インフォシスとEfmaによる新しい調査の結果:グローバル

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インフォシスとEfmaによる新しい調査の結果:グローバル・リ
テール・バンクの76 %がイノベーションを推進
バンガロールとパリ(2013年10月21日): 本日、コンサルティング、テクノロジーおよびアウトソーシングのリーダー
企業であるインフォシスは、2013年度リテール・バンキングにおけるイノベーション レポートを発表しました。インフ
ォシスが委託しEfmaが実行する年次調査は今回で5回目となりますが、銀行がどのようにしてイノベーションの
障壁を克服し、革新能力を向上できるのか、という点について調査しています。
今年度は66ヵ国148行の銀行を対象に調査を実施した結果、世界中のリテール・バンクは、世界経済の回
復に伴い、収益創出およびコスト制御の方法としてイノベーションへ投資している、ということがわかりました。実
際、イノベーション戦略を持っている銀行は最初のレポートが発行された5年前は調査対象銀行のわずか37
%にすぎませんでしたが、今回の調査では60%まで増えています。
また、各銀行は、イノベーションの障壁であるレガシー・システムやサイロ式組織などを克服するため、シンプル
な運用と豊かな顧客体験を可能にするテクノロジーを求めている、ということも判明しました。特に、モバイル・イ
ノベーションでその傾向が顕著で、77 %の銀行がモバイル・ウォレット・ソリューションの導入を実施・計画中で
す。
主な調査結果:
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76
%の銀行がイノベーションに取り組み、特に顧客チャネルの分野においてイノベーションが促進されてい
ます。

77 %の銀行がイノベーションに投資しています。2009年の調査では投資を増加している銀行は13%
にすぎなかったので、これは勇気づけられるトレンドといえます。
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約半数の銀行(58%)は、コンポーネントに新しいシステムを導入する能力はイノベーション能力によい
影響を与えると考えています。

モバイル・ロケーション・ベースのサービスは、銀行向けイノベーションの別の領域とされています。69%の
銀行が導入の実施または計画中です。
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製品やサービスの提供を強化するため、45%の銀行はすでにゲーミフィケーションへの投資を実施・計
画中であり、61%の銀行では現在、顧客によるある種の製品パーソナライゼーションが実行可能また
は計画中です。

中小規模の銀行では、イノベーションの主な障壁として、レガシーIT システム、文化、サイロ式組織の
3つをあげています。
引用文 インフォシスのFinacleグローバル・ヘッド であるハラゴパル Mは次のように述べています。
「イノベーションが銀行の中心的な話題として取り上げられているのは、喜ばしいことです。業務プロセスのスピ
ードやアジリティ(機敏性)、効率性の向上が大きな関心となっています。レポートによれば、世界中のリテール・
バンクは、簡略化とイノベーションの連携によってビジネスの発展と優れた顧客サービスを実現できる、と考えて
います。」
Efmaの事務総長パトリック・デスマレは次のように述べています。
「今年度の調査によれば、レガシー・テクノロジーによる障壁を克服し、顧客体験チャネルを最適化するイノベ
ーション実践は世界的に収束の方向に向かっています。大半のリテール・バンクが現在、イノベーション戦略を
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構築中であり、多くの投資が投入されている、ということからも、世界経済が回復傾向にあると考えられます。
銀行が成長プロセスやチャネル、運用の刷新を目標にしていることからもその重要性を物語っています。」
追加資料
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「2013年度リテール・バンキングのイノベーション」レポート全文は、インフォシス・ウェブサイトまたは
SlideShareからダウンロードすることができます。
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インフォシスのFinacleとEfmaは、10月22日11時CETにオンライン・セミナー上で本調査の主要結
果を公表する予定です。詳細についてはこちらをクリックしてください。
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「バンキングをシンプルに」ホワイトペーパーは こちらをクリックしてください。
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昨年度のレポート: 2012年度リテール・バンキングにおけるイノベーション
Efma について
グローバルな非営利団体であるEfmaは、130ヵ国の小売金融サービス会社
3,300社から構成されています。世界のリテール・バンクの3分の1が会員であることからも、グローバル企業にと
って価値のあるリソースであることが証明されています。会員は多数の資料、データベース、調査、記事、ニュー
ス・フィード、出版物への独占的なアクセスを与えられ、ワーキンググループ、オンライン・コミュニティ、国際会議
など多数のネットワーキング機会も提供されます。 (www.efma.com)
当社について
インフォシスはコンサルティング、テクノロジー ソリューションおよびアウトソーシング ソリューションのグローバル
リーダーです。当社は、30カ国以上の国々のお客様が最新のビジネストレンドの一歩先を進み、競合他社を
しのぐ活躍ができるよう支援し、戦略的インサイトと卓越した実行力を融合した画期的なソリューションを共同
創造することで、お客様が変化の激しい世界に対応し、成長できるようサポートします。
www.infosys.com をご覧になり、年商 74億ドル、従業員数 155,000人以上のインフォシス (NYSE:
INFY) が、今日どのように未来企業を築いているかをお確かめください。
セーフ ハーバー条項
本リリースに掲載されている報告書の一部は、当社の将来的な成長を予測するものであり、多くのリスクや不
確定要素が介在しているため、実績と大きく異なる場合があります。このようなリスクと不確定要素には、収益
や外国為替相場の変動、当社の成長管理能力、費用効率に影響する可能性のあるIT サービス分野にお
ける競争の激化、インドにおける人件費の高騰、高い技能をもつ専門的な人材を確保する当社の能力、固
定価格・固定時間による契約における時間や経費の超過、顧客の集中化、出入国制限、業界セグメントの
集中化、国際業務を管理する当社の能力、当社の主力分野であるテクノロジーの需要低下、通信ネットワ
ークの崩壊あるいはシステムの故障、企業買収を成功させる当社の能力、当社サービス契約に対する損害
賠償責任、戦略投資した企業の業績、政府援助の打ち切り、政治不安および地域紛争、インド国外での
増資・企業買収に対する法的制限、当社知的所有権の不正使用、この業界に影響を与える経済情勢な
どが考えられます。当社の将来的な業績に影響すると思われるその他リスクについては、2012 年会計年度
(2013年3月31日付) 年次報告書 (Form 20-F) と 2013 年第 1 四半期 (2013年4月-6月期)
の四半期報告書 (Form 6-K) を含め、米国証券取引委員会へ 提出された当社報告書 に詳細に記
載されています。これらの報告書は、www.sec.gov. でご覧いただけます。インフォシスは、米国証券取引委
員会や当社株主への報告書など、書面および口頭により将来の展望を適宜発表する場合がありますが、法
律により義務付けられている場合を除き、当社により随時発表された将来の展望について更新する義務を負
わないものとします。
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連絡先
インフォシスリミテッド日本支店
マーケティング マネージャー 安藤
Tel:03(5545)3251 Email:[email protected]
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