メータ発呼条件の変更方法

平成 20 年 7 月 10 日
メータ発呼条件の変更方法
発呼タイプのメータ発呼条件と、発呼タイプの変更方法についての説明です。
簡易型電文設定器は、
マイコンメータのメータ制御コード値1の設定データを直接変更することにより、
発呼タイプを変更することができます。
対応機種:アドバンスドモードを保有する簡易型電文設定器
1.発呼タイプのメータ発呼条件
メータ制御コード値1のK5、K4を変更することによって、メータ発呼の有無を選択できます。
但し、K4は特別の理由がない限り変更しないでください。
2.発呼タイプの変更方法
電池蓋内のスイッチの位置がアドバンスドモードになっていることをご確認ください。
アドバンスドモードのモード3・項目コード1で発呼タイプの変更ができます。
(方法)
① モード3、項目コード1、確認に合わせます。
② ON/STRAT キーを押して通信を行ないます。
・・・メータ制御コード値1の確認通信
③ 通信が成功した場合、
データ部に現在設定されているメータ制御コード値1のK5~K0が表示
します。
④ ▽キーを押すと、データ部の左桁(K5)が点滅します。
・・・編集モード
⑤ △キーを押して、K5のデータ部を変更(0~F)します。
⑥ 変更したい数値が表示したら、
設定/確認キーを押して、
変更データを確定(設定表示)させます。
⑦ ON/STRAT キーを押して通信を行ないます。
・・・メータ制御コード値1の設定通信
⑧ 通信が成功した場合、データ部に変更されたメータ制御コード値1のK5~K0が表示します。
3.K5の意味付けとメータ発呼条件
K5
発呼タイプ
0
0
使用時間遮断予告(注1)、遮断時(注2)、警告時、容器交換リセット時(注3)に
発呼
1
Ⅰ
使用時間遮断予告(注1)、遮断時(注2)、復帰安全終了時、警告時、容器交換リ
セット時(注3)に発呼
2
Ⅱ
使用時間遮断予告(注1)、遮断時(注2)、遮断弁復帰時、警告時、容器交換リセ
ット時(注3)に発呼
3
Ⅲ
(Ⅰ+Ⅱ)
メータ発呼条件
使用時間遮断予告(注1)、遮断時(注2)、遮断弁復帰時、復帰安全終了時、
警告時、容器交換リセット時(注3)に発呼
(注1)K5の数値に+8を設定すると、使用時間遮断予告の発呼はしません。
例)K5=9にすると、発呼タイプⅠで使用時間遮断予告の発呼はしません。
(注2)K4を変更することにより、圧力低下遮断時、感震器遮断時の発呼の有無を変更することが
できます。
(注3)K5の数値に+4を設定すると、容器交換リセット時の発呼はしません。
【ご注意】
モード3のアドバンスドモードは、マイコンメータの設定データを直接変更する機能です。
誤って設定すると、機能が有効に働かず、お客さまへの対応が遅れることがあります。電文の意味付
けを理解した上でご使用ください。
メータ発呼条件の変更方法