実験装置アライメント手順 SACLA ビームライン研究開発チーム 1 アライメント手法 手法 A (アライメントレーザー使用) アライメントレーザーをXFELの仮想ビームラインとして使用 手法 B (レーザートラッカー) 装置の位置決め手法としてレーザートラッカーとCCRを使用 2 アライメント手法 手法 A 手法 B 精度 ~1mm <100μm - 初回の位置合わせでは手法Aを推奨する. - 手法Aによって定められた位置は高い再現性が得られるCCRとトラッカーによって記憶さ れます. 推奨手順 - 手法Bは2回目からの位置合わせに使用されます. - 床面の罫書き線はいつでも使用可能です(手法C). 備考 - アライメントレーザーはXFELの仮想ビームラインと - レーザートラッカーとCCRは装置の位置決めに して使用されます. - 位置決め精度はアライメントレーザーのビームライ 適用される. ンの広がりにより制限されます (~2mm). - あらかじめ2つのCCRとサンプルとの相対位 - この手法はビームラインの上流に装置もしく 置を把握しておかなくてはなりません. - 高い精度で再現できます(<100 um). は窓がある場合には適用できません. 3 アライメントの例 (1)手法Aを用いた初回のアライメント ※ Alignment Laser irradiate Target ※ 実験装置をハンドリフタにより大雑把に位置合わせする ※実験装置の位置情報を トラッカーとCCRで読み取りPCに記憶させる ※エアパッドで実験装置を浮上させた状態で アライメントレーザーにより位置決めを行う 4 (2)手法Bを用いた2回目以降のアライメント ※ハンドリフタを用いて実験装置を大雑把に位置合わせする ※トラッカーとCCRを立ち上げる ※エアパッドにより実験装置を浮上させた状態で、トラッカーに記憶さ せた位置情報に従い、実験装置の位置決めを行う 5 Tool for alignment procedure エアーパッド ハンドリフタ “チビコロ” 使用目的 - 実験装置の移動 - 滑らかな移動 - 高い精度 - ラフな位置合わせ - 実験ハッチへの装置搬入 - 実験装置の運搬 - エアーパッドが使用できない場合 の運搬手段 - チルローラ上面に小型ジャッキを重 ねて使用する 要求事項 - 実験装置の底面にM20で深さ 40mm以上の取り付け穴を形 成する. - エアーパッドの高さ(150mm)を含 み、床面からサンプルまでの高さ を1420mmとなるよう装置を設 計する. - 実験装置の底面にはハンドリフタを 差し込むスペースを確保する(ハンドリ フタのサイズは運搬手段のページを 参照すること). - 実験装置の底面と床面の間に は150mm以上のスペースが必要. - 適用できる実験装置の重量は2 トン以下. 形状 6 アライメントレーザーのビームサイズ (手法 A) EH1 EH2 EH3 EH4 評価中 構築中 写真 ビームサイズ 精度 3 mm 5 mm mm 程度 mm 程度 ~3 mm 7 CCR 搭載台 -CCRの搭載に使用 -手法Bに適用 写真 図面 備考 実験装置の端面に 実験装置の上面 設置する にボルトで固定さ れる (4-M4, 50 mm 型番:1.5 ESM-2 □) (HUBBS) 実験装置の隅に設置 実験装置の上面に 形成したピン穴: する φ8h7, 深さ : 15 mm 型番:1.5 ESM-OC (HUBBS) 8
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