題意識をお持ちの方々におすすめする。よく考えてみると、市 民主体のまちづくりができない地区は、国の法律が悪いのではなく、社会、文化の問題のようにも思えてくる。 この本のエッセンスを端的に示したのが表1.1(本書7ページ)ではないかと思う。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2007.11.16 第 69 号 10月28日 信号待ちなしでスム ーズに走る福鉄電車 (左、撮影:岸本雅 行)と美しいデザイ ンのセンターポール (右、撮影:塚谷康 夫) (P6記事参照)。 幸橋架け替え工事が 「幸い」になるとい いですね。 ☆★活動報告★☆ ☆★今後の予定★☆ 10月20日 自転車マップ部会 11月23日 モビリティウィーク講演会 21日 第3回ホジロバ交通エコロジー教室 26日 福井市地域生活交通活性化会議 29日 ばすでんしゃねっとシステム打合せ 28日 福武線利用促進市民フォーラム 31日 福鉄問題を考える勉強会 未定 自転車マップ部会、全国路電サミット実行委員会 11月 3日 自転車マップ部会・全国路電サミット打合 12月 2日 福井市まちづくり交歓会 7日 IRE LRT研究会 12日 IRE LRT研究会 12日 第2回全国路電サミット準備委員会 14日 ROBA12月例会 16日 ROBA例会 日本型まちづくりへの転換 ゆうじんの部屋 書籍紹介 (副題)ミニ戸建て・細街路の復権 青木仁 学芸出版社2200円+税 ISBN978−4ー7615ー2408−1 C0052 コンパクトシティーを過去の日本がおこなった都市計画の失敗の修復と考えるか、成功の延長と考えるか。 この本は、狭小な区画道路や細分化された土地所有など、日本の市街地開発事業や都市計画が悪しき物として 解消しようとしてきた現象を、肯定的に捉え、外科的治療でなく、修復で日本らしい町が作れると解く。ある 意味衝撃的で、ある意味勇気づけられる本である。 最近読んだ本では最も興味深く、最後まで一気に読んでしまった。これまで、建築の専門家以外からは雑然 とした街の良さは良く語られてきたが、それを、建築の専門家として、防災の観点などあるていど理屈も整え て書かれている。著書で示された「いい個別建て替え」を促進するにはどうしたらいいか。行政側としてはそ このつっこみが今後の課題と思えた。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin −1− 2007.12.14 第 70 号 1年間ご購読ありがとうございました!2008年もよろしくお願いいたします ・・・・・編集スタッフ一同 ☆★今後の予定★☆ 12月16日(日)自転車部会 12月17日(月) 第1回路面電車サミット実行委員会 1月16日(水)IRE LRT研究会 1月18日(金)ROBA例会 ☆★活動報告★☆ 11月23日 モビリティウィーク講演会 26日 福井市地域生活交通活性化会議 28日 福武線利用促進市民フォーラム 12月 2日 福井市まちづくり交歓会 12日 IRE LRT研究会 14日 ROBA12月例会 ●鷲塚針原駅(えち鉄) ゆうじんの部屋 書籍紹介 「環境リスク論」 中西準子 岩波書店 2300円+税 ISBN4-00-002818-9 C0036 インターネット書店に勧められるままに買ったら1995年の本でした。しかし、未だに主張の新 鮮さは失われていません。異なる施策の優先順位を損失余命と費用の比較で考えようというのは、微量 有害物質の規制等には有効な理論でありますが、本の端々にも交通事故の話が出てくるように、交通の 分野でも考えていいのではないかと思います。 一番心に残ったのは、 「自ら選択するリスクは押しつけられるリスクの1000倍まで許容できる」 という部分です。交通事故の危険も、運転者は自らリスクを覚悟で選んでいるのであまり問題にしない が、鉄道事故での死傷や、歩行者のもらい事故は、件数が少なくても大きく問題にされる理由もよく理 解できるとともに、被害者の立場に立ったリスクへの負担の再分配を行政が行わないと、多少危険でも 運転のできる人は車を選んでしまうのも理解できるのである。 公害被害のように、環境リスクで一人の人間の余命を10年縮むのを防ぐために、何千万、何億の金 を使うことが正当化されている一方、交通事故減少の便益は、交通工学の領域では、遺失利益から計算 されます。交通政策の目的関数を、経済的利益から生命リスクの軽減に変えた時、交通政策がどのよう に変わるか。また、反クルマ論者とクルマ論者の妥協点を探すためにも有益な理論を提供してくれる書 だと思う。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2008.1.18 第 71 号 ROBANEWS ☆★活動報告★☆ 2008年も楽しい誌面をめざして がんばります! ・ ・ ・ ・ ・ 編集スタッフ一同 ●ライトアップされた幸橋を渡る福鉄電車/撮影・林博 ☆★今後の予定★☆ 12月27日 自転車マップ部会 1月23日(水) 1月15日 第 3 回交通エコロジー教室実行委員会 第2回全国路面電車サミット実行委員会 1月16日 IRE・LRT研究会 2月中旬頃 福井市都市交通戦略協議会 1月18日 ROBA例会・理事会 2月15日(金) ROBA例会・理事会 鉄道珍名所三十六景関西編 所沢秀樹著 山海堂 ゆうじんの部屋 書籍紹介 1600円+税 ISBN4-381-10480-3 C2076 子供が生まれてから仕事以外の鉄道旅行は自粛中であるが、この本で、時間と空間を超えた鉄道旅行 を満喫できた。鉄道駅や線路は、なぜ一見不合理な配置になっているのか、やはり歴史の偶然や民民の 競争のなせるわざ、線路改良をするほど需要増が見込めない現代、多くの不思議な光景は線路の廃止が ないかぎり続いていくことになるであろう。ちなみに関東編もあるので、あわせてお読みください。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin 2008.2.15 第 72 号 天国でまたまちづくりのお話しを・ ・ ・・ 坂川さん ありがとうございました 坂川 優氏 追悼特集号 ●撮影/林照翁 ☆★今後の予定★☆ ☆★活動報告★☆ 2月20日(水) 全国路面電車サミット実行委員会 1月23日 第2回全国路面電車サミット実行委員会 1月25日 ROBA事務局会議 1月26日 自転車マップ部会 2月 8日 ROBA事務局会議 2月13日 IRE LRT研究会 2月15日 ROBA例会・理事会 22日(金) 福井市都市交通戦略協議会 ROBA事務局会議 25日(月) 福武線存続フォーラム(越前市) 29日(金) ROBA事務局会議 3月 5日(水) IRE LRT研究会 10日(月) 福井市地域交通活性化会議 14日(金) ROBA例会・理事会 交通工学 2008 No.1 Vol.43 ゆうじんの部屋 書籍紹介 発行 交通工学研究会 ISSN 0454−4595 発売 技術書院 1,575円 本号は事業評価の特集です。 データ収集の制約から様々な大胆な仮定のもとで行われている現在の交 通事業の評価は、生命の価値や、誘発交通など、誤差の範囲では片付かない大きな争点を含んでいま す。かといってやらないよりはやった方がいいのが費用便益分析です。こうした最先端の学者や行政 マンの悩みが、一定の経済学の知識があれば何となく読めてしまう本です。専門家向けの雑誌ではあ るが、今号に限って読むことをお勧めします。勉強会をやれば講師を買って出る会員もたくさんいら っしゃると思われます。 (財)国土技術研究センター調査第3部長 美濃部 雄人 Minobe Yujin
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