乳幼児突然死症候群(SIDS)から赤ちゃんを守りましょう/赤ちゃんが泣きやまなくて困っていませんか? ■問い合わせ:保健センター母子保健グループ☎ 64-1039 ★乳幼児突然死症候群(SIDS)とは? それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく睡眠中に突然死する病気です。原因は、まだ分かっ ていません。日本では、およそ 6,000 ~ 7,000 人に1人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっていると推定され、 乳児期の死亡原因としては第3位となっています。生後2カ月から6カ月に多く、まれに1歳以上でも発症 することがあります。 ❶うつぶせ寝は避ける うつぶせ寝が、 あおむけ寝に比べ て SIDS の発生率 が高いという研究 結果が出ています。赤ちゃん の顔が見えるあおむけに寝か せましょう。 また、赤ちゃんをなるべく 1人にしないようにしましょ う。 ❷できるだけ母乳で 育てましょう ❸タバコはやめましょう 母乳で育てられている乳児 は、 人 工 乳 の 乳 児 と 比 べ て SIDS の発症率が低いと言わ れています。 人 工 乳 が SIDS を引き起こすわけ ではありませんが、 できるだけ母乳で 育てましょう。 両親が喫煙する場合、両親が 喫煙しない場合より SIDS の発 症率が高くなるというデータ があります。 妊娠中や赤ちゃんの周囲では、 喫煙を避けるようしましょう。 禁煙のご相談は 保健センターへ! ■問い合わせ:保健センター母子保健グループ☎ 64-1039 赤ちゃんの泣きへの対処法 どうしても泣きやまないとき まず、赤ちゃんが欲しがっていると思うものを 確かめてみましょう。ミルクをあげる・おむつを 替える・抱っこする・赤ちゃんが暑がっていない かなど、思い付くものを確かめて みましょう。高熱が出ているとき などは、心配であれば医療機関を 受診しましょう。 ~まずは自分がリラックスを~ どうしてもイライラが我慢できないときは、赤 ちゃんを安全な場所に寝かせて、その 場を離れましょう。そして自分自身が 気分転換をしてリラックスしましょ う。数分したら、もう一度戻って赤ちゃ んの様子を確認しましょう。 決してやってはいけないこと 激しい揺さぶりは絶対にやめましょう! 無理に泣きやませようとして「どうして泣きやまないの!」と思わず激しく揺さぶって しまうことがあります。それで泣きやんでも、脳にダメージを受け泣きやんでいるだけな のです。赤ちゃんの頭の中はとても「もろい」ため、激しく揺さぶると障害が残ったり死 亡したりする場合がありますので気を付けてください。赤ちゃんを預けるときは、預ける 人に赤ちゃんの泣きの特徴とその対処について伝えておきましょう。 うまくいかないときは、一人で悩まず保健センター(子育て世代包括支援センター)にご相談ください! 平成 28 年 12 月後半号 - 4 -
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