特集丸皿や長皿に小ぶりなグラスをのせて組み合わせて使う、ワンプレート盛り。朝食や前菜など、ちょっとしたおもてなしにこれからの季節を涼しく演出してくれる﹁ガラス﹂を、料理の盛りつけやインテリアに活用しませんか？手持ちのグラスやお皿のおしゃれな使い方について、ハンドメイドグラスメーカー﹁スガハラ﹂広報の菅原加代子さんに聞きました。 S G H R サラダの具材をいくつかのグラスに分けて入れ、好みをチョイスしていただくスタイル。いつものサラダも盛りつけ次第で、カラフルで楽しいテーブルに変身四角い長皿は一枚あると便利なアイテム。写真のように、余白をもたせて盛りつけるのがコツ。オードブルやプチフール（一口大の小さな菓子）をのせてテーブルの中央に置けば、スタイリッシュな演出にに色合わせが難しいことがありますが、クリア（透明）の菅原工芸硝子株式会社「SGHR スガハラ」広報菅原加代子さんガラスは、柄ものの陶磁器、木製のトレイ、漆など、どんな器とも相性よし。また色のついたガラスも、不透明な ★ワンポイントアドバイス★ 素材より色の主張はさほど強くなく便利です。ガラス選びでは、盛りつけなどをイメージし 2 す。同じ料理でもガラスに盛りつけるだけで、軽やかに涼しげに見えますよね。陶磁器などは、組み合わせる際教えてくれたのはて、使ってみたいというインスピレーションを大切に。洗う際は柔らかいスポンジで。特にワイングラスなどは、強く握りひねるような力を加えると破損につながるので、優しく滑らせることがコツ。しっかりすすぎ、軽く水を切ったあとは、毛羽のたたないふきんで拭きましょう。夏は、ガラスの透明感が一番活躍する季節だと思いまグラスを飲み物だけでなく料理やデザートの器にした撮影協力／スガハラショップ芦屋芦屋市松ノ内町 3-1 （JR 芦屋駅から歩 5 分） ☎ 0797-34-6331 午前 10 時∼午後 7 時【不定休】 http://www.sugahara.com/ り、数種類のガラス器を組み合わせて盛りつける工夫で、普段と違う夏らしいおしゃれな食卓を演出しましょう。水を張ったボウルに、花を生けたり、花びらを浮かべたり…。水面にゆれる花びらから、清涼感が漂います花を挿すときも、高さの異なるグラスを組み合わせたり、あえて何も入れないグラスを添えるアイデアもガラスの食器はインテリアにも活用できます。不透明な器だと中身は上からしか見えないのですが、透明な器なら、側面からの見え方を楽しめることがポイントです。また、光や照明が生み出す映りこみや影も、ガラスならではの魅力。グリーンや花を生ける、水を張った器にキャンドルを浮かべる、砂や貝殻などのオブジェを使ってテーブルや部屋のコーナーに飾るなど、手軽に夏の気砂や貝殻、ビー玉のような小物を自由に飾ってインテリアに。高い場所に置いても、サイドから楽しめます分を演出できますよ。 glass art shop TOR DECO （ガラスアートショップトアデコ）〝美味しい食卓、ここちよい暮らし〟を提案するハウスウェアショップ。種類豊富なグラスをはじめ、冷酒器、麺用の鉢など、夏にぴったりなガラスの器が並びます。「普段使いにちょっといいものを！」をコンセプトに、日本のガラス作家作品を中心に展開するセレクトショップ。風鈴やブルー系のグラスなど、季節のアイテムもチェックを。大阪市北区梅田2-2-22、ハービスPLAZA エント3 階午前11時∼午後 8 時【不定休】 ☎ 06 （6452） 3121 http://www.madu.jp/ 神戸市中央区中山手通 2-4-12 午前11時∼午後 8 時【水曜不定休】 ☎ 078 （322） 0468 http://www.tor-deco.com 京都 Madu（マディ）梅田店新しいガラスアイテムを見つけに街へ出かけませんか。こだわりのショップなら、きっとお気に入りが見つかりそうです。神戸大阪お気に入りをみつけに京阪神のショップへ Sophora（ソフォラ）食器からオブジェまで、ガラスや陶磁器など多数の作家作品を扱う。さまざまな技巧を凝らしたガラス作品を紹介し、展覧会も常時開催。見て、買って、ゆっくりと楽しめそう。京都市中京区二条通寺町東入ル榎木町 77-1、延寿堂ビル1階午前10 時∼午後 6 時 30 分【木曜定休・水曜不定休】 ☎ 075 （211） 5552 http://www.sophora.jp 3