(カフェ・バー トム・ソーヤ)、ひろがれ絵手紙の輪、折おりの花~狛江の植物

新
いちおしグルメ
いちおしグルメ
☎3489-6668 東 和
泉4-3-3ベルンハイム1階
営業=午後5時∼12
時 年末年始休み
カフェ・バー
トム・ソーヤ
広い店内で多彩な料理と酒楽しめる
トム・ソーヤ
多摩川に咲くルリ色の花、在来種には脅威
コンビニ
バス停 北口
小田急線 和泉多摩川駅
理と洋酒が楽しめるカフェ・バー。
リブ、エスカルゴのニンニク風味、若 レストランで腕をみがいた次男の将之
① 海 賊 サ ラダ、
② ス ペ アリブ、
③エスカルゴの
ん(54)が、 ニンニク風味
③
②
豚トロの塩焼
鈴木さん親子は「駅から近いので会
香草風味、冷
合に使われることも多い。仲間同士で
オオカワヂシャ
ホソムギ、イヌムギ、オニ
ウシノケグサ、イチゴツナ
ギなどが占めている。それ
水辺の楽校付近では、平
らに混じって平成7∼8年
成初期は在来種のカワヂシ
からアカツメクサ、シロツメ
ャが見られたが、最近にな
クサ、コマツヨイグサ(月
って外来種のオオカワヂシ
見草に似ている)
、アレチマ
オオカワヂシャはゴマノ
ャが増えてきている。以前
ツヨイグサ、アカバナユウ
ハグサ 科クワガタソウ属
は野川、和泉多摩川緑地の
ゲショウなどが見られるが、
で、ヨーロッパからアジア
水辺にも見られたが、いま
いずれも帰化植物である。
は見あたらないようだ。
シャが増えてきている。
開いた。昨年からは、都心のホテルや
鶏のトマト煮、 さん(27)が働くようになった。
シェフ の
鈴木教之さ
出した枝に多数つける。
最近、ここでオオカワヂ
和泉多摩川駅北口近くの「トム・ソ など50種以上のメニューが用意されて を建て替えることになり、現在の店を
いる。おすすめは海賊サラダ、スペア
られる貴重な場所として子
されている。
開いた。小田急線の高架化に伴って店
ーヤ」は、くつろいだ雰囲気で西洋料
葉腋(葉の元)から穂状に
どもたちの学習などに利用
料理は、洋酒に合ったお ゾネット」を
つまみやサラダ、一品料理
ざまな植物や生物などが見
植物の大半は、ネズミムギ、
駒井町北側の多摩川河川
北部原産の外来種の植物
である。学名はベロニカ属
カワヂシャは食用になる
咲いているが、これもヨー
水辺にはキショウブの花が
やしサラダス も、ひとりでも、気軽に街のサロンとし
敷にある
「狛江水辺の楽校」
料理と酒を楽
パ ゲ ティー、 て楽しんでもらえれば」と話している。
は池や流れがあり、タチヤ
で、おなじみのオオイヌノ
ことから「川に生えるチシャ
ロッパ原産の園芸種で、い
しんでもらえ
ピザなど。ド
ナギ、シダレヤナギが生え
フグリと同種である。高さ
(レタスのこと)
」と名付け
までは野生化して全国の水
ている自然観察地で、さま
30 60cmで、春の花と
られ、オオカワヂシャも健
辺、湿地で見られるように
してなじみ深いオオイヌノ
胃剤や食用として利用され
なった。
フグリをひとまわり大きくし
る。
仲間と気軽に
リンクはウィ
る店をと平成
2年5月にオ
①
ープンした。
50人ほどが入れる広い店内は、東京
ディズニーランドのトムソーヤ島をイメー
スキー、バー
ボンなどの洋
酒に加えカクテルもある。
狛江生まれの鈴木さんは、都心の西
ジしてデザインされ、窓や内装、調度な
洋料理店で働いた後、昭和58年に26
どは船の中にいるような雰囲気だ。
歳で現在の場所に西洋料理店「ラ・メ
ひろがれ
絵手紙の輪
ハコベ
畦上とも子さん(調布市)
Monthly
海 賊 サ ラ ダ¥900、
ス ペ ア リブ¥800、
エスカルゴのニンニ
ク風味¥850、若鶏
のト マト 煮¥900、
豚トロの塩焼香草風
味¥700、 冷 や し
サラダスパゲティー
鈴木教之さん
(右)¥980、ピザ¥800
(消費税別)
と将之さん
と心が通じ合う温かさを感じると
絵手紙交換し合い18年
ともに、創作意欲がかき立てら
18年もの間、絵手紙を通じて
れると話す。畦上さんは数年前
交 流を続けているの
に調 布 市に引っ越
が、鈴木明子さん(写
した た め、 絵 手 紙
真 左 )と畦 上とも子
のイベントなどで会
さん(同右)
。ふたり
う機会も増えたが、
は約20年ほど前に絵
言 葉を交 わさなく
手 紙 サ ークルで 知り
ても 互 いに通じ合
合った。 長 野 県 中 野
えるきずなを感じる
市に転 居した 畦 上さ
という。
んに鈴木さんが絵手 絵手紙を見せ合うふたり 鈴 木さんは「 絵に
紙を送ったところ絵手紙で返事
添えられた短い言葉がとてもす
が届き、絵手紙を受け取る喜び
てき」と話し、畦上さんは「絵
ツツジ
を互いに実感したという。 ふた
に勢いがあってすばらしい」と
りによると、絵手紙を受け取る
エールを送り合っている。
鈴木明子さん(西和泉)
わっこ
狛江市民活動・生活情報誌
六月
狛江の植物
たような、直径5∼6mm
多摩川の堤防ののり面や
のルリ色(淡紫色)の花を
河川敷の緑を形成している
文と写真=倉持通夫(日
本植物友の会参与、狛
江植物同好会幹事)
狛江を走ったアジア大会聖火リレー
昭和33年に東京都で開
走る聖火。
かれた第3回アジア競技大
狛江では、20代の青年
会で日本初の聖火リレーが
団員などが、揃いのランニ
行われた。写真右は狛江町
ングシャツと短パン、鉢巻
のトーチを持
役場(当時)で聖火の到着
き姿で、スクーターに先導
ったのは栗山
を待つ走者と伴走者。写真
されて走った。
茂さん(故人)
左は狛江と調布の境付近を
そ のひとり、岩 戸 青 年
で、秋元さんは伴走の最後
と訴えたという。
団員だった秋元幹雄さん
尾を担当、聖火の煙の臭い
取材・写真協力=塚原ヤエ
(79)によると、コースは現
を覚えているという。
子さん、サイクルハウスア
在の世田谷通りの二ノ橋付
伴走者を務めた塚原廣平
近から狛江三叉路を経て狛
さん(故人)の応援をした
江通りの調布市境までで、
妻のヤエ子さんの話では、
栗山欽行さん、資料=「写
町役場で選手交代をしたと
廣平さんは緊張の余り、走
真で見る昭和の狛江」
(狛江
いう。前半のコースで聖火
り終えた途端に気分が悪い
市教育委員会)
毎月 1 日 狛江市発行
ライ、田村三四郎さん、松
本喜男さん、秋元幹雄さん、
NO.106 JUN 2012