重要なお知らせ - Getty Images Contributor Community

重要なお知らせ
-デザイナー家具のコピーライツ(著作権)について-
フォトグラファー各位
家具やインテリアを撮影される際には、ご注意して頂きたい点があることをお知らせいたします。
ロケーションや家具の所有者からプロパティー・リリースに署名・サインを得ていても、デザイ
ナー家具が被写体となっている写真は、時事報道等の一定の場合を除き、使用できません。 特
に著名デザイナーの家具は著作権の問題が発生する場合が多く、画像のメインテーマになってい
る場合はもちろん、家具の一部が写っていてもゲッティ・イメージズではお預かりすることはで
きません。
一般的に、デザイナー家具が写っている画像を使用する際は、インテリアやライフスタイルも含
め、デザイナー本人、又は、デザイナーから正当な権限を付与された代理人の署名入りプロパテ
ィ・リリースが必要になります。
FAQ
なぜロケーションや家具の所有者からの許可だけでは不十分なのでしょうか?
デザイナー家具は、特定のヨーロッパの法律により、著作物として保護されている場合がありま
す。その法律では、当該デザインに著作権が認められる場合、これらの家具が広告使用されるこ
とについてデザイナー自身が著作権を管理をすることのできることが明記されています。多くの
国では、著作権は、デザイナーの死後 70 年間存続します。
家具のデザインが独特でオリジナリティーが認められるは、大量生産によって製造されるもので
あっても著作権の保護は認められますし、他の製造者による類似のデザインの家具においても、
オリジナルのデザイナーの著作権は保護されます。
もし、デザイナー家具が写っている写真を撮った場合、“Not Release/リリースなし”
としてサブミットすることは可能ですか?
答えは No です。サブミットはしないでください。
画像を撮影した国の法律でデザイナーのリリースを必要としていない場合は問題ないのでしょ
うか?
画像がどの国で撮影されたかというよりも、どの国で使用(ライセンス)されるかによって、デ
ザイナーが持つ権利の正当性が判断されます。
具体的に避けた方がいいデザイナーはいますか?
フォトグラファーは、自分の責任でリリースの有無を判断し、不明な場合には商業用写真に問題
の家具を含めることを避けるべきです。著作権について訴訟が発生した場合、フォトグラファー
各位が責任を負うことになりますのでご注意ください。
なお、Corbusier(ル・コルビュジェ), Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン), Ludwig Mies van
der Rohe
(ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ.)等が著名なデザイナーの例とし
て挙げられます。
すでにゲッティ・イメージズに預けている画像が心配です。どこにコンタクトすればよろしい
ですか?
上 記 に 該 当 す る 画 像 に 思 い 当 た る 節 が あ る 場 合 は 、 画 像 番 号 と 共 に
[email protected] (英語対応)又は, [email protected] (日本語
対応)まで至急お知らせください。
どうすれば私たち自身を守ることができますか?
十分な注意を払っていても、リスクが発生する可能性はあります。ゲッティ・イメージズでは第
三者による知的財産の申し立てに備え、フォトグラファー各位に保険にご加入されることを推奨
しています。かかる保険については、例えば、Professional Photographers Association (PPA)
などの業界団体を通して、加入が可能です。