契約約款 以下の各条項(以下「本条件」と総称します)は日本ヒルティ株式

契約約款
以下の各条項(以下「本条件」と総称します)は日本ヒルティ株式会社(以下「ヒルティ」
といいます。
)とお客様との間のヒルティの製品の売買及び/又は役務の提供(以下「本取
引」と総称します。
)に共通して適用される条件(以下「本条件」といいます。)です。本
条件は、ヒルティとお客様が書面により別途合意しない限り、お客様の注文書その他お客
様が作成された文書に記載された条件に関わらず、本取引に適用されるものとします。
第 1 条(目的)
ヒルティに対する全ての注文は、本条件が適用されることを条件としてのみヒルティによ
り承諾されます。ヒルティは、いつでも本条件を改定することができ、かかる改定は、ヒ
ルティからお客様に対して通知されたときに効力を生じるものとします。
第 2 条(取引価格)
1
本取引のうち、ヒルティの製品の売買に関しては、全ての取引価格は、別途お客様と個
別に書面等で合意した場合を除き、ヒルティの定める価格とし、当該価格は、事前の告知
なしに変更されるものとします。本取引のうち、ヒルティの役務の提供に関しては、別途
取引価格を合意するものとします。
2
納品書に記載された取引価格が合意したものと相違していた場合、ヒルティは納品後 14
日以内のお客様からの申し出により、価格訂正を行うものとします。
3
納品等にかかる運送費は別途お客様負担とします。
第 3 条(税金)
本取引に対して課税される消費税その他の全ての税金は、お客様の負担とします。
第 4 条(支払)
お客様は、請求書に記載された支払期限までに、ヒルティに対する本取引に関する全ての
支払いを行うものとします。お客様が本条件に違反して支払いを行わない場合、お客様は、
自動的に期限の利益を喪失するものとし、ヒルティに対する全ての債務を直ちに支払わな
ければなりません。お客様は、紛争の存在、相殺その他理由の如何を問わず、ヒルティに
対する支払いを留保することはできません。
第 5 条(債権の回収)
お客様が本条件に違反した場合、ヒルティは、お客様に対する債権の回収又は製品等の取
戻しに起因して生じた全ての費用(合理的な弁護士費用を含む)をお客様に対して請求す
ることができるものとします。お客様が、支払期限を経過し、又は、期限の利益を喪失し
1
ても支払債務を履行されない場合、当該支払期限の翌日(当日を含む。)から完済に至る日
(当日を含む。
)までの期間につき、当該債務不履行にかかる金額に対し、年率 14%(1年
を 365 日とした日割計算とする。
)による遅延損害金を支払わなければなりません。
第 6 条(製品等の送付、受渡し)
ヒルティは、お客様に対し、お客様の指定する納品日に、お客様の指定する受渡し場所に
て製品等を納品するものとします。ヒルティは、お客様の指定する納品日に製品等を納品
するために合理的な努力を行いますが、納品日における納品を保証するものではなく、納
品がお客様の指定する納品日に遅れた場合でも、ヒルティはお客様に対していかなる法的
責任を負いません。また、お客様は、納品がお客様の指定する納品日に遅れたことをもっ
て、本契約を解除したり、本契約上の義務を免れたりすることはできません。
第 7 条(検査)
お客様は、納品後 1 週間以内に、納品された製品等の数量、品質に瑕疵が存在しないこと
を検査するものとします。ヒルティは、お客様から納品後 1 週間以内に書面にて製品等に
関する欠品その他の瑕疵の申出がない限り、納品された製品等は何らの瑕疵がないものと
みなされます。
第 8 条(返品)
1
返品は、お客様への納品後 3 ヶ月以内の製品であって、ヒルティが事前に承諾しない限
り行うことはできません。また、使用期限のある製品、特別注文による製品及び販売中止
となった製品、ヒルティ製品でないもの、建設用びょう打機並びに空包が正常でないもの、
製品及び外装に疵や汚れのあるもの、組合せ商品やプロモーションパッケージの一部分の
みは、これを返品することはできません。本項に基づく返品をお客様が行う場合、返品に
伴う送料その他の費用はお客様の負担とします。
2
前項に関わらず、ヒルティは、納品時において瑕疵(数量超過を含む)があった製品に
ついては、ヒルティの費用で返品に応じるものとし、ヒルティが行った修理等に瑕疵があ
った場合には、無償で修理等を行い納品するものとします。この瑕疵に基づく返品・再修
理は、お客様から納品後 1 週間以内に書面にて製品等に関する瑕疵の申出があったものに
限るものとします
第 9 条(所有権の移転)
ヒルティが修理等の役務の提供を行う場合を除き、製品の納品後においても、お客様が、
ヒルティに対して、消費税その他の税金等を含め、全ての債務の支払を完了するまでは、
製品等の所有権は、お客様に移転せず、ヒルティが有するものとします。
本取引にかかる納品後、全ての債務の支払が完了するまでに製品等に生じた損害及び損失
2
は全てお客様が負担するものとします。
第 10 条(危険負担)
本取引のうち、ヒルティの製品の売買に関しては、製品等の納品前に生じた製品の滅失、
毀損、減量、変質その他一切の損害は、原因及び理由の如何を問わず、お客様の責めに帰
すべきものを除き、ヒルティの負担とし、製品等の納品後に生じたかかる損害は、ヒルテ
ィの責めに帰すべきものを除き、お客様の負担とします。
本取引のうち、ヒルティの役務の提供に関しては、納品の前後に関わらず、製品の滅失、
毀損、減量、変質その他一切の損害は、原因及び理由の如何を問わず、ヒルティの責めに
帰すべきものを除き、お客様の負担とします。
第 11 条(保証)
1
ヒルティは、第 7 条の検査合格後においては、製品等の品質不良、数量不足、
変質その他の瑕疵について一切の責任を負わないものとします。
2
ヒルティは、製品等の使用が第三者の権利を侵害しないことにつき、表明又は
保証するものではありません。
第 12 条(責任)
1
お客様及びヒルティは、本契約及び製品等の取引契約の履行に関し、相手方の責めに帰
すべき事由により損害を被った場合、相手方に対して、損害賠償を請求することができる
ものとします。但し、この請求は、当該損害賠償の請求原因となる納品物の検査完了日又
は第7条に基づき製品等に瑕疵がないものとみなされた日のいずれか早い日から 6 ヶ月間
が経過した後は行うことができないものとします。
2
前項の損害賠償の総額は、債務不履行、法律上の瑕疵担保責任、不当利得、不法行為そ
の他請求原因の如何に関わらず、帰責事由の原因となった製品等の取引価格を限度とする
ものとします。
第 13 条(解除)
1
お客様及びヒルティは、相手方に次の各号のいずれかに該当する事由が生じた場合には、
何らの催告なしに直ちに本契約及び製品等の取引契約の全部又は一部を解除することがで
きるものとします。
①
重大な過失又は背信行為による本条件の違反があった場合
②
支払いの停止があった場合、又は仮差押、差押、競売、破産手続開始、民事再生手続
開始、会社更生手続開始、特別清算開始の申立があった場合
③
手形交換所の取引停止処分を受けた場合
④
公租公課の滞納処分を受けた場合
3
⑤
その他前各号に準ずるような本契約及び製品等の取引契約を継続し難い重大な事由が
発生した場合
2
お客様及びヒルティは、相手方が本条件のいずれかの条項に違反し、相当期間を定めて
為した催告後も、相手方の債務不履行が是正されない場合は、本契約の全部又は一部を解
除することができるものとします。
第 14 条(不可抗力)
ヒルティは、製品等の供給又は運搬若しくは役務の提供において生じたいかなる不履行又
は履行遅滞についても、その全部又は一部が、戦争、ストライキ、ロックアウト、労働争
議若しくは騒動、政府による規制若しくは介入、輸送機関の遅延、火災、天災、地震、施
設破壊、供給不足、盗難、破壊行為、暴動、動乱又は偶発事件を含むがこれらに限らない、
ヒルティの合理的管理の及ばない原因又は事実により生じた場合には、当該不履行又は履
行遅滞につき責任を負わないものとします。
第 15 条(反社会的勢力の排除)
1
ヒルティは、お客様が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業又はこれに準ずる者であるこ
とが判明した場合には、何らの催告を要せず、本契約を解除することができるものとしま
す。
2
ヒルティが前項の規定により本契約を解除した場合には、お客様に損害が生じてもヒル
ティは何らこれを賠償ないし補償することは要せず、また、かかる解除によりヒルティに
損害が生じたときは、お客様はその損害を賠償するものとします。
第 16 条(条項の可分性)
本条件は、それぞれ可分であり、かつ、相互に独立しています。本条件のいずれかが裁判
所の判決等により無効と判断された場合でも、当該条件以外の条件は全て有効であり、効
力を保持し続けるものとします。
第 17 条(権利義務譲渡の禁止)
お客様及びヒルティは、互いに相手方の事前の書面による同意なくして、本契約上の地位
を第三者に承継させ、又は本契約から生じる権利義務の全部若しくは一部を第三者に譲渡
し、引き受けさせ若しくは担保に供してはなりません。
第 18 条(準拠法及び合意管轄)
本条件は、日本の国内法に基づき、解釈及び適用されます。本契約に関し、訴訟の必要が
生じた場合には、横浜地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
以上
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