在日スイス大使館 報道発表 東京 2016 年 4 月 28 日 ダダイズム 100 周年 – 都内開催フェスティバル ダダイズムは 100 年前、様々な国籍のアーティストにより生まれた、グローバルなアート・ムーブメントで す。 チューリヒのキャバレー・ヴォルテールから世界に広がったダダイズムは、世界中のアーティスト、パフォ ーマー、デザイナー、インスピレーションの源を担ってきました。 このユニークなムーブメントをたたえるべく、この夏、主に都内の文化機関およびアートスペースにおい て、さまざまなパフォーマンス、展示、活動が行われます。 本フェスティバル開催にあたり、記者発表会を開催いたします。さまざまなパートナーとのコラボレーショ ンの紹介他、日本でよく知られる「ダダ」(円谷プロダクション)との連携についても、発表いたします。 日時: 場所: 内容: 連絡先: 2016 年 5 月 19 日(木) 午後 2 時〜午後 4 時 (受付 1 時 30 分~) 駐日スイス大使公邸 (〒106-8589 東京都港区南麻布 5-9-12) 「ダダイズム 100 周年」の解説および夏季プログラムの解説、「ダダ」の登場。 参加ご希望の場合は、 1) 貴社名、 2) 貴社媒体 3) ご所属、 4) 芳名(お越いただく方全員のお名前と人数 5) ご住所 6) お電話番号、ファックス番号 7) メールアドレス 8) 撮影希望の有無(VTR とスチールのいずれかもご明記ください 9) 情報露出予定日時(可能な範囲でご記入ください) 以上を明記の上、5 月 18 日(水) 正午までに、以下担当者宛、ご一報ください。 在日スイス大使館 広報官 栃林直子 [email protected] *会場の都合上、事前登録なしの方は、当日ご入場いただく事ができません。 必ず、ご参加予定の方全員のお名前をご明記ください。 パートナー: 後援: 在日フランス大使館、ドイツ連邦共和国大使館、在日スイス大使館 協力: 円谷プロダクション サポーター: カフェロイヤル(メインサポーター)、ビクトリノックス・ジャパン、Scrap Pages フェスティパル開催会場: スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、スーパー・デラックス、早稲田大学 會津八一記念博物 館、東京ドイツ文化センター、イメージフォーラム、ドミューン、あいちトリエンナーレ 2016、筑波大学、 多摩美術大学、トーキョーワンダ-サイト、アンスティチュ・フランセ日本、ASAKUSA、The Container、 代官山「晴れたら空に豆まいて」、国立新美術館アートセンターライブラリー、DUST BUNNY、スタジオ 35 分、倉敷芸術科学大学、他。 背景: <ダダ 100 周年フェスティバルの目的> 1. ダダの発想を、今日の日本のアートシーンに伝えると同時に、日本の一般の方々にもダダを 身近に感じていただく。 2. 歴史的な活動のみならず、本分野における今日の活動、また、日本が担ったダダを紹介する。 3. 周年はすべての文化機関およびアートスペースにオープンにしており、これを機会にアーティ ストが集う事およびダダをテーマにしたイベントのコラボレーションを促す。 <ダダイズムとは> ダダは、ヨーロッパの移民や亡命者によって、1916 年に生み出されました。最初の「ダダ」には、トリスタ ン・ツァラ、ハンス・アルプ、フーゴー・バル、エミー・へニングス、マルセル・ヤンコ、ゾフィー・トイバー、リ ヒャルト・ヒュルゼンベックなどが名を連ねています。ダダは、まさにアヴァンギャルドの先端をいき、その 後のアート・ムーブメントとなり今日のアーティストや作家、デザイナー達に影響を与え続けている、シュ ールレアリズム、ポップアート、フゥクサス、バウハウス、メールアート/パンクの誕生に大きく貢献しまし た。 <日本におけるダダイズム> 1923 年 7 月、村山知義、柳瀬正夢を含む 5 名により、日本のダダ運動の先駆「マヴォ」が生まれます。 そのほか、辻潤、吉行エイスケ、高橋新吉、北園克衛も日本のダダ運動の中心的存在となっていきます。 <ウルトラ怪獣・ダダとの関わりについて> ウルトラ怪獣の中でもひと際異色の魅力を放つ「三面怪人ダダ」。まさにダダイズムを語源として名づけ られたこのキャラクターは、「ひとつの頭部に 3 つの顔が存在する」というキュビズム的な特徴と、視覚に 強烈に訴えるオプ・アートのような模様を備えています。デザインを担当した成田亨、造形を担当した高 山良策ともに本業は芸術家。彼らはまさにダダイズムから脈々と連なる美術表現の延長として、ダダを 生み出したといえます。 本件に関する問い合わせ: 在日スイス大使館 広報官 栃林直子 Tel. 03-5449-8410 [email protected] 以上 2/2
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