LinkStation HD-HLAN シリーズ ユーザーズマニュアル はじめに ..................... 3 1 セットアップ(基本編)......... 9 2 セットアップ(応用編).........22 3 詳細設定(応用編).............40 4 付録 .........................71 5 本書の使いかた 本書を正しくご活用いただくための表記上の約束ごとを説明します。 表記上の約束 注意マーク........ に続く説明文は、製品の取り扱いにあたって特に注意すべき事 項です。この注意事項に従わなかった場合、身体や製品に損傷を与え る恐れがあります。 次の動作マーク.... に続くページは、次にどこのページへ進めば良いかを記してい ます。 文中の用語表記 ・Windows搭載パソコンの場合、本書では次のようなドライブ構成を想定して説明しています。 C: ハードディスク D: CD‑ROMドライブ ・本書では、Microsoft社 Windows Millennium EditionをWindowsMeと表記しています。 ・本書では、Microsoft社 Windows98 Second EditionをWindows98SEと表記しています。 ・本書では原則としてHD‑HLANシリーズをLinkStationと表記しています。 ■ 本書の著作権は弊社に帰属します。本書の一部または全部を弊社に無断で転載、複製、改変などを行う ことは禁じられております。 ■ BUFFALO、LinkStationは、株式会社バッファローの商標です。本書に記載されている他社製品名は、一般に 各社の商標または登録商標です。本書では、、、などのマークは記載していません。 ■ 本書に記載された仕様、デザイン、その他の内容については、改良のため予告なしに変更される場合が あり、現に購入された製品とは一部異なることがあります。 ■ 本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなどがありま したら、お買い求めになった販売店または弊社サポートセンターまでご連絡ください。 ■ 本製品は一般的なオフィスや家庭のOA機器としてお使いください。 万一、 一般OA機器以外として使用さ れたことにより損害が発生した場合、 弊社はいかなる責任も負いかねますので、 あらかじめご了承くだ さい。 ・医療機器や人命に直接的または間接的に関わるシステムなど、高い安全性が要求される用途には使 用しないでください。 ・一般OA機器よりも高い信頼性が要求される機器や電算機システムなどの用途に使用するときは、ご 使用になるシステムの安全設計や故障に対する適切な処置を万全におこなってください。 ■ 本製品は、日本国内でのみ使用されることを前提に設計、 製造されています。日本国外では使用しない でください。また、弊社は、本製品に関して日本国外での保守または技術サポートを行っておりません。 ■ 本製品のうち、外国為替および外国貿易法の規定により戦略物資等(または役務)に該当するものにつ いては、日本国外への輸出に際して、日本国政府の輸出許可(または役務取引許可)が必要です。 ■ 本製品の使用に際しては、本書に記載した使用方法に沿ってご使用ください。 特に、注意事項として記 載された取扱方法に違反する使用はお止めください。 ■ 弊社は、製品の故障に関して一定の条件下で修理を保証しますが、記憶されたデータが消失・破損した 場合については、保証しておりません。本製品がハードディスク等の記憶装置の場合または記憶装置に 接続して使用するものである場合は、本書に記載された注意事項を遵守してください。また、必要なデー タはバックアップを作成してください。お客様が、本書の注意事項に違反し、またはバックアップの作成 を怠ったために、データを消失・破棄に伴う損害が発生した場合であっても、弊社はその責任を負いか ねますのであらかじめご了承ください。 ■ 本製品に起因する債務不履行または不法行為に基づく損害賠償責任は、 弊社に故意または重大な過失が あった場合を除き、本製品の購入代金と同額を上限と致します。 ■ 本製品に隠れた瑕疵があった場合、 無償にて当該瑕疵を修補し、または瑕疵のない同一製品または同等 品に交換致しますが、当該瑕疵に基づく損害賠償の責に任じません。 目 次 1 はじめに ................................. 3 特長 .......................................................... 3 各部の名称 .................................................... 3 制限事項 ...................................................... 4 2 セットアップ(基本編) ..................... 9 WindowsXP/2000/Me/98SE/98 でのセットアップ手順 ............... 9 Windows95/NT4.0、Mac OS でのセットアップ手順 ................ 10 クライアントユーティリティについて .......................... 10 ネットワークドライブのマウント .............................. 11 Mac OS 8.6 〜 9.2.2 ............................................... 11 Mac OS X(10.0.4 〜 10.1.5) ........................................ 13 Mac OS X(10.2 〜 10.2.8) .......................................... 15 Mac OS X(10.3) ................................................... 19 3 セットアップ(応用編) .................... 22 ネットワークドライブの割り当て .............................. 22 WindowsXP ........................................................ 22 WindowsMe/98SE/98/95/NT4.0 ....................................... 23 Windows2000 ...................................................... 24 LinkStation の IP アドレスを変更したいとき .................... 26 2 台以上 LinkStation を増設したいとき ......................... 27 LinkStation にハードディスクを増設したいとき ................. 27 ハードディスクの接続 ............................................ 27 増設したハードディスクをフォーマットする ........................ 28 増設したハードディスクの共有フォルダを見えなくする .............. 29 LinkStation にプリンタを増設したいとき ....................... 30 プリンタの接続 .................................................. 30 WindowsXP での共有設定(プリンタの登録)........................... 30 Windows2000/NT4.0 での共有設定(プリンタの登録)................... 31 WindowsMe/98SE/98/95 での共有設定(プリンタの登録)................ 32 Mac OS 8.6 〜 9.2.2 での共有設定(プリンタの登録).................. 34 Mac OS X 10.0.4 〜 10.2.8 での共有設定(プリンタの登録)............ 35 Mac OS X 10.3 での共有設定(プリンタの登録)....................... 37 プリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)....................... 39 4 詳細設定(応用編) ........................ 40 設定画面の表示方法 ........................................... 40 詳細設定の項目 ............................................... 41 設定画面の機能一覧 ........................................... 42 設定の手順例 ................................................. 54 LinkStation の名称(ホスト名)の変更 ............................... 54 共有フォルダの作成 ............................................... 54 アクセス制限の設定 ............................................... 56 スリープ機能を使用する ........................................... 60 LinkStation のハードディスクをチェックする ....................... 61 LinkStation のハードディスクをフォーマットする .................. 62 LinkStation の管理者パスワードを変更する ......................... 63 設定の初期化手順 ............................................. 63 バックアップ ................................................. 64 パソコンのデータをバックアップする(WindowsXP/2000/Me/98SE/98)... 64 LinkStation のデータをバックアップする ........................... 66 FTP サーバ機能を使うとき ..................................... 68 ドメインでネットワークに参加させるとき ...................... 70 5 付録 .................................... 71 出荷時設定 ................................................... 71 困ったときは ................................................. 72 用語集 ....................................................... 87 1 はじめに LinkStation を使用する前に知っておいていただきたいことを説明しています。 特長 ● 100BASE‑TX/10BASE‑Tポートを搭載し、LANに接続された複数台のパソコン(Macintoshにも対応) からアクセスが可能です。 ● LinkStationの共有フォルダごとにアクセス制限が可能です。 ● LinkStationに30分アクセスがないときは、自動的にLinkStation内のハードディスクの回転を 停止します。アクセスがあれば自動的に回転を開始します。 ● 前面および背面にUSBコネクタ(USB2.0/1.1 シリーズA)を搭載しています。 USBコネクタには、外付けハードディスクを増設してLinkStationの共有フォルダを増やしたり、 プリンタを接続してネットワークプリンタとして使用することができます。 1 はじめに 各部の名称 ● 前面 ① 電源スイッチ ② 電源ランプ ③ LINK/ACT ランプ ④ DISK FULL ランプ ⑤ DIAG ランプ ⑥ USB2.0/1.1 付属品の確認は別紙 「はじめにお読みくださ い」を参照してください。 LinkStation前面には、保護シートが貼り付 けられています。はがしてお使いください。 コネクタ(シリーズA) ①電源スイッチ ④ DISK FULL ランプ 電源 ON:電源スイッチを押します。 電源 OFF:電源スイッチを 3 秒間押し続けます。 ハードディスクの空容量が全容量の 10% 以下になった とき、赤色に点灯します。 ハードディスクフォーマット、チェック中に赤色に点 滅します。 ②電源ランプ 電源 ON:緑色に点灯 電源 OFF:消灯 起動中 / 終了中:緑色に点滅 スリープ設定中:緑色にゆるやかに点滅 ③ LINK/ACT ランプ 緑色に点灯:100Mbps リンク時 オレンジ色に点灯:10Mbps リンク時 緑色に点滅:100Mbps 通信中 オレンジ色に点滅:10Mbps 通信中 ⑤ DIAG ランプ エラーが発生したとき赤色に点滅します。 【P75】 初期化時、 ファームウェアアップデート時は、 電源ランプ、DISK FULLランプ、DIAGランプが 点滅します。 ⑥ USB コネクタ(USB2.0/1.1 シリーズ A) U S B 接続外付けハードディスクやプリンタを LinkStation に増設できます。 ※ハードディスク、プリンタ以外の USB 機器(USB ハブ など)の接続には対応しておりません。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 3 ● 背面 ⑦ ファン ⑧ 初期化スイッチ ⑨ ストレート / クロス設定スイッチ ストレート/クロス設定スイッチが無いLinkStationもありま す。 この場合、 自動的にストレート/クロスを切り換えます。 ⑩ LAN ポート ⑪ USB2.0/1.1 コネクタ(シリーズ A) ⑦ファン ファンを塞ぐような設置はしないでください。 ⑧初期化スイッチ LinkStation 動作時(電源ランプ点灯)に、ボールペンの先などで 3 秒間押し続けると、本製品の設定内容 が出荷時設定に変更されます。 ⑨ストレート / クロス設定スイッチ ストレートケーブル使用時: クロスケーブル使用時: ※ LAN ケーブルを接続しても LINK/ACT ランプが点灯しないときは、ストレート/ クロス設定スイッチの 設定を切り換えてください。 ⑩ LAN ポート LAN ケーブルを接続します。 ⑪ USB コネクタ(USB2.0/1.1 シリーズ A) USB 接続外付けハードディスクやプリンタを LinkStation に増設できます。 ※ハードディスク、プリンタ以外の USB 機器(USB ハブなど)の接続には対応しておりません。 制限事項 ここに記載の制限事項は、 LinkStationのファームウェアが最新版であることを前提にしてい ます。 最新のファームウェアは、 弊社ホームページからダウンロードすることができます。 ●Windows98SE/98/95、 Mac OS(AppleTalk接続時)では、OSの制限によって2GB以上のファイルをコ ピーすることはできません。 ●WindowsMeでは、OSの制限によって4GB以上のファイルをコピーすることはできません。 ●全角文字 (日本語など) のフォルダやファイル名を作成するときは、120文字以内にしてください。 120文字を越える名前のフォルダやファイルは、コピー操作ができないことがあります。 ●LinkStationのフォルダやファイルに属性(隠し/読取専用)を設定することはできません。 4 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル ●LinkStation内蔵の時計は長期間使用すると時間がずれることがあります。ずれていたときは修 正してください。また時刻はNTP機能で自動的に修正することもできます。 【 P42】 ●共有フォルダ名とワークグループ名に漢字を使用すると、 使用した文字によっては共有フォルダ やワークグループが正常に表示されないことがあります。 そのようなときは漢字以外の文字をお 使いください。 ●本製品に登録するユーザ名およびグループ名に以下の文字は使用できません。 あらかじめご了承ください。 <登録できないユーザ名、グループ名> root、 bin、daemon、 sys、 adm、 tty、disk、 lp、sync、 shutdown、 halt、operator、 nobody、 mail、 news、 uucp、 ftp、 kmem、 utmp、shadow、 users、 nogroup、 all、 none、 hdusers ●本製品に登録する共有フォルダ名に以下の文字は使用できません。あらかじめご了承ください。 <登録できない共有フォルダ名> info、 spool、 usbdisk1、 usbdisk2、 lost+found、 global、 home、 printers、 backups、 lp 1 はじめに ●LinkStationへのファイルコピーは、ジャーナリングファイルシステムにより保護されています が、コピー中にキャンセルしたり、コピーを途中で終了(LANケーブルが抜けた、停電など)すると 次の現象が発生することがあります。 ・設定したデータ(LinkStationの名称、ユーザ、グループ)が消えてしまうことがあります。 ・ 「HDDエラー」と表示され、LinkStationにアクセスできなくなることがあります。 その場合は、 画面の指示に従って、 「再起動(LinkStation)」 「HDD情報の再構成」 「HDDのフォーマッ ト」の処理を行ってください。 ・不完全なファイルがコピーされ、ファイルが削除できなくなることがあります。 その場合は、LinkStationを再起動してからファイルを削除し、 コピー操作をもう一度行ってくだ さい。 ●LinkStationのハードディスクをフォーマットしても、 設定画面での[HDD使用率]および[HDD使用 量]はOにはなりません。これはシステム領域として使用しているためです。 ●Windowsのネットワークログイン時のユーザ名、パスワードを LinkStationと同じユーザ名、 パス ワードにしてください。 異なる場合、LinkStationのアクセス制限を設けた共有フォルダにアクセ スできません。 ●LinkStationにファイルをコピーしたとき、ファイルの日付情報は全て更新されます。作成日時、 更新日時、更新アクセスなどの日付情報は保持されません。 ●ハードディスクの容量をブラウザから確認したときと、Windowsのドライブのプロパティから確 認したときで、値は大きく異なります。 ●WindowsMe/98SE/98/95では、OSの仕様によりファミリーログオン時にフォルダの共有ができませ ん。ファミリーログオンではなく、Windowsネットワークログオンからログオンしてください。 ●LinkStationのバックアップタイマー機能とスリープタイマー機能は同時に設定することはでき ません。これらの機能を使用するときはどちらか片方のみを設定ください。 ●FTPクライアントソフトウェアでファイルやディレクトリの属性(呼出/書込/実行など)を変更す ることはできません。読取専用にしたいときは、P55、68に記載の手順でおこなってください。 ●FTPで公開する共有フォルダをP55、68の手順で読取専用にしてもFTPクライアントソフトウェア で表示されるファイルやディレクトリの属性は書込可能になっています。実際には読取専用に なっていますので書き込むことはできません。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 5 ●Macintoshでは、拡張子を含めてファイル名が32文字以上のファイルを見ることができません。 ●Mac OS X(10.2以降)でAppleTalkを使用せずにsmbを指定して接続する場合、 全角文字(日本語な ど)のファイル名やフォルダ名を使用しないでください。ファイル名やフォルダ名が正常に表示 されません。 【P17、21】 ●Macintoshからアクセスされた共有フォルダには、Macintosh用の情報ファイルが自動生成される ことがあります。 これらをWindowsから削除した場合、Macintoshからアクセスできなくなること がありますので削除はしないでください。 ●MacintoshでLinkStationのファームウェアをアップデートすることはできません。 アップデートす る際は、Windows搭載パソコンにて行ってください。 ●MacintoshユーザやFTPユーザに対してアクセス制限を設定するときは、ユーザ単位で行ってくだ さい 【P56】 。 グループ単位で設定すると、 アクセス制限した共有フォルダにアクセスできないこと があります。 ●共有フォルダ名とワークグループ名に次の文字を使用すると、LinkStationのデータにアクセス できなくなることがあります(Macintoshでは正常に表示されません)。 また、 ファイル名に使用す ると、OSによってはファイル操作が正常行えないことがあります。 ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅨⅩ ⅰⅱⅲⅳⅴⅵⅶⅷⅸⅹ㎜㎝㎞㎎㎏㏄㎡№ ㏍℡㊤㊥㊦㊧㊨㈱㈲㈹㍾㍽㍼㍻㍉㌔㌢㍍㌘㌧㌃㌶㍑㍗㌍㌦㌣㌫㍊㌻ ¦'"〝〟∮∑∟⊿纊褜鍈銈蓜俉炻昱棈 鋹曻彅丨仡仼伀伃伹佖侒侊侚侔俍偀倢俿倞偆偰偂傔僴僘兊兤冝冾凬刕劜劦勀勛匀匇匤卲厓厲叝﨎咜咊咩哿喆 坙坥垬埈埇﨏塚增墲夋奓奛奝奣妤妺孖寀甯寘寛尞岦岺峵崧嵓﨑嵂嵭嶸嶹巐弡弴彧德忞恝悅悊惞惕愠惲愑愷愰 憘戓抦揵摠撝擎敎昀昕昂昉昮昞昤晥晗晙晴晳暙暠暲暿曺朎朗杦枻桒柀栁桄棏﨓楨﨔榘槢樰橫橆橳橾櫢櫤毖氿 汜沆汯泚洄涇浯涖涬淏淸淲淼渹湜渧渼溿澈澵濵瀅瀇瀨炅炫焏焄煜煆煇凞燁燾犱犾猤猪獷玽珉珖珣珒琇珵琦琪 琩琮瑢璉璟甁畯皂皜皞皛皦益睆劯砡硎硤硺礰礼神祥禔福禛竑竧靖竫箞精絈絜綷綠緖繒罇羡羽茁荢荿菇菶葈蒴 蕓蕙蕫﨟薰蘒﨡蠇裵訒訷詹誧誾諟諸諶譓譿賰賴贒赶﨣軏﨤逸遧郞都鄕鄧釚釗釞釭釮釤釥鈆鈐鈊鈺鉀鈼鉎鉙鉑 鈹鉧銧鉷鉸鋧鋗鋙鋐﨧鋕鋠鋓錥錡鋻﨨錞鋿錝錂鍰鍗鎤鏆鏞鏸鐱鑅鑈閒隆﨩隝隯霳霻靃靍靏靑靕顗顥飯飼餧館 馞驎髙髜魵魲鮏鮱鮻鰀鵰鵫鶴鸙黑 ●MacintoshとWindowsでデータを共有する場合、 上記の文字をファイル名・フォルダ名に使用する と正常に表示されません(Windows←→Windows間では正常に表示されます)。 ●Macintoshで作成したファイル名に下記の記号が含まれると、WindowsからはOSの制限により正常 に表示できません。 またMac OS X(10.2以降)では、AppleTalkを使用せずにsmbを指定して接続す る時に下記の記号を使用すると、ファイルをコピーできません(または正常に表示できません )。 ? [ ] / ¥ = + < > ; : , │ * ●次の条件で使用した場合、Macintoshでは2GB以上のファイルは表示されません。 ・Mac OS 8.6、 Mac OS 9、 Mac OS X(10.1.5以前)を使用している ・Mac OS X(10.2以降)でafpを指定して接続している(AppleTalk接続)【P16、 20】 ●LinkStationは、 AppleShareServerが指定するデフォルトゾーンに属します。 ゾーンを指定するこ とはできません。 ●Mac OS XでFTPを使用するとき、Mac OS 9以前のMac OSやWindowsと日本語のファイル/フォルダ の共有はできません。 日本語ファイル/フォルダの共有をしたいときはFTPではなく、afpを指定し て接続(AppleTalk接続)してください。 【P16、 20】 6 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル << LinkStationのUSBコネクタに関する制限 >> ●ハードディスクやプリンタ以外のUSB機器(USBハブ、CD/DVDドライブ、MOドライブ、 フラッシュメ モリ、カードリーダ、マウス、キーボードなど)を接続して使用することはできません。 ●U S B 機器のホットプラグ・アンプラグには非対応です。U S B ケーブルを抜き差しするときは、 LinkStationの電源をOFFにしてから行ってください。 ●LinkStationのUSBコネクタに接続して使用できるハードディスクは1台までです。 弊社製ハードディスク(DUB2/DIU2/HD‑PU2/HD‑U2/HD‑IU/HD‑IU2/HD‑DU2*シリーズなど)以外の ハードディスクは対応しておりません(弊社製DIU/DUBシリーズは非対応)。 DUB2/HD‑U2シリーズをLinkStationに接続する場合、 「AUTO電源機能切替スイッチ」を「MANUAL」 に設定してください。 「AUTO」 に設定すると、 DUB2/HD‑U2シリーズが認識されないことがあります。 ※ HD‑DU2シリーズをLinkStationでフォーマットすると、 ダイレクトコピー機能は使用できなくな ります。 ※ 1 はじめに ●USBコネクタに接続したハードディスクは、 第1パーティション(領域)のみ認識されます。 第2パー ティション以降は認識できません。 ●LinkStationのUSBコネクタに接続したハードディスクがFAT32/16形式でフォーマットされてい る場合、 次の制限があります。P28の手順でEXT3形式でフォーマットすることをおすすめします。 ・共有フォルダとして割り当ててデータを書き込むことはできません。Link Satationのバック アップ先(P66)としてお使いください。 ・1ファイル2GB以上のデータはバックアップできません(エラーが発生し、 バックアップが途中で 停止することがあります)。 ・MacOS Xで自動作成されたファイル(.DS̲Storeなど)がある場合は、 ファイル名にFAT16/32形式 では使用できない文字が含まれているためバックアップできません(エラーが発生し、バック アップが途中で停止することがあります)。 ●LinkStationのUSBコネクタに接続して使用できるプリンタは1台までです。 ●以下のプリンタはLinkStationのUSBコネクタに接続して使用することはできません。 ・WPS(Windows Printing System)プリンタ ・LinkStationのプリンタ設定画面 【P39】 で選択できないPostScript非対応プリンタ(Macintosh) ・双方向通信のみ対応のプリンタ(LinkStationは双方向通信に対応しておりません) ※使用するプリンタの双方向通信は必ず無効にしてください。 【P84】 プリンタによっては双方向通信を無効にすると印刷時にエラーが表示されることがあります が印刷はできます。また双方向通信に対応していないので、インク残量などのプリンタのス テータスは取得できません。 ●複合機能搭載プリンタを接続した場合、 プリンタ機能のみ使用できます。 その他の機能 (スキャナ、 カードリーダ、FAXなど)を使用することはできません。 ●EPSON製PMシリーズインクジェットプリンタをLinkStationに接続してMac OS Xで使用するとき は、P35、37「AppleTalkを使う場合」 を参照してプリンタを設定してください。P36、 38「TCP/IPを使 う場合」に記載の設定では使用できません。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 7 <<Microsoftネットワークドメインに関する制限 >> ●LinkStationをドメインでネットワークに参加させるときは、あらかじめPDCにLinkStationの名 称と同一名のコンピュータアカウントを次の方法で登録しておく必要があります。 WindowsNT4.0 Server Windows2000 Server サーバマネージャでコンピュータアカウントを登録します。 サーバマネージャ(*)を使用してアカウントを登録してください。 *[ファイル名を指定して実行]より[srvmgr.exe]を入力し[OK]をクリックすると起動します。 ●LinkStationはSMBパケットのデジタル署名に対応しておりません。設定によっては Windows Server 2003でLinkStationをドメインでネットワークに参加させることができないことがあり ます。 【P86】 ●Macintoshからはドメインユーザの認証はできません。 (※) ※ Mac OS X(10.3)でドメインに参加してsmbを指定して接続している場合を除く。 ●FTPで接続した場合、ドメインユーザの認証はできません。 ●LinkStationの名称を変更すると、 ドメインでネットワークに参加できなくなります。 その場合は、 ドメインコントローラのコンピュータアカウントを作成して、 再度ネットワークに参加させてく ださい。 【P70】 ●LinkStationに追加されるドメインユーザは、LinkStationがドメインでネットワークに参加した 時点のものです。 その後、 ドメインコントローラ上でユーザ設定が変更されても、LinkStationに は反映されません。 変更された情報を反映するには、LinkStationのコンピュータアカウントをリ セットして再度ドメインに参加させてください。 【 P70】 ●LinkStation設定画面の 「LinkStation状態」 に 「PDCによるアクセス認証は現在無効です」 と表示さ れる場合は、コンピュータアカウントをリセットして、再度ドメインに参加させてください。 【P86】 ●ドメインユーザ名が20文字を超える場合、PDC(プライマリドメインコントローラ)に登録されて いる20文字のユーザ名(Windows2000以前のユーザ名)を取得します。 ●LinkStationは、Windows2000Server以降のネイティブモードのドメインに対応していません。 L i n k S t a t i o n が対応しているドメインは、W i n d o w s N T 4 . 0 でのみ構成されたドメインと、 Windows2000Server以降の混在モードで構成されたドメインです。 ●1000名を越えるユーザ数をドメインサーバから取得することはできません。 ●Microsoftネットワークドメインでログオンしたときは、ドメインに登録されたグループ名では アクセス制限を設定することができません。 ドメインに登録されたユーザ名でアクセス制限を設 定することはできます。 8 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 2 セットアップ(基本編) LinkStation のセットアップ手順を説明しています。 WindowsXP/2000/Me/98SE/98でのセットアップ手順 パソコンの電源スイッチをONにする ▼ 付属のユーティリティCD(CD‑ROM)をCD‑ROMドライブにセットする ▼ 「簡単セットアップ」が起動したら、画面の指示に従って操作する 【別紙「はじめにお読みください」】 2 セットアップ︵基本編︶ ・LANケーブル、電源ケーブルは簡単セットアップ画面の表示に従って接続します。簡 単セットアップを起動する前に接続しないでください。 ・LinkStationのセットアップは、WidndowsXP/2000/Me/98SE/98搭載パソコン1台か ら、 簡単セットアップを実行することにより完了します。 【別紙 「はじめにお読みくだ さい」】 ・簡単セットアップは自動的にLinkStationの共有フォルダをネットワークドライブ として割り当て、[マイコンピュータ]の中にアイコンを追加します。 他のパソコンか らLinkStationの共有フォルダに読み出し/書き込みをするには、P22の手順でネット ワークドライブの割り当てをしてください。 ・ネットワーク内にDHCPサーバが存在する場合、LinkStationはネットワークに 接続するだけでDHCPクライアントとして動作します。 ・簡単セットアップを実行すると、使用されていない IPアドレスを自動的にLink Stationに割り当てます。 簡単セットアップを実行しないと、LinkStationは出荷時設定の固定IPアドレス (192.168.11.150)で動作します。 ・簡単セットアップで自動設定できるのは1台につき1回までです。 再度簡単セットアッ プで自動設定したいときは、 P63を参照してLinkStationの設定を初期化してから行っ てください。 ・CyberTrio‑NXがインストールされているPC98‑NXシリーズでは、CyberTrio‑NXを アドバンストモード以外のモードで使用していると、Windowsの設定が変更できない ことがあります。 パソコン本体のマニュアルを参照して必ずアドバンストモードに変 更してください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 9 Windows95/NT4.0、 Mac OS でのセットアップ手順 Windows95/NT4.0、 Mac OSでLinkStationの初期設定をすることはできません。 WindowsXP/2000/Me/98SE/98搭載パソコンより本製品のセットアップを済ま せておいてください。 【 P9】 ▼ パソコンをネットワークに接続します。 接続の手順は、パソコンおよびネットワークインターフェースのマニュアル を参照してください。 ▼ Windows95/NT4.0:ネットワークドライブの割り当てを行います。 【P23】 Mac OS:ネットワークドライブのマウントを行います。 【 P11】 クライアントユーティリティについて クライアントユーティリティを使えば、簡単に LinkStation のハードディスクの容量を知ることが できます。 WindowsXP/2000/Me/98SE/98/NT4.0/95 では、簡単セットアップで 「クライアントユーティリティの インストール」を選択して、[開始]をクリックするとクライアントユーティリティがインストール されます。Mac OS ではインストールすることはできません。 起動方法:[スタート]‑[(すべての)プログラム]‑[BUFFALO]‑[LinkStation]‑[クライアントユーティ リティ]をクリックします。 使い方: LinkStationの名称、 グループ、ハードディスクの 容量が表示されています。 クリックすると LinkStation を再検索します。 クリックするとLinkStationの共有フォルダを表 示します。 表示の容量は、1kbytes=1024bytesで計算しています。 LinkStationの内蔵ハードディスク内にある「INFO」 ‑「LsClient」 フォルダの中には、 クライアン トユーティリティが収録されています。 ユーティリティCDが無くても実行またはインストール することができます。 LsClient.exe Setup.exe 10 ダブルクリックすると直接クライアントユーティリティを実行することがで きます。 クライアントユーティリティをインストールすることができます。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル ネットワークドライブのマウント Mac OS 8.6 〜 9.2.2 Macintoshでドライブをマウントする前に、 あらかじめWindows搭載パソコンから簡単セッ トアップを実行してLinkStationのセットアップを済ませておいてください。その際に、 LinkStationのIPアドレスをメモしてください。 1 アップルメニューから、[コントロールパネル]‑[AppleTalk]をクリックします。 2 ①[Ethernet]をクリックします。 ②クリックします。 2 3 セットアップ︵基本編︶ 「・・・保存しますか?」と表示されたと きは、[保存]をクリックします。 アップルメニューから、[コントロールパネル]‑[TCP/IP]をクリックします。 4 ①[DHCP サーバーを参照]をクリックします。 ②クリックします。 「・・・保存しますか?」と表示されたと きは、[保存]をクリックします。 お使いのネットワークにDHCPサーバが無いときは、[設定方法]から[手入力]を選 択し、IPアドレス、サブネットマスクなどの各値を入力してください。 例) IPアドレス:192.168.11.151 5 サブネットマスク:255.255.255.0 アップルメニューから[セレクタ]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 11 6 ①[AppleShare]をクリックします。 ②[ファイルサーバの選択]から LinkStation のド ライブ名を選択し、[OK]をクリックします。 ドライブ名は、 「HD‑HLANXXX」 と表示されま す。 下線部はLinkStationのMACアドレス末 尾3桁です。お使いの製品によって異なり ます。 ドライブ名が表示されないときは、 [サーバ のIPアドレス]をクリックし、 LinkStation のIPアドレスを入力してください。 ※[AppleTalk]は、 必ず[使用]を選択してください。 7 ①[ゲスト]をクリックします。 ②[接続]をクリックします。 Windows搭載パソコンでセットアップした際に、LinkStationの共有フォルダにア クセス権限を設定した方は、[登録利用者]を選択し、名前とパスワードを入力し、 [接続]をクリックしてください。 8 ①LinkStation の共有フォルダを選択します。 選択する場合、1個の共有フォルダだけ を選択してください。2個以上選択する と起動時にマウントできないことがあ ります。 ②[OK]をクリックします。 共有フォルダの右にあるチェックボックスをクリックして、チェックマークを表 示させておくと、次回Macintoshを起動したときに、自動的にLinkStationの共有 フォルダをマウントします。 9 マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表示 されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定し ているフォルダ名によって文字は異なります。 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 12 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Mac OS X(10.0.4 〜 10.1.5) Macintoshでドライブをマウントする前に、 あらかじめWindows搭載パソコンから簡単セッ トアップを実行してLinkStationのセットアップを済ませておいてください。その際に、 LinkStationのIPアドレスをメモしてください。 1 アップルメニューから、[システム環境設定...]をクリックします。 2 [ネットワーク]アイコンをクリックします。 2 セットアップ︵基本編︶ 3 [内蔵 Ethernet]を選択します。 4 ①[TCP/IP]タブをクリックします。 ②[DHCP サーバを参照]をクリックします。 ③[保存]をクリックします。 お使いのネットワークにDHCPサーバが無いときは、 [設定方法]から[手入力]を選 択し、IPアドレス、サブネットマスクなどの各値を入力してください。 例) IPアドレス:192.168.11.151 サブネットマスク:255.255.255.0 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 13 5 メニューから、[移動]‑[サーバへ接続...]をクリックします。 6 LinkStation のIP アドレスを入力します。 LinkStationのIPアドレスは、Windows搭 載パソコンでご確認ください。 [接続]をクリックします。 7 ①[ゲスト]をクリックします。 ②[接続]をクリックします。 Windows搭載パソコンでセットアップし た際に、 LinkStationの共有フォルダにア クセス権限を設定した方は、[ 登録ユー ザ] を選択し、名前とパスワードを入力 し、[接続]をクリックしてください。 8 ①LinkStationの共有フォルダをクリックします。 ②[OK]をクリックします。 9 マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表示 されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定し ているフォルダ名によって文字は異なります。 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 14 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Mac OS X(10.2 〜 10.2.8) Macintoshでドライブをマウントする前に、 あらかじめWindows搭載パソコンから簡単セッ トアップを実行してLinkStationのセットアップを済ませておいてください。その際に、 LinkStationのIPアドレスをメモしてください。 1 アップルメニューから、[システム環境設定...]をクリックします。 2 [ネットワーク]アイコンをクリックします。 2 セットアップ︵基本編︶ 3 [内蔵 Ethernet]を選択します。 4 ①[TCP/IP]タブをクリックします。 ②[DHCP サーバを参照]をクリックします。 ③[今すぐ適用]をクリックします。 お使いのネットワークにDHCPサーバが無いときは、 [設定]から[手入力]を選択し、 IPアドレス、サブネットマスクなどの各値を入力してください。 例) IPアドレス:192.168.11.151 サブネットマスク:255.255.255.0 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 15 5 ①[AppleTalk]タブをクリックします。 ②[AppleTalk 使用]をクリックします。 ③[今すぐ適用]をクリックします。 6 メニューから、[移動]‑[サーバへ接続...]をクリックします。 LinkStationのMacintosh用共有フォルダにアクセスする場合 Win/Mac用共有フォルダ(どちらのOSでも見えるフォルダ)にアクセスする場合は、 P16 に記載の7a以降の手順でも、 P17に記載の7b以降の手順でもどちらでもかまいません。 7a 「afp://LinkStation のIP アドレス」を入力しま す。(例 afp://192.168.11.150) a f p を指定して接続することによって Macintosh用共有フォルダにアクセスで きるようになります。 この際、2GB以上の ファイルは見ることができません。 ご注 意ください。 [接続]をクリックします。 8a ①[ゲスト]をクリックします。 ②[接続]をクリックします。 Windows搭載パソコンでセットアップし た際に、 LinkStationの共有フォルダにア クセス権限を設定した方は、[ 登録ユー ザ] を選択し、名前とパスワードを入力 し、[接続]をクリックしてください。 16 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 9a ①LinkStationの共有フォルダをクリックします。 ②[OK]をクリックします。 10a マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表 示されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定 しているフォルダ名によって文字は異なります。 2 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 セットアップ︵基本編︶ LinkStationのWindows用共有フォルダにアクセスする場合 7b 「smb://LinkStation のIP アドレス」を入力しま す。(例 smb://192.168.11.150) s m b を指定して接続することによって Windows用共有フォルダにアクセスでき るようになります。 この際、 全角文字(日 本語など)のファイル名やフォルダ名は 正常に表示されません。 ご注意ください。 [接続]をクリックします。 8b ①LinkStationの共有フォルダをクリックします。 ②[OK]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 17 9b ①[ユーザ名]、[パスワード]を空欄のままにしま す。 Windows搭載パソコンでセットアップした 際に、LinkStationの共有フォルダにアク セス権限を設定した方は、 ユーザ名とパス ワードを入力し、[OK]をクリックしてくだ さい。 ②[OK]をクリックします。 10b マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表 示されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定 しているフォルダ名によって文字は異なります。 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 18 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Mac OS X(10.3) Macintoshでドライブをマウントする前に、 あらかじめWindows搭載パソコンから簡単セッ トアップを実行してLinkStationのセットアップを済ませておいてください。その際に、 LinkStationのIPアドレスをメモしてください。 1 アップルメニューから、[システム環境設定...]をクリックします。 2 [ネットワーク]アイコンをクリックします。 2 セットアップ︵基本編︶ 3 [内蔵 Ethernet]を選択します。 4 ①[TCP/IP]タブをクリックします。 ②[DHCP サーバを参照]をクリックします。 ③[今すぐ適用]をクリックします。 お使いのネットワークにDHCPサーバが無いときは、 [設定]から[手入力]を選択し、 IPアドレス、サブネットマスクなどの各値を入力してください。 例) IPアドレス:192.168.11.151 サブネットマスク:255.255.255.0 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 19 5 ①[AppleTalk]タブをクリックします。 ②[AppleTalk 使用]をクリックします。 ③[今すぐ適用]をクリックします。 6 メニューから、[移動]‑[サーバへ接続...]をクリックします。 LinkStationのMacintosh用共有フォルダにアクセスする場合 Win/Mac用共有フォルダ(どちらのOSでも見えるフォルダ)にアクセスする場合は、 P20 に記載の7a以降の手順でも、 P21に記載の7b以降の手順でもどちらでもかまいません。 「afp://LinkStation のIP アドレス」を入力しま す。(例 afp://192.168.11.150) 7a a f p を指定して接続することによって Macintosh用共有フォルダにアクセスで きるようになります。 この際、2GB以上の ファイルは見ることができません。 ご注 意ください。 [接続]をクリックします。 8a ①[ゲスト]をクリックします。 ②[接続]をクリックします。 Windows搭載パソコンでセットアップし た際に、 LinkStationの共有フォルダにア クセス権限を設定した方は、[ 登録ユー ザ] を選択し、名前とパスワードを入力 し、[接続]をクリックしてください。 9a 20 LinkStationの共有フォルダを選択し、[OK]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 10a マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表 示されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定 しているフォルダ名によって文字は異なります。 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 LinkStationのWindows用共有フォルダにアクセスする場合 「smb://LinkStation のIP アドレス」を入力しま す。(例 smb://192.168.11.150) 7b s m b を指定して接続することによって Windows用共有フォルダにアクセスでき るようになります。 この際、 全角文字(日 本語など)のファイル名やフォルダ名は 正常に表示されません。 ご注意ください。 2 セットアップ︵基本編︶ [接続]をクリックします。 8b LinkStationの共有フォルダを選択し、[OK]をクリックします。 9b ①[ユーザ名]、 [パスワード]を空欄のままにします。 Windows搭載パソコンでセットアップした 際に、LinkStationの共有フォルダにアク セス権限を設定した方は、 ユーザ名とパス ワードを入力し、[OK]をクリックしてくだ さい。 ②[OK]をクリックします。 10b マウントされるとデスクトップ画面に右のアイコンが表 示されます。 表示される文字は共有フォルダ名が表示されます。設定 しているフォルダ名によって文字は異なります。 アンマウントするには、アイコンをゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 21 3 セットアップ(応用編) 応用的使用方法( ネットワークドライブの割り当て、I P アドレス変更、 LinkStation の複数台増設)を説明しています。 ネットワークドライブの割り当て 設定を行うパソコンでは、 簡単セットアップを使用すれば自動的にネットワークドライブが割り当 てられ、 マイコンピュータの中に LinkStation のネットワークドライブのアイコンが追加されてい ます。 設定を行うパソコン以外で使用するには、 以下の手順でネットワークドライブを割り当ててお使い ください。 WindowsXP 1 [スタート]‑[マイ コンピュータ]をクリックします。 2 [マイ ネットワーク]をクリックします。 3 [LinkStation]アイコンをダブルクリックします。 上記のアイコンが無いときは、次の手順を行ってください。 1 [ワークグループのコンピュータを表示する]をクリックします。 2 [Microsoft Windows Network]アイコンをクリックします。 3 LinkStationがあるワークグループ(例:WORKGROUP)のアイコンをクリックしま す。 ※ワークグループの名称はLinkStationの設定によって異なります。 初期設定では、 設定を行うパソコンが所属しているワークグループ名称です。 4 [LinkStation]アイコンをダブルクリックし、手順4以降に従ってください。 22 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 4 ① LinkStation内の共有フォルダのアイコンを右 クリックします。 ② [ネットワーク ドライブの割り当て]をクリッ クします。 5 ① ドライブ名を選択します。 ② [ログオン時に再接続する]のチェックボック スをクリックし、チェックマークを入れます。 ③ [完了]をクリックします。 6 [マイ コンピュータ]の中に、LinkStationのネットワークドライブのアイコンが 追加されています。 他のハードディスクと同様の操作でネットワークドライブを 使用できます。 3 セットアップ︵応用編︶ パソコン起動時に、LinkStationがネッ トワークに接続されていなかったり、 電 源がO F F の状態になっているときは、 「ネットワークパスが見つかりません。 この接続は復元されませんでした」 と表 示されます。 WindowsMe/98SE/98/95/NT4.0 1 デスクトップ画面の[マイ ネットワーク(ネットワークコンピュータ)]アイコン をダブルクリックします。 2 [ネットワーク全体]アイコンをダブルクリックします。 WindowsMeをお使いの場合は、[このフォルダの内容をすべて表示する]をクリックしてくだ さい。 3 LinkStationがあるワークグループのアイコンをダブルクリックします。 ワークグループ名称はLinkStation設定によって異なります。初期設定では、設定 を行うパソコンが所属しているワークグループ名称です。 4 [HD‑HLANxxx]アイコンをダブルクリックします。 下線部はLinkStationのMACアドレス末尾3桁です。お使いの製品によって異なります。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 23 5 ① LinkStation内の共有フォルダのアイコンを右 クリックします。 ② [ネットワーク ドライブの割り当て]をクリッ クします。 ※画面は WindowsMe の例です。 6 ① ドライブ名を選択します。 ② [OK]をクリックします。 ※ [ログオン時に再接続]のチェックボックスを クリックし、チェックマークを入れます。 7 [マイ コンピュータ]の中に、LinkStationのネットワークドライブのアイコンが 追加されています。 他のハードディスクと同様の操作でネットワークドライブを 使用できます。 パソコン起動時に、LinkStationがネッ トワークに接続されていなかったり、 電源がOFFの状態になっているときは、 「接続中に次のエラーが発生しました。 常設の接続は利用できません。」と表示 されます。 Windows2000 1 デスクトップ画面の[マイ ネットワーク]アイコンをダブルクリックします。 2 [ネットワーク全体]アイコンをダブルクリックします。 3 [ネットワークの全内容を表示することもできます。]をクリックします。 4 [Microsoft Windows Network]アイコンをダブルクリックします。 5 LinkStationがあるワークグループのアイコンをダブルクリックします。 ワークグループ名称はLinkStation設定によって異なります。初期設定では、設定 を行うパソコンが所属しているワークグループ名称です。 6 [HD‑HLANxxx]アイコンをダブルクリックします。 下線部はLinkStationのMACアドレス末尾3桁です。お使いの製品によって異なります。 24 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 7 ① LinkStation内の共有フォルダのアイコンを右 クリックします。 ② [ネットワーク ドライブの割り当て]をクリッ クします。 8 ① ドライブ名を選択します。 ② [ログオン時に再接続]のチェックボックスを クリックし、チェックマークを入れます。 ③ [完了]をクリックします。 9 [マイ コンピュータ]の中に、LinkStationのネットワークドライブのアイコンが 追加されています。 他のハードディスクと同様の操作でネットワークドライブを 3 使用できます。 セットアップ︵応用編︶ パソコン起動時に、LinkStationがネッ トワークに接続されていなかったり、 電 源がOFFの状態になっているときは、 「再 接続するときにエラーが発生しました。 (中略)この接続は復元されませんでし た。」と表示されます。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 25 LinkStation のIP アドレスを変更したいとき LinkStation と他のネットワーク製品の IP アドレスが競合している場合、Link Statin のIP アドレ スを変更しないと使用できません。 LinkStation のIP アドレスの変更には、付属の IP 設定ユーティリティをお使いください。 1 [スタート]‑[(すべての)プログラム]‑[BUFFALO]‑[LinkStation]‑[IP設定ユー ティリティ]をクリックします。 IP設定ユーティリティが起動します。 2 ※1 [IPアドレス変更]をクリックします。 3 ※2 変更したいIPアドレス、 サブネットマスクを入 力します。 ※3 [OK]をクリックします。 ※1 LinkStation が2 台以上接続されているときは、名称が複数表示されます。IP アドレス を変更したい LinkStation を選択してください。 ※2 チェックを入れるとIPアドレスをDHCPサーバから再度自動的に割り当てられるように します。 ネットワーク内に DHCP サーバが無いときは、 この機能は使用できません。 ※3 初めてお使いになるときは、パスワードは設定されていません。空白のまま [OK]をク リックしてください。 ブラウザからのLinkStationの設定画面でパスワードを設定した ときに、同じパスワードをこちらへ入力しないと IP アドレスは変更できません。 以上でIPアドレスの変更は完了です。 26 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 2 台以上LinkStation を増設したいとき 付属のユーティリティ CD で、 簡単セットアップを追加した LinkStation の台数と同じ回数実行して ください。 ネットワーク内にD H C P サーバが存在しないときは、簡単セットアップを実行しないと LinkStationのIPアドレスが全て192.168.11.150(出荷時設定)になっています。 このまま ではLinkStation同士でIPアドレスが競合してしまい使用できません。 簡単セットアップ をLinkStationの台数と同じ回数実行するか、P26を参照して重複しないようIPアドレス を変更してください。 LinkStationにハードディスクを増設したいとき LinkStationには前面と背面にUSBコネクタ(USB2.0/1.1 シリーズA)を装備しています。 USBコネクタ には弊社製ハードディスクを増設して、 LinkStation の共有フォルダを追加することができます。 「LinkStationのUSBコネクタに関する制限」 【P7】を必ずお読みください。 ハードディスクの接続 図のように接続をしてください。(図は前面のUSBコネクタに接続している例です。背面にあるUSBコ ネクタにも接続することができます【 P4 】。) 3 セットアップ︵応用編︶ ハードディスクを取り付けるとき/取り外す ときは、 必ずLinkStationの電源をOFFにして ください。電源スイッチを3 秒間押し続ける ことで電源をOFFにできます。 LinkStation 電源スイッチ 弊社製 USB 接続外付け ハードディスク USB コネクタ (USB2.0/1.1 シリーズA) ※別途ご用意ください。 USB ケーブル LinkStationのUSBコネクタに接 続して使用できるハードディス クは1台までです。 ※別途ご用意ください。 正常に接続できると[ネットワークコンピュータ]に[usbdisk1]が 追加されています。 P28 に記載の手順でハードディスクをフォーマット(EXT3 形式)してからお使いになることをおす すめします。FAT32/16 形式のハードディスクを接続した場合、次の制限があります。 ・共有フォルダとして割り当ててデータを書き込むことはできません。LinkStation のバックアッ プ先(P66)としてお使いください。 ・1 ファイル 2GB 以上のデータはバックアップできません。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 27 ・MacOS X で自動作成されたファイル(.DS̲Store など)がある場合は、ファイル名に FAT32/16 形式 では使用できない文字が含まれているためバックアップできません (エラーが発生し、 バックアッ プが途中で停止することがあります)。 増設には弊社製USB接続外付けハードディスクDUB2/DIU2/HD‑PU2/HD‑U2/HD‑IU/HD‑IU2/HD‑ DU2シリーズ(DUB/DIUシリーズは非対応です)などをお使いください。 増設したハードディスクをフォーマットする LinkStation に接続したハードディスクに書き込み / 読み出しするには、専用のフォーマット形式 にフォーマットする必要があります。次の手順でハードディスクをフォーマットしてください。 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [フォーマット]をクリックします。 4 ①増設したハードディスクを選択します。 ②[選択]をクリックします。 ③[実行]をクリックします。 フォーマット中は、 LinkStationのDISK FULLランプが点滅しています。 フォーマッ トが終わると自動的にLinkStationが再起動します(電源ランプが点滅します)。 5 電源ランプが点滅から点灯に変わったら、[TOP]をクリックします。 以上でハードディスクのフォーマットは完了です。 28 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 増設したハードディスクの共有フォルダを見えなくする 増設したハードディスクの共有フォルダを見えなくするには次のように設定します。 共有フォルダが見えなくても、フォーマット、ディスクチェック、バックアップを増設した ハードディスクに実行することはできます。 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [USB 設定]をクリックします。 3 [USBディスク設定]をクリックします。 セットアップ︵応用編︶ 3 4 ①[使用しない]を選択します。 ②[設定]をクリックします。 以上で設定は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 29 LinkStationにプリンタを増設したいとき LinkStationのUSBコネクタにプリンタを増設して、共有使用することができます。 「LinkStationのUSBコネクタに関する制限」 【P7】を必ずお読みください。 プリンタの接続 図のように接続をしてください(図は前面のUSBコネクタに接続している例です。 背面にある USBコ ネクタにも接続することができます【 P4 】。) プリンタを取り付けるとき/ 取り外すとき は、 必ずLinkStationの電源をOFFにしてくだ さい。電源スイッチを3 秒間押し続けること で電源をOFFにできます。 LinkStationのUSBコネクタに接 続して使用できるプリンタは1 台までです。 USB 接続プリンタ 電源スイッチ ※別途ご用意ください。 LinkStation USB ケーブル ※別途ご用意ください。 USB コネクタ (USB2.0/1.1 シリーズA) WindowsXP での共有設定(プリンタの登録) 1 プリンタに付属のマニュアルを参照してプリンタのドライバをインストールして ください。 2 [スタート]‑[コントロールパネル]をクリックします。 3 [ネットワークとインターネット接続]アイコンをクリックします。 4 [マイネットワーク]−[ワークグループのコンピュータを表示する] −LinkStationのサーバ名の順にダブルクリックします。 5 接続したプリンタのアイコン( 共有名が表示され ています)をブルクリックします。 30 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 6 「hd‑hlan 上のプリンタに接続しようとしています。お使いのコンピュータにプ リンタドライバが自動的にインストールされます。(省略)続行しますか?」と表 示されたら、[はい]をクリックします。 7 「プリンタのサーバに正しいプリンタドライバがインストールされていません。 正しいドライバを検索するには[OK]をクリックしてください。 」 と表示されたら、 [OK]をクリックします。 8 接続したプリンタのドライバを選択します。 一覧にドライバが無いときは、 プリンタに 付属のマニュアルを参照してドライバを インストールし、P30の手順1から再度やり 直してください。 [OK]をクリックします 9 3 [以降は画面の指示に従ってプリンタを登録してください。 セットアップ︵応用編︶ 以上でプリンタの登録は完了です。 Windows2000/NT4.0 での共有設定(プリンタの登録) 1 プリンタに付属のマニュアルを参照してプリンタのドライバをインストールして ください。 2 [マイ ネットワーク(※)]−[ネットワークの全体]−LinkStationのサーバ名を ダブルクリックします。 ※WindowsNT4.0では[ネットワークコンピュータ]と表示されています。 3 接続したプリンタのアイコン(共有名が表示され ています)をブルクリックします。 4 [はい]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 31 5 [OK]をクリックします。 6 接続したプリンタのドライバを選択します。 一覧にドライバが無いときは、 プリンタに 付属のマニュアルを参照してドライバを インストールし、P31の手順1から再度やり 直してください。 [OK]をクリックします 7 [以降は画面の指示に従ってプリンタを登録してください。 以上でプリンタの登録は完了です。 WindowsMe/98SE/98/95 での共有設定(プリンタの登録) 1 プリンタに付属のマニュアルを参照してプリンタのドライバをインストールし てください。 2 3 [スタート]−[設定]−[プリンタ]をクリックします。 手順1でインストールしたプリンタを右クリックし、メニューから[プロパティ] をクリックします。 4 ①[詳細]をクリックします。 ②[ポートの追加]をクリックします。 32 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 5 [参照]をクリックします。 6 ①[ネットワーク全体]−LinkStationのサーバ名− プリンタの共有名をダブルクリックします。 ②[OK]をクリックします。 3 セットアップ︵応用編︶ 7 [OK]をクリックします。 8 [OK]をクリックします。 以上でプリンタの登録は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 33 Mac OS 8.6 〜 9.2.2 での共有設定(プリンタの登録) 1 アップルメニューから[セレクタ]をクリックします。 2 ①[LaserWriter8]を選択します。 ②プリンタの共有名をダブルクリックします。 プリンタの共有名はLinkStationの名称 と同じです。 ③[作成]をクリックします。 3 ① PostScript対応プリンタの場合はプリンタ記述 ファイルを選択、非対応プリンタの場合は、 「一 般設定を使用」をクリックします。 設定が分からないときは、 「一般設定」 を 選択してください。 ②[選択]をクリックします。 4 セレクタを閉じます。 続いて、P39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行います。 34 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Mac OS X 10.0.4 〜 10.2.8 での共有設定(プリンタの登録) Mac OS Xでの印刷手順は、AppleTalkを使う場合と、TCP/IPを使う場合の2種類があります。 ●AppleTalkを使う場合 1 [Applications]−[Utilities]−[Print Center]を選択します。 2 「使用可能なプリンタがありません」と表示されたら、[追加]をクリックします。 プリンタを追加するのが2回目以降の場合は、[プリンタリスト]画面が表示されますので、 [プリンタを追加]をクリックします。 3 リストボックスから[AppleTalk]を選択します。 4 ① 3 セットアップ︵応用編︶ ② ③ ①プリンタの共有名を選択します。 プリンタの共有名はLinkStationの名称と同じです。 ② PostScript 対応プリンタの場合はプリンタ記述ファイルを選択、非対応プリンタの場合 は、 「一般設定」を選択します。 設定が分からないときは、 「一般設定」を選択してください。 ③[追加]をクリックします。 続いて、P39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行います。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 35 ●TCP/IPを使う場合 EPSON製PMシリーズインクジェットプリンタを使用するときは、TCP/IPを使うことはできま せん。P35「AppleTalkを使う場合」を参照してプリンタを設定してください。 1 [Applications]−[Utilities]−[Print Center]を選択します。 2 「使用可能なプリンタがありません」と表示されたら、[追加]をクリックします。 プリンタを追加するのが2回目以降の場合は、[プリンタリスト]画面が表示されますので、 [プリンタを追加]をクリックします。 3 Mac OS X(10.1.5以前)をお使いの方は、リストボックスから[IPを使用する LPR プリンタ]を選択します。 Mac OS X(10.2以降)をお使いの方は、リストボックスから[IPプリント]を選択 します。 4 ① ② ③ ④ ⑤ ①LinkStation のIP アドレスを入力します。 あらかじめP40の手順でWindows搭載パソコンを使ってLinkStationのIPアドレス を調べておいてください。 ②[サーバのデフォルトキューを使う]のチェックを外します。 ③[キュー名]を入力します。 ・ポストスクリプト対応プリンタの場合、 「lp-ps」 と入力してください。 ・ポストスクリプト非対応の場合、 「 lp-filter」と入力してください。 ④[プリンタの機種]選択します。 プリンタによって設定は異なります。 プリンタに付属のマニュアルを参照ください。 設定が分からないときは、 「一般設定」を選択してください。 ⑤[追加]をクリックします。 続いて、P39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行います。 36 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Mac OS X 10.3 での共有設定(プリンタの登録) Mac OS Xでの印刷手順は、AppleTalk、 TCP/IP、 Windowsプリントを使う場合の3種類があります。 ●AppleTalkを使う場合 1 [アプリケーション]−[ユーティリティ]−[プリンタ設定ユーティリティ]を選 択します。 2 「使用可能なプリンタがありません」と表示されたら、[追加]をクリックします。 プリンタを追加するのが2回目以降の場合は、[プリンタリスト]画面が表示されますので、 [追加]をクリックします。 3 リストボックスから[AppleTalk]を選択します。 4 3 ① セットアップ︵応用編︶ ② ③ ①プリンタの共有名を選択します。 プリンタの共有名はLinkStationの名称と同じです。 ② PostScript 対応プリンタの場合はプリンタ記述ファイルを選択、非対応プリンタの場合 は、 「一般設定」を選択します。 設定が分からないときは、 「一般設定」を選択してください。 ③[追加]をクリックします。 続いて、P39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行います。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 37 ●TCP/IPを使う場合 EPSON製PMシリーズインクジェットプリンタを使用するときは、TCP/IPを使うことはできま せん。P37「AppleTalkを使う場合」を参照してプリンタを設定してください。 1 [アプリケーション]−[ユーティリティ]−[プリンタ設定ユーティリティ]を選 択します。 2 「使用可能なプリンタがありません」と表示されたら、[追加]をクリックします。 プリンタを追加するのが2回目以降の場合は、[プリンタリスト]画面が表示されますので、 [追加]をクリックします。 3 リストボックスから[IPプリント]を選択します。 4 ① ② ③ ④ ⑤ ①[LPD/LPR]を選択します。 ②LinkStation のIP アドレスを入力します。 あらかじめP40の手順でWindows搭載パソコンを使ってLinkStationのIPアドレス を調べておいてください。 ③[キュー名]を入力します。 ・ポストスクリプト対応プリンタの場合、 「lp-ps」 と入力してください。 ・ポストスクリプト非対応プリンタの場合、 「lp-filter」 と入力してください。 ④[プリンタの機種]選択します。 プリンタによって設定は異なります。 プリンタに付属のマニュアルを参照ください。 設定が分からないときは、 「一般設定」を選択してください。 ⑤[追加]をクリックします。 続いて、P39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行います。 ●Windowsプリントを使う場合 Mac OS X 10.3ではプリンタ設定ユーティリティで[Windowsプリント]を選択することができま す。この場合、使用できるプリンタはポストスクリプト対応プリンタのみです。Windowsのプリンタ 設定を使用するのでP39のプリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP)を行う必要はありません。 38 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル プリンタ設定(Macintosh AppleTalk・TCP/IP) Macintoshでは以下の設定を行わないとLinkStationに接続したプリンタから印刷すること はできません。Windows環境では以下の設定は必要ありません。 1 2 P11〜21の手順でLinkStationをマウントし、LinkStation内[info]フォルダを開 きます。 [macprint.html]アイコンをダブルクリックします。 自動的にLinkStationの[USB設定]画面にジャンプします。 3 [USBプリンタ設定]をクリックします。 4 ① ② [USB設定]以外のページに移動しよ うとすると、パスワードの入力画面 が表示されます。 3 ③ セットアップ︵応用編︶ ④ ① プリンタを使用するかしないかを選択します。 [使用しない]を選択するとLinkStationに接続したプリンタがパソコン(Windows含む)から認識されなくなります。 ② プリンタの種類を選択します。 ポストスクリプト対応プリンタをお使いのときは、 「 PostScript」を選択してください。 ポストスクリプト非対応プリンタをお使いのときは、こちらに表示される製品名から選択してください。表示 されない種類のプリンタは Macintosh では使用できません。 ③ 解像度、給紙トレイ、給紙装置、両面印刷、用紙サイズ、用紙方向を設定します。 お使いのプリンタがレーザープリンタの場合、[ レーザープリンタ] の項目を、インク ジェットプリンタの場合、[インクジェットプリンタ]の項目を設定してください。 ④ [設定]をクリックします。 以上でプリンタの設定は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 39 4 詳細設定(応用編) LinkStation の設定手順を説明しています。 共有フォルダの作成、アクセス権限などを設定したいときに行ってください。 設定画面の表示方法 設定画面を表示するときは、次の手順で行います。 1 [スタート]‑[(すべての)プログラム]‑[BUFFALO]‑[LinkStation]‑[IP設定ユー ティリティ]をクリックします。 IP設定ユーティリティが起動します。 2 ① LinkStationが2台以上接続されているとき は、名称が複数表示されます。設定したい LinkStation を選択してください。 ② IP アドレスをメモしてください。 ③ [設定画面表示]をクリックします。 3 ① ユーザ名に root と入力します。 はじめて設定画面を表示するときは、パス ワードは空欄のままにしてください。 ② [OK]をクリックします。 4 設定画面が表示されます。 ・ブラウザにはMicrosoft Internet Explorer5以降をお使いください。 ・ブラウザのプロキシが有効に設定されていると、設定画面が正常に表示できませ ん。P73を参照して無効にしてください。 LinkStationの現在の状態(LinkStation名、IP アドレス、 ハードディスクの使用率、 時刻)を表 示しています。 各設定項目の説明が表示されています。 40 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 増設したWindows搭載パソコンで設定画面を表示するときは P40の手順2でメモをしたIPアドレスをお使いのブラウザのアドレス欄に入力して<Enter> キーを押してください。以降はP40の手順3以降に従ってください。 詳細設定の項目 LinkStation の設定画面より、次の項目を設定できます。 トップ画面 基本設定 LinkStationの名称設定 時刻設定 NTP設定 P42 P42 P42 ネットワーク設定 IPアドレス設定 FTP設定 P43 P44 P45 共有フォルダ設定 共有フォルダ設定 ユーザグループ設定 ユーザ設定 ドメインユーザ一覧 P46 P46 P47 P47 USB設定 USB情報 USBディスク設定 USBプリンタ設定 P48 P48 P49 ワークグループ/ドメイン設定 4 メンテナンス USBプリンタジョブの削除 P49 システム状態 スリープ設定 バックアップ設定 ディスクチェック フォーマット 管理者パスワード設定 シャットダウン P50 P51 P51 P52 P52 P53 P53 詳細設定︵応用編︶ (プリンタ共有/MAC用オプション) 設定画面での入力文字数には、以下の制限があります。 LinkStationの名称(※1) 半角英数12文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) LinkStationの説明(※1) 半角英数50文字 (全角25文字) 、 ‑(ハイフン)、 ̲(アンダーバー)、 半角スペース ワークグループ名(※1) 半角英数15文字(全角7文字)、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) ドメイン名(※1) 半角英数15文字(全角7文字)、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) PDCホスト名(※1) 半角英数12文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) 共有フォルダ名(※1) 半角英数12文字(全角6文字)、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) 共有フォルダの説明(※1) 半角英数50文字 (全角25文字) 、 ‑(ハイフン)、 ̲(アンダーバー)、 半角スペース ユーザグループ名(※2) 半角英数12文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) ユーザグループの説明(※2) 半角英数50文字 (全角25文字) 、 ‑(ハイフン)、 ̲(アンダーバー)、 半角スペース ユーザ名(※3) 半角英数12文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) ユーザパスワード(※2) 半角英数8文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) ユーザの説明(※1) 半角英数50文字 (全角25文字) 、 ‑(ハイフン)、 ̲(アンダーバー)、 半角スペース 管理者パスワード(※1) 半角英数8文字、‑(ハイフン)、̲(アンダーバー) ※1 先頭文字に数字や記号を使用することはできません。 ※2 先頭文字に記号(アンダーバー除く)を使用することはできません。 ※3 先頭文字に記号を使用することはできません。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 41 設定画面の機能一覧 LinkStationの設定画面で設定できる機能を説明します。 本書に記載の画面は例であり、 お使いの環 境によって表示は異なります。 画面にある[?]アイコンをクリックするとヘルプが表示されます。 LinkStationの名称:ネットワーク上でLinkStationを認識する名前を入力します。 LinkStationの説明:LinkStationの補足説明を入力します。 ※Windowsでのみ表示されます。Macintoshでは表示されません。 [現在の時刻を取得]をクリックすると、現在の時刻を自動的に入力します。 LinkStation内蔵の時計は長期間使用すると時間がずれることがあります。 ずれてい たときは修正してください。 また時刻はNTP機能で自動的に修正することもできます。 NTP機能:ネットワークを通じて自動的に時刻を修正する機能を使用するかどうか選択します。 NTPサーバアドレス:NTPサーバのIPアドレスを入力します(入力例:192.168.11.123)。 同期時刻:自動的に修正する時刻を設定します。 NTP機能を使用すると、次のタイミングで時刻修正を自動的に行います。 ・NTP機能を設定したとき ・LinkStationを起動したとき ・[同期時刻]で設定した時刻 42 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル DHCPクライアント機能: ネットワーク内にDHCPサーバがあるとき、DHCPクライアント(IPアドレス自動割り当て)機能を 利用できます。 IPアドレス設定: IPアドレスとサブネットマスクを設定します。 4 詳細設定︵応用編︶ デフォルトゲートウェイ指定: デフォルトゲートウェイが存在しない場合は[しない]を選択して「設定」ボタンを押してくだ さい。IPアドレス自動取得を設定している場合、デフォルトゲートウェイは自動取得されます。 デフォルトゲートウェイアドレス: デフォルトゲートウェイが存在するとき、IPアドレスで指定します。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 43 ネットワーク参加方法: ネットワークに参加する方法(ワークグループまたはドメイン)を選択します。通常は[ワーク グループ]を選択します。ドメインで参加するにはMicrosoftネットワークドメインの設定を 知っている必要があります。詳しくはネットワーク管理者にご確認ください。またドメインで 参加する場合、P8「Microsftネットワークドメインに関する制限」に記載の制限があります。 ワークグループ名設定: ネットワーク参加方法にワークグループを選択したとき、Windows搭載パソコン(Microsoft ネットワーククライアント)で、LinkStationを所属させるグループ名を入力します。 ドメイン名設定: ネットワーク参加方法にドメインを選択したときMicrosoftネットワークのドメイン名を入 力します。 PDCホスト名設定: PDC(プライマリドメインコントローラ)のホスト名を入力します(ネットワーク参加方法でド メインを選択時のみ)。ドメインでネットワークに参加させるときは、あらかじめPDCに LinkStationの名称と同一名のコンピュータアカウントを登録しておく必要があります。 WINSサーバ設定: ネットワーク内にWINSサーバがあるとき、WINSサーバを利用できます。 WINSサーバのIPアドレス: WINSサーバを利用する場合に、WINSサーバのIPアドレスを入力します。 44 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル FTPサーバ機能: FTPサーバ機能を使用するかしないかを設定します。 FTPアクセスユーザ: FTPサーバ機能使用時に匿名でログインするか、 LinkStationに登録したユーザ名、 パスワードでロ グインするか選択します(FTPサーバ機能を[使用する]に設定していない場合、 選択できません)。 「登録ユーザ」と「匿名ユーザ」の両方を設定することはできません (どちらか片方の設定 でお使いください)。 4 詳細設定︵応用編︶ 匿名ユーザ公開共有フォルダ: 匿名ユーザへ公開する共有フォルダを選択します([匿名ユーザ]に設定していない場合、選択 できません)。 LinkStationでアクセス制限された共有フォルダを選択することはできません(表示され ません)。 匿名ユーザ属性: 匿名ユーザへ公開する共有フォルダを読取専用にするか書込可能にするか選択します([匿名 ユーザ]に設定していない場合、選択できません)。 匿名ユーザでアクセスするときの属性は 「匿名ユーザ属性」 で決定されます。P55「共有フォ ルダを読取専用にしたいときは」に記載の設定は反映されません。 登録ユーザ公開共有フォルダ設定: LinkStationに登録したユーザ名、パスワードでログインしたユーザへ公開する共有フォルダ を選択します([登録ユーザ]に設定していない場合、選択できません)。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 45 出荷時設定では、Windows/Macintosh両用フォルダとして 「share」 、 Macintosh専用フォル ダとして「share‑mac」が設けられています。どのグループ/ユーザでもアクセスできるよ うに設定されています。 [新規共有フォルダ追加]をクリックすると新規共有フォルダ追加画面になります。 共有フォルダを選択して[共有フォルダ情報編集]をクリックすると共有フォルダ情報編集画面になります。 共有フォルダを選択して[共有フォルダ削除]をクリックすると共有フォルダを削除します。 共有フォルダ名: 共有フォルダの名称(半角英数字12文字まで)を入力します。 共有フォルダの説明:共有フォルダの説明を入力します。 共有フォルダの公開先:共有フォルダの公開先OSを選択します。 アクセス制限機能: ユーザ/グループごとにアクセス許可/禁止の設定をします。ユーザ単位でアクセス制限を設 定すると[■共有フォルダ設定]の[アクセス制限]欄に プ単位で設定すると マークが表示されます。グルー マークが表示されます。 ゴミ箱機能: 共有フォルダごとにゴミ箱の設定をします。設定すると マークが表示されます。 設定された共有フォルダの中のファイルを削除すると、共有フォルダ内の [.trash]フォル ダにファイルは移動されます。[.trash]フォルダを見るには、隠しファイルもすべて表示 するようWindowsの設定を変更する必要があります。 【 P85】 出荷時設定では、 汎用グループとして全ユーザが所属する 「 hdusers」 グループが設けられ ています。編集・削除はできません。 [新規グループ追加]をクリックすると新規グループ追加画面になります。 グループを選択して[グループ情報編集]をクリックするとグループ情報編集画面になります。 グループを選択して[グループ削除]をクリックするとグループを削除します。 グループ名: グループの名称(半角英数字12文字まで)を入力します。 グループの説明:グループの説明を入力します。 所属ユーザ選択:グループに所属させるユーザを選択 します。 46 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 出荷時設定では、ユーザは登録されていません。 [新規ユーザ追加]をクリックすると新規ユーザ追加画面になります。 ユーザを選択して[ユーザ情報編集]をクリックするとユーザ編集画面になります。 ユーザを選択して[ユーザ削除]をクリックするとユーザを削除します。 追加したユーザは自動的に [hdusers]グループに所属しま す。所属を他のグループに変更 したいときは、ユーザグループ 設定から行ってください。 ユーザ名:ユーザの名称(半角英数字12文字まで)を入力します。 パスワード(8文字以内):LinkStationのアクセスに必要なパスワードを入力します。 パスワード(確認用):確認のため再度入力します。 ユーザの説明:ユーザの説明を入力します。 4 詳細設定︵応用編︶ LinkStationが取得したドメインユーザ名とその説明が表示されます。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 47 USBクラス: 接続したUSB機器の分類が表示されます。 製造者: 接続したUSB機器の製造元情報が表示されます。 製品名: 接続したUSB機器のデバイス名が表示されます。 USB2.0/USB1.1: 接続したUSB機器がUSB2.0対応の製品かUSB1.1対応の製品かを表示します。 USBディスクを共有フォルダとして使用: [使用しない]を選択すると、LinkStationに増設したハードディスクを見えなくすることがで きます。見えない状態でもフォーマット、ディスクチェック、バックアップを増設したハード ディスクに実行することができます。 USBディスクでゴミ箱機能を使用: 共有フォルダごとにゴミ箱の設定をします。設定された共有フォルダの中のファイルを削除す ると、共有フォルダ内の[.trash]フォルダにファイルは移動されます。 [.trash]フォルダを見るには、隠しファイルもすべて表示するようWindowsの設定を変更する 必要があります。 【P85】 48 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル LinkStationに接続したプリンタを使用するときは、必ず[使用する]を選択してください。[使 用しない]を選択するとLinkStationに接続したプリンタは認識されません。 4 MacintoshでLinkStationをプリントサーバとして使用するときに設定します(Windowsでは本 画面の設定は不要です)。 詳細設定︵応用編︶ プリンタの種類: 使用するプリンタの種類を選択します。 ■レーザープリンタ 解像度: 出力する解像度を選択します。 給紙トレイ: 給紙トレイを選択します。 給紙装置: 給紙装置を選択します。 両面印刷: 片面、両面を選択します。 用紙方向: 用紙の方向(縦、横)を選択します。 用紙サイズ: 用紙サイズを選択します。 ■インクジェットプリンタ 用紙種類: 用紙の種類を選択します。 解像度: 出力する解像度を選択します。 印刷品質: 印刷する品質を選択します。 インク: 使用するインクのカラーを選択します。 LinkStationのプリンタジョブを削除します。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 49 LinkStationの名称: ネットトワーク上でLinkStationを認識する 名前です。 LinkStationの説明: LinkStationの説明です。Windowsでのみ表示 されます。Macintoshでは表示されません。 ファームウェアバージョン: LinkStationの動作を制御しているプログラ ムのバージョンです。 DHCPクライアント機能: DHCPクライアント(IPアドレス自動取得)機 能の有効/無効を表示します。 IPアドレス: LinkStationのIPアドレスです。 サブネットマスク: LinkStationのサブネットマスクです。 MACアドレス: LinkStationのMACアドレスです。 Microsoftネットワークワークグループ設定: WindowsでLinkStationを所属させたときの グループ名です。 ※Microsoftネットワークドメイン設定時は 表示されません。 50 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル Microsoftネットワークドメイン設定: WindowsでLinkStationを所属させたときのド メインです。 ※Microsoftネットワークワークグループ設 定時は表示されません。 MicrosoftネットワークPDCホスト: Microsoftネットワークドメイン設定時のプラ イマリドメインコントローラホスト名です。 ※Microsoftネットワークワークグループ設 定時は表示されません。 AppleShareネットワークゾーン設定: MacintoshでLinkStationを所属させるゾーン 名です。 FTPサーバ機能: LinkStationのFTPサーバ機能の使用する/し ないを表示します。 NTP機能: ネットワークを通じて時刻を自動修正する NTP機能の使用する/しないを表示します。ま た使用していた場合、時刻を自動修正した日 時も表示します。 HDD全容量: LinkStationのハードディスク全容量です。 ※1kbytes=1024bytesで計算しています。 HDD使用量: LinkStationのハードディスク使用量です。 HDD使用率: LinkStationのハードディスク使用率です。 USBディスク1全容量: LinkStationに接続したUSBハードディスクの 全容量です。 ※1kbytes=1024bytesで計算しています。 ※USBハードディスクを接続し、 共有フォルダが マウントされているときのみ表示されます。 USBディスク1使用量: LinkStationに接続したUSBハードディスクの 使用量です。 ※USBハードディスクを接続し、 共有フォルダが マウントされているときのみ表示されます。 USBディスク1使用率: LinkStationに接続したUSBハードディスクの 使用率です。 ※USBハードディスクを接続し、 共有フォルダが マウントされているときのみ表示されます。 USBディスク1フォーマット形式: LinkStationに接続したUSBハードディスクの フォーマット形式です。 現在時刻: LinkStation内で動いている時計の現在時刻です。 スリープ機能: LinkStationの電源を時間設定して自動的に電源ON/OFFしたいときは、[使用する]を選択し て、[設定]をクリックします。 スリープ条件設定: [スリープ設定]で[使用する]を選択した際に、自動的に電源をOFFにするスリープ開始時刻 と、自動的に電源をONにするスリープ復帰時刻を設定します。 ・スリープ機能は、スリープ開始時刻になるとすぐに実行しますので、開始時刻前にデー タの移動はお控えください。 ・バックアップとスリープは同時に設定することはできません。 4 詳細設定︵応用編︶ バックアップ機能: LinkStation内蔵のハードディスクを時間設定して自動的にUSB外付けハードディスクにバック アップしたいときは、[使用する]を選択して、[設定]をクリックします。 ※バックアップ先が登録されていないと選択できません。 バックアップ条件: 今すぐまたは毎日/曜日ごとにバックアップするかを選択します。 基準時刻: 毎日または曜日ごとにバックアップする際のバックアップ開始時刻を選択します。 上書きバックアップ: 同名のバックアップデータがあったとき、上書きでバックアップをおこなうか、バックアップ ファイルを追加していくかを選択します。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 51 バックアップ設定: バックアップ元、バックアップ先のハードディスクを選択します。 LinkStationおよびUSBコネクタに増設したハードディスクをチェックします。使用している容 量によってチェックに必要な時間は異なります(数十分間〜数十時間)。 スリープ・バックアップを設定しているときは、ディスクチェックは実行できません。 LinkStationおよびUSBコネクタに増設したハードディスクをフォーマットします。フォー マットを実行すると、データは全て消去されます。大切なデータを失うことのないようご 注意ください。ハードディスクの容量によってフォーマットに必要な時間は異なります (数分間)。 スリープ・バックアップを設定しているときは、フォーマットは実行できません。 52 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 管理者名: LinkStationを設定するためのユーザ名(変更不可)です。 旧管理者パスワード: LinkStationを設定するためのパスワード(出荷時には未設定です)を入力します。 新管理者パスワード: 新しいパスワード(半角英数字)を入力します。 再入力(確認用): 確認のため、再度新しいパスワードを入力します。 4 詳細設定︵応用編︶ LinkStationの電源を切る: [実行]をクリックしてLinkStationの電源を切ることができます。 ・設定画面からLinkStationの電源をONにすることはできません。電源をONにすると きは、LinkStationの電源スイッチを押してください。 ・スリープ機能設定画面でスリープ復帰時刻を設定しておくと、 自動的にLinkStation の電源をONにすることもできます。 【P51】 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 53 設定の手順例 設定の手順の例を説明します。 LinkStation の名称(ホスト名)の変更 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [基本設定]をクリックします。 3 ① 新しい名称を入力します。 ② 説明を入力します。 ③ [設定]をクリックします。 以上でLinkStationの名称(ホスト名)の変更は完了です。 共有フォルダの作成 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [共有フォルダ設定]をクリックします。 3 54 [共有フォルダ設定]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 4 をクリックします。 5 ① 新しく作成する共有フォルダの名称(半角英数字 12 文字まで)を入力します。 ② 共有フォルダの説明を入力します。 ③ 共有フォルダを使用する OS を選択します。 ④ [設定]をクリックします。 以上で新しい共有フォルダの作成は完了です。 共有フォルダのデータを誤って消去しないために(ゴミ箱機能の使用) 上記設定画面で共有フォルダごとにゴミ箱機能の設定ができます(Mac OS AppleTalke接続時 は使用できません)。 OSのゴミ箱と同じように、 共有フォルダ内の削除されたデータは一時的に ゴミ箱[.trash]フォルダに移動されます。 削除したデータを元に戻したいときは、 [.trash]フォ ルダを開いてファイルを移動させてください。 ・ゴミ箱[.trash]フォルダを見るには、 隠しファイルもすべて表示するようWindowsの設 定を変更する必要があります。 【 P85】 ・フォルダごと削除した場合、 ゴミ箱にはファイルが個々に展開されます。 削除する前の フォルダ情報は失われます。 4 詳細設定︵応用編︶ 共有フォルダを読み取り専用にしたいときは 共有フォルダを以下の手順で読み取り専用にすることもできます。 1 2 3 4 5 P40の手順で設定画面を表示します。 [共有フォルダ]タブをクリックします。 [共有フォルダ設定]をクリックします。 読み取り専用にしたい共有フォルダを選択し、[共有フォルダ情報編集]をクリックします。 [共有フォルダの属性]を[読取専用]に変更し、[設定]をクリックします。 ※初期設定は[書込可能]に設定されています。 以上で設定の変更は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 55 アクセス制限の設定 LinkStationは、 アクセスできるフォルダを設定できます。 大切なデータを公開したくないときなど に設定ください。 アクセス制限は、ユーザ/グループ単位で設定できます。 ユーザ単位でアクセス制限をしたいときは次の手順で行ってください。 Microsoftネットワークドメインでログオンしたときは、 ドメインに登録されたユーザ名で アクセス制限を設定することができます。 << ユーザ単位でアクセスを制限したいとき >> ユーザを作成する [ユーザ設定] ▼ 共有フォルダごとにアクセス可能なユーザを設定する[共有フォルダ設定] 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [共有フォルダ設定]をクリックします。 3 4 [ユーザ設定]をクリック表示します。 をクリック表示します。 5 ① ユーザ名(半角英数字12文字まで)を入力します。 ユーザ名には使用できない文字があり ます。P5にてご確認ください。 ② パスワードを入力します。 ③ 説明を入力します。 ④ [設定]をクリックします。 Windowsのネットワークログイン時のユーザ名、パスワードと同じユーザ名、パス ワードにしてください。異なる場合、アクセス制限を設定した共有フォルダにアク セスできません。 また、WindowsXP/2000では、 ネットワークログイン名が異なっていた場合、 ユーザ名 とパスワードを入力する画面が表示されますが、 入力しても共有フォルダにアクセ スはできません。必ずこちらで設定したユーザ名、パスワードでWindowsのネット ワークにログインしてください。 56 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 6 [共有フォルダ設定]をクリックします。 7 ① アクセス制限する共有フォルダを選択します。 ② [共有フォルダ情報編集]をクリックします。 共有フォルダを新規に作成したいとき は、P54を参照してください。 8 4 ① [使用する]をクリックします。 詳細設定︵応用編︶ ② [次へ]をクリックします。 9 ① アクセスを許可するユーザにチェックマー クがあることを確認します。許可しないグ ループはクリックしてチェックマークを外 してください。 ② [設定]をクリックします。 ※ ユーザとグループで同時にアクセス制限することもできます。 ※ Micorsoftネットワークドメインでログオンしたときは、 [アクセス可能ドメインユーザ]の一 覧が追加表示されます。 ドメインユーザ名でアクセス制限することもできます。 Micosoftネッ トワークドメインでログオンするには、[ドメイン名設定]、 [PDCホスト名設定]を設定す る必要があります。 【 P44】 以上でユーザ単位でのアクセス制限の設定は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 57 グループ単位でアクセス制限をしたいときは次の手順で行ってください。 << グループ単位でアクセスを制限したいとき >> ユーザを作成する [ユーザ設定] ▼ グル ープを作成し、ユーザをグループに所属させる [ユーザグループ設定] ▼ 共有フォルダごとにアクセス可能なグループを設定する [共有フォルダ設定] 1 P56の1〜5の手順でユーザを作成します。 2 [共有フォルダ設定]をクリックします。 3 4 [ユーザグループ設定]をクリック表示します。 をクリック表示します。 5 ① 新しく作成するグループの名称( 半角英数字 12 文字まで)を入力します。 グループ名には使用できない文字があ ります。P5にてご確認ください。 ② 新しく作成するグループの説明を入力します。 ③ グループに所属させるユーザをクリックし、 チェッマークを表示させます。 ④ [設定]をクリックします。 58 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 6 [共有フォルダ設定]をクリックします。 7 ① アクセス制限する共有フォルダを選択します。 ② [共有フォルダ情報編集]をクリックします。 共有フォルダを新規に作成したいとき は、P54を参照してください。 8 4 ① [使用する]をクリックします。 詳細設定︵応用編︶ ② [次へ]をクリックします。 9 ① アクセスを許可するグループにチェック マークがあることを確認します。 許可しない グループはクリックしてチェックマークを 外してください。 ② [設定]をクリックします。 ※ ユーザとグループで同時にアクセス制限することもできます。 ※ Micorsoftネットワークドメインでログオンしたときは、 [アクセス可能ドメインユーザ]の一 覧が追加表示されます。 ドメインユーザ名でアクセス制限することもできます。Micosoftネッ トワークドメインでログオンするには、[ドメイン名設定]、 [PDCホスト名設定]を設定す る必要があります。 【 P44】 ※ MacintoshユーザやFTPユーザに対してのアクセス制限を設定するときは、 ユーザ単位で 設定してください 【P56】 。 グループ単位で設定すると、 アクセス制限した共有フォルダにア クセスできないことがあります。 以上でグループ単位でのアクセス制限の設定は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 59 スリープ機能を使用する 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [スリープ設定]をクリックします。 4 ①[使用する]をクリックします。 ②電源を OFF にするスリープ開始時刻、電源を ON にするスリープ復帰時刻を設定します。 ③[設定]をクリックします。 以上でスリープの設定は完了です。 設定した時刻になると強制的にLinkStationの電源がOFFになります。 設定した時刻にLinkStationにアクセスしないようご注意ください。 データの保存中(またはコピー中)の場合、データが消失します。 スリープ設定時、スリープ中は次のようにランプが点灯します。 << スリープ設定時 >> 電源ランプ ゆるやかに点滅 LINK/ACTランプ 点灯 60 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル << スリープ中 >> 電源ランプ ゆるやかに点滅 LINK/ACTランプ、 DISK FULLランプ、 DIAGランプ全て消灯 ファンおよび ハードディスク は停止します。 LinkStation のハードディスクをチェックする ・LinkStationおよびUSBコネクタに増設したハードディスク内のデータをチェックします。 異常があったときには自動的に修復します。 チェックには数十分間〜数十時間かかります。 ・チェック中はLinkStationの共有フォルダを利用できません。 ・チェック中はLinkStationの電源スイッチを絶対にOFFにしないでください。 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [ディスクチェック]をクリックします。 4 4 詳細設定︵応用編︶ ①チェックを行うハードディスクとチェック内 容を選択します。 ②[選択]をクリックします。 ③[実行]をクリックします。 チェック中は、 LinkStationのDISK FULLランプが点滅しています。 チェックが終わ ると自動的にLinkStationが再起動します(電源ランプが点滅します)。 5 電源ランプが点滅から点灯に変わったら、[TOP]をクリックします。 以上でハードディスクのチェックは完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 61 LinkStation のハードディスクをフォーマットする ・LinkStationおよびUSBコネクタに増設したのハードディスクのデータ、 共有フォルダに関 する設定が全て消去されます。 誤って実行しないようご注意ください。 フォーマットには数 分かかります。 ・フォーマット中はLinkStationの共有フォルダを利用できません。 ・フォーマット中はLinkStationの電源スイッチを絶対にOFFにしないでください。 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [フォーマット]をクリックします。 4 ①フォーマットを行うハードディスクを選択し ます。 ②[選択]をクリックします。 ③[実行]をクリックします。 フォーマット中は、 LinkStationのDISK FULLランプが点滅しています。 フォーマッ トが終わると自動的にLinkStationが再起動します(電源ランプが点滅します)。 フォーマットの所要時間はハードディスクの容量によって異なります。 80GB :約2分 120GB:約2〜3分 160GB:約3〜4分 250GB:約4〜5分 5 左記の数値は、[内蔵HDD]を選択して、[実行]をクリックしてか らフォーマットの完了、 およびLinkStationが再起動を完了する までの時間のめやすです。[USBディスク]を選択した場合、 数時 間〜数十時間必要です。 電源ランプが点滅から点灯に変わったら、[TOP]をクリックします。 以上でハードディスクのフォーマットは完了です。 62 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル LinkStation の管理者パスワードを変更する 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [管理者パスワード設定]をクリックします。 4 ① 旧管理者パスワード(出荷時設定は空白)、 新 管理者パスワード、 再度新管理者パスワード を入力します。 4 ②[設定]をクリックします。 詳細設定︵応用編︶ 以上で管理者パスワードの設定は完了です。 設定の初期化手順 LinkStationの設定を出荷時に戻したいときは、LinkStation動作時(電源ランプ点灯)に背面の初期 化スイッチを押してください。 初期化スイッチ ボールペンの先などで 3 秒間押し続けると、 本製品の設定内容が出荷時設定に変更されます。 初期化される設定は、次の通りです。 LinkStation名称/説明、 NTP機能、 IPアドレス、 ユーザ/グループ、 ワークグループ名/ドメイン名、 FTP設定、 管理者パスワード、 ゴミ箱機能、 および共有フォルダに関する全てのアクセス制限 ※ハードディスクにあるデータ、 およびフォルダは初期化されません。 データやフォルダを 消去したいときは、P62を参照してフォーマットしてください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 63 バックアップ パソコンのデータをバックアップする(WindowsXP/2000/Me/98SE/98) パソコンのデータをLinkStationにバックアップするときは、 付属の簡単バックアップを使用します。 ●簡単バックアップのインストールと設定 1 パソコンにユーティリティCDをセットします。 「簡単セットアップ」が起動します。起動しないときは、ユーティリティC D 内の EasySetupアイコンをダブルクリックしてください。 2 [簡単バックアップのインストール]を選択して[開始]をクリックします。 3 画面の指示にしたがってインストールします。 4 インストールの最後に簡単バックアップの設定画面が表示されます。 各項目を設定してください。 設定画面は、インストール後、タスクバーに常駐している リックすることでも表示できます。 アイコンをダブルク ①[ 変更] をクリックし、バックアップ先の LinkStation、共有フォルダを選択します。 ②[追加]をクリックします。 5 ①[参照]をクリックし、バックアップしたい パソコンのフォルダを選択します。 ②パソコンのデータ名を入力します。 ③バックアップデータを圧縮するか選択します。 ・圧縮バックアップする(通常のバックアップ) 圧縮転送により、 ネットワークの負荷を最小限に押さえます。 ・無圧縮バックアップする 無圧縮転送により、パソコンへの負荷が低減します ④[OK]をクリックします。 ・音楽ファイル、動画ファイルは圧縮効果がないため、無圧縮バックアップするこ とをおすすめします。 ・バックアップのデータ容量が合計2GB以上の場合、圧縮バックアップをおこなう ことはできません。 64 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 6 [実行]をクリックします。 ※[ 変更] をクリックし、バックアップタイ マーを設定することもできます。 以上でバックアップは完了です。 ●バックアップデータの展開 簡単バックアップでバックアップしたデータの展開は、 必ず次の手順で復元してください。 エクスプローラーなどで直接バックアップ先のデータを変更したり削除すると簡単バック アップでバックアップデータが正しく表示できなくなります。 1 タスクバーに常駐している簡単バックアップ アイコンをダブルクリックします。 2 4 詳細設定︵応用編︶ [バックアップファイルの参照]をクリックし ます。 3 ①バックアップファイルを選択します。 ※ をクリックするとバックアップした日時 の一覧が表示されます。展開したい日時の バックアップを選択してください。 ②[ファイルの展開] をクリックし、展開先の パソコンのフォルダを選択します。 以上で展開は完了です。 バックアップや復元に失敗したときは、 簡単バックアップのメニューから、[ツール]‑[ログ 情報の参照]をクリックしてください。失敗した原因が表示されます。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 65 LinkStation のデータをバックアップする LinkStationのUSBコネクタに接続したハードディスクがFAT32/16形式でフォーマットされている 場合、次の制限があります。P28の手順でEXT3形式でフォーマットすることをおすすめします。 ・共有フォルダとして割り当ててデータを書き込むことはできません。 Link Satationのバックアッ プ先(P66)としてお使いください。 ・1ファイル2GB以上のデータはバックアップできません(エラーが発生し、 バックアップが途中で停 止することがあります)。 ・MacOS Xで自動作成されたファイル(.DS̲Storeなど) がある場合は、 ファイル名にFAT16/32形式で は使用できない文字が含まれているためバックアップできません (エラーが発生し、 バックアップ が途中で停止することがあります) 。 LinkStationのUSBコネクタにハードディスクが接続されていないと、 バックアップの設定 はできません。 ●バックアップ手順 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [メンテナンス]をクリックします。 3 [バックアップ設定]をクリックします。 4 ①バックアップ元フォルダとバックアップ先 デバイス(※)を選択します。 ②[バックアップ設定の追加]をクリックします。 ・バックアップ元フォルダには第二階層のフォルダまで登録できます。 ただし、共有フォルダ名を含め、80文字以上のフォルダは選択できません。 ・バックアップ先デバイスには、以下を指定します。 LinkStationに接続したUSBハードディスク 66 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル バックアップ設定の[デバイス]欄には、バックアップ先の状態が表示されています。 << 表示例 >> 「正常」 バックアップ先のUSBハードディスクが正常に認識されています。 「接続できません」 バックアップ先のUSBハードディスクが認識できません。電源が OFFになっていないか、ケーブルが接続されていない か確認してください。 バックアップ設定の[ログ]欄には、 前回バックアップを行ったとき結果表示されています。 << 表示例 >> 「正常終了」 正常にバックアップを前回完了しています。 「接続できませんでした」 バックアップ先のディバイスが存在しませんでした。USBディスクが正しく接続されているか確認してください。 「通信に失敗しました」 USBディスクが正しく認識できなかった場合表示されます、 初めて接続した場合はフォーマットを行ってください。 「バックアップ中にエラーが発生しました」 バックアップ処理中に障害が発生した場合に表示されます。 5 ①[使用する]をクリックします。 ②バックアップを行う時刻、 条件を選択します。 ③[設定]をクリックします。 4 詳細設定︵応用編︶ ・ [上書きバックアップを行う]を選択すると、2度目以降のバックアップは同一のコピー先 フォルダにバックアップします(通常はバックアップを行う度に新しいバックアップ用 フォルダを作成します)。 バックアップ先のフォルダ名は[BackUp‑AutoReWrite]となります。 以上でバックアップの設定は完了です。 バックアップ先を見えなくするには LinkStation の[USB 設定]‑[USB ディスク設定]設定画面で[共有フォルダとして使用]を [使用しない]に設定してください。 【 P29】 ※出荷時設定では[使用する]に設定されています。 ●バックアップ先のフォルダを開くには バックアップ先のフォルダを開くには次の手順で行います。 エクスプローラーなどで LinkStation に接続された USB ハードディスクを 開きます。 バックアップした日時のフォルダ名で保存されています。 例:2003 年11 月7 日19 時00 分バックアップ→フォルダ名「0311071900」 ※上書きバックアップ時は、日時のフォルダ名ではなく、[ B a c k U p ‑ AutoReWrite]フォルダに保存されています。 LinkStationに接続したUSBハードディスクが見えないときは、[USB設定]‑[USBディスク設 定]設定画面で[共有フォルダとして使用]を[使用する]に変更してください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 67 FTP サーバ機能を使うとき LinkStationをFTPサーバとして使用したいときは、次の手順で行います。 FTPサーバ機能は、 既にFTPクライアントソフトウェアを持っていて、FTPサーバを利用した ことがある方を対象にしています。通常はFTPサーバ機能を使用する必要はありません。 1 P40の手順で設定画面を表示します。 2 [ネットワーク設定]をクリックします。 3 [FTP設定]をクリックします。 Anonymous(匿名)でFTPサーバ機能を使用したいとき ※簡易的なFTPサーバとして使用するときに便利です。 ① [使用する]をクリックします。 ② [匿名ユーザ]をクリックします。 ③ FTP で公開する共有フォルダを選択します。 ④ 読取専用にするか書込可能にするかを選択 します。 ⑤ [設定]をクリックします。 以上でFTPサーバ機能の設定は完了です。 FTPクライアントソフトウェアでLinkStationにアクセスするには 別途 FTP クライアントソフトウェアを用意し、以下の項目を設定してください . ・ホスト名 LinkStation のIP アドレス(P40) ・ユーザ名 anonymous ・パスワード お客様の電子メールアドレス ※FTPクライアントソフトウェアの使い方についてはソフトウェアのヘルプを参照ください。 ※LinkStation に接続した USB ハードディスクは、FTP で見ることはできません。 ※インターネットにFTPサーバを公開したいときは、 ルータに付属のマニュアルをよく読 みファイアウォールおよびセキュリティ設定を必ずしてください。 68 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル LinkStationに登録したユーザ名、 パスワードでFTPサーバ機能を使用したいとき ① [使用する]をクリックします。 ② [登録ユーザ]をクリックします。 ③ FTP で公開する共有フォルダを選択します。 ④ [設定]をクリックします。 以上でFTPサーバ機能の設定は完了です。 FTPクライアントソフトウェアでLinkStationにアクセスするには 別途 FTP クライアントソフトウェアを用意し、以下の項目を設定してください . ・ホスト名 LinkStation のIP アドレス(P40) ・ユーザ名 LinkStation に登録しているユーザ名(P56) ・パスワード LinkStation に登録しているパスワード(P56) 4 詳細設定︵応用編︶ ※FTPクライアントソフトウェアの使い方についてはソフトウェアのヘルプを参照ください。 ※LinkStation に接続した USB ハードディスクは、FTP で見ることはできません。 ※LinkStationの設定で共有フォルダが読取専用になっていた場合、FTPでも書き込むこ とはできません。 ※LinkStation の設定でアクセスが禁止されているユーザ名からは FTP でもアクセスで きません。 ※ドメインでネットワークに参加している場合、ドメインユーザは FTPでLinkStationに アクセスすることはできません。 ※インターネットにFTPサーバを公開したいときは、 ルータに付属のマニュアルをよく読 みファイアウォールおよびセキュリティ設定を必ずしてください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 69 ドメインでネットワークに参加させるとき LinkStation をドメインでネットワークに参加させるときは、次の手順で行います。 ここで説明する手順は、 ネットワーク管理者を対象にしています。 設定を行うには、Microsoft ネットワークドメインについて、ある程度精通している必要があります。 1 ドメインコントローラ上でLinkStationのコンピュータアカウントを作成します。 ※「Windows2000以前のコンピュータにこのアカウントを許可」のチェックボックスがある 場合は、チェックを入れてください。 2 LinkStationの 「ワークグループ/ドメイン設定」画面を表示します。 3 ① ドメイン名と PDC ホスト名を入力します。 ②[設定]をクリックします。 4 取得されたユーザ情報が表示されたら、 内容を確認して [設定] をクリックします。 ・LinkStationの名称(P42)を変更すると、 ドメインでネットワークに参加できなくなります。 その場合は、上記の手順を再度行ってください。 ・LinkStationに追加されるドメインユーザは、LinkStationがドメインでネットワークに参 加した時点のものです。その後、ドメインコントローラ上でユーザ設定が変更されても、 LinkStationには反映されません。変更された情報を反映するには、LinkStationのコン ピュータアカウントをリセットして上記の手順2以降を再度実行してください。 ・取得したドメインユーザ一覧は、LinkStationの[共有フォルダ設定]‑[ドメインユーザ一 覧]画面(P47)で確認できます。 ・取得したドメインユーザで共有フォルダのアクセス制限をすることができます。 以上で設定は完了です。 70 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 5 付録 出荷時設定 LinkStationは出荷時に以下のように初期設定されています。 ●管理者名:root(変更不可) ●パスワード:設定されていません。 ●共有フォルダ:share(Windows&Macintosh共用)、 share‑mac(Macintosh専用) ※共有フォルダのゴミ箱機能は「未使用」に設定されています。 ●DHCPクライアント DHCPサーバがネットワーク内にある場合は自動取得します。 DHCPサーバがネットワーク内に無い場合は、次のように自動設定されます。 IPアドレス:192.168.11.150 ネットマスク:255.255.255.0 ●登録グループ 初期設定にて既にLinkStationには、デフォルトグループ(hdusers)が登録されています。 編集、削除はできません。 ●Microsoftネットワークワークグループ設定 WORKGROUP ※簡単セットアップを実行すると、 設定を行うパソコンのワークグループと同じワークグループ になります。 5 付録 ●FTPサーバ機能 使用しない ●時刻 2002年1月1日 ※簡単セットアップを実行すると、設定を行うパソコンの時刻に更新されます。 ●NTP機能 使用しない ●USBディスク(共有フォルダとして) 使用する ※USBディスクのゴミ箱機能は「未使用」に設定されています。 ●プリンタ共有機能 使用する 出荷時設定に戻すときは、P63「設定の初期化手順」を参照ください。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 71 困ったときは LinkStation を設定するためのパスワードを忘れた LinkStation背面の設定初期化スイッチを押すことで出荷時設定に戻すことができます。 【P63】 出 荷時設定に戻した後に再度パスワードの設定を行ってください。 ※初期化スイッチを押すとパスワード以外の設定も初期化されます。 Macintosh と Windows で共有したファイルやフォルダ名に文字化けが発生する MacintoshとWindowsで共有するときは、全角文字が正常に表示されないことがあります。 【 P6】 Macintosh でファイルが見えない Macintoshでは半角32文字以上の名前のファイルを見ることはできません。WindowsとMacintoshで ファイル共有するときは半角文字32文字以内にしてください。 またファイルの容量が2GB以上の場合も、Macintoshで見えないことがあります。 ファイルの操作(コピー / 消去 / 移動)ができなくなった ファイル名が非常に長いとOSによっては、ファイルの操作ができないことがあります。 共有フォルダやファイルに属性を設定できない LinkStationに作成した共有フォルダやファイルに属性(隠し/読取専用)を設定することはできま せん。 作成した覚えのないファイルが生成されている Macintoshからアクセスされた共有フォルダには情報ファイルが自動的に生成されることがあり ます。 これらをWindowsから削除した場合、Macintoshからアクセスできなくなることがありますの でご注意ください。 LinkStation が DHCP クライアントとして動作していない LinkStationの電源スイッチをONにしてからLANケーブルを接続すると固定IPアドレス(出荷時 192.168.11.150)でLinkStationは動作します。 LANケーブルを接続してからLinkStationの電源スイッチをONにしてください。 LinkStation に内蔵されているハードディスクの回転が停止しない LinkStationには、30分アクセスがないと自動的にハードディスクの回転を停止する機能がありま すが、次の環境では回転が停止しないことがあります。 ・一部のパソコン(Macintoshなど)で共有フォルダをマウントしていると、定期的にハードディス クにアクセスするため回転が停止しないことがあります。 ・LinkStationにプリンタを接続している場合、プリンタと通信しているため回転が停止しないこ とがあります。 72 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル ブラウザで設定画面を表示できない、 正常に表示されない ・LANケーブルが接続されていない LinkStationのLANポートにLANケーブルを接続してください。 ・LinkStationの電源がOFFになっている LinkStationの電源ランプが点灯しているかご確認ください。点灯していないときは、電源ケーブ ルをコンセントに接続し、電源スイッチを押してください。 ・パソコンがネットワークに接続されていない 設定を行うパソコンがネットワークに接続されているかご確認ください。LinkStationがネット ワークに接続されていても、パソコンもネットワークに接続されていないと設定画面は表示され ません。 ・ネットワークアダプタが正常にインストールされていない ネットワークアダプタのマニュアルを参照してドライバを再インストールしてください。 ・ 「HDDエラー」と表示され、何も設定ができない 画面の指示に従ってLinkStationを再起動してください。 再起動しても同じ画面が表示されるとき は、画面の指示に従ってハードディスク情報の再構成、またはフォーマットしてください。 ・ブラウザの設定で、プロキシが有効に設定されている ブラウザのヘルプを参照してプロキシを使用せずに直接接続するように設定を変更してください。 ここでは、Internet Explorer6のプロキシを無効にする設定例を説明します。 < Internet Explorer6の例 > 5 Internet Explorerを起動します。 2 メニューから[ツール]‑[インターネットオプション]を選択します。 3 付録 1 ① [接続]をクリックします。 ② [LAN の設定]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 73 4 ① [プロキシ サーバー]のチェックボックスに チェックマークが無いことをご確認くださ い。チェックマークがあるときは、クリック してチェックマークを消してください(※)。 ② [OK]をクリックします。 以上でプロキシを無効にできました。 プロバイダの指示でプロキシを有効にしなければ、インターネットを閲覧できないときは、 LinkStationの設定を完了した後に、プロキシを有効に戻してください。 ※[プロキシサーバー]のチェックマークを外したくないときは 1.[プロキシサーバー]欄の[詳細]をクリックします。 2.[次で始まるアドレスにはプロキシを使わない]欄にP40手順2で確認できるLinkStationの IPアドレスを入力し、[OK]をクリックします。 74 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル LinkStation の DIAG ランプが点滅したままの状態が続く LinkStationに異常があるときDIAGランプが点滅した状態のままになります。 点滅は、 電源OFF時に 電源スイッチを押すまで繰り返されます。点滅のしかたによって異常の種類が分かります。 3回連続点滅を繰り返す: ハードディスクのパーティションに異常があります。設定画面の指示に従ってハードディスク情 報の再構成、またはフォーマットしてください。完了後、LinkStationは自動的に再起動します。 4回連続点滅を繰り返す: ファンに異常があります。 ファンの通風に邪魔になっているものがないかご確認ください。ファンが停止していると LinkStationは起動しません。ご確認後も再現するときは修理センターへお送りください。 【別紙 「はじめにお読みください」 】 5回連続点滅を繰り返す: Flash ROMの内容(データ)に異常があります。 電源スイッチを押してLinkStationを再起動しても再現するときは修理センターへお送りください。 【別紙 「はじめにお読みください」 】 6回連続点滅を繰り返す: ハードディスクが正常に認識されていません。 電源スイッチを押してLinkStationを再起動しても再現するときは、 修理センターへお送りください。 【別紙 「はじめにお読みください」 】 7回連続点滅を繰り返す: RAM・LAN・ハードディスクコントローラーに異常があります。 電源スイッチを押してLinkStationを再起動しても再現するときは修理センターへお送りください。 【別紙 「はじめにお読みください」 】 5 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 付録 ※DIAGランプは、 設定初期化時、 ファームウェアアップデート時に電源ランプ、DISK FULLランプと 同時に点滅します。設定初期化時、ファームウェアアップデート時は、絶対に電源スイッチをOFF にしないでください。 75 IP 設定ユーティリティなどで LinkStation が認識できない ・付属ユーティリティのバージョンが古い 最新のユーティリティを弊社ホームページ(buffalo.jp)からダウンロードし、 インストールして ください。バージョンが古いと最新のOSに対応していないことがあります。 ・LANケーブルが接続されていない LinkStationのLANポートにLANケーブルを接続してください。 ・ストレート/クロス設定スイッチが適切でない(ストレート/クロス設定スイッチが背面に付いて いるタイプのみ) LINK/ACTランプが点灯しているかご確認ください。 点灯していないときはLinkStation背面のスト レート/クロス設定スイッチを切り換えてください。 【 P4】 ・LinkStationの電源がOFFになっている LinkStationの電源ランプが点灯しているかご確認ください。点灯していないときは、 電源ケーブ ルをコンセントに接続し、電源スイッチを押してください。 ・パソコンがネットワークに接続されていない 設定を行うパソコンがネットワークに接続されているかご確認ください。LinkStationがネット ワークに接続されていても、パソコンもネットワークに接続されていないと設定画面を表示させ ることはできません。 ・ネットワークアダプタが正常にインストールされていない ネットワークアダプタのマニュアルを参照してドライバを再インストールしてください。 ・LinkStationのIPアドレスと他のネットワーク機器のIPアドレスが競合している お使いのネットワークにDHCPサーバが無い場合、LinkStationのIPアドレスは192.168.11.150に固 定されます。このIPアドレスが他の機器で使用していると認識できません。 ここでは、パソコン本体のIPアドレスを確認する手順を説明します。同じIPアドレスが使用されて いたときは、別のパソコンからP26を参照してLinkStationのIPアドレスを変更してください。 < WindowsXP/2000/NT4.0でのIPアドレス確認手順例 > 1 以下のメニューをクリックして、コマンドプロンプトを起動します。 WindowsXP/2000:[スタート]‑[(すべての)プログラム]‑[アクセサリ]‑[コマンドプロンプ ト]を選択します。 WindowsNT4.0: [スタート]‑[プログラム]‑[コマンドプロンプト]を選択します。 2 画面に「C:¥>」と表示されます。 「IPCONFIG /ALL」と入力し、<ENTER>キーを押します。 76 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル < WindowsMe/98SE/98/95でのIPアドレス確認手順例 > 1 [スタート]‑[ファイル名を指定して実行]を選択します。 2 「WINIPCFG」と入力し、[OK]をクリックします。 3 ① お使いのネットワークアダプタを選択します。 ② IP アドレスが表示されます。 < Mac OS 8.6〜9.2.2でのIPアドレス確認手順例 > 1 アップルメニューから[コントロールパネル]‑[TCP/IP]をクリックします。 2 5 付録 IP アドレスが表示されます。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 77 < Mac OS X 10.0.4でのIPアドレス確認手順例 > 1 [アップルメニュー]‑[システム環境設定...]をクリックします。 2 [ネットワーク]アイコンをクリックします。 3 IP アドレスが表示されます。 < Mac OS X 10.3以降でのIPアドレス確認手順例 > 1 [アップルメニュー]‑[システム環境設定...]をクリックします。 2 [ネットワーク]アイコンをクリックします。 3 [内蔵 Ethernet]を選択します。 4 IP アドレスが表示されます。 78 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル ・Windowsまたはソフトのファイアウォール機能がはたらいている ファイアウォールの機能が有効となっている場合、LinkStationが認識できないことがあります。 この場合は、 ファイアウォール機能を無効にするか、 ファイアウォールを設定しているソフトをア ンインストールしてください。 設定に関する手順については、 ソフトメーカーにお問い合わせくだ さい。 【Windowsのファイアウォール機能の場合】 Windowsによっては、 ファイアウォールの設定によって付属のユーティリティが使用できないこと があります。ファイアウォール機能を無効にしてください。設定の変更手順はWindowsによって異 なります。詳しくはWindowsのヘルプをご参照ください。 【トレンドマイクロ社ウィルスバスター 2004がインストールされている場合】 以下の手順で「パーソナルファイアウォール機能」を無効にしてください。 1.[スタート]−[(すべての)プログラム]−[トレンドマイクロウィルスバスター2004]−[メイン 画面]を選択します。 2.右側にある[パーソナルファイアウォール]タブをクリックします。 3.[パーソナルファイアウォール設定]をクリックします。 4.[パーソナルファイアウォールを有効にする]をクリックし、 チェックマークを非表示にします。 5.[適用]をクリックします。 以上で設定は完了です。 【トレンドマイクロ社ウィルスバスター 2003がインストールされている場合】 以下の手順で「パーソナルファイアウォール機能」を無効にしてください。 1.[スタート]−[(すべての)プログラム]−[トレンドマイクロウィルスバスター2003]−[ウィル スバスター2003操作]を選択します。 2.「ウィルスバスター2003操作画面」 が起動したら、 [プロフェッショナル] タブをクリックします。 3.右側に表示されている[緊急ロック]ボタンをクリックし、 「緊急ロックがオフになりました」と 表示されることを確認して、 [OK]をクリックします。 4.[無線LANモード] ボタンに×印がついていることを確認します。 ×印がついていない場合は、 [無 線LANモード]ボタンをクリックして無線LANモードをOFFにしてください。 ここまでの設定ができたら、 「ウィルスバスター 2003操作画面」を閉じます。 5.[スタート]−[(すべての)プログラム]−[トレンドマイクロウィルスバスター2003]−[ウィル スバスター2003設定]を選択します。 「LANにプロキシサーバーを使用する」がチェックされていない場合は、設定完了です。 チェックされている場合は、 [詳細設定]をクリックして、手順6以降に進みます。 6.「ウィルスバスター2003操作画面」が起動したら、 [パーソナルファイアウォール]−[セキュリ ティレベル]内にある「パーソナルファイアウォールを有効にする」のチェックマークを外し、 [適用]をクリックします。 5 付録 以上で設定は完了です。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 79 【トレンドマイクロ社ウィルスバスター 2002がインストールされている場合】 「パーソナルファイアウォール機能」 を無効にした状態でご利用になるか、 手動設定でLinkStationの IPアドレスを 「信頼するコンピュータ」 として登録してください。 詳細は、 以下を参照してください。 [パーソナルファイアウォール機能を無効にする方法] 1.[スタート]−[(すべての)プログラム]−[トレンドマイクロウィルスバスター2002]−[ウィル スバスター2002設定]を選択します。 ※ウィルスバスターが常駐している場合は、 タスクトレイ上のウィルスバスターアイコンを右 クリックし、 「設定画面を起動」を選択します。 2.ウィルスバスター2002操作画面内のクイック設定より、 「パーソナルファイアウォール」 のチェッ クマークを外し、 [適用]をクリックします。 以上で設定は完了です。 [LinkStationのIPアドレスを登録する方法] 1.[スタート]−[(すべての)プログラム]−[トレンドマイクロウィルスバスター2002]−[ウィル スバスター2002設定]を選択します。 ※ウィルスバスターが常駐している場合は、 タスクトレイ上のウィルスバスターアイコンを右 クリックし、 「設定画面を起動」を選択します。 2.ウィルスバスター2002の設定画面の左側のメニューから「パーソナルファイアウォール」−「信 頼するコンピュータ」を選択します。 3.「信頼するコンピュータ」 欄にネットワークアダプタが表示されますので、 チェックを入れて [適 用]をクリックします。 以上で設定は完了です。 【 Norton Internet Security 2004がインストールされている場合】 以下の手順で「パーソナルファイアウォール機能」を無効にしてください。 1.[スタート]‑[(すべての)プログラム]‑[Norton Internet Security Professional]‑[Norton Internet Security Professional]を選択します。 2.[ファイアウォール] をクリックします。 3.[無効にする] をクリックします。 以上で設定は完了です。 LinkStation の共有フォルダにアクセスできない ・設定画面で共有フォルダのアクセス権を設定すると、許可したユーザからのみアクセスできるよ うになります。許可していないユーザをアクセスできるようにするには設定を変更してください。 ・Windowsのネットワークにログインしたユーザ名、 パスワードが、LinkStationの共有フォルダに設 定されているユーザ名、パスワードと同一のものでないと共有フォルダにアクセスすることはで きません。 ・WindowsMe/98SE/98/95をお使いの場合、 ログオンするネットワークの設定がファミリーログオン になっていると共有フォルダにアクセスできません。そのようなときは次の手順でログオンする ネットワークを設定してください。 1 [ネットワークコンピュータ]アイコンを右クリックし、 表示されたメニューから [プロパティ]をクリックします。 80 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 2 [優先的にログオンするネットワーク(Windows95では 「優先的にログオンする」)] から「Microsoft ネットワーククライアント」を選択し、[OK]をクリックします。 ※選択肢に「Microsoft ネットワーククライアント」が無い場合は、[追加]−[クライアン ト]−[Microsoft ネットワーククライアント]−[OK]をクリックしてください。Windows のCD‑ROMが要求されるメッセージが表示されたら画面の指示に従ってCD‑ROMドライブに CDを挿入してください。 以上でログオンするネットワークの設定は完了です。 ・WindowsXP/2000/NT4.0をお使いの場合、 ユーザ名とパスワードの入力を求める画面が表示されま すが、入力しても共有フォルダにはアクセスできません。 必ず、LinkStationの共有フォルダに設定 されているユーザ名、パスワードでWindowsにログインしてください。 ここでは、ネットワークログイン名とパスワードの作成の手順を説明します。 < WindowsXPでのユーザ名とパスワード作成手順例 > 1 [スタート]‑[コントロールパネル]を選択します。 2 [ユーザーアカウント]アイコンをダブルクリックします。 3 [新しいアカウントを作成する]をクリックします。 5 付録 4 5 [新しいアカウントの名前の入力]に、 LinkStationの共有フォルダに設定したユー ザ名と同じユーザ名を入力し、[次へ]をクリックします。 [コンピュータの管理者]を選択し、[アカウントの作成]をクリックします。 6 「変更するアカウントを選びます」から、新しく作成したアカウントをクリックし ます。 7 8 [パスワードを作成する]をクリックします。 [新しいパスワードの入力]に、LinkStationの共有フォルダに設定したパスワー ドと同じパスワードを入力し、[パスワードを作成]をクリックします。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 81 < Windows2000でのユーザ名とパスワード作成手順例 > 1 [スタート]‑[設定]‑[コントロールパネル]を選択します。 2 [ユーザーとパスワード]アイコンをダブルクリックします。 3 [追加]をクリックします。 4 [ユーザー名]に、LinkStationの共有フォルダに設定したユーザ名と同じユーザ名 を入力し、[次へ]をクリックします。 5 6 [パスワード]にLinkStationの共有フォルダに設定したパスワードと同じパス ワードを入力し、[次へ]をクリックします。 [標準ユーザー]を選択し、[完了]をクリックします。 < WindowsMe/98SE/98/95でのユーザ名とパスワード設定 > Windows起動時の[ネットワークとパスワードの入力]画面で、LinkStationの共有フォルダに設定し たユーザ名とパスワードを入力してください。 < WindowsNT4.0でのユーザ名とパスワード設定 > WindowsNT4.0のユーザ登録を済ませている場合は、そのユーザ名とパスワードをLinkStationに設 定してください。 ユーザー登録をまだしていない方はLinkStationの共有フォルダに設定したユーザ名とパスワード を登録してください([スタート]‑[プログラム]‑[管理ツール]‑[(ドメイン)ユーザマネージャ]) < Mac OS 8.6〜9.2.2でのユーザ名とパスワード設定 > アップルメニューから[セレクタ]‑[Apple Share]‑[LinkStationの名称]を選択し、[接続]をクリッ クすると、登録利用者の名前とパスワードを入力する画面が表示されます。 LinkStationの共有フォルダに設定したユーザ名とパスワードを入力してください。 < Mac OS Xでのユーザ名とパスワード設定 > [移動]‑[サーバへ接続...]でLinkStationのIPアドレスを設定後、[接続]をクリックすると、登録 ユーザの名前とパスワードを入力する画面が表示されます。 LinkStationの共有フォルダに設定したユーザ名とパスワードを入力してください。 82 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル IP 設定ユーティリティで確認できても LinkStation が認識できない LinkStationに割り当てられたIPアドレスによっては、IP設定ユーティリティでLinkStationを確 認できても使用できないことがあります。そのようなときは次の手順を行ってください。 1 コマンドプロンプトの画面を表示させます。表示のさせ方はWindowsによって異 なります。 WindowsXP/2000:[スタート]−[(すべての)プログラム]−[アクセサリ]−[MS‑DOSプロンプト] WindowsMe:[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[MS‑DOSプロンプト] Windows98/95:[スタート]−[プログラム]−[MS‑DOSプロンプト] WindowsNT4.0:[スタート]−[プログラム]−[コマンドプロンプト] 2 コマンドプロンプトの画面(C: ¥WINDOWS>など)が表示されたら、 「ping 192.168.11.150」を入力して、 <Enter>キーを押します。 ※下線部はLinkStationのIPアドレスで す。 環境によって入力する値は異なりま す。P40の手順2でメモをしたIPアドレス を入力してください。 3 5 正常に接続されているときは、 「Reply 付録 from 192.168.11.150: byte=32 time=1ms TTL=255」等表示されます。 「Reply from〜」 と表示されないときは、P26の手順でLinkStationのIPアドレスを 変更してください。 コマンドプロンプトの画面を終了するときは、 「 exit」 と入力して<Enter>キーを押します。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 83 LinkStation に接続したプリンタから印刷できない(Windows) 双方向通信機能を使用した印刷方式には対応していません。使用しているプリンタの双方向通信 機能を無効にしてください。 WindowsMe/98SE/98/95の場合 1 [スタート]−[設定]−[プリンタ]を選択します。 2 [プリンタ]アイコンを選択し、[ファイル]−[プロパティ]を選択します。 3 [詳細]タブをクリックして、[スプールの設定]をクリックします。 4 「このプリンタの双方向通信機能をサポートしない」にチェックをつけます。 WindowsXPの場合 1 [スタート]−[コントロールパネル]を選択します。 2 [プリンタとその他のハードウェア]をダブルクリックします。 3 [プリンタとFAX]をダブルクリックします。 4 [プリンタ]アイコンを選択して、[ファイル]‑[プロパティ]を選択つけます。 5 [詳細]タブをクリックして、[スプールの設定]をクリックします。 6 「このプリンタの双方向通信機能をサポートしない」にチェックをつけます。 WindowsNT4.0の場合 1 [スタート]−[設定]−[プリンタ]を選択します。 2 [プリンタ]アイコンを選択し、[ファイル]−[プロパティ]を選択します。 3 [ポート]タブをクリックして、 「双方向サポートを有効にする」 のチェックをはず します。 84 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル LinkStation に接続したプリンタから印刷できない LinkStationに内蔵のハードディスクをプリンタスプール領域として使用しています。 ハードディ スクの空き容量が印刷バッファデータより少ないとスプール機能が働かず印刷できないことがあ ります。このようなときは、データを整理して空き容量を確保してください。 プリンタが認識できない P38[プリンタ共有機能]の設定が 「使用する」 になっていないとLinkStationに接続したプリンタは 認識されません。 「使用しない」に設定されていたときは、 「使用する」を選択し、[設定]をクリック してください。 印刷した画像が横方向に長くなる(Macintosh) Mac OSからPostScript非対応モノクロプリンタにカラー画像を印刷した場合、 画像が横方向に長 くなることがあります。 このようなときは、 プリンタ設定 (カラーマッチング設定)でカラー指定を [Color Sync カラーマッチング]または[白黒]に設定してください。 プリンタのステータスが取得できない LinkStationは双方向通信に対応していないため、 プリンタのステータス (インク残量など)は取得 できません。 共有フォルダのデータを削除しても容量が変わらない LinkStationの共有フォルダにゴミ箱機能が有効に設定されていると、 削除したデータは共有フォ ルダの[.trash]フォルダに移動されます。 【P55】 5 付録 共有フォルダのゴミ箱のデータを消去したい ゴミ箱[.trash]フォルダのデータを選択し、<Delete>キーを押すと消去されます。 [.trash]フォルダは隠しファイルとして設定されています。 隠しファイルを表示するには、 次の手 順例を参考にしてください。 1 エクスプローラーのメニューから[ツール]‑[フォルダオプション]を選択します。 2[表示]タブをクリックします。 3[詳細設定]項目の中から[ファイルおよびフォルダ]‑[ファイルとフォルダの表示]‑[すべての ファイルとフォルダを表示する]を選択し、[OK]をクリックします。 ※WindowsXPの表示例です。OSによって表示は異なります。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 85 Microsoft ネットワークドメインに新たに登録したユーザ名で LinkStation にアクセスできない Microsoftネットワークドメインに新たに登録したユーザ名でLinkStationにアクセスするには、 LinkStationの設定を再度行う必要があります。 P44に記載のLinkStationの設定画面で、[ドメイン名]/[PDCホスト名]を入力し、[設定]をクリック してください。 LinkStation をドメインでネットワークに参加させることができない(Windows Server 2003) LinkStationはSMBパケットのデジタル署名に対応しておりません。PDCのGuestアカウントが無効 の場合、LinkStationをドメインに参加させることができません。 ドメインに参加させるには次の 方法があります。 ・PDCのGuestアカウントを有効にする ・P D C のレジストリの記述「¥ H K E Y ̲ L O C A L ̲ M A C H I N E ¥ S Y S T E M ¥ C u r r e n t C o n t r o l S e t ¥ Services¥lanmanserver¥parameters」 の 「requiresecuritysignature」 値を0に変更する LinkStation の名称を変更したらドメインでネットワークに参加できなくなった LinkStationの名称を変更するとドメインでネットワークに参加できなくなります。 変更したとき は、再度次の手順でドメインを再設定してください。 1 変更した名称と同じコンピュータアカウントをPDCに登録します。 2 LinkStationの設定画面(P44)でネットワーク参加方法(ドメイン)、ドメイン名、PDCホスト名を 再度設定します。 「PDC によるアクセス認証は現在無効です」 と表示される LinkStationとPDC間でドメインに関する通信が正しく行えていません。 次の手順でドメインを再 設定してください。 1 LinkStationの名称と同じコンピュータアカウントをPDCから削除します。 2 LinkStationの名称と同じコンピュータアカウントをPDCに再登録します。 3 LinkStationの設定画面(P44)でネットワーク参加方法(ドメイン)、ドメイン名、PDCホスト名を 再度設定します。 FTP フォルダにアップロードしたデータが壊れている ・お使いのパソコンによっては、FTPクライアントソフトウェアの通信設定で、[バイナリーモード] にしておかないと、アップロードしたデータから改行コードが削除されることがあります。 ・お使いのOSによっては日本語のファイル名が正常に表示されないことがあります。 NTP 機能が使用できない ネットワークが外部に接続されていない可能性があります。 外部のNTPサーバにアクセスできる環 境が必要です。 また、Proxyサーバ経由で外部にアクセスするようなネットワーク環境では、 外部の NTPサーバにアクセスできないためNTP機能を使用することはできません。 86 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 用語集 AFP(Apple Filing Protocol) AppleTalkによるネットワークで、ファイル共有を実現するAppleShareで利用されるプロトコル の名称。 AppleShare Apple社純正のファイルサーバ機能や、 ファイルおよびアプリケーションの共有機能を提供する ネットワーク用ソフトウェア。 AppleTalk Mac OSに標準搭載のネットワーク機能。ファイル共有やプリンタ共有などのサービスを提供す る。 DHCP サーバ DHCPサーバはネットワークに関連した情報 (IPアドレス、 デフォルト・ルータのIPアドレス、 ドメ イン名など) を管理する。DHCPクライアントが起動すると、 自動的にIPアドレスなどの情報を割り 振る。DHCPサーバがネットワーク上に存在すると、 ネットワーク上のパソコンやAirStationに、IP アドレスなどを手動で設定する必要がなくなる。 DNS コンピュータ名やドメイン名 を、それぞれに対応したIPアドレスに変換するシステム。 5 FTP(File Transfer Protocol) 付録 TCP/IPで構成されたネットワークでファイルを転送するために使われるプロトコル。FTPクライ アントソフトウェアを使用して転送を行う。OSの種類に関係なく転送ができます。 IP アドレス TCP/IPプロトコルによるネットワークで使用されるアドレス。 各コンピュータの住所を示す整理 番号のようなもの。ネットワーク機器のIPアドレスが重複していると正常に認識されない。 MAC アドレス ネットワークカードごとの固有の物理アドレス。先頭からの 3bytesのベンダコード(メーカーの ID)と、残り3bytesのユーザコードの6bytesで構成される。Ethernetではこのアドレスを元にフ レームの送受信を行う。 NTP(Network Time Protcol) ネットワークを通じて時刻修正を行うプロトコル。 定期的に NTPサーバの時刻と同期させて修正 を行います。 SMB(Server Message Block) ファイル共有やプリンタ共有のサービスを提供するプロトコル。 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 87 TCP/IP ネットワークを構築する際のプロトコル(通信規約)の一つ。TCPプロトコル(データ分割および誤 り検出)とIPプロトコル(宛先や発信元IPアドレスの付与)を組み合わせたもの。 WINS WindowsNTネームサーバ機能。Windowsネットワーク環境でホスト名やドメイン名をIPアドレス に自動的に割り当てる。 ゲートウェイ ネットワークとネットワークを結ぶ機器・パソコン・ソフトウェア。 パケットが LANの外に出て行 くときに通過する。 サブネットマスク IPアドレスを、 ネットワークアドレス番号とホストアドレス番号に分けるための値。 ルータがパ ケットを送受信するために用いる。 ジャーナリングファイルシステム ディスクに障害が発生した場合にすぐ復旧できるよう、 ファイル更新履歴のバックアップをとっ ておく機能を持ったファイルシステム。 ドメイン WindowsXP/2000/NTを基盤としたネットワークにおいて、複数のコンピュータを論理的に1つに まとめたグループ。 ネイティブモード Windows2000Server/2003ServerでのActiveDirectryの操作モードの一つ。 LinkStationやWindows2000以前のパソコンはネイティブモードに対応しておりません。 混在モードでご使用ください。 ファイアウォール ネットワークへ外部から侵入されるのを防ぐ機能。WindowsXPや一部のウィルス対策ソフト(トレ ンドマイクロ社ウィルスバスターなど)に付属している。 プロトコル 複数のコンピュータがネットワークで通信を行なうための規約(約束)。 ワークグループ 小規模なWindowsネットワークに存在するグループ。 大規模な運用には向かない。 ワークグループ 内でファイルやプリンタの共有を行なうことができる。Microsoftは、Windowsにこのワークグ ループネットワーク機能を標準で搭載している。 88 HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル HD‑HLANシリーズ ユーザーズマニュアル 2004 年7 月14 日 第9 版発行 発行 株式会社バッファロー PY00-29032-DM10-09 9-01 C10-005
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