平成24年度 経営情報学科 インターンシップ実施報告書 ビジネスパーソンに求められる 人間性と専門性を身に付けるために 平成 25 年 1 月 学校法人 富山国際学園 富山短期大学 は じ め に 富山短期大学経営情報学科では、平成16年度よりインターンシップ・プログラムを カリキュラムに取り入れ、本年で9年目を迎えます。経済環境が一向に好転しない中、 学生達のインターンシップに対する関心は大変高く、本年度は過去最多の105名が参 加しました。 学生達は、それぞれの受け入れ先で、社会人・組織人としての常識・マナー、仕事に 臨む心構えと基本姿勢、仕事に必要な知識・技能、お客様へのおもてなしの心、コミュ ニケーションの大切さなど多くのことを学び、将来のキャリア設計はもとより、間近に 迫った就職活動への意識を高めております。 インターンシップが、大学の授業や課外活動だけでは得られない、将来設計に向けた 体験・教訓を得る貴重な機会であることは言うまでもありません。 本学科では、社会が求める職業人として「より良い「明日」のために、自らを高め続 ける人材」の養成を教育目標に掲げ、インターンシップを要とする「三位一体のキャリ ア教育」に重点を置いてきました。これからも、インターンシップと様々なカリキュラ ムならびにキャリア教育プログラムとの連携を深め、学生達の「就業力」の育成・向上 に努めていきたいと考えております。 インターンシップの実施はもとより、学生達の「就業力」の育成・向上には、企業や 機関の皆様のご協力・ご支援が欠かせません。今後とも産官学の絆を強め、「三位一体 のキャリア教育」の改善に取り組んでいく所存でありますので、企業や機関の皆様には 益々のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。 最後に、今回インターンシップの実施にあたり、ご協力頂きました企業・機関各位な らびに富山県インターンシップ推進協議会に、改めて厚く御礼申し上げます。 平成25年1月 富山短期大学 経営情報学科 学 安達 科 長 哲夫 目 次 は じ め に Ⅰ 平 成 24 年 度 イ ン タ ー ン シ ッ プ 実 施 要 領 ・・・・・・・・・ P.1 ◆インターンシップとは? ◆インターンシップ・プログラムの概要 ◆申込手続・マッチング方法等 ◆受入先及び受入概要一覧 ◆インターンシップ・プログラム スケジュール一覧 Ⅱ 研修生の「研修レポート」と「研修日報」 1.富 山 県 庁 ( ス ポ ー ツ 保 健 課 ) 2.富 山 県 庁 ( 砺 波 青 少 年 自 然 の 家 ) 3.富 山 市 役 所 4.砺 波 市 役 所 ( 福 祉 市 民 部 生 活 環 境 課 ) 5.砺 波 市 役 所 ( 社 会 福 祉 課 ) 6.高 岡 市 役 所 7.滑 川 市 役 所 8.黒 部 市 美 術 館 9.黒 部 市 吉 田 科 学 館 10.黒 部 市 市 役 所 ( 宇 奈 月 庁 舎 ) 11.射 水 市 役 所 12.朝 日 町 役 場 13.富 山 労 働 局 14.高 岡 市 立 中 央 図 書 館 15.射 水 市 中 央 図 書 館 16.立 山 町 図 書 館 17.滑 川 市 立 図 書 館 18.富 山 市 立 図 書 館 19.大 島 絵 本 館 20.富 山 大 学 ( 研 究 振 興 部 ) 21.富 山 大 学 付 属 病 院 22.富 山 大 学 図 書 館 23.北 陸 銀 行 24.砺 波 信 用 金 庫 25.富 山 信 用 金 庫 26.オ ー ア イ 工 業 27.グ ラ ン マ ル シ ェ タ ケ ダ 28.北 陸 コ カ ・ コ ー ラ ボ ト リ ン グ 29.三 協 立 山 Ⅲ インターンシップ就業体験発表会 ・・・・・・・・・ P.10 30.ボ ン ・ リ ブ ラ ン 31.メガスポーツスポーツオーソリティ高 岡 店 32.阪 神 化 成 工 業 33.富 山 テ レ ビ 事 業 ( 花 メ イ ト ) 34.中 小 企 業 団 体 中 央 会 35.ま ち づ く り と や ま 36.エ コ ロ の 森 37.射 水 ケ ー ブ ル ネ ッ ト ワ ー ク 38.伏 木 富 山 港 海 王 丸 財 団 39.本 多 法 律 事 務 所 40.ラ ・ ブ ラ ン シ ュ 富 山 41.あ ん し ん グ ル ー プ 42.北 日 本 新 聞 社 43.ジ ェ ッ ク 経 営 コ ン サ ル タ ン ト 44.モ リ タ 45.島 屋 46.ス テ ッ プ ア ッ プ 47.( 一 般 社 団 法 人 ) 経 営 者 協 会 48.富 山 シ テ ィ エ フ エ ム 49.北 山 ナ ー セ リ ー 50.J T B 中 部 富 山 支 店 51.と や ま 自 遊 館 52.パ レ ブ ラ ン 高 志 会 館 53.A N A ク ラ ウ ン プ ラ ザ ホ テ ル 富 山 54.富 山 第 一 ホ テ ル 55.ホ テ ル ニ ュ ー オ ー タ ニ 高 岡 56.名 鉄 ト ヤ マ ホ テ ル 57.グ ラ ン ミ ラ ー ジ ュ ・・・・・・・・・ P.308 ◆学内インターンシップ就業体験発表会 ◆県内合同インターンシップ就業体験発表会 ◆インターンシップ就業体験発表会に参加して あとがき P.414 Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 平成24年度 富山短期大学経営情報学科 インターンシップ実施要領 1、インターンシップとは? イ ン タ ー ン シ ッ プ と は 、 「学 生 が 在 学 中 に 自 ら の 専 攻 、 将 来 の キ ャ リ ア に 関 連 し た 就 業 体 験 を 行 う こ と 」と さ れ 、事 前 に 学 生 が 取 り 組 む 課 題 を 設 定 し 、そ れ に 基 い て 企 業 や 機関において短期間の実習・研修を行う制度のことです。 今日、国際化や情報化の急速な進展、あるいは社会や産業構造の激しい変化により、 雇用環境も大きく変わりつつあります。その中にあって、人材育成の核となる大学に は、社会や産業界・企業のニーズに応える人材の育成をめざした教育機能の一層の拡 充・強化が求められています。 こ の よ う な 要 請 に 応 え る た め に 、本 学 の イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 産 学 官 の 連 携 により、教育の一環として実施されるものです。 2、インターンシッププログラムの概要 (1)プログラムの目的 ①高い職業意識の育成・啓発 実習・研修を通じて、仕事とは何か、ビジネスはどのように形作られていくの か等についての理解を深め、自らの職業適性や将来設計を考える機会を得る。 ②学習意欲の向上・教育効果の実現 実習・研修を通じて、これまで学んできたことを確かめるとともに、自らの専 攻 と 関 連 の あ る 問 題・課 題 を 見 出 し 、よ り 深 い 専 門 分 野 へ の 学 習 意 欲 を 高 め る 。 ③自主性・責任感のある人材の育成 現実の活きた組織・職場の厳しさを体験することによって、社会人としての自 覚を促すとともに、自主性・責任感のある人材の育成に役立てる。 (2)プログラムの構成・内容 イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 、 「事 前 研 修 」・ 「受 入 先 で の 実 習 ・ 研 修 」・ 「事 後 研 修 」を も っ て 完 結 し 、 全 体 の プ ロ グ ラ ム を 修 了 し た 者 に は 単 位 を 認 定 し ま す 。 ①事前研修 実習に先立ち、その目的・研修目標を明確にし、実習を有意義なものとするた めの研修です。 具体的には準備としてのオリエンテーションに加えて、実習先での研修テー マ・課 題 の 確 定 、及 び 2 年 生 経 験 者 と の 懇 談 会 、ビ ジ ネ ス・マ ナ ー 講 座 等 で す 。 ②受入先実習・研修 実習先において、正(準)社員・職員と同じ責任・意識を持って就業体験をし てもらいます。 -1- Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 ③事後研修 実習を通じて得られた経験や問題意識を今後につなげていく研修です。 具 体 的 に は 、研 修 テ ー マ に 沿 っ た レ ポ ー ト の 作 成 、日 報 の 作 成 、学 内 発 表 会 に お ける発表原稿の作成、県下合同就業体験発表会の報告書の作成です。 (3)プログラムの概要 ①受入先での実習・研修期間 1 週 間 ~ 2 週 間( 実 質 5 日 ~ 10 日 間 )で 夏 期 休 暇 中 の 8 月 7 日 (火 )~ 9 月 26 日 (水 ) に実施。 *研修期間は受け入れ先の事情により異なる。 * 夏 期 休 暇 中 、 前 期 追 ・ 再 試 期 間 の 9 月 5 日 (水 )~ 11 日 (火 )は 可 能 な 限 り 除 く 。 ②報酬・費用負担・保険等 ・無報酬:教育・学習の一環のため原則報酬はありません。 ・交通費・食費等:受入企業等により異なりますが、原則として自己負担です。 ・ 傷 害 保 険 等 : 大 学 が 斡 旋 す る 「学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」に 全 員 加 入 済 み で す 。 ③単位認定:下記の方法により、次の単位を認定します。 ・科目名:インターンシップ ・単位数:2単位 ・評価方法:事前・事後研修への出席、研修先での実習、受入企業による実習の 評 価 、 事 後 レ ポ ー ト ( 「研 修 レ ポ ー ト 」、「 日 報 」 な ど )、 発 表 原 稿 な ど を 総 合 的 に評価します。 3、申込手続・マッチング方法等 ( 1 ) 申 込 期 間 : 4 月 12 日 (水 )~ 4 月 27 日 ( 金 ) 13: 00( 期 限 厳 守 ) (2)定 員 : 80 名 程 度 (3)申込手続: ① 受 講 希 望 者 は HP「 イ ン タ ー ン シ ッ プ TOYAMA」 及 び 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ ガ イ ド ブ ック」から希望研修先候補を3つまで選びます。 ② 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ 受 講 申 込 書 」 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 、 4 月 27 日 (金 )13: 00 までに教養演習担当教員との個別面談を行い、教員の承認(押印)を受け事務 室 ( A321) ま で 申 し 込 み ま す 。 ③受入先の内諾後、研修先に提出する「富山県インターンシップ・エントリーシ ー ト 」を 、教 養 演 習 担 当 教 員 の 個 別 指 導 を 受 け て 事 務 室 に 提 出 し ま す 。( 研 修 先 で習得したいこと以外は事前に作成しておくこと) (4)申込資格 ①1年生でインターンシップの趣旨を理解した意欲的な学生で、ゼミ教員の推薦 がある者。 ②パソコン能力、語学力等は企業の受入条件に適合した者。 -2- Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 (5)受入先とのマッチングおよび履修登録 ①提出された「インターンシップ受講申込書」にもとづき、受入側と相談した上 で、申込学生と研修受入先のマッチングを行います。なお、原則申込後の途中 辞退は認められません。 ②希望者数または受入れ企業の事情によっては、プログラムに参加できない場合 があります。 ③インターンシップの履修登録は、受け入れ先の研修を終了した学生が後期授業 科目を登録する際に行うものとします。 (6 ) マ ッ チ ン グ 後 の 研 修 取 止 め の 基 準 インターンシップは他のカリキュラムと異なり、学外の組織で行う研修となる ため、自主性・積極性がより求められる他、研修先の業務遂行の妨げになっては いけません。従って、マッチィング後であっても日頃の学習態度から研修先に支 障をきたすと判断された学生は、インターンシップを取止めることがあります。 その判断は以下の項目によります。 ① 健康状態:インターンシップに耐えられない心身の状態にある者。 ② 授 業 の 出 席 状 況 : 履 修 し た 科 目 で 正 当 な 理 由 が な く 欠 席 し た 者 。( 原 則 皆 出 席 ) ③ 学習態度:日頃の学習態度がインターンシップにおいて支障をきたすと判断さ れる者。 *上記の項目に一つでも該当した学生は、経営情報学科会議で協議の上、インタ ーンシップを取止める場合があります。 -3- Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 4.受 入 先 及 び受 入 概 要 一 覧 教養演習 担当教員 氏 名 研 修 先 研修日程 実働 日数 公共団体等 1 安達 池田 美里 富 山 県 庁 (スポーツ保 健 課 .) 8/20~8/24 5 2 大西 村中 紫穂 富 山 県 庁 (砺 波 青 少 年 自 然 の家 ) 8/27~8/31 5 3 金田 中野 裕美 富山市役所 8/30~9/12 10 4 加納 小竹 里歩 砺 波 市 役 所 (福 祉 市 民 部 生 活 環 境 課 ) 8/20~8/24 5 5 小西 田島 菜郁恵 砺 波 市 役 所 (社 会 福 祉 課 ) 8/29~9/4 5 6 金田 千龍 茜 7 大門 中野 衣望 高岡市役所 8/20~8/24 5 8 三上 南 香織 9 三上 髙田 友里子 10 大西 西坂 恵美里 滑川市役所 9/26~9/29 4 11 安達 五十里 美咲 黒部市美術館 8/17~8/29 10 12 大西 杉 本 あずさ 黒部市吉田科学館 8/17~8/29 10 13 安達 柴垣 里菜 黒 部 市 役 所 (宇 奈 月 庁 舎 ) 8/20~8/31 10 14 柴田 氏家 大揮 射水市役所 8/20~8/24 5 15 安達 宮崎 遥 朝日町役場 8/10~8/14 5 16 寺本 谷口 友理 富山労働局 8/6~8/10 5 17 小西 松沢 冴香 高岡市立中央図書館 9/10~9/14 7 18 大西 練合 志織 射水市中央図書館 8/7~8/14 6 19 三上 松井 綾香 立山町図書館 8/20~8/24 5 20 小西 廣田 結希 滑川市立図書館 9/12~9/19 6 21 柴田 大田 祥子 22 大西 宮下 陽菜 23 柴田 宮前 優莉香 富山市立図書館 8/30~9/12 10 24 金田 宮 里奈子 25 柴田 水野 桃子 8/23~9/2 大島絵本館 金融機関 大門 坪内 友亮 27 大﨑 澤江 春奈 富 山 大 学 (研 究 振 興 部 ) 8/27~8/31 5 28 安達 正満 理紗 富山大学付属病院 9/10~8/31 5 29 寺本 鈴木 志穂 富山大学図書館 8/27~8/31 5 30 柴田 高稲 夏希 富 山 大 学 (研 究 振 興 部 ) 8/6~8/10 5 31 大門 嶋田 梨奈 32 大西 高月 理菜 北陸銀行 8/27~8/31 5 33 加納 矢後 梓 34 金田 宮 田 ありさ 砺波信用金庫 8/20~8/24 5 -4- 8/9~8/19 10 26 Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 教養演習 担当教員 氏 金融 研修日程 実働 日数 富山信用金庫 8/9~8/15 5 オーアイ工 業 8/27~8/31 5 名 研 修 先 製 造 ・販 売 サー ビ ス業 ・その他 35 大﨑 清水 大器 36 大﨑 廣澤 諒太 37 安達 谷口 理沙 38 柴田 青島 和音 39 大﨑 川瀬 将也 40 安達 中田 愛美 41 安達 中村 美穂 グランマルシェタケダ 8/6~8/18 10 42 大門 茶谷 美咲 北 陸 コカ・コーラボトリング 9 / 3 ~ 9 / 7 5 43 大門 川田 真佑 三協立山 8/20~8/31 10 44 寺本 沢田 志緒里 45 三上 高野 真衣 46 三上 松谷 紗希 47 小西 小 森 まどか 48 小西 津田 真帆 49 寺本 舘 磨美 50 大門 坪田 茉弓 9/12~9/19 51 加納 石庭 沙津希 8/24~8/31 52 金田 佐 々木 千 穂 53 小西 若林 知世 9/19~9/26 54 小西 渡辺 麻実 8/16~8/23 55 大﨑 杉本 里 56 寺本 奥野 綾菜 57 大門 長谷川 玲美 58 大門 加藤 集 59 金田 高口 舞 60 大門 住吉 咲弥 61 大門 吉野 佑 62 加納 端 結衣 63 金田 片山 翔馬 64 三上 竹腰 泉紀 65 大門 北山 紗由実 66 小西 梅森 郁奈 67 寺本 福井 柚葉 68 寺本 山崎 瑞恵 69 柴田 70 小西 8/20~8/25 ボン・リブラン 8/7~8/12 6 8/7~8/12 メガスポーツオーソリティ高 岡 店 8/16~8/29 14 阪神化成工業 9/10~9/20 8 富 山 テレビ事 業 (花 メイト) 8/7~8/14 8 中小企業団体中央会 8/20~8/24 5 まちづくりとやま 8/20~8/31 12 エコロの森 9 / 4 ~ 9 / 8 8/7~8/11 5 射 水 ケーブルネットワーク 8/20~8/24 5 伏木富山港海王丸財団 8/21~8/26 6 本多法律事務所 8/22~8/26 5 ラ・ブランシュ富 山 9/12~9/24 11 相山 泰亮 あんしんグループ 8/20~8/24 5 天 野 みどり 北日本新聞社 8/6~8/10 5 -5- Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 教養演習 担当教員 氏 サー ビ ス業 ・その他 研修日程 実働 日数 71 加納 牧野 巧 ジェック経 営 コンサルタント 8/6~8/13 7 72 大西 岩坪 亜理沙 73 柴田 小倉 健志 モリタ 8/21~8/28 8 74 加納 嶋林 永奈 島屋 8/20~8/24 5 75 金田 藤縄 咲 ステップアップ 8/6~8/10 5 76 寺本 小林 紗英 (一 般 社 団 法 人 )経 営 者 協 会 8/6~8/10 5 77 金田 古川 菜月 78 金田 本多 彩香 富 山 シティエフエム 8/20~8/24 5 79 三上 寺井 彩乃 北 山 ナーセリー 9/18~9/26 8 80 三上 栗山 遥 81 寺本 竹内 佐希 82 加納 釜 土 なつみ JTB中 部 富 山 支 店 8/7~8/22 16 83 三上 野原 菜々 84 柴田 廣田 彩織 85 大﨑 松沢 美佐 86 柴田 石黒 良樹 87 大西 小林 穂加 とやま自 遊 館 8/20~8/24 5 88 寺本 秋 村 ひかり 89 金田 島田 菜摘 パレブラン高 志 会 館 8/7~8/13 7 90 安達 宮﨑 恵里花 91 安達 荒木 奏 92 大﨑 小林 悠希 93 大西 西野 美里 94 大西 深川 美織 95 大﨑 石瀬 彩 96 大西 小杉 理菜 97 大門 山田 瞳 98 大門 神埜 早紀 99 大西 堀江 郁名 100 小西 政 二 みお 101 金田 矢後 渚 102 寺本 中川 美夢 名 研 修 先 8/7~8/20 ANAクラウンプラザホテル富 山 8/21~9/3 14 9/13~9/26 富 山 第 一 ホテル 9/12~9/20 6 9/10~9/18 ホテルニューオータニ高 岡 8/13~8/21 7 8/27~9/4 名 鉄 トヤマホテル -6- 8/24~9/4 12 Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 教養演習 担当教員 氏 名 その他 103 大西 内山 理子 104 大西 本島 小百合 105 安達 高藤 佳奈 研 修 ホテルグランミラージュ -7- 先 研修日程 実働 日数 9/17~9/21 5 Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 5.インターンシップ・プログラム スケジュール一 覧 【平成24年度】インターンシップ・スケジュール表 日 程 4月9日 内 容 (注) (月) 新1年生オリエンテーション( 1年生全員) ①インターンシップ概要DVD ②2年生経験者(3名)による体験談とアドバイス (火) インターンシップガイダンス(キャリアデザイン講座) 4月10日 ①平成24年度実施要項 5組3限・6組4限 ②平成23年度実施報告書(経営情報学内Web) ③受講申込書 ④研修希望先調査票 ⑤平成24年度インターンシップスケジュール表 ⑥HP「インターンシップTOYAMA」の説明(経営情報学内Web) ⑦学生用インターンシップガイドブック・平成インターンシップ一覧 【配布資料】(EDUCATION→インターンシップ→資料配布→第1回資料フォルダ) 4月11日4限 (水) 教養演習配属決定 4/12~4/27 4月27日13:00 教養演習担当教員との相談期間 受講の有無、研修希望先について相談(教養演習担当教員) (金) 「申込書」 ・「希望調査票」提出締切日 【注】教養演習担当教員の署名・捺印をもらい ⇒学生が事務室(A321)へ提出 前 期 5月~6月 【マッチング作業】 電話で受け入れの打診(大門、加納・寺本) 受入れ内諾の学生にエントリーシート・ 同意書記入の依頼 教養演習担当教員の指導を受け、エントリーシート・同意書を事務室まで提出 ①依頼状、エントリーシート、受入れ条件確認書の郵送(大門・前畑) 学生の追加募集可能 ②企業から送られてくる研修日程・受入れ条件の確認(大門・前畑) ③覚書、受入れ条件の作成と同意書の提出依頼(大門・前畑) 【以 降】 6月5日 ・マッチングが終了していない学生の打診・依頼 ①受け入れに関する不明な点についての電話確認 ・マッチングが終了した学生の内容確認 ②研修内容未提出企業への依頼 (火) 事前研修①キャリアデザイン終了前の時間 A313 ①マッチング結果の中間発表 ②「インターンシップ事前指導」 ③同意書配布→6月8日(金)13:00まで事務室に提出 ④研修日誌、研修レポート、日報、礼状作成例等の資料配布 6月25日 6月中旬 7月~研修前日 7月17日 (月) 事前研修②専門演習終了後16:30~ A313他 ①研修内容の確認 (英語リーディング特講受講生は適宜実施) ②2年生経験者との懇談会(質問とアドバイス) 覚書、受入れ条件、同意書の発送 *覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る 教養演習担当教員との個別指導期間 研修テーマ、課題などの内容を設定、確認する (火) 事前研修③3限、4限(キヤリアデザイン講座の時間) ※ 外部講師によるマナー講座 受入先訪問担当教員の決定(科内会議) 【7/下旬~】 担当教員受入先訪問 ①学生を同行し研修注意事項の確認(研修1週間前までに終了) ②書類(評価票、アンケート、返信用封筒)と手土産の持参 ③覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る -8- Ⅰ.平成 24 年度インターンシップの概要 【夏季休暇中】 夏 期 休 暇 9月27日 受入先を訪問し、研修の様子を視察(担当教員) ①研修生の激励 日誌の作成 ②研修終了後の評価表・アンケートの回収を依頼 研修終了後お礼状の作成 ③研修先へのお礼状の作成と郵送(教養演習担当教員の指導) (木) 事後研修①1年生登校日10:30~ A330 ①科目登録や提出物、今後の日程についての説明 評価表返却、今後の注意事項 9月27日 (木) 「研修日誌」、「 研修レポート」、「日報」の提出 10月1日 (月) 後期授業開始 10月~ 10月18日 ②インターンシップの振り返りと評価表、アンケート結果の返却 *提出されたファイルの確認(大門) 教養演習担当教員との個別指導期間 研修レポート、日報の添削、学内発表会原稿の指導(教養演習担当教員) (木) 研修レポート、日報の完成ファイル提出 教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出 学内発表会用Power Po in tファイル提出 10月18日(木)17時まで (EDUCATION→インターンシップ→課題提出) 10月19日~10月24日 提出ファイルの点数評価期間 後 期 10月25日 10月26日~11月7日 全教員による評価の集計を元に発表者を決定(昨年6名) 学内発表者の指導(発表原稿変更可能) 10月27日 (土) 富山短期大学大学祭 10月28日 (日) 事後研修②学内展示発表会 11月8日 教員全員による点数評価 (木) 学内発表者の選定(科内会議) 教養演習教員担当 大学祭でHP上による展示発表(在学生・高校生対象) (木) 事後研修③学内インターンシップ発表会 11月9日~12月3日 学外代表・プレゼンコンテス ト発表者の選抜 2限10:50~ A330(全員参加) 受入れ企業出席者より評価・コメントを頂く 学外発表者の指導 教養演習教員担当 12月4日 (火) 事後研修④就業体験発表会(本学) 12月7日 (金) 事後研修⑤就業体験発表会参加レポート 平成25年1月 『実施報告書』の編集・作成・配布 学科代表1名による発表(1年生全員参加) 参加内容のレポートと後輩へのメッセージ提出(報告書原稿) 大門・前畑 6.その他 本学科では、教養演習(1年次ゼミナール)担当教員の指導の元、インターンシッ プ科目が運営されています(もちろん研修先や全体のプロモートを行っている富山県 イ ン タ ー ン シ ッ プ 推 進 協 議 会 の 支 援 ・ 指 導 も 含 ま れ て い ま す )。 教 養 演 習 担 当 教 員 は 、 様々な個別指導はもちろん、本報告書の添削指導も行っており、真意が伝わらない表 現や不適切な表現があれば、その責めを負っていることは言うまでもありません。ま た多くの貴重な体験をさせていただきながら、紙数や諸般の事情で割愛せざるを得な かった内容があったこともご容赦下さい。 -9- Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁スポーツ・保健課 経営情報学科 12M006 池田 1年 美里 責任の共有がチームワークを支える 私は、富山県庁の教育委員会スポーツ・保健課で 5 日間、就業体験をさせていただきました。私 がインターンシップに参加した目的は、学校では知り得なかったビジネスマナーを知り、コミュニ ケーション能力の向上をはかることでした。 研修内容は、学校教育と総合型スポーツ施設のデータの集計業務でした。どちらも文部科学省に 提出するものだと聞かされたので、間違えのないように何度も確認しました。政府提出の資料に限 らず、外部に提出、掲示するものはダブルチェックが必須となっており、これが信頼・信用に繋が っていくのだと思いました。もし、学校で自分が何かミスを犯してもそれは自分の責任であり、自 分で処理するものです。しかし、それが仕事上で起きると、仕事仲間に迷惑をかけたり、場合によ っては会社の看板に傷がついてしまうこともあります。それを防ぐためにも、一つ一つの仕事に責 任をもつことは、言葉以上に重要な意義をもつのだと分かりました。 また、研修をしていくうちに、職場の皆さんはオンとオフの切り替えが上手だと感じました。休 憩時間にはしっかり休憩をとり、休憩時間が終わるころには既に仕事を再開しています。仕事中に 話が盛り上がっていたときも、その話がひと段落ついたらすぐに仕事を再開しておられます。この ことを担当者に話したら、意外な答えが返ってきました。これは、もちろん息抜きという面もあり ますが、人間関係を円滑にするためのコミュニケーションを図っているのだとおっしゃっていまし た。たわいもない会話をすることで互いの距離を縮め、職場の雰囲気を明るくし、結果として職場 全体のチームワークを高めることになるのです。これは仕事仲間に限らず、仕事相手にも言えます。 相手にとって好ましくない取引内容であっても、会話に含みを持たせ、ストレートな言い回しを避 けることで仕事相手との良好な関係を保つことができます。間接的な表現を用いることは不快感を 軽減させ、信用を高めることができるからです。 私はデータ入力が主な作業でしたので、職場での皆さんの様子や雰囲気を間近で感じることがで きました。そこでは、誰一人として仕事に責任感を持っていない人はいませんでした。自分が間違 っていたら直ちに謝罪をし、解決策を見出す。情報を共有することで、自分の仕事だけでなく職場 全体の仕事の流れをも把握し、助け合っていました。責任とは、個人が抱えるものではなく、職場 や会社全体で抱えるものだと実感しました。 富山県庁で 5 日間就業体験をさせていただいたことで、多くの学びを得ることができました。同 時に多くの課題も見つけることができました。集計業務では、 「責任」をもって重要な書類(データ) の入力をするというよりも、 「 与えられた仕事」をきっちりこなそうという気持ちが大きかったです。 この 2 つは似ているようで違います。明らかに前者の方が責任の重みが大きいです。 「与えられた仕 事」という意識では、仕事を与えた者に責任があるかのように思ってしまいます。ここに考えの甘 さがあると思いました。さらにコミュニケーションでは、基本となる挨拶の声が小さく、気づいて おられない方もいました。このような課題を改善し、就職活動に活かせるように努力していきたい です。 最後になりますが、今回就業体験をさせていただいた富山県庁の皆様に厚く御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 - 10 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁 池田 美里 研 修 日 報 設定課題:富山県庁について知る 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ①教育委員会のプラン説明 初日ということもあり、オリ 分からないことは積極的 8/20 ②庁内見学 エンテーションをしていただ に担当者に質問するなど、 (月) ③体力・運動能調査の集計業 いた。実習をしていくうえで 意欲的かつスピーディに 自分が与えられた仕事がどの 与えられた仕事をこなし ような役割を担うのか、知る ていた。 務 ことができた。 設定課題:職場での基本的なマナーを身に付ける 実 習 内 容 ①体力・運動能力調査の集計 8/21 業務 (火) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ビジネスマナーは社会人とし 職場での基本的なマナー て必要なものだが、その中で は、しっかりできていた。 一番重要なのは挨拶である。 また、地道な作業にも集中 して取り組んでいた。 設定課題:与えられた仕事を正確にこなす 実 習 内 容 ①体力・運動能力調査の集計 8/22 業務 (水) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 少しでも疑問点があればすぐ 大量のデータを取り扱う に担当者に指示を仰いだ。仕 仕事が続いているが、まじ 事を正確にこなすためにも自 めに手堅く業務をこなし 分の独断で判断してはいけな ていた。忙しい担当者にも い。 配慮し、質問等を行ってい た。 設定課題:与えられた仕事を迅速にこなす 実 習 内 容 ①総合型スポーツクラブの 8/23 (木) 実態調査の集計業務 ②体力・運動能力調査の集計 業務 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント データの集計ということで地 予定していた総合型クラ 道な作業が続き、手際よくな ブの集計等が早く終了し ったが、確認を怠らないよう たため、初日から実施して にした。また、外部に提出す いた業務を継続。仕事のう るものだったので、ダブルチ えで必要な、報告、連絡、 ェックをしていた。 相談がしっかりできてい た。 設定課題:自ら進んで仕事を見つける 実 習 内 容 ①体力・運動能力調査の集計 8/24 (金) 業務 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 自分から仕事を見つけること 集計業務の疑問点を担当 ができなかった。もっと学ぶ 者に問い合わせるなど、業 姿勢をもって積極的に取り組 務に積極的に取り組んだ。 めたらよかった。 業務の目的を理解のうえ、 真摯に取り組み、確実に遂 行した。 - 11 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波青少年自然の家 経営情報学科 12M107 村中 1年 紫穂 見えないサービスの大切さ 私は5日間、砺波青少年自然の家で就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の テーマは「積極的にあいさつし、気配りや笑顔を心掛ける」でした。そのテーマをもとに、今回 の研修結果を報告したいと思います。 研修内容は施設見学、KTT(危険予知トレーニング)で山への追跡ハイキング、施設を利用さ れる方との交流・指導、オリエンテーション、イニシアティブ(自然の中での運動)、トーテム ポール掘り、クラフト(スプーンやしおり作り)などでした。 初日は館内の利用方法を教えてもらい、その中で利用者さんの前に出て話をしてよかったと思 ってくださることも必要だが、本当に大切なことはお客様には見えないサービスが重要だと教わ りました。お客様に見えないサービスとは、施設が使いやすいか、レストランの食事はおいしか ったか、青少年自然の家で楽しく活動することができたかなどです。普段私たちがお客として普 通だと思って利用していることが見えないサービスだと教わりました。このように見えないとこ ろから気を使って、サービスをすることでお客様から「また来たい」、「よかった」などと思われ リピーターとしてまた来て下さるようになればしっかりと見えないサービスを提供できている 証拠だと思います。 この見えないサービスはどんな仕事でも重要だと思います。表だけ笑顔で雰囲気よく接してい ても周りの環境が悪ければ相手にそれなりの印象を与えます。だから周りの環境、評判すらも良 くしていかないとちゃんとしたサービスはできないと思います。 今回の砺波青少年自然の家での研修で見えないサービスの大切さを身をもって学ぶことがで きました。最後に利用者さんに「ありがとう」と言う言葉をいただき私自身も活力をもらい仕事 をすることに対しての意欲が湧き、よい経験となりました。この経験を活かして今後の就職活動 にも生かしたいと思います。 - 12 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波青少年自然の家 村中 紫穂 研 修 日 報 設定課題:元気よく!あいさつから! 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 施設の利用方法 利用者さんの前に出て話しを 青少年教育施設の様子やこ 8/27 追跡ハイキング することよりも、見えないサ れからの課題などについて (月) 施設見学 ービスの方が大切。 実際に活動プログラムを見 危険予知トレーニングでは、 たり体験したりして感じて 小学生の目線で危険なところ もらえたと思います。利用 を予知し、改善する。 者がまた来たい!と思える 施設にするためにどうすれ ばいいかという視点でも取 り組んでみてください。 設定課題:説明での工夫を見つける。 実 習 内 容 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 小学生との交流、目線を わかったか知りたいときは「 青少年教育施設では普段学 8/28 同じにして、相手の立場 わかりましたか?」と聞いて 校や家族でできないことが (火) となって考える。 返事をもらうといい。 できる場所だと思うので楽 楽しいだけではなくてプラス しい気持ちプラス苦労した トを通っているので相 で「辛かったけど」楽しかっ り工夫したりしてできる成 手の気持ちがわかる。だ た!の方が記憶に残る。 就感を感じとってもらうこ ② 昨日、自分達で同じルー から、どんな言葉をかけ とが大切です。そのために てあげればいいかも分 職員が事前にしっかりと研 かる。 修を積んで安心して活動で きるような準備をしておく 必要があります。 設定課題:笑顔を絶やさず!(オリエンテーション頑張る) 実 習 内 容 ① 実際にオリエンテーシ 8/29 (水) ョンを行った ③ こちらが「~だと思いま す。」といってしまうと 勤務時間:8:15~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 一歩引いて見守ることも大切 実際に利用者にオリエンテ 危険な時は注意をするが、基 ーションをしてもらいまし 本はこちらからあまり指示し た。利用者にとって知りた ない。 いことを簡潔に伝えるとい 、利用者さんは不安にな うことはなかなか難しいこ るから言い切ってしま とだと思いますが、そのニ うのがよい。 ーズに合わせてあげられる よう努力・工夫することも 私たちの仕事になります。 表情とてもよかったです! - 13 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:気配り、KYT(危険予知)にも注意! 実 習 内 容 ① イニシアティブ(丸太に 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 子供達の方が発想が豊かなの 今日はイニシアティブゲー 8/30 乗ったりロープをくぐ で、こちらから口を出さず、 ムで実際に子供達と一緒に (木) ったり運動)での補助 自由にさせてあげると面白い 活動をみてもらいました。 ② 2~3mもあるトーテ アイデアが出たりする。 感じたと思いますが、子供 ムポールを掘って顔作 心のつながり→ふれあい 達が自ら考え工夫して失敗 りをした や成功体験をすることはも ③ 館内の清掃。館内の清掃 のすごいエネルギーに繋が と言っても広大な敷地 っていくと思うのでその支 があるのでそれを一つ 援を全力でできればやりが 一つ掃除していくのは いに繋がっていくのではな とても重労働。(外の掃 いでしょうか? 除もあり) 設定課題:いろいろな話を聞き、視野を広げる 実 習 内 容 ① クラフトで、自分オリジ 勤務時間:8:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 辛いことを乗り越えたらその 所での仕事を表と裏の部分 8/31 ナルのスプーンやしお あとは達成感がある から見てもらえたと思いま (金) り作り レストランでは食中毒やアレ す。利用していただけると ルギーが一番注意していると 確信しています。また職業 話しを伺い職に関する ころ に就くということについて 視野が広がった。 お客さん一人一人のニーズに も考えるヒントになってく 合わせることが大変 れたらと思います。これか ② 所員の村上さんからお らも自分磨きをしていって 下さい。応援しています。 - 14 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市役所 経営情報学科 1年 12M039 中野 裕美 富山市が“好き”という気持ちが大切 私は、富山市役所で 2 週間研修させていただきました。富山市職員はおよそ 3000 人で、100 課 400 係あることを知り、とても大きな組織だということがわかりました。一般企業とは違い市 民と相対する課がほとんどなので、苦情を言ってくる人や突拍子もない質問をしてくる人もたく さんいるそうですが、自分の仕事の評価が目に見えるので達成感を得ることができるし、多くの 市民と関わることができる、とてもやりがいのある仕事だとインターンシップを通して感じまし た。市職員になると市民の目が厳しくなるので、職員の名札を付けているときはいつも以上に自 分の行動に責任を持たなくてはいけません。市役所の仕事は法律や条例が基本になるので、勉強 し続けなくてはいけないということを知り、学生より社会人になってから学ぶことのほうが多い と思うようになりました。 私が配属されたスポーツ課は、スポーツを通して富山を盛り上げようと多くの活動をしていま す。スポーツ大会を開催しているほか、公園や体育館等の施設の整備なども行っています。私が 初日に任された仕事は、スポーツ少年団の登録者名簿とスポーツ大会参加者名簿の確認や DVD のデザインを作成するなどでした。多くの子供たちがスポーツ少年団に登録しており、漢字の間 違い等が多いと聞きました。スポーツ大会参加者名簿は大会を行う上で重要な資料となるため、 責任を持って仕事に取り組みました。他にも、市長と協議するときに使う体育施設料金改定の重 要な資料の料金確認やインターハイ記録報告書に載せる挨拶文の作成を任されました。緊張しな がら正確に仕事を進めていきました。また毎日必ず行っていたことが一つあり、それは「三十年 史」という全国の武道館についての資料の入力です。全国の武道館の歴史・組織・事業を知るこ とができ、新たな知識を身につけることができたと思います。事務作業だけではなく、スポーツ 大会の準備のためにスポーツ施設に何度か訪問したり、スポーツ施設を見学したりしました。ま た、芝園小学校のプール監視をするなど、普段の生活の中では滅多にできない貴重な体験をさせ ていただきました。ちなみに、スポーツ課は富山市のスポーツ施設と密接に関わっていることも 知りました。 最終日には、市役所で働いておられる方々のお話を聞きました。市役所を目指したきっかけや 公務員の良さ、職員になって感じたことなど、就職活動に役立つことをたくさん聞くことができ ました。さらに、市役所はとても頼れるところで、市民にとって身近な場所であると再認識しま した。市役所で働くには相手が何を求めているかをしっかり見極め、わかりやすく説明をし、市 民一人一人の立場に立つことが大切なのだと考えます。職員の方々は富山市が好きで、より良い 場所にしていきたいという気持ちを強く持って仕事をしているとインターンシップを通して感 じることができました。 市役所の仕事を実際に体験し、初めてのことばかりで戸惑いや辛いと感じたときもありました が、積極性や創造性が大切だということを学びました。就職活動が本格的に始まる前に、とても 良い経験ができました。ありがとうございました。 - 15 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市役所 中野 裕美 研 修 日 報 設定課題:節度のある行動を取る。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~15:00 実習生の特記事項 ①職員課長あいさつ グループにわかれて意見交換 8/30 ②富山市の政策について し発表した。富山市の政策や (木) ③地方公務員について 地方公務員についてなど詳し ④オリエンテーション く聞き富山をより知ることが 指導者のコメント できた。実際に政策を考え意 見交換できたことは良い経験 になったと思う。 設定課題:わからない場合、すぐに質問する。 実 習 内 容 ① 市民生活部の皆さんに 8/31 (金) 実習生の特記事項 スポーツ課での実習は初 dが役に立った。もっとスポー 日で、初めてのことばかり ② PR用DVDのデザイン作成 ツ課の仕事を知っていきた で戸惑うこともあったと ③ 名簿確認 い。 思うが、着実に作業をこな していた。長い実習期間、 で入力 頑張ってください。 設定課題:与えられた仕事をスムーズに行えるようにする。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 名簿確認は大会を進めるにあ 史の業務は部局によって、 たって、とても大事だと感じ 同じスポーツ課の中でも ② 執行予算に付箋貼る た。各小学校に資料を配布す 担当事務によって、仕事の ③ スポーツ大会、スポーツ ① 懇親会参加名簿 入力・ (月) 指導者のコメント 学校で習っているexcelやwor 挨拶 ④ 三十年史の内容をExcel 9/3 勤務時間:8:30~17:15 印刷・裁断 る重要な役割があることを知 中身・進め方が異なる。そ 少年団の名簿の人数確 った。机にむかい事務的な作 うした部分に気づいたの 認 業をするという私のイメージ は、今後の実習に取り組む が覆された。外にも出て行動 上でプラスになると思い 的な課。 ます。 ④ 施設にスポーツ大会で 使用する道具運び 設定課題:仕事をする上で自分に足りない部分を見つける。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 芝園小学校プール監視 プールの監視員として芝園小 庁舎内での事務が多かっ 9/4 ② 三十年史入力 学校へ行った。プールのあら たと思うが、今回スポーツ (火) ③ 富山市に関係のある新 ゆる機能に感動し、快適な環 施設における事業に携わ 境で教育を行っていることが ってもらった。現場での取 うかがえた。 り組みに触れ業務内容を 聞記事切り抜く ④ 書類コピー 肌で感じてもらえたと思 う。 - 16 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:施設を訪問して、仕事内容を知る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/5 ① 流杉浄水場見学 浄水場での仕事は富山になく (水) ② 婦中総合行政センター てはならないものだと改めて 見学 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 思った。婦中行政センターは ③ エコタウン交流推進セ ンター見学 市役所とは違い、市民が課を 探す必要がなく、一つの窓口 ④ グランドプラザ(中心市 街地)見学 で用事うを済ますことができ るところが魅力。 ⑤ 庁内見学 設定課題: 指示されたことは、なるべく素早く正確に。 実 9/6 (木) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ①富山県スポーツ推進委員 事務的な作業や施設での作業 あらゆる自治体の事業・業 会フェスタのプログラム綴 など、いろいろな仕事をする 務は法令・条例・規則を基 課だということがわかった。 に行っており、その点を理 ②他県の市のスポーツ施設 富山県の施設料金を変えると 解することが自治体職員 条例調べ きは、他県の条例を把握する の出発点となる。実習も日 ③壮行会打ち合わせ ことが必要だと学びました。 数を重ね、疲れもピークに ④壮行会受付 富山県だけの問題ではなく他 さしかかる頃だと思うが、 県と繋がっていると知った。 しっかり休んで頑張って 国体の壮行会に参加させて頂 ください。 じ いた。緊張感があった。 設定課題:仕事をする上で何が大切か考えながら行動する。 実 習 内 容 ① 体育施設料金改定案の 9/7 (金) 資料の料金 ② インターハイ記録報告 書に載せる挨拶文を考 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント インターハイの挨拶文を考え あいさつ文作成は定例的 ることは、とても責任重大な な事務とは異なり創造性 仕事だと思い、緊張感を持っ が求められる。我々職員で て行った。良い経験になった。 も難しいものだが、良いチ える ャレンジの機会になった ③ 名簿の郵便番号調べ と思う。仕事のスピードは ④ 封筒とプリント作り 慣れやコツに左右される ので、今の段階で結果を気 にしなくてよい。良くやっ ている。 設定課題:自分ができる仕事があるか積極的に聞く。 実 9/10 (月) 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ① 挨拶文提出 体育施設料金を改定する際に 仕事や職場環境にも慣れ ② 中核市の体育施設料金 は、多くの資料を作成したり た頃だと思う。勤務状況も 何度も話し合いがあったりと 積極的で指示した内容も 、とても時間がかかることを 概ね適確に処理している。 知った。 残り少ない実習期間も、こ の入力 の調子で引き続き頑張っ てください。 - 17 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:スポーツ課最終日。最後まで学び、やり遂げる。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① スポーツ施設見学 スポーツ施設を見学できてよ 庁内の執務だけでなく、現 9/11 ② 三十年史入力 かった。滅多に入ることので 場を見ることは職員にと (火) ③ 封筒に記入、はんこ きない球場に入れたことが嬉 ってもおろそかにできな ④ スポーツ施設使用料入 しかった。いろいろなところ い部分でもあるので見学 からの補助金で施設が建設さ してもらった。様々ある業 れているのを知り、多くの協 務の一部だが携わっても 力があって成り立っているの らった。少しでも参考に、 だと思った。とても良い経験 今後の糧になれば嬉しい。 になった。 本当にお疲れ様でした。お 力 りがとうございました。 設定課題:先輩方やインターンシップ実習生の話を聞き、今 勤務時間:9:30~15:00 後に活かせるようにする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/12 ① 座談会 4人の職員の方から、たくさん (水) ② 職員採用試験について のお話を聞くことができた。 ③ 総括 市役所に就職しようと思うき っかけは、まず富山を好きに なることだと気付くことがで き、もっと富山を知りたいと 思った。民間企業とは違い、 多くの市民と関わることがで きる点や福利厚生がしっかり していて女性も働きやすい点 が魅力だと感じた。 - 18 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波市役所 経営情報学科 1年 12M064 小竹 里歩 言葉の大切さについて学ぶ 私は、五日間砺波市役所にてインターンシップを行いました。普段ではみることのできないよ うな行政の裏側を拝見させていただき、行政の多様性について学ぶことができました。そして、 自分が一人前の社会人になるためにはまだまだ課題があるのだと身を持って感じさせていただ きました。 初日に、福祉市民部生活環境課の課長さんによるオリエンテーションが行われました。そこで は、市役所とはどういったところなのかと社会人としての心得を教わりました。お客様には的確 な回答をできるだけおこなうようにし、「たぶん」といったような不安を煽るような言葉遣いを してはだめだと言われました。職員の方を見ていると、お客様の理不尽な質問にも適切な答えを 探し、曖昧な言葉遣いは一切していませんでした。私は自信がないと、すぐにたぶんといったよ うな言葉を使ってしまう癖があったので話すときは意識するようにしました。しかし、普段から 使っている言葉をすぐに直すといったことは難しく、普段からしっかりとした言葉遣いで話すよ うにし身につけるべきだと感じました。 そして、インターンシップ中にはよく意見や質問を求められました。最初、意見を求められた とき頭ではわかっていましたがうまく言葉にすることができず、職員の方に本当にわかっている のか心配されました。意見や質問に答えられるということは、どれだけ自分がその話を理解して いるのかを図ることができ、仕事の効率も上がるようになります。理解していても相手に伝わら なければ、理解していないのと同じことなのだと思いました。そのため、常に相手の話を聞くと きは自分なりの考えを持ち、疑問点や理解したことを整理しながら聞くようにしていました。そ うすると自然に疑問や思ったことを言えるようになりました。 インターンシップを通して多くのことを学びました。私は、将来事務職に就きたいと考えてい ます。働く人の話を聞くことも参考になりますが、実際に自分で働きたい職場で働いてみるとい うことはとても自分の為になりました。事務職で基本となってくる資料の作成の仕方やお客様と の接し方について教えていただいたことは、自分の力となりました。そして、言葉遣いについて はよりいっそうの注意をするように普段から心がけていきたいと思います。今後の就職活動では インターンシップで、学んだ言葉遣いや自分の意見をしっかり持つようにし伝えることを活かし ていけるようになりたいです。 - 19 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波市役所 小竹 里歩 研 修 日 報 設定課題:市役所の役割を知る 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ①朝礼 オリエンテーションで市民が きっちりとあいさつので 8/20 ②オリエンテーション 求めていることには的確な答 きる方です。熱心に効率よ (月) ③補助金申請の打ち込み えであって、 「たぶん」などと く仕事をされていました。 ④防犯灯・バスの時刻表作成 いった不安な言葉は使っては いけないと言われ意識しまし た。 設定課題:施設見学 実 8/21 (火) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 防犯灯・バスの時刻 質問や、意見を求められたり 施設説明の時、理解されて ② クリーンセンター・斎場 しましたが、思いつかず何も いるのか説明者には反応 答えられなかったので残念で がわかりづらかったよう した。 です。ごみの分別作業には ・霊苑などの施設研修 真剣に取り組みされてい ました。 設定課題:正確に仕事を行う 実 8/22 (水) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 環境基本計画本の作成 大分仕事にも慣れてきたので 慣れない仕事にも熱心に ② バスの時刻表・防犯灯地 作業が効率用できるようにな 取り組み、大変てきぱきと ってきましたが、最初の気持 作業を行っていただきま ちを忘れずに丁寧に仕事に取 した。 図の作成 り組みたいと思いました。 設定課題:審議会を聞き自身の考えをまとめる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ① 現場研修 実際の現場での取引を見せて 行政の仕事の多様性につ 8/23 ② 資料を読む いただいたり、審議会に記録 いて実感していただくこ (木) ③ 審議会の記録 として参加させていただきと とになりました。また、偶 てもためになる一日でした。 然環境審議会と重なった ことから記録係として見 学していただきました。 設定課題:今までのことを活かし仕事に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ① 議事録作成 聞いたことを自分なりにまと あっという間の5日間で 8/24 ② 防犯灯の作成 めていく議事録の作成はとて したが、行政の仕事の一部 (金) ③ 資料の穴あけほっちき も大変でした。普段から自分 を体験していただきまし の考えをしっかり持つことが た。今後。この経験を活か 必要となってくるのだと感じ していただければ幸いで ました。 す。お疲れ様でした。 すなど - 20 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波市役所 経営情報学科 1年 12M082 田 島 菜 都 恵 人のために最良の結果を出す 私は砺波市役所の社会福祉科で6日間、就業体験をさせていただきました。こ の就業体験での私のテーマは、市役所という様々な人が集まるこの場で社会人の 常識、コミュニケーションを身に付ける事と、「人の為に働く」ということを肌 で感じ取ることでした。 私には夢があります。それは自衛官になり、困っている人を助けることです。 市役所での仕事は様々ありますが、人の為に働く職場だと思います。市役所のそ のような所に、自分の夢との共通点があるように思い、研修先に希望しました。 私 が 就 業 体 験 中 、 印 象 に 残 っ て い る の は 2日 目 の 生 活 保 護 の 実 態 に つ い て 教 え て頂いたことです。最初は芸能人の不正受給の件もあり、あまり良い印象は持っ ていなかったのですが、話を聞くうちに生活保護はとても大事なものだと思うよ うになりました。まず、富山県の生活保護率は全国でとても低いと教えてもらい ました。その中で砺波市は他の市に比べ生活保護を受給している人が少なく、そ のほとんどが高齢者、障害者の方々でした。何件か生活保護に至ったケースを拝 見させてもらうと、市が厳しい調査、審査をしていることがよく分かりました。 受給した後も、どのような状態かを確認しながら丁寧な対応されていると知った ときは驚きました。 3日目、5日目での各作業施設での体験では、精神・知的障害者の方々と作業 させて頂きました。障害者という単語から、消極的な方々が多いイメージでした が、実際現場へ行くと、明るい方ばかりで驚きました。また知的障害者の方々の 作業施設では、精神障害者の方々の所と違い針をつかった作業はありませんでし た。同じ作業施設でも、平等に、安全に作業できる環境が整えられているのだと いうことが学ぶことができました。 最終日の福祉センター「北部苑」の見学もとても印象的でした。高齢者の方々 が安心して利用できるように、風呂場に緊急用ボタンがあり、改めて高齢者の目 線で作られているのだと感じました。また、いっぷく体操というものを体験させ ていただきました。これは音楽とともに、先生の指示のもとボールやゴムひもを 使って体操をするものです。運動量はそれほど辛くはなく、ゆっくりとした動き で時間をかけて全身の体操をしました。月に二度程このように先生を呼び、元気 な高齢者でいてもらうよう企画を立てていると聞きました。また、この企画のと きは無料で施設に入ることができるそうです。 6 日 間 と い う 短 い 間 で し た が 、私 は 今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ で「 人 の 為 に 働 く 」 という事が少し分かった気がします。それは相手の目線で物事を考え、相手にと って最良の結果が出るように働くことだと思います。実際、私が見てきたことは どれも相手にとって最良の結果が出るようになるものばかりでした。今後、社会 に出て様々な場面に直面するかと思いますが、今回学んだことを活かし、困って いる人に対して最良の結果が出せるような自衛官を目指したいと思います。 - 21 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波市役所 田島 菜都恵 研 修 日 報 設定課題:オリエンテーション 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①オリエンテーション 福祉市民センターが各自どの 演習の初日ということも 8/29 ②砺波市、福祉市民部の概要 ような仕事をしているのか学 あって、最初はかなり緊張 (水) ③社会福祉課の主要業務 ぶことができた。福祉センタ しているようでした。午前 ④市社協の概要 ー苗加苑を見学し、高齢者に 中のメニューは、事業の概 ⑤市社協の施設見学 対して色々な配慮、工夫がさ 要を講義形式であったこ れていることが分かった。 ともあり、難しかったので 福祉協議会はボランティアに はないかと思っています。 も力を入れており、ボランテ 午後からは、市社協へ出向 ィアをするとポイントがたま いて福祉施設を見学し、帰 るボランティアポイント制を ってきたときは表情も和 実施している。 らいでいるようでした。 福祉のみならず、実習の期 間に砺波市役所の仕事、地 方公務員という職業がど のように市民と関わって いるかを少しでも学んで 欲しいものです。一週間頑 張ってください。 設定課題:生活保護の実態、常任理事会の見学 実 8/30 (木) 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ①生活保護の実態 生活保護というのは、厳しい 生活保護はとてもデリケ ②常任理事会の見学 調査、審査のもと受けられる ートな問題です。近頃は若 と分かった。また、受けた後 者や芸能人の受給してい も様々な義務が発生すること るニュースが話題となり、 が学べた。 マスコミ等でいろいろと 常任理事会での見学では、話 取り上げられています。し が難しかったがどのようにし かし、本当に保護を必要と て広報が作られているのか知 している方々は多く居ま ることが出来た。 すし、実際に受給している 方の多くは厳しい調査や 審査をうけています。砺波 市内では多くはありませ んが、生活保護を必要とし ている方はやはりいるの です。日本国憲法第25条の 条文を思い起こしてみて ください。 - 22 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:作業体験 実 8/31 (金) 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①演習 厚生福祉の冊子から、問題を ワークハウスでの作業体 ②ワークハウスとなみ野で 様々な視点からとらえること 験はいかがだったでしょ ができた。自分の意見と違っ うか?精神障害を持った た意見を読めて大変新鮮だっ 方々が日々作業を行いな た。ワークハウスとなみ野で がら作業訓練に努めてい は、自身が実際に作業訓練を る姿は、普段の学生生活の 体験し、この施設がどのよう なかでは、あまり体験でき な役割をはたしているのか学 ないものであったと思い ぶことができた。 ます。障害を持っている方 見学、体験 を支援することも市役所 の福祉行政の役割のひと つです。 設定課題:運営補助 実 9/1 (土) 習 内 容 勤務時間:12:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①福祉健康大会の運営補助 砺波市で、このような大会が 「砺波市福祉健康大会」は ②後片付け 行われていると初めて知った 年一回開催される大切な 。これを機に、もっと地元の 行事で、福祉・健康に携わ イベントなど参加していきた っている方々が一度に会 いと思う。 「オランダから見る して作られるものです。盛 砺波」の話を聞き、砺波には 会のうちに終えることが 砺波の良さがあるのだと学ぶ できました。中学生の発表 ことができた。 やお医者さんの講演など、 日頃聞けないようなこと も聞けたと思います。 このような行事を催すた めには、事前に何日も会合 を重ねて当日を迎えるこ とができるのです。何事も 、成功させるためには、そ れまでに綿密に計画をた てることが大事であると 学んでもらえたと思いま す。 - 23 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:作業体験 実 習 内 勤務時間:9:00~12:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 福祉作業所で検品、作業を行 金曜日の実習と同様に、今 9/3 った。どのような作業を行っ 日は知的障害者の方々との (月) ているのか学べた。仕事場の 作業でした。これらの作業 空気など感じ取ることができ 所で作られたものが、先日 た。 の「福祉健康大会」の会場 ①福祉作業所で作業体験 で販売されていました。障 害を持つ方々もこのような 形で社会とのつながりを感 じられたのではないでしょ うか。いよいよ明日は実習 最終日です。もう一日頑張 ってみましょう。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 福祉センター北部苑で「いっ 超高齢社会の現代において ぷく体操」を体験した。高齢 元気な高齢者でいられるこ ②いっぷく体操の体験 者の為に様々な配慮がされて とは素晴らしいことです。 ③いままでのまとめ いることを学べた。北部苑に 福祉センターでは、元気さ は、高齢者の方々が満足でき を維持していただけるよう るサービスが沢山あることが 骨折予防の観点から、今日 分かった。 のような「いっぷく体操」 ①福祉センター「北部苑」の 9/4 (火) 見学 を企画しています。体操を していた高齢者の表情が、 みんな生き生きとしていた とは思いませんか?行政と して引き続き、元気な高齢 者でいられるための施設、 サービスを提供していきま す。一週間という短い実習 期間でしたが、田島さんの ハキハキとした態度が、と ても好印象でした。少しで も市役所の行事を身近に感 じてもらえたらうれしいで すし、また、この間に得た ものを今後の学生生活や就 職活動に生かしてもらえた らと思います。 - 24 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 経営情報学科 1年 12M076 千龍 茜 市役所の意外な仕事 私は、高岡市役所で5日間、職業体験をさせていただきました。このインターンシップでの 私のテーマは、市役所という職業を知るということでした。このテーマをもとに、今回の研修 結果を報告したいと思います。 研修内容は、主に市内施設の視察研修をしたり、実習生が各課に分かれてその課についての 概要を学んだりしました。そして最終日には、グループに分かれて「産業のさらなる発展や新 たな産業創造の推進のために、市としてどのような施策があげられるか」というテーマの研究 課題について発表しました。 市内施設の視察では高岡工芸センターに行き、職員の方よりお話を伺い、高岡にはすばらし い産業から生み出された工芸品がたくさんあることを知りました。しかし、最近では、ライフ スタイルの変化や消費低下による販売の低迷などが深刻な問題となっているようです。私はそ れを聞いてこの状況を打破するためには今までのような古い型をまず壊すことが重要なのでは ないかと思いました。現代人に親しみやすく浸透させるには、多様化しているニーズに合致し たデザインを考え、それにあわせた工芸品を開発していかなければならない、というのが私の 意見です。このように、今後の高岡産業について考えることも市役所の重要な仕事であり、今 回の体験を通じて、私なりに意見を持つことができてよかったです。また、各課にわかれた研 修では、管財用地課という課について詳しく学びました。公有財産の管理、記録や土地開発な どにも携わっており、金融機関と高岡市をつなぐ重要な役割を担っていることがわかりました。 あわせて、空調管理や電話応対をはじめとする管理も担当し、市役所の土台といっても過言で はなく、いわば縁の下の力持ちのような課でした。具体的には実際の申請書をみながら、行政 財産を用途廃止し、普通財産に変えるまでの手続き方法を教えていただいたことは、ふだん見 ることのできないとても貴重な経験だと思います。そして、最終日に行ったグループでの課題 研究では、高岡市の産業をどのように発展させるかについての自分の意見をそれぞれに出し合 うことで、コミュニケーション能力や積極性が身についたと思います。また、それをパワーポ イントにまとめるために、見やすく、わかりやすい資料作成について一緒に考えながら制作し ていくことで、社内で重要な協調性も身につけることができたと思います。 市役所という市民と深く関わりをもつこの職業について、今回のインターンシップを通じて 詳しく知ることができました。書類にハンコを押したりするだけではなく、どうすればよりよ い高岡市になるかを考えることや、防災訓練に携わり、これまでの市役所のイメージとは大き くかけ離れた意外な仕事内容がたくさんあり、そのどれもが高岡に密着していることばかりで した。さらに、社会人になるための貴重な成長があったと思います。1つは、自分の意見を持 つということ、2つめは、人と話すときはどうすれば伝わりやすいかを考えることです。3つ めは何事にも積極的に取り組む姿勢や仕事仲間との協調性です。今後はこの経験を念頭に置き ながら大学生活を過ごし、自分の強みに変えていきたいです。 - 25 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 千龍 茜 研 修 日 報 設定課題:働くことを身をもって体験する 8/20 (月) 実 習 内 容 実習生の特記事項 (火) 実 習 内 容 実習生の特記事項 実 習 内 容 ①高岡デザイン・工芸センタ (水) 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント ① 病欠 設定課題:市役所という職場を詳しく知る 8/22 指導者のコメント ① 病欠 設定課題:「働く」ということの理解を深める 8/21 勤務時間:9:00~16:00 ーの視察及び研修 ②庁舎管理関連業務(寒剤用 地課) 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 施設見学では、高岡の工芸品 の継承のために様々な努力を していると伺った。また、管 財用地課とは、市役所の土台 となる重要な課だと知った。 設定課題:職場での協調性・積極性を身につける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 「産業のさらなる発展 課題演習のテーマに沿って各 8/23 や新たな産業創造のた 自考え、調べてきたことをも (木) めに、市はどうすればい とに、みんなで話し合って発 いか」をテーマにグルー 表原稿を作った。協調性や積 プで課題演習をする 極性が少し身についたと思 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント う。 設定課題:発表・演習を通じてコミュニケーション能力を身 勤務時間:9:00~16:00 につける 実 8/24 (金) 習 内 容 ① 木津小学校での防災訓 練の準備 ② 災害時の避難所での問 題点について考える ③ 課題発表 実習生の特記事項 防災訓練の作業準備も、市役 所の意外な仕事のひとつなの だと思った。また、課題発表 の本番では、市役所の方の前 でしっかり発表することがで きてよかった。 - 26 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 経営情報学科1年 12M089 中野衣望 全体の奉仕者であるということ 今回のインターンシップでは、高岡市役所で5日間体験させていただき、5日間とは思えな いくらいに多くのことを得ることができました。 1日目の公務員についての講義では、公務員は全体の奉仕者であるということや、義務責任 が法律で定められているため、ほかの仕事をしてはいけないということを知りました。次の研 修先である体育保健課は、子どもたちの体づくりや衛生管理、学校給食に携わっている課です。 私の中学校時代の部活動では試合が何回もありましたが、その試合を体育協会と連携して管理 しているのも体育保健課だと知り、驚きました。また、実際に高岡市の3つの中学校に届ける 給食を作っている石瀬調理場へ見学に行き、説明をうけました。徹底した衛生管理のもと、給 食が作られていることを改めて知りました。その後、部活動の試合でよく使用したスポーツコ ア、竹平記念体育館も見学しました。 2日目は、環境クリーンセンターへ行き、市のごみがどういった流れで処理されているのか を学びました。また、高岡市の重要文化財などを管理する文化財課では、実際に埋蔵文化財の 本調査の見学をさせていただきました。埋蔵文化財は本調査へたどり着くケースは少なく、今 回の調査を見学できたことはとても貴重で、手作業で城の跡や皿などが掘り当てられているこ とにとても感動しました。 3日目は高岡工芸センターへ行き、高岡の伝統工芸品がどのように作成されているか、工芸 品はどこで活用されているかなどを学びました。私は高岡市在住ですが、知らない伝統工芸品 がたくさんあることに驚くとともに、素晴らしい工芸品を誇りに思いました。また、生涯学習 課での研修では、二上まなび交流館へ行き、実際に学習にきていた小学生と一緒にプラパン作 りやオリエンテーリングで使う遊具の修理・補強・作成をしました。小学生との活動を通して、 子どもは様々なことに興味関心を持ち、学んで成長していくためにも、このような施設は大切 だと改めて実感しました。 4日目は、2つのグループに分かれて「高岡市を発展させるため の施策」というテーマで案を出し合い、それをまとめたパワーポイントを作成する作業をしま した。ここでは、四大生の案のまとめ方や発表の仕方などがとても参考になりました。 最終日は木津小学校へ行き、防災訓練をしました。グランドへ避難した際に使用する大きい 調理機器を実際に組み立てたり、被災地のビデオを見て改善すべき点を話し合ったり、救護体 験もしました。今後は富山県においても大きな災害はないとは言い切れないので、これまでの 経験を生かして災害に備えるべきだと思いました。そのあとは4日目に作成したパワーポイン トを使い、市役所の方の前で発表しました。この課題研究はとても難しい課題で大変でしたが、 やり遂げたことでさらに高岡市への興味関心が増しました。 5日間という短い間でしたが、大まかに高岡市役所の仕事を知ることができ、役所の仕事は デスクワークばかりではないかというイメージも変わりました。これらの高岡市役所での体験 を今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 - 27 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 中野 衣望 研 修 日 報 設定課題:公務員を知る 実 8/20 習 内 勤務時間:9:00~16:00 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション 公務員は全体の奉仕者である ② 体育保健課について説 。義務責任が法律で定められ (月) 明 指導者のコメント ているためほかの仕事はでき ③ 施設見学 ない。スポーツコア、竹平記 念会館、石瀬調理場見学 設定課題:高岡市のことを理解する 実 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 ① クリーンセンター見学 高岡市のごみ処理のことを知 8/21 ② 文化財課について説明 った。工事中の勝興寺へ行き、 (火) ③ 文化財見学 話を聞いた。ほかにも重要文 指導者のコメント 化財をたくさん見た。 設定課題:市の職員としての仕事 実 習 内 容 ① デザイン工芸センター 8/22 (水) 見学 実習生の特記事項 指導者のコメント 高岡市の鋳物、漆器などの伝 統工芸品の見学や作成過程の ② 生涯学習課について説 明 ③ 勤務時間:9:00~16:00 説明。小学生とプラパン作り、 遊具の作成、修復、補強をし 二上まなび交流館での た。 体験 設定課題:プレゼンテーション作成 実 習 内 容 ① プレゼンテーション作 8/23 成 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント AグループとBグループにわ かれて高岡の更なる発展のた (木) めに市としてどのような施策 が考えられるかを午前中に考 え、意見をまとめた。 設定課題:最終まとめ 実 8/24 (金) 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 ① 防災訓練 木津小学校で、たきだしの釜 ② 課題発表 を組み立てた。震災のときの 映像や写真を見て説明を聞い た。救護訓練も行った。 - 28 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 経営情報学科1年 12M104 南 香織 視野を広げることで新たな道が開ける 私は以前から公務員として市役所で働きたいと考えていたため、市役所の業務内容を体験す るだけでなく、“市役所で働くことが自分に適しているのか”“自分の感じるやりがいを達成す ることが出来るのか”をテーマとして、インターンシップへ参加しました。 5日間の就業体験では、高岡市をより理解するために、環境クリーン工場やデザイン工芸セ ンターを視察し、その後実習生は、参加希望理由に基づいて異なる部署ごとに配属され、業務 を体験しました。4・5日目には、実習生が2つのグループに分かれ、与えられた研究課題に 対しての施策を検討し、提案をパワーポイントでまとめ発表を行いました。 私が市役所職員になりたいと思ったのは、普段利用していた道路で改善してほしいと感じる 場所があり、私のような市民からの要望に対して、市はどのような対応をしているのかが気に なり、自ら改善する立場になりたいと考えるようになったからです。この理由を考慮していた だき、1日目は生活環境部の地域安全課で業務体験を行いました。担当者の方から「市役所で は部署や課の中でも全く異なる仕事をしているため、自分が関心を持つ部署へ配属されるかわ からず、配属されても異動が多い。そこで、市役所で働くのではなく、業務内容は異なるが同 様に地域の安全に関して業務を行う警察職員を目指すことも、選択肢に入れてみてはどうか」 と意見をいただきました。以前私は、希望とは異なる部署に配属されることになっても、市役 所で働くことが1番適していると考えていましたが、市役所同様に市民のために町を改善する ことが出来る職業は他にもあることがわかり、調べる前から1つに決めるのではなく、より多 くの選択肢を探すことで、自分に最も相応しい職業を見付けようと思いました。 4・5日目の課題演習では、初対面のメンバーと意見を出し合い、問題に対しての施策を考 えてまとめました。他者の意見を聞くことにより自分の意見も客観的に考察することが出来る ようになり、異なる視点から新たな発想が生まれることがわかりました。また物事に取り組む 時には、最初にその事柄に対して興味を持つことが必要で、状況を把握した上で考察し、そこ から考えを発展させていくことが大切なのだと思いました。 高岡市役所でのインターンシップの経験で、市役所で働くことが自分に適さないとわかりまし た。今後視野を広げることで選択肢は増やすことができると思います。自分に適した仕事を見付 けるために職業の勉強もしていこうと思います。 私は編入学希望のため、インターンシップへの参加を迷っていましたが、参加したことで今後 の勉強の方向性を定めることができ、良い体験をすることが出来ました。 - 29 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 南 香織 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~16:00 内 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション 午前中は高岡市・高岡市役所 8/20 ② 研修 についての説明や、憲法を学 (月) ③ 交通安全業務 び、公務員への理解を深める 指導者のコメント ものでした。 午後からは、生活環境部地域 安全課で実際に市民から改善 要請がある地域や死亡事故現 場の視察し、市役所は市民の 要望に少しでも応えられるよ うに日々対策を考えているこ とが知れて良かったです。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~16:00 内 容 実習生の特記事項 ① 環境クリーン工場視察 市役所職員は、市役所内だけ 8/21 ② 案内所で仕事見学 で仕事をしているだけではな (火) ③ 住居地図作成 く、環境クリーン工場など、 ④ 消費者トラブルの説明 様々な場で、様々な業務を行 ⑤ 人権擁護の説明 っていることがわかりまし 指導者のコメント た。 市役所内でも部署ごとに業務 内容は異なっており、電柱に 設置されている住居表示番号 表示板も、市役所の方が設置 していて、市民の知らない場 面で市民の生活のために働か れているのだと思いました。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~16:00 内 容 ② デザイン工芸センター 8/22 (水) 視察 実習生の特記事項 高岡市の伝統工芸・伝統産業 について学び、同市により興 ② 市民課業務説明 味を持つようになりました。 ③ オタヤ市民サービスコ 私たちが一般的に持っている ーナー視察 公務員のイメージと、実際に ④ 市民課業務体験 働く公務員では全く違うこと を、教わり勉強になりました。 - 30 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 設定課題: 実 習 内 容 ① 課題演習 8/23 (木) 8/24 (金) 設定課題: 実 習 内 容 ① 総合防災訓練作業実習 ② 課題演習 ③ 課題発表 ④ 感想 修 日 報 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 実習生がA・Bグループに分かれ、 与えられたテーマを検討し、パ ワーポイントでまとめ、問題提 起、改善策に取り組んだ。メン バーの異なる意見を話し合い、 一つのものを作り上げることの 困難さを体験することが出来ま した。 実習生の特記事項 課題演習では、パワーポイント を使い、制限時間内に説明しな ければならなかった。発表をし ていく中で新たに内容を付け加 えるなど工夫をして、自分たち の考えをより理解してもらえる ように心がけました。 - 31 - 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 経営情報学科 1年 12M029 髙田 友里子 市民と社会をツナグ 私は、滑川市役所で4日間、就業体験をさせて頂きました。この就業体験での私のテーマは市役所 ではどのような仕事をしているのか、どのようにして地域・市民に貢献しているか、そして働くこと の意義とは何か、働く上で何が重要なのかを知ることでした。また、研修先で様々な世代の方と触れ 合うことでコミュニケーション能力を身につけたいと思い、今回のインターンシップに参加させて頂 きました。このテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。 4日間で「生活環境課・子ども課・農林課」の業務を体験させて頂き、たくさんの方に触れ合わせ て頂きました。1日目には、秋の全国交通安全運動のキャンペーンに参加し、午後から広報やポスタ ーの整理・仕分け、チラシやプリントを挟んだり折ったりする作業を行いました。2日目には、市内 で行われた高齢者自転車大会の運営の補助を行い、午後から有害鳥獣・不法投棄のパトロールをしま した。3日目には、児童館で行われる児童館まつりの準備をし、午後から実際の婦人警官の制服を着 て市内事業所3社をまわり、飲酒運転根絶メッセージの伝達キャンペーンに参加しました。最終日に は、児童館まつりの運営の補助を行い、終了後に片付けと掃除をし、4 日間の就業体験は終了しまし た。 就業体験前は、スーツ姿で椅子に座りパソコンの作業が多いのではないかと想像していました。し かし就業体験を終え想像以上に体力を使う仕事、現場に行っての仕事が多いと感じました。パソコン を使っての作業もありましたが、名前などを間違えないように神経を研ぎ澄ませて作業・確認をする のは想像以上に大変でした。また、効率よく作業をこなしていくことの大変さを改めて知りました。 しかし、達成感ややりがいはそれ以上に大きいものでした。 4日間の就業体験を振り返り、市役所の仕事は想像以上に体力や神経を使う仕事なのだと感じまし た。そして作業をする上で大事なのは、 「確認を怠らないこと・正確にすること・効率を考えながら すること」だと思いました。そして、この 3 つをこなす大変さを身に染みて感じました。また、地域・ 市民の方がより住みやすく、地域社会に積極的に参加できるように市は様々なことに取り組んでいる ことを知り、滑川市への理解を深めることができました。この 4 日間の短い期間の中で様々な世代の 方と触れ合わせて頂き就業体験前より人と話す、触れ合うことができるようになったと思います。 4日間でしたが、就職活動の前に大変貴重な経験をさせて頂けて本当に良かったと思います。受け 入れてくださった滑川市役所の皆様、マッチングしてくださった先生方に心より感謝いたします。そ して、インターシップで学んだことをこれからの短大生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 - 32 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 髙田 友里子 研 9/26 (水) 9/27 (木) 9/28 (金) 9/29 (土) 修 日 報 設定課題:仕事内容を覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 キャンペーンの際、ティッシュ ① 課の業務内容説明 等を渡す際に拒否されることが ② 交通安全運動のキャンペ あったが、めげずに積極的に行 ーン くことが大事であると学んだ。 ③ 広報づくりと仕分け ④ 環境ポスターの整理 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 高齢者自転車大会の運営 自転車大会の運営補助の環境ポ 補助 スターの仕分けや名札貼りの作 ② 環境ポスターの仕分け 業を通して名前や番号をしっか ③ 有害鳥獣パトロール りと確認すること、確認を怠ら ④ 不法投棄パトロール ないことが大事であると思った ⑤ 環境ポスターの名札貼り 。 設定課題:積極的に仕事に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 作業をしている中で、伝えたい ① 児童館まつりの準備 ことはすぐにはっきりと相手に ② 飲酒運転根絶メッセージ 伝えることが大事であると思っ 伝達キャンペーンに参加 た。 設定課題:最後まで責任を持って仕事に取り組むこと 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 児童館まつりの運営補助 婦人会の方と小学生と一緒に運 営した。要領よく思いきってす ることが大事であると教わっ た。 - 33 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~15:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 経営情報学科1年 12M041 西坂 恵 美 里 市民を支えることの重要性 私は、9 月26日から29日までの4日間、滑川市役所の生活環境課と農林課、子ども課でインタ ーンシップをさせていただきました。このインターンシップ中で市役所とはどのような仕事をしてい るのかと市役所は市民にとっての重要さを知るということをテーマに取り組みました。 生活環境課とは、衛生公害担当と生活交通担当の 2 つの担当に分けられていました。 衛生公害とは、環境(大気汚染、水質汚濁、騒音、悪臭)や一般廃棄物、資源リサイクル、公害対策な ど市民が安心して清潔な環境で生活してもらうために様々な取り組みをしている課です。今回はスト ックヤードといわれる資源リサイクルを行っている施設、汚水などを管理する衛生センター訪問と不 法投棄パトロールをしました。不法投棄は海や川、山などが多く特に人から見えない場所に不法投棄 していくそうです。去年はテレビの不法投棄が多く警察の指導もあったそうです。また不法投棄をし た場合には重い罰則があり、会社がした場合はより重い罰則があると教えていただきました。 生活交通とは交通安全や市民の安全を守る課です。今回はコミュニティバスの時刻訂正の紙を挟ん だり秋の交通安全運動の飲酒運転根絶伝達キャンペーンを滑川警察署の方と一緒に滑川市内の 3 つの 企業を訪問したりしました。また病院に来られている高齢者の方にも紙やグッズを直接配って呼びか けることもして、ゆっくりわかりやすく呼びかけることが重要であると感じました。また、高齢者自 転車競技大会の運営補助として参加や小学生、中学生の環境標語や環境ポスターなどの環境フェアの 準備にも携わりました。 農林課では動物の出没のパトロールをして実際に動物による田畑の被害を見学してその被害を減 少させるために電気柵を使う対策が行われていました。また動物が出没しやすい時間帯や出没した場 合にはすぐに現場に行き近くの住民の方に呼びかける対策をしているそうです。 子ども課では滑川市児童館まつりの運営に参加させてもらいました。この児童館祭りはボランティ アとして参加している小学生や中学生、高校生、地元の方と運営をしました。子どもの目線に立って 話すこと、積極的に行動を行うことに心がけました。大人の方とも話す機会があったのでやはり正し い言葉遣いが必要であると感じました。 この4日間で、市役所とは住民の方が快適で過ごしやすい生活を送ってもらうために様々な対策や パトロールをしておられました。また、イベントや紙を配ったりして住民の方と直接接する機会をつ くって呼びかけることも大切であると感じました。また、私もインターンシップを通して、一住民と して毎日安全で清潔な環境で生活を送れているのは市役所の方のおかげであると思いました。また、 実際に住民の方からの相談であった場所に行った時に写真をとって状況を把握することなど、市役所 と住民の関係性も見ることができたと思います。市役所は住民にとって重要な場所であると思います。 - 34 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 西坂 恵美里 研 9/26 (水) 9/27 (木) 9/28 (金) 9/30 (土) 修 日 報 設定課題:作業内容を覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ただ呼びかけをするのではなく ①課の業務内容説明 、紙やグッズを使ってわかりや ②交通安全キャンペーン すく説明をする。 病院訪問 ③飲酒運転根絶伝達キャンペ 住民の方から相談された場所に パトロールに行くときには現場 ーンの打ち合わせ の写真を撮り状況を把握する。 ④コミュニティバスの 時刻訂正の紙はさみ ⑤広報の部数数え ⑥交通安全アドバイザーの お知らせ ⑦環境フェアの準備 ⑧パトロール 設定課題:積極的に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①高齢者自転者競技大会の パトロールは対策をした場所の 運営補助 効果やさらに対策をしなければ ②環境フェアの準備 ならない場所を見つけたりす ③環境課のパトロール る。 ④ストックヤード、 衛星センターの訪問 ⑤不法投棄パトロール ⑥環境フェアの準備 設定課題:訪問中の態度、呼びかけの重要さを知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 呼びかけをするときは強調する ①児童館祭りの準備 ②飲酒運転根絶伝達キャンペ ところを考えて読まなければな らない。 ーンの企業訪問 設定課題:てきぱきと運営する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 児童館祭りの運営 子供の目線に立って話をするこ とは重要である。 言葉遣いに気をつけなければな らない。 - 35 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 勤務時間:9:00~15:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市美術館 経営情報学科 1年 12M004 五十里 美咲 人の喜びが自分の喜びやりがいに繋がる 私は、8月17日から29日までの10日間、黒部市美術館で就業体験をさせていただきました。私 は以前から事務系の仕事に興味があり、実際にどのようなことを行っているのか知りたかったためこの 研修に参加しました。この就業体験での私のテーマは、働くとはどういうことなのか理解し、働く上で のやりがいを見つけることでした。 就業体験を通して、働くことは大変であるということを身に染みて感じました。体験前は美術館では どのような仕事をするのかイメージが湧かず、主に作品の管理や受付などの、華やかな仕事ばかり思い 浮かべていました。しかし、実際に裏での仕事を体験させていただくと、細かくて地味な作業や、同じ 作業を長時間続けることが中心であったので、美術館の仕事に対する見方が大きく変わりました。 私の主な活動内容は、コラグラフ版画セットの準備や、収蔵作家の略歴データの入力でした。段ボ ールや糸などの材料となるものを均等に切り抜く作業を行いました。これらは、小学生の子ども達が授 業の一環として使います。同じ作業が長時間続くと集中力がきれやすく、いい加減になりがちでした。 しかし、職員の方は黙々と作業を進めておられました。それは、自分が自分の役割を果たさないと 美術館の運営にも支障をきたす、ということを分かっておられるからだと思います。一人一人が責任感 をもってきちんと仕事をしているので、館の運営がスムーズに行われ、その結果、お互いの信頼感が生 まれて、職員の皆様全員が気持ちよく働いているようでした。仕事は一人では成り立つものではなく、 一人一人が責任感を持って仕事をすることがいかに重要であるか、学ぶことが出来ました。 また、仕事を行う上で、自分なりのやりがいがあることは、幸せなことだと思いました。自分の行っ たことで人から感謝されたり、喜んでもらえたりすると、それが私の喜びとなり、やりがいへと繋がり ました。また、次からも頑張ろうという意欲が湧いてきました。このように、興味のあることや自分の 強みを活かしていくことで、仕事に対する姿勢や態度も変わり自分の成長にも繋がると思います。これ から色々な知識を身につけ、自分にあった仕事や、やりがいを見つけられるような仕事に就けると嬉し いです。 インターンシップに参加し、職場での雰囲気や仕事に対する責任感、働く上でのやりがいなど、学校 では得られない実践に基づいた貴重な経験をすることが出来ました。頼まれた仕事を正確にこなしてい くことで、人から頼りにされたり感謝されたりしました。それらが仕事に対してのやりがいであると感 じ、私は将来そのような仕事に就きたいと実感することが出来ました。インターンシップで学んだこと をこれからの学校生活や就職活動に生かしていきたいと思います。 - 36 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市美術館 五十里 美咲 研 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 8/21 (火) 8/22 (水) 修 日 報 設定課題:黒部市美術館を理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①新聞記事の切り取り・貼り 一日中働くことは初めての体験 で、集中して長時間働くことは 付け 思っていたより大変であると身 ②資料入力 に染みて分かった。 ③封筒作り 設定課題:仕事内容を理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①封筒作り 地味な作業の繰り返しが多く集 ②資料作成 中力が続かなくなることもあっ ③ワークショップの見学 たがうまく気持ちを切り替えて 最後までやり遂げることが出来 た。少しは忍耐力を身につけら れたのでは。 設定課題:与えられた仕事を正確にこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①コラグラフ版画セットの準 単純作業が長時間続くと集中力 がきれやすくなり、いい加減に 備 なりがちですが、使われる方を ②水やり 思って丁寧に仕上げることの大 切さを学んだ。 設定課題:役割を理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①コラグラフ版画セットの準 作業を行っている中で何回か間 備 違えてしまったので、単純作業 でも気を抜いてはいけないこと が分かった。 設定課題:積極的に取り組む 実 習 内 容 ①資料作成 ②作家データのチェック ③作家データの打ち込み 実習生の特記事項 与えられた仕事を責任持って正 確に素早く行うことで、相手に 与える信頼感が大きく変わって くると思った。 - 37 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 美術館の仕事は外から見えな い部分で沢山の作業があるの で、多くの体験をしていただ けたらと思っています。今日 はどの作業も丁寧にしていた だきました。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ほぼ一日地味な作業が続き大 変だったと思います。どのよ うな職業でも、日々の作業の 積み重ねが製品やサービスに 繋がっています。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 集中力もなくなってくる中丁 寧にしていただき助かりまし た。何でも準備するのは意外 に時間がかかることが分かっ ていただけたかと思います。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 日々、どうしたら良くなるの か等を意識しながら、仕事を すると良いアイデアが生まれ たりします。今後も工夫しな がら作業を進めていって下さ い 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 色々な略歴一つの統一した形 式へ考えながら入力すること は大変だったかと思います。 自分からわからないことを質 問する姿が見られ良かったと 思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:与えられた仕事を丁寧に素早くこなす 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (日) 実 習 内 容 ①略歴データの入力 実習生の特記事項 単純作業が多く、いかに効率よく できるか考えることが重要とな ることが分かった。一つ一つの仕 事をこなしていくことで達成感 を得ることが出来た。 設定課題:自分から仕事を見つけ出す。 指導者のコメント 着実に入力することで自分な りに達成感を味わうことがで きたかと思います。小さいこ とですが喜びが増えると、や る気にも繋がります。 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 ①略歴データの入力 ②ワークショップの手伝い 実習生の特記事項 自分の行ったことで人から感謝 される喜びを感じ、やる気へ繋が った。ワークショップを通して地 域の人々と関わりを持つことが 出来た。相手の行動や対応をみな がらコミュニケーションをとる よう心掛けた。 設定課題:てきぱきと行動する。 指導者のコメント ワークショップの手伝いで、 上手にコミュニケーションを とりながら進めて頂き感心し ました。子供たちも満足でお 帰りになり、その姿を見ると やりがいにも繋がったのでは ないかと思います。 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 ①キャプション作り ②倉庫作品見学 ③ラベル作り ④ポスターの貼り換え 指導者のコメント 美術館は実に細かくて地味な 作業が多いです。この積み重 ねが後に生きてくるので常に 意識しながら作業をしていま す。時代とともにやり方もか えていくことも考えています 。 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 職員の方々は自分の仕事をこな しながらもまわりや他のことに も目を配り対応されていたので、 私も見習いたい。余裕をもって行 動することが大切であると感じ た。 設定課題:自分から進んで行動する。 8/28 (火) 実 習 内 容 ①ラベル作り ②出品リストの入力 ③ラベル貼り ④ファイルの整頓 実習生の特記事項 職員の方々が日々意識しながら 作品の管理を行われているおか げでスムーズに展覧会やイベン トが開かれているのだと改めて 感じた。 設定課題:気を利かせるよう心掛ける 8/29 (水) 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 ①略歴データの入力 ②収蔵庫の移動の手伝い ③収蔵庫の撮影の手伝い 実習生の特記事項 与えられた仕事をやり終え、職員 の方々に感謝され褒められたこ とで、自分は人の役に立っている と実感できた。働くやりがいを見 つけることが出来たのではない かと思った。 - 38 - 指導者のコメント 登録番号入で作成していただ いたので効率よく作品管理が 出来るようになり嬉しく思い ます。高いラベルを貼ってい ただき大変だったかと思いま すが助かりました。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 今回の体験が今後役に立つこ とがあれば嬉しく思います。 どの作業も丁寧にしていただ き当館としても大変助かりま した。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 経営情報学科 1年 12M024 杉本あずさ お客様を笑顔にする準備 私は、黒部市吉田科学館で10日間のインターンシップをさせていただきました。 黒部市吉田科学館では、開館・閉館の手伝い、プラネタリウム投影やアナウンス、お客様の誘導、天文教 室やリラクゼーションプラネタリウムなどの科学館でのイベントの手伝い、工作や工作に必要な材料作りな どの様々な業務を体験させていただきました。特に、プラネタリウム投影では、投影の準備から場内アナウ ンス、次の上映の準備までを一人で行うという経験をさせていただき、自分の仕事に責任を持つ事や仕事や り遂げる達成感を感じることができました。 黒部市吉田科学館には様々な展示物が廊下に置かれています。お客様に楽しんでもらうための物、科学や 工作や天体など様々なものに興味を持っていただくための作品、実際に体験していただける物などです。お 客様が体験して行かれた後そのままになっている物を元に戻す、いつでも見たり、実際に体験したりしてい ただけるようにしておくことも業務の一つでした。カプラという積み木のような物が体験出来るスペースが 吉田科学館には設置されています。私が館内を見学している時に、職員の方がカプラをされていて、タワー を作っていらっしゃいました。 最初はなぜ職員の方がカプラをやっているのか分かりませんでした。 しかし、 職員の方に「ただ置いてあるとお客様はどうやって遊ぶのか分からない。だから実際に作っておくとお客様 もどうやって遊ぶのかが分かる。 」と教えていただき理由が分かりました。確かにただ箱に入って置いてある と使っていいのかもためらう人もいる。何か見本があればお客様にも興味を持っていただけるし、気軽に手 に取っていただけると思いました。そして、このように楽しんでもらうための準備の大切さを知ることが出 来ました。そしてそうすることによってお客様の笑顔をたくさん見ることが出来ることを知りました。 お客様に楽しんでいただくために黒部市吉田科学館では、普段のプラネタリウムや立体映像、サイエンスシ ョーの他に、天文教室やリラクゼーションプラネタリウムなど様々なイベントが行われています。イベント のお手伝いでは、職員の方々のお客様に楽しんでいただこうとする心遣いをより近くで感じることが出来ま した。 お客様に楽しんでもらう、笑顔になっていただく、その準備を行うことが働くことで生まれる生きがいで はないかと今回のインターンシップを通じて思いました。その他にも、普段の学校生活では体験できない貴 重な経験、責任感や達成感を感じる体験もさせていただきました。これらのことをこれからの学校生活や就 職活動、そして就職してからも活かしていきたいと思いました。 - 39 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 杉本 あずさ 研 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 8/21 (火) 修 日 報 設定課題:仕事を覚える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は主に見学することが多か ① 仕事の説明 ② プラネタリウム、3D映像、 った。今日教えて頂いた仕事を 早く覚えて、明日から仕事をし サイエンスショー見学 たい。お客様とコミュニケーシ ③ 館内の案内 ョンをとれるように頑張りた ④ プラネタリウムの案内 い。 ⑤ 館内見学 ⑥ 閉館の手伝い 設定課題:仕事を覚える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は昨日よりもお客様に声を ① 開館の手伝い ② プラネタリウム操作説明 かけることができた。少しずつ 仕事の仕方を覚えてきたが、ま ③ 幼児投影の見学 だ覚えきれていないところがあ ④ 掲示物の作成 るから早く覚えたい。夜には天 ⑤ プラネタリウムの案内 文教室にも参加した。 ⑥ 閉館の手伝い ⑦ 天文教室 (19:30~21:00) 設定課題:覚えた仕事を積極的に行う。お客様とかかわる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、午前中発明クラブの活 ① 開館準備 動に参加し写真撮影などを行っ ② 発明クラブの写真撮影 た。後半は子ども達とも触れ合 ③ プラネタリウムの案内 うことができた。昨日よりもお ④ 展示物の作成 客様と話すことや挨拶が出来る ⑤ 工作の材料作り ようになったので、さらに積極 ⑥ 閉館の手伝い ⑦ 黒部水の少年団の活動見 的に仕事が出来るようにした い。 学 設定課題:お客様と積極的にかかわる。作品を作る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館準備 工作の材料作りや作品作りで、 ② 工作の材料作り いかに効率よく、無駄がないよ ③ 作品作り うに作るかを考えながら行わな ④ 展示物の直し ければならなかったのが難しか った。他には展示物を直すこと から、いつでもお客様が楽しめ るようにしておくことの大切さ を学んだ。 - 40 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 話を聞きながらメモを取って いたのでよかった。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 今日は、夜に開催された天文 教室にも参加してもらいまし た。明日は日曜日。積極的に がんばっていきましょう。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 1日のうちでもいろんな仕事 を体験してもらっています。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ハレパネの材料と天球儀づく りをした。基本的な道具の使 い方と大きさなど面白い、子 ども達が喜ぶものをめざした Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/22 (水) 8/24 (金) 8/25 (土) 修 日 報 設定課題:積極的に仕事をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、実際にプラネタリウム ① 開館準備 ② プラネタリウムの投影準 の案内を読んだ。緊張で読み間 違えたり、読むのが速くなった 備の手伝い ③ プラネタリウムのアナウ りしてしまった。 ンス ④ 工作の材料作り ⑤ 作品作り 設定課題:プラネタリウムのアナウンスを上手に行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、宇奈月発電所の見学に ① 開館準備 同行させていただいた。普段は ② 発明クラブの活動に同行 見ることの出来ない場所を見る (宇奈月発電所見学) ことができた。プラネタリウム ③ プラネタリウムの投影準 のアナウンスは前回よりも上手 備の手伝い く読めたと思う。 ④ プラネタリウムのアナウ ンス ⑤ アンケートの集計 ⑥ 閉館準備の手伝い 設定課題:一つ一つの仕事を丁寧に行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、フィルムツアーがあり、 ① 開館準備 館内放送やアナウンスなど様々 ② 工作の材料作り な仕事をさせていただいた。明 ③ 館内放送 日はフィルムツアーと工作教室 ④ 受付 ⑤ 投影案内(アナウンス) も行われるので積極的に仕事を したい。 ⑥ アンケートのまとめ ⑦ お客様の誘導 ⑧ フィルムツアー見学 ⑨ 閉館準備 ⑩ リラクゼーションプラネ タリウム(18:30~19:30) - 41 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 小さい物から大きい物、子ど もが自由に組み立てることが できるように長さと止め方な ど工夫をこらした。努力した と思われる。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント まかせた仕事は責任をもって 最後まで出来ていました。ま たプラネタリウムのアナウン スも前回よりかなり上達して おり、落ち着いて話せていま す。仕事に慣れて来た様子が 良い方に表れています。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント アナウンスをする場面は多い のですが、かなり上手になっ たと思います。落ち着いて安 定して話す事は、電話対応や 接客にもつながります。この 調子で頑張りましょう。夜は リラクゼーションプラネタリ ウムも体験してもらいまし た。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/26 (日) 8/28 (火) 8/29 (水) 修 日 報 設定課題:お客様とかかわる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館準備 今日は、午前は工作教室、午後 ② 工作教室の手伝い はフィルムツアーの仕事をさせ (準備、写真撮影、片づけ) ていただいた。昨日に引き続い ③ 受付 て館内アナウンスをさせていた ④ フィルムツアーなどの写 だいたが、早口になってしまう 真撮影 ことがあったので気をつけた ⑤ 館内放送 い。以前よりもお客様と積極的 ⑥ フィルムツアー見学 に話せるようになった。 設定課題:プラネタリウム投影を一人で出来るようになる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、プラネタリウム投影を ① 開館準備 ほとんど一人で行った。しかし、 ② プラネタリウムの投影準 ボタンの押し忘れなどの失敗も 備 あった。明日は最終日なので気 ③ プラネタリウムのアナウ を抜かずに、一つ一つの仕事を ンス 丁寧に行いたい。工作では竹の ④ プラネタリウムを投影 加工、皿回しの皿作りをさせて ⑤ 作品作り いただいた。 設定課題:プラネタリウム投影を一人で行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は、プラネタリウム投影を ① 開館準備 ② プラネタリウムの投影準 一人で行った。昨日出来なかっ た点は特に気をつけて行い、無 備 ③ プラネタリウムのアナウ 事に投影できた。とても達成感 があり、貴重な体験をさせてい ンス ただいた。これから10日間で学 ④ 工作 んだ事、経験を活かしていきた ⑤ 工作教室の手伝い いと思う。 ⑥ 全体会議 - 42 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 次の仕事を探して積極的によ く動けています。ここ2日間は 変則的な仕事で対応も大変だ ったでしょう。残り2日、目標 のプラネタリウム操作ができ あがるよう頑張りましょう。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 紙皿の中心の取り方、得意な 絵が描けて良かったですね。 竹の工作も曲げたり、ねじっ たりして曲線の出方を学習し てみました。初めてだったと 思いますが竹は熱した後、す ぐ水で冷やすと形はそのまま に残るのです。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント プラネタリウムの投影作業を 一人で出来るようになりまし た。その他にも10日間でさま ざまな経験をし、いろんな事 が上達されました。この経験、 そして達成感を今後の学校生 活や就職活動に活かして頑張 って下さい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市役所農業水産課 経営情報学科 1年 12M073 柴垣 里菜 「確認」の大切さを学んだ10日間 私は黒部市役所農業水産課で10日間、就業体験させていただきました。この就業体験で の私のテーマは「働くうえで大切なことは何かを知る」でした。また、就業体験を通して、 働くなかで、今の自分に不足していることを見つける目的もありました。 私が所属した農業水産課では、都市農村交流というイベントの運営の仕事も扱っておられ、 私は、このイベントの準備から運営に携わらせていただきました。都市農村交流は「名水の 里くろべこども自然体験村」という名で、黒部市と東京都千代田区の小学4~6年生60名 を対象にし、3 泊 4 日のキャンプを行うイベントです。 インターンシップ開始から最初の 5 日間は、主に都市農村交流の準備を行いました。子ど もたちに配布する資料や、必要な備品をリストアップした資料、当日のタイムスケジュール などの作成、その他に必要な備品の買い出しなどを行いました。この準備期間の中で、学ん だことは、 「確認」の大切さです。当日までに、やらなければいけないことや準備しなければ いけない物をリストアップした資料を作成し、準備するものを確認する。当日使用する施設 に事前に足を運び、用具などを確認する。 このような作業を行うことで、ミスがなくなり、また、他にも必要なものを発見できます。 その他にも、実際に現場に足を運ぶことで、曖昧だった当日の動きを把握できると思いまし た。 キャンプ当日の私の仕事は、子どもたちに随行し補助することでした。事前準備から携わ っていたため、ある程度現状を理解しながら動くことができました。しかし、準備を完璧に していても、始まってみると予想もしていないアクシデントもありました。しかし、職員の 皆さんは冷静に対応しておられ、私の足りないものは、このような「臨機応変さ」だと思い ました。現状を理解するだけでなく、次はどう動けば良いのかを考え、行動することで、よ り効率よく仕事が出来ると学びました。 私は、イベント運営の仕事に興味があり、このような仕事が出来る黒部市役所でのインタ ーンシップに、今回エントリーしました。実際に、イベント運営の仕事に携わってみると、 私が思っていた以上に大変で、体力も必要な仕事だと分かりました。また、人と関わる機会 が多い仕事のため、コミュニケーション能力の大切さを、体験することで改めて学びました。 イベント運営の仕事は、大変でしたが、達成感をとても感じられる仕事だと思いました。 キャンプを終えた子どもたちの顔を見ると、良い表情をしていて、この仕事に携われて良か ったと思うことが出来ました。 今回私は、イベント運営を体験しましたが、このインターンシップで学んだ、 「確認の大切 さ」「臨機応変な対応」「コミュニケーション能力の重要性」は、職種に関係なく大切です。 10日間という期間でしたが、 「働く」体験ができ、良い経験になりました。また、自分を知 る良い機会ともなりました。このような、経験をさせていただいた黒部市役所の皆様に、感 謝申し上げます。 - 43 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市役所 農業水産課 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 柴垣 里菜 修 日 報 設定課題:仕事の内容を把握する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①農業プラン 打ち込み ・いかに効率よく仕事を進める ②都市農村交流の準備 ことができるのか、考えるこ ・見学者用の配布資料の作成 とが大切 設定課題:効率よく仕事を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・イベント運営するには、事前 ① 農業プラン 打ち込み に何が必要で、当日は何が必 ② 都市農村交流の準備 要となるのか確認する ・当日のスケジュールの確認 ・イベントを行うためには、当 ・必要な備品の確認 日のイメージを明確にする ・必要な備品の手配表作成 設定課題:効率よく仕事を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 農業プラン 打ち込み ・事前準備が大切。 ② 都市農村交流の準備 ・当日必要なものを借りるため ・しおり作成・確認 頼みに回る。 ・ 野外炊飯で使用する用具の ・事前の下見が必要。実際に現 確認のため、おおしまキャ 場を見ることで、当日のイメ ンプ場、生地コミュニティ ージがわく。また、準備する センターへ ものの不足分も見つかる。 ・当日の飲み物等の買い出し ・資料は綺麗に、誰が見ても分 かり易いようにまとめる。 設定課題:都市農村交流での自分の動きを把握する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 農業プラン 打ち込み ・市役所の職員の方たちは、個 ② 都市農村交流の準備 々の仕事をこなしながら、都 ・しおり作成 市農村交流の補助も行わなけ ・タイムスケジュールの作成 ればいけない。 ・事前に打ち合わせをし、全員 で確認することが大切。 設定課題:都市農村交流の準備を頑張る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・イベント運営の準備は大変。 ① 農業プラン 打ち込み 必要なものや、使用する施設 ② 都市農村交流の準備 の手配、買い出しなど、やる ・必要な備品の買い出し べきことが沢山ある。 ・イベント間近になり、突然の 変更をお願いされることもあ る。 - 44 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント イベント内容について知ろう とする気持ちがあることが感 じられた。プランの内容につ いて自分の意見を言えるよう 期待したい。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント スタッフの一員として現地の 確認を行った。イベントの準 備には、見えない部分での苦 労が多いことが理解できたの ではないかと感じた。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント エクセルの入力が多い日であ った。差し込み印刷を覚えて おく方がよい。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 使用する物を準備する際に全 体の把握が出来るようになっ てきた。来週からはスタッフ の一員として、動ける準備が 整ってきたと感じた。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:自分の仕事をしっかりする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①都市農村交流の補助 ・完璧に準備していたとしても、 ・新川牧場で、バター作り体 アクシデントは起きる。 験、乳搾り体験 ・次の活動の準備や後片付け、 ・オニキスマーブル見学 時間管理などが難しい。 設定課題:状況を把握して動く 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 都市農村交流の補助 ・リーダー会議などのような、 ・地曳網体験、野外炊飯、海 その日の出来事を振り返る時 釣り体験、テント設営、星 間を作ることが大切。 空ウォッチング、テント泊 ・参加者の安全に考慮する。 ・写真を撮って記録する。 設定課題:臨機応変に動く 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・時間を考え、行動させること ① 都市農村交流の補助 は難しい。 ・テント片づけ ・他の団体様の迷惑にならない ・収穫体験 よう気を付ける。 ・黒部川電気記念館見学 ・黒部峡谷トロッコ電車乗車 ・利用したお店、施設に対し、 お礼の言葉を忘れない。 ・鐘釣 河原露天風呂発掘 設定課題:都市農村交流最終日を楽しむ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・準備から運営までに、多くの ① 都市農村交流の補助 人や団体の協力が必要。 ・部屋の片づけ、生地まちあ るき、清水、細工かまぼこ ・想像していた以上に、労力が かかる。 実演見学、水だんご作り、 東京の子どもたちのお見送 ・団体を動かすことは、なかな かスムーズにはいかない。 り ② 後片づけ 設定課題:最終日の仕事をしっかりこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 都市農村交流で使用した ・イベント運営の仕事は、大変 お金の集計、余った備品の な部分も多いが、やりがいの 確認をし、エクセルにまと ある仕事。 める。 ・イベントで使用したお金の集 ② 農業プラン 打ち込み 計や、余った備品などを、確 認し、来年度のための資料に することが必要。 ・臨機応変に働くことは難しい。 - 45 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 事前準備から携わっていたた めある程度現状を理解してい るが、まだ臨機応変に対応す る積極性が少ない。 勤務時間:8:20~21:00 指導者のコメント 率先して状況を確認していた 。自己判断で確認した事項に ついては、もう少し積極的に 報告してほしい。 勤務時間:6:00~17:00 指導者のコメント 指示なく率先して行動できる ようになった。もう少し頑張 っている感をアピールした方 がいいと感じた。 勤務時間:7:20~16:00 指導者のコメント 体力的に厳しかったと思いま す。でも、よく頑張って最後 まで、イベントをやりとげま した。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市役所 経営情報学科 1 年 12M061 氏家大揮 環境課の役割と責任 私は、射水市役所(環境課)で5日間、就業体験をさせていただきました。射水市 は射水市、新湊市、小杉町、大門町、大島町、下村の二市三町一村を合併した市であ り、それにより地域ごとに市役所の役割が振り分けられました。その中で環境の分野 を取り扱っているのが射市役所(大島庁舎)でした。射水市役所の環境課での就業体 験を希望した理由は、 「 環 境 課 と は ど う い う も の な の か 」、 「環境に対してどのような対 策を施しておられるのか」というこれらの疑問を解決したいと思い希望させていただ きました。5日間の就業体験を通し、私が考えていた環境に対しての知識よりも遥か に多くの知識を学ばせていただくことができました。 環境課が取り扱う問題、それはやはり環境問題です。では実際にどのようにして環 境問題に取り組んでいるのか、それは多くの施設に特化された役割が重要となってい ま し た 。環 境 課 が 管 理・運 営 し て い る 施 設 は 、ク リ ー ン ピ ア 射 水( 廃 棄 物 焼 却 処 理 所 )、 ミ ラ イ ク ル 館 ( リ サ イ ク ル 体 験 所 )、 衛 生 セ ン タ ー ( し 尿 ・ 汚 泥 処 理 所 )、 野 手 埋 め 立 て処分所(廃棄物埋め立て処理所)の四つがあります。それらの施設はそれぞれの役 割 を 持 っ て お り 、ど れ か ひ と つ が 欠 け て い る と 市 民 の 生 活 に 悪 影 響 を 及 ぼ し て し ま い 、 環境問題につながってしまうのです。我々が生活していく上で、①家庭から排出され る一般廃棄物、②環境から排出される自然廃棄物、③人間から排出される排泄物、こ れらは当然出て来ます。①、②を処理するのが「クリーンピア射水」です。業者が運 ん で き た 廃 棄 物 、一 般 市 民 が 持 ち 込 ん で き た 廃 棄 物 を 受 け 入 れ 、そ れ ら を 焼 却 処 理 し 、 ス ラ グ 化 と い う 粉 状 に 変 換 し 、ア ス フ ァ ル ト 用 骨 材 な ど に 再 利 用 さ れ て い ま す 。ま た 、 焼却処理された資源材は、 「 ミ ラ イ ク ル 館 」に よ っ て 再 生 化 さ れ 、展 示 ・ 販 売 し リ サ イ クルの大切さを市民に伝えていくことを目標にし、リサイクル活動に取り組んでおら れます。③を処理するのが「衛生センター」です。一般家庭・公共施設から排出され た し 尿・排 泄 物 を 浄 水 化・焼 却 灰 化 し て 、自 然 に 返 さ れ る 仕 組 み を 施 し て お ら れ ま す 。 そして、それらの施設から処理された廃棄物を最終的に管理するのが「野手埋め立て 処分所」の役割です。処理された廃棄物を埋め立て、維持していく中で汚泥という有 害物質を含んだ固形物が発生し、そこから流れる水分が沈殿してしまいます。その有 害物質を含んだ固形物・水分を浄化し、再び埋め立て・自然に返すというのが衛生セ ンターの役割なのです。 これらの施設を細かく管理・改良を重ねている環境課は、環境について、環境問題 に つ い て 、環 境 保 全 に つ い て し っ か り 考 え て お ら れ る の だ と い う こ と が 分 か り ま し た 。 また、それらを通じて、市民の暮らしの快適性、安全性も考えておられるのだと分か りました。 私が環境課を研修させて頂いて感じたことは、環境課は市民の暮らしを第一に考え ておられ、それは苦情を対処することから始まり、市民にこれ以上の多くの不満を与 えないようにすることが環境課の役目なのだと思いました。 インターンシップは私に多くの事を学ばせてくれた貴重な体験となりました。 - 46 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市役所 氏家 大揮 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 設定課題:環境課を知る 実 習 内 容 ① 住民の苦情対処 ② 山道の防犯カメラ点検 ③ 山道便所の木々点検 ④ 焼却処理所見学 ⑤ リサイクル体験所見学 設定課題:環境課の目標を知る 実 習 内 容 ① 埋め立て処分所見学 ② 埋め立て処分所内のアス ファルト工事 (午前・午後) 修 日 報 実習生の特記事項 環境課での仕事の多くは、市民 からの苦情を対処することが主 で、市民の生活をより良くする ことを目指しておられると言う 事がわかりました。 実習生の特記事項 環境課では、廃棄物から出る悪 臭・有害物質を・効率よく処理 ・リサイクルを施すことで市民 の安全性を高めることを目標と されているということがわかり ました。 設定課題:環境課の仕事を知る① 実 習 内 容 実習生の特記事項 少ない量の廃棄物などは、環境 ① ごみ取り忘れ苦情対処 ② ごみ収集の段取り・作業 課が処理するということがわか りました。市民の周りで起きて 方法の説明・体験 ③ 太陽光パネルの補助金の いる環境汚染の起因を一つ一つ 処理していく事が重要だという 採用検査 ④ 市内の川への油流出の調 ことを知ることができました。 査 設定課題:環境課の仕事を知る② 実 習 内 容 実習生の特記事項 環境課へ多くの苦情が寄せられ ① 道路通行止め依頼 ② 研修会用の観覧船の使用 ていることがわかり、それを一 つ一つ細かく確認し、実際に現 依頼 ③ 山道の防犯カメラのメン 場に向かって調査するという仕 事が環境課には多くあることが テナンス・映像点検 わかりました。 ④ 空き地の不良調査 設定課題:環境課の施設の仕組みを知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 汚泥処理所見学 市内で発生する多くの廃棄物を ② 焼却処理所の内部見学 分類し、それぞれの処理方法に ③ 理事会案内状の作成 沿って効率よく処理を施すこと ④ 施設の仕組み・施設を通 で、環境に配慮した社会作りを しての処理計画の説明 計画しておられるということが わかりました。 - 47 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 施設の説明に対して、活発な 質問を行っていた。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 暑い中、屋外での土木工事に 従事してもらった。周囲を見 て、手伝える箇所については、 積極的に作業を手伝ってい た。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 何事にも興味を持つことが大 切だと思います。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 仕事に対する積極的な姿勢が 見られた。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 短い時間のごみ処理及びし尿 処理施設の見学と処理工程に ついての説明を真摯に取り組 む姿勢は好感が持てた。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:朝日町役場 経営情報学科 1年 12M050 宮崎 遥 一人ひとりが担う組織の責任 8月 1 0 日 か ら 4 日 間 、 朝 日 町 役 場 で 就 業 体 験 を さ せ て い た だ き ま し た 。 私がこのインターンシップに参加した理由は、仕事に就くということはどういう ことか、アルバイトとの違いや仕事の責任について学び、仕事内容についても学び たかったからです。 実際に働いてみたところ、働くということは自分が想像していたものとは違い、 とても大変なことでした。役場では、事務仕事ばかりで、1 日中デスクワークなど をしているものと思っていました。しかし、私が希望した産業課では、外に出る仕 事 ば か り で し た 。「 ら く ち ~ の 」 や 「 な な い ろ KAN」 へ 施 設 訪 問 を し た り 、 雨 が 降 っ た 次 の 日 に は 山 が 崩 れ て い な い か 、海・川 が 濁 っ て い な い か 、あ ふ れ て い な い か 、 などの状態をチェックしに行き、濁った水が魚などに与える影響を考えたりしまし た。休日にイベントや行事がある場合も出勤となります。日曜日にはカターレ富山 の試合があり、朝日町の名物の売り込みにも参加させていただきました。売り込み までの準備はとてもいそがしく、与えられた仕事はもちろん、周りをみて自分がで きる仕事を見つけることも必要だと感じました。働くということは周りの方たちと 協力することが大切だと教わりました。 外回りの多い産業課では、地域の方々とふれあう機会も多くありました。産業課 は人の出入りが多く、地域の住民ももちろん、特定の方とは特に親密な関係になる そうです。こういったふれあいの多い仕事は素敵だと思いました。 外回りの多い産業課でも、データ入力やポップ作りなどのデスクワークもありま す。外に出ることが多い分、職場に帰ってきてから事務の仕事を行うので、産業課 では定時に仕事を終えることはなく、9時、10時まで残って仕事をしなければな りません。 私は 4 日間、役場での就業体験を通じて、様々なことを教えていただきました。 山へ行き土砂崩れの被害を確認したり、海や川の濁りが漁業にあたえる影響につい て教わったり、指導者の方々からは将来についてのアドバイスをたくさん頂きまし た。また、アルバイトとは違う実際の仕事に就いてみて、自分に与えられた仕事の 責任の重さを改めて考えさせられました。与えられた仕事をこなし、失敗してもそ れほど責任の大きくないアルバイトとは全く違います。たとえば役場では、入力デ ータは今後の資料として使うので、データ入力のミスは許されません。とても緊張 しました。慎重に、かつ素早く仕事をこなすことが必要だと感じましたが、この二 つを同時にこなすことは大変でした。また、災害などが起きたときにかかる費用を 考えたり、お金のことも大きく関わってくるので、失敗は自分一人のものではない のだと実感しました。自分の犯したミスは、自分一人の問題ではなく、役場全体の 問題となります。地域の方々への信頼問題にも関わってきます。私は仕事を甘く考 え て い ま し た 。ど の 業 務 も 辛 く 大 変 な 仕 事 ば か り で し た 。そ の 一 方 で 、産 業 課 の 方 々 は皆様優しく接して下さり、私が抱いていた職場の堅苦しい雰囲気とは全く別のも のでした。辛いことばかりではないと思いました。就業体験はあっという間で、と ても充実した 4 日間になりました。 - 48 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:朝日町役場 宮崎 遥 研 8/10 (金) 8/11 (土) 8/13 (月) 8/14 (火) 修 日 報 設定課題:その日に課せられたテーマ 実 習 内 容 実習生の特記事項 産業課は外へ出て仕事をするこ ① ポップ作り とが多い。 ② Excelデータ入力 特定の市民の方とふれあう機会 ③ そうじ が多い。 ④ Wordで文章作成 地域の行事も産業課の仕事。 ⑤ 時間割づくり 学校で勉強していることが、社 会ではどれだけ当たり前に出来 ていなければならないか知っ た。 設定課題: 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 陸上競技場で名物販売 バタバタ茶、はとむぎ茶。たら 汁を販売。 産業課は残業が多い。 仕事をスムーズに進めるために は、周りの人との協力が必要だ と感じた。 設定課題: 実 習 内 容 ① 路盤構成についての説明 ② 有害鳥獣対策の書類政策 ③ 及び現地確認 設定課題: 実 習 内 容 ①表作り ②朝日町沿岸の見回り ③施設訪問 ④ データ入力 実習生の特記事項 自分の将来が明確ではなく、何 がしたいか、何に興味があるの か、指導者の方に質問されても あいまいにしか答えることがで きなかった。 何事にも挑戦することが大切と 教わった。 実習生の特記事項 産業課は、災害などがおきたと きの町の様子を常にチェックし なければならない。 外回りが多く大変。 - 49 - 勤務時間:8:15~17:15 指導者のコメント 勤務時間:12:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:15~17:15 指導者のコメント 正直な方で、細かい所も気づ いて頂き、逆に教えられるこ ともあった。 もっと具体的に何をしたいか を教えて頂ければ、もっと深 い分野で指導ができたと思 う。 勤務時間:8:15~17:15 指導者のコメント 行政事務やその取り組みにつ いて、幅広く知識を吸収する ように努めていたと思われま す。今後のさらなる研鑽に期 待しています。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山労働局 経営情報学科 1年 12M033 谷口 友理 すべての働く人に安心を 私は、富山労働局と付属施設の富山公共職業安定所で、5日間の就業体験をさせ て い た だ き ま し た 。こ の 職 業 体 験 で の 私 の テ ー マ は 、 「事務の仕事内容と仕事をする 上で必要なことを知ること」でした。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告 したいと思います。 富山労働局はすべての人が安心して働けるよう支援することを目的に様々な業務 を 行 っ て い ま す 。私 は デ ー タ 入 力 と 確 認 等 の 事 務 作 業 を 担 当 し ま し た 。具 体 的 に は 、 富山労働局総務部では労働基準行政、職業安定行政、雇用均等行政の概要について 説明された後、文書処理を行いました。 これは、購入した備品や消耗品等の記録をデータとして残す作業です。 富山労働局安定部では、障害者雇用状況報告書と高年齢者雇用状況報告書の記載 内容の確認をしました。障害者雇用状況報告者は記載内容の計算が合っているかの 確認、高年齢者雇用状況報告書は内容を確認しながら、パソコンにデータを入力し ました。その他に労働力調査の資料のデータを入力し、労働市場月報のグラフを作 成しました。富山公共職業安定所でも事務補助を行い、求人申込書と求職申込書の データ入力をしました。 私は、仕事は速くできたほうがいいと思っていました。しかし、速く作業を行お うとデータ入力をすると、必ず間違いがありました。指導者からも慌てず確認しな がら、と指導していただきました。 私が扱う書類にはその相手が就職するにあたって重要な情報が書かれています。 地味な作業であっても責任が重い仕事であることを知り、その後の確認作業では集 中して取り組んでいました。 こうした心掛けが正確性のある仕事となり、求職者の安心につながるということ がわかりました。 また、富山公共職業安定所では多くの求職者が訪れていました。母子家庭の母親 や障害者等のハンデを負った方たちにも安定した職に就けるよう、長時間相談する こともある大変な仕事です。しかし、その分多くの人の役に立つことができ、やり がいがあります。 私は、今まで労働局とはどういう仕事を行い、どんなやりがいがあるのかといっ た具体的なことを知りませんでした。労働局は高齢者や障害者などハンデのある就 職者にも安心して働けるよう様々な仕事を行っていることがわかりました。 事務のような長時間細かい作業を行うことに苦痛を感じる人もいるそうです。し かし、一見地味な作業でも実際は重要な書類を扱うことが多い大切な仕事であるこ とがわかり、私はその分やりがいがあると思いました。そう思うことで、長時間の 細かい作業でも苦痛に感じることはありませんでした。 人々が安心して働けるようにと想いながら仕事をすること、確認することの大切 さがわかりました。確実な仕事を行うことはすべての働く人に安心を与えます。 今後もそのことを肝に銘じ、何事もひとつずつ慎重にこなしていきたいと思いま す。 - 50 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山労働局 谷口 友理 研 8/6 (月) 8/7 (火) 修 日 報 設定課題:オリエンテーション、労働行政の概要 実 習 内 容 実習生の特記事項 富山労働局、労働基準行政、職 ①自己紹介 業安定行政、雇用均等行政の概 ②労働行政の概要 要について話を聞きました。ま ③文書整理(データ入力) ④出先機関・付属施設(ハロー た、総務課での文書整理を行い ました。あせらずに一つ一つ確 ワーク等)の見学 認しながら丁寧にやることを心 ⑤職業適性検査 ⑥面接や就活のためのビデオ がけるようにとアドバイスをい ただきました。午後は付属施設 上映 の見学に行き、働きたい方たち のために模擬面接を行い、相談 コーナーやヤングジョブといっ た施設があることを知りまし た。 設定課題:障害者雇用率制度、高齢者雇用確保措置制度、各種助 成金についての理解 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①障害者雇用率制度について 障害者雇用率制度、高年齢者雇 ②高年齢者雇用確保措置制度 用確保措置制度について学びま した。午前中には、障害者雇用 について ③障害者雇用状況報告書の確 状況報告書の記載内容の計算が あっているか等の確認をしまし 認 ④高年齢雇用状況報告書の確 た。午後からは、高年齢雇用状 況報告書の記載内容を確認しな 認 がら、パソコンにデータを入力 ⑤各種助成金概要の説明 しました。相手にとって重要な 書類になるため何度も確認する ことが大切だとわかりました。 - 51 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 初日であり、労働行政の概要 説明、核施設見学等が中心で したが、熱心にメモを取る等、 学ぶ意欲が感じられました。 午前の実習(入力作業)では、 短 時間でしたが、作業の理解も 早く、誠実に対応していまし た。明日からは遠慮すること なく積極的に自己主張をしな がら、様々な作業の経験を通 して職業人としての知識を吸 収し感性を磨かれることを期 待します。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 公務には守秘義務があること を理解いただけたと思います 。緊張している様子でしたが、 何毎にも明るく対応されてお り、今後も同様に仕事に対し、 誠実に向き合えば良いと思い ます。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 修 日 報 設定課題:労働力調査、求人情報の作成、チェック 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①労働力調査について 労働力調査の資料のデータ入力 ②労働市場月報のデータ入力 をし、グラフを作成しました。 ③労働市場月報のグラフ作成 メディアに出すために必要な作 ④求人情報一覧表の確認 業です。データをどの資料から ⑤求人情報一覧表の印刷、確 探して入力すればいいのかわか 認 らないことが何度もありまし た。 設定課題:富山職業安定所、Uターンサポートフェアの手伝い、 受付 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①雇用保険、労災保険につい ハローワークでは、求職のため て 個人情報が混ざったり、紛失し ②Uターンサポートフェアの たりすることがないよう、見直 準備 したり細かいチェックが必要な ③Uターンサポートフェアの 仕事であることがわかりました 受付 。Uターンサポートフェアの受 ④求人票の原本の記入 付をしている際に、もっと笑顔 ⑤面接について で優しい言い方で、と注意され ました。その後は、緊張せず余 裕を持って話せるように気を付 けました。 設定課題:求人申込書、求職申込書の見方とデータ入力 実 習 内 容 実習生の特記事項 求職申込書のデータ入力を行い ①求人申込書のデータ入力 ②求職申込書の記入、データ ました。これも求職者にとって 重要なことなので慎重に行いま 入力 した。言葉づかいに気を遣った ③レポート作成 り、つらいことも多い仕事だけ ④意見交換 れど、その分多くの人の役に立 てたり、やりがいがあるという ことがわかりました。 - 52 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 雇用失業情勢の資料化、求人 情報一覧の作成は地味な作業 ではあるが、それを受け取る 人からすれば重要なものです 。したがって正確性が要求さ れます。今回の作業で、見逃 しがあったことに気づいたこ とにより、確認することの大 切さを学んでくれたと思いま す。今回の経験を忘れずに、 今後の就活等にも活用してく ださい。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Uターンサポートフェアの受 付では、当初とまどいも見ら れましたが、次第に慣れて笑 顔で対応できるようになり良 かったと思います。また、求 人票の記入については、当方 からの指示の飲み込みも早く 、大変助かりました。今後の 就活に向けいろいろな経験を 重ねていただければ良いと思 います。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 経営情報学科 1年 12M101 松沢 冴香 利用者のために 私は、高岡市立中央図書館で5日間、研修させていただきました。私の研修課題は「仕事内容を知り、自 分にこの仕事が合っているかを確かめる」というものでした。これから、研修結果を報告します。 初めに、図書館についての説明を受けました。高岡市立中央図書館はどんな人でも利用できるように様々 な工夫がなされていました。館内は車いすやベビーカーでも利用が楽なバリアフリーになっていて、本棚と 本棚の間の通路は車いす同士がすれ違っても大丈夫なくらい広いスペースがとってあります。目の不自由な 方のために音声読み上げ機や拡大読書機が設置されているほか、小さな子供やお母さんにうれしい、子ども 用のトイレや授乳コーナーなどもあって、 誰でも安心して利用できる環境が整っていてすごいと思いました。 1日目は絵本の破れ・汚れの点検作業を行いました。1ページ1ページ丁寧に破れがないか、汚れがない かを見ていくという、単純作業でしたが、楽しかったです。このような仕事もしているのか、と新たな発見 ができました。 2日目は巡回車に同乗させていただきました。中田、戸出、福岡、伏木、富山県立図書館で借りて、中央 図書館に返却された本をそれぞれの図書館に返す作業を見学しました。巡回車は火曜日から金曜日の4日間 巡回しているとのことでした。 3日目はBM(移動図書)に同乗させていただきました。今回初めて移動図書があるということを知りま した。移動図書は86ヵ所を回っていて、1日に3、4ヵ所回っています。1ヵ月に1回しか同じ場所には きませんが、1ヵ月間借りていることができるというメリットがあるのがいいと思いました。移動図書の車 には2500冊の本が積んであり、その本は子ども向けからお年寄り向けのものまで、幅広い種類のものが 揃えられています。老人施設や保育園、公民館、企業と毎日行くところによって、どんな本が必要かを考え、 補充したり、新しい本と取りかえたりしている姿にプロのすごさを感じました。 4日目は、レファレンス演習と修復作業を行いました。レファレンス演習は質問に対する回答資料を探す のが非常に難しく、大変な仕事だと思いました。修復作業は一度、古文書をバラバラにして、それから1枚 1枚穴開きになっているところに和紙を糊付けするというもので、とても細かく、根気のいる作業でした。 5日目は、リサイクル本の作成を行いました。図書館でいらなくなった本を提供しているサービスで、こ のようなサービスがあることを初めて知り、驚きました。 私が今まで知らなかった図書館の一面が見られて、とてもいい経験になりました。自分が知らなかった司 書の仕事がたくさんあり、驚きました。利用者の立場になって考えて、最善の努力をしているのが印象的で した。この研修でより一層司書になりたいと感じることができました。今後の学生生活では研修で学んだこ とを司書資格取得のために活かしていきたいと思います。 - 53 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 松沢 冴香 研 修 日 報 設定課題:仕事内容を知り、自分にこの仕事が合っているかを 確かめる 9/10 (月) 実 習 内 容 ①図書館概要等説明 ②館内見学 ③「えほんのじかん」見学 ④館外サービス 実習生の特記事項 予約・相互貸借サービスがあ る。富山県内の図書館にない 場合は、石川、福井、三重、 愛知、岐阜の東海・北陸ブロ ックから取り寄せることがで きる。 設定課題:仕事内容を知り、自分にこの仕事が合っているかを 確かめる 9/11 (火) 実 習 内 容 ①開館準備 ②巡回車添乗(中田・戸出・ 福岡・伏木・県立図書館) 実習生の特記事項 中田・戸出・福岡・伏木の図 書館から借りて、中央図書館 に返却された本をそれぞれの 図書館に返す仕事を見学。 設定課題:仕事内容を知り、自分にこの仕事が合っているかを 確かめる 9/12 (水) 指導者のコメント 図書館の仕事も利用者のニーズ により、日々変わってきていま す。5日間の短い期間ですがい ろいろな事を学んでいって下さ い。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 今日は市内の地域館への本の配 送に同行してもらいましたが配 送の数も年ごとに数が多くなっ てきています。あと児童の本や 紙芝居の点検など地道な仕事も 続けてもらいました。ご苦労様 でした。 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①BM添乗(のむら藤園苑・ 二塚公民館・タカギセイコ ー・長生寮) 2500刷、子供向けからお 年寄り向けのものまで、幅広 い本がBM車に乗っている。 ラベルの色が緑と青の2つが あり、緑は児童書、青が一般 書。 今日は一日移動図書館での作業 でした。こちらから出かけてい くサービスとしては「図書館の 最前線」でもあります。色々な 利用者と接し、ニーズをつかむ のには大切な仕事です。 設定課題:仕事内容を知り、自分にこの仕事が合っているかを 確かめる 9/13 (木) 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 ①レファレンス及び読書相談 ②修復作業見学・体験 実習生の特記事項 レファレンス演習では質問に 対する回答資料を探すのが難 しく、大変だった。 修復作業とは、古い本で虫食 いなどにより、穴があいたも のを和紙で修復するというも のである。 - 54 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 時間内に適確に資料を探してい ましたが、更に一つ一つの内容 を深く吟味できればよかったと 思います。修復の細かい作業の 一部を学び、早目にコツを習得 できていました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/14 (金) 修 日 報 設定課題:仕事内容を知り、自分にこの仕事が合っているかを確 かめる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①資料管理 リサイクル本の作成を行なった 。図書館でいらなくなった本を 提供しているサービスがあると いうことを今までは知らなかっ た。 - 55 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 今日は資料管理の仕事をして もらいました。5日間で色々 な体験をしてもらいましたが 、今後の進路や適性を考える 上で、ヒントになれば幸いで す。これからもがんばって下 さい。ご苦労様でした。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市中央図書館 経営情報学科 1年 12M043 練 合 志 織 よくやることにこそ「確認」が必要 私は、 射水市中央図書館で 1 週間の研修をいたしました。 今回の研修で上げた目的は 3 つあります。 まずは、図書館業務について図書館員の視点から考えること。二つ目は、この仕事が自分にできるの か見つめなおすこと。最後に、私にとっての仕事の意義について考えることです。以上のことを中心 に結果を報告します。 まず一つ目の図書館業務について図書館員の視点から考えることです。今回の研修では特に、基本 の仕事の処理についてと、レファレンスの対応方法について考えました。基本の仕事は利用者への貸 出と返却、配架、レファレンスが一般的です。その他にも本を書庫から取り出すことや館内清掃など があります。ただ慣れてくるとこういった毎日必ず行う単調な仕事は気が付くと惰性というものが身 につきます。例えば貸出の際、利用者は本を借りますが、職員は何を借りたか確認しなければなりま せん。その方法は本についているバーコードの読み取りです。この作業は図書館業務の中ではおそら く一番単調で、慣れてくるとどうしても確認を怠ってしまい読み取れていない本があったりします。 実際、私は研修の終わりのころに失敗をしてしまいました。これは、一歩間違えると図書館の損失に なります。なぜなら実物はないのに本の行き先はデータ上には在ることになるからです。こういった ことを起こさないためには、常に「確認」を忘れないことだと思いました。 また、レファレンスですが、これも「確認」が大事だと思いました。利用者の方からの質問は、ほ とんどが本の所在についてでしたが、後述の通りパニックになったこともあって、実際とは少し違う ニュアンスのことを言ってしまうことがあり、もっと利用者の方の質問内容を確認しつつ話せばよか ったなと思うこともありました。 二つ目の自分にこの仕事ができるのかについては、正直に言うと予想以上にできないことが多かっ たです。慣れていなかったこともあって、本の貸出や返却に予想以上に時間がかかり、人見知りする 性格のせいで、パニック状態になってレファレンスで尋ねられたことにうまく答えられないことがあ りました。これらのことから、私は、もっとたくさん勉強しなければならないことやコミュニケーシ ョン力を身に付ける必要があると思いました。憧れもあって選んだ司書の道ですが、今回の研修から はあまり自分に向いていないようにも思えて、その道は予想以上に苛酷だと思いました。 最後に私にとっての仕事の意義についてですが、これを一週間の短い期間でつかむことは難しいと 思いました。今まで私は、仕事をするということは生活をする上で絶対に必要なことという考えはあ りましたが、それ以上の価値は考えたこともありませんでした。しかし、今回の研修で人のために何 かできることが、やりがいに繫がるのだということを実感したことは確かです。 - 56 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市中央図書館 練合 志織 研 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 修 日 報 設定課題:基本業務内容を知り、手伝う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 休館日明けでブックポストからの ①ブックポストの本の回収 返却本がとても多かった。館内は ②椅子・机の掃除・整頓 子供の本とその他一般開架の本に ③実習内容説明 ④職員の皆さんの紹介・挨拶 分かれている。一般開架の中でも 小説は別に本棚が設けられ、判別 ⑤貸出・返却業務 には背ラベルにFの有無、番号を確 ⑥配架 認。また著者別の枠があるものが ⑦集配車搭載準備 あるので著者名の確認は必須。一 般書は背ラベルの数字を確認。 設定課題:時間を気にする。周りを見て動く。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ブックポストの本の回収 特に返却確認の際、開架か閉架か ②椅子・机の掃除・整頓 を確認。閉架の本は書庫行きなの ③貸出・返却業務 で別のブックトラックに乗せる。 ④配架 児童書には主にJ、絵本にはEが背 ⑤予約受付 ラベルに書かれている。また幼児 ⑥ラベル製作 用の絵本は赤いシールが付いてい る。紙芝居は中の紙の枚数等を確 認。郷土資料にはTが背ラベルに書 かれ、別に棚が設けてある。雑誌 も多くの種類を取り扱っており、 背には図書館名の書かれたラベル あり。 設定課題:自分から動く、尋ねられたことはきちんと返す。 実 習 内 容 実習生の特記事項 配架の位置を聞かれるなどのこと ①ブックポストの本の回収 があった。聞かれた時に答え方が ②椅子・机の掃除・整頓 拙かった。返却はいつも通り。 ③貸出・返却業務 書架の本の並びは返却時に確認 ④配架 し、違う並びになっていた場合は ⑤予約受付 直す。 ⑥ラベル製作 - 57 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント コンピュータ処理での作 業が多いですが、最終的に は「人」による確認をお願 いします。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 実習二日目ですが窓口業 務もそつなくこなしてい ます。失敗を恐れずに頑張 ってください。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 書架の並びはできる限り 気が付けば整理するよう 心掛けてください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/10 (金) 8/11 (土) 8/12 (日) 8/14 (火) 修 日 設定課題:周りに気を配る。 実 習 内 容 ①ブックポストの本の回収 ②椅子・机の掃除・整頓 ③貸出・返却業務 ④配架 ⑤予約受付 ⑥図書カードの作成 ⑦集配車搭載準備 報 実習生の特記事項 図書利用カードについての説明 を受けた。作成時のポイントと して、何か住所確認できるもの( 主に免許証)を預かり確認する こと。また、二重に作成するこ とにならないか確認することを 教えて頂いた。米原文庫と伊藤 文庫も別棚あり。背表紙を確認 する。 設定課題:聞かれたことにはできる限り自分で答える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 休日のため人は少々多かったが ①ブックポストの本の回収 、天候と帰省ラッシュが関係し ②椅子・机の掃除・整頓 てか、普段よりは少ないと聞い ③貸出・返却業務 た。貸出・返却でミスをしてし ④配架 まった。冊数確認を忘れないよ ⑤予約受付 うにする。 設定課題:利用者のことを考えながら動く 実 習 内 容 実習生の特記事項 市外図書館からの本の返却は市 ①ブックポストの本の回収 内図書館とも別に置く。コピー ②椅子・机の掃除・整頓 サービスはセルフ、ただし紙に ③貸出・返却業務 印刷ページ等を書いてもらい、 ④配架 ⑤インターネット利用とコピ それにハンコを押す必要あり。 ジャンルや分類の位置ついても ーの申し込み受付 っとはっきり覚える。 設定課題:今まで学んできたことを活用する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 最終日、休み明けで当然ながら ①ブックポストの本の回収 ブックポストへの返却量が多く ②貸出・返却業務 、清掃ではなく配架を行う。新 ③予約受付 刊雑誌の処理を行う。バーコー ④配架 ドやラベルの貼り付け、所在館 ⑤集配車搭載準備 名のハンコを押すことをさせて ⑥図書カードの作成 頂いた。 ⑦コピーの申し込み受付 - 58 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 研修も前半が終わり、カウン ターの受け付けも慣れてきた のではないかと思います。が んばってください 勤務時間:8:30~17:10 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:05 指導者のコメント 土曜、日曜は平日の利用状況 とは異なった様子を見せます 。館内の様子を把握すること も職員として必要なこととな ります。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 研修お疲れ様でした。基本的 な図書の貸出、返却について 理解したかと思います。また 他の職員と協調しながらの仕 事も今後の学業や就業に役立 ててください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:立山図書館 経営情報学科 1年 12M100 松井 綾香 人と図書を繋ぐ場所 私は立山図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験で は、 「 社 会 人 と し て の 意 識 づ く り 」と「 大 学 で 学 ん で い る こ と を ど う 活 か せ る か を 知る」ということをテーマとして、研修に臨みました。 今回の図書館での就業体験では、図書の整理や配架、カウンター業務、開館の 準備や破れた図書の修復を体験させていただきました。この研修で、大学の図書 館学の講義では知ることができないことを実際の図書館業務から学ぶことができ ました。 図書の配架は重い図書を運ぶため力がいることや、時間を効率的に使うために 丁寧かつ素早く行う必要があると分かりました。 研修3日目と4日目に行った図書の修復作業では、返却された図書の背の部分 と紙の部分の間にボンドを塗って接着させたり、ページの破れた部分をテープで 接着させる作業をしたり、図書に鉛筆などで書き込まれた線を消す作業を行いま した。このような作業は講義では教わらず、大学では学ぶことのできない図書館 業務を知る良い機会になったと思います。また、図書の修復作業を行うためには 返却させた図書の確認で破損部分を見つける必要があり、図書の確認といえども 丁寧に行わなければいけないと思いました。 カ ウ ン タ ー 業 務 で は 、返 却 作 業 の 時 は 利 用 者 の 方 と の 会 話 や 、声 掛 け が 必 要 で 、 ただ機械的に作業をするべきではないと思いました。またカウンターは、直接利 用者の方と接することが多くあり、実際に利用者の方から「本を探してほしい」 と言われたことがありました。職員の方の対応を見ていると、利用者のニーズに 応えるためには実務的な能力と、コミュニケーション能力が必要なのだと分かり ました。 とりわけ、コミュニケーション能力はどのような仕事に就くにしても欠かせな いものだと改めて実感しました。 この就業研修に参加し、学校生活では知ることのできない、社会人に必要な仕 事への責任感や人と接することの難しさを感じることができました。また、講義 で学んではいても実際に体験を積み重ねていかなければ活かすことができないこ とが多く有ると分かりました。インターンシップで学んだこれらのことを念頭に 置きながら、今後の授業や就職活動に取り組みたいと思いました。 - 59 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:立山図書館 松井 綾香 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 設定課題:図書館業務を覚える 実 習 内 容 ① 職員の方への挨拶 ② 返却機器・配架の説明 ③ 図書の整理 ④ 配架 設定課題:カウンター業務 実 習 内 容 ①開館準備 ②カウンター業務 ③配架 修 日 報 実習生の特記事項 図書館業務は重い図書を運ぶこ ともあるので、体力が必要だと いうことが分かった。 実習生の特記事項 返却業務をする時は、利用者の 方が一気に来る時があるので、 素早く作業する必要があると分 かった。 設定課題:図書の修復作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①開館準備 修復作業は細かい作業なので、 集中して行うことが大切だと分 ②カウンター業務 かった。 ③配架 ④図書の修復作業 設定課題:カウンター業務 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①図書の整理 利用者は図書を適当に戻すこと が多いので、図書の整理は定期 ②カウンター業務 的に行う必要があると分かっ ③配架 ④図書の修復作業 た。 設定課題:これまで学んだことを活かして行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①開館準備 カウンターで待っているだけで ②カウンター業務 なく、困っている利用者はいな ③配架 いかなど、利用者に気を配るこ ④図書の整理 とが大切だと分かった。 - 60 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント よろしくお願いいたします。 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 未来の指針となれば幸いで す。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市立図書館 経営情報学科 1年 12M094 廣田 結希 コミュニケーションの基礎 この度私は、滑川市立図書館で6日間のインターンシップをさせていただきました。 私がインターンシップを希望した理由は、将来の目標のひとつである図書館司書という仕事が、実際 どのように行われるのかが知りたかったからです。次いで、インターンシップ先として滑川市立図書館 を選んだ理由は、一度も訪れたことのない場所に身を置くことで環境適応能力高めるためです。 滑川市立図書館では、カウンターでの本の貸出・返却・配架の基本業務に始まり、書庫の整理から本 の登録・コーティング、さらには本の分類分けの見出しづくりまで多種多様な仕事をさせていただきま した。 そのような仕事すべてに共通して最も難しく、かつ得るものが多かったのは職員、並びに利用者の皆 さんとのコミュニケーションです。コミュニケーションと言えば人間が人間らしい生活を送るうえの必 須項目です。その上、私の希望理由である環境適応能力もこれによって高められます。しかし、世の中 にはそれを何より苦手とする輩もいるわけで、あいにくと私はそんな輩でした。そのような理由で朝の 挨拶の段階から帰るまでの時間は、私を6日もの間、戦地に赴く兵士の様な気持ちにさせました。 その6日間のコミュニケーション戦績は、惨敗・撃沈・不可の3つ挙げて足りないくらいでした。周 囲にどのように見えたのかは知りませんが、自己採点としては妥当な評価です。しかし、できなかった ことで今後につながる様々なことを学びました。 特に、カードを新しく発行するとき、図書館のシステムの説明も一緒に行うのですが、私が説明する と、言い慣れていないというハンデを差し引きしてもわかりにくいとしか言えない説明になってしまい ました。しかし、どの利用者の方も拙い説明にもかかわらずしっかりと聞いてくださり、中にはありが とう、と言ってくださる方もいました。そのようなことが幾度かあったため、 「見知らぬ人でも、話を したらちゃんと耳を傾けてくれている」ということを、実感し学びました。 そこから、私がこれからの学生生活・就職活動に絶対に活かしていこうと考えたことは、 「笑って自 分らしく余裕をもって話すこと」です。私がコミュニケーションを苦手としていた理由は、自分程度の 人間の話は他人に聞いてもらえない、と思い込んでいたことにありました。そのため、笑うこともなく どうやって自分を押し殺して端的にものを伝えるかに躍起になっていました。しかし、それが間違いで あるのだと、今回のインターンシップで様々な人と関わり、ようやく気が付きました。 最後に、インターンシップにてお忙しい中、沢山のご指導をして頂きお世話になりました滑川市立図 書館の皆様に厚く御礼申し上げます。 - 61 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市立図書館 廣田 結希 研 9/12 (水) 9/13 (木) 9/14 (金) 9/15 (土) 修 日 報 設定課題:やることを少しでも多く覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 初日のためとても緊張し、うま ・館内の案内 く話せませんでした。利用者の ・仕事内容の説明 ・カウンター業務(貸出・返 人にも挙動不審に見えたことと 思います。それでも、新しいこ 却・配架) とを覚えるのは嫌ではありませ ・新聞の綴じ方の誤り探し んでした。 設定課題:笑顔を忘れないようにする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カウンター業務(内容は上 少し周りが見えるようになりま 記に同じ) した。利用者の方と積極的に話 ・ネットでの本の注文 したり関わったりする場ではあ ・企画用の本の捜索 りませんが、こうやって静かに ・予約手続き 誰かと出会って別れるのもいい なあと思いました。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 初めてで緊張したと思います が、普段職員不足でできなか ったことを手伝ってもらった り大変助かりました。明日か らもよろしくお願いします。 設定課題:確認を怠らない 実 習 内 容 ・カウンター業務(略) ・書庫整理 ・児童図書がある場所のカウ ンター業務を覚える 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 県立図書館への貸し出しの本 を探してもらったり、大変な 書庫の整理をしてもらって、 どうもありがとうございまし た。助かりました。あと3日よ ろしくお願いします。 実習生の特記事項 業務は一通りこなせるようにな りました(少し心配されますが ) 。しかしまだ、人との関わり方 がよくわりません。 沈黙は嫌いではないのだけれ ど自分が未熟に思えて気分が浮 上しませんでした。 設定課題:少しでも上手な対応の仕方を 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カウンター業務(略) 人に対応しようとすると舌が絡 ・カードの再交付 まって噛み、もしくは声がひど く小さくなります。という悲し い結果を打破しようとしました が本日はあえなく撃沈。 さらに気が利かないということ に気が付きさらに沈み込みまし た。 - 62 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 特集企画のための本を探して もらい、予約処理もしていた だきました。 色々と覚えることもあり大変 だと思いますが頑張っていた だいてます。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 初めての休日ということもあ り、大変だったと思いますが、 落ち着いて対応しておられた と思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/18 (火) 9/19 (水) 修 日 報 設定課題:思いやりの気持ちを忘れずに 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カウンター業務(略) 職員の人は穏やかな人が多いよ ・本の登録 うです。その中でもきりっとし ・本のコーティング た感じの方とやわらかい感じの 方がいることを発見。どちらの 方がいいのでしょうか。 設定課題:頑張る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カウンター業務(略) 好きなものの傍で仕事ができる ・本の分類の見出しづくり のはとても楽しいのだと思いま す。実際はそこまで本が好きな 人が職員をしているわけではな かったけれど、私から見るとす ごく理想的でした。 だから、終わるのがとても寂し いです。 - 63 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 対応にも慣れ、少し筒周りの 様子も見えてくるころかと思 います。何か気づいたことが あれば遠慮なく言ってくださ い。 勤務時間:8:30~16:30 指導者のコメント 6日間で閉架書庫の図書整理 や開架書棚の見出し作成など をしていただき、大変助かり ました。また、カウンター業 務での接客経験は将来きっと 役に立つと考えています。ど うもありがとうございまし た。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館、富山市役所 経営情報学科 1 年 12M010 大田祥子 利用者として考える 私は富山市立図書館で7日間、富山市役所で3日間、就業体験をさせていただきました。 富 山 市 立 図 書 館 で 就 業 体 験 を 行 う 上 で の テ ー マ は「 図 書 館 学 で 学 ん で い る こ と が 実 際 の 図 書 館でどう活かされているのかということを知る」と「社会人になるという自覚を身に付け、 就職への意識を高める」でした。 富 山 市 立 図 書 館 で の 研 修 で は 、図 書 の 返 却・貸 出 、配 架 作 業 の 他 、寄 贈 さ れ た 図 書 の 受 入 業務や他館への搬送処理等の利用者の立場からはあまり知られていない仕事も体験させて いただきました。 朝 の 開 館 準 備 で は 、本 棚 の 整 理 や ブ ッ ク ポ ス ト に 返 却 さ れ た 本 の 回 収 、返 却 処 理 等 、利 用 者 が 利 用 す る に 当 た っ て の 環 境 整 備 を 行 い ま す 。ブ ッ ク ポ ス ト に 返 却 さ れ た 本 の 中 に は 折 れ て い た り 汚 れ た り す る 本 も あ り 、返 却 作 業 を 行 い な が ら 本 が 損 傷 し て い な い か を 確 か め て い く 必 要 が あ り ま す 。こ れ は 利 用 者 が 来 ら れ る ま で の 間 に 済 ま せ な け れ ば な ら な い 作 業 で 、丁 寧 に 行 い つ つ も 素 早 く 行 う 必 要 が あ り ま す 。一 つ 一 つ の 動 作 を 早 く す る こ と は 勿 論 、い か に 効率よく行うかが重要であると感じました。 ま た 、窓 口 業 務 で は 主 に 配 架 を さ せ て い た だ き ま し た 。返 却 さ れ た 図 書 を 本 棚 に 戻 す 配 架 作 業 は 、た だ 本 棚 に 戻 せ ば い い と い う だ け で な く 、戻 し た 後 の 見 や す さ 、本 の 取 り や す さ を 意 識 し て 行 わ な け れ ば な り ま せ ん 。自 分 が 仕 事 を こ な せ ば そ れ で 終 わ り で は な く 、周 囲 か ら の 視 線 を 感 じ な が ら 仕 事 を す る の だ と 指 導 員 の 方 か ら 教 わ り ま し た 。ま た 、窓 口 業 務 で は 利 用 者 と 接 す る 機 会 が 多 く 、私 自 身 も 何 度 か 話 し か け ら れ る こ と が あ り ま し た 。そ う い っ た 場 合は相手の話を聞き、要点を理解し、相手が求めている対応を心掛けることが重要であり、 こ れ こ そ が 利 用 者 の 立 場 に 立 っ て 考 え る こ と で あ る と 実 感 し ま し た 。こ れ は 他 の 接 客 業 に お いても同じであり、相手に自分の誠意を伝えることが接客業の基本であると学びました。 今 回 の 就 業 体 験 を 通 し て 、学 校 生 活 で は 体 験 出 来 な い 多 く の 経 験 を さ せ て い た だ き ま し た 。 富山市役所での3日間の研修が加わり、富山市立図書館では7日間の研修となりましたが、 自 分 の 中 で の 図 書 館 の イ メ ー ジ が い か に 漠 然 と し た も の で あ っ た か と い う こ と を 認 識 し 、図 書 館 学 で 学 ん だ こ と を 実 際 の 図 書 館 で 活 か す こ と が 出 来 た と 思 い ま す 。ま た 公 務 員 と し て の 仕事を経験し、社会人になるという自覚を持って就職への視野を広げることが出来ました。 研修で学んだことを忘れずに、今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 - 64 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市役所、富山市立図書館 研 8/30 (木) 8/31 (金) 9/1 (土) 9/2 (日) 9/4 (火) 大田 祥子 修 日 報 設定課題:市役所の雰囲気、中身について知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・インターンシップで学びたいこ ①職員課長挨拶 とを再確認し、実習に向かう意 ②富山市の政策について 欲を高めた。 ③オリエンテーション ・他大学の先輩方とディスカッシ ョン。 設定課題:市立図書館について知り、職場の雰囲気に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・体調管理はしっかりと。 ①図書館の概要の周知 ・図書館、利用者のことをもっと ②館内見学 知る必要があり、利用者の方に 質問されても答えられるよう にする。 勤務時間:8:30~15:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 一日座学で大変だったと思い ますが、しっかり話が聞け前向 きな姿勢が感じられました。イ ンターンシップを通して図書 館の基礎的なことを学んでも らいたいと思います。 設定課題:青少年図書室での仕事のやり方を覚える 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ・窓口に利用者がいない時には配 指示したことは正確にやりと ①開館準備(青少年図書室) 架作業等を行い、利用者が来ら げ、自分からすべきことを見つ ②窓口業務(青少年図書室) け行動出来ていたと思います。 れた際には窓口の方を優先す ③受入業務(寄贈図書) るというように、自分が何をす べきなのかを考えて行動する。 設定課題:昨日学んだことを活かす 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ・開館準備の内にしておくべきこ 配架作業は少し慣れてきたよ ①受入業務(寄贈図書) とはすばやくこなす。 うです。さらに効率よく配架で ②窓口業務(青少年図書室) ・返却処理等の動きをもっとすば きるよう、動線など考慮しなが やく。 ら動くと良いです。 設定課題:一般図書室の仕事を学ぶ 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①開館準備(一般図書室) ・開館準備はもっとテキパキと。 常に利用者からの視線を感じ ながら仕事をしてほしいと思 ②所蔵修正 ・一つ一つの仕事を手早くこな います。 ③窓口業務(一般図書室) す。 ・与えられた仕事は最後までしっ かりこなす。 - 65 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:市の機関でどのような仕事があるのかを知り、視 勤務時間:8:30~17:00 野を広げる 実 習 内 容 9/5 ①流杉浄水場 (水) ②婦中総合行政センター 実習生の特記事項 指導者のコメント ・研修に来ているという自覚 ③エコタウン交流推進セン ター を忘れずに。 ・市には様々な機関があり、 それぞれ市民のために動い ④グランドプラザ ていることがよくわかっ ⑤中心市街地 た。 ⑥庁内見学 設定課題:レファレンスサービスについて学ぶ 実 習 内 容 ①調査相談、参考業務演習 9/7 ②窓口業務(一般図書室) (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・資料を探すまでが図書館員 窓口業務では配架やラベル の仕事。 習 内 容 ①開館準備(一般図書室) 9/9 ②窓口業務(一般図書室) 貼りなど、しっかり作業が ・資料を探している5分間は 出来ていたと思います。正 利用者にとっては長い。資 確さと効率を考えて作業を 料をすぐに提供する努力を 行えればより良くなると思 。 います。 設定課題:自分から進んで行動を起こす 実 勤務時間:8:30~17:00 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・図書館利用者に対して忘れ 主題書の配架作業は何回か ずに挨拶をする。 (日) 行ううちに状況が分かり適 宜に作業を進めていました 。配架・ラベル貼りなど一 つずつの業務を確認しなが ら行っていたことは良かっ たと思います。 設定課題:最後の仕事まで気を抜かない 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①開館準備(青少年図書室) ・自分が仕事をこなせばいい 大変几帳面にすべての作業 9/11 ②窓口業務(青少年図書室) というものではなく、利用 をこなしており助かりまし (火) ③受入業務 者の身になって考える。 た。図書館で実習した多く ④窓口業務(一般図書室) のことはどんな職場でも通 じることです。今後の進路 に役立ててもらえたらと思 います。 - 66 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:市役所の中身について、実際に働いている人の話 勤務時間:9:00~15:00 を聞いてより具体的に知る 9/12 (水) 実 習 内 容 ①若手職員(大学OB座談会) 実習生の特記事項 ・市役所に対して固いイメー ②職員採用試験について ジがあったが、イベントの ③総括 企画、運営、参加等幅広い 仕事があるとわかった。 - 67 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館、富山市役所 経営情報学科 12M051 1年 宮下陽菜 「好き」なだけでは務まらない 私は、今回のインターンシップで富山市立図書館と富山市役所にお世話になりました。実習 期間10日間の内、7日間は富山市立図書館、3日間は富山市役所で実習させていただきまし た。 まずは、富山市立図書館での実習報告をしたいと思います。私が富山市立図書館をインター ンシップ先に選んだのは、将来図書館司書になることを目指しているからです。そのためには、 実際に図書館で働き、その仕事内容を知ることが大切だと考えました。図書館での主な仕事は、 本の排架、貸出、返却、搬入作業、CD・DVDの貸出、返却、目録作成、受け入れ業務など です。その数ある仕事の中でも排架は、単純なようでいて、とても大変な作業でした。図書館 の本には全て設置場所が決められており、本の種類によって排架方法が異なっていました。新 書の場合、文庫の場合、児童書の場合、絵本の場合など全ての本の位置と排架方法を覚えるの には時間がかかり、本を排架しに行くのは一苦労でした。はじめのうちは本の位置を把握しき れず、数冊の本を排架することに何十分とかけてしまっていましたが、慣れてくるとその作業 も早くなり、本の位置や排架方法は自然と覚えていきました。また、受け入れ業務では分類法 などの知識が必要とされ、学校の授業で学んでいたことの重要性を認識できました。この受け 入れ業務は、利用者からは見えない地味な作業ですが、分館や学校図書館と関わる重要な作業 で、ミスがあればその修正にかなりの手間がかかる仕事です。見えないからといって決して手 を抜いてはいけない大切な業務でした。これら以外にも、レファレンス業務の練習を通して、 職員の仕事に対する姿勢、紙芝居を通して、子供に対する接し方などインターンシップでしか 学ぶことのできない多くのことが体験できました。 次に、富山市役所での実習報告をしたいと思います。市役所では班を作り、富山をPRする ための政策を話し合ったり、地方公務員についてのお話を伺ったりしました。施設見学の際は、 知らなかった富山の取り組みを知り、富山への関心を深められました。3日間という短い期間 でしたが、市役所での体験もまた、図書館と同じく自分の成長につなげることができたと思っ ています。 このインターンシップを通して実感したことは、 「好き」なだけでは務まらないということで す。私が司書になりたいと思うのは、単純に本が好きだからです。しかし、本が好きなら仕事 ができるかというとそうではありません。図書館で働くためには、専門の知識、手早く仕事を こなす行動力、重い本を運ぶ体力や力なども必要です。市役所の職員の方のお話にも「富山が 好きで市役所に入所した。しかし、部署によって必要な知識が異なるのでもっと勉強しておけ ばよかった」という言葉がありました。好きなだけでなく、そのうえで職場の人間に求められ る能力や知識を身に付けていることが何より大切なのだと感じました。そして、今後私のすべ きことは、能力や知識を身に付けるためにこれまで以上に学習に取り組むことです。 - 68 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館、富山市役所 研 宮下 陽菜 修 日 報 設定課題:職員さんの話をよく聞き、丁寧な対応をとる。 実 習 内 容 8/30 ① 富山市の政策について (木) ② 地方公務員について 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~15:00 指導者のコメント 話の内容のメモをとる。 ③ オリエンテーション 設定課題:図書館についてより理解を深める。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 図書館の沿革、概要 いただいた資料を見て、必要 一日座学で大変だったと思 8/31 ② 児童サービスの概要 なことはメモをとる。 います。今回のインターン (金) ③ 館内見学 シップで図書館の基礎的な ④ 公共図書館総論及び全 ことを学び今後の資格取得 国の図書館の現状につ に役立ててもらえたらと思 いて います。 ⑤ 図書館システムの概要、 管理及び相互貸借業務 ⑥ 障害者サービス業務の 概要 設定課題:図書館での仕事を覚え、自ら行動を心がける。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 開館準備 目録の基本の9つは覚えるよ 本の配置場所を覚え、スム 9/2 ② 窓口業務 うにする。 ーズに配架できるようにし (日) ③ 資料管理 指導者が忙しい時は自ら仕事 ましょう。 ④ 受け入れ業務 を見つけ、取り組むようにす る。 設定課題:本の配架に慣れ、手早くできるようにする。 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 9/4 ① 開館準備 配架作業の際は本を多く持た 在架予約や排架作業も素早 (火) ② 窓口業務 ない。 (レファレンス業務を並 くのみこみ仕事を進めてい ③ 受け入れ業務 行して行えるようにする) たように思います。 設定課題:市の施設を見学し、市の取り組みをきちんと知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/5 (水) - 69 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/7 (金) 9/9 (日) 9/10 (月) 9/11 (火) 9/12 (水) 修 日 報 設定課題:レファレンス業務についての理解を深める。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① レファレンス業務の練習 利用者の方が本当に知りたいこ ② 窓口業務 とをきちんと聞き、その答えを教 ③ 受け入れ業務 えるのではなく、その答えが書か れている本を紹介する。 設定課題:配架作業を手早くできるよう心がけ、本の位置を覚える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館準備 利用者、職員問わず、きちんと挨 ② 窓口業務 拶をする。 設定課題:子供に楽しんでもらえるような紙芝居をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館準備 紙芝居の際は、子供に問いかけた りするなど、興味を引きかつ楽し ② 窓口業務 ませるように読む。 口調もやわらかくする。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 図書の受け入れ作業は、ゆっく りでしたが、正確に行っていま した。疑問に思った事をそのま まにせず、正しい答えを求める 姿勢は好印象でした。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 排架を手早くこなせていたと 思います。利用者の動きを見て 排架していたところがよいと 思いました。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 紙芝居は子供達の様子を見な がら演じていました。子供達も 楽しそうでした。 設定課題:これまでの経験を仕事に生かし、最後までやり遂げる。 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 開館準備 受け入れの際、児童書は1から。 短い期間でしたが、業務を確認 ② 窓口業務 しながら性格にこなしていま ③ 受け入れ業務 した。図書館で学んだことは全 ての仕事に通じることも多く あります。今後の進路に役立て てもらえたらと思います。 設定課題:話される内容をよく聞き、自分の今後の生かせるように 勤務時間:9:00~15:00 する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 若手職員座談会 話の内容のメモをとる。 ② 職員採用試験について ③ 総括 - 70 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 経営情報学科 1年 12M052 宮前優莉香 「また会いたい」と思われる人になるために 私は富山市立図書館で7日間、富山市役所で 3 日間、就業体験をさせていただきました。富山市役所 では富山市の行政機関でインターンシップを行う学生と合同研修を行いました。主な研修内容として、 富山市の行政機関の見学、公務員についてのディスカッションを行いました。市役所での研修を通し、 公務員に関する知識を深める事が出来ました。また、他の大学の学生と交流し、コミュニケーション能 力を高めるよい機会にもなりました。 富山市立図書館での就業体験を行う上でのテーマは、図書館の業務内容を知るということ、図書館司 書として働くために必要な事を学ぶということです。そのテーマをもとに富山市立図書館での7日間の 研修結果を報告します。 図書館の研修内容としては、図書や CD、AV 資料の貸出・返却、本を元の位置に戻す配架作業など の窓口業務、新たに購入した本や寄贈された本の受け入れ作業などの資料管理、紙芝居の読み聞かせな どを行わせていただきました。 貸出・返却業務は実際にカウンターに立ち、子供から年配の方まで幅広い年齢層の利用者と向き合う 仕事でした。そこで私は、明るい声での挨拶や笑顔で接すということを心がけました。そのおかげか赤 ちゃんが微笑んでくれたり、利用者から「ありがとう」と言われたり嬉しい体験をすることが出来まし た。 カウンターで作業していたり、本の配架をしていたりすると、利用者から「本の位置を知りたい」 「○○ について調べたい」など、訪ねられることがありました。利用者が図書館に足を運ぶ目的も一人一人違 うため、図書館司書は利用者が求めている答えを導き出せるような逸材でないといけないのだと実感し ました。そのために必要な、接遇の 6 か条(6S)があります。それは、魅力あふれる笑顔(smile) 、 外見・身なりがきちんとしている(smart) 、時間を無駄にしない(speedy) 、誠実な言葉・行動(sincerity) 、 より細かい検討を行う(study) 、専門職のプロ意識(specialty)です。図書館司書に必要な事は、この 6S のように、接遇(おもてなし)し、市民に最高のサービスを提供し、奉仕することだと思います。 今回の就業体験を通し利用者に対する接遇や、充実した蔵書数、施設完備により、 「またあの人に会 って聞いてみよう」 「またあの図書館を利用したい」など、また会いたい、また来たいと思われる場所 になることが出来ると思います。またそれは、図書館や図書館司書の目標だと思いました。そのために 職員の皆様は図書館を笑顔であふれる場にするため日々邁進しておられるのだと実感しました。 富山市役所、富山市立図書館の皆様には、ご迷惑やご面倒をおかけしましたが、熱心にご指導してく ださり、感謝しております。この経験から得た司書の皆様の接遇や対応、学んだ知識を活かして今後の 学校生活や就職活動に取り組みたいと思います。 - 71 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 宮前 優莉香 研 8/30 (木) 8/31 (金) 9/1 (土) 9/2 (日) 修 日 報 設定課題:インターンシップに向けての心構えを身に付ける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①職員課長挨拶 ・富山市は誰からも選ばれる都市 を目指すという環境未来都市 ②富山市の政策について に選ばれている。 ③地方公務員について ④オリエンテーション ・観光客が訪れるような政策を考 えるため、他大学の方とのグル ープワークを行った。 設定課題:富山市立図書館のことを知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①図書館の沿革、資料管理 ・富山市立図書館の職員の方によ ②児童サービスの概要 る座学、館内見学 ③館内見学 ・窓口業務を行う上で重要な事は ④図書館の現状について 、①資料をよく知る②図書館を ⑤障害者サービス業務 よく知る③利用者をよく知る ということ。 ・自動車文庫の蔵書数は1500冊。 設定課題:実際に窓口で働き、仕事内容を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ブックポストの回収、返却 ・ブックポストの回収作業は約15 ②図書やAV資料の貸し出し返 分程度。 却業務 ・図書だけでなく、AV資料も利 ③AV資料の視聴手続き 用者さんからの寄贈が多くあ ④受け入れ業務(目録の作成) る。 ・書庫の中には昔ながらのレコー ドも所蔵。 設定課題:一般図書室での窓口業務、目録作成を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①配架作業 ・休憩に入るときは「お願いしま ②分館への本の搬入手続き す」 ③貸出・返却業務 ・基本的なことを大切に焦らず行 ④本に書庫シールを貼る う。 ⑤目録作成 ・新しく開架に並ぶ本にはおりぐ ⑥雑誌の受け入れ作業 せをつける(勢いよくやるとカ バーにしわがついてしまうの でゆっくりまげる) 。 - 72 - 勤務時間:8:30~15:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 一日座学で大変だったと思い ますが、しっかりメモを取るな ど積極的な姿勢が見られ良か ったです。インターンシップを 通して図書館の基礎的なこと を学んでもらえたらと思いま す。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 利用者に笑顔で対応していた ところはとても良かったです。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 日曜日で、窓口に利用者が多く みえましたが、利用者の様子を よく見て行動できていたよう に思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/4 (火) 9/5 (水) 9/7 (金) 9/8 (土) 修 日 報 設定課題:本の配架を素早くこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①配架作業 ・紙芝居ランドで紙芝居を子供達 ②紙芝居ランドの見学 の前で読んだ。 ③雑誌の受け入れ業務 ・ただ紙芝居を読むというのでは ④本の整理 なく子供達と楽しみながら周 りに配慮し、明るく笑顔で読む という事が大切だと学んだ。 設定課題:富山市の機関を見学し業務を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①流杉浄水場 ・富山市の行政機関を見学。 ・研 ②婦中総合行政センター 修に来ているという自覚を持 ③エコタウン交流推進センター ち、忘れない。 ④グランドプラザ ・お客様に不快を与えるような行 動はしない。 設定課題:レファレンス業務について考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①調査相談・参考業務演習 ・レファレンス業務において図書 ②図書・予約本の受入業務 館職員は資料を提供する仕事、 役目であり、答えを出すのは利 用者さん自身で行う。 ・予約本の受入業務は1週間に50 0冊以上行う。 設定課題:素早く丁寧に本の整理や配架を終える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・ボランティアさんは笑顔で子ど ①ブックポストの回収 もたちと接しておられ、休憩時 ②本の整理 間や子供たちが帰るときも子 ③配架 供たちと触れ合う事を常に行 ④ボランティアさんの読み聞か っており、大変参考になった。 せを見学 - 73 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 受入作業後半は作業に慣れ、正 確かつ速く行えるようになり ました。利用者の要望に応える ためにも迅速で丁寧に仕事を することはとても大切なこと です。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 手早く作業ができていました。 子ども会を体験することで、い ろいろな図書館での業務を知 ってもらえればいいと思いま す。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:利用者さんと笑顔で接する 実 習 内 容 ①本の整理 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・図書館での窓口業務を通し 受入業務など細かい作業も 9/11 ②配架 子供たちとの触れ合いをは 正確にこなしてもらい大変 (火) ③連絡車から来た本の返却 じめ、幅広い層の利用者さ 助かりました。図書館での ④受入業務(地域館) んと関わることが出来た。 実習を今後の進路に活かし また多くの裏方業務を経験 ていただければ有り難いで させていただいた。 す。 ・司書のみなさんは利用者さ んに丁寧に対応しておられ 、これからも見習っていき たいと思った。 設定課題:若手職員のお話から公務員について学ぶ 実 習 内 容 ①若手職員との座談会 実習生の特記事項 ・富山市役所で働く社員さん 9/12 ②職員採用試験について は、富山市が変わっていく (水) ③インターンシップを終え 中でも安心して暮らせる街 てのプレゼン づくりを日々行っている。 ・インターンシップを終えて の感想を発表。 - 74 - 勤務時間:9:30~15:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 経営情報学科 12M105 宮 1年 里奈子 インターンシップを終えて 私は富山市立図書館で7日間、富山市役所で 3 日間職業体験をさせていただきました。この職 業体験での私のテーマは、図書館の勤務内容を体験することで身をもって知るということでした。 そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 はじめに、私がこの職場を選んだのは、分館も合わせれば子供のころから何千回も訪れていて、 自分の人格が形成されるにあたって大きな影響を受けた場所であり、学校の調べものや、趣味で ある読書の本探しの際にとてもお世話になった場所であるからです。また、一度「14 歳の挑戦」 という制度を利用し、この職場で職業体験をしたことがありました。当時はその研修期間がちょ うど蔵書点検とかぶってしまい、特殊な業務は体験できたのですが、一般の業務はあまり体験で きなかったためそのころからやってみたかった一般の業務ができる貴重な機会だということも ありました。 図書館での仕事は、まず開館 30 分前からの開館準備から始まります。開館準備は図書館の本 を正しい順番で並んでいるかを確認したり、ブックポストで回収された本の返却作業を行ったり しました。本を並べなおす作業と本を整える作業を同時進行で行います。こうすることで、見栄 えもよく、本を入れるスペースが確認しやすくなります。配架作業は、一般図書室は 000 番代か ら 800 番代までの本を、青少年図書室は一部の絵本や大型本を除いたほぼすべての本を配架しま した。休日は特に来館者が多いため忙しく、配架しても配架しても新しい本が返却されてくるの で、返却された本を一時的に置いておく棚がいっぱいにならないように手早く、正確に配架でき るように心がけました。カウンター業務は、主に返却手続きと書庫入れ用の手続きをさせていた だきました。返却手続きは利用者の方が返された本をバーコードでスキャンし、他館へ送るもの と、本館に返却するものに分けます。他館の本は配送手続きをし、本館の本は配架を行いました。 書庫入れの手続きでは、データ上の手続きのすでにしてあるものに書庫のシールを貼り、一般図 書室内にある本とすぐ区別できるようにしていきました。これが仕事の大半を占めていました。 さらに、子ども会で紙芝居を読んだり、レファレンスサービスの練習をさせていただいたりし ました。 私は目録を作ったり、本の受け入れをしたりするデスクワークはほとんど担当しませ んでしたが、ほかのインターンシップ参加者にはその作業を多く担当された方もいて、その仕事 が充実していたという感想を聞きました。 インターンシップを終えて思ったことは、予想以上に体力を使う仕事が多く、初日はその後に バイトに行くのが億劫になるほど疲れましたが、それでも図書館の仕事は自分にとって楽しいも のだったので司書資格を取って正式な司書としてこの職場で働きたいと思いました。 - 75 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 宮 里奈子 研 修 日 報 設定課題:富山市役所について知る 実 習 内 容 勤務時間:8:30~15:00 実習生の特記事項 ①富山市の政策について 5人一組の班になり、富山の観 8/30 ②地方公務員について 光、市役所の印象、インター (木) ③オリエンテーション ンシップを行うに当たっての 指導者のコメント 意識についての意見を話し合 い纏めた。 設定課題:図書館についての講義を聴き、図書館についての 勤務時間:8:30~17:00 理解を深める 実 8/31 習 内 容 ① 図書館の方に様々な話 (金) を聞いた 実習生の特記事項 指導者のコメント 申請しなければ入れない山田 座学は大変かもしれません 孝雄文庫などの特殊な文庫や、 が、仕事をするためにはし ② 館内を回り、特別な文庫 普通は入ることができない自 っかり話を聞き内容を習得 や自動車文庫を見せて 動車文庫を見せてもらった。貴 することが第一です。イン もらった 重な資料や自筆原稿を見せて ターンシップでの実習が資 いただいて、管理が大変そうだ 格獲得につながることを期 と思うと同時にこの資料を見 待しています。 ③ 障害者サービス業務の 一部をやってみた に全国から人が来るこの文庫 を所有している図書館が富山 にあることを誇りに思った。 設定課題:一般図書館の窓口業務を体験し、身に付ける 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 開館準備 返却処理の際に、他館に返却 本に返却処理をかける際は 9/1 ② 本の配架作業 する本に挟む短冊を挟み忘れ 、一冊ずつ確実に業務用端 (土) ③ 他館に本を搬送する手 て落ち込んだが、ブックポス 末を見ながら行ってくださ 続きをした トに入っていた本の汚れを見 い。利用者へのあいさつな つけたのを褒められて嬉しか どは声がよく出せていてよ った。 かったと思います。 ④ 他館から送られてきた 本を返却する 設定課題: 実 習 勤務時間:8:30~17:00 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 開館準備 本の整理に手間取る事があっ 慣れない場所を配架すると 9/2 ② 本の配架 たが、司書の方にコツを教え 間違いやすいので、指示の (日) ③ 予約された本探し ていただいたのでだんだんう あった個所のみお願いしま ④ 予約本の手続き まく整理することができた。 す。書庫入れする本にシー ⑤ 寄贈図書の目録作り 書庫入れ用のシールがきれい ルを貼ってもらいましたが ⑥ 書庫入れの準備 に貼れたが、ブックトラック 、本をブックトラックから ⑦ 検収作業 の下の段に移す時落としてし 落とさないように大切に扱 まったので気を付けようと思 いましょう。 った。 - 76 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:青少年図書館の窓口業務のやり方を学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①開館準備 5階の本棚と4階の本棚の本 図書館では利用者が資料を 9/4 ②古い新聞記事の処分 の並べ方のルールが違ったの さがしやすいように分類し (火) ③配架 で手間取ってしまったので、 てあります。慣れるまでは ④青少年図書館の窓口業務 混同しないよう気を付けたい 大変だと思いますが、あわ と思った。 てず間違いのないよう配架 するよう心掛けてください 設定課題:市の施設を見学する 実 9/5 (水) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 ①流杉浄水場の見学 市役所の仕事はどれも必要な ②婦中総合行政センターの もので何一つ無駄がなかっ 見学 指導者のコメント た。 ③エコタウンの見学 ④グランドプラザと街中の 見学 設定課題:レファレンスの練習をやってみる 実 9/7 (金) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①レファレンスの練習 レファレンスは利用者の本当 子ども会で紙芝居をよんで ②お話し会に読み手として に聞きたいことをうまく引き もらいました。おちついて、 だせないと利用者が探すもの はっきり読めていて非常に ③配架作業 がなかなか見つからないので 良いと思います。また、子 ④CDの返却・配架 しっかり引き出さなければな どもたちにも親しみをもっ らないと思った。 て話しかけていた点もいい 参加 と思いました。 設定課題:素早く正確に配架をする 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①開館準備 料理本は大型本と普通の本の 朝の開館準備、そして開館 9/8 ②本の整理 差が紛らわしいことがあるが から閉館まで、時間は決ま (土) ③配架 しっかり分けないと大型本が っています。その限られた ④書庫のシール貼り 本棚に入れなくなるのでちゃ 時間の中で、最大の効果が んとわけるように気を付けよ 出せるよう効率のよい動き うと思った。 方を見つけることが大切で す。 - 77 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/11 (火) 9/12 (水) 修 日 報 設定課題:今までやってきたことを思い出して集中して仕事 に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①開館作業 だいぶ図書館の仕事になれてき ②配架 たところだったのでここでイン ③書庫のシール貼り ターンシップが終わるのは悔し ④電話帳の入れ替え いと思った。 設定課題:公務員について知る 実 習 内 容 ①若手の職員さんのお話を聞 いた ②富山市役所の採用案内の説 明 ③インターンシップの感想 実習生の特記事項 若手の職員さんのお話を聞いて、 公務員って一般の人が思ってい るよりも大変な仕事だなと思っ た。 - 78 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 苦手な作業を1つずつ克服して いくことも大切なことだと思 います。図書館での実習を今後 の進路にやくだてていただけ ると有難いです 勤務時間:9:00~15:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市大島絵本館 経営情報学科 1 年 12M048 水野桃子 お客様の視点からわかること 私は、射水市大島絵本館で10日間の就業体験をさせていただきました。私の就業体験でのテーマは、 絵本を通じてお客様と触れ合うことで、接客で大切なことは何かを学ぶということです。このテーマをも とに参加した就業体験について報告したいと思います。 絵本館では大きく分けると、キッズガーデン、CG ワークショップ、ワークショップ、カフェでの業務 を行いました。キッズガーデンでは、絵本やぬいぐるみの整理整頓をしました。絵本を取り出しやすいよ うに全て手前に並べようと心掛けました。CG ワークショップでは、お客様に画面の操作方法を説明しな くてはならないため、どう説明すればわかりやすいかを考えました。ワークショップでは、販売されてい る製本キットを作成するのですが、お客様がそれを購入されるとなると、いい加減な商品は作れないと思 いました。カフェでは、お昼で混雑している時は慌ててしまい、違うテーブルに食事を運んでしまうこと がありました。わからないことはすぐに担当の方に質問するということがどれだけ大切なことなのかを知 ることができました。 絵本館は、子ども達と接する機会が非常に多く、特に CG ワークショップでは、初めは戸惑いがありな がらも、徐々に子ども達に積極的に話しかけることで、よりよい CG ワークショップになるということを 学びました。研修 6 日目と 7 日目には、週に 2 回催されるにこにこマグちゃんクラブに参加しました。 にこにこマグちゃんクラブでは、0~1 歳ほどの赤ちゃんを対象とし、赤ちゃん向けの絵本の読みきかせや 手遊びをしました。楽しめるように子ども達が参加できる絵本を読むというのはもちろんのこと、ただ読 むのではなく、子ども達に話しかけるなどして、元気に感情を込めて読むことを心掛けました。子ども達 が自ら前の方に寄ってきて真剣にお話をきいている姿に感動しました。実習前は、普段接する機会のない 子どもを相手に話しかけたり、読みきかせをしたりすることが不安で仕方ありませんでしたが、子ども達 の反応が少しずつ返ってくると、緊張はとけていきました。 10日間の研修で感じたことは、常にお客様の視点から考えないといけないという事でした。他の学生 の紙芝居の読みきかせを見学していると、目の前で退屈そうに紙芝居とは別の絵本を読んでいる子どもを 見つけました。何故だろうと思っていましたが、私が読みきかせを聞いている立場からみると、読んでい る側に読み方の変化などの工夫がみられないことがわかりました。これでは、子どもが退屈に思っても仕 方がないと思いました。私が紙芝居を読む機会はありませんでしたが、お客様の視点でみることができて 良かったと思いました。お客様の視点は紙芝居だけでなく全てにおいて重要なことだと思います。 今回の就業体験で、接客はお客様側の視点から考えることでわかることがあるのだということを、絵本 を通じて知ることができました。10日間の絵本館での就業体験を、今後の就職活動や短大生活等に活か していきたいです。 - 79 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:大島絵本館 水野 桃子 研 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 修 日 報 設定課題:意欲的に行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・担当場所はCGワークショップ ①キッズガーデンで絵本やぬ で、CGでのお絵かきの方法を いぐるみの整頓 学び、カレンダーを作成した。 ②トランポリンの準備 次回からは、利用する子供たち ③CGワークショップでの画面 に教えることができるように の操作方法(絵の描き方、色 覚えたいと思った。 の塗り方、スタンプ等) 、 ・子どもとの手遊びや、絵本の読 ④カレンダーの作成 み聞かせを見学した。手遊びに ⑤にこにこマグちゃんクラブ 参加してみて、少し恥ずかしか の見学 ったから、恥ずかしがらずにで ⑥ワークショップで製本キッ きると良い。 トの材料づくり 設定課題:実習内容を覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・CGワークショップで絵の保存 ①キッズガーデンで絵本やぬ ・印刷方法を学び、缶バッチ等を いぐるみの整頓 作成した。 ②CGワークショップでの画面 ・CGワークショップの画面の動 の操作方法をお客様に説明 かし方は覚えたけど、お客様に する(絵の描き方、色の塗り 説明するのを積極的にできな 方、スタンプ等) かったことが改善点。 ③CGワークショップでキーホ ルダー、缶バッチ等を作成 ④キッズガーデンで紙芝居の 見学 ⑤入り口付近の花に水撒き 設定課題:カフェでの実習内容を覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①キッズガーデンで絵本やぬ ・初めての飲食関係の仕事だった いぐるみの整頓 ため、わからないことばかりで ②カフェの補助(清掃、カフェの 覚えることが多かった。 横の花に水撒き) ・カフェの担当は1人だけだから ③カフェの補助(食事の運搬、食 テキパキと運ぶことが重要。 器洗い・片づけ) ・注文された食事を違うテーブル ④シアターで絵本館祭りのイ に持って行ってしまうことが ベント見学 あったから、ちゃんと確認する ⑤カフェの横の花に水撒き ことを忘れないようにする。 - 80 - 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント 今日はせっかく準備をしてい たのにお客様が来られず残念 でしたね。またお客様が多いと き、よろしくお願いします。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント お客様(特にお子さん)への説 明は、あまり難しく考えずに元 気よく喋りましょう。操作感覚 を知ってもらうために、一時的 にペンをお渡ししてもよいで すが、説明が終わらないように 気をつけましょう。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント カフェの仕事も絵本館の中で はとても重要です。忙しいと思 いますが、細やかな心遣いや正 確な仕事を心掛けて下さい。優 しい声掛けやスマイルで、お客 様もとても喜ばれると思いま す。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/26 (日) 8/28 (火) 8/29 (水) 修 日 報 設定課題:笑顔を忘れないようにする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①キッズガーデンで絵本やぬ ・カフェでの実習内容は昨日とほ いぐるみの整頓 ぼ変わらなかったが、昨日より ②カフェの補助(清掃、カフェ は余裕をもって行動すること の横の花に水撒き) ができた。それでもまだ覚えき ③カフェの補助(お客様の誘導 れていない部分があるから、わ 、食事の運搬、食器洗い・片 からないことがあったら、すぐ づけ) 担当者の方に質問する。 ④キッズガーデンで紙芝居の ・昨日は少し余裕がなかったから 見学 、今日は笑顔も忘れずに接客を ⑤イベントの片づけ することができた。 設定課題:CGの使い方を説明できるようにする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①キッズガーデンで絵本やぬ ・CGワークショップでの実習は いぐるみの整頓 3回目だから、1回目に比べて ②CGワークショップでお客様 わかりやすく説明できるよう に画面の操作方法を説明す になったと思う。 る ・この日はminiカードを作成した ③miniカードの作成 。お客様が購入される物だから ④ワークショップの製本キッ 失敗してはいけないと、集中し トの材料づくり て作製することができた。 設定課題: にこマグの読み聞かせを楽しく 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・今までは画面の操作方法を説明 ①キッズガーデンで絵本やぬ するだけだったけど、今日は絵 いぐるみの整頓 を描いている子供たちに積極 ②CGワークショップでお客様 的に声を掛けたりなど、少し余 に画面の操作方法を説明す 裕を持つことができた。 る ・にこにこマグちゃんクラブでは ③イベントで使われるオリジ 、子どもたちの前で「ねずみ君 ナルスタンプのデザインを のチョッキ」という絵本の読み 考えて、絵を作成する きかせをした。緊張したけれど ④にこにこマグちゃんクラブ( 、子どもたちの反応が返ってき 絵本の読みきかせ、手遊び) た。しかし、子供たちが参加し にくかったかなと思った。 - 81 - 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント 今日もお疲れ様でした。忙しく て大変だったと思います。前日 のことを生かし、丁寧に対応で きていたようです。来週も頑張 って下さい。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント 今月は、昨年と同じくらいの利 用者数(CGワークショップの) なので、明日も今日と同じくら いの方がCGワークショップを 利用されると思います。積極的 に声掛けしてもらって1人で も多くの方に作っていっても らいましょう。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント バッジの白い余白は丸くサー クルカッターで切った時に、ほ んの1mmずれた(上下に)だけ でも表面にでてきてしまうの で、不安な場合は確認します。 オリジナルスタンプ作成あり がとうございました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/30 (木) 8/31 (金) 9/1 (土) 修 日 報 設定課題:にこマグで子供たちに楽しんでもらう 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①キッズガーデンで絵本やぬ ・今日のにこにこマグちゃんクラ いぐるみの整頓 ブは、昨日の反省を生かして、 ②手遊び練習 もっと子供たちが参加しやす ③にこマグ(絵本の読みきかせ、 いようなお話を選んだ。 手遊び) ④ワークショップで万華鏡の キットの作成 ⑤ワークショップでマジック スクリーンのキットの作成 設定課題:与えられた仕事を正確に進める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・昨日の作業の続きから始まった ①キッズガーデンで絵本やぬ けど、少し時間が掛かったこと いぐるみの整頓 を指摘されたから、作業を早く ②トランポリンの準備 且つ丁寧に進めるように注意 ③ワークショップでマジック したい。 スクリーンのキットの作成 ・折り紙タイムでは私も子供たち ④折り紙タイムに参加 と一緒に参加して、折り紙の財 ⑤ワークショップで製本キッ 布やブレスレットを作った。子 トの作成 供たちが夢中で作っていると ころを見るのが楽しかった。 設定課題:笑顔を心掛ける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カフェでの実習は3回目だった ①キッズガーデンで絵本やぬ けど、絵本館祭りがあった先週 いぐるみの整頓 よりもお客様が少なかったこ ②カフェの補助(清掃、カフェ ともあり、作業ひとつひとつを の横の花に水撒き) しっかりと確認しながら、動く ③カフェの補助(お客様の誘導 ことができた。 、食事の運搬、食器洗い・片 ・お客様が私にありがとうと笑顔 づけ) で声を掛けて下さった時がと ても嬉しかった。やりがいを感 じることができた。 - 82 - 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント にこマグ、WSのキット製作お 疲れ様でした。課題は達成でき ましたか。キットセットでは集 中して作業をしていただき、あ りがとうございました。後は、 お客様がいらっしゃった際に 挨拶があると、よりよいWSに なると思います。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント 単純作業が続きましたが、お疲 れ様でした。明日もよろしくお 願いします。 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント 今日は余裕が感じられますね。 お疲れ様です。笑顔で話しかけ られ、お客様も嬉しかったと思 います。どんな職種に就かれて も、笑顔やおもてなしの心を忘 れず頑張って下さいね。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:最終日だから気を抜かずに 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ・最終日の今日は、落ち着い 研修お疲れ様でした。絵本 て作業を進めることができ 館の様々な業務から色々な た。パズルの板を接着する 仕事の側面がのぞけたと思 前に板がひび割れていない います。水野さんは情報系 ③手作り絵本の見本づくり か確認することにすごく神 ということですので、もし ④入り口付近の花の水撒き 経を使った。 かすると将来情報系の職種 ①キッズガーデンで絵本や ぬいぐるみの整頓 9/2 (日) 勤務時間:9:15~17:00 ②ワークショップでパズル の板を接着・袋詰め ・午後からは手作り絵本の見 に就かれるかもしれませ 本を作成していたけど、時 ん。情報系の仕事では特に 間が掛かったうえに、のり 工数の問題が出てきます。 付けする場所を間違えたり 納期までに仕事を終わらせ して、最終的に仕上げるこ なければならない&仕事が とができなかったことが心 難しすぎてよくわからない 残りだった。 ということが往々にして発 生することでしょう。そう いうときは遠慮なく先輩や 周囲の人に質問するように してください。きっと仕事 が少し簡単になりますよ。 - 83 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市大島絵本館 経営情報学科1年 12M086 坪内友亮 一人ではできない仕事 私は射水市大島絵本館で、十日間のインターンシップ生として就業体験をさせていただきまし た。私がインターンシップに参加したいと思った理由は、私に今までアルバイトを含めた就業経 験が無いことにあります。このままでは就職活動においてミスマッチが生じてしまうと思いまし た。現実に働くということはどういうことなのか、様々な年代の方とコミュニケーションを通じ て自分に向いている仕事とは何かを考えたいと思い、インターンシップに参加しました。このテ ーマをもとに私が十日間で経験したことを報告したいと思います。 私が研修させていただいた期間は夏休みとお盆が重なって、多くの方が来場されていました。 実習内容は主に、多くの絵本があるライブラリー、パソコンで作成した画像を用い、エコバッグ やバッジ、カードを作成できるCGワークショップ、様々な工作品を作れるワークショップ、週 二回手遊びや絵本の読み聞かせを行うにこにこマグちゃんクラブなどイベントのお手伝いや片 づけなどを行いました。 CGワークショップでは利用者である子ども達に対して、パソコンの操作の説明と絵をプリン トして加工をすることを行いました。パソコンの操作を説明する際、子どもたちに目線を合わせ て、「操作」「選択」などの難しい言葉を使わず、「ぐるぐる」「ポチット」などの子どもが理解し やすい言葉を使うように心がけました。会話を楽しむこと、相手の話をよく聞き相槌を打つこと、 相手と目線を合わせることが子どもたちとうまく会話するコツだと感じました。紙芝居と絵本の 読み聞かせでは、聞いている子どもの反応を気にしすぎてしまったところもありますが、深呼吸 をして大きく声を出すように心がけました。その他のイベントでは最終日の開館記念感謝デーの 中のミニ縁日を任せていただきました。 インターンシップで印象に残ったことがあります。イベントの準備に忙しく、少ない人数で担 当しているので当然だったと思いますが、一つの仕事を誰かほかの人と一緒に協力して行ってい るということが印象的でした。限られた人数の中で、急なお客様がいらっしゃったり、クレーム に対応したりと不測の事態が起きれば、誰かが対応することになります。その誰かが、もし一人 だけで仕事をしていたら、他の方が仕事を引き継げないことになり、そこで仕事がストップして しまいます。ひとつの仕事が行き詰れば、全体の仕事を止めてしまうことにもなりかねません。 そうならないように、一人で出来るようなことでも、ほかの人と協力しながらお客様と向き合 っていました。お客様に不自由がないように動く、そういうことが働くということなのかと感じ ました。この十日間で経験したことは、私の働くという意識を変えました。働くということで重 要なことは、お客様だけでなく、ともに働く同僚とも、直接的、間接的にコミュニケーションと って協力することだと肌で感じました。社会で働くにはチーム力が大切であり、組織の中で何を するべきかを考えながら行動することが重要であると学びました。この経験を糧に今後も学校生 活、就職活動ともに努力を続けていきたいと思います。 - 84 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市大島絵本館 坪内 友亮 研 修 日 報 設定課題:小さな子どもとのコミュニケーションの取り方と 勤務時間:9:30~17:00 自分が司書関係に向いているか知ること。 実 8/9 (木) 習 内 容 ①ライブラリー(本棚)、紙 芝居の担当 ②マグちゃんクラブの見学 実習生の特記事項 指導者のコメント 紙芝居の際「とりあえず大き 初日で紙芝居上演、という い声を出して」と言われまし こと緊張されたと思います た。 が、子どもたちとコミュニ ③水撒き当番 ケーションを取りつつ堂々 とした様子でした。 設定課題:前回の紙芝居を活かして、子どもたちに楽しんで 勤務時間:9:30~17:00 もらう。 実 8/10 (金) 習 内 容 ① CGワークショップの 使い方の指導 ② ライブラリー、紙芝居の 実習生の特記事項 指導者のコメント 紙芝居の中で、詰まってしま 長時間ライブラリーをお任 い、子どもに飽きられてしま せしてしまいました。絵本 った。 の検索依頼があった時は、 担当 スタッフにも報告をお願い します。 設定課題:CGの方法を学ぶ、学んだものを子どもたちにわ 勤務時間:9:30~17:00 かりやすく伝える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/11 ① CG CGの使い方を伝える時、子 普段触っていない道具は慣 (土) ② イベント最中の調整室 どもたちの目線に合わせるこ れが必要です。回数をこな とを教えてもらった。 して力加減を覚えていきま の見学 しょう。CGに関しては、 全体を見る気持ちが大切で す。説明の仕方は丁寧です が元気よくやりましょう。 設定課題:CGの使い方の効率的な方法を覚える。加工を手 勤務時間:9:30~17:00 早く行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/12 ① CG CGで難しい言葉を避けて擬 回数をこなして、初日と比 (日) ② 前日の会場の片づけ 音を混ぜるように言われた。 べるとCGワークショップ 部屋全体を見て行動できるよ 内の流れや次どうしたらい うにと言われた。 いかが理解されてるのがわ かります。次も頑張りまし ょう。 - 85 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:加工を迅速に行う。 実 習 内 容 ① CG 8/14 (火) 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様を待たせてしまうこと 丁寧な接客でよかったと思 があった。臨機応変に対応す います。誠実な対応はお客 るように注意を受けた。 様に伝わっていたと思いま す。もう少し状況を判断す る余裕はあれば、なおよか ったのではないでしょうか 。明日もよろしくお願いし ます。 設定課題:子供たちが楽しめるような本の読み方をする。 実 習 内 容 ①にこにこマグちゃんクラ 8/15 (水) ブ ②CG、チラシの梱包 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント マグちゃんクラブで「声を出 楽しく読み聞かせをしてお せるように」とアドバイスを られ、よかったと思います。 受けた。 親しみやすい雰囲気で子供 たちも喜んでいました。た だ後ろのお客様にも聞こえ るようもう少し大きい声で 話したらもっと良かったか なという印象を受けました 。 設定課題:開館記念感謝デーの準備を手早く行う。 実 8/16 (木) 習 内 容 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ワークショップ にこにこマグちゃんクラブの 爽やかな挨拶が大変好印象 ② にこにこマグちゃんク 時、 「小さい子には反応を求め でした。ワークショップの ラブ ないほうがいい」と言われた。 材料セットでは不明点にす ③ 開館記念感謝デーの準 ぐに気付き質問してくださ 備 りありがとうございました 。疑問点の確認、連絡はど の業種においても重要とな ってきます。引き続きよろ しくお願いします。 - 86 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 修 日 報 設定課題:紙芝居をあきられないように読む。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① コンクールの準備 コンクールの時自分から手伝え ② ライブラリー、紙芝居 たのでよかった。 設定課題:コンクールの片づけを効率よく行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ワークショップ ワークショップで手早く作業を ② コンクールのお手伝い 行えた。 ③ コンクールの片づけ 設定課題:子供とのうまい関わり方を見つける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館記念感謝デー、ミニ縁 子どもたちとうまく会話できた 日(スーパーボールすくい) のでよかった。 - 87 - 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント ライブラリーに入ってもらう ときは、本の整理や椅子の片づ けが最優先の仕事です。今は読 みたい絵本を読んでいること が優先されているように見え ます。もう一度、自分を振り返 ってみてください。 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント 今日は絵本館で最もメインと する事業の集大成、受賞式でし た。県内外からお越しの受賞者 の皆様へのおもてなしを少な いスタッフで行うため、皆さん にお手伝いしてもらいとても 助かりました。皆で力を合わせ てタイミングよく仕事をする 大切さも感じられたのではな いでしょうか。 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント イベントも来館者も多いこの 時期にありがとうございまし た。今日は坪内さんのおかげで ミニ縁日を楽しんでいかれた と思います。まじめ心を込めて 取り組んでいただきありがと うございました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学 経営情報学科 1年 12M018 澤江 春奈 社会貢献に繋がる仕事 私は、国立大学法人富山大学の研究振興部研究振興グループで5日間就業体験をさせていただきました。 私がインターンシップに参加しようと思ったのには二つの理由があります。一つ目は学校生活で学んでき たことを、仕事でどのように活かすことができるのか知りたいと思ったからです。二つ目は、実際の仕事 を体験して、自分が将来どのような仕事に就きたいのか改めて考えたいと思ったからです。 研究振興グループで私が体験した仕事の多くは、大学の先生方の研究を支援するものでした。その中で も特に心に残っているのは田村財団贈呈式です。この式で、私は会場準備と写真撮影を任されました。写 真撮影は自分ひとりでやり遂げなければいけない仕事のため、自分で構図を考え綺麗に映るような場所に 移動して写真を撮ることにとても緊張しました。しかし「私がやらなければ!」と、自分に任された仕事 に責任を持って行動したことで、多くの写真を撮影することができました。またこの体験で、緊張してい る状態だと頭で考えたように動くことが難しいということが分かりました。今後はどのような場所にいて も普段通りに行動できるように、社会経験を積んでいく必要があると思いました。 もう一つ心に残っているのはウェブページ更新業務です。この業務では、短大のウェブデザイン実務演 習で習った知識を生かすことができました。通常の更新の他に、トップページを飾るロゴも考えさせてい ただいたのですが、このロゴについては作る前から担当の方に「今作成してもらうロゴは実際に採用する かどうかは分からない」 、また「自分では良いと感じても、その案が採用されないことだってある」と説 明してもらいました。 自分で作成したものが実際に採用されるか分からないといった点で、これも仕事の厳しさの一つなのだ と実感することができました。また、学校で学んだ HTML の内容をこのような形で仕事に生かすことが できると知り、授業で学んだことは無駄ではなく、短大在学中に多くのことを学んでおくことは大切なの だと思いました。 研修最終日に、職員の方に仕事のやりがいについて質問した所、 「裏方の仕事だけれど、先生方の研究 や教育に携わることで、社会貢献ができるこの仕事にやりがいを感じている。 」といった話を聞かせても らいました。私はこれまで、大学の事務の仕事は学務課しか知りませんでした。しかし、この実習で大学 の表面に出ないところでは多くの人の支えがあるということ、そしてその支えがあるからこそ学生も先生 も安心して勉強や研究に集中できるということが分かりました。普段表に出ることが少なくても、裏から 支えることが社会貢献に繋がる仕事もあります。私はこの実習で、人の役に立つ仕事とはとてもやりがい があるものだと分かりました。そして将来は、目立たなくても社会貢献に繋がる仕事をしたいと思うよう になりました。このインターンシップで経験したことや学んだことを心に留め、これからの学校生活と就 職活動に生かしていきます。最後に、5日間お世話になった富山大学研究振興部研究振興グループの皆様 へ、厚く御礼申し上げます。 - 88 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学 研究振興部研究振興グループ 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 修 澤江 春奈 日 報 設定課題:研究振興グループの仕事内容を理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①オリエンテーション 研究助成応募入力の際、公募分野 ②研究助成の募集入力 など分からないことが多かった ため、そのつど質問するように心 がけた。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 本日はパソコン業務が主であ りましたが、パソコン作業に慣 れていらっしゃるようで非常 にスムーズに仕事がはかどり ました。 設定課題:科研費について理解する 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 科研費研究計画調書サンプル ①科研費関連業務 科研費関連業務では科研費申請 集作成業務では、細かな修正作 ②極低温量子科学施設検査見 書参考例の研究計画調書に書か 業等を積極的に取り組んでい 学 れている個人情報を削除する仕 ただきました。また、ホームペ ③研究助成公募情報のホーム 事を行った。 ページ更新業務 ホームページ更新業務では、研究 ージ更新業務では自身で工夫 助成公募情報の内容を更新した。 したデザインを作成していた ロゴのデザインは自分で考え、分 だきました。 かりやすいものになるよう心が けた。 設定課題:田村財団贈呈式での自分の仕事をやり遂げる 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 研究助成団体の助成金贈呈式 田村財団贈呈式では写真撮影を ①科研費関連業務 任されたため、積極的に写真撮影 では、会場設計を含め全体の運 ②田村財団贈呈式の会場準備 営に協力していただきました。 を行った。 ・写真撮影 昨日に引き続き、研究助成公募情 特に式中の写真撮影では、自分 ③センター等支援業務 で構図を考えたり撮影ポジシ 報のホームページ更新作業を行 ④研究助成公募情報のホーム ョンを工夫したりして、積極的 った。 ページ更新業務 に取り組んでいただきました。 設定課題:テニュアトラック事業について理解する 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 今回は研究振興部研究振興グ 午前中は杉谷キャンパスに訪問 ①学術研究振興関連業務 し、テニュアトラック教員の方の ループが関与しているテニュ ②杉谷キャンパス訪問 アトラック事業の業務を体験 ③テニュアトラックWebサイト 話を伺った。 午後からはテニュアトラックWeb していただきました。実際に取 更新業務 サイトの更新作業を行い、短大で り組んでいるテニュアトラッ ク教員の研究室や富山大学杉 学んだウェブデザインの知識を 谷キャンパスを訪れて、大学の 生かすことができた。 雰囲気が体験できたと思いま す。 - 89 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:仕事をやり遂げ、5日間の研修のまとめをする 実 習 内 容 実習生の特記事項 科研費不正使用を防止すること ①研究費不正使用防止関連業 務、研究費不正使用防止推進 の大切さを学んだ。 アンケートの集計 アンケートの集計業務では、自分 ②資料等の整理 に任された分の集計を時間内に やり遂げる事ができた。 - 90 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 正確なデータ入力をしていた だき、大変たすかります。パソ コンスキルは今後も生かせる と思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学附属病院 経営情報学科 1年 12M023 正満 理紗 心遣い・責任・サービスで患者様の笑顔と健康を見守る インターンシップで、私は富山大学附属病院へ行きました。日程は5日間で、毎日違う部署で 業務を経験させて頂きました。 富山大学病院には、様々な部署があります。個人情報が溢れている場でもあるので、多くのこ とに気を付けなければなりません。知り合いの方が診察に来ていても、それを口外してはいけま せん。そうした決まりを守った上で、責任感を持って業務に励みました。 自動再来受付機の前で患者様の誘導を行った際には、 「わたしがやりましょうか」と進んで声を かけることができました。そして、「ありがとう。がんばってね。」と言われると、とてもうれし く思いました。こういうことが仕事の生きがいになるのではないかと感じました。 診療情報管理室で表とグラフの作成業務を行った際には、学校の講義で習得したことが役に立 ちました。そして、情報管理というのはとても重要であることがわかりました。患者様のすべて の情報を管理し、各科のノルマ達成情報などを表やグラフにすると、とても見やすくわかりやす いので、エクセルを勉強しておいてよかったと思います。 病院では、多くの人と関わりができます。また、正確な判断や、迅速な対応、知識が必要とな ります。富山大学附属病院は、多くの医師の方がいて、内科だけでも第三内科まであります。大 きな病院であるので、複数の科にかかっておられる患者様も多くおられます。予約が重複しない ようにしたり、診察を終えられたら次の科に行ってもらわなければならないので、患者様の診療 予定を間違えたりしてはいけません。内科外来の受付は、こうした患者様への対応が多いところ でした。 診察を受けて帰られる患者様が多い外来ですが、入院しておられる患者様も多く、ベッドが空 いてないという時もあるそうです。入院患者様に関することは病棟クラークの仕事であり、入院 の手続きや患者様のネームプレートやカルテの管理をするのもクラークの仕事です。元気に帰っ ていかれる入院患者様がほとんどですが、亡くなられる患者様もおられます。病院とは、人の命 に関わる現場であり、簡単な気持ちでは働けないと感じました。 私はこの5日間、とても深く考えさせられることばかりであり、とても良い経験となったと思 います。今まで視野にいれていなかった職業を体験できて、とても勉強になりました。 また、患者様の笑顔を見、「ありがとう」と言われると、とてもうれしく思いました。 仕事に対する生きがいとは、こうしたことから生まれるのではないかと思います。笑顔で接す ることや思いやりを持つことは義務ではないですが、自然と笑顔があふれ、思いやりが生まれる 環境の中でインターンシップを行えたことに喜びを感じました。 また、多くのアドバイスを頂き、目標ができました。この経験を生かして、立派な社会人にな りたいと思います。 お世話になりました富山大学附属病院の皆様、貴重な経験を本当にありがとうございました。 - 91 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学附属病院 正満 理紗 研 9/10 (月) 9/11 (火) 日 報 設定課題:挨拶をしっかりとする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション しっかりと挨拶をする。 ② 伝票整理 自分から進んで仕事をする。 ③ 自動再来受付機 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 設定課題: 実 習 内 容 ① 診療情報管理室 ② 伝票整理 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 設定課題: 実 習 内 容 ① 内科外来受付 9/12 (水) 設定課題: 実 習 内 容 ① 病棟クラーク 9/13 (木) 修 実習生の特記事項 EXCELの講義を生かして表やグ ラフを作成した。 実習生の特記事項 内科外来で患者様の予約受付や 案内をした。 しっかりとミスがないようにで きた。 実習生の特記事項 病棟で入院患者様のネームプレ ートを作ったりした。 退院される方に「お大事に」と笑 顔で言えてよかった。 - 92 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学付属図書館 経営情報学科 1年 12M026 鈴木志穂 仕事の繋がりが円滑な運営の鍵 私は富山大学附属図書館で 5 日間、就業体験をさせていただきました。インターンシップに参加するに あたり、私は公共図書館と大学図書館の違いを知るということと、社会人としての意識づくりという 2 点をテーマにしました。 今回体験させていただいたのは、本を有るべき場所に配置する配架作業、ラベルやバーコード貼り、施 設維持管理業務、複写資料の受付などでした。私は図書館業務とは簡単な業務だと思っていました。しか し、実際に体験してみると予想以上に肉体労働が多く大変でした。配架作業は返却されてきたものや受入 手続きをした本を番号順に並べ替え、番号とアルファベットによって決められた場所へ配架しなくてはな りません。間違った場所に配架をしてしまえば、二度と見つからなくなることもあると教えていただき、 一冊一冊丁寧に確認しながら配架するように気をつけました。 図書館のカウンター業務とは違いますが、図書館を裏で支える総務の仕事も体験させて頂きました。電 気の取替や点検、スペースの測量といった「裏方」と呼ばれるような仕事ですが、図書館を運営していく 中でなくてはならない仕事だと感じました。施設が維持されてこそ、安心して利用出来る図書館が成り立 つのだと思います。 ILL 業務では要求のあった資料を探し、指定箇所をコピーする資料複製の受付と送付作業を体験させて 頂きました。資料はすぐに見つかり、日頃の配架作業がいかに正確であるかを感じました。資料を見つけ た後はコピーをします。コピー機はきちんと整備されており、用紙不足になることは一度もありませんで した。機器や施設管理は総務部の担当ですが、その裏での管理があったおかげで円滑に業務ができました。 前日、前々日に体験させて頂いた配架や総務の仕事の役割の大切さに、他の業務を通して気づくことが 出来ました。 最終日には「大学図書館の役割と業務」というテーマでグループ長の村田様よりお話を頂きました。大 学図書館では、学習支援という大きな目標の下、学習環境と学習サポートを提供しています。しかし、提 供する環境やサポートは時代が変化するに連れて変えていかなければなりません。本と机と椅子があり静 かに勉強するだけでない、学生が積極的に活動できるディスカッションルームを設けたり、自動販売機を 設置したりなど、図書館として異例と言われるようなことも積極的に取り入れていらっしゃいました。夏 季休業期間中であるにも関わらず、沢山の学生が図書館を利用していることに驚きました。時代の流れに 上手く掴み、学生の心を掴んでいるからこそ常に利用者が居るのだと思います。 この就業体験を通じ、仕事と仕事の繋がりを実感することができました。円滑な運営には仕事同士の繋 がりがあること、仕事を任されるまでに沢山の方が携わっていることを体感しました。更に、仕事と仕事 が繋がる上で、人と人との連携も同じくらい重要であると思いました。人と人が連携し意思の疎通が図れ ているからこそ、新しい取り組みを積極的に取り入れることが出来るのだと感じました。図書館司書を目 指しているので、今回の体験を活かすことができるよう、これからの学校生活を有意義なものにしたいで す。 - 93 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学附属図書館 鈴木 志穂 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 修 日 報 設定課題:図書館の構造把握と積極的な返事と行動 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①館内見学 ・自分で予想していた以上に体を 動かすことが多かった。 ②カウンター業務 ・読む、学ぶ、だけの図書館では ③配架作業 ④配架準備作業 なく、ディスカッションスペー スなどを設けた一歩進んだ図 書館作りに感動した。 設定課題:返事と挨拶の徹底 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・本の配架する前に番号順に並べ ① 本の学部別仕訳 替える。その時、先頭の数字ご ② 配架準備(タトルテープ貼 とに分け、そのあと細かく並べ り、学部別仕訳、新聞の整 替えると効率的。 理、磁気消去、スタンプ押 ・学部の先生ごとに本を分けたり し) 確認するのは大変だったが、こ ③ 新着図書コーナー設営 のひと手間で探す手間がぐっ ④ 配架 と減るのだと思うと大変だが やりがいのある仕事だと思っ た。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント いろいろな説明を一度に行っ たので大変だったと思います が、真剣に聞いておられました 。地道な作業が沢山ありますが 、全ては利用者サービスに繋が ります。頑張ってください。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 説明を受ける時に目を見てし っかりと聞いておられました。 また、一つ一つの業務について 完了報告をしっかりしてくだ さったので、仕事を任せること ができました。今回は既に受入 ・目録(登録)が済んだ本を図 書館に並べたり、先生ごとに分 けたりする作業が中心でした。 後半ではほんの登録について も教わると思います。いろいろ な仕事の繋がりを意識してま た頑張ってください。 設定課題:図書館を裏で支える仕事を考える 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ILL(複写資料の受付、資料 ・教えていただいたことは二度聞 午前中はILL業務の一部をお教 えしました。図書館サービスに 探し、コピー、資料の発送) かなくても良いようにメモを はカウンター業務以外にも色 ② システム管理の見学 取ることを徹底したいと思っ 々なサービスがあることを認 ③ 総務関連(ディスカッショ た。 ンスペースの面積測定、封 ・図書館の仕事といっても、貸し 識されたと思います。短い時間 筒の在庫確認、電気の取替 出しや資料送付だけでなく、施 だったので細部まで説明・指導 することはできませんでした え、コンセントの確認、面 設の管理や維持といった仕事 が、パソコンの操作など手際よ 積の計算・推定) があってこその図書館である く作業され、とても意欲的に取 と実感した。 り組まれました。 - 94 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:図書館業務の登録と受入の体験 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 書籍の受入説明 分類番号は最初から決まってい ② 選書 るわけではなく、自分の判断で決 ③ スタンプ押し めるというのが驚きだった。どん ④ 配架 な知識でも身につけておきたい ⑤ ラベル貼り と思った。 ついていて当たり前、と思ってい たラベルやバーコーを貼るのは なかなか集中力が必要で大変だ った。 設定課題: 「図書館」と「大学図書館」の違いを考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 「大学図書館について」 「変化する図書館」というのが印 (聴講) 象的だった。アクティブスペース ② 雑誌の整頓と仕訳と確認 やディスカッションルーム、自販 機といった、従来の在り方を積極 的に変えていくのが素晴らしい と思った。 雑誌の整頓については巻数を確 認して番号を確認して、と大変だ った。 - 95 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 今日は多くのスタッフが行な っている仕事をお二人に体験 していただきましたが、積極的 に取り組んでおられました。シ ステムの管理や資料購入のた めの契約や支払い業務など、資 料が利用されるまでに多くの ステップがあることを理解さ れたと思います。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 何年間もこの同じ業務に携わ る私達も、お二人が積極的に取 り組まれる姿勢を見て、初心に 帰る大切さを教えてもらって います。今日の体験が将来役に 立つことを願っています。一週 間ご苦労様でした。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人富山大学 経営情報学科 1 年 12M028 高 稲 夏 希 能動的に動けば視野は広がる 私は国立大学法人富山大学研究振興部社会貢献グループで 5 日間のインターンシップ研 修 を さ せ て い た だ き ま し た 。今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ 研 修 で の 私 の 目 的 は 、働 く と い う こ とを実際に体験し、学校では学ぶことが出来ないことを体験することでした。 1 日目から 3 日目までは地域連携チームで研修をさせていただきました。地域連携チー ム で は 、熟 議 の 報 告 書 作 成 の た め の 写 真 選 び や レ イ ア ウ ト の 調 整 、公 開 講 座 の 修 了 書 作 成 な ど の 、 主 に Word や Excel を 使 う 業 務 を 行 い ま し た 。 熟 議 の 報 告 書 作 成 の 際 に 、 指 導 者 の 方 が「 報 告 書 は 、参 加 さ れ た 方 に は 思 い 出 せ る よ う に 、参 加 さ れ な か っ た 方 に は 内 容 が す ぐ に 理 解 で き る よ う に 作 ら な け れ ば な ら な い 」と お っ し ゃ い ま し た 。大 学 の 報 告 書 は 数 多 く の 人 の 目 に 触 れ る も の な の で 、少 し で も 気 に な っ た こ と が あ れ ば す ぐ に 質 問 し 、よ り 良い報告書を作成しなければならないと思いました。3 日間、何度も修正を行い、ただ見 た 目 だ け を 整 え る だ け で は 良 い も の を 作 る こ と は で き な い と 実 感 し ま し た 。ま た 、魚 津 市 役 所 に 訪 問 し 、魚 津 市 と 富 山 大 学 が 共 同 で 行 っ て い る 地 域 活 性 ・ 人 材 育 成 事 業 の「 魚 津 三 太 郎 塾 」プ ロ ジ ェ ク ト に つ い て の 会 議 に 参 加 さ せ て い た だ き ま し た 。今 回 の 会 議 は 、今 後 の 活 動 に 今 ま で の こ と を ど の よ う に 生 か し て い く べ き か を 話 し 合 う「 反 省 会 」で あ る と 指 導 者 の 方 に 教 え て い た だ き ま し た 。こ の 事 業 に は 地 域 と 連 携 し て い く こ と が 極 め て 重 要 な こ と で あ り 、 そ の た め に は 地 域 と の 「 つ な が り 」が 大 切 だ と 教 え て い た だ き ま し た 。 地 域 と共に生活をしていくという大学の新たな一面を見る事が出来たと思います。 4 日目、5 日目は産業連携チームで研修をさせていただきました。産業連携チームでは 研 究 費 用 等 の 帳 簿 入 力 業 務 や 、特 許 制 度 の 打 ち 合 わ せ 等 の 、大 学 の 財 産 に 関 わ る 研 修 を 行 いました。年度末に行う業務や、今後大学へ残っていく資料に関わる業務を行ったので、 ミ ス が 無 い よ う に 責 任 を 持 っ て 作 業 を し て い き ま し た 。締 結 書 の 作 成 も 行 い ま し た 。指 導 者 の 方 が 、「 契 約 書 の 内 容 を 理 解 し て い な け れ ば 締 結 書 を 作 成 す る こ と は で き な い 」 と お っ し ゃ い ま し た 。初 め て 見 る 資 料 ば か り だ っ た た め 、わ か ら な い こ と は た く さ ん あ り ま し た 。わ か ら な い こ と を 質 問 し て い く こ と は 大 切 で あ る と 授 業 で も 教 わ っ て い ま し た 。わ か ら な い こ と を そ の ま ま に せ ず 、明 ら か に し て く こ と は 働 く 上 で 重 要 で あ り 、妥 協 は 許 さ れ ないと改めて感じました。4 日目に契約書を読み、5 日目に締結書作成に関わらせていた だいたので、ひとつひとつの業務は次の業務へと繋がっていくのだと思いました。また、 特許制度に関する打ち合わせにも立ち会わせていただきました。特許権を取るためには 様 々 な 手 続 き が 必 要 で あ り 、そ の た め の 費 用 を 助 成 し て も ら う 機 構 へ 審 議 す る た め の ヒ ア リ ン グ で し た 。法 律 に 関 わ る 重 要 な 打 ち 合 わ せ で も あ り 、そ の 様 な こ と に 関 わ る こ と は 滅 多にないので、とても貴重な経験をさせていただいたと思っています。 今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ 研 修 を 通 し て 、私 は 多 く の こ と を 学 び ま し た 。自 分 の 欠 点 を よ く 知 る こ と が 出 来 た 5 日 間 だ っ た と 思 い ま す 。社 会 人 と し て の 責 任 感 の 薄 さ や 、マ ナ ー や ル ー ル に 欠 け て い る こ と は 勿 論 で す が 、自 分 の 職 業 に 関 し て の 視 野 の 狭 さ を 痛 感 し ま し た 。 イ ン タ ー ン シ ッ プ 研 修 に 行 く 前 は 、会 社 で の 仕 事 は デ ス ク ワ ー ク か 営 業 と い う イ メ ー ジ し か 持 っ て い ま せ ん で し た 。そ の イ メ ー ジ に 固 執 し て 、自 分 で 自 分 の 考 え を 狭 く し て い た と 思います。しかし、このインターンシップ研修によって様々な業務を行わせていただき、 自 分 か ら 能 動 的 に 物 事 を 行 わ な け れ ば 何 も 変 わ ら な い と 実 感 し ま し た 。仕 事 = ○○と い う 考 え方をなくして、今後の就職活動では広い視野を持って職業選択をしていきたいです。 最後に、富山大学研究振興部社会貢献グループの皆様に心より御礼申し上げます。 - 96 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 富山大学::究振興部(社会貢献グループ) 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 高稲 夏希 修 日 報 設定課題:社会貢献グループについてよく知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・地域と連携していくためには、 ① オリエンテーション 繋がり・ネットワークが重要で ② 熟議アンケート集計・報告 ある。地域に必要とされる大学 書作成業務 が、社会貢献グループである。 ③ 「魚津三太郎塾」プロジェ クトについての会議 設定課題:公開講座と社会貢献のつながりとは 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・熟議の報告書は参加された方が ① 産学連携部門の会議 思い出せるよう、また、不参加 ② 熟議報告書作成の打ち合 の方にはわかりやすくなるよ わせ・作成業務 うに心がけてまとめなければ ③ 公開講座の修了書作成・閉 ならない。 講式へ参加 ・富山大学では様々な公開講座を 開いており、社会貢献グループ は受講生に直に関わっており、 大学のイメージへと繋がって いる。 設定課題:報告書の構成 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 熟議報告書作成業務・写真 ・些細なことでも気になることが 選び あれば、積極的に質問してい く。 設定課題:産業連携チームの役割を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・帳簿の作成には会計の知識が必 ① オリエンテーション 要であると感じた。 ② データ入力 ・特許に関する打ち合わせは難し ③ 書類整理 いことが多かったが、未来のた ④ JSTとの打ち合わせ めに大切なことであると感じ ⑤ 契約書を読む た。 設定課題:5日間の研修内容を振り返る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 寄付金データ入力 ・7日の会議で使用した資料を基 ② 寄付金の入金確認・帳簿へ に寄付金のデータ入力を行い、 入力 昨日までの業務は今日の業務へ と繋がり、今日の業務は今後の ③ 寄付金関連文章の作成 ④ 受託研究契約締決議書の作 業務へと繋がっていくものであ 成 ると感じた。 - 97 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント はじめて見る仕事だったので たいへんだったと思います。大 学とは、を見ていって下さい。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 無し 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 無し 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 慣れない所に沢山連れて行き ましたが、1つ1つメモを取り ながら理解をして業務を進め ていただきました。明日は最終 日なので頑張って沢山質問し て下さい。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント まじめに仕事に取り組もうと する姿勢が見うけられました。 いろんな内容を短時間で理解 するのは大変だったと思いま すが、理解よく、こなしていま した。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社北陸銀行 経営情報学科 1年 12M021 嶋田 梨奈 サービス業にとってのお客様 私は、株式会社北陸銀行に 5 日間インターンシップ実習をさせていただきました。5 日間「サービス 業のプロの姿勢を学ぶ」という事をテーマとして臨みました。テーマを通して私が学んだことを報告し ます。 5 日間のインターンシップで多くのことを学びましたが、 特に印象に残っていることが 3 つあります。 1 つ目はCSについてです。私は、インターンシップに行くまで「金融業」には硬いイメージを持って いましたが、この CS を学んでから金融業は「サービス業」であることを知りました。CSとはお客様 満足のことです。北陸銀行ではCSを「お客様を満足させる」(企業中心)のではなく「お客様が心から 満足する」(お客様中心)として考えておられました。銀行にとってCSは終わりのない永遠のテーマで あり、行員全員がお客様をおもてなししたいと感じたらスタートでありゴールはないと教わりました。 また、CSに満点はなく継続することが大切です。銀行はモノを売っていないので商品の差別化が難し く、その中で生き残るためにはCSを向上させる必要があります。北陸銀行では、銀行に対する消費者 の要求がどんどん高くなっている中で選ばれる銀行になるため、新しい顧客サービスの展開(手数料の 工夫等)や個々のニーズに合った商品の展開といった戦略で差別化を図っておられました。 2 つ目はビジネスマナーについて学んだことです。現在サービスに対するお客様の目が肥えてきてお り、すべての人に同じサービスをすればよいわけではありません。公平なサービス(満足してもらえる サービス)を提供するために基本のマナーをしっかり学ぶと同時に日々自分自身も成長していく必要が あります。 3 つ目は営業店実習です。ロビーアテンダントや店舗見学等を体験し、行員の方のお話を聞くことが できました。行員の方には銀行業務のことだけではなく就職活動についても教えていただき勉強になり ました。私は普段銀行の窓口を利用することがなかったので銀行の内部の様子や仕組みを知ることがで き、銀行業務の理解を深めることができました。 インターシップを通してサービス業にとっていかにお客様が大切だということがわかりました。銀行 にはお客様がいることが当たり前だと思っていたので、CS向上への高い意識には衝撃を受けました。 お客様にまたご来店いただくために北陸銀行が行っている取り組みなどを知り大変勉強になりました。 また、先輩にあたる4年制大学の年上のインターンシップ生の方と 5 日間過ごして、自分の無力さを感 じたと同時に良い刺激を受けました。先輩方は自分の考えを持ち、相手に分かり易く伝えておられ、今 の自分はこのままではいけないと感じました。行員の方が言っておられた「頭で思っていても行動しな いと始まらない」という言葉を胸に刻み、これからは頭で考えて悩むのではなく、考えたらまず行動に 移していきたいと思います。今後は、インターンシップで学んだことを就職活動に生かし、悔いのない ように挑んでいきたいと思います。 - 98 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 株式会社::北陸銀行 嶋田 梨奈 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:銀行業務とはどのようなものか理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 銀行商品には安全性・収益性・流 ①自己紹介 動性の全てが完璧なものがない ②銀行業務のあらまし ということが印象に残った。CS ③銀行商品の知識 の向上に対する意識がとても高 ④CSについて く驚いた。 ⑤NASAゲーム 設定課題:ビジネスマナーを身につける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ビジネスマナー講座 第一印象は一瞬で決まってしま ② 端末実習 うのでお客様にいかに良い印象 ③ アルプスビル見学 で対応するかが重要な事なのだ ④ 実習諸注意 と理解できた。 設定課題:営業店実習を通して現場の声を聞く 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 営業店実習 銀行はお金を扱うところなので ② 営業店見学・座談会 防犯に関しては徹底して行われ ており、素晴らしいと思った。営 業店の方々は皆さん親切に様々 なお話をして下さり大変勉強に なりました。 設定課題:銀行業務を体験しCSについて考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 営業店実習報告では他のインタ ② 事務センター見学 ーンシップ生の方の発表を聞き ③ てるてる亭見学 ④ PR・ビジネスマッチング ました。先輩方は感想などをしっ かりとまとめて堂々と話してお ⑤ 施設見学 られ、良い刺激を受けました。 ⑥ 営業店実習報告 設定課題:いろいろな方のお話を聞いて就職について考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 採用担当の方の貴重なお話を聞 ③ 採用担当よりお話 かせていただきました。また、若 ③ 札勘実習 手行員の方は親身になって質問 ④ 本部講習 に答えてくださり大変参考にな ④ 新人・若手行員体験談 りました。 ⑤ 閉講 - 99 - 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 1週間社会人になったつもりで 頑張ってください 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント ビジネスマナーは就職活動に 留まらず、社会人になってから も大切な要素です。自然に振る 舞えるよう頑張ってください。 勤務時間:9:00~17:10 指導者のコメント 銀行業務の仕組み程度の説明 しか出来ませんでしたが、初め て見聞きすることが多かった と思います。今後の学業と来年 の就職活動に生かされ朗報を お待ちしております。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント てるてる亭で通じたCSR活 動や移動相談車を使った救急 時の対応など、銀行の別一面を 体験いただきました。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 1週間お疲れ様でした。インタ ーンシップの経験を生かして 実りある就職活動を過ごして ください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 北陸銀行 経営情報学科 1年 12M078 高月 理菜 お客様の信頼を得るには 私は、株式会社北陸銀行で 5 日間、インターンシップ実習として体験させていただきました。この実 習体験での私のテーマは、お客様との信頼がもっとも重要な金融業でどのようにお客様から信頼を得て いるのかを見学し学ぶこと、またこれから始まる就職活動に向けて自分はこれから何をしていけばよい か知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 研修 1 日目は、行員クラブで銀行業務である預金業務、貸出業務、為替業務の 3 大業務があること、 外貨預金や投資信託なども取り扱っている金融商品の知識を学びました。また、CS(お客様満足度)につ いて学びました。CS というのは終わりがなく永遠のテーマで、1 人だけが気を付けて徹底していても 意味がなく、 「100-1=99」ではなく「100-1=0」であることを教わりました。 研修 2 日目は、研修センターでビジネスマナーとして、お辞儀の仕方や実際声を出しあいさつの仕方 など学びました。接遇マナーでは、目配り(注意点)気配り(機転)心配り(やさしさ)の 3 配りサービス徹底 やマナー5 原則を学び午後からは、アルプスビルで銀行の脳とも言われるもっとも重要な場所を見学さ せていただき大変よい経験になりました。 研修 3 日目は、北陸銀行滑川支店へ行き、実際にロビーアテンダントとして職業体験をさせていただ きました。ATM の操作や外貨の両替、美化活動など普段は経験できないことをさせていただきました。 夏には番号札をうちわにしたり、子供が退屈にならないようにと遊ぶ場所が設けてあったり、暑い中お 越しになったお客様が自由に飲める水があったりと CS 向上への取り組みがしっかり見られました。 研修 4 日目は、事務センター、てるてる亭を見学しました。銀行には営業店だけでなくたくさんの場 所でそれぞれの仕事で成り立っているのだと思いました。 最終日は、採用担当者からの話や新入・若手社員の方たちからのお話を聞かせていただいて、面接内 容、質問に思っていることなどを答えていただいたりと、今後の就職活動に役立つお話を聞くことがで きました。 インターンシップを通して、5 日間で何度か人前に立って話をする機会あり、自分は人前で話すこと が苦手なのでとても大変でしたが、人前で話すということ、自分の意見を周りの人に伝えることは社会 人になってもとても重要なことだと思いました。そのため、今回のインターンシップはとてもよい経験 となりました。また、お客様に選ばれる、信頼を得る銀行になるためには、行員一人一人の心構えが重 要だと思いました。実際に行員の方たちの行動や心構えを身近で見させていただき、社会人としても自 覚や責任感を感じることができ、就職活動への意識が高めることができました。インターンシップでの 貴重な経験を今後の学校生活や就職活動に生かしていきたいと思います。 - 100 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北陸銀行 高月 理菜 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:銀行業務のあらまし 実 習 内 容 実習生の特記事項 基本的な銀行業務を学ぶことが ① オリエンテーション できた。CSというのはゴールが ② 自己紹介 なくCS向上のためには行員全員 ③ 銀行業務のあらまし が取り組まなければ意味がない ④ 銀行商品の知識 ものなのだと思った。 ⑤ CSについて 設定課題:ビジネスマナーを身に付ける、アルプスビル見学 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ビジネスマナー講座 ビジネスマナー講座を受け、行員 ② 端末実習 一人一人のマナーや心構えが、銀 ③ アルプスビル見学 行の信頼を得る繋がりになって いるのだと思った。 設定課題:営業店実習で実際の仕事を体験する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 営業店実習 実際に営業店実習をして1日目と ② 営業店見学、座談会 2日目など講習だけでは得られ ないことを体験させていただき ました。1日を通して仕事の大変 さ、責任感などを大いに学ぶこと ができた。 設定課題:事務センターの業務を体験し、理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 見学を主にした日でしたが、お金 ① 事務センター見学 を取り扱う上で、2重チェックを ② てるてる亭見学 厳しく行ったりとやはりとても ③ PR・ビジネスマッチング 責任を感じる仕事なのだと思っ ④ 経済・金融の知識 た。 ⑤ 金融博物館見学など ⑥ 営業店実習報告 設定課題:行員の方々の話を聞いて就職活動への意識を高める 実 習 内 容 実習生の特記事項 新入・若手行員の方たちは私たち ① 採用担当のお話 ② 札勘実習 とも年が近いので実際の体験談 ③ 本部講習 などを聞け、とてもよい刺激にな ④ 新入・若手行員体験談 りました。 - 101 - 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 社会人になったつもりで1週間 頑張って下さい。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント ビジネスマナーは就職活動に 限らず、社会人になってからも 大切な要素です。自然に振る舞 えるよう頑張って下さい。 勤務時間:9:00~17:10 指導者のコメント 営業店実習お疲れさまでした。 銀行=サービス業であること を感じてもらえたと思います。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント てるてる亭見学を通じて 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 一週間お疲れさまでした。イン ターンシップの体験を生かし た素敵な就職活動へとして下 さい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社北陸銀行 経営情報学科1年 12M108 矢後 梓 「こころ」で補うサービス 私は、株式会社北陸銀行で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ は、自分を見つめ直し、社会に向けた自立の一歩を踏み出すということ、また、銀行の業務内容を理解 し、自分の職業観を広げるということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思 います。 1日目は、基本的な銀行業務や金融市場の概要、CSについて学びました。銀行業務には、預金・為 替・融資の三大業務や保険・ローン関係の仕事があり、金融商品・サービスが充実しているということ が分かりました。CS講座では、銀行がお客様の心のよりどころとなるために、人財である行員一人一 人がCSを心構え、継続することが大切であると教わりました。 2日目は、接遇マナーということで、お辞儀の仕方や表情、感じの良い言葉遣い、身だしなみ、第一 印象の重要性について学びました。お客様に気持ちの良いサービスを届けるには目配り・気配り・心配 りの三配りサービスを常に徹底しなければならない。ビジネスマナーは「形」を作り「心」で補うこと が必要だと思いました。 3日目は、営業店実習で岩瀬支店へ行き、主にロビーアテンダントとしてお客様への挨拶や、銀行内 外の清潔チェックをして環境を整えることをしました。行員の方はテラーの方に限らず全員でさわやか な笑顔で元気な挨拶を心掛けておられ、広い視野でお客様を観察し、おもてなしの大切さを感じました。 また、お客様からの「ありがとう」という言葉が、自分の大きな喜びとなり、お客様の喜びが自分のエ ネルギーに繋がることがあると実感しました。 4日目は、事務センターやてるてる亭、金融博物館・貸金庫を見学しました。お客様の個人情報やお 金を扱う金融業は、厳重体制で管理し、セキュリティの高さを感じました。 5日目は、採用担当からのお話を聞き、札勘実習や本部講習、新入・若手行員の方との座談会を行い ました。就職活動へのアドバイス・心得を聞くことができ、大変参考になりました。 5日間の研修を通して、社会における基本的マナーから専門的な銀行業務まで体験させてもらいまし た。その中で、他大学生3年生の積極的に質問する姿勢や、堂々と自分の意見を発表する姿に、尻込み する自分の未熟さを感じました。今回インターンシップに参加したことで、自らの弱点に気づくことが でき、また、働くとは、自己実現できるすばらしい世界であるが、手間暇をかけ努力しなければその世 界を見ることはできないと学びました。この体験で学んだことを、今後の就職活動に反映させていきた いです。 - 102 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社北陸銀行 矢後 梓 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:銀行業務を学び、理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 銀行業務のあらまし 基本的な銀行業務や金融市場に ② 銀行商品の知識 ついて学んだ。金融界の要として ③ CSについて 、 「行員生涯勉強」が必要である ④ NASAゲーム ことを強く感じた。 設定課題:ビジネスマナーを習得する 実 習 内 容 実習生の特記事項 接遇マナーを学び、お客様を起点 ① ビジネスマナー講座 としたサービスを一人一人が徹 ② 端末実習 底しなければいけないと改めて ③ アルプスビル見学 思った。形を作って心で補うこと が大切だと感じた。 設定課題:実際の銀行業務を体験し、CSを理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 営業店実習 主にロビーで顧客対応をした。行 ② 営業店見学 員の方々の細やかな配慮や親し ③ 座談会 みやすい笑顔が印象的で、プロ意 識の高さを感じた。 設定課題:見学場所のシステムを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 事務センターでは、多大な事務処 ① 事務センター見学 理をこなし、お客様の個人情報や ② てるてる亭見学 約束手形を取り扱っていた。確認 ③ PR・ビジネスマッチング 作業を怠らない姿を見て、金融業 ④ 金融博物館・貸金庫見学 の責任の重さを感じた。 ⑤ 営業店実習報告 設定課題:行員の方の話を聞き、就業意識を高める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 採用担当よりお話 採用担当の方からのお話では、就 ② 札勘実習 職の心得や銀行の魅力について ③ 本部講習 伺った。社会人になる自覚を持っ ④ 新入・若手行員体験談 て、就職活動の準備に励みたいと 思った。 - 103 - 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 今週は社会人になったつもり で過ごしてみて下さい。頑張っ て下さい。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント ビジネスマナーは就職活動に 留まらず社会人になってから も大切な要素です。自然に振る 舞えるよう頑張って下さい。 勤務時間:9:00~17:10 指導者のコメント 営業店実習お疲れさまでした。 銀行=サービス業であること を肌で感じる1日になったと 思います。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント お客様の大切なお金を扱う銀 行はミスが許されません。細心 の注意や、二重三重のチェック 体制で、ミスを防ぐよう努めて います。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 一週間お疲れさまでした。イン ターンシップでの体験を生か して素敵な就職活動にして下 さい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波信用金庫 経営情報学科 1年 12M106 宮田 ありさ コミュニケーションによって生まれる信頼 私は、砺波信用金庫で5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテーマは「仕 事内容と職場の雰囲気を知るとともに、コミュニケーションの大切さを知る」という事でした。そのテー マをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。 1日目は、資料をいただき金融業の概要についてお話をしていただきました。特に銀行と信用金庫の違 いについてです。銀行は、大企業を取引相手としているが、信用金庫は中小零細企業を相手としていると いう違いがあることを知りました。企業だけではなく、地域に密着ているということもあり、地域の個人 のお客様が多いことも分かりました。 2日目は、現金センターで現金の受入作業を行いました。多くの現金が集められ伝票通りになっている か確認をする作業でした。現金を数えるのは機械で行いましたが、お札が少しでも曲がっていたり、硬貨 が汚れているとカウントされず、商品券などは機械に通らないので、最終的には人の目で確認を行わなけ ればいけません。1円でも間違わないようにしなければいけないのでとても大変な仕事だと思いました。 メール便の乗車をさせていただいたときは、各支店をまわり伝票届けや集金などを行いました。どこの支 店の方もとても親切にしていただき緊張していた私も、少しずつですが緊張がほぐれていきました。仕事 をする上でお客様や職員と頻繁にコミュニケーションをとることによって相手に安心感を与えるという ことが分かりました。また、自分も安心できることが分かりました。 3日目は、本店の営業店での活動でした。主に外回りの同行訪問に行員の方と行かせていただきました。 私は行員の方とお客様のやり取りを見せていただきました。私は、きっちりとしたビジネスのやり取りの ように伝票を書いていただいたり、集金をしたりするのだろうと思っていましたが、実際には、方言交じ りの親しみやすい話し方をしておられ、お客様との距離が近いと感じました。きっちりとした敬語を話す と逆に堅苦しくなり親しみにくくなることもあると行員の方から教わりました。敬語をしっかり使うこと も大切であるが、時と場合によって話し方を使い分けないといけないということを知りました。 4日目からは、砺波支店に行かせていただき活動を行いました。ハンコ押しや宛名書き、外回りでのチ ラシ配りの同行をさせていただきました。職員の方に常に気づかっていただき、そのことによって無理な く行うことができました。私だけではなく新人の方などにも声をかけておられ常に周りをみておられるの だなと思いました。 5日間の研修を通してコミュニケーションといっても、話し方や行動を時と場合によって使い分け、い かに相手に近づけるか、親しみをもって接することができるかということを考えなければいけないという ことが分かりました。それをうまく使い分けることによって相手に与える安心感や信頼などが大きくなっ ていくことを学ぶことが出来ました。正しい言葉を使うことも大切ですが、ただ単に使っていても相手と の距離が縮まらないということを知りました。短期間でしたが、私に足りないことを多く知ることができ ました。貴重な体験から得たことや学んだことを身につけ今後も学校生活や就職活動で活かしていきたい と思います。 - 104 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波信用金庫 宮田 ありさ 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 修 日 報 設定課題:信用金庫について知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①金融業および当金庫の概 ・金融業についてレジュメを見な がらの座学。 要 ・コミュニケーションの大切さに ②庫内ルール ③実践訓練 ついて知る。 ・勤務上の注意事項やマナーを学 んだ。 ・お札の勘定を実技で学んだ。 設定課題:実際に現場に出て働き、仕事内容、雰囲気を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①現金受入作業 ・お客様から集金した現金を勘定 ②メール車乗車 し、伝票記載されているか確か める。 ・各支店にまわり、メールや荷物 を届ける。 ・社員の方とこまめにコミュニケ ーションをとることで仕事の 効率を上げることにつながる と分かった。 設定課題:実際に現場に出て働き、仕事内容、雰囲気を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①営業店での業務補助 ・お客様のお宅や、企業に訪問し ②同行訪問等 、集金をしたり伝票を書いてい ただく。 ・お客様との距離が近く、地域に 密着しているということを実 感した。 設定課題:各支店(砺波支店)の仕事内容、雰囲気を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①営業店での業務補助 ・ハンコ押し、宛名書きを行った。 ②同行訪問等 ・チラシ配りに同行させていただ いた。 ・お客様とのコミュニケーション も大切だが、職員同志でもコミ ュニケーションを大切にされ ていた。 - 105 - 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 本日は講義中心であり、また聞 きなれない言葉も多く、大変だ ったと思います。コミュニケー ションやマナーについては、日 頃の生活にも生かせる事だと思 います。今後も頑張ってくださ い。 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 午前は現金受入作業、午後はメ ール車に乗車と、当金庫にとっ ての裏方的な作業を行っていた だきました。窓口や渉外係のみ ならず、こういった作業も信用 金庫の一環として分かっていた だけたことと思います。 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 直接お客様宅や企業に訪問し、 信用金庫の渉外係という業務を 肌で感じることができたのでは ないかと思います。 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 支店は本店営業部と比べ、職員 の数も少なく、また違った一面 が見られたのではないでしょう か。心にゆとりをもって行動し、 コミュニケーションを大切にし 、今後の成長につなげてくださ い。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/23 (金) 修 日 報 設定課題:各支店の仕事内容を知る。まとめ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①営業店での業務補助 ・ハンコ押し、宛名書きを行った。 ②同行訪問等 ・数字の書き方を学ぶ。 ③意見交換 ・マナー、コミュニケーションに ついての座学。 ・あいさつ、コミュニケーション はを時と場合によってうまく 使い分けることが大切という ことが分かった。 - 106 - 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 経営情報学科 1年 12M022 清水 大器 三大業務とあいさつ 私は、富山信用金庫で5日間就業体験させていただきました。富山信用金庫は富山県という限定された 地域社会の繁栄のために、中小企業の業績の伸展と地域住民を対象とした金融の円滑化が目的で、会員中 心の民主的経営で利益を主たる目的としない金融企業です。 就業体験中の講座では、たくさんのことを学びましたが、その中でも特に心に残ったことは信用金庫の 三大業務と挨拶の重要性についてです。 まず信用金庫の三大業務には「預金」 「融資」 「為替」の三つがあり、富山信用金庫ではこれらが経営す るために必要な三つの要素です。預金とは「お金を預かる」ことを言い、普通預金や当座預金、貯蓄預金 などがあり、融資は「お金を貸す」ことを言い、地域内の中小企業の発展と地域住民の生活向上を図りま す。また、為替は「お金の橋渡し」のことを言い、内国為替と外国為替の二つがあります。この三つの内 一つでも出来なくなったら信用金庫も経営が出来なくなり、会員の企業も経営が困難になります。 次に心に残った点は挨拶についてです。金融関係の企業はお客様と関わることが多い企業で挨拶が特に 大切ですが、金融業に関わらず、全ての会社にも挨拶は大切なことだと思います。従業員やお客様に会え ば挨拶をすることでコミュニケーションをとることもできますし、信頼関係にも繋がると思います。 しかし、ただ単に挨拶をすれば良いのでなく、例えば、大きい声で挨拶しても心がこもっていなかった り、相手の目を見ずに挨拶しないと、相手も挨拶をしないようになります。そのようにならないためにも、 相手の目を見て心をこめて言うとそれに相手は応えてくれるようになり、信頼関係が生まれるようになり ます。信用金庫の社員の方から、当金庫の社員はお客様とは毎日は会わないので、会った時に全てのお客 様に満足して頂けるように、力を抜かずに笑顔で挨拶をしていると言われました。 就業体験の最後に富山信用金庫がインターンシップを行う理由を教えて頂きました。 企業側からみると学校との接点が増えることにより、企業の人材育成や学校教育に関する要望を学校や 学生に伝えることができます。他にも学校との連携関係を確立し情報交流を進めたり、学生の就業意識や 実務能力の向上により、学生を実践的な人材として育成することに繋がります。そして学生にとっては実 際の仕事や職場の状況を知り、自己の職業適性や職業生活設計など職業選択について深く考える契機とな り、また専門知識についての実務能力を高めると共に、学習意欲に対する刺激を得られたり、就職活動の 方向性と方法についての基礎的な理解が得られたりします。 今回の5日間の就業体験で、私はまだ未熟者だと感じました。特に営業店へ行ったときは、実際にお客 様の来店時に大きな声で挨拶出来なかったり、お客様の家に訪問した時は、小さい声で「有り難うござい ました」としか言えない等、初体験な事ばかりで焦り失敗が多くありました。私は、インターンシップの 体験で、社会の大変さを身持って感じることができ、今回の貴重な体験を、今後の就職活動をする際に役 立てていきたいと思います。 - 107 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 清水 大器 研 8/9 (木) 8/10 (金) 8/13 (月) 8/14 (火) 8/15 (水) 修 日 報 設定課題:札勘をできるようにする 実 習 内 容 実習生の特記事項 札勘の講座では、金融機関特有の ① 富山信用金庫の歴史 数え方を教えていただいた。マナ ② 証券業務 ー講座では、就職活動に必要なこ ③ 札勘 とをたくさん教えていただいた。 ④ マナー講座 ⑤ コンプライアンス 勤務時間:8:45~16:30 指導者のコメント 実習初日お疲れ様でした。慣れ ない環境で緊張の連続だった ことと思います。札勘は将来活 用するかわかりませんがアル バイト先などで是非試してみ てください 設定課題:三大業務を覚える 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 預金業務 金融機関で最も大切な 自分の一生を決める大切な時 ② 融資業務 「預金」 「融資」 「為替」の3つの 期になるので、その心のつもり ③ 出資業務 業務を学んだ。 で自分がどんな仕事をしたい ④ 為替業務 か自分を見つめながら企業研 ⑤ 就職活動 修を行ってください。 設定課題:B&Lスクエアでしっかり金融機関の業務を学ぶ 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 将来の年金受給のことも視野 ① オンラインの概要・本人確 融資や年金の詳しい内容を学ん だ。通帳を作るときの本人確認の に入れて企業研究を進めよう。 認 重要性 ② 融資推進・年金推進 ③ B&Lスクエア 設定課題:営業店実習 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 融資取引現況照会 金融機関を内側から見る事が ① 窓口・端末操作 現金の機械再鑑 出来、新たな発見や感動が多々 ② 営業 あったと思います。接客時にお いて大切なことも多く学ぶこ とができたと思いますので今 後に是非、活かしてください。 設定課題:金融業務を学ぶ 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 金融と銀行と証券の違いを学ん 先輩職員との対談では、今後の ① 営業推進業務 ② 地域観光業務 だ。富山信用金庫が地域観光にと 就職活動で役に立つことを数 ③ 保険業務 ても力を入れている。 多く学ぶことができたと思い ④ 金融業界 ます。それらを無駄にすること ⑤ 防犯業務 なく、大いに活用するよう心が ⑥ 先輩職員の体験談 けて下さい - 108 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 経営情報学科 1年 12M092 廣澤 諒太 営業は仕事ではなく、人を売る 私 は 、富 山 信 用 金 庫 で 5 日 間 イ ン タ ー ン シ ッ プ を 行 い ま し た 。富 山 信 用 金 庫 に つ い て は、名前だけは知っていましたが、どのような企業なのか詳しくは知りませんでした。 私 は 金 融 に 少 し 興 味 が あ る の で 、「 金 融 業 の 実 際 の 内 容 を 知 る 」 と 共 に 、 そ の 一 環 と し て 富 山 信 用 金 庫 と い う 企 業 を 具 体 的 に 知 る 目 的 で 、富 山 信 用 金 庫 の イ ン タ ー ン シ ッ プ に参加し、その体験を通して富山信用金庫で学んだことを報告します。 就 業 体 験 の 講 義 で は 、金 融 業 で は 預 金 業 務 、融 資 業 務 、為 替 業 務 の 三 大 業 務 が 重 要 で あ る と 知 り ま し た 。三 大 業 務 が 重 要 で あ る の は 富 山 信 用 金 庫 も 同 じ で し た が 、他 に も 証 券 業 務 、保 険 業 務 、観 光 推 進 部 な ど た く さ ん の 業 務 が 存 在 し て お り 、ど れ も 富 山 信 用 金 庫には必要不可欠な業務ばかりです。 ま た 、富 山 信 用 金 庫 に は B&L コ ン サ ル テ ィ ン グ ス ク エ ア と い う 店 舗 が あ り ま す 。B&L で は 各 種 ロ ー ン 、年 金 、事 業 に 関 す る こ と な ど の 相 談 や 、受 け 付 け を 専 門 に 行 う 総 合 相 談 専 門 店 で す 。こ こ で は 融 資 や 為 替 、預 金 な ど に 関 す る こ と は 扱 い ま せ ん が 、お 客 様 の こ と を 優 先 し て 考 え て あ る 施 設 だ と 思 い ま す 。そ こ で は 、落 ち 着 い て 相 談 出 来 る よ う に 個 室 を 設 け た り 、ラ ウ ン ジ に は マ ッ サ ー ジ チ ェ ア や コ ー ヒ ー サ ー バ ー が 備 え 付 け て あ り ました。 イ ン タ ー ン シ ッ プ 3 日 目 に B&L に 来 ま し た が 、 内 装 だ け で な く 外 装 も 素 晴 ら し い と 感 じ 、そ の 外 装 に つ い て は 、景 観 広 告 と や ま 賞 を 受 賞 し た と の こ と で す 。こ う し た お 客 様に対する心遣いが富山信用金庫の良い点だと思いました。 イ ン タ ー ン シ ッ プ 4 日 目 は 、新 た に 丸 の 内 支 店 で 営 業 体 験 を し ま し た 。担 当 の 人 の 後 ろについて行くだけで何もしませんが、それでも十分に為になることを得られました。 先 ず 、営 業 先 で は 仕 事 の 話 を し て 終 わ り だ と 思 っ て い ま し た が 、実 際 に は 予 想 と 全 く 違 い 、仕 事 と 関 係 の な い 話 ば か り を し て い ま し た 。最 初 は 驚 い て 、ど う し て そ の よ う な こ と を す る の か 営 業 担 当 の 人 に 聞 い た と こ ろ 、営 業 で は 仕 事 よ り も お 客 様 と 仲 良 く な る こ と が 大 切 で あ り 、そ の よ う に 教 え て く れ た 担 当 の 人 も 、お 客 様 と 話 す と き は 楽 し そ う でした。 つ ま り 、お 客 様 か ら 信 頼 を 得 る こ と で お 客 様 の 方 か ら 預 金 や 融 資 の 話 を す る そ う で す 。 さ ら に 、そ の 際 に「 営 業 は 仕 事 で は な く 、人 を 売 る 」と 、担 当 の 人 が 話 し た こ の 言 葉 が 身 に 染 み ま し た 。富 山 信 用 金 庫 は 限 ら れ た 地 域 で し か 利 用 で き ま せ ん の で 、だ か ら こ そ地域の人と仲良く、信頼していただく必要があるのだと思いました。 5 日 間 の イ ン タ ー ン シ ッ プ を 通 し て 、富 山 信 用 金 庫 の こ と を 多 く 知 る こ と が 出 来 ま し た 。特 に 、営 業 の 現 場 で お 客 様 と 仲 良 く 話 す 担 当 の 人 を 見 て 、富 山 信 用 金 庫 と い う 企 業 は と て も 素 晴 ら し い 職 業 だ と 思 い 、私 も お 客 様 か ら 信 頼 さ れ た り す る 職 業 に 就 き た い と 思 い ま し た 。今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ で 学 ん だ 知 識 や 経 験 を 生 か し て 、就 職 活 動 に 役 立 てたいです。 - 109 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 廣澤 諒太 研 8/9 (木) 8/10 (金) 8/11 (月) 8/12 (火) 8/13 (水) 修 日 報 設定課題:富山信用金庫について学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 富山信用金庫は110年の歴史 ① 富山信用金庫の歴史と を持つ。挨拶大切で、第一印象に 現状 気を付ける。イメージキャラクタ ② 証券会社 ーの名前がトミタン。 ③ 札勘 ④ マナー講座 ⑤ 富山信用金庫の概要と 役 割 設定課題:就職活動の話を聞いて自分に役立てる 実 習 内 容 実習生の特記事項 金融業には預金業務・融資業務・ ① 預金業務 為替業務の三大業務がある。面接 ② 融資業務 で重要視する点を知った。志望動 ③ 当庫の防犯・業務 機ではありきたりなことを書か ④ 為替業務 ない ⑤ 就職活動について 設定課題:B&Lスクエアについて学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① オンラインの概要 B&Lコンサルティングスクエアに ② 融資推進・年金推進 訪問した。総合相談専門店の必要 ③ B&Lスクエア さを知った。 設定課題:本店との違いを感じる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 営業 お客様とのコミュニケーション ② 書類整頓 は大切。お客様と仲良くなる。 勤務時間:8:40~16:45 指導者のコメント 実習初日お疲れ様でした。慣れ ない環境で緊張の連続だった と思います。札刊は将来役に立 つかはわかりませんが、アルバ イト先などで是非活用してみ てください。 勤務時間:8:40~16:45 指導者のコメント 就職活動に関する話を聞いて、 どのように感想を持たれまし たか?自分はどのような仕事 に就きたいか考えて選択して もらいたいと思います。 勤務時間:8:40~16:45 指導者のコメント 今日はB&Lスクエアを訪問し、 富山信用金庫の新たな一面を 見ることが出来たと思います。 勤務時間:8:40~16:45 指導者のコメント 今日は初めて金融機関を内側 から見ることができ、新たな発 見や感動が多々あったと思い ます。職員と同行訪問をし、営 業に必要なポイントをたくさ ん学ぶことができたはずです。 設定課題:先輩職員の話を聞いて、実際の職場のことを知る 勤務時間:8:40~16:45 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 先輩職員の話を聞いた。若い人だ 先輩職員との会談では、今後の ① 営業推進業務 ② 地域観光業務 ったので話しやすく、大変だが楽 就職活動では役に立つことを ③ 保険業務 しいという感情が伝わってきた。 数多く学ぶことができたはず ④ 金融業界について です。それらを無駄にすること ⑤ 防犯業務 なく有効活用してください。 ⑥ 先輩職員の体験談 - 110 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 経営情報学科 1年 12M034 谷口 理沙 終わりのないお客様第一 私は、オーアイ工業株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験で の私の目的は、社会に出て働くということはどのようなものなのかを実際に体験し、理解を深 めるということでした。 オーアイ工業株式会社では、主にストッキングの製造を行っています。ストッキングの製造 工程は大きく分けて、編立→縫製→染色→セット→仕上げ・検査の5つです。私は、その染色 工程を除く全ての作業を体験させていただきました。ストッキングは編立工程で一本の糸から 片足ずつ編まれたものを、次の縫製工程で繋げてやっと一足の形になります。染色をした後の 工程は全て人の手によって行われています。 5日間の就業体験で、社会に出て働くということは、本当に大変なことだと身をもって実感 しました。私は最初、働くことに関して、『お給料がもらえていいな、勉強するよりも楽しい かもしれない。』という安易な考えをもっていました。しかし、実際に働いてみると、同じ作 業を暑い中何時間も続けて行うため、どっと疲れました。自分の考えの甘さが恥ずかしかった です。文句も言わずに黙々と働いておられる社員の方々を本当に尊敬しました。 そこで、オーアイ工業株式会社の『お客様のために歓びと感動のあるニット製品をおとどけ します。』という企業理念が少し分かったような気がしました。人の手によって作られる商品 は手間がかかりますが、その分、より質の高い、思いのこもった素晴らしい商品になります。 逆に、少しでも手を抜くと、質は落ち、不良品になりかねません。黙々と働いているように見 えた社員の方々は、必死になって、不良品を出さないだけでなく、より質の高い商品づくりを 目指していたのです。 研修日報の指導者のコメントに、仕事の基本は「正確」 「迅速」 「丁寧」という言葉がありま した。この3つのことを意識しながら作業をするのはとても神経を使うことだと思います。し かし、お客様に満足していただける商品を作りたいという思いが原動力になるのではないかと 思いました。毎日同じ作業を続けているように見えても、実は、どれ一つとして同じ作業はな いのでしょう。なぜなら、より質の高い商品づくりに終わりはないからです。 講義では、社会人の心得として、挨拶をすること、前向きであること、素直になること、感 謝をすること、愚痴を言わないことが、何歳になっても大事だと教わりました。また、社会に 出た時に学校と違うところは、関わる人の年齢層が広がることだとも教わりました。コミュニ ケーション能力を高める必要性を強く感じました。これらは、実際に社会人になった時に役立 つと思います。特にコミュニケーション能力は会社という組織の中では必要不可欠です。中で も印象に残ったのは挨拶をすることです。挨拶はコミュニケーションの第一歩なので、普段の 生活でも心がけることが大事であると学びました。『普段出来ないことは、社会に出ても出来 ない。』という言葉が心に残りました。 インターンシップを通して、社会に出て働くことの厳しさや、社員の方々のものづくりに対 する真摯な姿勢を体感することができました。自分自身の成長に繋がる機会になりました。5 日間の就業体験で学んだ多くのことを今後の学校生活、就職活動に活かしていきたいと思いま す。 - 111 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 谷口 理沙 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:工場見学・実務研修 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①工場見学 ・糸一本から製品を作り上げてい 緊張と立ち仕事で疲れたこと る。 と思いますが、5日間頑張りま ②オーアイ工業の紹介 ・挨拶、時間厳守は社会人として しょう! ③商品規格の講義 ④編立工程 当たり前。 設定課題:実務研修 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 「正確」 ・ 「迅速 ① 編立工程 ・挨拶、整理整頓はどこの会社で 仕事の基本は、 ・ 「丁寧」です。そして常に後 ② 縫製工程 も大事。きちんと整理整頓され 」 工程の人が作業しやすいよう ていることで作業がしやすく に心掛けて取り組むことが大 なる。 ・30年前は機械がなかったので、 切です。 すべて手作業で片足ずつのス トッキングをひとつにしてい た。 設定課題:実務研修 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 縫製工程 ・挨拶をすることで好印象をもた いよいよ最終工程の研修に入 ③ セット工程 れる。 ります。疲れもたまっていると ・大企業はちゃんと挨拶ができて 思いますが作業に集中しまし いる。 ょう。 設定課題:実務研修 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① セット工程 ・きちんと整理整頓された状態で 一回りしましたが製品が出来 ② 仕上げ・検針 作業をすると効率が上がる。 る流れがわかったでしょうか。 色々な作業をしたと思います が、どれも大切な作業です。 設定課題: 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 仕上げ・検針 ・普段の生活で出来ていないこと 5日間お疲れ様でした。経験が は社会に出た時も出来ない。 プラスになるよう頑張ってく ② 生産管理及び社会人として の心得の講義 ださい。 ③ 商品開発の講義 - 112 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 経営情報学科 1 年 12M058 青島和音 やりがいをもって働く 私は、オーアイ工業株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。オーアイ工業には、 「編立・ 縫製・染色・セット・仕上げ、針検査・出荷」の工程がありましたが、このうちの染色以外の工程で体験 をしました。 この就業体験においての私のテーマは、 「働くことへのやりがい」と「仕事をする上での挨拶の大切さ」 を学ぶことでした。このテーマをもとに、今回行った就業体験の報告をしていきたいと思います。 働いていく上で、やりがいを見つける事、挨拶をすることは大切なことだと考えていました。仕事は、 その職に就いてしまえば長い間続けていかなければならないため、やりがいを見出さなければ続けていく のは大変なものです。オーアイ工業では、仕事は各部署内で各々の作業をこなしていくというものでした。 部署と作業内容が違っても、同じ作業を繰り返していくという点は同じでした。仕事を始める前は、同じ ことの繰り返しと立ちっぱなしで作業をするということもあり、大変ものだと考えていました。実際、休 憩時間まで立っているのは大変でしたが、同じ作業の繰り返しは慣れてくるにつれ、自分なりの目標を立 てて取り組むことや、作業をすること自体が楽しくなっていきました。5日間と短い期間の中で仕事への やりがいを見出すのは難しいと思いましたが、目標をこなしていくことや頑張ることへの達成感がやりが いに成りうるのではないかと思います。 挨拶の重要さは初日に教わりました。挨拶ができる企業とできない企業では活気や事業の成功さえも左 右されると聞きましたが、私はその話をきいて挨拶でそこまで左右されるものなのかと疑問を持ちました。 しかし、現場に出て挨拶をするとなるとっさに声が出なく、相手の方に返事を出来ないことが何度かあり、 その度に悪いことをしてしまったと気が重くなってしまうことや、気持ちのいい笑顔と声で挨拶を返して もらえた時には何とも言えよい気分になれたこともあったので、挨拶とは大切なものだと改めて実感しま した。また、体験を始める前は全く気にしていなかった「後工程のことを考える」ということも教わりま した。これは日常生活でも言えることですが、仕事をしていく上でも大事なことなのだとわかりました。 後の人がやりやすいように前の工程の人が作業することにより後工程の効率や製品の品質が上がるなど があるので、後の人のことを考えて行動をするのは、日常生活はもちろん、就職をした後も必要なのだと 思いました。 今回の就業体験を行うことで、学校を卒業し就職した後も必要になる挨拶や人のことを思って行動する こと、また書くことが出来なかった社会人の責任も知ることが出来ました。また家族を支えるためにお金 を稼ぐことや朝早くに起き会社に行き 1 日働くことへの大変さも分かりました。今回知ったことは、就職 活動の工場見学の際に重要な参考になるので大変よい体験ができたので、就業体験に参加して本当に良か ったと思いました。 - 113 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業 青島 和音 研 設定課題:挨拶、時間厳守 実 習 内 容 8/27 (月) ①工場・託児所の見学 修 日 報 実習生の特記事項 仕事は集中して行う。 ②商品規格の流れ 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 緊張と立ち仕事で疲れたと思 います。 残り4日間頑張りま しょう。 ③製品のひろい ④検査 8/28 (火) 設定課題:後工程のことを考え行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 整理はきちんと行う。 ①製品のひろい 後工程のこと考える。 ②検査 ③プリセット工程 8/29 (水) 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 仕事の基本は「正確」 「迅速」 「ていねい」です。そして常に 後工程の人が作業し易いよう に心掛けて取り組むことが大 切です。 設定課題:後工程のことを考え行動する 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 仕事は正確、迅速、丁寧に行う。 いよいよ最終工程に入ります。 ①プリセット工程 疲れのたまってくる頃ですが、 ②袋の紐ほどき 作業には集中しましょう。 ③拾い 8/30 (木) 8/31 (金) 設定課題:後工程のことを考え行動する 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 後工程のことを考え仕事をする。 一回りしましたが製品ができ ①袋の紐ほどき る流れがわかったでしょうか。 ②拾い 色々な仕事をしたと思います が、どれも大切な仕事です。 ③針検 設定課題:後工程のことを考え行動する 勤務時間:8:10~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 後工程のことを考え仕事をする。 お疲れ様でした。5日間経験し ①針検 たことがプラスになれば良い ②製品の運搬 ですね。 ③生産管理の講義 ④商品開発についての講義 - 114 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:オーアイ工業株式会社 経営情報学科 1 年 12M067 川瀬将也 自らを成長させた5日間 私は、オーアイ工業株式会社で、5日間という短い就業体験期間でしたが、めったにできない体験をさせてい ただきました。この就業体験での私の目的は、仕事に対する自分の能力・適性や、それぞれの現場での仕事内容 を知ること、またどのような専門知識が必要なのかを学ぶことでした。これらをもとに、今回の研修結果の報告 を行います。 私が、体験した研修内容は、編み機で編まれた生地の向きを揃えて、折れ曲がった部分を叩いて直す作業や、 編み終わったタイツを伸ばし、仕上がりを良くする作業です。 また、ほぼ完成した商品に折れた針が入っていないか検査する機械に通してから箱に詰め直す作業や、サイズ の書いてあるシールを貼る作業、段ボールを流し出荷する作業です。 実際は、編立→縫製→染色→セット→検査・装飾→出荷のような流で、大まかに 6 つの工程に分かれています が、プリセットなど細かな作業もありました。さらに、商品規格や商品開発、生産管理及び社会人としての心得 を講義で教わりました。 私は、オーアイ工業で就業体験をすることによって、多くのことを学ぶことができたと思います。第一に、コ ミュニケーション能力です。私たちはいずれ社会人になりますが、今の私は、仲の良い人以外はあまり会話をす ることがありません。 指導して下さった社員の皆様が話されたように、 こうした貴重な機会に幅広い年齢層の方々 と話しをすることはとても大事だと思いますし、また、自らを成長させることができます。 第二に、仕事に対する自分の能力・適性についてです。私は、モノを運んだり、検査、製造の現場で作業をす る中で感じたことは、自分はサービス業には不向きあることです。 私は一つのことに集中する製造の方が良いのではないかと思います。 第三に、仕事内容です。6つの工程を体験して学んだことは、仕事の基本は、 「正確」 、 「迅速」 、 「丁寧」と常に 後工程の人が作業し易いように取り組むことで、体験を終えてみて人を思いやる気持ちを改めて実感できました し、教訓として整理整頓、時間厳守や、マナーを守る、終始の挨拶は大きな声ですることを学びました。第四に、 専門知識の必要性です。原糸の知識では、糸の種類や特徴、また縫製では、ミシンの使い方、縫い方のように、 現場によって様々な知識、あるいは資格が必要であると学ぶことができました。 今回の就業体験では、貴重な体験や多くのことを学べましたので、そこで得たコミュニケーション能力や教訓 を踏まえ、12月から始まる就職活動では、企業説明会などに積極的に参加し、質問を積極に行い、自分の特徴 をアピールできるように今回得たことを活かします。また今後の短大生活では、出来る限りの資格を取得し、挨 拶を積極的に行います。 - 115 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業 川瀬 将也 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 設定課題: 挨拶・時間厳守 実 習 内 容 ① 工場見学・託児所見学・オ ーアイ工業の紹介 ② 講義Ⅰ 商品規格 ③ 実務研修Ⅰ(編立工程…製品 のひろい・検査他 修 日 報 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 6つある工程の内の編立を行い 緊張と立ち仕事で疲れたこと ました。生地を叩き、伸ばし検査 と思います。残り4日間 頑張 することで、次の工程の人がやり りましょう。 易くなるということがわかった。 設定課題:後工程の人のことを考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 プリセット工程では、熱を使う場 ① 実務研修Ⅰ(編立工程…製 所なので毎日その現場で働くの 品のひろい・検査他 大変だと思いました。 ② 編立工程 ③ 実務研修Ⅱ(縫製…プリセ また、整理整頓はしっかりする。 ット工程) 設定課題:正確・迅速・丁寧 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 実務研修Ⅱ(縫製…プリセ 製品の着心地を良くするには、伸 ット工程) ばすことが大切だと学んだ。そし ② 実務研修Ⅲ(セット工程… て、作業は、正確かつ迅速に。 袋の紐ほどき、拾い) 設定課題:後工程がやり易いように心掛ける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 実務研修Ⅲ(セット工程… 出荷し販売された際に、もし針が 袋の紐ほどき、拾い) 入っていたら全て回収し再検査 ② 実務研修Ⅳ(仕上げ・ しないといけないので、針検はと 針検) ても大事な作業だと思いました。 設定課題:整理整頓 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 実務研修Ⅳ(仕上げ・針検・ 今では紳士用のタイツもあると シール貼り・出荷・品番確 知り驚きました。さらに、他の企 認) 業にはできない独自の編み方を ② 講義Ⅱ(生産管理・社会人と 開発し、生産していることを学び しての心得) ました。 ③ 講義Ⅲ 商品開発 - 116 - 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 仕事の基本は「正確」 「迅速」 「丁寧」です。そして常に後工 程の人が作業をし易いように 心掛けて取り組むことが大切 です。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント いよいよ最終工程の研修に入 ります。疲れが溜まって来る頃 ですが、作業には集中しましょ う。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 一回りしましたが製品の出来 る流れがわかったでしょうか、 そして色々な仕事がありまし たがどれも大切な仕事です。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント お疲れ様でした。5日間経験し たことがプラスになればいい ですね。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 経営情報学科 1年 12M088 中田 愛美 仕事はコミュニケーションから 私はオーアイ工業株式会社で 5 日間、就業体験をさせていただきました。参加理由 は 、実 際 に 仕 事 を し て 働 く こ と を 体 験 し て 就 職 活 動 の 参 考 に し た い と 思 っ た か ら で す 。 オーアイ工場株式会社は、主にストッキングやタイツなどを製造しています。製造 工程は、企画・設計→編立工程→縫製工程→染色工程→セット工程→検査・装飾→針 検 → 出 荷 と な っ て い ま す 。こ の 工 程 は す べ て オ ー ア イ 工 業 の 工 場 内 で 行 わ れ て い ま す 。 工場といえば機械で製造されているイメージがありましたが、ストッキングやタイツ はとても細い糸で製造されているため、多くの作業は女性の手作業で行われていまし た。 多くの色や質があり、お客様にリピート購入していただくための工夫がされていま す。また、流行があり、時代にともないお客様の要望も変わるため、年に 2 回、春と 秋に新商品の企画があるそうです。 商品企画は、サンプル試作依頼→サンプル試作→展示会サンプル作成→企画アップ → 本 生 産 ス タ ー ト と い う 流 れ に な っ て い ま す 。今 の 商 品 だ け で は 10 年 後 、会 社 を 継 続 できないので、他の企業が真似できない商品の開発にも力を入れているそうです。新 しい商品を開発するときは、試作を何十回、何百回作るそうです。そのような努力が あるからこそ、私たちはよりよい製品を買うことができるのだと思いました。 講 義 で は 、社 会 人 と し て の 心 得 に つ い て 話 を 聞 き ま し た 。社 会 人 と し て の 心 得 は 、 「前 向き・素直・感謝・ぐちを言わない」です。学校では年齢に差はありませんが、社会 に 出 る と 年 齢 の 差 も 広 が り ま す 。 そ の た め コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 幅 も 広 が り ま す 。「 お は よ う ご ざ い ま す 」 と い う 一 言 で す が 「 お は よ う ご ざ い ま す 。 今 日 は 暑 い で す ね 。」 と いうと印象が変わります。そのような一言を言えるか言えないかで、コミュニケーシ ョンの幅が変わると思いました。 さまざまな工程を 5 日間という短い時間でしたが経験をさせていただき、実際に働 くという体験を通して、コミュニケーション能力の大切さに改めて気づきました。ど の部署でも、声を掛け合う場面がありました。自分の意見をしっかり言うことや、分 か ら な い こ と は し っ か り 聞 く こ と が と て も 大 切 で す 。コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と は 、話 す ・ 聞く・伝えるということだと思います。社会人になると色々なことが必要だと思いま すが、コミュニケーション能力は必要不可欠だと感じました。あいさつ・整理ができ ない人は、仕事もできないと言われました。あいさつができなくては、コミュニケー ションをとることもできません。整理ができなくては、次に使う人の気持ちを考えて おらず、仕事にも影響すると思いました。 約 1 年後には社会人になります。普段できないことは社会に出てもできないと思う の で 、今 の う ち に 自 分 で で き る 人 に な り た い と 思 い ま し た 。5 日 間 は 大 変 で し た が 、将 来のことを考えながら自分と向き合うことができました。学ぶことがたくさんあって 貴重な時間になり、インターンシップに参加してよかったと思います。まだまだ改善 しなくてはいけないこともありますが、この体験を生かし自分の強みにすることがで きればいいと思います。 - 117 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 中田 愛美 研 8/27 (月) 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 5つの工程に分かれて作業してい ①工場見学 ることがわかった。 ②商品規格の講義 ③編立工程 設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 編立工程 型入れ作業は決められたストッ ② プリセット工程 キングだけやる。 設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① プリセット工程 コミュニケーションの大切さを ② セット工程 改めて実感した。 設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① セット工程 パンストができるまでに約50種 ② 仕上げ・針検 類の資材を使う。 設定課題:ストッキング・タイツの製造工程を体験する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 仕上げ・針検 社会人の心得やコミュニケーシ ② 生産管理及び社会人とし ョンの大切さを改めて学ぶこと ての心得の講義 ができた。 ③ 商品開発講義 - 118 - 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 緊張と立ち仕事で疲れたこと と思いますが、5日間頑張りま しよう。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 仕事の基本は正確・迅速・丁寧 です。そして常に後工程の人が 作業しやしいように心がけて 取り組むことが大切です。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント いよいよ最終工程の研修に入 ります。疲れもたまっていると 思いますが、作業には集中しま しょう。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 一回りしましたが、製品が出来 る流れがわかったでしょうか。 色々な作業をしたと思います がとても大切な作業です。 勤務時間:8:10~17:00 指導者のコメント 5日間お疲れ様でした。経験が プラスになるよう頑張って下 さい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:グランマルシェタケダ株式会社 経営情報学科 1年 12M040 中村 美穂 様々な挑戦が自分を磨く 私は、グランマルシェタケダ株式会社で、十日間インターシップを行いました。私がインターンシップ に参加しようと思った理由は、実際に働くことを体験し、仕事の厳しさややりがいについて学ぶと共に、 自分自身が少しでも成長することのできる良い機会だと思ったからです。 この十日間、実際に社会に出て働いてみなくては気付くことができない、数多くの事柄を学ぶことが出 来ました。 最初の二日間は、営業部の業務を行いました。営業部は主に、商品を取引先に配達する部署でした。一 日に何十件ものお店に商品を届けるのに加えて、お客様にお奨めの商品をPRするなど、この部署は多く のお客様と直接関わる業務であるため、とても大変でした。加えて、食品が様々な形に加工され、取引先 に配達されているのは、普段見ることがないので裏側を知ることができて新鮮でした。 残りの八日間は商品部での業務を行いました。商品部は、直接お客様と接する部署ではないのですが、 お客様の要望に合わせて商品に加工し、満足してもらえる商品を作る部署です。食品の袋・パック詰め、 計量、真空パック作りなど様々な作業を行いました。お盆時期ということもありとても忙しく、多くの作 業を次々に行っていかなればいけませんでした。限られた時間の中で、効率よく尚且つ丁寧に業務を行う ためには、この作業を○○分で終わらせるといった目標を出来るだけ細かく立てれば良いというアドバイ スを頂きました。自分で具体的な目標を立て意識的に取り組むことで、一つ一つの作業の速さが早くなり、 最初の時と比べ、てきぱきと行えるようになったのではないかと感じました。加えて、他の社員の方々と 協力し合うことの大切さを改めて感じました。とても忙しく人手が追い付かない業務を協力して行うこと で、より早く多くの商品を一度に完成させることができることなど、多くの人の協力が合ってこそ組織は 成り立っているのだと思いました。 インターンシップを行ってみて、実際に社会に出て働くことの厳しさ・大変さを身を持って痛感しまし た。同時に、受け身の姿勢が多く、今の自分には積極性など欠けている部分が多々あるので、自分から殻 を破っていかなくては社会では通用しないということ、自分をもっと磨くことの大切さについて教えてい ただき、考え直す良いきっかけになりました。 今回学んだことを、今後の就職活動や大学生活にしっかり繋げスキルアップし、自分の仕事に誇りを持 てる人間になれるよう頑張っていきたいと思います。 十日間の研修でお世話になったグランマルシェタケダ株式会社の皆様、お忙しいところ受け入れていた だき誠にありがとうございました。 - 119 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:グランマルシェタケダ株式会社 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/9 (木) 8/10 (金) 8/11 (土) 中村 美穂 修 日 報 設定課題:仕事の流れについて理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 挨拶の仕方 初日のため緊張し、とまどう部分 ② 食品の配達・営業同行 が多かった。食品の配達・営業の ③ 食品の仕分け作業 現場を見て、お客様との信頼関係 の大切さを間近で感じた。お客様 に喜んで頂けることが何よりの 喜びだということを改めて知っ た。 設定課題:仕事の流れを理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 食品の配達先別仕分け 営業・配達に同行。お客様との接 ② 食品の積み込み し方についてとまどう部分があ ③ 食品の配達・営業 った。営業の仕事は思っていた以 上に体力のいる仕事であると感 じた。 設定課題:積極的に取り組む(意欲的に) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 食肉の袋詰め 積極性が欠けていることを指摘 ② 食品の陳列作業 され、反省した。自分から積極的 ③ 食品のパック詰め に行動することを心がけること が大切だと改めて気付かされた。 設定課題:積極的に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 積極的に次に何をすべきか・分か ① 食品の袋詰め らないことなどをしっかり質問 ② 鶏もものgはかり することが出来た。食品のパック ③ 串のパック詰め&ラップ 詰めや加工の作業を行っていて、 付け より効率よく作業を行うことを ④ 氷作り 意識して取り組みたいと思った。 設定課題:てきぱき仕事を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 以前よりは、作業の効率性を意識 ① 食品のパック詰め して行えるようになってきた。難 ② 食品の袋詰め ③ 鶏ももの計量、串のパック しいことも多いが残り5日頑張 りたいと思う。 詰め&ラップ付け ④ 食品の真空パック - 120 - 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 初日のため、緊張感が見えまし たが、本人は食品関係に興味を 持っている様なので日々色ん なことを吸収して欲しいです。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント コミュニケーションなしでは 仕事は成り立ちません。若者ら しく、元気よくを心がける事。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 昨日から作業のスピードもあ がり、てきぱき作業を行ってい けるようになってきたと思い ます。この調子で頑張って頂き たいです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/13 (月) 8/14 (火) 8/16 (木) 8/17 (金) 8/18 (土) 修 日 報 設定課題:一生懸命取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 効率よく尚且つ丁寧に業務を行 ①串のパック詰め&ラップ付 うことがどれだけ大切なことな け のか、感じるようになってきた。 ② 配達先別仕分け作業 ③ 食品のパック詰め ④ 食品の袋詰め 設定課題:てきぱき仕事を行う(意欲的に) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 焼豚の紐取り メモは絶対にとらなくてはいけ ② 真空パック作り(牛すじ煮 ない。メモをとってしっかり理解 込み) しないと、再び同じミスを犯し業 ③ 串の計量、パック詰&ラッ 務に支障をきたす。メモしたこと プ付け を自分のものにし、仕事につなげ ④ 後片づけ ていかなければいけない。 設定課題:効率よく業務を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 今日は少しミスしてしまった部 ① 食品のパック詰め&ラッ 分があったので、もっと聞く力を プ付け ② 串の計量、パック詰め&ラ つけないといけないと感じた。 ップ付け ③ つくねの串付け ④ 後片付け&清掃 設定課題:てきぱき尚且つ丁寧に業務を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 食品のパック&ラップ付け 限られた時間のなかで、どれだけ 、袋詰め 効率よく業務を行うことができ ② ハンバーグの種の計量 るのか、些細なことでも業務の速 ③ ねぎの泥取り さに影響するということを痛感 ④ 後片づけ&清掃 した。 設定課題:一生懸命取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 何事に対しても謙虚に学ぶとい ① ミンチのgはかり ② 食品のパック詰め&ラップ う姿勢を持ち、懸命に学ぶことの 大切さを忘れてはいけないと感 付け ③ 牛丼用のgはかり&袋詰め じた。 10日間で学んだこと・教 えていただいたことを今後にし ④ 真空パック作り っかりつなげていきたいと思っ ⑤ 後片付け た。 - 121 - 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント てきぱきと動き、一つ一つの作 業を黙々こなし、一生懸命な姿 勢で取り組んでおり助かりま した。この調子で頑張ってほし いです。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 一つ一つの作業を丁寧に行っ ており良かった。しかし、もう 少してきぱき動いてほしかっ た。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント まだ返事も小さい声。指示に対 して理解度が不十分であり、社 会に出てやっていけるか非常 に心配で不安です。今後、自分 を十分見つけ自分を磨いて下 さい。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 働くことの厳しさと大変さを 学ぶと同様に、表現力・文章力 も磨く。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 10日間お疲れ様でした。身を 持って社会人としての厳しさ を学んだと思います。この経験 を今後の大学生活ならびに将 来の就職に役立てて下さい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社 経営情報学科1年 12M084 茶谷美咲 笑顔+心を込めたマナー=信頼 私は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体 験での私のテーマは、社会人として仕事の仕方を学ぶとともに、就業体験を通してこれからすべきことを 明確にするということでした。そのテーマをもとに、今回の5日間の研修結果を報告したいと思います。 実習では、営業を体験させていただきました。北陸コカ・コーラボトリング株式会社の営業は、商品を 売るだけではなくコカ・コーラの商品が置いてあるスーパーや自動販売機に商品の補充や清掃、売り場作 りなども営業の仕事となっています。私は営業の仕事は自社製品の説明を行い、商品を売りに行くものだ と思っていました。しかし、実際は商品を売りに行くだけではなく自動販売機の清掃を行い、消費者にお 買い求めしやすくすることや買いに来られるお客様の客層やニーズに合わせた自動販売機作りも行って おられました。スーパーでは品出しを行い、見た目を綺麗にし、お客様が買いやすくする工夫を行うなど、 秋に向けての新しい売り場作りも行いました。 どの営業先に伺っても、コカ・コーラの社員さんが笑顔を絶やさず、丁寧で感じのよい対応をされてい ました。このことがお客様に満足感を与えて、会社に対する信頼感を高めているのではないかと感じまし た。1日目の研修で行った「企業がお客様を失う理由」の多くを占めていたのが「従業員の無関心な態度」 だったのですが、社員の笑顔や心の込めたマナーで顧客が満足し、それが会社の信頼に繋がることを改め て実感しました。 また、最終日は、研修を通して学んだことや今後自分に必要になってくる能力を考え、発表を行いまし た。私が研修中で感じた今後必要な能力は、受け身にならず、自分から積極的に行動することと、相手の 立場に立ち、思いやりのある行動をすることでした。今はその能力が全くないということではありません が、研修中には仕事をするうえで遠慮しがちになっていまい、少し戸惑ってしまうことがありました。ま た、自販機に関する仕事では、お客様がおられるのにも関わらず自分の仕事を行うことを第一に考えてし まい、自分本位の仕事がお客様の迷惑になっていたことがありました。今後は視野を広げて相手の立場に たった行動をしていきたいと思います。 今回の研修で、仕事の大変さや自分の改善点を知ることができ、貴重な経験となりました。これからは 自分の改善点を考えて生活し、少しでも弱点を克服できるように行動したいと思います。また、研修中で 学んだ笑顔と心のこもったビジネスマナーも意識して、学生生活や就職活動に取り組みたいと思います。 人のことを考えながら行動することで、相手の立場を理解することができるので、これからも積極的に取 り組んでいきたいと考えています。 最後に、5日間の研修でお世話になった北陸コカ・コーラボトリング株式会社の皆様には、ご迷惑やご 面倒をおかけしましたが、ここに、厚く御礼申し上げます。 - 122 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社 研 9/3 (月) 9/4 (火) 9/5 (水) 9/6 (木) 修 茶谷 美咲 日 報 設定課題:就業体験での目標を決める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・ビジネスマナー ・能動的にコミュニケーションを とる。 ・会社概要把握 ・ひとつひとつの仕事に心を込め ・DVD鑑賞 ・課題設定 る。 ・わからない時は質問すること。 しかしまずは創意工夫してみ る。 設定課題:笑顔で元気のよい挨拶を 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・お客様のニーズに合わせた自動 自動販売機の管理 販売機を考えている。 ・清掃 ・お店の方との会話の中で信頼関 ・商品詰め 係を築いている。 スーパーでの業務 ・クーポン付け ・売り場づくり 設定課題:自分本位でなく、お客様の立場に立って行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 スーパーでの業務 ・会話するときは、相手・お店全 ・商品の品出し 体を把握しながら行う。 ・クーポン付け ・営業は聞くことが中心 ・倉庫整理 (聞く:9、話す:1) ・世間話も大事なコミュニケーシ ョン 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント ビジネスマナーの実行と笑顔 で挨拶を同乗実習中の目標に した茶谷さん。自己紹介でもと ても素敵な笑顔でした。同乗実 習も、目標どおり笑顔で挨拶し て下さい。 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント 今日、経験したこと・感じたこ とを活かして頑張ってくださ い。美咲さんのスマイルは。ど んな仕事に就いても、通用する とおもいますよ! 勤務時間:8:30~18:00 指導者のコメント 最初は戸惑っているようにも 思えましたが、途中からはてき ぱきと指示以上のことをして くれたと思います。特に朝礼で “挨拶・笑顔をしっかりとした い”と言われていたことは、実 際お店でも完璧だったと思い ます。頑張ってください。 設定課題:覚えたことは積極的にチャレンジする。 勤務時間:8:00~17:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ・自動販売機を設置している企業 前半は、緊張していたせいか、 自動販売機の管理 やお店の方とのコミュニケー あまり元気な挨拶が出来てい ・カップ補充 ションで、改善点や要望を話す ませんでしたが、後半から元気 ・商品詰め ことができるので会話は大切。 よく挨拶をしていて良かった ・ディスペンサー清掃 です。また、仕事内容がわかっ てきて自分から仕事を見つけ、 進んで行うようになったこと も良かったです。 - 123 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/7 (金) 修 日 報 設定課題:就業体験を今後の生活にどう活かすか 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・3日間を振り返って ・幅広い視野を持つ。 ・発表 ・強制ではなく、やりたいという ・キャリア・デザイン 気持ちが大切。 ・自己分析 ・積極的に行動する。 ・今後の目標 ・相手に正しく伝える力をつける - 124 - 勤務時間:10:00~16:45 指導者のコメント 実習中にイレギュラーな問題 が起きた時、私にすぐに報告・ 連絡・相談してくれ社会人とし ての意識を高く持っている事 に、好感が持てました。強みで ある笑顔+コミュニケーショ ン能力を更に伸ばして、人生・ 就職活動がより有意義なもの になる事を祈っています。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 三協立山アルミ 経営情報学科 1年 12M068 川田 真佑 社会人としての責任 私は、三協立山アルミ株式会社で2週間のインターンシップをさせていただきました。私 のインターンシップにおける参加目的は、社会の厳しさを知ることと仕事とはどういうもの なのか、自分は社会に出て何ができるのかを知ることでした。この研修テーマをもとに研修 内容を報告したいと思います。 私が配属された部署は技術部でした。技術部は理系出身の方ばかりで私のように文系の人 が殆どいないので、最初は少し戸惑いました。技術部の方々には多くのことをご指導してい た だ き ま し た 。特 に 、強 調 さ れ た 点 は 、仕 事 を す る 中 で 絶 対 に 怪 我 を し な い と い う こ と で す 。 技術部には、怪我の原因となる機械がたくさんあります。怪我を防ぐことは私が研修生だか らではなく、怪我は自分の仕事の妨げになり、その不自由な体でできる仕事は限られてしま うからです。そうすると周りの従業員にも迷惑をかけてしまい、仕事の流れがスムーズにで きなくなってしまいます。そういうことを考えると怪我には充分気をつけなければなりませ ん 。ま た 、1 度 の 失 敗 が 生 涯 の 人 生 を 揺 さ ぶ る こ と に も な り 兼 ね な い の で す 。こ の よ う に 三 協 立山アルミ株式会社おける安全管理が徹底していることから、社会人の仕事に対する責任の 重さを実感しました。私はまだ学生ですが、もう 1 年後には社会人として社会に出ているの かもしれないので、今の自分の中で責任の大切さを強く持っていたいと感じました。 三協立山アルミさんの仕事はとにかく地道な作業が多くありました。ものづくりは何事も 地道なものであり、これらの作業の積み重ねによって会社も1歩1歩大きくなっていくのだ と思いました。私もこれから多くの経験を通して立派な社会人を目指していきたいと感じま した。 今回体験した実習は、私が将来やりたい仕事ではないと思いますが、いつか私の将来に経 験として生かされる時が来ると思います。この 2 週間で教わったことは私に何をもたらした のかまだ実感はありませんが、私の就職に対する気持ちは以前とは大きく変わったと思いま す。 今は自分自身まだどのような職業が適しているかわかりませんが、あと 1 年も経たないう ちに就職活動が始まります。インターンシップで感じたこと、学んだことを今後上手く活か せれるようにしたいと思います。このインターンシップで行った仕事を通して、社会は私が 考えているほど甘くないということを実感させられました。働くことの大変さや苦悩は並み 半端なものではないと思います。しかし、一生縣命努力することでいつか報われるのではな いかと思います。三協立山アルミの社員さんたちは多くの苦悩を経験してきたからここまで やってこられたのだと思います。ただただ会社のために、自分のために、一生懸命になって 働いてきたからこそ、今の充実した生活があるのだと思います。働く上で大切なことは、そ の 会 社 で 何 を や り 遂 げ た い の か だ と 思 い ま す 。た だ 仕 事 を こ な す の で は な く 、1 つ で も 良 い か ら目的を持って仕事をすることが必要なのではないかと思います。その目的を強く持ってい れば、仕事にもやりがいが生まれ楽しく働くことができるのではないかと思いました。 2 週 間 を 振 り 返 っ て 私 は 、社 会 は 思 っ て い る よ り も 甘 く な い と い う こ と を 実 感 し ま し た 。ま た、仕事の大きい小さいに関係なく、仕事には責任がついてくることを学びました。実際に インターンシップを通して、将来の職業について深く考えることができました。 今後は、就職活動までにあと 1 年はあるわけなので、残り少ない時間を有意義なものにな るように努力していきたいと思います。 - 125 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:三協立山アルミ 川田 真佑 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/27 (月) 修 日 報 設定課題:アルミニウムについて知る 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① アルミニウムについて知 一つの商品が出来上がるまでの どこの家にもあるサッシです る 工程に多くの時間と労力が費や が、いろいろな工夫がされてい されていることが分かった。 ることが判ったと思います。 設定課題:社内の雰囲気を感じる 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 本社・別館試験所見学 ② 新湊試験所見学 ③ 新湊工場見学 ④ 射水工場見学 ⑤ 本社・別館試験所見学 ⑥ 本社・別館試験所見学 設定課題:技術部門について知る 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 各配属先にてガイダンス 庶務業務にて、単純作業であった いろいろな仕事をする人がい ② 副資材技術チームの役割 がすごく重要な仕事であると実 て会社(組織)は動きます。 ③ 技術部門における庶務業 感した。 務 設定課題:仕事の目的を知る 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 鉄鋼材料の評価 ・仕事にメリハリをつける。 使い方を初めて教えた機材で ② 表面観察・初期接着力測定 ・仕事は集中して行う。 したが、間違えないよう一つ一 ③ 形状測定・鉄鋼材料の評価 ・危険な仕事は無理して行わな つ確認しながら観察出来た。 ④ まとめ・断面観察・サンプ い。 ルの作成 設定課題:サンプル作成を丁寧に行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 暴露サンプルの作成 ・暴露サンプルの作製で一つの仕 ② 鉄鋼材料の評価 事を終えたときの達成感を味 ③ 断面観察サンプルの作製 わうことができた。 ④ 社員とのディスカッショ ・仕事は、複数で協力して行い、 ン 効率性を高める。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 作業としてサンプルを作るの ではなく、どのような試験に使 われるが目的意識を持って仕 事に取り組めていました。 設定課題:商品ができるまでの過程を知る 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 鉄鋼材料の評価、断面観 ・断面観察、研磨の仕方 部内の業務の関係で予定を一 察・研磨 ・社員さんとのディスカッション 部変更しました。 ② 三協化成の工場見学 で、面接について、会社の生活、 ③ 社員とのディスカッショ 今後の就職活動へのアドバイ ン スをいただきました。 ・一つの商品ができるまでに多く の努力と、ノウハウが使われて いる。 - 126 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/28 (火) 8/29 (水) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:暴露試験の目的を果たす。 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 羽咋暴露試験場(石川県) ・小さなサンプルにも大きな意味 30℃を超える猛暑の中、弱音を がある。 吐かずよく頑張っていたと思 ・仕事は大変だけれど、その中で います。 やりがいを見つける。 設定課題:仕事の関係性を知る 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① サンプル作製 ・塗装の耐久テストで積極的に行 どの職業、業種であっても ② 塗装の耐久性評価 うことができた。 Word・Excel は使うことになる ③ 技術部意見交換会 ・社会のルールを知り、守ること。 と思うので、いまのうちに基本 社会のルールは絶対。 的な操作を修得しておけば、今 ・社会人として最低限のことは知 後の役に立つと思います。頑張 ること。 ってください。 設定課題:自分の苦手なことを見つける 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 耐久性評価 ・終わりの見えない仕事の量だっ 普段行なったことのない塗装 ② サンプル作製 たが根気強く取り組むことが の品質評価試験に取り組んで できた。 いた。 ・単純作業程、重要な作業はない。 設定課題:サンプル作成を丁寧に行う 勤務時間:8:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 暴露試験 ・地味な仕事にも手を抜かないこ 試験体の取り外し、再取り付け ② 研修総括レポート作成 と。 という地味な作業ではあった ・常に学ぶ意識で取り組む。 が試験体を丁寧に取り扱い、き ちんと仕事をできていました。 2週間お疲れ様でした。 - 127 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 ボン・リブラン 経営情報学科 1年 12M019 沢田志緒里 お客様基準~誰のために仕事をするのか~ 私は株式会社ボン・リブランで 6 日間、就業体験させていただきました。普段私達が利用者の立場とし て見ている表側の部分だけではなく、 裏側の部分ではどのような業務が行われているのかを実際の現場で働 かせていただくことで、 「働く」ということについての理解を深めたいと思い研修に望みました。 実際に働かせていただきまず私が感じたことは、 接客業と言ってもお客様と接する表側の仕事の時間より も、商品のラベル貼りや補充・陳列といった裏側の仕事の時間のほうが長いことです。リブランでは多くの お菓子を扱っており毎日賞味期限が切れるものが出てきます。それに伴い、毎日必ず商品の入れ替えやラベ ル貼りが行われました。お客様の口に入るものなので期限切れ・期限間違いというのはあってはならないた め、地道な作業ではありましたが責任感を要する重要な作業でした。この他にもケーキの品出し、ギフト商 品の箱詰めなど、多くの業務がありました。慣れないうちは、ミスをしたり、自分の作業だけに集中してし まったりと自分の思うような仕事が出来ませんでした。 しかし、 一つ一つの作業にはどのような意味があり、 お客様の目にはどのように映るのかを考えながら行うことで仕事の流れがつかみやすくなるということを、 従業員の方々の仕事に取り組む姿勢から学びました。従業員の方々は、私に作業の説明をされるとき「お客 様から見ると」 「お客様に喜んでいただくためには」という言葉をよく使っておられました。どの作業をす るにあたってもお客様が基準となっており、 実際従業員の方々の仕事には一つ一つの小さな作業からもお客 様への心配りが感じられました。更に、このお客様基準の考え方は接客の面でも感じられました。どんな作 業をしているときも常にお客様の動きを観察されているため、お客様への対応が早く、お客様が来店された ときも素早く反応し必ず全員の方が挨拶をされていました。 このお客様第一の心が永らくリブランが愛され ている理由のひとつなのだと感じました。そして、私がレジやフロアでの接客を通じて感じたことは、人そ れぞれ価値観、基準が違い“自分には普通と感じることもお客様からすると不快に感じることもある”とい うことです。すべてのお客様に喜んでいただくには、自分の基準で考えるのではなくやはり“お客様基準” で考え最善を尽くすことが重要に感じました。 今回の研修を通して働く上で大切なのは、 「誰のために仕事をするのかを明確にすること」だと私は思い ました。これを明確にすることで一つ一つの作業の意味、仕事の優先順位、流れが理解しやすくなります。 そして何よりも仕事に対する気持ちの入り方がまったく違ってくるということをリブランの“お客様基準” の考え方から学ぶことができました。6 日間という短い期間ではありましたが今実際に社会で働いておられ る方々から直接多くのお話を伺うことができ大変貴重な体験となりました。ありがとうございました。 - 128 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 ボン・リブラン 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 沢田 志緒里 修 日 報 設定課題:一つ一つの仕事を確実に行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ショーケース拭き 自分のしている作業に気を取ら ② 商品のラベル貼り れすぎて、お客様への挨拶がおろ ③ 商品の陳列・補充 そかになってしまったので挨拶 ④ 保冷材の箱出し を忘れず行う。また、常にお客様 ⑤ ギフト用の箱詰め の動作を確認しながら作業をす ⑥ 内装氏のハンコ押し ることが大切だと感じた。 ⑦ トレー洗浄・バット消毒 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 声の大きさも良く、受け応えも ハキハキしていたのでとても 良かったです。何か分からない ことがあればこの機会にどん どん聞いてください。 設定課題:周りの状況を見ながら作業を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ラベル貼りの際に賞味期限の日 ① ショーケース拭き 付を間違えたまま貼ってしまい ② 商品ラベル貼り 時間のロス、他の従業員の方々に ③ 商品の陳列・補充 も迷惑をかけてしまったので確 ④ レジでの商品袋詰め 認を忘れず行う。 ⑤ 内装紙のハンコ押し お客様から自分の分からないこ ⑥ ラッピング練習 ⑦ ケーキの箱詰めの仕方指導 とを聞かれても、お客様からすれ ば私も他の従業員の方も一緒な のでうろたえず接客するように 心がける。 設定課題:同じミスを繰り返さない 実 習 内 容 実習生の特記事項 商品の大きさによって包装や袋 ① ショーケース拭き の大きさも違ってくるので考え ② ラベル貼り て行う。 ③ 商品の陳列・補充 1つ1つの作業にどんな意味が ④ レジでの商品袋詰め あるのか考えながらすることで ⑤ チーズスフレの箱詰め より丁寧に作業が行え、また、ミ ⑥ 冷凍庫・冷蔵庫の清掃 スも減ると感じた。 ⑦ 内装氏のハンコ押し ⑧ パンの袋詰め ⑨ ケーキの箱詰め ⑩ トレー洗浄・バット消毒 設定課題:自分から進んで仕事をみつける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ただ教えて頂いた仕事を行うだ ① ショーケース拭き けでなくどうしたら効率が良い ② ラベル貼り か、何を優先して作業をするべき ③ 商品の陳列・補充 か考える。 ④ サンプル作り いつお客様に見られているか分 ⑤ 店の内装替え からないので、どこで作業をして ⑥ 内装氏のハンコ押し いてもお客様を意識しながら作 ⑦ パンの袋詰め ⑧ トレーの洗浄・バット消毒 業をする。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント - 129 - 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:どんな意味があるのか考えながら作業を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ショーケース拭き 小さなミスでもお客様に不快 8/24 ② ラベル貼り 感を与えてしまう可能性があ (金) ③ ケーキの品出し るので小さなミスも見逃さな ④ レジでの商品袋詰め い。 ⑤ チーズスフレの箱詰め 指示をしっかり聞き、分から ⑥ 店のディスプレイ変更 ない点があればその場で質問 ⑦ ギフトの箱詰め し解決させる。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント ⑧ トレー洗浄・バット消毒 設定課題:常に最優先にお客様のことを考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ケーキの箱出し 自分の仕事だけに集中するの 8/25 ② 保冷材の補充 ではなく店の状況を見ながら (土) ③ 商品の箱詰め 臨機応変に作業をする。 ④ ゼリーの箱詰め お客様のご要望には、マニュ ⑤ 店のディスプレイ変更 アルに書いていないことであ ⑥ トレー洗浄・バット消毒 っても出来る限りお答えす る。 - 130 - 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 ボン・リブラン 経営情報学科 1年 12M079 真衣 高野 自ら行動し最高の笑顔で対応 私は、株式会社ボン・リブランで6日間、就業体験をさせていただきました。研修場所は、 洋菓子専門店のヴェルフランスというお店でした。私のテーマは、 「接客をするにあたっての心 構えと社会人になるために必要なことを知る」というテーマでした。 販売研修に入る前に、お辞儀の仕方、言葉遣い等の練習をしました。実際に声に出して挨拶 をし、笑顔を作るコツも教わりました。その研修を終えた後、ケーキの名前を覚えてから実際 にお店に立ち、ケーキの箱詰めやシール貼り、箱の組み立てをしました。菓子工房付きのお店 だったのでシーラーで焼き菓子の袋を閉じるという貴重な体験もさせていただきました。 今回の研修を通して、お客様のことを一番に考え、行動することの大切さを学びました。お 客様がどの商品を買おうか悩んでいたら、社員の方がお客様に近づき声をかけておられました。 お客様から声をかけられる前に動くことが大切と教わりました。お客様の行動を見ながら動い ておられるところが凄いと思いました。何か作業をしている場合でも、一つのことに集中する のではなく、周りをよく見て行動しなければならないことが分かりました。 接客業にとって、言葉遣いを丁寧にすることも重要ですが、笑顔でお客様に接することもと ても重要であると実感しました。笑顔を作る練習をしたときに、緊張している顔は真顔である と教わりました。最初はとても緊張していて、笑顔が作れているのか不安でしたが、 「笑顔が良 いよ」と言われたので、とても嬉しかったです。お客様からも笑顔で、 「ありがとう」と言って もらえました。社員の方は皆、笑顔が素晴らしくて圧倒されました。忙しいときでも笑顔を忘 れずに接客しておられました。笑顔を見せると、お客様も笑顔を見せてくださるので、笑顔は 大切だと思いました。 今回の研修で、行動力が足りないことに気づかされました。声をかけられる前に動くことが できず、なかなか自ら行動することができませんでした。声をかけられてからでは遅いと言わ れたのですが、声をかける勇気が出ず、行動に移すことができませんでした。しかし、自分か ら行動しないと何も変わらないと思います。逃げてばかりいても、何の意味もありません。お 客様を待たせてしまうことは、あってはならないことだと思います。これからは自ら行動に移 すことができるように、積極的に何事にも行動しようと思いました。この弱みを解決し、就職 活動を頑張りたいと思います。また、常に笑顔でいることも心がけていこうと思いました。 この6日間大変お世話になりました。お盆というお忙しい時期に受け入れてくださり、感謝 しています。ボン・リブランで就業体験をさせていただいたことを大変嬉しく思います。貴重 な体験をありがとうございました。今後の学校生活や、就職活動に活かしていきたいです。 - 131 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ヴェル フォンス 高野 真衣 研 修 日 報 設定課題:テキパキと動き、商品を丁寧に扱う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ケーキの名前覚え 笑顔を忘れずに挨拶すること 8/7 ② 接客 や、声のトーンをいつもより (火) ③ ケーキの箱詰め 上げることを意識して実習を ④ 箱の組み立て 行なう。お客様を優先し、待 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント たせない。 設定課題:箱詰めをキレイにすばやくする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 接客 一つの作業に集中するのでは 8/8 ② 商品のシール貼り なく、広い視野をもって作業 (水) ③ 商品の陳列 をする。声をかけられる前に ④ 箱の組み立て 動く。 設定課題:すべての作業を早くこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 接客 箱を分ける場合、袋も別々に 8/9 ② シール貼り するのか聞く。商品の形を崩 (木) ③ 箱の組み立て さないように丁寧に扱うこ 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント と。 設定課題:お客様に聞こえるように声を出す 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 焼き菓子のシール貼り シーラーで袋を閉じるときは 8/10 ② 接客 、開け口より下にならないよ (金) ③ 焼き菓子の袋詰め うに注意すること。空気をな ④ 箱の組み立て るべく抜くようにする。 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント ⑤ シーラーで袋を閉じる 設定課題:てきぱきと動き、周りをよく見る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① シール貼り お客様が入ってこられたら、 8/11 ② 接客 相手の方に向いてあいさつす (土) ③ 日付押し ること。出て行かれる時も感 ④ 箱詰め 謝の気持ちを込めてあいさつ する。 - 132 - 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:今まで学んだことを出しきる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 接客 お客様が多く来られた場合は 8/12 ② ケーキの箱詰め 、先に来られた人を優先し注 (日) ③ シール貼り 文を伺う。シールを張る向き ④ 日付押し を間違えないようにする。 ⑤ スプーン等の補充 - 133 - 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 ボン・リブラン 経営情報学科1年 12M103 松谷紗希 お客様の笑顔のために 私は、株式会社ボン・リブランで6日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験で のテーマは、インターンシップを通してよりよい接客方法などを学び、実際に働いておられる方 と一緒に働く中で学べることや、実際に働いてみることでしか学べないことを6日間で吸収し身 に付け、今後の就職活動や職業選択の参考にしていくということでした。そのテーマをもとに、 今回の研修結果を報告したいと思います。 私が研修中に行った作業は、箱詰めや商品のシール貼り、ケーキの接客やレジなど他にも多く の仕事をやらせていただきました。研修の前半は接客の仕方や箱詰め、ケーキの名前を覚えると いった働く上で必要となってくる基本的なことを覚え、後半は覚えたことを生かしてレジやケー キの接客を実際に行いました。箱詰めや商品のシール貼りは、お盆の時期と少し重なっていたた め毎日たくさんの商品がありとても大変でしたが、賞味期限の位置や空気漏れをしていないかな ど確認し一つ一つ丁寧に作業を行うことが出来ました。ケーキの名前覚えは、ケーキの見た目や ケーキの名前が似ているのもあり、なかなか覚えることができないものもありましたが1日で覚 えることができ、良かったです。研修の後半はお客様と接することが多くあり、お客様から「あ りがとう」や「急がなくていいよ。ゆっくりでいいよ」などと笑顔でいってもらえたときに大変 嬉しい気持ちになりました。お客様からの嬉しい言葉が働いている人のやる気となり、仕事のや りがいになっていくのだと感じることができました。 今回の研修を通して、接客業の大変さを実感することができ、お客様と関わっていく中で言葉 遣いに気を付け、注文を取っている間やレジをしている間にはお客様とコミュニケーションをと り、またお客様を優先とし常に笑顔を忘れないことが大切であることを学びました。敬語を使う 機会があまりなかったため、実際に働いてみたときに上手く敬語を使えず注意されたことがあり ました。日頃から敬語を使っていなければ、いざという時に使えず、相手を不快に感じさせてし まうので、今後十分に気を付けていきたいです。接客ではお客様を第一に考え、自分が作業をし ている間でもお客様の行動をしっかりみて臨機応変に行動すること、常にお客様と同じ目線で考 えることが大切だと思いました。 6日間という短い期間での研修でしたが、多くの仕事を体験させていただき充実した6日間に なりました。仕事や行動一つ一つに責任を持って行わなければ、お客様に不快な思いを感じさせ たり、店へのクレームにもつながってしまうこと、仕事には一つ一つ意味があり、それはすべて お客様の笑顔のためにつながっていることなどを学びました。また、自分がされて嬉しい接客は きっとお客様もされて嬉しいと思いました。 実際に働いたことで学べたことが多くあり、そして自分の今後の課題もでき良かったです。研 修を通して学んだことを今後の就職活動や、就職してからも十分に活かしていきたいです。 - 134 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ボン・リブラン 松谷 紗希 研 修 日 報 設定課題:大きな声で挨拶をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 接客を行う上で、大きな声で 初日から忙しい中頑張っ 元気よくそして笑顔で挨拶 て下さいました。覚える ② 挨拶の練習 をすることは、お客様だけで ことも多いですが、明日 ③ 品物の配置確認 なく挨拶をしている私自身 も今日のように元気な挨 ④ ケーキの名前覚え も元気に、そして笑顔になれ 拶で頑張りましょう。 ⑤ 接客の仕方 挨拶の大切さを感じること ⑥ 箱の組み立て が出来た。 ⑦ 箱詰め(ケーキ・洋菓子) 挨拶は一言一言はっきりと ⑧ 接客 言い、常に笑顔を忘れない。 ⑨ シールのハンコ押し 身だしなみや衛生管理も食 ① リブランインターンシップ 8/7 (火) 勤務時間:10:00~19:00 の心得などのお話 品を扱っているため一番気 をつけなければならない。ケ ーキやお菓子を食べてもら うまでが私たちの責任。 設定課題:てきぱきと行動する。 実 習 内 容 勤務時間:10:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 箱詰め(ケーキ・洋菓子) お客様から言われたことを 積極的に接客に入り、笑 8/8 ② 商品のシール貼り 繰り返すことで注文の間違 顔もとても良くできてい (水) ③ 接客 いを減らすことができる。 たように思います。明日 ④ レジ方法を覚え、やってみ 繰り返すのを会話のように は、レジが出来るように 行うことが大事。 頑張りましょう。 る ⑤ 箱作り 商品は、お客様にいきわたる ため、作業1つ1つ丁寧に行 うことが大切である。 設定課題:作業一つ一つをていねいに。そして、てきぱきと 勤務時間:10:00~19:00 作業する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/9 ① シール貼り お客様におつりを渡したり (木) ② 箱詰め するときは「~になります」 顔が出来ていました!明 ③ 箱作り と言うのではなく、「~のお ④ 接客 返しでございます」という。 頑張りましょう。 ⑤ レジ お客様に対しての言葉遣い ⑥ 商品のリボンがけ には十分に注意しなければ ならない。 - 135 - 今日は接客中も自然な笑 日から忙しくなりますが Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/10 (金) 8/11 (土) 8/12 (日) 修 日 報 設定課題:常に笑顔を忘れずに。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① シール貼り 物事を臨機応変に行わなけれ ② 補充(商品・スプーン・保冷剤 ばならない。レジが終わった など) からといってすぐに違う作業 ③ 箱作り に取り組むのではなくお客様 ④ 接客 が帰られるまで、その場所に ⑤ レジ いなければならない(お客様 ⑥ ギフトのレジと対応の仕方 は店を出られるときに店の中 (のしのつけ方 など) をみる場合があるため) 。 設定課題:分からないことがあったらすぐに聞き、失敗しないよう にする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 商品の補充を行うときは、日付 ① シール貼り が前の物を前に出し、日付が後 ② 箱作り の物を後ろに置く。 ③ ギフト作り ④ 補充(商品・スプーン・ケー ギフト作りは、言われた通りの 商品を見た目にも気を付けなが キの箱 など) ら箱詰めできた。 ⑤ 接客 お客様が注文された商品にリボ ⑥ レジ ンがけをはやく丁寧に行えた。 ⑦ バット下げ お客様を長い時間待たせないよ ⑧ メモ紙切り うに作業をてきぱきとすること が必要となっていく。 設定課題:5日間の実習で学んだことを活かし、全力で頑張る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 補充(商品) お客様が来られたら、自分のや ② シール貼り っている仕事が途中でもすぐお ③ 接客 客様の所へ注文を聞きに行く。 ④ レジ 6日間の実習を通して、お客様 ⑤ ハンコ押し を優先とし笑顔で接客すること ⑥ 箱作り の大切さ、1つ1つの仕事に責 任を持って行い、そして何事に も臨機応変に行動することが大 事であることなど多くのことを 短期間で学べ、そして身に付け ることが出来た。 - 136 - 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント 接客にもだいぶ余裕が出て 、周りも見る事ができるよ うになってきています。明 日、明後日かなり忙しくな りますが、今のままの笑顔 で頑張りましょう! 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント 明日は最終日です。一週間 のまとめとして一緒に頑張 りましょう! 勤務時間:10:00~19:00 指導者のコメント 6日間という短い時間でし たが、一緒に仕事ができて、 こちらも楽しい時間を過ご すことが出来ました。とて も忙しい時期で頼ってしま うことも多くありましたが 、いつも笑顔で素早く仕事 をして頂き大変助けられま した。忙しくあまり教える ことが出来なかった中でも 何かつかんでいただければ 幸いです。これからもその 笑顔で頑張って下さい! Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社メガスポーツ メガスポーツオーソリティ高岡店 経営情報学科 1年 12M071 小森まどか 努力すれば結果がついてくる 私はインターンシップで株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ高岡店へ行き、 10日間実習を行ってきました。私がこの企業を選んだ理由は現在行っている飲食業で の経験を通して接客業に興味を持ち始めましたからです。そして長年バスケットボール をしているのでスポーツ用品に興味がありました。これらの理由からスポーツ用品を取 り扱う店で接客を体験できることは良い経験になると思いこの企業を選びました。 私の一番の研修の目的は、自分が将来どの職業に就きたいかまだはっきり決めていな いため、今一番興味のある接客業が自分に向いているのかを確かめることでした。さら に、どのようにお客様に接すると喜んでくださるのかなど身をもって体験し、少しでも この機会にお客様が満足していただけるような接客を身に付けようと考えてインターン シップに取り組みました。 研修で行った仕事の内容は、接客、学割カードとメールメンバーズの登録の案内、ハ ンガーの交換、レジで商品の袋詰め、クリンリネス、リカバリーなどです。 学割カードとメールメンバーズの登録の案内をお客様に行って入会を勧める時は、最 初はどのようにお客様に話しかけたらいいかわからない上、緊張してしまい声をかける ことが少し怖かったです。しかし、お客様に話しかけていくうちに少しずつですが話し かけるコツをつかむことができました。ところが、お客様に声をかけても断られること が多く、ひどいときには無視されることもありとても精神的に辛かったです。それでも お客様が学割カードやメールメンバーズに登録してくださった時はすごく嬉しかったで す。苦手な業務でしたが毎回カードの案内をするときには何人に登録してもらおうとい う目標を設定して行うことでやる気を出すことがでました。研修期間中のほとんどの日 で 一 日 の 自 分 で 設 定 し た 目 標 登 録 人 数 を 達 成 す る こ と が で き 、 多 い 日 は 12 人 の お 客 様 に登録していただくことができました。 最初の頃の接客ではお客様にどこに商品があるか聞かれたとき、どこに何があるのか 分からなく、従業員の方に聞くことがたびたびありました。インターンシップが進むに つれて、お客さまから聞かれた商品の場所を案内できるようになりたいと思い研修が始 まる20分前ほどに自主的に店内を見て回り少しでも商品の場所を覚えようと努力しま した。さらに実習中も周りを見てどの商品がどこにあるかをよく見て行動するようにし ました。その結果インターンシップの中盤頃には、どこにどの商品があるかを覚えて社 員の方に頼らず自分でお客様を商品の場所へ案内できるようになりました。このことか ら、日々努力すれば少しずつですが、確実に結果に表れてくるということを感じること ができました。 就職活動では様々な企業に応募して何十社落とされたとしても接客を通して得た忍耐 力で乗り越えたいと思います。また今回の実習を通して常に笑顔で接客することの大切 さを学べました。しかし、社員の方やお客様に対しての言葉使いがうまくできなかった ので、接客業に就職した際には言葉使いでお客様に不快感を与えないようにしながら、 常に笑顔を絶やさずに接客をしていきたいです。 - 137 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ高岡店 研 8/16 (木) 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 8/22 (水) 修 日 小森 まどか 報 設定課題:お店の雰囲気に慣れる 実習内容 実習生の特記事項 ①リカバリー リカバリー…元の状態に戻すこ ②クリンリネス と、商品の整理などを行う ③オリエンテーション クリンリネス…掃除などをして、 ④ハンガーの交換 棚のほこりなどをふき取る作業 下着と水着は返品できない 設定課題:多くの人に挨拶をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①カードの説明 シューズを購入したら左右のサ ②オリエンテーション イズがあっているか確認する ③靴の説明 接客する時は適切な声掛けをす ④ものの場所を探して覚える ることと、目を見て話すことを心 がける 設定課題:接客的にお客様に話しかける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①カードの勧誘 商品タグを忘れがちなのできち ②レジで商品の袋詰め んとついているかを確認して取 ③サイズチップの取り外し ってから袋に入れる ④10分間の挨拶 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント お疲れ様です。大きな声で元気 よくあいさつができていまし た。この後もお客様の為に行動 しよう! 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。本日は覚え ることばかりでしたが、実際に お客様相手にどう対応できる か問題です。まず身に付けまし ょう。 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。少し慣れ周 りが見えるようになってきた と思います。また従業員のすご い所良い所も見えてきたと思 います。たくさん吸収して自ら の行動に活かしてください 設定課題:レジで商品をなるべく早く詰める 勤務時間:11:00~17:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①カード勧誘 靴(箱がないもの)と服などを一 おつかれさまです。すばやくは ②商品の袋詰め 緒の袋に入れる時はどちらかを 手段の1つです。何のために素 ③サイズチップの取り外し 透明な袋に入れる 早くするか目的を失わず、行動 ④10分間の挨拶 してください。また、最終日に どの状態になりたいか考えて ください。 設定課題:効率よく作業する 勤務時間:11:00~17:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①ハンガーの交換 ピンクと灰色のサイズチップは おつかれさまです。お盆も終了 ②サイズチップの取り外し 壊れやすい し、普通の平日に戻りました。 ③接客 お客様の人数は少ないですが、 ④リカバリー 1人1人のお客様が来店され る気持ちはかわりませんので、 かわりない対応お願いします - 138 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/23 (木) 8/24 (金) 修 日 報 設定課題:周りを見て作業する 実習内容 実習生の特記事項 ①ハンガーの交換 小さめのものや大きめのものを ②サイズチップの取り外し 1つだけ購入された場合はシー ③靴下をたたむ ルでもいいかお伺いする ④冊子にハンコをおす 設定課題:レジで服を畳む時は早くかつ、丁寧に畳む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①10分間の挨拶 ハンガーを交換する量が多くて ②レジで袋詰め なかなか終わらなかった ③ハンガーの交換 ④商品の補充 8/25 (土) 設定課題:学割カードを断られてもいやな顔をしない 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①10分間の挨拶 お客様にテーピングやタオルの ②レジで商品を袋に入れる 場所を聞かれることが多かった ③学割カードとメルマガ ④商品の補充 8/26 (日) 設定課題:学割カードの勧誘を多く勧める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①10分間の挨拶 今日は積極的に声掛けができな ②レジで商品の袋詰め かったです ③学割カードとメルマガ 8/27 (水) 設定課題:最終日なので悔いのないようにする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①10分間の挨拶 この10日間でほかの人とのコ ②返品作業 ミュニケーションをとることの ③学割カードとメルマガ 大切さを学びました ④ハンガーの交換 - 139 - 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント レジでのあいさつで目立つ存 在となってきています。タイミ ングも良いと思います。売場で も元気よくお客さまを案内し ていました。次は自ら商品を探 しているお客様に声を掛けて みて下さい。 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。レジ業務は 店内の最後のとりでです。ここ での印象がお客さまの全ての 時もあります。効率よく、笑顔 で、お客さまのためにが必要で す。 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。どんなこと よりもお客さまのコミュニケ ーションは楽しむものだと思 います。どのお客さまにも同じ テンションで対応できるよう に心がけて下さい。余裕が生ま れてきて、売場で笑顔ができる ようになったと思います。 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。日々、頭を 使い真剣に取り組み成果がで ています。お客さまに合わせた 提案ができていると思われま す。最終日もがんばりましょ う! 勤務時間:11:00~17:30 指導者のコメント おつかれさまです。自分でふり かえって後悔のない行動がで きたでしょうか、当店の仕事は 全てチーム、従業員同士のつな がりで成立しています。日頃か ら他人とのコミュニケーショ ンを大事にしてください。毎日 の少しの会話が重要ですよ。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ 高岡店 経営情報学科 1年 12M085 津田 真帆 評価するのは目の前にいるお客様 私 は 、ス ポ ー ツ オ ー ソ リ テ ィ で 1 0 日 間 イ ン タ ー ン シ ッ プ を さ せ て 頂 き 、自 分 な り に 一 生 懸 命 取 り 組 み ま し た 。参 加 動 機 は 、接 客 業 と い う も の を 実 際 に 体 験 し て み た い と 思 っ た か ら で す 。私 は 人 見 知 り を し て し ま う 為 、人 と 話 を す る こ と に 苦 手 意 識 を 持 っ て い ま し た 。 し か し 、社 会 人 と な っ た ら ど の よ う な 仕 事 で あ れ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 と い う も の は 大 切 な こ と だ と 思 い ま す 。し た が っ て 私 は 少 し で も 苦 手 意 識 を 克 服 で き れ ば と 思 い 、人 と 多 く関わる接客業を参加志望しました。 仕 事 内 容 は 、主 に グ リ ー テ ィ ン グ 、サ ッ カ 、ク リ ン リ ネ ス 、リ カ バ リ ー 、カ ー ド 割 引 の 勧 誘 で す 。ま ず グ リ ー テ ィ ン グ と は 、仕 事 を 始 め る 前 の 1 0 分 間 、店 の 前 で あ い さ つ を す る こ と 、サ ッ カ と は 、お 客 様 が 買 わ れ た 商 品 を レ ジ で 袋 詰 め す る こ と で す 。ク リ ン リ ネ ス は 、布 巾 を 持 っ て 店 内 の 什 器 や 棚 上 の 掃 除 を し ま す 。リ カ バ リ ー は 、店 内 の 商 品 が 乱 れ て いたら、それを元の状態に戻し、きれいに整える作業です。そしてカード割引の勧誘は、 ご 来 店 の お 客 様 に 自 分 か ら 声 を か け 、ご 入 会 等 の 説 明 を す る 仕 事 で す 。他 に も 、お 客 様 の 足 の サ イ ズ の 測 り 方 や 、返 品 作 業 の 仕 方 を 教 わ っ た り 、売 り 場 の ハ ン ガ ー 替 え を 行 っ た り しました。 一 つ ひ と つ の 仕 事 を 通 し 、私 は 接 客 業 と は ど う い う 仕 事 で 、何 が 大 切 な の か と い う こ と を 自 分 な り に 学 ぶ こ と が 出 来 た と 思 い ま す 。ま ず 、あ い さ つ の 大 切 さ で す 。あ い さ つ 一 つ で も 、小 さ い 声 で の あ い さ つ や 、暗 い 表 情 で い る と 自 分 の 印 象 だ け で は な く 、お 店 全 体 の 印 象 ま で も 悪 く し て し ま い ま す 。私 は イ ン タ ー ン シ ッ プ 中 、何 事 に も お 客 様 の こ と を 第 一 に 考 え 、常 に 笑 顔 で い る こ と を 心 掛 け て い ま し た 。し か し 、指 導 者 の 方 か ら は 表 情 が 硬 い と 指 摘 さ れ ま し た 。し っ か り と 出 来 て い る か ど う か 評 価 す る の は 決 し て 自 分 自 身 で は な く 、 目の前にいるお客様が決める事なのだということを実際に体験してみてよく分かりまし た 。ま た 、お 客 様 の 身 に な っ て 、ど う い う 言 い 方 で 、ど う 接 さ れ る の が よ い の か を よ く 考 え、行動することが大切なのだということも実感しました。 イ ン タ ー ン シ ッ プ で は 、私 は 研 修 生 の 気 で い て も 、お 客 様 か ら 見 た ら 私 は 同 じ 制 服 を 着 た 一 従 業 員 な の で 、お 客 様 に 商 品 の こ と に つ い て 尋 ね ら れ る こ と が 多 く あ り ま し た 。初 め の 頃 は 、お 客 様 に 何 を 聞 か れ て も ほ と ん ど 分 か ら な い こ と ば か り で 、他 の 従 業 員 の 方 々 に 頼 っ て ば か り い ま し た 。ま た 、私 は 他 の 人 と 比 べ る と ど う し て も 行 動 が 遅 く 、仕 事 を 器 用 に 淡 々 と こ な す こ と も 得 意 で は あ り ま せ ん で し た 。し か し 、指 示 さ れ た 仕 事 を 最 後 ま で 出 来 た 時 や 、商 品 の 場 所 を 尋 ね ら れ て 、自 分 一 人 で ご 案 内 す る こ と が 出 来 た 時 、お 客 様 に“ あ りがとう”と言われた時は本当に嬉しかったです。 働 く 上 で 、メ ン タ ル も 体 調 管 理 も と て も 大 切 な こ と だ と 思 い ま し た 。私 は イ ン タ ー ン シ ッ プ 中 に カ ー ド 割 引 の 勧 誘 を し て い て 、自 分 か ら 積 極 的 に 何 人 に も 声 か け し ま し た が 、お 客 様 に こ と ご と く 断 ら れ 続 け て 、私 は お 客 様 に 声 か け し に 行 く の が 怖 く な り 、体 調 も 悪 く な っ て し ま っ た 時 が あ り ま し た 。そ れ は 、自 分 の 心 が 弱 か っ た か ら だ と 思 い ま す 。そ の 為 、 自 分 に 厳 し く 、他 人 に 優 し く す る こ と も 接 客 業 に は 必 要 な 事 な こ と な の で は な い か と 感 じ ました。 イ ン タ ー ン シ ッ プ を 行 う 前 ま で は 、不 安 な こ と が 多 く 、自 分 が し っ か り と 出 来 る の だ ろ う か と 心 配 ば か り し て い ま し た が 、今 は 実 際 に 仕 事 を し て み て 、働 く こ と の 大 変 さ や 、や り が い を 実 感 す る こ と が 出 来 て と て も 良 い 体 験 が 出 来 た と 思 っ て い ま す 。こ の 体 験 を 活 か し て 、今 後 の 学 生 生 活 や 日 常 生 活 で も 、ま ず は あ い さ つ か ら 積 極 的 に 、元 気 に 取 り 組 ん で いこうと思いました。 - 140 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 メガスポーツ スポーツオーソリティ 高岡店 研 8/16 (木) 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 8/22 (水) 8/23 (木) 修 日 津田 真帆 報 設定課題:お客様からみたら従業員の1人であることを意識。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①グリーティング わからないことばかりがほとん どで、お客様に商品のことについ ②リカバリー て聞かれた際、自分で案内するこ ③クリンリネス ④ハンガー替え とが出来ず、他の従業員の方に助 けてもらってばかりいて、申し訳 なかったです。 設定課題:配置場所を覚える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング しっかりと意識してあいさつし ② リカバリー ないと自分の声が小さいことに ③ カード割引の勧誘 気付きました。あいさつは、新人 ④ 値段替え に関係なく、誰にでも出来るの で、以後気を付けたいと思いまし た。 設定課題:袋詰めは、すばやくていねいに。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング 服のたたみ方や、袋詰めの際のや ② カード割引の勧誘 り方を教わりました。自分の行動 ③ リカバリー の遅さが嫌になりましたが、てい ④ サッカ ねいかつ、すばやさが大切なこと を改めて思いました。 設定課題:お客さんを怖がらない。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング 午前中、体調を崩してしまい、思 ② カード割引の勧誘 うように仕事が出来ませんでし ③ リカバリー た。体調が悪いと表情にも少なか ⑤ サッカ らず出てしまうと思うので、しっ かり睡眠をとろうと思いました。 設定課題:一生懸命動く。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング サイズチップの取り外しは楽し ② リカバリー くできました。腰を痛めたので明 ③ ハンガー替え 日は姿勢よくいようと思いまし ④ サイズチップ取り外し た。 設定課題:お客様を待たせない。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①グリーティング 靴の接客の際、お客様をすごくお 待たせしたような気がして申し ②ハンガー替え ③クリンリネス 訳なかったです。 ④サッカ - 141 - 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 沢山のお客様がいらっしゃる 中での業務はかなり大変だっ たと思います。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 売り場での表情が硬いです。 笑顔を心掛けてください。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 自分の行動がお客様からどう 見えているのかいつも考えま しょう。早い方がよいのか、丁 寧な方がよいのか、答えは目の 前にいるお客様にあります。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 最終日にどの状態になりたい か逆算して行動するようにし ましょう。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント お客様を待たせてしまうとき、 自分がお客様だったらどう対 応してもらったらうれしいか 考えましょう。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント レジでは周りがよく見れてい ます。挨拶のタイミング、お辞 儀なども丁寧にできています。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/24 (金) 8/25 (土) 修 日 報 設定課題:すばやく行動することを心掛ける。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング 覚えたばかりの配置場所がまた ② ハンガー替え 変わっていたので、すこしがっか ③ 在庫補充 りしましたが、最終日までにもう ④ サッカ 一度きちんと覚えたいです。 設定課題:ていねいな言葉遣いを意識。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グリーティング 意識していないと、自分の行動は ② カード割引の勧誘 遅いので、心掛けようと思いま ③ サッカ す。 ④ リカバリー 8/26 (日) 設定課題:何でも積極的に。 実 習 内 容 ① グリーティング ② カード割引の勧誘 ③ サッカ 8/29 (水) 設定課題:なまけない。 実 習 内 容 ① グリーティング ② ハンガー替え ③ 返品のチェック 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 自分ならこれが出来る、自分ら しくお客様に精一杯ぶつかっ ていける所を見つけましょう。 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント おつかれさまです。積極的に声 がけができるようになったと 思います。いろいろなことを心 掛けることで疲労感は大きい と思いますが、知らぬうちに身 につくと思うので続けてくだ さい。 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント カード割引の勧誘の際、途中お客 週末のカード獲得、目標を持っ 様に声をかけることが怖くなっ て取り組み、結果がでています てしまいました。 。サッカも素早く丁寧にできて います。 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 体調が悪く、思うように素早く動 何事に対しても目標を自分の けなかった時がありました。 出来る範囲にとどめています。 - 142 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:阪神グループ 阪神化成工業株式会社 経営情報学科 1年 12M083 舘 磨美 “責任感”が正確な業務と高品質を生みだす 私は阪神化成工業株式会社で8日間インターンシップ研修をさせていただきました。 私がインターンシッ プに参加した目的は、 学校では学ぶことができない実際の仕事や職場の雰囲気を体験したいという思いから でした。また、現在の自分に不足する仕事に対する姿勢、社会で必要となる能力、マナーなどを具体的に理 解し、学ぶことができる貴重な機会になると考えたからです。 研修させていただいたのは生産管理課という部署でした。 私は実際に業務を行う前までは一般的な事務の 仕事を想像していました。しかし生産管理課の仕事は想像とはまったく違い、製品の製造に直接関係するも のばかりで、製品ができる前とできた後の重要な仕事を行っています。受注、発注処理や作業指図書の発行 など、ほかにも多くの仕事を任されていました。それらのすべてはパソコンでデータを入力するものです。 そのため、常に正確さが求められています。そのため入力したデータ毎に伝票と照らし合わせながら、自分 で2、3回確認した後、ほかの部署の方や責任者の方にも確認してもらいます。最初は確認する回数の多さ に驚きました。しかし、生産管理課の仕事でミスをしてしまうと製品を製造する際に大きな迷惑をかけるの で、確認することは重要な仕事です。この確認の段階があるからこそ正確な業務を行うことができ、高品質 の製品をお客様に提唱し、信頼を得ることができるのだと感じました。さらに、生産管理課ではそれぞれが 異なる仕事を担当されています。1人1人の役割が明確にされているため、責任をもって仕事にのぞみやす くなっています。毎日同じ仕事の繰り返しで、データの入力という単純な仕事ですが、処理能力の速さが必 要です。そして製品の生産について理解していないとできない仕事だと実感しました。指導をしてくださっ た方々の仕事に対して精一杯に取り組む姿勢を間近にみることで、 責任感の大きさも感じることができまし た。 私はインターンシップに参加する前まで、事務=経理としか想像することができませんでした。しかし、 阪神化成工業株式会社で研修をさせていただき、 事務でも製品製造に深く関わりをもつ部署もあるのだと知 ることができました。事務という仕事に対してもっていた固定された考えを取り払い、業種によって仕事内 容が異なるということを理解し、さらに多くの仕事を知っていきたいです。また、インターンシップに参加 したことで、職業選択の幅が以前より広がったと思います。 「任された仕事は責任をもって行う」という点 が自分の強みと言えるので、その強みを発揮することのできる仕事を考えていきたいと思いました。 今後は今回のインターンシップでの経験を活かして、将来の目標や理想の姿を明確にしていきたいです。 そして、どんな仕事にも対応できるような人材となるためにも、自分の強みもさらに伸ばしていきたいと強 く思いました。この経験を糧に、今後の就職活動に取り組みたいです。8日間にわたって貴重な経験をさせ ていただいた阪神化成工業株式会社の皆様には、心より感謝申し上げます。 - 143 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:阪神グループ 阪神化成工業株式会社 研 9/10 (月) 9/11 (火) 9/12 (水) 9/13 (木) 修 舘 磨美 日 報 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 工場での衛生面の管理は徹底さ ①会社概要説明 れていました。この管理の厳しさ ②工場内見学 があるからこそ高品質な製品が ③受注処理 作れるのだと思います。不良品は ④発注処理 粉砕し再び製品にしており、環境 ⑤仕入処理 にも配慮されていました。また受 ⑥出庫伝票入力 注処理などは単純な業務ではあ るけれど、責任をもって取り組む 必要があると感じました。 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①受注処理 生産管理課での業務はオフコン ②売上処理 を使用するため、操作方法などを ③発注処理 覚えるのに苦労しました。生産管 ④仕入処理 理課の中でもそれぞれが異なる ⑤出荷指図書発行 仕事内容のため、誰が何を担当し ているかを理解しスムーズに仕 事を行うことが重要だと思いま した。 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 毎日同じ仕事の繰り返しでもど ①発注処理 れだけ丁寧かつ早く仕事をこな ②作業指図書発行 すことができるかが大切だと感 ③明細書発行 じました。生産管理課の業務は、 ④粉砕数の記録 製品製造に深く関係する重要な ⑤納品書発行 仕事なので、入力したものを何度 ⑥出庫伝票入力 も確認しなければいけませんで ⑦仕入処理 した。 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 座学から生産管理課の行う仕事 ①発注処理 は非常に正確さが求められてい ②新製品登録 ることを改めて実感することが ③4M申請 できました。1つのミスが会社へ ④製品移動表発行 のクレームにつながるので、自分 ⑤作業指図書発行 の仕事に責任をもつことが重要 ⑥化学物質調査依頼 だと感じました。 ⑦粉砕数の記録 ⑧座学 (生産管理課・棚卸について) - 144 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/14 (金) 9/18 (火) 9/19 (水) 9/20 (木) 修 日 報 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①生産計画の変更と発行 入力されたものを確認する時に、 ②出荷品リスト作成 しっかりと入力ミスを見つけ正 ③作業指図書発行 しく訂正することはとても重要 ④入荷品(副資材)の表発行 なことだと思いました。生産管理 ⑤副資材仕入処理 課の仕事は製品が製造される前 ⑥副資材発注処理 と製造された後の重要な仕事を ⑦製品登録 任されていると感じました。 ⑧製品構成登録 ⑨パトロール検査表発行 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①在庫確認 発注を行う場合は、摘要欄に必要 ②副資材仕入処理 事項を忘れずに入力することが ③副資材発注処理 大切だと思いました。入力漏れは ④出荷品リスト作成 後の業務に影響がでてくるので、 ⑤作業指図書発行 しっかり確認することを忘れて ⑥パトロール検査表発行 はいけないと改めて感じました。 また、出荷に関して、出荷品の多 さによってトラックが変わるた め、その調整もしなければなりま せん。やるべきことの多さに驚か されました。 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 売上処理をする場合は、数量や金 ①出荷処理 額が正しいことを確かめるため ②売上処理 に計算することも必要でした。ま ③仕入処理 た荷札を発行し、段ボールに貼り ④出庫表発行 付ける作業も行いました。出荷作 ⑤納品書発行 業の最終段階ともいえる作業な ⑥出荷送り状 ので、段ボールに傷やへこみがな ⑦荷札の発行 いかも確かめました。品質の良い 製品を届けるためには重要なこ とだと感じました。 設定課題:OAの入力操作&照合作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①棚卸業務 棚卸業務は実際にある在庫を確 ②棚卸処理(オフコン入力) 認するものだったので、重要な業 ③出荷送り状発行 務だと感じました。出荷送り状も ④荷札発行 取引先によって運送会社が異な ⑤仕入処理 るので、間違いのないようにする ことが大切だと思いました。 - 145 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社花メイト 経営情報学科1年 12M035 坪田茉弓 見えない努力 私は、花メイトで8日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、働くこと の大変さを知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 朝、出勤して一番にすることは清掃でした。店内と外をほうきで掃き、ちりとりでごみを取ります。同時 に枯れている花や葉も取り除きます。花びら一枚枯れているだけでも取り除きます。それが終わると、店内 に水を撒きモップ掛けをします。広い店内をモップ掛けするのは大変でしたが、綺麗になっていくのを実感 することは気持ちのよいものでした。 清掃が終わると、水やりをします。店内いっぱいにある花や観葉植物全てと、外に置かれている花や木全 てに水をやります。私がインターンシップを体験している時期は暑かったので、一日2回の水やりが必要で した。一つ一つ丁寧に水をやるので1時間半かかりました。店内に胡蝶蘭という頭の部分が垂れ下がってい る花があり、水は3~4日に一度でよいという花で、冬場になると3週間に一度と、水を全然与えなくても よい花もあるのが驚きました。 毎週月曜日と水曜日には花の水揚げがありました。水揚げというのは、届いた花の根本を切り半分まで葉 を取り、水を入れたバケツに移すというものです。これはとても大切な作業で、花が長持ちするのかが決ま ります。バラは特に大変で、棘も取り除かなければなりません。専用の手袋と棘取りを使い、手に刺さらな いよう注意しますが、棘が大きく鋭いものは、手に刺さる場合がありとても大変でした。地味で目立たない 仕事でも、花を美しく保つには欠かせない作業であることを実感しました。 大体の仕事内容は、清掃、水やり、水揚げでした。他に花の競りやフラワーアレンジメントも体験しまし た。 競りは普段見る機会がないので、 とても新鮮でした。 競りに参加するには年間何十万も必要になるため、 個人経営や小さな花屋などは参加が難しいことがあります。このような時は、仲卸といって、参加できない 花屋に小分けして売ったりもしています。 遠くて来られない時や少しだけ仕入れたい場合に役立っています。 最終日には、フラワーアレンジメントを体験しました。オアシスという水を吸収したスポンジのようなも のに、選んだ花を刺していきます。簡単そうに見えて意外と難しいと感じました。花の配置や色合い、大き さなどを考えて予算内に収めなければいけません。私は3000円分のアレンジを体験しました。スタッフ の方に手伝っていただいたおかげで、素敵なアレンジができました。気持ちを込めて作ることで素晴らしい アレンジができ、受け取る人に笑顔も届けられる素敵な職業だと思いました。 8日間の就業体験を終え、テーマである働くことの大変さを知ることができました。地味で小さな仕事で も、ちゃんと意味があり、一つ一つ大切な役割を果たしています。指導してくださった田畑さんに「花は綺 麗なものだけど、その陰には大変な努力がある」と言われ、見えない努力があるからこそ納得してもらえる 品物が提供できることを学びました。 - 146 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山事業株式会社花メイト 研 9/12 (水) 9/13 (木) 9/14 (金) 9/15 (土) 9/17 (月) 9/18 (火) 9/19 (水) 坪田 茉弓 修 日 報 設定課題:わからないことをわからないままにしない 実 習 内 容 実習生の特記事項 挨拶をしっかりする ①清掃 仕事を覚える ②水やり ③水揚げ 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 電話対応でははっきり喋る ②水やり 仕事に慣れる ③水揚げ 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 失敗をしない ②水やり 挨拶を忘れない ③水揚げ 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 丁寧に仕事をする 対応も丁寧にする ②水やり ③水揚げ ④ラッピング 設定課題:仕事のスピードを上げる 実 習 内 容 実習生の特記事項 効率よく仕事する ①清掃 積極的に仕事する ②水やり ③水揚げ 設定課題:丁寧に、早く仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①競りを見学 競りを見学できた ②清掃 仕事を自分で見つける ③水やり 設定課題:精一杯仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 アレンジを体験できた 最後まで精一杯する ②水やり ③フラワーアレンジ ④鉢寄せ - 147 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:6:30~15:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト 経営情報学科 1 年 12M059 石庭 沙津季 お客様が笑顔になるために 私は、8 月 24 日~8 月 31 日までの7日間、富山テレビ事業株式会社「花メイト」で研修をさせていた だきました。研修にあたり、お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶことを自分のテーマとして設定し、 自ら積極的に吸収したいと考え、研修に臨みました。 花メイトは花屋であり、切花販売から観葉植物の販売、全国の加盟店ネットワークを使った花の販売、 さらにフラワーアレンジメント、結婚式に使われる花束製作、花の宅配など仕事の幅は広く、多岐にわた ります。 そのさまざまな仕事の中で私は、水やりを中心に切花の水替え、プランターへの植え替え、花の宅配、 花の競り、オンラインでの受発注、結婚式のお手伝い・見学、札の作成、そして最終日にはフラワーアレ ンジメントの仕事をさせていただきました。これらの仕事すべてには「体力」が必要で、 「責任感」をも ってしなくてはなりません。私の中の穏やかで、ほんわりした「花屋さん」のイメージとは全然違うもの でした。 私が一番苦戦した仕事は「水やり」でした。ただ花に水をやるという一見簡単そうな仕事に見えますが、 実際にはそうではありませんでした。炎天下の中、花びらに水がかからないようひとつひとつの花にしっ かりと水をやり、花の調子を見なくてはなりません。手抜きは許されず、しっかりと水をあげなくては枯 れてしまい販売できなくなります。 私は、水やりが甘いと注意を受けました。自分の中ではできていたつもりでも、それはあくまでもそれ は、 「つもり」であり、私は自分に甘かったのだと気づくことができました。どんなに簡単な仕事でも手 を抜くことはありえず、かつ自分に厳しくしなくては、仕事は務まらないのだと学ぶことができました。 その後はこのことを活かし、しっかりと水やりを行うことができました。 また、私はこの7日間で多くのお客様の笑顔を見る事が出来ました。店員さんがお客様から花束の注文 を受け、お客様の思いや意見、イメージに合わせ花束を作成し、さらに要望があれば対応しておられ、素 敵な花束を作成しておられるのを見学させていただきました。その花束を受け取ったお客様は「ありがと う」とお辞儀をして素敵な笑顔で帰られました。それを見て、お客様が笑顔になる為には、お客様の要望 や意見、思いにより近づけ、応えることが最も大切なことなのだと知り、学ぶことができました。また、 お客様が笑顔になる為に朝早くから競りにでて、宅配は時間内にしっかりと届け、接客業で一番の基本で ある挨拶がしっかりとできているからこそ、笑顔があふれるお店になるのだと学ぶことができました。お 客様が笑顔になると、私自身も笑顔をもらい、頑張ろうという気持ちにもなりました。このように、私は 接客業の素晴らしさの一端を知ることができました。 この短い7日間で、仕事をする厳しさ、責任感の重さを知ることができたと同時に、お客様の笑顔をみ ることで感じる「やりがい」も知ることができました。今後就職活動するにあたり、この就業体験で学ん だこと、感じたことを活かしたいと思います。 - 148 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:花メイト 石庭 沙津季 研 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (日) 修 日 報 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 店員さんがお客様から注文を受 ②花の水やり(店内・店外) け、お客様の意見や想い、イメー ③水替え ジに近づけ要望に応えることで、 ④事務作業 お客様が笑顔になり「ありがとう 」の言葉をもらえるのだと学ぶこ とができた。 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 清掃・朝礼 お手伝いをする為、部屋に入らな ② 植え替え くてはならないのに、指示がある ③ 水やり(店内・店外) まで外で待ってしまい注意受け ④ ゴミ捨て た。 植え替えでは、お客様がこれを見 てどんな反応をするのか、笑顔に なるのかなどを考えながらする ことで、いいプランターを作るこ とができた。 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 配達を始めて経験した。お花を移 ① 朝礼・清掃 動させる際に、先を読み何処に置 ② 水やり(店内・店外) いたらいいのか、どの道を行くの ③ 水替え かなどを調べることで、作業がス ④ 配達 ムーズに進むことができると分 ⑤ 事務作業 かった。 また、配達をした際に、花を見て 、 「きれいだね」 「可愛い」ととて も素敵な笑顔で言って下さり、自 分まで笑顔になりとても嬉しく なった。 - 149 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/27 (月) 8/29 (水) 8/30 (木) 修 日 報 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝礼・清掃 店内での水やりの際に、水やりの ② 水やり(店内・店外) 仕方が甘いと注意を受けた。でき ③ 事務作業 ているつもりであったが、それは ④ 花をまとめる あくまでも”つもり”であり、自 分に甘かったので注意を受けた のだと反省した。 水やりをしているとき、大きな声 で「こんにちは」とお客様に挨拶 をしたら、笑顔で返していただき 「お疲れさん」といっていただい た。サービス業の基本であり、あ たりまえの挨拶だが、一番大事な ことであり、あたりまえにしては いけないと改めて学ぶことがで きた。 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝礼・清掃 結婚式のお手伝いをさせていた ② 水替え だいた際に、花束に関して式場の ③ 水やり(店内・店外) 方から意見をもらい真剣に話し ④ 配達 合いをしておられるのをまじか ⑤ 結婚式のお手伝い で見る事ができた。どんなことを ⑥ 事務作業 言われてもよりよい物を提供す ることの大切さを生で学ぶこと ができた。 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①せり体験 せりというものを初めて体験し ②値付け た。店頭に並んでいる花は店員さ ③配達 んが朝早くせりにでて、より多く ④花処分 よい質の花をせることでならん でいるのだと知ることができた。 時期によって売れる花などを特 にせりあっていた。 - 150 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:6:30~15:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:お客様が笑顔になるためのサービスを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 水替え アレンジメントをさせていただ ② 水やり(店内・店外) いた際に、アレンジメントの難し ③ 配達 さを学んだ。どんなにイメージし ④ 結婚式の飾り作成 ていても花の形や方向がバラバ ⑤ アレンジメント体験 ラな為、思うようにいかなかった 。つまり、お客様の意見や想いを そのままアレンジメントするこ とはもっと難しいのだと知るこ とができた。店員さんは簡単に作 っておられるが、簡単ではなく練 習や経験を重ねておられるから こそできるのだと学んだ。また、 失敗は許されないが、自分の次に 生かせるのだと教えていただい た。 - 151 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト 経営情報学科 1年 12M072 佐々木千穂 “働くこと”について 私 は 、富 山 テ レ ビ 事 業 株 式 会 社 花 メ イ ト で 7 日 間 、職 業 体 験 を さ せ て い た だ き ま し た 。 こ の 職 業 体 験 で の 私 の テ ー マ は 、社 会 に 出 て 働 く と い う 厳 し さ・や り が い な ど 、身 を も っ て 体 験 し 、今 の 自 分 よ り も 成 長 す る と い う こ と で し た 。そ の テ ー マ を も と に 、今 回 の 研 修 結果を報告したいと思います。 職業体験をする前の私は、社会で働くということに対し知識だけ多少ある程度でした。 し か し 、実 際 に 職 業 体 験 を 行 っ て 、知 識 が あ る だ け で は 何 の 役 に も 立 た な い と い う こ と を 実感しました。 私が職業体験をさせていただいた富山テレビ事業株式会社 花メイトでの仕事内容は、 大きく分けて二つありました。 第 一 に 、主 に 花 に 関 す る こ と で あ り 、花 の 水 や り 、水 上 げ 、手 入 れ な ど で し た 。花 に 関 す る 知 識 は 全 く と 言 っ て い い ほ ど 持 っ て い ま せ ん で し た 。初 日 に 教 え て い た だ い た や り 方 を 覚 え る こ と で さ え 私 に と っ て 苦 労 し ま し た 。花 は 、そ の 日 の 天 候 、種 類 、花 の 状 態 に よ っ て や り 方 が 違 う の で 、覚 え な け れ ば い け な い こ と が た く さ ん あ り ま し た 。ま た 、花 の 移 動や大量の水を持ち運びもするには、体力も必要でした。 第 二 に 、ネ ッ ト 注 文 の 仕 方 や 接 客 の 仕 方 な ど で す 。こ れ は 、多 少 の 知 識 は あ っ た の で 大 丈 夫 だ ろ う と 思 っ て い ま し た 。し か し 、実 際 に 行 動 す る と な る と 、緊 張 し て し ま い 、思 っ た よ う に う ま く で き ま せ ん で し た 。し た が っ て 、日 々 の 経 験 を 積 み 重 ね る こ と が 必 要 だ と 思いました。 こ の 一 週 間 は 、自 分 に 足 り な い も の は 何 か を 見 つ め な お す 最 高 の 機 会 と な り ま し た 。ま ず 、8 時 間 労 働 に 非 常 に 辛 さ を 感 じ ま し た 。集 中 力 も す ぐ に 切 れ て し ま い ま し た 。こ の こ と か ら 、私 に は 忍 耐 力 が 足 り な い と い う こ と に 気 が 付 き ま し た 。ま た 、体 力 も 人 並 み 以 下 であることも実感しました。 こ れ か ら は 、こ れ ら の 自 分 に 足 り な い も の を 学 生 生 活 の う ち に 改 善 し て い き た い と 考 え て い ま す 。忍 耐 力 は 、簿 記 や 会 計 な ど 苦 手 な も の に 積 極 的 に 挑 戦 す る こ と に よ っ て 培 い ま す 。体 力 は 、毎 日 軽 い 運 動 を し て 人 並 み に な れ る よ う 努 力 し ま す 。今 後 の 学 生 生 活 で は 以 上のことを克服し、社会人となる準備をしたいと思います。 - 152 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト 研 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 8/11 (日) 8/13 (月) 8/14 (火) 設定課題: 実 習 内 容 ①社内ルールの周知 ②社内に対する挨拶 設定課題: 実 習 内 容 ① 水やりの仕方 ② 水上げの仕方 設定課題: 実 習 内 容 ① 花の仕入れ方 設定課題: 実 習 内 容 ① 電話対応 ② ネット注文の仕方 設定課題: 実 習 内 容 ① 仕事の優先順位 設定課題: 実 習 内 容 ①水やり、水上げ 設定課題: 実 習 内 容 ① 仏花づくり 佐々木 千穂 修 日 報 実習生の特記事項 ・朝礼があると、身が引き締まり やる気が出る ・要領よく行動しないと時間内に 終えることができない 実習生の特記事項 ・花の種類によってそれぞれ水の 仕方が違う 実習生の特記事項 ・競りは聞き取る力と、 良い商品を見極める 力が必要 ・配達は急に頼まれることが多い ので、急に忙しくなることがあ る 実習生の特記事項 ・個人情報の重要さを知る 実習生の特記事項 ・電話対応は、頭の中で 話すことを整理するだけでは なく、紙に書いておかないと混 乱してしまう 実習生の特記事項 ・マニュアルにとらわれず 仕事をすることも大切 実習生の特記事項 ・仏花は縦二分割る ボリュームを出す - 153 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:6:30~15:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント お疲れ様でした あと1日頑張ってください 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業(株) 花き部 花メイト 経営情報学科 1年 12M111 若林 知世 一人一人の責任感 私は、富山テレビ事業部の花メイトで7日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私 のテーマは、 「働くとはどういうことか」でした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 花メイトでは、切花や鉢物、観養殖物の販売の他に、植物を育てるのに必要な植木鉢などを販売してい ます。さらに、フラワーネットというものに加盟しており、全国の加盟店と連携しながら、身近な花屋か らお客様に新鮮な花をお届けすることができます。 今回の職業体験では、店内外の水やり、オンライン発注、切花の水揚げ作業、商品のラッピング作業、 競りの見学、フラワーアレンジメントなどを体験させて頂きました。水やりは、花の種類や土の状態によ って水の量が異なるので大変でした。オンライン発注は、発注内容を間違えたら発注者の責任になるので、 間違えがないように慎重に作業を行わなければいけませんでした。切花の水揚げ作業は、花が水の吸い上 げよくするために必要な作業で、ハサミを使うか手で折るか異なります。ラッピング作業は、ラッピング 用紙を花にあった長さに切り鉢と用紙に隙間ができないようにラッピングを行います。競りの見学では、 普段見ることができない様子を見ることができました。また、季節によって量や花の種類が異なります。 フラワーアレンジメントでは、最終日に自分用に作成させて頂きました。花を挿す角度で花の見え方が大 きく変わるので、見え方を考えて挿すのが難しかったです。 花屋の仕事は水や土を多く扱うので、予想以上にとても大変な仕事ばかりでした。商品として販売する までには、見えないところで多くの仕事があり、その仕事を素早く丁寧にこなしていかなければいけませ ん。仕事は次々と入ってくるので、周りと協力し、効率よく仕事をこなしていく大切さが分かりました。 私は、今までアルバイトの経験もなく、働くとはどういうことかあまり理解していませんでしたが、こ の職業体験を通して、働くことの厳しさや大変さを学ぶことが出来ました。また、会社では、挨拶がとて も重要になります。お客様に対しての挨拶の他に、従業員の間での「お疲れ様」と言う挨拶もとても重要 です。従業員の間での挨拶がしっかりしている会社は、活気のある良い会社に繋がると思います。さらに、 会社に就職したら、1人の失敗は会社全体の失敗に繋がるので、一人一人が責任を持って仕事を行わなけ ればいけないことが分かりました。 今回の職業体験を通して、今の自分には、行動力と積極性が足りないとわかりました。今後の学生生活 では、職業体験で学んだことを活かし、足りないものの克服を目標とし、就職活動へと繋げていきたいと 思います。 - 154 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業(株) 花き部 花メイト 研 9/19 (水) 9/20 (木) 9/21 (金) 9/22 (土) 9/24 (月) 設定課題:仕事を覚える 実 習 内 容 ①店内清掃 ②店外水やり ③商品の値札付け・陳列 ④オンライン発注 ⑤水槽掃除 ⑥よせ鉢作り ⑦棚卸し 設定課題:丁寧に作業を行う 実 習 内 容 ①金沢のセリの見学 ②店内水やり ③中央植物園へ納品作業 ④花の処分・ワイヤー外し ⑤使用済み植木鉢の洗浄 修 若林 知世 日 報 実習生の特記事項 ・発注内容を間違えたら発注者の 責任になるので、間違えがない ように慎重に作業を行う。 実習生の特記事項 ・セリは、4人の売る方が前で一 斉に売り始めるから、最初は何 を言っているのか聞き取るの が難しい。また、季節によって 量や花の種類が異なる。春や秋 は多く、夏や冬は少ない。 ・水やりは、花によって水の量が 異なるから間違いがないよう に行う。 ・お客様には笑顔で挨拶。 設定課題:お客様に出会ったら笑顔で挨拶をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・葉の多肉が厚い植物は、水を多 ①店内清掃 く含むことができるから頻繁 ②店内水やり に水をあげる必要はない。 ③切花の水揚げ作業 ・水揚げでの水の量は花の種類に ④フラワーシャワー作り よって異なる。また、ハサミで ⑤カード作り 切るか手で折るか異なるので、 わからない時は質問する。 設定課題:効率よく作業をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①店内外清掃 ・ラッピングをするとき、鉢とラ ②店内外水やり ッピング用紙の間に、隙間がで ③仏壇用花束作り きないように気を付ける。 ④ラッピング 設定課題:素早く作業をこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・水揚げで、手で折る花かハサミ ①店外清掃 で切る花かわからなくなった。 ②切花の水揚げ作業 ・効率良く作業ができたから与え ③店内外水やり られた仕事を早めに終わらせ ④オアシス詰め ることができた。 ⑤棚卸し - 155 - 勤務時間:9:00~18:30 指導者のコメント 勤務時間:6:30~16:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:15 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/25 (火) 9/26 (水) 修 日 報 設定課題:自分で出来る仕事を見つける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①店内清掃 ・会社では挨拶が大切。何回すれ ②ビニールはがし 違っても「お疲れ様」を言う。 ③商品の値札付け・陳列 ・1人の失敗は会社全体の失敗だ ④店内外水やり から、失敗をしないようにす ⑤ラミネーター る。 ⑥ラッピング 設定課題:今まで学んだことを活かして仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・水やりは、花や土の状態をみな ①店内清掃 がら花にあった量の水をあげ ②切花の水揚げ作業 なければいけないから大変だ ③店内外水やり った。 ④ラッピング ・フラワーアレンジメントは、花 ⑤カード作り を挿す角度によって見え方が ⑥フラワーアレンジメント 変わる。 ⑦棚卸し - 156 - 勤務時間:9:30~18:15 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花き部 花メイト 経営情報学科 1年 12M112 渡辺 麻実 お客様の笑顔を求めて 私は、富山テレビ事業株式会社花メイトで 7 日間、インターンシップ研修をさせていただきました。こ の就業体験での目的は、働く上で大事なことはどのようなことか、また、仕事の大変さや厳しさを知ること としました。そのテーマをもとに今回の研修結果を報告します。 花メイトはたくさんの種類の植物を扱う花屋さんで、観葉植物の販売から切花の販売をしています。他に もフラワーアレンジやネットワークを使った花の販売などもしています。 私は、主に店内外の水やり、オンラインでの受発注、寄せ鉢作り、ラッピング作業などを体験させていた だきました。店内外の水やりは、たくさんの植物全てに毎日水をやらなくてはならなく、水のやり忘れがな いかなどにも気をつける必要がありました。外の植物は、気温が高く、日差し強い日には、午前、午後と水 やりをする機会が多々ありました。オンラインでの受発注は、花メイトから届けることが出来ない花や県外 の花をお客様に届けるために、フラワーネットというもの使って受発注をしました。コンピュータでお客様 の名前や個人情報を打ち込む作業ということで、従業員の方から慎重に扱うようにとの指摘をいただき、責 任感をもって作業することの大切さを実感しました。寄せ鉢とは、様々な鉢植えを組み合わせてカゴや箱に 入れて贈り物などによく利用されるものをいいます。その寄せ鉢を作らせていただき、花の色などのバラン スを考えるのは難しいと感じました。ラッピング作業では観葉植物のラッピングをさせていただきました。 私は、就業体験を通し、どのような仕事にも、丁寧かつ迅速に作業をすることが大切だと思いました。な ぜならラッピング作業をする際にお客様を待たせてしまうことがあったからです。丁寧にラッピングしたも のを、お客様に渡そうという気持ちで時間をかけて行っていましたが、仕事を丁寧にするだけではお客様の ことを第一に考えていなかったことになると思います。 仕事には丁寧さは必要だと思いますがそれだけでは お客様に満足をしていただくのは難しいです。従業員の方のお客様への対応はとても丁寧かつ迅速であり、 お客様のどのような要望にも応えようとしているように見えました。お客様に満足していただき、お客様も 従業員の方も笑顔だったことが印象に残っています。私自身、作業をしていてもお客様から質問をいただく ことは多くありました。自分で対応できないときのほうが多く、従業員の方にお願いすることがほとんどで した。しかし質問に答えられたときには「ありがとう」と笑顔で言われ、とても嬉しく感じました。この経 験から働くということはお客様の笑顔を求めているのだと実感しました。 最後に就業体験を通して、働くことの大変さや厳しさを学べたと思います。7 日間という短い間でしたが とても勉強になりました。 今回のインターンシップの経験を今後の学生生活や就職活動に活かしていきたい と思います。 - 157 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業 株式会社 花き部 花メイト 研 8/16 (木) 8/17 (金) 8/18 (土) 8/19 (日) 8/21 (火) 設定課題:仕事を知る・覚える 実 習 内 容 ①店内清掃 ②店内外の水やり ③ラッピング作業 ④商品の値札外し ⑤商品棚の清掃 ⑥メッセージカード作成 設定課題:丁寧に仕事を行う 実 習 内 容 ①店内清掃 ②店内外水やり ③切花の水揚げ作業 ④メッセージカード作成 修 渡辺 麻実 日 報 実習生の特記事項 植物の種類によって水をやる量 をかえなければならない。水やり は全ての植物に行う必要がある。 お客様には明るく挨拶をするよ うに心がける。 実習生の特記事項 店外の花には水をたっぷり与え、 天候によって2回の水やりが必 要なときがある。 丁寧に行うことは大切だが、素早 く効率のよい仕事をする。 設定課題:お客様に笑顔で元気よく挨拶する 実 習 内 容 実習生の特記事項 オンライン発注では、個人情報を ①店内清掃 扱うので慎重に取り扱わなければ ②店内外の水やり ならない。間違わないように確認 ③オンライン発注 をする。 ④寄せ鉢作り お客様から質問を受けて、答えら ⑤メッセージカード作成 れなければ社員さんに代わる。 ⑥草むしり 設定課題:1つ1つ丁寧に仕事を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①店内清掃 空いた鉢の容器は回収する。 ②ラッピング作業 ラッピング作業では手間取り、お ③店内外の水やり 客様を待たせてしまった。次から ④メッセージカード作成 は丁寧かつ迅速に仕事に努める ⑤切花の水揚げ作業 ようにしたい。 設定課題:効率よく仕事を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 お客様が要望する花や色を素早 ①店内外の水やり く考えて対応しなければならな ②商品の値札付け い。 ③メッセージカード作成 お客様第一に考える。 ④寄せ鉢作り ⑤ラッピング作業 - 158 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/22 (水) 8/23 (木) 修 日 設定課題:元気に挨拶する 実 習 内 容 ①店内外の水やり ②ラッピング作業 ③オンライン発注 ④寄せ鉢作り ⑤メッセージカードの作成 報 実習生の特記事項 素早く効率よく仕事を行うとき であっても、植物を扱うので丁寧 に行う。 お客様からよい印象をもっても らうためには、お客様の立場に立 って行動することが大切。 設定課題:1つ1つの仕事を思い出し、仕事をやりとげる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①金沢のせりの見学 フラワーアレンジメント体験は、 ②商品の値札付け 花を綺麗に見せるのにバランス ③フラワーアレンジ体験 をとるのが難しかった。 ④店内の水やり 適切に仕事ができた。 - 159 - 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:6:30~15:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県中小企業団体中央会 経営情報学科 1年 12M025 杉本 里 私たちはみんなで生きている 私は、富山県中小企業団体中央会で 5 日間、職業体験をさせていただきました。 私 が 職 業 体 験 で 一 番 印 象 に 残 っ た の は 、 “ 私 た ち は み ん な で 生 き て い る ”と い う こ とです。 みんなで生きるということを 5 日間の就業体験の中で学ぶことができたこのイン ターンシップについて、研修結果を報告します。 富山県中小企業団体中央会は、さまざまな組合の支援や、中小企業の金融・税制 や労働問題などの相談などを行っています。特に私は 5 日間で、組合を支援する現 場をたくさん見学させていただきました。その中でも初めて聞いたのが富審国際事 業組合という中国人労働者の就職支援をする組合です。私の中で組合と言えば漁業 組 合 や 農 業 組 合 な ど の イ メ ー ジ が あ っ た の で 、就 職 に 関 す る 組 合 が あ る こ と を 知 り 、 とても驚きました。 富審国際事業組合では、中国の信用の高い送り出し機関の協力のもと、中国人研 修生の面接から実際に研修に至るまでの指導等を行っています。あまり時間がなか ったので、実際の様子を細かくは見れませんでしたが、担当の西尾さんに床を見て みてと言われ床を見ると、富審国際事業組合の床は大理石でできていました。この 大理石は中国人労働者が製造しているということで、何気ない毎日の中でふと目線 を落とすと、私たちが知らない間に大勢の人が働いている環境があることがわかり ました。 次に、私が就職体験で心に残ったのが、富山市公設地方卸売市場を見学したとき に 市 場 の 現 状 を 聞 い た 時 で し た 。漁 業 組 合 の 方 が 、 「都会の子供の母親は魚のさばき 方を知らないので、焼いたり、煮たりするだけの魚の切り身を買ってくる。その影 響で子供たちは、魚は切り身で泳いでいると思っている。しかし、今は都会だけで なく日本全国で魚のさばき方を知らない消費者が増えているので魚本体も売れず、 販 売 が 困 難 だ 。」 と 話 さ れ ま し た 。 そ こ で 、 今 一 番 改 善 す べ き こ と の 1 つ は 、 女 性 に 限らず、少しでも多くの人が魚をさばけるようにして、魚の消費を増やすことだと 痛感しました。 以上の体験から、私たちは支え合っていることを改めて知りまし た。働きたい人がいる。品物を作る人がいて、それを売る人がおり、また買う人が いる。これらは当たり前のことですが、一つでも欠けるとバランスが取れなくなり ます。このバランスをとるためには、小さなことですが、先程のような魚のさばき 方も大変大事な知識です。 私は当初はこの就業体験で仕事の大変さと、その仕事にはどのような知識が必要 か等を知ることを目的として参加しましたが、私は仕事の大変さを知る前に、仕事 の仕組みと共に自分一人で毎日が動いているわけではないことを強く知らされまし た。 今回の就業体験は得難い機会になりましたので、今後はこれらの経験を生かして 就職活動や、将来の仕事に活かしていきたいと思います。 - 160 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県中小企業団体中央会 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 杉本 里 修 日 報 設定課題:挨拶、名刺作成、データ入力 実 習 内 容 実習生の特記事項 名刺交換の練習をしっかりして ①オリエンテーション おけばよかった。 ②関係機関回り、挨拶 大きな声であいさつすればよか ③名刺、名札作成 った。 ④労働事情実態調査回答企業 データ入力作業 設定課題:組合巡回同行、Web作成セミナー補助 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①組合巡回同行(富山市公設地 中央会が支援する組合にたくさ んまわり、今一番困っている漁業 方卸売場の組合) の問題を学んだ。 ②データ入力作業続き ③WEB作成セミナーの配布資料 、名簿作成準備 設定課題:データ入力続き、Web作成セミナー補助 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①データ入力 データ入力を、予想以上に早く終 ②協同組合富山県ハイウェイ えることが出来た。 サービスセンターとの話し また、WEB作成セミナーでは、受 合い 付や受講者にパソコンについて ③WEB作成セミナーの運営補助 少しだが、教えることが出来た。 設定課題:中央会が支援する組合の見学 実 習 内 容 実習生の特記事項 中央会が支援するさまざまな組 ①富山市指定管理施設視察 合を見学した。私は、組合と言え ②富山ハイテクミニ団地 ば農業組合等を予想していたけ ③富審国際事業組合 ど、中国人労働者の支援をする組 ④富山問屋センター 合があることを学んだ。 ⑤とやまインキュベータオフ ィス 設定課題:中小企業合同説明会の補助 実 習 内 容 実習生の特記事項 富山県庁に行き、県庁の役割を少 ①富山県庁訪問 富工まちづくり課、労働雇用 し学んだ。 課 定年を迎えた方への労働支援に ②中小企業合同説明会補助 ついてが印象に残った。 - 161 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 本会の業務について積極的に 理解しようとする姿勢が伺え た。調査入力作業を適切に行っ ていた 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 卸売市場内の組合を訪問し、市 場の役割について理解を深め た。 また、データ入力については熱 心に行っていた。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント こちらの想定より早く、データ 入力作業を終えることが出来 ました。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 創業者等を支援する施設見学 を行い、中小企業の現場の理解 を深め、中小企業支援の仕組み を理解した。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 就職合同説明会を見学、来春卒 業の学生の就活を直接見たこ とから、来年の就職活動に生か せるように頑張ってください Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 経営情報学科 1年 12M011 奥野 綾菜 心をつなげるコミュニケーション 私は、株式会社まちづくりとやまで、10日間のインターンシップを体験させてい ただきました。このインターンシップには、社会で働く上での意識の持ち方や、地域 と密接した活動について知るということをテーマにし、参加させていただきました。 このテーマをもとに、今回の研修の結果を報告します。 株式会社まちづくりとやまでは、フォルツァ総曲輪という映画館で仕事を体験させ ていただきました。フォルツァ総曲輪とは、その名の通り総曲輪にある、小さな映画 館です。スタッフの方々がお客様の意見も交えながら選出した、ミニシアターならで はの作品を毎日上映しています。その他に、貸し出し可能なライブホールやお客様と スタッフさんがコミュニケーションをとることができるカフェもあります。また、ス コーラ・フォルツァという多様な講座を開設するなど、さまざまな面で、地域の交流 機能の回復を目的に、地元に根付いた活動を行っています。 フォルツァでは、映画館の清掃、パンフレットの配布、データの打ち込みなどの仕 事を体験しました。映画館の清掃では、176席もの椅子をひとつひとつ磨いていか なければなりません。腕や腰が痛くなるような地道な作業を毎日行っているスタッフ の方々に、お客様を大切にする姿勢を感じることができました。パンフレットの配布 では、フォルツァの上映スケジュール等が記載されたパンフレットを実際に街に出て 配布してきました。地図を見ながら周辺のお店を訪れ、数十部ずつパンフレットを店 頭に置いてもらうようにお願いします。地域の皆さまと顔を合わせたり会話をしたり することができ、このような手作業が、店と店、人と人との絆を深め、心をつなげる の だ と 思 い ま し た 。デ ー タ の 打 ち 込 み で は 、映 画 館 の 売 上 や 動 員 数 、上 映 期 間 な ど を 、 Excel に 打 ち 込 ん で い き ま し た 。す べ て 大 切 な デ ー タ で あ る た め 、正 確 に 記 録 す る こ と を心がけると共に、素早く効率的に仕事を進めるにはどうしたら良いかを考えながら 作業を行いました。 これらの仕事を体験させていただく上で、スタッフの方々の人柄が、大きく印象に 残りました。映画館の清掃は地道で根気のいる作業でしたが、途中でスタッフの方が 会 話 を 交 え て く だ さ っ た り 、「 大 変 た け ど 頑 張 ろ う ね 」 と 励 ま し て く だ さ っ た こ と で 、 毎日やり遂げることが出来ました。その他の仕事でも、スタッフの方々の優しく、楽 しい言葉に元気づけられました。 仕事を通して、フォルツァ総曲輪のスタッフの方々と多く関わることができ、あた たかい会話を通し、スタッフの方々も含め、私はフォルツァ総曲輪が大好きになりま した。カフェや映画館業務でも、お客様とスタッフの方々との間にたくさん笑顔が生 まれており、きっと、このようなあたたかさが、お客様にも伝わっているのだと感じ ました。良い人間関係は、良い会社を作るのだと思います。私も、仕事をしっかりと こなしながらも、従業員同士のコミュニケーションを大切にした社会人になりたいと 思いました。従業員同士の心がつながることで、仕事のモチベーションの向上や、よ りお客様と密接した企業を作ることができると思います。 この10日間で学んだ多くのことを胸に刻み、これからの学生生活に取り組むと共 に、間近に迫った就職へと繋げていきたいです。 - 162 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 研 8/20 (水) 8/21 (火) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (土) 8/27 (月) 奥野 綾菜 修 日 報 設定課題:体験先の雰囲気を掴む 実 習 内 容 実習生の特記事項 まちづくりとやま様の取り組み ①オリエンテーション について知識を得ることができ ②散歩 た。西町を実際に歩いてすてきだ ③質疑応答 なと思った 設定課題:職員の方々とのコミュニケーションをとる 実 習 内 容 実習生の特記事項 掃除が大変だった。 ①掃除 ②映画館での案内 お客様への気配りを学んだ ③映画を観る ④ポップづくり 設定課題:効率の良い作業を心がける 実 習 内 容 実習生の特記事項 たくさんの人に出会い、自分の中 ①清掃 の引き出しを増やす ②作業 ③映画 設定課題:お客様とのコミュニケーションをとる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①掃除 あいさつの大切さを学んだ ②作業 ③映画 ④もぎり 設定課題:同年代の人々のプレゼンから良い部分を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①そうじ まちづくりコンペティションを ②作業 聴きに行った。さまざまなプレゼ ③まちづくりコンペティショ ンを見ることができた。 ン 設定課題:丁寧な作業、効率の良い作業を心がける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ダイレクトメールはお客様の手 ①掃除 ②映画の受け付け に渡るので、丁寧な作業を心がけ ③作業 た。 設定課題:街の人々との交流を通し、地域について考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①掃除 映画のパンフレットの配布を行 ②作業 った。街の人々とコミュニケーシ ③映画 ョンを取ることができた。 ④配布 - 163 - 勤務時間:10:00~15:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/28 (火) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:インパクトのあるポップをつくる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①掃除 ポップづくりが楽しかった。映画 ②作業 の特徴をよりアピールできるよ ③映画 うに心がけた。 設定課題:明確なプレゼンを行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①掃除 映画館最終日だった。集客に関す ②映画 るプレゼンを行い、地域活性化に ③プレゼン ついて考えた。 設定課題:お世話になった皆さんに感謝する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①レポート作成 10日間を振り返るレポートを ②レポート発表 作成し、発表した。 - 164 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~14:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)まちづくりとやま 経営情報学科 1年 12M091 長谷川玲美 自分の引き出しを増やすこと 私 は 、 1 0 日 間 の 間 、 (株 )ま ち づ く り と や ま が 管 理 す る フ ォ ル ツ ァ 総 曲 輪 で イ ン タ ー ン シ ッ プ を さ せ て い た だ き ま し た 。 こ の イ ン タ ー ン シ ッ プ で は 、「 街 の 活 性 化 に つ い て 考 え ること」をテーマに掲げ、研修に取り組みました。 フ ォ ル ツ ア 総 曲 輪 と は 、総 曲 輪 通 り に あ る 、誰 も が 入 れ る 市 民 の た め の シ ネ マ ホ ー ル ・ ラ イ ブ ホ ー ル や 、LIVE・演 劇・ダ ン ス・自 主 上 映 会・会 議・セ ミ ナ ー・シ ン ポ ジ ウ ム な ど が 行 え る ホ ー ル 、会 議 室 を 貸 し て い る と こ ろ で す 。ま た 、ミ ニ シ ア タ ー 系 の 映 画 を 中 心 に 、 地 方 で は 観 る こ と が で き な い 、良 質 な 作 品 を 毎 日 上 映 し て い ま す 。街 の 機 能 の 一 部 で あ る 文 化 ・ 教 養 ・ 交 流 機 能 の 回 復 を 事 業 の 目 的 に 、 街 に 来 る 人 や 住 む 人 に と っ て 、「 楽 し く 、 魅力的で賑わいのある街」をめざして活動しているそうです。 研修内容は主に、掃除・接客・事務的な仕事など、幅広く体験させていただきました。 掃 除 は 、特 に よ く 利 用 さ れ る シ ネ マ ホ ー ル の 、椅 子 1 7 6 席 を 一 つ ひ と つ て い ね い に 拭 き ま し た 。清 掃 は ふ つ う ど こ で も 当 た り 前 に す る こ と で す が 、と て も 大 切 だ と い う こ と を 学 び ま し た 。ど ん な に 良 い と こ ろ で も 不 潔 だ と 嫌 な 気 分 に な る し 、逆 に キ レ イ だ と い い 気 分 に な り ま す 。汚 い と 、そ れ が 理 由 で も う 利 用 し な い と い う 人 も い る か も し れ ま せ ん 。そ の ために、朝いちばんにする掃除はとても念入りに行いました。 接 客 の 仕 事 は 、主 に 受 付・チ ケ ッ ト も ぎ り・挨 拶 で す 。ど の 仕 事 も お 客 様 の こ と を 一 番 に 考 え る こ と が 大 切 だ と わ か り ま し た 。困 っ て お ら れ る 方 に は 自 ら 話 し か け 、お 客 様 の 目 線 に な っ て 行 動 す る よ う に 心 が け ま し た 。ま た 、言 葉 遣 い に も 気 を つ け 、敬 語 を し っ か り 話 す よ う に し ま し た 。研 修 中 、た ま に 話 か け て く だ さ る 方 が お ら れ 、す ご く あ た た か い 気 持 ち に な り ま し た 。次 に 、事 務 的 な 仕 事 で は 、書 類 に シ ー ル を 貼 り 、シ ア タ ー ガ イ ド を 郵 送 す る た め の 作 業 を し ま し た 。た く さ ん の 枚 数 を 郵 送 す る た め 、気 が 遠 く な る ほ ど の 作 業 で し た 。4 人 で 作 業 し た の で す が 、と て も 時 間 が か か り ま し た 。他 に も 、近 辺 の 店 に シ ア タ ー ガ イ ド を 配 布 し に 行 き ま し た 。暑 い な か 数 百 枚 の シ ア タ ー ガ イ ド を 配 布 す る の は つ ら か っ た で す 。ま た 、映 画 に つ い て 研 修 生 同 士 で 話 し 合 い を し ま し た 。こ の 映 画 は ど ん な 年 齢 の 人 が 観 る の か な ど 対 象 を 考 え 、ど う す れ ば た く さ ん の 人 が 観 に 来 て く れ る か な ど を 話 し 合 い ま し た 。他 に も 、イ ベ ン ト の ポ ッ プ を 作 っ た り 、映 画 監 督 が 来 ら れ て 話 を 聞 い た り と、楽しいこともたくさんありました。 今 回 フ ォ ル ツ ァ 総 曲 輪 で イ ン タ ー ン シ ッ プ を さ せ て い た だ い て 、た く さ ん の こ と を 学 ぶ こ と が で き ま し た 。初 め は 、フ ォ ル ツ ァ 総 曲 輪 の 場 所 も あ ま り 知 ら な か っ た の で す が 、イ ン タ ー ン シ ッ プ を 通 し て 、こ こ は 良 い と こ ろ で 、お し ゃ れ で 、と て も す ば ら し い 空 間 だ と い う こ と が わ か り ま し た 。ま た 、私 も こ れ か ら た く さ ん 利 用 し よ う と 思 い ま し た 。そ し て 、 い ろ い ろ な 人 に フ ォ ル ツ ァ 総 曲 輪 を 知 っ て も ら う こ と で 利 用 者 が 増 え れ ば 、街 の に ぎ わ い も 高 ま る と 思 い ま し た 。研 修 中 、指 導 し て く だ さ っ た 方 か ら「 映 画 は 自 由 で 、ど ん な こ と で も で き る 。 で も 普 段 は そ ん な 訳 に は い か な い か ら 、 今 で き る こ と を 精 一 杯 す る こ と 。」 そして、 「 い ろ ん な 人 と 出 会 っ て 自 分 の 引 き 出 し を 増 や す こ と が 大 切 だ 。」と 話 さ れ た こ と が と て も 印 象 に 残 っ て い ま す 。 ま た 、「 自 分 の 学 ん だ こ と も 実 践 し な け れ ば 何 も 意 味 は な い 。」 と い う こ と も 教 わ り ま し た 。 こ の こ と か ら 自 分 に で き る こ と や や り た い こ と に は 夢 中 に な っ て 頑 張 る こ と を 決 意 し ま し た 。こ の 教 え を 今 後 の 学 生 生 活 に 活 か し て き た い と 思 います。 - 165 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)まちづくりとやま 長谷川 玲美 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (日) 8/27 (月) 修 日 報 設定課題:たくさん質問する 勤務時間:10:00~15:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 散歩は色々な場所が知れてよか この機会にいろいろ経験して ① オリエンテーション った。 将来に役立ててほしい。 ② 散歩 ③ 質問タイム 設定課題:掃除をしっかりする 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除・接客 掃除は大切。映画を診る対象を考 ② 映画鑑賞 える。分かりやすいポップを作 ③ 感想文 る。 ④ ポップづくり 設定課題:作業をできるだけ手早くする 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 いつもの細かい作業は、何人でし ② DVD鑑賞 ているのか気になった。 ③ 感想文 ④ 作業 設定課題:授業で習ったことを活かす 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除・作業 Excelを使った作業をした。掃除 ② DVD鑑賞 が前よりすばやくできるように ③ 講演会 なった。 ④ シアターガイド配付 設定課題:お客様のことを考えて働く 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 まちづくりコンペティションは ② 市民プラザ とてもいい話ばかりだった。 ③ ホールの準備 ④ 作業 設定課題:見やすいポップをつくる 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除・接客 ② ポップづくり 設定課題:丁寧に仕事を行う 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 作業はひとつひとつていねいに ② DVD鑑賞 する。映写の仕事は一人で行う。 ③ 作業 ④ シアターガイド配付 - 166 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/28 (火) 8/30 (木) 8/31 (金) 修 日 報 設定課題:掃除をしっかり行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 掃除・作業 Excelを使った。 ② DVD鑑賞 ③ 感想文・作業 設定課題:話し合いで自分の意見を言う! 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 掃除 学生がフォルツァに来るように ② DVD鑑賞 するにはどうしたらいいか考え ③ 話し合い・発表 る。 設定課題:みんなの話を聞く! 実 習 内 容 実習生の特記事項 みんなの話が聞けて良かった。 ① レポートづくり ② 発表 - 167 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~13:00 指導者のコメント 実習を通して色々なことを感 じていただけたと思います。こ の経験をいかして、将来につな げていってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社エコロの森 経営情報学科1年 12M012 加藤 集 お客様との適切な距離感 私は、(株)エコロの森で就業体験をさせていただきました。エコロの森は、地域の自然環境に 負荷を与えず、地域の自然や歴史、文化を感じながら地域の発展にもつながるという「エコツー リズム」という旅やツアーを提供している企業です。 私は、これまでのアルバイト経験から、どのような業種においてもお客様との適切な距離感と いうものが大切であると考えています。また、その適切な距離感は業種によって異なり、その距 離感を明確にできるならば、お客様が求めているサービスに適切に対応できるのではないかと思 います。私は、今回の研修では旅行業におけるお客様との適切な距離感を明確にすることを目標 とし、インターンシップに臨みました。 一日目は「富山市南商工会」の研修会(地域資源調査)のお手伝いをさせていただきました。 研修会の内容は「ジップラインアドベンチャー立山の体験」と「森林セラピーの体験」というも のでした。商工会の研修会ということで観光が目的ではないためどのような雰囲気で研修会が行 われるのか想定できなかったのですが、一つ目の「ジップラインアドベンチャー立山の体験」が 始まると参加者の皆さんは和気あいあいとイベントを体験しておられました。私も皆さんの楽し げな雰囲気を壊さぬように出来るだけ近い距離間で皆さんに接しようと思いました。しかし現実 は簡単にはいきませんでした。三、四十歳と年齢が離れた方と会話をかわすということはとても 難しいことでした。その結果、私は参加者の皆さんとうまくコミュニケーションをとることが出 来ませんでした。悔しい気持ちのまま午後の部をむかえました。しかし、どうも体調が悪く、悪 寒がしたため体温を計ると 39 度近い高熱で午後の部は参加出来ませんでした。本当に申し訳な さと情けなさでいっぱいでした。そして満足いく仕事が出来ないまま、一日目は終わってしまい ました。二日目もまだ熱が下がらずお休みをいただきました。このことから、体調管理が出来る ということも社会人には必ず必要になる要因であるということを実感しました。 三日目はブログの原稿作成とツアーのチラシの作成というデスクワーク中心の仕事内容でし た。ブログは親しみやすく読み手を楽しませるような文章の構成に、チラシは親しみやすさとお 客様に対する誠意、真面目さを伝えられるような文章の構成にする必要があります。チラシの作 成では日本語文章処理演習で覚えた word がとても役に立ちました。 四日目、五日目はエコロの森が協賛している石井スポーツグループ、立山黒部アルペンルート、 富山県の合同主催の立山フェスタというイベントのスタッフとして仕事をしました。主な仕事内 容はお客様の誘導、チラシの配布などでした。老若男女様々な来場者の方がおられ、接する人に よって適切な距離感を見極めながら、出来る限りのお手伝いをさせていただくことで、接客に対 する経験が豊富になり自信に繫がりました。 今回のインターンシップではお客様との適切な距離感を明確にすることを目標に臨みました が、お客様との距離感は同じサービスの内容でも一人ひとり異なってくるものであると感じまし た。また、お客様にあった距離感を見極めるのには経験が第一だと感じました。このことから、 接客にはゴールがなく働いている間は常に高みを目指していく必要があることを実感しました。 これからもお客様との適切な距離感を意識しながらアルバイトなど普段の生活を送り、自分の強 みをさらに伸ばしていきたいと思います。 - 168 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社エコロの森 加藤 集 研 9/4 (火) 9/5 (水) 9/6 (木) 9/7 (金) 9/8 (土) 修 日 報 設定課題:ジップライン立山の体験、参加者の補助 勤務時間:8:30~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 体調不良で大変そうでしたが、 ① ジップライン立山の体験、 高熱で午後からの部に参加でき 参加者の補助 ませんでした。今後は体調管理に 体調も務めてくれました。 も気を配りたい。 設定課題: 勤務時間: 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 高熱で休暇をいただきました。 設定課題:効率よく仕事を進める。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 4日のブログの原稿作成 Ward、Excelは社会では出来て当 ② チラシの作成 たり前なスキルだと実感した。 設定課題:気持ちのよいあいさつと笑顔。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 立山フェスティバルでの受 あいさつを忘れているときが数 付 回あった。 設定課題:気持ちのよいあいさつと笑顔。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 立山フェスティバルでの来 あいさつも笑顔も忘れずにでき 場者の誘導 た。 ② テント設営の補助 - 169 - 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 本日はオフィスワーク中心で すが、PC作業を効率よくでき るのも重要です。ブログありが とうございました。 勤務時間:7:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:7:30~16:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社エコロの森 経営情報学科1年 12M077 高口 舞 人と人とをつなげる仕事 私は、株式会社エコロの森で5日間就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、 「社会人としての自主性を磨き、働くことの大変さや重要さを学ぶ」でした。 今回の就業体験ではさまざまなお仕事を体験させていただくことができました。まず初日に体験させて いただけたのが、DM 作成です。旅行のパンフレットをお客様に送るために住所や宛名を手書きで書くと いう作業でした。この作業をして気づいたことは、事務関係のお仕事をしていくためには字が綺麗なほう がお客様は見やすく、また会社に対して良い印象をもたれるということです。綺麗かつ丁寧に字を書くと いう今後の自分の課題が見つかりました。 次に、後日行われる旅行先の下見に同行させていただきました。今回は八尾へ行きました。自分の知ら なかった場所や富山の素晴らしい景色を見ることができとても感動しました。 二日目は宛名書きをし、そのあと大山農村交流センターにて「新ジャンルの来訪者獲得に向けた調査研 究と活力のある地域づくり」という会議に参加させていただきました。緊張感のある会議でした。今まで 私が経験してきた会議とは違い、意見交換や質疑応答など、活発であり、会議の進行も大変スムーズでし た。また、会議での資料作り、発表なども今後の参考になることがたくさんあり、簡潔にまとめられ勉強 になりました。 三日目は県庁に行き、観光課でのお仕事を見学させていただきました。観光課の社員の方と重要な契約 やツアーの準備の打ち合わせを見学させていただきました。ツアーは当日よりもツアーまでの準備のほう が長いことがわかりました。ツアーの細かいところまで決めており、旅行業の大変さや忙しさがわかりま した。それだけでなく、県庁で働いている方々のお仕事も見学することができ、とても参考になりました。 四日目は朝日町で福島震災復興支援の親子リフレッシュ企画、「福島の子ども保養プロジェクト in TOYAMA」のボランティアに参加させていただきました。福島の子どもやいろいろなボランティアの方々 とお話しすることができとても楽しい一日でした。また、福島から来られた家族の方々も海水浴をとても 楽しんでおられ、見ていてとても嬉しくなりました。 最終日は、南砺市で「南砺六星ツアー」をツアー参加者として参加させていただきました。爆陶を体験 したり城端曳山会館を見学させていただいたりし、楽しみながら研修をさせていただきました。 旅行業という仕事はツアーを行う職業だけではなく、そこには、人と人をつなぐことや、新しいつなが りを作ることもあると思いました。私にとってこのたびの体験は、充実し、実りある五日間でした。 - 170 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 エコロの森 高口 舞 研 8/7 (火) 設定課題: 実 習 内 容 ①DM作成 ②おつかい ③ツアーの下見 8/8 (水) 設定課題: 実 習 内 容 ① 宛名書き ② 大山農村交流センターにて 聴講 8/9 (木) 設定課題: 実 習 内 容 ① 県庁でお仕事を見学 ② DM作成 ③ おつかい 8/10 (金) 設定課題: 実 習 内 容 ① 朝日町にて福島のご家族 の体験学習受け入れのお 手伝い 8/11 (土) 設定課題: 実 習 内 容 ① 「クマと南砺六星ツアー」 を体験 修 日 報 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前はDM作成などの事務の仕事 初日で緊張しているところい をし、午後からはお客様の依頼の ろいろ来客もあり、とまどった 仕事内容を聞くことができた。ま かもしれませんが、仕事の内容 を理解することができたと思 た、ツアーの下見に八尾へ行っ います。 た。 勤務時間:12:30~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 社内で、宛名書きをしました。事 会議での資料作り、発表など、 務関係の仕事をするには字がき 参考になることがいろいろあ れいなほうが良いことがわかっ ったと思います。 た。次に会議を聴講した。 勤務時間:9:50~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中は県庁に行き、県庁内での 今日は県庁で重要な契約もあ 契約関係の仕事を見学した。午後 り多忙な日でしたね。ツアー当 からはDM作成をした。 日以外の準備のほうが長いの で、そういうとこも見ていただ けたと思います。 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 実際現場でのお仕事だった。福島 から来られたご家族の方々のお 手伝いをした。みなさん海水浴を 楽しんでおられてとても嬉しか った。 勤務時間:12:30~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 一般の方が企画されたツアーに 参加した。南砺市に行き、今まで 知らなかったことがたくさんわ かりとても楽しかった。 - 171 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水ケーブルネットワーク株式会社 経営情報学科1年 12M027 住吉咲弥 制作者の立場になって 私は、射水ケーブネットワークで5日間職場体験をさせていただきました。参加動機はインターンシッ プに参加することで、学校では学ぶことのできない礼儀や規則を学びたいと思ったからです。 研修中、私が一番心に残ったことは、制作課で制作者という立場を体験できたということです。私たち は、普段視聴者という立場ですが、制作者になってみることで、視聴者には感じることができない、大変 さや苦労を知ることができました。 研修中最初の3日間は、DVD 作成のために撮影をし、取材原稿を作成しました。初めてカメラを触っ た時は、とても不思議な感覚でした。自分で撮影したものを見るということは、楽しみでもあり不安でも あり喜びでもありました。カメラの操作には明るさの調整やピントのずれなど、難しいことがたくさんあ りました。また、取材原稿を制作するにあたって大切なことは、起承転結を明確にすることと教わりまし た。撮影する前に取材原稿を作成しましたが、やはり簡単にはできませんでした。取材原稿は視聴者に何 を伝えたいのか明確にするということが大切だと分かりました。最初の3日間はほとんど制作課の仕事を 体験し、実際の取材現場を見学もすることができました。カメラでの撮影は、やはり風景を撮影するより も人を撮影する方が難しいことがよく分かりました。ラジオ放送の見学では、無料で聞けるラジオと有料 で聞けるラジオがあることを教わりました。特に、無料のラジオは誰でも簡単に聞くことができるので規 制が厳しいことも知りました。 今回の研修では制作課だけでなく、技術課や営業課など他の課の仕事も体験しました。営業課では、加 入者を増やすためにビラ配りをしました。ケーブルテレビでは、どんなにいい作品を作っても、加入者が いないと意味がありません。そういった意味で営業課はとても重要な仕事をしているということも分かり ました。技術課では、ケーブルテレビを放送するにあたって大切な機器について教えていただきました。 普段見る事ができない機器を見る事ができ、貴重な体験となりました。 最終日には、ケーブルネットワークのサポートセンターで、どのようなサポートを行っているか教わり ました。ここには、サービス機器というものがあり、お客様にとってより良い条件で品を提供している所 であると分かりました。 この5日間で私はとても大切なことをたくさん学びました。普段は自分のために勉強している生活です が、誰かのために仕事をすることがこんなに大変なことなのかと実感することができました。また、視聴 者から制作者へと立場が変わると、視点や考え方もいろいろ変わってくることがよく分かり、とても貴重 な研修だったと思います。このインターンシップで学んだことを今後の学生生活に活かしていきたいと思 います。 - 172 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水ケーブルネットワーク (株) 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 住吉 咲弥 修 日 報 設定課題:取材原稿を完成させる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①コミュニティ放送機器の説 初めてカメラに触れてみました が、明るさの調整やピントのずれ 明 など思った以上に操作が難しか ②取材機器の説明 ③取材原稿作成 ったです。 設定課題:現場で撮影を体験する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①海王丸パークで撮影 現場で撮影をすることで撮影者 ②原稿編集 側という立場の気持ちを知るこ とができました。 設定課題:取材アシスタント体験 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 小杉auショップのCM撮影 今日は実際の取材の見学をし、ラ ① 取材原稿編集 ジオ放送の実態を見る事ができ ② 取材アシスタント ました。 ③ ラジオ放送見学 設定課題:営業課の仕事に携わる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ビラ配り どんなにいい作品であっても加 ② 業務作業 入者がいないと意味がないとい うことで、営業課の重要さを知る ことができました。 設定課題:サービス機器を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 技術課の仕事の見学 ケーブルを見るにあたっての大 ② 射水ケーブルのサービス機 切な機器を外で見学や、サービス 器の説明 機器の説明をしてもらいました。 - 173 - 勤務時間:8:40~17:00 指導者のコメント 明日はいよいよ現場で撮影で すね。がんばって下さい。 勤務時間:8:40~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:40~17:00 指導者のコメント 1日お疲れ様でした。現場で学 べたことはありましたか?明 日からの研修も頑張って下さ い。 勤務時間:8:40~17:00 指導者のコメント 勤務時間:8:40~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社射水ケーブルネットワーク 経営情報学科1年 12M056 吉野 佑 見えない人の笑顔のために頑張る姿勢 私は射水ケーブルネットワークで五日間就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテー マは、マスコミ系の仕事は何を大切にしているのか、製作者側はどういう気持ちで番組を作っているのか、 契約者様とはどういう関係を保っているのかなど、マスコミ業の基本的な姿勢を学ぶことでした。また、 社会での基本的なマナーを少しでも向上させることを目標に、この五日間に挑みました。 研修中は最初に取材・原稿作成・編集を体験しました。原稿作成では言葉を正確に使う必要があり、見 ている人をどう楽しませるのか、どうやって興味を沸かせるかなどいろいろ考えて作成することを教わり ました。また、取材は思っていたより大変で、猛暑の中でたくさんの場面を撮影しました。撮影では、視 聴者を引き寄せる映像を撮るよう努力しましたが、大変難しかったです。編集では見ている人が「飽きな い」 、 「退屈しない」番組を作らなければならないため、場面と場面をどううまく編集するかが大変でした。 従業員の方はこの三つの作業をすべて一人で行います。実際の取材現場に付き添いで行きましたが、情報 収集も撮影もすべて一人でやっておられました。私は射水ケーブルネットワークが放送しているコミュニ ティチャンネルを見たときがありますが、番組がしっかりできていて面白いものばかりでした。従業員の 方は「一人ですべてやることは大変だけどやりがいがあって楽しい」と笑顔でおっしゃっていました。 ラジオ局の見学ではラジオ機器についてと、有料放送と誰でも聞ける無料放送の違いについて学べまし た。無料放送は誰でも周波数を合わせてしまえば聞けてしまうものなので、言葉などの規則が厳しいとい うことを知りました。ほかには技術科、営業課も体験しました。技術科では、どういう機械をつたって家 のテレビまで届くのかということを学びました。機械の中には、ちょっとした雷で壊れてしまう機械もあ ってとても管理が大変そうだと思いました。営業課では下村地区でのビラ配りをしました。ケーブルテレ ビはスポンサーで成り立つ民放と違い、加入者がいないと作った番組を見ていただくことができません。 従って、一軒一軒ビラ配りをし、玄関先で「どうですか?」と笑顔で加入を勧める営業活動が必要である と教わりました。 この就業体験で学んだ大切なことは、 「見えない人の笑顔のためにがんばる姿勢」ということです。人 のために何か仕事をするということは、すごく大変なことで、難しいことです。射水ケーブルネットワー クの従業員の方は、見えないお客様のために積極的にいい番組を作ろう、または、多くの人に見てもらお うという姿勢で頑張っておられました。たとえ誰が見ているのか分からなくても良い反響が返ってくるよ うに何事にも一生懸命取組まれていました。この教訓を今後の学生生活に活かし、自分のためだけでなく 見えない人の笑顔や社会のためにも頑張る姿勢を持ちたいと思います。 - 174 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水ケーブルネットワーク(株) 研 8/10 (水) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 吉野 修 日 報 設定課題:取材機器のことを学ぼう。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① コミュニティ放送・放送機 放送機器、取材機器、編集機器は 複雑だったが、扱い方など学べて 器の説明 よかった。 ② 取材機器説明 ③ 編集機練習 ④ 取材原稿作成 設定課題:海王丸の紹介ビデオを作る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 取材 猛暑の中でも何時間も撮影して ② 自主制作番組の制作 いるカメラマンの仕事ぶりに感 動した。 設定課題:取材のフォロー、自主番組制作 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海王丸にて取材 撮影現場はとても緊迫した空気 で撮影場所の取り合いだった。ラ ② 大門庁舎で取材補助 ジオの仕事のことも学べたので ③ FMいみずにて機器の説明 ④ 自主制作番組仕上げ よかった。 設定課題:営業部、業務課の仕組みを知ろう。 実 習 内 容 実習生の特記事項 どんなにいい番組を作っても加 ① ビラ配り 入者がいないとみてくれる人も ② 資料分けの作業 いないので、一軒一軒ビラ配りし ていくのも大変だが、とても重要 だと思った。 設定課題:ケーブルテレビがどうやって家に届くか学ぼう。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ケーブルテレビの仕組みの 増電気やヘッドエンドなど難し 説明 い機械類がでできた。機器はとて ② 増電気、ヘッドエンドの見 もデリケートで管理などがとて 学 も大変そうだった。 ③ インターネット速度体験 ④ 折り込み - 175 - 佑 勤務時間:8:40~17:40 指導者のコメント 明日はいよいよ現場での撮影 ですね。頑張ってください。 勤務時間:8:40~17:40 指導者のコメント 勤務時間:8:40~17:20 指導者のコメント 一日お疲れ様でした。現場での ことを今後に生かしていただ けると嬉しいです。明日からの 研修も頑張ってください。 勤務時間:8:40~17:40 指導者のコメント 勤務時間:8:40~17:40 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: (公財)伏木富山港・海王丸財団 経営情報学科 1年 12M044 端 結衣 人に教えることで自分の理解が深まる 私は、6 日間インターンシップで様々な体験をさせていただきました。海王丸の仕事は主に海事課と総務課の 2 つに分かれています。 海事課は帆船海王丸に携わる仕事で、総務課は海王丸パーク内の業務でした。6 日間の間に両方の業務を体験 しました。 1 日目は主に総務課・海事課についてのお話でした。海王丸の歴史について学んだり、海王丸の見学、パーク 内の説明でした。 2 日目は、総務課の業務で、パーク内の清掃などで、炎天下の中だったのでとても大変でした。 3 日目からは海事課の業務で、海洋教室に向けての説明や、実際に海洋教室で子ども達に学んだことを教えた り、船体整備作業や、実際にメインマストを登ったりなど普段できないような体験をたくさんさせていただきま した。海洋教室で、子ども達に教えるのは見ている以上にとても大変でした。 この日に学んだことは私にとって大変大きな気付きになりました。つまり、社員の方に「人に教えるためには、 自分が 120%しっかり理解していないといけない」と言われた意味が自分自身の体験としてわかったことです。 加えて、人に教えることにより、自分の理解と経験が相当深まることも、今回の実習で身をもって経験しました。 6 日間を通して、全体として感じたことは肉体労働が多かったことや、帆船海王丸の歴史を学んだことで海王 丸の偉大さに気づいたことでした。 肉体的にきつい仕事が多かったですが、それをやり遂げた時の達成感や、喜びは一生懸命頑張って取り組んで いるからこそだと感じました。将来このような職に就くかわかりませんが、自分にとってはとても良い経験とな りました。 - 176 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(公財)伏木富山港・海王丸財団 研 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (日) 端 結衣 修 日 報 設定課題:海王丸パーク概要説明 実 習 内 容 実習生の特記事項 (質問したこと) ① 海王丸の歴史・見学 Q:帆船海王丸の維持費 ② 作業着のサイズ合わせ A:1年で2000万円 ③ 海洋教室業務の際の Q:帆をはる時間 注意点 A:約1時間 設定課題:海王丸パーク勤務・工場入札見学 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海王丸パーク内の掃除・見 ・海王丸パークはとても規模が大 きいので掃除がとても大変。落 学 ち葉を掃いたりなど影では海 (草むしり、落ち葉掃き、 王丸パークを保つために努力 葉っぱの殺虫剤まき) している人がいることを知り、 ② バードパークの掃除・ 何気なく見ていたパーク内も 見学 “ごみを落とさないように!” ③ 海洋教室の説明 と心がけて使いたいと感じた。 (手旗信号・ロープ) ④ 入札見学 設定課題:海洋教室 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 様々な部品の名称 ・子ども達に物事を教えるのはと ても大変。 ② カッター体験 ・know the ropes ③ マスト登り ④ 真鍮磨き =コツを飲み込んでいる 設定課題:海洋教室、船体整備作業の手伝い 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 登しょう訓練 ・メインマストに登る貴重な体験 ができて怖かったけど、いい経 (メインマスト) ② 手旗信号 験となった ③ ロープワーク 設定課題:海洋教室 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・カッターは以前にも体験したが ① カッター 大変だった ② マスト登り ・船乗りの裏の作業を体験してみ ③ 船内体験 てたくさんの仕事があるのだ ④ 船体整備作業 と感じました (ペンキ塗り、縄編み) 設定課題:海洋教室で子ども達に教える! 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ロープワーク・カッターの ・ロープワークを子供たちに1か 子ども達へ指導 ら教えるのはとても大変だっ ② 船体整備作業 た - 177 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 1日目で色々な知識が得られ たと思います。明日からは業務 です。炎天下での作業となるの で、体調管理をしっかり行って もらいたい。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント パーク内が広く、大変だという 実感をもってもらってよかっ たです。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 教育をするには、自分が120 %理解していないと相手には 100%伝わりません。十分復 習を行ってください。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 4日目が終了しました。明日は 新たな小学生への対応です。今 まで学んだことを最大限に発 揮しましょう。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 地道な整備作業の大切さを学 んでくれたようですね。最終日 は子ども達の指導、ヨロシク! ! 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 子ども達への指導は立派なも のでした。これからも何事にも 真剣に取り組んでいってくだ さい。6日間お疲れ様でした。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:伏木富山港・海王丸財団 経営情報学科 1 年 12M065 片山翔馬 人に伝えるむずかしさ 私がインターンシップをさせていただいた伏木富山港・海王丸財団は、県内外でも有名な帆船海王丸が あるパークです。パーク内には、広い広場やレストラン、バードパークなど、たくさんの娯楽場所があり ます。私が伏木富山港・海王丸財団にインターンシップを希望した理由には、小学生のころ海洋教室で海 王丸財団にお世話になり、その時の思い出があり、それがきっかけでインターンシップを希望しました。 海王丸財団は、事務課と海事課に分かれており、体験の前半は事務課にお世話になりました。事務課で は、パーク内すべての清掃、管理などや、またチラシを作ったりしています。私はその中でパーク内清掃 や、バードパークの視察を経験しました。とても暑い日が続き広い場所を清掃するのはとても大変でした。 草刈りでは一周りし、元の場所に戻ると、また草が生えており、とても根性のいる仕事だと思いました。 体験後半は海事課にお世話になりました。海事課では海王丸の管理などをしています。はじめはマスト の登り方やカッターの漕ぎ方、ロープの結び方であり、船中での基礎を学ばせてもらいました。また、海 洋教室があり、小学生に教える事もしました。小学生に伝えるのは、思ったより、とても大変であり、な かなか相手に伝わるように説明することができませんでした。相手に伝えるためには、知らない人のこと を思って相手の気持ちになることが大切であり分かりやすく説明することを心掛けました。海洋教室初日 及び、2 日目は、参加者の前で説明することでした。人前では話すことの経験が少ないため恥ずかしさも ありなかなか説明することができませんでした。3 日目、4 日目になると少し慣れて、うまく説明するこ とができました。私は海王丸財団では日々の仕事の大切さと相手に伝える事のむずかしさを学びました。 日常勤務は、単純作業であり海王丸にとっては仕事の基礎ですが、これを毎日やっていくことは、とて も大変だと思います。お客様が気持ちよく来てもらうことにつながり、同じ内容の仕事の繰り返しですが、 しっかりとやっていかなければならないのです。海洋教室や、パーク内清掃で感じたことは、やはりお客 様の笑顔は自分の仕事への力となり、うれしくなり、その笑顔が多ければ多いほど頑張れるのだと感じま した。また海王丸での帆張りは、一人ではできず、12名で一斉に掛け声をだし、連携することでひとつ の帆を張ることができました。これは帆を張るときだけでなく、どの仕事においても連携してすすめるこ とは難しいことだと思います。しかし、会社の目標に近づくためにはチームワークがとても大切です。社 会人では、このインターンシップで学んだことを活かしていきたいと思います。 - 178 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:伏木富山港・海王丸財団 研 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 8/26 (日) 片山 翔馬 修 日 報 設定課題:しっかりと業務内容を理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海王丸の歴史 帆をすべて開くのにかかる時間 ② 海事課業務説明 がとっても長く、驚きました。ま ③ 総務課業務説明 た海王丸には長い歴史があり素 晴らしいなと思いました。 設定課題:暑い中でもくじけずに草刈 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海王丸パーク勤務 パーク内はとても広く草を刈っ ② 工場入札見学 てもまた生えてきてとても大変 ③ ロープ縛り でした。また工場見学では普段見 られないものが見れてよかった です。 設定課題:海洋教室の内容をしっかり理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海洋教室準備 マスト登りやカッター体験など、 ② 海洋教室のお手伝い 実務的なことが多かったです。と ても難しかった。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 今日得た知識を復習して、明日 からの実務に役立てってもら いたい。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント パークが広く、大変だというこ とをわかってもらってよかっ たです。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 海洋教室の指導、初めてのこと ばかりで疲れたと思います。し かし、多いときは90名程度を 受け入れます。 設定課題:海洋教室でしっかりと小学生に教える 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海洋教室 マスト登りでは3点支持をしっか 明日から新たな小学生への対 ③ 船体整備 りすることが安全の第一歩と学 応です。この2日間で学んだこ ④ 登しょう訓練 びました。船体整備ではペンキ塗 とを活かしてもらいたい。 りなどをやったり大変でした。 設定課題:しっかりとした指導をする 勤務時間:9:00~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海洋教室準備 今回のマスト登りでは手伝いで 人に何かを説明するときは、大 ② 船体準備 はなく、自分が小学生に説明しま きな声と自信が大切ですね。2 ③ 海洋教室手伝い した。 回目の説明はだいぶ良くなっ ていました。 設定課題:指導をしっかりする 勤務時間:9:00~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海洋教室 この1週間を通して役割につく 何事にも真剣に取り組み、上達 も早かったです。これからもそ ② 船体整備 ことはしっかり責任を待ってこ なしていかないといけないと思 の姿勢で頑張ってください。 いました。 - 179 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:公益法人 伏木富山港・海王丸財団 経営情報学科 1年 12M081 竹腰 泉紀 伝えることの真意 私は、公益法人伏木富山港・海王丸財団で6日間職業体験をさせていただきました。私がインターンシ ップに参加した目的は、この研修を通して、社会に出て働くことについて理解を深め、社会人になるため の動機づけになればというものでした。またキャリア・デザイン講座やビジネス実務演習で学んだことを 実際の職場で応用し、私自身何が今不足しているのか再認識したいと思ったからです。 研修させていただいた主な部署は、総務課と海事課でした。 総務課では、海王丸パークの運営や清掃、隣接する野鳥パークの保全活動という仕事があります。日差 しが差し込む中、パーク内のごみを回収し落ち葉を拾いまわる作業は、単純ですが暑さとの戦いで決して 楽とは言えない仕事でした。他にも海王丸パークのホームページ、まもなく開通する新湊大橋の宣伝も兼 ねた広告作りや県内の他の観光地と連携をした観光案内などの仕事もあります。総務課で大切なことは、 いかにお客様に来てもらって、楽しんでもらうかが重要であると教えていただきました。いつ来ても美し い状態を保っていることは集客の第一歩になり、国を問わず観光客が訪れることになります。 海事課では、パーク内にある帆船「海王丸」に乗船し船体整備作業を行ったり、小学生を対象とした海 洋教室の受け入れ準備・業務をさせていただきました。普段めったにかかわらない船の上での作業は何も かもが珍しく、特に登しょう訓練でのマスト登りは地上30mから見る絶景は怖いながらも今回の職業体 験のいい思い出になりました。 私がインターンシップで感じたことは、自らが行動し、そして伝達を欠かさないということです。社会 では学校のように先生方が指示をしてくれません。自分から学ばなければ、相手も自分を評価してくれま せん。自分が知らないことを相手に「知らない」と意思表示しないとわかりません。 インターンシップに参加する前の私は、人任せで消極的な考え方をしていました。しかし、海王丸財団 で研修させていただき、自分を様々な視点で見る事が出来ました。海では、小さなミスが大事故に発展し ます。些細なことでも互いに伝達しあい、情報を共有することが安全につながります。これは実社会でも 同じで、仮に自分がミスや伝達事項を伝えないでいると会社での損害や周りの従業員や顧客にまで迷惑が かかります。私はここでの経験で、周りに伝えることの重要性を理解し、今までの縮こまった考えを止め、 人と積極的にコミュニケーションを図ろうと思うようになりました。 今回のインターンシップで学んだことを生かして、学校生活に励みたいと思います。6日間お世話にな った海王丸財団の皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。 - 180 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益法人 伏木港 海王丸財団 研 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 竹腰 泉紀 修 日 報 設定課題:海王丸パーク概要説明 実 習 内 容 実習生の特記事項 帆船とパークは県と射水市が資 ①帆船海王丸概要説明及び海 金を負担している。 事課業務説明 ②総務課業務説明 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 海王丸概要及び総務課、海事課 業務は理解できたと思います。 明日からは実務なので、体調管 理をしっかり行ってください。 設定課題:海王丸パーク勤務、工場入札見学 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント パークが広く大変だという実 パーク内の清掃は公園の美的景 ① 海王丸パーク清掃 ② 海王丸パーク工場入札見学 観を左右する仕事だが、暑い中大 感をもってもらってよかった 変だった。また野鳥パークの整備 です。 ③ 海洋教室準備 に農薬を使用したため、野鳥のエ サが減少するなど生態系を壊し た反省から今は手作業でパーク の除草を行っていた。 設定課題:帆船海王丸船内実習 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 子供達を教えることによって ① 海洋洋室受け入れ準備・業 子ども達に教える事の難しさを 改めて知った。海は陸と違って団 色々なことを学んでもらいた 務指導 体行動を重要視するので、その大 い。 ② 海洋教室業務 切さを子ども達に伝える海事課 の皆さんは、臨機応変に対応して いた。 設定課題:帆船海王丸船内実習 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海洋教室業務 登しょう訓練はめったにできな ゲルン台までよく登れました ② 船体整備作業 い経験だったが、自分の勇気が試 ね。おめでとう。明日は新たな ③ 登しょう訓練 されたものでもあった。船乗りと 小学生の対応です。やる気次第 いう仕事は並半端な覚悟ではで で、やれば出来る事を、本日再 いない仕事であったと身を持っ 確認した様子ですので、そのこ て体験した。 とを小学生に伝えてあげてく ださい。 設定課題:帆船海王丸船内実習 勤務時間:8:30~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海洋教室受け入れ準備 今回は高学年の児童だったが、自 子ども達を指導するにはとに ② 船体整備作業 分が上手く説明できないために かく飛び込んでみる事です。最 ③ 海洋教室業務 子供たちを混乱させたようだ。船 終日には積極的に口や手を出 体整備や、カッター訓練といった していきましょう。 実務のスキルは上手く出来た。 - 181 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/26 (日) 修 日 報 設定課題:帆船海王丸船内実習 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 海洋教室業務 自らが指導者として教えるには ② 船体整備作業 毅然とした態度が必要と教わっ たが、やはり自分に自信がないの で上手く教えることが出来なか った。そう簡単にはできないこと である。 - 182 - 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 苦手なことや未熟なことにも 前向き取り組めるのは素晴ら しい長所です。失敗しても続け ればきっと良い結果につなが ります。これからも笑顔で頑張 ってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:本多法律事務所 経営情報学科 1年 12M069 北山紗由実 社会人としての責任 私は、本多法律事務所で5日間、インターンシップ体験をさせていただきました。このインターンシッ プで、働くことの意義、事務職の仕事を通して、自分がどのような職業に適しているのか知ることが私の テーマでした。 本多法律事務所で私が行った主な仕事は、過払い金の計算でした。貸金業者から届いた取引履歴に基づ き、利息制限法に基づく法定金利計算書を作成し、過払い金の計算をします。この利息計算書を基に、過 払金請求書の作成・送付、振込依頼書の作成を行いました。自分が計算し、作成した書類が実際に貸金業 者に送付され、その事件に対する電話での応答があると、大変やりがいを感じることが出来ました。また、 仕事を行うことへの責任の重さを感じました。この他にも、ひな型を基にし、訴状の作成や、遺産分割調 停に関わる上申書の作成、強制執行関係書類の作成、証拠種類の作成のための原本のコピーや買受申込書 一覧表の作成といった様々な仕事を行いました。 事件に関係する仕事以外では、封筒の宛名書きや来客へのお茶出し、事務所員に対する休憩時のコーヒ ー・お茶の支給、記録について整理するためのインデックス貼付け、事務所内の清掃、新聞の取り替え等 の雑務の仕事も行いました。最初、来客へのお茶出しを行う際に、自分の仕事に集中していると来客に気 付くことが出来ませんでした。このことから周りを見ながら仕事をすることの難しさを感じました。 書類を作成する際には、どの書類も見やすいように作ることが重要で、裁判中に資料がすぐに見つける ことができるような書類を作らなければならなく、そのために、インデックスを重ならないように張り付 ける、蛍光ペンでマーカーをするなどの工夫をし、見た目が良い書類を作ることに配慮した作業をしまし た。事務作業は、地味な作業が多いのですが、見やすい書類を作成し、事件に必要なさまざまな書類を作 ることで弁護士のサポートをしているのだと実感しました。任された仕事はミスなく、一つ一つの仕事を 丁寧にこなしていくことが重要なため、集中力や忍耐力が必要だと感じました。また、ほとんどの仕事が パソコンでの作業だったので、パソコンの技術や、知識を高めていくことが必要だと思いました。事務職 の仕事内容を知り、法律についても少し学ぶことができたのでインターンシップに参加して良かったと思 います。 私は、5日間のインターンシップを通し、仕事をしながら周囲に目を配ることや、仕事をミスなく仕上 げるための集中力・忍耐力の重要性等を学びました。特に、学校生活では感じることができない、仕事に 対する責任感を強く感じることが出来ました。5日間という短い期間でしたが、社会人になる際に必要と 考えられる多くのことを得ることができ、充実した研修となりました。 今後は、 「事務職に就きたい」という目標に向かって、PC 検定等の検定取得に努力したいと思います。 - 183 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:本多法律事務所 北山 紗由実 研 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 修 日 設定課題:過払いの計算 実 習 内 容 ① 新聞の取り替え・掃除 ② 来客・休憩時のお茶出し ③ 過払いの計算 ④ 振込依頼書の作成 報 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 当たり前の事だが、仕事上でミス 少々緊張しているように見受 けられました。明日以降は気を をしないよう仕事をこなしてい くことが重要。あせらず、丁寧に 少し楽にして周りに目が届く ように出来ると良いと思いま 仕事に取り組む。 す。 自分の仕事に集中していると来 客があっても気が付かない時が あった。周りを見ながら仕事をで きるようにする。 設定課題:過払い請求書の作成・送付 勤務時間:9:00~17:20 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 書類は誰が読んでも見やすいよ ① 掃除 う、見た目の良い物を作る。 ② 来客・休憩時のお茶出し ③ 過払い請求書の作成・送付 事務の作業は、WordやExc elでのパソコンの作業が多い ④ 封筒の宛名書き ため、パソコンについての知識・ ⑤ 買受申込一覧表の作成 技術を身に付けておきたい。 ⑥ 裁判所の見学 ⑦ 資料のコピー 設定課題:差押書類の作成 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント インデックス貼付は、地味な作業 昨日から地味な仕事が多いと ① 掃除 だが、裁判中に探している資料が 思いますが、お茶出しや封筒の ② 来客・休憩時のお茶出し すぐに見つける事が出来るよう 宛名記入等は仕事上での常識 ③ 過払いの計算 にするために重要な仕事だ。仕事 的なものですので今後も丁寧 ④ インデックス付け が行いやすいような資料を作る に取り組んでいただければ幸 ⑤ 差押書類の作成 ことが大事。 いです。 設定課題:過払いの計算・請求書の作成 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 仕事に少し慣れ、来客や休憩時の 作業の説明時にわからないこ ① 掃除 とがあったときには、すぐ質問 お茶出しにすぐに対応できるよ ② 来客・休憩時のお茶出し してくれますし、理解が早いと うになった。 ③ 依頼者リストの記入 1つの事件に対して、様々な資料 思います。4日目でもあります ④ 過払いの計算 を取り寄せ、書類を作らなければ し、仕事がはやく、丁寧だと感 ⑤ 過払い請求書の作成 じました。 ならないため大変だと思った。 - 184 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/20 (月) 設定課題:訴状の作成 実 習 内 容 ① 新聞の取り替え・掃除 ② 来客・休憩時のお茶出し ③ 差押書類の作成 ④ インデックス付け ⑤ 資料のコピー ⑥ 上申書の作成 ⑦ 訴状の作成 修 日 報 実習生の特記事項 5日間、資料のコピーやインデッ クスの貼付等の雑務、訴状の作成 や過払金請求書の作成など様々 な仕事を体験させていただいた。 事務職の仕事内容を知ることが でき良かった。法律についても少 し学ぶことができ、貴重な体験が 出来た。 - 185 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 5日間お疲れ様でした。最終的 には雑務から書類作成まで当 事務所での事務方業務のほと んどをこなしていただきまし た。見るべき失敗もありません でしたので自信を持って今回 の体験を今後に活かしていた だければ幸いです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ディライト 株式会社 ラ・ブランシュ富山 経営情報学科 1年 12M062 梅森 郁奈 華やかな仕事場の裏側で頑張るスタッフ 私 は 、イ ン タ ー ン シ ッ プ で ラ・ブ ラ ン シ ュ 富 山 に て 結 婚 式 場 の 就 業 体 験 を さ せ て 頂 き ま し た 。私 が 、イ ン タ ー ン シ ッ プ に 参 加 し よ う と 思 っ た き っ か け は 、幼 い 頃 か ら ブ ラ イ ダ ル と い う 華 や か な 仕 事 場 に 憧 れ を 抱 い て い た か ら で す 。女 性 な ら ば 、誰 し も が 結 婚 に 憧 れ を 抱 き 、結 婚 式 と い え ば 、一 生 に 一 回 の 特 別 な 時 間 と な る も の で す 。そ の よ う な 特 別 な 時 間 を 、共 に お 客 様 と 感 じ る こ と の で き る ブ ラ イ ダ ル の 仕 事 を 体 験 す る こ と で 、こ れ か ら の 就 職 活 動 で の 視 野 を 広 げ た い と 思 い ま し た 。ま た 、華 や か に 見 え る ブ ラ イ ダ ル の 仕 事 の 裏 側 を実際に体験することで、仕事に対する考え方をより深めることができると考えました。 ラ・ブ ラ ン シ ュ 富 山 で の 初 日 は 、ま ず 館 内 の 案 内 か ら 始 ま り ま し た 。実 際 に 結 婚 式 場 を 間 近 で 見 る 機 会 が 今 ま で な か っ た の で 、と て も 楽 し く 感 動 し ま し た 。そ し て 、こ の 日 に 初 め て 行 っ た 仕 事 は 食 器 磨 き で し た 。食 器 磨 き は 、ナ イ フ や フ ォ ー ク な ど お 客 様 が 実 際 に 使 い 、口 に 触 れ る も の を 磨 く 作 業 な の で 、一 つ 一 つ 丁 寧 に や ら な け れ ば い け な い と 教 え て い た だ き ま し た 。こ の 他 に も 、ガ ー デ ン の 落 ち 葉 集 め や 、草 む し り な ど を 行 い ま し た 。二 日 目 は 、披 露 宴 で 使 用 す る 会 場 の 準 備 の た め に 、テ ー ブ ル セ ッ ト や ク ロ ス は り 、テ ー ブ ル 運 び な ど を し ま し た 。会 場 の 準 備 を す る に し て も 、や は り 食 器 磨 き 同 様 に 、お 客 様 の こ と を し っ か り と 考 え て 丁 寧 な 仕 事 を し な け れ ば な ら な い と 感 じ ま し た 。ま た こ の 日 は サ ー ビ ス 研 修 を 行 い 、結 婚 式 で の サ ー ビ ス の 仕 事 内 容 や お 客 様 と の 接 し 方 、言 葉 遣 い な ど を 学 び ま し た 。イ ン タ ー ン シ ッ プ と い っ て も 、実 際 に ラ・ブ ラ ン シ ュ で 働 く 従 業 員 の 方 々 と 同 様 の 仕 事 を 行 う の で 、一 か ら た く さ ん の こ と を 覚 え る の は と て も 大 変 で し た 。ま た 、結 婚 式 と い う お 客 様 に と っ て 一 生 に 一 回 の 場 で の 仕 事 な の で 、中 途 半 端 な 気 持 ち で 仕 事 を す る の は 絶対にあってはならないと思いました。平日の仕事は、食器磨きや会場のセッティング、 ガーデンの掃除やおしぼり作りなど、休日の披露宴の準備をしました。 そ し て 休 日 に は 実 際 に 披 露 宴 に 出 て 、料 理 出 し や ド リ ン ク 対 応 な ど を 行 い ま し た 。最 初 に 披 露 宴 に 出 た と き は 、あ ま り の 緊 張 に 手 が 震 え て し ま い 、笑 顔 を 忘 れ て い ま し た 。し か し、徐々にお客様と関わっていくなかで、お客様の『ありがとう』の声に緊張がほぐれ、 積 極 的 に お 客 様 に 話 し か け ら れ る よ う に な り ま し た 。イ ン タ ー ン シ ッ プ で の 最 後 の 披 露 宴 では、お客様からのアンケートで『梅ちゃんが良かった』と書いていただくことができ、 涙が出るほどうれしかったです。 こ の イ ン タ ー ン シ ッ プ で 学 ん だ 一 番 大 切 な こ と は「 笑 顔 」で す 。笑 顔 で 接 せ ら れ て 嫌 が る 人 は お そ ら く い な い と 思 い ま す 。笑 顔 で 接 す る こ と で 相 手 に 良 い 印 象 を 与 え る こ と が で き 、こ の イ ン タ ー ン シ ッ プ 中 も 、笑 顔 で い る こ と が 助 け に な っ た こ と も 何 度 も あ り ま し た 。 ま た 、食 器 磨 き や テ ー ブ ル セ ッ ト な ど の 仕 事 も 、同 じ 仕 事 の 繰 り 返 し だ か ら と い っ て 疎 か に す る の で は な く 、お 客 様 に と っ て は 一 度 き り の こ と な の だ か ら 、丁 寧 に 仕 事 を し な け れ ば い け な い と 考 え さ せ ら れ ま し た 。ま た 、私 は 今 ま で 自 分 は 接 客 な ど の サ ー ビ ス 業 に は 向 い て い な い と 思 っ て い ま し た 。し か し 、今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ で 、た く さ ん の 人 か ら サ ー ビ ス 業 に 向 い て い る と い っ て い た だ き 、そ れ を 自 分 自 身 の 自 信 に つ な げ る こ と が で き た と思います。 - 186 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ディライト株式会社 ラ・ブランシュ富山 研 9/12 (水) 9/13 (木) 9/14 (金) 9/15 (土) 9/16 (日) 9/17 (月) 梅森 郁奈 修 日 報 設定課題:常に笑顔を大切にする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 この日、一番大切なことは、 ①館内の案内 ②落ち葉集め 笑顔であると教えていただきま ③食器磨き した。また、メモをしっかりとす ④草むしり るということも学びました。 設定課題:丁寧な仕事を心掛ける。 実 習 内 容 実習生の特記事項 どんな仕事を行うにしても、常に ①テーブルセット ②クロスはり お客様のことを考えて、丁寧な仕 ③テーブル運び 事を心掛けることを忘れてはな ④サービス研修 らないと学びました。 設定課題:サービスの仕事内容をしっかりと覚える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 お客様への対応の仕方によって、 ①おしぼりたたみ ラ・ブランシュの質が決まってし ②サービス研修 まうので、敬語・笑顔は常に意識 しなければならないと思いまし た。 設定課題:披露宴でのスタッフの動きを観察し学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ミーティング 今日は、初めて披露宴に出て実際 ②披露宴準備 に働くスタッフの方たちの動き ③披露宴見学 を見学しました。丁寧かつ迅速な ④片づけ、セット作り 動きをしなければならないので 大変です。 設定課題:披露宴での動きに慣れる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ミーティング 会場のサイドで立っているだけ ②披露宴準備 でなく、会場をしっかりと歩いて ③披露宴でのサービス お客様のことをしっかりと見る ④片づけ、セット作り ようにすることが大切であると 学びました。 設定課題:積極的に自分からお客様に声をかける。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ブライダルフェア手伝い 自分にとっては何度も行うこと ②食器・シルバー磨き でも、お客様にとっては一回限り ③皿持ち練習 のことなので、一回一回の行動を ④清掃 意識する。 - 187 - 勤務時間:10:30~15:30 指導者のコメント 研修などの取り組む姿勢はと てもよかったです。研修での意 識を常に持っていてください。 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント 明日、明後日は、皆が幸せに満 ち溢れた一日を見て頂きます。 その中で、スタッフがお客様と 幸せをどう分かち合って仕事 をしているか是非見ていて下 さい。 勤務時間:13:00~19:00 指導者のコメント 勤務時間:13:00~19:00 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/20 (木) 9/21 (金) 9/22 (土) 9/23 (日) 9/24 (月) 修 日 報 設定課題:一つ一つの仕事を丁寧にこなす。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①テーブルセット 指導されたときの返事の声が小 ②食器磨き さいと言われ、理解したならしっ ③ドリンク補充 かりと返事をすると言われたの ④トーションたたみ で、大きな声で返事をしようと思 いました。 設定課題:大きな声で返事をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 お客様が見えないようなところ ①おしぼり作り ②シルバー磨き でも、おろそかにするのではなく ③ドアノブ磨き 、きちんと仕事をすることが大切 である。 設定課題:披露宴での笑顔、言葉遣いに気をつける。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ウェルカムパーティー 優先順位を考えて行動すること、 ②披露宴手伝い また、情報の共有をきちんとする ③披露宴でのサービス ことでチームでの仕事も円滑に ④片づけ、セット作り 進む。 設定課題:笑顔と大きな声でお客様と接する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ウェルカムパーティー 新規のお客様対応では、スタッフ ②片づけ の対応の仕方で結果が変わって ③グラス磨き くるので、いつも以上に笑顔を心 ④新規お客様対応 掛けました。また失敗は次につな がると学びました。 設定課題:スタッフの方に感謝を伝える気持ちで頑張る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①シルバー磨き 今日はインターンシップ最後の ②飲み物運び 日だったので、今までの感謝の気 ③あいさつ 持ちをスタッフの方たちに伝え る気持ちでいつも以上に仕事を 頑張りました。 - 188 - 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:14:00~20:00 指導者のコメント 勤務時間:12:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 二週間のインターンお疲れ様 でした!アンケートで梅森さ んが良かったと言うお客様の 声があったのは本当にすごい ことです。この経験を生かして 自分の接客に自信を持って、た くさんの人に喜んでいただき、 それを自分の喜びに変えてい って下さい。本当にお疲れ様で した! Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ラ・ブランシュ富山 経営情報学科 1年 12M096 福井 柚葉 笑顔は伝播する 私は、ラ・ブランシュ富山で11日間、就業体験をさせていただきました。就業体験のテーマは、お客様 に喜んでもらう接客を学ぶ事と、 一見華やかに見える結婚式を裏で支えている方々の仕事内容を知るという ことでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 ラ・ブランシュは、結婚式場の運営を行う会社です。週末は、結婚式の披露宴時に接客や、式場を検討し ているお客様の為のウエディングフェアを手伝い、平日は、週末に行われる披露宴の準備をします。ラ・ ブランシュのウェディングは、 「お客様とのふれあい」を大切に考えるアットホームなウエディングスタ イルが特徴です。またホテルウエディングとは違い、ゲストハウスに近い雰囲気であり、披露宴時に新郎 新婦とお客様、そして、お客様とスタッフの距離がとても近い事もラ・ブランシュウエディングの魅力の 一つです。 披露宴の準備は、ナイフやフォークなどのシルバー磨きや掃除などをします。一見地味な仕事ですが、 お客様に不快を与えないためにはとても大切な事になってきます。 披露宴会場のセッティングを行う時にも、 シルバーがハの字にならないように並べ、グラスの向きに注意したりなど細かい所にも気を配ります。お客 様は、私がインターンシップで来ているという事はもちろん知らないので、スタッフの一員だと思い話し かけて来られます。その時にお客様に不快な思いを与えない様にするためにも、細心の心遣いが大切にな ってきます。例えば、トイレの場所を聞かれた場合には言葉で説明するだけではなく、その場所までご案 内し、ドリンクが減っているお客様には積極的に声を掛けたりするなど、私たちの何気ない配慮がお客様 の喜びに繋がると思いました。また、笑顔の大切さを学びました。披露宴で配膳する際にお客様に皿が当 たってしまった時、お客様は笑顔で「大丈夫だよ」と言って下さいました。その笑顔で、とても緊張した 私の気持ちがふっと軽くなりました。後のミーティングでスタッフの方が「笑顔で対応するとお客様との 距離も縮まるし、たとえミスをした場合でもお客様に与える不快感が軽減できる場合があるよ」と教えて いただき、やはり笑顔は大切だと思いました。 インターンシップを通じて、結婚式が行われるまでには裏で支える方々がいて、その方々が地味な仕事 も手を抜かず行っているからこそ成り立つものだと思いました。また、サービス業には笑顔がとても大事 だと思いました。お客様が笑顔になっているのを見ると私も嬉しくなって笑顔になります。 “笑顔は伝播 する”とスタッフの方がおっしゃっていたのでまさにその通りだなと感じました。サービス業はお客様の 笑顔を間近で見ることが出来、また結婚式は結婚する二人にとって一生に一度きりの大切なイベントであ るため、そのような大切なイベントに携わる事の出来るブライダル業は、とても素晴らしくやりがいを感 じられます。 今回学んだコミュニケーション能力や相手への心遣い、笑顔の大切さなどを今後の就職活動や、普段の 生活に十分に活かしていきたいと思います。 - 189 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ラ・ブランシュ富山 福井 柚葉 研 9/12 (水) 9/13 (木) 9/14 (金) 9/15 (土) 9/16 (日) 修 日 報 設定課題:ラ・ブランシュについて知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 館内案内 挨拶は基本なので明るく元気に ② 会社概要 笑顔で。メモを取る習慣をつけ ③ 食器磨き る。ブライダル業は時間が分から ④ 草むしり・噴水清掃 ないと困るので、時計を身につけ る。 設定課題:裏の仕事を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① テーブルセット ナイフやフォークはハの字にな ② おしぼり作り らないように気を付ける。何気な ③ グラス、食器拭き い事でもお客様が喜んでいるの ④ 食器磨き を見るとやりがいを感じる。 ⑤ 段ボール片づけ ⑥ ドリンク説明 設定課題:サービスの研修を受け、今後に繋げる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ナイフやフォーク、皿などはお客 ① おしぼり作り ② 皿運び(サービスの研修) 様に当たらないように注意する。 皿を運ぶ時は傾けない。 ③ ドリンク作り 設定課題:披露宴を見学して、結婚式の流れを掴む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ミーティング 行動を素早く行い、細かい事にも ② 披露宴準備 気を配れるようにする。 ④ ウェルカムパーティ ⑤ 披露宴見学 設定課題:実際に披露宴を手伝ってみよう 実 習 内 容 実習生の特記事項 笑顔で対応する事によって、お客 ① ミーティング 様との距離も縮まり、たとえミス ② ウェルカムパーティ をした場合でもお客様に与える ③ 披露宴準備 ④ 披露宴(ドリンク補充、椅 不快感が軽減できる場合がある。 ドリンクが減っているお客様が 子引き、挨拶) いたら、積極的に注いだりドリン クを聞くようにする。 - 190 - 勤務時間:10:30~15:30 指導者のコメント 今日研修で伝えたことを常に 意識して頑張ってもらいたい です。 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント サービスの研修を行い、明日・ 明後日は本番の結婚式に臨ん で頂くので研修の成果をお客 様にぶつけてくださいね!! 勤務時間:9:00~16:30 指導者のコメント 勤務時間:13:00~19:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/17 (月) 9/20 (木) 9/21 (金) 9/22 (土) 9/23 (日) 修 日 報 設定課題:ブライダルフェアを体験し、手伝ってみよう 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ブライダルフェア手伝い 自分が持ちやすい皿の持ち方を ② 食器、シルバー磨き 見つける。模擬結婚式は結婚式場 ③ 皿持ち練習 をまだ決めていないカップルに ④ 清掃 とってとても大切になってくる ので一回一回を大切に行う。 設定課題:週末の披露宴の準備 実 習 内 容 実習生の特記事項 細かい心遣いがお客様の笑顔へ ① テーブルセット 繋がるので目立たない事も、手を ② おしぼり作り 抜かない。 ③ シルバー磨き ④ ドリンク、不足物補充 ⑤ トーションたたみ ⑥ コルク作り 設定課題:週末の披露宴の準備 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① おしぼり作り 明日は披露宴なので、明日の流れ ② シルバー磨き をしっかり把握し、今まで学んだ ③ ドアノブ磨き ことを活かせるようにする。 設定課題:サービス業を実際に体験しよう 実 習 内 容 実習生の特記事項 下げ皿をしながら、ついでに ① ウェルカムパーティ準備 ドリンクに気を配るなどつい ② 披露宴手伝い でに何か行うことにより、無駄 ③ 片付け、セット直し な時間がなくなる。そのために は優先順位を考える事も大切。 シルバーの回収を忘れないよう にする。 設定課題:お客様に喜んでいただく 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ウェルカムパーティ準備 お客様に喜んで頂けたら、私たち ② ウェルカムパーティ 自身も嬉しい気持ちになりそこ ③ 外掃除 からやりがいも生まれる。ブライ ④ 新規対応 ダルという仕事はお客様との距 離が近い分、少しの失敗も許され ない。 - 191 - 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:14:00~20:00 指導者のコメント 勤務時間:12:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/24 (月) 修 日 報 設定課題:週末の披露宴の準備 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① シルバー磨き インターンシップを通して学ん ② おしぼり台拭き だ礼儀や、婚礼に関する知識を今 ③ 挨拶 後に生かしていきたいと思った。 また、お客様と接するうちに身に つけたコミュニケーション能力 や接客力も生かしていきたいで す。 - 192 - 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 始めは不安があるなと見てい ましたが、披露宴のサービスを している時のお客様への笑顔 がとても良かったです!!ま た、早目に出勤をしてお皿を持 つ練習をして本番に臨む姿勢 はとてもいいなと思いました。 インターンの研修を生かして 今後の生活に役立てて下さい ね。お疲れ様でした!! Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ディライト(株)ラ・ブランシュ富山 経営情報学科 1年 12M109 山崎 瑞恵 最高の日を演出するために 私はラ・ブランシュ富山で11日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ は、仕事に対する姿勢と結婚式という大きなイベントをどのようにおもてなしするのか知るということで した。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 ラ・ブランシュは、ホテルなどで行う披露宴と比べて、新郎新婦と招待客との距離が近く、アットホー ムな雰囲気の中で披露宴が行えるブライダルハウスです。最高の日を演出するためにはスタッフ一人ひと りが仕事への高い意識を持つこと、スタッフ同士のチームワークが大切だということを今回学ぶことがで きました。 研修では、様々な仕事を体験できました。平日は主に休日に開かれる披露宴の準備をしました。その中 で特に印象に残っているのがシルバー磨きです。一日中ひたすらシルバー磨きをしているような日もあり、 とても大変でしたが、シェフの方が「お客様が見るのはそのたくさんあるシルバーの中の一本だけだから 丁寧にがんばれ」とおっしゃられて、仕事への高い意識、お客様への想いを感じ、気持ちを切り替えて、 お客様へ心を込めて作業に取り組もうと思いました。 披露宴では、チームを組み、それぞれ担当のテーブルを持ち、実際にお客様にサービスをしました。料 理を運ぶ人、ドリンクサービスをする人、パンを配る人など、各自優先順位を考え、全体を見ながら動き、 効率よく協力し合うことで、お客様が気持ちの良い時間を過ごせるのだと思いました。最初、お客様を相 手にするのは緊張しましたが、こちらが笑顔だとお客様も笑顔で応じてくれて、ちょっとした会話ができ、 嬉しい気持ちになりました。披露宴ではスタッフも一緒に笑顔で楽しむことも大切です。一緒に楽しむこ とで心からの笑顔でおもてなしができるのだと思います。このような所に職場の皆さんはやりがいを感じ るのだと思いました。 今回の研修で、ラ・ブランシュの方たちが常にお客様のことを考えて、すべての行動が最高の日を作る ために注がれているのを感じました。結婚式という大きなイベントは、責任が重く、失敗は許されません。 成功させるためには、一人ひとりの仕事に対する高い意識、スタッフ同士のチームワークが欠かせないと 思いました。そうすることで最高の日を演出できるのだと思います。 短い期間でしたが、多くのことが学べ、また自身で反省する点もありました。今後この貴重な経験を生 かし、自身の成長につなげたいです。 - 193 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ラ・ブランシュ富山 山崎 瑞恵 研 9/12 (水) 9/13 (木) 9/14 (金) 9/15 (土) 9/16 (日) 修 日 報 設定課題:しっかり挨拶をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 もう少し大きな声で積極的に挨 ① 館内案内 拶ができればよかった。気をしっ ② 会社概要 かり引き締めてこれから活動に ③ 食器磨き 取り組んでいこうと思った。 ④ 草むしり ⑤ 噴水掃除 設定課題:指示通りに責任を持って取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① テーブルセット 細かい所までしっかり気を配る ② 食器磨き ことがサービス業では重要だと ③ ダンボール片付け 思った。自分から進んで仕事をも ④ グラスセット っと探せたらよかった。社員の方 ⑤ おしぼり作り は常にお客様のことを考えて行 ⑥ ドリンク説明 動していると思った。 設定課題:サービスの仕方を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 笑顔をもう少し意識してできた ① ビール運び らよかった。すばやさや柔軟な対 ② テーブルセット 応、体力も必要だと思った。料理 ③ 皿作り やドリンクを運ぶ時は特にお客 ④ ダンボール片付け 様の立場に立って慎重に運ばな ⑤ おしぼり作り いといけないと思った。細かい所 ⑥ 皿運び ができるかできないかによって ⑦ ドリンク作り サービスの質が決まると思った。 設定課題:披露宴の流れをしっかり把握する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ウェルカムパーティー準備 効率的に周りに気を配りながら ② 披露宴見学 動かないといけないと思った。披 露宴を成功させるためには職場 の方たちが協力し合い、責任を持 って各自仕事をすることが重要 だと思った。 設定課題:笑顔でサービスをする 実 習 内 容 実習生の特記事項 自己判断せず、わからなかったら ① ウェルカムパーティー すぐに聞くことが大切だと思っ ② 披露宴 た。全体の動きを見てすばやく動 ③ 卓挨拶 くことが大切だと思った。お客様 ④ ドリンクサービス を不安にさせないよう常に笑顔 ⑤ 料理運び は絶やしてはいけないと思った。 ⑥ 後片付け 最後に新郎新婦からスッタフみ んなにチョコがもらえたのはと ても嬉しかった。 - 194 - 勤務時間:10:30~15:30 指導者のコメント 今日は緊張したと思いますが、 普段もっと笑顔を見せてくれ るともっと良くなるはずです。 明日から意識して頑張ってく ださい。 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント 接客をする際に一番大切な笑 顔をこのインターンの期間で 磨いて頂けたらと思います!! 良い笑顔持ってますよ!! 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:13:30~20:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/17 (月) 9/20 (木) 9/21 (金) 9/22 (土) 9/23 (日) 修 日 報 設定課題:一軒一軒気持ちを込めてブライダルフェアに臨む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ブライダルフェア ブライダルフェアはお客様が実 ②シルバー磨き 際に結婚式をどのようなものか ③皿持ち練習 体験するもので、何組もお客様が 見学しに来て、一回一回が大切な ものだと思った。意識を高めて取 り組まないといけないと思った。 設定課題:一つ一つの仕事を丁寧にする 実 習 内 容 実習生の特記事項 テーブルをきれいにセットした ① テーブルセット り、グラスやシルバーを磨いたり ② おしぼり作り と披露宴までにすることはたく ③ おしぼり受け拭き さんあって、一つ一つを丁寧にし ④ グラス磨き ないといけないと思った。 ⑤ シルバー磨き ⑥ トーション折り ⑦ コルク作り 設定課題:効率的に仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① おしぼり作り シルバーが多くて磨くのがとて ② ダンボール潰し も大変だった。忍耐力も必要だな ③ ショープレ磨き と思った。立ち仕事が多いので体 ④ シルバー磨き 力も必要だと思った。 設定課題:周りを見て、次に何をするか考えて行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 優先順位を考えて動くことが大 ① ウェルカムパーティー 切だと思った。あいまいな返事は ② アテンド 周りに迷惑をかけるのでしっか ③ 卓挨拶 り責任を持って返事をしないと ④ おしぼり配り いけないと思った。最後の片付け ⑤ 料理運び まで気を抜いてはいけないと思 ⑥ ドリンクサービス った。前回より卓挨拶がしっかり ⑦ どんでん できて良かった。お客様とのちょ っとした会話が楽しかった。 設定課題:積極的にお客様と接する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ウェルカムパーティー 少し肌寒い日だったのでウェル ② 外掃除 カムパーティーで出す飲み物も ③ グラス磨き 温かい物を準備するなど、お客様 ④ 新規対応 のことをよく考えているなと思 った。外掃除では敷地に面してい る歩道の落ち葉など、きれいに掃 除ができて気持ちよかった。 - 195 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:14:00~20:00 指導者のコメント 勤務時間:12:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/24 (月) 修 日 報 設定課題:最後まで責任を持って取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① シルバー磨き 短い期間だったけどとてもいい ② おしぼり受け拭き 経験ができた。時間が過ぎるのが 速く、充実した日々を送ることが できた。働いている方たちの仕事 に対する意識の高さを強く感じ ることができた。何事にも丁寧に 真剣に前向きな気持ちで取り組 まないといけないと思った。 - 196 - 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 終始笑顔だった山崎さんには、 周りにいる人も笑顔にできる 才能を持っていると思います。 何事も積極的で、お客様に対し ての対応も良かったです。これ からもこの経験を生かして沢 山の人へ笑顔を提供して下さ い!!お疲れ様でした!! Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:あんしんグループ 経営情報学科 1 年 12M057 相山泰亮 就業意識の変化と今後の課題 このインターンシップに参加したことで、社会の厳しさを間近で見て感じることができました。それを感じる ことのできたのは、会社にいる以上、常にお客様のことを考える必要があるからです。どのような提案を実行す ればお客様に喜んでもらえるか、お客様の対応について考えているのだと思います。勤務時間中は、電話が鳴り っぱなしで、その一つ一つを丁寧に対応していかなければなりません。電話の応答からも分かったようにお客様 相手の仕事は相手あっての職業だから電話一つにしても大変であることを改めて実感しました。さらに飛び込み 営業に同行させていただいたのですが、門前払いや話を聞いてもらえないことが普通で、話を聞いてもらう方が 難しい中、コミュニケーションをとることやノルマを達成しなければいけません。契約をとるときには何件も根 気強く回らないといけません。様々なことを考えながら行動する必要があるし、展開によっても考え方を変えて いかないと通用しない世界だと思いました。そのため、大前提である社会の仕組みや企業のあり方についての知 識は、不可欠だと思いました。その基盤となるものを私はこの短大生活の 2 年間で学びたいと思っています。 社会に出てからはマナーや服装などが大事です。 それらがだらしないと絶対に社会で成功できないと思います。 インターンシップ先の社員さんたちはみんなマナーや服装が完璧でした。このインターンシップに参加して自分 の意識が変わりました。自分が今までいかに甘えて生活を送ってきたのか実感したし、社会人になるためには本 当に努力しないといけないと感じました。自分自身のレベルアップも絶対必要だと感じました。しかし、どうや ったらレベルアップするのか、今は正直わかりませんが、この短大生活を送るうちにヒントは必ずどこかに隠れ ていると思います。そのヒントを見つけ、就職活動で答えを出せるようにしていきたいです。本当に考えさせら れることの多い 5 日間でした。 ご多忙の中、自分のために講義や仕事の厳しさを教えてくださった社員の皆様には心から感謝しています。こ のインターンシップに参加して本当によかったと心から思いました。 - 197 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:あんしんグループ 相山 泰亮 研 8/20 (月) 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 修 日 報 設定課題:社会人としての基礎マナーを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 マナーについて色々勉強できて ① スケジュール説明 今まで知らないようなことばか ② マナーのテスト りで驚いた。 ③ 袋詰め 設定課題:電話取り次ぎや名刺交換を覚える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 電話取り次ぎ練習 社会に出たら当たり前のことだ ② 保険設計 と思うで、もっと練習してうまく ③ 名刺交換練習 なりたい。 ④ 袋詰め 設定課題:作業を素早くこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 電話の取次ぎ 電話取り次ぎをうまくなりたい ② 宛名貼り です。 ③ 基礎知識 設定課題:保険設計を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 全体会議に参加 全体会議に参加してみてどのよ ② 宛名貼り うな案を考えればうまくいくな ④ 保険設計について学ぶ ど考えるので将来のためになり ⑤ 保険設計 ました。 設定課題:営業の流れをつかむ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 保険設計 飛び入り営業に同行させていた ③ 飛び入り営業 だき営業の厳しさを知れた。 ④ 感想文 - 198 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 袋詰め作業を一生懸命取り組 んでくれてありがとうござい ました。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 今日も袋詰め作業をしてくれ てありがとうございました。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 電話の取次ぎを積極的にとり くんでくれました。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 保険設計についてはできなく ても心配することありません。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 営業という職に理解を深めて もらえたならうれしいです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 北日本新聞社 経営情報学科 1年 12M002 天野みどり 能動的に行動することは 自分が成長するための近道である! 私は、北日本新聞社で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験のテ ーマは、社会人としての心構えおよび新聞製作の工程の理解でした。 イ ン タ ー ン シ ッ プ に 参 加 し た の は 、社 会 人 と し て の 心 構 え を 学 べ る と 考 え た か ら で す 。 さらに新聞社の情報収集や編集の仕方、読者を引きつける方法なども知りたいと思いま した。その先には伝わりやすい文章の書き方を学ぶという目的がありました。しかし、 実際に参加してみると、社会人としての心構えにおいての自分の今後の課題が多く見え てきました。 まず北日本新聞社に入った時、受付の方と話をしていて、立ち居振る舞いや話し方、 言葉遣いが洗練されており、一方私はしどろもどろになり、おかしな言葉遣いで会話を してしまいました。 新 聞 の 記 事 の 取 材 や 映 像 メ デ ィ ア で の 取 材 を 体 験 し た 際 に「 早 く 」 「 正 確 に 」取 材 す る ことが大切で、事前準備としてある程度の知識は下調べをし、その上で限られた取材時 間の中でできるだけたくさんの情報を聞き出すことが重要と教えていただきました。そ の際、気を付けることは周りの人の邪魔になったり、迷惑をかけたりしないことです。 その後、取材で手に入れた情報を重要度が高い物から書いていく、そして誤字・脱字は 絶対に出さないというのが記事を書く上で大変重要と教わりました。また、実際に取材 に来た人にしか書けない事柄を書くことが重要であると教わりました。しかし私は指摘 された失敗を繰り返すこともありましたが、修正を繰り返すことで書き上げることが出 来ました。映像メディアの取材では映像で取材する時は、言わずとも語る映像にする必 要があり、何時、どこで、さらにその場の様子が十分に理解してもらえるような映像を 撮る必要があります。 営業部にて紙面の広告に関する講義では、普段何気なく見ている新聞の広告であって も、広告を載せるために毎日奮闘しておられることを知りました。読者の立場に立って 配置を考えながら、どの広告をどこに載せるかということを決められていることに衝撃 を受けました。 編成本部では記事を集め、取捨選択をし、重要度に応じて記事の大きさ、デザイン、 配置などを考えそれぞれの記事にタイトルを簡潔につけます。私は記事にタイトルをつ け、紙面の記事を切り貼りする体験をさせていただきました。 これらを含めた沢山の業務の見学・体験を通して学んだことは、今後の課題としてコ ミュニケーションの力の向上が求められているということです。会社とは仕事を分担し て協力して一つの目標に向かって作業を進めながら、周りとの情報共有が大切というこ とを学びました。また物事を相手の立場に立って考えること、人の話を聞きしっかり理 解すること、能動的に行動することにより、得られるものが多くあることが分かりまし た。これらの体験を今後の就職活動や就職してからの生活に活かしていきたいです。 - 199 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 北日本新聞社 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 天野 みどり 修 日 設定課題:職場に慣れる 実 習 内 容 ① 社内見学 ② 越中座 報 実習生の特記事項 社内見学で様々な部署を見て回 り、その時に挨拶の大切さを教わ った。 設定課題:取材の仕方、記事の書き方を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 取材体験 取材する上での事前準備はとて ② 記事を書く も重要だということを学んだ。 設定課題:新聞の紙面以外の取り組みを知る① 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 映像メディアでの取材 映像での取材の仕方は奥が深く、 ② 紙面の広告についての講義 とても難しかった。 ③ 応募はがきの仕分け はがきの仕分けは神経を集中さ せてケアレスミスをしないよう 細心の注意を払った。 設定課題:紙面の作り方を学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 編成本部についての講義 記事にタイトルをつけるとき、簡 ② 記事のタイトルをつける 潔に伝わるようにするのは難し ③ 新聞の校閲 かった。 設定課題:新聞以外の取り組みを知る② 実 習 内 容 実習生の特記事項 記者の普段の過ごし方や勤務時 ① イベントに関する講義 間など普通聞けない様々なこと ② 雑務の体験 を知ることができ、良かった。 ③ 記者さんと懇談 - 200 - 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00 ~16 00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント 経営情報学科1年 12M046 牧野 巧 自分のスキルをお客様に提供する 私は一週間、株式会社ジェック経営コンサルタントで就業体験させていただきました。私が体験した内容 は直売所で実地体験をし、どのように工夫をすれば商品は売れるのかを、直接肌に感じとれる体験でした。 最初は直売所とはどういうところなのか、何をしているのかなど、直売所というものの仕組みを知ること から始まりました。次に実際に「緑の駅なめりかわ」という直売所に行き、直売所を直接見る事により、直 売所での良い点、よくない点、課題、対策、を書き出し分析し、ほかのインターンシップ生と意見を交換し ました。その中で経営者は商品を置く場所に変化を付けたり、POP を増やすだけではなく、広告チラシを 配ることやアンケートを実施することにより、 「全体のことを考えることが大切」と言っておられました。 その言葉を聞き、改めて自分が経営者側の立場としていることを実感しました。 直売所をよりよくするためには、話し合いだけでは情報が少ないので競合店調査を行いました。どの競合 店も緑の駅なめりかわとは違い、 良い点がたくさんありました。 しかしなめりかわより良い点だけではなく、 競合店を見る事によりなめりかわの強みも同時に見えてきました。 競合店とは単に情報を得るだけではなく、 こちらの強みも分かることを知りました。 また、 競合店だけではなく、 コンビニの売り場作りにも携わらせてもらいました。 コンビニと直売所では、 売る目的が違うなどの相違点がたくさんありましたが、参考になる点もありました。なかでも「SQC」と 「ゴールデンゾーン」は売り場作りとしては大切な事と印象に残りました。SQC とはサービス・クオリテ ィ・クリンネスの略でこの考え方を持つことにより、お客様の信頼を得ていると思いました。ゴールデンゾ ーンは目線が80cmから135cmの場所のことで、 特に中央の商品に人はひかれやすいといわれている そうです。 実際に直売所や競合店を見たり、コンビニの営業方法を見たりと、最初の頃より営業の知識を身につけ、 次の直売所に向けての目標を定めました。私は、商品を目立たせる、セット売りからバラ売りにする、調理 POP や持ち帰り用チラシを作り興味を持ってもらう、アンケートを取る。という4つの目標を持ち再びな めりかわの直売所に向かいました。結果は目立たせたものは売れ、セット売りからバラ売りは失敗でした。 チラシはお勧めすると取ってもらえましたがお勧めしないと取っていいのかわからなかったお客様が多か ったようです。担当者の方は、 「売り上げが良くなくてもこの方法がダメだったということが結果である。 その失敗をどう工夫させて売るのかが大切」とおっしゃっていました。そこで私はセット売りではなく次は 100 円のセットで売ってみるという案を考えました。この方法で実際に売上が上がったかどうかは分りませ んが、次につなげるということはできたと思います。 また、一つのものを売るためにもさまざまな知識、情報、工夫、考え方、があることを知りました。自分 が身につけたこのスキルがお客様のためになり、喜んでもらえることが、自分の一番の生きがいではないか と実際に現場で体験して思いました。その生きがいを持って、お客様のために仕事をしているのがこのコン サルタントという仕事ではないかと思います。 - 201 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/8 (水) 8/9 (木) 8/10 (金) 修 牧野 巧 日 報 設定課題:会社というものを学び、実地体験に向けての学習 実 習 内 容 実習生の特記事項 経営コンサルタントとは無形のサ ①自己紹介 ービスなので、第一印象が大切。 ②テキストを使い農業につい そのために夏でもネクタイ、上着 て学ぶ は必ず着用する。また、挨拶、清 ③POP作り 掃も印象を良くするための1つで ④日報作成 ある。 勤務時間:7:45~16:40 指導者のコメント 初日は緊張したと思います が、目標をしっかりと意識 して、活動してほしいと思 います。 設定課題:直売所での実地体験を通して気づきをまとめる 実 習 内 容 実習生の特記事項 生産者さんと直接お話ができて、 ①緑の駅なめりかわでの実地 野菜等の食べ方の勉強になる。一 体験 つの野菜を売るためにもいろいろ ②気づきの整理 な工夫がある。 ③課題の抽出・整理 ④日報作成 勤務時間:6:30~14:40 指導者のコメント 運営の大変さは、やってみ ないとわかりません。その 中で、どうしたら売れるの かを考えることが大切で す。 設定課題:直売所での目標を決める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①直売所での気づきの発表 POPだけではなく、アンケートを行 ②目標を決める ったり、告知チラシを配ることで、 ③目標に向けての準備 全体を考えることが経営者として ④日報作成 必要。 勤務時間:7:45~11:40 指導者のコメント POPの作成は目的を達成す るための、一つの手段にす ぎません。やはり全体的に 見る事が大切です。 設定課題:競合店を調査し、なめりかわとの違いを知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①競合店調査 競合店を見てくるだけでも、案が ②課題の整理 たくさん出てくる。その中で経営 ③目標を確定させる 者目線で目標を立てることは難し ④日報作成 い。 勤務時間:7:45~14:40 指導者のコメント 競合店の視察において、得 た情報に関しては、次回の 実地研修の際に活かして欲 しいと思います。 設定課題: コンビニでの売り場作りを経験する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①FM五福店での実地体験 コンビニでの売り方は、直売所と ②FMでの気づき発表 はまた違った売り方だった。しか ③目標に向けての準備 し直売所でも利用できる売り方( ④日報作成 ゴールデンゾーン等)もたくさん あった。 勤務時間:7:45~16:40 指導者のコメント コンビニと直売所では、業 務の流れは違いますが、ど ちらにせよ「SQC」という考 えは必要だと思います。 - 202 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/13 (月) 修 日 報 設定課題:今までの成果についてプレゼンテーションを行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①報告書作成(紙) 社会は辛いけど、自分次第で楽し ②報告書作成(word) くなるところである。好き嫌いな ③プレゼンテーション く何でもやり、様々なことを経験 ④日報作成 することにより楽しさが増してい く。 - 203 - 勤務時間:7:45~16:50 指導者のコメント ぜひ、インターンシップで の学び、今後の活動に活か してください。一週間お疲 れ様でした。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社モリタ 経営情報学科 1年 12M060 岩坪亜理沙 夢への一歩 私は、株式会社モリタで 6 日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、 モリタさんのような美容ディーラーという業務と営業という仕事についての理解を深めることでした。そ のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 私は将来、美容師になりたいと考えていました。そこで、高校 3 年の夏休みに富山美容専門学校のオー プンキャンパスに参加し、実際にワインディングなどの体験をさせていただきましたが、なかなか上手く いかず、自分の才能のなさを実感させられました。 しかし、もともと美容関係の仕事がしたいという思いがあったため今回のインターンシップで美容ディ ーラーという仕事を行っているモリタさんに興味がわき、美容ディーラーとは、どんな職業なのか、どん なことをするのかなどを学びたいと思い、就業体験をさせていただきたいと思ったことが、私がこの研修 先を選んだ理由のひとつです。 また、美容ディーラーという仕事についての知識が全くなかった私ですが、会社について調べていくう ちに美容師としてではなく、美容院をサポート・バックアップするという仕事を行っているというところ が私の将来やりたいことに近いと感じたこともこの研修先を選んだ理由です。 インターンシップを通して分かったことの一つ目は、理美容業界の現状です。 理美容業界はサロンを中心に、メーカー、問屋、ジャーナル、学校、ディーラーが存在し、サロンに勤務 する人が理美容師と言います。そして、この理美容師がこの先増えないと理美容業界は衰退します。また、 問題点として挙げられるのが、美容院のオーバーストア問題と理容室の二極化・なり手問題です。 現在、美容院の軒数は年々増加傾向にあります。このことから美容院同士の価格競争が激化し、独立をし て上手く経営が出来ているか、いないかの差がはっきり見えてきたことも問題です。独立が成功する要因 の一つは、 「店長経験者が独立すること」ということがわかりました。 また、理容室の問題は件数は増えないが大手チェーン店が台頭していることです。 近年では理容室のユニセックス化、高級路線化が生き残りをかけて必死な状況のなか、一番の問題は、な り手が増えないこととされています。 そしてディーラーの現状についても多くのことを学びました。ディーラーの課題としてはサロンから選 ばれ必要とされる人になること、またディーラーの存在価値、意義をもっと明確にすることだそうです。 私は、このインターンシップを通して強く思ったことがあります。 それは、やはり美容業界に関わりたいということです。そのためにも、この経験を通して学んだことを 活かし、今後につなげていきたいと思います。 - 204 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社モリタ 岩坪 亜理沙 研 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 8/24 (金) 8/25 (土) 修 日 報 設定課題:美容ディーラーの業務の理解 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①オリエンテーション 美容業界の現状について話をお 聞きしました。美容業界はサロン ②美容業界の話 を中心に、メーカー、問屋、ジャ ③業務内容についての話 ④本社見学 ーナル、学校、ディーラーが存在 。サロンに勤務するのが理美容師 。理美容師になる人がこの先増え ないと美容業界は衰退する。 設定課題:営業という仕事についての理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 商品ピッキング業務 会社に倉庫でサロンからの注文 ② 営業と同行 票を参考にカラー剤やシャンプ ーなどのピッキング作業を行い ました。 設定課題:営業という仕事についての理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 商品ピッキング業務 前日に引き続き、午前は商品ピッ ② 営業と同行 キング業務を行い、午後からは営 業の同行をさせていただきまし た。 モリタさんのような会社は富山 県内に約20社存在する。 設定課題:営業という仕事についての理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 商品ピッキング業務 ・営業は体力のいる仕事 ② 営業と同行 ・夏は暑く、冬は寒い ・車の乗り降りが多く大変 ・夜は遅く、11時ごろに終わる ことも 設定課題:営業と同行 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 商品ピッキング業務 ・美容業界は若々しい人が多い ② 営業と同行 ・30代位で結婚する人は独立す る人が多い ・商品の場所を覚えるのは大変 - 205 - 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント しっかり頑張っておられまし た。 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 営業という初めての仕事を緊 張しながらも、真剣に学び、取 り組む姿勢や心構えが大変良 いと思いました。 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:30 指導者のコメント 営業先のお客様に笑顔で対応 していただいたので、紹介しや すかったです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/28 (火) 修 日 報 設定課題:営業という仕事についての理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①商品ピッキング業務 ・美容院は増資しているが、逆に ②営業と同行 理容室は減少している ・ディーラーの存在価値、意義を 明確にしていくことがディー ラーの課題 ・1つの美容院に何社かのディー ラーがついている - 206 - 勤務時間:8:30~18:00 指導者のコメント どんな仕事でも遅くなるとい うことは、あると思います。で も自分で選んだ仕事なので、楽 しいことが多いです。遅くなっ ても楽しいと思えるようにな ってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社モリタ 経営情報学科 1 年 12M063 小倉健志 お客様と共に歩む 私は6日間、株式会社モリタで就業体験をさせていただいた。以前から営業職に興味を持っており、同行 させていただくことで、営業の業務内容について理解することが今回の私のテーマであった。今回の体験で は、美容業界の現状と業務内容についておぼろげながら理解することができた。また、営業に同行させてい ただいたことが特に印象に残っている。営業を行う際、忘れてはいけないことがある。それは、お客様は共 に歩んでいくパートナーであるということだ。 営業は5日間で、富山全体の美容室に同行させていただいた。この業界でのお客様とは、美容室で働いて いる従業員のことを指している。従業員が多く知名度が高い店舗がある一方、従業員が一人だけの店舗もあ り、私の家の近くやよく通る場所にも、見たことのない美容室が多く存在していたことに驚いた。しかし知 名度の高さは関係なく、同様のサービスの提供を行うことが必要である。場合によっては、ミーティングを 行いお客様の悩みを聞くことでアドバイスを行うこともある。商品の提供を行うだけでなく、夢や目標を叶 えるための手助けを行うことも美容業界の営業であることが分かった。 営業に同行させていただく前に、テーブルの雑巾掛けや伝票のハンコ打ち、情報・知識と共に商品を紹介 するためのパンフレットの整理を日々行っていた。当初は事務作業だと指示を受けていた。しかしパンフレ ットは 50 種類以上もあり、一種類ごとの量も多く、力仕事を行っているような感じで大変であった。担当 の方にありがとうと言っていただいた。 そして、 雑用のような小さな仕事でも行うことが将来必ず活かされ、 それが大きな仕事の成功に繋がって行くとアドバイスをいただいたことがとても印象に残っている。 これま での私は、小さな作業に目を向けず大きな作業ばかりに目を向けていた。これを機に今後は、作業の大きさ に関係なく、一つ一つコツコツと作業を日々行っていこうと思う。 従業員の方々は毎日、私の研修終了後も残っておられる方が多かった。それは自身のレベルを上げ、お客 様に対し更に手助けを行うための資格の習得や、 後日行われる多くのお客様を対象としたセミナーの準備を 行うためである。それは全て、お客様の力になりたいと思うからこそ行っているそうだ。常にお客様のこと を心から考えられるかどうかは、日常生活でも、思いやりを持って行動できる人間でなければできないこと である。同時に、人間にとって一番必要であることと言える。私も将来お客様のことを第一に考え、信頼し てもらえる人間になれるよう、私生活の見直しから始めようと思う。また、就職活動を行う際にもその経験 を活かし、自身を最大限に PR していこうと思う。 - 207 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社モリタ 小倉 健志 研 8/21 (火) 8/22 (水) 8/23 (木) 修 日 報 設定課題:美容業界の話を聞くと共に、業務内容を理解する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 美容業界についての知識がこれま ①美容業界の話 で全くなかったが、この機会を使 ②業務内容について ③弊社・本社ベレーザ等の見学 い、現在置かれている状況や営業 方法について確認する事が出来 た。 富山県内、石川県の系列会社の見 学を行う事で、モリタさんがどの ような商品を取り扱っているかを 確認した。 設定課題:実習が本格的に始まるため、メモを効率良く取る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①伝票のハンコ打ち 伝票のハンコ打ちを行い、ミスの ②高岡市を中心とした営業と ないよう丁寧に行った。 同行 営業に同行させていただき、営業 職の流れを理解する事が出来た。 お客様に商品を提供し満足しても らうためには、その商品の情報・ 知識を事前に得てお客様に適して いる商品なのかを確認しておく必 要がある。 設定課題:前日に続き重要事項を効率よくメモする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 お客様にお渡しするためのパンフ ①パンフレットの整理 レットの整理を行った。種類が多 ②砺波市を中心とした 営業 かったため、予想以上に大変であ と同行 った。 この業界での営業は、お客様に商 品を提供するだけでなく、夢や目 標を叶えてもらうための手助けを 行うことも必要となってくる。 - 208 - 勤務時間:8:00~17:30 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント 仕事に対して意欲的でした。 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント 営業の楽しさなどを一緒に お話しできて嬉しかったで す。是非、色んな物事に挑戦 して楽しさ、やりがい、生き がい、夢、目標が達成となる 仕事をしていってほしいで す。ありがとうございまし た。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/24 (金) 8/25 (土) 8/28 (火) 修 日 報 設定課題:今日も一日緊張感を持って作業を行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①パンフレットの整理 午前の部は前日に続き、パンフレ ②新湊を中心とした営業と同 ットの整理を行った。 行 午後からは営業で、これまで回る ことがなかった地区に同行させて いただいた。 お客様は取引相手であるとともに 、手助けを行う必要のあるサポー ト相手で、お互いのレベルを高め 合うパートナーともいえる。 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント 研修に対して意欲的に質問 されている事に対し、モチベ ーションの高さを感じまし たし、研修に対しての感謝の 気持ちをすごく持っていた ので、自分以外の人に対して の気くばり心くばりが出来 る生徒さんだと思いました。 設定課題:きびきびと行動し、はきはきと応対する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 パンフレットの整理を行った後、 ①パンフレットの整理 雑巾を使ったテーブル拭きを汚れ ②テーブル拭き が残らないよう丁寧に行った。雑 ③富山市内を中心とした営業 用のような小さな仕事でも、行っ と同行 ていたことが将来必ず生き、それ ④伝票のハンコ打ち が大きな仕事の成功に繋がってく る。 富山市内を中心とした同行を行っ た後、初日同様伝票のハンコ打ち を行った。営業職は慣れてくる事 で良い面だけでなく、悪い面まで の素の自分をお客様に見せてしま う場合がある。そのため、常に良 い緊張感を持って取り組む必要が ある。 設定課題:今までいただいた感謝を思い出し作業に取り組む。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①パンフレットの整理 パンフレットの整理を行い、午後 ②富山市内を中心とした営と からは営業に同行させていただい 同行 た。人間は生きていく上で、会話 を行える人間かそうでないかで、 相手の印象が大きく変わる。会話 は、良い印象を持ってもらうため には必ず必要になるものである。 就職活動を行う上で、興味のある 企業は必ず訪問し、自身の能力・ 性格と合っているかを見極める 事が大切である。 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント 良くがんばっておられまし た。 - 209 - 勤務時間:9:00~19:00 指導者のコメント 自分達の業務について、興味 を持ち、色々な質問をしてい ただき意欲を感じました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:島屋㈱ ジョイフルシマヤ小杉店 経営情報学科 1年 12M075 嶋林 永奈 見えない仕事の大変さ 私は 5 日間ジョイフルシマヤ小杉店にて 5 日間就業体験をさせていただきました。 「日頃の当たり前のよ うなことでも様々な人間が手をかけ努力して成り立っている事を知る」 をテーマに今回の研修結果を報告し たいと思います。 仕事内容として、品出し・掃除・レジ・値付け・賞味期限の確認がありました。その中でも品出しは一日 の基本となる作業で毎日行われます。分野ごとに分けられ納品された商品を棚に並べます。食品類は賞味期 限があるので始めから陳列されているものを前へ、新たに追加するものは後ろへ並べ、またその際には商品 一つ一つに付けられている商品番号を確認しなければなりません。 類似商品が多数あるため確認はとても重 要な作業でした。 賞味期限の確認をする作業についてはお菓子のコーナーを確認するだけで半日かかりました。 ひとつひと つ抜けることがないように確認しなくてはならないためとても細かい作業でした。 その日切れているものだ けを確認するのでなく月単位で確認します。 私が研修を行っていた時は8月下旬だったため賞味期限が9月 のものをすべて紙に書きだします。そうすることにより毎回確認をしなくてもよくなります。この細かい作 業が次の作業する人への手助けとなり仕事がスムーズに進んでいくのだと感じました。 どんなに細かい仕事 であっても重要な仕事なのだと実感することができました。 またすべての作業は店内で行われるためお客様 の目に届くところで作業を行います。そのため常に見られている意識を持ち、気を抜かないようにしなけれ ばいけませんでした。 私は研修生としてお店で働かせていただいていましたがお客様からすれば私も従業員 の一人です。作業中に声をかけられることも多くありました。わからないことがあっても「すいません、わ かりません」というのではなく「少々お待ちください」と一言かけて従業員の方に聞きにいきます。4、5 日目になるとお店のことも把握できることが増え、自分でお客様の質問に答えられるようになりました。そ してお客様に「ありがとう」といわれ自分自身も笑顔になれることできました。 研修 2 日目には半年に一度行われる棚卸がありました。棚卸は簿記の授業でも馴染み深い言葉だったた めとても興味がありました。棚卸は営業中にも行われます。いつも通り営業することでお客様に迷惑をかけ ることなく、常に便利であるお店を目指しているのだと言われました。各部署から担当者が集まり大人数で 作業を行ったため半日で終えることができました。 なかなか体験できない貴重な日だったため良い機会にな りました。 ジョイフルシマヤは、私たちの身の回りにあるものが多く取り扱われています。その裏方では多くの人が 携わっていることがわかりました。お菓子一つでもお皿一枚でも数々の人の手により商品が並び、私たちが 手に得ることがきるのだと改めて感じることができました。 これからの社会では見えていることだけを考え るのではなく、見えないことも考え感謝していこうと思います。 - 210 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:島屋㈱ ジョイフルシマヤ小杉店 研 8/20 (月) 8/21 (火) 設定課題: 実 習 内 容 ①棚卸の準備 ②商品数量の確認 設定課題: 実 習 内 容 ① 掃除 ② 品出し ③ 棚卸の後片づけ ④ 駐車場の掃除 設定課題: 実 習 内 容 ① 品出し 8/22 (水) 8/23 (木) 設定課題: 実 習 内 容 ① 賞味期限のチェック ② 値付け ③ 品出し 8/24 (金) 設定課題: 実 習 内 容 ① 品出し ② レジ ③ 値札作り 嶋林 永奈 修 日 報 実習生の特記事項 一つ一つの作業をする際に、何の ためにこの作業をしているのか 考えながら仕事をすることが大 事だと教えていただき仕事に対 する意識が変わった。 実習生の特記事項 半年に一度の行事である棚卸が 行われた。普段簿記で学んでいる ことを実際に体験することでき 良い機会になった。 実習生の特記事項 品出しを行う場所は常にお客様 の目に届くところで行われてい るため、気をぬかないことが大切 だと思った。 実習生の特記事項 賞味期限を確認する作業はとて も細かく大変だった。しかし賞味 期限が切れているものがひとつ でもあってはいけないため手を 抜かずに丁寧に作業した。 実習生の特記事項 レジではお金が関わりとても重 役だったため仕事の責任を感じ た。レジは主に人と関わる仕事の ため常に笑顔を意識し、明るく接 客するように心がけた。また最終 日となると店の中が把握できて お客様に案内ができるようにま でなり嬉しかった。 - 211 - 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント 勤務時間:8:30~15:30 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:有限会社 ステップアップ 経営情報学科 1年 12M097 藤縄 咲 “コミュニケ―ション”と“笑顔であいさつ” 私 は 、有 限 会 社 ス テ ッ プ ア ッ プ で 5 日 間 、職 業 体 験 を さ せ て い た だ き ま し た 。こ の 職 業 体 験 で の 私 の テ ー マ は 、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 高 め 、ビ ジ ネ ス マ ナ ー を 身 に 付 け る と いうことでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 ス テ ッ プ ア ッ プ で の 職 業 体 験 の 1 日 目 は 、会 社 の 宣 伝 の た め に 配 る 、ラ ベ ル の デ ザ イ ン を 考 え る こ と で あ り 、P C の ク リ ッ プ ア ー ト を 使 用 し 作 成 し ま し た 。決 め ら れ た も の を 作 成 す る わ け で は な い の で 少 し 責 任 を 感 じ ま し た 。し か し 、私 が 作 成 し た ラ ベ ル を 後 日 使 用 していただいたので大変嬉しく感動しました。 2 日 目 と 3 日 目 は 、川 合 社 長 に よ る パ ワ ー ポ イ ン ト の 講 習 会 が 行 わ れ ま し た 。パ ワ ー ポ イ ン ト は 見 や す さ 、イ ン パ ク ト 、光 の 三 原 則 が 大 切 で あ り 、具 体 的 な テ ー マ に よ る プ レ ゼ ンテーション作成でのストーリーの組み立て方や発表な重要なポイントについて教わり ま し た 。ま た 、面 接 で 気 を 付 け る こ と に つ い て の お 話 も 伺 い ま し た 。ど ち ら も 身 だ し な み や 立 ち 姿 勢 、声 の ト ー ン や ス ピ ー ド 、ま た 相 手 の 目 を 見 て 話 す こ と の 大 切 さ を 学 び ま し た 。 相 手 の 方 に 話 す 場 合 は 細 か な 心 掛 け が 出 来 て こ そ 、相 手 に も 一 生 懸 命 さ や 熱 意 が 伝 わ る の だと知りました。 人 の 第 一 印 象 は 一 瞬 で 決 ま る も の で あ り 、ど れ だ け 相 手 に 意 欲 や 自 分 の 人 間 性 を 、目 力 や姿勢で伝えられるかということが大切だと学びました。その中でも印象に残ったのが、 「“ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ” と “ 笑 顔 で あ い さ つ ”」 が 最 も 大 切 で あ る と 言 わ れ た 言 葉 で す 。 笑 顔 で あ い さ つ を す る こ と は 、相 手 を 受 け 入 れ て 、人 間 性 が 表 れ る と 思 い ま す 。普 段 何 気 な く し て い る あ い さ つ で す が 、社 長 の 話 を 聞 い て 、目 を 見 て 、気 持 ち を 込 め て あ い さ つ を することを学び、改めてあいさつの重要さを痛感しました。 4 日 目 は 、「 パ ソ コ ン で の 、 も の 作 り 教 室 」 に 参 加 し ま し た 。 ワ ー ド を 使 っ て 名 刺 と 下 敷 き を ス タ ッ フ の 皆 さ ん と 一 緒 に お 手 伝 い さ せ て い た だ き ま し た 。子 ど も や お 年 寄 り の 方 に パ ソ コ ン を 教 え る と き は 、な る べ く 難 し い 専 門 用 語 は 使 わ ず 、分 か り や す く 、聞 く 人 が 覚 え や す い も の に 例 え て 説 明 さ れ 、私 自 身 も す ご く 分 か り や す い と 思 い な が ら 聞 い て い ま し た 。人 に 教 え る 難 し さ を 肌 で 感 じ た と 同 時 に 、最 後 に あ り が と う と 言 わ れ る 喜 び も 感 じ ました。 5 日 目 は 、「 新 規 講 座 の 企 画 作 成 」 の テ ー マ で パ ワ ー ポ イ ン ト を 使 っ て 発 表 す る と い う 研 修 課 題 で し た 。企 画 を 提 案 し プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン を す る の は 初 め て で あ り 、大 変 難 し く 緊 張 し ま し た 。プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン は 仕 事 に 欠 か せ な い 能 力 で あ り 、貴 重 な 体 験 を し ま し た。 5日間の職業体験は私にとって大変新鮮で、貴重なものでした。同世代だけではなく、 子 ど も や お 年 寄 り の 方 、ス テ ッ プ ア ッ プ の ス タ ッ フ の 方 々 と 関 わ り 、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 る こ と が で き ま し た 。ま た 、プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン の 発 表 で は 、ビ ジ ネ ス マ ナ ー も 身 に 付 け る こ と が で き た と 思 い ま す 。な に よ り ス テ ッ プ ア ッ プ の ス タ ッ フ の 方 々 に は 、大 変 優 し く ご 指 導 を し て い た だ き ま し た 。ど ん な 質 問 に も 丁 寧 に 答 え て く だ さ り 、言 わ れ た 言 葉 は身をもって学ぶことばかりでした。 この職業体験は、自分自身が成長できた5日間だったと思います。 - 212 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:有限会社ステップアップ 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/8 (水) 藤縄 咲 修 日 報 設定課題:ステップアップの名刺のデザインを作成 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 社内に対する挨拶 ・ハンカチと一緒に渡すラベルの ② ステップアップの名刺のデ デザインを考える仕事では、学 ザインを作成 校で習ったクリップアートな どを使って作成しました。 ・スッテプアップではパソコン教 室の他に、再就職を希望する方 のお手伝いもされており、その 授業の見学に行きました。 設定課題:自己PRを上手に相手に伝える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 川合社長によるパワーポイ ・パワーポイントの基本操作と様 ントの講習会 々なショートカットキーを教 〈第一回〉 えていただいた。 ・パワーポイントとは見やすさ、 インパクト、光の三原則が大 事。 ・自己PRを皆さんの前で、発表 しました。 設定課題:コミュニケ―ション能力を身に付ける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 川合社長によるパワーポイ ・昨日に引き続き、アニメーショ ント講習会 ンやスマートアートの使い方 〈第二回〉 も丁寧に教わりました。 ・プレゼンテージョンで重要なポ イント、また面接で気を付ける 事についてお話を伺いました。 どちらも身だしなみや姿勢、声 のトーンやスピード、また相手 の目を見て話すことが大切だ と教わりました。 ・第一印象とは一瞬で決まり、ど れだけ相手に意欲や自分の人 間性を目力や姿勢などで伝え られるか、ということが大切だ と教わりました。 ・コミュニケーションで大切なこ とは“笑顔であいさつ” - 213 - 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 若い感性でステキなデザイン のものがあり、ラベルとして 印刷し、使用させていただき ました。仕事の楽しさも見つ けていって下さい。 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 熱心に受講されていました。 少人数での丁寧な指導法も学 べたのではないでしょうか。 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント プレゼンテーションを体験す ることで、ビジネスマナーも 身につけることができると思 います。自己PRが上手にで きるよう訓練してみて下さ い。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 8/9 (木) 8/10 (金) 修 日 報 設定課題:子どもやお年寄りが分からないことを、どのように分か りやすく教えるか 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 問屋センターで行われた“ ・ 「パソコンで作る、もの作り教 パソコンで作る、もの作り 室」に参加し、ワードを使って 教師”に参加 名刺作成と下敷き作成をスタ ② 本社でのパソコン教室の見 ッフの方と一緒にお手伝いさ 学 せていただきました。 ・子どもやお年寄りにパソコンを 教えるときは、なるべく難しい 専門用語は使わず、分かりやす く、聞く人が覚えやすいものに 例えて説明する。 設定課題:インターンシップ研修課題に取り組み、プレゼンテーシ ョンを行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ・最終日は、受講生が楽しく、継 ① インターンシップ研修課 続できる講座の企画提案書の 題である企画の提案に取 作成と、パワーポイントを使っ り組み、プレゼンテーショ て発表するというインターン ンを行う。 シップ研修課題が出されまし た。学校では本の一節を読み、 その要約をまとめ、プレゼンテ ーションをしていました。今回 の課題は自分で企画を提案し プレゼンテーションをする形 で、とても難しく大変でした。 しかし、人前で今回のようにプ レゼンテーションをする機会 はこれから先、たくさんあると 思います。ですから、大変貴重 な体験をさせていただいたと 思いました。 - 214 - 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 同世代だけではなく子どもさ んやお年寄りとのコミュニケ ーションをはかることができ 良かったですね。それぞれに あった説明ができるように学 んでいって下さい。 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント 企画の提案とプレゼンテーシ ョンは仕事に欠かせない能力 です。ここで学んだことをさ らに生かして就職活動に取り 組んでください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般財団法人富山県経営者協会 経営情報学科 1年 12M016 小林 紗英 知れば知るほど好きになる 私は 1 週間一般財団法人富山県経営者協会で就業体験をさせていただきました。 私は 「仕事をすること、 働くこと」とはどのようなことかをテーマにして実習に臨みました。 初めはマナーの基本的なことについて教わり、多くの企業訪問に同行させていただき仕事している風景 を見学し、実際に体験しました。その中で富山県経営者協会主催の女性社員活性化セミナーがあり参加さ せていただきました。このセミナーでの私のテーマは社会に出ている女性の意見を取り入れることです。 このセミナーでは社会でのコミュニケーションの仕方、言葉遣い、自分のキャリア形成についてグルー プワークを含めた講義を受けました。この講座で 1 番印象に残った講師の言葉が「人を知れば知るほど好 きになる」です。コミュニケーションとは永遠の課題であり、どう発信すればいいか、どう受け止めれば よいか、刺激と反応のやりとりであると学びました。最初のグループワークでは初対面の人と打ち解ける ために、 「質問して相手を知る」ということをしました。また 4 人グループになり隣の人について紹介す るときには、人見知りの私がうまくできるか心配でした。しかし、質問が思いつかないときに相手の方が 話してくださったり、さらに「何か聞きたいことある?」と話しやすくしてくださったりしました。その おかげで楽しくコミュニケーションを取ることができました。コミュニケーションがうまくできれば仕事 も楽しくなっていくと思います。最後のグル―プで自由に話すというテーマの際、女性ならではの職場へ の不満や不安など生の声を聞くことができました。例えば営業の男性が偉そうで肩身が狭いや、有給休暇 が取りにくい、ノー残業デーがあるのに帰りにくく結局残業になる、などのお話を聞かせていただきまし た。また、福利厚生や労働組合が機能しているところに就職したほうがいいなどアドバイスもいただきま した。このセミナーで得た女性社員の不安やいただいたアドバイスなどを参考に自分の就職活動を進めて いきたいと思います。 また、4 日目にセミナーのアンケート集計をしました。過去の集計データを見てみると授業で学んだエ クセルよりも複雑でわからなかったのでどのようにやればいいか聞こうとしました。すると「時間がかか ってもいいから、誰にも聞かずに自分でやってみる」と指導されました。人にすぐ頼るのではなく、まず 自分の力で頑張ってみることの大切さを改めて感じました。そうすることで考える力や集中力が身に付く のだと思います。 1 週間という短い期間でしたが相手を知ること、自分でやることの大切さを学びました。相手を知るこ とは、相手に快さを感じてもらうために必要で、さらに相手を知り考えることで、自分も気持ちよく過ご せます。また仕事ではまず自分でやってみることで考える力、集中力が身につくので大切だとわかりまし た。これらの学んだことを心に留めて就職活動やその先に活かしていきたいと思います。 - 215 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般財団法人富山県経営者協会 研 8/6 (月) 8/7 (火) 8/8 (水) 小林 紗英 修 日 報 設定課題:指示されたことは確実に行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① マナー講座 マナー講座では基礎の基礎から 教えていただいた。立ち姿勢やお ② 名札作り 辞儀など授業で学んだことがで ③ 封筒シール貼り ④ 文章チェック きていると思っていたが全然で きていないことがわかった。 設定課題:前日に学んだことを実践する 実 習 内 容 実習生の特記事項 事務の基本的な資料のコピーな ①セミナー準備 どをした。単純ではあるが失敗す ②マナー講座 ると時間も経費も無駄になるの ③局長の会員企業定期訪問同 で丁寧にすることが大切だと思 行 った。 企業訪問の同行では普段行けな いようなところで仕事について 聞いたり、仕事において大切なこ とを学んだりした。自分からもっ と質問できたらよかったと思う。 設定課題:社会人の方の意見を取り入れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①女性社員活性化セミナー参 初対面の人とすぐに打ち解けら 加 れるコミュニケーションの仕方 ②お茶出し やビジネスマナー、キャリア形成 について学んだ。初対面の人とす ぐに会話を弾ませることが得意 ではないが、グループワークの中 で自然と話すことができた。女性 社員の不安や辛いことなど本音 が聞けてとても参考になった。就 活のアドバイスもいただけて参 加してよかった。 - 216 - 勤務時間: 9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間: 9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間: 9:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自力で与えられた仕事をする 実 8/9 (木) 習 内 容 実習生の特記事項 ①アンケート集計 授業で学んだエクセルの応用 ②品質管理委員会県内企業 で初めはすぐできると思って 見学研修会同行 勤務時間: 9:00~17:00 指導者のコメント いたけど、なかなか進まなか った。しかし時間はかかって いいから誰にも聞かず自分で やってみてと言われ、まずは 人に頼らず、自分の力でどこ までできるのか知ることも必 要なのだと思った。 企業の見学研修会では就職が ゴールなのではなく、そこで さらに上を目指し資格の勉強 をしたりすることでそれが消 費者の安心に繋がることがわ かった。 設定課題:仕事されている方の話をしっかり聞いて今後に活 勤務時間: 8:45~17:00 かす 実 8/10 (金) 習 内 容 ①局長の館員企業定期訪問 同行 実習生の特記事項 前回の訪問時の反省を踏まえ て臨んだ。企業の説明などを 聞きながら質問を考える事が できた。 - 217 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:富山シティエフエム 経営情報学科 1 年 12M098 古川菜月 成長できた5日間 私は、富山シティエフエムで5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私 のテーマは、仕事の大変さと厳しさを学ぶということでした。そのテーマをもとに、今回の研修 結果を報告します。 1日目は会社概要やラジオの種類、営業についてなどラジオに関する話を聞きました。ラジオ の意義や成り立ちを聞き、ラジオについて詳しく知らなかったので知識の幅が広がりました。ま た営業についての話では富山シティエフエムの営業の仕事についてだけではなく、新聞やテレビ などで大きく取り上げて人々に影響を与えるような広告の話や、代理店とは何かについて教えて いただきました。これらの知識は企業に勤めるにあたって必要な知識だと思いました。 2日目は資料より放送原稿を作らせていただいたり、生放送の中継に同行させていただいたり しました。放送原稿の作成では、伝えるべき内容を抜きだし、それをまとめる作業をしました。 最初は簡単そうな仕事だと思っていましたが大切な部分を省いてしまったり、文章が硬くなった りして聴く人に伝わりづらい原稿になってしまいました。ラジオの仕事は簡単そうに見えても、 実際は難しいことが多くて驚きました。生放送の中継では勉強になることがたくさんありました。 本番前にお店の情報や店長の仕事内容を思いつく限り質問をし、そこから得た情報を本番中に織 り込むことでインタビューされる人が話しやすい環境を作ることができるのです。インタビュー をする際はいかなる情報も無駄にしないことやインタビューされる人に配慮することが必要な のだと教わりました。 3日目は“音さんぽ”といって、音で情景を伝える番組の取材や録画、編集などをさせていた だきました。この仕事では音だけですべてを伝えるということの難しさを痛感しました。同じ水 の音でも録音方法や編集の音の配置が異なれば、全く違う雰囲気になります。これらをうまく組 み合わせることによって素晴らしい番組が完成します。実際に体験して番組を制作するというこ とはとても根気のいる作業だということを知り、それを毎日していらっしゃる職員のみなさんの 苦労がわかりました。 4日目は再び収録に同行させていただきました。保育所に訪れて人形劇や体操をするという収 録でした。そこではシティエフエムのアナウンサーの方々が音響や司会をしておられ、ラジオ以 外の仕事もあることに驚きました。 5日目は自分たちが制作した“音さんぽ”の検聴と意見交換と番組出演をさせていただきまし た。”音さんぽ”の編集は納得できるまで苦労の連続であり、完成した時は大きな達成感を味わう ことができました。番組出演では自己紹介やインターンシップの体験を述べる内容では短時間の 出演でしたが、記憶に残る貴重な経験でした。 この5日間はどれも体験したことのないことばかりであり、新鮮でたいへん充実した時間を過 ごすことができました。社員の皆さんには時には厳しく、時には優しく指導していただきました。 そして仕事の大変さや厳しさも身に染みて感じることができました。今回の体験で私は仕事に対 する考え方が少し変わり、成長することができました。この体験をこれからの学生生活や社会人 になった時に役立てていきたいと思います。 - 218 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム 古川 菜月 研 修 日 報 設定課題:仕事の大変さや厳しさを学ぶ。 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①会社概要説明 1回の放送で機材を操作する 機材の操作に限らず、さま 8/20 ②番組見学 ことがたくさんあり、それを ざまに気をつかい、発想を (月) ③営業の話 すべて一人でしなくてはなら 豊かにして仕事をすすめ ④機材説明、操作説明 ないことがわかり、常に緊張 ていってほしいと思いま 感を持って話すことは大変な す。今後の番組制作などに ことだと思いました。 も積極的に取り組んでく ださい 設定課題:仕事の大変さや厳しさを学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント ①県広報原稿制作 県広報原稿作成は文章の必要 実際の難しさを知ってい 8/21 ②中継同行 な部分と不要な部分の見極め ただければ何よりです。肝 (火) ③レコーダーの説明、録音 が全然できませんでした。簡 心なのは自分で考え、実行 ④ソフト見学 単そうな仕事でも、まったく することです。番組制作に 簡単ではないことを実感しま 生かしていただければと した。 思います。 設定課題:仕事の大変さや厳しさを学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント ①音さんぽ打ち合わせ 取材では、水を汲みに来てい 録音にせよインタビュー 8/22 ②音さんぽ取材 た人に、なかなかインタビュ にせよ実際にやってみる (水) ③音さんぽ編集 ーできませんでした。改めて と簡単なものではなく、奥 アナウンサーの方々の素晴ら が深いものであることを しさを感じました。 体感していただけたでし ょうか。しっかり考えて番 組を仕上げてください。 設定課題:仕事の大変さや厳しさを学ぶ。 実 8/23 (木) 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ①収録同行 収録同行ではアナウンサーの 初日にお話しした通りシ ②音さんぽ編集 方々が音響や司会などラジオ ティエフエムをはじめ、コ 以外の仕事をしておられたこ ミュニティー放送局はと とが印象的でした。ラジオの ても地元を重視していま 仕事も難しいのにその他の仕 す。保育所での活動も最終 事もこなすことはすごいと思 的には番組として放送す います。 るわけですが、地元密着の ひとつのスタイルと理解 していただければと思い ます。 - 219 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事の大変さや厳しさを学ぶ。 実 習 内 容 勤務時間:7:30~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①音さんぽ編集 番組見学ではとても近い距離 番組の出来栄えはどうだ 8/24 ②音さんぽ検聴、意見交換 で原稿や機会を操作している ったでしょうか。慣れない (金) ③番組見学 姿を見させていただきました ことの連続で大変だった ④番組出演 。その姿を見て大変さを学ぶ と思いますが、シティエフ ことができました。 エムでの体験をこれから の生活に生かしてくださ い。 - 220 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム 経営情報学科1年 12M099 本多彩香 真剣に取り組むことの大切さ 私は、富山シティエフエムで5日間職業体験をさせていただきました。この職業体験での私 のテーマは、働くことの大変さを知るとともに、職場の規律守りながら取り組むということで した。そのテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。 ラジオは、メディアに情報を伝える手段として使われています。ラジオはテレビとは異なり、 視覚で情報を伝えることができないので、聴覚だけで情報を伝えることになります。 そのため、情報を詳しく、うまくまとめることがとても重要になります。ラジオで情報を伝え るには、まず、原稿を作成することが必要です。ラジオ局では集めた情報を担当者が原稿とし て編集を行います。そして、決められた放送時間内に情報を発信できるようにまとめます。ま とめる際には、伝える内容、伝える順番が特に重要になります。まず、紙ベースでの編集をさ せていただきました。4枚の紙に記された情報を2分の原稿にまとめます。情報の量がとても 多く、全部伝えようとすると時間がかかりすぎるので、情報の大事な部分だけをまとめる原稿 を作りました。作り終えた原稿を見ていただくと、伝える内容が少なすぎて情報がうまく伝わ らないとの指摘を受けました。このことから、情報を伝えるには、ラジオを聴いている人に疑 問が残らないように情報を伝えることが大切だということを学びました。また、多くの情報を 伝える順番も非常に大切であるということも感じました。次に、アナログでの編集作業を行い ました。私は、2分の原稿を編集するのに1時間かかりました。原稿を編集する作業は、時間 がかかりとても大変だということも実感しました。続いて実際に番組を制作することも体験さ せていただきました。まず、取材をするための事前準備に取り掛かります。取材地についてし っかりと調べていかないとうまく番組を作ることはできません。現地に行って時間を無駄にし ないというアドバイスから、事前準備を深く行うことの大切さを学びました。取材地でのイン タビューでは、なかなかうまくインタビューをすることができず、とても苦労しました。イン タビューの内容を深くするためには、質問する内容を相手が答えやすいように工夫することが 大切だと感じました。また、インタビューをする際に失礼のない言葉使いや態度も学ぶことが できました。取材した内容を編集するのにも大変多くの時間がかかり苦労しました。1つの番 組を作るには、多くの時間がかかること、番組を作るための準備が重要であるとを実感しまし た。 この5日間は、今までに経験したことのない貴重な体験をさせていただき、学ぶことの多い 濃い時間を過ごすことができました。多くのことを学びましたが、1番感じたことは、働くと いうことは、自分の行動に責任を持つこと、自分の仕事に全力で取り組むことが大切であると いうことを痛感しました。この貴重な体験で得た気持ちを忘れず、学んだこと今後に活かして いき、将来に役立てていきたいです。 - 221 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム 本多 彩香 研 修 日 報 設定課題:ラジオについて知る 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①会社概要説明 ラジオで情報を流すまでには 驚きがあって何よりです。 8/20 ②Qシート説明 多くの時間がかかり大変であ 今後は番組を実際に制作す (月) ③営業の話 る。 る実習も控えています。大 ④機械説明・操作説明 メディアはお金に左右される 変だけど充実感があること ⑤番組見学 ことが多い。 を体験・実感してほしいと 思います。 設定課題:情報を伝えるための工夫を知る。 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 県公報原稿制作 情報を分かりやすく伝えるた しっかりと理解を深め、一 8/21 ② 中継同行 めには、様々な工夫が必要で 方で自分なりの疑問を持っ (火) ③ レコーダー説明 あり、上手くまとめることが て準備することの大切さ、 ④ 生番組見学 大切。 難しさを知っていただけた ⑤ 音の録音 取材をする際には、機械をう でしょうか。番組作成実習 ⑥ ソフト見学 まく使いこなすことが重要。 にこの思いを活かして下さ い。 設定課題:事前準備の大切さを知る。 実 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 音さんぽ打ち合わせ 取材をする際には、事前準備 事前の準備は当然のことと 8/22 ② 音さんぽ取材 が重要である。 して、現地で何らかの発見 (水) ③ 音さんぽ編集 インタビューでは質問の仕方 があったでしょうか。現場 を工夫するとよい。 へ行ったから初めて分かっ た驚きを活かし、番組を仕 上げてほしいと思います。 設定課題:番組の編集の仕方を知る。 実 習 内 容 ① タギラジ!スペシャル 8/23 (木) 同行 ② 音さんぽ編集 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント インタビューの相手によって ラジオの番組は、音をとる、 話し方を工夫することが大 話を聞くだけではないこと 切。 が、分かっていただけたで 見たこと、聞いたことがうま しょうか。様々な作業を経 く伝わるように原稿を作る。 て番組ができ上がることを 知っていただければ幸いで す。 設定課題:生番組の大変さを知る。 実 習 内 容 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 音さんぽ編集 生番組では予定が急に代わる 短い期間であり、慣れない 8/24 ② 意見交換 ことがあるので注意する。 こと続きで大変だったと思 (金) ③ 金ドキ見学、準備 原稿をうまく読めるように沢 います。シティエフエムで ④ 金ドキ出演 山の練習が必要。 の体験が今後に役立てばと 思っています。 - 222 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:有限会社 北山ナーセリー 経営情報学科 1年 12M036 寺 井 彩 乃 視野が広がった8日間 私は、有限会社北山ナーセリーで 8 日間、就業体験をさせていただきました。北山ナーセリ ーは、花や果樹などの苗、鉢や肥料などの園芸用品を扱っています。ガーデンの施工も行って います。 主な実習内容は、清掃、接客、花がら摘み、球根の袋詰め、値付けです。この就業体験で、 私は「接客の仕方や自分の適性を知る」をテーマに実習しました。 私は今まで接客をした経験がありませんでした。以前は接客について、ぼんやりとしたイメ ージしかありませんでしたが、今回就業体験をさせていただき、接客についてよく知ることが できました。お客様がどんな質問をされているのか、社員の方々がどんな応対をしておられる のかがわかりました。また、自分がどれだけ応対が下手かを知ることもできました。接客のや りがいや楽しさが感じられるまで、もっと訓練が必要だと思いました。 値付けの作業では、できるだけ手早く花に値札を付けることが必要でした。同じ時期に富山 大学からインターンシップに参加された学生の方は、すでに独自に効率のいい方法を編み出し て、値付けをしておられました。私は作業するときの手の速さばかりに気を取られて、作業の 効率が良くなる手順については考えていませんでした。常に効率が良い方法を考えて作業をす る習慣を、私も身に着けたいと思いました。また、粒状の肥料を1キロずつ袋に詰める作業で は、作業をする人それぞれに合った方法があり、効率良く作業するためには、自分に合うよう に工夫することも必要だと知りました。 私は朝礼に参加することも初めてで、とても新鮮な体験でした。多様な客層に合わせて、柔 軟に対応できることが大切だと知りました。 自分がどんな職種に適性があるのか知ることができました。私は趣味で野菜を植えていて、 野菜つくりや園芸が好きでしたが、それを進路の選択に入れるか迷っていました。しかし今回 の就業体験で、卒業後は是非この道に進みたいと強く思うようになりました。 この度の就業体験では多くのことを学ぶことができました。このことを今後の就職活動など に活かしていきたいと思います。北山ナーセリーの皆様には、ご迷惑やご面倒をおかけしまし たが、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。 - 223 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:有限会社 北山ナーセリー 研 寺井 彩乃 修 日 報 設定課題:作業を覚える。 実 9/18 (火) 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 球根の袋詰め トラックから花を下すときな 仕入れの荷物の整理や、値 ② 市場 ど、力が必要な作業が多いと 付けなど、慣れない作業ば ③ 値付け 分かった。 かりだと思いますが、一生 ④ 花がら摘み 懸命丁寧に取り組んでもら っているなと感じました。 設定課題:1つ1つの作業をテキパキとする。 実 9/19 (水) 習 内 容 実習生の特記事項 ① 清掃 土を相手にした掃除は根気と ② アジサイを台に載せ 体力が必要だと分かった。花 る。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント を買ってもらえるようにきれ いに清掃したり、置き方に工 夫をしたりすることが大切だ と知った。 設定課題:どんなふうに接客されているのかよく見る。 実 9/20 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 球根の袋詰め どの作業にもコツがあるので お客様に挨拶はしているよ ② 値付け 、ほかの人のやり方を見たり、 うですが、もう少し声が出 ③ 花がら摘み 教えてもらったりして早く身 るといいかなと思います。 につけたほうが良いと知った お客様から質問されるとい 。特に値付けの作業で実感し うことは、北山ナーセリ-の た。 スタッフとして見えている (木) ということなので、元気よ く、笑顔を心がけてみてく ださい。 設定課題:もっと早く作業できるようになる。 実 9/22 (土) 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 清掃 花について豊富な知識がない 作業はとても丁寧でいいと ② 売り場づくり とお客様からの質問に何ひと 思います。もう少しスピー つ答えられないことを実感し ドアップできればいいかな た。 と思います。 設定課題:もっと早く作業できるようにする。 実 9/23 (日) 勤務時間:9:00~18:00 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 清掃 トイレの場所をお客様に答え 接客の難しさだけではなく ② 売り場づくり る時にうまく説明できなくて 、楽しさややりがいも見つ 、接客は難しいと思った。 けられるといいですね! - 224 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:作業のコツを見つけられるように心がける。 実 9/24 (月) 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 花のビニール取り 「14歳の挑戦」で今日から中 球根詰めを黙々とやってく ② 受け皿をふく 学生も実習に加わって、緊張 れてとても助かりました。 ③ 水やり 感が増した。 ④ 球根の袋詰め 設定課題:ほかの実習生の方がどんな姿勢で働いているの 勤務時間:9:00~18:00 かよく見る。 実 9/25 (火) 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 市場 富山大学からインターンシッ 仲間がどのようなやり方で ② 値付け プに参加された小池さんは常 作業をしているのか観察し ③ 小物の移動 に効率の良い作業の仕方を考 て取り組んでいくことはと えて作業され、勉強になった。 ても大切です。よいと思っ たやり方は自分のものにし て頑張っていきましょう。 設定課題:早く丁寧に袋詰めする。 実 9/26 (水) 習 内 ① 肥料の袋詰め 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 肥料を袋に詰める作業一つで 仕事は一番効率の良いやり も人それぞれに合った効率の 方でやらなくてはいけない 良い方法があるのを知った。 ということを学んでくれた ようでよかったです。 - 225 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)JTB 中部 富山支店 経営情報学科1年 12M013 栗山 遥 「前もって」の大切さ 私は、夏休みの 11 日間、(株)JTB 中部 富山支店で就業体験をさせていただきました。そ こでの就業体験は、私の旅行会社に対するイメージを大きく変えました。私が以前抱いていた 旅行会社のイメージは、旅行の添乗員としてさまざまな所に出かけ、旅行プランの提案をし、 事務の仕事もするというものでした。しかし、インターンシップの研修内容は、高校の文化祭 での弁当配りでした。旅行会社が弁当を配布するとは思いもつきませんでした。研修担当の方 から、JTB は他にもモニュメントを作り、観光チケットを手配していると教えていただき、こ んなに幅広くビジネスを行っていることに驚きました。 弁当の配布作業では、事前にたくさんの資料が作られ、毎回段取りの確認や業者の方々や先 生たちとの調整を欠かさず行いました。企業は信頼を得る為に、些細な作業も慎重に行うなど 大きな努力をしていることを知りました。 文化祭のような大きな催しでは、関係者全員に情報が十分行き届いていることは少なく、事 前に把握していた内容と全く異なることや、現地は作業に適していないなど、柔軟な対応力が 試される場面が多くありました。この力は、実際に現地に行って経験を積まないとつかないも のだと思いました。事前の準備と現地での臨機応変な対応力が求められる旅行業は想像以上に 大変なものだと思いました。 第2週目に始まった事務はとても地道な作業で、研修生は大人数で一つの仕事に取り組んだ にもかかわらず、なかなか任された仕事をこなすこと出来ませんでした。事務作業では、いか に正確にしかも効率良く仕事をこなすかがとても大切なことで、共同で作業をしても、社員を 上手く使えるがどうかで全く仕事の成果が変わってきます。段取りを上手く出来る人が仕事を する上で必要なのだと気付きました。 このように、今回の研修は、多くのことを学び、大変有意義であったと思います。また、毎 日 10 分前行動を守り、 「おはようございます」 「お疲れ様です」などの挨拶を心がけるなど、自 分自身の向上にも繋がりました。インターンシップに参加して本当に良かったと思います。 - 226 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)JTB中部 富山支店 研 栗山 遥 修 日 報 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋業務 実 習 内 容 ①お弁当の配布についての 8/7 (火) 注意事項の確認 実習生の特記事項 勤務時間:9:15~16:30 指導者のコメント 初日、業者さんの到着が遅れ たため、弁当配布時間が大幅 ②お弁当の配布・回収 に遅れるというハプニングが あった。皆が居たから対処出 来たが、明日からは一人で配 布をしなければならない。不 安になった。 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋業務 実 習 内 容 ① お弁当の配布・回収 実習生の特記事項 勤務時間:9:15~16:30 指導者のコメント 弁当の空箱を持ってきてくれ 8/8 るのを待つのではなく、自分 (水) から回収しに行くと回収率が 良かった 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋業務 実 習 内 容 ① お弁当の配布・回収 実習生の特記事項 勤務時間:9:15~16:30 指導者のコメント 炎天下での配布だったので、 8/9 トラックからお弁当を全て出 (木) しておくことが出来ず、配布 の仕方を考えさせられた。 臨機応変に対応をするのは難 しい。 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋業務 実 習 内 容 ① お弁当の配布・回収 実習生の特記事項 勤務時間:9:40~16:30 指導者のコメント 到着時刻が遅れたため、消費 8/10 期限内に配布出来ないお弁当 (金) が出てきた。引率の方や先生 や業者さんが適切に対処され た。 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋 実 習 内 容 ① お弁当の配布・回収 勤務時間:10:00~16:30 実習生の特記事項 必ず、予想外なことをする人 8/11 が居ることを忘れずに仕事を (土) しなければならない。 設定課題:高文祭でのお弁当斡旋業務 実 習 内 容 ①お弁当の配布・回収 指導者のコメント 実習生の特記事項 最終日だったが、皆仕事に慣 8/12 れ何事も問題無く進んだ (日) 慣れるということは、仕事の 効率も正確さも上げると分か った。 - 227 - 勤務時間:10:00~16:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:JTB本部高文祭サポート室での事務作業 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① お弁当や宿の代金の請 弁当を手配して配布して終わ 8/16 求書のミスや送る必要 りではなく、その後の金銭処 (木) の無いもののチェック 理も一つ一つ資料を作るなど ② エクセルホテルへ接客 、色んな仕事をしているのだ の様子を観察しに行く 習 内 容 ① 請求書と請求書控えの 実習生の特記事項 勤務時間:9:15~17:30 指導者のコメント 今日の請求書整理は昨日より 8/17 仕訳・請求書を番号順に 大変で、請求書一つ送るだけ (金) 整理・ファイリング でもこんなに手間がかかるの ② 他店旅行会社の観察 指導者のコメント なと思った。 設定課題:JTB本部高文祭サポート室での事務作業 実 勤務時間:9:15~16:30 だと初めて知った。 ③ ホテルの観察 設定課題:JTB本部高文祭サポート室での事務作業 実 習 内 容 ① 請求書控えを番号順に 8/20 (月) 整理 ② CIC 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント 高文祭の請求書の送信だけで も何日もかかる。会社には他 F5へ明日の実習に にも仕事があるのだから、社 向けての資料を取りに 会人は本当に大変なのだと実 行く・CICでとってきた 感した。 資料やPCを使用して明 私たちは6人で仕事をしたの 日の実習の行先の決定 で、工夫すればもっと早く作 や詳細を調べる。 業をこなせると思う。 ③パソコンのリストに載っ ている学校の弁当購入初 日等を打ち込み ④ リスト順に並べた資料 をファイリング 設定課題:JTB本部高文祭サポート室での事務作業 実 習 内 ①観光地の下見 容 実習生の特記事項 15時までは単独行動で、時間 8/21 が気になり、思うように回れ (火) なかったが、出来る範囲で精 一杯回った。時間通りに行動 出来た。 高岡は行く機会が何度もあっ たので、知っているつもりだ ったが、今回行ったのは全く 知らない場所ばかりだったの で高岡を知る良い機会になっ た。 - 228 - 勤務時間:10:00~17:45 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB 中部 富山支店 経営情報学科 12M030 竹内 1年 佐希 コミュニケーションの基本を学ぶ 私は JTB 中部富山支店で11日間、研修をさせていただきました。今回のインターンシップ での私のテーマは、働く上で必要なこととコミュニケーションの大切さを知ることでした。そ のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 最初の 6 日間は全国高総文祭の各会場での業務で、県外参加者用のお弁当の配付・回収作業 を行いました。会場では、たくさんの人と接することができました。始めのうちは声が小さく、 表情も硬かったと思います。しかし、私が配属された会場でトラブルが発生した時、 「私たちが 心配そうな顔をしてはいけない。お客様はそれ以上に不安で緊張している」と言われ、声の大 きさや表情一つ一つに気を配る大切さを強く感じました。コミュニケーションは言葉だけで表 現するものだけではなく、表情やしぐさで表現し、これら全ての要素から伝わるものです。指 導してくださった方の緊張を感じさせない表情やしぐさ、冷静でおだやかな声で迅速に対応さ れる姿がとても印象に残っています。 残りの 5 日間は主に JTB 支店内での業務でした。先日まで行われていた全国高総文祭やイン ターハイに関係する作業が多く、請求書・領収書の封入、宿泊施設の書類整理、エクセル入力 等を任せられました。間違いの有無の確認から封入まで 1000 通を超える作業を行うのは、思っ た以上に疲れるものでした。数の多い作業を効率的に行うには他の研修生との情報共有が必要 になります。どのように仕事を協力しながら仕上げるのかを話し合い、周りを見て、次に何を するべきかを考えて行動しなければなりませんでした。よくわからないまま作業を進めて間違 いだと気づいてやり直すというのでは、効率的な仕事ができません。そのため、疑問に思った ことは“何回も聞いて迷惑だろう”と思うのではなくて、すぐに確認をすることが協力して仕 事を進める時の基本だと学びました。 この11日間で普段しないようなことを体験することができ、仕事の大変さや楽しさを教わ ることができました。また、研修を通して人と接することが好きだと改めて感じることができ ました。お話を伺ったほとんどの方が「仕事は大変なことであるが、のりこえた達成感とお客 様の感謝の言葉や笑顔が喜びに繋がる」とおっしゃっていました。実際に私も「ありがとう」 「お疲れ様です」と言っていただいたことが嬉しかったし、自分からそういった言葉を発する ことでより気持ち良く接することができるとわかりました。 研修を終えて私に足りないものはコミュニケーション能力だと強く感じました。コミュニケ ーション能力が高いと、多くの情報を手に入れることができ、より良い人間関係を築くことが できます。研修中は、その場に適当な挨拶や声の大きさも不十分なことが多かったと思います。 人間関係が大事な仕事場ではより良いコミュニケーションが必要だと感じました。今回の研 修から学んだことを活かして、今後の学校生活や就職活動に役立てたいと考えています。 - 229 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB中部 富山支店 竹内 佐希 研 修 日 報 設定課題: 仕事内容を理解する 実 習 内 容 勤務時間:9:15~16:00 実習生の特記事項 ①業務内容確認 オーバードホールで高文祭の 8/7 ②会場確認 スタッフとして参加生徒や先 (火) ③弁当配付 生用の弁当配付・回収をした。 ④ガラ回収 自分から進んで動くことで業 指導者のコメント 務がスムーズになることがわ かった。 設定課題:自分の役割をこなす 実 習 内 容 勤務時間:9:00~15:30 実習生の特記事項 ① 会場確認 教育文化会館で県外参加者用 8/8 ② 配付場所設営 弁当の配付・回収をした。何 (水) ③ 弁当配付 かがある前に確認をこまめに ④ ガラ回収 して早めの対応をとる必要が 指導者のコメント ある。 設定課題:明るく対応する 実 習 内 勤務時間:10:00~15:00 容 実習生の特記事項 ① 会場確認 宇奈月国際会館で県外参加者 8/9 ② 配付場所設営 用弁当の配付・回収をした。 (木) ③ 弁当配付 高校生ボランティアと一緒に ④ ガラ回収 作業をした。 設定課題:挨拶を忘れない 実 習 内 指導者のコメント 勤務時間:10:00~15:00 容 実習生の特記事項 ① 会場確認 高周波文化ホールで県外参加 8/10 ② 配付場所設営 者用弁当の配付・回収をした。 (金) ③ 弁当配付 トラブルが発生したがすぐに ④ ガラ回収 最善の対応をとっていたのが 指導者のコメント 印象的だった。 設定課題:丁寧な言葉遣いに気を付ける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 配付場所設営 高周波文化ホール2日目。流 8/11 ② 弁当配付 れ良く作業を行うことができ (土) ③ ガラ回収 た。 設定課題:積極的に行動する 実 習 内 容 勤務時間:10:00~15:00 指導者のコメント 勤務時間:10:00~15:00 実習生の特記事項 ① 配付場所準備 高周波文化ホール3日目。予め 8/12 ② 弁当配付 学校ごとに弁当を分けておく (日) ③ ガラ回収 ことですぐに渡すことができ た。参加者からの質問にも対 応できた。 - 230 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:業務を理解する 実 習 内 勤務時間:9:15~16:00 容 実習生の特記事項 ①請求書点検・封入 地道な作業ではあったが慣れ 8/16 ②宿泊施設の資料整理 てくると素早くできるように (木) ③ホテル見学 なった。 設定課題:丁寧な作業を心掛ける 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:15~16:30 実習生の特記事項 ① 請求書点検・封入 効率良く作業できたと思う。 8/17 ② 宿泊施設の資料整理 予想より早くできた。 (金) ③ ファイル整理 指導者のコメント ④ ホテル・旅行会社見学 設定課題:正確な作業をする 実 習 内 勤務時間:9:30~16:30 容 実習生の特記事項 ① 書類整理 自分たちでどうやれば効率良 8/20 ② 観光地の資料集め・計画 い作業ができるかを考えてや (月) ③ エクセル入力 った。チームワークの大切さ 指導者のコメント を知った。 設定課題:たくさんの情報を集める 実 8/21 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 ① 観光地見学 黒部峡谷へ実際に観光しに行 ② 書類整理 った。お客様の立場からだけ (火) 指導者のコメント でなく案内する側の立場から みるのは新鮮で楽しかった。 設定課題:正確な作業を行う 実 習 内 容 勤務時間:9:30~16:00 実習生の特記事項 ① 領収書封入 素早さも大事だが正確に行う 8/22 ② レポート ことの重要さを感じた。いろ (水) ③ 報告 んな人と話す機会があってた くさん学ぶことができた。 - 231 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB中部富山支店 経営情報学科 1年 12M066 釜土なつみ 社会を知る11日間 私は、JTB中部富山支店で11日間、就業体験をさせていただきました。今回のインターンシ ップではコミュニケーション能力の向上をテーマに、様々なことを学ぶことができました。 前半の6日間は全国高校総文化祭のお弁当斡旋の業務をやらせていただきました。JTBといえ ば国内旅行、海外旅行など旅行業のイメージが強く、総文祭のようなイベントのサポート業務 もしているということに驚きました。大きな大会でたくさんの人が集まるのでその中でJTBの 方や高校の先生、スタッフの方、お弁当の業者さんなど、たくさん話すことができました。JTB の他の支店から来られていた方とは、旅行業や学校のこと、将来のことなどお話しさせていた だき、とても勉強になりました。実際のお弁当斡旋の業務では、お弁当1つでも足りなかった りすると大変なことになるので、自分の仕事に責任を持つことが大切だと思いました。 後半の5日間は高文祭でのお弁当、宿泊費の請求書、領収書の送付、書類の整理、インターハ イのデータの入力、ホテル見学、観光地視察を行いました。請求書、領収書の送付作業では、 仕訳から封筒詰めまでのすべての作業をやらせていただきました。私たちのミスがお客様に迷 惑をかけてしまうという重要な仕事を、任せていただいてよいのか、という不安もありました が、私も社会の一員として扱っていただいたということを実感し、1つ1つ丁寧に行いました。 データ入力の作業では3人ペアで行ったのですが、気の遠くなるような作業で、JTBの方はいつ もこんな大変な仕事を1人で行っているのだと思ました。 与えられた仕事を正確かつ時間内に終わらせなければならない、社会の厳しさを実感しまし た。また、どうすれば仕事が効率よく正確に行えるのかという点にとても苦労しました。仕事 1つでもやり方1つ変えるだけで、正確さも効率もかわってきます。ただ言われたことをやる だけではなく、自分で考えて行動する大切さを学びました。 観光地視察では、半日かけて各自が決めた富山県内の観光地を、視察してくるというもので した。私は、上市町にある大岩山日石寺に行ってきました。観光客が来て満足できる場所か、 どんなものが食べられるのか、交通の便はどうかなど、いつも観光地を訪れるときとは違った 視点で見ました。このような仕事を通じて、新たな観光地が生まれたりするので、とてもやり がいのある仕事だと思いました。 正直、旅行業に就きたいという理由ではなく、職業選択の視野を広げられそうといった理由 で選んだインターンシップ先でしたがコミュニケーション、チームワーク、仕事の慎重性とい った自分に足りない点をたくさん勉強できたと思います。今回のインターンシップでは、たく さんの方とのコミュニケーションがあり、おもしろさも感じましたし、逆に難しさも感じまし た。人それぞれ価値観や考え方は違いますが、社会に出たらどんな人とも対等に付き合ってい かなければなりません。 「自分の意見を伝え、相手の意見を聞く」ことが今の自分に足りない点 だと思います。 今後の学校生活の中で、それらを意識していきたいです。JTB中部富山支店でのインター ンシップは、将来の自分がどのようなことをやりたいのか、またできるのかという自分の可能性 をもう一度見直し、将来の職業について考えるとてもよい機会になったと思います。これからの 就職活動でも、この経験を生かして頑張っていきたいと思います。 - 232 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB中部富山支店 釜土 なつみ 研 修 日 報 設定課題:明るいあいさつ、第一印象 8/7 (火) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 打ち合せ 大会などの業務は事前準備9 ② 弁当斡旋 割で準備が不十分だと現場が 勤務時間:9:15~16:00 指導者のコメント 困る。 設定課題:コミュニケーションを大切にする 8/8 (水) 実 習 内 容 実習生の特記事項 (木) 実 習 内 勤務時間:10:00~15:00 容 実習生の特記事項 (金) 実 習 内 勤務時間:10:00~15:00 容 実習生の特記事項 (土) 指導者のコメント ①弁当斡旋 設定課題:笑顔を忘れない 8/11 指導者のコメント ① 弁当斡旋 設定課題:元気よく!! 8/10 指導者のコメント ① 弁当斡旋 設定課題:元気よく!! 8/9 勤務時間:10:00~15:00 実 習 内 勤務時間:9:00~14:00 容 実習生の特記事項 ① 弁当斡旋 指導者のコメント てきぱきと手際よく動いて いただきました。笑顔がも っとあると、いいですね。 設定課題: 8/12 (日) 実 習 勤務時間:9:00~14:00 内 容 実習生の特記事項 ① 弁当斡旋 指導者のコメント 一生懸命手伝いして頂きま した。 設定課題:テキパキ動く 8/16 (木) 実 習 内 勤務時間:9:15~17:00 容 実習生の特記事項 ① 請求書の整理 ミスしないよう慎重に行っ ② ホテル見学 た。 指導者のコメント ③ 旅行会社見学 設定課題:丁寧に作業する 勤務時間:9:15~17:45 8/17 実 (金) ① 書類の整理 同じ職種でも雰囲気は様々だ ② ホテル、旅行会社見学 と思った。 習 内 容 実習生の特記事項 設定課題:効率よく周りと協力する!! 8/20 (月) 実 習 内 容 ①請求書控えの整理 実習生の特記事項 データ入力が大変だった ②観光地の計画 ③データ入力 - 233 - 指導者のコメント 勤務時間:9:30~16:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:視察の目で見る 8/21 実 (火) ① 観光地視察 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ② 事務作業 設定課題: 勤務時間:9:30~17:45 8/22 実 (水) ① 領収書作業 領収書の作業はあまり効率よ ② 感想など くできず、JTBの方に迷惑 習 内 容 実習生の特記事項 をかけてしまった。 - 234 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 JTB 中部富山支店 経営情報学科1年 12M090 野原菜々 地道な積み重ね 私は今回、株式会社 JTB 中部富山支店で11日間、職場体験をさせていただきました。イン ターンシップに参加する前、私は同社が旅行会社いうことしか知りませんでしたが、今回の実 習を通して、イベントや大会の補助作業、宿泊サポート、警備員の手配などさまざまな業務を 行っている企業だということがわかりました。 私は今回、全国高総文祭のお弁当の幹旋業務を行いました。この業務は各会場で参加された 生徒さんや先生方にお弁当を配る業務でした。一見簡単そうですが、実際に携わってみて感じ たことは、どんなに小さなことでも事前の準備、確認が必要だということです。今回お弁当は 予備がなかったため、各学校に正確な個数のお弁当を配らなければいけませんでした。初日は お弁当業者と JTB の間で発注のトラブルがありましたが、翌日は念入りな確認が行われていた ため、スムーズに業務が進みました。 「事前の準備が9割」ということを学びました。また、高 文祭に参加者にとっては“たかがお弁当”にすぎないかもしれませんが、その“たかがお弁当” 1つに、メニューを考えた高校生やパッケージを考えた役員の方、何千個ものお弁当を配達す る業者の方、幹旋業務を行う人など、多数のお想い、協力があることがこの業務を通してわか りました。 お弁当幹旋業務が終了後、請求書の整理を行いました。請求書は多数ですが、各学校に届く 請求書は一通だけです。 「数が多かったから」という失敗、ミスは起こしてはいけません。その ため、ミスのないよう迅速かつ的確に作業を行いました。何日も同じ作業を繰り返すことで作 業のペースが徐々に速くなり、効率よく進めることができました。また、デスクワークも体験 させていただきました。 そのほか、他の旅行会社やホテルの視察を行いました。どこの会社、ホテルもそれぞれに独 自の強みがあり、また共通している部分もあり、勉強になりました。私は卒業後、接客業に就 きたいと考えているので、ホテルの接客の仕方を学びたいと思いました。最後の2日間は、富 山を訪れた観光客に紹介したい観光地を視察しました。わたしは宇奈月を視察したのですが、 富山県民の私でも知らなかった魅力的なスポットが多くありました。最終日は、富山県内の観 光地の状況報告会でした。そこで思ったことは PR が足りないということです。観光客が年々 減少している状況の中でいかに他県の人の興味を引き付けられるのかということも旅行会社の 仕事だと思いました。 11日間を通し一つの作業の積み重ねの大切さを実感しました。インターシップでの経験を 今後の学生生活に生かして行きたいと思います。 - 235 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 JTB 中部富山支店 研 野原 菜々 修 日 報 設定課題:お弁当幹旋業務 実 習 内 勤務時間:9:15~15:30 容 実習生の特記事項 ①インターンシップの説明 翌日から行われる全国高総文 ②お弁当幹旋業務 祭のお弁当幹旋業務の流れを (火) ③本日の事後学習 把握。この日は発注のトラブ 8/7 指導者のコメント ルがあったことにより事前の 準備が9割ということを教わ りました。この作業に念入り な確認が必要だと思いまし た。 設定課題:お弁当幹旋業務 実 習 内 容 ① お弁当幹旋業務 勤務時間:9:15~15:30 実習生の特記事項 指導者のコメント この日は事前の準備がしっか 8/8 りと行われていたため、何の (水) 問題もなくスムーズに作業が 進みました。反省点として、 もっと周囲を見て、自ら率先 して仕事を見つけたいと思い ました。 設定課題:お弁当幹旋業務 実 習 内 容 ① お弁当幹旋業務 勤務時間:9:15~15:30 実習生の特記事項 指導者のコメント この日は会場を昨日までの会 8/9 場ではなく、黒部の会場に移 (木) 動して業務を行いました。比 較的、お弁当の個数が少なか ったので、明日の確認などを 行うことができました。現場 のリーダーとして高校生にわ かりやすく指示をし、連帯し て業務を行う大切さを学びま した。 設定課題:お弁当幹旋業務 実 習 内 ① お弁当幹旋業務 容 勤務時間:9:15~16:00 実習生の特記事項 この日は前日よりもお弁当の 8/10 個数が多かったのですが、何 (金) の問題もなく無事業務を終え ることができました。高校生 の生徒さんに指示を出しなが ら連携して業務を行いました 。大きな作業でも協力し合え ば順調に作業が進むというこ とを学びました。 - 236 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お弁当幹旋業務 実 習 内 勤務時間:9:15~15:30 容 ① お弁当幹旋業務 実習生の特記事項 指導者のコメント この日の業務は高校の先生方 8/11 による準備がしっかり行われ (土) ていたので作業をスムーズに 行うことができました。改め て事前の準備の大切さを実感 しました。 設定課題: お弁当幹旋業務 実 習 内 勤務時間:9:15~16:00 容 ①お弁当幹旋業務 実習生の特記事項 指導者のコメント お弁当幹旋業務最終日でした 8/12 。昨日はトラブルがあったよ (日) うですが、昨日の反省点を生 かし、順調に配ることができ ました。この業務に携わって “たかがお弁当”にたくさん に人の想いが込められており 、たくさんの人の協力がある ことがわかりました。 設定課題:請求書整理 実 8/16 習 内 勤務時間:9:15~16:00 容 実習生の特記事項 ① 請求書確認 高文祭に参加された生徒さん ② 封筒に挿入 や先生方の宿泊お弁当の請求 (木) 指導者のコメント 書の整理を行いました。地道 な作業だったので、集中力を 高めながら作業を行いまし た。かなりの量の請求書でも 1つ1つ正確に迅速に作業を することが大切だと思いまし た。 設定課題:請求書整理、旅行会社・ホテルの視察 実 8/17 (金) 習 内 容 実習生の特記事項 ① 請求書整理 前日と同様に請求書の整理を ② 旅行会社・ホテルの視察 行いました。前日から経験を 積んだので作業のペースが速 くなり、効率よく進みました。 また、JTB以外の旅行会社と、 ホテルの視察を行いました。 どこの企業も独自の強みを持 っていることがわかり、それ と同時に共通している部分も ありました。 - 237 - 勤務時間:9:15~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:請求書整理、資料収集、デスクワーク 実 8/20 (月) 習 内 容 実習生の特記事項 ① 請求書整理 先週と同様に高文祭の請求書 ② 富山県の観光地のパン 整理を行いました。また、翌 フレット収集 日に富山に来た観光客に紹介 ③ デスクワーク したい観光地を視察するため 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント の資料収集をし、行き先を決 めて明日に備えました。またe xcelでデータ入力も行いまし た。正確さが必要な作業だっ たので真剣に行うことができ ました。 設定課題:観光地視察、請求書整理 実 8/21 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 ① 観光地視察 富山の観光地を視察するため ② 請求書整理 、宇奈月に行ってきました。 (火) 指導者のコメント 用意していただいたワークシ ートをもとに、観光客向けに どのような配慮がされている か調査することができました 。また、富山支店に戻ってか らは、また請求書の整理を行 いました。 設定課題:請求書整理、レポート、実習のまとめ 実 8/22 習 内 容 実習生の特記事項 ①請求書整理 請求書の整理を行い、そのあ ②観光地視察レポート と、旅行会社・ホテルの視察 (水) ③旅行会社・ホテル視察のレ ポート ④インターンシップのまと め した際のレポートと観光地視 察の際のレポート作成、イン ターンシップのまとめを行い ました。最後はJTBの担当の 方から貴重なお話をお聞きす ることができました。 - 238 - 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB 中部 富山支店 経営情報学科 1 年 12M093 廣田彩織 働くことを喜びに~仕事の中で見つける幸せ~ 私は、JTB 中部富山支店で11日間インターンシップを体験させていただきました。 インターンシップの最初の6日間は、高文祭のお手伝いをさせていただきました。主な仕事 は参加者の方のお弁当を納品し配布することです。初めのうちは、お弁当を正確に納品するこ とにとても苦労しました。しかし、指導者の方から、焦らず落ち着いた対応が大切であるとア ドバイスをいただき、少しずつではありますが正確な仕事ができるようになりました。お弁当 の配布の仕事では、参加者の方と触れ合う中で、“ありがとう”や“がんばってね”といった言葉を 掛けてくださる方も多く、とても励みになりました。周りの後押しもあり、私も自然と笑顔の 対応ができていたと思います。この 6 日間は主に接客の仕事を学ぶことができました。接客業 は、一人のお客様と触れ合う時間は非常に短いですが、そのひとりひとりが全員、満足できる ような対応をしなければいけない責任があると感じました。大きな責任がある分、人のあたた かさや優しさに触れることができることは、仕事をする上でのやりがいになると考えました。 インターンシップの残りの 5 日間は、JTB の本社で事務作業をさせていただきました。同じ 作業の繰り返しで、根気のいる作業だと感じました。しかし、だからこそ仕事をなしと遂げた 時の達成感も大きかったです。これは仕事をする上での喜びでもあると感じました。事務作業 をする中で、仕事をどのように分担すれば効率が上がるかなど、その場に応じた対応をする力 が身に付いたと思います。5 日間のうちの 1 日は、自分の立てた旅行プランを実際に体験しま した。ただ遊びで旅行に行くのではなく、観光地として工夫されている点を考えながら旅行す ることで、今までとは違う視点で旅行を楽しむことができたと思います。旅行関係の仕事にも 携わることができ、とても貴重な経験になりました。 インターンシップを体験する前の私は、仕事や会社を十分に理解していませんでした。イン ターンシップを通してそれを知ることができました。仕事をすることや、会社で働くことは、 私が思っていた以上に重たい責任があり、自分の失敗が会社全体の失敗につながってしまう大 変厳しい世界であることを知りました。つらいこと苦しいことは山のようにあり、今私たちが 置かれている学生という立場とは何もかもが大きく異なっています。しかし、そんな仕事の中 でも、喜びは必ずあると思います。この11日間、つらいことも多くありましたが、それ以上 にたくさんの幸せ、喜びを感じました。それを糧にがんばっていくことがでたのだと感じます。 私も将来、どこかの会社の一員として働く日が来ます。その時は、仕事の中での、幸せや喜 びを見つけ、その仕事や会社のことを好きになることができればと思います。そうすればきっ と、働くことを喜びに変えることができると思うからです。 - 239 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB 中部 富山支店 研 廣田 彩織 修 日 報 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/7 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 予定の時間よりお弁当の納品 ②お弁当の配布 が遅れていました。仕事をす (火) 勤務時間:9:15~16:00 指導者のコメント る上で予定通りにいかないこ とはよくあることで、状況を よく見て対応することが大切 だと学びました。 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/8 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 お弁当を配布する際に、一度 ②お弁当の配布 に多くのことをしようとしす (水) 勤務時間:10:00~14:00 指導者のコメント ぎて、逆に参加者の方を待た せてしまった場面がありまし た。積極的な気持ちも大切だ が、今の自分の役割に責任を 持つことが大切だと思いまし た。接客は緊張しましたが、 笑顔での対応が大切だと学び ました。 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/9 (木) 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 今日はお弁当を取りに来ない ②お弁当の配布 方が多く、立っているだけの 時間が非常に多かったです。 しかし、いつ参加者の方が入 ってきても気付くことができ るように、常に意識しなけれ ばいけないことが少しつらか ったです。仕事をする上で、 することがない時間でも、仕 事中であることを忘れてはい けないことを学びました。 - 240 - 勤務時間:10:00~15:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/10 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 今日は1時間という短い時間 ②お弁当の配布 に多くの参加者の方がまとま (金) 勤務時間:10:00~14:00 指導者のコメント ってお弁当を取りに来たので 、いつも以上に素早く、そし て正確にお弁当を配る必要が ありました。限られた時間の 中で、いつもと同じ作業をす ることがいかに大変であるか を学びました。 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/11 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 わからないことを自分の判断 ②お弁当の配布 だけで答えてしまうと、質問 (土) 勤務時間:10:00~14:00 指導者のコメント 者の方を困らせることにもな りえないので、わからない時 は素直にわからないと答えた りすることが大切だと学びま した。 設定課題:お弁当の正確な納品・配布 実 8/12 習 内 容 実習生の特記事項 ①お弁当の納品 今日は団体でお弁当をキャン ②お弁当の配布 セルされる参加者が出てきた (日) 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント ので、対応が大変でした。し かし、そのような状況でも、 落ち着いて、最善の対応をと れるように心掛けることが大 切だと学びました。 設定課題:正確な書類整理 実 8/16 (木) 習 内 容 勤務時間:9:15~16:00 実習生の特記事項 ①書類整理 今日は本社で事務作業をしま ②ホテル訪問 した。多くの書類があると、 どうしても早く終わらせるこ とを考えてしまいますが、そ れよりも正確に作業すること が大切だと学びました。事務 作業が終わった後は、ホテル を訪問しました。そこで、ホ テルのサービスの質の高さを 学びました。 - 241 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:正確な書類整理 実 習 内 勤務時間:9:15~17:00 容 実習生の特記事項 ①書類整理 今日も前日と引き続き、事務 8/17 ②ホテル訪問 作業をしました。同じ作業を (金) ③旅行会社訪問 繰り返すのはとても根気がい 指導者のコメント りますが、それを成し遂げた 時の達成感は大きかったです 。事務作業の後は、前日とは 違うホテルを訪問し、ホテル のサービスを見学してきまし た。さらに、JTB以外の旅行 会社も訪れ、違いを比べて、J TBの良い点や改善点を考えま した。自分の勤める会社であ っても客観的に評価すること が、より良い会社作りのため には大切であることを学びま した。 設定課題:正確な書類整理 実 習 内 勤務時間:9:30~17:00 容 実習生の特記事項 ①書類整理 今日は前日に引き続き事務作 8/20 ②旅行の資料集め 業をしました。だんだん作業 (月) ③旅行のプランを立てる に慣れてきて、今日は自分で も納得のいく仕事ができまし た。事務作業が終わった後は、 富山の旅行の資料を集め、自 分たちで実際に旅行プランを 立てました。富山の魅力をど う伝えるかが難しかったで す。 - 242 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:旅行会社の視点で富山の魅了を体験する 実 8/21 習 内 容 実習生の特記事項 ①旅行プランを体験 今日は、前日に自分で立てた ②書類整理 旅行プランを実際に体験して (火) 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント きました。ただ遊びに行くの ではなく、観光地として工夫 されている点を見てくること が目的です。私はクロスラン ドおやべに行ってきました。 そこには地上100mのタワー があったり、恋愛スポットが あったり、子供たちが遊ぶ広 場があったり、博物館があっ たりと、幅広い年齢の人が楽 しめるように工夫されていま した。会社に戻り、前日に引 き続き事務作業をしました。 設定課題:正確な書類整理 実 8/22 (水) 習 内 容 勤務時間:9:30~16:00 実習生の特記事項 ①書類整理 今日も前日に引き続き事務作 ②インターンシップの感想 業をしました。仕事をする上 で小さなことでもわからない ことは質問することが大切で あると学びました。作業がす べて終わったら、インターン シップを終えての感想を言い ました。私にとって本当に貴 重な11日間で、社員の皆様 には本当に感謝しています。 この11日間で学んだことを 今後の人生に大きく生かして いきたいと思います。 - 243 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 JTB 中部 富山支店 経営情報学科 1年 12M102 松 沢 美 佐 知識はコミュニケーションの材料 私は、株式会社 JTB 中部富山支店で、「コミュニケーション能力の向上を図る」を自分の テーマとして、11日間の就業体験をさせて頂きました。 インターンシップでの主な活動内容は、お弁当斡旋業務と書類整理でした。お弁当斡旋業 務では、担当者の方がほぼ毎日変わり、自己紹介から始まる日々を繰り返していました。 担当者が変わると、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方が違ってきて、数時間で、 どのようにして相手を知り、自分を知ってもらうか、これは大変難しいことでした。 コミュニケーション能力はリーダーに必須の能力だと私は考えます。6 日間あった斡旋業 務のうち 2 日間のみ、担当者の方から、その場のリーダーを任されました。リーダーといっ ても、お手伝いの高校生をまとめ、お弁当配りを速やかに終わらせるという役割でした。 簡単そうな仕事に見えますが、全国高等学校総合文化祭というお祭りの雰囲気に呑まれ、 感情が高ぶっている高校生を落ち着かせて、大量にある注意事項を確実に理解してもらうこ とは、コミュニケーション能力を伴う困難な仕事でした。リーダーを任された二日目では、 担当者の方に「仕事場(仕事仲間)の雰囲気を作る」ことを目標の一つとして提示されまし た。一日目は仕事をやり遂げることに真剣で、仕事場の雰囲気作りにまで気が向いていませ んでした。一緒に仕事をする相手との仲を深めることも重要であると学びました。 斡旋業務の最終日も、違う担当者の方と活動をしました。この日の担当者の方は県外から 応援で来ていた方で、私達インターンシップ生に対しても、お客様に対しても上手に話をさ れ、大変感銘を受けました。また、他の人と様々な違いはあるものの、その場にいて気づい た違いは知識の量でした。全国高等学校総合文化祭というだけあり、様々な県の高校生が集 まっている中、その担当者の方は、さまざまの県の地名を熟知し、その地域に合った話題を 持ち出すことでお客様との距離感を縮めておられました。この日の担当者の方に伺った話で 心に強く残った言葉があります。それは「知識を持っていれば、コミュニケーションをとる ための材料になる。知識が無ければその材料さえ無いことになり、仮に言葉使いが良くても、 話題の材料が無ければ話は続かない。知識を持つことは自分のためになる。」です。当たり 前の話ですが、実際に言葉にしてみると改めて感動させられる言葉でした。さらに、この日 の最後にもう一言「今のうちにできることを一生懸命して、知識を増やしておくといい」と、 助言をいただきました。 当初、このインターンシップでのテーマとしてコミュニケーション能力の向上を掲げてい ましたが、この短期間でこれを習得しようという考えは欲張りだったと感じています。 しかし、コミュニケーション能力を高めるための順序立てが出来ましたし、この短期間で 多くの人と接することで、今までに無かった体験や知識、情報を得ることが出来ました。 知識はあくまでも材料であり、それを利用しなくては意味がありません。今後は、このイ ンターンシップで得ることのできた情報・知識・体験を、コミュニケーション能力の向上や 就職活動、さらには自身の向上へとつなげていきたいです。 - 244 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 株式会社 JTB 中部 富山支店 松沢 美佐 研 修 日 報 設定課題:仕事の確認と整理をする 実 習 内 容 勤務時間:9:15~16:00 実習生の特記事項 8/7 ①オリエンテーション 個人情報を取り使うことが多 (火) ②お弁当斡旋業務 いが、それらの情報は決して 指導者のコメント 口外してはならない。また、 気を付けて扱わなくてはなら ない。 設定課題:注意をして、丁寧に仕事する 実 8/8 習 内 容 ① お弁当斡旋業務 (水) (配布・回収等) 勤務時間:10:00~14:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 配り間違いなどが無いように 率先して、取り組んでいた 、必ず確認を行う事と、仕事 だけました。 の進行状態を確認・整理する ことの重要性を学びました。 設定課題:リーダーシップをとる。 実 8/9 習 内 容 ① お弁当斡旋業務 (木) 勤務時間:10:00~14:10 実習生の特記事項 指導者のコメント お手伝いの高校生を指導し、 (配布・回収等) リーダーシップをとることを 学んだ。 設定課題:個数間違いがないように気を付ける。 実 8/10 習 内 容 ① お弁当斡旋業務 (金) 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~15:00 指導者のコメント 取り扱うお弁当の個数が増え (配布・回収等) たので、数え間違いがないよ うに細心の注意を払った。 設定課題:反省点見直しを次へ活かす。 実 8/11 習 内 容 ① お弁当斡旋業務 (土) (配布・回収等) 実習生の特記事項 指導者のコメント 昨日の反省や、改善点を踏ま 手際よく、丁寧に作業指定 え、作業できた。 だたきました。 設定課題: 実 8/12 (日) 習 内 勤務時間:10:00~14:00 勤務時間:10:00~14:00 容 ① お弁当斡旋業務 (配布・回収等) 実習生の特記事項 指導者のコメント 知識は相手とのコミュニケー 昨日よりも、スムーズに出 ションをとるための材料にな 来ていました。 ると教わった。 昨日の反省点を見直して、行 動に移せた。 設定課題: 様々な業務があることを学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/16 ① 書類不備の振り分け 書類ミスや発送ミスなどがな (木) ② 書類整理 いように、二重チェックをす ③ 請求書の封入 ることの重要性を学んだ。 - 245 - 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:正確な仕事をする 実 習 内 勤務時間:9:15~16:00 容 実習生の特記事項 8/17 ① 書類不備の振り分け 控えの書類整理では数百枚も (金) ② 書類整理 の紙を並べかえるため、大変 ③ 請求書の封入 細かく精神の削る仕事でし ④ 控えの整理 た。 指導者のコメント ⑤ ホテル・旅行会社へ訪問 設定課題:間違いの無いよう、丁寧に仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/20 ① 書類整理 お客様に送る書類であるので (月) ② 観光地調査下調べ 、間違いの無いようにダブル 勤務時間:9:15~17:45 指導者のコメント チェックを必ず行った。 設定課題:的確かつ丁寧に仕事をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/21 ① 観光地調査 役割を決め、どのような手順 (火) ② 書類整理 仕事をするべきか順序立てを 勤務時間:9:15~17:45 指導者のコメント することの重要性を学んだ。 設定課題:自分の考えを持つ・正確に行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/22 ① レポート作成 観光地調査後のレポートを作 (水) ② 書類整理 成し、自分の考えを発表した。 JTBの就職内容について、話を 伺うことができた。 - 246 - 勤務時間:9:15~17:50 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自遊館 経営情報学科 1 年 12M007 石黒良樹 笑顔の先にあるものとは 私は、とやま自遊館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテー マは、笑顔の先には何があるのか?ということ考え意識しながら働くことでした。このテーマを もとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 私は、とやま自遊館の主にリフレッシュプラザというジム・プールがある施設で就業体験をさ せていただきました。内容は、チェックイン・チェックアウトといったフロント業務が多かった です。そのほかにプールの監視という仕事も行いました。 この就業体験で学んだことは、笑顔の先にはお客様との信頼が築くことができるということで す。チェックインから始まりチェックアウトで終わるまで一日に何度もお客様と会話をする機会 をいただきました。仕事をしているときに笑顔で接することでお客様も楽しく会話をしていただ いていることが分かりました。しかし、笑顔で接することは今までその場だけの軽い挨拶程度の ものとばかり思っていましたが、日が経つにつれて同じお客様から声をかけていただいて、私の ことを気にかけてくれていることにうれしさ感じました。気づかないうちにお客様と信頼関係を 築くことができていると思いました。そして、新しい発見ができたことに自分のテーマに少し近 づけた気がしました。これは、プール監視の仕事でも同じことが言えます。人の異変に気づきい ち早く対処しなければならない仕事なので、お客様とのコミュニケーションは必須です。人の命 に関わる仕事なのでインストラクターの方は、どんな小さなこと(体調の変化)でも言ってもら えるように最初に常連のお客様とどれだけ信頼を築くことができるかが重要だと教えてくださ いました。私は笑顔で接することを心掛けてお客様に気軽に話してもらえるように努力するよう にしました。このフロント業務、プールの監視で学んだことをまとめると、笑顔で接することは お客様に安心感を与え、信頼関係を築く上でとても大切だということを学びました。 今後、就職活動はもちろんのこと、短大生活でも自遊館で得たお客様に笑顔で接することの大 切さをコミュニケーション能力の向上にも生かして、仲間との信頼関係を築いていきたいと思い ました。少しでも多くの人と関わりを持ち、人の意見や考え方を自分のモノとして理解できる能 力も必要だと自遊館での就業体験を通して感じました。私は、学校外での多くの活動に積極的に 取り組み、人としての知識を増やしていこうと思いました。 最後に、5日間たくさんの知識を私に教えて下さった自遊館の皆様には、とても感謝していま す。 - 247 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自遊館 石黒 良樹 研 修 日 報 設定課題:仕事をしっかり行うこと。 実 8/20 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 検品 検品では間違いなく品物を 慣れない仕事だったと思い ② 会場設営 チェックすること。お皿の ますが、丁寧に支持に従っ 向き等に注意すること。 てくれました。検品につい (月) ては短い時間にしては理解 度が高かったです。 設定課題:仕事をしっかり行うこと。 実 習 内 容 ① フロント入退場対応 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様に対してしっかりと 教えたことの理解は早く、 8/21 挨拶をすること。朝の立ち 指導したことはしっかり行 (火) 上げメンテ。日中のメンテ。 いたように思える。ただし、 おとなしい(元気がない)。 フロントは自遊館リフレッ シュプラザの声である。も う少し元気な声と笑顔でお 客様を迎えてほしい。まだ リフレッシュプラザでは初 日なので金曜日まで頑張っ て下さい。 設定課題:仕事をしっかり行うこと。 実 8/22 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① フロント入退場対応 プール監視では人の命に関 やるからには全力で!!何 ② プール(監視) わる仕事なので特に集中す 事も楽しく!! (水) ることが求められる。 設定課題:仕事をしっかり行うこと。 実 8/23 (木) 勤務時間:9:00~18:00 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① プール監視 プール監視で水質を検査し 4日目お疲れ様でした。少 ② フロント業務 た。細かいところに気を配 しずつですが表情にゆとり ること。 が出てきたように思えます 。でも気を緩めず頑張りま しょう。もう少し元気よく あいさつ出来ればいいです ね。 - 248 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事をしっかり行うこと。 8/24 (金) 実 習 ① フロント 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 5日目が終わって今までの 接客の重要部分、笑顔と大 仕事の内容がよくわかるよ きな声でのあいさつが出来 うになりました。チェック ていたので、基本を忘れず イン・チェックアウトが自 に今後に活かして欲しい。 分一人で行うことができる ようになりました。また挨 拶も笑顔でできるようにな ったと思いました。 - 249 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自遊館 経営情報学科 1年 12M070 小林 穂加 気持ちは伝わるもの 私は、「とやま自遊館」で8月20日~25日の5日間、インターンシップを経験させていただき ました。このインターンシップでの私のテーマは、自分の適性を見ることと、実際に働いてみて仕事 のやりがいや厳しさを学ぶことでした。とやま自遊館は宿泊の他に、宴会や会議、スポーツジムでの フィットネスなど、様々な目的で利用できる公共の施設です。フロント、業務、スポーツジムの3つ の場所があり、私はフロントで働かせていただきました。フロントカウンターでの基本的な具体的な 内容、金庫・キャッシャーの金庫チェック、駐車券処理、駐車場の施錠・解除、朝食券の作成、お客 様用封筒作成などです。私は最初仕事の内容を覚えることで精一杯で、周りがよく見えていないとき がありました。そんな私に「フロントは事務的な仕事も大切ですが、お客様が通られるときに挨拶を するのが一番大切なことですよ」と教えていただきました。最初は緊張もあり、なかなか自然な笑顔 で元気よく挨拶はできなかったのですが、日に日に意識し挨拶を心がけることによって初日よりはで きるようになり、お客様からも笑顔で挨拶を返していただき、また社員の方にも褒められるようにも なりました。人との関わりのなかで挨拶は大切なことだと思いました。今までは挨拶が少し苦手で声 が小さくなるときもあり、自分からはできないことがありましたが、これからは日頃から意識して自 分から挨拶をするように心がけようと思います。 フロント業務で一番大切なのはお客様の気持ちを第一に考え行動することです。とやま自遊館で宿 泊される方についてのお知らせもそうです。このお知らせにはレストランの利用時間、またスポーツ ジムの利用時間、また注意事項が書いてあります。このお知らせのプリントをただ渡すのではなく見 やすいようにとても大切な項目などには1枚1枚手作業でマーカーをしてお客様がよりよく利用でき るようにと配慮をしておられました。小さなことまでしっかりお客様の気持ちを考えているのだと思 いました。私がお客様からの荷物を渡されたときも私はそのままお預りしようとしいたのですが、社 員の方はただ預かるのではなく宿泊されるだろうお客様には「お部屋までお持ちしましょうか」と尋 ねておられました。私には思いもつかなかったので驚きました、また同時にそういう小さなところも 気持ちを考えているからお客様も気分よく利用できるのだと思いました。 自分が接客業に適しているのかは正直分かりませんでしたが、接客・サービス業はお客様の気持ち を第一に考えることがとても大切だし、このようなお客様の気持ちを考え行動するとお客様にも気持 ちが伝わるのだと思いました。私はどのようなことにも今まである程度できているだろうと思ってい ましたがその“できているだろう”は勘違いで、できないことの方が多いということに気づきました。 社会に出てからも勉強はできますが今みたいに勉強をする時間はないと思います。そのため今の勉強 やバイト、インターンシップを通して気づいたことをもっと深く学び、今後の就職活動の役に立てた いと思います。 - 250 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:財団法人富山勤労総合センター とやま自 研 修 小林 穂加 日 報 設定課題:フロント業務の仕事の流れ 実 習 内 容 ① 駐車券処理 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様に駐車券を処理し渡 初日でしたが、駐車券処理 8/20 ② 金庫の金額チェック すときは一言言ってから渡 ・売上確認しっかりと行っ (月) ③ チェックイン処理 す ていただきました。挨拶は ④ 挨拶 ・駐車券処理にも種類がある から注意する 設定課題:仕事を覚える 実 習 内 ① 駐車券処理 ② 金庫の金額チェック (火) ③ 挨拶 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様に対する挨拶をしっ 昨日に続いて、駐車券処理、 かり行う ・金額を間違わないように正 ④ インフォメーション 確に行う 設定課題:挨拶をしっかりする 実 習 内 売上確認を行っていただき ました。間違いなく正確に 行っていただけました。 勤務時間:9:00~18:00 容 ① 売上をパソコンに入力 よいかと思いました。 勤務時間:9:00~18:00 容 8/21 もう少し元気にしたほうが 実習生の特記事項 指導者のコメント ・フロントで作業を行ってい 団体客用封筒作成をしても 8/22 ② 駐車券処理 ても出入り口を意識しなが らいました。こちらのお願 (水) ③ 売上確認 ら作業を行う いした事を的確に行ってい ⑤ インフォメーション ました。 ⑥ 挨拶 設定課題:ひとつひとつ丁寧に行う 実 習 内 容 ① 朝食券作成 8/23 ② 団体客用封筒作成 (木) ③ 駐車券処理 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様に伝わりやすい対応 本日はビラ配り用のチラシ をする ・お客様を待たせないように ④ 駐車場の鍵の施鍵・解除 注意する を作成してもらいました。 団体客のチェックインの際 、翌日の朝食券も作成して ⑤ 売上をパソコンに入力 いただきました。ありがと ⑥ インフォメーション うございます。 設定課題:正確に丁寧に仕事を行う 実 習 内 容 ① 駐車券処理 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様の気持ちを第一に考 短い期間でしたが、色々お 8/24 ② 駐車場の鍵の施錠・解除 (金) ③ インフォメーション ございます。小林さんの今 ④ チェックインのお手伝 後に活かしていただけたら え行動をする い 手伝いいただきありがとう 幸いです。 - 251 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 経営情報学科 1年 12M001 秋村ひかり サービスで笑顔を創る 私は、パレブラン高志会館で七日間さまざまな仕事を体験しました。私のインター ンシップでのテーマは、実際に体験してホテル業の良さや大変さを知るということで す。テーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 まず、この研修をしてホテル業はお客様に直接関わることが多く、自分が考えてい たよりもお客様に対する心遣いが必要であることがわかりました。パーティー会場で の実務では、来られたお客様の客層を考え、お出しする飲み物の割合や、灰皿が必要 か、どのタイミングでコーヒーをお出しすると良いかなど、細かい気配りがされてい て、会場内の雰囲気を壊さないように、段取り良くパーティーを進めることに気を使 って行っていました。 お客様の求めていることを観察して判断することは難しく、初めのうちは、お客様 の要望が理解できず臨機応変に対応できませんでした。しかし、サービス実務を繰り 返し行うことお客様の行動パターンを大まかに掴むことができ、最後には始めより慌 てずに対応することができるようになりました。仕事ができるようになってくると達 成感だけでなく楽しいと感じることも多々ありました。 また、日本・中国レストランでのサービス実務では、料理を提供する際の心がけを 教 え て 頂 き ま し た 。店 内 に「 申 し 訳 ご ざ い ま せ ん 」で は な く「 あ り が と う ご ざ い ま す 」 が増えるようにすることや、店のスタッフはお客様の声をシェフに届ける、または、 シェフの声をお客様に届けること、さらに、お客様とシェフの大切な仲介役であるた め、料理を詳しく把握しておかなければならないことを学びました。これらの心がけ が店を良くする一歩だと教えて頂くとともに、スタッフの仕事はお客様をおもてなし する顔となる仕事だと感じました。 インターンシップを通して、会場の雰囲気を見て段取り良く、またお客様に臨機応 変に対応していかなければならないことなど大変なことをたくさん知りました。お客 様に直接関わる仕事は、楽な仕事ではありません。しかし、その中で私は、お客様が パーティーや宴会をするという大切な日に携わることができるというのは、たくさん の笑顔を見る事ができます。お客様に料理がおいしいといって食べている姿を見て、 とても幸せな気持ちになりました。直接お客様に触れ合うことのできる仕事は、自分 の仕事がお客様の笑顔につながっているのだと確信することができ、とても達成感が あります。また達成感から仕事をすることの楽しさを知りました。 インターンシップでは、お客様をよく観察することが心地よいおもてなしにつなが る こ と 、レ ス ト ラ ン の ス タ ッ フ は シ ェ フ と お 客 様 を つ な ぐ 大 切 な 役 割 を し て い る こ と 、 大変な仕事であるからこそ達成感や楽しさ、お客様の笑顔を見られるということを学 びました。インターンシップを通して、誰かを笑顔にできる職業につきたいと思いま した。 - 252 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 秋村 ひかり 研 修 日 報 設定課題:その日に課せられたテーマ 実 習 内 容 ①館内見学 実習生の特記事項 勤務時間:11:00~19:00 指導者のコメント ・会場設営は、丁寧に速く行 8/7 ②グラス磨き (火) ③ビアガーデン準備 う。 ・パーティー会場での接客は ④パーティー会場設営 初めてのことであわててし ⑤パーティー会場接客 まうことも多くあったけれ どやりがいがあってよかっ たです ・自分たちで設営した会場を 実際に使っているところを 見るのも達成感がありまし た。 設定課題:和食レストランでの実習 実 習 内 容 ① 接客 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・レストランでの実習は常に 接客業は常にお客様目線で 8/8 ② 料理運び お客様を観察し、求めてい 行動しなければなりません (水) ③ 店の掃除 ることを理解することが必 。自分がお客様の立場に立 ④ 注文取り 要です。 ったら店の人にどのように ⑤ 片づけ ・お客様に接するときは必ず してもらえばうれしいのか 一声かけてから接すること を考えながら動くと自然に で安心感が増します。 自分からお客様のニーズに あった動きができるように なると思います。 設定課題:中華レストランでの実習 実 習 ① 接客 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ・お店内で「すいません」よ 8/9 ② 料理運び りも「ありがとうございま (木) ③ 片づけ す」が増えるようにする。 ④ 掃除 お店の雰囲気が良くなり、 お客様が集まる店になる。 ・お店のスタッフはシェフと お客様の仲介役であるため 、両者の間に立ち、お客様 の声をシェフに届け、シェ フの声をお客様の届ける大 切な役目なため料理をよく 知らなくてはならない。 - 253 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 8/10 (金) 習 勤務時間:11:00~19:00 内 容 実習生の特記事項 ① 宿泊施設(ベッドメイキ ・宿泊施設はお客様に安心し ング、掃除、部屋整理) ていただくことが大切であ ② 会場設営 るため、隅々まで確認する。 ③ ビアガーデン準備 ④ グラス磨き ・会場設営は間違いがないよ う確認して準備する。 設定課題: 実 習 勤務時間:11:00~19:00 内 容 ① 宿泊施設(ベッドメイキ 8/11 (土) 指導者のコメント ング、部屋整える) 実習生の特記事項 ・宿泊施設での仕事は、高い ヒールで行うと動きにくい ② グラス磨き ので、低いヒールを履いて ③ 会場設営、片づけ くるといいと思います。 ④ 宴会手伝い 指導者のコメント ・会場設営は慣れてくると楽 しく行えます。完成した会 場を見るとうれしいです。 ・宴会場は会場内の雰囲気を くずさないように気遣いが たいせつになってきます。 設定課題: 実 習 勤務時間:8:30~17:00 内 容 ①パーティー会場の設営 実習生の特記事項 ・宴会接客は、お客様をよく 8/12 ②宴会準備 観察してお客様の行動を先 (日) ③宴会接客 読みすることが必要です。 ④パーティー会場片づけ 指導者のコメント ・片づけは洗い物をする人の ことを考え、食器別にわけ、 工夫して片づけます。 設定課題:中国レストランサービス実務 実 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 注文を取る ・料理数の多い中華料理での この七日間で裏仕事もたく 8/13 ② 料理を運ぶ 注文取りは、メニュー把握 さんしていただきましたが (月) ③ 掃除 していないのでとても大変 、そういう仕事がしっかり ④ 片づけ でした。また、料理を出す できて初めてホテルが機能 ⑤ 夜の準備 とき料理名を言わなければ し、お客様に満足していた いけないため、覚えるのが だける空間を提供すること 大変でした。 ができます。いろいろと教 ・夜は昼と違いテーブルの上 わったこと、感じたこと、 のセットなどが変わってく 身についたことをしっかり るので準備をします。 自分のものにして、立派な 社会人になって下さい。 - 254 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 経営情報学科 1年 12M020 島田 菜摘 心から接するということ 私は、パレブラン高志会館で7日間の職場体験をさせていただきました。今回インターンシ ップを行った目的は、授業で学んだビジネスマナーを実際に活かすことや、仕事をすることで 得られる達成感や感動を味わうこと、さらに自分の向き不向きを新たに発見し、それを活かし たり改善したいと思ったからです。この自分の目的をもとに、今回の研修結果を報告したいと 思います。 7日間の研修期間の中で、レストランのサービス業務、パーティー会場の設営・サービス業 務、宿泊室の清掃をさせていただきました。どの部署においてもお客様にお金を頂いて空間を 利用していただく場所には変わりありません。まずサービスとは、お客様に快適になっていた だくための具体的な行動であり、サービスも商品だということです。幸せな心持ちになってい ただくために奉仕させていただくこと、その幸せな心持ちをスタッフも分かち合うこと、それ があって初めてお客様とサービススタッフとの共感できるサービスとなり、サービススタッフ としての喜びを感じることができます。私自身も今回の研修中にこの喜びを味わえ、自分の中 でサービス業の楽しみを感じることができました。 レストランでのサービス業務では、最初のうちはテーブル番号やメニューを覚えて、お茶の サービスやお料理を運ぶこと、お帰りになったときにお皿をさげる仕事をしていき、徐々にご 案内とオーダーをとらせていただきました。期間中のレストラン業務が多かったのもあり、最 後の方には緊張や不安が解れ、接客というものを心から楽しめた場所でもありました。一方、 パーティー会場の設営業務では、ビジネスマナーについて一番学んだ場所だったと思います。 会議室に上座と下座があるようにそこにあるテーブルクロスにも折り目で上座と下座が決まる ということを知り、驚きました。また、宴会では主にドリンクの補充とお料理をお出しする仕 事を担当し、お客様の様子を常に目配りする必要があるということを学びました。冷たいもの は冷たいうちに、温かいものは温かいうちに召し上がっていただくためにお客様のお料理の進 み具合を見ながら出していらっしゃるのを見て、お客様への気遣いも感じました。 私は、この7日間という短い体験の中で、働くことの大変さと同時に楽しさも身を持って感 じることができました。そして今まで、客の立場では気づけなかった従業員のお客様に対する 親切心などを実感することができました。体験したすべてのものが貴重なものだと思います。 この経験を今後社会人として大いに活かしていきたいと思っています。 - 255 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 島田 菜摘 研 修 日 報 設定課題:きびきびと行動する 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① オリエンテーション パーティー会場の設営では箸 ホテルはお客様にお金を頂 8/7 ② 館内見学 やコップなどを置く際に角度 いて空間を利用していただ (火) ③ 会場設営 や間隔に注意して揃えること く場所です。お客様に快適 ④ パーティー準備・補助 が大変でした。テーブルクロ に利用して頂くために細か ⑤ コップ拭き スの折り目から上座下座が決 いところまで目を配る事が ⑥ ビアガーデン準備 まっていたことを学びまし 大切です。 た。 設定課題:積極的に仕事に取り組む 実 習 内 容 ① 和食レストラン 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント レストランで接客の仕事をさ 8/8 せていただきました。ランチ (水) とディナーのメニューが違い 、ディナーでは思うように動 けませんでした。お客様から 「すみません」と呼ばれる前 に気づいて動けるように心が けたいです。 設定課題:自分から仕事を見つける 実 習 内 容 ① 和食レストラン 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は役割を決めて取り組み 8/9 ました。ランチタイムは昨日 (木) のことを活かした動きがとれ たと思いますが、ディナー時 はまだわからないことが多く 、無力感を感じました。使っ ている食材をお客様にお伝え することが難しかったです。 設定課題:お客様の目線から仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 宿泊室の清掃 宿泊室の清掃ではシーツカバ 8/10 ② ビアガーデン準備 ーの取り換えと浴室の掃除を (金) ③ 会場設営 しました。シーツカバー取り 付ける時の向きなど指導者の 方のようにうまくいかず大変 でした。会場設営では前に使 われていた宴会の片付けから しました。紙ナプキンの向き など細かい箇所の注意を受け ました。 - 256 - 勤務時間:10:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様の行動にも目を配る 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 宿泊室の清掃 宿泊室の清掃は昨日に比べ、 調理の方が精一杯作った料 8/11 ② コップ拭き 手際よくできたと思います。 理をお客様に最高の状態で (土) ③ ビアガーデン準備 パーティー会場ではドリンク 提供するには、サービス側 ④ パーティー会場でのサ や料理をお出ししました。料 の細かい意識が必要です。 ービス業務 理名を覚えることが難しく、 それを臨機応変に言う時と言 わない時があるので、お客様 の様子を常に見ることも大切 だということを学びました。 設定課題:お客様への目配り 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 土日のメニューは平日とは異 日々目標を持って取り組む 8/12 なり、さらに複雑と感じまし ことが自分を成長させる近 (日) た。今日はオーダーも取り、 道です。何でもそうですが、 なかにはお料理の説明を求め 常に自分を向上させるよう られることもありました。自 に考え、実行していって下 分がオーダーを取ったにも関 さい。 ① 和食レストラン わらず、責任を持って務めら れなかったことがあり、今後 に注意したいです。 設定課題:自分にできる仕事を積極的に取り組む 実 8/13 (月) 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 宿泊室の清掃 宿泊室を清掃している際、清 将来どのような職業に就く ② 和食レストラン 掃している方々の苦労をこの かわかりませんが、礼儀や 体験を通して学びました。和 言葉遣い、マナーは共通で 食レストランでも今までとほ す。短い期間でしたが、こ ぼ同じ仕事内容でしたが、そ こで感じたこと、身に付い の日その日に新しく学ぶこと たことを生かしてこれから があり、最終日にしてやっと も頑張って下さい。お疲れ 慣れてきたと感じました。こ 様でした。 の一週間、どの部門において もお客様へのおもてなしの心 は変わらず、正しいマナーを 身に付けることができました 。ありがとうございました。 - 257 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 経営情報学科 12M049 宮崎 1年 恵里花 お客様目線に立った細かな気配り 私は、パレブラン高志会館で7日間就業体験をさせていただきました。ここにはホテルだけ ではなく宴会・結婚式場があり、全ての部門で様々な仕事を体験させてもらいました。 基本的なマナーは、自分ではわかっているつもりでしたが、いざお客様を目の前にすると対 応しきれない時がありました。 例えば、宴会場でホール係をしている時、お客様から宴会場で出たコース料理の内容を、詳 しく教えてほしいと言われました。従業員の方から料理の説明は受けていたのですが、時間も あまりなかったので、しっかりと覚えることが出来ないままで会場に出ていました。結局、お 客様から質問を受けると、頭が真っ白になって、お客様にはっきりとお答えすることが出来ま せんでした。常に笑顔で明るく接客し、どんな状況にも対応する従業員の皆さんを見て、私に も出来ないものかと悔しい気持ちでいっぱいでした。お客様は、私たちの表情、態度、一挙手 一頭足を見ているので、そのホテルの雰囲気は我々の対応で決まると感じました。 また、接客業だけではなく、パーティー会場の設営や準備も手伝わせていただきました。 宴会場では、テーブルやイスの配置位置は良いか、コップに汚れはないかなど、お客様が不 快な思いをしないように点検しながらセットしました。お客様の目に届く場所は特に気を使い 綺麗に仕上げるように注意し、パーティーでは、身だしなみ、言葉遣いには十分に配慮し、丁 寧な接客で対応するように心がけました。 また、ホテルでのベッドメイキングも行いました。シーツのセットやお風呂場の清掃は体力 的にも辛いことが多かったです。ホテルは食事を提供するだけでなく、お客様にとって快適な 時間や空間を提供する場所です。そのためには、いきとどいた清掃や従業員の身だしなみ、言 葉遣い、立振舞いなどがとても重要だと感じました。 一週間色々な業務を体験させていただきました。学んだことは業務ごとに違うのですが、一 つ共通していると感じたのが、相手の立場になって考えることです。 接客も清掃も会場の準備も、一番に考えるのは、お客様とって快適に過ごしてもらうことで す。だからこそ、チームワークが大切になります。一人だけマナーを間違って、その場の雰囲 気を壊すと、お客様を不快にしてしまいます。宴会場でもレストランでも、従業員皆でチーム ワークを大事にし、協力することが必要だと感じました。また、お客様から、何かを頼まれる 前に、自ら気づいて行動することも大事だと感じました。そのためにも、細かな気配りと、お 客様の目線に立った注意・行動が必要になります。 サービス業務は、体力面で大変ですが、笑顔で対応し、お客様第一を実行することで、お客 様から「ありがとう」と感謝される仕事だと思いました。相手から感謝される仕事は、やりが いがあり、楽しいと思えました。これは、どこの会社でも同じことだと思いました。このイン ターンシップでの経験を生かし、就職活動で生かしていきたいと思います。 - 258 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 宮崎 恵里花 研 修 日 報 設定課題:相手の立ち立場になって考える 実 8/7 (火) 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 会場設備 会場設備をメインに、パーテ ホテルは、食事を提供する ② 店内オリエンテーショ ィーや宴会場を設営。セッテ だけでなく、お客様にとっ ィングする際、一つ一つ丁寧 て快適な時間や空間を提供 ③ パーティー準備 に、お客様が不快な思いをし する場所です。そのために ④ ビアガーデン準備 ないように注意しながらする は、いきとどいた清掃や従 こと。 業員の身だしなみ、言葉遣 ン い、立振舞いなどがとても 重要です。 設定課題:接客の対応 実 8/8 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① レストランでの接客 今日はサービス業務全般を行 ② お客様への言葉遣い いました。支配人からは、歩 (水) 指導者のコメント き方、立ち姿勢、声かけ、ス ピードが大事になると教わり ました。そのお店に合った接 客をしなければならない。 設定課題:レストランでの正しい接客を学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様から何かを頼まれる ① サービス業務 今日はサービス業務(レスト 8/9 ② ディナーの準備 ラン業務)。メニューも多く、 前に、自ら気づいて行動す (木) ③ 笑顔で接客 客席もたくさんあったので覚 ることが大事です。 えるのに必死で大変でした。 どんなに忙しい時でも笑顔で 接客できたと思います。 設定課題:ベットメイキング 実 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 ① 宿泊室の清掃 今日はホテル内のベッドメイ 8/10 ② ビアガーデン準備 キング、清掃を手伝わせてい (金) ③ パーティー会場の設営 ただきました。一部屋を綺麗 に清掃することはとても気を 遣い、シーツのセットや風呂 場の清掃は大変でした。午後 からは、パーティー会場の設 営を行い、コップに指紋はつ いていないかなど厳しくチェ ックするようにと指摘を受け ました。 - 259 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:次に使うお客様のために綺麗に清掃する 実 8/11 習 内 容 実習生の特記事項 ① パーティー会場の設営 今日も宿泊室の清掃をしまし ② 宿泊室の設営 た。ベッドメイキングの際、 (土) 勤務時間:11:00~19:00 指導者のコメント シーツを綺麗にするだけでは なく、汚れをしっかり探し、 次に使うお客様のことを考え て清掃することを心がけまし た。 設定課題:サービスの基本を知る 実 8/12 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① レストランでの接客 今日はレストラン業務を行い お客様は表情、態度を見て ② サービス業務 ました。毎日同じお客様が来 いる。常に明るい対応をす られるわけではないので、そ ることで、お客様にも快く のお店の雰囲気を壊してはい 帰っていただけることが多 けない。挨拶の仕方、言葉遣 いのです。 (日) いにも注意しました。表情に よって、お客様に与える印象 は随分違うので、ミスがあっ ても笑顔を絶やさないように しました。 設定課題:笑顔で接客・対応する 実 8/13 (月) 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① 宿泊室の清掃 今日は宿泊室の清掃とレスト ② レストランでのサービ ラン業務をさせていただきま ス業務 した。予約でいっぱいになる ので、夜は忙しかったです。 料理の説明など大変でしたが 、今日の課題である笑顔で対 応することを忘れずに接客で きたと思います。 - 260 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル 経営情報学科 1 年 12M003 荒木 奏 お互いの満足・喜びのために 私は、ANA クラウンプラザホテルの「カフェ・イン・ザ・パーク」というレストランで10日間 就業体験をさせていただきました。今回「働くことの意義」をテーマとして、インターンシップ に取り組みました。 ここは、朝・昼・夜にブッフェがあり、それ以外の時間帯はカフェになるお店でした。私の主 な仕事は、ブッフェを利用されたお客様の食器を下げたり、次のお客様のために食器を組み、机 に配置したりすることでした。私は、飲食店でアルバイトの経験があり、正直同じようなものだ と考えていましたが、想像していたより体を使う仕事が多く、初日で筋肉痛になったほどでした。 また、接客だけでなく裏の仕事も手伝わせていただきました。昼のブッフェが終わったと思っ たら、もう夜の準備をし、皿や食器の組立・補充、飲み物の補充、更に次の日のモーニングのた めのコーヒーカップもセットしていました。従業員の方に「華やかな仕事の裏には「こんな大変 な事があったなんて…!」と、思ったでしょ。これも全部、お客様のためですよ。」や「お客様が 何を求めているのか、考えてみて」と、教えていただきました。 今回テーマにした「働くことの意義」とは、「働いたことによって得る価値」という意味でも あります。ここで働いている方々は、どんな価値を得ているのだろうと考えてみました。自分が もし客の立場であったら、ホテル側に質の高いサービスを求めると思います。では逆に、店側が お客様に求めているものは何なのでしょうか。今回この実習を経て、一番嬉しかったことは、お 客様の笑顔でした。「ありがとう」、「ごちそうさまでした。とても美味しかった」などと言われ ただけで、どうしようもなく嬉しくなり、明日も頑張ろうと思えるのです。つまり、店側は、お 客様に満足していただくことを求めているのだと思いました。双方がより良い気持ちで同じ時間 を過ごすことによって、企業のサービスがより向上し、お客様の満足感も増えていくのではない かと思います。 また、メニューに載ってない料理を注文されても、できるだけお客様の要望に応えたいと、何 とかできないかと試行錯誤している姿も、とても素敵でした。それが質の高いサービスというも のではないでしょうか。 お客様のことを第一に考え、どうすればより満足していただけるかを常に考えながら行動する。 一見、小さなことのようにも思えますが、その小さなことが積み重なってお客様の大きな満足に 変化していくのだと思います。お客様に道を譲る。布巾をお客様の目につかないようにする。お 子様が居られたら、子供用の食器を準備する。箸やお盆はどこかと尋ねられたら、お席までお持 ちする。常に周りに目を配り、お客様が呼んではいないか、困ってはいないか、すぐ反応できる ようにする。自分がされて嬉しいことは何なのか、嫌なことは何なのか、よりお客様に喜んでも らえるにはどうすべきなのかを考え、行動に移すことを怠らない力を学びました。 今回の実習を通して、先のことを考えて準備を徹底する大切さや、お客様により満足していた だけるためには何をすれば良いのか、どう行動すべきなのかを念頭におき対応することの大切さ 等、座学だけでは分からない沢山のことを、学ばせていただきました。これらのことを忘れず、 自分の将来に向けて邁進していきたいと思います。 - 261 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル 研 荒木 奏 修 日 報 設定課題:企業を知る、言われたことをしっかりメモする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ ヒールでの移動はとても辛い 9/13 ②シルバーのセット 。思っていたより体を使った (木) ③お冷出し 作業が多かった。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ④皿の補充 ⑤コーヒーカップのセット 設定課題:あいさつをしっかり、言葉遣いに気をつける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ 皿の補充をする際に、落とし 9/14 ②シルバーのセット て割れないように慎重になっ (金) ③お冷出し た。 勤務時間:13:00~21:00 指導者のコメント ④皿の補充 ⑤コーヒーカップのセット 設定課題:積極的に動く 実 習 内 容 勤務時間:13:00~23:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①食器の中間・最終下げ ワインが中々同じ量に注げな 仕事の優先順位を考えて、 9/15 ②シルバーのセット かった。 行動する事で、仕事の効率 (土) ③お冷出し 閉店作業(モーニングの準備、 に大きく影響してくるので ④ワインをグラスに注ぐ ゴミ出し等)はやることが沢 ⑤閉店作業の手伝い 山あって、とても大変だった。 しょう。かなり自分から積 しかりと把握して行動しま 極的に動けているのでとて も良いと思います。お客様 を意識して行動するように しましょう。 設定課題:まわりをよく見て行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ 注文を伺った際に、このメニ 9/16 ②シルバーのセット ューはどのようなものかと聞 (日) ③お冷出し かれたが、答えられなかった。 ④注文を伺う しっかり、どんなものか把握 勤務時間:14:00~20:00 指導者のコメント していきたい。 設定課題:お客様が何を求めているのか考える 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ フレンチディナーのメニュー 9/18 ②シルバーのセット を見ながら、シルバーの配置 (火) ③お冷出し を考えて置いてみた。外側か ④フレンチディナーのセッ ら内側へ配置させる。 ト ⑤席へのご案内 - 262 - 勤務時間:13:00~21:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:細かい所まで気を配る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:00 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ 9月の平日は低調な日が続く。 9/19 ②シルバーのセット 人件費を抑えるためには少し (水) ③お冷出し でも働く人数を減らしたいの ④注文を伺う で、こういう低調な時にトレ 指導者のコメント ーニングをする。 設定課題:丁寧な接客を心がける 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:00 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ グラスを光に当てて見ると、 9/21 ②シルバーのセット 汚れている所が分かる。拭く (金) ③お冷出し 際に力を入れすぎると、手で ④ワイングラスを拭く もつ細い部分が割れてしまう ⑤ワインをグラスに注ぐ 恐れがあるので優しく持つ。 設定課題:分からない所は素直に聞く 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ ワインを注ぐ際に、みんな同 9/22 ②シルバーのセット じ量にならなく難しい。 (土) ③お冷出し 赤ワインより白ワインの方が ④ワイングラスを拭く さっぱりしていて、飲みやす ⑤ワインをグラスに注ぐ い。 設定課題:責任をもって行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 初モーニング。朝はコーヒー 9/23 ②シルバーのセット か紅茶をサービスで提供。 (日) ③お冷出し 忙しく、時間が過ぎるのが早 ④コーヒーの提供 く感じられた。 設定課題:笑顔を忘れない 習 内 容 勤務時間:13:00~21:00 指導者のコメント 勤務時間:7:00~15:00 ①食器の中間・最終下げ 実 指導者のコメント 指導者のコメント 勤務時間:13:00~21:00 実習生の特記事項 ①食器の中間・最終下げ あいさつ等のコミュニケーシ 9/24 ②シルバーのセット ョンは人として当然。 (月) ③お冷出し ④テーブル・椅子の拭き掃除 - 263 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山 経営情報学科 12M017 小林 1年 悠希 細かい気配りの大切さ 私は、ANAクラウンプラザホテル富山の「カフェ・イン・ザ・パーク」で10日間、就業体 験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、社会人としての接客マナーを学ぶ こと、また、サービスをする上で大切なことを知るというものでした。そのテーマをもとに、今 回の研修結果を報告します。 カフェインザパークは、朝・昼・夜にバイキングがあり、バイキングの時間帯が終わると喫茶 になります。私の主な仕事は、食べ終わってテーブルの上に置いてある食器や、お客様が帰られ た後のテーブルの食器を片付け、そして次のお客様が入れるようにナプキン・フォーク・ナイフ のセットをしたりすることでした。また、喫茶の時間帯ではお客様が来られたらお冷を用意し、 注文されたものをテーブルまで運ぶという仕事を行いました。 このような仕事は、普通の飲食店で働く際にも行いますが、私は自分で働いてみて初めて、ホ テルならではの上質なサービス、お客様への細かい気配りがされていることを実感しました。私 が感心したことはお客様が来られた際、帰られる際にはスタッフが全員大きな声で挨拶をし、お 客様への感謝の気持ちがレストラン全体で伝えられていたことや、店内の見栄えを良くするため、 テーブルやイスが綺麗な一直線に見えるように並べられていたことです。何気ないその一つ一つ の工夫が、お客様にとって心地良い場所作りに繋がるのだと思います。 研修中には、ホテル内の飲食部門のミーティングに参加させていただきました。「ハートビー ト」というお客様へのアンケートを通して、お客様から直接評価や意見を得て、それを基に問題 点や改善方法などをスタッフ数人で話し合いました。良い意見もあれば悪い意見もあり、良い部 分は伸ばしていけるよう、悪い部分に対しては今後どのように改善していくか真剣に話し合い、 お客様に満足して頂けるような工夫を考えておられました。このようなミーティングは定期的に 行われるそうで、スタッフ全体でホテルを良くしていこうという心掛けがなされているのだと感 心しました。 私が研修中に注意されたことが二つあります。一つ目は、自分がどんなに疲れていても笑顔を 絶やさないことです。カフェでは長時間立ち続けなければならないため足が痛くなるのですが、 気付いたら顔にも疲れが出ていたようで注意を受けました。お客様が食事を楽しまれているのに スタッフが疲れた表情をしながら仕事をしていては、折角の時間が台無しになります。お客様に 満足していただくためには、どのような時も周りの雰囲気が明るくなるような笑顔でいることが 大切なのだと思いました。 二つ目は、皿を下げる際には無理をせずに運ぶことです。お客様の食べ終えた皿をなるべく早 く、少ない作業で片付けようとすると、皿が何枚も重なるような危ない状態になり、逆に運ぶの に時間がかかってしまいました。その際、無理をせずに自分の能力を見極めること、お客様に迷 惑をかけてしまう可能性があることは極力避けること、という指導を受けました。仕事を素早く、 効率よく行うことも大切ですが、一番大切なことはお客様に安心して食事を楽しんでいただくこ とであり、ホテルではおもてなしの心が大切であることを学びました。 私は10日間の研修を通して、社会人として働くことの大変さを実感すると同時に、ホテル業 という仕事でしか味わえない、様々な国の方と接する喜びや感動を得ることができました。 インターンシップで学んだことを活かし、日々の生活の中や、就職をした際にも、辛い時でも 笑顔を絶やさず、周りに気配りのできる人間になれるよう努力していきたいです。 - 264 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山 研 小林 修 日 報 設定課題:仕事内容を覚える 実 習 内 悠希 勤務時間:9:00~17:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 仕事内容の説明 ・飲食店なので前髪は留めて 初日だったので動きに少し 8/21 ② カフェでの接客 髪はお団子にしてくる。 ぎこちなさは感じられまし (火) ③ テーブルのセット ・お客様が来られた時、帰ら たが、徐々にスムーズに仕 れる時は笑顔で挨拶する。 事をこなせるようになった ④ バイキングの皿下げ ⑤ 机・椅子拭き かと思います。明日からも 頑張りましょう。 設定課題:大きな声で挨拶する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・テーブルの番号を覚えると 食器の下げ物やセット等、 8/22 ② テーブルのセット 仕事がスムーズになるそう 仕事も段々スムーズにこな (水) ③ バイキングの皿下げ なので、早く覚えたい。 せるようになってきました ・朝食の時間帯は皿下げより ね。より笑顔ではきはきと コーヒーのサービスを優 挨拶ができるようになれば 先。 更に良いサービスができる ④ 観葉植物の水やり と思います。 設定課題:笑顔で接客する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・大きな声で挨拶するとお客 朝食・昼食と大変忙しい中 8/24 ② テーブルのセット 様も挨拶を返してくださる 大きな声、明るい笑顔で常 (金) ③ バイキングの皿下げ ので、笑顔でハキハキとし に接客を心掛けてやってく ④ 観葉植物の水やり た接客を心がけようと思っ れているので、とても頼も た。 しいです。引き続き頑張っ ・分からないことがあればす てください。 ぐに質問する。 設定課題:積極的に行動する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・ホテル内の飲食部門のスタ 食器類を下げる際は無理を 8/25 ② テーブルのセット ッフが数人集まり、定期的 せず、自分の能力を見極め (土) ③ バイキングの皿下げ にミーティングが行われて 運ぶようにしましょう。お ④ ミーティング参加 いることを知った。問題点 客様に迷惑をかけてしまう や改善方法を話し合った。 可能性がある事は極力避け るようにしよう。 設定課題:積極的に行動する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・無理せず自分のペースで行 お客様に伝わる(聞こえな 8/26 ② テーブルのセット 動し、大きな声での挨拶を い)事がないと挨拶の意味 (日) ③ バイキングの皿下げ 心掛ける。 がないので、心を込めて大 ④ 掃除 きな声での挨拶を心掛ける ようにしましょう。 - 265 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様の動きをよく見る 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・忙しくてもお客様の前では 8/29 ② テーブルのセット 笑顔を心掛けるようにす (水) ③ バイキングの皿下げ る。 ④ 掃除 設定課題:先を見据えた行動をとる 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・ワインメニューの作成の手 本日はワインメニュー作成 8/30 ② テーブルのセット 伝いを行った。デザインを の補助作業をしていただき (木) ③ バイキングの皿下げ 変えたり、フォントを見や ました。Excel等のパソコン ④ ワインメニューの作成 すいものに変えるなど工夫 作業が得意とのことで、と した。 ても助かりました。 ・Excelなどのスキルの他にも 、デザイン能力も大切なの だと思った。 設定課題:自分のすべき事を理解する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様に質問された場合、 こちらが指示する事無く自 8/31 ② テーブルのセット 自分の知識だけで解決しよ 分がすべき仕事を、周りの (金) ③ バイキングの皿下げ うとせず、社員の方にすぐ 状況を見てできるようにな ④ ナプキン折り 相談する。 ってきた事は素晴らしい事 ⑤ 掃除 だと思います。常に向上心 を持って仕事ができると、 仕事がもっと楽しくなるか もしれませんね。 設定課題:周りをよく見て行動する 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・インターンシップに関わら 9/1 ② テーブルのセット ず、カフェの制服を着てい (土) ③ バイキングの皿下げ る以上、自分もホテルスタ ④ 伝票の入力 ッフの一員だという自覚を 持つ。 設定課題:一つ一つの仕事を丁寧にこなす 実 習 内 容 ① カフェでの接客 勤務時間:7:00~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・実習最終日だったので、今 周囲の状況(お客様の動き、 9/2 ② テーブルのセット まで指導されたことを思い 次にする行動など)をしっ (日) ③ バイキングの皿下げ 返しながら、一つ一つの作 かり把握し行動できていま ④ 伝票の入力 業を丁寧に行うようにし した。声も大きく、明るい ⑤ 掃除 た。 笑顔で接客ができていまし た。この経験を活かし、大 きなステップにしてくださ い。 - 266 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山 経営情報学科1年 12M042 西野美里 仕事の喜びを知る 私は ANA クラウンプラザホテル 1 階の「カフェ・イン・ザ・パーク」で10日間インター ンシップ研修を受けさせていただきました。研修のテーマは、ホテルの仕事内容や、サービス をする上で気を付けること、大切なことなどを知るとともに、コミュニケーション能力を養う ことでした。 カフェ・イン・ザ・パークは朝、昼、夜のバイキングがあり、主な仕事としては、お客様の 空いたお皿をさげることと、お帰りになったお客様のテーブルや食器を片づけ、たくさんお客 様が入られるので素早く次のお客様のフォークやナイフを準備することでした。また、バイキ ングの時間以外はカフェとなり、注文を聞いて飲み物を出したりします。細かい仕事としては、 次のバイキングのために机と椅子の位置を整えたり、椅子の汚れを拭いたり、机に置いてある 砂糖の補充をしたりといったこともしました。 私は、今回のインターンシップを通して様々なことを学びました。 まず、お客様の目線に立って行動することが大切であり、一人一人にきちんと臨機応変に対応 することへの難しさを感じました。また、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」な ど基本的な接客用語ではありますが、それらを大きな声ではっきりと言う事で、お客様から笑 顔で「ごちそうさまでした。おいしかったです」と返されることがとても嬉しく感じました。 最初のころは全然上手くできず諦めかけていましたが、お客様からそういう言葉をいただくこ とで仕事へのやる気が出てきました。もちろん、働くということは嬉しいことばかりではあり ません。普段履かないような靴で長時間立ち続け、足が痛くても仕事はしなくてはならないの で、配膳の際などは動き回ることが多いのでとても辛かったです。また、お客様はいついらっ しゃるのかわからないので、身だしなみや姿勢は常に気を付けなくてはなりませんでした。 今回のインターンシップで、自分の未熟さを改めて思い知りました。自分が思っていたよう には出来ず、失敗ばかりしてしまいました。厳しく指摘されることもたくさんありましたが、 優しい言葉をかけてくださった方もいて、接客業の大変さだけではなく、喜びも知ることがで き、とても貴重な経験をさせていただいたと思います。普段しているアルバイトとは違って、 お客様と接する際はもちろんのこと、机や椅子、ナイフやフォークなどのちょっとした汚れに も気を配り、より細かいところまでしっかりとサービスが行き届いた接客だと感じました。 接客をする際は常に身だしなみ、言葉遣いに気を付けること、お客様を第一に考えることが 大切であり、辛いだけではなく喜びもたくさんあるということを学びました。インターンシッ プで学んだことをアルバイトや今後の就職活動に生かしていけるように、今までの仕事に対す る意識を変えて取り組んでいきたいと思います。 - 267 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 ANA クラウンプラザホテル富山 西野 美里 研 修 日 報 設定課題:場の雰囲気を知る 実 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 実習生の特記事項 ①説明 立ち方には気を付ける。お客 8/7 ②朝食の皿下げ 様が少なくても、いつ誰に見 (火) ③ランチのセット・皿下げ られてもいいように姿勢、言 ④オーダーの取り方の説明 葉遣いには注意する。 設定課題:細かいところまでしっかり見る 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:8:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 朝食の片づけ・セット お皿を運ぶときは見た目が悪 今日は新しい仕事(お客様 8/9 ② ランチの片づけ・セット いので手で持って運ばずにお への飲物の提供等)をして (木) ③ ディナーの準備 ぼんを使う。 頂きました。これからはよ り積極的に仕事に取り組め るよう頑張りましょう。 設定課題:作業をすばやくする 実 習 内 容 勤務時間:8:00~17:00 実習生の特記事項 ① 朝食の片づけ・セット お皿を運ぶ時は不安定になら 8/10 ② ランチの片づけ・セット ないよう、工夫して運ぶよう (金) ③ ディナーの準備 にする。 指導者のコメント ④ 掃除 設定課題:周りをしっかり見る 実 習 内 容 勤務時間:8:00~17:00 実習生の特記事項 ① 朝食の片づけ・セット 喫茶営業の際はオーダーを受 8/12 ② ランチの片づけ・セット けたら、メニューも下げる。 (日) ③ オーダーをとる 指導者のコメント ④ ディナーの準備 設定課題:細かい動作も忘れず行う。 実 習 内 容 勤務時間:8:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 朝食の片づけ・セット 机が汚れていないか見る角度 もっと自分から仕事を見つ 8/13 ② ランチの片づけ・セット を変えてチェックする。 けて行動することが出来れ (月) ③ ディナーの準備 立っているだけではなく、自 ば、もっと良くなると思い ④ 掃除 分から仕事を見つけるように ます。何もせずに立ってい する。 る事が多いように思う。も っと積極的に行動すること ができれば良い。 設定課題:積極的に動く 実 習 内 勤務時間:8:00~17:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 朝食の片づけ・セット たくさんのお客様がいらっし お盆営業で多忙の日だった 8/14 ② ランチの片づけ・セット ゃるので、片づけ・セットを が、モーニング、ランチ、 (火) ③ 掃除 すばやく行動することが大 一戦力となり頑張ってくれ ④ ディナーの準備 切。 ました。 - 268 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:てきぱき行動する 実 習 内 勤務時間:8:00~17:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 朝食の片づけ・セット 注文を聞く際はお客様と目線 最初に比べると声も大きく 8/16 ② ランチの片づけ・セット を合わせるようにする。小さ 出せていたし、お客様への (木) ③ 掃除 い子供と話すときなどもしゃ 接客も慣れてきたように感 ④ ディナーの準備 がんだりして、お客様が話し じました。引き続き頑張っ やすいようにする。 てください。 設定課題:臨機応変に行動する 実 習 内 容 勤務時間:7:00~16:00 実習生の特記事項 ① 朝食片づけ・セット 時間を見てしっかり行動する 8/17 ② ランチの片づけ・セット 。指示を待っているだけでな (金) ③ 掃除 く、自分から仕事を見つける ④ ワインの準備 ことが大事だと思いました。 設定課題:自分で仕事を見つける 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:8:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 朝食片づけ・セット 仕事が終わっても次の仕事が 自分から積極的に仕事に取 8/20 ② ランチの片づけ・セット ないか自分で見つけにいくこ り組みが出来ていました。 (月) ③ 掃除 とができたと思います。 仕事を終えた後も何か次の ④ 飲み物の作り方の説明 仕事がないか確認し、行動 ⑤ ディナーの準備 出来ていました。お疲れ様 でした。 - 269 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一ホテル 経営情報学科1年 12M095 深川美織 「学んだこと」 私は、富山第一ホテルに6日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテ ーマは、接客業について学ぶということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告し たいと思います。 研修内容は、主な敬語や接客について学びました。よく使う基本的な敬語は、「いらっしゃい ませ」 「ありがとうございます」 「少々お待ちくださいませ」 「失礼します」 「申し訳ございません」 です。ホテル業だからということで、えらそうな態度で接客しては、お客様が不愉快にならない ように気を付けて接客しているそうです。長年接客していてもミスはあります。そういった時に お客様に指摘されたら、怒るなど態度にださないのは基本です。自分が苦手だと思うお客様にも、 笑顔で接客することが大切です。そういった面でも、態度はもちろん、言葉使いも大切なのです。 私が思ったのは、一番大切なのは笑顔だと思います。 そしてホテル業の接客に学んだことは、まずテーブルのセッティングについてです。基本はフ ォークとナイフをセッティングします。ホテルではお客様がとりやすい位置においているという ことを知りました。フォークとナイフは肩幅の位置に置く。グラスは大抵のお客様が右利きなの で、右側に置くなどと気をくばっていました。私は実際接客にはおしぼりを渡すだけでしたが、 出し方にも気をつけました。お客様の会話の間を割って入ってはいけません。基本は右側から差 し出します。しかし時と場合によっては、左から渡したりと考えて行動することが大切です。あ と、お客様のグラスが空になっていたらお水を注いだり、食べ終わった皿をすばやく片づけるこ ともします。いかにお客様の会話を邪魔しないで接客するか考えなければなりません。気を抜か ず、緊張感を持って接客することが大切です。緊張感や集中力がないと、料理をこぼしてしまっ たりとミスをする可能性があるからです。接客業の基本はだいたいどこでも一緒ですが、ホテル 業の接客について学べてよかったです。 私は、このインターンシップで基本的な敬語や接客についてたくさん学ぶことができました。 ホテル業は誰が何をやるとか決まってはいません。気づいた人が行動していました。お客様が食 べ終わったのを気づいたらお皿を下げる、次の料理を持ってくるなどテンポよく接客されていま した。今後就職に向けて参考になりとてもいい経験になりました。 - 270 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一ホテル 深川 美織 研 修 日 報 設定課題:笑顔 勤務時間:10:30~14:30 実習内容 9/12 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 笑顔が大切である。 初日は主な接客用語を覚え ② 接客 お客様が気持ちよくお食事で ていただきました。何事も きるように、気配りする。 しっかりとした挨拶からは (水) じまります。 設定課題:お皿の持ち方を学ぶ 実 習 内 容 ① テーブルのセッティン 9/13 (木) グ ② ナプキン折り 勤務時間:17:00~21:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様の会話を邪魔しないよ 今回は実際にお皿を持って うに、お皿を出したり、お水 いただきました。慣れない をついだりしている。 動作で大変でしたでしょう ③ グラス拭き か? ④ お皿の持ち方の練習 設定課題:緊張感を持って接客する 実 9/15 (土) 習 内 容 勤務時間:10:30~15:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 気づいたら飲み物をついだり はじめて結婚式を見学する ② テーブルのセッティン 、お皿をさげたりと社員さん ということでしたが、いか の動きを見て学びました。 がでしたか? グ ③ 結婚式での接客 設定課題:動きを見て学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:10:30~15:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 結婚式での接客 お客様が食べたお皿を片づけ 2日続けて婚礼の様子を見 9/16 ② 片づけ るタイミングやすばやさも大 ていただきました。それぞ (日) ③ テーブルのセッティン 事なのではないか。 れ同じ婚礼といえど、違う グ 雰囲気を感じていただけた ④ ジュース作り のかなと思います 設定課題:動きを見て学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:17:00~21:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 接客 誰が何をするのではなく気づ お客様から「ありがとう、 9/18 ② 片づけ いた人から行動している。 楽しかったよ」とおっしゃ (火) ③ テーブルのセッティン っていただけることが一番 グ のほめ言葉でうれしいと思 う時です。 - 271 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:学んだことを生かす 実 9/20 (木) 習 内 容 勤務時間:10:30~14:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 掃除 仕事はあたえられて行動する 6日間、慣れない環境でいろ ② 接客 ことより、自分で行動してい いろ大変だったかと思いま ③ テーブルのセッティン ることが多い気がしました。 す。ご苦労様でした。将来 グ に向けて何らかの参考にな っていただけたら幸いです 。今後の学生生活が充実し たものでありますように頑 張ってください。 - 272 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルニューオータニ高岡 経営情報学科1年 12M008 石瀬 彩 職場で大切なのは周囲にも目を配り行動すること 私は、ホテルニューオータニ高岡で7日間、インターンシップをさせていただきました。 この就業体験での私のテーマは、ホテルでどのような業務を行っているか、ホテルの各業務に はどのような繋がりがあるのか、またホテルの仕事で大変なこととやりがいは何か等を学ぶこ とです。これらを目標に研修に参加し、今回その研修成果について発表します。 一日目は、ホテル内での業務の説明と見学をさせていただきました。ホテルニューオータニ 高岡では宿泊の他に、レストラン、宴会場、ブライダルなどさまざまな職場で業務を行ってい ます。各職場ではそれぞれ違った従業員の方が働いており、客が見る表側の仕事と裏側の仕事 の違いを見ることができ、プロの意識があるのだと感じることができました。 二日目と三日目は、客室清掃とフロント業務を行いました。客室はホテルのひとつの商品で あり、客室清掃は髪の毛一本でも残っていればクレームに繋がります。さらに、決まった時間 内に完璧に清掃を終えることを強いられます。フロント業務では、お客様に対しての挨拶や言 葉遣いなどを教わりました。フロントと客室業務は仕事内容が異なりますが、連携して一つの 商品を作り、協力してサービスを行っています。二つの職場が成り立って初めて、客室という 商品をお客様に販売することを知りました。四日目は、レストランでの実習を行いました。レ ストランでは、お客様のお皿をすばやく片づけたり、料理の説明を行ない、料理の注文や運搬 だけでなく、サービスも充実していました。また、レストランは結婚披露宴としても利用され、 その時々の場合に合わせてお客様に対応することで、満足していただけるのだと思いました。 五日目は、カフェレストラン調理での実習でした。カフェレストランの厨房では、注文を受 けた料理を素早く用意しなければならず忙しい職場でした。作った料理を運んで、お客様にお 出しするまでが仕事なのだと思いました。 六日目と七日目は、製菓とカフェレストラン業務を行いました。製菓では販売用に加えてバ イキング用のパンやケーキを製造します。また、カフェレストランでは料理運搬や片づけや、 掃除や接客、電話対応などを行います。そして、製菓で製造したパンやケーキを、カフェレス トランに運び、販売するという流れで業務をすることが分りました。 ホテルの従業員の方々は、ホテルがサービス業で大事なのは人に興味を持つことだと話され ました。お客様がどのような方なのか、今何を望んでいるのかを考えて行動することで最高の サービスをすることができるのです。 私は、このインターンシップで、次のようなさまざまなことを学びました。プロ意識、技や 工夫、連携やチームワークなど業務内容に関すること知ると共に、各職場同士の繋がりについ て知ることができました。他の職場との協力により、企業は成り立っているのです。職場では 自分のことだけではなく、周りをみて行動することが大事なのだと思います。 今回学んだことを踏まえ、今後の就職活動に役立てていきたいです。 - 273 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルニューオータニ高岡 研 石瀬 彩 修 日 報 設定課題:ホテル内部とレストラン業務を知る 実 9/10 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ホテル内の見学と説明 インターンシップ初日であっ 初日ということもあり、緊 ② レストランでの実習 たのでホテル内の見学と説明 張と午後からの立ち仕事は をしていただいた。ホテルの 疲れたではないかと思いま 裏側では従業員の方がどのよ す。ただ、サービス業は基 うに動いているのかを知るこ 本的に立ち仕事です。この とができた。午後からはレス インターンシップ期間中に トランでの様子を見学すると 疲れていてもにこやかに挨 ともに、グラスやナイフを拭 拶ができるようになってく くなど作業を行った。 ださい。 (月) 設定課題:客室清掃とフロント業務を知る 実 9/11 勤務時間:9:00~18:00 習 内 容 勤務時間:9:30~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 客室清掃の実習 午前中は客室清掃の研修を行 販売する客室は、髪の毛一 ② フロントでの実習 った。日によって、客室の利 本でも残って入れば、クレ 用数も変わるので、すばやく ームにつながってしまいま 清掃を行うため忙しく感じた す。しかも時間内に完璧に 。髪の毛一本でさえも見逃さ スタンバイすることが求め ないように点検作業も細かく られるとても微密で大変な 行った。午後からはフロント 職場。プロのこだわりやプ でお客様との挨拶や言葉遣い ライド、技や工夫が詰まっ を学んだ。 た職場ですので、よく体験 (火) し、観察してみてください。 設定課題:客室清掃とフロント業務を知る 実 9/12 (水) 習 内 容 勤務時間:9:30~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 客室清掃の実習 昨日と同じく客室の清掃から フロントと客室、仕事の内 ② フロントでの実習 行った。清掃後にはタオルの 容がまったく違いますが、 並べ方や、コップの置き方ま 連携して一つの商品を作り で細かく点検を行った。清掃 、協力してサービスをして は思った以上に体力を使う作 います。二日間、この二つ 業であり、従業員の方々はプ の仕事を同日で体験してい ロ意識があるのだと思った。 ただきました。実際の仕事 フロントでは昨日に引き続い としてはなかなか無い事で てお客様を出迎えたり、挨拶 すが、ホテルの仕事や連携 を行った。接客に応じた言葉 を体験、理解するのにはよ 遣いや態度に気を付けていき かったのではないでしょう たい。 か。 - 274 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:カフェ、レストランでの業務を知る 実 習 内 容 ① カフェレストランでの 9/13 (木) 実習 ② レストランでの実習 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中はカフェレストランで お客様のご案内は、簡単な 実習を行った。お客様に挨拶 ようで難しかったりしま をしたり、場所の案内を行っ す。すべてのサービス業の た。慣れないことで緊張した 基本が詰まっています。結 が、カフェやレストランでは 婚披露宴は見学のみでした 接客が基本であり、少しでも が、多数の係員(会場だけ 身につけたいと思う。 でも、コーディネーター、 午後からはレストランで結婚 司会、音響照明、着付け、 披露宴会の見学を行った。従 介添、撮影、サービス員、 業員の方々は宴会をサポート 進行掛等)が連携してかか したり、料理を運んだりと、 わっている所を体感して頂 裏では忙しい様子を見ること けたのではないでしょう ができた。 か。 設定課題:カフェレストラン調理の業務を知る 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント カフェレストランの調理厨房 レストランの調理はとても 9/14 での実習を行った。お客様の 忙しい職場です。ただし、 (金) 注文した料理をすばやく用意 ホテルのクオリティを保つ し、お客様に届けており、プ のは手を抜くことは出来ま ロの仕事だと感じた。皿洗い せん。とても厳しい職場で や簡単な料理の手伝い、明日 す。 ① 調理厨房での実習 の準備などを行った。 設定課題:製菓とカフェレストランでの業務を知る 実 9/15 (月) 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 製菓での実習 午前中は製菓での実習でケー ケーキ・パンの製造現場と、 ② カフェレストランでの キ用の段ボールの制作を行っ それらを販売する現場。一 た。製菓の方ではケーキやパ 日で両方見てもらいました ンなどバイキングや販売用に 。連携、違い、感じてもら 次々と運ばれており、忙しそ れたでしょうか。 実習 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 うであった。午後からはカフ ェレストランでタオル折りや 、水運び、バイキングの用意 や片づけを行った。お客様へ の挨拶の仕方やタイミングな どレストランでの接客は参考 になった。 - 275 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:製菓とカフェレストランでの業務を知る 実 9/16 (火) 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 製菓での実習 昨日と同じく製菓とカフェレ 7日間実習ご苦労様でした ② カフェレストランでの ストランで実習を行った。製 。今回の実習では、普段通 菓ではケーキやパン作りなど りの仕事を全部見ていただ 普段見ることのできない裏方 きました。プロ意識、技、 の仕事を見学できた。カフェ 工夫、連携やチームワーク、 レストランでは掃除やタオル 中にはマンネリ化などでよ 片づけをしながら店内の様子 くない部分もあったかもし を観察できた。 れません。それらすべての 実習 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 経験が、今後、特に就職活 動などに役立てていただけ れば幸いです - 276 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルニューオータニ高岡 経営情報学科1年 12M015 小杉 理菜 大変だからこそ嬉しさ楽しさ倍になる 私は、ホテルニューオータニ高岡で 7 日間の就業体験をさせていただきました。私がインタ ーンシップに参加した目的は、就業体験を通して実際に社会人として働くことで、自分の仕事 に対しての意識を変えたいというものでした。また接客業の大変さ、厳しさ、楽しさ、喜びと は何かを学びそこからやりがいを見つけたいと思ったからです。 就業体験をさせていただいた主な部署は、カフェ&ダイニング、フロント・ロビー、レスト ラン、宴会、SA レストランと物販といった接客をする業務、その他にも洋食調理、製菓調理、 客室といった8ヶ所です。接客以外にもホテルならではの多くの体験をさせていただき、さま ざまな角度からプロの方々の仕事を見ることできました。その中でも特に印象に残っている部 署は、接客業務のフロント・ロビーと客室です。ホテルニューオータニ高岡は、 「ホテルニュー オータニ」という東京にある日本を代表するホテルのグループです。東京のホテルと同様に、 大切なお客様が安心してお泊りいただけるホテルでなければなりません。フロント・ロビーは お客様を迎え、お見送りするホテルの顔です。1人1人の態度、言葉遣い、仕草、身だしなみ 等がホテルニューオータニ全体のイメージに繋がります。私もホテルの代表として自覚を持っ て行動しなければいけないという気持ちになりました。お客様には社員も研修生もアルバイト も関係ないということです。1つ1つの仕事を責任持ってすること、1人1人のお客様に喜び を与える最高のおもしてなしをすること、自分の態度1つ1つに責任を持って行動する意識に 変わりました。おかげでお客様からは帰られる時に感謝の言葉をいただいて、大変温かい気持 ちになりました。中にはお客様が感謝の言葉を述べ、お金を渡されている所を見ました。この ような仕事はあまりないと思います。接客業は面白く、素晴らしいものと実感しました。 客室では、ベットシーツや枕カバーをはがす、ベットメイキング、洗面、風呂、トイレの清 掃といった作業です。何十もの客室があるのでてきぱきとしなければならないが、汚れを残さ ないよう丁寧にすることも大切です。従業員の方はこれを毎日完璧にしていて、素晴らしいと 思いました。客室清掃は重労働で大変だと思うかもしれませんが、私は魅力を感じました。自 分がベットメイキングしたお部屋でお客様がくつろぎ、喜んでもらえたら嬉しいと思いました。 地道な作業の繰り返しですが、お客様に喜んでもらうためには1つ1つ大切なことだと思いま した。体験する前は大変だと思い良い印象がなかったのですが、大変だからこそ嬉しさが倍に なり、楽しいことを見つけると仕事の楽しさも倍になるという発見をしたことでやりがいにも 繋がりました。些細なことですが、心の持ち方次第で仕事への意識は変わるものなのだと学び ました。7日間という短い間でしたが、仕事に対する意識を変えることができ、人としても大 きく成長できました。普段から挨拶や言葉使いなどに気を配り、日々自分を磨きたいと思いま す。インターンシップでこのような貴重な体験をすることができ、大変良かったです。今回学 んだことをこれからの学校生活、就職活動に生かしていきたいです。 - 277 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: ホテルニューオータニ高岡 研 小杉 理菜 修 日 報 設定課題:接客の基本を学ぶ 実 8/13 (月) 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① オリエンテーション 接客の基本はあいさつ。接客 一週間の短い日数ではあり ② マナー実習(接客マナー 用語はとっさの場面でも自然 ますが、出来るだけ沢山の ・基本接客用語の復唱) と口からでるようにする。ど 体験をして頂きたいと思い ③ ホテル内見学 んな就職をしたとしても挨拶 ます。各部署の従業員が何 ④ 日本料理店手伝い は大切。身に付けなければと 処に気配りをして仕事に取 思った。 り組んでいるか、良く見て 行って下さい。 設定課題:笑顔を忘れず行動する 実 習 内 容 ① サービスエリアで手伝 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 下げ膳を受け取り、さばく作 下げ膳を受け取り、さばく 8/14 い(下げ膳受け取り・レ 業と袋詰め。単純な作業であ 作業。売店で会計時の袋詰 (火) ジの補助) るが難しく、極めて大切な作 め。一見どちらも単純な作 業だと感じた。お盆というこ 業の繰り返しですが、お客 ともあり、多くのお客様が訪 様の接客の最前線です。 れる中で的確に判断し袋詰め をすることが大変だった。 設定課題:丁寧な作業、態度、挨拶、言葉遣い 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 客室 汚れは残さないこと。毎日完 客室清掃の様な重労働もあ ② フロント・ロビー 璧に仕上げていて素晴らしい ります。とても大変ですが、 8/15 と思った。フロント・ロビー 楽しい仕事ですので沢山経 (水) はホテル内を正確に把握して 験して行ってください。 いることなどが必要で大変な 仕事だと感じた。挨拶・言葉 遣い・態度どれをとっても妥 協は許されない。ホテルの顔 の自覚が必要。 設定課題:てきぱき作業する 実 習 内 容 勤務時間:10:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 調理道具洗い 調理道具は大きく重いものば 厨房で働く方々は正確さ、 8/16 ② 盛り付け手伝い かりで大変だった。厨房の方 スピード、知識、技術、記 (木) ③ 皮むき 々は多くのメニューを記憶し 憶力など色々な能力を要求 ている。少ない人数で多くの される技術識です。 料理を素早く作りだいしてい る。素晴らしいと思った。効 率よくてきぱき作業すること が大切だと実感した。 - 278 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:効率よく作業する 実 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① パンにゴマを塗る 何百個もあるパンにゴマを塗 サービス業、特にホテルは 8/17 ② シルバー磨き る作業。簡単そうで難しかっ 企業イメージとして華やか (金) ③ タオルたたみ た。シルバー磨きはスプーン さを強調しますが、仕事に ④ おしぼり作り 等をピカピカにする。どれも 関しては地味で地道な仕事 地道な作業ですが、大変大切 がほとんどです。 だと学んだ。 設定課題:笑顔で素早く対応する 実 8/20 習 内 容 勤務時間:14:00~21:00 実習生の特記事項 ① 会場の設営 会場の設営はどういったこと ② ナプキンたたみ が行われるかによって配置な ③ 飲み物の提供 どを考えなければいけなく大 (月) 指導者のコメント 変だった。サマーフェスタの 手伝いをした。ビールや焼酎 といった飲み物をお客様に提 供した。どうしたら素早くで きるかなど考えた。良い体験 になった。 設定課題:積極的に行動する 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 8/21 ① 料理運び 料理を運ぶという単純な作業 (火) ② 皿の片付け ですが、慣れていないと大変 ③ シルバー磨き なこと。周りの状況に応じて ④ 店内清掃 動くことを - 279 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡 経営情報学科1年 12M055 山田 瞳 常に学ぶ姿勢をもって 私は、ホテルニューオータニ高岡で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験 での私のテーマは、プロの仕事をよく見ることと、接客業に携わるなかでの基本やさまざまな工 夫を学ぶことの二つでした。これらのテーマをもとに、今回の研修の報告をしたいと思います。 まず、プロの仕事をよく見ることについてです。このテーマの設定理由は、私がホテルを利用 する際、今まで客としての目線でしか見ていなかったため、従業員の方がどのような仕事をされ ているのかを知りたいと思ったからです。実際に研修させていただく中で、客室清掃ではペン一 本の置き方や置物すべてのロゴの向きをそろえるなどの工夫がありました。フロント実習では間 違った情報や推測をお客様に言ってはならないため、全て完ぺきに理解しておくという工夫があ りました。さらに、お客様の行動を推測し先に行動することや、堂々とした態度で対応しておら れる従業員の方をまじかでみることができ、感動しました。そして、従業員全員がお客様をもて なす心を持って働くことで、一つの商品(部屋)を販売できるのだと思いました。 次に、接客業における基本や工夫についてです。はじめに接客の基本として8大接客用語を教 わりました。これは、お客様の最大級のご満足には、全スタッフによるプロとしての基本の実践 があり、とっさの場面でも自然と口から出るようにすることを目的に行っているのだそうです。 「いらっしゃいませ」や「かしこまりました」、「失礼いたします」など、接客では必ず使う言葉 ですが、改めて基本が一番大切であることを学びました。また、ただ挨拶をするのではなく、時 と場合に合った声のトーンや表情をすること、アイコンタクトをとってお客様の理解度を確かめ ながら話すこと、真正面から話すと威圧感があるので少し正面を避けた態勢で話すことなど、意 識しなければいけないことがたくさんあると分かりました。挨拶一つでもこれだけの工夫があり、 これらを自然に行えるようになるには、経験を積んでいくことが必要だと感じました。この二つ のテーマから、従業員の方の仕事の大変さと共に、どんな仕事でもやりがいを持って働いておら れることが分かりました。ホテルの仕事には様々な種類の仕事がありますが、一つ一つの部署が 責任を持って仕事をし、全体が同じ目標を持っています。ホテルにおいてお客様をもてなすこと ができるのは、全体が協力してできることであるのと同様、どんな会社でも一つ一つの仕事が大 切なのだと感じました。 私は研修中に聞いた「辞書を覚えるのではなく辞書の引き方を知っておく」という言葉が印象 に残っています。仕事は全て把握しておくことが理想ですが、今回の7日の研修でそれは不可能 な事です。これは、就職先で新入社員として働くときも同じで、全ての仕事が急にできるように なることはないと思います。これからの私に必要なことは、常に学ぶ姿勢を持ち積極的に行動す ることだと思います。また、様々な経験をし、その中で自分なりに得られたものを他に活かすこ となのではないかと思います。今後の学校生活でも、今回の研修で感じたことを忘れずに過ごし ていきたいと思います。 - 280 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡 研 山田 修 日 報 設定課題: 周囲をよく見る 実 8/27 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 実習生の特記事項 ・8大接客用語 周囲をよく見るというテー ② COO(ホール) ・様々な目線から マはとても良いと思います ・社員,研修性関係なく 。先輩方の仕事ぶり、特に ・笑顔・声のトーン プロ意識やこだわっている ・切り替え ところ、気を付けていると ・ 「辞書を覚えるのではなく辞 ころなどよく観察してくだ 書の引き方を知っておく」 さい。今回の研修はやって ・間違った情報や推測はだめ みることも大切ですがとこ ・お客様とのアイコンタクト とん観察していただきたい で理解度を見る と思います。そうすること ・個性はいらない でこの仕事が見えてくると ・報告が重要 思います。 設定課題:プロの動きをよく見る 実 (火) 指導者のコメント ① OR (月) 8/28 瞳 習 内 容 勤務時間:9:30~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 客室清掃 ・細部までこだわる 販売する客室は塵ひとつ, ② フロント ・ペンの置き方 髪の毛一本あっても欠陥品 ・ロゴの向き です。その上、時間内に完 ・お風呂掃除・水垢・水分を ぺきにセットすることを求 残さない められる精密で大変な仕事 ・便箋の2枚目に跡がないか です。また、フロントはお ・周囲への気配り 客様への気配りと行動予測 ・自然な敬語 、経験と知識をフルに使う ・堂々とした対応 仕事です。一日で二つの違 ・行動の予測 う仕事をしましたがホテル ・一人一人がおもてなしの心 ではどちらも大切で双方が ・こちらの都合はお客様に関 連携して一つの商品を販売 係ない ・玄関掃除 ・ロビーにある花の名前まで 理解しておく - 281 - しています。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:昨日よりも積極的に行動する 実 8/29 習 内 容 勤務時間:9:30~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①客室掃除 ・しわを残さない ホテルマンとして大切な事 ②フロント ・丁寧に素早く を一つ一つ体験し研修して ・無駄をなくし,効率的に いただいているようです。 ・正確な情報の提供 慌てず確実にただし、積極 ・お客様に興味を持つ 的に挑戦してください。 (水) ・人を好きになる ・お客様の行動を予測 ・連帯責任 ・心からの本当のもてなし ・お客様の立場にたって 設定課題:挨拶を徹底する 実 8/30 習 内 勤務時間:9:00~18:00 容 ① COO(ホール) (木) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お冷だし 服装、姿勢、表情、言葉、 ・片づけ,床掃除 声のトーンなど、トータル ・パンの袋閉じ,塩コショウ できちんとした挨拶を行う の置く向きまでそろえる ことが大切です。頭の先か ・挨拶を徹底する ら指先まで神経を使い、ゆ ・お客様に呼ばれる前に気づ っくりはっきり、しっかり く と挨拶をしてください。 ・たばこ三本程度で灰皿の交 換 設定課題: 実 習 勤務時間: 内 8/31 忌引きで休暇を (金) いただきました。 容 実習生の特記事項 設定課題:丁寧に作業する 実 習 内 容 ① 製菓 9/3 (月) ② FS(フォーシーズン) 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・マスカットを一つ一つてい 今回は細かな部分での指導 ねいに切る ・グラスやデザート皿の水滴 を完全にふき取る ・指摘があったようですが、 「こんなことくらい」とい う細かなこだわりの中にプ ・卵を割るときは殻が入る確 ロ意識があり、個々のそれ 率を下げるため卵同士をぶ が、最終的にホテル全体の つける 雰囲気を作り、お客様から ・テーブルクロスのかけ方 の評価につながっていきま ・ナプキンのおり方 す。 ・シルバーの拭き上げ方 ・自分で効率的な方法を考え て作業する - 282 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:特に衛生面に気を付ける 実 習 内 ① COO(調理) 9/4 (火) 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 ・シルバーの拭きあげ ・洗いあがりのディッシュの 片づけ ・食べやすい適度な大きさに レタスを一枚一枚ちぎる ・次の人が使いやすいように ・効率よく - 283 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社名鉄トヤマホテル 経営情報学科1年 12M014 神埜 早紀 お客様を一番に 私は、八日間名鉄トヤマホテルで職業体験をさせていただきました。ホテル業の仕事内容を知 り、働くことの大変さを学ぶ一方で仕事のやりがいとは何かというテーマをもとに、今回の研修 結果を報告したいと思います。 私は、お客様を一番に考えるということを常に意識して研修を行いました。お客様を一番に考 えるということは簡単なことではありません。どんなときも周りを見てお客様が快適に過ごせる ように気を使う必要があるからです。そのためには、人に指示されてから動くのではなく、積極 的に自ら行動することが重要です。これはホテル業だけでなく接客業全般に言えることだと思い ますが、自分の思い通りに、一人だけの考えで行動してもお客様のためにはならないと思います。 自分がお客さんの立場に立った時、何をされたら嬉しいか、気分が良いかを考えることで、自然 に行動に移すことができるようになることが大切だと思います。 私が体験した実習内容は、フロント業務・お出迎え・売店業務・荷物運びなどの表の業務から メイキング・タオルたたみ・チェッカーなどお客様とあまりかかわることのない裏の業務まで 様々なことをさせていただきました。 フロント業務では主にお客様のチェックインをさせていただき、常に笑顔ではきはきとお客様 に接客すること、説明するときにはお客様に分かりやすく説明しなければならず、基本的な礼儀 やマナーが大切だということを学びました。また、メイキングやタオルたたみでは、お客様が使 うタオルをたくさん折りたたみ、シーツやまくらのセットを行いました。この作業では、いかに 丁寧に綺麗にしてお客様をお迎えすることができるか、細かいところまで気をつかうことも大事 だということが大変よくわかりました。どの作業もお客様を一番に考えるということを考えさせ られた仕事だったと思います。お客様に気持ち良く、快適に過ごしてもらうためには、表の作業 も裏で行う作業もすべてがホテル業務であり大切であること、また、すべてが完璧にできてこそ 最高のもてなしができることを改めて認識することができました。自分がしてもらって嬉しいと 感じるホテル側の行動・サービスは、お客様もきっと嬉しいと思われると思います。研修中はい つもお客様を気にかけ、お客様よりも自分たちが先に行動し、これがお客様を一番に考えている からこそでてくる行動だと感じる場面が多くありました。ホテルの従業員の方は、裏の仕事では 疲れている顔は見せても、表ではお客様に対して精一杯のもてなしを行い、楽しそうにお客様と 関わっておられました。 研修を通して働くということは、自分が疲れていても自分を後回しにし、お客様を最優先に考 えることであると分かりました。お客様を最優先に考えることで喜んでいただき、それが嬉しく、 この仕事が楽しいというふうになっていくのだと思います。そしてそれが仕事のやりがいに繫が っていると思います。 今回、名鉄トヤマホテルの研修で身につけた「積極性」、「行動力」を今後の学生生活や将来自 分が就く仕事に活かしたいと思っています。 - 284 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 神埜 早紀 研 修 日 報 設定課題:実習内容を知る 実 習 内 勤務時間:9:00~17:00 容 実習生の特記事項 ①ロビー清掃 その日に行った実習内容をメ 8/24 ②館内の案内 モしておくと良い。お出迎え (金) ③備品補充 の時はお辞儀だけでなく声に ④フロント業務 出して挨拶をすることが大 ⑤プリント整理 事。 指導者のコメント ⑥荷物運び ⑦お出迎え 設定課題:どんな時も笑顔を心がける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ロビー清掃・ゴミ捨て どんな仕事を行っていても、 8/26 ② フロント業務 お客様が通られたら笑顔で挨 (日) ③ 模擬結婚式体験 拶をする。チェッカーは全て ④ チェッカー が完璧になっているかしっか 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント りと確認することが大事。 設定課題:積極的に行動する 実 習 内 勤務時間:9:00~16:00 容 実習生の特記事項 ① ロビー清掃・ゴミ捨て 基本的に細かい指示はないの 8/27 ② ハウスキーピング でわからないことがあれば聞 (月) ③ メイキング いて、自分で出来ることはど ④ シャンティチェック んどん進んで取り組む。 指導者のコメント ⑤ 本コーナーの整理 設定課題:てきぱきと丁寧に作業を行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ロビー清掃 実習四日目になり段々慣れて 8/29 ② ハウスキーピング くる頃だが、丁寧かつ一つ一 (水) ③ タオルたたみ つの作業をきちんと行う。 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント ④ ランドリー ⑤ シャンティチェック ⑥ 本コーナーの整理 設定課題:積極的に行動を心がける 実 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 ① メイキング スイートルームは広くて掃除 8/31 ② ランドリー 機をかけるのも一苦労でし (金) ③ シャンティチェック た。 指導者のコメント ④ フロント業務 設定課題:挨拶の徹底 実 9/1 (土) 習 内 容 勤務時間:12:00~20:00 実習生の特記事項 ① 売店 今日から三日間、おわら風の ② フロント業務 盆で客室は満室。社員の方は 全員出勤で忙しそうでした。 - 285 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自分で考えて行動する 実 習 内 容 勤務時間:12:00~20:00 実習生の特記事項 ① フロント業務 お客さんから予想外のことを 9/2 ② 荷物の預かり 聞かれることがある。また予 (日) ③ シャンティチェック 想外のことが起こることがあ ④ 売店 るのできちんと対処していき 指導者のコメント たい。 設定課題:自分の出来ることは完璧にする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ロビー清掃 実習最終日、何組かのチェッ 9/4 ② フロント業務 クインをさせてもらいました (火) ③ シャンティチェック 。この8日間様々なホテル業 ④ 売店の片づけ の作業を体験させていただけ ⑤ 備品補充 ることができました。 - 286 - 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 経営情報学科1年 12M045 堀江郁名 成長 私は、名鉄トヤマホテルで8日間の就業体験をさせていただきました。この就 業体験での私のテーマは、ビジネスマナーの習得とホテルの職業内容を知ること でした。 インターンシップで、チェックインの仕事を実際にやってみました。とても難 しく大変な仕事で、一人ではなかなか出来ず、手伝ってもらうことが多かったで す 。し か し 、何 回 か や っ て い く う ち に 自 分 一 人 で 出 来 る よ う に な っ て い き ま し た 。 チェックインの仕事を実際に体験することは少ないと思うので、とても良い経験 になりました。少しでもできれば、将来ホテルの職業に就いた時に絶対役に立つ と 思 い ま す 。フ ロ ン ト で は チ ェ ッ ク イ ン だ け で な く 、お 客 様 の 荷 物 を 預 か っ た り 、 乗物の手配をしたり、とても重要な仕事であることを知りました。また、インタ ーンシップではお客様と接する機会が多くありました。お客様と触れ合うことで、 ビジネスマナーを学ぶことが出来ました。お客様と接するときに、笑顔のない応 対は、冷たい、おざなりな感じを与えがちになります。そのため、お客様と接す るときに絶対に笑顔を忘れないことが大切だと学ぶことができました。しかも笑 顔だけでなく、常に明るい態度で丁寧に対応することも大切だと知りました。 ホテルは、宿泊者はもちろん、誰もが社交場として利用できる場所です。ホテ ルを掃除する際には、隅々まできれいにすることが当たり前です。エレベーター の中も指紋がついていたりすると、きれいにしなければいけません。そういう細 かいところの配慮が必要になります。普段の生活では気にならないところでも、 ホテルでは細心の注意を払うことが必要になるのです。そのため、お客様の立場 になって考えることがポイントになってきます。私は、ホテルの仕事がこんなに も大変で、お客様のことを第一に考えて行動する能力が必要な職業なのだと感じ ました。 名鉄トヤマホテルで8日間働いてみて、毎日が新鮮で学ぶことがたくさんあり ました。働くことには、大変さや辛さはもちろんありますが、やりがいや達成感 も感じることができるのだと学びました。インターンシップを通して、社会に出 て恥をかかないように、最低限のビジネスマナーを身に付けておくことが必要だ と改めて感じました。アルバイトなどでは決して体験できないことを経験させて いただき、前の自分より少しは成長することが出来ました。ビジネスマナーも取 得 す る こ と が で き 、お 客 様 と 接 待 す る と き の 基 本 も 学 ぶ こ と が で き ま し た 。新 た な 知識をたくさん得ることが出来たと思います。しかし、自分はまだまだ未熟です。 これからもいろいろなことを学び、自分の強みを少しずつ増やしていきたいです。 ま た 、他 の 誰 に も 負 け な い よ う な 武 器 も 身 に 付 け た い で す 。武 器 を 持 っ て い れ ば 、 様々な場面で自分の助けになると思うからです。就職活動のときに、他の人と戦 っていけるようなものを身に付け、魅力ある人間として成長していくことをこれ からの目標にしたいです。また、新たな自分も見つけていきたいと思います。イ ンターンシップでの体験はとても勉強になり、良い経験になりました。今後、こ のインターンシップで経験させていただいたことを学校生活で活かしていきたい です。 - 287 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 堀江 郁名 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① ホールの清掃 実習生の特記事項 指導者のコメント ・館内の配置を覚えることが 8/24 ② 館内案内 (金) ③ レストランの説明 重要である。 ④ フロントの説明(チェッ クイン) ⑤ プリント整理 ⑥ お出迎え 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① ゴミ捨て 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お出迎えのときは、お辞儀 8/25 ② ホールの清掃 だけではなく声に出して言 (土) ③ シャンプーつめ うことが大切。 ④ お客様の荷物運び ・目立たたない場所でもきれ ⑤ お出迎え いに掃除しておくことを心 ⑥ ランドリー がける。 ⑦ お出迎え ⑧ 売店 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① ゴミ捨て 実習生の特記事項 指導者のコメント ・任された仕事は、きちんと 8/26 ② ホール清掃 こなせるようになってき (日) ③ フロント た。 ④ 模擬挙式 ⑤ フロント ⑥ 売店 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 ① ゴミ捨て 容 実習生の特記事項 ・頼まれた仕事だけでなく、 8/29 ② ホール清掃 自分から積極的に仕事を見 (水) ③ シャンプーつめ つける。 ④ フロント ⑤ シャンティ ⑥ チェックイン - 288 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① ホール清掃 実習生の特記事項 指導者のコメント ・掃除をするときは隅々まで 8/30 ② プリント整理 (木) ③ フロント きれいにする。 ・積極的な態度が大切。 ④ 売店 ⑤ フロント ⑥ シャンティ ⑦ フロント 設定課題: 実 習 勤務時間:12:00~20:00 内 容 9/1 ① お出迎え (土) ② お客様の荷物運び 実習生の特記事項 指導者のコメント ・売店の時に、計算間違いを しないようにする。 ③ 売店 設定課題: 実 習 勤務時間:12:00~20:00 内 容 ① 売店 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様の荷物を直接床に置 9/2 ② お皿の回収 (日) ③ 売店 くことは良くない。 ④ 荷物運び ⑤ 売店 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 ① ゴミ捨て 容 実習生の特記事項 ・フロントでは、お客様の荷 9/4 ② 売店 物を預かったり、チェック (火) ③ 掃除 インをしたりと、とても重 ④ フロント 要で大変な仕事である。 ⑤ 売店の片付け ⑥ チェックイン - 289 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社名鉄トヤマホテル 経営情報学科 1年 12M047 政二 みお 雰囲気を読んで声をかける、接客業の極意 私は、名鉄トヤマホテルで12日間のインターンシップ体験をさせていただきました。この 研修では、お客様への心配りや、話し掛けられた際の対応の仕方など、様々な業務を通じて接 客業の厳しさと楽しさを体験することを目的としました。 インターンシップ体験での主な業務内容は、清掃、喫茶店や売店での接客、お客様のお出迎 え、荷物運び、チェックアウトされた後の部屋の清掃やベッドメイキングを行う業務の補助で した。 お客様のお出迎えは、ホテル正面玄関の自動ドアから入ってすぐのところで行います。お客 様が来られたら「いらっしゃいませ」、お帰りの際には「ありがとうございました」と言います。 最初の印象は長時間立っての業務のため辛い仕事だと思いました。しかし、体験していくうち に、お出迎えはホテルの第一印象を決める大切な仕事だと気付きました。フロントよりお客様 までの距離が近いため、お客様からの質問を受けることも多くありました。質問されても分か らないことばかりで何度もフロントの間を行き来しましたが、フロントの方によくお客様にさ れる質問を伺い把握しておくことで、自分で対応できることを少しずつ増やしていきました。 しかし何度目かのお出迎えに立っていたときに、お客様が入口でどうしようか迷っていること がありました。声をかけるべきなのだろうかと悩みましたが、なんと声をかけてよいかも分か らず、結局何もできませんでした。お客様が居られなくなってしばらくした後にフロントの方 が来られて、 「お客様が入口で迷っておられる雰囲気があったら、ご宿泊ですか、どのようなご 用件でしょうか、といった風に声をかけてください」と言われました。お客様の動きを待つだ けではなく、お客様の雰囲気を読み取って、必要なときには自分から声をかけることが大切な のだと学ぶことができました。 最終日、支配人に挨拶したときに、 「フロントはホテルの窓口。様々な事を聞かれるが、どん なことに対しても対応できるようにしていなければならない。」と言っておられました。聞かれ ることはホテルの事だけではありません。私の研修中にも、観光にはどこがよいか、美味しい 海鮮料理屋は近くにないか、など多くの質問を受けました。よく知っているはずの駅のことと はいえ、咄嗟に出る案が無く、フロントの方に聞きに行きました。すると、フロントの方はす ぐに、このようなところはどうでしょうといくつかの案を出していました。 今までホテルのフロントはチェックイン、チェックアウトが主な仕事だと思っていましたが、 お客様の質問、ご要望が一番集まるところであり、様々な知識が必要になる仕事なのだと実感 することが来ました。また、お客様に聞かれて初めて考えたり行動したりするのではなく、予 測して考えておき、雰囲気から自分で行動するという積極性が大切なのだと知ることができま した。このような積極性は、ホテル業だけでなく、すべての接客業に必要だと思います。この 研修を通して積極性の大切さを学べて、とても良い経験になりました。 - 290 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 政二 みお 研 修 日 報 設定課題:挨拶をしっかりする 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①清掃 チェックインの時の対応は覚 8/24 ②館内案内 えきれないほどありました。 (金) ③シャンティ お客様によくされる質問は対 ④チェックイン練習 応の仕方と一緒に覚えておい ⑤荷物運び た方が良いと思いました。 指導者のコメント ⑥パンフレット作り 設定課題:ホテルの裏の仕事を学ぶ 実 8/27 (月) 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①清掃 メイクさんのベッドメイクの ②ベッドメイキング 手際は素早いうえに丁寧でし ③外掃除 た。メイクさんの手際のポイ ④お出迎え ントを見つけて、身に付けた ⑤手紙作成 いと思います。 設定課題:声掛けをする 実 8/28 (火) 習 内 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 容 実習生の特記事項 ①清掃 エレベーター案内では、お客 ②荷物運び 様が向かってこられたらすぐ ③タオルたたみ にボタンを押すようにしまし ④お出迎え た。 指導者のコメント ⑤エレベーター案内 設定課題:機能の反省点を活かす 実 8/29 (水) 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①清掃 お客様に聞かれることが多い ②メイクさんの手伝い ので、宴会場の位置を把握し ③タオルたたみ ておきたいと思います。 指導者のコメント ④お出迎え ⑤シャンティ 設定課題:しっかりと声を出す 実 8/31 (金) 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①清掃 明日から「おわら風の盆」で ②売店設営 忙しくなるので、チェックイ ③朝食券整理 ンの方法を確認しておこうと ④売店 思います。蜘蛛の巣取りをし ⑤シャンティ た際に思っていたよりも見つ ⑥本整理 けたので、今後も注意して見 ておきたいと思いました。 - 291 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:笑顔を心掛ける 9/1 (水) 実 習 内 勤務時間:12:00~20:00 容 実習生の特記事項 ①売店 売店では、袋に入れる人と会 ②荷物運び 計をする人で別れた方が良い 指導者のコメント と思いました。 設定課題:金額を間違えないように気を付ける 実 9/3 (金) 習 内 容 実習生の特記事項 ①売店 売店に物が増えて、物の間が ②シャンティ 狭くなったので、きれいに見 ③パンフレット作り えるように整理整頓を心掛け ④本整理 ました。 設定課題:今までに学んだことを活かす 実 9/4 (土) 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 今までさせていただいた仕事 ②売店 を自分から行動するようにし ③フロント ました。何をしてよいかわか ④売店片付け らず佇んでいた最初の頃より ⑤本整理 、少しは進歩できたと思いま す。 - 292 - 勤務時間:12:00~20:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 経営情報学科1年 12M054 矢後 渚 信頼を生み出す笑顔の輪 私は、名鉄トヤマホテルで8日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験を行う 際のテーマとして、現場の生の声を聞き仕事の雰囲気を直接肌で感じ、仕事をする上で責任を 持つということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 実習内容は、フロント、売店等の接客中心の業務以外と、客室の点検や掃除、パンフレット 作成の仕事も体験させていただきました。このような多くの仕事を体験させていただいたこと で、様々な視点に立って仕事の理解をすることができました。 フロントでの受付業務はホテルの顔であるため、言葉遣いをはじめ正しいマナーが求められ、 お客様の質問にもスピーディに対応しなければなりません。実際、宴会場の場所を尋ねられた り、富山の観光地の行き方を問われたりと、多くの質問を受けました。お客様に誤った情報を 提供してしまったり、不手際な対応だったりだと、お客様に不快感を与え、ホテルの評判にも 関わってくるので重責な仕事です。自分の行動や発言には細心の注意が必要だと感じました。 お客様の要望に確実に応えることができるように、ホテルについての知識やさらに周辺の地理 など、豊富な情報量が求められる仕事であることを知りました。また、責任感の重要性を痛感 しました。 裏方の仕事としては、ホテルの宿泊客が快適に滞在できるように、客室を管理します。具体 的には、ベッドメイキングや床の掃除掛け、備品の補充といった客室全般の掃除を行いました。 お客様が一番長い時間を過ごす客室を受け持つので、お客様がリラックスできる空間を作り上 げることが大切になります。つまり、とても重要な役割だといえます。ホテルでの仕事は華や かなイメージがありますが、裏の仕事は力仕事が多く、まさにホテルを支える縁の下の力持ち 的な存在であるなと感じました。 研修中、様々な業務をさせていただきましたが、大切なのは挨拶で気持ちのこもった感謝の 意を伝えることだと思います。笑顔で挨拶をすれば、お客様の笑顔の挨拶が返ってきます。そ ういった笑顔の輪がどんどん広がれば、幸せな気持ちになる人が増えると思います。挨拶を通 し、お客様が快適な空間を過ごすことでホテルの信頼へと繋がるのだという事を実感しました。 この職業体験は、自分自身と向き合い、今度の人生設計をするうえでとても重要な機会とな りました。多くの方と接することで適応力を養い、状況に順応できる社会人としての基礎を作 り上げていきたいと思いました。 - 293 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 矢後 渚 研 修 日 報 設定課題:業務を理解し状況に応じて行動する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ロビー・シャンティの掃除 社員のお客様に対する対応を 8/24 ②備品補充 見習い、自分も臨機応変に行 (金) ③客室の荷物運び 動しなければいけないと思っ ④パンフレット作成 た。 設定課題:任された作業を丁寧にこなす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ゴミ捨て 華やかなイメージの仕事でも 8/25 ②ハウスキーピング その裏では大変重労働な作業 (土) ③ランドリー が行われており、とても大変 ④売店 だった。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ⑤お見送り 設定課題:学んだことを吸収し今後に生かす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①ゴミ捨て 自らが進んでお客様に声をか 8/27 ②ベッドメイキング け、常に細かい気配りができ (月) ③外掃除 るようになりたいと思った。 ④お見送り 積極的に行動していきたい。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ⑤ダイレクトメール作成 ⑥本棚整理 設定課題:迅速かつ丁寧に行動する 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①シャンティの掃除 売店で少し戸惑うことが多々 8/30 ②ハウスキーピング あったので、効率性を高め、 (木) ③売店 お客様の対応に努めたい。 設定課題:実際に行動し実践する 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①ハウスキーピング 社員さんの動きを見てそこか 8/31 ②ランドリー ら自分はどう動くべきなのか (金) ③エレベーター掃除 を考え実践することが大切で ④備品補充 ある。 指導者のコメント ⑤売店 ⑥パンフレット作り 設定課題:臨機応変に対応する 実 9/2 (日) 習 内 容 勤務時間:12:00~20:00 実習生の特記事項 ①客室・外掃除 売店ではお客様に積極的な商 ②売店 品の説明行うよう心掛けた。 一度にたくさんのお客様が来 られた際も慌てることなく冷 静に対応したい。 - 294 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様とコミュニケーションをとる 実 9/3 習 内 容 実習生の特記事項 ①売店 お客様の望んでいることを察 ②本棚整理 することが大切だと感じた。 勤務時間:12:00~20:00 指導者のコメント (月) 設定課題:責任を持って自分の仕事を果たす 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①シャンティ・外・客室掃除 言われてから行動するのでは 9/4 ②売店・売店撤収 なく、自分から率先して仕事 (火) ③フロント を見つけることが重要である ということを教えて頂いた。 目で見て実際に体験すること で、学ぶことがたくさんある ことに気付いた。 - 295 - 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 経営情報学科 12M087 中川 1年 美夢 お客様目線のサービス 私は名鉄トヤマホテルで 8 日間、就業体験をさせていただきました。この就職体験によって 学校では学ぶことのできないビジネスマナーや実際に働く大変さを学び、働くことへの意識を 深めたいと考えました。 名鉄トヤマホテルでの就職体験ではフロント業務や売店での接客だけでなく、ロビーやエレ ベーターの掃除、喫茶店の水替えや食器の片づけ、備品の補充など表に出るものから裏で働く ものまで様々な内容を経験しました。ホテルでの業務はどの作業をするときでも常に周囲に気 を配る必要があります。たとえばロビーの掃除をしている間であっても、常にお客様の行き来 があるため、お客様が入られたなら「いらっしゃいませ」、帰られるときやお出かけの際には「あ りがとうございます」「いってらっしゃいませ」、といった一言を忘れてはいけません。挨拶以 外でもお客様への気配りを多く目にしました。たとえば雨の降っているときは常に貸出し用の 傘を準備したり、ひどくなってくるとタオルを準備したりとお客様への気遣いがみられました。 自分が迎えられる側に立つ際には当たり前に感じることでも、働く側に立つと気配りの上に成 り立っていることなのだと感じました。他にも、松葉づえをついたお客様がいらっしゃった時 の接客が印象に残っています。フロントに立っていたスタッフの方がそのお客様に気付くと、 ロビーの外にいらっしゃるお客様の元まで駆け寄り、荷物を預かったり先に歩くことで自動ド アを開けたりと、お客様が歩きやすいようにしていました。私はそのとき売店に立っていまし たが、そのスタッフの方が動くまでお客様がいらっしゃったことに気付くことができませんで した。よりお客様に満足していただくためには、ロビーだけでなく外にまで気を配る視野の広 さも求められるのだと感じました。 また、ホテルで働くうえでは気配りの心を持つだけでなく、地域についての知識も必要に感 じました。お出迎えや売店に立っているとお手洗いや喫煙所の位置といったホテル内の場所だ けでなく、一番近いコンビニの位置や駅の場所、駅までにかかる時間やバスの発車時間、おわ ら風の盆の開始時間など様々な内容を尋ねられました。お客様により快適にすごしていただく ためには、それらの質問に答えられることが求められます。地域にあるものの場所やそこまで かかる時間、イベントについてなどを頭にいれておくことがより質の高いサービスにつながる のだと思いました。 細かい気配りは座学では学ぶことのできない、実践だからこそ理解できたものに思えます。 また、このようなものは働く側がお客様をよく見ているからこそできるものでもあります。客 としてでは気付くことができなかった「お客様目線でのサービス」を学ぶことのできた就職体 験となりました。 - 296 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:名鉄トヤマホテル 中川 美夢 研 修 日 報 設定課題:ホテル業務の基礎を学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ①拭き掃除 本日の内容は主に館内説明や 8/24 ②シャンプーづめ ホテルサービスの説明、フロ (金) ③フロント練習 ント業務の説明と、実習より ④荷物運び も内容を覚えることが主なも ⑤書類整理 のとなりました。フロントで 指導者のコメント の言葉遣いは自分の言葉にな っても良いが丁寧な言葉遣い で心遣いを示すことが大切だ と学びました。 設定課題:指示された仕事をこなす 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① ゴミ捨て フロントにいらっしゃったス 8/25 ② ハウスキーパー タッフの方の行動ですが。松 (土) ③ タオルたたみ 葉づえをついたお客様にいち ④ ランドリー 早く気づき、傍に駆け寄ると ⑤ 売店 その方の荷物を運んでいらっ ⑥ お出迎え しゃいました。出入口から遠 指導者のコメント いところにいても、常にお客 様の出入りに気を配ることの 大切さを学びました。 設定課題:気配りを心がける 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① ゴミ捨て エレベーターの横でお客様を 8/28 ② ロビー拭き掃除 案内している際、大勢のお客 (火) ③ 荷物運び 様が一度にいらっしゃった為 ④ タオルたたみ 、焦る気持ちが大きくなって ⑤ シャンティ水替え しまいました。どんな時でも ⑥ お出迎え 臨機応変に対応できる冷静さ ⑦ エレベーター案内 と柔軟性を身に着けたいと思 ⑧ 段ボール製作 いました。 設定課題:冷静に仕事をする 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① シャンティ拭き掃除 売店で初めてレジ打ちを経験 8/30 ② プリント整理 しました。教えていただいた (木) ③ 外掃き掃除 ことはありましたが、実際に ④ 売店 経験することは見て学ぶこと ⑤ シャンティ水替え とは大きく違うように感じま した。 - 297 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:積極的に仕事をする 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① 拭き掃除 エレベーターの拭き掃除をす 8/31 ② ゴミ捨て る際、鏡を拭くため、通常よ (金) ③ 朝食券・切手 りも雑巾をきつく絞る必要が ④ シャンティ水替え あることがわかりました。ま ⑤ 本整理 た、大多数のお客様が利用す ⑥ エレベーター掃除 るエレベーターはホテルの印 ⑦ ルーム内備品補充 象を決める重要なものである ⑧ パンフレット制作 と学びました。 設定課題: 丁寧な接客を心がける 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:12:00~20:00 実習生の特記事項 ①お出迎え おわら風の盆初日であったた 9/1 ②シャンティ水替え め、多くのお客様がいらっし (土) ③シャンティ食器片付け ゃいました。雨が降ると貸出 ④コーン整理 し用の傘や、濡れたお客様の 指導者のコメント ためにタオルが準備されてい るのを見て、心遣いが反映さ れているように見えました。 設定課題:笑顔で接客する 実 習 内 勤務時間:12:00~20:00 容 実習生の特記事項 ① 売店 お客様の部屋に伺い、荷物を 9/3 ② シャンティ水替え 運び入れる作業を初めて行い (月) ③ 荷物運び ました。 指導者のコメント ④ パンフレット作成 設定課題:細かい気配りを忘れない 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① シャンティ水替え シャンティの水替えの際、氷 9/4 ② シャンティ食器片付け がとけきってしまい、水のみ (火) ③ ロビー拭き掃除 となっていることがありまし ④ 売店 た。十分なサービスを行うた ⑤ 本整理 めには、利用されるお客様が ⑥ チェックイン 少ない時間帯でも、こまめな 確認が必要だと感じました。 - 298 - 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 経営情報学科 12M009 内山 1年 理子 サービス業は力仕事 私は、ホテルグランミラージュで5日間の職業体験をさせていただきました。 この職業体験で私は、実際の職場の雰囲気や働くことの大変さを学び、周りへ の気配りや何事にも臨機応変に対応する能力を身に着けたいと思いました。 5 日 間 、「 宴 会 部 門 」 で 多 く の 仕 事 を 体 験 し ま し た 。 こ こ で は 主 に 宴 会 の 運 営 や 準 備 な ど を 行 い ま す 。1 日 目 は 主 に 館 内 の 見 学 や 説 明 を し て い た だ き ま し た 。 最上階にある式場や館内にある洋食・和食の各厨房、客室など多くの場所を詳 しく丁寧に教えていただき、グランミラージュというホテル自体に興味をもつ ことができました。特に印象に残ったのは、従業員専用の通路を移動中に、他 部門の社員の方々とすれ違うたびに「お疲れ様です」と声をかけていただいた ことです。お客様への丁寧な対応はもちろん、グランミラージュの社員の方々 は社員同士の雰囲気がとても良くて、将来はこんな職場で働きたいと思うこと ができました。 2日目~4日目は主に会場準備や先輩方から頼まれた仕事をしました。2日 目にはバイキングや立食で使われる食器磨きをしました。取れにくい焦げや、 細かい汚れを取るのに必死になっていると1~2時間はすぐに経ち、綺麗にな っていく器を見てやりがいを感じたのと同時に、まだ残っているという状況を 見てもっと早く・丁寧にこなすことが大切だと思いました。3,4日目には次 の日に行われる、190名が来場する宴会の準備をしました。一番大変だった のがケースに入ったグラスを一つ一つ置いていくことでした。グラス一つだと 軽いのにケースに大量に入ると重く、それを片手で支えて歩きまわるのは予想 以上に大変でした。先輩から「宴会は力仕事!」と教わり、華やかな宴会を行 うためにはそれ相応の努力が必要なのだと実感することができました。 最終日には披露宴パーティーがあり、お客様への対応に挑戦しました。披露 宴の最中は自分たちに出来ることは数少なく、緊張してうまくいかないことも ありました。お客様に対し常に冷静・笑顔・丁寧に対応している先輩方のすご さを実感して、自分ももっと上手に対応できるようになりたいと思いました。 インターンシップを通して、ホテル業の華やかさの裏にある仕事の大変さや お客様への対応の難しさを体験することができました。もっと働いていたかっ たと思えるほど楽しく、そう思えたのも職場の雰囲気が良かったおかげだと思 います。将来自分がどのような企業に入るのか分からないけれど、自分にあっ た仕事を見つけたいと思いました。 - 299 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 研 内山 理子 修 日 報 設定課題:分からない事はすぐに聞く。 実 習 内 容 ①館内の説明・見学 勤務時間:10:00~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ・宴会部門の主な仕事内容を ホテルの仕事、館内に少し 9/17 ②会場設営 知ることができ、また館内 でも興味をもってもらえて (月) ③通路の清掃 の説明をくわしくして頂い 嬉しく思います。会場の設 ④グラス整理 た。 営等、丁寧にして頂いたの ・他の部門が忙しいときは手 で良かったと思います。 伝いに行くことがある 設定課題:すばやい行動を心がける。 実 習 内 容 ①食器磨き 勤務時間:10:00~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ・一度の宴会で使う食器は多 今日は宴会がない日で、普 9/18 ②壁拭き く、私たちが磨いた食器は 段できないことをしてもら (火) ③ナフキンたたみ ほんの一部だったけれど、 い、特に食器磨きは汚れが 一つを綺麗に磨くだけでも とりにくく、大変だったと 予想以上に時間がかかっ 思いますが、終わった後の た。 他の仕事に関してもとても ・ホテル業は同じ内容を大量 にこなすことが多いので、 キビキビと仕事をしていて 良かったです。 集中力が大事だと思った。 設定課題:先輩方の仕事ぶりを見る。 実 習 内 容 ①会場設営・片付け 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・大会場で行われる宴会の準 サービスは、一見華やかに 9/19 ②ケーキ出しの手伝い 備をした。大量のワイング 見えますが準備が大変で、 (水) ③壁拭き ラスが入ったケースが予想 体力・気力共に必要になっ 以上に重かったことに驚い てきます。最初からすぐ出 た。 来る訳ではないので、少し ・ 「宴会は力仕事」と教えてい ただき、実感することがで ずつ努力を積み重ねていく ことが大事だと思います。 きた。 設定課題:何事も集中して丁寧に仕事する。 実 習 内 容 ①会場設営・片付け 勤務時間:12:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・フォークやナイフ、その他 色々お手伝い頂きまして、 9/20 ②宴会準備 にも宴会でよく使われる道 ありがとうございます。慣 (木) ③タンブラー組み 具の用語を多く教えて頂い れていない事ばかりだと思 ④タオルたたみ た。 いますが、研修期間を楽し ・明日、190名が参加する宴会 く過ごして下さい。少しで があり今日はその準備がほ もホテルの仕事を体験でき とんどで、一つ一つ汚れを るようにできればと思いま 確認して数えていくことが す。丁寧な仕事これからも 大変でした。 続けて下さい。 - 300 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:周りをよく見て、すばやく行動する。 実 習 内 容 ①会場設営 勤務時間:12:00~18:10 実習生の特記事項 指導者のコメント ・5日間の中で一番忙しい、 5日間お疲れ様でした。は 9/22 ②タンブラー組み そして華やかな披露宴を見 じめにお話していた通り繁 (土) ③披露宴の準備・見学 学、仕事のお手伝いをさせ 忙期との境目で宴会が少な ていただいた。 かった事が残念ではありま 手伝い・片付け ・お客様への対応、自分が何 すがホテルの華やかさとは をするべきか分からない点 反対の地道な準備作業やメ も多く、何度も先輩方に助 ンテナンスなどをして頂い けていただいた。 たり最終日に披露宴に入っ ・初めは緊張するのは当たり てもらったりして良かった 前と声をかけていただき、 です。ぜひこれからも勉強 落ち着いて自分のできるこ に励んで自分自身の夢に向 とをすることができた。 かって頑張って下さい。 - 301 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 経営情報学科 1年 12M053 本島小百合 インターンシップを経験して 私は、ホテルグランミラージュで 5 日間、就業体験をさせていただきました。私が設定した研 修課題は、ホテルの仕事内容を知り、人のために働くということはどのようなことなのかという ものでした。この課題を目標に 5 日間働かせていただいた結果を報告します。 ホテルの仕事と言っても、宿泊部門や受付部門などさまざまな仕事内容があって、私はホテル の中の宴会部で 5 日間インターンシップを体験しました。宴会部の仕事は主に会場作りや会場内 での接客などがありました。会場作りは地道な作業が多いのですが、その分やりがいもありまし た。テーブルクロスのかけ方など最初はコツがつかめずに苦戦していたのですが、何回もやって いくうちに慣れてできるようになりました。グラスの種類の名前も最初はどれがどれなのかわか らなかったけど、仕事をこなしていくうちに自然と覚えていくことができました。 実際にお客様の前に出たときに、従業員の方のように臨機応変に対応することができませんで した。お客様が会場に来られた時に、お客様のもとに行ってイスをひいてあげなくてはならなっ たのですが、次々と来られるお客様に対応するのが間に合わなくなってしまいました。しかし常 に笑顔でいることを忘れずに心がけることで、お客様から「ありがとう。」と言われとても嬉し い気持ちになりました。この時に私は今までの会場準備などの地道な作業を頑張ってきた甲斐が あったと思いました。お客様からの要望、意見に対して笑顔を忘れず、すぐに行動できる従業員 のようになりたいと思いました。宴会部門ということもあり、お客様と直接関わることの多い部 門ですが、その分喜んでもらったり、感謝されたりする素敵な仕事だと思いました。 私は 5 日間ホテルグランミラージュでインターンシップを体験させてもらって、ホテルの仕事 はお客様の前に出ること以外にも会場の準備や後片付けなど大変な仕事だということが分かり ました。その分お客様から感謝されると、やりがいを感じられる仕事であるとも思いました。私 は今回の経験を通して、仕事に対する責任感、やりがいを学ぶことができました。これらは今後 の就職活動や学校生活で大きく役に立つことで、社会に出てもこれらのことをきちんと意識して いきたいと思います。 - 302 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 研 本島 小百合 修 日 報 設定課題:わからないことはそのままにせずに聞く。 実 習 内 容 勤務時間:10:00~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① グラス、机、イス運び 宴会などの会場づくりに必要 本日は、宴会サービスがな 9/17 ② 裏廊下の掃除 な机やイス、グラスなど四増 く掃除等をしていただきま (月) ③ 宴会の準備 以上に重くて運ぶのが大変で したがお客様が気持ちよく ④ 壁磨き した。掃除のモップがけは疲 利用していただくために大 れましたが綺麗になると嬉し 切な事なので嫌な顔せず丁 いしやりがいのある仕事だと 寧に仕事をしていたので良 思いました。 かったと思います。 設定課題:一つ一つの作業を丁寧に行う。 実 習 内 容 勤務時間:10:00~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① バイキングの食器磨き バイキングで使用する食器を ホテルでバイキング形式の 9/18 ② 壁磨き 磨く作業は磨くときれいな銀 食器を使う際、きれいな食 (火) ③ ナプキン折り 色になるのがうれしかったで 器の方がお客様から見たら す。一つ一つ丁寧に作業がで 見栄えも良いし、料理もお きたと思います。 いしく見えるので、すごく きれいになっていたので丁 寧に仕事をしたと思いま す。 設定課題:指示されたことに対し丁寧かつ迅速に行う。 実 習 内 容 勤務時間:12:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 会議室の準備 テーブルクロスがけは初日に いろいろお手伝いいただき 9/20 ② 宴会の準備 やり方を教えてもらったので ましてありがとうございま (木) ③ タンブラー詰み スムーズにできました。まだ、 す。短い研修期間ですが、 何がどこにあるのかなどきち ホテルの仕事を少しでも知 んと覚えていない部分もある ることができればいいと思 のでしっかり覚えていきたい います。ホテルの仕事はサ です。 ービス業の基本になること がたくさんあるので勉強し ていってください。残り少 ないですが、またよろしく お願いします、 - 303 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様の前では常に笑顔でいるようにする。 実 習 内 容 勤務時間:11:00~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① グラス返し 宴会場で名札を置いていると お客様の前に立つ以外、単 9/21 ② 控え室の準備 きに置き方を間違えていたけ 調で地道な作業が多いこの (金) ③ 宴会の準備 ど自分たちで気づいて直すこ 仕事でしたが、新しく仕事 ④ お酒作り とができました。今日はたく がこなせるようになり、少 さんの仕事をさせてもらえて しずつ楽しんで仕事ができ 嬉しかったです。 るようになっていくことを これからも忘れずに、どん な仕事にも生かしていけた らと思います。 設定課題:自ら進んで行動する。 実 習 内 容 勤務時間:12:00~18:10 実習生の特記事項 指導者のコメント ① グラスの片づけ 披露宴をインターンシップを 5日間お疲れ様でした。お 9/22 ② 披露宴の準備 通して見せてもらうことがで 話ししたとおり繁忙期との (土) ③ 披露宴の見学 きてよい体験ができました。 境目で宴会が少なかった事 ④ 披露宴の後片付け お客様のイスをひいてあげた が残念ではありましたが、 りすることができなかったの 華やかさとは正反対の地味 が残念でした。従業員の方の な準備作業やメンテナンス ように常にお客様に目が行き などをしていただいたり、 届いていて、臨機応変に対応 最終日の披露宴に入っても できるようになりたいと思い らったりできてよかったで ました。 す。ぜひこれからも勉強に 励んで、自分自身の夢に向 かって頑張っていって下さ い! - 304 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 経営情報学科 12M080 高藤 1年 佳奈 気遣いが支えるサービス 私は、日本海シーライン開発株式会社ホテルグランミラージュで 5 日間、就業体験をさせて いただきました。この就業体験での私のテーマは、客の立場では気づかなかった接客側の努力 や気遣いを見つけることと、ホテルの仕事内容を知ることでした。 私は、宴会部署で就業体験をさせていただいたので、主な仕事内容は会場の設営や片づけ、 食器などのメンテナンス、お客様への接客でした。その他にも様々な仕事をさせて頂き、普段 は知ることのないホテルの裏側を見ることができました。 「接客の努力」という面で特に感じたのは、衛生管理がとても徹底されていることです。お 客様が直接触れたり口にしたりするものに関わることが多い職場なので、清潔さが何よりも大 事だと感じました。例えば、グラスをテーブルに用意する時にはもちろん汚れがないか確認し ますが、宴会直前にグラスをひっくり返す時にも確認します。他にも、ナプキンを折る時には 机にラップをひいたり、変色してきた食器を磨いたりなど、衛生管理の徹底を感じる機会は何 度もありました。清潔さを保つためには、念入りの確認や食器磨きなどのメンテナンスのよう な地道な努力がとても大切だと思いました。 「接客の気遣い」という面で感じたのは、細かいところにまでよく目を向けているというこ とです。壁の小さな傷を目立たなくすることや、宴会前に壁の汚れをふいたりなどの仕事をや らせていただきました。お客様がホテル内の汚れなどに気が付かないのは、ホテル側が細かい ところにまで気を配って、メンテナンスしているからだと思いました。直接お客様に接客する 際には、お客様の表情や行動をよく見て、お客様の気持ちを察しながら対応することが大切だ と教わりました。実際にお客様を会場内でお迎えする仕事をさせてもらった時には、お客様に 声をかけてイスをひくという動作をするだけでしたが、とても緊張して自ら行動に移すことが なかなかできませんでした。お客様の表情にまで気を配る余裕はありませんでした。お客様の 気持ちを察して行動できるようになるには、経験を積んで行くことが大切だと思いました。 5 日間のインターンシップの中で特に印象に残っているのは、とても体力が必要になる仕事 だったということです。宴会場を設営するとなると、机やイス、グラスや食器などが大量に必 要になり、箸置きなど軽いものでも量が多くなるととても重くなります。先輩方の仕事ぶりを 見ていると、自分の体力のなさを痛感しました。仕事をするには経験や知識がもちろん必要で すが、体力も大事だと思いました。先輩方のプロの仕事ぶりを見て、仕事をやるうえでプロ意 識をもって仕事をすることが大事なことではないかと考えました。プロ意識をもつと、より一 層、仕事へのやりがいや責任感、誇り、意欲が湧き、より良い仕事ができるようになるのでは ないかと思いました。 この 5 日間は、ホテルの仕事が大変な仕事だと実感した日々でした。また、ホテルの華やか な部分だけではなく、裏側の地道で細心の注意が払われた様々な仕事を知ることができて良か ったです。お客様を直接おもてなしすることだけが接客ではなく、掃除やメンテナンスなどの 地道な作業も含めて、 「おもてなし」なのだと思いました。そのうえ、宴会場が出来上がった時 の達成感などから、少しは仕事をすることのやりがいを感じることができたと思います。 この 5 日間のインターンシップで感じたことを基に自分の適性などを見直し、これから就職 について考えるうえで生かしていきたいです。 - 305 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:グランミラージュ 高藤 佳奈 研 修 日 報 設定課題:指導者の話をよく聞く。 実 9/17 (月) 習 内 容 勤務時間:10:00~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ①グラスの片づけ 宴会場作りや片づけをして、 宴会場の仕事は、お客様へ ②会場設営 ホテルの仕事は体力のいる仕 のサービスだけでなく、会 (机・イス並べ)(大宴会場・ 事だと思いました。グラスや 場の設営・掃除等、体力を 中宴会場・小宴会場) フォークなど量が多いと重か 使う仕事が多く、大変な部 ③ホテル内見学 ったです。また、壁や机の並 所です。少しの時間ではあ ④裏廊下掃除 びなど、お客様の立場からは りますが、ホテルの仕事に ⑤宴会準備 気にならないような細かい所 興味をもって頂ければなと (フォーク・ナイフ・箸置 にまで気を配ることが大切だ 思います。 き・フォーク等を数える) と思いました。 設定課題:仕事が終わるまでしっかり集中してやる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 多くのお客様を相手にする仕 食器磨きやナプキン折りに 事なので、何の作業をするに しても大事な仕事であり、 ② 壁拭き しても量が多いので大変だと お客様が直接触れるものな ③ ナプキン折り 思いました。食器磨きやナプ ので、書いてある通り清潔 キン折りでは、清潔感が求め さが大切ですし、丁寧に仕 られる仕事だと感じました。 事をしていて良かったで 単調な仕事を長時間すること す。 ① 食器磨き 9/18 (火) 勤務時間:10:00~16:30 (バイキングの食器) (ボックス折り) は大変だと思いました。 設定課題:分からないことはそのままにしない。 実 9/19 (水) 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① コースター外し 大きな会場の設営をする時は 今回、初めてお客様の前に ② 会場片づけ・準備 多くの机やグラスなどが必要 立ったことで、サービス業 (机・テーブルクロス・ になるので、何を運ぶにして に携わっている実感がわい 掃除) も重くて大変でした。けれど、 てきたと思います。表に立 ③ グラスに水入れ 大きな宴会場が少しずつ出来 つには、地道な作業が必要 ④ ケーキ出し手伝い 上がっていくのが実感できて になってくるので、根気よ ⑤ 壁の傷ぬり 面白かったです。また、終わ く続けることが大切です。 ⑥ 片づけ・準備(大宴会場) った後に大きな達成感があり (机・イス・テーブルク ました。今日は初めてお客様 ロス・掃除・皿・箸・箸 の前に立ちました。ケーキを 置き・ナイフ・フォーク 置くだけでしたが、大変緊張 ・グラス・灰皿) しました。 - 306 - Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:丁寧にテキパキ行動する。 実 習 内 容 勤務時間:11:00~18:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① グラス返し グラスの汚れのチェックは、 普段は見ることの出来ない ② 控室準備 グラスを置くときとひっくり 裏の仕組みや作業がどんな ③ 干物の袋詰め 返す時など何回も確認されて 風になっているのかが分か 9/21 ④ 名札置き いるので、改めて清潔面が徹 ると、今まで単調だった仕 (金) ⑤ 番号札置き 底されていると感じました。 事も、面白くなってくると ⑥ 丸い札拭き 引き出物の袋詰めでは、袋の 思います。一つ一つの仕事 ⑦ ビール拭き 向きやリボンの結び目、名札 を丁寧に仕上げていくこと ⑧ 醤油を皿に入れる のひっかける場所などすべて を、これから段々楽しんで ⑨ 皿数え 揃えられていて、素晴らしい 出来るようになっていって ⑩ 豆腐にダシをかける と思いました。今日は様々な 欲しいです。 ⑪ お酒を入れる 仕事をさせてもらい勉強にな ⑫ 氷を箱に入れる り、また楽しかったです。水 ⑬ 醤油置き 割りなど作ったことがなかっ ⑭ お酒作りの手伝い たのでお客様に頼まれた時は 緊張しました。 設定課題:先輩方の仕事の仕方をしっかり見る。 実 9/22 (土) 習 内 容 勤務時間:12:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① グラスの片づけ 今日は、結婚披露宴があり、 5日間お疲れ様でした。はじ ② 会場設営 先輩方の仕事ぶりを見て、勉 めにお話しした通り繁忙期 (テーブルクロス・イス 強になりました。それに、単 との境目で宴会が少なかっ ・ナイフ・グラス等) 純に見事だと思いました。お た事が残念ではありますが ③ タンブラー組み 客様にイスをひいて袋を横に 、ホテルの華やかさとは反 ④ 料理運び 置くだけでもとても緊張して 対の地道な準備作業やメン ⑤ ビール運び 、あまり自分から行動に移す テナンスなどして頂いたり ⑥ 会場設営 ことができませんでした。焼 、最終日に披露宴に入って (テーブルクロス・レス 酎の水割りを頼まれた時も緊 もらったりできて良かった ト・お手拭・イス等) 張して、かけるべき言葉が足 です。ぜひこれからも勉強 ⑦ 結婚披露宴見学 りなかったと、後から反省し に励んで自分自身の夢に向 ⑧ 会場片づけ ました。 「おもてなし」の対応 かって頑張って下さい。 をするのは簡単ではなく、何 事も経験を重ねることが必要 だと思いました。 - 307 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 インターンシップ就業体験発表会 本学では、事後研修として大学祭の期間中、インターンシップの成果を展示発表しました。ま た、学内発表会では代表者の選抜も兼ねて PowerPoint を使用した口頭発表会を行いました。学 外発表会では、県内の大学が合同で行う就業体験発表会に参加し、本学から代表者1名が発表を 行いました。以下にその概要を掲載いたします。 1、学内インターンシップ就業体験発表会 平成 24 年 11 月 8 日(火)に第 7 回経営情報学科インターンシップ学内発表会を実施しました。 事前に提出された発表用資料を基に、学科教員によって行われた厳正な審査結果から選考された 6 名の発表者が、10 分以内で、就業体験で実施した仕事内容や学び、そして将来への抱負などを プレゼンテーション致しました。聴講した学生達は、様々な職業観を知ることができ、今後の進 路選択に役立てていました。6 名の発表者と研修先は以下の通りです。 ①澤江 春奈:富山大学研究振興部 ②廣田 結希:滑川市立図書館 ③政二 みお:名鉄トヤマホテル ④舘 磨美 :阪神化成工業 ⑤梅森 郁奈:ラ・ブランシュ富山 ⑥松沢 美佐:JTB 中部冨山支店 2、学外インターンシップ就業体験発表会 平成 24 年 12 月 4 日(火)、本学 C 館 C-301 教室にて富山県インターンシップ推進協議会主催の 就業体験発表会&特別講演会が実施されました。この発表会は、富山工業高等専門学校射水キャ ンパス、富山国際大学、高岡法科大学、富山短期大学、冨山県立大学、富山工業高等専門学校本 郷キャンパス、富山大学の各校よりインターンシップを体験した代表学生1名がどのような研修 であったか、どのように有益であったのか等を発表し、学生間、企業間、学校間で情報交換の場 として活用するために実施されました。本学を代表して、阪神化成工業株式会社で就業体験を行 った舘 磨美さんが発表を行い、高い評価を頂きました。 また、株式会社理想経営代表取締役専務の尾山誠氏による特別講演が「就職活動は自分になに をもたらすか」という演題で行われました。これらの発表会と講演会に経営情報学科 1 年生が全 員参加し、この内インターンシップに参加した 105 名が事後研修の総括を行いました。これらの 総括の一部として、「3.インターンシップ就業体験発表会に参加して」に学生達の意見や特別 講演会の感想などを記述致しました。また後輩達へのメッセージとして、インターンシップを経 験した学生より、その良さや効果、さらに取り組み姿勢などについても併せて記述致しました。 - 308 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M006 池田 美里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> どの方も、インターンシップでの発見や学びを分かりやすく発表されていました。私が就業体 験をした富山県庁をインターンシップ先に選んだ高岡法科大学の重森さんは、将来、公務員にな りたいから富山県庁でインターンシップをしたと言っておられました。私は自分の将来が分から なくて、インターンシップ先を何となく決めてしまった部分がありました。この差が就職に対す る熱意の差なのかと感じました。他の方もインターンシップの目的や動機が明確で、それを叶え ていました。また、インターンシップをすることで見えてきた、新たな課題や反省を克服しよう としているのが表情から感じられました。発表してくださった方々のように、インターンシップ に本気で取り組めなかった自分を後悔しました。 もう就職活動は始まっています。インターンシップで出遅れた分を巻き返すことができるよう、 積極性をもって真剣に就職活動に取り組みたいです。 <特別講演会> 特別講演会では就職活動をするにあたって、どのように考え、行動したらよいかを教えていた だきました。特に印象に残ったのが、「明るく、元気に」をしなくてもよい、ということです。 これは自分が明るく、元気な人間ではないのに無理して面接で取り繕っていても良いことはない、 ということです。会社には様々な部署が存在し、そのなかで様々な人が働いています。例えば、 製造では同じ作業を続けられる人が好ましいです。また、営業は人と話すことが好きな人がよい です。このように、明るく、元気な人が一概によいとは限らないのです。それなのに何故社会人 の方が「明るく、元気に」を求めるのかと言うと、それは反応が返ってくるからだそうです。面 接の際、明るく、元気な人は質問にすぐ反応をするから、面接官もその人がどのような人か判断 しやすいのです。 これからは自分がどのような人なのかを伝えることに重点を置いて、これからの就職活動に臨 んでいきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 今は自分が就職しているところを想像できないかもしれません。私も全く想像できませんでし た。しかし、インターンシップを通して社会人とふれ合い、職場の雰囲気を肌で感じることで、 就職について考えるようになりました。このようにインターンシップでの経験が、皆さんの就職 について考える機会になればと思います。 また、インターンシップは様々な企業が協力して下さっています。その多くの企業の中で、自 分が興味のある企業をインターシップ先にします。そこで、この仕事が自分に合っている、また は合っていないと感じただけでも大きな収穫です。今後の就職活動では、その仕事が合っている と感じた人は、その職業、職種に的を絞っていけばよいと思います。その仕事が合っていないと 感じた人は、全く違う職業に目を向けていったらいいのではないかと思います。 いずれにせよ、インターンシップをすることで得られるものは沢山あります。一足早く社会を 経験することは、皆さんの可能性を広げるチャンスとなります。是非インターンシップに参加し てみたらいかがでしょうか。 - 309 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M107 村中 紫穂 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、積極性と責任感が大事だと再認識しました。私 自身も実際にインターンシップに参加し、積極性と責任感は重要なものだと実感していましたが、 発表者の方々は接客やモノ作りに関わらず、積極性がなければ成長しないと言っておられました。 また、お客様と接するときや製造業など、どんな仕事をするときにも責任感は良いサービスや高 品質な品物に繋がるので、大切だと言っておられました。やはり仕事には大なり小なり何かしら の責任を背負うことになると思います。その自分に任せられた責任をしっかり成し遂げてこそ、 1つの仕事をこなすことができると思います。 また、どの企業も相手のことを考えることが大切だと発表されていました。県庁だと県民のこ と、モノを作る企業だと使用する人のためなど、相手の立場になって考えることが企業全体の発 展に繋がるのだと思いました。その他では、チームワークや組織の方向性を持つことも大切であ ると知りました。 インターンシップでは学校では学べないことが実際に体験でき、企業の裏側も見る事が出来ま す。この発表会で多くのことを学ぶことが出来ました。 <特別講演会> 講演の内容で、私たちは今まで社会に支えられていたがこれからは就職活動をして企業に就職 し、今度は私たちが社会を支える立場になる。この言葉は今後就職活動する私にとって大切な言 葉だと思いました。企業に就職して社会を支えるということは、大変なことだと思います。就職 活動ではしっかりと企業を見極めることが大切で、就職してもすぐに辞めたり、適当に企業選択 をして後悔をしないようにしたいと思います。そのためには自分の力を発揮でき、社会に貢献で きていると思えるような企業に就職したいと思います。 また、マザーテレサの言葉で「思考が言葉に」「言葉が行動に」「行動が習慣に」「習慣が性格 に」「性格が運命に」という言葉を聞いて、思い返してみれば全くその通りだと思いました。私 はあまり考えないで生活することが習慣になってしまうことが多々あります。そんなことを繰り 返しているといつまでもダラダラと生活してしまうので、そんな運命を変えるためにも何事にも 積極的になりたいと思います。この講演で就職活動に対する考えが変わりました。早めの行動が できるように今から計画し、頑張りたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは就職活動にとても役立つ機会だと思います。このような機会は今後ないと 思うので、ぜひ参加してほしいと思います。インターンシップで学ぶことで考えが変わると思い ます。興味のある職種でも全く知らなかった職種でも貴重な経験をすることができます。このよ うな仕事もあるのだと視野が広がり、職業を選択するときに参考になると思います。 - 310 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M039 中野 裕美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 公務員やホテル、専門的な仕事など、様々な企業や会社がインターンシップの受け入れをして いるのだということを再認識し、社会人になる前に仕事を体験できることのありがたみを感じま した。私はインターンシップで市役所に行き、公務員の仕事をほんの少しですが体験させて頂き ました。多くの部署がある組織がどのような仕事をしているのかを知りたいと思い市役所を選ん だのですが、県庁の発表を聞き自分の意識の低さに情けなくなりました。その方は公務員志望で 県職員に必要なことを知ることができたと言っておられ、インターンシップや就職活動に対する 意識が高いと思いました。私は公務員志望ではありませんが、これまで以上に、就職活動に力を いれていこうという意識が高まりました。 インターンシップに参加し、他の大学生の発表を聞いたことで、ライバルは多いと感じました。 県内企業で就職希望をしている自分は、多くのライバルに負けないようにポジティブに就職活動 を行なっていきたいと改めて痛感しました。 <特別講演会> 「仕事をしていくうちに楽しさが見えてくる!」という言葉は、私にとってとても理想的です。 自分の希望する職種に就けるとは限らないので、働く中で楽しさを見いだすことができれば人生 も楽しむことができると考えます。どのような仕事に就いても、働くのなら楽しく、やりがいの ある仕事に自分の力で変えていきたいと思います。 「Will:人生を生きる意思を持つ Can:乗り越えて成長する Must:活躍の場を得る」の 3 つが社会に出てからのやりがいに繋がると聞き、共感しました。 特に、セルフトーク改善は、今までが間違っていたと気付くことができました。具体的には、 「~しなければいけない」「~してはいけない」は、自分を反省する言葉でした。今後は「~し たい」「~しよう」に変えるよう意識し、物事に取り組んでいきたいと思います。ネガティブな 考えでは先に進めないのでモチベーションを上げながら就職活動を乗り越えたいと考えていま す。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 今年からエントリーが始まる時期が遅くなり、短い期間での就職活動になります。短大に入学 し、すぐにでも就職について知識を蓄えていったほうが良いと考えます。就職活動は自分の人生 を大きく変えることができるものだと思うので、努力すればその分、結果となって自分に返って きます。12 月になり就職活動が始まり、年明けには本格的に始まります。各企業のエントリー受 付が開始されるまでに、できるだけ多くの企業を調べ研究することが必要です。大切なスタート 時期を逃さずに多くの企業にエントリーしてほしいです。 私は現在、なるべく早く内定を得たいと思っています。弱点であるコミュニケーション能力を 養い知識を蓄え、自分の長所をアピールすることで内定に近づくことを考えています。今ならま だ間に合うので、日々努力をしていきたいと思っています。 - 311 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M064 小竹里歩 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会の話を聞いて、私が一番思ったことはテーマや学びたいことを決めて、インタ ーンシップを行えば自分にとってプラスになるものを得ることができるのだと思いました。目標 やテーマがなければ何をするために、インターンシップに参加したのかわからなくなると思いま す。発表者の多くは「社会人に必要なマナーやルールを知りたい」、また、「その仕事に興味があ ったので実際の職場の雰囲気を体験したかった」などといった特徴がありました。私はあまり、 目標を定めず事前準備も行わずにインターンシップに参加しました。職場の雰囲気や社会人とは どういったものかはわかりましたが、就職活動を行う上でしたい仕事、自分がもし仕事をするう えで今後何が必要となってくるのかなどといったことは得られませんでした。したがって、彼ら のようにしっかりとしたテーマなどを決めて何事にも取り組むことが必要なのだと感じました。 また、いろいろな意見をきくことができたので私が体験できなかったことや業務について学ぶこ とができ、貴重な体験ができました。そして、インターンシップで学んだことが今後の自分にと ってプラスになるようにしていきたいです。 <特別講演会> 株式会社理想経営尾山誠さんの講話を聞いて思ったことは、就職活動は多くの辛いことがある と思いますが、楽しんだ者勝ちなのだと思いました。例でだされたマザーテレサの言葉はそのと おりだと思いました。全ての行動や態度などは自分の気持ち次第なので、嫌だ嫌だと否定的に物 事を考えるのではなく、「何事も自分にとってプラスになるはずだ!」と前向きな気持ちを持っ ていきたいと思いました。 また、Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(喜ばれること)に気づき、学んでい きたいです。社会人になるために辛いことにこれから先ぶつかることも多くあると思います。今 まで、私はすぐにできないことは諦めて逃げてきました。ですが、社会人になるためにはそれを 乗り越えてこそ自分が変われるきっかけになると思うので負けずに頑張りたいと思いました。と ても為になる話をたくさん聞くことができたので貴重な体験ができ良かったです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを単位がもらえるからやろうかなといった甘い気持ちでやるのではなく、何 か一つでも自分にプラスになるようなことを見つけようといった気持ちで参加してほしいです。 1 - 312 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M082 田島 菜都恵 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加し、私は積極的に物事に取り組む必要性を学ぶことが 出来ました。 私は今回のインターンシップでは市役所にて就業体験をさせていただきました。そのため、高 岡法科大学の重森さんの県庁で就業体験をした発表を聞き、人のことを考え仕事に挑む点など共 通点があるように思えました。その人の為になる事をするためには、まず自分で真に「その人の 為になる事とは何か」を考える必要があります。そのためには与えられたことだけをするのでは なく、自分で考え、+αを行動してこそ仕事と言えるのだと思いました。 私たち学生は、受け身の姿勢に大変慣れていると思います。今回 7 人の方の就業体験を聞き、 どれも自主的に行動、考えることが求められていると感じました。今の会社は受け身な学生では なく、積極的な学生を求めていると思います。今回の発表で学んだ事を活かし、就職するまでに 積極的な姿勢になれるよう今後努力していきたいと思います。そして自分のしたい職業に就ける ように尽力したいと思います。 <特別講演会> 就職活動は自分に、きっかけをもたらすと思います。自己分析し、自分がどのような人間なの か気づくことができるチャンスだと思います。 私は「明るく」「元気な」人が就活において大事なことだと思っていました。しかし講演を聞 いて、会社はその人の中身を知りたいだけで、中身が分かりやすい人の特徴として「明るく」 「元 気」な人なのだと知りとても驚きました。 株式会社理想経営の尾山氏の話を聞いて、面接において自分自身に自信を持って受け答えして 良いと思うと、とても気が楽になりました。是非受かりたい就職先がありますが、そのために自 分を偽るようなことに努力するのではなく、自分自身にもっと自信を持てるようになるために努 力していきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは参加するべきです。インターンシップでは大変多くの事を学ぶことができ ます。アルバイトとは違う、責任のある仕事とはどういうものなのか体験を通して学ぶことが出 来ます。夏休み中のおよそ一週間の期間で、それだけのことを学べるというのはとてもお得です。 他にも、四年制大学ではない富山短期大学において時間はとても貴重です。就職活動では四年 制大学の人達とも競わなければいけません。その中で自分が選ばれる為には強みが必要となって くると思います。インターンシップに参加し、多くの事を学び活かせたのならば、自ずと強みが ついてくると思います。自身の強みを見るけるためにも、是非インターンシップに参加してくだ さい。 - 313 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M076 千龍 茜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、発表者の方たちの得たこと、学んだことを聞き、 自分自身に振り返ることができてよかったと思います。それぞれが就業体験の目標やそれに対す る姿勢、自分の考えを明確にし、今後に活いかしていきたいと発表されおり、大変参考になりま した。また、就業体験で得たことをすでに学生生活において活かしておられる方もあり、私自身、 このままではいけないと強く感じさせられました。 中でもANAクラウンプラザホテル富山での体験について発表された、大野由紀さんのお話が 深く心に残りました。大野さんは最初から、ホテル業という職に興味を持ち、企業研究をし、あ えてその職場を希望しておられました。誰よりも得たこと・学んだことについては具体的であり、 明確に述べておられた印象があります。お客様との接客で得た責任感、ホウレンソウを欠かさな いことで築きあげることができるチームワークは、最高のサービスをお届けするための大切な事 前準備であることを強調しておられました。その点、実際に体験したからこそ、自信をもって言 うことができ、聞き手にとっては非常にわかりやすいものでした。 また、発表者全員のお話を聞いて、共通して気づいたことがありました。それは、どの企業も 「お客様のことを第一に考えている」ということです。その精神こそが、企業にとって一番大切 であり、重要なことだと実感しました。 今回の発表会で参考になったことを、是非、目の前に迫った就職活動に積極的に役立てていき たいと思います。 <特別講演会> 「就職活動は自分に何をもたらすのか」という講演を聞いて、私は社会との付きあい方や大切さ を学びました。就職活動は私たちに「内定」という人生を左右する大切なものをもたらします。 これから人生の大半を働いて過ごしていかなければなりません。今は、時間をかけて働く自分の 就職先を一生懸命考えるとても大切な時期なのだということがわかりました。講演では、面接の 明るい印象について触れていましたが、必ずしもそれが重要であることでないことに少し安心し ました。もちろん明るく元気であることに越したことはないですが、自分の長所も短所も受け入れ て取り組むことが大切であり、それが自信につながるのだと知りました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 最初は、「職業体験をするにはまだ早いのではないか」「うまくやり遂げられる自信がない」な どの理由で参加を迷っていました。しかし、先輩方から、「夏休みを削ってでも参加する価値が ある」とアドバイスがあり、不安もありましたが参加しました。実際に体験することで、目標の 明確化にもつながり、得られるものが大きいです。インターンシップ体験してこそ、得られるも のがたくさんあり、社会に出て働くって、こういうことなのだと感じることができます。インタ ーンシップは貴重な体験ができるよい機会だと思いますので是非参加してください。 - 314 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M089 中野 衣望 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会で、他大学の先輩の話を聞いてとても刺激を受けまし た。まず、私の倍以上インターンシップ期間がある先輩もおられましたし、勤務時間が朝9時か ら 21 時までと、ほんとに社員と同じような時間帯で体験していた先輩や、県外で体験していた 先輩など、とても驚きました。 また、発表内容から、自分にできることを積極的にする、事前準備、1人1人の責任感、知識 をつける、といったことが私にも必要だと感じました。私が体験して感じたこともたくさんあり ましたが、他大学の先輩の発表を聞いたことでさらに必要なことがわかり、とても参考になった 発表会でした。 <特別講演会> 特別講演会の内容で、 「career」という言葉が「個人の意味づけ」という意味もあると聞いて、 今まで自分が得てきたものを最大限に生かし、さらに仕事から生きがいを見つけていくことが大 事だと思いました。 また、学生の勉強時間が1万5千時間というのに対し、社会人が働く時間は8万時間というこ とにとても驚きました。それは、今まで親などに頼って生きてきたぶん、社会に出たら私たちが 長期にわたって貢献していかなければならないことだと思いました。 私も社会に出て自分の能力を生かして、自分の生きがいを見つけるとともに、社会に貢献して いきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップ先は自分の就きたい仕事や興味のある仕事など、なにか理由がある企業で体 験したほうが良いと思います。単位がもらえるからと、適当な考えで研修しても大きな成果は得 られないと思います。 研修ではどんな細かいことでも、疑問に思ったことは質問して、自分の知識を増やすと良いで す。何事も失敗を悔やまず、次に活かすことが大切です。 - 315 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M104 南 香織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私が今回の発表の中で、大切だと感じたことは、自分の行動がそのまま企業の評価につながる ため、一つ一つの仕事に責任を持つこと。自分の成長のためだけではなく企業の成長のためにも、 積極的に自分のできることをすること。ミスをするのはいけないが、ミスをしてしまった場合に は、その経験を活かして今後どのように対処するかを考えること、以上 3 点です。 アルバイトで大きなミスをしてしまった時には、大きな責任を取る可能性は低く、許されるこ ともあると思います。しかし企業に正社員として勤めた場合には、自分のミスは自分で責任を取 り、更に自分の部下がミスをした時には自分が直接関わっていない仕事だとしても、責任を取ら なければなりません。それほど、社会人は自分の行動には責任を持つ必要があります。だからと いって与えられた仕事だけをこなすのではなく、積極的にできることを探すこと。上手くいかな かったとしても自分のためになるので、日々努力しなければいけないと思いました。 自分がインターンシップで学ばなかったことも、代表者の発表を通して学ぶことができたので、 発表会は自分にとって 1 つの就業体験であったと思います。 <特別講演会> 私たちに必要なものは、心の中の言葉=セルフトークの改善であり、自分に命令する「~ね ばならない」(命令)をやめて、「~したい」(気持ち)と思うようにする。止めようとする「~し てはならない」(制限)をやめて、「~しよう」(意思)と思うようにすることで、「今のままでも良 いのだから、もう少しだけ頑張ってみよう」という前向きな気持ちが生まれます。 できないことにチャレンジしなければ成長はなく、できることしかしなければ、今自分にある 能力しか使わないことになると教えていただき、自分の能力を活かすことも大切ですが、その能 力を更に向上させてより難しいことにも挑戦していくことが、学生生活においても企業に就職し てからも最も重要なことの 1 つであると思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は編入学希望なので、インターンシップへ参加するかどうか悩んでいましたが、参加して良 かったと思います。就業体験は、就職だけでなく学生生活に活かすことができます。是非インタ ーンシップに参加して、自分を成長させてください。 - 316 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M029 髙田 友里子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会に参加して、学内発表会とはまた違った発見ができました。そして、学 内発表会ではなかった業種の就業体験について聞けてとても参考になりました。ANA クラウンプ ラザホテルに行かれた方の発表で接客には「個性」も必要という言葉が心に残りました。また、 接客することでの責任感、報連相での責任感、企業や自分の質を高めるために積極的に自分ので きることを見つけて実行する、そして常に最高のサービスをするための事前準備を最大限にしな くてはならないのだと気付かされました。他の方の発表でどんな仕事に対しても積極的に取り組 むこと、お客様の事を考え仕事に臨む姿勢、お客様の目線にたつことの重要性を改めて考えさせ られました。 7名の方の発表を聞いて「向上心・熱意・責任・経験・目標・知識」が大事だと改めて感じま した。そして、これからこのことをしっかりと意識してどんなことにも挑戦していきたいと思い ました。 <特別講演会> 演題は「就職活動は自分に何をもたらすのか」でした。尾山さんが言われた「意味づけや考え (思考)で結果が違ってくる」という言葉で今までの自分の考えを改めていこうと思いました。 また、自信につながるオンリーワンである自分の持ち味(自分らしさ)をアピールできる人にな りたいと思いました。おとなしいからダメだとか思うときがありますが、できるだけ思わないよ うにそれを自信につなげる努力をして自信を持てるようにしたいと思いました。そして、 「Will: やりたいこと、Must:喜ばれること、Can:できること」この3つ全部に当てはまる仕事を見つけ るのは大変だと思いますが諦めないで見つけられるように精一杯努力したいと思いました。 考え、体験し、いろんなことを学び、自分の糧にしたいと思いました。とても参考になった講 演でまだいろんなことを聞きたい、そんな講演でした。大変貴重なことを聞けて本当に感謝しま す。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は今回の就業体験で何をするにも何事にも積極性が大事だと思いました。また、インターン シップに参加するにあたって目標を明確にたてておくことが大事ではないかと思いました。そし て就業体験中は常に目標を忘れないことが重要だと思いました。また少しだけ肩の力を抜いたほ うが自分の持っている能力を最大限に出来るのではないかと思いました。 就業体験は厳しさや楽しさを直接感じられるいい機会ですし、短大生活や就職活動をする際に とてもためになるので、就業体験の際は、ぜひ指導者の方などに積極的に質問し、知識や経験な どをどんどん蓄えたほうが良いと思います。 - 317 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M041 西坂恵美里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会で 7 種類の業界の仕事内容を知ることができました。どの業界・職種においても 共通してあげられていたのは、仕事の責任やお客様(取引先や住民の方)のことを大切にしている ことだと感じました。サービス業界は常にお客様相手の仕事、製造業界はお客様に信頼をもって もらえるような商品製造の仕事で、どの業界も最終的にはお客様につながっている職種であり、 お客様を大切にする意味がわかった気がしました。また、それぞれの職種には能力(技術など)が 必要ですが、その前に 7 人の方が言っておられたように積極性やコミュニケーション能力が大切 であるとわかりました。私は今までも、積極性やコミュニケーション能力は必要だと思っていま したが、なぜ、その能力はそんなに必要なのか?と疑問を感じていました。しかし、例えばお客 様に接客をする時でも積極的にコミュニケーションをした方がお客様に安心してもらえると思 うので、仕事をするうえで様々な場面で役立てることができる能力だと思いました。私は、積極 的に物事に取り組むことやコミュニケーションを取ることが苦手ですが、短大生活中に少しでも 克服する必要があると感じました。 <特別講演会> この講演の最初に言っておられた 8 万時間は、入社して退社するまでの合計就業時間であると 知り驚きました。また、「明るく」「元気に」が良いといわれますが、実際はそうでなく、企業が 求めている人材は、面接において、質問しても反応がかえってくる人=どんな人かを知りたいと 言っておられました。私は今まで、「明るく」「元気に」面接を受けることが大事だと思っていた ので少し意外でした。また、学生は親や社会に支えられて学んでいますが、次は自分が社会を支 える一員=社会人と教えてもらいました。いつまでも支えてもらう側ではなく、社会人として働 き、自立をして自分が社会を支える側にならないと「社会人」とは言えないと思いました。就職 活動は自分に学びと気づき(Will、Can、Must)をもたらしてくれるので、将来、立派な社会人の 一員になれるよう頑張りたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 短大生は 1 年の後期から就職活動が始まるので、インターンシップにぜひ参加しておくことを 勧めます。インターンシップは多数の職業から研修先を選んで体験することができますが、それ ぞれの職場がどんな仕事をしているかを就職活動の前に理解しておくことは大切なことだと思 います。また、短大生活中に、実際の社会人の様子や、仕事の責任や大変さなどを知ることは貴 重な体験だと思います。興味を持っている職業がある人や将来の職業が決まっている人は、ぜひ インターンシップに参加するべきだと思います。インターンシップに参加することによって、今 までその職業に持っていたイメージを確かめることができるとともに、働く上で必要な行動や能 力を知ることができます。また、社会人として働く上では特に積極性やコミュニケーション能力 が必要になってくると思います。積極性やコミュニケーション能力が苦手な人は、インターンシ ップに参加することで少しでも克服できると思いますし、なぜ積極性やコミュニケーション能力 が必要なのかということも学べると思います。 - 318 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M004 五十里 美咲 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私も実際にインターンシップに参加した身であるので、インターンシップ就業体験発表会では、 発表される方の話と自分の体験を照らし合わせながら聞いていました。勿論、体験させていただ いた企業が違い活動内容も異なっているのに、仕事を通して感じたことや考えたことで共感する 部分が多々ありました。 例えば、人は相手に評価されることで、やりがいや喜びを感じることです。自分が行ったこと で、お客様や同じ職場で働く従業員の人から感謝されたり、笑顔になってもらったりすることで 自分の喜びにもなります。どんなに辛く大変な作業や苦労であっても、お客様や相手からの声や 良い評価によって救われることもあります。従って、自分で自分を評価する以上に、相手から評 価されることがいかに重要であるか考えさせられました。またその喜びを得るために次からも頑 張ろうという意欲が湧き、仕事に対する姿勢や態度も変わり、自分を成長させることにも繋がる と思います。私も、そんなやりがいや喜びを感じられるような職につけると嬉しいです。そのた めにも、様々な知識や、何事にも積極的に取り組む姿勢を身につけるよう努力したいです。 <特別講演会> 特別講演会での話を聞いて、より就職への意識が高まりました。 講演会の中で印象に残ったことがいくつかあります。それは、ただ「明るく」「元気」がいい というわけではないということです。仕事では人と関わることが基本となるため、企業や社会は そのような人材を求めていると思っていました。確かに事実かもしれませんが、人間ひとそれぞ れであり、全ての人がそうとは限らず、無理に明るく作った自分を見てもらう必要はないです。 会社は様々な人が集まって成り立っているので、作った自分を見せて無理をするよりも、ありの ままの自分を見せて自分の強みを活かして仕事を行うのが良いと考えました。 学生でいる今は、親や社会に支えられて学び生活していますが、社会人として働くときは社会 を支える一員となります。自分の行動には十分に責任を持って行動することが重要であると思い ます。そして、支えてもらってきた人々や社会のために貢献できるような人材になりたいと強く 思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、職業体験を通して仕事に対する責任感や働く上でのやりがいなど、学 校では得ることのできない実践に基づいた貴重な経験をすることが出来ました。また、職場での 雰囲気を実際に自分の肌で感じることが出来るので、自分が持っていたイメージと異なる点もあ りましたが、とても勉強になりました。その上、職場で一緒に働く従業員の方の姿を見て自分と 違うところは何か考え、自分に足りないことが明らかになりました。 このように、インターンシップに参加することで、これからの学校生活や就職活動に生かせる ことが沢山あるので、参加することをお勧めします。 - 319 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M024 杉本 あずさ <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会は、学外の方の発表を聞くことのできる機会で、特に日本リン酸や日医 工へインターンシップに行かれた方の発表は、普段なかなか関わることが出来ない企業なので興 味深く聞くことができました。各企業がどんな仕事をしているのかを知ることができ、まだまだ 業界や業種など知らないことがたくさんある事を感じました。そして、改めて就職活動のために 業界・業種研究をするべきであると思いました。 どの人の発表でも、私がインターンシップ中に感じたことや、私が体験できなかった思いなど を聞くことが出来ました。また、発表内容では私が言い表せなかったこともたくさんあり、今後 の文章作りやパワーポイント作りの参考にもなりました。特にANAクラウンプラザホテル富山 でインターンシップに参加された方の発表で「お客様を迎える最大の準備」という言葉が心に残 りました。私もインターンシップに参加し、お客様と関わり「お客様を迎えるための準備」の大 切さを感じていたからです。私の体験とは違う仕事でも通じる部分があることを改めて感じ、イ ンターンシップでの経験や感じたことを大切にしてこうと思いました。そして、今回のさまざま な分野の発表を聞いて得たことをこれからの活動に活かしていきたいです。 <特別講演会> 「就職活動は自分に何をもたらすのか」という演題で株式会社理想経営の代表取締役専務の尾 山さんの講演を聞きました。 12 月に入りより一層就職活動に意欲を持っていたのでとても興味深いお話がたくさんありま した。私は人前で話すことが苦手な性格なので就職活動に不安を感じていました。しかし尾山さ んのお話を聞いて、まず今の自分を受容し、自分らしさをしっかりと企業の方に伝えられるよう になろうと思いました。そして、今まで以上に意識を変えて前向きに、積極的に就職活動に取り 組んでいきたいと思いました。他にもマザーテレサの言葉はとても印象に残ったのでこれからは 言葉遣い、行動などを普段から気をつけて行こうと思いました。自分の気持ちを切り替える方法 の紹介では、セルフトークの改善に興味を持ったので、やってみようと思いました。 企業を選ぶ時に人気企業だから、給料が良いからなどの理由で選ばずに、自分が働き続けてい きたいと思えるような明確な理由を見つけたいと思いました。それと共に、今後の就職活動に向 けて「自分のやりたいことで、やる才能があり、組織や社会に喜ばれる仕事」とは何なのか、そ れに近づける選択肢は何なのかをしっかりと考えようと思います。そして、就職活動を「内定を えるまでの我慢の期間」にならないようにしっかりと取り組みたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは実際に企業で働けるというだけではなく、アルバイトでは経験できない職 業や仕事を体験できる貴重な機会です。そして就職活動にも生かすことのできる経験や、話を聞 くだけでは得ることの出来ない自分だけの体験が出来ます。インターンシップに参加することで、 自分の自信にもつながり、新たな自分の発見が出来るかもしれません。私自身、凄く自信になり ました。自分はどんな企業に就職したいかということの参考にもなるので、参加をお勧めします。 - 320 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M073 柴垣 里菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表を聞き、共通して言えることは、働くうえで、責任感を持つこと、積極的に働くこと、 お客様を第一に考えることなどが、大切だということです。企業、業種が異なっていても、こ のことは働くうえで、必要不可欠であると、発表を聞き改めて思いました。実際働いてみて、 学校では経験することができないことを経験できました。就業体験を行う前は、働くうえで大 切なことと言ったら、抽象的な言葉とイメージででしか表すことができませんでした。しかし、 就業体験を経験してみると、働いていると様々な場面に遭遇し、そのたびに大切なことは変わ ってきます。この場面には、このような対応が必要だとか、このような力が必要だとか、具体 的な「働く」ということがすこし分かってきたと感じました。 また、普段名前を聞く企業でも、どのような仕事をしているのか分からない企業もあり、今 回の発表で知ることも多くありました。就職活動を始めるうえで、企業研究は大切だと思いま した。自分がその企業に持っている知識やイメージだけでなく、さらに深いことも調べていき たいと思います。 今回の発表会は他の人の考えを聞くことができ、これからの就職活動の参考なりました。 <特別講演会> 特別講演会を聞き思ったことは、就職活動をするなかで、自分らしさを殺してはいけないと いうことです。内定をもらうためや企業の方に気に入られるためなどといった理由で、無理し て明るく元気に振る舞う必要はないと言われたときは、就職活動に対して抱いていた不安がす こし和らげ、気が楽になりました。仕事は、業種によって求められる人材は違います。明るく 元気な子が絶対条件ではありません。自分がやりたいことで、やる能力があり、組織や社会か ら喜ばれる仕事だと、就職したときに思えるためにも、就職活動のときは、自分らしさを企業 の方にうまくアピール出来たら良いなと思いました。そう思うためには、まずは、就職活動を、 苦しく大変なものだと思うことを止め、次の自分へのステップであると思うようになりたいで す。就職活動は、自分の成長にし、就職が決まったときに、自分にとって得になるものが、1 つでも多く得られるようにしたいと思いました。 尾山さんのお話を聞き、就職活動に対する、マイナスなイメージが自分の中で、プラスに変 わりました。就職活動は、簡単なものだとは思っていません。しかし、困難を乗り越え、新た な自分への成長に繋げたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、アルバイトとは違った「働く」ということを体験できます。学ぶこ と、感じることが多くあると思います。是非インターンシップに参加してほしいと思います。 - 321 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M061 氏家 大揮 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> この発表会に参加し、様々な就業体験・インターンシップを通しての教訓を学ぶことができま した。その中でも、同じ富山短期大学の舘磨実さんの報告が一番印象に残りました。なぜなら、 私も事務職に興味を持っているからです。舘さんの報告を聞き、事務職の仕事には「スピード」、 「正確さ」、「再確認」がどれほど大切であるかを理解することができました。これらを意識しな ければ、仕事の効率が悪くなり、会社全体に迷惑がかかってしまうかもしれません。これらを意 識することの大切さを改めて再確認することができ、とても貴重なインターンシップ就業体験発 表会となりました。 また、発表会全体を通して「責任を持つこと」、 「積極的な姿勢」、 「お客様を第一に考えること」 がとても大切なことであるということも再確認させていただきました。これらは全ての職種にも 言えることだと思うので、今回学んだことをしっかりと心得て、就職活動に臨みたいと思いまし た。 <特別講演会> 私は就職活動を行う際、どのような心構えを持たなければならないのかと不安を抱えており、 今回のテーマにとても関心を持ちました。生きていく上で、 「仕事」は多くの時間を要するため、 とても重要なものであり、そのため就職活動はさらに重要なことと言えます。職業選択は人生選 択にもつながっていくのではないかとも思っています。私は、就職活動を行う上で「失敗したら どうしよう」と不安を抱えていました。この講演会を聞き、まずは自分という人間を認めていく ことが大事なのだということが理解することができました。面接の際に、明るく見せることばか り考え、悪い部分を隠し通すことができたとしても、本来の自分を企業にPR出来ず、質疑応答 がまとまらないことがあるからです。これでは、自分という人間をよく分かってもらえません。 そのため自己分析・自己認識の大切さを、改めて再確認することができました。 また、マザーテレサが残した「思考を変えることで、最終的には運命を変えることができる」 という言葉がとても印象に残りました。思考→言葉→行動→習慣→性格→運命というこの連鎖は 理に適っており、考えさせられる言葉だと感じました。この講演会で学んだことを、今後の就職 活動や生活に活かしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 結論から言います。「絶対にお得です」。インターンシップを通すことで単位修得にも繋がりま すが、それ以上に「一つの業種を学ぶ機会になる」という点が最も「お得」な点なのではないで しょうか。例えば、営業に興味を抱いているとしましょう。インターンシップで営業を選択すれ ば、営業をもっと好きになり、目標が明確になるかもしれません。 また、自分には向いてないと感じたなら、それ以外の職業の選択も考えることができます。こ れは、職業選択にとても役立つ経験となるのではないかと私は思っています。是非、後輩の皆さ んにも挑戦していただきたいと思います。 - 322 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M050 宮崎 遥 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 8 月にインターンシップに参加してから、もう 4 か月も経ちます。12 月から就職活動も始まり、 この 4 カ月はあっという間でした。インターンシップに参加してからは、自分が社会に出るにあ たって何が足りないのかなど考える機会も増えたような気がします。私は、将来は事務の仕事に 就けたらいいと思っています。しかし、これといって、この職種・職場に就きたいという明確な 目標を持っていませんでした。いくらインターンシップに参加して、自分に足りないものは何か と考えてみても、行動を起こそう!という気にはなかなかなれませんでした。 発表した 7 人の方は、きちんとした目標、動機をもってインターンシップに参加していました。 発表者の方たちが活き活きとしていて、とてもうらやましく感じました。同時に、自分も頑張っ て行動を起こそう!という気持ちも起きました。7 名の方の発表1つ1つが自分にとって行動を 起こす力になりました。とても素晴らしい発表会だったと思います。 <特別講演会> 尾山誠さんの特別講演を聞いて、あらためて、就職活動が始まったのだと実感しました。 尾山さんの話は、心に残るものが多かったです。マザーテレサの、「性格は運命になる」とい う言葉にとても感動しました。まさにその通りで、就職活動をしようと強く思えば思うほど、そ れは行動に表れます。頑張った人には結果がついてくると、尾山さんはおっしゃいました。こん なに心強い言葉はないと思います。頑張った人には、頑張っただけの結果がきちんとついてくる と考えると、就職活動も頑張れます。早めに行動を起こそうと改めて思いました。 今までは、親や社会に支えられてきた身でしたが、これからは社会を支える一員となります。 しっかりと社会に貢献できるような人間になりたいです。自分のやりたいことで、能力があり、 組織・社会からも喜ばれるような最適な仕事を見つけることは難しいと思います。どれだけ自分 のやりたい仕事でも、壁にぶつかることはあると思います。そんな時は、自分に自信をもって、 自分を認めてあげたいと思います。Will・Can・Must を大切にしたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは夏休みに行われるので、貴重な休みが無駄になってしまうと考える人もい ると思います。しかし、自分が将来、社会にでて活躍するために必要なこと・足りないことは何 かを考えるためには、これほどいい機会はないと思います。 実際働いてみると、仕事とアルバイトとは全然違います。仕事の責任の重さや、社会へ貢献す ることの喜び、また、会社の雰囲気や仕事の内容、自分が就きたい仕事について深く知ることも できるので、とてもためになりました。 インターンシップに参加することは面倒かもしれないけれど、自分を見直すいい機会だと思っ て、参加するべきだと思います。 - 323 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M033 谷口 友理 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 富山国際大学や富山大学の人たちの発表を聞いて、ほとんどの人が「社会に出て働くとはどう いうことなのかを実際に体験してみたかった」という参加動機を持っていました。また、研修後 に学んだことは、お客様を第一に考えての行動が重要であると感じた人が多かったようでした。 積極的な行動の大切さを学んだ人も多かったです。私は、まだ知識も不十分である私たちがなぜ 積極的にしなければならないのか、失敗するだけではないのかと思っていました。しかし、それ は自分が成長するためであると聞き、考えを改めようと思いました。 発表態度として、立ち位置やパワーポイントの見せ方など、今後の発表の仕方の勉強になりま した。富山国際大学の方は喋り方が時折語りかけるようにしており、食い入るように話を聞いて いました。パワーポイントの作り方にも個性が出ていたように思います。研修内容だけを映し出 されていてもピンとこないものもあり、自分は体験しているため何をしたのか理解できても、聞 いている人は全て初めて聞く単語や内容なので、知らない人にいかにわかりやすく伝えるかが大 切であることがわかりました。 <特別講演会> 就職活動と聞くと無理やりやらされているようでやりたくないという気持ちがありました。し かし、講演会を聞いて、「~せねばならない」ではなく「~したい」という気持ちで考えていき たいと思いました。 私は自分のやりたいこと、できることを仕事にして他人の役に立てるようになりたいと思って います。そのため、今はできることに挑戦して、この会社でならできるかもしれないと思える企 業を探したいです。少しでもそんな企業を見つけられるよう、いつまでもダラダラと過ごさず、 就職活動を始めたいと思います。また、就職活動に遅れると自分の方向性がわからなくなる、と いうことを聞き、焦りました。企業もただ有名なところだけに注目するのではなく、企業理念や 仕事内容が自分とあっているかが重要です。その企業を見つけるにはかなり時間がかかるため、 はやく就活なければと思いました。また、「しなければ」ではなく「したい」と思うことで少し でも気持ちを楽にしてストレスをためないようにしたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> ただ、なんとなくインターンシップに参加するのではなく、今の自分がどんな業種に興味があ るかを自己分析し、慎重に企業を決め、参加するようにするとよいと思います。研修中も担当者 に言われたことやそのたびに思ったこと、学んだことをメモすることを心がけることが必要です。 そのメモが後にレポートを書く際に必要であることもありますが、就職活動にも重要になってき ます。また、参加する前に参加動機をはっきりさせ、終わった後に自分が学びたかったことはち ゃんと学べたか、と反省するのも大切です。 研修中に疑問に感じたことや質問はすぐに担当者に聞くようにしましょう。質問がないと担当 者の方に、あまりこの仕事に興味がなく研修に身が入っていないように思われてしまいます。イ ンターンシップは自分を知るいい機会なのでぜひ参加しましょう。 - 324 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M101 松沢 冴香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表を聞いて社会人としてのマナーを学びたい、働くことの大切さを知りたい、働く とはどういう事か知りたいなど、様々な理由で参加していることが分かりました。富山国際大学 の大野由貴さんはANAクラウンプラザホテル富山へ研修に行かれて、責任感を持つことの大切 さやチームワークの重要性、積極的に自分にできる事を見つけて実行することの大切さなどたく さんのことを学んだと述べられていました。“知識が足りなかった”、“もっと積極的に行動すれ ばよかった”と研修を通しての反省をしていて、自分の社会人として足りないところをしっかり と理解し、これからの課題としているところが素晴らしいと思いました。高岡法科大学の重森直 光さんは公務員を目指していて、公務員として必要な知識や職場の雰囲気を知りたいということ で、富山県庁に研修に行かれていて、自分の夢や目標がしっかりと定まっているところが凄いと 思いました。富山大学の長谷尚樹さんは日医工株式会社に研修に行かれて、大学ではみな異なる 研究をしているので、それぞれ違う分野や目標に向かっているが、企業ではみな同じ方向(目標) に向かっているということに気が付いたと述べられていました。大学の研究は卒業までという期 限はあるが、企業のように細かい期限はないため、研究を効率的に進めることが出来なかったが、 研修を通して自分なりに期限を決めて行うことで、実験にメリハリが出来て効率的になったと言 っておられました。 インターンシップに参加することで学ぶことがたくさんあり、インターンシップ制度は非常に 良いものだと実感しました。 <特別講演会> 今までは親や社会に支えられている立場でしたが、これからは自分が家族や社会を支えていく 立場になるので、気を引き締めていかなければいけないと感じました。社会人になって働く時間 は約8万時間もあり、学生として勉強する時間よりもはるかに長い時間です。私はできるなら同 じところでずっと働きたいと思っているので、今からたくさんの情報を得て、慎重に就職先を決 めなければいけないと思いました。自分に向いている事や好きな事、周りの人から喜ばれるよう な事を仕事にできるように、今からしっかりと就職活動をしていきたいと思います。面接では、 明るく元気に話す必要があると思っていましたが、無理に明るく元気にするのではなく、自分ら しさを出して、自分のことをしっかりとわかってもらうように話すことが大切だということが分 かりました。自分のことを相手にアピールできるように、自己分析をして、面接では自分らしさ を出せるように頑張りたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを終了した後、参加動機やインターンシップでどのような事をして、どのよ うな事を学んだのかなどをまとめなければいけません。インターンシップに参加する前に参加動 機や学びたいことなどを自分なりに考えておくと、後々まとめるときに楽だと思います。インタ ーンシップに参加すると学ぶことがたくさんあるので、参加しようか迷っているのであれば、絶 対に参加するべきだと思います。自分に向いているかどうかや仕事内容はどのようなものなのか など、実際に体験することでしかわからないことがたくさんあるので、ぜひ参加してほしいと思 います。 - 325 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M043 練合 志織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7 名の発表からインターンシップは様々な企業・団体が協力し、多くの学生が思い思いのとこ ろで研修したのだと改めて感じました。他大学の学生の発表では、専門性が高い学科に所属する 人ほど私には難しい内容となっていましたが、仕事に対する責任やお客様、顧客第一とする企業 の姿勢はどの企業でも変わらないと思いました。 また、会社の人との連絡など、コミュニケーション能力は重要なものとしてあげられていまし た。やはりインターンシップは、社会に出て大切な事・物を実感する機会なのだと思います。発 表の仕方が一番上手な人は、私たちが所属する経営情報学科の舘さんだと思いました。舘さんの 発表は、はっきりと聞きやすい口調で、見やすいパワーポイントで一番良いと思いました。 <特別講演会> 講師の尾山さんの話しを聞いて、社会人になるということは、社会に貢献する人になるという こととおっしゃっていましたが、それなら引き籠りになっていたら社会人になったとは言えない と思いました。また、ニートはどうなるのだろうと考えさせられました。 仕事をするうえで、「やりたいこと」や「できること」を仕事にして、周りから喜ばれるよう になることは難しいですが、一番良いことであると思います。また、それと同じくらいその仕事 の中に生きがいを見つけることも大切だと思います。 就職活動は学びや気付きをもたらしてくれるという点からは、将来を決めるための活動だけで はなく、学習の場ともいえるのだと思いました。就職活動に対する意思は心の持ちようで、どう せやるならプラス思考でやりたいというのは当然だと思います。また、その方が自分を見てくれ る企業にとっても良いことであると思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することは決して悪くないと思います。面倒だ、大変だと思うかもし れませんが、短大では入学して 1 年位で就職活動になるので、社会のことがわからない、アルバ イトをしたいけど一歩が出ないと言う人、また、インターンシップに興味がある人は参加するこ とをお勧めします。インターンシップに参加する際には、何か小さなことでも目標を持つと、良 い研修になると思います。 - 326 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M100 松井 綾香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会では、学内の発表会で聞くことができなかった業界での体 験も聞くことができ、有意義な時間でした。普段は聞くことができない他大学の人の職業観などを聞 くことができ、良い経験になったと思います。 この就業体験発表会の中で特に印象に残ったことは、TV業界や医薬品業界など、業界がバラ バラであるにもかかわらず、まとめで述べられた「学んだこと」「大切だと思ったこと」の内容 がほとんど同じだったことです。例えば、射水ケーブルネットワークにインターンシップに行っ た栗山さんの「お客様のニーズに合わせた番組制作」と、ANAクラウンプラザホテル富山にイ ンターンシップに行った大野さんの「相手の立場に立った接客」というのはどちらも、仕事では お客様のことを一番に考えなければいけない、ということに繋がるのではないかと思います。ど のような仕事であっても、お客様のことを一番に考えて仕事をするということは変わらないのだ と、改めて思いました。今回の代表者の発表を聞いて、仕事をする上で、お客様のことを第一に 考えることやコミュニケーション能力、責任感、積極性などを心に留めながら、今後の就職活動 を行っていきたいと思います。 <特別講演会> この特別講演会では、改めて学生と社会人の違いというものについて考えました。インターン シップで形になった職業観が、今回の特別講演で一層形作られたと思います。また、就職活動に どのような気持ちで挑むかというお話では、ありのままの自分を受け入れて、その自分で面接な どに挑むというお話に驚きました。私自身、明るく元気にということは苦手な方で不安だったの ですが、そのようなお話を聞き、自分を受容してそれを自信につなげようと思いました。 また職業の選び方では、尾山さんのお話を聞いて、お客様や会社の同僚に喜ばれること、活躍 することができる場を得ること、つまりはやりがいがあると思える仕事を選ぶことが大事なのだ と強く思いました。今回の講演で学んだ 3 つのことを最優先に考えながら、今後の就職活動を行 っていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加するまでアルバイトとした経験はなく、働くという事についてイ メージが曖昧でした。だから働くとはどういう事なのか実際に体験してみたいという思い、イン ターンシップに参加しました。その結果、働くとは学生とは違い、与えられたことに責任感を持 って行動し、自分のことだけではなく常にお客様や同じ会社の人のことを考える必要があるのだ と学びました。 インターンシップに参加して思ったことは、このインターンシップに参加することは、アルバ イトでは知ることのできない、例えば自分の希望の業種についてなどを詳しく学ぶよい機会では ないかと思いました。今回の就業体験で学んだことを、これからの学生生活と就職活動に役立て ていきたいと思いました。 - 327 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M094 廣田 結希 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会は非常に有意義な時間でした。 なぜなら、7名の発表を聞いて、こんなところにもインターンシップに行けたのかという発見 があったためです。また、県庁などのレベルの高いところや専門的な場所など自らのインターン シップではいけなかったところの話を聞くことができたところが非常に面白かったです。特に県 庁は、発表者が将来勤めたい場所だと述べられていたので、そのような明確な目標をもって就業 体験を行ったのは素晴らしいことだと思いました。加えて、どの方も難しい職種であったが故に、 働くことは大変な事なのだということがよく伝わってきたのが印象的でした。 発表者として自分の意見をプレゼンすることは出来ませんでしたが、自らを見つめなおすとい う点でも有意義に過ごすことができました。 <特別講演会> 講演をされた、株式会社理想経営の尾山氏はとても話し方が上手で、学生の私には真似できな いやり方で講演されると感じました。 講演では、就職における企業の方からの意見や採用者の視点を知ることができ、たくさんのこ とを学べました。その中でも、「しなければならない」、「するべき」と考えることで人は「やる 気がなくなる」といった悪循環に陥ってしまうということを述べられていました。このお話は私 が普段の生活で実践している「しなければならないを、使わない」ということに、まさしく当て はまるので驚きました。例として私は「課題をしなければならない」よりも「課題をしたらこん ないいことがある」と考えた方が人生は楽しいと考えています。したがって、山尾氏のお話は非 常に納得することができました。また、「しなければならない」を人に押し付けるのは自分に押 し付けるよりも悪いと考えることができました。 この講演ではある意味、「生き方」のようなものを学べ、非常に面白かったです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 「何をやりとげたいか」というように難しく考えず、とりあえずやってみる事が重要だと思い ます。参加して、何も学べないことはないのです。「ここは自分に向いていないな」ということ でも十分な学習になります。何より大事なのは、体験したことをどの様に捉えて、今後どう活か していくのかを考えることだと思います。実際の私の体験談ですが、インターンシップ期間中に は幾度も挫折しかけましたが、「この機会を、今後どう活かすのか」と考えることで形勢を立て 直し、結果として良いインターンシップであったと感じることができました。このように、イン ターンシップは人間的に大きく成長するチャンスとなるため、もし参加しようか悩んでいるよう なら、一歩踏み出すことをお勧めします。 - 328 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M010 大田 祥子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 他校の方々の発表を聞き、自分自身と重複する点や、異なる点を見つけることができました。 たとえば、働くということについて具体的に学ぶことができたという点などがあてはまりました。 また、業種が違えば学ぶことも違って、自分の知らない業種のことも知ることができ、自身の中 での職業選択の範囲が多少広がったと思いました。そして、自分自身が思っている仕事内容より も、想像以上の労力が必要なのだと改めて思いました。 現在、アルバイトをしていますが、サービス業における事前準備の大切さなどは、大いに共感 しました。アルバイトと社会人として就業することは別次元のことですが、サービスにおける心 構えなどは共通するものを感じました。 自身の経験に加えて、他人の就業体験を聞くことはとてもいい刺激になり、改めて就職活動を 頑張ろうと思えるようになりました。 <特別講演会> 社会に出てから退職するまで、働く時間はおよそ 8 万時間という統計があります。就職してか らの具体的な労働時間を把握したことで、長い間お世話になる企業を選ぶ就職活動はとても重要 であると感じました。今までは親や周囲の方に支えられてきましたが、今度は自身も社会を支え る一員として生きていかなければならない、というプレッシャーと共に、社会に役立つ人間にな りたいと感じました。講師の尾山さんから「どのように社会人として生きるか?」と質問された 際に、誰かに仕事を割り当てられたり、指図をされたりしながら仕事をすることはとても楽だろ うと思いました。常に自分の意思はなく、与えられた仕事をただ黙々とこなせばいいなんて羨ま しいとまで思いました。 しかし、それで長続きするのだろうか、と疑問を感じました。講演の核心に迫ると、やはり自 分自身のできること、やりたいことをすることが一番楽しい生き方だと感じるようになりました。 私も「やらなきゃいけない」ではなく、「~したい」と行動する決心が湧きました。それは「~ したい」と思って行動する方が、心に余裕が出来、自分を追い込んで作業をするよりも効率がい いと思うからです。つまり「就職しなければならない」ではなく、「就職したい」から就職活動 を進めるように心がけたいと思いました。 そのためには、まずは自分自身を認めることから始めるべき、というアドバイスを聞き、自分 自身の能力を何のために活かせるか、そして一番好きなことは何かということを今一度考えてみ たいと感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加してみようか迷っているのならば、とりあえずエントリーしてみるべ きだと思います。実際の職場で就業体験をする機会は滅多になく、アルバイトよりも社会に出て 働くということを感じられてとても良い刺激になります。また、後の就職活動に役立つことを多 く学べるの、私はインターンシップに参加して本当に良かったと思います。 - 329 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M051 宮下 陽菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回、学内だけでなく、他の学校の実習体験も聞くことができ、今まで以上に学ぶことが多く なったように感じました。それぞれの発表に自分の学んだことやそこから得たことがありました が、私の印象に残ったことは、インターンシップから自分の反省点を挙げ、どうすればよかった か、こうした方がよかったのではないかといった今までの自分を見直す内容が含まれていたこと です。学内の発表では、反省点を踏まえた発表は少なく、また、自分も反省点についてはあまり 触れていなかったように思います。しかし、インターンシップを通してこれまでの自分に反省が なかったわけではありません。むしろ反省し、そこから今後の自分がどうすべきかを考えました。 今回の発表会でそのことが再確認でき、自分の中で得たものが一つ増えたと思います。先のこと も大切ですが、今までの自分を見直し、そこから学びを獲得することでも自身の成長につなげら れるのだと感じました。 <特別講演会> この講演会で印象に残った話は、「明るく元気」な人がなぜ求められるのかというものです。 私は今まで、漠然と企業に求められる人材は明るく元気な人なのだと認識していましたが、それ が何故かなど考えたこともありませんでした。しかし、今回の講演を聞いて、考えてみれば当た り前のことに気付かされた気持ちになりました。企業にとっては「明るく元気」なことはそれほ ど重要ではなく、投げかけた質問に対してきちんと答えてくれることの方がよほど重視すべきな のです。そのことに気付いてしまうと、少しだけ肩の荷が下りた気がしました。面接の際に重視 すべきは自分の伝えたいことをしっかり伝え、与えられた質問にきちんと答えることです。無理 に明るくしたり元気な返事を心がけたりしなくていいということだけで気持ちには多少の余裕 ができます。些細なことですが、この講演会で学んだことは今後十分就職活動に役立てられると 思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 今後、就職活動を行っていくうえで、仕事に関する知識というのは不可欠だと思います。イン ターンシップは体験から仕事について学ぶことができ、これまでの自分の反省、今後自分がすべ きことは何かなど、学びになることは多いと思います。また、職場の雰囲気なども職業選択の参 考になります。ネットから情報を得ることも必要ですが、直接見聞きすることに勝る知識はあり ません。私は自分の興味のあった仕事についての認識を改めることもあったので、そのことを深 く感じました。貴重な体験になると思うので、参加して損はないと思います。 - 330 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M052 宮前 優莉香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ研修をした富山県の大学・高等専門学校の 7 名の学生が、各校を代表し、研 修報告をされました。みなさんの発表を聴き、ひとりひとり違った体験、成果を得られたのだと感じま した。 特に富山国際大学の大野さんは「インターンシップは、アルバイトより、もっと社会人に一歩近 づいた仕事をさせていただける」ということをおっしゃいました。この発言に私も共感しました。 実際にインターンシップを行った時、アルバイトで働くときよりも、社員の方の近くで働き、一 緒にディスカッションなどを通じることで、考えさせられた場面も多々ありました。この経験が アルバイトより、社会人に一歩近づいた仕事が経験できたことであり、貴重なものだったのだと 感じます。 またどの企業も、社員の方がどうしたら私たちがいい経験をして、企業のことを学んでくれる のか、ということを考えてくださっていたことに感動しました。私たちは社員の皆様の教えや考 え、そして導きを経て、このような貴重な経験をさせていただきました。改めて感謝の気持ちで いっぱいになりました。 <特別講演会> 多くの方は人生で 8 万時間を就業に費やします。その大切なパートナー(就職先)を決めるの はなかなか容易ではありません。パートナーを見つけるためには、企業分析も大事なのですが、 誰にも負けないくらいに自分に自信を持つこと、自分で自分のことを認める、つまり受容が大切 なのだと感じました。自分は自分一人しかいない、オンリーワンの価値があるのだということを 胸に刻み、自信を持って就職活動をしたいです。 また、マザーテレサの「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」という名言の 全文を今日、初めて拝見しました。私は、この言葉にとても感銘を受け、心を揺らされました。 世のため、人の為に役に立つ仕事をしたいと考える私にとって、この言葉は格言です。就職活動 において、人生において、この言葉と真剣に向き合い、実行することで、本当の自分を見つけて いきたいと感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 富山県インターンシップ推進協議会・遠藤会長は今回の発表会で、就職活動や働くことにおい て大切なことを語ってくださいました。特に「就職することへの期待、挑戦する気持ち、ちょっ としたことでも辛抱する強い心、大いにいろんな人と向き合うこと」という言葉が心に響きまし た。この言葉にあるように、働くうえでインターンシップは極めて重要だと思います。 また、自ら学ぶという意思、意欲も持ち合わせていなければなりません。生半可な気持ちで臨 むのではなく、「学びたいことがたくさんある」と研修先の企業に自ら学ぶ意思をアピールする こと、これがインターンシップで、よりよい経験をするコツなのではないかと思います。 - 331 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M105 宮 里奈子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験会では、7 人の学生のプレゼンテーションを聞きました。 どの発表者も個性豊かな内容で、それぞれの体験者が自身の人生のためになる大切な経験をした ということがありありと伝わってきました。 全員の発表に「お客様を一番に考える」「責任感を持つことが大事」「事前準備が大切」という 意見が共通しており、自分もインターンシップ体験をした際に同じことを感じました。 このことより、製造関係の仕事も、サービス業も、役所の仕事も就業者の根底にある意識は同様 なのだなと思いました。 私が最も興味を持った発表は日医工株式会社で就業体験をした方の発表でした。私は、図書館 学を履修しており、インターンシップは図書館という目的がありましたが、製薬関係の仕事に進 んでもいいとも考えており、他の発表よりも真剣に聞いていました。 発表された方のまとめで、「すべては利用する人のために品質を高める」「付加価値を大切にす る」と言っていましたが、これは薬作りの基本であるとともに、すべての仕事の基本ではないか と思いました <特別講演会> 「仕事と付き合うのは、親友と付き合うのに似ている」という言葉は、確かに納得できます。 私の中の親友の定義は「何があっても信じたい人」「何があっても守りたい人」「ずっと一緒にい たい人」の 3 点です。そのため、この言葉はまさに一生を通して 8 万時間も共にする仕事と仕事 に就くものの関係を表していると改めて感じました。 また、好きなことを職業にしたいと誰もが思っていますが、この定義に私は“好きなこと”を プラスし、これからの仕事を考えていきたいです。実際にインターンシップで図書館の仕事を体 験してみても大変楽しかったのです。実習を終えたときに「ご苦労様」と職員の方に言われ、肩 の荷がおり、そこで、“好き=やりたい”ということに気付きました。好きなものだからこそ失 敗したくなし、自分や人を信じ、守り、一生を通じて仕事をしていけるのだと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> あこがれている職業や、興味がある職業のある方で本当にその道に進むべきか迷っている人は、 とりあえずインターンシップでその仕事を体験してみるとよいと思います。 調べるだけではわからないことや、その仕事の楽しさ、むずかしさを実際に体験することによ って自分の意見が変わるかもしれません。その仕事に就きたいという意欲がよりわいてくるかも しれません。それはその後の人生や、モチベーションに大きな変化を与えると思います。そして、 その道に進むことを決めたなら、その時の体験と思い出があなたの背中を押してより高い志を持 って就職活動ができると思います。是非インターンシップに参加してください。 - 332 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M048 水野 桃子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、発表した学生全員が責任をもって行動すること や、お客様のことを第一に考えるということを学ぶことができたということが共通していました。 それぞれ研修先や研修内容は違いますが、最終的に学ぶことはどれも社会人として重要なことで あると改めて感じました。 発表した学生の皆さんは、インターンシップでの経験で得たことや、自分の考えなどを明確に 述べていたし、どの人もわかりやすい発表でした。特に、富山国際大学・現代社会学部の大野さ んは、ホテルでの就業体験を通して、サービスの本質とは何かというテーマをもとに、サービス 業はお客様の声で成り立っているということを学んだと発表されていました。 他にも、私が就業体験で経験することのなかった事務作業や会社外での業務などがあったこと を知ることができました。 <特別講演会> 株式会社理想経営・代表取締役専務・尾山誠氏の「就職活動は自分に何をもたらすのか」とい う演題を聴講しました。 講演会に参加して私は、働くということに対して漠然とした意識しかもっていませんでした。 しかし、私は今まで親や社会に支えられてきたのを、今度は私が親を支え、社会に貢献するとい う意識が芽生えたことで、改めて就職活動を頑張ろうという思いが高まりました。すでに就職活 動の情報が解禁されていて、今後のことに不安を感じることも多いですが、働くということは辛 いことばかりではないはずなので、そこから学べることを大切にしたいと思いました。 今回の講演会での尾山さんが言われたことを、就職活動で参考にしていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、今回のインターンシップに参加したことで自分に向いている仕事は何かを知ることがで きました。また、自分がどの業務をしている時が 1 番やりがいを感じているかを知ることができ ました。インターンシップはただ職場体験をするだけではなく、就職活動に向けて自分はどんな 職種に適しているのか、興味のある企業の業務内容を知ることができる良い機会だと思います。 後輩の皆さんも、インターンシップでの経験は就職活動をする際に必ず役に立つので、ぜひ参 加してほしいと思います。 - 333 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M086 坪内 友亮 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ関連行事の集大成として、7人の代表による発表を聞きました。 代表に選ばれるだけあって説明もわかりやすくて良かったです。PowerPoint ではどれもわかり やすかったのですが、一番良かったのが富山短期大学だと思います。富山短期大学の舘さんが一 番コンパクトに収められていてよかったと思います。ただ、最後の富山大学の長谷さんは専門性 が高く言葉が理解できなかったところがありました。 個人的には、富山国際大学の大野さんの「接客には個性も必要」というまとめに興味を引かれ ました。 社会人は社会に馴染まなければならないと言われます。しかし、社会人としてだけではなく、 個人の一人ひとりの個性が大事という考え方は、人同士のコミュミケーションが他と比べて重大 な意味を占める営業接客においては、大切な考え方ではないかと思いました。 <特別講演会> 株式会社、理想経営の代表取締役専務である尾山誠さんの講演を聞きました。 最初から学生の目線で話をして下さって、とても聞きやすく共感もできました。 「やりたくなかった 仕事がいざやってみると案外楽しかった」という言葉は心に残りました。社会人は8万時間を仕事と して消費します。そう考えると自分の仕事は適当に決めたくないと思いました。 マザーテレサの言葉は、人としてどうあるべきかを戒めた言葉だと思います。明るくなくてい い、という言葉を聞いた時に受験の日のことを思い出しました。受験の時は明るくなくちゃいけ ないと思い、内側に目を向けていたと思います。その結果、試験官の方に意識を向けられず、失 礼なことをしたと今更ながらにそう思いました。 セルフトークの改善で、自分に命令するのをやめるということは、今すぐにでも実行できれば 良いと思いました。困難でもチャレンジすることは、精神的につらくなってしまうかもしれませ んが、実行しようと思います。 今まで調べてきた仕事は、すべて公式に載っている情報ばかりでした。表に出ている情報だけ でなく、もっと内側も調べて仕事を探したいと思いました。ほんの1時間程度の講演でしたが、 とても有意義な時間になりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップをやりたいと思うなら、期間を気にせず興味のあることにチャレンジしてく ださい。そして何事も経験だと思って、苦しいと思わずに楽しんでください。そうすれば、仕事 に対する視野も広がり、選択肢も増えると思います。 個人的には、インターンシップそのものよりも、職場への通勤が大変でした。インターンシッ プをやるかどうかは個人の自由ですが、他人に引きずられて参加するならやめておいた方が良い と思います。 - 334 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M018 澤江 春奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私はインターンシップの校内発表会で発表していたため、スライドを作る際にゼミの先生や友 人に指摘された多くの点を思い返しながら今回のプレゼンテーションを見ていました。発表者の 話し方などを見て、「自分もこんな発表ができれば良かった」といったことや、「ここはもっと改 善できるのでは?」と考えました。こう考える事ができたのは、発表する事の大変さを学んでい たからこそだと思います。 私がこの発表会で特に印象に残っているのは、「大学は知識や専門性を磨く場であるのに対し、 企業は貢献する場である。」といった言葉です。在学中に大学で学んだことを生かせる機会とい うものはあまりあり無く、在学中に「この勉強は本当に役に立つのだろうか」と考えたとしても、 実際にその勉強を活かせるのは就職した後です。 これらの話を聞いて、大学で学ぶという事と企業で働くという事は違うものだと改めて思いま した。そして、こういったことが分かったのも私がインターンシップに参加して、仕事の厳しさ や難しさを自分自身の体験として理解したからだと思います。今回の就業体験の発表を聞いて学 んだことを、今後の就職活動や学校生活にも活かしてかしていきたいです。 <特別講演会> 講演会講師の尾山さんの話で、「明るく」「元気に」できる人が良いというのは、「話しかけて ちゃんとした反応が返ってくること」だということを初めて知り、本当に驚きました。 私は人と話すことが苦手なので「明るく」も「元気に」も満たすことはできないだろうと考え、 就職活動の時にどのようにしようかと不安だったのですが、自分が考えていたことと実際に求め られることは別なことであることが分かり安心しました。今後は今回の講演会で得たことを踏ま えて合同説明会などにも積極的に参加し、企業がどんな人を求めているのか詳しく知りたいです。 そして将来は、自分のやりたいと思った仕事が、社会貢献できることを兼ね備えた仕事であるような 職業に就きたいと願っています。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加するのならば、目的を持った上で参加した方が絶対に自分のためにな ると思います。単位が欲しいから、皆がやっているから、といった気持ちで参加するのでもいい かもしれませんが、どうせ参加するのであれば、目標を持って就業体験をした方が多くのことを 学べます。 また、レポートを書く時は説得力をもたせなければいけないため、研修中もレポートを書く事 を頭の片隅に置いておいた方がいいと思います。研修中に思った事や感じたこと、指示されたこ となどメモしておくと、レポートやスライド作成の時に役に立ちます。 - 335 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M023 正満 理紗 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表者の方は、インターンシップへの参加動機、学んだこと、反省点、これからの生活にどう 影響させるかなど、内容がとても明確で、私自身学ぶことが多くありました。 仕事をするにあたって積極性、責任感は欠かせないものであり、その上で自身が日々学習し知 識を得ることによって、お客様に満足して頂けるのではないかと思います。 また、お客様がどうすれば満足して頂けるか、など自分自身で課題を定め、学習し考えること によって成果を得た時、仕事に対する「生きがい」や「やりがい」を感じることができるのでは ないかと考えました。 そして、反省点を見直すことにより、新たな課題を見つけ自身が成長できると感じました。 仕事をするにあたって大切なこと、必要なことが、この発表会に参加したことによって、更に 深まりました。私自身、日々向上できるよう、知識を深めつつ、就職活動に対する意欲を高めた いと感じました。 <特別講演会> 就職活動を行うにあたって、自身の気持ちや考え次第で何事も変わってくることが分かりまし た。 また、「明るく」、「元気に」がいいわけではなく、会社では様々な人がいるから成り立ってお り、自身の持ち味を出すことが大切であるということ、自分を受け入れ、見直すことが自信に繋 がるということを聞き、何事もプラスに考え、「自分らしく」を大切にしたいと感じました。就 職活動は自分自身に自信をもたらすこともでき、学べることも多いのではないかと感じることが できました。不安しかなかった就職活動もプラスに考えると、自分が学べることも多くあり、自 分を見直すきっかけにもなるのだと思いました。 人生を生きる意志を持つこと、乗り越えて成長すること、活躍の場を得ること、気持ちを切り 替えて自分を見直したいと思いました。 尾山様の講演を聴き、就職活動に対する気持ちが変わり、意欲が湧きました。とてもためにな るお話を、私たちの興味を引き出すようにお話ししてくださり、とても楽しく就職活動について 考えることができました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、仕事をするということはどういうことなのか、なにが必要なのか、という疑問を解決し たい、そして身をもって体験したいと思ったのでインターンシップに参加しました。 参加したことにより、自分の疑問に正面からぶつかることができ、考える事ができました。 そして、積極性、責任感、コミュニケーション能力が必要とされるということ、自分だけでは 仕事ができないということが分かりました。 参加したことによって得られるものはとても多くあります。就職活動が始まる前に、実際の職 場で体験できることはチャンスであり、自分自身を見直すきっかけにもなります。 参加して損はありません。是非参加してみてはいかがでしょうか。 - 336 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M026 鈴木 志穂 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 多くの人が社会の現場の声を生で聴くという事を目的として設定いるように感じました。パソ コンやネットでは得ることが出来ない生の情報を自分の足で稼いできたのだと思います。それぞ れの研修先は違うものの、どの発表者からもそれぞれが自分の足で稼いできた有益な情報を、ま だ始まったばかりの就活に生かしたいと言っていました。私が得た知識だけではなく、他の研修 先でないと得られないような様々な知識を覗き見ることが出来てとても興味深かったです。 私が特に興味深く感じたのは日医工へ研修に行かれた長谷さんの発表です。自分の現在身に付 けてきた知識を生かす具体的な体験ができたことが素晴らしいと感じました。自分の考え方と企 業の考え方の相違を肌で感じ、自分に足りないものを具体的に知ることが出来たことをうらやま しく思います。大学と企業の違いに気づき、自らの意思の再確認をして自分の生活における意思 をも変化させたという、行動力も素晴らしいと感じました。 私もインターンシップでの体験で気づいた「自分に足りないもの」を補い、就職活動に向けて 今後の学校生活における気持ちの「緒」を締めなおさなければならないと思いました。 <特別講演会> いきなり話の本題に入るのではなく、前振りをすることで聴衆を惹きつけるスピーチだと感じ ました。何の関係もないように感じる話題から就活へとつなげていく話術に驚きました。内容に ついては、「自分のやりたいこと、出来ること、喜ばれること」の折り合いをつけることのむず かしさを感じました。自分自身を受け入れて個性とすることの重要性を実感させられました。 話の展開の仕方もすごく面白く、思わず眠気も飛んでしまいました。就活に大切なのは、自分が 能動的に動くことであると再確認することができました。 ただ、自分の好きなことを仕事にする以外の話も聞いてみたかったです。一番好きなことは仕 事にせず、趣味にとどめておくというやりかたもあると思うからです。私は、趣味は趣味、仕事 は仕事と分けるというやりかたにしたいと考えているためです。就活についての話を聞くと、ど れも「好きを天職」にする方法ばかりのような気がします。「好き」が「天職」になるとは限ら ないと考えます。その場合の話も是非聞いてみたかったので残念でした。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 志望していた企業で研修が出来ないからと言って、インターンシップへの参加を断るのはもっ たいないと思います。自分の知らない企業で、自分の想像もしていなかった世界を体験できるの は、きっと思っている以上に面白いことだと思います。こんな素敵な機会を逃さずに、しっかり 自分のものにしてもらいたいと思います。 - 337 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M028 高稲 夏希 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して、自分自身のインターンシップ研修をもう 一度見直そうという意識が高まりました。各発表者も仕事には責任感が重要であると話しており、 自分自身の研修は本当に責任感をもって取り組めたのだろうか、と思い返すいい機会となりまし た。また、パワーポイントを用いた発表の難しさを改めて実感しました。知識不足は大きいこと もありますが、わからない点が所々あったため、今後は誰にでも通じることができるパワーポイ ント作成を心がけていきたいと思いました。 <特別講演会> 就職活動は社会人になるための最初の一歩であり、得られるものは「内定」のみではない、と いうことを感じました。何を得たいか、これから先の人生はどうするべきかを考えて行動してい くことによって、「内定」以外の何かを得ることができるのではないかと感じたのです。 講演より、就職活動に対して「苦しい」、「嫌だ」と感じる人は、やる気を出すために、セルフ トークをコントロールしていくべきである、という言葉に希望を見出すことができました。自身 で制限をかけていくほど、就職活動は増々辛くなっていき、個性がなくなっていくと思いました。 企業は様々な人間が集まって成り立っているので、自分の個性を受け入れていき、持ち味を生か していくべきだと思いました。それが、自信へと繋がっていくのだと思います。 さらに、受容できた自分自身に不足していることを補うことができれば、社会人へ近づけるの ではないかと思います。また、物事を最後までやり通すことにより、乗り越えるための能力が身 についていくと思いました。それにより、問題に対処する態度が向上し、行動も変化していきま す。 そして、自分自信への成長に繋がっていき、イキイキとした人間になれると思います。やりた くないことでも、挑戦してみると印象が変わるなど、自分の適性が明らかになる場合もあるため、 常に向上心を抱くこうと感じました。さらにに、企業は時代の変化と共に移り変わっていくもの であるため、自ら積極的に調べていくことが重要です。それが、自分の活躍の場を知るきっかけ に繋がる場合もあるからです。そのためには外側だけで企業を判断せず、苦しくても活躍できる 場所や、やりたいことを探していくべきです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップ研修は、自分の知らない世界を知ることができて、多くのことを学ぶことが できる絶好の機会です。私は、図書館司書課程を選択しているため図書館や書店など、本に関わ ることができる企業へインターンシップに行きたいと考えていました。 しかし、希望通りの場所には行けませんでした。インターンシップを終了した今では、それが とても良いことであったと感じています。インターンシップに参加する前は、自分で自分の選択 の幅を狭くしていたと感じています。希望通りではない、全く知らない場所で研修できたことに より、選択の幅が広がったことや、視野の狭さを痛感することができました。 自分の能力と可能性を制限せずにインターンシップ研修に参加していけば、それが未来へ繋が っていくと思います。 - 338 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M021 嶋田 梨奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の方の発表を聞いて特に印象に残ったのは富山国際大学の大野由貴さんの発表です。「サ ービスの本質」についての内容で、私もインターンシップではサービス業について学んだので共 感する点が多かったです。大野さんは、サービスの本質とはお客様のことを第一に考えることだ と言っておられました。常に最高のサービスを提供するためには事前準備がとても大切です。私 はインターンシップでお客様に“企業の社員”と思われ、質問をされましたが、答えられないこ とが何度かありました。企業や仕事内容に対する知識が足りなかったためにこのような事態が起 こり、事前準備の大切さを知りました。就業体験発表会では自分の知らなかった業界についての 話も聞くことが出来、大変勉強になりました。それらを就職活動で生かしていきたいと思います。 <特別講演会> 私たちは現在、親や社会に支えられて学んでいますが社会人になると私たちが社会を支える一 員になります。講演の中でも社会人は「学びと気づき」という言葉が印象的でした。人生を生き る意志を持つためには自分に命令するのをやめる、乗り越えて成長するためには困難でもチャレ ンジし新しい方法でやりきる、活躍の場を得るためには友人と付き合うのと同じように仕事と向 き合う、とおっしゃっておられました。社会人は学生とは違った生活リズムで仕事をします。新 しいことを学び多くのことに気づくためには意識を変えていく必要があると感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは学生生活では体験することのできない貴重な体験をさせていただきま した。実際に自分の目で見て体験することによって職場の雰囲気や仕事内容を理解することがで き、業界研究に大変役立ちました。また、社会人になるためには何が必要なのかを考える良い機 会になりました。就職活動のことだけでなくこれから生きていく上で大事な事も学ぶこともでき、 自分を成長させることが出来ました。卒業して就職を考えている方は参加をした方が良いと思い ます。 - 339 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M078 高月 理菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して様々な学校の学生の発表を聞きましたが、どの企 業もお客様のことを第一に考え、高品質な製品や、よりよくお客様に使っていただくために、お 客様に合わせた製品の開発などに励んでいるのだと思いました。そして、それらはお客様からの 信頼を得るためには不可欠なことだと思いました。お客様からの信頼を得るには責任感を持ち、 1つ1つの仕事を丁寧に最後までやり遂げることがとても重要なことだと思います。また、社会 に出てからの仕事の仲間や同僚たちとのよい人間関係を築くためには、コミュケーション能力が とても必要なことだと思います。コミュニケーション能力は私には欠けている能力だと思うので、 今後の学生生活で身に付けられるように努力したいと思いました。 <特別講演会> 講演の内容で、企業の方が 1 番面接で知りたいことはその人の性格や人間性で、明るく元気に 返答することが大切なのだと教わりました。会社は様々な人が集まって成り立っており、コミュ ニケーション能力は重要だと思います。人間の一生では 8 万時間も働く時間があるので、就職活 動は慎重にしなければならないと思います。また、自分を受容することはとても大切で、就職活 動においても自信につながると知りました。今後の就職活動にとてもためになった講演でした。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加すると今の自分に不足している能力は何かを知ることができ、人とし ても成長できると思います。私も、インターンシップ中、何度もみんなの前で発表する機会があ り、人前で話すことが苦手な私にはとても辛かった記憶があります。しかし、発表を重ねるうち に緊張せずに発表することができるようになり、成長することができたと思います。また、周り は全く知らない他校の学生ばかりの中でグループワークをし、自分にはコミュニケーション能力 が不足していると気づくことができました。このように貴重な体験ができるインターンシップへ の参加を勧めます。 - 340 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M108 矢後 梓 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、7人それぞれの異なった職種に触れることがで き、自らの職業観をより深める機会になりました。 その中で多くの人が、社会人としての責任感や仕事に対し積極的に挑む姿勢が大切と言ってい たように感じました。自身のインターンシップ就業体験においても、どのような小さな仕事であ っても、責任を持ち、自ら考えて実践する重要性を学ぶことができました。 また、発表者の中には失敗談を通して、ミスをそのままで終わらせるのではなくミスをどう修 正していくかが大切であると感じられており、常に向上心で取り組んでいくことが自己成長に繋 がるのだと改めて思うことができました。 今後の就職活動では、自分の将来について具体的な目標を掲げ、その目標に向かって全力で努 力していきたいです。 <特別講演会> 株式会社理想経営尾山さんのお話を聞いて、仕事から人生のことまで幅広く学ぶことができま した。尾山さんは、自分らしく生きることが大切であり、オンリーワンを壊すと、自身は世の中 から消えていき、才能が失われるとおっしゃっていました。就職の際にも自分に自信を持ち、個 性を出しながらアピールすることが大切なのだと感じることができました。 また、100%嫌だった仕事が意外に楽しかったという体験話を聞き、「何事にもやってみな きゃ分からない」と感じ、挑戦することの大切さを学びました。私は、逃げ道ばかりを探してし まうので、チャレンジ精神を忘れないように日頃から心掛けたいと思います。 今回の講演を聞いて、物事をプラス思考に考えて行動していけばよい結果がついてくると感じ たので、そのことを信じて日々過ごしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、就職活動のスタートダッシュであると思います。私は、インターンシッ プを通して、基本的な社会人の礼儀やマナーから働くことの意義までをも学び、就業意識を高め ることができました。また、自分の未熟さ・不足点に気づき、自己成長できる場だと思います。 インターンシップに参加することは自分にとって必ずプラスになると思うので、ぜひ積極的に参 加して欲しいです。この機会を逃さず頑張ってください。 - 341 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M106 宮田 ありさ <インターンシップ就業体験発表会に参加して> どの方も堂々と話されており、研修内容や学んだことなどがしっかりと伝わりました。その中 で多かったフレーズは、「責任感」「向上性」「積極性」だったように思われます。私もインター ンシップでは身をもって体験することが出来ました。しかし、今、そのようなことが身について いるか、と聞かれたらすぐに返事することは出来ないと思います。発表者のみなさんからは、自 分のいたらなかったところを知り、少しでも良くしていこうという意思が伝わりました。私も至 らぬところは少しでも改善していこうと思います。 発表されていたみなさんは、自分のことだけではなく、周りのことも観察し、分析などをして いるということを感じました。私は正直、与えられた仕事をすることと緊張で周りが見えていな かったと思います。もう少し「学ぼう」と思う意欲を高めて参加すべきだったと反省しています。 これからの就職活動では、受け身ではなく、積極的に自分から行動していこうと思います。な るべく多くの企業の方のお話を聞き、情報を集め、自分に合った企業に巡り合えるように活動し ていきたいと思います。 <特別講演会> お話をしていただいた中で一番心に残る言葉は「内定を決めようとはりきっている人と、就職 活動に否定的な気持ちをもっている人との差は大きい」ということです。私はどちらかというと 就職活動に消極的な考えの方だと思います。確かに今のままではだめだと思っていますが、初め の一歩が踏み出せずにいます。そんな中、お話を聞いて「自分を認め自信をつける」という言葉 に背中を押された気がします。自分の性格を、自信をもって言えるのはいいことだと知りました。 自分を理解しておくことによって自信が付き、自分を伝えることが出来るということが分かりま した。気持ちの持ち方で大きく変わるのであれば少しでもポジティブに物事を考えるようにした いと思います。 仕事を決めるためには「やりたいこと+しっかり出来ること+喜ばれること」が当てはまれば 一番いいと聞きました。私には何ができるのか、何が喜ばれるのかなど、まだはっきりわかりま せん。そのためにも、どんな企業があるかを知り、知識を身につけることが大切だと思いました。 少しでも視野を広げ自分に合った職業を見つけたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 事前にやりたいこと、知りたいことを考えておくことが必要だと思います。そして研修先のこ とを少しでも知っておけばいいと思います。事前にやっておくことによって様々な視点から多く を学ぶことが出来ると思います。すべて受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に行動するのも いいと思います。 「苦手な事でもやってみたら楽しかった」 「好きな事でもやり続けることは大変」 などということもわかってくると思います。 「インターンシップはあまり上手くいかなかった」「思っていた感じと違っていた」などがあ っても、それも成果の一つとして、自分のプラスになっていくと思います。 - 342 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M022 清水 大器 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> まず、今回発表された人、1人 1 人がインターンシップの参加動機や仕事内容、目的がまとま っていてわかりやすかったです。私が全く知らなかった企業を紹介してくださったことで、発表 した企業のことは勿論のこと、その企業の関連する業種のことまでわかるようになるので、とて もよい講演会だと思いました。 私は、今回の就業体験発表会でのそれぞれの発表者が報告された企業で働くにあたって必要な ことなど踏まえて、自分の持っているものをさらに向上させたいと思い、そのために、改めて授 業に対して真剣に取り組んでいきたいと思います。 また、就職する前に、あいさつや敬語などの基本的なマナーや名刺交換や電話対応などのビジ ネスマナーを身につけようと思いました。 <特別講演会> 特別講演会で尾山さんの講演中で、尾山さん自身の体験から昔から嫌だと思っていた仕事を実 際に体験してみると、意外と楽しくて続けられることもあるので、なんでもやってみなければ辛 かったり楽しかったりなど、わからずに終わってしまうことを話されました。 また尾山さんは、これから定年まで働くと8万時間もあり、その長期間の中で何回も企業を変 えては、どこの企業に勤めても長続きしないと話されました。このことからしっかり考えて企業 を決めることが必要であり、それによって8万時間働くことができるようになると思います。 次に、尾山さんは学生と社会人の違いは、親が助けてくれて社会にも守られているが社会人は、 社会を支えていく存在であり、自分の行動に責任がついてくる立場になると言われました。 さらに尾山さんは就職活動はその人のモチベーションによって変わり、それによってこれから の運命が変わると話されました。また就活で「明るい」「元気」であればよいのかという問いに 対しては、明るい、元気があることによって面接官は反応を見る事が出来て、お互いに確認し合 えると話されました。内定して就職したら「意志」「成長」「活動の場」の3つを得ることが大切 になるとも話され、私はこれらのことを踏まえて就活や、企業で働くようにしたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私の行ったインターンシップ先での就業体験は5日間で、始まる前、私は長いと感じましたが、 実際に行ってみると、とても内容の濃い期間で、あっという間に終わりました。 これから30年以上、働かなければならない仕事を口コミやホームページだけで決めるのでは なくインターンシップなどを通して、仕事内容の再確認や普段知らなかったことを実際に体験し ておくことで、 「本当に良い企業なのか」や「自分に合う仕事なのか」を知ることができるので、 インターンシップに参加することはとても大切だと思います。 インターンシップ期間をより有意義なものにできるかは、自分の意識の持ち方によって変わる と思います。自分が疑問に思ったこと、知りたいと思ったことを積極的に体験・経験をすること によって、最終的に自分の糧となって成長に繋がると思います。何か仕事をする際には、そこで 必ず自分に何かを得るのだという気持ちを持ち続けることが大切だと思います。そして、就職活 動の時にインターンシップに参加をしておいてよかったなと思えればいいと思います。 - 343 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M092 廣澤 諒太 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> この度のインターンシップ就業体験発表会では、様々な大学からインターンシップ就業体験を 発表するために集まったが、発表を聞いた中で、一番うまいと思ったのは富山短期大学の舘さん でした。発表を行った人達からは、インターンシップで学んできたことを少しでも伝えようとし ていることが感じられましたが、他の大学の人達の発表の中には、分かりにくいものも幾つかあ りありました。それらは、パワーポイントも、文章をただ表示してあるだけで見づらく感じ、ま た書いてある文章を読み上げているだけという印象で、話しを聞いても何処が重要な場所か分か り難かったです。 舘さんの場合は、パワーポイントは要点を記載してあり、聞き手側は話の中で大切な個所を視 覚から情報を得ることが出来、このように情報が表示された上で話を聞くと、話も理解しやすく なります。舘さんの発表で印象に残った点は、小さな点にも注意してお客様のことを考えること でお客様からの信頼を得ることができるということで、そしてお客様からの信頼や高品質を生み 出すことが出来るのは、従業員それぞれが責任感を持っているからでした。 私は今回の就業体験発表会の発表を聞くことで、私が企業に就職した際には、お客様からの信 頼を得るためにも、どんな小さい仕事でも責任感を持って遣り遂げていきたいと思いました。 <特別講演会> 講師の尾山さんの「就職活動は自分に何をもたらすのか」の講演では、実際の体験を交えて話 をしてもらえた為に、納得できる事項が多くありました。一番感慨深く感じたのは、誰もが自分 の出来ること仕事や、やりたい仕事、周りから喜ばれる仕事をしたいと願います。 しかし、それは簡単には見つからず、そのような仕事ができる職業を見つけるために就職活動 を行なうということでした。また、尾山さんは自分の体験から、仕事の意義について次のように 話されました。尾山さんの実家は染物屋を経営していて、跡継ぎとして育てられていたが、当の 本人である尾山さんは、染物屋になる気は全くなかったとのことでした。そこで継がないまま社 会人になるが、ある時実家の染物屋で働くことになり、働いてみると予想に反して楽しく感じら れた。染物屋にならない為に頑張って来たが、実際は楽しい仕事であり世の中は分からないもの であるとのことでした。今回の講演を聞いて、仕事は給料だけで選ぶものではなく、他にも選ぶ 要素は多くあるので、そのようなことにきちんと目を向けて就職活動をしていきたい思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 前もってインターンシップ先の企業の情報を調べておくことが必要で、基礎知識があるだけで も、仕事を理解できる量に変化があります。また、当り前ですがインターンシップを行う前に企 業の場所を確認して、時間に遅れないようにし、また企業へ入る前に自分の服装に気を配り、違 和感がないかよく確かめてから入るようにした方良いと思います インターンシップ先の企業は、興味がある企業などを選んでいくことが望ましいが、将来就き たい職業を決めていない人は、実際に就業体験しないとその内容が分からない企業もあるので、 自分に合いそうだと思う職種のインターンシップ先へ行くことで、何らかの成果は得ることがで きます。インターンシップが何か面倒くさいという理由で参加しないと、実際の仕事を知らない ままに就活となって不利なこともあるので、インターンシップへは参加することを勧めます。 - 344 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M034 谷口 理沙 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は就業体験発表会に参加して、様々な人の考えを知りました。ぞれぞれ、インターンシップ に行った場所は違いますが、学んできたことには共通性があると思いました。皆さんの発表でよ くでてきた言葉に「積極的」というものがありました。何事も積極的に自分から働きかけること の大事さは、私自身インターンシップで学んできたことの一つです。積極性は学生の時も社会人 の時も必要だと思います。自分から行動することで得るものが増えることを改めて感じました。 また、インターンシップ先には様々な業種がありました。それぞれの仕事内容に応じて求めら れる能力も違ってくると思いました。ホテル業であればコミュニケーション能力、事務職であれ ば情報処理能力などが必要になってきます。自分にはどのような能力があるのか、どのような仕 事がしたいのかきちんと理解しなければいけないと思いました。キャリアデザイン講座で自己分 析を早めにしておくようにと何度も言われたことに納得しました。 今後の就職活動に向けて良い刺激になった発表会でした。 <特別講演会> 尾山誠さんの「就職活動は自分に何をもたらすか」と題した講演を聞いて、就職活動はもう始 まっている、動き出さなければならないと強く感じました。 人生で社会人になり、働いている時間はおよそ 8 万時間と言われているそうです。そんなにも 長い時間を費やすのであれば、良い会社に入って充実した人生を送りたいと思いました。「自分 がやりたいことで、やる能力があり、組織や会社からも喜ばれる仕事」という言葉がありました。 このような仕事に就くのは決して容易なことではなく、現在社会に出て働いている人の中にも少 ないのではないかと思います。けれども理想を持たなければ、頑張ろうという気持ちは生まれな いと思います。内定をとれるのか不安に思っている人よりも、内定をとるぞと意気込んでいる人 の方が実際、内定をとるとも聞きました。気持ちを強く持てば、自分を励ますこともできるし、 企業側にもその想いが伝わるのではないかと思います。 私は、就職活動についての知識がまだまだ少ないので、積極的に学ぶ機会を設けていきたいで す。講演を聞いてやる気が湧きました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加するまで、社会に出て働くことは楽だと思っていましたが、実際 に働いてみるととても大変でした。研修期間は5日間でしたが、どっと疲れました。インターン シップに参加しないで、甘い考えを持ったまま社会に出なくてよかったと思っています。 企業で働かせてもらえる機会はめったにないので、積極的に参加してほしいと思います。話を 聞くよりも、自分が体験してみることが一番の理解につながります。 - 345 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M058 青島 和音 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加させていただき、同年代の学生の多くがインターンシップに参加し、就 業体験を行った結果、普段の生活では得られない多くのことを学んだのだということを実感しま した。インターンシップに参加した動機も様々で、興味のある業種ではどのような作業をしてい るのか、社会人に求められる責任感とはどのようなものかを知るため、など多岐にわたりました。 私自身、今回のインターンシップでは製造業の仕事を体験しました。この経験を通じて、製造 とはどのような作業を行うのかを知ることができましたが、接客など他の業種においてはどのよ うな作業を行うのかは知ることができませんでした。 しかし、就業体験発表会に参加したことにより他の体験者が期間中に行った作業内容を知るこ とができました。今回知り得た貴重な知識を、今後の参考にしてこれからの就職活動に活かして いきたいです。 <特別講演会> 尾山さんの講演を聞き、たとえ就く前は嫌だと思った仕事でも、実際に就いてみるとその意見 は簡単に変わるものなのだと思いました。尾山さんは実家の染物屋を継ぐことを嫌がっていまし たが、実際に仕事を始めると楽しく結局 10 年間続いたそうです。私も、短期大学に入学してか らドラッグストアでアルバイトを行っていますが、始める前まではアルバイトなら良いが、生涯 の職にするかと聞かれたらその気にはなれそうにもありませんでした。 しかし、現在ではこのような小売業にも興味を持つようになりました。このようなことがあっ たので、何事もまずは実際に体験をしてみて、そこから自分に向いている業種なのかどうかを判 断していくべきなのだと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加し、実際に企業に入って仕事を行うことは大変良い経験になります。 アルバイトでは味わうことの出来ない緊張感を持って仕事に臨めることや、自分の行動一つ一つ に責任を持たなければならなくなるため、社会人になった時に求められる責任感を知ることもで きます。 私はインターンシップでは、製造の仕事をしました。インターンシップに参加する前までは製 造とはどのような作業をするのかを把握してはいませんでしたが、5 日間の体験を終え製造業の 辛さや楽しさを肌で判じることが出来ました。 自分の興味のある業種が実際にどのような仕事を行うのかを早い時点で知ることができれば、 就職活動の際にも良い参考になります。また、自分がその仕事に向いているかを判断する材料に もなるため、インターンシップに是非参加するべきだと思います。 - 346 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M067 川瀬 将也 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は、このインターンシップ就業体験発表会に参加して、多くの大切なことを学ぶことができ ました。まず一つ目は、責任感を持つことです。責任を持つことは大変なことですが、将来どの 企業へいっても私たちが必ず体験し、また最も大切なことなので何事にも責任が持てるように頑 張りたいと思いました。ちょっとした間違えだけでも、重大な損失やトラブルに繋がる可能性が あるので、何事もいい加減にせず、しっかりと見直しや丁寧に作業できる人になるように努めた いと思いました。二つ目は、事前準備の大切さです。私は、何をするにしても事前準備が足りな いことがあったりして、友達や他の人に迷惑を掛けてしまうことがあるので、今回の発表会を聞 いて、改めて事前準備は大切だと思い、今後は事前準備を心がけます。三つ目は、チームワーク です。私は将来、製造業に就職したいと考えています。製造は、協力して作業することが多いと 思います。将来、製造の現場で声の掛け合いや、しっかり連絡を取り合い、よりスムーズに物事 を進めることができるように、大学生活で対人関係の向上を目指したいです。 <特別講演会> 私は、講演会を聞いて、一生で学ぶ時間より働く時間の方が圧倒的に長いことを知りました。 また、学生と社会人についての話を聞く中で、今までは親にたくさんお世話になり、社会に支え られてきましたが、今後は社会人の一員となると同時に、お世話になったその分、一生懸命恩返 しをして行かなければならないなと思いました。そして、会社や企業には様々な人たちがいるの で、できるだけ積極的にコミュニケーションをとり、会話が苦手な自分を変えていけるように努 力をしていかなければならないと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、自分のインターンシップ体験や、今回の特別講演会・就業体験発表会を通して学んだこ とは、第一印象は大事なので、他の人と明るく元気で笑顔で接すると良いと思います。 しかし、人それぞれなので、もしこれが出来なくても自分らしさ表現できれば私は良いと思い ます。今回の特別講演会を聞いた中で、就職活動は早め早めからしておくことが必要であると思 いました。そうすることで、企業訪問などに慣れることができ、早めにいくつかの内定を貰える 可能性が出てきます。また、自分の就職したい企業にもよりますが、なるべく多くの資格を取得 することで就職活動がより有利になると思います。 - 347 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M088 中田愛美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7 人の発表を聞いてインターンシップに参加した時のことを思い出し、働くことについて改め て見直すことができました。学校やバイトでは体験できない貴重な体験をしたことで就職活動の 参考になると思います。目標をもって体験したことで就職に対する意識が高まったとおっしゃっ ていましたが、私も同じ意見です。社会人に一歩近づいて仕事を体験したことで、今まで知らな かったことを知ることができ、働く厳しさを実感することができたのではないかと思います。 私は、人と関わる仕事に就きたいと考えています。ですから、大野さんの発表に特に興味をも ちました。人と関わる仕事では、ホスピタリティー精神が大切だと思います。常に最高のサービ スを提供するために事前準備が大切であり、積極的に自分から行動することが大切だと思います。 また、失敗をさけるために確認・知識・積極的であることが大切だとおっしゃっていましたが、 今の私にはどれも不十分だと感じました。これからは、不十分だと感じたところを補えることが できるような人になりたいです。 就職体験発表会に参加して人の話を聞くことで、参考になりました。 <特別講演会> 尾山さんは体験談で、ずっとやりたくないと思っていたけど、やってみるとこの仕事は思って いたよりおもしろかったとおっしゃっていました。思い込みではなく、体験をして確認すること が大切だと感じました。 また、小学校から四年制大学まで勉強する時間が約一万五千時間であるのに対して、社会に出 て働く時間は八万時間だそうです。人生のほとんどは、仕事をすることになります。自分に合わ ない仕事より、やる気がでて楽しく仕事ができればいいと思います。そのためには、自分に合う 仕事を見つけることが大切だと感じました。インターンシップで体験したことを参考にしたいで す。 また、社会人になると今までと変わることがたくさんあると思います。今までは社会や親に支 えられてきた部分がありましたが、これからは支える側になります。このことを自覚してかなく てはいけないと思いました。 今後は就職活動で内定がもらえず悩むことがあると思いますが、気持ちを切り替え、前向きに 「内定をとるぞ」と思い、セルフトークの改善をしていきたいとも思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、働く厳しさや大変さ、学校では学べないようなことを体 験することができます。また、インターンシップでの体験から、自分にどのような仕事が合って いるか、就職活動をする時の参考になると思います。 私は、インターンシップに参加することで、今後の目標を見つけることができるのではないか と思います。 - 348 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M040 中村 美穂 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会を聞いて、様々な業種での就業体験を知ることができ、 良い機会でした。業種によって求められることが異なり、その職業にあった知識などが必要だと いうことも改めて痛感しました。 ANA クラウンプラザホテル富山で就業体験を行った大野さんは発表で、①接客業とは責任を持 つということ、②ホウレンソウとはチームワークの要、③最高のサービス提供には事前準備が大 切、④サービスの質向上には積極性が求められることを強調していました。接客業は他の業種よ りも一段と多くお客様と関わる職業であるため、求められる以上の業務をこなさなくてはいけな いことを強く感じました。 どうすればお客様に喜んでいただけるのか、お客様のことを第一に考えなくてはいけないこと は、どの業種にも共通するので、しっかりそのことを実行し仕事に取り組める社会人になりたい と思いました。 失敗してもその失敗したことを改善し今後にどう繋げていけるのか、反省点をしっかり見直し 良いものに変えていける努力も必要だと感じたので、より良い業務を行うための工夫もしっかり 意識的に考えることが重要だと、この就業体験発表会を通して思いました。 <特別講演会> 今回、株式会社理想経営の尾山さんの話を聞いて、就職活動に対する考え方が少し変わった気 がしました。会社という組織の中には、様々な人が集まって成り立っているため、それぞれの分 野で求められることが異なってきます。そのため、ただ単に明るく元気な人が良いのかというと そうではなく、明るく元気なことも重要だが、自分の性格にあった分野を選べばいいということ を知りました。 人によって考え方は異なるが、働くのならやはり仕事を割り振られたりするのではなく、自分 の仕事をできること(CAN)・やりたいこと(WILL)・喜ばれること(MUST)に繋げていくことが何よ り大切だということを感じました。 就職活動は自分自身に学びと気付きをもたらすので、自分の仕事をこの CAN・WILL・MUST に繋 がるような職業に就きたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加し、実際に企業で働くことを体験してみて様々なことを学ぶことがで き、自分にとってプラスになったと思いました。 インターンシップに参加することで、職場の雰囲気や会社が求めていることなど実際に働いて みて分かることがたくさんあると思います。今のうちから、多くのことを経験することはとても 大切なことだと思うので、是非インターンシップに参加してたくさんのことを吸収してもらいた いです。 - 349 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M084 茶谷 美咲 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 富山県内の各大学の方のインターンシップ報告を聞きました。その発表から感じたことは人そ れぞれで話し方が違い、話し方ひとつで発表に興味が湧いたり、内容が面白そうでも声のトーン やパワ―ポイントの表現方法、すらすら言葉が言えているかなど、たくさんの注意点があること が分かりました。 私はゼミでパワーポイントを良く使っているので、どのようなパワーポイントが見やすく興味 がわくのかに興味を持ち、そこに重点を置いて注目し、発表を聞きました。 私が感じたことが3つありました。1つ目はアニメーションを使うかどうか。2つ目は言葉と 発表画面が一致しているかどうか。3つ目は同じ発表画面のままながながと発表していないか。 ということです。これらが全部完璧にできていなければ、聞く意欲が一気に低下し興味が薄れて しまいます。このことから目から入る情報、耳から入る情報すべてに気を配って発表することが 大切だと思いました。 富山短期大学舘さんのパワーポイントと自分のパワーポイントの差が凄かったので、自分の欠 点を直せていければ良いと思いました。 <特別講演会> 特別講演会の内容で、私たちは生きている中で8万時間仕事をしていることを知りました。働 く前にはまず就職活動があります。就職活動では自分を売り込むことが必要になることを実感し ました。そのためにも自己分析を行い、面接に挑みたいと思いました。 私は今回の講演会でマザー・テレサの言葉と、 「自分を受容することが自信につながる」、また、 「否定より自分を肯定する」という言葉が心に残りました。 就職活動は人生でとても区切りのある体験だと思うので、悔いの残らないよう、一生懸命にが んばりたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 社員とアルバイトとの違い、責任感の重さ、社会に出るにあたってのマナーなど様々なことが インターンシップを通して学べます。 特に、自分が就職したいと思っている職種を体験することによって、自分自身が今足りない能 力や職種について多くのことがわかるので、ぜひ体験してみてください。また、夏休みだから休 みたいと思っている人も多いと思いますが、何毎も経験です。就職活動に後悔が残らないよう、 積極的にインターンシップに参加してください。 - 350 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M068 川田 真佑 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の発表者は、自分の中にしっかりとテーマや目的を明確にしてインターンシップに参加し ていることが分かりました。私のインターンシップを振り返えると、何か得たものがあったのか、 と疑問に思います。もっと将来に向けて真剣に考え、行動していくことが今の自分欠けているこ とだと思いました。発表者の皆さんは「学ぶ」という意思を強く持ってインターンシップに取り 組んでおり、例えば、分からないことは分からないままにしておかないで、理解するまで質問し、 積極的に行動する姿勢が感じられました。私ももっと積極的な行動力を身につけたいと思いまし た。 <特別講演会> 講演会に参加して、自分に合った天職というものを見つけたいと思いました。就職活動を始め る前に自分が一生涯やる遂げられる仕事を見つけることが大切だと思いました。天職を見つける ことは簡単ではありませんが、まずは自分がやりたい職種を明確にし、そこから他の職種にも目 を広げていけば自分の可能性も広がるのではないかと思いました。 社会に出たら困難なことばかりで苦労するのはもちろん覚悟していますが、どんな壁にぶち当 たっても決してへこたれない精神を身につけたいと思います。そして、失敗を恐れないでいろい ろなことに挑戦し、自分の目標に向かって頑張れる社会人を目指したいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップはより社会人に近づいた環境で仕事を体験することができます。研修中の社 内での扱いは、一人の社員としての扱いです。会社は仕事をする場であり、遊びに来ている人は 一人もいません。参加のメリットは、学校で学んだことをインターンシップの現場で実践できる ということです。マナーや言葉遣いなど実際にやってみて気づくこともたくさんあります。自分 の目で確かめ、考えて行動することが大切です。 夏休み中は、インターンシップに参加していい汗を掻くほうが自分のためになると思います。 積極的に参加して、充実した夏休みにしましょう。 - 351 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M019 沢田 志緒里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会では、先日の学内発表会とは違った業種の発表が聞け、 参考になりました。その中でも印象に残った発表は富山国際大学の大野由貴さんの発表です。レ ストランでの接客ということで、私自身もインターンシップで接客業を体験したため、新しく気 づかされたことや、改めて自分の研修を振り返ることが出来ました。 私が最も感心した話は、接客には「個性」が必要という話です。確かに、お客様は一人一人そ れぞれの気持ちを抱いてレストランに来られる訳なので、ただ単にマニュアル通りの接客を行う だけではすべてのお客様に喜んでもらうのは難しいと感じました。お客様一人一人何を考えてい るのか自分なりに考え、接客をすることが最高のサービスの提供につながるのだと大野さんの発 表を聞いて学ぶことが出来ました。 <特別講演会> 株式会社理想経営代表取締役専務の尾山さんの話を聞いて、“就職”のイメージが少し変わり ました。社会人として働くというと私の中で“社会を支える一員”という印象が強くありました。 この印象により、私にこんな大役は務まるのかという不安を抱き就職することに対し、消極的な 考えばかりが浮かんでいました。しかし、尾山さんの「会社には様々な人が集まって成り立って いる。まずは自分を受け入れることが大切」という言葉から、今までの「どうせ自分なんて役に 立たないだろう」という消極的な気持ちから、「自分だからこそ何か出来ることはないのか」と いう前向きな気持ちに変わることが出来ました。また、私は何事もやる前から、頭で出来ないと 判断してしまい自分の行動範囲を狭めてしまうことが多いのですが、出来ないことにチャレンジ しないと出来るかどうか分からないという言葉に当たり前のことであるに関わらずはっとさせ られました。 尾山さんが言っておられた“Will=人生を生きる意志を持つ、Can=乗り越えて成長する、Must =活躍の場を得る”、セルフトークの改善を日頃から心に置いて、就職活動に活かしていきたい です。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加し、実際に現場で働いてみることで、学校での座学からは学ぶことの 出来ない「働く」ということの厳しさ、現場の雰囲気を肌で感じることができ、大変良い経験と なりました。また、インターンシップを通して、自分には何が向いているのか、反対に何が向い ていないのかもわかったので職業選択をする際にも役に立つと思います。インターンシップに参 加せず就職するのと、参加してから就職するのとでは働き始めのスタートラインの位置が違って くると思うので、是非インターンシップに参加してもらいたいです。 - 352 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M079 高野 真衣 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人のインターンシップ就業体験の発表を聞くことができました。先日は学校内だけの発表で したが、今回は他の学校の発表も聞くことができ、どの発表も素晴らしかったです。やはり、多 くの人は積極的に行動することが大切だと言っておられました。とても重要なことだと分かりま した。また接客業は、お客様に聞かれたとき答えられるように、知識を豊富にすることも大切だ と思いました。ホテルなどは、県外から来られる宿泊客も多く、富山のことについて聞かれると 思います。富山県人として、富山のことを知っておくことは当たり前だと思います。ホテル業に 限らず、全ての人に言えると思います。聞かれたときに困らないように知識を豊富にしておこう と思いました。発表会に参加することによって、発表者の感じたことや学んだことがよく分かり ました。体験内容が独特で難しそうな企業があり、驚きました。自分の知らない企業の内容を知 ることができて良かったです。 <特別講演会> 社会に出て働く時間が 8 万時間、小学~4 年大学まで勉強する時間が 1 万 5 千時間だというこ とを聞き驚きました。働く時間がとても長く、勉強している時間がとても短いように感じました。 また、気の持ちようで、内定が取れるか取れないかが変わってくると言っておられました。マイ ナス思考だと取れにくく、プラス思考で就職活動に取り組めば良い結果が出せると聞きました。 今の自分はマイナス思考だと思いました。「就職活動を頑張ろう」などと思っておらず、嫌だな と思うことが多いからです。しかし、いつかは通らなければいけない道であり、マイナス思考で は内定が取れないと聞き、それでは駄目だと思いました。これからは、マイナス思考はやめよう と思いました。そして、企業を決める際には、できること、やりたいこと、喜ばれること、この 3つが備わる企業に就けたらいいと思いました。まだ、どこの企業に就きたいのか決まっていな いので、自己分析をし、企業説明会に参加して早く企業を決めたいと思いました。企業説明会で は、積極的に質問をしていきたいと思いました。もう就職活動が始まっているので、少しずつ動 き出していきたいと思いました。自分は一人しかいないのだから、人に合わせるのではなく、個 性を活かしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 少しでもインターンシップに参加したいという気持ちがあれば積極的に参加した方が良いと思 います。自分にとって何が向いているのか、向いていないのかを知ることができるからです。自 分がやりたいと思っている仕事があっても、本当にその仕事が向いているのかは体験してみない と分からないと思います。だから、インターンシップで体験することによって、自分の将来のこ とが見えてくると思います。アルバイトでは体験できないことがあり、多くのことを学べる機会 だと思います。私もインターンシップを経験し、自分に足りない部分や、これからどうしていけ ば良いのかを知ることができました。経験することによって、得るものがあると思うので、積極 的に参加してほしいと思いました。失敗することを恐れずに頑張ってほしいと思いました。積極 的に行動し、将来のことを考えて頑張ってほしいです。 - 353 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M103 松谷 紗希 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会で七名の発表を聞けて良かったです。私もインターンシップを行った時に、 任された仕事に対して最後まで責任を持って行うことの大切さや、常にお客様を第一に考え行 動することの大切さなどを学びましたが、発表を聞いて改めてこれらの大切さ感じることが出 来ました。 チームワークを大切にしながら仕事することも大切です。社会の様々な年代の方々と一緒に 良いチームワークを作っていくことで、仕事の効率が良くなり、自分の気づかない点を教わる こともできると思いました。 仕事をするときは、自分には何が出来るのかを考え、自分ができることは行うこと、仕事を 行ってから必ず確認作業を行うこと、自分がされて嬉しい接客をするなどといったお客様の立 場にたって考え行動することの大切さなども発表を通して学ぶことが出来ました。 最後の発表者の「スケジュールや目標をはっきりさせることで効率よく作業が進む」という 言葉を聞いて、私はこれからしっかりと目標をもち、時間を無駄に使わないように行動しよう と思いました。 <特別講演会> 特別講演会を終えて、私は今までの自分とこれからの自分について考えさせられました。今 まで私は親や社会、仲間に支えられていたが、これからは逆に支えていかなければならないの だと知りました。今まで以上に物事をしっかりと考え行動し、多くの人を支え、たくさんの笑 顔に出会えるように努力していきます。 自分の気持ちしだいで内定の結果が変わり、そして何を考えどのように行動するかで今後の 運命が変わってくるかもしれないと聞き、今のままではいけないのだと思いました。 就職活動をしなければならないという気持ちだけでは内定はもらえないので、実際に行動し、 よく考え、自分自身の今後と向き合っていくことが必要だと感じました。 他にも多くのことを学びました。人は一人一人性格が違い、自分と同じ人はいないので、自 分らしさを大切にし、自信をもって就職活動に取り組むこと、人は乗り越えて成長するため自 分が出来ないことに挑戦することなど、講演会でたくさんのことを教えて頂きとても嬉しかっ たです。これからは今回の講演会で学んだことを活かし、そして就職活動も頑張っていきたい です。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに積極的に参加することが大切だと思います。私はインターンシップに参 加したことで、仕事の厳しさや楽しさだけでなく、実際に働いてみることでしか学べないこと や、自分に何が足りないのかなど、多くの発見がありました。短期間でも実社会を肌で感じる ことができ、そして自らが成長できる機会でもありました。ぜひインターンシップに参加して みてください。 - 354 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M071 小森まどか <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 多くの発表者が、インターンシップに参加した理由として、社会で実際に働いてみて社会の厳 しさなどを体験してみたいというものでした。今回の就業体験発表会で1番印象に残っている発 表者は富山国際大学の大野さんです。大野さんは ANA クラウンプラザホテル富山での実習体験を 発表されました。私は将来接客の仕事をしたいと考えているので、大野さんがインターンシップ 中に設定したテーマを聞いて内容に興味を持ちました。大野さんが学んだことは、お客様と接す る仕事は責任感を持つ、報告・連絡を欠かさず行い仕事をする上でチームワークが重要だという ことです。また、常に最高のサービスを提供するには事前準備がとても大切であること、そして 企業・サービスの質をあげるためには積極的に自分ができることを見つけ実行するというもので した。私もインターンシップでお客様に接客をしましたが、大野さんのような考えまでは至りま せんでした。今回の発表を聞いてより接客の仕事などをする上で大切なことを考えることができ ました。そして、サービスの本質・ホスピタリティ精神とは、お客様のことを第一に考える、接 客には個性が必要ということを述べられていました。今の私には個性がある接客がまだできない と思います。これから自分はどのような接客でほかの従業員の人と差をつけるのか考えて、お客 様に好かれるような人になりたいです。今回の発表を聞いて、仕事をする上でどの業種でもお客 様のことを第一に考えて仕事をすることが大切だということがわかりました。 <特別講演会> 「就職活動は自分に何をもたらすのか」という内容で話されており Will…人生を生きる意味を 持つ、Can…乗り越えて成長する、Must…活動の場を得るというもので学びと気づきの場を与え てくれる、という言葉が印象に残りました。 その3つの項目の話で特に印象に残ったのはセルフトークの改善をすることです。「バナナを想 像しないでください。」という言葉のなかで「しないでください。」という言葉には思考は反映さ れず、バナナという言葉に反応してバナナを想像してしまうというものでした。これを実生活に あてはめると、「~ねばならない」(命令)というような自分に命令することをやめ、「~したい」 (気持ち)に変えていくこと。また、「~してはならない」(制限)というような禁止することは 行わず、「~しよう」(意思)に変えていくというものでした。今回の話を聞いて学んだことを今 後の就職活動で活かしていきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、アルバイトとは違ったことを体験できるので就職活動を する上でとても良いきっかけになると思います。また、参加する際には、積極的に学ぶ姿勢で毎 日活動していけば自分の為になると思います。インターンシップに参加しようか迷っているなら ば、たくさんのことを学べる機会となるので、是非参加して下さい。 - 355 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M085 津田真帆 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は、7名の発表を聞いて特に富山国際大学の大野由貴さんが発表したスライドが心に残って います。大野さんの発表した内容が自分の考えと似ているところが多く、共感できました。また、 自分の行動が企業の印象につながるという話を聞き、自分の行動に対して責任を持つという意識 をより高めていこうと思うようになりました。接客には個性も必要というお話では、自分はまだ “出来る人間”ではないかもしれませんが、自分らしく、一生懸命に働き、企業から必要とされ る人材となりたいと思いました。 <特別講演会> 今回の講演では、沢山のことを学ばせて頂きました。まず初めに、「受容が大切、自信につな がる」という言葉がとても印象に残っています。なぜなら私は以前から後ろ向きの性格で、何事 にも自分に自信を持てないまま生きてきました。またそのような自分も嫌いでした。しかし、今 回の講演を聞き、自分を受け止めてあげることが大切であることを学び、少し気が楽になりまし た。私は人よりも行動は遅いですし、不器用な面もありますが、そのような悪い部分も受け止め、 自分なりに精一杯何事にも努力していこうと改めて思いました。その他にも、仕事と付き合うの は、親友と付き合うのと似ているというお話を聞かせて頂きました。就職活動で企業を選ぶ際も、 人気ランキング上位だから、給料が高いからなどといった外見だけの理由ではいけないというこ とを学びました。今はまだ、どのような職場でどのような仕事をしていきたいかは見つけられて いませんが、将来仕事をすることが辛くなった時がきても、好きだから頑張れるという思いを持 ち続けていけるような職場に就きたいと感じました。また、セルフトークの改善についての話で は、自分自身お話を聞いて少し前向きになれたような気がします。私は中学生の頃に、担任の先 生から「津田さんは気持ちの切り替えが苦手だね」と言われたことがあります。その言葉を言わ れて以来、自分自身でも私はそんな人間なのだと思ってしまうようになりました。気付けば私は、 「しなければならない」、「してはならない」と、いつもこのように思いながら生きてきていまし た。しかし、そのような命令形の考え方ではいけないということを聞き、私は今まで自分で自分 を辛くしていたのだなと感じました。今回の講演では、どのお話もとても自分の為になり良い機 会となりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップ体験は、必ずどこかで自分の為となるので参加して損はないと思います。や りたい仕事が見つかっている人も、そうでない人も 1 つの経験として、体験しておいた方が絶対 にお得だと思います。 私はこのインターンシップを行って、やりたい仕事が見つかったわけではありませんが、イン ターンシップに参加した企業が自分に合っているかどうかを発見することができ、体験して良か ったと思っています。また、働くとは責任を持つことではないのかと思うようになりました。そ の為私は今、小さな点にも注意し、視野を広く持つことを日頃から心掛けています。皆さんもイ ンターンシップに参加して、自分がやるべきことを見つけてみて下さい。 - 356 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M083 舘 磨美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加したことで、インターンシップでの経験を改めて振り返ることができま した。自分が得たことはもちろん重要だけれど、多くのインターンシップでの経験を聞けたこと で、それぞれの業務ごとに求められていることは異なってくるのだと改めて実感することができ ました。しかし、どの仕事に共通していることは責任をもつことと、積極的に行動することでは ないかと思います。自分自身の経験と、ほかの人の経験を比較したり、重ね合わせたりすること ができたので、インターンシップで学んだことを以前より深めることができたのではないかと感 じました。 <特別講演会> 講演を聴いたことで、就職活動はただ辛いものではなく、自分自身の能力を見つめなおすこと ができるよい機会だと思いました。確かに就職活動は内定を得るまでは辛いものだと思います。 しかし、取り組む姿勢を自分の気持ちから変えていくことで、就職活動の最後に得ることができ る結果も違ってくると考えました。また、就職活動だからといって無理に今の自分を変える必要 はないと尾山さんはおっしゃっていました。その言葉を聞いて、自分に自信をもつことは大切だ と感じました。無理に変えようとしてしまうと、現在自分がもっている長所となる部分も消して しまうことに繋がるかもしれません。自分のもつ長所を活かしながら、不足している点を補って いくことが重要だと思います。就職活動の面接などで企業の方に接する場合はどれだけ自分を見 せて印象づけるかが大切なので、自分ばかり見すぎずに、本当に知りたいと思われていることを 理解して会話していきたいと思いました。どこにでもいるようなただ完璧な人間になるのではな く、就職活動を通して自分らしさをもち、自分に自信がもてる人になれたらいいなと思います。 そして、「ここで働きたい」と思えるような企業を探すためには、表面だけで企業を見るのでは なく確かな情報を知ることが大切だと実感しました。身近な人に実際にインフォメーションイン タビューをすることも面白いことだと興味をもつことができました。今までは親や社会に支えら れていたけれど、これからは社会を支える一員になるのだと自覚して、自分の能力を発揮するこ とができる仕事を見つけたいです。チャレンジするという気持ちを忘れずに、今後の就職活動に 取り組んでいきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは実際に企業にいって業務を体験させていただくので緊張はしますが、普段 経験できない事を数多く経験することができるので、とても貴重なものだと思います。社員の方 の仕事に取り組む姿勢を間近に見ることが可能なので、社会人に求められることも具体的に明確 にできると思います。また、積極的に社員の方と会話をすることで、なかなか聞くことができな いことも社員の方から伺えるので、コミュニケーションをとることは大切です。吸収できること がたくさんあり、すこしでも自分自身を成長させることができると思うので頑張ってください。 - 357 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M035 坪田 茉弓 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7名の発表を聞いて、コミュニケーション能力が大切であるということが印象深かったです。 私も、マナーや言葉遣い、コミュニケーション能力を高めようとインターンシップに参加しまし た。コミュニケーション能力は、報告、連絡、相談を表す「ほうれんそう」に繋がる大切な能力 だと思います。「ほうれんそう」は仕事をしていくうえでとても重要です。情報を共有すること でミスを無くし、協調性も身に付きます。しかし、情報は常に劣化しているので、情報の共有に は気を付ける必要があります。この発表会は自分では気づけなかったことを学べた良い機会とな りました。今後の就職活動の参考にしていきたいと思います。 <特別講演会> 特別講演会では、普段聞けない深い話が聞けて、とても嬉しかったです。自分に合った仕事を 選ぶことはとても難しいことですが、焦らずに周りに流されないように気を付けたいと思いまし た。自分が得意なことや、自分に向いている仕事の中だけに限定せず、たくさんの業種に目を向 けることで、選択する視野を広げることが大切であると思いました。社会に出るということはマ ナーや言葉遣いは常識で、たくさんの責任も伴ってきます。自分の行動一つ一つに責任を持ち、 恥ずかしくない社会人になりたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップ前と終了後では、仕事に対するイメージが変わります。学生は社会に出ると いうことに対して、なんとかなると思っていてはいけないと思います。職場では人から言われる 前に行動する努力や周りに目を向けることを忘れないことが重要となります。仕事でわからない ことは聞きに行くことが基本です。ただ立っているだけでは誰も教えてくれません。積極的に行 動することが大切になります。 マナーや言葉遣いを学校で習っていても、実際の現場に行くと頭が真っ白になります。どんな 小さな仕事にも責任は伴ってくるので、自覚を持って行動することが大切です。たとえやりたく ない仕事をしなければならない場合でも、仕事をさせてもらっている、与えられているというこ とをしっかりと理解し、インターンシップに取組みましょう。 - 358 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M059 石庭 沙津季 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 先日行われた、学内就業体験発表会にひき続き、他の6つの学校の発表を聞いてまた違った体 験や学んだことを聞き、共有することができました。どの報告者の方も共通して「責任の重さ」 や「お客様を第一に考える事の大切さ」を学ばれたのだと分かりました。私自身も就業体験をし て同じことを学びました。そのため、「責任感を持って仕事をすること」「お客様を第一に考える 事の大切さ」の二つは、仕事をするうえで大変重要なことなのだと改めて感じることができまし た。また、就業体験をすることで、仕事に対する自分の考え方をより明確にし、より深い自己分 析を行える機会を得られたと感じました。このように、就業体験を自分自身で行うことで、この 発表会をより有意義にすることができました。改めて多くのことを感じ、また他の企業の内容や 工夫を追加的に知ることができ大変勉強になりました。これらは、自分自身も参加したからこそ 感じることができたのだと思います。 「就業体験をして本当に良かった!」と改めて感じました。 そして、多くの企業の方や学校の先生方がこられたことで、当日はとても緊張感があり、「就職 活動がもう始まっているのだ」と感じさせられました。企業に入社するとこのような発表報告を する機会が多いと思います。緊張感があるこの就業体験発表会に参加できてよかったです。 <特別講演会> 社会人になるとは、社会を支える一員となるということです。面接では、「明るく」「元気」が 良いのではなく、質問をして、きちんと答えが返ってくることが重要で、大切なことです。会社 は様々な人が集まって成り立っています。そのため、「明るく」「元気」だけではなく、同じ作業 ができる人や品質や丁寧さを求められる人が必要な企業もあります。自分に自信を持って、自分 をだして、就職活動に挑むことが重要です。就職活動は自分に、学びと気付き「人生を生きる意 思を持つ」「乗り越えて成長する」「活躍の場を得る」の 4 つのことをもたらします。「乗り越え て成長する」ための体験をするために、「困難なことに挑戦し、新しい方法を試す」ことが重要 であるといえます。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは夏休みが少しだけ潰れるし、面倒くさいと思うかもしれませんが、就活や 就職した後にとても役に立てるようなことを多く学ぶことができるので、ぜひ積極的に参加して ほしいです。私も初めは「面倒臭いし、夏休みが潰れる」と思い参加をするかとても悩んでいま した。しかし、先輩方の発表や先生方からインターンシップで多くのことを学べることや就職に とても役に立つと聞き、参加を決めました。そして実際参加すると、アルバイトとは全く違う職 場の雰囲気や、責任の重さを体で感じることができ、厳しさを知りました。それだけでなく、お 客様の笑顔をたくさん見ることができ、やりがいも感じることができました。また、学校では学 びきれなかった仕事のマナー・社会人としてのマナーを知ることができました。このように、他 の社員の方と変わらない仕事を実際に体験することで、 「仕事に対するイメージ」が変わったし、 自分自身が感じる「やりがい」を知ることができました。そのため、ぜひ後輩の皆さんには多く の人が参加し、「仕事」に対して多くを学び、自分が感じるやりがいや、自分にあった仕事を見 つける機会にしてほしいと思います。 - 359 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M072 佐々木 千穂 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会では、インターンシップに参加した各大学・短大・専門学校の代表者 7 名の発 表を聞きました。全ての代表者の方々の参加目的、内容、発表態度などは、たいへんすばらしく、 就職への意識向上のため、今の自分に不足しているものは何かを理解するためであり、それが働 くことにつながるのであることが共通していたと思います。実際に体験してみないと分からない ことに挑戦することで、学べたこと、得たことがあり、身をもって感じることができたようです。 そのことと共に、私自身は社会人としての厳しさも合わせて知ることができ、就業体験を行う前 と後では、明らかに違いがあるのだと思いました。 また、現在は今後どうしていくかが重要だと思っています。学んだことを活かし、どう就職活 動に結び付けていくかが大切だと思います。今回聞いたことや自分が体験して得たことをこれか らの就職活動や就職に活かしていきたいと思います。 <特別講演会> 8万時間。これは、日本人が社会に出て働く時間です。この時間を充実したものにするために も、就職活動はとても重要であることが分かりました。また、マザーテレサの言っていたことを 参考にし、就職活動を前向きにとらえ頑張ろうと思いました。 会社は様々な人が集まって成り立っており、無理に自分を作ることはせず、自分を活かせる会 社を探すべきであると述べていました。これまで、就職内定のためには、大変な準備や身に着け なければならないことがあり、不安になることもありましたが、この講演を聴いて少しは気持ち が楽になりました。 就職活動は内定だけではなく、学びと気づきをもたらしてくれることだと知り、卒業までの期 間をしっかりとした意志を持って、乗り越えていきたいと思います。今後は就職活動を自分活躍 の場と思い頑張っていきます。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 就職先を決める際に、この就業体験はたいへん役立ちます。今働きたい企業があるのなら、そ の企業へ就業体験を希望し、実際にどのような企業かということを体験するとよいと思います。 そこで自分の思っていた企業でない場合であっても、まだやり直しがきくことであり、進路を選 択することができます。 就業体験は、やっておいて損になることは絶対にありません。社会に出て働くことの厳しさや やりがいを体験できることはもちろん、今の自分がいかに未熟かということを実感できる最高の 機会になるはずです。そして、それらのことを実感できた時に今の自分よりもはるかに成長する ことができると思います。ぜひ、インターンシップに参加してください。 - 360 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M111 若林 知世 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会で発表していた学生さんは、皆はっきりとした参加動機が設定されており、学 んだことはどの会社に就職しても言えることでした。富山国際大学の大野さんは、学んだことや 反省点が分かりやすく書いてあってよかったです。学んだことでは、責任感やチームワーク等は どの会社に就職しても大切になってくると述べられていました。事前準備は、お客様の対応やス ムーズに仕事を行うためにも、必ずしなければいけないことだと思いました。社会に出たら、相 手の指示を待つのではなく、自ら実行する行動力が大切になります。反省点に挙げられていた確 認作業は、私もインターンシップを通してその重要性を感じました。会社での失敗は会社全体の イメージに繋がります。失敗しないためにも確認作業をし、失敗を防ぐことが大切だと感じまし た。 他の人の発表を聞くことにより、新しい考え方に気付くことができました。また、企業名は知 っていましたが、どのような仕事をしている企業なのか知らなかった企業もあったので、企業を 知るという点でも勉強になりました。 <特別講演会> 仕事をする時間と勉強をする時間では、勉強をする時間の方が多いと思っていましたが、何倍 も仕事をする時間の方が多く、改めて働くとはとても大変なことと思いました。仕事をする上で は、「手が空いている人」ではなく、「○○さんだから」のように仕事を任せられるようになりた いです。「○○さんだから」のように仕事を任せられると「手が空いている人」に比べて仕事を するやる気も変わってきます。そのためにも、自分は何ができるのかを考え、その能力を向上さ せたいと思います。私も、「明るい」、「元気に」が良いと思っていましたが、今回の尾山氏の話 しを聞いて、「明るい」、「元気に」だけが、良いのではないことに気付くことができました。部 署によって求められる人材は違ってくるため、私にはどのような業務があっているのかを調べて みようと思いました。今後は、さらに自己分析を行い、自分の長所や短所を理解し、認めたいで す。企業説明会等には、積極的に参加し、インターネットには載っていない、生の声等を聞いて いきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加する時は、どのような企業で体験したいのか決まっているなら、すぐ に選べるかもしれませんが、決まっていても、その企業がどのような企業なのか下調べをした上 で選択したら良いと思います。まだ明確に決まっていない人や、何がしたいかわからない人は、 まずその企業について調べてみると良いと思います。私は、少し興味があり聞いたことがある企 業ということで、インターンシップ先を選択しましたが、下調べがあまりできていなかったので、 予想と少し違っていました。また、志望動機が具体的ではなく、浅い内容だったので、事後レポ ートを書くときは少し苦労しました。そのため、具体的な参加動機を設定し、インターンシップ に参加すると事後レポートも書きやすくなり、企業での体験のやる気も変わってくると思います。 インターンシップに参加するのとしないのでは、就職に対する意識も変わってくると思うので、 インターンシップには、積極的に参加するべきだと思います。 - 361 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M112 渡辺 麻実 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回、7名の方の就業体験を聞いて、それぞれの企業の仕事内容や社会人として仕事をする上 で大切なことなどを学ぶことができ、大変勉強になりました。発表者は大学生、高専生など、年 齢や学校の違う人たちだったので新鮮に感じました。ホテルや飲料水の会社、製造会社などの 様々な企業の体験を聞くことができたので、就職活動への視野を広げるものになりました。 私は 7 名の中で、一番印象に残ったのは富山国際大学の大野さんの発表でした。発表の仕方は ハキハキとしていてとても聞きやすかったです。大野さんは ANA クラウンプラザホテルのカフ ェ・イン・ザ・パークでインターンシップ体験をされました。体験したことから、大野さんはま とめでコミュニケーションの大切さについて話していました。コミュニケーションをとることは、 お客様との関係を深めるためには大切な能力だと思います。そのためには、コミュニケーション をとるための材料も備えておくことが必要であり、質問された場合でも何でも答えられるように していかなければならないと、発表を聞いて考えました。また、仕事をする上では一人一人責任 感をもつことが大切だと改めて確認できました。一人のミスは企業のイメージに影響を与えてし まうので、どのような企業に働くときでも常に緊張感をもっていきたいと思いました。 <特別講演会> 株式会社理想経営の尾山氏の講演では、 「就職活動は自分に何をもたらすか」についてでした。 実際に経営に携わっている方の話を聞くことができ、非常によかったです。企業の方から就職活 動をするにあたって、しておくべきことや、大切なことなどをお話していただき勉強になりまし た。 尾山氏の話の中で1.5万時間は勉強をする時間、8万時間は仕事をする時間であり、仕事を する時間が人生の半分以上であることを知りました。これを聞いて、就職先は自分がやりたいこ とで自分自身の能力を発揮でき、お客様に喜んでもらえる企業に就職したいと考えました。就職 活動をすることは、自分の人生を決めるためにとても大切だということ講演を聞いて分かりまし た。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは社会で働くにあたって貴重な体験ができる場です。仕事を実際に体験する ことで、仕事内容や職場の雰囲気、働くということの大変さ、ビジネスマナーの大切さなど、多 くのことを学ぶことができます。自分の適正や不足している部分を発見することができ自分に合 う職業が見つかるかもしれません。体験することで自分自身を見つめ直す機会になり、また働く ということへの視野が広がり、将来のことをきちんと考えられるようになると思います。 実際に体験しなければわからないことがたくさんあると思うので、それを知るためには体験す ることが大切です。インターンシップに参加することで今後の就職活動や学生生活にも活かせ、 自分にプラスになることがたくさんあります。インターンシップに参加しようか迷っている人は、 ぜひ参加して下さい。 - 362 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M025 杉本 里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私が今回の就業体験発表会で一番印象に残ったのは、ANA クラウンプラザホテル富山に行った 大野由貴さんの発表です。大野さんは興味のある業種を体験したかったという事から、ホテル業 務の中のレストランでの体験を、「ホスピタリティ精神、サービスの本質とは?」という2つにま とめ、なぜインターンシップに参加したのかが明確に発表されていて、とてもわかりやすかった です。しかし、この発表では興味がある業種だからや、体験したかったからなどでは社会では通 用しないという事と、また自分の中で反省点を作ったり、学んだことを生かしたりなどと、積極 的に自分から行動をされるということにとても感心しました。 この発表から、就職活動にとってとても大事な自分から積極的に行動を起こことの大切さを、 改めて知ることが出来たと思います。 私のインターシップでの仕事は、データ入力や名刺交換、企業団地と県庁訪問と言った内容だ ったので、大野さんの内容とは全然違いますが、仕事をするという大変さ、やりがいなどは基本 的なところでは一緒だと思いました。 <特別講演会> 特別講演会で講師の方から、就職活動をするにあたり、2通りの人間がおり、一人は就職活動 がんばるぞ!と思う人、もう一人は就職活動か…と思う人に分かれるとの話がありました。がん ばるぞと取り組む人は、さっさと就職が決まっていくが、いやいやしている人は中々就職は決ま らないとのことです。 では、明るく元気にしないと就職は決まらないのか?というと、そうではなく、おとなしくて も明るくても、その人が持っている力は他の誰にも変えられないので、それを就職活動にぶつけ ていけば良いということでした。 上記の言葉がとても心に残りました。この講演を聞いて、私は自分は明るくないし元気でも無 いので、取り柄が無いと思うのではなく、自分自身が持っている力を就職試験に持ち込むことで 評価されるかもしれないということを頭において就職活動をしていこうと思いました。 また、自分が就職したときに、その仕事が自分のやりたい事で、その仕事をするための能力があり、 組織や社会からも喜ばれる仕事をしたいです。そのためには日々自己分析をし、どんな仕事が自分に 合っているのか、自分はどのような仕事に向いているのかを見つけていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私が一番伝えたいことは、インターンシップでは「意欲的に積極的に行動すること」です。人 見知りだからとか、指示されるまで待っているとか言っていたら相手先に迷惑をかけるし、せっ かくの体験が無駄になると思うからです。 - 363 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M011 奥野 綾菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> みなさん発表が上手だと思いました。特に、ANAクラウンプラザホテル富山で就業体験を行 った、富山国際大学の大野由貴さんの発表に惹きつけられました。自然なイントネーションです らすらと発表を進めていく様子は、同年代とは思えませんでした。私もこんな発表がしたいと思 いました。 北陸コカ・コーラボトリング株式会社で職業体験を行った、富山県立大学の都築亮さんの発表 が面白かったです。都築さんはスーパーマーケットの飲み物コーナーや、ファミリーレストラン のドリンクバーのコーナーで補充などの仕事を体験されたそうです。ただ仕事をこなすだけでな く、店内の時間帯に対するお客様の年齢層の変化に気づいていておられました。私もアルバイト の経験から同じことを考えていましたが、短期間のインターンシップで視野を広く持てる部分が 尊敬できました。 7人の発表者の方々は、共通して仕事はお客様第一行うということを伝えていたと思います。 接客を通して、製品を通してなど、表現の仕方は違いますが、自分のためではなく、相手のため にやるからこそ、より良い企業づくりに繋がるのだと思いました。そのため、どの企業に就職す るかを考えることは、決して妥協してはいけないと改めて感じました。お客様のために全力で尽 くすには、自分がその仕事を好きでないと難しいと思います。 <特別講演会> 講師としてこられた理想経営の尾山さんのお話がとてもお上手で、あっという間に時間が過ぎ ました。原稿なしで1時間、同じテンションで話し続けられる集中力や、聞き手を飽きさせない 緩急の付け方がすごいと思いました。時折聞き手を参加させながら話していることも、飽きさせ ない要因だと思います。人を交えながらも、自分の話の流れは崩さない部分もすごいなあと思い ました。 高校受験や大学受験の際、面接練習や文章作りに大変努力しました。しかし、合格に向けて努 力をしていくにつれて、自分の表現している自分は自分でない気がしていました。尾山さんのお 話に、「自分で自分を認めることで、短所も自信に繋がる。持ち味を殺す必要はない」という部 分があり、自分の好きな仕事を行うには、自分の短所を認め、持ち味を生かしていくことが大切 なのだと気づかされました。型にはめられたようにがちがちになるのではなく、自然な自分も出 していけるよう、「やらなきゃ」を「したい」に変え、早めの努力を行いたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは思っている以上に楽しいです。新しい環境でさまざまな年齢層の人に出会 い、経験したことのない仕事に触れることで、今までの考え方を変えることが出来ると思います。 今までの自分の視野の狭さに気づきます。貴重な経験が出来、私はとても嬉しかったです。また、 理想と現実のギャップに気づくチャンスでもあると思います。多くの経験を積むことに損はない と思うので、ぜひ参加してほしいです。 - 364 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M091 長谷川 玲美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回7名の体験発表を聞いて、共通していることは積極性、責任性を持って仕事をすることが 大切だということです。常にお客様が何を求めているのか、自分のやるべき仕事は何なのか、ど のようにすればもっといいサービスを提供できるのかを考えて仕事をするべきだと考えました。 今日の発表で特に、ANA クラウンプラザホテルに就業体験に行かれた大野さんの発表が印象的 でした。まず、接客には個性が大切だということを聞き、お客様に楽しんでもらったり、よろこ んでもらうためには自らがエンターテイナーとなり、どうしたらお客様に喜んでもらえるかを考 え、自分が持っている個性を十分に発揮するべきだと考えました。また、報告・連絡はチームワ ークに活かせるということを聞いて、これは日々の生活の中で訓練できるものだと感じました。 学生生活の中でも学園祭などのイベントでチームワークが必要な場面は多々出てくると思いま す。それを社会に出たときに如何に活かせるかが重要だと思います。また最高のサービスをする ためには、事前にお客様の情報を把握し準備することが大切だということ、サービスの質を上げ るためには新しいものを生み出し、提供するための積極性が大切だということもわかりました。 これから就職活動が本格化しますが、実際に就職するまでの間に社会人としてのマナーを身に 付け、社会に出る準備をしていきたいです。また、働くうえで必要な知識を身に付けたいと思い ます。 <特別講演会> 講演会の中で、仕事をするうえで割り振られた仕事と自分だけができる仕事のどちらをやりた いかという質問があり、私は2つ目の自分だけができる仕事をしたいと考えました。仕事をやる からには人の役にたち、喜んでもらいたいと思います。 また、“career”というのは「個人の意味づけ」というという意味があるということで、仕事 とはいままでの人生で得てきたすべてのものを活かし、その仕事によって生きがいを見つけてく ものであると思いました。 マザーテレサの言葉で、思考→行動→習慣→性格→運命というサイクルがあると聞き、どんな 些細なことでもそれが習慣となり、自分自身を形成していくのだと考えました。 講師の尾山さんは、受容が大切と言っておられました。まずは自分自身のことをよく知り、何 がしたいのか、何ができるのかを自分自身に投げかけてみたいと思います。また、仕事と向き合 うのは親友と付き合うのと同じことだということを聞き、自分と仕事は人生の中で常に隣り合わ せであり、仕事はそれだけ重要なものであると思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを通して、実際に働く人たちを間近で見る事ができ、仕事をするうえで大切 なことややりがい、苦労など様々なことを感じることができます。また自分の職種選びの参考に もなると思います。是非インターンシップに参加してほしいと思います。 - 365 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M012 加藤 集 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 冨山短大の舘さんの発表では、お客様のことを考えることの大切さについて改めて考えるこ とができました。舘さんは、任された仕事を最後までやり遂げるは当たり前だと言っていまし た。求められたこと以上のことをするのが「働く」ということだと思います。 また、どの発表者の方も「コミュニケーション能力」という言葉を口にしておられました。 どのような業種・業界においてもコミュニケーションというものはとても重要視されていると いうことを再確認できました。特に新入社員のうちはわからないことや報告すべきことなどが とても多いと思います。分からないことの説明を理解するコミュニケーション能力、あったこ とを正確に分かりやすく説明するコミュニケーション能力。この二つが必要不可欠だと感じま した。 <特別講演会> 私は今回の特別講演を聴いて、働くことへの見方が変わりました。特別講演を受けるまでは、 仕事というものはやらなければならないこと、「義務」のように考えていました。しかし、講師 の尾山さんは「自分のやりたいことで、できる能力があり、みんなから喜ばれる仕事」につけ ることはとても素晴らしいことだとおっしゃっていました。そのような仕事に就くためのステ ップを3つ示してくれました。 Will…人生を生きる意志をもつ Can… 乗り越えて成長する Must…活躍の場を得る この3つです。これからはこの3つのポイントに注意して生活し、自分の「自分のやりたい ことで、できる能力があり、みんなから喜ばれる仕事」を見つけたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 時間のある学生は積極的にインターンシップ制度を利用する方が良いと思います。私は実際 に働いてみて、自分が何も出来ないということを思い知りました。学生という立場がいかに甘 いかということを痛感しました。仕事をするに当っては、どのような言い訳も通用しないのだ と思いました。謙虚な気持ちを持って、与えてもらった仕事以上に、自分で仕事を見つけると いう姿勢を常に持つことが大事だと学びました。また、自分の興味のある職にここまで近くで 触れ合うことは就職活動において大きな意味を持ちます。「百聞は一見にしかず」です。皆さ ん、ぜひインターンシップに参加してください。 - 366 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M077 高口 舞 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、体験の内容や仕事に対する姿勢、インターンシ ップで学んだことなどさまざまな考えや、感想、今後の目標など聞くことができ、とても有意義 な時間を過ごすことができました。また、今後の参考となるものがたくさんありました。 どの人の発表でも共通して言われたことは、自分の就きたい職業や興味のある企業について、 知識を増やすことが大切だということです。知識がなければ就活や企業に就職しても苦労するこ とがあると、どの発表内容でも言われており、納得することができました。 接客業では、「お客様と接することが多く、責任感をもつことが大切である」「接客には個性が 必要である」など、共感することが多々ありました。また、 「任された仕事を最後まで丁寧に」 「お 客様の事を考え、小さな点にも注意して仕事する」などが発表され、大変参考になりました。私 は接客業に関心をもっており、社会人になったおりには、これらのことを心がけ、仕事に活かし たいと思いました。 <特別講演会> 人は8万時間働くということを初めて知りました。これまでの学校生活より社会に出て働く 時間のほうが断然長いことを知りいろいろ考えさせられました。いままで親や社会に支えられて 学んできましたが、卒業してからは社会を支える一員となることに対して不安がありますが、働 くということに期待と楽しみも在るので就職活動を頑張りたいと強く思うことができました。こ の講演会は私にとって自身を考え直すための貴重な内容でした。私は高望みをし、いつも失敗し てしまいます。何事も途中であきらめず、最後までやり遂げ、目の前に迫る就職活動に挑みたい と思います。また、特別講演会での話を聞いていて、話の仕方、講演の進め方が大変参考になり ました。 さらに、この特別講演を聞いて、就職活動への意識が変りました。就職活動は大変なことばか りだと思っていましたが、就職活動をすることにより、自分自身が強くなり、成長し、活躍の場 を得ることができることも知りました。たくさんの良いものをもたらしてくれ、プラスに転じる こともあることがわかりました。これからの就職活動を頑張っていこうという気持ちがより強く なりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは自分が考えていたものより、多くの事を学べます。私は自分が興味のあ る職業から選びました。はじめは分からないことだらけで戸惑いが多かったのですが、仕事に慣 れてくるとすごく楽しくなってきました。学校では体験できないことや学べないことがたくさん あります。しかし、体験中は楽しいだけでなくそれに伴う責任感も大きくなってきました。イン ターンシップに行く前に自分がインターンシップで何を得たいか、何を学びたいかを明確にして おくとさらに良いと思います。また、インターンシップを体験し、今後の自分の課題を見つけ、 まとめておくと就職活動にもたいへん有利になると思います。インターンシップで得たものは今 後の学校生活で大変参考になるので、ぜひインターンシップに参加してください。 - 367 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M027 住吉咲弥 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> この就業体験発表会に参加して、就職活動が本格的に始まったことを改めて実感しました。イ ンターンシップとは、ただ単に参加するだけでなく、参加したことで自分にどんなことが身につ いているのかを振り返ることが大切であると分かりました。この発表会では、様々な会社や業種 の仕事が紹介されましたが、やはり組織や業種ごとで必要になる能力も違ってくることを知るこ とができました。例えばサービス業ならコミュニケーション能力が必要であったり、事務職であ るならパソコンの能力が必要であったりと様々です。しかし、どの仕事にも必要になってくるも のがあることも知ることができました。それは、責任感や積極性などです。社会人になると責任 がつきものです。何もかも人任せで生きていくことはできません。また、積極性もとても大切な ことです。消極的になっていると、せっかくのチャンスを逃したり、得るものも少なくなります。 そしてこれらはコミュニケーション能力の向上にもつながっていくということも学びました。と ても良い体験発表を聞かせてもらったことで、今後の就職活動にも良い刺激になったと思います。 <特別講演会> 「就職活動は自分に何をもたらすのか」という演題のもと、今後の自身のためになるお話を聞 かせていただきました。社会人と学生の立場がどう違うかということでは、社会人は社会を支え る一員であり、学生は支えられている立場であることを学びました。 他にもマザーテレサのとても素晴らしい言葉を教えていただきました。言葉に気をつけること で、いずれ運命にまでつながっていくとは、未熟な私にはとても考えつくことができないことで す。人間関係はとても面倒なことなのかもしれません。しかし、生きていくためには人と関わら なければなりません。そのためには、まず自分をよく知ることが大切なのではないかと考えさせ られました。 就職活動には自己分析が必須のことであると改めて実感することができました。私はまだ就職 をしなければならないという意識が低く、目標もまだ明確に決まっていません。しかし、時間も あまりないので、これからは就職に対してもっと前向きなり、目標を持って就職活動に励んでい きたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することはとても意味があります。実際に職場で働くということはど のようなものなのかは、体験してみないと分からないことがたくさんあります。インターンシッ プにはぜひ参加して、働くという立場を実感してみてください。つらいことや大変なこともあり ますが、そのぶん達成感や喜びもあります。働いてよかったと思えた時、人のために働こうと考 えることができると思います。そして、いずれ自分にあった職種を見つけることが大切であると 思います。 - 368 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M056 吉野 佑 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7名の発表者がそれぞれの場所でインターンシップを行い、多くのことを学んできているこ とが分かりました。また、発表者一人ひとりが自分の考えを持っていました。発表者は、自分 の考えがインターンシップを通してどう変わったかがはっきりしていましたが、私の場合はど うだっただろうと考えさせられました。発表者の体験した職種、企業によって、研修内容も学 んだことも違っていました。しかし、学んだことで共通していたことは、人とうまくかかわる ためのコミュニケーション能力や、責任感などはどの職業も共通していることが分かりました。 私もインターンシップに参加した際には、自分に足りないところをたくさん発見し、これから 自分の考えを見直そうと思いました。この発表を聞いて自分の体験していない職種のことも知 ることができ、勉強になりました。この発表会に参加して良かったと思いました。 <特別講演会> 特別講演会の演題は「就職活動は自分に何をもたらすのか」でした。この講演では、実際に就 職活動をする中で自分をどう変えていくべきなのかなどを学ぶことができました。自分の個性を 生かすという話を聞いて、決して明るくて元気なイメージというものだけが大切なのではなく、 自分らしさというものをどう大切にしていくか、どう生かしていくかが大切であることが分かり ました。また、自己分析をして自分を知るということが、どれだけ大切なことなのかが再確認で きました。他には「バナナを考えないでください。」という言葉を使った心理テストがありまし た。人は「何かをしなさい」と言われて義務的にやるより、自分のためだと考え、「何かをしよ う」という考えに変えることで、自分にやる気を出させるということを聞きました。まだ私は将 来どういう仕事に就きたいかなど目標が決まってないので、もっと積極的に自分から調べ、目標 を持って行動できるよう働きかけていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを体験すると学校では学べないことが学べるので、意味がないということは 絶対ありません。必ず自分に力がつくと思うし、何か発見もあると思います。職業体験ときいて 面倒だと思う人もいるかもしれませんが、いざ行ってみると楽しいこともあります。例えば、人 の力になれたなど働くことへの達成感も体験できると思います。あくまで職業体験ですが、積極 的に参加したら良いと思います。 - 369 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M044 端 結衣 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 報告者のさまざまな企業での就業体験報告を聞いて共通していた点は、「責任を持って行動す る」ということでした。責任を持って行動することにより、お客様への信頼へつながることや自 分自身の仕事に対する意欲の向上へと繋がることを教えられました。とりわけ、小さいことにで も気を配ること、チームワーク、事前に準備するなどのことは、学校生活でも行えることだと思 うので、残りの学校生活でそういう面も意識しながら生活しなければいけないなと感じました。 また、報告者の研修内容を聞いて、大変視野が広がったと思います。どの企業でもお客様を大 事にしていて、まずお客様のことを第一に考えて工夫をしている点を知ることができて良かった です。就職活動が始まったからこそ、この職業体験発表会への参加は、自分の意識を高めるうえ でも貴重な体験になりました。これからは、自ら進んで情報を収集しなければいけないので、積 極的に企業説明会などに参加しようと思います。どの発表もとても素晴らしかったです。 <特別講演会> 講演を聞いて感じたのは、自分に合うような仕事を就職活動によって見つけ出していきたいな と感じた点です。そして、最も印象に残った話がマザーテレサの言葉で、物事は「思考→言葉→ 行動→習慣→性格→運命」のように繋がっていくということでした。その意味では、みんなと同 じように就職活動を行うのだったら、楽しんだ者が勝ちだと思いました。脳は否定の言葉には反 応しないので、「就職活動は嫌だ」と言っていても脳は反応してくれないので、あまり考えすぎ ないようにしたいです。就職活動期間は、単に内定を得るための「我慢の期間」ではなく、内定 を得るために行動し、挫折を学んだり、自分を見つめなおす良い機会に出来ることが分かり、む しろ就職活動は自分を高める一種の勉強でもあるなと思いました。ただ内定をもらうためには、 早期の動機づけが大事なので、早く自分が何をしたいかを見つけ出したいです。社会人になると 8 万時間を仕事に費やすという理由から、自分に見合った仕事ではないと続かないので、企業の 規模だけで就職を決めるのは良くないとも思いました。自分という存在はこの世に 1 人しかいな いので、自分の個性を生かせるようにしたいです。残りの学生生活では、私は資格をたくさん取 りたいと思っているので、悔いの無いように、内定をもらった時には、心からの笑顔で納得いく 結果が得られるように頑張りたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、財団法人海王丸へ行きました。普通の企業ではない海事課というのがあって、普段行わ ないようなマスト登り、ロープワーク、カッターなど船に携わるような仕事でした。しかし、海 洋教室で子供と関わる機会が多いことに加え、真夏だったため大変暑かったのですが、普段経験 できないような体験が出来ました。短大で学んだようなパソコンなどを使う仕事はなく、子供達 に指導したりなど大変なことの方が多かったのですが、たくさんの人と関わることが出来、その 分やりがいがありました。インターンシップは参加した方がいいと思います。さまざまな人間関 係を通じて、アルバイトでは学べないような上の人との付き合い方、社会人になるということへ の自覚が持てるようになると思います。 - 370 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M065 片山 翔馬 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、様々な人の発表を聞きました。自分がインター ンシップで経験したことと比較して聞くことができ、たいへん貴重な時間を過ごすことができま した。7人の発表は、それぞれが就職に対し、強く熱意を持っておられると感じました。どの発 表者もしっかりとしたテーマや目的を持ち、インターンシップに着手していると感じました。自 分のインターンシップを振り返り、もっとしっかりとインターンシップの 1 週間を過ごせばよか ったと反省することが多々ありました。今後は、普段の生活はもちろんですが、社会人になった 折には、わからないことはしっかりと質問し、何事も、自分から積極的に行動するなどを心がけ たいと気づかされました。 <特別講演会> 特別講演会は、就職活動についての具体例を交えての内容であり、たいへん有意義なものでし た。私は、自分に合った職業を見つけることは、大変なことだと感じました。しかし、人生の 40 年近くを過ごす仕事を、自分に合った職業とそうではない職業を見定めることは、とてもたいへ んであり、大切なことだと改めて感じさせられました。 自分に合った職業はそう簡単にあるものではないと思いますが、今のうちから説明会などを積 極的に参加し、いろいろな企業の中で、ある程度絞り、企業研究しながら見つけていきたいと思 います。たくさん挫折などがあると思いますが、この度の発表を聞くことで新たに学ぶことがで きました。ここで学んだことや自分が実際体験したことを活かし、しっかりと頑張っていきたい と思っています。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップはこれから社会に出て働くための一番近い研修だと思います。アルバイトで は経験できないようなことを学ぶことができます。しかし、参加するだけでは意味がありません。 積極的に行動できるか、できないかでインターンシップで学ぶことは大きく変わっていくと思い ます。 社会人としてのマナーはもちろん、社会とは何かを学べると思います。インターンシップの研 修生ですが、お客様から見たら企業の一人であり、社会人と見られます。短い短期大学の学生生 活の中では、とても大きなことを学ぶチャンスですから、ぜひ参加し、就職活動に活かしてほし いと思います。 - 371 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M081 竹腰 泉紀 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回この発表を聞いて感じたことは、“お客様の立場で考えることが重要”ということです。 直に人と接するサービス業はもちろん、製造や事務といった仕事でも、お客様第一で仕事するこ とに変わりはないことを改めて感じました。 今まで私は、事務や製造は接客を主な仕事としないので仕事上でも業績、作業効率が優先され ることだと考えていました。とにかく素早く・大量に作ることで生産コストを下げ、販売価格も 下げられれば顧客も増え、企業の利潤にもなるので、双方の理に適っていると考えたからです。 しかし、実際企業でインターンシップを行った発表者の体験を聞くと、生産コストを下げる以前 にお客様との人間関係を築こうとしている企業側の意図が感じ取れました。伝票ひとつにも丁寧 に扱うことで信頼関係が生まれます。電話対応も相手に合わせてわかりやすく行うことが大切で す。一つひとつとても細かい作業ですが、このことが企業のイメージに繋がっていると思います。 私たちはこれから本格的に就職活動が始まりますが、企業にエントリーする前に自分がその企 業を深く研究するべきだと思いました。自分が社員になる前に、その企業はお客に対してどのよ うな接客やサービスか行っているかを調べることで、企業への理解を深めることができると思い ます。 <特別講演会> 就職活動においてまず必要なことは、自分をしっかり相手に伝える事です。内定欲しさに自分 を偽ってまで会社に就職しても、やりがいがなく生涯ここで働くという喪失感しか残らない気が します。良いことはもちろん、悪い点も相手に伝えることで自分という人間を評価してもらうこ とが重要だと思いました。 また、就職では実際にその企業に勤めている人に話を聞いてみるべきであると言われます。 その企業で働いているからこそのやりがいや苦労は貴重な意見ですので、参考になると思います。 巷ではSNSを利用した就職活動が内定率を上げているらしいので、自分もそのような情報ツー ルを駆使して就職活動をしたいと考えています。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップには参加すべきであり、特にアルバイトではやることのできない仕事(例え ば銀行などの金融系、大手の企業等)はやっておくといいと思います。その業界に行きたいと思 っている人はもちろん、興味の無い人も参加することで社会がどう成り立ち、私たちの生活にど う絡んでいるか考える良い機会になると思います。私は海王丸パークでインターンシップを行い ましたが、パークの運営に県が援助していることを知ったこと、実際の帆船での実習では普段登 ることのできないマストに登りちょっと怖い体験をしたこと、社会における海王丸パークの役割 やそこから広がる観光のことを考えることが出来たので、行ってよかったと思いました。 - 372 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M069 北山 紗由実 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の方の就業体験発表を聞き、私が体験した事務作業以外のサービス業や、営業、製造業な ど様々な職種の仕事内容を知ることができました。他の企業や、事業部ではどのような仕事を行 っているのか、どのようなことが必要になってくるのか知ることができ、今後の就職活動での参 考になると感じました。 他の人の就業体験を聞くことで、自分がインターンシップで気づくことができなかった、ホウ レンソウ(報告、連絡、相談)の大切さ、事前準備の大切さ、など多くのことについて気づくこ とができました。どのような職種に就く際にも、高い意識を持ち仕事に取り組むことや、責任感 を持ち仕事を取り組むこと、どんな仕事に対しても積極的に取り組むこと、チームワークが重要 なものになるのだと思います。特に責任感の重さは普段感じることができないもので、学生と社 会人との大きな違いになると考えます。自分の知らなかった、様々なことを学ぶことができたの で、インターンシップへ参加して良かったと思いました。 就職活動が始まった今、自分の適している職種を見つけ、企業が必要としている人材になる努 力をしていきたいです。社会人としての常識や、マナーをより多く身に付け、社会人になる心構 えをしっかりしておきたいと思いました。 <特別講演会> 私たちは、今後、社会人になります。社会人になり、働くという事は社会を支える一員になる ということです。社会人になり、定年まで働く平均時間は約8万時間だと聞き驚きました。 就職活動が始まり、多くの不安があるけれど、特別講演を聞き就職活動を前向きに考えること ができました。今後、様々な困難があると考えられるけれど、「人間は、困難を乗り越えて成長 する」という言葉を大切にし、乗り越えていきたいです。様々なことに積極的に挑戦し、自分に 適している職種を知り、やりたい仕事を見つけ、明るく元気に、今後の就職活動に励みたいです。 就職活動は、内定を得るための我慢の期間と考えるのではなく、多くのことを得る期間と前向き に考え、就職活動を乗り切りたいです。参考になる講演会でした。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、社会人により近くなった立場で体験できるため、実際の職場の雰囲気や、 より深く仕事や、企業について理解することができます。また、自分自身の適性を把握すること ができ、社会人のマナーや、常識など働く際に必要な様々なものを学ぶことができるので、イン ターンシップに参加することは多くのメリットがあります。また、今後自分に必要なものに気付 くこともできるため、是非インターンシップへ参加してほしいです。 インターンシップを実習する際には、事前準備を行っておくことが必要だと感じました。自分 のインターンシップ先での仕事内容をしっかり確認しておくことで、少ないミスの中で実習でき ると思います。 目的意識をしっかり持ち、積極的に仕事を取組くんで頑張ってほしいと思います。充実した、 より有意義なインターンシップを体験し、自分を成長させてきてほしいです。 - 373 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M062 梅森 郁奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会に参加して、七名の発表者の方に話を聞いて思ったことは、インターン シップに参加するに当たってのテーマ設定は、とても大切なことだということです。テーマが明 らかにされていることで、インターンシップ先でのモチベーションや、仕事に対する意識も高ま り、目的意識を持って一つ一つの仕事ができると思いました。私自身も、インターンシップでは、 人と関わることへの苦手意識を克服するという目標を設定していたので、インターンシップ中に は、積極的に人と関わりあうことや笑顔で人と接することを意識して仕事をすることができたと 思います。また、人前で発表するに当たって、スライドの完成度や発表する内容はとても重要だ と思います。しかし、今回の発表会を通して、もっと大切だと感じたことは「自信」です。今回 の発表者の中でも一番自信を持っていたのは、二番目に発表された富山国際大学の大野さんだと 思います。常に聞いている人の顔を見回して、そこで聞いている人すべての人に伝えたいという 意思を感じることができ、私自身も大野さんの話を真剣に聞くことができました。私は、人前で 話をするのが苦手です。しかし今回の発表を聞いて、自分に自信を持つことはとても大切である と感じることができ、就職活動や学生生活においても、自分に自信を持って取り組んでいきたい です。 <特別講演会> 今回の特別講演では、『就職活動は自分に何をもたらすのか』というテーマについて話を聞か せていただきました。この講演を聞いて一番強く感じたことは、何事も経験してみなければ分か らないということです。講師の尾山氏は、自分の実家の染め物屋さんを継ぎたくないからという 理由で就職活動をしていたが、二十五歳になって実際に家業の染め物屋さんをやってみると、意 外に楽しく十年間もその仕事を続けたと言っておられました。この話から、今回私が体験したイ ンターンシップを思い出しました。私は、昔から人と関わることが苦手で、コミュニケーション をとることに対しても不安を持っていました。このことから、私には接客業などの人と関わる仕 事は向いていないのではないかと思い、職業を選択する上では視野を狭めてしまっていました。 しかし、実際にインターンシップで接客業を体験してみると、お客様と関わる仕事はとても楽し いと感じ、やりがいを多く得ることができました。誰しもが、自分の価値観や偏見などによって、 安易に物事を決めつけてしまうことが多いです。しかし、何事も体験してみなければ分からない ということを知り、今後の学生生活では、様々なことを体験して、自分の可能性を広げていきた いです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加する上では、テーマ設定を明確にした方が良いと思います。自分がこ のインターンシップで何を学びたいのか、参加する目的は何かということを自分自身でしっかり と分かっていなければ、インターンシップに参加する意味が全くなくなってしまいます。単位が 欲しいから参加するというのではなく、自分の今後の就職活動や、仕事とは何かということを知 るためにも、自分のための投資だと思ってインターンシップに取り組んで下さい。 - 374 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M096 福井 柚葉 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は特に富山国際大学の大野さんの発表が印象に残りました。インターンシップでは社会人に 一歩近づいた経験が出来たとおっしゃっていました。お客様と接する仕事を経験し、責任感が生 まれ報告や連絡を取り合うことによりチームワークが生まれ、効率があがるという所はとても共 感しました。また、お客様に質問された時に答えられないと、コミュニケーションの機会を失っ てしまうため、事前に知識を入れておく必要があると思いました。知識があればお客様との会話 も弾むし、自分の事を印象付けられると思いました。また、お客様からしてみれば制服を着てい ると、インターンシップで来ているとは分からないので、しっかり答えなければいけなかったと いう経験を私もしたので、その気持ちがよく分かりました。サービス業をする上で大切な事は、 自分の出来る仕事は積極的に行い、お客様のことを第一に考える事だと思いました。私もインタ ーンシップを通して、お客様の立場になって考えたりすることが多くあったので、お客様と接す る事の大変さややりがいがとてもよく伝わってきました。今回の就業体験発表会で聞いた事をこ れからの就職活動に活かしていきたいと思います。 <特別講演会> 私は講演会を聞いて心に響いた言葉があります。それは、 “やめようとするのをやめる”です。 私は、自分に少しでも向いていないと思ったらそう思い込んでしまったり、興味がないと思うと すぐに制限してしまう事があります。しかし、それは自分で自分の可能性や視野を狭めてしまう 事に繋がると思いました。これからは、すぐに制限をかけてしまうのではなく、良く考えて少し でも視野が広がるような行動を心掛けていきたいと思いました。就職活動は学びと気づきに出会 うことが出来るとおっしゃっていたので、自分で乗り越えて成長しようとする意思や、自分から 積極的に行動して、活躍の場を広げられるようにしたいと思いました。また、自分には向いてい ないとすぐに決めつけてしまうのではなく、少しでも興味がある事には挑戦してみようと思う気 持ちが大切だと思いました。人生の中で働いている時間は 8 万時間とおっしゃっていたので、就 職活動では後悔が残らないような選択をしたいです。また、自分のやりたい事が、人の役に立っ たり、喜んでもらえるような仕事に就きたいと思いました。私も、今までは親や社会に支えられ て学んでこれたので、これからは社会を支える一員になりたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加して、分かった事や学べた事がとても多くありました。自分が思って いたイメージと違った所や、仕事の大変さ、やりがいなど実際に体験してみないと分からない事 がたくさんありました。また、インターンシップに参加する事で自分にその仕事が向いているか どうか気付く事が出来たり、今の自分には何が足りないか発見する事も出来ます。そして、就職 活動を行う上でも職業選択の参考になると思うのでぜひ、インターンシップに参加してみて下さ い。 - 375 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M109 山崎 瑞恵 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表会に参加して、いろいろな職場体験の話が聞けて良かったと思いました。私は今回のイン ターンシップでは、富山国際大学の大野さんのようにサービス業を体験しました。大野さんは、 チームワークの大切さや、お客様に対する積極的姿勢、知識が必要と発表されていて、私もイン ターンシップ中同じようなことを考えていたので共感できました。また、お客様第一という考え は、サービス業どこでも共通した信念だと思いました。接客には個性も必要という考えは私には 無かったので新鮮な意見でした。 富山高等専門学校の吉崎さんの日本燐酸については、とても専門性が高く、また日本燐酸とい う会社を初めて聞いたのでこのような仕事もあるのかと思い、驚きました。報告・連絡・相談と いった、ほうれんそうの重要性や、向上心を持つこと、コミュニケーション能力の必要性など、 自分に何が足りないのか吉崎さんはしっかり見つめ直すことができていたと思いました。 富山大学の長谷さんの日医工については、途中こちら側に問いかけることがよくあり、良いと 思いました。また、日医工の仕事に対する情熱がよく伝わってきました。仕事への想いが、洗練 された商品を産むのだと思いました。長谷さんは今までは期限など考えずに大学で研究をしてい たそうですが、インターンシップをきっかけにスケジュールをしっかり立てるようにしたことで 研究にめりはりがついたと言っていて、物事スムーズに進めるにはやはり計画性が大切だなと思 いました。 <特別講演会> 講演会を聞いて、自分のやりたいことをどんどん見つけていきたいなと思いました。働くよう になれば、これからの人生のほとんどを仕事の時間に使うようになるので、自分の興味が少しで もあって、つらくても頑張れるような仕事に就きたいと思いました。また、働くということは、 社会の一員にもなるということで、今までとは違い、より社会との関わりが深くなると思います。 その中で、一人一人が社会を支えているという気持ちを持つことも大切だと思いました。また、 働くようになれば、会社には様々な人が集まっているので、人付き合いの幅が広がります。その 中で、仕事がしやすいように、自分の行動や言動に気を付けないといけないと思いました。印象 に残ったのは、仕事と付き合うのは親友と付き合うのに似ているという言葉です。本当にそのよ うな仕事と出会えたら充実した仕事ができているのだろうなと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加したことで、仕事に対する姿勢など学ぶことができました。また、自 身の反省すべき点や課題が見つかり、自分を見つめ直すこともできました。 興味のあった仕事でも実際体験してみることでイメージと違うことも多くあり、仕事を選ぶ参 考になったと思います。ぜひ、インターンシップに参加して、就職活動の参考にしてほしいと思 います。 - 376 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M057 相山 泰亮 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会を聴講して、私自身がインターンシップを体験して学んだこと以外に様々なこと を学べました。具体的には、体験から経た「気づき」やどのように今後に活かしていくかなどで す。いずれも、インターンシップを通して感じることは人それぞれだと思いました。その中でも 印象に残ったのは、お客様のことを第一に考えることが大事ということです。どの職種でもお客 様あっての商売・事業です。働く上で周囲との協調も大切ですが、常にお客様に感謝しないとい けないということを改めて実感しました。 また、どの発表者も堂々としており、素晴らしい発表であると思いました。今後、就職活動を する上で、一人で動く場合にその主体性や積極性を見習わなければいけないと思いました。 <特別講演会> 講演の内容は衝撃的な内容が多く、強く印象に残りました。いずれも、就職活動や就職してか らも役立つ内容だと感じました。学生と社会人の違いについて、学生は親や社会に支えられて学 んでいましたが、社会人になると社会を支える一員となるということの言葉の重みを感じました。 私は今まで、社会と自分自身は無関係であると思い、何も考えずに生きてきました。しかし、再 来年からは社会人です。社会に出るということは職場のこと、働くということ、社会全体のこと など色々考え行動していかなければいけません。社会に出て自分にできることを全力で出せるよ うに、その基盤を残りの短大生活で身に付けていきたいです。 次に、前向きに物事を考えようと思いました。尾山さんがおっしゃったように「~ねばならな い。」と考えるよりも「~したい。」と考え、「~してはならない。」と考えるのではなく「~しよ うと考える。」といった前向きな考えが就職活動で生かされてくると思います。やりたくないと いう感情から逃げ出さず就職活動を頑張りたいです。 改めて就職活動を頑張りたい、と思えるような内容を聞けて本当に良かったです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 後輩の皆さん、インターンシップには「絶対参加した方がいい」と思います。それは普段の講 義では学べないことや、感じとれないことをインターンシップでは学ぶことができるからです。 私も参加して、よかったとつくづく思います。 インターンシップで学んだことを生かし、自分の欠点を見つけ克服し、長所をさらに伸ばして 就職活動に繋げていきましょう。そして、企業の人事担当者に「富山短期大学の学生を採用して よかった」と毎年言ってもらえるような人間になれるようお互い頑張りましょう。 - 377 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M200 天野 みどり <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会では、富山県内の様々な学校の学生計 7 名の発表を聞きまし た。それぞれの発表には特色があり、発表者ごとにインターンシップで感じたことや、学んだこ とが違い、自分の考えとは異なる視点での物事のとらえ方を知ることができました。また、人に 的確に物事を伝えることは難しいということもわかりました。とてもわかりやすい発表もあれば、 難しい発表もあり、両者の違いは何なのかということも考えさせられました。 この発表会では改めて自分のインターンシップの振り返りができました。自分が学んだこと、 自分に足りないもの、そして社会人がどんな思いで仕事に取り組んでおられるかについて過去に 考えていたことが思い出されました。これを忘れないためにも、今後の学生生活や就職活動、さ らには、就職後の生活で実践していこうと思います。 また、これから始まる就職活動に向けて合同企業説明会やセミナーにも積極的に参加していこ うと考えています。 <特別講演会> 講演会の中で、積極的に就職活動をする上で常識と考えられている、 「明るく」 「元気に」 「ハ キハキと」という言葉についての話がありました。講師の方は、無理に元気にふるまうのはよく ないということを述べられていました。自分を押し殺しては自分らしさというアピールポイント が失われ、もっと言えば自分らしさという一つの才能が社会から失われると話されていました。 私は、元々明るい明朗な性格ではありません。人前で話したり、何かをしたりということは苦 手で今までできるだけ避けていたため免疫がありません。そのため講師の方の言葉は私にとって 勇気がでる言葉であり、今後の就職活動のヒントになりました。 就職活動にもまれる中で自分というものを見失わないよう、常に自分は自分のままで就職活動 に取り組めばいいということを胸に今後の就職活動に取り組んでいきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加しようか迷っているなら、絶対に参加すべきです。なぜなら、短期大 学では学べないことが凝縮されているからです。 インターンシップの前後では就職に対する意識が全然違ってきます。社会に出てお金を貰う社 会人は常に本気です。就職活動は自分の本気が出せるような職を見つけたり、本気で仕事に向き 合ったりできる人でないとドロップアウトしてしまう可能性があります。理想論ばかり頭におい て、そのまま就職してしまうと現実を見た時に辛くなってきます。このような事態を防ぐために も実際に会社を見て、体験などを通して、社会人の本気を見に行くことは絶対にこの先の自分の ためになります。 貴重なこの機会に、意識を高く持って取り組み、今後の自分の成長に繋げてください。 - 378 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M046 牧野 巧 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の発表に共通として、 「インターンシップに参加してよかった」、 「社会経験が直にできた」、 「責任感を学んだ」ことでした。栗山さんは、社会人として働くためのマナーを知りたく参加し、 カメラ三脚を持ち歩くことが重労働とおっしゃっていて、そういった大変さもあることを知りま した。大野さんは、ホテル業に興味があり、常に最高のサービスを行うためには、「事前準備が 大切で、サービスの質を良くするためには、積極性が大切。また、接客は「個性」がでる」とお っしゃっていました。そこから事前準備の大切さ、積極的に行う姿勢、個性の大切さを学びまし た。重森さんは、職場の雰囲気を身近に感じたとおっしゃっていました。この方は、公務員にな りたいという明確な目標があり、それに向けて自分の足りない部分を見つめ、県民のことに考え を及ぼされていることを知り、すごいなと思いました。やはり何になりたいかを決めておくと、 これからの自分は何をやらなくてはいけないのかが明確になるのだと思いました。舘さんは、前 聞いた時より、堂々として発表していて、すごく練習されている印象を受けました。やはりお客 様のことを一番に考えるということは大切なのだなと思いました。都築さんは、仕事がどのよう なものなのか理解し、働くことの楽しさ、厳しさを知ったとおっしゃっていました。どんな仕事 にもやりがいや厳しさがあり、それを発見できたことはその仕事に一生懸命取り組んだからだと 思います。私も楽しさ、厳しさを少しでも多く吸収したかったと思いました。吉崎さんは、「社 会人としての責任、ネットなどではわからないことを知りたい」とおっしゃっていました。その なかで「ほうれんそう」の大切さを改めて感じました。また向上心を持つことも必要なことも知 りました。最後の長谷さんは自分が今興味のある、日医工にインターンシップに行かれていまし た。ジェネリック医薬品の作り方やなどを紹介されて、とても楽しそうでした。「すべては使用 する人のために」という言葉は、どの製造会社にも言える事なのではないかなと思いました。そ の当たり前のことをしっかりと心にとめておくことはとても重要な事なのだと思いました。自分 なりの貢献方法や期限を大切にすることの重要さを知りました。一人一人から学ぶことがとても 多く、この発表会に参加できてよかったです。 <特別講演会> 就職活動は、人によってとらえ方が違ってくることが分かりました。1 つの事実をどうとらえ るかは人それぞれで、それを「頑張る」と思うか、「めんどくさい」と思うかで最終的な結果が 変わってくることを知りました。マザーテレサの言葉で、「思考→言葉→行動→習慣→性格→運 命」ということを聞き、最初に思った「めんどくさい」は、最後には自分の運命になることを知 りました。意気込み、考え方でこれからの人生が変わってくるのだと思いました。また、自分ら しさを自分で認める。という言葉に共感しました。自分らしさに自信を持てばプラスの思考が働 いて、自然と明るくなるような気がします。その自分らしさを認めてくれる企業に就職したいと 私は思いました。早め早めに行動をして、自分に合った企業を見つけたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 自分のやりたいことを明確にして、インターンシップを行うと、頑張ったという達成感だけで なく、これからの自分のためになります。何を経験するかは人それぞれですが、目標を持つこと で、ほかの人よりより吸収できるものがあると思います。頑張ってください。 - 379 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M060 岩坪 亜理沙 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して思ったことは、やはり学生のうちからアルバイト ではなくインターンシップのような経験をしておくことは大切なことであり、社会に出る準備が 出来ると感じました。 インターンシップをきっかけに自分のやりたいことや就きたい職種・業界を知る良い機会にな ると思いました。また、自分の強みや弱みを知ることもできるので就職活動の際にとても役立つ と思いました。実際に就職してから「この仕事は自分に向いていなかった。」ということになら ないためにもインターンシップを通して自分の特性を知っておくことは大切だと思います。 私はまだ自分のやりたいことがはっきりしていませんが、皆さんの発表を聞いてもっと働くこ とについての意識を高めなくてはいけないと思いました。 <特別講演会> 私は尾山さんの「就職活動は自分に何をもたらすのか」という講演を聞いて、たくさんのこと を学びました。 その一つは「学生と社会人の違い」です。学生は親や社会に支えられて学んでいますが、社会 人になってからは社会を支える存在になるということを知りました。社会人になると多くの責任 がついてくるということも知ることが出来ました。 また、就職活動は早めに行動しておくとよいということなど、就職活動において重要なことや アドバイスを知る良い機会になりました。私が一番心に残っている言葉は「就活は、社会人への 第一歩」です。これから私がすべきことは、やりたいことを見つけ、それに向かって努力するこ とだと思いました。そして自分にできることを発見し、自分の強みを見つけることです。また、 できないことにも積極的にチャレンジし、乗り越えて成長するべきだと思いました。さらに自分 ができることを発見した後には活躍の場を知ることが出来るので、社会に出て活躍し貢献するた めにも早めの行動を心がけようと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップをする前は、自分のやりたいことについても、社会人になるということ についても深く考えていませんでした。そんな状態のままインターンシップに参加しましたが、 インターンシップを通して仕事というものを身近に感じることができ、仕事に対する意識を高め る良い機会になりました。また、普段アルバイトなどでは体験することのできないことや社会人 の 1 日を実際に体験することができたことが、一番大きな収穫であったと思います。 - 380 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M063 小倉 健志 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回発表されていた方の多くは、以前から興味の持っていた業務を体験させていただくことで、 業務内容を深く理解するために参加させていただいていたことが分かりました。 私が今回のインターンシップに参加させていただいた理由も、同様でした。以前から営業に興 味を持っていましたが、楽しそうな仕事だという印象しか持っておらず、実際はどういった業務 内容なのだろうか、と理解しようと思ったことが理由です。実際インターンシップに参加させて いただくことで、営業の業務を確認することができ、自身の営業に対する興味をより向上させる ことができました。今回の発表を聞き、どの業種においても業務を行う際、忘れてはいけないこ とがあると再確認することができました。それはお客様を第一に考えることです。お客様が存在 することで会社が成り立っているのであり、製品を使用し喜んでいただくために業務に励んでい ることに異論はないと思います。世の中にその製品がなければ生活していけない場合があるとす れば、「購入しろ」ではなく、お客様のお役に立とうと思うことの大切さを、私たちが仕事をす る上で、心得ていかなければならないと思いました。 また発表会に参加し、お客様を第一に考えることは全ての職業に言えることだと再確認するこ とができました。この一件を最優先に考え、就職活動に取り組んでいこうと思いました。 <特別講演会> 就職活動を進めていく上で、自分自身を企業側に最大限に売り込んでいくことが大切であると 再確認することができました。そのためには、明るく元気な姿勢で面接官と向き合うことが大切 であると知りました。 以前の私であれば就職活動での面接を行う際、気を引き締めて会話を行うことばかり考え、自 身の思っていることを素直に話せずにいたと思います。そのため、相手に好印象を持たれなかっ たのだと思います。今回の公演を聞き、これまで行っていたこの失敗を修正していこうと思いま した。また講演前に、インターンシップでお世話になった担当の方に会うことができました。会 うまでは、最終的に悪い印象を持たれていたのではないかと心配でした、気軽に笑顔で声をかけ ていただき、君なら大丈夫だと言われ、自分に自信を持って良いのだと思いました。 今回の講演会で学んだことや頂戴した言葉を自信に変えて、充実した就職活動を行っていきた いと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することは、以前から業種を絞っている学生だけでなく、どの業界に 進もうかと迷っている学生にとっても活かすことができる良い機会です。なぜなら、今後就職活 動を行う際、業種を絞るきっかけを作ることができるからです。 私自身もインターンシップに参加することで、以前から興味の持っていた営業に対しての興味、 関心を高めることができました。今後は営業にターゲットを絞り、就職活動に取り組んでいこう と思っています。参加して良かったと思う時が必ず来るはずです。皆さんも是非参加し、今後の 就職活動に繋げられるよう頑張ってください。 - 381 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M075 嶋林 永奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の体験発表を聞き感じたことがいくつかあります。インターンシップの良いところはその 場でしか得ることのできない情報を得られることだと思います。またネットで調べただけでは感 じ取ることができない雰囲気を感じることができます。人間関係や雰囲気を感じることは直接仕 事の内容に関係なくてもこれからその職場で働くとなった時にはとても重要なポイントになる と思いました。また責任感の重さも感じることができます。都築さんが話していたように社会人 になると自分の責任だけではすまないということがわかりました。チームワークが大切であり、 多くの人と協力して行われます。そのため自分一人がかけることにより大きく計画が狂っていく 場合があります。体調管理等といったことも仕事のうちに含まれるのだと感じました。また長谷 さんが発表していたようにスケジュールをたてることも重要です。「長い目でスケジュールをた て、それから目先のことを考えていく」スケジュールをたてずに物事を考えると、どんどん先延 ばしになってしまうことがあると思います。長谷さんはインターンシップに参加しこのことが私 生活でも活かされ物事を行うようになったそうです。インターンシップで学んだことを自分の生 活に活かすことができればインターンシップに参加した意味がすごくあると思いました。 <特別講演会> 就職活動を始めた時点が社会人への第一歩だといわれ、さらに就職活動に対する思いが強くな りました。就職活動を行っていて上手くいくことも失敗することもあると思います。しかしその 就職活動で得た経験は無駄にはならないのだと思いました。失敗したことを今後の参考にするな ど自分のためになることがあると思います。そのため失敗を恐れずにチャレンジしていこうと思 いました。面接時は明るくて元気が良い印象を与えるのはなぜなのか実際に大学の先生も答えて おられとても参考になりました。「明るくて元気な子は反応してくれるためどんな子かわかりや すい」話さなくてはどんな人間なのかが伝わりません。面接とは自分がどんな人間であるのかを 伝える場なのでしっかりアピールするべきなのだと思いました。このことはこれから面接してい くときに実施していこうと思います。また、“仕事と付き合うのは、親友に似ている”というこ とも言われました。有名な会社だから、給料が高いからといったことだけで自分が働くところを 決めてしまうのはいけない。自分にあった会社を見つけ、はいることが大切だと気付くことがで きました。とてもためになる話が聞けて良かったです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは参加するべきです。たとえ1週間という短い期間でも仕事に対する気持ち が変わります。中学、高校で行われる職業体験はまだまだ先のことだと思っている部分もあった と思いますが、短大では社会人になることが迫っているため、前向きに向き合えると思います。 自分の体験も大切だと思いますがインターンシップに参加した周りの友人と情報交換すること も良いと思います。そして、インターンシップでは積極的に物事を行い自分をアピールすること が重要だと感じます。社会人になる前に社会人のことをよく知ることが大切です。インターンシ ップに参加するべきか迷っている人は参加することをお勧めします。 - 382 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M097 藤縄 咲 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップは、学生では感じられない体験をすることが出来ます。ANAクラウンプラ ザホテル富山で職業体験をした大野さんが「社会人としての心構え」を発表しました。職業体験 より、責任感を持つこと、チームワークの重要性、事前準備の大切さ、そして積極的に自分の出 来る仕事を見つけることが大切だと述べました。ホテル業に限らず、この4つのことは大変大切 だと感じました。また、企業や仕事内容に対する知識はもちろんですが、ホテルの制服を着てい る以上、お客様から見ると、自分は社員であり、ホテル以外の知識も身に付けておく必要がある と思います。職業体験を通して、逃げない強さ、意識を高く持つこと、目標を持つことの大切さ を学んだとも言っていました。やはりどんなことも経験してみないと分かりません。自分の強み や不足しているところは何かを知るためにも、どんな仕事に対しても常に向上心を持ち、積極的 に取り組むことが、自分の強みや弱みを見つけることに繋がると思いました。 <特別講演会> 就職活動中の私たちにとって大変勉強になるお話をたくさん伺いました。会社は様々な人が集 まって成り立っています。同じことを黙々と続けられる人や、周りをよく見ている人など、自分 に合った仕事は必ずあり、受容がたくさんあることを学びました。また、自分の新たな強みを見 つけるために、できることだけをやるのではなく、できないことにチャレンジして自分のできる ことや、やりたいことを見つけることが大切だと学びました。就職活動のポイントは、困難でも チャレンジする、新しい方法を試す、やりきるということが大切だと述べていました。どんなに 困難でもチャレンジをしてやりきることで、それが成功しても失敗しても、自分自身が成長でき ると思います。もし失敗したならば、次は違う方法でチャレンジして自分に合った方法を見つけ ていけたら良いと思いました。就職活動は自分に何をもたらすか。それは、人生を生きる意思を 持つ、乗り越えて成長する、活躍の場を得ることであり、どんな小さなことでもチャレンジして いきたいと思います。就職活動は自分の将来を決める重要な活動です。自分にあった仕事を見つ けるためにたくさんのことにチャレンジして、多くの壁を乗り越えていきたいです <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 大学はたくさんの選択授業があるので、ぜひ多くの授業を選択し、たくさんのことを学ぶと良 いです。多くの情報や知識があるに越したことはないし、いつか自分の持っている知識が絶対役 に立つと思います。インターンシップでは、学生では感じられない職場の雰囲気や、業務の流れ などの貴重な体験をさせていただきました。インターンシップ先では、上司と関わり、お話しす ることで様々な情報や知識を得ることができます。しかし、そのためにはコミュニケーション能 力がとても大切だと思います。また、職業体験で社会人は自分一人のことだけを考えれば良いの ではなく、会社全体のことを考えることがとても重要であり、一人一人の責任感が大切です。ど んなことにも興味、関心を持ち、積極的に自分に出来る仕事を見つけることが大切だと思います。 - 383 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M016 小林 紗英 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表者はインターンシップに参加する動機がしっかりしていて、結果として今後の目標や課題 ができたり自分を見直すことができていたりしたので、私も明確なテーマを掲げてインターンシ ップに参加すればよかったと思いました。 1 番多く大切だと言われたのが「積極性」です。コミュニケーションを円滑にするには積極性 がないといけないし、仕事に取り組むときも積極性がないとうまくいきません。どんなことに対 しても積極性が大切だとわかりました。またどの仕事においても責任感がないといけません。働 くということは何かを生み出して社会に貢献することだから自分の行うことには社会全体に対 する責任がないとだめなのだと思いました。相手の立場に立って物事を考えれば責任感は自然と 生まれてくると思います。 今年 4 月、短大に入学したばかりで就職活動という言葉にあまりピンときていなかったが、イ ンターンシップの経験を活かし、情報を十分に入手して就職活動に取り組んでいきたいです。 <特別講演会> 「やりたいことで仕事をする、周りから喜ばれる仕事をする」私はこの2つを大切にしたいと 思いました。ただ自分の好きな仕事をするのではなくやはり周りの人に感謝されることは自分も 周りの人も幸せな気持ちになるので、そのような仕事をしたいと思います。また、今まで就職活 動に対して面倒などマイナスなことしか考えていませんでしたが、「頑張るぞ!」と思っていた 方が内定率が高いので、気持ちを切り替えて就職活動に臨みたいと思います。 面接では本当の自分をアピールすることが大切だとわかりました。嘘をついている自分より本 当の自分を評価してもらうべきだと思います。私はよく「いつも笑ってるね」と言われることが 多いので面接のときは笑顔を忘れないようにしたいです。 WILL(やりたい)、CAN(できる)、MUST(喜ばれる)のような仕事を見つけられる ように就職活動に取り組みたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは人生で 1 度しかできません。いきなり会社に入ってすぐに職場の雰囲気に 慣れることは大変だと思います。しかし、インターンシップに参加することで実際自分の就職す る職場とは違えど、社員が一生懸命仕事をする姿、雰囲気が実感できます。少しでも企業に触れ ることで就職活動の参考にもなるし、自分を見直せるいい機会です。課題や目標も発見できます。 インターンシップはたくさんのことを学べるのでぜひ参加してほしいです。 - 384 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M098 古川 菜月 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会で7人の発表を聞いて、仕事をする上で必要なことは何かを知ることができま した。それは責任感を持つことと積極性です。発表者が共通して言っていたことが責任感と積極 性でした。私もインターンシップを体験して責任感と積極性の大切さを感じることができました。 積極性の無さはインターンシップ体験の私の反省点であり、身につけていけるようにしたいと思 いました。 インターンシップや発表会を通して、自分に必要なことを気づくことができ、これからの自分 に身につけていこうと思います。 <特別講演会> 特別講演会はとても参考になることばかりでした。今まで企業は明るく、元気がいい人が求め られていると思っていました。しかし明るく、元気ということが必ずしも必要とされているわけ ではなく、自分らしさを大切にすることが重要だと聞いて少し気持ちが楽になりました。私は人 前で堂々と元気よく話すことが苦手です。だから面接で元気よく話せるのか不安でした。自分ら しさを無くさずに企業にアピールできるようにするために試行錯誤していきたいと思います。ま た部署や仕事内容によって求められる人材が異なっているとも言っておられました。アピールす るためには自分の就職したい企業の部署について調べておくことが必要だと思います。そのため に、早めに行動することがポイントです。 私の理想の仕事は「自分がやりたくて、ちゃんとできて、みんなから喜ばれる仕事」ですが、 それに近づくための方法を教えていただきました。どれも今すぐに、できることばかりであり、 すぐに実行しようと思いました。特にセルフトークの改善ができていないので意識して生活して いこうと思います。何でもチャレンジして乗り越え、体験していきたいと思います。 特別講演会ではたくさんのことを学んだり、気づいたりすることができました。それらを心に 留めて、今、すべきことをしていこうと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは実際に企業で働いている人を間近で見ることができ、“働く”ことの意 味や会社の雰囲気、仕事に対する思いなど、学校では学ぶことのできないことをたくさん学ぶこ とができます。またインターンシップでは社会人としてのマナーや社会人に必要なことも学ぶこ ともできます。就職活動に役立てることができるという点に加え、社会人になってからも役に立 つと思います。 インターンシップを体験することで多くの能力や知識が身に付きます。インターンシップに参 加するときは 1 日 1 日を無駄にせず、より多くのことを吸収してほしいです。 - 385 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M099 本多 彩香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就職体験発表会に参加して、大切だと感じたことは様々ありますが、 その中で私が特に印象に残っていることは、責任感を持つことの大切さとチームワークについて です。まず、社会人としての責任については自分の任された仕事に最後まできちんと取り組むこ とが大切であると改めて考えさせられました。どんなに小さな仕事であっても怠ってしまっては いけません。どのような仕事にでもしっかりと責任を持って取り組むことでお客様からの信頼を 得ることができ、そのことが高品質につながっていくのだということを学びました。チームワー クは、社会で働く上で非常に重要なことであると考えます。会社内のチームワークがよくなるこ とで仕事の効率も上がり、会社全体の発展に貢献できると思います。また、様々な意見を取り入 れることで新しい発想が生まれ、会社に貢献することができると感じました。このほかにも学ん だことや発見したことがたくさんありますが、忘れずに今後に役立てていきたいです。 <特別講演会> 特別講演会に参加して、驚いたことがあります。それは、社会人として働く時間が8万時間も あるということです。小学校から大学まで学校に通う時間は1万5千時間であり、社会人として 働く時間は、とても長いということが分かりました。このことから、働くということは非常に重 要であると感じました。自分の就きたい職業を探すことが大切であり、就職活動をするにあたっ ては、自分のやりたい仕事を見つけるということが重要であるとも感じることができました。ま た、就職活動をする際には自分らしさを大切にし、自信を持って取り組むことが必要です。社会 人と学生とでは、なにが違うのかということも改めて感じることができました。私たち学生は今、 親や社会に支えられて学んでいますが、社会人になることで、次は私たちが社会を助けることに なります。このことからも、働くということがどれだけ大切で大変なことなのかを考えることが できました。また、働く際には、「~しなければならない」と考えるのではなく「~しよう」と 考えることが大切であり、積極性を持つことが必要であることも分かりました。今回の特別講演 会での貴重なお話を忘れることなく、今後の就職活動、将来に役立てていきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに是非参加することをオススメします。インターンシップは大変ではありま すが、インターンシップへの体験を通して学べることがたくさんあります。例えインターンシッ プ先が自分の興味のある場所ではなくてもインターンシップへの体験で考え方が変わったり、新 たな発見したりすることもあると思います。今後の就職活動や学校生活に役に立つとも思います。 長い夏休みを有意義なものにするためにも、インターンシップへ参加してみることは大切である と思います。貴重な体験を通してたくさんのことを学んできて下さい。 - 386 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M036 寺井 彩乃 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私が就業体験した企業と業種が異なる所でインターンシップされた方々の発表を聞くことが できて、それぞれの職業の魅力を知ることができました。自分のインターンシップにどんな特徴 があったのかということも知ることができました。理系の方の発表は、視点が大きく違っていて 驚きました。実験結果や細かい分析に基づいた発表は、経営情報学科の就業体験発表会では見た ことがなかったので、とても興味深いものでした。また、富山国際大学の大野さんの発表では、 自分の成長だけでなく、企業の成長まで視野に入れておられて、広い視野を持つことが大切なの だなと改めて思いました。 <特別講演会> 特別講演会では、セルフトークの話が特に記憶に残りました。私は、良くない例として紹介さ れたセルフトークをしていたので、そこを改めたいと思いました。 「~してはいけない」から「~ したい」へ語尾を少し変えてセルフトークをするだけで、気分が軽くなりました。これからも意 識していきたいと思いました。 「社会人になることは、社会を支える一員になること」という言葉も記憶に残りました。いつ までも支えられっぱなしではいけない、自立した上で、さらに誰かを支えられるように力をつけ る必要があるのだと知りました。 また、仕事に費やす時間が 8 万時間と聞いてその長さに驚きました。その時間を充実したもの にできるように、尾山さんが言われた通り、「できること」、「やりたいこと」、「喜ばれること」 が重なる仕事に私も就きたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、参加したほうが良いと思います。私のようにアルバイトをしたことがな い人には特に参加をお勧めします。なかなかアルバイトで雇ってもらえないような会社で就業体 験ができ、正社員になるとどんな仕事をするのかを知ることができます。私はインターンシップ に参加する前は、参加しようか迷っていました。どうしても行きたいと思うような企業は思い浮 かばず、どんな職種に挑戦したいか自分でもわからず、こんな中途半端な気持ちで参加しても良 いのかわかりませんでした。参加した今ではインターンシップに参加できて本当に良かったと思 っています。学校で勉強していたから気づけたという事柄もありました。また、私にとって朝礼 や球根の袋詰めなど初めて経験することも多く、短期間で経験値が跳ね上がりました。インター ンシップと同じ年に就職活動される 4 年制大学の方から社会人になる自覚をもっと持つべきだと 教えていただくこともできました。 - 387 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M013 栗山 遥 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 代表者7名の発表内容は大体同じでしたが、プレゼンテーションの仕方が上手だと感じました。 同じ内容でも発表の仕方次第で与える印象がずいぶん違うのだなと不思議に思いました。私は人 前で話すのが苦手で、話をわかりやすく人に伝えることができません。もっと練習を重ねて話す 技術を磨いていきたいと思います。 <特別講演会> 学校の勉強時間が約1万5千時間であるのに対して、仕事時間が約8万時間であることに驚き ました。学校の勉強時間でさえ長く感じるのに、その約5倍の時間を仕事に費やすとなると、や はり企業選択は慎重に行わなければならないと思いました。 「就職活動は選挙のようなもので、大声を出していれば頑張っているようには見えるが中身を 見ることが大切」という言葉にとても納得しました。企業の面接担当者がどのような気持ちで新 社員の面接を行っているかを表す表現だと思います。明るく元気な人はよく話してくれるからど んな人か分かりやすいのだそうです。私は面接でかなり緊張するかもしれませんが、はきはきと 話すように心がけたいと思います。 また、 「してはいけないことは想像しない、大切にすべきことは想像する」という言葉を聞き、 すぐ失敗を想像してしまうタイプの私は、これから常に「成功した自分」をイメージして物事に 取り組んで行きたいと思います。 その他、「自分に出来ないことにチャレンジする」と言っておられましたが、それは自分を成 長させ、人生の励みになると思います。この言葉をしっかり胸に刻んで今後の人生を歩んで行き たいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、自分がこれまで描いてきた社会や企業のイメージと現実 と違いが分かり、社会人への第一歩を踏み出すことができます。勿論社会の厳しさや企業のシビ アな一面も見ることになると思いますが、仕事の楽しさや職場の人達の温かさも伝わってきます。 漠然とした不安にかられた状態で就職活動をスタートするよりも、インターンシップでまず企業 を体験した後にスタートしたほうが実りのある就職活動を行うことができると思います。インタ ーンシップ先は一社しか選択することはできませんが、それでも自分の適性を把握するためには この体験は貴重なものになります。就職についてなにかを掴みたい人は、ぜひインターンシップ に参加してみてください。 - 388 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M030 竹内 佐希 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 富山短期大学以外の学校から発表者が来ていて、いろんなタイプの発表があって面白かったで す。阪神化成工業にインターンシップに行った舘さんの発表は何回か聞いていたものだったけど、 今までよりも聞きやすくて伝わりやすいものになっていました。 ANAクラウンプラザホテル富山にインターンシップに行った大野さんの発表は、声がきれい で聞きやすかったです。発表内容としても、お客様と接するには責任感、報告・連絡にはチーム ワーク、最高のサービスには事前準備、サービスを上げるには積極性が必要であるとまとめてい ました。反省点で言っていた”企業や仕事内容に対する知識がない”や”もっと積極的に行動” という点は私も実際に感じたことだったので、どこの企業に就職したとしても基本的に必要とさ れるものは共通なのだと思いました。発表者の中には大学3年生もいたけど、同じ就活生に変わ りないので頑張ろうと思いました。 <特別講演会> 尾山さんの話を聞いていてとても面白かったし、就職活動に対する意識が少し変わりました。 私は、自己分析をすればするほど自分のマイナスな部分が浮き彫りになっていくのが嫌でした。 面接で自己PRをするにはプラスな面を言わなければならないと勝手に思っていたからです。し かし、「明るく、元気に」と言われる意味が「質問をした時にきちんと返してくれる人」という 意味であることがわかって、自分自身のことを上手に伝えることができればよいのだと少し緊張 が和らいだ気がしました。 就職活動に臨む姿勢についても、「頑張ろう!」と意気込んでいる人の方が「嫌だなあ…」と 思っている人よりも内定が決まりやすいとおっしゃっていました。就職活動が嫌だと思うのは、 自分は決まらないのでは…という不安からくるものだと思うので、考えを改めたいと思いました。 私は雇われる立場ではあるけれど、入る会社を選ぶ立場でもあると思うので、少し楽しむくらい の気持ちで臨みたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは普段できないような体験をたくさんできるので、働くというイメージが 現実的になると思います。私は旅行会社にインターンシップに行きましたが、元々興味があった 訳ではありませんでした。しかし、実際に研修してみて企業に対する視野が広くなりました。将 来なりたい職業が決まっている人も決まっていない人も参加してみる価値があります。仕事を間 近で見る機会はなかなかないので是非参加してみるといいと思います。 - 389 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M066 釜土なつみ <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表者の皆さんの参加動機には、「働くとはどういうことかを学ぶこと」、「その業界に興味が あったこと、就職活動に役立つと思ったから参加した」、「業種研究ができると思ったから」、「社 会人としての心構えが学べると思ったから」など多くの理由があり、インターンシップに対する 心構えとやる気が伝わってきて、軽い気持ちでインターンシップに臨んだ自分との大きな違いを 感じました。 皆さんは、責任感を持つこと、チームワークの重要性、事前準備の大切さ企業、サービスの質 をあげるために、積極的に自分にできることを見つけ実行すること、どんな仕事に対しても積極 的に取り組む向上心を常に持つことなどを学んだ、とお話しされていて、これから社会に出て生 きていくにあたり、それらのことは本当に大切だと思いました。あと約 1 年間の学生生活、自分 の今後に役立つことを、身に付けたいと思います。 ANA クラウンプラザホテルで研修をされた大野さんが、企業や仕事に対する知識が足りなか った、つまり、お客様にとっては研修生だろうと、従業員の 1 人であるから甘い考えは許されな いと話をされていて、日々のアルバイトなどでも同じことが言えると思いました。アルバイトだ からと妥協するのではなく、お客様に喜んでもらうために働くことで、自分自身も成長できると 思います。 <特別講演会> 印象に残った言葉は下記のようなものでした。 つまり「思考は言葉」「言葉は行動」「行動は習慣」「習慣は性格」「性格は運命」になる。 また、社会から求める人材は「明るく元気な人」とよく言われるが、それは反応が返ってくる から、明るく元気な人がいいという意味である。また自分を押し込んで明るく振舞えばいいとい うわけではない。そして自分らしく社会人としての人生を歩みたいなら、社会人としての第 1 歩 はもう始まっているといえる。 「Will 人生を生きる意志を持つ」 「can 乗り越えて成長する」 「must 活躍の場を得る」 ことが重要である。また、人生を生きる意志を持つために自分の気持ちを切り替えることが重要 である。特に印象に残った言葉は、「自分に命令するのをやめる」「やめようとするのをやめる」 という言葉でした。これらの言葉を今後の人生の糧にしたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩たちへのメッセージ> インターンシップは、普段の学校生活やアルバイトとしてでは決して学べないことを実社会で 経験できるとてもよい機会です。社会は思っている以上に厳しいものですが、与えられた仕事を 達成できた喜びも、とても大きいと思います。1 年生の夏休みが終われば後期にはいよいよ就職 活動が始まります。私は就職活動が本格的に始まる前に、インターンシップで様々なことを経験 でき、本当によかったと思っています。貴重な夏休みを少しでも有意義に過ごすためにも、イン ターンシップの参加をお勧めします。 - 390 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M090 野原 菜々 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7名の体験発表を聞いて、共通していることは、積極性、責任感を持って仕事をすることが大 切ということだったと思います。つねにお客様が何を求めているのか、自分のやるべき仕事は何 なのか、どのようにすればもっといいサービスを提供できるのかを考えて仕事をするべきだと考 えました。今日の発表で特に ANA クラウンプラザホテルに就業体験に行かれた大野さんの発表が 印象的でした。まず、接客には個性が大切だということを聞き、お客様に喜んでもらうためには 自らがエンターテイナーとなり、どうしたらお客様に喜んでもらえるかを考え、自分がもってい る個性を十分に引き出すべきだと思いました。また、報告・連絡にはチームワークが必要という ことを聞いて、これは日々の日常の中で訓練できるものだと感じました。学生生活の中でも学園 祭などのイベントでチームワークが大切な場面は多々出てくると思います。それを社会に出た時 にいかに生かせるかが重要だと思います。また最高のサービスをするためには事前にお客様の情 報を把握し、準備することが大切だということ、質を上げるためには何か新しいものを生み出し、 提供するために積極性が大切だということもわかりました。これから就職活動が本格化してきま すが、実際に就職するまでの間に社会人としてのマナーを身に着け、社会に出る準備をしていき たいです。また、働くうえで必要なさまざまな知識を身に着けたいと思います。 <特別講演会> まず、学生のあいだ勉強する時間は1万5千時間というのに対して社会にでて働く時間は8万 時間と圧倒的に働く時間の方が多いです。わたし達は親や地域社会に学生の頃助けられた分、社 会に出たときは大いに貢献し社会を支えなければいけないということだと思います。講演会の中 で仕事をするうえで、割り振られた仕事と自分だけができる仕事のどちらをやりたいかという質 問があり、わたしは2つ目の自分だけができる仕事をしたいと考えました。仕事やるからには人 の役にたち喜んでもらいたいと思います。また、“career”というのは「個人の意味づけ」とい う意味があるということで仕事とは今までの人生で得てきたすべてのものを生かし、その仕事に よって生きがいを見つけていくと考えるべきだと思いました。マザーテレサの言葉で、思考→行 動→習慣→性格→運命というサイクルがあるということを聞き、どんな些細な事でもそれが習慣 となり、自分自身を形成していくのだと考えました。尾山さんは受容が大切と言っておられまし た。まずは自分自身のことをよく知り、何がしたいのか、何ができるのかを自分自身に投げかけ てみたいと思います。また仕事と付き合うのは親友と付き合うのと同じことだということを聞き、 自分と仕事は人生のなかで常に隣合わせだということだと感じ、仕事はそれだけ重要なものだと 思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを通して、実際に働く人たちを間近で見ることができ、仕事をするうえで大 切なこと、やりがい、苦労などさまざまなことを目の当たりにすることができます。また自分の 職種選びの参考にもなると思います。ぜひインターンシップに参加してほしいと思います。 - 391 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M093 廣田 彩織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会で7名の方々の発表を聴き、実際に企業で働く中で多くのこ とを学んでこられたのだと感じました。その中で、多くの方が「責任感」という言葉を使ってお られました。発表を通し、仕事をする上で責任感がいかに大切かを、改めて実感しました。 自らの仕事に責任を持つことは、仕事の成功につながります。そのため、社会人として働く上 で、自分に任された仕事に対して責任を持つことが重要視されるのだと思います。発表を聴き、 私も自分の仕事に責任を持つことのできる人間になりたいと思いました。そうなるためには、与 えられた自分の仕事は会社全体の仕事であるという強い意識を持つことが大切だと思います。責 任のある行動をとることは、働く上で重要となる信頼関係を築き上げることにもつながります。 仕事の成功だけではなく、周りから信頼される社会人となるためにも、責任感の持った行動の必 要性を強く感じました。 発表を通し、仕事をする上で責任感がいかに大切かを改めて考えることができました。学生の 今から、能力の向上に向けて、できることを見つけていきたいです。そして将来は、会社や地域 に貢献できる立派な社会人になりたいと思いました。 <特別講演会> 尾山さんの特別講演、「就職活動は自分に何をもたらすのか」を聴き、就職活動に対する思い が大きく変わりました。その中でも特に印象に残ったことは、「自分らしさを大切にする」とい うことです。就職活動において、誰もが本当の自分の性格に関係なく、明るく前向きに振る舞お うとします。そして、素晴らしい自分の持ち味を隠してしまうのです。それでは、本当の自分の 才能がこの世から消えてしまいます。そうならないためにも、本当の自分を認め、自分の持ち味 を自信につなげることが大切だと学びました。私は、自分の短所を否定的にとらえがちでした。 しかし、それも見方を変えれば持ち味という長所につながります。本当の自分をしっかり受け 止め、それを自信に変えることのできるような人間になりたいと考えました。今回の特別講演を 聴き、就職活動に対する前向きな気持ちが強くなりました。等身大の自分を表現できる、そんな 就職活動になれば良いと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加したことで、会社に対する曖昧なイメージが明確なものとなり、将来 の自分を具体的に想像することができるようになりました。それだけではなく、会社で求められ る力、社会人の方の振る舞い、働く中で今の自分に足りないものを、身をもって知ることができ ます。インターンシップに参加することで、得るものは多いです。 なにより自分の自信につながります。私はインターンシップに参加し、本当に良かったと思っ ています。そのため、みなさんにもインターンシップに参加し、多くのことを学んできて欲しい と思います。 - 392 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M102 松沢 美佐 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 栗山葵さんの射水ケーブルネットワーク株式会社での就業発表において、大変共感できること がありました。栗山さんは、仕事の厳しさを感じることを目的に就業体験され、実際に仕事をし ていく上で仕事の厳しさや大変さを感じることができ、さらには、普段何気なく見ているテレビ は時間をかけて作られていることを実感できたとのことでした。 私も、自身の就業体験において、実際に仕事をしてみることで、普段何気なく利用している物 やサービスは、社員の人達が裏で一つ一つ丁寧に作業しているのだということを実感できました。 これらは、実際に体験してみないと分からないことですので、今回の就業体験では他にも様々な ことを学べたが、これも一つの収穫だと思います。 大野由貴さんの発表では、反省点についてのスライドの中で、反省点の一つとして、「企業や 仕事内容に対する知識が足りなかった。」とありました。これは、私も感じていたことで、実際 に就業体験をさせていただき、自分の思っていた仕事と実際の仕事は全く違っていることが分か りました。今回はインターンシップということでまだ許されたが、これが社会人や就職活動であ れば、大きな痛手であったと思います。今後、就活をするにあたっては、自分の受ける企業のこ とは、細かいところも隅々まで調べた上で受けたいと思います。 <特別講演会> 特別講演の中で、「『明るく』『元気に』が良いってこと?」という項目がありました、その中 で「自分は静かで明るくはない」という少女に対し、「それでいいじゃない」と答えたという話 があげられていましたが、私はこれを聞いて大変驚きました。私自身も、どちらかといえば「明 るく」「元気な」人間ではなく、静かな人間だと思っており、そのため、面接をするときや公の 場での発表では、なるべき元気に明るくしようと考えて行動しています。 しかし、尾山さんは「明るく」なくても良いと言われ、ただ、自分自身を知り、その自分自身 を受容することが大切なのだと話されました。この話を聞いて思ったことは、自分自身を受け入 れることで、自信が湧き、自然と明るくなるのではないかということです。この考えはマザーテ レサの「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になる。言葉に気をつけなさい、それはいつか行 動になる。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になる。習慣に気をつけなさい、それはいつか 性格になる。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になる。」という言葉からも行き着くと思いま す。物事を悪く考えていたら、結果的に物事が悪い方向へ進むことになり、逆に言うと、良く考えれ ば、良い方向へ進む可能性があるということです。私も自分自身を受け入れることで、良い就活が出 来ればと思います。また、講演では「セルフトークの改善」という項目もあり、これもマザーテレサ の言葉に重ね合わせて考えられと思われ、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使っていきたいと思 います <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは必ずしておいた方が良いと思います。もし、自分の行きたい方面の企業が なかったとしても、どこかの企業でインターンシップを行うことは自分の良き体験となります。 夏からインターンシップへ参加することで、コミュニケーションの仕方や仕事の厳しさを学び、 就職活動に向けて、意識を高めることは非常に良いことだと思います。 - 393 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M007 石黒 良樹 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 栗山葵さんは射水ケーブルネットワークへインターンシップに参加し、参加動機やインターン シップを終えての感想などパワーポイントを上手に活用していました。大野由貴さんの ANA ク ラウンプラザホテルの発表では、学んだことを正確にわかりやすくパワーポイントに表していて お客様と接する仕事が責任感を持つことにつながるということが発表でよくわかりました。そし て、確認作業・知識の乏しさを改善することがインターンシップを通しての自分の課題だと感じ ておられました。 私は、それぞれの方の発表を聞いて思ったことが一つあります。それは、発表している時に自 信を持って発表しているということです。インターンシップで社会の厳しさを学び自分の能力向 上ができたからこそ、聴衆の前で自信を持って発表できたのだと思いました。皆さんそれぞれの 動機の下にインターンシップに参加し学んだことは今後の就職活動、就職してからも活かされる と思いました。 インターンシップに参加された方の学んだことや反省点を自分なりに理解して就職活動に望 みたいと思いました。 <特別講演会> 退職までの総就業時間は、約 8 万時間あるそうです。講師の尾山さんは「いろんな仕事を経験 して結局、実家の染物の仕事が一番楽しかった。」と振り返っていました。社会人は学生とは異 なり、社会や家庭を支えるという大きな目的があります。他にも、お金を稼ぐことの難しさを実 感させられます。「キャリア」を違った視点で捉えると、意識的に意味付けされたものとも捉え られ、就職活動を左右するのは最終的には「気持ち」が左右するとのことです。 また、マザーテレサは「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」と格言を残し ました。私はこの格言から、内定を得るには明るく元気な性格だけが良いのではなく、企業に適 した人間性が最も重要になる、と認識しました。自分らしさを忘れて就職活動するのではなく、 自分らしさを活かしながら就職活動に向かう必要があると再認識しました。つまり、自分自身に あった業種を見つけることが第一だということです。世間一般では、企業ランキングが重宝され ていますが、自分のできることや、やりがい等に重点を置いて就職活動をしたら良いということ を特別講演会で学ぶことができた気がします。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 自分の「したいこと」や「できること」とは違い、「自分は何ができるのか」「自分は何をした いのか」を明確にするのがインターンシップだと思います。自分の適正を見つけるいい機会だと 思います。インターンシップは勤務日数 5~10 日ほどで行い、アルバイトでは経験できない厳し さを学ぶことができます。また、厳しいことだけでなくお客様とのコミュニケーションによって 信頼関係を気づくこともできます。特に、人間関係の深さを改めて実感できる場であると思いま す。今後、私はアルバイトでは経験できないインターンシップに後輩の皆さんに是非参加しても らいたいと感じました。 - 394 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M070 小林 穂加 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会は同級生の発表だけではなく他大学の学生の発表もあり、発表の内容や 発表の仕方、パワーポイントの作り方もそれぞれ違っていて、学内発表会とはまた違う印象を持 ちました。インターンシップは実際仕事現場に行き働かせてもらえるので、インターネットの情 報と違ってリアルな体験を得ることができます。また、そこで働いている人と話すことによって 得られるものが多いと改めて思いました。 発表の仕方で思ったことは、内容が記憶に入りやすい発表者はスライドの量が多く、文章を 長々と書くより、大切な単語、簡潔な文章で示しており、その方法が理解しやすいと感じました。 今後私がパワーポイントを使って発表するときは、そのような点に注意してよい発表ができるよ うにしたいと思いました。 <特別講演会> 通常講演の場合は正直話が長い、聞くのが大変というイメージが強かったのですが、今回の講 演はとても聞きやすく、分かりやすくて、良い講演会だったと思いました。また、内容もとても 興味を持つことができ、就職活動に対して前向きな考えができるようになりました。 まず、明るくしないと内定はもらえないわけではなく、ありのままの自分でも良く、その人に もできることがあるということを言われ、気持ちが楽になりました。私の性格は明るい方ですが、 人見知りで自分に自信も持てないし、自己主張をすることも苦手なので就職活動の面接がとても 心配でした。また、このような自分でも採用してくれる企業はあるのかと不安になっていました。 しかし、このことを聞いて、今の自分を受容することは大切なのだと思いました。そして就職活 動に対して前向きに頑張っていこうと思えるようになりました。今回の講演を聞けて本当によか ったと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを経験することで実際にその現場で働いている人と話すことができますし、 仕事の内容や自分がその仕事に向いているかなど分かると思うので、インターンシップに参加す ると良いと思います。 - 395 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M001 秋村 ひかり <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は富山国際大学の大野さんの職業体験が心に残りました。私もホテルでインターンシップを 経験したので聞いていて共感できる点が多くありました。また、同じ経験から自分と違った考え 方やとらえ方をしていてとても勉強になりました。マニュアル通りだと企業も自分も成長できな いという考えを聞いて、私はマニュアル通りにこなすことで精一杯だったので、そのような考え に至っている大野さんは自分より成長しているように感じました。 また、富山県立大学の都築さんの発表は、職業体験中に自分なりに仕事中に周りをよく見て観 察し、気づいたことがまとめてありました。私は職業体験中、自分ができることしか考えられな かったので尊敬しました。パワーポイントの作り方や発表の仕方が参考にして、私も負けないよ うに頑張りたいと思います。 <特別講演会> 特別講演会に参加して、働くことや就職活動への気持ちの持ちようが少し変わったような気が しました。私は、就職活動に対して、マイナスの感情が多くありました。しかし、これからの八 万時間を過ごすことになる仕事先を妥協して満足できる人生を過ごすことはできないと思いま した。また、私も自分らしさを出せる、自分にしかできない仕事を見つけたいです。自分にしか できない仕事は自然にやりがいや楽しさが生まれると思います。 また、尾山さんの話を聞いて、できないことにチャレンジすることで自分の世界が広がること を思い出しました。幼い頃は、失敗を恐れることなくさまざまなことにチャレンジしていました。 できなかったことができるようになった成長が多くあったと思います。しかし、大人になるにつ れ経験からできないと決めつけて挑戦しないことが多くなりました。このようなことを繰り返し ていくと自分の世界の大きさは変わらないままです。挑戦することを恐れないような自分に変え ていきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、就職する前の貴重な体験です。自分の頭の中だけで考えている「働く」 ということだけでは、職業選択の幅が狭まります。また自分の体験を振り返る機会が多くあるの でしっかり振り返って自分の糧にすることができます。私は、「働く」ことに辛いイメージや大 変なイメージを抱いていましたが、それだけではなく楽しいことや達成感がありました。自分が 人に対して何をしてあげることに喜びを感じられるのか知ることが大切だと思います。インター ンシップをすることにより少しでも自分のやりたいことや生きがいに近づくことができると思 います。 - 396 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M020 島田 菜摘 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 学内発表会ではさまざまな企業の体験を聞きましたが、今回は富山短期大学はじめ、県内の大 学生のインターンシップの体験を聞きました。中でも印象に残っているのが、富山国際大学の大 野由貴さんの発表です。大野さんはANAクラウンプラザホテルで体験されましたが、自身もホ テルでの体験をさせていただいたことより、自分の体験と比較しながら聞いていました。体験内 容も学んだこともほとんど同様ですが、それぞれの仕事動作から何を得ることができたかなどは 大野さんのように分析していなかったので、発表を聞いてパワーポイント資料とまとめ方に関心 を持ちました。特にお客様と接するという動作から責任感の重要さを学び、ホウレンソウを欠か さない心がけからチームワークの重要性、最高のサービスのために事前準備の大切さ、企業・サ ービスの質を上げるためには積極的に自分にできることを見つけるなどを、細かく分析すれば自 分の学んだことが明確になり、自分の体験をさらに深く理解し、まとめている内容になっていた と思います。 <特別講演会> 就職活動がまだ始まったばかりですが、少しずつ就職することについて考える機会が多くなり ました。内定をもらうことは職業に就いて社会人になることと言われました。そこでは学生と社 会人の違いを考えました。学生とは親や社会から支えられる立場であり、社会人とは家族や社会 を支える立場にあるということです。今の自分からはまだ想像はできませんが、苦労しそうだな という印象を受けました。よく中学校を卒業し、高校に上がってからですが、授業中に「義務教 育じゃないから受ける気がないのなら受けなくてもいい」と先生に言われる場面がありましたが、 それとなにかが似ていると思いました。その頃は特に深く考えませんでしたが、先生方からは私 たちにもっと危機感を持って生活しなさいという忠告だったように感じました。インターンシッ プを通して就業体験をさせていただきましたが、いきなり就職するとなると不安を感じ、いくら 資格を持っていても環境などは行ってみないとわからないこともあり、アルバイトも含めて社会 経験をすることは大事なことだと実感しました。そういったインターネットでも調べられない職 場環境や仕事内容、行動パターン、やりがい・満足・不満足、また入社前・入社後にやっておく べきことで、これからどのような経験ができるかなどを考えることができてよかったと改めて感 じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> アルバイトに関しても同様のことが言えますが、インターンシップでの職業体験を通して学校 では学べない社会人としてのルールや言葉遣いなどを身もって学ぶことができます。私自身アル バイトで敬語が自然に身に付いたと感じています。インターンシップはアルバイトとは雇用形態 や目的が異なりますが、職場体験を通じて自分を振り返ることができ、非常によい機会だと思い ます。中でも私が体験したホテル業は先生からも言われましたが、ビジネスマナーが厳しく今後 に活かせる体験だったと思います。今後はインターンシップに参加して良かったと思うと同時に、 さまざまな職場でアルバイトの体験をし、就職活動に活かしていきたいです。 - 397 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M049 宮崎 恵里花 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人のインターンシップの職業体験の話を聞いて、改めて就職し、社会人になることは、大変 だと感じました。ANA クラウンプラザホテルは私も興味があった体験先で、将来ブライダルやホ テル関係の仕事に就きたいと考えていました。「サービス」をどれだけお客様に不快なくできる かが関係してくるこの職業は、基本的なマナー、言葉遣いや常に気を使っていなければなりませ ん。ANA クラウンプラザホテルでは、報告・連絡を欠かさないこと。チームワークの重要性。責 任感を持つ。など基本的な事ですが、これが欠けてしまうと、サービスは提供できないと感じま した。 サービスを提供することも大事ですが、自分の「個性」を出すこともお客様への接客では必要な んだと思いました。 もう一つ、就業体験の発表で気になったのが、重森さんの富山県庁です。 公務員という仕事は、興味がなかったのでどんな仕事をしているかなど、気になる部分がたくさ んありました。県庁で働いている方々は、県民の事を考えて仕事に挑む姿勢が強いと感じました。 色んな知識をもち、開発について考え、富山県を発展してほしいと思いました。私たちは気づか なくても、こんな風に県民の事を考えて行動している人がいるのだと感じました。自分の意見や 主張するとき、積極的に挑まないと発展することはないと思うし、これから就職活動を行う時は 積極的にいきたいと思いました。これから私たちは企業という組織の中で働いていかなければな りません。 その企業のルールをしっかり守り、社会の一員となっていきたいと思いました。 就職活動のための良い経験になったと思います。 <特別講演会> 就職活動とは何をもたらすのかという題から始まり、中島さんのお話を聞きました。 マザーテレが言っていた 「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから」 「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから」 「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから」 「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」 という言葉が心に残りました。言葉に気を付けることで、自分の意識も違うと思うし、行動もそ の通りに変わると思いました。人生の中で半分が働くことになります。だからこそ、結婚も踏ま えて安定して働ける企業を慎重に決めたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はまだ一年生ですが、あっという間に[就職]という形になると思います。インターンシップ はアルバイトと一緒かもしれないですが、社会人になるための準備という自覚をもちながらやる ことによってまた違う体験になると思います。是非参加してほしいと思いました。 - 398 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M003 荒木 奏 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 様々な学校から来られた方の色々な話を聞けて良かったと思っています。人それぞれインター ンシップに向ける思いは異なっていましたが、実際に社会人として働く意味、責任の重さという 点では一致していました。 2 番目に発表されていた大野さんとは、就業体験先、期間とも同じで、一緒に働いていた一員 でもありました。同じ体験をして、同じ話を聞いていたのに、大野さんと私のまとめ方は全く異 なるものでした。同じ事をしていても、人によって感じ方や重要だと思えるポイントは異なるも のだと思いました。 <特別講演会> なぜ社会人になるのか、どうして社会人はお金をもらえるのか、沢山の社会人についての話を きかせていただきました。自分には、社会に貢献するほどの力があり、責任の重みを負うことが できるのか。正直、社会人という言葉に対して不安や悩みは数え切れないほどあります。しかし、 まず「思うこと」の大切さを知りました。社会に出てからの不安や悩みを今から深刻に考えてい ては、いつまで経っても前には進めません。まず、自分自身を知り、自信をもつこと。必ず内定 を取ってみせると思うこと。これらが今の私に大切なことだと思いました。 思わない限りは、夢も叶いません。こうなったらいいなと思ってみることで、次のステップへ どうしたら行くことが出来るのか明確に判断でき、将来の道筋が見えてくると思います。 あとわずかしかない就職までの期間に、自分は何を得たいのか、どんな社会人になっていたい のか、考え行動に移していきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> アルバイトと同じ感覚で就業体験をしない方が良いと思います。私は、どうせアルバイトと同 じ様なものだろう。慣れているから大丈夫と思っていましたが、実際に現場へ行きその場で立っ てみると、分からないことだらけで多くの方々にご迷惑ばかりかけていました。 自分自身はインターンシップで来ている研修生。分からないことがあるのは当然と思っていま したが、お客様からみればそんな私も同じ制服を来ている「従業員」の一人。わからなかった、 知らなかったでは済まされないことが沢山あります。そうではなくて、自分から知ろうとする姿 勢が大切なのだと教わりました。アルバイトだけでは学ぶことの出来ない沢山の事を教えていた だきました。単位のためだけでなく、自分の経験を積むという意味でも、参加することは必要で あると思いました。 - 399 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M017 小林 悠希 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加して、インターンシップが学生に与える社会経験の大切さを再確認しま した。今回の発表会では7つの学校の代表者の方が就業体験の報告をしていました。その中で印 象に残ったのは、大野由貴さんの発表です。大野さんは社会人としての心構えを身に付け、ホテ ルならではのサービスの本質、ホスピタリティ精神とは何かを知るために ANA クラウンプラザホ テル富山を就業体験先に選ばれました。そして10日間を通して働くことで、責任感、チームワ ークの重要性、事前準備の大切さ、積極性の大切さが分かったという発表でした。私も同じ場所 で就業体験をさせていただいたのですが、これらの要素が必要であることに共感しました。ホテ ルはサービス業のトップともいえる業界です。また、これらのことがホテルならではの丁寧で上 質なサービスを、お客様に提供するためには欠かせないことだと思いました。さらに大野さんは 自分が学んだことだけでなく、自分ができなかったことに対しての改善点や反省点も挙げていた ので、将来に向けて努力していこうという気持ちが伝わってきました。また、パワーポイントの 使い方や話し方など、聞き手が入り込みやすい発表の仕方だったので参考にしたいと感じました。 <特別講演会> 「就職活動は自分に何をもたらすのか」という演題の講演でした。この講演を聴き、就職に向 けて意識が高まり、自分がこれからどのように就職活動を行っていけばよいか、その材料になる 情報を知る事ができました。印象に残ったのは、「自分の特性を受容することが大切」だという ことです。私は「明るくて元気な人」が就活を行うにあたって有利であると単純に考えていまし たが、ハキハキとした行動、言動が企業に与える印象が良いというものだけでなく、返ってくる 返答によってその人の人物像や考えていることが、より伝わるという理由もあるのだそうです。 無理に明るい自分を作ろうとせず、弱点や性格を受け入れて、自分の特性を強みにしていくこと が大切だということが分かりました。 会社には様々な人が集まって成り立っています。そこで、自分のやりたいこと、できることな どをよく考え、自分だけの役割、ポジションを確立し、社会に貢献していくことが社会人になっ たときの生きがいになるのではないかと思いました。 私は就活に向けて具体的な計画を立てていなかったのですが、この講演を聴き、就活は内定を 得るためのものでなく、その過程により自分を成長させるものでもあると分かったので、積極的 に行動しようと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、実際の業務を体験し、職場の雰囲気を知ることができるので、ぜひ参 加してもらいたいです。また、ただ漠然と業務を行うのではなく、どうしたら効率よく行えるか、 自分に足りないものなどを考えながら仕事をすることによって成長できるし、就職への意識も格 段に上がると思います。 - 400 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M042 西野 美里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7名の発表から、有名な企業や普段何気なく見ている仕事と実際に企業の中で仕事に関わるこ ととでは印象が全く違うものだと感じました。この就業体験発表会では、有名な企業はどのよう な仕事をしているのかということも知ることができ、同時に自分の中での職業選択の幅が広がり ました。私がインターンシップを体験したときに感じたことと同じようなこともあれば、また違 った考え方もあり、他の人の話を聞くことはとても大切だと思いました。体験する企業によって 仕事内容も違い、感じることも違うので、話を聞くだけで多くのことを学ぶことができました。 責任感を持つこと、が大切なことであるということは私も感じましたが、仕事中の態度や行動が 企業のイメージに関わる、ということまで考えが及びませんでした。企業のことを考えて仕事が できず、自分のことで精一杯になってしまいました。しかし、この発表を聞いて気づくことがで きたので、それを意識して仕事に取り組めるようになりたいと思いました。 <特別講演会> この講演では、普段なかなか聞くことができない話をたくさん聞けたと思います。今は、親や 社会に助けられている身でありますが、社会人になったら社会に貢献していかなくてはいけなく なるので、今からしっかり意識していきたいと思いました。また、会社が求める人材というのは 会社ごとに違い、人のことをしっかり考えられる人、新しい発想を持った人など様々であり、自 分のことを受け入れることが自信につながるという言葉に勇気づけられました。私は、自分にま ったく自信を持てず、就職活動へのやる気はあまりなかったのですが、講演会を聞いて以前より やる気が起きました。「やりたいこと」、「できること」、「みんなから喜ばれること」をできるよ うに仕事はしっかり選び、後悔しないようにしたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> どんな職業についたらいいか迷っている時は、自分に興味の無い企業でもインターンシップを 体験すると良いと思います。そうすることで自分の中での職業選択の幅が広がり、働くというこ との難しさ、厳しさ、楽しさを感じることができます。インターンシップとはいえ、しっかり意 識して仕事に取り組むことが大切だと思います。心が折れそうになるときもありましたが、終わ った後の達成感はとてもいいものなので、インターンシップに参加してよかったと思えると思い ます。 - 401 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M095 深川美織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の発表を聞いて、責任感が大切だということとお客様のことを第一に考えるということを 改めて感じることができました。責任感がお客様の信頼を得ており、仕事に対しての強い思いが 信頼を支えているのであるということも知りました。 また、発表者は仕事を通して、辛いことから逃げない精神力が身についたと言っておられまし たが、私はアルバイトを通して精神力が身についたと実感しているので、この発表にはとても共 感できました。接客業ではどんなに嫌だと思うお客様にも、皆平等に接しなければならないから です。インターンシップ職業体験発表会に参加して、たくさんのことを知ることができました。 <特別講演会> 特別講演会の内容で印象に残ったのが、人は8万時間仕事をするということと、学生は1万5 千時間勉強をするということです。社会人は大変だろうと想像していましたが、こんなにも勉強 してきた時間との違いがあるとは、思ってもいませんでした。 また、マザーテレサの言葉で、気持ちに気を付けると言葉につながる、言葉に気を付けると行 動につながるということがあり、とても納得しました。ネガティブな発想からはやる気はでない と思いますし、いつまでも前に進めない気がします。ポジティブな方向に考えを変えるだけで、 行動も変わっていくと思いました。そのために自分に命令するのをやめる。やめようとするのを やめる。言い方や相手の立場になって考えるということが大切であり、素直になることも大切で あると思いました。私は、マイナスに考えることが多いので、この話を聞いてこれからは、考え 方を変えていこうと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 就職で大事なことは責任感です。インターンシップでは、つねに緊張感をもって行動すると良 いと思います。 - 402 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M008 石瀬 彩 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表では、多くの発表者のインターンシップ体験を聞くことがで き、どれも興味深いものでした。 特に印象に残っているのは、ANA クラウンプラザホテル富山でインターンシップを行った大 野さんの発表です。大野さんはホテル業に興味があり、また働くとはどういうことなのかを知 るためにインターンシップに参加されました。ホテル業はサービスがメインになるので、お客 様との接客が大事になります。そのため、最高のサービスを提供することやサービスの質を上 げるには、事前準備や積極性が重要になるのです。また、お客様からお礼やお話をいただける ことが、接客業の喜びや楽しさに繋がることが分かりました。 発表を聞いて、サービスの本質について知る事ができ、私自身勉強になりました。 他の発表者の方も、実際の体験を詳しく紹介してくださり、学ぶことが多くありました。 実際に体験しなければ気づけないこともあるので、自分もインターンシップに参加でき、 良かったと思いました。 <特別講演会> 講演会では就職活動に向けての心構えを知ることができました。尾山さんは就職活動とは社 会人への第一歩であり、就職活動で学ぶことや気づくことがあると話されました。 今、私たちはまだ学生なので社会人の責任や苦労が分かっていません。それも踏まえて、就 職活動とは、これから社会人になるための準備段階なのだと思います。 また、前向きに就職活動に参加することが重要と話されていました。就職活動といっても何の ために行うのかを分からずにやっていては意味がありません。人に言われてやるのではなく、 自分から進んで就職に向けて行動することが必要なのです。そのためにも自分のやりたいこと や興味のあることを見つけることが大事だと思いました。 私も自分の能力を把握し、自分に合う仕事を見つけたいと思います。そして、社会に貢献で きるような社会人になりたいです。そのために、これからの就職活動を頑張りたいと思いまし た。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは思った以上に学べることがあるので、参加することをお勧めします。 私はホテルニューオータニ高岡でインターンシップを行いましたが、ホテルでは、フロント、 厨房、清掃など多くの場所で研修を行うことができました。その結果、自分にあっている業種 を知る事ができました。また、実際に社員の方の話を聞くことができ、仕事の大変さややりが いを知る事ができます。インターンシップは多くの企業が受け入れてくださるので、自分の興 味のある企業に参加させていただけます。貴重な体験ができるので、是非皆さんに参加してほ しいです。 - 403 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M015 小杉 理菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験の発表を聞いて、富山県内の多くの企業でインターンシップを受け 入れて頂いているということが改めて分かりました。多くの方々の協力のもとで自分の望む企業 で就業体験ができることはとても光栄なことだと感じました。 発表でANAクラウンプラザホテル富山でのインターンシップを体験した方の話を聞いて、私 もホテルでのインターンシップであったため、共感や反省する部分と新しい発見がありました。 サービスの本質とはホスピタリティ精神からなること。接客マナーは最低限のサービスですがそ こに「心」を加えなければホスピタリティとは言わないこと。これは普段の生活でも大切だと思 いました。反省点では企業の仕事内容に対する知識不足や積極的に行動できなかったということ を挙げておられました。私も知識が不足していたことや緊張から積極的に行動できていませんで した。 これから就職活動する上で企業の仕事内容を詳しく調べ、十分な知識を身につけないといけな いということが分かりました。また自分から行動しなければ何も始まらないということから、積 極的に行動していきたいと思いました。発表者の様々な意見、就職活動への意識などを聞いたこ とにより私の意欲も高まりました。 <特別講演会> 今回の講演で仕事は人生を通しておよそ 8 万時間あると聞き、驚きました。学生時代は長いと 思っていましたが、それ以上に社会人になってからの時間が長いのだと改めて分かりました。親 や社会に支えられて生きていくのではなく、社会を支える一員という意識を徐々に持たなければ いけないと思いした。この講演で 1 番印象に残っていることは、同じ就職活動をしていても人そ れぞれ感じる気持ちが違うということです。絶対内定をとるという気持ちの人と嫌だけど仕方な いという気持ちの人では、結果が違ってくると言っておられました。 マザーテレサの言葉は初めて知ったのですが、とても心に残りました。私はこれまで就職活動 は嫌だなと思っていました。しかし、気持ち次第で結果が変わってくる知り、驚きとともに今回 知ることができて本当に良かったと思いました。自分らしく社会人としての人生を歩むための一 歩は始まっているので、まず自分の気持ちを変えることが必要だと感じました。この講演で、今 自分のすべきことを再確認できる機会となりました。今後は後悔のしないように日々生活したい と思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで今までの自分の意識が変わり大きく成長することができ ます。私は人と接することが好きなので接客業のホテルに行きました。最初は大変だから本当は やりたくないと思っていました。そういった気持ちのまま始まったインターンシップでは何をし ても嫌で辛かったです。しかし研修が進むうちに意識が変わっていきました。中でも印象に残っ ているのはフロントの仕事を体験しているときにお客様に感謝の言葉を言われたことです。人に 喜んでもらい感謝されることで、とても温かい気持ちになりました。これは接客業だからこそで す。インターンシップは自分の意識次第で楽しくもなり、苦しくもなります。就職活動に向けて、 自分の意識を変える良い機会なので参加してみてください。 - 404 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M055 山田 瞳 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ発表会では、他大学の学生の発表も聞くことができ、改めて自分の実 習も振り返ることとともに、これから始まる就職活動についても考えるきっかけとなりました。 インターンシップはアルバイトとは違い、社会人により近い形で働くということを学べる場であ ると思いました。どんな仕事にもさまざまな知識を持っていた方が良く、今の時期にしか学べな い、様々なことに興味を持って知識を蓄えていきたいと思いました。 接客にも個性が必要であるという言葉を聞き、私はアルバイトにおいてマニュアル通りのこと しかできていないのではないかと反省しました。マニュアル通りだけでは成長できないし、求め られる以上のことをするのが働くことであり、その人の個性があることでより良い接客ができる のではないかと思えました。 他にも、事前準備の大切さを学んだということから、就職に向けて準備をしっかりしておきた いと思いました。これからは目標をもって積極的に行動し、いろいろな方とコミュニケーション をとって社会人になる準備を進めていきたいと思います。 <特別講演会> 特別講演を聞いて、誰にでもできるような割り振られる仕事と、自分に任された指名される仕 事を比較すると、やっぱり指名される仕事に就きたいと感じました。また、自分にとって自信に つながるような「自分らしさ」を見つけて就職活動をしていきたいと思いました。 マザー・テレサの言葉で、「思考は言葉に、言葉は行動に、行動は習慣に、習慣は性格に、性 格は運命になる」という言葉を初めて聞いたことが印象に残りました。 講演の内容からマイナスに考えたことは最終的にはそういう風になっていくと思ったので、前 向きに考えることが大切だと思いました。今までの自分に「制限」をするのではなく「+αの工 夫」をすることで自分らしさを出すこと、「~しなければならない」という考え方を「~したい」 という考え方に転換していきたいと思いました。 また、私は大学受験の面接のとき、相手を通して自分を見ていたのではないかと考えることが できました。面接では、自分をみるのではなく相手に意識を向け、ありのままに近い自分の人間 性を見てもらえるようにしたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、後輩の皆さんはぜひインターンシップに参加するべきだと思います。インターンシップ に参加する前と後では、働くということの考え方が変わった気がします。参加する前は、就職活 動を頑張れば何とかなると思っていましたが、参加したあとでは自分の足りないところや、好き なことが分かった気がします。コミュニケーション力をつけるためにも、いろいろな人と関わる ことでいい経験になると思います。また、大変さの中にも楽しさを学ぶことができ、興味があま りなかったことにも挑戦したことで視野が広がったと思います。 自分が就職したい企業や職種ではなくても,固定観念を持たずに行動してみるといいと思いま す。 - 405 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M014 神埜 早紀 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7 名の発表者の内容から、どんな仕事に就くとしても責任感をもつこと、働くことはチームワ ークが大切だということ、仕事には事前の準備や積極的に動くことが必要になってくることが分 かりました。一人の社会人として自覚をもち、自分の仕事に責任をもつことでいろいろなやりが いを感じることができると思いました。 私がインターンシップに参加した理由も、実際の職場の雰囲気を味わってみたかったというこ とがあります。インターンシップに参加することで自分が本当にやりたい仕事はなんなのか、ど んな職業があるのかを知ることができました。インターンシップは、参加すれば必ず何か得られ るものはあると今日の発表を聞いて改めて感じることが出来ました。 また、インターンシップ職業体験発表会に参加した皆さんがそれぞれの研修先で何かを学んで いこうという強い気持ちが伝わってきました。それぞれの研修先で一人一人が自分の将来に活か すために研修を行ってきたことを感じることができました。 就職活動する際や就職した後は、私もインターンシップで得たビジネスマナーなどを活かして いきたいと思いました。 <特別講演会> 特別講演を聴いて、インターンシップは何日間かかけて仕事を体験しますが、就職活動はこれ から就く一生涯の仕事を決めるものであると改めて感じることができました。これからの就職活 動の際には、中途半端な気持ちではなく、真剣に考えようと思いました。私たち学生はずっと学 生のままでいたいと思う人が大半だと思います。私も確かに学生のままでいたいと思うときもあ りますが、社会人に早くなりたいという気持ちもあります。実際社会人になってみなければ、社 会で働くという大変さや楽しさなどはわからないと思います。 今日の特別講演会を聞いて就職活動に対してすごくやる気がでてきました。社会人になるとは、 親や社会に支えられて学んできた自分たちが、次は自分たちが社会を支え、恩返ししなければな らないと感じました。これからの就職活動では様々な業種の仕事を研究し、自ら行動していくべ きだと思いました。講演の内容でも「~しなければならない」と思うよりも、「~しよう」と思 った方がやる気がでるし、その作業もはかどると言われていました。これからは、やるべきこと に対しては、義務的に考えるのではなく、「~しよう」とポジティブに考えるようにしたいと思 います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは決して面倒なものではないので、少しでもやる気があれば参加するべきだ と思います。大変な仕事もあると思いますが、それを乗り越えることで、必ず得られるものはあ ると思います。それがきっと二年生になったときに就職活動の材料にしたり、いろんな職業を見 て視野を広げるきっかけになったりと、活かしていけると思います。自分が興味のある仕事を調 べ、積極的に参加することをお勧めします。 - 406 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M045 堀江郁名 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表者全員が共通して、働くことには積極性・向上心を持つことが必要だと言っていました。 インターンシップを体験すれば、仕事の厳しさ・大変さ・楽しさ・やりがいを学ぶことができま す。そして、自分を成長させることができるのです。インターンシップを通して自分に足りない ものが何かを見つけることができ、自分にはこういう能力があると気付くことも出来ます。 今回の発表会を聞いて、やはりコミュニケーション能力は社会に出てから必要不可欠だと思い ました。今からきちんとした敬語を学んでおきたいと思います。しかし、私は人と関わることが 得意ではありません。それを克服するために、多くの人と交流することが出来るボランティア活 動などに参加していきたいと思います。そうすれば、人と関わる苦手意識も少しは克服できると 思います。また、積極性も身に付けることが出来ると思います。短大在学中に多くのことを学び、 その知識を吸収し、成長したいと思います。そして、自分の視野を広め、自分に合った職業を見 つけたいと思います。 <特別講演会> この講演では就職活動をするにあたって必要なことを学びました。就職活動は大変ですが、気 持ちの持ちようで内定が決まるかどうかに差が出ることを知りました。自信を持って就職活動に 励むことによって良い結果を出したいと思いました。ただ仕事をしているだけだと辛いだけです。 仕事をしていてやりがいを感じることが出来て、改めて楽しいと思えるはずです。自分に適した 仕事を見つけるには、自分にはどういう能力があるのかを理解しておく必要があります。自己分 析をしっかりとして、自分に合った職業・能力が発揮できる仕事を見つけたいと思います。そし て、早くから就職活動の準備を始めておくべきだと思いました。やはり、就職活動でも積極性が 大切なのだと思いました。 私はこれまで、就職活動についてあまり真剣に考えていませんでした。これからは、企業説明 会などにも積極的に参加し、知識を深めていきたいと思います。就職活動に向けて必要なことを 知り、準備に取り掛かります。この講演を受けて、就職活動に向けて今自分がするべきことが何 かわかりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加すれば、必ず自分にプラスになると思います。自分に足りないものが 何かを見つけることも出来ます。仕事の厳しさや辛さだけでなく、やりがいや楽しさも肌で感じ ることが出来ます。就職活動に絶対役に立つと思うので、ぜひインターンシップに参加してみて ください。 - 407 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M047 政二 みお <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会で発表を聞いて、私と同じ業種をインターンシップ先にしていても、体 験する内容や、個人が設定する目標・動機によって得るものは違うのだということが実感できま した。 学内発表の際は発表する側でしたが、今回他の人たちの発表を聞くことで、自分が得たものと 相手の得たものの共通点や相違点を知ることができて、インターンシップを通して学んだことが 増えたような気がしました。 どの人も、「実際の職場が知りたい」、「社会人としての責任を体感したい」といった、就職活 動に向けた参加動機が多く、インターンシップでは一つの業種しか体験することはできませんで したが、他の人の体験した話を聞くことで、違う業種についても学ぶことができました。 <特別講演会> 私たちは 12 月から就職活動を始めますが、就職活動のゴール地点は希望する企業に内定をも らうことだと思っていました。しかし、今回の講演を聞いて、内定をもらうことは社会人になっ ていく準備段階という言葉に驚きました。内定さえもらってしまえば、あとは学生として勉強に 励むだけだと考えていましたが、内定をもらってからは社会人になったときに必要なものを揃え るだけでなく、これから社会人として責任を持って仕事をしていくのだという気持ちを固める期 間だということに気付きました。 今回の講演を聞き、どのような企業に就職するのかだけではなく、向上心と責任感を持ち、定 年まで働きたいと思うような職業探しをしようと思いました。まずは、合同企業説明会や企業研 究で多くの企業について調べながら、自分の一番興味のひかれる職業を見つけたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップへの参加は入学してすぐに決めなければいけないため、「面倒だ」「夏休みが 減る」などと思うかもしれません。しかし1年次の12月から就職活動が始まる短大生にとって、 実際の仕事を体験できるというチャンスはほとんどありません。就きたい職業が決まっている人 は、自分が本当にその仕事に向いているのか、長く続けていけそうかをインターンシップで体験 しておくと良いと思います。一方決まっていない人は、職業探しのための足掛かりとして、体験 しておくと良いと思います。 インターンシップでは学べることが多くありますが、それは就業体験中だけではありません。 企業への事前訪問やインターンシップ終了後の学内発表会など、今後の自分のためになる体験が 多くあります。頑張れば頑張るほど、就職活動の際に自分のアピールポイントにもなるので、こ の機会を有効活用してください。 - 408 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M054 矢後 渚 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 様々な業種を体験された人たちの発表を聞いて、企業選択の視野が広まり、新鮮な気持ちで発 表を聞くことが出来ました。今回のインターンシップ職業体験発表会に参加して、改めて社会人 になる責任感と自覚が足りないことを痛感しました。今までは、親に支えてもらっていましたが、 今後は社会を支える一員になりたいとおもいます。立場が変わる以上、より一層気持ちを引き締 めていかなければならないと思いました。 どの発表者も共通して言えることは、実社会での仕事を経験し、成長することができたという ことです。発表を聞いて得たことは様々ですが、自分自身と向き合う貴重な体験ができたことは 良い機会でした。 今後の就職活動を行っていくにあたり、自分の人生観を描き、目標に向かって努力を惜しまず 取り組んでいきたいと強く思いました。また、インターンシップで学んだことを今後の就職活動 に活かしいきたいです。 <特別講演会> 特別講演では「就職活動は自分に何をもたらすのか」の演題でしたが、仕事に対する姿勢を学 ぶことができました。 講演の中で一番印象に残ったことは、「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」 というマザーテレサの言葉でした。なぜ「明るく」 「元気」が良いと思われているのでしょうか。 それは、「返事が返ってくるため、どんな人かがわかり、その人のことを知る事が出来るからで す。また、自分の持ち味を殺して、明るく振舞っても、自分らしさが世の中から消えてしまうだ けなのです。」との説明にたいへん共感しました。その点、社会から大切な才能が失われてしま うのを防ぎ、自分らしく社会人としての人生を歩むことが大切なのだと痛感しました。それは、 自分を受容することであり、社会に出て働いている時間は、自分の人生の時間の大半を仕事に費 やすことになるからです。このことより、自分のやりたいことで組織からも喜ばれる仕事を見つ けたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは何より自分のためになります。私は、インターンシップを通して、実際の 職場の雰囲気、社会の厳しさ、ビジネスマナーの重要性、自らが仕事を見つけ出す積極性等を身 を持って体験することができました。就職を心配している方や、進路があいまいで不安な方が多 いと思います。しかし、自らが積極的に行動しなければ、何も得ることができません。固定概念 を持たずに、柔軟に考え行動することが大きな第一歩に繋がると思います。また、インターンシ ップでは社会人になる自覚を促すことができ、とても有意義なものです。 研修を終えた後は、何かしら得ることができ、プラスとなって成長できます。インターンシッ プに参加する上での目的をしっかりと持って、是非積極的に参加してほしいと思います。 - 409 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M087 中川 美夢 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 自分が体験することのなかった企業や仕事上で必要なことを学ぶだけでなく、発表を行う際の 注意点も学べたように思えました。 たとえば、吉崎さんは自分の研究内容を交えて発表を行っていました。たしかにこの発表は同 じ大学・同じ学科に向けて行うものとしては良いものかもしれません。しかし外部に発表する際 にはまず、自分の大学ではこのようなシステムで研究を行っている、などの前置きがなければ突 然大学と企業の研究の違いを話されても頭が追い付かないことがあります。 私も両親と話していた際にインターンシップという単語を出した際にインターンシップって 何?という反応を返されたことがあります。内部にいると当たり前に使われている言葉でも、外 部の人には全くもってイメージできないことというのは企業・学校問わず多くあることでしょう。 企業にとって顧客層を知ることが大切なように、聴衆はどんな人であるかを考えることが話す側 にとっても必要なのだと感じました。 <特別講演会> 普段勉強するとき、自分は「勉強しなきゃいけない」と義務のような感覚でしていることが多 かったように思えます。しかし今回の講演会を聞き、それは間違っていたのだと感じました。 何かをする際には自分の中で命令でなく希望を浮かべるという話がありました。つまりは「資 格をとるためには勉強しなければ」「講義だけでは記憶に定着しないから家でも学習しなければ」 ではなく「私はこの資格が欲しいからこの勉強をしたい」「講義で理解しきれなかった部分を補 いたい」とすることなのでしょう。「しなければ」と思うとどうしても他にあるやりたいことに 負けるときがあります。しかし、希望にすることで義務でなく自分で進んで望むことになるため、 同じことをするにも随分心持が変わるのだと思いました。普段の生活の中で「少し気の乗らない ことだが必要に迫られてやっていること」というものは誰にでも一つはあると思います。そんな ときなぜこれをする必要があるのかを考えることで自分のしたいことに切り替えられるのであ れば、今までよりも前向きに取り組めるのではないかと感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップなんてアルバイトと同じだと思っている人もいるかもしれませんが、アルバ イトではできない経験をさせていただける絶好のチャンスです。一例として私はホテルでの体験 の中で、アルバイトでは求人を行っていないチェックインの作業をさせていただきました。実際 に就職しなければ本来は体験できない仕事を経験できる機会はおそらくこれを逃せばやってき ません。参加することにより、普段はできない経験をし、自分が普段の生活で学びきれなかった 部分を学習したり、自分が今まで学んだことを実践できるか試したりと確実に自分の力になりま す。ぜひ積極的に参加してください。 - 410 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M009 内山 理子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は7人の発表の中で、大野さんの発表の仕方が一番印象に残りました。言動の丁寧さや目線 など、聞く人を意識した発表の仕方に見えたからです。私は大勢の前で話すときや面接の時に、 緊張のせいでどうしても下を向きがちになってしまうので、大野さんの話し方を見ていると見習 いたいと思いました。 7人の発表を聞いて、どうしても「もう一度インターンシップに行きたい」と思うようになり ました。私もインターンシップでは学べた点は多くありましたし、充実した研修期間だったと満 足していますが、他の人の研修に対する心構えや姿勢を見ていると、もっと工夫すれば私の研修 は、より良いものになったのではないかと感じたからです。「頼まれた仕事を完璧に」というこ とを心がけて活動していた私と違い、今回発表した人は「自分なりに調べて意見を考える」や「1 日 1 日の気付いたことをまとめる」等、研修先に少しでも貢献しようとする心構えが見て取れて、 私との差を感じざるをえませんでした。私が実行しようとしていることは、働くにあたって当た り前の事ばかりでしたが、職業体験発表会に参加することによって、もっと意欲的に行動するこ との必要性を実感することができました。これからは自分のために有益な行動を考え、実行して いきたいと思いました。 <特別講演会> 特別講演の内容で、「明るく・元気」であることが必要なのではなく、自分のことを相手に伝 えることが大切という話は、私にとってためになる内容だったと思います。私はどうしても「自 分」について説明することが苦手で、それについて話すときは「明るく・元気」ではなく、何を 話せば良いのか分からなくなってしまいます。自分のことなのになぜ話せないのか不思議ですが、 きっと話した内容が自分にとって不利になると考えてしまうからだと思います。これまで私に最 も必要なことは、「明るく・元気」だと思っていましたが、それ以上に大切なことは、「自分」を しっかり伝えるようになることでした。その際には、「~は話したらダメ」といった禁止を思い 描くのではなく、「~を相手に知ってほしい」や「~について話そう」というように、自分が話 しやすい状況を作っていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップの体験は私にとって本当に有益なことばかりでした。私の研修期間は5日間 でしたが、最終日には「もっと働いていたかった」と思えるほどでした。研修中には「敬語がう まく使えない」や「自発的に行動することが難しい」等、思うようにいかないこともたくさんあ りましたが、「嫌だった」や「行かなければ良かった」とは思いませんでしたし、むしろ自分に 不足していることに、しっかりと向き合う良い機会であったと思っています。 夏休みが減るのが嫌、少しでも働く期間が短い方が良いと思うことは、すごくもったいないこ とです。最終的にどう感じるかは研修先によって異なると思いますが、私の場合は「大変だけど 楽しかった」という印象なので、少しでも多くの人にインターンシップを体験してほしいと思い ます。 - 411 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M053 本島 小百合 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今日のインターンシップ職業体験発表会に参加して、私がインターンシップで経験したことで 感じたこととは違った視点、考えを発表者の皆さんは持っており、とても参考になりました。マ ナーや責任感、挨拶、身だしなみなど社会に出るにあたって当たり前のことですが、その当たり 前が大切なのだと改めて実感しました。また、お客様だけでなく従業員の方とのコミュニケーシ ョンも大切にしていかなければならないのだと分かりました。接客をしていくうえで、自分の“個 性”も大事にしていくべきだと大野さんが言っておられ、納得しました。私もお客様に自分の存 在を覚えていただくために、自分の個性を大切にしていきたいと思いました。 富山短期大学の代表で発表していた舘さんの発表の仕方が大変上手で素晴らしいと思いまし た。パワーポイントも見やすく、声もハキハキと喋っていて、人に聞き入ってもらえるような発 表の仕方を私も見習いたいと思いました。 <特別講演会> 株式会社理想経営の代表取締役の尾山さんは、「就職活動は自分に何をもたらすのか」という テーマのもと、私たちにさまざまなことを教えてくださいました。尾山さんは今の仕事をしてい る前にも多くの職業を経験していたことに驚きました。今の時代ではそのように転職するのは難 しいと思うので、素晴らしいキャリアだと思いました。 私たち一人一人が仕事をすることで社会を支え、また自分を受容することが大切で、それが自 信につながるのだと学びました。自分自身を受け入れない限り、社会に出ても上手くいかないと 思いました。会社には様々な人がいて成り立っています。そこに自分も入って会社が成り立つよ うに、これからの就職活動を頑張っていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは参加した方が必ず自分のためになると思います。学校生活とは違い、実際 に社会に出て仕事をすることによって、今後の就職活動にも大いに役立つと思います。私はホテ ルで職業体験をしましたが、お客様と触れ合うことで最初は言葉遣いなど、慣れていなくてぎこ ちなかったりしました。しかし、何度も接客していくと次第に慣れてきて接客が楽しい、と思え るようになりました。また、先輩方から指導を受けたときには必ずメモを取って、次からすぐに 生かせるようにした方が良いと思います。そして自ら何をすればいいのかを考え、積極的に動く ことが大事だと私は職業体験で感じました。 参加することで必ず何か今後のヒントが得られるはずです。皆さんも積極的に参加して社会の 厳しさなど、学ぶべきことをたくさん学んできてください。インターンシップは必ず自分にプラ スとなって返ってきます。 - 412 - Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会 12M080 高藤佳奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私はインターンシップをホテルグランミラージュで行わせてもらいました。だから、大野由貴 さんのホテルでのインターンシップの発表内容にとても興味を持ちました。発表を聞いて、事前 準備の大切さやチームワークの重要性など改めて感じました。発表の中でも、特に接客には個性 も大事という言葉がとても印象的でした。アルバイト先におしゃべりが上手でとても個性が豊か な、お客様にもとても気に入られている先輩がいます。だから、接客には個性が大事という言葉 がとても納得できました。 どの職業も、お客様が何を求めているのか、どのようにしたらお客様が満足できるものになる のかなど、お客様のことを第一に考えて仕事をすることが大事だと思いました。積極性も大事だ と思いました。気持ちの持ちようで、仕事への意気込みや仕事の出来が変わってくると思うので、 いい仕事をするために仕事に積極的に向き合うことも大事だと思います。常に向上心を持ち、積 極的に仕事に取り組むことは、自分の仕事に誇りを持つことに繋がるのだと思います。自分の仕 事に誇りを持てるようになれば、仕事も楽しくなり、生涯を通した仕事に出来ると思うので、自 分が興味のある仕事を見つけ出し、仕事に誇りを持てるように一生懸命働いていきたいです。 <特別講演会> 同じ経験をするにしても、人によって気持ちの持ちようが違うという話にとても興味を持てま した。就職活動をする時に「内定を取ってやる!」とやる気を持っている人の方が内定を取りや すいというのがとても印象的でした。結果が変わってくるほど、どのような気持ちを持つかは大 切だということなので、何事も前向きに積極的に取り組んでいきたいと思いました。そのために も尾山さんがおっしゃっていた、セルフトークの改善がいい方法だと思います。「自分に命令す ること」や「やめようとすること」をやめるということです。ネガティブな考えかたをやめると 自然と前向きな考え方が出来るようになると思います。自分の考え方を変えることは簡単なこと ではないので、普段から少しずつ気を付けるようにしていきたいと思いました。そうすれば就職 活動の際も前向きに進めることができ、何事もいい方に向かっていくのではないかと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは学生生活では経験することができない、社会を経験することができます。 社会人に一歩近づいて仕事の仕方やビジネスマナーなどに触れることはとても勉強になります。 それに、実際に仕事を経験することで自分の興味は何にあるのか、何が得意で不得意なのかなど、 今まで気づかなかった自分を発見できるかもしれません。だから、自分の将来を考えるうえでと ても役にたつ体験なので、インターンシップにはぜひ参加するべきだと思います。 - 413 - あ と が き 富山短期大学経営情報学科の特徴である「三位一体」のキャリア教育では、職場研修の「イン ターンシップ」と「ビジネス実務関連講座」、外部講師による「キャリアデザイン講座・キャリ ア支援講座」の連携を図って、将来のキャリア設計を行うとともに、就職活動に必要な実践的能 力を身につけることを目標としています。「ビジネス実務関連講座」では、企業組織の仕組みや 仕事のやり方、またビジネスマナーやビジネス文書の知識を身につけます。「キャリア講座」で は、自らの興味・価値観から始まって、自己分析、企業研究、履歴書・エントリーシートの書き 方、面接の受け方等の実践的な訓練を行います。これらの知識や考えを職場で実際に試すのが「イ ンターンシップ」に他なりません。 インターンシップは業種、企業、職種、仕事への理解、社会における基本的マナー、コミュニ ケーション能力などを肌で感じるとともに、その成果を日頃の学習、就職活動、自分の将来など に活かすことができます。今年度は 105 名の 1 年生に対して、このような有益なインターンシッ プを実施することができました。これは、学生を快く受入れてくださいました企業・機関の方々 のご理解のお蔭であり、改めて厚くお礼を申し上げます。また、インターンシップ推進協議会並 びに事務局のご指導に深く感謝申し上げます。 本学科では、このような貴重な経験を得た学生達が立派にキャリアを形成し、地域社会に貢献 してくれることを願い、より一層の努力をする所存でございます。地域社会の企業・機関の皆様 には、今後とも益々のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。 経営情報学科 平成 24 年度 経営情報学科インターンシップ実施報告書 発行日 平成 25 年1月吉日 発行者 富山短期大学経営情報学科 〒930-0193 富山市願海寺水口 444 TEL:076-436-5181 FAX:076-436-0133 E-Mail:[email protected] URL:http://www.toyama-c.ac.jp/ 製作担当者 教 授 大門 信吾 講 師 寺本 佳苗 事 務 前畑 由美子 - 414 - 教授 大門信吾
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