「中小企業」のニーズに強く応える銀行になります。 (PDF:206KB)

新銀行の目指す方向性
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﹁
個
人
﹂
と
﹁
中
小
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業
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ズ
に
強
く
応
え
る
銀
行
に
な
り
ま
す
。
「個人」に強い近畿銀行と「中小企業金融」に定評のある
大阪銀行。
新銀行は、それぞれの個性が強く結びついた銀行です。
これからはふたつの個性がひとつになって、中小企業や自営
業者のお客さま、個人のお客さまにこころから喜んでいただ
ける、特徴ある商品やサービスをご提供します。どうぞご期
待ください。
近畿大阪銀行は、法人リテール・個人リテール業務に特
化し、大和銀行グループとして総合金融サービスの提供
に取り組み、
特徴ある商品やサービスを提供していきます。
◎個人及び中小企業・個人自営業者のお客さまのニーズに強くお応えしてい
くということを明確に意識し、経営資源の傾斜配分を徹底していきます。
◎法人部門につきましては、中小企業・個人自営業者のお客さまのニーズに
重点的且つ積極的にお応えしていき、中堅企業・大企業あるいは上場企業
のお客さまには、大和銀行との協調融資を柱として、大和銀行グループ全
体で幅広くニーズにお応えしていきます。
◎個人部門につきましては、様々なデリバリー・チャネルの拡充により、お客
さまのライフサイクルに合わせた最適な商品やサービスを提供していきま
す。特にプライベートバンキングなどによる専門性の発揮により、シルバー
層、プレ・シルバー層をはじめとする資金運用ニーズにお応えしていき、コ
ンサルティング・セリングなどの展開により、住宅ローンや個人ローンを積
極的に提供していきます。
お客さま本位の視点に立ち、
より中小企業・個人自営業者
のお客さまへのサービスを強化します。
大企業のお客さま・中堅企業のお客さま
大和銀行との戦略的提携に基づき、大和銀行グループとして、より高
度な金融サービスを提供していきます。
中小企業・個人自営業者のお客さま
地域に密着した身近な銀行として、近畿大阪銀行が多様なニーズに
機動的にお応えしていきます。
Retail Innovation
大和銀行グループとして、ニーズにお応えしていきます。
高度な金融技術に裏付けされたプロダクトを
大企業のお客さま
提供していきます。
(0.2%)
情報提供や経営アドバイス等を行い安定的な
中堅企業のお客さま
(4.9%)
資金調達ニーズにお応えしていきます。
利便性を高めスピード感をもって安定的な資金
中小企業・個人自営業者のお客さま
調達ニーズにお応えしていきます。
(94.9%)
近畿大阪銀行が、重点的にニーズにお応えしていきます。
* 平成8年10月大阪府統計資料
府下の事業所数:533,566(うち、民営526,196)
従業者数: 1∼ 29人規模 94.9%
30∼299人規模 4.9%
300人以上 規模 0.2%
中小企業等向け貸出先数
(近畿銀行+大阪銀行:平成12年3月末)
中小企業等向け貸出(先数)
大企業・中堅企業
円滑な資金供給と良質な金融サービスの提供を通じて地域社会や産業の発展に貢献することが
354先(0.2%)
地域金融機関としての基本的な役割であると認識しております。今後とも中小企業及び個人の
中小企業等
お客さま向けの貸出に積極的に取組んでいきます。
204,729先(99.8%)
<近畿大阪銀行の中小企業等向け貸出先は、204,729先で全体の99.8%を占めております。>
中小企業等向け貸出(残高)
中小企業等向け貸出金残高
(近畿銀行+大阪銀行:平成12年3月末)
中小企業の皆さまの金融機関として、地元で長年培ってきたノウハウを武器に、今後とも更に中
大企業・中堅企業
小企業及び個人のマーケットに特化していきます。
<近畿大阪銀行の中小企業等向け貸出残高は、2兆7,747億円で全体の92.6%を占めております。>
2,215億円(7.4%)
中小企業等
2兆7,747億円(92.6%)
(注)特別国際金融取引勘定は含んでおりません。
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個人のお客さまに対しても、
より新しく、
よりお客さま本位の商品やサービスを開発し、
お届けしていきます。
一般個人取引部門では、お客さまのライフサイクルに合わせた
のニーズに今まで以上にお応えしていきます。
商品・サービスを効率よく提供していくことを心掛けていきます。
プライベートバンキングについては、大和銀行との戦略的提携
個人金融資産1,200兆円の内訳をみると、その約半分を60歳
に基づき、多様化するニーズにお応えしていきます。
以上のシルバー層が占めています。今後の高齢化を考えるとそ
また、ヤング層には給与振込、カードなど、資産形成期のミドル
のシェアはさらに拡大することが予想されることから、個人取引
層には住宅ローンを主体とする生活密着ローンなど、ライフサイ
部門の中でも特にシルバー層及びプレ・シルバー層のお客さま
クルに合わせた商品・サービスの提供を積極的に進めていきます。
シルバー層の金融資産シェアは5割弱
【金融資産】
(単位:%)
30歳未満
30代
40代
50代
60歳以上
2.1
7.5
18.3
25.0
47.0
【純金融資産】
(金融資産ー負債)
(単位:%)
30歳未満
30代
40代
50代
60歳以上
1.2
4.2
13.1
23.5
58.0
※1995年「国民生活白書」
ローンに関しても、
お気軽にご相談いただけるよう
に、拠点づくりをすすめていきます。
住宅金融公庫などの公的融資及び住宅ローンに関する融資相談、
受付業務ならびに消費者ローンに関する相談、受付などを目的
としてローンプラザを積極的に展開していきます。
ローンプラザは、地元住宅業者との交渉窓口機能も有しており、
今後とも、地元優良住宅業者との連携を強化し、住宅ローンの申
し込みから融資決定までに要する時間を短縮して、お客さまへ
のサービス向上を図ります。
ローンプラザ
OBPローンプラザ
藤井寺ローンプラザ
茨木ローンプラザ
住道ローンプラザ
助松ローンプラザ
梅田ローンプラザ
枚方ローンプラザ
堺ローンプラザ
八尾ローンプラザ
OBPローンプラザ
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Retail Innovation
シルバー世代の方へのサービスもさらなる充実をめざします。
年金は退職金とともに、退職後の暮らしの土台となる大切な資金ですが、年金の仕組みは複雑で
あり、よく分からないことが多いのも事実です。そのような年金についての相談ニーズの高まり
にお応えし、年金受給者及びプレ年金受給者の皆さまへの相談業務の充実に積極的に取り組ん
でいます。
また、近畿大阪銀行の大阪府下の年金指定口座数は、174,446口座(平成12年3月末)で、大
阪府下の約11.7%(大和銀行を含めたグループ全体では、22.3%)のシェアを占めています。
(年金受給者数については、自治省「住民基本台帳人口要覧」より仮換算)
このことは、相談業務をはじめとするこれまでの地道な活動が、地元の高齢者の皆さまのご支持
を得られたことの結果であると考えています。
大阪府下年金指定口座数
年金指定口座数
シェア
年金受給者数
近畿銀行及び大阪銀行合算
174,446
11.7%
1,488千人
大和銀行グループ3行合算
331,107
22.3%
(注1)平成12年3月末現在。
(注2)年金受給者数は自治省行政局「住民基本台帳人口要覧」より仮換算(60∼64歳人口1/2+65歳以上人口)。
住宅ローンの推移
個人向けの主力商品である住宅ローンは、平成12年3月末7,302億円で総貸出の中に占める
割合は、24.37%と過去から順調に増加してきています。
引き続き、個人向け戦略的商品と位置付け、商品の内容の充実に努めていきます。
住宅ローン残高及び住宅ローン比率推移
(近畿銀行・大阪銀行合算)
[住宅ローン残高]
[総貸出に占める
住宅ローン比率]
(億円)
7,302億円
8,000
7,000
6,000
5,960億円
6,414億円
6,838億円
4,000
25.00%
22.12%
5,000
17.69%
18.67%
30.00%
7,012億円
24.37%
20.76%
20.00%
15.00%
3,000
10.00%
2,000
5.00%
1,000
0.00%
0
8/3末
9/3末
10/3末
11/3末
12/3末
(注)アパート・マンション含む住宅ローン残高
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