ダウンロード - CCIBackup

Ver 2.0.2
Getting Started!
CCIBackup by PROe へようこそ!
インストールマニュアル
Linux
商工会議所データバックアップサービス
改版履歴
Rev
作成日
変更理由
変更内容
1.0.0
2014/04/21
初版
1.0.1
2014/05/09
説明文修正、削除
文言の変更、削除
1.0.2
2014/11/11
説明文修正
文言の修正
2.0.0
2015/05/26
バージョン更新
文言の変更
2.0.1
2015/08/26
対応環境更新
文章の修正
2.0.2
2016/12/08
//08
説明文修正
文言の修正
登録商標 ・ Linux®は、Linus Torvalds 氏の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
・ Code 42 Software Inc. は、CrashPlan PROe™ソフトウェアの開発元です。
・ 本ドキュメントに記載されている商品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
・ 本ドキュメントでは、商標TM・登録商標(R)・著作権(C)等のマークは記載していません。
・ 本マニュアルの内容は、著作権法による保護を受けています。著作者の許諾を得ずに、本マニュアルの
内容の一部あるいは全部を無断で転載する事は禁じられています。
商工会議所データバックアップサービス
1
目次
CCIBackup by PROeへようこそ!
3
対応環境
3
お申し込み
3
クライアントソフトのインストールとセットアップ
4
ダウンロード
4
クライアントソフトの構成について
4
インストール
5
セットアップ
8
モニタがない環境でのバックアップ設定方法
11
クライアントソフトのアンインストール
14
商工会議所データバックアップサービス
2
CCIBackup by PROeへようこそ!
「CrashPlan」ソフトウェアを使用することで、どんなマシンでも、どんなファイルでも、どんな場所から
でも、データのバックアップが可能です。クラウドでバックアップを管理していますので、どこからでも即
時にデータの復元ができます。遠く離れた場所へデータをバックアップすることにより、火災・地震・その
他の天災や、盗難・人為的事故からデータを完全に保護します。また、ローカルデータの2次バックアップ
としても有効です。バックアップは、1ファイルの大きさも、世代数も無制限です。データと通信経路は完
全に暗号化され、安全にバックアップすることができます。高度なブロックレベルの重複排除差分バックア
ップにより、従来のバックアップを遙かに凌駕するパフォーマンスでのバックアップが可能です。
対応環境
•
•
•
•
•
カーネル 2.6.13 以上
2GB 以上のメモリ
250MB の空ディスク容量
必要ライブラリ: glibc 2.4+, cpio, Xorg, SWT, GTK2
必要アプリケーション: Java JRE 1.7.0_45(クライアントソフトに同梱)
お申し込み
CCIBackup ホームページの「お申し込み」からお申し込みください。
・ CCIBackup ホームページ
https://www.ccibackup.jp/
■ サポート連絡先
ご質問等ございましたら、下記連絡先までご連絡ください。
一般的なご質問:[email protected]
技術的なご質問:[email protected]
ご利用の注意
・ CCIBackup では以下のポートを使ってデータの通信を行います。
4280(アップグレード用通信)
4282(バックアップ、復元用通信)
上記2つについて、ご利用のLANからインターネット側に向けて、ポートの開放をお願いします。
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クライアントソフトのインストールとセットアップ
ダウンロード
1. 弊社サポートページのダウンロードページへ接続いたします。
ブラウザで以下のアドレスへ接続します。
http://www.ccibackup.jp/support/manual/
2. 対応OSが「Linux」の「ダウンロード」をクリックして、インストーラをダウンロードします。
クライアントソフトの構成について
CCIBackup のクライアントソフトは、以下の2つのソフトウェアから構成されています。インストールで
は2つのソフトウェアをインストールします。
• デスクトップ
• エンジン
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インストール
※ インストールは「root」など、管理者ユーザになっている事を想定しています。
※ コマンドは各ディストリビューションに合わせて適宜変更してください。
※ 環境によりインストール方法が異なる場合があります。画面の指示に従い設定を行ってください。
1. インストーラファイルをダウンロードします。
2. ダウンロードしたインストーラファイルを解凍します。(コマンドは各ディストリビューションに従っ
てください)
# �tar� xvfz �CCIBackupv364_Linux.tgz
3. 作成されたディレクトリに移動します。
#� cd� �CCIBackupv364_Linux
4. インストールスクリプトを実行します。
# �./install.sh
5. 「Press enter to continue with installation.」と表示されます。
インストールを続行する場合には、Enter キーを押します
6. 「Would you like to download the JRE and dedicate it to CrashPlan? (y/n) [y]」と表示された場
合は Enter キーを押します。
7. 「Press enter to read the EULA.」と表示されます。
Enter キーを押して「使用許諾契約書」を表示します。
8. スペースキーを押して使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾契約書に同意される場合は「yes」
と入力し、Enter キーを押します。
9. 「What parent directory do you wish to install CrashPlan into? [/usr/local] 」と表示されます。
クライアントソフトをインストールするディレクトリを変更しない場合はそのままEnter キーを押しま
す。(標準は [/usr/local/crashplan] です。)
10. 「/usr/local/crashplan does not exist. Create /usr/local/crashplan? (y/n) [y]」と表示された場
合はEnter キーを押します。
11. 「What directory do you wish to link the CrashPlan executable to? [/usr/local/bin]」と表示さ
れます。クライアントソフトの実行ファイルをインストールするディレクトリを指定します。
変更しない場合はそのまま Enter キーを押します。(標準は [/usr/local/bin] です。)
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12. 「What directory do you wish to store backups in? [/usr/local/var/crashplan]」と表示されま
す。バックアップデータを保存する場所を指定します。変更しない場合はそのままEnter キーを押しま
す。(標準は [/usr/local/var/crashplan] です。)
※ CCIBackup では、オンラインへのバックアップとなりますので、基本的にこのディレクトリは使用
しません。
13. 「/usr/local/var/crashplan does not exist. Create /usr/local/var/crashplan? (y/n) [y]」と表示
されます。Enter キーを押します。
14. 「What directory contains your SYSV init scripts? [/etc/init.d]」と表示されます。
クライアントソフト(エンジン部分)の起動スクリプトがインストールされるディレクトリを指定しま
す。各ディストリビューションに合わせて適宜変更してください。
変更しない場合はそのまま Enter キーを押します。(標準は [/etc/init.d] です。)
15. 「What does not exist. Create What? (y/n) [y]」と表示された場合はEnter キーを押します。
16. 「What directory contains your runlevel init links? [/etc/rc5.d]」と表示されます。
ランレベル5(グラフィカルログイン、マルチユーザモード)時の起動スクリプトのインストールディ
レクトリを指定します。各ディストリビューションに合わせて適宜変更してください。
変更後、Enter キーを押します。
17. 下記のようにインストール情報が表示され「Is this correct? (y/n) [y]」と表示されます。確認後、
Enter キーを押します。
Your selections:
CrashPlan will install to: /usr/local/crashplan
And put links to binaries in: /usr/local/bin
And store datas in: /usr/local/var/crashplan
Your init.d dir is: /etc/init.d
Your current runlevel directory is: /etc/rc5.d
18. インストールが開始され、必要なソフトがダウンロードされます。
19. インストールが終了し「Press Enter to complete installation.」と表示されます。
Enter キーを押します。
20. GUI 環境の場合「Would you like to start CrashPlanDesktop? (y/n) [y]」と表示されますので
「 n 」を入力して Enter キーを押してください。
以上でインストールは終了です。
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次に CCIBackup のエンジンを起動します。
# /usr/local/crashplan/bin/CrashPlanEngine start
続いて、クライアントソフトを起動します。
# /usr/local/crashplan/bin/CrashPlanDesktop
エンジン部分については自動起動スクリプトが/inti.d/配下に作成されます。
ご利用の環境に合わせて「chkconfig」コマンドなどで自動起動設定を行ってください。
デフォルトでは、ランレベル5で起動します。
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セットアップ
1. 「アカウントにログイン」のラジオボタンをクリックします。
2. 事前に発行しております「アカウント名」「パスワード」を各欄に入力し「アカウントにログイン」ボ
タンをクリックします。
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3. ログイン後、クライアントソフトの言語設定を行います。
① 左メニューにあるコンピュータのアイコン(設定タブ)をクリックします。
② 一般タブにある [言語] を「日本語」に設定し、右下の保存ボタンをクリックします。
③ クライアントソフトの再起動をします。クライアントソフトウィンドウの右上に表示されるロゴを
ダブルクリックします。
※「日本語」と「英語」以外の言語についてはサポートしておりません。
③
①
②
④ 別ウィンドウが開きます。左上に表示されるテキスト入力欄に「restart」と入力し、Enter キーを
押します。自動的にクライアントソフトが終了します。
④
⑤ プログラムメニューよりクライアントソフトを再起動します。
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4. 「変更...(初回は「選択...」)」ボタンをクリックし、任意のフォルダ/ファイルを選択します。次に
各サーバ名の右側にある「バックアップ開始」をクリックしてバックアップを開始します。バックアッ
プ先サーバが複数ある場合は、各サーバ毎に「バックアップ開始」ボタンをクリックする必要がありま
す。
※ その他エラーが出てログインできない場合はサポート窓口までご連絡ください。
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モニタがない環境でのバックアップ設定方法
サーバなどのモニタがない環境では、SSH ポートフォワーディング機能を使用して、バックアップ設定を
ローカル端末から行うことができます。下記の例を参考に設定・操作を行ってください。
※ 事前にクライアント側からサーバ側に SSH でログインできることをご確認ください。
例:
• バックアップ対象のコンピュータ:サーバ
• 設定・操作を行うコンピュータ:クライアント
サーバ側の設定
リモート接続は SSH のポート転送機能を使用します。サーバ側の SSH の設定ファイル「sshd_config」
の「AllowTcpForwarding yes」の設定を行ってください。
クライアント側の設定
サーバの設定・操作を行うクライアントにクライアントソフトをインストールします。インストール方法に
ついては、各 OS のマニュアルをご参照ください。
クライアント側の設定ファイルの編集
設定ファイル「ui.properties」を編集します。各 OS 別の設定ファイルは以下の場所です。
・ Windows
C:\Program Files\CrashPlan\conf\ui.properties
・ Mac
/Application/CrashPlan.app/Contents/Resources/Java/conf/ui.properties
CrashPlan.app を右クリック (または control + 左クリック) し「パッケージの内容を表示」を選択し
て開く、または「ターミナル」で上記のディレクトリのファイルを編集します。
・ Linux
/usr/local/crashplan/conf/ui.properties
編集箇所は、3行目部分「# servicePort = 4243」の先頭の # を削除し、servicePort を「4200」として
保存します。
・Windows の場合
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・Mac の場合
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クライアント側ポート転送設定(Windows)
Windows では、ターミナルソフト「Tera Term」を使用して転送設定を行います。
1. 「Tera Term」を起動させ「設定」メニューより「SSH転送」を選択します。
2. 「追加」ボタンを押して、下記のように設定して「OK」ボタンを押します。
・ローカルポート 4200
・リモート側ホスト 127.0.0.1
・リモート側ポート 4243
3. さらに「OK」ボタンを押して「SSHポート転送」画面を閉じます。
「設定」メニューの「設定の保存」にて設定を保存すると設定が保存されます。
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4. 「ファイル」メニューから「新しい接続」を選択して、サーバにログインします。
5. SSH ログイン後「CrashPlan」が問題なく起動することを確認します。
SSH を切断すると「CrashPlan」の操作も切断されます。
クライアント側ポート転送設定(Mac/Linux)
Mac では「ターミナル」、Linux では「端末」を使用して SSH 転送設定を行います。
1. 以下のコマンドを実行して、サーバ側に SSH ログインします。
# ssh -L 4200:localhost:4243 サーバのログイン名@サーバのアドレス
2. SSH ログイン後「CrashPlan」が問題なく起動することを確認します。
SSH を切断すると「CrashPlan」の操作も切断されます。
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クライアントソフトのアンインストール
クライアントソフトをアンインストールする場合には、root など管理者ユーザになっていることを想定し
ています。同ユーザにて、インストーラファイルに含まれるアンインストールスクリプト「uninstall.sh」
を実行します。
1. アンインストールスクリプト「uninstall.sh」のあるディレクトリに移動します。
2. アンインストールスクリプトを実行します。
標準では
# �./uninstall.sh -i /usr/local/crashplan [インストールディレクトリ]
となります。
3. 「Press enter to continue.」と表示されたら Enter キーを押します。
4. 「Are you sure you wish to continue? (yes/no)」と表示されます。
「yes」と入力し Enter キーを押します。
5. 「Would you like to remove all backup data? (yes/no)」と表示されます。
「yes」と入力し Enter キーを押します。
6. 「CrashPlan uninstallation is complete.」と表示され、アンインストールが完了します。
また「chkconfig」コマンドなどで設定をご確認ください。
以上でアンインストールは完了です。
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