41号

第
41
号
2013 年 8 月 1 日
小
山
ば
ら
会
目 次
春のばら展
春のばら展始末記
会長 坂 井 幸 子
2
テーマコーナー『ばらと芸術家』
ピカソに夢中 画家と作家のバラたち
野原 佳子
3
音楽に関係するバラ
軽部志保子
4
その他の芸術家 ばらの微笑
島田貴美枝
5
グループアレンジ
フランス画家の傑作 19世紀の印象派達
和久井澄江
6
春の輝き グランデアモーレ
小島さよ子
7
アレンジを楽しんで
石崎寿美江
8
春のばら展は三人一緒にいろいろと
津村 光枝
9
私の好きなバラ
平木小百合
9
写真部作品
11
ばら展報告
山口 寛子
11
栽培情報
研究会の記録
接ぎ木:穂木を台木(ノイバラ)に芽接ぎする
本田 賢
加 藤
親
13
春の剪定
鈴木 武吉
13
新苗の植付けと鉢作りについて
加 藤
親
14
薬剤
山口 寛昌
14
道の駅ばら園撮影会
中里 哲郎
14
夏の手入れとST台木作り
加藤 親 本 田 賢
15
平成25年度 道の駅思川ばら園の手入れ
本田 賢
15
オープンガーデン
オープンガーデンデビュー 学び、気づきある機会に感謝!!
小林 一則
16
オープンガーデン巡り
橋本 利江 簗 島 桂 子
17
ガーデンめぐり
星野 和江
18
中央公民館まつり
小山市立中央公民館まつりに参加して
沼 部チ ヱ子
19
見学記
軽井沢タリタセン、レイクガーデン
根岸 絢子
20
ザンガーハウゼンのロザリウム
山口 寛子
21
随想
寄稿 昔はこんなことをやっていた
京成バラ園芸 (株) 鈴 木 満 男
23
私達にとっての『鈴木省三生誕100年記念祭』
大橋 総子
25
私のばら作り
私のばら作り
多賀谷郁子
26
わたしのばら作り
山田 勝義
27
母からのバトン
櫻井 博子
28
会からのお知らせ
29
会合報告等
秋のばら展
表紙
題字「薔薇」
篆書作者 大橋 正守 氏
写真「スブニールドアンネフランク」
栽培 撮影 田中美代子
1
春のばら展
春のばら展始末記
会長
坂井
幸子
春のばら展は、5 月の第 3 週か 4 週の金土日の 3 日間、道の駅思川評定館で開催されることは、
毎年の決まりごとになっているのですが、
どちらの週にするかが迷うところで、
今年は第 4 週の 24、
25、26 日の 3 日間にしました。本音を言うと、17、18、19 日の方が花の状態は格段に良かった気が
しております。冬の寒さが例年以上に厳しく、梅の花が 3 月になってから咲き、桜の花が 3 月中に
満開になってしまった年でした。雨が少なく、5 月のばら展までの季候は気温の高低差が大きかっ
たものの、バラの病気はあまり出ず、どこの会員の庭のバラも近年になく大きな花が咲き、花付き
もよく、美しかった様子でした。そんな花の状態で、春のばら展の幕が揚がりました。評定館の前
には 10 時開場を待つお客様の行列ができていました。
10 時、いよいよ春のばら展のオープンです。ようこそ、春のばら展へ!
室内展示
今回のテーマは『ばらと芸術家』です。
グループアレンジを作家・画家、音楽家、その他
の芸術家の 3 つに分けました。それぞれのグループ
が感性豊かな独創的な作品を作り出しました。ピカ
ソの絵画をバラの花で描いた作品や、壁に飾ったバ
ラの花の音符等を展示した中に、道の駅のご厚意で
会場内にクラシックの楽曲を流していただき、ムー
ド満点のバラの芸術家が総出演で舞台である会場
が盛り上がりました。その他の展示もアーチやトレリスを巧みに使い、つるバラを飾り、春ならで
はの展示が見られ、会場はバラの香りと人々で満ち溢れておりました。
ばら展の中央テーブルに、第 1 回となる「平成 24 年度開運のまち『おやま』景観賞
景観まちづ
くり活動部門」で小山ばら会が奨励賞をいただいた額を展示しました。道の駅思川と市役所前に植
栽し手入れしている小山ばら会の活動が認められ、受賞したものです。小山市では今後、毎年「開運
のまち『おやま』景観賞」を企画していく予定だそ
うですので、会員の方々も「まちなみ部門」に応募
されてはいかがでしょうか。
屋外展示
3 日間お天気に恵まれ、今回の春の展示は出品鉢
も数多く、スタンダードの鉢や大小様々な鉢の出展
があり、楽しい展示となりました。
昨年から会員に呼びかけ、作っている 5 号鉢によ
2
る展示も少しずつではありますが、出展数が増えて
きており、これからが楽しみな展示コーナーになる
のではないかと思います。
屋外で行う公開講座は今回も本田さんが講師を
してくださいました。毎回大勢の参加者があり、い
つものことながら、バラの栽培に対する関心の深さ
が感じられました。参加者がばら会に入会してくだ
さるのを期待しているのですが、なかなか難しいで
す。
昨年 25 周年記念展で道の駅思川ばら園の看板を作る計画があったのですが、ばら園の場所が将来
変更されるかもしれないので計画を変え、倉庫を作
っていただきました。道の駅農園がある場所で、ば
ら会専用の倉庫です。今回のばら展から全ての器材
を移し、千駄塚から運ぶ不便さから解放されました。
バラの消毒に使う噴霧器以外は全部農場の方の新
設倉庫に収容してください。
準備を含め 4 日間、本当にたいへんでしたが、無
事終了いたしました。お疲れ様でした。
テーマコーナー『ばらと芸術家』
ピカソに夢中
作家と画家のバラたち
野原
佳子
今年は、春のばら展で、私達のグループはテーマコーナーの作家・画家を担当しました。メイン
は、作家や画家の名前の花を花瓶に生け、大きな作品としてピカソの顔をバラで生けてみました。
最初はどうやったらピカソの顔になるのだろうかと、とても不安でした。それは私が準備会に一
度も参加しなかったためです。多賀谷さん、中村さ
ん、毛塚さん、宮田さんの 4 人で、「作家・画家の
名でアレンジ、画家ならピカソね。」と、ドラ・マ
ールの肖像に決めたそうです。カラーコピーされた
肖像画を中村さんがトレーシングペーパーで顔の
パーツをとてもわかりやすく作ってくれました。ミ
ニバラを沢山持ち寄り、ドラ・マールの肖像の顔は
5 色のミニバラで作りました。ピカソの髪の毛はバ
3
ラではなく、細い草の葉『ベアグラス』を使いました。オアシスの上に置いたピカソの顔に次々と
ミニバラを生けていきました。眉、目、唇は鈴木さん、櫻井さんのアイデアで良いパーツができま
した。かなり時間がかかりましたが、グループの皆さんのパワーで、ピカソができあがりました。
後は勢いに乗って、額縁部分を赤、黄色の大輪バラで飾りました。
春のばら展は 3 日間で準備を入れると 4 日間になります。
今年は 5 月なのにとても暑かったので、
バラの花がもつように、朝一番で会場に来た時にみんなで霧吹きをしたり
水やりをしたりしました。3 日間ともお天気で、観覧者もたくさんご来場
されました。バラでできたピカソの顔も崩れることなく、無事にばら展を
終わることができました。
私は小山ばら会に入ることができて、とても光栄だと思います。バラで
はまだまだ初心者の私にも、ばら会の皆さんはやさしく接してくださって、
とてもあたたかいなと思いました。諸先輩の皆さんのバラに対する熱意と
集中力、創造力、どれもすばらしくパワーを感じます。丹念に育てられて
いるから、バラはきれいに咲けるのだなと感じました。私も、皆さんのパ
ワーに負けないように、これからもバラ作りに励みたいと思います。
出品花:ピエールドロンサール
ルージュピエールドロンサール
スブニールドアンネフランク
ギドモーパッサン
担当者:多賀谷郁子
エブリン
パットオースチン
鈴木英世
大和田廣子
エル アルフォンスドーテ
アイスバーグ(シュネビッチェン)
モーリスユトリロ
櫻井博子
野原佳子
レオナルドダビンチ
毛塚みどり
中村知子
宮田ケイ子
音楽に関係するバラ
軽部
志保子
今回は、鈴木啓さん、中新井さん、石川さん、青木弘さん、倉持さん、岡田さん、軽部のグループ
アレンジでした。
音楽関係のバラ
がテーマでした。「テーマを与えられると、とても難しく困
難度が毎回増すよね‥」などと言い合っていたら、中新井さんが「五線譜にバラを音符にして飾っ
たらどうか」とアイデアを出してくれました。石川さんが「家に板があるので五線譜を作ってくる」
と申し出てくださり、何人かの音楽家の写真も飾る
ことにしました。
5 月 23 日 10 時に鈴木さんの家の庭に集合。どの
バラも満開でウットリです。音楽関係のバラやグリ
ーンを切らせていただき、道の駅の会場に向かいま
した。
板に五線譜は黒色を塗った細竹で、ト音記号は縄
で作ってあり、『ロシアの踊り』という曲の 4 小節
4
を赤のミニバラを音符にして、オアシスを入れたヤクルトのビンで水分を保ち、壁面中央に飾りま
した。ドレミの順にバラを飾れるよう、孟宗竹の長さを違えて切ってありました。作曲家、歌手、
指揮者等音楽関係の由来のバラを中央に並べて飾りました。
五線譜や孟宗竹の花器の作成には石川さんのご主人も手伝って
くださったそうで、その工夫に感心、感謝です。チャイコフスキ
ー、ヨハンシュトラウス、モーツアルトは沢山の花を籠に豪華に
アレンジし、作曲家の写真入り小額を立てました。
渡辺美里さんに捧げられたバラ『シャンテロゼミサト』の鉢も
飾り、倉持さんの ST リトルアーチストとレインボーズエンドが同じ台木に出ているのも皆に不思議
がられました。岡田さんがバイオリンを持ってきて飾り、音楽のコーナーになりました。
中央窓際のコーナーも受持ちで、ジキタリスとバラのマッチングで
夏のおとずれ
という題ピ
ッタリにできました。
使用のバラはテーマコーナーが、ジャクリーヌデユプレ、チャイコフスキー、マリアカラス、モ
ーツアルト、ヨハンシュトラウス、ラプソディインブルー、シャンテロゼミサト、ニューアベマリ
ア、ベンジャミンブリテンなど。アレンジコーナーがルージュピエールドロンサール、ロイヤルハ
イネス、テスオブダーバーヴィルでした。
音楽関係のバラの種類が少ないため、大橋さん、大嶋さんより数種のバラをいただき、華やかに
飾ることができました。ありがとうございました。
担当者:鈴木啓子
中新井幸江
石川良枝
青木弘子
その他の芸術家
倉持里子
岡田美恵子
軽部志保子
ばらの微笑
島田貴美枝
テーマは『ばらと芸術家』。私たちのグループはその他の芸術家でしたが、ミーティングでは「俳
優もその他の芸術家よね」ということで俳優に因んだバラを使うことにしました。ところが、今年
はバラの開花が早く、5月中旬で俳優に因んだバラは満開の状態で、それらのバラを多く集めること
ができませんでした。テーマからは逸れることになりますが、今咲いているバラを工夫して使うし
かないとの共通の意見でした。
メインのアレンジは、ピンク系のジェームズギャ
ルウエイ、アブデル、ポイントに青系のブルーバユ
ーを使い、副材や他の色を使わずに上品な色合いに
仕上げました。このアレンジは会員の方のみならず
一般の方にも目を引いたように思います。
二つ目はレオナルドダビンチを使いましたが、こ
のバラは色味が強く他のバラとのバランスが難し
かったのですが、チャイコフスキーや和音のバラ、
5
副材のグリーンやスモークツリーの花を使い、上手くトーンダウンさせることができました。
三つ目はグラハムトーマスを小ぶりに使い、素敵な花器とのコラボもGoodでした。背後のラティ
スには3種類のつるバラを這わせましたが、どれも今にも散りそうなくらいに満開で4日間もつかと
心配でしたが、何とか耐えてくれました。
とりあえず持ち寄ったバラでのアレンジという、出たとこ勝負
の賭けにしては上手くまとめられたと思います。テーマを表現す
るのは大変難しいことですが、一人一人がアイデアを出し合えば
何とかできる!ある意味私たちも芸術家なのでは?と思っちゃい
ました。
担当者:
渡辺章子
伊藤美千代
島田貴美枝
菊池良子
関美枝子
千葉光子
グループアレンジ
フランス画家の傑作
19 世紀の印象派達
和久井
澄江
今回のテーマは『ばらと芸術家』ということで、東京丸の内、三菱一号館美術館で開催された「奇
跡のクラーク・コレクション」(ルノアールとフラ
ンス画家の傑作)での感動を、担当になった welcome
コーナーで表現しました。この美術展はアメリカ屈
指の印象派コレクションで知られるクラーク美術
館の名品のうち、19 世紀フランス画家の 73 点の選
りすぐりの展示でした。作品一点、一点、ゆっくり
ていねいに解説文を読みながら鑑賞して行くと、オ
フホワイトの背景にクラシカルなロゼット咲きや
カップ&ソーサー咲きのバラがふっくらとブラウ
ンの器に飾られた一画に足が止まりました。作者名「アンリ・ファンタン=ラトゥール」
。作品名「鉢
と皿に生けたバラ」
(1885 年作)
・・・え!ファンタンラトゥール?ファンタンラトゥールはバラの
名前ではなく画家の名前なの?オールドローズでソフトピンクのファンタンラトゥールの花は知っ
ていましたが、その名は画家の名前だったことをこの時知り、とっても感動いたしました。バラの
花を描かせたら右に出るものはいないと言われる有名な画家だと後で知りました。
買い求めてきた「鉢と皿に生けたバラ」の絵葉書を基にグラハムトーマス、ヨハンシュトラウス、
チャイコフスキー、ジェーンオースチン、LD ブレスウエイト等のイングリッシュローズで原画の様
にほんわり感を出しながらテラコッタの鉢に生け、高足のスタンドにセットしました。もう一点は、
エドゥアール=マネの「花瓶のモスローズ」。この絵画も展示されており、バラの歴史を感じさせら
6
れました。この絵に似た器を探し、十六夜バラを飾り、135 年前にマネが
描いた一画を真似して生けてみました。そして、そのバラのアレンジの横
に買い求めてきた絵の写真を置き、お客様にこのコーナーの想いが伝わる
ようにしました。さらに曽我部さんが写真の解説パネルを作ってくださり、
木製トレリスの空間を埋めることができました。足元には、れんげ、ほほ
えみ、レッドカスケード等のミニバラの鉢と、ホスタやジキタリスの緑、
アンチューサータッセルブルーでさわやかさを演出ししました。田中さん
がファンタンラトゥールでアレンジを造り添えてくれ、松本さんが受付の
コーナーをかわいい感じに飾り、気配りの飯野さんは道具の運搬等に大きく貢献してくれ、初めて
私達の班がグループアレンジに参加することができ嬉しく思いました。
担当者:田中美代子
和久井澄江
松本浩子
春の輝き
飯野喜代子
グランデアモーレ
小島
さよ子
私達のグループアレンジは当番で担当するので、初めて私の番になり不安でしたが、皆さんが「協
力するから大丈夫」と力強い言葉をくださり、とても嬉しかったです。
今年はバラの開花が早く、私が思い描いていたバ
ラも咲き終わり途方にくれていたとき、庭の条件の
悪い日陰のピエールドロンサールの何とも言えない
色合い、花の美しさにしばしば見とれてしまいまし
た。そして、グリーンカラーと昨年会津駒ヶ岳に登
ったときに田島の道の駅で買った種をまいて育てた
ジャンボニンニクの花茎も花材に使いました。
ばら展の当日アレンジに水を足しに行ったら、な
んとジャンボニンニクがいい具合に曲がってアレン
ジを引き立てていました。
「あなたも自分の置かれた場所で精一杯輝いて、他の人をひきたてるのよ、
まだまだね」と囁かれた気がします。
下の段はラバグルート、フラワーガール、ローゼンドルフシュバリーホップとホスタを使用し、
全体をまとめる感じにしました。
グランデアモーレ は、出井さんが大きな愛の花を花束で表
現してくださり、華やかにそして情熱的にラブ、ハーモニー、マ
ダムミユキ、エリナ、アブラハムダービー、王朝を手際よく飾っ
てくださいました。
〝いつ輝くの?バラも私達も今でしょう〟
担当者:
出井寿子
小島さよ子
橋本利江
簗島桂子
7
アレンジを楽しんで
石崎
寿美江
「石崎さ∼ん!今年もばら展のアレンジのお手伝いをお願いします…」と声がかかり、会長率い
るアレンジメンバーは、沼部さん、渡辺さん、野崎さん、星野さん、今回初参加の稲林さん、そし
て私、石崎です。
ここで少し私の自己紹介をさせていただきます。
私は、ばら会に入会させていただいて、5年以上経
ちます。バラとの出会いは、興味を持ったアロマテ
ラピーからでした。色々な精油の成分を調べていく
うちに、バラの精油の成分が素晴らしいことを知り、
難しいからと諦めていたバラを育ててみたいと思
うようになりました。バラを育てるのだったら、父
の知り合いの素晴らしいバラ園をと紹介されたの
が、会長宅のバラ園でした。個人宅のバラ園でもこんなに素晴らしくできることを初めて知りまし
た。そして、ばら会にも入会させていただきました。我が家の小さなローズガーデンは、マンショ
ンの下にあり、住んでいる皆さんを気にしながらの育成ですので、なかなか思うようにはできませ
ん。そんな状況の中で育つ我が家のバラですが、春になると何十枚もの花びらを付けて咲くのを見
る時、我が家のお庭で咲いてくれてありがとうと愛おしく、バラを育てていて良かったと思います。
今回のばら展では、メンバーの皆さんが優しく私を迎えてくださり感謝しています。そんな優し
い方のお庭で咲くバラは、その方と同じ様に素敵なバラなのはもちろんのこと、優しさも兼ね添え
た美しさがあるように見えます。そして今回急に使用できることになったメインのアーチは、会長、
沼部さん宅のつるバラを見事に飾ることができました。アーチの下には、全体のシンボルとなるよ
うに渡辺さん持参の花器を使用し、ゴージャスに目立つようにバラを飾りました。その豪華さにう
っとりする程でした。足元には、沼部さんの鉢と花や草が咲いているように飾りました。
また、三つのテーブルを飾る大きな花籠を作りました。
スプリング
春うらら
薫る五月
ホワイト・
とテーマを決めアレンジしました。これらも持ち寄ったバラすべてを使用して、かな
り存在感のある花籠になりました。会長のOKサインをいただいて、今年も楽しみながら素敵にアレ
ンジすることができました。
また私事になりますが、5月25日は両親の結婚記念日でした。ばら展の数日後、このバラの咲く時
8
期に、近くで素敵なバラを母に見せたいと思い、沼部さんの息子さんのお店へ両親とお友達と四人
で行きました。そのお店は、昼はコーヒーを飲みながらバラ園の鑑賞会ができるのでとても母に喜
んでもらえ、素敵なお庭に私たちは癒されました。帰りには、お祝いにとバラとカードを頂いて感
動して帰りました。本当にありがとうござました。
バラを通して様々な物語が出来ます。これからもどんなハッピーなことがあるか楽しみです。
担当者:坂井幸子
沼部チエ子
渡辺京子
野崎英子
星野和江
稲林節子
石崎寿美江
春のばら展は三人一緒にいろいろと
津村
光枝
ばら展ではいつも花のタイミングが難しく、花を
集めるのに苦労していましたが、今回も「咲かない
で」と言っているのに、蕾は次から次へと開いてし
まい、がっかりしてしまいました。それでも準備当
日は、前日より三人で見て回り検討しておいたバラ
と草花を持ち寄り、担当の奥のコーナーに 2 枚のト
レリスを組み立てることから始めました。
つるバラは、庭から切り離すと表情が変わってし
まい、花の向きを定めるのは難しく、頭上での取り
付けは重さとトゲとの戦いで、たいへんな作業となりました。まず、ちょうど咲きそろった春風を
中心にサマースノー、安曇野で中央の花器を取り囲むように絡ませ、花器にはラマルセイエーズ、
ソニア、ゴールドバニー、ブルームーン等を飾り、最後に鉢物で
完成させました。
今回初めてのトレリスを使っての作品づくりとなり、どうなる
ことかと、とても不安でした。でもお二人の配置と手際の良さに
は本当に感謝です。ありがとうございました。
今回の春のばら展は愉快な思い出と大きな作品が残り、とても
楽しかったです。
作品名は
艶やかなひととき
担当者:渡辺久栄
八島夕紀子
です。
津村光枝
私の好きなバラ
平木
小百合
5 月に入ってからとても良い天気が続き、どんどんバラが咲き始め、ばら展の頃はどうなるのかし
ら?と心配でしたが、会員のお庭からはいろいろな色と香りのバラが集まりました。26 日の投票日
9
までに 33 名の会員の参加があり、コーナーのテーブルも賑やかになり、ホッとしました。
来場されたお客様は自分の好きな一枝を探しながら、投票を楽しまれている様子でした。今回も
投票の呼びかけやプレゼント用アレンジ作りなどに、会員のご協力をいただきました。
人気投票の結果は、次の表のとおりです。
No.
品種
出品者
好きなところ
投票結果
1
デンティベス
出井 寿子 赤いシベが美しい
第1位
2
しのぶれど
田中美代子 色と香りの調和
第2位
3
ローラ (HT)
山口 寛子 朱のすばらしい色
第3位
4
ローゼンドルフシュバリースホップ
坂井 幸子 花が沢山咲くこと
以下順不同
5
エレナ
坂井 秀伸 気品ある色、形
6
エブリン
毛塚みどり ロゼット咲きで好きです
7
タイタニック
和久井澄江 色と香り、いいでしょ・・・
8
ニューウェーブ
中新井幸江 やさしいウェーブ、香り、色の変化も楽しい
9
アンネフランク
中新井一彦 庭の元気印
10 エルフ (FL)
大嶋登茂子 やさしい雰囲気
11 バロンジロードラン (CL)
中村 知子 白縁のフリルが可愛いです
12 イングリッドウェーブル (FL)
多賀谷郁子 可愛い赤が心を豊かにします
13 黒蝶 (FL)
多賀谷公久 ロゼット咲きが素晴らしい
14 サハラ 98 (CL)
山口 寛昌 きれいな黄色、よく咲く
15 ベルサイユのバラ
鈴木 啓子 あこがれのまと、すてきなバラです
16 パーマネントウェーブ
南 知英子 半八重の古い品種
17 スカーレットクイーンエリザベス
沼部チエ子 目のさめるようなすばらしい色
18 ナエマ
居相 晴美 やさしい香り
19 クロッカスローズ
大橋 総子 色あい
20 ダブルダライト
島田貴美枝 色あい
21 エリザベステーラー
荒川 藤江 色と形の良さ
22 アイスバーグ
玉野 雅子 花つきが良くていつまでも楽しめる
23 ロイヤルサンセット
鈴木 英世 咲いた時のグラデーションが美しい
24 ウェスターランド (CL)
茂呂居文江 色が変わっていく所
25 プリンセスミチコ (FL)
根岸 絢子 優しいオレンジ
26 クラハムトーマス
平木 晶治 カップ咲き、ティーローズの香り
27 シャリファアスマ
平木小百合 濃厚な香りとピンクの花びら
出品表の回収時に 出品カードが6枚回収できませんでした。
担当者:岡田美恵子
茂呂居文江
田島由喜
居相晴美
10
千葉光子
南知英子
平木小百合
写真部作品
石川良枝
和久井澄江
鈴木啓子
山口寛昌
曽我部二郎
本田賢
鈴木英世
中新井一彦
小野原久夫
中里哲郎
ばら展報告
山口
1.
開催日時 : 2013 年 5 月 24 日(金) ∼26 日(日)
2.
開催場所 : 道の駅思川
3.
出品物
: 切り花
約 1,500 本
バラ鉢
その他の鉢
*テーマ『ばらと芸術家』
画家・作家、音楽家、
その他の芸術家の
3 グループ
10 カ所
*個人アレンジ
*私の好きなバラ
*切り花、アレンジ販売
*ばら会活動写真、写真部作品
5.
10:00∼16:00
小山評定館
4. 屋内展示
*グループアレンジ
寛子
屋外展示
*スタンダード等各種鉢
*新苗、鉢の販売
11
個人アレンジ 16 個 グリーン等副材
6.
コンテスト
房咲種
最優秀賞
大嶋登茂子
ホットココア
金賞
山口 寛昌
ラバグルート
銀賞
渡辺 章子
沼部チエ子
ブラスバンド
ジュビレドプリンスドモナコ
ジャルダンドフランス
レイチェルボウスライアン
大橋 総子
エルフ
坂井 幸子
野原 佳子
ジャルダンドフランス
パーマネントウエーブ
センチメンタル
ニコル
和久井澄江
ピンクアイスバーグ
中新井幸江
銅賞
佳作
坂井 秀伸
一輪花
二輪花
最優秀賞
坂井 幸子
ピンクパンサー
坂井 秀伸
薪能 ラマルセイエーズ
金賞
坂井 秀伸
サマーホリデー
出井 寿子
エリナ
銀賞
沼部チヱ子
ブルグント81
中新井一彦
マダムヴィオレ
中新井幸江
ジェミニ
沼部チヱ子
グランデアモーレ エリナ
本田 賢
ブルグント81
中新井幸江
希望 メイドオブオーナー
根岸 絢子
モンパルナス
鈴木 啓子
ローズデカルトバン
銅賞
佳作
出井 寿子
エリナ
本田 賢
ミスターリンカーン ブルグント81
中新井一彦
オクトバーフェスト
渡辺 章子
ブルグント81 大文字
大橋 総子
グランデアモーレ
大嶋登茂子
エモーションブルー
南 知英子
ファーストレディA
大橋 総子
ブラックティ マダムヴィオレ
7.
公開講座:26 日 11:00∼12:00 (屋外)
8.
中央公民館サークル共催講座:25 日 13:30∼15:30(屋内外)
9.
参加者
81 名
渡辺 章子
坂井 秀伸
坂井 幸子
根岸 絢子
沼部チヱ子
多賀谷公久
多賀谷郁子
山口 寛昌
山口 寛子
曽我部二郎
曽我部寿美子 村田 清
渡辺 京子
鈴木 英世
増淵 伯美
鈴木 武吉
南 知英子
小林 絢子
佐藤 洋子
平木 晶治
平木小百合
守矢 昭吾
大橋 総子
山田 勝義
江崎佐千代
出井 寿子
本田 賢隆
小林 英貴
日野 賢一
日野奈々子
鈴木 啓子
中新井一彦
中新井幸江
渡辺 久栄
野崎 英子
荒井きみ子
小島さよ子
大嶋登茂子
田中美代子
寺田 善春
石川 良枝 岡田美恵子
橋本 利江
簗島 桂子
荒川 藤江
加藤さとみ
青木 弘子
軽部志保子
倉持 里子
島田貴美枝
津村 光枝
阿部 正行
石崎寿美江
星野 和江
八島夕紀子
伊藤美千代
加藤 親
前田シズ江
中里 哲郎
和久井澄江
茂呂居文江
菊池 良子
川端 勝雄
大和田廣子
櫻井 博子
田島 由喜
中村とも子
水野 光章
関 美枝子
毛塚みどり
居相 晴美
中村 知子
熊谷 靖之
稲林 節子 小野原久夫
野原 佳子
飯野喜代子
松本 浩子
宮田ケイ子
千葉 光子
中村 俊夫
12
栽培情報
研究会の記録
1 月 12 日
接ぎ木:穂木を台木(ノイバラ)に芽接ぎする
担当
本田
賢
加藤
親
接ぎ木については会誌 2012 年 8 月号山田勝義さんの資料を参考にしてください。とても解かりや
すい内容です。接ぎ木の成功率も回を重ねるごとに上昇。昨年参加された会員の 8 割?が芽接ぎ活
着に成功されたようです。今回は、加藤親さんに協力してもらい、実技作業を中心に進めました。
接ぎ木は、要領さえ解かれば簡単です。特に女性の方は器用なので成功率は高くなるでしょう。接
ぎ木してひと月すぎると、芽の部分が黒くなったり、台木が黄色くなって、最後には枯れてしまっ
たことがあると思います。接ぎ木後は挿し木の苗を育てるように気配りが必要です。また接いだ所
から芽がなかなか出てこない場合は気長に待つことです。一年遅れて思いがけない芽を見ることが
できます。失敗しても台木さえ生きていれば、いつでも接ぎ木はできますので、何回でもチャレン
ジしてみましょう。
1 月 26 日
春の剪定
担当
鈴木
武吉
恒例の春の剪定は、毎年1月の第 4 土曜日に開催されており、今年も1月 26 日(土)に会員多数の
ご参加をいただき行なわれました。今年の剪定の目標を、
「強剪定」にしました。
「強剪定」とは、通常四季咲き性のバラは、第一節の上部に目標を置いた剪定を行いますが、さ
らにその下、つまり第一節の下部で剪定することだと考えています。この剪定を行なうには条件が
あります。生育が良いバラであること、それに植えてから 5 年以上経過していること等です。勿論
これは一部のバラに対し行なったものです。はたして、その結果は春のばら展で問われることにな
るわけですが、今年の春のばら展ではバラたちは十分に魅力的に咲き誇っていました。一安心しま
した。
13
4 月 13 日
新苗の植付けと鉢作りについて
担当
加藤
親
4 月 13 日(土)、2013 年度活動の一環として講習会を開催いたしました。大勢の会員さんの参加を
いただき、ありがとうございました。
講習内容は、会誌 40 号での「私のばら作り」に添って行いました。特に、鉢作りの場合は、休眠
期の植替時期の作業が一年の成果を問われるかと思います。
いろいろとご質問もあり、会員さんそれぞれの作業方法もあるかと思いますが、私の作業方法も
一案として参考にしていただけたらと思います。
その他、芽接ぎの話もさせていただきましたが、楽しみにしております。
4 月 28 日
薬剤
担当
山口
寛昌
今回は日本ばら会「ばらだより」に掲載されたバラ用薬剤一覧の内容を確認し、殺菌剤の分類を
復習の後、梨農家の使う薬剤の 2011、2012 の比較をしてみました。相変わらず、黒星病への対応は
殆どが予防剤によるもので、2012 では黒星病への
ハスモンヨトウ、オオタバコガ日ごと捕獲数
7
集中治療の項目が消えていました。また最近出た
しました。最後に、我が家で 3 年間数えたハスモ
ンヨトウ、オオタバコガのフェロモントラップに
6
1000
5
2011捕獲数
約15,000頭4
2012捕獲
2011捕獲
2010捕獲
頭数
薬剤(コルト、プレバソン)について薬効を検討
2012捕獲数
約13,000頭
3
500
2
よる捕獲数の傾向について報告しましたが、大幅
1
な減少は見られませんでした。隣接する野菜畑の
影響が大きいのかも知れません。
5 月 11 日
0
7月1日
0
8月1日
9月1日 10月1日 11月1日 12月1日
道の駅ばら園の撮影会
担当
中里
哲郎
5 月 11 日 (土) 7 時より道の駅思川ばら園で写真撮影会を催しました。朝早くにも係わらず多くの
方が参加されました。今年のバラは例年になく早く咲き誇り、写真撮影には絶好の日でした。
10 時よりプロジェクターにより撮影した写真を鑑賞しました。
一般的に写真は光と影の芸術と言われています。印象的に撮影するには主役と脇役を探し、主役
がより輝く場所を探します。一つの方法として脇役をぼかして主役を際立たせることです。ばら会
に所属している人のカメラはコンパクトデジカメ(この後はコンデジと表記))が主です。通常コンデ
ジは評価測光(画面全体を分割して評価し、露出を決定する) に設定しています。カメラ本体が露出
値を探し失敗しないよう撮影を手助けしてくれます。ですから、誰でもシャッターを押すだけでそ
れなりの写真を撮影することができます。人よりも、もっと印象的な写真を撮りたいのであれば工
夫する必要があります。時間をかけることで混雑する人を消したり、川の流れを霧状にしたりする
14
ことができます。スポット測光(部分測光)では、より狭く、周りがどんなに明るかったり暗かっ
たりしても、中央にあるもののみで露出が決定されます。逆光撮影に適しています。一般的なコン
デジは測光モードを選択することができますので、中央部重点に変更してください。コンデジによ
ってできること、できないことがありますのでマニュアルを参照してください。
6月8日
夏の手入れとST 台木作り
担当
加藤
親
本田
賢
恒例になりました台木作りも、今回は新しい会員さんも入会され、あらためて、スタンダード仕
立てに対する意気込みが伺えました
台木の芽取りに始まり、プランターでの挿し木の場合は、下層に赤玉土(中)を 3cm 位いれて、残
りは、市販品の用土を使用します。芝の目土(70%)と、さし芽の用土(30%)を混合して使用します。
散水は毎日欠かさず、挿し木は固定して下さい。置き場は、日陰にしてください。
台木の色が茶色、黒色にならない限り、20 日程で成功します。私の場合は、この時点で 4∼5 号ポ
ットに移植して芽つぎの時期まで管理します。芽つぎの時期までがんばりましょう。
平成 25 年度 道の駅思川ばら園の手入れ
本田
実施日
曜 天
月 日
日 候
使用薬剤
希釈 量
薬剤
倍率 ㍑
1
26 土 晴
1
30 火 晴 マシーン油
4
1 月 晴 ラリー
3000
スミチオン 1000
11 木 晴 アクテリツク 1000
ダコニール 1000
22 月 晴 アドマイヤー 4000
サプロール 1000
アファーム) 2000
1 水 晴 ストロビー 3000
トクチオン 1000
12 日 晴 サルバトーレ 3000
スミチオン 1000
18 土 曇 フルピカ
2000
アクテリツク 1000
1 土 晴 マネージ
1000
アドマイヤー 2000
2000
コテツ
11 日 曇 ラリー
3000
トクチオン 1000
5
6
参加者
28名
30 6 本田
25 加藤(親)、川端、南
小野原、平木(晶)
加藤(親)、川端、
40 菊池、小野原、平木夫妻
加藤、平木、川端
40
40 小島、渡辺夫妻、星野
寺田
40 曽我部、渡辺、小島
寺田
40 小島、渡辺夫妻、寺田
山口夫妻、田島、島田
50 本田
加藤(親)、坂井(幸)、田島
50 多賀谷(公)、山口夫妻
河端、本田、平木(晶)
21 金 曇 ダコニール 1000 50 本田
スミチオン 1000
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作業時間、ばら園記録
賢
リーダー
担当班
剪定の日 風が強くて寒い。作業後
全会員
は豚汁をおいしくいただきました。
6:30-7:00 貝殻虫発生の西側から
本田
中央のアイスバーグまで散布
6:50-7:40
平木
12班
6:00-7:40
14班
19班
5:30-6:40
6:40-8:00
除草
雨上がり後の散布、葉に水滴
病害葉除去
6:40-8:00
花殻摘み
5:00-8:30
花殻摘み、ゴミ拾い
5:00-8:50
花殻摘みの日
(早朝からご苦労さまでした)
6:30-8:30
除草してありきれいでした
寺田
4班
7班
15班
16班
本田
5班
12班
24班
おかげ様で、今年も美しい花が咲きました。5 月 24 日∼26 日間の小山ばら展は、多くのばら愛好
家の方々に大いに楽しんでもらいました。前期 1 月∼6 月間の、ばら園手入れのご協力ありがとうご
ざいました。
7 月は真瀬さん、8 月は多賀谷さん、9 月は加藤(親)さん、10 月は鈴木(武)さんがリーダーをされ
ます。担当班の方はご協力お願いします。
文化センター前の小バラ園は、加藤親さんが手入れをされています。
オープンガーデン
オープンガーデンデビュー
学び、気づきある機会に感謝!!
小林
一則
小山ばら会に入会して 3 年目。時間の関係でなかなかばら会の企画に参加できない状態です。
「来
年は、オープンガーデンの担当地区だから、やるよね」と言われて、
「わが家のバラは、まだ若く数
も少ない、庭全体もまとまりがない、人にお見せできるようなものではないのでオープンガーデン
の参加はまだまだ早い」と、しかし、せっかくいただいた機会。迷いに迷いましたが、思いきって
参加させていただきました。参加の決断をしたからには、できるだけやれるだけのことはやろうと、
今年になってから、いろいろと庭の改造や整理整頓をし、なんとか間にあわせた庭です。
私の庭造りのきっかけは、3 年前の長野県の旅行中に偶然に手にしたオープンガーデンのパンフレ
ットで、須坂市や小布施町のオープンガーデンの存在を知ったことです。個人のお宅におじゃまし
て、たくさんのバラが咲き誇る素敵なお庭を見せていただき、
『我が家の庭も、こんな風にみなさん
にも楽しんでいただけるようにしたい!』との想いで私の庭造りが始まりました。
まずは、
「小山には歴史のある、ばら会があるぞ」と聞いて会員になり、ガーデニング関係の本を
買いあさり、人からの情報で素敵な庭のお宅拝見、また、ドライブ中にバラの素敵なお庭を見つけ
ると、いきなり拝見させてもらったりもしました。そして、深谷市や熊谷市その他のオープンガー
デン等、あちこちと出かけるようになりました。
我が家の庭は、もともと祖父が好きだった和風の庭で、父が集めた大きな石もたくさんあります。
そんな和の雰囲気も生かしながら、バラを楽しむコーナーを少しずつ増やしている状態で、まだま
だあちこちと手付かずのところもたくさんあります。バラを思いっきり堪能したいと見に来られた
方には、きっと物足りなかったのではと思います。それでもたくさんの会員のみなさまに来ていた
だき、貴重なお話やご意見、ご感想をたくさん伺うことができました。
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バラを知り、自分で育ててみると、その魅力にはまってしまい、どんどんバラが増えています。
今度はここにバラを植えよう、ここはアーチにしよ
う、ここには池や川を、などなどバラをきっかけに
構想はつきることがありません。大谷石、枕木など、
思いがけず分けていただけたことも、我が家の庭の
大きなポイントになっています。そんな出会いも含
めてこれからも、雑木林風の和の魅力も大切に、バ
ラもしっかり備えた欲張りなガーデンとして、庭造
りを楽しんでいこうと思います。
いろいろ計画中で未完成の庭、いつになったら完
成するのか・・・。いや、結局庭は、これで完成というのはないのでしょう。時間のない中、そし
て夫婦で検討、意見争いしながらの庭造りです。
「3 年後、5 年後が楽しみなお庭ね」と言っていた
だきましたので、また、皆さんがゆっくりできる庭をめざしていきたいと思います。
今回のオープンガーデンの参加は、とても価値ある一日になり、感謝しております。思いきって
参加してよかったと思っております。小山ばら会の皆様、今後ともご指導よろしくお願いいたしま
す。ありがとうございました。
オープンガーデン巡り
橋本
利江
簗島
桂子
好天に恵まれた今年のオープンガーデン、
例年通り出井寿子さんの道案内で 3 人で出かけました。
1 軒目は、渡辺章子さんのお宅です。入会してまもなく、初めてのオープンガーデンで最初に伺っ
たのが渡辺さん宅でした。そのときの感激を胸に 2 度目の訪問です。今回、庭にあったバラの半数
が家の外周に移動され、リニューアルされていました。ひとつの理由として連作障害を考えてのこ
とと伺いました。移動されたにもかかわらず、ラブ&ピース、
セバスチャンクナイブ等のバラの勢いはすばらしく、バラに対
する情熱が伺えました。
2 軒目は、河端恵枝子さん宅です。ばらづくり講座の受講生
だった河端さんの庭には、レオナルドダビンチのアーチで迎え
られ、ペンステモンやエキナセア等の宿根草が風に揺れ、建物
と庭がマッチした女性らしい雰囲気でした。
3 軒目は、菊池良子さんのお宅です。高木が沢山あり、その
中に明るい色のバラが調和し、おしゃれな演出が随所に見られ、
センスの良さが光っていました。コーヒーオベーション等のス
タンダードが目を引きました。
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4 軒目に伺ったのは小野原久夫さん宅です。バラ園
は奥様が主体だそうです。入り口のアーチにはジャ
スミーナとルージュピエールドロンサールを豪華
に咲かせ、西洋風のオブジェの周りは、宇部小町や
安曇野で覆い、レンガを積んだ水栓も手作りとのこ
とでした。とても華やかなお庭でした。
次は山口寛昌さん宅です。毎回ばら展でつるバラ
を提供されている、山口さんのばら作りを拝見させ
ていただくのを楽しみに伺いました。まず目に入っ
たのが建物に向かって、つるを伸ばし絡ませているブラッシュランブラーの花付きの見事さ、そし
て家の外周にはフェンスを取り付け、アンクルウオ
ルター、スカーレットクイーンエリザベス、ポンポ
ネッラ等数種のつるバラが咲き繋ぎ、庭には藤桜や
チェリーベル等のスタンダードが並んで、どの花も
見事で EM ボカシの効果かなと思いました。また、
入り口近くの木の裏側には、自動散水装置が取付け
られ、長期外出時の工夫がされていました。
最後に伺ったのは小林一則さん宅です。正面入口
ガレージにはピエールドロンサールとシュネーバ
ルツアーが植えられ、大谷石や枕木等を巧みに利用した全体的には和風の庭でした。これからつる
バラを増やし、入り口に大きなアーチを作る予定だと夢を話してくれました。
限られた時間内でゆっくり話を伺えなかったことは残念でしたが、バラ選びや立体的に見せる工
夫等、これからの庭造りの参考にしたいと思います。ありがとうございました。
ガーデンめぐり
星野
和江
今年の梅雨入りは早く、5 月末に‥。しかし天候
にめぐまれ、素敵なガーデンめぐりができました。
友人を誘い午後 1 時に自宅を出発。近くの小林さん
宅から訪問。ご夫婦で快く迎えていただきありがと
う!まだ入会して間もないというのに、枕木と大谷
石を上手に利用し、車庫までがバラのアーチに囲ま
れ、素敵なバラ園となっておりました。次は小野原
さん宅へ。バラのアーチが迎えてくれました。花は
満開を少し過ぎていましたが、すてきなバラ園でした。また、鉢植えのバラがいっぱいあり、これ
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からどんなバラ園に?という感じ。夢いっぱいのバラ園になることでしょうね。
次は山口さん宅へ。坂井会長ご夫妻が見学されていました。バラの花は所狭しと咲きみだれ、ど
の花もすばらしい。アーチもすてきでした。咲き終わってしまった花も 1、2 輪残し、色も楽しませ
ていただき、山口さんの心づかいが嬉しかったです。私の目に留まった花は、小さな花ですが、
『藤
桜』という花でした。
次は私が勝手に名付けた「バラ御殿」鈴木さん宅へ。バラの
盛りは少し過ぎたと言っていましたが、すばらしい庭園。手入
れもきちんとされており、2 日前に降った雨で花びらが落ち、
掃除がたいへんだったという苦労話等も聞き、バラ談義に花が
咲きました。ST もたくさんあり、病気一つありませんでした。
次は若木町の渡辺さん宅へ。もう 4 時近くなり時間ぎりぎり
でしたが、快く迎えていただき、ご案内本当にありがとうござ
いました。また、ご主人が先月道の駅での消毒でご一緒だった
こと、名前も覚えていてくださったこと、たいへんうれしく思
いました。自宅の先に新しいバラ園を造り、庭園は広く、その
先には家庭菜園が‥自家製のキュウリもごちそうになりました。
おいしかったです。
見学させていただいた皆様、ありがとうございました。また、時間がなく、訪問できなかった菊
池さん、河端さん、ごめんなさい。機会があったら伺いたいと思います。
最後に友人の感想を一言「新緑の中のバラ園を見られてうれしかった。小山にもこんなすてきな
バラ園があるのね。次回も連れて行ってネ」と言っておりましたヨ。
中央公民館まつり
小山市立中央公民館まつりに参加して
沼部
チヱ子
「第 35 回小山中央公民館まつりが 2 月 16 日(土)
、17 日(日)の 2 日間にわたり開催されました。小
山ばら会も例年通り参加しました。
公民館まつりは、1年間の学習成果を多くの方
に見ていただく出会いの場です。小山ばら会も活
動紹介と花の展示を行ないました。展示会場が昨
年とは変わり、今年は広くて目立つところになり、
一段とバラのコーナーが際立ってアピールできた
ような気がしました。会場に来ていただいた方が、
ばら会のコーナーに立ち止まってよく見ていただ
けたような気が致しました。
担当
19
坂井幸子
出井寿子
星野和江
沼部チヱ子
見学記
軽井沢タリヤセン、レイクガーデン見学
根岸
絢子
6 月 26 日、軽井沢タリヤセン、レイクガーデンに向かって 54 名が 2 台のバスに分乗して出発しま
した。小山を出発したときは曇空でしたが、休憩地の波志江 PA では雨になっていました。バスの中
では自己紹介や晴男、雨女、バラ談義にと楽しく目的地にバスを進めていました。ところが碓氷軽
井沢 IC に到着する頃にはどしゃ降りになっていました。
タリヤセン見学
予定より早くタリヤセンに到着しました。坂井会長と雨のため予定変更の相談をしてからの入園
になりました。傘の準備がない方が数人いてどうしようかと迷っていると、
「売店にステキなバラ柄
の傘がありました。少し高めのお値段だけど、自分へのご褒美と記念に買いました」との言葉に、
暗くなりがちだった皆の気持ちが明るくなりました。
エントランスの小さな川がザーザーと大きな音
を立てて流れています。そこに太竹を上手に使って
両岸に渡して、釣花が飾ってありました。青竹と色
鮮やかな花々とのコントラスト、斬新なアイデアは
ばら展にも応用ができそうです。小高い丘の雑木林
を背景にしてイングリッシュローズ、オールドロー
ズが植えてあります。枯れた樹を根元から切らずに
それを上手に利用して、つるバラ、クレマチスを這
わせ、下草をバランス良く植えてあります。アブラ
ハムダービー、シャンテロゼミサトがきれいに咲いていました。今回は雨の中での散策になり、晴
天向きの花、雨天向きの花とそんな見方もあるのではないかと思いました。一番奥が広場になって
います。深い緑の中にポールズヒマラヤンムスクが大きな枝を広げて白い花を一面に咲かせていま
した。雨の中、別の世界に迷い込んだようです。ガゼボ、白いベンチ、オブジェが自然の中に溶け
込むように配置されて、センスの良さを感じました。そんな緑とバラに囲まれてお弁当をいただく
予定でしたが‥。残念です。
假屋崎省吾さんの花展が朝吹登水子さんの別荘「睡鳩荘」で開催されていました。塩沢湖畔には深
沢紅子、ハイネ美術館、堀辰雄文学館等があります。
レイクガーデン見学
雨がどんどん強くなる中、早めにレイクガーデンに向かいました。軽井沢グリーンラインに沿っ
て美しい緑の中にガーデンリゾートが見えてきます。ここレイクガーデンは、4,500 株のバラ、多種
多様な樹木、植物、池に浮かぶ植物、それに滝、川、そしてホテルにレストラン、別荘で構成され
ています。ローズガーデンはバラの貴公子と称されている大野耕生さん監修です。イングリッシュ
ローズ、オールドローズの種類の多さと新品種、バラの仕立て方の工夫に特徴があります。様々の
20
木々と宿根草とオールドローズが咲くラビリンス
ガーデンもステキです。山々と湖に浮かぶ島、島を
結ぶ板橋にも特徴があり、バラ、ギボシ、ジギタリ
ス、ハーブ、ユリと球根類の花々に水生植物、その
時々の季節を楽しむ工夫が随所に見られ、モネの絵
画のような上品さです。雨の中でも花殻摘み、枝切
りなど管理を怠らない職員の姿がありました。銘板
も見やすくできていました。バラの時期だけでなく
初秋もステキでしょう。天気のよい日にまた訪れた
いと思います。
ザンガーハウゼンのロザリウム
山口
寛子
ドイツのザンガーハウゼンでのヘリテージローズの集まりに出かけ、その前にハノーバーから電
車で木組みの町を毎日一つずつ数ヶ所見物しました。車窓から線路の両側に白やピンクのバラがこ
んもりと咲いているのが此処彼処に見えました。
ヒルデスハイムには、世界遺産の大聖堂の後陣に巻付いた樹齢 1000 年のバラがあります。第二次
世界大戦で焼失したけれど、すぐ根から枝が伸びてきたそうで、町では長寿のバラとして大切にし,
授業の一環らしい小学生が来ていました。品種はロサカニナとのことです。
ハルツ山麓の小さな町、ザンガーハウゼンにあるヨーロッパロザリウムは、1903 年に開園したヨ
ーロッパ最大のバラ園で、12.5ha の敷地に約 8,300 種(オールドローズから新品種まで)、75,000 本の
バラが植えられています。戦争で破壊されず、銘板がしっかり残っているとても貴重なバラ園だそ
うです。
6 月 19、20 日はたいへんな暑さで、冷房はなく悲鳴を上げましたが、10 日前は雪だったとか。そ
の急激な天候のために、どのバラも一斉に咲いてラッキーでした。ガリカ、アルバ等種類別にまと
めて植栽されており、オールドローズに興味のある人にとってはたまらないバラ園で、日本から来
られた詳しい皆さんは「あれも見られた、これも見
られた」と、興奮されていました。このバラ園は見
渡す限りバラ、小高い丘にあり、暑いのもあって見
て歩くのもへとへと、5 日の間にさらに花が咲いて
きれいになり、写真を撮り直すのにまた歩く、でし
た。この地方は銅の産地でボタ山があり、色とりど
りのバラの向こうに三角の無彩色の山が見えまし
た。つる系の枝を一本の棒にひたすら上に伸ばし、
21
それが林立し風通しよくなっているコーナーがありました。この方法は狭い我が家の庭に向くかも
しれないと思いました。
今年は開設 110 周年ということでバラまつりが特に盛大に行われたようです。6 月 25 日はウエデ
ィングパレード。市長とミスローズの車から始まり、様々な国の結婚式の様子、大人も子供も色々
の扮装をした行列が延々と市役所前の広場からロザリウムまで続くのです。写真でしか見たことの
ない背丈ほどの大きな前輪に小さい後輪の自転車をタキシード姿の紳士が押してきて、私たちの前
で見事に乗って行きました。ロザリウムに戻ると仮装のままの人たちがバラを楽しんでいます。歩
道の敷石にはバラの絵があり、それを辿るとロザリ
ウムに。家々の前にはつるバラ、歩道にはポール仕
立て、まさにバラの町でした。戦後、ロザリウムは
市の管理となり、東ドイツ時代を含めて市全体の努
力で営々と維持してきたとのこと、感銘を受けます。
ヘリテージ会議の講義は市内の旧城址に建つ音
楽学校の講堂で行われ、著名な方々から興味深く、
美しい写真満載の発表を、言葉がわからないなりに
も楽しんできました。
会議で連れていってもらった、カッセルのヴィルヘルムスヘーエ城の水辺のバラ園では、皆さん
バスを降りると博物館の本屋でカタログを買われるのを不思議に見ていると、即売り切れ。ガイド
役のボランティアの案内で池の周りの高台に植栽されたバラを見ると、バラの銘板は番号だけ。あ
わてて別の売り場で購入しましたが、これがドイツ語でまた難解‥。
このバラ園は水辺の景観を乱さないという条件でボランティアによって整備されたもので、約
1000 種類、番号順に植栽されて、カタログ No.1 はカッセルというバラ。オールドローズはここも系
統的に植栽されています。昨年の佐倉でロサセティゲラは雌雄異株でその交配種がザンガーハウゼ
ンにあると知りましたが、ここで見ることができました。また、細い茎に細い枝で何となく柳風。
これもバラかしらと枝をよく見ると、細い 7∼8mm のトゲがあり、番号も付いている、やっぱりバ
ラだと納得。私はヘリテージローズといえば、今までツクシイバラを見に行っただけですが、オー
ルドローズは奥深くはまる気持ちがちょっぴり分かったような気がしました。
ポストツアーで行ったドレスデンへの道中の駐車場でも皆さんはバラをめざとく見つけ、これは
葉も匂う『ロサエグランティア』と教えていただきました。ドレスデンではフラウエン聖女教会の
復興とすばらしさと大きさに感動し、ゼンパーオペラではモダンバレー、踊りと黒子が照明を動か
して作り出す光と影の絶妙さに感心しました。ドレスデン城は定休日でしたが、ツヴィンガー宮殿
で中国、柿右衛門式、マイセンの陶磁器とフェルメールの絵を見て来ました。
楽しみにしていたドレスデンからのエルベ川沿いのプラハ行き欧州鉄道は線路への倒木で肝心の
部分は途中までバス。プラハ城、カレル橋、いくつもの教会のすばらしく立派なことに驚き、旧市
街広場の天文時計、からくり時計、ライトアップされた幻想的なティーンズ教会の 2 本の塔等見所
22
満載でした。実に多彩な国々からの観光客で街角は人であふれていました。ここにもペトシーン公
園行きのケーブルカー終点にバラ園があり、メインは放射状。通路の両側にポール仕立てが林立し、
同心円にチャールストンやピース、ローズゴジャール等のバラが薄紫のミントに区切られて、置か
れたベンチには人々が思い思いに腰を掛けていました。
ザンガーハウゼンは機会があればまた行ってみたいところです。カッセルの水辺のバラ園もおす
すめです。
随想
寄稿
昔はこんなことをやっていた
京成バラ園芸 (株)
鈴木
満男
40 年以上前の話です。私が等々力バラ園から京成バラ園芸八千代農場へ移ってきた時のことです。
接ぎ木に関わることで、当時は面倒な作業でした。年末に苗床の土を入れ替え、水を撒いて充分に
土を湿らせ、その上に乾かないようにポリシートを敷いておき、年が明けた 1 月に接ぎ木が始まり
ました。まず、台木を手で握り、手の長さで茎の部分と根の部分を切って、よく水洗いをして泥を
落とし、接師が接ぎ木をしやすいように軽く乾かしておきます。接ぎ木は、今は退職された先輩が
やっていました。それ以前は、接ぎ師と呼ばれる方が来てやっていました。台木が非常に大切で、
私のような下っぱにはもったいなくて接ぎ木はなかなかやらせてもらえない時代でした。それでも、
接ぎ木が終わりになる頃になると、ミニバラの接ぎ木を若い者がやっていました。ミニバラは穂木
の劣化が早い上に、曲がっていて細く柔らかいものもあって、新米にはたいへんでした。また、親
和性の悪い品種もあるのです。その上、皆が新米で下手なので、余計に接がりが悪いのです。
接いだものをすぐ苗床へ持って行きます。苗をふせ込む担当が数本を手に持って、根の部分をバ
ケツの水に浸けます。苗床には抜板を敷いて、それに沿って苗を並べてふせ込んでいきます。根の
間に土が入るように、指で上から押し込んでいくのです。一列植えると抜板を取り、その抜板を前
に敷いて、また苗をふせ込んでいくのです。水は年末に土を充分湿らせてあるのでかけません。後
でわかったことですが、ベト病が恐かったからです。ふせ込んだ苗の上に、古新聞紙を敷いて乾燥
を防ぎます。その後に、竹の弓でトンネルを作り、ビニールそして南京袋をつなぎ合わせたものを
掛けるのです。その頃はまだ京成バラ園芸では接ぎロウは使用していませんでした。トンネルの中
は真っ暗ですが、3 週間ほどで芽が伸びてきます。そうしたら南京袋を取り、日中、光を入れます。
ビニールも少し開けて徐々に換気をし、その後、日中はビニールも古新聞紙も取り、夜間だけは南
京袋を掛けるのです。私は朝南京袋を取り夕方再び南京袋を掛ける仕事が嫌でした。とにかく面倒
なことと、ほこりがひどく、鼻の中がほこりでいっぱいになるからです。毎日、南京袋を掛けるた
め、苗がモヤシ状態になるのです。3 月に入ると全て取ってしまうのですが、それまでが長く感じる
のです。苗床があまり乾くと、暖かい日中に水を撒くのですが、水道の水圧を下げ、ホースからの
水はチョロチョロにして、苗と苗の間にゆっくりと流していくのです。バラの苗には水が掛からな
23
いように掛けるので、とても時間がかかりました。なぜそんな水やりをするのかと言えば、枝に掛
かると穂木と台木の接ぎ面に水が入り、それで腐るからと言うのです。私は蓮口(ノズル)で上からシ
ャーシャーと掛けてみましたが、全く腐るなどということはありませんでした。何をやるにしても、
そんなことがよくありました。人が言ったことを誰もが信じて、検証をしないのです。そのため、
何年もそれを続けていたのです。苗床に掛けるビニールは全て梨地でした。透明だと焼けると言う
のです。キリナインというモヤができないビニールが売り出されたとき、私はすぐ替えてしまいま
した。全く焼けたことはありません。
穂木の話に戻りますが、その頃は、1 枝に 2 芽を付けるように調整し、接いでいました。その理由
は 1 芽が枯れても、もう片方の芽が生き残るからと聞きました。それでは、穂木が大量に必要とな
るわけです。1 芽であれば半分で済みますし、2 芽付ける穂木が長いため、活着には負担がかかるう
え、穂木が台木から離れやすい。私には、1 芽がダメでも、もう 1 芽が残るからなんて考え方はダメ
だと思えました。片方が枯れるような接ぎ方や育て方では、そもそも商品としては問題がある、ま
た、元気に育つ苗木にはなり得ないと思いました。その後、何年か後で本格的に私が京成バラ園芸
の苗木に関わるようになってからは、穂木の長さは 5cm と決め、品種によっては、少数ですが 2 芽
になるものもありますが、ほとんどは 1 芽です。
バラの生産で今でも一番恐いのが、ベト病です。一晩でダメにしてしまいます。たとえ病気を止
めたとしても、後遺症が残ります。出さないことが一番です。発症する条件は分かっています。そ
れでも天候が悪く出してしまうことがあります。当時の予防策は、
「ダイセンステンレス」です。今
でも販売されています。効果は期待できません。何か良い農薬がないものかと探していて、農薬の
資料から見つけました。
「アリエッティ」という農薬です。キュウリのベト病に効果がある農薬です。
一連のベト病なら、バラのベト病にも効果があるのだろうと思って買いました。これが的中でした。
ただし、ノイバラ系には芽が展開しなくなり、生長を止める薬害があり、1∼2 回の使用しかできま
せん。その後「リドミル MZ」が発売されました。バラの登録は取れていませんが、バラ屋のほとん
どが今でも使っています。売り出し当時から、海外では耐性菌が出来ていると聞きましたが、今で
も効果があります。
切花品種がどんどん売れた時代がありました。上司から台木を 1000 万本も必要だと言われたこと
があります。私は、新たに北海道、山形、福島、茨城、山梨。千葉の八街、富里に作ってもらった
こともありましたが、今ではすっかりノイバラの台木が必要なくなってしまいました。その全盛期
には、海外からも苗を輸入しました。その苗を見て、色んな接ぎ方を覚えることができました。お
かげで、何をするにもまだ他に方法があるはずだということを学ばせていただきました。昔の話で
す。
※
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私達にとっての『鈴木省三生誕 100 年記念祭』
大橋
総子
私達は、新しいバラが欲しいとき、よく通信販売のカタログや、インターネットで通信販売のサ
イトを覗きます。そして、数多くあるバラの名前の中に、かなりの割合で日本名のバラの品種を見
つけることができます。
熱情
魅惑
聖火
黒真珠
新雪
羽衣 等、探し始めれば、数多く見つけることができ
ます。前記の品種の作出者が、Mr. Rose と呼ばれた人『鈴木省三』です。彼は、世界で最も名を知
られたバラのブリーダーの一人でした。
ヨーロッパ、アメリカ合衆国で主に発展を遂げたモダンローズの育種において、彼ら西欧やアメ
リカの人々にとって、極東のしかも小さい島国からそのような育種家が出るとは、想像もつかなか
ったことでしょう。花の中でもひときわバラに惹かれ、
「世界一のバラ屋になる」という意気込みの
もと『等々力バラ園』を開設し、
「世界に認められるような日本のバラを作る」という使命感を持っ
て『京成バラ園芸研究所所長』に就任したと言われています。
「世界に認められるバラ」というのは、
国際的な新品種コンクールに出品して、結果を出すとことが求められるのですが、そのためには、
あらゆる的を射た努力を惜しまなかったそうです。そのため、まわりの所員は同じ厳しさと努力を
求められ、大変な思いをしたようです。ある人は、
「バラの事となると、やたら熱いガンコ爺さん!」
と言っていましたが、そんな生易しいレベルではなかったようです。
私が小山ばら会に入った頃、ばら展でバラが少なかった時、切り花を買って飾ったことがありま
した。その時、飾られた光輝くバラを見て、
「世の中に、こんな綺麗な、輝いて見えるバラがあるな
んて!」と、驚いたものです。それが、 パレオ 90 でした。このバラは、世界中で売れて今なお人
気が衰えないそうです。このバラ、鈴木省三の作出です。バラは、ガーデンローズよりも、切り花
用品種の方が、生産数が圧倒的に多いので、切り花品種に売れる品種があると、会社の経営が安定
します。
この光輝くバラというのは、学者たちと取り組んだバラの色素の研究の成果で、鈴木省三氏はバ
ラの育種には科学的な取り組みが必要だと思っていたようです。同様に、香りの分野でも、資生堂
の研究者と共に研究を行ない、香りという捉えどころのないものを化学分析して可視化したという
成果をあげています。
毎年、所沢で開催されている『国際バラとガーデニングショウ』に行くと、すれ違った人が、デ
ルバールのオーナーだったり、アラン・メイアン氏だったりします。こんな時、世界の名だたるブ
リーダーと親交を深めていた鈴木省三氏の影響を感じることがあります。また、鈴木省三氏に紹介
状を書いてもらって、海外での研究や研修の機会を得た人は数多いと聞きます。人の輪がさらに大
きく広がっていくのを感じます。
今、日本でバラの愛好家は大勢いることと思います。そして、バラの季節、ヨーロッパやアメリ
カに旅する人も多いことと思います。そして、帰ってきて、日本のバラも決して引けをとらない、
なかなかのものであると思うことでしょう。現在、私達は、バラを日本の風土にあった園芸植物の
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中に組み入れる時期に来ているのだと思います。それは、鈴木省三氏が目指した「日本の気候に合
ったバラを作ろう」という、もう一つのコンセプトと一致するものです。
この秋、千葉県佐倉市の佐倉市立美術館において、10 月 31 日∼11 月 10 日まで鈴木省三生誕 100
年記念祭が行われます。記念展示及び記念講演会、記念式典など、多くの行事が予定されています。
ばら展の後、佐倉市を訪ねてみるのも良いことと思います。
私のばら作り
私のばら作り
多賀谷
郁子
カーテンを開き、ひとり明けゆく朝の庭を眺めている時間、ギボウシに絡めた真赤な小さいつる
バラのレッドカスケードが
おはようございます
と可愛いい声を出しているかのようです。
大きな夏つばきの木の下は、鉢植えのバラ達の住処になりました。秋に植えたベルサイユのバラ
は真紅の大輪でした。それは、それは大輪でしたので
スケールを手にしてしまいました。
心ゆくまで、眺めて気付きました。庭のポイントに
白バラが植栽されていました。発見です。
本来ならば、計画的にバラを植えるべきでしょう。
しかし、そうではなかったのです。43 年間、自由に
気儘に楽しんできたバラバラのバラ庭なのです。特に、
つるアイスバーグは良く花を付け、返り咲きも多く、
大きなバラの実も優しいオレンジ色を楽しませてく
れます。車庫裏の棒樫のコーナーには、アンティークタッチのチャイコスキーが高さ 1.5m の株にな
り、たくさんの花を咲かせています。それはオーケストラで
白鳥
を演奏しているようです。
20 年ほど前、半年間ターシャ・チュウダーの庭が、教育テレビ(E テレ)で紹介されていました。以
前から自然体の庭を楽しみたいと思っていましたので、毎週釘付けでした。我が家の小さな庭は、
26
何万分の一でもターシャの庭風にと憧れました。
そうそう、私のばら作りでしたね。私もシーズンにはそれなり 4 時半に目が覚め、花を眺め草取
りから始まり、2 時間位楽しんでいます。家の庭だけではありません。学校のバラ、南中ハーモニー
ガーデンにも出掛けます。勿論一人ではありません。二人で楽しんでいます。主戦力は、主人です。
私は専ら草取りと花殻摘みです。と言う訳で、消毒は一切「オマカセ」です。
彼は環境に優しいとか申しまして、彼なりに一生懸命研究?殺虫・殺菌剤を混合生産?していま
すが、研究半ばであるため、庭のバラたちも研究材料にされ、それは、それは大変です。彼の思い
込みと、研究精神に敬意を表し、我慢、我慢と言い聞かせています。
何十年しても私のばら作りは、完成度の域に到達しないでしょう!未知数の世界を自然に任せ、
大いに楽しんでいます。小さな庭で大きな喜びを頂いている、私のばら作りです。 ( 6 月 1 日
記)
わたしのばら作り
山田
勝義
小さい頃のバラの想い出といえば、会津盆地の真っ青な
空を背景に、小川の土手には春になると他の草花と一緒に
とげの無い白い野バラがいっぱい咲いており、庭には父の
植えた一本のピンクの四季咲き HT のバラがよく咲いてい
たこと位です。
私がバラを初めて育てたのは、転勤になって九州にいた
ときに『奥様は魔女』の主役の名前につられて買った真っ
赤な HT の『サマンサ』でした。5 年間の転勤生活を終え、
小山市の我が家へ帰って来たとき、バラは存在すら忘れら
れておりました。そんなある日、小山ばら会の春のばら展
へ招待され見に行きました。芸術的な色香のあるバラがいっぱい展示されており、まさにミニ美術
館のようでした。感動した私は、即「小山ばら会」へ入会しました。
小山ばら会の先輩の手ほどきのおかげで『サマ
ンサ』も復活しました。小山ばら会の研究会のお
かげで、バラの栽培方法を習得でき、そこそこに
花を咲かせられるようになってきました。バラを
育てているうちに、好みも変化して行きました。
花の形から、色、香り、名前の由来、バラの持つ
歴史といったふうにです。変化というより、バラ
に対する知識と見識が乏しかったため、新たなる
発見が好みの変化につながって行ったのです。
27
ある日、小山ばら会の先輩の庭にあった『グラハムトーマス』を頂いて鉢に植えました。翌年、
いっぱい花を付けました。
「おーいっぱい咲いたわ!」位しか気にも留めませんでしたが、そのとき、
町内の美しい若奥様が「綺麗なバラですねー!何というバラですか?」と急に聞いてきて、香りも
嗅いでおられました。まじまじと花を見たら、なんとも言えない美しさを感じました。これが、イ
ングリッシュローズとの出会いでした。
3 年前からは、フランスのデルバールローズにも出会いました。
つい最近になって、河本ばら園のヘブンシーズの中の『ガブリ
エル』にも出会いました。ふと、気が付いたら、我が家のバラ
は、500 鉢を越えていました。
小山ではバラの盛りが過ぎた今年の 5 月の終わりに、青梅市
の山奥に仕事で行ったところ、庭の玄関口に、白とピンクのラ
ンブラーローズが実に柔らかく咲いており、周りのバラを良く
引き立たせておりました。
私が不在のある日、通りかかった人が「色々なバラがいっぱ
いありますねー!お仕事ですか?」と女房に言ったそうです。
それを聞いた私は、唖然としました。ただ置いてあるだけで、
ガーデニングになっていないのです。武道にも大事な、間合いと呼吸の空間がないのです。
よし!これからはバラのガーデニングに挑戦です!
母からのバトン
櫻井
博子
何十年か前、高校生の時、ピンクのバラの凛とした姿
に魅せられ、購入したのが私のバラとの出会いです。今
でも毎年実家の庭で見事な花を付け楽しませてくれて
います。最近わかったのですが、なんと名前はクイーン
エリザベス。丈夫で花つきがよく、大きめの花は見る者
の心をいやす優等生です。
長い間、花は見るものと思っていましたが、退職を機
に、母の育てていたジャーマンアイリスやユリ、アジサ
イ、バラなどを分けてもらって私の花育てがスタートし
ました。私の庭は欲張りで、バラだけではありませんから、ごちゃごちゃしていてまとまりません。
でも、どれも愛おしく、バラとの調和を考えていきたいと思っています。
私が再びバラを意識したのは、多賀谷さんのお宅に遊びに行った時、お庭に咲くバラに目を奪わ
れバラの話に引き込まれた時です。そして現職の時バケツいっぱいのバラで職場を飾ってくれた方
28
を思い出し、私もバラを育ててたくさん飾りたいと
思い、その日のうちに小山ばら会に入会してしまい
ました。
母から譲ってもらったバラで、私のバラ作りはス
タートしました。鉢植えのヘリテージ、センチメン
タル、フランソワジュランビル。カクテルや白のサ
マースノーは、スタンダード仕立てにしようと努力
した(?) あとが見られるような苗でした。なぜって
根から 80cm ほどの枝は全部取ってあり、一本仕立
てにしてあったのです。母はどこでそのようなスタンダード仕立てを見たのでしょう。ほほえまし
く思い出される出来事です。
今回、
「私のばら作り」のテーマで文章を書くのは、少々気恥しくなります。なぜってオープンガ
ーデンに昨年、今年と参加させていただき、力作ばかりを見せていただいたのですから…。継続的
な世話や努力を怠ってばかりの私ですので、強健種といわれるものだけが私の強い味方です。
今では、母に野バラに芽を接ぐスタンダード仕立ての作り方
を伝授するまでになりました。これも研修会で教えていただい
た賜物です。そして今年は玄関先にアンクルウォーターやバフ
ビューティーが元気に咲きました。道行く人が声をかけてくれ
一枝切ってさしあげるのも嬉しいものです。母にはさし芽で増
やしたピエールドロンサールやフランソワジュランビルを分け
てあげたら、私より立派な花を咲かせ「かわいい、豪華だ、に
おいがいい」と大喜び。父がとげを嫌がるからと、ブロック塀
に寄り添うように植えてあるのです。お花の大好きな母と共通
の話題で盛り上がることができるのもバラのおかげ。また、主
人は月曜日というとバケツいっぱいのバラを仕事場に持って行
くようになりました。
会からのお知らせ
【見学懇親会部会】
オープンガーデンは右表のように計画しております。該当す
る地区の多くの方にオープンをお願いします。班長、幹事、担
当者に早めにお申し出ください。
2014 年のバスツアー、見学先は検討中です。見学したいバラ
園の情報をお寄せください。
29
年
2014
2015
2016
2017
2018
地域
下野市 、宇都宮市
栃木市、佐野市周辺
古河市、野木町、小山市南部
小山市中央
小山市北部、下野市、
【バラ園部会】
道の駅のバラ園は会員の努力が実を結び、花がきれいにたくさん咲くようになりました。バラ園
の存在が広く知られ、多くの方が見に来られます。さらに美しいバラ園のために、総会で配付の手
入れ予定表を見て、1 年に 1 回は手入れにご協力ください。
【会誌部会】
会誌 42 号 (2014 年 2 月発行) の原稿と写真を募集します。
原稿:栽培情報、成功失敗談、見学記、質問、自宅のバラ園紹介、随想、詩歌、アイデア等
バラに関するものなら何でも結構です。お気軽にご応募ください。
字数:原稿用紙 (400 字)
2∼6 枚程度。特に「私のばら作り」は写真や図を配置する都合上、
必ず原稿用紙 2 枚以上にしてください。
図:そのままスキャナで取り込んで使います。裏が白紙で罫線のない紙をご使用ください。
表紙写真:ご自分で栽培のバラの写真を募集しています。
原稿締切:2013 年 11 月 15 日
送付先:山口寛子、又は、ばら会メールアドレス (会誌裏表紙)
編集委員:山口寛子
多賀谷郁子
写真撮影:本田賢
中里哲郎
江崎佐千代
大嶋登茂子
山口寛昌
櫻井博子
山口寛昌
会合報告
日時
内容
参加者(名)
1月12日 土
13:30 研究会:接ぎ木
32
1月26日 土
13:30 研究会:冬の剪定
28
13:30 会誌配付 役員会
27
2月9日 土
2月16日 土
9:30 中央公民館祭りに参加
-
2月17日 日
9:30 〃
-
3月23日 土
13:30 総会 51
4月13日 土
13:30 研究会:新苗の植付けと鉢作り ばら展準備会
46
4月27日 土
13:30 研究会:薬剤 ばら展準備会
36
5月11日 土
13:30 ばら園撮影会
19
5月23日 土
9:00 新苗の仕分け (配付は13:00から)
10:00 春のばら展用道具搬入、準備
58
5月24日 金
8:30 春のばら展
54
5月25日 土
8:30 〃
52
5月26日 日
8:30 〃
58
6月1日 土
10:00 オープンガーデン:小山市北部
-
6月8日 土
13:30 研究会:夏の手入れとST台木作り
43
6月26日 水
7:00 バスツアー:軽井沢レイクガーデン、軽井沢タリヤセン
上記の他、幹事会、各部会で多数会合を開いています。
30
54
秋のばら展
1.
開催日時
2013 年 10 月 26 日 (土) ∼10 月 27 日 (日)
2.
開催場所
道の駅 思川
3.
コンテストは 2 日間
小山評定館
26 日:一輪花
一輪花、二輪花の基準:七分咲き
4.
.展示
10:00∼16:00
27 日:二輪花
茎の長さは花首より花瓶口まで 40cm 位、全長 60cm 位
テーマ:ロイヤルファミリーを囲むばら
グループアレンジ、個人アレンジ、写真(ばら会活動、写真部等)
鉢植え等
詳細は、ばら展準備会、研究会等の会合で相談、決定し、逐次お知らせしていきます。
5.
切り花、鉢、各種アレンジ、コンテスト、写真等の出品をお願いします。
6.
10 月 25 日(金)は午前 10 時より、26 日(土)
、27 日(日)は 8:30 より準備します。
会員全員参加で
素晴らしい秋のばら展に!
会合予定
日時
内容
8月10日 土
13:30
会誌配付 役員会
8月24日 土
13:30
研究会:秋の剪定 ばら展準備会 8月31日 土
7:00
道の駅ばら園剪定
9月14日 土
13:30
研究会:コンパニオンプランツ ばら展準備会
9月21日 土
8:50
EMボカシ肥料作り 於 小松名誉会長宅
9月28日 土
10:00
リース作り
10月12日 土
10:00
リース作り 10月25日 金
10:00
ばら展道具搬入 準備
10月26日 土
8:30
10月27日 日
8:30
11月09日 土
13:30
11月30日 土
11:00
12月21日 土
13:30
バラ園肥料入れ 1月11日 土
13:30
研究会:接ぎ木
1月25日 土
13:30
研究会:春の剪定 バラ園剪定
2月8日 土
13:30
会誌配付 役員会:班長は出席ください
メールアドレス
ホームページ
秋のばら展
研究会:冬の手入れ 親睦会 於小山グランドホテル [email protected]
http://www.ne.jp/asahi/rose/oyama/
31
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