Press Release 日本イーライリリー株式会社 神戸市中央区磯上通 7-1-5 〒651-0086 www.lilly.co.jp [i モード] www.iLilly.jp 2010 年 2 月 5 日 EL10-04 報道関係各位 この資料は、米国イーライリリー社が 1 月 28 日(米国現地時間)に発表したプレスリリースをご参考までに日本 語に翻訳したものです。この資料の内容および解釈についてはオリジナルの英文が優先することをご了承くださ い。http://www.lilly.com をご参照ください。 米国イーライリリー社、2009 年第 4 四半期および通年の業績を報告 第 4 四半期の収益は販売数量増加により 2 桁増を達成 ドル安が第 4 四半期のグロスマージン低下に影響 第 4 四半期の 1 株当り利益(EPS)は 0.83 ドル、または 0.91 ドル(プロフォーマ非 GAAP 値) 2009 年通年の 1 株当り利益は 3.94 ドル、または 4.42 ドル(プロフォーマ非 GAAP 値)に拡大 年間売上は 10 億ドル超の製品が 8 つ 2010 年の EPS ガイダンス幅は 4.65〜4.85 ドル イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE:LLY、本社:米インディアナ州インディアナポリス)は米国時間 1 月 28 日に 2009 年第 4 四半期および通年の業績を発表しました。 単位百万ドル(EPS を除く) 総収益 - 報告値 純利益(または損失) -報告値 EPS(または 1 株当り損失) - 報告値 総収益 -プロフォーマ値 純利益 - プロフォーマ非 GAAP 値 EPS -プロフォーマ非 GAAP 値 第 4 四半期 2009 2008 $5,934.2 915.4 .83 5,934.2 999.4 .91 $5,204.4 (3,629.4) (3.31) 5,261.8 1,116.2 1.02 通年 % 成長率 14% NM NM 13% (10)% (11)% 2009 $21,836.0 4,328.8 3.94 21,836.0 4,851.0 4.42 % 2008 成長率 $20,371.9 (2,071.9) (1.89) 20,732.2 4,176.9 3.82 NM:比較不能 イーライリリー社が実施した重要な戦略施策に基づき、2009 年度と 2008 年度の業績は報告値および プロフォーマ非 GAAP 値の両方で示されています。報告値は一般会計原則(GAAP)に則って作成され、 当該期間に計上した全ての売上および経費を含んでいます。プロフォーマ非 GAAP 業績は、後述の調整 表にある特定項目を除外しており、また、イムクローン社買収が 2008 年 1 月 1 日に完了したとの想定に 基づいています。このプロフォーマ非 GAAP 値は、会社の業績の潜在的傾向への追加的な洞察を提供 する為のものです。イーライリリー社の 2010 年度の業績予測でも、報告値とプロフォーマ非 GAAP ベー スの両方で説明しています。 7% NM NM 5% 16% 16% イーライリリー社の会長兼最高執行責任者(CEO)のジョン・レックライターは次のように述べています。 「イーライリリー社は、第 4 四半期に、販売数量の増加による収益増加、グロスマージンの改善、および質 の高い利益増を達成し、通年で好調な業績を締め括ることができました。2009 年には、新薬開発を加速 化するとともに、より高い価値を顧客に提供する為の一連の施策に力を入れ、堅調な業績を達成すること ができました。2010 年には、ディベロップメントセンター・オブ・エクセレンスを組織し、世界的に製品ポート フォリオの価値を最大化し、臨床試験中の有望な医薬品開発を促進しています。」 過去 3 ヵ月の主要な出来事 開発後期段階にある制がん剤「necitumumab」(IMC-11F8)の共同開発並びに商業化に向け 2001 年に締結された、Bristol-Myers Squibb 社とイムクローン社との提携契約を改訂しました。 この分子については、非小細胞肺癌を対象とした第 III 相臨床試験が実施されています。新たな 契約に基づき、両社は「necitumumab」の開発および米国、カナダ、日本での開発と商業化に伴 うコストを共同で負担します。その他全ての市場ではイーライリリー社が「necitumumab」に対する 独占的権利を持ちます。 ® Kowa Pharmaceutical America 社との間に、米国での「リバロ 」 (ピタバスタチン - pitavastatin) の共同プロモーション契約を締結しました。また、イーライリリー社と興和株式会社は、中南米で の「リバロに関するライセンス契約を締結しています。「リバロ」は原発性高脂血症と混合型脂質 異常症治療薬として、2009 年 8 月に米国医薬食品局(FDA)から承認を得たスタチン剤です。 Incyte 社との間に、炎症性疾患と自己免疫疾患を対象とした同社の経口 JAK1/JAK2 阻害剤 「INCB28050」並びに特定の後続化合物の開発と商業化を目的とした、全世界での独占ライセン ス提携契約を締結しました。 FDA は特効性注射剤 ジプレキサ® Relprevv を成人の統合失調症治療薬として承認しました。 FDA は「バイエッタ」について、成人 2 型糖尿病患者の血糖コントロール改善を目的に、食事・運 動療法と併用する、単独治療法(モノセラピー)の適応追加を承認しました。 イーライリリー社は 2010 年 1 月 1 日、インディアナ州にあるティッペカヌー工場の、エボニック インダストリーズ社への売却を完了しました。 -2- 2009 年第 4 四半期の業績 2009 年第 4 四半期の総収益は 59 億 3,400 万ドルで、前年同期比で 14%増でした。この 14%の増収 には、販売数量増加による 7%増、販売価格の上昇による 3%増、そして為替相場の影響による 3%増 が貢献しています(四捨五入のため合計値は一致しません)。米国での総収益は、価格上昇と卸売業者 の購入パターンの影響を受け、11%増の 32 億 6,100 万ドルとなりました。米国外の総収益は、需要拡大 と為替相場の変動の一方で販売価格の低下により一部相殺され、18%増の 26 億 7,300 万ドルとなりま した。 総収益に対する割合としてのグロスマージンは 6.6 ポイント低下し、75.9%でした。第 4 四半期の売上原 価は前年同期比 57%上昇しました。グロスマージンの低下は、第 4 四半期中に為替相場が海外棚卸資 産に影響したことによるものです。為替相場の影響は、2009 年第 4 四半期の売上原価を大幅に押し上 げ、2008 年第 4 四半期には、大幅な引き下げをもたらしました。 マーケティング、セールス、管理費は、前年同期に比べて 13%増の 19 億 5,300 万ドルとなりました。この 増加は米国外でのマーケティング、セールス費の増加、および為替相場の影響によるものでした。研究開 発費は前年同期比 15%増の 12 億 1,700 万ドルで、総収益の 21%でした。これは、主にイムクローン社 買収、インセンティブ報酬の増大、および後期臨床試験経費の増大に起因します。研究開発費とマーケテ ィング、セールス、管理費の合計である総事業費は、前年同期比 14%増となりました。 2009 年および 2008 年の第 4 四半期には、資産価値減損、組織再編、および、主としてコスト構造と世 界的な人員削減を目的として先に発表した戦略的施策に伴う、その他の特別費用として、3,790 万ドルと 8,000 万ドルをそれぞれ計上しました。さらに、2009 年第 4 四半期には、Incyte 社とのインライセンス契 約に伴い取得した進行中の研究開発に関連して 9,000 万ドルの費用を計上しました。 この他、2008 年第 4 四半期には、イムクローン社買収に伴い総額 47 億 3,000 万ドル、税引後 1 株当り 4.46 ドルに相当する税引前費用を計上しています。この費用には進行中の研究開発に関する 46 億 8,500 万ドルに加え、買収後のイムクローン社の業績、金利負担の増加、そして「アービタックス」に関連 する無形資産の償却が含まれています。 2009 年第 4 四半期の事業利益は 12 億 500 万ドルに増加しました。前年同期にはイムクローン社買収 に伴う進行中の研究開発費の為、32 億 5,600 万ドルの事業損失を記録しています。 -3- その他の利益(費用)は 1,340 万ドル改善し、純支出は 6,780 万ドルでした。しかしながら、これは主に 2008 年第 4 四半期中の投資有価証券の損失によるものであり、金利収入により一部相殺されました。 2009 年第 4 四半期の実効税率は 19.5%でした。前年同期には、イムクローン社買収に関連した進行中 の研究開発費が控除の対象とならなかったことにより、33 億 3,700 万ドルの税引前損失にもかかわらず、 2 億 9,200 万ドルの法人所得税費用を計上しました。また、2008 年第 4 四半期には、同年第 3 四半期 のペンシルバニア州東部連邦検察局による「ジプレキサ」関連の和解費用の一部が控除対象になるとい う最終決定に基づき、1 億 3690 万ドル、1 株当り 0.13 ドルの税優遇効果が発生しました。 純利益と 1 株当り純利益はそれぞれ 9 億 1,540 万ドルと 0.83 ドルに改善しましたが、これに対し前年同 期は 36 億 2,900 万ドルの純損失、1 株当り損失は 3.31 ドルでした。 2009 年第 4 四半期のプロフォーマ非 GAAP 業績 第 4 四半期の全世界でのプロフォーマ総収益は、前年同期比 13%増の 59 億 3,400 万ドルでした。この 13%の収益増には、販売数量増加による 6%、販売価格の上昇による 3%、および為替相場の影響によ る 3%が貢献しています(四捨五入のため合計値は一致しません)。総収益に対する割合としてのグロス マージンは 6.4 ポイント減少し、75.9%でした。為替相場の影響を除外した場合、2009 年第 4 四半期と前 年同期のグロスマージンはそれぞれ対総収益で 79.2%と 77.7%でした。マーケティング、セールス、管理 費は 12%増、研究開発費は 10%増でした。研究開発費とマーケティング、セールス、管理費の合計であ る総事業費は前年同期比 12%増でした。営業利益はグロスマージン低下を受け、10%減の 13 億 3,300 万ドルでした。為替相場の影響を除外した場合の営業利益は約 15%増となります。その他の利益(費用) は 4,150 万ドル改善し、純支出は 6,780 万ドルとなりました。実効税率は前年同期の 19.1%から 21%に 上昇しました。純利益と 1 株当り純利益はそれぞれ 10%と 11%減少しました。為替相場の影響を除外し た場合の 1 株当り利益は約 16%の増加でした。 第 4 四半期の純利益に影響を与えた重要項目 2009 年および 2008 年第 4 四半期の結果で重要項目の影響を受けた数値の合計は、それぞれ 1 株当り 0.08 ドルと 4.38 ドルとなりました。イムクローン社買収が 2008 年 1 月 1 日に行われたという想 定の元、その影響を反映した場合の 2008 年第 4 四半期のプロフォーマ 1 株当り利益は 0.05 ドル減少し ています。詳細については以下の調整表と本プレスリリース中の後述のプロフォーマ非 GAAP 業績の脚 注をご覧ください。 -4- 第 4 四半期 2009 2008 $.83 .02 $(3.31) (.13) .05 .05 - - 4.46 - (.05) $.91 $1.02 1 株当り利益(損失)(報告値) EDPA 和解に伴う税優遇効果 資産価値減損及び再編費用 Incyte 社とのライセンス契約に伴う進行中の研究開発 費用 イムクローン社買収に伴う進行中の研究開発及び その他の費用を含む影響 イムクローン社買収が 2008 年 1 月 1 日に完了したと 想定した場合のプロフォーマ値 1 株当り利益(プロフォーマ非 GAAP) 成長率(%) NM (11)% NM:比較不能、2009 年第 4 四半期の値は四捨五入のため合計値とは一致しません。 2009 年通年の業績 2009 年の売上は 218 億 3,600 万ドルで、前年比 7%増でした。この 7%増の内訳は、販売数量増によ る 7%増、販売価格上昇による 3%増、および為替相場の影響による 3%減に起因しています。米国での 総収益は、販売価格上昇と需要拡大により 12%増の 122 億 9,400 万ドルでした。米国外の総収益 1% 増の 95 億 4,200 万ドルとなりました。この収益増には需要拡大が貢献した一方で、マイナスの為替相場 の影響と販売価格引き下げにより一部相殺されました。 総収益に対する割合としてのグロスマージンは 2.1 ポイント増加し、80.6%でした。この増加は、第 4 四半 期に販売した海外棚卸資産への為替相場の影響によるものです。2009 年には売上原価を引き下げまし たが、前年度には逆に押し上げる効果をもたらしました。 マーケティング、セールス、管理費は 4%増の 68 億 9,200 万ドルとなりました。研究開発費は 43 億 2,700 万ドルで、売上高の 20%でした。研究開発費は前年比では 13%増となりましたが、これは主にイ ムクローン社買収と後期臨床試験費用の増大によるものでした。研究開発費とマーケティング、セールス、 管理費の合計である総事業費は前年比 7%増でした。 2009 年度には、Incyte 社とのインライセンス契約に伴い取得した進行中の研究開発に関連して 9,000 万ドルの費用を計上しました。前年度にはイムクローン社と SGX 社の買収、および BioMS 社と TransPharma 社とのインライセンス契約に伴い取得した進行中の研究開発に関連して 48 億 3,500 万ド ルの費用を計上しました。 -5- 2009 年には、資産価値減損、組織再編、および発表済みの戦略的施策に伴う分離費用を主とする特別 経費、およびジプレキサに関する複数州の検事総長との訴訟に伴う特別費用として、6 億 9,270 万ドルを 計上しました。2008 年には、資産価値減損、組織再編、および主にペンシルバニア州東部連邦検察局お よび複数州でのジプレキサ訴訟に伴うその他特別費用として、19 億 7,400 万ドルを計上しています。 2009 年の事業利益は、55 億 8,700 万ドルに増加しました。前年度にはイムクローン社買収に伴い取得 した進行中の研究開発費の為、12 億 8,200 万ドルの事業損失を計上しています。 2009 年のその他の利益(費用)は 2 億 2,950 万ドルの純損失となりました。前年度は 2,610 万ドルの純 損失で、主に金利収入の減少とイムクローン社買収に伴う支払利息増大が影響しました。 2009 年通年の実効税率は 19.2%でした。前年には 13 億 800 万ドルの税引前損失にもかかわらず、7 億 6,430 万ドルの法人所得税費用を計上しました。これはイムクローン社買収に関連した進行中の研究 開発費用が控除対象とならなかったことによります。 2009 年通年の利益と 1 株当り利益はそれぞれ 43 億 2,900 万ドルと 3.94 ドルに改善しました。対し前年 は 20 億 7,200 万ドルの純損失、1 株当り損失は 1.89 ドルでした。 2009 年通年のプロフォーマ非 GAAP 業績 2009 年通年の全世界でのプロフォーマ総収益は、前年同期比 5%増の 218 億 3,600 万ドルでした。こ の売上は販売数量増による 5%増と販売価格上昇による 3%増が、為替相場の影響により 3%相殺され ました。総収益に対する割合としてのグロスマージンは 2.2 ポイント増加し、80.6%でした。2009 年中に 販売された海外棚卸資産に対する為替相場の影響を除外した場合、2009 年と前年のグロスマージンは、 それぞれ対売上比 79.7%と 79.1%でした。マーケティング、セールス、管理費は 2%増、研究開発費は 8%増でした。研究開発費とマーケティング、セールス、管理費の合計である総事業費は前年比 5%増で した。営業利益は主にグロスマージン拡大を受け 15%増の 63 億 7,000 万ドルでした。為替相場の影響 を除外した場合、営業利益は約 14%増でした。その他の利益(費用)は 3,840 万ドル改善し、2 億 2,950 万ドルの純支出となりました。実効税率は前年度の 20.6%から 21%に上昇しました。純利益と 1 株当 り純利益はいずれも 16%増加し、それぞれ 48 億 5,100 万ドルと 4.42 ドルになりました。為替相場の影 響を除外した場合、1 株当り利益は約 14%の増加でした。 -6- 通年の純利益に影響を与えた重要項目 前述の 2009 年第 4 四半期と前年同期の重要項目に加え、2009 年通年と前年の純利益は、それぞれ年 初からの 9 か月間に発生した重要項目による影響を受けました。イムクローン社の買収が 2008 年 1 月 1 日に行われたとの想定に基づき、この影響を反映する為に、2008 年通年のプロフォーマ 1 株当り利益 額は 0.20 ドル引き下げられています。詳細については、以下の調整表並びに本プレスリリース中のプロ フォーマ非 GAAP 業績の脚注をご覧ください。 通年 1 株当り利益(損失) ジプレキサ訴訟に伴う費用 資産価値減損および再編費用 (資産価値減損、再 編、およびその他の特別費用に含まれる) 資産価値減損(売上原価に含まれる) Incyte 社とのライセンス契約(2009)、および SGX 社 買収と BioMS 社、TransPharma 社とのインライセン ス契約(2008)に伴う進行中の研究開発費 2008 年第 1 四半期の IRS 監査の解決に伴う利益 イムクローン社買収に伴う進行中の研究開発および その他の費用を含む影響 イムクローン社買収が 2008 年 1 月 1 日に完了した と想定した場合のプロフォーマ値 1 株当り利益(プロフォーマ非 GAAP) 成長率(%) 2009 2008 $3.94 $(1.89) .13 1.20 .29 .30 - .04 .05 .10 - (.19) - 4.46 - (.20) $4.42 $3.82 NM:比較不能、2009 年通年の数値は四捨五入のため合計値とは一致しません。 -7- NM 16% 主要製品売上実績 対前年同期 第 4 四半期 (単位:百万ドル) 2009 ジプレキサ 対前年同期 比 +(-)% 2008 通年 2008 2009 比 +(-)% 2008 2008 $1,366.5 $1,146.7 19% $4,915.7 $4,696.1 5% Cymbalta 830.8 721.2 15% 3,074.7 2,697.1 14% ヒューマログ 530.8 457.9 16% 1,959.0 1,735.8 13% アリムタ 523.6 318.7 64% 1,706.0 1,154.7 48% シアリス 439.5 368.8 19% 1,559.1 1,444.5 8% ジェムザール 310.5 413.3 (25)% 1,363.2 1,719.8 (21)% エビスタ 262.7 269.0 (2)% 1,030.4 1,075.6 (4)% ヒューマリン 273.0 262.4 4% 1,022.0 1,063.2 (4)% Forteo 212.8 194.5 9% 816.7 778.7 5% ストラテラ 162.2 146.8 10% 609.4 579.5 5% $5,934.2 $5,204.4 14% $21,836.0 $20,371.9 7% 総収益 1 1 2009 年第 4 四半期の総収益には 1 億 2,050 万ドルの「Byetta」の売上、および 9,500 万ドルの「アービ タックス」の売上が含まれています。2009 年通年の総収益には 4 億 4,850 万ドルの「Byetta」の売上、お よび 3 億 9,080 万ドルの「アービタックス」の売上が含まれています。 抗精神病薬「ジプレキサ」 2009 年第 4 四半期における世界での「ジプレキサ」の売上は、前年同期比 19%増の 13 億 6,600 万ド ルとなりました。「ジプレキサ」の米国における売上は 10%増の 6 億 4,460 万ドルとなりました。これは価 格上昇並びに(影響は限られているものの)卸売業者の仕入れパターンによるもので、需要低下を受け一 部相殺されました。国際市場での「ジプレキサ」の売上は、需要の増加と為替相場の影響により 28%増加 し、7 億 2,190 万ドルとなりました。米国外での需要にはジェネリック薬が 2009 年初めにドイツ市場から 撤退したことが好影響を与えています。 -8- 2009 年通年の「ジプレキサ」」の世界での売上は 5%増の 49 億 1,600 万ドルでした。米国における売上 は価格上昇の寄与が需要の低下を相殺した上で、6%増の 23 億 3,200 万ドルでした。「ジプレキサ」の米 国外における売上は 4%増の 25 億 8,400 万ドルで、この売上増には需要の拡大が寄与しましたが、為 替相場の影響により一部相殺されました。 大うつ病・糖尿病性末梢神経障害疼痛治療薬「Cymbalta」(発音:シンバルタ) 2009 年第 4 四半期における世界での「Cymbalta」の売上は、前年同期比 15%増の 8 億 3,080 万ドル でした。米国での売上は価格上昇、需要増、および、(影響は限られているもの)卸売業者の仕入れパタ ーンにより、13%増の 6 億 8,070 万ドルとなりました。 米国外での売上は 27%増の 1 億 5,010 万ドルで した。この売上増には、需要増と為替相場の影響が主に関係し、価格低下により一部相殺されました。 2009 年通年の「Cymbalta」の世界での売上は、14%増の 30 億 7,500 万ドルでした。米国における売上 は 13%増の 25 億 5,200 万ドルで、この売上増には価格上昇と需要増が寄与しました。「Cymbalta」の 米国外における売上は 18%増の 5 億 2,300 万ドルで、これには需要増が好影響を与えた一方、為替相 場の悪影響と価格低下を受け、一部相殺されました。 糖尿病治療薬「ヒューマログ」 2009 年第 4 四半期における世界での「ヒューマログ」の売上は、16%増の 5 億 3,080 万ドルでした。米 国における売上は 16%増の 3 億 1,960 万ドルで、これは需要増、卸売業者の仕入れパターン、および 販売価格の上昇に起因しています。 米国外での売上は需要拡大並びに為替相場の好影響を受け 16% 増の 2 億 1,120 万ドルでした。 2009 年通年の「ヒューマログ」の世界での売上は 13%増の 19 億 5,900 万ドルでした。米国における売 上は 20%増の 12 億 800 万ドルで、価格上昇、需要増、および卸売業者の仕入れパターンが売上増に 寄与しました。「ヒューマログ」の米国外における売上は 3%増の 7 億 5,060 万ドルで、これには需要増が 寄与した一方、為替相場の悪影響により一部相殺されました。 抗悪性腫瘍剤「アリムタ」 2009 年第 4 四半期における世界での「アリムタ」の売上は、前年同期比 64%増の 5 億 2,360 万ドルと なりました。米国での売上は需要増により 42%増の 2 億 2,880 万ドルでした。米国外での売上は 87% 増の 2 億 9,480 万ドルで、これには需要増並びに(影響は限られるものの)為替相場の好影響が関係し ています。米国外の需要増については、2009 年半ばの日本における非小細胞肺癌の適応追加によるも のです。 -9- 2009 年通年の「アリムタ」の世界売上は 48%増の 17 億 600 万ドルでした。米国における売上は 45%増 の 8 億 1,560 万ドルで、需要増に起因しています。「アリムタ」の米国外における売上は 50%増の 8 億 9,040 万ドルで、需要増の一方で為替相場の悪影響により一部相殺されました。 ED 治療薬「シアリス」 2009 年第 4 四半期の「シアリス」の売上は 4 億 3,950 万ドルで、前年同期比 19%の増加でした。第 4 四 半期の米国での売上は主に価格上昇の要因を受け、前年同期比 12%増の 1 億 6,620 万ドルでした。米 国外の売上は需要増、価格上昇、および為替相場の好影響により、24%増の 2 億 7,340 万ドルでした。 2009 年通年の「シアリス」の世界売上は 8%増の 15 億 5,900 万ドルでした。米国における売上は 16% 増の 6 億 2,330 万ドルで、価格上昇、需要増、および卸売業者の仕入れパターンが売上増に寄与しまし た。「シアリス」の米国外における売上は 3%増の 9 億 3,580 万ドルでした。これは需要増および(影響は 限られるものの)価格上昇によるもので、為替相場の悪影響を受け一部相殺されました。 抗悪性腫瘍剤「ジェムザール」 2009 年第 4 四半期における世界での「ジェムザール」の売上は、前年同期比 25%減の 3 億 1,050 万ド ルとなりました。米国における売上は 3%増の 1 億 9,130 万ドルで、この売上増には主に価格上昇と需 要増が貢献しています。但し、卸売業者の仕入れパターンにより一部相殺されました。米国外では 47% 減の 1 億 1,910 万ドルで、この売上減は大半の主要市場にジェネリック薬が参入したことによる需要減と 価格低下によってもたらされました。 2009 年通年の「ジェムザール」の世界売上は 21%減の 13 億 6,300 万ドルでした。米国における売上は 価格上昇を要因として 2%増の 7 億 4,740 万ドルでした。「ジェムザール」の米国外における売上は 37% 減の 6 億 1,580 万ドルで、需要低迷、価格低下、(影響は限られるものの)為替相場の悪影響によるもの でした。 閉経後骨粗鬆症治療薬「エビスタ」 2009 年第 4 四半期における世界での「エビスタ」の売上は前年同期比 2%減の 2 億 6,270 万ドルでした。 「エビスタ」の米国における売上は、2%減の 1 億 7,590 万ドルでした。米国外での売上は 2%減の 8,680 万ドルで、この売上減は価格低下と(影響は限られるもの)需要低下が原因となり、為替相場の好影響に より一部相殺されました。 - 10 - 2009 年通年の「エビスタ」の世界売上は 4%減の 10 億 3,000 万ドルでした。米国における売上は 3%減 の 6 億 8,220 万ドルで、この売上減は需要低下が原因であり、価格上昇によって一部相殺されています。 「エビスタ」の米国外における売上は 7%減の 3 億 4,810 万ドルで、この売上減は需要低下と(影響は限 られるものの)価格低下によるものでした。 糖尿病治療薬「ヒューマリン」 2009 年第 4 四半期における世界での「ヒューマリン」の売上は、4%増の 2 億 7,300 万ドルでした。米国 における売上は 1%増の 1 億 250 万ドルでした。米国外では 6%増の 1 億 7,050 万ドルで、需要拡大と 為替相場の好影響が売上増に貢献した一方で、価格低下により一部相殺されました。 2009 年通年の「ヒューマリン」の世界での売上は 4%減の 10 億 2,200 万ドルでした。米国における売上 は 6%増の 4 億 240 万ドルで、価格上昇が売上増に影響しましたが、需要低下により一部相殺されまし た。「ヒューマリン」の米国外における売上は 9%減の 6 億 1,960 万ドルで、為替相場の悪影響と(影響は 限られるものの)価格低下が売上減の原因となりました。これは、需要拡大により一部相殺されました。 骨粗鬆症治療薬「Forteo」(発音:フォルテオ) 第 4 四半期における世界での「Forteo」の売上は、前年同期比 9%増の 2 億 1,280 万ドルとなりました。 うち米国での売上は 3%増の 1 億 2,940 万ドルで、価格上昇が売上増に貢献しました一方で、需要低下 により一部相殺されました。米国外での売上は価格上昇と為替相場の好影響を受け、20%増の 8,350 万ドルでした。 2009 年通年の「Forteo」の世界売上は 5%増の 8 億 1,670 万ドルでした。米国における売上は 6%増の 5 億 1,830 万ドルで、価格上昇が売上増をもたらしたものの、需要低下により一部相殺されました。 「Forteo」の米国外における売上は 3%増の 2 億 9,840 万ドルで、需要増と価格上昇が売上増に寄与し た一方、為替相場の悪影響により一部相殺されました。 小児および成人の注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「ストラテラ」 2009 年第 4 四半期の「ストラテラ」の売上は 1 億 6,220 万ドルで、前年同期比 10%の増加でした。米国 内の売上は価格上昇により 5%増の 1 億 1,750 万ドルとなりました。米国外の売上は 26%増の 4,470 万ドルで、これは需要増、為替相場の好影響、および価格上昇によるものでした。 2009 年通年の「ストラテラ」の世界での売上は 5%増の 6 億 940 万ドルでした。米国における売上は 2% 増の 4 億 4,560 万ドルとなり、価格上昇が売上増に貢献しましたが需要低下により一部相殺されました。 - 11 - 「ストラテラ」の米国外における売上は 15%増の 1 億 6,370 万ドルで、需要増と価格上昇が売上増をもた らした一方、為替相場の悪影響により一部相殺されました。 糖尿病治療薬「Byetta」(発音:バイエッタ) イーライリリー社は米国における「Byetta」のグロスマージンの 50%を提携収益として、米国外の売上全 額と提携企業であるアミリン・ファーマシューティカルズ社への「Byetta」ペン型注入器の売上を製品売り 上げとして、それぞれ計上しています。第 4 四半期の収益は、総額 1 億 2,050 万ドルで、前年同期比の 17%増です。 2009 年第 4 四半期の「Byetta」の世界売上は、前年同期比 9%増の 2 億 360 万ドルで、国際市場での 成長が貢献しました。米国における売上は 1%増の 1 億 6,370 万ドル、米国外での売上は 3,990 万ドル でした。 2009 年通年の「Byetta」の世界売上は 6%増の 7 億 9,650 万ドルでした。米国における売上は 2%減の 6 億 6,760 万ドル、米国外における売上は 77%増の 1 億 2,890 万ドルでした。2009 年の収益は総額 4 億 4,850 万ドルで、前年比 13%増でした。 結腸直腸癌治療薬「アービタックス」 イーライリリー社では、「アービタックス」提携企業から受け取る正味ロイヤルティーを提携収益として、提 携企業に販売した製品の収益を製品売り上げとして計上しています。第 4 四半期の「アービタックス」の総 収益は 9,500 万ドルでした。2009 年通年の「アービタックス」の総収益は 3 億 9,080 万ドルでした。 「Effient™」(発音:エフィエント) 2009 年第 4 四半期の「Effient」の世界での売上は 380 万ドル、米国での売上は 140 万ドルでした。米国 外での売上は 240 万ドルでした。この製品は米国と欧州の両方で上市の初期段階にあります。イーライ リリー社および提携企業の第一三共は、引き続き本製品の償還とアクセスの促進に努めていきます。 2009 年通年の「Effient」の世界での売上は 2,700 万ドル、米国での売上は 2,250 万ドルでした。米国外 での売上は 450 万ドルでした。 動物用医薬品 第 4 四半期における世界での動物用医薬品の売上は 3 億 5,310 万ドルで、前年同期比 8%増となりま した。米国での売上は 1%増の 1 億 8,770 万ドルで、この売上増には「Comfortis」の価格上昇と販売数 量の増加が貢献しましたが、他の動物用医薬品への需要が低下したことを受け一部相殺されました。 - 12 - 米国外での売上は 17%増の 1 億 6,550 万ドルで、主に需要拡大と(影響は限られているものの)為替相 場の好影響が貢献しました。 2009 年通年の動物用医薬品の世界での売上は 10%増の 12 億 700 万ドルでした。米国における売上 ® は、2008 年 10 月に完了した「Posilac 」買収による売上高を含めたことを主な要因として 25%増の 6 億 7,220 万ドルとなりました。動物用医薬品の米国外における売上は 4%減の 5 億 3,500 万ドルで、為替 相場の悪影響によるものです。 2010 年業績予測 イーライリリー社は、2009 年 12 月の投資家との会合で提出した財務見通しを再確認しました。米国での 医療制度改革の影響を除外した上で、2010 年の 1 株当り利益を見込み値と非 GAAP 値のいずれも 4.65 ドルから 4.85 ドルと予想しています。 2010 年 1 株当り利益予想値: 2010 年通期 予想 1 株当り利益 「ジプレキサ」訴訟関連費用 資産価値減損および再編費用 (資産価値減損、 再編、その他の特別費用を含む) InCyte 社ライセンス契約に伴う進行中の研究開 発費 1 株当り利益(非 GAAP) $4.65〜$4.85 - 2009 年通期 実績 $3.94 .13 - .29 - .05 $4.65〜$4.85 $4.42 成長率(%) 18%〜23% 5%〜10% 2009 年の数値は四捨五入のため合計値とは異なります。 イーライリリー社は主に「アリムタ」「シンバルタ」「ヒューマログ」「シアリス」「Effient」およびエキセナチド類 を推進要因として 1 桁台後半の売上増を予想しています。 イーライリリー社は、総収益に対するグロスマージン率について、横ばい、または低下を見込んでいます。 また、為替相場がもたらす海外の棚卸資産への影響を除外した場合は、グロスマージン率は向上するも のと予測しています。 マーケティング、セールス、管理費は、1 桁台前半から半ば、研究開発費は 2 桁台前半の増加を予測して います。 - 13 - その他の収支は、1 億 5,000 万から 2 億ドルの純支出になると予測され、実効税率は約 22%と見込まれ ます。 約 10 億ドルの設備投資、想定される事業開発活動、および配当支払に対して十分なキャッシュフローを 見込んでいます。 イーライリリー社は、革新的な医薬品を開発するリーディング・カンパニーで、世界各国の自社研究施設 や外部の優れた研究機関との提携による最新の研究成果を用いて、豊富なポートフォリオの医薬品を開 発しています。米国インディアナ州インディアナポリスに本社を置き、医薬品と情報の提供を通じて、世界 の最も急を要する医学的ニーズへの「こたえ」を提供しています。イーライリリー社の詳細は www.lilly.com をご覧ください。イーライリリー社の臨床試験登録は www.lillytrials.com で閲覧できます。 このプレスリリースには、イーライリリー社経営陣の現時点での予想を基礎とする前向きな声明が含まれています。しかし、実際 の結果はさまざまな要因によって大きく異なることがあります。医薬品の研究開発には相当なリスクと不確かさが伴います。開発 中の製品が規制当局から販売を承認される保証はなく、市販後に商品として成功する保証もありません。当社の業績には競合 品の開発による既存製品への影響、新製品の売上の伸び、新製品の承認と発売のタイミング、既存品に関わる規制当局の対応、 その他の規制の推移と行政当局による査察、既存および将来の製品に関する特許紛争、現在米国下院において審議中の医療 制度改革案を含めた医薬品の薬価・輸入・償還に関する行政当局の対応、税法の変更、資産価値減損および再編費用、買収お よび事業開発取引、および為替相場とマクロ経済状況の影響をはじめとする要因が影響を及ぼす場合があります。会社の業績 に影響を与える要因に関する情報は、米国証券取引委員会に 2009 年 10 月に提出された当社の最新の届出書 10-Q 様式、お よび 2009 年 2 月に提出された届出書 10-K 様式をご参照ください。イーライリリー社は将来予想に関する記述を更新する義務 を負いません。 このプレスリリースに関するお問い合わせ: 日本イーライリリー株式会社 渉外企画本部 林 由実子 Tel 03-3470-8470/8460 Fax 03-3470-8259 〈このプレスリリースは、重工業記者クラブ、本町記者会、大阪化学工業記者クラブ、道修町薬業記者クラブ、神戸経 済記者クラブへ配付しております〉 [日本イーライリリーの疾病サイト] www.diabetes.co.jp, www.iDiabetes.jp(iモード), www.schizophrenia.co.jp, www.growthhormone.co.jp www.iGrow.jp(iモード), www.parkinsons.co.jp - 14 - イーライリリー・アンド・カンパニー 営業成績 (未監査)ー速報値 (1 株当り数値を除き単位百万ドル) 12 月 31 日に終了した 3 ヵ月 2009 2008 % 増減 総売上 $ 売上原価 研究開発費 販売・管理費 取得した進行中の研究開発費 資産価値の減損、組織再編、 その他の特別経費 営業利益(損失) 5,934.2 $ 5,204.4 14% 1,431.3 909.3 57% 1,216.7 1,059.3 15% 1,953.3 90.0 1,726.6 4,685.4 13% 37.9 80.0 1,205.0 純金利収入(支出) 合弁による収入 その他の利益(損失) 税引前利益(損失) 所得税 (3,256.2) 12 月 31 日に終了した 12 ヵ月 2009 2008 $ NM 21,836.0 $ 20,371.9 7% 4,247.0 4,376.7 (3)% 4,326.5 3,840.9 13% 6,892.5 90.0 6,626.4 4,835.4 4% 692.7 1,974.0 5,587.3 (1,281.5) (36.4) (28.0) (186.1) (17.6) (31.4) (53.2) (43.4) (8.5) (67.8) (81.2) (229.5) (26.1) 1,137.2 (3,337.4) 221.8 292.0 純利益(損失) $ 1 株当り利益(損失) $ .83 $ 1 株当り利益(損失) 希薄化後 $ .83 .49 $ 1 株当り支払配当金 発行済み株式数の加重平均 – (千株) 1,101,420 発行済み株式数の加重平均 – 1,101,447 希薄化後(千株) 915.4 $ (3,629.4) % 増 減 NM 5,357.8 (24)% 1,029.0 4,328.8 (1,307.6) 764.3 $ (2,071.9) NM NM 35% NM $ (3.31) NM $ 3.94 $ (1.89) NM $ (3.31) NM $ 3.94 $ (1.89) NM $ .47 4% $ 1.96 $ 1.88 4% 1,096,491 1,098,338 1,094,499 1,096,491 1,098,367 1,094,499 NM:比較不能 - 15 - NM イーライリリー・アンド・カンパニー 営業成績 (未監査) –プロフォーマ非 GAAP 値 (1 株当り数値を除き単位百万ドル) 12 月 31 日に終了した 3 ヵ月 2009(a) 2008(c) %増減 純売上 $ 5,261.8 13% マーケティング、セールス、管理費 1,431.3 1,216.7 1,953.3 930.9 1,101.5 1,740.5 54% 10% 12% 4,247.0 4,326.5 6,892.5 4,468.5 4,005.3 6,728.3 (5)% 8% 2% 営業利益 1,332.9 1,488.9 (10)% 6,370.0 5,530.1 15% 売上原価 研究開発費 純金利収入(支出) その他の純収入(支出) その他の収入(支出)合計 5,934.2 $ 12 月 31 日に終了した 12 ヵ月 2009 (a)(b) 2008 %増減 (c)(d) (36.4) (31.4) (67.8) 税引前利益 所得税 $ 21,836.0 $ 20,732.2 (59.3) (50.0) (109.3) 1,265.1 265.7 (186.1) (43.4) (229.5) 1,379.6 263.4 (8)% 1% 1,116.2 (10)% $ 5% (238.7) (29.2) (267.9) 6,140.5 1,289.5 5,262.2 1,085.3 17% 19% 4,176.9 16% 純利益 $ 1 株当り利益 $ .91 $ 1.02 (11)% $ 4.42 $ 3.82 16% 1 株当り利益-希薄化後 $ .91 $ 1.02 (11)% $ 4.42 $ 3.82 16% 1 株当り支払配当金 発行済み株式数の加重平均 (千株) $ .49 $ .47 4% $ 1.96 $ 1.88 4% 発行済み株式数の加重平均 (千株) -希薄化後 999.4 $ 4,851.0 $ 1,101,420 1,096,491 1,098,338 1,094,499 1,101,447 1,096,525 1,098,367 1,094,546 NM:比較不能 - 16 - (a) 2009 年第 4 四半期および通年の金額からは、資産価値減損および再編費用の 3790 万ドル(税引 前)、1 株当り 0.02 ドル(税引後)が除外されています。この費用は主に発表済みの戦略的施策に 伴う分離費用に関連したものです。また 2009 年第 4 四半期および通年の金額からは、Incyte 社と のライセンス契約に伴い取得した進行中の研究開発に要する経費 9,000 万ドル(税引前)、1 株当り 0.05 ドル(税引後)も除外されています。 (b) 2009 年通年の金額からは、複数州におけるジプレキサ関連訴訟に伴う、追加の特別税引前費用 2 億 3,000 万ドル、1 株当り 0.13 ドルが除外されています。さらに 2009 年通年の金額からは、主に 発表済みの戦略的施策に伴う分離費用に関連した、資産価値減損および再編費用の 4 億 2,480 万ドル(税引前)、1 株当り 0.26 ドル(税引後)が除外されています。 (c) 2008 年第 4 四半期および通年の金額からは、取得した進行中の研究開発に関する経費 47 億 3,000 万ドル(税引前)、1 株当り 4.46 ドル(税引後)、および 3,560 万ドルのアービタックスの売上・ 増加金利コスト・「アービタックス」に関わる無形資産償却を含むイムクローン社の買収後の業績、資 産減損や再編成に要する経費および発表済みの戦略的施策による契約解除費用に主に関わるそ の他の特別費用 8,000 万ドル(税引前)あるいは 1 株当り 0.05 ドル(税引後)、EDPA 和解関連経 費の一部が課税控除対象であるとの決定に基づく免税分 1 億 3,690 万ドルあるいは 1 株当り 0.13 ドルがそれぞれ除外されています。 2008 年第 4 四半期の業績は、イーライリリー社によるイムクローン社の買収が 2008 年 1 月 1 日 に完了したものとして調整されています。このプロフォーマ調整により 1 株当り利益額は 0.05 ドル減 少しています。 (d) 2008 年通年の金額からは、「ジプレキサ」訴訟関連費用計 14 億 770 万ドル(税引前)あるいは 1 株当り 1.33 ドル(税引後)、SGX 買収と BioMS および TransPharma の化合物のインライセンス契 約に関連して取得した進行中の研究開発費用計 1 億 5,000 万ドル(税引前)あるいは 1 株当り 0.10 ドル(税引後)、資産価値減損や組織再編ならびにその他の特別経費として 4 億 7,410 万ドル (税引前)あるいは 1 株当り 0.29 ドル(税引後)、国税庁監査の大部分が決定したことによる分離所 得税免税措置 2 億 1,030 万ドルあるいは 1 株当り 0.19 ドルがそれぞれ除外されています。 2008 年通年の業績は、イーライリリー社によるイムクローン社の買収が 2008 年 1 月 1 日に完了し たものとして調整されています。このプロフォーマ調整により 1 株当り利益額は 0.20 ドル減少してい ます。 - 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