2014(平成26)年度 - 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

独立行政法人
国立精神・神経医療研究センター
NATIONAL CENTER HOSPITAL OF NEUROLOGY AND PSYCHIATRY
2014 年度 病院年報
(第 28 号)
ANNUAL REPORT 2014
緑の風薫る病院
―高度な医療をやさしく提供します―
2015 年 9 月発行
序 文
今年の夏も昨年を凌ぐ酷暑日の連続で、気象観測が始まって以来のこととなりました。一方、
お盆を過ぎると急に涼しくなりまるで秋が始まったかのようです。また、あちこちでゲリラ豪雨
や竜巻などがみられ、センターでも落雷や雨水による屋内へ浸水などの被害がありました。一言
で言いますと気候変動の幅が大きくなったような印象です。
2015年度のNCNP病院の年報ができましたのでお届けいたします。私どものミッションは、
精神・
神経・筋疾患や発達障害について高度・先進的な医療を優しく提供することであり、
精神保健研究所、
神経研究所と一体となってこれらの疾患の病態解明や治療法開発のための研究を進めることです。
昨年度までは独立行政法人としてきわめて高い評価をいただくことができました。すなわち、筋
ジストロフィー、多発性硬化症・視神経脊髄炎の第一相の医師主導治験を含む治験などの臨床研
究は非常に優れているというS評価を、
診療についても優れているというA評価をいただいており、
本報告書はその詳細なご説明でもあります。
診療では、まず高度・先駆的医療、標準化に資する医療の提供です。精神疾患の診断の補助と
しての光トポグラフィー検査は、昨年度から保険収載されましたが、条件として当センターが行
う講習会にて認定されることと成っています。実際の診療に活用して、治療法の選択にも役立つ
というデータが出ております。パーキンソン病におけるレボドパの血中動態にもとづいた治療、
うつ病に対する磁気刺激治療も成果をあげています。認知行動療法はうつ病など精神疾患のみな
らず、パーキンソン病、認知症などの神経疾患にも、患者のみ成らず介護者にも有効であること
を示しております。
次が、患者さん中心の安心安全な医療の提供です。セカンドオピニオン外来の数は着実に増え
て122件に達し、精神疾患・発達障害は当然ですが、神経疾患・筋疾患においても多職種によるチー
ム医療が標準となり、患者さんとご家族との話し合いにより診療が進められています。患者会と
の関係も深く、精神疾患、発達障害、筋疾患、てんかん、パーキンソン病、脊髄小脳変性症など
でお役に立てているのではないかと存じます。また、究極の患者中心医療としてブレインバンク
の事前登録があげられるかもしれません。ブレインバンクは精神・神経疾患の克服には必須ですが、
わが国には十分な体制がなく現在当センターを中心にオールジャパン体制の構築を進めております。
三番目が医療政策に役立つ診療で、医療観察法に基づく全国で最初かつ最大の病棟を有し、身
体合併症の診療が可能な病院としても、
全国800床の医療観察法病棟の牽引役として活躍しています。
また、重症心身障害児(者)の60床もほぼ常に100%の稼働率で、レスパイト入院も年々増加し
て566件に達しております。危険ドラッグ対策としても大切な薬物中毒外来もその重要性を増し
ています。以上、最先端の臨床研究、高度で先進的な医療、安全で安心できる医療、国の医療政
策に役立つ医療は順調に達成できました。
唯一の懸案は財政面です。入院病床の稼働率は88%と過去最高を記録し収入も着実に増えるな
ど、現在のシステムの中で可能な限りの努力をして参りましたが、残念なことに財政的には赤字
となりました。精神・神経疾患、発達障害、筋疾患では、一般的な患者さんに比べてもより手厚
い診療や介護を必要とする訳ですが、必ずしも診療報酬として裏付けられている訳ではないよう
です。抜本的な改革が必要なのかもしれませんが、病院としてもさらなる収入の増加と支出の削
減に努力を続けて参りたいと思います。
医療は複合事業であり、医療スタッフのみでなし得るものではありません。何よりも患者さん
とご家族自身のご参加、事務職を含む全スタッフの関わり、東京都や小平市を始めとする地域社
会のご支援、国からのサポートの全てが不可欠です。今後とも、ご支援のほどよろしくお願い申
し上げます。
2015 年 9 月吉日
病院長 水澤 英洋
病院の理念
研究所と一体となって診療と研究に取り組み 、
精神・神経・筋疾患と発達障害の克服を目指します
基本方針
1 . 研究成果を医療に生かします
2 . 高度な医療を優しく提供します
3 . 人材を育て、情報を全国に発信します
目 次
トピックス ………………………………………………………………………………………… 1
Ⅰ 病院概要
1 病院の概要 …………………………………………………………………………………… 9
2 病院の沿革 ……………………………………………………………………………………10
3 施設の概要 ……………………………………………………………………………………12
4 病院が担う政策医療 …………………………………………………………………………14
Ⅱ 病院運営
1 組織 ……………………………………………………………………………………………17
2 職員配置状況 …………………………………………………………………………………19
3 経常収支 ………………………………………………………………………………………20
4 施設整備状況 …………………………………………………………………………………21
5 主要医療機器整備状況 ………………………………………………………………………22
6 放射線診療部保有機器構成 …………………………………………………………………23
7 年間主要行事・出来事 ………………………………………………………………………24
Ⅲ 統計
1 医事統計 ………………………………………………………………………………………27
2 疾患別統計 ……………………………………………………………………………………34
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部)……………………………………………………………………45
2 司法精神科(第二精神診療部)………………………………………………………………51
3 神経内科 ………………………………………………………………………………………53
4 小児神経科 ……………………………………………………………………………………55
5 脳神経外科 ……………………………………………………………………………………57
6 総合外科 ………………………………………………………………………………………58
7 総合内科 ………………………………………………………………………………………60
8 遺伝カウンセリング室 ………………………………………………………………………62
9 手術・中央材料部 ……………………………………………………………………………63
10 放射線診療部 …………………………………………………………………………………65
11 臨床検査部 ……………………………………………………………………………………67
12 身体リハビリテーション部 …………………………………………………………………69
13 精神リハビリテーション部 …………………………………………………………………72
14 医療連携福祉部 ………………………………………………………………………………76
15 薬剤部 …………………………………………………………………………………………79
16 看護部 …………………………………………………………………………………………81
17 栄養管理室 ……………………………………………………………………………………83
18 臨床研究推進部 ………………………………………………………………………………85
19 医療安全管理室 ………………………………………………………………………………86
20 院内感染防止対策委員会 ……………………………………………………………………87
21 療育指導室 ……………………………………………………………………………………88
22 アドボカシー委員会 …………………………………………………………………………89
23 医療情報室 ……………………………………………………………………………………90
24 教育・研修室 …………………………………………………………………………………91
25 病院臨床研究推進委員会 専門疾病センター………………………………………………92
26 筋疾患センター ………………………………………………………………………………93
27 てんかんセンター ……………………………………………………………………………95
28 多発性硬化症センター ………………………………………………………………………97
29 パーキンソン病・運動障害疾患センター …………………………………………………99
30 地域精神科モデル医療センター ………………………………………………………… 101
31 睡眠障害センター ………………………………………………………………………… 103
32 統合失調症早期診断・治療センター …………………………………………………… 105
Ⅴ 研修・教育
1 研修医 ………………………………………………………………………………………
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 …………………………………………
3 研修・見学等受け入れ状況 ………………………………………………………………
4 看護部教育研修実施状況 …………………………………………………………………
111
111
123
130
Ⅵ 臨床研究
1 病院研究発表会 ……………………………………………………………………………
2 各科研究会 …………………………………………………………………………………
3 研究業績 ……………………………………………………………………………………
4 研究補助金 …………………………………………………………………………………
135
137
145
182
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧………………………………………………………………………… 197
トピックス
トピックス 1
認定 看 護 師 の 専 従 化
専門看護室 摂食・嚥下障害看護認定看護師 臼井 晴美
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 大泉 里香
看護部では、
医療の質の向上および看護の発展等に資することを目的として、
専門看護室を設置し、
7 分野 9 名の専門看護師及び認定看護師が組織横断的に活動している。2014年 6 月には摂食・嚥下
障害看護と慢性呼吸器疾患看護の2分野における認定看護師が専従配置された。食と呼吸という患
者の生命維持に必要な機能の障害に対して、積極的にアプローチを行い QOL の維持・向上するこ
とを目的とした活動実績について紹介する。
1 .摂食・嚥下障害看護分野
専従化により、
患者や家族が抱える問題点に対してタイムリーな対応ができるようになった。また、
院内口腔ケア認定看護師制度を構築し、院内認定看護師を育成したことで、質の高いケアを多く
の患者に提供できるようになった。また、摂食機能療法算定件数も増加し、経営面への貢献も大
きい。
1 )摂食嚥下障害患者のケア・その対応
2013年度の月平均の介入数は、口腔ケア38.3回、食事評価69回であったが、専従後の月平
均介入数は口腔ケア42.5回、食事評価83回に増加した。また、患者及び家族への対応に充分
な時間が取れるようになり、病棟スタッフと連携して退院後の生活への支援にも力を入れて
いる。
2 )摂食機能療法算定の働きかけ
摂食機能療法は「医師・歯科医師の指示入力」
「指示内容に対する 1 回の介入時間の記載」
「コ
スト入力」の 3 つが明確でなければ診療報酬を算定できない。2014年 6 月より摂食嚥下リン
クナースに働きかけ、毎月摂食機能療法算定状況を調査し、算定漏れがあれば医師や看護師
に働きかけをすることで、専従化以降、月平均算定点数が50,011点から89,077点に増加した。
3 )NCNP 院内口腔ケア認定看護師の育成
NCNP院内口腔ケア認定看護師制度を構築し、
2014年度は12名の院内認定看護師が誕生した。
院内認定看護師は各病棟で教育的な役割を担い、病棟の口腔ケアの質の向上に貢献している。
院内認定看護師には、認定後のフォローアップ研修等の教育体制を整え、継続して質の高い
ケアが提供できるようになった。
2 .慢性呼吸器疾患看護分野
専従化により、看護専門外来設置準備や呼吸器ケアの質の向上と、経営への参画に向けた活動
に力を入れて実施している。
1 )呼吸ケアの質の向上および評価に向けた活動
2014年の診療報酬改訂により、
「一般病棟・重症度、医療・看護必要度」の評価項目が改
定された。 4 月~ 5 月の一般病棟( 3 南病棟、 3 北病棟)における新しい基準を満たす患者
割合は、14.98% となり、算定基準の15% を満たすことが難しくなった。専従化した 6 月以降
は、医師・病棟看護師から情報を密にとり、彼らと連携することで、一般病棟( 3 南病棟、
3 北病棟)の呼吸ケアの充実を図ることが可能となり、新しい基準を満たす患者割合が月平
均22.71% に増加し、 7 対 1 入院基本料の維持に貢献している。
2 )看護専門外来(呼吸分野)の設置に向けた活動
当院はその特性により多くの在宅人工呼吸療法を受けている患者が通院している。以前は
週1回の活動のみであった為、通院患者の療養相談があっても限定された時間でしか対応で
きなかったが、専従化以降は充分に対応できるようになった。在宅人工呼吸は医療依存度の
高い処置であり、専門的な療養相談・指導を行うとともに、長期的な療養生活に起こり得る
様々な課題への支援が必要となる。そのような在宅人工呼吸管理のセルフケアの獲得が必要
な患者とその家族に対し、外来において専門的な療養相談を行い好評を得ている。今後は外
来看護運営の一助として他部門、医師との連携により在宅療養指導料の算定システムを確立
する予定である。
1
トピックス 2
臨床試験ネットワーク事務局の開設について
特命副院長 村田 美穂
副院長 中込 和幸
平成 26 年 11 月、臨床試験ネットワーク事務局が開設された。その目的は、当センターが中心となっ
て実施される多施設臨床研究の円滑な進行と運営を支援することにある。
病院内の旧病棟スペース(7 号館 2 階)を改装して、事務局を設置し、パーキンソン病、精神疾患、
筋ジストロフィーに関する臨床研究スタッフが利用している。スペースとしては、事務所、会議室、
倉庫とちょっとした休憩室に分かれており、現在は、精神疾患に関する研究(大うつ病性障害患者
を対象とした新規抗うつ薬の長期投与試験 :ACCEPT 研究)およびパーキンソン病を対象とした観
察研究(パーキンソン病発症予防のための運動症状発症前バイオマーカーの特定 :J-PPMI 研究)が
進行中である。現時点では、各研究チームがそれぞれ独自にマネジメントを行っているが、いずれ
中央事務局を設置することで、スタッフの合理化を図るとともに、臨床研究推進部の研究管理・調
整室の支援を受けながら、臨床試験のマネジメントをより円滑に進めることを目指している。筋ジ
ストロフィー臨床試験ネットワーク事務局は、すでに他に設置されているため、まだスペースを共
有していないが、中央事務局が設置されれば、転入する予定である。
精神疾患に関しては、平成 25 年 5 月に発足した、全国 13 施設からなる精神科第 2 相治験ネットワー
ク(以下、第 2 相治験 NW)を基盤としている。これまで、第 2 相治験 NW では、平成 26 年 4 月から、
統合失調症の社会機能評価尺度である SLOF(Specific Levels of Functioning Scale)の日本語版
の信頼性、妥当性の検証に関する多施設共同臨床試験を約 60 名の統合失調症患者を対象に実施し、
比較的速やかに進み、1 年間で完了した。その後、A 社による統合失調症を対象とする国際共同第
2 相治験に、はじめて第 2 相治験 NW を中心とした組織で挑んでいるところである。さらに、現在、
患者レジストリーシステムを導入し、第 2 相治験 NW で臨床試験に参加可能な患者情報を共有する
ことで、第 2 相治験およびその他の臨床試験に関しても推し進めていく予定である。
パーキンソン病に関しては、神経保護薬の開発を目指した基盤研究として、パーキンソン病発症
のリスク因子として知られている REM 睡眠行動異常症の方を対象とした前向き研究を当院が中心
となり、国内 5 施設(順天堂大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学)で行っており、J-PPMI 事
務局をこの臨床試験ネットワーク事務局においている。本研究は、当センターがもつ電子的データ
収集システム(eCB)及び、IBIC が持つこれとリンクした画像収集管理システム(IBISS)を使用
し、データマネジメント、モニタリングについても NCNP 臨床研究推進部の全面的協力を得るなど、
NCNP の様々な部署のご協力のもと、研究を進めている。
2
トピックス 3
治験 ユ ニ ッ ト 開 設
小児神経診療部医長、臨床研究推進部室長、 2 南病棟医長 小牧 宏文
当センターは、
病院と研究所その間を橋渡しするTMC(トランスレーショナル・メディカルセンター)
などの各部門が連携し、精神疾患、筋・神経疾患を主な対象とした臨床研究や治験を推進していま
す。入院のうえ実施する必要のある治験(入院治験)も増加しており、当センターでは早期探索的
臨床試験(ファースト・イン・ヒューマン(FIH)試験)を医師主導治験として 2 本実施した経験
を有しています。それらの治験は一般病棟で実施しましたが、FIH 試験を含めた入院治験を今後よ
り安全にかつ効率的に実施するために、治験ユニットを開設することを決定しました。
平成25年12月より治験ユニット開設ワーキンググループを発足させ構想ならびに設計を開始しま
した。検討会を計 7 回実施し、予算確保、ベッド配置、病室の設備、スタッフサブステーションの
設備などの検討を進めました。筋・神経疾患病棟である 2 南病棟の 4 室を改築し10床の治験ユニッ
トを整備することとしました。病室付近に被験者の管理を行うためのスタッフサブステーションを
新たに設置し、平成26年10月からユニットの運用を開始しました。
治験ユニットは既存の一般病棟の一部を治験病床として利用することに特徴があります。これに
よって人員の確保、病床稼働率にも配慮したものとなりました。ユニット設置に伴い、臨床研究コー
ディネーターとしての看護師や、治験を主に担当する医師の増員を行うとともに、病棟看護師に対
する研修を行うなど、入院治験を円滑に行うための環境を整えていきました。平成26年度末までに
小児を対象とした第Ⅰ相試験を実施するなど順調に稼働しています。今後はスタッフに対する教育
体制を充実させていくとともに、様々な疾患に対する入院治験を安全に実施する体制を整備してい
きたいと考えています。
3
トピックス 4
当院の服薬指導への取り組みについて
薬剤部薬歴管理主任 大竹 将司
当院では、精神科疾患や神経・筋疾患など難易度の高い薬物治療を施行している症例が多く、治
療効果を上げるためには患者さんご本人やご家族に薬を理解してもらい自身の薬物治療に積極的に
関わっていただく必要がある。服薬指導時には、薬剤の用法用量、副作用の対処法などをわかりや
すく説明し、薬物療法に対する理解が得られるよう努めている。薬剤師は、服薬指導中に症状の
訴えや薬に関する疑問点、要望などの情報を患者さんから得て医師に処方提案なども行っている。
2008年から始めた薬剤管理指導業務は、2014年には担当薬剤師を 1 名増やし現在 6 人の薬剤師が服
薬指導に当たり指導件数も順調に増加している。
パーキンソン病患者さんなど薬をPTPシー
薬剤管理指導料
トから取り出しにくい患者さんの場合には、
請求件数の推移
一包化調剤を提案し、服薬しやすくするなど
の取り組みを行っている。症状の比較的重い
パーキンソン病患者さんは、細かい用量や用
法の調整が必要となるため服用方法が煩雑に
なる場合が多い。こうした患者さんは入院中
しっかり服薬が出来ていたとしても退院後は
自己判断で本人の服用しやすい用法用量に変
更してしまったりすることも少なくない。退
院後正しい服薬が保てず体調を悪化させ再入
院してしまうことを防ぐため入院時に自宅で
の服薬管理状況を把握し入院中に自宅での生
活に合わせた服薬指導を実施している。退院時には入院中に調整、決定した用法用量についても丁
寧に指導し退院後もしっかり服薬を継続してもらうよう努めている。
精神科領域の薬剤には指示通りに服薬せず自己判断で急に薬剤を中止すると悪性症候群や退薬症
状などが出現するものもある。一見服薬遵守が保てているように見える患者さんも実は薬を服用し
たように見せかけて捨ててしまっていたり隠したりしているケースもある。こうした問題を防ぐた
めご家族からも服薬状況を聴き取り、退院後の服薬管理についてご家族へも指導するようにしてい
る。精神科領域に使用する薬剤の多くは導入初期、漸増期に副作用が発現しやすいので特に入院中
の導入期と漸増期は注意深く副作用モニタリングを行い、また副作用の初期症状を患者さんに説明
し早期に対応できるよう指導している。一度副作用を経験するとアドヒアランスが下がってしまう
ためこうした副作用モニタリングと早期発見早期対応が非常に重要となる。
ストレスケアに特化した 5 南病棟では毎週木曜日に睡眠について学習する会のコンダクターとし
て薬剤師も参加し、睡眠薬の適正使用について指導を行っている。
精神科スーパー救急を扱う 4 北病棟では病気と薬のグループという看護師と薬剤師が中心となっ
てアドヒアランスの向上を目指すグループミーティング形式の勉強会を行っている。その中で薬剤
師は、薬の効果、副作用、継続服用の重要性、管理方法などの説明を行い、患者さんからの相談に
も応じている。
当院ではてんかん患者さんも精神科病棟に入院し治療を行っている。てんかん患者さんは精神遅
滞などの合併症を持つ例もあるため、言語情報よりも視覚情報の方が理解しやすい場合がある。こ
うした患者さんには視覚的に理解できるスライドショーを用いて指導を実施している。
その他の取り組みとして MOSES(Modulares Shulungsprogramm Epilepsie:てんかんのモ
ジュール学習プログラム)にも薬剤師が参加している。MOSES は疾患教育、病気の受容と積極的
な治療への取り組みの促進、自助への援助、心理社会的疑問や職業の側面での理解促進を目的とし
ている。参加患者さんがテキストによる事前学習を行い、その後診断・検査値の確認は医師が、社
会資源の活用は PSW が、就業に必要な作業の習得は OT、薬物治療は薬剤師と、各分野の専門職
がトレーナーとして参加しグループディスカッションを進めている。
このように疾患や患者背景などにより工夫する部分は異なるが服薬指導を通して患者さんに安心、
安全な薬物治療を提供することが我々薬剤師の重要な役割のひとつである。今後も充実した服薬指
導を実施し、より質の高い医療の実践に貢献していきたい。
4
トピックス 5
NCNP 光トポグラフィー検査講習会が
健康保険適応施設基準の 1 つに指定されました
臨床検査部 吉田 寿美子
平成21年 4 月、精神科分野で初めて「光トポグラフィー 検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助」
が先進医療として承認された。当センターは同年 7 月 1 日に先進医療実施施設として登録、10月 1
日 から検査を開始した。平成22年 1 月には超音波検査をモデルとして当センター独自に臨床検査
技師が検査を実施した上で所見の下読みを行い、その後医師が確認・修正するという光トポグラフィー
検査システムを導入した。そこで、当センターのシステムを実際の臨床に役立てると共に施設間の
所見の標準化・均てん化を推進すべく平成22年 9 月以降、年に 1 回~ 3 回のペースで講習会・セミ
ナー・ワークショップを合計 8 回開催してきた。
平成26年 4 月から光トポグラフィー検査が「抑うつ症状の鑑別診断補助」として保険適応となった。
更に「国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の研修を終了した常勤医師」がいることが施設
基準の 1 つともなった。このように、当センターの光トポグラフィー検査講習会の役割は益々重要
なものとなってきている。平成25年までは講習会等はNCNP臨床検査部主催で行い、共催企業はなかっ
た。しかしながら、平成26年度からは光トポグラフィー検査を介して医療に貢献する各分野と情報
を共有し、各々の強みを相互活用する時期を迎えていると考え、国内で医療機器として承認されて
いる 3 企業全てに共催をお願いし、賛同を得られた 2 社と共催で 9 月20日と10月25日の合計 2 回の
講習会を開催した。企業からは機器の提供、エンジニアの派遣、各社の機器取扱い資料の作成等の
支援を得た。
この度の講習会の内容は従来の機器操作や判読に加えて、保険適応・施設基準にも力点を置いた。
講習会の初めに到達目標を掲げ、講習会終了時にはその確認を行うなど、より厳密な標準化に重点
を置く内容となった。今後も責任ある講習会であることを自覚し、精神医療の発展に貢献したいと
考えている。
【保健適応「抑うつ症状の鑑別診断補助」の概要】
適応:①うつ病として治療を行っている
②統合失調症または双極性障害との鑑別を要する
③神経内科医・脳神経外科医が器質的疾患を除外
施設基準:①精神科・心療内科・神経内科・脳外科のいずれか
②常勤の精神保健指定医 2 名が 5 例以上の経験
③神経内科または脳外科医が常勤
④臨床検査技師が常勤、医療機器保守契約管理体制を整備
⑤修正型電気痙攣療法を年間 5 例以上実施
⑥ NCNP の研修を終了した常勤医
【研修の到達目標】
①光トポグラフィー検査の理解(保険収載検査、基本原理の理解)
②同検査が実施できる(機器操作、保険適応用の検査実施)
③同検査のデータ判読ができる(表示法、ノイズやアーチファクトの判断、データ判定)
④診療利用の際の留意点を理解できる(患者への配慮、記録の配慮、精神医療への影響)
5
トピックス 6
教育研修棟における他施設との
ネットを介した CPC や市民講演会の開催の試み
臨床検査部 齊藤 祐子
今年度教育研修棟にネット環境をはじめ、設備の整った大きなホールが設立され、臨床検査部として、以下の恩
恵を受けましたので紹介したいと思います。
1 .インターネット臨床神経病理カンファランス(CPC)開催について
臨床検査部の病理部門では、H23年より文部科学省新領域包括脳研究支援の研究費援助を受け、専用回線を引き、
日本神経科学ブレインバンクネットワーク神経病理診断品質管理カンファランスを、高齢者ブレインバンク(東京都
健康長寿医療センター)との間で週 1 回から 2 回行ってきました。さらにブレインカッティングの中継や、神経内科
専門医取得のための神経病理の講義の配信を定期的に行い、レジデントや若い医師の教育に役立ててきました。
今年度、教育研修棟のネット環境が整ったことより、上
記のネットを介したカンファランスの経験を元に、これま
でコスモホールで年に約10回開催してきたCPCを教育研修
棟で行い、東京都健康長寿医療センターの二者、ついで国
立長寿医療研究センターとの三者への配信を開始しました。
全国的な病理解剖数の低下から、CPC を神経学会・認
知症学会で行うことにも協力してきましたが、
CPCインター
ネット配信は以下の点で重要と考えます。
1)
移動時間なく他施設の CPC に参加できることで多く
の参加者が得られ、ディスカッションも有意義なもの
となり得る。
2)
パナソニックの遠隔神経病理援助システムの応用で、
モードの変換によりディスカッションの時にはお互い
の顔も見られ、臨場感がある。
CPC の様子
3)
当施設は希少神経難病が中心であり、ナショナルセン
(画面右上にカンファランスに参加している
ター間、地方自治体との相互交流は、医学教育のみな
他施設の映像)
らず、社会貢献上も重要である。
4)
放射線診療部の協力により神経放射線医がプレゼンテー
ションを行い、他施設でも神経放射線科医が参加することで、レベルの高いディスカッションが出来る。
5)
米国神経病理学会では、神経病理専門医二人以上の診断同意が品質管理上必須とされており、メイヨークリニッ
クはジャクソンビルとロチェスター間インターネット神経カンファランスを行っている。当センターも、評価が
確立した複数の神経病理専門医が検討する場を構築することで、当センターの神経病理診断の国際的質の担保と
標準化が可能となる。
以上の試みを今後も続け、若手の神経病理の教育のみならず、多くの医師の日常臨床へフィードバックすることで、
貢献したいと考えています。
2 .ブレインバンクの市民講演会開催について
H18年度に発足し、当施設が主導してきた、生前同意に基づくブレインバンク構築の情報宣伝活動の一環として、
これまで市民講演会を14回行ってきました。これまで種々の患者会の協力を得て行ってきた関係で、患者様の移動の
利便性を考えて、これまでは都心で年に 2 回開催して来ました。講演会では、種々の疾患についての説明や、治療お
よびリハビリの最前線の紹介を、専門の講師によって行ってきました。また、当センターのミッションである難治性
疾患克服における、ブレインバンクの重要性を訴え、生前同意登録者を増やしてきました。
今年度は教育研修棟のユニバーサルホールの収容人数(最大200名)が、車椅子で来られる方々を想定しても充分
であること、インターネット配信及び東京都健康長寿医療
センターへの配信をすることで、遠方に移動が難しい患者
様について対応可能と考え、 2 月 8 日に臨床検査部全体の
支えにより、第14回ブレインバンク市民講演会を初めて当
施設で行うことが出来ました。車での移動の方々も多く来
られ、悪天候にもかかわらず91名の参加者があり、盛況に
終わりました。薬を途中で服用される方や、少し休まれる
方もおられ、教育研修棟の多目的ルームも役立ちました。
また病棟入院中の患者・ご家族様の参加もありました。
当施設のスタッフにとっても、
ブレインバンクがセンター
の事業であることを再確認出来る点で、当施設で行う意義
は大きかったと思います。
今後も年一回は当施設で市民講演会を行い、ネットを使
用することで、他施設にも配信し、患者様が自宅で受講で
市民講演会の様子
きる利点を生かしてゆきたいと思います。
6
Ⅰ 病 院 概 要
Ⅰ 病院概要
1 病院の概要
医 療 機 関 名
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院
所
〒 187-8551 東京都小平市小川東町 4-1-1 TEL 042-341-2711
在
地
交 通 機 関
西武新宿拝島行又は西武遊園地行にて萩山駅(南口)下車、徒歩 5 分
JR 中央線国分寺駅乗換西武多摩湖線青梅街道駅下車、徒歩 5 分
JR 武蔵野線新小平駅下車、徒歩 15 分
病
床
数
医療法病床:474 床
一 般:266 床
精 神:208 床
病
棟
数
一般病棟:5 棟 精神病棟:4 棟 医療観察法病棟:2 棟
収容可能病床:466 床
一 般:260 床
精 神:206 床
管 轄 保 健 所
多摩小平保健所(北多摩北部保健医療圏)
診 療 科 目
内科、心療内科、精神科、神経内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外
科、整形外科、脳神経外科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射
線科、麻酔科、歯科(入院患者のみ)
指定医療機関
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、戦傷病者特別援護法、原子爆弾
被爆者に対する援護に関する法律(一般疾病医療)、児童福祉法、覚醒剤取締法、
生活保護法、心神喪失者等医療観察法(指定入院医療機関、指定通院医療機
関)、障害者自立支援法、各種医療保険
施 設 基 準
看護配置 看護師
看護補助者
・入院患者 7 人に対し 1 名(一般病棟)
・入院患者 10 人に対し 1 名(精神病棟)
・入院患者 7 人に対し 1 名(障害者病棟)
・看護補助加算 2(精神科病棟)
脳血管疾患等、運動器、呼吸器の各リハビリテーション料Ⅰ、障害児(者)
リハビリテーション料、精神作業療法、精神科ショート・ケア(大規模)、
精神科デイ・ケア(大規模)、他
特
色
研修指定病院、臨床指定修練病院
特別支援学校
名称:東京都立小平養護学校武蔵分教室(1979 年 4 月設置)
小学部、中学部、高等部
環
境
都心の西方約 30Km、小平市の北西に位置し、周辺一帯は、昔の武蔵野の面
影を残し自然に恵まれた環境である。
圏
診療圏は、一般・精神及びデイ・ケアについては、東京 23 区西部地区及び
北多摩地区を主とするが、アルコール・薬物依存症、てんかんなどは、東京
地区全域、関東近県の及び、神経難病は全国に及ぶ。
地
198,001㎡(神経研究所、精神保健研究所を含む)
診
敷
療
建
物
建面積 35,094㎡(神経研究所、精神保健研究所を除く)
延面積 73,589㎡(内訳)病棟・診療部門 33,771㎡
その他
39,818㎡
9
Ⅰ 病院概要
2 病院の沿革
当院は、戦時中に傷痍軍人病院として出発し、戦後、国立武蔵療養所と改称され、1986(昭和 61)年に国立精神・
神経センターに統合された。2008(平成 20)年には国府台病院が国立国際医療研究センターに統合されたことに伴い
「国
立精神・神経センター病院」に名称変更となった。2010(平成 22)年 4 月に独立行政法人化されて病院の名称が「独
立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院」となり、同年 9 月に新病棟開設、電子カルテ開始などの大き
な変化があった。ここでは当院開設以来の歴史を振り返りつつ 2014(平成 26)年度の新たな動きを紹介する。
1940(昭和 15)年 12 月「傷痍軍人武蔵療養所」
日中戦争の激化の中で傷痍軍人の援護治療を行うために、1935 年以降に国は数多くの結核、精神その他の療養所
を設置した。当院もその一つであったが、我が国初の国立精神療養所としての特色を有するものであった。東京府
立松沢病院副院長関根真一が所長に任命され、1940 年 12 月 11 日に「傷痍軍人武蔵療養所」という名称で現在の地
に定床 300 床で開設された。傷病兵の増加に対応するため 1942(昭和 17)年には 800 床に増床された。
1945(昭和 20)年 12 月「国立武蔵療養所」
終戦の年の 1945(昭和 20)年 12 月に官制改正によって、厚生省所管の「国立武蔵療養所」と改称され、同時に
広く国民に開放され、女子患者も収容することになった。その後、1955 年以降、若干の整備がなされ、1964(昭和
39)年には「基本整備計画」が立てられ、国立精神療養所の基幹施設として、1,000 床を目標に近代化整備が開始さ
れた。
この近代化整備構想は、国立武蔵療養所を精神疾患一般の治療と社会復帰の拠点として発展させるのみでなく、
専門病棟を整備し、さらに将来、研究部門も併設して我が国初の脳神経疾患の総合施設とし、神経疾患の病因解明
と治療法の開発に寄与しようとするものであった。
その後、国の重症心身障害児対策の推進に基づき、1972(昭和 47)年に新たに重症心身障害児病棟 80 床の増床
が行われた。また 1978(昭和 53)年 1 月には精神・神経・筋・発達障害の疾患研究を目的とした研究所として「国
立武蔵療養所神経センター」が設置され、これに伴い筋ジストロフィー症などの神経、筋疾患の専門病棟として
120 床が増築されて、合計 1,000 床の病床を持つこととなった。
1984(昭和 59)年 10 月にセンター設立の構想が公表され、これが具体化する過程で千葉県市川市にあった国立
精神衛生研究所も同じ組織に加えるという考えが打ち出され、多くの論議を経て、これが決定された。1986(昭和
61)年 9 月、政令が公布され厚生省設置法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令が整備された。この中で「国
立高度専門医療センター」として既設の国立がんセンター、国立循環器病センターに続いて「国立精神・神経センター」
を置くことが定められた。
1986(昭和 61)年 10 月「国立精神・神経センター 武蔵病院」
国立精神・神経センターの所掌事務は「精神疾患、神経疾患、筋疾患及び精神薄弱その他の発達障害に関し、診
断及び治療、調査研究並びに技術者の研修を行い、並びに精神保健に関し、調査研究及び技術者の研修を行うこと」
とされた。1986 年 10 月 1 日、新設の運営部と武蔵病院(国立武蔵療養所の病院部門)、神経研究所(国立武蔵療養
所神経センター)、精神保健研究所(国立精神衛生研究所)からなる国立精神・神経センターが発足した。さらに、
1987(昭和 62)年 4 月 1 日に精神保健研究所に隣接する国立国府台病院が加わって、センターは、運営部、2 病院、
2 研究所の 5 部門によって構成されることとなった。センター病院として再発足した武蔵病院は、その機能を高める
ため、病棟の集約を行い、ほぼ全病棟に 2 名以上のスタッフ医師を配置するとともに、看護基準を高め、医療の充
実を図った。また、CT、MR 装置を設置し、ポジトロン CT 棟の建設、サイクロトロンの導入が行われた。1995(平
成 7)年度に PET、SPECT が導入され、1998(平成 10)年度に MEG 棟(MEG・治験管理室)が整備された。さ
らに遺伝子診断その他最先端の診断方法を開発・導入し、センター病院としての体制が整えられた。
1999(平成 11)年度には、4-1 病棟に精神科救急のための施設を整備した。
2004(平成 16)年 3 月に研究所 3 号館が完成し、2005(平成 17)年 3 月に精神保健研究所が小平キャンパスに移
転した。さらに同年 7 月には、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律の定
める指定入院医療機関として、全国で初めての医療観察法病棟(第 8 病棟)が完成し、9 月より患者受け入れを開始
した。2008(平成 20)年 3 月時点の、精神科病棟は 7 病棟(医療観察法病棟 1 棟を含む)
、一般病棟は 6 病棟(重心 2、
筋ジス 1、神経難病 1、一般 2)であった。同年 4 月に国府台病院が国立国際医療センターに移管されたことに伴い、
当院の名称は「国立精神・神経センター病院」に変更された。
新棟へ移行する準備として、2009(平成 21)年 6 月末には精神科病棟のうち 4-3 病棟(アルコール依存症)が、9
月末には 4-4 病棟(社会復帰)が集約され、精神科病棟は精神保健福祉法病棟 4 棟、医療観察法病棟 1 棟、計 5 病棟となっ
た。消化器内科医師の補充など、総合診療基盤の拡充が図られた。
2010(平成 22)年 4 月に「独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院」に移行
2010(平成 22)年 4 月から独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院となった。これは当センターを含
む全国で 6 施設ある国立高度医療センターが非公務員型の独立行政法人に転換されたもので、同年 4 月 1 日から施行
された「高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律」に基づくものである。
独立行政法人化の準備の一環として同年度末には中期目標・中期計画が定められ、
諸規定・就業規則等が整備された。
またセンター全体で 2009(平成 21)年 6 月から建物内禁煙が実施されていたが、2010(平成 22)年 4 月から敷地内
禁煙が実施された。また同年 4 月から、当センターと病院のホームページは独立行政法人にふさわしく刷新された。
同年 4 月 4 日に当院 2 番目の医療観察法病棟である第 9 病棟(身体合併症にも対応)が開棟した。
2010(平成 22)年 9 月 25 日に新棟が開棟し新病院がスタート
センター職員の長年の念願であった新棟への移転と電子カルテ導入が実現した。2010(平成 22)年 8 月に新病棟
が完成し、新棟への患者移送は 9 月 25 日に実施された。医療観察法の 2 つの病棟(68 床)を除く 406 床分の病棟(医
療法病床 346 床、重心病床 60 床)がこの日に移転した。移転の翌日 26 日の正午から電子カルテの運用が開始された。
10
Ⅰ 病院概要
外来は 9 月 27 日~ 28 日の 2 日間休診し、9 月 29 日から新棟にて外来診療が開始された。病棟や外来が明るくなり、
アメニティが向上して機能的な診療が行われるようになったが、実際に診療を開始すると診察室の「音漏れ」など
の不具合が多数気づかれたので、診療部と事務部門が協力して改善した。
新病院にふさわしい高度専門的医療を展開するために、2010(平成 22)年 11 月に医療福祉連携部に医療連携室
が発足し、研究所と連携して診療科横断的・専門的診療を行う仕組みとして専門疾病センターが次々と発足した。
同年 1 月 29 日には新病院開設記念ソフトボール大会が開かれた。3 月 13 日に医療連携説明会兼内覧会(第 2 回)を
予定していたところ、3 月 11 日に東日本大震災が発生した。
2011(平成 23)年度の出来事
精神科患者の身体合併症医療について東京都と 4 月に契約が成立し 7 月から患者受入が始まった。
福島県・福島県立医大・厚労省と連携して 2011(平成 23)年 4 月~ 6 月末まで福島県いわき市の避難所を中心に
被災者支援を行った(1 週単位で 12 チーム)。岩手県宮古市等の支援にも参加した。
医療機能評価機構の受審に向けて 2009 年から準備が行われていたが、2011 年 6 月 28 日~ 30 日の 3 日間、訪問審
査が実施された。いくつか指摘事項あり。それらを改善した後、同年 11 月 4 日付の認定証が評価機構から授与された。
7 月 11 日には「東日本大震災・病院機能評価受審活動報告会」が総長をはじめとする幹部職員を含む約 100 人の参
加により開催された。
8 月に厚生労働省独立行政法人評価委員会が開かれセンターの 2010 年度業務実績の評価が示された。
「戦略的か
つ重点的な研究・開発の推進」に S 評価(中期計画を大幅に上回る)、その他 12 項目に A 評価(上回る)、1 項目に
B 評価(概ね合致)であり、独法化初年度としては概ね高い評価であった。
新棟移転後、西側庭園の整備が進められていたが、
完成を記念して 11 月 19 日に「第 1 回 NCNP 構内駅伝大会」
(キャ
ンパス内約 2km を 5 周)が開かれ 12 チーム約 60 名が寒い雨中を軽やかに駆け抜けた。
2012 年はじめには、2 ~ 3 月に被災地である福島県南相馬市の精神科病院の医療支援が精神科医師の協力で行われた。
2012(平成 24)年度の出来事
6 月に人工呼吸器停止・モニター停止により筋疾患で療養中の患者さんが死亡される事故が発生した。医療事故
調査委員会が組織され中間報告書と医療事故防止対策が策定されるとともに、病院を挙げて継続的に対策を協議し
実施している。
病院の施設基準では、精神科病棟 4 病棟(計 140 床)が 10 対 1 の看護基準を取得した。精神科病棟は平均在院日
数が 40 日以下となり、急性期治療を目的とする病棟であることが明確化された。また、障害者病棟が 7 対 1 の看護
基準を取得した。リハビリテーション科では理学療法士を増員し、神経難病患者などを対象に理学療法を実施して
いる。また、睡眠障害センターが専門疾病センターとして承認され活動を開始した。医療観察法通院処遇患者は 3
人となった。 医師主導治験では、多発性硬化症を対象とする OCH-NCNP1 の臨床試験が開始された。また、臨床研究を円滑
に実施することを目的に、病院臨床研究推進委員会が発足した。
病院経営面では、H24 年度は経常収益が 76 億 6 千万円(前年度 68 億 2 千万円)、経常費用 76 億 2 千万円(前年度
71 億 1 千万円)、経常損益 4 千万円(前年度 3 億円の赤字)であり、医業収益の増加により初めて黒字となった。
2013(平成 25)年度の出来事
2013 年度より精神科病棟(4 北病棟)にて精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)を立ち上げ、精神科救急
医療に参入し、年間を通して厳しい基準をクリアした(トピックス参照)
。一方、
これまで精神科病棟は開放型が 2 棟、
閉鎖型が 2 棟であったのに対して、患者ニーズに合わせて開放型を 1 棟減らし、閉鎖型に転換することで、稼働率
の上昇につながった。
2013 年 7 月、当院で OCH-NCNP1 に続いて 2 番目の FIH(First in Human: はじめてヒトに投与)による医師
主導治験が開始された。筋ジストロフィーの治療薬シーズとして当センターの神経研究所で開発された NS065/
NCNP01 を用いた治験である。
上記のように、医師主導治験 2 件を含む臨床試験、治験の活性化に伴い、それを支える治験管理室のスタッフ構
成ではマンパワーが足りなくなってきた。10 月、治験管理室の機能を拡充する方向で組織改編が行われ、新たに臨
床研究推進部が立ち上がった。臨床研究推進部は、臨床研究・治験推進室(旧治験管理室)と研究管理・調整室(新
設)からなり、後者は臨床データの質の維持、向上を目指してデータマネジメントやモニタリングを担当する。将
来的には ARO 機能を充実させ、医師主導治験や多施設共同臨床研究を当センター主導で円滑に実施可能な体制を
構築する方針である。
11 月には、当センターで 7 番目の専門疾病センターとして、統合失調症早期診断・治療センターが開設され、主
に発症後 2 年以内の患者を対象に早期介入の有用性を検証するとともに、
適切な治療モデルの構築と均てん化を図る。
2014(平成 26)年度の出来事
2014 年度は、水澤英洋病院長を迎え、新たな体制でスタートした。
7 月 1 日に教育研修棟が開棟した。教育研修棟は、当センターで従事する若手研究員レジデントへの教育研修の
拠点として図書館や 200 名を超える人員を収容可能なユニバーサルホールや、ミーティング等が行える多目的室を
備えている。また、58 室の宿泊室も併設し、海外や国内各地からの当センターへの研修参加者のための短期宿泊に
も対応することが可能である。
10 月 1 日、日本人科学者として初めて、樋口輝彦理事長がゴールデン・クレペリン・メダル(Golden Kraepelin
Medal)を受賞した。当メダルはドイツのマックス・プランク精神医学研究所が、研究所の創設者であり、著名な
科学者であるエミール・クレペリンを記念して 1928 年に制定したもので、精神医学の基礎研究あるいは、それらに
関連する分野において顕著な業績を上げた者に授与される。1928 年から今回の受賞までの 86 年間でわずか 18 名し
か受賞しておらず、現存在分析のビンスワンガー、統合失調症の一級症状で有名なクルト・シュナイダー、ドパミ
ンの発見でノーベル賞を受賞したアルビド・カールソン、神経解剖学の発展に寄与したトマス・ヘクフェルトなど
が名を連ねている。樋口理事長は、これまでうつ病の神経内分泌学的研究の日独共同研究を推進してきた。今回の
樋口理事長の受賞は日本のみならず、アジアにおいても初めての受賞となった。
11
Ⅰ 病院概要
3 施設の概要
1) 主要建物
2015 年 3 月 31 日現在
建物名称
病棟・診療棟
構造
RC- 5 F
第 6 病棟
エネルギーセンター
中央館
作業療法棟
デイケア棟
レクレーションセンター
1 号館
2 号館
S- 1 F
S- 1 F
RC- 3 F
RC- 1 F
RC- 1 F
S- 1 F
RC- 4 F
RC- 3 F
1,845
953
2,113
1,123
500
628
912
862
1,734
850
6,477
1,123
500
628
3,564
2,656
7 号館
RC- 3 F
779
2,421
8 号館
RC- 1 F
(1 部 2 F)
RC- 1 F
(1 部 2 F)
2,401
2,451
1F 図書館
2F ゲノム解析センター
3F 医局
1F 閉鎖
2F 閉鎖
3F CBTセンター
病棟
2,429
2,462
病棟
9,167
33,027
1,110
950
13,941
65,431
4,092
4,058
8
2,068
35,095
8
8,158
73,589
9 号館
その他の施設
庁 舎 計
宿舎
看護師宿舎
建面積(㎡)
9,315
RC- 4 F 5 棟
RC- 3 ~ 8 F
3棟
その他の施設
宿 舎 計
合 計
延面積(㎡)
26,624
備考
1F 神経内科外来・小児外来
脳神経外科・総合内科
・整形外科・消化器科
リハビリテーション・
救急外来・放射線診療部
医事課・医療福祉相談室
栄養管理室
食堂・カフェ・売店
2 F 精神科外来 ・ 治験病棟
臨床検査部・薬剤部・
歯科・心理検査・眼科
病棟
3F 医局・手術室・病棟
4F 病棟・庭園
5F 病棟
病棟
事務部・医局・看護部
武蔵分教室
療育指導
研究部門除く
研究部門除く
2)病棟別病床数
医療法病床 474 床 (一般 266 床、精神 208 床)
収容可能病床 466 床 (一般 260 床、精神 206 床)
一般病棟:5 棟 精神病棟:4 棟 医療観察法病棟:2 棟
2015 年 3 月 31 日現在
分
別
収容可能
病
床
区
2 階南病棟
神経内科・筋ジストロフィー
男・女
一般
50
50
2 階北病棟
神経内科
男・女
一般
56
50
3 階南病棟
脳神経外科・小児神経
男・女
一般
50
50
3 階北病棟
神経内科・消化器外科・内科
男・女
一般
50
50
4 階南病棟
精神科
閉鎖
男・女
精神
35
35
4 階北病棟
精神科(急性期)
閉鎖
男・女
精神
35
35
5 階南病棟
精神科
開放
男・女
精神
35
35
5 階北病棟
精神科(亜急性期)
閉鎖
男・女
精神
35
35
男・女
一般
60
60
406
400
重症心身障害
性
病床種別
病 棟 名
6 病棟
医 療 法
病
床
小 計
12
8 病棟
医療観察法
男・女
精神
34
33
9 病棟
医療観察法
男・女
精神
34
33
小 計
68
66
合 計
474
466
六小通り
青梅街道駅北
至青梅街道
職員駐車場
研究所入口
至新小平駅
研究所
2号館
1号館
動物画像
解析施設
研究所
本館
機能訓練棟
正門
MRI棟
り
萩山通
名木百選「桐」
〒
小型実験
動物研究施設
コスモ
ホール(3階)
中央館
(管理棟)
(1F図書館、
ユニバーサル
ホール)
教育研修棟
総合実験動物
研究施設
特殊診療棟
7号館/
認知行動療法
センター3階
MEG棟
2号館
研究所3号館
(1Fセミナールーム)
総合受付
診療棟
ATM
病棟
8病棟
研究所4号館
レクリエーション
テラピーセンター
SPECT棟
分教室・
洗濯棟
小平市プール
クラスター
IBIC棟 研究棟 TMC棟
エネルギー
センター
療育
指導棟
ゴミ置場
リネン棟
6病棟
営繕棟
荻山公園前
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)
独立行政法人
B棟
新B棟
I棟
職員駐車場
C棟
北側通用門
至萩山駅
H棟
グラウンド
小平市グラウンド
A棟
新C棟
新A棟
J棟
外来者専用駐車場
K棟
保育所
N棟
9病棟
Ⅰ 病院概要
3) 建物配置図
13
Ⅰ 病院概要
4 病院が担う政策医療
センターの使命は、病院と研究所が一体となり、センターが担う政策医療分野である精神疾患、
神経疾患、筋疾患及び発達障害の克服を目指した研究開発を行い、その成果を基に高度先駆的医療
を提供するとともに、全国への普及を図ることにある。当院は、神経研究所、精神保健研究所と連
携して、精神・神経・筋疾患及び発達障害分野の疾患の病因・病態の解明、診断・治療法の開発や
人材育成、モデル的医療の開発、政策提言等を実施し、4 分野の疾患に係る高度専門医療機関として、
先駆的な役割を果たしている。
1)診療
精神疾患領域については、統合失調症、うつ病等の気分障害、神経症、認知症、アルコール・薬
物などの物質依存症等の疾患を対象に、それぞれの分野についての専門外来や専門疾病センターを
設置するとともに、入院医療を提供し、高度の専門医療を実施している。また、日本で最初に開棟
した医療観察法病棟では、国内最大の 66 床を有し、全国 31 指定入院医療機関の牽引役として、裁
判所、検察庁、保護観察所と強力な連携を図っている。さらに、我が国の指定入院医療期間中、唯
一の身体合併症医療対応として、近隣医療機関と連携した慢性腎不全患者への透析医療も実施して
おり、この経験を「NCNP センター外透析施設連携モデル」を考案し、指定入院機関への普及に
努めた。認知行動療法(CBT)センターと病院の臨床心理室の連携体制はより強化され、うつ病・
認知症などの精神疾患からパーキンソン病などの身体疾患や患者の介護家族へ対象を拡大した。
神経・筋疾患については、パーキンソン病に対する深部脳刺激療法やてんかんに対する定位脳手
術を行っており、その他、多発性硬化症、ジストニア、高次脳障害、筋ジストロフィーやミオパチー
等に係る高度の専門医療を提供している。また重症心身障害児(者)の病棟では遺伝子診断を含め
た総合的な機能評価を実施し、その評価結果に基づいた各機能障害に対する専門的治療を実施して
いる。
また、多発性硬化症センター、筋疾患センター、てんかんセンター、パーキンソン病・運動障害
疾患センター、地域精神科モデル医療センター、睡眠障害センター、統合症早期診断・治療センター
の 7 つの専門疾病センターが活動を行い、専門外来をはじめ、診断科横断的に、また研究所とも協
力しながら新たな診断・治療法の開発にまで取り組んでいる。
2)臨床研究
脳とこころの科学研究が重要視され、また昨今は橋渡し研究や臨床研究の重要性がますます増し
ている。当院内では精神・神経疾患研究開発費による研究班が数多く発足しており、特に臨床応用
に資するものや、患者 QOL 向上に直結する研究が行われている。また、両研究所とも密接な連携
のもとに共同研究等を行っており、研究所に所属する医師等が病院で臨床業務に、逆に病院の医師
等が研究所の研究に参加するといった、診療・研究の垣根のない交流により、臨床研究を推進させ
ている。一方で、
「死の谷」を越え、研究成果を臨床現場まで繋げるためには、シーズを生み出す
高い研究技術、十分な医療管理技術、バランスの良い組織力、そして開発戦略等が必要である。
そこで、トランスレーショナル・メディカル・センター(TMC)で、研究所が産出してきた先
端的医療のシーズを病院のニーズへ橋渡し、実際に医薬品や診療技術として実用化するための専門
人材の育成を行うとともに、病院の臨床研究推進部が、医師主導治験を含む病院における臨床研究
実施を推進している。また、2014 年度末には、厚労省により「人を対象とする医学系研究に関す
る倫理指針」に基づく質の高い審査体制が整備されていることの認定を受けた。
3)教育研修
2004 年度から開始されている卒後臨床研修については、協力型病院として 4 施設からの初期研修
医 26 名を受け入れた。また後期研修医 57 名についても全国から専門医を目指しつつ臨床研究を行
う志を持った優秀な医師が集まっている。その他、研究所同様、診療科サマーセミナーや NIRS(光
トポグラフィー)、包括的暴力防止プログラム(CVPPP)等の外部向けの研修も積極的に行い、我
が国における精神保健・医療・福祉の質を向上させた。
4)情報発信
当該分野における病因・病態の解明や標準的な治療法については、各種ガイドラインを精神・神
経疾患研究開発費を利用して、作成・普及しているところである。また、ホームページや市民公開
講座等での研究成果公開に加え、2014 年度はジャーナリストが精神・神経疾患領域に関する正し
い基礎知識を学ぶ場として「メディア塾」を開催し、患者を含めた国民への保健医療情報発信に努
めている。
14
Ⅱ 病 院 運 営
Ⅱ
病院運営
1 組織
1 組 織
(2015年3月31日現在)
岡崎 光俊
中 込 和 幸
水 澤 英 洋
六
水澤英洋(事務取扱)
脳 病 態 統 合
イメージングセンター
副栄養管理室長(欠)
栄 養 主 任
栄 養 主 任
認 知 行 動 療 法
センター
上 級 専 門 職
外 来 部 長
水澤英洋(事務取扱)
17
Ⅱ
病院運営
1 組織
身体リハビリテーション部長
身体リハビリテーション科医長
村田 美穂
(作業療法主任)
身体作業療法主任
言語療法主任
身体作業療法士長
言語聴覚士長
精神リハビリテーション部長
平林 直次
精神リハビリテーション科医長(併)
精神作業療法士長
副精神作業療法士長
(作業療法主任)
第一精神作業療法主任
第二精神作業療法主任
第一心理療法主任
臨床心理室長
第二心理療法主任
医療連携係長
医療連携室医長
副 看 護 師 長
三山 健司
臨床研究推進部長
住吉 太幹
臨床研究・治験推進室長(併)
副臨床研究・治験推進室長(欠)
臨床研究・治験主任
研究管理・調整室長(併)
副研究管理・調整室長
臨床研究・治験推進係長
臨床研究・治験推進係
専
門
職
田島 芳夫
牛島 品子
副 看 護 師 長 (臨床教員)( 併 )
専 門 看 護 室 長(併)
副 看 護 師 長
副 看 護 師 長
クラスター病棟師長
18
Ⅱ
病院運営
2 職員配置状況
2 職員配置状況
技
2015 年 3 月 31 日現在
計
長
1
総
1
務
部 企画経営部
1
1
財務経理部
1
1
2
1
4
1
4
1
6
1
2
3
1
1
2
1
2
2
4
7
4
11
1
2
6
2
11
1
3
4
8
8
5
13
1
1
3
6
2
12
1
3
4
8
8
5
13
1
1
1
1
14
4
10
17
5
14
5
1
2
13
17
37
20
15
1
1
1
1
1
病
1
1
1
4
1
1
1
1
6
2
4
4
1
2
3
7
2
5
3
3
2
1
1
14
4
10
8
5
4
4
1
2
1
1
院
1
1
2
10
21
33
3
7
8
1
1
2
3
2
1
1
1
1
2
5
1
1
2
10
13
34
17
1
1
1
2
1
1
1
9
9
27
27
24
24
61
61
1
1
6
6
5
9
6
1
1
2
11
14
35
19
1
1
3
7
7
9
10
99 106
99 106
1
1
1
1
1
1
11
13
1
1
2
4
12
2
3
3
16
17
17
35 323
36 325
36 325
7 384
7 389
7 389
10
21 408
21 607
21 642
1
1
3
3
5
5
1
1
1
1
11
11
22
22
2) 診療科別職員数
区
精
分
神
総
科
内
長 病 院 長 副 院 長 部
1
1
科
神
経
内
科
心
療
内
科
消
化
器
科
循
環
器
科
1
2
8
師
上級専門
チ ー フ
レジデント 非常勤医師
専門修練医
修 練 医
レジデント
計
9
2
23
5
形
外
1
1
1
6
1
3
5
1
8
2
24
1
3
1
23
1
51
科
科
1
放
1
線
合 計
1
13
1
1
3
1
1
5
1
1
科
3
2
1
臨 床 検 査 科
酔
1
3
1
精神リハビリテーション科
射
4
1
1
身体リハビリテーション科
歯
1
1
1
1
脳 神 経 外 科
麻
長 医
1
小 児 神 経 科
整
長 医
科
外
1
2
1
1
1
5
4
6
科
1
計
室
師
医療社会事業専門員
護
師
長
長
医療社会事業専門職
計
師
1
合
職
療養介助職
祉
医療福祉相談室長
導
看
護
部
長
他
主 任・ 保 育 士
福
主 任・ 児 童 指 導 員
指
准
看
護
計
の
長
師
長
職
副 看 護 師 長
看
医療職(三)
副
部
そ
計
院
室 長・ 技 師 長
長
部
長
医
医
能
他
長
員
俸
部
副院長・部長・室長
医療職(二)
基本年俸、医療職(一)
副
職
計
の
年
総
長
上 級 専 門 職
総 務 部 長
総
務
課
人
事
課
研究所事務室
計
企画経営部長
企 画 経 営 課
企画医療研究課
計
財 務 経 理 課
医
事
室
計
監
査
室
病
院
長
副
院
長
専
門
職
第一精神診療部
第二精神診療部
神経内科診療部
小児神経診療部
脳神経外科診療部
総 合 内 科 部
総 合 外 科 部
外
来
部
手術・中央材料部
放射線診療部
臨 床 検 査 部
身体リハビリテーション部
精神リハビリテーション部
医療連携福祉部
医 療 情 報 室
教 育・ 研 修 室
臨床研究推進部
医療安全管理室
薬
剤
部
看
護
部
計
合
計
そ
等
部局等
務
課 長・ 室 長
事
部
長
基本給等
院
役
1) 部局別職員数
1
1
9
27
24
1
5
49
11
129
19
Ⅱ
病院運営
3 経常収支
3 経 常 収 支
( 単位:千円、%)
年 度
区 分
経
常
収
業
務
益 (A)=(a)+(b)
2011 年度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
11,704,657
12,435,852
14,060,767
14,027,104
15,407,193
収
益
(a)
7,143,083
7,818,747
8,619,990
9,074,282
10,321,098
医
業
収
益
6,011,949
6,731,735
7,396,821
7,588,507
7,908,783
研
修
収
益
16,696
24,515
35,185
42,847
37,837
研
究
収
益
1,114,091
1,062,496
1,187,984
1,442,928
2,374,477
教
育
収
益
0
0
0
0
0
その他業務収益
347
0
0
0
0
4,561,574
4,617,105
5,440,777
4,952,822
5,086,095
用 (B)=(e)+(f)
11,730,781
13,200,905
14,355,104
14,248,729
15,855,380
業 務 費 用 (e)=(c)+(d)
11,685,619
13,156,407
14,305,917
14,205,503
15,799,182
用 (c)
6,568,806
7,069,769
7,376,790
7,445,245
7,997,170
そ の 他 経 常 収 益(b)
経
2010 年度
常
費
医
業
費
給
与
費
3,589,098
3,719,900
3,872,238
3,985,925
4,287,875
材
料
費
1,042,807
1,146,512
1,289,078
1,239,509
1,353,527
委
託
費
611,668
533,421
526,879
490,653
526,580
設 備 関 係 費
968,917
1,244,578
1,274,806
1,318,579
1,373,283
研 究 研 修 費
629
1,969
2,020
1,350
1,292
費
355,687
423,390
411,768
409,229
454,614
医 業 外 費 用 (d)
5,116,813
6,086,638
6,929,127
6,760,258
7,802,011
経
給
与
費
2,771,181
3,196,724
3,453,340
3,561,702
3,948,961
材
料
費
297,020
363,438
345,497
336,463
654,250
費
2,015,401
2,303,207
2,636,092
2,322,965
2,608,452
減 価 償 却 費
33,211
223,270
494,198
539,128
590,349
そ の 他 経 常 費 用(f)
45,162
44,498
49,187
43,226
56,199
収 支 差 額( A - B )
▲ 26,124
▲ 765,053
▲ 294,337
▲ 221,624
▲ 448,187
99.8
94.2
97.9
98.4
97.2
経
収
支
率( A / B )
注:計数は、各々の四捨五入によっているのため、端数が合計と一致しないものがある。
20
Ⅱ
病院運営
4 施設整備状況
4 施設整備状況
No
名
称
構
造
建 築 年 次
備
考
1
2 号館
RC-3F
1966.3
1F 図書館、2F ゲノム解析センター、3F 医局
2
宿舎 A 棟
RC-4F
1967.3
3
宿舎 B 棟
RC-4F
1967.3
4
宿舎 C 棟
RC-4F
1968.9
5
1 号館
RC-4F
1969.12
6
中央館
RC-3F
1972.9
1F 外来・医事課・放射線診療部・薬剤部
2F 臨床検査部 3F 運営局・医局・看護部
7
7 号館
RC-3F
1978.3
3F CBT センター
8
宿舎 H 棟
RC-4F
1978.3
9
宿舎I棟
RC-4F
1978.3
10
宿舎 J 棟
RC-3F
1978.3
11
宿舎 K 棟
RC-3F
1979.3
12
特殊診療棟
RC-2F
1981.3
13
作業療法棟
S-1F
1981.3
14
機能訓練棟
RC-2F
1982.9
15
作業療法棟
RC-1F
1985.9
16
冷房機械棟
RC-1F
1987.7
17
MR 棟
RC-1F
1989.3
18
ポジトロン CT 棟
RC-2F
1994.2
19
MEG 棟
RC-2F
1999.3
2 F治験管理室
20
8 号館
RC-1F
2005.7
一部増築 H 22.6 竣工
21
ハートフルレジデンス
RC-8F
2006.5
増築部分 H 19.3 竣工
22
9 号館
RC-1F
2010.6
23
保育園
24
病棟・診療棟
25
26
27
教育研修棟
S-1
2010.6
RC-5F
2010.9
第 6 病棟
S-1
2010.9
エネルギーセンター
S-1
2010.9
RC-4F
2014.6
21
Ⅱ
病院運営
5 主要医療機器整備状況
5 主要医療機器整備状況
取
得
年
月
2014.04.02
22
日
品
名
痙攣療法用脳向け電気刺激装置
数量
単位
1
式
金
額
供
用
先
3,024,000 手術・中央材料部
2014.04.07
鼻咽頭ファイバーシステム 11101CMM
1
式
1,836,000 総合外科部
2014.04.25
排痰補助装置 カフアシスト E70
1
式
1,404,000 リハビリテーション部
2014.04.28
重度障害者用意思伝達装置
1
式
1,633,000 リハビリテーション部
2014.05.27
自走式トレッドミル ラボード LX2100
1
式
2,743,200 リハビリテーション部
2014.05.30
障害者歯科・口腔外科用ユニット オサダ ST5-A151L
1
式
4,374,000 外来部
2014.07.31
筋電図 ・ 誘発電位検査装置
1
式
9,774,000 臨床検査部
2014.08.19
スリットランプ
1
式
996,840 総合外科部
2014.08.29
超音波手術器 ソノペット UST-001
1
式
9,087,379 手術・中央材料部
2014.08.29
CO2 インキュベーター FCT-163
1
式
838,080 臨床検査部
2014.09.30
デジタル画像処理システム
1
式
1,512,100 臨床検査部
2014.10.01
下肢牽引装置
1
式
1,317,600 手術・中央材料部
2014.10.03
鼻咽頭ファイバー カールストルツ 11101CMK
1
式
1,466,424 総合外科部
2014.10.31
ファイバースコープ FNL-15RP3
1
式
729,000 総合外科部
2014.11.27
生物顕微鏡 エクプリス Ci-L
1
式
800,000 臨床検査部
2014.11.27
顕微鏡用デジタルカメラ DS-F12-L3
1
式
500,000 臨床検査部
2015.02.10
バイポーラ凝固切開装置
1
式
5,365,180 手術・中央材料部
2015.03.16
ポータブル心電計 ECG-2320
1
式
2015.03.19
電子顕微鏡 8MCCD カメラ
1
式
9,385,200 臨床検査部
930,960 医療機器中央管理室
2015.03.27
自動採血管準備システム
1
式
19,980,000 臨床検査部
2015.03.31
ナースコールシステム ( 8 病棟分 )
1
式
9,828,000 看護部
2015.03.31
ナースコールシステム ( 9 病棟分)
1
式
6,048,000 看護部
Ⅱ
病院運営
6 放射線診療部保有機器構成
6 放射線診療部保有機器構成
室
名
04 骨密度測定室
(骨塩定量装置)
装
置
名
取得年月
ホロジック・QDR Explorer W
2006 年 7 月
02 一般撮影室
島津 RAD speed Pro
2010 年 9 月
05 一般撮影室
GE Discovery XR656
2014 年 3 月
日立
CUREVISTA
2010 年 9 月
シーメンス
SOMTOM Sensation Open
2007 年 2 月
アンギオ撮影室
(連続血管撮装置)
フィリップス
Allura Xper FD20
2010 年 9 月
手術室
(外科用イメージ)
シーメンス
SIREMOBIL Compact LX
2007 年 3 月
朝日 MPX-8800
2004 年 2 月
朝日 MX-60N
2004 年 2 月
モリタ MAX-FM
1989 年 3 月
03 X 線 TV 撮影室
(X-TV 装置 )
01 CT 撮影室
(CT 装置)
歯科撮影室
朝日 KX-60L
日立シリウス 130HT
2007 年 2 月
日立シリウス 130HT
2007 年 2 月
日立 シリウス Ubiquitas
2009 年 3 月
CALNEO U
2010 年 9 月
CALNEO MT
2010 年 9 月
FCR Speedia
2010 年 9 月
FCR5000 PLUS
2002 年 12 月
FCR5502
2004 年 2 月
FCR VEROCITY
2004 年 2 月
07 MRI 撮影室
シーメンス MAGNETOM Verio
2010 年 9 月
06 MRI撮影室
フイリップス Achieva 3.0T TX
2010 年 9 月
サイクロトロン装置
住友重機 MH-20
2011 年 3 月
02 PET-CT 室
(PET-CT 装置)
シーメンス
True Point Biograph16
2010 年 9 月
SPECT 室 1 ,
SPECT 室 2
(SPECT-CT 装置)
シーメンス SymbiaT6
GE Discovery NM/CT 670
2010 年 9 月
2015 年 7 月
東芝 APLIO-XG
2010 年 9 月
直接撮影 移動型
CR 装置
超音波診断装置
23
Ⅱ
病院運営
7 年間主要行事 ・ 出来事
7 年間主要行事・出来事
2014.
04.01 2014.
04.14 2014.
05.29 2014.
06.09 2014.
06.12 2014.
06.19 2014.
06.30 2014.
07.02 2014.
07.02 2014.
07.17 2014.
07.23 2014.
07.30 2014.
08.07 2014.
08.19 2014.
08.19 2014.
08.21 2014.
08.22 2014.
08.26 2014.
08.28 2014.
09.
02 2014.
09.02 2014.
09.02 2014.
09.06 2014.
09.09 2014.
09.09 2014.
09.09 2014.
09.16 2014.
09.16 2014.
09.18 2014.
09.24 2014.
09.26 2014.
10.16 2014.
10.24 2014.
10.28 2014.
10.30 2014.
11.
04 2014.
11.05 2014.
11.11 2014.
11.14 2014.
11.20 2014.
12.02 2014.
12.18 2015.
01.19 2015.
01.28 2015.
01.30 2015.
02.19 2015.
03.05 2015.
03.11 2015.
03.19 2015.
03.09 2015.
03.24 24
新規採用者オリエンテーション(~ 3 日)
会計実地検査(~ 6 日)
職務発明審査委員会
職務発明審査委員会
第 8 回精神科医療評価・均てん化研修(~ 13 日)
第 9 回発達障害早期総合支援研修(~ 20 日)
教育研修棟竣工記念シンポジウム
平成 26 年度独法評価委員会 ( 事前ヒアリング )
第 17 回発達障害支援医学研修(~ 3 日)
平成 26 年度独法評価委員会高度専門医療研究部会 ( 事前ヒアリング )
職務発明審査委員会
第 51 回精神保健指導課程研修(~ 31 日)
平成 26 年度独法評価委員会高度専門医療研究部会
第 8 回自殺総合対策企画研修(~ 20 日)
医政局長視察
平成 26 年度独法評価委員会高度専門医療研究部会(~ 22 日)
第 1 回 NCNP メディア塾(~ 23 日)
平成 26 年度独法評価委員会総会
第 12 回摂食障害治療研修(~ 29 日)
第 6 回アウトリーチによる地域ケアマネジメント並びに訪問による生活訓練研
修(~ 5 日)
第 12 回 ACT・多職種アウトリーチ研修(~ 5 日)
第 2 回医療における個別就労支援研修(~ 5 日)
第 2 回司法精神医学ワンディセミナー
医療観察法医療体制整備推進室長視察
第 28 回薬物依存臨床医師研修(~ 12 日)
第 16 回薬物依存臨床看護等研修(~ 12 日)
第 5 回心理職自殺予防研修(~ 17 日)
第 9 回精神科医療従事者自殺予防研修(~ 17 日)
職務発明審査委員会
第 7 回発達障害精神医療研修(~ 26 日)
神奈川県議会議員視察
職務発明審査委員会
動物慰霊祭
第 9 回司法精神医学研修(~ 29 日)
佐倉市精神障害者家族会訪問
第 2 回自殺予防のための自傷行為とパーソナリティ障害の理解と対応研修(~ 5 日)
第 11 回摂食障害看護研修(~ 7 日)
第 6 回薬物依存症に対する認知行動療法研修(~ 12 日)
性犯罪防止講習会(小平警察)
職務発明審査委員会
第 10 回精神科医療従事者自殺予防研修(~ 3 日)
職務発明審査委員会 第 9 回犯罪被害者メンタルケア研修(~ 21 日)
第 18 回発達障害支援医学研修(~ 29 日)
研究開発費前評価委員会
職務発明審査委員会
フィリピン人医師団見学
フィリピン人医師団見学
職務発明審査委員会
精神保健研究所研究報告会
精神神経疾患研究開発費事前評価委員会
Ⅲ 統 計
1 医事統計 2 疾患別統計
精神科(一般)
精神科(医療観察)
小児神経科
神 経 内 科
脳神経外科
外
科
整 形 外 科
消化器内科
循環器内科
心 療 内 科
リハビリ科
合計
< 退院患者数 >
精神科(一般)
精神科(医療観察)
小児神経科
神 経 内 科
脳神経外科
外
科
整 形 外 科
消化器内科
循環器内科
心 療 内 科
リハビリ科
合計
< 入院患者数 >
精神科(一般)
精神科(医療観察)
小児神経科
神 経 内 科
脳神経外科
外
科
整 形 外 科
消化器内科
循環器内科
心 療 内 科
リハビリ科
合計
< 在院患者数 >
医事統計①
4月
3.0
0.0
4.1
4.7
0.7
0.0
0.0
0.2
0.0
0.0
0.0
12.8
4月
3.2
0.1
4.0
4.6
0.4
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
12.4
4月
126.3
63.0
100.2
97.0
15.6
0.3
0.1
2.4
0.4
1.0
0.0
406.4
5月
3.2
0.0
3.2
4.7
0.5
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
11.8
5月
3.2
0.1
3.2
4.7
0.4
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
11.7
5月
129.2
64.3
101.8
94.3
14.6
0.2
0.0
1.8
0.8
0.0
0.0
407.1
6月
3.5
0.0
4.0
4.8
0.5
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
12.8
6月
3.3
0.1
4.2
4.9
0.3
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
12.9
6月
129.0
64.5
106.5
90.1
16.2
0.1
0.4
3.1
0.0
0.2
0.0
410.2
7月
2.9
0.1
4.5
5.0
0.5
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
0.0
13.0
7月
3.2
0.0
4.9
4.9
0.4
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
13.6
7月
128.9
64.3
110.2
93.9
12.7
0.2
3.4
2.0
0.0
0.8
0.0
416.5
8月
3.6
0.1
4.8
5.6
0.5
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
14.8
8月
3.3
0.0
4.4
5.5
0.5
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
13.8
8月
131.4
63.4
105.0
93.7
13.3
0.4
2.0
1.5
0.2
0.5
0.0
411.4
9月
3.4
0.1
3.6
5.2
0.5
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
13.0
9月
3.3
0.1
3.8
5.4
0.5
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
13.3
9月
129.9
63.8
106.4
92.1
14.2
0.6
3.1
2.1
0.2
0.4
0.0
412.9
10 月
3.2
0.1
4.0
5.5
0.4
0.1
0.0
0.2
0.0
0.0
0.0
13.5
10 月
3.5
0.1
4.3
5.6
0.3
0.1
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
13.9
10 月
127.0
62.2
106.4
90.6
10.5
2.7
0.6
3.5
0.2
0.0
0.0
403.7
11 月
3.1
0.2
3.8
4.9
0.3
0.1
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
12.5
11 月
2.8
0.1
3.5
4.8
0.5
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
12.0
11 月
124.0
61.1
103.9
93.0
15.6
1.8
2.1
4.5
0.4
0.7
0.6
407.7
12 月
2.7
0.0
3.7
5.0
0.7
0.0
0.1
0.2
0.0
0.0
0.0
12.5
12 月
3.2
0.1
3.6
4.6
0.5
0.1
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
12.3
12 月
133.3
61.0
104.4
90.6
15.0
2.0
1.5
3.1
0.1
0.1
0.5
411.6
2014 年度 診療科別1日平均患者数(入院)
1月
3.0
0.1
2.7
4.2
0.5
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
10.6
1月
2.7
0.2
3.1
4.5
0.5
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
11.1
1月
128.2
63.7
100.0
93.7
15.0
2.2
0.3
2.3
0.0
0.0
0.0
405.5
2月
3.2
0.1
4.0
5.1
0.5
0.1
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
13.1
2月
3.1
0.1
4.0
5.1
0.3
0.0
0.1
0.1
0.0
0.0
0.0
12.8
2月
125.7
63.9
106.9
97.5
14.8
0.5
1.6
2.7
0.0
0.0
0.0
413.4
3月
3.6
0.2
3.7
5.7
0.6
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
13.9
3月
4.0
0.1
4.1
5.5
0.6
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
14.5
3月
128.8
61.9
104.4
98.8
16.3
1.5
0.0
3.7
0.2
0.4
0.0
416.0
2014 年度
年度平均
3.2
0.1
3.8
5.0
0.5
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
12.9
2014 年度
年度平均
3.2
0.1
3.9
5.0
0.4
0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
0.0
12.9
2014 年度
年度平均
128.5
63.1
104.7
93.8
14.5
1.0
1.3
2.7
0.2
0.3
0.1
410.2
Ⅲ
統計
1 医事統計
27
28
実 績
実 績
2012 年度 2013 年度
(月)
4月
総 合 内 科
0.1
0.2 (初診)
0.1
0.4
0.7 (再診)
1.5
0.2
0.2 (初診)
0.2
心 療 内 科
6.7
7.3 (再診)
8.9
11.8
12.0 (初診)
11.2
精
神
科
261.3
256.4 (再診) 254.0
5.8
6.2 (初診)
7.1
神 経 内 科
83.7
86.4 (再診)
87.3
0.2
0.3 (初診)
0.3
消化器内科
6.1
5.6 (再診)
5.9
0.1
0.0 (初診)
0.1
循環器内科
3.8
4.6 (再診)
4.9
3.8
3.6 (初診)
3.0
小児神経科
49.2
52.6 (再診)
51.0
0.1
0.1 (初診)
0.2
外
科
2.2
2.6 (再診)
2.9
0.1
0.0 (初診)
0.0
整 形 外 科
5.2
3.7 (再診)
4.3
0.8
0.8 (初診)
0.8
脳神経外科
14.3
14.7 (再診)
14.2
0.0
0.0 (初診)
0.0
リハビリ科
21.2
21.3 (再診)
21.0
0.5
0.4 (初診)
0.5
放 射 線 科
0.0
0.0 (再診)
0.0
2.4
2.4 (初診)
2.3
歯
科
6.5
5.4 (再診)
6.0
6,334
6,403
(初診)
543
合 計
112,641 112,580 (再診)
9,700
( 延 患 者 数 ) 116,850 118,983 (合計) 10,243
25.9
26.2 (初診)
25.9
合 計
460.5
461.4 (再診)
461.9
( 1 日平均)
486.4
487.6 (合計) 487.8
診 療 科 名
医事統計②
0.7
1.2
0.2
8.1
12.2
254.2
5.6
87.0
0.1
5.5
0.0
4.6
3.2
50.7
0.3
3.2
0.0
4.0
0.7
15.3
0.1
20.3
0.5
0.1
2.3
7.0
512
9,217
9,729
25.6
460.9
486.5
5月
0.2
0.9
0.2
7.7
10.6
244.1
7.2
88.4
0.1
4.8
0.1
5.1
3.1
52.7
0.3
3.1
0.0
3.5
0.9
14.8
0.0
20.6
0.3
0.0
2.9
5.8
548
9,480
10,028
26.1
451.4
477.5
6月
0.2
1.2
0.2
8.2
12.0
251.7
6.9
91.5
0.0
5.9
0.1
5.0
3.8
53.2
0.0
3.5
0.0
4.0
0.8
14.9
0.0
19.2
0.8
0.0
2.2
5.3
596
10,201
10,797
27.1
463.7
490.8
7月
0.1
1.1
0.3
7.8
12.0
239.1
6.1
84.8
0.0
4.1
0.0
4.2
4.3
55.2
0.2
3.0
0.1
3.9
0.8
14.1
0.0
18.5
0.2
0.0
2.5
5.4
562
9,265
9,827
26.8
441.2
468.0
8月
0.0
1.2
0.2
8.7
10.9
250.4
7.0
95.7
0.3
5.7
0.1
4.9
4.0
52.1
0.1
3.2
0.1
4.3
0.7
16.7
0.0
21.8
0.6
0.1
2.6
5.9
526
9,407
9,933
26.3
470.4
496.7
9月
0.2
0.8
0.4
9.2
11.6
244.5
7.0
94.7
0.1
4.9
0.1
5.0
3.6
54.1
0.2
3.3
0.1
4.3
0.7
12.9
0.0
21.0
0.5
0.0
2.8
5.9
600
10,135
10,735
27.3
460.7
488.0
10 月
2014 年度
診療科別1日平均患者数(外来)
0.2
1.1
0.1
9.9
11.8
252.9
5.1
93.3
0.0
5.3
0.0
4.8
3.6
54.2
0.1
2.9
0.0
4.4
0.8
17.7
0.0
20.8
0.6
0.0
2.4
5.9
443
8,520
8,963
24.6
473.3
497.9
11 月
0.3
0.8
0.1
9.5
11.2
260.4
6.6
104.3
0.2
5.6
0.2
4.5
3.2
56.8
0.1
3.8
0.0
4.3
0.8
14.6
0.0
22.1
0.7
0.0
2.7
4.9
494
9,340
9,834
26.0
491.6
517.6
12 月
0.3
1.1
0.3
9.7
11.6
250.8
7.2
102.3
0.1
5.5
0.1
5.1
4.3
57.2
0.1
2.8
0.1
4.3
0.8
16.0
0.0
22.1
0.4
0.0
2.5
4.9
521
9,154
9,675
27.4
481.8
509.2
1月
0.1
0.8
0.3
9.9
10.5
239.5
6.2
97.6
0.2
4.2
0.1
3.9
3.7
56.6
0.1
2.9
0.1
4.8
0.8
17.4
0.0
19.8
0.7
0.0
2.6
5.1
480
8,787
9,267
25.2
462.5
487.7
2月
0.1
0.5
0.3
9.7
10.9
231.6
6.6
94.5
0.2
5.3
0.0
4.7
3.7
54.9
0.2
3.1
0.1
4.5
0.6
14.6
0.0
19.4
0.5
0.0
2.3
5.2
563
9,859
10,422
25.6
448.1
473.7
3月
0.2
1.0
0.2
8.9
11.4
247.8
6.5
93.5
0.1
5.2
0.1
4.7
3.6
54.1
0.1
3.1
0.1
4.2
0.7
15.3
0.0
20.6
0.5
0.0
2.5
5.6
6,388
113,065
119,453
26.2
463.4
489.6
計
Ⅲ
統計
1 医事統計
掲
整
90,449,957.00
リ ハ ビ リ 科
3,889.00
計
科
合
内
科
合
総
線
歯
射
本
29
658,738.00
1,975.00
合 計
664,682,391.46
1,448,319.40
406,138.00
298,975.60
4,032,713.22
3,665,534.00
2,943,108.00
41,865,547.28
186,449,232.32
160,824,398.84
126,840,261.40
135,908,163.40
総 A
類
56,273,553.00
11,575.00
10,354.00
19,502.00
695,387.00
207,251.00
203,051.00
1,304,027.00
35,091,017.00
13,373,380.00
227,413.00
5,130,596.00
掲
587,467.00
151,508.00
981,967.00
4,431,919.00
1,079,074.00
594,337.00
1,436,922.00
656,473.00
621,997.00
1,932,322.00
23,728,987.00
5,425,427.00
42,724,179.00
特 合 計
1,246,205.00
231,157.00
1,017,520.00
4,647,972.00
1,433,178.81
739,623.00
1,817,125.17
779,786.20
805,702.00
4,006,729.60
37,542,188.68
18,403,519.26
56,504,076.91
総 類
26,185.00
21,511.00
1,557.00
0.00
18,198.00
53,167.00
467,546.00
65,397.00
36,771.00
184,602.00
4,061,912.00
1,323,758.00
5,843,856.00
A
診療科別1日平均診療点数(外来)
29,415,047.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
3,735,550.00
25,679,497.00
0.00
0.00
福祉サービス費
診療科別1日平均診療点数(入院)
類
C
32,636.00
10,351.00
980,410.00
14,624.00
106,099.00
156,469.00
147,295.00
401,284.00
153,159.00
993,992.00
9,239,012.00
672,989.00
類
75,091.00
112,951.00
0.00
109,590.00
436,947.00
384,701.00
799,164.00
134,009.00
222,573.00
743,172.00
5,696,190.00
3,385,055.00
5,402,137.00
C
類
22,401,661.00
28,744.00
50,233.00
36,985.00
356,016.00
138,814.00
185,935.00
1,136,936.00
11,383,207.00
3,103,512.00
157,825.00
5,823,454.00
内訳 ) 特掲
類
5,570,221.00
B
18,144,065.00
17,906.00
42,364.00
1,410.00
69,268.00
76,051.00
69,825.00
1,039,992.00
11,475,674.00
771,956.00
171,240.00
4,408,379.00
B
内訳 ) 特掲
類
類
453,555.00
6,695.00
0.00
4,307,705.00
517,830.00
0.00
22,917.00
55,783.00
209,494.00
10,556.00
4,731,873.00
43,625.00
25,907,965.00
D
2014 年度
86,027,662.00
1,297,265.00
10,440.00
23,437.00
568,205.00
2,050,326.00
1,454,963.00
24,422,882.00
32,500,059.00
15,037,825.00
337,131.00
8,325,129.00
D
2014 年度
119,452.00 44,822,204.63 84,352,579.00 129,174,783.63 12,104,460.00 18,478,541.00 17,501,580.00 36,267,998.00
79,649.00
35,553.00
216,053.00
354,104.81
145,286.00
380,203.17
123,313.20
183,705.00
2,074,407.60
13,813,201.68
12,978,092.26
13,779,897.91
基 182,846,941.00
81,334.00
300.00
129.00
5,008.00
リ ハ ビ リ 科
放
科
2,232.00
科
内
心
療
1,303.00
1,169.00
消 化 器 内 科
循 環 器 内 科
1,040.00
科
外
整
形
科
外
802.00
24,362.00
内
科
経
脳 神 経 外 科
神
14,063.00
患 者 延 べ 数
小 児 神 経 科
科
63,180.00
療
(外来)
精 神 科( 一 般 )
診
医事統計④
計 452,420,403.46
92,829.40
合
113,391.00
1,355,490.00
292,747.00
科
内
心
療
217,641.60
循 環 器 内 科
1,688,876.00
2,472,442.00
1,193,092.00
2,343,837.22
科
1,913,774.00
27,903,837.00
消 化 器 内 科
外
1,029,334.00
科
外
形
92,263,725.32
内
13,961,710.28
経
科
神
脳 神 経 外 科
32,286,673.00
特 小 児 神 経 科 102,858,228.84
本
893,609.00
基 精神科(医療観察) 125,946,652.40
科
23,687,558.00
療
(入院)
精 神 科( 一 般 ) 112,220,605.40
診
医事統計③
Ⅲ
統計
1 医事統計
30
67
75
71
86
88
79
70
892
74.3 31.8 14.9 18.5
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
一ヶ月
平均
救 急 外 来
患 者 総 数
9月
神
67
精
8月
経
72
神
7月
児
62
小
6月
381
34
30
31
29
28
30
32
36
38
29
179
12
10
25
24
19
14
13
12
10
10
222
19
27
20
24
16
23
17
17
18
13
脳 外 科
2.1
25
3
1
0
2
2
3
2
0
3
7
2
リハビリ
13
0.0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
そ の 他
14
85
2
11
12
7
6
5
3
2
3
3
20
救 急 車
34
296
18
24
25
16
25
32
23
29
32
25
26
察
83
警
5月
594
52
55
63
69
46
42
44
38
40
37
57
0.2 49.5
2
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
そ の 他
534
39
50
58
57
52
49
39
35
36
27
48
274
26
23
26
24
12
20
24
19
29
25
27
320
27
21
26
27
28
33
26
25
28
25
29
568
43
58
62
57
43
42
41
42
44
36
54
6.8 44.5 22.8 26.7 47.3
82
5
6
4
5
7
6
4
13
7
10
8
152
15
12
9
14
9
14
13
12
16
16
13
0.3 12.7
3
0
0
0
2
0
0
0
0
1
0
0
84
5
8
7
7
10
11
4
8
8
4
5
7
6.8 7.0
81
6
1
10
6
9
8
8
5
4
5
10
9
科
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0.2 0.1
2
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
夜
9
深
0
勤
46
日
25
夜
19
準
44
院
7
入
51
宅
0
帰
21
送
11
転
0
神
0
精
15
経
16
神
30
院
療
児
入
診
小
間
転 帰
外
時
帯
脳
72
搬 送 状 況
そ の 他
7.1 24.7
診 療 内 訳
夜間・休日外来急患状況一覧(診療科分類)
2014 年度
2 南 1 名 2 北 2 名 3 北 5 名
3 南 4 名 4 南 2 名 4 北 11 名 5 北 1 名
5 南 1 名 3 北 1 件 3 南 8 件
4 北 6 件 4 南 3 件 5 北 2 件 5 南 1 件
2 北 2 名 2 南 6 名
3 北 5 名 3 南 2 名
4 北 8 名 4 南 1 名
6 病棟 2 名
3 南 7 名 3 北 6 名
4 北 8 名 4 南 4 名
5南2名
2 北 1 名 2 南 3 名 3 北 7 名
3 南 8 名 4 北 3 名 4 南 2 名
5 北 3 名 5 南 1 名
2 北 1 名 2 南 2 名 3 北 5 名
3 南 10 名 4 北 9 名 4 南 4 名 5 北 1 名
2 南 1 名 3 南 4 名 3 北 7 名
4 北 11 名 4 南 1 名
5北1名
2 北 1 名 3 北 4 名 3 南 8 名
4 北 8 名 4 南 2 名 5 北 1 名
5南1名
2 北 1 名 3 北 3 名 3 南 8 名
4 北 11 名 4 南 5 名
2 北 1 名 3 北 4 名 3 南 4 名
4 南 4 名 4 北 12 名 2 北 1 名 3 北 9 名 3 南 6 名
4 南 2 名 4 北 9 名 5 北 1 名
5 南 1 名 2 北 1 名 3 南 7 名 3 北 8 名 4 南 2 名 4 北 5 名 5 北 1 名 6 病棟 1 名
入院病棟
4月
医事統計⑤
Ⅲ
統計
1 医事統計
Ⅲ
統計
1 医事統計
診療科別患者数及び平均在院日数(過去3年)
(医療観察病棟及び重心病棟を除く)
医事統計⑥
診
療
精
科
神
科
小 児 神 経 科
2012 年度
125.4
122.4
128.5
新入院患者数
1,183
1,309
1,175
平均在院日数
37.1
30.2
38.6
平均在院患者数
36.2
35.9
35.3
新入院患者数
736
888
881
平均在院日数
経
内
科
脳 神 経 外 科
外
整
科
形
外
科
消 化 器 内 科
18.0
15.0
14.7
92.4
93.8
新入院患者数
1,549
1,656
1,831
平均在院日数
21.4
19.9
18.4
平均在院患者数
14.0
14.0
14.5
新入院患者数
143
129
152
平均在院日数
30.0
33.7
28.0
平均在院患者数
3.1
1.5
1.1
新入院患者数
25
22
14
平均在院日数
20.2
11.9
14.5
平均在院患者数
1.4
1.5
1.3
新入院患者数
21
24
17
平均在院日数
14.4
12.7
16.6
平均在院患者数
2.2
2.0
2.7
新入院患者数
53
54
35
平均在院日数
11.6
12.1
24.3
0.3
0.3
0.2
新入院患者数
7
5
4
平均在院日数
12.3
10.2
14.6
平均在院患者数
平均在院患者数
循 環 器 内 科
心
リ
療
ハ
内
ビ
科
リ
2014 年度
平均在院患者数
平均在院患者数
神
2013 年度
0.3
0.4
0.3
新入院患者数
7
6
4
平均在院日数
19.1
22.3
31.5
平均在院患者数
1.4
2.0
0.2
新入院患者数
24
33
1
平均在院日数
22.7
22.1
32.0
31
32
一 般 疾 患
医 療 観 察
精 神 一 般
0
0.0%
0
0.0%
75
18.2%
10
35.7%
9
15.0%
131
31.9%
患者数 ( 人 )
比 率 (%)
患者数 ( 人 )
比 率 (%)
患者数 ( 人 )
比 率 (%)
12
3
8
23
5
0
0
5
一 般 疾 患
一 般 診 療 科 筋ジストロフィー
重症心身障害
合
計
0
0
医 療 観 察
精 神 科
0
0
4
21
4
3
10
19 歳
26.5%
45.5%
比 率 (%)
14 歳
35
60
患者数 ( 人 )
15 歳~
3.3%
1.7%
比 率 (%)
7 歳~
2
1
患者数 ( 人 )
6 歳以下
29.0%
38.9%
比 率 (%)
0
分
計
38
未満
未満
51
1 ヶ月
14 日
患者数 ( 人 )
分
精 神 一 般
区
医事統計⑧
合
重症心身障害
一 般 診 療 科 筋ジストロフィー
精 神 科
区
医事統計⑦
7
3.9%
16
1.7%
1
3.6%
1
2.3%
3
6.7%
4
5.3%
未満
3 ヶ月
29 歳
50
12
7
10
5
16
20 歳~
39 歳
8
64
10
1
16
14
7
81
23
5
11
16
26
1
59 歳
57
3
3
9
15
27
1
2.7%
11
0.0%
0
3.6%
1
0.8%
1
13.3%
8
0.8%
5年
3 年~
69 歳
55
0
2
26
9
18
60 歳~
7.3%
30
0.0%
0
7.1%
2
0.0%
0
45.0%
27
0.8%
3年
1 年~
50 歳~
2.4%
10
0.0%
0
0.0%
0
2.3%
3
11.7%
40 歳~
49 歳
0
0.0%
1年
6 ヶ月~
年 齢
4.6%
19
0.0%
0
0.0%
0
1.5%
2
13.3%
23
30 歳~
9
6.9%
6 ヶ月
3 ヶ月~
年齢別入院患者数
9.5%
39
0.0%
0
7.1%
2
9.1%
12
3.3%
2
17.6%
23
未満
2 ヶ月
在 院 期 間
在院期間別入院患者数
0
1
14.6%
60
61.7%
37
32.1%
9
9.8%
13
0.0%
0
0.8%
以上
10 年
100.0%
411
100.0%
60
100.0%
28
100.0%
132
100.0%
60
100.0%
131
合計
79 歳
45
0
4
23
1
17
70 歳~
10
0
0
10
0
0
80 歳以上
411
60
28
132
60
131
合計
(対象:2015.3.31 の在院患者)
4.9%
20
21.7%
13
10.7%
3
2.3%
3
1.7%
1
0.0%
10 年
5 年~
(対象:2015.3.31 の在院患者)
Ⅲ
統計
1 医事統計
Ⅲ
統計
1 医事統計
初診患者の居住地域別患者数
医事統計⑨
(2014 年度 初診料算定患者より)
中
野
区
34
14
8
3
5
1.1%
6.5%
練
馬
区
71
51
34
6
9
2.8%
東久留米市
69
35
26
4
10
2.4%
板
橋
区
12
28
5
2
3
0.8%
西東 京 市
74
47
30
2
15
2.8%
豊
島
区
13
7
1
1
1
0.4%
清
38
13
7
0
7
1.1%
目
黒
区
14
11
6
1
3
0.6%
科
37
17
1
2
4
1.0%
769
331
154
22
220
24.7%
(各科における上記地域の割合) 27.7%
20.7%
17.4%
12.1%
35.4%
他の診療科
10.9%
47
武蔵村山市
脳神経外科
137
7
二次医療圏 小計
小児神経科
7
31
市
神 経 内 科
59
98
都 道 府 県 市 区 町 村
神
121
213
瀬
精
338
神
他の診療科
科
市
平
脳神経外科
療
東村 山 市
小
小児神経科
診
神 経 内 科
科
科
精
北多摩北部保健医療圏
京
療
比 率
都道府県 市区町 村
東
診
比 率
文
京
区
7
3
3
1
3
0.3%
都 品
川
区
9
4
3
2
4
0.4%
( 23 区 ) 中
央
区
6
3
1
2
0
0.2%
0
5
0
0
0
0.1%
11
5
5
0
4
0.4%
東
京
東大和 市
84
37
14
4
17
2.6%
千 代 田 区
立
市
61
20
13
3
13
1.8%
北
小金 井 市
40
23
7
2
3
1.2%
墨
田
区
8
2
1
1
1
0.2%
国分 寺 市
69
14
15
5
19
2.0%
足
立
区
14
7
7
1
5
0.6%
国
市
28
8
6
1
4
0.8%
台
東
区
3
2
3
0
2
0.2%
八王 子 市
69
41
17
5
6
2.3%
大
田
区
22
18
11
0
7
1.0%
昭
島
市
39
9
5
0
6
1.0%
東 京 都 23 区 小 計
417
282
147
31
82
15.8%
調
布
市
19
12
14
1
0
0.8%
(各科における上記地域の割合) 15.0%
17.6%
16.6%
17.0%
13.2%
府
中
市
41
19
8
2
11
1.3%
あきる野市
11
6
1
0
2
0.3%
川
立
東
京
都 区
小
計
1868
928
455
88
431
(各科における上記地域の割合) 67.3%
58.0%
51.4%
48.4%
69.3%
62.1%
野
市
28
16
4
2
3
0.9%
生
市
15
13
4
2
2
0.6%
埼
県
449
301
181
30
50
16.7%
三
鷹
市
32
13
7
1
10
1.0%
神 奈 川 県
183
138
71
20
15
7.0%
武蔵 野 市
31
15
9
0
12
1.1%
関東地区
都 日
(23 区以外) 福
玉
千
葉
県
93
67
43
9
12
3.7%
山
梨
県
6
16
9
2
1
0.6%
0.5%
栃
木
県
10
7
3
5
3
0.5%
5
0.9%
茨
城
県
24
6
20
5
6
1.0%
1
3
0.6%
群
馬
県
15
20
28
9
2
1.2%
13
4
3
1.1%
関東地区 小計
780
555
355
80
89
30.6%
1
3
0
2
0.2%
北海道地区
2
5
1
0
1
0.1%
19
7
1
0
1
0.5%
都 東 北 地 区
22
16
9
2
0
0.8%
島
2
0
0
0
0
0.0%
外 北 陸 地 区
8
7
11
2
2
0.5%
東京都(23 区以外) 小計
1,451
646
308
57
349
46.3%
中 部 地 区
37
51
19
2
1
1.8%
(各科における上記地域の割合) 52.3%
40.3%
34.8%
31.3%
56.1%
近 畿 地 区
7
16
12
1
2
0.6%
中 国 地 区
1
3
3
1
0
0.1%
0.2%
狛
江
市
3
4
1
0
1
0.1%
羽
村
市
14
7
3
0
6
青
梅
市
26
20
4
2
多
摩
市
15
10
5
町
田
市
28
20
稲
城
市
8
西多 摩 郡
諸
葛
東
京
都
( 23 区 )
飾
東
京
以
区
14
8
6
0
1
0.4%
四 国 地 区
3
4
6
0
0
江戸 川 区
11
12
10
1
3
0.4%
九 州 地 区
6
12
5
4
0
0.4%
江
区
17
8
7
2
2
0.6%
東 京 都 以 外 小 計
866
669
421
92
95
35.3%
区
14
6
4
1
1
0.4%
(各科における上記地域の割合) 31.2%
41.8%
47.6%
50.5%
15.3%
4
3
1
0
0.1%
0
2
3
0
0
42
2
6
2
96
東
港
荒
川
区
2
渋
谷
区
11
11
1
0
2
0.4%
海
新
宿
区
27
14
4
0
6
1.0%
そ の 他( 不 明・ 不 定 )
杉
並
区
51
22
12
1
10
1.8%
世田 谷 区
46
37
12
5
10
1.6%
外
(人)
合
計
2,776
(人)
1,601
885
182
0.1%
2.4%
(%)
622 100.0%
33
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
精神科 外来新患患者数
疾患別統計①
疾
患
名
症状性を含む器質性精神障害
精神作用物質使用による精神および行動の障害
2010
2011
2012
2013
335
427
401
2014
362
355
83
114
102
81
111
統合失調症、分裂病型障害および妄想性障害
184
222
315
352
328
気分感情障害
440
419
774
699
676
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
313
466
516
546
606
生理的障害および身体要因に関連した行動症候群
146
215
52
19
24
成人の人格および行動の障害
21
25
28
24
23
精神遅滞
10
42
18
33
23
心理的発達の障害
43
54
51
65
45
小児期、青年期に通常発症する行動および情緒の障害
18
14
6
12
28
てんかん
296
376
460
509
347
その他
384
371
108
85
80
2,273
2,745
2,831
2,787
2,646
合
計
神経内科 外来新患数
疾患別統計②
疾
患
名
パーキンソン病
年 度
2010
2011
2012
2013
2014
150
262
287
280
339
その他のパーキンソン症候群
76
71
94
87
107
ジストニア
58
85
77
84
105
脊髄小脳変性症
46
62
70
97
97
運動ニューロン疾患
小
計
多発性硬化症
27
25
39
47
48
357
505
567
595
696
64
94
95
112
145
106
165
152
201
176
末梢神経障害
33
73
79
84
95
脳血管障害
38
36
34
41
43
筋疾患
34
年 度
認知症
67
52
41
58
56
その他
449
324
546
563
616
小
計
757
744
947
1,059
1,131
合
計
1,114
1,249
1,514
1,654
1,827
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
小児神経科 外来新患患者数
疾患別統計③
疾
患
名
年 度
2010
2011
2012
2013
2014
筋ジストロフィー症(高 CK 血症含む)
32
96
99
86
75
その他の筋疾患
38
28
41
37
43
脊髄性筋萎縮症
5
6
6
2
6
末梢神経障害
5
7
6
12
13
脊髄小脳変性症
4
12
13
4
8
脳変性疾患
8
10
1
8
7
21
19
23
13
15
2
15
6
0
1
22
33
16
25
22
0
1
1
0
0
不随意運動症
脱髄疾患
代謝異常症(ミトコンドリア病を含む)
脊椎・脊髄疾患
先天奇形(脳奇形を含む)
20
39
10
19
20
水頭症
1
4
0
2
0
神経皮膚症候群
4
9
4
4
5
染色体異常
8
23
8
6
8
12
15
14
7
3
神経感染症・脳症・脳炎
てんかん
207
302
365
286
301
熱性けいれん
11
7
7
4
4
精神発達遅滞
44
61
62
55
55
運動発達遅滞
9
11
25
40
32
10
13
14
15
8
1
1
1
3
3
12
2
8
12
6
0
0
1
1
1
脳性麻痺(重複障害を含む)
脳血管障害
頭痛
頭部外傷
脳腫瘍
自閉症・注意欠陥多動性障害・広汎性発達障害
神経症・心因反応・他の小児精神疾患
言語発達遅滞
0
2
3
1
1
88
91
92
114
125
8
10
12
32
13
7
3
9
9
7
学習障害
16
15
11
11
18
睡眠障害
2
1
9
1
7
睡眠時無呼吸
1
0
2
1
1
夜尿症
1
0
0
0
0
大頭
0
0
0
0
0
14
—
0
0
0
0
1
1
0
0
遺伝カウンセリング
顔面神経麻痺
その他
計
20
27
8
32
33
633
864
878
842
841
(再来新患を含む)
35
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
疾患別統計④ 脳神経外科 外来新患患者数
疾
患
年 度
名
2008
てんかん
2009
2010
2011
2012
2013
2014
212
133
214
172
147
146
157
24
21
8
5
4
4
5
2
2
3
0
5
2
0
24
22
22
14
18
10
13
頭痛
めまい
脳血管障害
頭部外傷
6
6
6
4
10
5
2
脳腫瘍
9
10
10
13
15
11
11
慢性硬膜下血腫
7
9
6
6
4
0
1
パーキンソン病
8
5
5
1
5
9
5
不随意運動症
3
3
2
2
6
6
8
認知症
6
|
|
2
9
9
6
正常圧水頭症
11
14
11
12
6
11
13
トゥレット症候群
|
10
3
5
3
7
7
その他
計
48
20
19
8
20
12
11
360
255
309
244
252
232
239
身体リハビリテーション科 外来処方件数
疾患別統計⑤
疾
患
年 度
名
2009
筋疾患
2010
2011
2012
2013
2014
139
195
398
224
408
680
パーキンソン病関連疾病
85
80
224
217
456
538
SCD・MSA
23
20
43
33
78
123
MND
14
23
35
13
42
51
末梢神経疾患
16
4
22
30
22
25
MS
7
11
25
9
39
55
CVD
7
6
7
1
5
3
脳性麻痺
7
19
14
8
13
15
整形外科疾患
4
10
12
17
11
5
その他の神経疾患
19
19
24
25
49
131
その他の小児疾患
33
33
43
47
37
110
廃用症候群
1
3
5
3
4
0
嚥下障害
1
0
8
4
0
20
その他
8
15
36
5
26
27
364
438
896
636
1,190
1,783
計
※延べ処方件数(2013 年度より)
疾患別統計⑥ 遺伝カウンセリング室 遺伝カウンセリング件数(保険診療)
疾
患
年 度
2009
2010
2011
2012
2013
2014
デュシャンヌ型筋ジストロフィー
53
16
17
17
14
28
ベッカ-型筋ジストロフィー
27
8
13
15
21
10
2
0
1
5
4
1
福山型筋ジストロフィー
脊髄性筋萎縮症
球脊髄性筋萎縮症
筋強直性ジストロフィー
計
36
名
6
7
12
12
6
7
-
1
5
3
2
2
-
-
-
18
28
19
88
32
48
70
75
67
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
精神科 新入院患者数
疾患別統計⑦
疾
患
名
年 度
2010
症状性を含む器質性精神障害
2011
9
精神作用物質使用による精神および行動の障害
2012
41
2013
82
2014
78
82
19
48
55
28
40
統合失調症、分裂病型障害および妄想性障害
260
374
317
371
344
気分感情障害
214
228
326
400
335
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
28
79
84
84
95
生理的障害および身体要因に関連した行動症候群
4
12
8
6
12
成人の人格および行動の障害
7
22
22
33
22
精神遅滞
9
17
19
22
29
心理的発達の障害
6
4
11
16
14
小児期、青年期に通常発症する行動および情緒の障害
1
2
2
3
14
180
201
207
253
198
52
77
50
60
27
789
1,105
1,183
1,354
1,212
てんかん
その他
合
計
神経内科 新入院患者数
疾患別統計⑧
疾
患
名
パーキンソン病
年 度
2010
2011
2012
2013
2014
176
270
360
346
405
その他のパーキンソン症候群
93
58
74
103
115
ジストニア
33
28
26
21
38
脊髄小脳変性症
69
72
91
103
130
運動ニューロン疾患
24
42
76
73
65
395
470
627
646
753
多発性硬化症
小
計
148
200
201
294
315
筋疾患
162
233
219
217
220
84
98
84
83
118
末梢神経障害
脳血管障害
8
10
10
6
6
認知症
15
18
32
37
36
その他
45
208
393
373
395
小
計
462
767
939
1,010
1,090
合
計
857
1,237
1,566
1,656
1,843
37
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
小児神経科 新入院患者数
疾患別統計⑨
疾
患
年 度
名
2010
2011
2012
2013
2014
筋ジストロフィー
71
127
147
171
229
その他の筋疾患
35
52
70
84
80
末梢神経疾患
15
13
10
30
15
2
7
8
3
20
脳変性疾患
18
39
33
3
7
不随意運動、ジストニア
12
22
28
10
10
3
14
10
2
1
15
35
32
74
71
脊髄小脳変性症、小脳失調症
脱髄疾患
代謝異常症(ミトコンドリア)
脊椎変形症・脊髄疾患
0
8
12
15
9
先天奇形(関節拘縮)
2
62
92
60
69
水頭症
0
4
1
8
9
神経皮膚症候群
3
10
31
11
22
染色体異常
1
12
15
11
15
神経感染症、脳炎後遺症
7
72
86
61
82
309
248
307
511
587
精神運動発達遅滞
36
29
28
60
65
脳性麻痺
10
35
58
52
57
てんかん
脳血管障害
1
1
1
2
2
脳腫瘍
7
12
21
5
8
小児交互性片麻痺
0
0
3
6
6
小児精神疾患(自閉症)
2
1
3
4
6
神経症・心因反応
0
4
6
2
1
学習障害
0
0
0
0
1
睡眠障害
0
0
1
2
2
15
2
3
67
56
564
809
1,006
1,254
1,430
その他(頭痛、胃腸炎)
合
計
疾患別統計⑩ 脳神経外科 新入院患者数
疾
患
名
機能性疾患:難治性てんかん
機能性疾患:パーキンソン病・不随意運動症
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
100
95
126
151
79
109
124
23
32
22
21
41
35
40
脳血管障害:虚血性脳血管障害(脳梗塞など)
2
2
1
1
1
1
0
脳血管障害:他の脳血管障害(脳出血・AVM)
2
7
0
1
1
1
脳腫瘍
3
6
4
5
5
1
0
頭部外傷
2
1
0
1
1
0
1
3
4
5
1
13
6
10
13
慢性硬膜下血腫
水頭症
その他
合
38
年 度
計
11
1
1
8
13
4
7
0
2
5
1
3
152
160
168
196
143
157
183
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
臨床検査部遺伝子検査診断室 遺伝子診断件数
疾患別統計⑪
疾
患
名
年 度
2010 年
Duchenne 型/ Becker 型筋ジストロフィー
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
39
44
85
62
85
福山型先天性筋ジストロフィー
1
4
9
4
2
肢帯型筋ジストロフィー 1C 型
12
3
4
3
2
肢帯型筋ジストロフィー 2A 型
23
31
32
40
25
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
91
69
101
109
113
眼咽頭型筋ジストロフィー
11
17
28
26
30
Emery-Dreifuss 型筋ジストロフィー
22
13
18
15
12
筋強直性ジストロフィー 1 型
11
25
13
30
20
筋強直性ジストロフィー 2 型
4
12
5
10
4
X連鎖性ミオチュブラーミオパチー
12
14
5
7
6
縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー
52
25
67
56
45
6
2
7
2
1
正常酸マルターゼのリソゾーム性糖原病(Danon 病)
106
138
125
142
144
球脊髄性筋萎縮症(Kennedy 病)
ミトコンドリア病(MELAS,MERRF,CPEO,Leigh 脳症等)
4
7
4
6
2
歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)
4
6
1
1
2
セントラルコア病
2
6
8
7
6
悪性高熱症感受性
14
16
9
6
13
脊髄性筋萎縮症
10
14
14
10
12
73
79
61
56
56
120
123
161
162
173
617
648
757
754
753
「REMUDY」によるジストロフィン遺伝子 DNA 分離
その他の疾患・研究・保存用
合 計 ( 延 べ 数 )
身体リハビリテーション科 入院患者処方件数
疾患別統計⑫
疾
患
名
年 度
2009
2010
2011
2012
2013
2014
筋疾患
203
195
376
368
1,032
1,051
パーキンソン病関連疾病
249
163
336
458
1,125
1,264
SCD・MSA
56
62
73
93
192
259
MND
28
24
52
76
159
181
末梢神経疾患
53
33
44
59
126
40
MS
66
68
101
105
263
278
CVD
17
7
18
22
18
48
脳性麻痺
15
20
114
14
312
311
整形外科疾患
14
12
66
60
55
42
その他の神経疾患
21
64
36
74
523
799
その他の小児疾患
72
43
151
219
704
548
廃用症候群
91
75
65
108
129
16
嚥下障害
その他
合
計
5
2
0
3
30
7
15
21
301
155
121
207
905
789
1,733
1,814
4,789
5,051
※延べ処方件数(2013 年度より)
39
40
合 計
164 447
9
43
4
その他
1
健康教室
形態調整食
アレルギー
4 196
1
肥満症
23 138
貧血症
脂質異常症食
3
27
個人指導
64
26
42 119
5
1
1
40
1
72
51
12
11
50
23
9 131
2
59 348
2
49
11
12
37
23
5
37 109 182 259 691
10
心臓病
29
12
46
高血圧症
痛風
8
12
2
2
7
1
胃潰瘍
9
55
8
27
糖尿病
4
肝臓病
2
集団指導
2009
2010
24
42
18
3
6
2
5
1
1
4
54
58 494
46
10 418
1
1
集団指導
2011
年 度
2012
栄養管理室 栄養食事指導実施数
2013
2014
37
5
14
30
78
48
21 137
4
4
142 446
4
70
22
14
62 165
31
19
4 456 901
2
2
4
21
74
53
2
1
1
28
9
13
1
3
2
71
21
6
46
58
12
42
8 824 1330
7 211
1
28 150
1 199 652
1
125
51
37
116 271
40
16
24
21
77 253
53 232
89
99
10
77
7
4
86
68
24
14
53
4 818 1708
2 184
21 174
2
2 233 892
152
28
24
110 309
45
19
29
26
149
87 165 175
58 165
68
10
51
44
18
3 737 1784
185 136
39 202
1 194 892
119
19
23
2 109 363
33
16
12
72 261
67
95 139 273
25
70
0
集 団 指 導 在宅 個人指導
集 団 指 導 在宅 個人指導
集 団 指 導 在宅 個人指導
集 団 指 導 在宅
在宅 個人指導
訪問
訪問
訪問
訪問
訪問
入院 外来 件数 入院 外来 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導
個人指導
腎臓病
疾 患 名
疾患別統計⑬
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
Ⅲ
統計
2 疾患別統計
手術統計
疾患別統計⑭
手
術
内
脳神経外科
側頭葉てんかん焦点切除術
前頭葉てんかん焦点切除術
中心回焦点切除術
後頭葉てんかん焦点切除術
頭頂葉てんかん焦点切除術
多葉切除術
大脳半球離断術
脳梁離断術
視床下部過護腫定位凝固術
AVM 切除+側頭葉切除術
頭蓋内電極留置術
迷走神経刺激術
視床下核刺激術
視床 CM/Pf 刺激術
淡蒼球 Gpi 刺激術
視床 Vim 核刺激術
視床 Vim 核凝固術
刺激装置留置・交換術
脳腫瘍生検術(定位的)
脳腫瘍摘出術
硬膜下血腫洗浄術
後頭蓋減圧術
定位的レザバー留置術
のう包切除術
塞栓術
シャント術
その他
小 計
外科
PEG
腫瘤切除
IVH ポート
切開排膿
ヘルニア根治術
虫垂切除
胆摘術
気管切開
内痔核結紮術
腹腔鏡下胆嚢摘出術
消化管腫瘍切除
噴門形成
開腹胃瘻造設術
開腹ドドレナージ
咽頭気管分離
胸腔鏡下ブラ切除術
肝腫瘍切除
イレウス解除
経皮胆嚢ドレナージ
乳腺
直腸脱
その他
小 計
筋・神経・皮膚生検
小児神経科
神経内科
小 計
整形外科
脊椎手術
観血的整復固定
人工関節置換
筋腱延長術
デブリードマン
関節手術
その他
小 計
歯科
全麻下抜歯・歯科治療
全麻下腫瘍切除
その他
小 計
計
精神科
mECT
血漿交換
訳
2008
2009
2010
年 度
2011
15
6
1
1
-
4
4
7
1
-
6
-
3
3
-
-
-
10
1
3
4
-
-
-
-
4
9
82
19
5
1
-
3
2
3
11
-
1
13
-
5
-
-
1
-
8
2
-
4
-
-
-
-
11
3
92
17
7
-
-
4
4
2
10
2
-
7
2
4
2
3
3
-
22
2
1
6
-
1
-
-
6
1
106
12
6
2
1
2
6
4
2
3
-
8
1
2
1
4
2
-
10
1
3
3
-
1
1
-
9
5
89
43
5
5
5
4
4
3
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
28
-
6
3
6
-
-
3
4
3
4
2
2
2
1
1
-
-
-
32
4
11
3
-
2
-
3
1
-
10
-
-
1
-
1
1
3
2
16
87
47
112
34
14
48
27
27
54
2012
2013
2014
15
9
15
6
1
1
3
7
5
4
6
5
9
16
11
1
2
2
8
3
13
8
9
2
2
13
3
5
3
8
9
5
9
24
11
2
9
1
1
11
1
2
2
1
1
1
3
10
9
124
5
10
99
8
6
113
31
7
1
-
9
2
-
3
2
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
37
7
2
43
8
4
4
6
1
35
1
5
17
91
8
64
11
94
98
4
69
32
24
56
41
20
61
30
30
60
47
33
80
47
29
76
5
5
1
1
1
5
3
6
1
1
3
1
20
5
7
10
1
1
2
8
34
5
15
4
2
1
4
8
39
11
11
11
311
11
297
13
13
3
2
2
2
2
4
14
2
1
4
1
1
12
7
1
1
6
1
3
1
2
3
7
4
1
2
4
1
1
1
217
258
253
16
243
10
1
1
12
310
1316
1306
1026
926
860
717
649
269
307
396
400
325
394
466
41
Ⅳ 業 務 状 況
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
1 精神科(第一精神診療部)
1)概要
(1)目的
精神科の診療目標は、統合失調症と気分障害をはじめとする精神障害の高度先進的な診療を
行い、臨床研究を推進することにある。
(2)主な業務内容
精神科の診療は、精神科外来、精神保健福祉法による一般精神科病棟(4 南、4 北、5 南、5
北の 4 個病棟)、および医療観察法による医療観察法病棟(8 および 9 病棟)に区分されるが連
携して運営されている。このうち精神科外来と一般精神科 4 個病棟を記載する。
精神科では、疾患ごとに専門診療グループを構成し、専門外来|入院治療|精神科リハビリ
テーション|臨床研究を分担している。2010 年 9 月末の新病院移転後は、病診連携・病病連携
を推進し、新規の外来および入院患者を増やすことにより、病態解明研究や治療法の開発など
の臨床研究を強化することを目標としている。
更に、精神科病棟における短期入院(平均在院日数の短縮化)による診断・治療方針の策定
と治療、措置入院の後方転送受け入れなどによる精神科地域救急医療への参画、精神障害者の
身体合併症医療の受け入れを重点課題としている。 精神保健指定医の付加的業務として、厚生労働省の精神保健監査指導と東京都の精神鑑定を
分担している。レジデント等の臨床教育と精神保健指定医および専門医資格取得にむけての指
導も重要な業務である。
精神科外来
1)実績
精神科外来患者は 1 日平均 256.
4 名で、昨年度より減少したものの依然として当センター病
院外来で最も患者数が多い。それに対し、新患患者は 1 日平均 12 名と若干昨年を上回った。再
来患者数の減少は当センター精神科が独法化を機に急性期を中心とした診療体制に移行すべく、
治療目標達成後や症状や治療法が固定している患者様に地域の医療施設に転院をお願いしてき
た成果と考えられる。新患枠は、一般新患・専門外来・医療連携の 3 種類で病院連携枠を通し
て医療連携推進に努めている。専門外来は従来のてんかん・うつ病・睡眠障害・物忘れ(認知
症)
・薬物依存(アルコールを除く)・修正型電気けいれん療法(mECT)に加えて今年度か
ら統合失調症が加わり合計 7 種類となり、臨床研究も同時に行っている。一般・専門ともに予
約から実際の診察まで日時を要するが、連携枠は早ければ 2 | 3 日で遅くとも 1 週間程度で対
応するように努力している。2014 年度の新患延べ人数は 3,259 名(院内紹介も含むので医事
統計と異なる)で、最も多いのがF 3 気分障害 16%次いでF 0 症状性を含む器質性精神障
害とG 40 てんかんが 13%、F 5 生理的障害および身体的要因に関連した行動障害 11%、F 4
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 10%、とF 2 統合失調症、統合失調
型障害および妄想性障害 9%(表 1)の順であった。新患総数は昨年度に比べて 472 名増加した。
他院からの新患紹介率は 78.08%(医療連携室の直接調査なので医事統計と異なる)で、認知症・
てんかん・睡眠障害のセカンドオピニオンは合計 37(てんかん:32、認知症:3、睡眠障害:1、
発達障害:1 →実際は一般新患)件と昨年(合計 36 件)とほぼ同様であった。
院内他科とのリエゾン診療は平成 25 年度から緩和ケア専門看護師とも連携し、緩和ケアに
も寄与している。週 1 回のラウンドは外来医長 1 名、精神科レジデント医師 1 名、精神科専門
看護師 1 名、臨床心理士 1 名、ソーシャルワーカー 1 名の計 5 名で行い、常時 15 名強のリエゾ
ン患者を診療している。
治験を含む臨床研究においては、治験の実施件数の半数以上を外来で実施した。治験以外の
臨床研究面では両研究所と連携を図り臨床研究の推進に積極的に寄与した(神経研究所疾病研
究第 3 部;統合失調症や気分障害の髄液検査など、精神保健研究所成人保健研究部;PTSDなど、
精神保健研究所精神生理研究部;睡眠障害)。6 NCバイオバンク事業も軌道に乗り 2014 年 3
月末で登録数が 1,300 を超えた。
2)特徴
各専門外来が充実し、各専門外来または研究所と連携して臨床研究を推進している点と難治
統合失調症患者へのクロザピン適応やmECTの適応に関してワーキンググループや委員会を
設置して多職種で検討の上実施している点が大きな特徴と言える。
3)展望
外来と病棟が連携して精神科急性期診療の強化を図りつつ、医療研究センター病院の使命と
45
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
しての高度専門医療や治験を含む臨床研究をより一層推進する。
表 1 精神科外来新患統計
ICD-10 国際疾病分類(2006)による精神科新患の診断名
疾 患 名
人 数
%
F0 症状性を含む器質性精神障害
415
12.7
F1 精神作用物質使用による精神および行動の障害
118
3.6
F2 統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害
305
9.4
F3 気分(感情)障害
530
16.2
F4 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
336
10.3
F5 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群(含睡眠障害)
365
11.5
F6 成人のパーソナリティおよび行動症候群
30
<1.0
F7 精神遅滞(知的障害)
31
1.0
F8 心理的発達の障害
75
2.3
F9 小児期・青年期に通常発症する行動および情緒の障害
G40 てんかん
その他・不明
合 計
24
<1.0
425
13.0
605
18.5
3,259
100
精神科入院病棟
1)実績
2010 年 9 月 25 日の新病棟に移転後、精神科 4 病棟 140 床体制での診療体制となっている。
患者のプライバシーの確保とアメニティの向上,入院治療環境の改善を目指して全室個室で運
営されている。140 室中、保護室(16 床)、準保護室(8 床)、無菌室(2 床)、および個室 4 床
の合計 30 床(21%)は特室料金が不要である。また、生活保護および非課税世帯の患者は特
室料が免除されている。特室の有料での利用状況は、2100 円室(71 室) 76.6%、5250 円室(16
室)
52.0%、10500 円室(10 室) 27.8%であった。
4 病棟がそれぞれ専門外来と連携し、専門的な治療を展開している(表 1)。
平成 23 年 7 月から、東京都精神科患者身体合併症医療事業に第 II 型(平日昼間に身体疾患を
併発した都内の精神科病院の入院中の精神科患者に対する医療)で参画している。平成 25 年 4
月から、4 北病棟は精神科救急入院料病棟(いわゆるスーパー救急病棟)として運営を開始した。
平成 26 年 2 月から、4 南病棟を閉鎖病棟とした。この目的は精神科病棟全体が急性期化・救急
化することに伴い、入院体制をより充実させることにある。
表 1 精神科入院病棟別機能と平均入院数、年間入院数、平均在院日数
病
棟
名
機 能
入院数 / 病床数 新 入 院 数 平均在院日数
4 南 ( 閉鎖 ) てんかん,急性期治療
31.4/35
325
32.4
4 北 ( 閉鎖 ) 精神科救急,急性期治療,措置入院
32.3/35
268
43.0
5 南 ( 開放 ) 気分障害,神経症性障害,睡眠障害
32.7/35
333
33.2
32.2/35
248
42.3
128.5/140
1174
37.1
5 北 ( 閉鎖 ) 急性期治療,準急性期治療,鑑定入院
小
計
1 年間の新入院数は 1174 名(2013 年度より- 135 名)であった。平均在院日数は、精神科 4
病棟全体では 37.1 日(2013 年度より+ 6.9 日)となった(表 1)。H18 年以降着実に平均在院日
数を短縮している(表 2)。平均在院患者数は 128.5 人(病床利用率 91.8%)であった。
長期在院患者の転院を進め、入院時から退院促進活動を行った成果として、長期入院患者は
減少している。在院期間別の入院患者数の推移を表に記す。在院期間 1 年以上の患者は 3 名(2.3%)
である。
診療時間外の外来受診者は 381 人であり、このうち 152 名が入院している。
東京都精神科患者身体合併症医療事業に第 II 型(平日昼間に身体疾患を併発した都内の精
46
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
神科病院の入院中の精神科患者に対する医療)を昨年度より継続している。東京都福祉保健
局 障碍者施策推進部 精神保健・医療課からの依頼(東京都ルート)は 34 件であった。精
神科病院・クリニック等からの合併症診療依頼などは医療連携福祉部経由などの東京都ルート
以外が 3 件あり、総依頼件数は 37 件であった。このうち、実際に当院で入院治療したのは 27
件であった。身体疾患の受け入れ診療科は、外科 4 件、整形外科 5 件、消化器内科 7 件、神経
内科 8 件。手術件数は 6 件であり、主要な疾患は、肺炎、消化管出血、糖尿病、肝機能障害、
腎機能障害、急性腎不全、消化器の悪性腫瘍(胃腺癌、大腸がん)の外科治療、下肢静脈血栓
症、鼠径ヘルニア、骨折(腰椎・骨盤・股関節)などであった。
医療研究センター病院として臨床研究を推進するために ,4 個病棟が , 多職種が協力して専門
性を持った治療チームを構成することを目標として診療活動を行っている . 各病棟の活動はの
ちに記す。
病棟・外来を基盤として、多くの臨床研究を行っている。神経研究所 疾病研究第 3 部、ト
ランスレーショナルメディカルセンター(TMC)バイオリソース管理室とは、統合失調症や
気分障害に関する研究(4 北、5 南病棟)、難治性気分障害を対象とする治療反応性予測因子に
関する研究(5 南病棟)、脳脊髄液バイオマーカーに関する研究(全病棟)を行っている。精
神保健研究所 社会復帰部とは、難治性精神疾患の社会復帰に関する研究(4 北)をモデル事
業として行っている。6NC バイオバンク事業にも参加している(全病棟)。
表 2 精神科入院病棟の平均入院患者数、年間入院数、平均在院日数の推移
病棟名
1 日 平 均 入 院 患 者 数
1 年
間
の
入
院
数
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
4 南 (1-4)
38.6
38.9
36.4
32.0
29.2
30.5
30.0
28.5
31.4
149
157
167
151
221
257
303
392
325
4 北 (4-1)
43.9
43.0
41.4
42.4
33.1
31.9
32.0
32.0
32.3
204
175
197
189
217
269
306
322
268
5 南 (3-1)
38.8
40.3
39.0
37.8
32.4
31.6
31.8
31.2
32.7
242
228
217
202
181
214
309
367
333
5 北 (4-2)
43.2
44.3
41.3
39.9
30.4
31.2
31.6
30.6
32.2
117
138
158
172
170
158
212
228
248
4-3
45.1
43.9
33.4
21.8
/
89
98
74
25
/
43
844
46
842
39
852
23
763
/
789
4-4
計
/
43.0 40.0 34.7 24.6
/
/
252.6 250.4 226.2 169.9 125.0 125.3 125.4 122.4 128.5
病 棟 名
4 南 (1-4)
4 北 (4-1)
平
2006
91.2
81.1
2007
86.6
92.0
2008
均
2009
77.9
86.9
在
院
2010
73.2
87.4
45.8
52.9
日
数
2011
40.4
41.4
2012
33.0
36.2
/
/
898 1130 1309 1174
2013
2014
23.0
36.0
32.4
43.0
5 南 (3-1)
59.0
64.2
64.5
66.8
64.1
49.6
35.3
28.7
33.2
5 北 (4-2)
4-3
127.1
186.9
117.4
164.9
89.3
133.8
80.3
58.5
60.4
/
65.2
45.8
37.0
/
42.3
4-4
330.6
281.4
253.6
132.9
/
計
108.2
107.5
93.4
78.3
55.1
51.5
37.1
30.2
表 3 精神科入院患者 在院期間別推移
在院期間
1999
2004
<3m
107
146
3-6m
64
59
6m-1y
56
29
1-3y
86
43
3-5y
16
25
5-10y
31
36
10-20y
27
23
>=20y
40
25
total
427
386
1 年以上%
46.8
39.4
2009
87
27
28
31
6
5
4
1
189
24.9
2010
95
13
6
5
2
2
3
0
126
9.5
/
2011
100
4
2
2
2
1
1
1
123
5.7
2012
111
6
7
2
1
0
1
1
129
3.9
2013
116
6
0
2
0
0
0
1
125
2.4
37.1
2014
119
9
0
1
1
0
0
1
131
2.3
47
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
2)特徴と展望
2012 年度は平均在院日数の短縮により 10:1 看護基準が達成された ( 現在は精神科救急入院
料病棟の 4 北を除く 3 病棟が 10:1 看護基準で運営 )
新病棟で電子カルテが導入され先進的医療を行うハードウエア環境が整った。精神保健研究所、
神経研究所、TMC, CBT センターと連携した臨床研究も実績を上げつつある。今後は、医療
研究センター病院の実績を上げるために、目標とする臨床研究課題を選定し推進する体制を組
む必要がある。
4 南病棟
1)概要
(1)目的
4 南病棟は、精神科疾患患者を対象とした急性期~亜急性期閉鎖病棟としての機能を担って
いるが、特にてんかん患者の専門的治療を行うことに特徴がある。
(2)主な業務内容
① てんかんに関する高度専門医療。H 27 年 3 月 1 日現在、てんかん専門医 3 名が在籍している。
② 長時間ビデオ脳波検査によるてんかんの精密診断。
③ 急性期および亜急性期の精神科患者一般の入院治療。精神科救急対象でない患者で閉鎖病
棟が適している患者を主に受け入れている。
④ 外部からの精神科疾患と身体疾患の合併症治療依頼の受け入れ。
⑤ 一般精神科レジデントの研修。
⑥ 他院よりの医師のてんかん研修の受け入れ。
(3)スタッフ紹介
病棟医長(渡辺裕貴;精神科医長)、常勤医師(佐竹直子;精神科医師、渡辺さつき;精神科医師)、
病棟師長(山口しげ子、看護師長)、副病棟師長 2 名、その他 レジデント医師、看護師、看
護助手、クラークなど、各数名~十数名。その他の職員名については、「Ⅶその他 2 職員名簿」
を参照
2 )実績
(1) 2014 年度の入院患者数は 325 人であり、他科からの転入が 31 名、転出が 11 名あった。主
な疾患内訳は、てんかん 63%、統合失調症 17%、感情障害 5%、認知症 4%、である。
(2) 多職種チーム医療の推進を行っている。週 1 回の多職種病棟カンファレンスを行っている。
(3) 年に 1 ~ 2 回のてんかん患者への疾病教育プログラム「MOSES」を行っている。
3 )特徴と展望
本病棟は国内でも唯一の閉鎖病棟・保護室を有する精神科てんかん専門医療施設である。そ
のため、特に精神症状を有するてんかん患者や精神疾患との鑑別を要する患者、行動面に問題
を有する難治てんかん患者に対する、主に関東圏を主とした広域からの診療要求が大きい。ま
た、毎年数名の精神科や神経内科の医師が、てんかんの診療技術を学ぶ目的で他院から当病棟
へ数か月程度の臨床研修を受けている。ナショナルセンター病院としての当院の使命として国
内の医療レベルの向上への貢献となるため、今後も他の医療施設からの研修は受け入れていく
とともに、高度な専門医療レベルを維持していく方針を堅持したいと考えている。
4 北病棟
1)実績
入院総数は、一昨年度の 306 名、昨年度の 322 名と 300 名以上を維持していたが、今年度は
268 名に減少した。平均在院日数は 43.0 日(前年度日 36.0、前々年度 36.2 日)と、約 7 日間
延長した。入院患者の減少は、稼働率(2012 年度は 93.5%、2013 年度は 93.4%、2014 年度は
94.
1%)大きな差がないことから、平均在院日数の延長により回転率が下がったことが主な原
因と考えられる。平均在院日数の延長は、基本的には閉鎖病棟への入院を要する非自発入院か
つ、
直近の 3 ヶ月以内に精神科での入院がなかったケースについて受け入れを行っているものの、
重症患者に対応できる病棟構造や看護体制になっていることから、認知症患者や、精神科リエ
ゾンを経た身体合併症例、他の病棟で対応困難な行動障害のある患者等を受け入れたことによ
るものと考えられる。
入院時の入院形態は、任意入院が 70 名(22.3%)、医療保護入院が、198 名(63.2%)、応急
入院が 19 名(6.
1%)、措置入院が 26 名(8.3%)で、非自発入院の割合が高くなっている。精
神科救急入院料算定病棟としては当然であるが、先般の精神保健福祉法の改正により、医療保
48
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
護入院のハードルが低くなった一方、それにより要件が厳しくなった応急入院の割合は今後低
下することが予想される。
また、入院患者の診断群比率では、全体の約 40%を統合失調症圏の患者が占めるが、その
比率は全国平均と比較してやや低く、器質性、症状性精神障害圏やてんかん患者の割合が全国
平均に比較してやや高い。このことは神経領域の診療科と認知症及びてんかん専門外来を有す
る当院の特徴を表していると言える。
2)特徴と展望
当病棟は、統合失調症を中心に精神疾患全般の急性期治療を専門的に担当する、ハイケアユニッ
ト8 床と一般個室病床 27 床を合わせた計 35 床の高規格閉鎖病棟である。 地域の精神科救急シス
テム、 いわゆるマクロ救急のうち措置入院の受け入れを担当し、 地域や当院通院患者のミクロ救
急における入院治療を担当する役割も担っている。 入院直後から、 多職種による最適な治療の
提供、 行動制限の最少化、 退院後の生活を視野に入れたソーシャルワークなどに積極的に取り組
み、 早期の退院を目指したチーム医療を展開している。 また、 それらの精神科急性期医療と並
行して、 当センターのミッションである臨床研究 (tDCSを用いた認知症のBPSDへの介入研究な
ど) や治験を積極的に推進し、 センター内の各研究所、 部門が行っているバイオバンクやPECO
(Ps
ych
i
a
t
r
i
c E
l
ec
t
r
on
i
c C
l
i
n
i
ca
l Obs
e
r
va
t
i
on)等の各種事業や臨床研究にも協力している。
昨年度は、救急入院料の算定に必要な基準を十分に満たし、地域の精神科救急に貢献できたと
思われるが、今年度も、現在の取り組みをさらに強化し、精神科救急及び急性期医療に貢献し、
精神科医療全体の発展に寄与することを目指している。
5 南病棟
1)実績
2014 年度は、新入院患者数が 335 名、1 日平均患者数が 32.7 名、病床利用率は 93.3%、平均
在院日数が 33.1 日であった。前年度と比較して新入院患者数が 33 名減少したが、1 日平均患者
数が 1.5 名増加し、病床利用率は 2.4%増加した。平均在院日数は 4.4 日増加した。うつ症状(気
分障害)検査入院パッケージ(6 泊 7 日)が 34 名、光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラ
ム(1 泊 2 日)が 53 名、2 泊 3 日の検査入院が 7 例であり合計 94 名(前年度より 31 名減少)が
検査入院した。以上より、2014 年度は適切に病床が効率化されて 1 日平均患者数が増加し適切
な病床管理による医療を提供できた。一方で、新入院患者数の減少と平均在院日数の増加は検
査入院が減少したことが影響したと考えられる。検査入院は開始当初は全国の患者様から応募
があった。最近は関東地区が中心となっており、光トポグラフィーの普及とともに減少してき
たと理解できる。しかしながら、6 泊 7 日の検査入院は依然申込が多く、質の高い診断や状態
の評価の高いニーズが存在することが分かる。
転棟を含めた入院患者の内訳は、平均年齢が 48.5 歳、入院時診断は気分障害圏(F3)246 名
(69.5%)、統合失調症圏(F2)35 名(9.9%)、不安障害圏(F4)32 名(9.0%)、睡眠障害 19 名(5.4%)、
その他 22 名(6.2%)であった。修正型電気けいれん療法(mECT)は 216 回の治療回数であっ
た。検査入院を除く全例を多職種カンファレンスで検討して治療方針を決定し情報を共有した。
2)特徴と展望
5 南病棟は 35 床全室個室(保護室 4 床含む)の男女混合開放病棟である。うつ、ストレス関
連障害を対象とした専門的な診断と治療を行う病棟として診療、研究、教育を行っている。看
護方式はモジュール型プライマリーナーシングである。年代は幅広く、病状、病識、セルフケ
アレベルなど患者毎の状態に応じた治療を提供している。毎週多職種カンファレンスを開催し、
専門的な視点からの診断、治療計画を作成する多職種チーム医療を実践している。具体的な治
療としては、エビデンスに準拠した標準的な薬物療法、個別・集団認知行動療法(CBT)、作
業療法、運動療法に加え、リラクゼーションとしてのヨガを実施し、リラックスした状態で治
療を受けられるようなプログラムとなっている。また、経頭蓋磁気刺激(TMS)や認知矯正
療法などの最新の臨床研究も行っている。2014 年度は医療者の教育にも力を注いで多職種チー
ム医療の質を高め、プログラムの改善を図った。今後は、検査入院の質を高めることに加えて、
治験や臨床研究の推進、CBT の普及などを進め、臨床と研究、教育が高い次元で融合できる
病棟へ発展させていくことが目標である。
5 北病棟
1)概要
(1)目的
5 北病棟は、精神科疾患患者を対象とした急性期~亜急性期閉鎖病棟としての機能を担っている。
49
Ⅳ 業務状況
1 精神科(第一精神診療部 )
(2)主な業務内容
① 急性期および亜急性期の精神科患者一般の入院治療。特に精神科救急の対象でない患者を
受け入れている。
② 外部からの精神科疾患と身体疾患の合併症治療依頼の受け入れ
③ 刑事鑑定(責任能力)入院と医療観察法鑑定入院患者の受け入れ
④ 医療観察法通院処遇中の患者の精神保健福祉法による入院治療時の後方ベッド
⑤ クロザピン治療導入のための入院
⑥ 修正型電気けいれん療法(外部からの依頼を含む)
⑦ 認知症を含む老年期精神障害の検査・評価のための入院
⑧ 入院での臨床研究や治験への参加
2 )実績
(1) 2014 年度の入院患者数は 276 人であり、内訳は、統合失調症 50%、気分障害 20%、発達
障害 6%、パーソナリティ障害 3%、認知症 5%、薬物依存症 4%、その他 12%であった。
また、身体合併症患者は 32 人、鑑定入院は 6 人であった。
(2)多職種チーム医療の推進を行っている。実績として多職種病棟カンファレンス、多職種に
よる病棟集団療法を各々毎週行った。
(3) 月 1 回の退院促進会議の開催。
(4) 2014 年度より心理士の協力により病棟独自の集団療法である「こころの健康プログラム」
を開始。約 2 カ月に 1 回の頻度で実施している。
(5) 初期研修医師の受け入れ。2014 年度は 8 名(各 1 か月)。
(6) 看護学生の実習の受け入れを 12 回(55 名)行った。
3 )特徴と展望
当院の医療研究センターとしての業務の変化に伴い、閉鎖病棟での診療分担は 4 北病棟が救
急をおこない、その他の急性期患者の治療を 5 北病棟が担うという分業化の方向にある。5 北
病棟はこれまで鑑定入院やクロザピン治療、身体合併症治療などの特殊業務を担いつつ、幅広
い精神神経疾患の入院治療を行ってきた。2014 年度からは当院の最先端の脳画像検査(MRI、
脳血流 SPECT、MIBG シンチ、脳波)や脳脊髄液検査等を駆使して、認知症を中心とした老
年期精神疾患の検査入院を行うようになっている。
また次世代を担うレジデントの教育も重要な機能であり、精神保健福祉法に基づいた幅広い
精神疾患患者の診断、治療を行いつつ、精神保健指定医や精神科専門医の取得のための教育を
行っている。医師・看護職員との連携も重要であり、特に医師が若手看護師を対象としたミニ
勉強会を開催している。
今後に関しては、IBIC や各種疾患センター、研究所と連携した臨床研究や治験にも積極的
に参画し、国立研究開発法人の高度専門ナショナルセンターとしての機能をさらに強化してい
く。また、レジデントにも積極的にその一端を担うことが望まれ、研究発表や症例報告を行う
指導体制を強化していく。
50
Ⅳ 業務状況
2 司法精神科(第二精神診療部 )
2 司法精神科(第二精神診療部)
1)概要
(1)目的
司法精神科の目的は、重大な他害行為を起こし、医療観察法による入院処遇または通院処遇
の対象となった精神障害者に必要な入院医療または通院医療を提供し社会復帰を促進すること
である。
(2)主な診療機能
医療観察法病棟には 8 病棟と 9 病棟があり、両病棟とも 34 床 ( うち保護室 1 床 ) からなる。9
病棟は、2010 年 4 月 4 日、我が国で初めての身体合併症対応機能を持つ医療観察法病棟として
開設された。また、当院は 2011 年 5 月 20 日指定通院医療機関としての指定を受け、小平市及
び東村山市の住民を対象として、社会復帰調整官や地域関連機関と連携し、通院医療を提供し
ている。
(3)スタッフ構成
第二精神診療部長(平林直次)
8 病棟:病棟医長(大森まゆ、7 月より田口寿子)、医師 2 名、レジデント 1 名、看護師長(大
迫充江)、
看護副師長 3 名、
看護師 39 名、副作業療法士長(三澤剛、外来通院チームケアコーディネー
ターを兼務)、作業療法士 2 名、心理療法士 3 名、精神保健福祉士主任(島田明裕、9 病棟と兼務)、
精神保健福祉士 3 名。
9 病棟:病棟医長(黒木規臣、7 月より大森まゆ)、医師 2 名、レジデント 1 名、看護師長(岸
清次)、副看護師長 3 名、看護師 39 名、作業療法士 2 名、心理療法士 4 名、精神保健福祉士 2 名。
2)実績
(1)入院および通院対象者の概要
入院対象者の診断名、対象行為、事件地、退院数については病棟別・男女別に一覧表に示した。
8 病棟及び 9 病棟の年間入院数はそれぞれ 19 名、12 名(転院 2 名)、退院数はそれぞれ 20 名(転
院 5 名)、13 名(転院 4 名、死亡 1 名)であった。両病棟の入院対象者の診断内訳は、F2: 23
名(74.2%)、F3: 4 名(12.9%)、F1: 2 名(6.5 %)であり、統合失調症が最多であった。また、
通院対象者については、新規の受け入れはなかったが、通院処遇を継続していた 5 名のうち 2
名が順調に通院処遇を終了した。
2014 年度 医療観察病棟入院数
入
院
数
新規入院
8 病棟
9 病棟
男
男
16
女
3
転院
8 病棟
女
16
3
事
件
地 男
7
3
東京
8
1
1
北海道
4
千葉
1
8
4
うち合併症転院
計
2014 年度 事件地別内訳
2014 年度 対象行為別内訳
9 病棟
女
1
男
3
8 病棟
女
1
1
2
1
3
1
3
2
1
傷害
8
1
2
1
2
傷害致死
2
放火
1
放火未遂
山梨
1
長野
1
京都
1
強盗
1
強盗未遂
16
3
1
1
強制猥褻
計
1
計
女
4
栃木
群馬
男
殺人
茨城
福島
9 病棟
女
殺人未遂
2
埼玉
対 象 行 為 男
8
16
3
8
4
*対象行為を重複で行っている人はなし
4
51
Ⅳ 業務状況
2 司法精神科 ( 第二精神診療部 )
2014 年度 診断別内訳
2014 年度 医療観察病棟退院数
8 病棟
男
退院
13
うち処遇終了
男
2
男
女
6
9 病棟
女
F0
1
F1
2
1
4
F2
12
1
17
3
10
F3
2
1
3
女
1
4
転院
男
主診断 副診断 主診断 副診断 主診断 副診断 主診断 副診断
3
3
うち死亡
計
8 病棟
9 病棟
女
1
8
2
1
F4
F5
F6
1
F7
2
F8
1
1
F9
計
16
4
3
1
8
4
(2)医療の内容
薬物療法や m-ECT に加え、多職種チームによる各種の治療プログラム(疾病教育および服
薬心理教育、物質使用障害プログラム、内省プログラム、作業療法など)を実施した。また、
CPA-J と呼ばれるケアマネジメントや、対象者の外出・外泊を活発に行うことにより退院を
促進した。9 病棟においては、医療観察法医療に加え、慢性腎不全の対象者 1 名に対して近隣
クリニックと連携し透析医療を提供した。また、大腸がんの手術目的の転院 1 名を受け入れた。
(3)各種の会議
医療の質や地域連携を確保する組織体制として、治療評価会議(週 1 回)、運営会議(月 1 回)、
倫理会議(原則月 1 回)、外部評価会議(年 2 回程度)、地域連絡会議(年 1 回程度)を実施した。
3 )特徴と展望
我が国初の医療観察法病棟である 8 病棟に加え、我が国で唯一の身体合併症医療の提供可能
な 9 病棟をあわせると我が国最大の指定入院医療機関であり、指定入院医療機関の中心的存在
として、高度専門医療を引き続き提供することが期待されている。
52
Ⅳ 業務状況
3 神経内科
3 神経内科
1)概要
(1)目的
神経内科はパーキンソン病等の神経変性疾患、多発性硬化症等の神経免疫性疾患、筋ジスト
ロフィー等の筋疾患を診療の柱とし、ナショナルセンターとして、国内外のこれらの難治性疾
患を多数例診療し、新たな治療法開発や治療法の均てん化に勤めることを目的としている。さ
らに神経内科をめざす若い医師の後期研修及び、神経内科専門医資格取得後の subspeciality
の研修により、より高度な神経内科医療の人材を育てさらに、当院で開発された医療技術・情
報を国内に広めることも重要な目的の一つである。また、神経内科医療においては医療スタッ
フのみならず、患者、家族が疾患について正確に理解することも極めて重要であり、この患者・
家族教育も当科の業務の目的の一つとしている。
(2)主な業務内容
①外来診療
病棟総回診日である水曜日を除く毎日午前午後で、新患外来 1-2 診、再来診療 5-6 診、及び
セカンドオピニオン外来を行っている。常勤スタッフ全員と、併任医師である神経研究所山村
隆部長、西野一三部長、佐藤和貴朗室長、久野貞子前副院長が担当した。セカンドオピニオン
外来については、神経内科部長及び医長と山村部長が担当した。
特に他科との連携を緊密にして診療成果の向上と患者の利便性を図る目的で、筋ジストロフィー
外来として、毎月第 4 火曜日に神経内科、小児科、リハビリテーション科、整形外科の専門医
が待機し同じ時間内に診療を行い、また脳深部刺激術後のパーキンソン病患者は脳外科と神経
内科が同一受診日に両科が緊密な連絡の上で診療を行う等の工夫をしている。
②入院診療
2 南病棟は小児科と混合で筋ジストロフィー患者を中心とする自立支援法に基づく入院患者
など比較的長期の入院や筋疾患のレスパイト入院を、2 北病棟はパーキンソン病等変性疾患を
中心に障害者病棟の入院(平均在院日数 22.6 日)を、3 北病棟では内科系、外科系との混合病
棟(平均在院日数 14.0 日)で緊急入院を含む急性期対応と多発性硬化症および筋疾患を中心と
した病棟として、3 つの病棟を分けて運営している。なお、2 南病棟は 9 月より治験ユニットを
新設し、2014 年度は筋ジストロフィーの治験を行った。今後、神経内科関連の治験もこの 2 南
病棟の治験ユニットを使用する予定である。
病棟担当スタッフは患者の安心感と各スタッフの専門性を生かすために長期的なローテーショ
ンとし、レジデントは教育のために 6-12 ヶ月で担当病棟を交代し、より多くの患者、疾患を
経験できるように配慮している。
2014 年度の特筆すべきこととしては、1)神経研究所山村部長らが開発した多発性硬化症治
療薬 OCH の医師主導治験が MS 患者を対象とした STEP2 を荒木学専門職、岡本智子医長を中
心に神経内科全員の協力で実施した。予想外のことも多く、病棟スタッフを初め院内各部署の
ご協力により、進めている。その他、2012 年 3 月より開始したパーキンソン病関連疾患の評価
及びリハビリのためのプラグラムであるブラッシュアップ入院は軌道に乗り、遠方にお住まい
の患者さんも年に 1 回の専門施設での評価指導を希望されることも増えている。リハビリテーショ
ンン科と共同で行っている小脳失調症早期リハビリテーションプログラム(入院)も順調に進
み、目に見える効果をあげており、患者会からの問い合わせも増えている。
③その他
これらの業務に加え、当科では学会等での発表、医師、コメデイカル向けの研究会での教育
講演のほか、患者会や公開講座等での講演を積極的に行っている。(業績ページ参照)
パーキンソン病・運動障害疾患センター(PMD センター)及び、多発性硬化症センターの診
療部門は神経内科が中心となり院内各科との強い連携のもとに活動を進めた。
(3)スタッフ構成
神経内科診療部長:村田美穂、医長:大矢寧、坂本崇、岡本智子、高橋祐二、山本敏之(院内医長、
塚本忠地域連携室長)の他スタッフ 4 人レジデント 8 人で構成されている。
53
Ⅳ 業務状況
3 神経内科
2)実績
(1)外来患者数とその内訳
1 日平均外来患者数は医事統計②に示すように 93.5 人、新患 6.5 人と順調に増加している。
外来患者は都全域、埼玉県、神奈川県など近隣の都府県のほか、広く日本中から来院され、
海外からの受診者は 2 名であった。(医事統計 9 参照)
外来新患の疾患別内訳は表○に示すように、パーキンソン病を初めとする神経変性疾患、多発
性硬化症を初めとする免疫性疾患、筋ジストロフィーを主体とする筋疾患を中心として、極め
てバリエーションにとみ、しかも神経内科の専門的医療を必要とする分野の患者が非常に多い。
有病率から考えると非常に多くの患者が当院に集まっており、神経系の国立高度先進医療セン
ターとしての役割を充分に担っており、また国民からの期待が高いこともこの数字が物語って
いると考えられる。
セカンドオピニオン外来
当科ではセカンドオピニオン目的の新患が多く、説明に 1 時間以上を要することも多いため、
2006 年 8 月からセカンドオピニオン外来を開設し、2014 年度は 72 件のセカンドオピニオン外
来診療を行った。内容疾患としては、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋委縮性側索硬化症
などの変性疾患関連が約半数、多発性硬化症関連が約 1/3 を占めた。
(2)入院患者数とその内訳
上記のように 3 病棟をそれぞれの機能に合わせて運営している。さらに、ベッド数の制約上
通常の担当病棟で対応できない場合には、他の関連する病棟に入院を受け入れるなど、綿密な
連携と協力にうえに運営された。3 階北病棟は内科、外科、整形外科、リハビリテーション科
等との混合病棟であり、パーキンソン病の肺炎での入院等は内科との併診とすることで、より
良い全身管理さらに神経内科治療、リハビリテーションへの移行をより適切に行うことができた。
1 日平均在院患者数は 93.8 人、1 日平均新入院は 5.0 人であった。1 日平均在院患者数は昨年
度とほぼ同数であったが、1 日平均新入院患者数は微増しており、平均在院日数の短縮を示さ
れている。回転率が速くなっていることを示している。最も患者数が多かった 3 月は 98.8 人であっ
た。
(医事統計 1 参照)
神経内科の新入院患者総数は 2014 年度は 1831 人と 2013 年度より 200 人近く増加した。一方で、
平均在院日数は 18.4 日と昨年よりさらに 1.5 日短縮した。(医事統計 6 参照)
疾患別入院患者数は表○に示すとおりである。外来新患同様、パーキンソン病、多発性硬化
症、筋疾患を中心にパーキンソン症候群、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患、末梢神経障
害などが多く、分布はほぼ例年通りであった。
3)特徴と展望
当科の特徴は神経内科疾患のうち、いわゆる神経難病に特化し、神経変性疾患、神経免疫性
疾患、筋疾患について広く国内全域の患者を対象にしていることで、この分野ではわが国で最
も多くの患者を診療している。患者を中心にリハビリテーション科、脳外科、精神科等関連科
との連携の上に診療を進めているのも当科の特徴である。さらに、臨床観察の中から、パーキ
ンソン病の腰曲がり、首下がりなど姿勢異常の病態解明と新規治療法の開発を進めた。免疫性
疾患については神経研究所との強い連携により、引き続き新規治療法の開発、臨床研究を進め
ていく。
現在筋ジストロフィーについては、患者登録制度「Remudy」を小児科、筋疾患センター、
患者会との連携で勧めている。パーキンソン病及びその関連疾患は当院のみで 1200 例以上診
療しているため、当院の患者について、患者登録を開始した。また、パーキンソン病の治験・
臨床研究推進のために、パーキンソン病患者さんの組織であるパーキンソン病臨床研究支援チー
ム(Team JParis)を開始した。治験・臨床研究に興味のある患者さんに治験等に関して正し
い知識を持っていただくとともに、症状評価により、新たな臨床研究等とのマッチングを行う
組織である。その他の筋疾患や神経変性疾患等、いわゆる希少疾患については当科が中心にな
り、患者会との連携で all Japan の体制で患者登録システムの構築を進めている。
2014 年度より開始したパーキンソン病運動症状発症前コホート研究はパーキンソン病等に
おける神経保護薬(Disease Modifying therapy)開発を進める基盤となる重要な研究であるが、
お金も人手も必要である。病棟業務が多忙を極める中で臨床と並行して進めることには困難も
伴うが、非常に重要な研究であり、NCNP が中心となって行う価値がありかつ、行うべき研
究として、神経内科スタッフ、レジデント、さらに NCNP 内各部署のスタッフのご協力のも
とに、進めていく。
医師、コメデイカル等への研修とともに、患者家族教育に積極的にかかわり、ナショナルセ
ンターとしてよりよい神経難病医療の推進していきたい。
54
Ⅳ 業務状況
4 小児神経科
4 小児神経科
1)概要
(1)目的
広い小児科分野の中で、とくに小児神経学(成人で言えば、神経内科と精神科の両方を包含
する)を専門とする部門が小児神経科である。小児神経学に関するわが国最高峰の高度専門的
医療を提供することが当科の使命である。その実績により日本全国から多くの患者さんをご紹
介いただいている。
また優れた小児神経科医を育成すること、小児神経学における新しい知見を広く発信するこ
とも当科の重要な責務である。
(2)主な業務内容
診療に関しては、①小児における難治性てんかんの診断と治療、②神経筋疾患(特に筋ジス
トロフィー)の診断と治療、③中枢神経変性・代謝性疾患の診断と治療が、最も主要な業務で
ある。他にも発達障害を含め小児神経学に関する全ての診療に対応している。
研究活動として小児神経学に関する多くの論文発表・学会発表を国内外で行っている。
教育活動は、
レジデント医師の教育・研修を行うほかに、全国で講演活動を行い、年に1回「NCNP
小児神経セミナー」を開催して全国の多くの若い小児科医師に講習を行い、小児神経科医療に
関連した診断・治療マニュアルなどを発行している。
(3)スタッフ構成
小児神経診療部長:佐々木征行(全体を統括)、主任医長:須貝研司(重症心身障害病棟(6 病棟)
医長)、医長:中川栄二(外来部長兼任)、小牧宏文(障害者(主に筋疾患)病棟(2 南病棟)
医長及び筋疾患センター長兼任)、齋藤貴志(一般小児神経科病棟(3 南病棟)医長)、医師:
石山昭彦(一般小児神経科病棟(3 南病棟)および障害者病棟(2 南病棟:主に筋疾患))、医師:
竹下絵里(3 南病棟および 2 南病棟)、医師:本橋裕子(重症心身障害病棟(6 病棟))。その他
のスタッフについては、「Ⅶその他 2 職員名簿」の小児神経診療部の項目を参照。
2)実績
小児神経科一日平均在院患者数は 104.7 人で過去最高を記録した。これらは以下の 3 個病棟の
合計入院患者数の平均である。
(1)一般小児神経科病棟(3 南病棟)
2014 年度の年間を通した病床利用率は、平均在院患者数 36.7 人(73%)でまだ十分に高い
とは言えないものの、新入院患者数は当院最多(年間 1,329 人で前年比 131 人増)で、平均在
院日数は当院最短(最終 3 か月は 9.3 日)の病棟である。
この病棟は多様な疾患を受け入れている。入院患者は日本全国から紹介されて来られるだけ
でなく、一部は国外からも紹介される.①難治性てんかんの診断治療および脳外科的治療とそ
の術前・術後管理と評価、②筋疾患の診断治療および定期評価、③小児神経疾患の診断治療と
緊急対応(とくにけいれん重積、肺炎などの急性期治療)などを行った。ハイケア病室(HCU)
を持ち、てんかん術後を初めとした重症患者の集中治療の役割も担っている。小児神経科では
外来・入院いずれにも進行性疾患が多く、年々重症化も進んでいる。筋疾患では非侵襲的陽圧
換気療法(NPPV)を積極的に取り入れ、気管切開患者も含めて 30 名以上で在宅人工呼吸療
法を行っている。筋疾患患者の NPPV 導入・定期評価や、重症心身障害児を中心としたレス
パイト入院も積極的に受け入れた。てんかんの治験入院も積極的に受け入れている。また筋ジ
ストロフィーの治験入院は主に 2 南病棟を利用した。
55
Ⅳ 業務状況
4 小児神経科
(2)障害者病棟(2 南病棟)
主な対象は筋疾患の長期契約入所者である。これに加えて重症心身障害の契約入所者の一部
も当病棟で受け入れた。この他に短期での契約入院受け入れも行った。神経内科と合わせて
2014 年度の平均病床利用率は 74%であった。
2014 年度前半には病棟改修が行われ、後半より治験用病室が利用開始となった。主に筋ジ
ストロフィーの治験入院が軌道に乗った。新規入院数が 124 人となり、前年の 62 人から倍増し
た。今後もさらなる増加が見込まれている。
(3)重症心身障害病棟(6 病棟)
重症心身障害児(者)が契約入所している病棟である。60 床での運営となっている。長期
契約入所者の自然減によって、2014 年度は 60 床のうち 9 床をレスパイト用病床として利用した。
主に在宅重症心身障害児(者)のレスパイトなどの短期入院に活用された。インフルエンザが
猛威をふるい、一時病棟閉鎖を行ったにもかかわらず、2014 年度は 387 人(前年より 23 人増)
の短期入院(小児神経科だけでなく外科、整形外科、歯科などの検査治療入院含む)を受け入
れた。特に他の施設で受け入れ困難な人工呼吸器使用者を常に 2 名ずつ受け入れた。2014 年度
の年間を通した一日平均入院患者数は 59.4 人で病床利用率は 99.0%と非常に高率であった。
(4)外来
小児神経科の専門外来を行った。初診は全て予約制である。再来も基本的に全て予約制である。
1 日平均外来患者数は 57.6 人で毎年確実に増加している。新患の 7 割以上は紹介患者で、日本
全国から紹介される。大学病院や全国の主要病院から紹介を受けることが多いのが特徴である。
初診時に筋疾患センター、てんかんセンターを指名される患者も多く、専門センターが活用さ
れている。
外来担当医は、常勤医師 8 名に加えて、埜中征哉名誉院長には筋疾患外来を、神経研究所の
後藤雄一部長には主に遺伝相談を、精神保健研究所の稲垣真澄部長には学習障害・発達障害外
来を担当していただいた。常勤医師は週に 2 日から 4 日を外来日としている。
レジデント医師は、交代で外来での予診聴取や急患対応などを行った。
3)特徴と展望
入院病床は、一般小児神経科病棟、障害者(筋疾患)病棟、重症心身障害病棟に分けてはい
るが、入院対象は各病棟で重なり合っており、それぞれの病棟が有機的に効率よく利用された。
研究活動も活発に行った。国際雑誌への英語論文発表、国際学会および国内学会での発表も
活発に行った。てんかんの診断と治療、脳外科手術標本を対象とした研究、筋疾患の診断と治
療
(特に Duchenne 型筋ジストロフィーの治験)、先天性遺伝性疾患の診断と治療に関する研究、
発達障害での薬物治療の治験などが中心で、当センター神経研究所や当院脳神経外科あるいは
放射線診療部との共同研究が多い。またセンター外の多くの施設とも共同研究を行っている。
今後も国内随一の小児神経科専門部門として充実した診療および研究を継続していきたい。
56
Ⅳ 業務状況
5 脳神経外科
5 脳神経外科
1)概要
(1)主な業務内容
当部門では、難治性てんかんや、パーキンソン病、ジストニア、トウレット症候群などの運
動異常症を中心に、機能的脳神経外科領域で高度な専門医療を行っている。一般脳神経外科領
域においても、特発性正常圧水頭症や、慢性硬膜下血腫などの外傷性疾患、髄膜腫等の良性脳
腫瘍について対応している。
病棟業務としては、毎朝の 30 〜 60 分間の診療ミーティング、月・火・水の手術、木曜の総
回診があり、更に麻酔医、看護師を交えた術前カンファレンスを週 1〜2 回行っている。また、
包括医療が必要な難治の神経疾患が主体であるため、
他部門のスタッフを交えた多職種カンファ
レンスを積極的に行っており、小児神経科、精神科、神経内科、リハビリーテーション科、臨
床検査部と合同で毎週月、木にてんかんマネージメントカンファレンスを行い、手術症例につ
いては、月 1 回放射線診療部、病理部門とのカンファレンスを行っている。さらに、チーム医
療の質を高める目的で、病棟に新たに配属される看護師を対象に、脳神経外科学一般、てんか
ん外科、脳深部刺激療法などをテーマに勉強会を行っている。
(2)スタッフ
2014 年度より、大槻泰介、高橋章夫、金子 裕、開道貴信に加え、新たに池谷直樹が医員
として加わり、5 名のスタッフが診療に携わるようになった。入院患者に対しては、池谷、開道、
高橋、金子医師が主治医として診療にあたり、小児患者については、小児神経科医も担当医に
加わり、連携して診療活動を行っている。金子医師はビデオ脳波モニタリング、頭蓋内脳波記
録、脳機能マッピングなどの病棟における神経生理検査を担当するとともに、脳磁図検査室長
も併任しており、脳磁図を用いたてんかん焦点診断や感覚誘発反応に加え、高度な脳機能の解
析・診断を行っている。
2)実績
(1)外来
2014 年度の外来新患患者数は昨年度とほぼ同じで、疾患としてはてんかんの患者数が多数
を占めている(医事統計①)。地域別新患数をみると、東京都以外の地域が半数以上を占めて
おり(医事統計①)、広く全国各地より当科に患者が紹介されていることがわかる。
(2)病棟
2014 年度の新入院患者は前年度に比し大幅に増加した。主な疾患はてんかんおよび運動異
常症である(医事統計①)。
3)特徴と展望
脳神経外科は、主に難治性てんかん、運動異常症などの機能的疾患に対して、関連各科と共
同で最新の神経科学に基づいた高度な外科的治療を行っており、その件数は国内でも有数である。
脳機能画像を駆使して行う乳幼児のてんかん外科は、国内外で高い評価を受けている。とりわ
け当院が主導している乳児期の重篤なてんかん性脳症に対する早期外科治療は、発達予後を含
む長期成績が優れていることが明らかになり、全国および海外からも患者が紹介されてきている。
また根治手術の対象にならない小児難治てんかんについては、従来の脳梁離断術に加え、迷走
神経刺激療法を積極的に取り入れている。成人を含む学童期以降の患者については、発作抑制
だけではなく、機能温存を重視した新たな手術戦略を確立、成果を上げつつある。
運動異常症については、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアの他、特に脳性麻痺後の
不随意運動やトウレット症候群などの希少な難治疾患に対し、高精度の脳深部刺激療法を行っ
ているが、当科では全身麻酔下、両側の脳深部電極留置、パルス発生装置の接続、埋め込みま
での全ての過程を 1 回の手術で行っており、患者の苦痛がなく、入院期間も短期間で済むこと
が大きな特徴で、長期入院管理が困難な重度の運動異常症についても対応可能である。特発性
正常圧水頭症と遅発性ジストニアについても積極的に外科的治療に行っており、当科と神経内
科、精神科の 3 科が共同で包括的治療に取り組み、患者の日常生活能力の改善に貢献している。
今後、関連臨床科や研究所と連携しながら、神経難病における革新的な外科治療戦略を確立
し、新しい知見を世界に向けて発信していくことが、我々に課せられた重要な責務であろう。
57
Ⅳ 業務状況
6 総合外科
6 総合外科
1)概要
(1)目的
総合外科は、2010 年 4 月の独立行政法人化に伴い外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、婦人
科、眼科、耳鼻いんこう科、歯科の各科が協力して、精神・神経・筋疾患および発達障害患者
等の診療にあたることを目的として発足した。
(2)主な業務内容
常勤医が配置されているのは、外科、歯科、整形外科で、皮膚科、眼科、耳鼻いんこう科に
ついては他院からの診療応援による非常勤医による診療体制であった。泌尿器科及び婦人科に
ついては医師が確保できていない。
(3)スタッフ構成
総合外科部長(三山健司)、その他については以下の各科のスタッフ構成を参照。
外科
1)概要
(1)目的
日常の、外来での外傷・熱傷等から、入院での手術の適応となる疾患までの対応。
(2)主な業務内容
消化器疾患(食道、胃、肝、胆・膵、脾、結腸、直腸の疾患)、乳腺・甲状腺疾患、小児外科疾患、
深部静脈血栓、下肢静脈瘤、ヘルニア、痔核、体表疾患、気胸などを主な診療対象疾患とし、
緊急手術を含めて、各診療ガイドラインに沿った標準的な診断、治療を行っている。更に院内
の褥創の症例に対応すべく、認定看護師と共に定期的な褥創回診を施行している。
(3)スタッフ構成
総合外科部長(三山健司)、外科医長(豊田宏之)、TMC 併任医師 1 名、他非常勤医師 1 名。
2)実績
医事および手術統計に見る通り、外来患者数微増、外科で入院の患者数減少(他診療科に入
院中に手術施行し、術後は副主治医として担当する患者も多数ある)、手術数は 2011 年度より
参加した東京都の「精神科患者身体合併症医療事業」の他、他医療機関との連携体制の整備の
効果も有ってか、増加傾向であった。
3)特徴と展望
国立精神・神経医療研究センター病院の外科として、他の病院では対応しにくい、精神・神
経疾患の患者の外科治療にも積極的に取り組んでいる。それらの患者については、他医療機関
との連携(紹介)の体制を整え、東京都の「精神科患者身体合併症医療事業」以外の医療機関
との連携体制も整備し手術適応の患者を受け入れている。
今年度常勤医 1 名補充に伴いマンパワーの不足を解消し、TMC 併任医師、週 2 日勤務の非
常勤医の協力も得て、患者サービス拡充に努めている。
整形外科
1)概要
(1)目的
当院利用患者の一般的整形外科疾患の対応及び難病・肢体不自由に対する整形外科的アプロー
チを行う目的で設置された。
(2)主な業務内容
①当院かかりつけ患者の一般整形外科外来診療、②院内で発生した急性整形外科疾患への対
58
Ⅳ 業務状況
6 総合外科
応、③院内コンサルテーション対応、④整形外科疾患の装具診、⑤障害者スポーツ診療などを
行っている。
(3)スタッフ構成
整形外科医長(松井彩乃)
非常勤医師 定時 3 名 脊椎診(筋ジス外来)
、股関節診、上肢診(2014 年度新設)各月 1 回
不定期 3 名 脊椎診(神経疾患の側弯症)、脊椎診(専門手術)、足診 各年 3
回程度
2)実績
(1)かかりつけ患者の一般的整形外科疾患診断治療
外来患者延べ 1243 人(予約外受診含む)の外来診療を行った。手術症例は 36 件であった。
(2)院内で発生した急性整形外科疾患への対応
院内での転倒等による外傷に対して必要な診断処置を行った。
(3)コンサルテーション対応
一般整形外科延べ 351 人、筋ジス外来延べ 27 人、股関節専門診延べ 160 人、上肢専門診 58 件
の院内コンサルテーション診療を行った。
(4)整形外科疾患の装具診
小児の麻痺性尖足や成人の外反母趾、偏平足、脊椎側弯症等に対し、延べ488人件の装具
診察を行った。
(5)障害者スポーツ診療
院外活動として東京都多摩障害者スポーツセンターでの月1回の医療相談、東京都主催の障
害者スポーツ大会の会場待機などを行った。
3)特徴と展望
東京都精神科身体合併症事業における診療依頼を含め、精神疾患、神経難病における一般的
手術から専門性の高い手術まで、非常勤医師と連携し当院もしくは専門病院での診療が可能な
体制が整った。手術枠の確保が難しいため曜日変更を行い毎週手術が可能な体制を整えること
になった。より高度な専門医療の提供や学術的研究のためには現在の常勤医1名では外来およ
び病棟診療の容量に限界があり今後の課題である。当院の役割とニーズに適合した診療内容へ
と変化していく必要がある。
歯科
1)概要
(1)目的および主な業務内容
当院入院中の精神・神経・筋疾患および発達障害患者に対して原疾患による臨床症状に配慮
した歯科・口腔外科領域の治療および専門的口腔ケアによる予防を行うことである。
(2)スタッフ紹介
歯科医長(福本裕)、他歯科技工士 1 名
2)実績
1 日平均患者数は 8.1 人 ( 前年度 7.8 人 )、患者 1 人 1 日当たり診療点数は、631.0 点 ( 前年度 657.0 点 )
( 医事統計③⑦ ) と患者数は増加したが、 診療点数は減少傾向にあった。 全身麻酔症例は 11 名で、 その内訳は、
歯科治療 7 名、 下顎水平埋伏智歯抜歯 2 名、 下顎骨骨折非観血的固定術 2 名であった。
3)特徴と展望
咀嚼機能の分析、口腔細菌叢の検討などの臨床研究を通して、精神・神経・筋疾患および発
達障害患者の生活の質の向上を図っていきたい。
59
Ⅳ 業務状況
7 総合内科
7 総合内科
1)概要
(1)目的
総合内科は 2010 年 4 月より新たに新設された診療科で、消化器内科、循環器科、心療内科で
構成されている。総合内科の目的は、それぞれの診療科の特色を生かした診療を行うとともに、
他科診療患者の内科疾患の診療を行うことである。
(2)主な業務内容
消化器内科、循環器内科、心療内科の外来診療及び入院患者への対応を行っている。同時に
総合内科外来を担当し、糖尿病、肺炎、尿路感染症などの専門領域以外の内科疾患に対応して
いる。また NCNP 職員の内科診療、産業医の業務を担当している。心療内科と消化器内科が
連携して過敏性腸症候群(IBS)の専門外来を行っている。外来患者を対象とした禁煙外来を行っ
ている。栄養サポートチーム、呼吸サポートチーム、臨床検査部と栄養管理室による合同ラウ
ンドに参加して、栄養障害、呼吸障害、生活習慣病の診断、治療に関わっている。
(3)スタッフ構成
総合内科部長:瀬川和彦。その他については以下の各科スタッフ構成を参照。
(4)特徴と展望
過敏性腸症候群専門外来では、専門的知識を有する消化器内科医及び心療内科医が診断、検
査、治療を行っており、希望者には認知行動療法を紹介している。
消化器内科
1)概要
(1)目的
消化器内科の目的は①すべての消化器疾患に対応し、診断・治療を行うこと、②消化器疾患
の中でも特に過敏性大腸症候群や機能性ディスペプシアに代表される機能性消化管障害や、ク
ローン病、潰瘍性大腸炎といった炎症性疾患を専門として質の高い診療を行い、これらの臨床・
基礎研究の情報を発信することである。
(2)主な業務内容
外来診療として、新患・再来の診療を行っている。入院が必要な患者に対しては、主に3階
北病棟に入院とし、治療を行っている。また他科からの内科系診療依頼に対しては、原則とし
て元の診療科との併診という形で診療にあたっている。上部・下部内視鏡検査、腹部エコーを
行っている。
(3)スタッフ構成
消化器内科医長:有賀元、消化器内科医師:天野智文、非常勤医師:大和滋
2)実績
1 日当たりの平均入院患者数 2.7 名、平均外来患者数初診 0.1 名、再診 5.2 名であった。疾患
の内容としては、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性疾患、過敏性腸症候群、機能性ディ
スペプシアなどの機能性消化管障害、逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍、直腸潰瘍、S 状結腸軸
捻転、大腸ポリープ、胃癌、大腸癌、膵腫瘍、肝腫瘍、呼吸器感染症、尿路感染症などであっ
た。上部・下部内視鏡検査の実施件数は増加しており、大腸ポリープ切除などの内視鏡治療も
施行している。腹部エコーの件数も増加しており、内科診療に貢献している。
3)特徴と展望
消化器内科の特徴は、一般的な消化器疾患の診療に幅広く対応しつつ、中でも機能性消化管
障害と炎症性腸疾患に焦点をあて、専門性の高い診療を行うことである。これらの疾患は、ス
トレスにより増悪する「ストレス関連疾患」とされるが、その病態は十分に解明されておらず、
臨床の場では治療に難渋することも多い。これらの疾患に関する情報を発信することは、当セ
ンターのミッションに合致するものと思われる。
60
Ⅳ 業務状況
7 総合内科
循環器科
1)概要
(1)目的
当院で診療中の患者の循環器系の症候、疾患について診断を行い、院内でできる診療を行う
とともに高度の診療が必要な場合は適切な医療機関へ紹介する。
(2)主な業務内容
2 回 / 週の循環器科外来を行うとともに、入院患者のコンサルテーションには適宜対応している。
循環器系の検査として心エコーを実施している。12 誘導心電図、ホルター心電図、血管エコー
の判読を行っている。虚血性心疾患については当院で精査ができないため、疑われる患者につ
いては希望する医療機関へ紹介している。
(3)スタッフ構成
総合内科部長:瀬川和彦、非常勤医師:福本理沙
2)実績
1 日当たりの平均入院患者数 0.2 名、平均外来患者数初診 0.1 名、再診 4.7 名であった。主な
対象疾患は、高血圧、脂質異常症、不整脈、心不全などである。
3)特徴と展望
筋ジストロフィー患者(特にデュシェンヌ型、ベッカー型、福山型筋ジストロフィー、筋強
直性ジストロフィー)の心筋障害について、定期的に心エコー検査を行い、心機能障害がある
場合は治療を行っている。また筋ジストロフィーの臨床治験に関わる心機能検査を担当してい
る。筋ジストロフィーの心筋障害に対する臨床経験を積みながら、新しい知見を発信していく
ことが当センターのミッションと考えている。
心療内科
1)概要
(1)目的
各診療科が診療する患者の身体の症候、疾患のなかで、発症契機や症状の進展に心理社会的
ストレスが関わっているケースについて、ストレスと症状との関わり(心身相関)の理解が必
要で一般的治療のみでは治りにくい患者を診療することを目的としている。
(2)主な業務内容
診療内科の治療対象となる代表的疾患として、過敏性腸症候群、本態性高血圧症、緊張型頭
痛、疼痛性障害があり、外来及び入院にて治療を行っている。まお、摂食障害は人格障害や他
の精神障害を合併して問題行動を起こす場合が多く、原則として外来診療とし、必要に応じて
他の医療機関へ紹介している。
(3)スタッフ構成
心療内科医師:富田吉敏、精神保健研究所心身医学研究部:安藤哲也、同:菊池裕絵
2)実績
1 日当たりの平均入院患者数 0.3 名、平均外来患者数初診 0.2 名、再診 8.9 名であった。主な
対象疾患は、緊張性頭痛、過敏性腸症候群、慢性疼痛などの心身症、不安障害、身体表現性障
害、摂食障害などであった。臨床心理士による心理療法、自律訓練法、リラクゼーション法の
指導も行った。
3)特徴と展望
心身症をはじめとするさまざまなストレス関連疾患を診療、研究の対象とする。
61
Ⅳ 業務状況
8 遺伝カウンセリング室
8 遺伝カウンセリング室
1)概要
(1)目的
遺伝子検査は精神・神経疾患の病因検索に不可欠の検査法となってきており、その際に遺伝
子や遺伝に関する情報を患者およびその家族に正確に説明することが不可欠である。しかし、
これらは日常診療の中でおこなうことは困難であり、専門のスタッフが時間をかけて行う遺伝
カウンセリングが必要である。
(2)主な業務内容
保険適用されている遺伝子検査前後の遺伝カウンセリングに加えて、発症前診断や出生前診
断に関する相談、一般的な遺伝に関する相談などを行っている。また、臨床遺伝専門医をめざ
す医師や遺伝カウンセラー、遺伝看護師の教育も行っている。
(3)スタッフ構成
遺伝カウンセリング室長:後藤雄一(臨床遺伝専門医、責任指導医)、臨床遺伝専門医:中
川栄二、清水玲子、竹下絵里、認定遺伝カウンセラー:杉本立夏、小松有希子(研究生)、顧問:
埜中征哉(名誉院長)
2)実績
2014 年度の遺伝カウンセリングの実数は初診 41 件、再診 62 件であった。保険適用の遺伝病
学的検査前後のカウンセリングはそれぞれ 59 件と 49 件であった。カウンセリング総数は 211
件であり、過去最多となった昨年度の総数と同程度であった。
遺伝カウンセリング診療実績
自由診療
165
206
123
126
211
225
174
カウンセリング
再診
120
105
103
3,150円
100
5,250円
80
63
60
4717
20
75
68
17
23
17
23
10 2 9 33
46
初診
62
6,300円
27
18
45
46
33
63
60
57
40
10,500円
(2010年改正)
18
71
46 50
(2010年改正)
65
14
40
77
48
44
32
17 13 15 14
26 23 28
36 32
59 57 63
46
59
41
49
0
02 03 04 05 06 07
08
09
10
11
12
13
遺伝学的検査
カウンセリング
(保険収載)
14
検査前
無料
検査料
4000点
診療費 認定遺伝 遺伝病学的検査に カウンセリング料値上げ
カウンセ 対する検査前後の 認定遺伝カウンセラーの
徴収
ラー採用 対応
開始
常勤採用
検査後
500点
3)特徴と展望
メディアの影響もあり、遺伝学的診断や遺伝子治療に対する一般社会や患者家族の関心も高
まってきており、今後も遺伝医療の必要性がより一層増すと予想される。それらに対応した活
動を行うとともに、当院で計画・実施されている遺伝子治療などの先端的医療を行う際に必要
な医療スタッフに対する教育も重要で、緊急の課題と考えている。
62
Ⅳ 業務状況
9 手術・中央材料部
9 手術・中央材料部
1)概要
(1)目的
手術・中央材料部は、手術室、中央材料室、ME 室からなる。病院の中核機能の一つとして、
各科が手術を行い(手術室)、医療器材の洗浄・滅菌・管理・供給を行い(中央材料室)、医療
機器の点検、管理、指導、運用等を行っている(ME 室)
手術は、また重症うつ病、双極性障害、及び統合失調症で ECT 委員会の承認を受けたものに対し、
全身麻酔下にm ECT が行われている。
(2)主な業務内容
手術室では、各科による手術が行われ、手術が安全に確実に遂行されるよう人員・機材・環
境を常に良好な状態に維持している。脳神経外科では主として、てんかん、パーキンソン病な
どに対する機能的脳外科手術を、外科・整形外科では合併症(精神、神経、筋疾患)を有する
患者の手術を、神経内科及び小児神経では筋生検・神経生検を、歯科では全身麻酔下の歯科治
療を行っている。また、血管造影検査、全身麻酔下の修正型電気けいれん療法(m ECT)を行っ
ている。
中央材料室は医療器材の洗浄、滅菌、管理を行い、病院全体に供給を行っている。
ME 室では臨床工学士による ME 機器の管理、点検、整備を行い、正しく機器が使用される
ように指導を行い、病院全体の効率的な ME 機器の運用を図っている。また医師の指示のもと
血漿交換を行っている。
(3)スタッフ構成
部長(大槻泰介:脳神経外科診療部長併任)、麻酔科医(中井哲慈)、手術室・中材師長(緒
方純子)、看護師 4 名、看護助手 1 名、臨床工学士(安田聖一ほか 2 名)
2)実績
(1)手術室
2014 年度に実施された手術件数は 302(前年 290)件で、科ごとの内訳は脳神経外科 128(107)件、
外科 41(47)件、整形外科 37(34)件、神経内科 29(33)件、小児神経科 47(47)件、全麻
下の歯科治療 11(12)件であった。一方m ECT は総数 717(860)件で、m ECT の一部は触
法病棟にて行った。血管造影検査は 5(6)件であったが、全例脳血管撮影で、てんかん外科
症例に対するワダテストが行われた。mECT を除く全身麻酔の総数は 249(233)件であった。
手術症例については基本的に術前カンファランスと麻酔スタッフによる術前訪問を行ない、週
1 回手術室及び ME スタッフがミーティングを行い、業務の円滑な遂行を図っている。
(2)中央材料部
スーパーソニック洗浄装置、ジェットウォッシャーによる洗浄を行い、低温プラズマ滅菌器、
オートクレーブによる滅菌、手術器械の組み立てを行っている。
(3)ME
人工呼吸器、輸液ポンプ、除細動器などの ME 機器の点検整備を行うほか、466(394)件の
血漿交換療法を行った。
(4)手術部会
毎月定例の手術部会を開催し、各科、各病棟と前月までの症例に対して検討を行い、リスク
の洗い出しと対策の立案を行っている。
63
Ⅳ 業務状況
9 手術・中央材料部
3)特徴と展望
当院における手術は、精神・神経・筋疾患を合併した患者に対して行われることが多い。脳
神経外科手術としては、てんかん、パーキンソン病、トゥレット症候群などに対する機能的脳
外科手術及び認知症外来からの正常圧水頭症の手術が行われている。特に最近乳幼児てんかん
の症例数が増加している。外科においては精神・神経筋等に合併症を有する患者の経皮的胃瘻
造設、IVH ポート埋込、腫瘍切除、開腹によるイレウス解除・逆流防止手術、腹腔鏡・胸腔
鏡手術等が行われている。整形外科においても、合併症を有する患者の整形外科手術を行って
おり、症例数が増加している。脊椎手術、大腿骨等の骨折手術・人工骨頭置換、筋腱の延長術
などが行われている。また神経内科、小児神経により筋生検、神経生検が多数行われている。
歯科では重身病棟の患者を中心に全身麻酔下での歯科治療、抜歯を行っている。
精神・神経筋の合併疾患があって、認知機能や身体機能が低下しているために、リスクが増加
する場合がある。術前の関係スタッフによる調整を綿密にして安全な周術期管理を目指してい
る。症例により、
ME やリハビリスタッフが術前から関与することも多い。また放射線科スタッ
フ、検査・病理・輸血のスタッフの積極的な支援を受けている。
m ECT は ECT 委員会の承認を受けた重症のうつ病、双極性障害、統合失調症の患者に全身
麻酔を導入してから行っている。ECT ユニットは手術室に隣接して配置している。安全、快
適な治療環境の維持に努めている。触法病棟の対象症例については、触法病棟でm ECT が施
行されることが多いが、その場合麻酔医が出向いて麻酔管理を行っている。
今後の展望としては、合併疾患を有す症例の増加が予想される。外科・整形外科疾患で近隣
医療機関からの手術目的での転送が増加しつつある。m ECT については全体数は低下傾向に
あるが、近医からの ECT 目的での入院が増加傾向にある。
ME 室は、人員が増加され、院内の医療機器への点検・整備状況が改善している。また神経
疾患患者に対する血漿交換療法を臨床工学士によって行っているが年々増加している。中央材
料室と連携して、衛生材料のディスポ化、効率的運用に努めている。
64
Ⅳ 業務状況
10 放射線診療部
10 放射線診療部
1)概要
(1)目的
放射線診療部は画像検査の安全な遂行と正確な画像診断を担うため設置された。
(2)主な業務内容
①単純写真・CT・MRI・核医学・超音波などの画像の撮影、②撮影された画像の読影と診断、
③画像を用いた研究、④レジデントの教育を行っている。
(3)スタッフ構成
医師は放射線診療部長(佐藤典子 部長)、他 5 名(うちレジデント 3 名)。診療放射線技師
は診療放射線技師長(宮城賢治 技師長)、他 10 名。
2)実績
(1) 体制
2014 年度は、昨年度と同様に MRI(3T)2 台、CT(40 列)1 台、SPECT-CT1 台、PET-CT1 台、
X 線検査装置、
血管撮影装置、
X 線 TV 装置、超音波装置、骨塩定量検査装置などの体制で臨んだ。
IBIC 棟内のサイクロトロンはホットラボの Good Manufacturing Practice(GMP)化に向け
てハード面、
ソフト面に必要な投資を行い、GMP 化に沿った製剤提供環境の整備を継続している。
(2) 検査実績
放射線診療部全体としては前年度を若干上回る業績であった。MRI や核医学検査はほぼ横
ばいであるが、CT 検査や単純エックス線検査が増加した。全体として診療点数の点で病院経
営に貢献している。
2010 年度~ 2014 年度 放射線診療部検査人数推移
検 査 項 目
2010 年度
2011 年度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
C
T
検
査
1838
3632
3973
3982
4222
M
R
検
査
2312
5000
5315
5524
5449
エックス線検査
2403
5578
5882
5941
6429
影
23
15
14
9
5
エ ッ ク ス 線 TV
420
379
550
532
566
ポ ー タ ブ ル
919
834
1269
1269
1095
血
管
撮
SPECT 検
査
1513
1753
2035
2113
2217
P E T
査
161
428
694
711
465
超 音 波 検 査
17
80
42
51
42
骨 塩 定 量 検 査
551
672
1109
1309
1211
検
65
Ⅳ 業務状況
10 放射線診療部
件数
6,000
5,000
4,000
CT検査
3,000
MR検査
2,000
核医学検査
(SPECT+PET)
1,000
0
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
3)特徴と展望
診療と同時に MRI を中心とした研究も行っており多くの実績を残している。他施設からの
研究生が在籍し、共同研究も盛んに行っている。2014 年 1 月よりパーキンソン症候群とレビー
小体型認知症における黒質線条体ドーパミントランスポーターの分布を反映した画像が得られ
る「ダットスキャン静注」を用いた SPECT 検査の受け入れを本格的に開始した。ダットスキャ
ンについては多施設共同臨床研究も視野に入れて積極的に取り組んでいく。また、近い将来に
向け高度先端医療を全国に発信する事を目標に、最新放射線医療機器の画像解析や診断技術等
の臨床研究分野でのスキルアップに積極的に取り組んでいる。
66
Ⅳ 業務状況
11 臨床検査部
11 臨床検査部
1)概要
(1) 目的
臨床検査部門は、患者さまの健康を願い、臨床診療と様々な研究活動への貢献や協力体制確
立を目指して、日々業務に取り組むことを目的としています。
(2) 主な業務内容
①検体部門:尿一般検査・糞便検査・穿刺液検査・血液検査・生化学検査・免疫検査・輸血検
査・微生物検査・TAU・アミロイドβ蛋白検査
②病理部門:病理診断・細胞診断・病理解剖・電子顕微鏡・ブレインバンク
③生理部門:心電図検査・筋電図(誘発)検査・脳波(誘発)検査・呼吸機能検査・超音波検査・
睡眠ポリグラフ(PSG、MLST、簡易 PSG)
・脳磁図(MEG)
・長時間脳波ビデ
オ記録検査・光トポグラフィ-検査・重心動揺検査・聴力検査・嗅覚検査
④遺伝子部門:遺伝学的検査・TMC 検体受付・筋バンク(凍結筋・DNA・培養細胞)
(3) スタッフ構成
臨床検査部長(吉田寿美子 精神科)、臨床検査部医長(齊藤祐子 神経病理)、遺伝子検査
診断室医長(後藤雄一 TMC 副センタ - 長等併任)、睡眠障害検査医長(亀井雄一 精神科)、
臨床検査技師長(内野厳治)、他医師 3 名、検査技師 20 名、技術職員 2 名、心理療法士 3 名、
事務 3 名
2)実績
臨床検査部では、栄養管理部門と合同で行っている病棟ラウンドや院内感染対策活動により、
検体部門(一般~病理)は前年比 105%と増加、生体部門(生理検査~その他の検査)は前年
比 124%と増加であった。(表 1) 検体部門では、TMC 臨床開発部のバイオリソ-ス事業も軌道に乗り、さらに 2012 年の診療
報酬改正で TAU 蛋白検査が保険収載となり、hTAU・p TAU・アミロイドβ蛋白は前年比
125%の伸び率であった。保険収載に伴い、近隣の施設からの検査依頼も増加している。
病理部門では、解剖数が 7 件(院内 5 件、院外 2 件)、解剖率が(解剖数 / 死亡退院患者数)
36%であり、全国でも低下の一途をたどる解剖率(2011 年度 2.1%)と比較しても高い水準を
維持している。また、ブレインバンク登録者による他院からの解剖受け入れも年々増加してい
る。
(表 2)
微生物検査室では、感染対策管理加算Ⅰ+Ⅱのため ICT メンバーとして、年 6 回の地域連携
カンファレンスおよび、年 2 回の病院相互ラウンドを実施している。
生理部門では、2013 年 1 月より睡眠障害検査の検査枠を 4 枠増設した事により件数が増え、
検査件数は精密 PSG 279 件、MSLT68 件、簡易 PSG201 件の実績である。脳磁図(MEG)検
査は年間 237 件の検査を実施しており、関東圏内の大学病院・てんかん専門病院などからの依
頼も増加している。超音波検査件数は 2197 件と前年比 124%で腹部エコーが前年比 121%、心
臓超音波 122%と増加した。うつ症状鑑別診断補助としての「光トポグラフィー検査」件数は
258 件と先進医療の話題性がうすれ前年度比 87%に減少した。
遺伝子検査診断室では、TMC 臨床開発部と連携して筋病理診断と遺伝子診断の統合的筋疾
患診断を提供しており、院内外からの依頼総数は 1,388 件と年々増加している。当室は、それ
らの検体の受付関連業務や、血液からの DNA 調製の大半を担い、また各種の遺伝学的検査
182 件を実施した。そのうち、院内の保険適用検査は 56 件、DMD 遺伝子 79 エクソン全シーク
エンス解析をはじめとする自費診療検査は 9 件の実績であった。(表 3、疾患別統計⑪)
表1 臨床検査件数の年次別推移
一
穿
血
生
免
微
細
生
総
年
般
刺
液
化
疫
生
胞
理
液
学
物
診
件
度
検
検
検
検
検
検
検
検
査
査
査
査
査
査
査
査
数
2010 年
47,822
367
107,909
295,066
28,496
6,130
147
14,962
536,807
2011 年
60,171
504
125,307
330,925
38,477
7,596
82
16,573
619,219
2012 年
72,311
563
137,482
362,266
36,025
8,041
84
22,973
683,573
2013 年
71,309
698
137,200
392,478
38,323
9,207
153
23,035
713,835
2014 年
75,622
556
146,705
411,463
39,697
8,238
129
30,022
762,627
67
Ⅳ 業務状況
11 臨床検査部
表 2 病理検査件数の年次別推移
組
電
解
解
外
年
織
検
子 顕 微
剖
剖
部 委 託
鏡
解
査
度
件
剖
数
数
数
率
数
2010 年
373
66
10
40%
2
2011 年
242
63
13
50%
3
2012 年
266
83
10
52%
3
2013 年
272
53
11
50%
2
2014 年
231
46
7
36%
3
2013 年
1352
795
732
54
|
26
2014 年
1388
820
726
56
|
9
表 3 遺伝子検査件数の年度別推移
年
度
総
依
頼
件
数
筋 病 理 診 断 受 付 数
遺 伝 子 診 断 受 付 数
保 険 適 応「 遺 伝 学 的 検 査 」
先進医療「ミトコンドリア病の DNA 診断」
自 費 診 療 の「 遺 伝 学 的 検 査 」
2010 年
1083
641
593
28
8
9
2011 年
1163
690
632
44
|
8
2012 年
1327
768
728
58
|
16
3)特徴と展望
臨床検査部の特徴は、生理部門の神経生理学検査であり、脳波・脳誘発・筋電図・誘発筋電図・
長時間ビデオ脳波・脳磁図(MEG)
・睡眠障害(PSG・MSLT)検査が数多く実施されている。
特に MEG 検査は、時間周波数解析や空間フィルターなどの新技術をいち早く取り入れて質の
高い医療を提供している。2014 年 4 月より保険収載となった光トポグラフィー検査は、日本一
の検査件数を誇り、他施設に先駆けて臨床検査技師が検査と 1 次判読を行い、医師による 2 次
判読で判定するシステムを取り入れている。その知識や技術の普及と啓蒙を目指し、2014 年 9
月 20 日に「平成 26 年度第 1 回光トポグラフィー講習会」
(参加者 23 名)
、
2014 年 10 月 25 日に「平
成 26 年度第 2 回光トポグラフィー講習会」
(参加者 23 名)
、を検査部主導で開催した。光トポグ
ラフィー検査の施設基準に「国立精神・神経医療研究センターが実施している所定の研修を終
了した常勤の医師が 1 名以上配置されていること。
」という一文が盛り込まれ、この検査での指
導的役割は重要なものとなった。
睡眠障害センターと共催で、
2014 年 10 月 4 日に
「不眠症の認知行動療法セミナ-ベーシックコー
ス」
(参加者 28 名)2014 年 10 月 5 日に「不眠症の認知行動療法セミナ-アドバンスコース」
(参
加者 15 名)を開催した。
病理部門では、1997 年にネットワーク型の脳バンク「Research Resource Network(RRN)
」
を立ち上げ、凍結組織を含めたリソースを研究や教育目的のため外部施設へ提供している。さ
らに 2006 年には「パーキンソン病および関連神経疾患の生前同意登録に基づく脳バンク」とし
ての運用を開始した。平成 22 年からは、対象疾患を神経疾患まで拡大し、現在の登録者数は
184 名となっている。すでに登録者 21 例の剖検が実施され、脳バンクシステムが有効に活用さ
れている。また、
2011 年 10 月に開設された TMC 棟内に
「脳フリーザー室」
「脳ホルマリン保存室」
を設置し、Research Resource の運用を開始した。2010 年から開始された研究所との電子顕微
鏡一元化は、順調に稼働し臨床のみならず研究にも貢献している。
遺伝子検査診断室は、TMC 臨床開発部、神経研究所(疾病研究第一部、疾病研究第二部)
と連携して、神経・筋疾患について筋病理検査や遺伝子検査を組合せた統合的診断を提供して
いる。他施設からの積極的な受け入れ(全体の約 8 割)により、
ナショナルセンターとして神経・
筋疾患の全国的な診断センターおよびバイオリソース拠点(筋レポジトリー)の役割を果たし
ている。その中で当室は、TMC 検体受付業務、DNA サンプル調製、保険診療及び実費診療の
ものを中心とした遺伝学的検査などを担当している。さらに、治験推進のための「神経・筋疾
患患者登録サイト Remudy」の構築・運営にも参画している。
今後の展望として、
「ルーチン業務の拡大」
・
「迅速で正確な報告体制」
・
「研究協力の強化」を
3 本柱として臨床に貢献出来る臨床検査部を目指している。臨床からの要望を柔軟に対応でき
るスタッフ育成にも力を入れている。
68
Ⅳ 業務状況
12 身体リハビリテーション部 12 身体リハビリテーション部
1)概要
リハビリテーション部は身体リハビリテーション科と精神リハビリテーション科に分かれて
いたが、2014 年 9 月より、二つの部として独立した。
(1)目的
身体リハビリテーション部の目的は、精神・神経・筋疾患、発達障害に関するリハビリテー
ションを実施するとともに、新規リハビリテーション技術の開発と臨床応用ならびに全国への
普及を図ることである
(2)主な業務内容
身体リハビリテーション部の臨床業務は、高度専門リハビリテーション医療を提供すること
であり、理学療法、作業療法、言語聴覚療法から構成される。またリハビリテーションに関す
る研究・教育・研修業務を行う。
入院患者については、神経内科・小児神経科を主とした院内他科からのコンサルテーション
対応に加えて、各科主治医や MSW と連携し、患者及び家族への指導や環境調整に関する助言
を行った。外来では、他科主治医からのコンサルテーション患者のリハビリ導入や助言、デュ
シェンヌ型筋ジストロフィーを主とした筋疾患患者や、パーキンソン病関連疾患患者を中心と
した、ブラッシュアップ入院・腰曲り治療後の患者、外来集中リハビリテーション、及び脊髄
小脳変性症早期集中リハビリテーションプログラム参加後の患者に対するフォローアップとテー
ラーメイド対応を行った。
スタッフの熟練度と増員に伴い、診療効率が改善し、総診療報酬は 33,595,450 点(前年度比
112%)、
スタッフ 1 人あたりの診療実績も前年度に引き続き維持している。昨年同様、理学療法士・
作業療法士の病棟担当制を継続し、各科主治医及び病棟スタッフとの連携が効率化した。
昨年度に引き続き、
厚生労働科学研究班への研究協力として、神経筋疾患の評価項目の検討、
パー
キンソン病患者に対するブラッシュアップ入院におけるリハビリテーションプログラム、およ
び外来でのパーキンソン病の集団運動療法プログラムを継続した。厚生労働省による「リハビ
リテーションスタッフの喀痰等の吸引」についての通達を受けて、認定システムに則り、理学
療法士・作業療法士・言語聴覚士による吸引実施が継続している。
(3)スタッフ構成
身体リハビリテーション部長:村田美穂、身体リハビリテーション科医長:小林庸子、医師:
早乙女貴子、理学療法士長:佐藤福志、作業療法士長:粟沢広之、言語聴覚療法主任:織田千
尋、7 月末から 3 月末までの週 2 日、診療応援として東京大学リハビリテーション科医局より
井口はるひ、佐藤広之、真野浩志、四津有人がローテーションで勤務した。他のスタッフにつ
いては、「Ⅶその他 2 職員名簿」の身体リハビリテーション部を参照。
12-1 理学療法
1)概要
(1)目的
当院入院・外来患者の理学療法を手段とした身体・生活機能および QOL の維持改善、及び、
関連領域のリハビリテーション手段の開発と普及。
(2)主な業務内容
当院入院・外来患者に対する理学療法の提供(主に運動機能・呼吸機能の評価・維持・改善・
セルフマネージメントの助言・など)、及び理学療法に関する研究・教育・研修。
2)実績
2014 年度は、4 月より新人 PT スタッフ 4 名が採用され、21 名体制となった。診療報酬は、
19,928,920 点(2013 年度 18,402,215 点)(評価料、指導料含まず)。理学療法士 1 日一人当た
りの実施単位数は、平均 18.2 単位(2013 年度 17.7 単位)2010 年度から関わり始めた治験・
69
Ⅳ 業務状況
12 身体リハビリテーション部 臨床研究における運動機能評価の業務は、今年度 6 件であった(2013 年 8 件)。年間の治験業
務にかかわった時間数は、年間全体で 798 時間(2394 単位相当)であった。治験業務でのセン
ターへの貢献の他、筋ジストロフィー市民公開講座への協力、てんかん家族会の開催など行った。
また、呼吸サポートチーム(RST)回診、NST、褥瘡回診、病棟カンファレンスに参加した。
3)特徴と展望
筋疾患・パーキンソン病関連疾患に加えて、センター内の横断疾病センターを中心に、理学
療法の役割を果たす体制を確立していく。
12-2 身体作業療法
1)概要
(1)目的
当院入院・外来患者の作業学療法を手段とした身体・生活機能および QOL の維持改善及び、
関連領域のリハビリテーション手段の開発と普及。特に、生活に関連する動作・家族の状況・
家屋や地域サービス環境・意欲などについての援助。
(2)主な業務内容
当院入院・外来患者に対する作業療法の提供(主に上肢・日常生活動作・生活環境等の評価・
維持・改善・セルフマネージメントの助言・など)、及び作業療法に関する研究・教育・研修。
2)実績
2014 年 4 月より、
2 名増員し 11 名体制となったが、7 月より 1 名が病休で、現在も休職中である。
療法士一人あたりの平均実施単位数は、昨年同様目標の 18 単位を達成率した。年間の診療報
酬は 9,505,715 点となり、2013 年度の 8,431,920 点と比べると 1,073,795 点の増加となった。
取り組みとしては、年代別の筋ジストロフィー患者・家族向け治療プログラム(MD倶楽部)
を継続した。また、当院の取り組みの普及啓発を目的に、世界作業療法士学会にて当プログラ
ムを発表した。研究活動としては、
厚生労働科学研究費補助金 ( 難治性疾患等克服研究事業『希
)
少性難治性疾患患者に関する医療の向上及び患者支援のあり方に関する研究』班および、東京
都作業療法士会,東京都医学総合研究所と協力し「意思伝達装置等、コミュニケーション用具
支援の現状調査とネットワーク作り」を実施した。
3)特徴と展望
作業療法の特徴は、筋ジストロフィー、重症心身障害(児)、パーキンソン病、多発性硬化症、
さらには小児難治性てんかん術後を含め、小児神経領域、神経内科領域、脳神経外科領域を対
象としており、今後、さらに、心身両面に配慮した包括的リハビリテーション体制の強化が期
待されている。
12-3 言語聴覚療法
1)概要
(1)目的
当院入院・外来患者の言語機能、発声発語器官の機能、摂食・嚥下機能の評価および訓練。
機能改善につながる訓練法の開発、情報の発信。
(2)主な業務内容
当院入院・外来患者に対する言語聴覚療法(言語機能,発声発語器官の機能、摂食・嚥下機
能の評価及び訓練)の提供、及び言語聴覚療法に関する研究・教育・研修。
2)実績
現在、言語聴覚士は、織田主任、佐藤、中山の 3 人である。部門で一人当たり平均 18 単位 /
日の目標をほぼ達成できている。それぞれ研鑽をつみ、訓練内容も患者に合わせて多様化した。
このほか、摂食嚥下の生活の質に関する質問紙の作成や、コミュニケーションに関する質問紙
の作成など、臨床研究にも積極的に取り込んでいる。学会発表や書籍の分担執筆など、情報発
70
Ⅳ 業務状況
12 身体リハビリテーション部 信にも力を入れている。。
3)特徴と展望
筋疾患・パーキンソン病関連疾患に対する言語聴覚関連の評価法の確立および訓練法の開発
を行い、当院から外に向けて情報を発信していく。言語聴覚士の増員を行い、臨床および研究
をより充実させていきたい。
71
Ⅳ 業務状況
13 精神リハビリテーション部 13 精神リハビリテーション部
1)概要
(1)目的
精神リハビリテーション部の目的は、精神障害者に対するリハビリテーションを実施すると
ともに、精神保健研究所と連携し、新規リハビリテーション技術の開発と臨床応用ならびに全
国への普及を図ることである。
(2)主な業務内容
精神リハビリテーション部の臨床業務は、精神に関する高度専門リハビリテーション医療を
提供することであり、デイケア、精神科作業療法、臨床心理検査及び心理療法、医療観察法病
棟におけるリハビリテーション業務から構成される。またリハビリテーションに関する研究・
教育・研修業務を行う。
(3)スタッフ構成
精神リハビリテーション部長:平林直次、精神リハビリテーション科医長:坂田増弘、デイ
ケア副師長:関根理絵、精神作業療法士長:大島真弓、臨床心理室室長:今村扶美。各部署の
スタッフ構成は、
デイケア
(看護師 5 名、作業療法士 2 名、精神保健福祉士 1 名、ピアスタッフ 3 名 )、
作業療法 ( 精神保健福祉法病棟 5 名、医療観察法病棟 5 名 )、臨床心理室 ( 臨床心理士 17 名、医
師 1 名 ) であった。
精神科デイケア部門と精神科入院作業療法部門を合わせて、精神リハビリテーション部とし
て運用することで、利用者の入院・外来の別や病期に関わらず、最適なリハビリテーションプ
ランを継続的に提供することが可能な体制を構築している。また、多職種による多面的なリハ
ビリテーションの実現のため、臨床心理室、医療相談室、薬剤部、栄養管理室といった病院各
部門との協力体制を築いている。当科は病院の 1 部門であると同時に、専門疾病センターであ
る「地域精神科モデル医療センター」の臨床活動を、在宅支援室内の訪問支援チーム(PORT:
Psychiatric Out-Reach Team)とともに担っている。入院に頼らない地域生活中心の医療の
実現のため、利用者の日常生活技能の向上および就労支援に力を注いでいる。
【精神リハビリテーション科】
デイケア
1)概要
(1)目的
デイケアの目的は、個別性の高いケアマネジメントと、医療的意義の明確な治療プログラム
を提供し、精神症状の改善、日常生活・社会生活能力の改善を図り、限定された期間で社会復
帰を実現することである。また、もうひとつの目的は、入院部門や外来部門、訪問看護部門、
地域の医療・保健・福祉機関との連携を通して、我が国におけるデイケアモデルを構築し、広
く普及することである。
(2)主な業務内容
主な臨床業務は、①治療プログラムの提供、②個別のケアマネジメント、③院内他部門や他
施設との連携の促進等である。また、厚生労働科学研究班の多施設共同研究への参加や、多職
種の学生実習の受け入れ等を行っている。
2)実績
多施設共同の就労支援研究に継続して取り組むとともに、地域精神科モデル医療センターの
臨床部門のひとつを構成し、より機能を高めたデイケア診療の実現に引き続き取り組んだ。多
職種チームによるストレングスモデルを用いたケアマネジメントの導入、家族心理プログラム
の継続、他部門との連携強化と共同研究の実施、就労研究への取り組みとその発表を行った。
また、多職種チーム医療に関する年 1 回のワークショップを、昨年に引き続き主催し、日本各
地からの参加者を得た。2014 年 2 月から当事者スタッフ(ピアスタッフ)を導入した。
1 日通所者数は約 75.2 名、そのうち 1 日利用のデイケアは年間平均 39.9 名、半日利用のショー
72
Ⅳ 業務状況
13 精神リハビリテーション部 トケアは年間平均 35.3 名であった。また、今年度におけるデイケアからの一般企業への就労者
数は、32 名であった。
2014 年度デイケア業務統計
4月
診療日数
利用
のべ数
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
21
19
21
22
21
20
21
17
18
18
18
21
237
デイケア
818
791
947
958
836
806
778
685
696
657
672
823
9467
ショートケア
892
801
801
809
754
700
693
572
628
520
571
630
8371
5
7
6
3
3
5
4
3
6
9
5
4
60
127
118
131
121
113
131
118
106
114
115
111
125
1430
地域ケア会議
7
10
5
6
6
9
3
3
6
6
5
8
74
就労
4
2
2
2
3
4
4
1
3
3
0
4
32
インテイク
面接
5月
多職種チーム面接
退職
0
0
1
0
0
2
1
2
1
0
0
0
7
就労支援 定着支援 ( 職場訪問 )
16
11
10
8
13
11
7
4
7
9
11
8
115
定着支援 ( 電話 ・ メール )
129
188
146
185
203
265
243
187
230
267
275
301
2619
就労前支援 ( 面接 ・ 見学 )
4
5
12
15
6
18
2
4
7
9
11
8
101
診療報酬 894,340 821,730 873,210 882,440 803,680 755,980 741,840 626,740 669,280 580,810 658,830 712,590 9,021,470
3)特徴と展望
当院のデイケアの特徴は、①エビデンスに基づく治療プログラムの導入、②社会参加を実現
するシステムの構築、③個別のケアマネジメントの強化による個人目標の設定とケアプランの
作成といった、利用者の地域生活の質の向上に資する医療的機能の高さにある。
また、上述の臨床実践や研究活動・研修活動を通して、我が国におけるデイケアの将来像を
示すことが求められている。
精神科作業療法
1)概要
(1)目的
精神科作業療法の目的は、健康的な側面・潜在能力に着目し精神症状の安定・改善、コミュ
ニケーション・適応力、生活技能の向上を図り、個別のニーズに応じ家庭復帰、復学、復職を
支援・援助することである。
(2)主な業務内容
主な臨床業務は、精神保健福祉法病棟及び医療観察法病棟における入院作業療法の実施、外
来作業療法の枠組みを利用したデイケアへの導入である。また、多職種チーム会議やケア会議
に参加し、治療計画やケア計画の評価・作成を行う。研究・教育業務も重視し、各種の研究に
参加し、多職種・多施設からの見学・研修を受け入れている。
2)実績
2013 年同様、入院作業療法担当者の専任制を継続し、デイケア担当作業療法士との連携の
強化に努めた。リスク管理の視点とチーム医療推進の観点から活動内容と業務の見直しを継続
して行い、園芸療法も取り入れた病棟での活動を増やした。病休者 2 名を抱えながらも月平均
800 件を超えた。医療観察法病棟では、外出・外泊時の地域訪問作業療法を継続的に実施し、
感覚調整療法の実施と研究を継続して行った。施設外からの研修・臨床実習・見学を積極的に
受け入れた(表:2014 年度精神科作業療法実施件数参照)。
精神リハビリテーション部 精神リハビリテーション科 入院作業療法 2014年度実績:件
1 月あたり目
標数
精神科作業療法
件数
(重複・非算定)
800
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3 月 【合計】
874
841
858
938
871
794
809
708
813
777
729
899
9911
164
114
116
188
167
95
108
99
173
176
168
176
1744
73
Ⅳ 業務状況
13 精神リハビリテーション部 3)特徴と展望
精神科作業療法には、入院早期からの、退院後の生活への円滑な移行と就労を視野に入れた
治療展開が求められている。また、多職種チームの中で、作業療法士には、利用者の健康的な
側面・潜在能力に着目した評価と動機づけに関わる役割が期待されている。今後さらなる発展
と全国への普及が期待される。
【臨床心理室】
1)概要
(1)目的
臨床心理室の目的は、心理検査および心理療法の実施、開発、普及である。
(2)主な業務内容
臨床心理室は、
「臨床心理室」
「デイケア」
「医療観察法」の 3 部門で業務を行っており、常勤 9 名、
非常勤 9 名が所属している。臨床心理室は心理検査および個別心理療法、デイケアは集団力動
を中核とした治療、医療観察法病棟は個別心理療法、心理検査および集団療法を主な業務とし
ている。他にすべての部署で教育および研究活動を行っている。
2)実績
臨床心理室で施行した心理検査の件数は 3,186 件である。また、CBT センターと協同して、
個別認知行動療法を 816 件を実施したほか、2013 年 10 月からは集団認知行動療法を開始し、
2014 年度は延べ 307 人に実施した。デイケアは、一日のデイケアと半日のショートケアがあり、
多職種チームで集団プログラムを提供し、定期的に個別面接および多職種チーム面接を行い
ながら社会復帰に向け目標設定を行っている。年間延べ 772 件のグループ活動を行い、827 件
の個別面接と 1,810 件の多職種面接を行ったほか、年間延べ 184 名の心理実習生を受け入れた。
医療観察法病棟で行った個別面接は年間 1,876 件である。5 つの集団療法を運営し、参加者は
年間延べ 1,780 人であった。その他に外出・外泊の付き添いが年間で 80 件であった。
3)特徴と展望
心理療法士の対象とする疾患は精神科だけでなく、神経内科、小児神経科、脳外科、心療
内科など多岐にわたっており、2013 年度の心理検査受付数は精神科 1,331 件(67.6%)、その他
639 件(32.4%)となっている。また、2005 年に医療観察法が施行されてからは、精神疾患に
加え触法行為のために社会復帰がより困難になっている患者に対し、心理士が臨床心理学的援
助に取り組んでいる。2012 年からは、各部門の心理士が連携し、外来において個別および集
団認知行動療法を実施するようになり、実績を挙げている。
心理士に対する潜在的なニーズは高いと思われるため、外来や病棟における心理的援助をより
拡充することが期待されている。
74
Ⅳ 業務状況
13 精神リハビリテーション部
2014 年度 臨床心理室心理検査統計
人
11
検
90
198
107
36
47
75
177
9
22
6
11
4
360
12
12
12
1
486
73
46
71
5
3
8
15
3
7
3
10
122
7
4
8
3
2
7
1
2
3
41
2
2
2
2
2
5
1
3
5
他
231
70
46
30
46
13
9
49
18
2
15
7
9
23
190
151
78
29
18
7
4
29
11
4
5
7
5
7
6
5
1
4
7
10
6
6
1
8
4
18
11
11
2
3
5
18
13
7
13
2
14
4
12
1
1
4
3
1
3
2
1
1
1
1
1
2116
3
2
1
1
3
2639
2558
19
5
17
2
8
1
4
4
9
1
0
5
6
0
0
236
157
42
27
21
18
14
12
12
9
8
7
7
7
7
6
6
6
6
5
5
5
5
4
4
4
2
4
183
141
77
21
18
6
72
11
3
0
2
2
電話相談
949
59
心理教育
711
集団療法
921
グループ活動
8,296
家族心理教育
41
多職種チーム面接
1,810
ケア会議
57
就労者数
19
心理実習 ・ 研修生受け入れ
184
2014 年度 医療観察法病棟心理療法士業務統計
心理面接
心理検査
物質使用障害プログラム
SST
内省プログラム
CBT入門
メタ認知トレーニング
運営会議 ・ 治療評価会議
担当多職種チーム会議
地域ケア会議
外出 ・ 外泊の同伴
裁判所提出書類作成
研究活動等
1,833
83
191
(1052)
85
(168)
136
(219)
39
(117)
59
(224)
269
996
201
80
112
27
( )内の数値は、累計患者数
1
5
2
3
1
11
1
1
3
2517
827
デイケアの特色を分かりやすく示すために、昨年度とは枠組みそ
のものを変更した。デイケアとしては、チーム支援と就労支援に特
に力を入れている。面接に関しては、個別だけではなく、チーム支
援の枠を設け、就労支援についても就労者数の枠を新たに設定した。
就労支援については、就労後の定着支援や職場での困りごとなどの
相談も電話で行っているため、電話相談が増加の傾向にある。
その他
の
3
223
52
19
18
35
5
8
39
8
2
11
8
4
8
523
173
30
71
38
23
7
12
7
個別面接
アウトリーチ
会議
そ
1
1
74
135
270
38
109
44
10
41
12
1
4
1
集団プログラム
3
1
5
6
18
1
2
5
53
6
2
2
459
101
43
37
34
20
14
13
11
10
10
6
6
4
4
3
3
2
2
2
1
1
1
1
14
個別
知 能 ・ 発 達 検 査
53
37
133
4
94
36
121
3
53
33
156
11
7
7
410
37
79
32
102
16
2014 年度 デイケア心理療法士業務統計
13
389
282
215
54
52
39
27
13
7
3
2
1
チーム支援 その他
査
1
85
157
188
52
88
83
107
25
20
2
3
10
1
5
12
243
302
169
48
66
63
111
14
11
2
2
2
6
2
2
1
集団
格
BDI- Ⅱ
描画 (HTP、 バウム他)
MMPI(三京房新版)
PFスタディ
SCT (K・SCT、 精研式)
ロールシャッハ ・ テスト
POMS
新版TEGⅡ
SDS
YG性格検査
STAI
CMI
ASRS
CES-D
ハンド ・ テスト
自我強度スケール
自己効力感
TAC24
Aud
it
MPI
WAIS- Ⅲ
WISC- Ⅳ
MMSE(Mini-Mental State)
ビネー式知能検査 (田中、 鈴木)
レーヴン色彩マトリックス検査
AQ
長谷川式簡易痴呆診査スケール
K・ABC
WISC- Ⅲ
STRAW
PARS
コース立方体組み合せ検査
CAARS
PVT (絵画語い発達検査)
(新版)SM社会生活能力検査
グッドイナフ人物画知能検査
新版K式
CBCL
SCTAW
JART
ITPA
WPPSI
フロスティッグ視知覚発達検査
Conners
DN-CAS
厚生労働省版一般職業能力検査
WAIS-R
大脇式精薄児用知能検査
FDT (親子関係診断検査)
ADHD-RS
WMS-R
SLTA (標準失語症検査)
リバーミード
AVLT
K・ WCST Y-BOCS
COGNISTAT
MMS記憶検査
標準高次視知覚検査 (VPTA)
CAT( 標準注意検査法)
FAB (前頭葉機能検査)
クレペリン検査 (横田式短縮版)
WAB失語症検査
MoCA-J
AUDIT
TMT (Trail Making Test )
標準高次動作性検査 (SPTA)
BADS(遂行機能)
Modified Stroop Test
記銘力検査 (三宅式など)
Reyの図
失行スクリーニング
KAST
ベントン視覚記銘検査
ベンダー・ ゲシュタルト・ テスト
DUST
VFT
BACS
MEDE
CAS( 標準意欲評価法)
ADAS
記憶スクリーニング
立方体模写
CDT (Clock Drawing Test )
線分二等分、 double daisy
CBT 検査
保険点数 80 点その他
保険点数 280 点その他
保険点数 450 点その他
その他
合 計
10
個別
テスト名\年度
2014 年度 認知行動療法業務
個別 CBT(標準 )
804
12
個別 CBT(短期心理教育)
集団 CBT
(うつ、不安、ADHD、再発予防)
307
791
116
8
2
3186
75
Ⅳ 業務状況
14 医療連携福祉部
14 医療連携福祉部
1)概要
(1)目的
医療連携福祉部は、他の医療機関との連携を推進し、患者の受療と生活の支援を通じて「高
度な医療を優しく提供する」という当院の理念を日常診療において実践することを目的とする。
(2)主な業務内容
在宅支援室は退院に困難を有する患者の退院調整・退院支援と退院後の支援(訪問看護等)、
医療連携室は予約取得業務を扱うとともに他の医療機関との患者紹介・逆紹介等を通じて病診・
病病連携を推進し、医療福祉相談室は患者相談等に従事しアドボカシーにも寄与する。今年度
はこれ迄医事室が担当していた予約取得業務を医療連携室に移管し、担当者の所属先も異動した。
(3)スタッフ構成
医療連携福祉部長:三山健司(特命副院長)、その他は以下の各室のスタッフ構成を参照。
在宅支援室
1)概要
(1)目的
在宅支援室は、精神・神経・筋・発達障害の在宅支援を担うために設置されている。
(2)主な業務内容
①精神障害者の退院調整及び訪問看護におけるケースマネジメント ②一般科関連の退院調
整を実施している。
(3)スタッフ構成
在宅支援室長 塚本 忠(医師)、在宅支援係長 富沢明美(看護師長)、その他常勤看護師4名、
非常勤看護師1名、在宅支援室担当医療社会事業専門員1名、非常勤作業療法士2名。
アウトリーチチームの医師としては、坂田増弘精神科リハビリテーション医長、その他医師
1名、レジデント1名が併任。
2)実績
(1)精神障害者の退院調整及び訪問看護におけるケースマネジメント
2014 年度に実施した精神科訪問看護の総件数は 3827 件で、訪問実施対象者数は 2015 年 3 月
時点で 66 名。そのうち 2014 年度、新規に導入となったケースは 14 名であった。
2012 年 4 月より「地域精神科モデル医療センター」のアウトリーチ部門として活動を開始。
入院時のスクリーニングを病棟看護師が記載、それを元に心理社会的なニーズアセスメントを
実施し、入院早期からの当室訪問スタッフの関わりやソーシャルワーカーの介入などをシステ
ム化し、病棟と連携してケースマネジメントを実施している。
(2)一般科関連の退院調整
2013 年度は医療福祉相談室と共同で退院調整のシステム化を検討・実施した。入院時に病
棟看護師が退院困難要因の抽出(スクリーニング)し、主治医・看護師・リハビリテーション科、
地域関係機関と連携し退院調整を行った。その結果、退院調整看護師 3 名と医療福祉相談室ソー
シャルワーカー 2 名での調整で退院調整加算実績は 2013 年度の 1.32 倍の 350 件であった。
3)特徴と展望
長期在院患者の退院促進後の生活支援と状態悪化時の危機介入などの支援を展開してきた。
今後は、ACT を目指した体制の確立のための業務改善をすること、小平地区でのモデル的精
神科医療を地域とともに検討していくことを課題とする。
神経内科に関しては、院内の退院調整のシステム化を再度評価することと、病棟看護師の退
院支援における教育に力を入れていきたい。
76
Ⅳ 業務状況
14 医療連携福祉部
医療連携室
1)概要
(1)目的
他の医療機関・福祉機関との連携業務及び患者の予約取得業務に携わる。
(2)主な業務内容
① 他の医療機関・福祉機関から紹介された患者の予約に関する業務。
② 紹介元への返書(診療情報提供書)管理。
③ 病院内から依頼された、連携医療機関の検索業務。
④ 近隣医療機関および当院への複数回の患者紹介があった医療機関に、当院の「連携医療
機関」としての登録を促し、「医療連携ニュース」を作成し配布。
⑤ 当院から他医療機関の予約取得や、他院への診療情報提供書の送付。
⑥ 「予約センター」に入る、患者(及びその関係者)からの電話による予約の取得業務。
(3)スタッフ紹介
医療連携室長:塚本忠(医師)、医療連携係長:谷本和則、その他、非常勤事務員(連携・
予約各 4 名)。連携業務の内容が複雑であり非常勤事務員が定着しづらい問題がある。
2)実績
連携医療機関の登録数は 2014 年度に 20 機関増加し、378 医療機関となった。2014 年 4 月か
らの1年間の予約取得状況・精神科患者身体合併症医療受入数を別表にまとめた。
2014 年度月別医療連携室の実績
○新患予約取得診療科別統計 医療機関から連携室経由/予約センター経由
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
精神科
69/190
47/189
59/203
62/200
58/170
64/204
59/189
53/124
43/129
40/154
69/143
72/189
神経内科
23/126
26/125
21/145
29/151
22/150
24/138
31/110
23/111
27/82
36/105
27/120
25/113
小児神経科
4/57
12/55
10/90
13/91
6/51
13/79
10/79
3/55
10/57
12/63
9/49
7/68
脳神経外科
3/12
5/10
5/13
1/9
5/9
2/12
1/13
2/11
3/9
5/12
4/8
6/6
心療内科
1/4
0/3
1/6
1/2
0/6
0/4
0/8
0
1/3
1/1
0/6
1/2
循環器科
0/3
0
1/3
0/2
0
0/1
0/1
0
0/1
2/0
0
0/1
消化器内科
0/3
0/2
1/0
4/2
1/0
2/3
2/1
0
0/2
1/1
0/4
1/5
0/2
総合内科
0
0
0
0/1
0/2
0/1
0/3
0/3
0/1
0/4
1/0
リハ科
0
0
0/1
0
0
0
0
0
0
0/1
0
0
外科
1/0
1/4
1/1
1/1
2/1
2/1
2/0
2/1
2/0
1/1
1/0
2/1
整形外科
1/0
0
0
0
0
0/1
1
0
0
0
0
0
放射線科
0
0
0
0
1
1/0
0
0
0
0
0
0
102/399
91/388
99/462
111/459
94/389
108/444 105/404
83/305
86/284
98/342
111/330 114/387
合 計
○転帰 医療機関から連携室経由/予約センター
通 院
48/210
35/216
45/276
49/258
53/225
39/260
42/226
45/169
36/164
54/201
53/119
62/205
初診時に入院申込
19/52
27/39
26/40
30/45
24/47
31/29
28/40
17/35
16/31
25/38
30/25
26/37
他院・他科へ紹介
4/8
7/13
2/7
5/6
4/7
2/9
2/9
0/7
3/3
1/11
2/12
1/16
終診
21/49
14/51
18/48
16/68
8/49
20/64
19/57
9/35
14/37
11/51
14/46
11/58
キャンセル・変更
10/80
8/69
8/91
11/82
5/61
16/82
14/72
12/59
17/47
7/41
12/48
14/71
○予約センター 再来予約取得/その他問い合わせ
その他
600/1698 561/1591 532/1789 544/1960 468/1644 505/1844 627/1780 460/1533 403/1432 601/1795 548/1609 552/1885
○セカンドオピニオン外来予約
合計
精神科
1
0
2
2
4
4
3
4
0
1
3
3
27
小児神経科
神経内科
合計
3
2
6
3
2
5
4
11
17
1
11
14
6
3
13
3
6
13
1
12
16
1
4
9
1
4
5
0
6
7
2
9
14
1
9
13
26
79
132
3
1
1
5
2
1
0
3
1
1
2
4
3
0
4
7
2
0
5
7
1
0
9
10
1
0
7
8
1
0
7
8
2
0
6
8
1
0
5
6
1
0
1
2
6
0
6
12
合計
24
3
53
80
○精神科患者身体合併症医療受入数
東京都事業
東京都事業外
院内患者
合計
3)特徴と展望
ナショナルセンターとしての当院の使命である「精神・神経・筋疾患、発達障害の克服のた
77
Ⅳ 業務状況
14 医療連携福祉部 めの研究・高度医療を遂行する」ためには、当院の臨床研究対象である疾患患者の確保が必須
であるが、そのためには当院と日頃から付き合いのある医療機関・(保健所・学校などの)福
祉関係との連携が欠かせない。他医療機関から、患者の紹介 Fax を受けた際には、15 分以内
を目標として予約取得している(即日の受診・入院希望に関してはこの限りではない)。今年
度からこれ迄医事室が担当だった予約取得業務の担当となり、担当者の所属先も異動した。
当院での連携医療機関登録制度として「医療連携ニュース」の発行、連携医証の発行などを
おこなった。今後は、連携医療機関との懇親会の企画、講習会や CC、CPC への登録医の参加
の実現化を目指しながら、連携内容を充実させていく予定である。
医療福祉相談室
1)概要
(1)目的
医療福祉相談室では、精神保健福祉士および社会福祉士(医療ソーシャルワーカー、以下
MSW)が福祉の立場から患者さんとご家族が抱える心理的及び社会的問題を解決して生活の
安定をはかり、多職種チームの一員として、高度専門医療が有意義な人生につながるように支
援を行っている。
(2)主な業務内容
神経内科・小児神経科・脳外科・内科・外科などの一般病棟 2 つと、神経難病病棟、筋ジス
トロフィー病棟、重症心身障害者病棟、および精神保健福祉法の精神病棟 4 つの合計 9 病棟で
は、それぞれの特殊性を持ちながらも入院相談、退院時の地域調整、転院調整などを行ってい
る。また、地域の医療機関や保健所等からの入院依頼や、精神科患者の修正型電気けいれん療
法(mECT)の受け入れ相談窓口を担当している。また、重症心身障害児者については障害者
総合支援法によるショートステイの受け入れ調整窓口も担当している。
外来関係では、アウトリーチを含めた在宅療養の支援や、就労、介護、経済的相談などの心
理社会的な生活支援、精神科デイケアと薬物依存グループワークでの支援、未受診者等からの
受診に関する面接・電話相談を担当している。
医療観察法領域は 2 つの病棟があり、退院支援と通院での地域定着支援を担当している。両
支援を通じて、法務省の社会復帰調整官や地域の保健医療・福祉等の関係機関の担当者と連携
している。
また、患者さんやご家族などからの苦情や要望を受け止め、各部署の責任者による対応を依
頼し、よりよい権利救済がはかれるようにアドボカシー委員会の事務局を担当している。
外来受付のボランティア活動をしている家族会むさしの会と月例で意見交流会を持ち、コーディ
ネーターをしつつ患者家族ならではの発想を病院運営に活かせるように外来委員会等でフィー
ドバックしている。
(3)スタッフ構成
医療福祉相談室長(漆畑)、第二医療社会事業専門職(島田)、他、常勤 11 名、非常勤 5 名。
欠員 2 名。なお、精神保健福祉士 17 名、社会福祉士 8 名。うち両資格所持者 6 名。
2)実績
2014 年度の相談者(実人数)10,728 人。内訳:入院患者 5,858 人、外来患者 3,484 人、未受診者 1,244
人、当院元患者 132 人。なお、相談内容:退院転院 6,417 件、受診受療 4,026 件、社会参加等 2,280
件、心理社会的問題 3,661 件、経済的問題 1,478 件。
アドボカシー取扱件数 16 件(前年度 12 件)。
3)特徴と展望
医療福祉相談室の特徴は、MSW が福祉職として医療チームに参加することにある。世界保
健機関憲章(条約昭和 26 年 6 月 26 日第 1 号)が各国政府に課した自国民の「健康」実現責任に
おいて、
「肉体」
・
「精神」と並ぶ「社会的福祉」の部分を医療福祉相談室が担当している。つまり、
ソーシャルウエルビーイングの部分であり、患者さん本人の価値観で生活を安定させ、納得し
て満足のいく人生を送ることができるように支援するものである(国際ソーシャルワーカー連
盟)
。ただし、日本国においてソーシャルウエルビーイングは未だ定着過渡期にある。そこで、
今後この本質に焦点をあてた MSW 業務の標準化や均てん化の使命を果たしていきたい。
78
Ⅳ 業務状況
15 薬剤部 15 薬剤部
1)概要
(1) 目的
医療チームの一員として他職種スタッフと連携し医療の質向上、医療安全の確保、効率的な
薬物療法実施のため薬剤師の専門性を活かし患者さん本位の医療に貢献する。
(2)主な業務
薬剤部の業務は、調剤、抗がん剤の無菌的調製、服薬指導、医薬品情報管理、感染管理、安
全管理等々多岐にわたっている。外来においては積極的な院外処方せんの発行により院外処方
せん発行率は 89.2%(2014 年度)となっているが近年の複雑化する薬物療法に対応するため医
師と連携し厳密な管理下で使用されなければならない医薬品については院内で調剤している。
入院されている患者さんにはくすりへの理解を深めてもらい患者さん自身が積極的に治療へ参
加できるよう服薬指導を行っている。各種チーム医療では、より良質な医療を提供すべく薬学
的提言を行っている。
(3)スタッフ構成
薬剤部長(田島芳夫)、副薬剤部長 2 名(鈴木秀則、山岸美奈子)、主任薬剤師(白井毅)、
常勤薬剤師 6 名、非常勤薬剤師 3 名、調剤助手 2 名。
2)実績
(1)調剤業務
当院は、統合失調症、神経難病、重症心身障害、重症てんかん等の患者さんが多く、処方内
容が複雑であり調剤に当たっては細心の注意が必要となる。疾患の特性から摂食嚥下障害のあ
る患者さんも多く、錠剤を粉砕し調剤することも多い。錠剤の粉砕は、調剤も煩雑でまた味や
安定性の面でも問題があるので服用の直前に微温湯で懸濁させ投与する簡易懸濁法を推進して
いる。口腔内崩壊錠への切り替えも積極的に進めている。
表 1 薬剤部業務統計
年
度
入院
注射処方せん枚数
外来
入院
処 方 せ ん 枚 数
外来院内
外来院外
院
外
処
方
せ
ん
発
行
率
入院 ( 点 )
調
剤
料
外来 ( 点 )
入院 ( 件 )
調剤技術基本料請求件数
外来 ( 件 )
実施患者数
請求患者数
請求件数内訳 2.ハイリスク薬管理
薬 剤 管 理 指 導 料
請求件数内訳 3.1 及び 2 以外
* 請求件数(上記内訳の合計)
( 麻薬加算件数 )
退 院 時 薬 剤 情 報 管 理 指 導 料 件 数
薬剤師が行った提供件数
薬 剤 情 報 提
請求件数
供 料 ( 件 数 )
( 手帳記載加算件数 )
無菌製剤処理料 1 総実施件数
無 菌 製 剤 処 理 料
無菌製剤処理料 2 総実施件数
院
内
製
剤
加
算
請
求
件
数
後 発 医 薬 品 使 用
後発医薬品使用体制加算 2 請求件数
2011
16,133
7,681
55,099
5,199
70,829
93.2%
1,030,491
47,195
4,306
3,267
2,711
2,711
4,449
926
5,375
3
812
4,686
2,308
20
50
228
27
0
2012
16,053
7,688
58,246
5,145
71,683
93.3%
1,061,981
46,546
3,939
3,306
3,802
3,802
5,56
1,948
7,509
7
1,408
4,597
2,589
39
19
32
11
2,742
2013
16,381
7,567
62,026
5,229
71,821
93.2%
982,348
43,643
4,011
3,181
3,954
3,954
4,782
2,095
6,877
16
1,645
4,757
2,548
44
11
92
67
3,662
2014
16,925
7,969
70,189
9,089
74,726
89.2%
945,343
40,134
3,600
3,029
4,814
4,675
6,277
2,633
8,910
15
2,035
9,089
2,460
72
8
242
63
3,747
(2)病棟業務
近年、患者さんを中心とした多職種協働のチーム医療が求められている。当院でも感染管理、
栄養管理、医療安全チームなどへ薬剤師が積極的に参加しその専門性を活かした医療を行って
いる。政策による後発医薬品の使用促進等により患者さんが入院される際に持ち込む持参薬に
79
Ⅳ 業務状況
15 薬剤部 ついても、後発医薬品が増えており医師、看護師が識別できないものも多くなっている。これ
らの医薬品について薬剤師が薬学的管理を行うことで規格違い、用法用量違い等を未然に防い
でいる。全ての入院患者さんに対し服薬指導が行えるよう努めているところでもある。
(3)医薬品管理
薬事委員会では、当院で採用する医薬品の臨床的及び薬学的な評価、医薬品の採用及び整
理、
在庫医薬品の適切な管理と使用方法等その他薬事全般について審議している。2014 年度は、
11 回開催され、新規採用医薬品 41 品目、患者限定使用医薬品 115 品目が採用され、55 品目の
削除が承認された。
院内採用医薬品 1089 品目(2015 年 3 月末現在)のうち後発医薬品は 248 品目となっている。
後発医薬品の採用率は、数量ベースで 63.2% となっている。
クロザピン のように使用が制限されている医薬品にも対応し厳正な管理を行っている。また、
ゼプリオン水懸筋注など重篤な副作用が報告されている医薬品については患者さんの検査値等
について薬剤師がチェックをした上で調剤に当たっている。
3)特徴と展望
2014年度の医薬品購入額は、7億69 百万
円であったが(図 1)、マイオザイム点滴
静注用、グロブリン製剤、リスパダール
コンスタ筋注用、ボトックス注用の4品目
で全購入金額の5割を越えている。中枢神
経用薬が購入費全体の30%(図2)を占め
ており、中枢神経用薬のうち精神神経用
薬が48%、抗パーキンソン薬が 16% 、抗
てんかん薬が 14% と当院の特徴が医薬品
購入費にも現れている(図3)。6月に高額
なタイサブリ点滴静注が採用になり「そ
の他の中枢神経用薬」の使用割合が前年
より増加している。
図 2 2014 年度薬効別医薬品購入比(金額)
図 1 医薬品購入費の推移
図 3 中枢神経用薬内訳 ( 金額 )
2014年2月の理事会で薬剤師の増員が認められ2014年度、薬剤師は常勤10名、非常勤3名の13
名となった。より多くの患者さんのもとへお伺いしくすりへの理解を深めていただきアドヒア
ランスの向上に努めていきたい。また、医薬品の適正使用と医療安全の確保にも薬剤師は欠か
すことのできない職種であり、積極的に関与していきたい。
医療技術の高度化や医薬分業の進展によって、高い資質を有する薬剤師が求められるように
なり薬学教育は2006年から6年制となった。実践的な能力を養うため病院薬局と調剤薬局のそ
れぞれで11週間の実務実習が2010年より行われることとなり、国家試験を受けるためにはこの
実務実習の履修が必須となっている。当院でも2010年から薬学部の学生を受け入れている。今
後は、学生の受入数を増やし近隣の大学とも協力し有能な薬剤師を世に送り出していきたいと
思っている。
80
Ⅳ 業務状況
16 看護部
16 看護部
1)概要
(1)目的
看護部は、病院の基本理念に基づき、患者の生命の尊厳と権利を尊重し、創造的で科学的根
拠に基づいた先駆的な看護と心に寄り添った看護を提供するとともに、看護の実践を集積して
臨床研究を推進し、精神・神経看護を国内外に情報発信することを目的とする。
(2)主な業務内容
看護部内では各種委員会により看護師の現任教育・看護研究・業務改善等に取り組み看護師
の質向上や適切な労務管理を行っている。また、組織横断的に医療安全、感染対策など病院の
中心的存在として活動している。2014 年度は更なる看護の質の向上を目指し、摂食・嚥下障
害看護認定看護師と慢性呼吸器疾患看護認定看護師を専従化して NST 及び RST の活動強化を図っ
た。また、治験件数の増加に対応する為の看護師育成に力を入れた。
(3)スタッフ構成
看護部長:牛島品子、副看護部長:岡田伸司、西村武彦、看護職員は下記参照。
2)実績
(1)看護職員の状況
2014 年 4 月は、看護師 374 名、非常勤看護師 17 名、療養介助員 21 名、看護助手 19 名(非常
勤看護助手 17 名含む)でスタートした。4 月の採用者は、35 名(新卒 22 名、既卒 13 名)、他国
立関係施設より転勤異動 4 名の 39 名である。退職者は 22 名、退職理由の内訳は進学 3 名、結婚
4 名、他医療機関への就職 4 名、健康上の理由 6 名、定年 2 名、家族の看病 1 名、転居 1 名、そ
の他 1 名であった。
図 1 看護師総数 (4/1 現在 )
400
340
50
387
380
360
図 2 採用者 ・ 退職者の推移
374
40
358
30
20
336
2011
300
2012
2013
2014
22
13
2012
2013
既卒採用者数(4/1付)
2011
22
4
10
7
0
29
18
17
10
320
38
30
28
2014
新卒採用者数(4/1再掲)
退職者数(3/31付)
(2)クリニカルラダー申請及び承認の実績
看
護
新人コース
2 段階
申 請 総 数
27
40
実 績 総 数
25
38
達
成
率
92.6%
95.0%
3 段階
33
30
90.9%
師
4 段階
合
30
21
70.0%
計
131
114
87.0%
(3)学会発表・座長・研修会講師等
学 会 区
発 表 者
座
長
研 修 会 講
分 全 国 学 会 国 際 学 会 地
数
5
1
等
3
師
14
方
会 研
究
5
会 施
3
設 合
6
計
6
3
28
(4)研修参加状況
主 催 区 分 厚生労働省
参加者数
NHO本部
国立看護大学校 看 護 協 会 東
NHOブロック
12
5
11
京
都 そ
14
の
他 合
71
計
113
81
Ⅳ 業務状況
16 看護部
(5)専門看護師、認定看護師有資格者数
精神看護専門看護師 2 名、感染管理認定看護師 2 名、摂食嚥下障害看護認定看護師 2 名、皮
膚排泄ケア認定看護師 1 名、慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1 名、緩和ケア認定看護師 1 名の
9 名が、それぞれの分野で活躍している。2014 年度は看護の質向上を目的として、院内口腔ケ
ア認定看護師の制度を構築し、8 名の看護師を認定した。各自がそれぞれの病棟において活躍
している。 (6)2014 年度の看護部の概要
① 4 月 1 日 療養介護サービスの質向上を目指して、「療養介助専門員」が新設され、介護福
祉士の資格を持つ 9 名の療養介助員が療養介助専門員となった。
② 7 月 1 日 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1 名、摂食・嚥下障害看護認定看護師 1 名を専従
とし、認定看護師の活動を拡大した。
③ 7 月 1 日 クラークを医事室から看護部に所属変更し、看護部がクラークの教育と業務、
労務の管理をすることとした。
④ 6 月 17 日~ 20 日、10 月 28 日~ 31 日 包括的暴力防止プログラム(CVPPP)トレーナー
養成研修を 2 回開催し、計 46 名の修了者を輩出、さらに、フォローアップ研修を開催し、
15 名が受講した。
⑤ 12 月 15 日 2 南病棟に治験ユニット 8 床開設し運用を開始した。
⑥ 静脈注射の教育・研修を実施し 20 名の認定者を輩出し、認定者は 134 名となった。
⑦ 医療サービス検討委員会での取り組みは 13 部署で 15 題の取り組みがされ 3 月 4 日に報告会
を開催した。
3)特徴と展望
当院の精神科病棟は急性期に特化した機能を持っており、精神科救急病棟と入院基本料
10:1 の病棟で構成されている。平均在院日数は 37.1 日(前年度 30.3 日)と短く、退院後の地
域支援が重要な役割を持っている。デイケアでは就労支援プログラムに力を入れており、今後
更に充実させていきたい。また、在宅支援室では、2014 年度の訪問件数が 3,827 件(前年度 3,153
件)と毎年増加している。今後さらに在宅支援を充実させるために訪問看護ステーションに移
行していく予定である。
神経・筋疾患の病棟では、人工呼吸器使用者数は 2013 年度と同じ水準で推移している。年
間延べ 1 万 4 千人が人工呼吸器を使用しており、医療密度は高い状況が続いている。2014 年度
の診療報酬改定において、一般病棟 7:1 入院基本料の基準である「一般病棟用の重症度、医療・
看護必要度」の評価基準が厳しくなったが、神経系病棟のベッドコントロール会議を立ち上げ、ベッ
ド調整することで基準を満たすことができた。今後も一般病棟 7:1 の算定基準を満たす為にベッ
ドコントロール等で調整していく。
治験関連では、実施件数 69 件(前年度 62 件)実施症例数 238 例(前年度 164 例)と増加して
おり、治験受け入れ体制の更なる充実を図るため、今後も治験コアナースの育成を進めていく。
看護職員の状況は、育児支援体制が整えられ、子育て世代の看護師の労務環境が充実し、育児
時間等の育児支援制度を活用する看護師が増加した。一方で、夜勤可能な看護師が減少し、夜
勤ができる看護師を確保する必要があるため、人件費が増加している。看護部では、夜勤免除
者を効果的に配置し、治験部門、アウトリーチ部門の充実を図っていく方針である。
図 3 人工呼吸器使用数
人数
18000
16000
14000
12000
10000
8000
6000
4000
2000
0
15528
16087
14090
8229
8157
14089
8013
7037
7238
合計
呼吸器
7344
2010年度
82
15934
7777
8074
2011年度
2012年度
7053
2013年度
7571
2014年度
マスク
Ⅳ 業務状況
17 栄養管理室 17 栄養管理室
1)概要
(1)目的
栄養管理室が担う業務は、入院 ( 外来 ) 患者様に食事サービスと医療サービスを適切に提供
することであり、これにより患者様への貢献及び病院の評価を高め経営改善に資する一助とな
すと私達は考えている。
(2)主な業務内容
大別すると食事サービスと医療サービスである。
食事サ-ビスは、患者様個々の症状と嗜好に合わせた食事や選択性をもたせたメニュー等に
より満足される食事を提供することであり、食事環境として適切な食器の使用や食堂での喫食、
衛生面に配慮し、安心・安全な食事提供も患者様に満足される要素である。
医療サービスは、適切に精度管理された治療食の提供や栄養食事指導、入院栄養管理計画や
カンファレンスに参加してコ・メディカルとして栄養サポートチ-ム、褥瘡対策チ-ム、臨床
検査部・栄養管理室合同ラウンドチ-ム、作業療法の一環としての家事技能プログラム・健康
教室プログラム等のチ-ム医療に参画することと考えている。
(3) スタッフ紹介
今泉博文(栄養管理室長)、阿部裕二(第一栄養主任)、と他 5 名の管理栄養士と調理師 4 名
が総合内科部に属し、運営している。
2)実績
(1)全般
2014 年度においては、昨年に続きノロウイルス、インフルエンザ等が大流行した年であった。
また、大きな天候不順が無く、精白米・野菜等の作柄も良好で食材の納品等に支障なく無事
に食事提供できましたことに感謝したい。
(2)入院時食事療養関係
2014年度入院時食事療養総数 404,521食(内特別加算食総数 165,484食)で、特別食の比
率が40.9%で前年度 42.9%に対して2.0%下降した。デイケア食においては、総数8,254食であった。
(3)アレルギー除去食対応関係
2014 年度においては、登録アレルギ-コメントで最も多かったのは、卵アレルギ-で、全
体の 2 割を占め、そば、さば、ピ-ナッツ、エビ、カニアレルギ-等であった。また、複合す
るアレルギ-除去食が年々増加してきている。
アレルギ-除去食対応述べ患者数は、286 名で述べ提供食数は、約 12,000 食であった。
(4)栄養食事指導関係
全体の個人栄養食事指導件数を疾患別にみると、脂質異常症 43%と最も多く、次いで、糖
尿病 18.7% 心臓病 6.9%、と多かった。外来患者では、脂質異常症が半数強を占め、糖尿病、
肥満症、を合わせて 81%であった。入院患者では、脂質異常症、心臓病、糖尿病、肥満症で
67%を占めた。
また、2014 年度個人栄養指導算定件数 2,005 件、個人栄養指導非算定件数件 516 件で総合計
2,511 件を達成した。
(5)管理栄養士臨地実習受託関係
学生の実習指導等に関しては、養成施設と実習受け入れ施設双方の連携が求められますが、
実務経験者として、後進である管理栄養士・栄養士を目指す学生に指導を行うことは、先輩と
しての責務と考える。
東京農業大学、和洋女子大学、城西大学、十文字学園大学、人間総合科学大学、文教大学 7 養成大学を受託し、延べ臨地実習人数 380 名となった。
(6)栄養サポートチーム(nutrition support team:NST) 栄養サポートチーム(NST)は管理栄養士、内科・外科医師、看護師、薬剤師、臨床検査
83
Ⅳ 業務状況
17 栄養管理室 技師により構成され、
主治医からの依頼および血液検査による著明な低栄養状態の患者に介入し、
食事の総カロリーや種類、内服薬、点滴の内容等につき助言を行った。週 1 回 NST 回診を行い、
2014 年度においては、依頼件数 71 件、ラウンド件数 54 件、基礎代謝量測定件数 337 件であっ
た。 NS T勉強会は、3 回開催した。
(7)臨床検査部・栄養管理室合同ラウンドチ-ム 定期生化学検査・心電図検査・腹部エコ-検査の実施推進による生活習慣病等を含む身体疾
患と精神・神経疾患の改善をめざすとともに、チ-ム医療における栄養管理からのアプロ-
チによる患者の入院から退院までとその後の通院、在宅までのト-タル支援の一助になるた
めに臨床検査部・栄養管理室合同ラウンドチ-ムを発足した。対象は当院入院患者で、スク
リ-ニングにより検査項目 AST、ALT、γ -GTP、UA、BUN、CRE、K、GIu、HbA1c、
T-CHO、TG、HDL-C、LDL-C に対し異常値あるいは、入院時検査が実施されていない患者
のリストを作成する。そのリストを基に病棟師長と主治医に対して、各種提案を実施して、そ
の内容を電子カルテの掲示板へ入力とした。
合同ラウンド病棟は、重度心身障害者病棟を除く全病棟とした。なお、ラウンド実施者
は、臨床検査部長(精神科医長)・総合内科部長(循環器科医長)・臨床検査技師長・栄養
管理室長の 4 名で実施した。2014 年度における実績は下記のとおりである。 1 )ラウンド実施件数 38 件
2 )ラウンド時提案件数 526 件
3 )病名登録(病名確定)224 件
4 )追加検査提案件数(血液検査・生理検査含む)243 件
5 )食事変更提案件数 69 件
6 )栄養指導提案件数 491 件
また、臨床検査部・薬剤部・栄養管理室合同ラウンドチ-ム(外来患者バ-ジョン)におい
ては、糖尿病と高脂血症治療薬を処方されている患者リストから、血液検査と栄養指導有無を
確認後外来主治医に各種提案を電子カルテの掲示板に入力を実施した。
2014 年度実績は各種提案掲示板入力実施患者数 648 件 であった。
3)特徴と展望
栄養管理室は、当院の対象疾患である精神疾患、神経難病、筋疾患等で不規則になりがちな
生活習慣および栄養管理上の諸問題に対してチ-ム医療を基本とし、貢献していきたい。
入院
総合内科部栄養管理室 入院時食事療養数等
2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度
食事療養数合計 ( 食 ) 504,829 482,341 456,403 387,208 362,334 387,225 392,634 388,899 404,521
加算特別食 ( 食 )
95,810 95,190 103,815 111,895 125,058 167,372 177,215 167,187 165,484
特別食加算率
19.0%
19.7%
22.7%
28.9%
34.5%
43.3%
45.3%
42.9%
40.9%
デイ・ナイトケア
2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度
デイケア食(食)
10,068
8,968
7,314
7,934
984
551
690
942
ナイトケア食(食)
9,705 13,941 13,941
9,889
8,254
栄養管理実施加算状況
2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度
栄養管理実施加算件数 157,073 149,621 143,455 134,176 115,733 122,078
管理栄養士臨地実習受託状況
2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度
延べ実習人数
84
60
60
60
100
292
474
425
520
380
Ⅳ 業務状況
18 臨床研究推進部 18 臨床研究推進部
1)概要
(1) 目的
病院における臨床研究の強化を図るために、治験管理室の機能に加え、データ管理・モニター
等の役割を担う臨床研究推進部が 2013 年 10 月 1 日に設置された。具体的には、適切な研究計
画の実施や正確な評価の促進などに関わる「臨床研究・治験推進室」、およびデータ管理機能
の充実や研究成果の信頼性向上などを担う「研究管理・調整室」の 2 つの部門からなる。
(2)主な業務内容
① 臨床研究・治験推進室
臨床研究コーディネーター
(CRC)による各科の臨床研究支援に参加された患者さんのサポー
ト、製薬会社との対応、臨床試験審査委員会の事務局業務、治験薬の管理業務、関係資料
の保管・管理
② 研究管理・調整室
患者登録・割付業務、症例報告書設計、データの症例報告書への記載および電子的データ
収集(Electronic Data Capture EDC)システム支援、第三者によるデータチェックお
よび解析用データセットの作成、EDC システムの運用・管理、多施設共同臨床研究の中
央調整事務局のマネジメント
(3)スタッフ紹介
臨床研究推進部長:住吉太幹(医師)、臨床研究・治験推進室長:中村治雅(医師)、研究管
理・調整室長:小牧宏文(医師)、副臨床研究・治験推進室長:山岸美奈子(薬剤師)、副研究
管理・調整室長:玉浦明美(看護師)、臨床研究・治験推進係長:藤生江理子(看護師)、臨床
研究・治験推進主任:吉安美和子(薬剤師)、副看護師長:吉岡直美、ほか、臨床研究コーディ
ネーター:10 名、データマネージャー 4 名、ローカルデータマネージャー 1 名、モニター 4 名、
事務:5 名
2)実績
(1)治験等の実施件数および症例数
2014 年度の治験実施状況は、
総契約課題数 69 件、実施症例数 238 例(うち、国際共同治験 106 例)
となり、2013 年度より増加した。また、医師主導治験については、5 件(うち早期探索的臨床
試験 2 件)、25 例を実施した。特に、早期探索的臨床試験においては、トランスレーショナル・
メディカルセンターや病棟と連携体制を構築し、エクソン 53 スキップを誘導するデュシェン
ヌ型筋ジストロフィー対象の医師主導治験は、全症例の観察を終了した。また、多発性硬化症
に対する OCH を用いた医師主導治験は、2014 年 3 月より患者を対象に開始し現在実施中である。
(2)患者および国民への治験の啓発
治験市民講座として、2014 年 10 月に「パーキンソン病の診断と治療の最前線」、2015 年 2 月
に「睡眠障害の診断と治療の最前線」を開催し、治験に関する普及啓発に努めた。
(3)多施設共同臨床研究の管理・調整
精神・神経疾患領域の多施設共同臨床研究の中央事務局支援およびデータマネジメント業務
として EDC を用いた CRF 設計・運用管理およびデータ管理の開始、中央モニタリング方式に
よる品質管理を行うための標準業務手順書等の体制整備を行った。
3)特徴と展望
精神・神経・筋疾患等における革新的な治療法を開発することが、当センターに期待されて
いる。企業治験に関しては、
治験収入が前年 (2013 年 ) 度の約 1.5 倍に増加したことが特筆される。
また、研究所で見出したシーズをヒトに初めて投与する早期探索的臨床試験や医師主導治験が
実施されている。今後、国際的枠組みも視野に入れた多施設共同臨床研究への、当センターの
積極的な関与を支援・推進することがさらに求められていくであろう。臨床研究中核病院法制
化を念頭におきつつ、臨床研究・治験の円滑な運営・実施、品質管理部門の構築、多施設共同
臨床研究の促進を継続していきたい。
85
Ⅳ 業務状況
19 医療安全管理室 19 医療安全管理室
1)概要
(1) 目的
医療安全管理室は、平成 16 年に組織横断的に院内の医療安全を担うため設置された。
(2)主な業務内容
①医療事故情報の収集分析、②事故調査と対策の立案、③教育研修、④予防活動、⑤医療機器
安全管理、および⑥医薬品安全管理
(3)スタッフ構成
医療安全管理室長(中込 和幸 副院長)、医療安全管理係長(梅津 珠子 看護師長)、感
染管理認定看護師(小澤 慎太郎 副看護師長)、医療機器安全管理責任者(安田 聖一 臨
床工学技士)、医薬品安全管理責任者(田島 芳夫 薬剤部長)
2)業務実績
(1)医療事故件数と対応
2014 年度に報告されたヒヤリハットの件数は 2350 件で、その内訳は多い順に内服、転倒転落、
チューブ管理であった。アクシデントの件数は 41 件で、その内訳は多い順に転倒転落、怪我、
自傷・自殺行為であった。今年度の特徴としては、患者影響レベルⅢb以上が 41 件と 2013 年
に比べて 6 件増加しており、怪我が 14 件と前年度より 10 件増加している。転倒転落は 15 件前
年度より 4 件減り、
怪我による患者影響レベルⅢb以上の割合が転倒転落とほぼ同じ件数になっ
ている。また自傷・自殺行為等は 5 件と前年度より 2 件減っている。怪我に関しては、骨粗鬆
症による要因が半数を占めており、小児神経科医師が主体となり勉強会を行い具体的な対策を
たてる計画となっている。
(2)医療安全のための委員会の開催
・医療安全管理委員会を、毎月開催した。
・リスクマネジメント部会は月 1 回(8 月以外)開催した。
医療事故防止を目的に部会を転倒転落・内服・医療機器・チューブ管理・患者間違いの 5 つ
のワーキンググループに分け活動をした。
(3)医療安全対策予防及び周知
ヒヤリハットニュースを 4 回発行した。
医療安全研修を 44 回実施した。(詳細は V 研修・教育を参照)
3)特徴と展望
当院における医療安全管理の特徴は、対象疾患である精神疾患、神経難病、筋疾患等で生じ
やすい医療安全上の課題に対応して発展してきた。主に転倒転落、自殺についてである。転倒
転落に関しては、入院時過去 1 年間の転倒歴や対策について、電カル掲示板で情報共有ができ
る確認方法で転倒転落防止に努めた。また環境面の確認に病棟をラウンドし緩衝マットや離床
センサーの積極的な活用について現場で指導を行った。今後は転倒転落に対する適切なアセス
メントと予防を実践することで、件数減少に努める。自殺予防については、自殺予防センター
と連携し、職員の研修教育を行っている。また、来年度は自殺アセスメントシートを見直し、
適切なアセスメントのもと自殺予防対策を行っていく。
医療安全対策の標準化を推進するとともに、医療安全の質の向上を目的に NC 全体で医療安
全相互チェックの実施が開始され、来年度は実施病院、対象病院として課題の達成に向けて医
療安全の質向上を目指す。
86
Ⅳ 業務状況
20 院内感染防止対策委員会 20 院内感染防止対策委員会
1)概要
(1)目的
当院における院内感染症(疑いを含む)の発生を未然に防止するとともに、感染症が発生し
た場合は、その対応を、迅速かつ適切に行うことにより速やかに終息を図ることを目的とする。
(2)主な業務内容
当院の院内感染に関する①調査及び防止対策の立案、②防止対策の実施及び指導、③職員の
教育及び研修、④情報収集及び広報、⑤マニュアル作成、⑥その他必要と認められる事項を行う。
(3)スタッフ構成
財務経理部長(野村俊正)、総務課長(戸丸亨平)、医事室長(西沢智明)、医事専門職(谷口和則)、
入院・外来係長(山谷浩)院長(水澤英洋)、副院長(中込和幸)、各診療部長 5 名、感染防止
推進部会長(三山健司)、薬剤部長(田島芳夫)、栄養管理室長(今泉博文)、臨床検査技師長(内
野厳治)、臨床検査技師(細菌検査担当)1 名、看護部長(牛島品子)、副看護部長(西村武彦、
岡田伸二)、医療安全管理者 1 名、感染管理認定看護師 1 名。
2)実績
(1)感染症対応
2014 年度に対応した代表的な感染症事例はマイコプラズマ感染症(対象者:33 名)と、6 病
棟インフルエンザ感染症対応(発症者 30 名、予防内服実施者のべ 112 名)であった。
針刺し事例は 34 名が対象(針刺し 5 名、切創 3 名、血液曝露 2 名、咬創 10 名、引っ掻き 13 名)
(2)感染管理のための委員会の開催
院内感染防止対策委員会は毎月開催し、規定・マニュアルを 13 項目改訂した。
感染防止推進部会と看護部感染対策委員会は月 1 回同日に開催。全部署への感染対策活動の
周知、実践を目的に開催し、環境ラウンド、感染症対策教育を行った。
(3)感染対策及び周知
ICT ニュースを 29 回、その他感染症関連情報を 31 回発信した。
(4)感染対策研修
全職員対象の研修を 2 回開催した。(感染性胃腸炎について、ウイルス性呼吸器感染症)
(5)診療報酬に対する取り組み
感染管理対策加算Ⅰに対する取り組みとして、公立昭和病院と連携し、加算Ⅱの 5 施設対象
に地域連携カンファレンスを年 6 回開催(うち主催は 2 回、共催が 2 回)。
感染防止対策地域連携加算に対する取り組みとして、公立昭和病院・多摩北部医療センターと、
相互ラウンドを実施。
3)特徴と展望
当院における感染対策の特徴として、免疫抑制剤の使用や神経難病・筋疾患等の影響による
易感染患者や、理解力・認知力の低下が著しい精神疾患患者といった対象患者の特性を常に考
慮して対応する必要性が挙げられる。
易感染患者の存在は感染症の単発事例のみならず、院内でのアウトブレイクを引き起こすリ
スクが高いと考えられる。そのため当院においては、感染症発生時の迅速かつ適切な対応を行
う上で、こういった現状を常に考慮しなければならない。
精神疾患患者に対しては、セルフケア能力の低下が引き起こす感染症発生のリスクも大きい
ため、患者教育が非常に重要になる。これまでも病棟のリンクスタッフを中心に、精神科病棟
においては手洗い指導を毎年実施しているが、今後も継続しアウトブレイクの予防に努める必
要がある。
院内の感染対策は、発足後 11 年目を迎えた ICT が中心となり活動している。感染症対策に
関してのリーダーシップは ICT が担っているが、各部署でのリーダーシップはリンクスタッ
フに負うところが大きい。そのためにも、看護部感染対策委員会を通し、メンバーの育成に注
力していきたい。
87
Ⅳ 業務状況
21 療育指導室
21 療育指導室
1)概要
(1)目的
児童福祉法における「医療型障害児入所施設」での契約及び措置による重症心身障害児・肢
体不自由児(進行性筋ジストロフィー症)、障害者総合支援法における「療養介護」での契約
による重症心身障害者・進行性筋ジストロフィー症者への身体能力、日常生活能力の維持・向
上、レクリエーション活動等の社会参加活動、コミュニケーション等を支援するとともに、利
用契約者の自己実現を支援することにより、生活の質(QOL)の向上を図ることを目的とする。
(2)主な業務内容
医療と福祉そして教育が連携しながら行うことを基本とし、サービス等利用計画に基づいて
作成された個別支援計画にから利用契約児・者の成長発達の促進や QOL の向上、さらに自己
実現への支援を行っている。
その中で児童指導員は、利用契約者の活動に必要不可欠な社会資源の利用と、行政機関、院
内各部門、利用契約者家族、後見人、地域社会等との連絡調整や相談を通して支援を行ってい
る。また、サービス管理責任者として個別支援計画作成の中心的役を果たしている。
保育士は、日中活動支援の中心となり、療育活動や様々な行事を通して生活経験の拡大を図
るとともに、心身の安定と体調に配慮しながら生活範囲の拡大や生活支援を行っている。また、
児童発達管理責任者として個別支援計画作成の中心的役を果たしている。
(3)スタッフ構成
小児神経診療部長(佐々木征行)、療育指導室長(今井雅由)、主任児童指導員(福島健)、
主任保育士(鈴木志保子)、児童指導員 2 名、保育士(常勤 4 名、非常勤 4 名)
2)実績
(1)医療型障害児入所施設・療養介護(重症心身障害児・者)
身体的機能、年齢、能力に配慮した生活リズムの獲得、嚥下機能の改善と摂食支援、姿勢保
持を考慮した車椅子作製等の ADL 支援、生活空間の拡大、社会や地域、人との交流を目的と
した誕生会、季節行事、バス遠足、グループ活動を実施した。また残存機能の維持や感受性の
維持向上を目的とした集団療育や個別支援を実施する中で QOL 向上につながる支援を実施した。
(2)医療型障害児入所施設(進行性筋ジストロフィー症児)
学習支援や趣味の活動への支援、社会や地域、人との交流をバス遠足や外出活動、季節行事
を実施。また精神面への支援、自己実現を目的とした個別活動への支援を行った。
(3)療養介護(進行性筋ジストロフィー症者)
利用者の多くが人生の中途で病気となり在宅での生活が困難となって入院に至っている為、
利用者御自身の自主性を尊重し、療養介護生活の拠点として、豊で文化的な生活が送られるよ
う余暇活動の支援や行事を実施した。また医療・看護と連携しながら外出支援を実施した。
3)特徴と展望
個別支援計画に基づき、成長発達を促すこと、QOL の向上に向けたサービスを提供してい
くことが大きな特徴である。今後とも障害福祉制度変革に対応する中で、院内各部門との連携
及び院外各機関と連絡調整を図りながら QOL の向上と、様々なニーズに対応していきたい。
また高度専門医療センターとしての情報発信を進めたいと考える。
88
Ⅳ 業務状況
22 アドボカシー委員会 22 アドボカシー委員会
1)概要
(1)目的
アドボカシー委員会は、患者さんと家族からの苦情・要望・その他の相談をうけて、病院と
してその権利擁護等を図るために組織された。事務局は医療福祉相談室である。
2008年8月1日より、当院利用者(患者さんと家族)等の苦情・要望、相談、医療安全に関す
る問題に対応するために総合相談室運営委員会が組織され、「医療なんでも相談窓口」が設置
された。2011年4月1日より、医療福祉相談室が窓口となった。2011年7月1日に、当院のアドボ
カシー機能(患者の権利擁護機能)をより強化するために総合相談室運営委員会を廃止し、ア
ドボカシー委員会がスタートした。
(2)主な業務内容
アドボカシー委員会は月1回開催される。
患者・家族の相談等は医療福祉相談室が受け止める。ただし、患者・家族は直接に医事室他の
部門に申し出ることを妨げない。医事室での対応、および「ご意見箱」による投書を含めて、
アドボカシー委員会で対応を協議し、適切で整合性ある対応をはかっている。
なお、相談内容によって医療安全管理が必要な場合には、医療福祉相談室長は受付・報告書
を医療安全係長に報告している。また、苦情それ自体は適法な主張であるが、暴行脅迫等犯罪
的な態様や内容をともなう場合は違法性を帯びてくる。その場合には、迷惑行為防止対策委員
会との連携をはかっている。
(3)スタッフ構成(2014 年 4 月 1 日)
委員長(中込和幸副院長)、委員は外来部長(中川栄二)、精神科外来医長(吉田寿美子)、
看護部長(牛島品子)、副看護部長(岡田伸司)、医療安全管理係長(梅津珠子)、外来師長(武
藤直子)、医事室長(西沢智明)、医療福祉相談室長(漆畑眞人)、医療福祉相談室職員(月当
番制常勤室員全員)、総務係長(上野明宏)。
2)実績
2008 年以降の医療なんでも相談窓口と 2011 年度の医療福祉相談室で受けた苦情要望の件数は、
以下のとおりである。
2014 年度
2013 年度
2012 年度
2011 年度
2010 年度
2009 年度
2008 年度
4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月
2
1
3
0
2
0
0
0
1
1
0
5
0
2
3
2
0
0
1
0
0
0
1
3
3
1
4
3
4
3
4
1
4
0
1
0
5
1
3
0
0
2
2
5
1
0
2
6
3
2
3
0
3
5
3
2
2
0
2
5
5
2
2
5
0
3
1
2
3
4
3
2
3
3
5
0
4
5
6
3
計
15
12
28
27
30
32
29
3)特徴と展望
医療福祉相談室が医療なんでも相談窓口を引き継いで以降、苦情要望の件数は減少した。精
神保健福祉士および社会福祉士(医療ソーシャルワーカー、以下 MSW)が受容傾聴しつつ整
理していくと、相談者の言いたい内容が解きほぐされていく。MSW は、医療を受ける権利な
どの生存権や自由権等を擁護して生活の安定を図ることを目指しており、単に不満を聞いてい
わゆるガス抜きをして終了させることはない。当院の「アドボカシー委員会」システムも院内
の苦情解決機構として有効に機能している。
なお、平成 24 年度の診療報酬改定で「患者サポート体制充実加算」が新設された。全国的
にもアドボカシー委員会の業務標準化と均てん化が求められていることから、当病院での実践
を全国に発信できるように質を高めていきたい。
89
Ⅳ 業務状況
23 医療情報室
23 医療情報室
1)概要
(1)目的
2010 年度の新病院移転と同時に稼働開始した病院情報システム(電子カルテシステム・医
事システムおよび部門システム)の構築・運用・管理を行うために設置された部署である。
(2)主な業務内容
電子カルテシステムをはじめとする病院情報システムの運用管理、利用者からの操作問い合
わせ・障害連絡対応、システム改善に向けた課題・要望案件の対応、診療データ二次利用によ
る診療および臨床研究支援などの業務を行っている。
(3)スタッフ構成
医療情報室長:波多野賢二 ほか業務委託オペレータ 2 名
2)実績
(1)病院情報システムの運用
平日日中は業務委託オペレータ 2 名による体制で、電話やメールで寄せられる操作に関する
問い合わせ・障害連絡等への対応を行っている。それに加え、システム運用維持に欠かせない
利用者管理、サーバ・ネットワークおよび端末管理・マスタメンテナンス等の業務を実施して
いる。2014 年度は、全システム停止につながるような大きなトラブルの発生もなく、深夜の
メンテナンス作業による停止を除き、ほぼ全日のシステムの連続稼働を果たした。
(2)システムの環境整備と改善に向けた取り組み
利用者から寄せられる、システムに関する問題点、改善が望まれる要望は、システム課題と
して進捗管理し、逐次システムベンダと協議を重ね対応を進めている。定期的に課題の対応状
況のチェックを行い、病院情報委員会等で報告を行っている。
(3)情報システム利用者研修
毎年 4 月の新採用者オリエンテーションにおいて、集合講義形式の操作研修を実施している。
研修に際しては、受講者ごとに操作練習用の端末を準備し、実践的な研修ができるよう配慮し
ている。
(4)データ二次利用による診療・臨床研究支援
病院情報システムに日々蓄積される診療データを二次利用し、診療および臨床研究を支援す
る取り組みを行っている。NCNP バイオバンクの臨床情報システムと電子カルテシステムの
情報連携環境の整備を進め、バイオバンク協力患者の臨床情報の自動抽出・送信の仕組みを稼
働させている。
3)特徴と展望
精神神経領域の高度先進医療と疾患研究を担う当センターのタスクに対し、情報技術の面か
ら貢献することが当室の役割である。電子カルテを含むフルパッケージの病院情報システムの
運用を担う部署としては、マンパワーも利用できるリソースも大変限られているのが現状であ
るが、可能な範囲でタスク達成に向け努力していきたい。
90
Ⅳ 業務状況
24 教育 ・ 研修室 24 教育・研修室
1)概要
(1)目的
各科における初期・後期臨床研修医への教育を円滑に行うために、病院としての体制の構築、
支援を行うことを目的としている。
(2)主な業務内容
主な業務内容は、初期臨床研修医を協力型病院として受け入れること、後期臨床研修医受け
入れのために、レジデント教育プログラムの作成、レジデントリクルート、レジデント採用の
選考などである。
(3)スタッフ構成
教育・研修室長 2011.4.1 ~ 2011.10.31 大和滋(総合内科診療部長)、2011.11.1 ~有馬邦正(第
一精神診療部長、特命副院長、副院長)、2014.4.1 ~中込和幸。
2)実績
(1)初期臨床研修医の受け入れ
初期臨床研修医の教育に関して、当センターは協力型病院に指定されており、基幹型病院で
ある災害医療センター・公立昭和病院・東京北医療センター・国立病院機構西埼玉中央病院・
多摩北部医療センターの 5 施設から精神科 26 名を受け入れた。
(2)後期臨床研修医の受け入れ
2014 年 6 月のレジナビフェアにて採用説明会を実施し、21 名の研修医が訪問した。同 9 月に
は後期臨床研修医採用試験を実施した。2014 年度の新規採用レジデント・チーフレジデント・
上級専門修練医総数は、精神科 7 名、神経内科 4 名、小児神経科 8 名、司法精神医学 2 名、リハ
ビリテーション科 1 名で合計 22 名であった。平成 27 年 3 月時点でレジデント 49 名、チーフレ
ジデント 5 名、上級専門修錬医 1 名であった。
3)特徴と展望
精神神経領域の専門医を育成することは当センターの重要なミッションである。また、当セ
ンターで専門教育を受けた医師らが全国で活躍することは医療の均てん化に繋がる。レジデン
トの教育は各科に任せられている状況であるが、当室としては、当センターの特徴を生かし、
全体としてのシステムの改善、研修環境の整備などに取り組んでいきたい。
91
Ⅳ 業務状況
25 病院臨床研究推進委員会
25 病院臨床研究推進委員会
1)概要
(1)目的
平成 24 年度に NCNP 発の薬剤の医師主導の First in human 試験が開始され、平成 25 年度
にも新たな First in human 試験が開始された。その他にも多くの臨床研究(介入試験)が当
院で行われるようになった。これらの研究を安全かつ確実に進め、成果を得るためには、院内
各部署の理解と協力が不可欠である。これらを踏まえ、臨床研究推進のために、 1 )安全性の
確保、 2 )院内各部署との連携の構築、調整、 3 )臨床研究実施に伴って生じうる問題点の解
決を目的に病院臨床研究推進委員会を設置した。
(2)主な業務内容
当該研究の当院での実施可能性(実施するために必要な手順、必要な準備などの助言を含む)
の検討、安全性の確認、関連部署の調整、依頼を行う。
(3)スタッフ構成
平成 26 年度より、中込副院長(研究担当)が委員長を務め、水澤院長、村田特命副院長、
三山特命副院長、住吉臨床研究推進部長、牛島看護部長、斎藤企画医療研究課長の 7 名で委員
を構成し、近藤臨床研究推進部副研究管理・調整室長が事務を担当している。
2)実績
平成 24 年 11 月 9 日より原則的に毎月第 1、第 3 金曜日 8 時から 9 時まで開催された。26 年
度は、相談事項が 31 件、審議事項として 12 件が取り上げられ、病院での実施体制、安全性に
関する検討が行われた。さらに、病院で研究に関わる部署への周知を徹底し、なおかつ手順を
簡略化するための書式の変更が行われた。
3)特徴と展望
当院で行われている介入試験は増加傾向にあり、一方でその試験手順については倫理委員会
の範疇ではないために、十分検討されていないことや、多くの部署が関与するにもかかわらず
各部署で十分な理解が得られていない場合も少なくない。今後ますます、当院で臨床研究を安
全かつ適切に推進するために、研究課題そのものについての検討とともに、当院として研究を
推進しやすい環境を整えるための議論を進め、対応策を打ち出していく予定である。
92
Ⅳ 業務状況
26 筋疾患センター(Muscular Disease Center) 26 筋疾患センター(Muscular Disease Center)
1)概要
(1)目的
筋疾患の診療を包括的に行う、多部門多職種が連携した診療・研究チームである。当センター
は、数十年にわたる筋疾患の診療、研究の実績を有しており、また 40 年以上にわたり運営さ
れてきた筋ジストロフィー研究班でも中心的な役割を担ってきた。筋疾患センターは、それら
の経験をもとに、集学的(multidisciplinary approach)な手法を用いて、筋疾患の医療の進
歩に貢献していくことを目的としている。
(2)主な業務内容
多部門連携の診療体制の構築、専門外来(小児神経診療部、神経内科診療部、身体リハビリ
テーション部、整形外科など)、症例検討会、市民公開講座、トランスレーショナルリサーチ
を念頭においた病院、研究所、トランスレーショナル・メディカルセンターと蜜に連携した研
究グループを構築し、臨床研究・治験を強力に進める。
(3)スタッフ構成
筋疾患センター長(小牧宏文)、小児神経診療部(小牧宏文、佐々木征行、石山昭彦、竹下絵里、
本橋裕子)、神経内科診療部(大矢寧、森まどか、村田美穂)、身体リハビリテーション部(小
林庸子、佐藤福志、岩田恭幸、矢島寛之)、外科(三山健司)、麻酔科(中井哲慈)、飲みこみ
外来(山本敏之)、歯科(福本裕)、遺伝子検査診断室・遺伝カウンセリング室(後藤雄一、竹
下絵里、杉本立夏)、臨床研究推進部(玉浦明美)、トランスレーショナル・メディカルセンター
(武田伸一、木村円、竹内芙美)、神経研究所疾病研究第一部(西野一三)
2)実績
(1)診療
日本全国から筋疾患の診療の紹介をうけている。日本の筋病理診断センター的な役割を担っ
ている。当センター神経研究所疾病研究第一部と病院が連携し、最新の知見に基づく正確な診
断を提供している(小児神経診療部、神経内科診療部)。毎月第 4 火曜日に専門外来(小児神
経診療部、神経内科診療部、整形外科、身体リハビリテーション部)を開設している。またそ
の時間にあわせて家族、患者同士のコミュニケーション、自立活動をはかるためのプログラム
も行っている。噛み合わせが悪い、口腔ケアなどの問題に対する歯科治療を提供している(歯科)。
安静時エネルギー消費量などをもとに客観的な評価も利用し、栄養士などによる栄養相談を提
供している(小児神経診療部、神経内科診療部、栄養管理室)。誤嚥や飲み込みの問題に対して「の
みこみ外来」による正確な評価と対応を検討している(のみこみ外来)。経口摂取のみでの栄
養維持が困難となった場合など、外科を中心とした胃ろうの造設・管理を行っている(外科)。
筋疾患に対して適切な整形外科的対応を提供している(整形外科)。筋疾患をもつ麻酔にはい
くつかの注意点があるが、病態に応じた適切な麻酔を提供している(麻酔科)。当院通院患者・
家族が主体となって運営している筋ジストロフィー家族会の運営をサポートしている。患者会
主催の患者相談会、患者家族対象とした外部講演会(東筋協、遠位型ミオパチー患者会、日本
筋ジストロフィー協会、保健所主催の講演会など)、患者会誌などへの医療情報提供を行って
いる。
(2)合同臨床検討会(Clinical myology conference)(詳細はⅤ 教育・研究を参照)
研究所(疾病研究第一部)、病院(神経内科診療部、小児神経診療部、身体リハビリテーショ
ン部など)との合同の臨床カンファランスを実施した。
93
Ⅳ 業務状況
26 筋疾患センター(Muscular Disease Center)
(3)論文、講演
原著論文、総説、講演など多くの実績がある。重複するので、各科の業績を参考のこと。
(4)市民公開講座
医療の均てん化を目標に年 1 回開催している。今年度は 11 月に開催し、約 120 名の参加者の
もと、講演、ハンズオン(実技指導、医療相談)を行った。
(5)臨床研究
研究所と病院、トランスレーショナル・メディカルセンターが緊密に連携し、希少疾患であ
る筋疾患の臨床試験を含む先進医療を開発していくための体制作りを 2007 年より行っている。
治験に向けた準備の一環として、筋ジストロフィー研究班を通して筋ジストロフィー患者登録
システムの計画立案と実施に参画している。本システムはジストロフィン異常症患者対象とし
て 2009 年 7 月より正式に稼働を始め、当センターにある筋ジストロフィー患者登録センターが
管理運営を担当している(Remudy)。登録患者数は 1300 名を越えている。2012 年 6 月より縁
取り空胞を伴う遠位型ミオパチー患者(登録数約 160 名)、2014 年 10 月からは筋強直性ジスト
ロフィー患者(登録数約 150 名)を対象に登録制度を開始した。臨床試験に備えるべく、難治
性筋疾患の実態調査を行っている。米国小児医療センターを中心とした筋ジストロフィー臨床
研究グループ(CINRG)の正式メンバーとなり、エクソンスキップの治験などを推進してい
く基盤体制作りを行っている。ヨーロッパの神経筋疾患臨床研究グループ(Treat-NMD)と
の連携を積極的に行っている。アジア・オセアニア筋学センターならびに世界筋学会で中心的
な役割を果たし、先端医療情報の交換を積極的に行っている。研究所と病院内のみでなく、規
制当局(厚生労働省や医薬品機構などの医薬品の認可を担当する組織)や製薬企業などとも積
極的に意見交換を行っている。Treat-NMD、Newcastle 大学との共同研究で、ジスフェルリ
ノパチー臨床アウトカム研究を行っている。デュシェンヌ型筋ジストロフィーにおける心臓イ
ベントの発生と予防に関する国際共同研究を開始した。ベッカー型筋ジストロフィーと精神疾
患の臨床研究を精神科、臨床検査部、神経研究所、トランスレーショナル・メディカルセンター
などと共同で開始した。筋ジストロフィー臨床試験ネットワークを用いた運動機能評価に関わ
るアウトカムメジャー多施設共同研究の研究計画書、手順書、倫理申請を医師、理学療法士、
臨床研究コーディネーター、生物統計家などの共同作業で進めた。筋ジストロフィー臨床試験ネッ
トワークを 2012 年 12 月に発足させ、当センターでネットワーク事務局を運営している。今年
度は、ネットワークを利用した多施設共同研究 2 つの計画立案を行い、次年度に向けて多施設
共同研究が開始できる目処がついた。
3)特徴と展望
筋疾患センターは多部門の有機的な連携を目指した活動を展開している。診療、臨床研究、
トランスレーショナルリサーチといった多要素のテーマに対して、その特徴を生かした活動が
展開できており、現状の枠組みの中でさらに発展させていくような形で進めていきたいと考え
ている。国立精神・神経医療研究センターの使命の一つである、トランスレーショナルリサー
チを筋疾患の分野における日本の拠点として展開していくために設立された筋ジストロフィー
臨床試験ネットワークが実際に稼動し、医師主導治験や治験の患者組み入れに貢献した。今後
はこれらの手法を他疾患へ展開することも念頭においた活動を行っていきたい。
94
Ⅳ 業務状況
27 てんかんセンター 27 てんかんセンター
1)概要
(1) 目的
てんかんは、外科治療を含む全年令を対象とした幅広い診療科横断的対応を必要とし、また
てんかん医療の目標は、小児では「発達障害の予防と改善」成人では「生活の自立と就労」な
ど発作の抑制による患者のQOLの向上にある。てんかん医療の発展には、最新の神経科学研
究と医療技術及び社会医学的観点が不可欠であり、当施設の如く両研究所の支援下に診療が可
能な施設が果たすべき役割は大きい。当てんかんセンターは、人口 3 千万を擁する関東地方に
おける唯一の本格的てんかんセンターであり、当施設の医療・研究資源を最大限に利用し、有
機的に統合した医療・研究体制を整えることが求められる。
(2) 主な業務内容
1. 難治てんかんの診断と治療、リハビリテーション、2. てんかんに関する基礎および臨床研
究の推進、3. 多施設共同研究・臨床治験の推進、4. 新規治療技術の開発、5. てんかん専門医及
びコメディカルの育成、6. てんかんの社会啓発と地域診療ネットワークの構築、7. 国内外の学
会及びてんかん診療施設との協力活動、等
(3) スタッフ構成
<てんかんセンター長>:大槻泰介、<コアメンバー>:須貝研司、中川栄二、齋藤貴志、佐々
木政行、岡崎光俊、伊藤雅之 <病院>:高橋章夫、池谷直樹、開道貴信、金子 裕、石山昭彦、
竹下絵里、渡辺裕貴、村田佳子、渡辺さつき、齊藤祐子、近野さつき、大柄 昭子、大桑 朋
子、山口しげ子、漆畑眞人 <研究所>:稲垣真澄、安村 明、星野幹雄、田谷真一郎、早瀬
ヨネ子、花川 隆
年度別てんかん外来患者数
2 ) 実績
1200
(1) 診療
1000
外来初診は、小児は小児神経科で、成人はてんかんセンター外来として脳外科と精神科で受
け付けた。新棟における入院は、小児は 3 南病棟(小児神経科、
脳外科)で、成人は 4 南病棟(精
800
神科)と 3 南病棟(脳外科)で対応した。2014 年度のてんかん外来新患数は 844 名 ( 精神科 391 名、
600
小児科 269 名、脳外科 184 名 )、てんかん新入院数は
774 名 ( 精神科 210 名、小児科 443 名、脳外
科 121 名 )、てんかん外科手術は 73 件であった(図
。発作時脳波ビデオ記録は、3 南
4001、2 参照)
病棟に 5 台、4 南病棟に 3 台、計 8 台のモニタリングユニットを整備し、検査症例数は 471 例(月
200
平均 39.3 人)、のべ検査日数は 1487 日(月平均 123.9
日)であった。病理部門に提出された手
術検体は 43 件で、凍結脳のリソースは累積 490 例となった。研究用の検体提供は、FCD
およ
0
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
び HME の外科切除組織の蛋白発現解析:13 件、難治性てんかんの原因遺伝誌の探求
精神科 193 227 243 236 207 194 211 180 226 330 358 363 FCD
331 447お
472 558 391
脳外科 44 113 158 103 95 125 168 133 172 167 212 119 247 166 180 173 184
よび HME の凍結保存標本から DNA 抽出し、agilent
社 99CGH
アレイにてゲノムの量的異常を
小児科 82
120 139 123 159 158 174 176 181 199 223 196 329 395 301 269
解析)35 件であった。
年度別てんかん外来患者数
年度別てんかん入院患者数
年度別てんかん入院患者数
年度別てんかん外来患者数
1200
900
800
1000
700
600
800
500
600
400
300
400
200
200
0
100
0
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
99
91
102
86
107 106 112
脳外科
44
113 158
103
95
125 168
133 172
167 212
119 247
166 180 173
184
脳外科
27
54
76
77
84
74
142 129 118 104
小児科
82
99
139 123
159 158
174 176
181 199
223 196
329 395 301
269
小児科
58
68
64
77
76
87
81
精神科 193 227 243
120
236 207
194 211
180 226
330 358
363 331
447 472 558
391
精神科
95
149 156 150 144 189
95
103 154
122 150 150 216 205 222
220 232
122
97
286 210
91
298 336
年度別てんかん入院患者数
900
800
700
600
500
400
121
409 443
95
Ⅳ 業務状況
27 てんかんセンター
年度別てんかん外科手術件数
年度別てんかん外科手術件数
80
70
60
50
40
30
20
10
0
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
迷走神経刺激
頭蓋内電極留置
5
23
9
7
3
9
8
5
8
3
4
1
5
4
2
4
1
9
4
8
3
6
10
14
11
11
10
17
16
21
25
41
29
23
18
23
32
28
24
24
25
32
多葉・半球離断
12
1
3
2
6
8
11
21
14
8
1
2
1
0
2
3
0
0
0
5
11
8
9
7
11
10
2
5
9
13
1
脳梁離断
2
2
8
定位凝固
皮質切除
23
7
4
(2) 研究
1)
(2) 研究
(3) 教育・社会活動
1)診療情報の解析(小児、精神、脳外、放射線)、2)手術標本の病理学的・遺伝子学的解析(病
3)特徴と展望
理、疾病二部、脳外)、3)光トポグラフィー(小児)、4)脳磁図解析(脳外、小児、精神)、5)
発達・行動解析(小児、知的障害)、
6)遺伝子治療ベクターの開発(遺伝子)などが行なわれた。
当施設が主導して国際多施設共同研究「乳幼児破局てんかんの治療実態調査:Far East Asian
Survey for Catastrophic Epilepsy in infancy and early childhood(UMIN CTR 臨床試験
登録 UMIN000004120)」を継続している。
(3) 教育 ・ 社会活動
日本てんかん学会専門医研修施設としてレジデント教育・てんかん専門医育成、各科合同の
てんかん症例カンファランス
(週 2 回)、国内外の教育講演を行った。国際抗てんかん連盟(ILAE)
委員、日本てんかん学会事務局及び理事を担当し、日本てんかん学会関東甲信越地方会事務局
を運営した(大槻、須貝、岡崎)。
3 ) 特徴と展望
当施設は、乳幼児・小児から成人・高齢者まで幅広い年齢層の難治性てんかん患者に対応し
ており、乳幼児てんかんの外科治療やてんかん性精神病合併例など、他施設では治療困難な症
例に対応できることが特徴である。また MRI、PET、SPECT、MEG、NIRS などのてんかん
の診断に必要な高度診断機器を備え、スタッフも日本てんかん学会てんかん専門医 12 名を擁
するなど、物的にも人的にもてんかん診療施設として充実した資源を有する。今後これらの医
療資源を最大限に活用し、また神経研究所と精神保健研究所との連携を深めることで臨床的・
基礎研究を推進し、より多くの政策提言などの社会的貢献を果たせる施設に成長することが課
題である。
96
Ⅳ 業務状況
28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center) 28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center)
1)概要
(1)目的
多発性硬化症センターは、国立精神・神経医療研究センターで多発性硬化症および関連疾患(視
神経脊髄炎など)の臨床と研究にかかわる部門が連携し、最先端のレベルの診療と臨床研究を
包括的に行う。NCNP は多発性硬化症の基礎研究では国際的に見ても最先端のレベルにあるが、
その学術的成果を臨床レベルの向上、新規治療法の開発につなげることを目的とする。また豊
富な臨床実績から得られた知見や疑問を基礎研究にフィードバックするための仕組みとして機
能することも目的とする。一般病院では対応困難な精神症状や疼痛などに対するきめ細かい対
応を可能にするためにチーム医療を実践する。
(2)主な業務内容
多部門の医師・研究者が参加する診療カンファレンス、招聘講師による MS カンファレンス、
海外著名研究者による特別講演などの開催を行う他、患者団体と共催で開催するシンポジウム
やフォーラムの企画・実行、患者会を対象にした医療講演会の実施、NCNP における患者向
け講演会、啓蒙的書籍の原稿執筆などを担当する。また、NCNP 神経研究所で得られた治療・
診断技術のシーズを元に、トランスレーショナルリサーチを念頭においた臨床研究を行う。い
ずれも MS の医療レベルの向上に直結するものである。精神症状や疼痛などに対するきめ細か
い対応を可能にするためにチーム医療を実践しており、重症例に対する治療として、免疫吸着
療法、免疫抑制剤の導入を積極的に行っている関東随一の施設である
(3)スタッフ構成
多発性硬化症センター長(山村隆)、神経内科(岡本智子 *、林幼偉、)、医療スーパー特区(荒
木学)、精神科(野田隆政)、放射線科(佐藤典子)、神経研究所免疫研究部(* 佐藤和貴郎他 7 名)
* 運営幹事
2)実績
(1)診療
全国各地から診療やセカンドオピニオンの紹介をうけている。外来ステロイドパルス療法、
免疫吸着療法、免疫抑制療法、コパキソン、ナタリズマブなど、全国的に見ると普及していな
い治療法の経験が豊富にある。また視神経脊髄炎(NMO)に対する新規治療として、関節リ
ウマチ治療薬トシリズマブ(抗 IL-6 受容体抗体)の適応外使用も 13 例の難治例に実施し世界
中から注目されている。さらに難治性 MS 5例に対するトシリズマブ投与も実施している。国
内で実施される MS・NMO の治験に漏れなく参加し診療レベルの向上に努めている。
(2)カンファレンス
MS 診療カンファレンス(各 30-40 分)は 30 回以上実施し、招聘講師による MS カンファレ
ンス(各 2 時間)を 3 回開催した。
(3)論文、講演
2011 年に視神経脊髄炎(NMO)の病態にプラズマブラストの増加が関係し、インターロ
イキン 6 受容体シグナルを阻害する治療が有効である可能性について発表した(Chihara et
al. PNAS 108:3701-3706, 2011)。その後、抗インターロイキン 6 受容体抗体 tocilizumab に
よる NMO 治療の経験を米国神経学会誌 NEUROLOGY で発表した(Araki et al. Neurology
82:1302-1306,2014)。本年度は、日本リウマチ学会総会、日本炎症再生学会総会、日本臨床免
疫学会、国際神経免疫学会(ISNI)、日本解剖学会・日本生理学会合同大会などのシンポジウ
ムにおいて招待講演を行った他、日本内科学会生涯教育講演会においても成果を披露した。
97
Ⅳ 業務状況
28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center)
(4)多発性硬化症フォーラム開催
NPO 法人 MS キャビンと共催で第 11 回多発性硬化症/視神経脊髄炎フォーラムを平成 26 年
12 月 14 日に東京六本木(六本木アカデミーヒルズ)で開催した。参加者数は約 500 名であり、
難病患者を対象とした企画としては国内最大規模のものに成長した。また 10 月 15 日に京都大
学時計台ホールで開催された MS/NMO フォーラムでも講演を担当した。
(5)専門外来
MS の診療経験が豊富な医師 5 名(山村、岡本、林、荒木、佐藤)が担当し、MS や NMO
の診療にあたった。MS は再発時の対応が重要なために、症状悪化時には予約外でも受け付け
ているため、待ち時間は長くなる傾向にあるが、病歴をよく把握し、最新の学術情報に精通し
た医師による最善の医療を受けられるという評価を得ている。
(6)治験
企業より複数の治験を依頼された。また、抗インターロイキン 6 受容体抗体の NMO および
難治性 MS に対する適応拡大を目指した臨床研究を実施した。
またスーパー特区の支援により、NCNP で開発された MS の新規治療薬 OCH の医師主導治
験を実施した。オリジナル医薬 OCH を健常者に投与する First in Human 試験の終了に引き続
いて、MS 患者を対象とする試験を進めた。
(7)基盤研究
MS と NMO の鑑別診断を容易にし、個々の病態の特徴を明らかにするための免疫学的研究
を実施した。主にフローサイトメーターを用いた研究が主体となっているが、MS / NMO で
増加しているリンパ球の解析等、国際的にも高い水準の研究を進めている。また二次進行型
MS に特異的な免疫異常の解明に向けた動物実験を継続し、新たな治療標的を同定することに
成功した。患者腸内細菌叢の解析も他機関と共同で実施しており論文を投稿した。
3)特徴と展望
我が国の多発性硬化症・視神経脊髄炎の患者数は 1980 年には 1,000 人程度であったが現在は
18,000 人を超え、将来は 5 万人に達すると推定されている。急速な疾病構造の変化に伴い、国
民から求められる神経内科医療研究の内容は変貌を遂げていることは事実である。多発性硬化
症の研究領域では、当センターは研究の質、インパクトのある雑誌に掲載した論文数や内外の
招待講演数において、我が国では第一の実績を誇り、来院患者数も国内で 1、2 位を争う。ま
た MS/NMO 患者試料を用いた高度な基礎研究やトランスレーション研究を実施可能な拠点と
して位置づけられ、国からは革新的な医療技術創出拠点としての役割も期待されている。これ
までに蓄積した医療技術、研究シーズ、臨床実績等を活かし、創薬や難病研究に関係するセン
ター内、およびセンター外の関係者の皆様との連携を図りながら、これからも MS センターを
継続・発展させていきたい。
98
Ⅳ 業務状況
29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson
disease & Movement Disorder Center:略称 PMD センター) 29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson disease & Movement
Disorder Center:略称 PMD センター)
1)概要
(1)目的
パーキンソン病・運動障害疾患センター(以下 PMD センター)は、パーキンソン病、進行
性核上性まひ、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、ジ
ストニアなどすなわち運動障害疾患(Movement Disorder)を対象に、
①国立精神・神経医療研究センター病院及び研究所の総力を挙げて、その疾病だけなく、その
疾病をもつ一人の人間である患者さん一人ひとりに適切な、最高の医療を提供する。
②新しい治療法、診断法を開発する。
③患者さん、
ご家族、
医療関係者、
国民全体に PMD に関して正しい知識をもっていただけるよう、
また研究開発にご協力いただけるよう、公開講座、出版物、IT などを通じて情報を発信する。
ことを目的としている。
(2)主な業務内容
神経内科、リハビリテーション科、脳外科、精神科等の診療科や、看護部、検査部、遺伝カ
ウンセリング室等の多部門連携の診療体制の構築、院内及び神経研究所との連携で新たな治療
法や早期診断法の開発などの臨床研究や基礎研究を進める。さらに、国内外の医療スタッフの
研修、患者を始め国民全体への PMD に関する教育を進めている。
(3)スタッフ構成
PMD センター長(村田美穂)、神経内科(岡本智子、塚本忠、坂本崇、高橋祐二、山本敏之、
古澤嘉彦)、リハビリテーション科(小林庸子)、脳外科(高橋章夫、開道貴信)、精神科(野
田隆政)、臨床検査部(斉藤祐子)、遺伝カウンセリング(後藤雄一、佐藤有希子)、看護部(三
好智佳子), 薬剤部(北浦 円)、神経研究所(和田圭司、永井義隆、北条浩彦)をコアメンバー
に各診療科や、検査部、看護部、リハビリテーション部のスタッフが参加している。
2)実績
(1)パーキンソン病の姿勢障害(腰曲がり)の分類、新規治療法の開発
tilt 台を組み合わせた表面筋電図により、姿勢障害の原因筋を同定する方法を見出した。同
様に他動的伸展による筋電図異常所見を用いて、腰部型腰曲り及び dropped head の新規治療
法を開発した。
(2)パーキンソン病関連疾患の評価入院システム(ブラッシュアップ入院)の実践
本年度も 106 名の入院があり、うち 11 名は 2 回目の評価が可能であった。評価項目のうち、
嗅覚障害と認知機能、脳血流との関連を解析した。高度嗅覚障害 PD 患者では後頭葉で優位な
脳血流の低下を見出した。またブラッシュアップ入院による短期リハビリテーションの効果を
明らかにした。
(3)パーキンソン病臨床研究支援チームの構築(Team JParis)
昨年度開始したパーキンソン病臨床研究支援チーム(Team JParis)について、臨床データベー
ス作成のための年 1 回の評価外来(月 1 回)を開始した。さらに、当院受信中でない患者の要
望に応え、通常は他院受診中の患者のための、評価外来を開始した。
(4)小脳失調症に対する集中リハビリテーションプログラムの開発
歩行可能な早期小脳失調症患者を対象とした 4 週間のリハビリテーションプログラムを施行し、
効果を得ている。
99
Ⅳ 業務状況
29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson
disease & Movement Disorder Center:略称 PMD センター) (5)嚥下障害の関する啓発
NST(栄養サポートチーム)と協力し、嚥下障害の評価、嚥下指導とともに、簡易嚥下障
害質問表の開発や誤嚥発現予測などの臨床研究を進めた。さらにこれらの経験から、医療スタッ
フ向けの PMD に関する嚥下障害に関する書籍「こうしよう、パーキンソン症候群の摂食嚥下障害」
を出版した。
3)特徴と展望
PMD は現在わが国で 16 万人程度の患者がいるパーキンソン病を除いてはほとんどが 1000数万人程度の希少疾患である。当センターで診療する PMD 患者数はわが国で最も多いと考え
られ、この実績を生かした臨床的な分類、新たな治療法・ケアの方法論の開発、さらに病態解
明、治療法開発のための基礎研究を進めていること、その成果を基にした医療関係者向けの研
修、患者家族向けの教育を進めていることが特徴である。さらに PMD センターでは対象疾患
の臨床データや検査結果、血液、脳脊髄液、DNA などを収集し患者に理解と協力を求めてい
る。この一環として、生前同意に基づくブレインバンク(link: http://www.brain-bank.org/
index.html)を推進している。
これまでの様々な実践のなかで、より早期の疾患教育、リハビリ導入、規則的な服薬の重要
性が明らかになり、来年度からは早期患者の 1 週間の評価教育入院を開始する予定である。ま
た、
REM 睡眠行動異常症(RBD)の患者を対象としたパーキンソン病の運動症状発症前コホー
ト研究を開始し、これとともに、RBD を先行しないパーキンソン病と、先行するパーキンソ
ン病の違いを特に認知機能の面から明らかにしていく。小脳失調症に対するリハビリテーショ
ンプログラムの効果の評価を進める。また心理的サポートをより増強するために、専任の臨床
心理士による症状・問題点の把握と CBT をさらに進め、パーキンソン病・運動障害疾患のトー
タルケアの確立をめざす。
100
Ⅳ 業務状況
30 地域精神科モデル医療センター 30 地域精神科モデル医療センター
1)概要
(1)目的
地域精神科モデル医療センターは、統合失調症、双極性障害、重症うつ病など重度の精神が
いを持つ人の地域生活支援を目的とした、病棟・リハビリテーション部・研究部など多部門が
連携する実践・研究チーム(multidisciplinary team)である。具体的には、精神障がい者の
地域生活を可能にする早期退院支援、急性期ケースマネジメント、在宅訪問(アウトリーチ)、
デイケアにおける多職種による支援、就労支援などの効果的な実践の開発を通し、精神障がい
者に最良のサービスを提供することを目的としている。
(2)主な業務内容
当センターは、国立精神・神経医療研究センター病院の第一精神診療部 , リハビリテーショ
ン部 , 医療福祉相談室 , 在宅支援室の各部門と精神保健研究所社会復帰研究部が連携して活動を
実施している。具体的には、入院時から退院を意識したサービスの提供やケースマネジメント
の実施、病棟スタッフとリハビリテーションスタッフとの円滑な連絡体制の構築、地域滞在を
実現させる多職種アウトリーチ活動の実施、あるいはデイケアでのケースマネジメントや就労
支援などの提供があげられる。
(3)スタッフ構成
地域精神科モデル医療センター長(坂田増弘、病院精神リハビリテーション部)。病院(中
込和幸、平林直次、坂田増弘、岡崎光俊、富沢明美、関根理絵、大島真弓、伊藤明美)、社会
復帰研究部(佐藤さやか、山口創生)
2)実績
(1)主たる活動
精神障がい者の地域生活を支援にするために、下記の活動を実施した。
①在宅支援室におけるアウトリーチ活動の強化
・スタッフの状況:非常勤の作業療法士 2 名が研究費雇用から病院の非常勤雇用になった。
(常
勤換算 6.5 人)
・新規導入者数 H22:17 名、H23:20 名、H24:24 名、H25 :17 名、H26:14 名
・年間訪問件数:H22:1015 件、H23:1564 件、H24:2506 件、H25 :3118 件、H26:
3827 件
②デイケアにおける個別支援、就労支援の強化
・スタッフの増員:スタッフ数常勤換算で 12.4 名のうち、ピアスタッフ 2.4 名(非常勤 3 名)
を増員。就労支援担当スタッフ(PSW)を継続して配置。
(医療機関内に就労支援専門員を配置した Individual Placement and Support(IPS)モ
デルの就労支援と当事者スタッフによる個別支援の導入は国内では先進的な取り組み)
・多職種チーム(MDT)によるケースマネジメントの徹底→新規通所者の獲得とドロップ
アウトの防止・就職後の継続的定着支援。
・ 1 日平均通所者数 H22:51.1 名、H23:64.5 名、H24:61.9 名、H25 : 83.6 名、H26:
75.4 名
・就労および就学者数 H21 ※:7 名、H23:20 名、H24:27 名、H25:32 名、H26 : 35 名
※ H22 年は就労および就学に関するデータ収集が未実施のため , 記録が整理されていた
H21 と比較
(2)合同臨床検討会(詳細はⅤ 教育・研究を参照)
精神科病棟(合計 4 病棟)、在宅支援室及び社会復帰研究部によるサービス調整会議(各病
棟毎月)、在宅支援室ケースカンファレンス(毎週)、在宅支援室運営ミーティング(毎週)リ
ハビリーション部運営カンファレンス(毎週)、臨床チームリーダーミーティング(毎週)を
実施した。
(3)論文、講演
原著論文、総説、講演など多くの実績がある。重複するので、各科の業績を参考のこと。
101
Ⅳ 業務状況
30 地域精神科モデル医療センター
(4)臨床研究
1 .リカバリー志向型の Shared decision making のモデル開発および効果検証研究
本研究は、利用者のリカバリーの促進をゴールとし、利用者が主体的に自身の治療に取
り組み、利用者と医師の双方の合意のもと治療内容を決定する Shared decision making
(SDM)のシステムを開発すること、そしてその効果を検証することを目的としている。
研究を通して、利用者がピアスタッフの補助のもと、意思決定援助ツール(ツール名
「SHARE」:Support for Hope And REcovery)を使用し、医師と SDM を実施するシス
テムを開発した。効果測定研究は、randomized controlled trial デザインを用いており、
NCNP 精神科デイケアおよび PORT の利用者が対象に含まれている。2015 年 4 月末時点
で全ての対象者(SDM 群:29 名、対照群:28 名)におけるベースライン調査が終了した。
途中経過であるが、SHARE を利用後に診察を受けた参加者の約 70%(9 / 13 人)が研究
機関中に診察に対する満足が高くなったと回答したのに対して、通常の診察を受けた群で
は満足が高かったのは 2 名だけであった。
(平成 25-27 年度科学研究費助成事業(基盤研究(B)「精神科医療でのリカバリー志向
の共同意思決定を促進する PC ツールの開発と効果検証」(研究代表者:伊藤順一郎))
2 .精神科デイケアから地域への早期移行に関する支援モデル構築と評価
本研究は 1 )ケアマネジメント、 2 )アウトリーチ支援、 3 )エビデンスのある集団プ
ログラムを支援要素とする新しいデイケアにおける支援モデルを開発し、このモデルに沿っ
た支援が長期かつ高頻度のデイケア利用者の地域移行にどのような影響を及ぼすか検討す
る事を目的としている。2014 年 11 月より①年齢が 20 歳以上のもの、②センター病院デイ
ケアに 1 年以上、週 1 回以上通所しているもの、③アウトリーチ支援が有効であると担当ケー
スマネージャーが考えるもの、の導入基準を満たした合計 16 名をリクルートし、精神症状、
社会的機能、QOL、スタッフのストレングス志向性の程度等を評価した後、支援開始後
は支援の種別やかかった時間、再入院の有無、地域移行の転帰(就労、支援機関利用日数)
などを追跡している。来年度以降は他病院にも新しいデイケアにおける支援モデルを普及
し、多施設共同研究によるデータ収集を行った上で診療報酬改定への提言をまとめる予定
である。
(平成 27 年度精神・神経疾患研究開発費 26-5「精神科デイケアから地域への早期移行に
関する支援モデル構築と評価」(研究代表者:坂田増弘))
3)特徴と展望
・在宅支援室(PORT):訪問看護ステーションとして病院から独立することで、これまで
と同様の病院との連携を保ちつつ、より利用者および地域に近い立場でのサービス提供が
できるよう、リフォームを予定している。
・デイケア:就労支援が活発になったことにより「居場所型デイケア」から「通過型デイケ
ア」へデイケアの在り方がシフトしている。就労を主とした社会復帰に取り組む「卒業で
きるデイケア」の体制が確立されつつあるので、今後は生活の場へのアウトリーチ活動を
促進し、デイケアの長期滞在の抑止に取り組んでいく予定である。また、より多くの利用
者の就労支援のニーズに応えるため、就労支援専門員 2 名体制にするためのリフォームを
検討している。
・上述の研究活動の継続により、リカバリー志向の支援・有効なデイケアモデルの均てん化
に寄与する成果が得られることを見込んでいる。
102
Ⅳ 業務状況
31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center) 31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center)
1)概要
平成 26 年度は、睡眠障害センターとして開設 3 年目であり、脳科学や社会学、睡眠医歯薬学
を統合した医療・研究体制を整えて、睡眠障害の予防・診断・治療を推進するという開設の目
的を果たすべく活動を行った。
スタッフ構成
センター長(亀井雄一)、精神診療部(野田隆政、山田麻紀、豊澤あゆみ)、神経内科診療部
(村田美穂、古澤嘉彦)、歯科(福本裕)、臨床検査部(吉田寿美子、竹下昌利、磯敬、木村綾乃、
大沢知隼)、看護部(宇都宮智、大柄昭子、坂本岳之、井澤美智子)、薬剤部(原恵子)、リハ
ビリテーション部(浪久悠)、精神保健研究所・精神生理研究部(三島和夫、肥田昌子、北村
真吾、元村祐貴、綾部直子)、成人精神保健研究部(栗山健一)、神経研究所・疾病研究第三部
(功刀浩)
2 )実績
(1)診療活動
新患患者数は 469 名、PSG 検査は 2013 年度が 325 件だったのに対し、2014 年度は 345 件であっ
た。PSG 検査 345 件のうち、神経内科疾患患者の PSG 検査は 78 件であった。PSG 検査を実施
して診断確定できた神経内科患者の睡眠障害は、睡眠時無呼吸症候群 32.4%、レム睡眠行動障
害 64.7%、周期性四肢運動障害 22.1%、レストレスレッグス症候群 5.7%、不眠症 10.3%であった。
このような神経内科疾患に併発した睡眠障害に対し、疾患に応じた治療を診療科横断的に実施
した。簡易 PSG 検査は 201 件と増加した。精神疾患に併存した睡眠時無呼吸症候群に対しては、
歯科で歯科装具の作成を工夫してもらい、CPAP が困難な症例に対する治療可能性を検討した。
少数例ではあるが、小児神経疾患の PSG を実施し、診断と治療に貢献した。概日リズム睡眠
障害に対する高照度光治療を中心とした入院による時間生物学的治療プログラム(入院病棟 5 南病棟)を行った。生体リズム測定に基づく入院治療プログラムは、日本でも当センターの
みが実施している試みである。また、看護師、臨床心理士、薬剤師が中心となり 5 南病棟にお
いて睡眠教室を開催した。
(2)研究活動
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究(主任研究者
村田美穂)において、パーキンソン病に伴う不眠に対する brief CBT-I(bCBT-I)を開発し、
その有効性を検討した。その結果、bCBT-I は、パーキンソン病に伴う不眠症状と QOL とを
改善させ、一部運動症状に対しても有効である可能性が示された。通常の CBT-I が 5 回のセッ
ションであるのに対し、bCBT-I は 2 回の個人セッションからなる。bCBT-I であれば、当院の
みならず一般医療機関においても実施可能であると考えられ、パーキンソン病の睡眠障害や運
動症状に対する非薬物治療となり得ると考えられた。
睡眠医療プラットホーム(PASM)を用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、
リソースの構築に関する研究(主任研究者 三島和夫)の、PASM 機能強化部分を担当した。
診断システム上鑑別が難しい不眠症、過眠症、概日リズム睡眠障害を、システム上の睡眠日誌
103
Ⅳ 業務状況
31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center)
の主睡眠平均起床時刻を算出することで最終診断できることを確かめた。また、PASM 上の
睡眠日誌とアクチグラフを組み合わせることで、時間生物学的治療法のタイミングを外来で適
切に行えるようになった。
看護師、臨床心理士、薬剤師が中心となり 5 南病棟において睡眠教室を開催し、睡眠衛生指
導を行った。その結果、入院中の頓用使用の睡眠薬を減量させることができた。
(3)情報発信と教育
日本睡眠学会認定医療機関として、レジデント教育、睡眠専門医育成、症例検討会(週 1 回)、
レクチャー(月 1 回)などを行った。症例検討会とレクチャーはオープンなものとし、多職種
からの参加があった。また、睡眠医学セミナーを 2 月に 1 回実施した。これは、睡眠医学研究
に関する講演会であり、
年 2 回は外部講師を招聘して行った。これも多職種からの参加があった。
さらに、メンバーによる市民公開講座や教育講演などの啓発活動を多数行った。ホームページ
に講演会実施のお知らせを掲示しており、これを見て依頼してくるケースも多かった。
10 月には不眠症に対する認知行動療法セミナーを開催し、CBT-I を実施できる人材育成を行っ
た。今年度は、CBT-I を今後開始する人向けのベーシックセミナーと、現在 CBT-I を実施しており、
より良い CBT-I の実施を希望している人向けのアドバンスセミナーの 2 つのセミナーを実施した。
3 )特徴と展望
睡眠障害は様々な診療科にまたがる疾患であるが、診療する医療機関の多くは睡眠時呼吸障
害であり、不眠症・過眠症・概日リズム睡眠障害などを専門的に診療できる医療機関は非常に
少ない。また、精神・神経疾患に併存する睡眠障害は、診断・治療の上で大きな問題となるが、
これも専門的に診療できる医療機関はほとんどない。当センターは、すべての睡眠障害に対し
て、多部門の連携のもと最新の検査・治療が可能であることが特徴である。特に、概日リズム
睡眠障害、過眠症、不眠症の非薬物治療、精神・神経疾患に併存する睡眠障害などの他施設で
は治療困難な睡眠障害に対応できるのが大きな特徴である。
今後、診療と研究をより有機的に融合させ、新たな臨床研究や基礎研究の結果を臨床応用す
る試みなどを推進していきたい。さらに、最新の情報を発信するとともに、睡眠医療に関する
スペシャリストの育成にも力を注いでいきたい。
104
Ⅳ 業務状況
32 統合失調症早期診断・治療センター 32 統合失調症早期診断・治療センター
1)概要
(1)目的
統 合 失 調 症 早 期 診 断・ 治 療 セ ン タ ー(Early Detection and Intervention Center for
Schizophrenia:EDICS)は、統合失調症の臨界期である顕在発症後約 2 年以内の患者を対象に、
専門外来での検査、診断及び初期治療を行うこと、レジストリを構築することにより、今後の
統合失調症治療に資する研究を行う基礎的データを集積すること、登録患者に対し定期的な情
報提供を行うこと、患者手帳を用いて心理教育を行うこと等を目的として、2013 年 12 月に設
立された。
(2)主な業務内容
① 統合失調症専門外来
② 約 3 か月間を目安とした初期治療
③ 患者手帳の作成と、運用
④ 患者手帳を用いた精神科専門看護師による心理教育(4 回 1 クール)
(3)スタッフ構成
中込和幸(副院長)、住吉太幹(臨床研究推進部長)、岡崎光俊、吉村直記、池澤聡、竹田和良、
蟹江絢子、柴岡三智、東麻衣、谷澤祐子、新満奈緒子(第一精神診療部)熊地美枝、佐伯幸治
(看護部)、菊池安希子(司法精神医学研究部)、藤井千代(社会復帰研究部)、今泉博文(総合
内科部栄養管理室)、根岸典子(医療連携福祉部)、市川暁(薬剤部)、芦田紗綾香、萩谷久美子、
米田恵子、小澤幸世、高橋真梨(臨床研究推進部)、澤田知佐子(第二精神診療部)
2 )実績(2014 年 4 月~ 2015 年 3 月)
(1)専門外来 188 件
(2)レジストリ登録 27 件
(3)患者手帳を用いた心理教育 12 件
(4)統合失調症勉強会の開催 9 回
3 )特徴と展望
統合失調症早期診断・治療センターは、病院看護部、医療相談室、薬剤部、栄養科、リハビリテー
ション部、研究所、バイオバンク事業などと協働し、多職種による早期の治療的介入、心理教
育、治験や臨床研究、最近のトピックス等の情報提供等を行うことにより、最も効果が期待で
きる統合失調症臨界期に対する包括的な専門医療を提供する。
今後、レジストリへの登録を増やし、データの蓄積を行っていく。
105
Ⅳ 業務状況
107
Ⅴ 研修・教育
Ⅴ
研修・教育
1 研修医
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
1 研修医
1)精神科(協力型病院として)
2004 年度から新研修医制度が始まり、専門病院である当院は協力型病院となっている。従っ
て、
当院で研修を行う研修医は、必修化された短期間精神科研修を行うローテーターのみである。
医師の初期研修の一環として、5 施設から合計 26 名の精神科研修をうけいれた。依頼元は、
国立病院機構東京災害医療センター(研修者 13 名)、公立昭和病院(7 名)、多摩北部医療セン
ター(3 名)、東京北社会保険病院(3 名)、東京北医療センター(3 名)であった。
研修医は、4 北(精神科救急閉鎖病棟)
、5 南(うつストレスケア、開放病棟)
、5 北(急性期・
亜急性期閉鎖病棟)の 3 病棟の一つに配属され、4 週間から 6 週間、配属病棟で副主治医を務
める共に、この期間中に外来ポリクリ、配属外の各病棟・診療部門等の訪問を行った。研修内
容は、気分障害、統合失調症、認知症などのプライマリケアレベルの診断と治療である。短期
間の研修ではあるが、当院での精神科初期研修の経験を契機に、当院のレジデントに応募する
者がいる。
2)精神リハビリテーション部
認知行動療法研修・実践コース
本コースの特徴と目的は、認知行動療法に関する質の高いスキルを身につけ真に認知行動療
法を臨床実践できる医師を育てることである。さらに、希望者には認知行動療法に関する研究
の機会を提供し、本領域における研究能力を習得することを目的とする。
在籍者:蟹江絢子の 1 名が在籍した。
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
1)精神科コース
3 年間のレジデント課程ならびにチーフレジデント・上級修練医課程がある。
(1)レジデント課程
まず、レジデント課程は、
2 年間の初期研修を経験した医師が対象となる後期研修課程である。
統合失調症や気分障害、脳器質性または症状性の精神障害、神経症性障害、パーソナリティ
障害、てんかん、睡眠障害、並びにアルコール・薬物関連精神障害等の精神科医療全般を対象
とするが、特に専門分野毎に集中した診断と治療のための研修プログラムを通じて、多岐にわ
たる精神障害に対して責任ある精神科診療が可能となるための専門的知識と技術を習得すると
共に、臨床研究への関心も培うことを目的とする。本課程を通じて、『精神保健福祉法』の定
める「精神保健指定医」の資格取得に求められる精神科臨床経験を得ることができる。更に日
本精神神経学会精神科専門医の研修項目を網羅することにより、精神科専門医の資格取得を可
能にしている。更に、レジデント研修は専門研修に対する要求も多彩であり、単なる「精神保
健指定医」の資格取得の枠にとらわれず、意欲ある医師には臨床研究に参加することを勧めて
いる。精神科コースのレジデントは、司法精神医学病棟(8、9 病棟)で短期間の司法精神医
学研修コースに参加することができる。
111
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
(2)チーフレジデント・上級修練医課程
レジデント課程を修了した、あるいはこれに相当する知識と技術、並びに経験を有する者を
対象として、精神疾患の診断・治療・研究に求められる高度に専門的な知識と技術を獲得し、
精神疾患の専門的医療と臨床研究に従事することが可能な医師を育成することを目的とする課
程である。チーフレジデント・上級修練医から常勤医師に採用されることがある。
(3)2014 年度の主な内容
日本精神神経学会の精神科専門医制度が平成 19 年に開始されたことから、第一精神診療部
長が精神科研修教育担当者となり、研修教育を行っている。研修委員会では、スタッフ医師と
レジデントの委員が参加し、教育研修プログラムを精神科専門医制度カリキュラムに基づくよ
う充実、改編を行った。初期 ・ 中期クルズスの項目立ても専門医制度のカリキュラムに対応す
るように改編されたが、今年度は研修手帳を活かした指導医による評価法も一段と充実したも
のとなった。診療部長のもとでスモールグループによるスーパービジョンも継続している。
2014 年度のレジデントは、1 年が 9 名、2 年が 8 名、3 年が 6 名で計 21 名、チーフレジデント
4 名である。2014 年度に精神保健指定医を修得した者 4 名、日本精神神経学会精神科専門医を
取得した者 4 名であった。
2)司法精神医学コース
我が国でも医療観察法が 2005 年に施行され、続いて 2009 年には裁判員裁判制度が開始され、
精神鑑定や司法精神医療に関する専門的知識を持つ精神科医に対する社会的ニーズがかつてな
いほどの高まりを見せている。本プログラムは、このような背景を踏まえ、司法精神医療の専
門的知識・経験を持つ精神科医を養成することを目的とした実践的教育プログラムである。
在籍者:山下真吾、竹田康二の 2 名が在籍した。
3)神経内科コース
神経内科では 3 年目からの通常の後期研修コースのほか、すでにある程度一般病院で神経内
科の経験があるが、一般病院では十分研修できない神経変性疾患、免疫性疾患、筋疾患等を経
験するために、当院での研修を希望する、あるいは現在勤務中の病院神経内科の上司より推薦
された研修をうけいれる場合も多い。2014 年度は卒後 5 年目 2 名、6 年目 4 名、7 年目 2 名、10
年目 1 名が研修を行った。このうち 10 年目の 1 名はリハビリテーション科専門医で、さらに神
経内科医としての研鑽を積むために、2013 年度より当院での研修を開始した。また、2 名はそ
れぞれ地域の基幹病院(長野県相澤病院、高知県近森病院)から 1 年の予定で研修を受け入れた。
(1)プログラムの名称
国立精神・神経医療研究センター病院 神経内科レジデント教育プログラム
(2)プログラムの目的と特徴
目的は神経内科専門医に求められる神経疾患の診断・治療に関する知識と技術を修得し、社
会に対して責任を持って独立した神経内科の専門医療が行えるようになることである。
神経、精神疾患の高度専門医療施設である当院の特徴をいかし、神経内科の研修のみならず、
精神科、脳外科、小児神経科との連携により神経系全般に対しての知識と経験を深めることが
可能である。さらに、同キャンパス内の神経研究所、精神保健研究所のセミナー等に参加する
ことにより基礎研究の考え方にふれながら、臨床研修を積むことが可能である。当科ではとく
にパーキンソン病、ハンチントン病などの神経変性疾患、多発性硬化症などの免疫性疾患、筋
ジストロフィーなどの筋疾患を専門にしているので、これらの疾患の臨床診断、遺伝子診断、
治療、生活指導までの包括的に研修することが可能である。
112
Ⅴ
研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
日本神経学会認定教育施設であるので、3 年間の臨床研修により、日本神経学会の専門医試
験を受験することが可能である。研修は同学会の定めたガイドラインに基づき、神経内科専門
医として必要な診断・治療・生活指導などの知識と技術を習得する。
なお、病棟は現在約 100 床(神経変性疾患を中心とする障害者病棟 50 床、筋疾患を中心とす
る筋ジストロフィー病棟 20 床、急性期病棟 30 床)である。
★専門研修修練医制度
なお、
当院の後期研修プログラムは 3 年間であるが、本人の希望と選抜により「専門研修修練医」
として、神経内科のなかでもサブスペシャリテイーを追求し、一部基礎研究も含めたより専門
的な研修が可能である。
さらに,一定のカリキュラムの履修により,提携を結んでいる山梨大学・千葉大学・東京医
科歯科大学大学院の博士号取得が可能である.
(3)指導医リスト
当科スタッフは全員神経内科専門医であり、スタッフ全員でレジデントの指導に当たっている。
(4)研修内容と到達目標
日本神経学会卒後研修到達目標に準拠する。
① 診察
神経内科の診断で最も重要な問診と神経学的診察法を学ぶ。画像診断や遺伝子診断の発達し
た現在もやはり、新しい疾患や新しい治療法の発見は自分の五感を使い、患者さんからすべて
の情報を引き出すことである。問診と診察により診断を組み立てる過程を身につける。
② 検査
研修到達目標にあるように針筋電図、神経伝導速度などの生理検査については 1 人で検査ができ、
かつ結果の判定ができるようになる。神経筋病理については指導のもと、一人で神経・筋生検、
および簡単な染色をして、所見を取れるようにする。また CPC を担当する。当院臨床検査部、
神経研究所疾病研究第一部には 10000 例をこえる筋疾患バンクがあり、年間 700 例をこえる検
体の診断を行っているので、神経筋病理専修期間中はこのバンクを生かして研修する。
画像診断は病棟主治医期間は毎週の放射線科医とのフィルムカンファレンスにて研修した。
③ 治療
当院ではパーキンソン病、ハンチントン病、ジストニアなどの movement disorder、ALS,
脊髄小脳変性症などの変性疾患、多発性硬化症をはじめとする免疫性疾患、筋ジストロフィー
をはじめとする筋疾患を専門としており、比較的稀少な疾患を多数経験可能である。パーキン
ソン病については薬物コントロールによりかなりの ADL の改善を得ている。さらに機能外科
が専門である脳外科との連携により適応症例については外科治療も進めている。神経内科病棟
の一部は障害者病棟であるので、時間をかけて丁寧に薬物コントロールをすることや、外科適
応症例を選ぶことで ADL,QOL の改善を得ることを学び、実践する。それぞれの疾患の薬物
治療を学ぶとともに、リハビリテーション部、ソーシャルワーカーなどとの連携により患者さ
んおよびご家族への生活指導も重要な治療の一部であり、これについても学ぶ。ジストニアに
ついても多数の症例を内服薬およびボツリヌス治療および外科治療を組みあせての治療法を学
ぶ。多発性硬化症も軽症例から治療困難症例までを多数経験することにより、様々な治療法を
学ぶ。筋ジストロフィーをはじめとする筋疾患は診断とともに、呼吸・循環管理をはじめとす
る全身管理を学ぶ。さらに筋ジスの遺伝子治療などの臨床研究も始まろうとしており、これら
の先端医療にも参加する。
④ 遺伝カウンセリング
神経疾患は遺伝性疾患も多く、遺伝子診断をする場面も多いが、遺伝子診断の特殊性を十分
に認識する必要がある。当院は日本人類遺伝学会の認定を受けた教育施設であるので、3 年間
113
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
の教育により臨床遺伝専門医受験資格を得ることが可能である。遺伝カンファレンスに出席し
遺伝カウンセリングの実際について研修することが可能である。
⑤ 臨床研究
3 年間の研修中に症例報告も含め 2 本の論文を書くことを目標にしている。自分の考えを筋
道をもってまとめ、
相手に理解していただける論文を書くことは論理的思考の訓練に重要である。
2 - 3 年目には臨床研究プロジェクトに参加したり、臨床研修中に抱いた素朴な疑問や興味の
一部を明らかにすべく、計画をたてデータを集め科学的に結論を導き出す訓練をする。パーキ
ンソン病は 1200 例程度多発性硬化症 400 例・脊髄小脳変性症 300 例と多いほか、稀少な疾患の
症例が集積しているため、これらを利用して臨床研究を進めることが可能である。また研修の
一環として、
特に 2 年目以降に日本神経学会総会で臨床研究の発表を行うことが求められている。
⑥ 行事
当科独自の行事としては、毎週水曜日の回診、神経内科ジャーナルクラブ、神経内科クリ
ニカルカンファレンス(CC)、毎週月曜日昼休みに L-dopa test 勉強会のほか、毎週月曜日
朝、レジデントが主体となり若手スタッフの指導の下、レジデント勉強会を行っている。他科
との合同カンファレンスとしては、月曜日夕のてんかんカンファ(脳外科、小児科、精神科)、
木曜午後の TMC での筋生検検討会、金曜日朝の筋疾患カンファ(小児科)、などが行われた。
さらにリハビリ科とは毎月定期的にカンファレンスを行い,患者情報・治療方針を検討している.
また、基礎研究の入門として、レジデントを主体として神経研究所第 4 部永井室長、IBIC 花
川室長らとそれぞれ月 1 回の勉強会を開催している。
参考:日本神経学会 神経内科卒後研修到達目標 臨床神経 1998:38:593-619
4)小児神経科コース
(1)プログラムの目的と特徴
小児科医が小児神経専門医を目指すためのプログラムである。当科では初期臨床研修(総合
研修ローテーション)修了後すぐには受け入れない。本コースをとるためには一般小児科(新
生児科を含む)研修を最低 3 年間行っていることを条件とする。従って最短でも卒後 6 年目以
降の研修となる。本プログラムは原則 3 年コースであるが、2 年コースで受入れる場合もある。
毎年 4 月 1 日開始とする。
多くの患者診療を行うことによって、小児神経科医としてのオールラウンドな診療技術の向
上と多くの最新知識を含めた必要な知識や技能を得ることを最大の目的とする。診療に当たっ
て対象疾患は決して小児神経科疾患だけに限らず、全人的に患者の健康上の問題を把握しケア
する力を身につけることを目指す。
当科では知的障害や身体障害などをもつ患者が多い。すべての患者・家族の人格と人権を尊
重することが大切である。重篤な疾患や重度の障害をもつ患者が多いので、常に真摯な態度で
患者や家族と接し、医療技術だけでなく心理的援助も行うことができる医師を養成する。
他科の医師や病院内職員とも良好な人間関係を築くことが大切である。
自己の意見を適切に発表でき、後進の医師の指導もできるようにする。
ここで得た技術や知識を最大限に発揮することにより、将来の小児神経のリーダーとして、
そして地域の核となるような人間味あふれる小児神経科医を育成する。
114
Ⅴ
研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
(2)研修内容と到達目標
必須項目
【診 療】
①最初の 2 年間は小児神経疾患・筋疾患病棟と重症心身障害病棟に配属され、入院患者の担当
医となって責任を持って診療に当たる。診療録の作成・記載、検査治療の実施、そして退院
抄録の作成などを遅滞なく行うことが求められる。希望に応じて他科の短期研修が入ること
もある。3 年目は選択制とし、基礎系選択(神経研究所、精神保健研究所、臨床病理、放射
線科など)半年間、臨床系選択(小児神経科、神経内科、精神科、脳外科、リハビリテーショ
ン科など)半年間としている。
②小児神経科外来では、外来当番制をとり新患患者の予診とりや救急患者などの診療・処置な
どを行う。入院時に受け持った患者の主治医として外来フォローを行う場合がある。1 ヶ月
間は外来専属として外来診療を学ぶ。
③小児神経科当直を行い、救急患者や入院患者の対応を行う。
【検 査 および 診 療】
④画像カンファレンスで画像診断技術の基礎的知識から最新知識まで身につけ、多数の画像を
読む力をつける。
⑤神経生理学的検査を実際に行い、基礎的手技から所見の解釈の仕方まで学習して、多数の結
果を読む。脳波や誘発電位や筋電図などに習熟する。
⑥筋生検を実際に行い、検体採取から検体処理、そして結果の読み方まで総合的に学習する。
そして神経・筋疾患患者の包括的医療にも習熟する。
⑦てんかん精査に関する一連の検査を実際に行い、検査及び結果評価に習熟する。てんかん外
科の術前評価と術後管理にも習熟する。
⑧多くの遺伝性神経疾患について、病因・病態から確定診断法および治療法まで学ぶ。
【学 習】
⑨症例カンファレンスを担当し、特定の疾患についてじっくりと深く勉強する。
⑩病院内外の研究会・学会に参加し、症例報告や研究報告を行う。一人で準備から発表までで
きるように訓練する。
⑪抄読会で英語論文を読む。他にも多数の英語論文を熟読し、英語論文が日常的に読解できる
ようにする。
⑫ Subspecialty 勉強会に参加し、小児神経学に関する幅広い専門知識を身につける。
⑬近隣の自治体で行われる乳幼児健診に参加し、発達スクリーニングを行う。
⑭近隣の特別支援学校の修学旅行に付き添い、学校における障害児の生活に触れる。
努力項目
①自分が学会で発表した症例報告や研究報告は、できるだけ論文の形で残すようにする。ただ
し、論文発表の権利は原則レジデント退職後 1 年間までとする。
②院外の重症心身障害児施設などの当直等を行うことにより、施設の業務を知る。
③学会やセミナーなどに出席し、知識を増やし、人の繋がりも増やす。
④指導医より、研究テーマが与えられたときは必ずやり遂げるよう努力する。
⑤自身のテーマに沿った研究を行うため神経研究所等での研修を認めることがある。
【週間スケジュール】
毎朝 8 時より勉強会。8 時 45 分より朝のミーティングを行う。
回診・症例検討会などの重要行事は、水曜日に集中している。
115
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
AM
PM
8:00 8:45 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7
月
勉強会
神経解剖
病棟・外来
病棟・外来
てんかん
症例検討会
火
勉強会
神経病理
病棟・外来
病棟・外来
遺伝カウンセリング勉強会
(月 1 回 15:30 ~ 16:30)
神経生理学
勉強会
水
画像
カンファレンス
病棟・外来
木
勉強会
てんかん
病棟・外来
金
勉強会
筋疾患
病棟・外来
抄読会、
新患・退院
カンファレンス
回診
病棟・外来
筋病理カンファ
(TMC15:00 ~)
てんかん
病理
遺伝
勉強会
症例検討会
てんかん手術
検討会
病棟・外来
8:45 ~ 9:00 朝のミーティング
(3)指導医リスト
1 )小児神経診療部長:佐々木 征行 新潟大医 昭和 58 年卒、
小児科学会専門医、小児神経専門医、小児神経学会理事、重症心身障害学会評議
員、身体障害者福祉法指定医
2 )小児神経科主任医長:須貝 研司 東京大医 昭和 56 年卒、
小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医・指導医、臨床神経生
理学会認定医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)、小児神経学会理事、てんか
ん学会理事、身体障害者福祉法指定医
3 )外来部長、小児神経科医長:中川 栄二 筑波大医 平成元年卒、
小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医・指導医、臨床遺伝専
門医、小児精神神経学会認定医、こどもの心相談医、臨床薬理学会指導医、小児
神経学会評議員、てんかん学会評議員、重症心身障害学会評議員、身体障害者福
祉法指定医
4 )筋疾患センター長、臨床研究推進部研究管理・調整室長、小児神経科医長
:小牧 宏文 熊本大医 平成 2 年卒、
小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺伝専門医、臨床薬理学会指導医、小
児神経学会評議員、身体障害者福祉法指定医
5 )小児神経科医長:齋藤 貴志 筑波大医 平成 11 年卒、
小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医、身体障害者福祉法指
定医
6 )小児神経科医師:石山 昭彦 富山医科薬科大医 平成 12 年卒
富山医科薬科大医 平成 12 年卒、小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺
伝専門医、身体障害者福祉法指定医
7 )小児神経科医師:竹下 絵里 獨協医大 平成 15 年卒
小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺伝専門医、身体障害者福祉法指定医
8 )小児神経科医師:本橋 裕子 横浜市大医 平成 12 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法指定医
他に、埜中征哉名誉院長 神経研究所 後藤雄一部長、伊藤雅之室長、精神保健研究所 稲垣
真澄部長など
学会研修施設:小児神経学会研修施設、てんかん学会研修施設、臨床遺伝専門医研修施設
116
Ⅴ
研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
5)放射線診療部
医長の下地啓五(順天堂大学卒、順天堂大学放射線科)が 9 月で退職となった。医員の坂本
敦子(信州大学卒、自治医科大学放射線科)は継続となった。住田薫(東京大学卒、東京大学
放射線科)、曽根大地(東京大学卒、東京大学精神科)、横山幸太(金沢大学卒)が新しくレジ
デントとなった。当部門では医療研究生、技術研究生も積極的に受け入れ、外部にも開かれた
環境で活発に研究活動が行われている。
(1)プログラムの名称
国立精神・神経医療研究センター病院放射線診療部レジデント教育プログラム
(2)プログラムの目的と特徴
放射線診療に携わる医師のための、特に中枢神経の画像診断に重点を置いた 3 年間の研修プ
ログラムである。放射線科診断医の主な診療業務は、様々な画像検査を行い、それに基づく診
断をし、レポートを作成し、依頼医にその情報を伝えることである。当科では大学病院と同様
のあらゆる放射線診療機器が備わっており、幅広くかつ高度な放射線科診療研修を行うことが
可能である。また他科や近隣施設とのカンファレンスを通じて他科の医師との協力体制を会得
する。本プログラムでの目的の第一は、放射線科診断医として必要な診療技術と知識を修得す
ることであり、第二の目的は中枢神経の画像診断専門医をめざすべく、さらに深い専門知識と、
研究のアプローチの方法を学ぶことである。放射線科はセンター内の脳病態統合イメージング
センター(Integrative Brain Imaging Center :IBIC)においても研究を中心とした研修を行っ
ている。
当施設は日本医学放射線学会の修練協力機関であるので、日本医学放射線学会の放射線科認
定医合格後 2 年間の臨床研修により、専門医試験を受験することが可能である。研修は同学会
の定めた放射線科専門医研修ガイドラインに基づき、放射線科専門医として必要な知識と技術
を習得する。
(3)指導医リスト
放射線診療部部長:佐藤 典子 群馬大医 昭和 62 年卒
日本医学放射線学会診断専門医、日本磁気共鳴学会評議員、PET 核医学認定医、
第 1 種放射線取扱主任者
放射線診療部医長:下地 啓五 順天堂大医 平成 10 年卒
日本放射線学会専門医、PET 核医学認定医
放射線診療部 医師:坂本 敦子 信州大医 平成 16 年卒
日本医学放射線学会診断専門医
IBIC センター長:松田 博史 金沢大医 昭和 54 年卒
日本医学放射線学会診断専門医、日本核医学会専門医、日本認知症学会専門医、
PET 核医学認定医、第 1 種放射線取扱主任者
IBIC 臨床脳画像診断研究室 室長:今林 悦子 横浜市大医 平成 5 年卒
日本医学放射線学会診断専門医、日本核医学会専門医、PET 核医学認定医、第 1
種放射線取扱主任者
(4)プログラムの内容
必須項目
①単純写真、CT、MRI、SPECT、PET の基本的な読影能力を身につける。
② CT、MRI、SPECT、PET の原理と画像化の過程を理解する。また実際に検査に付き、検
査法を理解、習得する。
117
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
③上記検査に立ち会う際に、疾患に応じて適切な撮像方の指示が出せる。
④中枢神経における一般的な疾患の概念を理解し、正しい診断にいたる検査を立案し、読影す
ることができる。
⑤検査に使用する造影剤の副作用を理解し、副作用発生時には適切な対処をする。
⑦診断レポートの記載が正しくできる。
⑧チーム医療のうえで他の医師及び医療メンバーと強調する習慣を身につける。
⑨他科のカンファレンスに参加し、臨床サイドの考え方を理解し、より良い医療を行う姿勢を
身につける。
努力項目
①中枢神経領域における比較的稀な疾患概念を理解し、正しい診断にいたる検査を立案し、読
影することができる。
②超音波検査法にて臓器の描出、診断ができる。
③日本放射線学会専門医取得に取り組む。
④日本核医学学会専門医取得に取り組む。
⑤研究課題に取り組み論文を作成する。
⑥精神・神経医療研究センターあるいは多摩地区、関東地区で開催される各種研究会に積極的
に参加する。
⑦国内外で開催される関連学会に出席、発表する。
症例検討会
毎週水曜日夕方の画像カンファレンスに参加し、レジデントが症例提示を行う。
毎週水曜日の昼にスタッフが講義する “Radiology Conference” に出席する。
また、毎月行われる院外の神経放射線科医が各病院からの good case を持ち寄るカンファレ
ンスにも積極的に参加する。
研修評価
研修開始にあたり、研修内容および評価表を各研修医に配布し、これを記載することにより、
自己評価を行う。指導医は自己評価結果を随時点検し、研修医の到達目標達成を援助する。
6)臨床検査部
神経病理(中枢・末梢神経系)コース 2 名(塩谷彩子)(佐野輝典)
神経病理短期研修として 3 か月コース 2 名(田港朝也)(金井雅裕)
(1)プログラムの名称
臨床遺伝・遺伝カウンセリングコース
(2)プログラムの目的と特徴
本プログラムは、臨床遺伝学の専門的知識と技術を修得し、主に神経・筋疾患分野における
遺伝性疾患の遺伝子診断、遺伝カウンセリング能力を高め実践することを目的とする 3 年間の
研修プログラムである。
本プログラムの特徴は、遺伝カウンセリングの実践や遺伝子診断技術の取得を通して、神経・
筋疾患の遺伝子医療を適切に行う能力を養成し、臨床遺伝専門医の資格取得を目指す点にある。
神経・筋疾患の多くは遺伝性疾患であり、現在のところ根治療法のないものが多い。当院の
遺伝カウンセリング室では、各診療科の臨床症例の検討、遺伝子検査診断室で行っている遺伝
子診断技術、及び、トランスレーショナル・メディカルセンター(TMC)や神経研究所で行っ
ている先端診断法の開発、病態解明および治療法の開発に関する研究成果などに立脚して、正
確かつ最新の遺伝医学情報を提供している。このような特長を生かし、臨床症例経験、遺伝学
的検査技術、研究開発を通した総合的な遺伝医学的医療を担う医師を養成する。
また当院における遺伝カウンセリングは、単に正確で最新の遺伝医学的情報を提供するだけに
118
Ⅴ
研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
はとどまらず、来談する患者・家族のニーズを的確に把握し、その家系に予想される心理社会
的、倫理的な問題にも十分配慮しながら、臨床遺伝専門医、各科担当医、認定遺伝カウンセラー
がチームを組んで行っている。遺伝カウンセリングスタッフや各科医師が参加するカウンセリ
ング前後のカンファレンス、個々の検討会を通して、問題を多角的にとらえ全人的な遺伝カウ
ンセリングを行う医師を養成する。
応募資格は小児科、
内科、
産婦人科領域等での臨床経験 2 年以上で、週 4 日以上勤務が可能な者。
神経疾患医療に従事した経験のあることが望ましいが、必要に応じて当院での臨床実習を経験
できるように考慮する。
(3)指導者リスト
遺伝カウンセリング室 医長:後藤 雄一 北海道大 昭和 57 年卒 医博
臨床遺伝専門医・責任指導医 小児科専門医 小児神経学会専門医
小児神経科医長:中川 栄二(遺伝カウンセリング室併任)筑波大 平成元年卒 医博
臨床遺伝専門医、小児科学会専門医、小児神経学会専門医、てんかん学会
専門医
特命副院長、神経内科部長:村田 美穂 筑波大大学院 平成 4 年修了 医博
日本内科学会認定内科医・指導医、日本神経学会専門医・指導医
神経内科医長:高橋 祐二 東京大学大学院 平成 15 年卒 医博
日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、日本内科学会認定内科医・指導医、日本神経
学会専門医・指導医
小児神経科医:竹下 絵里(遺伝カウンセリング室併任)獨協医大 平成 15 年卒 医博
臨床遺伝専門医、小児科学会専門医 小児神経学会専門医
*加えて、小児神経科、神経内科、神経研究所に、臨床遺伝専門医が 4 名在籍しており、必要
に応じて実地指導が受けられる。
(4)研修内容と到達目標
①臨床遺伝学的知識と技術の習得
遺伝医学、分子生物学の各種テキストおよび文献を精読の上、遺伝子診断技術の知識を深め、
病院臨床検査部遺伝子検査診断室、TMC 臨床開発部、神経研究所での実習を通して、最新
技術を習得する。
PCR 法、サザンブロッティング法、塩基配列決定法、バイオインフォマティクス、生化
学的検査法、など
②遺伝カウンセリングの実践:各種筋疾患、神経変性疾患、精神疾患等の遺伝カウンセリング
の陪席、及び経験を通して、以下の遺伝カウンセリングの実践能力を取得する。
疾患ごとの遺伝医学的特徴の把握と適確な情報提供
来談者(当事者)の抱える問題の把握
来談者との信頼関係の形成および適切な援助
血縁者の遺伝的素因や疾患への配慮
来談者の自律的意思決定の尊重
倫理的・法的な問題の評価、必要に応じた来談者への提示や問題解決
他の医師、コメディカルスタッフ、院内外の関係各所との連携、など
③臨床症例の検討:自ら遺伝カウンセリング症例を経験し、遺伝カウンセリングカンファレン
スで症例提示を行う。実践した遺伝カウンセリングの主訴、家系図、家族背景、遺伝医学的
問題、心理社会的問題、倫理的問題などの検討を通して、自己分析能力、第三者の評価を受
容する能力を養う。
④臨床実習:必要に応じて、神経内科、小児神経科、精神科等での臨床実習を行う。
119
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
⑤その他:当院は臨床遺伝専門医研修施設に認定されており、遺伝医学セミナーや日本人類遺
伝学会・日本遺伝カウンセリング学会への参加など、臨床遺伝専門医資格の取得に関わる活
動については、できるだけ配慮を行う予定である。また、2012 年度から、夏(7 月)と冬(1
月)に当院が主催する「遺伝カウンセリングセミナー」を実施している。
(5)週間スケジュール
①遺伝勉強会:月曜日 19:00-20:00 に、臨床遺伝学の講義やセミナーを行っており、遺
伝学の基礎知識を修得する。小児神経科、神経内科、精神科レジデントや病院内のコメディ
カルスタッフ等と合同で行う。
②遺伝カウンセリング外来:月、木曜日 9:00-17:00 の遺伝カウンセリング外来において、
遺伝カウンセリングの陪席、および症例を担当する。
③遺伝カウンセリングカンファレンス:第 4 火曜日 16:30-17:30 遺伝カウンセリングカンファ
レンスに出席する。遺伝カウンセリングの症例とその特徴や問題点を、遺伝医学的、心理社
会的、倫理的側面から検討する。担当症例は自ら発表する。
④遺伝病学的検査前後の遺伝カウンセリング:院内各科から遺伝病学的検査の依頼があったと
きに、検査前カウンセリングおよび結果説明のカウンセリングを行う。不定期。
(1)プログラムの名称
神経病理(中枢・末梢神経系)コース
(2)プログラムの目的と特徴
本プログラムは、中枢・末梢神経疾患の病理形態学的評価技法を習得し、神経病理学的診断
方法を実習することを目的とする研修プログラムである。主要な対象疾患は中枢神経系ではパー
キンソニズム、認知症、脊髄小脳変性症を主とする神経変性疾患、慢性精神疾患、末梢神経系
は小児・成人・高齢者における各種末梢神経疾患である。
近年の神経科学の飛躍的進歩に伴い、画像を含めた臨床診断技術は向上し、遺伝子診断が可
能となった疾患も多い。しかし、神経疾患の大部分は最終診断確定のためには剖検病理診断が
必須である。また、精神・神経疾患の病態を理解するためには、脳を肉眼的・組織学的・細胞
病理学的に検索し、原因蛋白の異常な蓄積等を同定することが不可欠である。脳を直接調べる
神経病理学的検索の機会は、実質的には剖検脳と外科手術組織の検索に限られている。当院に
は臨床的に十分な記録がある剖検例約 1000 例が蓄積されており、これを比較検討の資料とす
ることができる。
今日の精神・神経疾患の病理診断に必須となっている、免疫組織化学による病因分子の局在
同定をはじめとする各種診断技術を習得する。分子レベルで精神・神経疾患の病態・病因を理
解し、組織学的所見と合わせて、総合的な診断を下させる医師を養成する。
実際には、神経内科、小児科、精神科の臨床医が、細胞レベルで病態を理解するとともに、
臨床病理関連を実習するのに適している。
(3)指導者リスト
臨床検査部室長:齊藤 祐子 東北大医 平成 4 年卒、医学博士
日本神経病理学会評議員、日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会認定医、
死体解剖資格
非常勤医師:澁谷 誠 東京医科大学八王子医療センター 中央検査部 日本病理学会学術評議員・認定病理医、日本神経病理学会評議員、日本脳腫瘍病
理学会 評議員、日本臨床細胞学会 専門医、死体解剖資格、病理学会認定研修
医指導資格、厚労省認定 研修医指導資格
120
Ⅴ
研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
非常勤医師:鈴木 衣子 ノースカロライナ大学神経病理 名誉教授
米国病理専門医、米国神経病理専門医
(4)研修内容と到達目標
必須項目
①中枢神経系肉眼的所見の評価と記載方法の習得
脳の外傷、炎症、循環障害、腫瘍、変性などの肉眼的変化を正確に評価し記載する方法を習
得する。また、診断に必要な部位の組織切り出しの基本的な考え方を理解する。
②組織学的所見の評価と記載方法の習得
中枢神経系病理で通常用いられる HE 染色、KlÜver-Barrera 標本、Bodian 標本を検索して
病変の質と程度を正確に評価する方法に習熟する。また、特殊染色の選択法を学ぶ。
③検体の処理方法の習得
剖検病理検体と外科手術組織を、その疾患に対応した部位を、凍結、ホルマリン固定、グル
タルアルデヒド固定などの適切な固定方法により処理する方法を習得する。
④組織標本の作成と組織学的染色法の習得
パラフィン切片の作成、ルーチン染色を自分で行えるようにする。
⑤免疫組織化学法の習得
各種の分子に対する免疫染色法を習得し、その判定が出来るようにする。
⑥蛍光抗体法技法の習得
蛍光抗体法による抗原物質の局在同定法を実習する。
⑦電子顕微鏡的検索技法の習得
電子顕微鏡用の試料固定、樹脂包埋、超薄切片作成、電子顕微鏡による観察の技法を習得す
る。また免疫電顕法の理論を学ぶ。
⑧神経病理診断レポートの作成
特定の症例を受け持ち、肉眼所見、組織学的所見、免疫組織化学的所見、電顕所見を記載し、
これらを総合して神経病理学的診断をつける。また臨床神経病理検討会(CPC)で病理所
見を報告する。
⑨病理活動に関連した法制度、各種倫理指針等を理解する。
死体解剖保存法および関連通達、医学研究に関する倫理指針、学会等のガイドラインを理解
する。
⑩病態解明研究
任意の精神・神経疾患について、病理形態学的な手法を用いて病態解明研究を行う。
⑪代表的な精神・神経疾患の病理組織学的所見を理解する。
各種神経変性疾患、多発性硬化症、脳血管障害、筋ジストロフィーなどの代表的な疾患の標
本を一通り検索し、特殊染色を選択し病理診断ができるよう理解する。
⑫ブレインバンクの機構の理解と実施
神経・精神疾患の病態解明に必須である、ブレインバンクの意義並びに組織機構を理解し検
体保存を実際に行う。他施設からの検体の要望に応じて、凍結材料の切り出しを行う。
努力項目
①神経内科、小児神経科、精神科、脳外科などの臨床各科の代表的な疾患の病態を理解する。
②研究成果を各種学会および雑誌に発表する。
③神経研究所疾病研究第一部と臨床検査部 DNA 診断・治療室が共同で行う筋病理診断のカンファ
レンスに参加し、筋病理診断の専門的知識を習得する。
121
Ⅴ 研修・教育
2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医
(5)スケジュール
①臨床病理検討会(clinico-pathological conference, CPC)
年間 10 回程度開催される。当病院での剖検例について、臨床症状および臨床診断の検討に
引き続き、病理学的所見と病理診断をプレゼンテーションする。
②病理解剖および脳の肉眼的検索
病理解剖に際しては、
中枢神経系の検索方法、写真撮影方法、検体の処理などを実習する。また、
固定後に脳の肉眼検索と組織標本作成部位の選択(切り出し)を行う。 剖検例は施設によっ
て、疾患の性質が異なる。そこで、当施設が主催している生前同意の神経・精神疾患ブレイ
ンバンクの剖検協力病院であり、対象疾患の異なる東京都健康長寿医療センター病理から週
一回、同施設のブレインカッティングをネットカンファランスで配信している。
③脳外科病理組織の診断
週に 1-2 回(水曜と月曜)、脳外科手術組織が病理検査室に提出される。肉眼所見の検索の後、
凍結、組織学的検索用固定、電顕検索用固定を行い、組織所見のレポート作成を行う。
④末梢神経生検の検体処理および診断
パラフィン包埋切片、ときほぐし標本、エポン包埋厚切り切片、超薄切片の所見の記載、診
断を行う。
⑤組織所見に関する検討会
1 週間に 2 度、東京都健康長寿医療センターと合同で、組織所見の合同カンファランスを行う。
⑥病態解明研究
症例検討の合間に、
個々にテーマを持って、研究を行う。連携大学院等で学位取得も可能である。
(1)プログラムの名称
睡眠医学コース
(2)プログラムの目的と特徴
本プログラムの目的は、睡眠障害の診断・検査法・治療に関する知識と技術を習得し、睡眠
障害に対する専門医療が行えるようになることである。
近年、生活様式の変化、ストレスの増加、高齢化などにより、睡眠障害や睡眠異常の患者数
が急激に増加している。日本成人の 4 ~ 5 人に 1 人が不眠に関する訴えをもっており、睡眠不
足と合わせ、睡眠障害は国民病といわれている。睡眠障害は精神疾患において必発症状である
ばかりでなく、多くの身体疾患でも併発する場合が多い。呼吸・循環器疾患領域では重要な併
発症であり、生活習慣病とも密接な関係がある。睡眠障害の適切に診断・治療することが、併
発疾患の治療や予後、QOL を改善させることにつながり、睡眠医療はすべての診療科におい
て必須の分野である。
当院は精神・神経疾患の高度専門医療機関として、長年にわたる睡眠障害の専門医療を行っ
てきた実績がある。睡眠時無呼吸症候群をあつかう医療機関は多いが、過眠症や睡眠時随伴症、
概日リズム睡眠障害など睡眠障害を総合的に診療できる医療機関は、日本でもまだ少ない。当
院ではほとんどすべての睡眠障害を経験し、日本睡眠学会認定医に必要な症例を集めることが
可能である。また精神保健研究所では、睡眠障害に関する基礎的先端研究を行っており、病態・
治療研究に参加することも可能である。
睡眠障害の病態・病因を理解し、検査所見と合わせて、総合的な診断を下し、適切な治療を
行える医師を育成する。3 年間の臨床研修により、日本睡眠学会の睡眠医療認定医に必要な知
識習得とケースレポート作成が可能である。
(3)指導者リスト
臨床検査部長:吉田 寿美子 山形大医 昭和 62 年卒、医学博士
日本精神神経学会専門医、日本精神神経学会指導医、日本医師会認定産業医
122
Ⅴ
研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
臨床検査部 睡眠障害検査室長:亀井 雄一 山梨医科大医 昭和 63 年卒 医学博士
日本精神神経学会専門医、日本睡眠学会睡眠医療認定医 日本睡眠学会評議員、
日本生物学的精神医学会評議員
精神保健研究所 精神生理研究部長:三島 和夫 秋田大医 昭和 62 年卒 医学博士
日本精神神経学会専門医、日本睡眠学会睡眠医療認定医 日本睡眠学会理事、
日本時間生物学会理事
(4)研修内容と到達目標
必須項目
①診察:指導医の指導のもと、睡眠障害を適切に診断するための診察法を学ぶ。確定診断、鑑
別のための睡眠障害に関する評価法を理解し、実際に使えるようにする。精神疾患、神経疾
患に併存する睡眠障害に対するリエゾン・コンサルテーションの実際を指導医とともに経験
する。種類の異なる睡眠障害 5 症例についてケースレポートを作成する。
②検査:終夜睡眠ポリグラフ検査、睡眠潜時反復検査を施行し、検査の実施と検査結果を判読
する能力をつける。診断や効果判定などのための、アクチグラフや簡易ポリグラフ検査、酸
素飽和度モニターなどについても、検査の実施と結果判定ができるようになる。
画像診断のための CT、MRI、SPECT、NIRS などの検査実施と読影についても研修する。 各種検査の判定は、臨床検査部と精神保健研究所精神生理研究部などとの合同カンファレン
スなどに出席し、研修を行う。
③治療:睡眠障害の病態に応じた薬物療法を理解し、適切な薬物選択を出来るようにする。薬
物療法だけでなく、CPAP、口腔内装具、高照光療法、時間生物学的治療法などの治療法に
ついても習熟し、検査から診断・治療まで一貫した診療をできるようにする。
不眠症に対する認知行動療法を学び、実施能力を身につける。
努力項目
①症例報告 経験した症例のなかから、特徴のあるものを学会および雑誌にて発表する。
②日本睡眠学会認定医所得
日本睡眠学会の定める睡眠医療認定医師の資格を取得する。
③臨床研究 自分の興味のある疾患について、病態生理研究を行う。あるいは精神保健研究所
精神生理研究部において基礎的研究に参加する。
3 研修・見学等受け入れ状況
1)精神科
(1)精神科夏季学生研修(2014 年度)
例年、全国医学生、初期臨床研修医、看護師等を対象に精神科夏季研修を実施してきた。医
学生や初期臨床研修医を対象とした講演会である第 4 回 NCNP 精神医学サマーセミナーを 7 月
26 日(土)に開催した。
(2)短期研修・見学
後期専門研修先を決めるための 1 日見学者が増加した。上記の精神科夏期学生研修期間中、
および他の時期の 1 日~ 2 日間の短期研修や病院見学者を受け入れた。
(3)後期研修合同セミナー(民間医局主催)
「民間医局」主催の後期研修合同セミナー(レジナビフェア)が前年度同様に開催された。
当院精神科からは研修教育担当者、レジデントが参加し、当センターのブースを訪問した精神
科希望の研修医たちに熱心な説明を行った。
123
Ⅴ 研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
(4)医学部学生実習
医学部学生実習は平林直次第二精神診療部長、坂田増弘医長がコーディネートと指導に当たっ
ている。2002 年度より防衛医科大学学生 74 名が、精神科 BSL の施設見学プログラムの一環と
して、隔週火曜日 5 ~ 7 名ずつ当院の 1 日見学実習を行なっている。また岡山大学と九州大学
より 1 週間の医学部 6 年生選択臨床実習として各 1 名ずつ受け入れ、岡崎光俊第一精神診療部長、
渡辺裕貴医長がコーディネートと指導に当たっている。プログラムは、院内では、m-ECT(中
井哲滋麻酔科医長)、うつストレスケア病棟(野田医長)、てんかん専門病棟(渡辺雅子医長)、
デイケア(坂田医長)の見学、研究所は神経研究所疾病研究第 3 部(功刀浩部長)、精神保健
研究所においては各研究部門が交代で 1 時間の講義を行い、昼食時は当院研修医・レジデント
のランチョンの抄読会に出席という内容である。
また年間数回ではあるが、山梨医科大学から施設見学や見学実習を受け入れた。
これらの学生見学実習にはレジデントが交替で対応した。
124
Ⅴ
研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
2) 司法精神科
No.
部 門
1
2
3
4
5
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医療観察病棟
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医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
医療観察病棟
日 程
2014.4.30
2014.5.9
2014.5.12
2012.5.20
2014.5.21
2014.6.6
2014.6.6
2014.6.11
2014.6.19
2014.6.19
2014.6.20
2014.6.20
2014.6.23
2014.7.1
2014.7.8.
2014.7.8
2014.7.9
2014.7.9
2014.7.11
2014.7.14
2014.7.14
2014.7.15
2014.7.18
2014.7.22
2014.7.23
2014.7.28
2014.7.29
2014.7.30
2014.7.26
2014.7.28
2014.7.29
2014.7.30
2014.7.31
2014.8.1
2014.8.4
2014.8.11
2014.8.11
2014.8.14
2014.8.18
2014.8.18
2014.8.18
2014.8.19
2014.8.19
2014.8.21
2014.8.25
2014.8.26
2014.9.3
2014.9.4
2014.9.9
2014.9.14
2014.10.6
2014.10.16
2014.10.17
2014.10.28
2014.10.30
2014.11.18
2014.11.21
2014.11.26
2014.12.1
2014.12.2
2014.12.25
2015.1.22
2015.1.28
2015.1.30
2015.2.9
2015.2.13
2015.2.18
2015.3.6
2015.3.27
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2014.4.30
2014.5.13
2014.5.12
2014.5.20
2014.5.21
2014.6.6
2014.6.6
2014.6.11
2014.6.19
2014.6.19
2014.6.20
2014.6.20
2014.6.23
2014.7.2
2014.7.8
2014.7.8
2014.7.9
2014.7.10
2014.7.11
2014.7.18
2014.7.18
2014.7.15
2014.7.18
2014.7.22
2014.7.23
2014.7.28
2014.7.29
2014.7.30
2014.7.26
2014.7.29
2014.7.29
2014.7.30
2014.7.31
2014.8.1
2014.8.4
2014.8.15
2014.8.15
2014.8.14
2014.8.22
2014.8.22
2014.8.19
2014.8.19
2014.8.19
2014.8.21
2014.8.25
2014.8.26
2014.9.3
2014.9.4
2014.9.9
2014.9.14
2014.10.8
2014.10.16
2014.10.17
2014.10.30
2014.10.30
2014.11.18
2014.11.21
2014.11.26
2014.12.5
2014.12.4
2014.12.25
2015.1.22
2015.1.28
2015.1.30
2015.2.20
2015.2.13
2015.2.18
2015.3.6
2015.3.27
研修・実習 見学
研修 ・ 見学者所属施設
見学
研修・実習
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
見学
研修・実習
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
見学
研修・実習
研修・実習
研修・実習
見学
見学
見学
見学
研修・実習
見学
見学
研修・実習
見学
見学
見学
見学
研修・実習
研修・実習
見学
研修・実習
見学
見学
研修・実習
見学
見学
見学
見学
目白大学
目白大学
都立松沢病院
埼玉県立大学
東京国際大学・東京家政大学大学院
関東医療少年院
中部精神保健福祉センター
関東厚生局
CVPPP 参加者
関東厚生局
東北福祉大学
国立看護大学校
国立看護大学校
国立看護大学
昭和大学烏山病院
関東医療少年院
関東医療少年院
国立看護大学
東京地方裁判所
帝京平成大学
日本社会事業大学
院内医師
関東医療少年院
関東医療少年院
関東医療少年院
関東医療少年院
関東医療少年院
関東医療少年院
院内レジデント
小諸高原病院
韓国政府職員
東京工科大学
斗南病院
関東医療少年院
関東医療少年院
日本福祉教育専門学校
文京学院大学
うらべ医院
大妻女子大学
東海大学
関東医療少年院
昭和大学烏山病院
厚生労働省医政局
関東医療少年院
関東医療少年院
関東医療少年院
第二東京弁護士会
東京大学医学部
関東厚生局
北海道大学
山梨北病院
法務総合研究所
北海道厚生局
全生園
CVPPP 研修
有馬高原病院
シンガポール国立病院
多摩総合精神保健福祉センター
大阪府立精神医療センター
全生園
浜田クリニック
都立中部総合精神保健福祉センター
都立多摩総合精神保健福祉センター
横浜保護観察所
文京学園大学
国立病院機構
院内医師
東京工科大学
一ツ橋訪問看護ステーション
職 種
実習担当教務
学生
精神保健福祉士
学生
学生
教官
医師
職員
看護師・PSW・OT
職員
学生
学生
学生
学生
講師・看護師
看護師
看護師
学生
裁判官
学生
学生
医師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
医師
医師・看護師・PSW・OT
医師他
学生
医師
看護師
看護師
学生
学生
看護師・PSW
学生
学生
医師
医師・OT
局長
医師
医師
医師
弁護士
学生
職員
医師
医師・看護師・OT
社会復帰調整官
局長・課長
看護学生
医師・看護師
OT
看護師
医師・看護師・PSW・OT
医師・看護師・OT
看護学生
医師・PSW
PSW・保健師
医師・看護師・PSW・CP
PSW・OT・CP・調整官
OT
企画役員
医師
OT
看護師他
人数
目 的
4
4
1
1
3
3
1
1
9
3
1
3
3
2
2
2
1
2
23
1
1
2
3
1
1
2
1
1
1
4
4
1
1
1
1
1
1
2
1
1
1
2
2
1
1
1
11
11
3
2
3
44
3
3
13
3
6
6
3
3
2
9
7
11
1
1
1
1
4
実習打合せ・見学
実習打合せ・見学
ピアレビュー
ピアレビュー
PSW:精神保健福祉士、CP:心理療法士、OT:作業療法士
125
Ⅴ 研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
3)神経内科
(1)神経内科短期臨床研修セミナー
神経内科では 2003 年度より初期研修医、神経内科初学者を主な対象に、神経内科の面白さ
を伝える目的で 7 月初旬に神経内科短期臨床研修セミナーを開催している。
2014 年度は 7 月 15-16 日に全国より 24 名の参加者を対象に行った。講師は当センターの豊富
な人材を活用し、神経内科スタッフ及び、水澤英洋院長、山村隆神経研究所部長、斉藤祐子臨
床検査科医長が担当し、診察、検査実習等神経内科臨床の基礎から神経内科臨床及び研究の面
白さまでを伝える充実した内容で参加者の満足度も高かった。参加者と当科スタッフ、レジデ
ントとの交流のみならず、参加者同士の交流も深まった。今後も毎年開催予定である。
(2)短期見学
当科での後期研修を希望しての見学は随時行った。基本的には回診日である水曜日の見学を
勧めており、当科の診療内容、回診、カンファレンスを通じてレジデントの活躍状況と、スタッ
フからの教育の内容を経験してもらっている。また、スタッフ、レジデントからも積極的に話
をすることで、当科の状況を理解してもらうよう、勤めている。
2013 年度は国内各地の基幹病院から 7 名の見学者を受け入れた。
4)遺伝カウンセリング室
(1)国立精神・神経医療研究センター遺伝カウンセリングセミナー
第 5 回:脊髄小脳変性症(2014 年 9 月 27 日〜 28 日)を実施した。遺伝医療に携わる医師・看護師・
コメディカルなどが遺伝カウンセリングに関する研修を受けた。参加者は 30 名であった。
(2)臨床遺伝専門医・認定遺伝カウンセラー・遺伝看護師研修
院内小児神経科レジデント、神経内科レジデントをはじめ、院外の希望者など含め 4 名が当
センター病院で専門医を取得すべく研修を受けている。お茶の水女子大学大学院遺伝カウンセ
リングコースの学生を 4 名、近畿大学大学院遺伝カウンセラー養成課程の学生を 1 名、川崎医
療福祉大学大学院遺伝カウンセリングコースの学生 1 名、京都大学大学院遺伝カウンセラー養
成課程の学生を 1 名、東北大学大学院遺伝カウンセラー養成課程の学生を 2 名受け入れた。
5)放射線診療部
海外(シンガポール)からの 1 名の研修生(放射線技師)を IBIC で受け入れ、2014 年 12 月~
2015 年 1 月(2 か月間)放射線診療部で研修を行った。
126
Ⅴ
研修・教育・研究
3 研修・見学等受け入れ状況
6)臨床検査部
(1)
「平成 26 年度第 1 回光トポグラフィ-検査講習会」2014 年 9 月 20 日(土)
基本波形・機器の取扱い・検査の手順取・ノイズ波形の講義(午前)、機器を用いた測定実
習(午後)
参加者:23 名
(2)
「第 5 回不眠症の認知行動療法セミナ-ベーシックコ-ス」2014 年 10 月 4 日(土)
不眠症に対する認知行動療法の理論と基礎技量の習得を目的として行った。 参加者:28 名
(3)
「第 5 回不眠症の認知行動療法セミナ-アドバンスコ-ス」2014 年 10 月 5 日(日)
不眠症に対する認知行動療法の理論と基礎技量の習得した方を対象に、より実践的な治療法
を身につけることを目的として行った。
参加者:15 名
(4)
「平成 26 年度第 2 回光トポグラフィ-検査講習会」2014 年 10 月 25 日(土)
基本波形・機器の取扱い・検査の手順取・ノイズ波形の講義(午前)、機器を用いた測定実
習(午後)
参加者:23 名
(5)東京大学神経内科の若手医師病理実習を計 4 名受け入れ
(2014 年 4 月~ 6 月 1 名 2014 年 6 月~ 9 月 1 名 2014 年 9 月~ 12 月 1 名 2014 年 12 月~ 2015 年 3 月 1 名)
(6)ブレインバンク公開講座 「健やかなこころとあたまのために」2014 年 10 月 11 日(土)
NCNP 共催東京都健康長寿医療センターにて
参加者:150 名
(7)神経疾患ブレインバンク「第 14 回市民講演会」2015 年 2 月 8 日(日)
NCNP にて
参加者:91 名
7)身体リハビリテーション部
<学生実習>
日程
2014.6.26
研修者所属施設
職種
人数
目的
社会医学技術学院 理学療法学科夜間部
理学療法士
1 見学実習
2014.6.9
~ 2014.7.25
宝塚医療大学 保健医療学部 理学療法学科
理学療法士
1 実習
2014.9.1
~ 2014.10.11
東京工科大学 医療保健学部 理学療法学科 理学療法士
1 実習
2014.10.27 ~ 2014.12.19
社会医学技術学院 理学療法学科昼間部
理学療法士
1 実習
2015.1.4
~ 2015.2.27
首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科
理学療法士
1 実習
2014.6.9
1 実習
~ 2014.8.4
東京工科大学 作業療法学科
作業療法士
2014.8.18 ~ 2014.9.8
東京工科大学 作業療法学科
作業療法士
1 実習
2015.3.9
東京工科大学 作業療法学科
作業療法士
2 実習
~ 2015.3.13
<研修・見学>
研修者所属施設
2014.9.2
松本医療センター 中信松本病院
職種
人数
理学療法士
2 見学
作業療法士
1 見学
言語聴覚士
1 見学
理学療法士
1 見学
作業療法士
1 見学
2014.12.17 ~ 2014.12.18
東風会 三船病院
2014.12.25
緑成会病院
2015.3.11
フィリピン医師団
医師
2015.3.24
ネパール
ネパール保健
研究会議委員長
理学療法士
1 見学
作業療法士
1 見学
目的
40 見学
1 見学
127
Ⅴ 研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
8)精神リハビリテーション部
日
程
研修・実習 見学
研修者所属施設
職種
人数
目的
1
2
3
2014.4.7 ~2014.5.23
2014.5.12 ~ 2014.7.8
2014.6.2 ~ 2014.8.1
研修・実習 埼玉県立大学 作業療法学科 4 年生
研修・実習 東北福祉大学 作業療法学科 4 年生
研修・実習 東京工科大学 作業療法学科 4 年生
1 評価実習
1 臨床実習
1 臨床実習
4
2014.7.7
~ 2014.7.7
見学
3 見学実習
5
6
7
8
9
10
11
12
13
2014.8.18
2014.8.25
2014.8.25
2014.9.22
2015.1.26
2015.1.26
2015.2.16
2015.2.23
2015.3.2
~ 2014.8.22
~ 2014.8.29
~ 2014.10.17
~ 2014.10.3
~ 2015.3.21
~2015.1.30
~2015.2.18
~2015.2.27
~2015.3.6
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
研修・実習
作業療法学生
作業療法学生
作業療法学生
社会医学技術学院 作業・理学療法学科 1 年生 作業療法士 ・
理学療法士
東京工科大学 作業療法学科 3 年生
作業療法学生
東京工科大学 作業療法学科 3 年生
作業療法学生
社会医学技術学院 作業療法学科 4 年生
作業療法学生
埼玉県立大学 作業療法学科 3 年生
作業療法学生
東京工科大学 作業療法学科 3 年生
作業療法学生
彰栄リハビリテーション専門学校 1 年生
作業療法学生
東京 YMCA 医療福祉専門学校 1 年生
作業療法学生
東京工科大学 作業療法学科 2 年生
作業療法学生
東京工科大学 作業療法学科 2 年生
作業療法学生
14
2014.4
~2015.3
見学
各種看護学校 学生
看護学生
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
2015.3.13 ~2015.3.13
2015.2.17 ~2015.2.17
2015.2.2 ~2015.2.2
2014.5.27 ~2014.5.27
2014.5.9 ~2014.5.9
2014.5.22 ~2014.5.22
2014.4.3 ~2014.4.3
2014.4.10 ~2014.4.10
2014.4.17 ~2014.4.17
2014.6.12 ~2014.6.12
2014.8.21 ~2014.8.21
2014.7.31 ~2014.7.31
2014.7.24 ~2014.7.24
2014.7.24 ~2014.7.24
2014.8.14 ~2014.8.14
2014.8.14 ~2014.8.14
2014.8.28 ~2014.8.28
2014.9.11 ~2014.9.11
2014.10.23 ~2014.10.23
2014.10.23 ~2014.10.23
2015.3.12 ~2015.3.12
2014.11.27 ~2014.11.27
2015.2.26 ~2015.2.26
2015.3.5 ~2015.3.5
2015.3.26 ~2015.3.26
2015.3.19 ~2015.3.19
2015.3.26 ~2015.3.26
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
見学
国立病院機構 小諸高原病院
NTT 東日本関東病院
医療法人十次会 松見病院
医療法人社団じうんどう 慈雲堂病院
社会福祉法人ときわ会あさやけ第 2 作業所
聖路加国際大学看護部
立川マック
立川マック
立川マック
医療法人三交会 三交病院
医療法人三交会 三交病院
NPO 法人 埼玉ダルク
昭和大学附属烏山病院
昭和大学附属烏山病院
昭和大学附属烏山病院
昭和大学附属烏山病院
薫風会山田病院
薫風会山田病院
旭川保護観察所
旭川保護観察所
旭川保護観察所
東京保護観察所
網走刑務所
佐久総合病院精神神経科
佐久総合病院精神神経科
横浜保護観察所
福井県総合福祉相談所
作業療法士
作業療法士
作業療法士
職員
職員
学生
生活相談員
生活相談員
生活相談員
心理療法士
心理療法士
施設長
看護師長
講師
医師
作業療法士
医師
医師
保護観察官
社会復帰調整官
保護観察官
保護観察官
教育専門官
医師
医師
保護観察班
障害者支援課職員
9)薬剤部
1
1
1
2
1
1
2
2
2
多数
1
1
4
1
1
3
2
2
2
1
2
1
1
1
1
1
2
2
2
1
2
3
1
1
1
2
3
評価実習
評価実習
臨床実習
評価実習
臨床実習
見学実習
見学実習
評価実習
評価実習
オリエンテーショ
ン、OT 見学
作業療法研修
作業療法研修
デイケア研修
デイケア研修
デイケア研修
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
SMARPP 見学
(1)薬学部学生実習
医療技術の高度化や医薬分業の進展によって、高い資質を有する薬剤師が求められるように
なり薬学教育は 2006 年から 6 年制となった。実践的な能力を養うため 5 年次に病院薬局と調剤
薬局のそれぞれで 11 週間の実務実習が 2010 年より行われることとなり、国家試験を受けるた
めにはこの実務実習の履修が必須となった。当院でも 2010 年から薬学部の学生を受け入れている。
日本薬剤師研修センターの認定実務実習指導薬剤師 3 名が中心となり薬剤師全員で指導に当たっ
ている。2014 年度は、
薬科大学 2 校から 3 名の学生を受け入れ、来年度 5 名の受け入れ予定でいる。
近隣の大学とも協力し有能な薬剤師を世に送り出していきたいと思っている。
128
Ⅴ
研修・教育
3 研修・見学等受け入れ状況
10)医療福祉相談室
(1)研修受け入れ
法務省全国保護観察所初任者研修として、2014 年 10 月 17 日に、社会復帰調整官 40 名を受け
入れた。
(2)実習受け入れ
1 精神保健福祉士学生実習(第Ⅰ期)として、2014 年 6 月 30 日~ 7 月 18 日(3 週間)、昭和
女子大学(4 年生)、帝京平成大学(4 年生)、日本社会事業大学(4 年生)から各 1 名、合
計 3 名を受け入れた。
2 精神保健福祉士学生実習(第Ⅱ期)として、2014 年 8 月 4 日~ 8 月 22 日(3 週間)、大妻女
子大学(4 年生)、東海大学(4 年生)、日本福祉教育専門学校(1 年生)、文京学院大学(4
年生)から各 1 名、合計 4 名を受け入れた。
3 看護学生実習(統合看護実習Ⅱ)として、2014 年 5 月 9 日、12 日、13 日に、目白大学(4 年生)
2 名を受け入れた。
(3)見学受け入れ
1 小平市民生委員・児童委員障がい福祉部会の見学として、2014 年 9 月 24 日に、小平市健
康福祉部障害者福祉課職員 2 名、小平市民生委員・児童委員障がい福祉部会所属委員 24 名
を受け入れた。
2 第二東京弁護士会の見学として、2014 年 9 月 3 日に、所属弁護士 3 名を受け入れた。
3 厚生労働省北海道厚生局の見学として、2014 年 10 月 17 日に、同局職員 3 名を受け入れた。
4 東京都中部総合精神保健福祉センターの見学として、2015 年 1 月 22 日に、同センター管
轄地域の福祉施設職員 7 名を受け入れた。
5 法務省横浜保護観察所の見学として、2015 年 1 月 30 日に、社会復帰調整官及び同所管轄
地域の福祉施設職員 12 名を受け入れた。
6 厚生労働省職業安定局の見学として、2015 年 2 月 24 日に、同局雇用開発部障害者雇用対
策課の職員 2 名を受け入れた。
7 ハローワークの見学として、2014 年 4 月 15 日、6 月 6 日、6 月 24 日、7 月 15 日、8 月 12 日、
10 月 21 日、10 月 28 日、11 月 11 日、11 月 18 日、12 月 2 日、2015 年 1 月 20 日に、飯田橋、品川、
新宿、渋谷、立川などの各ハローワーク職員を受け入れた。
8 就労支援機関の見学として、
2014 年 5 月 27 日、9 月 9 日、9 月 30 日、11 月 11 日、2015 年 1 月 6 日、
1 月 27 日に、小金井市、立川市などの就労支援センター、就労移行支援事業所の職員を受
け入れた。
9 各就労支援先候補企業の見学として、2014 年 6 月 6 日、10 月 21 日、10 月 28 日、11 月 25 日、
2015 年 3 月 24 日に、各企業人事担当者を受け入れた。
11)療育指導室(保育実習)
2014.08.22 ~ 09.05(11 日間) 鶴見大学短期大学部
2015.02.16 ~ 03.03(11 日間) 浦和大学子ども学部
2015.03.06 ~ 03.20(11 日間) 鶴見大学短期大学部
2 年生 4 名
2 年生 4 名
1 年生 4 名
12)栄養管理室
1
2
3
4
5
6
7
部 門
日 程
栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室
栄養管理室
2014.5.12 ~ 2014.6.13
2014.6.30 ~ 20147.25
2014.8.4 ~ 2014.8.29
2014.9.1 ~ 2014.9.26
2015.2.2 ~ 2015.2.27
2015.2.2 ~ 2015.2.27
2015.3.2 ~ 2015.3.27
施設名
文教大学 城西大学
東京農業大学
人間総合科学大学
和洋女子大学
十文字学園女子大学
人間総合科学大学
職 種
人 数
目 的
学生
学生
学生
学生
学生
学生
学生
1
2
2
5
1
4
4
臨地実習
臨地実習
臨地実習
臨地実習
臨地実習
臨地実習
臨地実習
129
Ⅴ 研修・教育
4 看護部院内教育実施状況
4 看護部教育研修実施状況
看護教育委員会
1)看護部教育目的
先駆的な看護と患者の心に寄り添った看護を提供できる人材を育成する。 2)看護部教育目標
①患者・家族の人権を尊重し、倫理的配慮をした看護実践ができる態度を育成する
②看護を科学的に捉える視点を持ち看護実践に役立てることができる看護師を育成する
③チームの中でより良い人間関係の確立ができ、多職種医療を推進できる看護師を育成する
④自己研鑽を積み重ねることで成長・成熟し、看護に魅力を感じることができる看護師育成を
目指す
⑤国内外の医療情勢を踏まえた広い視野に立ち、総合的な判断や意思決定ができる看護師を育
成する
⑥臨床研究を推進し、質の高い看護を社会に情報発信できる看護師を育成する
3)教育内容
新採用者
オリエンテーション
コース名
対象者
研修テーマ
1 段階
ベーシックコース
2 段階
3 段階
4 段階
参加数
実施日
27 名
4/1( 火 )
4/2( 水 )
4/3( 木 ) 4/4( 金 )
27 名
4/21( 月 )
心電図モニターの講義・演習
(株)日本光電担当者が原理・原則に基づき体験させなが
ら直接指導する
看護技術に自信をもって実践に活かそう
輸液ポンプ・シリンジポンプの講義・演習
<心電図モニター・輸液ポンプ・シリンジ (株)テルモ担当者が原理・原則に基づき体験させながら
ポンプ・急変時の行動・静脈注射の知識> 直接指導する
急変時の行動について、基礎的な対応・応援要請・必要物
品の確認を行い所属病棟でもシュミレーションを実施
26 名
5/8( 木 )
さっそく現場で実践したくなる
フィジカルアセスメント
胸部・腹部のフィジカルアセスメントの講義と演習
27 名
7/1( 火 )
考えてみよう!看護と倫理
講義「看護倫理について」
GW 「看護業務におけるジレンマと看護倫理」
事前課題を基に、看護場面でジレンマと感じることを出し合い、
患者の人権や看護業務と看護倫理について討議
27 名
10/8( 水 )
恐れるな!多重業務
GW:事例検討を事前課題とし、その根拠や優先順位につ
いてディスカッションする。その後、ロールプレイングを
行い体験型の演習を実施
講義 「メンバーシップとは」
26 名
12/3( 水 )
自分の看護を振り返ろう
GW「事前課題のレポートをもとに自己の 1 年間を振り返り、
自己課題について考える」
講義「2 年目の看護師に求めるもの」
発表「2 年目に向けて」
25 名
2/9( 月 )
自分の看護を見つめてみよう グループの中で事前課題をプレゼンテーションし、その中
から 1 又は 2 事例を倫理綱領と照らし合わせて事例検討を行
い、その結果を発表。
講義 「看護と倫理について」
40 名
6/25( 水 )
チームで看護をしよう
講義 「リーダーシップ研修~チーム力を高める~」
演習を取り入れた講義形式
39 名
10/27( 月 )
自分の看護を振り返ろう
発表「自分の看護の振り返り」
GW「自分の看護を通してこの1年間で成長したこと・プライ
マリーナースとしての自分の課題」
39 名
1/28( 水 )
1 学んだリーダーシップを振り返ろう
講義「コーチングについて」
2 コーチング技術を身につけ指導実践能力 「リーダーシップについて」
を養う
演習、ロールプレイングを取り入れた講義形式
30 名
5/29( 木 )
やってみた!コーチングリーダーシップ
発表
27 名
1/29( 木 )
問題解決技法~ SWOT 分析を学ぶ
講義「問題解決技法とは何か:概論」
GW「ブレーンストーミング」
講義「SWOT 分析について」
GW「SWOT 分析」
26 名
5/28 ( 水 )
SWOT 分析を活用できる
講義「事例を通した SWOT 分析 実践編」
GW
講義「BSC アクションプランへの展開」
GW
26 名
6/30 ( 月 )
SWOT 分析を活用し、病棟内で問題解決
したことを発表しよう
発表
22 名
2/25( 水 )
看護技術に自信をもって実践に活かそう
<吸引・経管栄養・採血・筋肉注射・与薬・
点滴準備>
130
研修内容
・センターの概要、病院組織看護部の理念、
看護部 教育について
・専門職看護師としての職業倫理と責務
・職業人としての接遇
感染防止、医療安全
1 段階 ( 新採用者 ) ・
新採用者オリエンテーションプログラム参照
・精神保健福祉法
・病院経営の考え方
・看護過程の展開・看護記録
・人権擁護、インフォームドコンセント
・電子カルテ操作
当院の特徴を踏まえた必要とされる看護技術を中心とした、
講義と演習
・ 吸引・経管栄養 ・ 採血 ・筋肉注射 ・与薬・指示確認 ・点滴準備
Ⅴ
研修・教育
4 看護部院内教育実施状況
コース名
対象者
プリセプター連絡会
静脈注射研修
研修テーマ
研修
療養介助員研修
看護助手
研修
参加数
グループにて情報交換
事例検討「新人指導でうまくいった場面・困っている場面」
16 名
6/2 ( 月 )
プリセプターシップを実践した
6ヶ月評価
GW「新人指導で悩んだこと、それをどう乗り越えたか」
「6
か月評価のなかで、うまくいったこと・困難だったこと」に
ついてディスカッション
14 名
10/6 ( 月 )
プリセプターシップを実践した 9 ヶ月評価
グループにて情報交換
GW「プリセプターを実践しての 9 か月評価」 「プリセプターを行って、自分自身が得たもの」
13 名
1/7 ( 水 )
次年度の新人を迎える準備をしよう
講義「プリセプターの知識」
GW「どんなプリセプターになりたいか」
21 名
3/11( 水 )
31 名
7/3 ( 木 )
5名
11/12( 水 )
11 名
12/5 ( 金 )
26 名
7/10 ( 木 )
3名
11/17( 月 )
12 名
12/15( 月 )
講演
73 名
6/5 ( 木 )
ユマニチュード
講演
81 名
3/11 ( 水 )
介護過程の展開
事例発表「患者の全体像と、立案した援助計画」
意見交換
個別援助計画の立案
11 名
5/14( 水 )
明日から使える感染対策
講義「スタンダードプリコーションについて」
演習「手指衛生と個人防護具について」
20 名
7/9 ( 水 )
7/23 ( 水 )
知らなきゃ損~口腔ケア~
講義「筋疾患患者の口腔ケアの基本と応用~療養介助員向け~」
演習「口腔ケア」
20 名
1/14 ( 水 )
1/26 ( 月 )
病院の守秘義務・個人情報ってなあに?
講義 「守秘義務・個人情報保護ってなあに」
GW「個人情報保護の必要性や実践できる具体的行動について」
16 名
6/4 ( 水 )
19 名
9/3( 水 )
プリセプター
全看護師
3 段階以上
トピックス
研修内容
プリセプターシップを実践した
2ヶ月評価
全看護職員
療養介助専門員
静脈注射研修Ⅰ
静脈注射研修Ⅱ
私の看護観と職員に期待すること
療養介助員
看護助手
クラーク
研修
クラーク
講義(DVD 視聴)
「看護業務と法的責任」
「薬剤の基礎知識と管理」
「静脈注射の基本知識と合併症」
「静脈注射における感染管理」
確認テスト(筆記試験)
静脈注射の実際(DVD「静脈注射をより安全・確実に Vol.2」
視聴)
静脈留置針の操作演習
講義「医療組織のメンバーとしての自己健康管理について・廃
見直そう!日常における医療安全と感染防 棄物の取り扱いと針刺し事故予防について 」
止
演習「グリッターバグを用いて個人防護具の着脱を実施し、拡
散の状況を確認する 」
実施日
安全な食事介助をしよう!
講義「安全な食事介助をしよう」
演習「お互いの食事介助を体験する」
18 名
2/4 ( 水 )
病院の守秘義務・個人情報
講義「病院の守秘義務・個人情報保護の必要性や実践できる
行動について」
演習「事例検討」
13 名
1/19( 月 )
28 名
7/24( 木 )
人工呼吸療法を受ける患者への看護
皮膚・排泄ケアコース
「体験から学ぶ人工呼吸器の換気モード」
「褥瘡予防ケア」 「創傷ケア」
11 名
12/19( 金 )
6名
9/16( 火 )
5名
11/18( 火 )
14 名
6/24( 火 )
13 名
9/30( 火 )
「緩和ケアとは~がん・非がんの緩和ケアに違いなし~」
「臨死期のケア・グリーフケア・家族ケア」①
~お看取りからエンゼルケア~
「臨死期のケア・グリーフケア・家族ケア」②
~お看取りからエンゼルケア~実践編
「がん疾患の症状マネジメント」
17 名
10/28( 火 )
11 名
11/25( 火 )
感染管理コース
「これからが本番!感染性胃腸炎・インフルエンザ対策」
9名
11/5( 水 )
実践事例から考える看護職の倫理
「倫理原則、看護者の倫理綱領、事例検討
のすすめ方、倫理 4 分割法 について」
2名
5/26( 月 )
「事例検討」
2名
6/2( 月 )
緩和ケアコース
臨床教育研修
全看護師
口腔ケア マスター研修
体験型!摂食嚥下看護研修
精神看護領域基礎編
精神科入門コース
精神看護領域基礎編
精神科看護ベーシックコース
「口腔の基礎知識とマウスケア」
34 名
6/6( 金 )
「口腔ケアのいろいろを知ろう」
31 名
6/11( 水 )
「ドライマウスの基礎知識とその対処法」 32 名
6/25( 水 )
「精神疾患・認知症コース」 10 名
7/9( 水 )
「神経・筋疾患コース」
11 名
9/17( 水 )
「薬について知ろう 基礎編①」
25 名
5/30( 金 )
「薬について知ろう 基礎編②」
24 名
6/13( 金 )
「薬について知ろう 基礎編③」
15 名
12/17( 水 )
「統合失調症の看護」
25 名
5/2( 金 )
「うつ病の看護」 31 名
6/10( 火 )
「てんかんの看護」 13 名
7/4( 金 )
「医療観察法の看護」 12 名
10/2( 木 )
「医療観察法の看護」
10 名
10/17( 金 )
131
Ⅴ 研修・教育・研究
4 看護部院内教育実施状況
コース名
対象者
研修テーマ
精神看護領域基礎編
コニュニケ―ション
スキルアップコース
精神看護領域実践編
事例検討コース
臨床教育研修
全看護師
精神看護領域実践編
アドバンスコース
研修内容
「看護のためのコミュニケーションセミナー」 132
実施日
28 名
12/20( 土 )
「感情活用スキルアップ①講義編」 5名
12/9( 火 )
「感情活用スキルアップ②実践編」 5名
1/19( 月 )
第 1 回目 「精神科看護 事例検討会」
9名
5/9( 金 )
第 2 回目 「精神科看護 事例検討会」
11 名
7/11( 金 )
第 3 回目 「精神科看護 事例検討会」
4名
9/12( 金 )
第 4 回目 「精神科看護 事例検討会」
3名
11/7( 金 )
第 5 回目 「精神科看護 事例検討会」
10 名
1/9( 金 )
第 6 回目 「精神科看護 事例検討会」
3名
3/13( 金 )
「看護に活かす認知機能の話」 12 名
6/27( 金 )
「危険ドラッグの基礎知識とケア」
49 名
10/1( 水 )
「最新の薬物療法の動向について」
12 名
12/4( 木 )
「ユマニチュード(認知症ケア)」
81 名
3/11( 水 )
4名
1/30( 金 )
2名
9/2( 火 )
「認知機能への看護介入について」 精神科集団プログラム
体験ツアー
参加数
第 1 回 AM:就労プログラム(デイケア)
PM:薬物依存症に対する認知行動療法プログラム(SMARPP)、
STEP(司法病棟)、レビュー
第 2 回 集団プログラム体験ツアー
5名
11/4( 火 )
第 3 回 患者教育プログラム体験ツアー
5名
1/13( 火 )
Ⅵ 研 究
Ⅵ
臨床研究
1 病院研究発表会
1 病院研究発表会
2014 年 3 月 10 日 ( 火 )13:30 ~ 於:ユニバーサルホール
13:30 【開会の辞】
国立精神・神経医療研究センター病院 院長 水澤英洋
【第Ⅰセッション:精神疾患1】
座長:髙野晴成 第四精神科医長
13:35~13:47
1 . エアダスターの長期吸入により有機溶剤中毒に類似した経過を辿った1例
○三井寺浩幸(医師)1、高野晴成1、吉川大輝1、今岡岳史1、坂田増弘2、
松本俊彦3
1 )第1精神診療部、2 )第3精神診療部、3 )精神保健研究所薬物依存研
究部
13:48~14:00
2 . デイケアにおける精神障害者の就労支援の実践報告
○清澤康伸(精神保健福祉士)1、坂田増弘2、大島真弓3、関根理絵4、伊
藤順一郎5、佐藤さやか5
1 )医療連携福祉部、2 )デイケア医長、3 )リハビリテーション部、
4 )看護部、5 )精神保健研究所社会復帰研究部
14:01~14:13
3 . 薬剤過敏性うつ病に対して経頭蓋反復磁気刺激法(rTMS)が奏功した
一例
○山下真吾(医師)、野田隆政、山田麻紀、藤井猛、豊澤あゆみ、亀井雄一、
岡崎光俊
精神科
【第Ⅱセッション:精神疾患 2】
座長:渡邉裕貴 第五精神科医長
14:14~14:26
4 . 外来「こころの健康プログラム」の取り組み
○鈴木敬生(心理療法士)、出村綾子、今村扶美
臨床心理士室
14:27~14:39
5 . 心因性非てんかん性発作患者に対する多職種チームによる支援の有効性
について
1
、谷口豪2,5、根岸典子3、緒方正通4、黒岩和枝4、
○浪久悠(作業療法士)
5
5
渡邉雅子 、坂田増弘
1 )精神リハビリテーション部、2 )東京大学医学部附属病院 精神神経科、
3 )医療連携福祉部、4 )看護部、5 )第一精神診療部
14:40~14:52
6 . 看護師の精神障害者に対する社会的距離とその関連要因
|統合失調症・アルコール依存症・躁うつ病を比較して|
1
、森千鶴2
○宮崎真理子(看護師)
1 )看護部8病棟、2 )筑波大学医学医療系
14:52~15:00 …☆…休 憩( 8分間)…☆…
【第Ⅲセッション:神経疾患・筋疾患 1】 座長:齋藤貴志 第三小児神経科医長
15:00~15:12
7 . 心肺停止の既往を有する重症心身障害児者の臨床的検討
○久保田一生(医師)、本橋裕子、竹下絵里、石山昭彦、齋藤貴志、小
牧宏文、中川栄二、須貝研司、佐々木征行
小児神経科
15:13~15:25
8 . 当院小児神経科入院患者における鼻腔細菌叢の年令による変化について
1,2
、小澤慎太郎2,3、白井毅2,4、福本裕2,5、中
○望月規央(臨床検査技師)
2,6
2,7
川栄二 、三山健司
1 )臨床検査部、2 )ICT、3 )看護部、4 )薬剤部、5 )歯科、6 )小児神経科、
7 )総合外科
15:26~15:38
9 . 不顕性誤嚥は重症心身障害児(者)の医療・介護関連肺炎のリスク因子
となるか
1,2
、望月規央1,3、三山健司1,4、中川栄二1,5、小澤慎
○福本裕(歯科医師)
1,6
7
太郎 、中井哲慈 、齋藤貴志5、須貝研司5、佐々木征行5
1 )ICT、2 )歯科、3 )臨床検査部、4 )外科、5 )小児神経科、6 )看護部、
7 )麻酔科
15:39~15:51
10. デュシェンヌ型筋ジストロフィー、ベッカー型筋ジストロフィー患者の
症候性心不全例、心不全死例の検討
○瀬川和彦(医師)
循環器科
135
Ⅵ 臨床研究
1 病院研究発表会
【第Ⅳセッション:神経疾患・筋疾患 2】 座長:山本敏之 第五神経内科医長
15:52~16:04
11. 脊髄小脳変性症に対する集中リハビリテーションの効果
〜バランス能力の改善について〜
○板東杏太(理学療法士)1、有明陽佑1、勝田若奈1、近藤夕騎1、小林
庸子2
1 )身体リハビリテーション科、2 )身体リハビリテーション科医長
16:05~16:17 12. 当施設における脊髄小脳変性症の分子疫学の解明
1
、髙橋祐二1、渡邉荘子2、村田美穂1
○金井雅裕(医師)
1 )神経内科、2 )TMC
16:18~16:30
13. Duchenne 型筋ジストロフィーの保因者女性における分娩時の自然経過
とそのリスクについての検証
○本橋裕子(医師)、石山昭彦、竹下絵里、小牧宏文、斎藤貴志、中川栄二、
須貝研司、佐々木征行
小児神経科
16:30~16:38 …☆…休 憩( 8分間)…☆…
【第Ⅴセッション:治験・総合診療】
座長:岡田伸司 副看護部長
16:38~16:50
14. 国際共同臨床研究の円滑な運用のための関係者間連携体制の構築につ
いて
|ジスフェリノパチー臨床アウトカム研究を例として
1,2
、五郡直也1,2,3、文本志麻1,2、森まどか4、
○遠藤麻貴子(心理療法士)
5
6
太幡真紀 、矢島寛之 、田丸武志7、坂元千佳子4,6、立石貴之6、芦田愛6、
高徳傳8、足立明子8、中山貴博9、中村治雅2,5、佐藤福士6、瀨川和彦10、
佐藤典子7、武田伸一2、木村円1,2
1 )クラスター病棟、2 )TMC 臨床研究支援部、3 )看護部、4 )第一
神経内科、5 )臨床研究推進部、6 )身体リハビリテーション部、7 )放
射線診療部、8 )企画医療研究課、9 )横浜労災病院神経内科、10 )循
環器科
16:51~17:03
15. 腰椎穿刺後の頭痛に対するストレスの影響に関する研究
○五郡直也(看護師)1、横田悠季2、服部功太郎3、木村円4
1 )病院看護部、2 )トランスレーショナル・メディカルセンター臨床
開発部 バイオリソース管理室、3 )神経研究所疾病研究第三部第一研究室、
4 )トランスレーショナル・メディカルセンター臨床研究支援部
17:04~17:16
16. L-dopa 持続注腸療法治験で必要となった業務について
○鈴木久仁子(治験コーディネーター)1、小川雅代1、山本理代1、住吉
太幹2
1 )臨床研究推進部 臨床研究・治験推進室、2 )臨床研究推進部
17:17~17:29
17. ドパミントランスポーターイメージングにおける画像処理条件の検討
○畠山慎 ( 診療放射線技師 )、田丸武志、石塚良和
放射線診療部
136
17:30
【閉会の辞】
国立精神・神経医療研究センター 病院 副院長 中込和幸
18:00~20:00
【表彰式・懇親会】
Ⅵ
臨床研究
2 各科研究会
2 各科研究会
1)臨床検討会
日 程
演 題
担当科
2014.05.13 てんかん外科手術後に一過性の発動性低下と拒食を認めた症例
2014.07.08
精神科
高度の意識障害を呈した網膜色素変性症を伴う家族性片麻痺性片頭痛の 48 歳
神経内科
女性例
2014.09.09 iNPH について
2014.11.11
発達障害の観察中に、尿崩症および亜急性に進行する片麻痺と知的退行を認
めた 1 例
演 者
堀井 大輔
滝澤 歩武
脳神経外科
開道 貴信
小児神経科
元木 崇裕
2015.01.13 総合外科部門で対応できること・できないこと(対応できる場合のお願いも) 総合外科
三山 健司
2)精神科
精神科研究会
日程
題名及び内容
講 師
吉野相英(防衛医科大学校 精神科学講
座 教授)
2014.4.15
第 6 回精神医療セミナー 2014 「てんかんと感情障害」
2014.5.20
第 7 回精神医療セミナー 2014 「向精神薬病薬のリバウンドと 菊山裕貴(大阪医科大学 神経精神医学
過感受性精神病」
教室)
2014.6.17
第 8 回精神医療セミナー 2014 「統合失調症患者さんのリカバ 岩田仲生(藤田保健衛生大学医学部 精
リーを目指して―疾患ステージに応じた治療戦略とは―」
神神経科学講座 教授)
2014.7.15
第 9 回精神医療セミナー 2014 教育講演「けいれん重積の治療」 須貝研司(病院 小児神経診療部 医長)
2014.9.16
第 10 回精神医療セミナー 2014 教育講演「諸外国の精神医療
佐竹直子(病院 第一精神診療部 医師)
システム」
2014.10.21
第 11 回精神医療セミナー 2014 「認知症治療の今後の展望 - 門司晃(佐賀大学医学部 精神医学講座
メマンチンへの期待-」
教授)
2014.11.18
第 12 回精神医療セミナー 2014 「発達障害における成人期 松本英夫(東海大学医学部 専門診療学
ADHD ~ 2 年の臨床を振り返って~」
系 精神科学 教授) 2014.12.8
Dr. George I. Papakostas, M.D.(Clinical
Trials Network and Institute, Mas第 14 回精神医療セミナー 2014 「Treatment Resistant Desachusetts General Hospital, Harvard
pression」
Medical School, Boston, Massachusetts)
第 13 回精神医療セミナー 2014 「統合失調症の認知機能障害に
2014.12.16 対する薬物療法の動向 - トランスレーショナル・リサーチの実 住吉太幹(病院 臨床研究推進部 部長)
践と展開 -」
2015.1.20
第 1 回精神医療セミナー 2015 「うつ病と精神鑑定」
田口寿子(病院 第二精神診療部 医長)
2015.2.16
第 2 回精神医療セミナー 2015 「持効性抗精神病薬:その歴史
藤井康男(山梨県立北病院 院長)
と治療原則」
137
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
精神科 CC
日程
症 例
病棟名
自生思考様の強迫観念を認め、統合失調症疑いとして治療されていた強迫神経症の
2014.04.22
5 南病棟
一例
担当
川上慎太郎
2014.05.27
社会資源を有効に活用できず 2 度の他害行為に至った一例 ~地域・家族とスティ
8 病棟
グマに焦点を当てて~
武田 直也
2014.06.24
リン酸コデインによる離脱症状が原因とされ措置入院となった市販鎮咳薬依存症の
4 北病棟
一例
安間 尚徳
2014.07.22 心配停止から蘇生後、多彩な精神障害を来たした一例
5 北病棟
関谷 純平
2014.10.28 ヘルペス脳炎後遺症として難治性てんかんを来した 61 歳男性症例
4 南病棟
小林なほか
2014.11.25 心理的介入が奏功した強迫性障害の一例
5 南病棟
成田 瑞
2014.12.24 抗うつ薬で加療されたが抑うつ症状が遷延した一例
8 病棟
大塚 豪士
2015.01.27 低栄養から急激に低血糖状態となり、死亡に至った認知症患者の一例
5 北病棟
武田 直也
2015.02.24 クロザリル導入目的で入院した交互に興奮期と安定期を繰り返す統合失調症の一例 4 北病棟
宮本 悦子
3)神経内科
神経内科CC
日 程
138
症 例
担 当
2014.04.11
本邦初かつ新規変異を有する Sepiapterin reductase(SPR) 欠損症 の1例
金井
2014.04.16
発作性運動誘発性舞踏アテトーシスに心因性非てんかん発作を合併した29歳男性例
滝澤
2014.04.23
L-DOPA 投与で増悪するカタトニアを呈する,非典型パーキンソン症候群の58歳女性例
松本
2014.06.11
常染色体優性遺伝形式が疑われる家族歴を有し、寒冷刺激で増悪する手指有意の四肢筋力低下が
幼少期より緩徐に進行する62歳女性
田港
2014.06.18
2年の経過で L-dopa 無効のすくみ足と幻覚を伴う認知症を呈した79歳女性例
小松
2014.06.25
両下腿の火傷のようなひりひりする痛みを訴える68歳女性例
磯部
2014.07.02
経過8ヶ月で顕著な認知機能 障害を来した白質脳症の28歳男性
川添
2014.07.09
低身長、四肢左右非対称を認め、右下肢にミオクローヌスを認めた19歳女性
金井
2014.07.23
緩徐進行性に舞踏運動と認知機能低下を来した、常染色体劣性の家族歴をもつ47歳男性
若杉
2014.07.30
6年の経過で緩徐に進行した下腿後面優位の筋力低下を呈する57歳男性
松本
2014.09.03
上肢遠位優位の筋萎縮および筋力低下を伴う、SCN4A 変異による先天性パラミオトニアの62歳
女性例
田港
2014.09.10
経過1年で近位筋力低下と著明な首下がりをきたした39歳女性例
水野
2014.09.17
重症筋無力症に抗 AQP4抗体陽性視神経炎を合併し,ふらつきと息苦しさを訴えた59歳女性
滝澤
2014.09.24
15歳から睡眠時無呼吸症候群、26歳時にすくみ足で発症したパーキンソニズムを呈する32歳男性
磯部
2014.10.08
冷たい炭酸水の嚥下によって嚥下性失神を呈したパーキンソン病68歳男性例
若杉
2014.10.15
経過40年で緩徐進行性に下肢遠位筋力低下を認めた56歳男性
水野
2014.10.22
腰曲りで発症した抗 SRP 抗体陽性壊死性ミオパチーの81歳女性
川添
2014.10.29
4歳から暖徐に進行する全身性ジストニア、鐎体路 / 後索障害を呈する30歳女性例
松本
2014.11.05
緩徐進行性に末梢神経障害と自律神経障害を呈した経過12年の73歳女性例
小松
2014.11.12
亜急性の経過で四肢の筋力低下が進行し、全身の皮疹を伴った69歳男性例
滝澤
2014.12.17
頭痛、意識障害後に全身性の痙攣発作を起こした37歳男性
磯部
2015.01.07
ベッカー型筋ジストロフィと精神疾患
水野
2015.01.14
Case series :当科での抗 cN1A 抗体陽性炎症性筋疾患症例のまとめ
川添
2015.01.21
17歳発症、てんかん発作・パーキンソニズムを呈し、全身性捻転ジストニアが緩徐に試行した21
歳女性
松本
2015.01.27
9年の経過でてんかん発作を繰り返し、左右差のある大脳半球萎縮が進行した31歳女性
滝澤
2015.02.04
中咽頭に cricopharyngeal bar 様所見が認められた遠位型ミオパチーの43歳男性
田港
2015.02.18
緩徐進行性に歩行障害を呈し、両側アキレス腱肥厚を認めた40歳女性
小松
2015.02.25
筋病理まとめ
田港
Ⅵ
臨床研究
2 各科研究会
神経内科短期臨床研修セミナー
日 程
内 容
2014.7.15-16 第10回 国立精神・神経医療研究センター神経内科短期臨床研修セミナー参加者24名
4)小児神経科
日付
2014.04.02
2014.04.09
2014.04.16
2014.04.23
2014.04.30
2014.05.14
2014.05.21
2014.06.04
2014.06.11
2014.06.18
2014.07.02
2014.07.09
2014.07.16
2014.07.23
2014.07.30
2014.08.06
2014.08.13
2014.08.20
2014.08.27
2014.09.03
2014.09.10
2014.09.17
2014.09.24
2014.10.01
2014.10.08
2014.10.15
2014.10.22
2014.10.29
2014.11.05
2014.11.12
2014.11.19
2014.11.26
2014.12.03
2014.12.10
2014.12.17
2015.01.07
2015.01.14
2015.01.21
2015.01.28
2015.02.04
2015.02.18
2015.02.25
2015.03.04
2015.03.11
2015.03.18
2015.03.25
症例・演題
国際セミナー
運動発達遅滞、ジストニアのある男児
腎機能障害のみられたデュシェンヌ型筋ジストロフィーの例
Leigh 脳症の例
小脳虫部低形成を伴う奇形症候群の一例
新生児期の低血糖による後頭葉てんかん
視床下部過誤腫の一例
新生児期に発症したてんかんの一例
てんかん、退行を認める 10 歳男児
進行性ミオクローヌスてんかんの姉妹例
エベロリムスを投与中の結節性硬化症の一例
突発性発疹後の急性脳症に伴う側頭葉てんかんの一例
CCC:PDHC 欠損症
脱力発作を繰り返すてんかんの一例
滑脳症とウエスト症候群
KIF1A 遺伝子変異を持つ小脳萎縮の 1 例
滑脳症の 1 例
眼病変を伴う Joubert 症候群の一例
SCN2A 遺伝子変異陽性の難治性てんかんの一例
尿崩症で発症し、基底核に浸潤した脳腫瘍の一例
SMEI が疑われる一例
脳形成異常に合併した難治てんかんの一例
bandheterotopia の一例
幼児期に過眠を発症した男児例
小児神経学会演題検討
脳梁離断を行った白質病変を伴う難治てんかんの一例
運動不耐の一例
乳児期後期からの退行、常同運動がみられた女児
知的障害、大脳基底核石灰化、末梢神経障害を合併する女児
小児神経学会演題検討
難聴と歯牙の異形成を伴った精神運動発達遅滞の 2 歳女児例
精神障害を伴う MLC の一例
非けいれん性てんかん重積の一例
脳梁低形成と脳形成異常を伴う女児例
無呼吸発作を繰り返す女児例
Sturge-Weber 症候群
2 歳時から過呼吸に伴う脱力発作が見られる 6 歳女児
SCA の家族歴を有する Kabuki 症候群の一例
難聴を伴う自閉症スペクトラムの一例
West 症候群の一例
感染を機に精神運動退行、痙性四肢麻痺を認めた 3 歳女児例
感染を機に精神運動退行、痙性四肢麻痺を認めた 3 歳女児例
進行性の筋力低下・筋痛がみられた 8 歳男児
2 歳時に運動失調が出現した男児
髄鞘形成遅延を伴う精神運動発達遅滞の一例
修了報告会
主治医
指導医
馬場
元木
粟嶋
湯浅
跡部
久保田
澤井
澁谷
小橋
大久保
高橋勇弥
跡部、 湯浅
平出
井上
久保田
澁谷
馬場
小橋
元木
平出
澤井
高橋孝治
澁谷
齋藤
石山
竹下
佐々木
須貝
中川
小牧
齋藤 石山
竹下
本橋
井上
高橋勇弥
馬場
久保田
齋藤
石山
竹下
本橋
高橋孝治
跡部
粟嶋
平出
元木
澤井
小橋
久保田
平出
跡部
高橋孝治
高橋孝治
澁谷
井上
馬場
佐々木
齋藤
須貝
小牧
中川
石山
竹下
本橋
佐々木
中川
小牧
小牧
須貝
齋藤
石山
本橋
佐々木
須貝
中川
小牧
139
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
小児神経科・神経内科・リハビリテーション科合同研究会CMC(Clinical Myology Conference)
日付
2015.04.11 「総論」
症例・演題
担当
小児神経:石山昭彦
2015.04.18 「筋病理 1」
疾病 1 部:西野一三
2015.04.25 「筋疾患症候学」
小児神経:小牧宏文
2015.05.02 「診察所見の取り方」
神経内科:森まどか
2015.05.09 「筋病理 2」
疾病 1 部:西野一三
2015.06.06 「リハビリテーションについて」
リハビリテーション科:
小林庸子
2015.06.13
症例検討 1「PDHC 欠損症の女児例」
小児神経:馬場信平
2015.06.20
症例検討 2「myotubular myopathy と肝出血」
小児:元木崇裕
2015.06.27 「電気生理 1」
神経内科:大矢寧
2015.07.04 「電気生理 2」
神経内科:大矢寧
2015.07.11
症例検討 3「運動退行の認められた 1 歳女児」
小児神経:澤井康子
2015.07.18
症例検討 4「上肢遠位優位の筋萎縮および筋力低下を伴う先天性パラミオ
トニアの 62 歳女性例」
神経内科:田港朝也
2015.07.25
症例検討 5「Ullrich 型先天性筋ジストロフィーと呼吸障害」
小児神経:小橋孝介
2015.08.01 「MMT と ROM(上肢編)
」
リハビリテーション理学療
法士:有明陽佑、鈴木一平
2015.08.08 「MMT と ROM(下肢編)
」
リハビリテーション理学療
法士:有明陽佑、鈴木一平
2015.08.29 「MMT と ROM(診察室編)
」
リハビリテーション理学療
法士:有明陽佑、鈴木一平
2015.09.05
症例検討 6「MELAS と不整脈」
小児神経:平出拓也
2015.09.19
症例検討 7「眼球運動制限と血液・髄液の乳酸・ピルビン酸高値により
CPEO が疑われた 10 歳男児」
小児神経:井上道雄
2015.09.26 「DMD、BMD の心筋症に対する利尿薬治療の考えかた」
循環器内科:瀬川和彦
2015.10.03
症例検討 8「筋痛・筋力低下を呈した短調症候群の 6 歳女児」
小児神経:粟嶋勇也
2015.10.17
症例検討 9「小児皮膚筋炎の 1 例」
小児神経:元木崇)
2015.10.24
症例検討 10「筋生検で診断のつかなかった筋力低下を伴う 4 歳女児」
小児:渋谷郁彦
2015.10.31
症例検討 11「緩徐進行性に末梢神経障害と自律神経障害を呈した経過 12
年の 73 歳女性」
神経内科:小松奏子
2015.11.07
症例検討 12「ミトコンドリア病の診断と筋病理所見の特徴」
小児神経:小橋孝介
2015.11.14 「末梢神経病理 1 peripheral nerve pathology1」
臨床検査:齊藤祐子
2015.12.12 「患者登録システムについて Registry of muscular dystrophy (Remudy)」 TMC:木村円
140
2015.12.19 「末梢神経病理 2 peripheral nerve pathology 2」
臨床検査:齊藤祐子
2015.01.16
症例検討 13「腎障害を合併したミトコンドリア病」
小児神経:井上道雄
2015.01.23
症例検討 14「問診と生理検査が診断のポイントとなった筋力低下の女児例」 小児神経:高橋孝治
2015.01.30
症例検討 15「関節痛・筋痛で発症した抗 Ku 抗体陽性筋炎の 12 歳女児」
小児神経:澤井康子
2015.02.13
症例検討 16「甲状腺腫、シェーグレン症候群があり、約 10 年の経過で緩
徐に筋力低下を来した肉芽腫性筋炎の 62 歳女性」
神経内科:磯部隆
2015.02.20
症例検討 17「断的な病理像を認めなかった先天性ミオパチーの一例」
小児神経:久保田一生
2015.03.13
症例検討 18「運動発達遅滞を主訴に来院された 2 歳男児」
小児神経:澤井康子
2015.03.20
症例検討 19「慢性進行性外眼筋麻痺の 1 男児」
小児神経:粟嶋勇也
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
5)遺伝カウンセリング室
遺伝カウンセリングカンファレンス
日 程
2014.05.27
2014.07.29
2014.09.30
2014.11.04
2014.12.09
2015.01.27
2015.02.24
2015.03.24
タイトル
筋強直性ジストロフィーの妹をもつ女性からの相談
ハンチントン病の兄をもつ男性からの相談
筋強直性ジストロフィーの妹をもつ女性からの相談(第 2 報)
Duchenne 型筋ジストロフィーの兄をもつ女性からの相談
脊髄小脳変性症の父と妹をもつ女性からの相談
筋強直性ジストロフィー 1 型の男性からの相談
筋強直性ジストロフィー 1 型の息子をもつ女性からの相談
筋強直性ジストロフィーの父をもつ男性からの相談
6)身体リハビリテーション部
日 程
研究会名
講 師
2014.04.22
臨床筋カンファレンス(身体リハビリテーション科担当分)
小林
姿勢管理
2014.06.03
呼吸リハビリテーション・学校住宅環境整備・パソコン入
小林
力支援
2014.06.18
排痰手技について 看護師向け
理学療法士
2014.08.01 ~ 08 MMT研修 医師向け
2014.08.13
理学療法士
てんかん家族会講義
7)臨床検査部
臨床病理検討会(CPC)
日程
回
症例
会場
2014.04.08
第 511 回
精神発達遅滞・てんかんがあり、重症心身障害者施設でショックで死亡した 58
コスモホ-ル
歳男性例
2014.04.08
第 512 回
認知機能障害を認めた SCA6 の 87 歳男性例
コスモホ-ル
2014.06.10
第 513 回
下肢発症で経過 8 年の筋萎縮性側索硬化症の 66 歳男性例
第一会議室
2014.07.01
第 514 回
L-dopa 350mg でパーキンソニズムが比較的良好にコントロールされていた全
コスモホ-ル
経過 16 年のパーキンソン病、80 歳男性(生前同意ブレインバンク登録例)
2014.07.01
第 515 回
下肢の不随意運動で発症した全経過 16 年のハンチントン病、58 歳男性(生前
コスモホ-ル
同意ブレインバンク登録例)
2014.08.12
第 516 回
右下肢の動脈閉塞により断肢術を施行され、肺炎・呼吸不全から多臓器不全を
コスモホ-ル
生じた筋強直性ジストロフィーの 65 歳男性例
2014.08.12
第 517 回
両側 STN-DBS 施行された,経過約 30 年のパーキンソン病,78 歳男性例(生
コスモホ-ル
前同意ブレインバンク登録例)
2014.10.14
第 518 回
心機能が悪く、呼吸器等の使用を望まず死亡した、筋強直性ジストロフィーの ユニバーサル
72 歳男性例
ホール 1
2014.10.14
第 519 回
乳び胸水、胆嚢壁肥厚・腫瘤形成、副腎腫大を来たし、75 歳で死亡した顔面肩 ユニバーサル
甲上腕型筋ジストロフィーの女性例
ホール 1
2014.11.04
第 520 回
発症 1 年 3 か月で人工呼吸器を導入し、全経過 3 年 8 か月で死亡した筋萎縮性 ユニバーサル
側索硬化症の 74 歳男性例(生前同意ブレインバンク登録例)
ホール 1
2015.02.10
第 521 回
右脛骨遠位端骨折を契機に持続感染を起こし死亡した筋強直性ジストロフィー ユニバーサル
の 66 歳女性
ホール 1
2015.02.10
第 522 回
肢帯型筋ジストロフィーの経過中、多発肝腫瘤をきっかけに膵癌を指摘され、 ユニバーサル
約 5 ヶ月の経過で死亡した 65 歳男性例
ホール 1
2015.03.24
第 523 回
経過 7 年で誤嚥性肺炎のため他院で死亡したパーキンソン病の 74 歳女性例(生 ユニバーサル
前同意ブレインバンク登録例)
ホール 1
2015.03.24
第 524 回
明らかな wearing off および dopa 反応性の嚥下障害を呈し、臨床上パーキンソ ユニバーサル
ン病と診断されていた 73 歳男性症例(生前同意ブレインバンク登録例)
ホール 1
141
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
8)2014 年度 臨床研究推進部
月日
142
内容
講師名
出席者数
室内
他部署
5 月 21 日
(水)
第 1 回勉強会
薬剤性 QT 延長症候群について
瀬川 和彦先生
17
7
6 月 20 日
(金)
第 2 回勉強会
初級者臨床研究コーディネーター養成研修報告
CRC 山口、藤生
18
0
8 月 26 日
(火)
GCP 研修(前篇)
4
3
8 月 28 日
(木)
GCP 研修(後篇)
3
1
10 月 3 日
(金)
第 3 回勉強会
① 第 17 回 CRC 養成研修会
② 日本臨床免疫学会報告
① CRC 山本
② CRC 塚本
15
0
10 月 14 日 第 4 回勉強会
(火)
CRC あり方会議 ポスター発表者報告
CRC 津野、藤生
17
0
10 月 29 日 第 5 回勉強会
(水)
PMDA について
鈴木麻衣子先生
15
1
11 月 7 日
(金)
CRC 塚本、鈴木(久)、
原田
15
0
第 7 回勉強会
11 月 21 日
① 治験連絡会実務者会議
(金)
② 国病総合医学会
① CRC 山口、山本
② CRC 藤生
19
0
第 8 回勉強会
12 月 19 日
① GCP Basic Training セミナー報告
(金)
② 上級者臨床研究コーディネーター養成研修報告
CRC 鈴木(久)、太幡、
津野
20
0
1 月 13 日
(金)
第 9 回勉強会
日本臨床薬理学会報告
CRC 鈴木(久)、太幡、
津野
22
0
3 月 10 日
(火)
第 10 回勉強会
院内研究発表会 発表者予演会
CCRC 鈴木(久)
10
0
第 6 回勉強会
CRC あり方会議 参加者報告
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
9)医療安全管理室
<医療安全研修会>
日程
2014.04.02
2014.04.03
2014.04.23
2014.04.23
2014.04.01 ~ 2014.11.11
2014.04.28 ~ 2014.05.20
2014.05.01
2014.05.12 ~ 2014.05.16
2014.05.23
2014.06.09 ~ 2015.02.17
2014.07.02
2014.07.07 ~ 2014.07.10
2014.07.22 ~ 2014.12.01
2014.07.29
2014.07.30
2014.07.31 ~ 2014.08.08
2014.08.05 ~ 2014.08.07
2014.08.11
2014.08.14 ~ 2014.08.18
2014.08.18
2014.08.26
2014.10.08
2014.10.23
2014.10.30
2014.12.19
2014.12.22 ~ 2015.03.09
2015.01.08 ~ 2015.01.19
2015.03.03
2014.09.25
研修名
当院における医療安全管理体制
患者確認について
カールストルツ鼻咽頭ファイバー
テイジン NIP ネーザルⅢ
カフアシスト E70
BiPAP ASV
Trilogy 人工呼吸器
CPAP 人工呼吸器
PMH7000 Plus
レジェンドエア人工呼吸器
酸素療法
ニューポート HT70
TrilogyPlus 人工呼吸器
コンパクトドレーン
MR850
AED2151
puppyX
パルサー
TOP 経腸栄養ポンプ
酸素濃縮器いぶき
vivo50
心電図モニター
CPAP システム one60
Trilogy100 Plus
当院のコンセント・バッテリーについて
RTX
ZS-630P
クリーンエア vsINTEGRA
医療ガス保安講習会
2014.11.26
2014.07.09 ~ 2015.03.11
2014.09.18 ~ 2014.09.26
2014.11.10
CVPPP
BLS
行動制限について
最適な行動制限最小化を目指して
2015.02.24
注射薬を安全に使用するために
23
2015.03.16
障害者虐待防止
44
合 計
受講者数
93
39
11
11
67
21
13
104
16
89
55
50
102
13
14
15
18
18
28
16
13
47
4
9
14
46
27
14
45
11
67
125
71
1353
<全職員医療安全研修会>
2014.06.12
人工呼吸器停止による患者死亡事故後の対応について
168
143
Ⅵ 臨床研究
2 各科研究会
<感染症研修会>
日程
2014.04.02
2014.04.03
2014.05.01
2014.06.10
2014.06.17
2014.06.18
2014.06.18
2014.07.01
2014.07.03
2014.07.09
2014.07.14
2014.07.23
2014.08.01
2014.09.03
2014.10.01
2014.10.20
2014.10.28
2014.11.05
2014.11.14
2014.11.06 ~
2014.12.01
2014.12.01
2014.12.09
2015.02.02
2015.01.21 ~
2015.02.16
研修名
81
39
1
14
11
12
30
11
31
11
29
9
2
19
4
13
デイケア勉強会
臨床教育研修
放射線診療部研修
12
9
9
感染対策セミナー
828
中途採用者オリエンテーション
9 病棟研修(手洗い)
中途採用者オリエンテーション
感染対策セミナー
7
13
6
747
合 計
144
受講者数
新採用者オリエンテーション
新採用者研修(看護部)
中途採用者オリエンテーション
9 病棟研修(手洗い)
4 南病棟研修(手洗い)
療育指導室勉強会(手指衛生、EKC)
リハ科 (PPE、マイコプラズマ)
5 南病棟研修(手洗い)
静脈注射研修
療養介助員研修
8 病棟研修(手洗い) 療養介助員研修
中途採用者オリエンテーション
看護助手研修
中途採用者オリエンテーション
外来職員研修
1948
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
3 研究業績
1)精神科(第一精神診療部)
(1)刊行論文
①原著論文
1 Komeda H,Kosaka H,Saito DN,Mano Y,Jung M,Fujii T,Yanaka HT,Munesue T,Ishitobi M,Sato M,
Okazawa H: Autistic empathy toward autistic others. Soc Cogn Affect Neurosci. 2015; 10(2):145-152
2 Matsuo J,Kamio Y,Takahashi H,Ota M,Teraishi T,Hori H,Nagashima A,Takei R,Higuchi T,Motohashi N,
Kunugi H: Autistic-like traits in adult patients with mood disorders and schizophrenia. PLoS One,2015; 2;
10(4):e0122711
3 Fujii T,Ota M,Hori H,Hattori K,Teraishi T,Sasayama D,Higuchi T,Kunugi H: Association between the
common functional FKBP5 variant(rs1360780)and brain structure in a non-clinical population. J Psychiatr
Res,2014; 58:96-101
4 Teraishi T,Hori H,Sasayama D,Matsuo J,Ogawa S,Ishida I,Nagashima A,Kinoshita Y,Ota M,Hattori K,
Higuchi T,Kunugi H: Personality in remitted major depressive disorder with single and recurrent episodes
assessed with the Temperament and Character Inventory. Psychiatry Clin Neurosci,2015; 69(1):3-11
5 Ozaki N,Otsubo T,Kato M,Higuchi T,Ono H,Kamijima K: ADMIRE Study Group.: Efficacy of
aripiprazole augmentation in Japanese patients with major depressive disorder: a subgroup analysis and
Montgomery-Åsberg Depression Rating Scale and Hamilton Rating Scale for Depression item analyses of the
Aripiprazole Depression Multicenter Efficacy study. Psychiatry Clin Neurosci,2015; 69(1):34-42
6 Hori H,Yamamoto N,Teraishi T,Ota M,Fujii T,Sasayama D,Matsuo J,Kinoshita Y,Hattori K,Nagashima A,
Ishida I,Koga N,Higuchi T,Kunugi H: Cognitive effects of the ANK3 risk variants in patients with bipolar
disorder and healthy individuals. J Affect Disord,2014; 158:90-96
7 Fujii T,Hori H,Ota M,Hattori K,Teraishi T,Sasayama D,Yamamoto N,Higuchi T,Kunugi H: Effect of
the common functional FKBP5 variant(rs1360780)on the hypothalamic-pituitary- adrenal axis and peripheral
blood gene expression. Psychoneuroendocrinology. 2014; 42:89-97
8 Wexler BE,Ikezawa S,Corbera S: Increasing stimulus duration can normalize late-positive event related
potentials in people with schizophrenia: Possible implications for understanding cognitive deficits.
Schizophr Res,2014; 158(1-3):163-169
9 Kanie A,Hagiya K,Ashida S,Pu S,Kaneko K,Mogami T,Oshima S,Motoya M,Niwa SI,Inagaki A,
Ikebuchi E,Kikuchi A,Yamasaki S,Iwata K,Roberts DL,Nakagome K: New instrument for measuring
multiple domains of social cognition: Construct validity of the Social Cognition Screening Questionnaire
(Japanese version). Psychiatry Clin Neurosci,2014; 68(9):701-711
10 Pu S,Nakagome K,Yamada T,Yokoyama K,Matsumura H,Mitani H,Adachi A,Kaneko K: Association
between social functioning and prefrontal hemodynamic responses in elderly adults. Behav Brain Res,2014;
272:32-39
11 Pu S,Nakagome K,Yamada T,Yokoyama K,Matsumura H,Nagata I,Kaneko K: Prefrontal activation
predicts social functioning improvement after initial treatment in late-onset depression. J Psychiatr Res,
2015; 62:62-70
12 Tomioka H,Yamagata B,Kawasaki S,Pu S,Iwanami A,Hirano J,Nakagome K,Mimura M: A longitudinal
functional neuroimaging study in medication-naïve depression after antidepressant treatment. PLoS One,
2015; 10(3): e0120828
13 Ota M,Noda T,Sato N,Hattori K,Teraishi T,Hori H,Nagashima A,Shimoji K,Higuchi T,Kunugi H:
Characteristic distributions of regional cerebral blood flow changes in major depressive disorder patients: a
pseudo-continuous arterial spin labeling(pCASL)study. J Affect Disord,2014; 165:59-63
14 Ogawa S,Fujii T,Koga N,Hori H,Teraishi T,Hattori K,Noda T,Higuchi T,Motohashi N,Kunugi H:
Plasma L-tryptophan concentration in major depressive disorder: new data and meta-analysis. J Clin
Psychiatry,2014; 75(9):e906-15
15 Ota M,
Noda T,
Sato N,
Hattori K,
Hori H,
Sasayama D,
Teraishi T,
Nagashima A,
Obu S,
Higuchi T,
Kunugi H:
White matter abnormalities in major depressive disorder with melancholic and atypical features: A diffusion
tensor imaging study. Psychiatry Clin Neurosci,2015; 69:360-368
16 Okazaki M,Adachi N,Akanuma N,Hara K,Ito M,Kato M,Onuma T: Do antipsychotic drugs increase
seizure frequency in epilepsy patients?. Eur Neuropsychopharmacol,2014; 24(11):1738-1744
17 Hara K,Adachi N,Akanuma N,Ito M,Okazaki M,Matsubara R,Adachi T,Ishii R,Kanemoto K,Matsuura
M,Hara E,Kato M,Onuma T: Dissociative experiences in epilepsy: Effects of epilepsy-related factors on
pathological dissociation. Epilepsy Behav,2015; 44:185-191
18 Ota M,
Sato N,
Sakai K,
Okazaki M,
Maikusa N,
Hattori K,
Hori H,
Teraishi T,
Shimoji K,
Yamada K,
Kunugi H:
Altered coupling of regional cerebral blood flow and brain temperature in schizophrenia compared with
bipolar disorder and healthy subjects. J Cereb Blood Flow Metab,2014; 34(12):1868-1872
19 Sumiyoshi T,Kunugi H,Nakagome K: Serotonin and dopamine receptors in motivational and cognitive
disturbances of schizophrenia. Front Neurosci,2014; 8:395
20 Ito H,Shimada H,Shinotoh H,Takano H,Sasaki T,Nogami T,Suzuki M,Nagashima T,Takahata K,Seki
C,Kodaka F,Eguchi Y,Fujiwara H,Kimura Y,Hirano S,Ikoma Y,Higuchi M,Kawamura K,Fukumura T,
Böö EL,Farde L,Suhara T: Quantitative Analysis of Amyloid Deposition in Alzheimer Disease Using PET
and the Radiotracer 11C-AZD2184. J Nucl Med,2014; 55(6):932-938
21 Kawaguchi H,Obata T,Takano H,Nogami T,Suhara T,Ito H: Relation between dopamine synthesis
145
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
capacity and cell-level structure in human striatum: a multi-modal study with positron emission tomography
and diffusion tensor imaging. PLoS One,2014; 9(1):e87886
22 Suzuki M,Ito H,Kodaka F,Takano H,Kimura Y,Fujiwara H,Sasaki T,Takahata K,Nogami T,Nagashima T,
Nengaki N,Kawamura K,Zhang MR,Varrone A,Halldin C,Okubo Y,Suhara T: Reproducibility of PET
measurement for presynaptic dopaminergic functions using L-[ β -11C]DOPA and [18F]FE-PE2I in humans.
Nucl Med Commun,2014; 35(3):231-237
23 Takano H,Arakawa R,Nogami T,Suzuki M,Nagashima T,Fujiwara H,Kimura Y,Kodaka F,Takahata K,
Shimada H,
Murakami Y,
Tateno A,
Yamada M,
Ito H,
Kawamura K,
Zhang M,
Takahashi H,
Kato M,
Okubo Y,
Suhara T: Norepinephrine transporter occupancy by nortriptyline in patients with depression: a positron
emission tomography study with(S,S)-[18F]FMeNER-D2. Int J Neuropsychopharmacol. 2014; 17(4):
553-560
24 Ito H,Shinotoh H,Shimada H,Miyoshi M,Yanai K,Okamura N,Takano H,Takahashi H,Arakawa R,
Kodaka F,Ono M,Eguchi Y,Higuchi M,Fukumura T,Suhara T: Imaging of amyloid deposition in human
brain using positron emission tomography and [18F]FACT: comparison with [ 11C]PIB. Eur J Nucl Med
Mol Imaging,2014; 41(4):745-754
25 Kimura Y,Ito H,Shiraishi T,Fujiwara H,Kodaka F,Takano H,Shimada H,Kanno I,Suhara T:
Biodistribution and radiation dosimetry in humans of [11C]FLB 457,a positron emission tomography ligand
for the extrastriatal dopamine D2 receptor. Nucl Med Biol,2014; 41(1):102-105
26 Ogawa S,Hattori K,Sasayama D,Yokota Y,Matsumura R,Matsuo J,Ota M,Hori H,Teraishi T,Yoshida S,
Noda T,Ohashi Y,Sato H,Higuchi T,Motohashi N,Kunugi H: Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine
concentration in major depressive disorder. Sci Rep,2015; 5:7796
27 蟹江絢子,谷口 豪,村田佳子,榊原英輔,曽根大地,渡辺裕貴,渡辺雅子: 心因性非てんかん性発作(Psychogenic
Non-epileptic Seizure: PNES)の予後調査. 精神科治療学,2014; 29(10):1311-1318(精神治療学最優秀賞)
28 野田隆政,中込和幸,樋口輝彦: うつ病から躁うつ病へ診断変更となった 1 例 診断補助としての近赤外線スペクト
ロスコピー(NIRS)の可能性. Bipolar Disorder,2014; 12:56-60
②総説
1 池澤 聰:気分障害における社会認知(特集 精神疾患における社会認知の特徴).精神科,2015;26(3):194-198
2 樫野 亘,渡辺範雄:臨床試験を日常精神科診療に応用するための臨床試験デザインの知識(特集 臨床試験のエビデ
ンスから実地臨床へ)-- 臨床試験総論.臨床精神医学,2014;43(12):1719-1728
3 伊藤順一郎,坂田増弘,佐藤さやか:特集 地域における統合失調症医療の新たな展開 地域における統合失調症
治療に必要な構造とスタッフ技術―国立精神・神経医療研究センター病院地域精神科モデル医療センターのリフォ
ームの過程から―.精神神経学雑誌,2014;116(6):505-512
4 住 吉 太 幹, 中 込 和 幸:Neurocognitive impairment and visualizing techniques in major psychoses :
Anoverview.日本生物学的精神医学会誌,25(3):166-168,2014
5 中込和幸:【リカバリー達成のために効果的なアプローチ】リカバリーを目指すために配慮すべきこと.精神科,
2014;25(6):608-613
6 野田隆政:双極性障害診断における NIRS の有用性.BIPOLAR コンパクトガイド,2014;9:4-6
7 小久保奈緒美,野田隆政,中澤佳奈子,西優子,住吉太幹:気分障害における認知機能障害.Depression Frontier,
2014;12(2):65-71
8 野田隆政,中澤佳奈子:光トポグラフィー検査をどう使いこなすか ‐ 臨床現場でどのように活かすか.精神科,
2014;25(3):257-264
9 野田隆政,小久保奈緒美,中澤佳奈子,西優子,小関俊祐,中込和幸:【うつ病の早期介入,予防(I)】うつ病の発
症は予防できるか,減らすことができるのか 認知機能障害とレジリエンスの視点からのうつ病予防の可能性.精
神医学,2014;56(8):655-663
10 飛鳥井望,市川宏伸,岩田仲生,内山 真,太田敏男,大野 裕,大森哲郎,尾崎紀夫,鹿島晴雄,兼本浩祐,神庭重信,
北村秀明,久保千春,小山善子,齊藤卓弥,佐々木司,清水栄司,豊嶋良一,針間博彦,樋口 輝彦,深津 亮,松下昌雄,
松永千秋,松本ちひろ,松本英夫,丸田敏雅,三野 進,宮田久嗣,村井俊哉,吉内一浩,日本精神神経学会精神科
病名検討連絡会,日本トラウマティック・ストレス学会,日本精神神経学会精神科用語検討委員会,日本睡眠学会,
日本うつ病学会,日本精神科診断学会,日本心身医学会,日本児童青年精神医学会,日本不安障害学会,日本老年
精神医学会,日本精神神経学会性同一性障害に関する委員会,日本精神神経学会 ICD-11 委員会,日本アルコール・
薬物医学会,日本依存神経精神科学会,日本統合失調症学会,日本摂食障害学会:DSM-5 病名・用語翻訳ガイドラ
イン(初版).精神神経学雑誌,2014;116(6):429-457
11 樋口輝彦:NURSE TREND 長期入院精神障害者の地域移行促進を目指して「長期入院精神障害者の地域移行に向
けた具体的方策の今後の方向性」まとまる.Nursing BUSINESS,2014;8(12):1162-1163
12 樋口輝彦:
【高齢者の不安とその対策|経済・健康・孤独|】高齢者の不安の現状.Advances in Aging and Health
Research 2014,2015:11-18
13 Papakostas George I,樋口輝彦:不眠を合併したうつ病の治療.臨床精神薬理,2015;18(4):466-475
14 樋口輝彦:現代社会とうつ病(最終回) 新しいうつ病治療の可能性.最新医学,2015;70(1):104-108
③著書
1 池澤 聰,兼子幸一:認知機能リハビリテーション.統合失調症ケーススタディー,メディカルレビュー社,東京,2014
2 岡崎光俊,足立直人:第 6 章 てんかん特異的精神症候群 E.Geschwind 症候群.精神科臨床エキスパート「てんか
ん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;214-218
3 小林なほか,渡辺裕貴:第 2 章 精神科領域における発作性エピソードの鑑別診断 C.異常行動.精神科臨床エキス
パート「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;64-75
4 柴岡三智,渡辺裕貴:第 2 章 精神科領域における発作性エピソードの鑑別診断 B.健忘.精神科臨床エキスパート
「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;56-63
5 柴岡三智:統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群.DSM-5 を使うということ その可能性と限界,
146
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
松崎朝樹(監訳),JoelParis(著)
,サイエンス・インターナショナル,東京,2014;95-102
6 柴岡三智,国立精神・神経医療研究センター病院ワーキンググループ:ココロアップノート~統合失調症編~.中
込和幸(監修),創造出版,東京,2015
7 豊澤あゆみ,渡辺裕貴:第 2 章精神科領域における発作性エピソードの鑑別診断 A.意識消沈.精神科臨床エキス
パート「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;39-55
8 中込和幸:7 章 早期精神疾患をめぐる将来の研究の方向性.第 4 部 早期治療をめぐるトピックス.重症化させな
いための精神疾患の診方と対応,医学書院,東京,2014;271-278
9 野田隆政,原恵子:第 2 章症例から読み解く精神科薬物療法 2.うつ病 症例 10 入院患者で抗うつ薬が奏功せず,不安・
焦燥・希死念慮を認めたため,m-ECT を検討した患者.鈴木利人他編:精神科医×薬剤師クロストークから読み解
く精神科薬物療法,南山堂,東京都,2014;136-144
10 樋口輝彦:自殺対策の今後のあり方.『よくわかる自殺対策(本橋豊 編)』ぎょうせい,2015;184-192
11 村崎光邦(監修),小山司(編集),樋口輝彦(編集):デュロキセチンのすべて.先端医学社,2014
12 原恵子,渡辺雅子:第 1 章精神科外来を初診するてんかん発作 A.てんかん発作の基礎知識.精神科臨床エキスパ
ート「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;1-9
13 宮島美穂,渡辺雅子:第 1 章精神科外来を初診するてんかん発作 B.夢様状態を含む “ 精神発作 ”.精神科臨床エキ
スパート「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;10-18
14 原恵子,渡辺雅子:第 1 章精神科外来を初診するてんかん発作 C.複雑部分発作.精神科臨床エキスパート「てん
かん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;19-26
15 宮島美穂,渡辺雅子:第 1 章精神科外来を初診するてんかん発作 D.非けいれん性てんかん重積状態.精神科臨床
エキスパート「てんかん診療スキルアップ」,吉野相英(編),医学書院,東京,2014;27-38
④雑誌・刊行物
1 樋口輝彦:高齢期うつ病.インタビュー記事月刊『ことぶき』2015/5,2015;29-32
2 樋口輝彦:専門医インタビュー『ためしてガッテン 脳から若返る』2014;93
3 樋口輝彦:シンプルな金属イオンに秘められた自殺予防の効果.BMJ 論文解説 MMJ,2014;69
4 樋口輝彦:特集うつ病診療|入り口から出口まで|エディトリアル.カレントテラピー 2014;32(6):513
5 樋口輝彦:薬を減らすのはなぜか ?.こころの元気,2014;11:6-7
6 樋口輝彦:巻頭言向精神薬使用に関する最近の動向.日本医師会雑誌,2014;143(7):1425
7 樋口輝彦:書評「重症化させないための精神疾患の診方と対応」.精神医学,2014;56:911
⑤研究班報告書
1 佐竹直子,原敬三,渋谷浩太,高柳伸康,櫻庭隆浩,庄司和弘,樋口広思,平間和政,鑓水俊輔,中村由希子,奥地康子,
曵地芳浩,太田優貴,加藤優妃,竹内咲,日野杏耶,佐藤幸司,出岡三季,白澤麻衣,能戸奈央子:宮城県石巻地
区(宮城 -C)における地域精神保健医療福祉システムの再構築に向けた支援者支援に関する報告.厚生労働科学研
究費補助金「東日本大震災の被災地における地域精神保健医療福祉システムの再構築に資する中長期支援に関する
研究」平成 26 年度総括・分担研究報告書,2015.3,47-152
2 佐竹直子,吉田光爾,古家美穂,山本啓太,佃弘美,原田郁大,薬師寺あかり,真行寺伸江,堀内亮,長竹教夫,
小川友季,池田尚彌,下平美智代,片山優美子,伊藤順一郎:国府台地区(国府台病院・市川市周辺地区)におけ
る重症精神障害者への多職種アウトリーチチーム支援に関する研究.厚生労働科学研究費補助金 難病・がん等の
疾患分野の医療の実用化研究事業(精神疾患関係研究分野)「地域生活中心」を推進する,地域精神医療モデル作り
とその効果検証に関する研究平成 26 年度総括・分担研究報告書,2015.3,175-184
3 佐竹直子,下平美智代,梅田典子,小川友季,真行寺伸江,古家美,池田尚彌,吉田光爾:国立国際医療研究セン
ター国府台病院・市川市周辺地区における重症精神障害者への認知機能リハビリテーションと個別援助付雇用モデ
ルに関する研究.厚生労働科学研究費補助金 難病・がん等の疾患分野の医療の実用化研究事業(精神疾患関係研
究分野)「地域生活中心」を推進する,地域精神医療モデル作りとその効果検証に関する研究平成 26 年度総括・分担
研究報告書,2015.3,257-276
4 中込和幸,花川隆,菊池安希子,池淵恵美,兼子幸一,根本隆洋,住吉太幹,松元健二,尾崎紀夫:統合失調症に
対する認知リハビリテーションの開発と効果検証に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究
事業(精神障害分野))平成 26 年度総括・分担研究報告書,2015.3
5 中込和幸,花川隆,菊池安希子,池淵恵美,兼子幸一,根本隆洋,住吉太幹,松元健二,尾崎紀夫:統合失調症に
対する認知リハビリテーションの開発と効果検証に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究
事業(精神障害分野))平成 24 ~ 26 年度総合研究報告書,2015.3
6 中込和幸,三島和夫,中川敦夫,稲垣中,伊藤弘人,奥村泰之,山之内芳雄,石郷岡純:向精神薬の処方実態に関
する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業(精神障害分野))平成 26 年度総括・分担研究報告
書,2015.3
7 中込和幸,福田正人,荒木剛,松岡洋夫,吉村直記,安西信雄,平安良雄,岡崎光俊,住吉太幹,根本隆洋:統合
失調症の診断,治療法の開発に関する研究Ⅱ(24-1).精神・神経疾患研究開発費平成 24 ~ 26 年度総括研究報告書,
2015.3
8 樋口輝彦(研究代表者):日本大震災の被災地における地域精神保健医療福祉システムの再構築に資する中長期支援
に関する研究.H26- 医療 - 指定 -041 平成 26(2014)年度厚生労働科学研究費補助金健康安全確保総合研究分野地域
医療基盤開発推進研究,2015.3
9 平林直次,横井優磨,武田直也,船田大輔,南博之,南ひかる,永田貴子,大森まゆ,田口寿子,松田太郎,立森久照:
医療観察法病棟における重症患者の調査研究.厚生労働科学研究費補助金「精神障害者の重症度判定及び重症患者
の治療体制等に関する研究」平成 26 年度総括・分担研究報告書,2015.3,131-144
(2)学会発表等
①特別講演,シンポジウム
th
1 Nakagome K: The challenges of training clinicians and readying clinics to provide CR in Japan.15
International Congress on Schizophrenia Research,USA,2015.3.28-4.1
147
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2 池澤 聰: 統合失調症に対する認知矯正療法 NEAR(Neuropsychological educational approach to cognitive
remediation). 第 34 回日本社会精神医学会,富山国際会議場,2015.3.5-6
3 岡崎光俊:てんかんと日常生活の管理(制限,法律,補助).第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.3
4 佐竹直子:国府台病院における病床削減と地域ケア連携システム「国府台モデル」構築について.第 110 回日本精神
神経学会学術総会,パシフィコ横浜,2014.6.26-28
5 佐竹直子:まざまなアウトリーチ・ケアマネジメントサービスを利用した地域ケアネットワークの評価.第 110 回日
本精神神経学会学術総会,パシフィコ横浜,2014.6.26-28
6 佐竹直子:総合病院精神科を中心とするケアマネジメントネットワークで展開するアウトリーチ「施設特性から考
える精神科アウトリーチ|それぞれの現状と課題|」.第 14 回日本外来精神医療学会総会,栃木県総合文化センター,
2014.7.12-13
7 伊藤順一郎,鈴木友理子,種田綾乃,米倉一磨,渋谷浩太,小成祐介,駿河孝史,佐竹直子:被災地における支援
者支援のメリットとデメリット,これからに向けて:現地支援者からの発信.日本精神障害者リハビリテーション
学会第 22 回いわて大会,岩手県民情報センターアイーナ,2014.10.30-11.1
8 中込和幸,黒木規臣,柴岡三智,住吉太幹,平林直次,吉村直記,野田隆政,竹田和良,蟹江絢子,山之内芳雄,
伊藤弘人:統合失調症と地域医療連携.第 110 回日本精神神経学会学術総会,パシフィコ横浜,2014.6.26-28
9 中込和幸:日本発の精神科メガトライアル ACCEPT 研究.第 24 回日本臨床精神神経薬理学会・第 44 回日本神経精
神薬理学会合同年会,名古屋国際会議場,2014.11.20-22
10 野田隆政:「気分障害診断における光トポグラフィー検査の実際:その意義と課題」話題提供「光トポグラフィー検
査入院の意義と今後」.第 10 回日本うつ病学会,北九州国際会議場,2013.7.19-20
11 野田隆政,伊藤弘人,中込和幸,樋口輝彦:身体疾患患者のメンタルケアモデル開発ナショナルプロジェクトの概要.
第 71 回日本循環器心身医学会総会,北海道大学学術交流会館,2014.11.22-23
12 野田隆政: 身体疾患患者のメンタルケアモデル開発ナショナルプロジェクトの進展.第 11 回日本うつ病学会総会,
広島国際会議場,2014.7.18-19
13 村田佳子,曽根大地,谷口豪,岡崎光俊,渡辺雅子,渡辺裕貴:てんかんとキャリーオーバー:てんかんと妊娠・出産.
第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21-24
14 村田佳子,渡辺雅子,曽根大地,岡崎光俊,渡辺裕貴: VGKC 複合体等に関連する免疫介在性脳炎の精神症状の特徴.
第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.2-3
15 渡辺裕貴: てんかんに関連する向精神薬の使い方. 第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.3
16 谷口豪,渡辺雅子,村田佳子,近藤伸介,神出誠一郎,笠井清登: キャリーオーバー症例の緊急入院に備えて我々が
考えるべきことは何か?. 第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.3
②国際学会
1 Okazaki M,Takahashi A,Otsuki T: A case of body dysmorphic disorder after epilepsy surgery and
childbirth. 11th European Congress on Epileptology,Stockholm,2014.06.29-07.03
2 Shibaoka M,Kuroki N,Yoshimura N,Sumiyoshi T,Nakagome K: Early Detection and Intervention
Center for Schizophrenia(EDICS): Development of a personal handbook for patients with first-episode
schizophrenia. 9th International Conference on Early Psychosis,Tokyo,2014.11.17-19
3 Satake N: Children’s daily lives survey using QCD(Questionnaire – Children with Difficulties)in devastated
area of East Japan Earthquake. The Pacific Rim College of Psychiatrists Scientific Meeting 2014,Vancouver,
2014.10.5-7
4 Satake N: Psychosocial Rehabilitation and Mental Health of Japan The 14th International Conference on
Psychosocial Rehabilitation and Mental Health,Suwon,Korea,2014,11,7-8
5 Takano H,Ito H,Seki C,Kimura Y,Hashimoto H,Kawamura K,Zhang M,Suhara T: Pharmacokinetics of
sulpiride in the brain imaged with [11C]sulpiride positron emission tomography. NeuroReceptor Mapping,
NRM2014 conference,Hotel Zuiderduin,Egmond aan Zee,the Netherlands,2014.05.21-24
③一般学会
1 坂本岳之,井澤美智子,大柄昭子,野田隆政,亀井雄一:概日リズム睡眠障害に対する入院光療法の治療効果の検討,
日本睡眠学会第 39 回学術集会,徳島あわぎんホール,2014.07.03-04
2 岡崎光俊,高橋章夫,大槻泰介:てんかん外科手術と出産を経過して身体醜形障害を呈した一例.第 48 回日本てん
かん学会,東京,2014.10.2-3
3 蟹江絢子,今村扶美,新明一星,吉田純子,稲森晃一,出村綾子,菅原まゆみ,田島美幸,伊藤正哉,吉川大輝,
船田大輔,堀越勝,野田隆政,平林直次:多職種チームによる認知行動療法の臨床実践の試み.第 27 回総合病院精
神医学会,2014.11.28-29
4 金子裕,高橋章夫,開道貴信,大槻泰介,岡崎光俊:L2 ノルム解析を利用した dipole 推定.第 29 回日本生体磁気学
会,大阪,2014.5.29-30
5 金子裕,高橋章夫,開道貴信,池谷直樹,大槻泰介,岡崎光俊:L2 ノルム解析を利用した dipole 推定.第 48 回日本
てんかん学会,東京,2014.10.2-3
6 吉田光次,伊藤順一郎,高原由美子,西尾雅明,坂田増弘,佐竹直子,古家美穂,佐藤さやか,種田綾乃,小川友季,
池田尚彌,山口創生,市川健:多職種アウトリーチチームのサービス記述と効果評価支援研究~支援プロセスの実
態とサービス記述~,日本精神障害者リハビリテーション学会第 22 回いわて大会,岩手県民情報センターアイーナ,
2014.10.30-11.1
7 吉村匡史,野口正行,高田知二,佐竹直子,小林孝文,早川達郎,中島義文,佐藤茂樹,黒木宣夫:総合病院精神
科基礎調査結果の経時的変化(2008 年度~ 2012 年度).第 27 回日本総合病院精神医学会総会,つくば国際会議場,
2014,11,28-29
8 佐竹直子:石巻市における修正版 QCD を用いた子どもの日常生活調査.第 34 回日本社会精神学会総会,富山国際会
議場,2015,3,5-6
9 柴岡三智,熊地美枝,浪久悠,根岸典子,山田美紗子,佐伯幸治,山之内芳雄,伊藤弘人,黒木規臣,中込和幸:
148
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
統合失調症患者手帳の開発.第 110 回日本精神神経学会学術総会,パシフィコ横浜,2014.6.26-28
10 野田隆政,中込和幸,吉田寿美子,功刀浩,樋口輝彦:NIRS を用いたうつ病の重症度評価の可能性.第 11 回日本う
つ病学会総会,広島国際会議場,2014.7.18-19
11 長島杏那,松尾淳子,木下裕紀子,石田一希,野田隆政,樋口輝彦:気分障害患者における強迫性パーソナリティ
傾向と認知機能との関連.第 11 回日本うつ病学会総会,広島国際会議場,2014.7.18-19
12 野田隆政:精神疾患に対する修正電気けいれん療法.第 28 回日本ニューロモデレーション学会,都市センターホテル,
2014.5.31
13 堀井大輔,岡崎光俊,高橋章夫,開道貴信,金子裕,吉田寿美子,大槻泰介:てんかん外科手術後に一過性の発動
性低下と拒食を認めた症例.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-03
14 廣實真弓,村田佳子,曽根大地,谷口豪,岡崎光俊,渡辺雅子,渡辺裕貴:左側頭葉てんかん患者の記憶と聴覚理
解の関係について.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.2-3
15 横山仁史,野田隆政,中澤佳奈子,瀬戸山志緒里,村田美穂:抑うつ症状を合併したパーキンソン患者に対する近
赤外線光トポグラフィー(NIRS)による評価の可能性.第 11 回日本うつ病学会総会,広島国際会議場,2014.
7.
18-19
④研究会・院外集会
1 中澤佳奈子,野田隆政:パーキンソン病における抑うつ症状と認知機能および NIRS との関連.平成 26 年度精神・
神経医療研究開発費報告会,国立精神・神経医療研究センターコスモホール,2014.11.08
2 中込和幸:治験教育セミナー「臨床試験における認知機能評価」.第 24 回日本臨床精神神経薬理学会・第 44 回日本
神経精神薬理学会合同年会,名古屋国際会議場,2014.11.20-22
3 藤井猛:「抑うつ気分における海馬の機能に関する脳画像研究」.第 2 回 Human High Performance セミナー,筑波
大学体芸棟,2014.05.09
4 野田隆政:精神疾患の鑑別診断および転帰の予測における近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)の有用性に関する研究.
平成 26 年度精神・神経医療研究開発費報告会,アルカディア市ヶ谷,2014.12.10
(3)講演
1 岡崎光俊,中川栄二:てんかんに合併する精神疾患と発達障害.てんかん協会東京支部,2014 年度てんかん講座,東京,
2014.8.24
2 佐竹直子.精神障害者の社会復帰及び精神障害者福祉地域生活中心の精神保健医療福祉のありかた.平成 25 年度全
国自治体病院協議会精神保健指定医研修会(更新・第 53 回),東京,2014.12.20
3 佐竹直子:精神科医の役割.第 12 回 ACT・多職種アウトリーチ研修,アルカディア市ヶ谷,2014.9.2-5
4 佐竹直子:児童虐待の現状と対応について.平成 26 年度石巻市児童虐待防止講演会,石巻市河北総合センター,
2014.11.6
5 佐竹直子:アウトリーチ的介入.思春期精神保健対策医療従事者専門研修(2)
,野村コンファレンスプラザ日本橋,
2015.1.22
6 佐竹直子:精神障がい者の理解・精神科疾患における薬物療法.精神科訪問看護基本療養費算定要件研修会,東京,
2015.1.30
7 佐竹直子:海外のアウトリーチの実践から学ぶ.平成 26 年度厚生労働科学研究補助金「精神障害者の地域生活支援
の在り方とシステム構築に関する研究」アウトリーチ研修会,国立精神・神経医療研究センター,2015.1.8-9
8 樋口輝彦:基調講演「治りにくいうつ病の実態と治療の選択肢」.日経健康セミナー 21 スペシャル「うつ病治療最前
線」
,東京,2014.11.1
9 樋口輝彦:「うつ病を知る日」.県民公開講座,三重県津市,2014.10.26
10 樋口輝彦:「うつ病診断と治療の現状と課題」.平成 26 年度厚生労働科学研究委託費 創薬基盤推進研究事業第 44 回
ヒューマンサイエンス総合研究セミナー「うつ病の新しい治療法の可能性を探る」,東京,2014.12.4
11 樋口輝彦:今,求められるこころの健康,市民健康フォーラム,2014.6.13
12 樋口輝彦:うつ病医療の現状と課題.高知大学森信教授就任記念講演,2014.5.17
13 樋口輝彦:リチウムイオンとの出会い|謎は解けたか ?.東京大学「医の原点」,東京,2014.12.4
(4)その他
1 樋口輝彦:高齢者の不安の現状.公益財団法人長寿科学振興財団平成 26 年度研究業績集「高齢者の不安とその対策|
経済・健康・孤独|」,2015.3
2 樋口輝彦:ラジオ『ウィークエンド ケアタイムひだまりハウス―うつ病・認知症について語ろう』,日本放送,毎
日曜午前 6:25 ~ 6:54 隔週出演
3 竹島正,小高真実,山内貴史,福田祐典,樋口輝彦:日本の WHO 協力センターのこれまでの活動と展望自殺予防
における NCNP と WHO の協働 これまでとこれから(会議録).精神神経学雑誌 2014 特別,2014;688
4 伊藤弘人,山之内芳雄,福田祐典,樋口輝彦:精神疾患の医療計画への追加の意義と効果 地域医療連携の必要性
と可能性と効果の観点から考察する医療計画と患者手帳 国立高度専門医療研究センター共同プロジェクト事例か
ら(会議録).精神神経学雑誌 2014 特別,2014;246
5 樋口輝彦,祖父江逸郎:生き生きとした心豊かな長寿社会の構築をめざして(第 9 回) 若い人から高齢者にも目を
向けた社会づくりを(座談会).Aging&Health,2015;23(4):6-11
2)司法精神科
(1)刊行論文
①著書
1 平林直次:Q&A でわかる こころの病の疑問 100 当事者・家族・支援者に役立つ知識.有馬邦正,平林直次,古屋
龍太編集 中央法規,東京,2014
②総説
1 平林直次:医療観察法による医療|厚生労働科学研究報告から見える現状.司法精神医学 2015;10(1):30-35
③研究班報告書
1 田口寿子:再び重大な他害行為を行った対象者及び再入院者に関する調査.厚生労働科学研究費補助金(障害者対
149
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2
3
4
5
6
7
策総合研究事業(精神障害分野))「医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究」平成 26 年度総括・分担
研究報告書 2015;43-57
田口寿子:再び重大な他害行為を行った対象者及び再入院者に関する調査.厚生労働科学研究費補助金(障害者対
策総合研究事業(精神障害分野))「医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究」平成 25 ~ 26 年度総合研
究報告書 2015;35-43
平林直次:医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研
究事業(精神障害分野)),平成 26 年度総括・分担研究報告書 2015;1-10
平林直次:医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研
究事業(精神障害分野)),平成 25 ~ 26 年度総合研究報告書 2015;1-12
平林直次:指定入院医療機関に関する基礎的調査と医療の向上に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者
対策総合研究事業(精神障害分野))「医療観察法の向上と関係機関の連携に関する研究」平成 26 年度総括・分担研
究報告書,2015;3-22
平林直次:指定入院医療機関に関する基礎的調査と医療の向上に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者
対策総合研究事業(精神障害分野))「医療観察法の向上と関係機関の連携に関する研究」平成 25 ~ 26 年度総合研究
報告書,2015;3-7
平林直次:医療観察法病棟における重症患者の調査研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業(精
神障害分野))
「精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究」平成 26 年度総括・分担研究報告書,
2015;131-144
(2)学会発表等
①特別講演・シンポジウム
1 平林直次:医療観察法による医療|厚生労働科学研究報告から見える現状|.第 10 回日本司法精神医学大会,沖縄県,
2014.5.16
(3)講演
1 平林直次:精神科外来でのアドヒアランス向上のための取り組み|医療観察法医療の経験から|.第 5 回墨東精神科
懇話会学術講演会,東京都,2014.10.18
(4)その他
1 平林直次:医療観察制度対象者の処遇の実際|通院医療への応用|.平成 26 年度精神保健福祉研修(前期),東京都,
2014.7.9
2 平林直次:問題解決から問題解決技術の獲得へ|対象者の自分らしい生活|.第 8 回司法精神科作業療法全国研修会,
愛知県,2014.11.8
3 平林直次:指定入院医療機関の取り組みと通院処遇時の関わりについて.平成 26 年度医療観察法における地域処遇
に関する説明会,埼玉県,2015.3.18
3)神経内科
(1)刊行物
①原著
1 Mukai Y,Shimatani Y,Sako W,Asanuma K,Nodera H,Sakamoto T,Izumi Y,Kohda T,Kozaki S,Kaji R
: Comparison between botulinum neurotoxin type A2 and type A1 by electrophysiological study in healthy
individuals.. Toxicon,2014;81:32-36.
2 Nakamura M,Matsuoka T,Chihara N,Miyake S,Sato W,Araki M,Okamoto T,Lin Y,Ogawa M,Murata
M,Aranami T,Yamamura T.: Differential effects of fingolimod on B-cell populations in multiple sclerosis..
Mult scler.,2014;20(10):1371-80.
3 Nomoto M,Mizuno Y,Kondo T,Hasegawa K,Murata M,Takeuchi M,Ikeda J,Tomida T,Hattori N.
:
Transdermal rotigotine in advanced Parkinson's disease: a randomized,double-blind,placebo-contolled
trial.. J Neurol.
,2014;261(10):1887-93.
4 Mori-Yoshimura M,Oya Y,Yajima H,Yonemoto N,Kobayashi Y,Hayashi YK,Noguchi S,Nishino I,
Murata M.: GNE myopathy:A prospective natural history study of disease progression.. Neuromuscul
Disord,2014;24(5):380-386.
5 Mori-Yoshimura M,Hayashi YK,Yonemoto N,Nakamura H,Murata M,Takeda S,Nishino I,Kimura E.:
Nationwide patient registry for GNE myopathy in Japan.. Orphanet J Rare Dis.
,2014;9:150
6 MizunoY,Nomoto M,Hasegawa K,Hattori N,Kondo T,Murata M,Takeuchi M,Takahashi M,Tomida T;
on behalf of the Rotigotine Trial Group.: Rotigotine vs ropinirole in advanced stage Parkinson's disease: A
double-blind study.. Parkinsonism Relat Disord.,2014;20(12):1388-1393.
7 Araki M,Matsuoka T,Miyamoto K,Kusunoki S,Okamoto T,Murata M,Miyake S,Aranami T,Yamamura T.
:
Efficacy of the anty-IL-6 receptor antibody tocilizumub in neuromyelitis optica: a pilot study. Neurology
2014;82(15):1302-1306.
8 Saitoh Y,Fujikake N,Okamoto Y,Popiel HA,Hatanaka Y,Ueyama M,Suzuki M,Gaumer S,Murata M,
Wada K,Nagai Y.: p62 plays a protective role in the autophagic degradation of polyglutamine protein
oligomers in polyglutamine disease model files.. J Biol Chem,2015;290(3):1442-1453.
9 Mori-Yoshimura M,Hayashi YK,Yonemoto N,Nakamura H,Murata M,Takeda S,Nishino I,Kimura E.:
Nationwide patient registry for GNE myopathy in Japan.. Orphanet J RareDis.
,2014;9:150
10 Mitsui,J,Matsukawa,T,Sasaki H.
,Yabe,I,Matsushima,M,Durr A,Brice A,Takashima H,Kikuchi
A,Aoki M,Ishiura H,Yasuda T,Date H,Ahsan B,Iwata ,Goto J,Ichikawa Y,Nakahara Y,Momose
Y,Takahashi Y,Hara K,Kakita A,Yamada M,Takahashi H,Onodera O,Nishizawa M,Watanabe H,
Ito M,Sobue G,Ishikawa K,Mizusawa H,Kanai K,Hattori T,Kuwabara S,Arai K,Koyano S,Kuroiwa
150
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
Y,Hasegawa K,Yuasa T,Yasui K,Nakashima K,Ito H,Izumi Y,Kaji R,Kato T,Kusunoki S,Osaki Y,
Horiuchi M,Kondo T,Murayama S,Hattori N,Yamamoto M,Murata M,Satake W,Toda T,Filla A,
Klockgether T,Wullner U,Nicholson G,Gilman S,Tanner C.M,Kukull W.A,Stern M.B,Lee V.M,
Trojanowski J.Q,Masliah E. Low,P.A,Sandroni,P,Ozelius L.J,Foroud T. & Tsuji S. Variants
associated with Gaucher disease in multiple system atrophy. Annals of clinical and translational neurology
2015;2:417-426.
11 Shimazaki H,Honda J,Naoi T,Namekawa M,Nakano I,Yazaki M,Nakamura K,Yoshida K,Ikeda S,
Ishiura H,Fukuda Y,Takahashi Y,Goto J,Tsuji S & Takiyama Y. Autosomal-recessive complicated
spastic paraplegia with a novel lysosomal trafficking regulator gene mutation. J Neurol Neurosurg Psychiatry
85,2014;1024-1028.
12 Ishiura H,
Takahashi Y,
Hayashi T,
Saito K,
Furuya H,
Watanabe M,
Murata M,
Suzuki M,
Sugiura A,
Sawai S,
Shibuya K,Ueda N,Ichikawa Y,Kanazawa I,Goto J & Tsuji S. Molecular epidemiology and clinical
spectrum of hereditary spastic paraplegia in the Japanese population based on comprehensive mutational
analyses. J Hum Genet 2014;59:163-172.
13 Doi K,Monjo T,Hoang PH,Yoshimura J,Yurino H,Mitsui J,Ishiura H,Takahashi Y,Ichikawa Y,Goto J,
Tsuji S & Morishita S. Rapid detection of expanded short tandem repeats in personal genomics using hybrid
sequencing. Bioinformatics 2014;30:815-822.
14 Yamamoto T,Inokuchi H,Sano Y,Kandori A,Murata M. Assessment of A New Magnetic Device to
Monitor Swallowing in Parkinson's disease. J Neurol Neurophysiol. 2015;6(1):1-5.
15 木村円,中村治雅,三橋里美,竹内芙実,森まどか,清水玲子,小牧宏文,林由起子,西野一三,川井充,武田伸一.
今開かれる筋ジストロフィー治療の扉 筋ジストロフィーの臨床開発を推進する研究基盤 Remudy と MDCTN.
臨床神経 2014;54(12):1069-1070.
16 西川敦子,森まどか,岡本智子,大矢寧,中田智彦,大野欽司,村田美穂 : 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーと診
断されていた DOK7 型筋無力症の 1 例. 臨床神経 2014;54(7):561-564.
17 塚田恵鯉子,木村綾乃,亀井雄一,瀬川和彦,岡本智子,渡辺雅子 : 終夜睡眠ポリグラフィが捉えた,複雑部分発
作に伴う発作性心停止. てんかん研究 2015;32(3):548-555.
18 宮城哲哉,近土善行,佐野輝典,岡本智子,西山穀彦,渡辺雅子,渡辺裕貴,村田美穂,髙橋幸利 : 失語発作を主
症状とする成人型ラスムッセン症候群の一例. てんかん研究 2015;32(2): 556-563.
19 Yonekawa T,Oya Y,Higuchi Y,Hashiguchi A,Takashima H,Sugai K,Sasaki M. Extremely severe
complicated spastic paraplegia 3A with neonatal onset.Pediatr Neurol.2014 Nov;51(5):726-9
20 Matsuzaka Y,Kishi S,Aoki Y,Komaki H,Oya Y,Takeda S,Hashido K.Three novel serum biomarkers,
miR-1,miR-133a,and miR-206 for Limb-girdle muscular dystrophy,Facioscapulohumeral muscular
dystrophy,and Becker muscular dystrophy. Environ Health Prev Med.2014;19(6):452-8.
21 Miyatake S,Tada H,Moriya S,Takanashi J,Hirano Y,Hayashi M,Oya Y,Nakashima M,Tsurusaki Y,
Miyake N,Matsumoto N,Saitsu H.Atypical giant axonal neuropathy arising from a homozygous mutation
by uniparental isodisomy. Clin Genet. 2014 Jul 8. doi: 10.1111/cge.12455
22 Nakayama T,Nakamura H,Oya Y,Kimura T,Imahuku I,Ohno K,Nishino I,Abe K,Matsuura T. Clinical
and genetic analysis of the first known Asian family with myotonic dystrophy type 2. J Hum Genet. 2014;
59(3):129-33
②著書
1 能勢裕里江,水澤英洋:プリオン病.生涯教育シリーズ− 87.感染症診療 update.東京:日本医師会;2014.415417.
2 入岡 隆,水澤英洋:24 感覚障害.緊急度・重症度からみた症状別.看護過程 + 病態関連図 第 2 版.東京:医学書院;
2014.p.404-418. 3 入岡 隆,水澤英洋:59 四肢のしびれ.緊急度・重症度からみた症状別.看護過程 + 病態関連図 第 2 版.東京:医
学書院;2014.p.1009-1023.
4 小林 禅,水澤英洋:Ⅱ.ウイルス感染症 ヘルペスウイルス感染症 エプスタイン・バーウイルス感染症.神経
感染症を極める アクチュアル 脳・神経疾患の臨床.東京:中山書店;2014.53-59. 5 三條伸夫,水澤英洋:Ⅶ.プリオン病 プリオン病.神経感染症を極める アクチュアル 脳・神経疾患の臨床.東京:
中山書店;2014.278-285. 6 三條伸夫,水澤英洋:付録 2 感染症関連ガイドラインと使用法の注意.神経感染症を極める アクチュアル 脳・
神経疾患の臨床.東京:中山書店;2014.352-354.
7 水澤英洋 : 研修の概要 日本神経学会専門医への道—日本神経学会専門医研修カリキュラムについて.神経内科研
修ノート.東京:診断と治療社;2015.p.4-7.
8 水澤英洋:研修の概要 神経内科領域の関連学会について.神経内科研修ノート.東京:診断と治療社;2015.p.
8-10. 9 石川欽也,水澤英洋:5.脊髄性筋萎縮症.神経疾患 最新の治療 2015-2017.東京:南江堂;2015.190-191. 10 工藤俊介,水澤英洋:低酸素脳症.神経疾患.最新の治療.2015-2017. 東京:南江堂;2015.260-262. 11 水澤英洋:Creutzfeldt-Jakob 病 Creutzfeldt-Jakob Disease(CJD).今日の診断指針 第 7 版.東京:医学書院;
2015.p.685-686. 12 山本敏之,村田美穂:こうしよう ! パーキンソン症候群の摂食嚥下障害.東京:アルタ出版;2014.1-123. 13 森まどか:血液検査.神経内科研修ノート.東京:診断と治療社;2015.p.54-57.
14 森まどか:ポンぺ病の理学療法および運動療法.ポンぺ病 2nd edition. 東京:協和企画;2014.p.16-119.
15 森まどか:先天性ミオトニー.Clinical Neuroscience.東京:中外医学社;2015.p.473
16 山本敏之 : 進行期の諸問題(摂食嚥下障害)
:レジデントのためのパーキンソン病ハンドブック. 初版.山本光利編.
東京:中外医学社;2014.p.131-139.
17 大矢 寧:神経接合部疾患・筋疾患 みえる神経疾患,成美堂出版,2014
151
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
18 大矢 寧:多発筋炎・皮膚筋炎・自己免疫性壊死性筋症.神経内科研修ノート.診断と治療社 2014
19 大矢 寧:悪性高熱症.神経内科研修ノート.診断と治療社 2014
20 大矢 寧: Stiff person 症候群と Isaacs 症候群.神経内科研修ノート.診断と治療社 2014
③総説
1 水澤英洋,石橋 哲:神経病学(Neurology),臨床医学の展望 2014;4690:24-30
2 水澤英洋:特集 神経診察|そのポイントと次の一手 総論 病歴聴取のポイント,Medicina2014;51(7):11941197.
3 水澤英洋:特集 神経診察|そのポイントと次の一手 各論 運動系 運動失調症の診かた,Medicina2014;51(7)
:
1260-1263.
4 水澤英洋:序|神経感染症の現状と展望|.化学療法の領域 8 月号 2014;30(8):22-23.
5 板東 杏太,水澤英洋:初期の脊髄小脳変性症に対するリハビリテーションについて.難病と在宅ケア 10 2014;20(7)
:
26-29.
6 大矢 寧,水澤英洋:薬剤性横紋筋融解症.医学のあゆみ くすりの副作用のすべて 2014;251(9)
:851-858. 7 水澤英洋:特別講演 脊髄小脳変性証の克服に向けて.第 14 回 信州 NeuroCPC 信州医誌 2014;63(1):49-57.
8 水澤英洋:プリオン病 プリオン病とは Clinical Neuroscience 月刊 臨床神経科学 2015;33(3):252-255. 9 西季依子,石橋 哲,水澤英洋:てんかんとミトコンドリア病 神経眼科 2014;31(4):426-432. 10 高橋祐二:ALS の病因遺伝子 ERBB4(ALS19).神経内科 2015;82(4):349-355.
11 水澤英洋:特集 神経診察—そのポイントと次の一手 総論 病歴聴取のポイント.medicine,2014;51(7):
1194-1197.
12 水澤英洋:特集 神経診察—そのポイントと次の一手 各論 運動系 運動失調症の診かた.medicine,
2014;51(7)
:
1260-1263.
13 水澤英洋:序|神経感染症の現状と展望|化学療法の領域 8 月号,2014;30(8):22-23.
14 大矢 寧:薬剤性横紋筋融解症.医学のあゆみ,2014;251(9):851-858.
15 水澤英洋:脊髄小脳変性症の克服に向けて.第 14 回信州 NeuroCPC,2015;63(1):49-57.
16 水澤英洋:プリオン病とは.Clinical Neuroscience,2015;33(3):252-255.
17 向井洋平,村田美穂:Lewy 小体病とは.Clinical Neuroscience,2015;33(3):288-292.
18 大矢 寧:筋ジストロフィー,ブレインナーシング,2014;30(12);100-102.
19 向井洋平,村田美穂:パーキンソン病の精神症状をピマバンセリンは有意に改善:解説「意義が大きいパーキンソ
ン病の精神症状に対する新薬」,Mainichi Medical Journal,2014;11(1):16-17.
20 村田美穂:進化するパーキンソン病診療 Prog.Med.2014;34:211-212.
21 村田美穂:構音障害のリハビリテーションは有効か ?
「有効」の立場から Frontiersin Parkinson Disease2014;7(1)
:
13-16.
22 山本敏之:神経筋疾患の嚥下障害 神経内科の立場より.脊椎脊髄,2014;27:977-983.
23 山本敏之:進化するパーキンソン病治療 トータルケアを目指して 嚥下障害の原因と対応.Progressin Medicine,
2014;34(2):281-284
24 大矢 寧:末梢神経・筋のリンパ腫 BRAIN and Nerve:神経研究の進歩 2014;66(8):955-967
(2)学会発表
①国際学会
1 Furukawa F,Sanjo N,Kobayashi A,Shiraishi A,Ishikawa K,Yamada M,Kitamoto T,Eishi Y,Mizusawa H:
Involvement of the dorsal root ganglion in GSS with P105L mutation.Asian Pacific Prion Symposium 2014 in
Jeju.Jeju International Convention Center,Korea : 20140706-20140707
2 Sanjo N,Higuma M,Hizume M,Furukawa F,Nakamura Y,Kitamoto T,Hamaguchi T,Moriwaka F,Aoki M,
Tanaka F,Nishizawa M,Takeda M,Inuzuka T,Abe K,Sato K,Murai H,Murayama S,Satoh K,Harada
M,Uyama N,Fujita K,Saito N,Takumi I,Tsukamoto T,Yamada M,Mizusawa H: Human prion disease in
Japan:a prospective surveillance from 1999.Asian Pacific Prion Symposium 2014 in Jeju.Jeju International
Convention Center,Korea: 20140706-20140707
3 Sakai K,Hamaguchi T,Noguchi-Shinohara M,Nozaki I,Takumi I,Sanjo N,Nakamura Y,Kitamoto T,Saito N,
Mizusawa H,Yamada M: Graft-related disease progression in dura mater graft-associated Creutzfeldt-Jakob
disease: a cross-sectional study.Asian Pacific Prion Symposium 2014 in Jeju.Jeju International Convention
Center,Korea : 20140706-20140707
4 Hamaguchi T,Sakai K,Nozaki I,Noguchi-Shinohara M,Sanjo N,Nakamura Y,Kitamoto T,Murayama
S,Satoh K,Harada M,Mizusawa H,Yamada M: Clinical features of MM2 type sporadic Creutzfeldt-Jakob
disease.Asian Pacific Prion Symposium 2014 in Jeju.Jeju International Convention Center,Korea: 2014070620140707
5 Mukai Y,Furusawa Y,Sano T,Mitsuhashi K,Nishikawa A,Taminato T,Sakamoto T,Murata M.: Longterm effect of the combination therapy of lidocaine injection and neck corset for drop head in Parkinson's
diesease..4th Asian and Oceanian Parkinson's Disease and Movement Disorders Congress Pattaya.
Thailand: 20141128-20141130
6 Furusawa Y,Isobe T,Komatsu K,Wakasugi N,Mizuno Y,Kanai M,Mukai Y,Sakamoto T,Murata M.:
Lidocaine therapy for lateral truncal deviation in Parkinson's disease..4th Asian and Oceanian Parkinson's
Disease and Movement Disorders Congress Pattaya.Thailand: 20141128 – 20141130
7 Murata M,Murahashi Y,Shimazu R,Nakamura M.: Zonisamide's effects in Parkinson's disease patients
with tremor; a meta-analysis of three placebo-controlled studies..18th International Congress of Parkinson's
Disease and Movement Disorders..Stockholm: 20140608-20140612
8 Sato W,Aranami T,Chihara N,Ikeguchi R,Okamoto T,Yamamura T: Chemokine Receptor Expressions
on T cells in chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy( CIDP ).International Society of
Neuroimmunology Annual Meeting(ISNI).Mainz Germany: 20141109-20141113
152
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
9 Noto D,Araki M,Sato W,Okamoto T,Murata M,Miyake S,Yamamura T: First-in-Human Phase 1 Study
of Invariant NKT Cell Ligand OCH.FOCIS 2014 Chicago,USA .chicago USA: 20140625-20140628
10 Nakamura T,
Matsuoka T,
Araki M,
Sato W,
Lin Y,
Okamoto T,
Murata M,
Miyake S,
Aranami T,
Yamamura T:
An Increased Proportion of IL-6-dependent Plasmablasts Characterizes Interferon beta-resistant Patients with
Relapsing-remitting Multiple Sclerosis.FOCIS 2014 Chicago,USA .chicago USA: 20140625-20140628
11 Saitoh Y,Fujikake N,Okamoto Y,Wada K,Nagai Y: p62 plays a protective role in the autophagic
degradation of polyglutamine protein oligomers in polyglutamine disease model flies. Cold Spring Harbor
Laboratory 2014 Neurodegenerative Diseases meeting: Biology & Therapeutics. Cold Spring Harbor,NY,
USA: 20141203-20141206
12 Nagai Y,Fujikake N,Kimura N,Saitoh Y,Hatanaka Y,Onodera O,Wada K: Dysfunction of microtubuledependent transort triggers oligomerization and cytoplasmic accumulation of TDP-43,leading to
neurodegeneration.Cold Spring Harbor Laboratory 2014 Neurodegenerative Diseases meeting: Biology &
Therapeutics. Cold Spring Harbor,NY,USA: 20141203-20141206
13 Takahashi Y,Fukuda Y,Yoshimura J,Higasa K,Doi K,Ishiura H,Mitsui J,Date H,Ahsan B,Matsukawa
T,Ichikawa Y,Morishita S,Goto J and Tsuji S. Mutations in ERBB4 that disrupt the NRG-ErbB4 pathway
cause autosomal dominant familial ALS type 19. The 66th American Academy of Neurology Annual
Meeting. Philadelphia,USA: 20140426-20140503.
14 Takahashi Y,Shioya A,Matsumoto C,Sano T,Murayama S,Murata M and Saito Y.Immunohistochemical
analysis of ErbB4 in the spinal cord of sporadic ALS patients. 25th International Symposium on ALS/MND.
Brussels,Belgium: 20141205-20141207.
15 Lin Y,Miyake S,Yamamura T. ‘Superior’ dominant peptide itself shut down the reactivation of an animal
model of multiple sclerosis through later activation of antigen-specific regulatory cells: application for inverse
vaccine. 12th International Congress of Neuroimmunology,Mainz,Germany: 20141109-20141113
②一般学会
1 李 富瑩,一條真彦,石橋 哲,三木一徳,水澤英洋:Temporal profile of S1P1 receptor expression and cell
proliferation in leptomeningeal arteries after chronic cerebral hypoperfusion in mice.第 55 回日本神経病理学会
総会学術研究会.東京(学術総合センター):20140605-20140607
2 小林 禅,河上 緒,荒井哲明,横田 修,大島健一,新里和弘,秋山治彦,水澤英洋:本邦における behavioral
variant of frontotemporal dementia(bvFTD)35 例の臨床病理像.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学
術総合センター):20140605-20140607
3 喜納里子,三條伸夫,能勢裕里江,小林大輔,宍戸 - 原由紀子,前原健寿,江石義信,水澤英洋:メフロキンなどの
治療が著効した進行性多巣性白質脳症(PML)の 53 歳男性例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学
術総合センター):20140605-20140607
4 桑原宏哉,内原俊記,藤ケ先浩人,谷澤 徹,松村 謙,渡邊睦房,水澤英洋:急速に進行した ALS 症例における
脊髄オリゴデンドログリアのリン酸化 TDP-43 陽性封入体の分布.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学
術総合センター):20140605-20140607
5 文村優一,市川 忠,新宅 洋,大西威一郎,石原正一郎,水澤英洋,内原俊記:高炭酸ガス血症と味覚障害を呈
し胸髄中心白質に高度に変性を来した 1 剖検例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学術総合センター)
:
20140605-20140607
6 山田哲夫,内原俊記,伊藤栄作,伊藤陽子,大八木正貴,石橋 哲,三條伸夫,石川欽也,明石 功,横田隆徳,
水澤英洋,江石義信:Machado-Josepf 病と筋萎縮性側索硬化症の合併例ではポリグルタミン凝集と核 TDP43 脱
失とが同一神経細胞に共存する.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学術総合センター):2014060520140607
7 新宅 洋,融 衆太,内原俊記,日熊麻耶,石川欽也,水澤英洋,今田安津子,竹本 暁,北川昌伸,廣川勝昱,
斎藤和幸,小林高義:易転倒性で発症し,早期に小脳失調が見られた進行性核上性麻痺の 1 剖検例.第 55 回日本神
経病理学会総会学術研究会.東京(学術総合センター):20140605-20140607
8 文村優一,市川 忠,融 衆太,小林高義,廣川勝昱,織茂智之,水澤英洋,内原俊記:心筋内軸索最末端に想定
されるαシヌクレイン最早期病変の追跡.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学術総合センター):
20140605-20140607
9 浅見裕太郎,宮下彰子,西 季衣子,小野大介,能勢裕里江,古川迪子,三條伸夫,水澤英洋,横田隆徳:発熱,紅斑,
好酸球増多,不随意運動を伴い劇症型 Guillain-Barre 症候群が疑われた 48 歳女性.第 19 回日本神経感染症学会総会
学術集会(第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会と合同企画).金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
10 藤田恭平,大久保卓哉,石原正一郎,今田安津子,水澤英洋,江石義信,横田隆徳:Fusobacterium nucleatumu 感
染による多発脳損傷の 1 剖検例.第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会.金沢(金沢歌劇座)
:20140904-20140906
11 古川迪子,三條伸夫,日熊麻耶,小林篤史,北本哲之,中村好一,村山繁雄,辻 省次,山田正仁,水澤英洋:プ
リオン蛋白遺伝子コドン 105 変異(P105L)による Gerstmann-Straussler-Scheinker 症候群の臨床像| GSS(P102L)
との比較解析|.第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会.金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
12 三浦義治,岸田修二,中道一生,西條政幸,雪竹基弘,水澤英洋,山田正仁:近年の日本国内発症進行性多巣性白
質脳症患者の特徴について.第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会.金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
13 三條伸夫,喜納里子,能勢裕里江,石橋 哲,宍戸−原由起子,中道一生,西條政幸,前原健寿,江石義信,水澤英洋:
メフロキン治療が有効な進行性多巣性白質脳症における脳の病理学的特徴.第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会.
金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
14 浜口 毅,坂井健二,野崎一朗,篠原もえ子,三條伸夫,中村好一,北本哲之,村山繁雄,佐藤克也,原田雅史,
水澤英洋,山田正仁:MM2 型弧発性 Creutzfeldt-jakob 病の臨床的特徴について.第 19 回日本神経感染症学会総会
学術集会.金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
15 佐野達彦,西 季衣子,三條伸夫,水澤英洋,横田隆徳:好酸球性多発血管炎性肉芽腫瘍に伴う末梢神経障害の長
期予後の解析.第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会(第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会と合同企画).金
153
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
16 浅見裕太郎,宮下彰子,西 季衣子,小野大介,能勢裕里江,古川迪子,三條伸夫,水澤英洋,横田隆徳:発熱,紅斑,
好酸球増多,不随意運動を伴い劇症型 Guillain-Barre 症候群が疑われた 48 歳女性.第 26 回日本神経免疫学会総会学
術集会(第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会と合同企画).金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
17 市野瀬慶子,市野瀬慶子,赤座実穂,関口輝彦,水澤英洋,横田隆徳:多発性硬化症(MS)における,髄液アルブ
ミン漏出と MRI ガドリニウム造影所見,臨床所見についての検討.第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会.金沢(金
沢歌劇座):20140904-20140906
18 南里和紀,大熊美咲,佐藤沙紀,田口丈士,上田優樹,田中伸幸,石河朝子,三苫 博,水澤英洋:小児失調症 59
例における自己抗体陽性率,免疫治療効果についての検討.第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会.金沢(金沢歌
劇座):20140904-20140906
19 喜納里子,三條伸夫,古木美紗子,横田隆徳,水澤英洋:肥厚性硬膜炎 17 症例の臨床経過と再発予防の検討.第 26
回日本神経免疫学会総会学術集会.金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
20 能勢裕里江,三條伸夫,椎野顕彦,水澤英洋,横田隆徳:多発性硬化症と視神経脊髄炎における灰白質萎縮の比較
と関連因子の検索.第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会.金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
21 佐野達彦,西 季衣子,三條伸夫,水澤英洋,横田隆徳:好酸球性多発血管炎性肉芽腫瘍に伴う末梢神経障害の長
期予後の解析.poster 第 26 回日本神経免疫学会総会学術集会(第 19 回日本神経感染症学会総会学術集会と合同企画).
金沢(金沢歌劇座):20140904-20140906
22 Ishiguro T,Fujikake N,Sato N,Wada K,Mizusawa H,Nagai Y,Ishikawa K : Expanded UGGAA repeat
RNA associated with SCA31 cases progressive neurodegeneration in Drosophila.第 37 回日本神経科学大会 Neuroscience 2014.横浜(パシフィコ横浜): 20140911-20140913
23 Honda T,Nagao S,Hashimoto Y,Ishikawa K,Mizusawa H,Ito M : Internal model mechanisms of slow and
fast prism adaptation in human hand-reaching movement.第 37 回日本神経科学大会 Neuroscience 2014.横浜
(パシフィコ横浜):20140911-20140913
24 Mizutani S,Katsuyama N,Usui N,Mizusawa H,Taira M : Depth perception from moving cast shadow
in macaque monkey.. 第 37 回日本神経科学大会 Neuroscience 2014.横浜(パシフィコ横浜): 2014091120140913
25 能勢裕里江,三條伸夫,尾崎 心,石川欽也,李 鐘,三苫 博,筧 慎治,大川 淳,水澤英洋,横田隆徳:表
層シデローシスに対する瘻孔閉鎖術と鉄キレート剤(deferiprone)の有効性とその評価方法の検討.第 32 回日本神
経治療学会総会.東京ドームホテル, 東京:20141122
26 市野瀬慶子,三條伸夫,山口純司,佐野達彦,大久保卓哉,石橋 哲,江石義信,水澤英洋,横田隆徳:慢性ミオ
パチー型筋サルコイドーシスの臨床微候と病理所見の解析.第 180 回東京サルコイドーシス / 肉芽腫性疾患研究会.
東京(帝人ファーマ株式会社 30F カンファレンス 3):20141206
27 桑原宏哉,新田佳子,安楽泰孝,福里 優,溝口明祐,仁科一隆,水澤英洋,片岡一則,横田隆徳:血液脳関門を
通過する脳への効率的なドラッグデリバリーシステムの開発.東京医科歯科大学 脳統合機能研究センター(CBIR)
第 7 回 若手インスパオアシンポジウム.東京医科歯科大学 特別講堂 1 号館西 9F:20150221
28 向井洋平,古澤嘉彦,坂本崇,村田美穂:パーキンソン病患者における DaTSPECT の検討.第 8 回パーキンソン病・
運動障害疾患コングレス.京都ホテルオークラ:20141002-20141004
29 向井洋平,山本伸昭,佐藤健太:げっぷが止まらない男性.第 8 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス.京都
ホテルオークラ:20141002-20141004
30 三橋佳奈,今林悦子,千葉悠平,古澤嘉彦,佐藤典子,村田美穂:パーキンソン病での嗅覚障害と脳血流の関連について.
第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
31 水田依久子,佐竹 渉,村山繁雄,金川 基,小林千浩,高橋和輝,永森収志,山本光利,服部信孝,村田美穂,
金井好克,水野敏樹,中川正法,戸田達史:パーキンソン病感受性遺伝子α -synucleinSNP と noncodingRNA.第
55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
32 能登大介,荒木 学,佐藤和貴郎,岡本智子,村田美穂,三宅幸子,山村 隆:多発性硬化症を対象とした免疫服
飾薬 OCH の医師主導治験.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
33 荒木学,松岡貴子,宮本勝一,楠 進,岡本智子,村田美穂,三宅幸子,荒浪利昌,山村 隆:視神経脊髄炎に対
する抗 IL-6 受容体抗体トシリズマブ治療の有効性の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
34 村田美穂,村橋 豊,島津利英子,中村将俊:ゾ二サミドのパーキンソン病患者を対象としたプラセボ対照二重盲
検試験の併合解析.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
35 池口亮太郎,佐藤和貴郎,岡本智子,村田美穂,山村隆:慢性炎症性脱髄性多発神経炎における CCR5 陽性 CCR6 陽
性ヘルパー T 細胞に関する研究.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
36 中村雅一,松岡貴子,荒木 学,林 幼偉,佐藤和貴郎,岡本智子,村田美穂,下地啓吾,佐藤典子,三宅幸子,
荒浪利昌,山村 隆:再発寛解型多発性硬化症病態における IL-6 依存性プラズマブラストの関与.第 55 回日本神経
学会学術大会.福岡:20140521-20140524
37 森まどか,林由起子,村田美穂,西野一三,武田伸一,木村 円:GNE ミオパチー患者登録事業.第 55 回日本神経
学会学術大会.福岡:20140521-20140524
38 滝澤歩武,山本敏之,松本千尋,田港朝也,金井雅裕,川添僚也,三橋佳奈,佐野輝典,古澤嘉彦,坂本 崇,村田美穂:
パーキンソン病患者の L- ドパ内服後の L- ドパ血中濃度の変動.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:2014052120140524
39 古澤嘉彦,藍原由紀,川端泰尋,小林 恵,滝澤歩武,三橋佳奈,坂本崇,村田美穂:パーキンソン病における体
幹の動作緩慢に対するリドカイン治療の有用性の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
40 佐野輝典,岡本智子,林幼偉,山村隆,村田美穂.:Tumefactive demyelinating disease:7 症例の臨床的特徴.第
55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
41 塚本 忠,小林 恵,川端康尋,村田美穂.
:Hermann 格子錯視に対するレビー小体病(LBD)患者の反応について.
第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
42 大矢 寧,森まどか,村田美穂,南成祐,小牧宏文林由起子西野一三:Duchenne 型筋ジストロフィー発症保因者
154
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
診断での問題点.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
43 坂本 崇,村田美穂,糸山泰人:B 型ボツリヌス毒素製剤による契情痙性斜頸の治療効果:A 型からの切り替え例.
第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
44 小林 恵,川端康尋,古澤嘉彦,佐野輝典,三橋佳奈,川添僚也,金井雅裕,田港朝也,城戸秀倫,滝澤歩武,松本千尋,
村田美穂:パーキンソン病における不安の考察.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
45 山本敏之,滝澤歩武,城戸秀倫,田港朝也,金井雅裕,松本千尋,三橋佳奈,西川敦子,佐野輝典,向井洋平,古澤嘉彦,
村田美穂:レビー小体病における誤嚥と咳嗽反射の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
46 松本千尋,塩谷彩子,髙橋祐二,斎藤祐子,村田美穂:筋萎縮性側索硬化症剖検例の症状出現パターンに関する自
然歴調査.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
47 川添僚也,斎藤祐子,塩谷彩子,森まどか,大矢 寧,村山繁雄,村田美穂:筋強直性ジストロフィーのレビー小
体病理の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
48 西川敦子,森まどか,大矢 寧,斎藤祐子,瀬川和彦,林由起子,高橋俊明,青木正志,西野一三,村田美穂:
dysferlinopathy 患者における呼吸機能,心機能の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
49 金井雅裕,宮本亮介,村田佳子,向井洋平,山本敏之,和泉唯信,森野豊之,新宅治夫,川上秀史,村田美穂:
本邦初かつ新規変異を有する Sepiapterin reductase(SR)欠損症の 1 例.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:
20140521-20140524
50 田港朝也,森まどか,大矢 寧,佐々木良元,村田美穂:上肢遠位優位の筋萎縮および筋力低下を伴う,SCA4 変異
による先天性パラミオトニアの 62 歳女性例.第 210 回日本神経学会関東・甲信越地方会.東京:20140906
51 中山慧悟,山本敏之,織田千尋,佐藤雅子:パーキンソン病患者における食事評価と嚥下造影検査の関連.第 20 回
日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術集会.東京:20140906-7
52 塚本忠,古澤嘉彦,村田美穂:レビー小体病の前庭誘発筋電位検査:特に ocular VEMP について.第 8 回パーキンソン病・
運動障害疾患コングレス.京都:20141002-20141004
53 古澤嘉彦,藍原由紀,滝澤歩武,金井雅裕,若杉憲考,磯部 隆,松本千尋,向井洋平,坂本 崇,花川 隆,村
田美穂:パーキンソン病の腰部型腰曲りにおける大腰筋の役割.第 8 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス.
京都:20141002-20141004
54 磯部 隆,森まどか,大矢寧,西野一三,村田美穂:甲状腺腫,シェーグレン症候群があり,約 10 年の経過で緩徐
に筋力低下を来たした肉芽腫筋炎の 62 歳女性.第 212 回日本神経学会関東・甲信越地方会.東京:20150314
55 木村円林由起子中村治雅竹内芙実米本直裕森まどか清水玲子小牧宏文西野一三川井充,武田伸一:DMD/BMD のナ
ショナルレジストリー -Remudy の役割と展望.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
56 大矢寧森まどか,南成祐,西野一三:Duchenne 型筋ジストロフィー発症保因者の筋病理.第 55 回日本神経病理学
会総会学術研究会.東京:20140605-20140607
57 小松有希子竹下絵里清水玲子遠藤ゆかり石山昭彦森まどか,高橋祐二,林由起子,小牧宏文,後藤雄一:国立精神・
神経医療研究センター遺伝カウンセリングセミナー実施報告.第 38 回日本遺伝カウンセリング学会学術集会.大阪府:
20140627-20140629
58 林 幼偉,上田美穂,坪田佳代子,安田聖一,村田美穂:神経免疫疾患に対する血液浄化療法のバスキュラーアクセス:
当院における検討.第 35 回日本アフェレーシス学会.東京:20140927
59 田港朝也,岡本智子,佐藤和貴郎,荒木 学,林 幼偉,山村 隆村田美穂:痙攣を発症した多発性硬化症・視神
経脊髄炎患者の検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
60 岡本智子,林 幼偉,荒木 学,佐藤和貴郎,村田美穂,山村 隆:多発性硬化症患者におけるフィンゴリモド投
与に関する検討.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
61 岡本智子.林 幼偉.荒木 学,佐藤和貴郎.村田美穂,山村 隆:多発性硬化症患者に対するフィンゴリモド投
与に関する検討(第二報).第 26 回日本神経免役学会学術集会.金沢:20140904-20140906
62 能登大介,荒木学,佐藤和貴郎,岡本智子,村田美穂三宅幸子山村隆:多発性硬化症を対象とした免疫修飾薬 OCH
の医師主導治験.第 26 回日本神経免役学会学術集会.金沢 20140904-20140906
63 小松奏子,山本敏之,岡本智子,高橋祐二,村田美穂:緩徐進行性に末梢神経障害と自律神経障害を呈した経過 12
年の 73 歳女性例.第 211 回日本神経学会関東・甲信越地方会.東京:20141129
64 林幼偉,岡本智子,村田美穂,山村隆:二次進行型多発性硬化症(SP-MS)に対する fingolimod の臨床的効果と免
疫学的活動性指標との関連.第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
65 Saitoh Y. Fujikake N,Okamoto Y,Wada K,Nagai Y: p62/SQSTM1 plays a protective role in the autophagic
clearance of polyglutamine aggregates in polyglutamine disease model flies. 第 37 回 日本神経科学大会.横浜:
20140911-20140913
66 Suzuki M,Anne-Marie Neumann,Saitoh Y,Fujikake N,Wada K,Nagai Y: High-nutrient diet aggravates
protein misfolding-related neurodegeneration in Drosophila.第 37 回 日本神経科学大会.横浜:2014091120140913
67 齊藤勇二,藤掛伸宏,岡本佑馬,和田圭司,永井義隆:ポリグルタミン病モデルにおいて p62 はオートファジー分解
系を介して保護的に作用する.第 55 回 日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
68 藤掛伸宏,木村展之,長野清一,齊藤勇二,横関明男,小野寺理,和田圭司,永井義隆:DCTN1 依存的輸送の障害
は TDP-43 のオリゴマー形成を促進する.第 55 回 日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
69 高橋祐二,福田陽子,豊田 敦,日笠幸一郎,吉村 淳,KariKurppa,森豊浩代子,VeroniqueV.Belzil,石浦浩
之,三井 純,JaCALS,祖父江 元,西澤正豊,野元正弘,KlausElenius,GuyA.Rouleau,藤山秋佐夫,森下真一,
後藤 順,辻 省次:筋萎縮性側索硬化症の新規原因遺伝子 ERBB4(ALS19)の同定.第 55 回日本神経学会学術大
会.福岡:20140521-20140524
70 林 幼偉,村田美穂,山村 隆:二次進行型多発性硬化症(SP-MS)に対する fingolimod(FTY720)の効果(続報)
:
免疫抑制剤の併用.第 26 回日本神経免疫学会.金沢;20140904-201409-06
71 Lin Y,Miyake S,Yamamura T. Inverse vaccination for autoimmune diseases by sensitization of superior
dominant peptide through efficient induction of functionally stable regulatory T cells possessing high antigenspecificity.第 43 回日本免疫学会.京都:20141210-20141212
155
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
③その他
1 水澤英洋:会長講演 神経病理学の使命と挑戦|生涯に亘る健康脳をめざして| Themission and challenge of
Neuropathplogy–For the life-long brainhealth |.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会.東京(学術総合セ
ンター):20140605-20140607
2 水澤英洋:特別講演 神経内科のこれから.第 4 回 ASH 神経研究会.東京,港区(シェラトン都ホテル東京):
20140607-20140627
3 水澤英洋:小脳失調症 臨床と研究最前線.第 10 回国立精神・神経医療研究センター 神経内科短期臨床研修セミナー.
東京,小平市(国立精神・神経医療研究センター病院内ユニバーサルホール):20140716
4 水澤英洋:脳神経疾患の克服をめざして|神経内科のアプローチ|.むさしの国分寺クリニック勉強会.東京,国
分寺市(国分寺労政会館):20140729
5 水澤英洋:認知症について.福祉講演会水澤英洋講演会.新潟県上越市,(ユートピアくびき希望館):20140831
6 水澤英洋:脳を守る 運動失調症をきたす小脳の病態とその診断・治療.第 22 回脳の世紀シンポジウム.有楽町朝
日ホール:20140924 7 水澤英洋:内科疾患における movement disorders.第 8 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス.京都ホテル
オークラ:20141003
8 Mizusawa H : Present and future of gene therapy in neurology.69th Annual Congress of the Chilean
Neurology ,Psychiatry and Neurosurgery Association,.Hotel Patagonico,Puerto Varas,Chile : 20141009
9 Mizusawa H : Prion disease in Japan.69th Annual Congress of the Chilean NeurologyPsychiatry and
Neurosurgery Association.Hotel Patagonico,Puerto Varas,Chile : 20141010
10 水澤英洋:脊髄小脳変性症の克服に向けて.第 14 回 信州 Neuro CPC(日本医師会生涯教育講座).信州大学医学
部附属病院東病棟 9F 会議室.松本:20141028
11 水澤英洋:生涯健康脳と認知症の先制医療.区南部医療圏認知症カンファレンス(医師対象).東京都保健医療公社
荏原病院 2F 第一・二会議室.大田区 東京:20141029
12 Mizusawa H : Neuropathological Feature of SCA 31.Brain Conference 2014,the 3rd Congress of Asian
Society of Neuropathology(CASN).Global Convention Plaza at Seoul National University. Seoul,Korea:
20141107
13 水澤英洋:治療可能な認知症.日本内科学会中国支部主催 第 51 回生涯教育講演会.島根大学医学部 看護学科棟
出雲市 島根県:20141109
14 Mizusawa H: Management of heredodegenerative ataxias.4th Asian and Oceanian Parkinson’s Disease and
Movement Disorders Congress.PEACH Pattaya Exhibition and Convention Hall. Pattaya,Thailand :
20141130
15 水澤英洋:精神・神経疾患の克服をめざして.国立精神・神経医療研究センター病院家族会 「むさしの会」1 月の例会・
学習会.国立精神・神経医療研究センター病コスモホール 小平市 東京:20150124
16 水澤英洋:難治性神経疾患における病態機序解明と治療法開発への展望.平成 26 年度厚生労働科学研究(難治性疾
患等克服研究(難治性疾患等実用化研究))推進事業 研究発表会 公開講座 これからの難病研究〜新しい治療法
の開発〜.公益財団法人 難病医学研究財団 JA 共済ビル カンファレンスホール 千代田区,東京:20150125
17 水澤英洋:小脳疾患の克服に向けて - プルキンエ細胞からのアプローチ.第 6 回公開シンポジウム 脳とこころの病
気の克服をめざして〜脳科学からのアプローチ〜 CREST「精神・神経疾患の分子病態理解に基づく診断・治療へ
向けた新技術の創出」研究領域 科学技術振興機構.大手町ファーストスクエアカンファレンス RoomB-C 千代田区,
東京:20150129
18 水澤英洋:生涯にわたる脳の健康を目指して.第 7 回脳プロ公開シンポジウム 育ち・暮らし・老い 人生を支え
る生涯健康(脳) 文部科学省「脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)」.学術総合センター 千代田区,東京:
20150207
19 水澤英洋:わが国におけるプリオン病のサーベイランスと臨床研究コンソーシアム JACOP.革新的医療研究開発で
挑む神経変性疾患—プリオン病治験体制の確立に向けてー. 国立大学法人 岐阜大学 シンポジウム.名古屋国
際会議場 名古屋市熱田区:20150214
20 水澤英洋:これからの難病医療.第 9 回 ファブリ病シンポジウム.東京コンファレンスセンター・品川 5F 大ホ
ール 港区:20150307
21 水澤英洋:合同シンポジウム 2 健康寿命の延伸に向けて 生涯健康脳と先制医療—脳科学研究戦略推進プログラム
の視点—. 第 40 回 日本脳卒中学会総会. リーガロイヤルホテル広島 広島県 20150326
22 林幼偉,岡本智子,村田美穂,山村隆:進行型多発性硬化症の診断と治療.第 11 回 MS フォーラム.東京:
20141214
23 岡本智子:MS 治療戦略について.東京 MS 研究会.東京:20140926
24 村田美穂:「パーキンソン病関連疾患最新の治療と日常生活の注意点」ウェルネス相模原 相模原市保健所 2014.
11.12
25 村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療」パーキンソン病市民公開講座 in 藤岡 群馬 2014.6.28
26 村田美穂:「リハビリテーション・日々の管理」第 8 回パーキンソン病市民公開講座 in 会津 2014.6.15
27 村田美穂:パーキンソン病の治療(嚥下障害,姿勢異常,すくみ足,転倒とその対策) 『パーキンソン病エッセン
シャルズ』第四回日本パーキンソン病・運動障害疾患学会教育研修会 2015.3.21 北海道
28 村田美穂:ミニレクチャー,Clinical Question 第一回多摩地区パーキンソン病研究会 東京 2015.3.5
29 村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療 up to date」第 11 回横浜パーキンソン病治療研究会 横浜 2015.2.13
30 村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療 uptodate」千葉臨床神経セミナー 千葉 2015.2.5
31 村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療uptodate」
学術講演会~パーキンソン病治療uptodate~ f福井 2015.
2.
6
32 村田美穂:神経疾患の薬物療法 / 日常診療のレベルアップのために 神経疾患に親しみ強くなる会 / 第 4 回教育セ
ミナー 東京 2014.12.20
33 村田美穂:「神経画像診断 日常診療からの分子イメージング」New Horizon for Neurosciences 東京 2014.12.6
34 村田美穂:「パーキンソン病の治療」第 35 回日本臨床薬理学会学術総会ランチョンセミナー 愛媛 2014.12.5
35 村田美穂:「パーキンソン病の薬物療法」東総神経疾患フォーラム 千葉 2014.12.4
156
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
36
37
38
39
40
41
42
43
44
村田美穂:パーキンソン病関連疾患について~疾患の理解を中心に~ 東京都多摩小平保健所 2014.11.19
村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療 up to date」Happy Face Seminar in Kochi 高知 2014.10.17
村田美穂:「パーキンソン病の薬物治療」群馬パーキンソン病講演会 群馬 2014.10.10
村田美穂:最新のパーキンソン病診療について 国立病院機構新潟病院 新潟 2014.9.19
村田美穂:「パーキンソン病における薬物治療の新展開」 新潟神経内科女医の会 新潟 2014.7.18
村田美穂:「ダットスキャン静注について」宮城県核医学研究会 仙台 2014.7.4
村田美穂:「神経疾患における DaT イメージングの有用性」宮城県核医学研究会 仙台 2014.7.4
村田美穂:「パーキンソン病最新の話題」Wearing-off Frontier Forum 聖徳大学 千葉 2014.6.25
村田美穂:「パーキンソン症候群の特徴」第 10 回日本神経筋疾患 摂食・嚥下・栄養研究会学術集会 むさしの大会
2014.10.18
45 村田美穂:「パーキンソン病の薬物治療」第 4 回静岡運動障害研究会 2014.4.8
46 村田美穂:「パーキンソン病診療におけるドパミントランスポーターイメージングの有用性」第 55 回日本神経学会学
術大会ランチョンセミナー 2014.5.22
47 村田美穂:「神経疾患における DaT イメージングの有用性」第 38 回道北核医学セミナー 旭川 2014.5.9
48 林 幼偉,登坂一眞,村田美穂,山村隆:広範な白質病変を呈した急性腎不全に伴う多臓器不全の治療後に難治性
病態が改善した二次進行型多発性硬化症の一例;A case of intractable secondary progressive multiple sclerosis
that turned around after recovery from multiple organ failure as a sequel of acute renal failure with massive
white matter lesions 第 1 回 MS サマーカレッジ 福岡 2014. 8.2
49 水野由輝郎,森まどか:ベッカー型筋ジストロフィー患者と精神疾患.第 1 回筋ジストロフィーの CNS 障害研究 大阪 2015.1.11
50 松本千尋,森まどか,金井雅裕,大矢 寧,西野一三,埜中征哉,村田美穂:6 年の経過で緩徐に進行した下腿後面
優位の筋力低下を呈する 57 歳男性例.第 82 回 Neuro Muscular Conference 東京 2014.8.2
51 水野由輝郎,森まどか,岡本智子,上坂義和,斎藤祐子,西野一三,大矢 寧,村田美穂:経過 1 年で近位筋筋力低
下と 著明な首下がりをきたした 39 歳女性.第 83 回 Neuro Muscular Conference 東京 2014.8.2
52 磯部隆,森まどか,大矢 寧,西野一三,斎藤祐子,村田美穂:甲状腺腫,シェーグレン症候群があり,約 10 年の経
過で筋力低下を来たした肉芽腫性筋炎の 62 歳女性.第 84 回 Neuro Muscular Conference 東京 2015.3.21
53 森まどか:遠位型ミオパチー市民公開講座―治療法開発を目指してー患者レジストリと自然歴.東京 2014.11.1
54 織田千尋,山本敏之,福本裕,佐藤雅子,中山慧悟,村田美穂:パーキンソン病患者の摂食嚥下障害に関わる生活の質.
日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会第 10 回学術集会,東京,2014.10.18
55 若杉憲孝,山本敏之,古澤義彦,塚本忠,村田美穂:冷たい炭酸水の嚥下によって嚥下性失神を呈したパーキンソ
ン病 68 歳男性.日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会第 10 回学術集会.東京:2014.10.18
56 山本敏之:嚥下障害を合併したパーキンソン病患者はなぜ良くならないか.学術講演会.東京 2014.11.27
57 山本敏之:筋ジストロフィーの嚥下障害.日本神経筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会第 10 回学術集会.東京:2014.
10.18
58 山本敏之:シーン別 パーキンソン症候群の嚥下障害への対応 1.疾患の進行と摂食嚥下障害.日本神経筋疾患摂食・
嚥下・栄養研究会第 10 回学術集会.東京:2014.10.18
59 山本敏之:パーキンソン病の治療に立ちはだかる嚥下障害.神経疾患病連携 Forum.東京:2014.10.16
60 山本敏之:老年期の摂食嚥下障害と対策 レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺の嚥下障害.日本早期認知症学
会第 15 回大会.佐倉:2014.9.13
61 山本敏之:パーキンソン病における貼付剤のメリット.ニュープロパッチ発売1周年記念講演会in多摩.東京:2014.
4.
25
(3)班会議発表
1 岡本智子,坂本崇,大矢寧,佐藤和貴郎,池口亮太郎,村田美穂,山村隆:慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)
の臨床像と治療.「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究班」 班会議.東京:20141218
2 佐藤和貴郎,池口亮太郎,岡本智子,松岡貴子,村田美穂,山村隆,三宅幸子:慢性炎症性脱髄性多発神経炎にお
ける自然リンパ球に関する研究.
「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究班」 班会議.東京:
20141218
3 池口亮太郎,佐藤和貴郎,岡本智子,坂本崇,村田美穂,山村隆:慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)における
T 細胞ケモカイン受容体の解析.
「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究班」 班会議.東京:
20141218
4 中村雅一,荒木学,松岡貴子,佐藤和貴郎,林幼偉,岡本智子,村田美穂,荒浪利昌,三宅幸子,山村隆:再発寛
解型多発性硬化症における抗 IL-6 受容体抗体トシリズマブ治療の効果発現機序の検討.「厚生労働省難治性疾患(神
経免疫疾患)政策および実用化研究班」 班会議.東京:20150121-20150122
5 村田美穂,向井洋平:SWEDDs 症例の全国調査 「神経変性疾患領域における基盤的調査研究班」 班会議. 東京:
2014.7.25
6 村田美穂,渡邊荘子,塚本忠,荒木学:パーキンソン病患者様 DNA 収集「次世代シークエンサーを用いた孤発性の
神経難病の発症機構の解明に関する研究」班会議 神戸 2015.1.16
7 高橋祐二,水澤英洋:運動失調症患者登録・自然歴調査 J-CAT.
「運動失調症の医療基盤に関する調査研究班」 班会議.
東京:20150114-20150115
8 森まどか:GNE ミオパチー登録事業 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 平成 26 年度精神・神経疾患
研究開発費 筋ジストロフィー合同班会議 東京 2015.1.9
9 森まどか,三橋里美,林由起子,米本直裕,村田美穂,西野一三,武田伸一,木村円:GNE ミオパチー登録事業 国立精神・神経医療研究センター精神・神経疾患研究開発費「国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患
ナショナルレジストリーの活用と稀少な難治性疾患への展開を目指した研究」平成 26 年度班会議 東京 2014.11.
26-27
10 西川敦子,森まどか,瀬川和彦,林由起子,高橋俊明,斎藤祐子,埜中征哉,青木正志,西野一三,大矢寧,村田
美穂 :Dysferlinopathy 患者における心肺機能障害―剖検例を含めた検討.精神・神経疾患研究開発費「筋ジストロ
フィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と耐性整備」班 平成 26 年度班会議 東京 2014.11.28
157
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
11 福本裕,山本敏之,大矢寧,森まどか,小牧宏文,村田美穂:デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者のそしゃく能
力は成長発育とともに変化するのか.精神・神経疾患研究開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とし
た臨床研究と耐性整備」班 平成 26 年度班会議 東京 2014.11.28
12 川添僚也,森まどか,西村洋昭,大矢寧,金井雅裕,西川敦子,池田謙輔,山本敏之,西野一三,村田美穂:封入
体筋炎としては非典型的な臨床経過を呈した抗 cN1A 抗体陽性の炎症性筋疾患 6 例.厚生労働科学研究費補助金(難
治性疾患等克服研究事業(難治性疾患克服研究事業)稀少難治性筋疾患に関する調査研究班 平成 26 年度班会議 東京 2015.2.6
13 山本敏之,森まどか,大矢寧,小牧宏文,村田美穂:筋ジストロフィーの嚥下障害の自覚.厚生労働省精神・神経
疾患研究開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備」班平成 26 年度班会議,
東京,
2014.11.28-11.29
14 山本敏之,若杉葉子,山佳祐子,若杉憲孝,磯部隆,小松奏子,水野由輝郎,滝澤歩武,田港朝也,金井雅裕,松
本千尋,川添僚也,向井洋平,古澤嘉彦,村田美穂:パーキンソン症候群の咳嗽反射と誤嚥の検討.厚生労働省精
神・神経疾患研究開発費「レビー小体病関連疾患の診断・治療法の開発に関する研究班」平成 26 年度班会議,東京,
2014.11.8
15 梅本丈二,山本敏之,森まどか,大矢寧,菅原三和,荒畑創,酒井光明,坪井義夫,喜久田利弘,村田美穂:がん
咽頭型筋ジストロフィーの嚥下障害.厚生労働省精神・神経疾患研究開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出
を目的とした臨床研究と体制整備」班平成 26 年度班会議,東京,2014.11.28-11.29
16 福本裕,山本敏之,大矢寧,森まどか,小牧宏文,村田美穂:デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の咀嚼能力は
成長発育とともに変化するのか.厚生労働省精神・神経疾患研究開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出を目
的とした臨床研究と体制整備」班平成 26 年度班会議,東京,2014.11.28-11.29
4) 小児神経科
(1)刊行論文
①原著論文
(英文)
1 Irahara K, Saito Y, Sugai K, Nakagawa E, Saito T, Komaki H, Nakata Y, Sato N, Baba K, Yamamoto T, Chan
WM, Andrews C, Engle EC, Sasaki M.: Pontine malformation, undecussated pyramidal tracts, and regional
polymicrogyria: A new syndrome. Pediatr Neurol. 50(4): 384-388, 2014
2 Saito Y, Matsuda Y, Sugai K, Nakagawa E, Ishiyama A, Saito T, Komaki H, Sasaki M, Miyata A: Effects of
clonazepam on self-induced photoparoxysmal responses. Brain Dev. 36(4): 337-341, 2014
3 Goto M, Okada M, Komaki H, Sugai K, Sasaki M, Noguchi S, Nonaka I, Nishino I, Hayashi YK. : A
nationwide survey on Marinesco-Sjögren syndrome in Japan. Orphanet J Rare Dis. 9(1): 58-, 2014
4 Miyatake S, Osaka H, Shiina M, Sasaki M, Takanashi JI, Haginoya K, Wada T, Morimoto M, Ando N, Ikuta
Y, Nakashima M, Tsurusaki Y, Miyake N, Ogata K, Matsumoto N, Saitsu H.: Expanding the phenotypic
spectrum of TUBB4A-associated hypomyelinating leukoencephalopathies. Neurology, 82(24)
: 2230-2237, 2014
5 Ito K, Nakata Y, Matsuda H, Sugai K, Watanabe M, Kamiya K, Kimura Y, Shigemoto Y, Okazaki M, Sasaki M,
Sato N.: Evaluation of FDG-PET and ECD-SPECT in patients with subcortical band heterotopia. Brain Dev.
36(7): 578-584, 2014
6 Sukigara S, Dai H, Nabatame S, Otsuki T, Hanai S, Honda R, Saito T, Nakagawa E, Kaido T, Sato N, Kaneko
Y, Takahashi A, Sugai K, Saito Y, Sasaki M, Goto YI, Koizumi S, Itoh M.: Expression of Astrocyte-Related
Receptors in Cortical Dysplasia With Intractable Epilepsy. J Neuropathol Exp Neurol. 73(3): 798-806, 2014
7 Kamiya K, Sato N, Saito Y, Nakata Y, Ito K, Shigemoto Y, Ota M, Sasaki M, Ohtomo K.: Accelerated
myelination along fiber tracts in patients with hemimegalencephaly. J Neuroradiol. 41(3): 202-210, 2014
8 Saito Y, Aoki Y, Takeshita E, Saito T, Sugai K, Komaki H, Nakagawa E, Ishiyama A, Takanoha S, Wada S,
Sasaki M.: Hypophosphatemia is a common complication in severely disabled individuals with neurological
disorders and is caused by infection, refeeding and Fanconi syndrome. Brain Dev. 36(10): 878-883, 2014
9 Yonekawa T, Oya Y, Higuchi Y, Hashiguchi A, Takashima H, Sugai K, Sasaki M. : Extremely severe
complicated spastic paraplegia 3A with neonatal onset. Pediatr Neurol. 51(5): 726-729, 2014
10 Nakamura S, Saito Y, Ishiyama A, Sugai K, Iso T, Inagaki M, Sasaki M.: Correlation of augmented startle
reflex with brainstem electrophysiological responses in Tay-Sachs disease. Brain Dev. 37(1): 101-106, 2015
11 Kubota K, Saito Y, Ohba C, Saitsu H, Fukuyama T, Ishiyama A, Saito T, Komaki H, Nakagawa E, Sugai K,
Sasaki M, Matsumoto N.: Brain magnetic resonance imaging findings and auditory brainstem response in a
child with spastic paraplegia 2 due to a PLP1 splice site mutation. Brain Dev. 37(1): 158-162, 2015
12 Saito Y, Baba S, Takahashi A, Sone D, Akashi N, Koichihara R, Ishiyama A, Saito T, Komaki H, Nakagawa E,
Sugai K, Sasaki M, Otsuki T.: Complex regional pain syndrome in a 15-year-old girl successfully treated with
continuous epidural anesthesia. Brain Dev. 37(1): 175-178, 2015
13 Goto M, Saito Y, Honda R, Saito T, Sugai K, Matsuda Y, Miyatake C, Takeshita E, Ishiyama A, Komaki
H, Nakagawa E, Sasaki M, Uto C, Kikuchi K, Motoki T, Saitoh S. Episodic tremors representing cortical
myoclonus are characteristic in Angelman syndrome due to UBE3A mutations. Brain Dev. 37(2): 216-222,
2015
14 Sakai C, Yamaguchi S, Sasaki M, Miyamoto Y, Matsushima Y, Goto YI. ECHS1 Mutations Cause Combined
Respiratory Chain Deficiency Resulting in Leigh Syndrome. Hum Mutat. 36(2): 232-239, 2015
(邦文)
1 岡崎哲也,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:Ceftriaxone 投与に伴う偽胆石症を
呈した重症心身障害児(者)の一例.日本重症心身障害学会誌 39(1):105-111, 2014
2 大塚頌子,重松秀夫,吉永治美,赤坂紀幸,中川栄二,安西有紀:小児の局在関連性てんかんに対するトピラマー
トの薬物動態ならびに安全性と有効性の検討.てんかん研究 32(1):13-24, 2014
158
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
3 曽根 翠,荒木克仁,倉田清子,佐々木征行.成人重症心身障害児(者)に見られる悪性腫瘍-罹患率,診断と治
療についての検討-日本重症心身障害学会誌 39(3): 415-420, 2014
4 湯浅正太,中川栄二,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行,福本 裕,
望月規央.重症児病棟および筋疾患病棟,一般病棟における 抗菌薬耐性についての検討.日本重症心身障害学会誌
39(3): 427-433, 2014
5 大久保真理子,中川栄二,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,三山健司,佐々木征行.2 カ月間
食道に異物が滞留していた重症心身障害者の 1 例.日本重症心身障害学会誌 39(3): 477-480, 2014
6 須貝研司,根津敦夫.産科医療補償制度の現状と問題点に関する実践セミナー.脳と発達 46(3):217-220, 2014
②著書
(英文)
1 Sasaki M. Single-photon emission computed tomography and electroencephalography findings in
children with autism spectrum disorders. Comprehensive Guide to Autism, Patel VB, et al., eds, Springer
Science+Business Media, New York, 2014 pp929-45.
(邦文)
1 佐々木征行: 神経周膜腫.神経症候群(第 2 版)III(別冊日本臨床),日本臨床社.大阪.194-197,2014 2 佐々木征行: 脳変性疾患.発達障害 基礎と臨床. 日本文化科学社,東京.247-254,2014 3 佐々木征行: 一次性灰白質障害.神経症候群(第 2 版)IV(別冊日本臨床),日本臨床社.大阪.275-283,2014 4 佐々木征行: 一次性白質障害.神経症候群(第 2 版)IV(別冊日本臨床),日本臨床社.大阪.284-290,2014 5 佐々木征行:運動・言語発達の遅れ.小児科診療 特大号 保護者への説明マニュアル.77(11): 1399-1404,2014
6 佐々木征行:片側巨脳症.神経症候群(第 2 版)VI(別冊日本臨床)日本臨床社.大阪.170-177,2014
7 佐々木征行:てんかん様けいれん発作を伴う先天代謝異常.神経症候群(第 2 版)VI(別冊日本臨床)
日本臨床社.大阪.
354-358,2014
8 竹下絵里,小牧宏文:MNGIE.代謝性ミオパチー.診断と治療社.東京.185-187,2014
9 竹下絵里:水頭症.こどもの病気 遺伝について聞かれたら. 診断と治療社.東京. 113-114,2015
10 竹下絵里,小牧宏文:筋ジストロフィー.こどもの病気 遺伝について聞かれたら.診断と治療社.東京.128-130,
2015
11 竹下絵里,小牧宏文:ミトコンドリア病 . 神経症候群(第 2 版)VI(別冊日本臨牀),日本臨牀社.大阪.223-227,
2014
12 中川栄二:発達障害に伴うてんかんの薬物治療.日本てんかん協会ともしび 10:3-7,2014.
13 仲村貞郎,中川栄二,安村明,稲垣真澄:脳波異常を伴った発達障害に対する薬物治療の検討.臨床医薬 30(11)
:
957-962,2014
14 須貝研司.早期ミオクロニー脳症.別冊日本臨床 神経症候群(第 2 版)Ⅵ(別冊日本臨床),日本臨床社.大阪.
130-135,2014
15 須貝研司.遊走性焦点発作を伴う小児てんかん.別冊日本臨床 神経症候群(第 2 版)Ⅵ(別冊日本臨床)
,日本臨床社.
大阪.395-399,2014
16 須貝研司.重症児者におけるてんかん発作の把握・観察.北住映二ほか(編).重症心身障害児・者診療・看護実践
マニュアル.診断と治療社.東京.136 - 139,2015
17 須貝研司.抗てんかん薬の選択と使用法.北住映二ほか(編).重症心身障害児・者診療・看護実践マニュアル.診
断と治療社.東京.140 - 145,2015
18 須貝研司.重症児者のけいれん重積症の治療.北住映二ほか(編).重症心身障害児・者診療・看護実践マニュアル.
診断と治療社.東京.146 - 150,2015
19 須貝研司.当院におけるけいれん重積とホスフェニトイン|効果と問題点.中里信和(編).神経救急・脳神経外科
周術期におけるてんかん発作の管理-ホスフェニトインによる実践集.ライフ / サイエンス.東京.23-28,2015
20 須貝研司.産科医療補償制度.日本発達障害連盟(編).発達障害白書 2015 年版.明石書店.東京.54-55,2014
21 須貝研司.ラミクタール単剤投与を申請.日本発達障害連盟(編).発達障害白書 2015 年版.明石書店.東京.
57,
2014
22 中川栄二,小嶋絵美子,元木崇裕:てんかんの免疫療法 小児科診療 2:247-252,2015.
23 石山昭彦,西野一三:先天性ミオパチー.こどもの病気 遺伝について聞かれたら.診断と治療社.東京.131-133,
2015
③総説
1 須貝研司.熱性けいれん・けいれん重積.薬局 65(9):217-220, 2014
2 須貝研司.小児科領域のてんかんと社会生活.臨床検査 58(9):1085-1092, 2014
3 須貝研司.抗てんかん薬と他の薬剤、食事との相互作用.小児内科 46(9):1242-1247, 2014
4 須貝研司.産科医療補償制度の現状.小児科 55(13):1977-1983, 2014
5 須貝研司.小児の生理機能検査.検査と技術 43(3):228-236., 2015
6 須貝研司.作用機序から考える薬物療法|てんかん.小児科 56(3):227-233, 2015
④その他
受賞
1 中川栄二 第 26 回てんかん治療研究振興財団 『てんかん研究褒賞』
新聞等
1 中川栄二 増える子どもに向精神薬.東京新聞 2015 年 1 月 28 日 2 須貝研司 てんかん治療の最前線-第 56 回日本小児神経学会学術集会より.CLINIC magazine 542 号 2014 年 8 月
1 日 28-29
(2)学会発表
①特別講演・シンポジウム
1 佐々木征行.乳児期の難治性てんかんの診断と治療.第 4 回トランスレーショナル・リサーチ研究会.ANA クラウ
ンプラザ.新潟市.2014.5.9.
159
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2 佐々木征行.HPV ワクチン後長期体調不良について.テーマ企画シンポジウム 1,小児科分野別における小児神経科
医に関連するトピックス.第 56 回日本小児神経学会学術集会.浜松市.2014.5.27.
3 佐々木征行.重症心身障害医療の今後の方向性.第 37 回九州地区重症心身障害研究会.ブリックホール.長崎市.
2015.3.7
4 佐々木征行.小児神経疾患の最近の話題.第 100 回北阿賀小児科臨床研究会.北辰館.新発田市.2015.3.28
5 竹下絵里,岩田恭幸,矢島寛之.アウトカムメジャーワーキンググループ.筋ジストロフィー臨床試験ネットワー
ク第 3 回ワークショップ.UDX カンファランス 6 階.東京.2014.7.26
6 須貝研司,中川栄二,佐々木征行,高橋章夫,大槻泰介.脳炎後てんかんの病態・治療を探る 脳炎・脳症後のてん
かんの外科治療.第 56 回日本小児神経学会.静岡.2014.5.31.
7 中川栄二.変貌する自閉症スペクトラム障害の医療 病態に立脚した診断から治療へ 自閉症スペクトラム障害の薬
物療法 科学的な薬物療法の提言.第 56 回日本小児神経学会.静岡.2014.5.31.
8 中川栄二.小児てんかんの治療方針 治療開始と終結.第 48 回日本てんかん学会.東京.2014.10.2 ~ 3.
9 須貝研司,中川栄二,佐々木征行,高橋章夫,大槻泰介.脳炎後てんかんの病態・治療を探る 脳炎・脳症後のてん
かんの外科治療.第 56 回日本小児神経学会.静岡.2014.5.30.
10 須貝研司.てんかん重積状態の治療:フェノバルビタール,ホスフェニトイン注射液の登場でどのように変わったか?
第 56 回日本小児神経学会.浜松市.2014.5.30
11 須貝研司.てんかん診療の動向と今後の展望.第 56 回日本小児神経学会.浜松市.2014.5.31
12 須貝研司,大槻泰介,高橋章夫,開道貴信,金子 裕,中川栄二,齋藤貴志,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行.
Surgically remediable epilepsy の早期診断と早期治療.第 48 回日本てんかん学会.東京.2014.10.2
13 須貝研司.治療の観点から見たけいれん重積状態の基礎.第 48 回日本てんかん学会.東京.2014.10. 4
14 須貝研司.小児てんかんの基本的な薬物療法.Epilepsy Forum in Fujita.名古屋,2014.6.19.
15 中川栄二.小児てんかんの成立機序の解明と診断・治療・発達評価の開発 第 26 回てんかん治療研究振興財団研究報
告会.大阪.2015.3.6.
②国際学会
1 Sugai K, Otsuki T, Saito Y, Yuasa S, Nakagawa E, Saito T, Komaki H, Sasaki M. Semi-nationwide survey
on migrating partial seizures in infancy in Japan. The 16th Annual Meeting of the Infantile Seizure Society.
Cappadocia, Turkey. Jun 23, 2014
2 Sugai K. Understanding behavior and mental health: the impact of causation. ILAE Symposium Epilepsy,
behavior and intellectual disability: a time for change. Tokyo, Japan. Oct 1 2014.
③一般演題
1 Sasaki M. Genotype-phenotype correlations in Japanese patients with alternating hemiplegia of childhood
(AHC)
(2nd report). Third Symposium ATP1A3 in disease. Lunteren, The Netherlands. Aug 30, 2014.
2 Baba S, Takanoha S, Ishiyama A, Komaki H, Takeshita E, Imaizumi H, Abe Y, Kobayashi M, Kumazawa
Y, Sasaki M. Association between resting energy expenditure and body weight change in patients with
th
Duchenne muscular dystrophy. 19 International Congress of the World Muscle Society. Berlin, Germany. Oct
7-Oct 11, 2014.
3 Okubo M, Ishiyama A, Komaki H, Takeshita E, Saito T, Saito Y, Nakagawa E, Sugai K, Hayashi YK, Nishino
I, Sasaki M. Selectivity patterns on lower limb skeletal muscle imaging in patients with nemaline myopathy.
19th International Congress of the World Muscle Society. Berlin, Germany. October 7-11, 2014.
4 Nakagawa E, Koichihara R, Sugai K, Sasaki M, Inagaki M. Frontal rhythmic beta activity in children with
ASD or ADHD. 11th European Congress on Epileptology, Stockholm, June 29-July 3, 2014.
5 Nakagawa E, Nakamura S, Sugai K, Sasaki M, Yasumura A, Inagaki M. Evaluation of pharmacotherapy
for developmental disorders with EEG abnormality. 10th Asian & Oceanian Epilepsy Congress(AOEC),
Singapore, August 7-10, 2014.
6 Yuasa S, Nakagawa E, Ishiyama A, Saito T, Komaki H, Sugai K, Sasaki M, Takahashi A, Kaido T, Kaneko Y,
Otsuki T. Evaluation of the burst-suppression pattern after hemispherotomy. 10th Asian & Oceanian Epilepsy
Congress(AOEC), Singapore, August 7-10, 2014.
7 Koichihara R, Komaki H, Ishiyama A, Hayashi Y.K, Saito T, Saito Y, Nakagawa E, Sugai K, Sasaki M, Nonaka
I, Nishino I. Juvenile dermatomyositis involving large muscle infarction in three cases. 19th International
Congress of the World Muscle Society, Germany, October 7-11, 2014.
8 Nakagawa E. Pharmacotherapy for developmental disorders with EEG abnormality. the World Congress of
Pediatrics-2014, which will be held in Taiyuan, China, October 24-26, 2014.
9 Nakagawa E. 4th International Congresses on Neurology and Epidemiology(ICNE), Malaysia, November 6-8,
2014.
10 Sugai K, Nakagawa E, Saito T, Ishiyama A, Komaki H, Sasaki M, Otsuki T. EEG features, treatment and
developmental prognosis of intractable absence seizures. The 10th Asian & Oceanian Epilepsy Congress.
Singapore. Aug 7-10, 2014
11 Sugai K, Honda R, Saito T, Nakagawa E, Komaki H, Sasaki M, Takahashi A, Kaido T, Kaneko Y, Otsuki T.
N20 of median nerve SSEP is an early predictor for developmental outcome after hemispherotomy in patients
with Ohtahara syndrome with hemimegalencephaly. The 68th Annual Meeting of American Epilepsy Society,
Seattle, USA. Dec 7, 2014
④一般学会
1 竹下絵里,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行.日本の Duchenne 型筋ジストロフィーの成長パターンの検討.第 117
回日本小児科学会学術集会.名古屋国際会議場.名古屋.2014.4.11-2014.4.13
2 須貝研司,齋藤貴志,石山昭彦,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,佐々木征行.熱性けいれんの再発予防治療終了
に関する文献的検討と終了後の再発自験例の検討.第 117 回日本小児科学会学術集会 名古屋,4.11 ~ 13,2014
3 大久保真理子,須貝研司,久保田一生,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,藤井克則,
高橋幸利,佐々木征行.両側性の Epilepticus Partialis Continua を呈した 1 例.多摩小児神経懇話会 東京,4.19,
160
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2014
4 Sugai K, Nakagawa E, Saito T, Saito Y. Ishiyama A, Komaki H, Sasaki M, Otsuki T.: Efficacy of bromide for
severe epileptic encephalopathies in early infancy. 第 56 回日本小児神経学会 静岡,5.29,2014
5 竹下絵里,小牧宏文,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,南成祐,佐々木征行.ジストロフィ
ノパチーにおけるけいれん合併の頻度と特徴.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラア
クトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
6 仲村貞郎,石山昭彦,小牧宏文,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.脊髄性筋萎縮症 3 型にお
ける骨格筋画像,末梢神経伝導検査の検討.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアク
トシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
7 大久保真理子,斎藤義朗,小嶋瑛美子,小一原玲子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.
PIEZO2 変異を呈した遠位関節拘縮症 type5 の 1 家系.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オー
クラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
8 馬場信平,石山昭彦,小牧宏文,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,鷹羽智子,今泉博文,阿部裕二,小
林麻里子,熊澤勇介,佐々木征行.Duchenne 型筋ジストロフィー患者における体重変化と安静時エネルギー消
費量の関連.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.
2014.5.28-2014.5.31
9 小一原玲子,須貝研司,大槻泰介,高橋章夫,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,小牧宏文,石山昭彦,佐々木征行.
大脳局在異常をもつ難治てんかん症例における脳梁離断術後の側方化と発作予後.第 56 回日本小児神経学会学術集会.
アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
10 跡部真人,須貝研司,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,佐々木征行,高橋章夫,大槻泰介,
伊藤雅之,柿田明美.限局性皮質形成異常によるてんかん患者の発作頻度の特徴について.第 56 回日本小児神経学
会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
11 元木崇裕,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,石井敦士,廣瀬伸一.
小児交互性片麻痺における初発症状としての異常眼球運動の特徴.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシテ
ィ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
12 中川栄二,仲村貞郎,安村明,稲垣真澄.自閉症スペクトラム,注意欠陥多動性障害の脳波に基づく薬物治療の検
討.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.282014.5.31
13 高橋勇弥,斎藤義朗,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,宮本雄策,山本仁,山本俊至.
重症 Angelman 症候群 2 例における欠失範囲と重症度の検討.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,
オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
14 久保田一生,石山昭彦,小牧宏文,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.Duchenne 型筋ジスト
ロフィーに対するステロイド治療の側弯への影響.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オーク
ラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
15 本田涼子,斎藤義朗,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,奥村彰久.症候と発作時脳波に基づくてんか
ん性スパズムの病態考察.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.
浜松.2014.5.28-2014.5.31
16 米川貴博,大屋寧,須貝研司,佐々木征行.ATL1 遺伝子 p.Gly409Asp 変異は最重症型の遺伝性痙性対麻痺と関係
する.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.282014.5.31
17 大久保真理子,石山昭彦,小牧宏文,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,林由起子,西野一三,佐々木征行.
ネマリンミオパチーにおける下肢骨格筋画像の筋選択性の特徴.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,
オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
18 松村剛,小牧宏文,川合充,ガイドライン編集委員会.デュシェンヌ型筋ジストロフィー診療ガイドラインの作
成.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.282014.5.31
19 竹内芙実,小牧宏文.2 歳未満でデュシェンヌ型筋ジストロフィーと確定診断された患者家族の現状.第 56 回日本小
児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
20 竹内芙実,小牧宏文.デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者家族の医療やケアの現状~全国アンケート調査より
~.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.282014.5.31
21 齋藤貴志,石山昭彦,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,高橋章夫,大槻泰介.当院で経験
した小児期てんかん原性脳腫瘍患者の臨床像.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラア
クトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
22 小嶋瑛美子,斎藤義朗,石山昭彦,齋藤貴志,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行.頭部自律神経症状を
伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNA)の一家系例.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ
浜松,オークラアクトシティホテル浜松.浜松.2014.5.28-2014.5.31
23 粟嶋勇也,小牧宏文,石山昭彦,竹下絵里,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,武下草生子,高野享子,
和田敬仁,鈴木幹也,南成祐,西野一三,佐々木征行.乳幼児期早期に運動発達遅滞や筋力低下を呈したジストロ
フィン異常症の 4 女児例.第 56 回日本小児神経学会学術集会.アクトシティ浜松,オークラアクトシティホテル浜松.
浜松.2014.5.28-2014.5.31
24 馬場信平,石山昭彦,小牧宏文,齋藤貴志,齋藤義朗,中川栄二,須貝研司,鷹羽智子,今泉博文,阿部裕二,小
林麻里子,熊澤勇介,佐々木征行.Duchenne 型筋ジストロフィー患者における,体重変化と安静時エネルギー消費
量の変化の関連.第 56 回日本小児神経学会 静岡,5.29 ~ 31,2014
25 安村 明,小久保奈緒美,高橋純一,福田亜矢子,仲村貞郎,中川栄二,稲垣真澄.ATMT を用いた ADHD 児にお
ける視空間性ワーキングメモリの定量評価.第 56 回日本小児神経学会 静岡,5.29 ~ 31,20142
26 中川栄二.発達障害児における睡眠時前頭部律動性β波についての検討.第 111 回日本小児精神神経学会 東京,
161
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
6.13 ~ 14,2014
27 竹下絵里,南成祐,鈴木幹也,粟嶋勇也,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行.エキソン欠失を複合ヘテロ接合性に
有する Duchenne 型筋ジストロフィーの女性.第 38 回日本遺伝カウンセリング学会学術集会.近畿大学ノーベンバ
ー(11 月)ホール他.大阪.2014.6.26-2014.6.29
28 小松(佐藤)有希子,竹下絵里,清水玲子,遠藤ゆかり,石山昭彦,森まどか,髙橋祐二,林由起子,小牧宏文,
後藤雄一.国立精神・神経医療研究センター遺伝カウンセリングセミナー実施報告.第 38 回日本遺伝カウンセリン
グ学会学術集会.近畿大学ノーベンバー(11 月)ホール他.大阪.2014.6.26-2014.6.29
29 竹下絵里,小牧宏文,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,南成祐,佐々木征行.ジストロフィ
ノパチーにおけるけいれん合併の頻度と特徴.第 31 回小児神経筋疾患懇話会.東京ステーションコンファレンス.
東京.2014.8.30
30 竹下絵里,小牧宏文,本橋裕子,石山昭彦,佐々木征行.日本の Duchenne 型筋ジストロフィーの成長パターンの検討.
第 1 回筋ジストロフィー医療研究会.国立病院機構本部講堂 研修センター.東京. 2014.10.24-2014.10.25
31 竹下絵里,小松有希子,松村剛,小牧宏文,川井充,ガイドライン編集委員会.臨床遺伝専門医を対象としたデュ
シェンヌ型筋ジストロフィー診療に関するアンケート調査.日本人類遺伝学会総会第 59 回大会.タワーホール船堀.
東京.2014.11.19-2014.11.22
32 竹下絵里,小牧宏文,森まどか,大矢寧,本橋裕子,石山昭彦,須貝研司,村田美穂,佐々木征行.ジストロフィ
ノパチーにおける痙攣合併の頻度と特徴 . 第 1 回筋ジストフィーの CNS 障害研究会.大阪大学中之島センター.大阪.
2015.1.11
33 水野由輝郎,森まどか,吉田寿美子,南成祐,服部功太郎,大矢寧,小牧宏文,大町佳永,藤井猛,竹下絵里,関
口正幸,西野一三,村田美穂.ベッカー型筋ジストロフィー患者と精神疾患.第 1 回筋ジストロフィーの CNS 障害
研究会.大阪大学中之島センター.大阪.2015.1.11
34 小牧宏文,永田哲也,齋藤崇,竹下絵里,立森久照,清水玲子,太幡真紀,玉浦明美,福田昂一,鈴木麻衣子,佐々
木征行,武田伸一.デュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象としたエクソン・スキップ(First-in-Human)試験.
第 41 回日本小児臨床薬理学会学術集会.大阪国際会議場.大阪.2014.10.3-2014.10.4
35 玉浦明美,大屋淳子,太幡真紀,重盛美貴子,竹下絵里,木村円,尾方克久,小牧宏文.第 6 回日本臨床試験学会学
術集会総会.日本教育会館一ツ橋ホール.東京.2015.2.20-2015.2.21
36 石山昭彦,湯浅正太,本橋裕子,竹下絵里,齋藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,大場ちひろ,
才津浩智,松本直通,村上良子,木下タロウ,佐々木征行.多発奇形,難治てんかん,重度精神遅滞を認めた先天
性 GPI アンカー欠損症の男児例.第 61 回日本小児神経学会関東地方会.茨城県立医療大学.茨城.
2014.9.20
37 高橋勇弥,須貝研司,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,佐々木征行.てんかん性
無呼吸に acetazolamide が有効だった 1q43q44 欠失症候群の 1 例.第 62 回日本小児神経学会関東地方会.国立精神・
神経医療研究センター.東京.2015.3.21
38 高橋孝治,小牧宏文,須貝研司,石山昭彦,竹下絵里,本橋裕子,斎藤貴志,中川栄二,佐々木征行,奥野達也,
大野欽司.詳細な問診で診断に至った先天性筋無力症候群の 8 歳女児例.第 62 回日本小児神経学会関東地方会.国
立精神・神経医療研究センター.東京.2015.3.21
39 久保田一生,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.心肺停
止の既往を有する重症心身障害児者の臨床的検討.第 40 回日本重症心身障害学会学術集会.京都テルサ.京都.
2014.9.26-2014.9.27
40 大久保真理子,中川栄二,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,三山健司,佐々木征行.
食道異物が 2 カ月間滞留していた重度知的障害児の 1 例.第 40 回日本重症心身障害学会学術集会.京都テルサ.京都.
2014.9.26-2014.9.27
41 粟嶋勇也,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,望月規央,佐々木征行.
無症候性細菌尿を示す重症児(者)の臨床的特徴.第 40 回日本重症心身障害学会学術集会.京都テルサ.京都.
2014.9.26-2014.9.27
42 中川栄二,宮武千晴,高橋章夫,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,大槻泰介,佐々木征行.
West 症候群後に緩徐に頭部を前屈する発作を繰り返す症例の検討.第 48 回日本てんかん学会学術集会.京王プラザ
ホテル.東京.2014.10.2-2014.10.3
43 大久保真理子,金子裕,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,開道貴信,高橋章夫,
大槻泰介,佐々木征行.EPC に対する MEG を用いた jerk-locked back average による検討.第 48 回日本てんかん学
会学術集会.京王プラザホテル.東京.2014.10.2-2014.10.3
44 久保田一生,中川栄二,仲村貞郎,小一原玲子,石山昭彦,竹下絵里,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木
征行.発達障害における脳波異常の検討.第 48 回日本てんかん学会学術集会.京王プラザホテル.東京.2014.10.22014.10.3
45 元木崇裕,齋藤貴志,高橋章夫,斎藤義朗,竹下絵里,石山昭彦,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,池谷直樹,開道貴信,
金子裕,大槻泰介,佐々木征行.周生期血管障害に起因し両側性脳波異常を呈する小児難治性てんかんに対するて
んかん外科手術の有効性.第 48 回日本てんかん学会学術集会.京王プラザホテル.東京.2014.10.2-2014.10.3
46 仲村貞郎,齋藤貴志,石山昭彦,竹下絵里,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,開道貴信,高橋章夫,金子裕,
大槻泰介.頭蓋内電極留置による聴覚性驚愕てんかんの一手術例.第 48 回日本てんかん学会学術集会.京王プラザホテル.
東京.2014.10.2-2014.10.3
47 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.島回に限局性
皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの 3 手術例.第 48 回日本てんかん学会 東京,10.2 ~ 3,2014
48 本田涼子,金子裕,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,開道貴信,高橋章夫,大槻泰介.高密度脳波と
MEG における電流源の比較解析.第 48 回日本てんかん学会 東京,10.2 ~ 3,2014
49 高橋章夫,大槻泰介,開道貴信,金子裕,池谷直樹,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,本田涼子.大
脳皮質形成障害を病因とする小児難治性てんかんに対する半球離断術.第 48 回日本てんかん学会 東京,10.2 ~ 3,
2014
50 須貝研司,大槻泰介,高橋章夫,開道貴信,金子裕,中川栄二,齋藤貴志,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行.
Surgically remediable epilepsy の早期診断と早期治療.第 48 回日本てんかん学会 東京,10.2 ~ 3,2014
162
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
51 元木崇裕,須貝研司,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,佐々木征行.発達障害の
観察中に尿崩症および亜急性に進行する片麻痺と知的退行を認めた 1 例.第 65 回多摩小児神経懇話会.東京都立府
中療育センターあじさい館.東京 2014.11.29
52 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行.島回に限局性
皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの外科治療戦略.第 73 回脳神経外科学会学術総会 東京,10.9 ~ 11,2014
53 澤井康子,中川栄二,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行.Neck
myoclonia with absence が疑われる一女児例.第 41 回多摩てんかん懇話会 東京,12.13,2014
54 井上道雄,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,西野一三,後藤雄一,佐々
木征行.急性発症の外眼筋麻痺と眼瞼下垂で,治療反応性が良かったことから Wernicke 脳症,Fisher 症候群との鑑
別が悩ましかった 10 歳男児.第 83 回 NeuroMuscular Conference 東京,12.13,2014
55 望月規央,小澤慎太郎,白井毅,福本 裕,中川栄二,三山健司.当院小児神経科入院患者における鼻腔細菌叢の年
令による変化について.第 30 回環境感染学会 神戸,2.20 ~ 21,2015
56 福本 裕,望月規央,中川栄二,小澤慎太郎,三山健司,岡田尚巳.心身障害児(者)における唾液と喀痰に共通
する細菌の分子生物学的解析による検討.第 30 回環境感染学会 神戸,2.20 ~ 21,2015
57 小澤慎太郎,望月規央,三山健司,白井毅,福本 裕,中川栄二.当院のマイコプラズマ感染症対応の課題 ~職
員集団感染を経験して~ 第 30 回環境感染学会 神戸,2.20 ~ 21,2015
58 中川栄二,久保田一生,大久保真理子,安村 明,稲垣真澄.注意欠如・多動性障害における脳波異常と薬物治療の検討.
日本 ADHD 学会 東京,3.8,2015
59 須貝研司,齋藤貴志,中川栄二,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行,大槻泰介.Slow escalation therapy of
intravenous midazolam for non-convulsive status epilepticus or epilepsy with continuous spike-waves during
slow wave sleep to keep consciousness and daily activities.第 48 回日本てんかん学会.東京.2014.10.2.
60 今井雅由,宮野前健,中川義信.2013 年度障害者総合支援法施行に関する調査報告 |年齢構成と死亡割合 8 年間の推移|.
第 40 回日本重症心身障害学会.京都.2014.9.26
61 今井雅由,宮野前健,中川義信.2013 年度障害者総合支援法施行に関する調査報告 1 |基礎集計と 8 年間の推移|.
第 68 回国立病院総合医学会.横浜.2014.11.14
62 髙木育子.美大生との共同企画によるワークショップ活動報告「マイきゃらプロジェクト」を実施して.第 68 回国
立病院総合医学会.横浜.2014.11.14
(4)その他
①その他の講演等
1 須貝研司.けいれん重積の治療|特に薬の使い方について.NCNP 精神医療セミナー.小平市,2014.7.15 2 須貝研司.てんかんの診断と薬物療法.第 20 回国立精神・神経医療研究センター小児神経セミナー.小平市,
2014.7.17 3 須貝研司.不随意運動ビデオ.第 20 回国立精神・神経医療研究センター小児神経セミナー.小平市,2014.7.18 4 須貝研司.小児の神経学的診察.第 44 回小児神経学セミナー.大阪市.2014.11.2
5 須貝研司.小児の精神運動退行を示す疾患の臨床診断.第 44 回小児神経学セミナー.大阪市.2014.11.2
6 須貝研司.抗てんかん薬の選択と使い方の基本、重症児者のてんかんの治療のポイント.第 44 回重症障害児(者)
医療医師講習会.東京,2015.3.7.
7 須貝研司.てんかんの初診診断時の注意点と紹介のタイイング.多摩てんかん地域診療ネットワーク懇話会 in 北多摩.
小平市,2015.3.19.
(5)班会議発表
1 竹下絵里、磯島豪、小牧宏文、本橋裕子、石山昭彦、佐々木征行.日本人デュシェンヌ型筋ジストロフィーの疾
患特異的成長曲線の作成.精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究
と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 26 年度 班会議.JA 共済ビルカンファレンスホール.東京.2014.11.282014.11.29
2 竹下絵里、岩田恭幸、矢島寛之.筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究.精神・神経疾患
研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 26
年度 班会議.JA 共済ビルカンファレンスホール.東京.2014.11.28-2014.11.29
3 竹下絵里.筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究.独立行政法人国立精神・神経医療研究
センター 平成 26 年精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィー合同班会議.JA 共済ビルカンファレンスホール.
東京.2015.1.9
4 石山昭彦、本橋裕子、竹下絵里、小牧宏文、西野一三、佐々木征行.小児神経筋疾患における骨格筋画像の検討.精神・
神経疾患研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)
平成 26 年度 班会議.JA 共済ビルカンファレンスホール.東京.2014.11.28-2014.11.29
5 石山昭彦、小牧宏文、佐々木征行.先天性ミオパチーの診断基準と診断のための評価法の検討.平成 26 年度希少難
治性筋疾患に関する調査研究班班会議.都市センターホテル.東京.2015.2.6
5) 脳神経外科
(1)刊行論文
①原著論文
1 Sukigara S,
Dai H,
Nabatame S,
Otsuki T,
Hanai S,
Honda R,
Saito T,
Nakagawa E,
Kaido T,
Sato N,
Kaneko Y,
Takahashi A,Sugai K,Saito Y,Sasaki M,Goto Y,Koizumi S,Itoh M.:Expression of astrocyte-related receptors
in cortical dysplasia with intractable epilepsy.J Neuropathol Exp Neurol.2014 Aug;73(8):798-806
2 Okanari K,Miyahara H,Itoh M,Takahashi A,Aizaki K,Nakagawa E,Otsuki T,Izumi T: Hemimegalencephaly
in a Patient With Coexisting Trisomy 21 and Hypomelanosis of Ito.J Child Neurol. 29(3)
:415-420,2014
3 Endo Y,Saito Y,Otsuki T,Takahashi A,Nakata Y,Okada K,Hirozane M,Kaido T,Kaneko Y,Takada E,
163
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
Okazaki T,Enokizno T,Saito T,Komaki H,Nakagawa E,Sugai K,Sasaki M.: Persistent verbal and behavioral
deficits after resection of the left supplementary motor area in epilepsy surgery.Brain Dev. 36(1):74-79,2014
4 Rosenow F,Alonso-Vanegas MA,Baumgartner C,Blümcke I,Carreño M,Gizewski ER,Hamer HM,Knake
S,Kahane P,Lüders HO,Mathern GW,Menzler K,Miller J,Otsuki T,Ozkara C,Pitkänen A,Roper
SN,Sakamoto AC,Sure U,Walker MC,Steinhoff BJ; Surgical Task Force,Commission on Therapeutic
Strategies of the ILAE.In response to commentary on cavernoma-related epilepsy.review and recommendations for
management-report of the surgical task force of the ILAE commission on therapeutic strategies.Epilepsia.2014 Mar;55(3)
:
466-7.
5 Schrock LE,Mink JW,Woods DW,Porta M,Servello D,Visser-Vandewalle V,Silburn PA,Foltynie T,
Walker HC,Shahed-Jimenez J,Savica R,Klassen BT,Machado AG,Foote KD,Zhang JG,Hu W,Ackermans L,
Temel Y,Mari Z,Changizi BK,Lozano A,Auyeung M,Kaido T,Agid Y,Welter ML,Khandhar SM,
Mogilner AY,Pourfar MH,Walter BL,Juncos JL,Gross RE,Kuhn J,Leckman JF,Neimat JA,Okun MS;
Tourette Syndrome Association International Deep Brain Stimulation(DBS)Database and Registry Study
Group.: Tourette syndrome deep brain stimulation: A review and updated recommendations.Mov Disord.
2014 Dec 5. doi: 10.1002/mds.26094. [Epub ahead of print]
②総説
1 大槻泰介:てんかん診療ネットワーク,日本臨床 201472(5):947-51.
2 開道貴信,大槻泰介,高橋章夫,金子裕:難治性難治性チックに対する脳深部刺激療法|当科の現況|.トゥレット
研究会会誌 20.13-18,.2014
③その他
1 高橋章夫:後頭葉てんかん.てんかん専門医ガイドブック,日本てんかん学会(編),診断と治療社,東京,2014,
pp257-258
2 高橋章夫:前頭葉てんかん,新領域別症候群シリーズ 31,神経症候群 VI,pp57-61,2014,日本臨床社,東京
3 大槻泰介:半球離断術.てんかん専門医ガイドブック,日本てんかん学会(編),診断と治療社,東京,2014,
pp285-286
4 金子裕:脳磁図.永井良三監修:神経内科研修ノート 診断と治療社,東京,2015;122-23
(2)学会発表等
①国際学会
1 Otsuki T:Multilobar resections.Pediatric Epilepsy Surgery meeting,Gothenburg,2014.07.04-05.
2 Otsuki T:Build-up of "Epilepsy Care Network" in Japan.10th Asian & Oceanian Epilepsy Congress.
Singapore,2014.08.07-10.
3 Otsuki T: Surgical versus medical treatment for children with epileptic encephalopathy in infancy and early
childhood. 8th Asian epilepsy surgery congress,Tokyo.2014.10.05
4 Ikegaya N,Otsuki T,Kaido T,Kaneko Y,Takahashi A,Saito T,Nakagawa E,Sugai K,Sasaki M: Surgical
treatment for intractable childhood epilepsy with focal cortical dysplasia involving insular region -a study of
14 cases-,8th Asian epilepsy surgery congress,Tokyo,2014.10.05
5 Otsuki T,Kim HD,Luan G,Inoue Y,Baba H,Oguni H,Hong SC,Kameyama S,Kobayashi K,SHirose S,
Yamamoto H,Hamano S,Baba K,Takahashi A,Kaido T,Sugai K: Surgical versus medical treatment for
children with epileptic encephalopathy in infancy and early childhood.-An observational cohort study by
Far-East Asia Catastrophic Epilepsy(FACE)study group–.68th Annual meeting of the American Epilepsy
Society. Seattle,2014.12.05-09
6 Honda R,Kaneko Y,Saito Y,Nakagawa E,Sugai K,Sasaki M,Kaido T,Takahashi A,Otsuki T:
Comparative analysis of spike source between high-density EEG and MEG. 68th Annual meeting of the
American Epilepsy Society. Seattle,2014.12.05-09
②一般学会
1 大槻泰介:(基調講演)てんかん原性病変に対する大脳半球離断術と切除外科への応用,第 23 回脳神経外科手術と機
器学会(CNTT),福岡,2014.4.18-19.
2 大槻泰介:てんかんの地域診療連携システムの構築,第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.05.23
3 金子裕,高橋章夫,開道貴信,大槻泰介,岡崎光俊:L2 ノルム解析を利用した dipole 推定。第 29 回日本生体磁気学
会,大阪,2014.05.29-30
4 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫:島回に限局性皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの 1 手術例,
第 8 回日本てんかん学会 関東・甲信越地方会,東京,2014.6.14
5 高橋章夫,大槻泰介,本田涼子,開道貴信,金子裕,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:小児難治性てんかんに対
する半球離断術 30 例の治療成績.第 8 回日本てんかん学会 関東・甲信越地方会,東京,2014.6.14
6 伊里綾子,大久保智紗,大槻泰介,望月聡:側頭葉てんかん術後患者における情動と記憶の関連,第 38 回日本神経
心理学会学術集会,山形,2014.09.26-27
7 大久保智紗,伊里綾子,大槻泰介,小川俊樹:側頭葉てんかん術後患者における情動処理過程への影響,第 38 回日
本神経心理学会学術集会,山形,2014.09.26-27
8 Otsuki T: Update of Rasmussen syndrome—Epilepsy surgery,第 48 回日本てんかん学会,イブニングセミナー,
20014.10.01
9 金子裕,高橋章夫,開道貴信,池谷直樹,大槻泰介,岡崎光俊:L2 ノルム解析を利用した dipole 推定,第 48 回日本
てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
10 高橋章夫,大槻泰介,本田涼子,齋藤貴志,開道貴信,池谷直樹,金子裕,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,大
脳皮質形成障害を病因とする小児難治性てんかんに対する半球離断術,第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.
02-10.03
11 金子裕,高橋章夫,開道貴信,池谷直樹,大槻泰介,岡崎光俊:L2 ノルム解析を利用した dipole 推定,第 48 回日本
164
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
12 大久保真理子,金子裕,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,開道貴信,高橋章夫,
大槻泰介,佐々木征行:EPC に対する MEG を用いた jerk-locked back average による検討,第 48 回日本てんかん
学会,東京,2014.10.02-10.03
13 須貝研司,大槻泰介,高橋章夫,開道貴信,金子裕,中川栄二,斎藤貴志,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行:
Surgical remediable epilepsy の早期診断と早期治療.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
14 本田涼子,金子裕,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,開道貴信,高橋章夫,大槻泰介:高密度脳波と
MEG における電流源の比較解析,第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
15 元木崇裕,斎藤貴志,高橋章夫,斎藤義朗,竹下絵里,石山昭彦,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,池谷直樹,開道貴信,
金子裕,高橋章夫,大槻泰介,佐々木征行:周産期血管障害に起因し両側性脳波異常を呈する小児難治性てんかん
に対するてんかん外科手術の有効性.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
16 仲村貞郎,斎藤貴志,石山昭彦,竹下絵里,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,開道貴信,高橋章夫,金子裕,
大槻泰介:頭蓋内電極留置による聴覚性驚愕てんかんの一手術例.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.
10.
02-10.
03
17 堀井大輔,岡崎光俊,高橋章夫,開道貴信,金子裕,吉田寿美子,大槻泰介:てんかん外科手術後に一過性の発動
性低下と拒食を認めた症例.第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
18 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:島回に限局性
皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの 3 手術例,第 48 回日本てんかん学会,東京,2014.10.02-10.03
19 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:島回に限局性
皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの外科治療戦略,第 73 回学術総会日本脳神経外科学会,東京,2014.10.9-11
20 開道貴信,高橋章夫,金子裕,池谷直樹,大槻泰介:トゥレット症候群の不随意運動症に対する視床刺激療法.第
73 回学術総会日本脳神経外科学会,東京,2014.10.9-11
21 高橋章夫,大槻泰介,本田涼子,齋藤貴志,開道貴信,池谷直樹,金子裕,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,乳
児期のてんかん性脳症に対する外科的治療,第 73 回学術総会日本脳神経外科学会,東京,2014.10.9-11
22 金子裕,高橋章夫,開道貴信,池谷直樹,大槻泰介:MEG によるてんかん焦点の自動解析,第 73 回学術総会日本脳
神経外科学会,東京,2014.10.9-11
23 開道貴信,高橋章夫,金子裕,池谷直樹,大槻泰介:トゥレット症候群の不随意運動症に対する視床刺激療法.第
21 回トゥレット研究会,東京,2014.11.16.
24 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:島回周辺領域
に限局性皮質異形成を伴う小児難治性てんかんの外科治療戦略,第 38 回日本てんかん外科学会,東京,2015.
01.
15-16
25 大槻泰介:てんかん診療ネットワークにおける脳神経外科医の役割,第 38 回日本てんかん外科学会,東京,2015.
01.15-16
26 高橋章夫,池谷直樹,開道貴信,金子裕,大槻泰介,齋藤貴志,齋藤義朗,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,
Small bottom-of sulcus dysplasia に対する外科治療|より良好な機能予後を得るために|,第 38 回日本てんかん外
科学会,東京,2015.01.15-16
27 名倉孝弘,高安正和,片岡弘匡,中坪大輔,梶田泰一,若林俊彦,岡田俊,開道貴信,金桶吉起:重症トゥレット
症候群に対する定位的視床刺激術.第 54 回日本定位・機能神経外科学会,東京,2015.1.16-17
28 開道貴信,高橋章夫,金子裕,池谷直樹,大槻泰介:難治性チックに対する視床刺激療法.第 54 回日本定位・機能
神経外科学会,東京,2015.1.16-17
29 開道貴信,高橋章夫,金子裕,池谷直樹,大槻泰介:視床刺激療法でマルチプログラミングが有用であった上下肢
振戦の 1 例.第 54 回日本定位・機能神経外科学会,東京,2015.1.16-17
30 開道貴信,高橋章夫,金子裕,池谷直樹,大槻泰介:遅発性ジストニアに対する DBS- 当科での治療経験.第 13 回
ジストニア研究会,東京,2015.1.25.
31 池谷直樹,星野英紀,大槻泰介,花川隆:EEG-fMRI を用いたてんかん患者の認知機能研究|海馬硬化を伴う内側
側頭葉てんかんの 1 例|,IBIC 第 4 回シンポジウム,小平,2015.2.4
32 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:3 次元的緻密頭
蓋内電極留置を施行した運動前野の限局性皮質異形成の 1 外科手術例,第 13 回武蔵野エピレプシーカンファレンス,
東京,2015.2.28
(3)講演
1 大槻泰介:(特別講演)てんかんの外科治療と地域診療連携ネットワーク,東北てんかん懇話会,盛岡,2014.4.26
2 大槻泰介: てんかんセンターの取り組みについて,八王子医療センター連携てんかんカンファレンス,八王子,
2014.06.13
3 高橋章夫「人が生まれて育ち,働き,老いていく過程に沿った,てんかんを持つ当事者の支援:乳幼児期」
,第 8 回
日本てんかん学会関東甲信越地方会,教育セミナー 2014.6.14
4 大槻泰介:(特別講演)てんかん診療 Up-to-Date,Epilepsy symposium in Sapporo 2014,札幌,2014.9.5
5 高橋章夫,多摩地区市民公開講座 脳の病気の診断と治療の最前線,セレオ国分寺 2014/10/13
6 大槻泰介:最新医療|生活の質を高めるために,日本てんかん協会第 41 回全国大会,高知,2014.10.25
7 大槻泰介:(
特別講演)てんかん診療ネットワークと小児のてんかん外科治療,第 5 回沖縄てんかん研究会,那覇,
2014.11.7
nd
8 大槻泰介:(特別講演)大脳半球離断術|最近の乳児てんかん外科の動向| 2 Yokohama Neurosurgery Expert
Meeting,横浜,2014.11.12
9 大槻泰介: てんかん診療におけるネットワーク構築の意義,第 1 回東北総てんかんネットワーク研究会,佐倉,
2014.11.29
10 開道 貴信:国立市介護保険事業者連絡会.「特発性正常圧水頭症について」.2014.9.11.国立
11 開道 貴信:小平市介護保険事業者連絡会.「特発性正常圧水頭症について」.2014.12.10.小平
12 高橋章夫,大槻泰介,てんかんの地域診療連携における脳神経外科医の役割,第 20 回日本脳神経外科救急学会シン
ポジウム 1,「軽症神経救急診療の現状と課題」2015.1.30,東京
165
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
13 高橋章夫,大槻泰介,大脳皮質形成障害に伴う小児難治性てんかんの外科治療,山口・九州てんかん外科研究会 教育講演 2015.2.7,福岡
14 大槻泰介: てんかんとは何か ? その病態と治療,県央 ・ 県西部ニューロサイエンスネットワーク,厚木,2015.
02.
26
(4)その他
1 大槻泰介:改正道路交通法で変わるてんかん診療,Medical Tribune 47(30,31),2014.07.24,07.31
2 大槻泰介:てんかんの地域診療連携システムの構築,Medicament News 2165:22-23,2014.07.15
3 てんかんの地域診療連携体制構築を目指すモデル事業がスタート,国立精神・神経医療研究センターん脳神経外科 ・
大槻泰介氏「プライマリケア医への疾患情報提供が重要」薬事ニュース,朝刊 6 面,2015.03.06
4 大槻泰介:急患室におけるてんかん診療,ラジオ NIKKEI「医学講座」2015.03.10
6) 総合外科
(1)刊行論文
①原著論文
1 湯浅正太,中川栄二,竹下絵里,石山昭彦,齊藤貴志,斎藤義朗,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行,福本 裕,
望月規央:重症児病棟および筋疾患病棟における抗菌剤耐性についての検討.日重障誌 39:427-433,2014.
②雑誌・刊行物
1 福本 裕:どのような歯科学的な問題があり,治療上留意すべき点は何か.デュシェンヌ型筋ジストロフィー診療
ガイドライン 2014(日本神経学会,日本小児神経学会,国立精神・神経医療研究センター監修),南江堂(東京)
pp162-163,2014.
2 福本 裕:歯科学的な問題への対応.こうしよう ! パーキンソン症候群の摂食嚥下障害(山本敏之,村田美穂編),
アルタ出版(東京))pp72-77,2014.
(2)学会発表等
①一般学会
1 福本 裕,山本敏之,大矢 寧,森まどか,小牧宏文,村田美穂:デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の咀嚼能
力は成長発育とともに変化するのか.厚生労働省精神・神経疾患研究開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出
を目的とした臨床研究と体制整備の研究班」平成 26 年度班会議,東京,2014.11.28-29
2 福本 裕,望月規央,中川栄二,小澤慎太郎,三山健司,岡田尚巳.心身障害児 ( 者 ) における唾液と喀痰に共通する
細菌の分子生物学的解析による検討.第 30 回日本環境感染学会総会,東京,2015.02.20.
3 福本 裕,望月規央,三山健司,中川栄二,小澤慎太郎,中井哲慈,齋藤貴志,須貝研司,佐々木征行.不顕性誤
嚥は重症心身障害児(者)の医療・介護関連肺炎のリスク因子となるか.平成 26 年度病院研究発表会,東京,2015.
03.10.
②研究会・院外集談会
1 福本 裕 . なるほど納得 ! まるわかり !! パーキンソン病関連疾患の摂食・嚥下障害 . 歯科治療を考える|咀嚼を中
心に| . 日本神経筋疾患 摂食・嚥下・栄養研究会第 2 回セミナー , 東京 ,2013.04.27.
(3)講演
1 福本 裕.口腔ケア マスター研修:口腔の基礎的知識とマウスケア.看護臨床教育研修,東京,2014.6.6.
2 福本 裕.日和見感染について.東京歯科大学微生物学講義,東京,2014.7.14.
3 福本 裕.歯みがきについて. 9 病棟ヘルスプロモーション学習会,東京,2015.2.24.
7)総合内科
(1)学会・研究会
1 Oe Y, Kura S, Ariga H, Amano T, Yamato S, Horikoshi M, Fukudo S, Kikuchi H, Tomita Y, Ando T:
Development of cognitive behavioral therapy for irritable bowel syndrome in Japan.interim report of a pilot
study in Japan. 73rd Annual Scientific Meeting of the American Psychosomatic Society. Savannah: 2015.03.18-21.
2 大江悠樹,倉五月,有賀元,天野智文,堀越勝,福土審,菊地裕絵,富田吉敏,安藤哲也:過敏性腸症候群に対す
る内部感覚暴露を用いた認知行動療法(CBT-IE)日本語版の開発研究.第 19 回日本心療内科学会学術大会.東京:
2014.11.29-30
3 大江悠樹,倉五月,有賀元,天野智文,堀越勝,福土審,菊地裕絵,富田吉敏,安藤哲也:過敏性腸症候群に対す
る認知行動療法の開発 -CBT が奏功した思春期男性の思春期男性患者の 1 例.第 125 回日本心身医学会関東地方会 . 東
京:2014.10.18
4 富田吉敏,倉五月,大江悠樹,菊地裕絵,堀越勝,安藤哲也:認知行動療法と鉄補充で改善した過敏性腸症候群(心
身症)の 1 例 . 第 125 回日本心身医学会関東地方会.東京:2014.10.18
5 富田吉敏,大江悠樹,倉五月,菊地裕絵,安藤哲也:鉄補充が心身に好影響をもたらした症例.第 19 回日本心療内
科学会学術大会.東京:2014.11.29-30
6 富田吉敏,倉五月,大江悠樹,菊地裕絵,安藤哲也:受験生と心療内科.第 126 回日本心身医学会関東地方会.東京:
2015.2.21
(2)班会議発表
1 瀬川和彦 : デュシェンヌ型筋ジストロフィー,ベッカー型筋ジストロフィーの症候性心不全例,心不全死例の検討.
第一回筋ジストロフィー医療研究会.東京:20141025
166
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
8)遺伝カウンセリング室
(1)学会発表等
① 特別講演,シンポジウム
1 小松(佐藤)有希子:筋強直性ジストロフィー発症前診断.第 6 回遺伝カウンセリングアドバンストセミナー,大阪,
2015.1.10
② 一般学会
1 小松(佐藤)有希子,竹下絵里,清水玲子,遠藤ゆかり,石山昭彦,森まどか,髙橋祐二,林由起子,小牧宏文,
後藤雄一:国立精神・神経医療研究センター遺伝カウンセリングセミナー実施報告.第 38 回日本遺伝カウンセリン
グ学会学術集会,東大阪,2014.6.27
9)放射線診療部
(1)刊行論文
①原著論文(英文)
1 Sone D,Ito K,Taniguchi G,Murata Y,Nakata Y,Wanatabe Y,Okazaki M,Sato N,Matsuda H,
Watanabe M. Evaluation of amygdala pathology using 11C-methionine positron emission tomography/
computed tomography in patients with temporal lobe epilepsy and amygdala enlargement.Elsevier 2014;
EPIRES-D-14-00458R1:.
2 Harayama Y,Kamei S,Sato N,Hayashi T,Shiozaki T,Ota M,Asamura H.Analysis of Y chromosome
haplogroups in Japanese population using short amplicons and its application in forensic analysis.Leg Med
2014.01;16(1):20-25.
3 Ota M,Noda T,Sato N,Hattori K,Teraishi T,Hori H,Nagashima A,Shimoji K,Higuchi T,Kunugi H.
Characteristic distributions of regional cerebral blood flow changes in major depressive disorder patients: a
pseudo-continuous arterial spin labeling(pCASL)study.J Affect Disord 2014.08;165:59-63.
4 Ota M,Sato N,Sakai K,Okazaki M,Maikusa N,Hattori K,Hori H,Teraishi T,Shimoji K,Yamada K,
Kunugi H.Altered coupling of regional cerebral blood flow and brain temperature in schizophrenia compared
with bipolar disorder and healthy subjects.J Cereb Blood Flow Metab 2014.09;34(12):1868-1872.
5 Ota M,Noda T,Sato N,Hattori K,Hori H,Sasayama D,Teraishi T,Nagashima A,Obu S,Higuchi T,
Kunugi H.White matter abnormalities in major depressive disorder with melancholic and atypical features: a
Diffusion tensor imaging study.Psychiatry Clin Neurosci 2014.11;Epub ahead of print:.
6 Sukigara S,Dai H,Nabatame S,Otsuki T,Hanai S,Honda R,Saito T,Nakagawa E,Kaido T,Sato N,
Kaneko Y,Takahashi A,Sugai K,Saito Y,Sasaki M,Goto Y,Koizumi S,Itoh M.Expression of AstrocyteRelated Receptors in Cortical Dysplasia With Intractable Epilepsy.J Neuropathol Exp Neuro l2014.08;73(8)
:
798-806.
7 Adachi Y,Sato N,Saito Y,Kimura Y,Nakata Y,Ito K,Kamiya K,Matsuda H,Tsukamoto T,Ogawa
M.Usefulness of SWI for the Detection of Iron in the Motor Cortex in Amyotrophic Lateral Sclerosis.J
Neuroimaging 2014.06;Epub ahead of print:doi:10.1111/jon.12127.
8 Ota M,Ishikawa M,Sato N,Okazaki M,Maikusa N,Hori H,Hattori K,Teraishi T,Ito K,Kunugi H.
Pseudo-continuous arterial spin labeling MRI study of schizophrenic patients.Schizophr Research 2014;154
(2014):113-118.
9 Ito K,Shimano Y,Imabalyashi E,Nakata Y,Omachi Y,Sato N,Arima K,Matsuda H.Concordance
between 99mTc-ECD SPECT and 18F-FDG PET interpretations in patients with cognitive disorders diagnosed
according to NIA-AA criteria.International Journal of Geriatric Psychiatry 2014;29(10):1079-1086.
10 Irahara K,Saito Y,Sugai K,Nakagawa E,Saito T,Komaki H,Nakata Y,Sato N,Baba K,Yamamoto T,
Chan WM,Andrews C,Engle EC,Sasaki M.Pontine malformation,undecussated pyramidal tract and
regional polymicrogyria: a new syndrom.Pediartric Neurolog 2014;50(4):384-388.
11 Kamiya K,Sato N,Saito Y,Nakata Y,Ito K,Shigemoto Y,Ota M,Sasaki M,OhtomoK.Accelerated
myelination along fiber tracts in patients with hemimegalencephaly.J Neuroradiology 2014;41(3):202-210.
②著書
1 坂本敦子, 佐藤典子 リンパ球性下垂体炎, 海馬硬化症.頭部疾患 土屋一洋, 山田恵, 森墾編.画像アトラス.
羊土者.東京;220-222,335-337:2014.
2 佐藤典子 part4 ここが知りたい画像読影 MRI 編.ここが知りたい認知症の画像診断 Q&A.haru no sora.東京;
120-130:2013.
3 佐藤典子 リンパ球性下垂体炎, 海馬硬化症.頭部疾患 画像アトラス.羊土社.東京;220-222,335-337:2014.
(2)学会発表
①国際学会
1 Ota M,Sato N,Kunugi H.Multimodal image analysis of sensorimotor gating in healthy women.11th World
Congress of Biological Psychiatry.Kyoto;2013.06.23.
2 Sato N. 2014 SNMMI Annual Meeting.ST.Louis,Missouri;2014 06.07-11.
3 Sakakbiara T,Sukigara S,Otsuki T,Takahashi A,Kaneko Y,Kaido T,Saito Y,Sato N,Nakagawa E,
Sugai K,Sasaki M,Goto Y,Itoh M.Maldistribution of interneuron between cortex and basal ganglia in
focal cortical dysplasia:Consideration of epileptogenesis.30th International Epilepsy Congress.Montrial,
Canada;2013.06.23-27.
②国内学会
1 緒方洋輔,尾崎彰彦,太田深秀,西田南海子,椨 勇人,佐藤典子,花川 隆 正常圧水頭症患者における安静状
態機能結合 MRI の異常.第 55 回日本神経科学学会大会.2014.05.21-05.24;福岡
167
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2 佐藤典子,高梨潤一,井上 健,佐々木正行,坂本敦子,新橋靖真,住田 薫,横山幸太,曾根大地,舞草伯秀,
松田博史 Pelizaeus-Merzbacher disease のバリエーション| IBISS を用いた先天性大脳白質形成不全症の脳画像の
データベース構築に関する研究より|.第 9 回小児神経放射線研究会. 2014.10.25;京都.
3 中村雅一,松岡貴子,荒木 学,林 幼偉,佐藤和貴郎,岡本智子,村田美穂,下地啓五,佐藤典子,三宅幸子,
荒浪利昌,山村 隆 再発寛解型多発性硬化症病態における IL-6 依存性プラズマブラストの関与.第 55 回日本神経
学会学術大会.2014.05.21-24;福岡国際会議場.
4 緒方洋輔,尾崎彰彦,太田深秀,佐藤典子,花川 隆 正常圧水頭症患者と健常被験者における安静状態機能結合
MRI の比較.第 55 回日本神経学会学術大会.2014.05.21-24;福岡国際会議場.
③招待講演
1 佐藤典子 間脳・下垂体の画像診断:発生・解剖学的視点から.第 41 回日本神経内分泌学会学術総会.都道府県会
館 東京;2014.10.31.
2 佐藤典子 小児神経疾患における 3TMR の有用性.第 5 回 Children mr Users Technical meeting CUTE.東京都
立小児総合医療センター 東京;2014.11.15.
3 佐藤典子 中枢神経 3 : 脳神経|下垂体 海綿静脈洞の解剖とその疾患.第 50 回日本医学放射線学会 秋季臨床大会.
神戸ポートピアホテル;2014.09.26-28.
4 佐藤典子 変性疾患における鑑別のポイント|脊髄小脳変性症を中心に|.第 43 回日本神経放射線学会.米子コン
ベンションセンター 米子;2014.03.21-23.
5 佐藤典子 海綿静脈洞の解剖とその疾患.第 50 回日本医学放射線学会秋季大会.神戸ポートピアホテル;2014.09.
26-28.
6 佐藤典子 トルコ鞍,傍鞍部領域の MRI.日本医学放射線学会 関東地方会セミナー.丸の内;2014.02.
09.
(3)班会議発表
1 太田深秀,佐藤典子,功刀 浩 統合失調症の Neuroimaging marker の検討.平成 25 年度 精神・神経疾患研究開
発費(功刀班).東京;2014.01.10.
10)臨床検査部
(1)刊行論文
①原著論文
1 Hida A,Kitamura S,Katayose Y,Kato M,Ono H,Kadotani H,Uchiyama M,Ebisawa T,Inoue Y,Kamei
Y,Okawa M,Takahashi K,Mishima K: Screening of Clock Gene Polymorphisms Demonstrates Association
of a PER3 Polymorphism with Morningness-Eveningness Preference and Circadian Rhythm Sleep Disorder.
Sci Rep 2014; 4:6309
2 Nakazaki K,Kitamura S,Motomura Y,Hida A,Kamei Y,Miura N,Mishima K: Validity of an algorithm for
determining sleep/wake states using a new actigraph. Journal of Phisiological Anthropology 2014;31-33
3 Miyagawa T,Toyoda H,Hirataka A,Kanbayashi T,Imanishi A,Sagawa Y,Kotorii N,Kotorii T,Hashizume Y,
Ogi K,Hiejima H,Kamei Y,Hida A,Miyamoto M,Imai M,Fujimura Y,Tamura Y,Ikegami A,Wada Y,
Moriya S,Furuya H,Kato M,Omata N,Kojima H,Kashiwase K,Saji H,Khor SS,Yamasaki M,Ishigooka
J,Kuroda K,Kume K,Chiba S,Yamada N,Okawa M,Hirata K,Uchimura N,Shimizu T,Inoue Y,Honda
Y,Mishima K,Honda M,Tokunaga K: New susceptibility variants to narcolepsy identified in HLA class II
region.Hum Mol Genet 2015; 24: 3:891-898
4 Wang CH,Liang WC,Minami N,Nishino I,Jong YJ: Limb-girdle Muscular Dystrophy Type 2A with
Mutation in CAPN3: The First Report in Taiwan. PEDIATRICS AND NEONATOLOGY 2015; 56: 1:62-65
5 Miyashita A,Wen Y,Kitamura N,Matsubara E,Kawarabayashi T,Shoji M,Tomita N,Furukawa K,Arai H,
Asada T,Harigaya Y,Ikeda M,Amari M,Hanyu H,Higuchi S,Nishizawa M,Suga M,Kawase Y,Akatsu H,
Imagawa M,Hamaguchi T,Yamada M,Morihara T,Takeda M,Takao T,Nakata K,Sasaki K,Watanabe K,
Nakashima K,Urakami K,Ooya T,Takahashi M,Yuzuriha T,Serikawa K,Yoshimoto S,Nakagawa R,Saito Y,
Hatsuta H,Murayama S,Kakita A,Takahashi H,Yamaguchi H,Akazawa K,Kanazawa I,Ihara Y,Ikeuchi
T,Kuwano R: Lack of genetic association between TREM2 and late-onset Alzheimer’s disease in a Japanese
population. Journal of Alzheimer's Disease 2014; 41: 4:1031-1038
6 Matsumoto H,Sengoku R,Saito Y,Kakuta Y,Murayama S,Imafuku I: Sudden death in Parkinson's
disease: A retrospective autopsy study. Journal of the Neurological Sciences 2014; 343: 1:149-152
7 Kuninaka N,Kawaguchi M,Ogawa M,Sato A,Arima K,Murayama S,Saito Y: Simplification of the
modified Gallyas method. Neuropathology 2015; 35 : 1:10-15
8 Sukigara S,Dai H,Nabatame S,Otsuki T,Hanai S,Honda R,Saito T,Nakagawa E,Kaido T,Sato N,
Kaneko Y,Takahashi A,Sugai K,Saito Y,Sasaki M,Goto Y,Koizumi S,Itoh M: Expression of AstrocyteRelated Receptors in Cortical Dysplasia With Intractable Epilepsy. ARTICLE COVER SHEET LWW_NENFLA SERVER-BASED 2014; 73: 8:798-806
9 Shioya A,Saito Y,Arima K,Kakuta Y,Yuzuriha T,Tanaka N,Murayama M,Tamaoka A: Neurodegenerative
changes in patients with clinical history of bipolar disorders. Neuropathology 2015; 30:1
10 Kamiya K,Sato N,Saito Y,Nakata Y,Ito K,Shigemoto Y,Ota M,Sasaki M,Ohtomo K: Accelerated
myelination along fiber tracts in patients with hemimegalencephaly. J Neuroradiol 2014; 41: 3:202-210
11 Adachi Y,Sato N,Saito Y,Kimura Y,Nakata Y,Ito K,Kamiya K,Matsuda H,Tsukamoto T,Ogawa
M: Usefulness of SWI for the Detection of Iron in the Motor Cortex in Amyotrophic Lateral Sclerosis. J
Neuroimaging 2014; 25: 3:443-451
12 Ogawa S,Hattori K,Sasayama D,Yokota Y,Matsumura R,Matsuo J,Ota M,Hori H,Teraishi T,Yoshida S,
Noda T,Ohashi Y,Sato H,Higuchi T,Motohashi N,Kunugi H: Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine
168
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
concentration in major depressive disorder.Scientific Reports 2015; 5:7796
13 塚田恵鯉子,木村綾乃,亀井雄一,瀬川和彦,岡本智子,渡辺雅子:終夜睡眠ポリグラフィが捉えた,複雑部分発
作に伴う発作性心停止.てんかん研究 2015;32:548-555
②総説
1 亀井雄一:神経内科疾患に伴う不眠.精神科(心療内科)2014;24:6:649-656
2 亀井雄一:子どもの睡眠習慣と大人の役割.教育と医学 2014;62:9:12-20
3 吉池卓也,亀井雄一:睡眠相後退型と自由継続型の病態.睡眠医療 2014;8:6:191-196,
4 大野裕,酒井明夫,大塚耕太郎,粟田主一,岩佐博人,石田康,宇田英典,亀井雄一,中村純,本橋豊,田島美幸,
米本直裕,稲垣正俊,山田光彦,高橋清久:「複合的自殺対策プログラムの自殺企図予防効果に関する地域介入研究
NOCOMIT-J」を終了して:研究成果と今後の課題.ストレス科学 2014;29:7:1-17
5 大野裕,酒井明夫,大塚耕太郎,粟田主一,岩佐博人,石田康,宇田英典,亀井雄一,中村純,本橋豊,田島美幸,
米本直裕,稲垣正俊,山田光彦,高橋清久:自殺対策の地域介入プログラムに関するエビデンスの構築:複合的自
殺対策プログラムの自殺企図予防効果に関する地域介入研究(NOCOMIT-J)の取り組み.日本社会精神医学会雑
誌 2014;23:11:387-392
6 堀井大輔,亀井雄一:高齢者の概日リズム睡眠障害.ねむりとマネージメント 2015;2:3:18-22
7 齊藤祐子:非腫瘍神経疾患.病理と臨床 2014;32:1:361-367
8 鈴木衣子,齊藤祐子,村山繁雄:Niemann-Pick 病 C 型の神経病理.神経内科 2014;80:6:632-639,
9 齊藤祐子:Rasmussen 脳炎.Clinicalneuroscience 別冊 2014;32:6:606-607
10 齊藤祐子,村山繁雄:シヌクレイノパチー.病理と臨床・別冊 2015;33:3:273-282
11 村山繁雄,中野雄太,齊藤祐子:Alzheimer 病と軽度認知障害.病理と臨床・別冊 2015;33:3:253-261
③著書
1 亀井雄一: 睡眠薬の使用は適切に くらしの豆知識. 国民生活センター,東京,2014; 222-223
2 亀井雄一: ノンレム睡眠からの覚醒障害,DSM-5 を読み解く.中山書店,東京,2014; 245-251
3 亀井雄一: ガイドライン外来診療 2015; 407-412
4 坂本岳之,亀井雄一: 睡眠障害.公衆衛生キーワード,医学書院,東京,2014; 112-113
5 瀧澤利行,青栁直子,入澤裕樹,小浜 明,小松正子,後和美朝,宍戸洲美,柴若光昭,勝二博亮,高橋弘彦,中垣晴男,
七木田文彦,花澤寿,横田正義,吉田寿美子: 学校でみられるこころの健康問題.新版 基礎から学ぶ学校保健 建帛社,
東京,2014; 24-26 6 吉田寿美子: 精神疾患,自殺,不慮の事故,虐待,暴力.山本玲子: 衛星・公衆衛生学 - 社会や環境のシステムと健
康の関わり アイ・ケイココーポレーション,東京,2014; 101-106 ④研究班報告書
1 山下 賢,道鬼つかさ,俵 望,松尾圭将,俵 明恵,安東由喜雄,南 成祐: 眼咽頭筋ジストロフィー(OPMD)
の患者登録システム構築の試み.国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開発費「国際協調に基づく
臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」
(26-7)
(主任研究者:木村 円)平成 26 年度班会議,東京千代田区,2014.11.27
2 南 成祐,村山久美子: 神経・筋疾患患者レジストリーの運用と展開のための遺伝子診断システムに関する研究|
遺伝子診断に関する情報提供について|.国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開発費「国際協調
に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」
(26-7)(主任研究者:木村 円)平成 26 年度班会議,東京千代田区,201411.27
(2)学会発表等
①特別講演・シンポジウム
1 Yuichi Kamei: Cognitive Behavior Therapy for Secondary Insomnia.Asian Sleep Research Society,Kerara
India,2014.9.22
2 大沢知隼,亀井雄一:神経内科疾患に併存する不眠に対する非薬物療法.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,
2014.7.3
3 亀井雄一:概日リズム睡眠障害の入院治療.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
4 肥田昌子,北村真吾,中崎恭子,元村祐貴,綾部直子,加藤美恵,小野浩子,松井健太郎,小林美奈,碓氷章,井上雄一,
亀井雄一,三島和夫:概日リズム睡眠障害の発症機序:末梢時計機能の評価.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳
島,2014.7.3
5 齊藤祐子:異常蛋白はシナプスを越えるのか~α―シヌクレイノパチー~(S-2-3).第 55 回日本神経病理学会総会
学術研究会,東京,2014.6.5
6 齊藤祐子:アルツハイマー病と臨床診断された,85 歳女性認知症剖検例 オーガナイザー.第 33 回日本認知症学会
学術集会,神奈川,2014.11.29
7 齊藤祐子:ブレインカッティング.第 33 回日本認知症学会学術集会,神奈川,2014.11.29
8 齊藤祐子:海馬硬化症について 高齢者のてんかんと認知記憶障害―その診断・病理的背景・治療―.第 33 回日本
認知症学会学術集会,神奈川,2014.11.29
9 隅蔵大幸,高尾昌樹,中野雄太,内野彰子,齊藤祐子,望月秀樹,村山繁雄:脊髄および一次感覚神経系における
レビー小体関連αシヌクレイオパチーの伝播.第 33 回日本認知症学会学術集会,神奈川,2014.11.29
②国際学会
1 Motomura Y,Oba K,Terasawa Y,Nozaki K,Ayabe N,Moriguchi Y,Kamei Y,Higuchi S,Mishima K:【Poster】
Structural and functional changes in the mesolimbic system in primary insomnia patients:.an fMRI and DTI
study. 22nd Congress of the European Sleep Research Society.Tallinn,Estonia,2014.9.16
2 Fahmy NA,Abd Elhady A,Abd El-Naser A,Ashour S,Etribi A,Nonaka I,Minami N,Suzuki N,Takahashi
T,Aoki M: Dysferlinopathy in Egypt: Clinical,Pathological and Genetic characteristics.19th International
Congress of the World Muscle Society.Berlin,Germany,2014.10.7
3 Hattori K,Goto Y,Yoshida S,Sasayama D,Komurasaki T,Chaki S,Fujii Y,Yoshimizu T,Kunugi H:
169
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
Cerebrospinal fluid biomarkers for schizophrenia revealed by a cICAT proteomic analyses.4th Biennial
Schizophrenia International Research Conference.Florence,Italy,2014.4.5
③一般学会
1 Yuki Nagata,Masahiro Kamita,Miyako Taniguchi,Koutarou Hattori,Sumiko Yoshida,Yuichi Goto,
Atsushi Watanabe,Sayuri Higaki,Yoshimi Shintoku,Kunimasa Arima,Haruhiko Tokuda,Masahiko
Bundou,Takashi Sakurai,Katsuya Urakami,Masaya Ono,Shumpei Niida: Proteomix of cerebrospinal fluid
from patient with dementia.第 37 回日本分子生物学会年会,横浜,2014.11.25
2 Spaeti J,Aritake S,Meyer A,Kitamura S,Hida A,Higuchi S,Moriguchi Y,Kamei Y,Mishima K:
Circadian and sleep-homeostatic effects on interval timing: Circadian and sleep-homeostatic effects on
interval timing.第 21 回日本時間生物学会学術大会,福岡,2014.11.7
3 大沢知隼,亀井雄一,野崎健太郎,古澤嘉彦,
村田美穂:パーキンソン病に併存する不眠症に対する認知行動療法の効果.
日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
4 相澤恵美子,吉田寿美子,田島昭吉,前田千織,服部功太郎,瀬川和彦,功刀 浩:大うつ病,双極性障害,統合
失調症における血糖制御.第 68 回日本栄養・食糧学会大会,北海道,2014.5.30
5 服部功太郎,篠山大明,太田深秀,吉田寿美子,横田悠季,松村亮,宮川友子,野田隆政,功刀浩:脳脊髄液
fibrinogen 上昇は大うつ病性障害の亜型を反映している.第 36 回日本生物学的精神医学会第 57 回日本神経化学会大会,
奈良,2014.9.30
6 大矢 寧,森まどか,村田美穂,南 成祐,小牧宏文,林由起子,西野一三:Duchenne 型筋ジストロフィー発症
保因者の診断での問題点.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
7 竹下絵里,小牧宏文,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,中山栄二,須貝研司,南 成祐:ジストロフィノパチーに
おけるけいれん合併の頻度と特徴.第 56 回日本小児神経学会学術集会,静岡県浜松市,2014.5.29
8 粟嶋勇也,小牧宏文,石山昭彦,竹下絵里,齋藤貴志,斎藤義朗,中山栄二,須貝研二,武下草生子,高野亨子,
和田敬仁,鈴木幹也,南 成祐,西野一三,佐々木征行:乳幼児期早期に運動発達遅滞や筋力低下を呈したジスト
ロフィン異常症の 4 女児例.第 56 回日本小児神経学会学術集会,静岡県浜松市,2014.5.29
9 大矢 寧,森まどか,南 成祐,西野一三:Duchenne 型筋ジストロフィー発症保因者の筋病理.第 55 回日本神経
病理学会総会学術研究会,東京都千代田区,2014.6.5
10 竹下絵里,南 成祐,鈴木幹也,粟嶋勇也,石山昭彦,小牧宏文,佐々木征行:エキソン欠失を複合ヘテロ接合性
に有する Duchenne 型筋ジストロフィーの女性.第 38 回日本遺伝カウンセリング学会学術集会,大阪,2014.6.26
11 柳葉久実,石井亜紀子,南 成祐,西野一三,玉岡 晃:筋痛を呈し,当初多発筋炎と考えられたカルパイン 3 欠損
(LGMD2A)の 54 歳女性例.第 210 回日本神経学会関東・甲信越地方会,東京都千代田区,2014.9.6
12 岸田由起子,田村浩一,横山宗伯,二階堂孝,前川理沙,佐々木拓也,椎尾康,齊藤祐子:徐々に進行する意識障
害を呈した非典型的核内封入体病の一例.第 103 回日本病理学会総会,広島,2014.4.24
13 齊藤祐子,村山繁雄:ブレインリソースを基盤としたレビー小体病の臨床病理学的研究.第 55 回日本神経学会学術大会,
福岡,2014.5.21
14 隅蔵大幸,齊藤祐子,初田裕幸,中野雄太,内野彰子,野上茜,高尾昌樹,望月秀樹,村山繁雄:老化における一
次感覚ニューロンのレビー小体病理の検討.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
15 初田裕幸,高尾昌樹,中野雄太,内野彰子,野上茜,隅蔵大幸,齊藤祐子,新井冨生,宮下哲典,桑野良三,池内健,
村山繁雄:DNA 保存高齢者連続剖検 2000 例におけるアルツハイマー型老年性変化の検討.第 55 回日本神経学会学術大会,
福岡,2014.5.21
16 野上茜,山崎峰雄,中野裕太,隅蔵大幸,内野彰子,初田裕幸,齊藤祐子,高尾昌樹,村山繁雄:前頭型認知症を
呈する進行性核上性麻痺(PSP-FTD)の臨床病理学的検討.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
17 松本千尋,塩谷彩子,高橋祐二,齊藤祐子,村田美穂:筋萎縮性側索硬化症剖検例の症状出現パターンに関する自
然歴調査.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
18 川添僚也,齊藤祐子,塩谷彩子,森まどか,大矢寧,村山繁雄,村田美穂:筋強直性ジストロフィーのレビー小体
病理の検討.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
19 西川敦子,森まどか,大矢寧,齊藤祐子,瀬川和彦,林由紀子,高橋俊明,青木正志,西野一三,村田美穂:
dysferlinopathy 患者における呼吸機能,心機能の検討.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
20 塩谷彩子,齊藤祐子,大槻泰介,佐々木征行,佐藤典子,柿田明美,玉岡晃:内側側頭葉てんかんにおける臨床病
理学的研究.第 55 回日本神経学会学術大会,福岡,2014.5.21
21 湯浅正太,石山昭彦,佐々木征行,塩谷彩子,齊藤祐子:多趾症を伴い,進行性運動障害を呈した 11 歳男性例.第
55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
22 川添僚也,塩谷彩子,森まどか,大矢寧,村山繁雄,村田美穂,齊藤祐子:筋強直性ジストロフィーのレビー小体
病理の検討.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
23 初田裕幸,高尾昌樹,森本悟,小宮正,大矢寧,齊藤祐子,鈴木美紀,新井冨生,村山繁雄:下位運動ニューロン・
感覚ニューロンを病変の首座とし,TDP-43 蓄積を伴う 78 歳男性例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,
2014.6.5
24 小幡真希,村山繁雄,高尾昌樹,初田裕幸,隅蔵大幸,野上茜,内野彰子,中野雄太,赤津裕康,齊藤祐子:高齢
者ブレインバンク 2013 年度年次報告.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
25 有馬邦正,齊藤祐子,本田和弘,山田光則,今野秀彦,饗場郁子,陣内研二,原口俊,女屋光基,杠岳文,尾方克久,
小西吉裕,藤村晴俊,栗崎博司,大原慎司,渡辺千種,佐藤啓造:Research Resource Network Progress Report
2013.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
26 齊藤祐子,塩谷彩子,田中洋子,梅戸克之,村田美穂,村山繁雄,西澤正豊,柿田明美,渡辺宏久,吉田眞理,藤村晴俊,
高梨雅史,佐藤啓造,斎藤義朗,秋山治彦,有馬邦正:生前同意ブレインバンク事務本部の進捗状況.第 55 回日本
神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
27 塩谷彩子,大槻泰介,佐々木征行,佐藤典子,柿田明美,齊藤祐子:内側側頭葉てんかんにおける臨床病理的研究.
第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
28 柴田頌太,齊藤祐子,郡司真理子,堀内啓,吉澤利弘,村山繁雄:約 17 年の経過で暖徐に進行する parkinsonism を
170
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
呈した 85 歳女性剖検例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
29 土田剛行,齊藤祐子,高尾昌樹,村山繁雄:軽度認知機能障害の神経病理学的検討.第 55 回日本神経病理学会総会
学術研究会,東京,2014.6.5
30 長谷川成人,近藤ひろみ,齊藤祐子,初田裕幸,村山繁雄,秋山治彦:AD 脳に蓄積するタウの解析.第 55 回日本
神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
31 佐藤準一,紀嘉浩,川名夏生,山本洋司,石田剛,齊藤祐子,有馬邦正:Alzheimer 病脳の Iba1 陽性 microglia は
TREM2 を発現しない.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
32 長谷川成人,團彩帆,高橋宗聖,近藤ひろみ,齊藤祐子,初田裕幸,村山繁雄,秋山治彦:AD 脳に蓄積する 4R タ
ウの N279 の脱アミド化.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
33 徳重真一,前川理沙,水地大輔,粂川華恵,田村浩一,齊藤祐子,清水潤,日出山拓人,椎尾康:馬尾と両側三又
神経に浸潤した diffuse large B cell Iymphoma の 86 歳男性の剖検例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東
京,2014.6.5
34 塩谷彩子,石井一弘,保坂愛,山口哲人,山本詞子,佐藤泰樹,野口雅之,足立香織,難波栄二,玉岡晃,齊藤祐子:
姿勢時振戦,運動失調,認知機能障害を主微とし,辺縁系を中心に核内封入体を認めた脆弱 X 関連振戦 / 失調症候群
の 74 歳男性例.第 55 回日本神経病理学会総会学術研究会,東京,2014.6.5
35 舘林太郎,日出山拓人,前川理沙,田村浩一,齊藤祐子,椎尾康:パーキンソニズムを呈した嗜銀顆粒性認知症の
84 歳男性剖検例.第 611 回日本内科学会関東地方会,東京,2014.12.13
36 佐々木拓也,徳重真一,前川理沙,齊藤祐子,村山繁雄,日出山拓人,椎尾康:非典型的な臨床経過,画像・病理
所見を示した神経核内封入体病の 81 歳女性剖検例.第 210 回日本神経学会関東・甲信越地方会,東京,2014.9.6
37 綾部直子,野崎健太郎,岡島義,中島俊,大渕敬太,小鳥居望,小城公宏,山寺 亘,内村直尚,井上雄一,亀井雄一,
立森久照,三島和夫:Quality of Life Scale for Insomnia(QOLI)作成の試み.日本認知・行動療法学会第 40 回大
会,富山,2014.11.1
38 北村真吾,中崎恭子,元村祐貴,片寄泰子,肥田昌子,大場健太郎,勝沼るり,寺澤悠理,榎本みのり,JakubS,
野崎健太郎,亀井雄一,守口善也,三島和夫:睡眠延長による必要睡眠量と潜在的睡眠負債の推定.日本睡眠学会
第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
39 元村祐貴,大場健太郎,寺澤悠理,綾部直子,野崎健太郎,肥田昌子,守口善也,亀井雄一,樋口重和,三島和夫:
慢性不眠症患者の脳構造:Voxel-based Morphometry を用いた検討.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,
2014.7.3
40 塚田恵鯉子,木村綾乃,亀井雄一,古澤嘉彦,村田美穂:パーキンソン病に伴う睡眠時無呼吸症候群の検討
| polysomnography 所見から|.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
41 木村綾乃,亀井雄一,塚田恵鯉子,古澤嘉彦,村田美穂:特発性レム睡眠行動障害とパーキンソン病における睡眠
障害についての検討.日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
42 坂本岳之,井澤美智子,大柄昭子,野田隆政,亀井雄一:概日リズム睡眠障害に対する入院光療法の治療効果の検討.
日本睡眠学会第 39 回定期学術集会,徳島,2014.7.3
43 木村綾乃,亀井雄一,古澤嘉彦,村田美穂:特発性レム睡眠行動障害とパーキンソン病における睡眠障害についての検討.
不眠研究会,東京,2014.12.6
44 北村真吾,肥田昌子,樋口重和,亀井雄一,三島和夫:内的脱同調状態は概日リズム睡眠障害自由継続型患者におけ
る気分低下を惹起する.第 21 回日本時間生物学会学術大会,福岡,2014.11.7
④研究会・院外集談会
1 水野由輝郎,森まどか,吉田寿美子,南 成祐,服部功太郎,大矢 寧,小牧宏文,大町佳永,藤井 猛,竹下絵里,
関口正幸,西野一三,村田美穂: ベッカー型筋ジストロフィー患者と精神疾患.第 1 回筋ジストロフィーの CNS 障
害研究会,大阪市,2015.11.5
(3)講演
1 大沢千隼: 認知行動療法とリラクゼーション,体内時計をリセットして身体もこころも晴ればれ,60 歳からのここ
ろと身体のメンテナンス講座,東京都新宿区,2014.11.26
2 大沢千隼: 実践してみよう ! よい眠りのための工夫,ぐっすり眠れていますか ? 忙しいあなたの睡眠力を高める,平
成 26 年度 さいたま市こころの健康セミナー,2015.1.18
3 亀井雄一: 高齢者の睡眠障害,第 35 回健康を勧める運動講演会,神奈川県横浜市旭区,2014.6.27
4 亀井雄一: 快適な睡眠で心身ともに健康に,平成 26 年度渋谷区からだと心の健康フェルティバル,東京都渋谷区,2014.6.
29
5 亀井雄一:十分な睡眠をとるには,第 18 回区民のための健康増進講演会,東京都葛飾区,2014.7.5
6 亀井雄一: カラダにきく,こころにきく,睡眠のとり方 ~こどもから大人まで~,平成 26 年度こころの健康づく
り講演会,東京都稲城市,2014.9.5
7 亀井雄一: 睡眠の仕組み ~快適な睡眠のために~,平成 26 年度こころの健康づくり講演会,東京都杉並区,2014.
9.13
8 亀井雄一: 睡眠障害とその治療,東久留米市薬剤師会勉強会,東京都東久留米市,2014.9.17
9 亀井雄一: 良い睡眠でこころも体も健康に,世田谷区北沢支所こころの健康づくり講演会,東京都世田谷区,2014.
10.10
10 亀井雄一: 睡眠とメンタルヘルス,四街道市自殺対策連絡会議研修会,千葉県四街道市,20014.10.17
11 亀井雄一: 介護従事者のためのゲートキーパー研修とメンタルヘルス,ゲートキーパー研修会,東京都中野区,
2014.11.14
12 亀井雄一: 児童・思春期の睡眠障害,思春期の臨床講習会,東京都千代田区,2014.11.30
13 亀井雄一: 睡眠の正しい知識と睡眠研究の最前線,ぐっすり眠れていますか ? 忙しいあなたの睡眠力を高める,平
成 26 年度 さいたま市こころの健康セミナー,2015.1.18
14 亀井雄一: NCNP 治験市民講座,東京都小平市,2015.2.21
15 亀井雄一: 心地よく眠るためのヒケツ ~こころの健康と睡眠~,平成 26 年度健康づくり事業講演会,青森県弘前市,
171
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
2015.3.15
16 亀井雄一: 自殺予防|精神疾患と自殺・介入理論|千葉いのちの電話基礎研修講座,千葉県千葉市,2015.3.28
(4)その他
1 原範和,菊地正隆,宮下哲典,初田裕幸,齊藤祐子,村山繁雄,赤津裕康,池内健,桑野良三:ヒト剖検脳を用い
たアルツハイマー病関連マイクロ RNA の解析.第 33 回日本認知症学会学術集会,神奈川:2014.11.29
2 南 成祐:筋疾患の遺伝学的検査の今.国立病院臨床検査技師協会(国臨協)関信支部東京地区会研修会,
東京小平市:
2014.10.25
3 吉田寿美子:近赤外線スペクトロスコピー(Near-Infared Spectroscopy:NIRS)検査のうつ状態鑑別診断補助の現状.
第 19 回日本心療内科学会総会・学術大会,第 42 回日本心療内科学会学術講習会,東京:2014.11.29
11)身体リハビリテーション部
(1)刊行物
①原著
1 Kamide N,Asakawa T,Shibasaki N,Kasahara Y,Tamada Y,Kitano K,Kikuchi Y,Yorimoto K,Kobayashi
Y,Komori T. Identification of the type of exercise therapy that affects functioning in patients with earlystage amyotrophic lateral sclerosis: A multicenter,collaborative study.Neurology and Clinical Neuroscience
online 20140524
2 Saotome T,Klein L,Faux S: Cancer rehabilitation: a barometer for survival?.Supportive care in cancer :
official journal of the Multinational Association of Supportive Care in Cancer,2015
②著書
1 小林庸子・板東杏太:リハビリテーション他.「脊髄小脳変性症・多系統委縮症 Q&A172」,NPO 全国 SCD・MSA
友の会
2 織田千尋:食形態の調整.摂食嚥下障害のリハビリテーション.「こうしよう ! パーキンソン症候群の嚥下障害」ア
ルタ出版 78-83,92-97,201410
3 織田千尋,中山慧悟:パーキンソン症候群患者の食事評価.「こうしよう ! パーキンソン症候群の嚥下障害」アルタ
出版 86-91,201410
③総説
1 前野 崇,小林庸子: 筋ジストロフィーの治療とケア デュシェンヌ型筋ジストロフィーの積極的なリハビリテーション.
難病と在宅ケア,20(5): 24-27,2014
2 小林庸子: うつぶせ姿勢で一石二鳥【リハビリ 1 ポイント】.とりぷる,
(7): 16-16,2014
3 早乙女貴子: 筋強直性ジストロフィー患者の歩行障害へのアプローチ.MB Med Reha 171 : 56-62,2014
④研究報告書
1 矢島寛之,小林庸子:シャルコー・マリー・トゥース病の下肢装具選定の指標作成に向けて.厚生労働科学研究委
託業務(難治性疾患実用化研究事業)「シャルコー・マリー・トゥース病の診療向上に関するエビデンスを構築する
研究 」班(CMT 研究班)総括研究報告書
2 寄本恵輔,小林庸子:福祉用 HAL における「すくみ足」への設定調整とトレーニング方法について.厚生労働科学
研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)
「希少性難治性疾患 - 神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための
新たな医療機器,生体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-NH01)に関する医師主導
治験の実施研究」班総括研究報告書
3 古澤嘉彦,小林庸子:パーキンソン症候群のすくみ足に対する下肢装着型ロボットの有効性に関する研究.厚生労
働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)「希少性難治性疾患 - 神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得る
ための新たな医療機器,生体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-NH01)に関する医
師主導治験の実施研究」班総括研究報告書
4 小林庸子:(HAL-HN01)治験実施に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)「希少性
難治性疾患 - 神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための新たな医療機器,生体電位等で随意コントロールさ
れた下肢装着型補助ロボット(HAL-NH01)に関する医師主導治験の実施研究」班総合研究報告書
5 小林庸子:神経難病に対するリハビリテーションの研修に関する実態調査.厚生労働科学研究費補助金(難治性疾
患政策研究事業)「難病患者への支援体制に関する研究」総括研究報告書
6 小林庸子:神経難病に対するリハビリテーションの研修 - 難病拠点病院での研修実施経験 -.厚生労働科学研究費補助金(難
治性疾患政策研究事業)「難病患者への支援体制に関する研究」総括研究報告書
7 小林庸子:外来パーキンソン病患者に対する集団・個別運動療法,ホームエクササイズを併用したリハビリテーシ
ョンの効果について.厚生労働省精神・神経疾患研究開発費 24-5「パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・
治療法の開発に関する研究」(分担)
(2)学会発表等
①国際学会
1 斉 藤 紀 久 代, 内 田 裕 子, 樋 口 智 和, 中 森 み ち 子, 小 林 庸 子:A Group Meeting for Patients with Muscular
Dystrophy Who Live at Home.第 16 回世界作業療法士連盟大会.横浜:20140618-20140621
2 斉藤紀久代:A Group Meeting for Muscular Dystrophy Patients Living at Home.第 16 回世界作業療法士連盟大会.
横浜: 20140618-20140621
3 粟沢広之,樋口智和,田中勇次郎,小林庸子:Research about introduction and maintenance for communication
aids for sever motor disabled.第 16 回世界作業療法士連盟大会.横浜: 20140618-20140621
4 Saotome T,Haga N,Hewitt B,Chye R: A Preliminary Prospective Study of ADL and QOL Assessment
for Inpatient Palliative Care Patients. 20th International Congress on Palliative Care,Canada,20140909
9-20140912,Canada
172
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
②一般学会
1 北野晃祐,上出直人,浅川孝司,芝崎伸彦,笠原良雄,玉田良樹,菊地 豊,寄本恵輔,小林庸子,小森哲夫:
多施設共同研究による筋萎縮性側索硬化症患者に有効な理学療法プログラムの検証(ALS Multicenter study of
Physical Therapy AMuS-PT).第 55 回日本神経学会学術大会.福岡:20140521-20140524
2 菊地 豊,上出直人,北野晃祐,浅川孝司,芝崎伸彦,笠原良雄,玉田良樹,渡邉宏樹,川上司,米田正樹,寄本恵輔,
小林庸子,小森哲夫:機能障害が進行した筋萎縮性側索硬化症患者に対しては有酸素運動が有益である|多施設間
共同研究のデータ分析から.第 49 回日本理学療法学術大会.横浜:20140530-20140601
3 上出直人,浅川孝司,芝崎伸彦,笠原良雄,玉田良樹,北野晃祐,菊地 豊,寄本恵輔,小林庸子,小森哲夫:
ADL 障害が軽度な筋萎縮性側索硬化症患者に対して有効な運動療法の検証―多施設共同研究による検証―.第 49 回
日本理学療法学術大会.横浜:20140530-20140601
4 粟沢広之,小林庸子,田中勇次郎,樋口智和,船谷俊彰,中山優季:意思伝達装置などのコミュニケーション用具
支援状況の調査による支援者マップの作成.第 51 回日本リハビリテーション医学会学術集会.名古屋:20140605–
20140607
5 早乙女貴子,櫻井とし子,小林庸子,前野 崇: 当院におけるパーキンソン病リハビリテーションプログラムの効果.
第 51 回日本リハビリテーション医学会学術集会.名古屋市:20140605-20140607
6 早乙女貴子,芳賀信彦,Bronwen Hewitt,Richard Chye:緩和ケア病棟に入院した患者の ADL と QOL の継時的変
化に関する調査.第 19 回日本緩和医療学会学術大会.神戸市:20140619-20140620
7 中山慧悟:パーキンソン病患者の食事評価と嚥下造影検査の関連.第 20 回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学
術大会.新宿区:20140906-20140907
8 織田千尋,山本敏之,福本 裕,佐藤雅子,中山慧悟,村田美穂: パーキンソン病患者の摂食嚥下に関わる生活の質.
第 10 回日本神経筋疾患・摂食・嚥下・栄養研究会.小平市: 20141018
9 寄本恵輔,有明陽佑,小川順也,早乙女貴子,小林庸子:神経筋疾患における 1 方向弁バルブによる最大強制吸気量
Lunginsufflationcapacity について| VC,MIC,PIC,LIC による換気量の比較.第 24 回呼吸ケア・リハビリテーシ
ョン学会学術集会.奈良:20141024-20141025
10 寄本恵輔,白神晃子,小野充一:横断的研究からみた神経難病における QOL 評価と SEIQOL-DW の可能性.第 33
回関東甲信越ブロック理学療法士学会.千葉:20141025-20141026
11 有明陽佑,寄本恵輔,小林庸子,早乙女貴子:気管切開後の神経筋疾患患者に対する Lunginsufflation capacity(LIC)
の有用性.第 24 回呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会.奈良:20141024-20141025
12 渡部琢哉,小川順也,内田裕子,立石貴之,織田千尋,佐藤福志,小林庸子:医療系会議へのファシリテーション
導入について.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:20141114-20141115
13 松下依莉,勝田若奈,矢島寛之,小川順也,有明陽佑,寄本恵輔,立石貴之,佐藤福志,早乙女貴子,櫻井とし子,
小林庸子:自宅退院後にうつ病を合併し医療保護入院となったパーキンソン患者に対し多職種連携が在宅調整に奏
功した症例.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:20141114-20141115
14 中柴 淳,鈴木一平,芦田 愛,寄本恵輔,立石貴之,佐藤福志,早乙女貴子,小林庸子:前傾姿勢を呈した
Parkinson 病患者に重心動揺計を用い補高を行い改善がみられた症例.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:
20141114-20141115
15 寄本恵輔,有明陽佑,小川順也,立石貴之,佐藤福志,早乙女貴子,小林庸子:神経筋疾患における 1 方向弁バルブ
による最大強制吸気量 LIC の試み| VC,MIC,PIC,LIC 換気量を比較する|.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:
20141114-20141115
16 近藤夕騎,板東杏太,寄本恵輔,立石貴之,佐藤福志,早乙女貴子,小林庸子:すくみ足を呈したパーキンソン
病患者に対する眼球トレーニングの有効性|シングルケーススタディー.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:
20141114-20141115
17 坪内綾香,立石貴之,岩田恭幸,寄本恵輔,佐藤福志,早乙女貴子,小林庸子:高度なすくみ足を呈した進行性核
上麻痺症例に対する前後重心移動訓練の短期介入効果について.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:2014111420141115
18 立石貴之,小林庸子:非侵襲的陽圧換気療法を必要としない 30 歳の Duchenne 型筋ジストロフィーの 1 例.第 68 回
国立病院総合医学会.横浜市:20141114-20141115
19 近藤夕騎,板東杏太,寄本恵輔,立石貴之,佐藤福志,早乙女貴子,小林庸子:すくみ足を呈したパーキンソン
病患者に対する眼球トレーニングの有効性|シングルケーススタディ.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:
20141114-20141115
20 玉田良樹,庄子拓良,吾妻導人,足立里英,嶋 悠哉,大久保裕史,奥津良太,本田和弘,小川順也,小林庸子:
外来にて LSVTBIG フォローを実施したパーキンソン病患者の一症例.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:
20141114-20141115
21 中森みち子,小林庸子,早乙女貴子,櫻井とし子,田中勇次郎:ゴム紐を使用したリリアン編み機での編み物 パ
ーキンソン病患者の一症例.第 68 回国立病院総合医学会.横浜市:20141114-20141115
③その他
1 小林庸子: デュシェンヌ型筋ジストロフィーのリハビリテーションについての最近の話題―稀少性疾患の運動機能
評価者としてのリハビリ職種の役割―.日本リハビリテーション医学会中部東海ブロック.名古屋:20140823 教育
講演
2 寄本恵輔:ハンズオンプログラム「ALS における呼吸理学療法」.第 10 回神経難病の包括的呼吸ケア・ワークショップ.
品川: 20141011
3 小林庸子:呼吸リハハンズオンインストラクター.第 10 回神経難病の包括的呼吸ケア・ワークショップ~ 記念特別
講演会 John R. Bach 先生をお迎えして ~.品川: 20141011
4 早乙女貴子:日本の医療保険システムと高齢者医療の現状.日本人高齢者医療・福祉セミナー 第Ⅰ回:日本の高齢
者医療福祉の現状を知る.オーストラリア シドニー: 20150327
5 小林庸子,矢島寛之:Charcot-Marie-Tooth の装具療法.2014 秋横浜交流会,横浜,20141004 6 小林庸子:パーキンソン病のリハビリテーション.治験市民講座「パーキンソン病の診断と治療の最前線」
,小平市,
20141025
173
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
7 斎藤紀久代:筋ジストロフィーの机上動作に関する工夫と支援機器について.第 11 回筋ジストロフィー市民公開講座,
小平市,20141108
8 矢島寛之:自分に合った車椅子を選ぼう.第 11 回筋ジストロフィー市民公開講座,小平市,20141108
9 寄本恵輔:排痰ケアとは?.自宅でできる呼吸療法≪ RST(呼吸サポートチーム市民公開講座≫自宅でできる排痰
ケアの実践,小平市,20141220
10 有明陽佑:在宅で行う呼吸理学療法の実践.在宅でできる呼吸療法≪ RST(呼吸サポートチーム市民公開講座≫自
宅でできる排痰ケアの実践,小平市,20141220
11 小川順也:在宅で行う排痰機器を用いた排痰ケアの実践.講師 在宅でできる呼吸療法≪ RST(呼吸サポートチー
ム市民公開講座≫自宅でできる排痰ケアの実践,小平市, 20141220・
12 寄本恵輔:神経難病の新しいリハビリテーション|パーキンソン病と ALS |.香川大学神経内科研修会,高松市,
20141025
(3)班会議発表
1 立石貴之,脇田瑞木,渡部琢也,藍原由紀,有明陽佑,勝田若奈,芦田 愛,轟 大輔,藤原 舞,武内瑞貴,坪内綾香,
早乙女貴子,小林庸子:外来パーキンソン病患者に対する集団・個別運動療法,ホームエクササイズを併用したリ
ハビリテーションの効果について.精神・神経疾患研究開発費「パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・
治療法の開発に関する研究」班会議(村田班).小平:20141108
2 小林庸子,矢島寛之:シャルコー・マリー・トゥース病の下肢装具選定の指標作成に向けて.「シャルコー・マリー・
トゥース病の診療向上に関するエビデンスを構築する研究」班(CMT 研究班)第 2 回班会議.千代田区:20150118
3 古澤嘉彦,鈴木一平,小川順也,勝田若奈,寄本恵輔,轟 大輔,坪内綾香,中柴 淳,阿部優子,若杉憲孝,松本千尋,
向井洋平,早乙女貴子,小林庸子,村田美穂:パーキンソン症候群に対する福祉用 HAL の有効性の検討.第 1 回班
員会議(中島班).千代田区:20150131
4 寄本恵輔,鈴木一平,勝田若奈,轟 大輔,小川順也,坪内綾香,中柴 淳,古澤嘉彦,早乙女貴子,小林庸子,
村田美穂:福祉用 HAL における「すくみ足」への設定調整とトレーニング方法について|パーキンソン病症例から
の検討|.第 1 回班員会議(中島班).千代田区:20150131
5 寄本恵輔,鈴木一平,勝田若奈,轟 大輔,小川順也,坪内綾香,中柴 淳,古澤嘉彦,早乙女貴子,小林庸子,
村田美穂:福祉用 HAL における「すくみ足」への設定調整とトレーニング方法について|パーキンソン病症例から
の検討|.第 1 回班員会議(中島班).千代田区:20150131
6 小林庸子,小森哲夫,日野 創:神経難病におけるリハビリテーションの研修に関する実態調査.「難病患者への支
援体制に関する研究」班(西澤班)班会議.千代田区:20150207
7 小林庸子,小森哲夫,日野 創,田中勇次郎:神経難病におけるリハビリテーションの研修.「難病患者への支援体
制に関する研究」班(西澤班)班会議.千代田区:20150207
12)精神リハビリテーション部
(1)刊行論文
①原著論文
1 Kanie A,Hagiya K,Ashida S,Pu S,Kaneko K,Mogami T,Oshima S,Motoya M,Niwa SI,Inagaki A,
Ikebuchi E,Kikuchi A,Yamasaki S,Iwata K,Roberts DL,Nakagome K: New instrument for measuring
multiple domains of social cognition: Construct validity of the Social Cognition Screening Questionnaire
(Japanese version). Psychiatry Clin Neurosci,2014; 68(9):701-711
2 蟹江絢子,谷口豪,村田佳子,榊原英輔,曽根大地,渡辺裕貴,渡邉雅子: 心因性非てんかん性発作(Psychogenic
Non-epileptic Seizure: PNES)の予後調査. 精神科治療学,2014;29(10):1311-1318(精神治療学最優秀賞)
3 三澤剛: 多様なニーズに対応する| WRAP(R)という方法.精神科看護,2014;263(41(8)):38-44
②総説
1 今村扶美:物質使用障害に対するワークブックを用いた治療プログラム~「SMARPP」~.日本アルコール関連問
題学会雑誌,2014;16(1):141-143
2 今村扶美:医療観察法病棟における治療.精神療法,2015;41(1):49-52
3 蟹江絢子:社会認知障害の治療法.精神科,2015;26(3):204-209
4 蟹江絢子:最新の脳科学と強迫性障害.精神科臨床サービス,2015;15:37-44
③著書
1 伊藤正哉,堀越勝,(監修)蟹江絢子(執筆,他)
:不安とうつの統一プロトコル バーロウ教授によるクリニカル
デモンストレーション. 診断と治療社,2014
2 大野裕,堀越勝,中野有美(監訳),蟹江絢子(分担訳,第 5 章): 支持的精神療法入門.医学書院,東京,2014;
125-145
(2)学会発表等
①特別講演・シンポジウム
1 今村扶美:今からでも遅くない SMARPP による薬物依存症治療の理念と実際.アルコール・薬物依存症関連学会合
同学術総会,横浜,2014.10.4
2 大島真弓:シンポジウム臨床倫理を考える~患者家族の意思決定を支えるもの~「生活者の視点に立つ医療のあり
方~希望に基づく支援~」,第 68 回国立病院総合医学会,横浜 2014.11.15
②国際学会
1 石塚裕大,山野真弓: 身体合併症に対応した医療観察法の取り組み.第 18 回世界作業療法士連盟大会.第 48 回日本
作業療法学会.神奈川県: 2014.06.21
2 浪久悠,渡辺雅子,坂田増弘:Developing an Effective Vocational Rehabilitation Model for Individuals with
Epilepsy and Comorbid Disabilities in Japan: A New Hospital-based Service Delivery System ,American
174
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
Epilepsy Society 2014,Seattle,2014.12.05-12.09
③ 一般学会
1 蟹江絢子,今村扶美,新明一星,吉田統子,稲森晃一,出村綾子,菅原まゆみ,田島美幸,伊藤正哉,吉川大輝,
船田大輔,堀越勝,野田隆政,平林直次:多職種チームによる認知行動療法の臨床実践の試み.第 27 回日本総合病
院精神医学会総会,つくば,2014.11.28
2 加藤典子,伊藤正哉,中島俊,大江悠樹,藤里紘子,宮前光宏,蟹江絢子,堀越勝:うつ病や不安症において神経
症傾向は問題か ?:併存および疾患重症度との関連.日本認知・行動療法学会第 40 回大会,大阪,2014.9.12
3 藤里紘子,伊藤正哉,加藤典子,中島俊,宮前光宏,大江悠樹,蟹江絢子,細越寛樹,堀越勝:Emotion Regulation
Skill Questionnaire 日本語版作成および信頼性・妥当性の検討.第 14 回認知療法学会,大阪,2014.9.12
4 大島真弓,清澤康伸,関根理絵,伊藤孝子,浪久悠,中島友子,柴田菜生,吉田統子,舩山嘉江,西岡ちひろ:
NCNP デイケアのリフォーム~就労支援の視点からプログラムを見直す~.日本精神障害者リハビリテーション学
会第 22 回いわて大会.2014.10.31
5 浪久悠,渡辺雅子,坂田増弘:運転免許問題を抱えるてんかん患者の就労支援:第 48 回日本てんかん学会学術集会,
東京.2014.10.02-03
(3)その他
1 三澤剛:就労準備訓練プログラムの紹介.NPO 法人精神科リハビリテーション協会第 37 回作業療法研修会.広島市
西区民文化センター,2014.9.28
2 今村扶美:薬物依存の理解と援助.矯正研修所専門研修課程,法務省矯正研修所,2014.5.8
3 今村扶美:アセスメント・心の仕組み図.平成 26 年度臨床心理室認知行動療法研修,国立精神・神経医療研究センタ
ー,2014.7.23
4 今村扶美:セッションの構造.平成 26 年度臨床心理室認知行動療法研修,国立精神・神経医療研究センター,2014.8.
13
5 今村扶美,大森まゆ,大迫充江,鈴木敬生,三澤孝夫,三澤剛:入院グループワーク.平成 26 年度指定入院医療機
関従事者机上研修会,東京,2014.9.19
6 今村扶美:薬物依存対策研修.法務省保護局,法務省,2014.11.7
7 今村扶美,松本俊彦:デモセッション.薬物依存症に対する認知行動療法研修,国立精神・神経医療研究センター,
2014.11.12
8 松本俊彦,今村扶美,引土絵未,米澤雅子,高野歩:グループワーク.薬物依存症に対する認知行動療法研修,国立精神・
神経医療研究センター,2014.11.12
9 今村扶美・三澤孝夫:ケア計画,クライシスプランの位置づけ.医療観察法医療従事者上級研修,国立精神・神経
医療研究センター,2014.12.21
10 今村扶美:スーバービジョン研修.埼玉保護観察所研修会,埼玉保護観察所,2015.1.22
11 蟹江絢子:心理教育:うつ病.平成 26 年度臨床心理室認知行動療法研修,国立精神・神経医療研究センター,
2014.9.10
12 鈴木敬生:力動的心理療法持論.臨床心理学領域教育臨床コース講義,早稲田大学人間科学学術院,2014.9.1-2015.2.
28
13 田口寿子,今村扶美,大迫充江,三澤剛,三澤孝夫,島田明裕,岸清次:グループワーク.医療観察法医療従事者
上級研修,国立精神・神経医療研究センター,2015.1.18
14 大島真弓:ワークショップ「士長の仕事について考える」.国立病院理学療法士・作業療法士協議会 関東信越部会
主任士長会研修会.国立オリンピック記念青少年総合センター.2014.11.29
15 浪久悠:てんかん患者の精神科リハビリテーション~就労支援を中心に~,第 8 回てんかん包括医療東北研究会,仙
台.2014.11.15
16 浪久悠:てんかん患者の就労支援:北多摩版 多摩てんかん地域診療ネットワーク懇話会,東京.2015.03.19
17 浪久悠:精神科におけるてんかんのリハビリテーション(入院から就労まで),和歌山てんかん研究会,和歌山.
2015.02.08
18 浪久悠:難病法施工にむけて~臨床を通して感じたこと~,慢性疾患全国フォーラム 2014,東京.2014.11.08
13)医療連携福祉部
(1)刊行論文
①著書
1 市川暁、今泉博文、熊地美枝、佐伯幸治、柴岡三智、浪久悠、根岸典子、山田美紗子、中込和幸(監修):「ココロ
アップノート~統合失調症編~」,創造出版,2015.3.30 ②雑誌・刊行物
2 漆畑眞人 :「シンポジウム報告 考えよう「医療基本法」」,けんりほう news Vol.241 患者の権利法をつくる会発行,
2014.11.20
(2)学会発表等
①特別講演、シンポジウム
1 若林朝子 :「医療観察法病棟における若年対象者への退院支援」,日本デイケア学会第 19 年次大会,東京,2014.9.19
2 清澤康伸 : シンポジスト「デイケアにおける就労支援」
,NCNP 精神保健研究所主催 医療機関における就労支援者研修,
東京,2014.9.4
3 清澤康伸 : シンポジスト「ほっとな就労支援者の集い」,精神障害者地域生活支援とうきょう会議,東京,2014.11.15
②一般学会
1 若林朝子・井上薫子・鈴木孝男・三澤孝夫 :「司法精神医療福祉研究会の活動」
,第 10 回日本司法精神医学会,沖縄,
2014.5.16-17 2 今村扶美・若林朝子・和知彩・引土絵未・加藤隆・高野歩 :「今からでも遅くない SMARPP による薬物依存症治療
の理念と実際」,平成 26 年度日本アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会,横浜,2014.10.4 175
Ⅵ 臨床研究
3 研究業績
③研究会・院外集談会
1 根岸典子 :「心因性非てんかん性発作のある患者に対するチームによる支援 ~地域移行・定着を目指して~」
,第 3
回全国てんかんリハビリテーション研究会,東京,2014.11.1
(3)講演
1 漆畑眞人 :「医療ソーシャルワーカーについて―チームアプローチ論―」
,学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校,
東京,2014.7.12
2 漆畑眞人 :「てんかんの生活支援~具体的な事例~」,第 2 回東京てんかん診療ネットワーク,東京,2015.2.21 3 漆畑眞人 :「精神保健福祉法の改正~この半年で何が変わったか~」,全国国立精神病院看護管理者会 研修会,東京,
2014.12.11
4 漆畑眞人 :「てんかん診療ですぐに活用できる福祉制度」,UCB「てんかんアカデミー」,東京,2014.4.23
5 小河原大輔 :「精神保健福祉士の業務」,指定通院医療機関従事者研修,精神・神経科学振興財団,大阪,2014.10.24
6 小河原大輔 :「精神保健福祉士の業務」,指定通院医療機関従事者研修,精神・神経科学振興財団,東京,2014.11.15
7 小河原大輔・石井利樹・高木善史 :「通院処遇開始時の対応」
,医療観察法医療従事者上級研修,精神・神経科学振興財団,
東京,2014.12.20
8 若林朝子 :「薬物依存症者に対する地域移行支援」,平成 26 年度 法務省保護局 薬物処遇重点実施研修,千葉,
2014.8.26 9 三澤孝夫・若林朝子 :「事例検討(通院開始事例・グループワーク)」
,平成 26 年度 精神保健判定医等養成研修会,東京,
2014.8.31 10 若林朝子 :「医療観察法病棟における専門的治療」,医療観察制度道北地域連絡協議会,旭川,2014.10.7 11 若林朝子 :「SMARPP ワークブックを用いた個別療法の実践」
,物質使用関連障害対象者支援セミナー 旭川保護観
察所,旭川,2014.10.8 12 若林朝子 :「医療観察法対象者の退院支援」,メイプル病院(指定通院医療機関)勉強会,旭川,2014.10.8 13 若林朝子 :「SMARPP ワークブックを用いた外来個人療法」
,平成 26 年度 第 6 回薬物依存症に対する認知行動療法
研修 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所,東京,2014.11.12
14 若林朝子・井上薫子・鈴木孝男 :「医療観察法関連機関の連絡協議会実践」
,第 1 回医療観察法医療従事者上級研修 精神・
神経科学振興財団,東京,2014.12.21 15 井上薫子・小河原大輔・澤恭弘・島田明裕・鈴木孝男・千野根理恵子・福田章子・三澤孝夫・女鹿美穂子・若林朝
子 :「ケア計画、クライシスプランの位置づけ② 入院処遇から通院処遇へ円滑な移行におけるケアマネジメントの
活用-処遇実施計画とクライシスプランを中心に― 講義・事例検討(グループワーク)」,第 1 回医療観察法医療従
事者上級研修 精神・神経科学振興財団,東京, 2014.12.21 16 若林朝子 :「医療観察法関連機関の連絡協議会実践」
,第 38 回かながわ司法精神医療福祉ネットワーク会議 横浜保
護観察所,神奈川,2015.1.16 17 若林朝子 :「SMARPP ワークブックを用いた外来個人療法」
,平成 26 年度 依存症治療拠点病院事業 薬物依存症
に対する認知行動療法研修,国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所,東京,2015.3.2
18 伊藤明美 :「病院 PSW としての経験から」,多摩小平保健所 平成 26 年度 家族教室プログラム,東京,2015.10.20
19 清澤康伸 :「精神障害者の雇用について」,ハローワーク新宿主催企業セミナー,東京,2014.5.26
20 清澤康伸 :「デイケアにおける就労支援」,NCNP 精神保健研究所主催 医療機関における就労支援者研修講師,東京,
2014.9.4
21 清澤康伸 :「精神障害とその特性について」,関東心理相談会セミナー,東京,2014.9.20
22 清澤康伸 :「社内メンタル対策について」,関東心理相談会セミナー,東京,2014.9.20
23 清澤康伸 :「企業、当事者、支援機関(医療)でつくる障害者雇用」
,精神障害者リハビリテーション学会岩手大会,
岩手,2014.11.1
24 清澤康伸 :「デイケアにおける精神障害者の就労支援の実践報告」,NCNP 病院研究 2014,東京,2014.3.10
25 清澤康伸 :「デイケアにおける精神新障害者の就労支援」,丹沢病院,神奈川,2015.3.27
14)薬剤部
(1)刊行論文
①原著論文
1 山岸美奈子:治療薬マニュアル 2015 医学書院:東京 P277-472,
2015.1.1
②総説
1 山岸美奈子:国際競争力強化に向けたネットワークの取り組み 薬理と治療 42(5),334-336,ライフサイエンス出版:
東京 2014.5.20
2 山岸美奈子:審査報告書から見えてくるもの -森から木を見る- 薬理と治療 43(3),318,ライフサイエンス出版:
東京 2015.3.20
(2)学会発表
①一般学会
1 市川 暁,原 恵子,鈴木秀則,田島芳夫,斎藤郁夫:入院中の統合失調症患者における向精神薬使用実態調査.
日本医療薬学会第 24 回年会.名古屋国際会議場:2014.09.27-2014.09.28
2 北浦 円:持参薬確認業務によるリスク回避と医療経済効果.第 24 回日本医療薬学会年会.名古屋国際会議場:
2014.09.27-2014.09.28
②その他
1 市川 暁:てんかん病棟におけるアニメーションを使った患者教育.第 2 回てんかんリハビリテーション研究会.メル
パルク名古屋:2014.04.26-2014.04.27
176
Ⅵ
臨床研究
3 研究業績
15)看護部
(1)刊行論文
①著書
1 乾富士男 , 心光世津子 , 野中浩幸 , 益田ゆかり , 後藤文人 , 後藤恵 , 竹内公花 , 村上茂 , 川田美和 , 矢野優子 , 野口洋一 , 進あ
すか , 石束佳子 , 宇都宮智 , 大迫晋: 必携!精神看護学実習ポケットブック増補版 ., 精神看護出版 , 東京 , -, 2014 2 臼井晴美: 精神疾患の摂食嚥下障害ケア ., 医歯薬出版 , , 39-44, 2014 3 臼井晴美、山本敏之: こうしよう!パーキンソン症候群の摂食嚥下障害 ., アルタ出版 , , 68-69, 2014 (2)学会発表
①国際学会
1 Shimmitsu S: What facilitates recovery from mental illness? Views of psychiatric nurses and people living
with mental illness in Japan.18th East Asian Forum of Nursing Scholars.NTUH International Convention
Center: Taiwan: 20150205 - 20150206
②一般学会
1 宮崎真理子: 看護師の精神障害者に対する社会的距離とその関連要因―統合失調症・アルコール依存症・躁うつ病
を比較して―.第 8 回看護教育研究学会学術集会.東京都日本大学文理学部: 20141004
2 大迫充江: 精神科デイケアにおける就労支援の実践報告.第 45 回 日本看護学会精神看護学術集会.松本: 20141017
- 20141018
3 心光世津子: 精神科看護師の捉える「回復」の多様性とその含意.第 40 回日本保健医療社会学会大会.東北大学:
20140517 - 20140518
4 心光世津子: 地域に暮らす精神障害者の捉える「回復」を維持・促進するもの.第 34 回日本看護科学学会学術集会.
名古屋国際会議場: 20141129 - 20141130
5 山川みやえ , 藤田優一 , 山田正巳 , 伊藤美樹子 , 心光世津子 , 樋上容子 , 植木慎悟 , 山田絵里 , 渡邊浩子 , 牧本清子: 交流集
会「リスク・ベネフィットのバランスを評価した看護実践への挑戦:小児と高齢者看護のベストプラクティス」.第
34 回日本看護科学学会学術集会.名古屋国際会議場: 20141129 - 20141130
6 佐伯幸治: 看護学生の統合失調症者に対するイメージの特徴―精神看護学実習前後の比較から―.第 34 回日本看護
科学学会学術集会.名古屋国際会議場 〒 456-0036 名古屋市熱田区熱田西町 1 番 1 号 TEL 052-683-7711:
20141129 - 20141130
7 寿真実:看護学生の臨地実習におけるストレスの影響の文献検討.第 22 回日本精神障害者リハビリテーション学会.
いわて県民情報交流センターアイーナ:20141030-20141101
(3)班会議発表
1 臼井晴美: 精神科領域の摂食嚥下障害患者への支援.九州・精神科食べる機能改善研究会.: 20140809
16)栄養管理室
(1)刊行論文
①雑誌・刊行物
1 阿部裕二:肥満を合併した外来統合失調症患者に対する栄養食事指導についての考察 日本精神科病院協会雑誌 第 32 巻別冊 102-104 2014.10
2 芦川修貳・古畑 公・伊澤正利・田中 寛・調所勝弘・今泉博文・服部富子・藤井 茂・藤冨篤子・横島義弘・米川郁穀・
篠原能子:栄養士のための給食計画論 第 4 版 学建書院 2015.2.1
3 芦川修貳・古畑 公・伊澤正利・稲毛順子・田中 寛・調所勝弘・今泉博文・服部富子・藤井 茂・藤冨篤子・横島義弘・
米川郁穀:栄養士のための栄養指導論 第 4 版 学建書院 2015.2.1
4 芦川修貳・古畑 公・伊澤正利・稲毛順子・田中 寛・調所勝弘・今泉博文・服部富子・藤井 茂・藤冨篤子・横島義弘・
米川郁穀:栄養士になるための臨床栄養学実習食事療養実務入門 第 6 版 学建書院 2015.2.15
5 阿部裕二:News&Information 精神科病院全国精神科栄養士研修会のご案内 臨床栄養医歯薬出版株式会社 124 巻
5 号 669 2014.5.1
6 阿部裕二:News&Information 精神科病院第 55 回全国精神科栄養士研修会報告 臨床栄養 医歯薬出版株式会社
125 巻 5 号 675 2014.10.1
7 阿部裕二:BOOKREVIEW 日本栄養士会雑誌 公社 日本栄養士会 58 巻 2 号 30 2015.2.1
8 今泉博文:食習慣と高血圧との関係 国立精神・神経医療研究センター医療連携ニュース NO.172-3 2014.4 9 今泉博文:高尿酸血症・痛風の食事について 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.18232014.5
10 今泉博文:精神疾患患者と食事(栄養指導)国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.192-3 2014.7
11 今泉博文:小児肥満予防の食事について 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.202-3 2014.
8
12 今泉博文:脂質異常症の食事 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.212-3 2014.9
13 今泉博文:外食・総菜加工品のとり方 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.222-3 2014.10
14 今泉博文:清涼飲料水や缶コーヒーの話 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.
232-3 2014.
11
15 今泉博文:年末・年始の食事について 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.242-3 2014.12
16 今泉博文:高齢者の食事(栄養指導) 国立精神・神経医療研究センター 医療連携ニュース NO.252-3 2015.1
17 今泉博文:各年代や健康状態においての注意が必要な食事のとり方 国立精神・神経医療研究センター 医療連携
ニュース NO.252-3 2015.1
(2)講演
1 今泉博文:在宅精神疾患の食事について 院内在宅訪問スタッフ研修会 2015.1.5
2 今泉博文:精神疾患と食事第 6 回慶應義塾生命科学シンポジウム 食と医科学フォーラム〜食・運動・ごきげんでア
177
Ⅴ 研修・教育・研究
3 研究業績
ンチエイジング〜 2014.12.3
3 阿部裕二:うつ病に効く食生活と運動こんぼ亭第 24 回月例会 2014.11.22
4 阿部裕二:精神疾患患者の栄養指導 栃木県精神科栄養士協議会 2015.2.19
5 今泉博文:病院の管理栄養士の仕事について 人間総合科学大学人間科学部健康栄養学科 臨地実習前の講義 2014.12.1
17)臨床研究推進部
(1)刊行物
①原著
1 Mori-Yoshimura M, Hayashi YK, Yonemoto N, Nakamura H, Murata M, Takeda S, Nishino I, Kimura E.:
Nationwide patient registry for GNE myopathy in Japan.. Orphanet J Rare Dis.
,9(): 150-150,2014
2 Kimura E,Nakamura H,Mitsuhashi S,Takeuchi F,Mori-Yoshimura M,Shimizu R,Komaki H,Hayashi
YK,Nishino I,Kawai M,Takeda S: The infrastructure for the clinical research of muscular dystrophies:
Remudy and MDCTN.. Rinsho Shinkeigaku.,54(12): 1069-1070,2014
3 Uehara T,Matsuoka T,Sumiyoshi T: Tandospirone,a 5-HT1A partial agonist,ameliorates aberrant lactate
production in the prefrontal cortex of rats exposed to blockade of N-methy-D-aspartate receptors; Toward the
therapeutics of cognitive impairment of schizophrenia. Frontiers in Behavioral Neuroscience,8 : 291-291,
2014
4 Higuchi Y,Seo T,Miyanishi T,Kawasaki Y,Suzuki M,Sumiyoshi T: Mismatch negativity and p3a/
reorienting complex in subjects with schizophrenia or at-risk mental state.Frontiers in Behavioral Neuroscience,
8 : 172-172,2014: doi:10.
3389/fnbeh.
2014.
00172
5 Takeuchi M,Furuta H,Sumiyoshi T,Suzuki M,Ochiai Y,Hosokawa M,Matsui M,Kurachi M: Does sleep
improve memory organization?. Frontiers in Behavioral Neuroscience,8 : 65-65,2014:doi: 10.3389/fnbeh.
2014.00065
6 Fujino H,Sumiyoshi C,Sumiyoshi T,Yasuda Y,Yamamori H,Ohi K,Fujimoto M,Umeda-Yano S,Higuchi A,
Hibi Y,Matsuura Y,Hashimoto R,Takeda M,Imura O.: Performance on the Wechsler Adult Intelligence
Scale-Third Edition in Japanese patients with schizophrenia.. Psychiatry and Clinical Neurosciences,68(7)
:
534-541,2014
7 Uehara T.,Sumiyoshi T.,Rujescu D.,Genius J.,Matsuoka T.,Takasaki I.,Itoh H.,Kurachi M.:
Neonatal exposure to MK-801 reduces mRNA expression of mGlu3 receptors in the medial prefrontal cortex of
adolescent rats.. Synapse,68(5): 202-208,2014
8 Sumiyoshi T: Serotonin1A receptors in the action of aripiprazole. Journal of Clinical Psychopharmacology,
34(3): 396-397,2014
9 Matsumoto J.
,Uehara T.
,Urakawa S.
,Takamura Y.
,Sumiyoshi T.
,Suzuki M.
,Ono T.
,Nishijo H.: 3D
video analysis of the novel object recognition test in rats. Behavioural Brain Research,1(272): 16-24,2014
10 Ninomiya Y.
,Miyamoto S,Tenjin T,Ogino S,Miyake N,Kaneda Y,Sumiyoshi T,Yamaguchi N: Longterm efficacy and safety of blonanserin in patients with first-episode schizophrenia; A 1-year open-label
trial. Psychiatry and Clinical Neurosciences,68(12): 841-849,2014
11 Sumiyoshi C.
,Takaki M.
,A.,Okahisa Y.
,Patterson T. L.
,Harvey P.D,Sumiyoshi T.: Utility of the
UCSD performance-based Skills Assessment-brief Japanese version: discriminative ability and relation to
neurocognition. Schizophrenia Research Cognition,1(3): 137-143,2014
12 Sumiyoshi T,Kunugi H,Nakagome K : Serotonin and dopamine receptors in motivational and cognitive
disturbances of schizophrenia.Frontiers in Neuroscience,
(8): 395-,2014:doi: 10.3389/fnins.2014.00395.
eCollection 2014.
13 Sumiyoshi C.
,Ertugrul A.
,Anil Yagcioglu A.E.
,Roy A.
,Jayathilake K.
,Milby A.
,Meltzer H.Y.
,
Sumiyoshi T.: Language-dependent performance on the letter fluency task in patients with schizophrenia.
Schizophrenia Research 152:421-9,2014
14 Stuchlik A.
,Sumiyoshi T.: Cognitive deficits in schizophrenia and other neuropsychiatric disorders:
convergence of preclinical and clinical evidence. Frontiers in Behavioral Neuroscience 2014 Dec 23;8:444:
doi: 10.3389/fnbeh.2014.00444
15 Sumiyoshi C.
,Sumiyoshi T.: Functional outcome in patients with schizophrenia: the concept and
measurement. Activitas Nervosa Superior 57:1-11,2015
②著書
1 住吉太幹: 精神疾患:統合失調症治療薬について.医薬品 / 医療機器の承認申請の上手な書き方・まとめ方~審査に
不可欠なデータ・情報の取得の意仕方~,技術情報協会,東京,377-378,2014
2 樋口悠子,住吉太幹: 認知機能の改善Ⅱ.統合失調症ケーススタディー~症例が導く社会復帰・QPL 向上への道,
メディカルビュー社,大阪,153-155,2014 3 Sumiyoshi T.:Verbal memory.In Kantak KM I and Wettstein JG(Eds).Handbook of Experimental
Pharmacology – Cognitive Enhancement.Springer,2015,pp.237-247
4 樋口悠子,住吉太幹.神経生理検査(ERP)
,精神疾患で認められる所見,個別症例における有用性と限界.福田正
人 編.中山書店:東京:2014.精神疾患の脳画像ケースカンファレンス:p148-57
5 樋口悠子,住吉太幹,鈴木道雄.事象関連電位からみる疾患.福田正人 編.中山書店:東京:2014.精神疾患の
脳画像ケースカンファレンス:p325-6,330-2
6 住吉太幹: 統合失調症の神経認知機能障害:BACS の所見を中心に.中村 純 編,「精神疾患のバイオマーカー」,
星和書店,東京,p.85-95,2015.
178
Ⅴ
研修・教育・研究
3 研究業績
7 山岸美奈子:治療薬マニュアル 2015 医学書院:東京 P277-472, 2015.1.1
③総説
1 木村 円,中村治雅,西野一三:【病態解明・新規治療を目指した神経疾患の患者レジストリシステム】第 3 回筋ジ
ストロフィー:Remudy.BRAIN and NERVE,66(11):1396-1402,2014
2 鈴木雅彦,中島一郎,中村治雅: 神経疾患に関する医療ニーズ調査.神経治療学,31(6):723-766,2014
3 中村治雅:本邦における認知症根本治療薬の臨床開発に向けて:アルツハイマー病を中心に.臨床神経学,54(12)
:
1181-1183,2014
4 中村治雅:新医薬品の審査報告書の活用方法.PHARM STAGE,14(12): 13-16,2015
5 住吉太幹:双極性障害における神経認知機能の障害.精神科,24(4): 399-402,2014
6 住吉太幹,中込和幸: Neurocognitive impairment and visualizing techniques in major psychoses : An
overview. 日本生物学的精神医学会誌,25(3): 166-168,2014
7 小久保直美,野田隆政,中沢佳奈子,西 優子,住吉太幹: 気分障害における認知機能障害.Depression Frontier,
12(2)
:
65-71,2014
8 山岸美奈子 : 国際競争力強化に向けたネットワークの取り組み.薬理と治療 , 42(5), 334-336, ライフサイエンス出版:
東京 2014.5.20
9 山岸美奈子 : 審査報告書からみえてくるもの|森から木を見る|.薬理と治療 , 43(3),318, ライフサイエンス出版 :
東京 , 2015.3.20
④その他
1 住吉太幹:巻頭言:臨床研究・開発の推進のために . 精神医学 ,57(1):2-3,2015
2 中村治雅:医薬品承認審査の考え方と実例 . 神経治療学 , 31(2): 97-100, 2014
3 住吉太幹:素顔のニューロサイエンティスト:Herbert Y.Meltzer. Clinical Neuroscience,33(1):116,2015
(2)学会発表
①特別講演・シンポジウム
1 中村治雅:
【薬事委員会主催セミナー】抗てんかん薬の承認審査の現状について.第 56 回日本小児神経学会学術集会.
浜松:20140529-20140531 発表日:20140530
2 中村治雅:
【Symposium28】わが国の神経内科領域における治療薬開発と課題.第 55 回日本神経学会学術集会.福岡:
20140521-20140524 発表日:20140523
3 中村治雅:
【公募 Symposium5】本邦における認知症根本治療薬の臨床開発実現へ向けて.第 55 回日本神経学会学術集会.
福岡:20140521-20140524 発表日:20140521
4 住吉太幹:統合失調症および自閉症スペクトラム障害における多価不飽和脂肪酸の可能性.第 110 回日本精神神経学
会学術総会.横浜市:20140626-20140628
5 SumiyoshiT:Keynote Lecture.Anxiety Disordersand the 5-HT1A Receptor.海峡両岸医薬衛生交流協会.中国
湖南省:20141101-21401101
6 住吉太幹:精神疾患における認知機能障害|社会的予後との関連.山口精神科カンファレンス,周南市,2014.4.12(特
別講演)
7 住吉太幹:精神疾患における認知機能障害の評価.臨床精神医学レクチャーシリーズ,福島市,2015.3.10(特別講演)
8 住吉太幹:統合失調症の認知機能障害と治療|最近の動向|大分精神科学術懇話会,別府市,2015.4.3(特別講演)
②国際学会
1 Nakamura H: Japanese Regulation on Orphan Medicines and Drug Development in Rare Diseases.DIA 2014
50th ANNUAL MEETING.San Diego,CA: 20140615-20140619 発表日:20140617
2 Takeuchi F,Nakamura H,Mitsuhashi S,Mori-Yoshimura M,Hayashi Y.K,Shimizu R,Komaki H,Nishino
I,Kawai M,Takeda S,Kimura E.: National registry of Japanese dystrophinopathy patients: Remudy.19th
International Congress of the World Muscle Society.Berlin,Germany: 20141007-20141011
3 Kimura E,
Nakamura H,
Khayashi Y,
Mori-Yoshimura M,
Shimizu R,
Komaki H,
Nishino I,
Kawai M,
Takeda S:
DMD/BMD patient registry in Japan: Remudy..13th International Congress on Neuromuscular Diseases
ICNMD.Nice,France: 20140705-20140710 発表日:20140707
4 Takeuchi F,Komaki H,Nakamura H,Yonemoto N,Kashiwabara K,Kimura E,Takeda S: Trends with
steroid therapy for Duchenne Muscular Dystrophy in Japan..14th Asean Oceanian Myology Center(AOMC)
Annual Scientific Meeting 2015.Bangkok,Thailand: 20150301-20150304
5 Sumiyoshi C,Takaki M,Okahisa Y,Patterson T,Harvey PD,Sumiyoshi T: The UCSD performancebased Skills Assessment-brief Japanese version(UPSA-B_J): Discriminative Validity for Schizophrenia..4th
Schizophrenia International Researchi Sosiety Conference.Frorence,Italy: 20140405-20140409
6 Shibaoka M,Kuroki N,Yoshimura N,Sumiyoshi T,Nakagome K: Early Detection and Intervention
Center for Schizophrenia(EDICS): development of a personal handbook for patients with first-episode
schizophrenia..9th International Conference on Early Psychosis. Tokyo,Japan: 20141117-20141119
7 Nishiyama S,Takahashi T,Higuchi Y,Furuichi A,Nishikawa Y,Matsuoka T,Kawasaki Y,Sumiyoshi
T,Suzuki M.: Neurocognitive dysfunction in subjects with at-risk mental state to predict transition to
schizophrenia..9th International Conference on Early Psychosis.Tokyo,Japan: 20141117-20141119
8 Higuchi Y.
,Seo T.,Miyanishi T.,Kawasaki Y.
,Suzuki M.,Sumiyoshi T.: Mismatch negativity and P3a/
reorienting complex in subjects with schizophrenia or at-risk mental state. 9th International Conference on
Early Psychosis,2014,11,19(17-19),Tokyo
9 Sumiyoshi T.: How can pharmacological treatment improve cognition in major psychoses. In Symposium
Crossing borders in cognitive assessment of bipolar disorder”; 16th Annual Conference of the International
Society for Bipolar Disorders,2014,3,19(March 18- 21)
,Seoul,(Invited lecture).
10 Sumiyoshi T.: Event-related potentials in early phase schizophrenia; a feasible marker to predict psychosis?
179
Ⅴ 研修・教育・研究
3 研究業績
In Symposium “Neurobiology of schizophrenia: Electrophysiological indices of symptom dimensions and
vulnerability to the syndrome” 16th World Congress of Psychiatry,2014,9,18,Madrid(Invited lecture)
11 Matsumoto J,Uehara T,Urakawa S,Takamura Y,Sumiyoshi T,Suzuki M,Ono T,Nishijo H: 3D video
analysis of object exploration in rats.Neuroscience 2014(Annual Meeting of Society for Neuroscience),
Washington,2014.11.16
12 Sumiyoshi C.
,Takaki M.,Okahisa Y.
,Sato T.,Sora I.,Nuechterlein K.H.,Subotnik K.N.,Harvey P.D.,
Sumiyoshi T.: Functional recovery in patients with schizophrenia: Predicting factors for work outcome.
15th International Congress on Schizophrenia Research 2015.3.30(3.28-4.1)
,Colorado Springs,USA
③一般学会
1 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,米本直裕,木村円,武田伸一:デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するステロ
イド治療の実態調査.第 41 回日本小児臨床薬理学会.大阪:20141003-20141004
2 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,米本直裕,柏原康佑,木村 円,武田伸一:日本におけるデュシェンヌ型筋ジス
トロフィーに対するステロイド治療の動向(Trends with steroid therapy for Duchenne muscular dystrophy in
Japan).第 57 回日本小児神経学会学術集会.大阪:20140527-20150530 発表日:20150530
3 樋口悠子,住吉太幹:リエゾン外来における不安・抑うつへの対応 -5-HT1A 顎にスト増強療法の応用.第 11 回日本
うつ病学会総会.広島市:20140718-20140719
4 松本惇平,上原隆,浦川将,高村雄策,住吉太幹,鈴木道雄,小野武年,西条寿夫:ラットの社会行動および物体
探索行動の次元ビデオ行動解析システム.第 36 回日本生物学的精神医学会.奈良市:20140929-20141001
5 上原隆,住吉太幹,倉知正佳:新しい作用機序によると統合失調症治療薬の探索.第 36 回日本生物学的精神医学会.
奈良市:20140929-20141001
6 津野良子,藤生江理子,山岸美奈子,中村治雅,住吉太幹 : 市民講座の開催による精神・神経疾患の治験普及啓発の
取り組み.CRC あり方会議.浜松:20141004-20141005
7 藤生江理子,吉岡直美,梅津珠子,玉浦明美,山岸美奈子,中村治雅,小牧宏文,牛島品子,住吉太幹:国立精神・
神経医療研究センターにおける治験ユニット開設 病棟における臨床試験実施の新たな取り組み.第 14 回 CRC と臨
床試験のあり方を考える会議 2014in 浜松.アクトシティ浜松 : 20141004-20141005
8 飯塚維千子,木島かおり,玉浦明美,小牧宏文,住吉太幹:品質管理部門の立ち上げと多施設共同臨床研究のデー
タマネジメントおよびモニタリング.第 14 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議 2014in 浜松.アクトシティ浜
松 : 20141004-20141005
9 玉浦明美:筋ジストロフィー臨床試験ネットワークによる臨床研究実施の実際~ネットワーク事務局と ARO 部門と
の連携~.日本臨床試験学会.日本教育会館 : 20150220-20150221
10 樋口悠子,住吉太幹,瀬尾友徳,宮西知広,鈴木道雄.精神病発症リスク状態のミスマッチ陰性電位.シンポジウム「前
駆状態・初発統合失調症の神経生理学的研究」.第 44 回日本神経生理学会学術大会,福岡市,2014.11.21(19-21)
11 樋口悠子,古市厚志,住吉太幹:リエゾン外来における不安・抑うつへの対応 -5-HT1A アゴニスト増強療法の応用.
第 11 回日本うつ病学会,広島,2014.7.19(18-19)
12 松本惇平,上原隆,浦川将,高村雄策,住吉太幹,鈴木道雄,小野武年,西条寿夫:ラット物体探索の 3 次元ビデオ
解析システム.第 37 回日本神経科学大会,横浜市,2014.9.11
13 松本惇平,上原隆,浦川将,高村雄策,住吉太幹,鈴木道雄,小野武年,西条寿夫:ラットの社会行動および物体
探索行動の 3 次元ビデオ行動解析システム.第 36 回日本生物学的精神医学会,奈良市,2014.10.1
14 山下佑介,宮本聖也,二宮友梨子,三宅誕実,天神朋美,萩野信,原田久,兼田康宏,住吉太幹,山口登:未服薬
初回エピソード統合失調症患者の主観的体験に対する aripiprazole 長期投与の効果.第 24 回日本臨床精神神経薬理学会・
第 44 回日本神経精神薬理学会合同年会,名古屋,2014.11.20(20-22)
15 天神朋美,宮本聖也,山下佑介,二宮友梨子,三宅誕実,萩野信,原田久,兼田康宏,住吉太幹,山口登:未服薬
初回エピソード統合失調症患者の認知機能と機能的能力に対する aripiprazole 長期投与の効果.第 24 回日本臨床精
神神経薬理学会・第 44 回日本神経精神薬理学会合同年会,名古屋,2014.11.20(20-22)
16 二宮友梨子,宮本聖也,天神朋美,山下佑介,萩野信,原田久,三宅誕実,兼田康宏,住吉太幹,山口登:未服薬
初回エピソード統合失調症患者の認知機能と機能的能力に対する aripiprazole 長期投与の効果:第 2 報.第 24 回日本
臨床精神神経薬理学会・第 44 回日本神経精神薬理学会合同年会,名古屋,2014.11.20(20-22)
17 上原 隆,松岡 理,大嶋一彰,住吉太幹,:NMDA 受容体拮抗薬投与によるラット前頭葉の乳酸代謝異常をタン
ドスピロンが改善する.第 24 回日本臨床精神神経薬理学会・第 44 回日本神経精神薬理学会合同年会,名古屋,2014.
11.21(20-22)
18 二宮友梨子,宮本聖也,天神朋美,三宅誕実,山下佑介,萩野信,山下佑介,関口 潔,兼田康宏,住吉太幹,山口登:
未服薬初回エピソード統合失調症患者の認知機能と機能的能力に対する aripiprazole 短期投与の効果:第二報.第 10
回日本統合失調症学会,東京,2015.3.27(27-28)
19 関口 潔,山口登,宮本聖也,天神朋美,二宮友梨子,山下佑介,原田久,萩野信,三宅誕実,兼田康宏,住吉太幹:
未服薬初回エピソード統合失調症患者の主観的体験と忍容性に対する aripiprazole 長期投与の影響.第 10 回日本統
合失調症学会,東京,2015.3.27(27-28)
20 天神朋美,宮本聖也,山下佑介,二宮友梨子,三宅誕実,萩野信,原田久,関口 潔,兼田康宏,住吉太幹,山口登:
抗精神病薬を未服薬の初回エピソード統合失調症患者の認知機能と機能的能力に対する aripiprazole 長期投与の効果:
第 10 回日本統合失調症学会,東京,2015.3.27(27-28)
21 樋口悠子,住吉太幹,瀬尾友徳,西山志満子,鈴木道雄:統合失調症および精神病発症リスク状態における MMN/
P3a/re0rienting complex の特徴.第 10 回日本統合失調症学会,東京,2015.3.27
④その他
1 Nakamura H:ILAE Regulatory Task Force Meeting(国際抗てんかん連盟タスクフォース会合).ECE 201411th European Congress on Epileptology : ILAE Regulatory Task Force Meeting.Stockholm,SWEDEN:
20140629-20140703
2 中村治雅:LS3【希少疾患の克服に向けて】希少疾患における臨床開発の工夫と考察~患者レジストリの有用性も含
めて~.第 35 回日本臨床薬理学会学術総会.松山,愛媛: 20141204-20141206 発表日:20141204
180
Ⅴ
研修・教育・研究
3 研究業績
3 中村治雅:レギュラトリーサイエンスに携わった 神経内科医の経験 最近の神経内科領域の臨床研究・治験の話題に
ついて.レギュラトリーコミュニケーション研修.千代田区,東京:20150130 MSD 株式会社
4 中村治雅:希少疾患患者登録 Remudy の取り組みと今後の展望 希少疾患における臨床開発の工夫について.レジス
トリ研究会.千葉:20150109 千葉大学医学部付属病院
5 住吉 太幹:精神疾患における認知機能障害|社会的予後との関連|.山口精神科カンファレンス.山口県周南市:
20140412
6 住吉 太幹:統合失調症の認知機能障害と治療|最近の動向|.学術講演会.大阪市:20140820
7 住吉 太幹:認知機能評価の教育及び評価訓練.BI 統合失調症研究会.台北市:20140926-20140928
8 住吉 太幹:認知機能と社会機能の評価尺度.第 14 回精神疾患と認知機能研究会.東京:20141108
9 玉浦明美:国立精神・神経医療研究センター病院における LocalDataManagement への取り組み.第 2 回みちのく研
修会.艮陵会館: 20140524
10 玉浦明美:MDCTN 支援体制アップデート..UDX カンファレンス:20140726
11 玉浦明美:CRC に必要とされるコミュニケーションスキル..徳島大学病院:20140919
12 玉浦明美:患者レジストリーと連携させた 希少疾患の臨床試験ネットワークの構築..東大病院:20141219
(3)班会議発表
1 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,米本直裕,柏原康佑,木村 円,武田伸一:DMD に対するステロイド治療|日本
の実態と傾向.第 9 回筋ジストロフィー治療研究合同発表会.箱根,神奈川:20141101-20141102 発表日:20141101
2 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,柏原康祐,米本直裕,木村 円,武田伸一:DMD に対するステロイド治療|日本
の実態と傾向|.国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開発費 26-7「国際協調に基づく臨床研究基
盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」(主任研究者:
木村 円)平成 26 年度班会議.千代田区,東京:20141127-20141128
3 中村治雅,木村 円,武田伸一: 筋ジストロフィーレジストリ Remudy の展開.厚生労働科学研究費補助金 難治
性疾患等実用化研究事業(難治性疾患実用化研究事業)
「孤発性 ALS 患者大規模前向きコホートの臨床バイオリソース・
ゲノム遺伝子・不死化細胞を用いた病態解明,治療法開発研究」(研究代表者:祖父江 元)平成 26 年度ワークショ
ップ.千代田区,東京:20141128
4 中村治雅: 希少疾患レジストリーの海外との連携に向けて|東アジア地域における希少疾患患者レジストリー調査|.
国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開発費 26-7「国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋
疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」(主任研究者:木村 円)平成 26
年度班会議.千代田区,東京: 20141127-20141128
5 武田伸一,齊藤 崇,永田哲也,増田 智,鈴木麻衣子,中村治雅,小牧宏文: Duchenne 型筋ジストロフィーに
対するエクソン 53 スキップによる早期探索的臨床試験..国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開
発費 25-5「筋ジストロフィーモデル動物を用いた新たな治療法の開発」(主任研究者:武田伸一)平成 26 年度班会議.
千代田区,東京: 20141203-20141204 発表日:20141203
6 中村治雅,木村 円,武田伸一:Remudy 患者レジストリー.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業「多
系統萎縮症の治療法開発研究」(研究代表者:辻 省次)平成 26 年度班会議.千代田区,東京: 20141213
7 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,柏原康佑,米本直裕,木村円,武田伸一:デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対
するステロイド治療|日本ではどのような治療が行われているか|.国立精神・神経医療研究センター平成 26 年度
精神・神経疾患研究開発費筋ジストロフィー合同班会議.千代田区,東京:20150109
8 武田伸一,齊藤崇,永田哲也,増田智,鈴木麻衣子,中村治雅,小牧宏文:Duchenne 型筋ジストロフィーに対す
るエクソン 53 スキップによる早期探索的臨床試験.国立精神・神経医療研究センター平成 26 年度精神・神経疾患研
究開発費筋ジストロフィー合同班会議.千代田区,東京:20150109
9 上原 隆,住吉太幹:ニコチンの認知機能と脳内エネルギー代謝に及ぼす影響について.公益財団法人 喫煙科学
研究財団 平成 25 年度助成研究発表会.東京:20140715
10 玉浦明美:てんかん臨床治験地域ネットワークの構築 国民および患者に対する治験の啓発.コスモホール:
20141124
11 玉浦明美:MDCTN 秘密保持,契約に関して..JA 共済ビルカンファレンスホール:20141129
12 住吉太幹:統合失調症の認知および社会機能障害の神経生物学的マーカー開発についての研究(主任研究者:住吉太幹)
品川区,東京:20141005
13 住吉太幹:言語記憶評価テスト CVLT- Ⅱ(California Verbal Learning Test ; カリフォルニア言語学習テスト第 2 版)
日本語版の妥当性検討に関する研究(主任研究者:中込和幸) 東京八重洲ホール, 20150118
14 住吉太幹,新満奈緒子,萩谷久美子,芦田紗綾香,清水源生,蟹江絢子,東麻衣,吉村直記,中込和幸:統合失調
症患者の社会機能的転帰の評価:特定レベル評価尺度(SOLF)|日本語版の妥当性の検討(主任研究者:中込和幸)
東京八重洲ホール,20150208
18)医療情報室
(1)学会発表等
①一般学会
1 波多野賢二:入力の自由度と正確なコード化が両立した病名登録機能についての検討.第 34 回医療情報学連合大会,
千葉,2014.11.6
181
182
祐
征
貴
崎
林
田
田
井
本
澤
林
藤
貝
川
藤
田
崎
平
村
野
亀
山
古
小
齊
佐々木
藤
岡
齋
須
中
佐
吉
岡
子
二
司
志
行
子
子
彦
之
一
政
穂
次
俊
記
幸
者
光
俊
寿美子
典
栄
研
庸
嘉
敏
雄
隆
美
直
光
直
村
吉
和
込
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田
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田
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田
田
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込
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込
功
功
松
後
後
刀
刀
田
藤
藤
佐々木
佐々木
村
村
村
村
村
村
村
岡
中
中
中
博
雄
雄
征
征
美
美
美
美
美
美
美
幸
和
和
和
浩
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史
一
一
行
行
穂
穂
穂
穂
穂
穂
穂
之
幸
幸
幸
主 任 研 究 者
研究課題(上段:班研究課題、下段:分担研究課題)
精神疾患の診断および治療効果判定における MEG および脳波を用いたフォワードモデルに対応する MMN(m) の有用性の検討
精神・神経疾患のバイオマーカーの探索と臨床応用に関する研究
精神神経疾患の耐糖能異常に関する研究
精神・神経疾患のバイオマーカーの探索と臨床応用に関する研究
精神・神経疾患における核磁気共鳴画像診断臨床応用に関する検討
精神・神経疾患の画像リファレンスの構築に関する研究
精神・神経疾患バイオリソース・レポジトリーの構築と病態解明
精神・神経疾患等のバイオリソース・レポジトリーの診療及び研究における有効活用の研究
精神・神経疾患バイオリソース・レポジトリーにおける患者情報登録
精神・神経疾患等のバイオリソース・レポジトリーの診療及び研究における有効活用の研究
てんかん原性腫瘍に合併した皮質形成異常の検討
脳形成異常を主とする発達期脳障害の病因・病態と治療に関する研究
広範な大脳皮質形成異常の治療法に関する研究 / 大脳白質形成異常の病因・病態の研究 / 左右不定の片麻痺性運動異常を来す小
児交互性片麻痺の研究
脳形成異常を主とする発達期脳障害の病因・病態と治療に関する研究
皮膚など生検検体を用いたレビー小体病の診断法の確立に関する研究
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
パーキンソン病の関連疾患に有効なリハビリテーション技術の確立
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
パーキンソン病の姿勢障害に関する研究
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
レビー小体病における誤嚥と咳嗽反射の検討
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
パーキンソン病に伴う不眠症に対する認知行動療法の有効性の検討
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
LBD の精神症状特に衝動性障害に関する研究
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
研究総括
パーキンソン病を中心とするレビー小体病の診断・治療法の開発に関する研究
通院医療におけるモデル的多職種チーム医療の開発
司法精神医療の均てん化の促進に資する診断、アセスメント、治療の開発と普及に関する研究
統合失調症患者の薬物療法に関する研究
統合失調症の診断、治療法の開発に関する研究Ⅱ
統合失調症の再発防止に関する研究
統合失調症の診断、治療法の開発に関する研究Ⅱ
研究総括 / 統合失調症患者の社会認知と生活機能の改善に関する研究
統合失調症の診断、治療法の開発に関する研究Ⅱ
₁)精神・神経疾患研究開発費
4 研究補助金
24-11
24-11
24-10
24-8
24-8
24-7
24-7
24-5
24-5
24-5
24-5
24-5
24-5
24-5
24-3
24-1
24-1
24-1
課題番号
受給金額
800
2,300
2,300
500
500
500
2,000
1,500
700
500
500
750
600
12,750
2,750
2,500
1,500
8,000
(千円)
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
本
川
貝
道
崎
橋
浦
本
本
川
藤
田
井
澤
田
込
賀
岡
中
須
開
岡
高
玉
岡
坂
中
齊
村
亀
古
野
中
有
和
隆
嘉
雄
美
祐
栄
智
明
章
光
貴
研
栄
智
元
幸
政
彦
一
穂
子
二
崇
子
美
夫
俊
信
司
二
子
安
野
野
三
三
齊
齊
稲
山
山
中
中
中
中
中
中
功
藤
田
田
島
島
藤
藤
垣
村
村
川
川
川
川
川
川
刀
哲
隆
隆
和
和
祐
祐
真
栄
栄
栄
栄
栄
栄
也
政
政
夫
夫
子
子
澄
隆
隆
二
二
二
二
二
二
浩
過敏性腸症候群の診断ツールの開発
心身症・摂食障害の研究ネットワーク拠点整備と治療プログラムの開発
精神疾患の鑑別診断および転帰の予測における近赤外線スペクトロスコピー(NIRS) の有用性
精神疾患の鑑別診断および転帰の予測における近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)の有用性に関する研究
研究総括
精神疾患の鑑別診断および転帰の予測における近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)の有用性に関する研究
神経疾患研究での PASM の有用性検証、研究用リソースの収集
睡眠医療プラットホーム PASM を用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、リソースの構築に関する研究
診断アルゴリズムの精度向上、医療機関紹介マップの作成
睡眠医療プラットホーム PASM を用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、リソースの構築に関する研究
神経疾患ブレインバンクの構築
神経・精神疾患の研究資源蓄積・活用のためのブレインバンク ネットワーク構築に関する研究
総括
神経・精神疾患の研究資源蓄積・活用のためのブレインバンク ネットワーク構築に関する研究
ADHD の抑制機能障害の病態解明
発達障害の包括的診断・治療プログラム開発に関する研究
難治性ニューロパチーの診断と治療
難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究
CIDP の治療と診断技術の開発に関する研究
難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究
てんかん治験推進のための地域ネットワークの構築
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
多重脳機能画像を用いたてんかんの診断と外科的治療方法の開発
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
成人てんかん臨床情報のデータベース化と精神症状を有する成人てんかんの治療方法の開発
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
脳神経外科てんかん臨床情報のデータベース化と臨床治験ネットワークの構築
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
小児てんかん臨床情報のデータベース化とデータベースに基づいた治療方法の開発
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
発達障害を伴う小児てんかんの臨床病態の解明
てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究
パーキンソン症候群におけるバイオマーカーの探索
精神・神経疾患のバイオマーカーの探索と臨床応用に関する研究
26-4
26-3
26-3
26-2
26-2
25-7
25-7
25-6
25-4
25-4
25-3
25-3
25-3
25-3
25-3
25-3
24-11
1,500
1,000
7,000
750
1,000
300
13,050
1,300
400
250
1,000
1,000
1,000
1,000
1,000
3,500
800
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
183
184
武
彦
伊
村
祐
西
小
木
成
明
彦
小
浦
玉
和
之
小
南
川
瀬
敏
子
小
伊
木
本
山
庸
文
弘
宏
宏
宏
宏
宏
文
文
文
文
文
藤
弘
人
村 円
村 円
牧
牧
牧
牧
牧
藤 順一郎
主 任 研 究 者
森 ま ど か
林
小
宏
増
者
小
牧
小
給
美
田
坂
受
看護学的観点からの医療の質に関する研究
精神科医療の質の評価と均てん化に関する研究
神経・筋疾患患者レジストリーの運用と展開のための遺伝子診断システムに関する研究
国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究
遺伝性神経・筋疾患における患者登録システムの構築と遺伝子診断システムの確立 総合評価
国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究
臨床試験体制の構築ならびに多施設共同研究の実施 - ネットワークのマネジメントに関する研究 -
筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備
心筋ストレインエコーによる心筋障害早期診断の検討
筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備
非接触非侵襲摂食嚥下機能評価装置(NESSiE)による筋ジストロフィー患者の嚥下運動の検討
筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのリハビリテーションに関するエビデンス創出と均てん化
筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備
研究総括
筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備
NCNP 病院におけるモデル体制の構築とその記述
精神科デイケアから地域への早期移行に関する支援モデル構築と評価
研究課題(上段:班研究課題、下段:分担研究課題)
26-10
26-7
26-7
26-6
26-6
26-6
26-6
26-6
26-5
課題番号
2,000
600
700
600
500
900
900
36,500
4,000
(千円)
受給金額
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
MP-214の統合失調症患者を対象とした継続長期投与試験
口
口
口
口
牧
口
口
込
込
樋
樋
樋
樋
小
樋
樋
中
中
道
井
森
本
邉
亀
大
山
渡
田
坂
吉
込
中
開
口
樋
住
口
樋
裕
敏
ま
雄
太
貴
増
和
輝
輝
輝
貴
之
ゆ
一
幹
信
弘
幸
彦
彦
彦
259
治験実施計画書番号H8A-MC-LZAX「軽度アルツハイマー型認知症進行に対する受動免疫の効果:Solanezumab(LY2062430)とプラセボの比較」試験におけ
るコンサルテーション
エルカルチンFF内用液10%特定使用成績調査(長期)
ビンダケルカプセル特定使用成績調査-長期使用に関する調査-
"「ゼプリオン水懸筋注」の副作用・感染症症例調査"
モディオダール錠100mg特定使用成績調査
ABT-126 統合失調症に伴う認知機能障害
92
277
30
92
66
247
561
抗精神病薬の一定治療を受けている統合失調症患者を対象にBI409306の10mg、25mg、50mgまたは100mg を12週間1日1回経口投与した場合の有効性、安全性
および忍容性を検討する第II相ランダム化、二重盲検、プラセボ対照試験の治験調整医師
ジストニア症患者におけるメドトロニック製DBSの使用成績調査
613
2,505
2,505
1,300
555
220
453
2,127
2,127
185
346
抗精神病薬の一定治療を受けている統合失調症患者を対象にBI409306の10mg、25mg、50mgまたは100mg を12週間1日1回経口投与した場合の有効性、安全性
および忍容性を検討する第II相ランダム化、二重盲検、プラセボ対照試験の医学専門家
"SM-13496の双極Ⅰ型障害の患者を対象とした長期投与試験"
双極I型障害の大うつ病エピソードの患者を対象としたSM-13496のプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験〔第3相試験〕 口
樋
彦
SME3110(フルボキサミンマレイン酸塩)の小児強迫性障害患者を対象とした第III相臨床試験
輝
口
樋
MP-214の多剤併用下での統合失調症患者を対象とした長期投与試験
MP-214の慢性期又は高齢の統合失調症患者を対象とした長期投与試験
SM-13496の統合失調症患者を対象とした二重盲検並行群間比較による検証的試験
SM-13496の統合失調症患者を対象とした長期投与試験
マイオザイム点滴静注用50㎎ 特定使用成績調査
MP-214 の多剤併用下での統合失調症患者を対象とした長期投与試験
694
183
MP-214の慢性期又は高齢の統合失調症患者を対象とした長期投与試験
204
A randomized, double-blind, parallel-group study of the safety and efficacy of RO4917523 versus placebo, as adjunctive therapy in patients with major
depressive disorder with inadequate response to ongoing antidepressant treatment.
409
463
1,853
1,806
92
1,201
1,201
694
(千円)
受給金額
"OPC-34712の統合失調症患者を対象とした長期投与試験"
OPC-34712の統合失調症患者を対象とした用量検討試験
ディアコミットドライシロップ分包250mg/500mg ディアコミットカプセル250mg使用成績調査
幸
幸
彦
彦
文
彦
彦
彦
彦
彦
佐々木 征 行
和
和
輝
輝
宏
輝
輝
輝
輝
輝
献血ヴェノグロブリンIH5%静注特定使用成績調査(多発性筋炎・皮膚筋炎)
口
文
穂
樋
宏
美
献血グロベニン-I静注用(室温保存品)の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(多巣性運動ニューロパチーを含む)における使用成績調査
アトモキセチン特定使用成績調査
牧
二
彦
田
栄
輝
MP-214の統合失調症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験
マイオザイム点滴静注用50㎎ 特定使用成績調査
小
川
中
彦
寧
研 究 課 題 名
村
口
樋
輝
者
献血ヴェノグロブリンIH5%静注特定使用成績調査(多発性筋炎・皮膚筋炎)
口
樋
究
森 まどか
矢
大
研
2)受託研究
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
185
186
口
貝
貝
田
添
樋
須
須
村
川
僚
美
研
研
輝
智
美
也
穂
司
司
彦
子
穂
者
フォルテオ皮下注キット600μgに対する副作用症例調査
ノウリアスト錠 特定使用成績調査
トピナ錠・細粒 特定使用成績調査
アフィニトール特定使用成績調査 DSP-5423Pの統合失調症患者を対象とした検証的試験〔第3相試験〕 タイサブリ点滴静注300㎎使用成績調査
ニュープロパッチ特定使用成績調査(長期)パーキンソン病
研 究 課 題 名
﨑
田
田
口
口
口
込
込
田
中
村
村
樋
樋
樋
中
中
村
美
和
和
輝
輝
輝
美
美
恭
穂
幸
幸
彦
彦
彦
穂
穂
子
パーキンソニズムを伴うレビー小体型認知症患者を対象としたAD-810Nの検証的試験〔第3相試験〕
ME2112の統合失調症患者を対象とした長期投与試験(第III相)
ME2112の急性増悪期統合失調症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較による検証的試験(第III相)
ME2112の統合失調症患者を対象とした長期投与試験(第III相)
ME2112の急性増悪期統合失調症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較による検証的試験(第III相)
DSP-5423Pの統合失調症患者を対象とした長期投与試験〔第3相試験〕
パーキンソン病患者を対象としたHP-3000の第Ⅲ相長期投与試験
L-DOPA併用パーキンソン病患者を対象としたHP-3000の第Ⅲ相並行群間比較試験
NPC-15の臨床薬理試験(DLMO)
イーケプラ錠250mg,500mg,イーケプラドライシロップ50%特定使用成績調査(長期使用に関する調査)
「インヴェガ錠」の副作用・感染症症例調査
弘
田
増
佐々木 征 行
坂
イーケプラ錠250mg,500mg,イーケプラドライシロップ50%使用成績調査
本
岡
究
佐々木 征 行
田
村
研
2,255
155
155
309
309
930
530
530
498
30
46
308
30
741
1,389
92
1,675
1,235
463
(千円)
受給金額
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
927
10
284
強直間代発作を有するてんかん患者に対する L059(レベチラセタム)併用投与時における安全性、忍容性及び有効性を
評価するための多施設共同、非盲検、長期継続投与試験
アルツハイマー型認知症患者に対する抗アミロイドベータ抗体 Solanezumab の有効性および安全性を検討する継続試験
OPC-34712 の統合失調症患者を対象とした用量検討試験
OPC-34712 の統合失調症患者を対象とした長期投与試験
部分発作を有する新たに又は最近診断を受けた 16 歳以上のてんかん患者を対象とした、レベチラセタム単剤療法の有効
性と安全性を評価するための多施設共同、無作為化、非盲検試験
E2020 SR 23mg の日本人高度アルツハイマー型認知症患者に対する有効性及び安全性を確認する E2020 10mg 対照二重
盲検並行群間比較試験及び非盲検継続試験
統合失調症被験者を対象に,パリペリドンパルミチン酸エステル 3 カ月製剤を投与した時の 1 カ月製剤を対照薬としたラ
ンダム化,多施設共同,二重盲検,非劣性試験
自閉性障害の易刺激性を有する小児及び青年の被験者に対するリスペリドンの有効性及び安全性の評価 : プラセボ対照二
重盲験比較及び非盲験長期投与試験
自閉性障害の小児患者を対象としたアリピプラゾール(OPC-14597)1mg~15mg の長期継続投与試験(第Ⅲ相試験)
発作コントロールが得られていない部分発作(二次性全般発作を含む)を有する日本人及び中国人の成人てんかん患者に
対する LACOSAMIDE 併用投与における有効性及び安全性を評価するための多施設共同、二重盲検、無作為化、プラセ
ボ対照、並行群間比較試験
難治性部分発作を有するてんかん患者を対象とした他剤併用時における perampanel(E2007)の有効性及び安全性を評価する,
二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(非盲検継続投与期を含む)
M071754 の長期投与試験―点頭てんかんを対象としたオープンラベル試験―
渡辺雅子 / 渡辺裕貴 / 村田佳子 / 中川栄二
岡崎光俊 / 塚本忠 / 松田太郎 / 新井薫
中込和幸 / 岡崎光俊 / 坂田増弘 / 渡辺裕貴 / 市川亮 / 今岡岳
史 / 松崎朝樹 / 松田太郎 / 吉村直記 / 大町佳永 / 山田麻紀
中込和幸 / 岡崎光俊 / 坂田増弘 / 渡辺裕貴 / 市川亮 / 今岡岳
史 / 松崎朝樹 / 松田太郎 / 安藤久美子
大槻泰介 / 岡崎光俊 / 高橋章夫 / 中川栄二 / 渡辺雅子 / 開道
貴信 / 金子裕
有馬邦正 / 岡崎光俊 / 塚本忠 / 新井薫 / 古田伸夫 / 大森まゆ /
佐藤英樹
大森まゆ / 野田隆政 / 松崎 朝樹
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 稲垣真澄 / 齋
藤貴志
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 稲垣真澄 / 齋
藤貴志
大槻泰介 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 岡崎光俊 / 小牧宏文 / 斎
藤義朗 / 高橋章夫 / 渡辺雅子 / 渡辺裕貴 / 石山昭彦開道貴信
/ 金子裕 / 齋藤貴志 / 村田佳子 / 谷口豪
大槻泰介 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 岡崎光俊 / 斎藤義朗 / 高
橋章夫 / 中川栄二 / 開道貴信 / 齋藤貴志
佐々木征行 / 小牧宏文 / 斎藤義朗 / 石山昭彦 / 齋藤貴志 / 山
﨑 廣子
759
2,269
21
129
86
108
118
2
2,905
3,803
97
194
大森まゆ / 佐藤英樹 / 亀井雄一
大森まゆ / 佐藤英樹 / 亀井雄一
10
統合失調症患者を対象としたアセナピン舌下錠の長期延長投与試験
顕著な陰性症状が持続している安定した統合失調症の患者を対象として,RO4917838 の有効性及び安全性を評価する,第
III 相,多施設共同,無作為割付,24 週間,二重盲検,並行群間比較,プラセボ対照試験と,その後 28 週間の二重盲検継
続投与試験
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 斎藤義朗 / 齋藤貴志
85
328
抗精神病薬による治療により改善されない症状をもつ安定した統合失調症の患者を対象として,RO4917838 の有効性及び
安全性を評価する,第 III 相,多施設共同,無作為割付,12 週間,二重盲検,並行群間比較,プラセボ対照試験と,その
後 40 週間の二重盲検継続投与試験
KW-6485P の小児における長期投与試験(第Ⅲ相臨床試験からの継続)
岡崎光俊 / 渡辺雅子
1,218
受給金額
(千円)
野田隆政 / 松崎朝樹 / 松田太郎 / 齊藤聖 / 吉村直記
KW-6485P(散剤)の小児における長期投与試験(薬物動態試験からの継続)
既存の抗てんかん薬でコントロール不良な難治性部分発作を有するてんかん患者を対象とした E2007 の継続長期投与試験
佐々木征行 / 須貝研司 / 斎藤義朗 / 小牧宏文
E0302 の筋萎縮性側索硬化症に対する長期投与試験
研 究 課 題 名
村田美穂 / 大矢寧 / 塚本忠 / 坂本崇 / 林幼偉 / 山本敏之 / 岡本
智子 / 森まどか / 古澤嘉彦
研 究 者
3)受託研究(治験)
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
187
188
13,244
13,164
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎患者を対象とした NPB-01 維持療法の第Ⅲ相試験
双極 I 型障害患者を対象としたアリピプラゾール(OPC-14597)IM デポ注射剤の維持治療としての薬効を評価する、52 週間、
多施設共同、非盲検試験
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)患者を対象とした FTY720 0.5㎎ 1 日 1 回経口投与における有効性及び安全性を
評価する二重盲検,ランダム化,多施設共同,プラセボ対照,並行群間比較試験
軽度アルツハイマー型認知症の進行に対する受動免疫の効果 :Solanezumab(LY2062430)とプラセボの比較
S-877503 の小児注意欠陥・多動性障害患者を対象とした第 2/3 相臨床試験
S-877503 の小児注意欠陥・多動性障害患者を対象とした第 2/3 相臨床試験(継続長期投与試験)
KPS-0373 の脊髄小脳変性症患者を対象とした第Ⅲ相検証試験
KPS-0373 の脊髄小脳変性症患者を対象とした長期継続投与試験
日本人多発性硬化症患者を対象に、Fampridine-PR(BIIB041)を経口投与した際の安全性及び有効性を評価する多施設
共同二重盲検プラセボ対照並行群間試験及び安全性を評価する非盲検延長試験
封入体筋炎患者を対象に,身体機能,筋力及び運動機能を指標として,BYM338 静脈内投与の有効性,安全性及び忍容性
を 52 週後に評価し,さらに最長投与 2 年後まで長期安全性を評価する主要なランダム化,二重盲検,プラセボ対照,多施
設共同,並行群間比較,用量設定,後期第 II 相 / 第 III 相試験
An Open-Label,Single-Arm,Baseline-Controlled,Multicenter Study to Evaluate the Efficacy,Safety and
Tolerability of ABT-SLV187 Monotherapy in Subjects with Advanced Parkinson's Disease and Persistent MotorComplications Despite Optimized Treatment with Available Anti-Parkinsonian Medications 既存治療で十分な効果が
得られない,継続した重度の運動合併症を有する進行期パーキンソン病患者を対象とした,
ABT-SLV187 単独投与の有効性,
安全性及び忍容性を検討する多施設共同,非盲検,単一治療群,ベースライン対照試験
既存治療で十分な効果が得られない,継続した重度の運動合併症を有する進行期パーキンソン病患者を対象とした,
ABT-SLV187 の安全性,忍容性及び有効性を検討する 2 部構成長期継続投与試験
EPI-743 のリー脳症患者を対象とした臨床試験〔後期第 2/3 相試験〕
荒木学 / 大矢寧 / 坂本崇 / 塚本忠 / 佐藤 和貴郎 / 古澤 嘉彦 /
森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 金井 雅裕 / 佐野輝典 / 田港 朝
也 / 三橋佳奈 / 高橋祐二 / 城戸秀倫 / 滝澤歩武
吉田寿美子 / 吉村直記 / 佐藤英樹 / 松崎朝樹 / 佐藤聖
荒木学 / 村田美穂 / 大矢寧 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 佐藤
和貴郎 / 古澤嘉彦 / 森まどか / 山村隆 / 山本敏之 / 林幼偉 / 金
井雅裕 / 城戸秀倫 / 佐野輝典 / 滝澤歩武 / 田港朝也 / 松本千
尋 / 三橋佳奈 / 小坂眞紀
塚本忠 / 新井薫 / 佐藤英樹 / 横井優磨
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 斎藤義朗 / 石山昭彦 / 稲
垣真澄 / 齋藤貴志
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 斎藤義朗 / 石山昭彦 / 稲
垣真澄 / 齋藤貴志
荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 古澤
嘉彦 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉
荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 古澤
嘉彦 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉
荒木学 / 佐藤和貴郎 / 古澤嘉彦 / 山村隆 / 林幼偉 / 金井雅裕 /
佐野輝典 / 田港朝也 / 三橋佳奈 / 川添僚也
村田美穂 / 大矢寧 / 岡本智子 / 小林庸子 / 瀨川和彦 / 山本敏
之 / 金井雅裕 / 川添僚也 / 滝澤歩武 / 田港朝也 / 松本千尋 / 三
橋佳奈
三山健司 / 有賀元 / 坂本崇 / 塚本忠 / 山本敏之 / 天野智文 / 金
井雅裕 / 川添僚也 / 城戸秀倫 / 佐野輝典滝澤歩武 / 田港朝也
/ 古澤嘉彦 / 松本千尋 / 三橋佳奈
三山健司 / 有賀元 / 坂本崇 / 塚本忠 / 山本敏之 / 天野智文 / 金
井雅裕 / 川添僚也 / 城戸秀倫 / 佐野輝典滝澤歩武 / 田港朝也
/ 古澤嘉彦 / 松本千尋 / 三橋佳奈
佐々木征行 / 石山昭彦 / 青木雄介 / 大久保真理子 / 久保田一
生 / 小一原玲子 / 高橋勇弥 / 竹下絵里 / 仲村貞郎 / 馬場信平 /
宮武千晴 / 元木崇裕 / 湯浅正太
5,863
15,708
5,710
5,245
2,133
13,436
1,827
26,288
2,010
1,187
270
1,820
二次性全般化発作を含む部分発作を有する日本人及び中国人の成人てんかん患者に対する LACOSAMIDE 併用投与にお
ける安全性及び有効性を評価するための多施設共同、非盲検、非対照、長期継続投与試験
大槻泰介 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 岡崎光俊 / 小牧宏文 / 斎
藤義朗 / 高橋章夫 / 渡辺雅子 / 渡辺裕貴 / 石山昭彦開道貴信
/ 金子裕 / 齋藤貴志 / 村田佳子 / 谷口豪
1,000
受給金額
(千円)
パーキンソンニズムを伴うレビー小体型認知症患者を対象とした AD-810N の探索的試験〔第 2 相試験〕
研 究 課 題 名
坂本崇 / 岡本智子 / 山本敏之 / 古澤嘉彦
研 究 者
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
15,489
GGS の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)を対象とした非盲検非対照による投与前後比較試験(第Ⅲ相試験)
GGS の多巣性運動ニューロパチー(MMN)を対象とした非盲検非対照による投与前後比較試験(第Ⅲ相試験)
治療抵抗性うつ病を対象とした esketamine 鼻腔内投与の安全性及び有効性を評価する二重盲検,二重ランダム化,プラ
セボ対照試験
CN-801 の第Ⅲ相臨床試験|特発性過眠症に伴う日中の過度の眠気を対象とした二重盲検比較試験|
CN-801 の長期投与試験|特発性過眠症に伴う日中の過度の眠気を対象としたオープンラベル試験|
アルツハイマー型認知症患者を対象とした T-817MA の臨床第Ⅱ相試験 |ランダム化,プラセボ対照,二重盲検,多施設
共同試験|
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者を対象とした TAS-205 の第Ⅰ相単回・反復投与試験
EPI-743 のリー脳症患者を対象とした臨床試験〔継続投与試験〕
二次性全般化発作を含む部分発作を有する日本人のてんかん患者に対する LACOSAMIDE 経口錠の代替療法としての
LACOSAMIDE 静注液の安全性及び忍容性を評価するための多施設共同、非盲検試験
統合失調症患者を対象としたアリピプラゾール IM デポ注射剤(OPC-14597IMD)の三角筋内への反復投与による薬物動
態及び安全性を検討する非盲検,多施設共同試験(臨床薬理試験)
荒木学 / 大矢寧 / 坂本崇 / 古澤嘉彦 / 森まどか / 林幼偉 / 金井
雅裕 / 滝澤歩武 / 田港朝也 / 松本千尋 / 小松奏子 / 水野由輝
郎 / 磯部隆 / 若杉憲孝 / 向井洋平 / 川添僚也
荒木学 / 大矢寧 / 坂本崇 / 古澤嘉彦 / 森まどか / 林幼偉 / 金井
雅裕 / 滝澤歩武 / 田港朝也 / 松本千尋 / 小松奏子 / 水野由輝
郎 / 磯部隆 / 若杉憲孝 / 向井洋平 / 川添僚也
吉田寿美子 / 亀井雄一 / 吉村直記 / 藤井猛 / 山田麻紀
三島和夫 / 栗山健一
三島和夫 / 栗山健一
坂田増弘 / 吉村直記 / 塚本忠 / 大町佳永 / 布施未来 / 柴岡三
智
佐々木征行 , 須貝研司 , 中川栄二 , 齋藤貴志 , 石山昭彦 , 竹下
絵里 , 本橋裕子 , 大久保真理子 , 久保田一生 , 高橋勇弥 , 馬場
信平 , 元木崇裕 , 湯浅正太 , 跡部真人 , 粟嶋勇也 , 澤井康子 ,
井上道雄 , 小橋孝介 , 澁谷郁彦 , 高橋孝治 , 平出拓也
佐々木征行 / 石山昭彦 / 大久保真理子 / 久保田一生 / 高橋勇
弥 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 澤井康子 / 井上道雄 / 小橋孝介 / 澁
谷 郁彦 / 高橋孝治 / 馬場信平 / 平出拓也 / 元木崇裕 / 湯浅正
太
佐々木征行 / 須貝研司 / 岡崎光俊 / 小牧宏文 / 渡辺雅子 / 渡
辺裕貴 / 石山昭彦 / 齋藤貴志 / 竹下絵里 / 平野 嘉子村田佳
子 / 本橋裕子 / 小林なほか / 徳田京子 / 松田悠 / 南ひかる / 跡
部真人 / 粟嶋勇也 / 井上道雄 / 大久保真理子久保田一生 / 小
橋孝介 / 澤井康子 / 澁谷郁彦 / 高橋孝治 / 高橋勇弥 / 馬場信
平 / 平出拓也 / 元木崇裕 / 湯浅正太
中込和幸 / 吉村直記 / 佐藤英樹 / 藤井猛 / 山田麻紀
NPC-15 の第Ⅱ相試験
6,642
デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するタダラフィルの無作為化二重盲検プラセボ対照第 III 相試験
佐々木征行 / 須貝研司 / 斎藤義朗 / 中川栄二 / 齋藤貴志 / 石
山昭彦 / 清水玲子 / 大久保真理子 / 久保田一生 / 高橋勇弥 /
竹下絵里 / 馬場信平 / 宮武千晴 / 元木崇裕 / 跡部真人 / 粟嶋
勇也
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 齋藤貴志 / 石山昭彦 / 竹
下絵里 / 本橋裕子 / 稲垣真澄
1,597
A Long-Term Study of SM-13496 in Patients with Bipolar I Disorder SM-13496 の双極Ⅰ型障害患者を対象とした長
期投与試験
野田隆政 / 佐藤英樹 / 横井優磨
7,371
4,384
64,062
4,692
1,773
4,537
16,233
896
1,052
13,426
1,174
A Randomized,Double-Blind,Parallel-Group,Placebo-Controlled Study of SM-13496 for the Treatment of Bipolar
I Depression SM-13496 の双極 I 型障害の大うつ病エピソードの患者を対象としたランダム化プラセボ対照二重盲検並
行群間比較試験
野田隆政 / 佐藤英樹 / 横井優磨
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
189
190
3,103
歩行可能なデュシェンヌ型筋ジストロフィー男児を対象とした PF-06252616 の安全性,有効性,薬物動態および薬力学
を評価する第 2 相,無作為化,二重盲検,プラセボ対照比較,用量漸増試験
AN OPEN-LABEL STUDY TO DETERMINE SAFETY,TOLERABILITY,AND EFFICACY OF LONG-TERM
ORAL LACOSAMIDE(LCM)AS ADJUNCTIVE THERAPY IN CHILDREN WITH EPILEPSY
瀨川和彦 / 石山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子
佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 齋藤貴志 / 竹
下絵里 / 本橋裕子 / 跡部真人 / 粟嶋勇也 / 井上道雄大久保真
理子 / 久保田一生 / 小橋孝介 / 澤井康子 / 澁谷郁彦 / 高橋孝
治 / 高橋勇弥 / 馬場信平 / 平出拓也 / 元木崇裕
2,991
1,588
パーキンソン病患者を対象とした HP-3000 の第Ⅲ相長期投与試験
荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 高橋祐二 / 塚本忠 / 古澤
嘉彦 / 向井洋平 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 川添僚也 / 磯
部隆 / 小松奏子 / 佐野輝典 / 滝澤歩武 / 田港朝也 / 松本千尋 /
水野由輝郎 / 若杉憲孝
2,289
受給金額
(千円)
アルツハイマー型認知症に伴う行動障害に対するアリピプラゾール(OPC-14597)の有効性,安全性を検討する,多施設
共同,プラセボ対照,無作為化,二重盲検,並行群間比較試験
研 究 課 題 名
坂田増弘 / 吉村直記 / 髙野晴成 / 今岡岳史 / 布施未来
研 究 者
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
樋
佐
小
小
森 まどか
小
地域医療基盤開発推進研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
平
齊
水
水
水
水
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等克服研究事業
林
藤
澤
澤
澤
澤
田
直
祐
英
英
英
英
美
次
子
洋
洋
洋
洋
穂
夫
次
村
孝
直
医療技術実用化総合研究事業
沢
林
森 まどか
三
平
子
文
文
子
彦
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
庸
宏
宏
直
輝
幸
幹
次
子
子
幸
子
穂
洋
忠
洋
二
難治性疾患等克服研究事業
林
牧
牧
竹
口
和
太
直
貴
寿
和
典
美
英
英
祐
穂
地域医療基盤開発推進研究事業
込
吉
林
田
口
込
藤
田
澤
本
澤
橋
美
中
住
平
永
田
中
佐
村
水
塚
水
髙
田
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
文
村
宏
医療技術実用化総合研究事業
牧
小
研究者名
医療技術実用化総合研究事業
研究費の種類
4)厚生労働科学研究費補助金
村
村
藤
口
口
込
込
林
林
林
込
村
村
澤
澤
澤
澤
田
田
雄
輝
輝
和
和
直
直
直
和
英
英
英
英
伸
伸
円
円
一
彦
彦
幸
幸
次
次
次
幸
隆
隆
洋
洋
洋
洋
一
一
(
(
(
(
(
(
安
加
江
桑
山
曽
西
藤
藤
田
田
根
信
忠
文
一
正
智
雄
史
夫
夫
仁
史
)
)
)
)
)
)
( 武 田 篤 )
( 伊 豫 雅 臣 )
( 中 島 豊 爾 )
( 荻 島 創 一 )
( 中 島 孝 )
木
木
後
樋
樋
中
中
平
平
平
中
山
山
水
水
水
水
武
武
研究代表者
デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン 53 スキップ治療薬による早期探索的臨
床試験
デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン 53 スキップ治療薬による早期探索的臨
床試験
統合失調症に対する認知リハビリテーションの開発と効果検証に関する研究
統合失調症に対する認知リハビリテーションの開発と効果検証に関する研究
医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究
医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究
医療観察法対象者の円滑な社会復帰促進に関する研究
向精神薬の処方実態に関する研究
多発性硬化症の新規免疫修飾薬を検証する医師主導治験
多発性硬化症の新規免疫修飾薬を検証する医師主導治験
プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究
プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究
運動失調症の医療基盤に関する調査研究
運動失調症の医療基盤に関する調査研究
東日本大震災の被災地における地域精神保健医療福祉システムの再構築に資する中長期支
援に関する研究
東日本大震災の被災地における地域精神保健医療福祉システムの再構築に資する中長期支
援に関する研究
ミトコンドリア病の調査研究
難治性筋疾患の疫学・自然歴の収集および治療開発促進を目的とした疾患レジストリー
研究
難治性筋疾患の疫学・自然歴の収集および治療開発促進を目的とした疾患レジストリー
研究
希少性難治性疾患 - 神経・筋難病疾患の進行抑制治療効果を得るための新規医療機器、生
体電位等で随意コントロールされた下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01) に関する医師
主導治験の実施研究
患者団体等が主体的に運用する疾患横断的な患者レジストリのデータの収集・分析による
難病患者の QOL 向上及び政策支援のための基礎的知見の収集
専門的医療の普及の方策及び資質向上策を含めた医療観察法の効果的な運用に関する研究
医療観察法の向上と関係機関の連携に関する研究
重度嗅覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネペジルの予後改善効果に関する
研究
精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究
双極性障害の神経病理学に基づく診断法の開発
障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス等利用者の対象範囲に関する研究
プリオン病に対する低分子シャペロン治療薬の開発
プリオン病及び遅発性ウィルス感染症に関する調査研究
今後の難病対策のあり方に関する研究
研究課題名
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
代表
代表
分担
代表
分担
分担
代表
分担
分担
代表
分担
代表
分担
分担
分担
1,000
2,000
400
20,000
300
500
800
600
450
0
2,100
300
300
0
0
12,500
2,709
550
12,900
0
0
8,480
0
0
29,500
1,000
16,900
500
0
0
交付金額
(千円)
外部機関所属の者は( )書きとする。
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
191
192
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
難治性疾患等政策研究事業
医療技術実用化総合研究事業
研究費の種類
大
須
小
村
小
小
槻
貝
牧
田
林
牧
泰
研
宏
美
庸
宏
研究者名
介
司
文
穂
子
文
(
(
(
(
(
(
井
井
青
中
西
竹
上
上
木
島
澤
島
有
有
正
健
正
泰
史
史
志
二
豊
弘
研究代表者
)
)
)
)
)
)
希少難治性てんかんのレジストリ構築による総合的研究
希少難治性てんかんのレジストリ構築による総合的研究
希少難治性筋疾患に関する調査研究
神経変性疾患領域における基盤的調査研究
難病患者への支援体制に関する研究
治験の実施に関する研究 [ アルベカシン硝酸塩 ]
研究課題名
分担
分担
分担
分担
分担
分担
交付金額
(千円)
400
400
1,900
600
0
2,500
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
水
水
難治性疾患等実用化研究事業
難治性疾患等実用化研究事業
澤
澤
田
英
英
美
洋
洋
穂
文
村
宏
難治性疾患等克服研究事業
牧
文
小
宏
障害者対策総合研究事業
牧
小
洋
彦
夏
吉 田 寿美子
住 吉 太 幹
竹 田 和 良
野 田 隆 政
大 槻 泰 介
岡 﨑 光 俊
須 貝 研 司
小 林 庸 子
中 込 和 幸
中 込 和 幸
蟹 江 絢 子
瀨 川 和 彦
小 牧 宏 文
今 井 雅 由
佐々木 征 行
坂 本 崇
吉 田 寿美子
英
昭
立
認知症研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
障害者対策総合研究開発事業
難治性疾患等実用化研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
慢性の痛み解明研究事業
慢性の痛み解明研究事業
慢性の痛み解明研究事業
障害者対策総合研究事業
障害者対策総合研究事業
難治性疾患等克服研究事業
障害者対策総合研究事業
澤
山
本
研究者名
障害者対策総合研究開発事業
水
石
杉
難治性疾患等克服研究事業
難治性疾患等克服研究事業
難治性疾患等克服研究事業
研究費の種類
5)厚生労働科学研究委託事業
田
澤
野
野
伸
英
一
一
一
洋
三
三
( 山 田 正 仁 )
( 辻 省 二 )
( 戸 田 達 史 )
( 戸 田 達 史 )
本 田 学
住 吉 太 幹
住 吉 太 幹
住 吉 太 幹
大 槻 泰 介
大 槻 泰 介
大 槻 泰 介
( 中 川 正 法 )
( 橋 本 謙 二 )
( 水 野 雅 文 )
( 柴 田 政 彦 )
( 松 村 剛 )
( 松 村 剛 )
(宮野前 健)
(宮野前 健)
( 梶 龍 兒 )
( 糸 川 昌 成 )
武
水
西
西
研究代表者
運動失調症の分子病態解明・治療法開発に関する研究
遺伝性ミオパチーの次世代型統合的診断拠点形成
遺伝性ミオパチーの次世代型統合的診断拠点形成
デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン・スキップ治療薬の臨床開発に資する
バイオマーカーの探索
音響情報を用いた認知症行動・心理症状に対する新規非薬物療法の開発
統合失調症の認知および社会機能障害の神経生物学的マーカー開発についての研究
統合失調症の認知および社会機能障害の神経生物学的マーカー開発についての研究
統合失調症の認知および社会機能障害の神経生物学的マーカー開発についての研究
てんかんに対する総合的な医療の提供体制整備に関する研究
てんかんに対する総合的な医療の提供体制整備に関する研究
てんかんに対する総合的な医療の提供体制整備に関する研究
シャルコー・マリー・トゥース病の診療向上に関するエビデンスを構築する研究
血液バイオマーカーを用いたうつ病と双極性障害の鑑別診断法の開発に関する研究
精神疾患患者に対する早期介入とその体制の確立のための研究
慢性痛に対する認知行動療法の普及と効果解明に関する研究
筋強直性ジストロフィー治験推進のための臨床基盤整備の研究
筋強直性ジストロフィー治験推進のための臨床基盤整備の研究
重症心身障害データベースの構築・利活用のあり方と政策提言に関する研究
重症心身障害データベースの構築・利活用のあり方と政策提言に関する研究
ジストニアの分子病態解明と新規治療法開発
カルボニルストレス関連分子による統合失調症バイオマーカーの探索
福山型筋ジストロフィーの自然歴の把握と病状を反映するバイオマーカーの検索「④福山
型筋ジストロフィーの臨床評価法の確立」」
次世代シークエンサーを用いた孤発性の神経難病の発症機構の解明と治療法開発に関する
研究に係る「⑩非運動症状、DAT 画像を含めた臨床情報とリンクした孤発性及び家族性パー
キンソン病患者の DNA 収集
プリオン病及び遅発性ウイルス感染症の分子病態解明・治療法開発に関する研究
多系統萎縮症の治療法開発研究
研究課題名
分担
分担
分担
分担
分担
代表
分担
分担
代表
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
分担
協力者
分担
分担
分担
代表
分担
分担
200
700
800
2,700
1,000
12,632
1,500
1,500
15,184
200
200
1,000
1,800
1,000
100
250
0
0
0
500
2,500
0
交付金額
(千円)
40,000
0
0
外部機関所属の者は( )書きとする。
Ⅵ
臨床研究
4 研究補助金
193
194
若手研究B
若手研究B
若手研究B
若手研究B
基盤研究B
基盤研究B
基盤研究B
基盤研究 C
基盤研究 C
戦略的創造研究推進事業 チーム
型研究 CREST
国家課題対応型研究開発推進事業
(革新的技術による脳機能ネット
ワークの全容解明プロジェクト)
科学技術試験研究委託事業
若手研究B
基盤研究 C
若手研究B
若手研究B
基盤研究 C
基盤研究 C
基盤研究 C
基盤研究 C
基盤研究 C
基盤研究B
新学術領域研究
新学術領域研究
研究費の種類
6)その他
田
藤
村
齊
藤
藤
地
究
祐
美
祐
祐
啓
者
名
研 究 代 表 者
研究課題名
子
穂
齊
藤
祐
子
PET 疾患診断研究拠点
代 表: 高 橋 良 脳血管障害とパーキンソン病における脳神経回路障害とその機能回復に関わるトランスレー
輔( 京 都 大 学 ) タブル脳・行動指標の開発
子 ( 村 山 茂 雄 ) レビー小体病理進展機序の解明
子 ( 木 村 實 ) 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク
五 ( 木 村 實 ) 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク
うつ病の脳内ノルエピネフリントランスポーターと認知機能、神経ネットワークとの
髙 野 晴 成 髙 野 晴 成
関連
髙 橋 祐 二 髙 橋 祐 二 エクソームを基盤とした統合的ゲノム解析による片頭痛の分子病態解明
佐 藤 典 子 佐 藤 典 子 外科治療を見据えた難治性てんかんの多角的画像研究
経頭蓋直流刺激による統合失調症の認知機能の改善:脳機能画像による反応予測法の開
住 吉 太 幹 住 吉 太 幹
発
経頭蓋直流刺激による統合失調症の認知機能の改善:脳機能画像による反応予測法の開
中 込 和 幸 住 吉 太 幹
発
山 本 敏 之 ( 若 杉 葉 子 ) パーキンソン病症候群患者の口腔期障害が嚥下機能・全身機能に及ぼす影響
藤 井 猛 藤 井 猛 うつ病の神経可塑性障害仮説に基づく海馬歯状回の機能に関する脳画像研究
下 地 啓 五 下 地 啓 五 メタボリックシンドロームに関連する脳神経病理の脳画像解析
統合失調症におけるワーキングメモリ障害の神経基盤解明とリハビリテーション法の開
竹 田 和 良 竹 田 和 良
発
横 井 優 磨 横 井 優 磨 アルツハイマー病のうつに対する新治療ー経頭蓋直流電気刺激の無作為割付対照試験
池 澤 聰 池 澤 聰 統合失調症の視覚認知リハビリテーション:社会認知・社会的機能への般化を目指して
藤 井 猛 藤 井 猛 脳画像の統計的パターン認識を用いた大うつ病と双極性障害の鑑別診断補助
米 田 恵 子 米 田 恵 子 統合失調症患者における内発的動機づけと認知リハビリテーションの効果に関する研究
坂 田 増 弘 伊 藤 順 一 郎 精神科医療でのリカバリー志向の共同意思決定を促進する PC ツールの開発と効果検証
水 澤 英 洋 ( 渡 瀬 啓 ) リソソーム蓄積を標的とした SCA6 の治療法開発
心 光 世 津 子 ( 山 中 浩 司 ) ポスト工業社会における男性の健康と医療化
中 込 和 幸 (最 上 多美子) 治療フィデリティと目標設定は認知矯正療法の効果に影響を与えるか
野 田 隆 政 ( 熊 野 宏 昭 ) うつ病の病態維持に関わる前頭葉機能異常と注意制御機能訓練の治療効果
統合失調症のシナプス-グリア- D- セリン系病態の薬物治療試験および死後脳におけ
岡 﨑 光 俊 ( 西 川 徹 )
る解析
齊
齊
下
研
1,847
1,878
6,260
6,153
480
630
480
210
150
90
30
15
90
330
1,100
1,600
2,100
1,600
700
500
300
100
50
300
60
0
450
45
615
360
360
240
900
1,350
390
間接経費
(千円)
200
0
1,500
150
2,050
1,200
1,200
1,656
3,000
3,000
1,300
交付金額
(千円)
外部機関所属の者は( )書きとする。
Ⅵ 臨床研究
4 研究補助金
Ⅶ そ の 他
理事長
総長
病院長
病院長
企画戦略室長
病院長
第 1 精神診療
部長
診療部長
看護部長
看護部長
感染管理認定
看護師
認定看護師
看護師長
センターの業務の運営に関する重要事項
を審議し、決定する。
理事会で決定した重要事項の遂行および、
センターの所掌事務に関する企画及び立
案並びに調整に関する事務を行うほか、
理事会で審議する事項の協議を行う。
センター病院の運営に関することを協議
する。
センター病院の運営・経営に関する報告
及び協議事項、その他センター管理上必
要な事項を各部門・各委員会により伝達、
周知する。
事務部門の主要事項の協議、情報共有及
び各係の連携強化
病院の運営・管理に関する事項について
審議する。
精神科・医療観察科病棟部門および外来
の医療業務に関する情報伝達
医療業務に関する情報伝達、意見交換
看護管理に関する事項を審議し円滑な運
営と、
看護師長としての資質の向上を図る。
看護管理に関する事項を審議し円滑な運
営と、副看護師長としての資質の向上を
図る。
感染防止に関する情報の共有化を図り、
各部署の感染防止対策実施状況を評価する。
褥瘡防止・栄養サポートに関する教育と
病棟での対策
摂食・嚥下に関する教育と病棟での対策
研究の計画・調査・分析・まとめまでの
一連のプロセスを指導して看護研究を推
進する。
理事会
運営会議
病院幹部会議
病院管理診療・
経営会議
事務部門会議
診療部科長会議
精神科診療部合同会議
医師全体会
看護部管理運営会議
副看護師長会議
感染リンクナース会
褥瘡 ・NST
リンクナース会
摂食・嚥下
リンクナース会
看護研究推進部会
認定看護師
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
1 会議及び委員会一覧
病院長
病院長
病院長、副院長、特命副院長、診療部長(1 名)、看護部長、副
看護部長(1 名)、薬剤部長、企画戦略室長、総務部長、企画経
営部長、財務経理部長、総務課長、人事課長、企画経営課長、企
画医療研究課長、財務経理課長、医事室長
企画戦略室長、病院長、副院長、特命副院長、総務部長、企画経
営部長、財務経理部長、看護部長、副看護部長、総務課長、人事
課長、企画経営課長、企画医療研究課長、財務経理課長、監査室
長、労務管理室長、情報管理室長、医事室長、医事専門職、薬剤
部長、療育指導室長、医療福祉相談室長、臨床検査技師長、診療
放射線技師長、作業療法士長、理学療法士長、栄養管理室長、第
一心理療法主任、各病棟看護師長、在宅支援係長、教育・研修係長、
医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、神経
内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、手術部
長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、リハビリテーショ
ン部長、放射線診療部長、臨床検査部長、医療情報室長、臨床研
究推進部長、遺伝カウンセリング室長、地域連携室医長、各診療
科医長、各診療科医師
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師
副看護部長、摂食・嚥下認定看護師、摂食・嚥下リンクナース
看護師長、皮膚排泄ケア認定看護師、NST リンクナース、副看
護師長
ICT 看護師長、感染管理認定看護師、感染リンクナース
看護部長、副看護部長、副看護師長
看護部長、副看護部長、各看護師長
看護師長
摂食・嚥下認
定看護師
皮膚・排泄ケ
ア認定看護師
感染管理認定
看護師
輪番
輪番 (各師長)
医局長
第 1 精神診療
部長
当該病棟所属医師、副看護部長、当該病棟看護師長、医事専門職、
薬剤部長、医療福祉相談室長、臨床検査技師長、診療放射線技師
長、作業療法士長、理学療法士長、栄養管理室長、臨床心理室長
医師全員
病院長
病院長、副院長、各診療部長、診療科長、看護部長、薬剤部長、
医事室長
企画戦略室長
総長
総長(理事長)、理事、監事、企画戦略室長、神経研究所長、精
神保健研究所長、TMC 長、MGC 長、病院長、副院長、特命副院長、
IBIC 長、CBT センター長、総務部長、企画経営部長、
財務経理部長、
看護部長
事務部門の室長以上
理事長
司 会
陪席 : 企画戦略室長、神経研究所、精神保健研究所長、病院長、
総務部長、企画戦略部長、財務経理部長
組 織 構 成
輪番 輪番
輪番
輪番
輪番
輪番
(各師長)
医局書記
輪番
各自
各自
医事専門職
総務課長
労務管理室長
労務管理室長
書 記
第 1 金曜日
年5回
第 2 水曜日
(5・7・9・10・1 月)
年4回
第 4 火曜日
(4・7・10・2 月)
第 4 金曜日
第 1 木曜日
第 1・3 火曜日
第 3 火曜日
第 1 火曜日
第 2・4 火曜日
隔週木曜日
第 4 月曜日
第 1・3 月曜日
第 1・3 月曜日
第 3 木曜日
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
197
198
看護師長
看護部長
看護師長
看護師長
副看護部長
副看護部長
交代制
病院長
病院長
治験・臨床研究に関する知識・技術の向
上と支援
看護の専門的領域に関する知識・技術の
向上と支援及び組織横断的活動における
問題解決に関すること。
CVPPP の院内研修指導者養成における
実技指導方法とポイントの確認及び講義
方法の確認 CVPPP 研修・暴力に関する
研修
リスクマネージメントに関する対策と教
育研修
看護助手として業務遂行上必要な事項に
関すること。
療養介助員として業務遂行上必要な事項
に関すること。
ヒヤリハット・医療事故報告
8 病棟入院対象者の評価
9 病棟入院対象者の評価
8 病棟入院対象者の状態報告と治療方針確
認
9 病棟入院対象者の状態報告と治療方針確
認
8・9 病棟の運営状況や治療内容に関する
情報公開及びその評価
8・9 病棟の状況及び医療観察法の施行状
況の報告
医療観察法病棟における治療の倫理性及
び医療の質を確保する
精神科合併症患者の受入準備、体制、運
用方法等
治験リンクナース会
専門領域担当者会
CVPPP 指導者養成
研修検討会
看護部リスク検討会
看護助手会議
療養介助員会議
リスクマネージメント
部会
8 病棟治療評価会議
9 病棟治療評価会議
8 病棟運営会議
9 病棟運営会議
医療観察法病棟
外部評価会議
医療観察法病棟
地域連絡会議
医療観察法病棟
倫理会議
精神科患者身体合併症
医療事業
総合外科部長
第二精神診療
部長
病院長
病院長
交代制
総合内科部長
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
院長
院長
病院長、副院長、看護部長、第二精神診療部長、司法精神科医長、
医療観察法病棟看護師長、多摩小平保健所長、小平市健康福祉部
長、精神医学の専門家 1 名、法律関係者 1 名、精神保健福祉関係
者1名
病院長、副院長、第二精神診療部長、司法精神科医長、医療観察
法病棟師長、小平市住民 、東村山市住民、関東信越厚生局・東
京保護観察所立川支部・多摩小平保健所・小平警察署・小平市・
東村山市・小平消防署の職員
総合外科部長
第二精神診療
部長
病院長、副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部
長、司法精神医学研究部長、副看護部長、司法精神科医長、病棟
師長、医事室長
副院長、総合内科部長、精神科診療部長、総合外科部長、副看
護部長(2 名)、総合内科消化器科医長、総合内科消化器科医師、
精神科医長(2 名)、精神科医師、総合外科医師、病棟師長(2 名
/3 北病棟、5 北病棟)、外来師長、医療福祉相談室長、企画経営課長、
医事室長、医事室係員、入院・外来係長、診療記録管理士、臨床
検査部長
第二精神診療
部長
病院長、副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部
長、司法精神医学研究部長、副看護部長、司法精神科医長、病棟
師長、医事室長
第二精神診療
部長
交代制
第二精神診療部長、司法精神科医長、医療観察法病棟師長、精神
医学専門家(外部)数名
交代制
第二司法精神科医長、8 病棟看護師長、多職種各 1 名以上
総合内科部長
輪番
輪番
副看護部長
輪番
輪番
輪番
司 会
第一司法精神科医長、第三司法精神科医長、9 病棟看護師長、多
職種各 1 名以上
総合内科部長、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、臨床検査
技師、放射線技師、理学療法士、作業療法士、療育指導室長、社
会福祉士、心理士、管理栄養士、診療報酬指導係長
副看護部長、療養介助員
副看護部長、看護助手
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師、リスクマネージメ
ント委員
副看護部長、インストラクター看護師、トレーナー看護師
看護部長、副看護部長、各専門領域担当者
副看護部長、副看護師長、治験リンクナース委員
組 織 構 成
医事連携室
医事係
医事係
医事係
医事係
医事係
医事係
医事係
医事係
輪番
輪番
輪番
輪番
輪番
輪番
書 記
月2回
月2回
年1回
年2回
第 3 水曜日
第 1 水曜日
毎週火曜日
毎週月曜日
月1回
年4回
第 2 水曜日
(5・7・11・1 月)
年4回
第 1 水曜日
(6・9・11・2 月)
第 4 木曜日
第 2 水曜日
第 1 水曜日
(毎月)
第 4 水曜日
(奇数月・6・
10 月開催)
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
副院長
副院長
副院長
副院長
総合内科部長
副院長
臨床検査部長
副院長
治験を実施することの倫理的、科学的及
び医学的・薬学的観点からの妥当性に関
する事項及び治験実施中又は終了時に行
う調査事項を審議する
治験等に関する研究以外の研究を行う場
合、研究の目的・内容条件、研究結果の
報告方法について審議する。治験等に関
する研究を受託研究として行う場合、合、
医薬品 GCP 省令の規程に基づいて調査審
議する
センター病院における臨床検査の能力の
向上を図るため、臨床検査の精度向上、
外部委託検査等、臨床検査部の運営全般
について審議する。
当院で採用する医薬品の臨床的及び薬学
的な評価、医薬品の採用及び整理、在庫
医薬品の適切な管理と使用方法等その他
薬事全般について審議する。
栄養管理の充実と向上とその適正な運営
を図る。
入院患者の栄養状態改善のために、患者
の栄養状態を評価し、診療計画を立案、
治療上の指導及び提言を行うことを目的
とする。
センター病院における輸血業務を円滑に
かつ適正に行うための総合的、具体的な
対策を検討、実施することを目的とする。
センター病院における感染管理体制の確立、
感染管理のための具体的方策および院内
感染発生時の対応等必要な事項を審議する。
放射線安全管理委員会
臨床試験審査委員会
治験に係る受託研究
審査委員会
臨床検査部運営委員会
薬事委員会
栄養管理委員会
NST 委員会
輸血療法委員会
院内感染防止対策
委員会
図書館長
副院長
管理区域立ち入りに関する注意事項、放
射線障害の発生防止のため規程の作成及
び改廃、予防規程の改正に関すること、
放射線同位元素等並びに放射線発生装置
の取り扱い管理、放射線障害の発生防止
に必要な事項を審議する。
倫理委員会
図書館の円滑な運営について審議し、こ
れを推進することを目的とする。
東京薬科大学
名誉教授
センター職員が行うヒト及びヒト由来の
試料を対象とした医学研究及び医療行為
について、関連法律等の趣旨に沿って倫
理的配慮及び科学的妥当性が確保されて
いるかどうか審査あるいは判断する。
図書委員会
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
副院長
臨床検査部長
副院長
図書館長
副院長、総合内科部長、総合外科部長、診療科医長(4 名)、医師(2
名)、副看護部長、看護師長、副看護師長(2 名)、薬剤師、臨床
検査技師、栄養管理室長、管理栄養士、言語聴覚士、医事係長
副院長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療
部長、総合外科部長、放射線診療部長、麻酔科医長、臨床検部長、
薬剤部長、総務部長、財務経理課長、医事室長、看護部長、副看
護部長、医療安全管理係長、手術・中材師長、3 南師長、臨床検
査技師長、副臨床検査技師長、輸血担当臨床検査技師
病院長、副院長、医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精
神診療部長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科
診療部長、手術部長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、
リハビリテーション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、衛生
管理者、感染防止推進部会長、薬剤部長、栄養管理室長、臨床検
査技師長、臨床検査技師、看護部長、副看護部長、感染管理認定
看護師、医療機器安全管理者、財務経理部長、総務課長、医事室
長、医事専門職、入院・外来係長
図書館長、図書館長補佐、企画医療研究課長、医療係長、図書館
員、神経研部長、精神保健研部長、看護部長、総務課長、財務経
理課長、企画経営課長、研究所事務室長、医事室長、情報管理室
長、病院部長
総合内科部長
薬剤部長
副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、脳神経外科診療部長、
総合外科部長、総合内科部長、放射線診療部長、臨床検査部長、
医長若干名、薬剤部長、看護部長、副看護部長(1 名)
、
病棟師長(若
干名)、医療安全管理係長、財務経理部長、財務経理課長、医事
室長
総合内科部長、臨床検査部長、副看護部長、病棟師長(3 名)、
栄養管理室長、栄養主任(2 名)、調理師長
副院長
副院長
副院長
副院長
委員長
司 会
副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、外来部長、脳神
経外科、診療部長、財務経理課長、医事室長、副看護部長、外来
師長、臨床検査部長、臨床検査技師長、副臨床検査技師長、臨床
検査部医長
副院長、薬剤部長、総合内科部長、小児神経診療部長、看護部長、
免疫研究部長、精神薬理研究部長、、総務部長、企画経営課長、
企画医療研究課長、医事室長、臨床検査部長、知的障害研究部長、
神経内科診療部長
副院長、薬剤部長、総合内科部長、小児神経診療部長、看護部長、
免疫研究部長、精神薬理研究部長、総務部長、企画経営課長、
企画医療研究課長、医事室長、臨床検査部長、知的障害研究部長、
外部委員 3 名、神経内科診療部長
副院長、放射線施設責任者、放射線取扱主任者、安全管理責任者、
施設管理責任者、産業医、管理区域担当者、健康管理担当者(労
務管理室長)、施設管理担当者(医事専門職)(整備係長)、医療
安全担当者(医療安全係長)、委員(手術室師長、外来師長、サ
イクロオペレーター、契約係長)
病院長、神経研究所長、精神保健研究所長、企画戦略室長、看護
部長、TMC センター長、外部有識者各 6 名(自然科学 2 名、人
文社会科学 3 名、一般 1 名)
組 織 構 成
企画医療
研究課
医療安全
管理係長
臨床検査部
医事係
栄養管理室
副薬剤部長
副臨床検査
技師長
臨床検査
推進部
臨床検査
推進部
診療放射線
技師長
倫理委員会
事務局
書 記
随時
第 2 月曜日
奇数月
年4回
第 4 木曜日
第 1 木曜日
必要の都度
原則月 1 回
原則月 1 回
必要の都度
原則月 1 回
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
199
200
副院長
総務部長
総務部長
副院長
特命副院長
副院長
外来部長
企画戦略室長
監事
特命副院長
診療録等を適正に保管及び管理するため
に必要な事項を審議する。
職員の健康管理及び安全及び衛生の確保
に関する必要な具体的諸事項について審
議する。
保有個人情報の管理に係る重要事項の決定、
連絡調整を行うことを目的とする。
褥そう管理について
医療安全に係る必要な事項を定め、適切
な医療安全管理を推進し、安全な医療の
提供に資すること
査定減等を受けた診療の原因究明とその
対策について
関係医療機関等からの要請に適切に対応
し緊密な連携を図る事、関係医療機関等
の医療従事者との症例検討会等を通じ協
力して診療を進めること
外来診療の一層の向上を図り、もって適
正かつ円滑な管理運営をするために必要
な諸事項について審議する。
センターにて行われる入札案件について
審議する。
「独立行政法人の契約状況の点検 ・ 見直し
について、平成 21 年 11 月 17 日閣議決定」
に基づきセンターの契約の点検、見直し
を行う。
病床管理に関しての管理・運営・調整に
関する審議及び病床利用率向上への対応
策の検討
診療録等管理委員会
安全衛生委員会
個人情報管理委員会
NST 褥そう合同委員会
医療安全管理委員会
診療報酬委員会
医療連携運営委員会
外来委員会
契約審査委員会
契約監視委員会
病床管理委員会
総合内科部長
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
副院長
特命副院長
副院長
外来部長
副院長、医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精神診療部
長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、
手術部長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、リハビリテー
ション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、薬剤部長、看護部
長、リスクマネージメント部会長、副看護部長、感染管理認定看
護師、医療機器安全管理責任者、財務経理部長、総務課長、医事
室長、医事専門職、入院・外来係長
副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、
小児神経診療部長、
脳神経外科診療部長、総合内科部長、総合外科部長、放射線診療
部長、臨床検査部長、リハビリテーション部長、薬剤部長、臨床
検査技師長、診療放射線技師長、看護部長、副看護部長、財務経
理部長、企画経営課長、医事室長、医事専門職、入院・外来係長・
診療報酬指導係長、医事業務委託者、診療報酬顧問契約業者
副院長、医療連携室医長、医療福祉相談室長、医療社会事業専門職、
第一精神診療部長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神
経外科診療部長、総合外科部長、総合内科部長、精神科外来医長、
リハビリテーション部長、副看護部長、外来師長、在宅支援係長、
医事室長、医事専門職、医療連携室員
外来部長、小児神経診療部長、手術部長、理学療法部長、臨床検
査部長、診療科医長(4 名)、薬剤部長、副看護部長、
看護師長(2 名)
、
診療放射線技師長、臨床検査技師長、医療福祉相談室長、第一心
理療法主任、医事専門職、入院・外来係長、研究所事務室長、心
理指導部長
病院長、副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、外来部
長、総合内科部長、各診療科医長(10 名)、看護部長、副看護部長、
看護師長(9 名)、医療福祉相談室長、医事室長、医事専門職、入院・
外来係長
監事、外部有識者
特命副院長
監事
企画戦略室長
総合内科部長
総合内科部長、外科医長、総合外科部長、精神科医長、神経科医
師長、リハビリテーション科医長、看護師、薬剤師、臨床検査技
師、管理栄養士、言語聴覚士、事務職
企画戦略室長、副院長、総務課長、企画医療研究課長、外部委員
総務部長
総括個人情報保護管理者(総務部長)、個人情報保護管理者(各
研究所所長、TMC 長、病院長)、総務課長、文書管理係長
総務部長
副院長
副院長 財務経理部長 看護部長 財務経理課長 医事室長医事専門
職 診療記録管理係 薬剤部長 臨床検査技師長 臨床放射線技師長
第一精神診療部長 神経内科診療部長 小児神経診療部長 脳神経外
科診療部長 総合内科部長 総合外科部長 放射線診療部長 臨床検
査部長 リハビリテーション部長 第五精神科医長 第二神経内科医
長 第二小児神経科医長 データマネージメント室長 治験管理室長
医療安全管理係長 看護師長 2 名
総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者 3 名、産業医、安
全委員 1 名、衛生委員 2 名
司 会
組 織 構 成
入院・外来
係長
監査室長
財務経理課
入院・外来
係長
医事専門職
入院・外来
係長
医療安全
管理係長
栄養管理室
文書管理係長
職員係長
診療記録管理
係
書 記
第 4 月曜日
必要の都度
月1回
第 3 月曜日
必要の都度
毎月
最終金曜日
第 2 月曜日
年4回
随時
月1回
第 2 月曜日
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
副看護部長、教育担当看護師長、看護師長、副看護師長、看護師
副院長
教育担当看護
師長
看護師長
看護師長
企画戦略室長
副看護部長
認定看護師
副院長
副院長
精神障害者に対する適正な医療の提供、
特に精神保健及び精神障害者福祉に関す
る法律に基づく適正な行動制限実施等の
啓蒙と確認
院内教育企画運営に関すること。
実習指導に関する事項及び実習指導者の
教育研修
看護記録及び情報システムの運用に関す
ること。
看護業務に関する検討を看護倫理に基づき、
最新の医療状況に応じた看護業務全般の
改善、充実を図るための企画・運営に関
すること。
広報活動に関する重要な企画及び実施並
びに活動状況及び推進に関することを審
議する。
看護管理に関するテーマについて検討
各病棟における慢性呼吸器疾患看護につ
いての課題を見出し、水準の高い看護を
提供する。
患者教育プログラムの開発、普及及び臨
床スタッフの人材育成に関すること。
医療ガス設備の安全管理に関すること。
病院における迷惑行為への対応及び再発
防止に関すること。
行動制限最小化
委員会
看護教育委員会
実習指導委員会
看護記録情報システム
委員会
看護業務委員会
広報委員会
看護師長検討会
RST リンクナース会
患者教育プログラム
検討会
医療ガス安全管理
委員会
迷惑行為対策委員会
副看護師長
副看護師長
副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部長、副看
護部長、精神科病棟医長、精神科病棟看護師長、
医療福祉相談室長、
第一心理療法主任、医事室長、医事専門職、診療報酬指導係長
看護部長
病院における医療サービスの質の検討、
患者満足度調査の分析結果に基づく改善
策の検討等の事項について審議する。
医療サービス検討
委員会
副院長
副院長
副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、手術・中央材料部長、
麻酔科医長、医療安全管理係長、薬剤部長、副看護部長、手術室・
中央材料室師長、財務経理課長、第一契約係長、営繕専門職
副院長、第一病棟部長、第二病棟部長、外来部長、看護部長、副
看護部長、医療安全管理者、外来師長、医事課長
委員長
認定看護師
輪番
企画戦略室長
輪番
輪番
委員長
輪番
副院長
看護部長
副院長
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師、作業療法士
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師
副看護部長、看護師長
企画戦略室長(委員長)、総務部長(副委員長)
、神経研究所部長 2 名、
精神保健研究所部長 2 名、TMC 部長、IBIC 部長、CBT 部長、副
院長、副看護部長 1 名、医長 1 名、総務課長、人事課長、研究所
事務室長、企画経営課長、企画医療研究課長、情報管理室長、財
務経理課長、医事室長、広報係長、臨床研究顧問、情報システム
顧問
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師
副看護部長、看護師長(2 名)、副看護師長(3 名)
、看護師(7 名)
副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師
副院長、神経内科診療部長、第 1 精神診療部長、外来部長、総合
内科部長、財務経理部長、薬剤部長、総務課長、医事室長、副看
護部長、入院外来係長、
副院長、外来部長、精神科外来医長、看護部長、副看護部長、医
療安全管理係長、外来師長、医療福祉相談室長、医療福祉相談室
職員 1 名、総務課職員 1 名、医事職員 1 名
副院長
患者・家族からの相談及び苦情、要望に
適切に対応し、良質な医療を提供するこ
とを目的とする。
アドボカシー委員会
総合外科部長
総合外科部長
病院業務運用に特化した情報システムの
検討を行う。センター全体の情報システ
ム基盤・データ 2 次利用などの検討を行う。
副院長、医療情報室長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、
小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、手術部長、
総合外科部長、
リハビリテーション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、薬剤
部長、副看護部長、看護師長、医療安全管理係長、治験管理室長、
栄養管理室長、総務部長、財務経理課長、地域・在宅支援室長、
主任児童指導員、医療社会事業専門職、第一心理療法主任、情報
管理室長、企画医療研究課長、研究所事務室長、医事室長、医事
専門職
病院情報委員会
司 会
組 織 構 成
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
医事室長
整備係長
輪番
輪番
輪番
広報係長
輪番
輪番
輪番
輪番
医事専門職
入院・
外来係長
医療福祉
相談室
医事専門職
書 記
必要の都度
年1回
第3金曜日
(5・7・9・11・
1・3月)
第 3 木曜日
(年 7 回)
神経 5・10・12 月
精神 6・11・ 2 月
第 2 火曜日
必要の都度
第 2 木曜日
第 2 金曜日
第 3 水曜日
第 3 木曜日
第 1 月曜日
第 2 月曜日
月1回
月1回
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
201
202
精神保健計画
研究部長
副院長
企画戦略室長
疾病研究第四
部長
病院長
副院長
研究担当の副
院長(特命副
院長を含む)
副院長
当センターのミッションに照らして、歴
史資料館のあるべき姿の構想、立案に関
すること。
専門疾病センターを設置に関すること。
クリティカルパスの開発・実践研究に関
すること。
診療、研究、その他の業務の高度化及び
効率化を推進及び情報資産の適正な管理
を図るための必要な体制等の整備に関す
ること。
センター職員が行うヒト及びヒト由来の
試料を対象とした医学研究及び医療行為
について関連法律等の趣旨に沿って倫理
的配慮及び科学的妥当性が確保されてい
るがどうかを審査案件ごとに毎に整理し、
倫理委員会による審査を円滑にする。
レジデント及び専門修練医の募集、採用、
研修計画及び評価に関すること。
病院年報に関すること。
病院研究発表会に関すること。
センター敷地内等の禁煙に関すること。
病院で行われる臨床研究・医師主導治験
が安全かつ円滑に進められるように、手
順の確認・指導、実施病棟の調整、各関
係部門の調整等を行っている。
障害者総合支援法に基づく療養介護及び
医療型障害児入所支援サービスの適正か
つ効果的であって安全な運営を図る。
歴史資料館開設準備会
専門疾病センター
審査会
クリティカルパス
委員会
情報委員会
倫理事前審査委員会
レジデント委員会
病院年報編集委員会
病院研究発表会運営
委員会
禁煙問題検討会
病院臨床研究推進
委員会
障害者総合支援法運営
委員会
副院長
副院長
副院長
委員長
審 議 事 項
会議(委員会等)名
副院長
副院長、医事室長、栄養管理室長、検査部長、リハビリテーショ
ン部長、手術部長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、小児
神経診療部長、放射線診療部長、外来部長、精神科医長、一般科
医長、薬剤部長、看護部長、副看護部長、精神科病棟看護師長、
一般病棟看護師長
副院長
副院長、総務部長、疾病研究第四部長、薬物依存研究部長、第一
精神診療部長、副看護部長、総務課長
療育指導室長
副院長
副院長、医局長、医長(2 名)、理学療法士長、臨床検査技師長、
医療福祉相談室長、副看護部長、看護師長(2 名)、副看護師長、
研究係長、第一契約係
副院長、副看護部長、小児神経診療部長、財務経理課長、医事室
長、療養介護及び医療型障害児支援サービスを提供する病棟の医
師、及び看護師長、療育指導室長、主任児童指導員、主任保育士、
医療福祉相談室長、医療社会事業専門員
副院長
副院長、特命副院長、第一精神診療部長、外来部長、看護部長、
薬剤部長、総務係長、入院 ・ 外来係長、企画戦略室
研究担当の副
院長(特命副
院長を含む)
病院長
病院長、副院長、外来部長、第一精神診療部長、第二精神診療部
長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、
総合内科部長、総合外科部長、手術・中央材料部長、放射線診療
部長、臨床検査部長、リハビリテーション部長、教育・研修室長
院長、特命副院長、特命副院長、副院長、看護部長、外来診療部
長、臨床研究推進部長、企画医療研究課長
倫理委員会
疾病研究第四部長、薬物依存研究部長、疾病研究第一部長、司法
精神医学研究部長、臨床検査部長、神経内科医長、TMC 倫理特
任研究員
企画戦略室長
副院長
副院長、TMC センター長、外来部長、第一精神診療部長、神経
診療部長、看護部長、神経研究所長補佐、精神保健研究所長補佐、
医事室長、企画医療研究課長
企画戦略室長、神経研究所、精神保健研究所、病院及び訪問看護
ステーション代表者各 2 名、TMC、MGC、IBIC 及び CBT センター
代表者各 1 名、総務部、企画経営部及び財務経理部代表者各 1 名、
企画医療研究課長、情報管理室長
精神保健企画
研究部長
司 会
副院長、特命副院長、臨床研究支援部長、看護部長、精神保健計
画研究部長、総務課長、企画経営課長、財務経理課長、疾病研究
第四部、流動研究員
組 織 構 成
主任児童
指導員
|
総務課
副院長室
副院長室
企画医療
研究課
倫理委員会
事務局
情報管理室
看護部
企画医療
研究課
総務課
書 記
第 2 木曜日
第 1・第 3
金曜日
必要の都度
必要の都度
必要の都度
必要の都度
原則月 1 回
月1回
月1回
必要の都度
月1回
(第 2 月曜日)
開 催 日
Ⅶ その他
1 会議及び委員会一覧
独立行政法人
国立精神 ・ 神経医療研究センター
2014 年度 病院年報(第 28 号)
発 行
発 行 者
編集委員長
印 刷
2015 年 9 月
水澤 英洋
中込 和幸
有限会社 新和印刷
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院
〒187-8551 東京都小平市小川東町 4-1-1
電話 042-341-2711
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