XT3 テクニカルリファレンス(ハードウェア)

1
著作権
本マニュアルは、XTnano_TechRef_Hard_11.00_ENG_111121 の日本語翻訳版です。
本マニュアルの著作権は、株式会社フォトロンに帰属します。
免責事項
本マニュアルは、オリジナルマニュアル XTnano_TechRef_Hard_11.00_ENG_111121 の理解の補助のために
作成されています。
本マニュアルの内容は、予告なく変更することがあります。
本マニュアルは、正確/最新/信頼できるように注意を払い作成しておりますが、株式会社フォトロンは本
マニュアルの内容/品質については如何なる保証も行っておらず、間違い/エラーおよびそれらが原因と
なり発生した損失や損害については一切責任を負いません。
改良要求
本マニュアルの内容に間違いがあれば、株式会社フォトロンまでご連絡下さい。
より良いマニュアル作成のために、ご協力お願いします。
2
目次
目次
03
1. 概要
1.1. プレゼンテーション
1.2. ハイレゾリューションサーバー
1.3. プロキシーサーバー
06
06
07
07
2. 安全性とコンプライアンス
2.1. 安全性
2.2. EMC 規格
2.3. EMC 警告
2.4. FCC マーク
2.5. CE マーク
08
08
08
09
09
10
3. ハードウェア仕様
3.1. 機械的な寸法と重量
3.1.1. ラックマウント 4U メインフレーム
3.1.2. ラックマウント 6U メインフレーム
3.1.3. SAS-HDX ユニット
3.1.4. コントロールデバイス
3.2. 電源
3.3. 環境条件
11
11
11
13
15
16
18
19
4. ソフトウェア仕様
4.1. ビデオ仕様
4.2. オーディオ仕様
4.3. ビデオコーデックとビットレート
4.3.1. サポートコーデック
4.3.2. 最大ビットレート
4.3.3. 補間
4.4. AVID DNxHD と APPLE ProRes422
4.4.1.序論
4.4.2.ビデオビットレート互換性
4.4.3.ビットレートの選択
4.4.4.XF2 トランスファー
4.4.5.ギガビットイーサネットトランスファー
4.4.6.重要事項
4.5. 記録容量
20
20
21
22
22
24
24
27
27
27
28
30
30
31
32
3
5. ハードウェアインストールとケーブル接続
5.1. ラックインストール
5.1.1. 開梱
5.1.2. 換気とラックマウント
5.1.3. ボードのチェック
5.2. 背面パネル説明
5.2.1. 背面パネルコンフィグ
5.2.2. 6U 背面パネルレイアウト
5.2.3. 4U 背面パネルレイアウト
5.3. オーディオ接続
5.3.1. オーディオチャンネル
5.3.2. デジタルオーディオ DB15 ピン配列
5.3.3. アナログオーディオ DB15 ピン配列
5.3.4. モニタリングオーディオ DB15 ピン配列
5.4. RS422 接続
5.4.1. RS422 接続ピン配列
5.4.2. IPDP シリアルリンクの冗長化
5.5. XNet ネットワーク
5.5.1. 概要
5.5.2. ネットワークアーキテクチャ
5.5.3. XNet のセットアップと動作に必要な条件
5.5.4. XNet の開始
5.5.5. XNet のパフォーマンスとトラブルシューティング
5.6. Gigabit ネットワーク
5.6.1. 機能概要
5.6.2. クリップのバックアップ
5.5.3. クリップのリストア
5.6.4. 重要なルール
5.6.5. スイッチ
5.7. GPIO 接続
5.7.1. GPIO コネクタピン配列
5.7.2. GPI IN 接続
5.7.3. GP Out 接続
37
37
37
37
37
38
38
38
42
45
45
45
47
48
49
49
49
51
51
51
53
54
55
56
56
57
58
59
59
60
61
61
63
6. ボードの説明
6.1. ボードとスロットコンフィグ
6.2. V3X ビデオとリファレンスボード
6.2.1. 説明
6.2.2. COD 接続 (SD と HD)
6.2.3. COD 接続 (3D と 1080p Dual Link)
6.2.4. COD 接続 (3D と 1080p Single Link)
6.2.5. チャンネル割り当て
65
65
66
66
69
72
74
76
4
6.3. Board オーディオコーデックボード
6.4. RAID コントローラボード
6.4.1. H3X ボード
6.4.2. RCTL ボード(SAS ディスクアレイ上)
6.4.3. 外部ディスクアレイ SAS-HDX
6.5. MTPC ボード
6.5.1. 序章
6.5.2. A2/A4 ボード
5
78
79
79
80
82
85
85
86
1. 概要
1.1. プレゼンテーション
EVS XT3 サーバーをご使用頂き、ありがとうございます。
EVS 社は、ユーザ様のビデオプロダクションニーズを満足させ、末永く EVS 製品をご使用頂けるようベスト
を尽くしていきます。
EVS XT3サーバーは、フルデジタルのPAL(625i)、NTSC(525i)、720p、1080p、1080i 対応です。
このマルチチャンネル、ディスクベースのビデオサーバーは、広範囲の放送用アプリケーション(スポーツ、
ライブ番組から再生、送信)に最適です。
XT3サーバーは、6Uか4Uのシャーシが選択可能です。SD/HDで最大8ch、3D/1080Pで最大6chまでの
構成が可能です。また、ネイティブで多くのコーデックをサポートしています。
XT3サーバーは、SASディスクで動作します。それらディスクは、内部SASディスクアレイか(または)、
SAS-HDXで外部SASディスクアレイと接続可能です。
6
1.2 ハイレゾリューションサーバー
XT3サーバーは、一般的に、様々なサードパーティーコントローラー、アプリケーションやSonyBVW75,
VDCP,Odetics,DD35,IPDP,EVSAVSP,EditRec,LinXAPIのような標準プロトコルを使用して
オートメーションシステムで使用されます。
XT3サーバーは、EVS社製アプリケーションからもコントロール可能です:
Live Slow Motion(LSM):リプレイ、ハイライト編集を含むスポーツプロダクションや、サイドバイサイ
ドで2つの映像を比較してのアナライズおよび、ターゲットトラッキングとペイント機能による誇張表示や戦
術説明等を提供します。
IPDirector:ウィンドウズアプリケーションにより、ネットワークされているEVSビデオサーバーを管理しま
す。XNetネットワーク内の複数のチャンネルをコントロール可能で、クリップ、プレイリストの作成、管理や
VTRからのクリップ作成も可能です。また、広範囲にわたるデーターベースサーチ機能もあります。
INSIO:1つまたは複数カメラアングルの管理、瞬時のレビュー、プロダクションノートのように、クリップト
ランスファーおよびエディターとストレージへのストリーミングが可能です。
1.3 プロキシーサーバー
ローレゾリューションオプションは、XT3サーバーをプロキシーサーバーのようにセットアップし使用するこ
とができます。プロキシーサーバーは、大きなイベント等で、ハイレゾリューションサーバーの相対物として
使用されます。この場合、ハイレゾリューションXNetから、別のXNetネットーワークの中に含まれる必要
があります。
XT3プロキシーサーバーは、ブラウジング用として使用され、IPDirectorやAVSPプロトコルからコントロ
ール可能です。
7
2. 安全性とコンプライアンス
2.1 安全性
この機器は、以下の要求に合うように設計/テストされています:
● EN 60950 (ヨーロッパ): IT機器(ビジネス機器含む)の安全性
● IEC 950 (国際的): IT機器(ビジネス機器含む)の安全性
さらに、以下に合うように設計されています。
● UL 1950 – USA(USA): IT機器(ビジネス機器含む)の安全性
2.2. EMC 規格
この機器は、以下の EMC 規格に従っています:
規格
エリア
タイトル
EN 55022
ヨーロッパ
排出基準
ヨーロッパ
電磁適合性(EMC) パート 3 (制限) ;
セクション 2 ;高調波電流の排出量の制限
(機器の入力電流< 16A/フェーズ)
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 3 (制限) ;
セクション 3 ;定格電流 16A の機器用の低電圧電源システム内の電圧
変動やフリッカーの制限
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 3 ;試験と測定手法 - 放射、無線周波数、電磁界イミュニテ
ィ試験
EN 61000-4-4
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 4 ;試験と測定手法 - 電気的高速過渡/バーストイミュニティ
試験
EN 61000-4-5
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 5 ;試験と測定手法 - サージイミュニティ試験
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 6 ;試験と測定手法 - 高周波領域で誘導される障害への耐
性実施
EN 61000-4-7
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 7 ;電源システムと接続される機器用の高調波と高調波の測
定と計測器
EN 61000-4-11
ヨーロッパ
欧州の電磁適合性(EMC) パート 4 (制限) ;
セクション 11 ;電圧ディップ、短い中断および電圧変動耐性テスト
EN 50082-1
ヨーロッパ
欧州の一般的なイミュニティ規格 – パート 1:
国内商業/軽工業環境
EN 61000-3-2
EN 61000-3-3
EN 61000-4-3
EN 61000-4-6
8
FCC
USA
クラス A デジタルデバイスの伝導および放射制限、米国連邦規制基準
(CFR) タイトル 47 に従います
– テレコミュニケーション、パート 15:
無線周波数のデバイス、下位区分 B -意図しないラジエーター。
2.3. EMC 警告
製造者によりコンプライアンスに基づき明確に承認されなかった変更または加工を行うと、機器を操作す
るユーザーの権限は無効になります。
この機器は、試験され、FCC 規則パート 15 のクラス B デジタル機器制限に準拠することを確認していま
す。
制限は、居住用の設置において、有害な干渉からの適度な保護を提供するために設計されています。
この機器は、無線周波数エネルギーを生成し、使用し、放射します、もし手順に従わず設置され、使用さ
れるなら、有害な干渉を無線通信に起こすかもしれません。
しかし、特定の設置で、干渉が起きないという保証はありません。
もしこの機器が有害な干渉をラジオ/テレビに起こし、それがこの機器の電源をオフ/オンする事により起
きるなら、以下の手段のいずれかで、干渉を訂正できるかもしれません:
●
●
●
●
受信アンテナを向きを変えるか位置を変えます
機器とレシーバーの間の距離をさらに離します
レシーバーが接続されているコンセントの回路と異なるコンセントに機器を接続します
ディーラーまたは経験豊かなラジオ/テレビ技術者に相談します
2.4. FCC マーク
この機器は、試験され、FCC 規則のパート15に準ずる Class B デジタル装置の制限に準拠していま
す。
これらの制限は、住宅に設置した場合の有害な干渉に対する妥当な保護を提供するように設計されてい
ます。
以下のラベルが、機器に貼付されています:
9
2.5. CE マーク
CE マークは、以下の命令への遵守を示すために添付されます:
● EMC 指令(89/336/EEC)
電磁両立性
● 低電圧指令(73/23/EEC)
特定の電圧限度内で使用するために設計された電気機器
● R&TTE 指令(1999/5/EC)
無線機器および電気通信端末機器とその適合性の相互承認
10
3. ハードウェア仕様
3.1. 機械的な寸法と重量
3.1.1. ラックマウント 4U メインフレーム
重量
4U - 19 インチ シャーシ 6HDD 31 kg / 68.3 lb
寸法
以下の図は、4U シャーシ XT3 サーバーの寸法図です。
寸法は、mm 表記です。
正面図
左側面図
11
右側面図
上面図
12
3.1.2. ラックマウント 6U メインフレーム
重量
6U 6U 6U 6U -
19
19
19
19
インチ
インチ
インチ
インチ
シャーシ
シャーシ
シャーシ
シャーシ
6HDD(固定マウント) 35 kg / 77.2 lb
12HDD(固定マウント) 37 kg / 81.6 lb
6HDD(ホットスワップラック) 37 kg / 81.6 lb
12HDD(ホットスワップ) 39 kg / 86.0 lb
寸法
以下の図は、6U シャーシ XT3 サーバーの寸法図です。
寸法は、mm 表記です。
正面図
左側面図
13
右側面図
上面図
14
3.1.3. SAS-HDXユニット
以下の図は、SAS-HDX 外部 HDD アレイの寸法図です。
寸法は、mm 表記です。
SAS-HDXの詳細情報は、外部RAIDアレイSAS-HDXの項を参照してください。
15
3.1.4. コントロールデバイス
以下のコントロールデバイスは、オプションで、コントロール用にサーバーに接続します。
リモートコントロールパネル
重さ: 2.9 Kg / 6.3 Lb.
10”タッチスクリーンビデオモニター
重さ:3.6 kg / 7.8 Lb
18”タッチスクリーンビデオモニター
重さ:11.0 kg / 23.9 Lb
16
キーボード
重さ: 0.4 Kg / 0.9 Lb.
タブレット
重さ: 0.3 Kg / 6.6 Lb. (参考: Wacom® CTF-430 Bamboo One)
17
3.2. 電源
冗長電源
サーバーには、2つの自動切り替え/ホットスワップ電源が取り付けられています。
2番目のホットスワップ可能電源は、1番目の電源が故障した時に自動的に切り替わるために、メイン電源
に接続されていなければなりません。
グランド
注意
本体の電源を入れる前に、保護設置端子をグランドに接続しなければなりません。
ディスクレコーダユニットは、電気ショックの危険を避けるため、いつでも正しくグランドされていなければ
なりません。
電気的仕様
定格電圧: 115~240 Vac (シングルフェーズ)
定格周波数: 47 - 63 Hz
入力コネクタ: CEE22/IEC 320 3-ピン オスコネクタ
電源への接続:
プラグ可能装置 Type A (EN60950 § 1.2.5)
機器は、非工業用プラグ、ソケット、コンセント、または、非工業用アプライアンスカプラ、または両方で
、建物の電源配線に接続します。
正しい電源の極性か、常に観察する必要があります。
この機器の電源プラグを逆にして使用しないでください。
装置クラス: Class 1 装置(EN60950 § 1.2.5):
基本的な絶縁と保護接地による感電保護
消費電力
下記の表は、XT3 6Uサーバーに適用されます。
18
3.3. 環境条件
操作
●
●
●
●
温度: 周囲 10℃~+50℃ (50°F~122°F)、自由な空気の流れ
相対湿度: 0%~90% (結露なきこと)
冷却要件: 前から後ろへ、冷却空気の流れを強制
取扱/移動: オペレーション時には固定して使用のこと
ストレージと輸送
● 温度: 0℃~70℃ (32°F~158°F)
● 相対湿度: 0%~90% (結露なきこと)
19
4. ソフトウェア仕様
4.1. ビデオ仕様
ビデオ規格
以下のテーブルは、XTnano の SD と HD 形式両方のビデオ仕様について記載しています。
SD
HD
525i 59.94fps (NTSC)
625i 60fps (PAL)
720p 50/59.94fps
1080i 50/59.94fps
デジタル
インターフェース
10 ビット 4:2:2 シリアル
(SMPTE259M)
入力でのフルフレームシンクロナイザ
10 ビット 4:2:2 シリアル
(SMPTE292M)
入力でのフルフレームシンクロナイザ
2 系統の出力
チャンネル数
2,4,6 チャンネル
REC/PLAY 変更可能
2,4,6,8 チャンネル
REC/PLAY 変更可能
モニタリング&
ダウンコンバート
1 x CVBS
・チャンネル毎
・OSD あり
1 x 専用 HD SDI 出力
・チャンネル毎の SDI
・OSD 付 CVBS(接続変更)
リファレンス
アナログ Black Burst
アナログ Black Burst
HD Tri-Level Sync
グラフィックボード
なし
なし
ビデオ規格
SMPTE 規格
以下のテーブルは、XTnano のサポートする SMPTE 規格について記載しています。
コンフィグ
SMPTE 規格
SD SDI
SMPTE 259M (525i 59.94Hz; 625i 50Hz)
HD SDI
SMPTE 292M (720p 50 と 59.94Hz; 1080i 50 と 59.94Hz)
Embedded オーディオ HD
SMPTE 299M
AES/EBU オーディオ
SMPTE 272M
LTC
SMPTE 12M
D-VITC
SMPTE 266M
Ancillary TC in HD
RP 188
Vertical Ancillary データ
SMPTE 334M
VC-3
SMPTE 2019-1
IMX D-10
SMPTE 356M
1080p 50 と 59.94 Hz
SMPTE 372M
Vertical Ancillary データ内への
オーディオメタデータのマッピング
SMPTE 2020
20
4.2. オーディオ仕様
オーディオ アナログとデジタルコンフィグ
● 8入力と 8出力 アナログバランスチャンネル
● 16入力と 16出力 (8ペア + 8ペア) AES/EBU または Dolby E (16 BNC コネクタ上)
● 最大6 *8/ビデオ(6U)、4 *16/ビデオ(4U)
追加オーディオ仕様
● 最大64チャンネルのエンベデッドオーディオ (16オーディオモノチャンネル/ビデオチャンネル)
● 4追加アナログバランス出力チャンネル (モニタリング用)
● すべてのオーディオコネクタは、本体上にあります
オーディオプロセシング
●
●
●
●
●
非圧縮オーディオ
24 ビット処理と保存
25-55kHz から48KHz へのサンプルレートコンバータ
オーディオスクラブ
オーディオミックス
21
4.3. ビデオコーデックとビットレート
4.3.1. サポートコーデック
XT3 サーバーは、イントラフレームビデオエンコード技術を使用しています。
XT3 サーバーは、ネイティブで、以下のビデオコーデックをサポートしています:
それぞれのコーデックは、オプションコードによってプロテクトされています。
ターゲットビットレート範囲とデフォルト値
エンコードビデオストリームのターゲットビットレートは、許容範囲内で、ユーザ設定できます:
8 ~ 100 Mbps (SD)
40 ~ 250 Mbps (HD):Apple ProRes、Avid DNxHDとDVCProコーデックは規定のビットレートのみ
デフォルトの設定は、M-JPEG30Mbps(SD)、100Mbps(HD)です。
22
トランスファーエンコーディングとファイルヘッダー
8ビットまたは、10ビットでのエンコーディングが可能で、選択されたコーデックで10ビットファイルの書き込
みが可能です。
下記のテーブルは、それぞれの構成を要訳したものです。
注意
10ビットでエンコーディングした場合には、ペイント、ターゲット、ロゴ挿入やマニュアルオフサイドラインの
グラフィック機能は使用できません。
23
4.3.2. 最大ビットレート
これらの最大値は、Multicam バージョン 10.05 で動作する XT3サーバーで有効です。
全てのチャンネル上で、同時に、100% 速度でのスムーズな再生/ブラウズを保証します。
4.3.3. 補間
序章
スムーズなスローモーション画像の再生には特定の問題があります:
オペレータに要求された再生速度でビデオを再生するために、いくつかのフィールドは一定間隔で繰り返
されなければならないため、出力ビデオ信号上に規則的にパリティ違反が現れます。
この問題は、インターレス形式(525i、625i、1080i)で顕著で、プログレッシブ形式(720p)では関係ありませ
ん。
24
もし O と E がそれぞれ、標準ビデオ信号(50/60Hz)のオッドとイーブンフィールドを表わしているとした
ら:
オリジナル ビデオ信号:
OEOEOEOEOEOEOEOE
出力ビデオ信号(50%速度):
OOEEOOEEOOEEOOEE
出力ビデオ信号(33%速度):
OOOEEEOOOEEEOOOE
出力ビデオ信号(25%速度):
OOOOEEEEOOOOEEEE
パリティ違反を持つフィールドは、太字、下線文字で表わされます。
上記のテーブルで表わされるように、どの再生速度でも(通常の 100%の再生速度は例外です)、多くのフィ
ールドが出力信号の通常のパリティに違反します。
このパリティ違反はフィールドの 1-ラインシフトを引き起こし、結果として画像の垂直ジッタを起こします。
ジッタの周波数は、選択した再生速度に依存します。
この現象を避け安定した出力画像を提供するため、EVS は 2 つのタイプのライン補間を開発しました:
2-ラインと 4-ライン補間です。
補間処理は、全ての EVS スローモーションシステム上でオペレータがオン/オフにできます。
2-ライン補間
2-ライン補間は、オリジナルフィールドがパリティ違反のとき、実際に新しいフィールドを作成します。
この新しいフィールドの各ラインは、2 つの隣り合わせのラインの平均で計算されます。
この処理はパリティ違反と垂直ジッタの問題を解決しますが、欠点は補間フィールド上の垂直解像度の減
尐で、ぼけて現れます。
他の副作用はオリジナルフィールド(完全に焦点が合っている)と補間されたフィールド(焦点が合っていな
い)が交互に現れ、結果として"pumping(汲み上げたような)" ビデオ信号になります。
4-ライン補間
4-ライン補間は、4 つの隣り合わせのラインに基づく、より洗練された計算を使用します。
結果計算内の各ラインに対して適する係数を使用することにより、全てのフィールドにこの補間を適用し
ます。
25
最終結果は 2 ライン補間よりさらに、尐しぼやけた画です。
利点はジッタと"pumping(汲み上げたような)"のない安定した出力信号ですが、垂直バンド幅はより減尐し
ます。
補間はもちろん、パリティ違反がない 100%の再生速度では適用されません。
EVS は、スーパースローカメラ(150/180Hz)の全てのモデルで動作する、スーパースローディスクレコー
ダで同じ技術を使用しています。
スーパースローと通常のスキャン(50/60Hz)信号の処理間の違いは、スーパースロー信号は 33%の速度
ではパリティ違反を起こさないため、補間は常に 33%の再生速度ではオフであることのみです。
どちらを選択しても、結果の画像は常に、安定と解像度間の妥協です。
EVS システムでは、オペレータは常に下記の 3 つのテクニックから選択できます:
● 補間なし
● 2 - ライン補間
● 4 - ライン補間
もしオペレータが補間の使用を選択しても、処理が必要でない場合には自動的にオフになります(100%
再生速度(50/60Hz 信号)、33%と 100%再生(150/180Hz 信号)。
注意
全てのプロフェッショナル VTR は、垂直ジッタを避けるため PlayVar モードではライン補間を使用していま
す。
デフォルト値は、全てのコンフィグで補間オフで、スーパースローコンフィグのみ、4-ライン補間がオンで
す。
26
4.4. AVID DNxHD と APPLE ProRes 422
4.4.1.
序章
XT3サーバーの特徴の1つに、Avid DNxHDとApple ProRes 422のビデオコーデックをネイティブでサポート
している点があります。これにより、XT3とAvid/Apple間双方向でのファイルトランスファーが容易に実行
できます。このドキュメントでは、XT3サーバー上でAvid DNxHDとApple ProRes 422コーデックを使用する
際のXNet2 SDTIやXF2でのストレージ容量、使用可能なビデオチャンネル数やネットワークトランスファ
ーに関して説明します。
XT3サーバーとAvid及びAppleサーバーとの接続に関しては、個々のドキュメント
(EVS_AvidTM_integration_v3.01とEVS_Apple_integration_v.3.01)を参照してください。
4.4.2.
ビデオビットレートの互換性
Avid DNxHDは、2つのプロファイルでビットレートが規定されています。
● スタンダードプロファイル:120Mbps(PAL50Hz)、145Mbps(NTSC59.94Hz)
● ハイレベルプロファイル:185Mbps(PAL50Hz)、220Mbps(NTSC59.94Hz)
Avid DNxHDは、上記のように規定されていますが、別のビットレートでのファイルやストリームをシームレ
スに読み込むことができます。2つのオフィシャルなAvidプロファイルで規定されている以外の別のビット
レートの映像は、SMPTE1019で規定されているVC-3を参考にすることができます。
ユーザーは、映像品質、記録容量、ビデオチャンネル数、ネットワークスピード間のバランスで最適なビッ
トレートを決定することが大切です。XT3サーバーは、20Mbpsから220Mbps間でのビットレートでDNxHDフ
ァイルやストリームを生成することが可能です。それらのファイルやストリームは、Avidプロダクションツー
ルとの互換性があります。
Apple ProRes 422もまた、3つのプロファイルでビットレートが規定されています。
1. Apple ProRes 422(App ProRes 422 SQ):120Mbps(PAL50Hz)、145Mbps(NTSC59.94Hz)
2. Apple ProRes 422 HQ:185Mbps(PAL50Hz)、220Mbps(NTSC59.94Hz)
3. Apple ProRes 422 LT:85Mbps(PAL50Hz)、102Mbps(NTSC59.94Hz)
XT3サーバーでは、これら3つのビットレートのみが使用可能です。
ディスクストレージ
XTnano 上で使用可能な、SCSI または SAS ディスクの、最大内蔵ディスクストレージは、以下です:
● 5 x 300 GB または 900 GB SCSI ディスク
● 6 x 300 GB または 900 GB SAS ディスク
27
4.4.3.
ビットレートの選択
下記のテーブルを、どのように読むか?
1. ビデオビットレート:XT3サーバーのチャンネルズウィンドーの中でユーザーが値をセットします。
2. Fields/Block:8MBの1つのディスクブロックに保存可能なビデオフィールド数(8音声トラックも考慮)
3. Actual Bandwidth:1ビデオストリーム及び音声のリアルタイムレコードやリアルタイム再生に要求され
る実際のディスク/ネットワークバンド幅
4. Max.RTチャンネル:設定されたフレームレートとビットレートにおいて、1台のXT3サーバーでサポート
可能な最大のビデオチャンネル数(リアルタイムレコードかリアルタイム再生)
XT3サーバーから、最大6ビデオチャンネルを持つことができます。6以上の値は、XNet2 SDTIネットワ
ークでのリアルタイムアクセスを付加したものです。
標準チャンネルとスーパーモーションチャンネルを、混在して1台のサーバーで使用する場合の、サー
バーの最大バンド幅を超えないで確実に使用するルールは:
(標準のチャンネル数 x それらの実際のバンド幅) + (スーパーモーションチャンネル数 x それ
らの実際のバンド幅)が、205MB/sを超えないことです。
例:XT3サーバーを、2レコード(1スーパーモーションチャンネル + 1標準チャンネル) + 2プレイ(1
スーパーモーションチャンネル + 1標準チャンネル)ビットレート100MbpsのPAL AVID DNxHDコー
デックで使用する場合
計算:100Mbpsでの1標準チャンネルのrec/playで、13.3MB/s使用
100Mbpsでの1スーパーモーションチャンネルrec/playで、40.0MB/s使用
2 x 13.3 + 2 x 40.0 = 126.6MB/s
結論:この構成は、サポートされています。
5. ネットワークトランスファー:XNet2 SDTIネットワーク越しでの最大バンド幅は、約110MB/sです。
ネットワーク越しに同時に使用できる、リアルタイムトランスファーの数を決定するには、この値を、選
択されビットレートによってテーブルから与えられる実際のバンド幅で、割らなければなりません。
例:NTSC 145Mbps Apple ProRes 422で動作している場合の、XNet2 SDTIネットワーク越し
(1485Mbpsに設定)でリアルタイムトランスファー可能な最大数は?
最大SDTIバンド幅/実際のバンド幅 = リアルタイムトランスファー:
110MB/s / 18.4MB/s = 6リアルタイムトランスファー
注意:この数値は、ネットワーク接続でサポート可能な最大値です。もちろん、素材がストアーされて
いるXT3そのものの、ディスクバンド幅がネットワークフィードアクセスに十分であることが必要です。
(Max.RTチャンネル参照)
ビデオビットレートに関連する収録容量の情報は、ページ27の収録容量の項を参照してください。
28
29
4.4.4.
XF2トランスファー
XF2のバックアップバンド幅は、50MB/sでリストアバンド幅は32MB/sです。
バックアップモードでサポート可能な例
● AVID DNxHD 85Mbpsで、リアルタイムトランスファーの4.0倍
● AVID DNxHD 100Mbpsで、リアルタイムトランスファーの3.5倍
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)で、リアルタイムトランスファーの3.0倍
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)で、リアルタイムトランスファーの2.5倍
リストアモードでサポート可能な例
● AVID DNxHD 85Mbpsで、リアルタイムトランスファーの2.8倍
● AVID DNxHD 100Mbpsで、リアルタイムトランスファーの2.4倍
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)で、リアルタイムトランスファーの2.0倍
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)で、リアルタイムトランスファーの1.7倍
4.4.5.
ギガビットイーサネットトランスファー
注意
下記の説明は、レートが安定しているところにフォーカスしており、セッションの最初や最後で小さなクリッ
プが多く作られる場合には、トランスファーのパフォーマンスは低下します。
30
バックアップ
XT3サーバーのギガビットポートを使っての最大トランスファースピードは:
● AVID DNxHD 85Mbpsで、6つ同時にリアルタイムトランスファー可能
● AVID DNxHD 85Mbpsでは、リアルタイムの6.2倍速くトランスファー可能
● AVID DNxHD 100Mbpsで、6つ同時にリアルタイムトランスファー可能
● AVID DNxHD 100Mbpsでは、リアルタイムの5.3倍速くトランスファー可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)で、5.8つ同時にリアルタイムトランスファー可
能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)では、リアルタイムの4.6倍速くトランスファー
可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)で、4.8つ同時にリアルタイムトランスファー
可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)では、リアルタイムの3.8倍速くトランスファ
ー可能
リストア
XT3サーバーのギガビットポートを使っての最大トランスファースピードは:
● AVID DNxHD 85Mbpsで、6つ同時にリアルタイムトランスファー可能
● AVID DNxHD 85Mbpsでは、リアルタイムの4倍速くトランスファー可能
● AVID DNxHD 100Mbpsで、5.7つ同時にリアルタイムトランスファー可能
● AVID DNxHD 100Mbpsでは、リアルタイムの3.4倍速くトランスファー可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)で、5つ同時にリアルタイムトランスファー可
能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 120Mbps(PAL)では、リアルタイムの3倍速くトランスファー
可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)で、4.1つ同時にリアルタイムトランスファー
可能
● AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422 145Mbps(NTSC)では、リアルタイムの2.5倍速くトランスファ
ー可能
バックアップとリストア同時
バックアップセッションが、高いバンド幅に届くと、リストアセッションに対してバンド幅が代わります。セッシ
ョンベースで、システムは、リストアセッションよりもバックアップセッションに3.75から6倍のバンド幅を割り
当てます。
4.4.6.
重要な事項
● 6チャンネル構成では、 AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422の最大ビットレートは、
220Mbps(NTSC)、185Mbps(PAL)です。
● スーパーモーション + 1Cam構成(1スーパーモーションREC + 1Std REC + 1スーパーモーション
PLAY + 1Std PLAY): AVID DNxHDまたは、Apple ProRes 422の最大ビットレートは、
31
145Mbps(NTSC)、185Mbps(PAL)です。
● AVID DNxHDコーデックを使用する場合には、ピクチャークオリティーが満足できれば、100Mbps
での使用をお勧めします。XT3では、6ローカルチャンネル + 5ネットワークトランスファーを維持す
ることができます。
● 3D4ch、1080p、3DSLSM 3x構成では、DNxHD100MbpsかApple ProRes 422 LTのみが使用可能。。
4.5.記録容量
ディスクストレージ
ディスクストレージは、SASディスクで、84個まで接続可能で、下記の構成が使用可能です。
● 内部ストレージのみ:300GBまたは、900GBのSASディスクを6個または、12個搭載可能
● 外部ストレージのみ:24 x 300GBまたは、900GBのSASディスクを4アレイ搭載可能
● 内部と外部両方のストレージ
警告
XT3サーバーでは、内部と外部のストレージを合わせて、20TBを越すことはできません。
記録容量表の数値
以下の表は、異なるビデオビットレート:
● 1 レコードチャンネル: 1 ビデオ+ 4 ステレオオーディオトラック (SD)
1 ビデオ+ 8 ステレオオーディオトラック(HD)
● ”Operational Disk Size”パラメータ = 100%に設定
● 300GB アレイ
での、記録容量です。
ヒント
900GB ディスクアレイの場合には、テーブルの値は 3 倍にしてください。
通常の文字は、スペアーディスクなしの構成です。
太文字は、スペアーディスクありの構成です。
Raid レベル: 3
ビデオレイドは、5 または 6 つのディスクドライブ間でのストライピング処理を使用しています。
ビデオとオーディオデータは、最初の 4 または 5 つのドライブにストライプされ、パリティ情報は 5 または 6
番目のディスクに保存されます。
もし、1 つのディスクが故障したら、ビデオレイドは、失われた情報の復旧にパリティ情報を使用でき、バン
ド幅のロス無くオペレーションをシームレスに続ける事ができます。
32
33
34
35
36
5. ハードウェアインストールとケーブル接続
5.1. ラックインストール
5.1.1. 開梱
機材を受け取ったら、明らかな損傷の跡がないか梱包を調べて下さい。
もし損傷していたら、開梱せずにすぐに運送屋に知らせて下さい。
添付の梱包リストに従い、全てのアイテムがあるか、機械的に損傷していないかをチェックして下さい。
もしそうなら、損傷または不足パーツを、(株)フォトロンに報告して下さい。
5.1.2. 換気とラックマウント
最適なパフォーマンスのためには、適切な換気が必要です。
そのため、本機体の近くに他の機材を置いてはいけません。
注意
● オーバーヒートから守るため、サーバーには空冷用ファンが使用されています。
● 動作中にファンの通気孔をふさいではいけません。
サーバー筺体の重量を考慮すると、ラックマウントにはサポートガイドが必要です。
ユニットのフロントの耳は、重さ全体を支えるように設計されていません。
耳に全重量をかけるとメタルプレートが曲がってしまいます。
5.1.3. ボードのチェック
メイン電源スイッチは、ユニットの正面(右下端)にあります。
電源を入れる前に、ビデオディスクレコーダユニットのフロントドアを開き全てのボードがガイドに固定され
ているかをチェックして下さい。
もしボードがガイドから外れていたら、注意して取り外し、同じスロットに再度取り付けて下さい。
37
5.2. 背面パネル説明
5.2.1. 背面パネルコンフィグ
XT3 サーバーは、様々な構成を、異なる背面パネルによって実現します:
● 6U ラック 6,4,2、チャンネルと個々のオーディオコネクタ
● 4U ラック 4,2、チャンネルと個々のオーディオコネクタ
異なるコネクタ位置とタイプについて、以下に説明してあります。
5.2.2. 6U 背面パネルレイアウト
背面パネルエリア
以下の図は、XT3 サーバー上で使用可能な 6U 背面パネルの例を表しています。
背面パネルの各エリアは、図内でハイライトされ、以下の表内で関連するコネクタと短い説明でリスト化さ
れています。
ビデオとコーデック
コーデックモジュールは、ビデオ素材の記録と再生用に接続できます。
コーデックモジュール上の各コネクタは、V3X ボードの COD A または COD B モジュール上の対応す
る J コネクタに接続されます。
38
V3Xボードのコネクター詳細についてはページ63を参照してください。
コンフィグによって、以下のビデオとコーデックコネクタレイアウトが、使用可能です:
デジタルオーディオ
アナログオーディオ信号の入出力用に、XLRコネクターが使用できます。
デジタルオーディオ信号の入出力用に、BNC またはマルチピン(DB15)使用できます。
DB15のピンアサイメントの詳細は、ページ44を参照してください。
39
コンフィグによって、以下のアナログとデジタルオーディオコネクタレイアウトが、使用可能です:
RS422 ポート
RS422 ポートでは、リモコンまたはサードパーティコントロールデバイスからリモート制御が可能です。
Spotbox モードでは、(もし使用するなら)リモコンは最初の RS422 ポートに接続しなければなりません。
RS422 コネクタレイアウトは、以下です:
コントロールと通信
この背面パネル部分は、コンフィグにより、以下のコネクタのいくつかまたは全てを使用します:
● Ref Video コネクタ: アナログ Genlock リファレンス信号の送受信を行います。
● XNet2 コネクタ: XNet2 ネットワーク内の EVS サーバー、XF2、XStore を相互接続します。
サーバーの IN コネクタを別のサーバーの OUT コネクタに接続します、これを続けて、クローズト
ループネットワークを形成します。
● Multiviewer コネクタ: サーバーとモニターを直接接続し、Multicam セットアップ内で設定された
PGM と REC チャンネルを表示します。
● Loop IN コネクタ: REC1上の PGM1のループでのループ機能の使用を可能にします。
● Timecode コネクタ: LTC タイムコードリファレンス信号の送受信を行います。
● Gigabit Ethernet コネクタ: Gigabit イーサネットネットワーク内で、他の EVS サーバー、サードパ
ーティシステムと相互接続します。
● RS232 コネクタ: タブレットを接続します。
● Multiviewer コネクタ: DB15 コネクタ上にアナログ Multiviewer を出力します
40
(CVBS、RGB HD、YUV HDに設定できます)。
● GPI コネクタ: GPI (General Purpose Interface) デバイスから/へ電気パルスを送受信します。
これは、サーバーにコマンドをトリガする、またはサードパーティデバイスに接続します。
● Console コネクタ: モニターとキーボードを接続します。
レイアウトは、下記の通りです。
コントロールと通信
この背面パネル部分は、コンフィグにより、以下のコネクタのいくつかまたは全てを使用します:
● PC LAN コネクタ: XLR コネクタで、PC LAN ネットワークと接続します。
● Audio Monitoring Outputs コネクタ: AES XLR コネクタで、モニタリング用のオーディオ出力接続
を行います。
レイアウトは、下記の通りです。
SAS-HDX
外部ディスクアレイSAS-HDXがインストールされている場合に、使用します。
レイアウトは、下記の通りです。
電源
サーバー電源は、2つのホットスワップユニットで構成されています。
両方とも接続され、1番目(下側)が故障したら、2番目(上側)に自動で電源が切り替わります。
41
5.2.3. 4U 背面パネルレイアウト
背面パネルエリア
以下の図は、XT3 サーバー上で使用可能な 6U 背面パネルの例を表しています。
背面パネルの各エリアは、図内でハイライトされ、以下の表内で関連するコネクタと短い説明でリスト化さ
れています。
ビデオとコーデック
コーデックモジュールは、ビデオ素材の記録と再生用に接続できます。
コーデックモジュール上の各コネクタは、V3X ボードの COD A または COD B モジュール上の対応す
る J コネクタに接続されます。
V3Xボードのコネクター詳細についてはページ63を参照してください。
コンフィグによって、以下のビデオとコーデックコネクタレイアウトが、使用可能です:
42
デジタルオーディオ
デジタル形式でのオーディオ信号の入力と出力用に、BNC またはマルチピン(DB15)上で、デジタルオー
ディオ入力と出力が使用可能です。
DB15のピンアサイメントの詳細は、ページ44を参照してください。
コンフィグによって、以下のデジタルオーディオコネクタレイアウトが、使用可能です:
アナログオーディオ
アナログ形式でのオーディオ信号の入力と出力用に、マルチピン(DB15)上で、アナログオーディオ入力と
出力が使用可能です。
DB15のピンアサイメントの詳細は、ページ44を参照してください。
コンフィグによって、以下のアナログオーディオコネクタレイアウトが、使用可能です:
RS422 ポート
RS422 ポートでは、リモコンまたはサードパーティコントロールデバイスからリモート制御が可能です。
Spotbox モードでは、(もし使用するなら)リモコンは最初の RS422 ポートに接続しなければなりません。
RS422 コネクタレイアウトは、以下です:
43
コントロールと通信
この背面パネル部分は、コンフィグにより、以下のコネクタのいくつかまたは全てを使用します:
● Ref Video コネクタ: アナログ Genlock リファレンス信号の送受信を行います。
● XNet2 コネクタ: XNet2 ネットワーク内の EVS サーバー、XF2、XStore を相互接続します。
サーバーの IN コネクタを別のサーバーの OUT コネクタに接続します、これを続けて、クローズト
ループネットワークを形成します。
● Multiviewer コネクタ: サーバーとモニターを直接接続し、Multicam セットアップ内で設定された
PGM と REC チャンネルを表示します。
● Loop IN コネクタ: REC1上の PGM1のループでのループ機能の使用を可能にします。
● Timecode コネクタ: LTC タイムコードリファレンス信号の送受信を行います。
● Gigabit Ethernet コネクタ: Gigabit イーサネットネットワーク内で、他の EVS サーバー、サードパ
ーティシステムと相互接続します。
● RS232 コネクタ: タブレットを接続します。
● Multiviewer コネクタ: DB15 コネクタ上にアナログ Multiviewer を出力します
(CVBS、RGB HD、YUV HDに設定できます)。
● GPI コネクタ: GPI (General Purpose Interface) デバイスから/へ電気パルスを送受信します。
これは、サーバーにコマンドをトリガする、またはサードパーティデバイスに接続します。
● Console コネクタ: モニターとキーボードを接続します。
レイアウトは、下記の通りです。
コントロールと通信
この背面パネル部分は、コンフィグにより、以下のコネクタのいくつかまたは全てを使用します:
● PC LAN コネクタ: XLR コネクタで、PC LAN ネットワークと接続します。
● Audio Monitoring Outputs コネクタ: AES XLR コネクタで、モニタリング用のオーディオ出力接続
を行います。
SAS-HDX
外部ディスクアレイSAS-HDXがインストールされている場合に、使用します。
レイアウトは、下記の通りです。
電源
サーバー電源は、2つのホットスワップユニットで構成されています。
両方とも接続され、1番目(下側)が故障したら、2番目(上側)に自動で電源が切り替わります。
44
5.3. オーディオ接続
5.3.1. オーディオチャンネル
XT3 サーバーは、最大96モノオーディオチャンネルを、選択された構成とインストールされたハードウェア
に従い、管理します。
Embedded オーディオモジュールとコーデックは、Embedded、デジタル (AES/EBU)、アナログオーディオ
信号用の入力または出力として使用できます。
サーバーコンフィグに従い、背面パネル上に、以下のオーディオコネクタがあります:
● Embedded オーディオ:
○ 最大 96 Embedded チャンネル(入力または出力)
● デジタルオーディオ:
○ DB15 コネクタ: 16 入力と 16 出力 (110 Ω バランス)
○ BNC コネクタ: 8 入力と 8 出力 (75 Ω アンバランス)
● アナログオーディオ:
○ XLR コネクタ: 8 入力 (high-Z バランス) と 8 出力 (600 Ω バランス)
○ DB15 コネクタ: 16 入力 (high-Z バランス) と 16 出力 (600 Ω ドライブ可能 – XLR コネクタ
のブレイクアウトケーブル使用可能)
● Audio モニタリング:
○ DB15 コネクタ: 4 アナログモノ出力 (600 Ω ドライブ可能)
○ XLR コネクタ: 4 アナログモノ出力 (600 Ω ドライブ可能)
コネクタは、以下のトピックでは、それぞれのピン配置と一緒に示されています。
5.3.2. デジタルオーディオ DB15 ピン配列
デジタルオーディオ DB15 コネクタは、以下のイラストです。
(コネクタは、背面パネル上にインストールされ、外から見えます)
ピン配列は、以下の表に記載され、各カラムは4つの使用可能コネクタの1つに対応しています。
45
46
5.3.3. アナログオーディオ DB15 ピン配列
アナログオーディオ DB15 コネクタは、以下のイラストです。
(コネクタは、背面パネル上にインストールされ、外から見えます)
ピン配列は、以下の表に記載され、各カラムは4つの使用可能コネクタの1つに対応しています。
47
5.3.4. モニタリングオーディオ DB15 ピン配列
モニタリングオーディオ DB15 コネクタは、以下のイラストです。
(コネクタは、背面パネル上にインストールされ、外から見えます)
ピン配列は、以下の表に記載されています。
48
5.4. RS422 接続
5.4.1. RS422 接続ピン配列
RS422 コネクタは、リモートコントロール(EVS またはサードパーティから)のサーバーへの接続に使用し
ます。
RS422 ケーブルは、下記のダイアグラムに従い結線されなければなりません。
長距離では、電磁干渉をさけるためにシールドケーブルを使用して下さい。
注意
リモートからの RESET コマンドは、RS422 コネクタのピン 5 から送られます。
この機能は、RS422#1のコントローラが EVS コントローラでない場合には、使用できません。
RS422 リンクのテクニカル仕様は以下です:
○ 19200 baud
○ パリティなし
○ 8 データビット
○ 1 ストップビット
5.4.2. IPDPシリアルリンクの冗長化
IPディレクターは、1つのシリアルリンクを通して、サーバーとコミュニケーションします。もし、そのリンクが
切れると、IPディレクターからXT3サーバーを制御できなくなります。
フェイルオーバーメカニズムを置くには:XT3サーバーの1つのポートから、別のXT3サーバーの別のポー
トにIPディレクターリンクをスイッチします。
フェイルオーバーを確実にするために、バックアップリンクは、PディレクターワークステーションとXT3サー
バーの2番目のポートを物理的に接続する必要があります。
接続は、下記の通りです。
49
シリアルリンクの冗長化は、それらセットアップの失敗の単独ではないポイントを確実にします。
しかしながら、シンクロ DB が正しく動作し続けるために、IPDP コンフィグレーションを通すのですが、確実
に置かれなければなりません。
これを、為すために、例えば、IP ディレクターワークステーションをネットワークモードに規定することがあ
ります。
50
5.5. Xnet ネットワーク
5.5.1. 概要
XNet2 ネットワークは、複数の EVS サーバーを 75Ω BNC ケーブルで接続する事によって、構成されます。
システム間の交換は、1485Mbps の SDTI インターフェイスを通して操作されます。
XT3 サーバーでは、1 つの SDTI コネクターペアーです:1485Mbps XNet2 ノンリレー接続。
SDTI ループは、マルチカムソフトウェアがスタートしたときにクローズします。 そのため、ネットワークが
途切れる事を防ぐために、ノンリレー接続の場合には、Xhub のご使用をお勧めします。
XNet2 では、全ての LSM-EVS ビデオサーバー間でシェアされるデーターベースを管理するために、ネット
ワークサーバーが必要です。これには、ネットワーク上の LSM-EVS サーバーの 1 台が割り当てられま
す。
サーバーに割り当てられたサーバーも、通常の LSM ビデオサーバーとしての操作は可能です。
注意
XT3 サーバーを、別の XT2 または、XS サーバーと接続する場合には、マルチカムバージョン
11.00.xx(1 部 10.05.xx の場合もあります)以降であることが必要です。
5.5.2. ネットワークアーキテクチャ
XNet2 ネットワークを構成するには、EVS サーバー間を直接接続し、クローズループとするか Xhub を使用
します。Xhub の場合には、下記の図のように、スター接続となります。
51
52
5.5.3. XNet のセットアップと動作に必要な条件
1. ネットワーク接続可能なシステムは、XT2,XT3,XS および XF2,XstoreSE と、Xhub2、Xhub3 デバイスで
す
2. SDTI ネットワークの使用には、オプションのコードが必要です。
3. 全てのサーバーがコンパチブルのソフトウェアバージョンでなくてはなりません。バージョンが異なって
いる場合には、警告のメッセージが表示されます。
4. SDTI スピード(1485Mbps ハードウェアコンフィグレーションメニュー)は、全てのサーバーで同じでな
ければなりません。
5. ネットワークの中の 1 台のサーバーは、Netwark タイプを“Sever”にしなければなりません。
6. ネットワーク接続する、それぞれのサーバーは、異なるネットワーク番号にしなければなりません。
番号が重なっている場合には、警告のメッセージが表示されます。
7. サーバー間を接続する BNC ケーブルは、品質の高いものを使用してください。サーバー間を接続す
場合には、一方の OUT コネクターともう一方の IN コネクターを接続し、最初と最後でクローズループと
なるように、接続します。ネットワーク使用中は、常にクローズしていなければなりません。何かの原
因で、ループがオープンになると、全てのネットワークは、切断されスタンドアローンモードになります
ループが再度クローズになると、ネットワークは自動的に、再開します。このような問題を防ぐた
53
めに、EVS Xhub を使用することができます。
8. 下記のテーブルの距離は、XNet2SDTI ネットワーク上の 2 台のサーバー間、2 台の SDTI リクロッ
カー間を接続したときのものです。延長用コネクターやパッチパネル等は、これらの数値を悪くします
接続されているサーバーの数や、マスターサーバーの位置、XHub の有無によって、表示よりも実
際には、高い数値となります。1Km を超えるような、長距離接続が必要な場合には、SDTI/ファイ
バー変換が使用可能です。EVS 社では、下記の SDI/ファイバー変換が実証されています。
○ Telecast TX/RX292 (www.telecast-fiber.com)
○ Network Electronics SDI-EO-13T(electrical to optical)/SDI-OE-S(optical to electrical)
(www.network-electronics.com)
○ Network Electronics HD-EO-13T(electrical to optical)/HD-OE(optical to electrical)
○ BlueBell BB320T(TX)と BB320R(RX)(www.bluebell.tv)
(*)80km/200km は、リターンパスを含むトータルの長さです。実際の 2 台のサーバー間の距離
は 1485Mbps で 40km です。
注意
リクロッカーを使用する場合には、2 台のサーバー間のリクロッカーによって、15μ s 以下のディレイ
が発生します。
5.5.4. XNet の開始
1. 上記の条件が全て満たされたら、”Server”マシンを起動し、マルチカムアプリケーションをスタートしま
す。
2. 全ての“Master”と”Client”マシンを起動し、マルチカムアプリケーションをスタートします。
3. ネットワーク上で“Server”が確認されると、自動的に接続されます。それぞれのサーバーは、数秒(約
2 から 5 秒)で接続されます。
54
5.5.4. XNet のパフォーマンスとトラブルシューティング
1. デフォルトの設定では、SD ノーマル条件で 10 リアルタイムトランスファーが、スーパーモーションでは
3 リアルタイムトランスファーが可能です。2 台のサーバー間でのコピーは、ネットワークのロードにも
依りますが、最大リアルタイムの 5 倍のトランスファーが可能です。
HD では、それらの数値が 3-4 リアルタイム減じます。コピーは、リアルタイムの 2 倍になります。
それらのパフォーマンスは、クリップが保存されているサーバーのディスクバンド幅によっても制限さ
れます。クリップを保存しているサーバーで、複数のプレイバックを同時に実行すると、リモートで、そ
れらのクリップを使用しているサーバー上で、フリーズが起きてしまいます。優先レベルは、ネットワー
クバンド幅効率を最大にします:PLAY は、SEARCH/BROWSE よりも優先され、SEARCH/BROWSE は
COPY よ り も 優 先 さ れ ま す 。 リ モ ー ト レ コ ー ド ト レ イ ン で の “ Live” ( E2E ) の 優 先 レ ベ ル は
SEARCH/BROWSE と同じです。
2. 1485Mbps で動作中は、パッシブ SDI ルーターのみが使用可能です。アクティブ SDI 装置は無効にな
ります。ラインディレイを引き起こしたり、XNet2 の正しい動作を妨げるからです。
3. マシンセットアップが正しく設定され、全てのマシンがスタートしている状態で、特定のスピードでネット
ワークが正しく動作しない場合には、サーバー間で使用されているケーブル選択が正しくないか、サ
ーバー間の距離が長すぎることが考えられます。この場合、ネットワークスピードを下げて使用してみ
てください。リアルタイムトランスファーが可能な数は減尐します。
4. 1485Mbps で動作中、接続が確立できない場合には、設定の確認と接続コネクターを確認してください
Xhub を使用していない場合には、全てのサーバーがスタートしていなくてはなりません。
5. ネットワークスピード 1485Mbps で使用する場合には、XHub のご使用を、お勧めします。
6. 1 度ネットワークが確立した後、”Server”マシンが、接続断になったり、シャットダウンすると別のマシ
ンが、自動的に“Server”マシンになります。そのマシンは、SDTI ネットワーク上でシリアル番号が高い
マシンがなります。この動作は、XHub 使用時にのみ有効です。
55
5.6. ギガビットネットワーク
5.6.1.機能概要
Gigabit 接続では、TCP/IP ネットワークを経由して、XT3 サーバーから外部システムへのビデオとオーディ
オ素材の転送が可能です。
外部システムは、以下です:
● ストレージシステム、またはアーカイブシステム: Xstore や XF2 など
● ノンリニア編集システム: Xedio、Apple Final Cut Pro や Avid など
しかし、外部システムは、XT3 サーバーからの RAW(生)ファイルを読む事はできません。
そのため、XT3 と外部システム(IT 世界)間のゲートウェイとして、XTAccess が使用されます。
外部システムとのファイルフォーマットを合わせるためのXfile/Xstreemによってゲートウェイとして使用さ
れます。
XTAccess は、FTP 経由で Gigabit ネットワークを通して、XT3 サーバーに直接接続されます。
XTAccess は、Windows XP workstation 上で動作し、主に、外部システム(ユーザーインターフェイスなし)
から XML ファイルや別のプロセスで制御されます。
Gigabit 接続は、XT3 サーバーに関連する、以下の機能を行います:
● クリップのバックアップ (XT3 サーバーから)
● クリップのリストア (XT3 サーバーへ)
● サーバー間のクリップトランスファー
サードパーティとのワークフローに関する詳細な情報は XTAccess のマニュアルを参照ください。
56
5.6.2. クリップのバックアップ
概要
下記の図は、ギガビット接続と XTAccess でクリップのバックアップがどのように成されるかを表示し
ます。
ワークフロー
1. 外部システム、例えば IP ディレクター、XT3 サーバーで作成されたクリップのバックアップリクエス
トの XML ファイルを、XTAccess に送ります。
2. XTAccess での XML ファイルのプロセス:
○ サーバーから、バックアップされたクリップコンテンツ受け取ります。
○ 外部システムに依って特定されるフォーマットのクリップのバックアップを生成します。
(トランスコーディング機能なし、ネイティブコーデックのみ)
サポートされているフォーマットは:EVS MXF、AVI、AVID MXF、OP Atom、MXF OP-1A
Quick Time、Quick Time Ref(ビデオコーデックによる)
○ 外部システムによって特定されたターゲットフォルダーにバックアップファイルが保存される。
クリップのメタデーターは、ファイル内に含める(EVS MFX)か、XML ファイルで送られます。
57
5.6.3. クリップのリストア
概要
1 回のリストアで可能なフォーマットは、次のうちの1つです:EVS MXF、MXF OP-1A、Quick Time
Quick Time Ref(ビデオコーデックによる)
リストアプロセスには、下記の 2 つの異なるセットアップ方法があります。
● 外部アプリケーションによっておくられた、XML ファイルを通して
● フォルダースキャンを通して
ワークフロー(XML ファイルを通してのリストア)
1. 外部システム(クリップリストアのために XML ファイルを生成できる、例えば、メディアエクスチェンジ
や IP ディレクター)が、アーカイブやバックアップシステムから XT3 サーバーへクリップのリストア(コピ
ー)を要求する XML ファイルを XTAccess に送ります。
2. XTAccess での XML ファイルプロセス:
○ 外部システムから、リストアのクリップファイルを受け取る
○ リストアする。XML ファイルで特定されたサーバーにクリップをコピー
ワークフロー(フォルダースキャンを通してのリストア)
1. 基本的なパラメーターを、XTAccess に規定します。このアプリケーションで、外部バックアップやアー
カイブ上の特定フォルダーをスキャンします。
2. クリップファイルが、スキャンされているフォルダーに書かれると、XTAccess は、パラメータによって
特定されているサーバー上に、クリップのコピーを作成します。
リストアされたクリップは、新しい UmID と LSMID を受け取ります:
○ マルチカムは、自動的にリストアされたクリップに UmID を割り付けます。
○ 始めの LSMID は、XTAccess の中に規定されています。新しいクリップは、規定に従い、サーバ
の空きを見つけて 順番にリストアしていきます。リストアされたクリップには、クリップメタデータ
が含まれています。
58
3. リストアされたクリップは、スキャンフォルダーから、外部アーカイブまたはバックアップシステム上に
ある、下記のサブフォルダーの 1 つに移動します。
○ /Restore.done/:リストアが成功した時に、このフォルダーに移動します。
○ /Rstore.error/:リストアが失敗した場合に、このフォルダーに移動します。
5.6.4. 重要なルール
EVS サーバーを含む Gigabit ネットワークは、以下のルールを順守する必要があります:
● EVS サーバーを含む GigE ネットワーク上で使用するハードウェアは、Jumbo frames をサポート
している必要があります。
● EVS サーバーの2つの GigE ポートは、異なるサブネットワークに設定する必要があります。
● GigE1 と GigE2 ポートのチーミングはできません。
● GigeE ネットワーク内で、フェイルオーバーを実装することはできません。
● MTPC ボード上のポート (PC LAN) は、100Base-T ポートです。
これは、モニタリング (XNet Monitor)目的で使用、または、他のアプリケーション (LinX)との通信用
です。これは、GigE ポートと同じサブネットワーク内に、設定できます。
5.6.5. スイッチ
サポートされているスイッチ
EVS システムの GigE ネットワーク上で使用される全てのスイッチは、Jumbo frames(1,500バイト以上の
ペイロードを持つイーサネットフレーム)をサポートしている必要があります。
3種類の19インチギガビットスイッチのモデルが、EVSのワークフローで使用確認されています:
● HP Procurve 2510G-24
● Cisco Catalyst 2960G-24TC
● Cisco Catalyst 3750E-24TD/3750E-48TD
比較
The HP Procurve 2510G-24 と Cisco Catalyst 2960G-24TC は、内部 VLAN ルーティングが必要ない小規
模な環境で使用できます。
大規模な環境では、XT3 サーバーの 2 つの GigE ポートと XF2 の複数のポートは、それぞれ、バンド幅の
増加と冗長化の有効化に使用されます。
XT3 サーバーの 2 つの GigE ポートは、同じサブネット上で使用できないため、バーチャル LAN の構築が
必要です。
バーチャル LAN 間でパケットの転送を可能にするには、レイヤー3 スイッチが必要です。
Jumbo frame をルーティングできるレイヤー3 スイッチを選択する必要があります。
Cisco Catalyst 3750Eシリーズのスイッチは、Jumbo frameをサポートし、異なるVLAN間でトラフィックをル
59
ーティングし、スタッキング機能も提供するため、大規模な環境で使用できます。
以下の表は、サポートしているスイッチの概要です:
全ての機材が同じLAN上で構成され、必要なときにルーティングを行う別のレイヤー3デバイスがある時、
またはVLAN間のルーティングが不必要な時には、レイヤー2デバイスを使用できます。
追加情報
HP スイッチには、追加の契約購入なしで、次の営業日間の事前交換の生涯保証があります。
HP スイッチは、Cisco独自プロトコル(ISL、PagP、PVST、その他)と互換性がなく、レガシーCisco環境で
のシステム構築では問題です。
しかし、そのようなケースはほとんどなく、ほとんどの場合には回避策が見つかります。
Cisco 3750Eシリーズのスタッキング機能では、ホストへの冗長性のために、LACPチームのフルアクティ
ブが可能です。
60
5.7. GPIO 接続
5.7.1. GPIO コネクタピン配列
以下の表は、GPIO コネクタピン配列のリストです:
5.7.2. GPI IN 接続
GPI トリガ
XT3 サーバーの GPI トリガの割り当てについては、Multicam ユーザマニュアルを参照下さい。
61
光絶縁型入力 (GP In 1、2、3、4)
ピン配列
仕様
● 入力は、470 オームレジスタのシリーズの光ダイオード(VF @ 1.1 V)で構成されています。
● 典型的スイッチングポイント@1.4 mA、安全なオペレーション:
○ i=0 ~ 0.5 mA -> 光 OFF
○ i=2.5 ~ 30 mA -> 光 ON
○ imax= 30 mA
● TTL/CMOS 信号への直接接続可能(ピン opto – と GND とピン opto + と TTL/CMOS 信号。)
典型的スイッチングポイント@1.6 V、安全なオペレーション:
○ Vin< 0.8 V -> 光 OFF
○ Vin> 2.2 [email protected] -> 光 ON
○ Vin max (外部レジスタなし) = 15 V
TTL 入力 (GP In 5、6、7、8)
リレー入力ピン配列
リレーは、グランドと DB25 上の対応する TTL 入力間に接続されなければなりません。
62
TTL 入力ピン配列
DB25上の各TTL入力は、直接、GPIトリガをかけるデバイスのTTLコネクタのピンに接続されます。
グランドは、XTnano の DB25 コネクタと外部デバイス間で共通でなければなりません。
仕様
●
●
●
●
●
各ピンは個別に入力または出力に設定できます
内部 4K7 最大 +5V
低レベル Vi<1.5 V (U12=74HC245)
高レベル Vi>3.5 V (U12=74HC245)
オプション TTL互換レベル (U12=74HCT245)
5.7.3. GP Out 接続
リレー絶縁出力 (GP Out 1、2、3、4)
ピン配列
ユーザは、以下のアプリケーション内で、GPI out に関連する、機能/タイプ/設定を設定できます。
● Remote Panel の Setup メニュー (ページ 8.3 と 8.4)
● IP Director 設定 (GPI と Auxiliary Track タブ)
仕様
●
●
●
●
通常オープン接続 (電源オフ -> オープン)
最大 1A
最大 50V
平均寿命:100.000.000スイッチング
63
TTL 出力 (GP Out 5、6、7、8)
ピン配列
仕様
●
●
●
●
●
各ピンは個別に入力または出力に設定できます
内部 4K7 最大 +5V
低レベル Vi<1.5 V (U12=74HC245)
高レベル Vi>3.5 V (U12=74HC245)
オプション TTL互換レベル (U12=74HCT245)
64
6. ボードの説明
6.1. ボードとスロットコンフィグ
XT3 サーバーは、全てEVS社開発ボードで構成されています。
サーバーのバージョンにより、以下のセットアップコンフィグが使用可能です:
6U ラック
4U ラック
65
6.2. V3X ビデオとリファレンスボード
6.2.1. 説明
V3X ボードは、3つのパーツに分けられます:
COHX Base(中、正面、背面)、COD A V3X モジュール(正面左)、COD B V3X モジュール(正面右)
COD A V3X と COD B V3X モジュールは、実際のコーデックモジュールで、それそれが、ソフトウェアで、
エンコーダ(記録チャンネル)またはデコーダ(再生チャンネル)として設定可能です。
COD V3X モジュールは、SD、HD、3 Gbps が可能です。
新しい機能をサポートしました:
● 1つの V3X モジュール上でのフル解像度 3D HD (Dual Link HD SDI またはsingle link 3 Gbps)
● 1つの V3X モジュール上での 1080p 50/59.94 Hz ビデオ規格 (Dual Link HD SDI または single
link 3 Gbps)
V3X ボードには、2つのバージョンがあります: genlockあり、genlockなし
Genlockありモデルは、COHX base ボードの背面の右手側の3つのクオーツシンセサイザーの存在と、ボ
ードの正面中央のDINコネクタの各サイドのGLKとPSU OKのLEDの存在で簡単に識別できます。
V3X ボード(Genlockあり)は、サーバー内の最初の位置(スロット2)内に V3X #1 としてインストールされな
ければならない事に注意して下さい。
V3X ボード(Genlockあり)は、他のスロットにインストールしてはいけません、また、V3X #2 や #3 の替わ
りには使用できません。
その場合には、システム内で電気信号の衝突が起きます。
注意
EVS サーバーから、V3X ボードを抜かないように、強く推奨します。
もし、抜く場合には、ボードを慎重に扱い、機械的または電気的ショックに晒さないようにして下さい。
66
ブロックダイアグラム
V3X ボードのブロックダイアグラムは以下の図で、コネクタ、ジャンパ、LED 位置が記載されています:
Base ボードジャンパ
以下の表は、COHX base ボードのジャンパと各機能について記載しています:
ジャンパ
機能
ST1、ST2
これら 2 つのジャンパーは、サーバーの最後の V3X ボード上にインストー
ルされていなければなりません。
ST3 (スペア)
ST1 と ST2 未使用時のジャンパーの«パーキング»です。
ST4
(genlock 付き V3X のみ)
HiZ(またはインストールなし)に設定されなければなりません。サーバーの
背面の Genlock Loop コネクタは、未使用時には常に、75Ω で終端されなけ
ればならない事に注意して下さい。
ST5
サーバー内のボードの位置を定義します。Genlock 付き V3X は« 1 »、
Genlock なし V3X は、サーバー内のボードの位置により、« 2 »または« 3
»に設定されなければなりません。
67
Base ボード LED:
以下の表は、genlock 機能付き COHX base ボード上の LED の説明です:
Base ボードLED
LED
色
ステータス
GLK
-
オフ
Genlock モジュールが初期化されていません
緑
点滅
Genlock モジュールは正しく初期化されていますが、正しい
Genlock 信号が検出されません
緑
オン
Genlock モジュールが正しく初期化され、正しい Genlock 信号
が検出されています
赤
点滅
Genlock に問題があります
赤
オン
Resync(再同期)が必要です
緑
オン
全ての電圧があり許容範囲です
-
オフ
電圧の問題です
PSU OK
機能
V3X COD モジュール LED:
以下の表は、V3X COD モジュール上の LED の説明です(左から右):
LED
色
ステータス
CPU
緑
点滅
CPU のアクティブティを示します
オン
モジュールプロセッサーに問題があります
オン
モジュールがソフトウェアから再生モードにセットされたとき
オフ
モジュールが記録モードにセットされたとき
PLAY
緑
機能
PVID
緑
オン
モジュールが再生か記録モード時かにかかわらず、適正なビデオ
信号が J8 コネクタ上(SD/HD SDI 入力)で検出されたとき
TF (transfer)
緑
点滅
モジュールと HCTX ボード間でデータ転送中
-
-
M1
M2
M3
未使用
M4
68
6.2.2. COD 接続 (SD と HD)
この章は、ビデオ規格 SD 525i、SD 625i、HD 1080i、HD 720pのコネクタ割り当てと、レイアウトについて、
記載しています。
HD 3D/1080p Dual Link と 3D/1080p Single Link 3 Gbps の特殊な接続については、以下の章で記載し
ています。
コネクタ割り当て
コネクタ
SD モード
HD モード
コネクタラベル
工場出荷時、J1 の替わりに J5 が、背面に接続されています。
もし、CVBS モニタリングが必要なら、J5 の替わりに J1 を接続
できます(SD、HD モード)。
J1
CHAR SD
SDI モニタリングは、J1 上でもう使用できません。
CVBS モニタリング出力
(SD)
CVBS モニタリング出力
(SD、ダウンコンバート)
J2
SDI モニタリング出力
(SD)
SDI モニタリング出力
(SD、ダウンコンバート)
背面に接続されていま
せん。オンボードマルチ
ビューワ入力に使用さ
れます。
J3
SDI 入力信号のループスルー
(SD)
SDI 入力信号のループスルー
(SD、ダウンコンバート)
OUT B
J4
SDI モニタリング出力 (SD)
モニタリング出力 (SD/HD)
CHAR OUT SD/HD
J5
未使用
未使用
IN B
J6
SDI プログラム出力
(SD、J7 と同じ)
HD SDI プログラム出力
(HD、J7 と同じ)
OUT
J7
SDI プログラム出力
(SD、J6 と同じ)
HD SDI プログラム出力
(HD、J6 と同じ)
OUT
J8
SDI 入力 (SD)
HD SDI 入力 (HD)
IN
J9
代替え SDI 入力
(SD、ハードウェアループ用)
代替え HD SDI 入力
(HD、ハードウェアループ用)
背面に接続されていま
せん。内部ループ入力
に使用されます。
注意
入力信号のループは、genlock されていません。
69
コネクタ位置と割り当て
SD Mode – Input(REC)
HD Mode – Input(REC)
70
SD Mode – Output(PLAY)
HD Mode – Output(PLAY)
71
6.2.3. COD 接続 (3D と 1080p Dual Link)
この章は、HD 3D と 1080p in Dual Link モードのコネクタ割り当てと、レイアウトについて、記載していま
す。
コネクタ割り当て
コネクタ
3D/1080p モード
コネクタラベル
J1
N/A
CHAR SD
J2
SDI モニタリング出力
(SD、ダウンコンバート)
背面に接続されていません。
オンボードマルチビューワ入力に使用されます。
J3
HD SDI プログラム出力:
right eye (3D) または link 2 (1080p)
(HD)
OUT B
J4
SDI モニタリング出力:
left eye (3D) または link 1 (1080p)
(HD/SD)
CHAR OUT SD/HD
J5
HD SDI 入力:
right eye (3D) または link 2 (1080p)
(HD)
IN B
J6
HD SDI プログラム出力:
left eye (3D) または link 1 (1080p)
(HD、J7 と同じ)
OUT
J7
HD SDI プログラム出力:
left eye (3D) または link 1 (1080p)
(HD、J6 と同じ)
OUT
J8
HD SDI 入力:
left eye (3D) または link 1 (1080p)
(HD)
IN
J9
代替え HD SDI 入力
(HD、ハードウェアループ用)
背面に接続されていません。
ループインに使用されます。
注意
入力信号のループは、genlock されていません。
72
コネクタ位置と割り当て
3D/1080p – Input(REC)
3D/1080p – Output(PLAY)
73
6.2.4. COD 接続 (3D と 1080p Single Link)
この章は、HD 3D と 1080p in Single Link モードのコネクタ割り当てと、レイアウトについて、記載していま
す。
コネクタ割り当て
コネクタ
3D/1080p モード
コネクタラベル
J1
N/A
CHAR SD
J2
SDI プログラム出力 2D
(SD、ダウンコンバート)
背面に接続されていません。
オンボードマルチビューワ入力に使用されます。
J3
SDI プログラム出力 2D
(HD/SD)
OUT B
J4
SDI モニタリング出力:
left eye (3D) または link 1 (1080p)
(HD/SD)
CHAR OUT SD/HD
J5
インストールされていません
IN B
J6
3G-SDI プログラム出力:
left eye & right eye (3D) または link 1
&2 (1080p)
(HD、J7 と同じ)
OUT
J7
3G-SDI プログラム出力:
left eye & right eye (3D) または link 1
&2 (1080p)
(HD、J6 と同じ)
OUT
J8
3G-SDI 入力:
left eye & right eye (3D) または link 1 &
IN
2 (1080p)
(3G)
J9
代替え 3G-SDI 入力
(3G、ハードウェアループ用)
背面に接続されていません。
ループインに使用されます。
注意
入力信号のループは、genlock されていません。
74
コネクタ位置と割り当て
3D/1080p – Input(Rec)
3D/1080p – (PLAY)
75
6.2.5. チャンネル割り当て
6 チャンネルサーバー
上コーデック(スロット 4)
中央コーデック(スロット 3)
下コーデック(スロット 2)
4 チャンネルサーバー
上コーデック(スロット 3)
76
下コーデック(スロット 2)
2 チャンネルサーバー
下コーデック(スロット 2)
77
6.3. Board オーディオコーデックボード
オーディオコーデックボードは、V3X ボードと H3X ボード間のオーディオインターフェースです。
ビデオコーデックとオーディオコーデックボードは、前面の 1 つのバスコネクタで H3X ボードと接続されて
います。オーディオコーデックボードでは、異なるオーディオコンフィグが可能です。オーディオ接続の詳細
は、ページ 42 を参照してください。
オーディオコーデックボード上に、以下の LED があります:
● LD1~3: 内部 EVS 情報のみ
● LD4: H3X ボードへ/からの転送アクティビティ
78
6.4. RAID コントローラボード
6.4.1. H3X ボード
H3X raid コントローラボードは、4部分に分かれています(2:前面、2:背面)。
● 前面左: GBE (GigE) モジュール
● 前面右: CTLコントローラモジュール
● 背面左: CPUモジュール
● 背面右: SDTIモジュール
79
LED 機能
XNet2CTL コントローラモジュール上のLED は、左から右:
LED
色
ステータス
機能
LED 1
緑
オン
OK
赤
オン
H3X ボートのブート時にエラー発生
LED 2 ~ 8
-
-
FRAME
緑
オン
未使用
NET
緑
オン
未使用
DSP
緑
点滅
DSP のアクティビティを表示(オーディオプロセス)
EVS 内部使用のみ
GBE Gigabit モジュール(左)上の LED、左から右:
LED
色
ステータス
CPU1
CPU2
緑
点滅
他の LED
-
-
機能
LED は 250 ミリ秒毎に交互に点滅し、プロセッサが動作中を示し
ます
EVS 内部使用のみ
コネクター
下記のコネクターは、XNet2(SDTI)モジュール上で使用できます:
J15
XNet2 用 OUT コネクター(SDTI ネットワーク、ディレイなし 1485Mbpa)
J16
XNet2 用 IN コネクター(SDTI ネットワーク、ディレイなし 1485Mbpa)
Gigabit コネクタ
ボードの 2 つの Gigabit コネクタが、背面の 2 つの Gigabit ポートに接続されています。
Gigabit コネクタは、(最小で) 9014 バイトイーサネットフレームの Jumbo Frames をサポートしているネット
ワ ー ク に 接 続 し な け れ ば な り ま せ ん 。 テ ス ト し た ス イ ッ チ 例 : Cisco 3750 G フ ァ ミ リ ー の
WS-C3750G-24T-S
詳細は、マルチカムコンフィギュレーションマニュアルの IP アドレスセットアップを参照してください。
6.4.2. RCTL ボード(SAS ディスクアレイ上)
システム上のディスクアレイ(H3Xボード含む)は、ディスクアレイボード上にコントローラを持っています。
異なるコンフィグを使用できます
● 1つの内部アレイ (6つのディスク)
● 1つの内部アレイ (12つのディスク、2つのRAIDグループ)
● 内部ストレージなし
80
内部アレイ上の LED
LED1~6は、1つの内部アレイ(6ディスク)時に、使用します。
LED7~12は、2x6ディスクの1つの内部アレイの場合の上側のディスクに使用します。
ディスクに対応する LED は、以下の図になります:
LED
ステータス
オフ
オン、早い点滅(緑)
ディスク LED
機能
対応するディスクは開始していません(回転していません)
対応するディスクは開始しています(回転しています)
オン、点灯(緑)
対応するディスクは開始して、RAID アレイで使用されていま
す
オン、ゆっくり点滅(緑)
対応するディスクは開始していますが、RAID アレイで使用さ
れていません
STS
オン(緑)
RCTL RAID コントローラは、正しくブートされています
ERR
オン(赤)
RAID コントローラとディスク間のデータ転送中にエラーが
起きています
81
6.4.3. 外部ディスクアレイ SAS-HDX
SAS-HDXは、2Uの外部ディスクストレージで、最小5個、最大24個のホットスワップSASディスクを収納で
きます。外部ストレージは、内部ストレージと一緒または、単独で使用することができます。
外部ストレージは、サーバーのリアパネルにあるコネクターからSASケーブルによって、サーバー内部に
ある、X-ESAS接続モジュールに接続されます。
必要要件
● サーバーリアパネル上のSAS-HDXコネクター
● マルチカムバージョン10.05以上
● SAS-HDX外部ストレージ
82
ステータス
Blue
Red LED
機能
LED
Off
On
ドライブ故障-要交換
点滅
Off
接続 OK、ディスク書き込み/読み出し中
On
(固定)
Off
接続 OK、ディスク書き込み/読み出なし
On
(固定)
Off
On、ゆっく スペアーディスク-一致するディスクはスタートし、RAID アレ
り点滅
イ内で使用される
Off
一致するディスクが存在しない
注意
クリーンな状態(クリアービデオディスク実行後)からスタートした時には、最初にレイド#0に収録し、容量
が一杯になるまで収録し、次に RAID#1 に収録し、最後に RAID#2 に収録します。その結果、どのくらい素
材が(クリップとレコードトレイン)サーバーに保存されているかにより、いくつかのディスクのみがアクティ
ブです。
外部アレイの音声アラート
外部アレイの、ファンや電源がユニットが故障すると、音声アラートが鳴ります。これは、アレイ上のミュー
トボタンを押して止める事ができます。
ディスクの挿入と抜き取り
83
外部ディスクアレイにディスクを挿入したり、引き抜くときには、下記のステップを参照し注意して行ってく
ださい。
1.挿入方法
2.引き抜き方法
84
6.5. MTPC ボード
6.5.1. 序章
PC ボードの機能は、主に、ビデオハードウェアのコントロールと、ビデオハードウェアと周辺機器(例えば、
リモートコントローラ)とのインターフェースです。
以下の MTPC ボードが使用されています:
● リビジョン A2/A4 COMNEL HS870 マザーボード+新しいタイムコード管理モジュール:
(ブーターブル USB 付き)
標準構成では、PC ハードウェアは以下で構成されます:
● シリアルポート、LTC リーダーとジェネレータを持つ 1 つのマウンティング PC ボード:
マザーボードでコントロールされます。
● IDE システムハードディスク:
IDE ディスクドライブは、EVS ソフトウェアと DOS オペレーティングシステムの保存に使用されます。
オーディオとビデオはこのディスク上には保存されません。
このドライブの容量は市場での入手可能性に依存し変化しますが、システムパーティションは常に
1GB に設定されています。
残りの容量は使用されません。
● 64/128MB SDRAM 変更可能
使用する SDRAM は、システム要求に合うように変更できます。
RAM アップグレードについては、EVS サポートに問い合わせ下さい。
標準 PC RAM モジュールを使用してはいけません。
85
6.5.2. A2/A4 ボード
86
マルチビューワ
マルチビューワボードは、XT3 サーバーのオプションです。
コネクタ
機能
IN
COHX ボードの CODEC モジュールからの J2 コネクタを、マルチビューワボードの IN コネ
クタに接続します
OUT1 HD
マルチビューワボードの OUT HD コネクタを、サーバーの背面パネルの MULTIVIEWER
HD SDI コネクタに接続します
OUT2 SD
マルチビューワボードの OUT SD コネクタを、サーバーの背面パネルの MULTIVIEWER
SD SDI コネクタに接続します
DB15
マルチビューワボードの DB15 コネクタを、サーバーの背面パネルの MULTI DB15 コネク
タに接続します
LED 情報
内部 EVS 情報。
ボードコンフィグ
HPOL、VPOL、ENVS は、LSM TV モードで使用する composite sync generator のコンフィグに使用します。
(LSM を VGA モニターのみで使用するなら、何も影響はありません)
HPOL ジャンパ: VGA HS signal (Horizontal Sync)を反転する/しないで composite 出力信号(TV モード)
の作成に使用します。
VPOL ジャンパ: VGA VS signal (Vertical Sync)を反転する/しないで composite 出力信号(TV モード)の
作成に使用します。
ENVS ジャンパ: VGA VS signal (Vertical Sync)を付ける/付けないで composite 出力信号(TV モード)の
作成に使用します。
もし、LSM TV モードを使用していたら、これらのジャンパ設定は、LSM ソフトウェアバージョンと CPU ボー
ドモデル/リビジョンに依存するため、EVS 推奨に従い設定しなければなりません:
ジャンパ設定は以下になります:
● HPOL=On; VPOL=Off; ENVS=On
REMOTE RESET ジャンパー: RESET コマンドを送れるモートを明示するために使用します。
このコマンドは、システム全体: PC とビデオハードウェアをリセットします。
標準コンフィグでは、リモート 1 のみ(RS422 ポート 1 上)が、システムのリセットを許可されます。
87
注意
このジャンパは、RS422 ポートに接続されているデバイスが、EVS コントローラでない場合には、外さなけ
ればなりません。
サーバーの RS422 ポートのピン 5 の最大電圧は、対応するジャンパが取り付けられた時 5V を越えては
いけません。
対応するジャンパが取り付けられた時、ピン 5 により高い電圧が与えられると、ボードに永久的な電気的
損傷を引き起こします。
88
XT3 テクニカル リファレンス ハードウェア
(REV 11.00.A)
発行年月 2012 年 7 月 発 行
株式会社フォトロン
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-1-8 千代田富士見ビル
©2012.PHOTRON LIMITED,All rights reserved. Printed in Japan.
89