平成２６年度 JA 佐渡おけさ柿産地取り組み方針
平成 26 年 3 月
ＪＡ佐渡おけさ柿中央共同選果場
Ⅰ．産地スローガン
「みんなで取り組もう！おけさ柿産地の再構築」
１．おけさ柿経営目標
（１）収量量確保
８０コンテナ以上／１０アール
（２）大玉生産
L 玉以上比率
６０％
（３）粗収益
４８０，０００円／１０アール
(販売単価 300 円/kg)
（４）１級品比率
９０％
Ⅱ．目標実現への取り組み方針
１．ブランド力向上にむけたゆるぎない産地方針の確立
（１）儲かる柿づくり（大玉・高品質・高収量）にむけ産地一丸で栽培管理を徹底しよう！
①基本技術の明確化と指導方針の周知・徹底（剪定、摘蕾摘果、施肥技術）
②実効性ある圃場格付方法の定着化
③園地巡回による基本作業の徹底と指導態勢の再構築
（２）選果・販売対策の強化
①庭先選果・選別指導の充実（出荷期間における指導会の実施等）
②量販店等での継続的な消費宣伝活動実施
③新たな商品化づくりの検証
２．所得向上と次世代につなげる産地基盤維持への取り組み
（１）選果場経費の削減策の検証（選果場運営方法と機械施設整備改修計画）
（２）新たな商品化や品質向上のための試験研究（おけさ柿部会：冷蔵柿・施肥改善等の試験）
（３）担い手研修等、新規栽培者への栽培指導強化
（４）おけさ柿園地台帳整備による産地実態の検証と課題の洗い出し
平成２６年度 JA 佐渡おけさ柿販売対策
平成 26 年 9 月
ＪＡ佐渡おけさ柿中央共同選果場
１．集荷対策
（１）大玉・収量・品質向上のための仕上げ管理を徹底し、集荷量を確保する。
（２）集荷コンテナ計画（20kg ｺﾝﾃﾅ換算）
54,000 ケース(H25 43,081 対比 125%)
（３）品種別集荷時期
刀根早生 10 月 3 日～（10 月 14 日以降毎日集荷）
平核無 10 月 16 日～（10 月 22 日以降毎日集荷）
（４）集荷日を集約し荷口を高め、計画出荷を図るとともに、選果場経費の削減を図る。
生産者収益率 ６０％を目指す。
２．販売対策
（１）出荷計画(7.5kg ﾀﾞﾝﾎﾞｰﾙ)
138,000 ケース(H25 103,000 対比 133%)
（２）仕向け先別出荷時期
①新潟市場 10/8 頃～
②北海道市場 10/15 頃～
③京浜市場 10/20 頃～
（３）市場訪問を実施し、作柄・出荷見通し等の産地情報を提供する
①新潟県内市場
10 月上旬
②北海道訪問
10 月中下旬
③京浜市場訪問
10 月下旬
（４）積極的な販売促進の実施
安心・安全・環境の島「佐渡」を全面に、佐渡のおけさ柿の特徴・優位性（食味・品質）を
伝える消費宣伝を実施する。
①京浜・北海道地区量販店販売促進 10 月下旬
②県内量販店販売促進 10 月中下旬
③島内Ａコープでの販売促進 10 月中旬～
３．次年度対策
選果施設を手詰め方式に変更し、おけさ柿の品質向上と選果コスト低減を目指す。