操作マニュアル

操作マニュアル
ワイエス・ソリューションズ株式会社
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目 次
1 . は じめ に … … … … … … … … … … … … … … … … . . . 1
2. 機能
……………………………… .……….…..1
3 . パ ッケ ー ジ内 容 … … … … … … … … … … . … … … . 1
4.仕様
………………………………………1
5 . オペレーション、機 能 、コントロール
… … . … . . … .. 2
フロントパ ネ ル … … … … … … … … … … … … … … …
2
リアパ ネ ル … … … … … … … … … … … … … . … … … . 3
6 .TIMING テーブル …………………………………… 4
7.PATTERN テーブル ………………………………… 5
8.リモート コントロール ………………………………….10
9.RS232 リモート コントロール アプリケーション………… 11
9 . 1 M a i n W i n d o w … … … … … … … … … … … … .…11
9.2 Select COM port to control …………………11
9.7.3.スイッチ TIMING ……………………………...12
9 . 4 . S w i t c h P A T T E R N ……………………………. .13
9.5.Programming TIMING/PATTERN …………….14
9.6 .EDID ………………………………………..….16
9.6.1 Read EDID ………………………………....16
9.6.2 Memory of EDID ………………………..…16
9 . 6 . 3 U p l o a d E D I D ………………………………16
9 . 6 . 4 W r i t e E D I D ………………………………. . .16
1. はじめに
Cypress CPHD-1 HDMIパターン・ジェネレータはディスプレイ/パネルの評価とテストのための便利な ツールです。
その様々な、タイミング、パターン、およびカラー・スペースの組み合わせによって、CPHD-1は最高4095タイプまでの
ビデオテストシグナルを提供することができます。
ビデオパターンのほかに、ジェネレータはまた3タイプのオーディオのテストシグナル、1つの内蔵光波、1つの外部
アナログオーディオ、およびS/PDIFを通して入力された1つの外部デジタルオーディオをサポートします。
CPHD-1 によるコントロールは広範囲ではありますが、簡単に出来ています。
タイミング、パターン、カラー・スペース、DVI/HDMI 出力及びオーディオシグナルタイプの選択には、パネルボタン
とリモートコントロールが使用できます。更に一方では、タイミング、パターンのプログラミング、EDID の読み出しや
書き込みなどのようなアドバンスド・コントロールを実行出来るバンドルされたWindowsソフトウェアを使うことも可能
です。
2.機能
1.合計35のタイミングと39のパターンを提供します。
2. HDCP信号パターン照合(39パターン)
3. LEDディスプレイとLED表示
4. リモートコントロール
5.専用PCアプリケーション付きRS232サポート
3.パッケージ内容
1. CPHD-1 BOX
2. 5V/3.2A DCパワーサプライ
3. 操作マニュアル
4. リモートコントロール
4.仕様
1. HDMI v1.2, HDCP 1.1 , DVI 1.0 準拠
2. HDMI 周波数バンド幅: 1.65Gbps (single link)
3.入力: Audio L/R x 1 、Toslink S/PDIF x 1
4.出力: HDMI メスポート(type A connector) x 1
5.電源: 5VDC 3.2A power supply (AC 90-240V)
6.重量: 1.5Kg
7.サイズ: 280(W) x 130(D) x 44(H) mm
1
5.オペレーション、コントロールと機能
フロントパネル
①パターンセレクション:
P01 ~ P39
②解像度/周波数選択:
T01 ~ T35
③リモートコントロールセンサー
④HDCP LED インジケーター:
”パターン39HDCPプロデュース”が選択されるとLEDが点灯し、
出力ディスプレイ (TV, monitor, etc.)にはHDCPをサポートします。
HDCPインジケータを消す(HDCPのスイッチを切る)には、最初に他のパターンに変更し
それから、変更されたタイミング、HDMI/DVI出力選択、またはカラー・スペース選択
に変更します。
⑤ PATTERN/TIMINGディスプレイ
Upper line: タイミング、解像度、周波数(Example: T01 640x480-60)
Lower line: PATTERN の数と名前(Example: P01ホワイト)
⑥オーディオソース選択:
オーディオソース選択:
外部 L/R
外部 オプティカル
インターナル Shine wave
⑦HDMI/DVI 出力選択
⑧AUTO パターン のオン・オフ
ランダム-サイクリング
⑨カラースペース選択:
RGB 4:4:4
YUV 4:4:4
YUV 4:2:2
2
リアパネル
①RS232 コミュニケーションポートPCのCOMポートと接続します。:
②オーディオ オプティカル 入力:
③オーディオ L/R 入力
④パワースイッチ
⑤Fill-Screen ボタン
テレビモニターのモデルによっては、映像信号が完全にはディスプレイのスクリーンを満たすことが
できないものがあります。
この問題を解決するには、パワーがオンである時に、このボタンを1回ボタンを押します。
⑥HDMII 出力
HDMI ディスプレイとHDMIケーブルで接続。
DVI ディスプレイとはHDMI to DVI 変換ケーブルで接続します。
RS-232 Protocol
CPHD-
1
Remote
Controller
PIN
Definition
PIN
Definition
1
NC
1
NC
2
TxD
2
RxD
3
RxD
3
TxD
4
NC
4
NC
5
GND
5
GND
6
NC
6
NC
7
NC
7
NC
8
NC
8
NC
9
NC
9
NC
→
←
3
6. TIMING テーブル
No.
T01
T02
T03
T04
T05
T06
T07
T08
T09
T10
T11
T12
T13
T14
T15
T16
T17
T18
T19
T20
T21
T22
T23
T24
T25
T26
T27
T28
T29
T30
T31
T32
T33
T34
T35
解像度
640x480
640x480
640x480
640x480
800x600
800x600
800x600
800x600
800x600
1024x768
1024x768
1024x768
1024x768
1280x960
1280x960
1280x1024
1280x1024
1280x1024
1600x1200
1920x1200
720x480i
720x480i
720x480p
720x480p
1280x720p
1280x720p
1920x1080i
1920x1080i
1920x1080p
1920x1080p
720x576i
720x576p
1280x720p
1920x1080i
1920x1080p
周波数 (Hz)
60
72
75
85
56
60
72
75
85
60
70
75
85
60
85
60
75
85
60
60
59
60
59
60
59
60
59
60
59
60
50
50
50
50
50
4
7.パターン テーブル
No.
P01
Signal Content
PURITY
Description
ピュリティー パターン
ピュリティーには8種類のフル フィールド パターンがあります:
P02
PURITY
ブラック、ホワイト (100% Y)
プライマリー カラー: レッド、グリーン、ブルー
P03
PURITY
補正カラー:マゼンタ、イエロー、シアン
P04
PURITY
P01: ホワイト
P02: ブルー
P05
PURITY
P03: レッド
P04: マゼンタ
P06
PURITY
P05: グリーン
P06: シアン
P07
PURITY
P07: イエロー
P08: ブラック
P08
PURITY
アプリケーション
1. 赤と緑色のパターンは、色純度をチェックするために最も頻繁に使われます。
可視の色である限り、赤いパターンが選ばれます;
他のどんな色が存在する場合でも、色純度に調整が必要であるということです。
2. 緑色のパターンは3つのインライン管のための純度チェックを提供します。
インライン管の中で電子銃は水平に置かれ、その中で緑色電子銃はセンターに置かれます。
3. 青は、補色として、色性能をチェックするために使われます。
4. 赤は、音と彩度キャリアの間の妨害が無くなるようにするために使われます。
さらに、赤いパターンは、ロングプレイ遅延レベルを最小フリッカーに調整するために使われます。
5. プライマリー、そしてコンプリメンタリーに加えて、ホワイト100%は、カラーバーストの
チェックに使われるブラックパターンと同様に選択することができます。
5
P09
GRAD
グラデュアル パターン
色の緩やかな変化
P09: レッド
P10
GRAD
P10: グリーン
P11
GRAD
P11: ブルー
P12
GRAD
P12: グレイ
アプリケーション
このパターンは輝度調節と輝度ライティングのためです。
そして、これは色性能全体に渡る、応答性/解像度及び彩度増幅度のリニアリティ
調節にも使用されます。
Color Bar
8つの垂直バーから成っています- ホワイト、イエロー、シアン、
P13
グリーン、マゼンタ、レッド、ブルー、ブラック
アプリケーション
ブラウン管上の輝度信号について色差信号の振幅を調整する白いバー。
青色と緑色の電子銃は、R-Y信号の振幅を調整出来るようにするためにスイッチオフ
することが出来ます。
これは、垂直バー5本と6本のカラーバー及び水平リファレンスバーの間で
明るさの相違が無い事が観察されることによって終了します。
同様な方式で、B-Y復調装置の振幅は決定されます。
グレースケール
P14
黒から白までの8/16/32/64の同一のステップを持つフルスクリーン
線形ステアケース信号
P15
P14: 8 steps
P16
P15: 16 steps
P16: 32 steps
P17
P17: 64 steps
アプリケーション
これは、ビデオアンプまたはグレースケールセッティングのFaultyリニアリティを
Locateするために使われます。
非リニアリティは主にホワイトレベルの圧縮結果として生じています。
6
P18
Black-White Vertical
フルスクリーン1/6/12ピクセルブラック/ホワイト
リニア インターバル バー信号。
P19
P20
P18: 1 pixel
P19: 6 pixels
P20: 12 pixels
アプリケーション
このパターンはカラーモニタの水平帯域幅の敏速なチェックと映像送波の
フェーズの働きに役立ちます。
また、ビデオアンプとカラー温度を参照します。
P21
Black-White Horizontal
フルスクリーン1/3/6ピクセルブラック/ホワイト
リニア 水平 バー信号。
P22
P23
P21: 1 pixel
P22: 3 pixels
P23: 6 pixels
アプリケーション
このパターンはカラーモニタの垂直帯域幅の敏速なチェックと映像送波の
フェーズ作動に役立ちます。
また、ビデオアンプとカラー温度を照合します。
マルチバースト
- ビデオ帯域幅
P24
フルスクリーン625ラインシステム
- B/Wにおける輝度増幅器
0.5、1.0、2.0、4.0、4.8、および
- レスポンス/解像度アンプ
5.8MHz周波数の定義パターン。
- モニターとビデオレコーダーの
解像度チェック
P25
P24: Multi-burst 1
- 周波数振幅とレスポンスの測定
P25: Multi-burst 2
アプリケーション
パターンはB/Wまたはモニタとビデオテープレコーダの解像度だけでなくCTVsにおいて
ビデオまたは輝度増幅器の帯域幅をチェックします。
それはまた、チェックするためか、周波数振幅応答を測定するために使用することができます。
7
P26
G r id
1/3/6/12ピクセルのブラック/ホワイトインタバルを持つ
フルスクリーングリッド。
P27
P26: 1 pixel
P28
P27: 3 pixels
P28: 6 pixels
P29
P29: 12 pixels
アプリケーション
このパターンは主にTVあるいはモニターのダイナミック及びコーナーコンバージェンス
のチェックとアライメントに使用します。
Running H
P30
Hの文字ラインでフルスクリーンを満たします。
Hの新しいラインは左上の隅から動き、ラインが一杯になれば
下におりて行きます。
アプリケーション
これは、TEST/VI
DEOモーション照合とリフレッシュレートに対する特別なテストです。
C ircle
P31
白地の上のブラック円
640x480 では12サークル、800x600では15サークル、
1024x768では24サークルあります。
アプリケーション
これは、モニタまたはテレビのスクリーン全体のリニアリティとジオメリーを
チェックすることに適しています。
Black/White Up/Down
P32
フルスクリーンで、上半分がホワイト、下半分がブラック
アプリケーション
このパターンは輝度調節とピュリティのチェックのためです。
また、ホワイト設定と同期のためにも使用されます。
8
P33
Cypress Patterns
Cypress の特別デザインパターン
P34
P35
P36
P33: Greyscale
P34: 3 step Horizontal color bar
P35: SAMPTEbar
P36: CYP-4
P37: Britebox-1
P38: Britebox-2
P37
P38
アプリケーション
P33:このパターンは、反射チェックまたはVCRビデオデモジュレーターを対称な
ブラック&ホワイトJump またはOppositeに適合させるために使われる。
P34:このパターンはカラーモニタの迅速なチェックに役立つ。
P35,P36:このパターンは、テレビジョン・システムのほとんどの部分の機能処理をしている
ビデオハンドリングをチェックするために使用できる。
P37,P38:モニタの上の間違った明るさ設定は、コントラスト、フォーカス、および
ビームサイズなどの他のテストに良くない影響を与えます。
HDCP-Produce
P39
グリーン/ブルー バー:
黒い背景の上部1/3のエリアで、HDCP参照とデータ比較。
アプリケーション
DVIとHDMIレシーバーのHDCPテスト
アナライザーオプションを含むすべてのDVIとHDMIオプションは、HDCPオプションが
インストールされていると、HDCPプロダクションキーをサポートします。
9
8.リモートコントロール
1. P39 HDCPへスイッチ
2. オートパターン ランダムーサイクリングのON/Of
f
3. カラー スペース選択:
RGB 4:4:4
YUV 4:4:4
YUV 4:2:2
4. オーディオ出力選択:
外部 L/R
外部オプティカル
内部 Shine wave
5. HDMI/DVI 出力選択
6. クイックタイミング選択:
VGA - T01 640x480-60
SVGA - T06 800x600-60
XGA - T10 1024x768-60
SXGA - T16 1280x1024-60
UXGA - T19 1600x1200-60
1080i - T27 1920x1080i-59
480p - T23 720x480p-59
720p - T25 1280x720p-59
1080p - T29 1920x1080p-59
7. サンプリング レート(-)
サンプリング レート(+)
192 KHz
96 KHz
48 KHz
44K1Hz
32 KHz
8. [pqtu]
UP/DOWN: タイミング (+) (-)
RIGHT/LEFT: パターン (+) (-)
9. A/V Mute ON
10. A/V Mute OFF
10
9.RS232 リモート コントロール アプリケーション
9.1 メイン ウィンドウ
アプリケーションをスタートさせるために、実行可能なexeファイルをダブル
クリックすると、メインウィンドウが現れます。
重要:右側のボタンは「CPHD-1」のステータスを示す時警告メッセージです:
Exit ではなく、Connect
ボタンをクリックしてユニットにリンクします。
9.2 COMポートコントロール選択
アプリケーションをスタートさせるために、実行可能なexeファイルを
ダブルクリックすると、メインウィンドウが現れます。プログラムウィンドウをス
タートするツールバーの[Config]オプション選択可能な8つの違うCOMポート
があります。コントロールポートを選択した後、[OK] をクリックし確認します。
11
9.3 スイッチTIMING
プログラムウィンドウをスタートするツールバーの[Output]オプションから、[Timing]をクリックし、選択します。
各タイミングの水平線/垂直線/ピクセルのクロックを表示するために、[Show List]をクリックします。
選ばれたタイミングの出力を開始するために、[Run Timing]ボタンをクリックします。
List of Timings
12
9.4 スイッチPATTERN
プログラムウィンドウをスタートするツールバーの[Output]オプションから、[Pattern]をクリックし、選択します。
アウトプットパターンを選ぶために、[Show List]をクリックし、それから、選ばれたパターンの出力を開始するために、
[Run Pattern]ボタンをクリックします。
List of Patterns
13
9.5 プログラミングTIMING/PATTERN
プログラムウィンドウをスタートするツールバーの[Edit]オプションから、[Program]をクリックし選択します。
タイミング/パターン/ユニット/ショータイムなどの要求されたシーケンスをプログラムしたら、プログ
ラムをユニットに送るために、[Up Load]をクリックします。
重要:すべてのタイミングパターンは、少なくとも3秒間表示がされます。
設定を保存するツールバーの[File]オプションから、[Save as]をクリックし選択します。
保存されたデータをロードするツールバーの[File]オプションから[Open]をクリックします。
14
プログラムウィンドウをスタートするツールバーの[Edit]オプションから、[Timing]をクリックし選択します。
要求されたタイミングのプログラムを作成したら、プログラムをユニットに送るために、[Upload]をクリックします。
プログラムウィンドウをスタートするツールバーの[Edit]オプションから、[Pattern]をクリックし選択します。
要求されたパターンのプログラムを作成したら、[Upload]をクリックしプログラムをユニットに送ります。
工場設定にユニットをリセットするツールバーの[Edit]オプションから、[Default Setting]をクリックし選択します。
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9.6EDID
9.6.1 EDID のREAD
ディスプレイソース(例えばLCDテレビ)からEDIDを読み出す為には、ツールバーの[EDID]オプションから、
[READ EDID]をクリックします。
EDID情報を.binフォーマット(例えばこのファイル形式「cypress.bin」)としてコンピュータに保存するには、
ツールバーの[File]オプションから、[Save As]をクリックし選択します。
9.6.2 EDIDのメモリー
EDIDデータを読み出すために、[EDID]から[Memory]をクリック選択しても、ユーザーは、ソースから
読み出したデータ情報を知らないかもしれなません。
ユーザーは、EDID情報を読み出すために、「半導体に書き込まれたEDIDエディタエクスプローラ」を
使うことができます。
「半導体EDIDエディタエクスプローラ」より、EDIDデータを読み出すツールバーの[File]オプションの
[Open]をクリックします。
9.6.3 アップロードEDID
保存されたデータをロードするツールバーの[File]オプションから[Open]をクリックします(例えばcypress.bin)。
ユニットにEDIDを書くツールバーの[EDID]オプションから、[Upload EDID]をクリック選択します。
重要:ユニットへEDIDをアップロード後に、ディスプレイユニットにEDIDを書き込む前に
この操作をしてはいけません。
さもなければ、EDIDデータはメモリーサイズ問題のために失われてしまいます。
9.6.4 EDIDの書き込み
EDIDをディスプレイユニットに書き込む為に、ツールバーの[EDID]オプションから[Write EDID]をクリック選択します。
16