カラワン県における雇用機会拡大に関するカラワン県知事規程 2016 年第

カラワン県における雇用機会拡大に関するカラワン県知事規程 2016 年第 8 号
唯一神のご加護により、
カラワン県知事は、
a. 地方における雇用機会の拡大政策は、失業率を引き下げ、雇用関係内外問わず各
種セクターにおける住民の雇用機会拡大を図るための地方開発の成否の判断基準
の一つであること、
b. 雇用機会の拡大は、労働管理に関するカラワン県地方条例 2011 年第 1 号(カラ
ワン県公報 2011 年 1 号 E)の第 24 条(5)項の規定で命じられていること、
c. a と b を考慮し、カラワン県における雇用機会拡大に関するカラワン県知事規程
を定める必要があること、
を考慮し、
1. 西ジャワ州における県の制定に関する法律 1950 年第 14 号(官報 1950 年)及び
その改正である西ジャワ州における県の制定に関する法律 1950 年第 14 号の改正
によるプルワカルタ県とスバン県の制定に関する法律 1968 年第 4 号(官報 1968
年 31 号、官報追記 2851 号)
2. 会社における労働報告義務に関する法律 1981 年第 7 号(官報 1981 年 39 号、官
報追記 3201 号)
3. 労働に関する法律 2003 年第 13 号(官報 2003 年 39 号、官報追記 4279 号)
4. 法規の制定に関する法律 2011 年第 12 号(官報 2011 年 82 号、官報追記 5234 号)
5. 地方政府に関する法律 2014 年第 24 号(官報 2014 年 244 号、官報追記 5587 号)
及び数次にわたり改正され、その最終改正である地方政府に関する法律 2014 年
第 24 号の 2 度目の改正に関する法律 2015 年第 9 号(官報 2015 年 58 号、官報追
記 5679 号)
6. 法規制定に関する法律 2011 年第 12 号の実施規程に関する大統領規程 2014 年第
87 号(官報 2014 年 199 号)
7. 地方財政管理に関する政令 2005 年第 58 号(官報 2005 年 118 号、官報追記 4138
号)
8. 労働情報取得手順と労働計画実施に関する政令 2007 年第 15 号(官報 2007 年 34
号、官報追記 4701 号)
9. 雇用拡大に関する政令 2013 年第 33 号(官報 2013 年 75 号、官報追記 5413 号)
10. 会社における労働報告手順に関する労働移住大臣規程 No.PER.14/MEN/VI/2006
11. 地方法規制定に関する内務大臣規程 2015 年第 80 号(官報 2015 年 2036 号)
12. 労働管理に関するカラワン県地方条例 2011 年第 1 号(カラワン県公報 2011 年 1
号 E)
を鑑み、
以下を決定した:
カラワン県における雇用機会拡大に関する県知事規程を定める。
資料は、インドネシア語の原文を参考までに和訳したものですが、定訳ではなくあくまでも仮訳ですので、内容の正確性・完全性 に
ついては保証いたしかねます。正確な理解のため、原文も必ず参照されることをおすすめいたします。また、KIIC 工業団地は本資料
に起因して生ずるいかなる業務上の責をも負うものではありません。 又、当資料は、KIIC 工業団地入居企業様の為に作成されたも
のであり、他社様への転送は、お控え頂きたく、宜しく御願い致します。
第1章
総則
第1条
1. 地方とは、カラワン県のことである。
2. 地方政府とは、自治地域の権限となっている行政の実施を率いる地方行政の実施
機構としての地方首長のことである。
3. 地方議会とは、地方行政の実施機構としての地位を有する地方議会のことであり、
以後 DPRD と略称する。
4. 県知事とは、カラワン県知事のことである。
5. 地方官房長官とは、カラワン県地方官房長官のことである。
6. 地方行政ユニットとは、地方政府の地方行政機構のことであり、以後、SKPD と
称する。
7. 地方行政機構とは、地方官房、地方議会義務局、局、監査局、地方技術機関、郡、
村から構成される地方行政実施のために県知事を補佐する機構のことである。
8. 局とはカラワン県労働移住局のことである。
9. 労働事情とは、仕事に就く前、就いている間、勤続後の労働力と関連するあらゆ
る事項のことである。
10. 労働力とは、自ら或いは社会の需要を満たすために物品及び/或いはサービスを
生産するために業務を行う能力のある各人のことである。
11. 地元労働者とは、カラワン県出身、或いは代々カラワン県で生まれ他の地方から
来た、或いは一定期間所在している(住民登録カード及び家族カードで証明、2
年以上であること) 労働力のことである。
12. 労働者とは、賃金或いは他の形態の報酬を受け取り仕事をする各人のことである。
13. 雇用機会の拡大とは、新規雇用の創出及び/或いは雇用機会の開発のための取り
組みのことである。
14. 雇用機会とは、求職者と既存の労働者が埋める求人のことである。
15. 求人とは、求職者がまだ埋めていない職種/役職のことである。
16. 雇用機会展とは、職業紹介を目的に特定の期間と場所において求職者と雇用者が
出会うための活動のことである。
17. 雇用関係内の雇用機会の拡大とは、政府(訳注:命令の間違いと思われる)、労
働者(同じく、仕事の間違い)、賃金の要素を有する労働契約に基づく、新規雇
用機会の創出及び/或いは雇用機会の開発のことである。
18. 雇用関係外の雇用機会の拡大とは、労働契約に基づかない新規雇用機会の創出及
び/或いは雇用機会の開発のことである。
19. 労働契約とは、労働者と経営者或いは雇用者との間の契約で、労働条件、双方の
権利と義務が記載されたもののことである。
20. 雇用関係とは、労働契約に基づく経営者と労働者との関係であり、仕事、賃金、
命令の要素を有する。
資料は、インドネシア語の原文を参考までに和訳したものですが、定訳ではなくあくまでも仮訳ですので、内容の正確性・完全性 に
ついては保証いたしかねます。正確な理解のため、原文も必ず参照されることをおすすめいたします。また、KIIC 工業団地は本資料
に起因して生ずるいかなる業務上の責をも負うものではありません。 又、当資料は、KIIC 工業団地入居企業様の為に作成されたも
のであり、他社様への転送は、お控え頂きたく、宜しく御願い致します。
21. 労働報告とは、会社の労働状況に関するデータを記載した報告のことである。
22. 会社における労働報告義務とは、会社の ID、労働関係、労働力の保護、会社に
おける雇用機会に関する報告の形で会社に義務付けられた活動のことである。
23. 会社における労働報告義務データベースとは、会社における労働報告義務デー
タ・情報の収集、管理、確認を行う情報システムアプリケーションのことである。
24. 県の会社における労働報告義務データとは、地方政策策定材料として地方に所在
する会社の労働報告義務データ・情報を提供する加工データのことである。
25. 労働計画とは、継続的な労働開発プログラムの政策、戦略の策定とプログラムの
実施のための根拠及びレファレンスとなる、系統的な労働計画策定プロセスのこ
とであり、以後 PTK と称する。
26. 労働監督官とは、法規に基づき労働監督を行う専門職として任命された公務員の
ことである。
27. 会社とは:
a. 法人の形態であるかどうかにかかわらず、民間であれ国有であれ、個人、
パートナーシップ或いは法人が所有し、賃金或いは別の形態の報酬を支払
い労働者を雇用するあらゆる事業体のこと
b. 社会事業その他の事業体で、経営機能を持ち、賃金または別の形態の報酬
を支払い労働者を雇用する事業体のこと
28. アントレプレナーシップとは、よりよいサービスを提供するため及び/或いはよ
り利益を確保するために効率を高めることによって、新たな作業方法、技術、製
品を模索、創出、適用することを指向する事業及び/或いは活動に従事する人の
精神、態度、行動及び能力のことである。
29. 特定労働集約産業会社とは、工業大臣が定める労働集約産業の規準を満たす会社
のことである。
30. 市民組織とは、社会経済活性化分野を行う機関のことである。
31. 自立労働者とは、雇用創出と自ら或いは他人のための収入を生み出しうる活動や
事業を行うための態度、精神、行動、能力を有する労働力のことである。
32. 労働集約制度とは、一時的、恒久的及び/或いは継続的収入を提供しうる、政府
或いは住民が実施する開発或いは事業活動の中で多くの労働力を利用することを
優先する制度のことである。
33. 最適技術とは、簡素で、適用が容易で、環境を破壊せず、経済的な付加価値を生
む技術のことである。
34. 国営企業とは、国家の分離財産に由来する直接出資を受け、国がそのすべて或い
は大部分の資本を保有する事業体のことであり、以後 BUMN と称する。
第2章
範囲
第2条
(1) 地方政府は各セクターの雇用機会拡大を定める。
資料は、インドネシア語の原文を参考までに和訳したものですが、定訳ではなくあくまでも仮訳ですので、内容の正確性・完全性 に
ついては保証いたしかねます。正確な理解のため、原文も必ず参照されることをおすすめいたします。また、KIIC 工業団地は本資料
に起因して生ずるいかなる業務上の責をも負うものではありません。 又、当資料は、KIIC 工業団地入居企業様の為に作成されたも
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(2) (1)項に規定の地方労働計画に基づく雇用機会の拡大の各セクターに含まれる
のは:
a. 農林水産
b. 鉱業・採掘
c. 加工業
d. 電力、ガス、蒸気/熱水、空冷供給
e. 水供給、ごみ処理とリサイクル、廃棄物・ゴミの廃棄と清掃
f. 建設
g. 大規模商業・小売業、自動車とバイクの修繕・手入れ
h. 運輸と倉庫
i. 宿泊、食品・飲料提供
j. 情報通信
k. 金融サービスと保険
l. 不動産
m. 専門・科学技術・技術サービス
n. レンタルサービス、オペレーティングリース、労働、旅行代理店、その他
サポート事業
o. 政府行政、防衛、強制加入の社会保障
p. 教育サービス
q. 保健・社会活動
r. 芸術、娯楽、レクレーション
s. その他サービス活動
t. 家事を行う個人サービス、自家利用のための製造・サービス活動
u. 国際機関及び治外法権機関の活動
第3条
第 2 条(2)項に規定の雇用機会拡大に含まれるのは、
a. 雇用関係内の雇用機会の拡大、及び
b. 雇用関係外の雇用機会の拡大
第4条
第 3 条に規定の雇用機会の拡大は各セクターの地方労働計画に基づく。
第3章
雇用機会の拡大
第1部
政策の方向性
第5条
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(1) 第 3 条 a に規定の雇用関係内の雇用機会の拡大は、雇用機会拡大の創出及び雇用
開発を指向する。
(2) 第 3 条 b に規定の雇用関係外の雇用機会の拡大は、天然資源、人材、最適技術ポ
テンシャルの活用により、生産的かつ持続性のある雇用機会の創出と開発を指向
する。
第2部
実施者
第6条
(1) 第 5 条(1)項に規定の雇用関係内の雇用機会の拡大は、下記の者が実施す
る:
a. 国営企業/公営企業
b. 民間
(2) 第 5 条(2)項に規定の雇用関係外の雇用機会の拡大は、下記の者が実施す
る:
a. 地方政府
b. 国営企業/公営企業
c. 民間
d. 市民組織
第3部
活動の形態
第7条
(1) 第 5 条(1)項に規定の雇用関係内の雇用機会の拡大の創出と開発のために、地
方政府は投資許認可便宜を与えることが可能。
(2) 第 6 条(1)項に規定の雇用関係内の雇用機会の拡大の実施において、国営企業/
公営企業及び民間は、雇用関係内の雇用機会拡大プログラムと活動を定める。
(3) (2)項に規定の雇用関係内の雇用機会拡大プログラムと活動は、カラワンの地
元労働者を少なくとも 60%吸収する形で行い、住民登録カードと家族カードで
これを証明する。
(4) (3)項に規定の雇用関係内の雇用機会プログラムと活動は、カラワン県労働移
住局で求人情報と労働者の選抜を通じ、ワンドアでこれを行う。
第8条
(1) 第 6 条(2)項に規定の雇用関係外の雇用機会拡大のために、アントレプレナー
シッププログラムを行う。
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(2) (1)項に規定のアントレプレナーシッププログラムは下記の体系で行う:
a. 自立労働者の開発と育成
b. 自営業者の創出
c. 労働集約制度
d. 最適技術の適用
e. ボランティア労働者の活用、及び/或いは
f. 雇用関係拡大創出を促進しうるその他の体系
(3) (2)項に規定のアントレプレナーシッププログラムは、社会のニーズ、地方の
資源ポテンシャルに応じ、生産的経済事業活動を指向してこれを実施する。
(4) 地方政府は、下記を通じて(2)項に規定のアントレプレナーシッププログラム
を促進する:
a. 資本
b. 保証
c. 育成支援
d. 訓練
e. コンサルティング
f. 技術指導、及び/或いは
g. データ・情報の提供
(5) 民間企業と国営企業/公営企業は、下記を通じて(2)項に規定のアントレプレナ
ーシッププログラムの実施促進をはかる:
a. CSR
b. 政府系職業訓練所と協力したアントレプレナーシップ研修
(6) 保証機関及び金融機関は、雇用機会の創出或いは拡大が可能な住民に対し、信用
便宜及び/或いは信用保証便宜の形で便宜の供与が可能。
(7) (5)項 a に規定の CSR の管理のために県知事はチームを結成する。
第4章
雇用機会拡大実施報告
第9条
(1) 第 6 条(1)項と(2)項に規定の国営企業、公営企業、民間及び市民組織は、毎月定
期的にカラワン県労働移住局に対し、雇用機会拡大活動及び/或いはプログラム
実施に関連する報告書を書面で作成する義務を負う。
(2) (1)項に規定の報告書は、カラワン県労働移住局が地方における雇用機会拡大政
策制定の根拠として利用する。
第5章
結びの規定
第 10 条
資料は、インドネシア語の原文を参考までに和訳したものですが、定訳ではなくあくまでも仮訳ですので、内容の正確性・完全性 に
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本県知事規程発効時点において、カラワン県における雇用機会拡大に関するカラワン県
知事規程 2015 年 41 号は取り消し無効となる。
第 11 条
本県知事規程は、法制化の日から有効となる。
すべての人に知らしめるため、本県知事規程をカラワン県公報に記載する。
2016 年 3 月 22 日、カラワンにて制定
カラワン県知事
セリカ・ヌラチャディアナ
2016 年 3 月 22 日、カラワンにて法制化
カラワン県地方官房長官
テディ・ルスフェンディ・スティスナ
カラワン県公報 2016 年 8 号
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