第 5 学年体育科学習指導案 平成 24 年 4 月 29 日(日)30 日(祝・月) 授業者: (1 日目)生島剛・春日亜沙美・川原吉夫 1.単元名 2.対象 サッカー(ゴール型) (2 日目)渡邉信幸・横山祐太・古池朋和 小学 5 年生(計 24 名) 3.単元の目標 自ら進んで、精一杯ゲームに取り組み、楽しくゲームをすることができる。 (関心・意欲・態度) ボール操作やボールを持たない時の動きなど、技能を身に付けるための運動の行い方のポイントに気付き、理 解することができるようにする。 (思考・判断) ボール操作などの基本的技能の向上を図るとともに、サポート行動を身に付け、ゲームに活用することができ るようにする。 (技能) 4.指導にあたって サッカーは、ドリブルやパスなどのボール操作で相手コートに侵入し、シュートを放ち、一定時間内に相手チー ムより多くの得点を競い合うゲームである。 実際の授業の中では、技能の個人差や運動量、意欲に差があり、ワンマンプレーになったり、ほとんどボールに 触れられなかったり、どこに動いたらいいのかわからないといった児童の姿がみられる。また、児童が焦ってすぐ にボールを適当に離してしまったり、ボールを持っていない児童がどこに動いたらいいのかわからないために、ボ ールを持っている児童が孤立してしまう場面が多い。 今回の実践においては、全体を通して、児童に安心してプレーを選択できる状況を作りたいと考え、タスクゲー ムとメインゲームを作成した。また、ゴールを意識することを大前提とし、単元のテーマを「オン・ザ・ボール」 と「オフ・ザ・ボール」の大きく二つに分け、それぞれの戦術的な観点から学習を進める計画を作った。 5.単元計画(10 時間) 1 ② 3 4 5 6 オン・ザ・ボール テーマ ⑦ 単元のねらい チーム内で シュートを と学習の進め これまでに 方について知 ゴールに向かいながら、ド 意識して、 出た課題を り、学習の見 リブルやパスの判断をしよ パスやドリ 話し合っ う 通しを持つこ ブルをしよ て、練習を とができるよ う しよう うにする 味方が持っ ているボー ルと自分の 間に線が引 けるポジ ションを取 ろう 本時の説明・準備体操 10 ドリル練習 35 ン タスクゲーム① ハーフコート 縦割り3対1 タスクゲーム② 縦割り3対1 チーム練習 GK付き ハーフコート 横割り3対1 メインゲーム 4対4 40 45 上手に三角形を作っ て、シュートにつなげ よう 試しのメインゲーム 4対4 ョ シ これまでの 学習成果を 活かして、 サッカーの ゲームを楽 しむ 本時のまとめ 横割り3対1 チーム練習 GK付き サ カ ー 30 ー 25 自分のチー ムの特徴を 踏まえて、 サッカー大 会に向けて 練習をしよ う ッ 20 10 チームで協力してボールを前に運ぶ 5 オ リ エ ン テ 9 オフ・ザ・ボール 状況に応じた正しい判断を身に付ける 15 8 大 会 6.本時の学習 (1)準備・資料 用 具:コーン8 マーカー40 フットサルボール 4 号(軽量)14 ビブス 4 色(№1~6) 作戦ボード4 フラフープ4 提示資料:実施方法説明資料(ドリル・タスク・メイン) チームメンバー表 学習資料:チームメンバー表4 ホワイトボード 赤・青ペン(学習のねらい確認時の図) 本時のねらい 記録用紙:タスク・メインゲーム記録用紙(観察者:サッカー班用) (2)展開(2/10時間目) 過 時 学習内容と活動 指導の手立て(・) 留意点(○) 程 間 発問と児童の反応(予想) 評価(☆) 0 1 集合、整列、挨拶、健康観察 ○準備運動(屈伸 伸脚 等) ・盛り上げ係中心に行う。 2 ○ボールタッチ:左右交互に。 ○場が広すぎる場合は、ハーフコートに 縮める。 ・足裏でボールに触れる。 ○2 人でボール 1 個 ・脚の内側(インサイド)でボールに触れる。 ・ボールタッチの時:交互に行う。 ・足の裏で前後左右にボールを転がす。 ・ゆっくり正確に行わせることを意識さ ○ドリブル:得意な足で。 入 ○児童の健康観察(表情、動き)を行う。 2 ウォーミングアップ(軽いストレッチ含む) ・メインゲームの広さで行う。 導 ・場や用具の準備は事前に済ませる。 せる。できる児童には動きながら、友 ・細かく インサイド アウトサイド 達や周りのボールにぶつからないよ ・空いているところ(スペース)へ移動 うに挑戦させる。 ・スピードの緩急 ・友達やボールをかわす。 (フェイント) ○軽いストレッチ ・足首 太もも アキレス腱 等 ・ドリブル:待機の一人もフリーで走っ ている。パス交換できる位置を意識さ せる。 ○ボール保持者:顔をあげて、相手を観 る。 (受け手:パスがもらえる位置) ○児童同士がぶつからないように注意 させる。 ・体が温まったところで、本時でけがの 恐れのある部位を中心にストレッチ を行う。 10 3 試しのゲーム ○4 対 4 ※メインゲームと同じ設定 【ルール】*ゲーム資料参照 ・ルールの確認を行う。 (前時のオリエ ンテーションを想起させる。 ) ○本時の課題を出させるのが目的であ ・W-up後、すぐに試合の前の挨拶隊形に並んで、開 始する。 るため矯正的フィードバックは行わ ない。 ・試合前後の挨拶をきちんと行う。 ・整列、挨拶、その後のチームの雰囲気作りは児童自ら 行う。 (各係中心に。 ) セットを実施し、全員にプレ ・2 分×3セットを実施し、全員にプレ ーさせる。 ○時間管理は教師が行う。 時間管理は教師が行う。 ○ローテーションの仕方が定着してい ない場合は、声をかけて児童をスムー ズに動かす。 〇休みの人はボール拾い。ボールを足で いじったりしないように注意する。 18 4 本時の学習課題を確認する。 〈ボールを持った時に、ゴールに向かってドリブルか、 〈ボールを持った時に、ゴールに向かってドリブルか、前にい ○作戦ボードを用いて、説明する。 る味方へパスかを判断してプレーしよう。 を判断してプレーしよう。 〉 〈図〉 T「サッカーってボール持った時に、何を目指すの?」 C「ゴール」 展 T「ゴールするためにはどうするの?」 開 C「シュート」 Ⅰ T「今回のゲームではどこでシュートが打てるの?」 C「シュートエリア」 T「ボール持った時にゴール 「ボール持った時にゴールやシュートエリアを見ることがで きましたか?」 C「あまり見られなかった。 」 T「どうして?」 C「ボールばかり集中した。 」 「すぐ蹴った。 」 T「今回のサッカーはボールを持ったら相手に奪われないよ ね。だから落ち着いて顔をあげてゴールを見よう。そして、 プレーしてみよう。 」 ゴールに向かって、ドリブルやパスの判断をしよう。 20 5.タスクゲーム ○3 対 1 縦 3 分割グリッド(ハーフコート) 【ルール】*ゲーム資料参照 3 人でドリブルやパスを使って、シュートエリアに侵 入し、ゴールを狙う。 ・DFがパスカットを狙ったり、アプロ ーチを素早く行ったり、積極的なプレ ーを引き出すような声掛けを行う。 ・ボール保持者がゴールを意識したプレ 攻撃側:縦グリッド内でしかプレーできない。 ーができるように、ボールを保持した 守備側:どの範囲も動ける。 時にゴールを観たかどうか、目線に気 ・チーム内で役割(攻撃・守備)を代えながら行う。 を付けて観察する。 ・最初は守備者とリターンパスを行ってからスタート。 ・ボールが外に出るか、ゴールが決まるか、守備者がパ ・シュートエリアに入った場合は積極的 スカットもしくはルーズボールを奪ったら終わり。 前が空いていたらど んどんドリブルし て、ゴール目指そう。 にシュートを打たせる。ただしDFが 前にいる場合は無理させない。 ○攻撃側、守備側の両方を経験するよう 守備側の両方を経験す に、各チームのローテーションに気を 付ける。 ○消極的な児童には個別に声をかけた DFがいて、ドリブ ルができないときは どうする? り、同じチームの仲間に声をかけ、み んなで助け合いながら活動するよう に促す。 ・役割を交代しながら、チーム全員が攻撃と守備を学習す る。チームでボール チームでボール 2 個使用。 ・最後に対戦型タスクゲームを行う。 ・チーム内で声を掛け合いながら全員で タスクゲームを行う。 1回戦 4,5,6 番:隣のハーフコートで守備をする。 :隣のハーフコートで守備をする。 ※ローテーション 1,2,3 番:攻撃 1 分で何点とれるか、隣のコートと ○対戦型にすることで、児童の意欲化を 図るだけでなく、早くゴール前に運ん でシュートする意識を高めさせる。 競争する。 2回戦 攻守入れ替わり 1,2,3 番:同じコートで守備をする。 :同じコートで守備をする。 ☆ボール保持した時に、状況に応じてド リブルやパスをしている。 (技能) 4,5,6 番:攻撃 1 分で何点とれるか、隣のコートと 競争する。 展 30 6.4 対 4 のメインゲーム 開 ○チーム作戦タイム Ⅱ ゲームの前にはチームで簡単な作戦タイムを実施。 ・前が空いていたらドリブルしよう。 ・前に味方がいたら、パスしよう。 ・チームとしてどんなことに気を付けて プレーするか決める。 ○話し合いの輪に入り、全員が話し合い に参加しているか確認する。 ・相手がドリブルしたら、早く前に立とう。 ○4 対 4 〈ボールを持った時に、ゴールに向かってドリブルか、前にい る味方へパスかを判断してプレーしよう。 〉 ○試合開始と終了の合図は教師で行う。 【ルール】*ゲーム資料参照 ・気持ちの良い挨拶を実施させる。 ・試合時間 3 分×3 ・ボール保持した際にドリブルか、パス 1 試合目 ビブス 1 1,2 番が攻撃専門 5 番が得点係 6 番がボール拾い係 かの判断ができているかという点を 観る。 2 試合目 ビブス 3,4 番が攻撃専門 1 番が得点係 2 番がボール拾い係 3 試合目 ビブス 5,6 番が攻撃専門 3 番が得点係 4 番がボール拾い係 ※サッカー班で記録を行う。 ・より早く判断できるように声をかけ る。 ・タスクゲームを想起させながら、前が 空いていたらどんどんドリブルでボ ールを運ばせる。 ・本時で取り上げた課題がよくできた場 面を見付け、大いに称賛する。 ☆自分の役割を自覚して、行動すること ができる。 (態度) ま 40 7.整理運動、健康観察 と ・足を中心にストレッチを行う。 ・児童の健康観察 汗のかき方や表情を よく観察して、授業前半と見比べる。 め 心配な児童がいた場合は、声かけて様 8.まとめ ○学習活動の反省を行う。 子を確認する。 ・チームメンバー表を活用し、本時のプレーと自分の係 ・本時の振り返りを行わせる。ボール保 の働きについて、話し合う。 持した時に、ゴールを観て、次のプレ ーを判断できたかどうか。 T「ボール持った時にゴールを観てプレーできましたか?」 ○個別に声をかけ、児童に肯定的フィー C「できた!」 →T「○○さんはよく見て、ドリブルしていたね。 」 ドバックを行う。 C「できなかった・・・。 」 →「でも、ボールをしっかり止めてプレーしようとしていた ○できなかった児童へ、次時への意欲に のはよかったね。今度、ボールタッチの練習を先生とや つながるような言葉がけを行う。 ろう。 」 →「ちょっと焦ったね。ボールはとられないから、まずはし っかり止めることを考えよう。 」 T「次回はどんな時にドリブルで、どんな時にパスかを判断し てプレーできるように、また頑張っていきましょう。 」 9.整列、挨拶 (3)展開(7/10時間目) 過 時 学習内容と活動 指導の手立て(・) 留意点(○) 程 間 発問と児童の反応(予想) 評価(☆) 0 1 集合、整列、挨拶、健康観察 ○準備運動(屈伸 伸脚 等) ・盛り上げ係中心に行う。 ・場や用具の準備は事前に済ませる。 ○児童の健康観察(表情、動き)を行 う。 2 2 ウォーミングアップ(軽いストレッチ含む) ・メインゲームの広さで行う。 ○ボールタッチ:左右交互に。 ・足裏でボールに触れる。 ・脚の内側(インサイド)でボールに触れる。 導 ・足の裏で前後左右にボールを転がす。 ○ドリブル,パス:両足で。パスはチーム内の誰でも良い。 ・細かく インサイド アウトサイド ・空いているところ(スペース)へ移動 入 ○場が広すぎる場合は、ハーフコート に縮める。 ○ボールタッチは 2 人でボール 1 個 ・ボールタッチの時:6回タッチした らパス交換するように伝える。 ・正確に行わせることを意識させる。 動きながら、顔を上げて友達や周り のボールを見ながら挑戦させる。 ・ドリブル:同じチームなら誰でもい ・スピードの緩急 いので名前を呼んでパス交換をさせ ・友達やボールをかわす。 (フェイント) る。 ○軽いストレッチ ・足首 太もも アキレス腱 等 ○ボール保持者:相手を観る。 ○受け手:サンドイッチにならない位 置を意識させる。 ○児童同士がぶつからないように注意 させる。 ・W-up後,すぐに試合の前のあいさつ隊形に並んで,開 ・体が温まったところで,本時でけが 始する。 の恐れのある部位を中心にストレッ チを行う。 10 3 試しのゲーム ○4 対 4 (2分×3セット) ※メインゲームと同じ設定 ・ルールの確認を行う。 ○本時の課題を出させるのが目的であ 【ルール】ゲーム資料参照 るため矯正的フィードバックは行わ ・守備の時オフェンスの一人がディフェンスに戻って良い。 ない。 (4対3のアウトナンバー) ・守備者が前に立ったらドリブルで進めない。 ・2 分×3セットを実施し、全員にプレ ーさせる。 ・整列,あいさつ,出場選手の確認,円陣などは係を中心に ○時間管理は教師が行う。 行う。 18 4 本時の学習課題を確認する。 T「ボール保持者がドリブルで進めず,パスを出したいとき他 ・児童からの意見が出易いように受容 の選手はどうしますか。 」 C「サンドイッチにならないところでパスをもらう。 」 T「ボール保持者の横や後ろでパスをまわしていて,点は取れ 展 ますか。 」 開 C「とれない。 」 Ⅰ T「点を取るためにはどこでパスをもらいますか。 」 C「シュートエリア。 」 本時のめあて:上手に三角形を作ってシュートにつなげよう。 的な態度で聞く。 ・作戦板を使って状況を分かりやすく 説明する。 ○できるだけ児童から意見が出るよう にする。 20 5 タスクゲーム ○上手な三角形を確認する。 ・試しのゲームであった課題を作戦板 T「上手な三角形はどうやって作ればいいと思いますか。 」 で紹介し,どうすれば良かったかを C「・・・・・」 聞いていく。 ・作戦板を使って説明する。 T「ボールを持っていない2人はそれぞれシュートエリアとパ スエリアでサポートをしましょう。 」 ○3対1 横2分割ハーフコート 【ルール】*ゲーム資料参照 シュートにつながる三角形をつくって3対1をしよう。 ・ハーフコートの3対1。 ・どんなときがシュートにつながるの か作戦板を使ってさまざまなケース について聞いてみる。 ・ルールの確認をする。 ・ローテーションして行うよう指示す る。 ・積極的に三角形を作るなど,良いプ ・リターンパスからスタート。 レーがあったら称賛し,何が良かっ ・ボールをシュートエリアへ運ぶのはパスのみ。 たかを質問する。 ・守備者のボールカットあり。 ・ボールが外に出るか、ゴールが決まるか、守備者がパスカ ットもしくはルーズボールを奪ったら終わり。 ○迷っているときはゲームをフリーズ して,確認または指導する。 ○周りで見ている児童には応援やアド バイスをするよう促す。 ・チーム内で声を掛け合いながら全員 でタスクゲームを行う。 ○最後に対戦型タスクゲームを行う。 ○対戦型にすることで、児童の意欲化 ・1分×2(攻守入れ替え) を図るだけでなく、早くゴール前に ・守備は一人ずつ交代しながら。 (ボール一人1個持つ) 運んでシュートする意識を高めさせ 1回戦 る。 4,5,6 番:隣のハーフコートで攻撃をする。 1,2,3 番:自分のハーフコートで守備をする。 2回戦 攻守入れ替わり ☆シュートにつながる三角形を作ろう としていたか。 (観察) 1,2,3 番:同じコートで攻撃をする。 4,5,6 番:同じコートで守備をする。 展 30 6 メインゲーム 開 ○チーム作戦タイム ・作戦タイムで自分たちの得意な攻撃 を話し合わせる。 Ⅱ ・○○さんが横でサポートして,○○君がシュートエリア ・タスクゲームで成功した攻撃の形が あればそれをメインゲームでも行う に入ろう。 ・パス出したらすぐにスペースへ動こう。 ・相手がドリブルしたら早く前に立とう。 よう指示する。 ・ボール保持者の横でパスをもらう人 ・4 対 4 (3分×3セット) とシュートエリアに入る人が必ずい 【ルール】ゲーム資料参照 るように指示をする。 ・守備の時オフェンスの一人がディフェンスに戻って良い。 ・シュートエリアへは早いパスが効果 (4対3のアウトナンバー) ・守備者が前に立ったらドリブルで進めない。 1試合目 ビブス 5か6番が攻撃専門 的であることをアドバイスする。 ・本時で取り上げた課題がよくできた 場面を見付け、大いに称賛する。 4番が得点係 3番がボール拾い係 2試合目 ビブス 1か2番が攻撃専門 6番が得点係 5番がボール拾い係 3試合目 ビブス 3か4番が攻撃専門 2番が得点係 1番がボール拾い係 ☆シュートにつながる三角形が作れて いたか。 (観察) ま 40 7 整理運動 と め ・足を中心にストレッチを行う。 8 まとめ ・児童の健康観察を行う。 ・本時の振り返りをさせる。 ○学習活動のふりかえりを行う。 ・チームメンバー表を活用し,本時のプレーと係の働きに ついて,話し合う。 ・本時の良かったプレーを副キャプテ ンに発表させる。 ○個別に声をかけ,児童に肯定的フィ T「今日の授業で良かったプレーはありますか?」 ードバックを行う。 C「ボールを横でもらえました。 」 「シュートエリアでもらえてシュートを打てました。 」 9 整列,あいさつ 7.ゲーム資料 (1)ウォーミングアップ・・・・・・ボールタッチ、ドリブル&パス練習課題 顔を上げて、周囲の状況を確認しながらボール操作を行う。 具体的目標:①足によるボール操作に慣れる。 ②顔をあげて、周囲の状況を確認する。 ③パス交換の際に、ボールを受けるための動きを行う。サンドイッチにならない。 チェックポイント:ウォーミングアップなので、無理なペースで活動していないか。 速さではなくて、正確にできているかどうか。 ボールばかりに集中して、周囲の確認を怠っていないかどうか。 (ヘッドアップ) 指導言葉:ボールタッチ・・・足の裏や内側、外側を使ってボールに触れたり、移動させたりする。 ドリブル・・・・・空いているスペースに向かってボールを運ぶ。 パス・・・・・・・出し手が受け手を確認して、その方向へボールを蹴る。 受け手が出し手足元のボールと自分の間に何も遮るものがない位置にいること。 顔をあげて、周囲を観る。 ・・・・・状況判断のための動き (2)タスクゲーム①・・・・・・3 対 1 縦 3 分割グリッド(ハーフコート) 【ルール】 3 人でドリブルやパスを使って、シュートエリアに侵入し、ゴ ールを狙う。 ○攻撃側:縦グリッド内でしかプレーできない。 ●守備側:どの範囲も動ける。 ・チーム内で役割(攻撃・守備)を代えながら行う。 ・最初は中央の攻撃プレーヤーが守備者とリターンパスを行って からスタート。 ・ボールが外に出るか、ゴールが決まるか、守備者がパスカットもしく はルーズボールを奪ったら終わり。 練習課題: ドリブルか、パスかの状況判断をする。 をする。 具体的目標: ①前にスペースがあったら、ドリブルでゴールを目指す。 スペースがあったら、ドリブルでゴールを目指す。 ②前にDFがいたら、味方にパスをする。 ③シュートエリアに素早く運ぶ。 ④積極的にシュートを打つ。 (ゴールを狙う。 ) チェックポイント: ボール保持した時に判断を通してプレーしているか。 適当にプレーしていないか。 指導言葉: (on the ball の)判断をする。 ボール保持 →ゴールを観る。 → シュートエリアまで運ぶ → シュートを打つ。 「ゴールを観た。 」 シュートエリアまでドリブルで運ぶ。 相手が近くにいるから、できるだけ前に運ぶ。 ドリブルしてもすぐに相手に止められそうだから、パスする。 (3)タスクゲーム②・・・・・・ (3)タスクゲーム②・・・・・・3 対 1 (ハーフコート) 【ルール】 ・タスクゲーム①の発展 シュートエリアへはパスでないとボールを運べない。 ・攻撃側も守備側も自由に動ける。 ・チーム内で役割(攻撃・守備)を代えながら行う。 ・最初は中央の攻撃プレーヤーが守備者とリターンパスを行ってからスタート。 ・ボールが外に出るか、ゴールが決まるか、守備者がパスカットもしくはルーズボールを奪ったら終わり。 練習課題:ボールを受けるための動きを行い、パスを受けてシュートすること。 ボールを受けるための動きを行い、パスを受けてシュートすること。 発展課題:ゴール前に守備者を一人(GK的役割)おいてシュートへの意識(守備者のいないところへシュートを 打つ)を高める。 具体的目標:ボールを受ける立場になった時に、ボール 具体的目標:ボールを受ける立場になった時に、ボール保持者を中心とした三角形を意識して動くことができる。 保持者を中心とした三角形を意識して動くことができる。 特に、ボール保持者から見て縦方向 特に、ボール保持者から見て縦方向(斜め前)へ一人、横方向へ一人移動することができる。 へ一人、横方向へ一人移動することができる。 チェックポイント:受け手となった時に動き出しているか。 パス&ムーブができているか。 (新たな三角形をつくる。 ) 出し手と受け手以外の 3 人目の動き出しが できているかどうか。 指導言葉:サポートすること(off off the ball の動き) ゴールと自分の間に相手がいない位置に動く。 ボールと自分の間にも何もない位置に動く。 (体の向き) (4)メインゲーム (30m×20m)× (30m×20m)×2 コートで行う 4 対 4 のゲーム 単元前半(1~5 時間目) : 2 人攻撃専門 攻撃専門+2 人 単元後半(6~10 時間目) : 1 人の攻撃専門 人の攻撃専門+3 人 目標: 1 ドリブルか、パスかを判断して、ボールをシュートエリアに運ぶ。 2 シュートエリアに入ったら、ゴールをよく見てシュートを打つ。 3 三角形を意識して、ボールを受けるための動きを実行する。 4 ボールとゴールが確認できる場所に位置して、ボールを受ける。 (体の向き) 条件:・ゲームは中央からキックオフ。攻撃専門プレーヤーは相手コートにいる。 ・ゲームは中央からキックオフ。攻撃専門プレーヤーは相手コートにいる。 ・ボールがサイドラインから出たら、最後にボールに触れた児童の相手チームのキックイン (出た場所から) ・ゴールラインから出たり、得点を奪われたりしたら、中央から再び開始する。 ・セルフジャッジを行う。 (教師のフォローあり。 ) 【攻撃】 ・シュートはシュートエリアのみ。 ・シュートエリアまではドリブルやパスでボールを ・シュートエリアまではドリブルやパスでボールを運ぶ。 【守備】 ・守備ができるエリア 攻撃専門は相手陣のみ。その他のプレーヤーは自陣のみ。 ・守備者はドリブルしている相手 相手の前に立つことで、侵入を防ぐことができる。 立つことで、侵入を防ぐことができる。 →ボール保持者から直接奪うことはできない。ただし、シュートエリアでは奪うことができる。 ・攻撃専門のプレーヤーを予め設定しておく。 →自陣で守備ができない。 ※自陣に戻れない。 (ルーズボールは、とってプレーしてもよい。 とってプレーしてもよい。 ) ☆2 対 2+2 対 2 の状況にする。 自分の守るエリアが最初から決まっている。 (単元前半) サッカー メンバー表 チーム 対戦相手 チーム 対戦結果 ①試しのゲーム 対 で 勝ち ・ 負け ②タスクゲーム 対 で 勝ち ・ 負け ③メインゲーム 呼んで欲しい名前 対 で 係 ビブス番号 勝ち ・ 負け 係の働きぶり プレーのできばえ 1 盛り上げ ◎ ○ △ ◎ ○ △ 2 キャプテン ◎ ○ △ ◎ ○ △ 3 副キャプテン ◎ ○ △ ◎ ○ △ 4 用具 ◎ ○ △ ◎ ○ △ 5 用具 ◎ ○ △ ◎ ○ △ 6 盛り上げ ◎ ○ △ ◎ ○ △ 係の仕事 ビブスの色 ○キャプテン(1名) ・練習時の指示,チームのコントロール ・試合前の整列の指示,ボールじゃんけん,あいさつの指示 ・試合に出るメンバーの確認 ○副キャプテン(1名) ・話し合いの司会 →チームの良かった点 →全員に発言を促す。評価する。(良かったところ係,プレー,MVP) ・記録(スコアなど) ○盛り上げ(2名) ・試合開始前の円陣の声かけ ・試合中の応援 ・準備体操,整理体操の号令 ○用具(2名) ・ビブスの配付,回収 ・ボールの管理(決められた場所に置く,1チーム3個) ※チーム内の役割→係の仕事やプレーのできばえをチェック 良くできた◎ できた○ がんばろう△ 今日のMVP 色
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