日 程 - 尚学館中学校・高等部

日
程
〇大ホール
9:00~ 9:10
開会行事
9:10~10:40
音楽の部
〔吹奏楽部、小学生、1 年生~5 年生〕
10:50~11:15
弁論の部
11:15~12:15
昼食・休憩時間
12:15~15:55
演劇の部
1年
12:15~12:45
2年
12:55~13:25
3年
13:35~14:05
4年
14:15~14:55
5年
15:05~15:55
16:10~16:20
フラダンス
16:25~16:45
閉会行事
〇展示室 1 (特別文芸展)
〇展示室 2 (生徒作品展示発表)
英文絵日記、家庭科作品、美術作品、理科作品 etc...
時間
9:00~15:55
〇1 階ロビー
茶会(屋店)
時間
昼食・休憩時間(11:15~12:15)
音楽の部
1.
2.
吹奏楽部によるステージ
1 ピータールー序曲
M.アーノルド
2
女々しくて
鬼龍院翔
作曲
3
「あまちゃん」オープニングテーマ
大友良英
作曲
尚学館小学生によるステージ
指揮 椛山達己
小山薫堂
1 同声二部合唱「ふるさと」
作曲
ピアノ 首藤実都樹
作詞 / youth case
作曲
桜田 直子 編曲
2 斉唱「せかいじゅうの子どもたちが」
3 古典暗唱「枕草子」
4 「ドレミの歌」
3.
合唱コンクール
♪1年生 1 夢の世界を
芙龍明子 作詞 / 橋本祥路 作曲
指揮 中村美陽 / ピアノ 黒木昂子
2 COSMOS
ミマス 作詞・作曲 / 富澤 裕 編曲
指揮 中村美陽 / ピアノ 黒木昂子
♪2年生 1 翼をください
山上路夫 作詞 / 村井邦彦 作曲
指揮 栁生麻衣 / ピアノ 稲葉あかり
2 怪獣のバラード
岡田冨美子
作詞 / 東海林修 作曲
指揮 田崎黎哉 / ピアノ 脇本澪
1
♪3年生 1 自由への讃歌
H.ハミルトン 作詞 / O.ピーターソン 作曲
指揮 三橋綾佳 / ピアノ 黒木理功
2 奏
大橋卓弥 / 常田真太郎 作詞・作曲
指揮 屋谷尚紀 / ピアノ 正覺光一
♪4年生 1 Smile
Siori 作詞・作曲
指揮 木村真歩 / ピアノ 黒木惇奈
2 青いベンチ
北清水雄太 作詞・作曲
指揮 下河舞子 / ピアノ 大崎絵美
♪5年生 1 いのちの名前
覚和歌子 作詞 / 久石譲 作曲
指揮 緒方香菜 / ピアノ 海野怜奈
2 空も飛べるはず
草野正宗 作詞・作曲
指揮 脇本紗梨 / ピアノ 大澤美紗貴
審査員
池田奈央(委員長)
松田光瑠(副委員長)
小川梨穂
田﨑弥沙
田中 玲
顧問
首藤実都樹 先生
2
弁論の部
1年
森下怜美 「人権について」
2年
徳永理咲 「アニメのすすめ」
3年
内田ひなの「科学と私」
4年
田中孝志郎「言葉とのふれあい」
5年
大澤美紗貴「意志表示」
審査員
木宮 望(委員長)
甲斐しずく(副委員長)
石内太基
田中隆雅
北田彩水
顧問
長谷川聡子 先生
3
演劇の部
1年
『Little Red Riding Hood』
監督:林田力斗
助監督:新原広大、林久美子
脚本:森下怜美、灘綾乃、井戸敦仁、外園陸斗
赤ずきん「君」がおばあちゃんのところに「ケンタッキー」を届けに行く
笑いありのお話。
赤ずきん(中山翔貴)
2年
『トレード』
監督:藤嶋陸央
助監督:桑田敏樹
脚本:桑田敏樹、重黒木菜月
腹黒研究者のロバート、主人公のカンタのくり広げる、笑いあり、感動
ありのストーリー。犬の背中にあるハート型のトレードマーク、犬と助手
の正体、楽しい show の始まりです!
カンタ(川添貫太)
ロバート(藤原夫登志)
犬(片山翼)
助手(甲斐聖人)
4
3年
『RESET ~人生変えてみませんか~』
監督:栁田理一
助監督:甲斐達己
脚本:大久保駿
どうしようもない人生を送っていたニート、瀬戸こうじ(26 歳、独身)
は、ある日、不思議なボタンと出会う。そのボタンの力を駆使して、自身
の人生を再構築していくはずだったのだが…。
瀬戸こうじ(大山大河)
瀬戸かな(川口紗空)
ジョシュア(瀬ノ口ジョシュア)
4年
『SISTER ACT』
監督:谷生裕隆
助監督:大崎絵美
脚本:佐藤恵、下河舞子
リノのしがない歌手デロリスはある日、愛人であるヴィンスが人殺
しをした現場を目の当たりにしてしまう。彼女を匿うために警察が連
れて行った場所とは…?また、そこで起きる出来事とは!?
デロリス(宮本沙暉)
ヴィンス(太田優也)
5
5年
『Mission』
監督:木村卓通
助監督:金井理紗、大澤美紗貴
脚本・演出:緒方香菜、菊池佑李恵、池田理沙
ある罪を犯して死んだ人の魂が悪魔と出会い、ミッションを課せられる。
魂は悪魔に、ミッションを成功すると地獄には落ちずに天国に行けると告げ
られる。そのミッションとは?そしてその行く末は…。
工藤彰(魂)
(山内千尋)
ベック(悪魔)(村岡慶士郎)
審査員
田﨑宏大(委員長)
山口諒太朗(副委員長)
黒木伶太
西帯野貴紀
角南晴香
顧問
髙橋 忍 先生
6
展示の部
美術作品
<中1> 「空想動物図鑑」
未知なる宇宙へ夢を持ちながら中学 1 年生らしい自由な発想で、作品と対話しながら楽しく
描くことを心がけました。
「デザイン」
相手に「楽しさ」が伝わる飾り文字に挑戦しました。中1ならではのユニークなアイデアが
見ている私たちを楽しませてくれます。
<中2>
「ポスターカラー演習/フェルメール(真珠の耳飾りの少女)」
色と形を組み合わせて秩序ある美しい画面を構成することを色面構想といいます。ポスター
カラーの扱い方、平塗りなどデザインの基礎的な技法や考え方を勉強しながら色面構成の作
品を制作しました。
「形態演習/発泡スチロール」
砲丸厚紙でつくったテンプレートに沿って発泡スチロールを電熱線カッターで切りました。
切断面に私たちの予測を遥かに超えた形態美があらわれ、生徒たちもその偶然の美しさに驚
いていました。
<中3> 「コラグラフ/海の生物」
コラグラフは、いろいろなものを貼り付けて画面をつくるコラージュの技法を応用していま
す。思いもかけない素材のテクスチャーの面白さをご覧ください。また生徒たちがそれぞれ
に考えたユニークな海の生物の表情もなかなか味があります。
<高等部4年> 「マッチ棒アート」
マッチ棒をグル―ガンでボンド付けしながら楽しく立体制作しました。あまりなじみのない
道具を使うことによって緊張感が生まれ、作品の至る所に表れています。
7
<高等部5年> 「夢の箱」
現代アート的なアプローチで作品制作に挑戦しました。生徒たちが実際に見た夢を白い箱の
中に表現しています。みなさん、箱の中に引きこまれないようお気をつけて下さい。
家庭科作品
中1・・・地球の環境を考え、資源の再利用として、自分の家で使用されていないものを使っ
たリメイク作品制作に取り組みました。工夫したところや苦労したことを含め、ア
イデアの詰まった作品をご覧ください。
中2・・・ファスナーを使ったペンポーチ制作に取り組みました。手縫いの基本である本返し
縫い、半返し縫い、並み縫いまつり縫いをはじめ、ボタン付けや玉結び、玉止めな
どの復習をしながら仕上げることができました。
中3・・・ミシンを使用してエコバッグを製作しました。リバーシブルということもあり、最
初は想像もできなかったのですが、だんだん形になってくると一つ一つの作業の意
味も分かってきました。普段使いや買い物の際のエコバックとして活用できそうで
す。
中4・・・夏休みに「1 日家事体験」をしました。実際に自分で体験してみて、家事は奥が深
いということを実感し、その苦労や有り難さが身にしみてわかりました。
家族に教えてもらったり、手伝ってもらったりの体験学習は、自分たちの宝物にな
りました。個性あふれるレポートをどうぞご覧ください。
中5・・・食育の一環で「お弁当の日」があります。メニューを考え、材料を揃えるところか
らはじまり、これまでの学習を活かしながら味や彩り、栄養を考え、原価計算まで
行い、高校生らしい世界に 1 つだけのお弁当が出来上がりました。また、誰かに食
べてもらう喜びも知りました。5 年生の腕前をご覧ください。
8
理科作品
中1~3 「これ変だ!!」
「変」ということは他とちょっと違うこと。違うことは良いことです。
「変」って素晴ら
しい。中学生が「変」なものを撮ってきました。多様な「変」をご覧ください。
中2
「科学!!」
科学に関する興味ある記事を新聞、本、インターネット等で調べてみました。是非ご覧
ください。
中5 理系生物選択生「血液成分の巨大模型」
赤血球を「あんドーナツみたい…」と思ったことはありませんか?その赤血球と血管を
大きな模型にしてみました。理系生物選択生 8 人で作りました。
中5 理系物理選択生「クリップモーター」
最少の材料でクリップモーターを作ってみました。あなたも作ってみませんか?
英語科作品
中1
<英漢字>
一見すると漢字に見える文字に、実は英語が隠れています。踊っているような文字
の表現を楽しんでください。
<私の宝物>
大切にしている物や思い出などを英語の文章と絵で紹介しています。未熟な英文で
すが一生懸命仕上げました。多少の文法ミスは大目に見てください。
9
中2
<英文絵日記>
行きたい国のことを調べてみました。言語や通貨や風習や料理など…。みなさんはどの
国に行きたいですか。
書写作品
中1
「大地」という楷書の課題を書きました。元気いっぱいのトメハネッ!にご注目くださ
い。
中2
「花鳥風月」を行書体で書きました。一画ずつ紙から筆を離してとめやはねを意識する
楷書体とは違って、次の一画と連続したり筆順が変化したりある一画が省略されたりする、
普段あまり使わない行書体に挑戦しました。
中3
各自で選んできた四字熟語を書きました。言葉にふさわしい雰囲気が出るように工夫し
たところも見てください。
中4「フォト俳句」
俳句の世界を、写真と組み合わせることで広げてみました。それぞれのレイアウトにも
注目してください。
10
茶道部
昼休みに 1 階ロビーにて、茶会を催します。ぜひお越し下さいますよう部員一同心よりお
待ち申し上げます。
文芸部
「えのたけ」29 号をお届けします。夜遅くまで、時には徹夜して原稿を書きました。芥川
賞作家のデビュー前の 1 作になるかもしれません。一生懸命作成しましたので、ぜひ手に取
ってご批正ください。
審査員
木村友惟(委員長)
森山千弘 (副委員長)
岡田有矢
古賀海華穂
谷
顧問
夏海
日髙洋平 先生
11
《
特
別
文
芸
展 》
早稲田と文学
明治・大正・昭和の三代にわたり、文学・演劇・教育など多方面に偉大な足跡をのこした坪
内逍遙は、早稲田大学の前身である東京専門学校において、明治 23 年(1890)我が国初の文
学科を開設した。逍遙からはじまった早稲田と文学の 120 年にわたる歴史は、いまや混沌とし
た大きな流れとなり、数多くの作家、詩人、劇作家、評論家や、さらに広い意味での文学者た
ちを世におくってきた。そのみなもとは逍遙にある。逍遙は、たんに狭い意味での早稲田系文
学者たちにとって「父」であるだけでなく、翻訳・研究および教育も含めた、日本近代文学全
般の先覚者と位置づけられる偉大な存在なのである。
本年はこの逍遙以来の早稲田作家たちによる作品を集めた。以下に今回展示する作家たちを
紹介する。
○坪内逍遙(つぼうち・しょうよう)
1859~1935。美濃国加茂郡太田村生まれ。本名雄蔵。「早稲田文学」の創始者である。名古
屋で過ごした少年期には貸本屋「大惣」などで江戸文学に耽溺、また歌舞伎を好んだ。明治九
年上京、東京大学の前身である開成学校に学ぶ。そこでの同窓生が、生涯にわたっての同志と
なる高田早苗や市島春城らであった。シェークスピアを中心とする外国文学に触れたことが契
機となって、戯作好き・芝居好きの青年逍遙は、しだいに文学・演劇革新の道に踏み出してゆ
く。
○国木田独歩(くにきだ・どっぽ)
1871~1908。銚子生まれ、本名哲夫。明治 21 年東京専門学校入学。それに先立ち民友社系
の青年協会に入会、文壇社、青年文学会にも加わり、「青年文学」や「国民新聞」に随想、評
論などを発表。学生運動に関係して明治 24 年退学、各地を転々としたあと再び上京し、民友
社に入社、「国民之友」や「近事画報」の編集をしながら創作を続けた。一般に「自然主義の
先駆者」と評されるが、彼の文学史的位置はきわめて大きい。
12
脚光を浴びたのは晩年で、明治 38 年『独歩集』、39 年『運命』を刊行し、自然主義の文壇に
迎え入れられてからだった。
○正宗白鳥(まさむね・はくちょう)
1879~1962。岡山県生れ。明治 34 年東京専門学校文学科卒。その前に史学科、英語科に学
んだので、学苑での歴史は長い。卒業後読売新聞社に入社、劇評その他に辛辣な筆をふるった。
作家に転じたのは明治 40 年からで、
「早稲田文学」に連載した『何処ヘ』により、自然主義作
家としての地位を築く。その作風は、はじめから自然主義文学の特色をはっきり備えていた点
で、人生の悲喜への冷静な観察が主であった。
自然主義全盛の明治文壇で第一線にあった白鳥は、同時代の多くの作家が去ってゆくなかで、
大正震災後は小説とともに作家論、随想などの比率が多くなったが、なおも旺盛な作家活動を
続けた
○小川未明(おがわ・みめい)
1882~1961。新潟県生れ。38 年英文科卒。学友に、相馬御風、戸張孤雁、片上天弦らがいた。
在学中は逍遙や小泉八雲の指導をうけた。明治 40 年代は新浪漫派の自然主義作家として輝け
る地歩を築く。のちアナーキズムに接近するに従い、創作活動は低迷する。
第一童話集『赤い船』を発表し、鈴木三重吉の「赤い鳥」に多くの作品を載せるなどして、
実作者として活躍した。大正 15 年「童話宣言」は、未明が児童文学に専念することを公表し
たものとして有名である。
○種田山頭火(たねだ・さんとうか)
1882~1940。山口県防府生れ。東京専門学校高等予科を経て、早大文学科を中退した。荻原
井泉水に師事して自由律俳句に親しみ、
「層雲」に投句。一家離散、自殺未遂など不幸が重な
り出家得度、
「解くすべもない惑ひ」を抱き行乞流転の旅に出て各地を漂泊、独特の作品を残
した。一代句集『草木塔』がある。近年研究書が多く出され、声価が高い。
○北原白秋(きたはら・はくしゅう)
1885~1942。福岡県山門郡沖端村(現柳川市)に生れた。早くから詩才を認められ、早大英
文科予科を中退後新詩社に加入。のちパンの会を興し、耽美主義的文芸の先駆をなした。多年
13
にわたり短歌、民謡、評論の各分野で第一級の業績を残すとともに、
「屋上庭園」
「朱欒」
「ARS」
「地上巡礼」
「日光」等数々の雑誌を創刊主宰し、詩壇に影響を与え続けた。また「赤い鳥」
の主者の鈴木三重吉の呼びかけに応じ、新しい童謡・童話の創作活動に加わり、
『赤い鳥小屋』
や『砂山』などの名作をその後続々と発表した。
○若山牧水(わかやま・ぼくすい)
1885~1928。旅と酒を愛し、
「漂泊の歌人」として名高い牧水は宮崎県出身。明治 37 年早大
高等予科に入り、北原白秋、土岐善麿らと相識る。また石川啄木とも親交があった。41 年英文
科卒。万葉集と自然主義文学の影響により、清新流麗な独自の歌風を確立した。
○三木露風(みき・ろふう)
1889~1964。兵庫県龍野生れ。早慶両校の文科をともに中退した。相馬御風、野口雨情らと
早稲田詩社を結成。詩集『廃園』が北原白秋の『邪宗門』と並び称され、「白露時代」を現出
した。代表作『白き手の猟人』を上梓後、西条八十、服部嘉香らと未来社を結成、河井酔茗、
白秋らとマンダラ詩社を興す。のち北海道に渡ってトラピスト修道院講師に着任、信仰生活に
入った。童謡「赤とんぼ」の作詞者。
○金子光晴(かねこ・みつはる)
1895~1975。愛知県生れ。早大英文科予科のほか、東京美術学校、慶大に籍を置き、いずれ
も中退した。渡欧、帰国ののち詩誌「楽園」を編集。第二次世界大戦後、「コスモス」創刊に
参加。戦時下に書き続けた反戦的な詩を公刊し、レジスタンス詩人と称された。
『こがね虫』
『鮫』
『落下傘』その他の詩集がある。
○中河与一(なかがわ・よいち)
1897~1994。東京生れ。早大英文科中退。大正 12 年(1923)発表の『或る新婚者』で作家
の地位を確立。翌年川端康成・横光利一らと「文芸時代」を創刊し、新感覚派のメンバーとし
て活躍。昭和 5 年「新科学的文芸」を刊行・主宰する。昭和 13 年(1938)発表の『天の夕顔』
は、永井荷風に激賞され、ベストセラーとなる。夫人は歌人の中河幹子。
14
○石川達三(いしかわ・たつぞう)
1905~85。秋田県生れ。第二早稲田高等学院卒業後英文科に進んだが 1 年で中退。昭和 5 年
ブラジル移民として渡航し数ヶ月で帰国。中山義秀らの「新早稲田文学」の同人となり精力的
な創作活動をし、昭和 10 年(1935)ブラジル体験を描いた『蒼氓』で第 1 回芥川賞受章。昭
和 13 年(1938)
『生きてゐる兵隊』が筆禍事件を起こす。戦後は社会派作家として『人間の壁』
『風にそよぐ葦』『金環蝕』など次々話題作を発表した。社会的な活動も広く日本文芸家協会
理事長、日本ペンクラブ会長、日本文芸著作権保護同盟会長、A・A 作家会議東京大会会長を歴
任。
○火野葦平(ひの・あしへい)
1907~60。福岡県生れ。本名・玉井勝則。第一早稲田高等学院入学後、童話集を自費出版。
英文科に進み、寺崎浩・田畑修一郎らと「街」を創刊。中退後、文学を断念したが、詩誌「と
らんしつと」の同人となり復帰。
『糞尿譚』で第 6 回芥川賞受賞。応召中のため、戦地で授賞
式が行われた。兵隊 3 部作を発表し、作家的声名をもたらした。戦後は、
『花と龍』
『革命前後』
など自伝的力作がある。昭和 35 年自殺
○有馬頼義(ありま・よりちか)
1918~80。伯爵家の三男として東京に生まれ、第一早稲田高等学院中退。陸軍に入り渡満、
戦後は職を転々とした。
『終身未決囚』により 29 年、第三十一回直木賞受賞。松本清張らとな
らび推理小説ブームに活躍した。
15
《 特別文藝展作品一覧 》
作者
No.
展示作品名
リシェ・レオン
1
夕日のつり
絵画
ロック・カミーユ
2
籠のある風景
絵画
シャルル・エミールジャック
3
羊のいる小屋
絵画
ルイ・エメ・ジャピー
4
夕暮
絵画
ナルシス・ディアス
5
森の風景
絵画
勝海舟
6
東台懐詠
書幅
山岡鉄舟
7
随国…
書幅
高橋泥舟
8
蘆花
書幅
横山大観
9
胡瓜
画幅
橋本雅邦
10
月夜山水
画幅
春の家おぼろ(坪内逍遙)
11
桐一葉
初版本
国木田独歩
12
武蔵野
初版本
13
武蔵野
新刊復刻本
14
落日
初版本
15
妹背山の人間
原稿
16
魯鈍な猫
初版本
17
秋人
初版本
18
赤い蝋燭と人魚
新刊復刻本
正宗白鳥
小川未明
16
種田山頭火
19
書簡
北原白秋
20
雀の卵
初版本
21
わすれなぐさ
初版本
22
桐の花
初版本
23
おもひで
初版本
24
渓流唱
初版本
25
月と胡桃
初版本
26
風隠集
初版本
27
夢殿
初版本
28
眞名井
初版本
29
白南風
初版本
30
満州地図
初版本
31
風と笛
初版本
32
牡丹の木
初版本
33
洗心雑話
初版本
34
童心
初版本
35
風景は動く
初版本
36
水墨集
初版本
37
邪宗門
改定三版
38
風景は動く
原稿
39
櫻・酒・富士
初版本
40
行人行歌
初版本
41
砂丘
初版本
42
渓谷集
初版本
43
死か藝術か
初版本
44
和歌講和
初版本
45
樹木とその葉
初版本
若山牧水
17
46
みなかみ紀行
47
書簡
三木露風
48
私の詩作の経路
原稿
金子光晴
49
日本語の魅力
原稿
中川与一
50
アンリ・ルソーの生涯
原稿
石川達三
51
猫の生涯
原稿
火野葦平
52
黒い運命
原稿
有馬頼義
53
願望の果て
原稿
18
初版本
栄冠の記録
【演劇の部 最優秀賞】
第7回 (平成 10 年)
4期生(5年) 「ハムレット」 脚本 竹田ゆう・明利麻子
第8回(平成 11 年)
5期生(5年)
「十二夜」 脚本 岩永洋美
第9回(平成 12 年)
6期生(5年)
「THE WINDS OF GOD」 脚本 鍛治本大樹
第 10 回(平成 13 年)
8期生(4年)
「ひかりごけ」
脚本 柳澤将吾
第 11 回(平成 14 年)
8期生(5年)
「My Friend
Forever」 脚本 山本佑也・山口武弘
第 12 回(平成 15 年)
9期生(5年)
「スペース トラベラーズ」 脚本 甲斐裕成
第 13 回(平成 16 年)
11 期生(4年)
「天国の本屋」 脚本 黒木萌莉花・池田絵理子・十亀了郁
第 14 回(平成 17 年)
11 期生(5年)
「カレッジ オブ ザ ウインド」 脚本 池田絵理子・長山由樹子
第 15 回(平成 18 年)
14 期生(3年)
「次郎」 脚本 高橋
司
第 16 回(平成 19 年)
13 期生(5年)
「そら」 脚本・監督 菊田遥子
第 17 回(平成 20 年)
15 期生(4年)
「鋼の雪」 脚本 成田明花
第 18 回(平成 21 年)
15 期生(5年)
「真夏のサンタクロース」 脚本 緒方和馬
19
第 19 回(平成 22 年)
19 期生(2年)
「天岩戸~高千穂アマテラス神話」
脚本 丹生聖菜・大澤美紗貴・津田周策
第 20 回(平成 23 年)
18 期生(4年)
「Time
~A long moment~」 脚本 田﨑宏大
第 21 回(平成 24 年)
19 期生(4年)
「新☆デレラ」 脚本 大澤美紗貴・丹生聖菜
【合唱の部 最優秀賞】
第 13 回(平成 16 年)
11 期生(4年)
「チェリー」
「Top of the world」
第 14 回(平成 17 年)
13 期生(3年)
「放課後の教室」「そのままの君で」
第 15 回(平成 18 年)
13 期生(4年)
「オレンジ」
「Jupiter」
第 16 回(平成 19 年)
14 期生(4年)
「WINDING ROAD」
「春に」
第 17 回(平成 20 年)
14 期生(5年)
「手紙」「ジョイフルジョイフル」
第 18 回(平成 21 年)
15 期生(5年)
「さくら」「カントリーロード」
第 19 回(平成 22 年)
16 期生(5年)
「I will follow him」
「奏」
第 20 回(平成 23 年)
19 期生(3年)
「tomorrow」
「想い出がいっぱい」
第 21 回(平成 24 年)
18 期生(5年)
「ヘイル・ホーリー・クイーン」「Jupiter」
20
展 示 室 案 内 図
中 庭
小ホール
廊 下
展示の部
特別文藝展
入口
絵 画
木
書
幅
文学作品
版
画
木 版 画
家 庭 科 作 品
出
口
(高等部) (中3) (中2) (中1)
入口
私
の
宝
物
・
英
漢
字
(
こ
れ
変
だ
!
(
中
1
・
2
)
)
中
1
これ変だ!(中3)
世
界
の
国
を
知
ろ
う
(
中
2
)
ク
リ
ッ
プ
モ
ー
タ
ー
(
5
年
)
レ
ポ
ー
ト
(
中
2
)
血液の巨大模型
(5年理系生物)
21
書
道
作
品
(
中
1
・
2
)
文
芸
部
書
道
作
品
(
中
3
)
フォト俳句(4年)
美
術
作
品
(
高
等
部
)
美
術
作
品
(
中
1
~
3
)
美術作品
顧問
演劇
:髙橋 忍 先生
弁論
:長谷川聡子 先生
音楽
:首藤実都樹 先生
展示
:日髙洋平 先生
スタッフ
ステージ :松下惟晟(主任)
・宝田圭佑(副主任)
展示
:岡田花帆(主任)
・橋本菜美(副主任)
照明
:岡村祐汰(主任)
・堀田ひかる(副主任)
音響
:中嶋 梓(主任)
・渡部花野子(副主任)
司会
:栁田 理一( 3 年)
・ 丹生 聖菜(5 年)
生徒会役員
会長
:宝珠山航(5 年)
副会長
:山内千尋(5 年)
副会長
:金井理紗(5 年)
書記
:黒木惇奈(4 年)
書記
:佐藤 恵(4 年)
会計
:北林明子(3 年)
表紙イラスト:木村友惟(6 年)