PDF/1.87MB - ユニテックシステム

年末調整システム 御紹介
システム年末調整セミナー
ユニテックシステム株式会社
Union Technology System, Ltd.
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目 次
テーマ1:年末調整の流れ
テーマ2:改正に伴う修正点
テーマ3:バージョンアップ
テーマ4:年末調整処理方法
テーマ5:年末調整出力帳票一覧
テーマ6:Q&Aサンプル
詳細については...
目次
以下の資料を参照ください
2
テーマ1:年末調整の流れ
1.1 年末調整を行う理由・必要な書類等
1.2 年末調整の対象となる人・ならない人
1.3 過不足額算出までの流れーマ1
3
年末調整を行うわけ
準備するもの
毎月(日・週)の給与支払の際「源泉徴収税額表」
によって所得税の源泉徴収をすることになってい
ますが、その税額の1年間の合計額は、年間の給
与総額について納めなければならない税額(年税
額)と一致しないのが通常です。
①給与所得者(スタッフ)の、【扶養控除等(異動)申告書】
①年の途中で給与の額に変動があること(例えば 昇給、賞与)
⑤中途入社者(スタッフ)の【源泉徴収票】 ②【保険料控除申告書】
③【配偶者特別申告書】
④【住宅取得(等)特別控除申告書】
②年の途中で扶養親族に異動があり、異動後の 支払分から修正をすることとされていない。
③配偶者特別控除や生命保険料、損害保険料の
控除などは年末調整の際に控除することとされ
ている。
1年間に支払ってきた、給与が確定する年末
に、源泉徴収した税額の合計額を正しく計算
し、税額との「過不足額」を求め、その差額を
「徴収」又は「還付」することが必要になります。
その不一致を修正し、一致させる手段として≪
年末調整≫という手続きが毎年必要となるわ
けです。
4
年末調整の対象となる人・ならない人
(1)一年を通じて勤務している
(2)年の途中で就職し、年末まで勤務している人
(3)年の途中で退職した人のうち次の人
①死亡により退職した人
②著しい心身の障害のため退職した人で、 その退職の時期からみて、本年度中に再 就職ができないと見込まれる人
③12月中に支給期の到来する給与の支払 を受けた後に退職した人
④いわゆるパートタイマーとして働いている 人などが退職した場合で、本年中に支払 を受ける給与の総額が、103万円以下で ある人(退職後本年中に他の勤務先等か ら給与の支払を受けると見込まれる人を 除きます)
(4)年の途中で海外の支店へ転勤したことなど の理由により、非居住者となった人(非居住 者とは、国内に住所も1年以上の居所も有 しない人をいいます)
(1)左欄に掲げる人のうち、本年中の主たる給 与の収入金額が2,000万円を越える人
(2)左欄に掲げる人のうち、災害により被害を受
けて、「災害被害者に対する租税の減免、 徴収猶予等に関する法律」の規定により、 本年分の給与に対する源泉所得税の徴収 猶予又は還付を受けた人
(3)2か所以上から給与の支払を受けている人 で、他の給与の支払者に「給与所得者の扶
養控除等(異動)申告書」を提出している人 や、年末調整を行うときまでに「給与所得者
の扶養控除(異動)申告書」を提出していな い人(月額表又は日額表の乙欄適用者)
(4)年の途中で退職した人で、左欄の(3)に該 当しない人
(5)非居住者
(6)継続して同一の雇用主に雇用されないいわ
ゆる日雇労働者など(日額表の丙欄適用者)
※前職分の源泉がもらえない場合は個人で確定申告となります。
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年末調整に
必要な書類一式
扶養控除等(異動)
扶養控除等(異動)
申告書の受理と内容
申告書の受理と内容
の確認
の確認
配偶者特別控除申告
配偶者特別控除申告
書の受理と内容の
書の受理と内容の
確認
確認
保険料控除申告書の
保険料控除申告書の
受理と添付書類・
受理と添付書類・
内容の確認
内容の確認
国民年金保険料の添
国民年金保険料の添
付書類・内容確認
付書類・内容確認
住宅借入金等特別控
住宅借入金等特別控
除申告書の受理と添
除申告書の受理と添
付書類・内容の確認
付書類・内容の確認
前職の源泉徴収票
前職の源泉徴収票
3
2
1
所得控除額の合計額
本年分の
本年分の
除後の給与
除後の給与
給与の総額
給与の総額
○配偶者控除額
○配偶者控除額
○生命保険料の控除額
○生命保険料の控除額
−
+
○地震保険料の控除額
○地震保険料の控除額
○配偶者特別控除額
○配偶者特別控除額
○扶養控除額
○扶養控除額
4
○社会保険料控除額
○社会保険料控除額
給与所得控
給与所得控
=
課税給与
課税給与
所得金額
所得金額
○障害者等の控除額
○障害者等の控除額
等の金額
等の金額
○基礎控除額
○基礎控除額
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9
8
7
6
4
「平成19年分
の年末調整の
課税給与
課税給与
所得金額
所得金額
ための所得税
額の速算表」
算出年税額
算出年税額
−
住宅借入金等
住宅借入金等 =
特
特別
別控
控除
除額
額
年調年税額
年調年税額
過不足額
過不足額
を使用
6
テーマ2:改正に伴う修正点
2.1 定率減税の廃止・所得税の税率改正関係
テーマ2
2.2 損害保険料控除の改組ーマ1
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昨年と比べて変わった点
(1)定率減税の廃止
平成11年分以後の所得税に対して実施されていた定率減税については、平成18年分の所得税について
2分の1に縮減されるとともに同年分をもって廃止され、平成19年分以後の所得税については適用がありません。
(2)所得税の税率改正
国税(所得税)から地方税(住民税)への税金の移し変え(いわゆる税源移譲)が行われたこと等を踏まえ、平成
19年分の所得税から税率構造が5%∼40%の6段階になっています。 の変更点
Ver2.63【年末調整⇒年調税率保守⇒年税額】
Ver2.70【年末調整⇒年調税率保守⇒年税額】
8
損害保険料控除が改組され、損害保険契約等に係る地震等損害部分の保険料等の合計額(最高
50,000円)を総所得金額から控除する地震保険料控除とされました。昨年度までは、長期損害保険料
(最高15,000円)+短期損害保険料(最高3,000円)=損害保険料控除額(最高15,000円)が控除されて
いましたが、今年度からは、短期損害保険料が無くなり、地震損害保険料(最高50,000円)+旧長期損
害保険料(最高15,000円)=地震損害保険料控除額(最高50,000円)になりました。
の変更点
Ver2.63【年末調整⇒年調税率保守⇒保険控除額】
Ver2.70【年末調整⇒年調税率保守⇒保険控除額】
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テーマ3:バージョンアップ
※Ver2.70ユーザー様のみ対応
3.1 扶養控除等異動申告書の内容追加
3.2 摘要欄に前職分を反映
テーマ3
3.3 扶養人数の表示
3.4 一覧表示&帳票出力画面に
「退職者を除く」機能の追加
3.5 市区町村一覧と市区町村総括表の
退職者の集計方法の統一
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スタッフ登録画面と年調データ入力画面の扶養控除等(異動)申告書の内容の本人欄に
「死亡退職」「災害者」「外国人」の枠を追加しました。源泉徴収票に赤字3つの項目を追加しました。
の変更点
Ver2.63【スタッフ登録画面】⇒【税】タブ
Ver2.70【スタッフ登録画面】⇒【税】タブ
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源泉徴収票
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年調データ入力画面の給与情報欄の前職分を摘要に反映させるかどうか選択することが
できるようになりました。
①「前職分を摘要欄に反映」
にチェックして頂きます。
※上記では1ずつのチェックなのですが、マスタ(M)
基本マスタ登録→源泉徴収票シートの 定型分 で
チェックをすれば、年調データ入力画面の全員の「前
職分を摘要欄に反映」に自動でチェックがつきます。
【基本マスタ登録ー年調設定画面】
②摘要の一行目に、前職分が反映
されます。
【年末調整ー年調データ入力画面】
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年調データ入力画面で、「年調なし」にチェックがついていても、扶養控除等異動申告書の内容が入力できるように
なり、尚且つ源泉徴収票に扶養人数が表示されるようになりました。
Ver2.63【年末調整ー年調データ入力画面】
Ver2.70【年末調整ー年調データ入力画面】
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一覧表示&帳票出力画面(源泉徴収票、源泉徴収簿、年末調整一覧、過不足一覧)で、退職者を
除いて帳票を出力できるようになりました。
【年末調整ー一覧表示&帳票出力画面】
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市区町村一覧と市区町村総括表での退職者の集計方法を、スタッフ登録画面の退職日に日付が入って
いるスタッフを抽出するようになりました。
【市区町村一覧】
【市区町村総括表】
【スタッフ登録画面】
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テーマ4:年末調整処理方法
4.1 CastingNaviでの年末調整の仕方マ1
スタッフ登録
画面にて扶養
控除異動申告
書の内容
対象者の抽出
と管理情報の
設定
年調データ入力
画面にて、スタッ
フデータ・給与・
扶養控除の反映
年調データ入力
画面にて、本年
度の申告内容の
入力
テーマ4
入力した情報の
確定及び各種帳
票への反映
過不足額の反映
給与明細書への
表示
市区町村指定
番号の確定
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スタッフ登録画面
このスタッフ登録→税タブに入れた内容は、年末調整の年調データ入力画面の扶養控除欄にも
反映することができますので、入力しておきましょう!
扶養控除等(異動) 申告内容から入力
年末調整をしないスタッフの場合
はチェックを入れてください。
※年調計算の対象外になります。
・源泉徴収票
・源泉徴収簿
・市区町村一覧
上記の3つの帳票に反映させることが
できます。
※現住所と住民票の住所が異なる時
などに使用します。
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■対象者の抽出と管理情報の設定
マスタ(M)→基本マスタ登録(C)→年調設定
年末調整(Y)→対象年度の設定(T)
基本項目の情報は、基本マ
スタの会社情報とは別に、
源泉徴収票と市区町村総括
表の会社情報欄に表示され
ますので入力をしてください。
指定番号市区町村によって
番号が違うので、スタッフが
一番多い市区町村番号を
設定。
この時点で賃金台帳にデータがあるス
タッフを抽出してきます。
支払日と締日の違い。(締と支払で月を跨いだ場合)
例:締日→末日/支払日→翌月15日
締日の場合
締日
1/末 2/末 3/末 4/末 5/末 6/末 7/末 8/末 9/末 10/末 11/末 12/末
賃金台帳対象期間
2/15 3/15 4/15 5/15 6/15 7/15 8/15 9/15 10/15 11/15 12/15 1/15
市区町村総括表に和暦で
表示されます。
支払日の場合
締日
12/末 1/末 2/末 3/末 4/末 5/末 6/末 7/末 8/末 9/末 10/末 11/末
賃金台帳対象期間
1/15 2/15 3/15 4/15 5/15 6/15 7/15 8/15 9/15 10/15 11/15 12/15
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■年調データ入力画面
スタッフデータ・給与・扶養控除の反映
賃金台帳から
データをもっ
てきます。
ボタンを押す
反映
ボタンを押す
反
先
映
先
スタッフ登録画面
からデータをもっ
てきます。
年度の途中に一度でも抽出→年調データ入力画面を開いてしまった場合は、再度抽出
年調 取得を必ず押して下さい。そうして頂かないと最新の給与情報が表示されま
せん。※年度抽出当時に給与の発生していないスタッフの表示もされません。
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■年調データ入力画面
本年度の申告内容の入力
①前職分・配偶特別申告・保険
控除申告があるスタッフにつ
いては入力。
チェックなしだと 更新がかかりません!
②年末調整に必要な項目全て
の入力後、確認済にチェック
→更新。 ※スタッフ一覧のスタッフ番号の左 に * が表示されます。
前職分の源泉徴収から入力
配偶者特別控除申告書から入力
保険料控除申告書から入力
社会保険申告のうち国民年金の
支払額を入力。
特別徴収と普通徴収とは?
前職分がある場合には摘
要欄に前職の会社情報を
記載する必要があります。
上のスタッフ情報に表記されている住所と一致しているかを確認。一致していな
い場合は、検索ボタン→リストから該当を選択→OKボタンを押して下さい。
特別徴収:スタッフ登録に住民税
が入力されていて、 給与から控除されて
いる場合。
普通徴収:給与から控除せずに
個人で住民税を納め
ている場合。
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■入力した情報を確定
各帳票への反映
ボタンを押す
先程の入力内容を源泉徴収票・源泉徴収簿・市区町村総括表などの帳票
に反映させるために確定させます。
確定が済んだら * → 〆
に変わります。
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■過不足反映
ボタンを押す
給与明細書への表示
締日選択です!
支払日ではない
ので注意してく
ださい。
反映されたことにより賃金台帳に表
示され、その支払日の締処理をする
と明細書にこの数字が反映されます。
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■市区町村指定番号
各市区町村からの指定番号入力
右クリック
この部分に表
示されます。
市区町村総括表ごと
に提出日が異なるの
でここで設定できます。
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テーマ5:年末調整出力帳票一覧
5.1 源泉徴収票
5.2 源泉徴収簿
5.3 年末調整一覧
5.4 過不足額一覧テーマ5
5.5 市区町村総括表
5.6 市区町村一覧
5.7 支払調書報告書一覧
※源泉徴収票・源泉徴収簿については、Excel形式にしている為、出力に時間がかかります。 10名程度ずつの出力をお奨めいたします。
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【源泉徴収票】
平成19年分の給与所得の源泉徴収票から様式が次のとおり改訂されます。
【地震保険料控除創設に伴うもの】
① 「損害保険料の控除額」欄を「地震保険料の控除額」欄に改訂
② 「長期損害保険料の金額」欄を「旧長期損害保険料の金額」欄に改訂
【定率減税の廃止・住宅借入金等特別控除可能額の記載によるもの】
③ 「摘要」欄の「年調定率控除額 円」を「住宅借入金等特別控除可能額 円」に改訂
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【年末調整一覧】
【源泉徴収簿】
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【市区町村一覧】
【過不足額一覧】
29
【支払調書報告書一覧】
【市区町村総括表】
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テーマ6:Q&Aサンプル
Q1 パートが途中で退職した場合はどうしたらよいでしょうか?
Q2 外国人については年末調整を行うのですか?
Q3 年の途中で入社した人の源泉徴収票作成上の留意点は?
Q4
年の途中で退職した源泉徴収票はどうしたらよいか?
Q5
当社に入社する前に失業給付金を受けた社員がいるのですが?
Q6
当初、申告した扶養親族を年末調整で変更したいのですが?
テーマ6
Q7 保険料の控除証明書を紛失してしまい、現在請求中ですが年末調整
までに間に合わないのですが?
Q8 導入以前の給与・賞与データはどのように入力したらいいので
しょうか?
Q9
計算した結果の還付金を見たいのですが?
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Question1
パートが年の中途で退職した場合はどうしたらよいのでしょうか?
Answer
年の中途で退職した場合は、退職までの給与や税額を記載した「源泉徴収票」を本人に交付する必要があり
ますが、退職時に年末調整してそれまでの税金を精算することは通常しません。しかし、例外があり、下記
の要件を満たしたパートについては、退職時に年末調整をすることができます。
① 扶養控除等(異動)申告書を提出していること。
② 本年中の給与収入が103万以下であること。
③ 退職後、年内に他の勤務先から給与の支払を受ける見込みがないこと(本人に確認する)
Question2
外国人については年末調整を行なうのですか?
Answer
外国人であっても、国内の住所を有するか、又は引き続いて国内に1年以上居所を有することにより居住者
となる人は、日本人の労働者と年末調整の扱いは同じです。非居住者は年末調整の対象となりません。
Question3
年の途中で入社した人の源泉徴収票作成上の留意点は?
Answer
前職のある人の前の会社の給与と入社後の給与を合算して年末調整をした場合の源泉徴収票には、摘要欄に
前職に関する以下の事項の記載が必要になります。
① 前の会社の名称
② 前の会社の所在地
③ 前の会社の退職年月日
④ 前職の本年度における退職までの給与支払額、給与から控除された社会保険料、源泉徴収額
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Question4
年の中途で退職した源泉徴収票はどうしたらよいか?
年の中途で退職した源泉徴収票はどうしたらよいか?
Answer
年の中途で退職した人については再就職するかどうかに関わらず、本人に退職までの給与等を記載した源泉
徴収票を退職後1ヶ月以内に交付する義務があります。再就職する人は源泉徴収票は再就職先で必ず必要に
なりますし、再就職しない人も確定申告で源泉徴収票は必要になります。
Question5
当社に入社する前に失業給付金を受けた社員がいるのですが?
Answer
失業給付金や生活保護の給付金を受けたとしても、これらは所得税がかからない非課税所得です。したがっ
て年末調整の対象となる給与とはならず、年末調整の対象に含める必要はありません。
Question6
当初、申告した扶養親族を年末調整で変更したいのですが?
Answer
扶養家族の変更はいつでもできます。新たに異動後の扶養控除等(異動)申告書を作成して提出するか、提出
済みの扶養控除等(異動)申告書を異動後の内容に補正するか、年末調整までにいずれかの方法で会社に報告
してもらうようにしてください。
Question7
保険料の控除証明書を紛失してしまい、現在請求中ですが年末調整までに間に合わないのですが?
Answer
保険料の控除証明書は保険料控除申告書に添付して会社に提出しなくてはいけません。しかし、証明書の交
付を請求中で証明書を添付できない場合は、翌年の1月末日までに提出することを条件に、保険料の控除を
したところで年末調整を行うことができます。
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Question8
導入以前の給与・賞与データはどのようにして入力したらいいのでしょうか?
Answer
前職分という項目に、総支給額、社会保険、所得税の金
額を入れて、年末調整の処理を行なってください。但し、
源泉徴収簿には、月毎の詳細は表示されないので、詳細
に表示したい場合は、賃金台帳に月ごとのデータを入力
してください。
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Question9
計算した結果の還付金を見たいのですが?
Answer
一覧で確認をしたい場合は、年末調整(Y)→過不足額一覧(F)
を選び開いてください。左の画面がでてきます。
また、個人ごとに確認したい場合は賃金台帳・賃金台帳編集
でも確認することができます。
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