年 2 0 1 6 横浜信用金庫ディスクロージャー 2016 2016 横浜信用金庫 横浜信用金庫 1 事業の概況 ごあいさつ 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき、厚く御礼申し上げます。2016年の 「ディスクロージャー誌」をお届けします。 平成27年度の日本経済は、中国など新興国経済の減速の影響がみられたものの、 アベノミクスの推進や日本銀行による長期の金融緩和によって、全体としては弱いな がらも回復基調が持続しました。しかしながら、金融緩和による低金利下でさらに激 しさを増す金利競争等の影響により貸出金利は低下し、預金貸出金利鞘は縮小傾向 で金融環境は厳しい状況が続いています。当金庫においても貸出金利回りの低下に よる収入減などにより、当期純利益は16億円と前期より減少しました。今後、政策効 果が実体経済に着実に波及し、経済の好循環が確かで力強いものになることを期待 しています。 こうした中、当金庫では、創立100周年に向けて、当金庫が地域社会からより一 層必要とされる金融機関に成長することを目指し、3カ年の中期事業計画「『《よこし 理事長 大前 茂 ん》未来100』への挑戦」を平成27年度よりスタートさせました。お客さま第一主義のもと、お客さまとの接点の 最前線である「営業店」を重視した「現場重視の業務推進」を計画の基本コンセプトとしています。高度化、多様化 するお客さまのニーズに応えるため、 「中小企業に対する取組み(リレーションシップバンキング)の強化」、 「個人 金融市場に対する取組みの強化」、 「地域に向けた取組み」をコアプランとして、計画の推進に努めました。 店舗については、お客さまに安心して快適にご利用いただけるよう中山支店と鶴見駅東口支店の2店舗を新築オ ープンしました。 システムについては、中期事業計画の初年度における最重要課題としていた、新しいシステムへの移行を行い、平 成28年1月に稼働を開始しました。移行作業に伴い、ATMでのお取引をはじめ、全てのオンラインサービスを休止 させていただくなど、お客さまには大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、格別の ご理解とご協力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。 当金庫はこれからも地域の皆さまに親しまれ、皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。皆さまのより一層の ご支援をいただければ幸いです。 平成28年7月 目 次 1 2 3 1 事業の概況 ごあいさつ………………………………… 1 金融経済環境と主な取組み… ………… 3 業績の推移と事業の展望………………… 5 不良債権の状況… ……………………… 7 《よこしん》と地域社会 地域金融円滑化への取組み… ………… 9 創業・コミュニティビジネス支援……… 11 成長・発展支援………………………… 12 経営改善支援… ……………………… 13 事業承継支援、外部専門家との連携…… 14 CS・ES向上への取組み… …………… 15 地域貢献活動… ……………………… 17 《よこしん》の経営管理 コンプライアンス……………………… 19 顧客保護……………………………… 20 D I S C LO S U R E 2016 4 5 6 7 8 金融ADR (裁判外紛争解決制度) …… 22 組織体制、総代会……………………… 23 コーポレートデータ 《よこしん》のあゆみ…………………… 26 業務・サービス………………………… 27 手数料一覧… ………………………… 29 財務データ 31 安心できる金融機関であるために 定性的な開示事項… ………………… 50 単体における開示事項………………… 55 連結における開示事項………………… 60 開示項目一覧 63 ネットワーク 64 私たちは、社会的責任と公共的使命を常に自覚し、 健全な業務運営を通じ信頼の確立に努める。 ︽よこしん︾と 地域社会 私たちは、日々の業務を通じ地域社会の発展に貢献する。 私たちは、顧客、会員に常に感謝し、 真に地域社会に親しまれる金庫を造る。 ︽よこしん︾の 経営管理 私たちは、法令及びルールを遵守し、社会的規範に反することのない 誠実かつ公正な業務運営の遂行に努める。 私たちは、互いに相和し、 コーポレート データ 1 2 3 4 5 事業の概況 基本方針 働きがいのある明るい職場を作る。 平成28年度事業計画の主要な取組み 中期事業計画2年目である平成28年度は、基本コンセプトを引き続き 「現場重視の業務推進」とし、重点的に下記の取組みを行います。 コ ア プ ラ ン サ ポ ー ト プ ラ ン 個人金融市場に対する取組み ・ライフステージに応じた総合的な推進体制の整備 組織力・制度面の強化 ・営業推進体制等の強化 ・本部組織体制の見直し あるために 人財力の強化 ・職員スキルの実態把握に基づいた人財育成 ・女性職員の活躍促進 開示項目一覧 コンプライアンスの徹底 ・コンプライアンス意識の浸透 当金庫の概要(平成28年3月31日現在) 創業 大正12年 (1923年) 7月 預金積金 1,688,022百万円 貸出金 902,056百万円 役職員数 1,256人 本店 〒231-8466 横浜市中区尾上町2-16-1 電話 045-651-1451 (代表) 店舗数 61店舗 営業地区 横浜市/川崎市/横須賀市/鎌倉市/ ネットワーク 出資金 1,917百万円 安心できる金融機関で 中小企業に対する取組み ・事業性評価に基づく課題解決型融資の推進 ・お客さまの事業価値向上支援の推進 地域に向けた取組み ・地域と営業店 (現場) のコミュニケーション強化 財務データ 基本コンセプト 藤沢市/茅ヶ崎市/逗子市/三浦市/ 相模原市/厚木市/大和市/海老名市/ 座間市/綾瀬市/三浦郡/高座郡/ 愛甲郡愛川町/東京都大田区/町田市 D I S C LO S U R E 2016 2 1 事業の概況 金融経済環境と主な取組み 金融経済環境 平成27年度の日本経済は、 中国など新興国経済の減速の 影響がみられたものの、 アベノミクスの推進や日本銀行によ る長期の金融緩和によって円安、 株高が基調として続き、 全体 としては弱いながらも回復基調が持続しました。一方、 地域経 済の担い手である中小企業にとっては、 円安による原材料の 高騰や人手不足等の影響もあって、 まだまだ厳しい状況にあ ります。 こうしたなか、 政府は、 6月に 「ローカル・アベノミクス」 を提唱 し、 地方創生に積極的に取り組んでいくこととしました。11月 には、 「新・三本の矢」 の実現に向けて 「一億総活躍社会の実現 に向けて緊急に実施すべき対策」 を取りまとめました。 平成28年3月に政府が発表した四半期ごとの実質経済成 長率 (季節調整済前期比) は、 4-6月期 (△0.4%) 、 7-9月期 (0.3%) 、 10-12月期 (△0.3%) と2四半期ぶりのマイナスとな りました。政府は平成27年度の実質経済成長率を1. 2%程度 と予想しています。 平成28年度の日本経済は、 政府の 「新・三本の矢」 において 実効性のある具体策が実施されることによって、 デフレから脱 却し、 景気は緩やかな回復基調が続くものと期待されます。日 本銀行は、 これまでの 「量的・質的金融緩和」 を維持しつつ、 平 成28年1月には新たな金融緩和策として 「マイナス金利付き 量的・質的金融緩和」 の導入を決定しました。 「量」 ・ 「質」 ・ 「金利」 の3つの緩和手段を使って、 金融緩和を進めていく方針です。 なお、 平成28年1月に政府が発表した平成28年度の実質経 済成長率は1.7%程度になると予想しています。 平成27年度の県内経済については、 企業の景況感を日銀短 観 (神奈川県分) 業況判断DIで見ると、 平成27年3月の12から、 6月は8、 9月は9、 12月には6と景気回復の動きは弱まりました。 一方、 当金庫が横浜市を中心に実施している景気動向調査の 全業種総合業況判断DIを見ると、 平成27年3月の0. 0から、 6月 は2. 8、 9月は1. 4、 12月は7. 2と改善の傾向も見られました。 県内経済の先行きは、 雇用・所得環境の改善が続くなかで、 国が指定した 「国家戦略特区」 をはじめ、 「国際戦略総合特区」 、 「特定都市再生緊急整備地域」 を活用した規制緩和により、 民 間投資の促進や民間が活躍しやすい環境づくり、 仕組みづく りが推進され、 成長が見込まれます。 金融業界では、 平成27年9月に金融行政方針が定められ、 金融行政の目指すものとして、 ①景気のサイクルに大きく左 右されることなく、 質の高い金融仲介機能 (直接金融・間接金 融) が発揮されること、 ②こうした金融仲介機能の発揮の前提 として、 将来にわたり金融機関・金融システムの健全性が維持 されるとともに、 市場の公正性・透明性が確保されること―の 2点を掲げたうえで、 その目指す姿を実現するための重点施 策が示されています。引き続き国際的な金融規制や金融緩和 政策等を注視しつつ、 適切な資金運用や市場リスクの管理態 勢等の構築・強化を図り、 収益の確保、 自己資本の充実・強化に 努めていく必要があります。 金融機関の業績面を見ると、 景気の緩やかな回復に伴い資 金需要も徐々に増加し、 貸出も前年と比較し増加傾向にあり ます。 しかしながら、 さらに激しさを増す金利競争等の影響に より貸出金利は低下し、 預金貸出金利鞘は縮小傾向で厳しい 経営環境に置かれています。 こうした状況を踏まえると、 収益 力を維持・強化していく取組みに力を入れていく必要があり、 貸出の増加と収益源の多様化に向けて取り組んでいくことが 喫緊の課題となっています。 信用金庫は、 これからも地域の協同組織金融機関としての 独自性・特性を活かしながら、 地域における課題解決力の一層 の強化に努め、 地域経済の活性化や健全な発展に資する取組 みをさらに推進していく役割が求められています。 平成27年度の主な取組み 平成27年度は、 当金庫の創立100周年に向けて、 当金庫が 地域社会からより一層必要とされる金融機関に成長すること を目指し、 3カ年の中期事業計画 「 『《よこしん》未来100』 への 挑戦」 をスタートさせました。お客さま第一主義のもと、 お客さ まとの接点の最前線である 「営業店」 を重視した 「現場重視の 業務推進」 を計画の基本コンセプトとしています。高度化、 多様 化するお客さまのニーズに応えるため、 「中小企業に対する取 組み (リレバン) の強化」 「 、個人金融市場に対する取組みの強 化」 「 、地域に向けた取組み」 をコアプランとして、 計画の推進に 努めました。 事業者に向けた取組みとしては、 お客さまの事業の強みや 課題さらには将来像についてお客さまと共有し、 事業内容や成 長可能性を適切に評価して企業の成長を支援するため、 「事業 性評価」 に基づく 「課題解決型金融」 を推進するなど、 リレーショ ンシップバンキングの一層の強化に努めました。 個人のお客さまへの取組みとしては、 投資信託の取扱商品 を拡充するなど、 ライフステージに応じた各種サービスや商品 の提供に努めました。 3 D I S C LO S U R E 2016 地域に向けた取組みとしては、 小学生を対象にした 「サッカ ー教室」 「 、 野球教室」 を、それぞれ横浜F・マリノス及び横浜 DeNAベイスターズの協力を得て開催したほか、 小学生、 中学 生を対象にした金融経済教育などを実施しました。その他、 横 浜を紹介する冊子 「横浜ルネサンス」 「 、Jelly Beans Girls. 」 を 発行しました。営業店では、 セミナー、 コンサートの開催や地域 のイベントへの参画など、 地域との関係の強化に努めました。 また、 金融犯罪防止に向けた取組みとして、 5月を 「振り込め 詐欺撲滅月間」 とし、 神奈川県警察や地域ボランティアの方々 などと連携した振り込め詐欺防止活動も実施しました。 システム関係では、 中期事業計画の初年度における最重要 課題としていた、 新しい勘定系システムへの移行を行い、 平成 28年1月に運用を開始しました。今後はこのシステムを基盤と して、 一層の金融サービスの提供に努めていきます。 店舗関係では、 「中山支店」 と 「鶴見駅東口支店」 を新築オー プンしました。いずれの店舗も、 店舗入口での音声ガイドや点 字ブロックの敷設などのバリアフリーに配慮し、 お客さまにより 安心してご利用いただけるよう努めました。 事業の概況 TOPICS 当期純利益 16億円 65期連続で黒字計上中 貸出金利回りの低下による収入の減少やシステム 4,000 が、当期純利益は16億円を確保することができまし 3,000 た。おかげさまで、昭和26年に信用金庫に組織変更 して以来、65期連続の黒字決算となりました。 2,787 ︽よこしん︾と 地域社会 移行に伴う初期費用の増加により減益となりました 2,937 1,901 2,000 1,659 1,000 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 ︽よこしん︾の 経営管理 0 自己資本比率 10. 94% 高い水準を維持しています 自己資本比率は、 システム移行に伴うソフトウェア 資産の増加や積極的な推進により貸出金が増加した 12.08% 11.86% となりましたが、利益による自己資本の積み上げも コーポレート データ ことなどから、前年度比0.63ポイント低下し10.94% 11.57% あり、依然として国内基準 (4%) を上回る高い水準を 10.94% 維持しています。 * 自己資本の構成に関する事項は55ページをご参照く ださい。 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 財務データ * 平 成25年度より自己資本比率の算出方法を定めた 告示の改正に伴う新しい自己資本規制 (国内基準) に 基づき算出しています。 事業者向け貸出先数 1万8千先 地域の企業を応援します あるために ご利用いただいています。 今後も課題解決型融資の一層の推進に努め、地域経済活性化のお役に立てるよう努めてまいります。 (平成28年3月末現在) 開示項目一覧 公的年金受給者数 10万名 多くのお客さまにご利用いただいています 生活になくてはならない大切な年金、106,990名ものお客さまに、公的年金のお受け取りに《よこしん》の 口座を指定していただいています。 感謝の気持ちを込めて公的年金をお受取りのお客さまに各種サービスをご用意しています。 (平成28年3月末現在) ネットワーク 平成28年1月、新システムの運用を開始しました 業務継続態勢の強化等を目的として、平成28年1月より新しいシステムの運用を開始しました。移行作業に 伴いお客さまには大変ご不便をおかけしましたことを深くお詫び申しあげますとともに、格別のご理解とご協 力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。おかげさまで新システムは安定稼働しております。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 法人・個人事業主への貸出先数は18,171先であり、当金庫の営業地区内の多くのお客さまに事業資金を 4 1 事業の概況 業績の推移と事業の展望 主な業績の推移 預金 (譲渡性預金を含む) については、期中の平均残 経常収益は、前年度比1億72百万円減少し265億8 同1.97%増加し1兆6,880億円となりました。 息が減少したことが主な要因です。経常費用は前年度比 高は前年度比2.64%増加し1兆6,867億円、期末残高は 貸出金については、期中の平均残高は前年度比2.24 %増加し8,926億円、期末残高は同1.87%増加し9,020 百万円となりました。貸出金利回り低下により貸出金利 7億55百万円増加し244億34百万円となりました。シス テム移行により物件費が増加したことが主な要因です。 億円となりました。 この結果、経常利益は前年度比9億27百万円減少し20 0.51%となりました。貸出金利回りは前年度比0.10ポイ 当期純利益は前年度比2億42百万円減少し16億59 預金貸出金利鞘は、前年度比0.10ポイント低下し ント低下し1.79%、預金利回りは横ばいの0.09%となり ました。経費を含めた預金原価率は、横ばいの1.27%と なりました。 総資金利鞘は、前年度比0.07ポイント低下し△0.07 %、 資金運用利回りは前年度比0.07ポイント低下し1.20 %となりました。資金調達原価率は横ばいの1.27%とな りました。 1,686,744 1,643,354 1,590,455 873,041 862,001 598,954 平成25年度 604,968 平成26年度 億74百万円となりました。 百万円となりました。 自己資本比率は、システム移行に伴うソフトウェア資 産の増加や積極的な推進により貸出金が増加したこと などから、前年度比0.63ポイント低下し10.94%となり ましたが、 利益による自己資本の積み上げもあり、 依然と して国内基準 (4%) を上回る高い水準を維持しています。 892,622 平成27年度 621,359 603,669 平成25年度 902,056 885,455 869,126 596,128 1,688,022 1,655,396 1,600,797 平成26年度 586,943 平成27年度 72,211 71,523 71,883 1,969 1,943 1,917 平成25年度 平成26年度 平成27年度 4,291 4,316 2,937 2,938 3,002 1,901 2,034 2,074 1,659 平成25年度 5 D I S C LO S U R E 2016 平成26年度 平成27年度 る営業店を重視した業務推進を展開しています。営業 の創立100周年に向けて全役職員が目指すべき大きな 店の現場力を強化するために、商品やサービスの拡充 方向性を共有するため 「『《よこしん》未来100』への挑 に加えて、人財力や組織力の強化に取り組んでいます。 戦」 という副題を定めています。地域社会から一層必要 こうした課題に取り組んでいくことで、高度化、多様化 とされ、存在感のある金融機関となるために、お客さま するお客さまのニーズにお応えして、地域と当金庫の持 第一主義を基本として、 お客さまとの接点の最前線であ 続的な成長・発展に努めていきます。 ︽よこしん︾と 地域社会 平成27年度からスタートした中期事業計画は、7年後 事業の概況 事業の展望および対処すべき課題 中期事業計画(平成27年4月〜平成30年3月) 副 題 基本コンセプト 「《よこしん》未来100」への挑戦 現場重視の業務推進 本計画には、「現場の目指すべき姿」を示した四つのコアプラン(目 標) と、 「それを実現するために人財力や組織力等をどのように強化して いくのか」ということを示した二つのサポートプラン(取組むべき課 題) を定めています。 ⑴ 現場力の強化 ⑶ 個人金融市場に 対する取組みの強化 ⑷ 地域に向けた 取組み 財務データ ⑵ 中小企業に対する 取組みの強化 ⑵ 組 織 力・制 度 面 等の強 化 ⑴ 人 財 力の強 化 コアプラン コーポレート データ コアプランと サポートプラン ︽よこしん︾の 経営管理 中 期事業計画の概要 (サポートプラン) い資金ニーズにお応えし、 地域社会や産業の発展に貢献 の役割、使命と考えています。また、 ご融資による支援だ けにとどまらない活動として、お取引先中小企業者の皆 さまに対する、企業経営支援業務等の充実も図っており ます。平成28年度におきましても、地域金融機関として 査に基づき、地元の中小企業者や個人の皆さまへ積極 して地域社会全体の発展に貢献するよう努めます。 的にご融資することが地域金融機関としての《よこしん》 開示項目一覧 するため努力をしています。貸出にあたっては地元の皆 さまからお預かりした大切な資金を、厳正かつ公正な審 あるために 《よこしん》では、 「日々の業務を通じ地域社会の発展 に貢献する」 という基本方針に基づき、お客さまの幅広 の使命を果たすべく、 積極的かつ健全な貸出運営を堅持 事業性融資における第三者個人連帯保証について ネットワーク 《よこしん》では、事業性融資において経営者以外の第三者の個人連帯保証を原則求めない取扱いとしています。 「経営者保証に関するガイドライン」 への対応について 《よこしん》では、 「経営者保証に関するガイドライン研究会」 (全国銀行協会および日本商工会議所が事務局) が公表し た 「経営者保証に関するガイドライン」 を遵守し、 お客さまから経営者保証に関するご相談やお申出をいただいた場合は、 本ガイドラインに基づき、誠実に対応するよう努めます。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 貸出運営についての考え方 6 1 事業の概況 不良債権の状況 不良債権の状況 《よこしん》は、経営の透明性を高め、その健全性と安 なお、 《よこしん》では、会計上の不良債権処理方法であ 全性をご理解いただくため、不良債権の適切な開示に努 る部分直接償却は行っておりませんので、部分直接償却 4.41%に低下しました。不良債権に対する適切な償却・ に算出されています。 を維持し、 さらに809億円 (貸借対照表計上額) の特別積 用 語 めています。平成27年度の不良債権比率は5.19%から を実施している信用金庫に比べて不良債権比率が高め 引当および担保・保証により保全率は96.04%と高水準 説 明 立金を計上しており、不良債権に対する備えは万全です。 6,902 2,156 4,745 30,768 2,260 39,930 865,147 905,078 正常先およびその他要注意先債権等 2,154 35,500 4,741 30,759 ̶ 2,260 39,916 862,140 902,056 6,902 2,156 4,745 29,941 1,507 38,351 部分直接償却 破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権について担保 等による回収が不可能な額(Ⅳ分類債権額)に対し、個別貸倒引当金 の計上ではなく、 債権額から直接減額(直接償却)すること。 2,925 358 2,567 22,415 ̶ 25,340 2,068 743 1,325 4,729 1,400 8,197 1,908 1,055 853 2,796 106 4,812 100.00% 100.00% 100.00% 97.31% 66.66% 96.04% 100.00% 100.00% 100.00% 77.19% 12.43% 75.28% 2,154 34,674 4,741 29,933 358 24,982 2,567 22,415 741 6,041 1,320 4,721 1,055 3,650 853 2,796 100.00% 97.67% 100.00% 97.31% 100.00% 81.54% 100.00% 77.19% 1,507 ̶ 1,400 106 66.66% 12.43% 38,336 25,340 8,183 4,812 96.04% 75.28% 4.41% 4.42% ※貸倒引当金は、正常先およびその他要注意先債権等に対する一般貸倒引当金を除いて計上しています。 用語説明 (金融再生法基準) 用語説明 (信用金庫法基準) 貸出金及びその他の債権 リスク管理債権 (貸出金) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破綻先債権 破産、会社更生、民事再生等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対す る債権及びこれらに準ずる債権です。 危険債権 債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化 し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高 い債権です。 要管理債権 ⑴3ヵ月以上延滞債権:元金または利息の支払いが、約定支払日の翌日を起 算日として3ヵ月以上延滞している貸出債権のうち破産更生債権等及び危 険債権を除いた貸出債権です。 ⑵貸出条件緩和債権:経済的困難に陥った債務者の再建又は支援を図るこ とを目的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行っ た貸出債権のうち、破産更生債権等、危険債権及び3ヵ月以上延滞債権を 除いた貸出債権です。 法人税個別通達 「金融機関の未収利息の取扱いについて」 の規定により、未収 利息を収益不計上とすることが認められる貸出金のうち、会社更生、破産、民 事再生、特別清算、手形交換所から取引停止処分を受けた債務者に対する貸 出金です。 延滞債権 実質的に6ヵ月以上の延滞先を意味し、法人税個別通達 「金融機関の未収利息 の取扱いについて」 の規定により、未収利息を収益不計上とすることが認めら れる貸出金のうち、破綻先債権及び金利棚上げにより未収利息を収益不計上 とした貸出金を除いた貸出金です。 3ヵ月以上延滞債権 実質的に3ヵ月以上6ヵ月未満の延滞先を意味し、元本または利息の支払いが 約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金のうち、破綻先債権及び 延滞債権を除いた貸出金です。 貸出条件緩和債権 債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出 金のうち、 破綻先債権、 延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権を除いた貸出金です。 7 D I S C LO S U R E 2016 事業の概況 自己査定結果と金融再生法開示債権額・リスク管理債権額 自己査定は不良債権の開示金額や償却・引当額算定の基礎となるものです。査定手順としては最初に債務者の信用度 に応じて債務者区分 (正常先〜破綻先) を行い、次に資産の回収の確実性に応じて分類額 (Ⅰ分類〜Ⅳ分類) を算定してい ます。 713,916 150,188 93,765 2,597 865,147 2,260 56,423 2,260 − 322 2,275 30,768 35,500 30,768 22,415 4,729 3,622 4,745 2,567 1,325 78 774 2,156 358 743 26 1,029 39,930 904,373 833,345 65,496 3,727 1,803 905,078 ︽よこしん︾と 地域社会 713,916 ︽よこしん︾の 経営管理 2,154 6,902 39,916 コーポレート データ ※自己査定の正常先残高には地方公共団体等の残高 (元金15,457百万円、利息12百万円) を含んでいます。 ※自己査定の実質破綻先、破綻先残高は、直接償却額52百万円を控除後の金額です。 ※金融再生法開示債権の要管理債権、 リスク管理債権の貸出条件緩和債権と3ヵ月以上延滞債権は該当する貸出金の合計額ですが、 自己査定の債務者区分の要管理先残高は該当債務者に対する全ての貸出金等の合計額となっているため、金額は一致しません。 ※金融再生法開示債権の総与信額には私募債の残高704百万円を含んでいます。 財務データ あるために て、 その状況等により債務者を正常先、 要注意先、 破綻懸念先、 実質 破綻先及び破綻先に区分することをいいます。 分類区分とは 資産を 「回収の危険性」 または 「価値の毀損の危険性」 の度合いに応 じて、 Ⅰ、 Ⅱ、 Ⅲ及びⅣ分類の4段階に判定することをいいます。 開示項目一覧 不良債権残高の推移 金融再生法に基づく開示債権 要管理債権 平成27年度 増減 7,411 6,902 △509 34,070 30,768 △3,302 4,698 2,260 △2,438 46,180 39,930 △6,249 正常債権 841,994 865,147 23,152 対象債権合計 888,175 905,078 16,902 不良債権比率 5.19% 4.41% △0.78% 不良債権合計 信用金庫法に基づくリスク管理債権 (単位:百万円) 平成26年度 1,838 平成27年度 2,154 39,613 35,500 − − − 4,698 2,260 △2,438 リスク管理債権合計 46,151 39,916 △6,235 リスク管理債権比率 5.21% 4.42% △0.79% 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 増減 315 ネットワーク 破産更生債権及び これらに準ずる債権 危険債権 平成26年度 (単位:百万円) △4,113 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 債務者区分とは 債務者の財務状況、資金繰り、収益力等により、返済能力を判定し 8 2 《よこしん》と地域社会 地域金融円滑化への取組み 地元でお預かりした資金は地元へ! 平成28年3月末現在 《よこしん》は、神奈川県東部を主要な営業エリアとするコミュニティバンクです。地元の皆さまからお預かりした大切 なご預金は、地元で事業を営む中小企業のお客さまや個人のお客さまにご融資させていただき、地域社会の発展に少し でも貢献できるように努力しています。 お 客 さ ま 会員の皆さま 会員数/72, 211人 出資金/19億円 預金積金 16, 880億円 貸出金 9,020億円 預金積金に占める 貸出金の割合 53.43% 横浜信用金庫 役職員数/1, 256人 店舗数/61店舗 有価証券運用 5,869億円 有価証券は安全性を第一に債券を中心に運用しています。 預金積金に占める有価証券の割合 34.77% 地域社会発展のお手伝い 地域密着型金融の推進 《よこしん》では、 「日々の業務を通じ地域社会の発展 に貢献する」 という基本方針のもと、地域密着型金融の 推進に取り組んでいます。 (地域密着型金融推進計画の柱) ①積極的な新規融資 ②お取引先企業に対するコンサルティング機能発揮 ③地域の面的再生への積極的な参画 ④人財育成 ⑤地域や利用者に対する積極的な情報発信 9 D I S C LO S U R E 2016 福祉 盲導犬育成支援 よこしんふれあい財団による寄付 環境 環境金融商品・サービス/エコ教室 文化 地域情報誌 「横浜ルネサンス」 横浜美術館協賛 教育 中学生の職場体験 小学生のキッズ・マネースクール スポーツ 安全 サッカー教室/野球教室 こども110番の店/振り込め詐欺防止 地域見守り活動 事業の概況 金融円滑化基本方針 《よこしん》は、地域の健全な事業を営む事業者及び個人に対して必要な資金を円滑に供給していくこと、並びに地域の事 業者の経営相談・経営指導及び経営改善に関する支援に取り組むことは、金融機関の最も重要な役割の一つであると認識し、 ︽よこしん︾と 地域社会 適切なリスク管理体制の下、金融仲介機能を積極的に発揮していくことを目的に、金融円滑化に関する基本方針を定めてい ます。 1. 新規融資や貸付条件の変更等の申込み等に対して、真摯な対応と迅速かつ適切な審査を行う。 2. お客さまに対する経営相談・経営指導及び経営改善に関する支援について、積極的な取り組みを行う。 3. お客さまの事業価値を適切に見極めるため、 目利き能力の向上に努める。 4. 新規融資や貸付条件の変更等の申込み等に対して、適切かつ十分な説明を行う。 ︽よこしん︾の 経営管理 5. 新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込み等に対するお客さまからの問い合わせ、相談、要望及び苦情について、適切 かつ十分に対応する。 金融円滑化管理体制 コーポレート データ お客さま ●新規融資に関するご相談 ●ご返済条件の変更等に関するご相談 ●経営相談、経営指導及び経営改善に関する支援 ふれあいプラザ 【休日相談受付】 財務データ 営業店窓口 ●ご返済条件の変更等に関する ご意見や苦情等の受付 苦情相談専用ダイヤル (リスク管理統括部) 営業店(金融円滑化管理担当者) 金融円滑化に関する取組みの管理担当者を全店に配置しております。 あるために 金融円滑化管理責任者 安心できる金融機関で 関係部署による営業店サポート 開示項目一覧 金融円滑化管理委員会 代表理事会 理事会 ネットワーク ご返済条件の変更等に関するご意見・苦情等専用電話受付窓口 《金融円滑化苦情相談フリーダイヤル》リスク管理統括部 受 付 時 間 :月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 0120-266-686 ※土・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 D I S C LO S U R E 2016 10 2 《よこしん》と地域社会 創業・コミュニティビジネス支援 創業支援 ~起業家の皆さまを応援します!~ 創業者や起業家のニーズにお応えするため、 《よこしん》 資金面では、横浜市内の創業予定者または創業後第1 ふれあいプラザ (横浜西口支店8階) において、 中小企業診 期目の決算申告期限が到来していない事業者の方を対 断士等の資格を有する相談員が創業に向けた手続きなど 象とした横浜市信用保証協会保証付の融資商品 「よこは のアドバイスをしています。 また、 営業店の融資窓口では、 ま創業サポート保証」 等をお取り扱いしています。 創業関連の各種融資のお申込みを受け付けています。 創業支援関連融資の実績(平成27年度) (単位:件・万円) ご融資件数 ご融資金額 17 8,870 118 37,288 118 52,709 373 105,343 川崎市創業支援資金 2 690 5 1,633 町田市開業資金 − − 4 783 よこはま創業サポート保証 − − 1 107 137 62,269 501 145,156 神奈川県企業化支援資金 横浜市創業ベンチャー促進資金 合計 期末件数 期末残高 勤務先の廃業に際し、従業員5名による新会社設立を支援し、ご融資 取引経緯 繰り計画、設備投資計画等の検証も同時に行い、徐々に事 業計画をブラッシュアップしていきました。その結果、事業 を営むうえで必要なトラック購入、資材置き場の保証金支 払い、その他運転資金の総額1,000万円を横浜市保証協 会保証付融資にて対応させていただきました。 支援内容 支援結果 解体工事業を営む勤務先の廃業を受け、従業員5名が 新会社O社の設立を決意。O社を担当されている税理士 から話を聞いたS支店が、 O社近隣のI支店に紹介すること でI支店による創業支援がはじまりました。 複数回にわたって事務所を訪問し、従業員の仕事振りを 確認することで売上計画の検証を行いました。また、資金 融資実行から5ヵ月経過した段階でまだ最初の決算を迎 えていませんが、事業計画どおり順調に推移しています。 コミュニティビジネス支援 ~地域の課題解決を応援します!~ 行政や民間営利企業では解決しにくい地域問題に対 し、地域資源や地域特性を活かして事業として取り組ま れようとするお客さまからのご相談を承っています。資 金面では、民間営利企業と変わらない条件で、積極的に ご融資の対応をさせていただいています。 「横浜市横浜保育室認可保育所移行支援事業」 に伴う設備資金等をNPO法人にご融資 取引経緯 知人に紹介されたということでNPO法人Fの代表がK 支店に来店され、手狭になった 「横浜保育室 (*) 」 を認可保 育所に移行するための土地購入および園舎建設資金を希 望しているとのお話をいただきました。 * 「横浜保育室」 は、児童福祉法に定めた保育所 (いわゆる認可保育 園) ではありませんが、横浜市が独自に設けた基準を満たしており、 市が認定し助成している認可外保育施設です。 支援内容 NPO法人Fの代表は、あまり事業計画の策定や不動産 の売買を経験したことが無いということでしたので、 なるべ く多く意見交換できる機会を設けようと意識しました。途 中、 物件の変更や、 賃借か購入かの変更等もありましたが、 11 D I S C LO S U R E 2016 その都度代表と協議し事業計画を変更することで対応させ ていただきました。また、 ご融資については、 自己資金等が 必ずしも十分とは言えない状況ではありましたが、近隣の 高いニーズを考えると十分ご返済は可能と判断したことか ら、認可保育所の建設に係る資金をご融資させていただき ました。 支援結果 予定より竣工が遅れたことで年度途中の開園となってし まいましたが、平成27年6月、多くの園児とともに無事開園 の日を迎えることができました。そして、平成28年度は満 員でのスタートとなり、地域の方に大変喜んでいただいて います。 成長・発展支援 事業の概況 成長・発展支援 ~ビジネスマッチングをサポートします!~ 《よこしん》産学官連携 ︽よこしん︾と 地域社会 お客さまのニーズにお応えするため、 ︽よこしん︾の 経営管理 コーポレート データ ISO等認証取得支援サービス I SOシリーズ、プライバシーマーク等の認証取得をお考えのお客さまに、 《よこしん》が提携する実績あるコンサ ルティング会社をご紹介します。お客さまのご要望に応じて 「取得までの期間、費用」 等について複数のプログラムを 比較・ご検討いただけます。 「経営革新等支援機関」窓口業務 財務データ 平成24年8月に施行した中小企業経営力強化支援法に基づき、中小企業に対し専門性の高い支援事業を継続的 に行う 「経営革新等支援機関」 として認定を受け、各種補助金の受付けや専門家の派遣を行っています。 海外事業支援への取組み 平成26年4月よりお客さまの海外進出や輸出入等の事業を支援するため、専用デスクを設置しました。お客さま の海外事業展開に関して情報提供や貿易取引等、外部支援機関とも連携して、お客さまをサポートいたします。また、 あるために いたしました。平成28年3月には、県内信用金庫で初となる海外直接貸付 (香港向け) を実行しました。 第3回「ビジネスマッチングwithかながわ8信金」 各信用金庫の取引先や地域企業の販路拡大支援を目的に、平成27年6月4日に神奈川県内8信用金庫合同開催に よる商談会を大さん橋ホールにて開催しました。商談会では1,247件の商談が行われ、盛況に終えることができました。 開示項目一覧 経営セミナーの開催 企業の成長・発展に役立つセミナーを開催しています。 <平成27年度 セミナー・講演会等開催実績> 開催日 4月 8月 内容 参加者数 第23回新入社員・若手社員講座 伸びる社員はどこが違うか他 商談営業力強化セミナー 商談テクニックの習得 (県内8信用金庫合同開催) 101名 49名 ふれあいセミナー マイナンバーの基礎及び実務対応 (神奈川工業会との共催) 75名 ものづくり・サービス補助金活用セミナー 補助金活用、制度の概要、申請ポイント案内 35名 2月 第37回テクニカルショウヨコハマ2016 出展者セミナー 中小企業M&Aの実例と成功ポイント 50名 3月 第9回《よこしん》ふれあい講演会 田﨑 史郎氏 『日本の政治は良くなるか』 90名 平成28年2月 D I S C LO S U R E 2016 ネットワーク 平成27年4月 安心できる金融機関で 信用金庫による会員の海外子会社への融資解禁に伴い、平成26年12月に関東財務局より当該業務の認可を取得 12 2 《よこしん》と地域社会 経営改善支援 経営改善支援 中小企業診断士等の有資格者を中心に構成されている融資部企業経営支援チームが、経営改善計画書の策定支援 や財務診断等のサービスのご提供を通じて、お取引先企業の経営課題の解決をお手伝いしています。 経営改善支援の取組実績 (単位:先) 期初債務者数 正常先 要注意先 破綻懸念先 実質破綻先 破綻先 合計 うちその他要注意先 うち要管理先 26年度 13,052 3,566 65 858 191 35 17,767 27年度 13,287 3,543 50 787 209 28 17,904 経営改善支援 取組先数(①) 26年度 88 389 16 76 0 0 569 27年度 77 390 8 62 2 2 541 ①のうち期末に債務者 ①のうち期末に債務者区分 区分が上昇した先数(②) が変化しなかった先数(③) 26年度 − 36 7 5 0 0 48 27年度 − 31 5 5 0 0 41 26年度 67 340 8 68 0 0 483 27年度 69 338 3 53 2 2 467 経営改善支援事例 ①資本性劣後ローンを実行することで経営改善を支援 T社 (各種計測器の製造販売) の業績は、いわゆる 「リーマンショック」 や東日本大震災の影響を受けたことで長期に亘 って低迷していました。当金庫では、 T社の経営改善にとって取引金融機関との調整が重要であると判断したことから、 メ インバンクとして中小企業再生支援協議会との連携を選択し、経営改善を支援しました。改善の兆しが見えたところで、 さらに経営改善を加速させることが可能であると判断したことから 「資本性劣後ローン」 に取り組む決断をし、融資を実 行しました。資金面に余裕ができたことで不採算受注を減少させるなど経営改善に集中することができたT社は、想定を 大幅に上回るスピードで債務超過から脱出する事ができ、今では積極経営を展開しています。 ②条件変更先の飲食業者から出店の希望を聞き、 「業績金利連動融資」 を実行 A社は5店舗以上を経営する飲食業者で、債務超過且つ条件変更先でした。当金庫では、素晴らしい経営理念を持つA 社を支えたいということで本部と営業店が一体となって経営改善を支援していたところ、大手ディベロッパーから願って もない出店要請がA社に舞い込みました。検証の結果、 A社の業績向上にとって逃してはならないチャンスだと判断した ことから、 《よこしん》独自の経営改善支援融資である 「業績金利連動融資」 で出店資金を提供させていただきました。 「計画の達成によって金利が決まるしくみにモチベーションを感じる」 という代表者の言葉もあり、出店から5ヵ月経った 今でもお店は常にお客さまで溢れており、計画を上回る実績で推移しています。 経営コンサルタント紹介サービス お取引先企業に対する経営支援機能を強化するために、公 益財団法人日本生産性本部、株式会社カイゼン・マイスターと 業務提携し経営コンサルタント紹介サービスをご提供してい ます。株式会社カイゼン・マイスターは、製造業に特化したコン サルタントであり、工場診断サービスや製造現場の改善指導を 行っています。公益財団法人日本生産性本部についても、所属 するコンサルタントはそれぞれが得意な分野を持つ専門家集 団であり、中小企業に対する経営計画策定支援やコンサルティ ング等の実績も豊富です。そのほか朝日税理士法人とも業務 提携しており、税務面のご相談にも対応可能です。各種のコン サルティング等の実施は有料となりますが、 ご相談は無料です ので、お気軽にお問い合わせください。 13 D I S C LO S U R E 2016 例えばこんなご相談 おまかせください! 不景気で今後の業績に不安 が大きい。何をすべきか迷っ ている。中期計画の策定、ま たは見直しをしたい。 貴社の重要経営課題を明確 にして、実効性の高い計画策 定や改善策の実行を強力にご 支援します。 自社製品の販売を強化するた めに、プロのマーケターに相 談したい。 中小企業における指導実績が 豊富なコンサルタントが経営 戦略、マーケティング戦略立 案をご支援します。 工場の現場カイゼン、コスト ダウンに本格的に取り組みた い。 中小企業の現場カイゼンに実 績多数の改善のプロがご支 援します。 事業承継支援、外部専門家との連携 事業の概況 事業承継支援 後継者の方に事業を引き継ぐ場合の準備、手順、事業承継計画 〈M&Aの流れ〉 の作成や、後継者が見つからない企業へのM&A (合併&買収) に 関するご相談を、 《よこしん》ふれあいプラザ (横浜西口支店8階) ︽よこしん︾と 地域社会 で承っています。 事業承継支援の取組みについては、神奈川県事業引継ぎ支援 センターと連携し、県内信用金庫では当金庫のみが登録民間支 援機関になっています。また弁護士や税理士法人等の外部専門 家とも連携を図っており、相談内容に応じて、様々なご提案をさせ ︽よこしん︾の 経営管理 ていただいております。 M&Aは、信金キャピタル株式会社、株式会社日本M&Aセンタ ー、株式会社ストライク等の専門会社と提携し、買収・譲渡ニーズの情報交換を全国ネットで行い成約に結びつけるよう に努力しています。ご相談は秘密厳守のうえ無料で行っています。なお、 アドバイザリー契約の締結時および最終契約書 の締結時には、手数料をいただいています。 若手の経営者や経営幹部の方などを対象としたビジネススクールです。次 シンキング・スクール受講者数 受講者数 世代を担う方々に高度なマネジメント・スキルを身に付けていただき、円滑な 事業承継に結びつけることなどを目 的としています。スクールは、ケース スタディや演習を盛り込んだ実践的 他社の経営者の方々と席を共にする ことで、経営の厳しさを共有できる ネットワーク作りができ、 ビジネスマ ッチングの場にもなっています。 受講者数 第1期(平成15年度) 10名 第8期(平成22年度) 13名 第2期(平成16年度) 16名 第9期(平成23年度) 13名 第3期(平成17年度) 12名 第10期(平成24年度) 23名 第4期(平成18年度) 23名 第11期(平成25年度) 22名 第5期(平成19年度) 19名 第12期(平成26年度) 19名 第6期(平成20年度) 19名 第13期(平成27年度) 16名 第7期(平成21年度) 19名 合計 財務データ な学習スタイルを重視しています。 コーポレート データ 《よこしん》シンキング・スクール「経営革新塾」 224名 あるために 外部専門家と連携したリレバン・スキーム図 お客さま 税務、 法務、 相続問題など お客さまのかかえる 開示項目一覧 課題を一緒になって 考え、 解決します! ①ご相談 ③ご提案 当金庫 外部専門家 ②連携 ネットワーク 当金庫はリレーションシップバンキングの一環として、 お客さまのかかえる課題をワンストップで解決するため に、 様々な外部専門家と連携しています。 お客さまがかかえる課題は、法務、税務、相続問題、事 業承継など多岐に亘っており、それらを解決するには専 門家の支援が必要と考えることから、当金庫では最適な 専門家をご紹介し課題解決のお手伝いをします。 各種ご相談につきましては、お気軽に《よこしん》ふれ あいプラザまでお問い合わせください。 ●《よこしん》ふれあいプラザ 0120-454-201 弁護士、税理士、司法書士等と連携 ↑スマートフォンの方は こちら (ふれあいプラザ) D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 外部専門家との連携 14 2 《よこしん》と地域社会 CS・ES向上への取組み CS (お客さまの満足度)向上への取組み お客さまがより便利で快適にご利用いただけるように、店舗の改修、 バリアフリーへの対応など、 さまざまな取組みを 実施しています。今後もより一層ご満足いただける店舗づくりを進めてまいります。 快適・便利な店舗づくり ■新築オープン 平成27年4月13日 中山支店 ■新築オープン 平成27年10月13日 鶴見駅東口支店 いずれの店舗も採光を取り入れて店内を明るくし、 ロビー を広くするなどより便利で利用しやすい店舗となっています。 また、視覚障がいをお持ちのお客さまにも安心してご利用 いただけるように次の設備を設置しています。 ○店舗入口での音声ガイドによる案内 ○視覚障がいをお持ちのお客さまが見やすい自動窓口受付機 ○点字ブロック ○音声案内機能付ATM 〈中山支店〉 〈鶴見駅東口支店〉 全職員が「認知症サポーター」です。 認知症に対する理解を深め、 まごころを持った対応を学ぶため、平成25年5月よ 「認知症サポーター (キャラバン・メイト) 養成講座」 を受講しています。 り全職員(※)が ※契約職員等、 一部の職員を除きます。 サポーターの証 「オレンジリング」 お体の不自由なお客さまやご高齢のお客さまへのご案内 バリアフリーへの取組み すべてのお客さまに安心してご利用いただけるサービスの提供や店舗づくりに努めています。 ■すべてのATMに音声案内機能を搭載 ATMに備え付けの電話 機の音声案内に従い、電話 機のボタンでATM操作を することができます。 《よこ しん》のATMはすべて音声 案内機能付ATMです。 ■点字による 「お取引明細書」 等の発行 視覚障がいをお持ちのお客さまのために、 点字に よる「お取引明細書」等の発行を受け付けています。 ■窓口での振込手数料を優遇 目や手が不自由なためATMによる振込手続きが 困難な場合、窓口においてATMによる振込手数料 と同額で振込を受け付けます。 15 D I S C LO S U R E 2016 ■バリアフリー機器を全店舗に設置 「杖ホルダー」 「 、助聴器」 「 、筆談器」 「 、コミュニケ ーションボード」 などのバリアフリー機器を全店舗に 設置しています。 ■新規口座開設やご入金等について 当金庫職員が代筆 目や手が不自由なため伝票等への記入が困難な 場合、複数の職員立会いのもとで当金庫職員が代 筆を行います。 ■店舗のバリアフリー化 店舗入口のスロープ化や 音声ガイドの設置、 点字ブロ ックの敷設など、店舗のバリ アフリー化を進めています。 事業の概況 ES (職員の満足度)向上への取組み 《よこしん》は、人財の育成と魅力ある職場環境づくりを進め、 お客さまの期待にお応えできるように努力しています。 各種資格取得者数 るため、職員の役職別、階層別、業務別 FP (ファイナンシャルプランナー) お客さまの多様なニーズにお応えす にきめ細かい研修を実施するとともに、 専門的な知識の習得を目的として各種 の研修機関へ職員を派遣し、能力向上 に努めています。 資格種別 ︽よこしん︾の 経営管理 中小企業診断士 経営コンサルタント 社会保険労務士 証券アナリスト 税理士 行政書士 宅地建物取引士 医業経営コンサルタント 平成28年3月末 36名 366名 29名 36名 7名 7名 1名 10名 74名 9名 CFP、 1級FP技能士 AFP、 2級FP技能士 ︽よこしん︾と 地域社会 人財育成 コーポレート データ 「新入職員研修」 に落語家を招いています。 毎年実施している 「新入職員研修」 に真打ちの落語家を招き、 「落語家の修行を通し 財務データ て知る厳しい中にもおかしな噺家修行」 について講演をしていただいています。これか らも異業種のプロに学び、 「お客さまに選んでいただける金融機関」 となれるように努力 してまいります。 営業店のロビー案内業務、本部の事務処理業務、守衛業務等においてお体の不自由な方を採用しており、平成28年3 あるために 月末における障がい者雇用率は1.90%となっています。今後も障がい者合同面接会やハローワーク等からの紹介によ り積極的に採用を行ってまいります。 ワークライフバランス 開示項目一覧 仕事と子育ての両立については、育児休業および育児短時間勤務の取得促進や、育児休業期間 安心できる金融機関で 障がい者雇用 中の女性職員向け復職支援セミナーの実施による情報提供などを行っています。≪よこしん≫では 次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定しており、過去3回の行動計画期 間のすべてにおいて、両立支援に関する計画を達成し、神奈川労働局から仕事と育児の両立支援 企業として 「くるみん」 認定を受けています。現在、平成27年度から平成28年度の2カ年の行動計画 として、育児関連制度の見直しや男性職員の育児休業取得推進など、職員がその能力を発揮し、仕 ネットワーク 事と子育ての両立を図り働きやすい雇用環境を整備する取組みを行っています。 また、職員の心とからだの健康がお客さまへのサービスの基本であるという考えから、連続休暇 制度 (クリエイティブ休暇制度) や半日休暇制度の導入により心身のリフレッシュを図るほか、外部 機関と連携したメンタルヘルス対策や健診機関と金庫内の保健師との連携による特定保健指導等 を実施しています。 D I S C LO S U R E 2016 16 2 《よこしん》と地域社会 地域貢献活動 横浜型地域貢献企業 《よこしん》は、 コンプライアンス (法令等遵守) 、情報セキュリティ、環境配慮、社会貢献などのさまざまなCSR活動が評価され、 横浜市の横浜型地域貢献企業認定制度において最上位格付の認定を取得しています。 社会福祉のための支援 ~《よこしん》の創立70周年(平成5年) から続けています~ ●盲導犬育成支援 よこしんふれあい財団 《よこしん》は創立90周年を記念して、平成26年3月に 「一般 日本では、盲導犬を希望 財団法人よこしんふれあい財団」 を設立しました。 《よこしん》が される目の不自由な方に対 行ってきた地域の福祉向上のための活動を引き継ぎ、広く地域 して、盲導犬の数が不足し 社会の健全な発展に寄与することを目的としています。 ている状況にあります。 《よ 「よこしんふれあい財団」 では、平 こしん》は1頭でも多くの盲 成28年3月に社会福祉向上を目的と 導犬が育つことを願い、公 して横浜市の 「よこはま夢ファンド」 お 益財団法人日本盲導犬協会 よび横浜市社会福祉協議会の 「善意 に盲導犬育成費の寄付を続 銀行」 に寄付を行いました。 けています。 子どもたちの未来のために ●子ども向け美術教育支援 ■横浜美術館 「HEART to ART」 への参加 横浜美術館の企業向け芸術支援プログラム 「HEART to ART」 に参加し、同館 「子どものアトリエ」 の活動を支援しています。 「子どものアトリエ」 は未就学児から小学校6年生までの子どもたちを対象とした創造の場です。子どもたちが自立心をはぐくみ、 心身ともに健やかに成長できるよう、遊びを通したさまざまな造形体験を提供しています。特に日曜日に開催されている 「親子の フリーゾーン」 は毎回多くの親子が参加する人気プログラムです。 また、 「子どものアトリエ」 ではその活動をそのまま横浜市内の幼稚園や小児医療施設で行う出張プログラム 「お届けこあと」 を実施しています。平成27年度はお三の宮日枝幼稚園 (南区) 、鶴見双葉幼稚園 (鶴見区) 、神奈川県立こども医療センター (南 区) で実施しました。 ●金融経済教育 ●スポーツ教室 キッズ・マネースクール 《よこしん》は、 地元のJリーグ・サッカーチーム 「横浜F ・ ■《よこしん》 ■《よこしん》サッカー教室 横浜市が夏休みに実施している 「子 マリノス」 を応援しています。平成27年度は中村俊輔選手 どもアドベンチャー」 に参加して、小学 を講師に迎えて、平成27年8月に小学生対象の第19回 4〜6年生を対象にマネースクールを 《よこしん》サッカー教室を開催し、 235名の小学生に参 開催しています。お金のクイズ、1億円 加いただきました。 の重さ体験、金融機関の仕事 (授業) 、 また、 横浜F ・マリノスのホームゲームに8席の 「福祉席」 お札の数え方の練習などが好評です。 を設け、横浜市こども青少年局を介して地域の子どもた ちを招待する取組みも継続しています。 ■《よこしん》野球教室 平成27年12月に、地元プロ野球球団 「横浜DeNAベ イスターズ」 の髙城俊人選手、石田健大選手を講師とし て迎え、第9回《よこしん》野球教室を開催しました。当日 は、 たくさんのご応募の中から当選された小学生の親子 90組が参加し、家族キャッチボール、 ティーバッティング、 ストラックアウトなどを楽しみました。 17 D I S C LO S U R E 2016 事業の概況 インターンシップ、大学への寄付講座 ●インターンシップ ︽よこしん︾と 地域社会 次世代の地域経済を担う学生の方に職業選択と専門能力の向上に資する機会 を提供するために、平成14年度よりインターンシップ生を受け入れています。平成 27年度は2月に5日間学生を受け入れました。 ●寄付講座 横浜市立大学に寄付講座を設け、講師として職員を派遣し、企業分析をテーマと した講義を行いました。 ︽よこしん︾の 経営管理 環境への取組み ■《よこしん》環境サポート ■《よこしん》親子でエコ教室 エネルギー発電事業等を業としている先など、環境問題に積極 室」 を平成27年7月に開催しました。第1部では環境 環境関連の認証取得先または新たに取得する先、再生可能 ■《よこしん》水源の森定期Ⅲ 当金庫と横浜市水道局が平成25年10月に締結した 「水源エ コプロジェクト協定 (W-eco・p) 」 に基づき 「《よこしん》水源の 森定期Ⅲ」 を平成27年11月~平成28年2月まで販売しました。 たショーで環境について楽しく学び、 第2部では横浜 美術館子どものアトリエの先生に教えてもらいながら 「エコポスター」 作りに挑戦しました。 ■《よこしん》ライフ住まいリング 《よこしん》が定める環境配慮型住宅の購入・建 替え資金については、通常住宅より金利を優遇して 財務データ 先着プレゼントとして横浜市のオフィシャルウォーターである 「はまっ子どうし The Water」 を採用したほか、 チラシの裏面を パフォーマー “らんま先生” による手品などをまじえ コーポレート データ 的に取り組む企業を支援し、広く地域社会の発展に貢献するこ とを目的とした融資商品です。 横浜美術館と連携し、 「《よこしん》親子でエコ教 お取り扱いしています。 活用して 「W-eco・p」 の取組みや 「はまっ子どうし」 についての 紹介を行いました。 ■地域情報誌 「横浜ルネサンス」 《よこしん》では地域社会の発展に貢献するため、 「横浜ジ の視点で横浜を語る地域情報誌です。 ~横浜の価値を高める活動~ 横浜に縁のある方のインタビューを通じて、生活者 開示項目一覧 ェリービーンズ倶楽部」 というプロジェクトチームを作り、 「横 あるために ■横浜ジェリービーンズ倶楽部 安心できる金融機関で 横浜をもっと魅力のある街にするために 浜の価値を高めること」 を目的に各種の活動をしています。 創立80周年 (平成15年) 記念事業が発展したもので、地域情 報誌の発行を行っています。同倶楽部の活動は、横浜観光プ ロモーションの認定事業にもなっています。 ネットワーク 第24号 特集鼎談:70's バイブレーションYOKOHAMA “その時”の横浜気分(平成27年6月20日発行) (平成27年11月11日発行) 第25号 特集「昭和な商い」 D I S C LO S U R E 2016 18 3 《よこしん》の経営管理 コンプライアンス コンプライアンスへの取組み お客さまから信頼される金融機関として、法令やルー ルを厳格に遵守し、社会的規範に決して反することのな いよう常に誠実かつ公正な業務運営を遂行しています。 当金庫では、役職員の指針として 「基本方針」 と 「行動 綱領」 を制定し、 さらにコンプライアンス・マインドを醸成 するための 「コンプライアンス基本方針」 および 「コンプ ライアンス規程」 を定めています。また、毎年策定する 「コンプライアンス・プログラム」 に沿って遵守すべき各 種規程等を制定・整備し、職員向け研修によってその浸 透を図っています。 反社会的勢力との関係遮断に向けた取組み 政府の 「企業が反社会的勢力による被害を防止するた 月には 「反社会的勢力および取引制限先の対応マニュア する基本方針」 および 「反社会的勢力への対応規程」 を をさらに強化しました。 り暴力団排除条例が施行されたこともあり、契約書や預 に関する同意」 へのご署名・ご捺印のご協力をお願いし めの指針」 を受け、平成22年4月に、 「反社会的勢力に対 制定しました。また、神奈川県において、平成23年4月よ 金規定等に暴力団排除条項を導入しました。平成27年7 ル」 を改正し、反社会的勢力との関係を遮断する取組み お客さまには、 「反社会的勢力でないことの表明・確約 ています。 コンプライアンス基本方針 当金庫の基本方針及び行動綱領の理念を達成するため、次のコンプライアンスに関する基本方針を定めています。 1. 地域金融機関としての社会的責任と公共的使命を常に自覚し、 コンプライアンス態勢構築を経営の最重要課題の一つとし て位置づけ、 組織体制の整備・改善を図る。 2. あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に反することのないよう常に誠実かつ公正な業務運営を遂行するため に諸規程等の整備・改善を図る。 3. 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や不法行為等を断固として排除するための態勢整備等に積極的に取り組 む。 4. コンプライアンス意識の醸成を図るため、 研修等の体制、内部通報制度やモニタリング体制等の整備・改善を図る。 コンプライアンス体制について コンプライアンスに関する規程体系 ●基本方針 ●行動綱領 ●コンプライアンス基本方針 ●コンプライアンス規程 ●反社会的勢力に対する基本方針 ●反社会的勢力への対応規程 ●内部通報制度 (ヘルプライン) ●コンプライアンス・マニュアル 19 D I S C LO S U R E 2016 顧客保護 お客さまの保護および利便性向上の観点から、①各 ら適切に管理されているか、④当金庫の業務が外部委 正かつ十分に行われているか、②お客さまからのお問い 理されているか、⑤お客さまの利益が不当に害されるお 種のお取引や商品についてお客さまに対する説明が適 託されている場合にお客さまの情報や対応が適切に管 それのある取引がないか、 という管理を厳格に行い絶え われているか、 ③お客さまの情報が漏えい防止の観点か ざる見直しの取組みを実践しています。 顧客勧誘・説明管理態勢 顧客情報保護態勢 相談・苦情等対応管理態勢 外部委託管理態勢 当金庫の業務を外部委託する場合に、委託先の選定 および監督等を適切に行うための 「外部委託管理規程」 を整備し、 お客さまの情報の適正な保護に努めています。 利益相反管理態勢 コーポレート データ お客さまからの相談・苦情等に公平・誠実に対処し、そ の迅速な解決と必要な改善策を実施することにより、お 客さまからの信頼の向上とお客さまの保護を図ることを 目的として 「相談・苦情等対応規程」 を整備し、 専門のスタ ッフを配置して取り組んでいます。 当金庫が業務を通じて収集・蓄積する顧客情報につい て、適正に利用するとともにお客さまの権利・利益を保 護することを目的として 「顧客情報保護規程」 を整備して います。 ︽よこしん︾の 経営管理 当金庫の役職員等が、金融商品等の勧誘および説明 にあたって、お客さまに対する取引または商品の説明お よび情報提供の適切性および十分性の確保を行うこと により、お客さまの保護を図ることを目的として 「顧客説 明管理規程」 を整備しています。 ︽よこしん︾と 地域社会 合わせ、 ご相談、 ご要望および苦情への対応が適切に行 事業の概況 顧客保護への取組み 財務データ 当金庫がお客さまとの取引にあたり、お客さまの利益 が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理し、お 客さまの利益を保護するとともに、お客さまからの信頼 を向上させることを目的として 「利益相反管理規程」 を整 備しています。また、 「利益相反管理態勢」 について、 ホー ムページ上に公表しています。 金融商品に係る勧誘方針 「金融商品の販売等に関する法律」 に基づいて、金融商品の販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の確保を 図っています。 あるために 商品説明をいたします。 ●金融商品の選択・購入は、お客さまご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、お客さまに適正な判断 をしていただくために、 当該金融商品の重要事項について説明をいたします。 ●誠実・公正な勧誘を心掛け、 お客さまに対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修等を通じて役職員 の知識の向上に努めます。 開示項目一覧 ●お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。 ●金融商品の販売等に係る勧誘について、 ご意見やお気づきの点等がございましたら、お近くの窓口までお問い合わせくだ さい。 取引時確認について 活の安全と平穏を確保し、経済活動の発展に寄与するこ とを目的とした 「犯罪による収益の移転防止に関する法 律」 により、 「取引時確認が必要なお取引」 の際には、公的 書類等により 「取引時確認」 をすることが義務づけられて おります。お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解と ご協力をお願い申し上げます。 ネットワーク 犯罪により取得した収益が他に移転することを防いだ り、 テロ資金等の供与を防止することなどにより、国民生 取引時確認が必要なお取引、確認させていただく事 項、窓口でご提示いただく書類等につきましては、窓口 にお問い合わせいただくか、 《よこしん》ホームページを ご覧ください。 (URL)http://www.yokoshin.co.jp/_footer/honnin.html D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で ●お客さまの知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情報の提供と 20 3 《よこしん》の経営管理 顧客保護 個人情報の保護に関する方針(個人情報保護宣言) 当金庫は、 お客さまからの信頼を第一と考え、 お客さまの個人情報および個人番号 (以下、 「個人情報等」 といいます) を 適切に保護することが重要であると認識し、以下の取組方針に基づき、個人情報等を厳格に管理し、正確性、機密性の確 保に努めます。 1.個人情報等に関する関連法令・ガイドライン等の遵守 当金庫は、個人情報の保護に関する法律 (平成15年 法律第57号) 、行政手続における特定の個人を識別す るための番号の利用等に関する法律 (平成25年法律第 27号) および、 金融分野における個人情報保護に関する ガイドライン、 その他個人情報等保護に関する関連法令 等を遵守して、 お客さまの個人情報等をお取扱います。 2.個人情報等を取得・利用する目的 当金庫は、お客さまとのお取引を安全かつ確実に進 め、より良い商品・サービスを提供するために、お客さま の個人情報等を業務上必要な目的の範囲で取得し、そ の目的以外には利用しません。個人番号については、法 令等で定められた範囲内でのみ利用します。また、お客 さまにとって利用目的が明確になるよう具体的に定める とともに、取得の場面に応じ、利用目的を限定するよう 努めます。 3.個人情報等の安全管理措置 ん・漏えい・不正アクセスの防止その他の個人情報等の 適切な管理のために必要な措置を講じます。 4.個人情報等の維持・見直し 当金庫は、お客さまの個人情報等の取扱いが適正に 行われるように職員への教育を徹底し、その取扱いを点 検するとともに、必要があれば個人情報等の保護の取 組みを見直します。 5.個人情報等の取扱いに関する窓口 当金庫は、個人情報等の保護に関するお客さまの申し 出に対し、 適切かつ迅速な処理に努めます。 ⑴お客さまの個人情報等の開示等のご請求、お手続きの ご質問、お取扱いについてのご相談・苦情については、 当金庫営業店窓口へお申し出ください。 ⑵当金庫の個人情報等の取扱いに関する苦情については、 リスク管理統括部 (苦情対応担当窓口:フリーダイヤル 0120-828-833) へお申し出ください。 当金庫は、お客さまの個人情報等の紛失・破壊・改ざ 振り込め詐欺等による「口座不正利用」への対応 預金口座を不正に利用し、 「違法な取立」 「 、振り込め詐 欺」 「 、架空料金請求詐欺」 等を行う悪質な事件が跡を絶 ちません。 《よこしん》では、 このような問題を重く受け 止め、犯罪収益移転防止法、預金規定等に従い、迅速か つ厳正な対応を下記の通り実施しています。 ●預金口座開設時に、 お客さまのお取引時確認を徹底しています。 ●万一、 預金口座の動き等が 「疑わしい取引」 と判断した場合は、迅速に監督官庁へ届け出ています。 ●警察、 行政当局、 ヤミ金融等被害者対策会議等に対し、積極的に協力の上対応しています。 ●預金規定に基づき、偽名口座、借名口座、口座の譲渡が明らかになった場合、 また、預金口座が法令や公序良俗に 反する行為に利用され、 もしくはその恐れがあると認められた場合には、預金取引停止または口座解約を迅速か つ適切に行っています。 振り込め詐欺の防止 依然として被害が跡を絶たない悪質な振り込め詐欺 また、被害防止に向けた取組みとして、店頭での積極 金融犯罪防止という社会的要請に応じ、被害の未然防 には警察と連携した対応を行っています。 的な事務処理および対応方法を定めたマニュアルを策 め詐欺の未然防止に努めてまいります。 ています。 止を図る態勢整備のため、不正利用口座に対する具体 21 定しています。 の撲滅を図るための取組みを《よこしん》全体で実施し D I S C LO S U R E 2016 的な声かけの他、高額な振込、多額な現金の引き出し等 当金庫では、 これからも手口が多様化している振り込 金融ADR(裁判外紛争解決制度) 事業の概況 苦情の受付および紛争の解決についてのご案内 ︽よこしん︾と 地域社会 当金庫は、 お客さまからの相談・苦情・紛争等 (以下、 「苦情等」 という) を営業店またはリスク管理統括部で受け付けています。 1.苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったうえ、内部調査を行って事実関係の把握に努めます。 2.事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。 3.苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく改善措置を徹底のうえ、再発防止や未然防止に努めます。 苦情等は営業店または次の担当部署へお申し出ください。 および ︽よこしん︾の 経営管理 *お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るため、 またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に行うために利用いたします。 4.当金庫のほかに、一般社団法人全国信用金庫協会が運営する 「全国しんきん相談所」 ならびに、一般社団法人関東信 用金庫協会が運営する 「関東地区しんきん相談所」 をはじめとする他の機関でも苦情等のお申し出を受け付けていま す。詳しくは上記リスク管理統括部にご相談ください。 (投資信託・公共債に関するお申し出) 全国しんきん相談所 関東地区しんきん相談所 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC) 〔一般社団法人全国信用金庫協会〕 〔一般社団法人関東信用金庫協会〕 〔日本証券業協会〕 住 所 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 〒104-0031 東京都中央区京橋3-8-1 電話番号 03-3517-5825 03-5524-5671 受付日 時間 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 受付方法 電話、手紙、面談 電話、手紙、面談 電話 コーポレート データ 名 称 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-1-13 0120-64-5005 財務データ 5.東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下、 「東京三弁護士会」 という)ならびに神奈川県弁護士会が 設置運営する紛争解決センター等で紛争の解決を図ることも可能ですので、 リスク管理統括部または上記しんきん相 談所へお申し出ください。なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも可能です。 東京弁護士会 紛争解決センター 第一東京弁護士会 仲裁センター 第二東京弁護士会 仲裁センター 神奈川県弁護士会 紛争解決センター 住 所 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒231-0021 横浜市中区日本大通9 03-3581-0031 03-3595-8588 03-3581-2249 045-211-7716 受付日 時間 月~金( 祝日、年末年始除く) 9:30~12:00、13:00~15:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 10:00~12:00、13:00~16:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 9:30~12:00、13:00~17:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 10:00~12:00、13:00~16:00 開示項目一覧 電話番号 あるために 名 称 安心できる金融機関で ※東京三弁護士会は、東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、①お客さまに便利な地域の弁護士会にお いて、東京の弁護士会とテレビ会議システム等を用いて共同で紛争の解決を図る方法(現地調停)、②当該地域の弁護士会に紛争を 移管し、解決する方法(移管調停)もあります。詳しくは、東京三弁護士会、当金庫リスク管理統括部もしくは全国しんきん相談所にお 問い合わせください。 ネットワーク お 客 さ ま D I S C LO S U R E 2016 22 3 《よこしん》の経営管理 組織体制、総代会 組織図 平成28年6月末現在 出 張 所 役員一覧 平成28年6月末現在 理事長 大前 茂 常勤理事 中嶋 邦安 非常勤理事 谷田部 常務理事 井坂 博之 常勤理事 大地 邦夫 非常勤理事 大島 常務理事 本間 吉博 常勤理事 福﨑 正美 常勤監事 巴 常務理事 磯貝 剛 常勤理事 中村 俊樹 非常勤監事 髙德 清 常務理事 川本 克已 非常勤理事 佐野 武夫 非常勤監事 粉間 勝敏 常勤理事 分部 琢 非常勤理事 三浦 猛 非常勤監事 須須木 常勤理事 田邉 一典 非常勤理事 髙橋 明弘 常勤理事 向山 裕之 非常勤理事 小山 巖 (※1) (※1) (※1) (※1) (※1) ※1の理事については、 信用金庫業界の 「総代会の機能向上策等に関する業界申し合わせ」 に基づく職員外理事です。 ※2の監事については、 信用金庫法第32条第5項に定める員外監事です。 23 D I S C LO S U R E 2016 つや子 (※1) 正之 (※1) 孝之 永一 (※2) 事業の概況 総代会の仕組み 総代とその選考方法 総代を選考するための基準は、 次の通りです。 ❶ 資格要件 ①当金庫の会員であること。 ②就任時点で満85歳を超えていないこと。 ③就任時点で総代への就任期間が10期 (30年) を超えて ❷ 適格要件 1 事業の公共性に適応するため 2 ❷ 総代の選考方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営 に反映する重要な役割を担っております。総代は、前項の 総代選考基準に基づき、次の手続きを経て選考されます。 総代の選任区域および定数の確定 2 総代選考委員の委嘱 3 総代選考委員による総代候補者の選考 協同組織の趣旨に合致するため 4 会員による異議申立期間の経過 5 理事長による総代の委嘱 総代会の議決に基づき、理事長が選任区域ごとに会員 のうちから総代選考委員を委嘱する。 総代選考委員は、選考した総代候補者を理事長に報告 して、その氏名を1週間店頭掲示し、掲示について神奈 川新聞に公告する。 あるために ①業種別に偏向することなく社会的信望の高いこと。 ②人格、識見に秀で、当金庫の発展に寄与できること。 当金庫の営業地区を10区の選任区域にわけ、各選任 区域ごとに総代の定数を定める。 会員は、総代候補者となった者に異議があれば、公告 後2週間以内に異議の申立をする。 開示項目一覧 前記異議が定款所定の数に達しない場合には、理事長 は当該総代候補者を総代に委嘱する。委嘱された総代 の氏名を店頭に1週間は下らない期間掲示する。 第65回通常総代会の概要 開催日 報告事項 第65期 (平成27年4月1日から平成28年3月31日まで) 業務 報告、貸借対照表および損益計算書の内容報告について 決議事項 ●第1号議案 平成27年度剰余金処分案の承認について ●第2号議案 定款の一部変更について ●第3号議案 総代選考基準の改正について ●第4号議案 総代選考委員34名選任について ●第5号議案 法定脱退の会員除名について ●第6号議案 任期満了に伴う理事18名選任について ●第7号議案 任期満了に伴う監事4名選任について (信 金法第32条第5項に該当する監事を含む) ●第8号議案 退任役員に対する退職慰労金贈呈について ネットワーク 平成28年6月27日 ※総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、 お近くの営業店までお寄せください。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 1 信用を維持増進するため ①取引の状態が一般の模範とするに足りること。 3 ①総代の任期は3年です (改選時期7月) 。 ②総代の定数は150名で、会員数に応じて各選任区域ご とに定められております。なお、平成28年6月27日現在 の総代数は145人です。 財務データ ①その職業に応じて地域の事情ならびに金庫の社会 的責任・公共的使命について理解があること。 ②地域における信望が厚く、総代として相応しい見識 を有していること。 ❶ 総代の任期・定数 コーポレート データ いないこと。 ただし、②③については平成29年7月改選時の新任総代から 適用する。 ︽よこしん︾の 経営管理 総代選考基準 ︽よこしん︾と 地域社会 信用金庫は会員同士の 「相互信頼」 と 「互恵」 の精神を基本理念とする協同組織金融機関です。会員となるためには定 款で定める一定額以上の出資をすることが必要ですが、出資金額の多寡に関係なく、会員は一人一票の平等の議決権を 持っています。 会員は総会を通じて信用金庫の経営に参加しますが、当金庫では会員数が大変多く、総会の開催は事実上不可能です。 そこで、当金庫では総会に代えて総代会を置いています。総代会は、会員の総意を適正に反映し充実した審議を確保す るとともに、剰余金処分案の承認、定款の変更、取扱業務の決定、理事・監事の選任など、当金庫の重要事項を決議する 最高の意思決定機関です。 会員の代表として、その総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っているのが、総代会を構成する総代です。 総代の選考は、厳格な選考基準に則り、適正な手続きに基づいて行われています。 24 3 《よこしん》の経営管理 組織体制、総代会 総代の氏名等 区 定数 選任区域 (選任区域ごとに五十音順にて記載、敬称略) 総代氏名 ※氏名の後の数字は総代への就任回数 人数 石井 一登② 磯ヶ谷 幹雄⑬ 磯田 喬⑤ 植原 信吉③ 粉間 勝敏③ 第1区 横浜市鶴見区・川崎市・ 28名 東京都大田区 大島 正之② 小倉 八洲④ 金澤 義春⑨ 菅 克久⑧ 菊地 規之④ 28名 工藤 誠一② 熊澤 蕃⑪ 小島 眞太郎⑨ 小林 松吉⑥ 小山 和雄⑩ 斎藤 邦一⑤ 佐用 博重② 東海林 昭市郎⑥ 鈴木 榮治⑩ 田島 新三⑤ 多田 邦雄④ 新田 興助① 平川 明博⑩ 三野 弘二⑪ 宮川 中光② 山根 喜明⑥ 横須賀 雅雄③ 渡邊 宗男⑥ 第2区 10名 第3区 21名 第4区 10名 第5区 5名 第6区 17名 第7区 5名 横浜市神奈川区 横浜市港北区・緑区・ 青葉区・都筑区・ 東京都町田市 第9区 12名 18名 小西 一義③ 小山 巖② 新崎 進③ 豊島 清隆② 男全 俊作③ 金子 清隆② 木目田 征⑩ 串田 武⑤ 志村 勇一④ 戸山 武之⑤ 長岡 伸司② 永田 守① 藤田 久雄⑤ 町田 一男④ 松浦 正義③ 宮本 誠一④ 森 和夫③ 10名 横浜市西区 5名 小川 恵三③ 髙田 勝也⑫ 高橋 義典⑥ 常住 勝久④ 中村 正和⑯ 西堀 與四郎① 藤井 調⑫ 前川 睦彦④ 三浦 猛② 山田 能敬② 井上 經基⑲ 小林 達男⑲ 佐々木 靖太① 新山 雅芳③ 米山 雅之② 青野 一稔④ 穐和 俊紀③ 飯塚 洋市⑥ 石川 隆① 岡部 和夫⑮ 横浜市南区・港南区 17名 笠原 節夫③ 北見 宏⑥ 小島 保⑧ 小林 昇④ 新堀 豊彦⑫ 関谷 光一⑤ 滝口 敬一郎⑧ 塚本 満⑭ 奈良橋 豊勝⑦ 水谷 浩士④ 谷田部 つや子③ 若林 道郎⑥ 横浜市磯子区 逗子市・三浦市・三浦郡 横浜市保土ヶ谷区・旭区 横浜市戸塚区・栄区・泉区・ 瀬谷区・鎌倉市・藤沢市・ 第10区 茅ヶ崎市・相模原市・ 32名 青木 常成⑧ 芥川 光正⑦ 荒川 実① 石川 清貴④ 大山 豊造⑤ 相原 淳① 安藤 治雄⑤ 石井 憲保⑨ 上杉 忠③ 尾島 哲也③ 横浜市中区 第8区 横浜市金沢区・横須賀市・ 10名 9名 厚木市・大和市・海老名市・ 座間市・綾瀬市・高座郡・ 愛甲郡愛川町 5名 10名 荒木 彦次④ 伊澤 正幸① 石橋 節子⑥ 佐久間 博司⑦ 野村 隆二② 相川 文五郎⑧ 飯島 豊治⑨ 伊藤 敏郎⑦ 岩澤 要一① 小泉 智⑧ 鈴木 昭生⑤ 鈴木 道弘① 槙 あつみ② 三橋 美幸① 山本 正人③ 大内 茂① 工藤 孝⑬ 興梠 直⑨ 鈴木 勝也① 髙橋 明弘④ 12名 武内 良祐⑨ 東谷 諄⑩ 中城 孜⑧ 中田 一哉③ 新川 英男⑫ 宮本 悦朗⑦ 渡辺 文夫① 青木 籌之⑤ 飯島 隆史④ 飯室 雅海① 生駒 陸男① 石井 勇⑩ 今泉 武雄⑦ 岩崎 善雄④ 及川 忠彦③ 大川 幸枝④ 大山 俊介① 奥津 幹雄① 梶田 功① 片山 省二② 川口 忠人⑨ 佐野 武夫③ 31名 志田 澄④ 鈴木 一雄⑧ 髙徳 清② 竹村 祐三⑤ 富澤 誠③ 中尾 健太郎③ 中川 浩次④ 中道 嘉昭⑩ 野崎 家弘⑪ 馬場 俊雄⑩ 洞口 芳彦⑤ 三宅 肇② 宮澤 弘⑧ 籾山 宣⑤ 森本 剛志⑩ 渡部 一雅④ 計145人 (平成28年6月27日現在) 【総代の属性別構成比】 職業別 法人役員 91.7%、個人事業主 4.1%、個人 4.1% 年代別 80代以上 28.9%、70代 33.7%、60代 24.1%、50代 10.3%、40代2.7% 業種別 製造業 23.0%、不動産業 18.7%、建設業 17.9%、卸・小売業 17.9%、サービス業 8.6%、運輸・通信業 6.4%、その他 7.1% ※業種別の構成比は、法人役員、個人事業主に限る。小数点第2位以下を切り捨てて表示しております。 25 D I S C LO S U R E 2016 4 コーポレートデータ 《よこしん》のあゆみ 大正12年 7月 有限責任神奈川県在郷軍人信用組合 (産業組合法) 設立 平成12年 10月 ジャストバンキング (インターネットバンキング、 9月 関東大震災 12月 しんきんゼロネットサービス開始 昭和14年 4月 有限責任横浜信用組合に名称変更 平成13年 3月 スポーツ振興くじ (サッカーくじ) 払戻業務開始 昭和18年11月 保証責任金沢町信用組合他4信用組合を合併 〜 25年 1月 5月 オンライン24時間システム運用開始 昭和20年 5月 横浜大空襲 9月 アメリカ同時多発テロ 11月 確定拠出年金法により行う業務等開始 8月 ポツダム宣言受諾、太平洋戦争終結 昭和26年 4月 横浜信用組合、潮田信用組合、鶴見信用組合、三者合併 により、横浜信用組合 (中小企業等協同組合法) を設立 10月 横浜信用金庫 (信用金庫法) に組織変更 テレホンバンキング) 取扱開始 4月 損害保険業務開始 平成14年 10月 80周年記念小冊子 「横浜ルネサンス」 発行開始 12月 個人年金保険商品取扱開始 [70周年以降]』発行 平成15年 7月『横浜信用金庫80年史 10年の歩み 平成16年 7月 法人インターネットバンキングの取扱開始 昭和32年 5月 横浜市商工信用金庫を合併 平成17年 6月「横浜ルネサンス事業」 で 10月 決済用普通預金の取扱開始 昭和33年 5月 横浜市開港100年祭記念式典 昭和36年 2月 県税収納事務取扱開始 「《よこしん》フラット35」 の取扱開始 平成18年 2月 住宅ローン証券化商品 9月 預金量100億円達成 「第8回信用金庫社会貢献賞・会長賞」 を受賞 4月 一時払終身保険の取扱開始 平成19年 4月 業務部を業務推進部と金融サービス部に分割 平成20年 3月「横浜型地域貢献企業認定制度」 の最上位認定を取得 昭和40年 5月 日銀歳入代理店指定 (本店) 6月 第三分野保険商品としてがん保険の取扱開始 昭和41年 2月 横浜手形交換所直接加盟決定 11月「環境方針」 を制定 7月 日銀国債代理店指定 (本店) 第三分野保険商品として医療保険の取扱開始 昭和45年 3月 本店新築、中区尾上町へ移転 平成21年 4月 横浜開港150 周年記念 「開国博 Y+150」 開催 昭和47年 3月 横浜市電、全線廃止 5月 沖縄返還 を改正し 「横浜信用金庫行動綱領」 へ名称変更 7月「倫理綱領」 12月 預金量1,000億円達成 10月 北新横浜事務センター竣工式 平成22年 2月「金融円滑化基本方針」 制定 昭和48年 4月 創立50周年記念式典挙行 4月 「反社会的勢力に対する基本方針」 および「反社会的 勢力への対応規程」を制定 昭和50年 1月 両替商業務の取扱開始 昭和52年 6月 半井清会長、竹本浩理事長就任 平成23年 1月 北新横浜事務センターへのシステム部門と事務部門の 移転・集約が完了 昭和56年 4月 しんきんネット・キャッシュサービスに参加 昭和57年 5月 事務センター開設 (南区新川町) 3月 東日本大震災 10月 預金量1兆5,000億円達成 昭和58年 4月 国債窓販の取扱開始 昭和62年 6月 債券ディーリング業務開始 平成24年 4月 鶴見駅東口出張所の支店昇格 5月 大和支店新設オープン 平成 1年 3月 横浜博覧会 (YES’ 89) 開催 8月 株式会社ビューカードとATM提携 平成25年 5月 9 0周年記念事業 「認知症サポーター」 を全職員が取得 6月 横浜市政100年、開港130周年記念式典開催 平成 2年 3月 横浜市債引受シンジケート団に加盟 開始 6月 シーサイドライン新杉田駅出張所 (店舗外ATM) を開設 (10年の歩み [80周年以降] )』を発行 9月『横浜信用金庫90年史 平成 6年 5月 竹本浩会長、斎藤寿臣理事長就任 10月 創立90周年記念式典挙行 6月 コルレス業務開始 平成26年 3月 神奈川県・東京都町田市と 「地域見守り活動に関する協 7月 信託代理店業務の取扱開始 社債 (私募債) 等の募集・ 定」 を締結 平成 7年 4月 関東信用金庫協会会長に竹本浩会長就任 6月 斎藤寿臣会長、 大前茂理事長就任 平成27年 4月 中山支店新築オープン 管理の受託業務の取扱開始 11月 会長竹本浩、勲四等旭日小綬章を叙勲 「一般財団法人よこしんふれあい財団」 を設立 6月 会員企業の海外子会社に対する直接貸付の取扱開始 10月 鶴見駅東口支店新築オープン 平成11年 4月 社債等登録法に基づく社債登録機関指定 5月 当金庫の 「基本方針」 を一部改定 ネットワーク 平成10年 3月 神奈川県債引受シンジケート団に加盟 12月 投資信託の窓口販売開始 開示項目一覧 平成 5年10月 預金量1兆円達成 11月 創立70周年記念式典挙行 あるために 9月 預金量5,000億円達成 年金振込件数10万件達成 平成28年 1月 新システム運用開始 当金庫の 「倫理綱領」 を制定 平成12年 2月 M&A仲介業務開始 3月 デビットカードサービスの取扱開始 4月 モバイルバンキングの開始 (残高照会・入出金照会) D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 7月 外国為替公認銀行として、外国為替業務の取扱開始(本店) 理事長斎藤寿臣、 瑞宝中綬章を叙勲 財務データ 横浜市営地下鉄、上大岡〜伊勢佐木長者町間開通 コーポレート データ 昭和39年10月 東海道新幹線開通、第18回東京オリンピック開催 11月 日銀との当座取引開始 ︽よこしん︾の 経営管理 昭和29年 4月 横浜市復興信用金庫を合併 12月 横浜市公金収納事務取扱開始 ︽よこしん︾と 地域社会 昭和 3年10月 3代目横浜駅新築 (現在地) 事業の概況 《よこしん》のあゆみ 26 4 コーポレートデータ 業務・サービス 主要な事業の内容 預金業務 貸出業務 商品有価証券売買業務 有価証券投資業務 内国為替業務 外国為替業務 公共債及び社債の受託業務 預金 当座預金、普通預金、貯蓄預金 通知預金、定期預金、定期積金 別段預金、納税準備預金 外貨預金等 譲渡性預金 譲渡可能な預金 貸付 手形貸付、証書貸付、電子記録債権貸付、当座貸越 手形および 電子記録債権の割引 銀行引受手形、商業手形 荷付為替手形、電子記録債権の割引 国債等公共債の売買業務 預金の支払準備および資金運用のための国債、地方債、社債、株式、その他の証券への投資 送金為替、振込、代金取立等 輸出、輸入および外国送金その他外国為替に関する各種業務 公共債の募集、社債 (私募債) の管理・受託業務 代理業務 ①日本銀行歳入代理店および国債代理店業務 ②地方公共団体の公金取扱業務 ③信託等の代理店業務 ④株式払込金の受入代理業務および株式配当金、公社債元利金の支払代理業務 ⑤日本政策金融公庫、住宅金融支援機構等の代理貸付業務 貸金庫業務 有価証券の貸付 債務の保証 附帯業務 金の売買 公共債の引受 国債等公共債および投資信託の窓口販売 コマーシャル・ペーパー等の取扱い 保険商品の窓口販売 (保険業法第275条第1項により行う保険募集) 確定拠出年金法により行う業務 スポーツ振興くじの払戻業務 電子債権記録業に係る業務 ※各種商品、 サービス等に関する手数料は29ページをご覧ください。 各種商品、サービス 年金受給者専用定期預金 年金定期サポート350 年金予約定期預金 プレサポート セカンドライフ応援定期 福祉応援定期350 子育て応援定期預金 子育て応援定期積金 27 D I S C LO S U R E 2016 平成28年5月末現在 預金商品 《よこしん》で公的年金をお受取りの方を対象に店頭表示金利に0.3%上乗せしたスーパー定期です。 お取扱期間は平成29年3月31日までです。 公的年金のお受取りを《よこしん》にご予約いただいている満58歳以上65歳未満のお客さま、公的年金 のお受取りを《よこしん》にご指定いただき、在職中で年金のお振込が全額停止となっている満60歳以上 65歳未満のお客さまを対象に、店頭表示金利に0.2%上乗せしたスーパー定期です。お取扱期間は平成 29年3月31日までです。 退職金をお受取りになってから1年以内で年金受取予約申込書により年金予約をいただいた方を対象 として、1年ものの定期預金の店頭表示金利に0.3%上乗せした定期預金です。 《よこしん》で障害基礎年金、 遺族基礎年金、 児童扶養手当など、 該当する年金・手当をお受取りの方を対象 に、 店頭表示金利に0.3%上乗せしたスーパー定期です。お取扱期間は平成29年3月31日までです。 18歳未満のお子さまを扶養する保護者の方を対象に、お子さまの人数に応じてスーパー定期の金利を 上乗せします。 18歳未満のお子さまを扶養する保護者の方を対象に、お子さまの人数に応じてスーパー積金の金利を 上乗せします。 住宅ローン ご自宅の購入・新築・他金融機関でご利用中の住宅ローンの借り換え等にご利用いただけます。 リフォームローン ご自宅のリフォームにご利用いただけます。 教育ローン 入学金、授業料などの教育資金にご利用いただけます。 マイカーローン 車の購入や免許の取得など、 カーライフに関することにご利用いただけます。 旅行、結婚、福祉介護など、 お客さまのニーズに合わせてご利用いただけます。 担保・保証人が不要なスピード審査でご利用いただける、 お使い道が自由なローンです。 クイック1『ビジネス』 担保・保証人が不要なスピード審査でご利用いただける、個人自営業者向けの事業性資金専用ローンです。 ライフワンカード 10万円、30万円、50万円、70万円の極度額のいずれかをご利用いただけるカードローンです。 アパートローン アパートの購入・新築・他金融機関でご利用中のアパートローンの借り換え等にご利用いただけます。 代理貸付 信金中央金庫、 日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などの代理貸付業務を行っています。 ︽よこしん︾と 地域社会 パーソナルローン クイック1『ネオ』 事業の概況 融資商品 ︽よこしん︾の 経営管理 中小企業向け融資 手形・電子記録債権の割引、運転資金、設備資金などのご融資です。 制度融資 神奈川県、横浜市、川崎市などの制度融資を取り扱っています。 外貨融資 (インパクトローン) 外貨建 (米ドル) のご融資を取り扱っています。 債務保証 公共工事金銭保証、高速道路料金後納保証、契約履行保証等の債務保証を取り扱っています。 輸出・輸入金融 輸出前貸、輸出手形の買取り、輸入信用状 (L/C) の発行などに係るご融資を取り扱っています。 夜間金庫・貸金庫 窓口の営業時間外や休業日にご利用いただける夜間金庫、大切な財産や貴重品を厳重に保管する貸金 庫を取り扱っています。 コーポレート データ 一般融資 各種業務・サービス かもめ会 《よこしん》で公的年金をお受取りの方を中心とした親睦会で、旅行・寄席・観劇会などを実施しています。 お客さまのステージ (お取引) に応じて、各種手数料の割引などのサービスをご提供します。 インターネット/モバイルバンキング パソコンや携帯電話から口座照会やお振込みなどがご利用いただけます。 外為インターネットバンキング 外国送金、輸入信用状の発行・条件変更のお申込みにご利用いただけます。 メールオーダーサービス インターネット/モバイルバンキング、公共料金自動支払がご郵送で申し込みできます。 Pay-easy (ペイジー) 自動支払い・自動受取り 公共料金、保険料、 クレジットカードの利用代金などの自動支払い、給与・年金などの自動受取りがご利用 いただけます。 でんさいサービス 国際業務 ジェー・ピー・モルガン・チェース銀行、三菱東京UFJ銀行、 ニューヨークメロン銀行などの世界各地の主要 銀行とSWIFT通信網を結び、 お客さまのニーズにお応えしています。 証券業務 公共債の引受けと窓口販売、投資信託の窓口販売・インターネット販売など、多様な証券ニーズにお応え します。 信託契約代理業務 公益信託、特定贈与信託、土地信託、年金信託、特定金銭信託 (特定金外信託) の5業務の取次ぎを行って います。 私募債受託業務 中小企業の資金調達手段として、社債 (私募債) 受託業務を行っています。 M&A仲介業務 経営者の方の事業承継相談やM&A (企業の合併・買収) 仲介サービスを行っています。 スポーツ振興くじ払戻し業務 13店舗の窓口で 「スポーツ振興くじ (toto・BIG等) 」 の当せん金払戻し業務を行っています。 確定拠出年金 (個人型) 公的年金の補完を目的とする 「確定拠出年金」 を取り扱っています。 損害保険代理店業務 海外旅行保険、住宅ローン関連の火災保険と債務返済支援保険、傷害保険、法人会員向け事業性保険な どを取り扱っています。 生命保険代理店業務 年金保険、終身保険、医療保険、がん保険、学資保険など各種生命保険商品を取り扱っています。 ISO等取得支援サービス ISO、 プライバシーマーク等の認証・認定の取得をお考えのお客さまに、実績あるコンサルティング会社を ご紹介します。ISO規格改訂 (2015版) にも対応しています。 リスクマネジメント コンサルティングサービス お客さまの抱える企業活動上のリスクを評価し、 レポートとしてご提供します。さらにリスク対策を検討さ れるお客さまに、提携するコンサルティング会社をご紹介します。 D I S C LO S U R E 2016 ネットワーク 加盟店でのお買い物やご飲食の際、 キャッシュカードを利用して代金を決済するサービスです。 でんさいネットが作成する記録原簿に債権の発生や譲渡等の電子的な記録を行うことにより、債権の権 利内容を定める新たな決済手段です。 開示項目一覧 デビットカードサービス あるために 36種類の外国通貨をご自宅やオフィスなど、 ご指定の場所までお届けいたします。 インターネットバンキングによる税金や各種料金の払い込み、 お届け印なしでキャッシュカードによる口座 振替受付がご利用いただけます。 安心できる金融機関で 外貨宅配サービス 財務データ ポイントパーク 28 4 コーポレートデータ 手数料一覧 主要手数料一覧 540円 756円 432円 648円 432円 648円 432円 648円 432円 648円 324円 108円 FB (資金移動・ 定額自動送金) 平成28年5月末現在 216円 432円 108円 324円 108円 216円 216円 432円 108円 324円 324円 648円 972円 324円 ※ATM を利用して提携金融機関のカードにより、振込をするときは、時間帯によって上記振込手数料 のほかに、 「ATM 利用手数料」が必要です。 新規、増額、追加、差替え (ただし、 住宅ローンは1件32,400円です) 10,800円 54,000円 10,800円 一部抹消・減額・順位変更・債務 者変更/その他の変更等 21,600円 32,400円 54,000円 1,080円 年間12,960円 (年間) 38,880円 25,920円 12,960円 25,920円 19,440円 12,960円 38,880円 31,104円 19,440円 15,552円 11,664円 10,800円 10,800円 不動産担保・売掛債権担保以外の担 保取得の場合(預金担保は除きます) 住宅ローンにおいてステップ融 住宅ローンステップ融資取扱手数料 資をご利用の場合 5,400円 3,240円 1,080円 540円 融資金額の 2% (税別) 海外子会社向けの直接貸付新規 50,000円 当金庫の代理貸付 (住宅金融支援 機構等) のつなぎ融資の新規実行 32,400円 海外直接貸付実行手数料 実行 (免税) 1,080円 51,840円 5,400円 5,400円 融資金の全額または一部の繰上 げ返済*1 (ただし、 住宅ローンおよ びアパートローンの繰上げ返済 手数料は下記の通りとなります) 海外直接貸付に係る 海外子会社向けの直接貸付について 契約内容変更手数料 契約内容変更(条件変更)を行う場合 3,240円 50,000円 (免税) 21,600円 3,240円 32,400円 3,240円 1,296円 648円 1,080円 1,404円 702円 1,188円 5,400円 1,080円 5,400円 540円 および 29 D I S C LO S U R E 2016 540円 540円 1,080円 定例発行1通につき 随時発行1通につき 324円 540円 1,080円 1,080円 ATMのご案内 事業の概況 平成28年5月末現在 キャッシュカードによる入出金、ローンカードによる返済・借入の取扱時間 当金庫のキャッシュカード (普通預金・貯蓄預金) をご利用の場合 平日 平日 土・日・祝日 入金 出金 入金 出金 返済 借入 返済 借入 8:00〜19:00 8:00〜21:00 9:00〜19:00 9:00〜21:00 8:00〜19:00 8:00〜21:00 − 9:00〜21:00 しんきんネット ︽よこしん︾と 地域社会 当金庫 当金庫のローンカードをご利用の場合 土・日・祝日 ご利用になる信用金庫の取扱時間に準じます。※1 業態間提携 (MICS) 8:00〜21:00※2 8:00〜21:00 8:00〜21:00※2 8:00〜21:00 8:00〜21:00※3 8:00〜21:00 8:00〜21:00※3 8:00〜21:00 ゆうちょ銀行 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 8:00〜21:00 ︽よこしん︾の 経営管理 ※1 毎週日曜日22:00〜月曜日6:00のご利用はできません。 ※2 ご入金可能なのは、第二地方銀行、信用組合、労働金庫のみとなります (一部の金融機関を除く) 。 ※3 ご返済可能なのは、第二地方銀行、信用組合、労働金庫のみとなります (一部の金融機関を除く) 。 ■個人キャッシュカード ……しんきんネット・MICS・ゆうちょ銀行ご利用可/1日基本限度 出金50万円・振込50万円 ※窓口への届出により利用限度額の変更が可能です。 ■法人キャッシュカード ……しんきんネット・ゆうちょ銀行ご利用可/1日限度 当金庫200万円 (現金) 、 他信金・ゆうちょ銀行合算して200万円 (現金+振込) ■ローンカード(一般)……当金庫・しんきんネット・MICS・ゆうちょ銀行ご利用可 ■ローンカード(事業者)…当金庫のみご利用可 コーポレート データ 下記の店舗外ATMの取扱時間は異なります。ホームページ等でご確認ください。 横浜ワールドポーターズ、 横浜アンパンマンこどもミュージアム、横浜駅、横浜駅東口ATMステーション、市営地下鉄上大岡駅、 横浜四季の森フォレオ、 シーサイドライン新杉田駅、 トレッサ横浜、市営地下鉄戸塚駅、 サクラス戸塚、 トツカーナ、早川工業団地 ※横浜駅、市営地下鉄上大岡駅、市営地下鉄戸塚駅、 トツカーナ、横浜駅東口ATMステーション、シーサイドライン新杉田駅のATMは、平日は6 : 00から23 : 00まで稼動しています。 ※早川工業団地のATMは、 日曜日・祝日は稼動しておりません。 ATM利用手数料 当金庫のATMでお取引される場合には、 ご利用されるカードの種類とご利用時間により下記の手数料がかかります。 平日 大晦日 1月1日〜3日 無料 無料 無料 − 無料 無料 − 無料 − 無料 − 無料 − 出金 108円 無料 無料 108円 無料 無料 108円 108円 108円 ※2 108円 108円 108円 入金 108円 無料 108円 − 無料 108円 − 108円 − ※2 − 108円 − 出金 108円 無料 108円 108円 無料 108円 108円 108円 108円 ※2 108円 108円 108円 他の金融機関のカード 入金※1 216円 108円 216円 − 108円 216円 − 216円 − ※2 − 216円 − ゆうちょ銀行のカード 出金 216円 108円 216円 216円 108円 216円 216円 216円 216円 ※2 216円 216円 216円 入金 216円 108円 216円 − 108円 216円 − 216円 − ※2 − 216円 − 出金 216円 108円 216円 216円 108円 216円 216円 216円 216円 ※2 216円 216円 216円 あるために 日曜・祝日 8:45 18:00 19:00 21:00 14:00 19:00 21:00 19:00 21:00 19:00 21:00 19:00 21:00 入金 他の信用金庫のカード しんきんゼロネットサービス 《よこしん》のカードで全国の信用金庫ATMをご利用される場合、 お引出しなど の手数料が無料となります。 手数料無料となる時間帯 平日 8:45~18:00 入出金 土曜 9:00~14:00 出金 ネットワーク ※右記以外の時間帯および日曜・祝休日にATMをご利用される場合には所定の手数料が必要です。 ※本サービスの対象とならないしんきんATMが一部ございます。 開示項目一覧 ※1 第二地方銀行、信用組合、労働金庫発行の個人キャッシュカードがご利用できます (一部の金融機関を除く) 。 ※2 平日の場合は平日の手数料、土曜日・日曜日の場合は土曜日・日曜日の手数料です。 ●ー印の時間帯はご利用できません。 ●残高照会は無料です。 ●土曜日が祝日と重なった場合は、 祝日の手数料となります。 ●ご利用の手数料は、 お取引と同時に、 ご利用口座から自動的に引き落とされます。 夜間、休日の緊急連絡窓口 夜間、休日に次のようなことが発生した場合は、すぐに下記までご連絡ください。 ❶通帳・キャッシュカード等を紛失または盗まれた場合 ❷キャッシュカードの偽造、 スキミング等により被害にあわれた場合 安心できる金融機関で 土曜日 8:00 〜 8:45 〜 18:00 〜 19:00 〜 9:00 〜 14:00 〜 19:00 〜 9:00 〜 19:00 〜 9:00 〜 19:00 〜 9:00 〜 19:00 〜 当金庫のカード 財務データ カード種類 利用時間 連絡先/SIS (しんきんサービスセンター) TEL 03-6433-1259 D I S C LO S U R E 2016 30 5 財務データ 財務諸表(単体) 貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 第64期 第65期 平成27年3月31日現在 平成28年3月31日現在 科 目 (資産の部) 現金 預け金 (負債の部) 16,117 220,453 買入金銭債権 1,843 金銭の信託 8,184 商品有価証券 205 商品地方債 205 有価証券 621,359 国債 93,302 地方債 57,528 社債 392,703 株式 8,674 その他の証券 貸出金 割引手形 69,150 885,455 18,574 手形貸付 27,004 証書貸付 828,234 当座貸越 11,643 外国為替 1,726 外国他店預け 1,186 買入外国為替 379 取立外国為替 160 その他資産 未決済為替貸 11,326 261 信金中金出資金 4,906 未収収益 1,861 その他の資産 4,296 有形固定資産 24,304 建物 10,187 土地 12,355 リース資産 157 建設仮勘定 360 その他の有形固定資産 1,241 無形固定資産 1,103 ソフトウェア 867 その他の無形固定資産 236 債務保証見返 貸倒引当金 (うち個別貸倒引当金) 資産の部合計 1,327 △ 5,425 (△ 4,746) 1,787,980 16,046 263,978 預金積金 59,937 1,539 普通預金 674,705 貯蓄預金 19,847 216 通知預金 9,616 定期預金 828,854 8,201 216 586,943 72,560 72,935 定期積金 45,648 その他の預金 16,786 借用金 2,950 385,020 借入金 2,950 48,525 16,421 その他負債 848,591 未払費用 7,901 コールマネー 15,927 外国為替 ー 902,056 未払外国為替 ー 25,718 未決済為替借 11,324 給付補塡備金 21 未払法人税等 388 865 前受収益 451 払戻未済金 25 348 職員預り金 868 10,531 金融派生商品 106 259 リース債務 157 7,606 資産除去債務 282 1,573 その他の負債 1,805 1,092 賞与引当金 1,080 24,604 役員賞与引当金 15 10,465 退職給付引当金 7,752 196 預金払戻引当金 96 偶発損失引当金 1,271 1,583 369 12,354 - 役員退職慰労引当金 1,588 繰延税金負債 5,399 債務保証 5,634 235 1,199 △ 5,201 (△ 4,705) 1,817,335 金融派生商品 デリバティブ取引をみなし決済した結果生じる評価損益を計上します。評価益 の場合は資産勘定、評価損の場合は負債勘定となります。 繰延税金負債 税効果会計の適用により、財務会計と税務会計の一時差異がある場合におい て、将来その差異が解消される時に課税所得を増額する効果を持つ税額相当 額が繰延税金負債となります。 再評価に係る繰延税金負債 「土地の再評価に関する法律」に基づき土地の再評価を行い、再評価後の帳簿 価額が再評価前の帳簿価額を上回った場合、その差額に対して法定実効税率 を乗じた額を計上します。 D I S C LO S U R E 2016 1,655,396 当座預金 再評価に係る繰延税金負債 7,101 897 2,094 357 299 1,106 1,327 1,688,022 59,125 723,737 18,507 10,670 812,181 47,179 16,619 1,350 1,350 9,730 9 9 8,262 579 2,223 22 553 435 26 844 273 196 299 2,807 1,031 13 8,149 415 185 708 687 1,106 1,199 1,694,681 1,720,872 出資金 1,943 普通出資金 1,943 1,917 負債の部合計 (純資産の部) 利益剰余金 利益準備金 (うち利益準備金限度超過積立金) 31 第64期 第65期 平成27年3月31日現在 平成28年3月31日現在 83,420 2,282 (338) その他利益剰余金 81,138 特別積立金 79,117 (うち固定資産圧縮積立金) (186) 当期未処分剰余金 2,020 処分未済持分 △ 65 会員勘定合計 85,298 その他有価証券評価差額金 10,103 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 △0 △ 2,103 8,000 93,298 1,787,980 1,917 84,964 2,282 ( 365 ) 82,682 80,908 ( 186 ) 1,774 △ 61 86,820 11,742 - △ 2,100 9,642 96,463 1,817,335 科 目 (単位:千円) 第64期 第65期 平成27年4月1日から 平成28年3月31日まで 資金運用収益 22,022,989 貸出金利息 16,601,763 21,102,483 預け金利息 423,039 26,681,449 コールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 ー 4,802,092 196,092 3,110,597 受入為替手数料 1,989,634 その他の役務収益 1,120,962 その他業務収益 393,345 外国為替売買益 142,307 商品有価証券売買益 ー 国債等債券売却益 174,328 その他の業務収益 76,708 その他経常収益 貸倒引当金戻入益 株式等売却益 423,621 14,317 23,054 金銭の信託運用益 236,581 その他の経常収益 456,942 経常費用 23,679,440 資金調達費用 1,823,364 預金利息 1,607,755 借用金利息 16,447 119,043 コールマネー利息 71,661 その他の支払利息 8,455 役務取引等費用 支払為替手数料 539,056 16,021,707 その他の役務費用 703,304 その他業務費用 184,806 439,169 230 1,242,360 商品有価証券売買損 881 4,414,519 国債等債券売却損 49,708 金融派生商品費用 129,020 3,254,654 その他の業務費用 5,196 経費 19,662,834 1,269,447 人件費 11,368,172 物件費 7,947,030 226,856 1,985,207 920,201 118,111 税金 347,631 1,711 その他経常費用 766,074 674,098 貸出金償却 126,280 株式等売却損 114,797 その他資産償却 382,414 経常利益 3,002,009 特別損失 458,337 674,987 固定資産処分損 1,764,636 税引前当期純利益 17,268 ー 1,231,496 金銭の信託運用損 6,257 その他の経常費用 53,038 24,434,682 1,598,591 35,278 66 713,460 20,893 減損損失 437,444 2,543,671 法人税、住民税及び事業税 423,166 15,245 法人税等調整額 218,633 89,032 当期純利益 54,264 7,502 法人税等合計 641,800 1,901,871 繰越金 (当期首残高) 118,960 土地再評価差額金取崩額 ー 当期未処分剰余金 2,020,831 第64期 平成26年4月1日から平成27年3月31日まで 2,020,831 剰余金処分額 1,903,755 繰越金(当期末残高) ー 129,185 191,189 5,740 20,184,227 11,461,950 8,256,493 465,783 905,321 204 23,472 82,042 ー 799,602 2,074,152 41,389 22,869 18,519 2,032,763 618,377 △ 245,269 373,108 1,659,654 117,076 △ 2,583 1,774,146 第65期 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで (年6%) 112,755 1,791,000 1,774,146 1,774,146 1,697,312 開示項目一覧 2,020,831 合計 特別積立金 326,115 (単位:千円) 当期未処分剰余金 普通出資に対する配当金 714,044 あるために 科 目 540,335 (年4%) 74,312 1,623,000 76,833 117,076 処分計算書(以下、 「財務諸表」 という。) の適正性、 及び財 務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。 ネットワーク ※会計監査人による監査 平成26年度及び27年度の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条の2の規定に基づき有限責任 あずさ監査法人 の監査を受けております。 平成27年度における貸借対照表、 損益計算書及び剰余金 平成28年6月28日 横浜信用金庫 理事長 大前 茂 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 剰余金処分計算書 1,254,380 財務データ 給付補塡備金繰入額 26,508,835 第65期 平成27年4月1日から 平成28年3月31日まで コーポレート データ 償却債権取立益 1,154,517 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで ︽よこしん︾の 経営管理 役務取引等収益 第64期 科 目 ︽よこしん︾と 地域社会 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで 経常収益 事業の概況 損益計算書 32 5 財務データ 財務諸表(単体) 貸借対照表注記(平成27年度) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法 (売却原価は移動平均法により算定) により行 っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却 原価法 (定額法) 、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動 平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のある上場株式、上場優先 出資証券、上場投資信託受益証券については決算月1カ月平均に基づいた 市場価格、それ以外については決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原 価は移動平均法により算定) 、 ただし時価を把握することが極めて困難と認め られるものについては移動平均法による原価法により行っております。なお、 その他有価証券の評価差額については、 全部純資産直入法により処理してお ります。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産とし て運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 有形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定率法 (ただし、平成10年4 月1日以後に取得した建物 (建物附属設備を除く。) については定額法) を採用 しております。 また、 主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 34年~50年 その他 3年~20年 7. 無形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定額法により償却しており ます。なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能 期間 (5年) に基づいて償却しております。 8. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 中のリース資 産の減価償却は、 リース期間を耐用年数とした定額法により償却しておりま す。なお、残存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるも のは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。 9. 外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 10. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上してお ります。 日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告第4号 「銀行等金融機関の 資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」 (平成24年7月4日) に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債 権については、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒 実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権に相当する債権につい ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を 控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破綻先債権及 び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能 見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 なお、破綻懸念先で与信額が一定金額以上の大口債務者のうち、債権の元 本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もること ができる債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約 定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方 法 (キャッシュ・フロー見積法) により計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業店、管理部及び融資部 (営業関連部署) の協力の下にリスク管理統括部 (資産査定部署) が資産査定 を実施しております。 11. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支 給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 12. 役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与 の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退 職給付債務の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付 債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属さ せる方法については給付算定式基準によっております。なお、過去勤務費用 及び数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。 過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (5年) による定額法により損益処理 数理計算上の差異 各 事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の 一定の年数 (5年) による定額法により按分した額をそ れぞれ発生の翌事業年度から損益処理 当金庫は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設 立型厚生年金基金) に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額 を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職 給付費用として処理しております。 33 D I S C LO S U R E 2016 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占 める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成27年3月31日現在) 年金資産の額 1,659,830百万円 年金財政計算上の数理債務の額と 最低責任準備金の額との合計額 1,824,563百万円 差引額 △164,732百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合 (平成27年3月31日現在) 1.2430% ③補足説明 上 記 ① の 差 引 額 の 要 因 は 、年 金 財 政 計 算 上 の 過 去 勤 務 債 務 残 高 247,567百万円及び別途積立金82,834百万円であります。本制度に おける過去勤務債務の償却方法は期間19年0カ月の元利均等定率償却 であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、当該償却に充てられる特 別掛金249百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与 の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負 担割合とは一致しません。 14. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に 対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると 認められる額を計上しております。 15. 預金払戻引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請 求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と 認める額を計上しております。 16. 偶発損失引当金は、偶発的に発生する損失に備えるため、将来発生する可能 性のある損失の見積額を計上しております。 なお、偶発損失引当金には、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、 将来の負担金支払見込額を含めております。 17. 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 リース取引開始日が平成20 年4月1日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取 引に準じた会計処理によっております。 18. 消費税及び地方消費税の会計処理は、 税込方式によっております。 19. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 881百万円 20. 子会社等の株式又は出資金の総額 59百万円 21. 子会社等に対する金銭債権総額 1,720百万円 22. 子会社等に対する金銭債務総額 1,014百万円 23. 有形固定資産の減価償却累計額 18,955百万円 24. 有形固定資産の圧縮記帳額 35百万円 25. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機、現金自動預入支払機、 営業用車両等については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用 しております。 26. 貸出金のうち、破綻先債権額は2,154百万円、延滞債権額は35,500百万円 であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続している ことその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないも のとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以 下 「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、 法人税法施行令 (昭和40年政令 第97号) 第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に 規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務 者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出 金以外の貸出金であります。 27. 貸出金のうち、 3カ月以上延滞債権額はありません。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日か ら3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないも のであります。 28. 貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は2,260百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的 として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債 務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月 以上延滞債権に該当しないものであります。 29. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額 の合計額は39,916百万円であります。 なお、 26. から29. に掲げた債権額は、 貸倒引当金控除前の金額であります。 30. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理し 日常的にはリスク管理統括部において金融資産及び金融負債の金 利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析及びVa R計測等によりモニタリングを行い、月次ベースでALM会議にて報 告しております。 なお、 ALMにより金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ 等のデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、為替の変動リスクに関して、先物為替予約等を利用し、個 別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、代表理事会におい て決定された年度の管理方針に基づき、理事会の監督の下、市場リ スク管理規程に従い行われております。 このうち、資金証券部では、市場運用商品の購入を行っており、事前 審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価 格変動リスクの軽減を図っております。 株式のうち一部については、事業推進目的で保有しているものであ り、 取引先の市場環境や財務状況などをモニタリングしております。 これらの情報は資金証券部を通じ、理事会及びALM会議において定 期的に報告されております。 (ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事 務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立しております。 (ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫では金融資産及び金融負債のうち、金利に感応する資産及び 負債について市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリス ク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。 VaRによる計測の対象としているのは、 「貸出金」 「 、預け金」 「 、コール ローン」 「 、買入金銭債権」 「 、有価証券」 「 、預金積金」 「 、譲渡性預金」 、 「借用金」 「 、オフバランス取引 (金利スワップ) 」 等のうち無利息の資 産及び負債を除いたものであります。また実際の計測にあたっては、 「預貸金等」 と 「債券等」 (債券、上場株式、投資信託、上場優先出資証 券等) のカテゴリーに分けて算出しております。 「預貸金等」 のVaRは、金利の変動幅をリスク・ファクターとして分散・ 共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間5年) により 算出しており、平成28年3月31日現在で当金庫の 「預貸金等」 の市場 リスク量は2,561百万円 (資産・負債ネット) であります。 「債券等」 のVaRは分散・共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0 %、観測期間1年) により算出しており、平成28年3月31日現在で当 金庫の 「債券等」 の市場リスク量は15,305百万円であります。 従って、平成28年3月31日現在における当金庫の市場リスク量は全 体で17,866百万円であります。 ただし、 VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の 発生確率での市場リスク量を計測しており、 通常では考えられないほ ど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合が あります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、 ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の 多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、 流動性リスクを管理しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場 合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定に おいては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によ った場合、 当該価額が異なることもあります。 事業の概況 ︽よこしん︾と 地域社会 ︽よこしん︾の 経営管理 コーポレート データ 財務データ あるために 安心できる金融機関で 開示項目一覧 ネットワーク ております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形及び買入外国為 替等は、売却又は (再) 担保という方法で自由に処分できる権利を有しており ますが、その額面金額は16,790百万円であります。 31. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 4,000百万円 有価証券 5,536百万円 担保資産に対応する債務 借用金 1,350百万円 上記のほか、為替決済の取引の担保として、預け金16,000百万円を差し入 れております。 子会社、子法人等の借入金等の担保として、預け金100百万円を差し入れて おります。 また、 その他の資産には、保証金409百万円が含まれております。 32. 土地の再評価に関する法律 (平成10年3月31日公布法律第34号) に基づき、 事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税 金相当額を 「再評価に係る繰延税金負債」 として負債の部に計上し、 これを控 除した金額を 「土地再評価差額金」 として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土 地の再評価に関する法律施行令 (平成10年3月31日公布政令第119 号) 第2条第4号に定める路線価に基づき、奥行価格補正等の合理的な調 整を行ったものに、公示価格の変動率による時点修正を行い算出しており ます。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末におけ る時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差 額 1,636百万円 33. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募 (金融商品取引法第2条第3項) による社債に対する当金庫の保証債務の額は704百万円であります。 34. 出資1口当たりの純資産額 25,992円19銭 35. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫は、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っ ております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の 総合的管理 (ALM) をしております。 その一環として、 デリバティブ取引も行っております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客さまに対する 貸出金です。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純 投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格 の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客さまからの預金であり、流動性リスクに晒 されております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引があり ます。 当金庫では、金利スワップ取引をヘッジ手段として、ヘッジ対象である金 融商品に関わる金利の変動リスクに対して一部ヘッジ会計を適用してお ります。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫は、信用リスク管理規程及び 「クレジット・ポリシー」 等に従い、貸 出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、 保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整 備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部及び管理部により行われ ております。また、定期的に経営陣に報告を行い、必要に応じて代表理 事会等を開催し、審議を行っております。 さらに、 与信管理の状況については、監査部がチェックしております。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパ ーティーリスクに関しては、資金証券部において、信用情報や時価の把 握を定期的に行うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理 当金庫は、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 市場リスク管理規程において、 リスク管理の方法や手続等を定めて おり、代表理事会において決定された年度の管理方針及びヘッジ方 針に基づき、月次のALM会議において実施状況の把握・確認、今後 の対応等の協議を行っております。 D I S C LO S U R E 2016 34 5 財務データ 財務諸表(単体) 36. 金融商品の時価等に関する事項 平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価等及びこれらの差額は、 次のとおりであります (時価等の算定方法については (注1) 参照) 。なお、 時価 を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めて おりません ( (注2) 参照) 。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 時 価 ⑴預け金 263,978 264,188 ⑵買入金銭債権 1,500 1,500 ⑶有価証券(*1) 586,527 587,775 売買目的有価証券 216 216 満期保有目的の債券 41,180 42,428 その他有価証券 545,130 545,130 ⑷貸出金 902,056 (*2) △5,261 貸倒引当金 896,794 899,750 金融資産計 1,748,801 1,753,214 預金積金 1,688,022 1,688,247 金融負債計 1,688,022 1,688,247 差 額 209 0 1,247 − 1,247 − 2,955 4,413 224 224 (*1) 有価証券には 「商品有価証券」 が含まれております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1) 預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存 期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金 利で割り引いた現在価値を算定しております。 (2) 買入金銭債権 取引金融機関から提示された価格によっております。 (3) 有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会・情報ベンダーが公表する 価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託 は、公表されている基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、債券ごとに私募債を新規発行した場合に想定さ れる利率で割り引いて時価を算定しております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については37. か ら38. に記載しております。 (4) 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、 貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額 (注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 預け金(*1) 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期があるもの(*2) 貸出金(*3) 合計 1年以内 116,978 71,014 11,429 59,585 168,332 356,325 と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利に よるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利 金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引い て時価を算定しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見 積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額 等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸 借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似 しており、 当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返 済期限を設けていないものについては、返済見込期間及び金利条件等か ら、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時 価としております。 金融負債 (1) 預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価額) を 時価とみなしております。また、 定期預金の時価は、 一定の期間ごとに区分 して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。 その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いており ます。なお、残存期間が短期間 (1年以内) のものは、時価は帳簿価額と近 似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (注2) 時 価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表 計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりませ ん。 (単位:百万円) 区 分 子会社・子法人等株式(*1) (*1) 非上場株式 私募債(*2) 投資事業組合出資金(*3) 買入金銭債権(*4) 合計 貸借対照表計上額 59 513 0 60 39 671 (*1) 子会社・子法人等株式及び非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握 することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2) 私 募債のうち、発行会社の信用状態悪化等の理由で将来キャッシュ・フローを見 積もることができない債券については、時価を把握することが極めて困難と認め られることから時価開示の対象とはしておりません。 (*3) 投 資事業組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが 極めて困難と認められるもので構成されているものについては、 時価開示の対象 とはしておりません。 (*4) 買 入金銭債権のうち、構成する債権が時価を把握することが極めて困難と認めら れるものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 (単位:百万円) 1年超2年以内 82,000 47,781 4,242 43,539 96,959 226,741 2年超3年以内 65,000 68,594 2,767 65,827 84,777 218,372 3年超4年以内 − 75,490 707 74,782 73,596 149,086 4年超5年以内 − 73,815 760 73,055 56,043 129,858 5年超 − 219,952 21,513 198,439 384,616 604,569 (*1) 預け金のうち、 要求払預け金は、 「1年以内」 に含めて開示しております。 (*2) 満期のあるその他有価証券のうち、 発行会社の信用状態悪化等の理由で、 償還予定額が見込めないものは含めておりません。 (*3) 貸出金のうち、 破綻先、 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権は、 償還予定額が見込めないため含めておりません。 (注4) 預金積金の決算日後の返済予定額 預金積金 合計 (*) (単位:百万円) 1年以内 1,580,917 1,580,917 (*)預金積金のうち、 要求払預金は 「1年以内」 に含めて開示しております。 35 D I S C LO S U R E 2016 1年超2年以内 63,813 63,813 2年超3年以内 34,587 34,587 3年超4年以内 4,905 4,905 4年超5年以内 3,797 3,797 5年超 1 1 売買目的有価証券 売買目的有価証券 種 類 貸借対照表計上額 国債 − 地方債 13,467 社債 25,236 その他 1,500 外国債券 − その他 1,500 小計 40,203 国債 − 地方債 2,236 社債 240 その他 − 外国債券 − その他 − 小計 2,476 42,680 その他有価証券 合計 差 額 − 457 798 0 − 0 1,256 − △8 △0 − − − △9 1,247 (単位:百万円) 差 額 2,987 12,276 3,430 1,538 7,307 1,171 338 833 16,435 △25 △45 △2 △0 △42 △85 △78 △6 △155 16,280 39. 運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 8,201 当事業年度の損益に含まれた評価差額 1 40. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融 資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がな い限り、 一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これ らの契約に係る融資未実行残高は、43,064百万円であります。このうち契約 残存期間が1年以内のものが30,300百万円あります。 なお、 これらの契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、融資未実 行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与え るものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保 全、その他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の 拒絶又は契約の解約をすることができる旨の条項が付けられております。ま た、契約時において必要に応じて信用保証協会等の保証や不動産等の担保 を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧 客の状況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、債権保全上の措置等を講 じております。 41. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次 のとおりであります。 繰延税金資産 貸倒引当金 1,119百万円 退職給付引当金 2,271 賞与引当金 287 減価償却額 325 その他 1,401 繰延税金資産小計 5,406 評価性引当額 △1,484 繰延税金資産合計 3,921 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 4,537 固定資産圧縮積立金 72 繰延税金負債合計 4,609 繰延税金負債の純額 687百万円 財務データ 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの 取得原価 4,039 471,442 68,534 55,592 347,315 36,641 31,520 5,120 512,122 327 5,662 598 102 4,962 10,737 10,604 132 16,727 528,850 (単位:百万円) 売却損の合計額 18 74 − − 74 59 54 5 152 コーポレート データ 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 種 類 貸借対照表計上額 株式 7,026 債券 483,718 国債 71,964 地方債 57,130 社債 354,623 その他 37,813 外国債券 31,859 その他 5,953 小計 528,558 株式 301 債券 5,617 国債 595 地方債 101 社債 4,920 その他 10,652 外国債券 10,526 その他 126 小計 16,572 545,130 時 価 − 13,924 26,035 1,500 − 1,500 41,460 − 2,227 239 − − − 2,467 43,928 (単位:百万円) 売却益の合計額 364 671 486 58 126 20 2 17 1,056 ︽よこしん︾の 経営管理 合計 (単位:百万円) 売却額 791 34,654 23,650 1,938 9,065 3,475 3,160 314 38,920 ︽よこしん︾と 地域社会 時価が 貸借対照表 計上額を 超えないもの 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 その他 合計 当事業年度の損益に含まれた評価差額 1 満期保有目的の債券 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 38. 当事業年度中に売却したその他有価証券 事業の概況 37. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これ らには、 「国債」 「 、地方債」 「 、社債」 「 、株式」 「 、その他の証券」 のほか、 「商品有価 証券」 及び 「買入金銭債権」 が含まれております。以下、38. まで同様でありま す。 あるために の発生が見込まれることにより、資産の帳簿価額を回収可能価額まで減 額し、当該減少額を減損損失 (営業用店舗15,804千円、遊休資産2,715 千円) として特別損失に計上しております。 営業用店舗については、個別に継続的な収支の把握を行っていることか ら、 原則として支店単位でグルーピングしております。 なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、 「事業用土地評 価 (再評価) のガイドライン」 (相続税の 「財産評価基本通達」 ) に基づき評 価しております。 開示項目一覧 (注) 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 子会社等との取引による収益総額 52,255千円 子会社等との取引による費用総額 990,001千円 3. 出資1口当たり当期純利益金額 443円03銭 4. 「その他の経常費用」 には、責任共有制度未払費用480,654千円及び金 利スワップ契約期限前弁済手数料174,544千円を含んでおります。 5. 当事業年度において、神奈川県内の営業用店舗1カ所と遊休資産1カ所の 有形固定資産について減損損失を計上しております。営業用店舗は営業 キャッシュ・フローの低下により、遊休資産は再稼動の予定がなく売却損 安心できる金融機関で 損益計算書注記(平成27年度) ネットワーク D I S C LO S U R E 2016 36 5 財務データ 経営指標 主要な経営指標推移 平成23年度 経常収益 経常利益 当期純利益 出資総額 出資者数 出資総口数 純資産額 総資産額 預金積金残高 貸出金残高 有価証券残高 単体自己資本比率 出資に対する配当金 (出資1口当たり) 役員数 うち常勤役員数 職員数 平成24年度 29,753,704 4,139,613 2,458,262 2,014 71,295 3,912,514 80,140 1,646,469 1,527,133 864,631 526,616 11.99 30 22 13 1,284 平成25年度 28,329,000 4,659,494 2,787,123 1,995 71,315 3,857,552 85,688 1,666,061 1,535,288 857,673 578,979 12.08 30 22 13 1,251 27,765,780 4,316,608 2,937,530 1,969 71,523 3,796,567 88,107 1,732,695 1,600,797 869,126 603,669 11.86 45 22 13 1,258 業務純益・業務粗利益 (単位:千円) 21,941,862 1.25% 2,034,283 22,284,599 1.30% 2,938,992 平成27年度 平成26年度 資金運用利回り 資金調達原価率 総資金利鞘 1.20% 1.27% △ 0.07% 1.28% 1.27% 0.00% 平成26年度 資金運用収支 資金運用収益 資金調達費用 役務取引等収支 役務取引等収益 役務取引等費用 その他の業務収支 その他業務収益 その他業務費用 (注) 業務純益=業務収益-(業務費用-金銭の信託運用見合費用) 業務粗利益=業務純益+一般貸倒引当金純繰入額+経費 業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100 総資金利鞘 20,207,824 22,022,989 1,815,164 1,868,236 3,110,597 1,242,360 208,538 393,345 184,806 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち譲渡性預金 うち借用金 うちコールマネー 1,712,395 873,041 226,583 − 282 604,968 1,656,521 1,632,439 10,915 5,666 14,830 (単位:千円) 平成27年度 19,347,501 21,102,483 1,754,981 2,000,274 3,254,654 1,254,380 594,085 920,201 326,115 (注) 1. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用 (平成26年度8,199千円、平 成27年度9,655千円) を控除して表示しています。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 資金運用収支の内訳 平均残高 (単位) 千円 千円 千円 百万円 人 口 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 % 円 人 人 人 平成27年度 26,508,835 2,074,152 1,659,654 1,917 72,211 3,711,232 96,463 1,817,335 1,688,022 902,056 586,943 10.94 20 22 13 1,243 業務粗利益の内訳 平成27年度 平成26年度 業務粗利益 業務粗利益率 業務純益 平成26年度 26,681,449 3,002,009 1,901,871 1,943 71,883 3,756,474 93,298 1,787,980 1,655,396 885,455 621,359 11.57 30 22 13 1,262 (単位:百万円) 平成26年度 利息 利回り 1.28% 1.90% 0.18% − 0.32% 0.79% 0.10% 0.09% − 2.10% 0.48% 22,022 16,601 423 − 0 4,801 1,815 1,624 − 119 71 平均残高 1,746,494 892,622 247,914 114 237 596,128 1,693,771 1,677,173 9,570 2,855 12,961 平成27年度 利息 利回り 1.20% 1.79% 0.17% 0.20% 0.28% 0.74% 0.10% 0.09% − 1.90% 0.68% 21,102 16,021 439 0 0 4,413 1,754 1,613 − 54 89 (注) 1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高 (平成26年度4,058百万円、 平成27年度4,406百万円) を控除しています。 2. 資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高 (平成26年度8,199百万円、平成27年度9,655百万円) 及び利息 (平成26年度8百万円、平成27年度9百万 円) をそれぞれ控除して表示しています。 3. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 貸倒引当金(期末残高・期中増減額) 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 37 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 D I S C LO S U R E 2016 1,043 679 5,945 4,746 6,988 5,425 当期増加額 679 496 4,746 4,705 5,425 5,201 当期減少額 目的使用 − − 1,139 109 1,139 109 その他 *1,043 *679 *4,805 *4,637 5,849 5,316 (単位:百万円) 期末残高 679 496 4,746 4,705 5,425 5,201 摘要 *洗替による取崩額 *洗替による取崩額 *主として税法による取崩額 *主として税法による取崩額 687,371 221,237 69,248 △ 113 △ 549 53,589 56,517 51,108 ー △ 44,672 △ 2,192 (単位:千円) 平成26年度 利率による増減 △ 1,892,998 △ 894,739 △ 62,396 ー △ 337 △ 589,165 △ 37,848 12,462 ー △ 4,105 9,297 純増減 △ 1,205,626 △ 673,501 6,852 △ 113 △ 886 △ 535,576 18,669 63,571 ー △ 48,778 7,104 残高による増減 (注) 1. 残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含める方法にしています。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区分はしていません。 △ 1,359,056 △ 952,415 △ 23,697 230 △ 104 △ 317,168 △ 101,001 △ 54,874 ー △ 5,728 26,403 純増減 △ 920,505 △ 580,056 16,129 230 △ 251 △ 387,322 △ 60,183 △ 10,366 ー △ 64,778 17,370 ︽よこしん︾の 経営管理 経費の内訳 438,550 372,358 39,826 ー △ 146 △ 70,154 40,817 44,508 ー △ 59,050 △ 9,032 平成27年度 利率による増減 ︽よこしん︾と 地域社会 受取利息 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 支払利息 うち預金積金 うち譲渡性預金 うち借用金 うちコールマネー 残高による増減 事業の概況 受取・支払利息の増減 総資産利益率(ROA:Rate of Return on Assets) (単位:千円) 平成26年度 0.16% 0.10% 0.16% 総資産経常利益率 総資産当期純利益率 総資産業務純益率 (注) 総資産経常 (当期純) 利益率= 総資産業務純益率= 平成27年度 0.11% 0.09% 0.11% 経常 (当期純) 利益 総資産(債務保証見返りを除く)平均残高 業務純益 総資産(債務保証見返りを除く)平均残高 貸出金償却額 平成26年度 17,268 貸出金償却 ×100 コーポレート データ 平成26年度 平成27年度 人件費 11,368,172 11,461,950 報酬給与手当 8,751,259 8,827,876 退職給付費用 1,418,210 1,425,418 その他 1,198,702 1,208,655 物件費 7,947,030 8,256,493 事務費 2,780,115 3,243,000 (うち旅費・交通費) (49,799) (50,792) (うち通信費) (236,024) (240,043) (うち事務機械賃借料) (259,294) (264,820) (うち事務委託費) (1,594,734) (1,901,675) 固定資産費 1,842,002 1,658,538 (うち土地建物賃借料) (613,131) (617,570) (うち保全管理費) (776,680) (729,179) 事業費 509,992 546,976 (うち広告宣伝費) (295,748) (334,581) (うち交際費・寄贈費・諸会費) (140,645) (132,630) 人事厚生費 175,567 183,865 有形・無形固定資産償却 1,541,195 1,941,297 預金保険料 1,098,157 682,815 税金 347,631 465,783 合計 19,662,834 20,184,227 ×100 (単位:千円) 平成27年度 204 財務データ 退職給付費用関連 退職給付制度の概要 職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付の見込額に基づき、必 要額を計上しております。 数理計算上の差異は、各発生年度の平均残存勤務期間内で一定の年数 (5年) による定額法により按分した額を翌期から費用処理しております。なお、平成27 年度の割引率は0.1%を適用しています。 (単位:千円) 平成26年度 7,656,157 - 1,129,494 87,649 - 201,066 - 1,418,210 696,295 625,255 1,321,551 - 7,752,816 平成27年度 7,752,816 - 1,132,132 87,957 - 205,329 - 1,425,418 417,975 610,961 1,028,937 - 8,149,298 増減 96,659 - 2,637 307 - 4,263 - 7,208 △ 278,319 △ 14,294 △ 292,614 - 396,481 D I S C LO S U R E 2016 ネットワーク 期首退職給付引当金残高 (A) 期首前払年金費用 (B) 勤務費用 利息費用 過去勤務費用処理額 数理計算上の差異処理額 その他 退職給付費用計 (C) 退職給付支払額 厚生年金基金掛金等支払額 退職給付引当金取崩額計 (D) 期末前払年金費用 (E) 期末退職給付引当金残高 (A−B+C−D+E) 退職給付費用に関する事項 開示項目一覧 退職給付費用等 あるために 当金庫は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設立 型厚生年金基金) に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理 的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用と して処理しております。なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度 全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとお りであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成27年3月31日現在) 年金資産の額:1,659,830百万円 年金財政計算上の給付債務の額:1,824,563百万円 差引額:△164,732百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合 (平成27年3月31日現在) 1.2430% ③補足説明 上 記 ① の 差 引 額 の 主な要 因は、年 金 財 政 計 算 上 の 過 去 勤 務 債 務 残 高 247,567百万円及び別途積立金82,834百万円であります。本制度におけ る過去勤務債務の償却方法は期間19年0カ月の元利均等定率償却であり、 当金庫は当期の財務諸表上、 特別掛金249百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給 与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負 担割合とは一致しません。 安心できる金融機関で 平成12年度より 「退職給付に係る会計基準」 を適用しています。 38 5 財務データ 経営指標・営業の状況(預金) (貸出金) 役職員の報酬体系 1.対象役員 当金庫における報酬体系の開示対象となる 「対象役員」 は、常勤理事 及び常勤監事をいいます。 対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う 「基本報 酬」 及び 「賞与」 、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退 任時に支払う 「退職慰労金」 で構成されております。 (1) 報酬体系の概要 【基本報酬及び賞与】 非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代 会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高 限度額を決定しております。そのうえで、各理事の基本報酬額につ きましては役位や在任年数等を、各理事の賞与額については前年 度の業績等をそれぞれ勘案し、当金庫の理事会において決定して おります。また、各監事の基本報酬額及び賞与額につきましては、 監事の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、 退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。なお、当金庫 では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関しての規程を 定めております。 (3) その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、 報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産 の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定める ものを定める件」 (平成24年3月29日付金融庁告示第22号) 第3条 第1項第3号及び第5号に該当する事項はありませんでした。 2. 対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる 「対象職員等」 は、当金庫 の非常勤役員、当金庫の職員であって、対象役員が受ける報酬等と同 等額以上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に 重要な影響を与える者をいいます。なお、平成27年度において、対象 職員等に該当する者はいませんでした。 (注) 1. 対象職員等には、 期中に退任・退職した者も含めております。 2. 「同等額」 は、平成27年度に対象役員に支払った報酬等の平均額として おります。 3. 平成27年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等 を受ける者はいませんでした。 (2) 平成27年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 (単位:百万円) 対象役員に対する報酬等 支払総額 322 (注) 1. 対象役員に該当する理事は12名、監事は1名です。 2. 上記の内訳は、 「基本報酬」 229百万円、 「賞与」 38百万円、 「退職慰 労金」 54百万円となっております。 な 「賞与」 は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する部 お、 分の金額 (過年度に繰り入れた引当金分を除く) と当年度に繰り入 れた役員賞与引当金の合計額です。 「退職慰労金」 は、当年度中に支 払った退職慰労金 (過年度に繰り入れた引当金分を除く) と当年度 に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計額です。 3. 使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。 預金科目別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 預金、譲渡性預金の平均残高・構成比(単位:百万円、%) 平成26年度 平成27年度 残高 構成比 残高 構成比 当座預金 59,937 3.6 59,125 3.5 普通預金 674,705 40.7 723,737 42.8 貯蓄預金 19,847 1.1 18,507 1.0 通知預金 9,616 0.5 10,670 0.6 定期預金 828,854 50.0 812,181 48.1 定期積金 45,648 2.7 47,179 2.7 その他の預金 16,786 1.0 16,619 0.9 合計 1,655,396 100.0 1,688,022 100.0 平成26年度 平成27年度 残高 構成比 残高 構成比 流動性預金 751,281 45.7 799,933 47.4 当座預金 53,322 3.2 54,855 3.2 普通預金 668,879 40.7 717,050 42.5 貯蓄預金 20,724 1.2 18,947 1.1 通知預金 8,355 0.5 9,079 0.5 定期性預金 870,965 52.9 866,889 51.3 定期預金 825,910 50.2 820,762 48.6 定期積金 45,055 2.7 46,127 2.7 その他の預金 10,192 0.6 10,349 0.6 譲渡性預金 10,915 0.6 9,570 0.5 合計 1,643,354 100.0 1,686,744 100.0 (注) 1. その他の預金は、別段預金、納税準備預金、外貨預金の合計です。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 (注) 1. その他の預金は、 別段預金、 納税準備預金、 外貨預金の合計です。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 定期預金の区分別期末残高(単位:百万円) 固定金利定期預金 変動金利定期預金 その他定期預金 合計 平成26年度 825,179 2,549 1,125 828,854 平成27年度 809,919 2,261 − 812,181 (注) 固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動す る定期預金 39 D I S C LO S U R E 2016 預金者別預金期末残高(単位:百万円) 法人 個人 金融機関 公金 合計 平成26年度 350,801 1,293,496 11,041 57 1,655,396 平成27年度 372,543 1,305,847 2,030 7,600 1,688,022 (単位:百万円) 平成27年度 2,444 平成26年度 2,476 財形貯蓄残高 貸出金科目別平均残高・構成比(単位:百万円、%) 平成26年度 平成27年度 残高 構成比 残高 構成比 割引手形 17,489 2.0 16,670 1.8 手形貸付 27,274 3.1 25,247 2.8 (うち外貨手形貸付) (1,310) (0.1) (205) 0.0 証書貸付 806,783 92.4 830,862 93.0 当座貸越 21,492 2.4 19,841 2.2 合計 873,041 100.0 892,622 100.0 (注) 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 (注) 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 貸出金の使途別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 貸出金の固定金利・変動金利別期末残高(単位:百万円、%) 平成27年度 残高 構成比 465,640 51.6 436,415 48.3 902,056 100.0 変動金利 固定金利 合計 平成26年度 残高 構成比 471,388 53.2 414,066 46.7 885,455 100.0 平成27年度 残高 構成比 543,164 60.2 358,891 39.7 902,056 100.0 貸出金の業種別期末残高・構成比 平成27年度 残高 91,650 162 105 610 131,528 151 4,708 25,240 49,365 44,010 10,410 219,765 7,931 1,233 8,545 12,343 11,780 3,834 17,554 59,204 700,137 13,290 188,627 902,056 貸出金・債務保証見返の担保別内訳 平成26年度 債務保証見返 130 − 510 − 641 − 0 685 1,327 (単位:百万円) 貸出金 14,416 432 367,815 733 383,397 243,627 201,297 73,733 902,056 平成27年度 ネットワーク 当金庫預金積金 有価証券 不動産 その他 小計 信用保証協会・信用保険 保証 信用 合計 貸出金 12,988 42 500,736 837 514,605 252,003 15,616 103,229 885,455 構成比 10.1 0.0 0.0 0.0 14.5 0.0 0.5 2.7 5.4 4.8 1.1 24.3 0.8 0.1 0.9 1.3 1.3 0.4 1.9 6.5 77.6 1.4 20.9 100.0 開示項目一覧 (注) 国外向け貸出金は国内向け貸出金と同様に業種別に区分し計数に含めています。 貸出先数 2,432 7 6 1 5,081 19 227 593 1,239 1,834 46 2,208 88 94 30 795 80 105 426 2,860 18,171 7 20,529 38,707 あるために 構成比 10.3 0.0 0.0 0.0 14.6 0.0 0.5 2.7 5.4 4.9 1.1 23.5 0.8 0.1 1.1 1.2 1.4 0.5 1.8 6.6 77.5 1.4 20.9 100.0 債務保証見返 132 − 450 − 583 − 0 616 1,199 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 平成26年度 残高 91,848 75 182 636 129,840 285 4,749 24,597 48,504 43,417 10,511 208,229 7,706 1,314 10,311 10,927 12,866 4,699 16,669 59,184 686,559 12,955 185,940 885,455 (単位:先、百万円、%) 財務データ 製造業 農業、 林業 漁業 鉱業、 採石業、 砂利採取業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業、 郵便業 卸売業 小売業 金融業、 保険業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、 専門・技術サービス業 宿泊業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、 学習支援業 医療、 福祉 その他のサービス 小計 国・地方公共団体等 個人 (住宅・消費・納税資金等) 合計 貸出先数 2,584 9 8 1 5,129 23 216 621 1,238 1,889 51 2,033 90 102 30 811 90 102 410 2,820 18,257 8 22,250 40,515 コーポレート データ 設備資金 運転資金 合計 ︽よこしん︾の 経営管理 平成26年度 平成27年度 残高 構成比 残高 構成比 割引手形 18,574 2.0 16,421 1.8 手形貸付 27,004 3.0 25,718 2.8 (うち外貨手形貸付) (590) (0.0) (−) (−) 証書貸付 828,234 93.5 848,591 94.0 当座貸越 11,643 1.3 11,324 1.2 合計 885,455 100.0 902,056 100.0 ︽よこしん︾と 地域社会 貸出金科目別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 平成26年度 残高 構成比 434,799 49.1 450,655 50.8 885,455 100.0 事業の概況 財形貯蓄期末残高 40 5 財務データ 営業の状況(貸出金) (有価証券) 貸出金の会員・会員外別期末残高(単位:百万円) 平成26年度 846,221 39,233 885,455 会員 会員外 合計 預貸率 平成27年度 861,184 40,871 902,056 貸出金 (A) 預金 (B) 預貸率 期末値 (A/B) 期中平均値 (単位:百万円) 平成26年度 885,455 1,655,396 53.48% 53.12% 平成27年度 902,056 1,688,022 53.43% 52.91% (注) 1. 預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでいます。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 住宅ローン・消費者ローン期末残高(単位:百万円) 平成26年度 170,292 157 1,765 192 1,944 385 1,016 175,755 住宅ローン 個人ローン マイカーローン クイック1 (ワン) カードローン 教育ローン リフォームローン 合計 代理貸付期末残高 平成27年度 184,061 152 2,474 273 1,710 413 990 190,077 平成26年度 平成27年度 期末残高 平均残高 期末残高 平均残高 国債 93,302 89,990 72,560 79,634 地方債 57,528 60,228 72,935 66,671 社債 392,703 384,985 385,020 387,417 株式 8,674 4,264 7,901 4,868 外国債券 61,821 60,908 42,385 51,670 うち円貨建 45,269 46,304 31,931 38,088 うち外貨建 16,552 14,604 10,453 13,582 その他の証券 7,328 4,590 6,140 5,866 うち投資信託 6,188 3,941 5,026 5,184 うち優先出資証券 1,108 627 1,053 626 うち投資事業組合 31 22 60 55 合計 621,359 604,968 586,943 596,128 商品有価証券の種類別平均残高(単位:百万円) 平成26年度 15 267 282 商品国債 商品地方債 合計 預証率 有価証券 (A) 預金 (B) 預証率 期末値 (A/B) 期中平均値 国債 地方債 社債 株式 外国債券 うち円貨建 うち外貨建 その他の証券 うち投資信託 うち優先出資証券 うち投資事業組合 合計 9,841 13,611 63,583 5,625 20,530 29,404 54,229 200,996 129,239 − − − 23,623 33,424 4,774 17,543 22,951 4,774 6,079 10,472 − − 31 1,566 − − 1,566 − − − − 31 − 93,319 268,594 228,567 6,266 1,968 8,237 − − − − − − − − 16,472 平成27年度 4 232 237 (単位:百万円) 平成26年度 621,359 1,655,396 37.53% 36.81% 平成27年度 586,943 1,688,022 34.77% 35.34% (注) 1. 預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでいます。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 保有有価証券の残存期間別残高 平成26年度 1年以下 1年超5年以下 5年超10年以下 10年超 平成27年度 15 10,518 417 496 279 − 11,726 平成26年度 7 13,003 582 673 347 − 14,614 日本政策金融公庫 住宅金融支援機構 信金中央金庫 福祉医療機構 中小企業基盤整備機構 環境再生保全機構 合計 有価証券の種類別残高(単位:百万円) (単位:百万円) 期間の定めの ないもの 合計 − 93,302 − 57,528 − 392,703 8,674 8,674 − 61,821 − 45,269 − 16,552 5,731 7,328 4,622 6,188 1,108 1,108 − 31 14,405 621,359 (単位:百万円) 平成27年度 1年以下 1年超5年以下 5年超10年以下 10年超 3,416 18,466 42,469 5,349 22,177 40,548 46,211 207,344 117,346 − − − 14,817 24,413 3,154 10,626 18,150 3,154 4,191 6,262 − − 60 1,550 − − 1,550 − − − − 60 − 69,794 272,461 205,069 8,208 4,860 14,118 − − − − − − − − 27,187 期間の定めの ないもの 合計 − 72,560 − 72,935 − 385,020 7,901 7,901 − 42,385 − 31,931 − 10,453 4,529 6,140 3,476 5,026 1,053 1,053 − 60 12,430 586,943 有価証券の時価情報 *貸借対照表の 「有価証券」 のほか、 「商品有価証券」 「 、買入金銭債権」 を含めて記載しております。 1.売買目的有価証券 売買目的有価証券 平成26年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 205 △0 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいています。 41 D I S C LO S U R E 2016 (単位:百万円) 平成27年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 216 1 種類 合計 貸借対照表計上額 8,077 473,752 89,093 47,778 336,881 62,540 38,691 16,552 6,188 1,108 544,371 14 26,943 1,985 1,677 23,279 6,578 6,578 − − − 33,535 577,907 平成26年度 取得原価 4,029 465,234 86,917 46,805 331,512 61,009 38,409 16,369 5,604 625 530,273 14 27,008 1,986 1,695 23,326 6,603 6,603 − − − 33,627 563,900 差額 7 232 500 0 − − 0 741 − △5 △7 − − − − △ 12 728 (注) 1. 時価は、 期末日における市場価格等に基づいています。 2. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 貸借対照表計上額 − 13,467 25,236 1,500 − − 1,500 40,203 − 2,236 240 − − − − 2,476 42,680 貸借対照表計上額 7,026 483,718 71,964 57,130 354,623 37,813 21,965 9,894 4,899 1,053 528,558 301 5,617 595 101 4,920 10,652 9,966 559 126 − 16,572 545,130 平成27年度 取得原価 4,039 471,442 68,534 55,592 347,315 36,641 21,718 9,802 4,494 625 512,122 327 5,662 598 102 4,962 10,737 10,042 561 132 − 16,727 528,850 3.その他有価証券 差額 2,987 12,276 3,430 1,538 7,307 1,171 246 92 405 427 16,435 △ 25 △ 45 △2 △0 △ 42 △ 85 △ 76 △2 △6 − △ 155 16,280 あるために 開示項目一覧 (注) 1. 貸借対照表計上額は、上場株式、上場投資信託及び上場優先出資証券については期末日前1カ月の市場価格の平均に基づいて算定された額により、 また、それ 以外については、期末日における市場価格等に基づく時価により、 それぞれ計上したものであります。 2. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 4.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 平成27年度 貸借対照表計上額 39 39 59 573 0 513 60 (単位:百万円) D I S C LO S U R E 2016 ネットワーク 満期保有目的の債券 買入金銭債権 子会社・子法人等株式 その他有価証券 非上場社債(私募債) 非上場株式 その他の証券(投資事業組合) 平成26年度 貸借対照表計上額 43 43 59 554 0 523 31 安心できる金融機関で 差額 4,048 8,518 2,175 973 5,369 1,531 281 182 584 483 14,098 △0 △ 65 △0 △ 18 △ 46 △ 25 △ 25 − − − △ 91 14,007 財務データ 合計 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) 投資信託 優先出資証券 小計 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) 投資信託 優先出資証券 小計 コーポレート データ 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えないもの 差額 − 457 798 0 − − 0 1,256 − △8 △0 − − − − △9 1,247 (単位:百万円) 種類 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えるもの (単位:百万円) ︽よこしん︾の 経営管理 時価が貸借 対照表計上 額を超えな いもの 貸借対照表計上額 2,222 7,275 29,625 1,800 − − 1,800 40,923 − 797 2,917 − − − − 3,714 44,638 平成27年度 時価 − 13,924 26,035 1,500 − − 1,500 41,460 − 2,227 239 − − − − 2,467 43,928 ︽よこしん︾と 地域社会 時価が貸借 対照表計上 額を超える もの 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) その他 小計 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) その他 小計 平成26年度 時価 2,230 7,507 30,125 1,800 − − 1,800 41,664 − 792 2,909 − − − − 3,701 45,366 事業の概況 2.満期保有目的の債券 42 5 財務データ 営業の状況(為替・先物・時価情報) 外国為替取扱高 平成27年度 162,595 177,538 147,113 487,246 平成26年度 179,917 181,804 205,417 567,138 輸出為替 輸入為替 貿易外為替 合計 外貨建資産期末残高(単位:千米ドル) (単位:千米ドル) 平成26年度 429 10,022 8,984 137,744 963 1,333 4,915 20 164,413 外国通貨 外国他店預け 外貨預け金 外国債券 買入外国為替 取立外国為替 外貨手形貸付 その他資産 合計 平成27年度 485 7,636 8,344 91,330 1,752 3,092 − 8 112,649 (注)その他資産には経過利息を含みます。 内国為替取扱件数・金額 送金・振込 代金取立て 合計 件数 3,869 4,236 19 18 8,144 仕向為替 被仕向為替 仕向為替 被仕向為替 (単位:千件、百万円) 平成26年度 件数 3,387 3,805 19 17 7,229 金額 1,948,673 2,286,895 28,378 30,415 4,294,361 平成27年度 金額 1,802,117 2,154,153 27,767 28,819 4,012,858 金銭の信託 1.運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 8,184 △ 15 平成27年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 8,201 1 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいています。 2.満期保有目的の金銭の信託 該当ありません。 3.その他の金銭の信託 該当ありません。 円・円金利スワップ取引 受取変動・支払固定 (うち金利スワップ特例処理 及び繰延ヘッジ扱い分) 想定元本 5,000 時価 △ 117 − − (単位:百万円) 平成26年度 評価損益 うち評価益 うち評価損 想定元本 △ 117 − 117 5,000 − − − − 時価 △ 277 − 平成27年度 評価損益 うち評価益 うち評価損 △ 277 − 277 − (注)1. 金利スワップ取引には、 オンバランス取引のヘッジ目的の取引が含まれています。 2. 金利スワップ特例処理及び繰延ヘッジ扱い分を除いた評価損益は、 当期の損益に計上しています。 先物外国為替取引 買為替 円貨額 引直し額 引直し損益 売為替 円貨額 引直し額 引直し損益 43 D I S C LO S U R E 2016 平成26年度 1,572 1,687 114 1,781 1,884 △ 102 (単位:百万円) 平成27年度 1,362 1,332 △ 30 1,402 1,365 36 オプション取引 該当する取引はありません。 金融先物取引 該当する取引はありません。 − − 当金庫及び子会社等の主要な事業に関する事項 連結概況(連結の範囲に関する事項) 事業の概況 平成28年3月末現在 グループの事業系統図 横浜信用金庫の事業グループは、 当金庫、 子会社4社、子法人等1社で構成され、信用金庫業務を中心にリース業務などの金融サ ービスを提供しています。 ︽よこしん︾と 地域社会 ︽よこしん︾の 経営管理 連結事業概況 ⑴事業グループ ⑵事業グループの構成と内容 コーポレート データ 横浜信用金庫の事業グループは、当金庫と5社で構成されており、各社とも当金庫の業務に従属する業務、および付随関連する 業務を営んでいます。取引先は、当金庫並びに当金庫のお客さまを対象としています。連結対象子会社等は以下の5社となります。 なお、当金庫の子会社および子法人等はすべて連結の対象となります。 *決算月は5社すべて3月です。 住 所 資本金 よこしんサプライ株式会社 よこしんビジネスサービス株式会社 よこしんオフィスサービス株式会社 よこしんシステムサービス株式会社 よこしんリース株式会社 横浜市中区尾上町2丁目17番地 横浜市南区通町4丁目103番地 横浜市中区尾上町2丁目17番地 横浜市港北区北新横浜1丁目5番地7号 横浜市中区尾上町2丁目17番地 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円 3,000万円 当金庫の 子会社等の 株式等の割合 株式等の割合 − 物品購買・斡旋業 昭和59年4月9日 100% − 事務代行業 昭和63年4月18日 100% − 事務代行業 昭和63年10月22日 100% − FB・IB等管理業 平成3年7月8日 100% − リース業 昭和59年12月15日 45.3% 事業の内容 設立年月日 財務データ 名 称 ⑶当連結会計年度の業績 (平成27年4月1日から平成28年3月31日まで) あるために ②連結子会社等の事業概況 エ) よこしんシステムサービス株式会社 当社は、主に当金庫向けの物品購買業及び物品斡旋業 を営み、売上高は4億99百万円(対前期比プラス5.2%) を計上、当期純利益は18,464千円となりました。 当社は、当金庫のファームバンキング (FB) 、インターネッ トバンキング(IB)等の管理委託業務を営み、受託料は79 百万円 (対前期比±0%) 、当期純利益は6,140千円となりま した。 イ) よこしんビジネスサービス株式会社 当社は、当金庫の債権書類・用度品等の管理を請負う事務 代行業を営み、受託料は1億29百万円 (対前期比±0%) 、当 期純利益は9,869千円となりました。 当社は、主に当金庫が雇用するパート職員の人事労務管理 に係る事務手続代行業を営み、受託料は60百万円 (対前期比 ±0%) 、当期純利益は446千円となりました。 オ) よこしんリース株式会社 当社は、当金庫並びに当金庫のお取引先へのリース業を営 み、営業収益は16億66百万円 (対前期比△0.9%) で、営業利 益53百万円、当期純利益は33百万円となりました。 リース・ 割賦債権の件数及び残高は2,356件、37億34百万円 (うち 期中新規591件、14億1百万円) となりました。 D I S C LO S U R E 2016 ネットワーク ウ) よこしんオフィスサービス株式会社 開示項目一覧 ア) よこしんサプライ株式会社 安心できる金融機関で ①連結決算の内容は、 経常収益279億22百万円 (対前期比△1億82百万円) であり、 当金庫単体と比較するとプラス14億13百万円 となりました。経常費用は257億50百万円 (対前期比プラス7億8百万円) であり、 単体比でプラス13億16百万円となりました。そ の結果、経常利益は、単体比プラス97百万円の21億72百万円 (対前期比△8億90百万円) となり、当期純利益は、単体比プラス 64百万円の17億24百万円 (対前期比△2億7百万円) となりました。 連結自己資本比率は、 単体比プラス0.09ポイントの11.04% (対前期比△0.62ポイント) となりました。 44 5 財務データ 財務諸表(連結) 連結の範囲に関する事項 ⑴自己資本比率告示 (平成18年3月27日金融庁告示第21号、 以下 「告示」 という) 第3条に規定する連結自己資本比率を算 出する対象となる会社の集団 (以下 「連結グループ」 という) に属する会社と、連結財務諸表の用語、様式および作成方法 に関する規則 (昭和51年大蔵省令第28号) に基づき連結の 範囲に含まれる会社とは相違しておりません。 ⑵告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等はあり ません。 ⑶連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれ ない会社および連結グループに属しない会社であって会計 連結範囲に含まれる会社はありません。 ⑷連結グループ内の資金および自己資本の移動に係る制限等 はありません。 連結貸借対照表 科 目 (資産の部) 現金及び預け金 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 貸出金 外国為替 その他資産 有形固定資産 建物 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 債務保証見返 貸倒引当金 資産の部合計 (単位:百万円) 平成27年3月31日現在 平成28年3月31日現在 236,699 1,843 8,184 205 621,300 883,535 1,726 14,928 24,394 10,187 12,355 179 360 1,310 1,105 867 238 1,277 △ 5,447 1,789,752 280,120 1,539 8,201 216 586,884 900,336 1,583 14,020 24,712 10,465 12,354 229 ー 1,662 5,636 5,399 237 1,199 △ 5,226 1,819,226 科 目 (負債の部) 預金積金 借用金 売渡手形及びコールマネー 外国為替 その他負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付に係る負債 役員退職慰労引当金 預金払戻引当金 偶発損失引当金 繰延税金負債 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 利益剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 非支配株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 連結損益計算書 平成26年4月1日から 平成27年4月1日から 平成27年3月31日まで 平成28年3月31日まで 経常収益 28,104,841 27,922,789 資金運用収益 21,994,283 21,076,514 貸出金利息 16,573,498 15,996,202 預け金利息 423,249 439,356 買入手形利息及びコールローン利息 ー 230 有価証券利息配当金 4,801,442 4,413,869 その他の受入利息 196,092 226,856 役務取引等収益 3,101,105 3,245,162 その他業務収益 393,345 920,201 その他経常収益 2,616,107 2,680,910 貸倒引当金戻入益 434,753 111,880 償却債権取立益 14,317 6,257 その他の経常収益 2,167,036 2,562,771 経常費用 25,041,937 25,750,777 資金調達費用 1,822,119 1,764,636 預金利息 1,607,755 1,598,591 給付補塡備金繰入額 16,447 15,245 借用金利息 119,043 54,264 売渡手形利息及びコールマネー利息 71,661 89,032 その他の支払利息 7,210 7,502 科 目 45 D I S C LO S U R E 2016 平成27年3月31日現在 平成28年3月31日現在 1,654,338 4,181 15,927 ー 7,522 1,080 15 7,752 357 96 1,271 278 1,106 1,277 1,695,204 1,687,008 2,564 9,730 9 8,661 1,031 13 8,149 415 185 708 665 1,106 1,199 1,721,450 1,943 84,168 △ 65 86,046 10,103 △0 △ 2,103 8,000 500 94,547 1,789,752 1,917 85,759 △ 61 87,614 11,742 ー △ 2,100 9,642 518 97,775 1,819,226 (単位:千円) 平成26年4月1日から 平成27年4月1日から 平成27年3月31日まで 平成28年3月31日まで 役務取引等費用 1,242,360 1,254,380 その他業務費用 184,806 326,115 経費 19,144,462 19,629,973 その他経常費用 2,648,187 2,775,670 その他の経常費用 2,648,187 2,775,670 経常利益 3,062,904 2,172,012 特別損失 458,347 41,389 固定資産処分損 20,902 22,869 減損損失 437,444 18,519 税金等調整前当期純利益 2,604,557 2,130,622 法人税、住民税及び事業税 431,166 652,877 法人税等調整額 219,012 △ 246,486 法人税等合計 650,179 406,391 当期純利益 1,954,378 1,724,231 非支配株主に帰属する当期純利益 22,338 18,314 親会社株主に帰属する当期純利益 1,932,039 1,705,916 科 目 科 目 (単位:千円) 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで 平成27年4月1日から 平成28年3月31日まで 82,408,533 1,932,039 1,932,039 171,657 171,657 84,168,915 1,705,916 1,705,916 115,325 112,742 2,583 85,759,506 ー 84,168,915 ︽よこしん︾と 地域社会 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 親会社株主に帰属する当期純利益 利益剰余金減少高 配当金 土地再評価差額金等取崩額 利益剰余金期末残高 事業の概況 連結剰余金計算書 ■連結リスク管理債権額 ︽よこしん︾の 経営管理 連結子会社等にリスク管理債権はありませんので、当金庫単体のリスク管理債権額と同額となります。8ページをご参 照ください。 ■連結自己資本比率 連結自己資本比率については、60ページをご参照ください。 ■事業の種類別セグメント情報 ■主要な連結経営指標等 科 目 連結経常収益 連結経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 連結純資産額 連結総資産額 連結自己資本比率 コーポレート データ 連結子会社等は信用金庫業務以外に一部でリース業務等の事業を営んでいますが、それらの事業の全セグメントに 占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載していません。 (単位:百万円) 平成23年度 31,173 4,255 2,526 81,234 1,648,169 12.14% 平成24年度 29,730 4,751 2,819 86,838 1,667,616 12.24% 平成25年度 29,164 4,382 2,960 89,304 1,734,912 11.94% 平成26年度 28,104 3,062 1,932 94,547 1,789,752 11.66% 平成27年度 27,922 2,172 1,705 97,775 1,819,226 11.04% 財務データ (注) 企業会計基準第21号 「企業結合に関する会計基準」 (平成25年9月13日) 等を適用し、当連結会計年度より、 「当期純利益」 を 「親会社株主に帰属する当期純利益」 と しております。 連結貸借対照表注記(平成27年度) 開示項目一覧 ネットワーク D I S C LO S U R E 2016 あるために は当該残価保証額とし、 それ以外のものは零としております。 9. 当金庫の外貨建資産・負債は、 連結決算日の為替相場による円換算額を付 しております。 10. 当金庫の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとお り計上しております。 日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告第4号 「銀行等金融機関 の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指 針」 (平成24年7月4日) に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当す る債権については、 過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した 貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻懸念先債権に相当する債権 については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能 見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。破 綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担 保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計 上しております。 なお、破綻懸念先で与信額が一定金額以上の大口債務者のうち、債権の 元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積る ことができる債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施 前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金 とする方法 (キャッシュ・フロー見積法) により計上しております。 すべての債権は、 資産の自己査定基準に基づき、 営業店、 管理部及び融資部 (営業関連部署) の協力の下にリスク管理統括部 (資産査定部署) が資産査 定を実施しております。 連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過 去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の 債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ 計上しております。 11. 賞与引当金は、 職員への賞与の支払いに備えるため、 職員に対する賞与の 安心できる金融機関で (注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法 (売却原価は移動平均法により算定) によ り行っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償 却原価法 (定額法) 、その他有価証券のうち時価のある上場株式、上場優 先出資証券、上場投資信託受益証券については連結決算期末月1カ月平 均に基づいた市場価格、それ以外については連結決算日の市場価格等に 基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定) 、 ただし時価を把握する ことが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法 により行っております。 なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処 理しております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産と して運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 当金庫の有形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定率法 (ただし、 平成10年4月1日以後に取得した建物 (建物附属設備を除く。) については 定額法) を採用しております。 また、 主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 34年~50年 その他 3年~20年 7. 無形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定額法により償却してお ります。 なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、 当金庫で定める利用可能期間 (5年) に基づいて償却しております。 8. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 中のリース 資産の減価償却は、 リース期間を耐用年数とした定額法により償却してお ります。 なお、残存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるもの 46 5 財務データ 財務諸表(連結) 支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 12. 役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与 の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付債務の算定にあたり、 退職給付見込額を当連結会計年度末までの期 間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。また、 過去 勤務費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。 過去勤務費用 そ の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の 年数 (5年) による定額法により損益処理 数理計算上の差異 各 連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期 間内の一定の年数 (5年) による定額法により按分し た額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設立型厚生年金基金) に加入しており、 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の拠出に対応する年金資産の 額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退 職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の掛金等に占 める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の割合並びにこれらに関 する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成27年3月31日現在) 年金資産の額 1,659,830百万円 年金財政計算上の数理債務の額と 最低責任準備金の額との合計額 1,824,563百万円 差引額 △164,732百万円 ②制度全体に占める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の掛金 拠出割合 (平成27年3月31日現在) 1.2510% ③補足説明 上 記 ① の 差 引 額 の 要 因 は、年 金 財 政 計 算 上 の 過 去 勤 務 債 務 残 高 247,567百万円及び別途積立金82,834百万円であります。本制度に おける過去勤務債務の償却方法は期間19年0カ月の元利均等定率償却 であり、当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、当連結会計年 度の連結財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金251百万円を費 用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与 の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫並びに連結 される子会社及び子法人等の実際の負担割合とは一致しません。 14. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に 対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生して いると認められる額を計上しております。 15. 預金払戻引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請 求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と 認める額を計上しております。 16. 偶発損失引当金は、偶発的に発生する損失に備えるため、将来発生する可能 性のある損失の見積額を計上しております。 なお、偶発損失引当金には、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、 将来の負担金支払見込額を含めております。 17. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の所有権移転外ファイナンス・ リース取引のうち、 リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する連結 会計年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によ っております。 18. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税の会 計処理は、主として税込方式によっております。 19. 当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権 総額 881百万円 20. 有形固定資産の減価償却累計額 19,041百万円 21. 有形固定資産の圧縮記帳額 35百万円 22. 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機、現金自動預入支払 機、営業用車両等については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により 使用しております。 23. 貸出金のうち、破綻先債権額は2,154百万円、延滞債権額は35,500百万円 であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続している ことその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないも のとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以 下 「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、法人税法施行令 (昭和40年政令 第97号) 第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に 規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務 者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出 金以外の貸出金であります。 24. 貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額はありません。 なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日か 47 D I S C LO S U R E 2016 ら3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないも のであります。 25. 貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は2,260百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的 として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債 務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月 以上延滞債権に該当しないものであります。 26. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額 の合計額は39,916百万円であります。なお、23. から26. に掲げた債権額は、 貸倒引当金控除前の金額であります。 27. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理し ております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形及び買入外国為 替等は、売却又は (再) 担保という方法で自由に処分できる権利を有しており ますが、 その額面金額は16,790百万円であります。 28. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 4,000百万円 有価証券 5,536百万円 担保資産に対応する債務 借用金 1,350百万円 上記のほか、為替決済の取引の担保として、預け金16,000百万円を差し入 れております。 子会社、子法人等の借入金等の担保として、預け金100百万円を差し入れて おります。 また、 その他の資産には、 保証金409百万円が含まれております。 29. 土地の再評価に関する法律 (平成10年3月31日公布法律第34号) に基づき、 当金庫の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差 額に係る税金相当額を 「再評価に係る繰延税金負債」 として負債の部に計上 し、 これを控除した金額を 「土地再評価差額金」 として純資産の部に計上して おります。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令 (平成10年3月31日公布政令第119号) 第2条第4号に定める路線価に基づき、奥行価格補正等の合理的な調整を行 ったものに、 公示価格の変動率による時点修正を行い算出しております。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末に おける時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との 差額 1,636百万円 30. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募 (金融商品取引法第2条第3項) による社債に対する当金庫の保証債務の額は704百万円であります。 31. 出資1口当たりの純資産額 26,208円70銭 32. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫グループは、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業 務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の 総合的管理 (ALM) をしております。 その一環として、 デリバティブ取引も行っております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客さま に対する貸出金です。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純 投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格 の変動リスクに晒されております。 一方、金融負債は主としてお客さまからの預金であり、流動性リスクに晒さ れております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引があります。 当金庫グループでは、金利スワップ取引をヘッジ手段として、ヘッジ対象で ある金融商品に関わる金利の変動リスクに対して一部ヘッジ会計を適用し ております。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫グループは、信用リスク管理規程及び 「クレジット・ポリシー」 等に 従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情 報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体 制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部及び管理部により行われて おります。また、定期的に経営陣に報告を行い、必要に応じて代表理事会 等を開催し、 審議を行っております。 さらに、 与信管理の状況については、 監査部がチェックしております。 有 価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパ ーティーリスクに関しては、資金証券部において、信用情報や時価の把 金融資産計 預金積金 金融負債計 (単位:百万円) 時 価 280,330 1,500 587,775 216 42,428 545,130 差 額 209 0 1,247 - 1,247 - 898,027 1,767,632 1,687,232 1,687,232 2,952 4,410 224 224 ︽よこしん︾と 地域社会 (*1) 有価証券には 「商品有価証券」 が含まれております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融資産 ⑴現金及び預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預 け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定 しております。 ⑵買入金銭債権 取引金融機関から提示された価格によっております。 ⑶有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会・情報ベンダーが公表する 価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託 は、 公表されている基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、債券ごとに私募債を新規発行した場合に想定 される利率で割り引いて時価を算定しております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については34. か ら35. に記載しております。 ⑷貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するた め、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿 価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。固定 金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごと に、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率 で割り引いて時価を算定しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、 見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見 込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日 における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控 除した金額に近似しており、 当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、 返済期限を設けていないものについては、返済見込期間及び金利条件 等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価 額を時価としております。 金融負債 ⑴預金積金 要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価 額) を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ご とに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定し ております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率 を用いております。 なお、残存期間が短期間 (1年以内) のものは、時価は帳簿価額と近似し ていることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対 照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれてお りません。 ︽よこしん︾の 経営管理 コーポレート データ 財務データ あるために 開示項目一覧 (単位:百万円) 区 分 連結貸借対照表計上額 513 0 60 39 613 ネットワーク 非上場株式(*1) 私募債(*2) 投資事業組合出資金(*3) 買入金銭債権(*4) 合計 (*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認 められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2) 私募債のうち、発行会社の信用状態悪化等の理由で将来キャッシュ・フローを見 積もることができない債券については、時価を把握することが極めて困難と認め られることから時価開示の対象とはしておりません。 (*3) 投資事業組合出資金のうち、 組合財産が非上場株式など時価を把握することが極 めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象と はしておりません。 (*4) 買入金銭債権のうち、構成する債権が時価を把握することが極めて困難と認めら れるものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 33. 金融商品の時価等に関する事項 平成28年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額 は、 次のとおりであります (時価等の算定方法については (注1) 参照) 。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表 には含めておりません ( (注2) 参照) 。また、重要性の乏しい科目については記 載を省略しております。 ⑴現金及び預け金 ⑵買入金銭債権 ⑶有価証券(*1) 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 ⑷貸出金 貸倒引当金(*2) 連結貸借対照表計上額 280,120 1,500 586,527 216 41,180 545,130 900,336 △ 5,261 895,074 1,763,222 1,687,008 1,687,008 事業の概況 握を定期的に行うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理 当金庫グループは、 ALMによって金利の変動リスクを管理しており ます。 市場リスク管理規程において、 リスク管理の方法や手続等を定めて おり、代表理事会において決定された年度の管理方針及びヘッジ方 針に基づき、月次のALM会議において実施状況の把握・確認、今後 の対応等の協議を行っております。 日常的にはリスク管理統括部において金融資産及び金融負債の金 利や期間を総合的に把握し、 ギャップ分析や金利感応度分析及びVa R計測等によりモニタリングを行い、月次ベースでALM会議にて報 告しております。 なお、 ALMにより金利の変動リスクをヘッジするための金利スワッ プ等のデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ) 為替リスクの管理 当金庫グループは、為替の変動リスクに関して、先物為替予約等を 利用し、個別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ) 価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、代表理事会にお いて決定された年度の管理方針に基づき、理事会の監督の下、市場 リスク管理規程に従い行われております。 このうち、資金証券部では、市場運用商品の購入を行っており、事前 審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価 格変動リスクの軽減を図っております。 株式のうち一部については、事業推進目的で保有しているものであ り、 取引先の市場環境や財務状況などをモニタリングしております。 これらの情報は資金証券部を通じ、理事会及びALM会議において 定期的に報告されております。 (ⅳ) デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事 務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立しております。 (ⅴ) 市場リスクに係る定量的情報 当金庫グループでは金融資産及び金融負債のうち、金利に感応す る資産及び負債について市場リスク量をVaRにより月次で計測し、 取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しており ます。 VaRによる計測の対象としているのは、 「貸出金」 「 、預け金」 「 、コール ローン」 「 、買入金銭債権」 「 、有価証券」 「 、預金積金」 「 、譲渡性預金」 、 「借用金」 「 、オフバランス取引 (金利スワップ) 」 等のうち無利息の資 産及び負債を除いたものであります。また実際の計測にあたっては、 「預貸金等」 と 「債券等」 (債券、上場株式、投資信託、上場優先出資証 券等) のカテゴリーに分けて算出しております。 「預貸金等」 のVaRは、金利の変動幅をリスク・ファクターとして分散・ 共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間5年) により 算出しており、平成28年3月31日現在で当金庫グループの 「預貸金 等」 の市場リスク量は2,561百万円 (資産・負債ネット) であります。 「債券等」 のVaRは分散・共分散法 (保有期間240日、 信頼区間99.0%、 観測期間1年) により算出しており、 平成28年3月31日現在で当金庫 グループの 「債券等」 の市場リスク量は15,305百万円であります。 従って、平成28年3月31日現在における当金庫グループの市場リ スク量は全体で17,866百万円であります。 ただし、 VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の 発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられない ほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場 合があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫グループは、 ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調 達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整など によって、流動性リスクを管理しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合 には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定におい ては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場 合、当該価額が異なることもあります。 48 5 財務データ 財務諸表(連結) (注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額 1年以内 117,074 71,014 11,429 59,585 166,832 354,921 預け金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期があるもの(*2) 貸出金(*3) 合計 (*1) (単位:百万円) 1年超2年以内 82,000 47,781 4,242 43,539 96,859 226,641 (*1) 預け金のうち、 要求払預け金は、 「1年以内」 に含めて開示しております。 (*2) 満期のあるその他有価証券のうち、発行会社の信用状態悪化等の理由で、償還 予定額が見込めないものは含めておりません。 (注4) 預金積金の連結決算日後の返済予定額 預金積金(*) 合計 2年超3年以内 65,000 68,594 2,767 65,827 84,702 218,297 3年超4年以内 - 75,490 707 74,782 73,556 149,046 4年超5年以内 - 73,815 760 73,055 56,038 129,853 5年超 - 219,952 21,513 198,439 384,616 604,569 (*3) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権は、償還予定額 が見込めないため含めておりません。 (単位:百万円) 1年以内 1,579,903 1,579,903 1年超2年以内 63,813 63,813 2年超3年以内 34,587 34,587 3年超4年以内 4,905 4,905 4年超5年以内 3,797 3,797 5年超 1 1 (*)預金積金のうち、 要求払預金は 「1年以内」 に含めて開示しております。 34. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これ らには、 「国債」 「 、地方債」 「 、社債」 「 、株式」 「 、その他の証券」 のほか、 「商品有価 証券」 及び 「買入金銭債権」 が含まれております。以下、35. まで同様でありま す。 売買目的有価証券 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 時価が 連結貸借 対照表 計上額を 超えるもの 時価が 連結貸借 対照表 計上額を 超えないもの 合計 種 類 連結貸借対照表計上額 国債 - 地方債 13,467 社債 25,236 その他 1,500 外国債券 - その他 1,500 小計 40,203 国債 - 地方債 2,236 社債 240 その他 - 外国債券 - その他 - 小計 2,476 42,680 その他有価証券 連結貸借 対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 連結貸借 対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの 合計 (単位:百万円) 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 1 種 類 連結貸借対照表計上額 株式 7,026 債券 483,718 国債 71,964 地方債 57,130 社債 354,623 その他 37,813 外国債券 31,859 その他 5,953 小計 528,558 株式 301 債券 5,617 国債 595 地方債 101 社債 4,920 その他 10,652 外国債券 10,526 その他 126 小計 16,572 545,130 (単位:百万円) 時 価 - 13,924 26,035 1,500 - 1,500 41,460 - 2,227 239 - - - 2,467 43,928 取得原価 4,039 471,442 68,534 55,592 347,315 36,641 31,520 5,120 512,122 327 5,662 598 102 4,962 10,737 10,604 132 16,727 528,850 差 額 - 457 798 0 - 0 1,256 - △8 △0 - - - △9 1,247 (単位:百万円) 差 額 2,987 12,276 3,430 1,538 7,307 1,171 338 833 16,435 △ 25 △ 45 △2 △0 △ 42 △ 85 △ 78 △6 △ 155 16,280 35. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 その他 合計 36. 運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 売却額 791 34,654 23,650 1,938 9,065 3,475 3,160 314 38,920 (単位:百万円) 売却益の合計額 364 671 486 58 126 20 2 17 1,056 売却損の合計額 18 74 - - 74 59 54 5 152 (単位:百万円) 連結貸借対照表計上額 8,201 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 1 37. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融 資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がな い限り、 一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これ らの契約に係る融資未実行残高は、41,264百万円であります。このうち契約 残存期間が1年以内のものが30,300百万円あります。 なお、 これらの契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、融資未実 行残高そのものが必ずしも当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の 将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約 の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等が実行申し込みを受けた融資 の拒絶又は契約の解約をすることができる旨の条項が付けられております。 また、契約時において必要に応じて信用保証協会等の保証や不動産等の担 保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき 顧客の状況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、債権保全上の措置等を 講じております。 38.当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。 退職給付債務 △ 9,771百万円 未積立退職給付債務 △ 9,771 会計基準変更時差異の未処理額 - 未認識数理計算上の差異 1,621 未認識過去勤務費用 - 連結貸借対照表計上額の純額 △ 8,149 退職給付に係る負債 △ 8,149 39.会計方針の変更 企業会計基準第21号 「企業結合に関する会計基準」 (平成25年9月13日) 、企 業会計基準第22号 「連結財務諸表に関する会計基準」 (平成25年9月13日) 及び企業会計基準第7号 「事業分離等に関する会計基準」 (平成25年9月13 日) 等を当連結会計年度から適用し、当期純利益等の表示の変更及び少数株 主持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の 変更を反映させるため、前連結会計年度については連結財務諸表の組替え を行っております。 連結損益計算書注記(平成27年度) (注)1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たり親会社株主に帰属する当期純利益金額 455円43銭 3. 「その他の経常費用」 には、責任共有制度未払費用480,654千円及び金 利スワップ契約期限前弁済手数料174,544千円を含んでおります。 4. 当事業年度において、神奈川県内の営業用店舗1カ所と遊休資産1カ所 の有形固定資産について減損損失を計上しております。営業用店舗は営 業キャッシュ・フローの低下により、遊休資産は再稼動の予定がなく売却 損の発生が見込まれることにより、資産の帳簿価額を回収可能価額まで 49 D I S C LO S U R E 2016 減額し、当該減少額を減損損失(営業用店舗15,804千円、遊休資産 2,715千円) として特別損失に計上しております。 営業用店舗については、個別に継続的な収支の把握を行っていることか ら、 原則として支店単位でグルーピングしております。 なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、 「事業用土地評 価 (再評価) のガイドライン」 (相続税の 「財産評価基本通達」 ) に基づき評 価しております。 6 安心できる金融機関であるために 自己資本の充実 定性的な開示事項 自己資本の充実等の状況については、信用金庫法施 行規則第132条第1項第5号ニ (連結は同規則第133条 第1項第3号ハ) の規定に基づき開示が義務付けられ、 「3 第1の柱 最低所要自己資本比率 第1の柱は、金融機関が保有するリスクに対して求め られる最低所要自己資本比率を定めたものです。国内 自己資本管理方針 当金庫が高い健全性を維持し、経営戦略を実現してい くためには、収益とリスクのバランスを保ち、十分な自己 資本を積み上げていく必要があります。この自己資本の ︽よこしん︾と 地域社会 本の柱」 から構成されています。 自己資本管理について 事業の概況 自己資本の充実の状況等について 充実を図るために、自己資本充実に関する施策の実施、 自己資本の充実度の評価、正確な自己資本比率の算定 による自己資本管理態勢を整備し、強固な経営体質・経 営基盤の構築により事業の継続性を確保していきます。 は4%以上の確保が求められております。 第2の柱 金融機関の自己管理と 監督上の検証 ︽よこしん︾の 経営管理 業務のみを取り扱う信用金庫の最低所要自己資本比率 自己資本調達手段の概要 当金庫の自己資本は、 コア資本に係る基礎項目の額か らコア資本に係る調整項目額を控除したもので構成さ れています。自己資本額の調達は、内部留保による資本 の積み上げのほか、地域のお客さまからお預かりしてい クなど第1の柱の対象となっていないリスクも含め、金 る出資金によるものです。 コーポレート データ 第2の柱では、銀行勘定の金利リスクや信用集中リス 融機関自らがリスクを適切に管理しリスクに見合う適正 な自己資本を維持するという 「自己管理型」 の取組みが 求められております。また、金融当局においても各金融 機関が創意工夫したリスク管理の方法について検証・評 価を行い、必要に応じて適切な監督上の措置を講ずるこ 第3の柱 市場規律 自己資本の充実度につきましては、主に自己資本比率 によって評価しています。当金庫は、国内基準 (4%) を上 回る高い水準を毎期維持しており、経営の健全性・安定 財務データ と等が求められております。 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 性を十分に保っていると評価しております。 当金庫では、統合的リスク管理の基盤的な管理プロセ スとして 「リスク資本配賦」 を実施しております。自己資本 やストレス・シナリオによる影響度を通じ自己資本充実度 量とその計算方法等についての開示が求められていま の評価を行っています。 す。市場の評価を通じて金融機関に対する規律を働かせ、 今後も事業計画に基づく業務推進を通じて毎期得られ 健全な経営を促すことが期待されています。 る利益により、 自己資本の積み上げを図ってまいります。 あるために 高めるため、 自己資本比率とその内訳、各リスクのリスク 安心できる金融機関で 第3の柱では、情報開示を通じて市場規律の実効性を を配賦原資として、各リスクの使用状況のモニタリング 開示項目一覧 自己資本の額(コア資本に係る基礎項目の額 − コア資本に係る調整項目の額) ネットワーク D I S C LO S U R E 2016 50 6 安心できる金融機関であるために 定性的な開示事項 リスク管理態勢について リスク管理は金融機関にとって健全な業務を遂行する ための基盤となるものです。当金庫においても重要な経 営課題として認識し、継続的に管理態勢の強化と充実に 努めています。 現在は、 リスク管理統括部を中心に、 コンプライアンス を含めさまざまなリスク (信用リスク、市場リスク、流動性 リスク、 オペレーショナル・リスク等) を統括、一元管理す る態勢を構築し、それらのリスクをできる限り共通の枠 組みにより計量化して把握するとともに、自己資本等の 経営体力に関連づけて管理する統合的なリスク管理を 行っています。 基盤的な管理プロセスとしては、 リスク資本配賦 (用語 説明をご参照ください) を実施しています。具体的には、 自己資本の額を原資とし、信用リスク、市場リスク、金利 リスクおよびオペレーショナル・リスクの主要4カテゴリ ーに対しリスク資本を配賦し、各リスク量が配賦されたリ スク資本を超えないように管理しています。各リスク量 については、月次のALM会議 (用語説明をご参照くださ い) において継続的にモニタリングし、年度毎にリスク資 本の総量や配分の見直し、 さらに計量基準の見直しや検 証を実施し、 リスク管理の実効性の確保や高度化に努め ています。 用語説明 リスク資本配賦 金庫の各業務に対応するリスク・カ テゴリーごとに、内部管理上の仮想資 本であるリスク資本を割り当てること をリスク資本配賦といいます。その目 的は、 このリスク資本内にリスクを抑え ることにより、自己資本の一定の範囲 内にリスクを抑制し、経営の安全性・健 全性を確保することにあります。さら に、 リスクに対する収益性の向上や経 営資源の最適配分を図ることも次の ステップとして視野に入れています。 また、当金庫では事業計画の策定にあ わせ年度ごとに配賦リスク資本の総量 や配分の見直しを実施しています。 51 D I S C LO S U R E 2016 ALM ALMとはAsset Liability Managementの略で、金利リ スク・為替リスクなどの金融機関業務に付随する各種のリス クを適正に管理し、安定収益を確保し健全な経営を目指す ためのマネジメント手法です。リスク管理の観点から資産 (Asset)と負債(Liability)のバランスを総合的に管理すると ころから、 「資産・負債の総合管理」 と呼ばれています。具体 的には、金利スワップ等による金利変動リスク回避策を策定 したり、自己資本比率や期間損益に対する変動要因とその 影響度を明らかにし、効率的な運用配分・リスク配分等を実 現すべく様々な検討を行います。毎月開催されるALM会議 には(常勤)役員全員が出席し、総体的な資産・負債の状況、 収益予測、各種リスクに関する報告等を受け、経営課題や事 業戦略について多面的に協議しています。 代表的なALM手法・指標としては、 次のようなものがあります。 ・金利感応度分析 資産・負債を金利感応度により区分し、金利感応 資産・負債のギャップ (差額) を期間毎に分析するも のです。 ・BPV (ベーシスポイントバリュー) 金利感応度の指標で、金利が1ベーシスポイント (0.01%) 変化した時の保有資産の時価評価額変 化量を表わします。 ・VaR (バリューアットリスク) 一定の期間、一定の確率のもとでの保有資産が 被る可能性のある最大損失額を表わします。 信用供与 (融資) 先の財務状況の悪化等により、当金庫の資産の価値が減少あるいは消滅し損失を被るリスク 市場リスク 金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場リスク・ファクターの変動により、当金庫が保有する資産の価値が変動し 損失を被るリスク 流動性リスク 予期せぬ資金の流出等により資金繰りがつかなくなる場合や、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくさ れることにより損失を被るリスク (資金繰りリスク) と、市場の混乱等により市場において取引が出来なかったり、通常よ りも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク (市場流動性リスク) オペレーショナル・リスク 金融機関の業務の過程、役職員の活動またはシステムが不適切であること、及び外生的な事象により損失を被るリスク 役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスク システムリスク コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、 システムの不備等に伴い損失を被るリスク、 さらにコンピュータが不正 に使用されることにより損失を被るリスク 法務リスク 法令・庫内規程等に違反する行為並びにその恐れのある行為が発生することで、当金庫の信用の失墜を招き、損失・損 害を被るリスク 風評リスク 評判の悪化や風説の流布等により、信用が低下することから損失・損害を被るリスク 人的リスク 人事運営上の不公平・不公正 (報酬・手当・解雇等) の問題及びセクシャルハラスメント等から損失・損害を被るリスク 有形資産リスク 災害及び資産管理の瑕疵等の結果、有形資産の毀損や執務環境の質の低下等により損失を被るリスク ︽よこしん︾の 経営管理 事務リスク ︽よこしん︾と 地域社会 信用リスク 事業の概況 管理対象とする各リスクについて 貸倒実績率から算出した予想損失率を基に算定していま す。算定結果については、 監査法人の監査を受けるなど、 適 正な計上に努めております。 リスク・ウェイトの判定に使用 する適格格付機関は、 株式会社格付投資情報センター (R& I) 、株式会社日本格付研究所 (JCR) 、 ムーディーズ・インベ スターズ・サービス・インク (Moody’ s) 、 スタンダード・アン ド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) の4つの機 関を採用しております。なお、 エクスポージャーの種類ごと に適格格付機関の使い分けは行っておりません。 財務データ 当金庫では、与信業務の基本的な理念や手続き等を明 示した 「クレジット・ポリシー」 を制定し、 広く役職員に理解と 遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態 勢を構築しております。信用リスクの評価については、 総合 信用格付制度を導入しております。そして、 2ファクター・マ ートンモデルを活用して、 信用リスクを計量化しております。 信用リスク管理の状況につきましては、 ALM会議等で経営 陣に報告する態勢を整備しております。貸倒引当金につい ては、 「自己査定事務取扱要領」 や 「償却・引当事務取扱要 領」 に則り、 自己査定における債務者区分ごとに計算された コーポレート データ 信用リスク管理の方針及び手続きの概要等について 当金庫は、 リスク管理の観点から取引先の倒産や財務 与信取引の範囲において預金相殺等を行う場合があり 状況の悪化などにより受ける損失 (信用リスク) を軽減す ますが、当金庫が定める 「信用金庫取引約定書」 「 、事務 証による保全措置を講じております。 当金庫が使用する信用リスク削減手法には次の3つが るため、 必要に応じて不動産等担保や信用保証協会等保 キャッシュフローの見通し、資金使途、事業環境、経営者 の資質など、 さまざまな角度から検討を行い、保全措置 取扱要領」 等により、適切な取扱いに努めております。 あります。 ①適格金融資産担保として、自金庫定期性預金 (定期預 金・定期積金) の必要の有無を判断しております。担保や保証が必要な ②保証として、国、政府関係機関、 日本国政府保証と同様 だいたうえでご契約をいただくなど、適切な対応に努め 機関よりシングルAの格付を取得している一般社団法 場合は、お客さまに対し十分な説明によりご理解をいた の信用度を持つ地方公共団体の保証並びに適格格付 人しんきん保証基金の保証 担保や保証の手続きについては、当金庫の定める 「事 ③そ の他未担保自金庫定期性預金(定期預金・定期積 事務取扱要領」 等に則り、適切な事務取扱い及び適正な なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの お客さまが期限の利益を失われた場合には、全ての 偏ることなく分散されております。 務取扱規程・事務取扱要領」 並びに 「不動産等担保評価 評価・管理を行っております。 ネットワーク ております。 開示項目一覧 ただし、 これはあくまでも補完的措置であり、財務内容、 あるために 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要 金) 集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 信用リスク削減手法に関する事項 52 6 安心できる金融機関であるために 定性的な開示事項 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可 能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になる ことにより損失を受ける可能性のある信用リスクが内包 されております。 市場リスクへの対応としては、派生商品取引により受 けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺 される形で管理しております。また信用リスクへの対応 として、お客さまとの取引については総与信取引におけ る保全枠との一体管理により与信判断を行うことでリス クを限定しており、適切な保全措置を講じております。そ のため派生商品取引に対する個別担保による保全や引 当の算定は、特段、行っておりません。 有価証券関連取引については、 「有価証券等運用管理 基準」 「 、有価証券等運用方針書」 で定めた取引相手・投 資枠に基づいて適切な運用・管理を行っています。また 万一、取引相手に対して担保を追加提供する必要が生じ たとしても提供可能な資産を十分保有しており、影響は 限定的であります。 以上により派生商品取引に係る市場リスク及び信用リ スク、双方とも適切なリスク管理に努めております。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 なお、当金庫では、総体としてのリスク許容限度内で 配賦されたリスク資本による統合的リスク管理を行って おります。 証券化エクスポージャーに関する事項 リスク管理の方針及びリスク特性の概要等について 証券化エクスポージャーとは、貸出債権等の原資産に 係る信用リスクを優先劣後構造の関係にある2つ以上の エクスポージャーに階層化し、その一部又は全部を第三 者に移転する性質を有する取引に係るエクスポージャー をいいます。また、再証券化エクスポージャーとは、証券 化エクスポージャーのうち、原資産の一部又は全部が証 券化エクスポージャーであるものをいいます。 当金庫は、 有価証券投資の一環で投資家としての証券 化エクスポージャーを保有しておりますが、原資産の保 有者であるオリジネーターとしての証券化エクスポージ ャーを保有しておりません。また、当金庫は再証券化エク スポージャーを保有しておりません。 証券化エクスポージャーに係るリスク特性としては、 信 用リスク、 市場リスク及び市場流動性リスク等があげられ ます。当金庫は、 「有価証券等運用管理基準」 等に投資枠 及び投資対象格付基準を定め、 一定の信用力を有するも のを投資対象とするなど、適正な運用・管理を行っており ます。証券化エクスポージャーについては、市場動向、裏 付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与する 格付情報等を適時に収集し、分析及びモニタリングを行 53 D I S C LO S U R E 2016 うことにより、 各種リスク及び構造上の特性等について把 握するとともに、定期的にリスク管理統括部及び経営陣 に対し報告を行い、 また必要に応じてALM会議に諮るな ど、適切なリスク管理に努めております。なお、再証券化 エクスポージャーについても、 証券化エクスポージャーと 同様の対応を行うこととしております。 証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の 算出に使用する方式について、 当金庫は標準的手法を採 用しております。証券化取引にかかる会計処理について は、 当金庫が定める 「有価証券会計処理基準」 及び日本公 認会計士協会の 「金融商品会計に関する実務指針」 に従 った適正な処理を行っております。証券化エクスポージャ ーの種類ごとのリスク・ウエイトの判定に使用する適格格 付機関は、株式会社格付投資情報センター (R&I) 、株式 会社日本格付研究所 (JCR) 、 ムーディーズ・インベスター ズ・サービス・インク (Moody’ s) 、 スタンダード・アンド・プ アーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) の4機関を採 用しております。なお、 投資の種類ごとに適格格付機関の 使い分けは行っておりません。 事業の概況 出資等エクスポージャーに関する事項 出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、非上場株式、子会社・子法人等株式、投資 に応じて代表理事会等へ報告する態勢を整備しておりま 金運用管理規程」 及び 「有価証券等運用管理基準」 等に 針書」 に定める投資枠内での取引に限定するとともに、 事業組合等への出資金については、当金庫の定める 「資 債券投資のヘッジと位置付け、 ポートフォリオ全体のリス については、 財務諸表や運用報告を基に定期的なモニタ ク・バランスに配慮した運用を行っております。また、 当金 報告を行うなど適切なリスク管理に努めております。 管理基準」 等に則り、厳格な運用・管理を行っております。 リングを実施するとともに、必要に応じてALM会議への 一方、上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信 予想損失額 (VaR値) によるリスク計測によって把握して おり、定期的にALM会議への報告を行うとともに、必要 庫の定める 「資金運用管理規程」 及び 「有価証券等運用 なお、 これらの取引にかかる会計処理については、当 金庫が定める 「有価証券会計処理基準」 及び日本公認会 ︽よこしん︾の 経営管理 託にかかるリスクの認識については、時価評価及び最大 ︽よこしん︾と 地域社会 則り、適正な運用・管理を行っております。 リスクの状況 す。また、株式関連商品への投資は 「有価証券等運用方 計士協会の 「金融商品会計に関する実務指針」 に則り、適 正に処理を行っております。 オペレーショナル・リスク管理の方針及び手続きの概要について す。また、 各部横断的な委員会等で協議し、 必要に応じて理 事会等で経営陣に報告する態勢を整備しております。 リス クの計測に関しては、業務粗利益を算出根拠とする 「基礎 的手法」 を採用しております。オペレーショナル・リスクの額 及び算定方法については、 「自己資本の充実度に関する事 項」 (56ページ・61ページ) をご参照ください。 コーポレート データ 当金庫は、事務リスク、 システムリスク、風評リスク、法務 リスク、 有形資産リスク、 人的リスクなど各種リスクを幅広く オペレーショナル・リスクと認識し、 「リスク管理基本方針」 を 定めるとともに、各種内部管理規程等の整備・充実に努め ております。多様化するリスクを特定・識別し、 リスクの未 然防止と極小化を図るためにリスク管理統括部が統括部 署となって、 各種リスクを一元管理する態勢をとっておりま 財務データ 銀行勘定における金利リスクに関する事項 リスク管理の方針および手続きの概要 あるために 内部管理上使用した銀行勘定における金利リスク量の算定手法の概要 開示項目一覧 金利リスク量は、以下の定義に基づいて算定しております。 ・計測手法 99パーセンタイル値による金利リスク量は、保有期間1年、観測期間5年で計測される金利変動の99パーセン ト目に当たる金利ショックによって、GPS計算方式で算出しております。 安心できる金融機関で 金利リスクとは、市場金利の変動によって保有する資産や負債の価値が変動したり、将来の収益に影響が出るリスクをいい ます。当金庫においては、双方ともに定期的に計測・評価を行い、 適宜、 対策を講じる態勢としております。 具体的には、保有する資産・負債から将来発生しうる最大損失額 (VaR値) の計測、金利更改期を勘案した期間収益シミュレ ーションによる収益への影響度や、一定の金利変動ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク量 (99パーセンタイル値 による金利リスク量等) の計測、 さらには新商品等の導入による影響などをALMシステム等により定期的に計測を行い、全常 勤理事が参画する月次のALM会議で協議検討し、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。 ・対象となる資産・負債 銀行勘定におけるすべての金利感応資産・負債(預貸金、有価証券、預け金、外国為替取引、その 他金利・期間を有する資産・負債) を対象としております。 (当座、普通、貯蓄等) の金利リスク量は、引き出さ ・コア預金 99パーセンタイル値による金利リスク量のうち、要求払預金 れることなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金と認識し、一定額 ( (ⅰ) 過去5年の最低残高、 (ⅱ) 過去5年の年間最大 流出量を現残高から差し引いた残高、 (ⅲ) 現残高の50%相当額、以上3つのうち最小の額を上限) を0~5年の期間に均等に 振り分けて (平均2.5年) リスク量を算出しております。 ネットワーク (前月末基準) で計測しております。 ・リスク計測の頻度 月次 D I S C LO S U R E 2016 54 6 安心できる金融機関であるために 単体における開示事項 1.自己資本の構成に関する事項 自己資本の構成に関する事項 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額 (△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、 一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、 適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額 ( (イ) ― (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、 繰延税金資産 うち、 前払年金費用 うち、 他の金融機関等向けエクスポージャー うち、 上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率 ( (ハ) / (ニ) ) (単位:百万円) 平成26年度 経過措置による不算入額 平成27年度 85,186 1,943 83,420 112 △ 65 679 679 ー ー 86,746 1,917 84,964 74 △ 61 496 496 ー ー ー ー ー ー 85,865 87,242 796 - 796 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 796 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 4,064 ー 4,064 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 4,064 85,069 83,178 690,841 △ 38,547 ー ー ー △ 38,547 - 43,806 ー ー 734,648 717,735 △ 33,096 ー ー ー △ 33,096 ー 41,917 ー ー 759,653 11.57% 10.94% 経過措置による不算入額 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー (注) 自己資本比率の算出方法を定めた 「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況 が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁告示第21号) 」 に基づき算出しております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 55 D I S C LO S U R E 2016 (1)自己資本の充実度に関する事項 事業の概況 2.定量的な開示事項 (単位:百万円) 平成27年度 リスク・アセット 所要自己資本額 717,735 28,709 750,460 30,018 12,893 515 69,776 2,791 156,391 6,255 139,606 5,584 44,289 1,771 187,633 7,505 993 39 51 2 9,353 374 6,612 264 122,857 4,914 101 4 ー ー ー ー △ 1,541 △ 33,096 △ 1,323 246 0 43,806 734,648 9 0 1,752 29,385 270 0 41,917 759,653 10 0 1,676 30,386 ︽よこしん︾の 経営管理 △ 38,547 ︽よこしん︾と 地域社会 イ. 信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 ①標準的手法が適用されるポ−トフォリオごとのエクスポージャー ソブリン向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等・個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 出資等 上記以外 ②証券化エクスポージャー ③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置に よりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 ハ. 単体総所要自己資本額 (イ+ロ) 平成26年度 リスク・アセット 所要自己資本額 690,841 27,633 729,040 29,161 9,812 392 66,564 2,662 159,941 6,397 124,582 4,983 45,003 1,800 180,257 7,210 790 31 52 2 9,489 379 6,298 251 126,247 5,049 101 4 ー ー ー ー コーポレート データ (注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2「エクスポージャー」 . とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「ソブリン」 とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門 (当該国内においてソブリン扱 いになっているもの) 、地方公共団体金融機構、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会、農業信用基金協会及び漁業信用基金協会のことです。 4「3ヵ月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 5.当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% (2)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ①信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高【地域別・業種別・残存期間別】 (単位:百万円) 534,779 61,382 596,162 18,842 ー ー ー ー 65 7,793 2,608 17,572 2,618 2,903 161,117 9,105 9,885 ー ー ー 300 ー ー 43 363,308 ー ー 596,162 91,296 116,555 143,887 116,043 102,028 26,351 ー 596,162 517,995 42,125 560,121 17,427 ー ー ー ー 821 7,408 2,405 15,906 2,527 3,701 127,273 9,193 7,063 ー ー ー 300 ー ー 36 366,054 ー ー 560,121 66,636 112,162 148,401 123,156 68,289 41,474 ー 560,121 491 ー 491 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 99 0 338 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52 491 239 158 18 ー 75 ー ー 491 383 ー 383 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 145 0 186 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 50 383 141 59 108 ー 75 ー ー 383 1,946 ー 1,946 198 ー ー ー ー 267 ー ー 24 78 116 ー 347 ー ー 8 64 131 ー 280 10 ー 413 5 1,946 1,971 ー 1,971 283 ー ー ー ー 371 ー 70 21 288 70 ー 177 ー ー 4 37 64 ー 235 44 ー 288 14 1,971 ネットワーク 903,922 50 903,972 91,887 162 ー 105 610 131,706 151 4,708 25,266 50,169 44,076 10,410 220,004 7,931 1,233 8,545 12,347 11,780 3,834 17,554 59,268 13,290 188,628 298 903,972 81,926 70,995 124,229 91,796 126,457 402,589 5,977 903,972 開示項目一覧 887,323 ー 887,323 91,993 75 ー 182 636 130,025 285 4,749 24,738 49,132 43,449 10,511 208,517 7,756 1,314 10,311 10,931 12,866 4,699 16,669 59,276 12,955 185,958 283 887,323 89,946 98,513 163,922 112,265 174,787 235,249 12,637 887,323 あるために 1,764,148 42,757 1,806,906 111,499 162 ー 105 688 132,676 7,805 7,538 42,202 53,058 48,000 391,379 229,372 16,515 1,233 8,549 12,351 12,129 3,835 17,558 59,398 407,465 188,831 54,545 1,806,906 276,320 330,234 272,799 214,953 196,322 444,064 72,211 1,806,906 (注) 1.オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除きます。 2. 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3. 上記の 「その他」 は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 具体的には、現金、投資信託、固定資産等が含まれます。 4. CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 国内 1,721,077 国外 62,105 地域別合計 1,783,182 製造業 112,851 農業 75 林業 ー 漁業 182 鉱業、 採石業、 砂利採取業 718 建設業 130,199 電気・ガス・熱供給・水道業 8,290 情報通信業 7,765 運輸業、 郵便業 43,286 卸売業 52,068 小売業 46,571 金融業、 保険業 377,192 不動産業 217,677 物品賃貸業 19,462 学術研究、専門・技術サ−ビス業 1,329 宿泊業 10,311 飲食業 10,931 生活関連サ−ビス業、娯楽業 13,221 教育、 学習支援業 4,700 医療、 福祉 16,669 その他のサ−ビス 59,381 国・地方公共団体等 406,633 個人(住宅・消費・納税資金等) 185,994 その他 57,664 業種別合計 1,783,182 1年以下 332,116 1年超3年以下 296,254 3年超5年以下 307,860 5年超7年以下 228,309 7年超10年以下 278,390 10年超 261,600 期間の定めのないもの 78,650 残存期間別合計 1,783,182 財務データ エクスポ−ジャ−区分 信用リスクエクスポ−ジャ−期末残高 3ヵ月以上延滞 貸出金、コミットメント及 地域区分 びその他のデリバティブ エクスポージャー 債券 デリバティブ取引 業種区分 以外のオフ・バランス取引 期間区分 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 56 6 安心できる金融機関であるために 単体における開示事項 ②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 平成26年度 1,043 5,945 6,988 当期増加額 平成27年度 679 4,746 5,425 平成26年度 679 4,746 5,425 平成27年度 496 4,705 5,201 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 平成26年度 平成27年度 ー ー 1,139 109 1,139 109 その他 平成26年度 平成27年度 1,043 679 4,805 4,637 5,849 5,316 期末残高 平成26年度 679 4,746 5,425 平成27年度 496 4,705 5,201 (注) 1.一般貸倒引当金の当期減少額その他については、洗替による取崩額です。 2. 個別貸倒引当金の当期減少額その他については、主として税法による取崩額です。 ③業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 期首残高 (単位:百万円) 当期増加額 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 国内 5,945 4,746 4,746 4,705 国外 ー ー ー ー 地域別合計 5,945 4,746 4,746 4,705 製造業 1,187 1,127 1,127 1,140 農業 ー ー ー ー 林業 ー ー ー ー 漁業 ー ー ー ー 鉱業、 採石業、 砂利採取業 ー ー ー ー 建設業 383 322 322 490 電気・ガス・熱供給・水道業 ー ー ー ー 情報通信業 35 94 94 79 運輸業、 郵便業 370 351 351 325 卸売業 160 171 171 209 小売業 56 129 129 108 金融業、 保険業 ー ー ー ー 不動産業 930 942 942 819 物品賃貸業 ー ー ー ー 学術研究、専門・技術サービス業 ー ー ー ー 宿泊業 ー 4 4 4 飲食業 5 27 27 15 生活関連サービス業、 娯楽業 117 89 89 64 教育、 学習支援業 ー ー ー ー 医療、 福祉 298 280 280 235 その他のサービス 1,995 935 935 948 国・地方公共団体等 ー ー ー ー 個人 (住宅、 消費、 納税資金等) 405 269 269 263 合計 5,945 4,746 4,746 4,705 ④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定める リスク・ウェイト 区分 (%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1,250% その他 合計 格付適用あり 5,117 ー 345,907 ー 45,047 ー 12,633 ー ー ー ー 408,706 平成26年度 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 1,139 109 4,805 4,637 4,746 4,705 17 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 1,139 109 4,805 4,637 4,746 4,705 17 0 20 46 1,166 1,081 1,127 1,140 10 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 20 11 362 310 322 490 0 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 23 ー 11 94 94 79 ー ー ー 2 370 348 351 325 ー ー 26 ー 109 171 171 209 ー ー 17 20 63 108 129 108 0 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 1 930 940 942 819 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 4 4 4 ー ー 0 9 19 18 27 15 0 ー 61 ー 55 89 89 64 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 298 280 280 235 ー ー 907 0 1,088 935 935 948 6 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 62 16 328 252 269 263 ー 0 1,139 109 4,805 4,637 4,746 4,705 17 0 エクスポージャーの額 格付適用なし 328,494 325,489 2,371 129,262 1,481 182,600 394,254 6,210 4,312 ー ー 1,374,476 格付適用あり 3,855 ー 365,440 ー 42,422 ー 6,710 ー ー ー ー 418,428 (単位:百万円) 平成27年度 格付適用なし 298,593 337,523 3,576 127,286 1,313 204,856 405,132 3,613 6,582 ー ー 1,388,477 (注) 1. 格付は、 適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 3. コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く) 、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 57 D I S C LO S U R E 2016 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 (単位:百万円) 適格金融資産担保 平成26年度 平成27年度 16,885 16,321 ー − ー − 5,324 5,635 6,316 6,392 67 22 3,596 3,679 ー 2 1,581 588 保証 平成26年度 平成27年度 146,867 137,023 124,470 104,815 ー − 1,283 1,400 12,304 14,555 8,187 15,297 62 165 1 0 558 789 クレジット・デリバティブ 平成26年度 平成27年度 − − − − − − − − − − − − − − − − − − ︽よこしん︾と 地域社会 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦3ヵ月以上延滞等 ⑧上記以外 事業の概況 (3)信用リスク削減手法に関する事項 (注)当金庫は、 適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 与信相当額の算出に用いる方式 グロス再構築コストの額の合計額 グロス再構築コストの額の合計額及びグロスのアドオン合計額から担保に よる信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額 (単位:百万円) 平成26年度 カレントエクスポージャー方式 200 平成27年度 カレントエクスポージャー方式 94 ー ー 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 491 383 491 383 416 308 416 308 75 75 75 75 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 491 383 491 383 コーポレート データ ①派生商品取引合計 (ⅰ)外国為替関連取引 (ⅱ)金利関連取引 (ⅲ)金関連取引 (ⅳ)株式関連取引 (ⅴ)貴金属 (金を除く) 関連取引 (ⅵ)その他コモディティ関連取引 (ⅶ) クレジット・デリバティブ ②長期決済期間取引 合計 ︽よこしん︾の 経営管理 (4)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 財務データ (注)グロス再構築コストの額は、 0を下回らないものに限っています。 (5)証券化エクスポージャーに関する事項 ①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 a.証券化エクスポージャー (再証券化エクスポージャーを除く) あるために (注)当金庫は、投資家としての 「証券化エクスポージャー」 を保有しています。オリジネ-ターとしての 「証券化エクスポージャー」 は保有しておりません。 b. 再証券化エクスポージャー 当金庫は、 「再証券化エクスポージャー」 を保有しておりません。 告示で定める リスク・ウェイト区分 (単位:百万円) エクスポージャー残高 所要自己資本の額 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス 取引 取引 取引 取引 取引 取引 取引 取引 507 ー 506 ー 4 ー 4 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 507 ー 506 ー 4 ー 4 ー ネットワーク 20% 50% 100% 350% 1,250% 合計 開示項目一覧 ②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 a.証券化エクスポージャー (再証券化エクスポージャーを除く) (注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% b. 再証券化エクスポージャー 当金庫は、 「再証券化エクスポージャー」 を保有しておりません。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 証券化エクスポージャーの額 商業用不動産 クレジット債権 法人等向け債権 (単位:百万円) 平成26年度 平成27年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 507 ー 506 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 507 ー 506 ー 58 6 安心できる金融機関であるために 単体における開示事項 (6)出資等エクスポージャーに関する事項 ①出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単位:百万円) その他有価証券で時価のあるもの 貸借対照表 計上額 8,092 7,328 ー ー 2,625 2,635 10,717 9,964 取得原価 上場株式 非上場株式 その他 合計 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 4,043 4,366 ー ー 1,675 1,903 5,718 6,270 評価差額 うち益 4,048 2,987 ー ー 950 738 4,999 3,726 4,048 2,962 ー ー 950 732 4,998 3,694 うち損 0 25 ー ー ー 6 0 31 その他有価証券で 時価のないもの等 貸借対照表 計上額 ー ー 523 513 4,938 7,666 5,461 8,179 (注)1. その他有価証券で時価のあるものの 「その他」 は、上場投資信託及び上場優先出資証券です。 2. その他有価証券で時価のないもの等の 「その他」 は、信金中金出資金、 投資事業有限責任組合出資持分等です。 ②子会社等株式の貸借対照表計上額等 子会社・子法人等株式 平成26年度 平成27年度 貸借対照表 計上額 59 59 (単位:百万円) 時価 評価差額 ー ー ー ー うち益 ー ー うち損 ー ー (注)子会社・子法人株式で時価のあるものはありません。 ③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 出資等エクスポージャー 平成26年度 平成27年度 売却額 40 746 売却益 23 382 (単位:百万円) 売却損 ー 23 株式等償却 ー ー (7)銀行勘定における金利リスクに関する事項 銀行勘定の金利リスク量 オンバランス オフバランス 合計 (単位:百万円) 金利リスク量 資産勘定 平成26年度 平成27年度 運用勘定合計 (貸出金・有価証券等) 7,961 7,994 金融派生商品 (変動金利受取) 1 0 7,962 7,994 銀行勘定の金利リスク量 (99パーセンタイル値) 負債勘定 調達勘定合計 (預金等) 金融派生商品 (固定金利支払) 合計 平成26年度 平成27年度 6,993 6,999 (注)1. 平成27年度の金利リスク量は、平成26年度と比べて概ね横ばいでの推移となりました。 2. 銀行勘定の金利リスク量は、資産勘定の金利リスク量と負債勘定の金利リスク量を相殺して算定しています。 59 D I S C LO S U R E 2016 平成26年度 平成27年度 855 863 113 131 968 995 連結における開示事項 自己資本の構成に関する事項 項 目 (単位:百万円) 平成26年度 経過措置による不算入額 平成27年度 ー ー ー ー ー 86,633 ー 88,056 692,210 △ 38,547 ー ー ー △ 38,547 ー 43,663 ー ー 735,873 718,988 △ 33,096 ー ー ー △ 33,096 ー 41,777 ー ー 760,766 11.66% 11.04% ネットワーク 83,991 開示項目一覧 85,836 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー あるために 4,065 ー 4,065 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 4,065 (注) 自己資本比率の算出方法を定めた 「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況 が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁告示第21号) 」 に基づき算出しております。 なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 財務データ 797 - 797 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 797 コーポレート データ 87,539 1,917 85,759 75 △ 61 ー ー ー ー 517 517 ー ー ︽よこしん︾の 経営管理 85,932 1,943 84,168 114 △ 65 - - - - 700 700 ー ー 経過措置による不算入額 ︽よこしん︾と 地域社会 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額 (△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等 うち、為替換算調整勘定 うち、退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後非支配株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、 一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、 適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 非支配株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、のれんに係るもの (のれん相当差額を含む。) の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額 ( (イ) ― (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、 繰延税金資産 うち、 退職給付に係る資産 うち、 他の金融機関等向けエクスポージャー うち、 上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 連結自己資本比率 連結自己資本比率 ( (ハ) / (ニ) ) 事業の概況 1.自己資本の構成に関する事項 60 6 安心できる金融機関であるために 連結における開示事項 2.定量的な開示事項 (1)自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成26年度 イ. 信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 ①標準的手法が適用されるポ−トフォリオごとのエクスポージャー ソブリン向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等・個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 出資等 上記以外 ②証券化エクスポージャー ③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置に よりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 ハ. 連結総所要自己資本額 (イ+ロ) 平成27年度 リスク・アセット 692,210 730,409 9,812 66,590 159,555 125,706 45,003 180,335 790 52 9,489 6,240 126,833 101 ー ー 所要自己資本額 27,688 29,216 392 2,663 6,382 5,028 1,800 7,213 31 2 379 249 5,073 4 ー ー リスク・アセット 718,988 751,713 12,893 69,866 155,850 140,667 44,289 187,708 993 51 9,353 6,554 123,483 101 ー ー 所要自己資本額 28,759 30,068 515 2,794 6,234 5,626 1,771 7,508 39 2 374 262 4,939 4 ー ー △ 38,547 △ 1,541 △ 33,096 △ 1,323 246 0 43,663 735,873 9 0 1,746 29,434 270 0 41,777 760,766 10 0 1,671 30,430 (注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2.「エクスポージャー」 とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「ソ ブリン」 とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門 (当該国内においてソブリン扱 いになっているもの) 、地方公共団体金融機構、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会、農業信用基金協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「3ヵ月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 5.当金庫グループは、 基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% (2)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ①信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高【地域別・業種別・残存期間別】 (単位:百万円) エクスポ−ジャ−区分 信用リスクエクスポ−ジャ−期末残高 3ヵ月以上延滞 貸出金、コミットメント及 地域区分 びその他のデリバティブ エクスポージャー 債券 デリバティブ取引 業種区分 以外のオフ・バランス取引 期間区分 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 国内 1,722,890 国外 62,105 地域別合計 1,784,995 製造業 113,646 農業 75 林業 ー 漁業 182 鉱業、 採石業、 砂利採取業 721 建設業 130,650 電気・ガス・熱供給・水道業 8,290 情報通信業 7,792 運輸業、 郵便業 43,592 卸売業 52,211 小売業 46,660 金融業、 保険業 377,355 不動産業 217,733 物品賃貸業 17,715 学術研究、専門・技術サ−ビス業 1,357 宿泊業 10,347 飲食業 11,015 生活関連サ−ビス業、娯楽業 13,479 教育、 学習支援業 4,745 医療、 福祉 16,706 その他のサ−ビス 60,046 国・地方公共団体等 406,665 個人(住宅・消費・納税資金等) 185,994 その他 58,009 業種別合計 1,784,995 1年以下 330,533 1年超3年以下 296,266 3年超5年以下 309,847 5年超7年以下 229,305 7年超10年以下 278,390 10年超 261,600 期間の定めのないもの 79,051 残存期間別合計 1,784,995 1,766,084 42,757 1,808,842 112,257 162 ー 105 688 133,138 7,805 7,559 42,417 53,183 48,079 391,837 229,439 15,123 1,235 8,606 12,402 12,233 3,841 17,635 59,818 407,465 188,832 54,971 1,808,842 275,063 331,316 274,364 215,318 196,322 444,064 72,392 1,808,842 885,353 ー 885,353 91,993 75 ー 182 636 130,025 285 4,749 24,738 49,132 43,449 10,511 208,517 5,785 1,314 10,311 10,931 12,866 4,699 16,669 59,276 12,955 185,958 283 885,353 88,356 98,388 163,667 112,265 174,787 235,249 12,637 885,353 902,202 50 902,252 91,887 162 ー 105 610 131,706 151 4,708 25,266 50,169 44,076 10,410 220,004 6,211 1,233 8,545 12,347 11,780 3,834 17,554 59,268 13,290 188,628 298 902,252 80,526 70,900 124,004 91,796 126,457 402,589 5,977 902,252 534,779 61,382 596,162 18,842 ー ー ー ー 65 7,793 2,608 17,572 2,618 2,903 161,117 9,105 9,885 ー ー ー 300 ー ー 43 363,308 ー ー 596,162 91,296 116,555 143,887 116,043 102,028 26,351 ー 596,162 517,995 42,125 560,121 17,427 ー ー ー ー 821 7,408 2,405 15,906 2,527 3,701 127,273 9,193 7,063 ー ー ー 300 ー ー 36 366,054 ー ー 560,121 66,636 112,162 148,401 123,156 68,289 41,474 ー 560,121 491 ー 491 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 99 0 338 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52 491 239 158 18 ー 75 ー ー 491 383 ー 383 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 145 0 186 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 50 383 141 59 108 ー 75 ー ー 383 1,946 ー 1,946 198 ー ー ー ー 267 ー ー 24 78 116 ー 347 ー ー 8 64 131 ー 280 10 ー 413 5 1,946 1,971 ー 1,971 283 ー ー ー ー 371 ー 70 21 288 70 ー 177 ー ー 4 37 64 ー 235 44 ー 288 14 1,971 (注) 1.オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除きます。 2. 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3. 上記の 「その他」 は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 具体的には、現金、投資信託、固定資産等が含まれます。 4. CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 61 D I S C LO S U R E 2016 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 平成26年度 1,067 5,954 7,021 当期増加額 平成27年度 700 4,746 5,447 平成26年度 700 4,746 5,447 平成27年度 517 4,708 5,226 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 平成26年度 平成27年度 ー ー 1,147 109 1,147 109 その他 平成26年度 平成27年度 1,067 700 4,806 4,637 5,874 5,337 事業の概況 ②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期末残高 平成26年度 700 4,746 5,447 平成27年度 517 4,708 5,226 ③業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 期首残高 (単位:百万円) 当期増加額 平成26年度 平成27年度 格付適用なし 298,593 337,523 4,027 127,286 1,313 206,271 405,179 3,613 6,605 ー ー 1,390,413 あるために 格付適用あり 3,855 ー 365,440 ー 42,422 ー 6,710 ー ー ー ー 418,428 開示項目一覧 (注) 1. 格付は、 適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 3. コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く) 、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 ネットワーク (3)信用リスク削減手法に関する事項 連結子会社等には 「信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー」 はありませんので単体と同額となります。 (4)派 生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 連結子会社等には 「派生商品取引及び長期決済期間取引」 はありませんので、 単体と同額となります。 (5)証券化エクスポージャーに関する事項 連結子会社等には 「証券化エクスポージャー」 はありませんので、 単体と同額となります。 (6)出資等エクスポージャーに関する事項 ①連結子会社等は 「出資等エクスポージャー」 を保有していますが、全出資等エクスポージャーに占める割合が僅少であるた め、連結の額は記載しておりません。 (出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等) ②連結では、仕訳の際に相殺しておりますので、貸借対照表計上額等はありません。 (子会社等株式の貸借対照表計上額等) ③連結子会社等は 「出資等エクスポージャー」 を保有しておりますが、売却及び償却に伴う損益の額はありません。 (出資等エ クスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額) (7)銀行勘定における金利リスクに関する事項 連結子会社等は、金利変動感応資産・負債等を保有していますが、全金利変動感応資産・負債に占める割合が僅小であるため、 連結の額は記載しておりません。 D I S C LO S U R E 2016 安心できる金融機関で 格付適用なし 328,494 325,489 2,499 129,262 1,481 184,099 394,418 6,210 4,333 ー ー 1,376,289 (単位:百万円) 財務データ 格付適用あり 5,117 ー 345,907 ー 45,047 ー 12,633 ー ー ー ー 408,706 エクスポージャーの額 コーポレート データ ④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 1,147 109 4,806 4,637 4,746 4,708 17 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 1,147 109 4,806 4,637 4,746 4,708 17 0 28 46 1,166 1,081 1,127 1,140 10 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 20 11 362 310 322 490 0 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 23 ー 11 94 94 79 ー ー ー 2 370 348 351 325 ー ー 26 ー 109 171 171 212 ー ー 17 20 63 108 129 108 0 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 1 930 940 942 819 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 4 4 4 ー ー 0 9 19 18 27 15 0 ー 61 ー 55 89 89 64 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 298 280 280 235 ー ー 907 0 1,089 935 935 948 6 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 62 16 328 252 269 263 ー 0 1,147 109 4,806 4,637 4,746 4,708 17 0 ︽よこしん︾の 経営管理 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 国内 5,954 4,746 4,746 4,708 国外 ー ー ー ー 地域別合計 5,954 4,746 4,746 4,708 製造業 1,195 1,127 1,127 1,140 農業 ー ー ー ー 林業 ー ー ー ー 漁業 ー ー ー ー 鉱業、 採石業、 砂利採取業 ー ー ー ー 建設業 383 322 322 490 電気・ガス・熱供給・水道業 ー ー ー ー 情報通信業 35 94 94 79 運輸業、 郵便業 370 351 351 325 卸売業 160 171 171 212 小売業 56 129 129 108 金融業、 保険業 ー ー ー ー 不動産業 930 942 942 819 物品賃貸業 ー ー ー ー 学術研究、専門・技術サービス業 ー ー ー ー 宿泊業 ー 4 4 4 飲食業 5 27 27 15 生活関連サービス業、 娯楽業 117 89 89 64 教育、 学習支援業 ー ー ー ー 医療、 福祉 298 280 280 235 その他のサービス 1,996 935 935 948 国・地方公共団体等 ー ー ー ー 個人 (住宅、 消費、 納税資金等) 405 269 269 263 合計 5,954 4,746 4,746 4,708 告示で定める リスク・ウェイト 区分 (%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1,250% その他 合計 ︽よこしん︾と 地域社会 (注) 1.一般貸倒引当金の当期減少額その他については、洗替による取崩額です。 2. 個別貸倒引当金の当期減少額その他については、主として税法による取崩額です。 62 7 開示項目一覧 信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基づく開示項目 単体情報(信用金庫法施行規則第132条) 1. 金庫の概況及び組織に関する次に掲げる事項 ③貸出金等に関する指標 (1) 事業の組織………………………………………………………… 23 ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び (2) 理事及び監事の氏名及び役職名… ……………………………… 23 割引手形の平均残高… …………………………………… 40 (3) 事務所の名称及び所在地………………………………………… 64 イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高… … 40 2. 金庫の主要な事業の内容… ………………………………………… 27 ウ.担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額… …… 40 3. 金庫の主要な事業に関する事項 エ.使途別の貸出金残高… …………………………………… 40 (1) 直近の事業年度における事業の概況… …………………………… 5 オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合… 40 (2) 直近の5事業年度における主要な事業の状況 カ.預貸率の期末値及び期中平均値… ……………………… 41 ①経常収益………………………………………………………… 37 ④有価証券に関する指標 ②経常利益………………………………………………………… 37 ア.商品有価証券の種類別の平均残高… …………………… 41 ③当期純利益……………………………………………………… 37 イ.有価証券の種類別の残存期間別の残高… ……………… 41 ④出資総額及び出資総口数……………………………………… 37 ウ.有価証券の種類別の平均残高… ………………………… 41 ⑤純資産額………………………………………………………… 37 エ.預証率の期末値及び期中平均値… ……………………… 41 ⑥総資産額………………………………………………………… 37 4. 金庫の事業の運営に関する事項 ⑦預金積金残高…………………………………………………… 37 (1) リスク管理の体制… ……………………………………………… 51 ⑧貸出金残高……………………………………………………… 37 (2) 法令遵守の体制…………………………………………………… 19 ⑨有価証券残高…………………………………………………… 37 (3) 金融ADR制度への対応…………………………………………… 22 ⑩単体自己資本比率……………………………………………… 37 5. 金庫の直近の2事業年度における財産の状況 ⑪出資に対する配当金… ………………………………………… 37 (1) 貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書… ……… 31~36 ⑫職員数…………………………………………………………… 37 (2) 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 (3) 直近の2事業年度における事業の状況 ①破綻先債権に該当する貸出金… ………………………………… 7 ①主要な業務の状況を示す指標 ②延滞債権に該当する貸出金… …………………………………… 7 ア.業務粗利益及び業務粗利益率… ………………………… 37 ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金…………………………… 7 イ.資金運用収支、役務取引等収支、 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金… ………………………… 7 及びその他業務収支… …………………………………… 37 (3) 自己資本の充実の状況について金融庁長官が ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、 別に定める事項… ………………………………………… 利回り及び資金利鞘… …………………………………… 37 (4) 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、 エ.受取利息及び支払利息の増減… ………………………… 38 時価及び評価損益 オ.総資産経常利益率… ……………………………………… 38 ①有価証券…………………………………………………… 41~42 カ.総資産当期純利益率… …………………………………… 38 ②金銭の信託……………………………………………………… 43 ②預金に関する指標 ③デリバティブ取引 ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、 (規則第102条第1項第5号に掲げる取引) …………………… 43 その他の預金の平均残高… ……………………………… 39 (5) 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額……………………… 37 イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金、 (6) 貸出金償却の額…………………………………………………… 38 及びその他の区分ごとの定期預金の残高… …………… 39 (7) 会計監査人の監査を受けている旨… …………………………… 32 55~56 連結情報(信用金庫法施行規則第133条) 1. 金庫及びその子会社等の概況に関する事項 ③親会社株主に帰属する当期純利益… ………………………… 46 (1) 金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び ④純資産額………………………………………………………… 46 組織の構成………………………………………………………… 44 ⑤総資産額………………………………………………………… 46 (2) 金庫の子会社等に関する事項 ⑥連結自己資本比率……………………………………………… 46 ①名称……………………………………………………………… 44 3. 金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における ②主たる営業所又は事務所の所在地… ………………………… 44 財産の状況に関する事項 ③資本金又は出資金……………………………………………… 44 (1) 連結貸借対照表、連結損益計算書及び ④事業の内容……………………………………………………… 44 連結剰余金計算書…………………………………………… 45~49 ⑤設立年月日……………………………………………………… 44 (2) 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は ①破綻先債権に該当する貸出金… ……………………………… 46 総出資者の議決権に占める割合… …………………………… 44 ②延滞債権に該当する貸出金… ………………………………… 46 ⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金………………………… 46 当該一の子会社等の議決権の総株主又は総出資 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金… ……………………… 46 者の議決権に占める割合… …………………………………… 44 (3) 自己資本の充実の状況について金融庁長官が 2. 金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 別に定める事項… ………………………………………… (1) 直近の事業年度における事業の概況… ………………………… 44 (4) 金庫及びその子法人等が2以上の異なる種類の事業を営んで (2) 直近の5連結会計年度における主要な事業の状況を示す指標 いる場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する ①経常収益………………………………………………………… 46 経常収益の額、経常利益の額及び資産の額として算出した ②経常利益………………………………………………………… 46 もの (事業の種類別セグメント情報)… ………………………… 46 60~61 *金融機能の再生のための緊急措置に関する法律 (金融再生法) に基づく開示 (資産の査定の公表) … ……………………………………………… 7~8 63 D I S C LO S U R E 2016 8 ネットワーク スマートフォンの方は こちら(店舗案内)→ 本支店一覧 (注) $ 印は外貨両替取扱店舗 横浜市 (51店舗) 戸塚区 瀬谷区 保土ケ谷区 旭区 $ 川崎支店 千年支店 平間支店 川崎市幸区中幸町4-51-2 044-522-3161 川崎市高津区千年620-5 044-777-7011 川崎市中原区田尻町23-1(エイム平間内) 044-541-7711 磯子区 金沢区 $ さがみ野支店 海老名市東柏ケ谷2-24-6 海老名支店 海老名市中央2-4-8 046-232-8311 046-234-5111 $ 湘南台支店 藤沢市湘南台2-13-1 0466-44-1511 成瀬支店 042-796-1011 海老名市 (2店舗) 藤沢市 (1店舗) 町田市 (1店舗) 東京都町田市成瀬が丘2-1-1 あるために 046-276-1611 046-272-8331 046-276-3211 平成28年5月末現在 ネットワーク D I S C LO S U R E 2016 開示項目一覧 横浜市中区尾上町3-42-B1 市営地下鉄関内駅コンコース内 横浜市中区本町5-49-B2 みなとみらい線馬車道駅コンコース内 横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ1階 横浜市鶴見区岸谷4-20-3 横浜市神奈川区神之木町7-5 ライフ大口店前 横浜市西区南幸1-4-B1 ザ・ダイヤモンド内地下1階 横浜市西区みなとみらい4-3-1 横浜アンパンマンこどもミュージアム1階 横浜市西区高島2-16-1 京浜急行南改札脇 横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル地下1階 横浜市港南区上大岡西1-9-B1 市営地下鉄上大岡駅コンコース内 横浜市港南区芹が谷5-1-1 Fujiスーパー芹ヶ谷店入口横 横浜市旭区上白根3-41-1 横浜四季の森フォレオ3階 横浜市磯子区新杉田町8-1 シーサイドライン新杉田駅コンコース改札階券売機並び 横浜市金沢区大道2-16-3 大木ビル1階 横浜市港北区大倉山3-1-27 エステート門屋大倉山 横浜市港北区師岡町700 トレッサ横浜 南棟1階 横浜市港北区北新横浜1-5-7 北新横浜事務センター入口横 横浜市都筑区中川1-19-24 横浜市戸塚区戸塚町12-1-B1 市営地下鉄戸塚駅コンコース内 横浜市戸塚区戸塚町4253-1 サクラス戸塚1階南側エレベーターホール 横浜市戸塚区戸塚町16-1 戸塚西口共同ビル (愛称:トツカーナ) 3階 綾瀬市早川2647-31 安心できる金融機関で 南林間支店 大和市南林間1-8-13 つきみ野支店 大和市つきみ野5-18-1 $ 大和支店 大和市下鶴間2779-3 財務データ 大和市 (3店舗) コーポレート データ 泉区 港南区 川崎市 (3店舗) ︽よこしん︾の 経営管理 都筑区 西区 南区 $ 大倉山支店 横浜市港北区大倉山5-40-7 045-543-6781 $ 高田支店 横浜市港北区高田西1-12-25 045-593-1511 $ 新横浜支店 横浜市港北区新横浜2-5-10 045-474-2411 (楓第2ビル内) 新羽支店 横浜市港北区新羽町1617 045-547-6111 $ 綱島支店 横浜市港北区綱島西1-8-9 045-543-2711 $ 中山支店 横浜市緑区台村町174 045-931-4671 $ 十日市場支店 横浜市緑区十日市場町803-1 045-984-2511 鴨居支店 横浜市緑区鴨居1-9-4 045-933-5411 青葉台支店 横浜市青葉区青葉台1-14-4-101 045-982-8411 045-903-7311 あざみ野支店 横浜市青葉区新石川1-5-38 $ センター南支店 横浜市都筑区茅ケ崎中央8-7-101 045-945-3711 (リステージセンター南 ステーションサイドテラス1階) センター北支店 横浜市都筑区中川中央1-1-3 045-912-7811 (あいたい内) $ 戸塚支店 横浜市戸塚区戸塚町49 045-861-4141 戸塚東口支店 横浜市戸塚区上倉田町769-16 045-871-5111 (アピタ戸塚内) 東戸塚支店 横浜市戸塚区品濃町521-1 045-824-7511 $ 和泉支店 横浜市泉区和泉中央南2-23-17 045-803-1321 いずみ中央支店 横浜市泉区和泉中央南5-4-13 045-801-1711 (相鉄ライフ内) $ 瀬谷支店 横浜市瀬谷区瀬谷4-8-16 045-301-5915 ︽よこしん︾と 地域社会 青葉区 神奈川区 ●市営地下鉄関内駅出張所 ●馬車道駅出張所 ●横浜ワールドポーターズ出張所 ●岸谷出張所 ●ライフ大口店出張所 ●ザ・ダイヤモンド出張所 ●横浜アンパンマンこどもミュージアム出張所 ●横浜駅出張所 ●横浜駅東口ATMステーション出張所 ●市営地下鉄上大岡駅出張所 ●Fuji芹が谷店出張所 ●横浜四季の森フォレオ出張所 ●シーサイドライン新杉田駅出張所 ●大道出張所 ●大倉山駅前出張所 ●トレッサ横浜出張所 ●北新横浜事務センター出張所 ●中川駅前出張所 ●市営地下鉄戸塚駅出張所 ●サクラス戸塚出張所 ●トツカーナ出張所 ●早川工業団地出張所 緑区 鶴見区 ふれあいプラザ 横浜市西区北幸1-4-13 045-313-3963 (横浜西口支店8階) 北新横浜事務センター 横浜市港北区北新横浜1-5-7 045-533-3911 港北区 中区 $ 本店営業部 横浜市中区尾上町2-16-1(1階:預金)045-641-1941 (2階:融資・外為・営業)045-651-2501 $ 本牧支店 横浜市中区本牧町1-102 045-622-2111 野毛町支店 横浜市中区野毛町3-160-4 045-241-1611 (ちぇるる野毛内) $ 新本牧支店 横浜市中区本牧和田12-5 045-625-1121 $ 市場支店 横浜市鶴見区市場大和町1-25 045-521-3751 $ 潮田支店 横浜市鶴見区仲通1-55 045-521-6141 $ 鶴見支店 横浜市鶴見区豊岡町30-24 045-581-5241 $ 末吉支店 横浜市鶴見区上末吉2-3-5 045-571-2311 $ 生麦支店 横浜市鶴見区生麦3-2-3 045-511-3631 $ 馬場支店 横浜市鶴見区東寺尾1-3-15 045-583-1461 $ 駒岡支店 横浜市鶴見区駒岡4-23-20 045-584-1411 鶴見駅東口支店 横浜市鶴見区鶴見中央1-2-1 045-505-1101 $ 六角橋支店 横浜市神奈川区六角橋1-14-5 045-432-3311 $ 反町支店 横浜市神奈川区反町2-13-4 045-321-1331 $ 大口支店 横浜市神奈川区大口通130-1 045-421-3721 $ 横浜西口支店 横浜市西区北幸1-4-13 045-314-3721 藤棚支店 横浜市西区中央2-6-10 045-314-2011 $ 吉野町支店 横浜市南区吉野町3-7 045-251-8681 $ 弘明寺支店 横浜市南区通町4-103 045-741-5941 $ 上大岡支店 横浜市港南区上大岡西2-15-23 045-842-6121 $ 日野支店 横浜市港南区港南台1-7-13 045-831-2061 上永谷支店 横浜市港南区丸山台3-1-26 045-843-1171 芹が谷支店 横浜市港南区芹が谷4-5-38 045-825-1171 $ 保土ヶ谷支店 横浜市保土ケ谷区天王町1-12-3045-333-1311 西谷支店 横浜市保土ケ谷区西谷町650-1 045-371-3201 $ 鶴ヶ峰支店 横浜市旭区鶴ケ峰2-19-1 045-373-1451 $ 三ツ境支店 横浜市旭区笹野台1-29-1 045-391-1711 (ステーションスクエア三ツ境1階) $ 根岸橋支店 横浜市磯子区滝頭3-1-1 045-755-1311 栗木支店 横浜市磯子区栗木1-30-8 045-773-3381 $ 金沢支店 横浜市金沢区泥亀1-19-1 045-781-3321 $ 六浦支店 横浜市金沢区六浦4-11-40 045-701-7821 $ 福浦支店 横浜市金沢区福浦1-5-2 045-781-1711 (金沢産業振興センター内) 富岡支店 横浜市金沢区富岡西7-12-26 045-775-2211 店舗外ATM一覧 事業の概況 平成28年5月末現在 64 お問い合わせ先一覧 住宅、 リフォーム、 マイカー等のお借入れ 《よこしん》ふれあいプラザ 返済条件の変更等に関するご相談 0120-201-867 <事業資金をご利用のお客さま> お取引の営業店:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 月曜日〜金曜日:9:00〜17:00/土曜日・日曜日:9:30〜17:00 <住宅ローンをご利用のお客さま> ・お取引の営業店:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 各種ご相談 (年金・相続・税務・法務・不動産・企業経営等) 《よこしん》ふれあいプラザ 0120-454-201 ※窓口での相談受付は15時までとなります。 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた します。 ※連絡先電話番号は64ページの本支店一覧をご参照ください。 ・ 《よこしん》ふれあいプラザ 月曜日〜金曜日:9:00〜17:00/土曜日・日曜日:9:30〜17:00 ※相続、法務、税務ならびに不動産相談は事前にご予約が必要です。 ※ご相談は原則無料ですが、専門家へのご相談・事務代行については有 料となる場合がございます。 ※5月3・4・5日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 ※祝日・振替休日が月曜日〜金曜日にあたる場合、休業いたします。 0120-201-867 月曜日〜金曜日:9:00〜17:00/土曜日・日曜日:9:30〜17:00 ※5月3・4・5日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 ※祝日・振替休日が月曜日〜金曜日にあたる場合、休業いたします。 <住宅金融支援機構をご利用のお客さま> 融資部代理貸付課:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 045-680-6925 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた します。 インターネットバンキング ご意見や苦情等 <サービス内容のお問い合わせ先> リスク管理統括部:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 よこしんシステムサービス株式会社 (ご返済条件の変更等に関するご意見や苦情等) 0120-266-686 045-533-3928:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた (上記以外のご意見や苦情等) します。 0120-828-833 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた します。 <インターネットバンキング定期預金のお問い合わせ先> ダイレクトバンキング室 045-533-5390:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた します。 通帳・カード・お届出印の紛失、 盗難等 振り込め詐欺被害に関するご相談 ・お取引の営業店:月曜日〜金曜日の8:45〜17:00 リスク管理統括部:月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 0120-553-165 ※窓口での相談受付は15時までとなります。 ※連絡先電話番号は64ページの本支店一覧をご参照ください。 (土曜日・日曜日、祝日・振替休日、12月31日〜1月3日および上記以外 の時間帯はこちらにご連絡ください) ・SIS (しんきんサービスセンター) ※ 土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業い たします。 03-6433-1259 2016 年 ディスクロージャー 平成 28 年 7 月制作 横浜信用金庫 〒231-8466 横浜市中区尾上町 2 丁目 16 番地 1 TEL.045-651-1451(代表) 《よこしん》ホームページ http://www.yokoshin.co.jp ↑スマートフォンの方は こちら (よこしんトップページ) ※窓口での相談受付は15時までとなります。 ※土曜日・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いた します。 ※連絡先電話番号は64ページの本支店一覧をご参照ください。 ※5月3・4・5日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 ※祝日・振替休日が月曜日〜金曜日にあたる場合、休業いたします。
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