慶應義塾先端科学技術研究センター前期博士課程学生研究支援

修士課程支援規則
慶應義塾先端科学技術研究センター前期博士課程学生研究支援に関する規則
平成 19 年 3 月 14 日制定
平成 20 年 3 月 19 日改定
平成 21 年 3 月 24 日改定
第1条(規則の根拠)本規則は慶應義塾先端科学技術研究センター(以下「研究センター」という。
)運
営委員会(以下「運営委員会」という。
)運用内規(以下「運用内規」という。
)第 13 条②により定める
ものである。前期博士課程学生への研究支援活動に関しては,この規則の定めるところによる。
第2条(慶應義塾先端科学技術研究センター研究助成金の設置)研究センター規程第2条に定めた目的を
達成するため,研究センターに,慶應義塾先端科学技術研究センター前期博士課程研究助成金(以下「本
研究助成金」という。
)を置く。
第3条(事業)①運営委員会は本研究助成金を給付することにより,慶應義塾大学大学院理工学研究科前
期博士課程に在籍している学生の研究活動に対する支援活動を行う。
②本研究助成金の使途は,国外において行われる国際会議で学生自らが発表する際の渡航費、現地宿泊費
、現地交通費及び学会参加費(以下「諸経費」という。
)とする。
第4条(本研究助成金受給の公募・規模)①運営委員会は毎会計年度に,本研究助成金の受給を希望する
者を公募する。
②本研究助成金の給付額と採択数は,研究センター評議会で承認された研究センター当該年度予算に基づ
き運営委員会において決定する。
第5条(本研究助成金の申請)本研究助成金の申請は原則として以下の手順による。
①本研究助成金の申請者は,申請時点で慶應義塾大学大学院理工学研究科前期博士課程に在籍している学
生とする。ただし,学籍を有している場合でも本規則第7条③に該当する者は申請することはできない。
②本研究助成金の受給を希望する者は所定の内容を記した申請用紙を期日までに研究センター総合事務
室に提出する。
③申請資格のある者の再申請は妨げない。ただし,過去に一度でも本研究助成金の給付を受けた者は再申
請できないものとする。
第6条(本研究助成金給付対象者の選考)本研究助成金給付対象者の選考は申請に基づき運営委員会にお
いて行う。選考の結果は研究センター連絡会議の承認を得た後,給付条件を付してすみやかに申請者に通
知する。
第7条(本研究助成金の給付)本研究助成金の給付は原則として以下の手順による。
①本研究助成金の給付対象者となった者は,申請書に記載した国際会議において発表を行った後,別に指
定された期日までに,定められた様式の成果報告書を受給申請書と共に研究センター総合事務室に提出し
なければならない。ただし,申請書に記載した国際会議のうち,他の財団等が公募する援助金等から諸経
費の助成を受けるもの,および,給付対象者自らが発表を行わないものについては,受給申請の対象から
除外する。
②運営委員会は,前項の成果報告書が提出された場合,報告書の内容が本研究助成金の主旨と適合してい
るかを審査し,本研究助成金の給付の可否を判断する。給付を認める場合には,受給申請書に基づき別に
定める上限額の範囲内で給付金額を決定する。ただし,諸経費の支出内容が不適切と判断する場合は,給
付額を減額することができる。
③提出された成果報告書並びに受給申請書に虚偽の事実が判明した場合,運営委員会は当該給付対象者に
本研究助成金の返還を求めることができる。また当該給付対象者は研究センター規程第3条第5項に基づ
き研究センターが行うそれ以降の全ての助成事業に対する申請資格を失う。
第8条(受給資格の喪失)本研究助成金の給付対象者として認められた場合であっても,次の各項に該当
する場合は,受給資格を失う。
①別に指定する期日までに成果報告書を提出しない場合
②申請書に記載したうちの一つの国際会議に対して既に本研究助成金を受けた場合
修士課程支援規則
③成果報告書を提出する以前に慶應義塾大学大学院理工学研究科の学籍を失った場合
④その他、本研究助成金を支給することが不適切と運営委員会が判断する場合
第9条(本研究助成金の管理・運用・事務)本研究助成金の管理・運用・事務は研究センター総合事務室
が行う。
第 10 条(その他の支援事業)本研究助成金以外の前期博士課程学生への支援事業については,運用内規
第 12 条により作成,承認された事業推進計画に基づき,これを行うものとする。
第 11 条(規則の改廃)この規則の改廃は研究センター運営委員会の発議に基づき,研究センター連絡会
議の議を経て所長が決定する。
附則(平成 21 年 3 月 24 日)
この規則は,平成 21 年 4 月 1 日から施行する.