パナソニック ライティング香川環境サイト情報

パナソニックグループサイトレポート2011
2010年度:2010年4月1日~2011年3月31日
パナソニック ライティング香川 株式会社
所在地:
香川県綾歌郡綾川町山田下3601番地
敷地面積:
49006m²
延床面積:
16239㎡
設立:
1960年6月
従業員数:
154名
ISO14001取
得:
主要製品:
ISO14001最
2008年9月
新更新:
冷陰極管用電極線、点灯管、電極線部品、ミニチュア電球、LED電
球
環境コミュニケーション:10年度
1998年1月
情報開示:
1件
問合せ:
管理チーム
工場見学:
地域貢献活動:
0名
TEL:
3件
087-878-3131
ごあいさつ
当サイトは、香川県のほぼ中央の綾川町の丘陵地にあり、周りは山に囲まれ近くには川や風穴等、水と緑
の豊かな美しい自然が広がっています。
1960年に照明及び電子部品の製造事業場として誕生し、以来、お客様第一を基本に「お客様と共に歩む
物づくり」に徹してまいりました。
また、パナソニックグループの一員として環境への取り組みを推進し、環境専門委員会を設けるなど、
地球環境との共生を目指し、産業廃棄物の削減・CO2排出量の削減・有害化学物質を含まない製品の生
産・販売活動を推進しています。
環境責任者
渡邉 勇
2010年度の環境重点テーマの取組み
目標
CO2排出量削減
・省エネ施策により
34.5t/年間以上削減
成果
工場内のエアー配管からのエアー漏れ対策や、長期休暇中の自動販
売機停止などを実施して34.5tの削減を図りました。
産業廃棄物
・発生量の削減’09年度比2.26%以上
・リサイクル率 99.6%以上達成
運送業者の持帰りによる廃パレットの削減や生産不良率の低減化な
どに取組み、廃棄物の発生量を削減。また、廃棄物の分別管理徹底
によるリサイクル量の向上取組みにより、リサイクル率99.6%を達成し
ました
化学物質の使用量削減と管理強化
製品をエタノール洗浄していたものを無洗浄化にすることに取組み、
・エタノールの排出・移動量削減 2009年度比の8.8%以上削減 2009年度比8.8%以上削減することができました。
製品・環境配慮ポイントの紹介
LED小丸電球
約40,000時間の長寿命!
1日平均7時間の点灯として・・・
15年間メンテナンスフリー!!
常夜灯や装飾照明として使用する小丸電球に置き換えできるE12口金。
長寿命はもとより、小丸電球とほぼ同じサイズの中に、照明器具からLED小丸電球
に流れる電流を交流・直流に関わらず全て直流に変換するインバータ回路を内蔵
することでインバータ式照明器具への適合をLED小丸電球としては業界で初め
て実現しました。(*2011年1月26日現在 当社調べ)
1日平均7時間の点灯で、年間約2,550時間の点灯とすると、15年間メン
テナンスフリーであり、長寿命化による廃棄物の削減や、省資源にも貢献しま
す。
パナソニックグループサイトレポート2011
2010年度:2010年4月1日~2011年3月31日
パナソニック ライティング香川 株式会社
環境パフォーマンスデータ
グラフ表示年 010:20010年4月1日~2011年3月31日
単位:千kl
エネルギー使用量
電気
0.31
CO2排出量
単位:千t
2.45
LPG
2.34
0.23
2.02
0.15
1.78
0.14
1.61
0.14
1.09
06
1.14
07
1.05
0.91
08
09
0.80
06
10
07
08
09
10
(年度)
自然エネルギー使用量
(年度)
10年度
0.00 千kW/h
算出基準について
電機事業連合会「電気事業における環境行動計画」(2008年9月)に記載されている年度ごとの「使用端CO2排出源単位」を使用して計算。但し、エコアイ
ディア宣言との整合性を保つため、2006年度は0.425kgCO2/kWh、2007年以降は0.410kgCO2/Kwhを固定して使用。
水の使用量
単位:千m³
上水道
産業廃棄物・有価発生物
最終処分量
地下水
99.7
2.3
99.1
リサイクル率
99.8
99.6
99.9
1.3
1.7
3.0
11.9
1.8
12.0
0.3
0.3
9.4
7.8
0.2
0.2
5.7
0.00
06
単位:千t、%
発生量
07
08
09
10
(年度)
06
0.00
0.00
07
0.00
08
0.2
0.00
09
10
(年度)
化学物質
単位:t
10年度
マテリアルバランス
使用量
7.76
大気排出
1.47
重点削減物質 排出・移動量
リサイクル量
2.30
除去処理量
0.52
製品出荷量
3.47
4.724
3.519
1.090
水域排出
0.00
土壌排出
0.00
移動量
0.00
08
09
10
パナソニックグループの工場化学物質管理について
環境パフォーマンスデータの特記事項
http://panasonic.co.jp/eco/factory/chemical_substance/
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2010年度:2010年4月1日~2011年3月31日
パナソニック ライティング香川 株式会社
環境法令等の順法状況
10年度
<大気汚染物質計測状況>
単位
SOx
Nm³/h
NOx
ppm
ばいじん
g/Nm³
<水質汚濁物質計測状況>
単位
COD
BOD
窒素
リン
mg/l
mg/l
mg/l
mg/l
施設名
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
計測頻度
施設名
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
計測頻度
南排水口(No.1)
160.00
128.00
9.00
9.00 1回
北排水口(No.2)
160.00
128.00
3.00
3.00 1回
東排水口(No.3)
160.00
128.00
1.00
1.00 1回
南排水口(No.2)
160.00
128.00
2.00
2.00 1回
北排水口(No.3)
160.00
128.00
2.00
2.00 1回
東排水口(No.4)
160.00
128.00
1.00
1.00 1回
南排水口(No.3)
120.00
96.00
1.00
1.00 1回
北排水口(No.4)
120.00
96.00
1.50
1.50 1回
東排水口(No.5)
120.00
96.00
1.20
1.20 1回
南排水口(No.4)
16.00
12.80
0.10
0.10 1回
北排水口(No.5)
16.00
12.80
0.10
0.10 1回
東排水口(No.6)
16.00
12.80
0.10
0.10 1回
<騒音・振動>
計測場所
単位
騒音
dB
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
昼
夜
振動
dB
昼
夜
法令規制値:法または条例および協定の規制する値
N/A:法令規制対象外の項目
法令規制値超過について
超過ありませんでした。
計測頻度
パナソニック ライティング香川 株式会社
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2010年度:2010年4月1日~2011年3月31日
環境方針
パナソニック㈱ ライティングドメインは、地球環境保全が人類共通の最重要課題のひとつであることを認識し、
経営と環境との共存をベースに
『環境に よりやさしい企業活動を行う』ことを基本理念とする。
当社は、管球製品、光源デバイス製品、写真映像製品の開発・製造・販売が活動の主体であることを踏まえ、
以下の具体的な環境方針に基づき環境管理活動を推進し、地球環境との調和を目指す。
1.当社の活動、製品及びサービスに係わる環境側面を認識し、環境汚染予防に努める
と共に、ISO 14001規格に準拠した環境マネジメントシステムの運用により継続的な改善を図る。
2.環境に関連する法令、条例、及び同意したその他要求事項を順守する。
3.当社の活動、製品及びサービスに係わる環境側面のうち、次の事項を環境管理重点テーマとする。
(1) 環境配慮型製品で人々のくらしを変えるため、以下の取組みを推進する。
・ CO2排出抑制に貢献する省エネ型商品の開発
(LED商品、白熱電球代替商品)
・ 再生資源活用、リサイクル性向上等の高循環型商品設計
(2) グリーンファクトリーの実現を目指して以下の取組みを推進する。
・ 全てのビジネスプロセスを通じたCO2排出抑制への貢献
(メタゲジ化によるCO2排出の見える化、LED商品を中心とした組立て系モノづくりへのシフト、グリーン
物流)
・ 廃棄物削減、リサイクル率向上等の循環型モノづくり
(再発防止の徹底による製造ロス削減、海外も含めたリサイクル率向上)
・ 化学物質の管理強化
(適正管理の推進、トルエンの代替化)
・ 水の有効利用
(使用量の見える化の推進)
(3) 地域活動への積極的な参加等、地球を愛する市民活動を展開する。
(環境ボランティア、環境家計簿)
4.環境管理活動の推進にあたり、環境目的及び環境目標を設定し、実施計画に沿った
活動を展開すると共に、定期的な見直しを行う。
5.この方針は、当社の組織で働く又は組織のために働くすべての人に周知すると共に、
一般の人々にも開示する。
パナソニックグループサイトレポート2011
2010年度:2010年4月1日~2011年3月31日
パナソニック ライティング香川 株式会社
環境負荷削減の取り組み事例
冷却水
高架タンク
冷却水
水冷
却
ハロゲン工程
水素還元炉
冷却
水
ポンプ
水冷
却
冷却水
冷
却
水
廃 止
排水
冷却水用
ピット
水素還元炉の冷却水使用量削減
ハロゲン電球製造工程に設置してある『水素還元炉』 の
冷却水が還元炉を一度通過すると排水されていた。また、
水素還元炉には毎分3.2ℓの冷却水が必要だった為、一
時間で192ℓ、一勤務で1680ℓ排水していた。
水使用量削減として水素還元炉冷却後の冷却水を冷却水
ピットに戻し、循環使用できるように配管を変更し冷却水使
用量を年間260トン削減できた。
水素還元炉冷却後
の
冷却水の配管を循
環
環境コミュニケーション事例
高松エアポートクリーン作戦
廃棄物の不法投棄撲滅キャンペーンの一環として高松空港周辺に不法投棄され
たごみを収集し環境保全に資するため実施されており、今回で5回目の開催とな
ります。
まんのう町森林整備
香川県のフォレストマッチング推進事業へ参画し(香川県と森林
組合と当社の3社で協定書を締結)、5年間で1ヘクタール(パ
ナソニック 香川の森と命名)の森林整備(枝打ち、間伐)を実施
します。
香川県では現在、9グループが参画しています。
森林整備活動を行うことにより地球温暖化防止に貢献できま
す。
また、CO2削減への貢献として、香川県から「森林の整備等に
よるCO2吸収量」認証書が発行されます 2009年度の活動と
緊急事態への準備と対応
考え方と訓練計画
起こりうる緊急事態への準備と対応を環境側面に抽出・登録し、2年に1回、緊急事態を想定した訓
練や教育を行っている。