ArchiTerra vers.3.0 Plugin For ArchiCAD 1 ArchiTerra3 ユーザー・ガイド ArchiTerra3ユーザー・ガイド Microsoft Windowsおよびアップル・マッキントッシュに適用 バージョン3.0 2006年 Cigraph社。 2 著作権 このマニュアルの内容、およびこのソフトウェアはCigraph 社および有限会社リビングCGが著作権 を持ちます。 このマニュアルとソフトウェアがプログラムするものは、Cigraph 社および有限会社リビングCGの 書面による同意なしでは完全にはあるいは一部分コピーすることができません。 また、ソフトウェアを買い手が勝手にバックアップ・コピーを作成することもできません。 カバー実例:Fabrizioディオダティ・:マルコ・マレラ・トランスレーション:キャサリン・コセンティ ーノ 翻訳:有限会社リビングCG 関 良平 製品保証 Cigraph 社 このソフトウェアをCigraph 社が製作し検収いたしました。 ただし、任意の目的用の他社製のソフトウェアとの適応性に関しては保証するものではありません。 しかし品質に関して、パフォーマンスについてすべてをCigraph 社が責任を負います。 しかしソフトウェアの任意のお客様による原因のよる欠陥や破損に関しては責任をCigraph社は負 いかね ます。 またデータの再生時において、プログラムおよびデータの損失に対しても責任を負いかねます。 ライセンスと商標 ArchiStairはCigraph 社の登録商標名です。 ArchiCAD、PlotMaker、StairMaker、PlayBackおよびGDLはGraphisoftの登録商標です。 Microsoft WindowsとWindows 95/NTは公認の登録商標です。 一方、マイクロソフトインクのアップル、マッキントッシュ、パワー・マッキントッシュおよびマ ックOSはアップル・コンピューターの登録商標です。 AutoCAD、DXFおよびDWGはオートデスクの登録商標です。 <メーカー> Cigraph 社 Orsato、38 -(I)30175 VE/Marghera 電話番号+39 041 93(23)88 -ファックス+39 041 92(00)31 電子メール:[email protected] <日本総代理店 日本総代理店> 日本総代理店 有限会社リビングCG 東京都港区赤坂7-3-37プラース・カナダ1階 電話番号:03-6894-7502 FAX:03-6894-7701 インターネット:http://www.archisuite.jp 電子メール:[email protected] <監修> 池田雅信 池田雅信デザイン建築事務所 主催 http://ma-ikeda.com/ ・ArchiCAD 仲間 運営 http://www.archicadnakama.jp/ 3 インデックス ArchiTerraツール テキストファイルインポート・エクスポート テキストファイルからデータをインポート フォーマット 小数点記号 区切り文字 最初の行を無視 フィルター距離 オリジナルコードに上書き インポート結果 インポート制限 テキストファイルにArchiTerraメッシュデータエクスポート すること DXFファイルからデータをインポート DXFユニット・システムとの一致 フィルター距離 再検索 ポイント レイヤ条件 インポート結果 SHPファイル(シェープファイル)インポート ポイントツール リンクラインツール リンクを設定する方法 リンクを削除する方法 アウトラインツール(敷地の輪郭作成ツール) ArchiCAD塗りつぶしツールを使用して、アウトライン を引く方法 ArchiTerraアウトラインツールを使用して、アウトライ ンを引く方法 ポイント探索幅 アウトライン属性 等高線ツール 7 9 9 9 9 9 10 10 10 11 12 13 14 16 16 18 17 17 17 18 19 20 20 21 22 22 22 23 23 24 等高線を作図 24 等高線属性の修正例 26 等高線の修正例 26 等高線の自動表示 27 等高線高度 27 主要な輪郭の有無 27 ビュー 27 レイヤ 27 等高線の修正 27 4 土地ツール 土地の3D表示 ArchiCADのメッシュをArchiTerra土地に変換 高度グラデーションツール 傾斜度別解析 ArchiTerraツールはどのように土地を修正するか 土地造成 土地造成 傾斜した造成地 傾斜地の修正 造成地の更新 歩道ツール ArchiCAD ポリラインツール ArchiCAD塗りつぶしツール 歩道の更新 道路ツール ArchiCAD 2Dポリライン ArchiCAD塗りつぶしツール 道路の更新 道路縦断面図ツール 縦断面折れ線グラフ図の設定 縦断面折れ線グラフ図を使用して、道路レベルを修正 並んで2つの道路断面を表示 参考1:左右レベルを一括水平化 参考2:道路法面勾配を簡略表示 参考3:断面図および立面図に道路縦断面を表示 道路交差 追加の節点で結合 道路/結合で交差点部を作成 道路高低差調整 山脈、樹木および岩石生成 28 28 29 30 32 34 35 35 37 39 40 41 41 43 44 45 45 47 48 49 50 51 51 52 52 54 54 54 55 56 57 57 任意の土地生成 山脈作成 樹木作成 2D木シンボルの設定 既に挿入された樹木パラメータを変更 岩石作成 既に挿入された岩石パラメータを変更 水面ツール 既に挿入された水路溜池のパラメータの変更 建物ツール 建物を修正 カラーエリアツール カラーエリアの修正 カラーエリアがオーバーラップしている場合 72 73 壁ツール 74 壁・節点の高度 壁の修正 58 60 62 64 65 66 66 67 68 69 70 76 76 5 壁のさらなる特性 フェンス ガードレール 擁壁ツール 傾斜法面を垂直にカット 擁壁の作成 擁壁の作成例 擁壁の修正 77 77 79 80 80 81 82 83 84 土量計算 リンク解除 表示/非表示ArchiTerraレイヤツール 更新ツール 高所の更新 ArchiTerra壁の更新 要素ビューの更新 水路溜池の更新 道路断面図の更新 87 87 87 87 87 87 2Dビュー上の道路の更新 87 要素すべての更新 87 標高表示ツール グリッド作成 ArchiTerraメッシュ上の吸引 カメラツール デフォルト設定エクスポート・インポート ヘルプツール ArchiTerraメッシュモデリング ツール活用早見表1,2 85 86 88 88 89 90 92 93 94 95,96 6 ArchiTerra ArchiTerra ツール ArchiTerraツールボックス・コマンドです。 ArchiTerraに関して。 テキストファイルインポート/エクスポート DXFファイルインポート SHPファイルインポート ポイント・ツール リンクツール アウトライン・ツール(敷地の輪郭作成ツール) 等高線ツール 土地ツール 高度グラデーションツール 傾斜角度別解析 造成地ツール 歩道ツール 道路ツール 道路縦断面図ツール 任意の土地、木および岩生成機能 水面ツール 建物ツール カラーエリア・ツール 壁ツール 擁壁ツール 土量計算 7 ArchiTerra リンク解除 表示/サーフェイスレイヤ 修正する、XY座標/Zの数値修正 更新ツール 標高ツール ArchiTerraメッシュ上の吸引 カメラツール デフォルト設定のエクスポート・インポート ヘルプ 8 ArchiTerra テキストファイル インポート・ インポート・エクスポート このツールは土地情報が収納されたテキスト形式のポイントリストをインポートするか、 あるいはArchiTerraで作成された土地情報をテキスト形式のファイルにエクスポート (書き出す)したいときに使います。 テキストファイルから テキストファイルからデータを からデータをインポート データをインポート 土地のポイントデータリストは一般的に土地測量事務所にとって作成されています。 これらのポイントデータファイルの中から、ArchiTerra は、下記の基本的な情報 4 つを取 り込みます。 - X 座標; - Y 座標; - Z 座標、オブジェクト; - ポイント識別コード(オプションのフィールド) ポイントリストをインポートするため には、 インポート TXT アイコン をクリックしてください。 次に右図のウィンドウが開きま す。この上段プレビュー領域は、テキ ストファイルに入力されている 4 行の 数値を示します。 オプション:形式 最初の3つのラジオボタンは、 テキストファイルのデータです。 ・xyz ・xyzコード ・コード、xyz 最後のチェックボックス(x-y反転)が アクティブ化される場合、2つのXの インポートそしてY座標、次の結果と 共に逆です。 ・Y、X (Z、コード) 小数点記号 右記の 2 つのラジオボタンから選択します。 「ピリオド」と「コンマ」です。 区切り文字 テキストファイルの中にある様々な数値欄の区切り文字を選択してください。 9 ArchiTerra ・ 「タブ」: ・ 「セミコロン」 : ・ 「3 つ以上のスペース」:各フィールド間に少なくとも 3 つのスペース ・ 「その他」 最初の行を 最初の行を無視 多くテキストファイルの場合、最初の1行目は題名あるいは説明文です。よってこの 行をインポートしないように、チェックボックスのアクティブにします。 フィルター フィルター距離 データ(テキストファイルあるいはDXFファイル)をインポートする場合、可能な限り 土地を表示するのに必要なデータを単純化することは非常に重要です。 この数値欄は、過度に接近しているポイントをインポートしないようにするために、近接 したポイントを省略するフィルタ距離(隣接する最小 2 点間距離)です。 コメント: コメント: 最初はこのフィルター間距離を「0」にセットし、データをインポートしてください。 もし、データ量が大きいと認識した場合は大きな(値)フィルタ距離を入力してください。 メッシュが単純でデータが軽いほど、ArchiCAD の操作がしやすいことです。 ※ ハ ー ド ウ エ ア の 性 能 に 依 存 し ま す が 、 7000 ポ イ ン ト 以 上 の メ ッ シ ュ は 、 ArchiCAD の処理速度を遅くします。 オリジナルコードに上書き オリジナルコードに上書き「もとのコードに上書き」 コードに上書き「もとのコードに上書き」 このチェックボックスをアクティブ化にした場合、各インポートポイントは、もと のコードに上書きされます 最初の数値欄は英数字の文字列(最大20文 字)、第2の数値欄は半角英数字です。 よってコードは、これら数値データを結合 します。 右側では、ペン(太さ・カラー)を選ぶこ とができます。 下段ではレイヤが選択できます。 10 ArchiTerra インポート結果 インポート結果 前記のテキストファイルデータを 読んだ後は、右図の「インポート ① の結果」ダイアログ・ボックスを 表示します。 ② ①「インポートした点」 「読み取り」:テキストファイル に含まれていた読み取りポイント の数、 「インポート」:ワークシートへ インポートしたポイントの数 「無視」:ポイントの数がスキッ プ(無視)したポイント数 を表示します。 ※インポートしたポイントの数が 過度に多い(警告イメージが右側に現われます)場合、「再インポート…」ボタンをク リックして、前のウィンドウに戻り、フィルター距離を変更してください。 ②「土地の位置」 次に土地範囲を選択する場合、「地図の位置」でインポートする土地の範囲を2つの 点(左下と右上)で指定します。 もし、以前のオフセット(インポート領域)と同じ範囲を設定したいときは、下記「前回 のオフセット設定ボタン」をクリックしてください。 11 ArchiTerra インポート制限 4つの座標を入力して範囲を定義し、データの一部をインポートすることができます。 このオプションがアクティブ化にすると、インポートできるエリア制限できます。 データー領域が非常に大きい場合でも指定範囲を小さくさせることができるためにこのオ プションは有用です。 設定が終わりましたら、「OK」をクリッックしてください。 下図のように、平面図上に分散したポイントが表示されます。 12 ArchiTerra テキストファイルにArchiTerraメッシュ メッシュデータを テキストファイルに メッシュデータをエクスポート データをエクスポート ArchiTerraはArchiCADで生成したメッシュを読み込むこともできますし、書き 出すこともできます。 また、テキスト形式(言いかえればポイント座標リスト)で選択された土地 ArchiTerraメッシュデータにエクスポート(書き出す)することもできます。 エクスポートテキストファイルをクリックしてください。 保存場所が聞かれますので、名前を付けて保存して下さい。 次に保存方法を設定する下図のダイアログ・ボックスが現われます。 ① ② ・上段の「ファイル名」は、ファイルがエクスポートするファイル名を表示しま す。 ①「座標順」 テキストファイルに書き出す形式を設定にします。 - X-Y-Z(正順) -Y-X-Z(逆順) ②「エクスポートされた情報」 テキストファイルに何をエクスポートするのか指定できます。 - 地面/メッシュのみエクスポート (オリジナルの土地の形態だけが保存されます) - 実行された変更と共に地面をエクスポート 13 ArchiTerra DXFファイル ファイルから ファイルからデータ からデータをインポート データをインポート DXF データから得られる土地情報をインポートするときこのツールを使用してくださ い。手順について説明する前に、DXFドキュメントを簡潔に説明します。DXFは AutoDesk社によって開発され、異なるCADプログラム間のデータ交換用に用いられて います。DXF図面はレイヤおよびすべてのグラフィック中のポイント情報で組み立てら れています。また異なるオリジナルのレイヤも含まれています。 ArchiTerraはDXF図面を下記の基準でインポートします。 ・ポイント :一般的基準ポイントタイプ ・ライン :ラインタイプ ・ポリライン :基準的なポリラインタイプ ・スプライン:曲線(ArchiCADのスプラインに似ている) 重要: 重要: ArchiTerra は DXF ブロック(ArchiCAD ライブラリー部品の相当物)をインポートす ることができません。ブロックを使用して測点が作られている場合、それらをイン ポートすることができません。 覚えておくべき重要なポイントは、土地のポイント情報のみインポートすること ができることです。図面は、土地モデルを作成するのには必要でない多くの他の 情報を含んでいます。例えば、図面には、境界線、基準点、テーブルなどをマーク したグラフィックの基準など多くの情報を含んでいます。これらの情報は、土地との 関係がないため必要ではありません。したがって DXF ドキュメントの中で必要な レイヤだけを選定しインポートしてください。 残りの情報が必要であるならばその都度 ArchiCAD を使用してインポートすること ができます。 注: DXF ファイルの土地情報は必ず「Z 座標」を含んでいますが、2 次元の図面をインポート した場合は高度が全て「0」であるために水平な平面になってしまいます。したがって 2 次元の DXF ファイルを受け取った場合、ArchiCAD でまずそれを2Dで図面化して、2 次元を 3 次元データに転換してから ArchiTerra で読み込んでください。 1. ArchiCAD を使って DXF ファイルを開いてください。 2. 3D ビューをつかって ArchiCAD 上でどのように表示されているかチェックしてく ださい。測定点がすべて同じレベルにある場合、その DXF 図面が 2 次元であるこ とを意味します。 次に ArchiTerra を使用して、DXF ファイルのインポート手順を説明します。 DXF 図面をインポートするには、インポート DXF ファイル・アイコンをクリックしてく ださい。 ArchiTerra は次のダイアログウィンドウを表示します。 14 ArchiTerra 中央のビューは、選択された (ArchiTerraと互換性をもつ情報を 含んでいるすべてのレイヤ) DXF 図面中の全レイヤのリストを表示し ています。 各レイヤ名の左隣りに2つのチェ ックボックスがあります。 これは「レイヤ」をアクティブ化 /非アクティブ化するためのチェ ックボックスです。 このチェックボックスが有効にな れば、レイヤに含まれていた情報 はインポートされます。そうでな ければ、レイヤの中の情報が無視 されます。 インポートする方法を決定するために第2の(リンク作成)チェックボックスを使用 してください。 <リンクのチェックボックスが リンクのチェックボックスが無効な チェックボックスが無効な場合 無効な場合> 場合> 次図のようにレイヤがライン(等高線のような)を含んでいる場合、 ArchiTerraは各ラインの終わりにポイント/ホット・スポットを置 き、簡易にそれらの高度をインポートします。 <リンクのチェックボックス リンクのチェックボックスが 効な場合> チェックボックスが有効な場合 場合> インポート結果は一連の同一レベルによって連続するポイント/ホッ ト・スポットになります。 15 ArchiTerra これらの要素を一まとめにするためにウィンドウの右上部のチェックボックス・グルー プを有効にしてください。 参考: ワンクリックでリストされたすべてのレイヤのチェックボックスを有効にするには上部の 2 つのアイコンをクリックしてください。 全レイヤ; 全レイヤリンク DXFユニット・システムとの一致 ユニット・システムとの一致 レイヤリストの下では、DXF図面用のユニット・システムを定義することができま す。 (単位系の概念についてのさらに詳しい情報に関しては、ArchiCAD DXF-DWGコンバ ーション・ガイドを参照してください)。 フィルター フィルター距離 (単位はmm) テキストファイルのインポートのために与えられた指標です。 これらの 2 つの数値欄は、インポート中にデータを簡略化することが可能です。 インポートするデータをフィルタ(2 点間距離)によるデータの簡素化は非常に重要です。 距離設定はインポートするポイント間を検索するために使用されます。つまりこの距離以 内にあるポイントは削除され、インポートされません。 再検索 どれだけのポイントがファイルに含まれているか最初分からないので、検索後フィルタ 数値を「再設定(再インポート)」するボタンがあります。 左の数値は、ポイント間距離を検索してインポートする際にその数値より小さいポイント が省略されます。 右の数値はポリラインを単純化するために使用されます。適切な距離を設定することによ って、何千ポイントのポリラインを単純化することができます。 16 ArchiTerra ポイント コードは、ポイントのコード名です。 右側に、ペン(太さ・カラー)です。 レイヤ条件 レイヤ条件: 条件: DXF 図面からデータをインポートする場合、同じレイヤに格納されるとともに、インポ ート基準にレイヤを選ぶ必要はありません。 インポート結果 DXF 図面のコンテンツを読んだ後、 「インポートの結果」を表示し、DXF 図面読み取り結 果を再設定することができます。 17 ArchiTerra Shape ファイルインポート このバージョンから shape(シェイプ)ファイルをインポートすることができます。 地形データ( 地形データ(Shape ファイル)をインポート ファイル)をインポート Shape ファイルをインポートする機能は、 DXF ファイルをインポートした場合と似てい ます。 上記の shape ファイルを選んだ後に、ツー ル・アイコンをクリックしてください。そう すれば、下図のダイアログ・ボックスを表示 します。 ①インポート結果セクションは、ファイ ル中の要素の数、および ArchiTerra がインポートすることができる要素 の数を表示します。 ②インポートしようとしているデータが ArchiCAD 原点から遠く離れている場 合、インポートデータ範囲をオフセッ トで定義することができます。 注)基本的に、原点(0,0)に合わせるこ とをお勧めします。 ③測定点距離間隔 インポートしようとしているデータ間 距離が近い場合は、省略することが出 来ます。 GIS 機能 Shape ファイルデータを GDL オブジェクトへ変換することができます。 18 ArchiTerra ポイントツール ポイントツール このポイントツールは土地形態を作成するために最も基本的なアイコンです。 ArchiTerra を使用して手動で挿入する パレットから挿入される ポイントツールと、ArchiCAD ホット・スポットと混同しないように注意してくだ い。ArchiCAD のホット・スポットが単純な 2D グラフィック情報であるのに対し、 ArchiTerra の ポイントツールは付加情報(ポイントの高度および識別コード)を 含まれています。 「新しいポイント 「新しいポイントを挿入」 ポイントを挿入」 ポイントを選択せずに、 ポイント・ツールをクリックすれば、平面図にポイントを 挿入できます。ArchiTerra は次のダイアログボックスを表示します。 新しいポイントをクリックするごとに、平面図中にポイントが挿入されます。 コード名およびコード番号:英数文字および連番(自動的に増加) レイヤ:ポップアップ・メニューからポイントが収納されるレイヤ 高度:Z座標を入力 ペン:カラー 「ポイントの編集」 既に入力したポイントの設定を編集できます。 平面図上のポイントを選択し、 ポイント・ツールをクリックすれば、下図が表示され ます。 必要な箇所を修正し終わりましたら、「OK」 のクリックしてください。 19 ArchiTerra リンクライン リンクラインツール ラインツール このコマンドは、2つのポイント間をリンクして、より滑らか な三角ポリゴンを形成するために使用されます。 左図のように、4点を結ぶポリゴンラインは様々です。つまり これだけ作図方法によって違うという事です。 このコマンドは一般的に、3Dポリゴンが完成した後、より 細かく形状を滑らかにするためにこのリンクコマンドを使う ことが一般的です。 リンクラインツールをクリックする場合、ArchiTerraは次の ダイアログ・ボックスを表示します。 線種: ペンカラー: レイヤ: リンクを リンクを設定する方法 設定する方法 平面図上のポイント間のリンクを定義することは非常に簡単です。 1. リンクラインツール・アイコンをクリックしてください。 2. リンクの設定を入力します。 3. 「OK」ボタンをクリックしてください。 4. 地図上のリンクするポイントを連結しポリラインを引きます。 5. リンクを引き終えると、最後のポイントをダブルクリックしてください。 ※リンクされたデータの修正をしたい場合は、修正するリンクしたデータを選択し、 リンクラインツール・アイコンをクリックしてください。 20 ArchiTerra 重要: 重要: リンク属性(ライン・タイプ、ペンおよびレイヤ)だけを修正することができます。 また節点が移動する場合、リンクは自動的に更新されます。 リンクを削除する方法 リンクを削除する方法 リンクは ArchiCAD の Delete を使用して削除することができます。 参考:等高線を簡単に 参考:等高線を簡単に作図 簡単に作図する方法 作図する方法 <作図方法> 1. ポイントツールで各ポイントの 高度を入力します。 リンクラインツール 2.各ポイントを、 を使ってポイントを繋いでください。 3. アウトラインツールを使って、土 地の輪郭をクリックします。 4. 土地ツールで3Dにモデリングし ます。 5. 等高線ツールで等高線を作成して完了です。 21 ArchiTerra アウトラインツール アウトラインツール(敷地の輪郭作成ツール) ツール(敷地の輪郭作成ツール) 3D土地モデルを作成する前に、最初にその範囲を指定するためにこのアウトライ ンを定義しなければなりません。 アウトラインを定義する方法は2つがあります: ● ArchiCADの の塗りつぶしツール ● ArchiTerra アウトライン機能 ※アウトラインを作成するときは、クリックするポイントはできるだけポイント上 を正確にクリックしてください。 ArchiCAD塗りつぶし 塗りつぶしツールを使用して、アウトラインを引く方法 塗りつぶしツールを使用して、アウトラインを引く方法 1. ArchiCAD塗りつぶしツールを使用して、土地の縁をトレースしてください。 2. 塗りつぶしツールを選択し、アウトライ ン・ツール・アイコンをクリックする、 ArchiTerraは右図を表示します。 各数値パラメータを入力します。 3. 4. 入力完了後、「OK」ボタンをクリックし てください。 ArchiTerraアウトラインツール アウトラインツールを使用して、アウトラインを引く方法 アウトラインツールを使用して、アウトラインを引く方法 1.何も選択せずに、 アウトライン・ツール・アイコンをクリックしてください。 2.「アウトラインの設定」のダイアログ・ボックスを表示します。 3.2つのアウトラインタイプ「ポリゴン多 角形」・「長方形」を選択してください。 4.「OK」ボタンをクリックしてください。 5.土地の縁を囲ってください。2つの手順 の違いは次のとおりです。 ・多角形:ポリラインで多角形を引く要 領です。 ・長方形:2点をクリックし長方形の対 角線を引く要領です。 22 ArchiTerra ポイント探索 ポイント探索幅 探索幅 d:ガイドラインの :ガイドラインの幅距離 (探索幅) α:アルファ角度 アルファ角度(指定角度内を探索する) 角度 ArchiTerraは、この機能はガイドラインを作成した時、連結するアウトラインのポイ ントを検索するときに使います。 小さな探索角度にした場合は、ガイドライン通り正確にポイントを検 知します。 大きな探索角度にした場合は、ガイドラインから多少外れても検知します。 次により詳しく説明していきましょう。 左図のように小さな探索角度に設定すると、ポイント「3」 はポイント「4」が角度以内にないため、次は「5」に接続し ます。 一方右図のように、大きな探索角度にした場合では、 ポイント「3」はポイント「4」を検知して接続できま す。 重要: 重要: ArchiCAD の塗りつぶし図形をアウトラインに転換した場合、アウトライン・セッ ティング・ダイアログ・ボックス内の上記設定を有効に使用することができます。 アウトライン属性 アウトライン・セッティング・ダイアログ・ボックスでは、土地の周囲を表現す るために塗りつぶしツールに多くの属性を設定することができます。 背景 :要素のグラフィックの外観(背景カラー) 線種 :アウトライン ペンカラー :端、線影付けおよび塗りつぶし背 景のカラー リスト属性ID:アウトラインを識別する英数文字 23 ArchiTerra 等高線ツール 等高線は、2Dの地図または3Dビューの土地モデルに同じ高度のポイントを接続した 想像上の線です。ArchiTerraはこの等高線ツールによって、等高線を土地モデルに表示 させることができます。 等高線を作図する方法は下記のように2通りあります。 ●「下書きの地図上の2Dポリライン 下書きの地図上の2Dポリラインなど 2Dポリラインなどに高さ情報を入力する場合」 などに高さ情報を入力する場合」 ●「3Dモデリングデータがある場合」 「3 モデリングデータがある場合」 です。 初めに、「下書き地図データ上の2Dポリラインなど 下書き地図データ上の2Dポリラインなどに高さ 下書き地図データ上の2Dポリラインなどに高さ高さ情報を入力する場 に高さ高さ情報を入力する場 合」を説明します。 等高線を作図 等高線を作図 土地を構築するデータをゼロからモデル化する場合、通常では等 高線を引く必要があります。そこで地形図をスキャナしてディ ジタル化した地図を使って等高線を作成する方法をご紹介しま す。 <下準備> 1.ArchiCADのワークシートに一旦スキャンした地図 (データ)を貼り付けます。そのために下準備として 新規ワークシートを作成してください。「ナビゲー タ」内の「ワークシート」を右クリックして「新規個 別ワークシート」を選択し、ファイルの「名前」を入 力し「作成」ボタンをクリックします。ナビゲータウ ィンドウのワークシートに「下書き地図」が新規作成 されました。 2.ArchiCADの「参照パレット」を使って平面図上にそ のワークシートに貼り付けた地図データを表示させま す。 「参照パレット」は「ウィンドウ」>「パレット」 >「参照パレット」を選択してください。 3. をクリックして目的のワークシートを選択してく ださい。平面図に地図データが参照できます。 24 ArchiTerra 次に前頁のようにして平面図に参照できた地図データを元に等高線を入力してい きます。 1. 等高線を作成するために同じ高度を一連の線、弧、2Dポリラインおよび スプラインなどで結んでください。次にそれらを選択してください。 2. 「等高線」のアイコンを クリックしてください。右図の 等高線セッティング・ダイアロ グ・ボックスが表示されます。 ① ② ③ 3. 等高線パラメータを設定してく ださい。等高線に転換するダイ アログ・ボックスのオプション は次の通りです。 ④ ①高度:高度 ②ポイントカラー(点):カラー ③カラーおよび線種:等高線のカラー、線種 ④レイヤ: 等高線を構築するポイント/ホット・スポットおよびリンクラ インが収納されるレイヤ 4. 設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください。 ※【 【最も簡単に等高線を使って土地 最も簡単に等高線を使って土地をモデリング 等高線を使って土地をモデリングする方法 をモデリングする方法】 する方法】 2Dポリラインと等高線を使った方法 1.平面図上に2Dポリラインで等高線を作図し ます。 2.各2Dポリラインを選択し、 をクリッ クしてください。続いて全ての2Dポリライ ンに高度を設定していきます。 3. 「アウトラインツール」で3Dモデリ ングする土地の輪郭を作成し、 「地形 作成」のアイコンでモデリングします。 25 ArchiTerra 等高線属性の修正例 等高線属性の修正例 等高線のグラフィック属性あるいは高度属性を修正することができます。 1.修正したい等高線を選択します。 2. 「等高線」のアイコンをクリックしてください。 3.修正したいパラメータを編集してください。 4.「OK」ボタンをクリックしてください。 等高線の修正 等高線の修正例 の修正例 ArchiTerra はグループ化された等高線をポイント/ホット・スポットおよびラインに転換 できます。 等高線はポイントおよびホット・スポットを移動させることにより修正することができ ます。その後、リンクは自動的に更新されます。 1. 等高線ホット・スポットを選択してください。 2. 新しい位置へそれをドラッグします。 3. ArchiTerraは自動でその等高線情報を更新していきます。 26 等高線の自動表示 等高線の自動表示 26ページに説明した、「3 3Dモデリングデータがある場合 モデリングデータがある場合」の等高線の自動表示を モデリングデータがある場合 説明します。この場合、ArchiCADの「メッシュ」ツールで作成した地形データ、 xyz座標で構成されているTextデータを読み込んだ地形データあるいは、DXFファイ ルデータを読み込んだ場合あるいは、Shpファイルを読み込んだ場合がそれにあたり で ます。ただし、ArchiCADの「メッシュ」ツールで作成した地形データは、 ArchiTerraメッシュへ一括変換する必要があります。 <作図方法> 1.土地データを選択する。 2. 「等高線」をクリックして ① ④ ② ③ ください。「等高線の設定」ウィ ンドウが表示されます。 ⑤ 等高線高度 等高線高度 ①「最初の高度」等高線を表示し始 める高度。 ②「最終の高度」等高線を表示し終 える高度。 ⑥ ③「等高線」等間隔(高度の間隔) 主輪郭の有無 輪郭の有無(④) の有無 目のアイコンチェックボックスが有効のときは、主要な輪郭すべて表示します。 ステップ: 各数値に等高線のカラーを変更できます。 ビュー(⑤) ビュー 3つのチェックボックスは表示/非表示です。 2Dビュー 断面図/正面図 3Dビュー 下段のペンは、等高線を表示する線種およびカラーです。 レイヤ(⑥) レイヤ 最後のポップアップ・メニューは等高線が収納されるレイヤです。 等高線の修正 この等高線オブジェクトは、作成された土地(ArchiTerraメッシュ)に自動的にリン クされています。つまりArchiTerraメッシュを修正すると、等高線オブジェクトも自 動的に更新されます。 更新ツール AchiTerra メッシュデータをダイアログボックスを使わずに手動で修正(オブ ジェクト削除など)すれば、2D 上の等高線表示オブジェクトは自動的で更新さ れません。この場合、ArchiTerra メッシュを選択し、 「更新ツール」のア イコンをクリックしてください。オブジェクトは、更新されます。 27 土地ツール 土地ツール このツールによって土地のモデリングをします。 ArchiCADメッシュデータをArchiTerraメッシュに変換します。 土地の3D表示 土地の 表示 ArchiCAD 平面図上に表示される土地データは、2D 基準(ポイント/ホット・スポット、 リンクライン、アウトライン)塗りつぶし図形など沢山あります。 <作図方法> 1.これらの情報の中から土地データを表示するためには、まずアウトライン /塗りつぶし図形を選択してください。 下図のような土地セッティング・ダイアログ・ボックスを表示します。 ① ② ③ ④ ① 平面図属性 ・ラインのタイプ:土地/メッシュを表わす ・土地/メッシュ輪郭:ペン ・土地/メッシュ端:ペン ・土地/メッシュ上のポリゴン線 表示/非表示 ② 断面 断面属性 属性 ・断面図/正面図の中で土地/メッシュに使用された塗りつぶし図形 ・断面図/塗りつぶし図形のアウトラインに使用したペン ・断面図塗りつぶし図形の線影付けに使用さした前景ペン(メッシュの ペンカラー) ・断面、塗りつぶし図形の背景に使用した背景ペン ③ モデル属性 ・土地/メッシュの上部表面の材質 ・土地/メッシュの側面の材質 ・土地/メッシュの底面の材質 28 ・土地/メッシュのポリゴン線 表示/非表示 ④ リスト属性 ・生成された土地/メッシュがあるレイヤ ・生成された土地/メッシュ用の識別 ID コード。 2.設定が終われば、「OK」ボタンをクリックしてください。 土地のモデリングを始めます。 ArchiCADの のメッシュをArchiTarreメッシュ メッシュに変換 メッシュを メッシュに変換 この手順は ArchiCAD メッシュを ArchiTerra メッシュに変換するために使用されま す。したがって、オリジナルのメッシュを修正するためにも使われます。 これは非常に簡単な手順です。 1.平面図上のArchiCADメッシュを選択してください。 2.ArchiTerraツールボックス中の 土地ツールをクリックしてくださ い。次のダイアログ・ボックスを表示されます。 3.「変換」をクリックしてください。 ※ArchiTerraの全ての機能が反映されます。 ※変換されたArchiTerraメッシュはそのまま、ArchiCADのメッシュ 機能が使えます。 29 高度グラデーションツール 高度グラデーションツール この機能は、3Dビュー内でArchiTerraの土地高度差を色鮮やかなグラデーションで表 示させることができます。このグラデーションのパラメータはGDLを使用しているた め、フォトレンダリングで表示させることもできます。 注: ただし、高度グラデーションを設定した状態では、土地造成、道路、歩道などで設定した 材質は表示されません。 <作図方法> 1.ArchiTerraメッシュを選択して、 「高度グラデーション」のアイコンを クリックしてください。下図の「高低を表示」ダイアログ・ボックスが表示さ れます。 最初のチェックボックス「3 D」は、3D画面上で高度グラ デーションを表示/非表示が 設定できます。 下記数値欄および色は、 ArchiTerraメッシュに高度別色 グラデーションを表示さえる ための設定欄です。 高度別に分けられた4行の数値 記入欄は、それぞれに高度が 指定できます。その 各々右側の数値欄は色 番号です。標準色を指 定する場合は、ダイア ログ・ボックスの色を 直接クリックしてくだ さい。 下図は、フォトレンダ リングした結果です。 2色のグラデーション: 3色のグラデーション: 4色のグラデーション: 30 色グラデーションを等高線に沿って徐々に変化させたい場合は、 コンを使って等高線間隔をより小さくしてください。 2 つの異なる設定例です。 等距離:1 メーターの場合 等距離:5メーターの場合 31 「等高線」のアイ 傾斜度別 傾斜度別解析 度別解析 グラデーションを傾斜角度別に表示させ たい場合はこのアイコンを使います。 ① ①「傾斜度色分け(2D ビュー)」 地形データを傾斜角度別に3D ポ リゴンを色分けして表示します。 下図のように、傾斜角度別に解析 された一覧表が表示されます。 ② ③ ②3D ビュー 次頁のように3D ポリゴンを ArchiTerra メッシュ上に表示/非表示させることが できます。 ※ 左 記数値を「0」にすると ArchiTerra メッシュと 3D ポリゴンが重なっ て表示されますので適 切な距離を空けること をお勧めします。 ③「凡例」表示 ・最初のヘッダー ・2番目のヘッダー ・3番目のヘッダー 32 ※3D ポリゴンに航空写真を貼りつける方法 ポリゴンに航空写真を貼りつける方法 1.航空写真を「材質」に登録します。 「オプション」>「属性設定」>「材質」ダ イヤログ・ボックスで登録します。 2.下図のように、傾斜度色分けされた3D ポリ ゴンを選択し、右クリックして、「選択した オブジェクトの設定」を選択してください。 3.「モデル」内の「オブジェクトの材質を使用」のチェックを外し、登録した「航 空写真」を選択して、「OK」ボタンをクリックしてください。 33 ArchiTerraツールはどのように土地を修正するか ツールはどのように土地を修正するか ~盛り土・切り ~盛り土・切り土~ ArchiTerraの土地生成についてのツールを記述する前に、ArchiTerraツールが どのように土地を修正するのかを、単純な例で紹介します。 ArchiTerra は土地(造成地、道路、カラーのエリアおよび擁壁)への修正は固体 のブール演算(ArchiCAD のソリッド補修のようなモデリング方法)を使用して おこなっています。この技術は操作がすべてパラメータ化された中で計算されて いることです。言いかえれば、今まで行なわれた操作内容を失わずに修正するこ とができるという事です。操作がすべてパラメータ化されているので、造成地の レベルや、全ての形状が関連したパラメータ(法面勾配または材料など)管理されて いるので、問題なく修正することができます。 ここで、これらの操作がArchiTerraによってどのように扱われるかを示す単 純な例があります。右図のイメージが、高 原を示す土地の断面図です。 ArchiTerraはこの土地を右図のように平坦 に造成しています。 こうして下図のように、別の部分(①左側)が盛り土され、一方、土地(右側②)の 一部が切り土されていることが理解されます。 ブール演算により土地をモデリングしたの が以下です。 固体の②は、「切り土」 、ブール減算の固体で す。 固体の①は、「盛り土」、ブール加算の固体 です。 つまり減算および加算(切り土と盛り土)の2つのブール 演算で成り立っています。 結果: 結果: ArchiTerraはこの計算を正確におこなっています。 ArchiCADユーザ同様、オペレータ要素(減算オブ ジェクト、レイヤ)は削除することができません。 これらの 2 つのオブジェクト(切り土オブジェクト および盛り土オブジェクト)が (ArchiTerra レイヤツール)「AT_Operators」という名 のレイヤに収納されて非表示になっています。3 番目のオペレータ要素は、表示/非 表示とそれ自体の編集だけができます。3D 画面上で造成地の輪郭は、ホット・スポ ットで表示され、編集可能です。3 つのオブジェクト(切り土、盛り土、またオペレー タ要素)は正確に相互リンクしています。つまりその内の 1 つを修正した場合、自動的 に他の 2 つも更新されることになります。 34 土地造成 切り土または盛り土の場合に必要な法面の角度を設定して、水平の土地あるいは 傾斜した土地を作成することができます。 土地造成 造成地を作成するためには、 最初に塗りつぶしツールを使 用して、水平(傾斜を含む) に造成される土地/メッシュ のエリアを作図してください。 次に、塗りつぶし図形と土地 メッシュ両方を選択し、 「土地造成ツール」を クリックしてください。 下図の「造成地の設定」のダイアログ・ボックスを表示します: 土地造成は、“水平な土地“だけではなく、”傾斜した土地“も造成することがで きます。 盛り土または切り土の法面角度(勾配角度)を設定することができます。 また、法面の長さに対する鉛直方向の距離は、「スロープの拡張」において設定 することができます。それについては、次ページに図解します。 35 右図のような法面勾配のある造成地を仮定します。そ の場合、法面形状(角度、長さなど)は土地形成に基 づきArchiTerraによって自動計算されます。 ● 法面勾配を設定した長方形の造成地モデルです。 ● 次のステップとして、造成地の高度をかなり上げた場合の造成地モデルです。 右モデルで分かるように、この盛り 土の基礎部に鉛直方向の法面が表示 されました。 これは、「スロープの拡張」設定によ るものです。 数値を再設定して法面勾配に対する 長さを適切に変更させてください。 結果、盛り土が更新され下図のようになります。 36 「造成地の設定」ダイアログ・ボックスの「3D モデル」では、曲面部分の接点数および材質を 変更できます。 次にその下段の「2D/3Dビュー」では、ペン の表示/非表示およびペンカラーを各々設定 することができます。2D と3Dビュー上で盛 り土/切り土の縁を表示します。 その下段の「障害物」セクションでは、ペンの表 示/非表示およびペンカラーを各々設定するこ とができます。 重要: (共通) 左下のダイアログ・ボックス、「下書きを削除」のチェックボックスを有効に した場合、「OK」ボタンをクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じた時、 ワークシート上にこのオブジェクトを作成するために用意した 2D データ(下 書き)を自動的に削除します。 傾斜した造成地 傾斜した造成地 ArchiTerra3 このバージョンからさらに傾斜した造成地を作成することができます。 傾斜した造成地を作成するためには、最初に塗るつぶしツ ールを用いて新規造成地を作成し、次に全体の ArchiTerra メッシュと新規造成地(塗りつぶし図形)の 2 つを選択し、 土地造成ツールをクリックしてください。 ArchiTerra は、土地造成のツール・セッティング・ダ イアログ・ボックスを直ちに表示します。 「傾斜のある造成地」のチェックボックスが有効の場合、下記 の数値欄は入力可能になり、造成地の傾斜を設定することがで きます。 設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください。 カーソルが鉛筆マークに変わり、造成地の傾き方向を指定しま す。 37 下図のように傾斜の方向を指定する為に、平面上で始点・終点クリックを2回して ください。2回目のクリックをした後、傾斜した造成地が自動作成されます。 38 傾斜地の修正 傾斜地の修正 このアイコンは、傾斜した造成地の傾斜方向および勾配基準点を変更することができます。 まず、3D画面上あるいは2Dビュー上で造成地を選択してください。下図のように勾配設 定時に2点クリックした2つの基準点が、紫のホットスポットで表示されます。その点をカ ーソルでドラッグして移動させてください。 傾斜方向の修正 矢印の先端を基準点に中 心に回転させることによ り、傾斜の方向を修正で きます。 角度の修正が終ったら必 ず、 リフレッシュ ボタンをクリックしてく ださい。 勾配基準点 勾配基準点の修正 基準点の修正 矢印の支点(基準点)移動 させることができます。 移動が終わったら必ず、 リフレッシュボタン をクリックしてください。 39 参考: 造成地の更新 造成地の更新 このアイコンは、ArchiTerraメッシュで作られた造成地を修正することができます。 1. 2Dビュー(あるいは3D画面上)で、造成地縁の節点をクリックして要素(造 成地)を選択し、カーソルを右クリックしてペットパレットを表示させてく ださい。 2.ペットパレット内の節点を移動できる グして修正することができます。 アイコンを選択し、カーソルでドラッ または、下図のようにX,Yのベクトル座標を移動させることもできます。 「ウィンドウ」>「パレット」>「座標ボックス」で表示させます。 また、原点からの座標(x,y,z)で移動させることもできます。 3.移動後2Dビュー中の要素を更新させるために、 データ・アップデート・ツールを クリックしてください。 40 歩道ツール 道ツール このツールは、歩道を作成するツールです。 歩道を作成するには、下記のように2通りあります。 ●ArchiCAD 2Dポリラインツール ポリラインツール ●ArchiCAD 塗りつぶしツール ArchiCAD 2Dポリライン ポリラインツール ポリラインツール 1.ArchiCAD 2Dポリラインツールを使 用して、歩道の1つの側の軌道(パス) を作図してください。 注: 歩道の高度情報は、2D ポリライ ンの節点と重なっているオブジェク ト高度を感知するため、節点の位置 (X,Y,Z 座標)は非常に重要です。 2.2D ポリラインおよび ArchiTerra メッシュを選択し、 「歩道ツール」を クリックしてください。歩道セッティング・ダイアログ・ボックスを表示されます。 ①「歩道」 パレット上部では、「歩道の幅」および 「歩道の高さ」を設定します。 ※歩道の高さ=道路との高低差 ②「3Dモデル」 下段に曲線部分の節点数および歩道およ び切り土・盛り土法面に使用されるマテ リアルを設定することができます。 ③2D/3Dビュー 歩道の2Dビューにおけるペンの表示/ 非表示、2Dビューと3Dビューのペンカ ラーを設定します。 ④「リスト属性」 リスト属性のID数値欄に名前を入力してください。 重要:(共通) 左下のダイアログ・ボックス、「下書きを削除」のチェックボックスを有効にした場合、「OK」 ボタンをクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じた時、ワークシート上にこのオブジェク トを作成するために用意した 2D データ(下書き)を自動的に削除します。 41 3.設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください。 下図の様にカーソル先が鉛筆マークに変わり、2Dポリラインに対して作成する 歩道のサイドを指定して下さい。 左右どちらかにカーソルを移動させれば、矢印の方向は変わります。これにより 歩道が作成されるサイドを示します。作成するサイドをクリックすると、下図の ような歩道を作成します。 42 ArchiaTerr ArchiCAD塗りつぶしツール 塗りつぶしツール 前述には2Dポリラインを使って歩道を作成する方法を紹介しましたが次に、 歩道の形状が自由作成できるArchiCAD塗りつぶしツールを使って作成する方 法を紹介します。 ArchiCAD塗りつぶしツールを使 って、歩道を表わしてください。 注: 歩道の高度変化の設定を塗り つぶしの図形の節点で行うため、 節点の位置(X,Y,Z 座標情報)は 非常に重要です。ArchiTerra は、 歩道の高度を計算するためにこ れらの節点(座標)を使用しま す。 <作図方法> 1.歩道の形状を示した塗りつぶし図形とArchiTerraメッシュ両方を選択し、 「歩道ツール」をクリックしてください。歩道セッティング・ダイア ログ・ボックスが表示されます。設定が終わったら、「OK」ボタンをクリック してください。 ※この設定は前術の「ArchiCAD2D ポリラインツール」で記述した内容と同 じです。 2.次に 3 点を順にクリックします。 最初の 2 つのクリックは、歩道の始端・終端を認識させるため節点をクリッ クしてください。そして 3 つ目のクリックは、参照側(道路側)の節点をクリ ックしてください。 (歩道の始点をクリック) (歩道の終点をクリック) (参照側(道路側)をクリック) 43 ArchiaTerr 注意: 前述 3 点をクリックするときは、歩道の高さを正確に認識するために、塗りつぶしの 節点を必ずクリックしてください。 また、参照側(道路側)を定義する 3 つ目のクリックは特に重要です。作成されてい る歩道の高さはこの参照側(道路側)に沿った節点に基づいて計算されます。 歩道の更新 歩道形状を修正した後は、 「歩道の更新」のアイコンをクリックしてくださ い。 そこで、2Dビュー (あるいは3Dビュー)で歩道の節点の1つを移動させた場合を例に図 解してみます。移動した後、2Dビューの歩道を更新するために、 「更新ツー ル」をクリックしてください。 節点を移動 節点を移動 44 ArchiaTerr 道路ツール 道路ツール このツールは、道路を作成することができます。 道路を作成する方法は下記のように2通りあります。 ●ArchiCAD 2Dポリラインツール ポリラインツール ●ArchiCAD 塗りつぶしツール ArchiCAD 2Dポリライン ポリライン ArchiCAD 2Dポリラインツールを使用し て、道路の中心線を作図してください。 注: 道路高度変化の設定をポリライン の節点で行うため、節点位置は非 常に重要です。道路の高度を計算 するためにこれらの節点(座標) を利用しています。 作図した 2D ポリラインと ArchiTerra メッシュ両方を選択し、 「道路ツー ル」をクリックしてください。「道路の設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。 ① ④ ② ⑤ ⑥ ③ ⑦ ①「道路」 「道路の設定」ウィンドウの最上段の数値は、車道の幅員を示します。 ※「一定の道路幅」は、2Dポリラインツールを使ってこの数値をもって管理する ことができますが、「不定の道路幅」は塗りつぶしツールを使用してください。 ②「勾配角度」 「勾配角度」4つの数値欄は道路の右側および左側の法面勾配角度を示します。 45 ArchiaTerr ③「スロープの拡張」 これは法面勾配角度を設定することができます。詳細は、前述36ページを参照してく ださい。 ④「3Dモデル」 曲線の節点数、道路の表面/切り土法面/盛り土法面の3つのマテリアルを指定する ことができます。 ⑤「2D/3Dビュー」 「2D/3Dビュー」では、2Dビューおよび3Dビューのペンを表示/非表示が指定できま す。 ⑥「障害物」 「障害物」のペンおよびライン・タイプを表示/非表示を選択できます。 ⑦「リスト属性」 「リスト属性」の欄に ID 名を入力してください。 重要: (共通) 左下のダイアログ・ボックス、「下書きを削除」のチェックボックスを有効にした場合、 「OK」ボタンをクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じた時、ワークシート上に このオブジェクトを作成するために用意した 2D データ(下書き)を自動的に削除します。 46 ArchiaTerr ArchiCAD 塗りつぶしツール 不定幅の道路を作成する場合、道路の形状を自由に作成するために、下図のように ArchiCAD 塗りつぶしツールを使用します。 : 注: 道路高度変化の設定をポリ ラインの節点で行うため、 節点位置は非常に重要です。 道路の高度を計算するため にこれらの節点(座標)を 利用しています。 塗りつぶしツールおよび ArchiTerra メッシュを選択して、 ArchiTerra ツールボックス中の 道路ツールをクリックしてください。 「道路の設定」のダイアログ・ボックスを表示します。 設定が終わったら、「OK」ボタンをクリックしてください。 道路の始点側と終点側をクリックしてください。2 点目(終点)をクリックした後、土 地が表示されます。 47 ArchiaTerr 参考:道路の更新 1.2Dビュー (あるいは3Dビュー)で道路形状の節点を1つ選択してください。 2.節点をカーソルでドラッグして移動してください。 3.移動させた後、 節点を移動 「更新ツール」をクリックしてください。 節点を移動 48 ArchiTerra 道路縦断面図ツール このアイコンを使うことによって、道路左右サイドのレベル(Z 軸高さ方向) を別々折れ線グラフ式によって修正することができます。 <作図方法> 1. 2Dビュー上で道 路を選択し、道路縦 断面ツールをクリッ クしてください。下 図のように「道路縦 断面の設定」ダイア ログ・ボックスを表 示します。 2. ペンカラーおよび文 字の大きさなどの設 定が終わったら、 「OK」ボタンをク リックしてください。 3. 道路縦断面図の挿入する ために平面図上の任意な 位置でクリックしてくだ さい。右図のように左右 レベルが違う場合は、 別々に道路縦断面図を表 示します。 4.左右レベル違う折れ線グラフ図は、道路オブジェクトとリンクしているの で左右のレベルを修正した場合は、 「更新ツール」のアイコンで道路レ ベルを更新させてください。下図は、折れ線グラフを更新させた例です。 左レベル折れ線グラフ 右レベル折れ線グラフ 49 ArchiTerra 縦断面折れ線グラフ図の 断面折れ線グラフ図の設定 折れ線グラフ図の設定 「道路縦断面図ツール」のダイアログボックスは、各種設定を編集することが できます。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ①「グラフィックの定義」 左上の数値欄によって参照高度を設定することができます。 ②様々な縦断面図に表示されるペンカラー 様々な縦断面図に表示されるペンカラー 直進道路の断面用ペンカラー 曲線道路の断面用ペンカラー 土地断面用ペンカラー ③引き出し線および一覧表の線種およびペンカラー 垂直の引き出し線の線種およびペンカラー 一覧表の罫線の線種およびペンカラー ④一覧表の文字仕様 テキストフォント、文字サイズおよびペンカラー ⑤表示仕様 道路平面キープラン番号を表示します。 このチェックボックスは左右断面を表示/非表示します。 このチェックボックスは、断面を反転させることができます。 2つの縦断面の方向は、道路の向きから作成されています。 ⑥レイヤ 最後のポップアップ・メニューは、縦断面図のレイヤを指定することができ ます。 50 ArchiTerra 縦断面折れ線グラフ図を使用して、道路 縦断面折れ線グラフ図を使用して、道路レベルを修正 を使用して、道路レベルを修正 縦断面図内にある道路断面の節点がそれぞれ移動可能なホット・スポットです。 節点を移動させた後、折れ線グラフ図を選択し、 とにより更新させることができます。 ① ① ② ② ③ ③ ④ ④ 更新ツールをクリックするこ ⑤ ⑤ 重要: 重要: グラフ上のホット・スポット①~⑤は、 よって道路の側に沿った 各節点の番号を表示させたものです。 並んで2つの道路断面 並んで つの道路断面図 つの道路断面図を表示 初期設定で、道路の2つの左右縦断面図は縦に表示さ れます。 左右一方の縦断面図左下隅ホットスポットをドラ ッグすれば、移動させることができます。 。 51 ArchiTerra 参考1 参考1: 左右レベルを一括 左右レベルを一括水平化 を一括水平化 道路を作成した場合、初期設定では節点ポイントが 土地なりにレベル(高低差)を拾いますので道路が 左右傾きます。そこで一括して左右のレベルを同一 にさせる方法を紹介します。 <作図方法> 1. 道路オブジェクトを選択し、マウスの右クリ ックしペットパレット内の「選択したオブジ ェクトの設定」を開きます。 2.下図のように「パラメータ」内の「節点レベル」が「独立した(点)」と表示 されますので、「右=左」あるいは「左 =右」に変更してください。一括して道 路全断面の左右レベルが同一になります。 参考2 参考2: 道路法面勾配を簡略表示 道路の法面勾配を表示させた場合、データが大きい場合表示が遅くなります。 そのような場合、法面の表示を省略させることができます。 <作図方法> 1.道路オブジェクトを選択し、マウスの右クリッ クしペットパレット内の「選択したオブジェクト の設定」を開きます。 2.下図のチェックボックスを有効にすれば、法面 の表示も簡略化されパソコンの計算が速くなりま す。 ・編集モード(早い) ・簡易化 SEO(カット) ・簡易化 SEO(塗りつぶし) 52 ArchiTerra 参考3 参考3: 断面図および立面図に道路縦断面ツールを表示して編集 <作図方法> 1.予め平面図上で道路を横切るように ArchiCADの断面線を作図します。 2.2Dビュー上で道路を選択し、 道路縦 断面ツールをクリックしてください。「道 路縦断面の設定」ダイアログ・ボックスを 表示します。 3.ペンカラーおよび文字の大きさなどの設定 が終わったら、「OK」ボタンをクリックし てください。カーソルが十字に変わると同 時に縦断面図の挿入ポイントを指定するた めの範囲が点線で表示されます。 4.次に「ナビゲータ・プロジェクト一覧」の断面図をダブルクリックし断面 図を表示させます。そして断面図内の任意の位置(準備フィールド)でクリ ックしてください。左右別々に道路縦断面図を表示します。 53 ArchiTerra 道路交差 道路は塗りつぶしツールを使って、どのような形状も作成することができます。 したがって、節点を移動などしてレイアウトすることによって、交差した道路を 作成することもできます。 追加の節点で結合 追加の節点で結合 下図のように交差した道路を想像してください。2つの塗りつぶし図形が交差して作 図されています。 交差点部では、4つの節点があります。 さて、通常の作図手順に従い、2本の道を生成することから始めてみましょう。 1.最初の道はArchiTerraメッシュの塗りつぶし図形を選択し、 道路作 図ツールアイコンをクリックしてください。「道路の設定」ダイアログが自 動で表示されます。 2.「道路の設定」ダイアログ・ボックス中のパラメータを入力し、「OK」ボ タンをクリックしてください。 3. 平面図上で道路のスタート側および終了側を一つずつクリックしてくださ い。1つ目の道路を作成します。 4.1つ目の道路高度レベルを調整するために、 「道路縦断面ツール」 を使ってレベルを調整してください。 ※2番目の道路 (非常に重要!) を作る前に、一つ目の道路周囲節点の 高度レベルを測定してください。 5.2番目の道路作成も上記の手順を繰り返してください。 54 ArchiTerra 道路/結合で交差点部 結合で交差点部を作成 次に道路交差点部の作図手順を紹介します。 道路両側の法面角度を合わせて正確に2つの道路を接続することができます。 では交差している2つの道路を作成します。 1. 2. ArchiTerraメッシュと一緒に左下の道路を選択して、 のアイコンをクリックしてください。 「道路ツール」 セッティング・ダイアログ・ボックス内の数値を設定し、「OK」 ボタンをクリックしてください。次に、同じ手順で他の3つ道路を作 ります。最終結果は下記になります。 3. 次に、中央道路と交差点部を作成します。交差点部を塗りつぶしツールによって作 成します。下図のように端を定義するには2つの矢印部をクリックしてください。 次のイメージが、2本の道路中心で交差するArchiTerraメッシュを示します。 。 55 道路高低差調整 交差点部においても、前述同様に道路左右の高低差を調整することができます。 56 ArchiTerra 山脈、 山脈、樹木および岩石 樹木および岩石作成 この新しいArchiTerraツールは、木および岩を任意に生成します。 その手順は新しいライブラリーオブジェクト(要素)を作成しませんが、同じパ ラメータのオブジェクトを常に使用します。 様々なコマンドは次の通りです。 任意の土地 : ArchiCADのメッシュ 任意の樹木 : SS_TREE 任意の岩石 : AT3_RANDOM_ROCK これらは全てオブジェクトです。ArchiCADのユーザはライブラリーオブジェクト (要素)を見ることができますがその特性は修正できません。つまりArchiTerra のない他のArchiCADのユーザにこれらのオブジェクトを渡す事ができます。 任意の土地 任意の土地生成 の土地生成 任意の土地を生成するためには、 ArchiCAD2D ビューのワークシート上 で生成される土地の形状を表わし塗りつ ぶし図形を最初に作図してください。 塗りつぶし図形は穴を含んでいてはい けませんが、曲線を含んでもかまいませ ん。 ArchiTerra は、下図の 1 枚のパネルを表示します。 中には、「山脈」 「樹木」 「岩石」がありますので選択してください。 57 ArchiTerra 山脈作成 はじめに、「山脈」を説明します。 ①「要素の密度」 上部の最初のカーソルは、 ① 土地を特徴づける「山脈」 の密度をコントロールしま す。「山脈」を密度を増加 させたい時はスライドを右 に、少なくしたい時はスラ イドを左にしてください。 ② ②「要素のサイズ」 最小限の大きさ、最大限 ③ の大きさを設定してくださ い。それらはこの範囲内に 任意のサイズで生成されま す。 ③「メッシュの設定」 メッシュ・セッティング・ セクションの中で、生じるメッシュの解像度(複雑さ)を設定します。 左側の2つの数値欄は、列と行の数をあらわします。 網状格子状にポイント数「N」が生じる数の近似値です。これらの2つの数値欄 とポイント数「N」はリンクしています。列と行の数が修 正されるとき、メッシュの中にあるポイント数(「N」) は自動的に変えられます。逆に、ポイント数(「N」)を 変えると、列と行に対する新しい値を与えます。 右側に、土地のスタイルを選択するポップアップ・メニ ューがあります。次に6つの土地スタイルがあります。 丘 山脈 58 ArchiTerra 丘・山脈混合 古い山々 新しい山々 高山 最後に、最後のポップアップ・メニューは、生成された土地が収納されるレイヤを 選ぶことを可能にします。 「OK」ボタンをクリックしてください。 次の「メッシュに変換」のダイアログ・ ボックスが表示されます。生成されたメ ッシュは、一般的なArchiCADメッシュあ るいはArchiTerraメッシュのいずれかに変 換されます。 土 ArchiTerraメッシュに変換するのであれば、「変換」ボタンをクリックしてください。 ArchiCADメッシュの土地を生成するのであれば「キャンセル」ボタンをクリックし てください。 59 ArchiTerra 樹木作成 このアイコンによって、ランダムな 「樹木」が作成できます。 <作図方法> 1.ArchiTerra メッシュを選択してく ださい。 2.「樹木」アイコンをクリックしてく ださい。下図の「樹木の設定」ダ イアログが表示されます。 このウィンドウの各コマンドについての詳細説明は後述します。 3.設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください。ArchiTerra メッシ ュ上に任意の位置に「樹木」を配置できます。 ① ④ ② ⑤ ③ ⑥ ⑦ ①「形状」: 「形状」: 高さ、直径、枝の角度、節点数を指定し枝の密度を調整できます。 ②「枝の数」: 「枝の数」: 3~9まで指定できます。 ③「密度」 ③「密度」: 1~5まで指定でき ます。例えば、「1」に指定す れば、幹から出てくる枝は1本 です。 「2」の複雑さをセット すれば、幹から出てくる枝は2 本です。 60 ArchiTerra ④「幹と葉のスタイル」 ここでは、「樹木」の基本スタイルをカスタマイズ することができます。 「幹」 ポップアップ・メニューから4つの幹スタイル から選んでください。 ・「スタイル1 タイル1 - 直線」:幹と枝は単純な直線です。 ・「 「スタイル2 スタイル - 円柱」::幹と枝は単純な円柱です。 円柱」 ・「 「スタイル3 スタイル – 幹」:幹と枝にはこれらを自然な形状に シミュレートした現実的な外観です。 ・「 「カスタム」 カスタム」-ライブラリーから選択することができ ます。下に示された矢印をクリックしてください。下 図のウィンドウが開きます。 「葉」 「スタイル 1 - 直線」 ポップアップ・メニューから5つのスタイルの葉を選 んでください。 ・「 「葉なし」 葉なし」:葉はなし、枝だけが表示されます。 ・「 「スタイル1」 スタイル 」:長方形状の葉が使用されます。 ・「 「スタイル2」 スタイル 」:一定形状の葉が使用されます。 ・「 「スタイル1+2 」:長方形の形、および一定形状の スタイル 葉の混合物が使用されます。 ・「 「カスタム」 カスタム」:以前に設定されたライブラ リーオブジェクト(要素)を使用することが できます。下に示された矢をクリックしてく ださい。 ※ 「ダブル」 この「ダブル」は、葉の密度を“2倍”に表 示します。 「幹と葉の材質」 ⑤「幹と葉の材質 材質」 また、木の2つコンポーネント「幹」「葉」 に使用された材質を選択することができます。 61 ArchiTerra ⑥「2Dシンボル」 ⑥「 シンボル」 2Dシンボルでは、2Dビュー(平面図)に樹木を表示する表示方法を設定 できます。 右下の小さなボタンが2Dシンボルを形成するための詳細設定ウィンドウを開 きます。 ※後述にその詳細を記します。 ⑦「樹木の設定」 このセクションは非常に重要です。 再びこの樹木を利用できるように、「設定をロード …」ボタンにより樹木の設定を保存してください。 しかし、ArchiTerraは2本の樹木とも完全に同一の木は作 成しません。つまり、おのおのすべての他のものと多少異なるような小さな変化を つけています。 最後に、左下のポップアップ・メニューは、要素が収納されるレイヤを選ぶこと をはできます。 設定が終わったら、「OK」ボタンをクリックしてください。 2Dシンボルの設定 シンボルの設定 上記2Dシンボルで既に説明したように、右下の小さなボタンをクリックすると「2Dシ ンボルの設定」ウィンドウが表示されます。 ① ② ①「2Dシンボルの表示スタイル」 左側一列の6タイプは、2Dシンボルの表示スタイルで す。 ②「2Dシンボルのペンカラー」 ③ ④ ③「2Dシンボルの影」 シンボルの影を管理できます。 方位のチェックボックスがアクティブの場合、 影は現在の太陽位置に対応します。 上記の方位チェックボックスが無効の場合のみ、この数値欄に指定された角度に 影を投影します。 ④「2Dシンボルのテキスト」 シンボルのテキストのフォント、大きさ、カラーを指定できます。 62 ArchiTerra ※設定の解除 一旦最初の樹木が挿入されれば、ArchiTerra は次の新しい樹木の指定場所を求め ます。指定が終わったら、標準 ArchiCAD キーボード上の「Esc」を押してくださ い。 既に作図した樹木パラメータ 既に作図した樹木パラメータを パラメータを変更 既にArchiTerraメッシュ上に挿入された「樹木」のパラメータを変更したい場合は、 下記手順に従ってください。 1.2Dビューで、変更したい「樹木」とArchiTerraメッシュを選択してくだ さい。 2. ランダム生成ツールをクリックしてください。 3.「樹木の設定」ダイアログ・ボックスを表示します。 4. 設定修正後、「OK」ボタンをクリックしてください。 63 ArchiTerra 岩石の 岩石の作成 このアイコンはランダムな岩石を作成することができます。 岩石を設定して、平面図上の任意な位置に配置できます。 <作図方法> 1. 平面図上の ArchiTerra メッシュを選択してください。 2. 「岩石」アイコンをクリックしてください。下図のように「岩石の 設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。 3. 設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください 4. ArchiTerra メッシュ上の任意の平面図上に岩石を配置することが できます。 ①「幅、深さ、高さ ①「幅、深さ、高さのサイズ」 幅、深さ、高さのサイズ」 ① ② 最初の3つの数値欄は、岩石のサイズ (幅、深さ、高さ)を指定します。 ②ランダム変更間隔 ③ ④ 右側のサイコロアイコンは、岩石のサ イズ変更する間隔を定義することがで きます。 作成された岩はすべて、他のものとは 少しずつ異なっています。それらのサ イズは選択値によって変わります。 ③複雑度および滑らかさ 上下2本のスライダーは、3Dビュ ーにおける岩石の「複雑度」およ び「滑らかさ」を定義します。 岩の複雑さ: レベル0~5 岩の滑らかさ:レベル0~15 ※右に移動すると水晶に似ている固体 になります。 ④岩石の材質 岩石の材質 岩石に使用される材質を設定するポッ プアップ・メニューがあります。 最下段に、岩石の「レイヤ」が指定で きます。 設定が終わりましたら、「OK」ボタンをクリックしてください。 64 ArchiTerra ※設定の解除 一旦最初の岩が挿入されれば、ArchiTerra は次の新しい岩石の指定場所を求めます。 指定が終わったら、標準 ArchiCAD キーボード上の「Esc」を押してください。 既に作図した岩 既に作図した岩石パラメータを パラメータを変更 既にArchiTerraメッシュ上に挿入された「岩石」のパラメータを変更したい場 合は、下記手順に従ってください。 1. 2Dビュー中の「岩石」を選択します。 2. ランダム生成ツールをクリックしてください。 3.「樹木の設定」ダイアログ・ボックスを表示します。 4. 設定修正後、「OK」ボタンをクリックしてください。 65 ArchiTerra 水面ツール このツールはArchiTerraメッシュ上で水面 (湖、川、運河など)を作成します。 <作図方法> 1. ArchiTerraメッシュを選択して、 水面ツールをクリックしてください。 下図のように「水面ツール」のダイアログ・ボックスが表示します。 2.設定が終わったら、 「OK」ボタンをクリックしてください。次に、水面の高度を 指定するため、ArchiTerraメッシュ上の任意のポイントをクリックして下さい。 ①「水面」 ① 表面材質と3Dビューのペンカラー を設定することができます。 ② ③ ②「2D ②「2Dビュー 2Dビュー」 ビュー」 ・2D ビューで使用するペンカラー ・線種 ・塗りつぶし図形の背景色、ペンカラー ③「リスト属性」 ID:リストする名前を入力してくださ い 最後のポップアップ・メニューでは、 「レイヤ」を指定することができます。 66 ArchiTerra 既に作図された水 既に作図された水面のパラメータを パラメータを変更 既に作成された水面のパラメータを変更します。 1. 2. 2Dビューで水面を選択します。 水面ツールをクリックします。 3. 表示した「水面の設定」ダイアログ・ボックスで必要な箇所を修正します。 4. 「OK」ボタンをクリックしてください。 67 ArchiTerra 建物ツール 建物ツール ArchiTerraメッシュ上に建物のボリュームを作成します。 ArchiCADの塗りつぶしツールを使用してソリッド建物を配置できます。 この建物は単純なGDLを使用して作成されています。 <作図方法> 1 .下図 のよう に ArchiCAD 塗りつぶしツールを使 って建物の形状を作図 してください。 2 . そ の 塗 り つ ぶ し 図形 と ArchiTerra メ ッ シ ュ を 選択してください。 3. ① 「 建 物 」ツ ー ル・アイコンをクリッ クしてください。「建物の設定」のダイアログ・ボックスが開きます。 ①「建物」 ・建物の軒の高さを示します。 ・絶対的な高さ(高度)あるいは地面から の相対的な高さを指定できます。 ・屋根の表示をアクティブにできます。 ・屋根の傾きを指定できます。 ・建物の曲線節点数を指定できます。 ② ・外壁、屋根の材質を指定できます。 ②「2D/3Dビュー ②「 ビュー」 ビュー」 ・2Dビューに使用されたペンカラー ③ ・3Dビューに使用されたペンカラー ・2Dビューに使用された塗りつぶし図形の 材質 ・塗りつぶし部のハッチングに使用された ペンカラー ・塗りつぶし部の背景色に使用したペンカ ラー ③「リスト ③「リスト属性 リスト属性」 属性」 力してください。 IDの名前を入 最後のポップアップ・メニューは建物 (要素)が収納されるレイヤを指定で きます。 4.設定が終われば、「OK」ボタンを クリックしてください。 68 ArchiTerra 建物を修正 この機能は、建物オブジェクトを編集する機能です。 外形の形状変更 1.2Dビュー (あるいは3Dビュー)で、建物オブジェクトを選択してください。 2.下図のようにカーソルで節点をドラッグして移動させます。 「ウィンドウ」>「パレット」>「座標ボックス」で表示します。 ⊿X、⊿Y座標を入力してください。 また、原点からの座標で移動さ せることもできます。 建物の選択 節点を移動 修正済の建物 パラメータ変更 1. 2Dビュー (あるいは3Dビュー)の中で、建物オブジェクトを選択してくだ さい。 2. ArchiTerraツールボックス中の 建物ツールのアイコンをクリック してください 。ダイアログ・ボックスが開きます。 3. 必要な修正を行ない、「OK」ボタンをクリックしてください。 69 ArchiTerra カラーエリア カラーエリアツール エリアツール このアイコンによってArchiTerraメッシュ表面に任意なカラーを貼り付けることができ ます。 このツールはユーザによって設定され たカラーエリアをすべて管理できるた め、単一の簡単なパラメートリックオ ブジェクト(AT3_PAINTER)を ArchiTerraメッシュ上の各部分に配置 できます。下図のようにArchiCAD塗り つぶしツールを使用して、2Dビューに おいて有色である表面(複数可)を指定し ます。 注: 個別のエリアを識別させる方法は、異なる塗りつぶし図形(あるいは異なるペン) を使用して行います。カラーエリア設定のダイアログ・ボックスの塗りつぶしリ ストで様々な表面を識別することができます。 <作図方法> 塗りつぶし図形(複数可)を選択して、ArchiTerra ツール中のカラーエリア・ツー ル・アイコンをクリックしてください。下図「カラーエリアの設定」のダイアロ グ・ボックスを表示します。 ⑦ ⑧ ⑩ ⑪ ⑫ ⑨ ↑ ↑ ① ② ↑ ③ ↑ ④ ↑ ⑤ ↑ ⑥ この例で見て分かる様に、このバージョンから、ワン・コマンドで多くの塗りつ ぶし図形を処理することができます。 前述したように、単一のパラメトリック・オブジェクト(AT3_PAINTER)は、カラ ーが既につけられていたエリアについての情報をすべて保持します。 このカラーエリア設定のダイアログ・ボックスは、すべての塗りつぶし図形およ びそれらを割り当てられた属性のリストです。 70 ArchiTerra ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 番号(連番) 材質 2D ビューの塗りつぶし部のハッチング ビューの塗りつぶし部のハッチング 2D ビューの塗りつぶし部のアウトライン( ビューの塗りつぶし部のアウトライン(ペン の塗りつぶし部のアウトライン(ペンカラー ペンカラー) カラー) 2D ビューの塗りつぶし部のハッチング(ペン ビューの塗りつぶし部のハッチング(ペンカラー の塗りつぶし部のハッチング(ペンカラー) カラー) 2D ビューの塗りつぶし部の ビューの塗りつぶし部の背景 の塗りつぶし部の背景色 背景色(ペンカラー ペンカラー) カラー) 2Dビューのカラー ビューのカラーエリアの表示/非表示の ビューのカラーエリアの表示/非表示のチェックボックス エリアの表示/非表示のチェックボックス レイヤの表示/非表示 レイヤの表示/非表示チェックボックス の表示/非表示チェックボックス ArchiTerraメッシュ メッシュに対して メッシュに対してカラーエリア に対してカラーエリアの カラーエリアの高さ ⑩ カラーエリアの曲 カラーエリアの曲線 エリアの曲線部分の節点数 部分の節点数 ⑪ カラーエリア・オブジェクト カラーエリア・オブジェクト(AT3_PAINTER) エリア・オブジェクト(AT3_PAINTER)用の (AT3_PAINTER)用のID 用のIDを定義します。 IDを定義します。 ⑫ カラーエリア カラーエリアが エリアが収納され 収納されて されてレイヤ 重要: 左下のダイアログ・ボックス、「下書きを削除」のチェックボックスを有効にした場合、 「OK」ボタンをクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じた時、ワークシート 上にこのオブジェクトを作成するために用意した 2D データ(塗りつぶし図形)を自 動的に削除します。 71 ArchiTerra カラーエリアの修正 カラーエリアの修正 カラーエリア・パラメータの修正は、非常に簡単です。 1.2Dビュー(平面図)で節点の1つをクリックしてカラーエリアを選択 してください。 2.節点を移動し、所定の位置でそれをリリースしてください。 3. カラーエリアツールのア イコンをクリックしてください - ダ イアログ・ボックスを表示します。 4. 必要な修正を行ない、「OK」ボタ ンをクリックしてください。 カラーエリアの選択 節点を移動 修正済のカラーエリア 72 ArchiTerra カラーエリアがオーバーラップ カラーエリアがオーバーラップしている場合 オーバーラップしている場合 カラーエリアがオーバーラップしている場合を説明します。 複数の色があると左図のように混 色してしまいます。 つまり、ソフトウェアの視点から 見て、ArchiCADはそれぞれの高さ について、初期設定のままだと、 すべて同じ高さになっています。 よってそれら3つのエリアのレ ベル(高度)を低い順に変えます。 1.2Dビューでカラーエリア・オブジェクトを選択して、 イコンをクリックしてください。 カラーツールア 下図「カラーエリアの設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。 カラーエリ アの高さ 配置が初期設定では個々カラーエリアの高さは、 「0」に設定されます。 それらレベルを低い順に上 図のように変える事によって 混色せずに、別々に表示され るようになります。 73 ArchiTerra 壁ツール 土地の上に連続壁を作成することができます。 重要: ArchiCAD の壁と ArchiTerra の壁を 混同しないように注意してください。 それらは完全に異なるものです。 ArchiCAD の壁は部分を構築するオブ ジェクトです。ArchiTerra の壁は異なる目的に使用されたパラメータのライ ブラリー部品です。 <作図方法> 1.2D ビューに ArchiCAD 2D ポリラインツールを使用してその基準線を作成しく ださい。 2.次に、この 2D ポリラインと ArchiTerra メッシュを選択して、 ウォール・ ツール・アイコンをクリックしてください。「壁の設定」ダイアログ・ボックス が表示されます。 2.「壁の設定」 ① - ② ③ ④ ①「壁」 ・壁の高さ、厚さ、壁中心線(3 択) ②「3D 表示」 ・壁に使用されたペンカラー ・壁の曲線部品の節点数 ・壁に使用された表面材質 ③「2D ビュー」 ・壁に使用されたペン ・壁の塗りつぶしハッチング(ペン) ・塗りつぶし背景のために使用されたペン ④「リスト属性」 リストするID名を入力してください。 最後のポップアップ・メニューは、壁が収納されるレイヤを指定できます。 74 ArchiTerra 壁・節点の高 ・節点の高度 の高度 2Dポリラインの節点の数および 位置情報は、基本的にArchiTerra が生成するべき壁の高度を推定す るために使用されています。 この概念を明確にする単純な例が あります。 右図は、ジグザグの高度を備えたArchiTerraメッシュの土地です。 1.右図のイメージのように3つの節点から なるArchiCAD2D ポリラインを作図して ください。 2.この2DポリラインとArchiTerraメッシュ 両方を選択して、 「ウォール・ ツール」をクリックしてください。作成される壁は、下図のようになります。 高低差は2Dポリラインの節点に基づいています。 では次に右図のように、2Dポリラインをより多くの節点(山・谷部)を持った条 件で作成した例を紹介します。 75 ArchiTerra 以上のように壁基準線用の下書きの 2D ポリラインは上図のように全ての節点の高さ を反映させているため高さがジグザクになっています。 壁の修正 ArchiTerra の壁はパラメトリック・オブジェクト(AT3_WALL)で作成されているので、 いつもで簡単に修正することができます。 1. 2Dビュー(あるいは3Dビュー)中の壁節点の1つをクリックして、対象壁を選 択してください。 2. 節点を所定の位置まで移動して、それをリリースしてください。 壁節点を移動 壁節点を移動 76 ArchiTerra 壁のさらなる特性 壁・フェンス・ガードレール このArchiTerraのライブラリーオブジェ クトは、そのプロパティー内のパラメー タの設定を変更することによって、下記 のような3つのオブジェクトに変更さ せることができます。 ・壁 ・フェンス ・ガードレール フェンス フェンスオブジェクトを選び、マウ スを右クリックして、ペットパレット 内の「選択したオブジェクトの設定」をクリックしてください。 右図のようにフェンス・柵・ガードレール別にカスタマイズできるダイアログ・ ボックスが赤く表示されます。 ここでは、柵を選択しました。 左図のように各寸法をカスタマイズして ください。高さおよびサイズ(縦横また は直径)、正方形か丸形も選ぶことがで きます。 水平横桟の数(N)、および基礎およびト ップを定義することができます。 2 つのポップアップ・メニューから、材質を定義することもできます。 77 ArchiTerra 参考: 参考 2Dポリラインの節点とフェンスの柱 2Dポリラインの節点とフェンスの柱と ポリラインの節点とフェンスの柱との関係 フェンスの柱の位置は、壁要素を生成するために作られたポリラインの節点 どおりに配置されます。従ってフェンスを作成する場合、ポリラインの節点 を指定することは非常に重要です。 次の2つの例からポリライン上の節点によって、フェンスの柱の位置および数 がどのように変化するか確認してください。 ●4つの節点を持つポリラインは、4つの柱を備えたフェンスを作成します。 ●10個の節点を持つポリラインは、10個の柱を備えたフェンスを作成します。 ※2Dポリラインに接点を追加する方法は、2Dポリライン上で右クリックしペット パレットを表示してください。 す。 をクリックして作図すれば節点が追加されま 78 ArchiTerra ガードレール 前述のフェンス同様に、そのプロパティ ー内のパラメータの設定を変更させるこ とによってガードレールにすることがで きます。 をクリックすることによって下図の ようなガードレールを設定するダイアロ グ・ボックスが表示されます。 柱の高さおよびサイズを形成すること ができます。 ポップアップ・メニューから材質を指 定することもできます。 また、柱の位置は、壁要素を生成する ときに作図した2Dポリラインの節点に 配置されます。 次の2つの例からポリライン上の節点によってガードレールの柱の位置および数が どのように変化するか確認してください。 ●2つの節点を持つポリラインは、2つの柱を備えたガードレールを作成します。 ●9つの節点を持つポリラインは、9つの柱を備えたガードレールを作成します。 79 ArchiTerra 擁壁ツール これは、ArchiTerraの最新バージョンに導入された新しいツールの内の1つです。 下記のような2つの機能があります。 ・傾斜法面を垂直にカット 傾斜法面を垂直にカット ・擁壁を作成 傾斜法面を垂直にカット 傾斜法面を垂直にカット <作図方法> 1.2Dポリラインで法面カットラインを 作図します。 2.作図した2Dポリラインと造成地を選択してください。次に 「擁壁 ツール」のアイコンをクリックしてください。下図のように2Dポリライ ンの端部に矢印が表示されます。法面を垂直にしたい側に矢印を向けてク リックしてください。 注:選択するときにArchiTerraメッシュを決して選択してはいけません。 注: 80 ArchiTerra 次に擁壁はArchiTerraメッシュの斜面地に連続壁を作図することができます。 擁壁の作成 擁壁を作成するには、最初にその基準線を ArchiCAD 2D ポリラインにより平面図内に作図 する必要があります。 <作図方法> 1.2Dビュー(平面図)のArchiTerraメッシュ 上にArchiCAD 2Dポリラインを使って下書き してください。 2.この2DポリラインとArchiTerraメッ シュ両方を選択し、ArchiTerraツー ル中の 「擁壁ツール」のアイ コンをクリックすると「擁壁の設 定」のウィンドウが表示されます。 ① ② ①「擁壁」 ・擁壁の高さ ・壁の厚さ ③ ・左の壁面の角度(α) ・右の壁面の角度(β) ④ ②「3D 表示」 ・要素を表わすペン ・任意の曲線の節点数 ・表面マテリアル ③「2D ビュー」 ・要素を表わすペン ・塗りつぶしのハッチング ・塗りつぶしハッチングのために使用されたペン ・塗りつぶし背景のために使用されたペン ④「リスト属性」 ID の名前を入力してください 最下部のポップアップ・メニューでは、擁壁のレイヤを選ぶことができます。 重要: 重要: 左下のダイアログ・ボックス、「下書きを削除」のチェックボックスを有効にした 場合、このダイアログ・ボックスを閉じた時の、ArchiTerraはワークシート からこのオブジェクトを作成するために使用された2D情報(2Dポリライ ン)が自動的に取り消されます。 81 ArchiTerra 3.設定は終わったら「OK」をクリックしていください。ArchiTerraはダイアロ グ・ボックスが閉じます。次に、ポリラインの先端が矢印に変わります。 実際は、2Dポリラインを描く方向に対して左側がα角度 側で、右側がβ角度側です。 擁壁作成例 次に法面に連続した擁壁を作成した例を紹介します。 上図のように法面をもつArchiTerraメッシ ュがあります。 次に下図のように、点線の位置に擁壁を 作成すると仮定してください。 <作図方法> 1. 2Dビュー(平面図)上に、ArchiCAD 2Dポリラインを作図してください。 2.その2DポリラインとArchiTerraメッシュ両 方を選択して、ArchiTerraツール 「擁壁」のアイコンをクリックしてくだ さい。 3.左図のように「擁壁の設定」のダイアグラ ム・ボックスが開きます。 4.カーソルの先が左図のように鉛筆マークに変 82 ArchiTerra わります。実際は、2Dポリラインを描く方向に対して左側がα角度側で、右側がβ 角度側です。 5.下図の様な、法面の補強壁(擁壁) ができます。 擁壁の修正 擁壁の修正 ArchiTerra擁壁のパラメータを修正する手順は、非常に簡単です。 1.2Dビュー(あるいは3Dビュー)の内の節点の1つをクリックすると、全体の擁壁 が選択できます。 2. ArchiTerraツールボックス中の相対的なツールのアイコンをクリックしてくださ い 。擁壁ダイアログ・ボックスが開きます。 3.必要な修正を行ないます 4.「OK」ボタンをクリックしてください。 また、下図のように 3D ビュー内の節点の 1 つを選択し、カーソルを右クリックして ペットパレットを開き、目的のアイコンを選択してください。そして下図のようにド ラッグすると容易に変形できます。 壁上部の節点を移動させる上部の節点を移 動させる 修正済のArchiTerra 83 ArchiTerra 土量計算 土量計算 この機能は、ArchiTerraメッシュに作成したオブジ ェクトに対して、正確に土量計算(盛り土・切り土 量)を行います。 具体的には、作成されたすべてのオブジェクト(道 路・歩道・造成地など)を計算します。 ※この計算精度は、ArchiCAD内部のブーリアン演 算が行っていますので、ArchiCADの計算精度に準 じます・ <作成方法> 1.ArchiTerraメッシュ土地全体を選択して、 「計算ツール」のアイコンをクリックしてくだ さい。 2.クリックと同時に選択された ArchiTerra メッ シュのボリューム計算を始めます。 3.計算結果は、ナビゲータ・プロジェクト一覧の 中 、 リ ス ト > 構 成 要 素 「 Base (ArchiTerra DB)」に表示されています。右クリックして、 「リストを生成」を選択してください。 各項目に切り土・盛り土の土量が計算されていま す。 84 ArchiTerra リンク解除 土地上の修正はすべてGDLオブジェクトおよび要素オペレーションによって 管理されています。 これらの要素は、ArchiTerraがGDLオブジェクトのArchiTerraメッシュ上で行な われたオペレーションにすべて自動的にリンクされています。 例えば、ArchiTerraメッシュを移動させれば、それを修正する他のオブジェク トを修正させる必要はありません、ArchiTerraは、それらを自動的に処理して います。 そこで様々な理由で、このリン クを中断した場合、いままでオ ペレーションに関係したすべて 失わずに、オリジナルのメッシ ュを回復します。 次の例を見ましょう。 イメージは、2 つの造成地を備えた ArchiTerra メッシュを示します。 上部の土地造成地のリンクを中断する必要があると仮 定します。 1.土地造成地を選択し、「リンク解除」をクリッ クしてください。 2.ArchiTerra ツール中の土地ツール・アイコンが 表示されます。ArchiTerra は直ちに土地造成地 オブジェクトのリンクを解除し、ArchiTerra メッ シュのオリジナルの形状を回復します。 85 表示/ 表示/非表示 ArchiTerra レイヤツール レイヤツール このツールは、切り土と盛り土のパラメータのGDLを含んでいるAT_Operators レイヤのオブジェクトを表示/非表示する機能です。 目に見えないAT_Operatorsレイヤ:「正常な」2D/3Dビューの場合 可視のAT_Operatorsレイヤ:ソ2D/3Dビューにリッドモデルを表示した場合 86 ArchiTerra 更新ツール 更新ツール このツールは最新の編集結果を、平面図上のArchiTerraメッシュデータに反映させ るために使用されます。 下記にその活用方法を紹介します。 高度の更新 高度の更新 ArchiTerra メッシュと各高度ポイントを選択すれば、土地全体の高度が更新 されます。 ArchiTerra壁の更新 壁の更新 1 つ以上の ArchiTerra 壁を選択した場合。修正済の ArchiTerra メッシュに対 応します。 要素プレビュー 要素プレビューの更新 プレビューの更新 1 つ以上の壁および ArchiTerra メッシュを選択すれば、要素のプレビューが 更新されます。(ただしまだ自動的に更新されていない場合です) 水面の更新 水面の更新 水面を選択すれば、それが挿入された ArchiTerra メッシュに一致するように 更新します。 道路縦断面図の更新 2D ビューの中で道路を選択し編集すれば、それに対応する縦断面図データ が道路に一致するように更新されます。 2Dビュー ビュー上の道 ビュー上の道路 上の道路の更新 道路の縦断面図を選択し編集すれば、2D ビュー上道路のオリジナル・デー タが修正した断面図の道路に一致するように更新されます。 要素すべて更新 要素すべて更新 要素を選択すれば、ArchiTerra メッシュのふちが更新されます。 87 ArchiTerra 標高表示 標高表示ツール 表示ツール 標高表示ツールは、ArchiTerraメッシュのポイント/ホット・スポットの標高データを表示し ます。 では ArchiTerra メッシュに使用されているポイントの高度情報の表示の仕方を紹介します。 ●全てのレベルを表示 何も選択せずに、 標高表示アイコンをクリックし、各設定をおこない「OK」 ボタンをクリックすれば全ての点においてレベルを表示します。 ●任意の位置のレベルを 任意の位置のレベルを表示 レベルを表示 ArchiTerra メッシュを選択 し、 「標高表示ツー ル」をクリックすると、「ス ポット高さ設定」ウィンド ウが表示されます。「OK」 ボタンをクリックしてくだ さい。するとカーソルは鉛 筆マークになります。そこ で知りたい箇所をクリック すれば、レベルが表示され ます。 ●グリッド作成(スポット高さ付きマップ) グリッド作成(スポット高さ付きマップ) ArchiTerraメッシュを選択し、 「標高表示ツール」をクリックすると、 「ス ポット高さ設定」ウィンドウが表示されます。そのウィンドウの中の「スポット の高さ付きマップ」を有効にすれば、縦横指定寸法毎に高度を表示します。 88 ArchiTerra ArchiTerraメッシュ メッシュ上の メッシュ上の吸引 上の吸引 ArchiTerraメッシュ表面上に重力によって正確にオブジェクト要素を吸引さ せることができます。 <作図方法> 1.配置したいArchiTerra メッシュを選択します。 2. 「ArchiTerraメッ シュ上の吸引」ツール をクリックしてくださ い。 3.「オブジェクトのデフ ォルト設定」ダイアロ グ・ボックスを表示し ます。 4.オブジェクトライブラ リを選択し「OK」ボタンをクリックしてください。 5.2Dビューの上でArchiTerraメッシュの表面をクリックしてください。 ※このオブジェクト挿入アイコンはサイクル循環モードである為、オブジェクト 挿入が終わっても操作が終わりません。「Esc」でキャンセルしてください。 参考:ArchiCAD 参考:ArchiCAD オブジェクト挿入 ArchiCAD オブジェクトライブラリを正規の位置(レベル)に配置したい場合は、 そのライブラリと配置したい ArchiTerra メッシュを選択します。次に、ArchiTerra メッシュツールの 「吸引ツール」をクリックしてください。すると、正規 のレベルにオブジェクトライブラリは配置されています。 ただし、下図のように傾斜した土地でオブジェクトを ArchiTerra メッシュに吸引 させた場合、オブジェクトは常に水平に配置されますので、ArchiTools の 「回転」ツールで Z 軸方向に回転させ傾斜の土地に対して平行にしてください。 89 ArchiTerra カメラツール カメラツール ArchiTerraメッシュの表面上をカメラがフライスルーの動画を生成します。 では操作方法を紹介します。 右のイメージが、道路が引 かれたArchiTerraメッシュ です。 いまからその路上にドライ バーが見るものをシミュレ ートしてみましょう。 <作図方法> 1.右図のように2Dビューに ArchiCAD の 2D ポリラインでカメラのルートを 作図してください。 2 . ArchiCAD 2D ポ リ ラ イ ン と ArchiTerra メッシュ両方を選択し、 「カメラツール」をクリックしてくだ さい。 右図のようにカメラ間隔を指定する画 面が表示されます。カメラの間隔を指 定して下さい。単位は mm です。 3.「OK」をクリックすれば自動的に、カ メラの動画を作成していきます。 4.実際にできたカメラの映像データは右図 のように、3D>「ArchiTerra保存先」 に保存されます。 90 ArchiTerra ※パスを滑らかにする場合は、ArchiCADの「カメラ」>カメラ設定>パスオ プション移動性御内の「ベジュ曲線」「滑らか」をクリックしてください。 3. ※その作成した映像データを一度確認したい場合は、ドキュメント>レン ダリング>フライスルー作成 の「表示」で確認できます。 書き出されるフォーマットは、movフォーマットです。そこで書き出す前に、 「スケール調整」で、画面の大きさを調整してください。 「保存」をクリックすれば、映像を書き出します。 91 ArchiTerra デフォルト設定エクスポート・インポート デフォルト設定エクスポート・インポート ArchiTerraにはペン、塗りつぶし、レイヤ、値などデフォルト設定があります。 そこでArchiCADは起動するごとに、ArchiTerraのデフォルト設定を読み込みます。した がって、この設定は最も一般に用いられているペン(線種、ペンカラー) 、塗りつぶし ツールなどにしておくことが非常に有用です。 ●「設定をエクスポート」 ●「設定をインポート」 初期設定の情報はすべて、ArchiTerraによって使用される「AT3_PREFS GDLオブジ ェクト」の初期設定値に記憶されています。 92 ArchiTerra ヘルプツール PDFフォーマットの日本語ユーザー・マニュアルを見るにはこのボタンをクリック してください。 各機能について、正確に説明しています。 93 ArchiTerra ArchiTerraメッシュモデリング ArchiTerraメッシュモデリング 作成方法 1.ArchiCAD メッシュ⇒ ArchiTerraメッシュへ変換 2. Textファイル(地形データ)⇒ 3. DXFファイル(3D地形データ)⇒ ArchiTerraメッシュ ⇒ ⇒ 4.イメージ画像(地図)⇒ シュ 測定点高さ情報入力⇒ 5.イメージ画像(地図)⇒ 2Dポリラインツール⇒ 定点高さ情報入力⇒ ⇒ ArchiTerraメッシュ ⇒ ArchiTerraメッ 等高線ツール 測 ArchiTerraメッシュ 94 ArchiTerra ツール活用早見表 ツール活用早見表-1 早見表-1 マニュアル 記載ページ <ツール> <下書きツール> <作図手順> 24p~27p ArchiTerra メッシュ 等高線 不要 ⇒ 45 p~56p 塗りつぶし図形⇒ 道路 塗りつぶしツール ⇒レベル調整 2Dポリライン 2D ポリライン⇒ ⇒ レベ ル調整 2D ポリライン⇒ +歩道 41p~44p 2Dポリライン +追加道路 - 塗りつぶし図形⇒ 塗りつぶしツール ⇒ レベ ル調整 34p~38p 土地造成・根切 塗りつぶし図形⇒ 平坦地 塗りつぶしツール ⇒ レベ ルチェック⇒ レベル調整 根 根切り 39p~40p 土地造成 塗りつぶし図形⇒ 傾斜地 不要 ⇒レベル調 整・補修 49p~53p 土地造成 塗りつぶし図形⇒ 傾斜地 不要 ⇒レベル調整 95 ArchiTerra ツール活用早見表 ツール活用早見表-2 早見表-2 マニュアル 記載ページ <ツール> <下書きツール> <作図手順> 74p~79p 塀、柵、ガードレール 2Dポリライン 擁壁 2D ポリライン⇒ 2D ポリライン⇒ 80p~83p ArchiTerra メッシュ 84p 2Dポリライン 土量計算 不要 ⇒ ( ( 造 成 オブジェクト +階段 塗りつぶしツール ArchiTerra メ ッ シ ュ,の上に塗りつぶ し図形⇒階段⇒ ( ( ※出力データは英語表 89p 96
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