データマネジメントサービス ユーザ事例 高精度の製品データ配信により販売機会を拡大 ~セマンティックレベル(意味レベル)のデータ統合サービス~ 大手総合電気メーカー様での統合製品カタログ情報の構築・発信プロジェクト グローバルで製品展開を行う大手総合電機メーカーA社では、競合他社との激しい競争にある中、WEBサイトによる製品情報を スムーズかつ正確に公開し、ブランディング(個人ユーザーの囲い込み)を行うことで、日本における成功を全世界へ展開させる ことが急務であった。 A社の課題 A社内部では、グローバルWEBの開発・立 ち上げを着々を実行しながらも、そもそも「公 開すべき製品情報がない・集約されていな い」という根本的な問題を抱えていた。 を製品カタログ情報としていた。その結果、製 品における文字表現や情報量も各国でバラ バラとなり、広告戦略上の訴求ポイントはず れ、各国の情報公開は日本よりも遅くなるとい う構図を生んでいた。(図1) 意味レベルの整理・統合※ カタログ情報発信の問題点 製品カタログ情報のデータソースがないこと により、各国でそれぞれにデータを入力し、 入力した製品情報を各国ごとに翻訳したもの 例えば、製造部門が言う「Calling LED=LS -231C(RED)」を、「着信お知らせイルミネー ション=赤」とするなど、違う表現だが同じ意 味として捉える必要があるデータを、意味レ ベルでそろえて製品カタログ情報の構築を 行った。(図2) 効果 製品の製造部門・営業部門が発信する情 報から、統合製品カタログ情報が作られること により、グローバルレベルでの1データソー ス・マルチユースが実現した。意味レベルで 情報の質がそろった製品マスタを利用して、 製品の発売と同時に、日本だけでなく各国同 時にWEBによる情報公開を可能にした。 対策のポイント カタログ情報配信の問題点イメージ(図1) 意味レベルでの整理・統合(図2) 製造部門の“Modelコード”を製品カタログ情報 の“シリーズID”と“仕向型番”に置換 製造部門の“LS-231C(RED)”と営業部門の“着信「有」” を解釈し、製品カタログ情報として統合 ※意味レベルの整理・統合・・・機械変換(データコピーやカラム変換など)ではなく、データ表現は違っても同じ意味 または同じ分類であることを軸に、データ整理・統合を行うこと。 セマンティックレベル(意味レベル)のデータ統合サービス 本サービスは、ロケーションレベルやノーテーションレベル統合では解決できなかった、システムごとに持つデー タの意味や粒度の相違、記述間違いや欠落、重複などをセマンティックレベル(意味レベル)で統合を行い、シス テム統合・更改時の「スムーズなデータ移行」と「お客様の情報活用をサポート」するサービスです。 サービス内容 ◆データ統合の方針・計画・手順策定 現状データの所在、保管形式および現状データの「中身」の状態を把握するとともに、データ統合後のあるべき姿を明確化し、デー タ統合の方針および計画を作成します。データ統合の具体的な手順を作成します。 ◆データ統合の実行 手順に基づき、標準類やツールを活用した効果的・効率的なデータ統合を実施します。 ◆新業務運用開始・業務の定着 活用可能なデータ状態を維持できるようにするための、組織・体制定義や、運用マニュアル化、教育支援を実施します。 対象データ 「契約情報」、「カタログ・マニュアル情報」、「設備設置情報」、「法人(取引先)情報」を対象とします。 以降、「製品情報」、「部品情報」などに順次、対象データを拡大する予定です。 標準を活用した方法論 2010年8月現在、リアライズの500以上に及ぶプロジェクト実績に基づき、知識体系化・ツール化を独自に開発しました。本 サービスは当該標準・知識体形・ツールを活用して効果的・効率的なサービスを提供します。 データ統合の独自の3段階レベル 通常2段階で行われるデータ統合について、本サービスでは、最も情報活用効果が高くなるセマンティックレベル(意味レ ベル)のデータ統合レベルまでを実現します。 高深 いい セマンティックレベル統合 (意味レベル) データの意味を捉え、 統 合 深 さ 株式会社リアライズ 株式会社りあらいず (株)リアライズ 豊洲支店 (株)リアライズ 有楽町支店 リアライズ 有楽町店 統合を行う。 情 報 の 活 用 効 果 リアライズ 豊洲支店 ※ 表 記 レ ベ ル 統 合 を 行 っ た 上 で さ ら に、 ○※誤表記や表記ゆれの抽出・補正 日 本 語 表 記、英 字 表 記 の 意 味 統 合 ○本支店関係の把握とグループ化 ノーテーションレベル統合 (表記レベル) NTTデータ通信株式会社 (株)NTTデータ通信 DBに格納された表記に 基づき、統合を行う (株)NTTデータ (株)NTTデータ通信 ○法人格の無視 ○異体字、新旧住所の同一視 ○全半角・大文字小文字同一視 (株)NTTデータ ※表記違いは統合されない ロケーションレベル統合 (場所レベル) 低 浅 い い ○項目マッピング ○DBコピー ○テーブル間連携 データが存在する場所を 物理的に統合する (仕様合わせのみ) ※提供サービスの仕様は、予告なく変更する場合があります。 ※文中に記載されている実在する商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 ■サービスに関するお問合せ先 株式会社 リアライズ マーケティング・営業部 TEL:03-6734-9888 E-MAIL:[email protected] URL:http://www.realize-corp.jp リアライズはデータマネジメントを通じて、お客様の情報活用を実現するプロフェッショナル集団です。 RL02-201506
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