ファッション画実習 テキスタイル・ファッションCAD演習 第2学年 後期 選択 実習 2単位 金石浩一 第2学年 後期 選択 演習 2単位 岩富由香、山本正記 授業の概要およびテーマ 社会におけるファッション画をファッションプロダクトとしてとら え描き方を習得するとともに、人に伝えなければならない情報とし てのファッション画、そして自身の視点やスケッチ力を磨く。 個々の発想におけるドローイング、ファッション画、コラージュを 使用しオリジナルイメージボードを制作します。 達成目標 ・現在のファッション業界が必要としているファッションデザイン 画を描くことができる。 ・衣服をデザインした時のバランス感、デフォルメの手法を習得で きる。 ・個々のおいた設定よりオリジナルなデザイン、及びイメージボー ドの作成ができる。 授業計画 01 ガイダンス、 ファッション画の表現力と個性 02 ハンガーイラスト(衣服)とファッション画の描き方 03 ハンガーイラスト(衣服)とファッション画の描き方 04 デフォルメとバランス、人体ポージング 05 デザインとファッションスタイル画(着衣): ドローイング 06 デザイン画ファッションスタイル画(着衣): ドローイング 07 着彩:素材表現とテクニック 08 着彩:素材表現とテクニック 09 イメージ展開: コラージュ、ドローイング 10 イメージ展開: コラージュ、ドローイング 11 イメージ展開: コラージュ、ドローイング 12 ファッションイメージ: コラージュ 13 ファッションイメージ: コラージュ、ドローイング 14 イメージボード制作 15 イメージボード制作 学生に対する成績評価基準 提出課題作品70%、授業参加態度・制作姿勢30% 単位取得必要な出席回数は10回以上とする。 テキスト 授業内でプリントを配布するほか、適宜指示します。 参考書・参考資料等 ・ファッション・デザイナーの創作スケッチブック ハイウェル・ デイヴィス 著 P-Vine BOOKs ・ファッションデザインアイデアノート サイモン・トラバーズ= サリダ・ザマン 著 グラフィック社 用具 授業のガイダンスで適宜指示します。 着彩の授業の時は、水彩、色鉛筆など各々用意してもらいます。 履修希望者への要望・事前準備 授業内のみの学習ではなかなか成果、達成は得られません。技術習 得というのは修練を重ねた上に成り立ちます。人物画を得意とする 人、そうでない人も探究心をもって諦めずに授業にのぞんで下さ い。 事前準備としては、「こんな絵が好き」、「こんな服が好き」とい うものを(写真の切り抜きで良いので) 見つけて(ファイリングする)おいてください。 授業の概要およびテーマ この授業は、テキスタイル(山本正記)ファッション(岩富由香)が分担して行ないます。 テキスタイル・ファッションを専攻する学生には必須の授業です。 〈テキスタイル〉 プリントにおけるPCの関わり方としては大別して2種類考えられる。一つには人の手によって 行われていた作業の効率を高め、製品の安定を計るという目的。 もう一つには、染色用インク ジェットプリンター等、従来の方法とは異なる出力を前提とした表現の追求にあると考える。 この授業では、photoshop/ Illustratorをツールに、通常のシルクスクリーンプリントを出口とし た表現と、ダイレクトインクジェットプリントを使用する事を前提とした表現に必要とされる知 識、それぞれのあり方について学で行きます。 この授業はパワーポイントを使った解説と演習にて進行する。 尚、授業計画は担当講師が授業の進行具合から判断し変更する事がある。 〈ファッション〉 現在のパターン(製図)はアナログのみならずデーター化したものでの対応が一般化しており、 それによってよりグローバルな対応を可能にしている。CADにより基本的製図理論の理解とパ ターン(製図)展開法を習得する。 3D CADとの連動により2次元であるパターンの可視化、修正や変更へのよりスピーディーな対 応の方法、基礎的工業用パターンへの展開方法等を習得する。 達成目標 〈テキスタイル〉 ・学内にてのシルクスクリーンプリントを前提としたデータ制作 ・ダイレクトインクジェットプリントを前提としたデータ製作 ・シルクスクリーンプリントにおけるリピート(送り)を理解する。 ・プレゼン用の簡単な2Dマッピング作成 〈ファッション〉 ・原型(服のゆとりやデザインが最小限のもの)より、ベーシック(シャツ等)の製図がCADに より描ける。 ・基本的製図の理論と展開方法が理解できる。 ・同一デザインの内、素材(生地や柄)の違いによるシルエットの変化がわかる。 授業計画 〈テキスタイル〉 01 授業説明・カラーマネジメントを含めた色の問題等について 02 Photoshop/ Illustratorを使用したチェック、ドット等ベーシックな柄作り 03 Photoshop/ Illustratorを使用した各種リピート柄柄作り 04 Photoshop/ Illustratorを使用した各種リピート柄と2Dマッピング 05 Photoshop/ Illustratorを使用したシルクスクリーンプリントの為のデータ作成① 06 Photoshop/ Illustratorを使用したシルクスクリーンプリントの為のデータ作成② 07 Photoshop/ Illustratorを使用したインクジェットプリントの為のデータ作成と2Dマッピン グ① 08 Photoshop/ Illustratorを使用したインクジェットプリントの為のデータ作成と2Dマッピン グ② 09 photoshopを使用したジャガード用データ作成と2Dマッピング① 10 photoshopを使用したジャガード用データ作成と2Dマッピング② 講評/結果及び考察。 〈ファッション〉 11 アパレルCAD基本操作法、基礎製図理論: 12 ベーシックパターンⅠ、3D CAD展開 13 ベーシックパターンⅡ、3D CAD展開 14 グレーディング(サイズ展開、製図柄配置) 15 工業用パターン展開、実物パターン(プリントアウト) 学生に対する成績評価基準 〈テキスタイル〉 成績は提出された課題の評価よる。出席等に関しては学校の規定に従うこととする。 〈ファッション〉 課題提出内容と最終回のデーター測定を基に「達成目標」に照らし合わせ評価します。 出欠席回数は最終評価の減点対象となります。 *テキスタイル3分の2、ファッション3分の1の割合で集計して成績をつけます。 出席・遅刻の基準 〈テキスタイル〉 出席等に関しては学校の規定に従うこととする。 テキスト 〈テキスタイル〉 必要が在れば授業内でプリントを配布する他、適宣指示します。 〈ファッション〉 授業内でプリントを配布するほか、適宜指示します。 用具 〈テキスタイル〉 基本的にデータのやり取りには外部ストレージの利用を考えて居るが、個人用にUSBメモリーか 外付けハードディスクを用意する事が好ましい。 ラフスケッチ用にクロッキー帳と筆記用具 履修希望者への要望・事前準備 〈テキスタイル〉 用具の欄にクロッキー帳と筆記用具と記したが、此れはパソコン上での作業が直接的に進みやす いためで在り、イメージの広がり易い環境を各自が作る必要が在ると考え得て居る為である。 沢山のテキスタイルに興味を持ち、良く観察する事。 〈ファッション〉 週1回1コマの授業となる為、完結して授業の復習は必ずしてください。遅刻や欠席でも授業を 理解するための障害となるので十分注意をすること。 183
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