『ジェロントロジー』 ジェロントロジー』とは・・・ とは・・・ 『加齢発達学』『 加齢発達学』『人 生涯学習します』 』『人は生涯学習します します』 ① 概 説 「ジェロントロジー」 ジェロントロジー」とは、 とは、身体的な 身体的な低下に 低下に捉われることなく、 われることなく、エイジングを エイジングを理解する 理解する事 する事を 通じ、個人の 個人の生き甲斐を 甲斐を創出するとともに 創出するとともに、 するとともに、個人の 個人の生き甲斐が 甲斐が尊重される 尊重される社会 される社会づくりを 社会づくりを提言 づくりを提言 する学問 する学問です 学問です。 です。 「ジェロントロジー」=「加齢 学」 「ジェロントロジー」=「加齢学」 エイジング 生き甲斐寿命を 「生き甲斐の科学」・・・ 延ばす研究 これまでのエイジング これまでのエイジング( エイジング(加齢) 加齢)研究 ジェロントロジーでは ジェロントロジーでは・・・ では・・・ <「身体 <「身体」 身体」としてのエイジング としてのエイジング研究 エイジング研究> 研究> <「人間 <「人間」 人間」としてのエイジング としてのエイジング研究 エイジング研究> 研究> ■QOL( QOL(=生活の 生活の質:Quality of Life) Life)の向上を 向上を中心に 中心に据えた 加齢研究 「生物学的視点 「生物学的視点」( 生物学的視点」(マイナス 」(マイナス面 マイナス面を正当に 正当に評価)、「 評価)、「心理学的視 )、「心理学的視 点」(プラス 」(プラス面 プラス面を積極的に 積極的に評価) 評価)の両面で 両面で人間としての 人間としての価値 としての価値 を評価し 評価し、『社会心理学的視点 、『社会心理学的視点」「 社会心理学的視点」「社会学的視点 」「社会学的視点」 社会学的視点」との相関 との相関も 相関も 踏まえQOL まえQOLの QOLの向上を 向上を目指す 目指す ■「生物学的視点」 生物学的視点」が中心となった 中心となった加齢研究 となった加齢研究 身体的衰えといった 身体的衰えといったマイナス えといったマイナス面 マイナス面(ex. ex.年齢とともに 年齢とともに 視力は 視力は低下等) 低下等)が結果的に 結果的にクローズアップされ クローズアップされ、 され、 それへの対応 それへの対応が 対応が中心となる 中心となる傾向 となる傾向 生物学 ■ 加齢とともに身体機能は必然的に老化・低下するもの として、その原因を追求 【ご参考】生物学的老化学説 「遺伝子プログラム説」「擦り切れ説」「エラー説」 「活性化酸素説」等 生物学的視点 心理学的視点 ■加齢による 加齢による身体機能低下 による身体機能低下の 身体機能低下の ■こころと知能 こころと知能を 知能を研究 原因と 原因と対処方法を 対処方法を研究 Ex.「病気や障害の治療方法」 身体機能 成熟・活躍 Ex.「感覚」「知覚」 「こころとからだの調和」 「病気や障害の予防策」 「人間発達」「パーソナリティ」 「病気や障害の補填方法」 「精神障害」「適応能力」 老化・低下 発展・向上 QOL向上 QOL向上に 向上に向けた相関関係 けた相関関係を 相関関係を研究 <加齢現象> <老化現象>死 社会心理学的視点 生物学的視点における研究をメインとし、 周辺分野において個々独立して研究 社会学 経済学 心理学 ○○学 ○○学 社会学的視点 ■個人と 個人と周囲の 周囲の相互関係の 相互関係の研究 ■高齢者における 高齢者における社会 における社会の 社会の仕組 Ex.「考え方」「態度」 や個人に 個人に及ぼす影響 ぼす影響の 影響の研究 「価値感」「社会的役割」 Ex.「労働」「経済」「教育」 「セルフイメージ」 「医療」「介護」 「年齢による変化への対応」 「社会保障」 0 『ジェロントロジー』 ジェロントロジー』とは・・・ とは・・・ 『加齢発達学』 加齢発達学』 ② 具体的事例 これまでの高齢者像は、主に身体的な衰退に焦点をあて「社会的弱者」として捉えられていま したが、「ジェロントロジー」では、それぞれの状況に応じた生き甲斐創出・活躍場面の創出を 目指す「QOL向上を追求する個人」として捉えられております。 これまで ■ 保護されるべき 保護されるべき「 されるべき「社会的弱者」 社会的弱者」 ■ QOL向上 QOL向上を 向上を追求する 追求する個人 する個人 (すべての高齢者を正しくみる) 維持する機能 【生物学・医学】 【労働】年齢差別 (採用制限等) 【社会経済】高齢者の存在 は財政悪化要因 高齢者 【介護】施設への隔離、 家計圧迫 身体的弱者 ・社会的責任を 課せられない ・社会的排除を推進 (社会離脱理論) 具体的事例1 具体的事例1 入院高齢患者で施設入 所の可能性が高い。 123名を対象に1年後の 状況を分析 ~1984年UCLA病院~ ジェロントロジー を学んでいない 医療スタッフ 医療スタッフに スタッフに よるサービス よるサービス 【文化】老人・おいぼれ 低下する機能 上昇する機能 高齢者 【心理学】 心理学】 参画 離脱 QOL向上 QOL向上を 向上を 追求する 追求する個人 する個人 差別 【社会学】 社会学】 支援 偏見 【社会心理学】 社会心理学】 保護 48,3% 死亡した人の割合 23,8% 53,3% 退院後に帰宅した人の割合 73,0% 30,0% 退院後に施設に入所した人の割合 12,7% 50,0% 再入院した人の割合 34,9% 55,7日 介護施設入所期間の平均日数 25,8日 46,7% 介護施設を利用した人の割合 26,9% 25,4% 日常生活動作能力が向上した人の割合 48,4% 30,5% 機能的日常生活動作能力が向上した人の割合 46,8% 24,1% 幸福感が増した人の割合 42,4% 22,4% 精神状態が良くなった人の割合 35,6% $27826 医療介護コスト $22597 具体的事例2 具体的事例2 コールセンターにおけ る解約防止話法の構 築 ~米国HF社~ 【生物学】 生物学】 それぞれ の状 況におけるQOLをををを向 上 エイジング研究に おける高齢者像 ジェロントロジーでは ジェロントロジーでは・・・ では・・・ ■高齢者からの自動車保険解約申出に対して 高齢であるため、解約をすすめる ジェロントロジ ジェロントロジー を学んだ医療 んだ医療 スタッフによる スタッフによる サービス 行動範囲を伺い、何時であれば車の通行量も少ない ので安全である等、周辺情報も提供する →解約防止に繋がる 1 『ジェロントロジー』 ジェロントロジー』とは・・・ ③ エイジング エイジングにおける における3つの段階 つの段階 エイジングには、3つの段階があります。つまり、身体能力の低下、フリーラジカル制 御機能の低下、そして相互に関連して起こる現象です。具体的には、日常生活において、 運動能力の低下、感覚(五感)の鈍化、姿勢や動作・刺激に対する反応の鈍化といった 現象が起こります。姿勢・動作・刺激に対する反応は、大よそ50歳くらいから筋力が衰 え、70歳位ではピーク時の15%、80歳位になるとピーク時に比べ40%低下する と言われております。 ジェロントロジースポーツ研究所では、スポーツを楽しみながら筋力と体力を維持し、 結果としてエイジングの3つの段階の現象を遅らせていくことを目的としています。 加齢現象と日常生活 の関係性 加齢の3 加齢の3つの段階 感覚 遺伝子-交差結合-免疫 身体能力 フリー・ラジカル 制御機能 相互に関連して 起きる現象 五感‐視る、聴く 五感‐視る、聴く 味わう、 味わう、 嗅ぐ 嗅ぐ 感じる 感じる 姿勢・動作・刺激 に対する反応 運動能力の 低下 発展期 成熟期 衰 退期 ※50才位からの筋力の衰え ◇ 70才位でピーク時の15%低下 ◇ 80才ではピーク時の40%低下 2
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