リモートデスクトップおよびターミナルサービスのサポート

技術文書番号：1-HULx-PC006-03
株式会社セゾン情報システムズ
ＨＵＬＦＴ事業部
カスタマーサービス部テクニカルサポートセンター
ＨＵＬＦＴヘルプデスク
タイトル
リモートデスクトップおよびターミナルサービスのサポートについて
ドキュメント情報
技術文書番号：
OS：
製品名／バージョン：
最終更新日：
1-HULx-PC006-03
Windows 8
Windows Server 2012
Windows 7
Windows Server 2008
Windows Vista
Windows Server 2003
上記の OS 上で動作するすべての HULFT 製品
(HULFT マネジャー for Web および HULFT HTTP サーバは除く)
2015/7/3
Copyright(c) SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved.
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技術文書番号：1-HULx-PC006-03
1.
リモートデスクトップでの動作保証
以下の製品に限り、リモートデスクトップを使用して HULFT 製品をリモート操作する場合、HULFT
製品の動作を保証いたします。
記載以外の製品につきましては動作保証いたしかねます。
HULFT7/HULFT7e 以降
HULFT7 Manager/HULFT7e Manager 以降
HULFT-HUB Server Ver.3 以降
HULFT-HUB Manager Ver.3 以降
HULFT-DataMagic Ver.2/HULFT-DataMagic Ver.2 （英語版）以降
HULFT-DataMagic Connect Ver.2 以降
HULFT-WebFT Ver.2 以降
HULFT クラウド Ver.1 以降
HDC-EDI Base Ver.4 以降
HDC-EDI Manager Ver.2 以降
HULFT-SAN Ver.6 以降
SIGNAlert Agent Ver.3 以降
SIGNAlert Manager Ver.3 以降
iDIVO Base Ver.1 以降
iDIVO Manager Ver.1 以降
【注意】
上記製品であってもマルチセッションによる同時利用は動作保証外となります。
その他、動作制限については項番２以降をご参照ください。
【備考】
リモートデスクトップは以下の OS が提供する機能です。
［リモートデスクトップ］
Windows Server 2003、Windows Vista 以降の OS
2.
リモートデスクトップ－Windows Server 系－
2.1
Windows Server のリモートデスクトップの概要
Windows Server のリモートデスクトップサービスで単一ユーザが同時に複数セッションを作成して利用で
きる設定の場合はリモートからの接続ごとにデスクトップなどのユーザ環境を保持します。このため、リモー
トデスクトップの接続中はリモートから接続される分だけのユーザ環境が存在します。加えて、コンソール
のユーザ環境が存在します。リモートデスクトップで接続すると、これらのユーザ環境が複数のセッション
で同時にアクティブになります。
2.2
既知の問題
HULFT 製品は単一のユーザによる操作を想定して設計されているため、リモートデスクトップを使用すると
HULFT 製品が正常に動作しない恐れがあります。現在のところ、以下の現象が発生することを確認していま
す。
①管理画面の二重起動の問題
コンソールまたはリモートからの操作でユーザが HULFT 画面を起動して、別のユーザが HULFT 管理画面
の起動を試みると、以下のダイアログが表示されて HULFT 管理画面が起動しません。
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すでに起動されています。
複数起動はサポートされていません。
HULFT PPP/BB クライアントや HULFT マネジャーの画面についても同様の内容のダイアログが表示されま
す。
②ジョブ実行によるコンソール画面の問題
配信前ジョブなどのすべてのジョブについて、ジョブ実行中に表示されるジョブの画面がリモートデス
クトップの画面上ではなく OS のコンソールの画面上に表示される場合があります。
③プロセスの動作不正の問題
内部的な処理の都合により、配信プロセスなどの各処理プロセスの動作に支障をきたす場合があります。
④HULFT PPP/BB クライアントにおける全銀ドライバ起動の問題
全銀 TCP・オプションを使用して全銀ドライバの起動を試みると、以下のエラーが発生して全銀ドライバ
の起動に失敗する場合があります。
X633001 全銀ドライバの処理結果獲得で異常が発生しました。
⑤関連アプリケーションの問題
データウェアハウス連携で使用する SQL Server はリモートデスクトップをサポートしていません。
3.
リモートデスクトップ－Windows クライアント系－
3.1
Windows のリモートデスクトップの概要
Windows に付属するリモートデスクトップは、ユーザ簡易切り替えの設定によってユーザ環境の保持が異な
ります。
［ユーザ簡易切り替えが有効である場合］
複数のユーザ環境を保持できます。リモートデスクトップでログオンを試みると、現在ログオンしてい
るユーザの環境が保持されます。同時にログオンできるユーザの最大数は複数となりますが、アクティ
ブなセッションは 1 つのみです。
［ユーザ簡易切り替えが無効である場合］
単一のユーザ環境のみ保持します。リモートデスクトップでログオンを試みると、現在ログオンしてい
るユーザが強制的にログオフされます。同時にログオンできるユーザの最大数は 1 です。
3.2
既知の問題
HULFT 製品は単一のユーザによる操作を想定して設計されているため、リモートデスクトップを使用すると
HULFT 製品が正常に動作しない恐れがあります。現在のところ、以下の現象が発生することを確認していま
す。
［ユーザ簡易切り替えが有効である場合］
Windows Server 2003 と同様の現象が発生する恐れがあります。
［ユーザ簡易切り替えが無効である場合］
ローカルでの操作の違い及び、製品動作確認を行っていないため項番１で記載された製品以外の動作は
保証しません。
以上
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