平成17年度 一般財源研究費傾斜的研究費(全学分

平 成 1 7 年 度 一 般 財 源 研 究 費 傾 斜 的 研 究 費 (全 学 分 ) 研 究 報 告 書
研 究 テーマ [ ②教 育 改 善 研 究 ]
研
究
課
題
名 都 市 政 策 コース開 設 に伴 うカリキュラム開 発 等 に関 する研 究
研 究 者 または研 究 代 表 者 名
大杉
覚
研究分担者名
玉野
和志
伊藤
正次
宍戸
常寿
前田
幸男
所属部局名
都 市 教 養 学 部 都 市 政 策 コース
部 局 名 ・所 属 研 究 機 関 名
職
名
教授
職
名
都 市 教 養 学 部 社 会 学 コース
准教授
都 市 教 養 学 部 政 治 学 コース
准教授
都 市 教 養 学 部 法 律 学 コース
助教授
都 市 教 養 学 部 政 治 学 コース
松井
望
(現 在 ,東 京 大 学 情 報 学 環 助 教 授 )
准教授
都 市 教 養 学 部 都 市 政 策 コース
研究員
玉川
英則
都 市 環 境 学 部 都 市 建 築 コース
教授
羽貝
正美
都 市 環 境 学 部 都 市 建 築 コース
教授
研 究 実 績 の概 要
平 成 19年 度 都 市 政 策 コース開 講 にむけて,学 際 的 な都 市 政 策 に関 する教 育 プログラ
ムを準 備 することを目 的 として,①問 題 解 決 型 プロジェクト方 式 による演 習 ,②実 践 型 イン
ターンシップ,③公 共 サービスの実 践 的 意 義 を学 問 的 見 地 から追 及 するために実 務 家 と
研 究 者 とのパートナーシップ型 プログラム,④政 策 分 析 技 法 にかかる基 礎 プログラム(統
計 調 査 関 係 等 )の整 備 を目 的 として教 育 改 善 研 究 を行 った.
①については,問 題 解 決 型 プロジェクト方 式 演 習 を試 行 し,開 講 の準 備 をおこなった.と
くに学 部 ・系 ・コースを越 えて複 数 の教 員 が参 加 することを配 慮 したカリキュラムづくりに目
途 をつけることができた.
②については,先 行 しておこなわれてきたインターンシップ科 目 を研 究 するとともに,これ
までのインターンシップとは異 なり,単 なる現 場 体 験 にとどまらず,政 策 研 究 的 視 点 から取
り組 むことが可 能 な制 度 設 計 を施 すために,インターン先 のあり方 について実 際 の受 け入
れ先 の状 況 などを聞 き取 り調 査 するなど,実 施 に際 しての課 題 を明 確 にした.
③ついては,「都 市 政 策 フォーラム」を 2 度 開 催 し,都 市 政 策 コースの教 育 カリキュラム
を学 内 外 にPRするとともに,学 外 の実 務 家 の協 力 を得 るための体 制 づくりとその課 題 に
ついて検 討 した.
④については,現 在 各 学 部 ・学 系 で個 別 に提 供 されている統 計 関 係 の基 礎 プログラム
の状 況 調 査 を行 い,都 市 政 策 分 析 に必 須 の市 民 意 識 の的 確 な理 解 に資 する社 会 調
査 ・統 計 学 の基 礎 的 な知 識 を提 供 するための授 業 のあり方 について検 討 し,実 施 の目 途
をつけることができた.
本 調 査 研 究 は,研 究 メンバーの研 究 論 文 はもちろんのこと,先 述 の都 市 政 策 フォーラ
ムをはじめとする研 究 発 表 ・シンポジウム,オープン・ユニバーシティをはじめとする生 涯 学
習 支 援 ・普 及 啓 発 としても社 会 的 に十 分 に還 元 され得 たと考 える.
研 究 発 表 [雑 誌 論 文 発 表 、図 書 、学 会 発 表 等 ]
著 者 (講 演 者 )
大杉 覚
玉野 和志
伊藤 正次
宍戸 常寿
論 文 題 目 (発 表 題 目 )
「地 域 機 関 の活 性 化 と自 治 体 内 分
権」
「合 併 市 町 村 の人 材 育 成 について」
「自 治 体 補 助 金 改 革 と行 政 評 価 の
課題」
「自 治 体 職 員 の経 営 マインド」
「都 区 改 革 の再 構 築 」
「合 併 後 のまちづくりと『地 域 発 の自
治 創 造 』」
「都 区 制 度 改 革 」
共 通 論 題 「橋 本 行 革 の成 果 を検 証
する」コメント
『都 市 の構 造 転 換 とコミュニティの変
容 に関 する実 証 的 研 究 』,平 成 15年
度 ~17年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 (基
盤 研 究 C) 研 究 代 表 者 玉 野 和 志
"Grass roots and the
Neighborhood Associations: On
Japan's Chonaikai and Indonesia's
RT/RW. By Naoki Yoshihara and
Raphaella Deantari Dwianto(Eds)"
「奥 田 道 大 の都 市 社 会 学 を正 しく
理 解 するために」
「ニート社 会 と青 少 年 のキャリア教
育」
年月
2006年 4月
『月 刊 自 治 フォーラム』
『会 計 検 査 研 究 』第 32号
2006年 3月
2006年 3月
『住 民 行 政 の窓 』第 18巻 2号
『都 政 研 究 』
『月 刊 自 治 フォーラム』
2006年 2月
2005年 11月
2005年 11月
『地 方 自 治 職 員 研 修 』
日本行政学会
2005年 7月
2005年 5月
2006年 1月
International Journal of
Japanese Sociology. No.14
November 140-1
2005年 11月
『社 会 学 評 論 』Vol.56,No.2
2005年 10月
『わたしは消 費 者 』No.101
2005年 9月
「道 州 制 構 想 の『周 辺 的 』課 題
(下 )」
「道 州 制 構 想 の『周 辺 的 』課 題
(上 )」
「日 本 の合 議 制 組 織 制 度 と特 別 職
公務員制度」
「教 育 改 革 の動 向 と自 治 体 教 育 行
政 改 革 の課 題 」
「日 本 の行 政 委 員 会 制 度 と規 制 機
関 の制 度 選 択 」
『月 刊 自 治 フォーラム』
2006年 2月
『月 刊 自 治 フォーラム』
2006年 1月
『年 報 行 政 研 究 』
2005年 5月
『地 方 自 治 職 員 研 修 』
2005年 4月
岸 井 大 太 郎 ・鳥 居 昭 夫 編 『公
益 事 業 の競 争 政 策 と規 制 改
革 』法 政 大 学 出 版 局
2005年 4月
「憲 法 裁 判 権 の論 理 と憲 法 学 の諸
論点」
「非 列 挙 人 権 の保 障 」
「名 誉 毀 損 と事 前 差 止 め」
『憲 法 裁 判 権 の動 態 』 (単 著 )
「公 共 放 送 の『役 割 』と『制 度 』」
北海道大学公法研究会
2006年 3月
日 台 憲 法 学 シンポジウム
『メディア判 例 百 選 』
2006年 3月
2005年 12月
2005年 12月
2005年 11月
「司 法 権 の観 念 」
「違 憲 審 査 制 」
「国 会 議 員 の免 責 特 権 」
前田 幸男
発 表 誌 (発 表 大 会 名 )
『国 際 文 化 研 修 』
「性 役 割 分 業 が政 治 参 加 に与 える
影 響 について」
ダニエル・フット=長 谷 部 恭 男
編 『超 える境 融 ける法 4』
小 山 剛 =駒 村 圭 吾 編 『論 点 探
究 憲法』
小 山 剛 =駒 村 圭 吾 編 『論 点 探
究 憲法』
浦 部 法 穂 =戸 波 江 二 編 『法 科
大 学 院 ケースブック 憲 法 』
SSJDAリサーチ・ペーパー・シ
リ ー ズ 35 『 共 働 社 会 の 到 来 と
それをめぐる葛 藤 -人 間 関 係
-』32-35頁 、
2005年 7月
2005年 7月
2005年 7月
2006年 3月
「最 近 の時 事 世 論 調 査 における政
党 支 持 率 と内 閣 支 持 率 」
"External Constraints on Female
Political Participation"
「地 方 選 挙 と国 政 選 挙 の制 度 的 乖
離 が投 票 行 動 の判 断 基 準 に与 える
影 響 について」
玉川 英則
「都 市 と犯 罪 の実 態 」
「視 点 場 の類 型 化 による都 市 景 観
解 析 -国 分 寺 崖 線 の高 層 マンショ
ンを対 象 に」
「 フ ラ ン ス の GIS 推 進 と 地 理 情 報 学
研 究 -IGNを中 心 に」
『 中 央 調 査 報 』 3 月 No.581.1-9
頁
Japanese Journal
of Political Science, Volume
6 Issue 3, pp.345-373
日本政治学会報告論文
2006年 3月
「 日 本 不 動 産 学 会 誌 」 No.73
Vol.19-No.2
服 部 祐 司 ・玉 川 英 則 「地 理 情
報 システム学 会 講 演 論 文 集 」
Vol.14
総 合 都 市 研 究 第 84号
2005年 11月
2005年 12月
2005年 10月
2005年 10月
2005年 3月
羽貝 正美
「日 本 における自 治 体 再 編 の動 向 と
その課 題 」
ソウル市 立 大 学 とのジョイント
セミナー、ソウル
2005年 9月
松井 望
「議 会 の補 佐 機 能 に関 する一 考 察 」
「青 少 年 保 護 育 成 条 例 の構 成 ・実
施 体 制 ・実 施 状 況 」
『国 際 文 化 研 修 』51号
『 青 少 年 健 全 育 成 に 向 け た総
合 的 施 策 と規 範 意 識 の形 成 に
関 する研 究 報 告 書 』 首 都 大
学 東 京 都 市 教 養 学 部 法 学 ・政
治 学 ・都 市 政 策 班
『年 報 行 政 研 究 40』
2006年 4月
2006年 3月
「書 評 :打 越 綾 子 『自 治 体 における
企 画 と調 整 事 業 部 局 と政 策 分 野 別
基 本 計 画 』(日 本 評 論 社 、2004
年 )」
2005年 5月