株主の皆様へ - オリエンタルランド

2008/05/23 13:17:49 / 07436064_株式会社オリエンタルランド_招集
(証券コード 4661)
平成20年6月5日
株主の皆様へ
千葉県浦安市舞浜1番地1
代表取締役社長
福 島 祥 郎
第48期定時株主総会招集ご通知
拝啓 ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、当社第48期定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席く
ださいますようご通知申し上げます。
なお、当日ご出席願えない場合は、以下のいずれかの方法によって議決権を行
使することができますので、お手数ながら後記「株主総会参考書類」をご検討の
うえ、議決権を行使くださいますようお願い申し上げます。
【郵送(書面)による議決権の行使の場合】
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成20年6月
26日(木曜日)午後5時までに到着するようご返送いただきたくお願い申し上げ
ます。
【インターネット等による議決権の行使の場合】
当社指定の議決権行使ウェブサイト(http://www.web54.net)にアクセスして
いただき、同封の議決権行使書用紙に表示された「議決権行使コード」および「パ
スワード」をご利用のうえ、画面の案内に従って、平成20年6月26日(木曜日)
午後5時までに、議案に対する賛否をご入力ください。
なお、インターネット等による議決権行使に際しましては、54頁から55頁に記
載の「インターネット等による議決権行使のご案内」をご確認くださいますよう
お願い申し上げます。
敬 具
記
1.日
時
平成20年6月27日(金曜日)午前10時
2.場
所
3.目 的 事 項
報告事項
千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1番地
幕張メッセ イベントホール
(末尾の会場ご案内図をご参照ください。)
1.第48期(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)計
算書類の内容報告の件
2.第48期(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)事
業報告の内容、連結計算書類の内容ならびに会計監査人お
よび監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
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決議事項
第1号議案
第2号議案
剰余金の処分の件
監査役4名選任の件
4.議決権の行使に関する事項
議決権行使書の郵送とインターネット等の双方により重複して議決権を行
使された場合は、後に到着したものを有効といたしますが、同一の日に到着
した場合は、インターネット等による議決権の行使を有効なものといたしま
す。
また、インターネット等による議決権行使を複数回された場合は、最後の
議決権行使を有効とさせていただきます。
以 上
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1.当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出く
ださいますようお願い申し上げます。
2.株主総会参考書類ならびに事業報告、計算書類および連結計算書類に修正をすべ
き事情が生じた場合は、インターネット上の当社ウェブサイト
(http://www.olc.co.jp/news/news.cgi?home_f)に掲載させていただきます。
3.代理人による議決権の行使につきましては、議決権を有する他の株主様1名を代
理人として、その議決権を行使することとさせていただきます。
4.駐車場のご用意はいたしておりませんので、ご来場の際は、公共交通機関をご利
用くださいますよう、お願い申し上げます。
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(添付書類)
事 業 報 告
(
平成19年4月1日から
平成20年3月31日まで
)
1.オリエンタルランドグループの現況
(1) 当期の事業の状況
① 事業の経過および成果
当期におけるオリエンタルランド(OLC)グループを取り巻く国内環境
は、企業収益の改善、輸出の拡大、設備投資の増加などを背景に回復がみら
れる一方、雇用情勢の改善に足踏みがみられ、個人消費は低調に推移するな
ど、景気回復の動きは緩やかなものとなりました。また、後半からは米国の
サブプライムローン問題の影響を受け、為替や株価に急激な変動が生じたほ
か、原油価格の高騰による影響が各方面に現れるなど、先行きは不透明な状
況となっております。
レジャー産業におきましては、「癒し・健康」を領域としたビジネスが好
調なほか、日常的で比較的単価が安く、手軽に楽しめる領域のビジネスが堅
調に推移する一方、低調な個人消費などにより国内観光旅行は伸び悩みをみ
せており、遊園地・テーマパーク業界は依然として厳しい状況が続いており
ます。
このような状況のなか、OLCグループは、より魅力あるテーマリゾート
を目指し、「東京ディズニーリゾート」の充実に努めてまいりました。
「東京ディズニーランド」では、人気アトラクション「スペース・マウン
テン」と「カリブの海賊」をリニューアルオープンしたほか、「東京ディズ
ニーシー」におきましても、季節に合わせた魅力あふれるさまざまなスペシャ
ルイベントやプログラムを実施するなど、これまで以上にハードとソフトの
両面で東京ディズニーリゾートのクオリティの向上に努めてまいりました。
営業施策といたしましては、チケット販売の施策として、クリスマスのパー
クをもう一度味わっていただくために、お求めやすい価格にて来園当日にパー
ク内でご購入いただける平日限定のパスポート「クリスマス・アゲイン・パ
スポート」や、平日の午後6時以降、お二人でご入園いただく方を対象とし
た特典付きのペア料金でご購入いただけるパスポート「アフター6“ペア”
パスポート」を販売いたしました。また、2月から3月に実施しております
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若年層向けパスポート「キャンパスデーパスポート」の販売を前期に引き続
き実施し、宣伝広告との相乗効果により集客に寄与いたしました。さらに、
当期は熟年層向けの施策を本格的に強化し、「シニア向け年間パスポート」
や「45PLUSパスポート」などの販売を実施いたしました。宣伝広告におきま
しても、広告をご覧になったご家族やご友人との話題になるよう制作し、消
費者視点での表現を従来以上に心がけました。
この結果、当期における両パークの年間入園者数は、東京ディズニーシー
5周年のイベント効果の反動などにより、過去最高を記録した前期より若干
下回りましたが(前期比1.5%減)、当初の計画を上回る25,424千人となりま
した。
また、2つのディズニーホテルや「イクスピアリ」などの各施設において
も、それぞれの特徴や季節の商材を活かした営業施策を実施し、テーマリゾー
トとしての魅力を提供してまいりました。
以上の結果、オリエンタルランドグループの当期における売上高は342,421
百万円(前期比0.5%減)、経常利益は27,510百万円(前期比8.9%減)、当
期純利益は14,730百万円(前期比9.7%減)となりました。
次に事業区分別に報告いたします。
テーマパーク事業
東京ディズニーランドでは、4月に「トゥモローランド」のスペース・マ
ウンテンを、そして7月には、「アドベンチャーランド」のカリブの海賊を
大規模にリニューアルし、アトラクションの魅力向上に努めました。
また、スペシャルイベントとして、4月から、ハワイを舞台にしたディズ
ニー映画『リロ&スティッチ』に登場するエイリアンの「スティッチ」が、
ゲストをおもてなししようと大奮闘する、ハワイアンムードいっぱいの「リ
ロ&スティッチのフリフリ大騒動 ~Find Stitch!~」を、9月からは、ディ
ズニーの仲間たちと一緒に、夜までハロウィーンムードたっぷりにお楽しみ
いただく「ディズニー・ハロウィーン」を、11月からは、「ワールドバザー
ル」中央の大きなクリスマスツリーや数え切れないほどのイルミネーション
が飾られるパークで、クリスマスソングにのせたさまざまなショーや、賑や
かなパレードが繰り広げられる「クリスマス・ファンタジー」を展開し、多
くのゲストをお迎えすることができました。
さらに、小学生以下のゲストを対象に、夏休みの素敵な思い出をつくって
いただける「ディズニーキッズ・サマーアドベンチャー」のプログラムとし
て、ディズニーキャラクターたちと一緒にダンスを踊るエンターテイメント
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「リズムサイズ」や、夕暮れのトムソーヤ島に隠された宝を探すプログラム
「キッズ・パイレーツ・アドベンチャー“海賊たちの宝探し”」を実施いた
しました。年が明けた1月からは、今回で6回目の公演となりグランドフィ
ナーレを迎えた、シンデレラの戴冠式とそれを祝う壮大なナイトタイム・エ
ンターテイメント「シンデレラブレーション:ライツ・オブ・ロマンス-グ
ランドフィナーレ!」を実施するなど、数々のプログラムを展開し、好評を
博しました。
東京ディズニーシーでは、スペシャルイベントとして、5周年のフィナー
レを飾る5月までの期間、色とりどりの花に包まれたパークでディズニーの
仲間たちが暖かな春の訪れを祝うお祭り「東京ディズニーシー・スプリング
カーニバル」を、9月から、ディズニースタイルで“食”と“芸術”を楽し
む東京ディズニーシー・フード&アートフェスティバル「ディズニー・ア・
ラ・カルト」を、また11月からは、きらめくイルミネーションで装飾された
パークで、ロマンチックな“海と街のクリスマス”をお楽しみいただく「ハー
バーサイド・クリスマス」を展開いたしました。
また、夏休み期間中には、小学生のゲストを対象に、清掃を担当する「カ
ストーディアルキャスト」の仕事を体験していただく、遊びの中に学びの機
会が組み込まれた体験型プログラム「カストーディアル・キッズ!パークを
きれいにする魔法」を、そして1月からは、明かりが灯る夜の街並みや、お
洒落なディナーを楽しみながら、大切な人と共に心温まるひとときをお過ご
しいただく「東京ディズニーシー・シーズン・オブ・ハート」を実施するな
ど、数々のスペシャルプログラムを実施し、ご好評いただきました。
なお、暑い夏を少しでも涼しくお楽しみいただくために、2つのパークで
さまざまな施策を実施いたしました。水を使った清涼感のあるプログラムと
して、東京ディズニーランドでは「クール・ザ・ヒート」と「グーフィーの
クールパニック」を、東京ディズニーシーでは「チップとデールのクールサー
ビス」を前期に引き続き公演いたしました。さらに、花火に替わる新しい夜
のエンターテイメントとして、東京ディズニーランドでは、ディズニー映画
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズをテーマに、火と水を盛大に使っ
たダイナミックなプログラム「ウェット&ワイルド・パイレーツナイト」を、
東京ディズニーシーでは、“日本の夏祭り”をテーマに、「ミッキーマウス」
率いるお祭りチームがダンスを披露する「ボンファイアーダンス」を開催し、
涼しい夜間の集客強化を図りました。このほかにも、各パークにミストなど
を噴射するクールスポットを12ヶ所設置するなど清涼感を演出いたしました。
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商品販売において、東京ディズニーランドでは、一部の店舗のコンセプト
を変更し、リニューアルいたしました。ワールドバザールでは、衣料や服飾
商品を扱う「タウンセンターファッション」と玩具類を扱う「トイ・ステー
ション」を、またアドベンチャーランドでは、カリブの海賊を体験したゲス
トの思い出に残る商品を販売する「パイレーツ・トレジャー」をそれぞれオー
プンさせ、たいへん好評を博しました。また、スペシャルイベント「クリス
マス・ファンタジー」および「ハーバーサイド・クリスマス」では、両パー
クで「スノーマン」をモチーフにしたミッキーマウスの関連商品が人気を集
めたほか、レギュラー商品では、ストラップなどの雑貨小物、タオル類、焼
き菓子などの販売が好調に推移いたしました。
東京ディズニーシーでは、「メディテレーニアンハーバー」のショップ
「ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット」において、“24時間おしゃれ
でいたい女性のために”をコンセプトに、トレンドに敏感な20代の女性をメ
インターゲットとしてオリジナルブランド「D'24」を立ち上げ、新しい価値
を持った多彩なアイテムを展開し好評を博したほか、ミッキーマウスのお気
に入りのテディベア「ダッフィー」の関連商品や、「ブロードウェイ・ミュー
ジックシアター」で公演している「ビッグバンドビート」の関連商品が人気
を集めるなど、新たな商品販売への取り組みを積極的に実施いたしました。
また、ゲームに挑戦するとスペシャルグッズがもらえるゲームブースや、オ
リジナルの指輪が製作できる特別ブースを展開したほか、2月には、「ディ
ズニーアンバサダーホテル」にて、過去にパーク内で使用されていた看板や
フィギュアなど、世界に一つだけの“ディズニーの宝物”をオークション形
式で販売する「東京ディズニーリゾート・ディズニアナ・ファン・フェスティ
バル」を開催し、たいへん好評を博しました。
飲食販売において、東京ディズニーランドでは、カリブの海賊のリニュー
アルに先立ち、4月から、「ブルーバイユー・レストラン」にてスペシャル
メニューを展開し、魅力あふれる食体験を提供いたしました。また、夏の期
間には、清涼感のあるメニューを展開し、「プラザ・レストラン」の冷やし
うどんは特に人気を博しました。さらに11月には、以前からニーズの高かっ
た、気軽に片手で食事が楽しめるメニューとして「ミッキーマウスまん」
(ミッキーマウス型の中華まん)を発売し、たいへん好評を博しました。
東京ディズニーシーでは、9月から、食と芸術をコンセプトにしたスペシャ
ルイベント「ディズニー・ア・ラ・カルト」において、東京ディズニーシー
の3つのレストランの各シェフが、ディズニー映画をテーマにオリジナリティ
あふれるコースメニューを創作する「シェフズ・イマジネーション」を実施
したほか、ディズニー映画をモチーフにしたテーマレストランを期間限定で
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展開するなど、ディズニー映画の世界を感じながらお食事をお楽しみいただ
きました。さらに、「ケープコッド・クックオフ」前に、既にパーク内でご
好評いただいているキャラメル味のポップコーンワゴンをオープンし、多く
のゲストにご利用いただきました。
そのほかにも、東京ディズニーランドでは、「トゥモローランド・テラス」、
「リフレッシュメントコーナー」、「グレートアメリカン・ワッフルカンパ
ニー」などにおいて、また東京ディズニーシーでは、「カスバ・フードコー
ト」などにおいて、メニューボードを見やすくするなど、よりゲスト視点に
立った店舗改装を実施し、ゲスト満足の向上に努めました。
「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」では、パークイベントと連動
したさまざまなプログラムを実施いたしました。また各レストランでは、6
月から、“魅力的な食材”にスポットをあて、普段とは一味違う質の高い贅
沢な時間をお過ごしいただくレストランイベント「プレシャス・ダイニング
~厳選素材で彩る初夏の饗宴~」を開催したほか、9月から、初めて外部か
ら著名シェフを招聘してのイベントを開催するなど、積極的にプログラムを
展開いたしました。なお、ホテル開業5周年のイベント実施中の4月には、
宿泊客室数100万室目のゲストをお迎えすることができました。
以上の結果、当期におけるテーマパーク事業の売上高は286,842百万円(前
期比0.8%減)となりました。
複合型商業施設事業
イクスピアリでは7月7日に開業7周年を迎え、各ショップにおいて、
7,777円均一や77個限定など「7」にちなんだ「7th Anniversary Lucky
Bag」の販売や、「7th Anniversary goods & menu」と題し、7周年を記念し
たアイテムやスペシャルメニューの販売を展開いたしました。また、4年振
りとなるナイトエンターテイメントショー「フェストオペラ」の上演や、シ
ネマイクスピアリでの公開に合わせて、ディズニー/ピクサー映画『レミー
のおいしいレストラン』をテーマにした各種イベントを実施いたしました。
7月から12月までの毎月第一土曜日には、新たな試みとして、日本各地の“こ
だわり”のある旬の野菜や果物などを販売する「イクスピアリ朝市」を開催
し集客強化を図ったほか、変化するゲストニーズにお応えするために店舗の
入れ替えを実施いたしました。
また、イクスピアリ内のイタリアンレストラン「ピッタ ゼロゼロ」が、千
葉県内では初となる“真のナポリピッツァ協会”の認定を取得したほか、店
舗改装を実施しパーティールームを新設するなど、さらなる魅力の向上を図
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りました。
これらに加えて、直営店舗においては、3月に、幅広いジャンルからセレ
クトした腕時計や雑貨を取り揃えた、ワンランク上の“上質”を知る大人の
ためのセレクトショップ「アルキメデス・スパイラル新宿」を「ルミネ新宿
1」にオープンいたしました。
ディズニーアンバサダーホテルでは、パークイベントと連動したイベント
を積極的に展開したほか、各レストランにおいてスペシャルメニューを展開
いたしました。また、日本料理レストラン「花 Hana」では、6月までの期間、
旬の食材をふんだんに使用した料理をお楽しみいただくイベント「緑風の奏
で」を開催し、緑風の吹く季節の味わいを存分にお楽しみいただきました。
そのほかにも、七五三におけるホテルオリジナル千歳飴や、クリスマスにお
けるオリジナルクリスマスケーキの販売など、季節に応じたオリジナル商品
を開発・販売し、新たなホテル利用の機会創出に努めました。
以上の結果、当期における複合型商業施設事業の売上高は23,279百万円(前
期比0.4%増)となりました。
リテイル事業
全国の「ディズニーストア」では、オープン15周年記念商品や、ディズニー
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の関連商品など、
ディズニーの世界観およびオリジナリティあふれる商品を展開いたしました。
また、15周年を記念したプレゼントキャンペーンや、ハロウィーン、クリス
マスなどの季節に合わせた販促施策を実施し、売上の拡大に努めたほか、ディ
ズニーストアの会員システム「ディズニーストア ファンタミリア」会員向
けのキャンペーンを充実させ、会員獲得・購買促進を強化いたしました。店
舗展開といたしましては、9月に「鹿児島山形屋店」を、11月に「羽生イオ
ンモール店」と「船橋ららぽーとTOKYO-BAY店」を、3月に「大高イオンショッ
ピングセンター店」の合計4店舗をオープンした一方で3店舗をクローズし、
店舗収益構造の改善を進めました。
また、ディズニーストア独自のオンラインショッピングサイト(http://
online.disneystore.co.jp/)を立ち上げ、販路の拡大を図りました。
これらに加えて、費用構造改革により、店舗賃料、物流費、本社オフィス
賃料などを低減させ、さらなる業績回復に努めました。
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以上の結果、当期におけるリテイル事業の売上高は16,903百万円(前期比
5.3%減)となりました。
その他の事業
「パーム&ファウンテンテラスホテル」においては、雑誌や交通広告、イ
ンターネットなどの媒体により積極的な宣伝活動を行ったほか、ホテルの特
徴を活かしたユニークなオリジナルパッケージを販売するなど、さまざまな
営業施策を積極的に実施いたしました。
その他といたしましては、季節ごとの新鮮な食材を使ったさまざまな料理
を提供する自然派バイキングレストラン「わらべ」を、4月には千葉県柏市
に、11月には埼玉県春日部市のショッピングセンター「ララガーデン春日部」
内にそれぞれオープンするなど、グループ各社で事業の拡大に取り組みまし
た。
以上の結果、当期におけるその他の事業の売上高は15,396百万円(前期比
10.8%増)となりました。
② 対処すべき課題
OLCグループは、利益成長と適正な資源配分により中長期的に安定した
成長を可能にする経営基盤を作り上げ、“涙が出るくらい”の感動を創造し
続けることを目指し、昨年、平成19年度(2007年度)から平成22年度(2010
年度)までの中期経営計画「Innovate OLC 2010」を策定いたしました。本計
画では、この4年間を「OLCグループの新たな成長に向けた取り組みを推
進する期間」と位置づけ、以下の3つの方針を掲げ、課題に取り組んでまい
ります。
ⅰ.コア事業(東京ディズニーリゾート)のさらなる強化による利益成長
東京ディズニーリゾートのさらなる強化による利益成長といたしまして
は、ゲスト満足の向上のためにゲストのパーク体験価値をさらに向上させ
てまいります。そのために、ゲストに夢の時間をより快適にお過ごしいた
だくための環境作りにさらに注力いたします。また、平成20年度には、東
京ディズニーリゾート25周年キャンペーンを実施するほか、「東京ディズ
ニーランドホテル」や「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」を開業
いたします。さらに、平成21年度には、新規アトラクション「モンスター
ズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」の開設を予定しており、今後もさ
らなる魅力の向上に努めてまいります。
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このように、ハードとソフトの両面で東京ディズニーリゾートのクオリ
ティをさらに向上させ、ほかでは味わえないユニークで魅力的な体験を提
供することで、圧倒的な優位性の構築を目指してまいります。
また、ターゲットとする顧客セグメントを明確にし、ニーズに合った価
値を提供していくほか、国内のみならず海外も含めた団体や宿泊層など、
天候要因などの外部環境に左右されにくい客層の集客に向けた取り組みを
強化することで、マーケットの拡大を目指し、入園者数を段階的に上げて
まいります。
さらに、キャストが気持ちよくサービスできる環境整備が必要であると
いう観点から、キャストを指導・監督するスーパーバイザー(SV)の人
事制度の充実を図り、さらなる運営力の向上を目指してまいります。また、
従業員満足の向上に努め、さらなるマネジメント力の強化を行ってまいり
ます。加えて、キャストの給与面・福利厚生面を含めた包括的な処遇制度
の見直しや、キャリア形成支援施策の構築などを今後実施することにより、
キャストの定着化促進に取り組んでまいります。
このほか、コストを適正に管理するうえで、原材料費の高騰など不安定
な状況にありますが、今後も固定費の抑制・見直しに注力してまいります。
また、労働生産性の向上やグループ全体でのスケールメリットを活かした
コスト削減など、全社一丸となり、さらなるコストの効率化に取り組んで
まいります。
ⅱ.新たな成長基盤の確立
新たな成長基盤の確立といたしましては、ディズニーコンテンツに係わ
る事業開発を含めたディズニー社とのパートナーシップを一層強化し、共
同での事業の展開を鋭意検討中です。現時点で本格的な検討段階に入って
おりますのは、「都市型エンターテイメント施設」に関するプロジェクト
です。この施設は、ディズニーならではの演出が施された屋内型エンター
テイメント施設で、平成22年度以降、関東圏を除いた大都市中心部での開
設を検討しております。このほかにも、ディズニー社とはさまざまな事業
展開の可能性を調査・研究しております。
また、上記を含めた新規事業につきましては、意思決定フローおよび評
価方法に則り、積極的に事業展開を進めてまいります。
ⅲ.OLCグループ価値の向上
OLCグループ価値の向上といたしましては、株主の皆様に対する直接
的な利益還元へのキャッシュ・フロー配分比率をこれまで以上に高め、当
期から連結配当性向35%以上を目標に利益還元してまいります。そのほか、
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自己株式の取得につきましても適宜実施してまいります。これら直接的な
利益還元と利益の成長による株主資本利益率(ROE)の向上を目指して
まいります。
また、各事業において、それぞれの事業の核となる競争力のある“人
財”を育成するために、社員に新たな挑戦機会を積極的に提供するなど、
育成に必要な環境を整備してまいります。加えて、クリエイティブ能力を
さまざまな事業機会に有効活用できるように人財を育成・確保してまいり
ます。
さらにCSR(企業の社会的責任)活動としては、法令遵守をはじめス
テークホルダーからの信頼基盤を確立するための取り組みを行ってまいり
ます。とりわけ、東京ディズニーリゾートにお越しになったすべてのゲス
トに安心して夢の時間をお過ごしいただくために、安全管理や品質管理に
つきましては、全社横断的かつ厳重な管理体制の再構築を図り、今まで以
上に厳しく取り組んでまいります。また、環境活動に関しましては、OL
C環境方針に則り、地球環境との調和に積極的に取り組んでまいります。
さらに、OLCグループの強みを発揮することができる「家族の絆」と
「学び」などを主なテーマとして社会貢献活動を推進してまいります。
今後、OLCグループは、グループ価値の最大化を図るべく、役職員一同、
総力を結集してまいる所存でございますので、株主の皆様におかれましても
ますますのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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③ 設備投資の状況
当期継続中の主要設備の新設、拡充
・東京ディズニーランドホテル
・東京ディズニーランド新規アトラクション
モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
・シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京
④ 資金調達の状況
ⅰ.地震対応のコミットメントラインに基づいた長期借入金(借入総額100
億円)を調達いたしました。
ⅱ.社債償還資金に充当するため、平成20年1月31日に第9回無担保社債
(発行総額200億円、発行価額額面100円につき100円、利率年1.70%、
償還期限平成30年1月31日、償還方法満期一括償還)、ならびに第10
回無担保社債(発行総額100億円、発行価額額面100円につき99円95銭、
利率年1.31%、償還期限平成27年1月30日、償還方法満期一括償還)
を発行いたしました。
ⅲ.社債償還資金に充当するため、シンジケートローン(借入総額200億
円)による資金調達をいたしました。
⑤ 他の会社の株式その他の持分または新株予約権等の取得または処分の状況
当社は、平成18年10月6日に株式会社スマイルズの第三者割当増資を引
き受け資本参加いたしましたが、同社の株主間で協議した結果、平成20年
2月27日付で当社の保有している同社株式のすべてを同社役員へ譲渡いた
しました。
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(2) 直前3事業年度の財産および損益の状況
① オリエンタルランドグループの財産および損益の状況の推移
平成16年度
第45期
平成17年度
第46期
平成18年度
第47期
平成19年度
第48期(当期)
高 (百万円)
331,094
332,885
344,082
342,421
経 常 利 益 (百万円)
30,836
26,686
30,187
27,510
当 期 純 利 益 (百万円)
17,224
15,703
16,309
14,730
区 分
売
上
1株当たり当期純利益
(円)
171.19
162.73
171.46
154.86
総
資
産 (百万円)
660,224
718,865
699,772
757,542
純
資
産 (百万円)
389,606
375,832
385,000
388,180
(注)1.第47期から、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計
基準第5号 平成17年12月9日)および「貸借対照表の純資産の部の表示に関
する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号 平成17年12月9
日)を適用しております。
2.1株当たり当期純利益は、自己株式を控除した期中平均株式数に基づき算出し
ており、また、第46期までは役員賞与を控除して算出しております。第47期よ
り役員賞与を廃止しているため、役員賞与の控除はしておりません。
② 当社の財産および損益の状況の推移
平成16年度
第45期
平成17年度
第46期
平成18年度
第47期
平成19年度
第48期(当期)
高 (百万円)
271,435
272,039
284,528
282,525
経 常 利 益 (百万円)
30,780
24,950
26,675
23,538
当 期 純 利 益 (百万円)
19,811
16,680
14,790
12,187
1株当たり当期純利益
(円)
197.03
172.89
155.50
128.13
区 分
売
上
総
資
産 (百万円)
654,511
715,629
694,918
751,530
純
資
産 (百万円)
392,426
379,620
387,144
388,151
(注)1.第47期から、「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計
基準第5号 平成17年12月9日)および「貸借対照表の純資産の部の表示に関
する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号 平成17年12月9
日)を適用しております。
2.1株当たり当期純利益は、自己株式を控除した期中平均株式数に基づき算出し
ており、また、第46期までは役員賞与を控除して算出しております。第47期よ
り役員賞与を廃止しているため、役員賞与の控除はしておりません。
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(3) 重要な子会社および業務提携の状況
① 重要な子会社の状況
会
社
名
株式会社ミリアルリゾートホテルズ
資
本
金
百万円
450
当 社 の
議決権比率
100
%
主要な事業内容
ホテル事業
株式会社舞浜リゾートライン
3,000
100
鉄道事業
株 式 会 社 イ ク ス ピ ア リ
450
100
ショッピングセンター
の経営
株式会社リテイルネットワークス
250
100
日本国内におけるディ
ズニーストアの経営
(企業結合等の状況)
上記の重要な子会社を含め、連結子会社は20社、持分法適用の関連会社
は4社であります。
② 業務提携の状況
東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、東京ディズニーシー・ホテ
ルミラコスタ、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーランドホテ
ルおよびディズニーリゾートラインに関する業務提携の相手先は、米国デラ
ウェア州法人のディズニー・エンタプライゼズ・インクであります。また、
ディズニーストアに関する業務提携の相手先は、米国カリフォルニア州法人
のディズニー・クレジット・カード・サービス・インクであります。
また、シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京に関する業務提携の相手先
は、カナダ国ケベック州法人のシルク・ドゥ・ソレイユ・インクと米国デラ
ウェア州法人のディズニー・エンタプライゼズ・インクであります。
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(4) 主要な事業内容(平成20年3月31日現在)
事業セグメント
主
要
な
事
業
の
内
容
テ ー マ パ ー ク 事 業
東京ディズニーランドの経営
東京ディズニーシーの経営
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの経営
複 合 型 商 業 施 設 事 業
イクスピアリの経営
ディズニーアンバサダーホテルの経営
キャンプ・ネポスの経営
リ
テ
イ
ル
事
業
日本国内におけるディズニーストアの経営
そ
の
他
の
事
業
モノレールの経営
パーム&ファウンテンテラスホテルの経営
その他の事業
(5) 主要な事業所(平成20年3月31日現在)
株式会社オリエンタルランド本社
(千葉県浦安市)
東京ディズニーランド
(千葉県浦安市)
東京ディズニーシー
(千葉県浦安市)
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
(千葉県浦安市)
ディズニーアンバサダーホテル
(千葉県浦安市)
イクスピアリ
(千葉県浦安市)
キャンプ・ネポス
(千葉県浦安市)
ディズニーリゾートライン
(千葉県浦安市)
パーム&ファウンテンテラスホテル
(千葉県浦安市)
ディズニーストア
(全国53店舗)
西日本事務所
(大阪府大阪市)
東京事務所
(東京都千代田区)
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(6) 従業員の状況(平成20年3月31日現在)
① オリエンタルランドグループの従業員の状況
従
業
員
数
前
期
3,896(16,811)名
末
比
増
減
146(△279)名
(注)1.従業員数には、嘱託社員310名、オリエンタルランドグループからグループ外へ
の出向社員12名は含めておらず、グループ外からグループへの出向社員23名は
含めております。
2.( )内には外数で当期の平均臨時雇用者(テーマパーク社員、準社員)数を
記載しております。なお、臨時雇用者数につきましては、総労働時間を社員
換算して算出しております。
② 当社の従業員の状況
従
業
員
数
前 期 末 比 増 減
2,193(12,112)名
平 均 年 齢
30(△258)名
平均勤続年数
41.2歳
16.8年
(注)1.従業員数には、嘱託社員99名、当社からの出向社員176名は含めておらず、当社
への出向社員15名は含めております。
2.( )内には外数で当期の平均臨時雇用者(テーマパーク社員、準社員)数を
記載しております。なお、臨時雇用者数につきましては、総労働時間を社員換
算して算出しております。
(7) 主要な借入先の状況(平成20年3月31日現在)
借
シ
入
ン
ジ
ケ
ー
先
ト
ロ
ー
借
ン
入
額
51,000百万円
み ず ほ 信 託 銀 行 株 式 会 社
10,000
株式会社みずほコーポレート銀行
8,000
第 一 生 命 保 険 相 互 会 社
2,650
中 央 三 井 信 託 銀 行 株 式 会 社
2,150
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
2,100
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
1,400
株
1,250
式
会
社
千
葉
銀
行
(注)シンジケートローンは、株式会社みずほコーポレート銀行を主幹事とするものです。
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2.当社の現況
(1) 株式の状況(平成20年3月31日現在)
① 発行可能株式総数
330,000,000株
② 発行済株式の総数
95,122,540株
(注)自己株式の消却により、5,000,000株減少しております。
③ 株主数
④ 大株主
129,952名
株
主
京
成
三
井
電
株
の
数
出
出
資
資
状
況
比
率
19,435千株
20.43%
会
社
15,180
15.95
県
3,300
3.46
社
1,980
2.08
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
1,896
1.99
第 一 生 命 保 険 相 互 会 社
1,640
1.72
みずほ信託 退職給付信託 みずほコーポレート銀行口
再信託受託者
資産管理サービス信託
1,480
1.55
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4)
1,220
1.28
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
1,046
1.10
みずほ信託 退職給付信託 京成電鉄口
再信託受託者 資産管理サービス信託
924
0.97
千
京
産
株
式
へ
社
動
株
持
社
会
不
鉄
当
名
式
葉
成
開
発
株
式
会
(注)出資比率は自己株式(2,558株)を控除して計算しております。
(2) 新株予約権等の状況
該当する事項はありません。
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(3) 会社役員の状況
① 取締役および監査役の状況(平成20年3月31日現在)
会社における地位
代
(
代
(
表
兼
表
兼
取 締 役
) C
取 締 役
) C
会
E
社
O
氏
長
O
長
O
名
担当および他の法人等の代表状況等
加賀見
俊
夫
福
島
祥
郎
代 表 取 締 役 副 社 長
長
岡
彰
夫
代
役
砂
山
起
一
表
取
締
取
締
役
柴
取
締
役
髙
桑
取
締
役
入
江
取
締
役
取
締
取
(株式会社ミリアルリゾートホテルズ代表取締役社長)
経理部・IT推進部・食の安全監理
室・シアトリカル事業部・監査部担
当
経営戦略本部長、経営計画部・事業
推進部担当
洋二郎
営業本部長
誠
技術本部長
夫
商品本部長
大和田
誠
役
鈴
木

(株式会社リテイルネットワークス
取締役会長)
人事部・キャスティング部・キャス
トディベロップメント部担当
締
役
髙
野
由美子
(株式会社ミリアルリゾートホテルズ代表取締役副社長)
取
締
役
上
西
京一郎
総務部・広報部担当
取
締
役
田
中
順一郎
取
締
役
花
田
力
教
常
勤
監
査
役
戸
村
光
夫
常
勤
監
査
役
土
屋
文
夫
監
査
役
大
塚
監
査
役
岩
沙
弘
(京成電鉄株式会社代表取締役社長)
弘
(京成電鉄株式会社代表取締役会長)
道
(三井不動産株式会社代表取締役社長)
(注)1.取締役田中順一郎および花田力の各氏は、会社法第2条第15号に定める社外取
締役であります。
2.監査役戸村光夫、大塚弘および岩沙弘道の各氏は、会社法第2条第16号に定め
る社外監査役であります。
3.当期に係る役員の重要な兼職状況は、以下のとおりであります。
氏 名
兼職する法人等とその兼職内容
加賀見
俊
夫
京葉瓦斯株式会社 監査役
福 島 祥 郎
京成電鉄株式会社 監査役
4.常勤監査役土屋文夫氏は、当社経理部に在籍し、通算約12年にわたり決算手続
ならびに財務諸表等の作成に従事し、また経理担当役員を約2年歴任しており、
財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。
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② 取締役および監査役に支払った報酬等の総額
区
分
支 給 人 員
支
給
額
取
(う
ち
社
締
外
取
締
役
役)
13名
(2)
408百万円
(10)
監
(う
ち
社
査
外
監
査
役
役)
4名
(3)
64百万円
(37)
計
17名
473百万円
合
(注)1.取締役に対する使用人兼務取締役の使用人分給与は、支払っておりません。
2.当社は、役員賞与を廃止しており、取締役の支給額には役員賞与は含まれてお
りません。
③ 社外役員に関する事項(平成20年3月31日現在)
ⅰ.社外役員の兼任状況(他の会社の業務執行者または社外役員である場合)
氏名および地位
兼任先および兼任内容
社外取締役
田 中 順一郎
日本みどり開発株式会社 代表取締役会長
三井生命保険株式会社 社外取締役
社外取締役
花 田 力
京成電鉄株式会社 代表取締役社長
新京成電鉄株式会社 社外取締役
社外監査役
大 塚 弘
京成電鉄株式会社 代表取締役会長
社外監査役
岩 沙 弘 道
三井不動産株式会社 代表取締役社長
(注)1.取締役田中順一郎氏は、日本みどり開発株式会社の代表取締役会長を兼務してお
りますが、同社は、当社との間に特別な関係はありません。
2.取締役花田力氏、監査役大塚弘氏は、それぞれ京成電鉄株式会社の代表取締役社
長、代表取締役会長を兼務しており、同社は、当社との間に不動産賃貸等の取引
関係があり、また、当社の大株主であります。
3.監査役岩沙弘道氏は、三井不動産株式会社の代表取締役社長を兼務しており、同
社は、当社との間に東京ディズニーランド・オフィシャルスポンサーへの参加等
の取引関係があり、また、当社の大株主であります。
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ⅱ.社外役員の主な活動状況
氏名および地位
主な活動状況
社外取締役
田 中 順一郎
当期に開催した取締役会8回中5回に出席し、必要に応じ、主に経
験豊かな経営者の観点から発言を行うなど、取締役会の意思決定の
妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っております。
社外取締役
花 田 力
当期に開催した取締役会8回中7回に出席し、必要に応じ、主に経
験豊かな経営者の観点から発言を行うなど、取締役会の意思決定の
妥当性・適正性を確保するための助言・提言を行っております。
社外監査役
戸 村 光 夫
当期に開催した取締役会8回すべてに出席、監査役会3回すべて
に出席しております。取締役会では、必要に応じ、主に経験豊か
な経営者の観点から、取締役会の意思決定の適法性・妥当性を確
保するための発言を行っております。また、監査役会では、監査
役相互の意見の内容や根拠を検討し、積極的に発言を行っておりま
す。さらに、常勤監査役として、経営トップとの意見交換を実施
するとともに、当社ならびに子会社に対しヒアリングを定期的に
行うほか、適宜現場往査を行っております。
社外監査役
大 塚 弘
当期に開催した取締役会8回中7回に出席、監査役会3回すべてに
出席しております。取締役会では、必要に応じ、主に経験豊かな経
営者の観点から、取締役会の意思決定の適法性・妥当性を確保する
ための発言を行っております。また、監査役会では、監査役相互の
意見の内容や根拠を検討し、積極的に発言を行っております。
社外監査役
岩 沙 弘 道
当期に開催した取締役会8回中4回に出席、監査役会3回すべてに
出席しております。取締役会では、必要に応じ、主に経験豊かな経
営者の観点から、取締役会の意思決定の適法性・妥当性を確保する
ための発言を行っております。また、監査役会では、監査役相互の
意見の内容や根拠を検討し、積極的に発言を行っております。
ⅲ.責任限定契約の内容の概要
当社と各社外取締役ならびに各社外監査役は、会社法第427条第1項の
規定に基づく、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結
しておりません。
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(ご参考)当社では、執行役員制度を導入しており、執行役員は次のとおりです。
(平成20年4月1日現在)
役 職 名
社長執行役員
氏
名
福 島 祥 郎
担
当
ま
た
は
主
な
職
業
副社長執行役員
長 岡 彰 夫
経理部・IT推進部・食の安全監理室・シアト
リカル事業部担当
専務執行役員
砂 山 起 一
テーマパーク統括本部長、テーマパーク統括部・
リゾートクリエイト部・キャスティング部・キャ
ストディベロップメント部・NEPプロジェク
ト推進室担当
専務執行役員
柴 洋二郎
営業本部長
常務執行役員
岡 村 健
特命事項担当
常務執行役員
髙 桑 誠
技術本部長
常務執行役員
田 丸 泰
関連事業統括本部長、事業推進部・ビジネスソ
リューション部担当
常務執行役員
入 江 教 夫
商品本部長
執
行
役
員
大和田 誠
監査部担当、監査部長
執
行
役
員
佐 藤 健 司
運営本部長 、CS推進部担当
執
行
役
員
鈴 木 
総務部・人事部担当
執
行
役
員
髙 野 由美子
(株式会社ミリアルリゾートホテルズ代表取締役副社長)
執
行
役
員
上 西 京一郎
経営戦略本部長・広報部担当
執
行
役
員
菊 池 和 年
技術本部副本部長
執
行
役
員
宇田川 勝 久
(株式会社Eプロダクション代表取締役社長)
執
行
役
員
水 嶋 健次郎
フード本部長
執
行
役
員
髙 延 博 史
(株式会社ミリアルリゾートホテルズ常務取締役)
執
行
役
員
永 嶋 悦 子
エンターテイメント本部長
執
行
役
員
安 岡 譲 治
NEPプロジェクト推進室長
執
行
役
員
横 田 明 宜
経理部長
(注)1.平成20年4月1日付で横田明宜氏が執行役員に新たに就任いたしました。
2.平成20年4月1日付で執行役員の役職または担当もしくは主な職業が変更となり
ました。
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(4) 会計監査人の状況
① 名称
あずさ監査法人
② 報酬等の額
支
払
額
当期に係る会計監査人の報酬等の額
54百万円
当社および子会社から会計監査人に支払うべき金銭そ
の他の財産上の利益の合計額
67百万円
(注)1.会計監査人監査を行っている子会社につきましても、あずさ監査法人が会計監
査人となっております。
2.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品
取引法に基づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的にも区
分できませんので、当期に係る報酬等の額にはこれらの合計額を記載しており
ます。
③ 公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務(非監査業務)の内容
当社は、財務報告に係る内部統制の評価にあたり、あずさ監査法人より
アドバイザリー業務を受けております。
④ 会計監査人の解任または不再任の決定の方針
当社では、会計監査人が会社法第340条第1項各号の解任事由に該当する
と判断したときは、監査役全員の同意に基づき監査役会が会計監査人の解
任を決定いたします。また、会計監査人が当社の監査業務に重大な支障を
きたし、職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役
会の請求または同意により、会計監査人の解任または不再任に関する議案
を株主総会に提出いたします。
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(5) 業務の適正を確保するための体制
「取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための
体制その他会社の業務の適正を確保するための体制」についての決定内容の
概要は、以下のとおりであります。当社は、当該体制に基づき、内部統制シ
ステムを構築し運用しております。
① 取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確
保するための体制
ⅰ.役職員の倫理・法令遵守に関する規範を示した「OLCグループ・コン
プライアンス行動規範」を以下のとおり制定する。
1.安全を何よりも優先します。
2.人権を尊重し、差別やハラスメントを防止します。
3.公正、透明な取引を行います。
4.個人情報を含む秘密情報を厳格に管理します。
5.反社会的な勢力に対しては毅然とした対応を行います。
また、コンプライアンス上の行動規準として「ビジネスガイドライン」
を制定する。
ⅱ.会社経営の適法性確保およびコンプライアンス精神の徹底を図るための
組織として社長が指名する者を委員長とする「コンプライアンス委員会」
を設置する。
ⅲ.コンプライアンス委員会は、役職員の不正行為または法令、定款に違反
する重大な事実を発見したときは、必要な調査を行ったうえ、経営層ま
たは経営会議ならびに監査役会に対してこれを報告することとする。
ⅳ.監査役の監査にあたっての基準および行動指針を定める「監査役監査基
準」を制定し、監査役は取締役の法令定款違反行為を発見したときは取
締役会に報告することとする。
ⅴ.執行部門から独立した内部監査部門として監査部を置くこととする。
ⅵ.当社における内部通報窓口として従業員相談室を設置する。
ⅶ.コンプライアンスに関する社内教育・啓蒙活動およびコンプライアンス
遵守状況のモニターを体系的・継続的に実施する。
② 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
ⅰ.取締役の職務の執行に係る情報は法令および「OLCグループ情報セ
キュリティポリシー」「文書規程」等の社内規定に従い適切に保存およ
び管理を行う。
ⅱ.情報の管理を統括する組織として、IT推進部担当役員を委員長とする
「情報セキュリティ管理委員会」を設置する。
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③ 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
ⅰ.リスク管理の基本的な事項を定めた「OLCグループリスク管理規程」
を制定する。
ⅱ.会社が保有するリスクを抽出して分析・評価・優先順位付けし、これに
基づき個別リスクの予防策・対応策を策定するリスクマネジメントサイ
クルを設定し、運用する。
ⅲ.リスクマネジメントサイクルの運用を統括する組織として経営戦略本部
長を委員長とする「リスクアセスメント委員会」を設置する。
ⅳ.リスクが現実化した場合の対応組織として、「ECC(Emergency
Control Center)」を設置する。
④ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
ⅰ.業務を効率的に遂行するため、各部門の業務分掌および会社の職位制度
を「組織規則」に定めるとともに、各職位の職務権限および指揮命令系
統を「職務権限規程」に定める。
ⅱ.意思決定の迅速化を図るため、取締役会決議事項を除く会社の経営に関
する重要事項について決議または報告する機関として「経営会議」およ
び「テーマパーク会議」を設置する。
ⅲ.OLCグループ各事業・各組織の監督責任・執行責任を明確化し、取締
役の役割を「監督」主体とすることで経営の監督機能を強化するととも
に、執行役員への権限委譲を促進することで意思決定の迅速化を図るた
め、執行役員制度を採用する。
⑤ 当社グループにおける業務の適正を確保するための体制
ⅰ.上記①から④に関する体制については、各委員会のメンバーに当社子会
社を加える、各規程は当社子会社にも準用する、など原則として当社子
会社も含めた体制とする。
ⅱ.当社が当社子会社に対する管理を適正に行うため「関係会社管理規程」
を制定する。
⑥ 監査役の職務を補助すべき使用人に関する体制と当該使用人の取締役か
らの独立性に関する事項
ⅰ.監査役の職務を補助するため、専任のスタッフを必要な員数配置するこ
ととする。
ⅱ.当該スタッフの人事評価は常勤監査役が行うこととし、人事異動につい
ては常勤監査役の同意を要するものとする。
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⑦ 取締役および使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役へ
の報告に関する体制
ⅰ.取締役および執行役員は、会社に著しい損害を及ぼすおそれがある事実
を発見したとき、その他経営に重大な影響を及ぼす事実が発生したとき
は、ただちに監査役にこれを報告することとする。緊急を要する場合は、
従業員が直接監査役に報告することとする。
ⅱ.役職員が監査役に報告すべき事項、時期、方法等を定めた「監査役報告
規程」を制定し、監査に必要、かつ、適切な情報を適時に報告すること
とする。
⑧ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
ⅰ.監査役、会計監査人、内部監査部門は緊密な連係を保ち、効率的な監査
を実施することとする。
ⅱ.常勤監査役は取締役会のほか経営会議、テーマパーク会議その他の重要
な会議または委員会に出席して意見を述べることができることとする。
⑨ 財務報告の信頼性を確保するための体制
財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法に定められた「財務
報告に係る内部統制」構築を推進する組織として、社長を委員長とする
「内部統制推進委員会」を設置する。
(6) 会社の支配に関する基本方針
① 基本方針の内容
当社グループは、「自由でみずみずしい発想を原動力に すばらしい夢と感
動 ひととしての喜び そしてやすらぎを提供する」という企業使命のもと、
広く愛され、親しまれる企業であり続けること、そしてあらゆるステークホ
ルダーから信頼と共感を集め、その成果であるキャッシュ・フローの最大化
を達成することにより、企業価値を高めることを経営方針としております。
また、長期安定的な配当と業績に応じた増配・自己株式の取得などの継続
的な利益還元を可能にしてまいります。当社グループのコア事業である東京
ディズニーリゾートにおいては、親しみある空間を提供することでより多く
のゲストをお迎えし、最高のハピネスを分かち合うと同時に、適正な投資レ
ベルを保ちながら高水準の利益を創出し続けることを目指してまいります。
とりわけ、テーマパーク事業においては、ゲストの皆様に十分満足してい
ただくために必要な要員やコストを投入し、高いレベルのサービスを提供し
続けること、そのための従業員教育にコストを惜しまないこと、安全や清潔
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さ、魅力的なデザインなど施設のクオリティを決して落とさないこと、そし
て、新たなアトラクションを適時に導入することをはじめとして継続的かつ
資産効率を加味した設備投資を行っていくことが必要不可欠であると考え、
これらの施策を実行してまいります。
さらに、「夢・感動・喜び・やすらぎ」を提供する“空間”を創造し、そ
れらを東京ディズニーリゾートに続く事業として成長させてまいります。
このように、当社の経営方針は、換言すれば長期的に成長し続けることを
目指すものであり、決して短期の利益のみを追求することではありません。
当社は、これらの施策を継続的に実行していくことによってはじめて企業
価値を高めていくことができるものと確信しております。
当社は、経営の支配権が移動することによる経営の革新や活性化を一概に
否定するものではありません。また、さらなる企業価値・株主共同の利益の
向上を実現することが可能な買収を阻止する考えもありませんが、買収には
企業価値を毀損する場合もあるため、当社の経営が他者によって支配される
ことに対しては、取締役会としても極めて慎重に判断しなければならないと
考えています。なぜなら、当社の企業価値・株主共同の利益を向上させるた
めには、上記のような取り組みが不可欠であると確信しているからでありま
す。
以上の観点から、当社は、当社の企業価値を毀損するおそれのある者(上
記のような経営方針によらない経営をしようとする者も含みます)は、当社
の財務や事業の方針の決定を支配する者としてふさわしくないと考え、これ
に該当するような者に対し最も適切と判断する措置を行います。
② 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の基本方針の実現
に資する特別な取り組み
当社は、基本方針の実現に資する特別な取り組みは行っておりませんが、
以下に掲げる中期経営計画を策定しており、当該計画は、①に記載の基本方
針の実現に資するものであると考えております。
当社では、利益成長と適正な資源配分により中長期的に安定した成長を可
能にする経営基盤を作り上げるとともに、“涙が出るくらい”の感動を創造
し続けるため、平成22年度(2010年度)までの中期経営計画「Innovate OLC
2010」において、以下の3つの方針に基づく成長戦略を打ち出しました。
ⅰ.コア事業(東京ディズニーリゾート)のさらなる強化による利益成長
ⅱ.新たな成長基盤の確立
ⅲ.OLCグループ価値の向上
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具体的には、ゲスト満足(CS)向上の基礎となるサービスの充実や、新
規施設の開業などソフト・ハード両面の強化により東京ディズニーリゾート
のクオリティをさらに向上させ、ほかでは味わえないユニークで魅力的な体
験を提供することで、圧倒的な優位性を築いてまいります。また、グループ
全体でのスケールメリットを活かしたコストの効率化も推進してまいります。
新たな成長に向けて、ディズニー社との事業開発を含めたパートナーシッ
プを一層強化するとともに、このほかにも、東京ディズニーリゾートに続く
事業の開発を行ってまいります。
また、株主の皆様に対する直接的な利益還元へのキャッシュ・フロー配分
比率をこれまで以上に高め、平成19年度より連結配当性向35%以上を目標と
した利益還元と利益の成長による株主資本利益率(ROE)の向上を目指し
てまいります。さらに、CSR活動を推進し、本業の強化と社会貢献につな
がる企業活動を通じ、OLCグループ価値の向上を目指してまいります。
③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の方針の決
定が支配されることを防止するための取り組み
現在のところ、当社の株式を大量に取得しようとする者の存在によって、
具体的な脅威が生じているものではありません。また、当社として現時点で
は、そのような買付者が出現した場合の具体的な施策(いわゆる敵対的買収
防衛策)を予め定めるものではなく、当社の財務および事業の方針の決定が
不適切な者によって支配されることを防止するための取り組みは行っており
ませんが、当該方針の決定を支配する者としてふさわしくないと認められる
者が現れた場合、当社取締役会は、ただちに、対抗措置を実行することを予
定しております。
具体的には、当社株式を大量に取得しようとする者が現れた場合で、それ
が、上記に記載した当社の企業価値を毀損する行為を目的として当社を支配
しようとする者(いわゆるグリーンメーラーなど)、強圧的二段階買収(※
注)など株主の皆様に当社株式の売却を事実上強要するおそれがある買収を
しようとする者、上記のような当社の長期的な発展・成長を阻害する経営方
針・経営戦略をもって当社を支配しようとする者、当社の株主の皆様が当社
株式を買収者に譲渡するか保有し続けるかを判断するために十分な情報や時
間を与えずに買収しようとする者、当社取締役会が買収の提案を評価するた
めに必要な情報および買収者との交渉や対案の提案を行う時間を与えずに買
収しようとする者など企業価値の毀損につながると認められる者であったと
きは、当社は、ただちに、外部の専門家などを含めて当該買収を評価したう
えで最も適切と考えられる措置を検討し、当社の企業価値が毀損されるおそ
れが高いと判断した場合などは、必要な範囲で状況に応じて適切な対抗措置
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を実行いたします。
(※注)「強圧的二段階買収」とは、買付者の提示する当社株式の買取方法が、最初の
買付で全株式の買付を勧誘することなく、二段階目の買付条件を不利に設定し、あ
るいは明確にしないで、公開買付等の株式買付を行うことを意味します。
以上のご報告は、次の方法により記載しております。
1.百万円単位の記載金額は、百万円未満切り捨てにより表示しております。
2.千株単位の記載株式数は、千株未満切り捨てにより表示しております。
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貸 借 対 照 表
(平成20年3月31日現在)
科
目
金
額
〔資 産 の 部〕
流 動 資 産
現 金 及 び 預 金
売
掛
金
有
価
証
券
商
品
原
材
料
貯
蔵
品
前
払
費
用
繰 延 税 金 資 産
その他の流動資産
171,628
50,812
11,275
92,195
4,047
429
2,433
557
5,032
4,844
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
船
舶
車 両 運 搬 具
工具・器具及び備品
土
地
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
ソ フ ト ウ ェ ア
水道施設利用権
その他の無形固定資産
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関係会社長期貸付金
長 期 前 払 費 用
繰 延 税 金 資 産
そ の 他 の 投 資
貸 倒 引 当 金
579,901
491,882
210,909
79,341
45,162
2,827
1,161
12,807
93,631
46,040
10,741
5,982
4,000
758
77,277
10,643
16,437
42,109
3,720
4,455
3,034
△3,123
科
〔負 債 の 部〕
流 動 負 債
買
掛
金
一年以内に償還する
社
債
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
前
受
金
預
り
金
その他の流動負債
産
合
計
751,530
167,471
13,119
100,000
17,347
8,845
5,288
1,525
10,136
11,171
37
固 定 負 債
社
債
長 期 借 入 金
長 期 未 払 金
退職給付引当金
その他の固定負債
負
債
合
計
195,907
99,982
80,000
13,324
1,756
843
363,379
〔純 資 産 の 部〕
株 主 資 本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
別 途 積 立 金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
387,028
63,201
111,403
111,403
212,439
1,142
211,297
187,700
23,597
△15
1,123
1,431
△308
純
資
(単位:百万円)
金
額
目
計
388,151
負 債 ・ 純 資 産 合 計
751,530
- 29 -
資
産
合
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損 益 計 算 書
(
平成19年4月1日から
平成20年3月31日まで
)
(単位:百万円)
科
売
目
上
売
上
売
一
原
上
般
営
営
理
業
業
外
282,525
価
240,684
利
益
41,840
費
15,068
利
収
額
高
総
管
金
益
26,772
益
1,783
雑
入
1,044
支 払 利 息 及 び 社 債 利 息
4,786
雑
1,276
営
受 取 利 息 及 び 配 当 金
収
業
外
用
支
経
特
費
常
別
出
利
損
益
失
30
投 資 有 価 証 券 評 価 損
79
関 係 会 社 株 式 評 価 損
29
失
1,237
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
1,526
税
損
前
損
20,633
法人税、住民税及び事業税
8,976
法
額
△530
益
12,187
人
期
当
税
期
等
純
純
調
利
利
2,904
益
当
引
6,062
23,538
関 係 会 社 株 式 売 却 損
減
2,828
整
- 30 -
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株主資本等変動計算書
(
平成19年4月1日から
平成20年3月31日まで
)
(単位:百万円)
株
主
資本剰余金
資 本 金
平 成 19 年 3 月 31 日 残 高
63,201
利
資本準備金 資本剰余金
合
計 利益準備金
111,403
資
111,403
1,142
益
剰
本
余
金
その他利益剰余金
株主資本
利益剰余金 自己株式 合
計
別
途 繰越利益 合
計
積 立 金 剰 余 金
217,700
17,368
236,210
△30,265
380,549
事業年度中の変動額
別途積立金の取崩
30,000
-
-
剰 余 金 の 配 当
△30,000
△5,707
△5,707
△5,707
当 期 純 利 益
12,187
12,187
自己株式の取得
自己株式の消却
12,187
△1
△1
-
△30,251
△30,251
30,251
株主資本以外の
項目の事業年度中の変
動 額 ( 純 額 )
事業年度中の変動額合計
-
-
-
-
△30,000
6,228
△23,771
30,250
6,478
平 成 20 年 3 月 31 日 残 高
63,201
111,403
111,403
1,142
187,700
23,597
212,439
△15
387,028
評価・換算差額等
平 成 19 年 3 月 31 日 残 高
その他有価証券
評 価 差 額 金
繰延ヘッジ損益
評価・換算
差額等合計
6,354
240
6,594
純資産合計
387,144
事業年度中の変動額
別途積立金の取崩
-
剰 余 金 の 配 当
△5,707
当 期 純 利 益
12,187
自己株式の取得
△1
自己株式の消却
-
株主資本以外の
項目の事業年度中の変
動 額 ( 純 額 )
△4,922
△548
△5,471
事業年度中の変動額合計
△4,922
△548
△5,471
1,007
平 成 20 年 3 月 31 日 残 高
1,431
△308
1,123
388,151
- 31 -
△5,471
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個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法
② その他有価証券
・時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差
額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は
移動平均法により算定)
・時価のないもの
移動平均法による原価法
(2) デリバティブ等の評価基準及び評価方法
・デリバティブ
時価法
(3) たな卸資産の評価基準及び評価方法
・商品 店舗商品
売価還元法による原価法
倉庫商品
移動平均法による原価法
・原材料
移動平均法による原価法
・貯蔵品
移動平均法による原価法
(4) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
東京ディズニーランド他
定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建
物附属設備を除く。)については、定額法を採用
しております。
東京ディズニーシー、東京ディズニーシー・ホテ
ルミラコスタ、イクスピアリ、ディズニーアンバ
サダーホテル
定額法
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
法に規定する方法と同一の基準によっております。
(会計方針の変更)
当社は、法人税法の改正に伴い、当事業年度よ
り、平成19年4月1日以降に取得した有形固定
資産について、改正後の法人税法に基づく減価
償却の方法に変更しております。
これにより営業利益、経常利益及び税引前当期
純利益は、それぞれ481百万円、当期純利益は
286百万円減少しております。
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② 無形固定資産
③ 長期前払費用
(追加情報)
当社は、法人税法の改正に伴い、平成19年3月
31日以前に取得した資産については、改正前の
法人税法に基づく減価償却の方法の適用により
取得価額の5%に到達した事業年度の翌事業年
度より、取得価額の5%相当額と備忘価額との
差額を5年間にわたり均等償却し、減価償却費
に含めて計上しております。
これにより営業利益、経常利益及び税引前当期
純利益は、それぞれ1,277百万円、当期純利益
は760百万円減少しております。
定額法
なお、耐用年数については、法人税法に規定する
方法と同一の基準によっております。
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社
内における利用可能期間(5年)に基づく定額法
を採用しております。
均等償却
なお、償却年数については、法人税法に規定する
方法と同一の基準によっております。
(5) 繰延資産の処理方法
・社債発行費
支出時に全額費用として処理
・開発費
支出時に全額費用として処理
(6) 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損
益として処理しております。
(7) 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率によ
り、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込
額を計上しております。
② 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込
額に基づき計上しております。
会計基準変更時差異(4,573百万円)については、15年による均等額を費用処理して
おります。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)
による定額法により按分した額を発生した期から費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内
の一定の年数(15年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用
処理しております。
- 33 -
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(8) リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(9) ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
(通貨スワップ取引)
繰延ヘッジ処理(振当処理)によっております。
(金利スワップ取引)
繰延ヘッジ処理を採用しており、金利スワップの
特例処理の要件を充たしている場合は特例処理に
よっております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
通貨関連:
通貨スワップ取引
金利関連:
金利スワップ取引
ヘッジ対象
通貨関連:
外貨建取引
金利関連:
社債
③ ヘッジ方針
リスク管理方針に基づき、為替変動リスクを回避
すること及び金利変動リスクを低減することを目
的としており、投機的な取引は行わない方針であ
ります。
④ ヘッジ有効性評価の方法
(通貨スワップ取引)
為替相場の変動によるキャッシュ・フロー変動を
完全に相殺するものと想定されるため、ヘッジの
有効性の判定は省略しております。
(金利スワップ取引)
取引開始時にシミュレーション計算を行い、その
有効性について承認を受けており、決算期ごとに、
個別の取引毎にヘッジ対象の相場変動の累計とヘッ
ジ手段の相場変動の累計とを比較し、その変動額
の比率によって有効性を判定しております。また、
金利スワップの特例処理によっている取引につい
ては、ヘッジの有効性の判定は省略しております。
(10) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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(表示方法の変更)
・貸借対照表関係
①前事業年度において、「現金及び預金」に含めて表示しておりました譲渡性預金は、
「金融商品会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第14号 最終改正 平成
19年7月4日)及び「金融商品会計に関するQ&A」(会計制度委員会 最終改正
平成19年11月6日)が改正されたことに伴い、当事業年度より「有価証券」に含
めて表示しております。なお、当事業年度末における譲渡性預金の金額は、59,500
百万円であります。
②前事業年度まで流動資産で区分掲記しておりました「短期貸付金」は、金額的重要
性が乏しくなったため、当事業年度より「その他の流動資産」に含めて表示してお
ります。なお、当事業年度末における短期貸付金の金額は、95百万円であります。
2.貸借対照表に関する注記
(1) 担保資産
(担保に供している資産)
建 物
土 地
36,719百万円
2,654百万円
合 計
(上記に対応する債務)
未 払 金
長期未払金
39,374百万円
1,298百万円
12,985百万円
合 計
14,284百万円
また、前払式証票の規制等に関する法律に基づき有価証券699百万円(対応する債
務、前受金403百万円)、宅地建物取引業法に基づき投資有価証券9百万円、旅行
業法に基づき投資有価証券10百万円を供託しております。
(2) 有形固定資産の減価償却累計額
394,438百万円
(3) 保証債務
関係会社の取引先への仕入債務等に対して808百万円の債務保証を行っております。
(4) 関係会社に対する金銭債権・債務
① 短期金銭債権
2,920百万円
② 長期金銭債権
42,109百万円
③ 短期金銭債務
12,682百万円
3.損益計算書に関する注記
・関係会社との取引高
① 売上高
② 仕入高
③ 営業取引以外の取引高
9,598百万円
27,339百万円
1,974百万円
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4.株主資本等変動計算書に関する注記
・自己株式の数に関する事項
株 式 の 種 類
普
通
株
式
前事業年度末の株式数
当事業年度増加株式数
当事業年度減少株式数
当事業年度末の株式数
5,002千株
0千株
5,000千株
2千株
(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによる増加
であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少5,000千株は、自己株式の消却による減少で
あります。
5.税効果会計に関する注記
・繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
チケット前受金益金算入
投資有価証券評価損否認
未払賞与否認
貸倒引当金損金算入限度超過額
退職給付引当金損金算入限度超過額
未払事業税否認
減損損失否認
その他
繰延税金資産小計
2,783百万円
2,267百万円
1,657百万円
1,264百万円
710百万円
452百万円
452百万円
873百万円
10,460百万円
繰延税金負債
その他有価証券時価評価に伴う評価差額
その他
△972百万円
△0百万円
繰延税金負債小計
△972百万円
繰延税金資産純額
9,487百万円
6.リースにより使用する固定資産に関する注記
① 事業年度の末日における取得価額相当額
② 事業年度の末日における減価償却累計額
相当額
③ 事業年度の末日における未経過リース料
相当額
- 36 -
378百万円
214百万円
164百万円
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7.関連当事者との取引に関する注記
子会社等
属性
会社等
の名称
議決権等の
所有割合
関連当事者
との関係
子会社
㈱舞浜リゾー
トライン
(所有)
直接100%
当社所有
資産の賃貸
取引の内容
買付資金の回収
利息の受取
取引金額
(百万円)
科目
3,461 関係会社長期貸付金
25
-
期末残高
(百万円)
35,894
-
取引条件および取引条件の決定方針等
(注)㈱舞浜リゾートラインに対する買付金の貸付については、市場金利を勘案して利
率を合理的に決定しておりましたが、財政状態の改善のため、当事業年度におい
て利息を免除しております。
8.1株当たり情報に関する注記
① 1株当たり純資産額
② 1株当たり当期純利益
4,080円65銭
128円13銭
- 37 -
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連 結 貸 借 対 照 表
(平成20年3月31日現在)
科
目
金
額
科
〔負 債 の 部〕
〔資 産 の 部〕
流 動 負 債
180,554
流 動 資 産
169,907
現 金 及 び 預 金
52,403
受取手形及び売掛金
13,362
有
券
92,210
支払手形及び買掛金
一年以内に償還する
社
債
未 払 法 人 税 等
産
10,563
そ
繰 延 税 金 資 産
5,795
そ
他
6,219
金
△0
た
貸
価
な
証
卸
資
の
倒
引
当
の
531,479
有 形 固 定 資 産
15,377
100,000
6,164
48,365
199,453
社
576,988
固 定 資 産
他
固 定 負 債
債
99,982
金
80,000
退職給付引当金
2,502
長
期
借
そ
入
の
他
16,968
計
369,361
建物及び構築物
323,376
機械装置及び運搬具
53,010
土
地
93,301
〔純 資 産 の 部〕
定
47,260
株 主 資 本
他
14,529
資
金
63,201
13,542
資 本 剰 余 金
111,403
利 益 剰 余 金
212,703
建
設
そ
仮
勘
の
無 形 固 定 資 産
の
れ
ん
1,830
そ
の
他
11,712
投 資 有 価 証 券
7
繰 延 税 金 資 産
3,694
そ
他
8,972
金
△105
貸
期
貸
付
の
倒
引
当
債
合
計
757,542
387,292
本
自
式
△15
その他有価証券評価差額金
1,059
己
株
繰延ヘッジ損益
△315
743
少数株主持分
純
産
合
評価・換算差額等
19,397
金
長
負
31,966
投資その他の資産
資
(単位:百万円)
金
額
目
計
388,180
負 債 ・ 純 資 産 合 計
757,542
- 38 -
資
産
144
合
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連 結 損 益 計 算 書
(
平成19年4月1日から
平成20年3月31日まで
)
(単位:百万円)
科
売
目
上
売
上
売
原
上
金
額
高
342,421
価
277,873
総
利
益
64,547
販売費及び一般管理費
営
営
業
業
33,403
利
外
収
益
31,144
益
1,021
雑
入
1,132
支 払 利 息 及 び 社 債 利 息
4,736
雑
1,051
営
受 取 利 息 及 び 配 当 金
収
業
外
用
支
経
特
費
出
常
別
利
利
益
別
5,787
27,510
益
投 資 有 価 証 券 売 却 益
特
2,153
損
21
21
失
投 資 有 価 証 券 評 価 損
79
減
損
損
失
1,545
貸
倒
損
失
431
2,057
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
25,474
法人税、住民税及び事業税
10,491
法
少
当
人
数
期
税
等
株
純
調
主
整
利
利
額
247
益
4
益
14,730
- 39 -
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連結株主資本等変動計算書
(
平成19年4月1日から
平成20年3月31日まで
)
(単位:百万円)
株
資
平 成 19 年 3 月 31 日 残 高
本
主
資
本
金
資本剰余金
利益剰余金
自 己 株 式
株主資本合計
63,201
111,403
233,932
△30,265
378,270
連結会計年度中の変動額
剰
当
余
金
期
の
純
配
利
当
△5,707
益
14,730
△5,707
14,730
自 己 株 式 の 取 得
△1
△30,251
30,251
-
自 己 株 式 の 消 却
△1
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
-
-
△21,228
30,250
9,021
平 成 20 年 3 月 31 日 残 高
63,201
111,403
212,703
△15
387,292
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証 繰 延 ヘ ッ ジ 評 価 ・ 換 算
券評価差額金 損
益 差 額 等 合 計
平 成 19 年 3 月 31 日 残 高
6,348
240
6,588
少
持
数
株
主
分
141
純 資 産 合 計
385,000
連結会計年度中の変動額
剰
当
△5,707
益
14,730
自 己 株 式 の 取 得
△1
当
余
期
金
の
純
配
利
自 己 株 式 の 消 却
-
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
△5,288
△555
△5,844
連結会計年度中の変動額合計
△5,288
△555
△5,844
3
3,180
平 成 20 年 3 月 31 日 残 高
1,059
△315
743
144
388,180
- 40 -
3
△5,841
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連結注記表
1.連結計算書類作成のための基本となる重要な事項
(1) 連結の範囲に関する事項
① 連結子会社の数
20社
② 主要な連結子会社の名称
㈱ミリアルリゾートホテルズ、㈱イクスピアリ、
㈱舞浜リゾートライン、㈱リテイルネットワーク
ス
(2) 持分法の適用に関する事項
① 持分法適用の関連会社数
4社
② 主要な会社等の名称
東京ベイシティ交通㈱
なお、㈱スマイルズについては、当連結会計年度
において株式を売却したことにより、当連結会計
年度末に持分法適用の関連会社から除外しており
ます。
③ 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、当該会社
の事業年度に係る計算書類を使用しております。
④ ㈱スマイルズの株式取得に伴い発生した投資消去差額の償却については、3年間
で償却しておりましたが、同社は当連結会計年度末に持分法適用の関連会社から
除外しております。
(3) 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、有限責任事業組合あかね空は決算期変更を行っており、決算日
を1月31日から7月31日へ変更しております。
連結計算書類の作成に当たっては、同社の平成19年7月31日を決算日として実施し
た6ヶ月分の計算書類及び平成20年1月31日現在で実施した仮決算に基づく計算書類
を使用しております。ただし、連結決算日までの期間に発生した重要な取引について
は、連結上必要な調整を行っております。
(4) 会計処理基準に関する事項
① 重要な資産の評価基準及び評価方法
イ.有価証券
その他有価証券
(時価のあるもの)
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売
却原価は移動平均法により算定)
(時価のないもの)
移動平均法による原価法
ロ.デリバティブ
時価法
ハ.たな卸資産
・商品(店舗商品)
主に売価還元法による原価法
・映画
定率法による2年償却
・その他のたな卸資産
主に移動平均法による原価法
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② 重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ.有形固定資産
東京ディズニーランド他
主に定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建
物附属設備を除く。)については、定額法を採用
しております。
ロ.無形固定資産
東京ディズニーシー、東京ディズニーシー・ホテ
ルミラコスタ、イクスピアリ、ディズニーアンバ
サダーホテル、ディズニーリゾートライン
主に定額法
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税
法に規定する方法と同一の基準によっております。
(会計方針の変更)
当社及び国内連結子会社は、法人税法の改正
に伴い、当連結会計年度より、平成19年4月
1日以降に取得した有形固定資産について、
改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に
変更しております。
これにより営業利益、経常利益及び税金等調
整前当期純利益は、それぞれ527百万円、当期
純利益は314百万円減少しております。
(追加情報)
当社及び国内連結子会社は、法人税法の改正
に伴い、平成19年3月31日以前に取得した資
産については、改正前の法人税法に基づく減
価償却の方法の適用により取得価額の5%に
到達した連結会計年度の翌連結会計年度より、
取得価額の5%相当額と備忘価額との差額を
5年間にわたり均等償却し、減価償却費に含
めて計上しております。
これにより営業利益、経常利益及び税金等調
整前当期純利益は、それぞれ1,291百万円、当
期純利益は771百万円減少しております。
定額法
なお、耐用年数については、法人税法に規定する
方法と同一の基準によっております。
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社
内における利用可能期間(5年)に基づく定額法
を採用しております。
- 42 -
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ハ.長期前払費用
均等償却
なお、償却年数については、法人税法に規定する
方法と同一の基準によっております。
③ 繰延資産の処理方法
社債発行費 支出時に全額費用として処理
開発費
支出時に全額費用として処理
④ 重要な引当金の計上基準
イ.貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率に
より、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能
見込額を計上しております。
ロ.退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年
金資産の見込額に基づき計上しております。
会計基準変更時差異(4,573百万円)については、15年による均等額を費用処理し
ております。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主
として15年)による定額法により按分した額を発生した連結会計年度から費用処理
しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(主として15年)による定額法により按分した額をそれぞれ発
生の翌連結会計年度から費用処理しております。
⑤ 重要な外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額
は損益として処理しております。
⑥ 重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりま
す。
⑦ 重要なヘッジ会計の方法
イ.ヘッジ会計の方法
(通貨スワップ取引)
繰延ヘッジ処理(振当処理)によっております。
(金利スワップ取引)
繰延ヘッジ処理を採用しており、金利スワップの
特例処理の要件を充たしている場合は特例処理に
よっております。
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ロ.ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
通貨関連:
金利関連:
ヘッジ対象
通貨関連:
金利関連:
ハ.ヘッジ方針
通貨スワップ取引
金利スワップ取引
外貨建取引
社債
リスク管理方針に基づき、為替変動リスクを回避
すること及び金利変動リスクを低減することを目
的としており、投機的な取引は行わない方針であ
ります。
ニ.ヘッジ有効性評価の方法
(通貨スワップ取引)
為替相場の変動によるキャッシュ・フロー変動を
完全に相殺するものと想定されるため、ヘッジの
有効性の判定は省略しております。
(金利スワップ取引)
取引開始時にシミュレーション計算を行い、その
有効性について承認を受けており、決算期ごとに、
個別の取引毎にヘッジ対象の相場変動の累計とヘッ
ジ手段の相場変動の累計とを比較し、その変動額
の比率によって有効性を判定しております。また、
金利スワップの特例処理によっている取引につい
ては、ヘッジの有効性の判定は省略しております。
⑧ その他連結計算書類作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(5) 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価方法は、全面時価評価法によっております。
(6) のれん及び負ののれんの償却に関する事項
のれんの償却については、主として20年間で均等償却しております。
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(表示方法の変更)
・連結貸借対照表関係
前連結会計年度において、「現金及び預金」に含めて表示しておりました譲渡性預
金は、「金融商品会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第14号 最終改正 平成19年7月4日)及び「金融商品会計に関するQ&A」(会計制度委員会 最終改
正 平成19年11月6日)が改正されたことに伴い、当連結会計年度より「有価証券」
に含めて表示しております。なお、当連結会計年度末における譲渡性預金の金額は、
59,500百万円であります。
2.連結貸借対照表に関する注記
(1) 担保に供している資産
(担保に供している資産)
建物及び構築物
土 地
36,719百万円
2,654百万円
合 計
(上記に対応する債務)
流動負債「その他」
固定負債「その他」
39,374百万円
1,298百万円
12,985百万円
合 計
14,284百万円
また、前払式証票の規制等に関する法律に基づき有価証券699百万円(対応する債
務、流動負債「その他」403百万円)、宅地建物取引業法に基づき有価証券15百万
円及び投資有価証券9百万円、旅行業法に基づき投資有価証券10百万円を供託し
ております。
(2) 有形固定資産の減価償却累計額
416,597百万円
3.連結株主資本等変動計算書に関する注記
(1) 発行済株式の総数に関する事項
株 式 の 種 類 前連結会計年度末の株式数 当連結会計年度増加株式数 当連結会計年度減少株式数 当連結会計年度末の株式数
普 通 株 式
100,122千株
-千株
5,000千株
95,122千株
(注)普通株式の発行済株式数の減少5,000千株は、自己株式の消却による減少であります。
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(2) 自己株式の数に関する事項
株 式 の 種 類 前連結会計年度末の株式数 当連結会計年度増加株式数 当連結会計年度減少株式数 当連結会計年度末の株式数
普 通 株 式
5,002千株
0千株
5,000千株
2千株
(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加0千株は、単元未満株式の買取りによる増加
であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少5,000千株は、自己株式の消却による減少で
あります。
(3) 剰余金の配当に関する事項
① 配当金支払額
イ.平成19年6月28日開催の第47期定時株主総会において、次のとおり決議してお
ります。
・普通株式の配当に関する事項
・配当金の総額
2,853百万円
・1株当たり配当額
30.00円
・基準日
平成19年3月31日
・効力発生日
平成19年6月29日
ロ.平成19年11月6日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
・普通株式の配当に関する事項
・配当金の総額
2,853百万円
・1株当たり配当額
30.00円
・基準日
平成19年9月30日
・効力発生日
平成19年12月4日
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年
度になるもの
平成20年6月27日開催予定の第48期定時株主総会において、次のとおり提案を予
定しております。
・普通株式の配当に関する事項
・配当金の総額
2,853百万円
・配当の原資
利益剰余金
・1株当たり配当額
30.00円
・基準日
平成20年3月31日
・効力発生日
平成20年6月30日
4.1株当たり情報に関する注記
① 1株当たり純資産額
② 1株当たり当期純利益
4,079円44銭
154円86銭
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計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成20年5月2日
株式会社オリエンタルランド
取 締 役 会 御中
あずさ監査法人
指 定 社 員 公認会計士
金 子 寛 人 
業務執行社員
指 定 社 員 公認会計士
水 谷 英 滋 
業務執行社員
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社オリエン
タルランドの平成19年4月1日から平成20年3月31日までの第48期事業年度の計
算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注
記表並びにその附属明細書について監査を行った。この計算書類及びその附属明
細書の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から計算書類及
びその附属明細書に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠
して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に
重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査
は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並び
に経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附
属明細書の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として
意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に
公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明
細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示し
ているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記
載すべき利害関係はない。
以 上
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2008/05/23 13:17:49 / 07436064_株式会社オリエンタルランド_招集
連結計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成20年5月2日
株式会社オリエンタルランド
取 締 役 会 御中
あずさ監査法人
指 定 社 員
業務執行社員
指 定 社 員
業務執行社員
公認会計士
金
子
寛
人

公認会計士
水
谷
英
滋

当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社オリエンタルラン
ドの平成19年4月1日から平成20年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、
すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結
注記表について監査を行った。この連結計算書類の作成責任は経営者にあり、当監
査法人の責任は独立の立場から連結計算書類に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽の表示が
ないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として
行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われ
た見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することを含んでい
る。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断
している。
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる企業会計の基準に準拠して、株式会社オリエンタルランド及び連結子会社から
成る企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要
な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載
すべき利害関係はない。
以 上
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2008/05/23 13:17:49 / 07436064_株式会社オリエンタルランド_招集
監査役会の監査報告
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成19年4月1日から平成20年3月31日までの第48期事業
年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づ
き、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実
施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人から
その職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、
職務の分担等に従い、取締役、執行役員及び監査部その他の従業員等と意
思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締
役会その他重要な会議に出席し、取締役、執行役員及び従業員等からその
職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決
裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を
調査いたしました。また、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合する
ことを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために
必要なものとして会社法施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の
整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備されている体
制(内部統制システム)の状況を監視及び検証いたしました。事業報告に
記載されている会社法施行規則第127条第1号の基本方針については、取締
役会その他における審議の状況等を踏まえ、その内容について検討を加え
ました。子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び
情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。以
上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書につ
いて検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施し
ているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査
人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社
計算規則第159条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平
成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、
必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係
る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注
記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借対照表、連結損
益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)について検討いた
しました。
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2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
① 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況
を正しく示しているものと認めます。
② 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違
反する重大な事実は認められません。
③ 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認め
ます。また、当該内部統制システムに関する取締役の職務の執行に
ついても、指摘すべき事項は認められません。
④ 事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を支配
する者の在り方に関する基本方針については、指摘すべき事項は認
められません。
(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認め
ます。
(3) 連結計算書類の監査結果
会計監査人あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認め
ます。
3.後発事象
自己株式の取得
平成20年5月8日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定に
より読み替えて適用される同法第156条に基づき、以下のとおり自己株式を
取得することが決議されました。 (1) 取得対象株式の種類 普通株式
(2) 取得しうる株式の総数 5,000,000株(上限とする)
(発行済株式総数に対する割合5.25%)
(3) 株式の取得価格の総額 32,500,000,000円(上限とする)
(4) 取得期間
平成20年5月9日から平成21年3月31日まで
平成20年5月21日
株式会社オリエンタルランド 監査役会
常勤監査役
(社外監査役)
常勤監査役
社外監査役
社外監査役
戸
村
光
夫

土
大
岩
屋
塚
沙
文
弘
夫
弘
道



以 上
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株主総会参考書類
議案および参考事項
第1号議案 剰余金の処分の件
剰余金の処分につきましては、以下のとおりといたしたいと存じます。
1.期末配当に関する事項
配当につきましては、株主の皆様への利益還元を重視し、継続的かつ安定的
な配当を基本としつつ、当期より連結配当性向35%以上を目標といたしてお
ります。
当期の期末配当につきましては、剰余金を、新規事業のために調達した社
債・借入金等の削減に充当する一方、東京ディズニーリゾートへの追加投資
や新たな飛躍に向けた新規事業への投資のため引き続き内部留保分も確保し、
以下のとおりといたしたいと存じます。
① 配当財産の種類
金銭といたします。
② 配当財産の割当てに関する事項およびその総額
当社普通株式1株につき金30円といたしたいと存じます。
なお、この場合の配当総額は2,853,599,460円となります。
③ 剰余金の配当が効力を生じる日
平成20年6月30日といたしたいと存じます。
なお、中間配当金として1株につき30円をお支払いいたしておりますので、
年間の配当金は1株につき60円となり、前期より5円増配となります。
2.その他剰余金の処分に関する事項
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするため、以下のとお
り別途積立金を取り崩し、繰越利益剰余金に振り替えるものであります。
① 減少する剰余金の項目とその額
別途積立金 32,500,000,000円
② 増加する剰余金の項目とその額
繰越利益剰余金 32,500,000,000円
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第2号議案 監査役4名選任の件
監査役全員(4名)は、本総会終結の時をもって任期満了となりますので、監
査役4名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は、次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
つ
1
ち
や
ふ
み
お
土 屋 文 夫
(昭和17年10月2日生)
略歴、当社における地位および担当
( 他 の 法 人 等 の 代 表 状 況 )
昭和43年4月
昭和54年12月
平成3年10月
平成7年6月
平成11年6月
平成17年6月
京成電鉄株式会社入社
当社経理部経理課長
当社総務部長
当社取締役
当社常務取締役
当社監査役(現任)
6,300株
昭和33年4月
昭和57年4月
昭和63年6月
お お つ か ひ ろ し
2
大 塚 弘
(昭和10年2月9日生)
京成電鉄株式会社入社
同社鉄道本部運輸部長
同社取締役鉄道副本部長兼運輸
部長
平成4年6月 同社常務取締役
平成7年6月 同社専務取締役
平成8年6月 当社監査役(現任)
平成8年6月 京成電鉄株式会社代表取締役専
務取締役
平成9年6月 同社代表取締役副社長
平成10年6月 同社代表取締役社長
平成16年6月 同社代表取締役会長(現任)
[他の法人等の代表状況]
京成電鉄株式会社代表取締役会長
所有する当社
の株式の数
昭和37年4月
平成元年7月
平成6年6月
い い づ か い さ お
3
飯 塚 勲
(昭和13年1月15日生)
京成電鉄株式会社入社
同社自動車本部自動車管理部長
同社取締役自動車副本部長兼自
動車管理部長
平成8年6月 同社常務取締役自動車本部長
平成12年6月 同社専務取締役自動車本部長
平成13年6月 関東鉄道株式会社代表取締役副社
長
平成14年6月 同社代表取締役社長
平成18年6月 同社代表取締役会長(現任)
[他の法人等の代表状況]
関東鉄道株式会社代表取締役会長
0株
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0株
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候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
な か の あ き や す
4
略歴、当社における地位および担当
( 他 の 法 人 等 の 代 表 状 況 )
平成3年4月
中 野 明 安
(昭和38年8月9日生) 平成3年4月
弁護士登録
丸の内総合法律事務所入所
所有する当社
の株式の数
100株
(注)1.監査役候補者と当社との間の特別の利害関係については以下のとおりでありま
す。
(1)監査役候補者大塚弘氏は、京成電鉄株式会社の代表取締役会長であり、同社
は当社と不動産賃貸等の取引関係があるほか、当社と同一の部類の営業(鉄道
による一般運輸業、不動産の賃貸・分譲業)を行っております。
(2)監査役候補者飯塚勲氏は、関東鉄道株式会社の代表取締役会長であり、同社
は当社と同一の部類の営業(鉄道による一般運輸業、不動産の賃貸・分譲業)
を行っております。
(3)その他の監査役候補者と当社の間には、特別の利害関係はありません。
2.大塚弘、飯塚勲および中野明安の各氏は、社外監査役候補者であります。
3.社外監査役候補者とした理由は以下のとおりであります。
(1)大塚弘氏につきましては、京成電鉄株式会社の取締役を務めており、企業経
営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、経営全般の監視と有効
な助言を期待し、社外監査役としての選任をお願いするものであります。
(2)飯塚勲氏につきましては、関東鉄道株式会社の取締役を務めており、企業経
営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しており、経営全般の監視と有効
な助言を期待し、社外監査役としての選任をお願いするものであります。
(3)中野明安氏につきましては、弁護士として法令についての高度な能力・識見
に基づき客観的な立場から監査を行うことができ、また人格的にも優れてい
るため、社外監査役としての選任をお願いするものであります。
なお、同氏は、過去に社外取締役となること以外の方法で会社の経営に関与
したことはありませんが、上記の理由により、社外監査役としての職務を適
切に遂行することができるものと判断しております。
4.大塚弘氏の社外監査役の在任期間は、本定時株主総会終結の時をもって12年と
なります。
5.社外監査役候補者の飯塚勲氏の三親等以内の親族が、当社の従業員であります。
以 上
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【インターネット等による議決権行使のご案内】
インターネットによる議決権行使は、この議決権行使専用ウェブサイト(http://
www.web54.net)をご利用いただくことによってのみ可能です。ご利用に際しては、
次の事項をご覧いただき、ご了承のうえご利用いただきますようお願い申し上げ
ます。
1.システムに係る条件
インターネットでの議決権行使を行うために、次のシステム環境をご確認く
ださい。
(1)画面の解像度が 横800×縦600ドット(SVGA)以上であること。
(2)次のアプリケーションをインストールしていること。
ア.Microsoft® Internet Explorer Ver.5.01 SP2 以降
イ.Adobe® Acrobat® Reader™ Ver.4.0 以降または、Adobe® Reader® Ver.
6.0以降(画面上で参考書類等をご覧になる場合)
※Microsoft® およびInternet Explorerは米国Microsoft Corporationの米国およびその
他の国における登録商標または商標です。
※Adobe® Acrobat® Reader™、 Adobe® Reader®はAdobe Systems Incorporated(アドビシ
ステムズ社)の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※これらのソフトウェアは、いずれも各社のホームページより無償で配布されています。
(3)インターネットの接続に、ファイアーウォールなど設定によりインターネッ
ト上での通信が制限される場合がありますので、システム管理者の方にご
確認ください。
(4)当ウェブサイトはポップアップ機能を使用しておりますので、ポップアッ
プ機能を自動的に遮断する機能(ポップアップブロック機能等)をご利用
されている場合は、解除(または一時解除)のうえ、ご利用ください。
2.議決権行使のお取り扱い
(1)インターネットにより複数回、議決権行使をされた場合は、最後に行われ
たものを有効な議決権行使としてお取り扱いします。
(2)インターネットと書面の両方で議決権行使をされた場合は、後に到着した
ものを有効な議決権行使としてお取り扱いします。なお、インターネット
と書面が同日に到着した場合は、インターネットを有効な議決権行使とし
てお取り扱いします。
(3)インターネットによる議決権行使は、平成20年6月26日(木曜日)午後5
時までに行使されるようお願いいたします。
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3.パスワードのお取り扱い
(1)パスワードは、ご投票される方が株主様ご本人であることを確認する手段
です。届出印鑑や暗証番号と同様に大切に保管願います。パスワードのお
電話などによるご照会には、お答えいたしかねます。
(2)パスワードは一定回数以上間違えるとロックされ使用できなくなります。
パスワードの再発行を希望する場合は、画面の案内に従ってお手続きくだ
さい。
4.パソコン等の操作方法に関するお問い合わせ先について
(1)本サイトでの議決権行使に関するパソコン等の操作方法がご不明な場合は、
下記にお問い合わせください。
中央三井 証券代行ウェブサポート 専用ダイヤル
[電話] 0120(65)2031
(受付時間 土日休日を除く 9:00~21:00)
(2)その他のご登録の住所・株式数のご照会などは、下記にお問い合わせくだ
さい。
中央三井信託銀行 証券代行事務センター
[電話] 0120(78)2031
(受付時間 土日休日を除く 9:00~17:00)
機関投資家の皆さまへ
上記のインターネットによる議決権の行使のほかに、予め申込みされた場
合に限り、株式会社東京証券取引所などが出資する株式会社ICJが運営す
る議決権行使プラットフォームをご利用いただくことができますのでご案内
いたします。
以 上
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株主総会会場ご案内図
場
交通
所
千葉市美浜区中瀬2丁目1番地
幕張メッセ イベントホール
(受付は2階でございます。)
JR京葉線海浜幕張駅(JR東京駅より約40分、西船橋駅より約15
分)南口下車徒歩約8分
JR総武線・京成電鉄幕張本郷駅よりバスで約18分
「千葉マリンスタジアム」「医療センター」行き、タウンセンターバス停下車徒歩約4分
「幕張メッセ中央」行き、幕張メッセ中央バス停下車すぐ
駐車場のご用意はいたしておりませんので、ご来場の際は、公共交通機関をご
利用くださいますようお願い申し上げます。
(55) / 2008/05/23 13:16 (2008/05/23 13:16) / wk_07436064_99_os2オリエンタルランド様_招集_地図_P.doc