関東地域支部連合会 - 東京歯科大学同窓会

東京歯科大学同窓会会報
目
第361号
次
グラビア セピア色の写真館
ごあいさつ………………………………………………1
お知らせ…………………………………………………2
会
務……………………………………………3∼7
保
険……………………………………………8∼9
学
術……………………………………………10∼14
追
悼
(瀬端名誉教授)………………………………15
支部のうごき………………………………………16∼22
ふるさと自慢……………………………………………23
クラス会だより……………………………………24∼28
OB 会・グループ・サークルだより ……………29∼31
すいどうばし………………………………………32∼34
逝去会員…………………………………………………35
追 悼・庶務日誌………………………………………36
へんしゅうこうき………………………………………37
平成19年度評議員会・第113回定時総会報告 …38∼64
(表紙 野村 淳)
顔の学生が 故瀬端教授を囲んでる様子から,この学年の一体感が伝わってきます。
(広報部委員 臼田 準 記)
ムや各医局チームも参加していただき盛り上がりを見せていました。写真は昭和51年の卒業アルバムより掲載させていただきました。屈託のない笑
前号では運動会種目がメインでしたがその後球技大会の種目としてサッカー,野球,バレーボール等が行われるようになりました。各学年選抜チー
運動会その2
セピア色の写真館
∼想い出の一枚∼
ある日の電話
事とややめずらしい「テゼン」とい
電話の主は学生時代と変わらぬは
う名のことで私を覚えていて下さっ
ずんだ声の臼田君だった。そして彼
ていた。息子のことで諸先生方と再
の話に私の心中は一瞬で学生時代に
会できたこと,そしてなつかしい思
なっていた。三十年前の様子を書け
い出の引き出しを開けてくれた臼田
という。そういえば運動会をやった
君とそのご縁に深く感謝したい。あ
のだった。何かの思いつきでそんな
りがとうございます。あっという間
話になり重松先生に相談。いつの間
に 三 十 年 が 過 ぎ た。自 分 は 何 歳
にか各医局回りをしていた。ほとん
(?)錯覚の中で過ごしてきたよう
どの医局で参加を快諾していただ
だ。大 学 時 代,医 局 入 局 と そ の
文章を書き終え,ふと思いつい
き,全学的なイベントになった。最
日々,そして東歯同窓として生地で
て! 1973年3月の「八実会」の文
も印象的な場面は,皆が最も熱く
開業,授かった子供達とその成長,
集を開いてクスッと笑えたが,その
なったサッカーにある。私もサッ
様々な事と大勢の方から沢山のこと
顔面がたちまち恥ずかしさでセピア
カー部員であったため審判をした。
を気付かせていただいた。本当にあ
色から紅葉色に染められてしまっ
なかでも学四と外科の試合は大変
りがたいことです。ただ過ぎた時間
た。
だった。口頭試問への恨みから某君
の長さを感じることがあります。三
が激しく敵意をむき出しにして医局
年前に「手銭君これが最後の同窓会
員にタックル,内山先生と一触即発
になるかもしれぬ。B 組の会を開い
……。
てくれ」その平井先生との約束を果
夜の会では丹沢バンドで盛り上が
たせなかった。前出の重松先生も亡
り色褪せない思い出となっている。
くなられた。お世話になった方々に
時は流れ,お陰さまで息子が入学,
失礼ばかりして過ごしている毎日で
そして卒業させていただいた。その
す。申し訳ありません。
P.
S
昭和53年卒 手銭 盛隆
(昭和53年卒業アルバムより掲載)
時々で学生時代の先生方に運動会の
上掲載写真は今年度行われた東歯
祭でのフットサル競技の様子を撮影
しました。有志によるチーム戦でこ
こ数年続いているそうです。運動部
門として他にラグビー部のリーグ戦
の観戦がイベントとなっていまし
た。当時の様な運動会は今では行わ
れていないようです。
(広報部委員 臼田 準 記)
ご あ い さ つ
ご推薦を受けて
次期会長
お留守番
大 山 萬 夫
会長代行
江
梅太郎
平成19年11月開催の同窓会評議員会総会において,
5月に起きた一部の前役員の不祥事のために,常任
次期同窓会会長のご指名を頂きました。このことは大
理事の総辞職となり,6月の臨時理事会で会長代行に
変名誉であり且重大な使命を帯びております。浅学非
推選されました。帰途,自問自答の末,やはり“自分
才ではございますが,皆様方の絶大なるご支援を賜
は同窓会が好き”
。そして自分の役目は評議員会まで
り,その職責を全うしたいと念じております。宜しく
の“留守番”であると結論づけました。
お願い申し上げます。
智に働けば角がたつ,情に棹させば流される,意地
さて,この度の不祥事により,江 梅太郎先生には
を通せば窮屈だ,とかく……と昔のある文豪は書いて
急きょ会長代行として,また各種委員会の方々も夫々
いたが,私はこのいずれとも少しズラして会務を執行
活動を止めることなく会務を円滑に執行されました事
することが“留守番”として相応しいと考えました。
に,敬意と感謝の意を表す次第であります。なんと申
まず,最初の仕事は,理事会として会員の皆様へ御
しましても今回の贈収賄事件により,世間の皆様,歯
心配や御迷惑をかけたお詫びとこの件についての噂で
科界の皆様より信頼を失った現実は誠に慙愧にたえま
なく,真実のみを知って頂きたい,この二点を会報と
せん。一日も早く反省とお詫びをこめて健全にして,
支部長を通じてお知らせしました。
信頼される大学同窓会として,社会の皆様より認知さ
各種会務については監事,地区選出理事,各委員長
れる様努力いたす事が,次期執行部にかせられた責務
に理事会の決定事項を実行するわけですが,メンバー
であります。
の有能さ,頭の回転……,九州の果ての田舎っぺの小
大学も平成22年には創立120周年記念事業又大学
生の遠く及ばぬところでありました。この方々のお蔭
キャンパスの変革構想等大きな事業が控えておりま
で半年間をまずは無事に会務を遂行できたと感じてお
す。この様なときこそ大学と同窓会は太いパイプによ
ります。そして,何なく会務を果しておられた前任常
り,情報を共有する事が肝要でありましょう。大学側
任理事の能力に深く敬意を表したいと思います。
も積極的な協力体勢を表明されておられます。これよ
さて,11月17日に評議員会を開催し,評議員の皆様
り同窓会各位の大学への理解度が増し,より良い結果
の御協力により各種議案の審議を済ませ,役員改選で
が期待出来るものと確信しております。
は新会長に大山萬夫先生を承認いたしました。残る1
ヵ月,申し送り事項,次年度への準備のお手伝いが済
今後会運営については「医の倫理を規範として和衷
協同の体勢」で今日を新たなる出発点とし,事業の展
めば“留守番”を放免となるわけです。
開を計りたいと考えております。誌面の関係で充分意
この半年の間,多くの会員の方々から,ファックス
を尽くす事が出来ませんが,誠心誠意会務を執行致す
や手紙で激励や御意見を頂きました。いずれも同窓会
所存であります。皆様にはご理解のもと絶大なるご支
の事を真剣に考えておられる様子を充分に理解するこ
援を伏してお願い申し上げご挨拶と致します。
とができました。
1
お
知
ら
せ
理事会より
● 平成19年度の評議員会・第113回定時総会において,平成18年度収支決算ならびに平成20年度の事業計画
および収支予算が可決されました。
次期会長に大山萬夫先生が推挙され,選任されました。
<同窓会本部年末年始のお休みは,平成19年12月29日
(土)
∼1月4日
(金)
までです。>
同窓会事業・行事
● TDC
卒後研修セミナー2008プログラム
実技セミナー
№1 徹底的に SRP
4月20日
(日)
∼歯周専門医から学ぶグレーシー・キュレット∼
№2 見直そう口腔外科疾患の診断と基本手技
5月25日
(日)
№3 実践 MTM ステップアップコース 6月21日
(土)
・22日
(日)
№4 新素材,歯冠修復の新たな潮流
7月6日
(日)
∼メタルフリー修復の実際とその基本手技∼
№5 導入しよう! インプラント治療
9月6日
(土)
・7日
(日)
ベーシックセミナー
№6 パーシャルデンチャーをもう一度学ぼう
∼設計の秘訣∼
10月26日
(日)
卒研フォーラム
№7 患者さんの健康を支援する
11月9日
(日)
∼歯科医師のできること歯科衛生士にできること∼
問い合わせ先:東京歯科大学同窓会学術部
Tel.03−5275−1761
母校関係行事・案内
● 平成20年度東京歯科大学
募集人員
一般入試
(Ⅰ期)
約70名
一般入試
(Ⅱ期)
約15名
出願期間(必着)
12月6日
(木)
から
1月28日
(月)
まで
(木)
から
2月21日
3月5日
(水)
まで
入学試験日程一覧
試験日
2月2日
(土)
会
千葉校舎試験会場(東京歯科大学千葉校舎)
大阪試験会場(天満研修センター)
3月8日
(土) 東京歯科大学水道橋校舎
2
場
会
務
平成19年度評議員会 第113回定時総会報告
−次期会長に大山萬夫氏を選出−
平成19年度評議員会は,平成19年
方針は血脇イズムを基とし,常に社
11月17日
(土)
午 前10時00分 か ら,
会の進歩発展,変革に対応し時代に
如水会館スターホールにおいて開催
適応できる歯科医学教育の充実に意
された。戸田徳和理事の司会のも
を注ぎ,知識・技術のみならず人間
と,田島 守理事の開会の辞で評議
性豊かな歯科医師の要請を目指して
員会は始まり,点呼は受付の署名を
おります。ここ数年,社会の様々な
もって替え,評議員総数163名中,
組織で社会的責任が大きく取り上げ
出席116名(10時現在)で会議は成
られております。本学でも医療安
立した。
全,教職員の不正・違法行為の防
江 梅太郎会長代行の挨拶は,別
神谷議長
森田副議長
と,ご挨拶された。
止,資産運用や学生の試験における
続いて,金子 譲学長が挨拶に立
ミスの防止等々,日常のリスクに対
たれ,
『今年は同窓会113年の歴史の
次に戸田理事より来賓の紹介があ
する管理体制確立へ向け努力を傾注
中,はじめて経験する大事件のため
り,来賓を代表され井上 裕理事長
しております。ここ二十数年,教職
執行役員の方々が辞任,その後を
から『今回の不祥事に際しては江
員数,帰属収入,総資産等,本学は
江 梅太郎会長代行の下,地域支部
会長代行はじめ現執行部の皆様にご
規模が大きく拡大した中で,財務内
連合代表の理事の皆様が会務の執行
配慮いただき,厚くお礼を申し上げ
容の充実に努め,経営の安定と教
に当たられ,大変ご苦労があったと
ます。全国の地域支部連合会に参り
育・研究の充実に全力で取り組んで
存じます。大学といたしまして,ま
ました折,大学の情勢や財政の問題
おります。本学は,平成22年に創立
ずお礼を申し上げます。この件に関
等,ご意見を伺いましたので,この
120周年を迎えます。現在,その準
しては,同窓会の問題とはいえ,東
ような観点からお話させていただき
備を着々と進めております。さら
京歯科大学の名前が大きく報道され
ます。ご案内のように,本学の教育
に,水道橋での新たな教育施設の建
たわけで,直ちに教職員,学生代表
設を念頭に,水道橋校舎の有効活用
に集まっていただき,大学の立場を
を図るための委員会を設置し,調査
説明いたしました。本学の同窓会
を始めております。同窓会評議員の
は,明治28年に創立され,高山歯
皆様からもご意見をいただきたいと
科医学院校友会と名付けられており
考えております。最後に,本学同窓
ます。会の目的は「歯科医学上の知
会が江 会長代行を中心として不祥
識を交換し,相互の友誼,親睦を厚
事を乗り越え,会務の運営にあたら
くし,歯科の品位を高くする」と,
れたことに感謝申し上げます。
』
この会の目的に「品性」を揚げてい
掲のとおりである。
ます。各地区で活躍されている評議
員の先生方ですから今回の事件につ
いて色々なお考えはあろうかと存じ
ますが,社会的には罪であり,一般
社会の認識と個人的な心情とは明確
に区別すべきで,これが出発点であ
ろうと存じます。大学の現状につい
ては,後ほど時間を頂戴しお話させ
ていただきますが,先生方の英知を
3
会
務
もって日本最古の東京歯科大学同窓
質問を受け採決が行われ,第6号か
会が斯界でリーダーシップを取れる
ら第9号まで原案どおり可決承認さ
新たな同窓会になるよう希望いたし
れた。続いて第10号より第13号議案
ます。
』と述べられた。
まで一括上程され,原案どおり可決
議長・副議長の選出
承認された。引き続き第14号議案の
司会者一任となり,議長に議席番
役員改選について審議され,次期会
号97番神谷龍司評議員,副議長に
長に東京都京橋支部の大山萬夫氏が
31番森田稔彦評議員を選出した。
選出された。
議事録署名人は議長の指名によって
協議
大山次期会長
66番濱上弘晴評議員,70番中川杉生
理事者側,評議員側ともになし。
平成22年に本学が120周年をむかえ
評議員が指名された。
14時すべての議事が終了し,議
るが,歯科大学に押し寄せる改革の
長,副議長は降壇,10分間の休憩
波の中,大学の原点を見据え,未来
となった。
への堅実な歩みをして行くと有意義
報告
報告に先立ち,11名の代理出席者
な話があった。
の承認が諮られ承認された。次いで
14時20分再開し,平成19年度 叙
109名の物故会員に対して全員黙祷
勲・褒章受章者の顕彰式に移った。
を捧げた。江 会長代行から平成19
小室 甲理事から7名の受章者の紹
年度会務全般の報告があり,次いで
介があり,本日出席の谷本健二氏,
15時20分から定時総会が戸田理
山口保男理事から平成19年度会計現
渋谷利雄氏,川越文雄氏,近常良孝
事司会および開会の辞で始まり,会
況報告がなされ審議の結果承認され
氏,河合 幹氏,金山公彦氏,荒木
長代行挨拶の後,議長に森田稔彦会
た。
雅氏,に江 会長代行から顕彰状と
員,副議長に神谷龍司会員を選出,
議事
記念品が伝授された。
代表として谷本
また議事録署名人に中川杉生会員,
健二氏から謝辞が述べられた。
濱上弘晴会員が指名され総会が進め
第1号から第5号議案までの平成
第113回同窓会定時総会
18年度決算関係の議案が一括上程
次に同窓会長賞表彰式に移り,同
られた。まず江 会長代行から平成
され,遠藤孝平理事から議案の説明
窓会長賞に髙橋尚子君,優秀賞に
19年度会務報告および評議員会報
があり,高原映忠常任監事が監査の
宮地弘治君と別所央城君にそれぞれ
告,小林理事から平成20年度予算関
結果を報告した。質疑の後,第1号
江 会長代行より表彰楯と金一封が
係の報告があり承認された。議事に
から第5号までの議案が原案どおり
伝授された。
入り,高橋潤一郎理事から平成18年
可決承認された。12時20分より13時
00分まで昼食のため休憩となった。
14時45分戸田理事の閉会の辞で
本年度の評議員会は終了した。
度決算関係並びに財産目録の5議案
提案の後,金山公彦監事の監査報告
13時00分再開後,第6号から第9
10分間の休憩後,金子 譲学長,
がありそれぞれ審議され承認可決し
号議案まで一括上程され,小林則夫
井出吉信副学長から「大学の現状報
た。協議は執行部,会員ともにな
理事から議案の説明があり,各号に
告」と題して講演があり,その中で
し。15時40分,戸田理事の閉会の辞
で総会は終了した。
総会終了後,多くの会員が懇親会
に出席し和気藹々の内に終了した。
第2回会長賞受賞者
6∼7ページに論文抄録掲載
平成19年度叙勲・日歯会長褒章受章者
4
会
務
評議員会における会長代行あいさつ
江
梅太郎
本日は,評議員の方々には,全国
区選出理事と共に残りの期間の会務
各地よりご参集下さいましてありが
を行うこととなりましたが,会務の
とうございます。又来賓として,大
困難さは,驚くばかりで,改めて辞
学より井上理事長,金子学長他法人
任された役員の方々の会務執行に対
役員,名誉会員と多くの先生方にご
する能力や努力に敬意をささげます
出席頂きまして,まことに有難く感
と共に,感謝申しあげます。
謝申し上げます。
現在,歯科界を囲む状態は,診療
供を大学へお願いし,快諾を得まし
このところ,列島各地に異常気象
報酬を手はじめにまことに多くの難
た事もお知らせいたしておきます。
が表われておりますが,中でも石川
局を抱えておりますが,わが同窓会
同窓会が大学を知る,大学が同窓会
県や新潟県を襲った地震では,同窓
員は,日歯執行部での活躍をはじ
を知るという当り前の事が積み重
の方々も大きな被害を受けられたと
め,叙勲・褒章等の受章など良き事
なってはじめて,大学と同窓会が車
の報告を聞きました。被災された同
も多々ありますし,後ほど予定して
の両輪といわれるわけです。
窓には心よりお見舞申し上げます。
おります母校大学院の論文優秀者の
本日は14の議案を上程してありま
さて本年,同窓会は5月に起きた
表彰等と優れた同窓会員の活動を見
す。その中でも役員改選の議案は,
一部の前役員の不祥事で,同窓の皆
ることができます。又来年3月には
正常な役員組織を構成する特に大切
様には大変なご心配やご迷惑をおか
母校東京歯科大学から100名を越す
な議案と考えます。
けしました。
新しい同窓会員が生まれます。
それを含めて評議員の皆様には充
当時の理事会のメンバーの一人と
私たち同窓会員は,この新会員が
して,深くお詫び申し上げます。そ
人として,又歯科医師として,これ
して,理事会は地区選出理事,監事
から育ってゆく過程で彼等の良きア
最後になりましたが,この半年,
を除く,全役員が辞任するという想
シスタントであらねばと願っており
難しい会務にいろいろとご尽力を頂
定外の大変な事態を招きました。
ます。
きました監事,地区選出理事および
すべてを任された監事の推選に
又母校の現状をより多く,より詳
よって,私は会長代行として他の地
しく皆様に知って頂くための情報提
会場風景
5
分な又効率のあるご審議をお願いい
たします。
各委員長の方々に,厚く御礼を申し
上げ私の挨拶といたします。
会
務
同窓会会長賞に髙橋氏
優秀賞は別所・宮地両氏
平成19年度評議員会が11月17日に開催され,母校大学院研究科生の優秀な論文の中から同窓会
会長賞に髙橋尚子氏,同優秀賞に別所央城氏,宮地弘治氏が受賞し,評議員会会場で表彰式が行わ
れ,表彰状並びに副賞が贈られた。
微生物学講座 髙橋 尚子(平成17年3月修了)
論 文 名:Su sceptibility of Actinobacillus actinomycetemcomitans to six an tibiotics decreases as biofilm matures.
掲載雑誌:Journal of Antimicrobial Chemotherapy(59⑴:2007,59∼65)
バイオフィルムは,細菌が物体の表面に付着,増殖
に対しバイオフィルム形成後に抗菌薬を加えた場合,ア
し,菌体と産出する菌体外多糖が複合体を形成する状態
ンピシリンとセファレキシンでは,0.1∼10mg/L す
である。浮遊状態とバイオフィルムの状態では,同じ菌
べての濃度でバイオフィルム形成抑制は認められなかっ
でも抗菌薬感受性などの性質が著しく異なる。歯周炎も
た。テトラサイクリン,ミノサイクリンもバイオフィル
プラークというバイオフィルムによる慢性持続性感染症
形成抑制にはそれぞれ10mg/L,1mg/L を必要とし
である。
た。またバイオフィルム内の ATP 量を測定すると,培
Actinobacillus actinomycetemcomitans は侵襲性歯周炎
養開始から抗菌薬を10mg/L 添加した場合,供試薬全て
の主な病原体で,慢性歯周炎にも密接な関係がある。歯
でコントロールよりも ATP 量が減少するのに対し,バ
周炎の病巣からは,主に付着線毛を有するラフ型が分離
イオフィルム形成後の添加では,形成量は抑制されたに
される。
今回の実験では,
ラフ型 A. actinomycetemcomitans
も関わらず,エリスロマイシン,テトラサイクリンおよ
のバイオフィルム形成と抗菌薬感受性について解析し
びミノサイクリン添加で,コントロールよりも有意に
た。
ATP 相対量が増加した。オフロキサシンは全ての実験
ラフ型 A. actinomycetemcomitans 臨床分離310a株を
で,バイオフィルム形成と ATP 量を有意に抑制した。
96穴のプレートで培養した。抗菌薬はエリスロマイシ
A. actinomycetemcomitans の臨床分離株は強いバイオ
ン,オフロキサシン,アンピシリン,セファレキシン,
フィルム形成能があり,その形成と共に抗菌薬感受性が
テトラサイクリン,ミノサイクリンを選択した。供試菌
低くなると考えられる。この実験で,本菌にオフロキサ
に培養開始時から抗菌薬を加えたものと,1日培養して
シンが有効であることが示唆された。バイオフィルム形
バイオフィルム形成後に抗菌薬を添加したものについ
成後に抗菌薬を添加した場合,形成量として抑制されて
て,バイオフィルム形成量と,アデノシン三リン酸
も ATP 量の上昇がみられる薬剤もあったことから,バ
イオフィルムが抑制されても内部で菌が生存し続ける可
(ATP)
を指標にした生物活性を測定した。
供試菌に培養開始時に抗菌薬を加えた場合,オフロキ
能性がある。よって,実際の歯周病治療において,機械
サシン,テトラサイクリンおよびミノサイクリンは
的にバイオフィルムの除去を行わない限り,抗菌薬の十
0.1∼10mg/L の濃度でバイオフィルム形成を有意に
分な効果を期待できないことが示唆された。さらにバイ
抑制した。エリスロマイシン,アンピシリンおよびセ
オフィルム内の細菌を明らかにし,効果のある抗菌薬を
ファレキシンは10mg/L のみで抑制が認められた。これ
選択して応用する必要がある。
6
会
務
口腔外科学講座 別所 央城(平成18年3月修了)
論 文 名:Localization of Palatal Area in Human Somatosensory Cortex
掲載雑誌:Journal of Dental Research(86⑶:2007,265∼270)
硬口蓋部皮質再現領域は,その疎な感覚受容器分布密
は対側1Mでは全被験者において中心後回外側下方部に
度と比例して,狭い皮質再現部位を有すると考えられて
同定された。また,同側1Mでも,第一口蓋ヒダでは,10
いる。しかし,近接する上顎歯牙および歯根膜への多部
人中9人,第三口蓋ヒダでは10人中4人が対側と同様の
位にわたる同時刺激が行われた結果,硬口蓋部皮質再現
部位で同定されたが,大口蓋孔では同定できなかった。
領域が広範囲もしくは複数部位にわたると報告され,純
これは,切歯孔より出た鼻口蓋神経は両側に分布し,大
粋な硬口蓋皮質再現領域は未解明のまま残されていた。
口蓋神経から出た大口蓋神経は片側のみに分布している
健康右利き成人10名に,我々が開発した硬口蓋電気刺
ことと一致する。3カ所の硬口蓋電気刺激による1M成
激装置で刺激を与え,脳磁図計(MEG)を使用し体性
分 ECDs 局在の比較を行った。3カ所の刺激によるそ
感覚誘発脳磁場(SEFs)の記録を行った。刺激部位は,
れぞれの ECDs 局在位置の座標には有意な差は認めら
第一口蓋ヒダ部,第三口蓋ヒダ部,大口蓋孔部の3ヵ所
れなかったが,正中神経刺激時に得られた ECDs との
とした。比較するため正中神経刺激による SEFs を測
局在の比較においては有意(p<0.05)な差が認め
定した。測定された SEFs から等価電流双極子(EC-
られた。すなわち,3ヵ所の硬口蓋刺激 SEFs から推
Ds)を見いだし,同一被験者の MR 画像上に重ね,解
定され ECDs の局在は正中神経刺激誘発脳磁場による
剖学的構造上での3次元的位置を同定した。
ECDs と比較して外方,前方,そして下方に局在してい
た。
硬口蓋部電気刺激後の SEFs は早期成分(1M)と
今回の研究において,第一次体性感覚野における硬口
中間成分(2M)また,遅延成分(3M)であった。3
蓋再現部位が明らかとなった。
ヵ所の硬口蓋部刺激後 SEFs の1M成分を形成する ECDs
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
微生物学講座 宮地 弘治(平成17年3月修了)
論 文 名:Arg-gingipain A DNA Vaccine Prevents Alveolar Bone Loss in Mice
掲載雑誌:Journal of Dental Research(86⑸:2007,446∼450)
慢性歯周炎の病因である Porphyromonas gingivalis の
対する血清 IgG 抗体上昇のみが認められたが,HVJ en-
表層には主な病原因子であるタンパク分解酵素(ジンジ
velope vector 封入による経鼻免疫群では血清 IgG と唾
パイン)が存在する。本研究はその中の RgpA を対象
液 sIgA の有意な上昇が認められた。また,経鼻免疫群
にした歯周病予防ワクチンの開発に取り組んだものであ
では P. gingivalis 経口感染後の歯槽骨吸収の抑制効果が
る。
強く認められた。
マウスに対して rgpA DNA ワクチンを遺伝子銃で免
本研究の結果から rgpA DNA ワクチンを HVJ envelope
疫した群,hemagglutinating virus of Japan(HVJ)en-
vector で封入した経鼻免疫法では,血清 IgG や唾液中
velope vector に rgpA DNA ワクチンを封入して経鼻
の sIgA が誘導され,P. gingivalis の口腔への定着がよ
免疫した群に分けた。免疫と平行して血清および唾液を
り効率的に阻止されている可能性が認められた。
採取し,抗体価の測定を行った。その後,各マウスに
本研究で得られた歯槽骨吸収抑制効果は,今後のアレ
P. gingivalis 生菌を経口感染させた後に上顎骨を採取
ルギー誘発性の有無,投与の方法などの詳細な解析を加
し,実体顕微鏡を用いて歯槽骨吸収測定を行った。
えることによって歯周病予防ワクチンとしての臨床応用
遺伝子銃による免疫を行った群では,P. gingivalis に
可能性を示している。
7
保
険
再 SRP・再 PCur,P処,咬合調整の請求について
今回は歯科疾患総合指導料を算定しない症例に対して歯周病メインテナンスを行う場合の請求項目に少し焦点をあ
ててみましたので,参考としてご活用下さい。
1.再 SRP・再 PCur
平成18年度改定では,再 SRP・再 PCur については,実際に行っていても算定ができなくなりました。この処置
についての請求はできませんが,その評価としての歯周組織検査は算定できます。
「再 SRP・再 PCur」を行った場
合は,その「部位」と処置内容をレセプトの摘要欄に記載し,その後には検査を算定することが可能です(例1)
。
これは治療期間が長くなる等の場合は有効です。
2.P処
P処は時期を限定して(注1)特定薬剤を用いた場合だけ算定できることになりました。
「P処」を算定する場合
の注意を下に記しましたので,ご確認下さい。
1)歯周基本治療後の歯周組織検査以降の算定となります。
2)処置・手術のその他欄に「部位」および「使用薬剤名」を記載します(特定薬剤を算定した場合は,部位のみ
記載)
。
3)
「P処」の回数と特定薬剤の使用回数は基本的に同じになります。
4)ペリオクリン,ペリオフィールは原則週1回の使用とされているので,月4,5回の算定が限度となります
(例2)
。
5)さらに薬効が期待できる場合は,検査をはさんだ後1ヶ月使用可能です。
注1:P処の算定は次に該当する場合です。
・歯周基本治療の後の歯周組織の検査の結果,期待された臨床症状の改善が見られず,かつ歯周ポケットが4ミリメー
トル以上の部位に対して,十分な薬効が期待できる場合において,計画的に1月間薬剤注入をした場合。
・上記の薬剤注入後,再度の歯周組織検査の結果,臨床症状の改善はあるが,歯周ポケットが4ミリメートル未満に改
善されない場合であって,更に1月間継続して薬剤を注入した場合。
3.P咬調
1)Pの咬調は1初診1回のみとなります。
2)歯数に応じて10歯未満(40点)または10歯以上(60点)の算定となります。その後何回調整を行ってもその費
用は算定できません。
3)歯冠形態修正を行った場合には,P咬調とは別に算定ができます(
「部位」を摘要欄に記載)
。
4)下記に咬調を算定できる項目を示します。
処
置
内
容
算定制限
1
歯周疾患又は歯ぎしりの処置のための歯の削合
歯数に応じて1回限り
2
過重圧を受ける歯牙の切縁,咬頭の過高部または別の医療機関で製作された鋳造歯冠
修復等の過高部の削合
歯数に応じて
3
義歯製作に当たり,鉤歯と鉤歯の対合歯をレスト製作のために削合
歯数に応じて1回限り
4
抜歯禁忌症で義歯製作の必要上,やむを得ず行う残根の削合
歯数に応じて1回限り
5
咬合性外傷又は舌,頬粘膜の咬傷等で歯冠形態修正を行った場合
1回限り
8
保
険
例1
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
例2
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
9
学
術
学術部の現在までの活動とこれからの方向性について
学術部
∼将来像検討委員会 答申∼
学術部委員会では今期,主として
指摘もあります。今後も常に軌道修
化した生涯研修型プログラムを考え
以下のような事業に取り組んで参り
正を行い,学術部としてのセミナー
る事を以前から提案されてきており
ました。
を構成していく必要性が認められま
ますが,具体的に開催する事を検討
1.卒後研修セミナーの開催
した。
した場合,現状の学術部の規模やマ
2. 生涯研修を考える
ンパワーなどでは困難と考えられま
3. 学術情報の収集・分析・発信
・生涯研修を考える
4. 学術連絡会への参加
(講演セミナーと実習セミナーの
5. 大学事業への協力
組み合わせは可能か)
した。
・学術情報の収集・分析・発信
生涯研修を考えた場合,歯科臨床
学術部が常に先見性をもって多岐
今期の学術部委員の任期満了に伴
の神髄をつく講演セミナーとそれに
に渡る学術情報を収集,分析し広く
い学術部内に「将来像検討委員会」
リンクする実習セミナーを企画する
同窓に発信する事は今後も重要な課
を立ち上げ,事業の評価と来期以降
ことは受講された方にとっては大変
題であると考えております。その目
の展望について今期の事業をもとに
実り多きセミナーになると思えま
的達成の為に学術部の中に委員のス
検討しましたのでご報告いたしま
す。しかし,内容や受講対象者が限
キルアップと,将来の卒研セミナー
す。
定される事から,生涯研修という観
のテーマを探る意味も込めて研究部
・卒後研修セミナーの開催
点からは逸脱する事が考えられまし
を設置しています。研究部で得られ
(実習付きセミナーの評価について)
た。2006年からは2005年将来像検討
た情報は卒研セミナーに還元するだ
2001年より「技術の習得」に重き
委員会答申を受けて,2年を1クー
けではなく,ワークショップの開
をおいた技術セミナーを実施してい
ルとしたセミナーを企画いたしまし
催,同窓会ホームページにこれを掲
ます。このセミナーは毎年新しいセ
た。本セミナーは内容を項目分け
載し積極的に情報開示しておりま
ミナーを企画し,また継続している
し,2年間で全ての項目を網羅する
す。
セミナーも年々内容を見直して,よ
事を目標としたセミナープログラム
り受講生の理解を深めてもらえるよ
です。2年を1クールとしたセミ
うに努力しております。これらの技
ナーの1年目が終了した時点での評
研究部は対内的な機関であります
術セミナーも開始から6年が経過し
価としては,それぞれのセミナーは
が,対外的には,全国28歯科大学同
ましたのでその評価が必要と考えま
各自が独立しており,受講生はそれ
窓会・校友会で構成されている学術
した。
ぞれのセミナー内容で申し込みをし
連絡会を,東京歯科大学同窓会学術
・学術連絡会への参加
ほぼすべてのセミナーにおいて定
てくる事が分かりました。即ち,項
部が中心となって立ち上げており,
員を超える受講希望者がおり,実技
目分けして企画したプログラムを受
毎年定期的に連絡会を開催していま
セミナーは一定の評価が得られてい
講生は求めてはおらず,受講生に
す。また,最近では複数校による合
るものと考えられました。内容につ
とってメリットはなかったように考
同の研修会の開催なども行えるよう
きましても長年学術部が培ってきた
えられました。しかし,日本歯科医
になってきました。このように他校
考え方を崩す事なく,受講生の満足
師会の生涯研修プログラムを考える
の学術担当と連絡の取れる部署を設
が得られるセミナーを構築できてい
とできるだけ広い視野で多くの項目
け,他校学術情報を収集し同窓に発
ると思われます。
を網羅する必要性があり,セミナー
信する事は同窓にとって大変興味が
しかし一部のセミナーにおいては
として意義があると評価できます。
あると同時に,十分メリットもある
業者主催の講習会と変わらないとの
また,一定期間を設けてシリーズ
と考えられます。この活動は今後ま
10
学
すます重要になってくると考えてお
一層の充実が期待されます。
り,継続的に活動を行って行く予定
です。
・大学事業への協力
術
学術部の発展にとって必要と思われ
る協力委員の選任,また,学術部委
以上,現在までの学術部の活動お
員 OB の方々に必要に応じてご協
よび今後の方向性について,将来像
力いただく事は委員の活性化にもつ
検討委員会での検討事項を報告して
ながり,非常に有効であると考えて
学術部として大学への協力を模索
きました。現在の卒後研修セミナー
おります。
していく中で,歯科学報第107巻第
の企画は卒後10年目くらいの先生を
1号(平成19年2月号)から「TD-
ターゲットにして企画されています
最後に学術部委員自体のスキル
C 卒後研修セミナーレポート」を掲
が,今後の課題として,臨床研修期
アップはセミナーを提供する側とし
載する事となりました。他にも大学
間を終えた若い先生を対象としたセ
て必ず必要であり,委員会内ワーク
からの要請があれば,学術的協力を
ミナーや,臨床経験の浅い受講生を
ショップや委員会内勉強会の一環で
惜しまない事を基本姿勢としていま
対象にした能動的研修が行えるセミ
ある研修委員会を随時開催していく
す。
ナーの企画など,臨床現場に出たば
こと,研究部の活動などを通じ,新
また,大学の講座との連携につい
かりの人たちを対象としたセミナー
たな知見や臨床のヒントなど委員自
て実技セミナーでは関連講座の教
ができるかを検討する必要があると
身に還元できるものもが必要である
授,教室員の先生方のご協力により
考えます。
と考えられ,これらの活動は今後も
一定の成果が得られています。今後
セミナーの企画が多岐にわたって
継続して行っていくことが学術部の
は,実技セミナー以外のセミナーに
くることにより,委員の出動回数も
発展に大きく寄与することと思われ
おいても連携してゆき,内容のより
増加してくることが懸念されます。
ます。
2008年TDC卒後研修セミナー
「患者さんの健康を支援する 日常臨床のスキルアップ」
企画要旨
本同窓会報12月号に,
「TDC 卒後
的な視点に立って歯科診療を考える
ミナーは,単独受講を基本としたた
研修セミナー2008」プログラムを
ことを基本的な姿勢とし,卒前教
め受講生は自分のニーズに合ったセ
同封させていただきました。本プロ
育,また卒直後教育では行うことの
ミナーのみを受講し,生涯研修とし
グラムは前頁より掲載されておりま
できないセミナーを企画してまいり
ての項目研修の意味が十分理解され
す同窓会学術部が行いました「将来
ました。特に2001年からは受講翌日
ませんでした。
像検討委員会答申」を受けて企画さ
からの臨床に直結できる実技セミ
以上のような経過を踏まえ,2008
れたものです。
ナーを開催し,1997年より行ってお
年は「患者さんの健康を支援する―
2008年プログラムについて企画,
ります技術セミナー,臨床セミナー
日常臨床のスキルアップ―」をメイ
検討の開始後に同窓会が関与した一
などとともに近年の卒後研修セミ
ンテーマとして受講生にニーズの高
連の不祥事により,2008年の卒後研
ナーのスタイルを構築してきており
い「実技セミナー」を中心として,
修セミナーを開催できない事も考え
ます。また,生涯研修の観点から,
「ベーシックセミナー」そして「卒
られました。しかし,関係諸先生方
2006・2007年の卒研セミナーは2年
研フォーラム」という構成でプログ
のご努力によりましてここに2008年
を1クールとしてセミナー内容を項
ラムを構築いたしました。
のプログラムを無事届けられる事と
目分けし,2年間で広範囲の項目を
なりました。
研修できるように配慮したセミナー
同窓会学術部では発足以来,総合
を企画いたしました。しかし,本セ
11
実技セミナーは5つのプログラム
を用意いたしました。
学
術
№1 SRP セミナー:2001年より
れる MTM についても解説してい
が,義歯装着後数年で支台歯を失っ
継続的に行ってまいりました「フ
きます。実技ではレベリング,アッ
たり,調整を重ねても十分に機能し
ラップオペレーション」に関連する
プライトなどの診断,術式などにつ
なかった経験はありませんか? 一
セミナーです。歯周基本治療はもち
いて実習します。
体何が問題なのか? パーシャルデ
ろ ん,歯 周 外 科 治 療 に お い て も
ンチャーで補綴を行う場合の診断,
SRP が適切に行われなければ歯周
№4 歯冠修復セミナー:今回初め
設計について,グループディスカッ
治療の成功はありえません。本セミ
て開講するセミナーです。近年の新
ションを交えながら治療方針のプロ
ナーは SRP の重要性について,グ
素材の開発はめまぐるしいものがあ
セスを考えていくセミナーです。
レーシーキュレットの正しい使い方
ります。これらの材料を使用した歯
を通して基本から学びます。講師,
冠修復について,いわゆる「審美的
最後に卒研フォーラムについて。
インストラクターはすべて歯周病専
修復」ではなく,どうして今メタル
№7患者さんの健康を支援する:今
門医,歯周病学会認定歯科衛生士で
フリー修復なのかを含めて,卒研セ
年のメインテーマを卒研フォーラム
構成いたしました。歯科衛生士の方
ミナーらしい切り口で正しい知識,
の演題としました。患者さんは色々
にも積極的に参加していただきたい
術式をマスターしていただきます。
な悩みを持って歯科医院を訪れま
セミナーです。
また,新素材の特性を十分理解した
す。歯科医院のスタッフは患者さん
形成法や各種セメントの接着手技を
の悩みを解決しながら,患者さんの
実習します。
回復を願い,日々努力していると思
№2 口腔外科セミナー:昨年初め
て卒研セミナーに取り上げた口腔外
います。今回はそんな思いで歯科医
科セミナーですが,非常に好評で受
№5 インプラントセミナー:開始
院を引っ張っている先生方に講演し
講希望者が大変多く,
2008年セミ
以来好評のインプラントセミナーで
ていただき,患者さんが健康になる
ナーでも開講することにいたしまし
す。2008年でも受講対象者として
ために歯科医師,歯科衛生士ができ
た。今回は臨床で比較的頻度の高い
インプラント治療を導入しようと考
ることについて,またどこまででき
口腔軟組織疾患,難抜歯や埋伏抜歯
えている先生方に必要な設備から診
たかについて,会場の皆さんと一緒
の診断について,歯性炎症の診断と
断,術式の基本を学びます。実習で
に考えていきます。各医院に勤務す
その後の抗菌薬投与中心に講演があ
は CT を含めた X 線写真のトレー
る歯科衛生士の方にも苦労したこ
ります。実習では経験豊富な口腔外
ス実習から始まり,顎骨模型でサー
と,うまく行ったことなど発表して
科専門医の指導により外科的な基本
ジカルステントを用いたフィクス
いただきたいと考えておりますの
手技について習得していただきま
チャー埋入から印象まで,またブタ
で,歯科衛生士の方も積極的に参加
す。
顎骨を用いて基本的な外科手技と
していただきたいと思います。
フィクスチャー埋入,一通りの臨床
№3 MTM セミナー:昨年は開
術式を体験していただきます。
催 で き ま せ ん で し た MTM セ ミ
以上が「TDC 卒後研修セミナー
2008」プログラムの概要です。同
ナーですが,
2008年では内容を「ス
次にベーシックセミナーとして今
封のパンフレットをご覧になり,多
テップアップコース」として再開い
回は能動型研修となるセミナーを企
くの先生方と共に勤務されています
たします。今回は既に MTM を臨
画しました。
歯科衛生士の方のお申し込みを心よ
床に導入されている先生が日ごろ疑
№6 パーシャルデンチャーセミ
りお待ち申し上げます。
問に感じている点などについて,そ
ナー:歯牙欠如症例において少数歯
の問題点の解消を目指します。ま
から多数歯症例まで幅広く応用でき
た,歯周病治療の一環として行なわ
るのがパーシャルデンチャーです
12
(2008年プログラム委員長
荻原俊美)
学
卒研リポート2007
『少数歯残存症例の咬合再構成』
∼コーヌスクローネをマスターしよう∼
コーヌスクローネが支台装置とし
て使用されるようになってかなりた
ちます。私自身成功したこともあれ
ば,失敗して苦い経験をしたことも
あり,また周囲の評価も様々でし
た。コーヌスクローネをどのように
結論づけたら良いのか迷っていたと
ころ,卒研セミナーでコーヌスク
ローネの第一任者である黒田昌彦先
生の講演を取材するチャンスが与え
られました。10月14日血脇会館で多
くの参加者の方と共に受講しまし
た。先ず,はじめに黒田先生より
「なぜ今コーヌスクローネなのか」
の表題で 講 演 が 始 ま り ま し た。
「コーヌスクローネに取り組んで20
年以上になりました。製作上の繁雑
さと多くのトラブルの経験から他の
支台装置への移行も検討してきまし
た。トラブルの絶えなかった最初の
5年を経て,トラブルを診断的要
因・技術的要因・個人的要因に大別
し,分析した結果,適応症例におい
ては,コーヌスクローネに勝る支台
装置をいまだみつけることができま
せんでした。長年のコーヌスクロー
ネの変遷から,これを成功に導くた
めの多くの項目をあえて要約したと
ころ,診断的要因として適応症を守
ることと,技術的要因として内冠製
作を慎重に行うことの2つに絞られ
ました。すなわち,少数歯残存の症
例や咬合再構成の必要な症例におい
て,角度・軸面・ネガティブヴィン
ケルを考慮した内冠製作を行った場
合は,かなり長期的に安定するもの
だということがわかってきま し
た。
」
午前中の実習はあらかじめ各自が
形成してきた模型をサベイヤーを使
用して,ネガティブヴィンケルを作
らない,単一斜面で,角度が全周6
度となる内冠を作製できるための支
台歯形成と義歯の着脱方向のチェッ
クを行いました。支台歯形成は全周
シャンファー形成で義歯の着脱方向
を考え,咬合平面に垂直に支台歯形
成のポイントを置き,次に前歯の歯
軸を考慮し咬合平面より少し前歯歯
軸方向にした支台歯形成を心がけ
る。その作業にサベイヤーは欠かす
ことができません。黒田式サベイ
ヤー(写真5段目)はコンパクトで
模型の固定台が移動しないため初心
者でもとても扱いやすかったのでご
紹介します。次にゴシックアーチが
正しく描記できるかどうか装置の
チェック,午後より法花堂 治先生
による「少数歯残存症例の咬合再構
成の咬合採得と咬合器の調節」につ
いて説明がありました。スプリット
キャストが付与されたスチール製の
マウンティングプレート(写真6段
目)は動きがなめらかで調節がしや
すいとのことでした。その後,実際
にゴシックアーチの描記実習を行い
グループごとに様々に描記されたゴ
シックアーチについてディスカッ
ションが行われました。次に野嶋
昌彦先生よりトラブルの対処法につ
いての講演があり,まとめとして
黒田先生より「適応症を守り慎重な
内冠の作製も重要ですが,治療とメ
インテナンスをとおして,患者さん
自らの口腔内の健康への関心を高め
て行くことも大切です。
」と締めく
くられセミナーを終えました。講師
自ら各テーブルを回り懇切丁寧に指
導されている様子(写真2,
3,
4
段目)
また,学術委員の親身な対応
がこのセミナーの人気ではないので
しょうか。私自身の疑問も解決し,
とても有意義なセミナーでした。
(取材・広報部委員 臼田 準)
13
術
学
術
卒研リポート2007
卒研フォーラム『総合治療 個々の技術をどう活かすか』
2007年度の卒研フォーラムは,
による歯周病への悪影響は非常に大
になっています。これらは事前に
11月11日,血 脇 ホ ー ル に て100名
きく禁煙が歯周治療で重要となると
種々の検査を行えば防ぐことが可能
(内同窓生44名)の受講者が参加
強調されました。全身性疾患として
であり,今までは事前の検査がおろ
して開催されました。
は,特に細菌性心内膜炎,アテロー
そかにされすぎていたのではないか
ム性動脈硬化症,誤嚥性肺炎,低体
との問題を提起されました。また,
重児出産との関連性が,濃厚となっ
予後についての因子は,欠損形態,
ています。
その補綴法,骨量,骨質による支持
抗菌剤の歯周病原性細菌に対する
条件,感染を主体とした生物学因
抗菌力はアモキシシリンが実験上は
子,過重負担を主体とした生体力学
優れているが,臨床上はアジスロマ
的因子があります。メインテナンス
イシンの長期投与の有効性も報告さ
期のトラブルは,インプラント周囲
れています。手技についてはスケー
炎,インプラント破折,上部構造の
最初に,宮地建夫先生が「欠損歯
リングが大切で,特にスケーラーの
破折が多く,強すぎる咬合部位を作
列のレベルとコース」として,歯の
シャープニングを心がけることで
らないこととメインテナンスの徹底
生涯図と咬合支持を基準として個々
す。
により破折やペリオによるインプラ
の症例がどのような経過(コース)
ント補綴の崩壊を防ぐことが必要で
をたどるかを予測し,咬合崩壊をい
す。
かに食い止めてゆくかについて講演
パネルディスカッションでは,初
されました。咬合支持が10カ所以
診時に歯の生涯図と比較してリスク
上の場合は長期的に安定した咬合が
の予測が可能となり,喫煙や糖尿病
維持されます。9∼5カ所の場合,
などの修飾を考慮して治療計画を立
咬合崩壊をくいとめるために慎重な
てるべきとされました。歯周治療の
治療計画の立案が必要です。4カ所
以下の場合には歯の喪失速度ができ
るだけ遅くなることを考えます。
内容に関わらず,メインテナンスが
武田孝之先生は「欠損歯列におけ
予後を大きく左右します。
るインプラント治療の適用」とし
インプラントでは天然歯のサルカ
て,少数歯欠損症例あるいは多数歯
スの歯周病菌がインプラントに感染
欠損で咬合が崩壊した症例が適応で
し,過重負担による力学的ダメージ
あり,咬合崩壊過程にある症例は困
が加わり悪化させていきます。喫
難なものが多いようです。インプラ
煙,糖尿病,骨粗鬆症は大きなリス
ントのトラブルにはアクシデント
クファクターとなります。CT 検査
(事故)とインシデント(故意の事
を含めた種々の事前検査の重要性を
故)があるが,そのほとんどがイン
改めて認識すべきです。
シデントであり,術者によって防ぐ
症例検討でも各先生のより広い視
次に,中川種昭先生は「歯周治療
ことが可能です。特に下顎舌側への
点に立ったリスクファクターの指摘
における大切なこと」として歯周病
パーフォレーション,下歯槽神経や
や予後の予測による思慮深い治療方
はバイオフィルム感染症であり,こ
舌動脈の損傷はパノラマレントゲン
針に感銘しました。
れを除去することは,かなり困難で
写真では予測できず,CT 検査が必
「欠損が欠損を呼ぶ」
,
「自分の患
ある事を認識しなければなりませ
須になっていると強調されました。
者に聞け」といった宮地先生のお言
ん。そのリスクファクターは,喫煙
また,チタンに対するアレルギーや
葉が,心に残りました。
が7倍,糖尿病が2倍であり,喫煙
糖尿病による予後の不良なども問題
14
(取材・広報部委員 小池 修)
追
悼
故 瀬端正之先生を偲んで
末 石 研 二(昭和54年卒)
歯科矯正学講座教授
先生の功績では矯正歯科専門医教育に大きいものがあ
ります。すなわち,昭和48年および同53年の海外出張
において諸外国の専門医教育の充実を知り,歯科矯正専
門医育成の研修制度を継承し,充実をはかりました。以
来,本学歯科矯正学講座卒後研修課程は現在までに30
期242名を輩出しています。韓国,台湾からの留学生も
多く,このことが日本や近隣諸国の歯科矯正臨床の向上
に果たした役割は大きいものと言えます。著書では共著
の歯科矯正学第3版(医歯薬出版)は日本の標準的教科
書となり,学生教育に貢献しました。同じく平成6年の
「顎顔面変形症の外科的矯正治療」は外科的矯正治療法
について,診断と術前術後矯正治療法ならびに外科手術
本学名誉教授瀬端正之先生(歯科矯正学講座)は,平
法の実際について治験例とともに詳述した著作であり,
成19年10月8日,肺炎のため逝去されました。享年77
当該分野の治療水準の向上と普及に大きな役割を果たし
歳でありました。1週間前には講座 OB 会である美久
ました。
会の幹事会にて,会長としてのお話を伺ったばかりでし
学会活動では東京矯正歯科学会会長や日本矯正歯科学
たので,余りに突然の思いが致します。ご葬儀はさいた
会大会長として学会を主催し,また日本矯正歯科学会副
ま市浦和区の蓮昌寺会館にて執り行われました。大学を
会長に就任し矯正学分野の発展に寄与されました。その
辞されて12年あまり経過しておりましたが,大学や学
幅広い見識と高潔なお人柄は歯科矯正学講座の後進のみ
会および教え子の多くの方々にご参列頂きました。
ならず,多くの教え子から慕われていました。
瀬端先生は昭和29年3月東京歯科大学を卒業し,た
これらのご功績に対し,先生は平成19年12月には瑞
だちに同大学専攻科に入学されました。その後,歯科矯
宝中綬章を授与され,正五位に叙されています。
正学講座助手,講師,助教授をへて,同48年4月には
思い出してみますと瀬端教授の症例診断に対する厳し
教授となられました。さらに,同51年1月には歯科矯
さは独特のものがありました。セファロ分析は得意中の
正学講座主任教授に就任されました。平成4年6月に千
得意で,間違った数値をたちどころに指摘され,基本を
葉病院病院長となり,大学および地域医療の発展に尽力
大切にするよう常に指導されました。一度決めた事は変
されました。同7年定年退職され,東京歯科大学名誉教
えようとしない信念をお持ちでしたが,基本的には矯正
授の称号を授与され,その後も後進に対する歯科矯正学
に対する自由な取り組みを認めるなど,活気ある教室運
の教育と社会への啓蒙を続けられました。
営をなされていました。東京歯科大学歯科矯正学講座
先生の業績は著書13編,論文62編,学位指導論文46
OB の多くの先生が日本の歯科矯正分野で活躍されてい
ますが,先生の薫陶があればこそと思います。
編を数えます。先生の学位論文「咬傷に関する法医学的
研究」は昭和36年に発表され,法歯学領域における先
生涯をかけて,大学および歯科矯正学の発展に寄与さ
駆的論文として,以後多くの事件の法医学的判断の論拠
れた瀬端正之先生に敬意を表し,心よりご冥福申し上げ
となりました。
ます。
15
合 掌
支部のうごき
関東地域支部連合会
守ろう地球,めざそう宇宙」をテー
マに講演して頂きました。講演は同
平成19年度総会
況が報告され,また金子学長より大
氏の宇宙開発に携わった経験,宇宙
平成19年9月1日
(土)
午後1時よ
学の現況,大学創立120周年記念事
飛行士との交流等のエピソードをま
り水戸市「三の丸ホテル」において
業等についてのお話がありました。
じえた非常に楽しく,興味深く,さ
各県役員を始め会員89名参加のも
議事もスムーズに進み最後に今回の
らには地球の環境問題を考えさせら
と,茨城県が当番県として開催され
同窓会本部天野会長以下執行部総辞
れるものでした。
ました。
職問題が取り上げられ,会員より質
懇親会には茨城県歯科医師会会長
総会に先立ち午前11時30分より支
問が出されました。この質問に対し
志賀正三先生を来賓としてお迎えし
部長懇談会があり,関谷和夫先生
て金子学長よりこの様な結果になっ
ました。次期開催県の関谷和夫支部
(栃 木 県)
,武 安 一 嘉 先 生(群 馬
た経緯について,ことの始まりから
長の乾杯のあと多少のお酒も入り,
県)
,増田紀男先生(埼玉県)
,小屋
現在に至るまでの詳細な説明,さら
支部連合会会長,学長,同窓会理
忠嗣先生(山梨県)
,関 泰忠先生
には大学の立場,対応について1時
事,各県支部長,講演会講師を交え
(神奈川県)
,浅野薫之先生(千葉
間あまりのお話がありました。また
て総会の緊迫した雰囲気とはうって
県)
,山口忠夫先生(茨城県)に加
会員からの意見もあり総会の予定時
かわった和やかな雰囲気の中,各県
え同窓会関東地区理事の山口保男先
間をオーバーするほどの白熱した話
から参加された先生方が旧交を温め
生も交えて今年度の協議題であるレ
し合いになりました。
ました。最後に校歌斉唱後,来年の
セプトオンライン化について,同窓
その後の講演会には宇宙アカデ
再会を約してお開きとなりました。
会本部の共済制度について,さらに
ミーきくやま代表・菊山紀彦氏を迎
(荒野 実 記)
は同窓会本部役員の総辞職について
え「国際宇宙ステーションの世紀・
意見交換がなされました。
午後1時より総会が開催され,来
賓として大学より金子 譲学長,同
窓会より山口保男関東地区理事が出
席されました。今年度の関東地域支
部連合会会長山口忠夫先生の挨拶,
来賓挨拶に続き,山口保男先生より
同窓会本部の現在の運営状況等の現
写真が同窓会ホームページ
≪http : //www. tdc-alumni. jp≫
に掲載されています。
16
支部のうごき
信越地域支部連合会
ク細菌は,会話しながらコミュニ
ケーションを取り,大きな細菌集団
信越地域支部連合会総会
長野県連合会総会
金子学長より大学の使命・財政等
となって歯周病やう蝕を発症させる
の歯科大学の持つ課題について,ま
だけではなく高齢化社会における史
平成19年9月8日
(土)
。長野市ホ
た大学の使命である建学の精神に基
上最大の暗殺者であると解説されま
テルメトロポリタン長野において長
づいた多様な人材育成等についての
した。
野・新潟両県から90余名の同窓が集
1時間を超える熱気あふれる講演が
講演会は一般公開としたため,外
い信越地域支部連合会総会及び長野
なされました。小林同窓会理事から
部よりの参加も30名以上あり,総
県連合会総会が開催されました。
は非常態勢の同窓会の現況について
数100名超の熱気あふれる講演会と
詳細な報告がなされました。
なりました。歯科医療や口腔ケアか
まず長野県連合会総会が近田正道
北信支部理事の司会によって始ま
続いて,議長に中信支部の中田
らのヘルスプロモーションについて
り,水橋 巌連合会会長の挨拶が行
金一先生,副議長に新潟支部の広瀬
考えさせられる講演会となりまし
われました。続いて,議長に中信支
秀先生が選出され物故会員への黙
た。
部の武井利夫先生,副議長に南信支
祷,報告・議事が行われ,無事滞り
会場を移しての懇親会には来賓
部の田口俊博先生が選出され早速議
なく総会を終えました。また席上,
として長野市歯科医師会より塩澤
事に入り物故会員への黙祷,会務報
長野県連合会より新潟支部へ,先頃
誠士朗会長を迎え大いに盛り上が
告,会計報告等の承認,議事・協議
の中越沖地震のお見舞いが送られま
り,当会恒例となった「長野県連合
の審議全ての案件が承認され無事終
した。
会常任指揮者」小池平一郎先生のタ
了しました。
総会後の記念講演では東京歯科大
クトによる校歌斉唱で最高潮に達し
ました。
引き続き長野・新潟両県の信越地
学微生物学講座奥田克爾教授による
域支部連合会総会が同窓会理事小林
「口腔内細菌は史上最大の暗殺者」
翌日,長野カントリークラブで行
則夫先生,本学より金子 譲学長を
と題し,口腔内に住み着く細菌は
われた親善ゴルフコンペでは,好天
お迎えし,近田正道理事の司会,
500種類を超え,歯周病があればそ
に恵まれ,数々の好プレイが続出し
水橋 巌連合会長の開会の辞で始め
の数が1000億を超える。口腔内バイ
ました。
られました。
オフィルムすなわちデンタルプラー
17
(小山 晃 記)
支部のうごき
東海地域支部連合会
平成19年度総会報告
秀昭先生です。同窓のみならず全国
(日)
東海地域支
平成19年9月16日
的にご高名な先生には,ご多忙のと
部連 合 会(愛 知・静 岡・岐 阜・三
ころ三重までお運び頂き,1時間半
重)総会を,三重県が当番県となっ
に渡り先生の専門分野の補綴,特に
て,四日市都ホテルにて,72名の会
総義歯について我々が日常臨床で
員が参加して開催されました。午後
多々苦慮するような症例について,
1時三重県支部坂井副支部長の開会
ここぞという勘所を丁寧にご説明し
宣言があり,連合会宮田会長の挨拶
て頂きました。
の後,この一年にご逝去された東海
午後4時より三重県支部松 副支
地域の9名の先生方に黙祷を捧げま
部長の司会で懇親会となり,ご来賓
した。総会では今回ご来賓としてお
の三重県歯科医師会会長峰 正博先
越し頂いた金子学長より,大学の現
生よりご挨拶の後,三重県支部楠崎
況について1時間程ご講演を頂きま
先生の乾杯の音頭により楽しい会が
した。歯科医師の歴史から始まり東
始まりました。同級生同士は同じ
京歯科大学の現在と将来展望,また
テーブルとなっていましたので,旧
この東海地方の在校生の割合など,
交を温めたりまた先輩,後輩との久
多岐にわたりお話し頂きました。引
し振りの再会に大いに盛り上がった
き続き,三重県支部武藤先生を議長
ようです。午後6時校歌を斉唱し来
に選出して,瀧同窓会理事より本部
年の静岡での再開を誓い終了しまし
報告をして頂きました。前日に本部
た。
生で平成10年の卒業と幅の広い年代
にて理事会があり,現在の状況また
東海地域支部連合会は東海4県で
の集う連合会となりました。今後も
東京における今般の不祥事の今後の
約600名の同窓で構成されていま
末永く連合会が続き,会員が年に一
対応等,同窓にとっては大変心を痛
す。今回参加の最高齢は愛知県支部
度健康で集えますことを願って止み
める事態のつらい報告となりまし
中川博史先生で昭和20年9月の卒業
ません。最後に会員先生方のご協力
た。
で,最年少が三重県支部山口元嗣先
に感謝致します。 (北野 晋 記)
一般会務では,庶務報告を三重県
支部北野が行い,岐阜県支部会計の
大橋先生より前年度会計報告をして
いただき,次年度開催県として静岡
県を満場一致拍手にて決定いたしま
した。その後次年度開催の静岡県山
元支部長よりご挨拶がありました。
今年は会場より,今回の不祥事に
ついて同窓会費の流用の事実はどう
か,また事件について同窓会として
どう対応していくのか厳しい意見が
相次ぎました。
総会閉会の後,三重県支部辻先生
を座長に「上下顎総義歯難症例への
取り組みと,複製義歯の臨床応用」
の演題で学術講演が行われました。
講師は東京都開業,母校出身の矢崎
18
支部のうごき
北陸地域支部連合会
一部では本総会の是非について問う
意見もありましたが,このような時
平成19年6月30日
(土)
午後4時20
備,治療システム,症例等をお話し
こそ我々の意を更に強くするために
分から金沢スカイホテル「トップオ
ていただきました。最近は,口腔乾
も決行させていただきました。
」と
ブカナザワ」に於いて,石川県支部
燥,舌痛を主訴として来院される方
挨拶を述べました。続いて議事に移
担当下,平成19年度北陸地域支部連
も増えてきており,考えさせられる
り報告,議案ともすべて無事に承認
合会総会が総勢54人の参加の下に開
貴重なご講演をしていただきまし
されました。その後,金子学長より
催されました。
た。
今回の事件の経緯,大学本部の事件
本学からは金子 譲学長をお迎え
引き続き総会に移り,初めに物故
へのスタンス等を説明され,会員よ
し,同窓会から早稲田正紀地域支部
会員に対し全員で黙祷を捧げ,加藤
りの質問,要望に対して,予定時間
連合会選出理事をお迎えしました。
成俊石川県支部長から能登半島地震
を超えて懇切丁寧に説明していただ
総会に先立ち大学同窓である金沢大
における福井,富山両県からのお見
きました。
学医学部歯科口腔外科学講座教授山
舞いへの御礼がありました。そして
総会終了後,参加者全員で記念撮
本悦秀先生(昭和45卒)による「当
「先日来の一連の同窓会の不祥事は
影をおこない,石川県支部仲谷純三
科におけるドライマウスの臨床」と
大変遺憾に思っています。私といた
先生の乾杯のもと懇親会を開宴しま
題した学術講演がおこなわれまし
しましては同窓会本部あっての地域
した。和気藹々とした雰囲気の中,
た。大学にて新しくドライマウス専
支部連合会だと考えています。本来
終始和やかに時間が過ぎ,次回の再
門外来を立ち上げられ,医科歯科連
同窓会本部が我々地域支部連合会を
会を約束して終わりました。
携のもと,ここ数年の経過と環境整
招集するものではないでしょうか。
横浜西部支部
(長田昌巳 記)
純君による「フルマウスのオールセ
ラミックについて」との演題にて,
一泊総会・懇親会
平 成19年10月24日
(水)
,旭 区 の
や」において,総会が開催された。
講演が行われた。セカンドオピニオ
今回は会員20名の参加があった。
ンの立場で,患者さんの悩みを聞い
佐藤隆幸君,萩原 功君,高階光博
午後5時30分より,学術講演会が
ていく中で,信頼関係を築き,診断
君が幹事となり,熱海の「さくら
行われた。今回は,本会員の武居
から治療方針を立てていく上で,口
19
支部のうごき
腔内の金属を撤去し,オールセラ
ご出席の会員の先生方,お疲れ様
でした。
(中島清司 記)
ミックの治療を行ったところ,耳鳴
り等の症状が回復したケース等,ご
自身の症例のスライドを交えて解り
やすく紹介していただいた。
講演会終了後,総会が開かれた。
島田英明支部長の開催の挨拶が行わ
れ,大学の報告がなされた。続いて
杉山紀子神奈川県連合同窓会副会長
より挨拶が行われた。その後,再び
島田英明支部長より19年度会務現況
報告,萩原 功君より会計報告があ
り,続いて高階晧三君より会長指名
委員会報告がなされた。最後に佐藤
信之副支部長より閉会の挨拶がなさ
れた。
総会終了後は,宴会場へ場所を移
し,島田英明支部長の挨拶の後,
佐藤卓朗君の乾杯の発声で宴に入っ
た。宴会は終始和やかな雰囲気の
中,笑顔が絶えず,楽しいひととき
であった。途中,次期幹事の戸塚区
が指名を受け,挨拶が行われた。最
後は会員全員で記念撮影を行い,宴
会が終了となった。
愛 知 県 支 部
宴席の挨拶で引用して下さいます。
この絶妙なバランスを手本にしたい
平成19年度第3回役員一泊例会
ご自身の考えも含め会長に挨拶して
と常々思っていますが,最近の世の
神谷龍司会長(40年卒)就任以来
頂きました。続き諸兄からの意見交
中では,この“三つ”に違った侵入
の念願でした一泊懇親例会を東海地
換の後,今回のもう1つの目的であ
が巾をきかせ,社会の混乱を招いて
域支部連合会(三重県当番,四日市
る次期役員,とりわけ会長をどなた
いるのではと思えてなりません。今
(土)
の
都 ホ テ ル)の 前 日9月15日
にお願いするかという話に入り,全
日も山本先生のユーモアあふれる乾
夜,会長自らのお骨折りで三重県桑
,そして12月
体役員会(10月14日)
杯の音頭で,茶目の時間がやって来
名市長島町のトヨタ車体健保組合
2日の総会に向け,この会の意見集
ました。さすがトヨタ,充実した設
「和泉荘」で行ないました。寝食を
約をはかりました。
備と美味しい料理,そしてお酒に時
共 に し,≪2007.
5.
16≫問 題 も 含
め,同窓会のあり方を皆で大いに語
いよいよこれからが本日のメーン
イベントです。
を忘れ,ほどよく酔いも回り,顔も
出来上がった所で記念写真に収まっ
ろうというわけです。まずは温泉に
血脇守之助先生は,我々に『世の
た後,会場を変え,自慢の喉も披露
入り,浴衣に着替え,座敷に集合,
中は五分の真味に二分の侠気,あと
して頂き,楽しい夜を満喫しまし
常任理事以上17名の参加という事
の三分は茶目でくらせよ』という言
た。翌朝は入浴,朝食の後,ネクタ
で常任理事会と名称を変え,最初
葉を残して下さいました。監事の
イ姿に身を調え,それぞれ分乗して
に,今般の経過報告,推移,そして
山本芳隆先生(41年卒)がたびたび
支部連合会会場に向かいました。
20
支部のうごき
参加者は写真前列左より,牧野
日の開催の総会に向け,今期最後の
健司副会長
(43年卒)
,山本監事,
役員会をもった。一般会務報告の後
神谷会長,藤城鐵英常任理事
(41年
総会での案件を審議,役割分担が了
承された。
(夫馬眞也 記)
卒)
,井 上 好 平 副 会 長
(43年 卒)
,
,西 武司
中列,山田 有
(46年卒)
(45年卒)
,穂積良治
(44年卒)
,竹内
博之
(47年卒)
,後列,成瀬 健
(50
年 卒)
,太 田 博 司
(52年 卒)
,惣 卜
俊明
(54年卒)
,加藤 至専務
(45年
,辻川雅介
卒)
,中川重樹
(52年卒)
(51年卒)
,前岡一夫
(55年卒)
,夫馬
眞也
(44年卒)
以上でした。
(敬称略)
この会の目的は十分達成出来たと
思いますが会長いかがでしたか。
第4回役員会
平 成19年10月14日
(日)
16:30∼名
鉄グランドホテルにおいて,12月2
住所不明者リスト(敬称略)
下記の会員の現住所または連絡先をご存知の方は同窓会事務局までご一報下さい。
(FAX 03−3264−4859 TEL 03−5275−1761)
渡辺信一郎(平17卒)
山本
嘉多山 俊(平16卒)
近藤
達彦(平17卒)
清水 康成(平17卒)
足立 竜寛(平16卒)
藥袋 恭子(平13卒)
青木 良仁(平13卒)
井上美貴子(平8卒)
藤原 健二(平5卒)
御任 義彦(昭61卒)
下村 哲也(昭61卒)
江橋
徳谷 真樹(昭52卒)
宇田川義総(昭51卒)
河村 正尚(昭48卒)
中
森
何
折井 政康(昭40卒)
市川 嘉洋(昭40卒)
里見 寛彦(昭39卒)
信太 顕昭(昭39卒)
大義見重夫(昭37卒)
石橋 寛祐(昭35卒)
吉川
功(昭33卒)
丸田
岩田 一雄(昭32卒)
荻原 和志(昭29卒)
山本
宏(昭27卒)
筒浦 康夫(昭27卒)
下山
下山
下山
崇(昭27卒)
大友 忠夫(昭25卒)
真(平12卒)
崇(昭27卒)
孝(平17卒)
林
明(昭55卒)
重亜(昭45卒)
崇(昭27卒)
21
幹男(昭41卒)
鎮光(昭40卒)
胖(昭33卒)
支部のうごき
島 根 県 支 部
る気概を持とうと挨拶され,慶祝と
して昨年青戸泰吉先生(日本歯科医
7月15日
(日)
・16日
(祝)
,東京歯
ジング―嚥下機能回復へ向けた歯
師会会員有功賞)
,四方正光先生
科大学同窓会島根県支部総会・学術
科補綴―』
(文化大臣表彰)
,高木瑞穂先生
講演会(学術講演会のみ島根県歯科
関根秀志先生
(厚労大臣表彰)
,また,母校大学
医師会と共催)
・懇親会が開催され
『欠損補綴へのインプラント治療
院歯学研究科生で初の同窓会会長優
ました。同窓会は例年1日の日程で
の応用』
秀賞に恩田雄司先生のご子息恩田健
開催されてきましたが,今年は試験
トレース実習
志氏が選ばれた事が報告されまし
的に大学からお二人の講師の先生を
出席された先生方からは解剖学と
た。続いて会計報告,監査報告の
お招きして2日間の日程で十分な時
補綴学2つセットの講演会で今まで
後,大学現状について千葉病院を阿
間をとり,しっかり講演を聞いてい
にない有意義なものであったと大変
部伸一先生,水道橋病院を関根秀志
ただきたいという考えで行なわれま
好評をいただきました。お二人の講
先生に報告していただきました。6
した。
師の先生に心から感謝申し上げま
時から「なにわ一水」にて記念撮影
す。
と懇親会が行われました。
今回の学術講演会のテーマは,
『補綴』で,講師は千葉病院の解剖
15日の4時から島根県支部同窓会
今回お招きしたお二人の先生はと
学講座・阿部伸一准教授,水道橋病
総会が行なわれ,今年逝去された
もに若い先生で,同窓の若手の先生
院口腔健康臨床科学講座口腔インプ
佐 和 サ チ 子 先 生(昭 和27年 卒)
,
方は大学で直接お世話になったこと
ラント学分野・関根秀志講師のお二
大蘆義恭先生(昭和57年卒)への黙
もあり,その当時の思い出話など時
人にお願いしました。
祷を捧げました。支部長挨拶として
間ぎりぎりまで話のつきない会とな
演題 阿部伸一先生
高木支部長より,今100年以上の歴
りました。2次会も多数の先生方に
『外科処置,インプラント治療の
史をもつ同窓会において一番の危機
ご出席いただき,最後の3次会まで
ための臨床機能解剖学―臨床医が
に面しているが,歯科会のリーダー
講師の先生方にはお付き合いいただ
知 ら な け れ ば な ら な い7つ の
として東京歯科大学卒業生の誇りと
き,いつもながらのとてもたのしい
チェックポイント―』
品格を失うことなく,先輩,後輩が
懇親会となりました。
『総義歯治療と筋機能アンチエイ
心を一つにしてこの危機を乗り越え
22
(青戸弘陽 記)
ふるさと自慢
∼私のお気に入り∼
た,普段ほとんど同じメンバーです
三島神社の神幸祭
が,消防団や公民館活動をしなが
ら,皆の帰ってこれる地盤を固める
愛 媛 県
べ く,が ん ば っ て ま す。
(少 々,
この祭りは私の住む愛媛県保内町
一切読まない連中が,踊り歌の意味
カッコ良すぎ。実際は呑んべの集ま
に伝わるもので,今の形態となった
を調べて後輩を指導し,時には祭り
りです。
)
のは江戸の終わりか,明治初頭だそ
に対する思いを延々と熱弁したりし
最後に,私の尊敬する昭和56年卒
うです。豊漁・豊作の願いはもとよ
ます。ただし,皆酔ってますけど。
の矢野興一師匠は,全国的にも有名
り,各地区に神様をお迎えし感謝の
こうして今年も無事,ケガ人もな
な松山のけんか神輿の代表を務めて
念を捧げる祭りで,それ故地区より
く祭りが終わりました。また放浪に
おられ,参加したい方は,頼めば命
練りを出し神輿をお迎えに行きま
出る人や,社会生活をしなくなる人
がけのポジションを用意してくれま
す。
など様々ですが,彼らは来年また必
す。これは本当に危険ですけど。
この練りには,四つ太鼓,牛鬼,
ず帰ってきます。地元の我々もま
(平成2年卒 宇都宮慎児 記)
御車,御舟,唐獅子,五つ鹿など八
体があり,その多様性において貴重
な祭りといわれています。
私も子供の頃から参加しており,
元来祭り好きなもので,帰って開業
してからも昔の仲間達と参加して騒
いでおりました。そして気がつくと
現在は祭りの支部長になってしま
い,酔っぱらい連中の取りまとめに
御車(乗ってるのが私です)
四つ太鼓
苦労しております。
今年も10月半ばになると,公民館
に人が集まり始めます。各地区に
よって様々な準備がありますが,私
の住む琴平地区では,お練りの御車
を皆で磨きあげ,山から大竹や柳を
切り出してきて,飾り付けを作って
いきます。なかには,2週間ひたす
ら酒をのんでいる連中もいますけ
ど。
この頃になると,年中連絡がとれ
ず放浪している人や,親の法事でも
帰ってこない連中が,ぶらりと帰っ
てきます。無職で家からほとんど出
てこない人も,祭りだけは太鼓を
もって現れます。また,普段本など
三島神社
23
クラス会だより
五十二期会
臨時東京例会
山崎,
三輪君を通して,
10月18日の
今回で3回目という「大学側と同窓
会クラス会代表との懇親会」に出席
をとの連絡を受け,会の前に急々の
例会をということになり,同窓会に
お願いして水道橋の会議室に矢島,
山本一成,根本君と酒匂が集合。
5月14日の卒後60周年記念級総会
の後始末について直後一通りの会計,
事務処理は三輪幹事に報告,矢島君
に目を通してもらってあり,改めて
山本一成,根本君に経過報告。名簿
八
紫
会
同窓会会報で一番気になり又一番
先に見るのもまた,クラス会だより
だと思う。特に自分が出席出来な
かった場合にはなお更そう思うので
はないだろうか。
第47回目を迎えた今回は,10月6
あきゅう
日仙台市郊外の秋保温泉ニュウ水
戸屋で,会員22名参加のもと盛大に
行われました。僅かに色つき始めた
山あいの温泉も好天に恵まれとても
気持ちのいい日になりました。
参加者は次の諸君達です。足立
晟 夫 妻(夫 人 は 初 参 加)
,飯 田
正一,大門,小宮,櫻井善忠,和子
夫 妻,春 原,岸 健,淑 子 夫 妻,
冨沢,須田,林,橋詰,宍倉潤子,
黒田,嶺脇,吉田,渡辺典子,宮下
達也,菊池,花岡でした。
総会は菊池君の司会ではじまり,
会長代行の櫻井君の挨拶,
状況報告,
花岡の歓迎挨拶のあとは例の如く大
いに盛り上がり,二次会のカラオケ
昭和22年卒
の改訂も終わり,写真資料,他一ま
とめになった所を点検してもらえま
した。後日,すべてを長安君に届
け,現在,名簿記念誌として仕上げ
に向けて検討進行中です。
お蔭様で,一時の「燃えつき症候
群」からやっと立ち直って,又動き
始めました。
級友近況
大村春夫君……数年来の浜松での
2人展,今年も10月15日から開催。
相変わらずの評判で,今回も随分と
出たとのこと。酒を片手に浜松,軽
昭和35年卒
大会,部屋を変えての三次会といつ
終わるとも知れない状況でした。
翌7日は東北山形道を通って寒河
江でぶどう狩りを楽しみ,上杉記念
館(参拝見学)
,昼食は名物本場米
沢牛のステーキ,ワインを楽しみま
した。更に高畠ワイナリーでワイン
を楽しむ予定でしたが交通渋滞に巻
井沢での絵筆暮らしに幸あれ。
訃報
長野県上田市の大角成男君(第3
小隊,108番)10月28日逝去。ご冥
福を心から祈ります。
(酒匂睦夫 記)
前列左より 山本一成,矢島,根本,
後 酒匂
き込まれ,残念ながら後ろ髪を引か
れる思いをしながら仙台に帰り,午
後5時次回を楽しみにと解散しまし
た。なお8日のゴルフの参加者は4
名でした。来年の予定は今のところ
岡山(幹事は多分林君)になるで
しょう。参加者がだんだん決まって
来たような気がします。出来るだけ
大勢の会員の参加を期待します。
(花岡十弘 記)
レイアウトの都合により,一部卒業年度順が変更されております。ご了承下さい。
24
クラス会だより
一
期
会
昭和28年卒
(無限大の宇宙)をゆっくりと見学
し,外人墓地,エリスマン邸,ブラ
第54回総会は平成19年10月6日正
した。議題に上程された「次年度か
フ18番館,ランドマークタワー,中
午から,横浜のホテル・キャメロッ
000円)の
ら の 会 費 値 下 げ(年3,
華街の媽祖廟・関帝廟を経て2時間
トジャパン日本料理店「桂川」で開
件」は全会一致で承認され,次いで
コースの観光を終えた。最近の高層
催された。西山会長は庶務報告を交
岩井重尊君の会費免除の提案も了承
ビルや港町のめまぐるしい変容ぶり
えての挨拶の中で,廣岡 修君・
された。
に感動しつつ,来年の再会を約し,
北原栄次君が瞑界に旅立たれたのは
懇親会は茨城県古河市から久し振
まことに痛恨の極みであると両君の
りに出席された佐藤和夫君の乾杯の
観光タクシーの企画立案に当たっ
死を悼み,お二人のご冥福を祈って
発声で幕を開けた。お互いの近況を
たのは,監事の山本勝一君で,その
全員で黙祷を捧げた。また福沢諭吉
語り合いながら,楽しく親睦を深め
用意周到さには敬服した。心から深
翁の心訓の「世の中で一番楽しく立
ることができた。写真撮影のあと,
甚なる謝意を表し筆を擱く。
派な事は一生涯を貫く仕事をもつ事
ホテル前より5台の観光タクシーに
参加者
です」という言葉を引用し,われわ
分乗して,観光の目玉であるスカイ
小汲・佐藤
(徹)
・西山・吉田
れ一期生は卒業後大学に職を奉じた
ウオーク(横浜ベイブリッジ歩行者
―以上,同伴者―
者は,定年退職まで教育と研鑽に情
道)から横浜港の景色を堪能した。
相 田・今 井・大 御・佐 藤
(和)
・
熱を注ぎ,勤務医・開業医の道を選
当日は好天に恵まれ,晴れ渡った空
島 野・杉 山・多 胡・高 橋
(茂)
・
んだわれわれは,歯科医業を天職と
に静かな波をたたえ,船までのんび
田口・見明・阿部・山本
(勝)
して地域医療・地域社会にひたすら
りと行き交っていた。まさに横浜な
奉仕してきた。このことはひそかな
らではの風情だ。港の見える丘公園
誇りであると卒業後の54年を回顧
に隣在する県立神奈川近代文学館内
25
午後5時横浜駅前にて散会した。
(阿部和雄 記)
クラス会だより
五
期
会
昭和32年卒
く会う事も無かった友が北は北海道
南は九州,四国をはじめとして数多
五期会は例年,日本各地において
『光陰矢の如し』とは正に,この様
ご当地メンバーの協力を得て総会を
な時に出てくる言葉なのでしょう。
開催し,旧交を暖めて参りましたが
かの織田信長公の好んだ幸若の舞
本年は卒業後五十年という節目の年
の一節に『人間五十年,下天のうち
追記:今回の総会を開催するため
に当たり,東京は帝国ホテル舞の間
をくらぶれば夢,幻の如くなり』と
在京幹事の中心となり永年にわたり
に於いて盛大な総会を持つことが出
ありますが,何となく理解できる気
会計幹事を担当して頂いた高畠一郎
来ました。
がするのは私だけでしょうか。
君の御霊に心から感謝する次第であ
ふり返って見るに,昭和26年市川
その故も有るのでしょうか,久し
の予科での2年間,それに続く水道
橋校での4年間の出来事が走馬灯の
如く,頭の中を駆け巡って来ます。
早いようで遅く,遅いようで早く
26
くの参加を得る事が出来ました。
在京幹事の一員として心から厚く
御礼を申し上げます。
ります。
(髙橋一髙 記)
クラス会だより
十 二 期 会
昭和39年卒
沸く国宝彦根城をフゥフゥ言いなが
ら見学。井伊家14代の偉業を偲んだ
第43回クラス会(卒後1回も欠か
テルに戻りました。
後,途中を観光しながら京都駅で,
さない)十二期会,彦根若狭大会が
総会はホテルで観光組とゴルフ
来年の再会を約して解散しました。
地元幹事・高橋義弘君のお世話で,
組,当日より参加の者を含め,40
ただ毎回出席の金子 譲君(学長)
10月19日,彦根プリンスホテルの前
名が集合しました。議事,報告等を
が東歯学会と重なったため欠席は残
夜祭からスタート開催されました。
行った後,地元の教育委員会の谷口
念でした。
雨の中,前夜祭参加者は家族を含
徹氏による「近江戦国の道」と題す
尚,次回は来年8月3日より,函
め約30名。各々学生時代に戻った気
る口演の後,懇親会,二次会と続
館,青森(ねぶた祭)大会として行
分で話が弾み,幹事がホテル側を宥
き,大いに飲んで旧交を温め,現在
われることに決定しました。
めるくらいでした。
を語り,過去を偲んで大いに盛り上
今回欠席した方も,次回は是非参
翌20日は快晴で,ゴルフ組は彦根
がりました。翌21日はホテルで解散
加して下さい。皆,
待っていますヨ。
カントリークラブへ(優勝は増田
した者を除き,築城400年記念祭に
紀男君)
。観光組はバスで「三方五
湖」の絶景を眺め,小浜港よりの
蘇洞門めぐりでは高波に揉まれ,近
世に若狭湾でとれた鯖を京都に急送
したと言われる鯖街道に沿って,熊
川宿,長浜を散策して,ガイドの名
調子に戦国時代に活躍した信長,
秀吉,家康,三成等を偲びながらホ
27
(川嶋 勲 記)
クラス会だより
踏
志
会
昭和41年卒
山−福山ラインの説明があり,広島
県の藤井先生がアシストすることに
第42回踏志会は岐阜県当番県とし
さて午後4時頃から受付が始ま
なりました。
(金)
∼10月21日
(日)
にか
て10月19日
り,5時の総会には会員32名の出席
二次会ではホテル最上階のダイヤ
けて,岐阜市長良川河畔の岐阜都ホ
があり,当番県の小川が司会進行を
モンドの室で,長良川の夜景を眺め
テルで開催されました。踏志会は第
行い,上竹会長挨拶,そしてこの1
ながら,級友と奥様方とも久しく談
1回昭和41年3月椿山荘(東京)か
年 間 の 逝 去 会 員 中 尾 勝 彦,
笑が続きました。さて10月21日
(日)
ら途切れることなく,岐阜県におい
山中秀明,岡 英治,並びに今まで
快晴(日本晴)午後7時50分ロビー
ては第5回と今回第42回の開催とな
15名の物故者の冥福を祈り黙祷を
集合,8時飛騨古川,高山観光に出
りました。10月19日雨,ゴルフ組11
捧げました。同窓会本部報告を母校
発。車窓からは冠雪した白山,ひる
名と観光組5名,16名の前泊組,明
父兄会長の青木先生から,現在同窓
がの高原 P. A で休憩をとり,分水
日は晴れるといいなと語り合いなが
会の直面している情況報告があり,
嶺を越えると,3190メートルの奥穂
ら,まずはコンパとなりました。10
また3年後の2010年母校120周年記
高岳,冠雪の北アルプス連峰を眺め
月20日
(土)
晴,ゴルフ組13名(途中
念大会には,同級生こぞって参加す
ながら,飛騨古川,1時間ほど散
2名参加)は,早朝7時7分,岐阜
るよう呼びかけられました。続いて
策。飛騨高山に移り観光客の多さに
関カントリー第一番スタート,幸い
懇親会に入り,単身組19名,家族同
びっくりしました(高山祭も終った
にも絶好のゴルフ日和りとなりプ
伴組13組26名,計45名が各テーブル
のに)
。昼食を高山グリーンホテル
レーを満喫できたとのことでした。
に分かれて談話会のような形になり
でとり,皆それぞれの思いの所を散
またこのゴルフの開催にご尽力下さ
ましたが,各自テーブルをまわり話
策 し,午 後4時 に は JR 岐 阜 駅 到
いました東海地域理事瀧先生と幹事
は尽きぬ様子でした。ここで,愛媛
着。皆様,自宅に向かう足どりは軽
の山本芳隆先生に心から感謝いたし
県長山先生から次回踏志会は平成20
そうにみうけられました。
ます。
年10月11日∼10月13日2泊3日,松
28
(小川敏彦 記)
OB 会・グループ・サークルだより
東京歯科大学硬式野球部80周年祝賀会
昨2006年11月18日,上野精養軒に
宿所などをスクリーンで紹介して頂
葉を聞いたあと,集合写真を撮って
て硬式野球部80周年祝賀会が盛大
きました。市川グラウンド時代の先
閉会となりました。
に催されました。
生方には羨ましく思えたのではない
増田先生を始め,会の開催にあた
我が野球部は,大正14年卒の小川
でしょうか。おいしい料理や大量の
りご尽力くださった準備委員の方々
東洋男先生が発足され,約85年の歴
アルコールも手伝って,各々現役時
に感謝申し上げ,今後の野球部の更
史があり,
現在 OG・OB は200名を
代を思い出して語り合い,会は歌あ
なる繁栄・発展を祈りつつ報告とさ
超えます。
り 踊りありと,
大いに盛り上がりまし
せていただきます。ご報告が大変遅
た。
くなりましたことをお詫び申し上げ
会は約80名の出席者を迎え,約21
年間(昭41∼62年)部長を務めてく
最後に現役主将の木村君の,今後
ださいました中久喜 喬先生(昭23
の野球部の活躍を約束する力強い言
年卒)の開会の詞に始まりました。
来賓の野球部 OB 会会長 髙橋廉平
先生
(昭29年卒)
をはじめ昭和30年,
40年代卒の先生方それぞれに部の思
い出を語っていただきました。
祝賀会準備委員・OB 会庶務の
増田浩之先生(平9年卒)には現在
の野球部御殿町グラウンド施設,合
29
ます。 (昭56年卒 山崎源人 記)
OB会・グループ・サークルだより
東京歯科大学ボウリング部創立40周年記念パーティー
ならびにボウリング大会開催
平成19年7月22日
(日)
午前11時よ
開催された。坂本輝雄先生(歯科矯
り,品川プリンスホテルボウリング
正学講座,昭和57年卒)司会のも
センターにおいて,ボウリング部創
と,荻原英生先生
(ボウリング部
最後に,今回北海道から九州まで
立40周年記念パーティーの一環とし
OB 会会長,昭和48年卒)
から開会
遠路はるばるご出席下さった先生方
て,ボウリング大会が開催された。
の 辞 を,
荻 原 威 雄 先 生(昭 和47年
や,当日ご欠席にもかかわらずご援
初夏の暑い日にもかかわらず,北は
卒)からご挨拶と乾杯のご発声がな
助を頂いた先生方に,この場をお借
北海道,南は九州と全国各地から35
され会が始まった。今回は総会も兼
りして心より感謝申し上げます。
名の先生が参加された。
ねているため乾杯後,酔いが回る前
(坂本輝雄,﨑山浩司 記)
全日本歯科医師ボウリング大会で
に井本研一先生(歯科放射線学講
常に優勝を争っている馬上富美男先
座,平成17年卒)から会計報告を,
生(昭和48年卒)のような先生もお
﨑山浩司監督(解剖学講座,平成12
られるが,卒後ほとんどボウリング
年卒)から会務報告があり,来年度
をしていない OB の先生が多いた
の総会会場や OB 会報について議
め,趣向を変えてボウリング場備え
論がなされた。
付けのハウスボール,ハウスシュー
続いて,現役部員を代表して主将
ズで試合を行った。普段の運動不足
の齋藤研太君(第4学年)から部員
も何のその,昔とった杵柄は少しも
紹介と歯学体の目標を,そして各部
衰えておらず,スコアには疑問符は
員からは自己紹介と歯学体に対する
つくものの,大変白熱したゲーム展
抱負を力強く述べてもらった。各
開となり,久しぶりに投げられたと
OB からは学生時代の思い出や,近
いう石井 洋先生(昭和63年卒)が
況などユーモアたっぷりのスピーチ
優勝した。
があり,さらに石田 健先生(平成
40周年記念パーティーならびに総
14年卒)が作成された10年間の軌跡
会は,午後1時30分よりグランドプ
を綴った映像を披露された際には,
リンスホテル高輪「鈴蘭」において
会は大変に盛り上がりをみせた。
30
閉会の辞は荻原英生先生より賜
り,会は終宴を迎えた。
OB会・グループ・サークルだより
演劇部 OB,OG 会(第三回)
眼を悪くされたにも拘らず,千葉
ん,ギタリストの御主人を持つ一番
に……大国さんの歌舞伎十八番「源
市民劇場を主宰し,役者として百数
若い石川史子(S59)さんから一
代店,えーお富さんえ……」と続
十回の公演を続けている有名文化人
転,当日参加予定だった菊池 豊
き,宮下さんの「浅草の歌」等で最
で名優の坂登輝夫(S33卒)さんの
(S35)さんと二大名演出家と言わ
高潮,小林さん発案の演劇部カンパ
お世話で,11月3日(祝)第3回の
れている井上藤夫(S31)さんは調
を全員に廻し楽しい楽しいひととき
OB,OG 会が千葉の美濃屋で開催
布深大寺から,そして,とりはご存
であった。次回にはもっと若い人も
された。
知アポイントメントシステムの先駆
たくさん参加して下さい。懐かしい
暫く活動が無かったが,久し振り
者,今でも有名芸人との付合いの深
顔と声があなたを待っています。
の演劇部公演「チェロ弾きのジェイ
い,何が本職か判らない織家 勝
次も元気にと去り難い面々は二次
ク」が同日学内で上演され,何世代
(S29)さん,亡くなった方が多く
会へと………筆者はここでダウン
も違う若者達の熱と意気を感じ,夜
なったと声色はひとまず封印(残念
……。
の会に参加した面々……群馬県前橋
)
,今回は講談二題で座が華やか
市から,あの御巣鷹山の飛行機事故
で大活躍をし,警察歯科医会の基を
作った大国 勉(S32)さんと,今
回も最初からお世話下さった事務局
兼委員長の長野の小林則夫(S31)
さん等は泊りがけの参加であった。
OB,OG 会の開幕は部の創立に
係わった椿名市の1952年生正木光児
(S20.
9)さんのまだまだ若く,
元気な挨拶から始まった。
懐かしい顔,顔,久し振りなので
一人一人のスピーチになった。
お酒も入り舌も滑らかに,第一幕
の幕開きは演劇部で6年,ドクター
演劇部公演後 OB,OG と交流
劇団「さんし座」で20年も役者を
やった川又正義(S36)
,続いて,
部,ドクター劇団も一緒の荒川の
宮下達也(S35)さん,二人共白髪
の相変らずのダンディボーイ? の
後は,薬理学堤教授の時代に大活躍
された本学法歯学の花岡洋一(S
56)さんと演劇部長の病理学教室
橋本貞充(S56)さん(写真ありが
とう )と続き,古い資料を提供し
てくれた栃木 益子の牟田紀一(S
39)さん,遠い九州から子供に励ま
されて参加の鈴木 梓(S39)さ
31
(M. K 記)
すいどうばし
髙橋庄二郎名誉教授を悼む
正
人の,いや,生きとし生きる者全
てに定められた宿命とは言え我が51
期会の誇りであり,東京歯科大学に
とっても,日本の口腔外科界にとっ
ても偉大な存在であった君は8月9
日とうとう帰らぬ人となった。
〔口
腔外科〕と一声聞けばすぐに飛び出
す髙橋庄二郎と言う名前,いかに現
役を退いていたとは言うものの余り
にも大物の存在を失ってしまった。
君の薫陶を受けた者の数の多さ,そ
して其のまた孫弟子の数まで数える
ととても単純な頭脳では計算が出来
ずに呆然となるだけである。今君は
我等が手の届かぬ幽明境を異にする
存在になってしまったが,今のこの
世をどう嘆き,どのように希望を見
出そうとして居られるか?呼びかけ
中村講師
木
に応じられるのだったら応えてほし
い。6年間という大学の勉学の道を
終えただけでは歯科医師になれない
厳しい今の世では,戦時中とは言え
想像も出来ない程の短縮授業の僅か
3年半の専門学業だけであっても,
彼ほどの大人物,大物歯科医だけで
なく大勢の上に立つ指導者となり得
るということは,如何に個人の努力
が必要であり大切なものかを,身を
もって今の若者に範を示したと考え
られよう。学生時代の君は海軍依託
学生であり3年生の時には第2小隊
の総代(小隊長)としてクラスを統
括し,4年生になった昭和20年4月
には広島県の賀茂海軍衛生学校に入
学して第13分隊に所属したが8月の
終戦を機に東京歯科医専に復校して
9月8日に卒業した。それ以来口腔
外科学教室の副手として医局に残り
教材や資料から見放された当時の勉
学から一歩一歩己が道を開き,我武
者羅というほど未知の世界を切り開
いていった。メチールアルコール禍
による失明が高張ブドウ糖液や Ca
溶液の内頚動脈注射で治ることを聞
くや,それなら針先の斜面の方向を
回して薬液を外頸動脈に入れれば顔
口腔外科医局員と
(昭和23年)
加藤講師
髙橋助手
光
児(昭和20年9月卒)
面顎口腔領域に効くだろうと考え,
当時この内頚動脈注射の第一人者と
謳われた立川病院の眼科に1∼2週
間程通って教わり,盛んに外来や入
院患者さんに応用したり,病理学教
室で実験に使った犬の肉を,人の髪
の毛から作ったと云われたアミノ酸
醤油や岩塩で煮て食ったり,当直の
晩には3時間置きにはしなければな
らない黄色い初期の複合ペニシリン
の臀筋注射のために眠れない当直を
やったり……以後口腔外科一筋に突
き進んだ君は衆人の認めざるを得な
い口腔外科の第一人者として其の名
声を轟かせたのであった。
其の髙橋君が今はもう語りかけて
も返事もせず,聞きたくても其の声
さえ聞こえず我々俗人の遥か手の届
かぬ異次元の彼方へ逝かれたとは何
と儚い人の世の定めか,嘆いてもた
だただ涙にくれるのみ
願わくば髙橋庄二郎君の御霊よ
君の愛した東京歯科大学を,口腔外
科の世界を,そして残されたご遺族
の豊かに輝ける今後をお導き下さ
い。
髙橋庄二郎君の御霊よ とこしえ
に安らかに眠られんことを
口腔外科配置の4年生と医局との対抗野球試合にて
(昭和23年)
正木助手
髙橋助手
正木助手
32
すいどうばし
斑状歯疫学研究の系譜
近
藤
武(昭和38年卒)
斑状歯は歯の形成期(おもにエナ
者の年齢的特徴,地理的特徴などを
年卒)は自らの調査結果から独自の
メル芽細胞成熟期)に過剰なフッ化
明らかにした。しかし原因となる飲
理論を展開した。
物を摂取することによる形成不全を
料水のフッ化物測定は行われなかっ
さしている。これらの事実は1930年
た。その後の調査で井戸水から高濃
ごろ,アメリカで斑状歯地区の井戸
度のフッ化物が検出され,斑状歯で
水から高濃度フッ化物の検出,また
あることが実証された。
これらの井戸水をラットに飲用させ
ての斑状歯再現実験で明らかとなっ
た。
新たなフッ化物の歯学研究
1963年ごろより上田喜一(推薦会
員)は,全国の水道水のフッ化物濃
度を測定した。これまでのフッ化物
第2次大戦後の研究
測定法は安定性にかける点があり,
1950年ごろ,米澤和一(昭和7年
新測定法をいち早く導入し定量法の
わが国では兵庫県武庫川流域の住
卒)は,重度斑状歯を偶然発見した
確立に努めた。また,中毒学の視点
民に歯が赤褐色になったり,欠損が
ことから飲料水,温泉中のフッ化物
からも研究を進め,岡山県笠岡市の
生じたりすることから,
「ハ(歯)
濃度測定を行い,東日本の濃度分布
高濃度汚染地区では斑状歯のみでは
クサリ」などとよんでいた。これら
地図の作成を試みた。多くの門下生
なく,他の臓器への影響を調査し
は地名としてもよばれており,1968
による調査が行われたが,その中で
た。その後,多くの門下生によりこ
年の住所表示変更まで現存してい
も芦沢 悠(昭和8年卒)により,
れらの研究が継続された。
た。この斑状歯が,わが国で歯科医
長野県東筑摩郡麻績村では詳細にわ
学の俎上にのるようになったのは
たる調査が行われた。
歯学においては原因が明らかとな
るような疾患が少ない中,70年以上
1930年ごろからで,同窓の業績を中
戦後はアメリカ歯科医学の導入
にわたり研究されてきた斑状歯は,
心にその研究の節目を振り返ること
で,1952年から京都市東山区山科で
その原因が明らかとなった最初の事
にする。
上水道にフッ化物添加を行い,むし
例といえる。その事実はこれまで以
歯予防の実験を開始した。開始を前
上に知られてもよいのではないで
にして添加濃度については議論のあ
しょうか。
初期の研究
1928年,富取卯太治
(大正元年卒)
るところとなり,副島侃二(昭和2
が,
「本邦に於ける地方病性歯牙硬
組織の異常」と題して,当時の岡山
県赤磐郡小野田村における調査結果
を発表している。また正木 正(大
正12年卒)は,たまたま学会出張で
宿泊した宝塚温泉の従業員が,この
斑状歯に罹患していることを発見
し,1930年兵庫県の協力を得て六甲
山脈を中心とした地域の児童,住民
の検診を行い流行の分布を調査し
た。
この調査が系統的に行われた最初
であり,疫学研究の基本である罹患
「斑状歯スケッチ(富取,慶応歯科医学,1943)
」
33
すいどうばし
筆者 第20代福井県歯科医師会 会長小原
わが戦記
硫黄島に生きる
勇先生(大正9年9月26日生)は平成19
年3月28日永眠されましたので代わっ
小原
昭和19年7月14日,いよいよ硫黄
島に向かって進発する日がきた。そ
れは「現在硫黄島は外科治療が不如
意のため,外科を主班とする野戦病
院の一部を先遣すべし」との命令を
参謀より受けたからである。先遣部
隊長として小林軍医中尉,それに私
を含めて下士官兵合計20名が選ばれ
た。私は将校中唯一の現役の為設営
隊長として加わった。
翌15日無事硫黄島に上陸した。島
の面積20平方キロ,たて6キロ,幅
4キロのおたまじゃくしに似た平ら
な島である。植物はタコの木,パパ
イヤ,コカイン,パイナップルなど
で,島のところどころから硫黄が吹
き出ている。地質は土炭岩といわれ
る硬いもので,いくら掘っても水は
一滴も出ず,飲料水は雨水に頼るほ
かなしといった状態であった。上陸
するや否や突然敵機の機銃掃射のお
出迎えを受けてまず度胆を抜かれ,
前途多難であることを覚悟した。
翌16日サイパン玉砕。そのためわ
が部隊は109師団「胆」18324部隊
(混成第二旅団野戦病院)と改めら
れた。7月21日グアム島に米軍が上
陸。いよいよ硫黄島は第一の防波堤
として本土防衛の最前線となった。
ところが島は無防備にひとしく身を
かくす防空壕一つない有様だった。
勇(昭和17年9月卒)
て投稿しました。
その後,急速に防備が増強され,我
が先遣部隊も,連日の爆撃による負
傷者の救護と壕堀りに明け暮れた。
7月31日に病院長をはじめとする主
力が本島に上陸,ようやく病院とし
ての本来の任務に従事することに
なった。
また,私が任務とする歯科診療室
も,島の中心部に僅かに残存した民
家を取り壊し,約4坪くらいの掘っ
立て小屋を岩陰に建てた。椅子は探
してきた理髪ようのものを利用し,
キャビネットは電蓄を改造,エンジ
ンは足踏みと,これで一応態勢も整
い,診療開始となった。毎朝5時ご
ろになると,うがいのための水筒持
参で,すでに四,五十人の兵士が行
列している状態,もっとも大半は抜
歯と歯痛の応急処置,補綴は機械も
材料もなく殆ど不可能なので,咀嚼
力が微力で体力の維持が困難と診断
された者は,内地へ送還された。
陸軍部隊1万5千人,平均年齢30
歳,歯科診療所は唯一箇所,それに
連日の壕掘りと陣地構築の強行作
業,加えて将兵の殆どが下痢にかか
り疲労困憊の状態であった。日毎に
患者数も増し,とても未熟な私ごと
き者だけではお手上げの状態。そこ
で師団軍医部に要請して各部隊から
歯科医を募集し選考の結果,日本歯
科18回卒の山口県出身,繁冨民雄
軍曹に応援を求め,二人で大勢の患
者の治療に当たった。
19年10月にあこがれの歯科医少尉
に任官。戦況は日増しに激烈さを増
し,11月に入ってからは連日の空
襲,それに加えて月に数回の艦砲射
撃を受け,地上の建物は殆ど破壊さ
れ,ナパーム弾による爆撃のため,
全てが焼き払われてしまった。
2月19日敵は一斉に上陸を開始,
敵味方の火砲が一度に火を噴き,た
34
合掌
福井県支部長 前田 昇(昭和43年卒)
だ大音響と振動あるのみ。死闘1ヶ
月,野戦病院の将兵らにも死傷者が
続出。3月17日総司令官栗林中将の
自決により,日本軍の組織的抗戦に
終止符が打たれた。我々の野戦病院
では生き残った者が一つに終結し,
地下壕に隠れて夜の切り込み,ゲリ
ラ,水汲みと更に1ヶ月戦った。そ
れまでは1週間に水筒一杯の水の配
給もあったが,ついにそれも断たれ
た。われわれの運命は二つに絞られ
た。死か投降か。数日間,壕内にお
いて将校団による協議の結果,野口
隊長の勇断にまかせ,次のような命
令が発せられた。
「当野戦病院は万国赤十字条約に
より,明4月16日を期し米軍の指揮
下に入り,衛生業務を続行する。た
だし,この命令に従わざる者は自由
の行動をとることを許す」
「自分が
全責任を負う。お前たちの生命をど
うか自分にまかせて貰いたい」全員
は一睡もできず,思い思いに考えあ
ぐねているうちに夜が明けた。米軍
との交渉では,全面的にこちらの条
件が認められた。やがて命令に従わ
ないものを3名を残し,70数名は壕
を退去した。2ヶ月ぶりに仰ぐ太陽
の光にめまいがし,ふらつく足を地
に踏みしめた。
「生」への喜びと一
抹の不安が入り混じったまことに複
雑な心境であった。
思うにこの小さな島で友軍2万3
千,米軍7万5千が戦い,日本軍の
生存者1千33人,米軍の死傷者2万
2千人という犠牲を払った戦闘は終
結した。一体どちらが勝ったのか。
生き残った者だけが勝ったともいえ
るのではないだろうか。血みどろの
戦闘で奪い合ったこの島は一体なん
であったのか。
硫黄島は永遠に無言のまま,戦争
のむなしさを語り伝えるであろう。
逝 去 会 員
下記の会員が逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表し心からご冥福を
お祈り申し上げます。
●昭
29 卒
埼玉県支部
●昭 8 卒
新宿支部
●昭 1
7.
9卒
麻布赤坂支部
●昭 1
8.
9卒
杉並支部
●昭 2
2 卒
東信支部
●昭 1
2 卒
愛知県支部
●昭 3
0 卒
練馬支部
●昭 3
3 卒
中信支部
●昭 1
2 卒
埼玉県支部
●昭 2
7 卒
静岡県支部
●昭 2
3 卒
兵庫県支部
●昭 2
5 卒
茨城県支部
●昭 2
7 卒
川崎支部
●昭 4
8 卒
広島県支部
●昭 2
8 卒
大分県支部
(敬称略・届出順)
瀬 端 正 之(77歳)
〒330‐0056 さいたま市浦和区東中町13−3
柴 田
浩(98歳)
〒169‐0075 新宿区高田馬場4−28−17
児 玉 良 知(90歳)
〒107‐0052 港区赤坂6−4−20
西 井 東千代(88歳)
〒167‐0041 杉並区善福寺2−1−2
大 角 成 男(81歳)
〒386‐0012 上田市中央6−4−9
澤 田 一 夫(92歳)
〒441‐0105 宝飯郡小坂井町伊奈信屋61
浅 田
昭(77歳)
〒177‐0032 練馬区谷原2−10−17
中 田 幸 一(73歳)
〒390‐0814 松本市本荘1−15−4
井 原 泰 次(96歳)
〒338‐0011 さいたま市中央区新中里5−22−9
後 藤
清(80歳)
〒417‐0051 富士市吉原4−9−13
有 馬 久 男(80歳)
〒263‐0033 横浜市金沢区東朝比奈1−62−16
田 崎 久 雄(80歳)
〒309‐1611 笠間市笠間34
杉 田 二三男(77歳)
〒216‐0003 川崎市宮前区有馬5−8−4
坂 本 眞 喜(58歳)
〒730‐0051 広島市中区大手町
相 良
宰(85歳)
〒879‐4413 玖珠郡玖珠町塚脇324
35
19.
10.8
19.9.
26
19.
10.
19
19.
10.
20
19.
10.
28
19.
10.
26
19.
10.
29
19.9.
14
19.
11.6
19.
11.
10
19.
11.
10
19.
11.
12
19.
11.
14
19.
11.
19
19.
11.
29
追
悼
中尾勝彦君を偲んで
中尾君は,平
成19年5月に尾
道から東京の国
際医療福祉大学
附属三田病院に
入院した。そこ
で最先端の治療
を受け,一旦は
病状が回復したかに見えたが,薬石
効なく,7月25日に帰らぬ人となっ
てしまった。
学生時代から気が合い,卒業後も
家内も同級生であった気安さから
か,上京した際には我家を訪れ,学
生時代の事,歯科の色々な問題等,
深夜まで語り合った事が思い出され
る。大学院を卒業し尾道に帰り,地
域医療に貢献するかたわら,シリコ
ンブラックを用いた咬合小面の研
究,桜井式デンチャーによる総義歯
の製作,豆腐を使った各種シリコン
印象材の精度の比較,歯ブラシの改
良,歯肉圧排器具の発明,最近では
マグネット・デンチャーの臨床(共
庶
11月
1) 理事会
11月16日
(金)
2) 委員会
11月6日
(火)
12日
(月)
26日
(月)
27日
(火)
27日
(火)
3) 出 張
11月4日
(日)
9日
(金)
踏志会(昭和41年卒)
務
日
第7回理事会
学術部委員会(研究部委員会)
広報部委員会(会報編集)
学術部委員会(企画委員会)
学術部委員会(研究部委員会)
保険部委員会
東歯祭後夜祭 高原常任監事出席
渋谷支部学術講演会
講師・矢島安朝教授(母校)
10日
(土) 神奈川相北支部学術講演会
講師・河原武彦氏(神奈川県開業)
18日
(日) 神奈川県支部連合同窓会学術研修会
講師・矢島安朝教授(母校)
23日
(金) 近畿地域支部連合会総会 小室理事出席
学術講演会 講師・柿澤 卓教授
(母校)
4) 事 業
11月11日
(日) 卒後研修セミナー〔卒 研 フ ォ ー ラ ム
(№7 総合治療 個々の技術をどう活か
すか)
〕
17日
(土) 平成19年度評議員会・第113回定時総会
誌
12月
1) 理事会
12月15日
(土)
2) 委員会
12月3日
(月)
4日
(火)
5日
(水)
11日
(火)
12日
(水)
14日
(金)
18日
(火)
25日
(火)
3) 出 張
12月1日
(土)
1日
(土)
1日
(土)
2日
(日)
2日
(日)
2日
(日)
2日
(日)
2日
(日)
8日
(土)
9日
(日)
11日
(火)
36
著)等々,臨床に基づく自由な発想
力と創意工夫に富んだ研究を行い,
各種歯科雑誌への執筆や講演活動と
活躍され,我々同級生としても,頼
もしく誇りでもあった。
中尾君を失った事は,御家族はも
とより,患者様,同級生にとって大
きな悲しみであると共に,歯科界に
おける大きな損失であると思われ,
真に残念である。
合掌
(難波 修 記)
第8回理事会
学術部委員会(プログラム委員会)
広報部委員会(会報企画)
学術部委員会(プログラム委員会)
学術部委員会(プログラム委員会)
学術部委員会(プログラム委員会)
学術部委員会(全体委員会)
学術部委員会(研究部委員会)
学術部委員会(企画委員会)
山梨県支部総会
学術講演会 講師・櫻井 薫教授
(母校)
茨城県支部総会
学術講演会 講師・井出吉信教授
(母校)
東京地域支部連合会総会 遠藤理事出席
栃木県支部総会
学術講演会 講師・角田正健教授
(母校)
神奈川県支部連合同窓会総会
岐阜県支部総会
学術講演会 講師・柴田敏之氏(岐阜大
学大学院口腔病態学教授)
東信支部総会
学術講演会 講師・中川寛一教授
(母校)
千葉県支部 学術講演会
講師・高瀬保晶准教授
(母校)
熊本県支部総会
学術講演会 講師・阿部伸一准教授
(母校)
静岡県支部総会
学術講演会 講師・ 澤孝彰教授
(母校)
大学支部総会
◆投
稿規定
! 原稿締切り
原稿の締切りは,奇数月の10日までとし,原則
として翌月発行の会報に掲載いたします。
" 投稿様式
投稿は原稿用紙に横書きとし,便箋などの使用
はご遠慮ください。ワープロ使用の場合は1行
16字で設定して下さい。写真はピントのあった
ものを,大きいサイズ(2L など)で,集合写
真のみでなく,スナップなども添えて下さい。
# 投稿字数
① 「すいどうばし」欄(随想,詩,短歌,時評な
ど)
は,1編1,
600字程度
② 「支部のうごき」
「クラス会だより」は,本文
◆ へんしゅうこうき
のみの場合1,
600字程度。写真が入る場合,3
段抜き900字,2段抜き400字,1段抜き200字
減らして下さい。
③ 「追悼」は,500字程度
$ ご投稿いただいた原稿は原則として原文のまま
掲載いたします。ただし,紙面の都合により加
筆削除等お願いすることがありますので,ご了
承下さい。
なお,
掲載については委員会にご一任いただきます。
% 写真等の返却
写真等は,原則として返却いたしませんが,特
に貴重な写真などの場合は,その旨書き添えて
下されば返送いたします。
★ 2年毎の区切りの時が来ました。12月で任期満了となります。今年は,波乱の年
でした。理由はともあれ,任期途中での常任理事の総辞任でした。残された半年を
地方選出の理事さんと3名の監事さん,各委員会の協力で運営してきました。
★ 先日の評議員会に於いて,無事次期会長も選任され,この会報がお手元に届く頃
には,新執行部も体制が整っている事でしょう。
★ 広報部委員会では,情報のいち早い伝達をと,担当理事を欠く中でも,会報の発
行は継続してきました。隔月発行で不足部分は情報部にお願いし,ホームページの
活用も行いましたが,連携の試みは本年度よりの試行段階であり,充分に機能出来
なかったかも知れません。
★ 会報は,執行部から会員に対する情報発信を主としています。この情報は,あく
まで執行部での決定事項であって,委員会での関与は出来ません。他方,会報に
は,会員からの情報を収集し執行部に提言したり,他の会員に伝えたりの任務があ
り,そのために委員会が存在しています。
★ この半年の間,代行の執行部では,不測の事態や誤解を避けるため,会報に寄ら
ず出来るだけ対面で情報を伝達できるよう,支部長への文書を通して会員への口頭
での説明に努めてきました。そのため,全会員への伝達が不十分になったかも知れ
ませんが,疑義については,所属支部支部長にお尋ね下さい。
★ 年が明け,新執行部での運営が順調に進んだ時,何らかの形で会報上にも経過報
告が出来るよう,委員会でも努力するつもりで行動いたします。
(小林伯男 記)
広報部委員会
委員長
副委員長
〃
委
員
小林
河田
三友
臼田
小池
尾
福井
川又
伯男
英司
和夫
準
修
圭子
雅之
正典
平成19年12月20日 印刷
平成19年12月25日 発行
発行人
編集人
東京歯科大学同窓会会報 第361号
同窓会ホームページアドレス
江
梅 太 郎
小
林
伯
男
東京歯 科 大 学 同 窓 会
〒101‐0061 東京都千代田区三崎町2−9−18
電 話(03)5275−1761
http://www.tdc-alumni.jp
FAX(03)3264−4859
印刷所
一 世 印 刷 株 式 会 社
〒161‐8558 東京都新宿区下落合2−6−22
電 話(03)3952−5651(代)
37
平成19年度 評議員会・定時総会
(報告)
平成19年11月17日
於 如 水 会 館
平成19年度東京歯科大学同窓会評議員会
(午前10時00分∼午後3時00分)
1.開
会
の
1.点
辞
第6号議案 平成20年度 事 業 計
呼
第7号議案 平成20年度 入会金(現行本学出身の
1.会 長 代 行 挨 拶
1.来
賓
挨
画
000円,推薦会員50,
000円)
会員5,
拶
第8号議案 平成20年度 会費(現行18,
000円)
1.議長,副議長選出
第9号議案 平成20年度 経常部収支予算
1.議事録署名人指名
第10号議案 平成20年度 共済負担金(現行4,
000
1.黙
祷
1.報
告
円)
第11号議案 平成20年度 特別会計収支予算
! 平成19年度 会 務 報 告
(同窓会基金,血脇記念基金,共済基
" 平成19年度 会計現況報告
1.議
金,名簿積立金,退職積立金)
第12号議案 平成20年度 卒後研修セミナー,卒後
事
第1号議案 平成18年度 経常部収支決算
研修セミナー積立金収支予算
第13号議案 平成20年度 総合政策費積立金会計収
第2号議案 平成18年度 特別会計収支決算
(同窓会基金,血脇記念基金,共済基
支予算
金,名簿積立金,退職積立金)
第14号議案 役 員 改 選
第3号議案 平成18年度 卒後研修セミナー,卒後
1.協
研修セミナー積立金収支決算
1.叙勲,褒章受章者顕彰式
第4号議案 平成18年度 総合政策費積立金会計収
1.同窓会会長賞表彰式
支決算
1.閉
第5号議案 平成18年度 財
(監 査 報
産
目
議
会
の
辞
録
告)
第113回東京歯科大学同窓会定時総会
(午後3時10分∼午後3時50分)
1.開
会
の
辞
第2号議案 平成18年度 特別会計収支決算
(同窓会基金,血脇記念基金,共済基
1.会 長 代 行 挨 拶
金,名簿積立金,退職積立金)
1.議長,副議長選出
第3号議案 平成18年度 卒後研修セミナー,卒後
1.議事録署名人指名
1.報
研修セミナー積立金収支決算
告
! 平成19年度 会 務 報
告
第4号議案 平成18年度 総合政策費積立金会計収
" 平成19年度 評 議 員 会 報 告
支決算
# 平成20年度 経常部,特別会計,卒後研修セミ
第5号議案 平成18年度 財 産 目
ナー,卒後研修セミナー積立金,
(監 査 報
総合政策費積立金会計収支予算
1.議
1.協
事
1.閉
第1号議案 平成18年度 経常部収支決算
38
議
会
の
辞
告)
録
平成19年度東京歯科大学同窓会会務報告
!自
"至
平成18年10月1日#
平成19年9月30日$
9,
167名
1.現在会員数
師・福岡博史氏(東京都開業)
内
21日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
名 誉 会 員
32名
共済負担金免除会員
681名
高 齢 会 員
551名
不 明 会 員
760名
22日
(日) 卒後研修セミナー〔欠損補綴編(№7
実践総義歯∼合理的な総義歯調整法〕
22日
(日) 三重県支部学術講演会 講師・一戸達也
教授(母校)
2.会員の移動
23日
(月) 学術部委員会(企画会議)
新 入 会 員
129名
!本年度卒業生
"他
逝 去 会 員
109名
退 会 会 員
3名
3.会
26日
(木) 情報部委員会
121名#
8名$
28日
(土) 九州地域支部連合会総会(宮崎県支部担
当)
天野会長,中根副会長,江 理事出席
29日
(日) 東歯祭後夜祭
議
大井理事出席
31日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
評 議 員 会
1回
定 時 総 会
1回
東歯関係日歯役員・代議員,
都道府県歯
会長と同窓会役員懇談会
11月6日
(月) 学術部委員会(将来検討委員会)
7日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
10日
(金) 広報部委員会(会報編集)
1回
10日
(金) 渉外部委員会
地域支部連合会主催学術講演会等
9回
学術講演会講師派遣
43回
理
会
7回
13日
(月) 学術部委員会(プログラム委員会)
常 任 理 事 会
5回
18日
(土) 第53回全国歯科大学同窓・校友会懇話会
監
会
1回
役 員 連 絡 会
3回
各 種 委 員 会
115回
事
査
卒後研修セミナー
4.役 員 出 張
45回(59名)
5.支 部 数
109支部
12日
(日) 神奈川県支部連合同窓会学術研修会
講師・森岡俊介氏(東京都開業)
(当番校:昭和大学歯学部)
天野会長,安藤専務理事,大井・黒澤各
理事出席
7回
20日
(月) 学術部委員会(プログラム委員会)
23日
(木) 近畿地域支部連合会総会(京都府支部担
当)
6.地域支部連合会数 11地域支部連合会
中根副会長,大井・小室各理事出席
北海道地域,東北地域,関東地域,東京地域,
学術講演会 講師・砂原秀遍猊下(東寺
信越地域,東海地域,北陸地域,近畿地域,
長者)
24日
(金) 第5回理事会
中国地域,四国地域,九州地域
7.会 務 報 告
25日
(土) 平成18年度評議員会・第112回定時総会
平成18年
25日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
10月1日
(日) 島根県支部学術講演会 講師・加藤広之
26日
(日) 卒後研修セミナー〔卒研フォーラ ム
講師(母校)
(№8ライフステージ 患者さんの生涯
5日
(木) 学術部委員会(運営委員会)
を通じて何を考えるか その先へ〕
12日
(木) 広報部委員会(会報企画)
26日
(日) 愛知県支部総会
14日
(土) 第4回理事会
馬橋理事出席
学術講演会 講師・牧野眞也氏(トヨタ
14日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
記念病院口腔外科部長)
17日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
27日
(月) 学術部委員会(企画会議)
21日
(土) 北海道地域支部連合会卒後研修会 講
12月2日
(土) 東京地域支部連合会総会
39
天野会長,安藤専務理事,遠藤理事出席
2日
(土) 山梨県支部総会
18日
(木) 世田谷支部新年会
林理事出席
18日
(木) 学術部委員会(全国歯科大学同窓・校友
学術講演会 講師・井出吉信教授
(母校)
3日
(日) 静岡県支部総会
大友副会長出席
小貫理事出席
会第21回学術連絡会打合せ)
19日
(金) 芝支部新年会
天野会長出席
学術講演会 講師・外木守雄助教授(母
19日
(金) 学術部委員会(研究部委員会)
校)
20日
(土) 第1回理事会
3日
(日) 栃木県支部総会
大井理事出席
20日
(土) 東京地域支部連合会新年交歓会
学術講演会 講師・槇石武美教授
(母校)
3日
(日) 神奈川県支部連合同窓会総会
天野会長出席
20日
(土) 大分県支部総会
安藤専務理事出席
学術講演会 講師・金子 譲教授
(母校)
3日
(日) 横浜中央支部学術講演会 講師・藥師寺
22日
(月) 学術部委員会(企画会議)
仁教授(母校)
23日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
3日
(日) 千葉県支部総会
大友副会長出席
24日
(水) 母校創立120周年記念事業準備委員会
3日
(日) 東信支部総会
安藤専務理事,大井・矢崎各理事出席
学術講演会 講師・入船亭扇好氏(落語
26日
(金) 浅草・下谷支部合同新年賀詞交歓会
家)
大井理事出席
4日
(月) 学術部委員会(将来検討委員会)
27日
(土) 杉並支部新年会
5日
(火) 広報部委員会(会報企画)
28日
(日) 埼玉県支部新年会
5日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
30日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
9日
(土) 熊本県支部総会
安藤専務理事出席
安藤専務理事出席
2月3日
(土) 全国歯科大学同窓・校友会学術連絡会
学術講演会 講師・山田 了教授
(母校)
9日
(土) 茨城県支部総会
大井理事出席
4日
(日) 全国歯科大学同窓・校友会学術連絡会
4日
(日) 滋賀県支部総会
曽我部理事出席
学術講演会 講師・井上 孝教授
(母校)
学術講演会 講師・大多和由美助教授
7日
(水) 学術部委員会(運営委員会)
(母校)
11日
(月) 情報部委員会
9日
(金) 情報部委員会
12日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
13日
(火) 広報部委員会(会報企画)
12日
(火) 大学支部総会
13日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
藥師寺監事出席
13日
(水) 第6回常任理事会
14日
(水) 学術部委員会(研究部委員会)
15日
(金) 学術部委員会(全体委員会)
16日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
16日
(土) 南信支部総会
17日
(土) 学術部委員会(研究部委員会)
学術講演会 講師・春山親弘助手
(母校)
16日
(土) 大森支部総会
天野会長出席
19日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
20日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
18日
(月) 学術部委員会(プログラム委員会)
21日
(水) 第1回常任理事会
19日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
23日
(金) 保険部委員会
21日
(木) 学術部委員会(プログラム委員会)
24日
(土) 北多摩支部総会・懇親会 天野会長出席
25日
(月) 学術部委員会(企画会議)
26日
(月) 学術部委員会(企画会議)
25日
(月) 保険部委員会
27日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
平成19年
3月1日
(木) 厚生部委員会
1月10日
(水) 千代田支部新年会
黒澤理事出席
2日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
10日
(水) 学術部委員会(プログラム委員会)
3日
(土) 青森県支部総会
小貫理事出席
学術講演会 講師・柴原孝彦教授
(母校)
11日
(木) 広報部委員会(会報編集)
15日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
3日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
17日
(水) 横須賀・鎌倉支部総会
4日
(日) 卒後研修セミナー〔歯列咬合編(№1小
学術講演会 講師・徳田兼章氏(海上自
児咬合育成の基礎と実践)
〕
衛隊)
9日
(金) 東京歯科大学歯科衛生士専門学校卒業証
40
書授与式
安藤専務理事出席
23日
(月) 学術部委員会(企画会議)
9日
(金) 学術部委員会(プログラム委員会)
23日
(月) 保険部委員会
13日
(火) 広報部委員会(会報編集)
24日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
13日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
26日
(木) 厚生部委員会ゴルフ部会
14日
(水) 第2回常任理事会
5月7日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
14日
(水) 東歯関係日歯役員・代議員,都道府県歯
9日
(水) 学術部委員会(運営委員会)
会長と同窓会役員との懇談会
10日
(木) 広報部委員会(会報編集)
14日
(水) 学術部委員会(研究部委員会)
12日
(土) 四国地域支部連合会総会(高知県支部担
15日
(木) 新入会員オリエンテーション
当)
15日
(木) 学術部委員会(運営委員会)
天野会長,安藤専務理事,久保田理事出
16日
(金) 東京歯科大学第112回卒業証書・学位記
席
授与式
天野会長出席
学術講演会 講師・河田英司教授
(母校)
16日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
14日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
17日
(土) 群馬県支部総会
曽我部理事出席
15日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
18日
(日) 三重県支部総会
杉原理事出席
18日
(金) 渉外部委員会
学術講演会 講師・西井 康助手
(母校)
19日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
18日
(金) 学術部委員会(研究部委員会)
19日
(土) 秋田県支部総会
20日
(火) 情報部委員会
学術講演会 講師・矢島安朝教授
(母校)
22日
(木) 学術部委員会(運営委員会)
19日
(土) 第2回理事会
26日
(月) 学術部委員会(企画会議)
21日
(月) 情報部委員会
31日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
23日
(水) 渋谷支部総会
4月1日
(日) 卒後研修セミナー〔予防編(№2歯みが
27日
(日) 卒後研修セミナー〔口腔外科編(№3口
天野会長出席
腔外科の基本手技とその応用)
〕
6日
(金) 東京歯科大学歯科衛生士専門学校入学式
28日
(月) 学術部委員会(企画会議)
安藤専務理事出席
7日
(土) 山形県支部総会
黒須理事出席
26日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
きの常識・非常識)
〕
5日
(木) 東京歯科大学入学式
曽我部理事出席
30日
(水) 学術部委員会(運営委員会)
馬橋理事出席
30日
(水) 第4回臨時常任理事会
学術講演会 講師・河田英司教授
(母校)
9日
(月) 情報部委員会
31日
(木) 厚生部委員会
6月2日
(土) 学術部委員会(研究部委員会)
10日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
4日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
10日
(火) 広報部委員会(会報企画)
7日
(木) 厚生部委員会ゴルフ部会
13日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
9日
(土) 中国地域支部連合会総会(広島県支部担
14日
(土) 静岡県支部学術講演会 講師・福田謙一
当)
准教授(母校)
髙橋理事出席
学術講演会 講師・井川雅子氏(静岡市
14日
(土) 空知支部学術講演会 講師・戸田康夫氏
立清水病院口腔外科講師)
(札幌市開業)
11日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
17日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
12日
(火) 広報部委員会(会報企画)
18日
(水) 第3回常任理事会
13日
(水) 学術部委員会(プログラム委員会)
19日
(木) 六歯科大学,歯学部同窓会・校友会懇談
15日
(金) 第3回臨時理事会
会
16日
(土) 東北地域支部連合会総会(山形県支部担
当)
20日
(金) 監査会
21日
(土) 宮城県支部総会
黒須理事出席
田島理事出席
学術講演会 講師・井上 孝教授
(母校)
学術講演会 講師・山本悦秀氏(金沢大
16日
(土) 福島県支部総会
学口腔外科教授)
学術講演会 講師・佐藤 亨教授
(母校)
21日
(土) 学術部委員会(運営委員会)
16日
(土) 九州地域支部連合会支部長会
41
江 理事出席
25日
(水) 学術部委員会(運営委員会)
19日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
26日
(木) 学術部委員会(研修委員会)
22日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
28日
(土) 鳥取県支部学術講演会 講師・一戸達也
22日
(金) 芝支部学術講演会 講師・佐藤 亨教授
教授(母校)
29日
(日) 愛知県支部学術講演会 講師・奥田克爾
(母校)
教授(母校)
23日
(土) 新潟県支部総会
学術講演会 講師・矢島安朝教授(母
31日
(火) 学術部委員会(運営委員会)
校)
8月9日
(木) 中信支部学術講演会 講師・金子 譲教
23日
(土) 卒後研修セミナー〔保存治療編(№4フ
授(母校)
11日
(土) 第4回理事会
ラップオペレーションの実技)
〕
24日
(日) 卒後研修セミナー〔保存治療編(№4フ
21日
(火) 広報部委員会(会報企画)
ラップオペレーションの実技)
〕
22日
(水) 学術部委員会(運営委員会)
24日
(日) 学術部委員会(企画会議)
26日
(日) 学術部委員会(全体委員会)
26日
(火) 保険部委員会
28日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
28日
(木) 東京地域支部連合会学術講演会 講師・
30日
(木) 保険部委員会
二階堂雅彦氏(東京都開業)
9月1日
(土) 関東地域支部連合会総会(茨城県支部担
29日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
当)
30日
(土) 北陸地域支部連合会総会(石川県支部担
学術講演会 講師・菊山紀彦氏(宇宙ア
当)
山口理事出席
カデミーきくやま代表)
早稲田理事出席
学術講演会 講師・山本悦秀氏(金沢大
3日
(月) 学術部委員会(運営委員会)
学口腔外科教授)
6日
(木) 会長代行,3監事打合せ
7日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
7月3日
(火) 学術部委員会(プログラム委員会)
5日
(木) 学術部委員会(運営委員会)
8日
(土) 信越地域支部連合会総会
(北信支部担当)
小林理事出席
8日
(日) 埼玉県支部総会
学術講演会 講師・矢島安朝教授
(母校)
学術講演会 講師・奥田克爾教授
(母校)
8日
(土) 卒後研修セミナー〔欠損補綴編(№5イ
12日
(木) 広報部委員会(会報編集)
ンプラント治療導入のABC)
〕
13日
(金) 母校創立120周年記念事業準備委員会
9日
(日) 卒後研修セミナー〔欠損補綴編(№5イ
江 会長代行,高原監事出席
ンプラント治療導入のABC)
〕
13日
(金) 会長代行,3監事打合せ
14日
(土) 会長代行,3監事打合せ
10日
(月) 広報部委員会(会報編集)
14日
(土) 岡山県支部総会
15日
(土) 第5回理事会
学術講演会 講師・鈴木司郎氏
16日
(日) 東海地域支部連合会総会(三重県支部担
15日
(日) 島根県支部総会
当)
瀧理事出席
学術講演会 講師・阿部伸一准教授(母
学術講演会 講師・矢崎秀昭氏(東京都
校)
開業)
17日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
16日
(日) 北海道地域支部連合会総会(旭川支部担
20日
(金) 情報部委員会
当)
21日
(土) 群馬県支部総会
学術講演会 講師・渋川義宏准教授(母
学術講演会 講師・井上 孝教授
(母校)
戸田理事出席
校)
21日
(土) 全国歯科大学同窓・校友会学術連絡会
18日
(火) 学術部委員会(研究部委員会)
22日
(日) 全国歯科大学同窓・校友会学術連絡会
25日
(火) 学術部委員会(企画会議)
23日
(月) 学術部委員会(企画会議)
28日
(金) 学術部委員会(運営委員会)
24日
(火) 練馬支部学術講演会 講師・奥田克爾教
授(母校)
42
平成18年10月1日より平成19年9月30日までに逝去された会員は次のとおりです。
(敬称略)
栃
木
簗
瀬
康
三
福
岡
生
田
恒
夫
杉
並
今
坂
寛
愛
媛
丹
千
葉
三
崎
釥
郎
千
葉
赤
池
汎
夫
新
潟
岡
田
實
新
潟
西
山
玉
川
斉
藤
光
正
埼
玉
小
林
一
夫
芝
五
味
芳
保
愛
媛
石
川
環
南
信
佐々木
豁
山
口
大
木
茂
樹
丸 の 内
城
谷
加寿雄
品
川
高
橋
誠
福
岡
本
多
徳
司 神奈川湘南 西
條
征
男
滝 野 川
松
永
芳
生
横浜中央
笹
本
正次郎
千
葉
鈴
木
芳
信
大
阪
片
山
和
夫
神奈川相北 八
木
茂
千
萩
原
康
己
宮
城
渋
谷
洋
逸
渋
谷
常
磐
修
新
潟
赤
柴
俊
輔 横浜北部
佐々木
崇
寿
練
馬
南
部
淳
新
潟
杉
本
光
彦
兵
庫
守
内
秀
信
札
幌
清
水
栃
木
相
澤
厳
芝
前
田
和
男
山
口
田
坂
致
和
愛
知
鈴
木
貞
雄
福
岡
髙
山
正
季
世 田 谷
渡
辺
弘
旭
川
千
葉
薫
町
田
今
井
忠
治
福
岡
田
代
喜久夫
大
阪
森
樹
埼
玉
円城寺
康
兵
庫
村
田
美
雄
埼
玉
海
野
宏
釧
路
中
里
勇
和 歌 山
河
野
修
静
岡
近
藤
小 石 川
上
原
!
福
井
小
原
勇
高
知
小
松
辰
雄
千 代 田 大曽根
正
千
葉
荻
原
英
夫
葛
飾
櫻
井
善
行
千
葉
阿左見
和
夫
熊
本
寺
本
龍之助
埼
玉
金
子
雅
英
和 歌 山
多
田
光
春
福
島
藤
田
克
憲
群
馬
豊
泉
四
郎
愛
知
成
瀬
恵
子
北 多 摩
原
憲
次
横須賀鎌倉 村
松
篤
石
川
宮
元
亮
衞
山
形
沼
澤
徳
子
徳
島
石
丸
透
島
根
大
蘆
義
恭
渋
谷
金
井
貞
夫
山
梨
阿久津
広
美
大
阪
松
本
秀
樹
島
根
佐
和
サチ子
空
知
舘
山
諄
一
釧
路
米
澤
久
明
兵
庫
辻
本
武
久
板
橋
松
井
隆
弘
大
分
廣
岡
麹
町
愛
知
正
晴
横浜北部
遠
藤
亨
本
郷
森
滋
兵
庫
松
本
直
行
長
崎
谷
脇
克
彦
広
島
中
尾
勝
彦
静
岡
河
合
行
奈
良
野
村
兼
男
練
馬
山
口
正
栃
木
柴
田
光
雄
兵
庫
清
水
修
秋
田
山
中
秀
明
荏
原
西
川
直
人
武 蔵 野
八
尾
敏
則
静
岡
安
保
正
憲
岩
手
金
子
康
雄
静
岡
関
口
正八郎
三
重
岡
英
治
世 田 谷
髙
橋
庄二郎
八
南
糠
信
明
宏
世 田 谷
菊
池
美
彦
愛
媛
増
田
豊
牛
込
北
原
栄
次
荒
川
青
木
七
郎
兵
庫
末
松
尚
男
栃
木
伊
澤
八
郎
深
川
白
川
尚
石
川
角
三
郎
静
岡
鮫
島
昭
男
静
岡
荻
原
弘
士
福
島
松
本
フク子
千 代 田
小
幸
夫
小
樽
千
葉
義
明
春
靖
悠
葉
(届出順
43
塙
昭
三
秀
夫
進
弘
克
修
以上 109名)
平成19年度東京歯科大学同窓会厚生部報告
(自 平成18年10月1日
至 平成19年9月30日)
1.火災,災害による罹災会員に共済規程第6条第1項二号に基づき罹災共済金(見舞金)を贈呈した会員は
次のとおりです。
石川県支部
角
三郎氏(昭20.
9卒) 地震により住宅被害
石川県支部
高田 敬義氏(昭 39 卒) 地震により診療所被害
石川県支部
室橋 健男氏(昭 52 卒) 地震により住宅および診療所被害
石川県支部
角
邦人氏(昭 53 卒) 地震により住宅および診療所被害
以上4名 平成19年4月25日贈呈
新潟県支部
八百枝正樹氏(昭 50 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
堀田 愛児氏(昭 51 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
永井 正紀氏(平 8 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
竹内吉三郎氏(昭 49 卒) 地震により診療所被害
新潟県支部
高垣 順吉氏(昭 42 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
木村 義和氏(昭 46 卒) 地震により診療所被害
新潟県支部
河内 隆男氏(昭 39 卒) 地震により住宅被害
新潟県支部
勝海
新潟県支部
尾崎 章彦氏(昭 50 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
岡嶋 元久氏(昭 56 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
井比
新潟県支部
石川 久磨氏(昭 50 卒) 地震により住宅および診療所被害
新潟県支部
阿部 晴弘氏(昭 46 卒) 地震により住宅および診療所被害
昭氏(昭 42 卒) 地震により住宅および診療所被害
陽氏(昭 53 卒) 地震により住宅および診療所被害
以上13名 平成19年9月21日贈呈
以上 17名
44
2.共済規程第6条第1項一号に基づき弔慰金を贈呈した逝去会員は次のとおりです。
新
潟
関
栃
木
清
杉
並
新
潟
雄
北
信
志
村
和
彦
千
葉
中
山
秀
雄
三
重
川
崎
精
一
野
晃
静
岡
渥
美
悦
郎
栃
木
簗
瀬
康
三
福
岡
生
田
恒
夫
今
坂
寛
愛
媛
丹
昭
三
千
葉
三
崎
釥
郎
千
葉
赤
池
汎
夫
岡
田
實
新
潟
西
山
秀
夫
玉
川
斉
藤
光
正
埼
玉
小
林
一
夫
芝
五
味
芳
保
愛
媛
石
川
環
南
信
佐々木
豁
山
口
大
木
茂
樹
丸 の 内
城
谷
加寿雄 品
川
高
橋
誠
福
岡
本
多
徳
司
神奈川湘南 西
條
征
男
滝 野 川
松
永
芳
生
横浜中央
笹
本
正次郎
千
葉
鈴
木
芳
信
大
阪
片
山
和
夫
千
葉
萩
原
康
己
宮
城
渋
谷
洋
逸
渋
谷
常
磐
修
新
潟
赤
柴
俊
輔
練
馬
南
部
淳
兵
庫
守
内
秀
信
札
幌
清
水
進
栃
木
相
澤
芝
前
田
男
山
口
田
坂
致
和
愛
知
鈴
木
貞
雄
福
岡
髙
山
世 田 谷
渡
辺
弘
旭
川
千
葉
薫
福
岡
田
代
喜久夫 大
埼
円城寺
康
兵
庫
村
田
雄
埼
玉
海
野
宏
釧
路
中
里
勇
修
静
岡
近
藤
弘
小 石 川
上
原
!
福
井
小
原
勇
玉
敏
(敬称略)
和
靖
美
阪 森
厳
正
季
春 樹
和 歌 山
河
野
高
知
小
松
辰
雄
千 代 田
大曽根
正
克
千
葉
荻
原
英
夫
葛
飾
櫻
井
善
行
千
葉
阿左見
和
夫
熊
本
寺
本
龍之助
埼
玉
金
子
雅
英
和 歌 山
多
田
光
春
福
島
藤
田
克
憲
群
馬
豊
泉
四
郎
北 多 摩
原
憲
次 横須賀鎌倉 村
松
石
川
宮
元
亮
衞
山
形
沼
澤
徳
子
徳
島
石
丸
透
島
根
大
蘆
義
渋
谷
金
井
貞
夫
山
梨
阿久津
広
美
大
阪
松
本
秀
樹
島
根
佐
和
サチ子
空
知
舘
山
諄
一
釧
路
米
澤
久
明
兵
庫
辻
本
武
久
板
橋
松
井
隆
大
分
廣
岡
修
麹
町
愛
知
正
晴
横浜北部
遠
藤
亨
本
郷
森
兵
庫
松
本
直
行
長
崎
谷
脇
克
彦
広
島
中
尾
勝
彦
静
岡
河
合
奈
良
野
村
兼
男
練
馬
山
口
正
栃
木
柴
田
光
雄
兵
庫
清
水
秋
田
山
中
秀
明
荏
原
西
川
直
人
武 蔵 野
八
尾
敏
則
静
岡
安
保
正
岩
手
金
子
康
雄
静
岡
関
口
正八郎
三
重
岡
英
治
世 田 谷
髙
橋
庄二郎
八
南
糠
信
明
宏
世 田 谷
菊
池
美
彦
愛
媛
増
田
豊
牛
込
北
原
栄
荒
川
青
木
七
郎
兵
庫
末
松
尚
男
栃
木
伊
澤
郎
深
川
白
川
石
川
角
三
郎
静
岡
荻
原
弘
士
八
(届出順
45
篤
恭
弘
滋
悠
行
修
憲
次
尚
以上 106名)
平成18年度
第1号議案
東京歯科大学同窓会
経 常 部 収 支 決 算 書
&自 平成18年1月1日(
'至 平成18年12月31日)
(収入の部)
科
目
会
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
費
114,
600,
000
105,
887,
600
8,
712,
400
入
会
金
740,
000
630,
000
110,
000
雑
収
入
1,
970,
000
1,
469,
626
500,
374
前年度繰越金
合
計
20,
000,
000
11,
879,
416
8,
120,
584
137,
310,
000
119,
866,
642
17,
443,
358
46
摘
要
%
!昭和40∼42年度
1,
200円×
8人
#昭和43∼47年度
1,
700円× 26人
#昭和48年度
3,
200円×
4人
#
3,
500円×
6人
#昭和49年度
6,
000円×
6人
#昭和50年度
7,
000円×
4人
#昭和51年度
8,
000円×
5人
#昭和52年度
#昭和53年度
8,
000円×
6人
#昭和54年度
8,
000円×
5人
#昭和55年度
10,
000円×
5人
#昭和56年度
10,
000円×
6人
#
10,
000円×
8人
#昭和57年度
12,
000円×
9人
#昭和58年度
12,
000円×
9人
#昭和59年度
12,
000円×
9人
#昭和60年度
#昭和61年度
12,
000円× 11人
#昭和62年度
12,
000円× 13人
#昭和63年度
14,
000円× 14人
#平成元年度
14,
000円× 14人
#
14,
000円× 16人
#平成2年度
14,
000円× 17人
#平成3年度
92.
4 "平成4年度
14,
000円× 17人
#平成5年度
14,
000円× 16人
#平成6年度
14,
000円× 16人
#平成7年度
14,
000円× 21人
#平成8年度
1
4,
000円× 19人
#
14,
000円× 25人
#平成9年度
14,
000円× 24人
#平成10年度
20,
000円× 33人
#平成11年度
#平成11年度
6,
000円×
9人
#平成12年度
20,
000円× 53人
#平成13年度
20,
000円× 74人
#平成14年度
18,
000円× 87人
#
5年度
1
8,
000円× 109人
平成1
#
18,
000円× 247人
#平成16年度
18,
000円×1,
326人
#平成17年度
#平成18年度
18,
000円×3,
718人
#
#平成16年度以前分 951人 15,
095,
600円
#
326人 23,
868,
000円
#平成17年度分 1,
718人 66,
924,
000円
#平成18年度分 3,
#
$ 合 計
5,
995人 105,
887,
600円
!新 卒 者
123人× 5,
000=615,
000
85.
1 %
"推薦会員(大学支部)
%
3人× 5,
000= 15,
000
$
74.
6
!東京三菱銀行普通預金
#東京三菱銀行普通預金
59.
4 "東京三菱銀行定期預金
#三崎町郵便局普通預金
$郵便振替残高
87.
3
8,
090,
442
775,
313
3,
000,
000
13,
091
570
(支出の部)
科
事
目
務
予
費
給
与
費
福 利 厚 生 費
通
信
費
印
刷
費
備 品 購 入 費
消 耗 品 費
集 金 手 数 料
保守管理委託費
雑
費
事
業
旅
総
広
渉
保
学
厚
情
交
慶
雑
会
費
務
報
外
険
術
生
報
費
交
関
関
関
関
関
関
関
際
弔
議
通
係
係
係
係
係
係
係
費
費
費
費
費
費
費
費
費
費
費
費
役 員 会 費
評議員会費・総会費
支 部 長 会 費
雑
費
特別会計繰入金
同
血
名
退
予
支
窓 会 基
脇記念基
簿 積 立
職 積 立
備
金
金
金
金
費
出
計
次年度繰 越金
合
計
算
額
決
算
額
差
額
対比
摘
円
円
円
%
38,
520,
000
35,
017,
941
3,
502,
059
90.
9
26,
100,
000
240,
000
1,
900,
000
1,
440,
000
470,
000
470,
000
5,
160,
000
2,
220,
000
520,
000
24,
279,
589
1,
820,
411
296,
952 △
56,
952
1,
532,
313
367,
687
1,
425,
329
14,
671
205,
132
264,
868
364,
622
105,
378
4,
222,
100
937,
900
1,
431,
906
788,
094
1,
259,
998 △ 739,
998
76,
350,
000
59,
230,
110
17,
119,
890
77.
6
28,
850,
000
6,
550,
000
15,
310,
000
6,
840,
000
1,
900,
000
4,
270,
000
480,
000
900,
000
8,
580,
000
2,
210,
000
460,
000
25,
132,
998
3,
717,
002
6,
167,
950
382,
050
12,
981,
953
2,
328,
047
1,
723,
206
5,
116,
794
1,
954,
924 △
54,
924
2,
983,
730
1,
286,
270
274,
600
205,
400
1,
030,
974 △ 130,
974
4,
440,
685
4,
139,
315
2,
024,
845
185,
155
514,
245 △
54,
245
87.
1
94.
2
84.
8
25.
2
102.
9
69.
9
57.
2
114.
6
51.
8
91.
6
111.
8
要
93.
0 事務職員
123.
7 役員等の傷害保険
80.
6
99.
0
43.
6
77.
6
81.
8
64.
5
242.
3
2,
800,
000
2,
399,
753
400,
247
85.
7
100,
000
2,
500,
000
100,
000
100,
000
28,
895
2,
309,
332
0
61,
526
71,
105
190,
668
100,
000
38,
474
28.
9 理事会6回・常任理事会5回
92.
4 平成18年11月25日開催
0.
0
61.
5
3,
840,
000
3,
730,
000
110,
000
97.
1
740,
000
100,
000
2,
000,
000
1,
000,
000
630,
000
100,
000
2,
000,
000
1,
000,
000
110,
000
0
0
0
85.
1
100.
0
100.
0
100.
0
15,
800,
000
0
15,
800,
000
0.
0
137,
310,
000
100,
377,
804
36,
932,
196
73.
1
0
137,
310,
000
19,
488,
838 △19,
488,
838
119,
866,
642
17,
443,
358
47
!三菱東京 UFJ 銀行普通預金
405,
239
$
三菱東京 UFJ 銀行普通預金 15,
070,
415
$
0.
0 "
三菱東京
UFJ
銀行定期預金
4,
0
0
0,
000
$
$
13,
184
#三崎町郵便局通常預金
87.
3
平成18年度
第2号議案
東京歯科大学同窓会
同窓会基金収支決算書
%自 平成18年1月1日'
&至 平成18年12月31日(
(収入の部)
科
繰
雑
目
入
収
予
金
入
前年度繰越金
合
△印=予算額に比較し増額の場合
計
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
740,
000
10,
000
630,
000
4,
665
110,
000
5,
335
24,
540,
000
24,
305,
939
234,
061
25,
290,
000
24,
940,
604
349,
396
摘
要
%
85.
1 経常部より繰入
46.
7 利息
4,
665
!東京三菱銀行普通預金
#東京三菱銀行定期預金
99.
0 "
#みずほ信託銀行貸付信託
$みずほ信託銀行金銭信託
1,
119,
667
11,
000,
000
12,
150,
000
36,
272
98.
6
(支出の部)
科
目
次年度繰越金
合
計
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
摘
要
円
円
円
25,
290,
000
24,
940,
604
349,
396
! 三菱東京 UFJ 銀行普通預金
752,
342
#
000,
000
# 三菱東京 UFJ 銀行定期預金 12,
98.
6 " みずほ信託銀行定期預金
5,
000,
000
# みずほ信託銀行貸付信託
7,
150,
000
# みずほ信託銀行金銭信託
3
8,
262
$
25,
290,
000
24,
940,
604
349,
396
98.
6
平成18年度
%
東京歯科大学同窓会
血脇記 念 基 金 収 支 決 算 書
%自 平成18年1月1日'
&至 平成18年12月31日(
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
金
入
100,
000
10,
000
100,
000
1,
041
0
8,
959
前年度繰越金
4,
420,
000
4,
397,
546
22,
454
4,
530,
000
4,
498,
587
31,
413
繰
雑
合
入
収
計
摘
要
%
100.
0 経常部より繰入
10.
4 利息
1,
041
!東京三菱銀行普通預金
99.
5 "
$東京三菱銀行定期預金
197,
546
4,
200,
000
99.
3
(支出の部)
科
目
次年度繰越金
合
計
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
4,
530,
000
4,
498,
587
31,
413
4,
530,
000
4,
498,
587
31,
413
48
摘
%
要
!三菱東京 UFJ 銀行普通預金
498,
587
99.
3 "
三菱東京
UFJ
銀行定期預金
4,
0
0
0,
000
$
99.
3
平成18年度
東京歯科大学同窓会
共済基金収支決算書
(自 平成18年1月1日*
)至 平成18年12月31日+
(収入の部)
科
目
共済負担金
雑
収
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
27,
200,
000
25,
838,
400
1,
361,
600
入
20,
000
前年度繰越金
128,
000,
000
127,
180,
937
819,
063
155,
220,
000
153,
046,
299
2,
173,
701
予
決
合
計
26,
962 △
6,
962
摘
要
%
!昭和40年度∼42年度
300円× 8人
#昭和43年度∼48年度
800円× 30人
#
昭和4
9年度∼5
1年度
1,
500円× 16人
#
2,
000円× 11人
#昭和52年度∼53年度
3,
000円× 10人
#昭和54年度∼55年度
#昭和56年度∼平成11年度 4,
000円× 300人
#平成12年度
4,
000円× 53人
#平成13年度
4,
000円× 75人
95.
0 "
4,
000円× 90人
#平成14年度
4,
000円× 112人
#平成15年度
#平成16年度
4,
000円× 254人
#
計
3,
638,
400円 959人
#過年度分
(平成16年度以前分)
( 959人)3,
638,
400
#
過年度分
(平成1
7年度分)
(1,
4
3
7人)5,
7
4
8,
000
#
(平成18年度分)
(4,
113人)
16,
452,
000
#当年度分
(6,
509人)
25,
838,
400
$ 計
134.
8 利息
!東京三菱銀行普通預金
19,
521,
442
#東京三菱銀行定期預金
104,
000,
000
99.
4 "
3,
4
5
0,
000
みずほ信託銀行貸付信託
#
209,
495
$みずほ信託銀行金銭信託
98.
6
(支出の部)
科
目
算
額
算
額
差
額
対比
円
円
円
摘
800,
000
(@200,
000×124件)
%弔慰共済金 24,
99.
6 &罹災共済金
600,
000
' 火災による被害
(@200,
000×3件)
共
済
金
25,
500,
000
25,
400,
000
100,
000
事
務
費
200,
000
118,
040
81,
960
予
備
費
6,
000,
000
0
6,
000,
000
0.
0
給付準備金
123,
520,
000
0
123,
520,
000
0.
0
次年度繰越金
合
計
0
155,
220,
000
127,
528,
259 △127,
528,
259
153,
046,
299
2,
173,
701
49
要
%
59.
0 弔慰共済金・罹災共済金送料等
!三菱東京 UFJ 銀行普通預金 9,
867,
957
#三菱東京 UFJ 銀行定期預金114,
000,
000
0.
0 "
みずほ信託銀行貸付信託
3,
4
5
0,
000
#
210,
302
$みずほ信託銀行金銭信託
98.
6
平成18年度
東京歯科大学同窓会
名簿積立金収支決算書
&自 平成18年1月1日(
'至 平成18年12月31日)
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
摘
繰
入
金
2,
000,
000
2,
000,
000
0
雑
収
入
10,
000
1,
256
8,
744
前年度繰越金
8,
270,
000
7,
608,
614
661,
386
東京三菱銀行普通預金
92.
0 $
%東京三菱銀行定期預金
10,
280,
000
9,
609,
870
670,
130
93.
5
合
計
要
%
100.
0 経常部より繰入
12.
6 利息 1,
256
2,
608,
614
5,
000,
000
(支出の部)
科
目
予
算
額
決
算
額
円
通
信
差
額
円
対比
円
%
0
次年度繰越金
10,
280,
000
9,
606,
840
673,
160
三菱東京 UFJ 銀行普通預金 2,
606,
840
93.
5 $
%三菱東京 UFJ 銀行定期預金 7,
000,
000
10,
280,
000
9,
609,
870
670,
130
93.
5
平成18年度
東京歯科大学同窓会
計
3,
030
要
費
合
3,
030 △
摘
0.
0 会員名簿配送料他
退職積立金収支決算書
&自 平成18年1月1日(
'至 平成18年12月31日)
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
繰
入
金
1,
000,
000
1,
000,
000
0
雑
収
入
10,
000
1,
217
8,
783
前年度繰越金
6,
200,
000
6,
173,
454
26,
546
7,
210,
000
7,
174,
671
35,
329
合
計
摘
要
%
100.
0 経常部より繰入
12.
2 利息 1,
217
!東京三菱銀行普通預金
99.
6 "
#東京三菱銀行定期預金
99.
5
1,
173,
454
5,
000,
000
(支出の部)
科
目
次年度繰越金
合
計
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
7,
210,
000
7,
174,
671
35,
329
7,
210,
000
7,
174,
671
35,
329
50
摘
%
要
!三菱東京 UFJ 銀行普通預金 1,
174,
671
99.
5 "
三菱東京
UFJ
銀行定期預金
6,
0
0
0,
000
#
99.
5
平成18年度
第3号議案
東京歯科大学同窓会
卒後研修セミナー収支決算書
$自 平成18年1月1日&
%至 平成18年12月31日'
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予 算 額
決 算 額
円
差
円
額
対比
円
摘
要
%
受
講
料 15,
600,
000 18,
818,
000 △ 3,
218,
000
1.審査・診断編
764,
000
①〔受講割引なし〕
№1「臨床・画像診断と咬合診断」
000×18人
270,
000(1日間)
一般 15,
②〔受講割引あり〕
№1「臨床・画像診断と咬合診断」
000×38人
494,
000(1日間)
一般 13,
2.保存治療編
5,
036,
000
①〔受講割引なし〕
№2「難治性根尖性歯周炎の診断と処置」
000×12人
600,
000(1日間)
一般 50,
№3「フラップオペレーションの実技」
000×16人 1,
120,
000(2日間)
一般 70,
②〔受講割引あり〕
№2「難治性根尖性歯周炎の診断と処置」
000×28人 1,
344,
000(1日間)
一般 48,
№3「フラップオペレーションの実技」
000×29人 1,
972,
000(2日間)
一般 68,
3.歯列・咬合編
6,
612,
000
①〔受講割引なし〕
№4「明日の臨床に生かせる小児咬合育成の基礎と実践」
000×21人
840,
000(1日間)
一般 40,
№5「実践 MTM」
000×37人 2,
960,
000(2日間)
一般 80,
②〔受講割引あり〕
120.
6
№4「明日の臨床に生かせる小児咬合育成の基礎と実践」
000×35人 1,
330,
000(1日間)
一般 38,
№5「実践 MTM」
000×19人 1,
482,
000(2日間)
一般 78,
4.欠損補綴編
5,
714,
000
①〔受講割引なし〕
№6「明日から始めるために必要なインプラントの基礎」
000×7人
840,
000(2日間)
一般 120,
№7「実践総義歯」
000×24人 1,
200,
000(1日間)
一般 50,
②〔受講割引あり〕
№6「明日から始めるために必要なインプラントの基礎」
000×23人 2,
714,
000(2日間)
一般 118,
№7「実践総義歯」
000×20人
960,
000(1日間)
一般 48,
5.卒研フォーラム
692,
000
①〔受講割引なし〕
№8「ライフステージ患者さんの生涯を通じて何を考えるか その先へ」
000×41人
328,
000(1日間)
歯科医師 8,
コ・デンタルスタッフ 5,
000×17人
85,
000(1日間)
②〔受講割引あり〕
№8「ライフステージ患者さんの生涯を通じて何を考えるか その先へ」
000×40人
240,
000(1日間)
歯科医師 6,
コ・デンタルスタッフ 3,
000×13人
39,
000(1日間)
合 計
18,
818,
000
雑
収
入
20,
000
329.
5
前年度繰越金
7,
380,
000
合
65,
893 △
4,
310,
802
計 23,
000,
000 23,
194,
695 △
45,
893
3,
069,
198
194,
695
51
!東京三菱銀行普通預金
58.
4 "
#郵便振替残高
100.
8
4,
310,
262
540
(支出の部)
科
目
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
摘
円
円
円
%
費
21,
370,
000
17,
224,
948
4,
145,
052
80.
6
講師謝礼費
講師旅費
資料作成費
実習器材費
役 務 費
設 営 費
印刷広報費
受講証関係費
広 告 費
渉 外 費
4,
220,
000
1,
600,
000
1,
200,
000
4,
800,
000
2,
450,
000
2,
950,
000
950,
000
100,
000
2,
500,
000
600,
000
3,
016,
650
1,
203,
350
1,
393,
900
206,
100
1,
245,
825 △
45,
825
4,
780,
514
19,
486
1,
902,
600
547,
400
2,
936,
503
13,
497
858,
377
91,
623
76,
125
23,
875
945,
000
1,
555,
000
69,
454
530,
546
71.
5
87.
1
103.
8
99.
6
77.
7
99.
5
90.
4
76.
1
37.
8
11.
6
事
事
業
卒研セミナー等講師謝礼
テキスト作成費等
実習器材他
封筒,葉書
費
950,
000
710,
222
239,
778
74.
8
通信運搬費
消耗品費
雑
費
750,
000
100,
000
100,
000
515,
861
97,
787
96,
574
234,
139
2,
213
3,
426
68.
8 振込手数料,宅配便他
97.
8
96.
6
公 租 公 課
380,
000
358,
600
21,
400
予
300,
000
0
300,
000
0.
0
23,
000,
000
18,
293,
770
4,
706,
230
79.
5
小
務
備
費
計
次年度繰越金
合
計
―
23,
000,
000
4,
900,
925 △ 4,
900,
925
23,
194,
695 △
194,
695
52
要
94.
4 消費税
0.
0 三菱東京 UFJ 銀行普通預金
100.
8
4,
900,
925
平成18年度
東京歯科大学同窓会
卒後研修セミナー積立金収支決算書
$自 平成18年1月1日&
%至 平成18年12月31日'
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
4,
774
5,
226
雑
収
入
10,
000
繰
入
金
0
前年度繰越金
19,
190,
000
19,
186,
115
19,
200,
000
20,
380,
358 △ 1,
180,
358
合
計
1,
189,
469 △ 1,
189,
469
3,
885
摘
要
%
47.
7 利息
卒後研修セミナー30周年記念事業
終了による繰入金
1,
189,
469
!みずほ信託銀行普通預金
186,
115
"
みずほ信託銀行定期預金
19,
000,
000
#
100.
0
① 9,
000,
000
(満期日18.
12.
18)
②10,
000,
000
(満期日18.
12.
18)
0.
0
106.
1
(支出の部)
科
目
予
算
額
決
算
額
円
次年度繰越金
合
計
差
額
円
対比
円
摘
要
%
19,
200,
000
20,
380,
358 △ 1,
180,
358
!みずほ信託銀行普通預金
1,
380,
358
"
みずほ信託銀行定期預金
1
9,
0
0
0,
000
106.
1 #
① 9,
000,
000
(満期日19.
12.
18)
②10,
000,
000
(満期日19.
12.
18)
19,
200,
000
20,
380,
358 △ 1,
180,
358
106.
1
平成18年度
第4号議案
東京歯科大学同窓会
総合政策費積立金会計収支決算書
$自 平成18年1月1日&
%至 平成18年12月31日'
(収入の部)
科
目
△印=予算額に比較し増額の場合
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
金
入
6,
000,
000
10,
000
6,
000,
000
1,
231
0
8,
769
前年度繰越金
15,
030,
000
15,
001,
000
29,
000
21,
040,
000
21,
002,
231
37,
769
繰
雑
合
入
収
計
摘
要
%
100.
0 経常部より繰入
12.
3 利息 1,
231
!東京三菱銀行普通預金
99.
8 "
#東京三菱銀行定期預金
10,
001,
000
5,
000,
000
99.
8
(支出の部)
科
目
次年度繰越金
合
計
予
算
額
決
算
額
差
額
対比
円
円
円
21,
040,
000
21,
002,
231
37,
769
21,
040,
000
21,
002,
231
37,
769
53
摘
%
要
!三菱東京 UFJ 銀行普通預金 6,
002,
231
99.
8 "
000,
000
#三菱東京 UFJ 銀行定期預金 15,
99.
8
平成18年度
第5号議案
財
東京歯科大学同窓会
産
目
録
平成18年12月31日
1.備
品
機 器 備
品
数量
購入年月
1 収納戸棚
3
H 9.
10
370,
650
2 書類保管庫
3
H13.4
370,
482
3 パソコン NEC PCLL 500
3
H13.
12
483,
000
WIN
4 パソコン NEC PCLL 500
1
H14.8
150,
360
WIN
5 パソコン MAC i Book
1
H14.8
180,
390
MAC
6 パソコン IBM A 22
1
H14.8
195,
720
WIN
7 プロジェクター Epson
1
H14.8
338,
100
計
目
品
7
品
目
13
購入価格
備
考
備
考
2,
088,
702
電 話 加 入 権
品
目
数量
購入年月
1 電話加入権
2回線
H 2.3
149,
968
2 電話加入権
1回線
H15.8
76,
440
計
1 冷蔵庫 他
@74,
984
226,
408
消 耗 備
品
購入価格
目
数
量
49点
54
品
購入価格
2,
725,
954
備
考
2.定期預金,普通預金,貸付信託,金銭信託
会 計 区
⑴ 経
分
常
種類
部
普通預金
〃
定期預金
通常預金
計
⑵ 共
済
窓
15,
070,
415
405,
239
4,
000,
000
13,
184
基
金
普通預金
定期預金
貸付信託
金銭信託
会
基
金
普通預金
定期預金
計
⑷ 血 脇 記 念
9,
867,
957
114,
000,
000
3,
450,
000
210,
302
752,
342
12,
000,
000
5,
000,
000
7,
150,
000
38,
262
積
基
金
普通預金
498,
587
定期預金
4,
000,
000
職
積
立
金
普通預金
定期預金
2,
606,
840
7,
000,
000
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
〃
〃
三崎町郵便局
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
みずほ信託銀行 本店
〃
〃
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
みずほ信託銀行 本店
〃
〃
〃
〃
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
9,
606,
840
立
金
普通預金
定期預金
1,
174,
671
6,
000,
000
計
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
7,
174,
671
⑺ 卒 後 研 修 セ ミ ナ ー
普通預金
4,
900,
925
計
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
4,
900,
925
⑻ 卒 後 研 修 セ ミ ナ ー
積
立
金
普通預金
定期預金
計
1,
380,
358
19,
000,
000
みずほ信託銀行 本店
〃
〃
20,
380,
358
⑼ 総 合 政 策 費 積 立 金
計
合
行
4,
498,
587
計
⑹ 退
銀
24,
940,
604
計
簿
引
127,
528,
259
定期預金
貸付信託
金銭信託
⑸ 名
取
19,
488,
838
計
⑶ 同
預金残高
普通預金
定期預金
6,
002,
231
15,
000,
000
21,
002,
231
計
239,
521,
313
55
三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店
〃
〃
監
査
報
告
平成18年度東京歯科大学同窓会業務運営状況及び経常部収支決算書,特別会計収
支決算書(即ち,同窓会基金決算,血脇記念基金決算,共済基金決算,名簿積立金
決算,退職積立金決算),卒後研修セミナー収支決算書,卒後研修セミナー積立金
収支決算書,総合政策費積立金会計収支決算書,及び財産目録につき諸帳簿,証憑
書類を監査した結果適正に処理されていることを認めます。
平成19年4月20日
56
常任監事
高
原
映
忠
㊞
監
事
金
山
公
彦
㊞
監
事
藥師寺
仁
㊞
第6号議案
平 成 20 年 度 事 業 計 画
総 務 部
1.諸会合の準備と調整並びに運営を行う。
2.会員の入退会の迅速なる確認を行い,
かつ会員現況の把握並びに名簿の補充完備を図る。
3.母校,父兄会,学生との連携を図る。
4.会則等の見直しを行う。
5.母校創立120周年記念事業に協力する。
渉 外 部
1.各歯科大学同窓会,校友会との交流を図り,緊密なる友好を深める。
2.会員の歯科医政関係者との緊密な連携を保ち医政の推進を図る。
3.母校との連携のもとに国,公,私的機関等と協力し,人材の確保,育成に努める。
学 術 部
1.TDC 卒後研修セミナーを開催する。
2.地域支部連合会,支部における講演会,研修活動を支援する。
3.各大学の同窓会学術担当者との情報交換を行う。
4.学術情報の収集,分析および提供を図る。
5.母校臨床研修医制度に協力する。
広 報 部
1.会報を年6回発行し,会員との情報交換を図る。
2.新入会員名簿,会員住所変更訂正版名簿を出版する。
厚 生 部
1.共済制度の健全なる運営を行う。
2.会員厚生事業の充実を図る。
3.同窓会主催全国ゴルフ大会を開催する。
4.委嘱医制度の構築を図る。
5.保険業法改正による共済制度に対応する。
保 険 部
1.医療保険制度等の調査,研究を行う。
2.医療保険情報等の提供を行う。
3.医療保険関係者等との交流を行う。
情 報 部
1.母校,支部,クラス会および会員の情報を収集し,会員に伝達する。
2.同窓会各部との連携を推進し,同窓会事業の充実と効率化に協力する。
3.ホームページの維持管理を行う。
4.会員名簿および会費管理に協力する。
5.同窓会事務 OA 化の環境整備に協力する。
57
第7号議案
平 成20年 度 入 会 金 に つ い て
平成20年度
入会金現行通り本学出身の会員5,
000円,推薦会員50,
000円
第8号議案
平 成 20 年 度 会 費 に つ い て
平成20年度
会費現行通り 18,
000円
平成20年度
第9号議案
経
常
部
東京歯科大学同窓会
収
支
予
算
%自 平成20年1月1日'
&至 平成20年12月31日(
(収入の部)
科
目
△印=前年度予算額に比較し増額の場合
平成19年度
予
算
平成20年度
予 算 案
円
会
費
115,
240,
000
前年度との
比
較
円
115,
420,
000 △
対比
円
180,
000
摘
%
!
#過年度分(平成18年度以前分)
750人 11,
920,
000
#
#過年度分(平成19年度分)
100.
2 "
1,
000人 18,
000,
000
#当年度分(平成20年度分)
#
4,
750人 85,
500,
000
#
合計 6,
500人 115,
420,
000
$
入
会
金
740,
000
740,
000
0
!新卒者 5,
000 128人
100.
0 "
000
2人
$その他 50,
雑
収
入
1,
850,
000
1,
850,
000
0
100.
0 利息,その他
収
入
計
前年度繰越金
合
計
117,
830,
000
14,
000,
000
131,
830,
000
118,
010,
000 △
180,
000
100.
2
0
100.
0
180,
000
100.
1
14,
000,
000
132,
010,
000 △
58
要
(支出の部)
科
平成19年度
予
算
目
平成20年度
予 算 案
円
前年度との
比
較
摘
円
%
38,
390,
000
38,
460,
000 △
70,
000
100.
2
費
26,
210,
000
26,
160,
000
50,
000
99.
8 事務職員
福 利 厚 生 費
240,
000
230,
000
10,
000
95.
8 役員等の傷害保険
事
務
給
費
与
円
対比
通
信
費
1,
880,
000
1,
900,
000 △
20,
000
印
刷
費
1,
360,
000
1,
460,
000 △
100,
000
備 品 購 入 費
470,
000
470,
000
0
100.
0
消
費
470,
000
470,
000
0
100.
0
集 金 手 数 料
5,
190,
000
5,
200,
000 △
10,
000
100.
2
保守管理委託費
2,
140,
000
2,
140,
000
0
100.
0
430,
000
430,
000
0
100.
0
670,
000
100.
9
耗
品
雑
事
費
業
費
101.
1
107.
4 役員改選による印刷物等
70,
800,
000
71,
470,
000 △
旅 費 交 通 費
28,
950,
000
28,
950,
000
0
100.
0
総 務 関 係 費
5,
520,
000
5,
520,
000
0
100.
0
広 報 関 係 費
14,
620,
000
14,
620,
000
0
100.
0
渉 外 関 係 費
4,
840,
000
4,
840,
000
0
100.
0
保 険 関 係 費
620,
000
620,
000
0
100.
0
学 術 関 係 費
2,
220,
000
2,
220,
000
0
100.
0
厚 生 関 係 費
450,
000
450,
000
0
100.
0
情 報 関 係 費
900,
000
900,
000
0
100.
0
0
100.
0
会
合
費
1,
500,
000
1,
500,
000
交
際
費
8,
410,
000
8,
910,
000 △
慶
弔
費
2,
210,
000
2,
210,
000
費
560,
000
雑
会
議
役
費
員
105.
9 同窓会会長賞等
0
100.
0
170,
000
130.
4
2,
800,
000
0
100.
0
730,
000 △
費
100,
000
100,
000
0
100.
0 会議費
評 議 員 会 費
1,
700,
000
1,
700,
000
0
100.
0
費
800,
000
800,
000
0
100.
0
支 部 長 会 費
100,
000
100,
000
0
100.
0
雑
100,
000
100,
000
0
100.
0
3,
840,
000
3,
840,
000
0
100.
0
同 窓 会 基 金
740,
000
740,
000
0
100.
0
血脇記念基金
100,
000
100,
000
0
100.
0
名 簿 積 立 金
2,
000,
000
2,
000,
000
0
100.
0
退 職 積 立 金
1,
000,
000
1,
000,
000
0
100.
0
740,
000
100.
6
560,
000
96.
5
180,
000
100.
1
総
会
2,
800,
000
500,
000
会
費
特別会計繰入金
支
出
計
115,
830,
000
予
備
費
16,
000,
000
合
計
131,
830,
000
116,
570,
000 △
15,
440,
000
132,
010,
000 △
59
要
第10号議案
平成20年度共済負担金について
平成20年度
共済負担金現行通り 4,
000円
平成20年度
第11号議案
東京歯科大学同窓会
同窓会基金収支予算
!自 平成20年1月1日#
"至 平成20年12月31日$
収
科
目
入
平成19年度
予
算
の
部
支
平成20年度
予 算 案
円
入
金
740,
000
雑
収
入
10,
000
前
繰
年
越
度
金
25,
290,
000
26,
040,
000
26,
040,
000
26,
790,
000
計
要
科
目
平成19年度
予
算
円
繰
合
摘
出
の
部
平成20年度
予 算 案
円
円
26,
040,
000
26,
790,
000
26,
040,
000
26,
790,
000
摘
要
740,
000 経常部より
次
繰
10,
000 利息
年
越
合
平成20年度
度
金
計
東京歯科大学同窓会
血脇記念基金収支予算
!自 平成20年1月1日#
"至 平成20年12月31日$
収
科
目
入
平成19年度
予
算
円
の
部
支
平成20年度
予 算 案
入
金
100,
000
雑
収
入
10,
000
前
繰
年
越
度
金
4,
530,
000
4,
640,
000
4,
640,
000
4,
750,
000
計
要
科
目
円
繰
合
摘
出
平成19年度
予
算
の
部
平成20年度
予 算 案
円
円
4,
640,
000
4,
750,
000
4,
640,
000
4,
750,
000
100,
000 経常部より
10,
000 利息
次
繰
合
60
年
越
度
金
計
摘
要
平成20年度
東京歯科大学同窓会
共 済 基 金 収 支 予 算
%自 平成20年1月1日'
&至 平成20年12月31日(
(収入の部)
科
平成19年度
予
算
目
平成20年度
予 算 案
円
共 済 負 担 金
雑
収
収
入
前年度繰越金
合
計
円
26,
000,
000
26,
000,
000
20,
000
20,
000
26,
020,
000
26,
020,
000
128,
000,
000
127,
800,
000
154,
020,
000
153,
820,
000
入
計
摘
要
!
#過年度分(平成18年度以前分)
904人 3,
400,
000
#
#過年度分(平成19年度分)
"
1,
150人 4,
600,
000
#当年度分(平成20年度分)
#
4,
500人 18,
000,
000
#
合 計 6,
554人 26,
000,
000
$
利息,他
(支出の部)
科
平成19年度
予
算
目
平成20年度
予 算 案
円
共
済
摘
円
金
26,
000,
000
26,
000,
000
事
務
費
予
備
費
給 付 準 備 金
220,
000
5,
800,
000
122,
000,
000
220,
000
5,
800,
000
121,
800,
000
計
154,
020,
000
153,
820,
000
計
154,
020,
000
153,
820,
000
支
出
合
要
平成20年度
弔慰共済金 24,
000,
000
罹災共済金 2,
000,
000
切手等
(200,
000×120件)
(火災・風水害・地震)
東京歯科大学同窓会
名簿積立金収支予算
%自 平成20年1月1日'
&至 平成20年12月31日(
収
科
目
入
平成19年度
予
算
円
繰 入 金
雑 収 入
前
繰
合
年
越
度
金
計
2,
000,
000
10,
000
の
部
支
平成20年度
予 算 案
摘
要
科
目
円
2,
000,
000 経常部より
10,
000 利息
10,
280,
000
12,
290,
000
12,
290,
000
14,
300,
000
次
繰
合
61
年
越
度
金
計
出
平成19年度
予
算
の
部
平成20年度
予 算 案
円
円
12,
290,
000
14,
300,
000
12,
290,
000
14,
300,
000
摘
要
平成20年度
東京歯科大学同窓会
退職積立金収支予算
%自 平成20年1月1日'
&至 平成20年12月31日(
収
科
入
の
平成19年度
予
算
目
部
支
平成20年度
予 算 案
円
入
金
1,
000,
000
雑
収
入
10,
000
前
繰
年
越
度
金
7,
210,
000
8,
220,
000
8,
220,
000
9,
230,
000
計
要
科
目
平成19年度
予
算
円
繰
合
摘
出
の
部
平成20年度
予 算 案
円
円
8,
220,
000
9,
230,
000
8,
220,
000
9,
230,
000
摘
要
1,
000,
000 経常部より
10,
000 利息
年
越
合
平成20年度
第12号議案
次
繰
度
金
計
東京歯科大学同窓会
卒後研修セミナー収支予算
%自 平成20年1月1日'
&至 平成20年12月31日(
(収入の部)
科
平成19年度
予
算
目
平成20年度
予 算 案
円
摘
円
受
講
料
12,
710,
000
13,
760,
000
雑
収
入
20,
000
20,
000
繰
入
金
0
1,
000,
000
12,
730,
000
14,
780,
000
4,
500,
000
5,
000,
000
17,
230,
000
19,
780,
000
収
入
計
前年度繰越金
合
計
62
要
!1.SRP
50,
000×40名=2,
000,
000
#
#2.口腔外科編
50,
000×32名=1,
600,
000
#
90,
000×32名=2,
880,
000
#3.MTM
#4.歯冠修復
50,
000×32名=1,
600,
000
"
#5.インプラント
150,
000×24名=3,
600,
000
#
20,
000×48名= 960,
000
#6.ベーシック
#
000×80名= 800,
000
$7.卒研フォーラム 10,
8,
000×40名= 320,
000
利息,その他
卒後研修セミナー積立金会計より繰入
(支出の部)
科
平成19年度
予
算
目
平成20年度
予 算 案
円
事
業
費
摘
要
円
15,
750,
000
18,
200,
000
講師謝礼費
3,
520,
000
3,
800,
000
1.講 師
2.実習講師
講 師 旅 費
1,
400,
000
1,
500,
000
講師旅費交通費,宿泊費
資料作成費
1,
000,
000
1,
100,
000
1.実習用資料
2.講演用資料
600,
000
500,
000
実習器材費
3,
730,
000
4,
500,
000
1.実習用器材
2.講演用器材
3,
950,
000
550,
000
役
務
費
1,
700,
000
1,
700,
000
1.セミナー役務
2.運営役務
3.実習インストラクター
4.症例発表
600,
000
540,
000
330,
000
230,
000
設
営
費
1,
400,
000
1,
600,
000
1.スライド関連費
2.運営資材費
3.演者・受講者昼食
4.消耗品費
200,
000
600,
000
600,
000
200,
000
印刷広報費
800,
000
800,
000
受講証関係費
100,
000
100,
000
広
告
費
1,
500,
000
1,
500,
000
渉
外
費
600,
000
600,
000
会
場
費
0
1,
000,
000
800,
000
800,
000
通信運搬費
600,
000
600,
000
消 耗 品 費
100,
000
100,
000
雑
100,
000
100,
000
380,
000
480,
000
16,
930,
000
19,
480,
000
300,
000
300,
000
17,
230,
000
19,
780,
000
事
務
費
費
公 租 公 課
小
予
計
備
合
費
計
63
3,
100,
000
700,
000
研修用プログラム印刷 他
1.雑誌広告
2.DM 料
1,
200,
000
300,
000
講師打合せ会費 他
プログラム発送・セミナー案内ハガキ 他
消費税
平成20年度
東京歯科大学同窓会
卒後研修セミナー積立金収支予算
!自 平成20年1月1日#
"至 平成20年12月31日$
収
科
目
入
平成19年度
予
算
の
部
平成20年度
予 算 案
円
雑
前
繰
収
年
越
合
入
度
金
計
支
摘
要
科
目
出
平成19年度
予
算
円
10,
000
20,
400,
000
20,
400,
000
20,
410,
000
繰
支
入
次
繰
年
越
合
平成20年度
第13号議案
部
平成20年度
予 算 案
円
10,
000 利息
20,
390,
000
の
金
出
度
金
計
0
20,
400,
000
20,
400,
000
摘
要
円
卒後研修セ
1,
000,
000 ミナー予 算
に繰入
19,
410,
000
20,
410,
000
東京歯科大学同窓会
総合政策費積立金会計収支予算
!自 平成20年1月1日#
"至 平成20年12月31日$
収
科
目
入
平成19年度
予
算
円
の
部
支
平成20年度
予 算 案
入
金
5,
000,
000
雑
収
入
10,
000
前
繰
年
越
度
金
21,
040,
000
26,
050,
000
26,
050,
000
31,
060,
000
計
要
科
目
平成19年度
予
算
円
繰
合
摘
5,
000,
000 経常部より
繰入
10,
000 利息
次
繰
合
年
越
度
金
計
出
の
部
平成20年度
予 算 案
円
円
26,
050,
000
31,
060,
000
26,
050,
000
31,
060,
000
摘
要
第14号議案
役 員 改 選
審議経過
1.江 会長代行より提案理由の説明
2.評議員より発言:10月3日に開催された地域支部連合会会長会議において,大山萬夫会員(昭和25年
卒・京橋支部)が適任との意見がまとまったため,会長に推挙したい。
3.議長が他の立候補者について諮る:他の発言なく拍手にて大山萬夫会員を次期会長に選任。
4.監事選任について:議長に一任と提案され,拍手にて承認された。
5.次期執行部役員について:大山次期会長に一任と提案され,拍手にて承認された。
64