様式第1号の2 (用紙 日本工業規格A4縦型) 成安造形大学芸術学部設置届出書 成法発 第21047号 平成21年11月20日 文 部 科 学 大 臣 殿 届出者の職名及び氏名 学校法人 京都成安学園 理事長 近藤 功 印 このたび,成安造形大学芸術学部を設置することについて,学校教育法第4条第2項の規定に より,別紙書類を添えて届け出ます。なお,届出の上は,確実に届出に係る計画を履行します。 様式第2号(その1の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 基 本 計 画 書 基 事 計 フ 項 画 の リ 設 フ 大 本 区 ガ 置 リ 学 ガ の 名 計 記 画 入 欄 分 学部の設置 ナ ガッコウホウジン キョウトセイアンガクエン 者 学校法人 京都成安学園 ナ セイアンゾウケイダイガク 称 成安造形大学 (Seian University of Art and Desine) 大 学 本 部 の 位 置 備 滋賀県大津市仰木の里東四丁目3番1号 的 デザイン及び美術に関する学術の中心として、広く知識を授けると共に、深く専門 の理論、技能及びその応用を教授研究し、人格の完成を図り、国際性に富み、個性 豊かな教養の高い人材を育成し、もって文化の創造・発展、産業の発展、国家社会 の福祉に寄与することを目的とする。 新設学部等の目的 複雑化した社会は、多様な人材を求めている。「芸術による社会への貢献」の理念 のもとに、芸術学部がめざすのは、変化する時代に対応し、次代をしなやかにきり ひらく人材を育てることである。そして、アートやデザインを通して社会に新しい 価値や視点を提供していくことを目的とする。 大 学 の 目 修業 年限 年 新設学部等の名称 新 設 学 芸術学部 部 〔Faculty of Art〕 等 芸術学科 の 〔Department of Art〕 概 要 入学 編入学 定員 定 員 年次 人 人 3年次 4 計 同一設置者内における 変 更 状 況 (定員の移行,名称の 変 更 等 ) 教育 課程 10 820 学士 (芸術学) 200 10 820 織 の 概 要 新設学部等の名称 講義 117 科目 芸術学部 芸術学科 開設する授業科目の総数 演習 実験・実習 191 科目 143 科目 新 芸術学部 芸術学科 設 分 計 既 該当なし 設 分 計 合 計 職 種 教 員 以 外 の 職 員 の 概 要 事 務 職 員 技 術 職 員 図 そ 書 の 館 開設時期及 び開設年次 年 月 第 年次 所 在 地 滋賀県大津市 仰木の里東四丁目3番 平成22年4月 1号 第1年次 平成24年4月 第3年次 ・平成22年度より成安造形大学造形学部を学生募集停止 造形学部(廃止) デザイン科 (△185) (3年次編入学定員) (△ 20) 造形美術科 (△100) (3年次編入学定員) (△ 10) ※平成22年4月学生募集停止 (3年次編入学定員は平成24年4月学生募集停止) 教 組 学位又 は称号 200 学 部 等 の 名 称 員 収容 定員 人 専 他 門 の 計 職 職 員 員 計 451 科目 専任教員等 教授 准教授 講師 助教 人 人 人 人 14 15 9 0 (14) (20) (9) (0) 14 15 9 0 (14) (20) (9) (0) ― ― ― ― (―) (―) (―) (―) ― ― ― ― (―) (―) (―) (―) 14 15 9 0 (14) (20) (9) (0) 専 任 兼 任 人 28 15 (29) (15) 13 1 (13) (1) 0 4 (0) (4) 0 18 (0) (18) 41 38 (42) (38) 卒業要件単位数 124 単位 計 人 38 (43) 38 (43) ― (―) ― (―) 38 (43) 人 兼 任 助手 教 員 等 人 人 0 100 (0) (41) 0 100 (0) (41) ― ― (―) (―) ― ― (―) (―) 0 100 (0) (41) 計 人 43 (44) 14 (14) 4 (4) 18 (18) 79 (80) 考 校 舎 敷 地 49,688 ㎡ 0 ㎡ 共用する他の 学校等の専用 0 ㎡ 運 動 場 用 地 3,131 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 3,131 ㎡ 52,819 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 52,819 ㎡ 他 0 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 計 52,819 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 共用する他の 学校等の専用 0 ㎡ 52,819 ㎡ 区 分 校 地 等 小 専 用 計 そ の 合 共 用 専 用 校 舎 20,222 ( 講義室 教室等 20,222 ㎡ 0 ㎡ 11 室 新設学部等の名称 芸術学部 芸術学科 実験実習室 28 室 (69,000 〔7,650〕) 70 室 室 標本 点 30 (11,400) (25) 12,000 30 (11,400) (25) 収 納 可 能 冊 数 133 80,000 体育館以外のスポーツ施設の概要 857 ㎡ グランド1面 第2年次 第3年次 第4年次 第5年次 第6年次 250 千円 250 千円 250 千円 ― 千円 ― 千円 150 千円 150 千円 150 千円 ― 千円 ― 千円 3,000 千円 3,000 千円 3,000 千円 ― 千円 ― 千円 5,000 千円 5,000 千円 5,000 千円 ― 千円 ― 千円 33,050千円 33,050千円 33,050千円 ― 千円 第3年次 第4年次 第5年次 ― 千円 第6年次 1,100 千円 900 千円 900 千円 900 千円 ― 千円 ― 千円 1,761 千円 1,561 千円 1,561 千円 1,561 千円 ― 千円 ― 千円 学生納付金以外の維持方法の概要 私立大学等経常経費補助金、雑収入 等 称 成安造形大学 修業 入学 編入学 既 学 部 等 の 名 称 年限 定員 定 員 設 年次 年 人 大 人 学 造形学部 等 の 4 185 第3年次 状 デザイン科 20 況 造形美術科 4 100 第3年次 10 名 該当なし 附属施設の概要 (補助職員0人) 閲覧座席数 面積 区 分 開設前年度 第1年次 教員1 専任教員 250 千円 経費 人当り 特別任用教員 150 千円 の見 研究費 3,000 千円 経 費 の 積り 共 同 研 究 費 等 見積り 図 書 購 入 費 5,000 千円 5,000 千円 及び維 設 備 購 入 費 29,245千円 33,050千円 持方法 の 概 要 学生1人当り 納付金 第1年次 第2年次 の 0 室 (補助職員0人) 室 数 843 ㎡ 体育館 学 語学学習施設 0 室 (82 〔8〕) (0 〔 0〕) (3,400) 82 〔8〕 0 〔 0〕 3,400 (82 〔8〕) (0 〔 0〕) (3,400) 面積 図書館 大 20,222 ㎡ 情報処理学習施設 新設学部等の名称 (69,000 〔7,650〕) 芸 術 総合領域 学 その他の領域 科 計 芸術学部 芸術学科 28 図書 学術雑誌 視聴覚資料 機械・器具 〔うち外国書〕 〔うち外国書〕 電子ジャーナル 冊 種 〔うち外国書〕 点 点 79,000〔8,000〕 12,000 82 〔8〕 0 〔 0〕 3,400 79,000〔8,000〕 計 49,688 ㎡ ㎡) ( 0 ㎡) ( 0 ㎡) ( 20,222 ㎡) 演習室 専 任 教 員 研 究 室 図 書 ・ 設 備 共 用 計 収容 定員 人 学位又 は称号 定 員 超過率 倍 開設 年度 0.91 780 学士 (芸術学) 420 学士 (芸術学) 1.13 平成5年度 0.53 平成5年度 所 在 地 滋賀県大津市 仰木の里東四丁目 3番1号 大学全体 様式第2号(その2の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 教 育 課 程 等 の 概 要 (芸術学部芸術学科) 単位数 科目 区分 造 形 基 礎 科 目 授業科目の名称 選 択 自 由 講 義 演 習 教 授 准 教 授 講 師 助 教 助 手 備考 1・2前 2 ○ 1 東洋・日本美術史概説B 1・2後 2 ○ 1 日本美術史A 2・3・4前 2 ○ 日本美術史B 2・3・4後 2 ○ 1 西洋美術史概説A 1・2前 2 ○ 1 西洋美術史概説B 1・2後 2 ○ 西洋美術史A 2・3・4前 2 ○ 1 西洋美術史B 2・3・4後 2 ○ 1 デザイン史概説A 1・2前 2 ○ 1 デザイン史概説B 1・2後 2 ○ 1 現代デザイン論A 2・3・4前 2 ○ 1 現代デザイン論B 2・3・4後 2 ○ 1 現代美術論A 2・3・4前 2 ○ 現代美術論B 2・3・4後 2 ○ 美術理論 1・2後 2 ○ 美学A 2・3・4前 2 ○ 兼1 美学B 2・3・4後 2 ○ 兼1 身体論 2・3後 2 ○ 2前 2 ○ 図法演習 兼1 兼1 兼1 1 兼1 1 1・2前 2 ○ 芸術鑑賞A 1・2・3・4前 2 ○ 1 芸術鑑賞B 1・2・3・4後 ○ - 1 2 2 小計( 22 科目) - コンピュータ基礎演習1 1前 2 ○ コンピュータ基礎演習2 1後 2 ○ コンピュータ基礎演習3 2前 2 ○ コンピュータ基礎演習4 0 44 0 兼1 0 1 0 0 兼5 兼2 兼2 1 2後 2 ○ 彫刻演習 2・3・4前 2 ○ 1 工芸演習 2・3・4後 2 ○ 1 1・2前 2 ○ 工芸史 1・2・3・4後 2 ○ オルタナティブ文化論 1・2・3・4後 2 ○ 2・3前 2 ○ イラストレーション特別演習A 2後 2 ○ 兼1 イラストレーション特別演習B 3前・後 2 ○ 兼1 イラストレーション特別演習C 3前 2 ○ 1 イラストレーション特別演習D 3後 2 ○ 1 日本建築史 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 西洋建築史 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 住居論 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 住宅論 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 都市論 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 生産技術論 2・3・4後 2 ○ 兼1 デザインマーケティング論 2・3・4後 2 ○ 兼1 絵画材料学 1・2・3後 2 ○ 2・3前 2 ○ 舞台美術論 メディアアート概論 ファッションマーケティング論 ユーザーインタフェース論 1 隔年開講 隔年開講 兼1 1 兼1 1 隔年開講 兼1 1 2・3前 2 ○ 兼1 ファッションデザイン論 1・2・3前 2 ○ 兼1 ファッションデザイン史 2・3前 2 ○ 大型プリンタ特別実習 2・3前 1 ○ 版画特別実習 2・3・4前 1 ○ 住居と法律 3・4前 1 ○ 兼1 隔年開講 建築施工 3・4前 1 ○ 兼1 隔年開講 建築構造演習1 2・3・4後 2 ○ 兼1 隔年開講 建築構造演習2 2・3・4後 2 ○ - 兼1 兼15 隔年開講 小計( 32 科目) 一 般 教 養 科 目 必 修 実 験 ・ 実 習 東洋・日本美術史概説A 色彩演習 造 形 専 門 科 目 配当年次 専任教員等の配置 授業形態 - 0 60 0 兼1 兼1 1 1 3 哲学A 1・2・3・4前 2 ○ 1 哲学B 1・2・3・4後 2 ○ 1 宗教学A 1・2・3・4前 2 ○ 1 宗教学B 1・2・3・4後 2 ○ 1 0 0 0 一 般 教 養 科 目 心理学A 1・2・3・4前 2 ○ 1 心理学B 1・2・3・4後 2 ○ 1 深層芸術心理学A 1・2・3・4前 2 ○ 1 深層芸術心理学B 1・2・3・4後 2 ○ 1 文化史A 1・2・3・4前 2 ○ 文化史B 1・2・3・4後 2 ○ 比較文化論A 1・2・3・4前 2 ○ 1 比較文化論B 1・2・3・4後 2 ○ 1 文化人類学A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 文化人類学B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 社会学A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 社会学B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 経済学 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 経営学 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 法学〔日本国憲法〕 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 考古学A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 考古学B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 琵琶湖の民俗史 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 近江学A 1・2・3・4通年 2 ○ 兼1 隔年開講 近江学B 1・2・3・4通年 2 ○ 兼1 隔年開講 自然科学概論A 1・2・3・4前 2 ○ 兼1 自然科学概論B 1・2・3・4後 2 ○ 兼1 科学技術概論 1・2・3・4後 2 ○ ボランティアワーク 2~3通年 2 1前 2 ○ 地域文化論 1・2・3・4前 2 ○ 健康体力論 1・2・3・4前 2 ○ スポーツ実習A 1・2・3・4後 1 ○ スポーツ実習B 1・2・3・4前 1 ○ 兼1 スポーツ実習C 1・2・3・4前 1 ○ 兼1 スポーツ実習D 1・2・3・4後 1 ○ 兼1 スポーツ実習E 1・2・3・4後 1 ○ 人権教育 小計( 68 科目) 大 学 基 礎 科 目 語 学 教 養 科 目 - 0 67 兼1 兼1 兼1 ○ 0 1 兼1 兼1 1 - 1 2 1 教養演習A-Ⅰ 1・2前 2 ○ 教養演習A-Ⅱ 1・2後 2 ○ 教養演習B-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習B-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習C-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習C-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習D-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習D-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習E-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習E-Ⅱ 1・2後 2 ○ 教養演習F-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習F-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習G-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習G-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習H-Ⅰ 1・2前 2 ○ 1 教養演習H-Ⅱ 1・2後 2 ○ 1 教養演習I-Ⅰ 1前 2 ○ 1 教養演習I-Ⅱ 1後 2 ○ 1 教養演習J-Ⅰ 2前 2 ○ 教養演習J-Ⅱ 2後 2 ○ 教養演習K-Ⅰ 2前 2 ○ 教養演習K-Ⅱ 2後 小計( 22 科目) - 2 0 44 0 ○ - 0 0 兼1 13 1 1 1 兼1 兼1 1 2 1 3 基礎英語A 1・2・3前 2 ○ 1 基礎英語B 1・2・3後 2 ○ 1 基礎英語C 1・2・3前 2 ○ 基礎英語D 1・2・3後 2 ○ 中級英語A 1・2・3・4前 2 ○ 1 中級英語B 1・2・3・4後 2 ○ 1 中級英語C 1・2・3・4前 2 ○ 中級英語D 1・2・3・4後 2 ○ 中級英語E 2・3・4前 2 ○ 中級英語F 2・3・4後 2 ○ 中級英語G 2・3・4前 2 ○ 1 中級英語H 2・3・4後 2 ○ 1 中級英語I 2・3・4前 2 ○ 2 0 0 兼1 1 1 兼1 兼1 1 1 1 オムニバス 語 学 教 養 科 目 キ ャ リ ア デ ザ イ ン 科 目 中級英語J 2・3・4後 2 ○ 中級英語K 2・3・4前 2 ○ 1 中級英語L 2・3・4後 2 ○ 1 上級英語A 1・2・3・4前 2 ○ 1 上級英語B 1・2・3・4後 2 ○ 1 上級英語C 1・2・3・4前 2 ○ 上級英語D 1・2・3・4後 2 ○ 上級英語E 1・2・3・4前 2 ○ 上級英語F 1・2・3・4後 2 ○ 1 上級英語G 1・2・3・4前 2 ○ 上級英語H 1・2・3・4後 2 ○ 上級英語I 1・2・3・4前 2 ○ 1 上級英語J 1・2・3・4後 2 ○ 1 フランス語A 1・2・3・4前 2 ○ フランス語B 1・2・3・4後 兼1 1 隔年開講 兼1 隔年開講 隔年開講 隔年開講 兼1 ○ - 1通 2 ○ 1 キャリアデザイン特講2 2通 2 ○ 1 キャリアデザイン特講3 3通 2 ○ キャリアデザイン演習A 3前 2 ○ キャリアデザイン演習B 3前 2 ○ 1 キャリアデザイン演習C 3後 2 ○ 1 キャリアデザイン演習D 1・2通 2 ○ インターンシップA 2・3通年 2 ○ 1 集中 インターンシップB 2・3通年 2 ○ 1 集中 インターンシップC 1通年 2 ○ 1 集中 1・2・3・4通年 1 ○ 1 コンピュータ実践講座B 1・2・3・4通年 1 ○ 1 英語実践講座A 1・2・3・4通年 1 ○ 1 英語実践講座B 1・2・3・4通年 1 ○ 1 英語実践講座C 1・2・3・4通年 1 ○ 色彩実践講座1 1・2・3・4通年 1 ○ 色彩実践講座2 1・2・3・4通年 1 0 27 0 1 0 0 1 1 1 1 1 ○ - 0 2 兼1 兼2 キャリアデザイン特講1 - 0 兼1 - 小計( 17 科目) 56 兼1 小計( 28 科目) コンピュータ実践講座A 造 形 プ ロ デ ュ | ス 科 目 2 0 1 1 1 4 1 0 0 0 展示学A 2・3・4前 2 ○ 1 展示学B 2・3・4後 2 ○ 1 創作における権利と倫理 2・3・4後 2 ○ 兼1 流通論 2・3・4前 2 ○ 兼1 企業文化論 2・3・4後 2 ○ アートマネージメント論A 2・3・4前 2 ○ 1 アートマネージメント論B 2・3・4後 2 ○ 1 プロデュース論A 2・3・4前 2 ○ 兼1 プロデュース論B 2・3・4後 2 ○ 兼1 プロデュース論C 2・3・4後 2 ○ プロジェクト演習A1 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習A2 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習A3 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習A4 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習B1 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習B2 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習B3 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習B4 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習C1 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習C2 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習C3 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習C4 2・3・4通年 2 ○ 1 プロジェクト演習D1 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習D2 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習D3 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト演習D4 2・3・4通年 2 ○ プロジェクト特別実習A1 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習A2 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習A3 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習A4 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習A5 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習B1 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習B2 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習B3 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習B4 2・3・4通年 1 ○ 1 兼1 兼1 兼1 1 兼1 1 1 兼1 1 1 1 1 1 兼1 プロジェクト特別実習B5 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習C1 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習C2 2・3・4通年 1 ○ 1 プロジェクト特別実習C3 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習C4 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習C5 2・3・4通年 1 ○ 2 プロジェクト特別実習D1 2・3・4通年 1 ○ 2 プロジェクト特別実習D2 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習D3 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習D4 2・3・4通年 1 ○ プロジェクト特別実習D5 2・3・4通年 1 ○ 小計( 46 科目) 専 門 科 目 - 0 72 - 0 1 1 1 1 1 1 8 10 1前・後 2 ○ 基礎造形実習2A 1前 2 ○ 基礎造形実習3A 1前・後 2 ○ 1 基礎造形実習4A 1後 2 ○ 1 基礎造形実習1B 1前 2 ○ 基礎造形実習2B 1前・後 2 ○ 1 基礎造形実習3B 1後 2 ○ 1 基礎造形実習4B 1前・後 基礎造形実習1A 2 総合基礎演習1 1前 2 総合基礎演習2 1後 2 プロデュース基礎演習1 1前 2 プロデュース基礎演習2 1後 プロデュース基礎演習3 2前 プロデュース基礎演習4 1 4 2 0 0 0 兼4 1 兼1 兼3 1 ○ 兼4 1 兼6 ○ 1 6 ○ 2 4 ○ 1 2 ○ 1 2 ○ 1 2後 2 ○ 1 造形芸術研究1 2・3前 2 ○ 3 1 造形芸術研究2 2・3後 2 ○ 1 2 総合プロデュース演習1 3前 2 ○ 1 総合プロデュース演習2 3後 2 ○ 1 総合プロデュース演習3 4前 2 ○ 1 デザイン研究1 2・3前 2 ○ 2 デザイン研究2 2・3後 2 ○ 総合文化研究1 4前 2 ○ 総合文化研究2 4後 ○ 2 イラストレーション基礎演習1 1後 2 2 ○ 1 イラストレーション基礎演習2 1前・後 2 ○ 1 イラストレーション演習1 2前・後 2 ○ イラストレーション演習2 2前・後 2 ○ イラストレーション演習3 2前・後 2 ○ 兼1 イラストレーション演習4 2前・後 2 ○ 兼1 イラストレーション演習5 3前・後 2 ○ イラストレーション演習6-a 3前 2 ○ イラストレーション演習6-b 3後 2 ○ イラストレーション演習6-c 3前 2 ○ イラストレーション演習6-d 3前・後 2 ○ イラストレーション演習6-e 3前・後 2 ○ 兼1 イラストレーション演習6-f 3後 2 ○ 兼1 イラストレーション演習6-g 3後 2 ○ イラストレーション実習1 2前・後 2 ○ イラストレーション実習2 2前・後 2 ○ イラストレーション実習3 2前・後 2 ○ 1 イラストレーション実習4 2前・後 2 ○ 1 イラストレーション実習5 3前・後 2 ○ 2 イラストレーション実習6 3前・後 2 ○ 1 イラストレーション実習7 3前 2 ○ 兼3 イラストレーション実習8-a 3後 2 ○ 兼1 イラストレーション実習8-b 3後 2 ○ イラストレーション実習9 4前 2 ○ イラストレーション実習10 4前 2 イラストレーション論A 1前 2 ○ イラストレーション論B 2前 2 ○ イラストレーション論C 2後 2 ○ イラストレーション論D 3前 2 ○ イラストレーション論E 3後 2 ○ 美術基礎演習1 1前 2 兼1 隔年開講 オムニバス 兼1 隔年開講 オムニバス 2 隔年開講 オムニバス 4 隔年開講 オムニバス 2 オムニバス 1 オムニバス 1 兼1 オムニバス 1 兼1 1 兼1 1 兼1 兼1 1 兼1 1 オムニバス 1 1 兼2 オムニバス 1 兼1 オムニバス 兼2 1 ○ 2 3 兼1 1 オムニバス 1 1 兼1 兼1 1 ○ 1 オムニバス 専 門 科 目 美術基礎演習2 1後 2 ○ 美術演習1 2前 2 ○ 美術演習2-a 2前 2 ○ 1 美術演習2-b 2前 2 ○ 1 美術演習2-c 2前 2 ○ 美術演習3-a 2後 2 ○ 美術演習3-b 2後 2 ○ 美術演習3-c 2後 2 ○ 美術演習4 3前 2 ○ 1 美術演習5-a 3前 2 ○ 1 美術演習5-b 3前 2 ○ 美術演習5-c 3前 2 ○ 美術演習6-a 3後 2 ○ 美術演習6-b 3後 2 ○ 美術演習6-c 3後 2 ○ 美術実習1-a 2前 2 ○ 1 美術実習1-b 2前 2 ○ 1 美術実習1-c 2前 2 ○ 美術実習2-a 2前 2 ○ 美術実習2-b 2前 2 ○ 美術実習2-c 2前 2 ○ 美術実習3-a 2後 2 ○ 1 美術実習3-b 2後 2 ○ 1 美術実習3-c 2後 2 ○ 美術実習4-a 2後 2 ○ 美術実習4-b 2後 2 ○ 美術実習4-C 2後 2 ○ 美術実習5-a 3前 2 ○ 1 美術実習5-b 3前 2 ○ 1 美術実習5-c 3前 2 ○ 美術実習6-a 3前 2 ○ 美術実習6-b 3前 2 ○ 美術実習6-c 3前 2 ○ 美術実習7-a 3後 2 ○ 1 美術実習7-b 3後 2 ○ 1 美術実習7-c 3後 2 ○ 美術実習8-a 3後 2 ○ 美術実習8-b 3後 2 ○ 美術実習8-C 3後 2 ○ 美術実習9 4前 2 ○ 2 ○ 1 兼1 兼1 兼1 1 1 兼1 1 兼1 1 1 兼1 兼1 1 兼1 兼1 兼1 1 1 兼1 兼1 1 1 兼1 兼1 1 1 兼1 4前 2 美術論A 1・2前 2 ○ 1 美術論B 1・2後 2 ○ 1 美術論C 3・4前 2 ○ 美術論D 3・4前 2 ○ 美術論E メディアデザイン基礎演習1 3・4後 2 ○ 1前 2 ○ メディアデザイン基礎演習2 1後 2 ○ メディアデザイン基礎演習3 1前・後 2 ○ メディアデザイン基礎演習4 1前・後 2 ○ 1 メディアデザイン演習1 2前 2 ○ 1 メディアデザイン演習2 2後 2 ○ 1 メディアデザイン演習3 3前 2 ○ 2 オムニバス メディアデザイン演習4 3後 2 ○ 2 オムニバス メディアデザイン演習5 3前 2 ○ 1 メディアデザイン演習6 3後 2 ○ 1 メディアデザイン演習7 3前 2 ○ 1 メディアデザイン演習8 3後 2 ○ 1 メディアデザイン演習9 3前 2 ○ メディアデザイン演習10 3後 2 ○ メディアデザイン実習1-a 2前 2 ○ メディアデザイン実習1-b 2前 2 ○ メディアデザイン実習1-c 2前 2 ○ 兼1 メディアデザイン実習1-d 2前 2 ○ 兼1 メディアデザイン実習2-a 2後 2 ○ 兼2 メディアデザイン実習2-b 2後 2 ○ 兼1 メディアデザイン実習2-c 2後 2 ○ メディアデザイン実習2-d 2後 2 ○ メディアデザイン実習3-a 2前 2 ○ 美術実習10 1 1 1 1 1 1 1 オムニバス 1 兼1 オムニバス 1 1 兼2 オムニバス 1 兼1 1 1 オムニバス 専 門 科 目 メディアデザイン実習3-b 2前 2 ○ メディアデザイン実習3-c 2前 2 ○ メディアデザイン実習3-d 2前 2 ○ メディアデザイン実習4-a 2後 2 ○ メディアデザイン実習4-b 2後 2 ○ 兼1 メディアデザイン実習4-c 2後 2 ○ 兼1 メディアデザイン実習4-d 2後 2 ○ メディアデザイン実習5-a 3前 2 ○ 1 メディアデザイン実習5-b 3前 2 ○ 1 メディアデザイン実習5-c 3前 2 ○ メディアデザイン実習5-d 3前 2 ○ メディアデザイン実習6-a 3後 2 ○ メディアデザイン実習6-b 3後 2 ○ メディアデザイン実習6-c 3後 2 ○ 1 メディアデザイン実習6-d 3後 2 ○ 1 メディアデザイン実習7-a 3前 2 ○ 1 メディアデザイン実習7-b 3前 2 ○ メディアデザイン実習7-c 3前 2 ○ 1 メディアデザイン実習7-d 3前 2 ○ 1 メディアデザイン実習8-a 3後 2 ○ 1 メディアデザイン実習8-b 3後 2 ○ メディアデザイン実習8-c 3後 2 ○ メディアデザイン実習8-d 3後 2 ○ メディアデザイン実習9 4前 2 ○ メディアデザイン実習10 4前 2 ○ メディアデザイン論A 2前 2 ○ メディアデザイン論B 2後 2 ○ メディアデザイン論C 3前 2 ○ 1 メディアデザイン論D 3後 2 ○ 1 メディアデザイン史A 2・3前 2 ○ メディアデザイン史B 2・3後 2 ○ メディアデザイン史C 2・3前 2 ○ メディアデザイン史D ○ 1 1 1 1 兼1 兼1 1 1 1 兼1 兼1 兼1 1 1 3 1 3 1 兼1 兼1 兼1 兼1 1 2・3後 2 空間基礎演習1 1前 2 ○ 1 3 空間基礎演習2 1後 2 ○ 1 3 空間デザイン演習1 2前 2 ○ 1 空間デザイン演習2-a 2前 2 ○ 1 空間デザイン演習2-b 2前 2 ○ 空間デザイン演習2-c 2前 2 ○ 空間デザイン演習2-d 2前 2 ○ 空間デザイン演習3-a 2前 2 ○ 空間デザイン演習3-b 2前 2 ○ 空間デザイン演習3-c 2前 2 ○ 1 空間デザイン演習3-d 2前 2 ○ 1 空間デザイン演習4-ab 2後 2 ○ 1 空間デザイン演習4-cd 2後 2 ○ 1 空間デザイン演習5-a 2後 2 ○ 空間デザイン演習5-b 2後 2 ○ 空間デザイン演習5-c 2後 2 ○ 空間デザイン演習5-d 2後 2 ○ 空間デザイン演習6-a 2後 2 ○ 空間デザイン演習6-b 2後 2 ○ 空間デザイン演習6-c 2後 2 ○ 空間デザイン演習6-d 2後 2 ○ 空間デザイン演習7-ab 3前 2 ○ 空間デザイン演習7-cd 3前 2 ○ 空間デザイン演習8-a 3前 2 ○ 空間デザイン演習8-b 3前 2 ○ 兼1 空間デザイン演習8-c 3前 2 ○ 兼1 空間デザイン演習8-d 3前 2 ○ 兼1 空間デザイン演習9-a 3前 2 ○ 兼1 空間デザイン演習9-b 3前 2 ○ 兼1 空間デザイン演習9-c 3前 2 ○ 空間デザイン演習9-d 3前 2 ○ 空間デザイン演習10-a 3後 2 ○ 空間デザイン演習10-b 3後 2 ○ 兼1 空間デザイン演習10-c 3後 2 ○ 兼1 空間デザイン演習10-d 3後 2 ○ 兼1 空間デザイン演習11-a 3後 2 ○ 兼1 1 オムニバス 兼1 1 1 1 兼1 兼1 兼1 1 兼1 兼1 1 兼1 兼1 1 オムニバス 1 1 1 兼1 1 1 専 門 科 目 学 芸 員 課 程 に 関 す る 科 目 教 職 課 程 に 関 す る 科 目 空間デザイン演習11-b 3後 2 ○ 空間デザイン演習11-c 3後 2 ○ 空間デザイン演習11-d 3後 2 ○ 空間デザイン実習1-ab 2前 2 ○ 空間デザイン実習1-cd 2前 2 ○ 空間デザイン実習2-a 2前 2 ○ 空間デザイン実習2-b 2前 2 ○ 兼1 空間デザイン実習2-c 2前 2 ○ 兼1 空間デザイン実習2-d 2前 2 ○ 兼1 空間デザイン実習3 2後 2 ○ 兼1 空間デザイン実習4-α 2後 2 ○ 空間デザイン実習4-b 2後 2 ○ 空間デザイン実習4-c 2後 2 ○ 空間デザイン実習4-d 2後 2 ○ 空間デザイン実習5-ab 3前 2 ○ 空間デザイン実習5-cd 3前 2 ○ 空間デザイン実習6-a 3前 2 ○ 空間デザイン実習6-b 3前 2 ○ 1 空間デザイン実習6-c 3前 2 ○ 1 空間デザイン実習6-d 3前 2 ○ 空間デザイン実習7-a 3後 2 ○ 空間デザイン実習7-b 3後 2 ○ 空間デザイン実習7-c 3後 2 ○ 1 空間デザイン実習7-d 3後 2 ○ 1 空間デザイン実習8-a 3後 2 ○ 空間デザイン実習8-b 3後 2 ○ 1 空間デザイン実習8-c 3後 2 ○ 1 空間デザイン実習8-d 3後 2 ○ 空間デザイン実習9 4前 2 ○ 空間デザイン実習10 4前 2 ○ 卒業制作 4後 小計( 223 科目) - 教育原理 2前 2 ○ 視聴覚教育メディア論 2前 2 ○ 生涯学習概論 2後 2 ○ 2 博物館概論 3前 2 ○ 1 博物館資料論 3前 2 ○ 博物館経営・情報論 3前 2 ○ 博物館実習1 3通年 2 博物館実習2 小計( 8 科目) 4通年 - 6 10 0 1 1 1 ○ 420 1 15 - 0 1 1 兼1 1 1 兼1 1 1 1 1 1 兼1 兼1 1 1 1 1 2 9 8 14 18 4 6 兼62 1 兼1 オムニバス 兼1 兼1 ○ 2 ○ 2 2 - 0 1 集中 1 0 0 0 兼3 教職入門 1前 2 ○ 1 教育原理 1前 2 ○ 1 教育心理学 1後 2 ○ 教育制度論 1後 2 ○ 兼1 教育課程・特別活動論 2前 2 ○ 兼1 美術科教育法1 2前 2 ○ 兼1 美術科教育法2 2後 2 ○ 兼1 美術科教育法3 3前 2 ○ 兼1 美術科教育法4 3後 2 ○ 道徳教育の研究 2後 2 ○ 教育方法の研究 2前 2 ○ 生徒指導の研究 2後 2 ○ 教育相談 3前 2 ○ ○ 1 兼1 1 兼1 兼1 1 3~4通年 1 1 1 オムニバス 教育実習A 4前 2 ○ 1 1 集中 教育実習B 教職実践演習 4後 2 2 ○ 1 1 1 1 オムニバス 小計( 17 科目) - 教育実習事前事後指導 合計( 451 科目) 学位又は称号 4後 - 学士(芸術学) 0 10 ○ 集中 33 0 - 1 1 1 兼3 973 0 - 10 19 6 兼100 学位又は学科の分野 美術関係 卒業要件及び履修方法 卒業に必要な単位数は、次の(1)と(2)をあわせて、124単位以上とする。 (1)造形基礎科目、造形専門科目、一般教養科目、大学基礎科目、語学教養科目、キャリアデザイン 科目、造形プロデュ-ス科目より60単位以上を修得する。 (2)専門科目より、64単位を修得する。 <科目登録の上限を履修指導上、原則40単位(年間)とする> 授業期間等 1学年の学期区分 2学期 1学期の授業期間 15週 1時限の授業時間 80分 様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (芸術学部芸術学科) 科目 区分 造 形 基 礎 科 目 授業科目の名称 講 義 等 の 内 容 美術史入門として、古代から近世に至る絵画、彫刻、工芸品について基礎的な見方、知識の 修得を目指す。仏像の発祥や種類、制作技法、絵画作品の画面形態やその特徴などに始ま り、各ジャンルにおける時代様式の変遷を数多くのスライドを用いて解説する。仏像や水墨 東洋・日本美術史概説A 画、陶磁器などジャンルによっては、インド、中国なども含めた、東洋という大きなスケー ルでの影響関係も見ていく。また、関連する展覧会の情報や見どころを紹介しつつ、現地見 学の授業も実施する。 美術史入門として、日本画・洋画・彫刻など、日本美術が近代化する歩みを学ぶ。明治以降 の近代美術が中心ですが、プレヒストリーとして近世における西洋美術受容の歴史にも触れ る。美術・芸術という概念・制度が西洋から移入された明治時代以降、西洋美術がもつ遠近 東洋・日本美術史概説B 感や立体感、質感といった写実的な表現や、印象派以降の自由な造形から刺激を受けなが ら、日本美術は表現の幅をさらに広げることで、日本の作家たちが西洋から何を学び、ま た、日本美術の伝統の何を守ろうとしてきたのかを代表的な作家の作品を通して探る。 日本美術史A 日本美術史B 日本美術史の基本と、美術品の見方を、仏像を通して学ぶ。時代や国、民族の違いを超えて その美を伝える普遍的美について、それを秘める可能性のある美術品の例の一つとして、我 が国に伝わる仏像を通して考えてみる。仏像は、古代から近世に至る間ずっと、日本美術の 中心として造られ続け、かつ、その作例が今なお豊富に現存しているという、美術史を研究 するには世界的にまたとない題材であり、各時代の最先端の科学技術である。大津に現存す る仏像を通して、作品の様式、技法、保存について学習する。 古墳時代から江戸時代に至る日本絵画史について、各時代の技法や様式を著名な名品を用い て解説する。中国や朝鮮からの影響が強い9世紀以前、平安貴族の趣向が反映された和様の文 化が開花する10~12世紀、中国から水墨画が移入される13世紀以降、天下人の権威や美意識 が反映される16~17世紀、町人階層の文化が開花する18~19世紀。各時代によって異なる支 持層と、その美意識を反映する作品、外来文化の影響、巨匠たちの個性。こうした視点に注 目しながら日本絵画史の展開をたどる。 西洋美術史概説A 美術作品の比較によって西洋美術史の本質を理解し、古代ギリシアから20世紀前半までの西 洋美術の歴史を概観する。視聴覚機器を用いて多数の作例を紹介し、様式分析を中心に、美 術作品の見方、学び方の基礎をかため、美術史を学ぶための基本的な方法についても説明す る。授業内容は、作品の比較を通じて学ぶ第一部が「細部を見比べてみよう」「ボッティ チェリはなぜ神秘的か」「立像とその軸線」「この色はどこから来たのか」「安定と運動」 「抽象へ、抽象から」、西洋美術の歴史を概観する第二部が「アーティストが誕生するま で」「オールドマスターズ」「モダンマスターズ」「コンテンポラリーアート」、全体をま とめる第三部が「作品比較から様式論へ」である。 西洋美術史概説B 美術作品の図像内容を把握によって西洋美術史の本質を理解する。古代ギリシアから20世紀 前半までの西洋美術の歴史を概観する。視聴覚機器を用いて多数の作例を紹介し、図像解釈 を中心に、美術作品の見方、学び方の基礎をかため、美術史を学ぶための基本的な方法につ いても説明する。授業内容は、西洋の美術とその描写内容を概観する第一部が「キリストの 降誕」「キリストの洗礼」「最後の晩餐」「キリストの磔刑」「ウェヌスの誕生」「ユピテ ルと女性たち」、西洋美術の時代区分について考察する第二部が「古典古代は何か」「ルネ サンスと近代」「近代と二つの革命」「近代と現代」、全体をまとめる第三部が「作品記述 から図像論へ」である。 西洋美術史A ルネサンスから印象派にいたる西洋美術史の詳細を理解するために、ルネサンスから印象派 までの西洋美術の歴史を時代と地域ごとに概観する。とくに、様式の分析と図像の理解に重 点をおく。授業内容は、「イタリア・ゴシック美術」「15世紀イタリア美術」「15世紀イタ リア美術」「16世紀イタリア美術」「15、16世紀北方美術」「17、18世紀イタリア美術」 「17世紀スペイン美術」「17世紀フランドル・オランダ美術」「17世紀フランス古典主義」 「18世紀フランス・ロココ美術」「18世紀のイタリアとイギリスの美術」「ロココから近代 へ」「新古典主義」「ロマン主義」「近代風景画の発展」「写実主義と自然主義」「印象 派」である。 西洋美術史B 印象派からポップ・アートまでの西洋美術の歴史を時代と地域ごとに概観する。とくに、様 式の分析と図像の理解に重点をおく。授業内容は、「印象派」「印象派以後」「印象主義・ 後期印象主義の伝播」「象徴主義と世紀末美術」「19世紀の彫刻」「フォヴィスム」「表現 主義」「キュビスム」「未来主義」「抽象主義」「構成主義」「ダダイズム」「形而上絵 画」「シュルレアリスム」「エコール・ド・パリ」「1920年代の美術」「第二次大戦までの アメリカ美術」「戦後のアメリカとヨーロッパの美術」「20世紀の彫刻」である。 備考 造 形 基 礎 科 目 デザイン史概説A イギリスに端を発し18世紀から19世紀にかけて起こった産業革命は、西洋世界の人びとの社 会やくらしを一変させた。人びとが生活の中で用いる様ざまなものの造形計画であるデザイ ンも、大きな影響を受け、新しい方法論の模索が開始された。本講義では、産業革命直後の イギリスのデザイン、ウィリアム・モリスのデザイン活動、アール・ヌーヴォーに焦点を当 て、第一機械時代のデザインを探った人びとの造形思考の変遷とその成果について考察す る。 デザイン史概説B 機械による同型反復生産にふさわしいデザインの方法論を探る試みは、20世紀初頭にいたっ てもその満足な解答は得られていなかった。そこでは、機械生産に適した形態が人びとの美 的感性に対してどのような意味を持ち得るのかが追求されなければならなかった。本講義で は、ウィーン工房、アメリカの合理主義建築、ドイツ工作連盟、幾何学的抽象美術の成立、 バウハウスに焦点を当て、モダンデザインの方法論の成立の過程とその成果について考察す る。 現代デザイン論A 1920年代のバウハウスの取り組みの中で成立の端緒を見た近代デザインが、現代のデザイン の基礎にあることは疑いないが、しかし近代デザインと現代デザインは一本の直線で結び付 けられるのであろうか。私たちは、近代デザインに見られる生真面目な性質と現代デザイン に見られる商業性を、どのように関係付けて捉えるべきであろうか。本講義では、バウハウ スの展開、アールデコの意味、アメリカンデザインの方法論に焦点を当てながら、デザイン における近代と現代の連続性ならびに不連続性について考察する。 現代デザイン論B デザインは、生産者にとっても、生活者にとっても多義的な概念である。その多義性は、現 代社会の複雑性とも絡み合って、多様な問題を提起してくる。本講義は、概念としてのデザ インの多義性、ジャンルとしてのデザイン、経済活動とデザイン、デザインと流行、情報技 術とデザイン、福祉とデザインといった内容に焦点を当てながら、現代デザインに見られる 様ざまな問題について、多角的な視点から考察を進める。 現代美術論A 現代美術論B 海外の動向と比較することで、日本の戦後の美術を考察する。戦後日本美術の流れを海外の 動向と対比しながら紹介する。作者というよりも鑑賞者の視点からそれを分析し、現代美術 における観者の役割について解説する。中間レポ−トでは、授業中に指示する展覧会の鑑賞レ ポ−トの提出を求める。 美術理論 この科目では、今日の造形活動に対する見識を高め、理論的考察のための基礎を確立する。 そのために、古今東西の美術のありかたをふまえ、今日の造形活動の諸相を多角的に把握 し、その本質を考察する。また、あわせて美学美術史の基礎的な方法論を修得する。授業内 容は、「〈私〉と造形活動」」「伝統のなかの美術」「今日の美術の諸相」「新たなるアー トの媒体としての写真・映像」「新たなるアートの媒体としての電子メディア」「アートと してのイラストレーション」「コミュニケーションとしてのイラストレーション」「アート と生活空間」「アートと地球環境」「都市におけるアートとデザイン」「高度情報化社会に おける造形活動」「感性的実践としての造形活動」「理性的反省としての美術理論」であ る。 美学A 美学B 造 形 基 礎 科 目 海外の動向と比較することで、日本の戦後の美術を考察する。 戦後日本美術の流れを海外の 動向と対比しながら紹介する。作者というよりも鑑賞者の視点からそれを分析し、現代美術 における観者の役割について解説する。また中間レポ-トでは、授業中に指示する展覧会の 鑑賞レポ-トの提出を求める。 身体論 一枚の絵を見て「美しい」と感じたり、一冊の本を読んで「すばらしい」と感動したりした 時に生じた感覚や感情について考えをめぐらすことは、「美学」において、なにより本質的 な行為だといえる。美しかったりすばらしかったりする対象そのものに対しても、「美学」 はそれらがどうしてそのように見えるのかヒントを与えてくれる。この授業では、古代から 脈々と受け継がれてきた美的対象に対する人々の関心や考えを時系列に沿って考察する。ま た、これと並行して、「芸術」にまつわる事柄がこれまでどのように理解されてきたのかも 紹介する。授業を通じて、「美学」が自らの制作活動と密接に関わりあっていることを受講 生に再認識してもらうことを目指す。 近代以降、芸術作品は、単純に「美しい」というだけでは形容できない性格をもつように なってきた。私たちは、ときには「美」とは対極の「醜」や退廃的な性格などをそうした 「作品」に見出すことさえある。古代・中世を通じて「善」と結びついていた「美」は、善 悪といった道徳的価値から切り離されて独自の価値を追求するようになった。この授業で は、「美」の意味の変化や、「美しい」とはもはや形容できない近現代の芸術作品を見てい きながら、美や芸術作品の基準とそれらの見方について考察する。一連の考察を踏まえて、 ふだんの制作で、自らが何を重視してきたか、そして誰に何を伝えたいのか、ということを 確認する機会となることを目指す。 本科目では、過去の様々な言説を参考にしながら、身体という「もの」のありかたやその意 味について考えていく。身体という言葉は、前世紀に一種の流行語のようにさかんに用いら れてきたが、単なる反理性の標語として扱うだけでは不十分である。それは良かれ悪しかれ 我々の生活や社会と密接に関係しており、身体のありかたを考察することはそのまま哲学上 の中心問題に取り組むことでもある。身体はこれまで多くの思想家や芸術家たちの関心を惹 いてきた。授業では、身体そのものだけでなく、我々の思い描いてきた身体の「像」につい てもとりあげる。 基 礎 科 目 造 形 専 門 科 目 色彩演習 色彩現象の持っている造形的な側面について、マンセルの色彩体系を基本としながら学習す る。最初に心理的な認識対象としての色彩について考える3つのパラメーター、色相、明度、 彩度について理解する。次に色相環と明度・彩度対応表を、自ら制作した色チップを配置す ることで制作する。さらに、それぞれのパラメーターの特質を抽出する課題に取り組むこと によって、体系的な色彩の用い方を体得する。 図法演習 平面・立体図法の入門。 図法を一つのコミュニケーション言語として捉え、各表現方法の視点の意味と作図法を講義 する。製図は投影を基本とし、3次元の物体を2次元平面に図示する方法だが、時代や目的 により様々な投影法が考え出されてきた。それを理解し正確に読み取るには、1本の線の意 味から、図示する上での共通のルールを知る必要がある。この授業では、図法の最も基本的 な鉛筆の削り方から、定規の使い方など、手書きでもコンピューターに負けない製図法を講 義する。 芸術鑑賞A この科目では、西洋美術あるいは現代美術を鑑賞することで、自らの芸術表現の幅をひろげ ることを目標とする。見学先は、関西の主要な文化施設で開催されている展覧会とする。学 内での事前授業を受け、展覧会を見学したのちレポートを作成、その後、提出されたレポー トにもとづくディスカッションを行う。鑑賞(主観的受容)からディスカッション(客観的 議論)への展開を重視する。また、関西の主要な文化施設を訪問することで、博物館学の基 礎をも養う。 芸術鑑賞B この科目では、西洋美術あるいは現代美術を鑑賞することで、自らの芸術表現の幅をひろげ るだけでなく、芸術文化の企画運営に関する見識を高めることを目標とする。見学先は、関 西の主要な文化施設で開催されている展覧会とする。学内での事前授業を受け、展覧会を見 学したのちレポートを作成、その後、提出されたレポートにもとづくディスカッションをお こないます。鑑賞(主観的受容)からディスカッション(客観的議論)への展開を重視す る。また、博物館学的な観点から、関西の主要な文化施設の意義とその問題点を考察する。 コンピュータの操作方法・構造を理解し、コンピュータを用いた表現の導入とする。またテ キストエディタやグラフィックソフトを使用し、モニタ上でのレタッチやペインティング制 作のプロセスを学び、コンピュータによる表現手法を習得する。また、ネットワーク上のコ コンピュータ基礎演習1 ミュニケーションや画像・テキストなどの送受信を通して、周辺知識を身につけ、制作中の コンピュータトラブルに対処できる素地づくりを行う。 (41 穴風光惠/15回) (88 谷本研/15回)複数の教員が同一内容を複数開講する 複数教員が 共同で担当 「コンピュータ基礎演習1」を踏まえ、ドローソフトの基本操作を学んだのち、グラフィック ソフトとの連携により、DTPの基礎技術を習得する。また、課題の制作を通して、コンピュー コンピュータ基礎演習2 タによるグラフィック表現手法と作品を作り上げるプロセスを学び、自己の表現の発想やイ メージの展開を図る。 (41 穴風光惠/15回)(88 谷本研/15回)複数の教員が同一内容を複数開講する 複数教員が 共同で担当 コンピュータ基礎演習1、2をふまえて、さらにコンピュータスキルを身につける。 ①Adobe Dreamweaver、Fireworksを用いて、Webサイト制作の基礎を学習する。グラフィッ クデザインだけではなく、情報デザインや構造デザインなども重視し、最新のWeb技術に対応 できる力を身に付けることを目指す。 ②コンピュータ(MacOSX 10.5)という強力な道具を駆使し、フライヤーやDM、ポートフォ コンピュータ基礎演習3 リオやパンフレットなど、具体的な制作物(主に印刷物)を作成する力を身につける。アイ デアを具現化することの楽しさを伝える。 ③自前のノートパソコン(MacOS X 10.5)のセットアップやアプリケーションのインストー ルなどを行い、日常的にコンピュータを使いこなせる環境を作る。また、Microsoft Office (Word、Excel)の基本的な使い方を学び、レポートや企画書の制作に必要な技術を身につけ る。 コンピュータ基礎演習3をふまえて、さらにコンピュータスキルを身に付ける。 ①前期で得た知識と経験を基本に、新しいアプリケーションの使用法を学ぶ。自分でテーマ や目的を定めたウェブサイトを完成させる。ウェブサイトの分析レポートを書くことで様々 なウェブサイトの構成や編集方法を知る。 ②コンピュータを使用したプレゼンテーションができるようになる。狭義の「プレゼン」だ けではなく、企画や発想、コンセプトの構築、媒体への表現などを実践を交えて展開する。 コンピュータ基礎演習4 モチベーションを軸に、ひとつの企画を立ち上げ、制作し、披露することのダイナミズムを 学ぶ。また、本授業内の講習を受け、課題を提出することで、学部共通の大型プリンタを使 用するためのライセンスを取得することができる。 ③研究発表や企画提案を効果的に行えるように、PowerPointを使った、スライド・資料作成 の基本操作から、印象に残るプレゼンテ-ションに繋がる特殊効果の使い方を習得る。また、 コンピュータ基礎演習1・2で学んだIllustratorやPhotoshopの応用として、図表のデザイン やページもの・不定形の印刷物の作成・出力方法を身につける。 造 形 専 門 科 目 彫刻演習 彫刻の概念(彫塑の違い)から、近現代の彫刻作家の作品を研究する。近代の彫刻家ロダン から造形を中心とする作家、さらには空間そのものを作品化する現代の作家まで、その実作 品を研究する。授業の後半では発泡スチロールを素材に造形作品を制作する。平面構成から 始めて、自らの立体を10点ほど構成しその中から1点を選び、具体的に素材を使って彫刻す る。ここでは平面と立体の違いについて実制作を通して学ぶことになる。 隔年開講 造 形 専 門 科 目 工芸演習 舞台美術論 工芸史 工芸の概念を理解し実制作を行う。工芸は生活の道具として古代から現代まで、様々な素材 と技術を使って発展してきた。この授業ではその時代の生活文化を、素材と技術、用途など 工芸品を通して研究する。さらに布や繊維を使った実制作を行い、自己表現と工芸素材、そ の表現技術を自ら工夫し体験する。それらを通して現代の工芸のあり方を研究する。 隔年開講 舞台空間と舞台美術を構成する要素を舞台・劇場空間・戯曲と舞台美術の相関関係、舞台美 術を構成する各要素の検証、実際の舞台美術に触れる、簡単な舞台美術をプランとして創作 してみる等いろいろな角度から考察する。 生活のための道具の始まりから、人はモノを作り続けてきた。生活文化の変遷とともにその 道具(工芸)は、今までに多くの素材と時代の技術によって変化を遂げてきた。この授業で は時代の美意識にもとづく工芸の特色を、素材を中心に追っていきながらモノが出来上がる 背景に迫る。(授業の導入部で毎週京都を中心に開催される工芸展を紹介する。それを見学 し、工芸の歴史的な違いや考え方を自分の目で確かめる) 本講義では、いわゆる芸術・高級文化ではなく、身近なポピュラー文化全般を取り扱う。毎 回テーマを設定し、音楽・映画・アニメーション・ファッションなど、幅広い分野の文化を 切り口にし、さまざまな視点から現代社会を読み取っていく。個人的な「好き」「嫌い」と オルタナティブ文化論 は異なった複眼的な視点を身につけることが、本講義の目標である。なお、講義内では、ビ ジュアル資料や音源などを教材として使用する。それらについて感想や意見を求めることが あるので、積極的な態度で授業に参加されたい。 造 形 専 門 科 目 メディアアート概論 コンピュータや携帯,インターネットをはじめさまざまなメディアが日常化している現在, メディアへの創造的なアプローチや未来のメディアの可能性を,広くアートやデザインそし て科学技術や社会との関係においてあらためてとらえ直す。そのために,メディアの潜在性 を引き出してきた先見的な事例を,ジャンルを超えて結びつけ、メディアと表現、芸術とテ クノロジーの歴史的な意義を理解する。 イラストレーション特別演習A 児童書研究。文章表現よりもビジュアル表現による情報伝達の比重が高い児童書を対象に授 業を展開する。偶然の言葉から、アイデアを具体化しキャラクターやシュチュエーションを 構築するトレーニングを交えながら、ストーリーや絵本づくりの基礎を演習課題や講義を重 ねていく。児童年齢を意識した演出技術を学びながら、実際に児童向けのストーリーを作 り、絵本に仕上げていくステップを学ぶ。幼年向け絵物語、児童読み物の挿絵など、児童書 の分野に興味のある人のための講座である。 イラストレーション特別演習B 挿画研究。イラストレーションを構成する色彩・モチーフなど段階を追って課題を制作。作 品の中で色彩やフォルムが鑑賞者に与える心理的な影響・効果をふまえ、イラストレーショ ンの本質的な意味や使命を理解することから、その魅力と制作方法を学ぶ。最終的には短文 や詩などの文学作品(言語情報)からその意味を汲み取り、画面の一部として言語情報を並 列させながら、それにふさわしい独自のイラストレーションを完成させることを授業のねら いとする。 イラストレーション特別演習C 人体表現研究。キャラクターなどのディフォルメを施した作品を創出する上でも、人体の骨 格や筋肉などの構造の理解は、「ひと」をはじめとする全ての脊椎動物を表現する上で不可 欠な知識である。この授業では、姿勢や性差によって変化する人体フォルムの違いを、ヌー ドモデルのクロッキーやデッサンを通して熟視することにより、ひとつひとつの筋肉や骨格 が果たす機能やそれぞれが有機的に作用し、補完ながら人体を形成していることなどを体験 的に理解し、習熟する中で美術解剖学の基礎を学んでいく。 イラストレーション特別演習D 人体表現研究。イラストレーション特別演習Cをもとに、さらに内容を深めていく。キャラク ターなどのディフォルメを施した作品を創出する上でも、人体の骨格や筋肉などの構造の理 解は、「ひと」をはじめとする全ての脊椎動物を表現する上で不可欠な知識である。この授 業では、姿勢や性差によって変化する人体フォルムの違いを、ヌードモデルのクロッキーや デッサンを通して熟視することにより、ひとつひとつの筋肉や骨格が果たす機能やそれぞれ が有機的に作用し、補完ながら人体を形成していることなどを体験的に理解し、習熟する中 で美術解剖学の基礎を学んでいく。 日本建築史 日本を中心に、東洋の各地で創られてきた建築的空間と造形を通覧する。授業では様々な見 地から特徴的な歴史的建造物をとりあげ、その背後の美意識や思考について考察する。その 過程で、様々な建築家、美術家、歴史家、その他の歴史的建築物に対する見方を紹介し、理 解を深める。 西洋建築史 建築・空間の表現とその方法を、西洋建築の歴史を時系列にそって学ぶ。方法として西洋建 築の各様式ごとに重要なテーマを設け、創作者の眼から鑑賞・分析・理解する。適宜スライ ド等を用いる。対象は古代エジプトから近世の新古典様式までを予定している。テキストは 講師が作成したものを用いる。 隔年開講 形 専 門 科 目 住居論 英国のすまい:科目概要:古いが使いこなされ豊かな味わいを醸し出す暖かみのある英国の 住まいは、流行の最先端にある合理的で物質的に恵まれた単にきれいなだけのわが国の住ま いとは全く異なる。英国と日本の住宅の変遷を概観しながら、あるべき住まい像とは何か、 より豊かな住生活とは何かを考えていく。 住宅論 近・現代の代表的住宅建築を実例に、その作品を深く分析し、住宅における建築−空間とその 構成の意味、形成の方法、その作家の住宅に対する考え方や思想、表現手法を、創り手の立 場から追求します。具体的な作品から住宅論、建築論、空間論へと、できるかぎり深く根源 的に、現在的な問題意識の到達点にまで迫る。授業方法は住宅建築の実物写真や図面を参考 に進める。 都市論 英国の都市計画:産業革命以降の都市への人口集中によって住環境を極端に悪化させた英国 は、産業社会の犠牲を強いられてきた労働者住宅の改良から、郊外住宅地の開発やニュータ ウン建設へと、より快適な住宅地を求めてさまざまな模索を行ってきた。こうした英国の地 域環境への取り組みを通じてわが国の都市環境の是非を考える。 生産技術論 我々は日常的に様々な工業製品にかこまれて生活している。それらのデザイン(機能や造形 的美しさ)がどの様な生産技術(材料、加工方法)によって得られた製品であるかをサンプ ルを交えて具体的に解説する。これらの知識はプロダクトデザインや造形に携わる人にとっ て適切な素材の選択や魅力的なかたちのイメージを実現させるための重要な発想のベースと なる。 経済活動の中でデザインは常に市場の動向を的確に捉えて製品に反映し、市場を導く必要が ある。デザインマーケティング論では、デザインプロセスの中のマーケティングの役割と市 デザインマーケティング論 場分析、評価、フィードバックの手法を習得することを目的とする。授業では、マーケティ ングの歴史を検証し、現在行われている分析・考察方法を身近な製品の事例をあげながら解 説を行う。 絵画材料学 顔料についてそれぞれの特性を調べ、メディウム(媒剤)や希釈剤、溶解との関係について も考察する。フレスコ・テンペラ・水彩・膠彩・墨・油彩・パステル・クレヨン等の技法に おける指示体との関係についての表現効果もレクチャーしていく。 ファッションマーケティング論 マーケテイング戦略は時代の価値観によって変化していきます。現在、ファションマーケテ イングの最大のテーマは「ブランド戦略」である。ブランド戦略はブランドの世界観を明ら かし購買者にブランドの存在価値を認められる。ファッションマーケテイングには感性が必 要です。感性は知識の積み重ねで養われます。ファッションビジネスに関する知識を幅広く 学ぶことで、「ものの見方」と「考え方」の能力が高められ感性も高められます。感性がブ ランドの世界を創りマーケテイング戦略につながること学びながら、これからのマーケテイ ングの可能性を探る。 ユーザーインターフェース論 この科目では、具体的なユーザインタフェース(UI)デザインの実例を参考にして、UIデザ インを行う上で必要な概念、考え方、デザインプロセス、手法などを解説する。認知科学・ 人間工学をベースとする基礎的な概念(原則)から始め、UIにおける可視化表現方法とその ツール、プロトタイピングと評価、そしてUIの最新動向と今後の方向性について考察する。 様々な時代やデザイナーのファッションデザインをケーススタディーとして理解、分析し 個々の制作へと投影できる知識や考え方を身につけてもらう。カルチャーや時代ごとのムー ブメントから発生したファッションの成り立ちについて、又、オートクチュールやプレタポ ファッションデザイン論 ルテで活躍するデザイナーの制作のスタイルや方法論を文献、映像資料等で考察することに よって時代性や個人の考えがどのようにファッションと結びつきそしてデザインへと落とし 込まれていったかを学ぶ。 造 形 専 門 科 目 衣服のルーツから現代のファッションとしての衣服までの変遷を学ぶことによって大きな流 れとしてのファッションデザインの知識を身につけてもらう。古代より、衣服はその時代ご との生活文化や風土、技術と共にその装飾性を発展させてきた、近現代に至りそうした装飾 ファッションデザイン史 性はファッションとして捉えられ双方向的に文化、技術との関係性を築いてきた。ファッ ションを史観として理解することにより人類社会の歴史との関係性を把握し、ファッション という概念の変遷と発展を学ぶ。 大型プリンタ特別実習 画像サイズ、画素数、解像度を正しく理解し、必要最小限の容量で大型出力できるスマート なデータづくりをマスターする。なおこの授業を受け、課題を提出した者は、Computer Room Aに設置している大型プリンタを使用するための「学部共通大型出力ライセンス」を取得する ことができる。 版画特別実習 一 般 教 養 科 目 一 般 教 養 科 目 版画家講師によるシルクスクリーン版画の実習を行う。 写真製版法の技法を習得し、作品の制作を通じて版画の基礎を学習する。 住居と法律 住居と法律:建築基準法を始め都市計画法、消防法など建築設計にかかわる法規の適用法を 理解することに努める。前半はいわゆる単体規定として建物自体にかかわる法規、後半は集 団規定として街づくりに関する法規を解説する。 隔年開講 建築施工 建築施工:建築施工は設計図に基づいて建築物を具体化させるために多種多様な技術者・技 能者の力量を総合的に集積させておこなう生産行為である。ここでは木造、鉄筋コンクリー トの建物を例に着工から完成までの流れを工事の進行に即して解説する 隔年開講 建築構造演習1 建築構造力学:軸力、せん断力、曲げモーメント、安定・不安定と静定・不静定の判別を理 解し、建築物の骨組みのあり方を学ぶ。これらは構造模型を制作することで荷重を加えたと きの力の流れや変形を理解する。そして力のながれが美と密接に関連していることを学ぶ。 テキストは講師が作成したものをもちいる。 隔年開講 建築構造演習2 建築構造計画論:建築をデザインする上で必要な構造設計の基本的な考え方を習得する。構 造設計とは、単に建物の構造計算をすることだけではなく、それが建築の「構造美」を実現 するものである。そのためには構造設計者が意匠のコンセプトなど、建築全体との関わりを 意識しておかねばならない。実際に建設された建築物や計画された建築物を例に取り上げ て、建物の目的を理解し、その構造手法を分析する。 隔年開講 哲学A 哲学Aでは、毎年異なった角度から「私」や「心」というものを考えていく。「私」や「心」 というものは判り切ったもののように思 えるが、考えてみると案外曖昧なものである。「私が経験しているのは本当に私以外のもの なのか?」「心は身体のどこにあるのか?」「心を人工的に作ることは可能か?」等の疑問 に対して、様々な観点から検討する。単に狭い西洋哲学の伝統からだけでなく、科学や宗教 の観点も重視する。 聴講者が自分で考えることを重視する。 哲学B 心理学が人間の心理を、社会学が社会を考えるとすると、哲学は「何を」考えるものだろう か?もちろん、哲学でよく考えられる固有のテーマというのはあるが、哲学は「何を」考え るものというより、「どのように」考えていくかが重要ではないのか。従って、後期の哲学B は多様なテーマを「哲学」として考えていく。毎年違ったテーマを取り上げるが、今までに 取り上げたものには「メディア」「オタク」「ファッション」 「ポップ・ミュージック」 「アニメ・マンガ・ラノべ」「写真」等がある。 宗教学A 宗教というと一般的には、現代の日本では必ずしも大きな位置を占めているとは考えられて いないだろう。だが、それは現代の日本社会が宗教的なものを必ずしも正確に理解していな いからではないのか。この講義では、特定の宗教に偏ることなく、宗教を人間の文化の中で 捉え、できるだけ広範に一般的に様々な側面から検討していく。主たるテーマとして「宗教 とは何か」「宗教経験」「神話」「宗教と社会」を取り上げ、関連する分野も含め広く見て いきたい。 宗教学B 宗教学Aの眼目のひとつが、宗教的とは意識しない我々の日常の中にも宗教的要因があること に気付くことであった。宗教学B ではむしろ、一見我々の日常とは異質と思われるような宗 教運動を取り上げる。具体的には、この世の終わりが近いと信じる「終末論」や「千年王国 論」と呼ばれるものである。具体的な宗教運動の経緯を辿りながら、その文化的歴史的背景 を説明し、なぜそういった宗教運動が起こるのかを理解してもらう。 心理学A 心理学とは、こころについて考えていく学問である。そこには、心に存在する一般的な法則 を見つけ出そうとする立場や、一人一人のこころの状況を細やかに考えていこうとする立場 があり、この両者が相互に影響しつつ存在している。心理学Aでは、そうした心理学につい て、身近に見られる事柄を中心として幅広く紹介する。 心理学B 心理学とは、こころについて考えていく学問である。そこには、心にある一般的な法則を見 つけ出そうとする立場や、一人一人のこころの状況を細やかに考えていこうとする立場があ り、この両者が相互に影響しつつ存在している。心理学Bでは、心理学Aより、もう尐し踏み 込んで、こころの揺れにまつわる事柄を中心に取り上げる。 深層芸術心理学A 深層芸術心理学では、イメージ体験を通して、各自が自分のこころのありように触れていく ことを目指している。深層芸術心理学Aでは、「物語」を中心的なテーマとしてイメージ体験 実習を行う。そこでのさまざまな課題を通じて、各自の体験を深める場としたい。また、イ メージを心理学的に考える上で重要となる、深層心理学の基礎を作ったフロイトやユングに ついて、彼らの生涯を中心に取り上げる。 深層芸術心理学B 深層芸術心理学では、イメージ体験を通して、各自が自分のこころのありように触れていく ことを目指している。深層芸術心理学Bでは、絵を描くこと・表現することをめぐって取り上 げていきたい。心理臨床場面では、描画をはじめとするイメージ課題が用いられることもあ る。そうした描画を体験し、また具体例に触れることから、表現が持つ可能性/危険性に思 いを馳せたい。 文化史A 文化は人々の営みを示し、その中で生まれた結晶。日本の各時代における人々の歴史的産 物、おもに美術、工芸、建築、思想、民俗などを中心に系統的に解説する。文化史Aでは、 人々がはじめて営みをはじめた縄文時代から鎌倉時代までの各時代に沿って、文化資料のパ ワーポイントによるスライド、及びプリントを使用しながら講義し、文化の足跡を探る。 文化史B 文化は人々の営みを示し、その中で生まれた結晶。日本の各時代における人々の歴史的産 物、おもに美術、工芸、建築、思想、民俗などを中心に系統的に解説する。文化史Bでは、 人々がはじめて営みをはじめた室町時代から明治・大正時代までの各時代に沿って、文化資 源のパワーポイントによるスライド、及びプリントを使用しながら講義し、文化の足跡を探 る。 比較文化論A 比較文化というと異なった国の文化を比べるものと思われがちだが、文化 は現代だけのもの ではないし、文化を比較する単位も国だけではないだろう。そもそも、「文化」という言葉 自体が幅広すぎて曖昧である。比較文化論Aでは、他と比較する以前に、まず日本(必ずしも その範囲は現在の日本と同一ではないが)の歴史的変遷、特に宗教に関する文化に絞って見 ていきたい。通時的変遷もまた比較文化のひとつであり、なぜ東アジアでも有数の仏教国家 であった日本が宗教に無関心な国になったのかの軌跡を辿る。 比較文化論B 歴史的変遷という通時的変化を扱った比較文化論Aに対して、比較文化論Bは世界的規模での 文化の違いを考える。仏教・キリスト教・イスラームといった大宗教、あるいは「世界宗 教」は、世界の大半をカバーするくらいに拡がっているが、それらの大宗教の成立事情を考 えることで、どのような文化的差異が生まれてくるかを検討する。単に三大宗教だけでな く、その周囲の関連する宗教にも言及する。美術史の中でも大きな位置を占める宗教美術の 理解にも資するだろう。 文化人類学A 一 般 教 養 科 目 文化人類学は異文化との出会いから始まる。そこで必要なのは、ある文化と自分が慣れ親し んでいる文化との違いを感じ取るセンスである。そして、その違いに興味を抱くことができ るかどうかが、異文化を理解してゆく上での鍵となる。 文化の違いを感じ取るためには、なじみのない文化に対する好奇心と、なじみのある文化に 対する探求心をあわせ持っている必要がある。そのためには、この世界には自分が知らない 数多くの文化があるということ、また知っているつもりの文化の中にも、自分が知らずにい る文化が数多くあるということを知らなければならない。強くて大きな出会いから弱くて小 さな出会いまで、そのすべてを受けとめるセンスを養うために、本講義では、アジア・アフ リカ地域に暮らす人々の文化と、身近な私たちの文化の両方を共に紹介することを通じて、 異文化と出会う機会を一つでも多く作ってゆきたいと考えている。 文化人類学B 文化人類学の特徴は、長期間にわたってフィールド・ワーク(現地調査)を行い、その経験 に基づいて、対象文化の理解を試みるところにある。この、慣れ親しみのない文化の中で何 年間も暮らすという方法は、他の学問分野では行われていないユニークなものである。しか し、私たちの普段の暮らしを振り返ってみると、多くの人が、住み慣れた地域を離れて旅に 出かけたり、なじみのない地域に長く暮らしたりするといった経験を持っている。このよう な経験と文化人類学的な経験とは、どのような点で異なっているのだろうか。長く暮らした 地域の文化を「理解」し、その文化を知らない人にも理解できるように「表現」できたとす れば、それは十分に文化人類学的な経験であるといえる。しかし、実際にやってみると、そ れはとても難しい作業であるということが分かる。私たちは、ともすると「理解したよう な」あるいは「表現したような」気になってしまうからである。このような気分に浸ってし まうことほど、文化人類学的な営みから遠いものはない。本講義では、文化人類学的な経験 と理解の方法と、その様々な表現(主にドキュメンタリー映画)を紹介することを通じて、 文化理解の可能性を探ってゆきたいと考えている。 社会学A 何気なく使う「社会」という言葉。しかし実際のところわれわれは「社会」についてわかっ ているようでわかっていない。本講義では、「自己/私」を出発点にし、それをとりまく諸 現象について、社会学の考え方を参考にしながら実際に考察していく。社会学Aは「自己」 に重点を置き様々なテーマを扱うが、最終的には、自己や社会に対する「別の視点」を手に することをねらいとする。 一 般 教 養 科 目 社会学B 何気なく使う「社会」という言葉。しかし実際のところわれわれは「社会」についてわかっ ているようでわかっていない。本講義では、「自己/私」を出発点にし、それをとりまく諸 現象について、社会学の考え方を参考にしながら実際に考察していく。社会学Bでは「社 会」に重点を置き様々なテーマを扱うが、最終的には、自己や社会に対する「別の視点」を 手にすることをねらいとする。 経済学 消費者の行動を観察することにより、消費者行動がどのような要因により影響を受け、ある いはどのような要因が消費者行動の制約条件となるかについて考察し、消費者行動のモデル を理解する。そしてその結果としての現在の消費経済について理解することを目指す。 経営学 企業はじめ組織を取り巻く社会・経済環境は急激に変化しているが経営にかかる原理・原則 は不変である。本講義では経済活動が中心となる企業を対象にマネジメントの基礎理論につ いての理解を深める。具体的には経営理論の歴史と発展をたどりその理解に基づき現代経営 論(経営者論・経営組織論・企業統治論・人間関係論・行動科学論・経営戦略論等)の概論 について幅広い分野に亘っての研究を進める。 法学〔日本国憲法〕 「公共性に開かれた自律的市民による主体的な自己決定すなわち『自己統治』をデモクラ シーの基本理念と考えている。」憲法の基本的な諸問題に加え、陪審裁判や環境問題など最 新のテーマを取り上げ、今日の憲法状況を見ていきたい。 考古学A 考古学の方法と技術の成立過程と現状について、具体的な資料により解説するとともに、近 年における考古学の成果や課題について検討を加える。 到達目標:考古資料の見方・扱い方を学び、造形活動などに活用できるようにする。 考古学B 考古学の方法と技術の成立過程と現状について、具体的な資料により解説するとともに、近 年における考古学の成果や課題について検討を加える。 到達目標:考古資料の見方・扱い方を学び、造形活動などに活用できるようにする。 琵琶湖の民俗史 日本一大きな琵琶湖の概観とその存在意義を考える。湖の周辺の人々の営みのうえでどのよ うな役割りを果たしてきたのだろうか。具体的に琵琶湖を中心とした祭礼・行事・伝承・漁 法などの諸相を学習し、現在を考える。 琵琶湖とその周辺にある事象に対する先人たちの考え方や見方を、現在と比較しながら学 び、民俗学的な視点で、地域文化への理解を深める。 近江学A 近江学B 自然科学概論A 自然科学概論B 成安造形大学が位置する近江(滋賀県)は中央に位置する琵琶湖とそれを囲むように連なる 美しい山々という恵まれた自然環境を有するフィールドである。それだけでなく、日本でも 比較的早く開け、古代から文化が形成されてきたために、全国で4番目という貴重な多くの 文化遺産を保有し、美しい自然環境とともにそれを今に伝えている。 この科目は、近江を自然環境・芸術・歴史・民俗・思想というカテゴリーに分け、各分野 から特別講師などを招き専門的な視点から多角的に近江の特性と社会に果たしてきた機能を 分析しようとするものである。本学に学ぶ学生はもちろんのこと、県内の人々にも広く公開 し、発表したその成果をひとつの学問体系として蓄積していきたいと考えている。 成安造形大学が位置する近江(滋賀県)は中央に位置する琵琶湖とそれを囲むように連なる 美しい山々という恵まれた自然環境を有するフィールドである。それだけでなく、日本でも 比較的早く開け、古代から文化が形成されてきたために、全国で4番目という貴重な多くの 文化遺産を保有し、美しい自然環境とともにそれを今に伝えている。 この科目は、近江を自然環境・芸術・歴史・民俗・思想というカテゴリーに分け、各分野 から特別講師などを招き専門的な視点から多角的に近江の特性と社会に果たしてきた機能を 分析しようとするものである。本学に学ぶ学生はもちろんのこと、県内の人々にも広く公開 し、発表したその成果をひとつの学問体系として蓄積していきたいと考えている。 本講義では、地球上の生物についての多様なる形態と生態についての概論を通じて、自然科 学から、人文ないしは社会科学的内容と視野を広げる。1)哺乳類、鳥類、恐竜、その他の 脊柱動物 2)昆虫、その他の無脊柱動物 3)植物 4)地球の歴史的流れと生物の進化 本講義では、「生物の普遍性」について生態学、遺伝学、進化学の概論を学ぶ。 1)適応について 生理・形態的適応、生活史と適応 2)行動と社会について 固体 群、群集、 3)生態系について 生態と進化、遺伝、 4)保全生物学 隔年開講 隔年開講 一 般 教 養 科 目 大 学 基 礎 科 目 科学技術概論 科学技術の発展と社会との関わりをテーマとして、さまざまな問題を多角的に解説する。 我々の日常生活に関わりの深いトピックも多く、デザイン制作活動に対して、科学的・社会 的な視点が潜在的な影響を持つことを理解してほしい。授業は講義のほか、ビデオ視聴も多 く取り入れる。各自の問題意識を啓発し、議論のきっかけとなるような講義を目指す。 ボランティアワーク 介護等体験特例法により、教職課程学生の必修科目である。 (オムニバス方式/全15回) (109福井久/12回) 介護等体験に関する事前学習では、社会保障制度のなかにおける高齢者介護や障害者福祉に ついての考え方を習得する。高齢者や障害者を取り巻く社会環境について、高齢者や障害者 の自立とは何か、個人の尊厳(自己選択、自己決定、自己責任)とこれからの高齢者や障害 者福祉のありかたを理解したうえでの体験学習につなげられる講義を行う。 (28中野優子/3回) 3年でおこなう7日間の介護等体験実習を指導する。 人権教育 同和教育を軸にして、今日人権のかかわる諸問題を検討と論述により深く認識する。人権を 身近な問題として理解するために授業計画のテーマの現状をテキストやビデオ教材で学び、 問題点について考察する。 地域文化論 本講義では、地域文化をテーマにして、地域に根付いた美術のあり方、地域文化の維持継承 の困難さや重要性を学ぶ。代表的なテーマとして、毎年7月に京都で行なわれる祇園祭につい て取り上げる。祇園祭は、平安時代に始まるその歴史の長さ、32箇町が関わり1箇月にも及ぶ 祭礼の規模、染織品や金属工芸、絵画など多岐にわたる美術品の芸術的な質の高さなど、 様々な観点において日本を代表する祭礼として知られ、世界無形遺産にも登録されている。 祇園祭に関する美術はもちろんのこと、祇園祭の発生とその歴史、1箇月間の諸行事など、そ の全体像に関する知識を修得する。 健康体力論 体力、健康に関する知識修得及び実践にむけての取り組みを目指す。現代の体力・健康問題 に関する知識を学び、自己の健康の維持・増進に向け、どのように考えて行動していくかに ついて理解を深めること。 スポーツ実習A 選択した科目を実践を通して理解するとともに、生涯スポーツについてのあり方を考える。 (1)ソフトボールの理解と基礎的技術の修得を目指す。 (2)実習を通して健康・体力について考える。 (3)将来継続的に実践可能な生涯スポーツについて考える。 スポーツ実習B 選択した科目を実践を通して理解するとともに、生涯スポーツについてのあり方を考える。 (1)卓球・バドミントンの理解と基礎的技術の修得を目指す。 (2)実習を通して健康・体力について考える。 (3)独自の学習計画を立案してグループごとに実践していく。 (4)将来継続的に実践可能な生涯スポーツについて考える。 スポーツ実習C 選択した科目を実践を通して理解するとともに、生涯スポーツについてのあり方を考える。 (1)バレーボール・バスケットボールの理解と基礎的技術の修得を目指す。 (2)実習を通して健康・体力について考える。 (3)独自の学習計画を立案してグループごとに実践していく。 (4)将来継続的に実践可能な生涯スポーツについて考える。 スポーツ実習D 選択した科目を実践を通して理解するとともに、生涯スポーツについてのあり方を考える。 (1)ニュースポーツの理解と基礎的技術の修得を目指す。 (2)実習を通して健康・体力について考える。 (3)将来継続的に実践可能な生涯スポーツについて考える。 (4)独自のニュースポーツを開発する。 スポーツ実習E 選択した科目を実践を通して理解するとともに、生涯スポーツについてのあり方を考える。 (1)ウインタースポーツを通して、健康・体力について考える。 (2)自然環境における安全で良識ある集団活動のあり方を考える。 (3)将来継続的に実践可能な生涯スポーツについて考える。 教養演習A-Ⅰ 英語再入門序説。この演習では、私たちが英語をはじめとする外国語を学ぶ意義と意味につ いて、言語学的な観点の助けを借りながら、考察していく。世界中の言語の多様性や英語と 日本語の根本的な構造の違い、幼児が言語を習得する過程、手話言語と音声言語の違いなど について解説し、言語の学習が多様な思考法の獲得という側面をもっていることを考えても らう。最終段階では、英語の読解の実際を体験してもらう。 オムニバス方式 大 学 基 礎 科 目 大 学 基 礎 科 目 教養演習A-Ⅱ 日本文化再発見。グローバリゼーションの波の中で現代の日本人は、日本人としてのアイデ ンティティーを時として失いがちになっている。だが日本人が完全に国際人としてのメンタ リティーを獲得しているかといえば、それも怪しい。やはり現代の日本人も、歴とした日本 文化の特性を持っている。そのような日本文化の独自性を、様ざまな事例を取り上げ、諸外 国の事例と比較していきながら、考察する。 教養演習B-Ⅰ アーティストやデザイナーとして活動するとき、自分の企画を文書で説明し、周囲の理解を えなければならないという場面が多々ある。また、マーケティング「リサーチ」ということ ばに代表されるように、自分の企画をよりよくするために、さらに自分の企画がいかにすば らしいものかを納得してもらうために、関連することがらや状況を調べることも必要とな る。そのための実際的な文章力と調査能力を養う。この授業では、1) 事実や状況を正確に理 解し、2) その事実や状況を的確に伝達し、3) 自分の意見や意図を論理的に表明するための 「言語技術」を学ぶ。 教養演習B-Ⅱ この科目では、「教養演習B1」を履修した学生および教職課程・学芸員課程に在籍する学 生を対象として、実際的な文章力と調査能力の養成をめざす。各自が執筆した文章をお互い に添削しあったり、文章をもとにして口頭発表したりすることによって、1) 事実や状況を正 確に理解し、2) その事実や状況を的確に伝達し、3) 自分の意見や意図を論理的に表明する ための「言語技術」を学ぶ。また、短時間で手際よく執筆することができるように心がけ る。 教養演習C-Ⅰ 大学で勉強するとき、自分の考えを文章や言葉で論理的に表現することは、大変重要な意味 をもつ。この科目では、大学在学中に様々な勉強や活動を行ったり就職等の際に最低限必要 な、日本語表現の基礎・技術の修得をめざす。授業では、毎時間の前半は、文章表現等につ いての講義形式の話で、後半は、短文(主に新聞記事からの切り抜き、ジャンルは様々)を 読んで、それについて文章を書いてもらうことを中心にする。「習うより慣れよ」とも言わ れるが、とにかく書くことに慣れること、そして言葉を使って自己を表現することの楽しさ を体験してもらえる授業を目指す。 教養演習C-Ⅱ 大学での学びは、高校までの学びとは違って、先生にすべて指導してもらうのではなく、自 発的主体性が要求される。大学で何を選択し、どのような学生生活を送るかによって、皆さ んの進路も大きく変わってくると言える。 この科目では、こうしたテーマについて考え、またグループで話し合ったり、共同の課題に 取り組むなかで、コミュニケーション能力を獲得することをねらいとする。 授業では、毎時間の前半は、各回のテーマについての講義形式の話で、後半は、小グループ に分かれて、話し合いと課題への取り組みを行う。 教養演習D-Ⅰ この授業は、二泊三日の合宿形式で行う。日常の大学の講義からは尐しはなれて、クラスや 学年の違う人たちと、尐人数のグループで、自分のこころや対人関係について考えてみま しょう、という授業である。教養演習Eで取り組むような内容を、合宿形式で行う。合宿とい う非日常的な環境で、心理学の実習課題をやってみたり、それをもとにした話し合いを行っ たりすることで、いろんな自分に・いろんな人に出会う機会となり、「考えること」の基礎 を探求する。 教養演習D-Ⅱ この授業は、D-Ⅰ履修者がさらに発展させて学習していく科目である。二泊三日の合宿形式 で行う。日常の大学の講義からは尐しはなれて、クラスや学年の違う人たちと、尐人数のグ ループで、自分のこころや対人関係についてさらに深く考えてみましょう、という授業であ る。教養演習Eで取り組むような内容を、合宿形式で行う。合宿形式、という非日常的な環境 で、心理学の実習課題をやってみたり、それをもとにした話し合いを行ったりすることで、 いろんな自分に・いろんな人に出会う機会となり、「考えること」をさらに深める。 教養演習E-Ⅰ この授業は、グループワークのなかで、いろいろなことをやりながら、自分自身の特徴や人 とのコミュニケーションについて、体験的に知っていこうとする授業です。E-IとE-IIでは、 大体半分くらい同じことをやります。プログラムは同じでも、メンバーが変わればまた違っ た体験になると思いますので、再度受けていただいてもいいか、と思います。自分の性格・ ありようとは、「私とはこういう人間である」と先に分かっているものではなく、いろいろ なことを通して、「あ、私ってこういうところがあるのかもしれない」と、事後的に気付く ようなものではないでしょうか。他の人とのかかわりのなかで、人との共通点や違いについ てを体験的に学習できる機会になれば、と思っています。 教養演習E-Ⅱ この授業は、グループワークのなかで、いろいろなことをやりながら、自分自身の特徴や人 とのコミュニケーションについて、体験的に知っていこうとする授業です。 E-IとE-IIで は、大体半分くらい同じことをやります。プログラムは同じでも、メンバーが変わればまた 違った体験になると思いますので、再度受けていただいてもいいか、と思います。 自分の性格・ありようとは、「私とはこういう人間である」と先に分かっているものではな く、いろいろなことを通して、「あ、私ってこういうところがあるのかもしれない」と、事 後的に気付くようなものではないかな、と思います。 他の人とのかかわりのなかで、人との共通点や違いについてを体験的に学習できる機会にな れば、と思っています。積極的な参加が求められます。決して言葉にするのが得意でなくて もかまいません。「積極的な参加」とは、「ただ授業に座っていればいい」のと反対の意味 です。堅苦しいことをやるつもりはありませんので、自分のこころを使って、自分のこころ に触れてみてください。 教養演習F-Ⅰ この授業は「話す」「聴く」をテーマにしている。具体的に云えば、毎時間発表担当の受講 者(2~3人)に「自分が好きなもの/こと」というテーマで話してもらい、他の受講者がそ れを聴き、感想を書いたり、質問をしてもらうという形式をとっている。人前で話すことは 苦手な人が多いようだが、一度でもそういう経験をして、知ったり感じたりすることがある と思う。親しい人間との会話だけでなく、人と人とのコミュニケーションの別の面を知って 欲しい。なお、発表担当者はそのつど前の時間に決めている。 教養演習F-Ⅱ この授業は「話す」「聴く」をテーマにしている。具体的に云えば、毎時間発表担当の受講 者(2~3人)に「自分が好きなもの/こと」というテーマで話してもらい、他の受講者がそ れを聴き、感想を書いたり、質問をしてもらうという形式をとっている。人前で話すことは 苦手な人が多いようだが、一度でもそういう経験をして、知ったり感じたりすることがある と思う。親しい人間との会話だけでなく、人と人とのコミュニケーションの別の面を知って 欲しい。なお、発表担当者はそのつど前の時間に決めている。 教養演習G-Ⅰ 大 学 基 礎 科 目 旧基本科目特講C/Dや教養演習Fでは、受講者の前で話すという授業を行ってきた。 よく知らない人々(といっても同じ大学だし、友人知人もいるだろう)の前で好きなことを 話すというのは案外なかなか経験できないことではないだろうか。この授業はそれを更に一 歩進めることを狙いとしている。 質問するのとそれに答えるのではどちらが難しいと思うだろうか? 答える方は知識を必要 とするし、そちらの方が難しい? いいや、反対である。実は質問することの方が難しい。 どうでもいい質問だと相手もどうでもいい答えしかしないし、自分にとっても周りの人間に とっても興味のある答えを引き出すには質問者こそが十分考えないといけない。日常の会話 だってそうだろう。適切な訊き方をしないと会話は続かない。それを体験してもらうのがこ の授業のねらいである。 旧基本科目特講C/Dや教養演習Fの履修者には履修してほしい。 教養演習G-Ⅱ 旧基本科目特講C/Dや教養演習Fでは、受講者の前で話すという授業を行ってきた。 よく知らない人々(といっても同じ大学だし、友人知人もいるだろう)の前で好きなことを 話すというのは案外なかなか経験できないことではないだろうか。この授業はそれを更に一 歩進めることを狙いとしている。 質問するのとそれに答えるのではどちらが難しいと思うだろうか? 答える方は知識を必要 とするし、そちらの方が難しい? いいや、反対である。実は質問することの方が難しい。 どうでもいい質問だと相手もどうでもいい答えしかしないし、自分にとっても周りの人間に とっても興味のある答えを引き出すには質問者こそが十分考えないといけない。日常の会話 だってそうだろう。適切な訊き方をしないと会話は続かない。それを体験してもらうのがこ の授業のねらいである。 旧基本科目特講C/Dや教養演習Fの履修者には履修してほしい。 教養演習H-Ⅰ ネット上のBBSやSNSに書き込んだことがあるだろうか? 親しい友人とケータイでメールを やり取りするくらいなら多くの人がやっているだろうが、他人の目に触れるBBSやSNSなどに なると、活発な人とあまり経験のない人に分かれるのではないだろうか。文字だけでコミュ ニケーションするのは案外難しい。誤解や行き違いも生まれる。同時に、離れたところにい る人間と時間を気にせずコミュニケーションできる楽しみもある。別にそれを体験するのに 授業である必要はないが、敷居が高いように感じる人にやってもらおうというのがこの授業 である。 この授業はそういう意味ではネットでBBSやSNSやブログに書き込むことに慣れた人には物足 りなく感じるかもしれない。また、2ch.やmixiのようなものに書き込めるようになることを 目的としているのでもない。書き言葉を使ったコミュニケーションの面白さと難しさを知っ てもらうことを目的としている。 教養演習H-Ⅱ 教養演習I-Ⅰ 教養演習I-Ⅱ 教養演習J-Ⅰ ネット上のBBSやSNSに書き込んだことがあるだろうか? 親しい友人とケータイでメールを やり取りするくらいなら多くの人がやっているだろうが、他人の目に触れるBBSやSNSなどに なると、活発な人とあまり経験のない人に分かれるのではないだろうか。文字だけでコミュ ニケーションするのは案外難しい。誤解や行き違いも生まれる。同時に、離れたところにい る人間と時間を気にせずコミュニケーションできる楽しみもある。別にそれを体験するのに 授業である必要はないが、敷居が高いように感じる人にやってもらおうというのがこの授業 である。 この授業はそういう意味ではネットでBBSやSNSやブログに書き込むことに慣れた人には物足 りなく感じるかもしれない。また、2ch.やmixiのようなものに書き込めるようになることを 目的としているのでもない。書き言葉を使ったコミュニケーションの面白さと難しさを知っ てもらうことを目的としている。 教養演習I-Ⅰ・I-Ⅱを通じて、英語についての基礎的な知識を身につける。 教養演習I-Ⅰは「現在形」を用いる表現を中心に会話の練習をする。 授業の主なねらいは 1)英会話と聞き取りの力を基礎レベルまでに上げること。 2)英語で話しかけられた場合、自信をもって返事できるまでになること。 教養演習I-Ⅰ・I-Ⅱを通じて、英語についての基礎的な知識を身に付ける。 教養演習I-Ⅱは「現在進行と過去形」を用いる表現を中心に会話の練習をする。 授業の主なねらいは 1)英会話と聞き取りの力を基礎レベルまでに上げること。 2)英語で話しかけられた場合、自信をもって返事できるまでになること。 コンピュータを利用したプレゼンテーションを前提に、視覚効果をもたらすためのビジュア ル構築を発言者の立場になって考える。 授業では、グラフィック画像の基本的な知識から、コンテンツの構築、プレゼンテーション の状況に合わせた資料の作成を身につける。見せる情報の作り方を考えていく。 語 学 教 養 科 目 教養演習J-Ⅱ プレゼンテーションは企画の提案に限らず、研究や活動の成果報告においても必要とされる 技術である。 授業では展覧会やイベントのプランニングをベースに、必要な情報の収集・提示、プレゼン テーション資料の作成、広告媒体のデザインとともに、伝わる情報の作り方を考えていく。 教養演習K-Ⅰ 教養演習K-Ⅰ・K-Ⅱを通じて、1) 英語の発音をよくし、2) 芸術、美術について話をする場 合に役立つ英語を学ぶ。このクラスのレベルは基礎の上から中級の上くらいである。各授業 はテキストの発音練習からはじめる。教養英語K-Iでは母音の発音に重点を置き、教養英語KIIでは子音の発音練習に重点を置く。発音練習の後では様々な芸術/美術の作品を見て、担 当者が用意した教材を使って二人、またはグループでディスカッションを行う。この練習で は芸術史の流れにおける様式などを学び、カードを使って作品とマッチングさせるなどの ゲーム形式の練習を行う。有名な絵については絵画で用いられている表現形式やスタイルな どをやや深く鑑賞する。同時に英語で芸術作品についての意見や感想の表現の仕方を学ぶ。 また受講者が芸術関連で興味を持っているものを使ったコラージュを作ることになる。この 作業を通して作品に関してなぜそのようなものを選んだかなどについて自分の意図を文章で 書けるように練習する。さらにグループで自分のコラージュを互いに披露し批評し合う。 教養演習K-Ⅱ 教養演習K-Ⅰ・K-Ⅱを通じて、1) 英語の発音をよくし、2)旅行などの際に役立つ英語を学 ぶ。このクラスのレベルは基礎の上級から中級の上くらいである。各授業はテキストの発音 練習からはじめる。教養英語K-Iでは母音の発音に重点を置き、教養英語K-IIでは子音の発音 練習に重点を置く。発音練習の後では海外旅行に関する会話の教材を使って練習する。状況 /話題としては交通手段やホテルなど旅行の準備についてや空港での手続き、必要書類の書 き方、税関、タクシーの乗り方、レストランでの食事の注文の仕方、非常時の電話の掛け 方、などが主となる。さらに世界で有名な都市や国の名前などを学び、地図を使ったりして 練習する。宿題として各学生は自分の興味のある国を選び、その国の観光地や特産物を調べ てくることになる。担当者は必要なら英語に訳する場合の手助けを行う。そのあとグループ で持ち寄ったものを発表する。この授業は中級までのクラスなので、受講生がスムーズに授 業に参加できるように英語については十分に助言しながら授業を進める。 基礎英語A 楽しく英語に触れながら、英語の聞き取りや英会話の力を養なう。基礎英語Aは、ほぼ初級 の英語レベル程度から始める。学習用に修正されたDVD(Wallace and Gromit in the Wrong Trousers、Oxford University Press)と付随のワークブックを用いる。毎週DVDの一部を見 てワークブックの練習問題をする。この練習にはリスニング、内容理解、文法、語彙に関す る総合的な練習になっている。受講生はペアーやグループになって練習問題を仕上げる。そ のあとクラス全員で答えのチェックをする。その後で関連の会話練習を行う。テキストの会 話練習にはDVDで学習した箇所で学習した文法、表現、語彙を使って学習者が実際に家庭や学 校生活で使えるようなトピックが選ばれている。このようなワークブック中心の練習に加え て担当者が作成したグループ学習用の課題やゲーム形式の練習問題を行う。各エピソードを 学習した後で、受講生は短い簡単な要約をしあげる。この授業で復習する文法事項は所有形 容詞、副詞、前置詞、さらに未来の出来事を表す進行形、目的格代名詞、動きや様式の副詞 の使い方等である。 基礎英語B 楽しく英語に触れながら、英語の聞き取りや英会話の力を養なう。基礎英語Bは、ほぼ初級 の英語レベル程度から始める。学習用に修正されたDVD(Wallace and Gromit in A Close Shave、Oxford University Press)と付随のワークブックを用いる。このDVDは6つのエピ ソードに分けられ、エピソードごとにワークブックに練習問題がつけられている。この練習 にはリスニング、内容理解、文法、語彙に関する総合的な練習になっている。受講生はペ アーやグループになって練習問題を仕上げる。そのあとクラス全員で答えのチェックをす る。その後で関連の会話練習を行う。テキストの会話練習にはDVDで学習した箇所で学習した 文法、表現、語彙を使って学習者が実際に家庭や学校生活で使えるようなトピックが選ばれ ている。このようなワークブック中心の練習に加えて担当者が作成したグループ学習用の課 題やゲーム形式の練習問題を行う。各エピソードを学習した後で、受講生は短い簡単な要約 をしあげる。この授業で復習する文法事項は単純過去形、現在完了と過去進行形、命令形、 過去分詞、動きに関する副詞、前置詞などである。 基礎英語C 中学校および高等学校での英語学習において思うような成果を挙げられなかった学生対象 の、リスニングと発音学習に重点を置いた、英語再入門クラスである。リスニングと発音は 表裏一体であり、発音できない音を聞き分けることはできない。この授業では、英語のもっ ているサウンドやリズムの特徴を習得してもらうために、前半において日本語には見られな い発音上の特徴をもった英語の短文の発音練習を行い、後半の授業では簡単な会話の聞き取 りに挑戦する。 基礎英語D 中学校および高等学校での英語学習において思うような成果を挙げられなかった学生対象 の、文法的な感覚の修得に重点を置いた、英語再入門クラスである。英語学習において文法 の学習は、それ自体が目的となるべきものではなく、英語を読むために、そして英語を聞く ために欠かすことのできない、基礎的な身体感覚の獲得を目指すものである。授業において は、簡潔な文法構造をもったテキストを読みながら、文法上の重要項目を解説していく。 語 学 教 養 科 目 中級英語A 英語のリスニング、スピーキング能力を中級の上程度に引き上げ、かつ英語で自らが考えら れる力がつくようにすることを目的とする。授業では2時間のアメリカのコメディー映画と その脚本テキストを使用する。受講生は毎週番組の脚本数ページを宿題として予習すること になる。さらに課題となる部分で使われる重要な語句や表現をリストにして配布するので、 テキストの該当部分に下線を引き意味を調べてくることになる。次の授業で実際に学習した 箇所のDVDを見る。その後映画に出る台詞の書き取り練習を行う。次に該当のシーンのワーク シートを小グループで仕上げる。このワークシートの練習問題には内容理解のための問いや 短いディスカション、間違った文を正す問題などが含まれる。グループでワークシートを完 成させたら今度はクラス全体で答え合わせをする。学期の最後には期末試験の代わりに1-2 ページのレポートを提出する。内容は、映画のどのシーンでもいいが、オリジナルの映画な に各自の独創的な話を付け加えるというものである。授業には英和/和英辞典(または電子 辞書)を持参すること。このクラスは中級K, Lよりもやや程度が高い。 中級英語B 英語のリスニング、スピーキング能力を中級の上程度に引き上げ、かつ英語で自らが考えら れる力がつくようにすることを目的とする。授業では2時間のアメリカのアクション映画とそ の脚本テキストを使用する。受講生は毎週番組の脚本数ページを宿題として予習することに なる。さらに課題となる部分で使われる重要な語句や表現をリストにして配布するので、テ キストの該当部分に下線を引き意味を調べてくることになる。次の授業で実際に学習した箇 所のDVDを見る。その後映画に出る台詞の書き取り練習を行う。次に該当のシーンのワーク シートを小グループで仕上げる。このワークシートの練習問題には内容理解のための問いや 短いディスカション、間違った文を正す問題などが含まれる。グループでワークシートを完 成させたら今度はクラス全体で答え合わせをする。学期の最後には期末試験の代わりに1-2 ページのレポートを提出する。内容は、映画のどのシーンでもいいが、オリジナルの映画な に各自の独創的な話を付け加えるというものである。授業には英和/和英辞典(または電子 辞書)を持参すること。このクラスは中級K, Lよりもやや程度が高い。 中級英語C 中級英語Cでは、基礎英語の続きを行う。クラスメートとのコミュニケーションを通して、楽 しみながら英会話能力を身に付けることが目的である。中学、高校ですでに身につけている 英語を使いながらもさらに一工夫して実際の英会話に生かすことを学ぶ。そのために会話用 テキストやプリントを用いるが、主としてグループ別に授業を展開する。文法事項としては 特に現在形、過去形、未来形の時制を正しく使うことを目標にする。会話の場面としては、 行き先の指示、仕事のための面接、病院での診察、買い物を取り上げる。また、ポップや ロック音楽等も授業で利用する。受講生の希望曲も取り上げるが、担当教員は予めリアー ナ、エイミーワインハウスなどを用意する。英語能力の向上と、英会話に自信にをつけるこ とを目指す。 中級英語D 中級英語Dでは、基礎英語の続きを行なう。クラスメートとのコミュニケーションを通して、 楽しみながら英会話能力を身に付けることが目的である。中学、高校ですでに身につけてい る英語を使いながらもさらに一工夫して実際の英会話に生かすことを学ぶ。そのために会話 用テキストやプリントを用いるが、主としてグループ別に授業を展開する。文法事項として は特に複文の構文や現在完了、過去完了形正しく使うことを目標にする。会話の場面として は、他の人の意見等に対して丁寧に賛成又は反対の意見を述べルサイの表現、公共の交通機 関を利用する際の表現、招待の受け方、断り方、社会生活一般について、などを取り上げ る。また、ポップやロック音楽等も授業で利用する。受講生の希望曲も取り上げるが、担当 教員は予めリアーナ、エイミーワインハウスなどを用意する。英語能力の向上と、英会話に 自信をつけることを目指す。 中級英語E 基礎英語Dで身につけた基本的な文法力を生かしながら、実際的な英文の講読に挑戦する。 総合的な英語力の獲得のためには様ざまな学習方法があるが、辞書を片手に英文テキストに じっくりと取り組むことは、英語の文法的な感覚をさらに確かなものにするために最も確実 な方法であり、また、英会話や英作文をより確かなものにするためのヴォキャブラリーを豊 富にするためにも有効な方法である。中級英語Eでは、比較的短い英文をテキストとして取り 上げていく。 中級英語F 中級英語Eに引き続き、実際的な英文の講読に挑戦する。実践的な英語力を身につけるため には、英語の文法的構造をある種のリズム感として獲得する必要があるが、そのためにはや や複雑な文法構造を持つ英文を読み解くことが一つの早道である。この授業では、アメリカ やイギリスの一般人向けに書かれた書物の中から、受講生の関心に適合するテキストを選択 し、読んでいく。 中級英語G 「wwwの英語を読む」というと難しそうだが、この授業はwwwから様々な文章を取り出してき て、読んでみようというものである。文章は必ずしも易しくはないが、興味をもって貰える ような内容のものをと考えている。もう尐し具体的に云えば、最初の授業で関心のあること をアンケートで書いてもらい、それにそってテクストを選択する。ひとつのテクストを2時間 使うが、最初の時間に全員で幾らか読んでもらい、次の時間に指名された者に残りを訳して もらう。 中級英語H 「wwwの英語を読む」というと難しそうだが、この授業はwwwから様々な文章を取り出してき て、読んでみようというものである。文章は必ずしも易しくはないが、興味をもって貰える ような内容のものをと考えている。もう尐し具体的に云えば、最初の授業で関心のあること をアンケートで書いてもらい、それにそってテクストを選択する。ひとつのテクストを2時間 使うが、最初の時間に全員で幾らか読んでもらい、次の時間に指名された者に残りを訳して もらう。 語 学 教 養 科 目 中級英語I 総合的な英語力の獲得のために、アメリカやイギリスの一般人向けに発行された書物を、辞 書を参考にしながら粘り強く読んでいく。この授業では、アートやデザインをテーマにした 一般向けの解説書として書かれた書物をテキストとして取り上げる。そのことによって英文 の読解力を高めるだけではなく、自らの制作活動について英語で発信していくための基礎的 な英語体力の獲得を目指す。 中級英語J 総合的な英語力の獲得のために、アメリカやイギリスの一般人向けに発行された書物を、辞 書を参考にしながら粘り強く読んでいく。この授業では、言語学的なテーマについて一般人 にも分かりやすく書かれた書物をテキストとして取り上げる。そのようなテキストに取り組 むことによって、英文の読解力を高めるのみならず、言語全般に対する関心を高め、さらに は文化活動全般と言語の関係に関する考察を深めてもらうことが狙いである。 中級英語K この授業では「基礎英語A,B」で学んだ事柄を復習しながら、日常生活や学生が興味を抱いて いる事柄に関する様々なトピックスをとりあげて、基礎英語クラスよりやや踏み込んだ内容 を対話形式で練習する。この授業の目標は、スピーキングやリスニング力を養成し、外国か らきた人に自分を紹介する時に役立つ表現や語彙を学ぶことにある。練習問題中心の会話教 材および担当者が作成した言葉遊びや会話のボードゲームなどの補助教材を使う。話題、内 容は1) 自己紹介と挨拶、 2) 家族について、 3) 過去の思いでや出来事、4) 道案内、な どである。毎回の授業の始めにはその日の授業で使かう語句について簡単な小試験をする。 毎時間ペアやグループで練習をするので、あらかじめ発言できるように予習しておくことが 大切である。このクラスの程度は中級英語A, Bより若干やさしいレベルである。 中級英語L この授業では「基礎英語A,B」「中級英語K」で学んだ事柄を復習しながら、日常生活や学生 が興味を抱いている事柄に関する様々なトピックスをとりあげて、基礎英語クラスより踏み 込んだ内容を対話形式で練習する。この授業の目標は、スピーキングやリスニングを養成 し、外国からきた人に 日本について説明をするときに役立つ表現や語彙を学ぶことにある。 練習問題中心の会話教材および担当者が作成した言葉遊びや会話のボードゲームなどの補助 教材を使う。話題、内容は1) 健康、病気、 2) 日本の習慣、 3) 予定や将来について、4) 助言、アドバイス、などである。毎回の授業の始めにはその日の授業で使かう語句について 簡単な小試験をする。毎時間ペアやグループで練習をするので、あらかじめ発言できるよう に予習しておくことが大切になる。このクラスの程度は中級英語A, Bより若干やさしいレベ ルである。 上級英語A この授業のテーマは「アート」。この授業の目的は上級レベルの英語のリーディング、ライ ティング、スピーキング能力を伸ばし、芸術関連の語彙力をつけることである。リーディン グの教材としてさまざまなアート関連の記事を用いる。記事はインターネット、新聞、雑 誌、本から選択したものを用いる。学生は授業で内容について話し合えるよう予め家で教材 を予習してくることが望まれる。さらに学生はその週のリーディング課題について1ページ 程度の質問に答えてくる課題が課せられる。質問の答えは課題内容についての各学生の意見 や感想が主となり、クラスで他の学生と意見交換ができるようなものである。セメスターの 後半はグループ別の授業を行う。各グループはアート関連のトピックから発表やディスカッ ションができる記事を見つけてくる。担当者はトピックの選択やプレゼンの準備について助 言したり、指導する。プレゼンのアウトラインは二週間前に事前に提出して担当者の承認を 得る。在学中に海外留学を希望する学生は特にこの授業を履修することをすすめる。 上級英語B この授業のテーマは時事問題。この授業の目的は上級レベルの英語のリーディング、ライ ティング、スピーキング能力を伸ばし、時事問題に関連する語彙力をつけることである。記 事はインターネット、新聞、雑誌、本から選択したものを利用する。学生は授業で内容につ いて話し合えるよう予め家で教材を予習してくることが望まれる。さらに学生はその週の リーディング課題についての質問に答えてくる課題が課せられる。加えて毎週各自が興味を 持った時事関連の話題について3~5行程度の要約を書く課題をこなす。セメスターの後半は グループ別の授業を行う。各グループは時事ニュースで興味を持ったトピックについて発表 やディスカッションができる記事を見つけてくる。担当者はトピックの選択やプレゼンの準 備について助言したり、指導する。プレゼンのアウトラインは二週間前に事前に提出して担 当者の承認を得る。在学中に海外留学を希望する学生は特にこの授業を履修することをすす める。 上級英語C この授業のテーマはデザイン。この授業の目的は上級レベルの英語のリーディング、ライ ティング、スピーキング能力を伸ばし、デザインに関連する語彙力をつけることである。記 事はインターネット、新聞、雑誌、本から選択したものを利用する。学生は授業で内容につ いて話し合えるよう予め家で教材を予習してくることが望まれる。さらに学生はその週の リーディング課題について1ページ程度の質問に答えてくる課題が課せられる。質問の答え は課題内容についての各学生の意見や感想が主となり、クラスで他の学生と意見交換ができ るようなものである。セメスターの後半はグループ別の授業を行う。各グループはデザイン 関連で興味を持ったトピックについて発表やディスカッションができる記事を見つけてく る。担当者はトピックの選択やプレゼンの準備について助言したり、指導する。プレゼンの アウトラインは二週間前に事前に提出して担当者の承認を得る。在学中に海外留学を希望す る学生は特にこの授業を履修することをすすめる。 上級英語D この授業のテーマは環境問題。この授業の目的は上級レベルの英語のリーディング、ライ ティング、スピーキング能力を伸ばし、環境問題に関連する語彙力をつけることである。記 事はインターネット、新聞、雑誌、本から選択したものを利用する。学生は授業で内容につ いて話し合えるよう予め家で教材を予習してくることが望まれる。さらに学生はその週の リーディング課題について1ページ程度の質問に答えてくる課題が課せられる。質問の答え は課題内容についての各学生の意見や感想が主となり、クラスで他の学生と意見交換ができ るようなものである。セメスターの後半はグループ別の授業を行う。各グループは環境問題 関連で興味を持ったトピックについて発表やディスカッションができる記事を見つけてく る。担当者はトピックの選択やプレゼンの準備について助言したり、指導する。プレゼンの アウトラインは二週間前に事前に提出して担当者の承認を得る。在学中に海外留学を希望す る学生は特にこの授業を履修することをすすめる。 上級英語E 実践的な英語学習の完成のために、リスニング技能の向上を目指す。この授業では、標準的 なアメリカ英語が収められている視聴覚教材の聞き取に取り組む。その際、日本語には存在 しない発音の聞き分けのみならず、英語の構文感覚を獲得することにも重点を置くことによ り、自らの制作活動について国際的に発信していくための基礎的な英語体力の獲得も視野に 入れて学習を展開する。 上級英語F 実践的な英語学習の完成のために、リスニング技能の向上を目指す。この授業では、標準的 なイギリス英語が収められている視聴覚教材の聞き取りに取り組む。American Englishと Queen’s Englishの発音の違いを理解することによって、国際共通言語としての地位を獲得 しつつある英語の多様性を学び、国際的な発信活動のために有効なマインドセットの基礎体 力を養う。 上級英語G 上級英語Gは毎週、漫画や映画を通してアメリカの文化にふれ同時に日本文化との比較を行う (Simpsons, Snoopy, Winnie the Pooh,いじわるばあさんなどを用いる。) また、アメリカ英 語の発音やイントネーションをさまざまな練習問題や発音練習を通して学ぶ。毎回前回の授 業で学んだポイントについて簡単な聞き取りテストを実施する。様々なレベルに対応した授 業内容なので、受講生は自分のペースで学習することができる。 隔年開講 上級英語H この準上級のクラスは毎週、漫画や映画を通してアメリカの文化にふれ同時に日本文化との 比較を行う(Beautiful Mind, Spiderman, Casa Blancaなど。) 同時に、実際に会話や音楽の なかでよく使われるフレーズが使用されているテキストを使って、会話と会話によく出るイ ディオムを学習する。毎週、学習した表現やイディオムについて簡単な聞き取りテストを実 施する。様々なレベルに対応した授業内容なので、受講生は自分のペースで学習することが 可能である。中級クラスを受けた経験のある学生、または担当教員の許可を受けた者なら誰 でも受講可能である。英語能力を向上させたいという意欲のある学生はぜひ受講することを すすめます。 隔年開講 上級英語I 上級英語Iのテーマは過去と現在にわたる日本のアートとアーティストである。授業の目標は 上級レベルの英語読解力、ライティング、スピーキング力をつけ、同時に日本のアートや アーティストについて英語で語る場合の語彙力をつけることにある。読解用のテキストとし てはインターネットや新聞、雑誌、専門書などから日本のアートやアーティストについて英 語で書かれたさまざまな記事を用いる。受講生はあらかじめ家でこれらの記事を読んでクラ スで話し合えるように準備しなければならない。加えて、受講生はその週に与えられた課題 に対してのコメントや話し合いのための質問事項について1ページ程度でまとめてくる課題 がある。学期の後半の授業は受講生を半分ずつのグループに分けて、グループごとに日本の アーティストとその作品を選び、クラスで発表し話し合えるように準備することが求められ る。トピックの決定や発表準備に関しては担当者が助言、指導する。発表の草稿を2週間前 に担当教員に提出し、了承をえること。在学中に海外留学を希望する学生はできるだけこの 授業をとるようにすすめる。 隔年開講 上級英語J この授業は上級者向きの英会話のクラスで、原則として英語で無理なく話せるレベルの学生 向きの授業である。正式な履修条件ではないが、上級英語A, B, C, D, I、または同等レベル の授業を履修済みであることが望ましい。この授業の目的はアートについての受講生の話す 力、書く力を増進することにある。毎週受講生にはあるテーマが与えられそれについて次の 回の授業で5分間のスピーチをすることになる。あらかじめ学生はスピーチ用の要約を書き担 当者に提出する。また受講生がその内容について答えるための5問程度の短いT/F問題を用意 しなければならない。そのあとで、発表者の前でそれぞれの答えを順番に答えていく。宿題 としては受講生は発表を聞いて、短い感想を書く。トピックとしては美術館の紹介、好きな 美術書、好きな画家、ギャラリー、最近の展示会、美術作品等が考えられる。自分の発表を 準備するにあたって学生は選んだトピックに関するキーワードや役立つ表現の一覧などの ワークシートやガイドラインをもらえる。また事前にアウトラインを提出しなければならな い。このようにして、学生同士が芸術関連の話題を議論したり、書いたりする練習をするこ とになる。受講生が多い場合は小さいグループに分けてグループごとの発表とする。 隔年開講 フランス語A フランス語について学習することで国際理解を深め、国際交流の視野を広げる。フランス語A では、仏文法を中心とした学習をすすめる。特に「笑い」について、日本文化と比較するこ とで異文化についても考える。 語 学 教 養 科 目 フランス語B キ ャ リ ア デ ザ イ ン 科 目 フランス語について学習することで国際理解を深め、国際交流の視野を広げる。フランス語B では、日常会話を通してフランス文化についての概論に触れる。また、フランス的ユーモア の探索も取り入れて異文化についても考える。 大学生活における目標を明確にし、進路に向けての意識や姿勢を培う。働くことの意味と意 義についての講座、ペアワークを通して人に伝えることと「質問」の重要性について学ぶ講 キャリアデザイン特講1 座、話すことよりも難しいと言われる積極的傾聴についてワークを通じて学ぶ講座、また、 芸術分野で活躍する社会人を招き自分自身の夢を考えるきっかけになる講座、経済的自立に ついて考える講座等を行い、自己啓発意識を高めていく。 進路の具体的な目標を設定する方法を学び、進路決定の準備を行う。社会で求められる力と はどのようなものなのか、その力をつけるためにはどのようにすればよいのかについて考え る講座、芸術を生かした仕事には具体的にどのようなものがあるのかを学ぶ講座、なぜ社会 キャリアデザイン特講2 ではコミュニケーション能力が必要と言われているのかについて数回のグループワークを通 じて実体験する講座、業界研究・企業研究講座等を実施する。自分の進むべき道を探して実 行に移せるよう導く。 進路決定のための行動をサポートするプログラムを実践していく。就職活動の流れを理解 し、何をどのように準備し行動していくのかを示す。就職活動をスムーズにスタートさせる キャリアデザイン特講3 為の動機付けの講座、一般常識模擬試験や職業適性検査、履歴書・エントリーシートの書き 方なども具体的に指導する。内定者による就職活動体験談を行い、間近に迫る就職活動の準 備を促す。また、就職マナー講座、面接対策講座等の実践的な講座を行う。 ポートフォリオを作成するにあたって考慮すべき事柄について、ワークショップとレク チャー、実作の形式で考える。具体的には、 【作る前】内容の編集方法(文章や写真、注釈などの扱い) 【作っている最中】作成方法(レイアウト、用紙、表記など) キャリアデザイン演習A 【作った後】有効な使用法(継続していろいろな場所で使うためのアイデア) などの重要なポイントを取り上げる。 各自持参した作品の情報(写真、文章など)を使ってレイアウトなどを行っていき、実際に 見せる相手を想定した編集や、ファイルの選び方などの実践的な方法を学ぶ。その他、個々 に疑問点などがあればそれに答える形で進行する。 就職するためには、エントリーシートやポートフォリオにおいて的確な文章を書き、面接に キャリアデザイン演習B おいて明快に会話ができることが求められる。この授業では、就職活動の準備として、実践 的な日本語力を養う。授業は、下記のテキストを中心に実習形式で行う。 キ ャ リ ア デ ザ イ ン 科 目 キャリアデザイン演習C 就職に際して、「SPI」に代表される筆記試験が課せられることが尐なくないことから、一般 社会へ出るにあたって必要な知識を徹底的に追求する。授業では、模擬試験(60分)をおこ なったのち、解説(100分)をし、国語知識,数理分野,時事・一般常識などの教養を修得す ることを目指す。 卒業後、一社会人として必要な教養として、今日の社会の状況について適切に知ることが必 キャリアデザイン演習D 要である。この授業では、新聞記事を通じて、現代社会の諸問題を考えていく。授業は、テ キストを利用して演習形式で行う。 インターンシップA 在学中に実社会での実務体験を行うことで学生の希薄な社会意識や主体性の欠如に対する意 識改革を促し、今後の学習に相乗効果が生まれることを期待する人材育成プログラム。ま た、学生が社会の現実を理解し自分自身の適性も自覚することで、将来の自分のキャリアを 描けるよう大学が支援するプログラムでもある。受講対象は2~4年生。事前学習・実習・ 事後学習・レポート等の提出による総合評価。 インターンシップB 在学中に実社会での実務体験を行うことで学生の希薄な社会意識や主体性の欠如に対する意 識改革を促し、今後の学習に相乗効果が生まれることを期待する人材育成プログラム。ま た、学生が社会の現実を理解し自分自身の適性も自覚することで、将来の自分のキャリアを 描けるよう大学が支援するプログラムでもある。受講対象は3~4年生。前年度に「イン ターンシップA」の単位を取得済であることが受講要件となる。事前学習・実習・事後学 習・レポート等の提出による総合評価。 インターンシップC 在学中に企業や自治体において実務体験を行うことにより将来の進路を考えることをねらい とした上で、財団法人大学コンソーシアム京都(以下コンソーシアム京都)主催の低学年用 のプログラムである「インターンシップ・プログラム トライアルコース」に参加した1年 生を対象とする。コンソーシアム京都からの成績通知を元に総合評価。 社会実践的な学習の一環として、実践的にコンピュータスキルを高め、スペシャリストレベ ルの知識と技能を習得することを学習目標とする科目である。また、自力で学習をして資格 コンピュータ実践講座 検定試験で本学の定める資格を取得した学生には単位を認定する。 A 社会実践的な学習の一環として、実践的にコンピュータスキルを高め、スペシャリストレベ ルの知識と技能を習得することを学習目標とする科目である。また、自力で学習をして資格 コンピュータ実践講座 検定試験で本学の定める資格を取得した学生には単位を認定する。 B 英語実践講座A 英語実践講座B 英語実践講座C 社会実践的な学習の一環として語学力を高めることを学習目標とする科目である。また、自 力で学習して資格検定試験(TOEIC)で本学の定める基準に達した学生には単位を認定する。 社会実践的な学習の一環として語学力を高めることを学習目標とする科目である。また、自 力で学習して資格検定試験(TOEIC)で本学の定める基準に達した学生には単位を認定する。 社会実践的な学習の一環として語学力を高めることを学習目標とする科目である。また、自 力で学習して資格検定試験(TOEIC)で本学の定める基準に達した学生には単位を認定する。 キ ャ リ ア デ ザ イ ン 科 目 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 色彩実践講座1 社会実践的な学習の一環として色に関する幅広い知識や技能を高めることを学習目標とする 科目である。また、自力で学習して資格検定試験(色彩能力検定)で本学の定める基準に達し た学生には単位を認定する。 色彩実践講座2 社会実践的な学習の一環として色に関する幅広い知識や技能を高めることを学習目標とする 科目である。また、自力で学習して資格検定試験(色彩能力検定)で本学の定める基準に達し た学生には単位を認定する。 展示学A 展示は現在の生活の中で様々な形で我々と関わってきている。特に現代ではコミュニケー ションの立場から重要視されている。ここでは1950年代ぐらいから博物館の世界で意識され るようになった展示について研究する。その歴史的な流れを追いながら博物館の種類による 展示の違いと手法さらには技法について考察する。後半においては70年代以降から現代の博 物館の展示の流れを研究する。授業は講義と実際の博物館展示の研修とによって構成する。 展示学B この授業では展示学Aをふまえて、美術館の展示を中心に講義をおこなう。他の博物館展示と 美術館博物館の違いを認識しながら、具体的な展示環境の研究をおこなう。例えば床、天 井、壁からはじまり、展示ケースなど美術館空間を想定した授業となる。さらに照明の研究 と実際の器具や作品の保護の問題について考察する。後半では現代の美術館の施設と展示に ついて理解を深める。さらにその実際を研修する。授業は講義と実際の美術館展示の研修と によって構成する。 「知的財産法とは、テクノロジー、マーク、アート、そしてパフォーマンスのような知的な 創作について排他的独占権を認め、経済市場における支配的地位を認める私法の体系であ 創作における権利と倫理 る。」(角田政芳他)本講義では、知的財産権の意義、目的、種類についてと特に、アート と知的財産権、デジタル社会と知的財産権について扱う。 流通論 1992年の「バブル崩壊」以後、「消費者」という言葉が死語となり「生活者」と呼ばれる時 代を迎えている。一方、市場では世界中の様々な商品(サービスを含む)があふれている が、これらは「流通経路」という複雑なルートを経由して生活者の目に触れる。80年代終り から今日までの30年足らずで「流通」は激動の波に流されてきた。「グローバリゼーショ ン」がスピードを増すなか、今日の「流通」について考察していく。 企業文化論 文化や芸術は社会の根本を支え、我々の日常を豊かにするものとして必要不可欠なものであ る。文化を醸成するためには、行政による文化政策、民間企業による支援、そして市民の参 加が必要である。 この講座では、企業による社会貢献活動・メセナ活動をテーマに、明日の文化、芸術活動を 考えていく。 日本の美術界を成立させている仕組みについて、さまざまな角度から検証する。本講では主 アートマネージメント論A にその歴史的な背景や日本での文化行政、文化施設、芸術支援などについて、その実際を学 ぶと同時に現場での問題を研究する。 日本の美術界を成立させている仕組みについて、さまざまな角度から検証する。本講では主 に、アーティストが社会において自立することを意識した、実践的な講義内容である。テー アートマネージメント論B マは大きく展覧会と画廊、そして社会とアートの二つである。これら美術の現場での問題を 研究し、経済的な分野にまで視野を広げる。 プロデュース論A プロデュース能力の育成を目的とする。将来のプロデューサーを目指す人、起業を志す人た ちに、知識・感性・バランス感覚などを、舞台芸術、イベントなど多くのケーススタディを 通じて習得し、独自の視点を体得する。この授業はプロデュース論3部作の基礎篇である。 プロデュース論B 舞台芸術のプロデュースを例として、プロデュース能力の開発を目的とする。基本的な用語 の解説、世界の劇場の歴史、音響効果の基礎、照明効果の基礎などの解説を映像をもとに行 う。また、企画プランの発想法、企画書の作り方、説得の手法など皆さんをあらゆるビジネ ス環境に適応する人材として育成してゆくことを目指す。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 プロデュース論C イベントをプロデュースすることは、世の中全てのプロデュース業務と共通している。カタ カナ表示の職業が増えてきた反面、系統的な教育がなされなかったのも事実である。マスコ ミでは安易に「プロデュース」という言葉が独り歩きしているが、裏で支える職種を選ぶた めには重要な要素である、地道な「基本」の考え方を学ぶ。 この授業は、大津市仰木平尾地区で行われている「棚田オーナー」制度に参加するもので、 地元農家の指導のもと、四季を通して里山の営みを体験することで、自然と人との関係性、 そこから生まれた風土、工夫を凝らした里山の文化的なくらしについて学び、造形表現につ なげていきたいと考えている。里山の暮らしを知る実体験(フィールドワーク)を通して、 プロジェクト演習A1 地域のコミュニティの成り立ち、食、伝統文化の起こりなどの実例に触れることができる。 本学の背後は日本でも有数の里山で、琵琶湖の自然環境を守る上で、歴史的に重要な役割を 果たしてきた。この授業は上仰木辻ケ下生産森林組合の指導のもとに、山間でのフィールド プロジェクト演習A2 ワーク、間伐材の伐採作業、間伐材を利用した木工作品制作、山中斜面の測量実習など貴重 な森林保護作業体験を通して、里山の叡智を学び、造形表現につなげていく。 この科目はプロジェクト演習A1を受講したことを条件とする。指導的立場に立ってプロ ジェクトに参加し、前年度学んだ知識を最大限に発揮し、メンバーをリードすることを目的 プロジェクト演習A3 とする。また、2度目の体験の中で新たな発見したことなどを体験をレポートにまとめる。 この科目はプロジェクト演習A2を受講したことを条件とする。指導的立場に立ってプロ ジェクトに参加し、前年度学んだ知識を最大限に発揮し、メンバーをリードすることを目的 プロジェクト演習A4 とする。また、2度目の体験の中で新たな発見したことなどを体験レポートにまとめる。 プロジェクト演習B1 成安幼稚園における造形指導への参加を中心としながら、造形の専門家として幼児教育につ いて貢献できることは何かを考える。 私たちの社会には、障がい者が確実に存在する。障がい者のために教育機関や福祉施設の見 学を通じて、造形活動の専門家として障がい者福祉の問題に対して何ができるかを考える。 プロジェクト演習B2 プロジェクト演習B3 プロジェクト演習B4 プロジェクト演習B1(造形と幼児教育)の経験を活かし、幼児教育の現場において造形の 専門家として可能な役割についてさらに深く考える。 プロジェクト演習B2(障がい児教育と造形)での経験を元に、障がい児教育の現場におい て造形の専門家として可能な役割について、さらに深めて考えていく。 大津市歴史博物館で毎年夏休みに大津市内の小学生を対象としたワークショップが開催され る。このワークショップの目的は、江戸時代の玩具を製作することで、子どもたちの創造力 を豊かにすることである。また、ワークショップ終了後、子どもたちが製作した玩具を中心 プロジェクト演習C1 とした展覧会を開催する。この授業では、大津市歴史博物館と提携し、このワークショップ と展覧会の準備を通じて、生涯学習の現場を体験し、理解する。また、自らが学ぶ造形活動 が社会にどのように貢献できるかを探究する。 大津市歴史博物館で毎年夏休みに大津市内の小学生を対象としたワークショップが開催され る。このワークショップの目的は、江戸時代の玩具を製作することで、子どもたちの想像力 を豊かにすることである。また、ワークショップ終了後、子どもたちが製作した玩具を中心 とした展覧会を開催する。この授業では、「プロジェクト演習C1」を受け、大津市歴史博 プロジェクト演習C2 物館と提携し、このワークショップと展覧会の運営を通じて、生涯学習の現場を体験し、理 解する。そして、ワークショップと展覧会の終了後、その内容を大学のウェブサイトから発 信するインターネットテレビの制作も経験する。また、自らが学ぶ造形活動が社会にどのよ うに貢献できるかを探究する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 大津市歴史博物館で毎年夏休みに大津市内の小学生を対象としたワークショップが開催され る。このワークショップの目的は、江戸時代の玩具を製作することで、子どもたちの想像力 を豊かにすることである。また、ワークショップ終了後、子どもたちが製作した玩具を中心 プロジェクト演習C3 とした展覧会を開催する。この授業は、ワークショップと展覧会の準備と運営を経験した 「プロジェクト演習C1・C2」の履修者を対象とし、大津市歴史博物館と提携して、生涯 学習の現場におけるリーダーシップのあり方を探究する。具体的には、ワークショップと展 覧会の企画を立案し、全体での作業を通じて自らの立案の可否を検証していく。 大津市歴史博物館で毎年夏休みに大津市内の小学生を対象としたワークショップが開催され る。このワークショップの目的は、江戸時代の玩具を製作することで、子どもたちの想像力 を豊かにすることである。また、ワークショップ終了後、子どもたちが製作した玩具を中心 とした展覧会を開催する。この授業は、ワークショップと展覧会の準備と運営を経験した プロジェクト演習C4 「プロジェクト演習C1・C2・C3」の履修者を対象とし、大津市歴史博物館と提携し て、生涯学習の現場におけるリーダーシップのあり方を探究する。具体的には、ワーク ショップと展覧会の運営を統括し、全体での作業を通じて、これまでの活動全般を反省して いく。 企業や行政、公共団体からのデザイン制作依頼、コンペティションへの参加など、産官学連 携のデザイン制作。 プロジェクト演習D1 パッケージデザインや広報、広告デザインを中心とし、実社会と直結するデザインワークか ら、指導講師により、集中的に指導。社会に向けて実践的なデザイン能力の修得を目的とす る。 企業や行政、公共団体からのデザイン制作依頼、コンペティションへの参加など、産官学連 携のデザイン制作。 プロジェクト演習D2 パッケージデザインや広報、広告デザインを中心とし、実社会と直結するデザインワークか ら、指導講師により、集中的に指導。社会に向けて実践的なデザイン能力の修得を目的とす る。プロジェクト演習D1の課題と異なる課題が出される。 この科目は、学生が混沌とする現代社会において、さまざまな経験を経て生き抜く力を身に つけるため、プロジェクトと呼ばれる仮に設定された取り組み(学生が提案するものもあ る)に対し、個人もしくはグループで関わり、調査・研究を深めて成果を導き出すことを目 的とする。現実社会においての取り組みは、机上での演習とは異なり、予測不可能な事象が 常に起こりうる。したがって、この演習においては可能な限りリアリティーのある仮想プロ プロジェクト演習D3 ジェクトが必要とされる。授業内容は担当教員からプロジェクトの概要の解説から始まり、 学生が仮想プロジェクトを提案、取り組み内容をプレゼンするグループワークを実施、仮定 される成果の発表をしてまとめのレポートを提出する。 基本的にはレポートや報告書によって最終授業でプレゼンテーションし評価するが、実際に 担当教員や地域社会から提案があった場合には、現実のプロジェクトが立ち上がり、その取 り組みに参加する場合もある。 この科目は、学生が混沌とする現代社会において、さまざまな経験を経て生き抜く力を身に つけるため、プロジェクトと呼ばれる仮に設定された取り組み(学生が提案するものもあ る)に対し、個人もしくはグループで関わり、調査・研究を深めて成果を導き出すことを目 的とする。現実社会においての取り組みは、机上での演習とは異なり、予測不可能な事象が 常に起こりうる。したがって、この演習においては可能な限りリアリティーのある仮想プロ プロジェクト演習D4 ジェクトが必要とされる。授業内容は担当教員からプロジェクトの概要の解説から始まり、 学生が仮想プロジェクトを提案、取り組み内容をプレゼンするグループワークを実施、仮定 される成果の発表をしてまとめのレポートを提出する。 基本的にはレポートや報告書によって最終授業でプレゼンテーションし評価するが、実際に 担当教員や地域社会から提案があった場合には、現実のプロジェクトが立ち上がり、その取 り組みに参加する場合もある。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習A1 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目では特にデザインプロデュ-ス分野におけるプロジェクトを採用する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習A2 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に色彩描画研究、デジタルイメージング分野におけるプロジェクトを採用す る。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する要望や期待が大きい。企 業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボランティアス タッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習A3 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、履修者とと もに取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプ レゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちが集団で取り組むというまさに 社会実践科目である。 この科目は特に現代アート分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習A4 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に空間描写、3DCG分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習A5 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目では特にデザインプロデュ-ス分野におけるプロジェクトを採用する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習B1 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に絵画(油画)と視覚伝達デザイン分野におけるプロジェクトを採用する。 ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習B2 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に風景による造形表現分野(日本画領域)におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習B3 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に写真分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習B4 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に写真分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習B5 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に描写、復元画、イラストレーション分野におけるプロジェクトを採用する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習C1 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に絵画分野(日本画領域)におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習C2 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に文化行政分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習C3 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に映像分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習C4 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特に絵画分野(日本画領域)におけるプロジェクトを採用する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも プロジェクト特別実習C5 に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特にグラフィックデザイン分野におけるトータルデザインワークについてのプロ ジェクトを採用する。 (16 大草真弓/15回) (32 南琢也/15回) 複数の教員が共同で担当する 複数教員が 共同で担当 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習D1 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特にグラフィックデザイン分野におけるトータルデザインワークについてのプロ ジェクトを採用する。 (16 大草真弓/15回) (32 南琢也/15回) 複数の教員が共同で担当する 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習D2 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特にユニバーサルデザイン分野におけるプロジェクトを採用する。 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習D3 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特にコンテンツ演出構成、日常学分野におけるプロジェクトを採用する。 造 形 プ ロ デ ュ ー ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する要望や期待が大きい。企 業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボランティアス タッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力を 身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み重 ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン プロジェクト特別実習D4 ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、履修者とと もに取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプ レゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちが集団で取り組むというまさに 社会実践科目である。 この科目は特にアニメーション・CG分野におけるプロジェクトを採用する。 複数教員が 共同で担当 ス 科 目 本学は県内唯一の芸術大学であることで地域社会から本学に対する様々な要望があり、期待 は大きい。企業や官公庁からロゴマーク・チラシ・ポスターのデザイン、イベント企画、ボ ランティアスタッフ、などその内容は多岐にわたる。 「芸術による社会への貢献」を教育の理念とする本学においては、1・2年次に造形基礎力 を身につけた学生たちが積極的に社会へ出て、地域が求める種々の要請に応え、大学が積み 重ねてきた造形研究の成果を還元するシステムを構築した。 授業内容は企業や官公庁からのプロジェクト(仕事)の依頼があり、プロジェクト科目の開 講を決定する(原則開講の前年度に決定)。履修登録した学生に対し、依頼者(クライアン ト)からプロジェクト内容の解説。担当教員がプロジェクトの内容を整理して、学生ととも プロジェクト特別実習D5 に取り組みを検討。プロジェクトに対しての課題取り組み開始。制作終了後、依頼者にプレ ゼンし、問題がなければプロジェクト本番を実施。終了後、履修者全員でまとめの会を開 き、まとめのレポートを提出する。 この科目は地域が要請するプロジェクト(仕事)を学生たちがグループで取り組むというま さに社会実践科目である。 この科目は特にファッションデザイン、服飾・人体表現分野におけるプロジェクトを採用す る。 (31 水谷米博/15回) (36 小北光浩/15回)複数の教員が共同で担当する 複数教員が 共同で担当 様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (芸術学部芸術学科) 科目 区分 授業科目の名称 専 門 科 目 基礎造形実習1A 基礎造形実習2A 基礎造形実習3A 講 義 等 の 内 容 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では絵画(平面)表現についての基礎を学ぶ。 (26 永江弘之 15回)(45 井上洋子 15回)(117 待井健一 15回)(131 横 山夏実 15回) 同一内容を複数開講 1.造形的な絵画表現に必要な、「観察力・独自な視点」「感性(対象から実感・感動を見 いだす力)」「構成力や構図、形、光と影、質感、立体感・量感、空間、動静などを表現す る技能(描写力)」を、総合的に学ぶために、自然や人工のものを対象に作品を制作する。 (27 長尾浩幸 15回) 2.自然が内包している造形的要素を、平面表現として鉛筆による描写、着彩などを中心に 試みる。適時に映像をまじえたレクチャーによって、美術史の中から絵画表現に含まれる主 題や表現について研究する。 (61 岡田武志 15回) 3.最低限必要な描写力を身につけるために、描くという行為に慣れ親しみ、対象を常に 様々な視点からとらえることを訓練する。具体的にはデッサン、ドローイング、平面作品な ど手描きの課題制作を行う。 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では彫刻(立体)表現についての基礎を学ぶ。 (6 今井祝雄 15回) 1.伝統的な彫刻の歴史と技術を大切にしながらも、狭義の“彫り刻む”彫刻から、空間・ 環境に展開する立体造形を志向する。 伝統的な張り子の制作を通してキャスティング(型どり)の原理の理解と、素材の特性を学び ながら具象的な形態や抽象的なオブジェなどさまざまな造形を試作する。 (5 磯野英生 15回) 2.自然界を形作る造形要素という視点から空間を意識した立体制作を行い、立体造形およ び彫刻表現を体系的に学ぶ。 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目ではデザインについての基礎を学ぶ。 (46 今北紘一 15回)(59 大向務 15回)(107 板東勲 15回) 同一内容を 複数開講 1.対象をシンボライズし明解で説得力のある造形を生み出す、情報の視覚化の基礎を学 ぶ。情報を視覚化する過程において、制作意図に基づき対象の本質を蒸留/抽出し、明快で 説得力のある造形を生み出す。 (15 石川泰史 15回) 2.限られた条件下でアイデアスケッチやエスキース、設計などのデザインプロセスを経て 作品を制作を行い、様々な試行錯誤を通して、デザインを実現するうえで必要な、観察力、 発想力、展開力、調整力を習得する。 基礎造形実習4A 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では工芸(フレームを使った織物・バスケッタ リーアート・ペーパーメーキング・フェルトメーキング)について学ぶ。 経糸と緯糸が交互に絡む織物制作では織物独自の質感と色の効果を学ぶ。織物構造を立体化 した籠の制作では、構造と形に対する理解を深めるとともに、編み方に適した素材を自ら探 す素材研究も行なう。楮やパルプなどによる紙漉、羊毛によるハンドメイドフェルトなど、 繊維素材の絡まる性質を利用した技法を体験し、素材に対する理解を深める。 基礎造形実習1B 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では彫刻(立体)表現についての基礎を学ぶ。 空間をデザインしていくにあたって使用するマテリアルは多岐にわたるが、ボディを布で包 む、飾るという事を通し布という素材の特性である柔軟さを理解する。同時にボディ(立 体)からパターン(平面)を起こすことによって立体と平面の関係性についても理解する。 基礎造形実習2B 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では絵画(平面)表現についての基礎を学ぶ。 (26 永江弘之 15回)(45 井上洋子 15回)(117 待井健一 15回)(131 横山夏実 15回)同一内容を複数開講 1.描画の基礎として、アクリル絵具などの色材を使って色彩要素を加えたより豊かな表現 を学び、描画の課題制作を行う。色彩という造形要素を加えて自然や人工のものを対象に作 品を制作する。 (42 天野憲一 15回) 2.ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールにより写真術が発表され、世界にその方法が拡がっ て発展を始めたのは1839年。以来、映画・テレビへと映像時代が始まり170年が経過してい る。アナログからデジタルまで写真技術の変遷を体験する。また、自らの感受性と潜在能力 を写真というメディアを使って自己表現に結びつけていくことを学ぶ。 基礎造形実習3B 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では人体デッサンについての基礎を徹底して学 ぶ。 人体の構造、骨格、筋肉、皮膚などの動きを研究する。モデルを使用してのデッサン、ク ロッキー、木炭、コンテなど描画材の効果や展開を試みる。同時に、古今東西の美術史にお ける絵画表現から自画像、肖像画などの人物描写や身体表現の作例を研究。時代背景を意識 しながら人間を表現する意味や主題について考察する。 備考 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 専 門 科 目 基礎造形実習4B 造形表現力の基礎を学ぶ科目。特にこの科目では平面・デザイン・空間表現についての基礎 を興味に応じて選択して学ぶ。 (82高田学 15回) 1.日本画基礎 自然観察を中心とした写生から日本画制作へのプロセスを学ぶ。また日本 画材(主に水干絵具)の基本的な使い方を学ぶ。 (21 岸田保 15回)(87 谷口愛 15回) 同一内容を複数開講 2.色彩描画研究 色彩理論を踏まえたカラーチャートの作成や実践的な試作を通して、色 彩効果や描画に生かす方法を習得する。 (72 児玉靖枝 15回) 3.風景画研究 制作を通して、基底材から下地、油絵具、メディウム等、それぞれの種類 や特性、扱い方 の基礎を学びながら、絵の具がもつ魅力を物質的、視覚的両側面から探 る。 (77 笹岡敬 15回) 4.空間表現 基礎的な図法の学習から始め、遠近法によるパース描写および造形のスケー ルとサイズの違いを理解するとともに、身近で加工が容易な木や紙・布などソフトマテリア ルのさまざまな造形制作を通して、素材の特性と表現技術に精通し、自己のイメージやコン セプトに忠実かつ独創性のある表現を獲得するために、実践的な材料学を学ぶ。 (81 鈴木理大 15回)(134 吉村絵里 15回) 同一内容を複数開講 5.映像表現 映像を使った表現の可能性を知り、拡げることを目指し、初歩的な技術、及 び、表現法を学ぶ。 複数教員が 共同で担当 総合基礎演習1 造形表現の基礎的技術を実習の中で習得したうえで、より幅広く造形表現力養うための演習 科目。 2年次以降の自分の専門領域をふまえたうえで、専門以外のものづくり体験を選択し、積極 的に表現力や知識を深め、実践する前期科目。 実際には以下の選択肢から演習を選ぶ。 1.キャラクターデザイン(30 松村牧夫 15回) フォルム上のディフォルメや省略を加えながら、その属性・個性をより純粋な造形表現へと 結びつける方法を学ぶ。 2. 写生入門 (8 大野俊明 15回) 自然形態の中にある普遍的な造形要素を発見し、鉛筆や水彩絵の具を使って写生を行い、自 然観察への興味を深める。 3.油彩画入門(17 大嶋靖子 15回) 絵の具や溶き油、支持体や画筆など基本的な材料、下地層から描画層へのプロセスや技法を 学ぶ。 4.グラフィックデザインの世界(32 南琢也 15回) グラフィックデザインにおける作品、人物や参考事例を紹介しながら、グラフィックデザイ ン領域の多様性と可能性を考察する。 5.光の立体造形(15 石川泰史 15回) 造形要素としての明かり。紙などの素材に様々な加工をほどこして、ランプシェードを完成 させる。 6.染によるテキスタイルデザイン(23 田辺由子 15回) ステンシル(型染め)の技法を使ってテキスタイルデザインの基本となる連続模様の展開方 法を学ぶ。 7.メディアリテラシー(media literacy)(25 泊博雅 15回) 映像メディアを主として映像作品の形式と内容を分析、発表をすることを通じて、映像作品 を読む力を養う。 複数教員が 共同で担当 総合基礎演習2 造形表現の基礎的技術を実習の中で習得したうえで、より幅広く造形表現力養うための演習 科目。 2年次以降の自分の専門領域をふまえたうえで、専門以外のものづくり体験を選択し、積極 的に表現力や知識を深め、実践する後期科目。 実際には以下の選択肢から演習を選ぶ。 1.写真入門(20 金澤徹 15回) 写真を通してイメージ表現の歴史を学びつつ、現代社会におけるデザインや芸術の役割を考 える。 2.キャラクターデザイン(30 松村牧夫 15回) フォルム上のディフォルメや省略を加えながら、その属性・個性をより純粋な造形表現へと 結びつける方法を学ぶ。 3.水墨画入門(8 大野俊明 15回) それぞれの時代に描かれた代表的な水墨画を取り上げ、その表現や技法を研究する。 4.塑像入門(18 岡普司 15回) 粘土原型造りから石膏・樹脂・金属(ブロンズ/アルミ等)などに置き換える成形技法ま で、基本技術を学びながら三次元造形の創造的可能性を探る。 5.シナリオの書きかた(22 櫻井宏哉 15回) 映像の設計図であるシナリオの基礎を学ぶ。 6.段ボールの造形(5 磯野英生 15回) 日頃見慣れ打ち捨てられたかに見える段ボールを、造形手段(デザインやアートやクラフ ト)を通して、その表現の可能性を追求する。 7.リサーチマッピング(31 水谷米博 15回) 情報源と収集した情報を整理・分析し、コンセプト立案に役立つ資料としてマッピングをお こない、同時にコンセプターとしての能力を養うことを目的とする。 複数教員が 共同で担当 ことばによるコミュニケーション デザインの基礎を「ことば」を通して学ぶ。デザインの基本であるコミュニケーションをは プロデュース基礎演習1 かるため、文字による表現を具体的な美術や文化を題材に行う。同時にこの授業では情報を 自分で管理する様々な方法を身につける。そのためには同時にコンピュータの基礎を習得 し、言語系ソフトを学び自由に使えることが必要となる。 プレゼンテーション この授業では自分のことばによる表現を中心に、視覚的情報を制作し他者に伝える技術(プ レゼンテーション)を学ぶ。美術や文化催事の取材を通して自分で得た情報を管理し、再度 プロデュース基礎演習2 自分で組み立て(編集作業)コンピュータを使って他者にアピールしていく。この授業では 広報活動につながる基本的な学習となる。同時に基本となる文字によるプレゼンテーション (企画書)の制作も学ぶ。 専 門 科 目 ビジュアルデザインの研究 デザインの視覚的なコミュニケーションを中心に学ぶ。展覧会やイベントなどポスターやチ プロデュース基礎演習3 ラシのデザインを分析。同時に展覧会を実際に鑑賞し、自分でそれらを再制作する。さらに カタログなどとのつながり含めてトータルデザインの実際を研究する。ここでは視覚デザイ ンの基本となる考え方(コンセプト)の重要性を様々な事例を使って学ぶ。(企画の基礎) ミニコミ誌の制作 編集・企画の基礎を学ぶ。この授業ではグループによるミニコミ誌の制作を通して企画・取 材・編集など、今までの基礎力を総合して一つのコミュニケーションツールとして完成さ プロデュース基礎演習4 る。出版することにより、同時に社会的なつながりと責任を意識することも必要となる。取 材のジャンルは地域文化やファッション、デザイン、美術など様々な分野にわたるが、そこ から企画することになる。 ※東京研修:美術館、文化施設、インテリア・ファッションショップなど研修。2泊3日 造形芸術研究1 造形美術における多様性と特性を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) (8 大野俊明/4回) 日本画の表現素材は、長い歴史を経て今日に伝えられたものがほとんどである。そういう意 味では、原初的でピュアーな素材であるともいえる。中でも絵具、筆、紙あるいは絵絹など は、奈良時代に中国から伝わって以来、ほとんどが変化なく現在も使用されている。この授 業では、そのような素材を個々に確認することで、今日的な表現の新たな可能性を見つけだ したい。 (2 西久松吉雄/4回) 絵画表現にはそれぞれの描画材料によって、その特長を生かした技法の違いがある。素材を 生かす技法の使い方や、筆や刷毛以外に身近な素材を道具として利用することなど、技法と 道具は密接に関わっている。実際の作例をもとに、遠近法や構図の取り方と合わせて解説す る。 (27 長尾浩幸/4回) 版画について、今日までの版画史と絵画表現としてのオリジナル版画の成り立ちを考察す る。同時に、造形表現としての版や映像の可能性を理解し、複数性と間接性の両方あるいは そのいずれかを備えた「絵画」について検証する。 (26 永江弘之/3回) 3次元空間を平面に表現するための基礎的な知識(空間認識)と表現技法を学ぶ。遠近法の うち主に線遠近法(透視図法)をベースとして、複数の人物を配した空間を描くスキルを身 につける。あわせて、ヒューマンスケール(身体尺度)と視点設計による演出を学び、作画 意図がより明確に鑑賞者に伝わる表現を習得する。 隔年開講 オムニバス方式 造形芸術研究2 造形美術における多様性と特性を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) (23 田辺由子/4回) ファッションやインテリアなどに用いられる身近なテキスタイルに注目し、経糸と緯糸によ り構成される織物構造を理解する。さらに、織物による表現(タペストリー、緞帳など)の 紹介、綴れ織りの実践を通して織技法に対する認識を深める。 (5 磯野英生/4回) 琵琶湖に生える自然の素材=ヨシと、日頃見慣れた素材=段ボールを使った照明器具や家具 の作品といった具体例を取り上げ、その表現の手法と到達点、および今後の課題などを解説 する。また、スチレンボードやスタイロフォーム、油土といった素材を使った作品例につい ても、その表現の可能性を解説する。 (15 石川泰史/4回) 金属、木材、土、プラスチック、ガラスなどの様々な素材の特質と、それに伴う板金、曲 げ、プレス、切削、焼成、および型による成形などの加工方法をものづくりという観点から 紹介する。日ごろ見慣れた身のまわりのモノが造形される根拠について事例を示しながら、 素材と造形の可能性について考察する。 (7 大岩剛一/3回) 環境循環型の建築であるストローベイル・ハウスの作品事例をもとに、多様なつながりの再 生を視野に入れた造形表現とエコロジーの関係と可能性について学ぶ。エコロジーと住環境 との関係を学んだうえで、ストローベイル・ハウスの概念、またその素材や技法を知り、さ らには「物語」と造形表現との総合の可能性を探る。 隔年開講 オムニバス方式 仮想ブランドのプロデュース 仮想ブランド(ショップ)をプロデュースする。マーケティングから広報までを研究。実際 にあるブランド(ファッション系、飲食系、生活雑貨など)を分析し社会的な戦略などをさ 総合プロデュース演習1 まざまな角度から具体的に研究する。その後自らが仮想のブランドをプロデュースする。グ ループ活動が中心になるが、それぞれが興味ある分野を担当し、コンセプト作りから。出来 るだけ幅広い事柄についてプレゼンテーションする。(例:ネーミング、広告、ショップデ ザイン、ほか) 文化イベントのプロデュース 文化イベント(展覧会ほか)を企画する。具体的な作家研究などを行い、企画からプロ デュースまでをシミュレーションする。同時にそれを開催する文化施設の情報収集、運営に 総合プロデュース演習2 ついても研究する。(マネージメント)さらに広報に関係するビジュアルデザインの制作、 広報活動のシミュレーションなどできる限り現実の社会の情報を取り入れた実践型の演習科 目である。 文化イベントのインターンシップ さまざまな文化施設等で実際のプロデュースにかかわる。滋賀や京都を中心に文化的なイベ 総合プロデュース演習3 ントや広報活動に関わりながらその成果を課題物としてまとめていく。ここでは社会とのか かわりが大きなキーワードとなる。自分の将来を見据えた実際的な体験を通じて後期の卒業 研究に結びつけていく。 専 門 科 目 デザイン研究1 メディアの多様性とその特性を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) (3 岡田修二/4回) マスメディアを中心とした情報戦略について研究する。前半は、実際の広告キャンペーンの 具体的事例を取り上げ、商品開発、ネーミング、メディアミックスなどの組み立て方を学 ぶ。後半は、食品パッケージのデザイン分析を通して、マーケティングの原理と商品ポジ ショニングを学ぶ。 (4 田中真一郎/4回) ビジュアルコンテンツの戦略的展開に不可欠な要素を概観。イラストレーションなどのビ ジュアルコンテンツのメディアにおける使命役割について考える。VI視点でコンテンツのブ ランド化を目指し、イメージ統合/メッセージとの連結/イメージ拡張について、実践例を 交えながら授業を展開する。 (32 南琢也/4回) デザインと身体性について学ぶ。ヴィジュアルデザインとサウンドデザインを中心に、「論 理と感覚」を主題とした実践的ワークショップ(文字、本、黄金比率、グリッドシステム、 DJ用ターンテーブル、フィジカルコントローラ−、テノリオンなどを用いる)を行い、「も のづくり」における思考と身体性の関係について考察する。 (30 松村牧夫/3回) 商業イラストレーションの仕事を紹介、その社会での役割と可能性を学ぶ。イラストレー ションにおけるメディアの多様化・表現の多様化を学び、その利用例から役割と可能性を学 ぶ。また、商業イラストレーションのワークフローや、インターネット時代における、様々 なツールを用いた仕事術も紹介する。 隔年開講 オムニバス方式 デザイン研究2 メディアの多様性とその特性を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) (25 泊博雅/4回) アーティストグループ「ダムタイプ」の活動とその特性について講義する。「ダムタイプ」 のパフォーマンス作品とインスタレーション作品におけるマルチメディアな表現の特性と、 制作プロセスにおける〈コラボレーション〉や〈ワーク・イン・プログレス〉、〈アーティ スト・イン・レジデンス〉などの特性について考察する。 (22 櫻井宏哉/4回) 私にとって映像は楽器である。映像の編集を通して音響を再構成することができる。しかし また、映像は空間軸をもつため建築の方法を応用することもできる。劇映画やテレビから映 像を捉えるだけでなく、さまざまな切り口から映像を考察するのが本授業の目的である。 (20 金澤徹/4回) 担当教員自身のこれまで及び、現在の活動や作品を振り返えることを素材とし、写真表現の 可能性、そして写真というメディアで社会とつながることを考える。総合領域で学ぶ学生と して、どのようにデザインやアートあるいは資料としての写真を捉えるかを考察していく。 (24 津田睦美/3回) 写真メディアの可能性を探る。デジタル写真の普及にともない多様化した「写真」はあらた に見直すべき時期を迎えている。2003年より私は戦前の移民史について写真を多様な方法で 利用しながら国内外で発表してきた。実際の展示を紹介しながら写真の特性と今後の可能性 を考察する。 隔年開講 オムニバス方式 総合文化研究1 芸術や文化の理論、構造を学ぶ (オムニバス方式/全15回) (9 小嵜善通/5回) 欧米文化の継続性に行き詰まりがみえるなか、一方では日本文化の再評価が行われつつあ る。伝統的な日本文化における何が再評価の対象となっているのか、またその特性とは何か を探る。さらに、その特性が芸術表現とどのように関わっているのかについても検証する。 (11 千速敏男/5回) 現代社会と視覚文化──今日の造形活動は、美的価値に基準をおく旧来の美学美術史学では 対応しきれない多様性をもっており、近年、こうした多様な造形活動を研究の対象とする Visual Culture Studies(視覚文化研究)という新たな学問も生まれている。この講義で は、このVisual Culture Studiesの方法論を紹介しつつ、美的価値・有用性・物語性をキー ワードとして、現代社会における視覚文化の本質を明らかにする。 (37 島先京一/5回) 文化としての障がいを考える。私たちは、障がい者を特別な尐数者として、社会的に周辺化 された対象として捉えがちである。しかし障がい者と平均者の境界は、一般的に考えられて いるほどには明確ではない。また何者たりとも、自らが障がい者になる可能性を否定するこ とはできない。そして何よりも、障がいは単に医療的な対象にとどまるものではなく、私た ちの社会の成り立ちの根本に関わるものである。障がいや障がい者について考えることを通 じて、文化や社会の多様なあり方、その構造について考察していく。 オムニバス方式 総合文化研究2 芸術を多角的に理解し、各自の表現の幅を広げる。 (オムニバス方式/全15回) (34山本和人/5回) ポップ・ミュージックの成立構造について概説する。メディアの発達と共に、20世紀にポッ プ・ミュージックは生まれた。それは西洋だけでなく、南アメリカでもアフリカでもアジア でも生まれているし、メディアの革新と共に今日も新しく生まれ続けている。世界のポッ プ・ミュージックを俯瞰する。 (40山川裕樹/5回) 表現されたものと表現される前のものの関係について取り上げる。芸術作品は、作品を取り 上げれば完結したものであるが、作品以前は試行錯誤の過程が存在している。そうした、表 現されたものとそれ以前のものについて、深層心理学の知見を援用しながら、体験学習も交 えた講義を行う。 (33三宅キャロリン/5回) これらの授業では、アメリカやイギリスの現代芸術作品や展示について英語で書かれた短い 記事を読んで話し合う。受講生はその週の課題となる読み物についてクラスで話し合いがで きるように、英語で短いコメントを書く課題が出される。 オムニバス方式 専 門 科 目 イラストレーション基礎演習1 概要:イラストレーションなどの平面表現を行う上での基礎知識を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回)(最終週は2名で合評を行う) (21 岸田保 8/15回 ) 構図構成/材料学入門 視覚心理学を応用しながら、画面構成・構図や表現技法による効果 を学ぶ。まず人間の視覚の構造や脳の認知特性、ゲシュタルト心理学を学び、次に画面の中 をどうやって構成していくのか、構図が与える効果についての基礎を体得していく。また質 感表現の基礎についても学ぶ。 (10 2野村正則 8/15回 ) 支持体、絵具、メディウム、展示方法(額装)など、描画材料の基礎知識を試作や実験・体 験・考察などを通して習得する。顔料とメディウム等を使った自家製絵具づくり。絵具工場 見学(希望者)。紙やキャンバス等の支持体および地塗りの知識と絵具による表現効果。媒 質(メディウム)の性質と表現効果。筆やパレットナイフ等の用具の知識。額装について。 以上の内容を試作等まじえて実践的に理解する。 オムニバス方式 イラストレーション基礎演習2 人体描画基礎 クロッキーによる人体表現研究の基礎を学ぶ。 (26 永江弘之 15回)(35 小田隆 15回)同一内容を複数開講 1.クロッキーを通して、人体の構造や動き、人間の持つ美しさを捉えることを主眼に置 く。 2.人体の構造を理解することと、解剖学的知識は密接に関係している。実際のクロッキー を通して、解剖学的理解を深めることを目指す。 3.画面の中に素早く人物を配し、適切な構図で描けるように、短時間で描く訓練を行う。 (30秒ポーズ、1分ポーズ、ムービングなど) 複数教員が 共同で担当 デジタルフォト。1眼レフデジタルカメラの扱い方の基礎にはじまり、平面作品の複写・ラ イティング・立体作品撮影・屋外撮影・テーマ撮影など、作品のデータ化から取材まで、写 イラストレーション演習1 真表現技術の基礎を学んでいく。また、単に写真技術の習得に終わることなく、写真の面白 さを体感する中で、この世界を見つめる目や、構図(カメラアングル)・画面効果・演出な ど、絵画表現にもいかせる視覚的な思考法を身につけることを目標としている。 主に雑誌を想定しての、イラスト、カットの仕事のシュミレーション演習。「伝わるイラス ト」とは何かを考える。 1.限られた時間内で、多数のラフ出し、アイデア出しのトレーニング。また、マップや商 イラストレーション演習2 品、お店紹介などは、イラストにする意味、読者層、読者の視点などを考える。 2.その後各自(1)の課題の中から選択して、規定のサイズ内に収まる、デザインされた テキストのあるページ内で映えるイラスト、カットを完成させる。 イラストレーション演習3 Webデザイン htmlやDreamweaverの基礎を習得し、自分のWebギャラリーを制作する。イン ターネットのしくみ、サーバのしくみを理解し、Webページのシステム、作成方法、公開方 法をマスターする。HTML基礎・画像の加工、ファイルのアップロードまで、テキストエディ タ、Fireworks、Dreamweverを使用して実習する。 DTP入門。イラストレーションは、デザイン処理され複製されながら社会発信していくこと が前提となる。この授業では、重要度に合わせた情報の整理・順位付けなどの編集方法をも とに、コンピュータを使った編集・レイアウト・画像やフォントの扱いなど、グラフィック イラストレーション演習4 デザインの基礎を学ぶ。印刷工程の基本を知り、印刷版下データ作成のテクニカルな処理方 法を下地として、単ページもののデザイン処理が可能なレベルまでの知識とスキルを身につ ける。 専 門 科 目 イラストレーション演習5 DTP応用 社会的な活用方法を踏まえ、イラストレーションとデザインを融合させ、大判広 告ポスター表現を行う。ポスターによるビジュアル・コミュニケーションの事例を学び、言 語的(Verbal)な手段に頼らず、より視覚的(Visual)な要素(element)を構成すること で、メッセージを伝達する効果的な手法を習得する。 イラストレーション演習6-a 「風景描画」 実景を見て描くことを基本に、15分程度の速写から、F15号の風景画制作を通して風景描写 のスキルを高める。 アニメーションの背景や美術ボードなどをはじめとして、カレンダー、エッセイの挿絵、絵 本、マンガなど、風景を扱ったイラストレーションは多彩に広がり、大切なスキルのひとつ である。自分の眼で見て描くことを最重視して、魅力的な風景を表現する力を伸ばす。ま た、写真や絵画模写などの方法も使って、構図や表現技法、光の所作、ものの見え方などを 探る。基本的に、風景を対象とした習作をできるだけ数多く描く演習である。課題説明・自 主制作(宿題)・授業内アドバイス(制作は宿題)の形が多くなる。 イラストレーション演習6-b 「立体イラストレーション」 立体表現の魅力や可能性に触れ、さまざまな素材の特性を生かし、立体イラストレーション 作品を制作。立体表現の本質的な意味と、その魅力、可能性を体感することでさまざまな立 体表現への展開を探る。前半は目次展開的な授業となる。針金、紙、粘土という線、面、量 の素材の基本テクニックを通じ、造形の基礎と立体物の強さ、平面作品との違いを実感。 後半は、各自の自由な発想、素材で制作展開。紙か粘土(その他)を選択。紙の造形の探 求、手描きイラストとのコラボレーション、飛び出す絵本の制作。フィギュアと情景設定の 制作、さらに画像にすることによる立体イラストレーションへの展開を含めた制作。 イラストレーション演習6-c 「乾式画材研究」 鉛筆、色鉛筆、パステル、クレパスなどの乾式画材の技法と表現を研究し、作品展開する。 鉛筆、色鉛筆、パステル、クレパスなどを、水性画材とは対照的に乾式画材とくくる。間口 が広く手軽に扱える画材であるが、組成を知り試行錯誤することで、思いのほかさまざまな 表現が可能である。本演習では鉛筆、パステル及びオイルパステル、色鉛筆の3分野に分け て技法研究と作品制作を行う。乾式画材ならではの表現・技法について研究し、自分の表現 したい作品世界を深め、展開する。 門 科 目 イラストレーション演習6-d 「デジタルイメージング」 アナログ画材と同様に正しく深い知識と経験を通してデジタル画材による絵画制作を習得す る。 デジタル画材(コンピューターによる絵画制作)は今までのアナログ画材(水彩絵具やアク リル絵具などによる絵画制作)に取って代わるものではなく、絵画制作のための新しい選択 肢のひとつであると考える。デジタル画材もアナログ画材と同様に正しい知識と、経験によ る習熟が必要である。この授業ではデジタル画材としてAdobe Photoshopを使用する。同ソ フトで絵を描くために必要な機能を詳しく説明し、デジタル画材のメリットを生かした作品 づくりの方法や、最終出力のためのカラーマネージメントの基礎、出力サイズを考慮に入れ た解像度・線数などについても学ぶ。 イラストレーション演習6-e 「水性画材研究」 透明水彩絵具などの水性画材の技法と表現を研究し、その特性を生かしたイラストレーショ ンを制作し、自分のイメージの世界を表現する。スケッチや習作を通して魅力ある作品づく りを目指す。また、イラストレーションとは文章をよりわかりやすく読者に伝えるための手 段でもある。文章を読み解き、イメージを形にしていく力をつける。授業の前半(5~8)で は文章を読み「イラストレーター」としての作品づくり。後半(9~12)では自分の好きな ように描く「画家」としての作品づくりをする。それらの制作を通して自分の描きたいもの を見つけていく。また最終的には、制作した作品のなかから1点を選び、額装する。自分の 作品をよりよく見せる工夫をする。 イラストレーション演習6-f 「アニメーション」 手描きやクレーなどを素材としたコマ撮りアニメーション、CGアニメーションなど総合芸術 としてのアニメーションを、制作を通して学び静止画にない魅力的な表現世界を拡げる。現 代のアニメーションは素材や制作技法など、とても幅広く多彩である。コンピュータのめざ ましい進歩と普及により、CGアニメーションが数多く生み出される一方で、手描きや粘土な どを素材としたコマ撮りによるアニメーションもテレビなどで一般的に見ることができる。 さまざまな可能性を持ったアニメーションという総合芸術(絵、動き、ストーリー、編集、 音など)について、制作を通して学び、静止画にない魅力的な表現世界を広げる。 イラストレーション演習6-g 「フィギュア」 はじめに石粉粘土などの可塑性素材の扱いや加工法を学びそのスキルを身につける。第2段 階として、それらをベースにフィギュアやドールの制作を行う。最終的にはあるシーンを想 定しながらカメラアングル・照明効果・画面要素がもたらす演出効果などを考慮した上で写 真撮影し、画像加工を経て立体イラストレーションへ作品へと展開していく。また、授業の 中ではレジンキャスティングの基礎を習得し、立体物の複製技術の基礎を学ぶ。 概要:1年次に学んだコンピュータの基礎をベースに、特定の目的に特化したアプリケー ションの扱いを学び、ソフトの連携なども踏まえながら表現の幅を広げる。 (オムニバス方式/全15回)(最終週は2名で合評を行う) (4 田中真一郎 8/15 回 3DCG/Flash 3次元CGソフトの基礎を習得し、カタチの組成や質感、光の所作、カメラワー クについてジュエリーデザインなどを題材にしながら理解を深める。ソフトの修得以上に、 モノや光線現象を捉える観点の体内化を主眼にし、アナログ表現へもフィードバックが出来 イラストレーション実習1 るように取り組んでもらいたい。 (30 松村牧夫 8/15 回 ) Flashの基礎を習得し、インターネットコンテンツ(アニメーション、インタラクティヴコ ンテンツ)を制作する。インターネットにおいて現在最も普及しているマルチメディア・ オーサリングソフト「Adobe Flash」を使い、アニメーション及びインタラクティブコンテ ンツの制作実習をおこなう。制作を通して、インターネットやゲームなどマルチメディアコ ンテンツの基本的考え方を学び、その中で自分の作品をいかに展開していくかを実習する。 オムニバス方式 人体の構造を理解することと、解剖学的知識は密接に関係している。実際のクロッキー、 デッサンを通して、解剖学的理解を深めることを目指す。生身のモデルだけでなく、骨格模 型等のデッサンも行う。イラストレーションやアニメーション、ゲームには様々な動物が登 イラストレーション実習2 場することがある。人間以外の動物の骨格についても、解説していく。(おそらくテキスト と骨格図面の解説が中心になる) 人体描写 解剖学的な見地から人体の構造を学び、男性・女性のヌードデッサンを通して骨 格や筋肉を意識した人体表現研究を行う。 概要:表現の幅を広げるために多様な表現手段を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回)(最終週は2名で合評を行う) (47 今森次彦 8/15 回 ) 細密描写/ミクストメディア 自然物を対象に質感や色彩、細部のカタチを表現し、図鑑な ど学術的な使用にも応えられるイラストレーションを目指して制作する。対象物(昆虫)の 構造をよく観察し、細密に描く。対象物のもつ色やデザインに美しさを見いだし、表現す イラストレーション実習3 る。アクリル絵具のもつ特性を理解し、色づくりを学びながら作品を制作する。 (21 岸田保8/15 回) (57 大原雄寛8/15 回 ) 同一内容を複数開講 画材の併用・混用だけではなく、手描きとコンピュータを併用した「デジタルとアナログの 融合」を学び、作品制作をする。画材や技法という既存のカテゴリーに縛られず、こだわり なく柔軟な発想で新たな自分の表現を模索する。また、プリンタ出力を介したデジタル技法 とアナログ技法を融合(併用)する表現方法を学び、より自由度の高い表現の可能性を広げ る。 複数教員が 共同で担当 オムニバス方式 専 門 科 目 作品の世界観を描く上で、空間の表現は非常に重要な要素である。また、空間をどのような 視点で、どうフレーミングするか(構図/空間をどう切り取り構成するか)によっても、そ の世界について相手に与える印象は大きく異なる。作品制作では、作者(もしくは鑑賞者) の視点を明確にし、リアルなスケール感をともなう空間表現をするために、下記の4点に重 点をおく。 1:「構図設計」 主役と脇役、モノと抜け(余白、空間)などを効果的に演出する構図を 考える。 イラストレーション実習4 2:「視点設計」 地平線を設定することで視点の高さ(仰視、水平視、俯瞰視)や視線方 向(仰角、俯角)を明確にし、表現効果を高める。 3:「光線設計」 太陽光・環境光・人工光(点光源)などの光の所作を知り、光と陰影に よる演出を試みる。 4:「ヒューマンスケール」 画面上の人物の大きさを基準に空間のスケール感を表現す る。空間描写 透視図法に代表される遠近法を学び、視点設計、構図設計、光線設計と ヒューマンスケールをポイントとして、表現したい空間イメージを描くスキルを習得する。 (4 田中真一郎 15 回)(26 永江弘之 15回)同一内容を複数開講 コンテンツ演出構成 取材・発想・演出・構成の方法論を学び、キャラクター制作および絵 本・マンガ・アニメといったストーリーコンテンツの制作を行う。複数のイラストレーショ ンによる表現として、絵本・コミックなどの「本」を企画・制作する。 1.身の回りの人や物、事の観察をきっかけとし、「キャラクター」「ストーリー」 「世界観」を構築する。フィクション、ノンフィクションは問わない。 イラストレーション実習5 2.演出意図を持って原画(技法は問わない)を制作する。 3.製本の知識を学び、DTP(InDesign)~プリント~簡易製本で仕上げる。 制作物の仕様 基本版型 A4もしくはB5 ページ数 16ページ(7見開き) 表現形式 絵本・マンガ・イラストエッセイ・詩画集など、複数のイラストレーション とそれを補足するテキストによって構成 (29 堀江裕子 15 回)(30 松村牧夫 15 回)同一内容を複数開講 マチエール表現 テクスチャージェルなどで試作実験の後、マチエール表現ならではの深い 色合い、魅力ある質感を活かした原画を制作し、本の装丁などへ展開する。下地にテクス チャーを加えることによって得られる手触りや材質感で、視覚的、感覚的に見るものにイン イラストレーション実習6 パクトを与える表現を試みる。授業では、使いやすく耐久性においても安定しているという 点を考慮して、既製のテクスチャージェル5種類を用意し、それを用いて作品を制作する。 (19 奥村多賀子 15 回)(87 谷口愛 15 回)同一内容を複数開講 版画表現の基礎として、シルクスクリーンと銅版画の基礎を学び、版種を活かしたイラスト レーション作品をそれぞれ制作する。 (89田村愛 8/15回) 印刷技法の一種であるシルクスクリーン技術を使ってのイラストレーション。表現方法を変 えることによって描く世界の表情が変わることを体感し、1、2回生時に培ったイラストレー イラストレーション実習7 ションの世界をさらに深め、豊かな表現力を身につける。また、後期のイラストレーション 実習8(シルクスクリーン)への展開に繋げるための基礎授業として位置づける。 (53 梅田美代子 8/15回)(71黒田さかえ 8/15回)複同一内容を複数開講 ドライポイント、ライトエッチング、アクアチントなどの銅版画の基本的な技法を学ぶ。後 期のイラストレーション実習8(銅版画)への展開に繋げるための基礎授業として位置づけ ている。 イラストレーション実習8-a 版画応用(シルク応用) 後期開講。前期の版画基礎をベースに、シルクスクリーンと銅版 画の一方を選択。版種の特性や技法をより深く学び、作品を制作します。シルクスクリーン の特性を考え、「版を利用する」ということを良く理解した上で各人の持っているテーマや 想いを「どのように」表現するか、「何を」伝えるのかを探る。また、版で表せる様々な表 情を探る。 イラストレーション実習8-b 版画応用(銅版画応用) 後期開講。前期の版画基礎をベースに、シルクスクリーンと銅版 画の一方を選択。版種の特性や技法をより深く学び、作品を制作する。この時代のなかで 「何を見て」「何を感じている」のかを客観的に捉えてみる。銅版画という技法を通して自 分の内にあるものを表現する。デジタル時代の現在に、あえて手を動かし、そこから感じ取 ることのできる表現を体験することは意味あることだと考えている。基本的な技法を学ぶと ともに制作過程での各自の視点やその時代を捉える感性を培いながらイラストレーション表 現の幅を広げる。後期は各自のテーマを掘り下げながら表現メディアへの展開を学ぶ。 (53 梅田美代子 8/15回)(71黒田さかえ 8/15回)複同一内容を複数開講 コンテンツ制作・発表 ゼミに所属。テーマ・演出・表現技法・メディア等を吟味し、想い や情報がしっかりと伝わり人の心に響く作品を制作。自己の制作スタイルを模索しながら、 展覧会や出版・商品化等によるイラストレーションの社会発信を実践する。「テーマ、演 出、表現方法、メディア等」を充分に吟味し、本クラスが標榜する「イラストレーション は、想いや情報を伝達する『コミュニケーションアート』であり、見る人の感情を動かす 『エンターテイメントアート』である。」を踏まえて、クオリティの高い作品を制作し、展 覧会や出版、商品化などによる社会への発信を実践する。制作スケジュールの管理、予算管 理、コンテンツのまとめ方・見せ方(展示等)の工夫、広報宣伝活動など、仕事として必要 イラストレーション実習9 な事柄も実践を通して学ぶ。 (4 田中真一郎 15回) 空間描写、3DCG分野における制作指導を行う。 (26 永江弘之 15回) 空間描写、風景描写分野における制作指導を行う。 (30 松村牧夫 15回) コンテンツ(絵本・マンガ・アニメ)演出構成、Flashアニメーション分野における制作 指導を行う。 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 オムニバス方式 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 専 門 科 目 イラストレーション実習10 コンテンツ制作・発表 ゼミに所属。テーマ・演出・表現技法・メディア等を吟味し、想い や情報がしっかりと伝わり人の心に響く作品を制作。自己の制作スタイルを模索しながら、 展覧会や出版・商品化等によるイラストレーションの社会発信を実践する。「テーマ、演 出、表現方法、メディア等」を充分に吟味し、本クラスが標榜する「イラストレーション は、想いや情報を伝達する『コミュニケーションアート』であり、見る人の感情を動かす 『エンターテイメントアート』である。」を踏まえて、クオリティの高い作品を制作し、展 覧会や出版、商品化などによる社会への発信を実践する。制作スケジュールの管理、予算管 理、コンテンツのまとめ方・見せ方(展示等)の工夫、広報宣伝活動など、仕事として必要 な事柄も実践を通して学ぶ。 複数教員が 共同で担当 (21 岸田保 15回) 色彩描画研究、デジタルイメージング分野における制作指導を行う。 (19 奥村多賀子 15回) マチエール表現分野における制作指導を行う。 (29 堀江裕子 15回) コンテンツ演出構成、日常学分野における制作指導を行う。 ビジュアルデザイン史 イラストレーション・グラフィックデザイン・写真・CGなどの作品 鑑賞を中心に、近代〜現代にいたるビジュアル表現の流れを学ぶ。1930年代から現代までの イラストレーション論A イラストレーション・グラフィックデザイン作品の鑑賞を通して、主に印刷媒体における広 告表現や伝達表現を理解する。また、時代とともに変遷する印刷技術、タイポグラフィー、 コピー表現にも注目。 概要: (オムニバス方式/全15回)(初回授業は2名でガイダンスを行う) (4 田中真一郎 8/15 回 ) 形態論/視覚論 「見る」ことを軸に講義を展開し、イメージを平面に固定(表現)してい く意味を考える。 「森羅万象のカタチや色には理由がある」という視点で世界のありよう 探る姿勢を養う。「イラストレーション=コミュニケーションアート」である。ここでは非 言語伝達機能をもった具象表現をすべて「イラストレーション」と位置付ける。一般的に具 象表現では、モチーフのカタチや色を表現対象として扱う。つまり、モチーフのモノとして の歴史的成り立ちや機能・使命・生き方・殖え方・経済性・社会性・・・等を科学的に見つ める深い洞察が、具象表現での伝達力(説得力)の礎となってくる。講議の中では、これら イラストレーション論B 「この世界を見つめる目」を育てるきっかけとして、さまざまなモノのカタチの意味に触れ ながら「ヒトが世界をどう捉えイメージしてきたか?」を考えていく。 (26 永江弘之 8/15 回 ) 「見る、見える」という視覚の不思議を、錯視やだまし絵などを通して探る。本演習ではビ ジュアルクリエイターやイラストレーターに関係が深い「視覚」について考察を深める。二 次元である平面に表現された三次元空間に、遠近感や立体感、空間感を知覚する我々の視覚 と脳のメカニズムは不思議にあふれている。脳の働きによる対象の認識や、錯視・トリック アートに代表される「視覚の不思議」などを自分の眼と脳で味わいながら学ぶ。また、対象 を「(意識して)見る」という行為を手がかりに、「どのように見えているのか」「何を描 くのか」「どのように描くのか」、イメージを具体化するための方法を考察していく。 オムニバス方式 概要 版画メディア論/現代メディア論 多角的にイラストレーションの成り立ちや社会的 役割を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回)(初回授業は2名でガイダンスを行う) (57 大原雄寛 8/15 回 ) 版画や初期の印刷技術を起点とするマスメディアとイラストレーションの関係・変容を探 る。版画は複数制作絵画としてとらえる事ができる。古くから大衆を意識してすばらしい版 画作品があり、表現技法も多彩であった。大量の複製ではなく多数の絵画表現の中に、イラ ストレーションの本質と、レベルの高い表現力が発見できる。各種の版画表現を鑑賞し、イ イラストレーション論C ラストレーションの目指す方向を考える。 (30 松村牧夫 8/15 回 ) マンガ、映画、アニメーションにおけるイラストレーションの役割を軸にサブカルチャーを 探る。本講義はイラストレーション、絵画全般の歴史や社会的背景を知ることでイラスト レーションとはなにかを考える講座である。本パートではイラストレーションが絵画的な情 景描写からよりダイナミックな映像的表現へと進化してきた過程を、マンガ、映画、アニ メーションなど幅広いジャンルにおける実例(作家)を通して検証する。それぞれのメディ アの歴史的な流れや影響力を俯瞰しつつ、イラストレーションの社会的な意味や可能性を探 る。 オムニバス方式 広告論 広告として訴求力のあるイラストレーションの活用、可能性について探る。 テーマは、現代広告論である。担当教員は、大手広告会社にいた元クリエーターである。広 告とは何か、広告ビジネスとは何か、その広告のクリエーティブ活動を通してビジュアルデ イラストレーション論D ザインについて講義する。日頃よく見かける新聞・雑誌広告、ポスター、またテレビCM等も 含めてすぐれた作品を検証しながら広告におけるビジュアルデザインの役割を知り、クリ エーティブ活動を進める考え方等を修得することを目的とする。 イラストレーション論E 日常学 自分を取り巻く世界から題材を見つけ、取材を通して表現内容を吟味し、広く多く の人に伝わるイラストレーションを制作する方法や基礎を身につける。また、雑誌、書籍、 広告などのメディアで制作活動をしていく実務についても学ぶ。イラストレーターとしての 仕事の実際について解説する。 美術基礎演習1 透視図法を用いた絵画の作例を元に、合理的な遠近法の解説と透視図法の作図方法を練習す る。また、東洋における遠近法の作例も見ながら、空間や余白のあり方についても考える。 その上に立ち、構図や構成力の基礎的な作図方法により基礎造形力をつけ、表現する力を 培っていく。鉛筆の濃淡による表現や線による表現も試みる。また、基礎的な色彩構成から イメージ表現などの課題制作を行うことにより、色の持つ力とその配置による効果を理解す る。 専 門 科 目 美術基礎演習2 美術表現における基礎的な造形能力を身につける。平面表現に欠く事の出来ないパネル制作 やモノの構造を知る上で箱イスなどの制作をとおして木工を中心とした技術を身につけてい く。制作する課題の図面を引き、理論化することから始まり、材料の発注方法、西洋と日本 の伝統的な規格とその概念の違いを認識する。 ノコギリやカナヅチの基本工具の使用方法に始まり、木工施設ではジグソー、ドリル、イン パクトドライバー、ボール盤などの電動工具を使用ながら、切断、組立、接合、研削、研磨 などの技術を習得する。木工では素材の耐久性をあげる効果や機能美として塗装技術も同時 に行う。ハケ、ローラーを使用し水性塗料の扱いを知る。石鹸塗料など自然環境に配慮した 塗料の使用、扱い方にも挑戦してみる。課題の中で実制作させて行くことで協力し合うこと や作業効率を考えさせる。 木工作業を行うにあたり危険が伴うことから準備、後始末の重要さを指導し、常に制作環境 を整えることで自分や周囲の安全確保を意識付けさせる。 美術演習1 学生により近い年代の若手美術作家を、ジャンルにとらわれず取り上げ、作品の内容、主 題、表現方法、その意義を確認していく。現代の日本の美術における動向、キーワードを検 証し、幾人かの作家を見ながら美術の歴史的背景から尐し離れ、身近におこっている「アー ト」の多様 性について考察を広め、同時代の作家の問題意識を感じ取る事を目的と する。 また、授業が徐々にディスカッションを伴う幅広い意見交換の場となる事で、新たな問題の 提起を促し、自発的に発生した主題に即した研究発表も視野に入れる。 美術演習2-a 材料研究1.長い歴史を通して現代へ受け継がれている日本画材について、その特徴と使い 方を学ぶ。特に水干絵具、岩絵具、墨、紙、箔、筆などの歴史と扱い方を知る。模写制作を 通して、古典技法や表現方法も学ぶ。さらに日本画材のひとつである箔を具体的に使って作 品を作る。絵具とは違った金属箔の持つ特質を探る。 美術演習2-b 「芸術と社会性の研究」 産業革命以降から戦後の美術史までを踏まえ、芸術と社会との関係において、主題と表現が どのように変化してきたのかを学習する。また、ヨーロッパの美術を中心に芸術家が誕生し た時代や作品が生まれる背景を学び、技術や技法・素材について考察する。近代以降の変容 する価値観の中で生まれた様々な美術の動向をさぐりながら、芸術の役割や表現の内容につ いて研究する。さらに、先人たちの足跡をたどり、今日的な新しい解釈を加えながら、表現 者としての意義や個性的な生き様についても理解を深めてゆく。 美術演習2-c 「ヒトは何故、モノをつくるのか?」を糸口に、美術史を辿りながら作品のメッセージ、表 現者と鑑賞者とのコミュニケ―ションについて考える。それぞれが選び出した作品ないし芸 術家をリサーチし、研究発表を行う。 後半は、ことばと文字や記号によるアート表現の事例研究から、そのテーマやコンセプトに ついて著述、また各自の制作企画書に基づいて発表する。そうしたプレゼンテーションもひ とつの表現と捉え、独自なプレゼンテーションの方法を学ぶ。 美術演習3-a 材料研究2.日本画材のひとつである絵絹(絹本)を使って描くプロセスを学ぶ。描く内容 は、古典絵画の中から絹に描かれた作品を選び模写表現として学ぶ。現在、日本画の基底材 は和紙が主流となっているが、絹に描かれた歴史は古くからある。日本画の伝統的な表現技 法を知ることで今日絵画表現に生かせる方法や技法を探る。 美術演習3-b 「幕末、明治から戦後の日本の絵画を研究する」 幕末、明治から戦後の日本の絵画を研究し、日本における洋画受容の歴史から日本における 西洋画という場所的問題を理解し、画家たちの模索や苦悩にふれ、独自な表現をどのように 獲得することができたのかを紹介する。また、日本の近代に生みだされた様々なイメージを 読み解くなかで、作家や鑑賞者が生きた時代背景や心理状況を考察していく。幕末から第二 次世界大戦後にいたるいくつかの事例をもとに、ひとつのイメージをめぐるさまざまな立 場、言説、文献にそって生み出される多様多彩なイメージの在りようを検討する。 美術演習3-c 〝目で考える〟をモットーに、美術史からサブカルチャーまで視野に入れた調査研究を行 い、さまざまな空間と表現の多様性をシミュレーションするなど各々が発表とディスカッ ションを重ね、表現における社会的構想力を養う。つづいて“目で考える”をモットーに、 おのおのが関心のある表現の事例に基づいて、自らの表現テーマを絞り込み、それぞれの アーティスト・ステートメントを執筆、これまでの自作とあわせたポートフォリオのまとめ 方を学ぶ。 美術演習4 総合テーマは、「日本・現代・美術」。現代日本の視覚芸術を巡る経緯や現状に対する認識 を深めるための美術領域共通合同セミナー。専攻コースの壁を取り払い、横断的に様々な角 度から考えることを目的とする。日本画と洋画という二つの絵画ジャンルの共存の状態、現 代アートと日本性、現代アートと宗教性、ギャラリーや美術館の未来とマーケット、美術批 評の限界、など極めて今日的な問題構成を様々提示する。レクチャーや対談、ゲスト講師を 招いての討論会なども織り交ぜて多彩に行う。学生に口頭発表やレポート作成を義務づける 美術演習5-a 素材研究1 古来より、自然界にある鉱物、土、樹木、植物、昆虫などから描画材料として の顔料の発見とその加工技術により、強靭な絵の具を作り出した。その中の魅力的な色彩の 藍銅鉱(アズライト)と孔雀石や身近な石から岩絵の具を作り、その絵の具の持つ力を引き 出す表現を探る。そして生麻紙の浸み込む、にじむなどの和紙の特徴も生かし、作り出した 絵の具とともに、その表現の可能性を現代の感覚による描き方で、「人体の部分」をテーマ に小品の作品制作も行う。 美術演習5-b 絵画と写真の視線について 19世紀前半の写真発明以降、絵画と写真において変化し続ける視線のあり方を写真史に沿っ て考察する。写真誕生から絵画と写真は互いに意識し影響しながら、それぞれの本質を探っ てきた。自然を再現する役割を奪われた絵画と、芸術と見なされなかった写真から始まり、 写真独自の視線を探求し展開してきた現在までの流れに沿って、絵画と写真がそれぞれの表 現をどのように深化させていったのかを確認する。この講義により各自の視覚による世界の 認識について考察し、表現に活かして欲しい。 専 門 科 目 美術演習5-c 新聞・テレビ・ネットを参照するなど社会的事象から関心のあるテーマを見い出し、それに 関連する表現の事例を収集し、調査研究する。そこから政治、経済、サブカルチャーまでを 視野に入れた表現研究をプレゼンテーションとディスカッションするなかで社会的構想力を 養う。 アートの著作権や肖像権にまつわる事例研究からその問題点を探り、各々が自作に照らした 表現の実際に関わる倫理や関連法を学習、理解する。 美術演習6-a 素材研究2 基底材として麻紙、麻布、綿布、杉板などの素材を使用して、墨、箔、岩絵の 具、水干絵の具による技法を探る。筆や刷毛以外に身近な素材を道具として利用することな ど、新たな技法の表現方法も探る。これらの基底材に絵の具を膠液で定着することは、水と のかかわりの深いものであることから、基底材を加工したり、基底材の画面上にどのように 定着させるかなどの表現方法を考えて、様々な技法を工夫して小品を自由なサイズで数点の 作品制作を行う。 美術演習6-b 作家・作品研究 現在の絵画表現に影響を与えた作家や作品を取り上げ研究する。特定の作家や作品から、美 術史の流れや当時の社会状況を見つめ直し、その作家・作品のコンセプトや技法等を、作品 を作る側の立場で考察し、現在に影響を与える理由を探る。後半は、受講生が作家・作品研 究を行ない発表する。自身の作品と興味を客観的に分析すること、選択した作家・作品との 繋がりを探り意味付けしていくこと、また他の受講生の研究を知ることは、自身の表現を確 認し、知識を深め、興味を広げる機会になると考える。 美術演習6-c 古来からの伝統的な祭礼や芸能・習俗を辿ることで、個人と集団の表現の根源を探り、アー トにおけるパフォーマンスやコラボレーションの今日的な意味とその可能性を探り、造形だ けでなくパフォーマンス・アートやコンテンポラリーダンスといった身体表現による作品プ ランと実践をとおして表現の幅を拡げる。 既成の素材にこだわらない新しいタイプのアートを目指し、それぞれのアーティストステー トメントをまとめる。 美術実習1-a 日本画表現の基礎を学ぶ。日本画材の使い方から始める。絵具(水干絵具、岩絵具)、筆、 和紙、墨等日本画材の個々の特徴と制作プロセスを知ることで、写生から本画制作への流れ を、やや大きめの作品制作を通して学ぶ。静物表現を課題として小さな自然をモチーフに構 成し、本画制作を行う。特に水干絵具と岩絵具を積極的に使うことで、異なった絵具の特質 を知り表現の可能性を学ぶ。 美術実習1-b 油彩画の専門的な基礎を確立していくための授業。前半は、古典技法(卵黄テンペラによる 板絵)を制作する。スライドレクチャーや講義を交えながら西洋絵画の成り立ちや歴史を考 察しながら実制作する。油彩画の前身であるテンペラ画を経験する事で絵画の基本的なメチ エについて思考する機会を持つ。基底材、下地添え、地塗り、色材、媒剤等の解説を行う。 後半は、着衣人物群像の油彩画を制作する。人体のプロポーション、配置、コスチュームの 描写などを通して、人物画の基本要素を学ぶ。 美術実習1-c さまざまな対象から興味あるものをドローイングし、オブジェやキャラクターを造形化す る。身近に置けるサイズのオリジナルなフィギュア制作をとおして制作の楽しさを知る。 また、立体物を平面に写したり、平面イメージを立体化する課題など2次元と3次元の表現 を石・鉄など硬質な素材性を生かしながら実践的に研究する。各々のテーマでの実制作をと おしてハード・スカルプチャーの必要な技術を学ぶ。 美術実習2-a 植物表現1.自然の中に生息する植物を写生することから始める。静物、植物を中心に日本 画材による表現をさらに深め、材料や技法の創意工夫を重ねる。その成果を30号~50号 の大きさで構想から下絵を作り、日本画材を使った本格的な制作を学ぶ。また制作に必要な 和紙(麻紙など)のドウサ(にじみ止め)や水張り、パネルづくりなど絵を描くまでの準備 も大切である。それぞれの段階で必要な知識や技術も習得しながら本画制作のプロセスを学 ぶ。 美術実習2-b 「人」は、はじめに絵を描きたいという気持ちにさせるモチーフのひとつである。ここで は、まっさらな気持で「人」を描くということを、油彩画による人体の写実的表現からはじ める。人体を徹底的に観察し、それを油彩画で表現することを学びながら、油絵のマチエと 「見る」ということを感じ取っていく。また過去から現在までの人物画を見ることを通し、 「人」を描くということがどういうことかを探り、興味を広げ、それぞれにとっての人物画 の探求を深めてもらいたい。 美術実習2-c 単一の素材でなく既成品=レディメイドや複合素材=ミクストメディアによる造形の可能性 を各自のイメージやコンセプトに引き寄せて制作、さまざまな引用やブリコラージュによる 豊かな表現をめざす。 それぞれのテーマに適した素材と方法を選び、他コースや工房に分かれて必要なスキルを学 びながら制作する。 美術実習3-a 植物の表現2.前回学んだ制作のプロセスや創作の意味をさらに深める。作品の大きさも5 0号~100号を目標に制作する。日本画の専門材料を使って、日本画特有の平面表現技法 の習得を目指す。植物・動物をモチーフに和紙(雲肌麻紙)を水張りした30号~50号の 作品2点を制作する。写生をしっかり行い、下絵・草稿・本紙制作のプロセスにそって、日 本画の特質と描法を知る。また合評会を通して自己の作品の客観的な見方も学習できるよう にする。 専 門 科 目 美術実習3-b 油彩画の専門的な基礎を確立していくための授業。2回のスライドレクチャーを交え、課題 の意図や問題意識を明確にしながら実制作を行う。前半は、古典技法(グリザイユ+ラズー ル技法)による静物画を制作し、油彩画の科学性やスタンダードな方法論を習得する。15 世紀から17世紀にかけての初期油彩画の方法論を知る過程の中で、油彩画表現の価値の核 心的な部分を理解する。後半は、古典技法(カマイユ技法)のによる人物画を制作する。歴 史や技法のみならず、記憶、イメージ、イリュージョンをキーワードに近代絵画や写真との 関係も考察する。スケッチブック面談を通して、今後の自由制作について個別に話し合うこ とも平行して行う。 美術実習3-c 古代から現代までの彫刻史を参照しながら、3次元である立体=彫刻の意義を実制作をとお して理解する。 自然形態を観察し、粘土を素材に本格的なモデリングによる塑像の制作と石膏などで型どる キャスティングの成型技術を実習、そのための道具をつくり研究日誌をつけるなど、制作に 向かう基本的な習慣も身につける。各課題を単なるスタディにとどめず、おのおののテーマ や技法で各自の個性を盛り込んだ作品に高める。 美術実習4-a 動物表現(水干絵具、岩絵具、箔を使う) 動物の写生を集中的に行い、その生態を確実に把握することから始める。動物は植物や静物 と違って、常に動いているモチーフなので、その特徴を知るための写生は重要となる。同じ 動物を長時間写生することで、その生態を的確にとらえることが必要。また制作において は、箔などを積極的に使うことで表現の幅を広げましょう。 美術実習4-b 版画(シルクスクリーン) 間接的な絵画表現の一つでもあるシルクスクリーンの技法を学ぶ。直接手で描く絵画とは違 う版画のプロセスや、版を通すことでイメージが定着すること、また複数のエディションが 簡単に制作できることなどを理解し、自身の絵画表現の可能性をより深く広く探ることを期 待する。授業では手描きイメージからのポジティブ作成、コンピュータによるデジタル画像 の加工から4色分解、製版や刷りなど、実際に印刷行程を体験することでシルクスクリーン の原理を理解し技術を習得する。 美術実習4-C 学外からとびだし、地域の自然や都市空間などパブリックな場でフィールドワークを行い、 そこで作品を展示することで、現代アートの表現における“場所性”について考える。さら に現場から発想また臨地制作することで、場所や空間とかかわる自らの表現のモチベーショ ンを高める。 また、自らの表現の動機づけやコンセプトを確認するために、他者と協働するコラボレー ション・アートの可能性を体験する。 美術実習5-a 人物表現(人体デッサンと制作)人体デッサンは、あらゆる表現の基礎として位置付けられ ているデッサン方法でもある。クロッキーから始まり、固定ポーズによる徹底したデッサン までを行う。各自の観察力とデッサン力が身に付くためにも、デッサンの授業はある期間集 中的に行う。さらにその成果を作品制作に生かす。人物表現は、デッサンと制作を繰り返し 行うことで人体を把握することができることから、デッサンを継続的に行う。 美術実習5-b 自立的な研究活動を促進するためのガイドライン的な授業。前半は、研究計画の立案を促す ためのゼミ形式の演習的授業を行う。まず、研究とはどのような行為なのかを理解するため の講義をおこなう。次に、理論と実践、言語と物質、構想と造形などについて分析し、もの づくりにおける合理性やプロセスの重要性を考える。また演習課題としてファクター分析を 実践的に行ってみる。最終的には所定の用紙に研究計画案をまとめ口頭発表し、ディスカッ ションを通して自らの案の公正さや創造性について自覚を深める。後半は、このゼミでの経 験を活かして試作品を制作して行く。 美術実習5-c 光や音による表現を試みる。形のない光や水、見えない音などを加えた複合的なメディア アートにチャレンジし、めいめいが選んだ表現手法に基づくメディアと素材への認識を深 め、それにかかわる技術の修得に努める。 各自の表現にふさわしい材料と技術=メチエをより広く修得するため、他コースの実習に参 加したり工房で制作する。 美術実習6-a 人物表現(コスチュームによるデッサンと制作) 人物表現の中で着衣の人物を描く場合、 人体の骨格やプロポーションを理解していないと描くことが難しい。集中的に着衣のデッサ ンをくり返し、人物表現の多様な展開を試みる。 美術実習6-b 「版画:銅版画技法を学ぶ」 スライドレクチャーなどをまじえ絵画表現としての版画の成り立ちと今日までの歴史を考察 する。同時に銅版画を制作し、銅版画の基礎的な技術と構想の立て方を習得する。銅版画の 技法は多岐にわたるが、腐蝕技法(エッチング、アクアチント)を中心とした制作を通して銅 版画の基本的な技術とその概念の理解を深める。アイデア、下絵の作成、描画、腐食、修 正、試し刷り、乾燥、サインするまでの過程を経験し、古典技法のエッチングによる独特の マチエールを研究する。さらにその他の技法を試みることで、版表現による絵画空間の表出 をしっかりと視野に入れて、自らの表現を獲得する。 美術実習6-c これまで学んださまざまな手法を駆使・応用して、学内で全員2日間のシミュレーション個 展を学生主導で開き、その都度合評を行なう。全体のプロモーション・ビデオを共同で制 作、個展ごとのチラシも各自制作するなどのセルフ・プロデュースを体験する。 各々の問題意識を掘り下げ、制作の構想を具体的な“形”にするため、それぞれが他コース の実習に参加、履修する。 専 門 科 目 美術実習7-a 風景表現(屋外写生と制作) 屋外で写生することは、かなりの集中力が必要になる。又、 自然と向き合うことで見えてくる創作意図を明確にすることも重要になる。自然は、季節や 時間帯によって様々な表情を見せてくれる。そのような自然の表情を細やかに観察すること で発見することができる造形性や普遍性を的確に写し取ることが必要である。 美術実習7-b 美術実習5において掲げた各自の研究テーマに対する取り組みを深めて行く。調査を進め研 究対象をさらに広げながら、研究内容を実際的なものづくりのためのコンセプトへと敷衍し て行く。次に、導き出されたコンセプトを造形化するための方法論を様々に模索する。複数 のプランを立案し、試作を繰り返しながら適正な案へと絞り込む。最終的には100号程度の 作品2点以上、あるいはそれに相当する物量の作品を実制作し、進級制作へと繋げて行く。 また、資料ファイルを作成して思考と制作の過程を記録する習慣づけを促進する。 美術実習7-c 各々が自らのテーマを定め、アトリエや工房でつくった制作物を現実のフィールドや美術館 において独自な展示を行い、空間と場所について考える。個人の問題意識を掘り下げ、理論 から実体ある作品となるよう、各々のスタンスで制作を深める。自らのテーマとコンセプト を明確にする意味でも、制作企画書とプレゼンテーションに照らして卒業制作のプレ作品の 習作、マケットづくりにとりかかる。 美術実習8-a テーマを設定した表現。各自が創作の意味や制作の意図を明確にし、そこからテーマを引き 出してそれぞれの表現方法を試みる。また社会に向けて積極的な発表を促すために学生自身 が企画するグループ展も積極的に開催する。社会に向かって発表することで「表現とは何 か」という意味を改めて考えることになる。個人的な表現が社会性を持ち出す創作の本質と その重要性も学ぶ。 美術実習8-b 「表現領域の拡大を目指す」 各自のテーマを尊重しながら自由制作するなかで、現代美術のさまざまな絵画表現の可能性 を模索する。油彩画、版画に関する技術を深め、写真なども取り込みながら表現領域の拡大 を目指す。エッチングやシルクスクリーンなどの版画技法を深めながら、自らの表現活動の 方向性を探り、専門的に制作し、希望者の中から全国大学版画展(場所:町田市立国際版画 美術館)に出品参加する。また、進級制作に向けて構想を練りながら、各自がエスキース・ ポートフォリオを編集する。 美術実習8-C 現代アートはアトリエでつくられるとは限らない。私たちを取り巻く現実のフィールドで発 想され制作・展示されることも尐なくない。つまり"場所"と不可欠にかかわる作品=サイト スペシフィックな表現の可能性に挑む。 さらに、一人だけの制作から映像やサウンド、ファションなど他領域の学生とのコラボレー ションによる実験制作を試み、ひとつの展覧会やアート・プロジェクトを企画し実施する。 美術実習9 4年間を通して試みた課題制作の中から将来の活動の支えになるようなテーマやモチーフを 見つける。美術に限らず、時代の興味や実社会での問題を見つめ、そのなかで自身が伝えた いメッセージを独自の表現を通して発信するのだという姿勢で制作する。またアトリエや工 房で作られた作品を、どのような空間や場所に展示すれば良いのかについても考える。 (8 大野俊明 15回) 絵画分野(日本画領域)における制作指導を行う。 (3 岡田修二 15回) 絵画(油画)と視覚伝達デザイン分野における制作指導を行う。 美術実習10 制作は行為である。いくら優れた概念を持っていても、素材・物質に慣れ親しんで繰り返し 制作行為を行わないと良い作品は生まれない。すなわち行為が概念を作り上げる場なのであ る。各自が一定の構想を持ちながら、作品づくりを繰り返し行う。さらに、新たな表現方法 も実験的に試みることも重要である。また各自の制作プロセスを徹底して検証する。 (2 西久松吉雄 15回) 風景による造形表現分野(日本画領域)における制作指導を行う。 (27 長尾浩幸 15回) 絵画・版画・現代美術分野における制作指導を行う。 美術論A 近代日本画作家研究(日本画)(選択1、2年対象) 明治から大正・昭和・平成とつながる時代の流れの中で特に近・現代に活躍した日本画家を 取り上げ、その作家研究を行います。それぞれの時代背景が内包された各作家の代表作品か ら浮かび上がるさまざまな問題や、その生きざまから見える創作の原点、あるいは表現技法 などを多角的に研究し、日本画表現の本質を探るものです。伝統とは何か、あるいは創作と は何かを具体的な作品を通して読み解くことで各自の創作活動につながる礎としたい。 美術論B 比較絵画論(1、2年生対象) この授業は西洋絵画に関する理解を深めるための講義である。古典絵画とモダニズム、ある いは19世紀の絵画と20世紀の絵画など、様々な視点で様式、方法、概念などを比較検討 していく。作例を分析しながらそれらの要点を知り、多様化した芸術状況の中での絵画に関 する価値判断の根拠を学んで行く。近代絵画を知らねば現代絵画は測り得ないし、近代絵画 は古典的な美意識の規範からの反発である事を考えれば、古典を知らねば近代絵画もまた理 解し得ない。多尐の演習的内容を含む。 美術論C 「近代以降の日本絵画と視覚文化の研究」 日本の近世から近代にかけての美術史を踏まえ、各時代、社会を特徴付ける絵画作品を紹介 し、主題と表現について知識を得る。日本美術を代表する絵画作品、作家についての理解を 深めてもらうとともに、作品が伝える価値観やイデオロギーについて考察する。また、後半 には戦後の美術運動以降、映画、テレビなど視覚文化、造形表現への要請が、とりわけ絵画 表現の中でどのように繋がっているか作品を選び、そこに込められた意味も読み解いて各自 の創造へと活かしていく。 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 専 門 科 目 美術論D 美術活動の多くが美術館やギャラリーといった文化施設での“出来事”として捉えられがち だが、そうした枞組みのない日常の都市空間に展開する造形美術の現状紹介とその歴史を紐 解き、造形の意義と意味を探る。講義のほか、全員がまちなかのアートまたはアーティス ティックな造形物のレポート、もしくは現実空間を特定した仮想シミュレーション案をまと めて発表する。 美術論E <社会学的芸術としての造形美術>。造形美術が社会性をもつとはどういうことか?視覚だ けでない五感的表現や人間をとりまく環境や景観に言及するアートの表現について考察す る。パブリックアートをはじめ、近年盛んな地域でのアート・プロジェクトを事例にアート とは何か?そしてアートとデザインとの違いを正しく理解するとともに、アートと深く関わ る社会全般への視野を広げることで、ややもすれば内向化しがちな表現意識を、広く社会の フィールドに目を向け、各自の制作にフィードバックしてほしい。 メディアデザイン基礎演習1 メディアデザイン領域で学ぶ上での必要な基礎的な知識を身につけながら、制作物を社会に 向かって表現をする上で必要な事柄を学ぶ。そのためには新しいオリジナルなメッセージや 考えを持つべく情報収集、発想法、そしてプレゼンテーションができる必要がある。この授 業を通して、それぞれの学生が様々なことに対して、好奇心を持つことを促す。 メディアデザイン基礎演習2 メディアデザイン領域の各コースそれぞれの拡がりを学ぶことを通して、自分の専門分野を より明確なものにする。また、各コースという枞組みだけではなく、メディアデザインとい う括りや、それすらも超えた自己のオリジナルな拡がりの可能性を探るきっかけを考察す る。 メディアデザイン基礎演習3 イメージ表現の歴史から写真の歴史を学びながらデザインや芸術の役割を考える。また写真 を使って感性を発見したり、平面構成を学び簡単な編集を学ぶ。またグラフィックデザイン のエレメントについて、それらを分析し、表現や構造を読み解き、コミュニケーションの手 法、考え方を理解する オムニバス方式 初回は2名で合同授業 (24津田睦美 担当 8/15 回 )写真分野 映像分野 (1岩村隆昭 担当 8/15 回 )グラフィックデザイン分野 オムニバス方式 メディアデザイン基礎演習4 映像メディアを主として、映像作品の形式と内容を分析、発表することを通じて、映像作品 を読む力を養う。またメディアデザイン領域で学ぶ上で必要なサウンドについての基礎知識 学ぶ。 オムニバス方式/全15回 (22 櫻井宏哉 担当 8/15 回 )映像分野 (80 吹田哲二郎 担当 8/15 回 )サウンド分野 オムニバス方式 コンピュータ基礎研究1 Webサイト研究 Webデザインの手法はその目的や用途に応じて様々な形があり、コンピュータや携帯電話な ど、コンテンツを提供するメディアも進化し続けているため、その方法は流動的である。本 メディアデザイン演習1 授業では現在インターネット上で見る事が出来る様々なWebサイトの事例を調査、分類し、 その傾向や方法を分析する事によってWebデザインの現状を把握する。またユーザビリティ やアクセシビリティなどWebデザイン特有の手法と意味について学び、Webデザインの発想法 を学ぶ。 コンピュータ基礎研究2 Webサイト企画 Webデザイン業務においては、クライアントの要求を実現するために、要求に関するヒアリ ングを行い、訴求対象、競合相手などの調査及びそれらに基づくWebサイトの企画、設計が メディアデザイン演習2 必要となる。本授業ではWebデザインの業務に必要なクライアントに対するヒアリング、調 査、企画及び設計と、管理/運営に関する方法について、実際にWebサイトの企画及びプレ ゼンテーションを行う事で学習し、Webデザインの実践的な方法について理解を深める。 専 門 科 目 ドキュメンタリー研究1 写真・映像の分野において、社会の様々な様子を撮影/記録し発表する事により、我々が普 段気がつかない新しい事実を明らかにする事が可能である。本授業ではドキュメンテーショ ンを制作する上で重要なテーマの設定や、テーマに基づいたリサーチの方法、及びそれらを どのような形で発表するかについて、様々なドキュメンテーションの事例を調査・分類し、 メディアデザイン演習3 分析及び議論を行う事でその理解を深める。またドキュメンテーションにおいて重要な取材 などの方法についても学ぶ。 オムニバス方式/全15回 初回は2名で合同授業 (20 金澤徹 担当 8/15 回) 写真分野 (22 櫻井宏哉 担当 8/15 回) 映像分野 オムニバス方式 ドキュメンタリー研究2 インタビューや取材を通し自分が興味を持った対象と深く関わっていくなかで、新たな現 実、新たな自分を発見しドキュメンタリーとして視覚化(静止画や映像)していく。作品と して必要な要因は社会にメッセージを与えるテーマの開拓である。この演習では写真やビデ メディアデザイン演習4 オを活用することにより社会のフィールドワークを行い情報を発見、収集し、テーマを考察 していく。 オムニバス方式/全15回 初回は2名で合同授業 (20 金澤徹 担当 8/15 回) 写真分野 (22 櫻井宏哉 担当 8/15 回) 映像分野 オムニバス方式 インタフェース研究1 Webサービスやプロダクト製品など、機能性が含まれるデザイン分野において、ユーザが利 用する際に直接関わるヒューマン・インタフェースのデザインが近年注目されている。本授 メディアデザイン演習5 業ではヒューマン・インタフェースの様々な事例に関する調査、分類を行い、インタフェー ス・デザインの傾向や方法を分析する。またアフォーダンスやユニバーサルデザインなど、 インタフェース・デザインに関わる様々な考察や試みに関する具体的な事例を紹介し議論を 行う。 専 門 科 目 インタフェース研究2 Webサービスやプロダクト製品におけるインタフェース・デザインの分野では、デザインが 必要なサービスや製品機能をよく理解し、ユーザが置かれる環境や状況などの条件を想定し メディアデザイン演習6 て具体的な形にしていくことが重要である。本授業では、実際にインターフェイス・デザイ ンの企画・プレゼンテーションに向けて作業を行い、その過程で必要な調査、企画、制作、 実施テスト、ユーザフィードバックに関する工程を学び、インタフェース・デザインの手法 について理解を深める。 従来グラフィックデザインの分野であったタイポグラフィなどのデザイン技術は、映像制作 の技術発達により、映像/アニメーションの分野でより身近なものとなっている。また映像 装置の発達により、従来の印刷による広告が映像広告へシフトするなど、デザイン分野にお メディアデザイン演習7 ける映像メディアへの要求が高くなっている。本授業ではグラフィックデザインに時間軸を 伴ったモーション・グラフィックス等の表現について様々な事例を取り上げて講義し、音と の連携や同期など、モーション・グラフィックス特有の方法について実制作を通して学ぶ。 映像表現は、プロジェクション技術などの発達により従来のスクリーン投影による表現だけ ではなく、様々な物質や空間に映像を投影することで全く異なった映像体験を提案する事を 可能にした。これにより映像は店舗などの空間デザインや舞台芸術など幅広い分野で応用さ メディアデザイン演習8 れ始めている。本授業では映像を空間的に利用する映像インスタレーションの手法につい て、モーション・グラフィックス/インタラクティブ・コンテンツなどとの連携を実制作を 通して学び、その可能性について考察する。 ActionScript, PHP研究1 インタラクティブデザインは現在、ゲームや携帯電話、Webの分野だけではなく、街頭広告 やテレビ、家電製品など今後先端技術によってインタラクティブメディアに変化する様々な メディアデザイン演習9 分野において要求が高まっている。本授業では、そうした最先端技術を組み合わせたインタ ラクティブコンテンツの具体的な事例を紹介し、その可能性について講義する。また実際に インタラクティブコンテンツの制作を行うことで、ユーザの動きやそれに伴う情報の変化を 考慮に入れたデザインの方法を学ぶ。 ActionScript, PHP研究2 インターネットの普及により、SNS(Social NetworkService)、オンラインゲームなど、 ユーザ同士を結びつけるネットワーク技術を利用した新しいコミュニケーションデザインの メディアデザイン演習10 可能性が注目されている。本授業では掲示板やメールフォームといった基本的なCGI技術 と、Webカメラやマイクなどの通信技術を応用し、ユーザ情報によって変化するアバターや インタラクティブコンテンツなどを制作し、ネットワーク技術におけるデザインの役割や可 能性について考察する。 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習1(初級) 写真表現の拡がりを考え、メディアデザイン領域内の写真以外の映像やグラフィックデザイ ンのメディアを利用して、、実践する方法を実習する。 オムニバス方式/全15回)(初回授業は2名でガイダンスを行う) メディアデザイン実習1-a (124水野五郎 担当8/15 回) 映像に関しては技術の習得のみならず、コスト管理、スケジュール管理、チームワーク作業 による総合的なコラボレーションワークを学ぶ。 (122松村由紀 担当 8/15 回)グラフィックデザインに関してはデザインを通してWeb の基本知識を習得し、最低限の知識やマナーについても学ぶ。 メディアデザイン実習1-b オムニバス方式 タイポグラフィ・組版 文字の歴史、またその意匠と概念を学び、グラフィックデザインにおいて重要なエレメント である文字の視覚認知についての考察を深める。またグリッドシステムを用いたページレイ アウトの実践をとおして、印刷物の可読性や視認性を考慮した組版のルールを学ぶ。 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習1(初級) 作品制作において重要なことは社会に伝えたいメッセージの開拓です。この実習では社会で メディアデザイン実習1-c 役立つ映像作品を課題として制作する。企画,シナリオ,プレゼンテーション、小型ビデオ カメラ、マイク,スタジオワーク、編集の作業を通してスキルをアップする。完成したコン テンツはTV番組として再編集して放送配信を目指す。 3DCGの基礎的な知識と技術を学習し、制作プロセスを実践的に学ぶことで、コンピュータを 使った情報のビジュアライゼーションの幅を広げていく。デジタル技術の発達とともに3DCG は、映画やアニメ・ゲームといった映像表現だけでなく産業や医療での画像解析など、様々 メディアデザイン実習1-d な分野でその重要性が高まっている。 実際に3DCGソフトを使用し、モデリングからアニメーションまでの制作プロセスを実践的に 学ぶことで、コンピュータを使った情報のビジュアライゼーションの幅を広げていく。 専 門 科 目 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習2(初級) オムニバス方式/全15回)(初回授業は2名でガイダンスを行う) (122 松村由紀 8/15 回)グラフィックデザイン分野 (124 水野五郎 8/15 回)映像分野 メディアデザイン実習2-a 写真表現の拡がりを考え、実践する方法を実習する。この実習ではメディアデザイン領域内 の写真以外の映像やグラフィックデザインのメディアを利用するために映像制作の技法の習 得やプレゼンテーション、及びDTPにおける完全データの基本知識を習得する。これらを学 ぶことによって、写真の表現に対する考えを更に深めていく。 オムニバス方式 科 目 メディアデザイン実習2-b 製版・シルクスクリーン コンピュータによるグラフィックデザインの実習、適切なデータ作成法の修得をめざす。プ ランニングからデザイニング、製版、印刷(シルクスクリーン4色カラー印刷)までの行程 を理論と実践を通して印刷概念と版表現の可能性を学ぶ。 現在、映像を求めるジャンルは拡大の一途であり、デジタル技術をベースに新たな媒体が 次々と展開されている。目的も様々であり、ビデオ映像はプレゼンテーションやドキュメン テーションなど、デザイン・アートの幅広い領域において多様な場面で用いられる。しかし 根本となる表現の為の技術・文法は映画に学ぶところが大きい。この実習では、映像におけ メディアデザイン実習2-c るサウンドトラックの役割について、映画を中心に説明するとともに、音声の録音・編集技 術を身につける事を目標としている。ビデオ撮影時における録音の注意点や問題点に気付く 事で、人に感動を与える演出には何が必要かを考え、音像の定義を再確認しながら実践す る。 3DCGアニメーション実習2(応用) 「メディアデザイン実習1(アニメーション・CG)」での基礎力をベースに、3DCGアニメー メディアデザイン実習2-d ション表現の応用技術を作品制作を通じて実践的に学ぶ。 さらにクオリティの高い表現力を養うため、技術的なスキル向上だけでなく、作品制作の構 想力を高めるコンセプトワークも行う。 写真表現技術を、身体的論理的表現力の観点からバランスよく習得する。大型プリンタやス キャナなどのアナログ・デジタル機材設備の使い方から、コマーシャルスタジオなどで実践 メディアデザイン実習3-a されているライティングや暗室ワークを体験して学び、様々な写真表現技術を、身体的論理 的表現力の観点からバランスよく習得する。メディアセンター写真機材のBライセンスの取 得を目指す。 広告における市場性について考察し、新たな商品価値やブランドの創造と提供について知識 メディアデザイン実習3-b を深める。発想による分析、ブレーンストーミングによるネーミング開発、企画書の作成な ど広告制作に必要な知識を実践的に学ぶ。 映像メディアによるビジュアルコミュニケーションのための初歩段階として、映像作品の制 作に最低必要なビデオ関連機材に関する技術的知識や制作手法を習得します。さらに1つの メディアデザイン実習3-c 作品を実制作することによって映像作品制作のプロセスを学習する。実写作品制作にともな う撮影、照明、音声機材の基本操作と撮影素材の編集についてAdobe PremiereとAdobe AfterEffects表現技法を学ぶ。 ドローイング・アニメーション実習1(基礎) アニメーション表現に必要な描画技法・作画技法とその考え方を学ぶ。描画では、静物、人 メディアデザイン実習3-d 体などのデッサンを通じて観察力・描写力を養う。作画では、物体移動、人物動作などの作 画を通じて「動き」の観察力・表現力と、作画技法の考え方を習得する。また、ショート ムービー制作を通じてアニメーションの作業手順などの基礎知識を習得する。 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習4(初級) 与えられた複数の課題テーマから自由に選択したテーマについて、ドキュメンタリー写真作 メディアデザイン実習4-a 品を制作する。撮影から現像、写真のセレクト、プリント(モノクロームとカラーの両方) まで、作品制作の工程を体験する。撮影計画書を仕上げ、最後に編集した作品をプレゼン テーションする。 グラフィックデザインでの写真の役割を考え、写真の表現方法やアイデアの具現化のための 方法を習得する。各種スタジオ機材や撮影機材の理解を深め、基本的な写真撮影を体験した メディアデザイン実習4-b うえで実際の広告写真の制作過程を考え絵コンテの作成から撮影、広告物の制作までを実習 する。また、各自撮影した写真データを元にオンデマンド印刷、製本をした1冊の写真集を 制作する。 専 門 科 目 メディアデザイン実習4-c 3DCGの基礎的な知識と技術を学習する。 実際に3DCGソフトを使用し、モデリングからアニメーションまでの制作プロセスを実践的に 学ぶことで、コンピュータを使った情報のビジュアライゼーションの幅を広げていく。 最終課題として実写映像と3DCGを合成した映像作品を制作する。 メディアデザイン実習4-d オブジェクト・アニメーション実習(コマ撮り) 身の回りの物体を1コマずつコマ撮りするアニメーションを作ることをで、アニメーション の新しい表現や可能性を実践的に探求する。また、グループ制作をとおしてコミュニケー ション能力、プレゼンテーション能力を身につける。 専 門 科 目 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習5(中級) メディアデザイン実習5-a 写真作品制作に必要な技術力をアップして裏付けをする。そのための実験を通して理論的な 知識も体系化して身につける。 メディアデザイン実習5-b エディトリアルデザイン 情報要素の内容や文脈を理解して整理、編集し、視覚的効果を配慮して構成するための誌面 設計を学ぶ。書籍、雑誌等の紙面空間のデザインと、Webにおけるモニタースクリーン上の デザインを対比させながら、メディアに適した編集デザインを考察する。 ドキュメンタリー映画制作の醍醐味は、自分が興味を持った対象と深く関わっていくなか で、新たな現実、新たな自分を発見することにあろう。そして、現実の具体を作者が主体的 に記録するということは、作者の精神の記録にもつながる。自分の眼差しに支えられた自分 メディアデザイン実習5-c のドキュメンタリー映画。もしくは、このようなドキュメンタリ-映画をつくりたいという プロセスそのものが作品になっていく映画。それらの企画、撮影、編集作業を体験してい く。 アニメーション制作1(グループ制作) 短編アニメーション作品のグループ制作を通じて制作工程(プレ・プロダクション、プロダ メディアデザイン実習5-d クション、ポスト・プロダクション)のマネジメントとディレクション能力を養うととも に、役割分担(シナリオ、原画、動画、彩色、特殊効果、編集、サウンドなど)における各 担当の責任と表現の可能性を実践的に学ぶ。 メディアデザイン実習6-a メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習6(中級) 学生一人ひとりの研究課題に必要な表現力や技術力を身につけ、個展開催やフェスティバ ル、公募展に参加できるレベルにする。また、自己の研究課題を自分でスケジュールを立て 深めていくきっかけを作っていく。 メディアデザイン実習6-b パッケージデザイン 商品特性やユーザビリティを考慮した、パッケージの形態デザインと広告計画を研究する。 商品のコンセプトやメッセージを人々に伝える為のコミュニケーションについて考察し、生 活者に新たな価値観を提案するためのプランニングを学ぶ。 メディアデザイン実習6-c 独自の(従来にない)映像による対話のスタイルを模索する 1.ものの見方や感じ方の習慣性を懐疑し、既成の表現に見られない世界を見出すこと。 2.日常を異化することにより、現れる新しい現実 3.観客に考えるという能動性を求める表現 メディアデザイン実習6-d アニメーション制作2(個人制作) オリジナル作品制作を通じて「作品創りとは何か」「技術はなぜ必要なのか」など自覚的な 表現に立脚し、自分の伝えたいことを把握するとともに、そのために不足してことを明確に する。また、進級制作展での上映の企画・運営までを行う。 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習7(中級) メディアデザイン実習7-a 個展に向けた各自のテーマ探しと作品制作を撮影計画書にそってすすめる。個別面談と合評 を中心とした授業の展開となる。 アートディレクション 広告表現を通して社会をリードする感覚(センス)とは何か、その感覚を活かしたクリエイ ティブ活動とは何かを検証しながら、制作の実際を体験する。特に有名企業等から実際の課 メディアデザイン実習7-b 題を出して貰い、発想力、コミュニケーション能力の開発にウェートを置いて実習する。目 標は、広告ビジネスにおけるアート・ディレクターに必要なセンスとスキル(技術)の修得 を目指す。 専 門 科 目 メディアデザイン実習7-c ドラマの制作 文学作品原作から自分が見出したキーワードをもとにテーマ設定をし、脚色を伴ったドラマ 制作を行う。映像作品の設計図に相当するシナリオについて、発想法による主題の導き方や 物語の構成法を、的確なメッセージ伝達を目標として学ぶ。 ドローイング・アニメーショ実習2(応用) 「メディアデザイン実習3(アニメーション・CG)」での基礎力を発展させる。描画では、 メディアデザイン実習7-d アニメーションの背景美術の技法として透視図法などを学ぶ。作画では、自然現象や動物・ 植物などの作画を通じて自然の「動き」の観察力・表現力を習得する。また、アニメーショ ン作品の制作を通して演出技法なども学ぶ。 メディアデザイン実習8-a メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習8(中級) 各自の作品の完成をめざすとともに、個展開催を実体験する。 インフォメーショナルデザイン 調査による情報の収集、分析。それらを統合し、基本プランを策定し造形システムに基づい メディアデザイン実習8-b た情報の視覚化の方法を学ぶ。情報をどのように整理分類し、分かりやすく、見やすく視覚 化するか、視認性や意味性、統合性をふまえ、インフォメーショナルデザインの設計表現法 を学ぶ。 「私のロードムービー」。 「ロード=今まで生きてきた道」 基本的にフィクション今まで学んできたことの集大成。 今まで Know How は学んできた。後期はKnow What(何を作るのか?)Know Why(なぜ作る のか?)を考えるところから始めよう。まず、自分がやりたいことは何なのか?を再確認。 メディアデザイン実習8-c 大きな紙に、幼いときからの出来事や気持ちを思いつく限り書き出そう。それを見つめてみ て、自分が何なのか? 自分の存在とは何なのか? どうして、今ある自分になったのか? を今一度確認し、考えてみよう。その中から、何かが見えてくる!?ブレーンストーミング でアイデアを出しKJ法でテーマを絞りログラインを完成。 メディアデザイン実習8-d ドローイング・アニメーション実習3(構想) アニメーション作品制作の構想段階でのコンセプトアートからストーリーボード作成を通し て、絵からストーリを発展させる方法(ストーリー・デベロップメント)などを学び、構想 力を養う。また、就職活動に備えポートフォリオ制作やデッサンの描画能力の向上を図る。 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習9(上級) 学生各自の研究テーマを設定し、卒業制作を視野に入れた研究・作品制作を進める。 (24 津田睦美 15回) 写真分野における制作指導を行う。 (32 南琢也 15回) グラフィックデザイン分野におけるトータルデザインワークについて制作指導を行う。 メディアデザイン実習9 (13 藤田隆 15回) グラフィックデザイン分野におけるパッケージデザインについて制作指導を行う。 (22 櫻井宏哉 15回) 映像分野における制作指導を行う。 (38 真下武久 15回) グラフィックデザイン分野におけるインタラクティブデザインについて制作指導を行う。 複数教員が 共同で担当 メディアデザイン領域の専門コースで学ぶ上で必要な実習10(上級) 学生各自の研究テーマを設定し、卒業制作を視野に入れた研究・作品制作を進める。 (20 金澤 徹 15回) 写真分野における制作指導を行う。 メディアデザイン実習10 (16 大草真弓 15回) グラフィックデザイン分野における制作指導を行う。 (39 森田健 15回) アニメーション・CG分野における制作指導を行う。 (25 泊博雅 15回) アニメーション・CG・メディアデザイン総合分野について制作指導を行う。 メディアデザイン論A 文字・映像・音など各種のメディアについて、その発展の歴史をたどるとともに、マルチメ ディアを理解する上で不可欠な技術面についての概説 メディアデザイン論B コンピュータ上で扱われる様々な種類のデジタルデータ、その処理や加工の持つ意味を学ぶ 専 門 科 目 マルチメディアにおける表現の意味について、身体性や感覚のしくみ、生命との関わりなど メディアデザイン論C の面から検討する。 (表現と記号、身体と感覚、) マルチメディア・デザインをめぐる様々な分野を、技術や心理学などの面から検討し、新し メディアデザイン論D い表現の可能性を探ってゆきます。 (メディア空間と表現、インターフェイスの美学、世界の理解) 複数教員が 共同で担当 写真−そのイメージの変遷を読み解く 19世紀始めに登場したかつての新しいメディアであった写真は21世紀を迎え古いメディアと なりつつある。しかしながら写真は、過去はもとより現在においても時代を映す「窓」と共 に人間の表現の場としての「鏡」であることには変わりない。さらに昨今のデジタル技術の 成熟が写真自体の内省を促し、そのことによって「メディアとは何か」という新たな問いか メディアデザイン史A けをも生じさせている。このように、写真は自身も含め日々新しい可能な世界あるいは世界 観を作り上げているとも言えるであろう。この授業においては、写真(写真性、写真的なる もの)のそれぞれの在り様を、歴史性を援用しつつ現在にいたるまで幾重にも記述されてき た複数の写真史というテキストの編み目をひも解くように、見つめ直し読み解いていくこと にする。 メディアデザイン史B メデイアの発達と変遷を中心に、印刷文化をたどりながら、情報伝達の手段と方法、表現に ついて学ぶ。とくに19世紀末から、20世紀にかけて、グラフィックデザインが時代ととも に、どのように変遷してきたか、作家と作品、その表現を社会背景を検証しつつ、学んでい く。 映画史 映画が誕生して100年以上たち、現代は映像時代といわれている。特に映画は現代社会の歴 メディアデザイン史C 史変遷や他の芸術・文化・思想などと密着した関係で展開してきた。映画の誕生から現代ま で、アメリカ・ヨーロッパ・日本を中心に、重要な作品・作家をとりあげ、作品の社会的背 景や映像表現の特徴などを考察していく。 アニメーション史 わが国においては海外でも「ANIME」として流通する独特のスタイルと表現によるアニメー ションの発展が著しいが,逆にそれが「アニメ」以外の多様なアニメーションの世界に親し メディアデザイン史D む機会が失われている。ここではまずアニメーションの原理と定義,技法や表現,ジャンル やメディアなど多様な世界を知ることから始め,古今東西のさまざまなアニメーション作家 や作品に触れることを通して,アニメーションの歴史的な背景を理解する。 専 門 科 目 空間基礎演習1 フィールドワーク入門:情報の海から学び採る。ものごとをを見る目、とらえ方、そして考 えのまとめ方を身に付けるための演習である。さまざまな「現場」(大阪、京都)に出か け、そこで感じたこと(面白い、魅力を感じる、圧倒される、可愛いなど)や考えたことを 写真に撮り(例えば、100枚)、その視覚情報を手がかりに、取材者の意識や無意識の指 向を教員との語り合いのなかで自覚し、今後の学習へ生かすことを学ぶ。 それぞれが上記内容のフィールドワークを行い、初回と最終回は全員で担当) (5 磯野英生 15回:総括と住環境デザイン分野を担当する) (15 石川泰史 15回:プロダクトデザイン分野を担当する) (31 水谷米博 15回:ファッションデザイン分野 を担当する) (23 河原林美知子 15回:テキスタイルアート分野を担当する) 複数教員が 共同で担当 空間基礎演習2 空間デザイン入門:「空間デザイン」という領域は未発の表現領域である。空間デザイン領 域の諸ジャンルである住環境デザイン(建築・ランドスケープ)、プロダクトデザイン(モ ノ・システム)、ファッションデザイン(人体表現)、テキスタイルアート(素材表現)の 4分野に根ざした講義を順次行う。それぞれの分野における特質や考え方の共通点を見いだ し「空間デザイン」を様々な角度から見つめることで、その表現領域の可能性について考察 を行う オムニバス方式/全15回 初回と最終回は全員で担当) (5 磯野英生 / 6回:総括と住環境デザイン分野の概論を担当する) (15 石川泰史 / 5回:プロダクトデザイン分野の概論を担当する) (31 水谷米博 / 5回:ファッションデザイン分野の概論を担当する) (10 河原林美知子/ 5回:テキスタイルアート分野の概論を担当する) オムニバス方式 空間デザイン演習1 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。断面図法と空 間ドローイング:「断面」は空間を理解し、三次元空間を二次元平面で表現する上で不可欠 の技法である。ここでは「箱の宇宙」「貝殻の棲家」という二つの言葉から空間をイメージ し、断面図法を使ったドローイングによる多角的な表現を学ぶ。 空間デザイン演習2-a 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。 ル・コルビュジェの住宅〜模型制作とトレース:ル・コルビュジェの設計した住宅の模型を 制作し、それをもとに設計図の意味を把握しながら、基礎的な設計図(平面図・立面図・断 面図)のトレースを行う。 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。製図基礎・ハ ンドワークによる工業製図:デザインしたモノが実際に市場に並ぶまでには様々な専門部署 空間デザイン演習2-b を通過する。ものづくりを進める上で製図は重要な共通言語となる。ここでは基礎的な図法 のルールから定規やコンパスの使い方などのハンドワークによる製図を作成するための技能 を学び、図面という言語で自ら表現し読み解く能力を修得する。 ファッションのデザインとはただ衣服という立体を造形することではなく、情報のデザイン である。コンセプトやディテールをデザインするには、情報処理とその応用を必要とする。 空間デザイン演習2-c この授業では、様々な分野へのリサーチを通して、自分なりの情報の収集、処理及び展開の 方法を身につけ、そうして手に入れたアイデアをファションデザインへと落とし込む方法も 合わせて身につけてもらう。又、この授業でのデザインは、実習2で実際に制作をする。 フェルトメーキング フェルトは不織布の一種で、羊毛の縮絨という独自の性質によって繊維同士が絡まりあい固 まる現象を利用した技法である。フェルト化に必要な温度、PHなど、諸条件を変えて実験を 空間デザイン演習2-d 行ない、技法に対する理解を深める。羊毛(ウールトップ)の染色法を学び、カーディング のプロセスを経て、基礎課題のフェルトの帽子を制作。さらに素材の特性を理解した上で、 オリジナル雑貨を企画、制作、宣伝ツールとともに発表する。 空間デザイン演習3-a 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。 住環境デザイン概論:建築から自然環境、都市空間まで、住環境デザインというジャンルが 扱うフィールドの輪郭を把握するための講義である。人と空間の関わりに重点を置いた住環 境デザイン入門のためのガイダンスである 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。モデリング基 礎:デザインの共通言語の一つであるモデリングにおける基礎的な知識と製作手法を学ぶ。 スチレンボードおよびスタイロフォーム・石膏・ケミカルウッド等を用いたデザインモデル 空間デザイン演習3-b の製作をとおしてモデリング材料の性質と加工方法、フィニッシュワークを修得するととも に、実物の製品を模写することで、デザイナーのバランス感覚や意図をくみ取り、自らの造 形表現の修練の足がかりとする。 ファッションマーケテイング:マーケテイングは生活者(消費者)と生産者、販売者が商品 の売買を通じて得る満足「交換の満足」を実施することであり、ファッションマーケテイン グは「誰に(対象顧客)」「何を(顧客の望む商品)」「どのように(顧客が望む売り 空間デザイン演習3-c 方)」の情報を収集・分析し、生活者の欲求「交換の満足」を具体的な形にする次の段階 マーチャンダイジング(MD)を立案することである。本授業でマーケテイングに関する知 識を学び、同時にMD企画書を制作することによりファッションマーケテイングの基本的な 技法を習得する。 染織技法体験:染めを中心に多様な染織技法を体験し、理解することで、イメージ、制作意 図に沿った技法の選択肢を増やすことを目的とする。型染ー型紙を切りとり、空いた部分に 空間デザイン演習3-d 刷毛で染料を刷り込むステンシルを行なう。絞り染ー糸による縫い絞りの他、様々なもので 布を縛ったり、圧迫することで防染を行ない浸染する。ろうけつ染ー布に筆などで蝋をおく ことで防染を行ない、刷毛染め、あるいは冷染の浸染をする。 空間デザインの各分野における基本的な専門知識・技法の修得を目的とする。椅子の実測図 面:近代デザイン史上で著名な椅子を選び、その歴史的・技術的な背景と構造を調べるとと 空間デザイン演習4-ab もに実測を行う。調査した椅子を計測し、その原寸図面を作成する過程で、構造的な特性や 施口のディテール、スケール感覚、バランス等を読み取り、椅子と向きあうことでデザイ ナーが下したであろう決断の跡から作者のデザイン思想を推察する。 染色実験:様々な繊維素材と表現方法に適した染料と染色法を学ぶ。直接染料による木綿、 麻の染色/酸性染料によるウール、絹の染色/反応染料による木綿、麻の染色/合成藍(イ ンジゴピュアー)による木綿、麻の染色/植物染料によるウール、絹の染色/分散染料によ 空間デザイン演習4-cd るポリエステルの染色 以上、実験で染めた布は色見本にし、染色実験ノートとしてまとめ、染料のデータとして今 後の制作に役立てる。 空間デザインの各分野におけるやや高度な専門知識・技法の修得を目的とする。 建築パース図法:建築物の2焦点透視図法の習得を目標とする。図面は著名建築家による実 空間デザイン演習5-a 際の設計図を用いて図面を読みとる訓練をおこない、フリーハンドローイングによる下書き をし、定規をもちいて透視図を描く。最終的には水彩絵の具を用いて彩色し完成させる。こ れらの作業を通じて3次元空間と2次元図面との関連性を理解する。 空間デザインの各分野におけるやや高度な専門知識・技法の修得を目的とする。 設計基礎:デザイン製図の技能をベースにしてCADを用いた設計技術を修得する。設計支援 空間デザイン演習5-b ソフトであるAUTOCADの操作方法と世界観を学び、CADデータ交換による連携・コミュニケー ションを実践する。自らのアイデアを図面化しデータ化するとともに、実物を製作すること で設計検証を行い、現実と向きあったものづくりを体得する。 専 門 科 目 「ショッププランニング」:ファッションビジネスにとって店舗の持つ意味は大きいと考え られてる。本授業では、店舗を拠点とした小売業の出店戦略(物件開発~競合店調査~収支 計画~売上計画~在庫計画~品揃え計画~店舗企画~販売促進計画~販売計画~開店)のプ 空間デザイン演習5-c ロセスを通して、ファッションショップ経営に必要な知識を学ぶ。習得した知識を生かし自 己の「仮想ショップの出店計画」を立案することによって、マーケテイングの中で店舗の持 つ意味を理解し深めることを目的とする。 組織織:基本的な織組織を理解した上で、4枚綜光のアーティサット機による2色使いの組 織織のサンプル制作を行う。テキスタイルデザインの一端を担う織地による表現方法を学ぶ 空間デザイン演習5-d 為の入門的な内容であるが、極めて専門性の高い分野である。三原組織の説明、変化組織の 説明を受けた後、組織の分解、解読を行ない、実際に組織織(斜文織、朱子織、二重織な ど)を織機で制作し、様々な織組織に対する認識を深める。 空間デザインの各分野におけるやや高度な専門知識・技法の修得を目的とする。「コン ピューター基礎実習」で修得したフォトショップ、イラストレーターを使い、本格的なポー 空間デザイン演習6-a トフォリオとプレゼンテーションボードの制作を行う。正確に、簡潔に人に伝えるための、 より高次のプレゼンテーション技術を習得するとともに、デザインには不可欠な「つくるこ と、見せること、理解すること」を多角的に学ぶ。 空間デザインの各分野における専門的な知識・技法を応用的に向上、修得することを目的と する。 インタラクティブ表現:FLASHを用いたインタラクティブムービー表現の修得。入れ子式の 空間デザイン演習6-b ソフトウェアの特性を理解し、プレゼンテーションコンテンツムービーの制作はもとより、 アクションスクリプト、ムービークリップ、フレーム間ジャンプなどボタン操作を含むGUI の設計を行うための基本技能を習得する。 メインストリームとしてのファションは個人の制作ではなく産業による所が大きい為、企画 及びデザインを他者に伝え共有する為のツールを身につけなければならない。この授業では ファション産業において企画の意図を伝えるツールとしてのデザイン画及びハンガーイラス 空間デザイン演習6-c トのテクニックを身につけてもらう。課題も、あくまでもツールとしてのデザイン画である ので、個々の表現や制作としてではなく、企画、デザインの意図を伝える為の技術を身につ けられるよう設定する。 コンピュータドビー機による布の制作:コンピュータを連動させたドビー機による組織のデ ザインとサンプル制作。ドビー機およびソフト(ウィーブメーカーワン)の説明の後、コン ピュータの操作練習をとおしてソフトを理解する。デザイン設計、配色設計のシミュレー 空間デザイン演習6-d ションを多数制作の後、実際にドビー機による試織(サンプル制作)を行ない、シミュレー ションとの比較をとおして、素材をともなうテキスタイルデザインについての認識を深め る。 空間デザインの各分野における専門的な知識・技法を応用的に向上、修得することを目的と する。 社会提案(コンペティション):実社会でとりおこなわれているデザイン公募や設計競技に 出品することを念頭においた実践的課題である。選択した公募テーマに対する解釈、着眼 点、実現のためのアイデアを構築し、社会に対する提案として適切にプレゼンテーションを 空間デザイン演習7-ab 行うことで、自らの表現を探求する。また公的な評価を得ることも目的の一つである。 オムニバス方式/全15回 初回と最終回は全員で担当 (5 磯野英生 担当 8回) 建築・住環境分野における制作指導を行う。 (15 石川泰史 担当 8回) プロダクトデザイン・インテリアデザイン分野における 制作指導を行う。 素材研究:既成概念にとらわれずに色々なモノに手を加える(切る、貼る、重ねる、折る、 皺をつける、縫う、織る、編む、溶かす、焼く、擦る、他)ことで、新たなテクスチャーを 発見し、オリジナルな素材へと発展させる。素材探しは繊維素材に限定せず、自然物、既製 空間デザイン演習7-cd 品など、あらゆるソフトマテリアルを繊維素材のように扱うことによって、または繊維素材 になるように加工することによって、今までにない新しい素材の可能性を広げることを目的 とする。 この授業は「空間デザイン実習4、6」と連携した演習科目である。それらのうちから1作 品を選び、その模型をもとに前半はエスキス、イメージスケッチ、コンセプト、ラフスケッ 空間デザイン演習8-a チ等を用いてデザインテーマを総合的に表現する。後半はさらに精密な設計図の作成を行 い、ドローイングによる図面を制作する。図面の種類は配置図、平面図、立面図、断面図 等。表現方法は鉛筆ドローイングやペンドローイング、色鉛筆、着彩など。 空間デザインの各分野における専門的な知識・技法を応用的に向上、修得することを目的と する。 先端技術ワークショップ:先端技術を前提としたデザインの進め方、プロファイリングから 空間デザイン演習8-b 実現可能な技術をコーディネートしてデザインを行う手法を修得する。ユーザーの生活を深 く分析してターゲット層を想定し、自律したシステムが生活者をイノベーションへと導くシ ナリオを描き、最終的にはコストや流通に至るまでの提案をグループで構築・プレゼンテー ションする。最先端技術を翻訳しデザインとして実現するプロセスを体得する。 ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)はブランドのイメージ価値を高める役割が大き く、イメージの価値はブランドの購買欲望を喚起させる為、常に革新しなくてはならない。 イメージ価値は商品価値を「見える化(VMD)」することで具体化され、商品価値は、商品 空間デザイン演習8-c 自体の価値+空間(商品の陳列ディスプレイ・ショップデザイン・建築デザイン)で、「見 える化(VMD)」される。本授業で、ビジュアルマーチャンダイジングのノウ・ハウを学ぶ ことによりビジュアルマーチャンダイザーとしての基本的な能力を育成することを目的とす る。 専 門 科 目 講義-世界の染織:世界のテキスタイル(民族衣装や染織技法)を、写真、ビデオを用い紹 介、テキスタイルの知識を広げるのが目標。ネイティブアメリカ、タイ、ラオス、インドネ シア、インド、シルクロード、グアテマラ、アフリカなどのエスニックのテキスタイルの技 空間デザイン演習8-d 法や衣装としての有様、および、尐なからずそれらの影響下にある欧米ファッションの歴 史、着物をはじめとする日本の伝統的な染織技術の知識を学び、テキスタイルのグローバル な広がりと繋がりを認識する。 空間デザイン演習9-a 近代建築デザイン論:前半は欧米の世紀末からモダニズムの終焉とされる1970年代までの建 築の歩みを建築作品を通じて理解することにつとめる。後半は日本の幕末から1970年までの 建築作品を主として作家の業績に即して理解する。最後に現代建築のデザイン潮流を学ぶ。 テキストは講師が作成したものを用いるが、必要に応じてスライドによる授業をおこなう。 オムニバス方式 空間デザインの各分野におけるやや高度な専門知識・技法の修得を目的とする。 三次元CG表現:3DCGソフトウェアであるRhinocerosを用いた3Dモデリングとレンダリング技 空間デザイン演習9-b 法を修得する。ポリゴン操作、アトリビュート、ライティング、カメラワークなどの基本的 な3D空間のあつかいかたを学ぶとともに、IllustratorやCAD等のデジタルデータの連係方法 や形状検証方法を修得する。 ファションデザインにおいてトレンドは処理しなければならない情報として大きな位置を占 める。この授業では、最新のトレンドや過去のトレンドの流れを分析し、その結果を企画へ と落とし込む手法を身につけてもらう。そうして得た企画を、個々の商品のデザインへと落 空間デザイン演習9-c とし込む手法であるMD(マーチャンダイジング)展開の手法も合わせて身につけてもらう。 授業の性格上、より商業的デザインとしてターゲットとするマーケットを意識させる課題を 設定する。 染織技法研究:染織関係の展覧会や講演会、作家アトリエ、伝統工芸の現場などを見学する ことによって、多様な染織技法を見聞し、また、特別講師によるワークショップなどで、染 空間デザイン演習9-d 織技法を体験することで、染織分野の専門家としての見識を広める。さらに、自ら興味ある 染織技法について研究、レポートにまとめ、また、実際に技法を試してみることで、染織技 法に対する理解をより深くし、表現の巾を広げることにもつなげてゆく。 この授業は「空間デザイン実習7」と連携した演習科目である。「子供のための空間」を テーマに、幼稚園、保育園など子供のための施設を取り上げる。前半はエスキス、イメージ 空間デザイン演習10-a スケッチ、コンセプト、ラフスケッチ、機能図、発想法、コラージュ等を用いてデザイン テーマを総合的に表現する。後半はさらに精密な設計図の作成を行い、手書きドローイン グ、CAD,CGなど各自が選んだ手法を用いて二次元表現を完成させる 空間デザインの各分野における専門的な知識・技法を応用的に向上、修得することを目的と する。ユーザインタフェース(UI)デザインの具体的な課題(問題発見、問題定義、問題解決 の進め方、ユーザ観察、デザイン課題の抽出、デザインにおける発想法の体験的学習、特定 空間デザイン演習10-b の機器を想定したUIデザインコンセプトの作成、コンセプトを元にした具体的なUIデザイン 提案の作成)に取り組むことにより、実践的な知識、技能の習得をめざし、より深く、広範 囲なデザイン能力の向上を図る。 この授業は、主として進級展に向けての課題制作のサポートとしてのパターン実習である。 進級展に向けての製作物のクォリティを上げる為にも、1、2年生でのパターンの授業で習 得した基礎、応用のみでなく、個々の企画に即したパターンの考え方、展開方法を身につ 空間デザイン演習10-c け、自分の企画、デザインを細部にまで目の行き届いたカタチで製作物として落とし込む。 又、パタンナーを志す者に対しては、この授業の課題を通してより専門的なパターンの知識 と技術を身につける。 講義-テキスタイルアートの現在:テキスタイルアートの歴史をふまえながら、国内外の作 家の作品の紹介をはじめとして、ファッションとアートとの関わり、テキスタイルファブ 空間デザイン演習10-d リックとの関わりについてや海外での展覧会の紹介をとおして、テキスタイルアートの魅力 を探り、自己と作品制作との関わりをディスカッションしていく。スライドレクチャーの 他、ギャラリー見学も交え、テキスタイルアートの今を体感する。 空間デザイン演習11-a 住宅一般構造:日常生活に密着した個人住宅、共同住宅、学校、幼児施設などを念頭に建物 の仕組みや材料を学ぶ。木造、鉄骨造、コンクリート造など構造種別ごとにその骨組み、下 地材料、仕上げ材料を理解する。また屋根、床、壁、階段など部位別の構成も同時に理解す る。講師が作成したテキストを用いた講義である。 空間デザインの各分野における専門的な知識・技法を応用的に向上、修得することを目的と する。 ユニバーサルデザイン:評価基準の設定。デザインを評価する方法には様々な方向からの視 空間デザイン演習11-b 点があり、それらを明確に認識しておかないと判断を誤り、提案の実現が困難になる。ここ では認知性や操作性、色彩、表示を含めたデザイン要素の可能性を探求し、自らのデザイン の整合性を検証する。 専 門 科 目 この授業は、就職に向けてファション産業における様々な業種、職種を理解する為のリサー チを行う。夏休み中の企業や工場訪問及びマーケットリサーチを通じてファション産業にお ける自分の進む道を定めると共に、その後の演習を通じて自分の選んだ業種、職種への理解 空間デザイン演習11-c を深める共に、そうした業種、職種への就職に向けての対策を身につけてもらう。訪問やリ サーチについては、ファション産業全体を理解してもらう為に全員が合同ですべて受けても らうが、その後の演習については、個々それぞれへの課題設定となる。 商品企画:社会に出た時、すぐに役立つ商品企画のシミュレーションを実際に行う。今まで の制作経験をもとに時代が求める新しい商品を考え、生み出すことを目標とする。ターゲッ 空間デザイン演習11-d ト(年代)を定めリサーチしレポートを作成した後、それを基に商品のアイデアを練り、サ ンプルを作成、改良しながら商品を完成する。最後にクライアントへのプレゼンテーション ボード、および宣伝ツールを作成し商品とともに発表する。 デザインを行う上で重要な着目点を限定してデザインプロセスを進める。様々な問題解決の アプローチに即した思考・発想方法を修得し、より複雑で大きな問題を解決するための基礎 力を身に付けることを目的とする。 空間デザイン実習1-ab ことばからのデザインアプローチ「かざる」:ひとつの言葉の意味を深く掘り下げて、その 行為の核心を探求し、その言葉が持ち得るあたらしい概念をもとにデザインを行う。一つの 視点について深く考えることで、固定観念から脱し独自性のあるコンセプトの構築を目指 す。 シルクスクリーンプリント:布製品(服地、カ−テン等)にプリント柄を付ける為の技法を 学ぶ。様々な配列、繰り返す事によって生まれるリズム感、エンドレスのテキスタイルデザ 空間デザイン実習1-cd イン独自の面白さを追求する。手描きフィルムによる四方連続プリント2版2色刷りを基礎 課題とし、写真を使用したコラージュや、応用課題として用途あるもの(浴衣、雑貨、服 地、インテリアファブリックなど)への展開も視野に入れ制作する。 デザインを行う上で重要な着目点を限定してデザインプロセスを進める。様々な問題解決の アプローチに即した思考・発想方法を修得し、より複雑で大きな問題を解決するための基礎 力を身に付けることを目的とする。構造からのアプローチ:動きをデザインする(キネ 空間デザイン実習2-a ティックコンストラクション)。クロックムーブメントを用いて試行錯誤の中で動く機構を 考案する。/素材からのアプローチ:FRPによるスピーカエンクロージャの制作。樹脂の 素材的特性と成型による造形特性、および基本的な実装を学ぶ。 デザインを行う上で重要な着目点を限定してデザインプロセスを進める。様々な問題解決の アプローチに即した思考・発想方法を修得し、より複雑で大きな問題を解決するための基礎 力を身に付けることを目的とする。第1課題はシチュエーション(状況)からのデザインア 空間デザイン実習2-b プローチを行い、第2課題は、行為から考えるデザインアプローチとする。それぞれの課題 で構想スケッチ、図面、実物大モデルを作成する。最終評価は構想-実現までの過程を、説 明パネル-プレゼンテーションの完成度によって判断する。 ファッションにおいて主要な制作物というのは衣服であるが、その衣服を制作していくにあ たり、自らのデザインをモノというカタチにしていくパターンの習得は必須である。基礎造 空間デザイン実習2-c 形実習1で身につけた基礎力をもとにこの授業では、身体を飾るものとしての衣服を作る事 を主眼に置いたパターン(立体⇔平面)を習得してもらう。前半は、基本的パターンの理 解、習得、後半は、演習2でのデザインをふまえての制作を通して応用力を身につける。 織物基礎:基礎的な機織りの仕組み、平織りの技法を習得し、素材の性質、色合わせ、密度 など考え、織による表現を試みる。基礎的な平織りの課題(格子柄)の配色デサインを行な 空間デザイン実習2-d い、整経(経糸の長さをそろえる作業)のプロセスを経て、機掛(経糸を織機に掛けるこ と)の仕方、織り方を習得する。自由課題では平織りで出来うる可能性を探りながら、表現 方法に沿った素材、織密度、織巾、長さ、を考える織計画を立てて制作する。 空間デザイン実習3 フィールドワークと発想法/ヨシの造形:フィールドワーク(野外調査)は、「現場」での 発見を通じて先入観にとらわれない「生きた視線」が獲得でき、場や空間に固有の特性を抽 出することが可能である。前半は、里山集落の空間構成を水系のコスモロジーという視点か らとらえ、フィールドワークを行う。フィールドワークの成果は「発想法(KJ法)」によ り図解化し、自らの造形表現に厚みと奥行をもたせることを目的とする。後半はグループご とに、地場の素材である琵琶湖のヨシ(葦)を使った立体造形を行う。 大岩剛一:フィールドワーク、発想法の指導をおこなう。 立神まさ子:ヨシの造形の制作指導をおこなう。 空間デザイン実習4-a 照明器具とショールームの造形:第1課題では、明確な造形的コンセプトをもとに素材の特 性を生かした「照明器具の造形」をおこなう。第2課題の「ショールームの造形」では、企 業をひとつ選び、その会社の企業姿勢や製品のコンセプトを学び、それを生かしたショー ルームを、それにふさわしい敷地に造形する。 空間デザイン実習4-b 小公園の造形:大地の造形:小公園の造形、あるいは<大地の改変>。模型素材として「無 定形な」粘土を使い、「大地の改変」というテーマで、立体模型を制作する。 専 門 科 目 情報のデザインとしてのファッションデザインを処理していくにあたって既存の衣服や、そ のディテールの理解やその応用力は必須である。その為にも、この授業では、実習2で身に つけた基礎的なパターンをふまえ、より専門的なパターンを身につけてもらう。シャツや 空間デザイン実習4-c ジャケット等の既存の衣服や、衿やポケットなどの既存のディテールについても仕組みを理 解し組み立て、応用できるように課題もよりプロダクト的な意味においての既存の衣服をふ まえたデザインを考え制作していくよう設定する。 タペストリー制作:綴れ織りをはじめとする基本的な織技法と素材を理解した上で、絵画的 でありながら、触覚的でもあるタペストリーという手法で表現する。基本的な織り方(綴れ 織、ノッティング、スマック技法など)の説明と試織を経て、タペストリーのイメージを膨 空間デザイン実習4-d らませる。下絵は実際にモチーフをスケッチするところから始める。下絵完成後、枞機に経 糸(綿糸)を張り、緯糸(羊毛、他)の準備も同時に行ないながら、数ヶ月かけて織作業に 取り組む。 生活空間における「光」と「水」をテーマにデザインをおこなう。第1課題「光」のデザイ ン:光源や照明手法によって空間に様々な印象を与えることを念頭に、インテリアエレメン 空間デザイン実習5-ab トとしての照明器具とモノとしての照明器具の両方のあり方を考える。第2課題「水」まわ りのでサイン:設備としての発想からモノとしての発想まで、生活空間における水回りのあ り方について考察する。 制作とは問題に対する自分なりの答えである。商業的デザイン、作家活動のどちらに進むに しても問題としての自らの課題を設定し、その答えを見つけていかなければならない。この 授業では、1、2年生で学び経験した事をふまえて個人の研究課題を設定し、その課題に対 空間デザイン実習5-cd しての制作を行う。又、そうして得た問題としての研究課題や答えとしての制作物を他者に 伝える為のプレゼンテーションツールとしてのポートフォリオの製作の方法もあわせて身に つける。 小ギャラリーのあるレストラン/子供のための空間デザイン:1年生の「基礎造形実習2」 と2年生の「空間デザイン実習2」で習得した造形的語彙(ヴォキャブラリー)を組み合わ せてより複雑な構成を学ぶとともに、それが風景の中でいかなる姿を取るべきかを探究す 空間デザイン実習6-a る。第一課題では、森の中にグリッド(立体格子)を使った「小ギャラリーのあるレストラ ン」を設計する。第二課題では「遊びと子供」をキーワードに、「子供のための空間」の設 計をする。 社会の中でデザインが果たす役割を考える。課題パーソナルトランスポーテーション:社会 問題(排ガス、駐車、安全性、必然性など)と法的制約(安全基準、乗車定員、動力寸法 空間デザイン実習6-b 枞)を考慮した移動手段のデザイン。現在または直近の将来に利用可能な技術を調査し、機 能・構造面にも配慮する。新しい技術が私たちの生活にどの様な姿であるべきかを考えて制 作を行いプレゼンテーションする。 業態(TYPE of OPERATION)とは時代に対応したサービス及び商品の提供方法のことで、簡 単にいえば「売り方」の仕組みのことを言う。ファッション業界は常にマーケット対応の為 に「新しい売り方」新業態の創造が望まれ、新業態の創造には映画・舞台・TVドラマの制 空間デザイン実習6-c 作と同様にプロデュサーが必要である。この授業ではプロデュサーに必要な「創造力」「感 性」「企画力」をブランド企画書の制作を通してファッションプロデュサーとしての基本的 な能力を身につけることを目的とする。 技法からの発想による作品制作:過去に学んだ染織技法を基に、新たな素材を用いたり、複 数の技法を組み合わせたりすることで、新しい表現方法を探り、オリジナル作品につなげ 空間デザイン実習6-d る。各々の志向にあった技術をまず定め、過去の仕事の範囲内にとどまらない、実験的なサ ンプル制作を行なう。多くの可能性の中から、今後の作品としての広がり、持続性、オリジ ナリティの面から、制作の依りどころとなる表現方法を選び作品化する。 フォリーの造形/遺跡博物館の造形:ランドスケープ・建築・インテリア・家具等における 観念的テーマの造形化と総合的デザインの探究を目的とし、第1課題では、大津市内の地形 空間デザイン実習7-a を随意に選び、「フォリー(休憩所)」を設計する。第2課題では「遺跡」をキーワード に、発想法を用いて「遺跡博物館」の設計をする。人間の過去の歴史や記憶を想起させ、未 来につなげるための施設とはいかなるものかを構想する。 社会の中でデザインが果たす役割を考える。コミュニケーション機器:ディスプレイを備え た情報機器のデザイン。機器の形態的必然性を考えるとともに機械的操作部とディスプレイ 空間デザイン実習7-b の両面でユーザーインタフェースを設計する。現在または直近の将来に利用可能な技術を調 査し、機能・構造面にも配慮する。新しい技術が私たちの生活にどの様な姿であるべきかを 考えて制作を行いプレゼンテーションする。 3年生の締めくくりとしての進級展、そして就職活動に向けて、この授業では前期で見つけ 出した個々の研究テーマを発展及び精練して行く。ファションに限らずデザインとは社会と の対話であるという意識をしっかりと持ち、誰に向けての企画か、又、なぜそのような企画 空間デザイン実習7-c が必要なのか、どのようにその企画をカタチにするのかを考えてもらう。制作物の作製だけ でなく、展示の手法やポートフォリオ等のプロデュース面についても合わせて考え制作す る。 専 門 科 目 自由課題、進級制作:各自テーマを定め、展示空間を想定しながら制作を行う。進級制作展 での展示。前半は学内ギャラリーなど展示空間を定めた上で、空間の特性(大きさ、光、展 空間デザイン実習7-d 示条件)などの諸条件を前提に、実際に見せることを意識した作品制作を行う。後半は前半 の課題における問題点を検証した上で、進級制作展への出品を前提に、技術面、オリジナリ ティの面において、よりレベルの高いものを目指す。 劇的住宅:「劇的」という言葉をキーワードに、非日常性を意識した住宅の在り方を考察 し、「劇的住宅」を造形する。第1課題では、劇的空間と認識される建築例をピックアップ 空間デザイン実習8-a し、図面のトレース、ドローイング、写真等を用いたプレゼンテーションボードを各自の研 究成果として制作する。第2課題では、第1課題の定義を踏まえた上で、独自のコンセプト に基づく住宅建築を提案し、造形する。 身体を支えるモノ:人間の身体性とモノとの関係を探りつつ、人間の様々な年齢のステージ においてのプロダクトデザインの可能性探求する。みずからがテーマを策定し課題を課して 空間デザイン実習8-b デザインに取り組む。現在または直近の将来に利用可能な技術を調査し、プレゼンテーショ ンにおいては、アイデアスケッチ、スケッチモデル、素材選択、スケールモデル、プロトタ イプ等の発想展開の過程を提示する。 「自由課題企画」:各自が「ファッションクリエイテイブ」に関して興味のある研究テーマ を見出し、企画制作の為の独自の情報収集・分析を重ね研究を深めていき「自己の世界観 (イメージ、理由、哲学)」をつくる。つくられた世界観を具現化していくのに必要なテー 空間デザイン実習8-c マ・コンセプト・キーワードを考え、アイデアを描き(ドローイング)デザインし、表現方 法(作品・空間・グラッフィック・イベント)を企画し、自らをブランディングし、また自 己の世界観を説得するの為のプレゼンテーションツールを制作する。 自由課題、進級制作:各自テーマを定め、展示空間を想定しながら制作を行う。進級制作展 での展示。前半は学内ギャラリーなど展示空間を定めた上で、空間の特性(大きさ、光、展 空間デザイン実習8-d 示条件)などの諸条件を前提に、実際に見せることを意識した作品制作を行う。後半は前半 の課題における問題点を検証した上で、進級制作展への出品を前提に、技術面、オリジナリ ティの面において、よりレベルの高いものを目指す。 社会的テーマ探究(1):デザインが社会に果たす役割について考察し、社会が抱える様々 な問題を抽出してデザイン提案を行う。卒業制作に向けてこれまでの経験を活かしながら自 分のテーマを探り出す。 空間デザイン実習9 (5 磯野英生 15回) 住環境デザイン、建築・ランドスケープの分野における制作指導を行う。 (36 小北光浩 15回) ファッションデザイン、服飾・人体表現分野における制作指導を行う。 (23 田辺由子 15回) テキスタイルアート、素材表現分野における制作指導を行う。 自由課題:課題テーマを各自が設定し、発想法の図解やスタディ模型の制作によって造形の 方向性を見定め問題の解決を図る。各自の将来の方向を見定めると同時に、卒業制作のテー マの探求につながる「自由課題」に取り組む。 空間デザイン実習10 (15 石川泰史 15回) プロダクトデザイン、道具や機器およびシステムデザインの分野における制作指導を行う。 (31 水谷米博 16回) ファッションデザイン、服飾・人体表現分野における制作指導を行う。 複数教員が 共同で担当 複数教員が 共同で担当 専 門 科 目 1年次で造形表現の基礎を学び、2年次・3年次においては各コースの専門的なものづくりの 技術と理論を学んだ。4年次前期はそれら演習・実習に裏付けられた技能と知識を基とし て、その表現領域をより高度に活かすため、以下のとおり専門のゼミに分かれて個別指導が 行われる。 (1.辻喜代治) デザインプロデュ-ス分野における制作指導を行う。 (2.千速敏男) アートドキュメンテーション分野における制作指導を行う。 (3.小嵜善通) 文化行政分野における制作指導を行う。 (4.島先京一) ユニバーサルデザイン分野における制作指導を行う。 (5.田中真一郎) 空間描写、3DCG分野における制作指導を行う。 (6.永江弘之) 空間描写、風景描写分野における制作指導を行う。 (7.松村牧夫) コンテンツ(絵本・マンガ・アニメ)演出構成、Flashアニメーション分野における制作 指導を行 う。 (8.奥村多賀子) マチエール表現分野における制作指導を行う。 (9.堀江裕子) コンテンツ演出構成、日常学分野における制作指導を行う。 (10.大野俊明) 絵画分野(日本画領域)における制作指導を行う。 卒業制作 (11.西久松吉雄) 風景による造形表現分野(日本画領域)における制作指導を行う。 (12.岡田修二) 絵画(油画)と視覚伝達デザイン分野における制作指導を行う。 (13.長尾浩幸) 絵画・版画・現代美術分野における制作指導を行う。 (14.藤田隆) グラフィックデザイン分野におけるパッケージデザインについて制作指導を行う。 (15.南琢也) グラフィックデザイン分野におけるトータルデザインワークについて制作指導を行う。 (16.大草真弓) グラフィックデザイン分野における制作指導を行う。 (17.櫻井宏哉) 映像分野における制作指導を行う。 (18.泊博雅) アニメーション・CG・メディアデザイン総合分野について制作指導を行う。 (19.津田睦美) 写真分野における制作指導を行う。 (20.金澤徹) 写真分野における制作指導を行う。 (21.森田健) アニメーション・CG分野における制作指導を行う。 (22.真下武久) グラフィックデザイン分野におけるインタラクティブデザインについて制作指導を行う。 (23.磯野英生) 住環境デザイン、建築・ランドスケープの分野における制作指導を行う。 (24.石川泰史) プロダクトデザイン、道具や機器およびシステムデザインの分野における制作指導を行 う。 (25.水谷米博) ファッションデザイン、服飾・人体表現分野における制作指導を行う。 (26.田辺由子) テキスタイルアート、素材表現分野における制作指導を行う。 (27.小北光浩) ファッションデザイン、服飾・人体表現分野における制作指導を行う。 複数教員が 共同で担当 様式第2号(その3の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 授 業 科 目 の 概 要 (芸術学部芸術学科) 科目 区分 学 芸 員 課 程 に 関 す る 科 目 授業科目の名称 教育原理 講 義 等 の 内 容 備考 現代の日本社会は、多くの深刻な教育問題をかかえており、大幅な教育改革も実施されてい る。そのような背景のなかで、教育の意味と目的、及び教育内容の構成について、教育史的 な視点も取り入れて概観しつつ、そこからより良い教育について考えてみたいと思う。 視覚遊具、映画教育、テレビ教育、ビデオ教育、インターネットを使ったコンピュータ教育 など、これまでの歴史的展開を通して各メディアの特性とメディアリテラシーを学び、さら 視聴覚教育メディア論 に様々な視聴覚教材ソフトを事例にコミュニケーション研究をします。実際に博物館におけ る視聴覚メディアの活用をシミュレーションしたり、CMのシナリオ作成、博物館における多 様な視聴覚施設の検討、教材の企画立案などについてのプレゼンテーションを行います。 生涯学習概論 博物館は年齢を問わず様々な発達段階にある人びとが利用する生涯学習施設の一つです。博 物館学芸員はその職務を遂行するうえにおいて、生涯学習の必要性と、効果的な生涯学習の あり方を熟知しておく必要があります。本講義では、わが国における生涯学習関連施策の変 遷と生涯各時期における学習課題を学ぶとともに、各種文化展示施設において行なわれてい る実例を学び、これからの博物館における生涯教育の可能性を探ります。また、各種文化展 示施設への見学も実施します。 (オムニバス方式/全15回)(最終回は2名で担当する) (9小嵜善通 8/15 回 ) 生涯学習関連施策の変遷と生涯各時期の学習課題について、生涯学習施設見学 (12辻喜代治 8/15 回 ) 生涯学習施設としての美術館・博物館他文化施設、その活用と実例、今後の生涯教育の可能 性、生涯学習施設見学 博物館概論 社会教育施設としての博物館の理念・目的を理解するとともに、その理念や目的を達成する ための組織・機能を体系的に学びます。組織・機能においては、主に学芸員が行なう職務の 多様性について、資料の調査・研究、収集・保管、展示公開、教育普及の各分野について具 体的な事例をあげながら解説し、また博物館建物の立地や構造における特殊性についても触 れていきます。さらに、欧米と日本の博物館の成立過程や組織の相違点にも触れながら、日 本の博物館の現状と課題も学びます。 博物館資料論 博物館・美術館の根幹は、資料(コレクション)にあります。一口に博物館資料といって も、その館の特色によって、資料の中身は異なります。どのような情報を発信する施設なの か、その性格で、コレクションは規定されるのであり、施設によって資料の捉え方や考え方 は、微妙に異なってきます。この授業では、地域博物館である大津市歴史博物館を事例に、 さまざまな資料の収集方法や、展覧会のための資料調査など、具体的な実態を紹介します。 こうした現場の実態から、博物館における資料の問題を考えていきます。 博物館経営・情報論 博物館は本来、非営利事業を行なう社会教育施設として存在します。公立博物館においては 公費の支出によって管理運営されるため、それだけに施設の活性化と多くの市民に支持され る必要があり、経営的センスが必要とされます。博物館経営論においては、博物館教育の意 義と方法を述べ学生への理解を図ります。また近年、博物館における情報の集積と発信は、 一層その重要度を増しています。特にその伝達手段の機器の多様化と進歩の早さは、以前と は比較にならない広がりとスピードを持っています。現在における博物館情報の意義と、そ の活用の実際について学生への理解を図ります。 博物館実習1 4年次における博物館実習2に備えて、博物館における諸資料についての基礎的な知識と、そ の取り扱いの技術を得ることを中心に、その見識を深めます。絵画・彫刻・工芸品・典籍・ 古文書等の諸資料について、各々その保存に適した環境を学ぶとともに、調査方法、展示や 取り扱いにおける注意点、具体的な技術などを実習を通して身につけます。また、滋賀県下 の博物館や社寺の現地見学研修を実施し、美術品等への理解を深めるとともに、文化資料の 保存と展示公開の現状や課題を学びます。 複数教員が 共同で担当 博物館実習2 学芸員資格取得を目指す学生を対象に、博物館・美術館・資料館などの社会教育施設が実施 する「館務実習」に1週間前後参加します。現場の学芸員の指示のもと、学芸員として必要な 資料に対する知識や取り扱いの技術を修得したうえで、展示や教育普及活動など基礎的な業 務を実際に体験し、身につけます。館務実習中は学生各自が館務実習ノートに、実習内容や 実習で得た知見などを記入し、実習終了後、そのノートをもとに実習内容をまとめたレポー トを提出します。 複数教員が 共同で担当 オムニバス方式 教 職 課 程 に 関 す る 科 目 教育原理 現代の日本社会は、多くの深刻な教育問題をかかえており、大幅な教育改革も実施されてい る。そのような背景のなかで、教育の意味と目的、及び教育内容の構成について、教育史的 な視点も取り入れて概観しつつ、そこからより良い教育について考えてみたいと思う。 教職入門 教員としての資質・力量はどうあるべきかを考察し、期待される教育観を形成することを目 指す。次の時代を担う子どもを教育する者として、その役割・意義等について学ぶことを通 して、自分自身の「理想の教員像」を形成していくことを目指す。また最後に今求められて いる「教員像」とそのために必要な適性・資質についてまとめのディスカッションを行う。 教育心理学 学習や動機づけのメカニズムについて学ぶ。現代を生きる子供のこころに触れる。教育心理 学とは、教育の実際を心理的・心理学的側面から考えるものである。本講義では、学習心理 学と呼ばれる心理学の一分野を中心に紹介すると同時に、現在、子どもたちがどのような状 況に置かれているのか、具体例を挙げながら考えていく。 教育制度論 近代における教育制度から現行の学校教育及び教育行政を理解するとともに、現在に山積す る課題について検討する。併せて、関係する教育法令についても考察する。本講義では現代 公教育制度の諸原理を学びつつ、その考え方と背景に言及し、その問題点を明確にする。教 育を取り巻く現状が極めて不安に鑑み、制度の理念を教育原理に照らし合わせて考察する。 と同時に現在の『教育改革』を理解することで目指すところの新しい教育観や教育制度のあ り方について検討しつつ、我が国のこれからの教育の在り方を考察する。 新しい時代の教師に求められる教養の中で重要な位置を占める教育課程について基本的な用 語、歴史的変遷、開発と編成について考察する。 教育課程・特別活動論 1.学校教育活動の大切な部分を担っている教育課程について教育史の観点から考察する。 2.学習指導要領の変遷をたどりながら、我が国の教育課程の概要と課題を理解する。中で も特別活動の重要性について諸君の経験を通じて、その大切さを学ぶ。 美術科教育法1 中学校および高等学校の美術に関する学習指導要領の内容の理解。美術科教育について、そ の意義と役割を考える。中学校、高等学校における美術の授業の目標と方法を考える。美は 日常生活のいたるところにあり、豊かな生活をするためには、無くてはならないものとして 自然な形で溶けこんでいる。生きる力ともなりうる美術は中学校・高等学校の段階ではどの ような目標と方法で授業を進めていったらよいのか、受講者自身の中学校や高等学校での授 業経験などを手がかりとしながら教科としての内容と方法を考えていく。 美術科教育法2 教科教育法1をさらに発展させ、授業における単元(題材)ひとつひとつの中身を具体的にし ていく。美術科教育法1でみてきた基本的なことをベースに、ここでは実際の授業に対応し て、授業の中身(単元・題材)を具体的に考えていく。学習指導要領に示された中学校・高 等学校の美術の内容と、教科書更には美術科に蓄積されている実例資料(年間カリキュラ ム)などをそれぞれ照らし合わせ、領域のバランスを考えて、年間カリキュラムをイメージ しながら美術の授業の題材(単元)をリストアップしてみる。 美術科教育法3 「美術科学習指導案」の研究・作成。教育実習に向けて(教育実習の実際、その他)美術科 教育法1、2をふまえ、中学校(教育法4で高等学校)の教材研究を経て指導案の作成を行 う。受講生は題材を分担し、表現の各領域と鑑賞の領域がまんべんなく研究され、発表(模 擬授業)にまで結びつける。一方、授業の結果としての作品を評価するという教師にとって 重要で困難な作業がある。授業の目標とあわせて評価の観点を考えていく。 道徳教育の研究 日本における道徳教育の歴史を理解し学校教育の場での望ましい道徳教育のあり方を探る。 この科目では、・人間の道徳性の問題 ・学校教育における道徳教育の位置 ・道徳教育の 目標と内容 ・他の教育活動との関連 ・具体的な指導方法について考える。学校教育の場 での望ましい道徳教育について理解し、最後に各自が道徳の授業の指導案を作成する。 教育方法の研究 教育方法の研究および考察をする。現代の教育課題に対応した教育方法の考察(情報機器及 び教材の活用を含む)生涯学習時代の教育の在り方を踏まえ、主体的に学ぼうとする意欲 や、やる気を育てる教育の在り方を考える。自己教育力を高めるための教育方法について、 具体的、実践的な視点から考察する。 生徒指導の研究 学校現場で役立つ生徒指導及び進路指導の理論と実践について考察する。学校教育活動にお ける生徒指導の基礎・基本、意義と課題、問題行動に対する指導法、進路指導に関わる理論 と実践などを踏まえて、今日の青尐年問題の特徴や彼らを取り巻く生活状況及び健全な発達 への理解を深める。 教 職 課 程 に 関 す る 科 目 教育相談 教育相談についての基礎的な知識を学び生徒へのかかわり方を学ぶ。教育相談とは、文部科 学省によれば、「本来、一人一人の子どもの教育上の諸問題について、助言・指導すること を意味する。いいかえれば、個人の持つ悩みや困難を解決してやることにより、その生活に よく適応させ、人格成長への援助を図ろうとするもの」である。すなわち、学校現場におい て、教師やスクールカウンセラーが行うカウンセリング(的行為)のことである。この講義 では、現在の教育場面で生きる生徒・教員・保護者の現状を学ぶと同時に、実習を通じてカ ウンセリングの初歩やこころへの寄り添いかたを体験的に学び、そこから教師に可能な生徒 への関わり方について発見的に体得することを目的とする。 概要:教育実習の意義について十分理解を深め、教師と生徒の間の教育的関係の創造的発展 を通じて展開される教育活動にかかわることの持つ意味の重大さの自覚を持って、実習に臨 むように、事前指導を行う。また、実習終了後の事後指導により教育者としてあるべき姿を まとめていく。 (オムニバス方式/全15回)(初回と最終回は2名で担当し、教育実習反省会を行う。14回目 教育実習事前事後指導 も2名で担当し、教育実習直前ガイダンスを行う) (28中野優子 8/15 回)教育実習に向けて、教育実習の意義・前提と課題・教材研究等に ついて学ぶ。 (14吉村俊昭 8/15 回)教育実習に向けて、指導技術・形態と内容等・授業の計画と準備 等について学ぶ。 オムニバス方式 教育実習A 中学校・高校現場で教育職員として実践を通して学ぶ。専門職として教育職員を志す学生 が、学内の授業や演習等で習得した知識や技能を中学・高校で実践を通して集中的・総合的 に学ぶ。 複数教員が 共同で担当 教育実習B 中学校・高校現場で教育職員として実践を通して学ぶ。専門職として教育職員を志す学生 が、学内の授業や演習等で習得した知識や技能を中学・高校で実践を通して集中的・総合的 に学ぶ。 複数教員が 共同で担当 教職実践演習 概要:教職課程の学びの集大成として、教員として最小限必要な資質能力を身につけている かについての確認と、具体的な場面での実践的指導力の最終的な形成と確認を目的とする。 最終週にはまとめのディスカッションとレポートの作成を担当員の指導のもと行う。 (オムニバス方式/全15回)(最終回は2名で担当する) (28中野優子 8/15 回)教職の意義と役割・生徒との関わりについて学ぶとともに、今日 的な教育課題の事例研究としてのロールプレーイングやディスカッションを行う。 (14吉村俊昭 8/15 回)地域の学校等における実務実習と、教科等の模擬授業の実施につ いて学ぶ。 オムニバス方式 様式第3号(その1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 教 学 員 長 名 の 氏 簿 名 等 フリガナ 調書 番号 役職名 氏名 <就任(予定)年月> ― 学長 ウシオ イクオ 牛尾 郁夫 <平成22年4月> 年齢 保有 学位等 文学士 月額基本給 (千円) 現 職 (就任年月) 学校法人京都成安学園 理事 成安造形大学 学長 (平成21年4月) 様式第3号(その2の1) (用紙 日本工業規格A4縦型) 教 員 の 氏 名 等 (芸術学部芸術学科) 調書 専任等 番号 区分 専 フリガナ 保有 学位等 月額 基本給 (千円) 担 当 年 間 単位数 開講数 2 3 4 5 専 専 専 教授 イワムラ タカアキ 岩村 隆昭 <平成22年4月1日> 高等学校 イワムラ タカアキ 岩村 隆昭 <平成23年4月1日> 高等学校 メディアデザイン実習2-b メディアデザイン史B プロジェクト演習D1 2後 2・3後 2・3・4通年 2 2 2 1 1 1 芸術学士 造形芸術研究1※ 美術基礎演習1 美術実習2-a 美術実習4-a プロジェクト特別実習B2 美術演習5-a 美術実習5-a 美術演習6-a 美術実習8-a 美術実習10 卒業制作 2・3前「隔年」 1前 2前 2後 2・3・4通年 3前 3前 3後 3後 4前 4後 0.5 2 2 2 1 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成14年4月) 6日 博士(美術) 美術論B 美術演習2-b 美術実習1-b デザイン研究1※ 美術実習3-b プロジェクト特別実習B1 美術演習4 美術実習5-b 美術論D 美術実習7-b 美術実習9 卒業制作 1・2後 2前 2前 2・3前「隔年」 2後 2・3・4通年 3前 3前 3・4前 3後 4前 4後 2 2 2 0.5 2 1 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成18年4月) 6日 イラストレーション論B イラストレーション実習1※ イラストレーション実習4 デザイン研究1※ プロジェクト特別実習A4 イラストレーション実習9 卒業制作 2前 2前・後 2前・後 2・3前「隔年」 2・3・4通年 4前 4後 1 4 4 0.5 1 2 3 1 4 2 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成15年4月) 6日 工学修士※ 基礎造形実習2A 空間基礎演習1 総合基礎演習2 空間基礎演習2※ 空間デザイン演習1 空間デザイン演習2-a 空間デザイン演習3-a 空間デザイン実習2-a 造形芸術研究2 プロジェクト演習D3 空間デザイン演習7-ab※ 空間デザイン演習8-a 空間デザイン実習6-a 空間デザイン演習10-a 空間デザイン実習7-a 空間デザイン実習9 卒業制作 1前 1前 1後 1後 2前 2前 2前 2前 2・3後「隔年」 2・3・4通年 3前 3前 3前 3後 3後 4前 4後 2 2 2 0.5 2 2 2 2 0.5 2 1 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成13年4月) 6日 高等学校 基礎造形実習2A 美術実習2-c 美術実習3-c プロジェクト特別実習A3 1前 2前 2後 2・3・4通年 2 2 2 1 1 1 1 1 高等学校 基礎造形実習2A 美術実習2-c プロジェクト特別実習A3 美術実習3-c 美術実習5-c 美術実習7-c 1前 2前 2・3・4通年 2後 3前 3後 2 2 1 2 2 2 1 1 1 1 1 1 オオイワ ゴウイチ 大岩 剛一 <平成22年4月1日> 工学修士 空間デザイン演習1 空間デザイン演習2-a 空間デザイン演習3-a プロジェクト演習A1 プロジェクト演習A3 造形芸術研究2 空間デザイン演習8-a 空間デザイン実習6-a 空間デザイン演習10-a 2前 2前 2前 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3後「隔年」 3前 3前 3後 2 2 2 2 2 0.5 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 オオイワ ゴウイチ 大岩 剛一 <平成25年4月1日> 工学修士 プロジェクト演習A1 プロジェクト演習A3 造形芸術研究2 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3後「隔年」 2 2 0.5 1 1 1 (学長補 佐) 非常勤 講師 教授 (学長補 佐) 年齢 教授 (学長補 佐) 教授 (学科長) ニシヒサマツ ヨシオ 西久松 吉雄 <平成22年4月1日> オカダ シュウジ 岡田 修二 <平成22年4月1日> タナカ シンイチロウ 田中 真一郎 <平成22年4月1日> 専 教授 イソノ ヒデオ 磯野 英生 <平成22年4月1日> 専 教授 イマイ ノリオ 今井 祝雄 <平成22年4月1日> 芸術学士 (高) 6 兼任 専 非常勤 講師 教授 イマイ ノリオ 今井 祝雄 <平成24年4月1日> 7 兼任 申請に係 る大学等 の職務に 従事する 週当たり 平均日数 氏 名 <就任(予定)年月> 担当授業科目の名称 メディアデザイン基礎演習3 配 当 年 1前・後 次 1 2 1 兼任 現 職 (就任年月) 職位 非常勤 講師 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成21年4月) 6日 6日 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成13年4月) 6日 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成14年4月) 8 専 教授 オオノ トシアキ 大野 俊明 <平成22年4月1日> 芸術学士 総合基礎演習1 美術論A 総合基礎演習2 美術演習2-a 美術実習1-a 造形芸術研究1※ 美術演習3-a 美術実習3-a プロジェクト特別実習C1 プロジェクト特別実習C4 美術実習6-a 美術実習7-a 美術論E 美術実習9 卒業制作 1前 1・2前 1後 2前 2前 2・3前「隔年」 2後 2後 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3後 3,4後 4前 4後 2 2 2 2 2 0.5 2 2 1 1 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成9年4月) 6日 1・2前 1・2・3・4前 1・2後 2・3・4通年 2・3・4後 2後 3前 3通年 4前 4後 4通年集中 2 2 2 1 2 1 2 2 0.7 3 1 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成18年4月) 6日 1後 0.5 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成17年4月) 4日 1・2前 1・2前 1・2・3・4前 1・2後 1・2後 1・2後 1・2・3・4後 1・2通年 2・3・4前 2・3・4後 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3後 4前 4後 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 0.7 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成12年9月) 6日 1前 1後 1・2・3・4後 2前 2・3・4前「隔年」 2・3・4前 2・3・4前 2後 2後 2・3・4後「隔年」 2・3・4後 2・3・4後 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3後 3通年 4前 4後 4通年集中 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 1 1 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成13年4月) 6日 メディアデザイン基礎演習3※ メディアデザイン実習3-b メディアデザイン実習6-b メディアデザイン実習9 卒業制作 1前・後 2前 3後 4前 4後 2 2 2 2 3 2 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 教授 (平成21年4月) 4日 9 専 教授 オザキ ヨシユキ 小嵜 善通 <平成22年4月1日> 文学修士 東洋・日本美術史概説A 地域文化論 東洋・日本美術史概説B プロジェクト特別実習C2 日本美術史B 生涯学習概論※ 博物館概論 博物館実習1 総合文化研究1※ 卒業制作 博物館実習2 10 専 教授 カワラバヤシ ミチコ 河原林 美知子 <平成22年4月1日> 専門学校 空間基礎演習2※ 11 専 教授 チハヤ トシオ 千速 敏男 <平成22年4月1日> 文学修士※ 西洋美術史概説A 教養演習B-Ⅰ 芸術鑑賞A 西洋美術史概説B 美術理論 教養演習B-Ⅱ 芸術鑑賞B キャリアデザイン演習D 西洋美術史A 西洋美術史B プロジェクト演習C1 プロジェクト演習C2 プロジェクト演習C3 プロジェクト演習C4 キャリアデザイン演習B キャリアデザイン演習C 総合文化研究1※ 卒業制作 プロデュース基礎演習1 プロデュース基礎演習2 工芸史 プロデュース基礎演習3 彫刻演習 展示学A アートマネージメント論A プロデュース基礎演習4 生涯学習概論※ 工芸演習 展示学B アートマネージメント論B プロジェクト特別実習A1 プロジェクト特別実習A5 総合プロデュース演習1 総合プロデュース演習2 博物館実習1 総合プロデュース演習3 卒業制作 博物館実習2 12 専 教授 ツジ キヨジ 辻 喜代治 <平成22年4月1日> 芸術学士 13 専 教授 フジタ タカシ 藤田 隆 <平成22年4月1日> 芸術工学士 14 専 教授 ヨシムラ トシアキ 吉村 俊昭 <平成22年4月1日> 学士(芸術学) 教育実習事前事後指導※ 教育実習A 教育実習B 教職実践演習※ 3・4通年 4前 4後 4後 0.5 1 1 1 1 1 1 1 大阪市立工芸高等学校 教諭 (平成20年4月) 4日 工学士 総合基礎演習1 空間基礎演習1 基礎造形実習3A 空間基礎演習2※ 空間デザイン実習1-ab 空間デザイン演習4-ab 空間デザイン演習6-b 空間デザイン実習4-b 造形芸術研究2※ 空間デザイン演習7-ab※ 空間デザイン実習5-ab 空間デザイン実習6-b 空間デザイン演習11-b 空間デザイン実習8-b 空間デザイン実習10 卒業制作 1前 1前 1後 1後 2前 2後 2後 2後 2・3後「隔年」 3前 3前 3前 3後 3後 4前 4後 2 2 2 0.5 2 2 2 2 0.5 1 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成18年4月) 6日 15 専 准教授 イシカワ ヤスシ 石川 泰史 <平成22年4月1日> メディアデザイン演習1 メディアデザイン演習2 プロジェクト特別実習C5 プロジェクト特別実習D1 メディアデザイン演習5 メディアデザイン演習6 メディアデザイン実習10 卒業制作 2前 2後 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3後 4前 4後 4 4 1 1 2 2 2 3 2 2 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成20年4月) 4日 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成19年4月) 4日 16 専 准教授 オオクサ マユミ 大草 真弓 <平成22年4月1日> 学士(芸術学) 17 専 准教授 オオシマ ヤスコ 大嶋 靖子 <平成22年4月1日> 短期大学 総合基礎演習1 美術実習4-b 美術演習5-b 美術演習6-b 1前 2後 3前 3後 2 2 2 2 1 1 1 1 専 准教授 オカ シンジ 岡 普司 <平成22年4月1日> 芸術学修士 総合基礎演習2 1後 2 1 18 19 20 21 22 23 24 1後 2前 3前 3後 2 2 2 2 1 1 1 1 イラストレーション実習6 イラストレーション実習10 卒業制作 3前・後 4前 4後 4 2 3 2 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成20年4月) 4日 総合基礎演習2 メディアデザイン実習3-a デザイン研究2 プロジェクト特別実習B3 プロジェクト特別実習B4 メディアデザイン論C メディアデザイン演習3※ メディアデザイン実習5-a メディアデザイン論D メディアデザイン演習4※ メディアデザイン実習6-a メディアデザイン実習10 卒業制作 1後 2前 2・3後「隔年」 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3前 3前 3後 3後 3後 4前 4後 2 2 0.5 1 1 2 1 2 2 1 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成13年4月) 6日 1後 1前 ・後 1通年 2・3・4通年 2前 ・後 2通年 3前 3前・後 3通年 4前 2 4 2 1 2 2 2 4 2 2 2 2 1 1 2 1 1 2 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成19年4月) 6日 芸術学修士 メディアデザイン基礎演習4 総合基礎演習2 メディアデザイン実習3-c デザイン研究2 プロジェクト特別実習C3 メディアデザイン演習3※ メディアデザイン実習7-c メディアデザイン演習4※ メディアデザイン実習6-c メディアデザイン実習9 卒業制作 1前・後 1後 2前 2・3後「隔年」 2・3・4通年 3前 3前 3後 3後 4前 4後 2 2 2 0.5 1 1 2 1 2 2 3 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成15年4月) 6日 タナベ ヨシコ 田辺 由子 <平成22年4月1日> 芸術学修士 総合基礎演習1 空間基礎演習1 基礎造形実習4A 空間基礎演習2※ 色彩実践講座1 色彩実践講座2 空間デザイン演習2-d 空間デザイン演習3-d 空間デザイン実習1-cd 空間デザイン演習4-cd 造形芸術研究2※ 空間デザイン演習7-cd 空間デザイン演習9-d 空間デザイン実習6-d 空間デザイン演習11-d 空間デザイン実習7-d 空間デザイン実習8-d 空間デザイン実習9 卒業制作 1前 1前 1後 1後 1・2・3・4通年 1・2・3・4通年 2前 2前 2前 2後 2・3後「隔年」 3前 3前 3前 3後 3後 3後 4前 4後 2 2 2 0.5 1 1 2 2 2 2 0.5 2 2 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成13年4月) 6日 ツダ ムツミ 津田 睦美 <平成22年4月1日> Diplome National Superieur d'Expression Plastique,Opto in Art(フラン ス) メディアデザイン基礎演習3※ コンピュータ実践講座A コンピュータ実践講座B メディアデザイン実習4-a デザイン研究2 メディアデザイン実習7-a メディアデザイン実習8-a メディアデザイン実習9 卒業制作 1前・後 1・2・3・4通年 1・2・3・4通年 2後 2・3後「隔年」 3前 3後 4前 4後 2 1 1 2 0.5 2 2 2 3 2 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成14年4月) 6日 兼任 非常勤 講師 オカ シンジ 岡 普司 <平成23年4月1日> 芸術学修士 専 准教授 オクムラ タカコ 奥村 多賀子 <平成22年4月1日> 高等学校 Bachelor of Arts (米国) 専 専 専 専 専 准教授 准教授 准教授 准教授 准教授 カナザワ トオル 金澤 徹 <平成22年4月1日> キシダ タモツ 岸田 保 <平成22年4月1日> サクライ ヒロヤ 櫻井 宏哉 <平成22年4月1日> 芸術学士 総合基礎演習2 美術実習1-c 美術実習6-c 美術実習8-C 4日 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成20年4月) イラストレーション基礎演習1※ 基礎造形実習4B キャリアデザイン特講1 プロジェクト特別実習A2 イラストレーション実習3※ キャリアデザイン特講2 キャリアデザイン演習A イラストレーション演習6-d キャリアデザイン特講3 イラストレーション実習10 25 26 27 専 専 専 准教授 准教授 准教授 トマリ ヒロマサ 泊 博雅 <平成22年4月1日> ナガエ ヒロユキ 永江 弘之 <平成22年4月1日> ナガオ ヒロユキ 長尾 浩幸 <平成22年4月1日> 芸術学修士 総合基礎演習1 メディアデザイン基礎演習1 メディアデザイン基礎演習2 メディアアート概論 メディアデザイン史C メディアデザイン史D デザイン研究2 プロジェクト演習D4 メディアデザイン実習7-d メディアデザイン演習8 メディアデザイン実習6-d メディアデザイン実習10 卒業制作 1前 1前 1後 2・3前 2・3前 2・3後 2・3後「隔年」 2・3・4通年 3前 3後 3後 4前 4後 2 2 2 2 2 2 0.5 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成14年4月) 6日 教育学士 基礎造形実習1A 基礎造形実習2B イラストレーション基礎演習2 イラストレーション論B※ イラストレーション実習4 造形芸術研究1※ プロジェクト演習A2 プロジェクト演習A4 イラストレーション演習6-a イラストレーション実習9 卒業制作 1前 1後 1前 ・後 2前 2前 ・後 2・3前「隔年」 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 4前 4後 2 2 4 1 4 0.5 2 2 2 2 3 1 1 2 1 2 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成18年4月) 6日 基礎造形実習1A 基礎造形実習3B 造形芸術研究1 版画特別実習 プロジェクト演習D2 美術演習3-b 美術実習6-b 美術論C 美術実習8-b 美術実習10 卒業制作 1前 1後 2・3前「隔年」 2・3・4前集中 2・3・4通年 2後 3前 3・4前 3後 4前 4後 2 2 0.5 1 2 2 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成11年4月) 6日 教職入門 教育原理 教養演習C-Ⅰ 教養演習C-Ⅱ 道徳教育の研究 ボランティアワーク※ 教育実習事前事後指導※ 教育実習A 教育実習B 教職実践演習※ 1前 1・2前 1・2前 1・2後 2後 2・3通年集中 3後・4前 4前 4後 4後 2 2 2 2 2 1 0.5 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成15年4月) 4日 芸術学修士 28 専 准教授 ナカノ ユウコ 中野 優子 <平成22年4月1日> 教育学修士※ 29 専 准教授 ホリエ ユウコ 堀江 裕子 <平成22年4月1日> 学士(言語学) イラストレーション演習2 プロジェクト特別実習D3 イラストレーション実習5 イラストレーション論E イラストレーション実習10 卒業制作 2前 ・後 2・3・4通年 3前・後 3後 4前 4後 8 1 4 2 2 3 4 1 2 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成20年4月) 4日 芸術学士 総合基礎演習1 総合基礎演習2 イラストレーション実習1※ デザイン研究1※ イラストレーション論C※ イラストレーション実習5 イラストレーション実習9 卒業制作 1前 1後 2前・後 2・3前「隔年」 2後 3前・後 4前 4後 2 2 4 0.5 1 4 2 3 1 1 4 1 1 2 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成18年4月) 6日 1前 1後 1後 1通年集中 2前 2・3前 2後 2・3通年集中 2・3通年集中 2・3・4通年 3前 3前 3後 4前 4後 2 2 0.5 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成20年4月) 4日 高等学校 空間基礎演習1 総合基礎演習2 空間基礎演習2※ インターンシップC 空間デザイン演習3-c ファッションマーケティング論 空間デザイン演習5-c インターンシップA インターンシップB プロジェクト特別実習D5 空間デザイン演習8-c 空間デザイン実習6-c 空間デザイン実習8-c 空間デザイン実習10 卒業制作 1前 2前 2・3前「隔年」 2・3・4通年 2・3・4通年 3前 3前 3後 4前 4後 2 2 0.5 1 1 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 30 31 32 専 専 専 准教授 准教授 准教授 マツムラ マキオ 松村 牧夫 <平成22年4月1日> ミズタニ ヨネヒロ 水谷 米博 <平成22年4月1日> ミナミ タクヤ 南 琢也 <平成22年4月1日> 芸術学修士 総合基礎演習1 メディアデザイン実習1-b デザイン研究1 プロジェクト特別実習C5 プロジェクト特別実習D1 メディアデザイン演習7 メディアデザイン実習5-b メディアデザイン実習8-b メディアデザイン実習9 卒業制作 (有)システムプランニングオ フィス 代表取締役 (平成3年3月) 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成14年4月) 2日 6日 33 専 准教授 ミヤケ キャロリン 三宅 キャロリン <平成22年4月1日> MA Advanced Japanese Studies (英国) 教養演習I-Ⅰ 基礎英語A 中級英語A 上級英語A 上級英語I 教養演習I-Ⅱ 基礎英語B 中級英語B 上級英語B 上級英語J 教養演習K-Ⅰ 中級英語K 教養演習K-Ⅱ 中級英語L 総合文化研究2※ 1前 1・2・3前 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1・2・3・4前「隔年」 1後 1・2・3後 1・2・3・4後 1・2・3・4後 1・2・3・4後「隔年」 2前 2・3・4前 2後 2・3・4後 4後 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 0.5 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成13年4月) 6日 教養演習F-Ⅰ 教養演習G-Ⅰ 教養演習H-Ⅰ 哲学A 宗教学A 比較文化論A 教養演習F-Ⅱ 教養演習G-Ⅱ 教養演習H-Ⅱ 哲学B 宗教学B 比較文化論B 中級英語G 中級英語H 総合文化研究2※ 1・2前 1・2前 1・2前 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1・2後 1・2後 1・2後 1・2・3・4後 1・2・3・4後 1・2・3・4後 2・3・4前 2・3・4後 4後 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 0.7 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 准教授 (平成15年4月) 6日 イラストレーション基礎演習2 イラストレーション実習2 プロジェクト特別実習B5 イラストレーション特別演習C イラストレーション特別演習D 1前 ・後 2前 ・後 2・3・4通年 3前 3後 4 8 1 2 2 2 4 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成20年4月) 4日 34 専 准教授 ヤマモト カズト 山本 和人 <平成22年4月1日> 文学修士※ 35 専 講師 オダ タカシ 小田 隆 <平成22年4月1日> 修士(美術) コキタ ミツヒロ 小北 光浩 <平成22年4月1日> Master of Arts:Fashion:M enswear Fasion (英国) 基礎造形実習1B 空間デザイン演習2-c 空間デザイン実習4-c プロジェクト特別実習D5 空間デザイン実習5-cd 空間デザイン実習7-c 空間デザイン演習11-c 空間デザイン実習9 卒業制作 1前 2前 2後 2・3・4通年 3前 3後 3後 4前 4後 2 2 2 1 2 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成21年4月) 4日 工学修士 デザイン史概説A 教養演習A-Ⅰ 基礎英語C 上級英語E デザイン史概説B 教養演習A-Ⅱ 基礎英語D 上級英語F 英語実践講座A 英語実践講座B 英語実践講座C 色彩演習 現代デザイン論A 中級英語E 中級英語I 現代デザイン論B 中級英語F 中級英語J プロジェクト演習B1 プロジェクト演習B2 プロジェクト演習B3 プロジェクト演習B4 プロジェクト特別実習D2 総合文化研究1※ 卒業制作 1・2前 1・2前 1・2・3前 1・2・3・4前 1・2後 1・2後 1・2・3後 1・2・3・4後 1・2・3・4通年 1・2・3・4通年 1・2・3・4通年 2前 2・3・4前 2・3・4前 2・3・4前 2・3・4後 2・3・4後 2・3・4後 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3・4通年 2・3・4通年 4前 4後 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 0.7 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成5年4月) 6日 修士(メディア表現) コンピュータ基礎演習3 コンピュータ基礎演習4 メディアデザイン演習9 メディアデザイン演習10 メディアデザイン実習9 卒業制作 2前 2後 3前 3後 4前 4後 4 4 2 2 2 3 2 2 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成20年4月) 4日 2前 2後 2・3・4通年 3前 3後 4前 4後 2 2 1 2 2 2 3 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成19年4月) 4日 36 37 38 39 専 専 専 専 講師 講師 シマサキ キョウイチ 島先 京一 <平成22年4月1日> 講師 マシモ タケヒサ 真下 武久 <平成22年4月1日> 講師 モリタ ケン 森田 健 <平成22年4月1日> 芸術学士 メディアデザイン実習3-d メディアデザイン実習2-d プロジェクト特別実習D4 メディアデザイン実習5-d メディアデザイン実習8-d メディアデザイン実習10 卒業制作 教養演習D-Ⅰ 教養演習E-Ⅰ 心理学A 深層芸術心理学A 教育心理学 教養演習D-Ⅱ 教養演習E-Ⅱ 心理学B 深層芸術心理学B 教育相談 総合文化研究2 ※ 1・2前集中 1・2前 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1後 1・2後集中 1・2後 1・2・3・4後 1・2・3・4後 3前 4後 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 0.7 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 成安造形大学 造形学 部 講師 (平成15年4月) 1前 1後 8 8 4 4 成安造形大学 嘱託職員 (平成12年4月) 40 専 講師 ヤマカワ ヒロキ 山川 裕樹 <平成22年4月1日> 教育学修士※ 41 兼任 非常勤 講師 アナカゼ ミツエ 穴風 光惠 <平成22年4月1日> 芸術学士 コンピュータ基礎演習1 コンピュータ基礎演習2 42 兼任 非常勤 講師 アマノ ケンイチ 天野 憲一 <平成22年4月1日> 芸術学士 基礎造形実習2B 1前・後 4 2 43 兼任 非常勤 講師 イシカワ リョウ 石川 亮 <平成22年4月1日> 芸術学士 美術基礎演習2 1後 2 1 成安造形大学 嘱託職員 (平成19年4月) 44 兼任 非常勤 講師 イシダ マホミ 石田 真保美 <平成23年4月1日> 専門学校 空間デザイン演習6-c 空間デザイン演習9-c 2後 3前 2 2 1 1 元 上田安子服飾専門 学校 教員 (平成16年3月まで) 45 兼任 非常勤 講師 イノウエ ヨウコ 井上 洋子 <平成22年4月1日> 芸術修士 基礎造形実習1A 基礎造形実習2B 1前 1後 2 2 1 1 46 兼任 非常勤 講師 イマキタ コウイチ 今北 紘一 <平成22年4月1日> 教育学士 基礎造形実習3A 1前 ・後 4 2 47 兼任 非常勤 講師 イマモリ ツギヒコ 今森 次彦 <平成23年4月1日> 専門学校 イラストレーション実習3※ 2前・後 4 4 48 兼任 非常勤 講師 イワマ ノブオ 岩間 信生 <平成23年4月1日> 工学士 メディアデザイン実習1-c メディアデザイン実習5-c メディアデザイン実習8-c 2前 3前 3後 2 2 2 1 1 1 49 兼任 非常勤 講師 ウエダ マユミ 上田 真由美 <平成23年4月1日> 美術学士 空間デザイン演習5-d 空間デザイン演習6-d 2後 2後 2 2 1 1 50 兼任 非常勤 講師 ウエノ フジロウ 上野 富二郎 <平成23年4月1日> 芸術学士 美術科教育法1 美術科教育法2 美術科教育法3 美術科教育法4 2前 2後 3前 3後 2 2 2 2 1 1 1 1 元 成安造形大学 教授 (平成22年3月まで) 51 兼任 非常勤 講師 ウエムラ ヒロシ 上村 博 <平成23年4月1日> 文学修士※ 2・3後 2 1 京都造形芸術大学 芸 術学部 教授 (平成19年4月) 52 兼任 非常勤 講師 ウチダ ヤスヒロ 内田 康博 <平成22年4月1日> 工学士 1・2・3・4後 2 1 内田康博建築研究所 代表 (平成11年9月) 53 兼任 非常勤 講師 ウメダ ミヨコ 梅田 美代子 <平成24年4月1日> 専門学校 3前 3後 2 2 2 1 京都造形芸術大学 芸術学部 教授 (平成14年4月) 54 兼任 非常勤 講師 エチゼン トシヤ 越前 俊也 <平成23年4月1日> 文学修士※ 現代美術論A 現代美術論B 2・3・4前 2・3・4後 2 2 1 1 同志社大学 文学部 准教授 (平成16年10月) 55 兼任 非常勤 講師 オオスミ ユキ 大住 由季 <平成23年4月1日> 芸術学修士 空間デザイン実習4-d 2後 2 1 56 兼任 非常勤 講師 オオハシ ノブヤ 大橋 信弥 <平成22年4月1日> 文学修士 考古学A 考古学B 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 滋賀県立安土城考古学 博物館 学芸課長 (平成17年5月) 57 兼任 非常勤 講師 オオハラ ユウヒロ 大原 雄寛 <平成22年4月1日> 教育学士 イラストレーション論A イラストレーション実習3※ イラストレーション論C※ 1前 2前 ・後 2後 2 2 1 1 2 1 成安造形大学 名誉教授 (平成20年4月) 58 兼任 非常勤 講師 オオミナト ヒロユキ 大湊 浩幸 <平成23年4月1日> 芸術学士 デザインマーケティング論 2・3・4後 2 1 株式会社ジイケイ京都 (昭和63年4月) 59 兼任 非常勤 講師 オオムカイ ツトム 大向 務 <平成22年4月1日> 専門学校 基礎造形実習3A 1前 ・後 4 2 大向デザイン事務所 代表 (平成12年3月) 身体論 日本建築史 イラストレーション実習7※ イラストレーション実習8ーb (有)今北デザイン研究 所 代表取締役 (平成2年4月) サウンドストーンピク チュア 代表 (平成3年10月) 6日 60 兼任 非常勤 講師 オカザワ リナ 岡澤 理奈 <平成23年4月1日> 修士(メディア表現) 61 兼任 非常勤 講師 オカダ タケシ 岡田 武志 <平成22年4月1日> 美術修士 62 兼任 非常勤 講師 オカモト ミツヒロ 岡本 光博 <平成23年4月1日> 教育学修士 63 兼任 非常勤 講師 オクダ エンジ 奥田 援史 <平成22年4月1日> 修士(体育学) 64 兼任 非常勤 講師 オクムラ マサトシ 奥村 正利 <平成23年4月1日> 専門学校 65 兼任 非常勤 講師 オダニ ヒロエ 小谷 裕枝 <平成23年4月1日> 修士(工学) 空間デザイン演習6-a 66 兼任 非常勤 講師 カナメ マリコ 要 真理子 <平成23年4月1日> 博士(文学) 美学A 美学B 67 兼任 非常勤 講師 カノウ ユキコ 加納 由起子 <平成22年4月1日> 修士(文学) フランス語A フランス語B 68 兼任 非常勤 講師 カミサト アキオ 神里 亜樹雄 <平成23年4月1日> 修士(メディア表現) 69 兼任 非常勤 講師 カワシマ ケイコ 川嶋 啓子 <平成24年4月1日> 70 兼任 非常勤 講師 71 兼任 72 イラストレーション演習4 2前・後 8 4 基礎造形実習1A 1前・後 4 2 美術実習4-c 美術演習5-c 2後 3前 2 2 1 1 健康体力論 1・2・3・4前集中 2 1 滋賀大学 教育学部 准教授 (平成10年4月) 2前 ・後 8 4 フォトグラファー (昭和46年4月) 2後 2 1 一級建築士事務所ミラ ボ 代表 (平成17年4月) 2・3・4前 2・3・4後 2 2 1 1 愛知産業大学 造形学 研究科 准教授 (平成21年4月) 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 メディアデザイン実習1-d メディアデザイン実習4-c 2前 2後 2 2 1 1 文学士 空間デザイン演習10-d 3後 2 1 キムラ ヨシヒロ 木村 至宏 <平成22年4月1日> 文学士 文化史A 近江学A 近江学B 文化史B 琵琶湖の民俗史 1・2・3・4前 1・2・3・4通年「隔 年」 1・2・3・4通年「隔 年」 1・2・3・4後 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 成安造形大学 附属近 江学研究所 所長 (平成21年4月) 非常勤 講師 クロダ サカエ 黒田 さかえ <平成24年4月1日> 短期大学 イラストレーション実習7※ イラストレーション実習8ーb 3前 3後 2 2 2 1 イラストレータ・画家 (昭和62年10月) 兼任 非常勤 講師 コダマ ヤスエ 児玉 靖枝 <平成22年4月1日> 芸術学修士 基礎造形実習4B 1後 2 1 元 成安造形大学 准教授 (平成23年3月まで) 73 兼任 非常勤 講師 コバヤシ ヒロミチ 小林 博道 <平成23年4月1日> 芸術学士 2前集中 2 1 元 成安造形大学 教授 (平成23年3月まで) 74 兼任 非常勤 講師 コバヤシ マサコ 小林 正子 <平成22年4月1日> 博士(学術) 1・2・3・4前 1・2・3・4前 2 2 1 1 75 兼任 非常勤 講師 サキノ タカシ 﨑野 隆 <平成23年4月1日> 法学修士 教育方法の研究 2前 2 1 76 兼任 非常勤 講師 サクガワ チョウキュウ 佐久川 長久 <平成23年4月1日> 学士(芸術学) 空間デザイン演習3-b 2前 2 1 77 78 兼任 兼任 非常勤 講師 非常勤 講師 イラストレーション演習1 視聴覚教育メディア論 住居論 都市論 元 立命館大学経営学 部 教授 (平成21年3月まで) 元 成安造形大学 准教授 (平成22年3月まで) ササオカ タカシ 笹岡 敬 <平成22年4月1日> 高等学校 シイハラ タモツ 椎原 保 <平成24年4月1日> 芸術学士 基礎造形実習4B 1後 2 1 特定非営利活動法人 キャズ 運営委員長 (平成13年7月) 美術演習6-c 3後 2 1 79 兼任 非常勤 講師 シバヤマ タカシ 柴山 隆司 <平成22年4月1日> 法学修士※ 法学〔日本国憲法〕 創作における権利と倫理 80 兼任 非常勤 講師 スイタ テツジロウ 吹田 哲二郎 <平成22年4月1日> 芸術学修士 81 兼任 非常勤 講師 スズキ マサヒロ 鈴木 理大 <平成22年4月1日> 82 兼任 非常勤 講師 83 兼任 84 河合文化教育研究所 研究員 (昭和61年4月) 1・2・3・4前 2・3・4後 2 2 1 1 図法演習 メディアデザイン基礎演習4※ メディアデザイン実習2-c 1・2前 1前・後 2後 2 2 2 1 2 1 学士(芸術学) 基礎造形実習4B 1前・後 2 1 タカダ マナブ 髙田 学 <平成22年4月1日> 学士(芸術学) 基礎造形実習4B 1後 2 1 非常勤 講師 タキモト アキオ 滝本 章雄 <平成23年4月1日> 学士(芸術学) 美術演習3-c 2後 2 1 兼任 非常勤 講師 タチバナ ツネオ 立花 常雄 <平成23年4月1日> 人文科学修士 メディアデザイン史A 2・3前 2 1 85 兼任 非常勤 講師 タテガミ マサコ 立神 まさ子 <平成23年4月1日> 短期大学 空間デザイン実習3 空間デザイン実習4-a 2後 2後 2 2 1 1 86 兼任 非常勤 講師 タニ タクシ 谷 卓司 <平成24年4月1日> 修士(造形工学) イラストレーション演習5 3前・後 8 4 (有)ティアンドティ・ デザインラボ 取締役社長 (平成8年11月) 87 兼任 非常勤 講師 タニグチ アイ 谷口 愛 <平成22年4月1日> 学士(芸術学) 基礎造形実習4B イラストレーション実習6 1前・後 3前・後 4 4 2 2 イラストレーター (平成17年4月) 88 兼任 非常勤 講師 タニモト ケン 谷本 研 <平成22年4月1日> 修士(芸術学) コンピュータ基礎演習1 コンピュータ基礎演習2 教養演習J-Ⅰ 大型プリンタ特別実習 教養演習J-Ⅱ 1前 1後 2前 2・3前集中 2後 6 6 2 1 2 3 3 1 1 1 成安造形大学 嘱託職員 (平成14年4月) 89 兼任 非常勤 講師 タムラ マナ 田村 愛 <平成24年4月1日> 短期大学 イラストレーション実習7※ イラストレーション実習8-a 3前 3後 4 4 4 2 90 兼任 非常勤 講師 ツクベ ユリ 築部 ゆり <平成23年4月1日> 芸術学士 美術演習2-c 2前 2 1 91 兼任 非常勤 講師 ツチヤ シゲアキ 土屋 茂昭 <平成22年4月1日> 高等学校 舞台美術論 1・2前集中 2 1 TSUCHIYA CO-OPERATION 代表 (平成12年1月) 92 兼任 非常勤 講師 テラシマ ノリヒト 寺島 典人 <平成23年4月1日> 文学修士 日本美術史A 2・3・4前集中 2 1 大津市歴史博物館 学芸員 (平成12年4月) 93 兼任 非常勤 講師 ナイトウ ユイコ 内藤 結子 <平成24年4月1日> 修士(教育学) 3前・後 4 2 画家・イラストレー ター (平成14年9月) 94 兼任 非常勤 講師 ナカイ ヒロコ 中井 宏子 <平成23年4月1日> 短期大学 イラストレーション特別演習A 2後「隔年」 2 1 造形作家 (平成2年7月) 95 兼任 非常勤 講師 ナガオ タダユキ 長尾 忠之 <平成23年4月1日> 芸術学士 流通論 プロデュース論A プロデュース論B プロデュース論C 2・3・4前 2・3・4前 2・3・4後 2・3・4後 2 2 2 2 1 1 1 1 (有)長尾創研 代表取締役 (平成8年2月) 96 兼任 非常勤 講師 ナカタニ シンジ 中谷 眞司 <平成23年4月1日> 短期大学 空間デザイン演習2-b 空間デザイン演習5-b 2前 2後 2 2 1 1 プランニング・エス設 計事務所 代表 (平成17年4月) 97 兼任 非常勤 講師 ナガタ モエ 永田 萠 <平成24年4月1日> イラストレーション演習6-e JAMWORKS 代表 (平成16年4月) 成安造形大学 客員教授 (平成19年4月) 短期大学 イラストレーション特別演習B 3前・後 4 2 (株)妖精村 会長 (平成19年3月) 98 兼任 非常勤 講師 ナカムラ トシツグ 中村 利次 <平成23年4月1日> 工学士 空間デザイン実習2-b 生産技術論 2前 2・3・4後 2 2 1 1 レカロ株式会社 デザイン顧問 (平成18年9月) 99 兼任 非常勤 講師 ナカヤ モトイ 中谷 基 <平成23年4月1日> 工学士 メディアデザイン実習4-b 2後 2 1 (株)モトイスタジオ 代表取締役 (昭和63年8月) 100 兼任 非常勤 講師 ナラハラ トオル 楢原 亨 <平成23年4月1日> 法学士 企業文化論 2・3・4後 2 1 101 兼任 非常勤 講師 ノト ヒロユキ 能登 宏之 <平成22年4月1日> 文学士 人権教育 教育制度論 教育課程・特別活動論 生徒指導の研究 1前 1後 2前 2後 2 2 2 2 1 1 1 1 102 兼任 非常勤 講師 ノムラ マサノリ 野村 正則 <平成22年4月1日> 芸術学士 イラストレーション基礎演習1※ イラストレーション演習6-b イラストレーション演習6-g 1後 3後 3後 2 2 2 2 1 1 103 兼任 非常勤 講師 ノモト アケナリ 野本 明成 <平成22年4月1日> 経済学修士 1・2・3・4前 2 1 滋賀大学 経済学部 教授 (平成12年2月) 104 兼任 非常勤 講師 ハッタ アキラ 八田 晃 <平成23年4月1日> 修士(造形工学) ユーザーインタフェース論 空間デザイン演習10-b 2・3前 3後 2 2 1 1 (株)ソフトディバイス 代表取締役 (平成19年3月) 105 兼任 非常勤 講師 ババ シンサク 馬場 晋作 <平成23年4月1日> 修士(芸術学) 美術演習1 美術実習2-b 2前 2前 2 2 1 1 106 兼任 非常勤 講師 ハヤシ トウコ 林 塔子 <平成23年4月1日> 短期大学 空間デザイン実習2-d 2前 2 1 107 兼任 非常勤 講師 バンドウ イサオ 板東 勲 <平成22年4月1日> 専門学校 基礎造形実習3A 1前・後 4 2 108 兼任 非常勤 講師 ヒトオサ ノブアキ 人長 信昭 <平成24年4月1日> 工学士 空間デザイン演習9-a 住居と法律 建築施工 空間デザイン演習11-a 3前 3・4前「隔年」 3・4前「隔年」 3後 2 1 1 2 1 1 1 1 元 成安造形大学 教授 (平成22年3月まで) 109 兼任 非常勤 講師 法学士 ボランティアワーク※ 2・3通年集中 1 1 滋賀県後期高齢者医療 広域連合会 (平成18年4月) 110 兼任 非常勤 講師 フジサワ タケオ 藤澤 武夫 <平成24年4月1日> 社会学士 イラストレーション論D メディアデザイン実習7-b 3前 3前 2 2 1 1 111 兼任 非常勤 講師 フジワラ シホ 藤原 志保 <平成23年4月1日> 学士(芸術学) イラストレーション演習3 2前 ・後 8 4 112 兼任 非常勤 講師 ブンドウ ダイスケ 分藤 大翼 <平成22年4月1日> 地域研究博士 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 信州大学全学教育機構 准教授 (平成21年10月) 113 兼任 非常勤 講師 ホリイ ダイスケ 堀井 大輔 <平成22年4月1日> 修士(教育学) 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1・2・3・4後 1・2・3・4後 1・2・3・4後集中 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 大阪電気通信大学 医 療福祉工学部 准教授 (平成20年4月) 114 兼任 非常勤 講師 ホリイケ トシオ 堀池 敏男 <平成22年4月1日> 経済学士 経営学 1・2・3・4後 2 1 京都学園大学 経営学 部 教授 (平成20年4月) 115 兼任 非常勤 講師 マサヅミ アツコ 將積 厚子 <平成24年4月1日> 芸術学士 空間デザイン演習8-d 3前 2 1 116 兼任 非常勤 講師 マスダ レオ 増田 令夫 <平成22年4月1日> 工学士 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 117 兼任 非常勤 講師 マチイ ケンイチ 待井 健一 <平成22年4月1日> 芸術学士 1前 1後 3前 2 2 2 1 1 1 フクイ ヒサシ 福井 久 <平成23年4月1日> 経済学 文化人類学A 文化人類学B スポーツ実習B スポーツ実習C スポーツ実習A スポーツ実習D スポーツ実習E 西洋建築史 住宅論 基礎造形実習1A 基礎造形実習2B イラストレーション演習6-c 一級建築士事務所増田 建築研究所 所長 (昭和57年9月) 118 兼任 非常勤 講師 マツイ タツヤ 松井 龍哉 <平成24年4月1日> 芸術学士 空間デザイン演習8-b 3前 2 1 フラワー・ロボティク ス(株) 代表取締役 (平成13年2月) 119 兼任 非常勤 講師 マツウラ トシカズ 松浦 俊和 <平成24年4月1日> 教育学士 博物館経営・情報論 3前集中 2 1 大津市歴史博物館 館長 (平成16年4月) 120 兼任 非常勤 講師 マツタニ ヨウサク 松谷 容作 <平成23年4月1日> 修士(文学)※ メディアデザイン論A メディアデザイン論B 2前 2後 2 2 1 1 121 兼任 非常勤 講師 マツバラ マサル 松原 勝 <平成23年4月1日> 高等学校 空間デザイン演習5-a 2後 2 1 スタジオ松原 (昭和48年1月) 122 兼任 非常勤 講師 マツムラ ユキ 松村 由紀 <平成23年4月1日> 短期大学 メディアデザイン実習1-a※ メディアデザイン実習2-a※ 2前 2後 1 1 1 1 マツムラクリエイティ ブオフィス 主宰・アートデレク ター (平成11年12月) 123 兼任 非常勤 講師 ミズノ カズコ 水野 和子 <平成24年4月1日> 学士(芸術学) 空間デザイン実習8-a 3後 2 1 (有)新田正樹建築空間 アトリエ (平成13年10月) 124 兼任 非常勤 講師 ミズノ ゴロウ 水野 五郎 <平成23年4月1日> 文学士 125 兼任 非常勤 講師 ミズノ ダイジロウ 水野 大二郎 <平成22年4月1日> 芸術学士 ファッションデザイン論 空間デザイン実習2-c ファッションデザイン史 空間デザイン演習10-c 126 兼任 非常勤 講師 ヤナイ マコト 柳井 眞人 <平成24年4月1日> 芸術学士 空間デザイン演習9-b 空間デザイン実習7-b 127 兼任 非常勤 講師 ヤマカワ ビリンダ 山河 ビリンダ <平成22年4月1日> Master of Arts (米国) 中級英語C 上級英語C 上級英語G 中級英語D 上級英語D 上級英語H 128 兼任 非常勤 講師 キジマ アキ 木島 晶 <平成22年4月1日> 修士 (人間科学)※ オルタナティブ文化論 129 兼任 非常勤 講師 ヤマゾエ コウジ 山添 耕治 <平成22年4月1日> 芸術学士 130 兼任 非常勤 講師 ヤマモト タクロウ 山本 拓朗 <平成23年4月1日> 学士(芸術学) 131 兼任 非常勤 講師 ヨコヤマ ナツミ 横山 夏実 <平成22年4月1日> 短期大学 132 兼任 非常勤 講師 ヨシザワ ヤヨイ 吉澤 弥生 <平成22年4月1日> 博士(人間科学) 社会学A 社会学B 133 兼任 非常勤 講師 ヨシダ トモヨシ 吉田 友敬 <平成22年4月1日> 修士(学術)※ 科学技術概論 134 兼任 非常勤 講師 ヨシムラ エリ 吉村 絵里 <平成22年4月1日> 短期大学 135 兼任 非常勤 講師 ワダ ミツオ 和田 光生 <平成24年4月1日> 136 兼任 非常勤 講師 ワタナベ シゲキ 渡辺 茂樹 <平成22年4月1日> メディアデザイン実習1-a※ メディアデザイン実習2-a※ 2前 2後 1 1 1 1 1・2・3前 2前 2・3前 3後 2 2 2 2 1 1 1 1 3前 3後 2 2 1 1 1・2・3・4前 1・2・3・4前 1・2・3・4前「隔年」 1・2・3・4後 1・2・3・4後 1・2・3・4後「隔年」 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1・2・3・4後 2 1 1・2・3後 2 1 2・3・4後「隔年」 2・3・4後「隔年」 2 2 1 1 1前 1後 2 2 1 1 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 大阪大学大学院 人間 科学研究科 特任研究員 (平成21年4月) 1・2・3・4後集中 2 1 名古屋文理大学 情報 文化学部 准教授 (平成10年4月) 基礎造形実習4B メディアデザイン実習4-d イラストレーション演習6-f 1前・後 2後 3後 2 2 2 2 1 1 文学修士※ 博物館資料論 3前集中 2 1 理学修士※ 自然科学概論A 自然科学概論B 1・2・3・4前 1・2・3・4後 2 2 1 1 絵画材料学 建築構造演習1 建築構造演習2 基礎造形実習1A 基礎造形実習2B (株)ワイ・デザイン・ ソリューション 代表取締役 (平成18年10月) 大津市歴史博物館 主幹学芸員 (平成15年4月) 1.学校法人京都成安学園の歩みと成安造形大学の開設 大正 9 年に学祖・瀬尾チカが「女性の自立」を建学の精神として、京都の地に成 安裁縫学校を創設した。その後、昭和 25 年に短期大学(被服科)を開設し、昭和 33 年には意匠科を設置した。 平成 5 年 4 月、これまでの長年にわたる造形美術教育の実績に対する各方面から の厚い信頼と期待のもと、芸術分野への社会的要請が高まるなか更に高度な造形美 術教育を追求するため、 「芸術と社会の融合」を理念として滋賀県大津市に成安造形 大学を開設した。本学は開学時より造形学部デザイン科・造形美術科の 1 学部 2 学 科で構成しているが、平成 22 年には学園創立 90 周年を迎えるのを機に、21 世紀の 日本における芸術系大学のモデルとすべく、芸術学部芸術学科の 1 学部 1 学科に改 組する。 2.改組による芸術学部設置の趣旨及び必要性 (1)教育研究上の理念・目的 平成 5 年 4 月、本学は前述の建学の精神をもとに「芸術と社会の融合」を理念と して開学した。 当時、我が国は経済的・社会的に成熟期を迎え、経済成長を追求する社会から、 精神的な豊かさを求める社会へと変貌を遂げつつあった。こうした社会の構造変化 に対応して文化、芸術面においては、啓蒙的な役割の基本的部分を担ってきた芸術 系高等教育機関も変化を求められていた。 従来はとかく創作のための技術教育に重点を置いた教育・研究が主であったが、 創作の結果としての生れた価値(造形物)を文化的に豊かな社会の実現にどのよう に関与させていくべきかという総合的な視点と、芸術と社会との双方向的な構造の 構築を前提とする教育・研究へと質的な変化が求められていたといえる。 その後、本学に対する社会の要請を常に教育課程に反映させつつ、本学の社会に 対する積極的な働きかけを明確にすべく、 「芸術による社会への貢献」を新たな理念 として確立した。 また、開学から平成 21 年 3 月までの 16 年間、本学は多くの卒業生を輩出し、社 会の様々な分野で造形作家やデザイナーとして活躍をしている。半世紀にも及ぶ旧 設置校であった短期大学の流れを受継ぎ、造形教育の専門機関として、関西地区に おいては特に伝統に裏打ちされて知名度も高く、その実績も高い評価を得てきた。 しかしながら、時代の急速な変化に伴い次のような状況の変化がでてきた。 第 1 に、近年の初等中等教育をめぐる環境の変化の中で、授業時間や教員配置の 点で芸術教育の比重が以前より相対的に低くなっている。こうした現状の中で創作 の喜びを児童・生徒たちが体験する機会は減尐し、図画工作や美術に関心がある児 童・生徒においても、多様な素材や技法を経験し、基礎的な技量を向上させるため の機会に十分恵まれない状況が現れている。また、グローバリズムの進展や経済不 況等から将来への漠然とした不安感があり、社会全体に実学的志向が強まり、高等 学校卒業時の進路選択において積極的に芸術分野を志望することに躊躇する生徒が 増大していることも否めない事実である。 第 2 に、デザイン・美術・工芸の分野においては純粋美術の重要性は依然として 変わらないとしても、デジタル技術とネットワークの急速な発展・普及の結果、デ ザイン・美術・工芸の分野の横断的、包括的な交流が急速に拡大、進行しつつある。 また、高校生をはじめとした若年層のマンガやアニメーションへの関心の高まりが、 いわゆるサブカルチャーの領域を拡大させている。 以上の状況の変化に対応しつつ、本学が「芸術による社会への貢献」の理念にそ った社会的使命を果たしていくには、部分的なカリキュラム変更等の対応ではなく、 既存のデザイン・美術教育の内容、方法、教育システムの全体を更なる学びのクオ リティー向上のために、次の点において見直す必要があると判断した。 第 1 は、デザイン・美術・工芸等の分野に強い関心や優れた資質があるものの、 基礎技量の修得機会に恵まれなかった学生への対応や、芸術系大学の細分化された 専門分野を明確に選択できない学生への対応である。 第 2 は社会の多様な要請に応じて、21 世紀の日本における芸術系大学のモデルと するべく、デザイン・美術を分断しない総合的な教育・研究のシステムを構築する ことである。 以上の理由により、造形学部デザイン科・造形美術科の 1 学部 2 学科を廃止して、 芸術学部芸術学科の 1 学部 1 学科に改組することとし、5 つの領域を置く。 ①総合領域 ②イラストレーション領域 ③美術領域 ④メディアデザイン領域 ⑤空間デザイン領域 これらは、社会の多様な要請に応じて、総合的かつ専門的な力を涵養するための 履修モデルでもある。いわゆる縦割りの履修コースではなく、学生個々の志向性・ 関心に応じて、他の領域からも履修科目を選択することもできる。 (2)どのような人材を育成するのか 複雑化した社会は、多様な人材を求めている。 「芸術による社会への貢献」の大学 理念のもとに、芸術学部がめざすのは、変化する時代に対応し、次代をしなやかに きりひらく人材を育てることである。そして、アートやデザインを通して社会に新 しい価値や視点を提供していくことである。具体的には各々の領域ごとに次のよう な人材の育成を目的としている。 ①総合領域 新しいものの見方や、柔軟な発想を与えてくれるアート&デザインの提案力 は、ものづくりや地域の活性化などの現場で現在非常に注目されている。芸 術文化についての知識、コミュニケーション能力、造形力などの基礎力を総 合的に高めることで、社会状況に合せて柔軟に対応できるジェネラリストを 育成する。 ②イラストレーション領域 ハンドドローイング・デザイン・デジタル表現の 3 つの大きな流れを融合さ せながら、コミュニケーションを目的としたビジュアルコンテンツの創作能 力を備えた、総合的な表現力のある人材を育成する。 ③美術領域 「描くこと」 「つくること」 「表現すること」を基本に、五感を通して自然界 や身近な生活を見つめ、豊かな創造力を育む。自らがテーマを設定して制作 した成果を社会に向けて発信できるだけの表現力をもつ人材を育成する。 ④メディアデザイン領域 さまざまなメディアについて基礎から学び応用力を培いながら、複数のメデ ィアをまたぐメディアミックスによる表現の可能性を広げる。同時に、社会 や文化についての思索を深め、次世代に対応した新しいコミュニケーション を創造できる人材を育成する。 ⑤空間デザイン領域 ものづくりのよりどころである身体・素材・生活・空間をキーワードに「も の」や「しくみ」を形に表現できる力を育む。「発見」から「表現」「構築」、 更には社会に対し多様な価値を提案できるデザイナーを育成する。 3.学部、学科等の特色 中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」における「高等教育の多様な 機能と個性・特色の明確化」で述べられている機能のうち、 「⑤特定の専門的分野(芸 術、体育等)の教育・研究」と「⑦社会貢献機能(地域貢献、産学官連携、国際交 流等) 」に比重をおいた学部・学科にすることを目的とする。その特色は次のとおり である。 第 1 は、学生が描く将来像や「なりたい自分」を実現するための教育プログラム として「SPP(成安パーソナルプログラム)」の実施である。開学以来、これまでデ ザイン科 9 コース(クラス) ・造形美術科 5 コース(クラス)という 2 学科多コース (クラス)制で、各分野において専門教育をおこなってきたが、今回、1 学科 5 領 域制を採用し、分野を横断し多元的な学科とする。このことで、多元化していく社 会状況との整合性を図り、多様化する学生の志向性・関心に対応していくことに更 に磨きをかけ深化させる。また、 「小さな大学」の特徴を生かし、一人ひとりの個性 と特徴を伸ばすため、徹底的な個人別サポート体制を整える。 具体的には「SPP(成安パーソナルプログラム)」として以下の 4 つの柱を軸とし、 社会で必要とされる総合力を育成し、学生個々のレベルアップと自己実現を図る。 ①社会人としての基礎力を養成 導入教育に注力し、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、論 理的な思考能力、問題解決能力を養う。 ②4 年間を通したキャリアプランの設計 1 年次から 4 年次まで、各年次にあわせたキャリアサポートプログラムを実 施。将来の夢や理想に対する意識づけを強化し、自己実現力を鍛える。 ③総合性と専門性を両立させるプログラム 造形的基礎を「幅広く」学ぶ、一方、高度な「専門性」を深く追求するなど、 学生個々のニーズに合せて選択できるカリキュラムとし、個性を伸ばす。 ④スタッフによる徹底した個別対応 学生一人ひとりの特性や個性に合わせて、学生個々の学びをより確かなもの へと深化させる。 第 2 は、地域貢献に関する取り組みを更に充実させる。滋賀県内で唯一の芸術大 学であるため、地域からの期待は大きく要望には様々なものがある。具体的には、 デザインに関する共同研究から、商品開発、シンボルマークやポスター、チラシ等 のデザイン、アートイベントの企画やボランティア活動など多岐にわたる内容であ る。また、依頼元は地元の滋賀県、大津市、高島市などの自治体やものづくりに関 連した印刷・出版・製造業等の企業、マスコミ、NPO法人など様々である。 本学では、これらの事業を積極的に受入れるべく、次のような対応するシステム を構築している。 ①附属研究機関での受託研究として受入れ、受託先と連携しながら本学の提案力 を発揮できるよう取組む。 ②実習授業(造形プロデュース科目)として開講し、教員と学生がともに取組み、 成果を求める。 ③デザインや芸術に関する高い能力を持った学生と個別に相談して対応する。 ④附属研究機関で地域性を重視した会員制フォーラムの運営等。 ⑤その他、大学の地域貢献事業として、社会人対象の公開講座の開講や聴講生の 積極的な受入れ、学内ギャラリーの一般公開等。 4.学部、学科等の名称及び学位の名称 学部:芸術学部 Faculty of Art 学科:芸術学科 Department of Art 学位:学士(芸術学) Bachelor of Art 理由:デジタル技術とネットワークの急速な発展・普及の結果、デザイン・美術・ 工芸の分野の横断的、包括的な交流が急速に拡大、進行しつつある。このデ ザイン・美術・工芸分野の諸領域を包括的に芸術ととらえ、その芸術の理論 と実践、それらの歴史的・理論的研究、支援・普及の手法を学ぶ学部・学科 であるので、学部・学科名称は「芸術学部」「芸術学科」とする。 また、本学科の教育課程は芸術の理論と実践、それらの歴史的・理論的研究、 支援・普及の手法の研究を進めるように構成されているので、授与する学位 は「学士(芸術学)」とする。 5.教育課程の編成の考え方及び特色 本学芸術学科のカリキュラムは造形基本科目、造形専門科目、一般教養科目、大 学基礎科目、語学教養科目、キャリアデザイン科目、造形プロデュース科目、専門 科目の8科目に分かれる。また、これらとは別に資格課程として学芸員課程と教職 課程の 2 つの資格課程がある。 カリキュラムの根幹は造形教育を中心とした専門科目にある。1 年次においては 学科で共通の造形演習と実習を行う。2 年次からは本学科の中枢で造形分野を 5 領 域、13 のモデルコースに分けてそれぞれ専門性を深めていく。しかし、ひとつのコ ースに限定するのではなく、学生個々の志向性に合せ、他の領域、コースの専門実 習も受講することもできる。 造形基本科目、造形専門科目、一般教養科目、大学基礎科目、語学教養科目、キ ャリアデザイン科目、造形プロデュース科目の 7 科目は専門科目を補い、また造形 表現力にとどまらず社会人として通用する生きる力、いわゆる人間力を持った学生 を育成するために開設する。以下にそれぞれの科目の概略を説明する。 (1)造形基本科目、造形専門科目 必修科目で造形実習を学ぶにあたって、ものづくりの思想的な根幹や歴史、 現代の様相など幅広い知識の源となるよう開設されている科目 (2)一般教養科目、大学基礎科目、語学教養科目。 ものづくりにとどまらず広く視線を外へ向け、国際交流や異文化理解も含め て幅広く深い教養を身につけるために開設されている科目。 (3)キャリアデザイン科目、造形プロデュース科目 実社会での実践を通して能力開発を行う科目が中心である。2 年次では実社会 を意識し、仮想体験や社会常識等の知識を得る科目であり、3 年次・4 年次で はプロジェクト等を通して実社会を体験する科目。 (4)専門科目 専門科目は芸術学科に 5 つの領域を設け、各領域で芸術表現における目標設 定を行っている。 1 年次においては全領域共通で演習・実習が行なわれ、平面・立体、メディ ア表現など様々な表現形態に触れ造形表現の基本を徹底的に学ぶ。2 年次・3 年次は各領域に分かれ、領域内の共通科目と各コースに分かれた専門の演 習・実習科目を履修し、専門性を追求していく。4 年次には各専任教員の個 別指導となり、4 年間の集大成である卒業制作展に向けての仕上げを行う。 このように、ものづくりにおける専門家を徹底的に育てていくが、一方で、 ひとつの表現のかたちを追求するのではなく、広くものづくりを学びたいと いうニーズも最近増えてきた。それら学生の要求に応えられるよう、専門科 目における選択制の導入も実施している。以下に領域とコース名を紹介する。 ①総合領域 ・デザインプロデュースコース ②イラストレーション領域 ・イラストレーションコース ③美術領域 ・日本画コース ・洋画コース ・現代アートコース ④メディアデザイン領域 ・写真コース ・グラフィックデザインコース ・アニメーション・CGコース ・映像・放送コース ⑤空間デザイン領域 ・住環境デザインコース ・プロダクトデザインコース ・ファッションデザインコース ・テキスタイルアートコース 6.教員組織の編成の考え方及び特色 本学部本学科には 43 人(平成 22 年 4 月現在)の専任教員を配置する。そのうち 3 人は、平成 22 年 4 月に専任教員として新規採用するべく現在選考中である。 特に、基礎となる主要科目には、大学教員として長年にわたり教育・研究業績を 有する専任教員を配置している。また、兼任教員には学生にできるだけ多くの専門 分野に触れさせ、良質な刺激を与えることを依頼している。 尚、今後とも更に計画的に教員配置を行う。 7.教育方法、履修指導方法及び卒業要件 (1)授業運用と成績評価 ①セメスター制を導入。前期 15 週、後期 15 週をもって 1 学期。30 週を1学年度 とする。 ②講義・演習科目は 1 コマ(80 分)を 15 週で 1 単位、もしくは 2 単位とする。 実習科目は 3 コマ(240 分)を 15 週で 2 単位と設定する。ものづくりを重視す るため、学期の最終週を合評週間として、全学年の学生がそれぞれの実習室で 集中して合評を行う。 ③成績評価は、講義・演習科目については試験のほか、レポートを中心に評価す る。 実習科目は実習に取り組む日常の姿勢と出席状況、その成果としての作品及び プレゼンテーション(発表)を評価する。 (2)卒業要件 造形基本科目 造形専門科目 一般教養科目 大学基礎科目 60 単位以上 語学教養科目 キャリアデザイン科目 造形プロデュース科目 専門科目 卒業要件 64 単位 合計 124 単位以上 (3)履修指導と学修相談 教育課程の編成の項でも触れたが、カリキュラムの特徴である幅広く履修できる 仕組みの性質上、時として学生には焦点が定まりにくい場合もあるので、綿密な履 修指導と学修相談は欠かすことができない。本学では「SPP(成安パーソナルプ ログラム) 」の中で、徹底的に個別指導を重視している。 以下に履修モデルを例としてあげるが、それらのモデルは、各学期初めのオリエ ンテーションや履修相談日と教員が設定するオフィスアワーの時間帯を利用して、 学生が担当の専任教員や教学担当職員と十分な面談を繰り返した結果、つくりあげ られるものである。 尚、登録単位数の上限を原則年間 40 単位として、適正な履修指導を行なう。 (4)履修モデル ①専門的な造形表現力を身につけさせ、国内はもとより世界にも通用するデザイ ナー・造形作家を育成する。<資料①> 専門科目においてはコースごとに基礎から高い専門性の修得までをプログラ ムされた科目を確実に履修する。専門科目以外の 7 科目においては、美術史 やデザイン史、色彩演習などの造形基本科目、造形専門科目を中心に履修す る。また、海外のアーティスト・デザイナーの講演会や展覧会などに関する 科目も積極的に履修する。 ②広く造形表現を身につけ、地域社会に貢献できる人材を育成する。<資料②> 専門科目においては一つのコースを中心としながら、他の領域のコースも履 修して、種々の表現力を身につける。 専門科目以外の 7 科目においては造形基本科目、一般教養科目、語学教養科 目など履修して知識を増やし、造形プロデュース科目を履修することで地域 貢献型のプロジェクトに複数参加し、地域貢献とは何かを学ぶ。 ③企業等への就職を考え、社会の即戦力となる人材を育成する。<資料③> 1 年次からキャリアデザイン科目を中心に履修する。そのうえで、一般教養 科目や語学教養科目も履修し教養を高める。そして、難易度の高いプロジェ クトに積極的に参加し人間力をつける。 ④幅広い造形表現力と知識を身につけた教養の高い人材を育成する。<資料④> 専門科目においては複数の領域にわたって造形表現を学び、専門科目以外の 7 科目においても偏らずに履修する。幅広い知識が身につき、社会に出たう えで、その知識を柔軟に活かして経験を積み、将来の可能性も広く考えるこ とができる応用力、即応力のある人材となる。 8.施設、設備等の整備計画 (1)校地、運動場の整備計画 校地、運動場については、大学設置基準を十分に満たしている。 (2)校舎等施設の整備計画 校舎等施設については、大学設置基準を十分に満たしている。芸術学部として更 に学生の造形力向上を目的として、「木工室」「塗装室」を拡張、整備のうえ「造形 ラボ」を新設する。そのうえで、既設の設備と合せて次のとおり「造形センター」 を設置する。 造形センター ①造形ラボ <新設> 木材加工・塗装加工・樹脂加工に対応 ②版画ラボ <既設> 各種の版画に対応 ③デッサン室 <既設> 人体を中心としたデッサンに対応 ④鉄工室 鉄を中心とした金属加工に対応 <既設> 9.入学者選抜の概要 デザイン・芸術・美術工芸・芸術文化のいずれかの分野を学ぶために必要な意欲 と資質を持ち、本学の「芸術による社会への貢献」という理念を理解し、自分の可 能性を磨いていく情熱や意欲を持ち続けられる学生を求めている。このため、実技 試験を中心に面接試験を取入れている。選抜方法は次のとおりである。 ①AO入試 ②指定校推薦入試 ③公募推薦入試 ④一般入試 ⑤大学入試センター試験を利用した一般入試(給付奨学生入試) ⑥外国人留学生入試 ⑦海外帰国生入試 ⑧社会人入試(出願条件は満 24 歳以上で、かつ、高等学校を卒業または同等と認 められる者としている) 10.編入学者への対応方法 (1)既修得単位の認定方法 3年次編入学者が大学または短期大学、専修学校(専門課程)において、修得し た単位のうち 62 単位を上限として一括認定する。単位認定については、適正な単位 数を教授会の議を経て学長が決定する。 (2)履修指導及び教育上の配慮 在学期間が 2 年間と短期間のため、履修については編入学生の指導に関わる領域 担当教員と教務担当職員が編入学生と個別に面談しながら、履修計画を立てるべく きめ細かい指導をする。 <資料①> 履修モデル イラストレーション領域イラストレーションコース 専門科目 1 年 2 年 3 年 4 年 専門科目以外の科目 単位 2 東洋・日本美術史概説A 2 基礎造形実習2A 2 東洋・日本美術史概説B 2 基礎造形実習3A 2 日本美術史A 2 基礎造形実習4A 2 日本美術史B 2 イラストレーション基礎演習1 2 コンピュータ基礎演習1 2 イラストレーション基礎演習2 2 コンピュータ基礎演習2 2 総合基礎演習1 2 キャリアデザイン特講1 2 総合基礎演習2 2 基礎英語A 2 イラストレーション論B 2 基礎英語B 2 文化史A 2 文化史B 2 心理学A 2 心理学B 2 イラストレーション演習1 2 デザイン史概説A 2 イラストレーション演習2 2 デザイン史概説B 2 イラストレーション演習3 2 中級英語A 2 イラストレーション演習4 2 中級英語B 2 イラストレーション実習1 2 美学A 2 イラストレーション実習2 2 美学B 2 イラストレーション実習3 2 絵画材料学 2 イラストレーション実習4 2 キャリアデザイン特講2 2 イラストレーション論A 2 フランス語A 2 近江学A 2 プロデュース論A 2 イラストレーション演習5 2 哲学A 2 イラストレーション演習6-b 2 哲学B 2 イラストレーション実習5 2 健康体力論 2 イラストレーション実習6 2 スポーツ実習A 1 イラストレーション実習7 2 インターンシップA 2 イラストレーション実習8-a 2 キャリアデザイン演習A 2 イラストレーション論C 2 創作における権利と倫理 2 イラストレーション論D 2 キャリアデザイン特講3 2 イラストレーション実習9 2 プロジェクト演習B1 2 イラストレーション実習10 2 プロジェクト演習B2 2 卒業制作 6 2 イラストレーション論E 計 単位 基礎造形実習1A 64 67 <資料②> 履修モデル 美術領域現代アートコース 専門科目 基礎造形実習1B 基礎造形実習2B 1 年 3 年 4 年 単位 2 2 西洋美術史概説B 2 2 コンピュータ基礎演習1 2 基礎造形実習4B 2 コンピュータ基礎演習2 2 総合基礎演習1 2 キャリアデザイン特講1 2 総合基礎演習2 2 心理学A 2 美術基礎演習1 2 心理学B 2 美術基礎演習2 2 経済学 2 2 経営学 2 デザイン史概説A 2 デザイン史概説B 2 美術演習1 2 現代美術論A 2 美術演習2-c 2 現代美術論B 2 美術演習3-c 2 美術理論 2 美術実習1-c 2 美学A 2 美術実習2-c 2 キャリアデザイン特講2 2 美術実習3-c 2 展示学A 2 美術実習4-c 2 展示学B 2 美術論B 2 アートマネージメント論A 2 メディアデザイン基礎演習3 2 プロデュース論B 2 メディアデザイン基礎演習4 2 プロデュース論C 2 プロジェクト演習C1 2 プロジェクト演習C2 2 美術演習4 2 創作における権利と倫理 2 美術演習5-c 2 企業文化論 2 美術演習6-c 2 アートマネージメント論B 2 美術実習5-c 2 大型プリンタ特別実習 2 美術実習6-c 2 キャリアデザイン特講3 2 メディアデザイン実習8 2 デザインマーケティング論 2 メディアデザイン実習10 2 プロジェクト演習C3 2 美術論C 2 プロジェクト演習C4 2 メディアデザイン論C 2 琵琶湖の民俗史 2 プロジェクト特別実習A1 1 プロジェクト特別実習A2 1 美術実習9 2 プロジェクト特別実習B1 1 美術実習10 2 プロジェクト特別実習B2 1 卒業制作 6 2 プロジェクト特別実習C3 1 1 メディアデザイン論D 計 専門科目以外の科目 西洋美術史概説A 基礎造形実習3B 美術論A 2 年 単位 2 68 プロジェクト特別実習C4 70 <資料③> 履修モデル メディアデザイン領域グラフィックデザインコース 専門科目 基礎造形実習1B 1 年 2 年 3 年 4 年 専門科目以外の科目 コンピュータ基礎演習1 単位 2 基礎造形実習2B 2 コンピュータ基礎演習2 2 基礎造形実習3B 2 キャリアデザイン特講1 2 基礎造形実習4B 2 教養演習A-Ⅰ 2 総合基礎演習1 2 教養演習A-Ⅱ 2 総合基礎演習2 2 文化人類学A 2 メディアデザイン基礎演習1 2 文化人類学B 2 メディアデザイン基礎演習2 2 法学〔日本国憲法〕 2 メディアデザイン基礎演習3 2 健康体力論 2 メディアデザイン基礎演習4 2 スポーツ実習C 1 メディアデザイン演習1 2 キャリアデザイン特講2 2 メディアデザイン基礎2 2 キャリアデザイン演習D 2 メディアデザイン実習1-b 2 インターンシップA 2 メディアデザイン実習2-b 2 アートマネージメント論A 2 メディアデザイン実習3-b 2 アートマネージメント論B 2 メディアデザイン実習4-b 2 プロデュース論B 2 メディアデザイン論A 2 教養演習H-Ⅰ 2 メディアデザイン論B 2 オルタナティブ文化論 2 メディアデザイン演習5 2 キャリアデザイン特講3 2 メディアデザイン演習6 2 キャリアデザイン演習A 2 メディアデザイン実習5-b 2 キャリアデザイン演習B 2 メディアデザイン実習6-b 2 キャリアデザイン演習C 2 メディアデザイン実習7-b 2 インターンシップB 2 メディアデザイン実習8-b 2 インターンシップC 2 メディアデザイン論C 2 企業文化論 2 メディアデザイン論D 2 プロデュース論C 2 プロジェクト演習B1 2 プロジェクト演習B2 2 メディアデザイン実習9 2 ファッションマーケティング論 2 メディアデザイン実習10 2 プロジェクト特別実習B1 1 メディアデザイン史C 2 6 プロジェクト特別実習C4 1 1 卒業制作 計 単位 2 64 プロジェクト特別実習C5 60 <資料④> 履修モデル 空間デザイン領域プロダクトデザインコース 専門科目 基礎造形実習1A 1 年 2 年 3 年 4 年 計 単位 2 専門科目以外の科目 コンピュータ基礎演習1 単位 2 基礎造形実習2A 2 コンピュータ基礎演習2 2 基礎造形実習3A 2 キャリアデザイン特講1 2 基礎造形実習4A 2 宗教学A 2 総合基礎演習1 2 宗教学B 2 総合基礎演習2 2 文化史A 2 空間基礎演習1 2 文化史B 2 空間基礎演習2 2 法学〔日本国憲法〕 2 基礎英語A 2 基礎英語B 2 琵琶湖の民俗史 2 近江学A 2 空間デザイン演習1 2 キャリアデザイン特講2 2 空間デザイン演習2-b 2 教養演習B-Ⅰ 2 空間デザイン演習3-b 2 教養演習B-Ⅱ 2 空間デザイン演習4-ab 2 教養演習E-Ⅰ 2 空間デザイン演習5-b 2 教養演習E-Ⅱ 2 空間デザイン演習6-b 2 教養演習C-Ⅰ 2 空間デザイン実習1-ab 2 教養演習C-Ⅱ 2 空間デザイン実習2-b 2 近江学B 2 空間デザイン実習3 2 比較文化論A 2 空間デザイン実習4-b 2 比較文化論B 2 メディアデザイン演習6 2 日本建築史 2 メディアデザイン演習8 2 基礎英語C 2 空間デザイン演習7-ab 2 キャリアデザイン特講3 2 美術実習3-b 2 西洋建築史 2 美術演習6-b 2 住居論 2 空間デザイン演習10-b 2 ユーザーインタフェース論 2 空間デザイン演習11-b 2 地域文化論 2 空間デザイン実習5-ab 2 中級英語A 空間デザイン実習6-b 2 中級英語B 空間デザイン実習7-b 2 空間デザイン実習8-b 2 空間デザイン実習9 2 空間デザイン実習10 2 卒業制作 6 68 住宅論 2 60
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