野球部日記 - 本別高等学校

2015-16
Break the legend!
過去のことではなく、僕たちの時代を語ってもらおう!
HOKKAIDO HONBETSU HIGH SCHOOL
BASEBALL
CLUB
野球部日記
野球部顧問による野球部日記です。不定期ですが、なるべく更新できるようにがんばります。
7月6日
激闘・・・
このチームの挑戦が終わりました・・・。応援ありがとうございました。
十勝支部予選
[
2016 年 06 月 30 日(木)
Cブロック
2回戦 ]
◆球場:帯広の森野球場
◆プレーボール 12:13
◆ゲームセット 14:28
◆試合時間 2 時間 15 分
対戦校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
帯広南商 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0
本
3
別 0 2 0 0 1 0 0 0 X
先攻(帯広南商)
飛世-寺本
[
後攻(本別)
清野-美濃
2016 年 07 月 02 日(土)
Cブロック
決勝 ]
◆球場:帯広の森野球場
◆プレーボール 13:33
◆ゲームセット 15:54
◆試合時間 2 時間 21 分
対戦校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
本
別 0 0 0 1 1 0 0 0 1
3
帯広柏葉 1 0 0 1 1 2 0 3 X
8
先攻(本別)
後攻(帯広柏葉)
清野、佐藤一(5 回)、清野(7 回)-美濃
工藤舜、田口(7 回)-櫻井
上は、今大会のスコアです。ギリギリの戦いでした。よく頑張ったと思います。
舞台裏を話すと、春季大会から甲子園予選まででバッティングの調子が激しく落ち込みました。それ
からだいぶ持ち直しましたが、なかなか大会に入ってもヒットが出ませんでしたね。それでも、四死球や
エラーで出たランナーを、バントや盗塁を絡めながら、1 点ずつ加点していきました。その状態を考える
と、2 試合で 6 得点は悪くない結果だと思います。特に、2 試合ともうちの持ち味である 3 塁への盗塁が
功を奏したと思います。実際、3 塁への盗塁から得点に結びついたのが 4 点あるわけですから、相手にと
ってのダメージは大きかったでしょうね。
今大会をもって、3 年生が引退します。私にとっては毎年の事ですが、寂しいものです。また、残った
1,2年生は計 3 人なので、
「これからどうしようか・・・・」と思っています。選手達の意見をよく聞
いて今後の活動プランを立てていきたいと思います。
今回は 2 試合とも本別高校は全校応援。たくさんの生徒・教員が野球を見てくれました。また、町民の
方々、OB の皆さん、選手の家族・ご親戚の皆さんもたくさん見に来てくれたと聞いています。たくさん
の応援ありがとうございました。私たちに活動は、紛れもなく地域・保護者の皆さんに支えられてきまし
た。ボランティアをさせてもらったり、お祭りに参加させていただいたり、お寺で合宿させてもらった
り・・・。また、保護者の皆さんには合宿での食事準備やバスの運転、激励会などの運営など本当にお世
話になりました。ありがとうございました。これから 3 年生の保護者の皆さんにあまりあえなくなりま
すね。さびしい限りです。
本日の昼休みに選手・マネージャーを集めて話しました。
「野球は人生そのものだ。グラウンドで見せた姿がお前達の真の姿であることをこれからの
高校生活や人生で証明して欲しい。そして、いつか、未来の球児を育てる役目を担って欲し
い。」
いつか、みんなの指導を受けた高校球児に会えることを楽しみにしています。
3 年生、欲を言えば、本当はもう少し君たちと野球をしたかったけど・・・
仕方ない。君たちとやる野球が本当に楽しかった。ありがとう。野球は好きか?
楽しかったか?しびれたか?・・・また、野球やろうな。一緒に。
6 月 20 日
激励会
雨・・・雨・・・雨・・・。雨が続きますねぇ・・・。なかなか外で練習が出来ません!大会前なの
に!!!雷様~、ちょっと落ち着いてください~!
さて、先日選手権大会に向けての激励会を開いていただきました。毎年恒例となっていますが、内容は
どんどんグレードアップしています。今回は焼き肉のみならず、牡蠣やホタテの炭焼きがあったり、酪農
家の保護者の方が牛乳豆腐を作ってきてくれたり、応援団長 O さんがゲームを企画して選手を楽しませ
てくれたり、最後にはフルオーダーのケーキが出てきたり・・・
(下の写真です)もうただの激励会を超
えて野球部の一大イベントになっております。保護者の皆さん、ありがとうございました。また、わざわ
ざ足を運んで頂いた後援会長、PTA 会長、O さん、お忙し
い中本当にありがとうございました。
さぁ、練習試合も全て消化し、しっかりと課題を潰して大会に臨みます!選手達もモチベーションが上
がってきたみたいですよ!しっかりと調整して臨みたいと思います!応援してください!
6 月 18 日
決まりました!
今回は早めの更新・・・・
さぁ、選手権予選の組み合わせが決まりました!6 月 30
日(木)、第 2 試合 鹿追 or 帯広南商業(この試合は 6/28
第 2 試合)です!
そしてこの日は全校応援!皆さんも応援してください!
さて、隣の写真、練習中です。さぼってんのか~い(怒)
と言われてしまいそうですが、そんなことありません。真
剣に体のことを勉強しています。実は、中央の方、マッサ
ージ師の方です。この日は選手達はマッサージのやり方を
学びました。それに加えて、筋肉の付き方やストレッチの
仕方、体の仕組みなど色々な事を教えてくれました。すっ
かりうちのフィジカルコーチみたいですね。いつもありが
とうございます。また来てくださいね!
「部員 13 人」というのは、本当に体の負担が大きいと思います。毎試合ほぼ全員が試合にでますし、
練習だって入れ替わり立ち替わり守備に入ったり打席に入ったりランナーをやったり・・・3 時間ほど
練習したらへとへとになります。うちの選手達は腰痛持ちが多いのですが、腰痛持ちの人は太もも裏か
ら膝裏にかけてすごく張っていることが多いみたいです。ですから、おしりから膝にかけてのストレッ
チやマッサージをするといいらしいですよ。というようなことを教わっています。
私は、
「野球はスポーツ」という概念を忘れないよう、心がけようと決めた時期があります。10 年ほ
ど前でしょうか?うちの選手達も故障を抱えながら頑張ってくれていますが、基本的に選手から痛いと
言ってきたら休ませたり病院に行かせたりします。ちょっと昔なら「あまい!」なんて言われたのでし
ょうかね。
ただ、考えてみると、痛みを感じるということは「体が危険を感じている」というサインなんだと思
っています。それを押してやれば必ず痛みが激しくなったり別のところまで怪我をしたりします。だか
ら、無理は絶対に禁物!と思っています。何より、もしも無理して野球をやって、老後の生活に支障が
出たり、この先大好きな野球が出来なくなったり、将来息子とキャッチボールが出来なくなった
り・・・なんてかわいそうですからね。健康第一!無事これ名馬!
さぁ、選手達と夢への挑戦が始まります!最後まで元気よく野球を楽しみきることを絶対に忘れずに
闘います!是非、球場に足を運んでください!
P.S
今回、野球部の応援幕を新しく作りました!すごくかっこいいですよ!6 月 30 日の初戦でお披露目し
ます!野球部が胸に秘める思い、是非ご覧になってください!
6月7日
すいませんでした。
すいませんでした(汗)
。
3 月以降、この HP をほったらかしにしてしまいました・・・。どうもすみませんでした。
4 月にシーズンインし、5 月春季大会を戦い、6 月には恒例の札幌遠征を終え・・・もうすぐ選手権予
選の組み合わせ抽選会です。はやい・・・光陰矢のごとしとはこのこと。あんなに細くて小さかった 2 年
前の 1 年生君達が、今はもう 3 年生です。立派になりました。これも、皆さんからの熱いご声援とご支援
のお陰です。ありがとうございます。
さて、先日行われた春季大会ですが、紙面などでご存じのとおり、6 年ぶりベスト 4 に入りました。多
くのご声援ありがとうございました。準決勝では白樺学園と当たり 8 回コールドになりましたが、
「何と
かなりそう」という手応えはあったようです。また、今回のベスト 4 進出で夏の大会のシード権をとるこ
とが出来ました。強豪校がたくさんあるので、どのように作用するか分かりませんが・・・上手くはたら
くといいですね。
そして、先日は札幌遠征に出かけてきました。
なんと札幌北の先生方の
ご協力で、全道大会休養日
の札幌円山球場で試合が出
来ました!試合は・・・結構
荒れてしまいましたが、そ
れでも先発した投手は手応
えもあったようで、復活までもう少しと言ったところまで来ているみ
たいですね。また、午後からは全道大会出場校の立命館慶祥高校と練習試合をしました。投手も頑張って
くれ、終盤まで粘り強く闘いました。もう少し打てると良かったんですがね。翌日は、毎年お世話になっ
ている札幌厚別高校、札幌に遠征に来ていた浦河高校とやってきました。さすがに 13 人で 2 日間 4 試合
はきついみたいで、おなかいっぱい野球を楽しんできたみたいですよ。
さあ、あと 10 日後には組み合わせ抽選会!!そして、20 日後には選手権予選開幕です!今年こそは北
北海道、そして甲子園目指して頑張るぞ!!応援よろしくお願いします!!
P.S
この度の春季大会におきまして、多くの方々から応援のお言葉やお品物を頂きました。きちんとお礼に
参上すべきところですが、なかなか出来ずにおります。ひとまず、この場でお礼申し上げます。今後とも
ぜひ、応援してください。よろしくお願い致します。
3月3日
遅ればせながら・・・
またまた更新が遅れてしまいました。お元気でしょうか?本別高校では、学年末考査が終わり、卒業式
が終わり、来年度の入学試験が行われようとしています。
さて、大分遅くなってしまいましたが、昨年クリスマス会で行われた歴代プロ野球選手ドラフト会議
の結果をお知らせしたいと思います。
今回は、3チームに分けて実施しましたが、皆さんお好みのチームはありますか?私からすると、プロ
野球のベストオーダーがずいぶん様変わりしたなぁと思います。16~18才の選手達が選んでいるベ
ストオーダーなので、やっぱり世代が若いなぁと思います。そんな中でも、打者のドラフト上位の人気
No.1 は王さんです。この人だけは、昨年・今年とドラフト上位で指名されました。そして、もう一人、
毎年選手として人気で上位指名されるのが、キャッチャー野村さんです。選手としての野村さんを知る
人は少ないと思いますが、テスト入団から南海の不動のキャッチャーにのし上がり45才までプレーし
ます。古田さんや谷繁さんはプレーイングマネージャーとして活躍しましたが、キャッチャーとしてプ
レーイングマネージャーを担った草分け的存在もこの野村さん。また、打者としても残念ながら王さん
には一歩及ばないものの、数々の記録を打ち立てた大打者です。所属が南海ということもあり、当時はあ
まりメディアにも扱われなかったことで監督としての知名度のほうが高い感じがありますが、選手とし
ても本当にすばらしい選手だったみたいです。
投手部門を見ると、大谷・ダルビッシュ・前田健太と日本を代表する投手も大分若返ったと思います。
そして、中継ぎ・抑え部門では、
「あ~この人!」と思うような人選を各チーム出来たのではないでしょ
うか?
今年ドラフト会議をしてみて思ったことは、
「少数のスター時代」から「まんべんなくスターがいる時
代」に変わっているのかなということです。ですから、会議の中でも「競合する」ということがすごく少
なかったような気がします。これも今のプロ野球を象徴しているのかなと思いました。
Kaise Pandas
1
9
2
8
3
7
4 DH
5
3
6
5
7
6
8
2
9
4
イチロー
赤星
筒香
王
中田
松田
今宮
野村
クルーズ
2
6
3
4
4
5
5
7
6 DH
7
9
8
3
9
2
坂本
山田
中村
T-岡田
ラミレス
糸井
阿部
會澤
マーリンズ
阪神
DeNA
巨人
日本ハム
ソフトバンク
ソフトバンク
南海ホークス
ロッテ
先発
中継ぎ
抑え
代打
代走
監督
大谷
則本
牧田
大道
本多
秋山
日本ハム
楽天
西武
巨人
ソフトバンク
ソフトバンク
Nishikawa Monkies
読売
ヤクルト
西武
オリックス
DeNA
オリックス
読売
広島
先発
中継ぎ
抑え
代打
代走
監督
ダルビッシュ
宮西
山崎
森
鈴木
小久保
テキサス
ファイターズ
DeNA
西武
巨人
侍JAPAN
Maeda Tigers
2
4
3
9
4
3
5
5
6
7
7 DH
8
2
9
6
菊地
柳田
イ・デホ
川端
内川
松井
古田
中島
広島
ソフトバンク
ソフトバンク
ヤクルト
ソフトバンク
先発
中継ぎ
抑え
代打
代走
タンパベイ・レイズ 監督
ヤクルト
日本ハム
前田 健太 広島
五十嵐
ソフトバンク
松井 裕樹 楽天
稲葉
西川
長嶋
日本ハム
日本ハム
巨人
さて、この期間が終わるといよいよシーズン開幕を迎えます!今年も温かい応援をよろしくお願いし
ます!
1月30日
外練習
こんにちは!寒い日が続いておりますが、お体壊されてませんか?
さて、1月も終盤に入ってきました!2月より新メニューも導入予定ということで、選手達もウキウ
キ?して練習しています。
実は、この度、練習用ビニールハウスの中に鳥かごネットを設置しました。以前まで、大きなハウスの
ほうは、天井にネットがなく、ボールが突き抜けるということが多々あり、ティーバッティングやキャッ
チボールなど縮こまってやることが多かったのですが、今回は、天井や壁を全部囲ってくれたので、思い
切りボールを投げたり、打ったり出来ます!
今回のこのネット設置は、ビニールハウスの改修寄付金を使わせていただきました。台風で、ハウスが
壊れてしまったときは、どうしようかと思いましたが、町内外の多くの皆さんのお心遣いで、今我々は思
いきり練習できています。本当にありがとうございます。皆さんの期待に応えられるよう、全力で練習し
て甲子園を目指したいと思います!
さて、そんなハウスを横目に、土曜日・日曜日は外で練習することが多いです。特に、ノックや走塁練
習は、雪の上でやるといいトレーニングになります。もちろん、ケガの危険もあるので、十分注意して行
わなければいけませんが、スライディングとかダイビングキャッチはフカフカ・ツルツルの雪の上でや
ると感覚を養いやすいと思います。これは、ある意味北海道ならではの練習方法かもしれませんよね?
明日は土曜日!練習してから、本別町豆まかナイトのお手伝いにいってきます!それでは、また。
1月15日
冬トレ真っ盛り
こんにちは!最近は寒い日が続き、やっと冬らしくなってきましたね。
本別高校では、冬季講習でお正月明けから多くの生徒が学校にきて勉強しています。
冬季講習のため、野球部の練習は午後からです。4時間ほどの練習を毎日行っています。
この冬は新トレーニングを導入し、どのぐらい筋力アップが図れているかなぁと楽しみにしてい
ますが、サスペンショントレーニングやチューブトレーニングの効果がよく出ているように思いま
す。スイングスピードも大分アップしたように思いますし、一番バッティング練習で良かったのは
「ゴルフ講習会」じゃないかなと思います。選手達も効果を実感しているようで、スイングの軌道
が綺麗になってきました!来春のバッティングが楽しみですねぇ!
さて、今日はおもしろい映像(番組?)を発見したのでご紹介したいと思います。最近、Youtube
で野球の番組を検索していたところ「データマン~時速192ML 脅威のホームラン」という映像を
発見しました!テーマは「回転打法」
。メジャーリーグ屈指のホームランバッター、デービット・オ
ルティズ選手のバッティングを検証しています。興味のある方、是非見てみてください!
1月8日
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます!平成 28 年もよろしくお願いいたします!
今年は、いよいよ、集大成を見せる年!約半年後にせまった甲子園予選で、今までの「HONKO」野球の
完成版を見せられるように頑張りたいと思います!さて、甲子園予選開幕まであと 171 日!ありそうで、
毎年「ないない」となっていくこの日数です!がんばるぞ~!
さて、野球部くん達は年末、アルバイトに精をだし、明日から練習開始となります。明日は、恒例の野
球部初詣。本別神社に皆でいって、参拝し、絵馬をかき、ご神木に抱きつくという行事を行って参ります。
今年も応援よろしくお願いいたします!
12 月 24 日
メリークリスマス
長らく更新せずにすみません。気づいたら 12 月末・・・。楽しみにして頂いた方、申し訳ありません
でした。
この 2 ヶ月、結構いろんな事がありました。11 月は、見学旅行や考査などもあり、あまり練習できな
い期間だったので、かなり休んでました。
12 月に入ってからは、練習を再開し、本格的なトレーニング期間に突入です。
今年から新トレーニングを導入し、今のところは成果が出ている感じです。新ト
レーニングメニューの一つは、サスペンショントレーニングというもので、天井
からつるしたコードを使ってトレーニングして行きます。最近、監督が自らフィ
ットネスクラブに行きだして、そこから仕入れ
てきたトレーニングメニューです。フィットネ
スクラブで監督が実際にサスペンショントレー
ニングをしてきて、それを選手達に伝えてトレ
ーニング・・・という流れです。
(⇒)
そして、12 月 5 日には、本別町学びの日フェスティバルのお手伝いを
してきました。そこで、我が野球部のビニールハウス補修のための費用
の寄付をお願いする事になりまして、募金箱を設置させて頂きました。
すると・・・なんと・・・多くの方々のご支援をいただきまして、当日
だけで 8 万円余りの寄付をいただきました!本当にありがとうございま
す。我々は毎日毎日練習しているのですが、こんなにも多くの方々が応
援して頂いているとはなかなか実感できずにいました。選手達も、かなり刺激を受けています。ありがと
うございます。
そして、12 月のある日、ゴルフ場に行って、バッティング練習も兼ね
た「ゴルフ打ちっ放し」をやってきました。全員が初めてのゴルフで、
最初は大変でしたが、たまたま居合わせたゴルフ上級者の町民の方々に
講師をお願いし 2 時間ほど打ち込みました。すると!なんとまあ、上達
が早いことか・・・バンバンクリーンヒットし、ゴルファーと化してい
ました。結局、この日一番上達しなかったのは、周りでやいのやいの言
っていた監督・・・。どの選手も、帰ってきてからのバッティングがか
なり上達しているようでした。講師を務めていただいた町民の方々、あ
りがとうございました。また、1 月に行きますね。よろしくお願いいた
します。
そんなこんなで、今年も終わろうとしています。明日は、恒例のクリスマス会。歴代日本プロ野球選手
ドラフト編成会議をします!今年はどんなチームが出来るかな?結果は年明けに発表します。
2015 年も沢山の方々にお世話になりました。ありがとうございました。来年も、いい年になる事を願
って・・・。良いお年を!
11 月 6 日
今期日程終了。
寒いですねぇ。朝晩はすっかり冷え込み、十勝の綺麗な景色が顔を出してきましたね。私、十勝の冬の
景色は本当に綺麗だと思っています。樹氷とかダイアモンドダストとか、他の地域にいたらそう見られ
るもんじゃありません。それが、毎朝のように見られるんですから・・・。ただ、私は寒いのは大の苦手
です(涙)
。
さて、11 月 1 日、帯広大谷高校にて練習試合を行い、今年の日程を全て終了いたしました。結果は…
う~ん。あんまり納得いく感じではないのですが・・・。でも、成長は随所に感じられます。具体的に言
うと、投手はまあまあじゃないでしょうか。ただ、ポ~ンといきなり長打を打たれたり、フォームが変わ
ったりする傾向があるので、そこは冬のトレーニングで何とかしようと思います。
守備は・・・相変わらず送球ミスが多いですね。そもそも、投球フォームの問題が大きいかと思うので、
しっかりドリルを行って冬の間に正しい動きを身につけましょう。
打撃は・・・まず、努力が足りません。素振りがイマイチです。振りを見ていても「いい振りするなぁ」
という選手が少なすぎです。ストレートに振りまけているようじゃダメですね。良くなってきた選手も
いるんですが、これはチームの問題。チームトータルで見て「努力が足りない」と思います。
そんなことを考えながらこれから冬のメニューに入っていきますが、この冬のトレーニングを乗り越
えるのとそうでないのは大分違います!だから、
1 年生と 2 年生の差がグッと詰まるのもこの時期です。
1 年次にはレギュラーではなかった選手が 2 年生になり体つきやスピードが変わり、レギュラー格にな
ってくることがありますが、それは冬季トレーニングの影響がかなり大きいと思います。うちにも新し
い戦力が出てくるといいなと願いつつ、頑張ります。
10 月 20 日
スポーツの秋・・・読書の秋?
皆さんこんにちは!紅葉がきれいですねぇ。皆で紅葉狩りや登山でも・・・なんてのんびりしたことを
言っている場合ではありません!残りのシーズン、あと 5 試合!今週末の柏葉、工業、来週末の清水、
大谷と強豪揃いの日程です!野球ができるのもあと少し!頑張りましょう!!!
さて、最近のうちの練習をご紹介します。
① フリーバッティング
or ノック (暗くなるまで)
② 素振り(1㌔バット、長尺バットを使います)
③ 読書
・・・なんだ、③は?読書!?と思われた方も多いことでしょう。そもそも、監督が寒がりだし、グラ
ウンドは暗いし、筋トレといっても最近の連戦でケガも心配だし・・・ということで、思い切って図書室
で読書時間を作ろうとおもい、このような練習メニューになりました。
幸いにも、先日、図書購入希望で要望した野球関係の本が届きまして、選手達はおのおの本を手にとっ
て真剣な眼差しで目を通していました☆
以前、私は『先生のところは人数が少ないですから、あたまを使ってやらないとダメですね。』と言わ
れたことがありました。人数が少ないということはいっぱい練習できるので、体力の消費も激しいので
す。だから、うちの練習は、平日 3 時間あれば十分です。そして、
『野球』というスポーツを少しでも詳
しく知って欲しいので、読書や教室での『野球授業』、
『DVD 鑑賞』や『テレビ番組鑑賞』などを行いま
す。自分の感覚だけではなく、人の感覚を取り入れて、自分との共通点や相違点を探って欲しいと思って
います。
実は、当初、私はこういったことに時間を使う勇気がありませんでした。
『練習しなければ、弱くなる
んじゃないか』
『楽をしたら後悔することになるんじゃないか』とある種強迫観念に駆られたような感じ
で練習していました。当然、選手は私以上に動きますから、体力は消耗し、ケガも多くなります。
『野球
は、外でやるもの』という観念が強すぎたのでしょうね。
でも、練習の効率を考えると、
① 事前に、選手の動きや作戦の意図を板書し、選手に説明しておく
② 練習でやってみる
③ 修正点を見つけ、修正する
④ 何度も反復する
⑤ 試合で試す
というのが、もっとも理解しやすいのではないかと思いました。ですから、実際に体を動かす前に、頭
の中でそのイメージを皆で共有する時間をとろうということです。
試合のビデオを皆で見ることも一つです。皆で見ると、皆の意見が飛んできます。時々、シビアな意見
もありますが、ほとんどが「ごもっとも」な意見。そして、最終的には、
「こうしようぜ!」というチー
ム方針ができあがって次戦に臨むことができます。
野球はグラウンドでやるものですが、ちょっと視点を変えてみると色々なアプローチの仕方があるん
ですね。これは、野球だけでなく、仕事や人生にも通じるものだと思います。野球というゲームを皆で考
えてみると、意外な攻略法が見えてくるかもしれません。
そして、読書の利点!私は、伝記や自伝やドキュメンタリーものを読むのが好きです。
(架空の話はあ
まり読みません。
)なぜかと言うと、その人の人生や考え方が2~3日で知ることができるからです。特
に本を出すような人は、なにかしら功績を残したり、結果を出したりしています。その人が、どうしてそ
のような結果を出すことができたのかを知ることが楽しいです。そして、それは、私が何かをひらめいた
り、決断したりするときに大いに役立っているような気がします。自分の脳や感覚を変えるためには、他
の人の要素を少しでも取り入れたいということが本音です。選手のみなさん、この秋は読書をおすすめ
します!
10 月 6 日
残り 1 ヶ月・・・
こんにちは!いよいよ、野球シーズンの終わりも近づいて来ました。プロ野球では来週からクライマ
ックスシリーズが始まり、今月終わりには今年の日本一チームが決まります。
本別高校野球部の日程も、11 月 1 日、帯広大谷高校との練習試合を最後に今年の試合日程を終える
ことになります。
(詳しくは、日程表を参照してください。)
さて、秋季大会が終わり、選手達も色々と考える事が多かったようで、
「どうやったらより強くなるか」
ということはまた新たに考え出しているようです。
やはり(期待したとおり)今回の秋の大会は、選手達にとっても得るものが多かったようで、
『前半リ
ードされても焦ることはない』という余裕と『やってはいけないことをやらない』という厳しさとをはっ
きり持つようになりました。
よく、野球の神様がいるという話を聞くと思いますが、野球というのは本当に不思議なスポーツで、本
当に神様がいるのではないかと思うぐらい『試合の流れ』が大切になるスポーツです。その『流れ』を簡
単に渡してしまうチームや、
『流れ』がきていないときに(もちろんそういうときもある)我慢できなく
てミスをしたり四球を出したりあきらめたりしてしまうと試合はボロボロになってしまいます。
どのチームにも『スタイル』はあると思いますが、いかに自分たちの『スタイル』を貫けるかが勝負で
あり『強さ』でもあるのです。
これから、冬のトレーニング・基礎練習に入っていこうと思いますが、今年はしっかり「きほん」とい
うことを見直そうと思っています。いま、ウチの選手達は、過去 5 年間でもっとも野球が『強い』チー
ムだと思います。だからこそ、この 3 ヶ月、戦術的なことを多く扱ってきました。相手の心理状況や仕
掛けどころ、狙い球など徹底して行ってきました。そこでは、ミスを振り返るというよりも、その状況を
どう読んでどう対処するかがとても大切な事なので、一つのミスを取り上げてどうこう・・・ということ
はあえて避けてきました。上にも書きましたが、『やっても許されること』と『やってはいけないこと』
を明確に分けるためです。
ただ、夏の大会はそれぞれのチームが完成形になってきます。ミスだってそうでないし、失投だって少
なくなります。一つのミスが大きな命取りになってきます。その確率が少しでも少なくなるように、そし
て、
『野球』の技術そのものが上達するように練習したいと思っています。
ちょっと具体的にいうと、この冬のテーマは『動じない』ということでしょうか。
当たり前だと思われるかもしれませんが、投手は打者の目線や姿勢を崩して打たせにきたり、空振りを
とりにきたり、見逃しをさせたりして、アウトを稼ごうとします。それに乗ってしまう打者は、バッテリ
ーに『動かされている』ということになります。だから、どんなボールに対しても、
『素振りと同じスイ
ングをする』ことが究極になります。
(今、ウチではいわいる「上手いバッティング」は全く褒められま
せん。
)
守備やスローイングにしても、体の中心の動き(体幹や重心、頭)の動きをいかにぶれないようにする
かがとても大切です。よく、
「頭が動かない選手は何をやってもいい」といいますが、まさにその通りで、
バッティングでもスローイングでも、動き始めと動き終わりの『頭』と『からだ』とバランスが大きくず
れる選手ほど、安定感がありません。ちなみに、
「頭を動かすな」といっても小学生、中学生のお子様方
は「うごいてしまう」傾向にあります。これは、腹筋や背筋、おしりの筋力が不足していることも考えら
れます。技術練習の他に、少しずつでもいいので筋力トレーニングを入れると改善する子が多いですよ!
ながなが書きましたが、なんせあと 3 週間で今シーズンも終わります!少しでも自信が持てる結果を
もって冬トレに入りたいですね!
今年は、食事&素振り合宿でもやろうかな!
9 月 17 日
野球の楽しさ・野球の怖さ
こんにちは!秋も大分深まってきた今日この頃、本別高校の公式戦も今年度無事に終了いたしました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 計
対戦校名
音更
0 1 1 3 0 0 0 0 0
5
本別
0 0 0 0 0 2 1 5 X
8
結果は上記の通りです。本当に応援ありがとうございました。
今回の大会を振り返ると、大きな収穫がいっぱいありました。1 回戦は、音更高校と対戦。一年生が多い
チームでしたが、とても打力のあるいいチームでした。先発した佐藤は、よく投げていましたが、四死球
やポテンヒットなどで小刻みに得点され序盤で 5 点を失います。また、打つ方も音更先発岡本君をなか
なか捉えられず、淡泊な攻撃になっていました。しかし、ベンチの中ではこのスコアは必ずひっくり返る
という確信がありました。なぜかと言うと、佐藤の球も音更打線にバッチリ捉えられていたわけではあ
りませんし、圧倒されて 5 点を失った訳ではなかったから。また、ウチは 5 点取られたというよりは、
5 点でしのいだという表現が当てはまるぐらい粘り強く守っていたから。そして、前半はきわどいプレ
ーが全部音更の流れになっていたからです。野球は、
『流れ』のスポーツです。1 試合の中で、必ず 3 度
ゲームを左右するチャンスとピンチがやってくると思っています。それを活かし、耐え、ゲームを進めて
いくことが野球には大切な考え方だと思います。この試合は、前半ウチのチャンスがまるで無かったで
すから、後半は必ずウチの流れになると思っていました。ウチの打線が 1 点 2 点で終わることはないと
思っていたので、3 点以上の得点が入れば、2 点差。これ以上の失点がなければ逆転できると計算してい
ました。予想通りの展開にすることができ、終盤に逆転できました。スクイズなども使わず、強攻策で攻
め、選手もそれに応えてくれたことが大きな逆転の要因だったと思います。ちなみに、逆転タイムリーを
打ったのは 5 点取られた佐藤です。この辺も佐藤の大きな自信になってくれればと思います。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 計
対戦校名
清水
0 1 0 0 0 0 1 0 5
7
本別
0 0 0 1 0 2 2 0 0
5
さて、2 回戦、B ブロック準々決勝にあたります。相手は清水高校。夏休み中の練習試合では大差で敗れ
ているチームだったので、選手達も意気込んで臨んだ試合でした。この日も先発は佐藤にしました。先発
佐藤、抑え清野が今回のウチのスタイルだったので、貫こうと思いました。佐藤は、ヒットを打たれなが
らも粘り強く投げてくれました。おそらく、相手はストレート狙いできていたんだろうと思います。捕手
の美濃もそれをよく読み取ってリードしてくれました。攻撃に関しても、盗塁を 3 つ決め、けん制も多
く投げさせ、ウチのやりたいことを存分に出してくれたと思いますし、相手のやりたいことを上手く潰
し続けてくれたと思います。実は、試合前日、チームミーティングでは『5 点勝負だ。ウチが勝つなら5
-3だ』という話をしていました。プラン通りでした。9 回までは・・・。
警察官が犯人を逮捕するとき、武士が相手の首を取るとき、最も気をつけなければならないと聞いた
ことがあります。今回のウチもそうだったのかもしれません。野球は 9 回が最もおもしろいと思います。
だからこそ、勝っているチームにとっては最も「危険な」回でもあります。もちろん、我々も細心の注意
とできるだけのことをしました。特に、最終回のマウンドに登った清野はよくよく自覚していたとも思
います。だからこそ、9 回にああなってしまったのかなと思います。もちろん、この失点には内野手のエ
ラーも絡んでいます。清野は失点しているとは言え、自責点は2。彼だけのせいではないのです。
この大会を通して・・・
本別は、終盤逆転できるチームになった。
本別は、9 回のゲームをトータルで考えられる(計算できる)チームになった。
本別は、投手力をもったチームになった。
そして・・・
9 回を勝つために必要なのは技術や力だけではないということを学んだ。
ということだと思います。2 回戦の戦いを見ていても、相手に負けたという印象はありません。むしろ、
試合を上手くコントロールしプラン通りに持って行けたのは本別の方。これは大きな収穫です。投手力・
機動力・攻撃力・守備力が色々な形で絡み合う『トータルベースボール』を展開できたのはこれからの
我々の野球の大きな指針になります。しかし、今回は『野球』に負けてしまいました。
『自分の弱さ』と
いう悪魔に負けてしまいました。たったそれだけですが、ものすごく大きな敵です。北北海道にも甲子園
にも、この敵に何度も勝たないと出場できません。今回は、野球の神様が、
『本気で全道・甲子園を狙う
なら、乗り越えろ』といっているようでなりません。昨日の試合後のミーティングで選手達はしっかり顔
を前に向け『あきらめません!』と断言していました。頼もしい選手達です。私自身も、
『この選手達と
新しい本別を築きたい』強く思った 1 日でした。
これから、来年春に向けてまた練習します。選手達の言ったとおり、最後のアウトが確定するまでは絶対
にあきらめません。そんなチームを率いることができているのですから、私は幸せ者です。また、一冬練
習してもっともっと強くなって、二度とこういう思いをしない『強い』チームを作っていきたいと思いま
す。
今回スタンド内外で多くの方々の応援を頂きました。本当にありがとうございます。応援してくれたみ
なさんが、本別高校野球部を誇りに思って頂けるようなチームにしたいと思っています。また、今後も応
援して下さい。ありがとうございました。
9月7日
秋の大会
こんにちは!朝晩の冷え込みがだんだんきつくなり、夜6時頃には暗くなり・・・野球もできなくなり
ますねぇ・・・。さて、今週12日からは高校野球新人戦大会が始まります。本別高校の初戦は13日1
4:00予定の音更戦!昨年春にも対戦し、その時はコールド負けしています。今回こそは…!と選手達
も意気込んでいますので、皆様も応援よろしくお願いいたします。
大会前なので、あんまりチーム状態のことは書けませんが、選手達はある程度形になってきたという
実感はあるのではないでしょうか?もちろん、新人チームですから、これで完成と言うことはないので
すが、私自身も秋に目指してきたチームの形にずいぶんと近くなりつつあるなとは思ってます。
さて、話は変わりますが、本別高校1日体験入学がございます。中学生のみなさん、多くのご参加お待
ちしております。野球部の見学会もありますので、ぜひ、どうぞ。また、進学後のご相談にも乗らせて頂
きますので、保護者の皆様も是非いらして一声かけて下さい!
各中学校に、パンフレットや案内が行っているかと思います。ぜひ、よろしくお願いします!
8 月 31 日
もう 9 月・・・
こんにちは!夏休みの更新から早 1 ヶ月・・・早いものでもう 9 月です!新人戦です!
『監督、そろそろ更新してもらってもいいですか?』という保護者 T さんの優しいお声がけに甘えない
よう、すぐやりました。決してやっつけ仕事ではありません!
さて、せっかくですから、この 1 ヶ月の様子を報告したいと思います。
夏休みに入って 8 月 3 日から毎年恒例、光仙寺合宿に入りました。1 日目、2 日目に駒大苫小牧高校が
来校して、合同練習を行いました。この合同練習は、今年で 2 回目。昨年学んだ技術をこの 1 年間チーム
に取り入れて練習してきました。それが、今回の合宿で「できている」部分が多く見受けられ、成果を実
感できたように思います。また、駒大苫小牧の選手達と一緒に練習することで、普段はできないゲームノ
ックやランナー付きシートノックを存分にやりました。レベルの高い中で一緒に練習できたこと、糧に
してほしいですね。
食事は、今年もお母さん方に作ってもらって、提供しました。お母さん方、本当にありがとうございま
した。
3 日目は・・・今夏、最も暑かった日・・・。気温 37 度を超えた日です。さすがに外では練習するの
をやめて、光仙寺にてミーティング。しっかりと監督の野球論を勉強しました。野球というのはレベルが
上がれば上がるほど、ただ打って投げたではなくなります。私としては、色々な事が『連鎖』して行く野
球ができるともう一段階レベルが上がるのになぁと思います。
4 日目、最終日、清水高校との練習試合は、合宿の総仕上げ。疲れもあったと思いますが、勉強になる
試合でしたね。勉強になったというのは、
「このままでは通用しない」と言うことがわかったということ
です。打撃、守備両面でのスピード不足、投手の安定感などまだまだなんだなぁと言うことが実感できま
した。また、扇の要である捕手の重要性も実感できる良い機会でした。
合宿後、札幌遠征に出かけました。結果は 2 勝 2 敗でしたが、今回確認できたこともありましたので
収穫大ありの遠征でした☆(ただし、2 日目のバッティングの出来が悪かったため、恒例の札幌研修は取
りやめ、ホテルに帰って素振りしまくりました。
)
夏休み明けてからは、苫小牧に駒大苫小牧高校と練習試合をしに行ったり、帯広に来ている旭川東高
校と練習試合をしたり・・・ということで土日の度に駆け回っています。最近は、内野守備のテコ入れを
した成果が現れているのか、大分いい試合をするようになってきましたね。日々、練習を近くで見ている
ので実感しにくいのかもしれませんが、ちゃんと上手くなってます!今のところ、順調です!
さあ、今週は組み合わせ抽選会があります。どことあたっても『HONKO』の野球を見せるだけ!精一杯
の努力をして、臨みたいと思います!
7月 28 日
夏休み練習
こんにちは!暑い日が続いていましたが、最近は少し涼しいでしょうか?その代わり、少し雨が
増えてきましたね。農家の方にとっては恵みの雨となりましたよね。ウチのグラウンドも外野の芝
生が死にかけていて、全然青々としなかったのですが、この雨で生き返りつつあります(その分、雑
草やタンポポの勢いも増していますが・・・)。ひとまず良かったです。
そんな中、先日グラウンドの土入れ作業をしました。毎年この時期に行っているのですが、今年
も保護者のみなさんと O さん(応援団長)にお手伝い頂きまして、無事終わりました。4 年前から
グラウンド改革にのりだし、あれやこれやと作業してきましたが、4 年目の今年、大分良い状態に
なってきたかなぁと思っています。O さんとグラウンドを見てしみじみ「いいグラウンドですよね
ぇ」と話していました☆
さて、新チームのキャプテン・副キャプテン・リーダーも決まり、練習も熱をおびてきています。
秋の大会までの練習試合の日程も固まりましたので、スケジュールをご覧下さい。今年も合宿や札
幌遠征などを敢行します。人数が少ない中大変ですが、頑張って乗り越えて今年の秋はなんとか『本
別ここにあり』と示したいと思っています。狙うは全道!そして甲子園!志は高く持て!というこ
とで、頑張りたいと思っています!
合宿には、多くの保護者のみなさんのお手伝いがあります。また、町の方々のご協力も大きな力
となっています。日々、活動し練習できる喜びを忘れず、精進したいと思いますので、今後とも応援
よろしくお願いいたします。
7月6日
新チーム始動!
こんにちは!甲子園予選十勝支部予選も終わり、十勝からは帯広柏葉高校、白樺学園高校、帯広緑陽高
校の 3 校が代表となります。3 校とも頑張ってきて欲しいですが、予選で対戦した帯広柏葉高校が出場
しますので、それはそれで複雑な心境でして・・・もちろん、頑張ってきて欲しいとは強く思いますが、
ウチの二回戦、
『悔しい』試合だったなぁと思います。
さて、そんな中でも気持ちをしっかり切り替えて・・・
新チーム始動です!2 年生 10 人、1 年生 2 人、マネージャー4 人!これで闘っていきます!決して多
い人数ではないですが、昨年、今年の3年生達が残してくれた財産がたっぷりあります。市内校に「あた
りたくない」と思われるようなチームをまず目指したいと思います。
新チームにも話をしようと思いますが、野球はメンタルゲームと言われるほど、精神的な要因が勝敗
に絡んできます。だから、普段の『自分』がとても大切なのだと思います。こちらは、相手に『普段の野
球』をさせないようにしなければいけません。そして、自分たちは『普段通り』野球をするのです。それ
が、ウチのような小さなチームが大きなチームに勝つということなのかなと思います。
さて、選手達は学校祭も控え、学校内外を奔走中ですが、夏休み以降の予定を UP しておきましたの
で、そちらも是非ご覧になってみて下さい!
それでは、また。
7月2日
3年生見事な散りぶり!
こんにちは!この度、無事(?)一区切りがつきました☆
第97回全国高等学校野球選手権大会北北海道大会十勝支部予選 C ブロック
一回戦
本別
104000204
11
上士幌 0 1 0 2 1 0 0 0 0
4
二回戦(準決勝)
本別
0 0 0 1 0 0 0 2 0
3
帯広柏葉
0 0 0 1 0 2 2 0 x
5
ということで、今年も昨年に続きブロック準決勝敗退となってしまいました。
しかし、昨年といい、今年といい、
「本別すごいね」と言われる試合内容でした。選手15人(うち3
年生3人)というチームが帯広市内の何十人といる部と互角に渡り合うには、それなりの苦労が必要で
す。怒られることも多かったチームですが、本当によく「本別野球」を体現してくれたと思っています。
今年の3年生も、見事、私の「誇り」になってくれました☆
さて、今回の大会は、選手3人マネージャー2人の3年生達の「すごさ」をまざまざと見せつけられた
大会となりました。エースの前田は大会屈指の好投手として紹介され、5番6番を打った西川・貝瀬の両
名は、二人合わせて打点が 10 を超えます。ウチとしては、2 年生でつくる上位(1~4番)でチャンス
メイクし、5 番 6 番の西川・貝瀬で返すというのが理想的な形だと思うのですが、この 2 試合でその形
が何度実現したか・・・。これまでの練習試合では、なかなかチャンスで打てなかった二人ですが、この
大会は大爆発でした。さすが、3 年生といっていいと思います。
これから、新チームとなり、また、新たな船出となります。残念ながら 3 年生との野球はこれまで。
でも、5 人の 3 年生達が残した財産は昨年以上のものがあります!この功績を必ず引き継いで、新チー
ムこそ、市内校をギャフンと言わせてやりたい!そして、目指すは甲子園!今年の 3 年生の分まで、精
一杯夢に挑戦したいと思います!
応援してくれた多くの皆様、本当にありがとうございました。引き続き、新チームも応援して下さい!
PS
ちなみ、私事ですが、準決勝の試合は私と柏葉高校監督M川先生の「師弟対決」でした。
(M川先生は
私の高校の時の野球部の先生であり、教育実習の時の指導教官でもあります。)2 年前は0―10でのコ
ールド負けでしたが、今回は3-5。近づきましたが、またも、師匠は超えられず・・・。しかし、この
選手達と挑戦できて本当に良かった!次こそは『師匠越え』狙いたいと思います!
6 月 18 日
組み合わせ決定!
こんにちは!現在は、6 月 17 日 18 時 20 分です。いま、組み合わせ抽選会から帰ってきました。本別
高校の甲子園予選、最初の相手は上士幌高校(6 月 27 日第三試合)です!今まで何度も練習試合を重ね
て来ている相手です。とってもお世話になっているし、監督さんとも個人的にとても仲良くして頂いて
いるんですが、勝負はもちろん別!気合い入れて頑張ります!!
今回は、もう大会も近いし、多くの事は書けません。選手達は相手も決まり一層気合いの入った練習を
明日からしてくれると思います。さあ、私とこの部員達との最後の大会です。悔いの残らないように、今
までやってきたことの総復習にかかります!
今週、土曜日は北見緑稜高校にて練習試合(午前)、日曜日の午後からは保護者の皆さんによる激励会
が予定されています!それでは、また☆
6 月 16 日
仕上げの日々
こんにちは!気温も安定し、いよいよ夏本番!という感じになってきましたね!グラウンドでは野球
部の元気のいい声がこだまし、連日汗を流しています。
先日、テスト期間中で練習ができないということをこの日記で書いたと思いますが、保護者の方々始
め多くの方々のご尽力とご理解を頂き、考査期間中ながら練習をすることができています。その気持ち
に報いるためにも、『野球も考査も、両方とるぞ!二兎を追うんだ!』という話をしました。高校生は、
勉強あっての部活動。勘違いしないようにしてもらいたいと思っています。
さて、野球のほうは仕上げの段階に入っています。いま、本当に気を遣うのが選手の状態維持です。ケ
ガをしたり、痛みを新たに抱えたり、ケガが悪化しないようにと本当に気を遣います。選手がつまずいた
とかボールに当たったなんてことがあったら本当にヒヤッとします。何にせよ、このチームで臨む最後
のトーナメント。甲子園までの道のりはまだまだあります。貴重な選手ですから大事にせねばと思って
います。
ところで、みなさん、甲子園で優勝できる確率ってご存じですか?
日本高野連に登録されている野球部の数はおよそ 5000。その内 1 校だけが、優勝するので、1/5000=
0.02%ということになります。どの高校も一回戦を戦う前はこの確率からスタートして、勝つごとに倍に
増えていきます。1 つ勝てば 0.04%、2 つ勝てば 0.16%・・・という感じです。
どんな高校にも、必ず最初は 0.02%の確率があるって、すごくロマンがありますね。甲子園の決勝ま
でいくと、それが50%まで跳ね上がっていることになるんです。部員が 100 人でも、ウチのような小さ
な部でも同じです。
明日、この熾烈な闘いの組み合わせ抽選会に行ってきます。どの高校と 0.02%を賭けて戦うか、決ま
り次第またお知らせしたいと思いますので、お楽しみに!
6月7日
久々です。
こんにちは!久々の更新となってしまいました。本当にすみませんでした。
前回は、どこまで書いていたのかなと確認すると、なんと春の大会前…。報告もできずに時間が過ぎてし
まいました。
春の大会ですが、新聞やインターネットなどでご覧になったとおり、帯広大谷高校に惨敗してしまい
ました。あんまり、思い出したくもないので、この話題は終わります。
それから、どうやって勝てばいいんだろうと色々と考えながら、練習してきました。最近、ようやくウ
チの形ができあがりつつあります。が!今度は、
「前期中間考査」という難敵が・・・。今年から本別高
校は2学期制になり、テストが大会前 2 週間前にあります。ということで、今年から、テスト期間(6 月
8 日から 16 日の 10 日間!)練習が全くできません!(イライラ)この一年、この大会のために毎日毎日
練習してきたので、野球部君たちは本当に悔しいと思いますが、何とかしなければなりません。こんな事
で、人生で一度きりの大舞台で負けるわけにはいきませんから!『負けてたまるか』の気持ちがいろんな
ところから出てきました☆
さて、昨日まで札幌遠征に行って参りました。今回は、公立高校シリーズということで、札幌丘珠、真
栄、厚別、白石の各校と練習試合をしてきました。結果は様々でしたが、それぞれの試合でいいところと
課題が出ましたね。なかなか完璧な試合はできないもんですが(それができたら全勝してますね。)、で
も、
『このスタイルで勝つんだ』という形がしっかりできてきたように思います。あとは、それを形にす
るだけ!あと 3 週間!がんばるぞ!
4 月 30 日
GW
こんにちは!最近は、本当に気温が高くて、選手にとっては大変です。先日、北見工業高校にお邪魔し
ていましたが、ベンチで氷を頭に乗せている選手がいました。この時期は、もう少し体に優しい暑さなの
ですが、今年はどうも疲労が残ってしまいそうな暑さです。そんな中、お相手して頂いた北見工業高校の
皆様、ありがとうございました。北見工業高校の顧問の皆様もこの HP を見て頂いているそうで、ありが
とうございます。また、新チームになったらお邪魔しようと思います。よろしくお願いいたします。
さて、チームの方ですが、守る方は少しずつ上向きになってきたでしょうか。北見工業高校さんとの試
合の中でも、さほどショックな守備の状態にはなりませんでした。投手・野手共によく頑張ったと思いま
す。また、それぞれの事を理解し補い合うということが少しずつできはじめているのかもしれません。期
待しています。
それよりも、気になるのはバッティング。打てませんねぇ・・・。北見工業の投手陣はとても良い投手
ばかりでしたので、ボンボンヒットが出るとは思っていませんが、攻撃はそれだけではありません。色々
な形や作戦があると思いますが、対策もなく同じ空振り・見逃しを繰り返す・・・。この日だけではなく、
同じような三振や凡退の仕方を春先から繰り返す選手もいます。
・・・気にくわないっっ!
今日のミーティングでも話しましたが、ウチの一番の力は『一体感』です。凡退しても、何か後に続く
ものに残してくればその打席は無駄にならないと思うのですが、今のうちの選手達は自分が『打ったか、
打っていないか』ばかりを気にしているような気がします。それでは、チームとは言えませんね。大切な
ことはチームのために何が出来るかだと思います。攻撃には、様々な作戦があると思いますが、最終的に
得点を挙げるまでに、何人もの選手が裏方としてランナーを進めたり、投手と駆け引きしたりしていま
す。その苦労を『自分の手柄』をとるために安易にフライにしてしまったり、ボール球に手を出して三振
したり、まして、ど真ん中のボールを見逃し三振してきたり・・・。そんな野球選手は魅力がありません。
難しいボールを打つのではなく、打つべきボールを逃さず振ることが少しずつ投手を苦しませる事にな
ると思うのですが・・・。
さて、GW は旭川に遠征です。投手事情も苦しいところですが、春の大会に備えて、守備面・攻撃面両
方でいい結果が出ることを期待しています。
なお、明日は春季大会組み合わせ抽選会!おたのしみに~!
4 月 22 日
すいません・・・。
すいません。更新が遅れてしまいました。3 週間、空いてしまい申し訳ありませんでした。苫小牧
遠征に行き、苫小牧南高校と駒大苫小牧高校と練習ゲームを行ってきました。風が強かったり、気
温が低かったりと、慣れない環境での二日間でしたが、よく頑張りました。ただ、試合内容はあんま
りいいものではなかったですね。春、グラウンドに出て数試合の段階なので、当然かもしれません
が、まだまだ皆の心が一致していないように思いました。
帰ってきてから、清水高校、帯広三条高校、上士幌高校、池田高校と練習ゲームを重ねて来ました
が、だんだんとその『一体感』が出てきたように思います。
この『一体感』をだすというのは本当に難しいことで、他のプレーヤーの特長を理解し、自分の緒
プレーヤーの特長と比べて、何を補い、何を補ってもらうかという話になってきますので、そんな
に簡単に出るものではありません。ウチは、一人一人の力でいえば決して上位に来るチームではあ
りませんから、この『一体感』の力をどこまで強く出せるかが、チームの鍵になってくると思ってい
ます。
全員が全員の事をしっかり理解し、補い合い、伸ばしあえるチーム作りを目指して今後も頑張り
たいと思います。ゴールデンウィークは 3 日から、上富良野・旭川に遠征します!お近くの方、是
非応援にいらして下さい!(当ホームページ・スケジュール欄参照)
4月1日
信じる
こんにちは!いよいよ新シーズンが始まりました!3 月 28 日は小樽水産高校、3 月 29 日は小樽水産高
校と岩見沢農業高校、3 月 30 日~31 日は遠軽高校が来て下さいまして、合同練習をしたり練習試合をし
たり。充実した 4 日間を送ることが出来ました。各校の皆さん、池田高校のスタッフのお二人、大変お世
話になりました。ありがとうございました。
さて、この 4 日間で選手に何度も言った言葉がありました。それは、
『信じる』という言葉です。今の
自分の力もそうだし、ウチのチームがどうやって勝つのかということも、チームメイトの事も、そして、
監督の事も。合同練習や練習試合などでは本当に勉強になることも多いし、刺激も多いです。選手にも吸
収してもらいたいこともたくさんありますが、ウチのスタイルや個人のスタイルを変えることはありま
せん。いい意味で『ウチはウチ!よそはよそ!』の自信を持ってもらいたいと思います。各チームにはそ
れぞれの持ち味があり、徹底していることも違います。それを全部参考にしてコロコロチームカラーを
変えていては、定まるもんも定まりません。全力で走るとか、大きな声で元気よくやるとか、しっかり振
るとか、そういうことは、他のチームがそうでなくてもウチは誇りをもってやって欲しいと思うし、むし
ろ『ウチはやってるよ』ということに自信を持って欲しいと思っています。自分を信じてこその『自信』!
一生懸命練習して、試合では堂々とした振る舞いをする。それこそ勝者のメンタリティーだと思いませ
んか!!!!(熱)
試合の方は、3 試合とも負けてしまいましたが、各投手がそれぞれに冬の間付けてきた力を発揮し、バ
ッティングもしっかり打ったし、後はバントや盗塁の質を上げることと、守備面の課題でしょうか。これ
からみっちり鍛えたいと思います!
最後に、冬の間グラウンドの整備をして下さった皆さん、本当にありがとうございました。ウチも、来
校して頂いた高校さん方も思う存分練習や試合を楽しめました。この時期にここまでの状態になってい
るのは、私が赴任してから初めての事です。本当にすばらしい状態でした。ありがとうございました。
次回は苫小牧遠征編!さあ、どうなることやら!乞うご期待!
3 月 24 日
新シーズン
またまた更新までの日にちが空いてしまいました。すみません。皆さん、こんにちは。この年度終
わり、どの業種の方もお忙しいと思います。
さて、本日で本別高校の 2014 年度が終了いたしました。今年度も色々とありましたが、無事終え
ることが出来ました。野球部員達も勉強に部活に一生懸命精を出し、成長をしてくれたと思います。
本校からは 7 名の先生方が転任されることになり、寂しくなります。野球部の事を一生懸命応援し
てくれた先生方もおり、感謝の気持ちでいっぱいです。他の学校に行かれても、本校の野球部の事
を少しでも応援して頂けたらと願う次第です。
この 3 週間の間に、野球部でも新シーズンに向けてどんどん準備が進みました。まず、先日、北
海道メディカルスポーツ専門学校の方と特別講師の方にいらして頂き、走り方トレーニングを行い
ました。選手達は新しい情報に興味津々で、かなり濃密な 3 時間を過ごすことが出来たと思います。
単に『走る』と言うことを考えても、本当に色々な要素が絡み合ってくるのだなぁと思いました。本
当に勉強になりました。渥美さん、仁井さん、遠いところわざわざいらして頂きありがとうござい
ました。
また、グラウンドの雪解けも進み、3 月 21 日から本格的なグラウンド練習が始まりました。初日
は、午前中のノックの後、午後からは投手や守備、ランナーを配置してのシートバッティングを行
いました。監督も守備に入ったり、打席に入ったり、ランナーをやったりと久々に『野球』を楽しみ
ました。選手も久々の『野球』を心から楽しんでいたと思います。この『野球を楽しむ』と言うこと
は、我々にとっては本当に大事なことで、ややもすると日々の練習の中で忘れがちになってしまい
ます。この日の新鮮な気持ちを忘れずに、今シーズンも頑張りたいと思います。そして、私も監督就
任 4 年目になります。今年度卒業の 3 年生が残してくれた伝統を胸に、本気で北北海道大会、そし
て、甲子園を狙った一年にしたいと思います。そのための日々の練習でありたいと思っています。
全道、全国のレベルをいつも意識した練習内容やその態度でありたいと思いますし、私も日々勉強
です。『Break the Legend』を全員で目指すシーズンにしたいと思います。応援よろしくお願いいた
します!!
3月6日
負けるもんか
しばらくぶりの更新になりましたが、その間、色々な事が学校内外で進んでいました。まず、3 月 1 日、
卒業式。野球部の 3 年生 10 名が巣立っていきました。私たちには、野球をしていたということ以上の思
い出があり、卒業式では私やマネージャーが号泣。担任でもないのに、人の卒業式で泣いたのは初めてで
した。そして、卒業式後は外で現選手が卒業生達を胴上げし、記念品を渡しました。きっとホームルーム
では泣いてくる生徒もいるだろうと思い、野球部らしく元気に送りだそうと思って今年は『胴上げ』をし
ました。
3 年生が引退してから、久々に会う保護者の方もおり、3 年間の思い出を話させてもらいましたが、ど
の保護者と話していても、ウルウルと涙がこみ上げてきます。『3 年前は、頼りなかったのに、今は本当
に立派になりましたね。』とどの選手達にも言えます。まだまだ、社会に出たら足りない部分も多いと思
いますが、きっとこれから未来の日本を支える人材になってくれるはず!君たちは、いつまでも、私の誇
り。頑張れ、本高野球部卒業生!いつまでも夢に挑戦だ!!!
で、その 3 日後には、もう来年度新入生の入試が行われました・・・。みんな緊張した面持ちで試験や
面接を受けていました。ここから何人本別高校野球部を支える部員が入ってくれるかな?新しいユニフ
ォームに身を包んで、グラウンドで躍動している姿が今から楽しみです♪現部員達も新入生の入部には
とても期待していて、今からウキウキワクワクしているみたいです。後輩達とまた、新しい野球部の伝統
を造っていくわけですから、その気持ちもよくわかります。
昨今は、少子化に加え、地域の野球人口も減少傾向にあり、さらに学区がなくなってから帯広市内の学
校に進学する生徒も増え・・・逆風ばかりですが、ウチの野球部に入った選手は必ず選手としても、人間
としても伸ばして卒業させます!こんな逆風に負けてたまるか!と沸々とわき上がる熱を心に秘め、闘
っていきたいと思います。こんな事を書いていると、ふと思い出したことがあるので、ご紹介しますね。
このフレーズ、今の私の支えになっています。
頑張っていれば、いつか報われる。持ち続ければ夢はかなう。そんなのは幻想だ。
たいてい努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかな
わない。そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。技術開発は失敗が99%。新しい事をやれば、必ずしくじ
る。腹が立つ。だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。さあ、昨
日までの自分を超えろ。昨日までの Honda を超えろ。負けるもんか。
と書かれています。これは、自動車メーカーホンダの創始者・本田宗一郎氏の言葉だそうです。社員や会
社に向けてのものだと思いますが、初めて見たときはブルブルッと震えました。あの、世界のホンダでさ
え、こんな事を思っているのかと思ったからです。自分だけが苦しいと思った私が浅はかで、弱かったな
ぁと思いました。私たちも同じ。部員は少ないし、思うようにいかないけど、この状況で勝つから『真の
高校野球の価値』があるのです。どんな状況になっても、
負けるもんか。
2 月 23 日
春到来???
こんにちは!久々の更新となりました。すみません。というのも、今日まで生徒は、学年
末考査でテスト勉強に励んでいました。結果はどうだったかな?今回は、しっかりと勉強で
きたハズなので、結果を楽しみにしています。
さて、テストが終わるといよいよシーズンインの準備に取りかかります。その第 1 弾とし
て、グラウンドの雪よけ(ブルドーザー)&融雪剤撒き(トラクター)を応援団長 O さんや
保護者の方に行ってもらいました。昨年までは、全て考査が終わってから、選手が手でやっ
ていたこともあり、時間も融雪剤の量もものすごくかかっていたのですが、今年は手伝って
頂いたこともあり、大分早い雪解けが期待できそうです。
なんせ、3 月 30 日にはもう、最初のゲームが本別高校グラウンドで入っています。なん
とかそれに間に合わせたいと思っているので、頑張ります。ちなみに、3 月 30 日にある予
定の遠軽高校戦は、一昨年は雨で、昨年は雪で流れています。『今年こそは何とかやりた
い!!』という心からの願いが天に届くか・・・乞うご期待です!
球春到来を控えて、北海道メディカルスポーツ専門学校さんよりご紹介で陸上のスペシャ
リストの方を派遣して頂き、走力アップのための講習会を実施することになりました。まだ
グラウンドには出られないので、体育館で実施することになると思いますが、球春に備えて
しっかり勉強したいと思います。
2 月 12 日
脳みそと体
皆さんこんにちは!2 月の半ばにさしかかり、寒さも一層きつくなってきております。で
も!あと 1 ヶ月もすると、春の足音が聞こえますよ!あと 1 ヶ月の我慢です!
さて、今日は、脳と体についてここ2~3 日で考えたことをつらつらと書きたいと思いま
す。これは、あくまで、私が思ったことで、脳科学や生物的に見ると違うことも多々あると
思いますので、その点はご容赦の上、ご鞭撻下さい。
先日、本別高校の卒業生であり、現在秋田の整骨院でご活躍中の方が練習に見えられ色々
と教えて頂きました。その時、ウチのピッチャーをみて、「股関節があまり上手くつかえて
いない」というご指摘をうけ、色々な改善方法を教えて頂きました。ありがとうございまし
た。そこで、私たちが気づいたのは「股関節や骨盤を自由自在に動かせるか」ということで
す。その整骨院の先生は、股関節を思うように動かせないウチの投手をみて「脳がその動き
を覚えていない」という表現をしていましたが、皆さんはどうですか?股関節のみを前後左
右に思ったとおり動かしたり、ぐるぐると回したり出来ますか?
前にも書いたように、股関節やその下にある内転筋、骨盤と上体をつないでいる腸要筋な
どはスポーツをする上でとても重要な筋肉です。もちろん野球だけではなく、皆さんが歩い
たり走ったり、高いところに登ったりする上でもとても重要な筋肉です。だから、私もこの
冬、股関節や内転筋を意識したトレーニングを多く取り入れてきました。しかし、肝心の「動
かし方」を野球の動作においてわかっていない(・・・というか、脳みそが反応していない
という表現が正しいのでしょうか)とせっかく付けた筋肉も無用の長物です。それ以前に、
股関節や内転筋などを鍛えていたつもりでも、上手く股関節を使えていないと、トレーニン
グをしてもそこの筋肉は強化されません。内転筋シリーズでも愕然としましたが、今回も「こ
のままではまずいなぁ」と思っています。
そして、昨日、テレビで脳のことに関して特集している番組を見ました。そこでは、色々
な事例を通して脳の可能性や新情報を扱っていましたが、人間の脳は私たちの思っている以
上に色々なことを制御したり実行させたりしているようです。ということは、我々が意識し
ていないだけで、トレーニングによって、動かそうと思えば動かしたり、制御しようと思え
ば制御できたりする体や神経の未開発の部分があるということも言えるかもしれません。そ
して、忘れてはいけないのは、『脳みそは発達・退化する』ということです。例えば、小学
生の時に出来ていなくても高校生になって出来ることもあるかもしれないし、逆に昔出来て
いたのに、長らく使わなかったせいで脳がその動きを忘れてしまうということもあると思い
ます。
話は飛びますが、
『褒める』
『叱る』ということでも、実は脳みそに対する刺激を使ってい
るのではないかと思います。
ある行為をして褒められた(高い評価を得た)→また同じように(さらに発展させて)やっ
てみよう
というポジティブな意欲になるし
ある行為をして叱られた(評価が低かった)→次はそれをしないように(そうならないよう
に)やってみよう
というネガティブな意欲になります。
(この場合ポジティブがよい意欲で、ネガティブが悪い意欲という意味では全くありません)
ですから、脳にとっては『何も言わない、評価をしない』もしくは『どちらかだけを過剰に
する』ということが、一番刺激の少ないことになるのかもしれません。
またまた話は飛びますが、私、一応英語の教師でして、この『脳』に関する話は語学教員
としても興味があります。
例えば、『国語ができる』=『日本語能力が高い』とは限りません。特に、日本語は人の
感情を推察したり、相手がわかるだろうことを省略したりして文を作ります。ですから、言
語的な能力や知識が増えたとしても相手の感情やその時の状況を理解する能力が発達しな
いと『日本語が出来る』すなわち『日本語でのコミュニケーション能力がある』とは言えな
いのだと思います。英語でも同じことが言えて、その場の状況に合わせて単語を選んだり、
類推したり、省略したり出来ることや、逆に相手がそうしているのではないかと推察して理
解してあげる能力がとても大切だと思います。
さらに、語学学習の発達は『言語野』だけでなされるものではありません。脳の他の部分
と協力してなされるものだと思います。それは、『おもしろい、もっとやりたい』と思う興
味関心を司る部分や『この言語を使えるようにならないと生きていけない』という人間の危
機管理の部分が言語野の発達に大きな影響を与えているのかもしれません。だから、我々が
あることを教えるために『興味を持たせる』というのは、感情的な部分に響かせているので
はなくて、『脳みそに刺激を与えている』と考えた方がいいと思います。
この脳に関する話をしていくと、全く終わりが見えませんのでこの辺で失礼いたしますが、
脳は人間の中でもかなり未開発な部分。ということは発達すると予想以上の力を発揮する可
能性を多く秘めた部分とも言えます。時間はかかると思いますが、この『脳』に関する知識
は少しずつ勉強していきたいと思います。
2月5日
豆まかナイト&納会
こんにちは!ここ2~3日は激寒の日々ですね。でも、十勝の冬の朝は本当に綺麗で、樹氷やモ
ヤ(?)立ち上る川と朝日とか写真やテレビで見るような冬の景色が毎日の様に見られます。本当
に豊かな大地だと思います。
そんな大地の中にある本別町では、先日雪明かりキャンドルナイトと豆まかナイトというイベン
トが開催され、野球部も『豆浴び』と『大声選手権』に参加。私たちなりの願い事を心で祈ったり大
声で叫んだりしてきました。応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
そして、2 月 1 日には、平成 26 年度本別高校野球部納会を行いました。例年、ボーリング場に行
き、その後焼き肉屋さんで焼き肉!という流れだったのですが、今年は少し趣向を変えて本別町内
にて行うことにしました。
内容は「選手 with 大人達の二人三脚」
「本別高校野球部クイズ」でした。クイズ大会では、監督
が作った選手に係わるクイズやグラウンドや歴史に係わるクイズなどを出題!その後、焼き肉会で
配られる豪華景品目指して頑張りました。
今回は、この納会に際し、O 社長からお志や『社長賞』なるものを出して頂き、選手も大盛り上が
り☆本当にありがとうございました。また、保護者の皆様、事前の会議や準備など、お忙しい中あり
がとうございました。選手達も思い出に残る回になったと思います!そして、焼き肉でお世話にな
ったカウキングさん、お肉おなかいっぱい頂きました☆また、お世話になります!ありがとうござ
いました。
さて、1 ヶ月後には卒業式!式で泣いて、クラスで泣いてくるであろう 3 年生達を、野球部でも感
動のフィナーレで送ってあげようかな!
1月 29 日
新シーズンに向けて…
こんにちは!先日、新学期が始まったと思ったら・・・ただいま 3 年生は卒業考査真っ最中。この考査
が終わると、3 年生は家庭学習期間に入ります。そして、1 ヶ月後は卒業式・・・。早いものです。つい
この間夏の大会が終わったと思っていたのに、もう卒業・・・。野球部の 3 年生君達は、進路活動でも野
球部での活動同様一生懸命頑張り、昨年末には全員の進路が決まりました。面接試験では、野球部での活
動から得たものを雄弁に語り、高い評価を得たものもいます。この一年で本当にたくましく育ってくれ
たと思っています。今年の 3 年生の進路予定先は、立教大学、ハイテクノロジー専門学校救急救命科(3
名)
、千歳リハビリテーション学院、北海道情報専門学校、経専医療事務薬業専門学校、北海道メディカ
ルスポーツ専門学校、本別町役場、北海道エネルギーです。それぞれが、自分の未来と生き方を真剣に考
え、進路希望を達成してくれました。よくがんばりました。今後の活躍が今から楽しみです。
さて、1・2年生はそんな 3 年生の背中を追って、新シーズンに向けて練習中です。最近は、かなりき
ついトレーニングも入ってきて、冬練習の最もつらい時期に入ってきたのですが、よくついてきてくれ
ています。特に、今年は 1 年生が多いので、体力的に乗り切れるか心配もありましたが、高いモチベーシ
ョンと目標を持って練習に取り組んでくれています。体も大きくなり、すっかり高校球児らしくなりま
した。新シーズンの初戦は 3 月 30 日、31 日の遠軽高校戦。そして、4 月初めには苫小牧遠征で、苫小牧
南高校と駒大苫小牧高校と練習試合をしてきます。冬の練習の成果をここでしっかりと見せるためにも、
今の練習に頑張って打ち込んで欲しいと思っています。こちらも新シーズンが楽しみです!
PS
1 月 31 日に本別町で「豆まかナイト」というイベントがあります。そこで、
「豆浴び」
(大量の豆を浴び
て願い事をするらしい)と「大声選手権」
(大きな声で願い事をいうらしい)に野球部員・マネージャー・
そして、監督までも参加することになりました。是非、応援して下さい。詳しくは、本別町商工会 HP ま
で!
1 月 21 日
新学期
こんにちは!新学期が始まりました!冬休みの練習を終え、選手達は元気に学校生活を送っています。
練習は・・・といいますと、冬休みまでの期間は、主にパワー系の運動を多く取り入れていました。そ
の分、後ろ姿が少し大きくなったなぁという選手もいます。これからの期間はスピード系トレーニング
に少しずつ移行していきます。同時に、付けたパワーの効率よい使い方を追求していこうと思います。
そうはいっても、この冬の私の隠れテーマが『足を速くしたい』というところがありまして、どうやっ
たら足が速くなるのか色々と考えていました。色々な雑誌やテレビなどで情報を集めていると、どうも
足の速い遅いは単に筋力の問題や瞬発力のあるなしではないようです。運動ですから、色々な要素が関
係してくるのですが、走るフォームもかなり重要なようです。効率よくパワーを地面に伝えて、反発させ
ることが大切みたいです。
ということを意識してウチの選手を見てみると、猫背の選手がいたり、走るときに頭が突っ込んだ状
態で走っていたり、首を振って走ったり・・・それでは、せっかくパワーを付けても逃げてしまいます。
そして、正しいフォームを支える(よい姿勢をキープする)ために必要なのが『体幹』の筋力です。
正しい姿勢って大事なのですね。
1月6日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます!2015 年になりました。十勝は特に大雪が降ることもなく、静かな
お正月になりましたね。日本海側の地域では大変そうでしたが・・・お世話になっている高校さんもある
ので、少し心配しております。施設など大丈夫だったでしょうか?
このお正月、様々なスポーツイベントがありました。2 日から 3 日にかけて行われた箱根駅伝。毎年の
ようにテレビで見ていますが、今年はダークホース的な存在だった青山学院大が往路・復路ともに勝ち、
総合優勝。タイムも驚異的だったようですね。新聞のスポーツ欄には、青山学院大駅伝部のことがたくさ
ん載っていますが、監督さんのご苦労も大変なものだったようで、一時は廃部の危機に陥ったこともあ
ったそうです。そこから立て直し、名門の駒沢や東洋を抑えて、優勝・・・。すごいですよね。
記事を読んだとき、
「あぁ、本別高校みたいだな」と思いました。過去の栄光の時代を持ちつつも、選
手数が少なくなり、一からチームを作り上げてきました。でも、OBの方達が一生懸命つないできてくれ
た『伝統』があったので、本別魂を引き継ぎ、今はまた『夢に挑戦』しています。
今回の青山学院大学の優勝は、そういうチームをとても勇気づけてくれるものだと思います。我々も
必ず・・・!そういう心をしっかりと芯にもって今年も野球に打ち込みたいと思います!昨年同様、今年
も応援よろしくお願いいたします!
12 月 24 日
良いお年を・・・
こんにちは!世間はクリスマスの雰囲気一色ですが、野球部は一足早く 22 日にクリスマス会なるもの
を企画してみました(初めての試みです)!
内容は、2 年生選手の企画・司会による『今年の本高野球部流行語大賞』が行われ、大賞には豪華景品
が送られました。
その後、マネージャーが作ってきてくれたクリスマスケーキをほおばりながら、
「歴代日本プロ野球選
手ドラフト会議」を行いました。
実は、これ、昔 TV 番組でやっていた企画で、プロ野球選手についていい勉強になるだろうなと思って
企画してみましたが、選手達はよく勉強してきてくれたようで、それぞれのチームの思いが詰まったチ
ーム編成となりました。所々、プロ野球選手ではない選手が入っていますが、そこはご愛敬ということ
で、ご勘弁ください。以下が、それぞれのチームのドラフト会議の結果です。皆さんは、どのチームがお
好みですか?
打順
小林軍団
名前
所属チーム
ALICE
守備
監督 安藤 尚徳 本別
名前
所属チーム
長島茂雄
元巨人
天才肌のBaseball Boys
守備
名前
所属チーム
守備
栗山英樹 日本ハム
ジョンソン
名前
所属チーム
守備
原辰徳 巨人
ヤンキース
9
山田
ヤクルト
4
鳥谷
阪神
5
青木
ブルワーズ
9
巨人
6
金子
日本ハム
6
片岡
巨人
4
菊地
広島
4
糸井
オリックス
8
内川
ソフトバンク
7
柳田
ソフトバンク
8
中島
阪神
6
4
落合
元中日
3
小林
本別
DH
松井
ヤンキース
DH
中村
西武
DH
5
秋山
元ソフトバンク
7
王
9
野村
元南海
2
6
小久保
元ソフトバンク
5
7
古田
元ヤクルト
1
イチロー
2
井端 3
8
田村朋滉 本別
元巨人
3
松田
ソフトバンク
5
中田
日本ハム
3
稲葉
元日本ハム
3
2
大谷
日本ハム
9
坂本
巨人
9
村田
巨人
5
DH
伊藤
オリックス
2
7
吉田
本別
8
4
新庄
元日本ハム
8
2
赤星
元阪神
7
ダルビッシュ
レンジャーズ
田中将大
NYヤンキース
前田
広島
山口
巨人
高橋由伸 巨人
GG佐藤 元西武など
9
荒木
中日
嶋
楽天
先発
野茂
ドジャース
中継
浅尾
中日
宮西
日本ハム
岩隈
マリナーズ
抑え
上原
レッドソックス
岩瀬
中日
藤川
レンジャーズ
佐々木 元マリナーズ
さて、今年の練習も本日で終了。年末年始はアルバイト期間に入ります。本別町・浦幌町の方々には本
当にお世話になりますが、よろしくお願いします。また、各町内で選手を見かけることがありましたら、
どうぞ一声かけてやってください。今年も大変お世話になりました。また、来年も変わらぬご支援をお願
いいたしまして、今年最後の野球部日記としたいと思います。それでは、良いお年を!!
12 月 22 日
マネージャーシリーズ③
こんにちは!いよいよ最後となりましたマネージャーシリーズ第 3 弾!今回は期待の新人 1 年生マネ
ージャーが書きました!
このマネージャーは先日野球部に入部しまして、2 週間ほどしかたっていませんが、二人の先輩マネー
ジャーから、色々なことを教わりながら、日々勉強中です。スポーツ経験も豊かなので今後も楽しみな存
在です。
以前から言っていますが、ウチの部はマネージャーの存在が非常に大きい部活です。選手以上に仕事
も多いし人間的なことで求められることもとても多いです。それ故に、苦労や葛藤も多いでしょうが、先
述の二人の二年生マネージャーは、今や完全に監督の両腕となって活動中。彼女たちがいなくなったら
と思うとゾッとしますが、その跡継ぎがこの度めでたく出来ました☆しっかり育てて、チームを支える
力持ちになってもらおうと思っています。それでは、どうぞ!!
皆さんこんにちは!今回は私が野球部日記を担当させて頂きます。本別高校野球部に入部しました 1
年生マネージャーK です!
入部して約 2 週間、監督からルールや戦術を教えて頂いたりしましたが、野球はとても難しいスポー
ツなんだなと感じました。今は、野球についてわからないことだらけですが、先輩マネージャーさんに
色々と教えてもらいながら、精一杯頑張りたいと思っています!
さて、今週は爆弾低気圧が襲来し大雪となり、本別高校は 16 日に臨時休校となりました。翌日、選手
達は、トレーニングをかねて雪かきをしたそうです。普段使わない筋肉を使い、良いトレーニングになっ
たと思います。また、近くのお年寄りの家の周りを雪かきした選手もいました。私たち本別高校野球部は
色々な方支えられ、お世話になっています。今回のように大雪が降ったときなどは、地域の方々に恩返し
出来るように活動したいと思っています。
今週は、野球部クリスマス会があります!3 年生の先輩方も一緒にクリスマス会を行い、
『日本人歴代
プロ野球選手ドラフト会議』なるイベントもあるそうです。また、クリスマスのプレゼント交換もあるの
で、とても楽しみにしています!
インフルエンザがまだ流行っているそうです。これからも寒い時期が続きますので、風邪などには十分
お気をつけください。 それでは、皆様良いお年を!
12 月 15 日
マネージャーシリーズ②
こんにちは!今回は、マネージャーシリーズ第 2 弾!我が野球部には二人の 2 年生マネージャーがい
ます!前回とは違う K マネージャーが今回担当しました。
皆さん、こんにちは!
今回は私が野球部日記を担当させて頂きます。
先週の記事にも書いてありましたが、インフルエンザが流行りだしてきました。本校でもインフルエ
ンザにかかった生徒が何人もいます。皆さんも風邪やインフルエンザには十分気をつけてください!
さて、最近の練習状況をお伝えしたいと思います。
テストも終わり、ようやく練習に打ち込める時期が帰ってきました!来シーズンのために力をつける
大切な時期であり、一年生がグンと力を伸ばす時期でもあります。そのため、今行っている練習は筋力ト
レーニングや体幹トレーニング、ランメニューなどが多くなっています。練習後にはプロテインを積極
的に摂取します。その甲斐あってか、体つきに変化が見られる選手もいます。
思えば、去年の冬はけが人が多くまともにトレーニングを出来ない人がいて、苦労しました。今年の冬
はけが人が少ないため、人数に困ることがなく練習に取り組むことが出来ています。見ているだけでも、
辛く、苦しそうな筋力トレーニングのおかげで着実に力を付けています。来年は、今年よりも期待できそ
うです!
そして、私たちは冬休みに社会性を養い地域の方々への恩返しの意味も込めてアルバイトを行います。
本別、浦幌などでお会いすることがあると思いますが、よろしくお願いいたします!
最後になりましたが、本別高校野球部に新マネージャーが入部しました♪それから、以前ケガで退部
してしまっていた部員も「やっぱり野球が一番」ということでマネージャーとして再びチームに帰って
きました。心強い仲間が二人も入部してくれてとてもうれしく思います。さらにウチの野球部は活気づ
きそうですね!これから壁に何度もぶつかると思いますが、皆で力を合わせて、その壁を乗り越えられ
るように頑張りたいと思います。そして、本別高校野球部の三本柱を忘れずにこれからも練習に取り組
んで行きますので応援よろしくお願いいたします。次回は、期待の 1 年生マネージャーが担当します!
お楽しみに!
12 月 8 日
マネージャーシリーズ①
皆さんこんにちは。雪こそ積もっていないものの、冬が本格化してきましたね。勇足の製糖工場から
も煙がモクモク。本別の冬の風物詩ですね。
さて、先週予告したとおり、今日からはマネージャー日記シリーズになります。まず、第 1 弾は 2 年生
マネージャーK です!よろしくお願いします。
皆さんこんにちは!最近は一段と寒くなってきましたね。インフルエンザもはやってきたみたいです
ので、風邪には十分お気をつけください!
さて、昨年に引き続き、マネージャー日記ということで初回は私が担当させて頂きます。
12 月 6 日、本別町の障がい者支援団体の企画するイベントにボランティアとして参加させて頂きまし
た。私たちの仕事は主に、ホットドックやフランクフルトなどを販売することでした。参加する際、監督
から、
「障害を持っていようがいまいが、誰にだって足りないところはあるし、出来ないことだってある。
それを補い合ってこその社会だ」と言われていました。私と一緒に販売を担当していた方もニコニコし
ながら「いらっしゃいませ-!」と接客をしていたり、恥ずかしがり屋な方も一生懸命もぎりをしていた
り、それぞれの仕事を一生懸命全うしていました。
「すごいな・・・」と部員全員が思ったことだと思い
ます。
今回、お手伝いという形で、このようなイベントに参加させて頂きましたが、ボランティアを通して多
くのことを学べた 1 日でした。私たちに足りないものが何かも明確になりました。そしてボランティア
終了後、心がとても温かくなりました。思いやりの心を持って人と接することや、周りに目を配って、気
を配って、心を配って行動することは、ボランティアにも野球にも大切なことだと思います。選手も再確
認出来たのではないでしょうか。
また、多くの方がご来場して下さり、このような温かい町民の皆様に普段から応援して頂けることは
とてもありがたいことです。これから、冬の練習が本格的になってきますが、この日のような貴重な体験
を胸に、応援してくださる皆様に『感動』という形で恩返し出来るように日々頑張りたいと思っていま
す。
文章力がなく、あまり上手にお伝えできなかったかもしれません(泣)
。ありがとうございました。
次回もマネージャー日記ですので、お楽しみに!
P.S
部員が増え、より勢いのある野球部になりました。マネージャーも、選手と一緒にトレーニングをし、
クリスマス太りに備えたいと思います・・・
(笑)
。
12 月 5 日
最高の応援団
こんにちは!ご無沙汰しておりました。選手が戦々恐々としていた 2 学期期末考査も終わりまして、
また練習を再開しております。
考査期間で練習できなかった間、最高の応援団が施設整備を手伝ってくれました!そうです!本別高
校野球部保護者の皆様!ビニールハウスの補修、ありがとうございました!皆さんのおかげで選手は室
内練習場を快適に使って、来年に向けたトレーニングに励んでいます。
本別高校野球部の保護者の皆様には、本当にいつもお世話になっていまして、日々の練習中に差し入れ
を頂いたり、激励会を開いて頂いたり、選手の練習試合会場までの送迎をして頂いたり・・・保護者の領
域を超えていつもお手伝い頂いています。また、監督の私には、
「監督の思うようにやって」と、いつも
陰から支えてくれるお言葉を頂くので、私も本当にのびのび監督業をやらせてもらっています(いつも
わがまま放題言ってすみません・・・)
。
私たち本別高校野球部にとって、地域や保護者の支えなくしては勝ち負けどころか活動自体ままなら
ないくらい、周りのいろんな方々にお世話になっています。特に夏期間は、差し入れや激励などを頂くこ
とも多くて、いつも感激しています。また、町内にお邪魔しても、
「野球部頑張ってるね!」なんていう
お声を頂くことも多くて、うれしい限りです。この恩はできる限りお返ししたいと思っており、この冬期
間は少し時間的・精神的な余裕が出来ますので、ボランティア活動や地域に還元出来る活動に出来るだ
け参加したいと思っています。なにかお手伝いできることがありましたら、ご一報ください!本別だけ
でなく、浦幌や足寄・陸別にも行きたいと思っています。
PS
次回から、毎年恒例のマネージャー日記を掲載します!乞うご期待!
11 月 19 日
勉強!勉強!
こんにちは!グラウンドには霜が降り始め、いよいよ冬一直線!って感じですね。
さて、本高野球部の面々は、最近、戦々恐々としております。
そうです!2 学期期末考査が近づいて来ております!もうこうなると、野球どころではありません。こ
の話題を野球部のミーティングなどで出すと、「うわー!」
「やべー!」という声が飛び交います。
昨日も練習(というか、部室の清掃とグラウンド整備)が終わり、ミーティングをしていました。最後
に「今日は、早くあがるけど、これから何をするか、わかっているよな?時間を無駄にするなよ。
」とい
う話をしたところ、
「はいっ、ウェイトトレーニングに行ってきます!」
・・・・ちがーう!!!!勉強です!勉強!!!
ということで、6 時から 7 時まで、数名が残って勉強をしていましたが・・・心配です。ちゃんと勉強を
してください!
わからない・不思議に思う
↓
調べる・人に聞くなどして解決する
↓
何度も練習して出来るようにする
というサイクルは、野球も勉強も一緒だと思います。
本別高校野球部では、基本的に考査 1 週間前は練習はしません。その代わり、全員で勉強会です。4 時か
ら 7 時まで、しっかり勉強してもらいます!!特に、今回は、2 学期の成績もかかってますし、直前に大
会があるわけでもありませんから、しっかりとした成績を期待します。野球のことはしばらく 2 番目、3
番目において、この 1 週間はガッチリ勉強します!
また、これをご覧になっている保護者の皆さん、家でもガッチリ勉強させてください!今回は、勉強で勝
負です!!よろしくお願いします!
11 月 10 日
内転筋
昨日は、2 年生が見学旅行でいなかったので 1 年生相手にバッティング講習会をしました。バッティン
グゲージの後ろでバッターを見ながら、みんなでフォームやバッティングについて話し合おうというこ
とです。
そこで、一つ口をついて出たのが、
「内転筋」です。バッティングには「テイクバック」とか「タメを
つくる」とか「トップを作る」とか色々な表現がありますが、要するにこれは、右打者の場合、右足に体
重を乗せる時のことを言っています。このとき、最も注意しなければいけないのが、右足の外側(がいそ
く、つまり外側)に体重が乗るのではなく、内側(ないそく、つまり内側、内転筋のこと)に体重が乗っ
ていなければいけません(下図参照)
。
外側の筋肉
(大腿四頭筋)
内転筋はこのあたり
私もよくバッティング練習をみて「もっとさ~右足の内側に体重をためてさ~、そのパワーをバット
に伝えるんだよ~」などと、今思うと超わかりにくいことをサラッと言っていましたし、選手も「はいっ」
なんて言って右足への体重移動を大きくしてバッティングをしていました。
ところが昨日!どうもタイミングの取り方が気になったので、選手がテイクバックをしたときのフォ
ームを作らせ、内転筋を触ってみました(何も知らない人が見るとかなり怪しい・・・)。すると、使っ
ていると思っていた筋肉がプヨプヨ!つまり、私も本人も内転筋を意識していたにもかかわらず、全く
内転筋を使えていなかったのです!
早速、私がテイクバック時のフォームを取り、選手に私の内転筋を触らせました(またまた怪しい)。
すると、
(私の場合、内転筋がモリッと硬くなるので)選手は「えっ?」
「こんなんなるんですか?」など
と言い、いかに自分で内転筋を使ったタメができていなかったかということを自覚したようでした。
内転筋を使ったタメができるようになると、右足に体重を乗せてボールを待つことができるようにな
りました。そして、
「体重をためる」と言うことを意識するため、テイクバックへの動き出しが早くなり
ました。
(いわゆる、始動が早いということですね。
)そのため、振り遅れて打球が詰まったり、ストレー
トにタイミングが合わないということが少なくなるハズです。
そして、それを意識してテイクバックを取ったとき、
「ばか~ん」と目の覚めるようなレフトオーバー
が飛び出ました。
「きもちいい~」とバッティングのおもしろさを再認識したようで、ニコニコして練習
を終えていた O 君。
「もう一試合練習試合したい~」なんて言っていましたが、まだちゃんと身について
ません!一冬かけてじっくり習得して、来年春に試しましょう。
いつも、
「指導するって難しいなぁ」と思いますが、わかってくれたと思っていても、なかなか伝わっ
ていないことってあるんですねぇ。今年初めに、神奈川県相模原高校の佐相監督にお話を伺ったときに、
「どの筋肉を使ったり意識したりすればいいかがちゃんと伝わるように、筋肉の名前を覚えさせる」と
おっしゃっていました。その大事さがとてもよくわかりました。
内転筋を意識し出すと、構えが変わりました。腰の位置が低くなり、おしりがプリッと突き出ます。良
いバッターは、グッと腰の据わった力強いフォームで構えていますが、それが出てくるようになったと
思います。
さて、火曜日からは 2 年生も練習復帰予定。前出の O 君は「2 年生が帰ってきて、僕のバッティング見
たらびっくりするんじゃないかな~♪」なんて自信満々でしたが、さてさて、どうなることやら。この様
子は次回の野球部日記でお知らせします。お楽しみに。それでは、また。
11 月 5 日
最終戦終了
こんにちは!いよいよ冬の足跡が近づいて来ました。石狩や宗谷では雪も降ったみたいですね。
さて、本別高校野球部は、11 月 3 日で今年の全ての試合を終えました。これからは、冬の準備に入り
たいと思います。
1 日の清水戦は 2 試合行いましたが、1 試合目に先発した佐藤がよく頑張ってくれました。なかなか思
うようにストライクが入らず、苦労していましたが、粘り強く、気持ちを切らさずに投げてくれたと思い
ます。自分の持ち味をよく理解して、スピードボールと緩い球を冷静に使い分けてくれました。また、打
つ方もなかなか思うように進まないペースの中、ワンチャンスを活かした攻撃をしてくれたと思います。
午後からは、貝瀬と小川が投げました。貝瀬の方はまだ投手経験も浅いので、今は元気に楽しく投げて
くれればいいと思っています(本業は捕手です)
。また、小川もまだ投手としての経験が浅いですが、悪
いピッチャーではありません。強いて言うなら、何か一つ特徴を持つことでしょうか。球が速いとかコン
トロールがいいとか、ある変化球がすごくいいとか・・・。彼のこの冬の課題でしょうね(ちなみに彼の
本業は内野手です)
。
2 日、帯広大谷高校戦は、アクシデントがありました。十勝フードバレーマラソンで白樺通りが通行止
め・・・本別側から行くと帯広の南側に全くいけず、試合開始がずいぶん遅れてしまいました。大谷高校
の先生方、選手の皆さん、保護者の皆さん、そして審判の方々、本当に申し訳ありませんでした。次回か
らはちゃんと新聞をチェックします。天候も心配だったので、やきもきしながら何とか試合開始。
清野が先発しましたが、打たれた回と打たれなかった回がはっきりしました。また、エースの前田は順
調にレベルアップした姿を見せてくれたと思います。打つ方は・・・打つのは打っているんですが・・・
バントが決まりませんでした。これも、この冬の課題。
そして 3 日、最終戦の池田高校。最後と言うこともあり、エースの前田を先発にしました。前日同様、
良かったです。しかし、攻撃面は課題たくさん。特に、1 年生君達の未熟さが多く出てしまった走塁・バ
ント面じゃないでしょうか。この攻撃面を少し改善しないと、試合の流れがつかめません。いつまでも、
「1 年生だから仕方ない」とは言っていられません。チームを背負う「核」候補達です。3 本ヒットを打
たないと点が入らないようなチームではいけません。この走塁とバントに関しては、この冬しっかり鍛
えなければいけない点だと思います。
さて、課題も明確になったところで、今日から 2 年生が見学旅行に出発しました。今後 1 週間は 1 年
生の練習になります。しっかり練習して、帰ってきた 2 年生を驚かせてやりましょう!それでは、また。
10 月 31 日
自慢のマネージャー
いつも選手のことを書くので、今日はマネージャーのことについて書こうと思います。
ウチの部はマネージャーの役割が非常に多く、現マネージャーの二人は本当によく私たちを支えてく
れていると思います。遠征も多いし、土日はないし、本当に大変な仕事だと思いますが、やりがいを持っ
てよくついてきてくれていると思います。
私は、選手以上にマネージャーと話すことが多いと思うのですが、先日ノックを打っているとボール
渡しをしてくれているマネージャーが選手のプレーをみて、私より先に「よしっ」とか「ありゃ~」とか
「それはない」とかぶつぶつ後ろで言うのです。そして、それが大体の場合わたしが思ったこととピッタ
リ合っているので、
「よくみてるもんだなぁ」と感心しました。
その後、監督室でマネージャーに「俺の考えていること、大体わかるだろ?」と聞いたら、自信満々に
「はい。大体は。
」と答えていました(すげぇな)
。よくみてますねぇ。ほんとに。
もうひとつ、驚きのエピソードを。実は、今年は本別高校野球部カレンダーを作ろうと計画中です。マ
ネージャーの驚く顔をみたくて、職員室に呼び「今年は、野球部カレンダーを作ろうと思う!企画練っ
て!」と張り切って発表したところ、
「あ、そろそろそう言い出す頃だと思っていました。
」と・・・。だ
れにも言っていなかったのに・・・。すげぇな。
ということで、2015 年版本別高校野球部カレンダーを作ります。ほしい方はご一報ください。
(職員室
でも携帯でも受け付けます。
)部数に限りがありますので、お早めに。それでは、また。
PS
先代の 3 年生マネージャー、S も僕の言動はよくわかっていたらしく、遠くから現 2 年生マネージャー
に「いま、監督が~するからみてな。
・・・ほら、言ったとおりでしょ。」とよく言っていたらしい。
・・・
マネージャーってほんとにすごいな。
10 月 30 日
Out of the Ground…
こんにちは!いよいよさむくなってきましたねぇ。先週の土日はとても暖かくて、練習試合日和だっ
たのですが。この 2 日間は夕方になるとものすごく寒いです。
さて、今日は少々耳の痛い話を書きます。
実は、先週水曜日から今週月曜日まで、監督は見守り指導(と言えば聞こえはいいですが・・・)に入
っていました。理由は、釧路遠征から帰った練習の一幕です。私は、英語の講習を行いながら、グラウン
ドで行われている練習をチラチラと気にかけていましたが、その動きが何とも怠慢で、ダラダラダラダ
ラ・・・声も出さずに・・・。
もしも、ウチの選手達が全力疾走できず、普段から声も出せず、私が思うような選手達でないのなら仕
方ないのですが、私がいる前ではきちんと出来ているのに、いないとなるとそんな雰囲気になってしま
うことがとても残念でした。
さらに、今月に入ってから主体的に野球に取り組んで欲しいと思って、選手達が練習メニューを考え
ていました。こちらから「やらせている」のではなく、選手達が自分たちで長所や短所を考え、週末の練
習試合に向けて何をどう強化するかを考えて練習して欲しかったから、こういう取組をしてみました。
もちろん、私にも不安はあるのですが、それを怖がっていては成長はないとおもったし、何より選手達に
「野球」というスポーツをもう一度見つめ直して勉強して欲しいという願いもありました。
もちろん、このことは選手達にも説明し、自分たちがどうあるべきかを考えてもらったと思っていま
した。
・・・・が!そんな考えで練習したところで、全然自主的で、主体的な練習になるわけないではあ
りませんか!私が意図したことが全く選手に伝わっていなかったのです!(が~ん;;;)
ということが今回の出来事の経緯です。
今回、
「声がでなかったから」
「ダラダラしていたから」怒ったのではありません(もちろん、それもあ
るのですが・・・)
。私は、常々選手達に「裏表のあることはするな。
」と言ってきたつもりでした(言葉
は違えど、そんなニュアンスのことを)
。
監督がいないから練習で楽しよう
↓
今日は~だから仕方ない。
↓
あの人の前なら、~しても大丈夫だろう
という思考は、最も私が嫌な思考です。最初は小さなサボリでも、それが増長していけば必ず大きな穴と
なります。これは、もちろん野球に限ったことではなく、普段の生活やあいさつ、対人関係や進学・就職
とどんな場面でも言えることだと思います。
選手達も自分たちの過ちに気付いたようだったので、今ではちゃんと私もはいって練習しています。
ただ、よくよくわかって欲しいのは、人の信用は積み重ねるのは本当に時間のかかるものですが、崩れる
のは一瞬です。そして、言葉でも心でも、嘘をついたりごまかしたりを繰り返していては、決して人の信
用は得られません。
ウチの選手達には、
「裏と表を使い分ける」ような人に育って欲しくないと思っています。上手く生き
ていくことよりも、損をしてでも正直に、まっすぐ生きられるアツイ若者になって欲しいと心から願っ
て今回の様な指導になりました。
練習試合も今週末で終わりです。最後のゲーム、後悔のないようにチーム一丸となって挑みましょう!
がんばるぞ!
10 月 24 日 Listen to me
~俺の話を聞け~
え~、今日はずいぶん刺激的な題名だなと思っている方が多いと思いますが、決して方向転換したわ
けではありません。実は、この度本別高校バドミントン部もホームページを立ち上げまして、野球部の HP
に負けてられるかという勢いで更新をしまくっています。正直、私は背後より鬼気迫るものを感じてお
りまして非常に怖い・・・。で、上の「俺の話を聞け」というのはバドミントン部監督日記のページの題
名です。
以前にもこの野球部日記にも登場したことのある I 田バドミントン部監督とは、よくスポーツの指導
のことや教育論的なことから哲学的なことや倫理的なことまで多岐にわたるテーマで話をします。先日、
I 田先生に 1 冊の本を僭越ながら紹介させて頂きました。僕は、おもしろいなぁと思って I 田先生に薦め
てみたのですが、余計な詮索をさせてしまったようで、恐縮でした。私は単純な人間なので、単に「おも
しろい」という理由で薦めただけです(なんのこっちゃと思う方は、本別高校バドミントン部 HP→顧問
日記→10/20 分 参照のこと)。
今回は、野球部日記と言うより、バドミントン部の紹介日記のようになってしまいましたが、是非バド
ミントン部の HP もあわせてご覧くださいね。それでは、また。
バドミントン部 HP は↓
http://www.honbetsu.hokkaido-c.ed.jp/club-badminton/
10 月 21 日
釧路
こんにちは!毎日寒いですが、お元気ですか?
さて、先週末は、今年度最後の遠出です。釧路まで行ってきました。ここ本別は釧路に行くにも北見に
行くにも帯広に行くにも 2 時間ほどでいけるので交通面では本当に助かります。高速が通ったお陰で札
幌・苫小牧も練習試合圏内ですし・・・ウチの選手達が行っていないのは函館方面と宗谷方面ぐらいなも
んで、ほかは全道各地の高校にお邪魔し練習試合をしています。いつもいつも沢山の刺激と課題をもら
ってきますが、今回もそうでした。
武修館高校で行われた変則ダブルヘッダーでしたが、相手はこの夏の北北海道大会で決勝戦に進出し
た釧路工業高校と武修館高校。ウチの選手達が、そういった高校を相手にどのような気持ちで試合に臨
んでくれるか楽しみでした。また、今月の課題「投手力強化」の成果がどれだけ出るかも注目点の一つで
した。結果は「まあまあ」
。試合終盤までは予想以上に良かったし、球威・コントロールでつかんだもの
も多かったと思います。試合に負けはしましたが「こういう風にやればいい」というのは、バッテリーは
つかんでくれたと思ってます。課題はスタミナと 1 試合投げきる技術でしょうか。全部の球を一生懸命
投げてしまうし、全部三振を狙ってしまうので自然と球数は増えていきます。さらに四球やファールで
粘られるという苦しい展開にもなりますし、どうやって 1 試合投げきるかというのは、ウチの投手にと
って冬の大きな課題になるかと思います。とはいえ、今の段階では十分合格点を与えられる投球はして
くれたと思いますので、ご安心を。
攻撃の方もいい形で得点はしていますが、もう少しチャンスを作る回数を増やしたいですね。2 回のチ
ャンスで 4 点を取るのは難しいですが、6 回のチャンスで 3 点は取らなければいけない点数です。ヒット
だけではなく、四球や走塁技術などを駆使して、1 試合でのチャンスメークが今後の課題でしょうか。今
度は「いい試合」ではなく、勝つか負けるかの勝負が出来るように頑張りましょう。
ところで、最近野球部員の見た目がちょっと変わりました。今年から新しいグラウンドコートを着用
しています。紺と赤のかなり斬新な感じになっています。皆そろって着るとやっぱりかっこいいですね。
温かいし、これで今年の冬も頑張れそうです!
10 月 15 日
偉大!!
こんにちは!秋も深まり、朝晩の冷え込みは本当にきつくなってきました。
さて、先日この HP や新聞などにもあったように、以前、本別高校で監督をされていた本間茂裕先生(現・
恵庭北高校校長)の勇退記念会がありました。
いやぁ・・・すごい方でした。今まで何度かお会いしたことがあったのですが、今回は落ち着いてお話
することが出来ました。
北北海道大会に初めて出場した頃のお話や、本間先生が本別から転勤を決意されたことのお話、地域
のこと、あの時代のこと・・・いろんな話をしてくださいました。ここに書きたいのも山々ですが、いろ
いろありすぎて書き切れません・・・。ただ、何よりも印象に残っているのは、次の言葉。
「野球は、楽しいものであるけれども、難しいものでもあります。だから、よく勉強して、創造的な野球
をしてください。野球はクリエイティブなスポーツです。皆さんを見ていると、夢のあるチームなんだろ
うなと思います。先輩方が果たせなかった夢を果たしてください。」
この言葉には 2 つの感動ポイントがあります。一つは「野球はクリエイティブなスポーツです。」とい
うところ。最近、どうも監督主導で選手達が考えなくなってきているなぁと感じていたところです。本
来、
「自分で考え、自分で行動をする」ということが「クリエイティブ」の原点だと思います。私自身の
未熟さなんでしょうが、これを選手に伝えていくことは難しいものだなぁと感じていました。ですが、本
間先生はこの一言で「なぜ自分で考え、動くことが大切なのか」
「それが野球に、人生にどう繋がってく
るのか」を根本から表現してくれたように思います。私が悩んでいたことも、こんなに早く解決出来るの
かと思うと、感服するしかありませんでした。
2 つ目は、
「夢のあるチーム」です。ウチのモットーは「夢に挑戦」
。おそらく本間先生はそのことを知
らないと思います。その先生から「夢のあるチーム」と評して頂いたことはとてもうれしかった「クリエ
イティブ」
「夢」この二つの言葉が野球にもたらす、勝負を超えた大切なものをしっかりと体現できるチ
ームでありたいと心に強く誓った 1 日になりました。
そして、今回気づいたことがあるのですが、当時選手だった OB の方々や本間先生などどの方と話して
も出てきた言葉、それは、
「結果よりもプロセス」
。大事なのは「どうやってそこまでたどり着いたのか」
だということです。打合せなどしているわけでもないのに、どの方に聞いてもこの言葉が出てきます。き
っと、本間先生が監督だった頃、ずっと選手に言ってきたことなのかなぁとおもっています。
今回、この出会いを通して、私自身も新たな目標を得ることが出来ました。本間先生は監督を引退され
て何年も経つはずなのに、こんな監督になりたいと強く思わせてくれた大きな人でした。
さてさて、翌日は昨年から開催している浦幌シリーズ。多くの保護者や浦幌在住の本高生が見に来て
くれました。ありがとうございます。2 試合、好天のなか試合することが出来ました。来年は、もっとも
っと多くの町民の皆様に来て頂けるよう、PR が必要ですね!せっかくの高校野球、多くの方に楽しんで
欲しいと思います!今年ご協力頂いた、浦幌の皆様、ありがとうございました!
10 月 6 日
強歩大会
こんにちは!先日、本別高校では強歩大会がありました。金曜日のことです。
・・・私が本別高校に赴
任してから、初めての「雨天の強歩大会」となってしまい、12 時頃中止の決定が下されました。残念な
ことです。
毎年、この強歩大会では、保護者や教員団が感動します(もちろん生徒もでしょうが・・・)。本別高
校では男子は42.195㎞、女子が30㎞を走ります。コースも平坦なものではないので、高校生にと
ってはかなりきついと思いますが、7 割以上の生徒が完走しているんです!結構すごいことですよね?
今年は 12 時頃に中止になってしまったこともあり、
完全にゴールできたのは女子の数名だけでしたが、
冷たい雨が降る中、どの生徒もよく頑張りました!
そして、頑張った後は、毎年恒例の豚汁タイムです。毎年、保護者の方々が、走り終えた生徒達のため
に、調理室で用意してくれます。こんな風に手伝ってくれるのも、地域に密着した本校ならではなのかな
と思います。今回は天気が悪かったことも生徒達は例年以上にありがたかったのではないでしょうか?
野球部君達も美味しそうに食べていましたよ。
さて、土曜日は強歩のダメージを考え練習をオフにして、日曜日から練習再開です!のこり 1 ヶ月ほ
どしか外で野球が出来ませんが、思いっきり野球を楽しんで、そして成長して、冬トレに入ってもらいた
いと思います。来週からは練習試合も再開します!浦幌シリーズもあります!是非応援にいらしてくだ
さい!お待ちしています!
PS
10 月 11 日の午後より、本別高校にて本高伝説の監督、本間先生(現・恵庭北高校校長)の御勇退記念会
があります。昔、本別高校が北北海道上位に進出していた頃の監督さんです。今の本別高校の野球部も是
非見て頂きたいし、聞いてみたいこともたくさんあります。懐かしい思い出をお持ちの皆さんも、是非本
校グラウンドに足を運んで頂いて、当時の思い出に浸って頂ければと思います。現野球部も全力でお手
伝いさせて頂きます!
実は、この野球部日記のタイトル「Break the Legend」はこの本間先生の頃の野球がき
っかけになっています。あの頃の成績を超えて、新たな伝説を作ろうということでつけました。まだまだ
その域までは達していませんが、その頃のすごさや勢いを今の選手達に吸収してもらうには絶好の機会。
これからの本別高校を担う人材として心してこの会に臨んでほしいと思います!
9 月 29 日
秋クール
さて、考査も終わり、秋も深まり・・・山々は赤くなり出し・・・もうすぐ冬ですねぇ。朝晩も冷え込
みが激しくなってきました。皆さん、風邪には本当にお気をつけて。
本別高校野球部は、そんな中練習を再開しました。バッティングは新しい練習を取り入れて、もう一段
階レベルを上げて冬に入れるようにしたいと思います。今までは素振り素振りで来ましたが、その素振
りの成果をより効果的に活かそうということで、スローボール打ちに切り替えてみました。しっかりト
ップとタメを作るというのが今回の練習の目的です。
また、守備では基本姿勢をもう一度しっかり見直すことにしました。低く打球を待ち、フットワークを
活かしてスローイングまでつなげられるようにします。11 月 3 日に最後の練習試合を迎えることになる
と思いますが、それまでにもう一つ段階を上げて冬練習に入りたいと思います☆
先日、この秋冬に使おうと思っていた、トレーニング用品を購入しました。メディシンボールやバラン
スディスク、タイヤを引っ張るロープ、カラーコーンなど色々な機器を購入してトレーニングに充てよ
うと思っています。これからのシーズンは冬にウェイトトレーニングやインパルストレーニング、サー
キットなど負荷の大きな運動を行うので、それに向けて負荷の軽めの運動を回数を多くして実施します。
で、今回の目玉機器はトランポリン。先日、偶然見ていたテレビで家庭用トランポリンを使ったトレー
ニングをしていました。不安定なマットの上で行うトレーニングはバランス感覚を養うのにいいかと思
い、購入してみました。これから、もっと活用できるように考えてみようと思います。今は、手始めにト
ランポリンの上で、もも上げとスクワットです。おしり部分のいいトレーニングになるみたいですよ。
PS
上に書いたトレーニング機器が届いたとき、一番選手達が喜んだのが、
「レーザーライナー」です。何
のことかというと、白線を引くラインカーの商品名です!帯広の森のグラウンドキーパーさんも使用し
ている優れものを2台購入してみましたが、すごく綺麗に線が引けます!選手達も早速使用し、
「おぉ~」
と歓声を上げていました。さすが、レーザーライナー。すごいです。
9 月 22 日
終わりました・・・
こんにちは。今日はいつもより元気なく・・・。秋季大会が終わりましたが、準決勝にて大敗を喫しま
した・・・。残念という一言では表せない悔しさが残りました。バッテリーも残り、守備陣も安定してき
たこともあり、市内校に一矢報いたいと思って臨んだ戦いでしたが、残念ながら結果が伴いませんでし
たね。
ただ、新聞の取材にも応えましたが、これぐらいのリスクを覚悟して臨んだ戦いでもありました。
「ウ
チが勝つなら接戦」と思っていましたので、思ったよりも点が取れなかったことは仕方ありません。た
だ、投手陣が踏ん張り切れず、大差がついてしまい、相手に思うようにゲームを進められなかったことは
大いに反省しなければなりません。
思えば、昨年秋も大敗を喫しました。ここから、這い上がって夏のチームができあがったことを考えれ
ば、我々にとっては、いい経験をしたのかもしれません。今回の結果を全身で受け止め、しっかり冬の練
習を頑張って来春・夏こそは必ず市内校を倒すと心に誓いました。
選手達も相当悔しかったようで、日誌には悔しさがにじみ出ていました。
「もう二度とこんな思いはし
たくない」と力強く書いている選手もいました。私も選手達ももう二度とこのチームでこんな思いはし
たくないので、一つずつ日々前進できるように頑張りたいと思います!これにめげず、また来年応援し
てください!
PS 野球シーズンも残すところあと 1 ヶ月。11 月初旬が最後の練習試合になります。スケジュールも
アップしましたので、ご覧ください☆
9 月 16 日
初戦終了
こんにちは!秋季大会十勝支部予選、初戦が終了しました。VS鹿追高校戦、結果は8-2で勝利を収
めることができました。多くの応援、本当にありがとうございました!
試合を振り返ってみますが、鹿追の 2 投手はストレートに伸びがあり、いい投手でした。ベンチから見
ていると、
「こりゃなかなか打てないかもしれないな」と思っていました。ただ、しっかり振り込んでき
たこの新チームは私が予想した以上にバッティングが良かったと思います。特に、4 番の西川は 4 打数 4
安打と大爆発してくれました。いい仕事をしてくれたと思います。また、今まで縁の下の力持ち的な存在
だった 8 番北村がいいところで打ってヒーローになってくれました。序盤、北村がタイムリーを打って
いなければ、かなり苦しい試合展開になっていたと思います。今日ばかりは、北村を「縁の下の~」なん
て呼べないなと思いました☆
ただ、課題もしっかり残りました。まだ、試合が続くのでここでは書けませんが、新チームを組んでか
ら取り組んできたことが出来なかった面もあります。土曜日の準決勝では、それをグラウンドで皆さん
に見せられるように頑張りたいと思います!お楽しみに!
しかし・・・まぁ・・・新チーム初めての大会、さらに初戦・・・スタメン 9 人中 6 人が 1 年生・・・
緊張する要素は山のようにあり・・・予想通り試合前のシートノックではカチンコチンでしたね(汗)。
緊張するなという方が無理な話で、その緊張とどうつきあっていくかがメンタルの強さなんでしょうが、
今回そういう状態のなか、エラーもなく、何とか勝利を収めることができたのはとても大きな経験だと
思います。
また、こういうときに「自信」をもってプレーするためには、
「普段どおり」がどれだけ徹底されてい
るかがとても大切なことになるんでしょうね。本別高校グラウンドの 3 塁側ベンチには「練習は試合の
ように。試合は練習のように」という言葉が貼ってあります。次回、ウチの練習通りのプレーが存分に見
せられるようにしましょうね!また、応援よろしくお願いします!
PS
実は、今日、対戦相手が決まる予定でした。が、第 2 試合が終わったとたん激しい雨がザーッと・・・
というわけで帯広緑陽VS音更は、17 日の12:30~に行われることになりました。詳しくは北海道
高等学校野球連盟HPでご確認ください。
次回の更新は大会終了後になります!乞うご期待!
9月8日
組み合わせ決定!
お知らせが遅れ申し訳ありません!秋季大会の初戦は 9 月 15 日11:30~(予定)、VS鹿追
高校となりました!
同じ郡部校ですし、人数もお互い同じぐらいだと思います。ベストを尽くして戦います。応援よ
ろしくお願いします!
また、今回は決勝戦のみOCTVにて放送予定ということです。だから、TVに写るためには最
終日まで残っていなければいけません。そんなに楽してTVには写れないぞということですね
(笑)!
さて、先週末は広尾に行き、北見に行きと忙しい週末になりましたが、かなり課題がはっきりと
見えた試合でした。というのも、ウチはしっかりバントをすること、センターラインがきちんと守
ること、先頭バッターをきちんと打ち取ること、の 3 つが出来ている時と出来ていない時のゲーム
内容の差は雲泥だということがよくわかりました。
公式戦前なので、あまり詳しいことは書きませんが、今回のチームテーマは「破壊」。何を破壊す
るかは言えませんが、積極的な野球を見せられるように頑張ります!次の更新は、2 回戦終了後!お
楽しみに~!
9月1日
激励ありがとうございました★
こんにちは!さて、秋の大会まで 2 週間を切りました!いよいよです!9 月 4 日には抽選会が行われ、
対戦相手と日程が決まる予定です。もちろん、このHPでも掲載しようと思いますが、一番早いのは「北
海道高等学校野球連盟」のHP。9 月 4 日 17:00 ごろにはもう組み合わせ抽選の結果がアップされている
と思いますので、待ちきれない方はそちらをどうぞ。
昨日は、保護者の方々に激励会ということで、焼き肉会を開いて頂きまし
た。ご来賓として、後援会長黒山さん、PTA会長古川さん、我が部の応援
団長(?)岡崎さん、本校校長・教頭先生など沢山のゲストも来て頂きまし
た。ありがとうございました。また、お忙しい中、色々とご用意頂いた保護
者の皆様、すばらしい食材で本当に美味しい焼き肉でした。ありがとうござ
いました。また、今回の激励会にあたり、お志や飲み物・お菓子などをたく
さん頂きました。重ねて御礼申し上げます。
一昨日、昨日と練習試合で頑張っていた選手達も、つかの間の楽
しいひととき。焼き肉が終わったら、
「野球やろーぜー!」といって
ゴムボールと軟式用バットをもって遊びだし、最終的には保護者の
方も「私もうちた~い」「俺にもうたせろ~」とバッターボックス
へ・・・。親子対決も実現していましたね。息子(選手)から見事な
ヒットを放ったお母さんもいらっしゃいました★ナイスバッティン
グ★
先週末の練習試合ですが、3 試合 2 勝 1 敗。いろいろと厳しいこともいわれながら確実にステップアッ
プしています。これからは今までやってきたことをブラッシュアップする期間。しっかりと磨きをかけ
て秋の大会に臨んでほしいと思います!
8 月 29 日
勝つということ
こんにちは!すっかり秋の気配が感じられます・・・。暑いのは暑いですが、朝夕は涼しいし、グラウ
ンドには蚊の大群がいるし、6 時半になるともうボールは見えないし・・・・。すっかり秋ですねぇ。
さて、今日は野球部の話ではなく、本校バドミントン部 3 年生から聞いた話を紹介したいと思います。
この 3 年生、今は部活動を引退し、進路活動に取り組んでいます。昨日、
「自己PR」をどうしようかと
いう相談を受けましたので、一緒にどんなものを作り上げるか、話をしていました。この、「自己PR」
の中で、いつも私が言っていることは「部活動のこと」は必ずいった方がいいよということです。部活動
は、その人しかしていない体験がいっぱい詰まっていますし、そこで感じたことや養ったことは、ほかの
何にも代えがたいものだからです。それを考えていくウチに「勝つことの意味」についての話になりまし
た。
この 3 年生(女子)Nさんは、厳しい指導のなか、一生懸命毎日部活動に取り組んできました。決して
順風満帆な 3 年間ではなかったと思います。技術的にも、精神的にも、人間的にも色々な点を指摘されて
は、努力し、悩み、戦ってきたそうです。もちろん、心折れそうになるときもあったと思いますが、3 年
間、一生懸命努力してきました。そんなNさんがたどり着いた「勝つことの意味」をご紹介します。
「最初、私は単に目の前の相手に、バドミントンというゲームをして勝ちたいと思っていました。それ
は、私自身のためでした。でも、いつも一生懸命指導してくれて、遠征も組んでくれ、私たちのために本
当によくしてくれる先生に、何を返せるかと考えたときに、私たちには勝つことしか出来ないんです。モ
ノでも言葉でもなくて、先生に受けた恩を選手が返すには、選手は、勝ったその姿を見せることが、最大
で、唯一の恩返しなんです。だから、私は勝ちたかったし、そのために練習を頑張りました。
」
ぐすっっっ(涙)すばらしいっっっ(拍手)
この生徒、普段はニコニコしていて、温和な性格ですが、この話をしているときばかりは目が変わりま
した。こちらが圧倒される様な勢いで雄弁に語りました。これが、部活動なんだなぁ、教育なんだなぁと
ただただ感心するばかり。この生徒ももちろんですが、こういう風に思わせる本校バドミントン部と顧
問団はすごいなぁと、昨日一日ジ~ンとしていました。
さて、野球部の方は新人戦が近づいて来て練習も熱を帯びてきています。ウチの選手も「勝つ」ことの
意味、真剣に考えて欲しいし、
「勝つ」体験もして欲しいと思います。負けて学ぶことはとても多いです
が、ウチは、今まで十分負けてきましたから!(笑)そろそろ、勝ったときの頂から見る景色から、勉強
できるようにしたいと思います!
8 月 25 日
あと 3 週間!
こんにちは!暑かった夏も終わりかけているのか、大分過ごしやすい気温になってきましたね。最近
では、6 時半ぐらいになるともうボールも見えなくなってくるので、
「もう秋だなぁ」と実感しています。
さて、秋と言えば!・・・食欲の・・・いえ・・・読書の・・・いえいえ。高校野球の新人戦です!9
月 13 日より帯広の森で始まります。どの野球部も今は、新チーム強化のため、猛練習中だと思います。
もちろん、本別高校野球部もです。今までは、ノックだ~!素振りだ~!とどちらかというと個人技術の
練習が多かったのですが、ここからは戦術的な練習が多くなってきます。守備、走塁、そしてオフェンス
トータル。本別高校の野球は決して長打長打で得点を取ることは出来ませんので、いかに色々な要素を
組み合わせて得点するかなのだと思います。
実は、先週の音更高校との練習試合、あえて一切バントをしないで攻撃してみました。ヒットエンドラ
ンもなしです。すると、チャンスは出来るのですがやっぱりリズムが悪く得点出来ません。結局 2 得点で
消化不良な感じのまま試合が終わってしまいました。
チームのタイプにもよるのでしょうが、ただ打ちまくるというのも難しいものなのですね。バントや
ヒットエンドランの重要性に気づかされた試合となりました。
8 月 18 日
夏休み報告
こんにちは!お久しぶりです!夏休み中ということもあり、なかなか更新が出来ませんでした。すみ
ません。この期間中、野球部は練習三昧。あっという間に明日から学校が始まります。はやかったですね
ぇ・・・。1,2 年生のチームを組んではや 2 ヶ月。約 1 ヶ月後には新人戦も待っています。
さて、まず夏休み一つ目のイベントは、本別光仙寺合宿。清水高校との練習試合や、駒大苫小牧高校と
の合同練習など、普段はなかなか出来ない経験をたくさんしました。また、この期間、お世話になった
方々は数知れず・・・。宿泊させていただいた光仙寺様、食事入浴にご協力頂いた本別グランドホテル様、
食事などのお世話を頂いたお母さん方、そして、飲料や果物などを頂いた方々・・・・本当に多くの方の
ご協力によって 4 泊 5 日の合宿を実施することが出来ました。予定していた上士幌高校との練習試合こ
そ、雨で中止になりましたが、他は予定通り消化することが出来ました。今回の合宿のテーマは「スイン
グ」
。朝から晩までしっかり振り込むことが出来たと思います。また、この合宿中に頭角を現し、レギュ
ラーをつかんだ選手もいます。これからも、しっかり自分のポジションを確立して欲しいと思います。
下は、駒大苫小牧高校との合同合宿の様子です。選手達の中も深まったようで、また来年も実施したいと
思います!
そして、10 日からは、苫小牧・札幌遠征!駒大苫小牧高校・尚志学園高校・大麻高校さんにお世話に
なり、練習試合を行ってきました。色々な課題がいっぱい出てきましたが、一つ一つ消化していかなけれ
ば、チーム力は上がっていきません。焦らず、腐らず、一つずつしっかり出来るようにして行きましょう。
さて、2 日目には恒例の札幌大冒険の日。練習試合後、札幌ドームの見学に行きました。普段プロ野球選
手が座っているベンチや投球練習をしているブルペンなどに感激。ガイドさんの説明を聞きながら「お
ぉ~」という歓声もあがっていましたね。
(下は札幌ドーム内で撮影)
。いつかここでプレーできる人材が
出てくることを期待します。
ベンチ前の棚に脚をかける外国人
ブルペンにて。これから登板?
札幌ドームの芝生に寝て
選手の脚がいかに長いか、よくわ
みたいという、たっての
かりました。
夢を実現。
この札幌ドーム見学のあと、監督から発せられた衝撃の一言、
「解散!」によって、札幌ドームから札
幌中心部に自力で行き、食事を取ってくるというミッションが選手達に課せられました。見知らぬ土地
で、交通機関を駆使し、課題をクリアしてくることは、とても不安だし、勇気のいることだと思うけど、
携帯電話片手に何とかミッションをクリアした選手達。最初は、困惑した表情や苦笑いを全員が浮かべ
ていたけど、やれば出来るということを身をもって証明してくれました(笑)
。
そんな夏休みの今日で終わり。グラウンドでは選手達の練習の声が響いています。これから約 1 ヶ月、
新人戦への戦いがまた始まります。新人戦後に明らかにしようと思いますが、今回本別高校野球部には
一つの目標があります。それを達成できるように、日々精進していきたいと思います。選手には、
「どう
したらその目標が達成できるか」をしっかり考えながら練習して欲しいと思います。
7 月 31 日
いい話
こんにちは!暑い日が続いておりますが、皆さんお元気ですか?
本別高校野球部はせっせと練習中・・・。基礎練習に、基礎練習・・・これだけやっているのだから大
丈夫!とはなかなか思えないもので、あれもこれもとたくさんやるべきことが溢れてきます。もちろん、
何でもかんでもは出来ないので、その中から優先順位をつけて一つずつやっていきますが、覚える方は
大変です・・・。時間をかけてしっかりとしたチーム作りをしたいと思います。
さて、今日は、以前インターネットで見た『いい話』を一つご紹介したいと思います。
最近、よくテレビで見るフリーアナウンサー・高橋真麻さんのエピソードです。
高橋さんはご存じのとおり、以前はフジテレビでアナウンサーとして活躍されていました。そしてお
父さんは、あの!俳優高橋英樹さんですね!(超名優!)
そんな真麻さんですが、フジテレビに入社当時は色々とご苦労があったようです。お父さんが芸能界
で活躍されていることから、
「親の~」と言われたりすることもあったみたいですね。ただ、本人はすご
い努力家で、そう言われることが悔しくて、一生懸命仕事に打ち込み、ニュースの原稿読みや立ち振る舞
いなど、アナウンサーとしての技量を磨いたそうです。
しかし、仕事は思うように進んでくれませんでした。お父さんとの 2 世出演が多く、そうでないときは
他の同期の女子アナウンサーが綺麗な格好をして出演をしている脇で、着ぐるみをきて最後の数秒だけ
顔を見せるような仕事もあったそうです。
真麻さんは「こんな仕事私じゃなくてもいいんじゃないか、私はこんなことをやるためにアナウンサ
ーになったんじゃない」と思って何度も退社を考えたそうです。
ある日、その悩みを知ったお父さんの英樹さんが真麻さんに言ったそうです。
「真麻にやらせておけばいいやという仕事を一生懸命やりなさい。そうし
たら、いつか、その仕事は真麻じゃなければダメだと言われるようにな
る。」
もしかしたら、お父さんの英樹さんも、若い頃の下積み時代を思い出したのかもしれませんね。
これを聞いた真麻さんは、どんな仕事にもめげずに一生懸命打ち込んだそうです。そして、あの独特のキ
ャラクターや美声という個性が好まれ、少しずつアナウンサーとしての需要が増していったそうです。
今は、テレビで見ない日がないほど、よく目にするアナウンサーになっていますよね?
部員達も、今、目の前にある苦しいことに目を背けず、どんどんチャレンジして欲しいと思います。
7 月 29 日
夏休み
お久しぶりです。夏の大会が終わり、甲子園出場校も決まりました。武修館高校、東海大四高校に
は北海道代表として一つでも多く勝ち進んで欲しいですね!
さて、本別高校は、HP 更新が出来なかったこの一ヶ月に色々なことがありました。学校祭が終わ
り、夏休み突入し、今は進学講習の真っ只中。そんな中、今日は就職者向けの説明会がありました。
3 年生は(引退した野球部の生徒含め)進路活動にいよいよ本格的に入っていきます。大変ですが、
頑張って欲しいですね。
野球部は1,2年生13人で新チームが始動しております。今はひたすら、基礎基礎基礎・・・。
素振りをしたりノックをしたりして徹底的に基礎となる技術と体作りです。今まで、なかなか日の
目を見てこなかった一年生達が必死になって頑張っています。
「今度は自分たちの番だ!」という意
気込みが伝わってきて、熱心に毎日練習しているところです。
この夏休みに入るまでの期間、本別高校はバッティングらしいバッティングをほとんどしません
でした。とにかく素振り素振り。マスコットバットを購入して、徹底的にスイングを強化していま
す。まだ、なかなか思うようなスイングになりませんが、手をボロボロにして各選手頑張っていま
す。実は、この「マスコットバット」を振るときには、ちょっと注意が必要です。重たいが故に、フ
ォームを崩してしまう恐れがあるからです。力自慢の選手が闇雲にこのマスコットバットを振ると
肩が開いてしまったり、バットのヘッドが下がりアッパースイングになったりすることがあります。
ですから、本別高校野球部では、100本振るとしたら50本をマスコットバットで、20本を少
し軽めの金属バットで、最後の30本を竹製のバットで振ることにしています。こうすることで、
重たいバットを使ってフォームが崩れかけてしまっても、軽めのバットを振ってフォームを適切な
ものに直すことが出来るからです。
最近では、小学生や中学生も持ち歩いているマスコットバットですが、思わぬ落とし穴が待って
いることもありますので、ご注意ください。
今年は、8月4日から合宿に入ります。光仙寺さん、また、お世話になります。よろしくお願いし
ます。この夏合宿は、バス通学生にとっては、朝から晩まで練習できる絶好の機会。また、多くの保
護者の方や町民の方々のご協力によって成り立っています。そういったことに感謝を込めながら、
しっかりと練習したいと思います!
7月1日
本別高校 2014 見事に散る!
こんにちは!久々の更新となりましたが、本別高校の夏の戦いが終わりました(さっきの話です)
。熱
い思いが冷めないうちにと思いまして、文章を涙ながらに作っております(涙)
さて、6 月 29 日開幕戦で大樹高校と初戦を迎えました。前回も書きましたが、大樹高校とは 3 年連続
の対戦です。しかし、今回は前回、前々回よりも苦しい戦いでした。ウチが悪いわけではないのです。大
樹高校が進化しておりました。結果は10-1でしたが、ウチの選手達もなかなか思い通りのプレーを
させてもらえず苦しんだようです。ただ、ウチも思い通りにいかない中粘り強く戦ってくれました。派手
なことはできませんでしたが、バント・盗塁・エンドランなどをしっかり決めてよく勝ってくれたと思い
ます。
そして!先ほど行われた王者・白樺学園との準決勝。選手達は死力を尽くして戦ってくれました。標題
通り、敗れはしたものの『見事』な散り方だったと自賛したいと思います。
試合の内容ですが、エース前田を先発に立てました。前田はフォークがイマイチでしたが、ストレー
ト・カーブ・スライダーはまあまあだったと思います。でも!がっつり打たれましたねぇ。さすが白樺打
線でした。3 回、ツーアウトからフォアボールを出してしまいます。嫌な予感がしました。そのあと、カ
ンカンカーンと 4 失点。5 回にも 2 失点し、投手を 1 年生左腕・清野にスイッチしました。
しかし、今日の本別高校はここから粘りました。4 回裏に 1 点(セーフティスクイズ)、5 回裏に 1 点
(ランエンドヒット)と 2 点を返して 6 対 2。6 回からは清野の好投もあり、緊迫した試合展開になりま
した。この間、本別高校にはずいぶんとファインプレーが飛び出しました。センター吉田、ショート塚谷、
セカンド西山と次々に強力打線の打球を処理していきます。ベンチのムードも最高潮。いけるいける!
と頑張りましたがさすがは王者白樺。9 回に再登板した前田から 2 点を奪い、万事休す。2-8での敗戦
となりました。
試合後、久々に選手を褒めたような気がしますが「ナイスゲームだった」とねぎらいました。実はこの
試合のまえ、ことあるごとに言ってきたのは「自分たちのやってきたことを信じろ!」と言うことです。
どうもウチの選手はメンタルが弱いと思っていましたが、今日は本当に粘り強く戦ってくれました。今
日の試合をみて「メンタルが弱い」とはまったく思いませんでした。本当に自分たちを信じ、私のことを
信じて戦ってくれた選手達に、今日ばかりは「感謝」です。
試合後、本校関係者や日頃お世話になっている方々、そして、応援してくださった保護者や生徒から多
くのねぎらいと賞賛の声を頂きました。今の 3 年生は、1 年生として入ってきた頃には先輩は 5 人しかい
なく、1 から本別高校野球部を作り上げてきました。でも、なかなか思い通り勝てず、褒められることは
本当に少なかったのですが、今日、口々に賞賛いただいたこと、一生の誇りにしてほしいと思います。そ
して、私自身も彼らのことを本当に誇りに思っています。
今の 3 年生はこれで引退となりますが、3つの大きな財産を残してくれました。1 つ目は、新生本別高
校野球部を作り上げたこと。そして 2 つ目は 2 年生バッテリーを育ててくれたこと。最後に、1 年生によ
いお手本を見せてくれたこと。新チームは 2 年生 3 名、1 年生 10 名でスタートすることになります。子
の新チームのよい目標になってくれました。今の 3 年生には感謝してもしきれません。君たちがグラウ
ンドに来なくなるのは、かなり寂しいけど、また、君たち以上のチームを作っていきたいと思います!本
当にお疲れ様でした。
6 月 25 日
いよいよです!
こんにちは!雨が続いていましたが、昨日・今日は気持ちのいい晴れ空で絶好の野球日和ですね。
さて、いよいよ夏の大会が始まります!本別高校は開会式直後の開幕ゲームに登場します。そして対
戦相手はなんと!3 年連続!大樹高校です!なかなか 3 年連続で対戦するということもないと思うので
すが・・・。抽選が終わったあと、大樹高校の監督・部長さんともあいさつを交わしましたが、お互いに
苦笑いです・・・。
この大会の開幕に先立ちまして、先日保護者の皆様に激励会を開いていただきました。お忙しい中あ
りがとうございました。焼き肉、焼きそば、さらにはメロンやスイカなど豪華な料理ばかりで選手達は満
足したと思います。その中で、選手の決意表明をしましたが、立場によって言うことは様々。レギュラー
として試合に出る者。残念ながら、自分が望む番号がもらえなかった者、一緒に先輩方と戦いたかったの
に、18 人の枠に入れなかった者・・・。でも、それぞれがそれぞれの立場をしっかり理解し立派な決意
表明をしてくれました。エースナンバーを背負うM君は「ピンチは自分が守り切ります!」キャプテンの
T君は「100%の力を出し切りたい」など。1 年生で多かったのは「今まで色々なことを教えてくれた
先輩方が戦う姿を目に焼き付けておきたい」でしたね。
さて、いよいよ決戦!本別高校らしい、はつらつとした野球を思い切ってやってきたいと思います!
応援よろしくお願いします!
6月9日
札幌遠征
こんにちは!札幌遠征にいってきました!
結果は、
・・・まずまずでしょうか?最近はエースM田の調子がいいので、ダブルで練習試合を組んで
もすごく助かります。3年生にとっては、最後の泊付き遠征でしたが、いいところもたくさん出ました
よ!前週・今週は『どっぷり疲れてもらう宣言』をしましたので、特別コーチでT先生にも来ていただき、
がっちり個人ノックなどをして遠征に臨みました。今回の遠征では、いいプレーと悪いエラーがくっき
り分かれてしまいましたね。
選手はいい試合ではなく、
『勝ちたい』と思っているのでしょう。札幌北高校戦では、その気持ちが悪
い方に出てしまいました。5回までに5点をリードしていて、6回に入りました。ところが、内野ゴロを
大事にアウトを取ろうとしすぎて、スローイングが硬くなったり、前に出てこれなかったり・・・ボロボ
ロと悪いクセが出てしまいました。試合後、選手達には『勇気をもってプレーしないチームには、野球の
神様はついてこない。勝ちたいなら、怖いという気持ちを乗り越えろ』という話をしました。今の選手の
気持ちはとてもよくわかります。
『勝ちたい、だから大事にいきたい』と思うのは、人間なら当たり前な
のですが、それでは、勝てないんですね。ゴロはいつも同じように捕らなければいけないし、スローイン
グもいつも同じようなリズムで投げなければいけません。よく、ゆっくり投げたり、後ろに下がってとれ
ばうまくいくと考えてしまう人がいますが、ゆっくり投げても暴投するときはするし、後ろに下がった
り待っても、捕れないものは捕れません。
『いつもと同じ』って大事ですね。
さて、試合はさておき、札幌遠征の夜は、いつも『札幌大冒険の時間』を設けています。今回は、ジン
ギスカンを食べたあと、監督から選手へミッションが出ました。その内容は『よさこいソーランチームの
方々と写真をとってくる!』でした。この指示を聞いたときは唖然としていた選手達でしたが、最終的に
はしっかり課題をクリアしておりました★
ちなみにこのときマネージャーはおしゃれな服に着替えてお出かけしました。卒業生とも合流し、札
幌の和風レストランで女子会を楽しんだようです。
さてさて、残す練習試合も今週末で最後です!頑張ります!
6月4日
焼き肉屋にて
こんにちは!昨日も、今日も暑いですねぇ。まるで真夏。今年は季節が1ヶ月ほど早く来ているのでは
ないかと思うような気候ですね。
チームの方は、ただいま追い込み期間に入りました。この暑い中大変だと思いますが、毎日どろんこに
なりながら、ノックや打撃練習に精を出しています。ピッチャー陣も投げ込みが本格化。昨日は150球
の投げ込みに挑戦し、充実した顔で練習を終えていました。不思議なもので、100球を超えた頃から、
とてもいいストレートを投げ込み出しました。
「試合前に100球ぐらい投げ込んでスタートしたらどう
だ?」なんて冗談をいったら、M田・K林両名が苦笑い・・・。この2週間はどっぷり疲れてもらいます!
頑張るぞ!
さて、今日のタイトル『焼き肉屋』ですが、昨日本別高校バドミントン部I監督とバレー部T監督と共
に焼き肉屋に行きました。毎回、充実した意見交換(?)の場になるのですが、今回はサッカーの名門『国
見高校』についての話題になりました。以前(大分前ですが)私がサッカーの高校選手権の入場行進をテ
レビで見ていたときのことです。その時感じたのは『甲子園の入場行進とは大分雰囲気が違うなぁ』とい
うことでした。笑顔で入場行進する高校、ご当地の名産を持って入場する高校、スタンドに手を振って入
場する高校・・・様々でした。そんな中、私の目を引きつけたのはあの黄色のユニフォーム。国見高校で
した。選手達は髪型を揃え、キビキビと行進し、その姿はまさに王者。周りに流されることが決してない
ようなプライドを現すあの風格。そして名門としてのオーラをビンビンに感じさせるものでした。
そんな話を焼き肉屋でしたところ、高校スポーツでの教育の在り方についての話になりました。I氏
が『もちろん、勝つことやそのプロセスを教えることも大事なんだけど、その競技を死ぬまでやるなんて
人はいない。結局社会人としてやっていくための土台作りが必要だ。人間教育だよね。』と熱く語り、
『高
校野球は今までそれがあったから、あんなに応援してくれるんだぞ。だから、全校応援だって価値がある
んだ。
』とおっしゃってくれました。
野球の技術習得や真剣勝負を通して、培われていく忍耐力や本当の意味での協調性、正義心等々、高校
野球を通して学ぶことは沢山あります。もちろん、私も未だに『修行の身』です。いつまでも、
『高校球
児』であったことを忘れず、それに恥じない生き方をすることが『野球人』としての生き方に繋がってく
るのではないでしょうか。昨今、元高校球児や元野球選手と言われる人の犯罪やニュースをよく耳にす
るようになったと感じています。今一度高校野球を通して我々が教えられること、後世に伝えていかな
ければならないことを見直すべきなのかもしれませんね。
この文章を書いていて、思い出したことがあります。前任の恵庭南高校で剣道部の監督をされていた
栄花英幸氏に一度「先生は剣道を楽しんでいるんですか?」と尋ねたことがあります。当然、長らく剣道
に携わり、全日本選手権準優勝という実績を持った剣道の大家ですから、
『楽しいよ』という答えが返っ
てくるのかなと思いました。答えは真逆。
『楽しいなんて思ったことはない。修行の身なんだから苦しい
ことばっかりだ。楽しむのはもっと年をとってからでいい』と言われました。世界の剣道界のトップクラ
スに君臨した方でも(だからこそかな?)
、そうなのです。
自分が予想していた答えの浅はかさにとても恥ずかしくなりました。選手達には、スポーツとして野球
を楽しんでほしいと思っていますが、私自身が本当に野球を楽しむのは、もう少し後になってからでい
いと思っています。今は『修行の身』
。それを忘れず、野球の指導にあたりたいと思います。
5 月 30 日
取材&インタビュー
こんにちは。今回は素早い更新になっております!
さて、昨日、OCTVの方が夏の高校野球放送のため取材に来てくれました。ゲーム形式のノックを後
ろからとって頂いたのですが・・・カメラが回ると調子が良くなるのか、今まで見たことがないような好
プレーを選手達が連発し、びっくり。やればできるということが立派に証明されました(笑)
。
その後、主将のインタビュー、監督のインタビューをとって頂き、最後に部員全員で元気よく『勝つぞ
-、しゃーっ』とガッツポーズで締めました。
記者さんに「~君はどんな選手
ですか?」とか「特徴は?」などと
聞かれました。もちろん、私が思っ
ているとおり、正直に話をしていると、特に今の 3 年生はチームの主軸として立派に成長したんだなぁ
と実感してしまいました。
インタビューの中で、
「監督が今チームに対して一番意識していることはなんですか?」と聞かれ、
『エ
ラーなどで 1 イニングで大量失点をしないこと』と答えました。でも、本当のところ、ちょっと違いま
す。一番意識しているのは「Enjoy BASEBALL」。せっかく 3 年間必死にやってきた野球で
す。私も沢山厳しいことを言いましたし、多くの難局をこの 3 年生達は
乗り切ってきました。ですから、最後の大会ぐらい精一杯楽しんでやってほしい。それが、一番の願いで
す。さあ、あと 1 ヶ月!気合い入れて頑張ります!!
INFO
昨日受けた取材の内容は、OCTVにて 6 月 25 日(水)~6 月 29 日(日)の「スポーツ応援団」で放
送される予定です。
水曜日 9:30、17:30、19:30、23:30
木曜日 21:30
金曜日 9:30
土曜日 11:30、17:30
日曜日 9:30、17:00、23:00
の放送予定です。OCTVを見ることができる方、是非ご覧ください。
5 月 26 日
お久しぶりです。
お久しぶりになってしまいました。申し訳ありません。約 1 ヶ月振りの更新になってしまいました。野
球部の方は、春の大会も終え、着々と夏の大会への準備を進めています。
先日春の大会以後、初めての練習試合を清水高校と行ってきましたが、楽しみな点と反省点がくっき
り分かれる試合となりました。まず、反省としては、春季大会もそうでしたが、1 イニングでの失点数が
多すぎます。1 イニングに 1 点ずつとられて 9 点入るのと、1 イニングで 9 点とられるのとでは、試合展
開が大きく異なってきます。この 1 イニング複数失点癖をなくさないと、夏の大会での勝ち目はないで
しょうね。
逆に楽しみなところ!まずは、投手陣の復帰でしょうか。M 田と K 林が復帰戦に臨みました。二人とも
久々に投げたせいか、体力的にきつかったかもしれませんが、非常に良い顔で投げてくれていましたの
で、今後が楽しみです。特に M 田は 5 回 1 失点ということで、上々の復帰戦だったと思います。急速も
結構出ていたように思いますので、期待して下さい。
さて、夏の大会まで、あと約 1 ヶ月。6 月第 1 週末には札幌遠征も控えております。今度の大会は今の
三年生達と臨む最後の大会となります。今の 3 年生は、入部当時、先輩方が 5 人しかいなかったので、す
ぐに試合に出てきました。試合にでられるということは楽しい反面、つらいこと・苦しいことも多かった
と思います。そんな選手達が、1・2年生 13 名を従え、堂々とした姿になりました。最後に、
「これが俺
たちの代の野球だ」という姿と作って試合に臨んでほしいと思っています。あと 1 ヶ月でやることはま
だまだあるのですが、本別高校らしい野球を展開できるよう、頑張りたいと思います。また応援に来てく
ださい。
4 月 30 日
GW前半戦
こんにちは!今年の春は暖かい・・・というか、日によっては「暑い!」という日もありますね。今年
のゴールデンウィークは日本中で北海道の気候が一番安定するとのこと。楽しみですね。
さて、4 月 26 日からGW前半戦ということで、本別高校野球部は 27 日(日曜日)に釧路工業高校、28
日(月曜日:参観日振替休日)に遠軽高校と、強豪校と練習試合をしてきました。もちろん、両方とも格
上。チーム力も非常に高い両校でした。結果は1勝 2 敗。これから迎えるGW後半の旭川遠征、春の大会
に向けて楽しみな要素が増えています。特にバッティングに関しては十分すぎるほどの成果を出してく
れていると思います。逆に心配なのは守備。特に内野です。エラーが得点につながるケースが非常に多
く、前半で相手に大量得点を許してしまうのがウチの悪いところです。これをしっかり解消して春の大
会を迎えられるようにしたいものです。
明日は、春季大会十勝支部の組み合わせ抽選会です。どことあたっても全力を尽くすのみですが、選手
達はそわそわ。まず、自分たちの背番号が何番になっているかも気になるし、相手がどこになるかも気に
なるし・・・3 年生にとっては残りわずかの高校野球人生です。これまでやってきたことを存分に発揮で
きる大会になれば良いのですが・・・。
GW後半戦は 3 日に本別にて広尾高校と倶知安農業高校と練習試合を行います。また、4 日~5 日にか
けては旭川遠征で旭川工業高校と旭川東高校とゲーム。さらに 6 日午後には本別に網走桂陽高校さんが
いらして頂ける予定になっています。本別にも旭川にも、応援にいらしてくださいね!!!!よろしく
お願いいたします!
4 月 22 日
基本の「き」
こんにちは!暖かい日が続いていますね。桜が咲くのももうすぐでしょうか?楽しみです。
さて、本校野球部にも新入生が入り、練習にもだいぶ慣れてきたようです。今はみっちり基本基本。体
作りから、基本の動作までを口を酸っぱくして言っています。とは言っても、野球の楽しさも味わってほ
しいので、練習試合なんかにも出ています。よく頑張っていると思います。
特に今の 3 年生には長い時間をかけて、ずっと教えてきたことがあります。それは、守備における打球
への入り方。前にも書いたことがあると思いますが、よく「正面でとりなさい」と教わると思います。し
かし、これを真正直に体の中心線でゴロを捕ろうとすると、体が流れてしまい、実際にとるときには、体
の右側で捕球してしまうことになります(右利きの選手の場合です)
。ですから、本別高校野球部では「左
脚の前で捕球」ということを徹底して教えます。そして、もう一つのポイントがとる瞬間に左足を踏むと
いうことです。踏むためには、とる前につま先を立てた状態で捕球に入らなければいけません。これで、
スローイングまでのタメができるのです。
とは言っても、なかなかそれが自然にできるようになるまでには時間と労力がかかるもの。1 年生も悪
戦苦闘中です。やっぱり 3 年生の内野陣ともなると、それが随分体に染みついてきているようで、大分正
しい捕球態勢になってきたなと思いますが・・・。頑張れ!1 年生。
PS
最近、私がかける校内放送の声が迫力がありすぎるという声がありました。ですから、極力迫力のない
声で(特にマネージャーに対しては)放送をかけています。すると、マネージャーの一人が「無理してい
ませんか?」と言ってくれました。正直、少し無理していますが・・・。
(笑)
4 月 14 日
やっと・・・
こんにちは!やっと少し暖かくなってきました。とは言っても朝晩は冷え込むし、放課後の練習はや
っぱり少しきついですね。選手達も外でやるようになって 2 週間、体にも疲れがきているようで、肘や膝
など痛みが出てきているようなので少しずつ休養を設けながらやりたいと思います。
さて、本別高校野球部にも新しい面々が顔を出しています。期待の新人 9 名が入部。それぞれが、期待
と希望を持っての入部です。入学式から 1 週間、1 年生なりに一生懸命やっています。まだまだわからな
いことも多いし、困った顔をしていることもあるみたいですが、そこは 2 年生の 3 人の先輩方の出番。
グラウンド整備の仕方や練習の準備の仕方、あいさつなどを細かく教えています。まずは、野球のプレー
以上に自然にこれらのことができるようにすることが 1 年生の当面の課題ですね!
4月8日
苫小牧遠征
こんにちは!さあ、いよいよ球春到来ですね。本別高校野球部は、この春休みに勉強もかねて苫小牧
遠征を 1 泊 2 日 2 試合と少し試合数としては少ない遠征でしたが、人数も少ないし投手への負担も考え
てこのような形となりました。
1 日目は苫小牧南高校さんにお邪魔しました。結果は5-12。もちろん、相手校さんもいいチームだ
ったのですが、それ以上にこちらの投手陣が悪すぎました・・・。先頭バッターに四球、ランナーを進め
られてヒットの繰り返し・・・。今年初戦だったとはいえ、とても納得できる内容ではありませんでした。
当然、その夜行われたミーティングでは投手への注文が監督や他の選手から多く出ました。
「もっと自信
を持って投げろ。
」
「あんなに四球を出されたんじゃ守っていられない。
」など・・・。
そんな夜を乗り越えて 2 日目は春の甲子園に出場した駒大苫小牧高校。結果は 1-8 でしたが、この日
の投手陣はバッターとしっかり勝負をしにいっていたと思います。結果 8 点とられたので、その勝負に
負けたのですが、目の前の勝負にしっかり立ち向かったことが私にとってはとても大切なことでした。
投手をしていると、やっぱり打たれたくありません。当たり前ですよね。でも、だからといって変化球
を多用して打者から逃げたり、内角に投げることを怖がったりしていては絶対に相手は打ち取れないと
思います。
そして、投手に口を酸っぱくしていっているのは 2 ストライクまで追い込んだら三振を取れというこ
と。その、
「三振をとる」という気持ちが乗り移った球はそう簡単には打てません。魂のこもった球を最
後にバッターに投げ込む。バッターはなんとしてもそれを打つ。それが勝負であり、野球の一番の醍醐味
だと思っています。目の前のバッター、目の前のピッチャーとしっかり「勝負」をして楽しむことをウチ
の選手達にはもっともっと経験してほしいと思います。だから、野球は楽しいのだから…。
3 月 24 日
外…
こんにちは。だいぶ春らしい気温になってきましたね。今日明日などは最高気温 10℃までいくそうで
す。さて、本別高校のグラウンドも土の面積が雪の面積よりも大きくなってきまして、いよいよ本格的に
野球ができそうです。今年の冬は、雪が少なかったのでもっと早くに使えるかなと思っていたのですが、
なかなか思うように雪解けが進みませんでした。選手も雪の上でのバッティング練習やノックよりもや
っぱり土の方がいいと思っていると思うので、1 日も早く、土の上でフリーバッティングや走塁練習を行
いたいものですね。
春の選抜甲子園大会も開幕しました。北海道代表の駒大苫小牧高校はすばらしい試合で 1 回戦を突破
しました。そんな高校と 4 月 6 日に練習試合を行う予定でいます・・・汗。もちろん、勝敗も大事です
が、甲子園という大舞台で戦ってきた高校と練習試合ができるのですから、全国レベルのチームがどん
な風なのか、色々な視点で見て、勉強してほしいと思うし、
「これはいい」と思うものはどんどん真似し
て取り入れてほしいと思っています。
3 月 11 日
震災から 3 年…
しばらくぶりの更新になってしまいました・・・。時間が空き申し訳ありません。これからまたしっか
り更新できるように頑張ります。
さて、今日で東日本大震災が起きて 3 年が経ちます。皆さんそれぞれに色々な思い入れがあると思い
ますが、被災された方の今もまだ続く苦しみに、そしてそれに立ち向かって一生懸命生きられている姿
勢に心から敬意を表したいと思います。
当時、私は本別高校に赴任する前でした。前任校で野球の練習の最中に学校がきしむような大きな地
震があったのを覚えています。その後見たテレビの映像でも衝撃を受けました。
そんななか、東北地区の高校生達はその現状と向き合い、戦い、直後に行われた春の甲子園(選抜高校
野球大会)に出場しました。練習不足、体力不足、メンタル・・・色々な試練を乗り越えての選抜での試
合は多くの人に感動を与えたと思います。あれから 3 年・・・、私たち高校球児もよく、選手宣誓で「野
球ができる喜びを・・・」というフレーズを使用するようになりました。
スポーツは平和の象徴とよく言われますが、スポーツができるまでの生活をするには、本当に色々な
人の支えが必要だと思います。保護者、地域、学校関係者、OB・・・我々も本当に色々な方にお世話にな
っていると思います。
選手達はこの冬、多くのミーティングを重ね、
「自分たちはどうあるべきか」を模索してきました。難
しいテーマだと思うし、悩ましいことだと思います。高校生として、野球選手として、自分たちが掲げた
「感謝して、野球をする」と言うことをじっくり考えてほしい 1 日にしてほしいと思っています。また、
被災され亡くなられた方々には心から哀悼の意を表したいと思います。
1 月 21 日
継続は力なり
こんにちは。寒くなりましたが、なかなか雪は降りませんね。私の立場としては、うれしいですが、他
の職業の方はどうなのでしょう?
さて、野球部君達は、最近自分で感じ、考えなければならないことがありました(詳しくはいいません
が・・・)
。前にも、この題で日記を書いたことがあると思います。これは、すごく大切なことですごく
当たり前のことかもしれませんが、同時に、すごく難しいことであることを、皆さんご存じかと思いま
す。
色々な場面で野球部も含めた本別高校の生徒の活動を見ていますが、本校の生徒は本当に素直でまじ
めな生徒が多いです。与えられた仕事は一生懸命やるし、礼儀も正しいと思います。ただ、
「自分で感じ
たり考えたりして、それを行動に移す強さ」の様なものは、足りないような気がします。
「~になりたい」
「~大学にいきたい」という希望を持っていて、それはどうやったら達成できるのかを逆算し、今必要な
ことをコツコツと根気強く続ける力です。それが備われば、勉強面でも部活面でも、さらによい成績が収
まると思うのですが・・・。
以前も紹介しましたが、私の好きな言葉に下の様なものがあります。
『心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる』
この中で、変わるのが最も難しいのはどれだと思いますか?私は『習慣』だと思います。
『行動』まで
は誰でも変えられます。でも、それを習慣づけるとなると多くの人は大変なのではないでしょうか。そし
て、習慣さえ変わってしまえば、自然と『人格』も『運命』も『人生』も変わってくるのだと思います。
さぁ、本別高校野球部はつらいことがつらくならない様になるまで、自分たちが決めたことや人間と
して必要なことを習慣づけ、自分たちのものにし、そして人生を変えられるでしょうか。
「野球とは関係
ないじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スポーツは人間力です。その人の人間性がその
ままその人のプレーや勝敗に表れます。雑な人はスポーツをしても雑。真面目な人は真面目。それが、一
心不乱にスポーツをしている姿が、真の姿なのですから。
そして、それはそのまま社会に出たときの『その人』として通っていくのだと思います。彼らはまだ若
い!これから沢山の可能性が残っています。だからこそ、性格や心構えなどの『人間力』のせいでチャン
スをフイにしてほしくないと思っています。
1 月 15 日
練習はじめ
こんにちは。年も明け、大寒波もやってきて、いよいよ冬らしい冬になってきましたが、今年は雪が少
ないですね。私としては、グラウンドの雪解けのことを考えるとうれしいですが、雪が少なくて困る業種
もあると思います。そして、2~3月にかけて、ドカッと大雪にならないかと心配です・・・。
さて、本別高校野球部は 2014 年の練習を始めました。今年の冬休みは、選手がアルバイトに精を出し
ていたこともあり、少し遅めの練習スタートになりました。その期間を利用して、私は神奈川の 2 校の高
校野球部の練習視察をしてきました。
一校目は相模原高校で、東京大学にも入る生徒がいる進学校です。さすが、選手がよく考えて、自分の
やるべきこと・徹底することをしっかり守って野球の練習をしていると感じました。この、相模原高校の
監督さんはとても知識が豊富で、研究熱心な方です。よく、本や雑誌にも載っている野球界では有名な方
ですが、筋肉の使い方やバットの角度など、本当に勉強になりました。
二校目は、大師高校です。監督さんは、若い(31 歳)ながら、知識豊富で研究熱心な方でした。実は
この監督さん、現役時代は甲子園で優勝しています。だからといって、根性根性・・・というわけではあ
りません。食事の指導から練習方法まで、いろいろな点で工夫されていました。指導方法も、活動するだ
けでなく、プリントを作って選手に説明し、それをペーパーテストしたり、選手の相互評価を取り入れた
り・・・厳しい練習だけの時代ではないんだなと考えさせられる 2 泊 3 日の旅でした。
でも、北海道のいい面も実感した 3 日間でもありました。今更ながら、北海道の冬は積雪と氷点下まで
下がる気温が大きな敵になると思いますし、道外の先生方も口々に「大変ですねぇ」とおっしゃって頂け
ますが、この間、北海道ではティーバッティングやパワートレーニングなどに集中できます。
(実際、本
別高校野球部はいま、パワーアップ月間です。)そして、2~3月にはスピードアップ月間となり、しっ
かりと体を作った上で 4 月からの実践練習に入ります。その時その時の棲み分けがはっきりできるので
す。今は、雪上で練習する野球部も多いですし、ウチもノックや走塁練習などを雪上でします。ですから、
道外の方が考えるほど、困った問題でもないのかもしれません。
今回の視察とは関係ありませんが、以前、S 学園の T 監督と話していたときに、「北海道の子どもは、
歩いたり走ったりを子どもの頃からしていない」という話になりました。確かに、今はみんな自転車や送
迎などで、昔に比べるととにかく自分の脚で活動する場面が減っています。特に、本別に来てからそれは
とても実感するようになりました。小さな頃からつけた筋肉は大きくなっても衰えません。いい野球選
手に育てたければ、子どものうちから外で遊んだり、歩いて登校したり、いろいろなスポーツをしてみた
りすることが大切です。木登りなんかもいいですね。
今後は、パワーを野球に結びつけていく練習に少しずつ移行していきます。春にパワーアップした本
別高校を皆さんにご披露できるよう、頑張りたいと思います。それでは、また・・・。
1月7日
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。皆さん、いかがお正月
をお過ごしでしたか?昨年末の日記にも書いたように、野球部員達はそれぞれの地域でアルバイトに精
を出しておりました。
彼らは、野球の練習の替わりぐらいに思ってアルバイトを始めたと思いますが、いったん始めてみる
と「めっちゃつらいです・・・」と口々に言います。働くということ、お金をもらうということは、責任
が伴います。そのお金に見合うだけの業績を残さなければいけません。だから、プレッシャーもかけられ
るし、時間にも追われます。仕事を一つ引き受けるということは大変なことなんだと実感するだけでも、
今回私の手を離れて、いろいろな方々のお世話になった意味があると思っています。各企業の皆様、ご迷
惑をお掛けしてすみません。ありがとうございます。
さて、お正月番組を見ていると、サッカーの本田圭佑選手が出演していました。本田選手は、小学生の
頃からこんなことを文集などに書いていたそうです。
「自分はワールドカップに出て、セリエ A の名門クラブで背番号 10 をつける」
いま、本田選手はそのことを現実にしようとしています。すごいですね。でも、本田選手の場合、たま
たま夢が叶ったわけではありませんよね。自分で夢を叶えたのです。夢を叶える人と、そうでないひとの
一番はじめの分かれ道は、
“挑戦”したかどうかです。本田選手は確かに夢を叶えた数少ない人の 1 人だ
と思いますが、何度も“挑戦”したはずです。そして、きっと何度も失敗し悔しい思いをしてきたのだと
信じています(同じ人間”ですから)
。
で、本田選手は今の自分を「夢のスタート地点に立っただけ」と言っています。
「俺の夢はこれから始
まるんですよ。
」かっこいいですよね。こんなこと言ってみたいと思いますよね?でも、これは、夢に挑
戦してきた人だけが言える「限られた言葉」だと思います。
ちなみに、私は上のことを言えます。なぜかと言うと、中学生の頃からの目標は「甲子園にいくこと。
高校の野球部の監督になること。」でした。今の私も、あの頃みた夢のまっただ中。日々挑戦ですね。
そんなこんなで(?)今年もまた、始まります。今年こそ・・・が今年のテーマかな?昨年以上の応援
をよろしくお願いいたします!
12 月 25 日
Merry Christmas
こんにちは!そして、メリークリスマス!サンタさんは来ましたか?(笑)
さて、本別高校は明日から冬休み!みんなそわそわしています。楽しい楽しいお正月・・・の前に進学
講習があり、年明けには特別講習(1 日中勉強している超過酷な、そしてやりがいのある講習)が待って
います。2 年生の生徒などは、1 年後には受験ですから、そんなにうきうきしてられません。一緒に頑張
りましょう。
(ちなみに冬は野球部の選手も講習に参加して勉強しています。
)
:
と、ここまでは、野球に全く触れず、日記を書きましたが、それもそのはず。今年の冬は、部員にアル
バイトをしてもらうことにしました。野球にかかるお金の足しに少しでもなればと、監督や保護者、前回
出てきたOさんのご協力で、何とかアルバイト先を確保し、冬休み中は勤労に精を出します。
おかげで監督は全く野球に触れず、毎日英語の講習三昧となりそうです。
さて、2013 年ももうすぐ終わろうとしています。今年のスローガン、break the legend はほど遠い目
標でしたが、でも、一歩でも、半歩でもという気持ちで選手達は練習してくれたのではないかと思いま
す。まだまだ、努力が必要な選手達ですが、夏の大会に向けて毎日一生懸命練習しています。昨年以上に、
たくましくなってきている 2 年生は来年夏が最後の大会です。今年、少ないながらも、それぞれの力を発
揮しチームを支えてくれた 1 年生は来春初めての後輩ができる予定です。暑い日も、寒い日も、雨の日
も、晴れの日も、一生懸命チームを支えてくれるマネージャー。グラウンドに立てない彼女たちのために
も、来年こそは勝たねばなりませんね。
来年こそは・・・!その気持ちを忘れずに 2014 年も頑張りたいと思います。今年もお世話になりまし
た。また、来年もよろしくお願いいたします! それでは、よいお年を・・・。
12 月 6 日
冬・師走・・・
こんにちは!最近は本当に寒いですね。いつ雪が積もってもおかしくありませんが、ここから年末ぐ
らいまで根雪にならないように何とか粘ってほしいものです。
さて、本別高校野球部も練習を再開して、いよいよ冬ごもり。フェンスを片付け、ベンチをしまい、外
の物を中に入れ、そしてビニールハウスを整理整頓・・・。そして、今年はビニールハウスのネットを新
しくしました!もうボロボロで補修するのも大変だったのです。でも、お金がないので、購入は延び延び
になっていました。すると!今年の夏に本別レッズ(本別町の少年野球チーム)の監督さんから連絡があ
り、
「ネット使いませんか?」のありがたい一言が・・・。
「つかいますっ」とすぐに返事をしてもらって
きました。
そして、先週日曜日、お父さん方と本別高校野球部に息子さんがいるわけでもないのにものすごく熱
心にバックアップをしてくれるOさんに手伝って頂き、ビニールハウスにネットを取り付けました。少
し、中の空間が広くなるようにネットを壁側に寄せてつけたので、おそらく 15 人ぐらいは同時にティー
バッティングができるようになりましたし、投手二人が同時に投げ込みすることも可能です。ほんの両
側 50 センチほど広くしただけなのに、いろいろなことが可能になりました。お父さん方、Oさん、あり
がとうございました。
そのハウスで選手は一生懸命打ち込みをしています。ところが、今度調子が悪いのがストーブ…何も
いじっていないのに、突然火が消えてしまいます。危ないので、結局火を消して寒い中でトレーニングし
ますが・・・この冬どうなることやら・・・さすがに私もストーブをいじる勇気はありません。失敗した
ら大変なことになりますので…。
P.S 室内練習場が、最近選手の荷物であふれかえっています。どなたか、荷物を置くのにいい棚を持っ
ていらっしゃいませんか?もし、不要な棚がありましたらお知らせください。もちろんサイズの都合が
ありますので、すべて無条件にお引き取りはできませんが・・・ご連絡ください!
0156-22-2068 野球部 安藤まで お待ちしております!l
11 月 25 日
お久しぶりです!
お久しぶりです!『いつ更新されるんだよ(怒)
』という怒りの声が聞こえてきそうですが、なか
なか更新せずすみませんでした。理由は…というと…『スランプ』…などと偉そうな言葉を使えば
聞こえはいいですが、『書いている私自身が何を書けばいいのかわからなくなっていた』状態です。
何度かパソコンの上に手を置き、2~3文字書いてみるのですが、どうも文章が進みません。とい
うわけで、無理して書くのをやめまして、少し休養していました。
さて、選手・マネージャーは、11 月に入ってほぼ野球をしていません。というのも、ウチの部の
大部分を占めている 2 年生 10 名が見学旅行へ出発し、残った 1 年生(選手 3 名)はケガ持ちやもし
くはケガ明け。さらに、見学旅行から帰ってきた後はすぐに考査期間に入り部活動禁止。というこ
とで、『11 月いっぱいは練習しないっ!』と OFF にしてしまいました(汗)
。これが吉と出るか、凶
と出るかはわかりませんが、4 月から早 7 ヶ月・・・2 年生・1 年生はゴールデンウィーク遠征、春
の大会、夏の大会、夏休み合宿、札幌遠征、新人戦・・・とその間休むことなく活動してきました。
11 月に入る頃には心身ともにクタクタでとてもスポーツをする心身の状態ではなかったようにみえ
ました。この 11 月の OFF 期間を選手はどのように使ってくれたでしょうか。12 月 1 日から練習を再
開しますが、『野球ができる体と心』になっていることを切に願っています(頼むぞ、ほんとに)
。
本別高校野球部も 12 月 1 日からは冬トレメニューに入ります。各校いろいろな工夫がされる冬メ
ニューですが、今年のメインテーマは『ウェイトトレーニング』です。高校生がウェイトトレーニン
グをする際、いろいろと気をつけなければいけない点も多いですが、きちんとやればかなりいいこ
とも多いトレーニングだと思います。実は昨年度、ウェイトトレーニングをほとんどしませんでし
た。選手のほとんどが腕立て伏せ、腹筋、背筋など基本的な筋力トレーニングに不安を抱えていた
からです。でも、今年は選手のほとんどが 2 年生であり、少数派の 1 年生もウェイトに移行しても
大丈夫そうだということで、ウェイトトレーニングを導入することにしました。
野球選手には野球選手のウェイトトレーニングがあります。監督の私も今の選手達にどんなメニ
ューが合っているのか、勉強しながら進めますが、まずは全身を支える『体幹』の筋力アップが重要
なのだろうと思います。よくあるスタビリティトレーニング(長友選手など多くのアスリートが実
施中)も重要なトレーニングですが、ベンチプレスやスクワットのような運動も体幹の重要なトレ
ーニングになります。そもそも、体幹とはどこまでのことを言うのかと考えてみると、腕・脚・頭以
外全部です。具体的に言うと、首、肩、胸、腹、背中、腰、股関節、尻、内転筋でしょうか。おわか
りの様に、ほとんどの体の部位が当てはまりますよね。
以前、前任校でとてもトレーニングに詳しい体育の先生がいらしたので、トレーニングで気をつ
けていることを聞いてみました。すると、
「トレーニングにも順番があるんだよ。闇雲にきつい運動
をやればいいってもんじゃない。末端部分、腕や脚を鍛えたら、必ず全身運動を入れるようにして
いるよ。体になじませるようにね。
」と言われました。なるほどなぁと思い必ずトレーニングの最後
に全身運動をみんなでやるようにしました。それが、サーキットやバービージャンプ、ウェイトリ
フティングなどになります。もう、トレーニング自体はしているので、ハードな運動は必要ありま
せん。実験をしたわけではないので、効果がどれぐらい出たかといわれると困りますが、
『部分部分
はでかいけど、見た目ほど力がない』ということはなくなったように思います。
野球選手に限らず、16~18 歳は体を作る上でとても重要な時期。その人の一生をどんな体で送っ
ていくかを大きく左右する時期だと思います。今この時期にしっかりとした体作りができるように
私自身も勉強してこの冬に臨みたいと思います。
10 月 15 日
マネージャー日記 3
皆さんこんにちは。今日は、満を持して(?)2 年生マネージャーの日記です。それでは、どうぞ。
皆さん、こんにちは!本別高校野球部マネージャーを務めているSです。本別高校では 10 月から
冬服期間に入り、どんどん冬に近づいているのだと感じます。先輩になって初めての冬です。後輩
にうまく仕事を引き継げるようにがんばりたいと思います。
秋季全道大会が白熱していますが、本別高校でも少々肌寒い中、選手が練習に励んでいます。マ
ネージャーもそろそろ防寒グッズを身につける日が近づいて来ました。10 月になると、日没が早ま
ったり、雨の日が多くなったりとグラウンドで練習するという機会が減ってきます。そこで選手達
は、屋内練習場と呼ばれるハウスで練習をしています。そこでは主に、筋力トレーニングやティー
バッティングを行っています。グラウンドでの練習に比べて、マネージャーの仕事は少ないですが、
仕事内容を少し紹介したいと思います。例えば、ティーバッティングの時に使用するネットの補修
です。特に冬場になると、凍えるような寒さの中、手先を使うために手袋もしないでネット補修を
行います。大変な仕事ですが、選手から「マネージャーさんありがとう!」という声をかけてもらう
と、とてもやりがいがあります。
(できれば毎日声をかけて笑)
そんな屋内練習場にお世話になるまでは、多くの練習試合を重ねていきます。私はスコアラーを
していますが、試合の雰囲気を間近に感じることができて、とても楽しいです。皆さんもご都合が
合えば、是非本別高校の試合をご観戦頂きたいと思います。
平日の練習では、短い時間でバッティングやノックを行っています。最近は本当に日が沈む時刻
が早まったので、準備片付けの時間を短縮して、選手の練習時間に充てることができるようにマネ
ージャーも頑張っています。
2 年生は、1 年生の春からレギュラーとして活躍している選手が多く、特にノックを見ていると、
1 人 1 人の成長がとてもよくわかります。私が昨年ノックのボール渡しをしている頃は、内野や外野
からのホームへの返球がとても怖かったことを覚えていますが、最近はそんなこともめっきり減り、
みんな上手になったんだなぁとしみじみ感じます。1 年生も、人数が少なく、けがもある中頑張って
くれていると思います。2 年生の姿を見て、感じるものがあればとてもうれしいですね。
いかがでしたか?さすがマネージャー班のリーダーです。マネージャーは、そういう視線で選手
を見てくれているのだなと感心させられることがいくつもありました。実は、上の文章は、ほとん
ど手直ししていません。マネージャーも選手同様よく成長してくれていると思います。また、日本
有数の寒さを誇る冬が本別にもやってきますが、頑張って乗り切りましょう!
10 月 9 日
マネージャー日記 2
皆さん、こんにちは。お元気ですか?さて、全道大会では、十勝勢が大活躍。すごいですね。今回
はもう 1 人の 1 年生マネージャーの作った野球部日記です!それではどうぞ~♪
皆さん、こんにちは。すっかり肌寒くなりどんどん冬が近づいて来ていると感じます。そんな中、
本別高校では先日強歩大会がありました。風が強く、少々寒い中での強歩大会となりましたが男子
42.195km、女子30kmにそれぞれチャレンジしました。
野球部は、個人で目標タイムを決め、自らと戦いながら全員完走することができました!部員の
Y君が去年に引き続き優勝しました。2 連覇です!来年も勝って 3 連覇できますかね?他の部員は、
打倒Yでがんばってほしいと思います(笑)
。もちろん、マネージャーも完走し、選手に負けない位
努力しました!!走り終えた後の豚汁(毎年お母さん方が作ってくれる)もとてもおいしかったで
す。ごちそうさまでした。
今回の強歩大会は、選手にとって自分の限界に挑戦できるよき場だったと思います。どれぐらい
自分と向き合えたのか、自分と戦えたのか、もう一度振り返ってもらいたいです。また来年も、けが
人を出すことなく部員全員で走りきりたいと思います。
その強歩大会の翌日、光仙寺(合宿でお世話になった本別町のお寺です。)の大掃除がありまして、
少しお手伝いをさせて頂きました。窓ふきやチリ落としなどをして、お昼にはカレーライスとジャ
ガイモの塩煮を頂きました。選手はたくさん食べていました。とてもおいしかったですからね。
この清掃のお手伝いも普段からの部室の使い方や道具の扱い方に活かしてもらいたいなと思いま
す。練習も大切ですが、こういったところに気付き、行動してもらいたいですね。
ということで、今回はマネージャーKでした(前回とは別人です)。マネージャーも練習や選手を
見ながら、本当にいろいろなことを感じ、考えてくれています。選手にもよく言いますが、自分で感
じて考えて行動することは、ものすごく大切な力となって将来の君達を支えていくと思います。ま
た来週も、こうご期待!
10 月 3 日
マネージャー日記 1
皆さんこんにちは。お元気にお過ごしでしょうか?最近、本別高校は行事やら資格試験や
らテストやらで大忙し。そんな中、今回の野球部日記は本別高校自慢のマネージャーが書き
ました。監督ばかり書いていると愚痴っぽくなってダメだと思い、新鮮な目線を取り入れよ
うということです。皆さんも新鮮で、優しい気持ちで読んでみてください。
--------------------------------------------------------------------------------皆さん、こんにちは。本別高校野球部マネージャーを務めているKです。入部して早半年、
あっという間に過ぎてしまいました。この間まですごく暑かったのに、もうすぐ冬です。本
別高校野球部は、雪が降る前にグラウンド内の環境整備に力を入れています。
9 月 28 日(日)の午後を使って、監督室や部室の壁の一部を青いペンキで塗りました。今ま
では、壁が白かったので、ボールが壁に重なると非常に見えにくかったのです。特に、サー
ドの打球や、三塁手が一塁に送球する際の一塁手から見た球筋などが非常に見にくくて、苦
労していました。本別高校に練習試合にいらして頂くこともありますので、失礼のないよう
に修繕しました。グラウンドは今まで以上に使いやすくなったと思います。
実は、私が入部したての頃、監督から「部屋の乱れは心の乱れ」といわれたことを覚えて
います。それは、自分の過ごす場所だけでなく、道具や環境にも言えることだと思うので、
これからも、キレイに、大切に野球部のものを使っていきたいと思います。選手の皆さん、
部室はキレイに使ってくださいね。
10 月 2 日は、一日体験入学があり、約 30 人もの新入生が見学に来てくれました。グラウン
ドを案内したり、監督や選手から野球部について説明をしたりしました。今年の 1 年生選手
は 3 人しかいないので、来年の新入生には期待大です。来年の 4 月にまた会えるのを楽しみ
にしています♪♪
----------------------------------------------------------------------------・・・ということで、ウチのマネージャーでした。これからもマネージャー日記が続きます。
(あと 2 人、いますから!)お楽しみに~♪
9 月 25 日
野球はピッチャー
こんにちは!秋も日に日に深まってきていますね。気温もだいぶ下がってきました。つい
この間まで暑い暑いと言っていたのに…。皆さん、お元気でしょうか?私は元気じゃありま
せん。理由はただ一つ。負けたから。
さて、試合の中身ですが、うまくいった点といかなかった点がはっきり分かれました。ま
ず、うまくいかなかったのが投手を含めたディフェンス面。コントロールが定まらず、スト
ライクを取りにいって打たれる。そして、打たれるのが怖いから、今度はストライクゾーン
に投げられず、フォアボール。ランナーがたまってドカンと打たれる・・・という失点の仕
方です。さらに、バント処理のミスも重なりました。1 イニングで 3 つもバント処理ミスが
あれば、そりゃあきつくなります。相手がバントをしやすい球を投げ、サードは前に来てお
らず・・・普段できていることができていないということは、本当に弱い証拠です。
今までの練習試合である程度相手打線を抑えられたのは、しっかり腕を振り、自分のボー
ルを投げ込んできたからなのですが、結果を求める余りキレイにやろうとしすぎてしまった
のでしょうか。結局初回 11 失点という屈辱的なスタートを切ることになりました。
うまくいった点はバッティングでしょうか。相手は、一年生バッテリー。初回、あわや先
頭打者ホームランか?という大きな当たりから始まり、よくボールを捉えました。初回に点
差がついてしまったので、なかなかバントや盗塁など小技を絡めた攻撃はできませんでした
が、よくつないで打ってくれたと思います。うちのバッティングはできましたね。ただ、ス
コアには載らない走塁のミスもありました。これは、いけません。ポテンヒットで 3 塁ラン
ナーがホームに帰ってきていないなんて、絶対にやってはいけないミスです。
今回の大会をみて思いますが、強い弱いといってもやはり新チーム。どこも力やスピード
がずば抜けているということはありません。今回優勝した白樺学園や帯広三条も決して安泰
で勝ち抜いたわけでもないのです。ただ、そんなチームだからこそピッチャーの力がしめる
割合が非常に大きいように思います。ピッチャーが自分の持ち味を自覚し、それを武器に、”
信じて”攻めきることができたチームはよい結果を残しているし、できなかったチームはう
まく戦えなかったのではないでしょうか。うちは、当然後者。でも、公式戦でそれが出ると
いうことはそれが実力です。この結果、この実力としっかり向き合って冬の練習に入らなけ
れば、また春も夏も同じ結果になってしまいます。
よく、ピッチャーは野球の 8 割(9 割という人もいる)を占めるなんていいますが、それ
だけ目立つし、注目もされる。勝てば、ピッチャーのおかげといわれるし、負ければピッチ
ャーのせいといわれます。だからこそ、チームで一番練習しなければいけないポジションだ
し、テレビでも一番写るポジションなのです。それだけの自覚を持って練習してほしいと思
います。唯一、守備をしていて相手打線に攻めることができるポジションなのですから。
さて、これから野球部は 11 月初旬まで練習試合期間に入ります。毎週末のように練習試
合が入っていますので、よろしければ応援にいらしてみてください。詳しくは、HP上のス
ケジュールでご確認頂きたいと思います。残りの試合はいい結果を残して、少しでも希望を
持って新年を迎えたい!まだシーズンは終わっていません!がんばるぞ!
9月10日
これからの若者
こんにちは!さあ、秋の大会が近づいて来ました。来週、甲子園帰りの帯広大谷高校と
対戦します!9月16日第3試合14:00プレーボール予定です!応援よろしくお願いし
ます。
さて、選手の方は大会前の最後の練習試合を終えて、最後の調整に入ります。今日(月
曜日)は練習OFFにして、明日から大会に向けて…と思っていたら、カ~ンカ~ンとマシ
ンバッティングをする音が。休みといったのに珍しいと思いながら外を見てみると主軸打者
のA君がアームマシンの打ち込みをしていました。
確かにA君は最近あまり打撃好調といった感じではなかったし、これはテコ入れをせね
ばと思っていたところでした。しかし、この姿を見て少し安心しました。少なくとも、今の
ままでいいとは思っていない。自分は調子が悪い。何かを変えなければいけないと思ってい
るから練習しているのですからね。
技術的にいろいろなことを教えることは確かに私たち指導者の役目です。そのための勉
強も欠かしてはいけません。ただ、それを吸収するかどうかは選手にかかっています。“選
手が教えを吸収できる状態を作っているか”どうかなのです。これは、野球だけではなく、
会社の研修や学校の授業・講習でも同じことが言えます。
少なくとも上記のA君は「足りない、やらなきゃ」と思っているのですから、
「何かをつ
かみたい」と思っているのでしょうね。また、OFFの日ですからグラウンドは一人で自由
に使えます。集中できるし、いろいろなことを試すこともできます。
これからの若者という題で今回日記を書いていますが、今後若い人は、必ず「自分で考
えて行動に移す」力が必要になっていきます。簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これ
は誰にでもできることではありません。多くの人は、「何とかなる」と現実から目を背け流
してしまいがちなのです。でも、そうやって弱点や欠点を埋めてこなかったツケは後になっ
て大きく響いてきます。「休みだよ!」といわれて休んでいるようでは、まだまだなんです
ね。
みんなと同じことをやっていても、みんなと同じようにしかなら
ないのです。少しでも違う自分を作りたければ、自分で作るしかない
のです。
努力はどこでもできます。自分を伸ばすためですから。それを環境や周りの人のせいに
しているようでは、その程度の人間だということです。自分がこうなりたいと思うなら、自
分のオール(ボートを漕ぐ棒)は自分で持つべきです。誰か、他の人に持たせてはいい人生
にはなりません。
さあ、9月16日。うちの選手達は自分で自分のボートを漕ぐことができるでしょうか。
こうご期待!!
9月2日
2 年前の・・・
こんにちは!つい最近まで暑い暑いと言っていた気がしますが、ここ数日は、本当に「秋」
を匂わせることが多いですね。気温、雨、そして少しずつ始まった紅葉。本別高校の教室の
窓からは小麦畑が見えますが、すっかり収穫も終わり、黄金色の畑が目立つようになってき
ました。
さて、本別高校野球部は新人戦に向けて、日々精進しております。だいぶ接戦を展開する
ようになってきたので、もう少しといったところでしょうか。
今年の新人戦は 9 月 14 日から始まります。参加校は 19 校。私が高校生の頃は、おそらく
25 校近くあったと思うので、どんどん少なくなっていますね。寂しい限りです。
話しは変わりますが、本別町ではこの週末「きらめきフェスタ」というかなり大きなお祭
りがありました。2 日間にわたり開催され、土曜日には花火大会が、日曜日には有名な歌手
のライブなどが行われていました。私も、生徒の様子を見ることもかねてお祭りにいってき
ました。たくさんのお客さんがいて賑わっていました。
お祭り会場を歩いていると「せんせ~い!」と大きな声で呼ぶ声が・・・。ふと横を見る
と、元バレーボール部の卒業生でした(女の子です)。卒業して 2 年経ちますが、未だに声
をかけてくれるのはうれしい限りです。実は、私は 2 年前この卒業生たちの監督でした。バ
レーボール部の監督をしていたんです。選手は7人ぎりぎり(マネージャー1人含む)。監
督はバレーボールなど未経験(地域バレーをやったことがある程度)。誰しもが「おいおい、
大丈夫か」と思うような状況で、この7人のバレーボール部員達はよく頑張ってくれました。
幸い、レシーブやサーブなどの基礎は、前任の監督さんがみっちり仕込んで行ってくれたた
め、全くそんな指導もせず、ゲーム経験を重ねました。釧路や北見に弾丸日程で遠征に行き、
十勝管内のバレーの先生に頼んで練習試合を重ね、本別中学校のバレー部にも行きました。
最初はなかなかチームにならない感じでしたが、本当によく頑張って高体連でも勝ちました。
ある高校に練習試合でお邪魔したときに、「本別高校は生き生きとプレーしますね。みん
なで勝とうとしているのがよくわかる。みんなが本当に勝ちにいっているから、一生懸命自
分の役割を果たそうとしていますね。先生がどんなバレーをしたいかが、よくわかるチーム
です。」
この言葉はうれしかったですね。監督だった私は、横でギャーギャー言っているだけでし
たが、そう言われてみると、いつしか選手は「勝つために自分が果たす役割」をはっきりと、
そして責任を持ってしっかり背負っているんだなと思うと、本当に心強かったのです。調子
に乗ると困るので、その時は選手に伝えませんでしたが、相手高校の監督さんから「うらや
ましい」とまでいわれたのです。
それから 2 年、競技は替わりましたが私にとっては本当にいい経験になっています。時々、
試合中にこの7人の選手達を思い出すことがあります。勝ったときの顔ではありません。彼
女たちが高体連で必死の形相で強敵に立ち向かっていたときの顔です。最後の試合は、市内
の強豪校と当たりました。多分、誰が見ても、市内の強豪校が有利だと思ったと思います。
でも、彼女たちは必死に食い下がりました。声を出し、自分たちの技術と気持ちを思い切り
強豪校にぶつけてくれました。残念ながら、結果は負けてしまいましたが、バレー初心者の
私に「バレーボールってこんなにおもしろいのか」と思わせてくれたのは、間違いなく彼女
たちでした。「指導者がいない、人数がいない、時間がない」ないないづくしの 2 ヶ月間で
したが、彼女たちはこれらのことについて、(少なくとも私の前では)一回も文句を言った
ことはありません。
今の野球部の選手達も、間違いなくその顔に近づきつつあります。一生懸命戦おうとして
います。相手とも、自分自身とも。今度、この元バレー部のOG達が野球部を応援しにくる
そうです。その時に、しっかり見てもらいましょう。2 年前の彼女たちのような形相を。
8 月 20 日
再開
こんにちは!暑い日が続きましたが、皆さんお元気でしたか?前回の更新から 3 週間ぶりとなりまし
たが、今回の夏休みは選手・マネージャーたちと野球ばっかりやっていたような気がします。
夏休みの活動報告ですが、まずは合宿。
光仙寺さんで宿泊・食事をとり、朝 8 時半からご飯やお風呂を挟みながら夜 11 時まで練習しました。
こんなにじっくり練習できたのは本当に初めてに近いぐらいで、とてもよい合宿になりました。特に夜
はじっくり素振りをする時間が取れましたし、一人一人見る時間も取れました。
それから、みんなに今後も実践してほしいのは「食事」。この 3 泊 4 日の合宿で一人 15 合のご飯を食
べました。手伝いに来てくれた保護者の方からは、うちじゃこんなに食べないのに・・・という声が何度
も聞かれました。みんなといればやっぱりたべるんですね~・・・・ってそれでは体はできません。毎日、
そうやって食べてほしいのです。
うちの選手の食事の仕方を見ていても、体ができてきている選手は、しっかりとたくさん食べます。ま
た、プロテインの摂取も、日常行っている選手とそうでない選手では、半年後 1 年後に大きな差が出ま
す。これから、体力増強の期間に入ります(秋~春まで)。この体力のベースになるエネルギー(食事)
がしっかりしているかどうかは、うまく体力がつくかどうかの大きな鍵になります。是非、今一度ご家庭
での食事についていろいろな面から見直してみてください。
そして、札幌遠征へ・・・
ここでは、残念な結果オンパレードでしたが・・・・しかしちょっと光が見えてきたのは攻撃面でしょ
うか。随分ヒットは増えましたし、フォアボールも選べるようになりましたね。この人数ですから、なか
なか実戦形式の走塁練習というのはできません。練習試合で出塁して初めて実戦的な練習ができるとい
う人もいます。ですから、バッティングがよくなり出すと、必然的に走塁ミスが出てきます。問題は、そ
のミスを何度も繰り返さないことなのですが、夏休み後半に行った旭川工業戦では、走塁ミスでアウト
になったということはほとんどありませんでした。これは、成長の証。私の経験でも、走塁は実戦の経験
によるところがとても大きいのです。だからこそ、普段の練習でも常に実戦を意識して練習しておかな
ければいけない分野でもあります。
最後に、夏休みがんばったご褒美も兼ね、8 月 18 日に帯広の森で行われたプロ野球(ファイターズV
Sホークス)に行って参りました☆
みんなで誰かの野球を見ることは、選手はとても少ないので、試合を見ながらいろいろと解説をした
り、プロの選手の動きを一緒に観察したりできたことは、とても貴重な時間となりました。
見所もとても多くて、中田選手のホームラン・幾度に渡るホークス外野陣の好捕・スチール・ヒットエ
ンドラン・バント処理・・・いろいろと勉強になる要素が多い試合でした。そして、「ピッチャー大谷」
も見ることができましたしね(この日の最速は 154 キロだったそうです)
。
さて、今日からは、学校生活も始まります!気持ちを入れ直して、しっかりがんばりましょう!
新人戦は 9 月 14 日から。あと 23 日!どこまでできるか、チャレンジです!
PS
もう一つお知らせです!昨日 8 月 19 日に、OCTVさんの取材を受けました!内容は光仙寺さんでの
座禅体験。放送は、8 月 25 日(日)から 8 月 30 日(金)までの11:30、17:30、22:30か
らの「ビバ!本別」でされるそうです。詳しくはOCTVさんのHPをご覧ください。もちろんメインは
光仙寺さんだと思いますが、脇役として本校弓道部とともに出演しています。是非ご覧ください。
7 月 30 日
夏休み
夏休みです!入っていきなり雨が降ってますが・・・。でも、夏休みは夏休み!張り切っていきましょ
う!さて、野球部の夏休みは予定がびっしりです。合宿に遠征、プロ野球観戦など・・・最後のプロ野球
観戦にまでたどり着くには、いろいろな山を乗り越えなければいけません。そう、馬の目の前のニンジン
みたいなものです。そういう意味では、日本ハムファイターズさんは夏休み最後の日曜日に試合を組ん
で頂いて、ありがたい限りです(もちろんファイターズさんは、うちの事情など知ったこっちゃないでし
ょうが・・・)
。
夏の合宿で苦しいとき、ノックを受けて苦しいとき、素振りをして苦しいとき、きっと「プロ野球、見
に行かないの?」というハッパがかかります。みんなでプロ野球見るの、楽しみですもんね。それを励み
にがんばりましょうね。
プロ野球と言えば、監督の私も十勝育ち。初めてプロ野球を見たのは帯広の森でした。たしか、オリッ
クスと日本ハムがきて、試合をしていました。当時は、ブーマー選手(オ)とか大島選手(日)とかパン
チ佐藤選手(オ)とかがいて、「わ~、プロってあんなに低い球でキャッチボールできるんだ~」とか、
「簡単にホームランうってる~(そんなわけないと今は思うが)」とか、子供ながらにすごい刺激を受け
ました。一番印象に残っているのは、ブーマー選手の走塁。おそらく100kgを超える巨体で 2 塁から
本塁に突入したときは、迫力満点で「あんな大きな体で、あんなに足が速いのか」とえらく感動して帰り
ました。
昨年から帯広にプロ野球が来るときは(夏休み中なので)外野席ですが、選手とともに観戦しに行って
います。やっぱりうちの選手たちは野球小僧ばっかりで、いつもは自分たちが立っているグラウンドに
プロ野球選手が立っていて、キャッチボールやトレーニングをしているだけで、目がキラキラ。私が子供
の頃に抱いた憧れを、うちの選手たちも持ってくれているんだなと思うとなんだかうれしくなりました。
昨年はソフトバンクホークスの森福投手がトレーニングしているところを間近で見られました。今年は
誰が見られますかね?
PS
夏休みに入りましたので、練習三昧(?)でしばらくホームページのアップができません。次回は夏休み
明けに、合宿・遠征・プロ野球観戦の様子をお伝えします。暑い季節になりますが、どうか、お体を大切
に・・・。
7 月 17 日
若者が育つ
話しはだいぶ過去に戻りますが、夏の十勝大会決勝戦後、私は本屋に行きました。理由は、悔しかった
からです。負けたこと、うちの選手の力をきちんと出させてやれなかったこと、試合を最後までやりきれ
なかったこと、選手が本当に勝ちにいったのかということ・・・いろいろな思いを胸に本屋に入りました。
そこで、一冊の本を手に取り購入しました。題名は「監督と大学野球 若者が育つということ」
。これは、
大学野球の監督さんたちの取り組みや思い・考えを取材したものなのですが、その巻頭にこんな文章が
ありました。
~まえがきから抜粋~
「若者が育つということ」
本書のサブタイトルである。
当初、サブタイトルは、
「若者を育てるということ」
。
こうなるはずであった。
ある日、歩いていて。ふっと思った。
若者とは、果たして〈育てるもの〉なのだろうか。
ひょっとして、
〈育つもの〉なのではないだろうか。
人は指導の中から、育つもの、育ってゆくものではないかと考える。
そこには本人が自ら育とうとするか、それともそれを放棄するのか。その選択がある。
これは、他人にはどうすることもできないし、本人だけの〈聖域〉なのかもしれない。
本人次第。現場の指導者の方々がよく口にされるこの言葉の意味は重い。
「監督と大学野球 若者が育つということ」 阿倍昌彦 著
日刊スポーツ出版社
私は決して、育てることを放棄したわけでもないし、今の現状のいいわけをするつもりはありません。
試合に負けたのも、チームが未熟なのも、監督の責任であることに疑いの余地はないのです。
が、すぐに治す特効薬が必ずしも選手の人生や野球観、技術にいい影響を及ぼすわけでもないようで
す。狙いがあり、タイミングをみて、適切な時期に肥料や水を与えてやれるように、よく観察することが
大事なのかもしれませんね。
よく私自身が、母親から言われた言葉。
「急がば回れ。焦ってやってもいいことはないのよ。
」
最近グラウンドで、思い出す言葉です。こんな時だから、しっかりと基礎から、人間の芯から考え直し
てみたいと思います。
PS
実は本屋でばったり上士幌高校のF先生に会いまして、この本を薦められました。
「僕も読んだんです
が、とてもおもしろかったですよ」と言われ、思わず購入したのが上記の本です。本当にためになりまし
た。F先生、ありがとう。
7月9日
準備
こんにちは。暑い日が続いていますね。昨日も一昨日も 30 度越え。部活だけではなく、教室での授業
中も熱中症の心配をしなければいけません。生徒も先生も、一生懸命暑さと戦いながら授業しています
よ。
さて、今回のテーマは「準備」ということですが、本別高校では今、学校祭の準備をしています。放課
後・週末を使って全校で学校祭成功のために各クラス、作業に精を出しています。気をつけたいのは、よ
い結果をもとめるあまりルールの範疇外まで飛び出てしまうこと。どんな作業や仕事でも、決まりやマ
ナーがあります。それを破れば、他の人の仕事が増えたり迷惑をかけたりします。そこまで、考えが回ら
ない人間が、チームプレーとかみんなで協力なんてとても言えませんよね。
そして、監督はというと、学校祭の準備の他にもう一つ準備を進めています。それは、
「夏休み」中の
練習計画。特に、今回は 8 月 3 日~6 日まで行う夏合宿、その後行う札幌遠征について力を入れて計画
準備中です。
合宿は、私が監督になってから初めて本別で行います。どこかに出かけるわけでもなく、練習試合を何
試合もやるわけではありません。3 泊 4 日、朝から晩まで練習しますが、一つ屋根の下、選手同士でいろ
いろなことを感じ、話し、上達してほしいと思っています。
また、今回の合宿には、宿泊先である光仙寺さんをはじめ、かなりの方々のご支援を頂くことになりま
した。この気持ちを決して、無駄にすることなく合宿に臨んでほしいと思います。
7月3日
土入れ
さて、今年の北北海道大会十勝支部予選、優勝校は帯広柏葉、帯広三条、帯広大谷となりました。おめ
でとうございます、とさわやかに言いたいところですが、悔しいのは私だけではないはず。選手も、悔し
い思いでこの 3 校の姿を眺めるようになっていなければなりません。しかし、十勝支部決勝戦 3 試合を
見ましたが、決勝に進出した 6 チームはどこもしっかり「戦って」いました。緊張やプレッシャーで押し
つぶされていたチームなんてありません。そんなチームは十勝の決勝にはふさわしくないと言うことな
んでしょうね。
その決勝戦の次の日(日曜日)
、本別高校野球部グラウンドでは保護者の皆さんと監督で、土入れを行
いました。選手はその頃、一学期期末考査に向けて一生懸命勉強していたに違いありません。暑い中、選
手たちのために本当にありがとうございました。また、O さんもボランティアで手伝いにいらして頂いて、
重機も貸して頂きました。さらには前日に測量までして頂いて・・・本当にありがとうございます。その
甲斐あって、無事に土の搬入から、グラウンド点圧まで日曜日に行えました。
そして、昨日、選手たちは考査を終えて、グラウンドに飛び出してきましたが、その勢いを抑えて抑え
て・・・グラウンド整備に時間を当てました。保護者の皆さんや O さんが一生懸命土を入れてくれたグラ
ウンド、今度は選手たちが入念にならします。地面に顔を近づけて、傾斜がひどくないかどうか確認し、
トンボやレーキをかけて、水をまき・・・結局 4 時間ほどの時間を要して、ようやく土入れが終わりまし
た。せっかくみんなでグラウンドです。愛着もわいたと思います。大切に大切に使っていきましょう。ご
協力頂いた皆さん、ありがとうございました!
6 月 27 日
撃沈・・・
今年も本別高校の夏の大会が終わってしまいました。こんなにたくさん練習したのに、終わるときは早
いものですね。
6月23日
第3試合
本別
6月26日
第1試合
本別
10-0
大樹
(5回コールド)
0-10 帯広柏葉 (5回コールド)
応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
さて、試合のほうですが、大樹には見事コールド勝ちをしてくれましたが、柏葉戦ではやりきれなさが
たくさん残る試合になってしまいました。
「うちのピッチャーってこんなに球おそかった?」「うちのバ
ッターってこんなにバントできないの?」と自問自答してしまった試合です。
改めて思いますが、うちの課題はメンタルですねぇ。野球ですから、ミスをするなといっても無理な話
です。でも、ミスをしてもまだ許されるところと、勝負どころの取り返しのつかないところがあります。
ピッチャーにしても、ストライクゾーンだけがストライクではありません。ファールでも空振りでもス
トライクです。
さらにいえば、サインは、出すほうも勇気が要ります。でも、肝心のやる方に勇気がなければ決まるわ
けありません。
(1本プッシュバントがありました。あれが何本もなきゃいけないのです。
)本別高校のグ
ラウンドには 4 枚のプレートが掲げられています。各塁を獲るために必要なものが書かれているプレー
トです。一塁ベースをとるのに必要なもの(努力)
、二塁ベースをとるのに必要なもの(工夫)
、三塁ベー
スをとるのに必要なもの(勇気)、を昨日は満たすことができませんでした。
私は、本別の選手は決して下手だとは思いませんし、技術的に劣っているとも思っていませんが、この
メンタルだけは、私にとって強敵です。うちの選手たちの本当の力や姿を見せられるのはまだまだ先の
ようです。
とはいっても、これで3年生が出場できる大会はすべて終わりました。今年の3年生は選手2人、マネ
ージャー3人という学年でした。
主将を務めた I 君が入ってきたときは、私が今までに見たことがないぐらいクセが強い動きで、なか
なかなそれが取れませんでした。怒られることも多く、練習から逃げ出したこともあるぐらいです。それ
でも、努力を重ねレギュラーをつかみ、今年は練習試合で外野からの刺殺を3本も記録しました。
エースの K 君は高校から投手を始めたわけで、入学当初は球速100キロにも満たない(とおもう)選
手でしたが、投手を始めてから、うちでのランニングを欠かさず行い、コントロールと変化球に磨きをか
けました。
マネージャーの3人は監督の意図をよく汲み、何がしたいのかよく考え、選手の力になれるように一生
懸命働いてくれました。夏休みも冬休みもなく、選手たちの世話をするのは、選手であることよりもずっ
とずっと大変だったと思います。このチームや選手を支えてくれていた柱の3本がこれからなくなると
思うと、残念で仕方ありません。
試合後のミーティング、帯広の森の控え室で2人の3年生は「やりきれなかった」と口をそろえて言い
ました。やってきたことを出し切るだけの、落ち着きや勝負に挑む態度ができていなかったとも思いま
す。ただ涙ながらに2年生への大きな期待を口にしていましたね。
マネージャーの3人も、泣きながら次のチームやそれを支える後輩マネージャーたちへの期待をこめ
て話してくれました。マネージャーの一人は「この大会はちゃんとしたチームを組んで出られたのは、今
の 1・2年生のおかげ。ありがとう。」と言葉を残してくれました。この 3 年生たちは、一時期は部員 5
人という時期を経験しています。助っ人をお願いして秋季大会に出場したこともあります。そういった
時代を何とか先輩方がつないできてくれたから、いま本高のユニフォームで試合に出られるということ
を今の1・2年生くんたちにはわかっていてほしいとマネージャーの言葉を聞いて強く思いました。
3年間、お疲れ様でした。これからの君たちの人生に大いに期待しています!
6 月 17 日
決まりました!
さあ、いよいよ夏の大会が始まります!先日組み合わせ抽選会に行って参りました!主将が引いてき
たくじは日曜日(開幕日)第 3 試合、相手は大樹高校です(昨年と同じ組み合わせ)。応援よろしくお願
いいたします。
今大会も、昨年に続き全校応援をして頂くことになりました(1 回戦)
。応援団、吹奏楽部の皆さんに
は、毎試合応援に来て頂くことになります。保護者の皆さん、生徒の皆さん、OB の皆さん、地域の方々・・・
本当にいろいろな方に応援して頂けるということで、感謝の気持ちで一杯です。よろしくお願いします。
最近、この全校応援に備えて、
「ブラバン甲子園」の CD をかけて練習しています。昔から見ると、随分
応援ソングも様変わりしています。監督が高校球児の頃は、「狙い撃ち」とか「紅」とか「鉄腕アトム」
とか・・・をよく覚えていますが、最近は「さくらんぼ(大塚愛)
」とか「ミスター(KARA)
」とか・・・
新しいんですよね。どうも私は乗り切れなくて、アントニオ猪木のテーマソング「燃える闘魂」なんて聞
くと少しホッとしてしまいます。
沖縄のチームはよく「ハイサイおじさん」を演奏したり、岡山のチームは「さくらさくら」などご当地
ソングの演奏も甲子園では目立ちますね。本別もなにかないですかね?全校応援でアピールできるご当
地ものアイデア、あったら教えてください(今年は間に合わないかもしれませんが・・・)。
PS
先日、ブラバン甲子園の CD をかけながらの練習中、監督が全員を集めて話をした。かなり真剣な話をし
ていたときに、スピーカーから「ゴットファーザーのテーマ」が流れてきた。聞いている選手も、話して
いる監督もかなりビミョーな空気に包まれてしまった(T 選手はかすかにニヤけていたのを監督は知って
いる)
。応援ソングでゴットファーザーはあまり聞いたことはないんだが・・・。みなさんありますか?
6 月 10 日
勝利者のメンタリティー
今日(6 月 10 日)も暑い一日です。いよいよ夏という感じになってきましたね。夏の大会もいよいよ
です。抽選は 13 日(木)
。お楽しみに。
さて、今日の題名は「勝利者のメンタリティー」ということで、
「勝つ人の心のあり方」について考え
てみたいと思います。
よく、
「欲張ってはいけない」といいます。欲とは、ともすれば、雑念とも捉えられるもの。持ちすぎ
てはいけません。でも、人間欲がないと物事を達成したり、それに向かって努力するということも少なく
なるでしょう。
私は最近、
「勝ちたい」と思うことは、欲のように思っています。強く思いすぎてはいけないもの。大
切なのは、ただ目の前にあることを自分の100%を尽くして実行すること。たとえば、打席に立ったら
「打ちたい」ではなく、
「狙った球がきたら自分のポイントで芯に当てる」ことに集中することです。投
手なら、自分のベストフォームでキャッチャーのミットをめがけて回転のいい球を投げることです。ラ
ンナーなら、正しいライン取りを頭に思い描き、いけると踏んだタイミングなら最短距離でベースに突
っ込むことです。その結果は、自分の努力の量と質が正しかったなら、いい結果として出るでしょう。
本別高校の「全力疾走」の精神にもありますが、目の前のことに全力を尽くすその心が、自然といい結
果につながるのだと思います。目の前のことを雑にして、勝とうなんておこがましいにも程がある。一つ
一つのことを、謙虚に、真摯に取り組むものだけがよい結果といわれるものに導かれるのだと信じたい
と思います。
1.目前のアウトをしっかり取る。
2.目の前のピッチャーとその球に集中し、挑む。
3.自分の今置かれた状況を正確に把握し、次に起こりうることをしっかり予想し、準備に最善を尽く
す。
これは、何も野球だけに必要なことではありません。勉強をしていても仕事をしても大切なことだと思
います。本高野球部員にはこのようなことをきちんと大切にできる人間であってほしいと切に願います。
6月4日
コーチングの難しさ
もう 6 月になりました。野球部ベンチには、マネージャーお手製のカウントダウンカレンダーがあり
ます。夏の大会までの残り日数と、マネージャーからのメッセージが・・・。選手にはいい刺激や励まし
になるでしょうね。ちなみに、今朝朝練中にみたら「怒られてもめげるなー!がんばれー!」というメッ
セージ・・・。まず、怒られないようにがんばりましょうね。
さて、先週末は北見遠征第 1 弾。北見緑陵高校さん、北見商業高校さんにお世話になってきました。あ
りがとうございました。負けましたが、いいゲームをするようになってきました。もう一歩!なんですが
ね。結果以上に内容が惜しいので、もう少し我慢といったところでしょうか。でも、そんな悠長なことも
いってられません。あと 3 週間で夏の大会が始まります。選手にも先日いいましたが、今は苦しみ時。今
苦しまなければ、大会で苦しむことになります。産みの苦しみとはよく言ったもので、何か形になるもの
を生み出すときには、必ず苦しみが先に来るものです。何かの歌詞にもありますが、♪高ければ高い壁の
方が登ったとき気持ちいいもんな~♪という言葉もありますし、選手の皆さん、一緒に苦しみましょう。
そして、今回のテーマ、コーチングです。北見商業さんにお邪魔して、試合後、相手の監督さんに「2
人の投手が投げてたけど、すごく似ているピッチャーだね。」といわれました。ぼくは「えっ?」とおも
い「そうですか?」と聞きました。
「ええ。腕の出る位置なんかはそっくりで、交代したかどうかわかり
ませんでした。
」と言われました。僕からしてみると、元々の形は全然違う 2 人だし、タイプも全く違っ
たはず。なのに、
「似ている」と言われたことに、いい意味でも悪い意味でもショックがありました。毎
日見ているからこそわからなかったことなのです。
最近、落合前中日監督の本を読む機会がありました。何でもかんでも、手取り足取り教えるのがコーチ
ングではないし、毎日見ていることが最善でない時もある。そんなことが書いてありました。先日、野球
部に来ていただいた N 氏とも話していましたが、教えるってむずかしいですねぇ。
5 月 27 日
当番校
先週末は、高体連集約大会ということで、いろいろな部活動が大会に参加してきたようです。3年生は
野球よりも一足早く、最後の戦いを経験したと思います。各競技の選手の皆さん、お疲れ様でした☆
さて、本別高校では、剣道の競技が行われ多くの人が訪れました。野球部はこの日は少し野球を離れて
他の生徒と一緒に競技運営のお手伝い。前日準備から忙しく動いていましたが、慣れないせいかやっぱ
り疲れましたね。
しかし今回、他競技を見ることで、部員にも何か得るものを持ってほしいと思います。剣道のスピード
感、気合い、そして勝負にかける一太刀の振り。ベスト 8 以上ともなるとすごい迫力で、圧倒されてしま
いました。なぜ、500 グラムの竹刀をあんなにスムーズに、早く振ることができるのか。なぜ、相手が動
くと同時に自分も動けるのか。なかなか、野球選手には巡り会わない感覚なのかもしれませんね。
違うスポーツをやるというのはなかなか貴重な経験で、思わぬところでそれが生きてくることがあり
ます。実は、監督も剣道をやっていたことがありまして(これでも 2 段)、
「後の先」という言葉を師匠か
ら教わったことがあります。実はこの言葉の主は剣道家ではなく、相撲界の大横綱・双葉山です。立ち会
いの時、相手よりも後に立ち、相手よりも先に手を取る。そんな相撲が究極なのだといっていたようで
す。考えてみると、すごく難しいですよね。でも、そんな勝負ができるだけの集中力を大横綱は常に意識
していたようです。この考え、野球のどこかできっと活かせそうな気がします。
以前、ある高校の武道場でこんな言葉を見かけました。
相手に、連続して有効な攻撃を仕掛けることによって、相手にはスキが生ま
れる。そのスキを逃さず攻撃できるか否かに勝負強さが表れる。
これは、野球に活かせそうです。一度の攻撃で何とかしようとするのではなく、連続した有効な攻撃でま
ず、スキを作る。そして、決定打。この考えは、攻撃を仕掛けるすべての場面で活かせそうですね。
5 月 21 日
ありがとうございます。
先週土曜日、日曜日と帯広の森では春季十勝大会の準決勝・決勝が行われていました。どの試合も接戦
で、いい試合だったんでしょうね。
遠く離れた本別では、すでに夏の選手権大会予選に向かって練習を再開しております。当然、土曜日・
日曜日も練習していました。春に負けた敗因を埋めるだけでは足りません。プラス α の力や技術、そし
てメンタルの強さを身につけておかなくては、戦えません。やることは一杯ありますね。三年生選手 2 名
マネージャー3 人の高校野球人生をかけた大会としてふさわしい結果を出せるように、がんばりましょ
う。
という気持ちで、練習にも熱が入っていた頃、あるステキな方が車から降りてきました。この野球部の
OBでウチの現マネージャーのお兄さんでした。その方が、手に持っていたのはなんと 3 本のバット。
「僕、今、本別のバット工場で働いているんです。後輩に使ってもらおうと思って持ってきました。
」と
のうれしいお言葉。トレーニングバット 3 本をプレゼントして頂きました。ありがとうございました。
実は、本別には昔からバット工場があります。落合博光前中日監督などのバットを作っていたそうで
す。
(厳密には、加工前の段階まで仕上げて業者に送る工場なのかな?)せっかく地元の業者ですから、
地産地消で使わせてもらえるならこれほどいいことはありません。しっかりトレーニングして、この 3 本
のバットにふさわしいチームになれるよう、がんばります。また、よろしくお願いいたします。
5 月 14 日
惜しくも・・・
楽しみに結果を待って頂いていた皆様・・・申し訳ありません。春季大会は残念な結果で終わってし
まいました。4-8。池田高校に完敗でした。たくさんの応援を頂き、本当にありがとうございました。
選手たちもその日、その時できる精一杯のプレーをしてくれたと思っています。ただ、これが今の我々の
力なのかと痛感した試合でもありました。
釧路遠征から旭川遠征でとてもチームの状態はよくなってきていましたし、池田戦でもそれは随所に
感じられましたが、ただ、我々が掲げてきた「取れるアウトを一つずつ」ということができなかったのも
事実。しっかりと受け止めて夏への課題として修正し、さらには、他のチームよりもっともっと大きな振
り幅でレベルアップしなければ、あっという間に夏は終わってしまいます。このチームになってから、
「勝つ」ということが少ないです。ですから、
「勝つ」喜びと、苦労のし甲斐を感じてほしいと強く思っ
ています。いい試合ではなく、
「勝つ」ためにはどうしたらよいか、本当に真剣に、全員で突き詰めたい。
今は、そんな気持ちというか、覚悟で一杯です。
さて、今回の大会のバスの送迎はOさんにお願いし、大会補助と開会式も含め、3 日連続で送迎をして
頂きました。朝早くからお願いし、大変なご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。負けた試
合の後でも、Oさんはバスを降りる生徒を「またがんばるぞ!」
「夏は勝とうな!」
「また練習がんばろう
な!」などと大きな声で激励してくれました。涙が出るほどうれしかったです。今までバスを運転してく
れた保護者の皆さんやOさんのような方々、練習や試合を見に来て応援してくれている方々、本高野球
部のOB・関係者の皆さん・・・多くの方々の協力で今の本別高校野球部は成り立っています。今回は決
して我々が100%胸を張れる結果にはなりませんでしたが、今度こそ、夏こそは、
「これがHONKO」
という野球をご披露できるようにがんばって練習したいと思います。見捨てずに応援して頂ければ、幸
いです。また、本校グラウンドや帯広の森球場に足をお運び頂ければと思います。よろしくお願いしま
す。
選手のみんな
今回のこの悔しさ、夏に必ず晴らそうな!
5月7日
旭川・・・そして春。
寒い日が続いておりました・・・。GW、結局暖かい日には恵まれず、帯広では積雪を観測したらし
いですね。そういえば、私(監督)の高校時代、春の大会が雪で延期になったような思い出があります。
天気が異常といいますが、合わせなくてはいけないのは我々人間の方。どうにもできないこともあるの
です。これから暖かくなることを期待して・・・。
さて、先日5月1日には春季大会の組み合わせ抽選会に行ってきました。初戦は5月12日(日)第3
試合。相手はお隣の池田高校です。池北沿線対決(?)となります。今まで練習試合もたくさんしてきて
ますし、とてもお世話になっている高校さんです。胸を借りるつもりで思い切ってやってきたいと思い
ます。池田高校様、よろしくお願いします。そして、保護者の皆さん、OBの皆さん、関係者の皆さん、
応援よろしくお願いいたします。
そして、5月3日からは旭川遠征に行ってきました。先日の釧路遠征に続きさむ~い気候でしたが、試
合内容はそんなことありませんでしたよ(釧路よりは・・・)。前回も書いたとおり、野球は27個のア
ウトをみんなで協力して取る能力が必要です。それが、三振であっても内野ゴロであっても外野フライ
であっても、一つのアウトなんです。今回は、100点とはいえませんが、
「取れるアウトを一つずつ」
という意識は強く持って試合に臨んでくれたかなと思います。
もちろん課題もありまして、攻撃(バッティングや走塁)はもっと貪欲にチャレンジしてほしかったで
す。取れる塁をみすみす取れなかったことが幾度か・・・。塁が一つ進めば、バッテリーの配球や内外野
の守備位置など相手の「通常の」ペースで試合が進まなくなります。ということは、打者からするとヒッ
トや四球が出やすくなるんですね。2つ先の塁をどうやってとるか、ウチの次の課題ですかね。富良野高
校様、旭川西高校様、上富良野高校様、旭川東高校様、釧路工業高校様、大変勉強になりました。ありが
とうございました。また、寒い中応援に来て頂いた保護者の皆さん、わざわざ休みを取ってバスの運転を
して頂いたY田さん、本当にありがとうございました。選手たちの大きな励みになったと思います。今度
は、勝てるようにがんばります(汗)
。
それでは、次回は春季大会の結果報告!お楽しみに~♪
4 月 30 日
野球とは。
GW、前半戦が終わりましたね。今年のGWはとてもとても寒い日が続きました。今回の連休中は釧
路に遠征に行ってきましたが、寒い寒い!風も強くて、選手も大変だったと思いますが、何より大変そう
だったのは、応援に来てくれた保護者の皆さん。体感はおそらく0度近くなっていたかと思いますが、2
日間 3 試合を追いかけて頂きました。ありがとうございました。
さて、今回の釧路遠征ですが、課題がたくさん出た試合でしたね。点を取られた事実そのものよりもそ
の内容が悪かった。29 日の練習はミーティングから始まりました。みんなそれぞれ悔しさや反省を持っ
て練習に来てくれたので、それをしっかり実にして次に生かそうということです。
そのミーティングでも話しましたが、野球というスポーツについて少し考えてみましょう。
皆さんは「野球ってどういうスポーツ?」と聞かれたら、どう答えますか?たとえば、バレーボールな
ら、相手のコートにボールを 25 回先に落とした方が勝ち(1 セット先取)。バスケットボールなら制限時
間内に相手よりも多く相手ゴールリングにボールを通した(入れた)ほうが勝ち。ラグビーやアメフトは
制限時間内に相手よりも多く相手陣地のエンドラインまでボールを運べるかが勝負です。
野球は…というと「27 個のアウトを取り合うまでに、相手より 1 回でも多くホームベースを踏んでい
ること。」が勝利の条件です。そこから考えていくと野球に必要なチーム能力は2つ。一つは最低 1 点以
上得点できる能力。そしてもう一つは 27 個のアウトを取れる能力です。本別高校の場合、今回課題とし
て浮かび上がった多くはこの「27 個のアウトを取る」という能力に関してのものです。9 回で計 27 個の
アウトを取るわけですから、取れるアウトをきちんと取っていかないと勝つどころかゲームが終わりま
せん。ですから、時には得点を犠牲にしてでもアウトを取りにいく作戦を立てることもあるわけです。
だからアウトをとるということは野球にとってとても大事なことなんですね。
さて、余談ですが、野球はミスのスポーツと言われます。ミスがあって初めて成立するスポーツなんで
す。この「ミス」というもののとらえ方ですが、投手からすると相手に四球を与えたりヒットを打たれる
ことは何かの「ミス」があるからととらえます。コントロールミス、配球ミス、投げ損ない等々・・・。
バッターは打ち損ないや凡打がミスですね。もしも、打者がミスなく全員ヒットを打ち続けたら・・・野
球というゲームは終わりません。だからこそ、相手よりもミスを少なくできたら、勝ちに近づける訳で
す。バレーボールやバスケットボールなど他のスポーツはどうでしょう?一方の選手がミスなく攻撃し
続けても試合は成立します。そういう意味では、野球というスポーツの特性はなかなか珍しいものなん
ですね。
4 月 21 日
お久しぶりです!
皆さん、4 月のお忙しい中、いかがお過ごしでしょうか?大変久しぶりの更新になりまして、本当に申
し訳ありませんでした。2 月末に更新して以来更新できなかった間、多くの方より「楽しみにしているん
だよ。
」
「がんばってね。
」
「最近どうなの?」と様々な反響をいただきました。いつも楽しみに読んでくだ
さってありがとうございます。今回のブランクで改めて多くの方々に読んでいただいているんだなぁと
本当に心強くなりましたので、ちゃんと更新していきたいと思っています。今シーズンもよろしくお願
いいたします。
さて、更新していない間に、いろいろなことがありました。
まずは、期待の新人君たちの入部です。今年は本別高校自体に入学生がとても少なかったですが、4 人
の選手が入部してくれました。どの部員もとてもすばらしい長所を持っていて、将来が楽しみです。そし
て、なんと、マネージャーは 3 人も!選手 15 人に対し 7 人もマネージャーがいることになります。さす
がにそれは多すぎるので、しばらくは野球の勉強ということになりそうですが、少ない人数でがんばっ
ている選手たちを最大限サポートしてほしいと思っています。がんばりましょう!
次に、新たな出会いがありました。先日、父母の会総会を行い、その流れで 2 次会へ・・・。すると、
そこのお店を経営している野球部員保護者が「いい人見つけたよぉ!」と満面の笑みでやってくるでは
ありませんか。何事かとよくよく話を聞いてみると、本校卒業生の保護者でもあるOさん。
「俺、高校野
球好きだから!」
「何か協力できることがあったらいつでも言って!」
「スタルヒン行こうよ!」というう
れしいお言葉をいただきまして、本当にうれしかったです!今後ともよろしくお願いします。本別高校
野球部保護者の皆様、OBの皆様、地域の皆様からのたくさんのお心遣いを頂いたり、応援をして頂き、
我々指導者・選手たちは感謝の気持ちでいっぱいです。皆様方への感謝の念を忘れず、全力で日々の練
習・試合に臨みます。今後とも引き続き応援して頂けましたら幸いです。
そして、2・3年生の成長具合をお知らせしておきます!
ラストシーズンとなる 2 人の 3 年生選手を 9 人の 2 年生が支えます。一冬超えて少したくましくなり
ました。特に、この冬はバッティングと足腰強化を重点的に行ってきましたが、今のところ、指導者側が
考えているレベルによくついてきていると思っています。昨年よりは攻撃に期待をしてもらってもいい
かなと・・・
(汗)
投手も昨年は3人で回すことが多かったのですが、5 人に増やしました!そしてあと 2 人追加したいと
思っています。投手の投げ方は野球の基本。マウンドに立たなくても、必ずいい効果はあると期待して練
習させたいと思います。
ということで、平成 25 年のシーズンもスタートしました。今年のスローガンは
「Break the Legend」~伝説を打ち破れ~
です。実は、監督は幼少の頃、本別町仙美里で育ちました。その頃、本別高校野球部はとても強くて北
北海道大会ベスト4まで進出したこともあります。町の人や十勝の野球関係者はその伝説をとても大切
にしていらっしゃいますが、現監督としては、それが悔しいというか・・・。で、今年のこのスローガン
になったわけです。
「過去に負けるな!新しい伝説をつくってやろうじゃないか!」
一昨年は選手 5 人だった時もありました。でも、苦しい時代をよく乗り切って今シーズンは 15 人の選
手とマネージャー7 人で戦います。どこまでできるか、私自身も今年は大きなチャレンジをしてみたいと
思っています。今シーズンもご支援・ご協力よろしくお願いいたします!