辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績

辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
生 年 月 日
1943 年 11 月 6 日生
専 門 分 野
国際政治学
研 究 テ ー マ
EU の外交・安全保障政策
学
博士(法学・関西大学)2002年 3 月取得
位
学位請求論文
『EU の外交・安全保障政策─欧州政治統合の歩み』
(成文堂,2001年 3 月出版)
学 歴
1963年 3 月
明星高等学校卒業
1963年 4 月
関西大学法学部入学
1967年 3 月
同大学法学部政治学科卒業
1967年 4 月
同大学大学院法学研究科修士課程(公法学専攻)入学
1969年 4 月
同大学大学院法学研究科修士課程(公法学専攻)修了
1969年 4 月
同大学大学院法学研究科博士課程(公法学専攻)入学
1972年 3 月
同大学大学院法学研究科博士課程(公法学専攻)単位取得退学
職 歴
1972年 4 月
阪南大学商学部専任講師
1974年 4 月
同 助教授
1980年 4 月
同 教授
1981年 4 月
同 教務委員長(現教務部長)(~1983年 3 月)
1983年 4 月同 国外研修員(Institute of Advanced Legal Studies, Univ. of
London)(~1984年 3 月)
1986年 4 月
同 商学部長(~1987年 3 月)
1996年 4 月
同 流通学部教授(商学部改組による)
1997年 4 月
同 国際コミュニケーション学部教授(同学部設置による)
1997年 4 月
同 国際コミュニケーション学部長(~1999年 3 月)
2000年 4 月
同 大学院修士課程教授兼任
2003年 4 月
同 国際コミュニケーション学部長(~2005年 3 月)
2005年 8 月同 短期海外研修(ロンドン大学高等法学研究所・欧州大学院大
無断転載禁止
1
Page:1
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
学・カペル大学)(~ 9 月)
2006年 2 月
同 副学長(~2009年 3 月)
2009年 4 月
同 学長・学校法人阪南大学常任理事(~2015年 3 月)
2015年 4 月
同 顧問(~2017年 3 月予定)
学会活動
1970年 5 月
日本国際政治学会員
1970年 5 月
国際法学会会員
1973年 5 月
日本国際政治学会評議員
1973年10月
日本政治学会会員
1984年11月
日本 EC 学会(現日本 EU 学会)会員
1994年11月
日本 EU 学会理事
1998年 5 月
日本国際政治学会分科会「国際統合」総括責任者
1999年11月
日本 EU 学会編集委員長(~2003年 5 月)
2009年 4 月
日本 EU 学会理事長(~2011年 3 月)
2010年 1 月アジア太平洋EU学会(EUSA−AP)招待( 8 ~10日)(ジャワハル
ラール・ネルー大学,インド・ニューデリー)
2010年 5 月世界 EU 学会(EUSA−World)理事長会議・同大会招待(24~25
日)(欧州議会議事堂,ベルギー・ブリュッセル)
2013年11月
日本 EU 学会名誉会員
社会活動
【大学・学術関連】
2003年 1 月
日本学術振興会科学研究費委員会専門委員(~2003年 9 月30日)
2006年 4 月財団法人大学基準協会平成 18 年度相互評価委員会法学系第 6 専門評
価分科会委員(~2007年 3 月31日)
2007年 4 月財団法人大学基準協会平成 19 年度大学評価委員会国際コミュニケー
ション学系専門評価分科会委員(主査)(~2008年 3 月31日)
2008年 4 月財団法人大学基準協会平成 20 年度大学評価委員会国際学系専門評価
分科会委員(主査)(~2009年 3 月31日)
無断転載禁止
2009年 4 月
大阪科学技術センター評議員(~2010年 3 月)
2010年 4 月
大阪科学技術センター参与(~2015年 3 月)
2
Page:2
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
2011年 4 月EU インスティチュート・ジャパン(EUIJ−Kyushu Review)諮問
委員(~現在)
2014年 4 月
日本私立大学連盟学長会議幹事会委員(~2015年 3 月)
【経済界関連】
2010年 7 月
関西経済同友会会員(~2015年 3 月)
2010年 4 月関西経済同友会政治改革委員会副委員長,自立型地域社会を考える
委員会副委員長(~2012年 3 月)
2013年 5 月関西経済同友会幹事,同国際交流委員会共同委員長(~2015年 3 月)
【松原市関連】
1999年 4 月
松原市下水道事業再評価委員会委員長(~2000年 3 月31日)
2000年 2 月
松原市基本計画審議会会長(~2001年 3 月31日)
2003年 3 月松原市制施行 50 周年記念事業市民企画委員会委員長(~2003年 7 月
28日)
2004年12月
松原市表彰審査会会長(~2004年12月23日)
2005年 2 月
松原市合流改善アドバイザー会議議長
2005年 4 月
松原商工会議所街づくり委員会委員(毎年度更新,~2015年 3 月)
2006年 2 月
松原市公の施設の指定管理者候補選定委員会委員(~2007年 3 月)
2006年11月
医療法人松原徳洲会病院倫理委員会委員(~2015年 3 月)
2008年 3 月
医療法人松原徳洲会病院研修管理委員会委員(~2015年 3 月)
2008年 8 月
松原市下水道事業再評価委員会(~2009年 3 月)
2008年 9 月
松原市公の施設の指定管理者候補選定委員会委員(~2010年 8 月)
2009年 2 月
松原市教育委員会外部評価委員(~2009年 3 月)
2011年 7 月
松原市セーフコミュニティー推進協議会委員(~2015年 3 月)
2011年11月市立松原病院跡地活用事業提案協議審査委員会委員長(~2012年 3
月)
無断転載禁止
2015年 7 月
松原市教育委員会委員(~2019年 6 月未予定)
2015年 8 月
松原市教育委員会委員長(~2016年 7 月未予定)
3
Page:3
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
研究業績
著 書
[単著]( 2 点)
① 『現代政治と国際関係』啓文社,1978年 7 月
② 『EUの外交・安全保障政策─欧州政治統合の歩み』(学位請求論文)成文堂,2001年 3 月
[共著](14点)
① 『EC欧州統合の現在』創元社,1987年 4 月
② 『EC統合とニューヨーロッパ』岩波書店,1993年 1 月
③ 『法とヨーロッパ統合─21世紀への挑戦』関西大学法学研究所,1993年10月
④ 『EC統合から欧州連合への展望』関西大学法学研究所(研究叢書第10冊),1993年12月
⑤ 『EUとは何か─欧州同盟の解説と条約』日本貿易振興会(ジェトロ),1994年11月
⑥ 『ECからEUへ 欧州統合の現在』創元社,1995年 4 月
⑦ Law and Integration of Europe: Challenges towards the 21th Century, The Institution of
Legal Studies, Kansai University, 1994年
⑧ 『EC法と欧州連合の現状』関西大学法学研究所(研究叢書第12冊),1996年 1 月
⑨ 『ヨーロッパ統合の政治史─人物を通して見たあゆみ』有斐閣,1996年 3 月
⑩ 『EUアムステルダム条約─自由・安全・公正な社会をめざして』日本貿易振興会(ジェトロ),
2000年 4 月
⑪ 『国際関係と国際組織─地球・地域・ひと』成文堂,2003年 6 月
⑫ 『EU欧州統合の現在』創元社,2004年 4 月
⑬ 『欧州統合の新段階 リスボン条約の解説と条文』ミネルヴァ書房,2009年 8 月
⑭ 『EU欧州統合の現在(第 3 版)』創元社,2000年10月
翻 訳 書( 1 点)
①
P.テイラー著『欧州の声がひとつになる時─ECの対外関係』啓文社,1981年11月
(原著名:Philip
Taylor, When Europe Speaks with One Voice: the External Relations of the
European Community, Greenwood Press, 1979, xxi + pp.235.)
翻 訳 書[共訳]( 5 点)
①
A.コーエン著『二次元的人間─複合社会における権力と象徴の人類学』法律文化社,1976年
6 月(原著名:A. Cohen, Two−Dimensional Man, Univ. of California Press, 1974, pp.156.)
②
H. G.シュヘルメルス『国際機構法(上)』啓文社,1981年 5 月
( 原 著 名:Henry G. Schermers, International Institutional Law, Vol.1 Sijthoff & Noordhoff
International Publishers, 1980, pp.1054.)
無断転載禁止
4
Page:4
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
③
H. G.シュヘルメルス『国際機構法(中)』共訳,啓文社,1987年 2 月
(原著名:Henry G. Schermers, International Institutional Law, Vol.1 Sijthoff, 1980, pp. 1054.)
④
P.サビジャー著『新冷戦とデタント』共訳,啓文社,1991年 5 月
( 原 著 名:P. Savigear, Cold War or Détente in the 1980s: The International Politics of
American−Soviet Relations, Palgrave Macmillan, 1987, pp.196.)
⑤ 「資料:アムステルダム条約(仮訳)」共訳,『同志社法学』第51巻第 5 号,2000年 1 月
論 文(21点)
[1960年代]
① 「政治的発展における官僚制(修士論文)」関西大学大学院法学研究科,1969年 3 月
② 「政治的発展とその問題性(序説)
」『法学ジャーナル』第 4 号(関西大学大学院),1969年 7 月
[1970年代]
③ 「比較近代化論における官僚制研究の視角」『阪南論集』第 9 巻第 5 号,1974年 4 月
④ 「ヨーロッパ統合過程におけるEDC構想挫折の意味─ECSCとの比較論的考察
『阪南論集』
( 1 )」
第11巻第 2 号,1975年11月
⑤ 「ヨーロッパ統合過程におけるEDC構想挫折の意味─ECSCとの比較論的考察
『阪南論集』
( 2 )」
第13巻第 1 号,1977年 8 月
[1980年代]
⑥ 「『欧州政治協力』機構におけるEC委員会の役割と限界(
1 )」『阪南論集社会科学編』第21巻
第 1 号,1985年 5 月
2 )」『阪南論集社会科学編』第21巻
⑦ 「『欧州政治協力』機構におけるEC委員会の役割と限界(
第 2 号,1985年11月
3 )」『阪南論集社会科学編』第21巻
⑧ 「『欧州政治協力』機構におけるEC委員会の役割と限界(
第 3 号,1986年 1 月
⑨ 「単一欧州議定書と欧州政治協力」『阪南論集社会科学編』第24巻第 1 号,1988年 6 月
⑩ 「アイルランドと単一欧州議定書」
『阪南論集社会科学編』第25巻第 1 / 2 / 3 合併号,1989年12
月
[1990年代]
⑪ 「統合への確かな歩み」
『ブリタニカ国際年鑑1990年版』特別リポート,TBSブリタニカ,
1990年 4 月
⑫ 「欧州政治協力(EPC)の20年」日本国際政治学会編集『政治統合に向かうEC』有斐閣,
1990年 5 月
⑬ 「ヨーロッパ連邦への道」
『ブリタニカ国際年鑑1992年版』特別リポート,TBSブリタニカ,
1992年 4 月
無断転載禁止
5
Page:5
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
⑭ 「経済制裁の決定過程におけるECとEPCの関係─ユーゴ危機のケースを中心として」
『日本EC
学会年報』第13号 有斐閣,1993年10月
「EUの対ユーゴ政策─欧州政治協力(EPC)から共通外交・安全保障政策(CFSP)への歩み」
⑮ 『国際法外交雑誌』第94巻第 1 号,1995年 4 月
「EU政府間会議(IGC)と共通外交・安全保障政策(CFSP)」『日本EU学会年報』第18号,有
⑯ 斐閣,1998年 9 月
[2000年代]
「『CFSP上級代表』の設置とハヴィエル・ソラナの役割─いわゆる“Mr or Ms CFSP”をめ
⑰ ぐる諸問題」『同志社法学』第53巻第 6 号,2002年 2 月
「イラク戦争後における米欧の深い亀裂─その修復は可能か?」『力の意思』通巻第45号 サン
⑱ ラ・ワールド,2003年12月
「EUの外交・安全保障政策(CFSP)とその正当性」『同志社大学ワールドワイドビジネスレ
⑲ ビュー』第10巻,2009年 3 月
「インドネシア・アチェにおけるEU主導の監視団派遣とその意義─欧州安全保障防衛政策
⑳ (ESDP)の下でのEUによるシビリアン・ミッションの成功例として」『同志社法学』第63巻
第 1 号(347号)梅津實教授古希記念論集,2011年 6 月
㉑ 「グローバルアクターとしてのEU−CFSP/CSDPの発展をとおして」
『日本EU学会年報』第33号,
2013年 6 月
紹 介( 2 点)
① 「アンドレ・マルシャル著『統合ヨーロッパへの道─EECの政治経済学』
(紹介)」『法学ジャー
ナル』第 7 号(関西大学大学院),1971年 3 月
② 「デヴィッド・クーミーズ著『欧州共同体における政治と官僚制─EEC委員会のポートレイト』
(紹介)」『阪南論集』第 7 巻,1973年 2 月
研究ノート( 1 点)
① 「ヨーロッパ統合過程におけるEDC構想挫折の意味─超国家性の再検討による(研究ノート)
」
『阪南論集』第10巻第 5 号,1975年 4 月
資 料( 1 点)
① 「ヨーロッパ政治協力(EPC)に関するEC委員会職員とのインタビュー(資料)
」『阪南論集
社会科学編』第20巻第 4 号,1985年 5 月
書 評( 1 点)
① 「田村万里・山本邦子訳『ヘルムート・シュミット対談集─回顧から新たな世紀へ』行路社
(書評)」『図書新聞』図書新聞社,2001年 3 月31日
無断転載禁止
6
Page:6
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
学会報告( 8 点)
① 「欧州統合過程におけるEDC挫折の意義」日本国際政治学会関西例会,1978年10月
② 「欧州政治協力(EPC)とEC委員会の関係」日本国際政治学会秋季大会,1984年10月
③ 「経済制裁の決定過程におけるECとEPCの関係」日本EC学会第13回研究大会,1992年11月
④ 「EUの対ユーゴ政策─欧州政治協力(EPC)から共通外交・安全保障政策(CFSP)への歩み」
国際法学会秋季大会,1994年10月
⑤ 「EU政府間会議(IGC)と共通外交・安全保障政策(CFSP)」日本EU学会第18回研究大会,
1997年11月
⑥ 「EUの軌跡─共通外交・安全保障政策を中心に」久留米大学大学院国際部会,2009年12月 5 日
⑦ ‘A Brief History and the Future of the CFSP/ESDP’International Seminar(Asia Pacific
European Studies Association:EUSA−AP),2010年 1 月 8 日
⑧ 「グローバルアクターとしてのEU─外交・安全保障政策の領域を中心に」日本EU学会第33回
研究大会(東京大学駒場キャンパス),2012年11月10日
シンポジウム【国際・国内】( 2 点)
① 「法とヨーロッパ統合─21世紀への挑戦」関西大学法学研究所・同大学法学部主催,1992年11
月18日
② 「EU憲法はよみがえるか?」同志社大学ワールドワイドビジネス研究センター主催(於同志
社大学寒梅館),2005年11月 5 日
講 演( 9 点)
① 「EC共通外交政策への動向」関西大学法学研究所,1991年 8 月 9 日
② 「クリントン新政権と日本・ヨーロッパ」関西大学政治学会1993年度大会(於エルおおさか),
1993年 4 月17日
③ 「ヨーロッパ最新情報─マーストリヒト条約見直しの意味」松原ライオンズクラブ,1996年 5
月9日
④ 「欧州はなぜ統合へと向かうのか? ECからEUへの軌跡」同志社中高等学校学校教育後援会(於
同志社国際高校),1999年 5 月10日
⑤ 「移民・難民問題とヨーロッパ統合の現状」大阪府警難波警察署(部外講習),2001年 8 月30日
⑥ 「欧州憲法条約とCFSP/CSDP」早稲田大学総合研究機構,2006年 1 月14日
⑦ 「サン・マロ宣言10周年に思うこと─EUの外交・安全保障政策の発展を顧みて」北九州市立
大学,2008年 6 月19日
⑧ 「研究生活を振り返って」関西大学校友会松原支部会(松原ふるさとピアプラザ),2014年 6 月
8日
⑨ 「研究者としてのわが半生とヨーロッパ統合の進展」関西大学学部27年会主催(徐園),2014
年11月18日
無断転載禁止
7
Page:7
辰巳 浅嗣学長 略歴・研究業績
公開講座・セミナーその他( 5 点)
① 「統合に向かうヨーロッパ」阪南大学公開講座,1990年 6 月 2 日
② 「ECにとっての1992年とは」四日市市民大学,1991年 8 月20日
③ 「ヨーロッパの20世紀─国際協調から国際統合へ」阪南大学公開講座「検証・20世紀」Part 2 ,
2000年 9 月30日
④ 「拡大欧州の悩み─移民の流入と文化の多様性」はびきの市民大学(於羽曳野市立生活文化セ
ンター),2006年 6 月10日
⑤ 「EUの外交・安全保障政策とその正当性」同志社大学ワールドワイドビジネス研究センター
主催公開セミナー,2008年12月13日
⑥ 「ヨーロッパから見たウクライナ情勢」阪南大学あべのハルカスキャンパス開設記念公開講座
第 1 回,阪南大学あべのハルカスキャンパス,2014年 5 月31日
事 典( 4 点)
① 「西ヨーロッパ情勢」『ブリタニカ国際年鑑』,TBSブリタニカ,1991年 4 月(1994年版以降毎
年執筆)
② 「アドニノ委員会」共著,国際法学会編『国際関係法辞典』三省堂,1995年 7 月
③ 「EU共通外交・安全保障政策」共著,国際法学会編『国際関係法辞典(第 2 版)』三省堂,
2005年 9 月
④ 「ヨーロッパ連合」(大項目事典),『ブリタニカ国際大百科事典』(電子版)TBSブリタニカ,
2009年10月
文部科学省助成研究( 2 点)
① 「政府・国家と企業に関する研究」共 文部科学省私立大学学術フロンティア研究(於同志社
大学ワールドワイドビジネス研究センター)代表者:加藤盛弘,1999年 4 月~ 2004年 3 月
② 「政府・国家と企業に関する研究(継続)」共 同上 代表者:梅津實,2004年 4 月~ 2009年 3 月
無断転載禁止
8
Page:8