「2012 年度 エイボン女性年度賞」 受賞者決定

News Release
2012 年 6 月 25 日
エイボン・プロダクツ株式会社
「2012 年度 エイボン女性年度賞」
受賞者決定
化粧品や栄養補助食品等の製造・販売および社会貢献活動を通じて女性を応援するエイボン・プロ
ダクツ株式会社(東京都新宿区 代表取締役社長 CEO マイケル アレン)は、「2012 年度 エイボン
女性年度賞」の受賞者を下記のとおりご報告致します。
むかいだ ま
い
向田麻衣さん
一般社団法人 コフレ・プロジェクト
代表
瀬谷ルミ子さん
日本紛争予防センター(JCCP)
事務局長
よし か わ の り こ
SAJIMA Group President (スリランカ)
Tea Salon Sajima 代表(日本)
せ
や る み こ
川のり子さん
(順不同)
社会のために有意義な活動をし、人々に勇気や希望を与える女性を表彰するエイボン女性年度賞。
1979 年に始まり、33 回目を迎えた本年度は「パッション(情熱)」をテーマに審査がなされ 3 名の受賞
者が選出されました。なお、来年 1 月開催予定の表彰式で 3 名のうち 1 名に大賞が授与されます。
詳細は次頁をご参照下さい。
また、ライフスタイル情報誌「クロワッサン」(マガジンハウス刊)にて受賞者 x 弊社社長 アレンの対
談が下記スケジュールで掲載されます。
832 号( 6 月 25 日発売) 向田麻衣さん
836 号( 8 月 25 日発売) 瀬谷ルミ子さん
840 号(10 月 25 日発売)
川のり子さん
*掲載記事は同社ウェブサイト、マガジンワールドに転載されます。
エイボンは今後も、素晴らしい功績で世の中を前進させる女性の活動を応援してまいります。
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受賞者プロフィール
むかいだ
ま
い
■向田麻衣さん
一般社団法人 コフレ・プロジェクト 代表
1982 年宮城県生まれ
大学卒業後、化粧品メーカーのマーケティング部勤務
2009 年コフレ・プロジェクト設立
「化粧品は女性に自由な心や希望を与え、自信と自尊心を育む」という信念のもと、化粧品を切
り口に女性を支援する活動を行う。家庭で眠っている未使用の化粧品を募り途上国に送付、ネ
パールを中心にメイクのワークショップを行う。また、昨年の東日本大震災後には、被災地の女
性に少しでも笑顔や希望を取り戻して欲しいという思いから、現地に化粧品を届け多くの女性に
メイクを施した。今後はネパールのヒマラヤ山脈でとれる良質なハーブを配合した良質で、途上
国の低所得者でも買える廉価な化粧品作りビジネスに取り組む。さらに栽培や工場での雇用創
出も視野に入れている。
受賞者プロフィール
せ
や
る
み
こ
■瀬谷ルミ子さん
日本紛争予防センター(JCCP) 事務局長
1977 年群馬県生まれ
日本国内外の大学卒業後、国連 PKO シエラレオネで
除隊兵士の社会復帰支援
J 外務省職員としてアフガニスタンで軍閥の武装解除な
ど担当
2007 年より現職
JCCP の使命は武力紛争の被害を受けた社会の復興・被災者支援にとどまらず、人々が自らの力
で持続可能な平和社会を築くことができるよう、教育・雇用・産業等の機会の確保や治安改善のた
めの事業を行うことである。女性には精神的にも肉体的にも負担の大きい仕事に思えるが「女性
だからこそできる支援が沢山ある」と瀬谷さんは言う。たとえば、悲しいことに女性への偏見や暴
力などが日常的に行われている支援地では、男性スタッフには心を開かない当事者の女性と相
手の男性の双方にきめ細かなヒアリングを行い解決の糸口を見つけていく。紛争解決モデル確立
のため、今後も地道ではあるが一歩一歩、平坦ではない道のりを根気強く歩み続けていく。
受賞者プロフィール
よし か わ の り こ
■
川のり子さん
SAJIMA Group President (スリランカ)
Tea Salon Sajima 代表(日本)
1950 年京都府生まれ
紅茶好きが高じてスリランカに紅茶畑を購入し
有機無農薬栽培を開始
1999 年より現地の内戦孤児の教育管理、失業
者の自立などを支援
内戦中のスリランカ、貧困から脱出するために出稼ぎに出る両親を持つ幼児や内戦孤児のため、
村民が相互扶助で設立した施設に私財を投入し、教育管理できるための幼稚園に改善。また、村
民たちがグループを組んで効率よく働き、生産性を上げ、賃金を得るシステムを根付かせた。2004
年のスマトラ島大地震後には日本で寄付を募り、震災の犠牲となった多くの子供たちが日常生活
を取り戻すための支援に尽力した。国際的なダイナミックな活動と繊細な紅茶作りへの情熱は表
裏一体であり、女性ならではの勇気と愛情にあふれた活動は今後も続けられる。
エイボン女性年度賞について
■名称
「エイボン女性年度賞」
■設立
1979 年
■趣旨
活動の分野を問わず、社会的にめざましい活躍をし、立派な功績をおさめ、
女性の新しい可能性を示唆する先駆け的活動をしている女性を表彰いたします。
■各賞内容
エイボン女性大賞 1 名
エイボン女性賞 2 名
*大賞は翌年 1 月開催の表彰式で発表予定です。
■受賞者数
第 1 回女性大賞の市川房枝さんから、2010 年度の第 32 回女性大賞の本間郁
子さんに至る 32 年間に 162 名の方が受賞されました。 (2011 年度は休止)
■2012 年度選考委員
服部津貴子さん(服部栄養料理研究会会長)
草野満代さん(フリーアナウンサー)
甘糟りり子さん(作家)
■選考方法
有識者である選考委員が独自のリサーチに基づき本賞にふさわしいと思われる多
数の候補者を選出、さらにより本賞の趣旨に沿った 15 名に絞り込み選考委員会を
開催。本年度のテーマ「パッション(情熱)」をもとに厳正な審査を重ねた結果、3 名
の受賞者を決定いたしました。
■副賞
賞牌
賞金(エイボン女性大賞は 100 万円、女性賞は各 50 万円)
■指名寄付団体
受賞者の活動分野の関係者および協力者の今後の発展を願い、受賞者本人への
副賞とは別に、各賞の副賞と同額を受賞者が指名する団体に寄付いたします。
選考委員 (左より: 甘糟さん、草野さん、服部さん)