GPIO-USB-01 - Pico Systems

GPIO-USB-01
取扱説明書
株式会社ピコシステムズ
東京都葛飾区細田3−9−37
TEL:03−5889−8906
FAX:03−5889−8916
§1
機能、特徴
GPIO-USB-01 は入力ポート16ビット、出力ポート16ビットを備えた汎用のUSB接続デジ
タル入出力ボードです。入出力ポートは一般的な応用に便利な入出力形式を備え、PCから手軽
に外部機器を制御できます。
GPIO-USB-01 には専用DLLによるAPIが付属しています。ユーザはUSBの知識が無くと
もAPIを用いて簡単にデジタル信号の入出力をプログラムできます。プログラム言語はVis
ual C++,Visual Basic,DelphiなどDLLコールを備えたすべての言
語から使用可能です。
GPIO-USB-01 の出力はオープンコレクタとなっており、リレーやランプなどを外部電源で駆動
できる様に設計されていますが、ボード自体はUSBバスパワーで動作します。このためLED
など省電力のデバイスであれば外部電源なしで使用可能です。
§2
仕様
基板サイズ
60mm x 90mm
電源
USBバスパワー(100mA 以下)
USB規格
USB1.0に準拠
対応PC
Windows 98SE,Me,2000,XP の動作する PC/AT 互換機
USB1.1 あるいは USB2.0 ポートを備えたPC
コネクタ
USB:
入出力:
入力ポート
16本
USB規格 B−Type
HIROSE HIF3BA−40PA−2.54DS
TTLレベル入力
プルアップ付CRフィルタ内蔵
出力ポート 16本 500mA MAX O.C.(東芝 TD62083使用)
§3
ポート仕様
ポートA
ポートB
ポートC
ポートD
:
:
:
:
入力ポート(8ビット)
入力ポート(8ビット)
出力ポート(8ビット)
出力ポート(8ビット)
§4
コネクタ接続
番号
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
39
信号名
VCC *
ポートA0
ポートA1
ポートA2
ポートA3
ポートA4
ポートA5
ポートA6
ポートA7
GND
ポートC FWD※
ポートC0
ポートC1
ポートC2
ポートC3
ポートC4
ポートC5
ポートC6
ポートC7
GND
入出力方向
番号
出力
2
入力
4
入力
6
入力
8
入力
10
入力
12
入力
14
入力
16
入力
18
出力
20
−
22
出力(O.C.) 24
出力(O.C.) 26
出力(O.C.) 28
出力(O.C.) 30
出力(O.C.) 32
出力(O.C.) 34
出力(O.C.) 36
出力(O.C.) 38
出力
40
信号名
VCC *
ポートB0
ポートB1
ポートB2
ポートB3
ポートB4
ポートB5
ポートB6
ポートB7
GND
ポートD FWD※
ポートD0
ポートD1
ポートD2
ポートD3
ポートD4
ポートD5
ポートD6
ポートD7
GND
入出力方向
出力
入力
入力
入力
入力
入力
入力
入力
入力
出力
−
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力(O.C.)
出力
* USBバスパワーが出力されています。10mA以下の小電流を取り出すことが出来ま
す。内部に過電流保護素子が入っています。
※ 内蔵フライホイールダイオード接続端子です。本端子を外部電源の(+)側に接続する
ことでフライホイールダイオードが有効になります。
§5
入出力回路
入力回路
出力回路
§6
1.
ドライバのインストール(Windows XP の場合)
WINDOWS が立ち上がっている状態で GPIO-USB-01 に電源を投入します。
2.
WINDOWS が GPIO-USB-01 を検出して「新しいハードウェアの検出ウィザード」が自動的
に起動します。(Fig-1)
Fig-1
3.
(Fig-1)で「一覧または特定の場所からインストールする」を選んで「次へ」をクリック
します。
Fig-2
4.
(Fig-2) で「次の場所で最適のドライバを検索する」を選び「次の場所を含める」をチ
ェックし、参照をクリックします。
5.
(Fig-3)でドライバのフォルダを選択して「OK」をクリックします。この例ではデスク
トップにドライバフォルダがありますが、CDからインストールする場合はCD内のフォル
ダを指定します。
6.
(Fig-2)の画面に戻って「次へ」をクリックします。
Fig-3
7.
(Fig-4)のウィンドウが表示された後、(Fig-5)のウィンドウが表示されます。
Fig-4
Fig-5
8.
「続行」をクリックします。
Fig-6
9.
(Fig-6)のウィンドウが表示されればインストール完了です。
「完了」をクリックします。
§7
ドライバのインストール(Windows Me の場合)
BVCM-USB-01 に電源を接続します。(まだ電源は投入しないでください)
USB ケーブルでPCと接続します。
1.WINDOWS が立ち上がっている状態で BVCM-USB-01 に電源を投入します。
2.WINDOWS が BVCM-USB-01 を検出して「新しいハードウェアの追加ウィザード」が自動的に起
動します。(Fig-7)
Fig-7
3.(Fig-7)で「ドライバの場所を指定する」を選んで「次へ」をクリックします。
Fig-8
4.(Fig-8) で「次の場所で最適のドライバを検索する」を選び「次の場所を含める」をチェッ
クし、参照をクリックします。
5.(Fig-9)でドライバのフォルダを選択して「OK」をクリックします。この例ではデスクトッ
プにドライバフォルダがありますが、CDからインストールする場合はCD内のフォルダを
指定します。
6.(Fig-8)の画面に戻って「次へ」をクリックします。
Fig-9
7.(Fig-10)のウィンドウが表示されたら「次へ」をクリックします。
Fig-10
8.(Fig-11)のウィンドウが表示されればインストール完了です。「完了」をクリックします。
Fig-11
§8
ドライバのインストール(その他の Windows)
本取扱説明書では Windows XP および Windows Me でのインストール方法を示しましたが、ほぼ
同じ流れで Windows 98SE, Windows 2000 にもインストールすることができます。
Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2003 は動作保障対象外です。