クリップをファイルでエクスポートする クリップのエクスポート(Tips)

Autodesk Smoke 2013 クリップをファイルでエクスポートする
クリップをエクスポートする
1 . Me d ia Hu b をクリックします。
2 . ファイルブラウザで、クリップを保存する場所を指定します。
3 . Me d ia パネルから保存場所にクリップをドラッグ&ドロップします。
Me d ia Exp o r t ウィンドウが表示されます。
4 . ファイルをエクスポートしたいフォーマットを File Fo r m a t で設定します。
5 . C o m p r e s s io n でコーデックを選択、または C o m p r e s s io n でスキームを選択します。
Note クリップの特性(解像度やビット深度)とコーデックの組み合わせによっては、リサイズの
操作が必ず必要になるかもしれません。この場合、Re s ize タブに青いLEDがついています。
6 . 必要であればFile Na m in g 、Re s ize 、LUT Op t io n s タブを編集します。
7 . Exp o r t をクリックします。長尺のクリップを扱っているとき、S m o ke はエクスポートされたメデ
ィアの経過を追うために、プレースフォルダとしてブラウザにテンポラリクリップを表示します。
メディアがエクスポートされると、テンポラリクリップは最終ファイルに置き換わります。
クリップのエクスポート(Tips)
クリップをエクスポートするとき、次のことを考慮します。
一回の操作で複数のクリップをエクスポートするには、複数クリップを選択します (control+クリックまた
は shift+クリック) 。タイミングがコーデックと互換がないこともあります。30fps のクリップを XDCAM
HD 422(25fps ソースクリップのみ対応)にエクスポートするような場合など。このような 互換のないタ
イミングのクリップはエクスポートされません。
クリップをファイルでエクスポートする 1 Media Export ウィンドウ
Format Options
File Format box
エクスポートしたいフォーマットを選択します。ビデオフォーマットとして QuickTime またはMXF、オー
ディオトラックのみのエクスポート、または画像シーケンスとしてのその他のオプションのいずれかを選択
します。
Audio Format box
オーディオトラック用のフォーマットを選択します。File Fo r m a t は画像シーケンスのときには、オーディ
オクリップは選択されたフォーマットで、別ファイルになります。File Fo r m a t がビデオファイルの場合に、
Us e Vid e o オプションを選択すると、ビデオファイルにオーディオをエンベデッドし、それ以外のオプショ
ンはオーディオファイルを別ファイルで出力します。
Audio Mixdown box
オーディオトラックに適用するミックスダウンを選択します。
選択:
No Mixdown
Mixdown As Is
Mixdown To 4 tracks
Mixdown To Stereo
Mixdown To Mono
ミックスダウン:
ミックスダウンしない
現在の出力形態をそのまま割り当てる
4トラックにミックスダウン。出力チャンネルが4つのミックスダウ
ンチャンネルに割り当てられる (M1は1、M2は2、M3は3、M4は
4、M5は1など)。
1つのステレオトラックにミックスダウン。出力チャンネルが2つの
ミックスダウンチャンネル割り当てられます (M1は1、M2は2、M3
は1、M4は2、 など)。
1つのモノトラックにミックスダウン
DPX Transfer Characteristics box
DPXファイルをエクスポートすると、DPX Transfer Characteristicを選択することができます。DPX
Transfer CharacteristicはDPXイメージファイルのヘッダー保存されている情報です。それは解像度やフ
レームレート、カラースペースなどの特定のフィルムやビデオフォーマットに関連付けられた属性を識別し
ます。
Transfer Characteristicを設定しても、DPXファイルに格納されている画像情報は変更されません。
Transfer Characteristicは単にDPXファイルの属性を他のデバイスまたはアプリケーションに伝達します。
一部のデバイスやアプリケーションはこの情報を活用し、ワークフローを改善することができます。例えば
Logarithmicを選択すると、フィルムを起源にしているDPXファイルを正しい濃度でプリントするために、
フィルムレコーダーでパラメータを調節することがでます。
選択:
Z depth
homogeneous、Z
depth linear、PAL、
NTSC、CCIR 601
(525)、CCIR 601
(625)、CCIR 709-1、
SMPTE 240M
Unspecified
Logarithmic
2 用途:
これらの種類の1つとて識別したい画像。SMPTE 268M 規格ではこ
れらをDPX Transfer Characteristicsが定義されているが、仕様を
提供していません。結果として、これらのTransfer Characteristics
は一般的に業界で使用されていません。
フォーマットが指定されない画像
ネガフィルムスキャナの録画 Status M density
クリップをファイルでエクスポートする Autodesk Smoke 2013 Linear
Printing Density
ガンマ補正が内蔵されているビデオイメージ。これは直線量子化スキ
ームをもつイメージを参照します。(CG素材のような)
SMPTE 印刷濃度設定を使用して、ネガフィルムをスキャンします。
SMPTE 印刷濃度は赤のゲインを上げて、ステータスM濃度計を使用
します。
JPEG Quality field
クオリティと圧縮の度合いを指定します。0値はクオリティが低く(圧縮度は高い)、100値はクオリティ
が高い(圧縮なし)。File FormatがJEPGに設定されたときに使用できます。
Compression box
エクスポートするファイルに適応される画像圧縮を選択します。File Format の選択によって、圧縮が使用
できます。
Codec Profile box
H.264または MPEG-4コーデックを使ったQuickTimeファイルをエクスポートするとき、あらかじめ設定
されたビデオ圧縮コーデックのプロファイルを選択します。
Audio Compression box
オーディオ圧縮を選択します。 選択されたにAudio Formatにより、リストされる圧縮が違います。
Audio Sample Rate box
オーディオトラックのサンプルレートを設定します。
File Name Options
File Name Preview field
Tokensボックスから選ばれた表記を使用してFile Nameフィールドで作られたファイル名のプレビューを
します。
File Name field
File Nameにエクスポートするファイルの名前を入れる。自由に入力するか、またはTokensボックスから
の表記を使う。スラッシュ( / )を使ってフォルダを作ります。Smokeは自動的に選択したファイルフォー
マットの拡張子を付けます。連番シーケンスには自動的に番号が追加されます。
Tokens box
Name フィールドに項目を追加するために選択します。
選択:
Clip Name
Date
Workstation
項目の追加:
<name>
<date>
<workstation>
Project
<project>
User
<user>
Clip Height
Clip Width
Tape/Reel/Source
Time
<height>
<width>
<tape>
<time>
説明:
クリップ名
現在の日時 ( YYYY_MM_DD)
Preferenceメニューのプロジェクトパネルの
Host Computer フィールドに表示されるワーク
ステーション名。
Preferenceメニューのプロジェクトパネルに表
示されるプロジェクト名。
Preferenceメニューのプロジェクトパネルに表
示されるSmokeのユーザー名。
クリップの高さ(有効の場合、リサイズ後の)
クリップの幅(有効の場合、リサイズ後の)
クリップのテープ名
クリップをファイルでエクスポートする 3 Frame Pad field
画像シーケンスのそれぞれのファイルに追加されるフレームのパッティングを定義します。正しい順番でイ
メージがリストされ、保存されているのを確認します。画像シーケンスのときのみ使用します。
例えば、Frame pad 6はフレームのファイル名に6桁の数をつけて識別します。フレーム1は000001、フ
レーム22は000022、フレーム55555は055555になります。
Use Clip Timecode button
エクスポートされた連番メージの開始番号を、クリップファイルから読み込まれたタイムコードを基にする
ことができます。
Start Frame field
エクスポートされた連番イメージファイルで使われる開始番号を入力します。Use Clip TC Namesが有効
のときは無効になります。
Resize Options
Resolution Presets box
新しいクリップの解像度を選択します。標準でない解像度を指定する場合にはCustomを選択します。
Frame Width field
選択しているクリップのフレーム幅を表示します。クリックすることで、そのフィールドをアクティブにし、
エクスポートするフレームの幅を入力できます。
Frame Height field
選択しているクリップのフレーム高さを表示します、クリックすることで、そのフィールドをアクティブに
し、エクスポートするフレームの高さを入力できます。
Bit Depth box
エクスポートするビット深度を選択します。フォーマットによっては複数のフォーマットをサポートします。
Resizeが有効のときにだけBit Depthがアクティブになります。
Fit Method box
エクスポートするクリップに適合するオプションを選択します。
選択:
Centre/Crop
Crop Edges
Fill
Letterbox
4 説明:
目的のフレームにソースイメージをセンター えで合わせます。ソースが目的のサイ
ズよりも大きい場合は、クロップされます。ソースが目的のサイズより小さい場合に
は、黒のボーダーで囲まれます。
フレームを伸ばしたり、縮めたりすることなく、目的のフレームサイズにソースの1
つの端を合わせます。サイズ変更後のソースフレームの過剰な部分がクロップされま
す。1つの端がサイズ変更した後、ソースが目的のサイズより幅が広い場合、その張
り出した左右の端がクロップされます。ソースが目的のサイズより高さがある場合、
上下の端がクロップされます。
目的のフレームサイズに、ソースの幅、高さを合わせます。ソースと目的のフレーム
サイズが同じアスペクト比でない場合、イメージは崩れます。
ソースフレームを伸ばしたり、縮めたり、クロップすることなく、目的のフレームサ
イズにソースを合わせます。目的のサイズよりソースの幅が広い場合、目的のフレー
ムの上下に黒いバーを入れ、埋め合わせます。ソースが目的のフレームさ渦よりも幅
が狭かった場合には、黒のバーがフレームの左右に黒いバーを入れます。いすれの場
合でも、 ソースフレーム全体は目的のフレームサイズ内に収まります。
クリップをファイルでエクスポートする Autodesk Smoke 2013 Resize Filter box
補間されたリサイズ後の クオリティを決めるフィルタオプションを選択します。Resize Fillerボックスは、
Fit MethodがCrop Edges、Fill、またはLetterboxの場合のみアクティブになります。
選択:
Impulse
Triangle
Mitchell
Bicubic
Quadratic
Gaussian
Shannon
Lanczos
説明:
早いが、クオリティが低い結果
少しのオーバーヘッド処理を使って、 中ぐらいの結果
高解像度でクリップのサイズ変更を行うときに最良の結果
ソフトな画像をサイズ変更するのに非常に良い結果。シャープな画像にするために使
う。
ストレートエッジをもつシンプルなイメージをサイズ変更するときに良い結果。
Gaussianと似ているが、それよりもぼやけた画像にする。画像をソフトにするために
使う。
パターンがなく、多くのストレートラインを持つイメージを低解像度にするときに優れ
た結果。ディテールをソフトにするために使うとよい。
クリップを低解像度にサイズ変更するときに、優れた結果。Lanczosに似ているが、少
しソフトな結果になる。
様々なパターンと要素が含まれているクリップを低解像度にサイズ変更をするときに最
良の結果。長時間のプロセスで、最も複雑。
Aspect Ratio Presets box
標準のアスペクト比を選択します。スクエアピクセルを使用するためのクリップを設定するために、Set to
w:hオプションを選択します。 Aspect Ratio fieldでアスペクト比を任意で定義するために、Customを選
択します。
Aspect Ratio field
Aspect Ratio Presetsで定義されたアスペクト比を表示します。有効。
Scan Mode box
インターレース素材のフィールドがスキャンされる順番を設定するためのオプションを選択します。
インターレース素材では、両フィールドからまたは2 つのうち1つからサイズ変更が必要かどうかを設定す
ることができます。後者の場合、結果は同じ2つのフィールドから作られたプログレッシブクリップになり
ます。
選択:
From Clip
Progressive
Field 1
Field 2
サイズ変更:
ソースクリップのスキャンモードを使う。
フレームベースクリップを他のフレームベースに。
クリップはフィールド1を描画し、クリッフィールド2が続く。
クリップはフィールド2を描画し、クリッフィールド1が続く。
LUT Options
Applied LUT field
Conversion LUT Typeボックスを使って、LUTエディタで定義されているインポートされたすべてのクリ
ップに適用されるLUT変換の種類を表示します。 編集はできません。
LUT Editor Access button
LUTエディタを開くためにクリックします。
クリップをファイルでエクスポートする 5 H.264 Codec エクスポートのプロファイル
QuickTimeのH.264 でクリップをエクスポートすると、デフォルトの設定、または前もって構成された
H.264 codec のプロファイルを使うことができます。
Note H.264 codecのプロファイルはxmlファイルの
/usr/discreet/<PRODUCT>/codecprofiles/QuickTime/video/libquicktime/H264E/に保存されていま
す。Export Media > Edit ボタンを使って Codec Profile editorを開き、アプリケーションからプロファ
イルを編集するか、または.xmlファイルを直接編集します。
推奨されるクリップの解像度は出力用のターゲットの選択で分かります。違う解像度は思わぬ結果を導きま
す。
推奨されるクリップの
解像度
352x288 or 352x240
プロファイル
説明
Baseline_1SEG_384Kbits
H264_CIF、Baseline profile
Baseline_3GP_256Kbits
H264_3GP 3GP、Baseline
profile
H264_BASELINE、Baseline
profile
H264_FLASH_LOWRES、
Baseline profile
H264_iPOD Apple iPod、
Baseline profile
H264_iPOD Apple iPod、
Baseline profile
H264_iPOD Apple iPod、
Baseline profile
H264_iPOD Apple iPod、
Baseline profile
H264_CIF at、Baseline profile
352x288
H264_BASELINE、Baseline
profile
H264_BASELINE、Baseline
profile
H264_BASELINE、Baseline
profile
H264_HDTV_1080i、High
profile、interlaced
H264_HDTV_720p、High
profile
H264_HIGH、High profile、
interlaced
H264_AVCHD AVCHD、High
profile、interlaced
H264_INTRA_CLASS_100 AVC
Intra Class 100, High 10
profile、interlaced
H264_INTRA_CLASS_50 AVC
Intra Class 50、High 10
1920x1080
Baseline_600Kbits
Baseline_Adobe_300Kbits
Baseline_Apple_1_5Mbits
Baseline_Apple_400Kbits
Baseline_Apple_600Kbits
Baseline_Apple_970Kbits
Baseline_CIF_600Kbits
Baseline_RIM_12Mbits
Baseline_RIM_20Mbits
Baseline_RIM_4Mbits
HDTV_1080i_10Mbits
HDTV_720p_8Mbits
High_1080i_6Mbits
High_AVC_HD_20Mbits
High_AVC_Intra_111Mbits
High_AVC_Intra_54Mbits
6 クリップをファイルでエクスポートする 320x240
320x240
320x240
320x240
320x240
320x240
352x288 or 352x240
1920x1080
1920x1080
ビット
レート
384
Kb/s
256
Kb/s
600
Kb/s
300
Kb/s
1.5
Mb/s
400
Kb/s
600
Kb/s
970
Kb/s
600
Kb/s
12
Mb/s
20
Mb/s
4 Mb/s
1920x1080
10
Mb/s
1280x720
8 Mb/s
1920x1080
6 Mb/s
1920x1080
20
Mb/s
111
Mb/s
1920x1080
1440x1080
54
Mb/s
Autodesk Smoke 2013 Main_Apple_1_8Mbits
profile、 interlaced
H264_BD_HDMV Blu-ray HD、
High profile、interlaced
H264_BD Blu-ray SD、High
profile、interlaced
H264_DIVX DivX+、High
profile
H264_DVD、High profile,
interlaced
H264_HD_DVD、High profile、
interlaced
H264_SILVERLIGHT Microsoft
Silverlight、High profile
H264_SILVERLIGHT Microsoft
Silverlight、High profile
H264_MAIN、Main profile
H264_FLASH_HIGHRES、Main
profile
H264_MAIN、Main profile
Main_Apple_4_5Mbits
H264_MAIN、Main profile
1280x720
Main_D1_3Mbits
H264_D1, Main profile、
interlaced
H264_PSP_640x480 Sony PSP
Level 3、Main profile
H264_PSP Sony PSP、Main
profile
H264_PSP_480x270 Sony PSP
Level 2、Main profile
H264_SVCD, Main profile、
interlaced
720x576 or 720x480
20
Mb/s
10
Mb/s
500
Kb/s
3 Mb/s
670
Kb/s
1.8
Mb/s
4.5
Mb/s
3 Mb/s
640x480
2 Mb/s
320x240
700
Kb/s
900
Kb/s
1.15
Mb/s
High_Blu_Ray_20Mbits
High_Blu_Ray_8Mbits
High_Divx_2Mbits
High_DVD_3Mbits
High_HD_DVD_20Mbits
High_Microsoft_10Mbits
High_Microsoft_500Kbits
Main_3Mbits
Main_Adobe_670Kbits
Main_Sony_2Mbits
Main_Sony_700Kbits
Main_Sony_900Kbits
Main_SVCD_1_15Mbits
1920x1080
20
Mb/s
720x576 or 720x480
8 Mb/s
1920x1080
2 Mb/s
720x576 or 720x480
3 Mb/s
1920x1080
1920x1080
640x480
704x576 or 704x480
640x480
1024x576
480x272
480x576 or 480x480
クリップをファイルでエクスポートする 7