Salome-Meca講習会(初級) 「応力解析のはじめかた」

Salome-Meca講習会(初級)
「応力解析のはじめかた」
Salome-Meca活用研究会
入門・導入・検証分科会
Salome-Mecaとは
EDF(フランス電力公社)が提供している、Linuxベースのオー
プンソース構造・熱解析ソフト
Code_Aster
: 解析ソルバー
Salome-Meca : プリポストを中心とした統合プラットフォーム:SALOME
Platformに、Code_Asterをモジュールとして組み込んだもの
Code_Asterは、構造力学、熱力学を中心に非常に高度で多彩な
機能と400を超える要素(1次元、2次元、3次元ほか)を有して
います。また、2,000以上のテストケースと、13,000ページ以上
のドキュメント(使用方法、テクニック、理論的背景)、公式フ
ォーラムなどがあり、他のオープンソースCAEソフトと較べてサ
ポート体制が充実しているのが特長です。
Code_Aster & Salome-Meca 日本語解説より
https://sites.google.com/site/codeastersalomemeca/home
2 - Japan Salome-Meca Working Group
練習問題概要(1/2)
材料定数
例題形状データ
H型鋼(Hsteel:H-100×50×10×10 長さ1,000mm)
拘束条件
Z
端面完全固定
10
A部詳細図
Y
10
ヤング率:2.1×105MPa
ポアソン比:0.3
荷重条件
100
先端部にZ方向に-10,000N
F=10,000N
Z
50
1,000
端
面
完
全
固
定
100
【単位:mm】
3 - Japan Salome-Meca Working Group
X
A
練習問題概要(2/2)
これから下記のようにグループ化を行います
面:fix
面:loadA
線:loadL
点:loadP
(根元の固定部)
(先端の面)
(先端上端の50mmのライン)
(先端上端外側のコーナー部の点)
点“loadP”
線“loadL”
面“loadA”
4 - Japan Salome-Meca Working Group
拘束面“fix”
解析手順
1. Salome-Mecaの起動
2. geometryモジュールを起動
3. 形状のインポート
4. 基本操作方法
5. グループを作成
6. メッシュの作成
7. 解析実行用ファイルの作成
8. 解析実行用ファイルの編集
9. 解析の実行
10.結果の表示
※本マニュアルは、DEXCS2012-Salome-D0-B1-64(64bit)で作成
5 - Japan Salome-Meca Working Group
作業用フォルダーの作成
1. 作業用フォルダーを事前に作成します。[場所]>[ホームフォル
ダー]を左クリック
2. [ファイル]>[新しいフォルダーの作成(F)] を左クリック
3. “hsteel” を入力し、作業用フォルダーを作成
4. 形状ファイル[hsteel.stp]を作業用フォルダーに入れておく
1
2
3.“hsteel”を入力
※Salom-Mecaでは、ファイル名、フォルダー名には日本語は使用できません。大文字・小文字は区別されます
6 - Japan Salome-Meca Working Group
Salome-Mecaの起動
1. デスクトップ上の[Salome V6_6_0]アイコンを左ダブルクリック
2. Salome-Mecaが起動
1
2.Salome-Mecaが起動
7 - Code_Aster and Salome-Meca course material
GNU FDL Licence
Geometryモジュールを起動(1/2)
1. モジュール情報をプルダウンし、[Geometry]モジュー
ルを選択 or [Geometry]アイコンを左クリック
2. [モジュールのアクティブ化ウインドウ]で[新規作成
(N)]を左クリック
1
モジュール情報
[Geometry]アイコン
2
8 - Japan Salome-Meca Working Group
Geometryモジュールを起動(2/2)
Geometryモジュール起動画面
オブジェクトブラウザ
標準バー
パイソンコンソール
9 - Japan Salome-Meca Working Group
メニューバー
モジュール情報バー
グラフィックウィンドウ
形状のインポート(1/3)
1. [メニューバー]>[ファイル(F)]>[インポート]
2. [インポート]ウィンドウで、ファイルの種類を[STEP Files]に変更
3. 作業フォルダより、[hsteel.stp]ファイルを選択し、[Open]ボタンを
クリック
3
2
1
10 - Japan Salome-Meca Working Group
Salomeでサポートされているファイル形式
• ACIS Files(.sat)
• BREP Files(.brep)
• IGES Files 5.1 & 5.3(.iges .igs)
• STEP Files(.step .stp)
• STL (エキスポートのみ)
形状のインポート(2/3)
[Question]ウィンドウが表示された場合、
mm単位系を使用するなら[No]
m単位系を使用するなら[Yes]を左クリック
今回は[No]を左クリックする
11 - Japan Salome-Meca Working Group
形状のインポート(3/3)
境界ボックスの確認
1.[メニューバー]>[計測]>[寸法
]>[境界ボックス]を左クリック
1
2.[オブジェクトブラウザー
]>[Geometry]>[HSTEEL]を左
クリック
3.単位系を確認し、[閉じる(C)]を
左クリック
3
12 - Japan Salome-Meca Working Group
2
基本操作方法
画面上操作方法
マウス操作
回転:ctrlキー+マウス右ボタン+ドラッグ
移動: ctrlキー+マウス中ボタン+ドラッグ
拡大(縮小):マウス中ボタン上(下)スクロ
ールor ctrlキー+マウス左ボタン+ドラッグ
ボタン操作
視点の切り替え:
すべて表示:
復元:
13 - Japan Salome-Meca Working Group
グループを作成(1/5)
1. [オブジェクトブラウザー
]>[Geometry]>[HSTEEL]
を左クリック
2. 右クリックをして、[グルー
プを作成]を左クリック
1
2
14 - Japan Salome-Meca Working Group
グループを作成(2/5)
1
1. [グループを作成]ウィンドウの【
2
オブジェクトの種類】で[面]を選
択
2. 【グループの名前】に”fix”を入力
• 大文字・小文字は区別されます
• 文字数が8文字を越えますと解析実行
3
時にエラーが発生します。
3. 【メインオブジェクト】が“HSTEEL”
になっていることを確認
4. グラフィックウィンドウで変位拘束
する面を左クリック
•
•
グラフィックウィンドウ上で、マウスを移
動させると選択可能なオブジェクトが水色
でハイライトされ、左クリックすることで
選択されます
シフトキーを押すことで、複数選択可
5. [追加]を左クリック
6. 面番号が追加されていることを確認
(今回は3)
7. [適用(A)]を左クリック
15 - Japan Salome-Meca Working Group
6
5
7
4
グループを作成(3/5)
1
1. [グループを作成]ウィンドウの
2.
3.
4.
5.
6.
7.
【オブジェクトの種類】で[面]
であることを確認
【グループの名前】に”loadA”を
入力
【メインオブジェクト】が
“HSTEEL”になっていることを確
認
グラフィックウィンドウで荷重を
かける面を左クリック
[追加]を左クリック
面番号が追加されていることを確
認(今回は56)
[適用(A)]を左クリック
16 - Japan Salome-Meca Working Group
2
3
6
5
6
7
4
グループを作成(4/5)
1. [グループを作成]ウィンドウの【
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
オブジェクトの種類】で[線]を選
択
【グループの名前】に”loadL ”を入力
【メインオブジェクト】が“HSTEEL”
になっていることを確認
[オブジェクトブラウザー
]>[Geometry]>[HSTEEL]を左クリ
8
ック
右クリックし、[選択のみ表示]を左ク
リック
グラフィックウィンドウで荷重をか
ける線を左クリック
[追加]を左クリック
線番号が追加されていることを確認
(今回は70)
[適用(A)]を左クリック
4
17 - Japan Salome-Meca Working Group
1
2
3
7
6
9
6
5
グループを作成(5/5)
1
1. [グループを作成]ウィンドウの【オ
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
ブジェクトの種類】で[点]を選択
【グループの名前】に”loadP ”を入力
【メインオブジェクト】が“HSTEEL”
になっていることを確認
先に作成した面グループ”loadL”を
アイコンを左クリックし非表示
グラフィックウィンドウで荷重をかけ
る点を左クリック
[追加]を左クリック
線番号が追加されていることを確認(
今回は69)
[適用して閉じる(p)]を左クリッ
ク
2
3
7
6
8
5
18 - Japan Salome-Meca Working Group
4
メッシュの作成(1/6)
モジュール情報よりプルダウンし、[Mesh]を左クリック or
Meshアイコン
を左クリック
[Mesh]アイコン
メッシュモジュールが起動
19 - Japan Salome-Meca Working Group
メッシュの作成(2/6)
[メニューバー]>[メッシュ]>[メッシュを作成します。] or
[メッシュを作成します。]アイコン
を左クリック
20 - Japan Salome-Meca Working Group
メッシュの作成(3/6)
1. オブジェクトブラウザーから[HSTEEL]を左クリック
2. 【メッシュを作成します。】ウィンドウの
アイコンを
左クリック
3. “HSTEEL”が選択されていることを確認
3
2
1
21 - Japan Salome-Meca Working Group
メッシュの作成(4/6)
1. 【アルゴリズム】から[Netgen 1D-2D-3D]を選択
2. 【メッシュを作成します。】ウィンドウの【前提条件】の
アイコンを左クリック
3. [NETGEN 3D Parameters]を左クリック
1
22 - Japan Salome-Meca Working Group
2
3
メッシュの作成(5/6)
1. 【最大サイズ】に”10”、【最小サイズ】に”5”を入力
2. 【2次要素】にチェック
3. [OK(O)]を左クリック
4. [適用して閉じる(p)]を左クリック
2
4
3
23 - Japan Salome-Meca Working Group
メッシュの作成(6/6)
1. [オブジェクトブラウザー
]>[Mesh]>[Mesh_1]を左クリック
2. [メニューバー]>[メッシュ]>[計算]
3. 【メッシュの計算が成功しました。】
ウィンドウで節点数、要素数などを確
認
4. [閉じる(F)]を左クリック
一次要
素情報
二次要
素情報
2
4
1
24 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(1/8)
1. モジュール情報を[Aster]に切り替え or
2. Asterアイコン
を左クリック
2
1
25 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(2/8)
1. [メニューバー]>[aster]>[wizard]>[Linar elastic] or
2. Linear elasticアイコン を左クリック
WizardはSalome-Mecaでのみ利用可能
Salome-Meca2013.1には4つのwizard
Linear elastic analysis:静荷重弾性解析
Modal analysis:固有振動数解析
Linear themic analysis:熱伝導解析
Crack analysis (X-FEM):亀裂解析
2
1
26 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(3/8)
解析するモデルの種類を選択、
今回は[3D]のまま、[Next>]を
左クリック
解析するモデルの種類
3D
Plane stress:平面応力問題
Plane strain:平面ひずみ問題
Axis symmetric:軸対称問題
1
27 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(4/8)
1. [オブジェクトブラウザー]>[Mesh]>[Mesh_1]を左クリック
2.
ボタンを左クリック
3. [Next>]を左クリック
1
28 - Japan Salome-Meca Working Group
2
3
解析実行用ファイルの作成(5/8)
1. ヤング率を”2.1×105” MPaに設定
2. [Next>]を左クリック
“2.1e5”を入力
1
2
29 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(6/8)
1. 拘束条件の設定のため、”loadP”を左ダブルクリック
2. プルダウンボタンを左クリックし、”fix”を左クリック
3. [Next>]を左クリック
1
3
2
30 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(7/8)
荷重条件の設定
荷重条件の設定画面では、圧力
条件しか設定できないため、今
回はそのまま[Next>]を左ク
リック
荷重条件は、解析実行用ファイ
ルエディターEficasで設定を行
います
31 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの作成(8/8)
1. [解析実行用ファイル選択]を左クリック
2. ファイルの保存場所を選択、ファイル名”hsteel”を入力し
、[Save] を左クリック
3. [Finish]を左クリック
1
3
2
32 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの編集(1/9)
1. オブジェクトブラウザ>[Aster]>[liner-static]>[Data]の下の先
ほど保存した解析実行用ファイルを左クリック
2. 右クリックし、[Run Eficas]を左クリック
1
2
33 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの編集(2/9)
1. プルダウンボタンを左クリッ
1
ク
2. [STA10ja]を左クリック
3. [OK(O)]を左クリック
STA:Stable 安定版
9,10,11:Code_Asterのバージョン
ja:日本語化
2
3
34 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの編集(3/9)
グラフィカルな解析実行用ファイルエディター (Eficas)の使用
コマンドファイ
ルの外観
35 - Japan Salome-Meca Working Group
キーワードの追加
/変更タブ
概念の名前設定タブ
新しいコマンドの追加タブ
解析実行用ファイルの編集(4/9)
1. [MODI_MAILLAGE]>[ORIE_PEAU_3D]>[GROUP_MA]を左
クリック
2. 右矢印を左クリック
3. ”loadL”が右ウィンドウに移動するので、これを”fix”に書き換
えて、左矢印を左クリック
4. [検証(V)]を左クリック
“fix”を入力
2
3
1
4
36 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの編集(5/9)
1. [hsteel.comm]>[AFFE_CHAR_MECA]>[PRES_REP]を右ク
リックし、[Supprimer]を左クリックし、圧力荷重設定を削除
1
37 - Japan Salome-Meca Working Group
解析実行用ファイルの編集(6/9)
1. [hsteel.comm]>[AFFE_CHAR_MECA]を左クリック
2. 【キーワードを追加します。】タブより、[FORCE_ARETE]を
左クリック
3. [検証(V)]を左クリック
1
1
2
【キーワードを追加します。】
のキーワード順を並び替え
38 - Japan Salome-Meca Working Group
3
解析実行用ファイルの編集(7/9)
1. 【キーワードを追加します。】タブより、[GROUP_MA]を左
クリック
2. [検証(V)]を左クリックすると、コマンドツリーに
[GROUP_MA]が追加される
3. ”loadL”を入力し、左矢印を左クリック
4. [検証(V)]を左クリック
“loadL”を入力
1
3
[GROUP_MA]
が追加される
2
39 - Japan Salome-Meca Working Group
4
解析実行用ファイルの編集(8/9)
1. コマンドツリーより、[FORCE_ARETE]を左クリック
2. 【キーワードを追加します。】タブより、[FZ]を左クリック
3. [検証(V)]を左クリックすると、コマンドツリーに[FZ]が追
加される
4. 単位長さ当たりの荷重値”-200”を入力
10,000(N)÷50(mm)=-200(N/mm)
5. [検証(V)]を左クリック
“-200”を入力
3
1
2
40 - Japan Salome-Meca Working Group
4
解析実行用ファイルの編集(9/9)
1. 編集した内容を上書き保存する
2. 左上の×印で、解析実行用ファイルエディター(eficas)を終
了する
コマンドツリーの色表示
緑色:Code_Asterの文法を満たしている
黄色: Code_Asterの文法を満たしていますが、概念の名前が定義されていません
赤色: Code_Asterの文法を満たしていません
2
1
41 - Japan Salome-Meca Working Group
解析の実行(1/5)
1. [ドキュメントを保存]アイコンをクリック設定データを保存
2. [オブジェクトブラウザー]>[Aster]>[liner-static]を左クリッ
ク
3. 右クリックし、[Edit]を左クリック
1
3
2
42 - Japan Salome-Meca Working Group
liner-staticを左クリック
解析の実行(2/5)
1. 【Total memory(MB)】に”512“を入力
2. 【Time(s)】に”600”を入力
3. [OK]を左クリック
“512”を入力
1
“600”を入力
2
3
43 - Japan Salome-Meca Working Group
解析の実行(3/5)
1. [オブジェクトブラウザー]>[Aster]>[liner-static]を左クリッ
ク
2. 右クリックし、[Run]を左クリック
2
1
44 - Japan Salome-Meca Working Group
解析の実行(4/5)
メッセージログが表示
オブジェクトブラウザーに[PostPro]>[liner-static.rmed]が表示
されれば正常に終了です
45 - Japan Salome-Meca Working Group
解析の実行(5/5)
作業フォルダ内訳
ファイル名
内容
liner-static.baseフォルダ
hsteel.comm
Code_Aster解析実行用ファイル
hsteel.stp
形状ファイル
liner-static.export
liner-static.mess
解析経過のメッセージ
エラーはフランス語で書かれているので、google翻訳
などで内容を確認する。
liner-static.mmed
メッシュデータ
liner-static.resu
解析結果のメッセージ
liner-static.rmed
解析結果データ
Study1.hdf
Salomeの保存データ
46 - Japan Salome-Meca Working Group
結果の表示(1/10)
※ParaVisモジュール起動時にソフトウェアエラーが発生しやすいので事前に保存をお勧めします
モジュール情報を[ParaVis]に切り替え or
ParaVisアイコン
を左クリック
ParaVisモジュールが起動
47 - Japan Salome-Meca Working Group
結果の表示(2/10)
1. ParaVisモジュールより結果ファイル読み込みアイコン
を
左クリック
2. 作業フォルダより、結果ファイル(liner-static.rmed)を選択
3. [OK]を左クリック
1
2
“liner-static.rmed”
を選択
3
48 - Japan Salome-Meca Working Group
結果の表示(3/10)
1. 【オブジェクトインスペクター】より、[Apply]を左クリック
1
49 - Japan Salome-Meca Working Group
結果の表示(4/10)
画面上操作方法
回転:マウス左ボタン+ドラッグ
移動:マウス中ボタン+ドラッグ
拡大(縮小):マウス中ボタン上(下)スクロール
表示方法切り替え
表
示
サ
イ
ズ
の
リ
セ
ッ
ト
50 - Japan Salome-Meca Working Group
選
択
範
囲
を
ズ
ー
ム
視
点
の
切
り
替
え
座
標
系
表
示
中
心
表
示
結果の表示・変位(5/10)
1. フィールドのプルダウンメニューより[○RESU_DEPL]を左クリッ
クすると変位コンターが表示
2. [凡例の表示]アイコンを左クリック
2
1
51 - Japan Salome-Meca Working Group
Magnitude…大きさ
DX、DY、DZ…各方向の変形量
結果の表示・スケール表示(6/10)
1.
2.
3.
4.
[Warp By Vector]アイコンをクリック
【Vectors】より、[RESU_DEPL]をプルダウンし左クリック
【Scale Factor】に倍率を入力。”10”を入力
[Apply]ボタンを左クリック
1
4
2
3
52 - Japan Salome-Meca Working Group
結果の表示・応力(7/10)
1. プルダウンメニューより、[○RESU_SIEQ_NOEU]を左クリック
すると応力コンターが表示
2. [凡例の表示]アイコンを左クリック
2
1
53 - Japan Salome-Meca Working Group
VMIS…ミーゼス応力
TRESCA…トレスカ応力
PRIN_1~3…各主応力
結果の表示・凡例の色編集(8/10)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
[Edit Color Map]アイコンを左クリック
[Choose Preset]を左クリック
好みの凡例を選択
[OK]をクリック
[Apply]を左クリック
[Close]を左クリック
3.好みの凡例を左
クリック
2
1
4
5
54 - Japan Salome-Meca Working Group
6
結果の表示・凡例の値編集(9/10)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
[Edit Color Map]アイコンを左クリック
[Automatically Rescale to Fit Data Range]のチェックを外す
[Rescale Rage]を左クリック
【set Range】ウィンドウーに値を入力
[Rescale]を左クリック
[Apply]を左クリック
4.値を入力
[Close]を左クリック
5
1
2
3
色数変更
6
55 - Japan Salome-Meca Working Group
7
結果の表示・断面表示(10/10)
1. [Slice]アイコンを左クリック
2. 【Origin】で断面中心座標を入
力
3. 断面の法線方向を選択
4. [Apply]ボタンを左クリック
4
2.断面中心
座標を入力
1
3.断面の法線
方向を選択
56 - Japan Salome-Meca Working Group
補足A AFFE_CHAR_MECA一覧
構造解析の境界条件を設定するコマンドのAFFE_CHAR_MECAの
使い方
境界条件
対応要素
DDL_IMPO
変位を与える
3D, 2D
○
FACE_IMPO
面に変位を与える
3D, 2D
○
PESANTUER
重力を与える
all
FORCE_FACE
面荷重を与える
3D
○
FORCE_ARETE
線荷重を与える
3D, 2D
○
FORCE_NODALE
節点荷重を与える
all
○
FORCE_COQUE
面荷重を与える
2D
○
PRES_REP
圧力を与える
3D, 2D
○
3D, 2D
×
2D
×
3D, 2D,1D
×
LIAISON_MAIL
ソリッド要素同士を結合
ソリッドとシェル要素を結合
LIAISON_COQUE
LIAISON_ELEM
シェル要素同士を結合
ビーム要素とソリッド
シェル要素を結合
関数形の入力の可否
LIAISON_UNIF
節点グループの変位の値を同一にする
Node
○
LIAISON_SOLIDE
節点グループを変形のない剛体にする
Node
○
LIAISON_OBLIQUE
節点グループに局所座標を定義する
Node
○
LIAISON_DDL
節点の変数に線形の関係を与える
Node
○
57 - Japan Salome-Meca Working Group
補足B コマンドファイル詳細(1/3)
Eficas設定済みファイル
解説
■ DEBUT
コマンドファイルの開始
■ DEFI_MATERIAU
MA
◆ ELAS
材料の定義
等方性材料
●E
210000.0
ヤング率
● NU
0.3
ポアソン比
■ LIRE_MAILLAGE
MAIL
● FORMAT
メッシュの読み込み
MED
◆ b_format_med
■ MODI_MAILLAGE
MAIL
● MAILLAGE
メッシュの設定
MAIL
◆ ORIE_PEAU_3D
● GROUP_MA
fix
■ AFFE_MODELE
MODE
● MAILLAGE
モデルの設定
MAIL
◆ AFFE
設定
● TOUT
OUI
全てを対象
● PHENOMENE
MECANIQU
E
現象を設定
◆ b_mecanique
● MODELISATION
58 - Japan Salome-Meca Working Group
モデル(2D or
3D
3D)
補足B コマンドファイル詳細(2/3)
Eficas設定済みファイル
■AFFE_MATERIAU
解説
MATE
●MAILLAGE
材料の適用
MAIL
◆AFFE
DEFI_MATERIAUで設定した材料をモデルに設定
●TOUT
OUI
モデル全体に設定
●MATER
MA
DEFI_MATERIAUで設定した材料をモデルに設定
■AFFE_CHAR_MECA
CHAR
●MODELE
境界条件の設定(構造解析)
MODE
◆ DDL_IMPO
変位の設定
●GROUP_MA
fix
体積、面、線のグループ名に設定
●DX
0.0
変位の方向、変位量を設定
●DY
0.0
●DZ
0.0
◆FORCE_ARETE
単位長さあたりの荷重設定
●GROUP_MA
loadL
体積、面、線のグループ名に設定
●FZ
-200
Z方向への荷重
RESU
線形構造解析のソルバー
■MECA_STATIQUE
●MODELE
MODE
●CHAM_MATER
MATE
◆EXCIT
59 - Japan Salome-Meca Working Group
モデルを設定
AFFE_MATERIAUで設定した材料を設定
境界条件を設定
補足B コマンドファイル詳細(3/3)
Eficas設定済みファイル
解説
■ CALC_ELEM
RESU
● MODELE
MODE
● CHAM_MATER
MATE
● RESULTAT
RESU
要素解
◆ b_prec_rela
◆ b_lineaire
◆ b_toutes
● OPTION
SIGM_ELNO,SIEQ_ELNO
◆ EXCIT
● CHARGE
■ CALC_NO
CHAR
RESU
● RESULTAT
節点解
RESU
◆ b_prec_rela
● OPTION
SIGM_NOEU,SIEQ_NOEU
■ IMPR_RESU
結果出力
● FORMAT
MED
◆ b_format_med
● UNITE
80
● MAILLAGE
MAIL
● RESULTAT
RESU
◆ b_restreint
◆ RESU
◆ b_info_med
◆ b_sensible
◆ b_partie
◆ b_extrac
●
NOM_C
HAM
SIGM_NOEU,SEQ_NOEU,D
EPL
◆ b_cmp
◆ b_med
◆ b_topologie
■ FIN
60 - Japan Salome-Meca Working Group
コマンドファイルの終了
補足C 単位系
Salome-Mecaは決まった単位系を持ちません
単位系はユーザーが任意に決定する必要があります
物理量
質量 長さ 時間
力
応力
ρ(steel)
E(steel)
SI
kg
m
s
N
Pa
7.8×103
2.1×1011
mm、MPa系
ton
mm
s
N
MPa
7.8×10-9
2.1×105
61 - Japan Salome-Meca Working Group
参考文献
Code_Aster Training, http://www.codeaster.org/V2/spip.php?article282
DEXCS, http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/
OpenCAE Users Wiki オープンCAE初心者勉強会 SALOME-Mecaの使
用法解説:FS氏提供,
http://opencae.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php?SALOMEMeca%A4%CE%BB%C8%CD%D1%CB%A1%B2%F2%C0%E2
Code_Aster & Salome-Meca 日本語解説,
https://sites.google.com/site/codeastersalomemeca/
富山県立大学 機械システム工学科 機械エネルギー工学講座 中川グ
ループ オープンCAE勉強会@富山 第12回「Salome-Meca構造解析入
門 講習資料:秋山様」,http://eddy.pu-toyama.ac.jp/
CAE懇話会 SALOME-Meca活用研究会 入門・導入分科会(暫定ペー
ジ 3. Dexcs Salome MECAを用いた構造解析手順,
https://sites.google.com/site/cae21salomesub4/home
はじめてのオープンCAE,工学社,2011
塾長秘伝 有限要素法の学び方!,日刊工業新聞社,2011
62 - Japan Salome-Meca Working Group