Polycom RSS 2000 V3.0 入門ガイド 安全についてのご注意 システムを安全にご使用いただくため、以下のルールをお守りください。 • Polycom RSS 2000 ユニットの周辺をきれいに整頓し、 換気の良い状態に保ちます。 • RSS 2000 ユニットが搭載されるラックを、アース付き 電源コンセントに近い適切な場所に設置します。 • 電源サージおよび電圧ノイズから RSS 2000 ユニットを保護し、 停電時にも動作が続行できるよう、無停電電源装置 (UPS) を 使用します。 ハードウェア仕様 Pentium 4、2.8Mhz、2GB RAM、250GB ハードディスク • フォームファクタ: 1U 19” ラックマウント • 高さ: 44 mm • 幅: 430 mm • 奥行: 390 mm • 重量: 10.2 kg • 電源装置: 温度制御 220W ATX AC 電源装置 PFC 付き • 交流電圧: 100 ~ 240 VAC、60 ~ 50 Hz、 5 ~ 3 Amps XP OS RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 準備作業 ネットワーク管理者から次の情報を取得します。 • RSS 2000 ユニットの IP アドレス、サブネットマスクの IP アドレス、デフォルトゲートウェイの IP アドレス • ゲートキーパーの IP アドレス、RSS 2000 ユニットの Prefix および E.164 RSS 2000 の開梱と設置 1 床面が安定した平らな場所に RSS 2000 ユニットを設置します。 2 電源に接続するには、電源ケーブルの電源プラグ (メス) を RSS 2000 ユニットのリアパネルにある電源コネクタに挿入し、 電源ケーブルの電源プラグ (オス) を電源コンセントに挿入します。 3 システムの背面にある LAN1 コネクタに LAN ケーブルを接続します。 4 電源スイッチをオンにします。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート RSS 2000 の IP 初期設定 システムは、下記のデフォルト IP アドレスで出荷されます。 IP アドレス: 192.168.1.254 サブネットマスク: 255.255.255.0 デフォルトゲートウェイ: 192.168.1.1 システムの初期 IP アドレスを変更するには、下記の2つの方法があります。 1. LAN クロスケーブルの使用 2. RS232 コンソールまたは Telnet の使用 1. LAN クロスケーブルを使用した初期 IP アドレスの変更 1. 2. LAN クロスケーブルを RSS 2000 の LAN1 コネクタに接続します。 ラップトップの IP アドレスを、RSS 2000 と同じセグメント上に設定します。 a. ラップトップの IP 設定例: RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 3. Internet Explorer を開き、下記のアドレスにアクセスします。 http://192.168.1.254 4. システムにログインします。 [ユーザ名]: administrator [パスワード]: polycom 5. [システム構成]>[IP 設定] の順に選択し、IP アドレスを変更します。任意の静的 IP アドレスを指 定するか DHCP を選択します。[保存] ボタンをクリックし、システムをリセットします。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 2.RS232 コンソールまたは Telnet を使用した初期 IP アドレスの変更 RSS 2000 の IP アドレスを変更する別のオプションとして、RS232 コンソールを使用する方法があります。 1.RS232 ポートに接続し、コンソールをアクティベートします。 (9600 bps、8 ビット) Login: polycom (または設定済みの管理者パスワード) コンソールにログインすると、システムの現在の IP アドレスが表示されます。 Help ? – すべての使用可能なコマンドを表示します。 Changing the IP Address: set lan1 static 172.21.100.20 mask 255.255.224.0 [gw 172.21.96.254] Reset Password (‘polycom’ に戻す) 管理者のパスワードをリセットし、デフォルトの ‘polycom’ に戻すこともできます。 reset password メモ ! Telnet 接続の場合にも、上記と同じ手順が適用されます。 同時に接続できるのは、ひとつのコンソールだけです。 (Telnet または RS232 のどちらか一方) 以上で、システムは使用可能になります。その他の設定については、ユーザガイドをご参照ください。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート RSS 2000 の最大容量 シナリオ 説明 最大容量 会議録画 同時に録画可能な会議数 同時に2つの会議の録画または2台のエンドポ イントからのダイヤルイン。一度にひとつの H.239 録画リンク。 2地点録画 録画可能な2地点通話数 (2台のエンド 1 ポイントから POLYCOM ™ RSS 2000 にダイヤルインした場合) H323 再生 H.323 で同時に再生可能な会議数 アーカイブの 閲覧 50 同時に閲覧可能なストリーミング数 (ユニキャスト) - ウェブサーバの容量 アーカイブの マルチキャスト 同時に閲覧可能な録画済みアーカイ 2 ブのストリーミング数 (マルチキャスト) クラスタリング クラスタリング可能な RSS 2000 の 台数 10 ひとつのクラスタリンググループとしてクラスタ リング可能な RSS 2000 の台数に制限はあり ません。 1.クラスタリングモードでも、各 RSS 2000 の同 時 H.323 再生数は最大 10 です。たとえば、 1台の H.323 エンドポイントが RSS-A に接 続され、RSS-A とクラスタリングされている RSS-B に収録されたアーカイブを再生する 場合、その H.323 再生のためのリソースは、 RSS-A から確保されます (この機能には、未 解決の問題があります。「未解決の問題」リス ト上の RSS-365 をご参照ください)。 2. クラスタリングモードでの Web からのアーカ イブ閲覧では、Web リソースは、ユーザが接続 している RSS 2000 からではなく、アーカイブ が収録されている RSS 2000 から確保されま す。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート RSS 2000 で使用されるネットワークの TCP/UDP ポート エンドポイント/ H.323 メディア 用途 マネージャ ウェブ https トレース ゲートキーパー RAS Q.931 ソケット H.245 ソケット ライブブロードキャスト 音声 / ビデオデータ オン デマンド プロトコル オン デマンド アーカイブ オン デマンド アーカイブ タイプ TCP TCP TCP UDP UDP UDP TCP TCP TCP UDP TCP TCP (オプション) UDP(オプション) ポート範囲 81 80 443 30011 1719 1720 1720 1730-1739 1800-1801 2000-2099 554 554 ランダム (ソースポート用) オン デマンド アーカイブに関するメモ オン デマンド アーカイブに使用される UDP ポートはランダムに選択されます。RSS 2000 オン デマンド アーカイブで使用される、ファイアウォールおよび Windows Media Player を設定するには、下記の2つの 方法があります。 1) Windows Media Player で使用されているポートと一致する範囲のアウトバウンド UDP ポートを開くか、 RSS 2000 からのアウトバウンド UDP ポートをすべて開いて、アウトバウンドのトラフィックがファイア ウォールを効果的にバイパスできるようにします。また、アーカイブを閲覧する PC へのインバウンドのトラ フィックのために Windows Media Player が使用する範囲のポートも開きます。この範囲は図 1 で表示さ れているように、Windows Media Player で設定可能です。 (図 1 は Windows Media Player のデフォルト 設定を表示しています。)ユーザは、[RTSP/UDP] のチェックボックスと [Use ports] のチェックボックスに チェックマークを入れ、ポート範囲を定義することができます。 2) Windows Media Player の UDP 接続を無効にし、TCP のみの接続に設定します。この構成では、TCP ポート 554 のみを使用します。図 2 のように、[RTSP/UDP] のチェックマークを外して、ポート範囲を指定で きないようにすると、すべての接続は TCP 554 のみを使用して行われます。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 図1 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 図2 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート Polycom RSS 2000 V3.0.0 リリースノート RSS 2000 V3.0.0 アップグレード ガイド 1. 新規システム – 新規インストール 新規インストールの場合、使用を開始する前に RSS 2000 をアクティベートする必要があります。 プロセス: RSS 2000 V3.0 には、下記の 2 種類のアクティべーションキーがあります。 キーコード定義 パッケージ名 K キーコード U キーコード 説明 オプション (ベーシック、マルチキャスト、クラスタリング) のアクティべーション 新バージョンのアクティべーション (すでにインストール 済みのオプションには影響しません) RSS 2000 にログインし、[製品アクティベーション] を選択します。 [Polycom Resource Center] をクリックして Polycom Resource Center (PRC) にアクセスし、 [Product Activation] を選択します。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 新規インストールの場合、システムは K ライセンスとともに出荷されます。ユーザは、下記のように PRC に アクセスし、K ライセンスを入力して K キーコードを取得する必要があります。 これで、購入したオプション (オプションなし、クラスタリング、マルチキャストのいずれか) に対応した K キーコードが発行されます。 システムに K キーコードを入力後、ユーザは PRC に戻って U キーコードを取得する必要があります。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート [Version] フィールドに「3.0」と入力し、[Serial Number] フィールドにシリアル番号を入力すると、U キー コードが発行されます。 (シリアル番号は、RSS 2000 の Web UI の [製品アクティベーション] セクション から取得できます。) K キーコードと U キーコードの両方を入力すると、RSS 2000 を使用できるようになります。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 2, 導入済みシステムのアップグレード アップグレード前の準備 1: Polycom の Web サイトまたは最寄りのサービスセンターから 3.0 アップグレードパッケージおよびア クティべーションキーを取得して、PCのデスクトップのフォルダに保存します。 (詳細については、『RSS 2000 ユーザガイド Version 3.0』をご参照ください)。 アップグレードパッケージの定義 パッケージ名 説明 パート 1: RSS2000.3.0.0.0_part1_full function_with English&Japanes&Chinese . pkg システムの全機能を搭載 – 英語、中国語、日本語 をサポート パート 2: RSS2000.3.0.0.0_part2_additional language.pkg 英語、中国語、日本語以外の言語をサポート キーコードの定義 パッケージ名 K キーコード U キーコード 説明 オプション (ベーシック、マルチキャスト、クラスタリング) のアクティべーション 新バージョンのアクティべーション (すでにインストール済みのオプションには影響 しません) メモ: z z システムソフトウェア V1.0 が搭載されている RSS 2000 のアップグレードには、K キーコードおよ び U キーコードの両方が必要です。 V2.0 が搭載されている RSS 2000 のアップグレードには、U キーコードのみが必要です。(U キー コードには、マルチキャストオプションまたはクラスタリングオプションは含まれません。マルチキャス トオプションまたはクラスタリングオプションが必要な場合は、別途 K キーコードの購入が必要で す。) キーコード取得の方法 「新規インストール」の項に記載されている説明をご参照ください。 メモ: z z アップグレードする前に、現在のバージョンを確認してください。V1.0 と V2.0 ではアップグレードの プロセスが異なります。 アップグレード中は、RSS 2000 の電源をオンにし、ネットワークに接続した状態にしておいてください。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート V1.0 から V3.0 へのアップグレード 1: アップグレードパッケージを RSS 2000 へダウンロードします。 a) RSS 2000 にログインし、[システム構成] > [アップグレード] の順に選択します。 b) “RSS2000.3.0.0.0_part1_full function_with English &Japanes & Chinese . pkg” を RSS 2000 にダウンロードし、[再起動] をクリックします。 メモ: ファイルのダウンロードプロセスの詳細については、『RSS 2000 ユーザガイド V3.0』をご参照く ださい。 2: キーコードによって RSS 2000 をアクティベートします。 a) 再起動後に RSS 2000 にログインし、[システム情報] > [製品アクティベーション] の順に選択 します。 b) U キーコードを貼り付け、[保存] をクリックします。 c) K キーコードを貼り付け、[保存] をクリックします。 メモ: 再起動する必要はありません。 3: ステータスを確認します。 [システム情報] > [製品情報] の順に選択します。 すべて OK であれば、[バージョン]/[アクティベーション状況]/[V3.0 Key code アクティベーション] は同じス テータスになっています。(マルチキャストオプションおよびクラスタリングオプションについては、これら2つ のオプションを購入している場合、RSS 2000 には同じステータスが表示されます。2つのオプションを購入 していない場合、ステータスは表示されません。) RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート メモ: この時点では、RSS 2000 は英語、中国語、および日本語をサポートしています。その他の言語オプショ ンを使用したい場合は、その他の言語オプションのパッケージをダウンロードして、インストールする必要 があります。その他の言語オプションのインストールについては、「その他の言語のサポート」の項をご参 照ください。 V2.0 から V3.0 へのアップグレード 1: アップグレードパッケージを RSS 2000 へダウンロードします。 a) RSS 2000 にログインし、[システム構成] > [アップグレード] の順に選択します。 b) “RSS2000.3.0.0.0_part1_full function_with English &Japanes & Chinese . pkg” を RSS 2000 にダウンロードし、[再起動] をクリックします。 メモ: ファイルのダウンロードプロセスの詳細については、『RSS 2000 ユーザガイド V3.0』をご参照く ださい。 2: キーコードによって RSS 2000 をアクティベートします。 a) 再起動後に RSS 2000 にログインし、[システム情報] > [製品アクティベーション] の順に選択 します。 b) U キーコードを貼り付け、[保存] をクリックします。 メモ: 再起動する必要はありません。 3: ステータスを確認します。 [システム情報] > [製品アクティベーション] の順に選択します。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート すべて OK であれば、[バージョン]/[アクティベーション状況]/[V3.0 Key code アクティベーション] は同じス テータスになっています。(マルチキャストオプションおよびクラスタリングオプションについては、これら2つ のオプションを購入している場合、RSS 2000 には同じステータスが表示されます。2 つのオプションを購入 していない場合、ステータスは表示されません。ユーザが、V2.0 をインストールした時点で、既に クラスタリ ングオプション付きの K キーコードをインストール済みの場合、V3.0 へのアップグレード後も、クラスタリン グオプションのチェックマークは付いたままになります。) メモ: この時点では、RSS 2000 は英語、中国語、および日本語をサポートしています。その他の言語オプショ ンを使用したい場合は、その他の言語オプションのパッケージをダウンロードして、インストールする必要 があります。その他の言語オプションのインストールについては、「その他の言語のサポート」の項をご参 照ください。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート その他の言語のサポート V3.0 で、その他の言語 (英語/中国語/日本語以外) のサポートが必要な場合は、以下のプロセスを実行 する必要があります。 イメージ バージョンのチェック まず、以下のコマンドに従って RSS 2000 のイメージバージョンをチェックします。アップグレードによって その他の言語をサポートできるのは、イメージバージョン 5 以上の RSS 2000 のみです。 1: [スタート]>[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、"telnet 172.21.103.127 23" と入力して (引用符を付けずに)、[OK] をクリックします。 メモ: 上記の IP アドレスは参考例です。お使いの RSS 2000 の IP アドレスに置き換えてください。 2: コマンドを実行すると、[コマンド プロンプト] ウィンドウが表示されます。ウィンドウには以下のように表 示されます。 3: RSS 2000 のパスワードを入力します。デフォルトのパスワードは polycom です。つづいてシステムの Welcome 画面が表示されます。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 4: コマンド プロンプトでは、"imageversion" と入力します。 (引用符を付けずに) 5: バージョン番号が “ 5” の場合 (以下のスクリーンショットを参照)、RSS 2000 はその他の言語オプションへ のアップグレードが可能です。 6: イメージバージョンが 5 以外の場合は、Unknown Version と表示されます。これは、その他の言語を サポートする場合に、イメージを更新する必要があり、古いイメージではその他の言語はフルサポートされ ないことを意味します。サービスプロバイダにお問い合わせください。 「その他の言語パッケージ」によるアップグレード a) RSS 2000 にログインし、[システム構成] > [アップグレード] の順に選択します。 b) “RSS2000.3.0.0.0_part2_addtional languages . pkg” を RSS にダウンロードし、 [再起動] をクリックします。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 新機能 (V2.0.0.000 との比較) # JIRA# 機能 1 RSS-248 クラスタリング機能の改善 2 RSS-207 RSS-225 3 4 RSS-247 5 6 EXT-405 7 8 RSS-239 9 RSS-219 10 RSS-220 11 RSS-274 12 13 RSS-54 14 15 RSS-265 16 RSS-234 説明 選択された RSS 2000 の録画容量がフルになった場合、 次に利用可能な、他の RSS 2000 の録画タスクをアクティ ブにします。 ゲートキーパー登録モード 新しいゲートキーパー登録モードでは、異なるタイプの ゲートキーパーもサポートします。 録画専用システムとしての設定も可能です。 H.323 再生のオン/オフ 多言語サポート Web UI 、 オ ン ス ク リ ー ン UI 、 ド キ ュ メ ン ト 、 IVR – VC 2.0 共通言語スイート Siren22 ステレオのサポート 1地点通話および2地点通話で SIREN 22 ステレオをサ ポートします。 XML API 機能の改善 管理者が任意のアーカイブを選んで任意の再生サイト に送信するための API インターフェイスがサポートされ ました。 Https/SSL モード Polycom セキュリティポリシーに適合しています。 Windows セキュリティ更新のポ エンドユーザによるセキュリティー更新のインターフェイ リシー スを無効にしました。更新パッケージは Polycom によっ て新規リリースパッケージとして提供されます。 Polycom セキュリティポリシーに適合しています。 プレビューを無効にすることができます。 (セキュリティ保 プレビューの無効 持のため) ラ イ ブ ス ト リ ー ミ ン グ ま た は リソース割り当ての改善 Web 再生の最大数の制限 メ デ ィ ア ツ ー ル キ ッ ト の メディア ツール キットの機能拡張: 4CIF/4SIF (SD) ト ランスコーディング、インストールシールドへのリンク 機能拡張 マルチキャスト機能の改善 Polycom プレーヤを使用した、マルチキャストによるラ イブストリーミングおよびアーカイブ閲覧をサポートしま す。 録画なしのストリーミング 録画なしのストリーミング – オンスクリーン メニューの 新規オプション LAN スピードの設定 LAN ポートの設定 HD アーカイブの閲覧 – 利用 HD ア ー カ イ ブ 閲 覧 の 利 用 可 能 状 況 を 、 可能状況の 進捗バーで表示 進捗バー表示 NAT トポロジーの電子メール NAT トポロジーの電子メールリンク設定 通知 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート RSS2000 ポリシーおよび制限 項目 H.323 エイリアス長 コンソールサービス エンドポイントメ ニュー P2P レコーディング の最大帯域 アーカイブ ファイル のサイズ メディアプレイヤの サポート アーカイブ再生 H.323 再生 システムのリセット LDAP との統合 H.323 プレビュー 説明 システムの H.323 エイリアス名は最長 16 文字です。 RS232 の設定: ボーレート 9600 bps、データビット 8、パリティなし、ストップ ビット 1、フローコントロール OFF。 同時にコンソールサービスに接続できるのは、RS232 または Telnet のどちらか 一方だけです。 1. Web UI から [ダイヤルアウト録画] をスケジュールする場合、RSS 2000 は エンドポイントに対してビデオ画像をループバックし、エンドポイントからのメ ニュー操作 (FECC 矢印キーまたは DTMF 2/4/6/8) が行われない限り、 メニュー画面を表示しません。 2. [即時録画] オプションを選択して事前登録されたエンドポイントが RSS 2000 にダイヤルインした場合、RSS 2000 は上記と同じ処理を行います。 3. エンドポイントを P2P レコーディングルームにインバイト ([P2P レコー ディングルームの E.164] [#/*] [インバイトされるエンドポイントの E.164] の順にダイヤル)した場合、インバイトしたエンドポイントにはメニュー画 面が表示され、インバイトされたエンドポイントにはメニュー画面が表示 されません。 4. 2台のエンドポイントが P2P レコーディングルーム上で接続された場合、 メニュー画面は2台のうちの1台にだけ表示されます。 P2P レコーディングルームの最大帯域は 1024 Kbps です。P2P レコーディング ルームのビデオプロトコルが H.264 の場合、最大帯域は 768 Kbps です。 メディアファイルのサイズが 4 GB を超える場合、Web UI からダウンロードさ れたそのファイルが不完全になる場合があります。 Windows Media Player 9 または 10 が必要です。Windows Media Player 10 が推奨されます。 Windows Media Player が適切にインストールされていれば、RealPlayer も使 用できます。 QuickTime プレーヤはサポートされません。 Media Player Classic (MPC) や VLC など、サードパーティのメディア プレー ヤの一部も使用できますが、動作は保証されません。 Windows Media Player を使用したアーカイブ再生では、再生のコントロール (一時停止/再開/早送り/巻き戻しなど) をサポートしていません。 H.323 再生時にパケットロスが発生し、エンドポイントが I -Frame を要求して も、RSS 2000 は対応できません。すべての音声/ビデオデータがメディアファ イルから取得されるためです。 ハードリセット (電源スイッチのオン/オフ) は推奨されません。 システムのリセットは、できるかぎり Web UI またはコンソールサービスから 行います。 Microsoft Active Directory のみ対応 1. 同時にプレビュー画像を閲覧できるのは2台の H.323 エンドポイントま でです。2台のエンドポイントが RSS 2000 に接続してプレビューを閲覧して いる場合、RSS 2000 に接続した3台目のエンドポイントはプレビューを閲覧 できません。プレビュー閲覧中の2台のエンドポイントが、プレビューを終了 したり接続を切断しても、3台目のエンドポイントがプレビューを閲覧するに は、RSS 2000 へ再接続する必要があります。 2. HD または SD のアーカイブはプレビューできません。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート アーカイブコンバータ 3. H.263 で録画されたアーカイブを、H.264 で接続しているエンドポイント でプレビューすることはできません。 (その逆も同様です。) ただし、エンドポ イントが H.264 と H.263 の両方をサポートしており、アーカイブが H.263 で録画されている場合、エンドポイントでの再生は正常に行われます。 4. クラスタリングされたシステム構成では、H.323 エンドポイントが接続さ れている RSS ユニットに収録されていないアーカイブのプレビューイメー ジを、その H.323 エンドポイントで受信することはできません。 RSS2000ArchiveConverter を使用した場合、トランスコーディング後にRSS 2000 に再ロードされたアーカイブのフレーム数は、20 FPS に制限されます。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 項目 ゲートキーパーに 登 録されている RSS に IP アドレスでダイ ヤル - 接続は拒否さ れる 説明 RSS 2000 がゲートキーパーにルーテッドモードで登録されている場合、IP アドレスを使用して RSS に接続しようとするデバイスは、同じゲートキーパー に登録されていないかぎり、接続を拒否されます。 これは、ゲートキーパー上でルーテッドモードで動作している場合の正しいポリ シーです。 MGC との統合 1. MGC とビデオスイッチングモードで接続されている場合、RSS 2000 は HD と 表示します。 2. RSS 2000 V3.0 では、HD を無効にするか、1地点録画設定で HD の最低 速度を定義することができます。あるいは、MGC の system.cfg 上で HD を無 効にする方法もあります。 HDX で H.263 録画を再生すると、ビデオアーティファクトの発生する場合があ ります。 1.閲覧権限が [すべて許可] に設定されたアーカイブのみ、共有が可能です。 2.クラスタリング構成では、接続した RSS 2000 に収録されていないアーカ イブの削除や、プロパティの更新はできません。 1台の RSS 2000 は、同時に2つのレコーディングと8つの H323 再生を実 行することができまです。 (合計で、10の H.323 接続) 1. Cisco GK を使用して RSS 2000 でのハンティングを行う場合 – ゲート キーパー は、1台の RSS 2000 が10の H.323 接続に達すると、つぎに 利用可能な RSS 2000 のハンティングを行います。 2. ハンティングは、PathNavigator/SE2000、RADVISION GK、Cisco GK でのみサポートされます。 録画なしストリーミングの一時停止 (Pause) はできません。停止 (Stop) を使 用します。 HDX とのインターオ ペラビリティー クラスタリング ハンティング 録画なしストリーミン グの一時停止 (RSS381) V3.0 へのアップグ レード 多言語のサポート アップロードユーティ リティ HD アーカイブのトラ ンスコーディングの状 況 V3.0 には2つのアップグレードパッケージがあり、ひとつのパッケージです べてをカバーしている訳ではありません。パート1はすべての機能が搭載さ れており、パート2には多言語パッケージが搭載されています。一部のユー ザは2つのパッケージをアップロードする必要があります。詳細については、 『V3.0 アップグレードガイド』をご参照ください。 1. イメージ要件: 英語/中国語/日本語以外の言語のサポート にはイメージ V5.0 が必要です。詳細については、本書の『V3.0 アップグレードガイド』を ご参照ください。 2. IVR サポート: RSS 2000 V3.0 は、IVR 言語として英語/中国語/日本語 のみをサポートしています。他のすべての言語に対しては英語の IVR を 再生します。ただし、英語/中国語/日本語の IVR から必要に応じて選択 し、手動でアップロードすることもできます。 H.263 / H.263+ 4CIF のアーカイブを RSS にアップロードすることはでき ません。 HD アーカイブの [再生] ボタン上にマウスのカーソルを移動すると、その アーカイブがトランスコーディング中は、[再生] ボタンが特別な状態となり、 トランスコーディング処理の進捗をパーセントで表示します。 ただし、ページの更新をしないと、パーセント表示が更新されないという制 約があります。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 既知の制限 JIRA# RSS-120 RSS-136 RSS-141 VNGR4291 RSS-142 RSS-137 RSS-121 RSS-129 RSS-130 RSS-157 RSS-148 RSS-153 RSS-154 RSS-147 項目 名前のオー バーラップ VSX 5000 - 8000 とのイン ターオペラ ビリティー RMX 2000 とのイン ターオペラ ビリティー RMX 2000 とのイン ターオペラ ビリティー ViewStatio n とのイン ターオペラ ビリティー IVR 録画および 再生の最大 フレーム数 2地点録画 VSX の内蔵 多地点 Sony HG90 バージョン: 2.11 Beta とのイン ターオペラ ビリティー H.239 コン テンツの 解像度 Econf との 統合 Aethra X7 との統合 説明 MGC のミーティングルームでは、モニタ画面に VSX 8000 の名前と RSS 2000 の名前が重なって表示されます。 RSS 2000 は、[モーション] に設定されている VSX 5000 ‐ 8000 をサ ポートします。([シャープネス] や [プロモーション] に設定されている場合 はサポートしません。) RMX 2000 は 64 Kbps の場合、RSS 2000 にセカンダリ接続します。 (RMX 2000 は G.728 をサポートしておらず、64 Kbps の場合、 G.729A で接続します。ところが、RSS 2000 は G.729A をサポートし ていません) – このような低速での録画は推奨できません。 RMX 2000 が [シャープネス] に設定されており、RSS 2000 が RMX 2000 に SIF で接続していると、アーカイブには H.264 HD のタグが付け られます。 ViewStation では、RSS 2000 に接続された直後、青い画面、つづいて緑の 画面が表示されます。 IVR メッセージを録音する場合 - VSX および Viewstation でメッセージの 頭欠けがおきないよう、録音の始めに1秒間の無音を挿入する必要があ ります。 レコーディングルームでの録画および再生の最大フレーム数は、H.264 では 20 fps、H.261/H.263 では 25 fps です。 2地点録画では、HD はサポートされません。HD エンドポイントの場合、 H.323 メニューからレコーディングルームへの接続ではなく、[RSS 2000 Prefix][レコーディングルーム Prefix] とダイヤルし、直接、レコーディング ルームに接続することが推奨されます。 VSX での多地点通話を録画する場合 – 最初にエンドポイントを VSX に 接続し、次に VSX から RSS 2000 に接続します。 Sony HG90 は HD でのみ接続します。RSS 2000 のメニュー画面はCIF であり、HD ではないため、HG 90 からの接続はセカンダリとなります。 RSS 2000 は H.263 コンテンツをサポートしています。 (H.264 ではありま せん) – 現在、ほとんどのエンドポイントは H.263 コンテンツをサポートして います – インターオペラビィティーの問題を避けるため、H.323 再生の場 合、RSS 2000 は H.264 コンテンツをサポートしません。 (下位互換の保持) France Telecom の eConf では RSS 2000 からのビデオ画像を取得するこ とができません。 Aethra X7 を RSS 2000 に1920Kbps で接続すると、X7 は 720p で送信 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート RSS-301 RSS-391 RSS-276 RSS-373 RSS-256 RMX 2000 との統合 2CIF/2SIF のサポート LAN 設定 ステレオの サポート しますが、RSS 2000 からは CIF で受信します。 RSS 2000 のメニュー画面では CIF/SIF のみをサポートしています。 RMX 2000 での HD 録画は、フルスクリーンレイアウトのみをサポートし ています。 RSS 2000 は、録画されたビデオを WMV ファイルに変換する際、標準解像 度として扱っていない 2CIF/2SIF の画像をエンコードすることができません。 このため、WMV ファイルは 2CIF または 2SIF と同じスケールのままとなり、 正しい解像度になりません。PC 上には、縦横比の正しくないビデオ画像が 表示されます。 この問題を避けるため、VSX による録画の場合は、VSX のプロモーションを 無効にします。 RSS 2000 側とスイッチ側の LAN 速度は一致させる必要があります。 H.323 再生においては、SIREN 22 ステレオがサポートされます。 Windows Media Player でアーカイブを再生する場合、音声はモノラルに なります。 エンドポイントが [録画の終了] の操作をしてから、RSS 2000 が録画を終 了し IVR メッセージを再生するまでにはしばらく時間がかかります。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート 未解決の問題 JIRA# RSS-189 項目 MGC との統合 RSS-365 クラスタリング の制限 RSS-132 RSS-133 HDX とのイン ターオペラビリ ティー HD アーカイブ 再生中の FF または REW 操作で、ビデ オアーティファ クトが発生 メディア ツール キットによって 変換されたビデ オの歪みやフ リーズ RSS-282 RSS-389 説明 MGC とビデオスイッチングモードで接続されている場合、RSS 2000 は HD と表示します。 RSS 2000 V3.0 では、HD を無効にするか、1地点録画設定で HD の 最低速度を定義することができます。 2台の RSS 2000 ユニットがクラスタリング構成されている場合、RSS 2000 ユニット (ユニット B) に3番目に接続されたエンドポイントから、もう1台の RSS 2000 ユニット (ユニット A) に収録されているアーカイブを再生すると、そ れを契機に、先にユニットAに接続されて、ユニットBのアーカイブを再生 中の2台のエンドポイントを含むすべての再生が自動的に終了します。 HDX で H.263 録画を再生すると、ビデオアーティファクトの発生する場 合 があります。 HDX で、HD アーカイブ の早送りまたは巻き戻しを実行すると、ビデオ アーティファクトの発生する場合があります。 メディア ツール キットを使用して HD アーカイブを H.263 に変換し、変 換後のファイルを RSS 2000 にアップロードします。 ViewStation または VSX で、変換後のファイルを再生すると、ビデオ アーティファクトの発生する場合があります。 RSS 2000 V3.0 入門ガイド - リリースノート
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