リモート
・コントロール
・マニュアル
リモート・
コントロール・
DS-4372/4372L
DS-4374/4374M/4374L
DS-4354/
DS-4354M/4354ML
DS-4262/4262ML
DS-4264/4264M/4264ML
KML040141
A701-422500(B)
トレードマーク
全ての商品,名称,サービスは、各社の商標または登録商標です。以下のものを含みます。
Ethernet は、Xerox Corporation の登録商標です。
Microsoft, MS-DOS, Windows は、Micorsoft, Inc の登録商標です。
NetBIOS は、International Business Machines Corporation の商標です。
ActiveX, Visual Basic, Excel の登録商標です。
Java は、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc の商標または登録商標です。
履 歴
◇2001 年 1 月
第 1 版発行
◇2001 年 3 月
第 2 版発行
◇2001 年 7 月
第 3 版発行
◇2002 年 11 月
第 4 版発行
目 次
第1章
はじめに
サービス体制 ............................................................... 1-1
出荷品の点検 ............................................................... 1-1
保証 ....................................................................... 1-1
修理 ....................................................................... 1-1
修理品の返却 ............................................................... 1-1
保証延長 ................................................................... 1-1
ドキュメント ............................................................... 1-1
技術サポート ............................................................... 1-2
第2章
リモート・コントロールについて
GPIB 実装標準 ............................................................... 2-1
プログラム・メッセージ ..................................................... 2-1
コマンドとクエリ ........................................................... 2-2
ローカル・ステートとリモート・ステート ..................................... 2-2
プログラム・メッセージ・フォーム ........................................... 2-3
コマンド / クエリ・フォーム ................................................. 2-4
応答メッセージ形式 ......................................................... 2-7
第3章
GPIB操作
GPIB 構造 ................................................................... 3-1
インターフェイス機能 ....................................................... 3-1
アドレス指定 ............................................................... 3-2
GPIB 信号 ................................................................... 3-2
IEEE 488.1 標準メッセージ ................................................... 3-3
GPIB 転送のプログラミング ................................................... 3-5
サービスリクエストのプログラミング ......................................... 3-9
オシロスコープ・ポール (Instrument poll) .................................. 3-10
ハードコピー・デバイスの駆動 .............................................. 3-15
第4章
RS-232-C操作
RS-232-C ピン配列 ........................................................... 4-1
RS-232-C 構成 ............................................................... 4-2
GPIB コマンドをシミュレートするコマンド..................................... 4-5
i
目 次
第5章
波形構造
波形の論理データ・ブロック ................................................. 5-1
INSPECT?クエリ ............................................................. 5-2
WAVEFORM?クエリ ............................................................ 5-4
WAVEFORM コマンド ........................................................... 5-9
波形クエリをさらに制御 ..................................................... 5-9
高速波形転送 .............................................................. 5-10
第6章
ステータス・レジスタ
ステータスとサービスリクエストレポートの概要 ............................... 6-1
ステータス・バイト・レジスタ (STB) ......................................... 6-3
標準イベント・ステータス・レジスタ (ESR) ................................... 6-4
標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ (ESE) ....................... 6-5
サービスリクエストイネーブル・レジスタ (SRE) ............................... 6-5
パラレルポール・イネーブル・レジスタ (PRE) ................................. 6-5
内部ステート変更ステータス・レジスタ (INR) ................................. 6-6
内部ステート変更イネーブル・レジスタ (INE) ................................. 6-6
コマンド・エラー・ステータス・レジスタ (CMR) ............................... 6-6
デバイス依存エラー・ステータス・レジスタ (DDR) ............................. 6-6
実行エラー・ステータス・レジスタ (EXR) ..................................... 6-7
ユーザ・リクエスト・ステータス・レジスタ (URR) ............................. 6-7
システム・コマンド : 特別セクション ..................................... SC-1 to 204
付録 A : GPIB プログラム例
付録 B : 波形テンプレート
イーサネット・オプション
概要 ..................................................................... E-1-1
PC またはネットワークへの接続 ............................................. E-2-1
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール ..................................... E-3-1
ii
1
はじめに
サービス体制
出荷品の点検
この度は、弊社製品をお買い上げいただき有り難うございました。出荷時に入念な点検を行い
発送致しておりますが、製品がお客様のお手元に到着いたしましたら、ご面倒ですがすみやかに
内容物の点検をお願いいたします。同封のリストと照らし合わせて過不足がないことをお確かめ
ください。万一、過不足または、運送上で損傷等がございましたら、岩通計測株式会社か岩通
ティー・エム・イー・サービス株式会社または担当の代理店までご連絡ください。ご連絡が遅れ
ますと、対応できなくなる場合がございますのでご注意ください。
製品保証
この製品は、お客様に安心してお使い頂くために下記の保証をいたします。
◆ 保 証 期 間
ご納入後1年間保証いたします。
◆ 保 証 条 件
万一、保証期間内に当社の責任による不測の故障などが生じた場合には
無償修復いたします。
連絡先は、サービスネットワークをご利用ください。
修 理
修理の必要が生じた製品は、岩通計測株式会社または岩通ティー・エム・イー・サービス株式
会社にご返送下さい。保証期間内の製品に関しては無償で修理いたします。保証期間を過ぎた製
品に関しては弊社規定による修理費をご請求させていただきます。
修理品の返却
修理品のご返送に際しては、お手数ですが、製品名、製造番号、不良の内容、ご担当者の名
前、ご所属、電話番号等を明記ください。返送用の箱は、運送中の事故を避けるため、納入時に
使用したダンボール箱、または同等の緩衝材をもつ箱をご使用ください。運送中の事故により修
理期間が大幅に長引いたりする場合が考えられますので、適当な梱包箱が見つからない場合は、
岩通計測株式会社または岩通ティー・エム・イー・サービス株式会社に必ずご連絡ください。
技術サポート
設置や校正、装置の取り扱いに関するご質問は、次ページまでご連絡下さい。
1-1
はじめに
岩通ティー・エム・イー・サービス株式会社
サービスネットワーク
本
社 〒168-8501 東 京 都 杉 並 区 久 我 山 1 - 7 - 4 1 (03)5370-5172 FAX(03)5370-5258
西 日 本 営 業 所 〒541-0054 大阪市中央区南本町3-6-14(イトウビル) (06)6243-4533 FAX(06)6243-4675
会 津 サ ー ビ ス 課 〒965-0855 福 島 県 会 津 若 松 市 住 吉 町 3 1 (0242)26-4339 FAX(0242)26-4348
技術的なお問合わせ窓口(取扱い・測定方法など)
計測フリーダイヤル
0120-086-102 会津サービス課フリーダイヤル
1-2
0120-267-905
2
リモート・コントロールについて
リモートでオシロスコープを操作
オシロスコープには、フロント・パネル制御部よりマニュアルで行う操作と、外部のコント
ローラ(通常はコンピュータですが単純なターミナルの場合もあります)よりリモートで行う操
作の2つのモードがあります。
本書ではリモート・モードでオシロスコープを操作する方法を説明します。フロント・パネル
制御部よりマニュアルで行う操作に関しては、取扱説明書(Operator's Manual)を参照してく
ださい。
オシロスコープをリモート・コントロールするには、GPIB(General Purpose Interface Bus)
かRS-232-Cの通信ポートを使うことができます。これにより、オシロスコープの電源投入とリ
モート・アドレスの設定外はすべてリモート・モードでコントロールできます。
この章では、RS-232-CとGPIBに共通する基本的なリモート・コントロールの概念を説明しま
す。また、リモート・コントロール・メッセージについても概説します。
第3、4章では、RS-232-CインターフェイスやGPIBインターフェイス経由でプログラム・メッ
セージを送信する方法を説明します。第5章では、波形の転送やフォーマットに関して、その操
作方法も含めて詳細に説明します。第6章では、エラー・レポートにステータス・バイトを使用
する方法を説明します。
第6章の後のシステム・コマンドのセクションでは、すべてのシステム・コマンドに関して、
そのディレクトリも含め詳細に説明します。
GPIB実装標準
このオシロスコープに用いられるリモート・コマンドはGPIB IEEE 488.21標準に準拠してい
ます。この標準は、主に電気及び機械部分を対象としていたIEEE488.1標準の拡張版と見ること
ができます。IEEE 488.2勧告は、その適用可能な部分はすべてRS-232-C通信にも適用されてい
ます。
1
ANSI/IEEE.488.2-1987 IEE standard codes, (The Insitute of Electronics and Engineers)−電気電子技
術者協会の規格 488.2
プログラム・メッセージ
オシロスコープをリモート・コントロールするには、コントローラより、フォーマット構造に
従ったプログラム・メッセージを送信する事により行なわれます。これによりオシロスコープで
は、正しい形式のプログラム・メッセージはすべて実行され、エラーが検出されると無視されま
す。
警告メッセージやエラー・メッセージは、コントローラが関連するステータス・レジスタを明
示的に調べない限り、あるいはエラー発生時にコントローラから割り込みできるようにステータ
2-1
リモート・コントロールについて
ス・イネーブル・レジスタが設定されていない限り、通常はオシロスコープからはレポートされ
ません。ステータス・レジスタの説明は第6章にあります。
コントロール・プログラム開発中、エラー・メッセージを含めリモート・コントロール・トラ
ンザクションはすべて、モニタすることができます。詳細は"COMM_HELP"コマンドを参照下さい。
コマンドとクエリ
プログラム・メッセージは、1つまたは複数のコマンドあるいはクエリで構成されます。コマ
ンドは、たとえばタイムベースや垂直感度などのオシロスコープの状態を変更します。クエリ
は、オシロスコープにその状態を問い合わせます。コマンドとクエリで同じ文字が頻繁に使われ
ますが、クエリには末尾に<?>がつきます。
たとえば、タイムベースを2 msec/divに変更するには、コントローラよりオシロスコープに
次のコマンドを送信します。
TIME_DIV 2 MS
オシロスコープにタイムベースを問い合わせるには、次のクエリを送信します。
TIME_DIV?
オシロスコープにクエリが発せられると、オシロスコープより応答メッセージが返されます。
このメッセージは、コントローラのGPIBインターフェイスまたはRS-232-Cインターフェイスへの
"read"インストラクションでコントロール・プログラムによりリードされます。クエリに対する
応答メッセージは、たとえば次のようになります。
TIME_DIV 10 NS
疑問符の前のクエリ部は、応答メッセージの1部として繰り返されます。この繰り返し部分
は、"COMM_HEADER"コマンドで適宜抑止することができます。
コントローラに応答が返されるまでには、オシロスコープの状態と実行される計算により数秒
かかることがあります。コマンドの処理はオシロスコープの他の動作に比べて優先度の高いもの
ではありません。したがって、コントローラのIOタイムアウト条件を3秒以上に設定するのが適
当です。さらに、クエリ・メッセージに誤りがあると、応答メッセージが返されないことにも注
意してください。
ローカル・ステートとリモート・ステート
REMOTE時オシロスコープではリモート・コマンドのみ実行され、クエリも常に実行されます。
尚、フロント・パネルに影響を与えないコマンドのうちローカルで実行されるものもいくつかあ
ります(これらのコマンドはシステム・コマンドのセクションのはじめにリストされていま
す)。
REMOTE時オシロスコープでは、LOCALモードに戻すメニュー・ボタンやリモート・コンピュー
タとの通信に使用するメニュー・ボタンを除き、フロント・パネル・コントロールは無視されま
す。オシロスコープをLOCAL, REMOTE, LOCAL LOCKOUTに設定する方法に関しては、第3章と4章
のGPIBとRS-232-Cをそれぞれ参照してください。
2-2
プログラム・メッセージ・フォーム
オシロスコープは、次のようにセミコロン<;>で区切られ終端文字で終わる1つ以上のコマンド
やクエリで構成されたプログラム・メッセージでリモート制御されます。
<command/query>;.........;<command/query><終端文字>
プログラム・メッセージには大文字、小文字、あるいはその両方を使用できます。
プログラム・メッセージはオシロスコープの入力バッファ(256 byte)が一杯になった時点
を除き、終端文字が受信されるまでは解釈されません。又、コマンドやクエリの実行はそれらの
転送順に行われます。
GPIBモードでは、次の終端文字が有効です。
<NL>
改行文字(ASCIIの改行文字であり、10進数表現では10)
<NL><EOI>
同時<EOI>記号付き改行文字
<EOI>
プログラム・メッセージの最終文字につけられる<EOI>記号
注 : <EOI>記号は、GPIBドライバに特殊なコールを設定する時に用いられるGPIBインターフェ
イス専用ラインです。GPIBインターフェイス製造者マニュアルとそのサポート・プログ
ラムを参照してください。
<NL><EOI>終端文字は、オシロスコープよりコントローラに送信される応答メッセージに常に
用いられます。
RS-232-Cでは、終端文字は"COMM_RS232"コマンドでユーザ定義できます。デフォルト値は
<CR>、つまりASCIIの復帰文字、10進数表現で13です。
例
GRID DUAL
このプログラム・メッセージは、オシロスコープにデュアル・グリッド表示を指示する単一コ
マンドです。終端文字は通常、GPIB(またはRS-232-C)に書き込むインターフェイス・ドライ
バ・ルーチンによって自動的に付加されるため、表示されていません。
DZOM ON; DISPLAY OFF; DATE?
このプログラム・メッセージは、後ろにクエリが続く2コマンドで構成されます。これは、オ
シロスコープに対してマルチズーム・モードをオンにして、ディスプレイをオフにするよう指示
し、現在の日付を問い合わせています。この場合も終端文字は表示されていません。
2-3
リモート・コントロールについて
コマンド/クエリ・フォーム
コマンドやクエリの一般形式は、コマンド・ヘッダ<header>と、それに続くカンマで区切られ
たオプションの1つ以上のパラメータ<data>で構成されます。
<header>[?]<data>,...,<data>
ここで表示[?]は、(コマンドをクエリにする)疑問符がオプションであることを示します。
コマンドがクエリにもできるかどうかはすべてシステム・コマンドのセクションで詳細に記述さ
れています。ヘッダと後続の最初のパラメータの間にはスペースを1個入れます。パラメータ間
にはカンマを入れます。
例
DATE 15,JAN,1993,13,21,16
このコマンドは、オシロスコープに日時を1993年1月15日13時21分16秒に設定するよう指示し
ます。このコマンドのヘッダ"DATE"で動作が規定され、6つのデータ値で詳細が指定されます。
ヘッダ
ヘッダは、オシロスコープで実行される動作のニーモニックです。コマンド・ニーモニックは
すべてシステム・コマンドのセクションにアルファベット順にリストされています。
ほとんどのコマンド/クエリ・ヘッダには、最適な判読性を備えたロングフォーマットと、転送
と解読を高速にするショートフォーマットがあります。この2形式は完全に同一であり、どちら
を使ってもかまいません。たとえば、トリガ・モードを自動に切り替える次の2コマンドは完全
に同一です。
TRIG_MODE AUTOとTRMD AUTO
尚、コマンド/クエリには、IEEE 488.2標準に規定されているものもあります。これらが標
準化されていることにより、異なる装置間でも類似する動作を同じプログラム・インターフェイ
スで表現できます。これらのコマンド/クエリにはすべて、その先頭にアスタリスク<*>がつき
ます。たとえば、"*RST"コマンドは装置をリセットするIEEE 488.2規定の文字列であり、"*TST?
"コマンドは装置に自己試験を実行させその結果をレポートさせるIEEE 488.2規定の文字列です。
ヘッダ・パス
コマンドやクエリには、ディスプレイ上の単一入力チャネルやトレースなどオシロスコープの
サブ・セクションに適用されるものもあります。この場合、そのコマンドを適用するチャネルや
トレースを示すパス名をヘッダの前につける必要があります。ヘッダ・パスは通常、2文字のパ
ス名とその後に続くコロン<:>で構成され、コマンド・ヘッダの直前につけられます。
通常は波形トレースの1つをヘッダ・パスで指定できます(個々のコマンド・ヘッダに適用す
る値詳細は、システム・コマンドのセクションにリストされているコマンドを参照してくださ
い)。
2-4
C1、C2
チャネル1、2
C3、C4
チャネル3、4(4チャネル構成時)
M1、M2、M3、M4
メモリ1、2、3、4
TA、TB、TC、TD
トレースA、B、C、D
EX、EX10
外部トリガ
LINE
LINEトリガ・ソース
例
C1:OFST
-300 MV
チャネルのオフセットを-300 mVに設定します。
ヘッダ・パスの指定は1回だけですみます。後続のコマンドにヘッダ指定がない場合は、最後
に指定されたパスを参照するものと見なされます。たとえば、次の2つのコマンドは同一です。
C2:VDIV?;C2:OFST?
チャネル2の垂直感度とオフセットを問い合わせ
C2:VDIV?;OFST?
パス指定を繰り返していない点を除き、上記と同じ
データ
コマンド/クエリにデータ値を追加するときには、その値はASCII文字で指定します。例外は
"WAVEFORM"で、波形転送するときにその波形をバイナリ・データ値のシーケンスで指定できま
す。波形フォーマットの詳細は第5章を参照してください。
ASCIIデータ形式には、文字、数値、文字列、ブロック・データがあります。
文字データ
動作指定の表示には、簡略語や省略語があります。
DUAL_ZOOM
ON
このデータ値"ON"は、デュアル・ズーム・モードをオンにすることを意味します。
尚、コマンドによっては、いくつものパラメータを指定できる場合、あるいはすべてのパラ
メータを同時に適用しない場合がありますが、これらのコマンドではペアのデータ値が必要にな
ります。最初のデータ値で変更を加えるパラメータ名を指定し、次のデータ値でその値を指定し
ます。指定は変更を加えるペアのパラメータのみ記述します。
HARDCOPY_SETUP
DEV,EPSON,PORT,GPIB
上記では2ペアのパラメータが指定されています。最初のパラメータでデバイスをEPSONプリン
タに指定し、次のパラメータでGPIBポートを指定しています。"HARDCOPY_SETUP"コマンドではさ
らに多くのパラメータを指定できますが、それらはプリンタ関連のものでなかったり、あるいは
未変更のままでかまわないものです。
2-5
リモート・コントロールについて
数値データ
数値データ・タイプは数量情報の入力に用います。数字には、整数、小数、指数が使用できま
す。
TA:VPOS
-5
トレースAの表示トレースを5デビジョン分下に動かします。
C2:OFST
3.56
チャネル2のDCオフセットを3.56Vに設定します。
TDIV
5.0E-6
タイムベースを5 μsec/divに調節します。
注 : 数値には10の整数乗倍を表す接頭語や単位をつけて、数値表現を修飾することができま
す。この場合は下記文字が使用できます。
EX
T
MA
M
N
F
1E18
1E12
1E6
1E-3
1E-9
1E-15
ExaTeraMegamillinanofemto-
PE
G
K
U
PI
A
1E15
1E9
1E3
1E-6
1E-12
1E-18
PetaGigakilomicropicoatto-
たとえば、いろいろな方法でオシロスコープのタイムベースを5 μsec/divに設定できます。
TDIV
5E-6
接尾記号なしの指数表記
TDIV
5 US
秒の接尾単位記号"S"と、10の6乗倍(1E-6)を表す接頭語"U"を
表す接続語"U"を付けた場合。
TDIV
5000 NS
TDIV
5000E-3 US
文字列データ
このデータ・タイプにより、1つのパラメータで長い文字列を転送できます。文字列データ形
式は、シングル・クォーテーション記号またはダブル・クォーテーション記号間に任意のシーケ
ンスのASCII文字を入れて作成します。
MESSAGE
'Connect probe to point J3'
これにより、オシロスコープ画面のグリッド上のメッセージ・フィールドにこのメッセージが
表示されます。
ブロック・データ
これらは、16進数ASCIIにコード化されたバイナリ・データ値です。つまり、4ビットのニブル
値が16進数の0、...9、A、...Fに変換されて、ASCII文字として転送されます。これらは、波形
の転送("WAVEFORM"コマンド)とオシロスコープの構成情報の転送("PANEL_SETUP"コマンド)
にのみ用います。
2-6
応答メッセージ形式
オシロスコープは、クエリに対する回答としてコントローラに応答メッセージを送信します。
このメッセージ・フォーマットはプログラム・メッセージ・フォーマットと同じです。つまり、
コマンド・フォーマットの個々の応答は、セミコロン<:>で区切られ、終端文字で終了します。
これらはオシロスコープより受信したフォーマットと同じフォーマットで、オシロスコープに返
信でき、そのままオシロスコープにより有効コマンドとして受け付けられます。 GPIB応答メッ
セージでは、<NL><EOI>終端文字が常に用いられます。
たとえば、コントローラより下記のプログラム・メッセージ
TIME_DIV?;TRIG_MODE NORM;C1:COUPLING?(終端文字は表示されない)
を送信すると、オシロスコープより下記の応答が返されます。
TIME_DIV
50 NS;C1:COUPLING D50(終端文字は表示されない)
この場合の応答メッセージはクエリのみを参照し、"TRIG_MODE"は無視されています。又、こ
の応答を、そのままオシロスコープに返信すると、タイムベースを50 nsec/divに、チャネル1
の入力カップリングを50Ωに設定するプログラム・メッセージになります。
オシロスコープからの応答を必要とするときは、コントロール・プログラムによりGPIBイン
ターフェイスまたはRS-232-Cインターフェイスに対して、オシロスコープよりデータを読み込む
よう指示する必要があります。尚、以前のプログラム・メッセージに対する応答を読み込む前に
別のプログラム・メッセージを送信すると、オシロスコープの出力バッファに入れられている応
答メッセージは廃棄されます。
オシロスコープは、プログラム・メッセージ受信よりも応答メッセージに厳しいルールを適用
します。コントローラから送信するプログラム・メッセージには大文字や小文字を使用できます
が、応答メッセージは常に大文字で返されます。プログラム・メッセージには余分なスペースや
タブ(ホワイト・スペース類)を混在できますが、応答メッセージにはこれらは含まれません。
プログラム・メッセージにはショート・フォーマットとロング・フォーマットのコマンド/クエ
リ・ヘッダを混在できますが、応答メッセージでは常にデフォルトのショートフォーマットの
ヘッダが使われます。しかし"COMMAND_HEADER"コマンドを用いると、ロングフォーマットのヘッ
ダを使うか、あるいはヘッダを全く付けないかを、オシロスコープに設定することができます。
応答ヘッダを省略すると応答転送時間を最短化できますが、この応答はオシロスコープに再送で
きません。さらにこの応答には接尾単位記号も取り除かれます。
たとえば、チャネル1のトリガ・スロープが負に設定されているときに"C1:TRSL?"クエリを発す
ると下記いずれかの応答が返されます。
C1:TRIG_SLOPE
C1:TRSL
NEG
NEG
NEG
ヘッダ・フォーマット: ロング
ヘッダ・フォーマット: ショート
ヘッダ・フォーマット: オフ
"WAVEFORM"クエリでオシロスコープより波形データを取り込むと、その応答メッセージは特殊
なフォーマットで返されます。これらのフォーマットは"COMM_FORMAT"コマンドと"COMM_ORDER"
コマンドで厳密に指定できます。
2-7
3
GPIB 操作
GPIBを用いる操作
この章では、汎用インターフェイス・バス
(GPIB: General Purpose Interface Bus)
でオシロ
スコープをリモート制御する方法を説明します。インターフェイス機能、アドレス指定方式、標
準バス・コマンド、ポーリング・スキーマについても説明します。
GPIB構造
GPIBは通常のコンピュータ・バスに似ています。両者の違いは、コンピュータではバックプ
レーン・バス経由で相互接続されたバスボードがあるのに対して、GPIBではケーブル・バスを介
して各デバイスが独立に相互接続される点です。尚、両方のバスともプログラム・メッセージと
インターフェイス・メッセージが搬送されます。
プログラム・メッセージはしばしばデバイス依存メッセージとも呼ばれますが、これには、プ
ログラミング命令、測定結果、測定器ステータス、波形データが含まれます。これらの一般
フォーマットは第2章に説明があります。
インターフェイス・メッセージはバスの管理を行います。これらは、バスのイニシャライズ、
デバイスのアドレス割当と解除、リモート・モードとローカル・モードの設定などの機能を遂行
します。
GPIB上のデバイスは、リスナ(listener)か、トーカ(talker)またはコントローラかその両
方になれます。トーカは複数のリスナにプログラム・メッセージを送信します。コントローラ
は、インターフェイス・メッセージを各デバイスに送信してバス上の情報の流れを管理します。
オシロスコープはトーカにもリスナにもなれますが、コントローラにはなれません。しかし、ホ
スト・コンピュータはこれら3つのモードを実行できなくてはなりません。コントローラがGPIB
を特定機能に構成する方法詳細は、GPIBインターフェイス製造者提供のマニュアルを参照してく
ださい。
インターフェイス機能
オシロスコープのインターフェイス機能には、IEEE 488.1で定義された下記の機能がありま
す。
AH1
全てのアクセプタ・ハンドシェーク
SH1
全てのソース・ハンドシェーク
L4
一部のリスナ・ファンクション
T5
全てのトーカ・ファンクション
SR1
全てのサービス要求ファンクション
RL1
全てのリモート/ローカル・ファンクション
DC1
全てのデバイス・クリア・ファンクション
DT1
全てのデバイス・トリガ
3-1
GPIB 操作
PP1
パラレル・ポーリング・リモート
C0
コントローラ・ファンクションなし
E23
トライステート・ドライバ
アドレス指定
GPIB上のデバイスはすべてアドレスを持っています。オシロスコープは、("UTILITIES"メ
ニューで)リモート・コントロール・ポートを"GPIB"に設定すると、GPIBで制御できます。リ
モート・コントロール・ポートを"RS-232"に設定しているとき、GPIB上ではオシロスコープは "
トークオンリー" 動作(プリンタ駆動など)になります。オシロスコープを"UTILITIES"メニュー
で"RS-232"に設定しているとき、RS-232-Cポートからは、そのオシロスコープを制御できます。
オシロスコープのアドレスをトークに指定すると、ユニバーサル・アントーク(UNT)コマン
ド、オシロスコープ自体のリスンアドレス(MLA)、あるいは他の測定器のトーク・アドレスが
受信されるまではトーク構成のままになります。
同様に、オシロスコープのアドレスを、リスンに指定するとユニバーサル・アンリスン(UNL)
コマンド、あるいはオシロスコープ自体のトーカ・アドレス(MTA)が受信されるまではリスン
構成のままになります。
GPIB信号
このバス・システムは、16本の信号ラインと8本のグランド(GND)ライン(またはシールドラ
イン)で構成されます。信号ラインはさらに次の3グループに区分けされます。
− データ・ライン8本
− ハンドシェイク・ライン3本
− インターフェイス・コントロール・ライン5本
データ・ライン
通常、8本のデータ・ラインはDI01∼DI08と呼ばれ、プログラム・メッセージとインターフェ
イス・メッセージの搬送に用いられます。尚、ほとんどのメッセージには7ビットASCIIコードが
用いられますので、この場合はDI08は使用されません。
ハンドシェイク・ライン
この3つのハンドシェーク・ラインは、デバイス間のメッセージ・バイト交換の制御に用いら
れます。このプロセスは3ライン・インターロック・ハンドシェイクと呼ばれ、これによりデー
タライン上のメッセージ・バイトが伝送エラーなしに送受信されることが保証されています。
インターフェイス・コントロール・ライン
下記の5本のラインで、インターフェイス上の情報の流れが管理されます。
3-2
アテンション(ATN : ATteNtion)
コントローラは、トーク・アドレスやリスン・アドレスなどのメッセージやデバイス・クリア
(DCL)メッセージの送信でデーラインを使用するとき、ATNをTRUEにします。尚、ATNがFALSEの
ときはバスはデータ・モードになっているので、トーカからリスナへプログラム・メッセージを
転送できます。
インターフェイス・クリア(IFC : InterFace Clear)
コントローラは、バスをイニシャライズするときIFCを一定時間TRUEにします。
リモート・イネーブル(REN : Remote ENable)
コントローラは、デバイスをリモート・モードやローカル・モードにするときこのラインを使
用します。
サービス・リクエスト(SRQ : Service ReQuest)
どのデバイスもSRQをTRUEにして、コントローラに同期する事なくサービスを要求できます。
このラインは、コンピュータ・バスの単1インタラプト・ラインと同一です。
終端または識別(EOI : End Or Identify)
このラインには2つの用途があります。トーカはこのラインを使用してメッセージ・ストリン
グの終りを示します。コントローラはこのラインを使用してデバイスに、パラレル・ポーリング
でそれぞれの応答を識別するよう指示します(このセクションの後方で説明します)。
I/Oバッファ
オシロスコープには256バイトの入力バッファと出力バッファがあります。受信されたプログ
ラム・メッセージは、メッセージ終端文字が受信されるまでは解読されません。しかし、(プロ
グラム・メッセージが長すぎて)入力バッファが満杯になると、オシロスコープはメッセージを
解読し始めます。この場合、データ転送は一時的に中断され、タイムアウトの設定を極端に短く
設定していると、コントローラによりタイムアウトを起こすことがあります。
IEEE 488.1標準メッセージ
IEEE 488.1標準では、GPIBの機械電気系ばかりでなく下位層の転送プロトコルも規定してい
ます。たとえば、コントローラがデバイスをアドレス指定し、トーカやリスナに切り替え、リ
モート・ステートをリセットしたりリモート・ステートに設定したりする方法が規定されていま
す。このようなインターフェイス・メッセージは、GPIBのインターフェイス管理ラインで(通常
はATNをTRUEにして)送信されます。
これらのメッセージはすべて(GETを除いて)受信直後に実行され、通常のコマンドのように
入力順には実行されません。
3-3
GPIB 操作
注1 : IEEE 488.1インターフェイス・メッセージ標準に加え、IEEE 488.2標準にはコマンド・
ヘッダなど標準化されたプログラム・メッセージがいくつか規定されています。これら
は、先頭にアスタリスク<*>を付けて識別され、システム・コマンドのセクションにリ
ストされています。
システム・コマンドのセクションには、入出力の各バッファをクリアするコマンドやオシロス
コープをリモート・ステートに設定するコマンドはリストされていません。これは、このような
コマンドはIEEE 488.1標準メッセージに既に規定されているからです。ホスト・コンピュータ
のGPIBインターフェイス・マニュアルとそのサポート・プログラムを参照してください。それら
には、これらのメッセージを実行する特別なコールが記述されているはずです。
以下に、単にバスの再構成を行うだけでなくオシロスコープの動作に影響を与えるIEEE 488.1
標準メッセージを説明します。
デバイス・クリア
Device CLear (DCL)またはSelected Device Clear(SDC)に対しては、オシロスコープは
入力バッファと出力バッファをクリアし、たとえ現在解読中のコマンドがあったとしてもコマン
ド解読作業を中止し、保留中のコマンドはすべてクリアしますが、ステータス・レジスタとス
テータス・イネーブル・レジスタはクリアされません。DCLは即時に実行されますが、オシロス
コープが他の動作を行っている場合などにはこのコマンドが実行されるまでに数秒かかることが
あります。
グループ実行トリガ
Group Execute Trigger(GET)メッセージにより、オシロスコープのトリガ・システムが機
能します。これは、"*TRG"コマンドと機能的に同じです。
リモート・イネーブル
コントローラによってRemote ENableコントロールラインがTRUEに保持され、オシロスコープ
がリスナとして指定されると、このインターフェイス・メッセージが実行されます。この時、メ
ニュー・ボタンを除くフロント・パネル制御部はすべて無視されます。又、画面右端のメニュー
は使用できないため、表示されません。代わりに、REMOTE ENABLEテキストがメニュー・フィー
ルドの最上部に表示され、オシロスコープがリモート・モードに設定されていることを示しま
す。
コントローラによりRENラインがFALSEに戻されると、そのバス上のオシロスコープはすべて
LOCALに戻されます。個々のオシロスコープをLOCALに戻すには、Go To Localメッセージ(ロー
カル移行を参照してください)を用います。
ルール上、クエリは常に実行されますが、リモート・コマンドはオシロスコープがリモート・
ステートのときにのみ実行されます。オシロスコープがローカル・ロックアウト(LLO: Local
3-4
LOckout)モードに設定されていない限り、LOCALメニュー・ボタンを押すことでローカルのフロ
ント・パネル制御に戻せます。
ローカル・ロックアウト
Local LOckout(LLO)コマンドは、LOCALメニューを見えなくします。LLOコマンドはローカ
ル・モードでもリモート・モードでも送信できますが、オシロスコープがリモート・モードに設
定されているときにのみ有効になります。
ローカル移行
Go To Local(GTL)メッセージは、オシロスコープをローカル・モードに戻します。フロン
ト・パネル制御がすべてアクティブになり、通常のメニューが再表示されます。その後、オシロ
スコープはリスナに設定されると、直ちにリモート・ステートに戻されます。
ローカル・ロックアウトが設定されているときは、GTLメッセージによってもそのローカル・
ロックアウトはクリアされないことに注意してください。したがって、オシロスコープがリモー
ト・ステートに戻されると即座にローカル・モードが再び有効になります。
コマンド文字列の後ろに直接、GTLメッセージを並べないでください。GTLは直ちに実行される
ので、入力バッファ中のコマンド解読前に、オシロスコープが既にローカル・ステートに戻るこ
とがあります。この場合、オシロスコープをREMOTEに戻すコマンドを送信したとしてもオシロス
コープ側で実行されません。コマンドがすべて解読されるようにするためには、コマンド文字列
にクエリを追加し(たとえば、"*STB?")、その応答を待ってからGTLメッセージを送信します。
インターフェイス・クリア
InterFace Clear(IFC)メッセージは、GPIBをイニシャライズしますが、オシロスコープの
動作にはなにも影響を及ぼしません。
GPIB転送のプログラミング
GPIBプログラミング概念については、このセクションにBASICAで記述された数多くの例で説明
されています。ここでは、コントローラはDOSを搭載したIBM-PC互換機であり、ナショナル・イ
ンスツルメンツ1のGPIBインターフェイス・ボードが装着されているものを想定しています。Cや
Pascalなどの他の言語によるGPIBプログラミングも、このプログラミングに極めて似ています。
他のコンピュータや他のGPIBインターフェイスをご使用のときは、インターフェイス・マニュア
ルを参照して、ここに説明されているものと同じようにしてインストレーション手順やサブルー
チン・コールを実行してください。
1
National Instruments Corporation, 日本ナショナル・インスツルメンツ株式会社
3-5
GPIB 操作
GPIBハードウェアの構成
GPIBインターフェイスがコンピュータに正しくインストールされているかチェックします。正
しくインストールされていないときは、そのインターフェイス製造者のインストレーション手順
に従って再インストールします。ナショナル・インスツルメンツのインターフェイスボードの場
合は、スイッチとジャンパで、そのボードのベースI/Oアドレス、DMAチャネル番号、割り込み線
設定を変更できます。当社のプログラム例では、デフォルトの位置設定を想定しています。
(Windows95ではプラグ&プレイで使用できるインターフェイスも有ります)
オシロスコープとコンピュータにGPIBインターフェイス・ケーブルを接続します。GPIBアドレ
スを必要な値に設定します。プログラム例では、設定4を想定しています。
GPIBドライバ・ソフトウェアの構成
ホスト・コンピュータには、オペレータのプログラムとインターフェイス・ボード間でトラン
ザクション処理するインターフェイス・ドライバが必要です。ナショナル・インスツルメンツの
インターフェイスの場合は、下記の手順に従ってインストールします。
− GPIBハンドラGPIB.COMをブート・ディレクトリにコピーします。
− DOSシステムのコンフィギュレーション・ファイルCONFIG.SYSを変更して、GPIBハンドラの存
在を宣言します。
− サブディレクトリGPIB-PCを作成します。
− システムのテストと再構成およびユーザ・プログラムの記述に有用なファイルやプログラム
をGPIB-PCサブディレクトリにインストールします。
GPIB-PCサブディレクトリにインストールするファイルを以下に示します。
IBIC.EXE
これにより、キーボードより関数を入力してGPIBを対話的に制御できます。GPIBプログラミン
グやオシロスコープのリモート・コマンドに不慣れなユーザには、このプログラムの使用を推賞
します。
DECL.BAS
これは、BASICAアプリケーション・プログラムの先頭に入れるコードを集めた宣言ファイルで
す。DECL.BASにオペレータの命令を追加し、コンパイル・ファイルを実行するだけで、簡単なア
プリケーションを迅速に記述できます。
IBCONF.EXE
これは、G P I B ハンドラの現在の設定値の検査や変更を可能にする対話型プログラムです。
IBCONF.EXEを実行するにはナショナル・インスツルメンツのマニュアルを参照してください。
このセクションのプログラム例では、ナショナル・インスツルメンツのGPIBドライバGPIB.COMが
デフォルト・ステートに設定されている、つまり、ユーザがIBCONF.EXEでこのドライバ設定を変
3-6
更していないことを想定しています。これは、インターフェイス・ボードがシンボリック名
'GPIB0'で参照でき、GPIBバスのアドレス1∼16のデバイスがシンボリック名'DEV1'∼'DEV16'で
コールできることを意味しています。
注2 : お手持ちのナショナル・インスツルメンツ・インターフェイス・カードがPC2Aではなく
PC2の場合は、IBCONF.EXEを実行して、デフォルトのPC2AではなくPC2の存在を宣言して
ください。
簡易転送
ナショナル・インスツルメンツの提供する3つのサブルーチン(IBFIND、IBRD、IBWRT)を用い
るだけで、膨大な数のリモート・コントロール操作を実行できます。下記のプログラムだけで、
オシロスコープのタイムベース設定を読み出し、端末に表示できます。
1-99
<DECL.BAS>
100
DEV$="DEV4"
110
CALL IBFIND(DEV$, SCOPE%)
120
CMD$="TDIV?"
130
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
140
CALL IBRD(SCOPE%, RD$)
150
PRINT RD$
160
END
説 明
1∼99行は、ナショナル・インスツルメンツの提供するDECL.BASファイルのコピーです。先頭
の6行は、GPIBハンドラのイニシャライズに必要です。他の行は、大きなプログラムには有用な
宣言部ですが、実行コードには必要ありません。上記のプログラム例では、255文字の配列とし
てDECL.BASに宣言されているCMD$文字列とRD$文字列のみ使われています。
注3 : GPIBイニシャライズ時、DECL.BASはBIB.Mファイルをアクセスする必要があります。
BIB.Mは、ナショナル・インスツルメンツの提供するファイルの1つですが、カレント・
ディレクトリに入れておく必要があります。
注4 : DECL.BASの先頭の2行には各行に"XXXXX"文字列がありますが、これは、(BASICAで現在
使用可能な空間よりBIB.Mサイズを差し引いて計算される)BASICAの最大ワークスペー
スを決定するバイト数で置き換える必要があります。たとえば、BIB.Mサイズが1200バ
イトで、BASICAロード時"60200 bytes free(バイト空き)"と表示された場合は、
"XXXXX"の所に5900以下の値を入れます。
3-7
GPIB 操作
行100と行110は、"DEV4"をオープンし、これを記述子"SCOPE%"に関連づけます。これ以降、I/
Oコールはすべて"SCOPE%"を参照することになります。GPIBハンドラのデフォルト・コンフィギュ
レーションでは、"DEV4"が認識され、GPIBアドレス4のデバイスに関連づけられます。
行120と130は、コマンド文字列TDIV?を用意し、これをオシロスコープへ転送します。このコ
マンドは、オシロスコープにタイムベースの現在設定値を返すよう命令します。
行140と150は、オシロスコープの応答を読み込み、それを文字列RD$に代入します。
行170は、端末に応答を表示します。
このプログラム例実行時、IBWRTが実行されるとオシロスコープは自動的にリモート・ステー
トにおかれ、その状態を保ち続けます。GPIBハンドラがローカル・ロックアウト(LLO)禁止に
設定されてれば、LOCALメニュー・ボタンを押すと、オシロスコープはローカル・モードに戻り
ます。
ここで、プログラム例を少し変更して、GPIB操作時に発生したエラーをチェックするプログラ
ムを紹介します。
1-99
<DECL.BAS>
100
DEV$="DEV4"
110
CALL IBFIND(DEV$, SCOPE%)
120
CMD$="TDIV?"
130
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
140
IF ISTA%<0 THEN GOTO 200
150
CALL IBRD(SCOPE%, RD$)
160
IF ISTA%<0 THEN GOTO 250
170
PRINT RD$
180
IBLOC(SCOPE%)
190
END
200
PRINT "WRITE ERROR=";IBERR%
210
END
250
PRINT "READ ERROR=";IBERR%
260
END
GPIBステータス・ワードISTA%、GPIBエラー変数IBERR%、カウント変数IBCNT%はGPIBハンドラ
で定義されており、GPIBファンクション・コールのたびに更新されます。詳細はナショナル・イ
ンスツルメンツのマニュアルを参照してください。上のプログラム例では、オシロスコープの
GPIBアドレスが4以外の値に設定されているとレポートされます。行180は、GPIBルーチンIBLOC
をコールしてオシロスコープをローカルに戻します。
3-8
いくつかの追加ドライバ・コール
IBLOC
IEEE 488.1標準のGTLメッセージを実行します(つまり、オシロスコープをローカル・ステー
トに戻します)。上記のプログラム例でも使われています。
IBCLR
IEEE 488.1標準のSDCメッセージを実行します
IBRDFとIBWRTF
IBRDFでGPIBよりファイルへのデータ読み込みが、IBWRTFでファイルからGPIBへのデータ書き
込みが行なわれます。保存装置との直接データ転送にはデータ・ブロック・サイズの制限はあり
ませんが、コンピュータ・メモリとのデータ転送に比べると遅くなります。
IBRDIとIBWRTI
IBRDIでGPIBより整数配列へのデータ読み込みが、IBWRTIで整数配列からGPIBへのデータ書き
込みが可能になります。(BASICでは)整数配列記憶が最大64Kバイトなので、大容量のデータ・
ブロックをコンピュータに転送するときにはBASIC文字列長で256バイトに制限されているIBRDF
やIBWRTFではなくIBRDIとIBWRTIを用いる必要があります。Cなどの最近のプログラム言語では
IBRDとIBWRTファンクション・コールのデータ・ブロック・サイズの制限は遥かに軽減されてい
るので、IBRDIとIBWRTIはBASIC用のみ用意されていることに注意してください。
IBTMO
プログラム実行時にタイムアウト時間を変更します。GPIBドライバのデフォルト値は10秒で
す。たとえば、オシロスコープがIBRDコールに応答しないとき、IBRDは指定時間後にエラーを返
します。
IBTRG
IEEE 488.1標準のGETメッセージを実行します。これによりオシロスコープはトリガ待ち状態
になります。
ナショナル・インスツルメンツは追加ファンクション・コールを数多く提供しています。特に、
GPIBを極めて詳細に制御できる、いわゆるボード・レベル・コールを使用できます。
サービスリクエストのプログラミング
オシロスコープをリモート・アプリケーションで使用していると、しばしば非同期にイベント
が発生します。つまり、その時点はホスト・コンピュータからは予測できません。最も一般的な
例は、オシロスコープがトリガ待ち状態になっている場合です。コントローラは、捕捉が終了す
3-9
GPIB 操作
るまで待機していないと、捕捉波形を読み込むことができません。あるイベントが発生したがど
うかをチェックする簡単な方法は、それに関連するステータス・ビットを、求める遷移状態が検
出されるまで継続的または周期的に読み出すことです。継続ステータス・ビット・ポーリングの
詳細は、本章のサブセクション "オシロスコープ・ポール"に説明があります。ステータス・バ
イト詳細は第6章を参照してください。
オシロスコープで発生するイベントを検出する効果的な方法はService Request(SRQ)を用
いることです。このGPIB割り込みラインは、コントローラのプログラム実行割り込みに使用でき
ます。したがって、コントローラは他のプログラムを実行しながら、割り込みを待っていること
ができます。残念ながら、すべてのインターフェイス製造者が割り込みサービス・ルーチンをサ
ポートしているわけではありません。特に、ナショナル・インスツルメンツでは、ISTA%ステー
タス・ワード内でのSRQビットのみサポートしていますので、IBWAITファンクション・コールを
用いて、これらを頻繁にチェックする必要があります。尚、実際に割り込みサービス・ルーチン
がサポートされていないところでは、SRQを使用してもあまり有効ではありません。
デフォルト・ステートでは、電源投入後のサービス・リクエストはディスエーブルです。SRQ
をイネーブルにするには、"*SRE"コマンドでサービス・リクエスト・イネーブル(Service Request Enable)レジスタを設定し、イベントでSRQが生成されるように指定します。オシロスコー
プは、選択されたイベントが発生すると即座にSRQラインに信号を出し、コントローラに割り込
みをかけます。GPIBにデバイスを複数接続しているときは、コントローラは、複数のデバイスを
連続ポーリングして、どのデバイスによって割り込みがかけられたかを特定する必要がありま
す。
注5 : SRQビットは、コントローラがステータス・バイト・レジスタ(STatus Byte Register)
を読み込むまでラッチされます。"*STB?"コマンドでSTB読み込みを行うと、MAVビット
(ビット4)を除きレジスタの内容がクリアされます。その後新しいイベントが発生す
ると設定されます。SREレジスタをクリアする("*SRE 0")と、サービス・リクエスト
もディスエーブルできます。
例1
"new signal acquired"または"return-to-local"のイベントに対する応答でSRQ信号を生成し
ます。
これらのイベントはINRレジスタに記録され、INRレジスタはSREレジスタの位置0のINBサマリ・
ビットに反映されます。ビット位置0には値1があるため、INBサマリ・ビットが設定されている
ときは、"*SRE 1"コマンドでSRQ生成をイネーブルにします。
さらに、INBビットにサマリ可能なINRレジスタのイベントを指定します。"new signal acquired"
イベントはINEビット0(値1)に対応し、"return-to-local"イベントはINEビット2(値4)に代
入されます。合計は1+4=5となります。したがって、"INE 5"コマンドを使用します。
CMD$="INE 5;*SRE 1"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
3-10
例2
ソフト・キー4を押してSRQ信号を生成します。
"soft key 4 pressed"イベントはURRレジスタに記録されます。URRレジスタはSTBに直接には
反映されずESRレジスタ(URR、ビット位置6)にのみ反映されるため、最初に"*ESE 64"コマン
ドでESEイネーブル・レジスタを設定し、URQ設定がSTBに記録されるようにします。これにより、
SREイネーブル・レジスタのESBサマリ・ビット(ビット位置5)を設定する("*SRE 32")とSRQ
要求が生成されます。
CMD$="*ESE 64;*SRE 32"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
インストルメント・ポール(Instrument poll)
オシロスコープ(インストルメント)内で発生するステート遷移は、選択した内部ステータ
ス・レジスタをポーリングしてリモート監視できます。このサブセクションでは、下記に示す、
ある与えられたイベントの出現検出に使用できるポーリング方式を説明します。
− 連続ポール(Continuous poll)
− シリアル・ポール(Serial poll)
− パラレル・ポール(Parallel poll)
− *ISTポール(*IST poll)
これらの方式の差異を強調するために、それぞれの説明に、新しい捕捉があったことを判定す
る同じ例を用います。最も単純なポールは連続ポールです。他の方式は、(SRQ線をサービスす
る)割り込みサービス・ルーチンがサポートされているか、GPIB上で複数のデバイスを同時に監
視する必要のある場合にのみ意味を持ちます。
連続ポール
連続ポーリングでは、遷移が検出されるまでステータス・レジスタが連続的に監視されます。
これは、ステート変更を検出する最も直接的な方式ですが、特に複数のデバイス構成のときなど
状況によっては実装できな場合があります。
以下の例では、内部ステート変更レジスタ(INR: INternal state change Register)に対し
て、対応するビット(この例ではビット0、つまり値1)が非0になるまで、つまり新しい波形が
捕捉されたことを示すまで連続ポーリングされて、"new signal acquired"イベントが検出され
ます。INRは読み出されると同時にクリアされ、非0値の検出後にさらにクリアする必要はありま
せん。"CHDR OFF"コマンドは、オシロスコープに対して、クエリへの応答時コマンド・ヘッダ
はすべて削除するよう指示する命令です。これにより応答の解読が簡単になります。したがっ
て、オシロスコープは"INR 1"ではなく"1"を送信することになります。
3-11
GPIB 操作
CMD$="CHDR OFF"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
MASK%=1 'New Signal Bit has value 1'
LOOP%=1
WHILE LOOP%
CMD$="INR?"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RD$)
NEWSIG%=VAL(RD$) AND MASK%
IF NEWSIG%=MASK% THEN LOOP%=0
WEND
シリアル・ポール
SRQラインに信号が出されていると、シリアル・ポールが実行されます。コントローラは、装
置ごとのSTBレジスタのSRQビットを調べて、どの装置が割り込みを生成したかを調べます。サー
ビス・リクエストは割り込み機構をベースにしているため、複数デバイス構成時のサービス・ス
ピードについては、シリアル・ポーリングにより妥当な線が得られます。
下記の例では、"INE 1"コマンドで"new signal acquired"イベントをイネーブルにし、INR
のステータス・ビットSTBのINBビットに対してレポートされるようにしています。また、"SRE 1"
コマンドでステータス・バイトのINBをイネーブルにし、SRQをいつでも設定して生成できるよう
にしています。IBWAITファンクション・コールでコンピュータに対して、次の3つの状態のどれ
かが発生するまで待機するように命令しています。GPIBエラーに対応するマスク(MASK%)の
&H8000、タイムアウト・エラーに対応する&H4000、SRQビットで生成されたサービス・リクエス
ト(RQS: ReQuest for Service)の検出に対応する&H0800。
IBWAITでRQSが検出されると、シリアルポールが自動的に実行され、どの装置が割り込みを生
成したか調べられます。この動作は、このときタイムアウトであったり、"SCOPE%"装置がSRQを
生成していると、単に終了します。さらにIBRSPファンクション・コールで、ステータス・バイ
ト値をフェッチして解析を深めます。この例では、正しく機能させるためには、GPIBハンドラの
'Disable Auto Serial Polling'値を、'off 'に設定する必要があります(IBCONF.EXEでチェッ
クします)。
CMD$="*CLS; INE 1; *SRE 1"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
MASK%=&HC800
CALL IBWAIT(SCOPE%, MASK%)
IF(IBSTA% AND &HC000)<>0 THEN PRINT "GPIB or Timeout Error":STOP
CALL IBRSP(SCOPE%, SPR%)
PRINT "Status Byte=.", SPR%
3-12
注6 : シリアル・ポールが完了すると、STBステータス・レジスタのRQSビットはクリアされま
す。他のSTBレジスタ・ビットは、"CLS"コマンド、または装置リセットによりクリアさ
れるまで設定されたままなので注意してください。これらのビットをクリアしないと、
他の割り込みは生成できません。
シリアルポーリングは、複数の装置を監視する必要のある場合にのみ意味を持ちます。
ボード・レベルのファンクション・コールで、同一インターフェイス・カードに接続し
た複数の装置を同時に監視できます。詳細は、ナショナル・インスツルメンツのマニュ
アルを参照してください。
パラレル・ポール
パラレル・ポーリングもシリアル・ポーリング同様、複数の装置を監視する必要のある場合に
のみ意味を持ちます。
パラレル・ポーリングでは、コントローラは、すべての装置の個別ステータス(IST: Individual STatus)ビットを同時に読み出して、どの装置にサービスが必要かを判定します。パラ
レルポーリングは装置を同時に8台までポーリングできるため、この方式をサポートする各装置
のステート変更を特定する最速な方法です。
パラレルポールを起動すると、装置はそれぞれ、DIOデータラインの1ライン上にステータス・
ビットを返します。デバイスによっては、別々のDIOラインを使ってパラレルに応答するものや、
1本のデータラインでシリアルに応答するものがあります。データライン割り当ては、パラレル
ポール構成(PPC: Parallel Poll Configure)シーケンス経由でコントローラが行います。
下の例では、"INE 1"コマンドでINRの"new signal acquired"イベントをイネーブルにして、
STBステータス・バイトのINBビットにレポートされるようにしています。パラレルポール・イ
ネーブル(PRE: Parallel poll Enable)レジスタで、どのイベントがISTステータス・ビット
にサマライズされるか決定されます。"*PRE 1"コマンドでINBビットをイネーブルにして、IST
ビットをいつでも設定できるようにしています。パラレルポーリングは確立されると、DI02デー
タ・ラインに変化が見られるまでパラレルポール・ステータスが調べられます。
ステージ1 : INEレジスタとPREレジスタをイネーブルにし、コントローラをパラレルポールに構
成し、オシロスコープにDI02上に応答するよう命令します。
CMD1$="?_@$"
CALL IBCMD(BRD0%, CMD1$)
CMD$="INE 1;*PRE 1"
CALL IBWRT(BRD0%, CMD$)
CMD4$=CHR$(&H5)+CHR$(&H69)+"?"
CALL IBCMD(BRD0%, CMD4$)
3-13
GPIB 操作
ステージ2 : DI02が設定されるまでオシロスコープをパラレルポールします。
LOOP%=1
WHILE LOOP%
CALL IBRPP(BRD0%, PPR%)
IF (PPR% AND &H2)=2 THEN LOOP%=0
WEND
ステージ3 : パラレルポーリングをディスエーブルして(16進:15)、パラレルポール・レジス
タをクリアします。
CMD5$=CHR$(&H15)
CALL IBCMD(BRD0%, CMD5$)
CALL IBCMD(BRD0%, CMD1$)
CMD$="*PRE 0"
CALL IBWRT(BRD0%, CMD$)
注7 : 上記の例では、ボード・レベルのGPIBファンクション・コールが用いられています。コ
ントローラ(ボード)とオシロスコープ(デバイス)はそれぞれアドレス0と4が割り当
てられていると想定しています。コントローラとオシロスコープのリスナ・アドレスと
トーカ・アドレスを下記に示します。
論理デバイス
リスナ・アドレス
トーカ・アドレス
コントローラ
32(ASCII<space>
64(ASCII @)
オシロスコープ
32+4=36(ASCII $) 64+4=68(ASCII D)
注8 : コマンド文字列内の"?"と"_"はそれぞれアンリスン(UNL)とアントーク(UNT)を表し
ます。これらは、各デバイスを"既知(known)"ステートに設定するときに用います。
注9 : プログラム例ではサイズを小さくするために、デバイスのトークとリスンの初期化命令
が文字列内にグループ化されています。これらを以下に示します。
CMD1$="?_@$" アンリスン、アントーク、PCトーカ、DSOリスナ
注10: バイナリ形式でパラレル応答を実行するリモート・メッセージ・コードは、01101PPPで
す。ここで、PPPにはデータラインを指定します。ここではデータライン2が選択されて
いるので、識別コードは001です。これは結果的にコード01101001(バイナリ)あるい
は&H69(16進)になります。詳細は、IEEE 488-1978標準の表38を参照してください。
3-14
*ISTポール
パラレル・ポーリングで返される個別ステータス(IST: Individual STatus)ビットのステー
トは、"*IST?"クエリを送信して読み出すことができます。このポール・モードをイネーブルに
するには、PREレジスタに書き込んでオシロスコープをパラレル・ポーリング向けにイニシャラ
イズする必要があります。*ISTポーリングはパラレル・ポーリングをエミュレートするので、コ
ントローラによってパラレル・ポーリングがサポートされていなくてもこの方式を用いることが
できます。
下記の例では、"INE 1"コマンドでINRの"new signal acquired"イベントをイネーブルにし
て、STBステータス・ビットのINBビットにレポートされるようにしています。"*PRE 1"コマン
ドでINBビットをイネーブルにして、ISTビットをいつでも設定できるようにしています。"CHDR
OFF"コマンドでオシロスコープの応答のコマンド・ヘッダを取り除き、解読を簡単にしていま
す。これにより、ISTビットのステータスが、オシロスコープに設定されるまで連続的に監視さ
れます。
CMD$="CHDR OFF; INE 1;*PRE 1"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
LOOP%=1
WHILE LOOP%
CMD$="*IST?"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RD$)
IF VAL(RD$)=1 THEN LOOP%=0
WEND
ハードコピー・デバイスの駆動
オシロスコープは、広い範囲のハードコピー・デバイスにインターフェイス接続でき、画面内
容をそれらに直接コピーするよう命令できます。装置にサポートされているデバイスが、システ
ム・コマンドの"HARDCOPY_SETUP"コマンドでリスンされます。
ハードコピー・デバイスをGPIBに接続するときは、GPIBコントローラを使用できるかできない
かにより、下記のいずれかの構成を選択する必要があります。
GPIBコントローラなしの印刷
オシロスコープとハードコピー・デバイスのみGPIBに接続しているときは、オシロスコープを
トーカ専用に、ハードコピー・デバイスをリスナ専用にし、データ転送が適切に行われるように
する必要があります。オシロスコープをトーカ専用にするには、"UTILITIES"メニューでリモー
ト・コントロール・ポートをRS-232に設定します。ハードコピー・デバイスをリスナ専用にする
には通常、そのハードコピー・デバイス製造者によって指示されているアドレスを指定します。
1. ("UTILITIES"メニューで) リモート・コントロールをRS-232に設定します。
3-15
GPIB 操作
2. "UTILITIES"メニューの"Hardcopy Setup"サブメニューでハードコピー・ポートに"GPIB"を
指定します。
3. ハードコピー・デバイスをリスナ専用モードに設定します。
4. オシロスコープのフロント・パネルにあるスクリーン・ダンプ・ボタンを押します。
GPIBコントローラで印刷
GPIBにコントローラを接続しているときは、そのコントローラでデータ転送を管理します。次
に示す複数のスキーマで画面内容を転送できます。
1. コントローラがデータを内部メモリに読み込んでからプリンタに送信します。これ以外の方
法でも、簡単な高レベルGPIBファンクション・コールで印刷できます。
2. オシロスコープがデータをコントローラとプリンタの両方に送信します。
3. コントローラがスタンバイ・モードになります。オシロスコープがトーカになり、データを
直接プリンタに送信します。
1. コントローラがデータを読み込んでからプリンタに送信
コントローラはプリンタ命令フルセットを記憶し、これらをグラフィック・デバイスに送信し
ます。この方式は画面内容の転送には最も直接的ですが、大容量のバッファ記憶装置が必要で
す。
CMD$="SCDP"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
FILE$="PRINT.DAT"
CALL IBRDF(SCOPE%, FILE$)
CALL IBWRTF(PRINTER%, FILE$)
2. オシロスコープがデータをコントローラとプリンタの両方に送信
オシロスコープがプリンタ命令をバス上に送出します。データは直接送出され、コントローラ
のスクラッチ・メモリに格納されます。後に、スクラッチ・ファイルの内容は削除できます。
ステージ1 : コントローラをトーカに、オシロスコープをリスナにして、スクリーン・ダンプ・
コマンドを発行します。
CMD1$="?_@$":CALL IBCMD(BRD0%, CMD1$)
CMD$="SCDP":CALL IBWRT(BRD0%, CMD$)
ステージ2 : オシロスコープをトーカに、コントローラとプリンタをリスナにして、データを
SCRATCH.DATスクラッチ・ファイルに格納しながら印刷します。
CMD2$="?_D%":CALL IBCMD(BRD0%, CMD2$)
FILE$="SCRATCH.DAT":CALL IBRDF(BRD0%, FILE$)
3-16
3. オシロスコープがトーカになりデータを直接プリンタに送信
コントローラはスタンバイ・モードになり、データ印刷が完了すると、つまりEOIを検出する
とGPIB動作に戻ります。
ステージ1 : コントローラをトーカに、オシロスコープをリスナにして、スクリーン・ダンプ・
コマンドを発行します。
CMD1$="?_@$":CALL IBCMD(BRD0%, CMD1$)
CMD$="SCDP":CALL IBWRT(BRD0%, CMD$)
ステージ2 : オシロスコープをトーカに、プリンタをリスナにして、コントローラをスタンバ
イ・モードにします。
CMD2$="?_D%":CALL IBCMD(BRD0%, CMD2$)
V%=1:CALL IBGTS(BRD0%, V%)
注11: スキーマ2と3ではボード・レベルGPIBファンクション・コールを用いています。ここで
は、コントローラ(ボード)、オシロスコープ、プリンタにはそれぞれアドレス0、4、
5が割り当てられていると想定しています。コントローラ、オシロスコープ、プリンタ
に対するリスナ・アドレスとトーカ・アドレスを以下に示します。
論理デバイス
リスナ・アドレス
トーカ・アドレス
コントローラ
32(ASCII<space>
64(ASCII @)
オシロスコープ
32+4=36(ASCII $)
64+4=68(ASCII D)
ハードコピー・デバイス
32+5=37(ASCII %)
64+5=69(ASCII E)
注12: コマンド文字列内の" ? " と" _ " はそれぞれアンリスン(u n l i s t e n )とアントーク
(untalk)を表します。これらは、各デバイスを"既知(known)"ステートに設定する
ときに用います。
注13: プログラム例ではサイズを小さくするために、デバイスのトークとリスンの初期化命令
が文字列内にグループ化されています。これらを以下に示します。
CMD1$="?_@$" アンリスン、アントーク、PCトーカ、DSOリスナ
CMD2$="?_D$" アンリスン、アントーク、PCリスナ、DSOトーカ
3-17
4
RS-232-C 操作
RS-232-Cで操作
LeCroyのオシロスコープは、RS-232-Cポートを介して、端末やコンピュータなどのホストより
リモート・コントロールできます。それには、"UTILITIES"メニューのGPIB/RS232サブメニュー
でオシロスコープをRS-232コントロールに設定する必要があります。
システム・コマンドのセクションに記述されているコマンドはすべてサポートされています
が、波形転送だけはヘキサ(HEX)モードでのみ転送できます。COMM_FORMATの値はデフォルトで
適宜設定されています。WF?に対する応答構文はGPIBの場合と同じです。
この章では、RS-232-Cコマンド固有のものをいくつか定義します。これらは、オシロスコープ
を構成するとき、あるいはオシロスコープをリモート・モードやローカル・モードに設定するよ
うなGPIB 488.1メッセージ類をシミュレートするときに用います。
表 記
このセクションでは、ASCIIで印字できない文字類はそれぞれのニーモニックで表わします。
例
<LF>
10進数では10のASCII改行文字
<BS>
10進数では8のASCIIバックスペース文字
CTRL_U
コントロール・キーとUキーを同時に押すことを示します。
RS-232-Cピン配列
リモートRS-232-Cピン配列(後ろのパネルに表示されています)を以下に示します。
DB9 ピン番号
3
2
7
TXD
RXD
RTS
8
CTS
4
DTR
−
5
GND
SIG GND
説明
転送データ(オシロスコープより)
受信データ(オシロスコープへ)
送信要求(Request To Send)
(オシロスコープより)。ソフトウェ
ア Xon/Xoff ハンドシェイクが選択されていると常に TRUE。それ
以外(ハードウェア・ハンドシェイク)の場合、オシロスコープ
が文字受信可能時は TRUE、オシロスコープが文字受信不能時は
FALSE。
送信クリア(Clear To Send)
(オシロスコープへ)。TRUE のとき
オシロスコープ送信可能。FALSE のとき送信停止。オシロスコー
プがハードウェア・ハンドシェイクで出力するときに使用。
データ端末レディー(Data Terminal Ready)
(オシロスコープ
より)
。常に TRUE。
保護接地
信号接地
4-1
RS-232-C 操作
RS-232-C構成
RS-232-Cポートは全二重で構成されます。これは、コントローラとオシロスコープの両方で、
同時にメッセージ送受信可能であることを意味します。しかし、オシロスコープは新しいコマン
ドを受信するときには、出力を停止します。
オシロスコープへの長いメッセージの転送は、トリガ・モードで捕捉処理中でにない時に実行
する必要があります。これは、波形、あるいはオシロスコープのフロント・パネル・セットアッ
プを送信する時に特に重要です。
RS-232-Cポートの挙動は、オペレータの必要性に応じて設定できます。そのために、フロン
ト・パネルの基本セットアップの他に、"即時コマンド(immediate command)"と"COMM_RS232"
特殊コマンドがあります。即時コマンドは、ASCII エスケープ(ESCape)文字<ESC>(10進数で
は27)の後に他の文字を続けたもので構成されます。このコマンドは、2番目の文字が受信され
ると即座に解読されます。
注 : RS-232-Cのボー・レート、パリティ、文字長、ストップ・ビット数は、フロント・パネ
ルの"SAVE"ボタンや"RECALL"ボタンで、あるいは"*SAV"、"RCL"、または"PANEL_SETUP"
で保存された、あるいはリコールされたパラメータの中にあります。リコール時は、こ
れらのパラメータが実際のものと同じ値に設定されているか確認する必要があります。
この値が異なると、ホストはオシロスコープと通信できなくなることがあり、この場合
手動で再構成しなければなりません。
受信文字のエコー
シリアル・ポートでは受信文字をエコーできます。オシロスコープを端末に接続しているとき
は、エコーは有用です。エコーのオン/オフは、それぞれ<ESC>]または<ESC>[の2文字シーケンス
を送信して切り替えることができます。デフォルトはオンです。
注 : ホストは、オシロスコープからの受信文字をエコーできません。
ハンドシェイク・コントロール
オシロスコープは入力バッファが満杯に近づくと、ホストにハンドシェイク信号を送信して、
転送を中断するよう指示します。逆に、このバッファに十分空きができて、さらに文字を受信で
きるようになると、もう1つのハンドシェイク信号を送信します。ハンドシェイク信号は、CTRL_S
(または<XOFF>)文字とCTRL_Q(または<XON>)文字、またはRTSライン上の信号レベルです。こ
れは、XON/XOFFハンドシェイク(これがデフォルトです)には2文字シーケンス<ESC>]の送信で、
RTSハンドシェイクには<ESC>[で選択されます。
オシロスコープより送信される文字フローは、CTSライン上の信号レベルで、または<XON>/
<XOFF>の文字ペアでコントロールできます。
4-2
編集機能
オシロスコープを端末に直接接続しているときは、下記の機能を用いてタイプ・エラーを訂正
できます。
<BS>または<DELETE>
最終文字を削除
CTRL_U
最終行を削除
メッセージ終端文字
"メッセージ終端文字(message terminator)"は、受信側にメッセージ送信が完了したこと
を知らせるマーカです。
オシロスコープへの入力では、プログラム・メッセージ終端文字(P r o g r a m
Message
Terminator)はユーザ選択可能な1文字です。他の用途には絶対使われないような文字を選択し
ます。この文字は、COMM_RS232コマンドとキーワードEIで選択します。デフォルトのプログラ
ム・メッセージ終端文字はASCII文字の<CR>、10進数では13です。
オシロスコープは、応答のたびに応答文字の末尾に応答メッセージ終端文字(Response Message Terminator)を付けます。これは、コンピュータ・プロンプトのようなユーザ選択可能な
文字列です。この文字列は空にはできません。デフォルトの応答メッセージ終端文字は"¥n¥r"
で、<LF><CR>を意味します。
例
(1)
COMM_RS232 EI,3
このコマンドは、オシロスコープに、受信メッセージはそれぞれASCII文字の<ETX>(10進
数の3に対応します)で終端されることを伝えます。
(2)
COMM_RS232 EO,"¥r¥nEND¥r¥n"
このコマンドは、オシロスコープに、応答する文字列にはそれぞれ文字列"¥r¥nEND¥r¥n"
を付けるように指示します。
上記設定後のホスト・コマンドは以下のようになります。
TDIV?<ETX>
オシロスコープの応答は以下のようになります。
TDIV 1.S
END
注 : ホストは、COMM_RS232コマンドを送信したときは、オシロスコープがそれに対応した挙
動に切り替わるのを待ってから、新しいモードでコマンドを送信する必要があります。
そのための安全策として、COMM_RS232コマンド行にクエリを入れ、その応答が得られる
まで待機します。以下に例を示します。
COMM_RS232 EI, 3; *STB?
4-3
RS-232-C 操作
SRQメッセージ
STatus Byte(STB)のMaster Summary Status(MSS)ビットが設定されるたびに、SRQメッ
セージ(1文字列)がホストに送られ、オシロスコープからのサービスリクエストが知らされま
す。RS-232-C SRQメッセージはGPIB SRQメッセージと同じ意味です。この文字列が空の場合、
メッセージは送信されません。これはデフォルト設定です。SRQメッセージの末尾には応答メッ
セージ終端文字は付けられないので注意してください。
例
COMM_RS232 SRQ, "¥r¥n¥nSRQ¥r¥n¥a"
MSSビットが設定されると、オシロスコープは下記のように送信します。
1つの<CR>の後に2つの<LF>
SRQ
1つの<CR>の後に1つの<LF>
そしてブザーが鳴ります。
長い行の分割
行分割は、ある文字数以上の行を受け付けることができないホストのために準備された機能で
す。オシロスコープは、応答を複数行に分割して返すように構成できます。この機能は、どの応
答メッセージにも適用できますが、波形転送やフロント・パネル・セットアップ情報の転送に有
用です。この機能は2つのパラメータでコントロールします。
行区切り文字: オフ(Off)
このメッセージでは行は分割されません。
<CR>、<LF>、または<CR><LF>
行区切り文字にできます。
行の長さ
1行の最大文字数です。
例
COMM_RS232 LS, LF, LL, 40
行区切り文字はASCII文字の<LF>であり、1行の最大文字数は(区切り文字は除き)40文字で
す。
オシロスコープはPNSU?コマンドを受信すると、たとえば次のように応答します。
PNSU#9000001496
AAAA5555000655AA403000580019000000000001
000000000000000000000000000C1B0100580000
0000000000000000000000000000000000000000
…
4-4
備 考
オシロスコープに送信された長いコマンドは複数行に分割されません。以前のクエリの応答を
オシロスコープへの送信コマンドに用いるときは、行区切り文字(<LF>および/または<CR>)は
取り除く必要があります。
これは、オシロスコープに送信する文字列内の行区切り文字にもあてはまります。
しかし、オシロスコープに送信するヘキサASCIIデータには行区切り文字を入れることができ
ます。行区切り文字を使うときは、データ内に入力メッセージ終端文字や行区切り文字が入って
いないことを確認してください。
GPIBコマンドをシミュレートするコマンド
デバイス・クリア・コマンド<ESC>Cまたは<ESC>c
このコマンドは、入力バッファと出力バッファをクリアします。これは、GPIBのDCLメッセー
ジまたはSDCメッセージと同じ意味を持ちます。
リモートに設定する(Set to Remote)コマンド<ESC>Rまたは<ESC>r(REN)
このコマンドは、オシロスコープをリモート・モードに設定します。この機能は、GPIBでREN
ラインをTRUEにしてオシロスコープをリモート・モードに設定するのと同じです。
ローカルに設定する(Set to Local)コマンド<ESC>Lまたは<ESC>l
このコマンドは、オシロスコープをローカル・モードに設定します。これはローカル・ロック
アウトをクリアします。この機能は、GPIBでRENラインをFALSEにするのと同じです。
ローカル・ロックアウトに設定する(Set to Local Lockout)コマンド<ESC>Fまたは
<ESC>f
このコマンドは、オシロスコープが既にリモート・モードのときは直ちに、そうでない場合は
オシロスコープが次にリモート・コントロールに設定されたときに、フロント・パネルの"LOCAL"
ボタンをディスエーブルにします。この"LOCAL"メニュー・ボタンのディスエーブルは、"ローカ
ル・ロックアウト(Local Lockout)"と呼ばれ、<ESC>Lコマンドでのみキャンセルできます。
<ESC>Fは、GPIBのLLOインターフェイス・メッセージと同じ意味を持ちます。
トリガ・コマンド<ESC>Tまたは<ESC>t(GET)
このコマンドは、オシロスコープが"STOP"モードのとき再びトリガ・システムにします(オシ
ロスコープがリモート・モードのときにのみ有効です)。これは、"*TRG"コマンド、およびGPIB
のGETインターフェイス・メッセージと同じ意味を持ちます。
4-5
5
波形構造
波形構造
波形について
本章では、波形データのリード/ライトと、その内容について説明します。
波形データは基本的に次の2つに分けることができます。捕捉によってADCより得られた生の
データである基本データ配列と、それに付随する記述情報です。この記述情報には、垂直スケー
ル、水平スケール、日時などデータ解釈になくてはならないものが含まれます。
波形情報には、INSPECT?クエリでアクセスできます。これにより、波形情報は簡単に理解でき
るASCIIテキスト形式に変換されます。また、WAVEFORM?クエリでより高速に転送することも、
WAVEFORMコマンドでオシロスコープに書き戻すこともできます。オシロスコープには、波形情報
の編成方法を詳細に記述するテンプレートと呼ばれるデータ構造があります。
代わりに、STOREコマンドとSTORE_SETUPコマンドで、波形データをよく知られているスプレッ
ドシートや数理処理パッケージなどの、あらかじめフォーマットされたASCII出力形式1に格納す
ることもできます。
波形の論理データ・ブロック
テンプレートによって、波形の論理データ・ブロックの形式と内容に関する詳細な記述が得ら
れます。テンプレートは参照用に提供されます。TEMPLATE?クエリおよびオシロスコープで用い
られる実際のテンプレートの使用が推奨されますが、付録Bにテンプレート例を示します。テン
プレートは、オシロスコープのファームウエア拡張時に変更されることがあります。テンプレー
トは、波形解釈の後方互換性をとるときにも役立ちます。
通常、波形データは、波形記述子ブロック(1.)とデータ配列ブロック(5.)で構成されま
す。さらに複雑なケースでは、他のブロックが複数存在します。これらのデータ・ブロックを以
下に示します。
1.波形記述子ブロック(WAVEDESC)
このブロックには、データより波形表示を再構成するときに必要な以下の情報が入っていま
す。
−アクイジションのハードウェア設定情報
−厳密なイベント時刻
−実行済みのプロセス種類
−オシロスコープのモデル名と製造番号
−データ・ブロックに用いるコード化フォーマット
−その他常数
5-1
波形構造
2.オプションのユーザ記述テキスト(USERTEXT)
WFTXコマンドで波形のタイトルや記述内容をこのブロックに書き込みます。逆にWFTX?クエ
リで読み出します。このテキスト・ブロックには160文字まで書き込めます。これらは、TEXT
+ TIMESステータス・メニューに1行40文字、4行で表示できます。
3.シーケンス捕捉時刻ブロック(TRIGTIME)
このブロックは、シーケンス捕捉でセグメントごとに厳密なタイミング情報を記録するとき
に使用されます。ここには、最初のセグメントのトリガを基準としたトリガごとの時刻と、そ
のトリガに関連するセグメントごとの最初のデータ・ポイント時刻が書き込まれます。
4.ランダム・インターリーブ・サンプリング時刻(RISTIME)
このブロックは、RIS捕捉でセグメントごとに厳密なタイミング情報を記録するときに使用
されます。
5.データ配列ブロック(SIMPLEまたはDATA_ARRAY_1)
これは、波形の基本的な整数データです。これには、生のADCデータや修正したADCデータあ
るいは整数の波形処理結果が入れられます。
6.第2データ配列ブロック(DATA_ARRAY_2)
この第2データ配列は、極値関数(Extrema)(WP01オプション)やFFTの複素数(Complex)
(WP02オプション)などの処理関数結果を保持するときに使用されます。この場合データ配列
は下記の内容になります。
DATA_ARRAY_1
DATA_ARRAY_2
Extrema
ルーフ・トレース
フロア・トレース
FFT
実数部
虚数部
注 : TEMPLATEでは、DUALと名付けられた配列も記述されます。これは、INSPECT?コマンドで
2つのデータ配列を一緒に調べられるようにするためです。
INSPECT?クエリ
これは、波形内容を調べる最も簡単な方法です。これは、データ部にも記述部にも使えます。
最も簡単な形式を以下に示します。
INSPECT?
"name"
ここでは、テンプレートにより記述子項目名またはデータ・ブロック名が与えられます。回答
は1文字列で返されますが、複数の行に広げることもできます。以下に一般的ダイアログをいく
つか示します。
5-2
問い
C1:INSPECT? "VERTICAL_OFFSET"
応答
C1:INSP "VERTICAL_OFFSET :1.5625e-03"
問い
C1:INSPECT? "TRIGGER_TIME"
応答
C1:INSP "
TRIGGER_TIME :Date=FEB 17, 1994, Time=4:4:29.5580
"
INSPECT?は下記のように、波形記述子ブロック全体の読み出し可能変換を得ることもできま
す。
INSPECY? "WAVEDESC"
オシロスコープよりテンプレートをダンプすると、パラメータごとの解釈詳細が得られます。
INSPECT?は、波形の測定データ値も調べられます。52ポイントの捕捉で下記のデータが得られま
す。
INSPECT? "SIMPLE"
C1:INSP "
0.0005225
0.0006475
-0.00029
-0.000915
2.25001E-05
0.000835
0.0001475
-0.0013525
-0.00204
-4E-05
0.0011475
0.0011475
-0.000915
-0.00179
-0.0002275
0.0011475
0.001085
-0.00079
-0.00179
-0.0002275
0.00071
0.00096
-0.0003525
-0.00104
0.0002725
0.0007725
0.00071
-0.0003525
-0.00129
-0.0002275
0.0005225
0.00046
-0.00104
-0.00154
0.0005225
0.0012725
0.001335
-0.0009775
-0.001915
-0.000165
0.0012725
0.00096
-0.000665
-0.001665
-0.0001025
0.0010225
0.00096
-0.0003525
-0.000915
8.50001E-05
0.000835
0.0005225
"
これらの数字は、ボルト単位の測定値に変換されます。もちろん、データ・ブロックに数千項
目あるときは文字列は数多くの行にわたります。アプリケーションによっては、データ値ごとに
BYTE(8ビット)やWORD(16ビット)で表した生の形式の方がよい場合もあります。この場合、
WAVEFORM?と一緒に、測定値変換方法を指定する下記のパラメータを用いる必要があります。た
とえば、次のように用います。
INSPECT?
"SIMPLE", BYTE
2つのデータ配列からなる波形のデータ値を調べるには、以下のように行います。
INSPECT? "DUAL"
1行でデータ値のペアが得られます。
INSPECT? "DATA_ARRAY_1"
最初のデータ配列の値が得られます。
INSPECT? "DATA_ARRAY_2"
2番目のデータ配列の値が得られます。
波形の一部を調べたり、間引き形式(sparsed form)で調べることもできます。これは、こ
のセクションで後述しますがWAVEFORM_SETUPコマンドでコントロールします。
INSPECT?にはクエリ形式しかありません。これで、波形データをオシロスコープへ送り返すこ
5-3
波形構造
とはできません。また、この方法で情報を送信することは冗長部分が多く、大変遅くなりま
す。転送スピードやオシロスコープへ波形を戻す必要がある場合は、WAVEFORMコマンドを使用
してください。
BASICユーザは、検査機能と波形クエリ・コマンドを組み合わせて、人が読める波形記述子の
BASIC版と、オシロスコープへの再転送に適したフォーマットの全波形データとを共に含むファ
イルを作成できれば便利になると考えるかもしれません。これは、メモリにある波形に対して次
のコマンドを送信して、その応答を直接ディスク・ファイルに返すことで実行できます。
MC:INSPECT? "WAVEDESC";WAVEFROM?
WAVEFORM?クエリ
WAVEFORMコマンドは、IEEE 488.2標準に定義されたブロック・フォーマットを用いて波形デー
タを転送するには効果的な方法です。波形の論理ブロックはすべて次の1つのクエリで読み出す
ことができます。
C1:WAVEFORM?
これは、これだけで完結しており、WAVEFORMコマンドでその応答をそのままオシロスコープに
ダウンロードできるため、ほとんどのアプリケーションに推奨される形式です。次のようなクエ
リでは、任意のブロックを選択して読み出すことができます。
C1:WAVEFORM? DAT1
これは、同じ捕捉条件を持った波形を多数読み出すときに、あるいは大量の生の整数データの
み必要なときに、時間とスペースを節約できます。ブロック名詳細は、システム・コマンドのセ
クションのWAVEFORMを参照してください。
注 : 波形クエリの応答は、すぐにバイナリ・フォーマットで1600万バイトを超える、HEXオ
プションを使えばさらにその倍の大きいブロックになります。
波形記述子の変換
C1:WAVEFORM?またはC1:WAVEFORM? ALL
上記の形式のクエリ・コマンドに対するバイナリ応答をディスク・ファイルに入れて、下記の
16進数形式とASCII形式にダンプすることができます。(これは、GPIBのデフォルト設定で実行
されます)。
5-4
バイト・オ
16 進数形式のバイナリ内容
フセット
ASCII 変換
(.=不要部)
5-5
波形構造
先頭の10バイトがASCIIに変換され、クエリ応答の開始が簡単にわかります。この後には文字
列"#9000000450"が続き、これは、9個のASCII整数を用いて(450バイトの)ブロック長を指定
するバイナリ・ブロックの先頭です。波形データそのものは、この直後のバイト番号21(先頭
バイトがバイト番号0です)より始まっています。
波形記述子はテンプレート(付録Bを参照してください)で解読できます。これによると、最
初のオブジェクトはDESCRIPTOR_NAMEであり、見えている値WAVEDESCを持つ16文字の文字列です。
記述子の先頭より16バイト目(またはバイト番号37)では、次の文字列、つまり値LECROY_2_2を
持ったTEMPLATE_NAMEであることがわかります。その後他のパラメータがいくつか続きます。記
述子の先頭より76バイト目(またはバイト番号97)にINSTRUMENT_NAMEがあることが容易にわか
ります。
同様にして、記述子の長さを示す4バイト長の整数が36バイト目(またはバイト番号57)より
始まっていることがわかります。
WAVE_DESCRIPTOR = 15A(ヘキサ) = 346
60バイト目(またはバイト番号81)では、他の4バイト整数でデータ配列の長さが示されてい
るのがわかります。
WAVE_ARRAY_1 = 68(ヘキサ) = 104
116バイト目(またはバイト番号137)には、データ・ポイント数があります。
WAVE_ARRAY_COUNT = 34(ヘキサ) = 52
ここで、データは、記述子の先頭より346バイト目(またはバイト番号367)より始まり、52
データ・ポイントのそれぞれが2バイトで表されていることがわかります。波形データの全長は
346 + 104であり、この数字はこのブロックの先頭に示されているASCII文字列と同じです。バ
イト番号471の最後の0Aは、GPIBメッセージ終端文字<NL><EOL>に関連するNL文字です。
データは、バイト番号367より始まっていることがわかります。この例のデータはオシロスコー
プで8ビットADCで捕捉されているため、データ・ポイントはそれぞれ8ビットとそれに続く0バイ
トで構成されていることがわかります。他の多くの種類の波形では、この2バイト目は0にならず
重要な情報が含まれます。データは、-32768 = 8000(ヘキサ)∼32767 = 7FFF(ヘキサ)の値
範囲を持つ符号付き形式でコード化されます。データ・フォーマットにBYTEオプションを選択す
ると、値は、-128 = 80(ヘキサ)∼127 = 7F(ヘキサ)の値範囲の符号付き整数になります。
これらのADC値は、以下のようにしてディスプレイ・グリッドにマップされます。
− グリッドの中心軸上が0に設定される。
− グリッドの最上部が127(BYTEフォーマット時)または32767(WORDフォーマット時)に設定
される
− グリッドの最下部が-128(BYTEフォーマット時)または-32768(WORDフォーマット時)に設
定される
5-6
波形垂直データの変換
この時点でデータの解読方法がわかったので、これを適当な測定値に変換できると便利です。
データ・ポイントごとの垂直測定値は、記述子より得られた垂直ゲインと垂直オフセットに依
存します。捕捉波形では、これは、現在使用中のデータ表現に変換後選択された電圧軸(volts/
div)と電圧オフセットに対応します。テンプレートにより、垂直ゲインとオフセットは、それ
ぞれ記述子の156バイト目と160バイト目にあり、これらはIEEE 32ビット・フォーマットで浮動
小数点数で保存されていることがわかります。垂直単位を示すASCII文字列は196バイト目の
VERTUNITにあります。垂直値は次の関係式で与えられます。
value = VERTICAL_GAIN x データ - VERTICAL_OFFSET
上記データでは次のことがわかります。
177バイト目の浮動小数点数3483 126fより
VERTICAL_GAIN = 2.4414e-07
181バイト目の浮動小数点数3A0D 8EC9より
VERTICAL_OFFSET = 0.00054
217バイト目の文字列5600...より
VERTICAL_UNIT = V = ボルト
したがって、
371バイト目の16進数ワードFA00より
data[4] = FA00 = 64000
32767の最大16ビット値をオーバーフローしているため、負の値にする必要があります。2の補
数変換を行うと、64000-216= -1536。
検査コマンドにあるように、
value[4] = -0.000915 V
ご使用のコンピュータやソフトウェアがIEEE浮動小数点数を処理できないときは、付録Bのテ
ンプレートにある、このフォーマットの記述を参照してください。
波形のデータ値はすべて測定値に対応するわけではありません。F I R S T _ V A L I D _ P N T と
LAST_VALID_PNTに必要な情報があります。WAVEFORM_SETUPコマンド・オプションを使用している
と、記述子にSPARSING_FACTOR、FIRST_POINT、SEGMENT_INDEXも記録されるので、変換に役立ち
ます。
シーケンス捕捉では、セグメントごとのデータ値が正規の順番で与えられるので、セグメント
は順番に読み出されます。重要な記述子パラメータはWAVE_ARRAY_COUNTとSUBARRAY_COUNTであ
り、これによりポイント総数とセグメント数が得られます。
extremaやFFT(複素数)などの波形では、得られる2つの結果に対する2つの配列が交互に与え
られます。
データ・ポイントの水平位置の計算
どの垂直データ値にも、それぞれに対応する水平位置があり、通常は時間単位または周波数単
位で測定されます。この位置計算は波形の種類に依存します。ここでは、単一スイープ波形、
シーケンス波形、インターリーブ(RIS)波形を別々に取り扱います。どのデータ値にも位置iが
あり、i = 0のオリジナル波形は捕捉データの第1ポイントに対応します。記述子パラメータ
HORUNITより水平単位名を持つ文字列が得られます。
5-7
波形構造
単一スイープ波形
x[i]=HORIZ_INTERVAL x i + HORIZ_OFFSET.
捕捉波形では、この時間はトリガから対象データ・ポイントまでの時間です。HORIZ_OFFSETは
各トリガについて測定されるため、これは捕捉ごとに異なります。
上記データでは次のようになります。
194バイト目の浮動小数点数322b cc77より
HORIZ_INTERVAL = 1e-08
198バイト目の倍精度浮動小数点数be6b a4bb 51a0 69bbより HORIZ_OFFSET = -5.149e-08
262バイト目の文字列5300...より
HORUNIT = S = 秒
したがって以下のようになります。
x[0]= -5.149e-08S
x[1]= -4.149e-08S
シーケンス波形
シーケンス波形は実に多くの独立した捕捉データで構成されるため、セグメントごとに固有の
水平オフセットを持ちます。これらはTRIGTIME配列にあります。第nセグメントは以下のように
なります。
x[i, n]=HORIZ_INTERVAL x i = TRIGGER_OFFSET[n].
TRIGTIME配列には、タイミング情報を、セグメントあたり2つの8バイト倍精度浮動小数点数で
200セグメントまで入れることができます。
インターリーブ(RIS)波形
これらの波形は、互いにインターリーブされた数多くの捕捉データで構成されます。記述子パ
ラメータRIS_SWEEPSより捕捉数が得られます。第iポイントが第mセグメントに属するとすると、
m=i modulo (RIS_SWEEPS)
であり、これは0∼RIS_SWEEPS-1の値を持ちます。
したがって、
j = i - m
とすると、
x[i]=x[i,m]=HORIZ_INTERVAL x j + RIS_OFFSET[m]
ここで、各RIS_OFFSETはRISTIME配列にあります。このブロックには、8バイト倍精度浮動小数
点数を100個まで入れることができます。オシロスコープは、下記式の時刻ごとにセグメントを
得ようとします。
∼ PIXEL_OFFSET + (i - 0.5) x HORIZ_INTERVAL.
RIS_OFFSET[i]=
したがって、仮にRISを、RIS_SWEEPS = 10、HORIZ_INTERVAL = 1 ns、PIXEL_OFFSET = 0.0と
すると、ある特定イベントに対して次のようになります。
RIS_OFFSET[0]=-0.5ns RIS_OFFSET[1]=0.4ns
RIS_OFFSET[2]=1.6ns
RIS_OFFSET[3]=2.6ns
RIS_OFFSET[4]=3.4ns
RIS_OFFSET[5]=4.5ns
5-8
RIS_OFFSET[6]=5.6ns
RIS_OFFSET[7]=6.4ns
RIS_OFFSET[8]=7.6ns
RIS_OFFSET[9]=8.5ns
したがって、
x[0]= RIS_OFFSET[0]=
-0.5ns
x[1]= RIS_OFFSET[1]=
0.4ns
...
x[9]= RIS_OFFSET[9]=
8.5ns
x[10]=
1ns x 10 + (-0.5)= 9.5ns
x[11]=
1ns x 10 + 0.4= 10.4ns
...
x[19]=
1ns' 10 + 8.5=
18.5ns
x[20]=
1ns' 20 + (-0.5)=
19.5ns
...
が得られます。
WAVEFORMコマンド
WAVEFORM?クエリで完全に読み込んだ波形は、そのままオシロスコープに戻すことができます。
記述子には必要な情報がすべて入っているため、どの通信フォーマット・パラメータも気にする
必要はありません。オシロスコープによって、必要な情報はすべて波形データより取り込まれま
す。
表示用にあるいは比較目的で波形を合成するときは、適当なサイズの波形を読み出して、その
データを任意の値に置き換えます。これにより記述子のコヒーレンスが保証されます。
注 : 波形データはメモリ・トレース(M1、M2、M3、M4)にのみ戻せます。これは、WF?クエ
リの応答に含まれる接尾記号(C1やCHANNEL_1)は取り除いたり変更できることを意味
します。第5章のWFコマンドの例に、この方法が紹介されています。
波形クエリをさらに制御
WAVEFORM?を使って作業を単純化しスピードを上げる方法が多数ありますが、代表的なものを
以下にあげます。
波形の部分読み出し
WAVEFORM_SETUPコマンドにより、波形の短い部分の読み出しを設定できます。また、n個間隔
でデータ・ポイントを読み出す間引き係数(sparsing factor)も選択できます。
バイト・スワップ
GPIBやRS-232-Cのリモート・コントロール・ポート経由でデータを送信するとき、COMM_ORDER
コマンド(システム・コマンドのセクションを参照してください)を用いて、(記述子やデー
5-9
波形構造
タ/時間配列に見られる)16ビット・ワード・フォーマットで表現されたデータの2バイトをス
ワップできます。これにより、ご使用のコンピュータ・システムに依存するデータ変換が容易に
なります。
- インテル・ベースのコンピュータには、データをLSBファーストで送信する必要があり、この
コマンドはCORD LOとします。
- モトローラ・ベースのコンピュータには、データをMSBファーストで送信する必要があり、
このコマンドはCORD HIですが、これは電源投入時のデフォルトです。
注 : オシロスコープのオプションのメモリ・カード、ハードディスク、フロッピーディスク
に書き込まれたデータは、常にLSBファースト(DOSデフォルト・フォーマット)です。
CORDコマンドはこれらには使用できません。GPIBやRS-232-Cのリモート・コントロー
ル・ポート経由でデータ送信するときにのみ使用できます。
データ長、ブロック・フォーマット、コード化
COMM_FORMATコマンドにより、これらのパラメータをコントロールできます。標準データ値の
下位バイトの拡張精度が不必要な場合は、BYTEオプションにより、送信データや保存データの総
量を2のべき乗の割合で削減できます。ご使用のコンピュータがバイナリ・データを読み込めな
いときは、HEXオプションにより、各バイト値を16進数のペアに変換して応答させることができ
ます。
データのみの転送
COMM_HEADER OFFモードにより、WF? DAT1の応答をデータのみにできます(CI:WF DAT1部分
の表示が消えます)。
COMM_FORMAT OFF,BYTE,BINを指定していると、その応答はデータ・バイトのみになります
(#90000nnnnn部分の表示が消えます)。
RS-232-Cユーザ向けフォーマティング
COMM_RS232コマンドにより、非常に長いWF?応答を個別の行に分割できます。
高速波形転送
オシロスコープからコンピュータへの最大連続データ転送レートを達成するには、オペレータ
は数多くのファクタを最適化する必要があります。1つの最重要ポイントは、コンピュータの仕
事量を限定することです。これは、データのディスク書き込みを避け、データ・ポイントあたり
の計算量を最少化し、IOシステムへのコール数を最少化する、などを示します。オシロスコープ
については、転送ポイント数を減らすか、ポイントあたりのデータ・バイト数を削減できます。
パルス・パラメータ機能と処理関数を積極的に採用することによって、大幅な計算時間とデータ
転送時間を削減できます。他の大変重要な原則を2点下記に示します。
5-10
- 波形転送でオーバーラップ波形捕捉を試みます。オシロスコープは、既に捕捉した波形や処
理した波形を、新しい捕捉開始後に転送できます。オシロスコープがトリガを待つ必要のあ
る場合(ライブ時間中)には、イベント獲得にかなりの時間をさくことができます。
- 転送ごとに多くのトリガが加算されるシーケンス・モードで波形転送数を最少化します。
WAVEFORM_SETUPコマンドを使用して、転送するデータ・ポイント数を削減するよりも、この方
法が推奨されます。これはまた、オシロスコープの転送オーバーヘッドも著しく削減します。
以下に、いくつかコマンドを使用するときのタイプ例を示します。
ARM;WAIT;C1:WF? で、イベントを待ち、データを転送し、新しい捕捉を開始します。
この行は、波形読み出し後直ちに"ループ"するようプログラムできます。
5-11
6
ステータス・レジスタ
ステータス・レジスタの使用
ステータス・レジスタの拡張セットにより、オペレータは、オシロスコープの内部処理ステー
タスをいつでも迅速に調べることができます。これらのレジスタとステータス・レポート・シス
テムは、IEEE 488.2勧告に準拠して設計されています。
関連機能は共通ステータス・レジスタにグループ化されています。ステータス・バイト・レジ
スタ(STB: Status Byte Register)や標準イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Standard
Event Status Register)などいくつかのレジスタはIEEE 488.2標準に必須です。しかし、他
のレジスタはデバイス仕様であり、これらにはコマンド・エラー・レジスタ(CMR: Command Error Register)や実行エラー・レジスタ(EXR: Execution Error Register)があります。IEEE
488.2必須ステータス・レジスタに関連するコマンドは、先頭にアスタリスク<*>がついていま
す。
ステータスとサービスリクエストレポートの概要
ステータス・バイト・レジスタの標準イベント・ステータス・ビット(ESB: Standard Event
Status Bit)と内部ステータス変更ビット(INB: Internal Status Change Bit)は、標準イベ
ント・ステータス・レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)と内部ステート変更レ
ジスタ(INR: Internal State Change Register)のサマリ・ビットです。出力キューにデー
タ・バイトがあると常に、メッセージ可能ビット(MAV: Message Available Bit)が設定され
ます。値適用ビット(VAB: Value Adapted Bit)は、以前のコマンド解釈中にパラメータ値が
適用されたことを示します。(たとえば、"TDIV 2.5 US"コマンドが受信されると、タイムベー
スが2μs/divに設定され、VABビットが設定されます)。
マスタ・サマリ・ステータス(MSS: Master Summary Status)ビットは、オシロスコープか
らのサービスリクエストがあることを示します。MSSビットは、サービスリクエストイネーブル・
レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)とともにSTBの他のビットのどれかがイ
ネーブルのときにのみ、設定できます。
イネーブル・レジスタ(SRE、ESE、INE)はすべて、関連ステータス・レジスタとビット型の
ANDを生成するときに用いられます。この操作の論値ORはSTBレジスタにレポートされます。電源
投入時、イネーブル・レジスタはすべて0であり、STBへのレポートはすべて禁止されます。
標準イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)はほとんど
のエラーをサマライズし、内部ステート変更レジスタ(INR: Internal State Change Register)
はオシロスコープの内部変更をレポートします。ESRにてレポートされるエラーの詳細は、"CMR?
"、"DDR?"、"EXR?"、"URR?"の各クエリで取り込むことができます。
6-1
ステータス・レジスタ
6-2
レジスタ構造には、上図に表示されていないレジスタがもう1つあります。これはパラレル
ポール・イネーブル・レジスタ(PRE: Parallel Poll Enable Register)で、サービスリクエ
ストイネーブル・レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)と全く同じ動作をしま
すが、パラレルポールに用いられる"ist"ビット(これも図には表示されていません)を設定し
ます。"ist"ビットは"*IST?"クエリで読み出すことができます。
例
たとえば"TRIG_MAKE SINGLE"など間違ったリモート・コマンドがオシロスコープに送信され
ると、そのコマンドは拒否され、コマンド・エラー・レジスタ(CMR: Command Error Register)
が値1(判読不能コマンド/クエリ・ヘッダ)に設定されます。CMRの非0値は標準イベント・ス
テータス・レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)のビット5にレポートされ、こ
のビットが設定されます。
("*ESE 32"コマンドで)標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ(ESE: Standard
Event Status Enable Register)のビット5が設定され、ステータス・バイト・レジスタ(STB:
Status Byte Register)のESBサマリ・ビットへレポートするESRのビット5がイネーブルに設定
されていない限り、なにも起こりません。
STBのESBサマリ・ビット設定がイネーブルのときは、("*SRE 32"コマンドで)サービスリク
エストイネーブル・レジスタの対応するビットが設定されてさらにレポーティングがイネーブル
にされない限り、なにも起こりません。この場合、CMRの非0値の生成によってマスタ・サマリ・
ステータス(MSS: Master Summary Status)ビットが設定され、サービスリクエスト(SRQ: Service Request)が生成されます。
CMRの値は、いつでも"CMR?"コマンドで読み出すと同時にリセットできます。コマンド・エラー
の発生は、"ESR?"の応答を解析することでも検出できますが、いくつかのタイプのエラーが発生
しているような場合は、イネーブル・レジスタESEとINEを用いて、注目しているエラーをSTBに
伝搬させるほうが一般に効率的です。
サマリ
コマンド・エラー(CMR)によりESRのビット5が設定される場合を以下に示します。
− ESEのビット5が設定され、STBのESBも設定されたとき
− SREのビット5が設定され、STBのMSS/RQSも設定され、サービスリクエストが生成されたとき
ステータス・バイト・レジスタ(STB)
ステータス・バイト・レジスタ(STB: Status Byte Register)は、オシロスコープの中央レ
ポーティング構造です。STBは1ビット・サマリ・メッセージ8個(内3個は未使用です)で構成さ
れ、オシロスコープに実装されている関連データ構造のカレント・ステータスを反映します。
ビット0は、内部ステート変更レジスタのINBサマリ・ビットです。このビットは、INRのビッ
トがINEレジスタの対応するビットによってイネーブルされているとき、INRのビットのどれかが
6-3
ステータス・レジスタ
設定されると設定されます。
ビット2は、値適用ビットで、以前のコマンド解釈中にパラメータ値が適用されたことを示し
ます。
ビット4は、メッセージ可能(MAV: Message Available)ビットであり、インターフェイス出
力キューが空でないことを示します。
STBのビット5は、標準イベント・ステータス・レジスタのESBサマリ・ビットです。このビッ
トは、ESRのビットがESEレジスタの対応するビットによってイネーブルされているとき、ESRの
ビットのどれかが設定されると設定されます。
ステータス・バイト・レジスタ(STB: Status Byte Register)のビット6は、2つの方法で読
み出せるため、マスタ・サマリ・ステータス(MSS: Master Summary Status)ビット、または
サービス・リクエスト(RQS: Request for Service)ビットと呼ばれます。"*STB?"コマンド
はクエリ・モードでSTBを読み出しクリアしますが、この場合、STBのビット6はMSSビットであ
り、オシロスコープにサービス・リクエストの原因があるかどうかを示します。STBを読み出す
もう1つの方法はシリアルポールです(第3章のGPIBシリアルポール手順を参照してください)。
この場合、STBのビット6はRQSビットであり、オシロスコープがGPIBのSRQラインを起動している
ことを示します。シリアルポールはRQSビットのクリアのみ行います。したがって、STBのMSSビッ
ト(とMSS設定を引き起こした他のビットすべて)はシリアルポール後も設定されたまま保持さ
れます。これらのビットはコントローラよりリセットする必要があります。
ステータス・バイト・レジスタは"STB?"クエリで読み出すことができます。応答には、レジス
タのビット合計がバイナリ重みづけされて表示されます。このレジスタは、"STB?"、"ALST?"、
"CLS"で、またはオシロスコープの電源投入時にクリアされます。
標準イベント・ステータス・レジスタ(ESR)
標準イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)は、イベン
ト発生を示す16ビット・レジスタです。このレジスタのビット配列はIEEE 488.2で標準化され
ています。現在は下位8ビットのみが使用されています。
標準イベント・ステータス・レジスタは"*ESR?"クエリで読み出すことができます。応答には、
レジスタのビット合計がバイナリ重みづけされて表示されます。このレジスタは、"*ESR?"クエ
リ、"ALST?"クエリ、"CLS"コマンドで、またはオシロスコープの電源投入時にクリアされます。
例
応答メッセージ"*ESR 160"は、コマンド・エラーが発生し、電源投入後初めてESRが読み出さ
れていることを示します。値160は128(ビット7) + 32(ビット5)に分解できます。ビット設
定に対応する状態に関しては、(システム・コマンドの)ESRコマンドの説明ページにある表を
参照してください。
"電源オン(Power ON)"ビットは、電源投入後の最初の"ESR?"クエリでのみ表示されます。
これは、このクエリによってこのレジスタがクリアされるためです。この種のコマンド・エラー
6-4
は、"CMR?"クエリでコマンド・エラー・ステータス・レジスタを読み出すことで判断できます。
次のコマンド・エラーでESRのCMRビットを設定するには、このレジスタを必ずしも読み出す必要
は(同時にクリアする必要も)ありません。
標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ(ESE)
標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタ(ESE: Standard Event Status Enable
Register)により、標準イベント・ステータス・レジスタの複数のイベントをSTBのESBサマリ・
ビットにレポートすることができます。標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタは
"*ESE"コマンドで変更できます。このレジスタは、"*ESE 0"コマンドで、または電源投入後に
クリアされます。"*ESE?"クエリで読み出すことができます。
例
"*ESE 4"で、標準イベント・ステータス・イネーブル・レジスタのビット2(バイナリ4)が
設定され、クエリ・エラーのレポートがイネーブルされます。
サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタ(SRE)
サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)
は、ステータス・バイト・レジスタのどのサマリ・ビットでサービス・リクエストが生成される
ようにするかを指定します。サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタは8ビットで構成さ
れます。このレジスタのビットのどれかを設定すると、関連するイベントがTRUEのときに、ス
テータス・バイト・レジスタの同じビット位置のサマリ・ビットでサービス・リクエストを生成
できます。ビット6(MSS)は、設定できませんし、"*SRE?"クエリに対する応答では常に0とレ
ポートされます。
標準イベント・イネーブル・レジスタは"*SRE"コマンドで変更されます。これは、"*SRE 0"
コマンドで、または電源投入時にクリアされます。"*SRE?"クエリで読み出すことができます。
パラレルポール・イネーブル・レジスタ(PRE)
パラレルポール・イネーブル・レジスタ(PRE: Parallel Poll Enable Register)は、ステー
タス・バイト・レジスタのどのサマリ・ビットで"ist"個別ローカル・メッセージが設定される
ようにするかを指定します。このレジスタは、サービス・リクエスト・イネーブル・レジスタに
よく似ていますが、MSSではなくパラレルポール"ist"の設定に用いられます。
"ist"の値は、パラレルポールなしで"*IST?"クエリでも読み出すことができます。その応答に
は、"ist"メッセージが設定されているかいないか(値が1か0か)が示されます。
パラレル・ポール・イネーブル・レジスタは"*PRE"コマンドで変更できます。これは、"*PRE
0"コマンドで、または電源投入時にクリアされます。"*PRE?"クエリで読み出すことができます。
(第3章のGPIB並列ポール手順を参照してください)。
6-5
ステータス・レジスタ
例
"*PRE 5"で、パラレル・ポール・イネーブル・レジスタのビット2と0(10進数の4と1)が設
定されます。
内部ステート変更ステータス・レジスタ(INR)
内部ステート変更ステータス・レジスタ(INR: Internal State Change Status Register)
は、数多くの内部動作の完了状態をレポートします。この16ビット型レジスタに記録されたイベ
ントは、システム・コマンドのセクションにある"INR?"コマンドでリスンされます。
内部ステート変更ステータス・レジスタは"INR?"クエリで読み出すことができます。この応答
は、レジスタのビット合計がバイナリ重み付けされて表示されます。このレジスタは、"INR?"ク
エリ、"ALST"クエリ、"*CLS"コマンドで、または電源投入時にクリアされます。
内部ステート変更イネーブル・レジスタ(INE)
内部ステート変更イネーブル・レジスタ(INE: Internal State Change Enable Register)
は、内部ステート変更ステータス・レジスタの1以上のイベントをSTBのINBサマリ・ビットにレ
ポートできるようにします。
内部ステート変更イネーブル・レジスタは"INE"コマンドで変更できます。このレジスタは、
"INE 0"コマンドで、または電源投入時にクリアされます。"INE?"クエリで読み出すことができ
ます。
コマンド・エラー・ステータス・レジスタ(CMR)
コマンド・エラー・ステータス・レジスタ(CMR: Command Error Status Register)には、
オシロスコープで検出された最後のコマンド・エラーのコードが入っています。コマンド・エ
ラーは"CMR?"コマンドでリストされます。
コマンド・エラー・ステータス・レジスタは"CMR?"クエリで読み出すことができます。その応
答はエラー・コードです。このレジスタは、"CMR?"クエリ、"ALST"クエリ、"*CLS"コマンドで、
または電源投入時にクリアされます。
デバイス依存エラー・ステータス・レジスタ(DDR)
デバイス依存エラー・ステータス・レジスタ(DDR: Device Dependent Error Status
Register)は、オシロスコープに影響を与えるハードウェア・エラーの種類を示します。このレ
ジスタの個々のビットで特定のハードウェア障害がレポートされます。これらは"DDR?"コマンド
でリスンされます。
デバイス依存エラー・ステータス・レジスタは"DDR?"クエリで読み出すことができます。この
応答は、レジスタのビット合計がバイナリ重み付けされて表示されます。このレジスタは、"DDR?
"クエリ、"ALST"クエリ、"*CLS"コマンドで、または電源投入時にクリアされます。
6-6
実行エラー・ステータス・レジスタ(EXR)
実行エラー・ステータス・レジスタ(EXR: Execution Error Status Register)には、オシ
ロスコープで検出された最後の実行エラーのコードが入っています。実行エラー・コードは"EXR?
"コマンドでリストされます。
実行エラー・ステータス・レジスタは"EXR?"クエリで読み出すことができます。その応答はエ
ラー・コードです。このレジスタは、"EXR?"クエリ、"ALST"クエリ、"*CLS"コマンドで、または
電源投入時にクリアされます。
ユーザ・リクエスト・ステータス・レジスタ(URR)
ユーザリクエストステータス・レジスタ(URR: User Request Status Register)には、最後
に押されたメニュー・ボタンのIDコードが入っています。これらのコードは"URR?"コマンドでリ
ストされます。
ユーザリクエストステータス・レジスタは"URR?"クエリで読み出すことができます。その応答
は、選択されたメニュー・ボタンに関連する10進数コードです。このレジスタは、"URR?"クエ
リ、"ALST"クエリ、"*CLS"コマンドで、または電源投入時にクリアされます。
6-7
A
GPIB プログラム例
GPIBプログラム例
例1 対話式GPIBプログラム'IBIC'の使用
この例では、ナショナル・インスツルメンツのGPIBインターフェイス・カードを装備したIBM
PCまたはその互換コンピュータを想定しています。また、GPIBドライバはデフォルト・ステート
のままであり、デバイス名"dev4"は、オシロスコープのアドレスと見なされるGPIBアドレス4に
対応すると想定しています。ユーザが入力するテキストにはすべて下線が付けられています。
IBIC<cr>
プログラム見出し部分
:ibfind<CR>
ボード/デバイス名を入力:dev4<CR>
dev4:ibwrt<CR>
文字列を入力:"tdiv?"<CR>
[0100]
(cmpl)
count:5
dev4:ibrd<CR>
バイト数を入力:10<CR>
[0100]
(cmpl)
count:10
54 44 49 56 20 35 30 45
TDIV 50E
2D 39
-9
dev4:ibwrt<CR>
文字列を入力:"c1:cpl?"<CR>
[0100]
(cmpl)
count:7
dev4:ibrd<CR>
バイト数を入力:20<CR>
[2100]
(end cmpl)
カウント:11
43 31 3A 43 50 4C 20 44
C1:CPLD
35 30 0A
50z
dev:4:q<CR>
プログラム終了
A-1
GPIB プログラム例
例2 IBM PC用GPIBプログラム(高レベルファンクション・コール)
下記のBASICAプログラムにより、IBM PCをGPIBコントローラとして用いてオシロスコープを
完全に対話式に制御できます。ここでも、コントローラにはナショナル・インスツルメンツの
GPIBインターフェイス・カードが装備されていると想定しています。たとえば"c1:vdiv 50 mv"
(引用符なしで)とコマンドのテキスト文字列を単純に入力して、システム・コマンドのセク
ションにリストされているリモート・コントロール・コマンドがすべて使えます。クエリの応答
でオシロスコープより返された情報は、プログラムにより自動的に表示されます。
さらに、使いやすいようにいくつかのユーティリティも用意されています。STコマンドやRCコ
マンドで正しいドライブ名とファイル名を指定することにより、波形データをディスクに保存し
たりディスクから取り出したりできます。LCコマンドはオシロスコープをローカル・モードに戻
します。オシロスコープより返される応答は文字列に変換されますが、255文字までに制限され
ています。
注1 : ナショナル・インスツルメンツのGPIBドライバGPIB.COMはデフォルト・ステートである
と想定しています。これは、インターフェイス・ボードがそのシンボリック名'GPIB0'
で参照でき、アドレス1∼16のGPIB上のデバイスがそれぞれシンボリック名'DEV1'∼
'DEV16'でコールできることを意味しています。
注2 : 1∼99行目はナショナル・インスツルメンツが提供するDECL.BASファイルのコピーで
す。先頭の6行はGPIBハンドラのイニシャライズに必要です。DECL.BASは、GPIBイニ
シャライズ時BIB.Mファイルにアクセスする必要があります。BIB.Mは、ナショナル・イ
ンスツルメンツが提供するファイルの1つですが、カレント・ディレクトリに入れてお
く必要があります。
注3 : DECL.BASの先頭の2行には各行に"XXXXX"文字列がありますが、これは、(BASICAで現在
使用可能な空間よりBIB.Mサイズを差し引いて計算される)BASICAの最大ワークスペー
スを決定するバイト数で置き換える必要があります。たとえば、BIB.Mサイズが1200バ
イトで、BASICAロード時"60200 bytes free(バイト空き)"と表示された場合は、
"XXXXX"の所に5900以下の値を入れます。
注4 : デフォルト・タイムアウト10秒は、このプログラム実行時は300 msに変更されます。
しかし、GPIBハンドラのデフォルト値は変更されません。ユーザがリモート・コント
ロールに設定すると、プログラムはオシロスコープにIBWRTファンクション・コールで
その設定を送信します。その後、オシロスコープからの応答の有無にかかわらず、プロ
グラムは常にIBRDコールを実行します。応答は受信されると即座に表示されます。応答
がない場合、プログラムはタイムアウトを待ってから次のコマンドを要請します。
A-2
例2
1-99
<DECL.BAS>
100
CLS
110
PRINT "Control of the 9300 via GPIB and IBM PC"
115
PRINT ""
120
PRINT "Options :
125
PRINT "
130
PRINT ""
140
LINE INPUT "GPIB-address of oscilloscope (1...16)? :",ADDR$
145
DEV$ = "DEV" + ADDR$
150
CALL IBFIND(DEV$,SCOPE%)
155
IF SCOPE% < 0 THEN GOTO 830
160
TMO% = 10
165
CALL
170
'
200
LOOP% = 1
205
WHILE LOOP%
EX to exit LC local mode"
ST store data
RC recall data"
'timeout = 300 msec (rather than default 10 sec)
IBTMO(SCOPE%,TMO%)
210
LINE INPUT "Enter command (EX --> Exit) : ",CMD$
220
IF CMD$ = "ex" OR CMD$ = "EX" THEN LOOP% = 0 : GOTO 310
230
IF CMD$ = "st" OR CMD$ = "ST" THEN GOSUB 600 : GOTO 300
240
IF CMD$ = "rc" OR CMD$ = "RC" THEN GOSUB 700 : GOTO 300
250
IF CMD$ = "lc" OR CMD$ = "LC" THEN GOSUB 400 : GOTO 300
260
IF CMD$ = "" THEN GOTO 300
270
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
275
IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 840
280
GOSUB 500
300
WEND
310
GOSUB 400
320
END
400
'
405
'SUBROUTINE LOCAL_MODE
A-3
GPIB プログラム例
410
'
420
CALL IBLOC(SCOPE%)
425
PRINT ""
430
RETURN
500
'
505
'SUBROUTINE GET_DATA
510
'If there are no data to read, simply wait until timeout occurs
515
'
520
CALL IBRD(SCOPE%,RD$)
525
I = IBCNT% 'IBCNT% is the number of characters read
530
FOR J = 1 TO I
535
PRINT MID$(RD$,J,1);
540
NEXT J
545
PRINT ""
550
RETURN
600
'
605
'SUBROUTINE STORE_DATA
610
'
615
RD1$=SPACE$(3)
620
LINE INPUT "Specify trace (TA...TD,M1...M4,C1...C4): ",TRACE$
625
LINE INPUT "Enter filename : ",FILE$
630
CMD$="WFSU NP,0,SP,0,FP,0,SN,0; CHDR SHORT"
640
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
645
CMD$=TRACE$+":WF?"
650
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
660
CALL IBRD(SCOPE%,RD1$)
665
CALL IBRDF(SCOPE%,FILE$)
670
IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 840
675
PRINT ""
680
RETURN
700
'
705
'SUBROUTINE RECALL_DATA
'Discard first 3 chars of response
A-4
710
'
715
LINE INPUT "Specify target memory (M1...M4):",MEM$
720
LINE INPUT "Enter filename : ",FILE$
730
CMD$=MEM$+":"
735
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
740
CALL IBWRTF(SCOPE%,FILE$)
745
IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 840
750
PRINT ""
755
RETURN
800
'
810
'ERROR HANDLER
820
'
830
PRINT "IBFIND ERROR"
835
END
840
PRINT "GPIB ERROR -- IBERR: ";IBERR%;"IBSTA: ";HEX$(IBSTA%)
END
A-5
GPIB プログラム例
例3 IBM PC用GPIBプログラム(低レベルファンクション・コール)
この例には、例2と同じ関数がありますが、低レベル・ファンクション・コールで書かれてい
ます。
このプログラムでは、コントローラ(ボード)とオシロスコープ(デバイス)のアドレスがそ
れぞれ0と4であると想定しています。したがって、コントローラとデバイスのリスナとトーカの
アドレスは以下のようになります。
コントローラ
デバイス
リスナ・アドレス
32 (ASCII <space>
32+4=36(ASCII(ASCII $)
A-6
トーカ・アドレス
64 (ASCII @)
64+4=68 (ASCII D)
例3
1-99
<DECL.BAS>
100
CLS
110
PRINT "Control of the 9300 (address 4) via GPIB and IBM PC"
115
PRINT "": PRINT "Options : EX to exit
120
PRINT "
125
LOOP=1
130
CMD1$ = "?_@$" 'Unlisten, Untalk, Board talker, Device listener
135
CMD2$ = "?_ D" 'Unlisten, Untalk, Board listener, Device talker
140
BDNAME$= "GPIB0": CALL IBFIND(BDNAME$,BRD0%)
145
IF BRD0% < 0 THEN GOTO 420
150
CALL IBSIC(BRD0%): IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 425
155
WHILE LOOP
ST store data
LC local mode"
RC recall data": PRINT""
160
LINE INPUT "Enter command (EX --> Exit) : ",CMD$
165
V% = 1: CALL IBSRE(BRD0%,V%)
170
IF CMD$ = "ex" OR CMD$ = "EX" THEN LOOP = FALSE: GOTO 205
175
IF CMD$ = "st" OR CMD$ = "ST" THEN GOSUB 285: GOTO 200
180
IF CMD$ = "rc" OR CMD$ = "RC" THEN GOSUB 365: GOTO 200
185
IF CMD$ = "lc" OR CMD$ = "LC" THEN
190
IF CMD$ = "" THEN GOTO 200
195
CALL IBCMD(BRD0%,CMD1$): CALL IBWRT(BRD0%,CMD$): GOSUB 270
GOSUB 240: GOTO 200
200
WEND
205
CALL IBSIC(BRD0%): V%=0: CALL IBSRE(BRD0%,V%)
210
CALL IBSIC(BRD0%)
215
END
220
'
230
'LOCAL MODE
235
'
240
V% = 0: CALL IBSRE(BRD0%,V%): PRINT ""
245
RETURN
250
'
A-7
GPIB プログラム例
260
'SUBROUTINE GET_DATA
265
'
270
CALL IBCMD(BRD0%,CMD2$): CALL IBRD(BRD0%,RD$): I=IBCNT%
275
FOR J=1 TO I: PRINT MID$(RD$,J,1);: NEXT J: PRINT ""
280
RETURN
285
'
290
'SUBROUTINE STORE_DATA
295
'
300
RD1$=SPACE$(3)
305
LINE INPUT "Specify trace (TA...TD,M1...M4,C1...C4):
310
LINE INPUT "Enter filename : ",FILE$
315
CALL IBCMD(BRD0%,CMD1$)
320
CMD$="WFSU NP,0,SP,0,FP,0,SN,0;CHDR SHORT"
321
CALL IBWRT(BRD0%,CMD$)
325
CMD$=TRACE$+":WF?": CALL IBWRT(BRD0%,CMD$)
330
CALL IBCMD(BRD0%,CMD2$): CALL IBRD(BRD0%,RD1$)
335
CALL IBRDF(BRD0%,FILE$)
340
IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 430
345
PRINT ""
350
RETURN
355
'
360
'SUBROUTINE RECALL_DATA
365
'
370
LINE INPUT "Specify target memory (M1...M4): ",MEM$
375
LINE INPUT "Enter filename : ",FILE$
380
CALL IBCMD(BRD0%,CMD1$)
385
CMD$=MEM$+":": CALL IBWRT(BRD0%,CMD$)
390
CALL IBWRTF(BRD0%,FILE$)
395
IF IBSTA% < 0 THEN GOTO 430
400
PRINT ""
405
RETURN
410
'
A-8
",TRACE$
415
'ERROR HANDLER
420
'
425
PRINT "IBFIND ERROR": STOP
430
PRINT "GPIB ERROR -- IBERR : ";IBERR%;"IBSTA : ";HEX$(IBSTA%)
435
STOP
440
END
A-9
B
波形テンプレート
波形テンプレート
"TMPL?"形式のコマンドに対するオシロスコープの応答を以下に示します。
B-1
波形テンプレート
/00
000000
LECROY_2_3:
TEMPLATE
8 66 111
;
; Explanation of the formats of waveforms and their descriptors on the
; LeCroy Digital Oscilloscopes,
;
Software Release 8.1.0, 98/09/29.
;
; A descriptor and/or a waveform consists of one or several logical data blocks
; whose formats are explained below.
; Usually, complete waveforms are read: at the minimum they consist of
;
;
the basic descriptor block WAVEDESC
a data array block.
; Some more complex waveforms, e.g. Extrema data or the results of a Fourier
; transform, may contain several data array blocks.
; When there are more blocks, they are in the following sequence:
;
;
the basic descriptor block WAVEDESC
the history text descriptor block USERTEXT (may or may not be present)
;
the time array block (for RIS and sequence acquisitions only)
;
data array block
;
auxiliary or second data array block
;
; In the following explanation, every element of a block is described by a
; single line in the form
;
; <byte position>
<variable name>: <variable type> ; <comment>
;
;
where
;
;
;
<byte position> = position in bytes (decimal offset) of the variable,
relative to the beginning of the block.
;
;
<variable name> = name of the variable.
;
;
<variable type> = string
;
;
up to 16-character name
terminated with a null byte
byte
08-bit signed data value
B-2
;
word
16-bit signed data value
;
long
32-bit signed data value
;
float
32-bit IEEE floating point value
;
with the
format shown below
;
31
30 .. 23
;
s
exponent
;
where
;
22 ... 0
bit position
fraction
s = sign of the fraction
;
exponent = 8 bit exponent e
;
fraction = 23 bit fraction f
;
and the final value is
;
;
(-1)**s * 2**(e-127) * 1.f
double
64-bit IEEE floating point value
;
with the format shown below
;
63
;
s
;
where
;
s = sign of the fraction
;
62 .. 52
exponent
51 ... 0
bit position
fraction
exponent = 11 bit exponent e
;
fraction = 52 bit fraction f
;
and the final value is
;
;
(-1)**s * 2**(e-1023) * 1.f
enum
enumerated value in the range 0 to N
;
represented as a 16-bit data value.
;
The list of values follows immediately.
;
The integer is preceded by an _.
;
time_stamp
double precision floating point number,
;
for the number of seconds and some bytes
;
for minutes, hours, days, months and year.
;
;
double seconds
;
byte
minutes
;
byte
hours
;
byte
days
;
byte
months
;
word
year
(0 to 59)
(0 to 59)
(0 to 23)
(1 to 31)
(1 to 12)
(0 to 16000)
B-3
波形テンプレート
;
word
;
unused
There are 16 bytes in a time field.
;
data
byte, word or float, depending on the
;
read-out mode reflected by the WAVEDESC
;
variable COMM_TYPE, modifiable via the
;
remote command COMM_FORMAT.
;
text
arbitrary length text string
;
(maximum 160)
;
unit_definition
a unit definition consists of a 48 character
;
ASCII string terminated with a null byte
;
for the unit name.
;
;=======================================================================================
;
WAVEDESC: BLOCK
;
; Explanation of the wave descriptor block WAVEDESC;
;
;
<
0>
DESCRIPTOR_NAME: string
; the first 8 chars are always WAVEDESC
;
< 16>
TEMPLATE_NAME: string
;
< 32>
COMM_TYPE: enum
_0
byte
_1
word
; chosen by remote command COMM_FORMAT
endenum
;
< 34>
COMM_ORDER: enum
_0
HIFIRST
_1
LOFIRST
endenum
;
;
; The following variables of this basic wave descriptor block specify
; the block lengths of all blocks of which the entire waveform (as it is
; currently being read) is composed. If a block length is zero, this
B-4
; block is (currently) not present.
;
; Blocks and arrays that are present will be found in the same order
; as their descriptions below.
;
;BLOCKS :
;
< 36>
< 40>
< 44>
WAVE_DESCRIPTOR: long
USER_TEXT: long
; length in bytes of block WAVEDESC
; length in bytes of block USERTEXT
RES_DESC1: long
;
;
;ARRAYS :
;
< 48>
TRIGTIME_ARRAY: long
; length in bytes of TRIGTIME array
;
< 52>
RIS_TIME_ARRAY: long
; length in bytes of RIS_TIME array
;
< 56>
RES_ARRAY1: long
; an expansion entry is reserved
;
< 60>
WAVE_ARRAY_1: long
; length in bytes of 1st simple
; data array. In transmitted waveform,
; represent the number of transmitted
; bytes in accordance with the NP
; parameter of the WFSU remote command
; and the used format (see COMM_TYPE).
;
< 64>
WAVE_ARRAY_2: long
; length in bytes of 2nd simple
; data array
;
< 68>
< 72>
RES_ARRAY2: long
RES_ARRAY3: long
; 2 expansion entries are reserved
;
; The following variables identify the instrument
;
< 76>
INSTRUMENT_NAME: string
;
< 92>
INSTRUMENT_NUMBER: long
B-5
波形テンプレート
;
< 96>
TRACE_LABEL: string
; identifies the waveform.
;
<112>
<114>
RESERVED1: word
RESERVED2: word
; 2 expansion entries
;
; The following variables describe the waveform and the time at
; which the waveform was generated.
;
<116>
WAVE_ARRAY_COUNT: long
; number of data points in the data
; array. If there are two data
; arrays (FFT or Extrema), this number
; applies to each array separately.
;
<120>
PNTS_PER_SCREEN: long
; nominal number of data points
; on the screen
;
<124>
FIRST_VALID_PNT: long
; count of number of points to skip
; before first good point
; FIRST_VALID_POINT = 0
; for normal waveforms.
;
<128>
LAST_VALID_PNT: long
; index of last good data point
; in record before padding (blanking)
; was started.
; LAST_VALID_POINT = WAVE_ARRAY_COUNT-1
; except for aborted sequence
; and rollmode acquisitions
;
<132>
FIRST_POINT: long
; for input and output, indicates
; the offset relative to the
; beginning of the trace buffer.
; Value is the same as the FP parameter
; of the WFSU remote command.
;
<136>
SPARSING_FACTOR: long
; for input and output, indicates
; the sparsing into the transmitted
B-6
; data block.
; Value is the same as the SP parameter
; of the WFSU remote command.
;
<140>
SEGMENT_INDEX: long
; for input and output, indicates the
; index of the transmitted segment.
; Value is the same as the SN parameter
; of the WFSU remote command.
;
<144>
SUBARRAY_COUNT: long
; for Sequence, acquired segment count,
; between 0 and NOM_SUBARRAY_COUNT
;
<148>
SWEEPS_PER_ACQ: long
; for Average or Extrema,
; number of sweeps accumulated
; else 1
;
<152>
POINTS_PER_PAIR: word
; for Peak Dectect waveforms (which always
; include data points in DATA_ARRAY_1 and
; min/max pairs in DATA_ARRAY_2).
; Value is the number of data points for
; each min/max pair.
;
<154>
PAIR_OFFSET: word
; for Peak Dectect waveforms only
; Value is the number of data points by
; which the first min/max pair in
; DATA_ARRAY_2 is offset relative to the
; first data value in DATA_ARRAY_1.
;
<156>
VERTICAL_GAIN: float
;
<160>
VERTICAL_OFFSET: float
; to get floating values from raw data :
; VERTICAL_GAIN * data - VERTICAL_OFFSET
;
<164>
MAX_VALUE: float
; maximum allowed value. It corresponds
; to the upper edge of the grid.
;
<168>
MIN_VALUE: float
; minimum allowed value. It corresponds
B-7
波形テンプレート
; to the lower edge of the grid.
;
<172>
NOMINAL_BITS: word
; a measure of the intrinsic precision
; of the observation: ADC data is 8 bit
;
averaged data is 10-12 bit, etc.
;
<174>
NOM_SUBARRAY_COUNT: word ; for Sequence, nominal segment count
; else 1
;
<176>
HORIZ_INTERVAL: float
;
; sampling interval for time domain
waveforms
;
<180>
HORIZ_OFFSET: double
; trigger offset for the first sweep of
; the trigger, seconds between the
; trigger and the first data point
;
<188>
PIXEL_OFFSET: double
; needed to know how to display the
; waveform
;
<196>
VERTUNIT: unit_definition
; units of the vertical axis
HORUNIT: unit_definition
; units of the horizontal axis
;
<244>
;
<292>
HORIZ_UNCERTAINTY: float ; uncertainty from one acquisition to the
; next, of the horizontal offset in seconds
;
<296>
TRIGGER_TIME: time_stamp ; time of the trigger
;
<312>
ACQ_DURATION: float
; duration of the acquisition (in sec)
; in multi-trigger waveforms.
; (e.g. sequence, RIS,
;
<316>
RECORD_TYPE: enum
_0
single_sweep
_1
interleaved
_2
histogram
_3
graph
B-8
or averaging)
_4
filter_coefficient
_5
complex
_6
extrema
_7
sequence_obsolete
_8
centered_RIS
_9
peak_detect
endenum
;
<318>
PROCESSING_DONE: enum
_0
no_processing
_1
fir_filter
_2
interpolated
_3
sparsed
_4
autoscaled
_5
no_result
_6
rolling
_7
cumulative
endenum
;
<320>
RESERVED5: word
; expansion entry
RIS_SWEEPS: word
; for RIS, the number of sweeps
;
<322>
; else 1
;
; The following variables describe the basic acquisition
; conditions used when the waveform was acquired
;
<324>
TIMEBASE: enum
_0
1_ps/div
_1
2_ps/div
_2
5_ps/div
_3
10_ps/div
_4
20_ps/div
_5
50_ps/div
_6
100_ps/div
_7
200_ps/div
_8
500_ps/div
B-9
波形テンプレート
_9
1_ns/div
_10
2_ns/div
_11
5_ns/div
_12
10_ns/div
_13
20_ns/div
_14
50_ns/div
_15
100_ns/div
_16
200_ns/div
_17
500_ns/div
_18
1_us/div
_19
2_us/div
_20
5_us/div
_21
10_us/div
_22
20_us/div
_23
50_us/div
_24
100_us/div
_25
200_us/div
_26
500_us/div
_27
1_ms/div
_28
2_ms/div
_29
5_ms/div
_30
10_ms/div
_31
20_ms/div
_32
50_ms/div
_33
100_ms/div
_34
200_ms/div
_35
500_ms/div
_36
1_s/div
_37
2_s/div
_38
5_s/div
_39
10_s/div
_40
20_s/div
_41
50_s/div
_42
100_s/div
_43
200_s/div
_44
500_s/div
_45
1_ks/div
B-10
_46
2_ks/div
_47
5_ks/div
_100
EXTERNAL
endenum
;
<326>
VERT_COUPLING: enum
_0
_1
DC_50_Ohms
ground
_2
_3
DC_1MOhm
ground
_4
AC,_1MOhm
endenum
;
<328>
PROBE_ATT: float
;
<332>
FIXED_VERT_GAIN: enum
_0
1_uV/div
_1
2_uV/div
_2
5_uV/div
_3
10_uV/div
_4
20_uV/div
_5
50_uV/div
_6
100_uV/div
_7
200_uV/div
_8
500_uV/div
_9
1_mV/div
_10
2_mV/div
_11
5_mV/div
_12
10_mV/div
_13
20_mV/div
_14
50_mV/div
_15
100_mV/div
_16
200_mV/div
_17
500_mV/div
_18
1_V/div
_19
2_V/div
_20
5_V/div
B-11
波形テンプレート
_21
10_V/div
_22
20_V/div
_23
50_V/div
_24
100_V/div
_25
200_V/div
_26
500_V/div
_27
1_kV/div
endenum
;
<334>
BANDWIDTH_LIMIT: enum
_0
off
_1
on
endenum
;
<336>
VERTICAL_VERNIER: float
;
<340>
ACQ_VERT_OFFSET: float
;
<344>
WAVE_SOURCE: enum
_0
CHANNEL_1
_1
CHANNEL_2
_2
CHANNEL_3
_3
CHANNEL_4
_9
UNKNOWN
endenum
;
/00
ENDBLOCK
;
;=========================================================================================
;
USERTEXT: BLOCK
;
; Explanation of the descriptor block USERTEXT at most 160 bytes long.
;
;
<
0>
TEXT: text
; a list of ASCII characters
;
B-12
/00
ENDBLOCK
;
;==========================================================================================
;
TRIGTIME: ARRAY
;
; Explanation of the trigger time array TRIGTIME.
; This optional time array is only present with SEQNCE waveforms.
; The following data block is repeated for each segment which makes up
; the acquired sequence record.
;
<
0>
TRIGGER_TIME: double
; for sequence acquisitions,
; time in seconds from first
; trigger to this one
;
<
8>
TRIGGER_OFFSET: double
; the trigger offset is in seconds
; from trigger to zeroth data point
;
/00
ENDARRAY
;
;========================================================================================
;
RISTIME: ARRAY
;
; Explanation of the random-interleaved-sampling (RIS) time array RISTIME.
; This optional time array is only present with RIS waveforms.
; This data block is repeated for each sweep which makes up the RIS record
;
<
0>
RIS_OFFSET: double
; seconds from trigger to zeroth
; point of segment
;
/00
ENDARRAY
;
;========================================================================================
;
DATA_ARRAY_1: ARRAY
;
B-13
波形テンプレート
; Explanation of the data array DATA_ARRAY_1.
; This main data array is always present. It is the only data array for
; most waveforms.
; The data item is repeated for each acquired or computed data point
; of the first data array of any waveform.
;
<
0>
MEASUREMENT: data
; the actual format of a data is
; given in the WAVEDESC descriptor
; by the COMM_TYPE variable.
;
/00
ENDARRAY
;
;========================================================================================
;
DATA_ARRAY_2: ARRAY
;
; Explanation of the data array DATA_ARRAY_2.
; This is an optional secondary data array for special types of waveforms:
;
Complex FFT
;
Extrema
;
imaginary part
floor trace
Peak Detect
(real part in DATA_ARRAY_1)
(roof trace in DATA_ARRAY_1)
min/max pairs
(data values in DATA_ARRAY_1)
; In the first 2 cases, there is exactly one data item in DATA_ARRAY_2 for
; each data item in DATA_ARRAY_1.
; In Peak Detect waveforms, there may be fewer data values in DATA_ARRAY_2,
; as described by the variable POINTS_PER_PAIR.
;
<
0>
MEASUREMENT: data
; the actual format of a data is
; given in the WAVEDESC descriptor
; by the COMM_TYPE variable.
;
/00
ENDARRAY
;
;========================================================================================
;
SIMPLE: ARRAY
;
; Explanation of the data array SIMPLE.
B-14
; This data array is identical to DATA_ARRAY_1. SIMPLE is an accepted
; alias name for DATA_ARRAY_1.
;
<
0>
MEASUREMENT: data
; the actual format of a data is
; given in the WAVEDESC descriptor
; by the COMM_TYPE variable.
;
/00
ENDARRAY
;
;========================================================================================
;
DUAL: ARRAY
;
; Explanation of the DUAL array.
; This data array is identical to DATA_ARRAY_1, followed by DATA_ARRAY_2.
; DUAL is an accepted alias name for the combined arrays DATA_ARRAY_1 and
; DATA_ARRAY_2 (e.g. real and imaginary parts of an FFT).
;
<
0>
MEASUREMENT_1: data
; data in DATA_ARRAY_1.
0>
MEASUREMENT_2: data
; data in DATA_ARRAY_2.
;
<
;
/00
ENDARRAY
;
;
000000
ENDTEMPLATE
B-15
システム・コマンド
コマンドの使用
このセクションでは、オシロスコープが認識するコマンドとクエリをすべて説明します。説明
は各コマンドごとに改ページされています。コマンド名(ヘッダ)は、ロングフォーマットと
ショートフォーマットの両方で記述されています。コマンド、クエリ、または両方のどれに該当
するかも明記されています。クエリは、セットアップ・パラメータの変更や何らかの情報の取得
など、アクションを促すコマンドです。クエリは、ヘッダ直後の疑問符(?)で識別します。
コマンドは、ロング・フォーマット名のアルファベット順に説明されます。したがって、ATTENUATIONのショート・フォーマットATTNとAUTO SETUPのショート・フォーマットASETを比較す
るとアルファベット順ではATTNの方が後ろですが、長いフォーマットが優先されるためATTENUATIONの説明が先です。それぞれのコマンド説明は、そのコマンドにより実行されるファンクショ
ンの簡単な説明から始まります。続いて、コマンドの正式な構文表記が、大文字と小文字で表し
たヘッダと、大文字のみで表した短いフォーマットで説明されます。クエリにも適用できる場合
は、クエリの構文とその応答フォーマットが説明されます。
ほとんどの説明は、そのコマンドの一般使用の短い例示で終了します。GPIB例では、コント
ローラにナショナル・インスツルメンツのインタフェース・ボードが装着されているものと想定
して、BASICの関連インタフェース・サブルーチンの呼び出しが示されます。オシロスコープの
デバイス名は"SCOPE%"と定義されます。
記号は、特定なモデルやオプションでのみ使用できるコマンドで、その使用可能対象につ
いての注があります。
以下のページの2つの特別索引表はマニュアル巻末の一般的な索引の補足ですが、これによ
り、このマニュアルが使いやすくなります。コマンド表Iでは、コマンド、クエリ、またはその
両方がサブシステム別に分類されています。一方コマンド表I I では、それぞれのコマンドが
ショート・フォーマット名のアルファベット順にリストされています。
SC-1
システム・コマンド
コマンド表I サブシステム別グループ分け
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
サブシステム : 捕捉−波形捕捉を制御するコマンド
15
ARM
ARM_ACQUISITION
信号捕捉待ち、捕捉ステータスを"停止
(stopped)
"より"シングル
(single)"へ変更
19
ASET
AUTO_SETUP
入力信号に適した垂直、タイムベース、トリガの各パラメータ
の調節
16
ATTN
ATTENUATION
プローブの垂直減衰係数の選択
20
BWL
BANDWIDTH_LIMIT
帯域幅制限ローパス・フィルタのイネーブル/ディスエーブル
33
COMB
COMBINE_CHANNELS
チャネルインターリーブの設定
43
CPL
COUPLING
指定入力チャネルのカップリング・モード選択
83
GBWL
GLOBAL_BWL
全チャネルの帯域制限の設定
98
ILVD
INTERLEAVED
ランダム・インターリーブ・サンプリング(RIS: random interleaved sampling)のイネーブル/ディスエーブル
105
MSIZ
MEMORY_SIZE
最大メモリ長さ選択
108
OFST
OFFSET
入力チャネルの垂直オフセットの調節
138
PRDG
PROBE_DEGAUSS
電流プローブを消磁する
141
PRNA
PROBE_NAME
プローブの名前を返す
147
SCLK
SAMPLE_CLOCK
外部タイムベース制御を有効にする
152
SEQ
SEQUENCE
シーケンス・モード捕捉の条件設定
157
STOP
STOP
信号捕捉の即時停止
165
TDIV
TIME_DIV
タイムベース設定の変更
171
TRCP
TRIG_COUPLING
指定トリガ・ソースのカップリング・モード設定
172
TRDL
TRIG_DELAY
トリガポジション設定
170
*TRG
*TRG
ARMコマンド実行
173
TRLV
TRIG_LEVEL
指定トリガ・ソースのトリガ・レベル調節
174
TRMD
TRIG_MODE
トリガ・モード指定
175
TRPA
TRIG_PATTERN
トリガ・パターンの定義
177
TRSE
TRIG_SELECT
捕捉トリガ条件選択
180
TRSL
TRIG_SLOPE
指定トリガ・ソースのトリガ・スロープ設定
181
TRWI
TRIG_WINDOW
カレント・エッジ・トリガ・ソースに窓振幅設定
186
VDIV
VOLT_DIV
垂直感度設定
188
WAIT
WAIT
現在の信号捕捉完了まで新規コマンド解析待機
サブシステム : 通信−通信特性を設定するコマンド
34
CFMT
COMM_FORMAT
波形データ送信フォーマットの選択
36
CHDR
COMM_HEADER
クエリ応答フォーマットの制御
38
CHL
COMM_HELP_LOG
リモート・コントロール・アシスタントが出力するログを返す
SC-2
ページ ショート / ロング・フォーマット
COMM_HELP
コマンドの機能説明
37
CHLP
ヘルプ診断のイネーブル
39
CONET COMM_NET
40
CORD
COMM_ORDER
波形データ転送のバイト・オーダの制御
41
CORS
COMM_RS232
RS-232-Cポートのリモート・コントロール・パラメータの設定
オシロスコープのIPネットワーク・アドレスを指定
サブシステム : カーソル−計測実行コマンド
44
CRMS
CURSOR_MEASURE
カーソル/パラメータ測定の表示タイプ指定
46
CRRD
CURSOR_READOUT
カーソルの読出し単位を設定
47
CRST
CURSOR_SET
8つのカーソルのうち任意の1カーソルの位置を設定する
49
CRVA
CURSOR_VALUE
指定カーソルで測定したトレース値を返す
102
MASK
MASK
Poly Maskの設定
109
OFCT
OFFSET_CONSTANT
オフセットをvoltsまたはdivisionに固定
113
PACL
PARAMETER_CLR
カスタム(Custom)
、合否(Pass/Fail)
のカレント・パラメータを
すべてクリア
114
PACU
PARAMETER_CUSTOM
カスタムパラメータの設定
117
PADL
PARAMETER_DELETE
カスタム(Custom)、合否(Pass/Fail)の指定パラメータ削除
118
PAST
PARAMETER_STATISTICS カレント統計パラメータ値を返す
119
PAVA
PARAMETER_VALUE
カレント・パラメータ、マスク試験値を返す
128
PECS
PER_CURSOR_SET
重ね書きカーソルの位置決定
130
PECV
PER_CURSOR_VALUE
重ね書きカーソルにより測定した値を返す
126
PFCO
PASS_FAIL_CONDITION 合否試験条件またはカスタム・パラメータの追加
122
PFCT
PASS_FAIL_COUNTER
合否捕捉カウンタのリセット
123
PFDO
PASS_FAIL_DO
返される合否試験結果内容と合否試験後のアクションの定義
124
PFMS
PASS_FAIL_MASK
トレースの許容範囲マスク生成と保存
125
PFST
PASS_FAIL_STATUS
指定行番号に対する合否試験ステータスを返す
195
XYCO
XY_CURSOR_ORIGIN
XYカーソル測定の原点を設定
196
XYCS
XY_CURSOR_SET
XY電圧カーソルの位置を設定する
198
XYCV
XY_CURSOR_VALUE
X対Yカーソルのカレント値を返す
サブシステム : 表示−波形を表示するコマンド
18
ASCR
AUTO_SCROLL
Auto Scroll機能を制御
24
CHST
CALL_HOST
サービス要求(SRQ: Service Request)の手動生成を有効にする
30
COLR
COLOR
画面上のオブジェクトそれぞれのカラー選択
32
CSCH
COLOR_SCHEME
表示カラー・スキーマの選択
63
DISP
DISPLAY
表示画面の制御
51
DPNT
DATA_POINTS
サンプル・ポイントの太字/シングル・ピクセル表示の制御
64
DTJN
DOT_JOIN
データ・ポイント間の補間線の制御
65
DZOM
DUAL_ZOOM
水平拡大率と位置の設定
72
FATC
FAT_CURSOR
カーソルの太さの指定
81
FSCR
FULL_SCREEN
グリッド用拡大表示フォーマットの選択
SC-3
システム・コマンド
ページ ショート / ロング・フォーマット
84
GRID
GRID
コマンドの機能説明
シングル・モード、デュアル・モード、またはクワッド・モー
ド、オクタル・モードのグリッド表示指定
88
HMAG
HOR_MAGNIFY
選択した拡張トレースを水平方向に拡大
89
HPOS
HOR_POSITION
強調ゾーンの中心の水平方向位置決め
97
INTS
INTENSITY
グリッドまたはトレース/テキスト強度レベルの設定
100
KEY
KEY
メニュー・フィールドに文字列を表示
101
LOGO
LOGO
ロゴの表示/非表示の選択
104
MGAT
MEASURE_GATE
測定ゲート領域のハイライト制御
106
MSG
MESSAGE
メッセージ・フィールドに文字列表示
107
MZOM
MULTI_ZOOM
水平方向の拡大率および位置設定
132
PECL
PERSIST_COLOR
パーシスタンス・トレースのカラー・レンダリング方式の制御
133
PELT
PERSIST_LAST
パーシスタンス・データ・マップの最終トレースを表示
131
PERS
PERSIST
パーシスタンス表示モードのイネーブルまたはディスエーブル
134
PESA
PERSIST_SAT
パーシスタンスのカラー飽和レベル設定
135
PESU
PERSIST_SETUP
表示パーシスタンス期間の選択
150
SCSV
SCREEN_SAVE
自動スクリーン・セーバの制御
151
SEL
SELECT
手動表示制御の指定トレース選択
167
TOPA
TRACE_OPACITY
トレース・カラー透過性の制御
168
TORD
TRACE_ORDER
トレースの表示順を指定
166
TRA
TRACE
トレース表示のイネーブルまたはディスエーブル
184
VMAG
VERT_MAGNIFY
指定トレースを垂直方向に拡大
185
VPOS
VERT_POSITION
指定トレースの垂直方向位置を調節
194
XYAS
XY_ASSIGN
現在XYディスプレイに割り当てられているトレースを返す
200
XYDS
XY_DISPLAY
XYディスプレイ・モードのイネーブルまたはディスエーブル
201
XYRD
XY_RENDER
XY表示のシャープ/スムーズモードの選択
202
XYSA
XY_SATURATION
XY表示のパーシスタンスのカラー飽和レベル設定
サブシステム : 関数−波形を数理処理するコマンド
25
CLM
CLEAR_MEMORY
指定メモリのクリア
26
CLSW
CLEAR_SWEEPS
累積処理関数の再開始
55
DEF
DEFINE
関数評価用の数式指定
74
FCR
FIND_CTR_RANGE
累積イベントの最適表示
82
FRST
FUNCTION_RESET
波形処理関数のリセット
サブシステム : ハード・コピー−表示画面の内容を印刷するするコマンド
85
HCSU
HARDCOPY_SETUP
ハード・コピー・ドライバの構成
87
HCTR
HARDCOPY_TRANSMIT
ASCIIキャラクタの文字列をハード・コピー・ユニットへ送信
149
SCDP
SCREEN_DUMP
ハード・コピー・デバイスにスクリーン・ダンプ
SC-4
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
サブシステム : 保存装置−ディレクトリを作成し削除するコマンド
60
DELF
DELETE_FILE
保存装置からファイルを削除
61
DIR
DIRECTORY
ファイル・ディレクトリの作成と削除
75
FCRD
FORMAT_CARD
メモリ・カードのフォーマッティング
77
FFLP
FORMAT_FLOPPY
フロッピー・ディスクのフォーマッティング
79
FHDD
FORMAT_HDD
取り外し可能ハード・ディスクのフォーマッティング
73
FLNM
FILENAME
デフォルト・ファイル名の変更
サブシステム : その他−校正及びテストコマンド
17
ACAL
AUTO_CALIBRATE
自動校正のイネーブルまたはディスエーブル
21
BUZZ
BUZZER
内蔵ブザーの制御
22
*CAL
*CAL
内部校正の完全実施
23
COUT
CAL_OUTPUT
CAL BNCコネクタへの出力信号タイプ設定
52
DATE
DATE
内部リアル・タイム・クロックの日時変更
91
*IDN
*IDN
機器情報の問い合わせ
111
*OPT
*OPT
オシロスコープ・オプションの問い合わせ
137
PRCA
PROBE_CAL
電流プローブAP011の校正
139
PRIT
PROBE_INFOTEXT
プローブに関する情報テキストを返します
140
PRBL
PROBE_LIGHTS
アクティブプローブHFP1000のAutoColorID機能を設定
143
ROUT
REAR_OUTPUT
背面パネルの信号出力の設定
153
SLEEP SLEEP
オシロスコープを指定時間スリープ
163
TDISP TDISP
日付、時刻表示の設定
182
*TST
*TST
内部自己試験実施
サブシステム : セットアップの保存とリコール−・フロント・パネル設定情報を保存しリストア
するコマンド
112
PNSU
PANEL_SETUP
*SAV/*RSTコマンド補完、パネル設定の転送
142
*RCL
*RCL
不揮発性パネル・セットアップ5種より1つをリコール
145
RCPN
RECALL_PANEL
保存装置からフロント・パネル・セットアップをリコール
146
*RST
*RST
*RSTコマンドによるデバイス・リセット開始
148
*SAV
*SAV
カレント状態を不揮発性内部メモリへ保存
159
STPN
STORE_PANEL
保存装置へのフロント・パネル・セットアップ情報の保存
サブシステム : ステータス - ステータス情報を取り込みサービス要求をセットアップするコマンド
14
ALST
ALL_STATUS
全ステータス・レジスタの読み出しとクリア
27
*CLS
*CLS
全ステータス・データ・レジスタのクリア
28
CMR
CMR
コマンド・エラー・レジスタ(CMR: CoMmand error Register)
の読み出しとクリア
53
DDR
DDR
デバイス依存レジスタ(DDR: Device Dependent Register)の読
み出しとクリア
SC-5
システム・コマンド
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
66
EKEY
ENABLE_KEY
ローカルモードでのキーの使用
67
*ESE
*ESE
標準イベント・ステータス・イネーブル(ESE: Event Status
Enable)レジスタの設定
68
*ESR
*ESR
イベント・ステータス・レジスタ
(ESR: Event Status Register)
の読み出しとクリア
70
EXR
EXR
実行エラー・レジスタ(EXR: EXecution error Register)の読
み出しとクリア
92
INE
INE
内部ステート変更イネーブル(INE: Internal state change
Enable)レジスタの設定
93
INR
INR
内部ステート変更レジスタ(INR: INternal state change
Register)の読み出しとクリア
99
IST
IST
IEEE 488のカレント・ステートの読み出し
110
*OPC
*OPC
イベント・ステータス・レジスタ
(ESR: Event Status Register)
にOPCビット設定
136
*PRE
*PRE
パラレルポーリング・イネーブル
(PRE: Parallel poll Enable)
レジスタの設定
154
*SRE
*SRE
サービスリクエストイネーブル(SRE: Service Request Enable)
レジスタの設定
155
*STB
*STB
IEEE 488内容の読み出し
183
URR
URR
ユーザリクエストステータス・レジスタ
(URR: User Request status Register)の読み出しとクリア
187
*WAI
*WAI
IEEE 488に必須
サブシステム : 波形転送−波形を保存しリストアするコマンド
95
INSP
INSPECT
捕捉波形の部分読み出しを行なう
144
REC
RECALL
保存装置より内部メモリへ波形ファイルをリコール
158
STO
STORE
内部メモリまたは保存装置へのトレース保存
160
STST
STORE_SETUP
トレース保存方法の制御
162
STTM
STORE_TEMPLATE
保存装置への波形テンプレート保存
164
TMPL
TEMPLATE
完全な波形テンプレート・コピーの生成
169
TRFL
TRANSFER_FILE
オシロスコープとコンピュータ間のファイル転送
189
WF
WAVEFORM
コントローラよりオシロスコープへ波形転送
191
WFSU
WAVEFORM_SETUP
コントローラへの波形データ転送量を指定
193
WFTX
WAVEFORM_TEXT
波形のテキストドキュメント追加
SC-6
コマンド表II ショート・フォーマット名のアルファベット順
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
17
ACAL
AUTO_CALIBRATE
その他
自動校正のイネーブルまたはディスエーブル
14
ALST
ALL_STATUS
ステータス
全ステータス・レジスタの読み出しとクリア
15
ARM
ARM_ACQUISITION
捕捉
捕捉ステータスを" 停止(s t o p p e d )" より" シングル
(single)"へ変更
18
ASCR
AUTO_SCROLL
表示
Auto Scroll機能を制御
19
ASET
AUTO_SETUP
捕捉
垂直、タイムベース、トリガの各パラメータの調節
16
ATTN
ATTENUATION
捕捉
プローブの垂直減衰係数の選択
21
BUZZ
BUZZER
その他
内蔵ブザーの制御
20
BWL
BANDWIDTH_LIMIT
捕捉
帯域幅制御ローパス・フィルタのイネーブル/ ディス
エーブル
22
*CAL
*CAL
その他
内部校正の完全実施
34
CFMT
COMM_FORMAT
通信
波形データ送信フォーマットの選択
36
CHDR
COMM_HEADER
通信
クエリ応答フォーマットの制御
38
CHL
COMM_HELP_LOG
通信
リモート・コントロール・アシスタントが出力するロ
グを返す
37
CHLP
COMM_HELP
通信
ヘルプ診断のイネーブル
24
CHST
CALL_HOST
表示
サービスリクエスト(SRQ: Service Request)の手動生
成を有効にする
25
CLM
CLEAR_MEMORY
関数
指定メモリのクリア
27
*CLS
*CLS
ステータス
全ステータス・データ・レジスタのクリア
26
CLSW
CLEAR_SWEEPS
関数
累積処理関数の再開始
28
CMR
CMR
ステータス
コマンド・エラー・レジスタ(CMR: CoMmand error
Register)の読み出しとクリア
30
COLR
COLOR
33
COMB
COMBINE_CHANNELS 捕捉
39
CONET COMM_NET
通信
IPネットワーク・アドレスの指定
40
CORD
COMM_ORDER
通信
波形データ転送のバイト・オーダの制御
41
CORS
COMM_RS232
通信
RS-232-Cポートのリモート・コントロール・パラメー
表示
画面上のオブジェクトそれぞれのカラー選択
チャネルインターリーブの設定
タの設定
22
COUT
CAL_OUTPUT
その他
CAL BNCコネクタへの出力信号タイプ設定
43
CPL
COUPLING
捕捉
指定入力チャネルのカップリング・モード選択
44
CRMS
CURSOR_MEASURE
カーソル
カーソル/パラメータ測定のタイプ指定
46
CRRD
CURSOR_READOUT
カーソル
タイム・カーソルの振幅読出し単位
(VまたはdBm)
の設定
47
CRST
CURSOR_SET
カーソル
8つのカーソルのうち任意の1カーソルの位置決定を有
効にする
49
CRVA
CURSOR_VALUE
カーソル
指定カーソルで測定したトレース値を返す
SC-7
システム・コマンド
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
32
CSCH
COLOR_SCHEME
表示
表示カラー・スキーマの選択
52
DATE
DATE
その他
内部リアル・タイム・クロックの日時変更
53
DDR
DDR
ステータス
デバイス依存レジスタ(D D R : D e v i c e D e p e n d e n t
Register)の読み出しとクリア
55
DEF
DEFINE
関数
関数評価用の数式指定
60
DELF
DELETE_FILE
保存装置
保存装置からファイルを削除
61
DIR
DIRECTORY
保存装置
ファイル・ディレクトリの作成と削除
63
DISP
DISPLAY
表示
表示画面の制御
51
DPNT
DATA_POINTS
表示
サンプル・ポイントの太字/シングル・ピクセル表示の
制御
64
DTJN
DOT_JOIN
表示
データ・ポイント間の補間線の制御
65
DZOM
DUAL_ZOOM
表示
水平拡大率と位置の設定
66
EKEY
ENABLE_KEY
ステータス
ローカルモードでのキーの使用
67
*ESE
*ESE
ステータス
標準イベント・ステータス・イネーブル(ESE: Event
Status Enable)レジスタの設定
68
*ESR
*ESR
ステータス
イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Event Status
Register)の読み出しとクリア
70
EXR
EXR
ステータス
実行エラー・レジスタ(E X R :
EXecution
error
Register)の読み出しとクリア
72
FATC
FAT_CURSOR
表示
カーソルの太さの指定
74
FCR
FIND_CTR_RANGE
関数
累積イベントの最適表示
75
FCRD
FORMAT_CARD
保存装置
メモリ・カードのフォーマッティング
77
FFLP
FORMAT_FLOPPY
保存装置
フロッピー・ディスクのフォーマッティング
79
FHDD
FORMAT_HDD
保存装置
取り外し可能ハード・ディスクのフォーマッティング
73
FLNM
FILENAME
保存装置
デフォルト・ファイル名の変更
82
FRST
FUNCTION_RESET
関数
波形処理関数のリセット
81
FSCR
FULL_SCREEN
表示
グリッド用拡大表示フォーマットの選択
83
GBWL
GLOBAL_BWL
捕捉
全チャネルの帯域制限の設定
84
GRID
GRID
表示
シングル・モード、デュアル・モード、またはクワッ
ド・モードのグリッド表示指定
85
HCSU
HARDCOPY_SETUP
87
HCTR
HARDCOPY_TRANSMIT ハード・コピー ASCIIキャラクタの文字列をハード・コピー・ユニット
ハード・コピー ハード・コピー・ドライバの構成
へ送信
88
HMAG
HOR_MAGNIFY
表示
選択した拡張トレースを水平方向に拡大
89
HPOS
HOR_POSITION
表示
強調ゾーンの中心の水平方向位置決め
91
*IDN
*IDN
その他
機器情報の問い合わせ
98
ILVD
INTERLEAVED
捕捉
ランダム・インターリーブ・サンプリング
(RIS: random
interleaved sampling)
のイネーブル/ディスエーブル
SC-8
ページ ショート / ロング・フォーマット
92
INE
INE
コマンドの機能説明
ステータス
内部ステート変更イネーブル(INE: Internal state
change Enable)レジスタの設定
93
INR
INR
ステータス
内部ステート変更レジスタ(INR: INternal state
change Register)の読み出しとクリア
95
INSP
INSPECT
波形転送
捕捉波形の部分読み出しを有効にする
97
INTS
INTENSITY
表示
グリッドまたはトレース/テキスト強度レベルの設定
99
IST
IST
ステータス
IEEE 488のカレント・ステートの読み出し
100
KEY
KEY
表示
メニュー・フィールドに文字列を表示
101
LOGO
LOGO
表示
ロゴの表示/非表示の選択
102
MASK
MASK
カーソル
Poly Maskの設定
104
MGAT
MEASURE_GATE
表示
測定ゲート領域のハイライト制御
106
MSG
MESSAGE
表示
メッセージ・フィールドに文字列表示
105
MSIZ
MEMORY_SIZE
捕捉
最大メモリ長さ選択(MモデルとLモデルのみ)
107
MZOM
MULTI_ZOOM
表示
水平方向の拡大率および位置設定
109
OFCT
OFFSET_CONSTANT
カーソル
ゲイン変更時、オフセットvoltsまたはdivisionに固定
108
OFST
OFFSET
捕捉
出力チャネルの垂直オフセット調節を有効にする
110
*OPC
*OPC
ステータス
イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Event Status
Register)にOPCビット設定
111
*OPT
*OPT
その他
オシロスコープ・オプションの特定
113
PACL
PARAMETER_CLR
カーソル
カスタム
(Custom)
、合否
(Pass/Fail)
のカレント・パラ
メータをすべてクリア
114
PACU
PARAMETER_CUSTOM カーソル
カスタマイズ可能クオリフィアのパラメータ制御
117
PADL
PARAMETER_DELETE カーソル
カスタム
(Custom)
、合否
(Pass/Fail)
の指定パラメータ
削除
118
PAST
PARAMETER_STATISTICSカーソル
カレント統計パラメータ値を返す
119
PAVA
PARAMETER_VALUE
カーソル
カレント・パラメータ、マスク試験値を返す
132
PECL
PERSIST_COLOR
表示
パーシスタンス・トレースのカラー・レンダリング方
式の制御
128
PECS
PER_CURSOR_SET
130
PECV
PER_CURSOR_VALUE カーソル
カーソルにより測定した値を返す
133
PELT
PERSIST_LAST
表示
パーシスタンス・データ・マップの最終トレースを表示
131
PERS
PERSIST
表示
パーシスタンス表示モードのイネーブルまたはディス
カーソル
独立カーソルの位置決定
エーブル
134
PESA
PERSIST_SAT
表示
パーシスタンスのカラー飽和レベル設定
135
PESU
PERSIST_SETUP
表示
表示パーシスタンス期間の選択
126
PFCO
PASS_FAIL_CONDITION カーソル
合否試験条件またはカスタム・パラメータの追加
122
PFCT
PASS_FAIL_COUNTER カーソル
合否捕捉カウンタのリセット
123
PFDO
PASS_FAIL_DO
返される合否試験結果内容と合否試験後のアクション
カーソル
の定義
SC-9
システム・コマンド
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
124
PFMS
PASS_FAIL_MASK
125
PFST
PASS_FAIL_STATUS カーソル
112
PNSU
PANEL_SETUP
保存/リコール *SAV/*RSTコマンド補完
140
PRBL
PROBE_LIGHTS
プローブ
アクティブプローブHFP1000のAutoColorID機能を設定
137
PRCA
PROBE_CAL
その他
電流プローブAP011の校正
138
PRDG
PROBE_DEGAUSS
捕捉
電流プローブを消磁する
136
*PRE
*PRE
ステータス
パラレルポーリング・イネーブル
(PRE: Parallel poll
カーソル
トレースの許容範囲マスク生成と保存
指定行番号に対する合否試験ステータスを返す
Enable)レジスタの設定
139
PRIT
PROBE_INFOTEXT
プローブ
Waverunnerに接続されたプローブに関する情報を返す
141
PRNA
PROBE_NAME
捕捉
プローブの名前を返す
142
*RCL
*RCL
保存/リコール 不揮発性パネル・セットアップ5種より1つをリコール
145
RCPN
RECALL_PANEL
保存/リコール 保存装置からフロント・パネル・セットアップをリ
コール
144
REC
RECALL
波形転送
保存装置より内部メモリへファイルをリコール
143
ROUT
REAR_OUTPUT
その他
背面パネルの信号出力の設定
146
*RST
*RST
保存/リコール *RSTコマンドによるデバイス・リセット開始
148
*SAV
*SAV
保存/リコール カレント状態を不揮発性内部メモリへ保存
149
SCDP
SCREEN_DUMP
ハード・コピー ハード・コピー・デバイスにスクリーン・ダンプ
147
SCLK
SAMPLE_CLOCK
捕捉
外部タイムベース制御を有効にする
150
SCSV
SCREEN_SAVE
表示
自動スクリーン・セーバの制御
151
SEL
SELECT
表示
手動表示制御の指定トレース選択
152
SEQ
SEQUENCE
捕捉
シーケンス・モード捕捉の条件設定
153
SLEEP SLEEP
その他
オシロスコープを指定時間スリープ
154
*SRE
ステータス
サービス・リクエスト・イネーブル(SRE: Service Re-
*SRE
quest Enable)レジスタの設定
155
*STB
*STB
ステータス
IEEE 488内容の読み出し
158
STO
STORE
波形転送
内部メモリまたは保存装置へのトレース保存
157
STOP
STOP
捕捉
信号捕捉の即時停止
159
STPN
STORE_PANEL
保存/リコール 保存装置へのフロント・パネル・セットアップ情報の
保存
160
STST
STORE_SETUP
波形転送
トレース保存方法の制御
162
STTM
STORE_TEMPLATE
波形転送
保存装置への波形テンプレート保存
163
TDISP TDISP
その他
日付、時刻表示の設定
165
TDIV
TIME_DIV
捕捉
タイムベース設定の変更
164
TMPL
TEMPLATE
波形転送
完全な波形テンプレート・コピーの生成
167
TOPA
TRACE_OPACITY
表示
トレース・カラー透過性の制御
168
TORD
TRACE_ORDER
表示
トレースの表示順
166
TRA
TRACE
表示
トレース表示のイネーブルまたはディスエーブル
171
TRCP
TRIG_COUPLING
捕捉
指定トリガ・ソースのカップリング・モード設定
SC-10
ページ ショート / ロング・フォーマット
コマンドの機能説明
172
TRDL
TRIG_DELAY
捕捉
169
TRFL
TRANSFER_FILE
波形ストレージ ストレージ・メディアとのファイル転送、オシロス
トリガ発生時刻設定
コープとコンピュータ間のファイルの転送
170
*TRG
*TRG
捕捉
ARMコマンド実行
173
TRLV
TRIG_LEVEL
捕捉
指定トリガ・ソースのトリガ・レベル調節
174
TRMD
TRIG_MODE
捕捉
トリガ・モード指定
175
TRPA
TRIG_PATTERN
捕捉
トリガ・パターンを定義
177
TRSE
TRIG_SELECT
捕捉
捕捉トリガ条件選択
180
TRSL
TRIG_SLOPE
捕捉
指定トリガ・ソースのトリガ・スロープ設定
181
TRWI
TRIG_WINDOW
捕捉
カレント・エッジ・トリガ・ソースに窓振幅設定
182
*TST
*TST
その他
内部自己試験実施
183
URR
URR
ステータス
ユーザ・リクエスト・ステータス・レジスタ
(URR: User
Request status Register)の読み出しとクリア
186
VDIV
VOLT_DIV
捕捉
垂直感度設定
184
VMAG
VERT_MAGNIFY
表示
指定トレースを垂直方向に拡大
185
VPOS
VERT_POSITION
表示
指定トレースの垂直方向位置を調節
187
*WAI
*WAI
ステータス
IEEE 488に必須
188
WAIT
WAIT
捕捉
カレント解析完了まで新規解析待機
189
WF
WAVEFORM
波形転送
コントローラよりオシロスコープへ波形転送
191
WFSU
WAVEFORM_SETUP
波形転送
コントローラへの波形データ転送量を指定
193
WFTX
WAVEFORM_TEXT
波形転送
捕捉条件のドキュメント化
194
XYAS
XY_ASSIGN
表示
現在XYディスプレイに割り当てられているトレースを
返す
195
XYCO
XY_CURSOR_ORIGIN カーソル
絶対カーソル測定の原点を設定
196
XYCS
XY_CURSOR_SET
カーソル
XY電圧カーソルの位置決定を有効にする
198
XYCV
XY_CURSOR_VALUE
カーソル
X対Yカーソルのカレント値を返す
200
XYDS
XY_DISPLAY
表示
X Y ディスプレイ・モードのイネーブルまたはディス
エーブル
201
XYRD
XY_RENDER
表示
XY表示のシャープ/スムーズモードの選択
202
XYSA
XY_SATURATION
表示
XY表示のパーシスタンスのカラー飽和レベルの設定
SC-11
システム・コマンド
コマンド実行
オシロスコープでは、コマンドまたはクエリの実行前に、そのコマンドまたはクエリが正しい
か、またその実行に十分な情報が与えられているか検証されます。ローカル・ユーザが制御でき
ないオシロスコープの挙動を、ローカル・ユーザによって変更されることのないよう、リモー
ト・ユーザはオシロスコープをリモート・ステートに設定して、オシロスコープを制御するコマ
ンドを実行する必要があります。オシロスコープがローカル・ステートで動作しているときにこ
のようなコマンドを送信すると、実行許可エラーが発生し、そのコマンド実行は拒否されます。
同様に、オシロスコープがリモート・ステートで動作しているときはフロント・パネル制御はす
べてディスエーブルされており、ローカル・ユーザはリモート・ユーザに割り込むことはできま
せん。
オシロスコープに問い合わせを行ってもその内部ステートは変化しないので、オシロスコープ
がローカル・ステートであるかリモート・ステートであるかにかかわらず、常に問い合わせでき
ます。例外は、*CAL?クエリと*TST?クエリの2つのみです。これらはともにオシロスコープを再
校正するので、リモート・ステートでのみ実行されます。
リモート挙動にのみ影響を与えるコマンドは、オシロスコープがローカル・ステートであるか
リモート・ステートであるかにかかわらず実行されます。これらには、通信パラメータを変更す
るコマンドすべて(COMM_FORMAT、COMM_HEADER、COMM_HELP、COMM_ORDER、COMM_RS232)、ステー
タス情報に影響を与えるコマンドすべて(*CLS、*ESE、INE、*OPC、*PRE、*SRE、*WAI)、ロー
カルユーザへの画面メッセージ表示に使用されるコマンドす(CALL_HOST、KEY、MESSAGE)が含
まれます。
ここで説明したものは、コマンドはリモート・ステートでのみ実行され、クエリはローカル・
ステートとリモート・ステートの両方で実行される、という原則にあてはまらない例外のみで
す。
コマンド表記
以降の説明には次の表記を用います。
<>
プレース・ホールダーとして用いられる語は角括弧で括ります。プレース・ホールダーに
は、ヘッダ・パスと、コマンドのデータ・パラメータの2タイプがあります。
:=
コロンの後に等号を付けて、プレース・ホールダと、プレース・ホールダの代わりにコマ
ンドで使用できる値のタイプや範囲の記述とを分離します。
{}
必ず1つ選択する必要のある選択肢のリストを中括弧で囲みます。
[]
オプション項目を大括弧で囲みます。
...
省略記号は、その左右両方に対して項目を複数回繰り返し可能であることを示します。
例として、垂直入力感度設定コマンドの構文表記を以下に示します。
<channel>:VOLT_DIV<v_gain>
<channel>:={C1, C2}
<v_gain>:=5.0 mV ∼ 2.5V
SC-12
最初の行は、コマンドの正式表現です。<channel>は、ヘッダ・パスのプレース・ホールダー
を表し、<v_gain>は目的の垂直ゲイン値を指定するデータ・パラメータのプレース・ホールダー
です。2行目は、"C1"または"C2"のどちらかをヘッダ・パスに選択する必要があることを示して
います。3行目は、実際の垂直ゲインを5 mV∼2.5 Vの範囲で任意に設定できることを示してい
ます。
コマンド
以降およそページ200にわたって、140あまりのコマンド、クエリ、およびその両方に属すもの
を個別に説明します。
オシロスコープのリセット
F1
F2
F3
オシロスコープのリセット : 電源投入時のデフォルト
状態に戻すには、下記ボタンを同時に押します。
状態に戻すには、
下記ボタンを同時に押します。
F2
+
F5
F4
F5
SC-13
+
CH1
システム・コマンド
ステータス
ALL_STATUS?、ALST?
クエリ
説 明
ALL_STATUS?クエリは、STBレジスタのMAVビット(ビット6)を除き、STB、ESR、INR、DDR、
CMR、EXR、URRの全ステータス・レジスタの内容を読み出しクリアします。各レジスタの内容解
釈については、該当するステータス・レジスタを参照してください。
ALL_STATUS?クエリは、オシロスコープのステート概要をすべて表示するのに便利です。
クエリ構文
ALI_STatus?
応答フォーマット
ALI_STatus STB, <value>, ESR, <value>, INR, <value>,
DDR, <value>, CMR, <value>, EXR, <value>, URR, <value>
<value>:= 0∼65535
例(GPIB)
次の命令は、全ステータス・レジスタの内容を読み出します。
CMD$="ALST?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
ALST STB, 000000, ESR, 000052, INR, 000005, DDR, 000000,
CMR, 000004, EXR, 000024, URR, 000000
関連コマンド
*CLS, CMR?, DDR?, *ESR?, EXR?, *STB?, URR?
SC-14
捕 捉
ARM_ACQUISITION、ARM
コマンド
説 明
ARM_ACQUISITIONコマンドは、捕捉ステートを"停止(stopped)"より"シングル(single)"へ
変更して、信号捕捉プロセスをイネーブルにします。
コマンド構文
ARM_acquisition
例
次のコマンドは、信号捕捉をイネーブルにします。
CMD$="ARM":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
STOP, *TRG, TRIG_MODE, WAIT
SC-15
システム・コマンド
捕 捉
ATTENUATION、ATTN
コマンド / クエリ
説 明
ATTENUATIONコマンドは、プローブの垂直減衰係数を選択します。指定できる値は、1、2、5、
10、20、50、100、200、500、1000、10000です。
ATTENUATION?クエリは、指定チャネルの減衰係数を返します。
コマンド構文
<channel>:ATTeNuation <attenuation>
<channel>:={C1, C2, C3 , C4 , EX , EX10 }
<attenuation>:={1, 2, 5, 10, 20, 25, 50, 100, 200, 500, 1000, 10000}
クエリ構文
<channel>:ATTeNuation?
応答フォーマット
<channel>:ATTeNuation <attenuation>
使用可能対象
<channel>:C3およびC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
<channel>:EX, EX10−クエリのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1の減衰係数を100に設定します。
CMD$="C1:ATTN 100":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-16
その他
AUTO_CALIBRATE、ACAL
コマンド / クエリ
説 明
AUTO_CALIBRATEコマンドは、オシロスコープの自動校正をイネーブルまたはディスエーブルし
ます。電源投入時には、自動校正がON、つまりVdto/Divの設定とTime/Div設定に関して全入力
チャネルが定期的に校正されます。
自動校正は、ACAL
OFFコマンドを発行してディスエーブルにできます。随時*CAL?クエリを
発行してオシロスコープを完全に校正できます。オシロスコープをローカル・コントロールに戻
すと、定期校正が再開されます。
AUTO_CALIBRATE?クエリに対する応答では、自動校正がイネーブルかどうかが示されます。
コマンド構文
Auto_CALibrate <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
Auto_CALibrate?
応答フォーマット
Auto_CALibrate <state>
例(GPIB)
次の命令は、自動校正をディスエーブルにします。
CMD$="ACAL
OFF":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
*CAL?
SC-17
システム・コマンド
表 示
AUTO_SCROLL、ASCR
コマンド / クエリ
説 明
AUTO_SCROLLコマンドおよびクエリは、Auto Scroll機能を制御します。このコマンドには、
フロント・パネルの「MATH SETUP」ボタンと「ZOOM+MATH」メニューを使用してアクセスします。
このコマンドは、自動的に、選択したトレース(または、マルチ・ズームがオンの場合、すべ
てのトレース)を画面からスクロールします。コマンドは、スクロールをオン/オフにし、スク
ロール速度をディビジョン数/秒で設定します。クエリは、現在のスクロール速度を返します。
コマンド構文
Auto_SCRoll <action>,<mode>,<speed>
<action>:={PLAY,REVERSE,STOP}
<mode>:={DIV_S,DIV_U}
注: DIV_S:div/s 0.1∼50 DIV_U:number of div 0.01∼10
<SPEED>:=DIV_Uモードの場合、0.01-10.00
DIV_Sモードの場合、0.10-10.00
クエリ構文
Auto_SCRoll?
応答フォーマット
Auto_SCRoll <action>,<mode>,<speed>
例(GPIB)
次のコマンドはAuto Scrollをオンにし、2s/divの速度でデータを右にスクロールし始めます。
CMD$="ASCR PLAY,DIV_S,2":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
MULTI_ZOOM, HOR_MAGNIFY, HOR_POSITION
SC-18
捕 捉
AUTO_SETUP、ASET
コマンド
説 明
AUTO_SETUPコマンドは、垂直、タイムベース、トリガの各パラメータを調節して入力信号を表
示します。AUTO_SETUPは、現在トレースがオンされているチャネルでのみ動作します。どのト
レースもオンされていない場合は、AUTO_SETUPはすべてのチャネルで動作し、それらのトレース
すべてをオンにします。
複数のチャネルで信号が検出されると、そのチャネルのうち番号の一番小さいチャネルに対し
てタイムベースとトリガ・ソースが選択されます。
1入力チャネルのみオン状態の場合は、タイムベースはそのチャネルに対して調節されます。
<channel>:AUTO_SETUP FINDコマンドは、指定チャネルに対してのみゲインとオフセットを調
節します。
コマンド構文
<channel>:Auto_SETup [FIND]
<channel>:{C1, C2, C3 , C4 }
FINDキーワードがあると、ゲインとオフセットの調節は指定チャネルでのみ実行され、FIND
キーワードがない場合は、接頭文字列<channel>のあるなしにかかわらず通常のオート・セット
アップが実行されます。
使用可能対象
<channel>:C3およびC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例
次のコマンドは、オシロスコープによるオート・セットアップを実行します。
CMD$="ASET":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-19
システム・コマンド
捕 捉
BANDWIDTH_LIMIT、BWL
コマンド / クエリ
説 明
BANDWIDTH_LIMITコマンドは、帯域幅制限ローパス・フィルタをイネーブルまたはディスエー
ブルします。
BANDWIDTH_LIMIT?クエリの応答は、帯域幅フィルタのオン/オフを示します。
コマンド構文
<channel>:BandWidth_Limit <mode>
<mode>:={ON, OFF, 200MHZ}
クエリ構文
BandWidth_Limit?
応答フォーマット
BandWidth_Limit <mode>
使用可能対象
203ページのモデル別:使用可能対象一覧をご参照ください。
例
次のコマンドは帯域幅フィルタをオンにします。
CMD$="BWL ON":CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$)
SC-20
その他
BUZZER、BUZZ
コマンド
説 明
BUZZERコマンドは、内蔵ブザーを制御します。これは、対話型作業アプリケーションのローカ
ル・オペレータの注意を惹くのに有用です。ブザーは、ユーザ選択するブザーのON/OFFにより、
短い音(BEEPモードで約400 ms)をまたは一定の時間間隔で連続的に鳴らすことができます。
このコマンドは、CLBZハード・オプション適用オシロスコープでのみ使用できます。
注: このコマンドは、(ローカルでもリモートでも)常に受け付けられます。
コマンド構文
BUZZer <state>
<state>:={BEEP, ON, OFF}
例(GPIB)
次のコードを送ると、オシロスコープで短い音が2回鳴ります。
CMD$="BUZZ BEEP;BUZZ BEEP":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-21
システム・コマンド
その他
*CAL?
クエリ
説 明
*CAL?クエリは、内部校正を完全実行します。この校正シーケンスは、電源投入時の校正シー
ケンスと同じです。校正終了時には、どのように校正が終了したかが応答され、オシロスコープ
はクエリの前のステートに戻されます。
クエリ構文
*CAL?
応答フォーマット
*CAL <diagnostics>
<diagnostics>:=0 or 1
0 = 障害なし
使用可能対象
オシロスコープがリモート・モードの場合にのみ使用できます。
例(GPIB)
次の命令は、自己校正を実行します。
CMD$="*CAL?:CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
応答メッセージ(障害のない場合): *CAL 0
関連コマンド
AUTO_CALIBRATE
SC-22
その他
CAL_OUTPUT、COUT
コマンド / クエリ
説 明
CAL_OUTPUT コマンドは、CAL端子へ出力する信号の種類を設定します。
コマンド構文
Cal_OUTput <mode>[,<level>[,<rate>]]
<mode> : = {CALSQ, LEVEL}
<level> : = (1.0 to 1.00 V (1 M(に対して)
<rate> : = 500 Hz∼1 MHz.
クエリ構文
Cal_OUTput?
応答フォーマット
Cal_OUTput <mode>,<level>[,<rate>]
使用可能対象
コマンドを送出する時、<rate>は、<mode>がCALSQの場合のみ受け付けます。なお、LC及び93xx
シリーズでサポートされていた<mode>:=OFF,PF,TRIG,TRDYは、REAR_OUTPUTコマンドでサポート
します。
例(GPIB)
以下のコマンドは、10KHで0.2Vの振幅を持つ方形波を校正信号として出力するように設定しま
す。
CMD$="COUT CALSQ,0.2 V,10 kHz":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
REAR_OUTPUT
補足情報
表 記
CALSQ
方形波を出力します。
LEVEL
直流信号を出力します。
SC-23
システム・コマンド
表 示
CALL_HOST、CHST
コマンド / クエリ
説 明
CALL_HOSTコマンドにより、ユーザは手動でサービス・リクエスト(SRQ: Service Request)
を生成できます。CALL_HOSTコマンドが受信されると、"Call Host(ホスト呼び出し)"メッセー
ジが、画面のすぐ隣のメニュー・ボタン・カラムの一番下のボタンの隣に表示されます。ルー
ト・メニューでこのボタンを押すと、ユーザ・リクエスト・ステータス・レジスタ(URR: User
Request status Register)とイベント・ステータス・レジスタのURQビットが設定されます。
これにより、サービス・リクエスト・メカニズムがイネーブルになっているとき、ローカル・
モードでSRQが生成できます。
CALL_HOST?クエリに対する応答は、CALL_HOSTがイネーブル(ON)であるかディスエーブル
(OFF)であるかを示します。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
Call_HoST <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
Call _HoST?
応答フォーマット
Call_HoST?
例(GPIB)
次のコード実行後は、ボタンを押すたびにSRQリクエストが生成されます。SRQサービスがイ
ネーブルになっていると想定しています。
CMD$="CHST ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
URR
SC-24
関 数
CLEAR_MEMORY、CLM
コマンド
説 明
CLEAR_MEMORYコマンドは、指定メモリをクリアします。このメモリにそれまでに保存された
データは消去され、メモリ空間が空きメモリ・プールに返されます。
コマンド構文
CLear_Memory <memory>
<memory>:={M1, M2, M3, M4}
例(GPIB)
次のコマンドは、メモリM2をクリアします。
CMD$="CLM M2":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
STORE
SC-25
システム・コマンド
関 数
CLEAR_SWEEPS、CLSW
コマンド
説 明
CLEAR_SWEEPSコマンドは、加算平均または連続平均、Extrema(極値)、FFT乗数平均、ヒスト
グラム、パルス・パラメータ統計、合否カウンタ、パーシスタンスなどの累積処理関数のカウン
トをクリアしスタートします。
コマンド構文
CLear_SWeeps
例(GPIB)
次の例は、累積処理関数を再開始します。
CMD$="CLSW":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DEFINE, INR
SC-26
ステータス
*CLS
コマンド
説 明
*CLSコマンドは、全ステータス・データ・レジスタをクリアします。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
*CLS
例(GPIB)
次のコマンドは、全ステータス・データ・レジスタをクリアします。
CMD$="*CLS":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
ALL_STATUS, CMR, DDR, *ESR, EXR, *STB, URR
SC-27
システム・コマンド
ステータス
CMR?
クエリ
説 明
CMR?クエリは、オシロスコープが検出した最終構文エラー・タイプを示すコマンド・エラー・
レジスタ(CMR: CoMmand error Register、次の表を参照してください)の内容を読み出し、ク
リアします。
クエリ構文
CMR?
応答フォーマット
CMR <value>
<value>:=0∼13
例(GPIB)
次の命令は、CMRレジスタの内容を読み出します。
CMD$="CMR?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
CMR 0
関連コマンド
ALL_STATUS?, *CLS
SC-28
補足情報
値
説 明
1
コマンド / クエリ・ヘッダ認識不能
2
ヘッダ・パス不正
3
番号不正
4
接尾番号不正
5
キーワード認識不能
6
文字列エラー
7
別のメッセージに埋め込まれた GET
10
任意データ・ブロックが予定されている
11
任意データ・ブロックのバイト・カウント・フィールドに数字以外の文字がある
12
定義長データ・ブロック転送中 EOI 検出
13
定義長データ・ブロック転送中バイト溢れ検出
コマンド・エラー・ステータス・レジスタ(CMR: Command Error Status Register)構造
SC-29
システム・コマンド
表 示
COLOR、COLR
コマンド / クエリ
説 明
COLORコマンドは、テキスト、トレース、グリッド、カーソルなど個々の表示オブジェクトの
カラーを選択します。
COLOR?クエリに対する応答は、現在表示されているかいないかにかかわらず、各表示オブジェ
クトに割り当てられたカラーを示します。
コマンド構文
COLoR <object, color>[,...<object>, <color>]
<object>:={BACKGND, C1, C2, C3, C4, TA, TB, TC, TD, GRID, TEXT, CURSOR, NEUTRAL,
WARNING,}
<color>:={WHITE, CYAN, YELLOW, GREEN, MAGENTA, BLUE, RED, LTGRAY, GRAY, SLGRAY, CHGRAY,
DKCYAN, CREAM, SAND, AMBER, OLIVE, LTGEEN, JADE, LMGREEN, APGREEN, EMGREEN, GREREEN,
OCSPRAY, ICEBLUE, PASTBLUE, PALEBLUE, SKYBLUE, ROYLBLUE, DEEPBLUE, NAVY, PLUM, PURPLE,
AMETHYST, FUCHSIA, RASPBRY, NEONPINK, PALEPINK, PINK, VERMIL, ORANGE, CERISE, KHAKI,
BROWN, BLACK}
クエリ構文
COLoR?
応答フォーマット
COLoR <object>, <color>[,...<object>, <color>]
使用可能対象
このコマンド/クリエは、COLOR_SCHEMEコマンドで、色設定が、ユーザー設定可能な状態 (U1
∼U4) になっている時のみ受けつけます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1のカラーに赤を選択します。
CMD$="COLR, RED":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
COLOR_SCHEME, PERSIST_COLOR
SC-30
補足情報
<color>
WHITE
CYAN
YELLOW
GREEN
MAGENTA
BLUE
RED
LTGRAY
GRAY
SLGRAY
CHGRAY
DKCYAN
CREAM
SAND
AMBER
OLIVE
LTGREEN
JADE
LMGGREEN
APGGREEN
EMGGREEN
GRGREEN
表 記
カラー
<color>
白
OCSPRAY
シアン
ICEBLUE
黄
PASTBLUE
緑
PALEBLUE
マゼンタ
SKYBLUE
青
ROYLBLUE
赤
DEEPBLUE
薄いグレー
NAVY
グレー
PLUM
スレート(黄緑がかったグレー) PURPLE
黒灰(チャコール・グレー)
AMETHYST
暗いシアン
FUCHSIA
クリーム
RASPB
砂色
NEONPINK
琥珀
PALEPINK
オリーブ
PINK
薄青
VEGRMIL
翡翠
OGRANGE
ライム
CEGRE
青リンゴ
KHAKI
鮮緑
BROWN
黄緑
BLACK
カラー
オーシャン・スプレイ
淡青色
パステル・ブルー
薄青
青空
藤紫
深青
ネイビー
暗紫
紫
アメジスト(紫水晶)
明るい(赤がかった)紫
濃い赤紫(ラズベリー)
ネオン・ピンク
薄桃
ピンク
朱
橙
鮮紅
カーキ色
茶
黒
<object>
BACKGND
C1..C4
TA..TD
GRID
表示オブジェクト
背景
チャネル・トレース
関数トレース
グリッド・ライン
表示オブジェクト
カーソル
警告メッセージ
ニュートラル・カラー
メニュー背景色(フルスクリーン)
<object>
CURSOR
WARNING
NEUTRAL
OVERLAYS
SC-31
システム・コマンド
表 示
COLOR_SCHEME、CSCH
コマンド / クエリ
説 明
COLOR_SCHEMEコマンドは、表示カラー・スキーマを選択します。
COLOR_SCHEME?クエリに対する応答は、使用するカラー・スキーマを示します。
コマンド構文
Color_SCHeme <scheme>
<scheme>:={1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, U1, U2, U3, U4}
クエリ構文
Color_SCHeme?
応答フォーマット
Color_SCHeme <scheme>
例(GPIB)
次の命令は、ユーザ・カラー・スキーマU2を選択します。
CMD$="CSCH U2":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
COLOR, PERSIST_COLOR
SC-32
捕 捉
COMBINE_CHANNELS、COMB
コマンド / クエリ
説 明
COMBINE_CHANNELSコマンドは、チャネルインタリーブ機能のチャネルを設定します。
"2"を選択すると、CH1とCH2、CH3とCH4、のペアで結合し、CH2とCH3へ入力した信号が捕捉で
きます。"Auto"を選択すると表示チャネルが2チャネル以下の場合、CH1とCH2、CH3とCH4のペア
で結合し、CH1またはCH2、CH3またはCH4へ入力した信号が捕捉できます。
COMBINE_CHANNELS?クエリは、チャネルインタリーブで現在使用しているチャネルを返します。
コマンド構文
COMBine_channels <state>
<state>: ={1,2,Auto}
クエリ構文
COMBine_channels?
応答フォーマット
COMB <state>
使用可能対象
203ページのモデル別:使用可能対象一覧をご参照ください。
例(GPIB)
次のコマンドは CH1とCH2、CH3とCH4間のチャネルインタリーブを設定します。
CMD$="COMB 2":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-33
システム・コマンド
通 信
COMM_FORMAT、CFMT
コマンド / クエリ
説 明
COMM_FORMATコマンドは、オシロスコープが波形データ送信に使用するフォーマットを選択し
ます。オプションで、ブロック・フォーマット、データ・タイプ、符号化モードのデフォルト設
定を変更できます。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
COMM_FORMAT?クエリは、現在選択されている波形データ・フォーマットを返します。
コマンド構文
Comm_ForMaT <block_formt>, <data_type>, <encoding>
<block_format>:={DEF9, IND0, OFF}
<data_type>:={BYTE, WORD}
<encoding>:={BIN, HEX}
(GPIBでは両方の符号化フォーマットが使用され、RS-232-Cでは常にHEXが使用されます)。
初期設定(電源投入時)は以下のように設定されています。
DEF9, WORD, BIN for GPIB
DEF9, WORD, HEX for RS-232-C
クエリ構文
Comm_ForMaT?
応答フォーマット
Comm_ForMaT <block_format>, <data_type>, <encoding>
例(GPIB)
次のコードは、波形データの転送フォーマットを再定義します。データは、未定義長の1ブ
ロックで転送されます。データは、バイナリに符号化され8ビット整数で表わされます。
CMD$="CFMT
IND0, BYTE, BIN":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-34
補足情報
ブロック・フォーマット
DEF9: IEEE 488.2定義任意長ブロック応答データ・フォーマットを使用します。数字9はバイト・
カウントが9桁で構成されることを示します。データ・ブロックは、バイト・カウント・
フィールド直後に続きます。
たとえば、3データ・バイトで構成されるデータ・ブロックは、以下のように送信されま
す。
WF DAT1, #9000000003<DAB><DAB><DAB>
ここで、<DAB>は8ビットのバイナリ・データ・バイトを示します。
IND0: IEEE 488.2未定義任意長ブロック応答データ・フォーマットを使用します。
<NL^END>(EOIで改行)はブロック転送完了を示します。
上と同じデータ・バイトが以下のように送信されます。
OFF: IND0と同じです。さらに、データ・ブロック・タイプ識別子と未定義長ブロック先頭の#0
が抑制されます。上のデータは以下のように送信されます。
注: フォーマットOFFはIEEE 488.2標準に適合しません。絶対最小データ転送が重要とされるア
プリケーションにのみ適用されます。
データ・タイプ
BYTE(バイト):波形データを8ビット符号付き整数(1バイト)で送信します。
WORD(ワード):波形データを16ビット符号付き整数(2バイト)で送信します。
注: BYTEデータ・タイプでは、内部16ビット表現の上位ビットのみ送信されます。下位ビット
の精度は失われます。
符号化
BIN: バイナリ符号化(GPIBのみ)
HEX: 16進数符号化(バイトは、2桁の16進数ASCII数字(0, ...9, A ...F)に変換されます)。
関連コマンド
WAVEFORM
SC-35
システム・コマンド
通 信
COMM_HEADER、CHDR
コマンド / クエリ
説 明
COMM_HEADERコマンドは、オシロスコープがクエリに対する応答をフォーマット化する方式を
制御します。オシロスコープは次の3種のフォーマットで応答できます。長いフォーマットの
ヘッダ・ワードで始まるLONGフォーマット、短いフォーマットのヘッダ・ワードで始まるSHORT
フォーマット、ヘッダが省略され数値の末尾に単位をつけないOFFです。ユーザが特に指定しな
い限り、SHORT応答フォーマットが使用されます。
このコマンドは、オシロスコープへ送信されるメッセージの解釈には影響を与えません。ヘッ
ダは、COMM_HEADER設定にかかわらず、長いフォーマットでも短いフォーマットでも送信できま
す。
チャネル1の垂直感度クエリは、次の3応答のどれかになります。
COMM_HEADER
応 答
LONG
C1:VOLT_DIV 200E-3V
SHORT
C1:VDIV 200E-3V
OFF
200E-3
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
Comm_HeaDeR <mode>
<mode>:={SHORT, LONG, OFF}
注: デフォルト・モード、つまり電源投入直後はSHORTです。
クエリ構文
Comm_HeaDeR?
応答フォーマット
Comm_HeaDeR <mode>
例(GPIB)
次のコードは、応答ヘッダ・フォーマットをSHORTに設定します。
CMD$="CHDR SHORT":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-36
通 信
COMM_HELP、CHLP
コマンド / クエリ
説 明
COMM_HELP コマンドはリモート・コントロール・アシスタントを有効にし、リモート・コント
ロール・プログラムのデバッグを支援します。このリモート・コントロール・アシスタントをオン
にすれば、外部のコントローラとwaverunner間で行われている通信を記録することができます。
記録されたログはwaverunnerのスクリーン上で見ることができ、以下の4つのレベルを選択す
ることができます。
OFF
ログを残しません。
EO
エラーが起きたときのみ記録しスクリーンに表示する(電源 ON 時のデフォルト
設定)。
FD
waverunner とコントローラ間の通信をすべて記録しスクリーンに表示します。
RS
waverunner とコントローラ間の通信をすべ記録し、スクリーンのほかに RS232C ポートにも出力します。
コマンド構文
Comm_HeLP <level>
<level> : = { OFF, EO, FD, RS, }
初期(電源投入後)、<target>はEOです。
クエリ構文
Comm_HeLP?
応答フォーマット
Comm_HeLP <level>
例(GPIB)
次のコードは、リモート・コントロール・アシスタントをONにし、すべての通信を記録し、ス
クリーンに表示します。
CMD$="CHLP FD": CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
COMM_HELP_LOG
SC-37
システム・コマンド
通 信
COMM_HELP_LOG?、CHL?
クエリ
説 明
COMM_HELP_LOG?クエリは、リモート・コントロール・アシスタント(CHLPの説明を参照)によっ
て発生したログの現在の内容を返します。 もし、パラメータのCLR(オプション)が指定され
ているならば、ログは伝送された後、クリアされます。CLRが指定されていない時は、ログはク
リアされません。
クエリ構文
Comm_HeLP_Log? [CLR]
応答フォーマット
Comm_Help_Log <string containing the logged text>
例 (GPIB)
次の命令は、リモート・コントロール・ログを読み出して、それをプリントアウトします。
CMD$="CHL?":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)PRINT
関連コマンド
COMM_HELP
SC-38
通 信
COMM_NET、CONET
コマンド / クエリ
説 明
COMM_NETコマンドは、オシロスコープのIPネットワーク・アドレスを指定します。また、
LeCroy DSOプリント・ゲートウェイを実行するワークステーションまたはプリンタのネットワー
ク・アドレスを指定します。COMM_NET?クエリは、現在のネットワーク・アドレスを返します。
コマンド構文
COmm_NET <subaddress>
<subaddress>:={IP,"X.X.X.X.",MASK,"X.X.X.X",GATEWAY,"X.X.X.X",PRINTSVR,"X.X.X.X"}
クエリ構文
COmm_NET?
応答フォーマット
COmm_NET <subaddress>
警 告
このコマンドはすぐに動作します。それ以後のコマンドは変更後のアドレスに対して送るよう
に送信側のソフトウェアを新しいアドレスで初期化する必要があります。
クエリと応答
CONET?
IP,"172.28.11.49",MASK,"255.255.248.0",GATEWAY,"172.28.8.1",PRINTSVR,"172.29.14.68"
次のコマンドは、IPを変更します。
COMM_NET IP,"172.28.11.77"
SC-39
システム・コマンド
通 信
COMM_ORDER、CORD
コマンド / クエリ
説 明
COMM_ORDERコマンドは、波形データ転送のバイト・オーダを制御します。波形データは、最上
位バイト(MSB: most significant byte)または最下位バイト(LSB: least significant byte)
を開始位置として送信できます。デフォルト・モードではMSBからです。
COMM_ORDERは、波形の記述子とタイム・ブロックに等しく適用されます。記述子には、16ビッ
ト長("word")、32ビット長("long"、"float")、64ビット長("double")の値があります。
"COMM_ORDER HI"を選択すると、最上位バイトが最初に送信されます。"COMM_ORDER LO"を選択
すると、最下位バイトが最初に送信されます。
COMM_ORDER?クエリは、現在使用中のバイト転送順序で返します。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
Comm_ORDer <mode>
<mode>:={HI, LO}
注: 初期モード、つまり電源投入直後はHIです。
クエリ構文
Comm_ORDer?
応答フォーマット
Comm_ORDer <mode>
例
波形データ転送の順番はデータ・タイプにより異なります。次の表に考えられる順序をまとめ
ます。
タイプ
CORD HI
CORD LO
Word
<MSB><LSB>
<LSB><MSB>
Long/Float
<MSB><byte2><byte3><LSB>
<LSB><byte3><byte2><MSB>
Double
<MSB><byte2>...<byte7><LSB>
<LSB><byte7>...<byte2><MSB>
波形データ転送順序
関連コマンド
WAVEFORM
SC-40
通 信
COMM_RS232、CORS
コマンド / クエリ
説 明
COMM_RS232コマンドは、RS-232-Cポートのリモート・コントロール・パラメータを設定しま
す。
COMM_RS232?クエリは、パラメータ設定をレポートします。
注。このコマンドは、オシロスコープをRS-232-Cポートを介してリモート・コントロールしてい
る場合に限り有効です。
以下のパラメータがあります。
a.入力終了(End Input)文字。オシロスコープにこの文字が受信されると、コマンド終了(Endof a command)メッセージ・マーカと解釈されます。受信されたコマンドは、構文解析され
実行されます。
b.出力終了(End Output)文字列。この文字列は、オシロスコープにより応答メッセージの最
後に添付されます。ホスト・コンピュータではこの文字列の受信により、オシロスコープの応
答完了を認識します。
c.行長(Line Length)。このパラメータはホストに送信する1行の最大文字数を定義します。
応答の残りの文字は、次の行に出力されます。このパラメータは、行区切り文字が選択されて
いる場合にのみ適用されます。
d.行区切り文字(Line Separator)。このパラメータは、行分割メカニズムを選択し、オシロ
スコープ応答メッセージを何行にも分けるために使用する文字を定義します。使用できる行区
切り文字は、CR、LF、CRLF、<CR>、<LF>、<CR>とその後に続く<LF>です。これらの文字は
<line_length>文字の後にホスト・コンピュータに送信されます。
e.SRQ文字列。この文字列は、オシロスコープよりホスト・コンピュータへSRQが発信されるたび
に送信されます。
このコマンドのパラメータには、実際の引数にASCII文字列を必要とするものもあります。こ
のような文字列に非印字文字を埋め込むには、エスケープ・シーケンスを使用します。エスケー
プ文字にはバック・スラッシュ( 注:日本語の場合はYEN(¥)マークになります)を使用しま
す。以下のエスケープ・シーケンスが認識されます。
"\a":
Bell(ベル)文字
"\b":
バック・スペース文字
"\e":
エスケープ文字
"\n":
改行文字
"\r":
キャリッジ・リターン文字
"\t":
水平タブ文字
"\\": バック・スラッシュ文字自体
"\ddd": dddは、対応するASCII文字のコード値を示す1∼3桁の10進数を表します。
SC-41
システム・コマンド
文字列が使用される前に、オシロスコープではエスケープ文字が対応するASCII文字に置き換
えられます。
たとえば、エスケープ・シーケンス"\r"、"\13"、"\013"はすべて1つのASCII文字<Carriage
Return(キャリッジ・リターン)>に置き換えられます。
表 記
EI
入力終了(End Input)文字
EO
出力終了(End Output)文字列
LL
行長(Line Length)
LS
行区切り文字(Line Separator)
SRQ
SRQサービス・リクエスト
コマンド構文
COmm_RS232 EI, <ei_char>, EO, '<eo_string>', LL, <line_length>, LS, <Line_set>, SRQ,
'<srq_string>'
<ei_char>:
= 1∼126(デフォルト: 13 = キャリッジ・リターン)
<eo_string>:
= 空でないASCII文字列20文字まで(デフォルト: "\n\r")
<line_length>: = 40∼1024(デフォルト: 256)
<line_sep>:
= {OFF, CR, LF, CRLF}(デフォルト: OFF)
<srq_string>: = 空文字列を含むASCII文字列20文字まで(デフォルト: 空文字列)
クエリ構文
COmm_RS232?
応答フォーマット
COmm_RS232 EI, <ei_char>, EO, "<eo_string>", LL, <line_length>, LS, <line_sep>, SRQ,
"<srq_string>"
例
次のコマンド実行後
COMM_RS232 EI, 3, EO, "¥r¥nEND¥r¥n"
オシロスコープでは、<ETX>(10進数の3)が検出されるたびに完全な1メッセージが受信され
たと見なします。応答メッセージは、文字シーケンス"<CR><LF>END<CR><LF>"送信で終端されま
す。
SC-42
捕 捉
COUPLING、CPL
コマンド / クエリ
説 明
COUPLINGコマンドは、指定入力チャネルのカップリング・モードを選択します。
COUPLING?クエリは、指定チャネルのカップリング・モードを返します。
コマンド構文
<channel>:CouPLing <coupling>
<channel>:={C1, C2, C3 , C4 , EX, EX10}
<coupling>:={A1M, D1M, D50, GND}
クエリ構文
<channel>:CouPLing?
応答フォーマット
<channel>:CouPLing <coupling>
<coupling>:={A1M, D1M, D50, GND, OVL}
<coupling>: OVLは、DC 50Ωカップリング時に信号過負荷入力で返されます。この状態では、オ
シロスコープは入力が切り離されます。
使用可能対象
<channel>:C3およびC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル2のカップリングをDC 50Ωに設定します。
CMD$="C2:CPL D50":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-43
システム・コマンド
カーソル
CURSOR_MEASURE、CRMS
コマンド / クエリ
説 明
CURSOR_MEASUREコマンドは、表示するカーソルまたはパラメータ測定のタイプを指定します。
CURSOR_MEASURE?クエリは、現在表示されているカーソルまたはパラメータ測定を示します。
表 記
ABS
相対カーソルの絶対測定値
CUST
カスタム・パラメータ
FAIL
合否: 不合格
HABS
水平絶対カーソル
HPAR
標準時間パラメータ
HREL
水平相対カーソル
OFF
カーソルおよびパラメータのオフ
PARAM
VPAR と同義語
PASS
合否: 合格
SHOW
カスタム・パラメータ(旧形式)
STAT
パラメータ統計
VABS
垂直絶対カーソル
VPAR
標準電圧パラメータ
VREL
垂直相対カーソル
注: PARAMモードは、XYモードがONのときOFFになります。
コマンド構文
CuRsor_MeaSure <mode>[,<submode>]
<mode>:={CUST, FAIL, HABS, HPAR, HREL, OFF, PARAM, PASS, SHOW, VABS, VPAR, VREL}
<submode>:={STAT, ABS}
注1: キーワードSTATは、CUST、HPAR、VPARモードのオプションです。STATがある場合はパラメー
タ統計がオンに、ない場合はオフになります。
注2: キーワードABSはHRELモードのオプションです。ABSがある場合は相対カーソルの絶対振幅
測定値が、ない場合には相対振幅測定値が選択されます。
クエリ構文
CuRsor_MeaSure?
応答フォーマット
CuRsor_MeaSure <mode>
SC-44
例(GPIB)
次のコマンドは、垂直相対カーソルを切り替えます。
CMD$="CRMS VREL":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
次のコマンドは、現在オンになっているカーソルを求めます。
CMDS$="CRMS?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RD$):PRINT RD$
応答メッセージ例を以下に示します。
CRMS OFF
関連コマンド
CURSOR_SET, PARAMETER_STATISTICS,
PARAMETER_VALUE, PASS_FAIL_CLEAR,
PASS_FAIL_CONDITION, PASS_FAIL_DELETE,
PASS_FAIL_MASK,
補足情報
カーソル、パラメータ測定、または合否テストをオフにするには、以下の形式を使用します。
CURSOR_MEASURE OFF
カーソル表示をオンにするには、以下の4形式のうちいずれか1つを使用します。
CURSOR_MEASURE
HABS
CURSOR_MEASURE
HREL
CURSOR_MEASURE
VABS
CURSOR_MEASURE
VREL
統計をとらずにパラメータ測定をオンにするには、以下の3形式のうちいずれか1つを使用しま
す。
CURSOR_MEASURE
CUST
CURSOR_MEASURE
HPAR
CURSOR_MEASURE
VPAR
パラメータ統計をオンにするには、上記の3形式にキーワードSTATを追加します。
パラメータの合否(Pass or Fail)テスト、またはマスク・テストをオンにするには、以下
の形式を使用します。
CURSOR_MEASURE
PASS
CURSOR_MEASURE
FAIL
カスタム(Custom)モードのパラメータを選択し、合否(Pass/Fail)モードのテスト条件を
変更するには、以下のコマンドを用います。
PASS_FAIL_CONDITION
SC-45
システム・コマンド
カーソル
CURSOR_READOUT、CRRD?
コマンド / クエリ
説 明
このコマンドは、タイム・カーソルの振幅読出し単位(VまたはdBm)を設定します。
コマンド構文
CuRsor_ReaDout <scale>
<scale>:={VOLTS,DBM}
クエリ構文
CRRD?
応答フォーマット
CURSOR_READOUT VOLTS
例(GPIB)
次のコマンドは、タイム・カーソルの振幅をdBm単位で読み出すよう設定します。
CMD$="CRRD DBM"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
CURSOR_MEASURE
SC-46
カーソル
CURSOR_SET、CRST?
コマンド / クエリ
説 明
CURSOR_SETコマンドにより、ユーザは、8つのカーソルのうち任意の1カーソルを指定の画面位
置に置くことができます。カーソル位置は、目的のカーソルが現在画面に表示されていなくても
変更でき、照会できます。
カーソル位置を設定する場合は、そのカーソル位置の基準となるトレースを指定しておく必要
があります。
CURSOR_SET?クエリは、複数のカーソルの現在の位置を返します。返される値は、選択したグ
リッド・タイプにより異なります。
注: パラメータ表示(あるいは合否表示や拡張パラメータ表示)がオンになっていると、新規選
択トレースが表示されない場合やシーケンスモードで捕捉完了しなかった場合(これらは環
境エラーを引き起こします(ページSC-75を参照してください))を除き、指定トレースのパ
ラメータが表示されます。カーソル位置を変更せずにトレースのみを変更するには、引数な
しのCURSOR_SETコマンド(たとえば、.TB:CRST)を使用します。
表 記
HABS
水平絶対
PREF
パラメータ基準
HDIF
水平差分
VABS
垂直絶対
HREF
水平基準
VDIF
垂直差分
PDIF
パラメータ差分
VREF
垂直基準
コマンド構文
<trace>:CuRsor_SeT <cursor>, <position>[,<cursor>,<position>,...
<cursor>,<position>]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
<cursor>:={HABS, VABS, HREF, HDIF, VREF, VDIF, PREF, PDIF}
<position>:= 0∼10 DIV(水平)
<position>:= -29.5∼29.5 DIV(垂直)
注1: 接尾文字DIVはオプションです。
注2: パラメータはペアにグループ化されています。ペアの最初のパラメータは変更するカーソ
ルを指定し、2番目のパラメータで新しい値を示します。ペアは任意の順番に並べること
も、変更する変数だけにとどめることもできます。
SC-47
システム・コマンド
クエリ構文
<trace>:CuRsor_SeT?[<cursor>,...<cursor>]
<cursor>:={HABS, VABS, HREF, HDIF, VREF, VDIF, PREF, PDIF, ALL}
応答フォーマット
<trace>:CuRsor_SeT<cursore>,<position>[,<curosor>,<position>,... <cursor>,<position>]
<cursor>を指定しない場合は、ALLを指定したと見なされます。なんらかの状況で位置を決定
できない場合は、カーソル位置はUNDEFと示されます。
使用可能対象
<trace>:C3およびC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、トレースAを基準としてVREFカーソルとVDIFカーソルをそれぞれ+3 DIVと7 DIVの位置に置きます。
CMD$="TA:CRST VREF, 3DIV, VDIF, -7DIV"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR VALUE, PARAMETER_VALUE,
PER_CURSOR_SET, XY_CURSOR_SET
SC-48
カーソル
CURSOR_VALUE?、CRVA?
クエリ
説 明
C U R S O R _ V A L U E ? クエリは、あるトレースにおいて指定カーソルで測定した値を返します
(PARAMETER_VALUE?クエリは、測定波形のパラメータ値を返します)。
表 記
HABS
水平絶対
VABS
垂直絶対
HREL
水平相対
VREL
垂直相対
クエリ構文
<trace>:CuRsor_VAlue?[<mode>,...<mode>]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
<mode>:={HABS, HREL, VABS, VREL, ALL}
応答フォーマット
<trace>:CuRsor_VAlue HABS,<abs_hori>,<abs_vert>
<trace>:CuRsor_VAlue HREL,<delta_hori>,<delta_vert>,<absvert>,<absvert_dif>
<trace>:CuRsor_VAlue VABS,<abs_vert>
<trace>:CuRsor_VAlue VREL,<delta_vert>
水平カーソルでは水平値も垂直値も与えられます。垂直カーソルでは垂直値のみ与えられま
す。
注: <mode>指定がない、またはALLの場合は、指定トレースに関する測定カーソル値すべてが返さ
れます。カレント環境でカーソル値を決定できない場合は、値UNDEFが返されます。
使用可能対象
<trace>:C3およびC4は、4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のクエリは、チャネル2のクロス・ヘア・カーソル(HABS)の測定絶対水平値を読み取りま
す。
CMD$="C2:CRVA? HABS":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%,RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
C2:CRVA HABS, 34.2E-6 S, 244 E-3V
SC-49
システム・コマンド
関連コマンド
CURSOR_SET, PARAMETER_VALUE, PER_CURSOR_VALUE,
XY_CURSOR_VALUE
SC-46::42.1::CURSOR_VALUE, CRVA, Query【CURSOR_VALUE、CRVA、クエリ】
SC-50
表 示
DATA_POINTS、DPNT
コマンド / クエリ
説 明
DATA_POINTSコマンドは、波形サンプル・ポイントをシングル表示ピクセルで表示するか太字
表示にするか制御します。
DATA_POINTS?クエリの応答は、波形サンプル・ポイントがシングル表示ピクセルで表示されて
いるか太字で表示されているかを返します。
コマンド構文
Data_PoiNTs <state>
<state>:={NORMAL, BOLD}
クエリ構文
Data_PoiNTs?
応答フォーマット
Data_PoiNTs <state>
例(GPIB)
次の命令は、波形サンプル・ポイントをハイライトします。
CMD$="DPNT ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-51
システム・コマンド
その他
DATE
コマンド / クエリ
説 明
DATEコマンドは、オシロスコープの内部リアル・タイム・クロックの日時を変更します。
DATE?クエリは、カレント日時設定を返します。
コマンド構文
DATE <day>,<month>,<year>,<hour>,<minute>,<second>
<day>:=1∼31
<month>:={JAN, FEB, MAR, APR, MAY, JUN, JUL, AUG, SEP, OCT, NOV, DEC}
<year>:=1990∼2037
<hour>:=0∼23
<minute>:=0∼59
<second>:=0∼59
注: dateパラメータすべてを常に指定する必要はありません。更新するパラメータのみ、および
変更するパラメータを含むもののみ指定します。"year(年)"の設定を変更するには、day
(日)、month(月)、year(年)を一緒に設定します。時間設定は無変更のままです。
"second(秒)"設定を変更するには、DATEパラメータすべてを設定する必要があります。
クエリ構文
DATE?
応答フォーマット
DATE <day>,<monthe>,<year>, <hour>, <minute>, <second>
例(GPIB)
この例は、日付を1997年1月1日に、時刻を1:21:16 p.m. (24時間表示では13:21:16)に変更
します。
CMD$="DATE 1, JUN, 1997, 13, 21, 16":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-52
ステータス
DDR?
クエリ
説 明
DDR?は、デバイス依存エラー・レジスタまたはデバイス特定エラー・レジスタ(DDR: Device
Dependent or device specific error Register)の読み出しとクリアを行います。ハードウェ
ア障害の場合は、DDRレジスタに障害発生源が指定されます。以下の表に詳細をまとめます。
ビット
ビット値
15...14
説 明
0 予約
13
8192
1 タイムベース・ハードウェア障害検出
12
4096
1 トリガ・ハードウェア障害検出
11
2048
1 チャネル 4* ハードウェア障害検出
10
1024
1 チャネル 3* ハードウェア障害検出
9
512
1 チャネル 2 ハードウェア障害検出
8
256
1 チャネル 1 ハードウェア障害検出
7
128
EXT TRIG オーバロード状態検出
6...4
0 予約
3
8
1 チャネル 4* 過負荷状態検出
2
4
1 チャネル 3* 過負荷状態検出
1
2
1 チャネル 2 過負荷状態検出
0
1
1 チャネル 1 過負荷状態検出
デバイス特定レジスタ構造(DDR)
クエリ構文
DDR?
応答フォーマット
DDR <value>
<value>:= 0∼65535
使用可能対象
<value>:Bit2、3、10、11−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
SC-53
システム・コマンド
例(GPIB)
次の命令は、DDRレジスタ内容を読み出します。
CMD$="DDR":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
DDR 0
関連コマンド
ALL_STATUS, *CLS
SC-54
関 数
DEFINE、DEF
コマンド / クエリ
説 明
DEFINEコマンドは、演算で使用する関数をコントロールします。使用できる演算の種類は搭載
されているオプションによって異なりますのでご注意ください。
コマンド構文
<function> : DEFine EQN,"<equation>" [,<param_name>,<value>,...]
注: このコマンドで指定されるパラメータは、必ずペアになっています。例えば、MAXPTS と
いうパラメータには<max_points>というペアになるパラメータが必要です。パラメータはペ
ア単位で任意にグループ化でき、変更する変数だけにとどめることもできます。
クエリ構文
<function> : DEFine?
応答フォーマット
<function> : DEFine EQN,"<equation>"[,MAXPTS,<max_points>] [,SWEEPS,<max_sweeps>]
[,WEIGHT,<weight>][,BITS,<bits>]...
標準でサポートされるパラメータ一覧
<param_name>
<value>
説明
BITS
<bits>
ERES ビット数
EQN
"<equation>"
演算名称(次ページの表参照)
MAXPTS
<max_points>
演算に使用する最大ポイント数
SWEEPS
<max_sweeps>
最大スイープ数
UNITS
<units>
リスケール演算の工学単位
WINDOW
<window_type>
FFT の窓関数の種類
EMM で追加されるパラメータ一覧
WEIGHT
<weight>
連続アベレージの重み
WAVA で追加されるパラメータ一覧
CENTER
<center>
ヒストグラム表示の水平中央位置
MAX_EVENTS
<max_values>
ヒストグラムの値の最大値
MAXBINS
<bins>
ヒストグラムのビンの値
VERT
<vert_scale>
ヒストグラムの垂直軸スケールタイプ
WIDTH
<width>
ヒストグラムの表示幅
SC-55
システム・コマンド
標準でサポートされる関数一覧
<function>
説 明
((<source>
否定
+<source>
同定
<source>
同定
<source1> - <source2>
減算
<source1> + <source2>
加算
<source1>/<source2>
除算
<source1><source2>
乗算
AVGS(<source>)
加算アベレージ
ERES(<source>)
分解能向上
EXTR(<source>)
エクストレーマ(エンベロープ)
FLOOR(EXTR(<source>))
エクストレーマのフロア
RESC([{+,(}][<multiplier>]*<source>
リスケール
[{+,(}<addend>])
ROOF(EXTR(<source>))
エクストレーマのルーフ
SINX(<source>)
サイン補間
ZOOMONLY (<extended_source>)
ズームのみ(演算無し)
MAG(FFT(<source>))
FFT 演算結果の振幅部
PHASE(FFT(<source>))
FFT 演算結果の位相部
PS(FFT(<source>))
パワー・スペクトラム
EMM で追加される関数一覧
1/<source>
逆数
ABS(<source>)
絶対値
AVGC(<source>)
連続アベレージ
DERI(<source>)
微分
EXP(<source>)
e のべき乗
EXP10(<source>)
10 のべき乗
INTG(<source>[{+,(} <addend>])
積分
LN(<source>)
自然対数
LOG10(<source>)
常用対数
SQR(<source>)
二乗
SQRT(<source>)
平方根
SC-56
WAVA で追加される関数一覧
FFT(<source>)
高速フーリエ変換(複素数解)
IMAG(FFT(<source>))
FFT 演算・複素数解の虚数部
REAL(FFT(<source>))
FFT 演算・複素数解の実数部
MAG(AVGP(<function>))
FFT 演算・振幅部のアベレージ
PS(AVGP(<function>))
パワー・スペクトラムのアベレージ
PSD(AVGP(<function>))
パワー密度のアベレージ
HIST(<custom_line>)
指定されたカスタム・パラメータのヒストグラム
TREND(<custom_line>)
指定されたカスタム・パラメータのトレンド
ソース値
<sourceN> : = {TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4, C1, C2, C3G, C4G}
<function> : = {TA, TB, TC, TD}
<custom_line> : = {CUST1, CUST2, CUST3, CUST4, CUST5}
<extended_source> : = {C1, C2, C3G,C4G, TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4}
ポイント数/スイープ数:
<max_points> : = 50 to 10 000 000
<max sweeps> : = 1 to 1000
<max_sweeps> : = 1 to 1 000 000 (WAVAオプションのみ)
リスケール用の値:
<addend> : = 0.0 to 1e15
<multiplier> : = 0.0 to 1e15
加算平均とERES演算用の値:
<weight> : = {1, 3, 7, 15, 31, 63, 127, 255, 511, 1023}
<bits> : = {0.5, 1.0, 1.5, 2.0, 2.5, 3.0}
FFTの窓関数用の値:
<window_type> : = {BLHA, FLTP, HAMM, HANN, RECT}
FFT の窓関数表記
BLHA
ブラックマン−ハリス
FLTP
フラット・トップ
HAMM
ハミング
HANN
ハニング
RECT
方形
SC-57
システム・コマンド
ヒストグラム用の値:
<max bins> : = {20, 50, 100, 200, 500, 1000, 2000} (WAVAオプションにて有効)
<max_events> : = 20 to 2e9 (in a 1-2-5 sequence)
<center> : = (1e15 to 1e15
<width> : = 1e(30 to 1e30 (in a 1-2-5 sequence)
<vert_scale> : = {LIN, LOG, CONSTMAX}
ヒストグラムの表記
LIN
ヒストグラムの表示にリニア・スケールを使用
LOG
ヒストグラムの表示にログ・スケールを使用
CONSTMAX
ヒストグラムの表示に定最大リニア・スケールを使用
使用可能対象
<sourceN> : = {C3, C4} は4チャンネル・モデルのみ
<extended_source> : = {C3, C4} は4チャンネル・モデルのみ
例(GPIB)
次のコマンドは、トレースAを5000ポイント使用して、チャンネル1の波形を200回加算アベレー
ジします。
CMD$="TA:DEF EQN,"AVGS(C1)",MAXPTS,5000,SWEEPS,200":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
次のコマンドは、トレースAを10000ポイント使ってチャンネル1とチャンネル2の乗算を実行し
ます。
CMD$="TA:DEF EQN,"C1*C2",MAXPTS,10000":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
以下のコマンドは、トレースAを1000ポイント使ってチャンネル1のパワー・スペクトラムを計
算します。窓関数としては、方形窓を指定しています。
CMD$="TA:DEF EQN,"PS(FFT(C1))",MAXPTS,1000,WINDOW, RECT":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
以下のコマンドは、トレースBにトレースAで行われているパワー・スペクトラム波形を244回ア
ベレージして表示します。
CMD$="TB:DEF EQN,"PS(AVGP(TA))",SWEEPS,244": CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-58
以下のコマンドは、トレースCに、カスタム・ライン2行目で行われているチャンネル1の立上が
り時間の値をヒストグラムとして表示します。ヒストグラムはリニア・スケールを持ち、ビンの
値は100です。
CMD$="PACU 2,RISE"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CMD$="TC:DEF EQN,"HIST(CUST2)",VERT,LIN,MAXBINS,100"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
FIND_CTR_RANGE, FUNCTION_RESET, INR?, PARAMETER_CUSTOM, PARAMETER_VALUE?,
PASS_FAIL_CONDITION
SC-59
システム・コマンド
保存装置
DELETE_FILE、DELF
コマンド
説 明
DELETE_FILEコマンドは、保存装置内の現在選択されているディレクトリからファイルを削除
します。
コマンド構文
DELete_File DISK, <device>, FILE,'<filename>'
<device>:={CARD , FLPY, HDD }
<filename>:= 8文字までの英数文字列に、ドットと3文字までの拡張子が続きます。
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプション装着時にのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプション装着時にのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、フロント・パネル・セットアップをメモリ・カードより削除します。
CMD$="DELF DISK, CARD, FILE,'P001.PNL'":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DIRECTORY, FORMAT_CARD, FORMAT_FLOPPY,
FORMAT_HDD
SC-60
保存装置
DIRECTORY、DIR
コマンド / クエリ
説 明
DIRECTORYコマンドは、保存装置のファイル・ディレクトリの作成と削除を管理します。また、
カレント作業ディレクトリの選択とディレクトリ内のファイルのリスト表示も行えます。
クエリの応答は、DOSに似たディレクトリ・リストの文字列が二重引用符で囲まれて構成され
ます。保存装置がない、またはフォーマットされていない場合には、文字列は空です。
コマンド構文
DIRectory DISK, <device>, ACTION, <action>,'<directory>'
クエリ構文
DIRectory? DISK, <device>[,'<directory>']
<device>:={CARD , FLPY, HDD }
<action>:={CREATE, DELETE, SWITCH}
<directory>:=正規のDOSパス名またはファイル名(これには、'¥'文字を入れてルート・ディレ
クトリを定義できます)。
注: DIRectory_list?クエリは、下位互換性のために受け付けられますが、将来はサポートされ
ない可能性があります。
応答フォーマット
DIRectory DISK, <device>"<directory>"
<directory>:=メモリ・カード、フロッピー・ディスク、またはハード・ディスクのファイル内
容詳細を示す可変長文字列です。
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプション装着時にのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプション装着時にのみ使用できます。
SC-61
システム・コマンド
例(GPIB)
次のコードは、メモリ・カードのディレクトリ一覧を要求します。
CMD$="DIR? DISK, CARD":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ
DIR"
Directory
LECROY
1 DIR of 04-MAR-1994
SC1
000
2859
19-DEC-1994
16:33:06
SC1
001
2859
19-DEC-1994
16:34:32
TEST5
002
12-MAR-1994
13:34:12
20359
3 File(s) 1948672 bytes free
"
SC-62
10:4620 on Memory Card
表 示
DISPLAY、DISP
コマンド / クエリ
説 明
DISPLAYコマンドは、オシロスコープの表示画面を制御します。ユーザがオシロスコープをリ
モート・コントロールしていて、オシロスコープの表示が要らない場合に、DISPLAY OFFコマン
ドで表示をオフにするときに使用します。これにより波形グラフィック生成手続きを抑止してオ
シロスコープの応答時間を短縮できます。
DISPLAY?クエリに対する応答は、オシロスコープの表示ステートを返します。
注: 表示がOFFに設定されているとき、リアル・タイム・クロックとメッセージ・フィールドは更
新されますが、波形と関連テキストは未変更のままです。
コマンド構文
DISPlay <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
DISPlay?
応答フォーマット
DISPlay <state>
例(GPIB)
次の命令は、表示生成をオフにします。
CMD$=:"DISP OFF":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-63
システム・コマンド
表 示
DOT_JOIN、DTJN
コマンド / クエリ
説 明
DOT_JOINコマンドは、データ・ポイント間の補間線を制御します。
コマンド構文
DoT_JoiN <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
DoT_JoiN?
応答フォーマット
DoT_JoiN <state>
例(GPIB)
次の命令は、補間線をオフにします。
CMD$="DTJN OFF":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-64
表 示
DUAL_ZOOM、DZOM
コマンド / クエリ
説 明
DUAL_ZOOMコマンドの設定により、すべての拡張トレースの水平拡大率と位置設定を同時に制
御できます。このコマンドは、すべての拡張トレース内容を1度に調べる時に便利です。
DUAL_ZOOM?クエリは、マルチプル・ズームがイネーブルかディスエーブルかを返します。
注: このコマンドでは、MULTI_ZOOMと同じ効果が得られます。
コマンド構文
Dual_ZOoM <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
Dual_ZOoM?
応答フォーマット
Dual_ZOoM <mode>
例(GPIB)
次の例は、デュアル・ズームをオンにします。
CMD$="DZOM ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
HOR_MAGNIFY, HOR_POSITION, MULTI_ZOOM
SC-65
システム・コマンド
ステータス
ENABLE_KEY、EKEY
コマンド / クエリ
説 明
ENABLE_KEY コマンドは、メニューをローカル・モードで下の6個のラベル付きメニューボタ
ンに割り当てることができます。
コマンド構文
ENABLE_KEY <state>
<state>: ={ON, OFF}
クエリ構文
ENABLE_KEY?
応答フォーマット
ENABLE_KEY <state>
例(GPIB)
CMD$="ENABLE_KEY":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
KEY
SC-66
ステータス
*ESE
コマンド / クエリ
説 明
*ESEコマンドは、標準イベント・ステータス・イネーブル(ESE: Standard Event Status
Enable)レジスタを設定します。このコマンドにより、ESRレジスタの複数のイベントをSTBレジ
スタのESBサマリ・メッセージ・ビット(ビット5)に反映できます。ESB定義イベントの概略は、
ページSC-72のESR表を参照してください。
*ESE?クエリは、ESEレジスタの内容を読み出します。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
*ESE <value>
<value>:=0∼255
クエリ構文
*ESE?
応答フォーマット
*ESE <value>
例(GPIB)
次のコマンドにより、ユーザ要求(URQビット6、つまり10進数の64)および/またはデバイス
依存エラー(DDEビット3、つまり10進数の8)が発生したときに、ESBビットを設定することがで
きます。これらの値の和は、ESEレジスタ・マスク64 + 8 = 72となります。
CMD$="*ESE 72":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
*ESR
SC-67
システム・コマンド
ステータス
*ESR?
クエリ
説 明
*ESR?クエリは、イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Event Status Register)の読み
出しとクリアを行います。このクエリに対する応答は、レジスタビット0と7のバイナリ値の和を
返します。下の表に、ESRレジスタ構造の概略を示します。
クエリ構文
*ESR?
応答フォーマット
*ESR <value>
<value>:= 0∼255
例(GPIB)
次の命令は、ESRレジスタの内容を読み出し、クリアします。
CMD$="*ESR?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
*ESR 0
関連コマンド
ALL_STATUS, *CLS, *ESE
補足情報
ビット
ビット値
ビット名
15...8
説 明
注
IEEE 488.2で予約
7
128
PON
電源オフからオン(Power off-to-ON)遷移発生
(1)
6
64
URQ
ユーザ・リクエスト(User ReQuest)が発行された
(2)
5
32
CME
コマンド解析エラー(CoMmand parser Error)が検出された (3)
4
16
EXE
実行エラー(EXecution Error)が検出された
(4)
3
8
DDE
デバイス特定エラー(Device specific Error)発生
(5)
2
4
QYE
クエリ・エラー(QuerY Error)発生
(6)
1
2
RQC
オシロスコープよりバス制御が要求されていない
(7)
0
1
OPC
動作完了(OPeration Complete)ビット未使用
(8)
標準イベント・ステータス・レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)
SC-68
注
(1) Power ON(PON)ビットは、ユニットに電源が投入されるとオン(1)になります。
(2) ユーザリクエスト(URQ: User ReQuest)ビットは、ソフト・キーが押されるとTRUE(1)
になります。関連レジスタURRは、選択されたキーを特定します。詳細は、URR?クエリを参
照してください。
(3) コマンド解析エラー(CME: CoMmand parser Error)ビットは、コマンド構文エラーが検
出されるとTRUE(1)になります。CMEビットには、関連コマンド・パーサー・レジスタ
(CMR: CoMmand parser Register)があり、これによってエラー・コードを示します。詳
細は、CMR?クエリを参照してください。
(4) 実行エラー(EXE: EXecution Error)ビットは、何らかのデバイス状態(たとえばオシロ
スコープがローカル・ステート)であったり意味内容にエラーがあって、コマンド実行でき
ない場合にTRUE(1)になります。EXEビットには、関連実行エラー・レジスタ(EXR: Execution Error Register)があり、これによってエラー・コードを示します。詳細は、EXR?
クエリを参照してください。
(5) デバイス特定エラー(DDE: Device specific Error)ビットは、電源投入時に、またはチャ
ネル過負荷状態、トリガまたはタイムベース回路障害など、実行時にハードウェア障害が発
生するとTRUE(1)になります。障害発生原因は、DDR?クエリまたは自己試験*TST?クエリに
より検出できます。
(6) クエリ・エラー(QYE: QuerY Error)ビットは、次の場合にTRUE(1)になります。(a)
出力がないときに、または保留中に出力待ち行列(Output Queue)より読み出しが試みら
れた場合。(b)出力待ち行列のデータが失われた場合。(c)出力バッファと入力バッファ
両方が満杯(デッドロック・ステート)の場合。(d)コントローが<END>送信完了前に読み
出しを試みた場合。(e)前のクエリに対する応答が読み出される(出力バッファがフラッ
シュされる)前にコマンドが受信された場合。
(7) リクエスト制御(RQC: ReQuest Control)ビットは、オシロスコープにGPIB制御機能がな
いため常にFALSE(0)です。
(8) 動作完了(OPC: OPeration Complete)ビットは、コマンドとクエリは厳密にシーケンシャ
ルな順番で実行されるため、*OPC受信時は常にTRUE(1)になります。オシロスコープは、
前のコマンドをすべて実行完了した時にのみ次のコマンドの処理を開始します。
SC-69
システム・コマンド
ステータス
EXR?
クエリ
説 明
EXR?クエリは、実行エラー・レジスタ(EXR: EXecution error Register)の読み出しとク
リアを行います。EXRレジスタは、実行中最後に検出されたエラーのタイプを示します。詳細は、
ページSC-71の表を参照してください。
クエリ構文
EXR?
応答フォーマット
EXR <value>
<value>:= 21∼64
例(GPIB)
次の命令は、EXRレジスタの内容を読み出し、クリアします。
CMD$="EXR?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ(障害のない場合):
EXR 0
関連コマンド
ALL_STATUS, *CLS
SC-70
補足情報
値
説 明
21
許可エラー。コマンドは、ローカル・モードでは実行できません。
22
環境エラー。オシロスコープ構成が不適切でコマンドを処理できません。たとえば、オシロ
スコープは低速タイムベースではRISを送信できません。
23
オプション・エラー。該当コマンド適用に必要なオプションがインストールされていませ
ん。
24
構文解析エラー。
25
パラメータ・エラー。パラメータ指定が多すぎます。
26
未実装コマンド。
30
16進データ・エラー。16進データ・ブロックで16進数でない文字が検出されました。
31
波形エラー。受信データ量が記述子インジケータに対応しません。
32
波形記述子エラー。無効の波形記述子が検出されました。
33
波形テキスト・エラー。壊れた波形ユーザ・テキストが検出されました。
34
波形時間エラー。無効のRISまたはTRIG時間データが検出されました。
35
波形データ・エラー。無効の波形データが検出されました。
36
パネル・セットアップ・エラー。無効のパネル・セットアップ・データ・ブロックが検出され
ました。
50
ユーザが保存装置へのアクセスを試みたときに保存装置がありませんでした。@
51
ユーザが保存装置へのアクセスを試みたときに保存装置がフォーマットされていませんでし
た。@
53
ユーザがファイルの作成または削除、またはデバイスのフォーマットを試みたときに保存装
置に書き込み保護がかかっていました。@
54
フォーマット中、保存装置不良が検出されました。@
55
保存装置ルート・ディレクトリ満杯。ディレクトリを追加できません。@
56
ユーザが保存装置への書き込みを試みたときに保存装置が満杯でした。@
57
保存装置のファイル・シーケンス番号が溢れています(999に達しました)。@
58
保存装置のファイルが見つかりません。@
59
要求ディレクトリが見つかりません。@
61
保存装置のファイル名が非DOS互換、または不正ファイル名です。@
62
同じファイル名のファイルが既に保存装置にあるので、ファイルを書き込めません。@
@メモリ・カード(MC01)、フロッピー・ディスク
(FD01)、またはハード・ディスク(HD01)オプショ
ンを装着したオシロスコープのみ。
実行エラー・ステータス・レジスタ(EXR)の構造
SC-71
システム・コマンド
表 示
FAT_CURSOR、FATC
コマンド / クエリ
説 明
FAT_CURSOR で、カーソルの太さを調節します。
コマンド構文
FAT_CURSOR,FATC <state>
<state>: ={ON, OFF}
クエリ構文
FAT_CURSOR?
応答フォーマット
FAT_CURSOR <state>
例(GPIB)
次のコマンドは カーソルを太くするときに用います:
CMD$="FAT_CURSOR ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-72
保存装置
FILENAME、FLNM
コマンド / クエリ
説 明
FILENAMEコマンドは、保存デバイスへトレース、セットアップ、ハード・コピーなどを保存す
るときに、これらにデフォルトで割り当てられているファイル名を変更します。
コマンド構文
FiLeNaMe TYPE, <type>, FILE, “<filename>”
<type>:={C1, C2, C3, C4, TA, TB, TC, TD, SETUP, HCOPY}
<filename>: =C1からTDまでは、正規のDOSファイル名形式の8文字までの英数文字列。SETUPと
HCOPYには、5文字まで。
注: 拡張子は、オシロスコープにより自動割り当てされるため変更できません。
クエリ構文
FiLeNaMe? TYPE, <type>
<type>:={ALL, C1, C2, C3, TA, TB, TC, TD, SETUP, HCOPY}
応答フォーマット
FiLeNaMe
TYPE, <type>, FILE, "<filename>"[,TYPE, <type>, FILE," <filename>"...]
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1の波形ファイル名を"TESTPNT6.xxx"に指定します。ここで、xxxは
オシロスコープにより割り当てられた数値拡張子です。
CMD$="FLNM TYPE, C1, FILE, 'TESTPNT6'":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DIRECTORY, FORMAT_CARD, FORMAT_FLOPPY,
FORMAT_HDD, DELETE_FILE
SC-73
システム・コマンド
関 数
FIND_CTR_RANGE、FCR
コマンド
説 明
FIND_CTR_RANGE コマンドはヒストグラムの中央の位置と幅を設定して、蓄積された現象を最
適な状態で表示します。
コマンド構文
<function>:Find_Ctr_Range
<function>: ={TA,TB,TC,TD}
使用可能対象
ヒストグラムのオプションをインストール時のみ使用できます。
例(GPIB)
トレースA(TA)がカスタム・パラメータのヒストグラムであると想定した場合、次の例では、
ヒストグラムの最適な中央位置と幅を設定し、再度計算します。
関連コマンド
DEFINE, PACU
SC-74
保存装置
FORMAT_CARD、FCRD
コマンド / クエリ
説 明
FORMAT_CARDコマンドは、PCMCIA/JEIDA標準準拠のメモリ・カードをDOSパーティションを用い
てフォーマッティングします。
FORMAT_CARD?クエリは、カードのステータスを返します。
コマンド構文
Format_CaRD
クエリ構文
Format_CaRD?
応答フォーマット
Format_CaRD <card_status>[,<read/write>,<free_space>,<card_size>,<battery_status>]
<card_status>:={NONE, BAD, BLANK, DIR_MISSING, OK}
<read/write>:={WP, RW}
<free_space>:= カードで使用できる空きバイト数を10進数で示します。
<card_size>:= カード容量総バイト数を10進数で示します。
<battery_status>:{BAT_OK, BAT_LOW, BAT_BAD}
使用可能対象
メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、まずメモリ・カードをフォーマットし、その後そのステータスを検証します。
CMD$="FCRD":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CMD$="FCRD?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
FCRD OK, RW, 130048, 131072, BAT_OK
関連コマンド
DIRECTORY
SC-75
システム・コマンド
補足情報
表 記
BAD
フォーマッティング後カード不良
BAT_BAD
バッテリ不良またはバッテリーなし
BAT_LOW
バッテリー交換必要
BAT_OK
バッテリー正常
BLANK
カレント・ディレクトリが空
DIR_MISSING
サブディレクトリなし。次の "store" コマンドでディレクトリ
"LECROY1_DIR" が自動的に作成されます。
NONE
カードなし
OK
カードは適切にフォーマットされています。
RW
読み出し / 書き込み許可
WP
書き込み禁止
SC-76
保存装置
FORMAT_FLOPPY、FFLP
コマンド / クエリ
説 明
FORMAT_FLOPPYコマンドは、フロッピー・ディスクを倍密(DD: Double Density)または高密
(HD: High Density) にフォーマッティングします。
FORMAT_FLOPPY?クエリは、フロッピー・ディスクのステータスを返します。
コマンド構文
Format_FLoPpy [<type>]
<type>:={DD, HD}
引数を指定しないと、デフォルトでHDが指定されます。
クエリ構文
Format_FLoPpy?
応答フォーマット
Format_FLoPpy <floppy_status>[,<read/write>,<free_space>,<floppy_size>]
<floppy_status>:{NONE, BAD, BLANK, DIR_MISSING, OK}
<read/write>:={WP, RW}
<free_space>:=フロッピーで使用できる空きバイト数を10進数で示します。
<floppy_size>:=フロッピー容量総バイト数を10進数で示します。
例(GPIB)
次のコードは、まずフロッピーをDD(720 kB)フォーマットし、その後そのステータスを検
証します。
CMD$="FFLP DD":IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CMD$="FFLP?:CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
FFLP OK, RW, 728064, 737280
関連コマンド
DIRECTORY
SC-77
システム・コマンド
補足情報
表 記
BAD
フォーマッティング後フロッピー不良
BLANK
カレント・ディレクトリが空
DD
DD 720 kB にフォーマット
DIR_MISSING
サブディレクトリなし。次の "store" コマンドでディレクトリ
"LECROY1_DIR" が自動的に作成されます。
HD
HD 1.44 MB にフォーマット
NONE
フロッピーなし
OK
フロッピーは適切にフォーマットされています。
RW
読み出し / 書き込み許可
WP
書き込み禁止
SC-78
保存装置
FORMAT_HDD、FHDD
コマンド / クエリ
説 明
FORMAT_HDDコマンドは、PCMCIA/JEIDA標準準拠の取り外し可能ハード・ディスクをDOSパーティ
ションを用いてフォーマッティングします。
FORMAT_HDD?クエリは、ハード・ディスクのステータスを返します。
コマンド構文
Format_HDD <type>
<type>:={QUICK, FULL}
引数を指定しないと、QUICKが使用されます。
クエリ構文
Format_HDD?
応答フォーマット
Format_HDD <hdd_status>[,<read/write>,<free_space>,<hdd_size>]
<hdd_status>:={NONE, BAD, BLANK, DIR_MISSING, OK}
<read/write>:={WP, RW}
<free_space>:= ハード・ディスクで使用できる空きバイト数を10進数で示します。
<hdd_size>:= ハード・ディスク容量総バイト数を10進数で示します。
《入力省略》
使用可能対象
ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、まずハード・ディスクをフォーマットし、その後そのステータスを検証しま
す。
CMD$="FHDD":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CMD$="FHDD?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
FHDD OK, RW, 3076096, 105744896
SC-79
システム・コマンド
関連コマンド
DIRECTORY
補足情報
表 記
BAD
フォーマッティング後ハード・ディスク不良
BLANK
カレント・ディレクトリが空
DIR_MISSING
サブディレクトリなし。次の "store" コマンドでディレクトリ
"LECROY1_DIR" が自動的に作成されます。
NONE
ハード・ディスクなし
OK
ハード・ディスクは適切にフォーマットされています。
RW
読み出し / 書き込み許可
WP
書き込み禁止
SC-80
表 示
FULL_SCREEN、FSCR
コマンド / クエリ
説 明
FULL_SCREENコマンドは、現在選択中のグリッド・スタイルを通常プレゼンテーション・フォー
マット、またはフル・スクリーン・グリッドのどちらで表示するかを制御します。フル・スク
リーン・フォーマットでは、波形表示領域は最大サイズに拡大されます。
FULL_SCREEN?クエリに対する応答は、フルスクリーン・プレゼンテーション・フォーマットで
表示されているかどうかを示します。
コマンド構文
FullSCReen <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
FullSCReen?
応答フォーマット
FullSCReen <state>
例(GPIB)
次の命令は、フルスクリーン・プレゼンテーション・フォーマットをイネーブルにします。
CMD$="FSCR ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-81
システム・コマンド
関 数
FUNCTION_RESET、FRST
コマンド
説 明
FUNCTION_RESETコマンドは、波形処理関数をリセットします。スイープ数をゼロにリセット
し、プロセスをリスタートします。
コマンド構文
<function>:Function_ReSeT
例(GPIB)
<function>:={TA, TB, TC, TD}
トレースA(TA: Trace A)にチャネル1の加算平均が定義されている仮定すると、以下の例は、
平均処理をリスタートします。
CMD$="TA:FRST":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DEFINE, INR
SC-82
捕 捉
GLOBAL_BWL、GBWL
コマンド / クエリ
説 明
GLOBAL_BWL コマンドは、GBWのON/OFFを切り替えます。
GBWがONのとき、選択された帯域制限はすべてのチャネルに適用します。
また、GBWがOFFのときは、帯域制限は、チャネルごとに設定することができます。 (BWL参
照)。 GLOBAL_BWL? クエリに対する応答は GBWがONかOFFのどちらになっているかを返します。
コマンド構文
Global_BWL <mode>
<mode>: ={OFF, ON}
クエリ構文
Global_BWL?
応答フォーマット
Global_BWL <mode>
例(GPIB)
次のコマンドはGWLをOFFにして、チャネルごとに帯域制限を設定できるようにします。(その
際、BWLコマンドによって各チャネルの帯域制限を設定します。)
CMD$="GBWL OFF":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
BANDWIDTH_LIMIT
SC-83
システム・コマンド
表 示
GRID
コマンド / クエリ
説 明
GRIDコマンドは、のグリッド表示をシングル・モード、デュアル・モード、またはクワッド・
モードのどれにするか指定します。
GRID?クエリは、現在使用中のグリッド・モードを返します。
コマンド構文
GRID <grid>
<grid>:={SINGLE, DUAL, QUAD, OCTAL
, XYONY}
クエリ構文
GRID?
応答フォーマット
GRID <grid>
例(GPIB)
次のコマンドは、画面表示をデュアル・グリッド・モードに設定します。
CMD$="GRID DUAL":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
XY_DISPLAYコマンドにてXYディスプレーがOFFになっている場合、<gaid>:=XYONLYは受けつけ
ません。
XY_DISPLAYコマンドにてXYディスプレーがONになっている場合、<grid>は、SINGLE, DUAL, R1
及びXYONLYが有効になります。
関連コマンド
XY_DISPLAY
SC-84
ハード・コピー
HARDCOPY_SETUP、HCSU
コマンド / クエリ
説 明
HARDCOPY_SETUPコマンドは、オシロスコープのハード・コピー・ドライバを構成します。この
コマンドにより、ユーザは、オシロスコープに接続されているハード・コピー・ユニットのデバ
イス・タイプと送信モードを指定できます。適切なキーワードと新しい値を複数指定して、個々
の設定を複数変更できます。
コマンド構文
HardCopu_SetUp DEV, <device>, PORT, <port>, PFEED,
<page_feed>, PENS, <plot_pens>, PSIZE, <paper_size>.
[,CMDIV,<cmdiv>, AUTO,<auto>, FORMAT,<format>],
BCKG <bckg>.
<device>:= {BMP, HPDJ, HPDJBW, HPPJ, HPTJ, HPLJ, HP7470A, HP7550A, EPSON, EPSON COL,
TIFF, TIFFCOMP, TIFFCOL}
<port>:={GPIB, RS, CENT, FLPY, CARD , HDD , PRT }
<page_feed>:={ON, OFF}
<plot_pens>: 1∼8
<paper_size>:={A5, A4}
<cmdiv>:={1, 2, 5, 10, 20, 50, 100, 200}
<auto>:={OFF, ON}
<format>:{PORTRAIT, LANDSCAPE}
<bckg>:={BLACK, WHITE}
クエリ構文
HardCopy_SetUp?
応答フォーマット
HardCopy_SetUp DEV,<device>, PORT,<port>,
PFEED,<page_feed>, PENS,<plot_pens>, PSIZE,<paper_size>
CMDIV,<cmdiv>, AUTO,<auto>, FORMAT,<format>
使用可能対象
<card>:CARD - メモリカードオプション装着時のみ使用できます。
<port>:HDD - ハードディスクオプション装着時のみ使用できます。
<port>:PRT - GP02オプション装着時のみ使用できます。
<cmdiv> - GP02オプション装着時のみ使用できます。
<auto> - GP02オプション装着時のみ使用できます。
SC-85
システム・コマンド
例(GPIB)
下の例は、RS232ポートのEPSONプリンタ接続を選択します。
CMD$="HCSU PORT, RS, DEV, EPSON"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
HARDCOPY_TRANSMIT, SCREEN_DUMP
補足情報
パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペアの2
番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する変数だけ
にとどめることもできます。
表 記
DEV
デバイス
PENS
プロッタ: プロット・ペン
PFEED
改ページ
PORT
出力ポート名
CARD
メモリ・カード
HDD
ハード・ディスク
CENT
セントロニクス・ポート
FLPY
フロッピー・ディスク
GPIB
IEEE-488 ポート
PRT
内部プリンタ
RS
RS-232-C ポート
CMDIV
内部プリンタ: cm/division
PSIZE
プロッタ: ペーパ・サイズ
デバイス名
デバイスタイプ
EPSON
Epson black & white
EPSONCOL
Epson color
HPLJ
HP Laser Jet
HPPJ
HP Paint Jet
HPTJ
HP Think Jet
HPDJ
HP Desk Jet color
HPDJBW
HP Desk Jet baw
HP7470A
HP 7470A Plotter
HP7550A
HP 7550A Plotter
TIFF
TIFF
TIFFCOMP
TIFF Compressed
TTIFFCOL
TIFF Color
BMP
BMP
SC-86
ハード・コピー
HARDCOPY_TRANSMIT、HCTR
コマンド
説 明
HARDCOPY_TRANSMITコマンドは、ASCIIキャラクタ文字列をそのままハード・コピー・ユニット
へ送信します。これにより、ユーザは、デバイス特定制御文字シーケンスを送信してハード・コ
ピー・ユニットを制御できます。また、スクリーン・ダンプ時にドキュメンテーション用のテキ
ストを追加することもできます。
コマンド構文
HardCopy_TRansmit '<string>'
<string>:= 任意のASCII文字シーケンスまたはエスケープ・シーケンス
注: このコマンドは、COMM_RS232コマンドのページに説明されているエスケープ・シーケンスを
受け付けられます。エスケープ・シーケンスは、ハード・コピー・ユニットへ送信される前
にASCII文字コードに変換されます。
例(GPIB)
次のコードは、ドキュメンテーション・データをプリンタへ送信します。
CMD$="HCTR 'Data from Oct.15\r\n"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
HARDCOPY_SETUP, SCREEN_DUMP
SC-87
システム・コマンド
表示
HOR_MAGNIFY、HMAG
コマンド / クエリ
説 明
HOR_MAGNIFYコマンドは、選択した拡張トレースを水平方向に指定ファクタ分拡大します。許
容範囲外の拡大ファクタは、最隣接有効値に丸められます。
マルチ・ズームがイネーブルの場合は、全拡張トレースの拡大ファクタが指定ファクタに設定
されます。任意の拡張(カレント・ソース依存)に対して指定ファクタが大きすぎる場合は、許
容値に削られてからトレースへ適用されます。
有効範囲外のファクタが指定されると、STBレジスタのVABビット(ビット2)が設定されます
(ページSC-155の表を参照してください)。
HOR_MAGNIFY?クエリは、指定拡張機能に対する現在の拡大ファクタを返します。
コマンド構文
<exp_trace>:Hor_MAGnify <factor>
<exp_trace>:={TA, TB, TC, TD}
<factor>:=1∼20000
クエリ構文
<exp_source>:Hor_MAGnify?
応答フォーマット
<exp_source>:Hor_MAGnify <factor>
例(GPIB)
下の例は、トレースA(TA)を水平方向に5倍分拡大します。
CMD$="TA:HMAG5":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DUAL_ZOOM, MULTI_ZOOM
SC-88
表 示
HOR_POSITION、HPOS
コマンド / クエリ
説 明
HOR_POSITIONコマンドは、ソース・トレースの強調ゾーンの水平方向の中心位置を決定しま
す。許容位置はデビジョン0∼10の範囲です。ソース・トレースがシーケンス・モードで捕捉さ
れた場合は、水平シフトは、1度に1セグメントにのみ適用されます。
マルチ・ズームがイネーブルの場合は、指定トレースの指定水平位置とカレント水平位置との
差異がすべての拡張トレースに適用されます。これにより水平方向位置が画面境界の左または右
にはみ出すようなトレースが発生する場合は、位置の差異が調節されてからトレースに適用され
ます。
拡張トレースのソースがシーケンス波形であり、マルチ・ズームがイネーブルの場合は、指定
トレースの指定セグメントとカレント・セグメントの差異がすべての拡張トレースに適用されま
す。これによりセグメントがソース・セグメント数の範囲を超えるような拡張トレースが発生す
る場合は、その差異が調節されてからトレースに適用されます。
有効範囲外の値が指定されると、STBレジスタのVABビット(ビット2)が設定されます(ペー
ジSC-155の表を参照してください)。
HOR_POSITION?クエリは、ソース・トレースの強調ゾーンの中心位置を返します。
注: セグメント番号0には、"未拡張セグメントをすべて表示(Show All Segments Unexpanded)
"という特別な意味があります。
コマンド構文
<exp_trace>:Hor_POSition <hor_position>,<segment>
<exp_trace>:={TA, TB, TC, TD}
<hor_position>:= 0∼10 DIV
<segment>:= 0∼最大セグメント
注1: 接尾文字DIVはオプションです。
注2: セグメント番号は、シーケンス・モードで捕捉された波形にのみ関連し、シングル波形捕
捉では無視されます。セグメント番号が0に設定されていると、すべてのセグメントが表示
されます。
クエリ構文
<exp_trace>:Hor_POSition?
応答フォーマット
<exp_trace>:Hor_POSition <hor_position>[,<segment>]
注3: セグメント番号は、シーケンス波形に対してのみ割り当てられます。
SC-89
システム・コマンド
例(GPIB)
下の例は、トレースA(TA: Trace A)で現在表示されているトレースの強調ゾーンの中心位
置をデビジョン3にします。
CMD$="TA:HPOS 3":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
DUAL_ZOOM, MULTI_ZOOM
SC-90
その他
*IDN?
クエリ
説 明
*IDN?クエリは機器情報の問い合わせです。応答は4フィールド構成でされ、製造者、オシロス
コープ・モデル、シリアル番号、ファームウェア・レビジョン・レベルに関する情報を提供しま
す。
クエリ構文
*IDN?
応答フォーマット
*IDN LECROY,<model>,<serial_number>,<firmware_level>
<model>:=6文字または7文字のモデルID
<serial_number>:9桁または10桁の10進数コード
<firmware_level>:= リリース・レベルの2桁数字に、ピリオド、マイナー・リリース・レベル1
桁、ピリオド、更新レベル1桁が続きます(xx.y.z)。
例(GPIB)
この例は、オシロスコープにID要求を発行します。
CMD$="*IDN?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
*IDN LECROY, LT344L LT34401000, 8.1.0
SC-91
システム・コマンド
ステータス
INE
コマンド / クエリ
説 明
INEコマンドは、内部ステート変更イネーブル(INE: Internal state change Enable)レジ
スタを設定します。このコマンドにより、INRレジスタの複数のイベントをSTBレジスタのINBサ
マリ・メッセージ・ビット(ビット0)に反映できます。INR定義イベントの概略は、ページSC93の表を参照してください。
INE?クエリは、INEレジスタの内容を読み出します。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
INE <value>
<value>:= 0∼65535
クエリ構文
INE?
応答フォーマット
INE <value>
例(GPIB)
次のコマンドにより、スクリーン・ダンプ完了(ビット1、つまり10進数の2)および/または
波形捕捉完了(ビット0、つまり10進数の1)が発生したときにINBビットが設定されます。この
2つの値の和は、INEマスク2 + 1 = 3となります。
CMD$="INE 3":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
INR
SC-92
ステータス
INR?
クエリ
説 明
INR?クエリは、内部ステート変更レジスタ(INR: INternal state change Register)の読み
出しとクリアを行います。INRレジスタ(下の図参照)には、さまざまな内部動作の完了とステー
ト遷移が記録されます。
ビット
ビット値
15...14
説 明
0 将来に備えて予約済み。
13
8192
1 トリガー・レディー状態。
12
4096
1 Pass/Fail テストで Pass または Fail が検出された。
11
2048
1 トレース D での波形処理が終了した。
10
1024
1 トレース C での波形処理が終了した。
9
512
1 トレース B での波形処理が終了した。
8
256
1 トレース A での波形処理が終了した。
7
128
0 フロッピ・ディスクかメモリ・カード、ハードディスクが交換された。
6
64
1 オート・ストア中にフロッピ・ディスクかメモリ・カード、ハードディスクが
一杯になった。
5
32
1 将来に備えて予約済み。
4
16
1 シケーンス・トリガのセグメントの捕捉がなされた。
3
8
1 データ・ブロック転送にタイムアウトが起きた。
2
4
1 ローカル状態に戻っているのが見つかった。
1
2
1 スクリーン・ダンプが終了した。
0
1
1 新たな信号が補足された。
内部ステート・レジスタ(INR)の構造
クエリ構文
INR?
応答フォーマット
INR<state>
<state>:= 0∼65535
SC-93
システム・コマンド
例(GPIB)
次の命令は、INRレジスタの内容を読み出します。
CMD$="INR?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
応答メッセージ:
INR 1026
トレースCでの波形処理およびスクリーン・ダンプの両方が終了しています。
関連コマンド
ALL_STATUS, *CLS, INE
SC-94
波形転送
INSPECT?、INSP?
クエリ
説 明
INSPECT?クエリにより、ユーザは、捕捉波形をわかりやすいフォーマットで部分的に読み出す
ことができます。コマンドは、テンプレートで供給されている波形のフォーマット説明に従って
います(TEMPLATE?クエリで最新のコピーが得られます)。波形の論理ブロックはそれぞれ、ブ
ロック名(たとえば、テンプレートの説明にあるようなTRIGTIME)を第1(文字列)パラメータ
として引用符で囲んで指定して、調べることができます。
WAVEDESCという名前の特殊論理ブロックも詳細に調べられます。WAVEDESCブロックの変数名を
第1(文字列)パラメータとして引用符で囲んで指定すると、その変数の実値のみを調べること
ができます。
表 記
BYTE
FLOAT
整数の生データ(8m.s.b.* で切り捨て)
(ボルトや単位で表される測定値の)浮動小数点数で正規化
されたデータ(ゲインやオフセットに適用される)
WORD
整数の生データ(16m.s.b.* で切り捨て)
* 最上位ビット
クエリ構文
<trace>:INSPect? '<string>'[,<data_type>]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4, C1, C2, C3 , C4 }
<string>:= 論理ブロックの有効名、またはWAVEDESCブロック内の有効変数名(TEMPLATEコマン
ドと第5章を参照してください)。
<data_type>:={BYTE, WORD, FLOAT}
注: オプション・パラメータ<data_type>は、データ・アレイの読み出しのみに適用され、データ
の表現形式を選択します。デフォルトの<data_type>はFLOATです。
応答フォーマット
<trace>:INSPect "<string>"
<string>:=論理ブロックや変数の名前と値を複数指定する文字列。
使用可能対象
<Trace>:C3およびC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
SC-95
システム・コマンド
例(GPIB)
1) 次のコマンドは、チャネル1で最終波形が捕捉されたタイムベース値を読み出します。
CMD$:="C1:INSP? 'TIMEBASE'"
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
C1:INSP "TIMEBASE:500 US/DIV"
2) 次のコマンドは、波形記述子ブロックの内容全体を読み出します。
CMD$:="C1:INSP? 'WAVEDESC'"
関連コマンド
TEMPLATE, WAVEFORM_SETUP
SC-96
表 示
INTENSITY、INTS
コマンド / クエリ
説 明
INTENSITYコマンドは、グリッドまたはトレース/テキストの輝度レベルを設定します。
輝度レベルは、パーセンテージ(PCT)で表されます。100 PCTは最大輝度に対応し、0 PCTは
最小輝度に対応します。
INTENSITY?クエリに対する応答は、グリッドとトレースの輝度レベルを返します。
コマンド構文
INTenSity GRID,<value>, TRACE,<value>
<value>:=0∼100 PCT
注1: パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペア
の2番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する
変数だけにとどめることもできます。
注2: 接尾文字PCTはオプションです。
クエリ構文
INTenSity?
応答フォーマット
INTenSity TRACE,<value>, GRID,<value>
例(GPIB)
次の命令は、輝度のリモート・コントロールをイネーブルにし、グリッド輝度レベルを75 %
に変更します。
CMD$="INTS GRID, 75":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-97
システム・コマンド
捕 捉
INTERLEAVED、ILVD
コマンド / クエリ
説 明
INTERLEAVEDコマンドは、シングル・ショット・モードとランダム・インターリーブ・サンプ
リング(RIS: random interleaved sampling)モードの両方が使用できるタイムベース設定で、
RISをイネーブルまたはディスエーブルします。仕様に関しては、Operator's Manualの付録Aを
参照してください。
RISはシーケンス・モード捕捉では使用できません。
INTERLEAVED?クエリは、オシロスコープがRISモードであるかどうかを返します。
コマンド構文
InterLeaVeD <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
InterLeaVeD?
応答フォーマット
InterLeaVeD <mode>
例
次のコマンドは、オシロスコープにRISモードを使用するよう命令します。
CMD$="ILVD ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
TIME_DIV, TRIG_MODE, MEMORY_SIZE
SC-98
ステータス
*IST?
クエリ
説 明
*IST?(Individual STatus:個別ステータス)クエリは、IEEE 488.1定義"ist"ローカル・メッ
セージのカレント・ステートを読み出します。"ist"個別ステータス・メッセージは、並列ポー
ル動作時に送信されるステータス・ビットです。
クエリ構文
*IST?
応答フォーマット
*IST <value>
<value>:=0または1
例(GPIB)
次のコマンドは、ISTビットの内容を読み出します。
CMD$="*IST?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):RSP$
応答メッセージ:
*IST 0
関連コマンド
*PRE
SC-99
システム・コマンド
表 示
KEY
コマンド
説 明
REMOTE ENABLE
KEYコマンドにより、フロント・パネルからプログラムを制御できます。こ
のフロント・パネルには、対応メニューとして1行13文字で2行までの文字列が
GO TO
LOCAL
Pause
表示され、下部の6つのメニュー・ボタンで操作できます。(1番上のメニュー
とボタンは自動的に"GO TO LOCAL"になります)。
オペレータがこれらのメニューに割り当てたテキスト文字列は、オシロス
Continue
Measurement
GO
コープをローカル・ステートに切り替えると消えますが、リモート・ステート
に戻すと再表示されます。テキストは、電源投入時、オシロスコープをリセッ
トした場合、または空の文字列をロケーションに代入する(たとえばK E Y
2,'')と、クリアされます。リモート・モード時にメニュー・ボタンを押す
と、ユーザ要求ステータス・レジスタ(URR: User Request status Register)
とイベント・ステータス・レジスタのURQビットが設定されます。これによ
り、サービス要求メカニズムがイネーブルであると、SRQが生成されます。
注: (テキストが表示されるのはリモート・モードのみですが)このコマンド
は、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
KEY <button>,'<:string>','<string>'
<button>:=2∼6
<string>:=1行13文字で2行までの文字列(任意のASCIIコード)
例(GPIB)
上の図で示したメニュー例は、以下のKEYコマンド・シリーズを発行して作成されたものです。
CMD$="KEY 2, 'Pause';KEY 3, 'Continue','Measurement';
KEY 4, ' ','GO'":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
URR
SC-100
表 示
LOGO
コマンド / クエリ
説 明
LOGO コマンドは、タイム・グリッドやXYグリッドの左上角にあるレクロイのロゴの表示、非
表示の選択をします。
コマンド構文
LOGO <state>
<state>: ={ON, OFF}
クエリ構文
LOGO?
応答フォーマット
LOGO <state>
例(GPIB)
次のコマンドは、ロゴを表示させます。
CMD$="LOGO ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-101
システム・コマンド
カーソル
MASK
コマンド / クエリ
説 明
For PolyMask:
MASK COLOR コマンドで、色を2色選択できます。1色はマスク用でもう1色はマスク外のサン
プルポイントを囲む円の色です。
MASK DISP_FILLED コマンドは、マスクを満たすかどうかを選択します。試験のあいだは、こ
のコマンドの設定に関係なくすべてマスク状態になります。
MASK DRAWTOコマンドは、 現在位置から新しい位置へ線を引きます。コマンドのみでクエリ
はありません。
MASK ERASE コマンドは、現在のマスクを消去します。
MASK FILL コマンドは、スタートした点から囲まれたポリグラムを満たします。
MASK MOVETO コマンドは線を引くことなしにカーソルを新しい位置へ移動させます。 コマン
ドのみでクエリはありません。
SHOW_FAIL コマンドはマスク内外のエラーを円で囲むかどうかを設定します。
コマンド構文
<destination>:MASK COLOR <mask colors>,<error color>
カラーコマンド下にある、カラー選択表を参照してください。
<destination>:MASK DISP_FILLED <state>
<state>: ={YES,NO}
<destination>:MASK DRAWTO <x_value>,<y_value>
<x_value>: =0 ∼ 10 div
(XYプロット時:-4 ∼ +4 div)
<y_value>: =-4∼ +4 div <destination>:MASK ERASE
<destination>:MASK FILL <x_value>,<y_value>
<x_value>: =0 ∼10 div <y_value>: =-4 ∼ +4 div <destination>:MASK MOVETO <x_value>,<y_value>
<x_value>: =0 ∼ 10 div <y_value>: =-4 ∼ +4 div <destination>:SHOW_FAIL <state>,<count>
<state>: ={OFF, INSIDE, OUTSIDE}
<count>: =1 ∼ 1000
<destination>: ={C1, C2, C3, C4, TA, TB, TC, TD, TXY, PMXY}
SC-102
クエリ構文
MASK? COLOR
MASK? DISP_FILLED
例(GPIB)
TA:MASK COLOR,BLUE,RED
SC-103
システム・コマンド
表 示
MEASURE_GATE、MGAT
コマンド / クエリ
説 明
MEASURE_GATEコマンドは、パラメータ測定ゲート領域(パラメータ・カーソル間の領域)をハ
イライト表示するかどうか制御します。ハイライト表示は、測定ゲート領域外のトレース範囲を
ニュートラル・カラーにすることで行われます。
MEASURE_GATE?クエリに対する応答は、パラメータ測定ゲート領域がハイライト表示されてい
るかどうかを返します。
コマンド構文
Measure_GATe <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
Measure_GATe?
応答フォーマット
Measure_GATe <state>
使用可能対象
コマンド/クエリは、LC-Series(LCシリーズ)のオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次の命令は、測定ゲート領域をハイライト表示します。
CMD$="MGAT ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-104
捕 捉
MEMORY_SIZE、MSIZ
コマンド / クエリ
説 明
MEMORY_SIZEコマンドにより、捕捉に用いる最大メモリ長を選択できます。データポイント数
を減らすと、スループットが高速になります。
MEMORY_SIZE?クエリは、波形捕捉に用いられる現在の最大メモリ長を返します。
コマンド構文
Memory_SIZe <size>
<size>:={500, 1K, 2.5K, 5K, 10K, 25K, 50K, 100K, 250K, 500K, 1M, 2.5M}
注: オシロスコープは、要求<size>を使用可能チャネル・メモリに適用します。
クエリ構文
Memory_SIZe?
応答フォーマット
Memory_SIZe <size>
使用可能対象
203ページのモデル別:使用可能対象一覧をご参照ください。
例
次のコマンドは、シングル・ショット捕捉あたりまたはRIS捕捉当たりのオシロスコープの捕
捉データ・サンプルを最大10000に設定します。
CMD$="MSIZ 10K":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-105
システム・コマンド
表 示
MESSAGE、MSG
コマンド / クエリ
説 明
MESSAGEコマンドは、グリッド上部のメッセージ・フィールドに文字列を表示します。文字列
は最長49文字です。文字列は、オシロスコープがリモート・モードであって、内部ステータス・
メッセージが生成されない限り表示されたままです。オシロスコープをローカル・モードに戻す
と、メッセージは消えます。オシロスコープを再びローカルからリモートへ切り替えると、メッ
セージは再表示されます。メッセージは、電源投入、オシロスコープリセット、または空の文字
列(MSG"")の送信によりクリアされます。
MESSAGE?クエリにより、ユーザは、最後に送信したメッセージを読み込めます。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
MeSsaGe '<string>'
<string>:=最大49文字の文字列
クエリ構文
MeSsaGe?
応答フォーマット
MeSsaGe "<string>"
例(GPIB)
次のコードにより、メッセージ"*Connect Probe 1*"がメッセージ・フィールドに表示されま
す。
CMD$="MSG '*Connect Probe 1*'":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-106
表 示
MULTI_ZOOM、MZOM
コマンド / クエリ
説 明
MULTI_ZOOMをONに設定すると、すべての拡張トレースに対する水平方向の拡大率と位置を同時
に制御できます。このコマンドは、すべての拡張トレースの内容を同時に調べるのに便利です。
MULTI_ZOOM?クエリは、マルチ・ズームがイネーブルかディスエーブルかを返します。
注: このコマンドは、DUAL_ZOOMと同じ効力を持ちます。
コマンド構文
Multi_ZOoM <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
Multi_ZOoM?
応答フォーマット
Multi_ZOoM <mode>
例(GPIB)
次の例は、マルチ・ズームをオンにします。
CMD$="MZOM ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
HOR_MAGNIFY, HOR_POSITION, DUAL_ZOOM
SC-107
システム・コマンド
捕 捉
OFFSET、OFST
コマンド / クエリ
説 明
OFFSETコマンドにより、指定入力チャネルの垂直オフセットを調節できます。
最大範囲は、固定感度設定により異なります。仕様は、取扱説明書を参照して下さい。
範囲外の値を入力すると、オシロスコープは最隣接許容値に設定され、STBレジスタのVABビッ
ト(ビット2)が設定されます。
注: プローブ減衰ファクタは、オフセット調節では考慮されません。
OFFSET?クエリは、指定チャネルのDCオフセット値を返します。
コマンド構文
<channel>:OFfSeT <offset>
<channel>:={C1, C2, C3 , C4 }
<offset>:= 仕様は、Operator's Manualの付録Aを参照してください。
注: 接尾文字Vはオプションです。
クエリ構文
<channel>:OFfSeT?
応答フォーマット
<channel>:OFfSeT <offset>
使用可能対象
<channel>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル2のオフセットを-3 Vに設定します。
CMD$="C2:OFST -3V":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-108
カーソル
OFFSET_CONSTANT、OFCT?
コマンド / クエリ
説 明
ゲイン変更時、このコマンドは、オフセットを volts または division に固定します。
コマンド構文
OFfset_ConstanT <VOLTS,DIV>
クエリ構文
OFCT?
応答フォーマット
OFCT VOLTS
SC-109
システム・コマンド
ステータス
*OPC
コマンド / クエリ
説 明
*OPC(OPeration Complete: 動作完了)コマンドは、標準イベント・ステータス・レジスタ
(ESR: Event Status Register)のOPTビット(ビット0)をTRUEに設定します。オシロスコー
プは前のコマンドやクエリの処理を完了してから次のコマンドやクエリの解析を開始するため、
このコマンドによるオシロスコープ動作への影響は、上記以外にはありません。
オシロスコープは前のコマンドの実行をすべて完了してからクエリに対して応答するので、
*OPC?クエリに対する応答は常にASCII文字"1"です。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
*OPC
クエリ構文
*OPC?
応答フォーマット
*OPC 1
関連コマンド
*WAI
SC-110
その他
*OPT?
クエリ
説 明
*OPT?クエリはオシロスコープに搭載されているオプションを特定するために使用します。こ
のクエリに対する応答は、搭載されているすべてのオプションの一覧を返します。
クエリ構文
*OPT?
応答フォーマット
*OPT <option_1>,<option_2>,..,<option_N>
<option_n> : =3文字もしくは4文字のASCII文字列
例(GPIB)
インストールされているオプションを確認します。
CMD$="*OPT?": CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%,RSP$): PRINT RSP$
もし、オプションとしてEMMと内蔵プリンタ(GP02)及びメモリ・カードオプション(MC01)が搭載
されていた場合は、以下のような応答が得られます。
*EMM, GP02, MC01
補足情報
表 記
EMM
拡張演算パッケージ・オプション
WAVA
波形解析パッケージ・オプション
JTA
ジッタ・タイミング解析パッケージ・オプション
MC01
メモリ・カード(SRAM カード)オプション
HDS
ハード・ディスク/Flash ATAカードオプション
GP02
内蔵プリンタ・オプション
SC-111
システム・コマンド
保存/リコール・セットアップ
PANEL_SETUP、PNSU
コマンド / クエリ
説 明
PANEL_SETUPコマンドは、*SAV/*RSTコマンドを補完します。PANEL_SETUPコマンドにより、パ
ネル・セットアップ・データを符号化形式で外部記憶装置にアーカイブできます。
PNSU?クエリで読み出されたセットアップ・データのみオシロスコープへリコールできます。
セットアップ・データ・ブロックに間違ったデータがあると、パネル・セットアップ・エラー
(ページSC-75の表を参照してください)が生成されます。
注: (CFMT、CHDR、CHLP、CORD、WFSUの各コマンドにより修正された)通信パラメータと、ステー
タス・レポート・システム(SRE、PRE、ESE、INE)に関連するイネーブル・レジスタは、こ
のコマンドでは保存できません。
コマンド構文
PaNel_SetUp <setup>
<setup>:=PNSU?により以前に読み出されたセットアップ・データ・ブロック
クエリ構文
PaNel_SetUp?
応答フォーマット
PaNel_SetUp <setup>
例(GPIB)
1. 次の命令は、オシロスコープのカレント・パネル・セットアップ・データをPANEL.SETファイ
ルに保存します。
FILE$="PANEL.SET":CMD$="PNSU?"
CALL IBWRT(SCOPE, CMD$):CALL IBRDF(SCOPE%, FILE$)
2. 次のコマンドは、前にPANEL.SETファイルに保存したフロント・パネル・セットアップ・デー
タをオシロスコープにリコールします。
CALL IBWRTF(SCOPE%, FILE$)
関連コマンド
*RCL, *SAV
SC-112
カーソル
PARAMETER_CLR、PACL
コマンド
説 明
PARAMETER_CLRコマンドは、カスタム(Custom)モードと合否(Pass/Fail)モードで使用され
る5行リストのカレント・パラメータをすべてクリアします。
注: このコマンドは引数を指定しないと、PASS_FAIL_CONDITIONコマンドと同じ効力を持ちます。
コマンド構文
PArameter_CLear
関連コマンド
PARAMETER_DELETE, PARAMETER_VALUE,
PASS_FAIL_CONDITION
SC-113
システム・コマンド
カーソル
PARAMETER_CUSTOM、PACU
コマンド / クエリ
説 明
PARAMETER_CUSTOM コマンドは、自動的に測定される波形パラメータをカスタム・パラメータ
1∼5に定義します。また詳細な定義が必要なパラメータ(例えば、やdeltaT@levelやrise@level
など)を制御します。
PACU コマンドで設定したパラメータは PAVA?クエリで
データを読んでください。
コマンド構文
PArameter_Custom <line>,<parameter>,<qualifier>[,<qualifier>,...]
<line> : = 1∼5
<parameter> : = {PAVA?クエリでリストアップされている任意のパラメータ }
<qualificr> : =各<param>で指定されている、測定クオリファイア(詳細定義)。
<param>
定 義
<qualifier> リスト
すべてのモデルで使用可能なパラメータ
DDLY
2 信号間の遅延時間
<source1>,<source2>
PHASE
2 信号間の位相差
<source1>,<edge1>,<level1>,<source2>,<edge2>,<level2>,
<hysteresis>,<angular unit>
EMMオプションを搭載したモデルで追加されるパラメータ
DC2DPOS
クロックとデータ
<source1>,<clock_edge>,<level1>,<source2>,
(正パルス)間の時間差
<slope2>,<level2>,<hysteresis>
クロックとデータ
<source1>,<clock_edge>,<level1>,
(負パルス)間の時間差
<source2>,<slope2>,<level2>,<hysteresis>
指定されたレベルでの 2 信号間の
<source1>,<slope1>,<level1>,
時間差
<source2>,<slope2>,<level2>,<hysteresis>
FLEV
指定されたレベルでの立下り時間
<source>,<high>,<low>
RLEV
指定されたレベルでの立上がり時間 <source>,<low>,<high>
TLEV
指定されたレベルまでのトリガ点か <source>,<slope>,<level>,<hysteresis>
DC2DNEG
DTLEV
らの遅延時間
WAVAオプションを搭載したモデルで追加されるパラメータ
FWXX
指定されたレベルでの半値幅
<source>,<threshold>
PCTL
百分単位
<source>,<threshold>
XAPK
x 番目に大きいピーク値
<source>,<rank>
SC-114
ここで、
<sourceN> : = {C1, C2, C3G,C4G,TA, TB, TC, TD}
<slopeN> : = {POS, NEG, FIRST}
<edgeN> : = {POS, NEG}
<clock edge> : = {POS, NEG, ALL}
<levelN> : =レベルをパーセントで指定したい場合は、1 ∼ 99までの数字とPCTをつける。ま
たは、
<levelN> : = 絶対値で指定したい場合は、その数値のみ。
<hysteresis> : = 0.01∼ 8 divisions
<rank> : = 1 ∼ 100
<threshold> : = 0 to 100 percent
<angular unit> = {PCT, DEG, RAD}
クエリ構文
PArameter_CUstom? <line>
応答フォーマット
PArameter_Custom <line>,<parameter>,<qualifier>[,<qualifier>,...]
使用可能対象
<sourceN> : = {C3, C4}は4チャンネルモデルのみ使用できます。
例 1
DTLEV
コマンド例
PACU 2,DTLEV,C1,POS,345E(3,C2,NEG,(789E(3,1 DIV
クエリとその応答例
PACU? 2
PACU 2,DTLEV,C1,POS,345E-3,C2,NEG,-789E-3,1 DIV
PAVA? CUST2
C2:PAVA CUST2,789 N
例 2
DDLY
SC-115
システム・コマンド
コマンド例:
PACU 2,DDLY,C1,C2
クエリとその応答例:
PACU? 2
PACU 2,DDLY,C1,C2
PAVA? CUST2
C2:PAVA CUST2,123 NS
例 3
RLEV
コマンド例
PACU 3,RLEV,C1,10 PCT,67 PCT
クエリとその応答例:
PACU? 3
PACU 3,RLEV,C1,10 PCT,67 PCT
PAVA? CUST3
C1:PAVA CUST3,23 MS
例 4
FLEV
コマンド例:
PACU 3,FLEV,C1,345E_3,122E_3
クエリとその応答例:
PACU? 3
PACU 3,FLEV,C1,345E(3,122E(3
PAVA? CUST3
C1:PAVA CUST3,23 MS
関連コマンド
PARAMETER_DELETE, PARAMETER_VALUE, PASS_FAIL_CONDITION
SC-116
カーソル
PARAMETER_DELETE、PADL
コマンド
説 明
PARAMETER_DELETEコマンドはカスタム (Custom) モードと合否モード (Pass/Fail) で使用さ
れるパラメータのリストから指定行でのパラメータを消去します。
表 記
1
Line 1
カスタムあるいは合否表示
2
Line 2
カスタムあるいは合否表示
3
Line 3
カスタムあるいは合否表示
4
Line 4
カスタムあるいは合否表示
5
Line 5
カスタムあるいは合否表示
コマンド構文
PArameter_DeLete <line>
<line>:={1,2,3,4,5}
注: このコマンドは引数を指定しないコマンド
PASS_FAIL_CONDITION<line>と同じ効力を持ちます。
例(GPIB)
下記のコマンドはリストの第三テスト条件を消去します。
CMD$="PADL 3":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PARAMETER_CLR,PARAMETER_VALUE,
PASS_FAIL_CONDITION
SC-117
システム・コマンド
カーソル
PARAMETER_STATISTICS?、PAST?
クエリ
説 明
PARAMETER_STATISTICS?クエリは、指定パルス・パラメータ・モードに対する現在の統計値と、
パルス・パラメータ表示の5行すべてに対する結果タイプを返します。
表 記
AVG
アベレージ
CUST
カスタム・パラメータ
HIGH
最大値
HPAR
水平標準パラメータ
LOW
最小値
PARAM
各行のパラメータ定義
SIGMA
標準偏差
SWEEPS
スイープ回数
VPAR
垂直標準パラメータ
NUM_ACQ
信号捕捉回数
NUM_VALUES
測定回数
クエリ構文
PArameter_STatistics? <mode>,<result>
<mode>:={CUST,HPAR,VPAR}
<result>:={AVG,LOW,HIGH,SIGMA,SWEEPS,PARAM,NUM_ACQ,NUM_VALUES}
注: このクエリでキーワードPARAMを指定すると、<parameter_name>,<source>のペアの5つのリ
ストが返されます。
例(GPIB)
次のクエリは、5つの標準垂直パラメータの平均値を読み出します。
CMD$="PAST? VPAR,AVG":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%, RD$):PRINT RD$
応答フォーマット
PAST VPAR,AVG,13V,26V,47V,1V,0V
関連コマンド
PARAMETER_VALUE
SC-118
カーソル
PARAMETER_VALUE?, PAVA?
クエリ
説 明
The PARAMETER_VALUE?クエリは、指定されたトレースのパルス・パラメータ(複数)とマスク・
テストのカレント値(複数)を返します。パルス・パラメータの値やマスク・テストの測定値は、ト
レースを表示したり、選択しなくても得ることができます。
(注)
詳細な設定(クオリファイア)が必要なパラメータに関しては、PACUコマンドで各クオリファイア
の設定とCUST1∼CUST5への割り付けを先に行ってください。またデータを読むためには、PAVA?
クエリのパラメータとして、CUST1∼CUST5を指定してください。
全てのモデルで使用可能なパラメータ
ALL
標準電圧・時間
DUTY
デューティー比
PER(*)
パラメータ(*)全て
AMPL(*) 振幅
FALL(*) 立下り時間
PKPK(*)
AREA
面積
FALL82
立下り時間(80%-20%) RISE(*)
BASE
ベース
FREQ
周波数
RISE28
ピーク・ピーク電圧
立上り時間
立上り時間(20%-80%)
CMEAN
CRMS
CYCL
DLY(*)
実効値
標準偏差
トップ
パルス幅
DDLY
CMEDI
CSDEV
DUR
平均値(周期性)
実効値(周期性)
周期数
スクリーン上最初の
トランジションから
トリガ点までの遅延
時間
MAX
MEAN(*)
MIN
OVSN
最大値
平均値
最小値
アンダーシュート
RMS(*)
SDEV(*)
TOP
WID(*)
周期
OVSP
オーバーシュート
PACUコマンドで詳細な定義(クオリファイア)が必要なパラメータ
2 信号間の遅延時間
PHASE
2 信号間の位相差
EMMオプションを搭載した場合に追加されるパラメータ
中間値(周期性)
FRST
波形データ先頭時間
MEDI
中間値
標準偏差(周期性)
LAST
波形データ最後尾時間 PNTS
データ・ポイント数
捕捉時間
PACUコマンドで詳細な定義(クオリファイア)が必要なパラメータ
DC2DPOS クロックとデータ(正 DTLEV
パルス)間の時間差
DC2DNEG クロックとデータ(負 FLEV
パルス)間の時間差
指定されたレベルで RLEV
の2信号間の遅延時間
指定されたレベルで TLEV
の立下がり時間
SC-119
指定されたレベルで
の立上がり時間
指定されたレベルま
でのトリガ点からの
遅延時間
システム・コマンド
AVG
DATA
FWHM
HAMPL
HBASE
HIGH
WAVAオプションを搭載した場合に追加されるパラメータ
ヒストグラムの平均値 HMEDI ヒストグラムの中間値 PKS
ヒストグラムのピーク数
データ
HRMS ヒストグラムの実効値 RANGE ヒストグラムの範囲
ヒストグラムの半値幅 HTOP ヒストグラムのトップ SIGMA ヒストグラムのシグマ
ヒストグラムの振幅
LOW
ヒストグラムの最低値 TOTP
データ総数
ヒストグラムのベース MAXP 各BINの中での最大個数
ヒストグラムの最高値 MODE ヒストグラムのモード値
PACUコマンドで詳細な定義(クオリファイア)が必要なパラメータ
FWXX
指定されたレベルの半 XAPK
値幅
PCTL
百分位数
x番目に大きいピーク値
パラメータ計算ステート
AV
複数周期(最大 100)に対しての平均値
OF
部分的にオーバーフロー状態
GT
実際の値は、測定値より大きい可能性あり OK
問題無し
IV
無効なデータ(データ不足)
OU
部分的にオーバーフローかつアンダーフロー
LT
実際の値は、測定値より小さい可能性あり PT
測定ウインドウが部分的に切り取られている
NP
パルス波形無し
UF
部分的にアンダーフロー
マスク・テスト名
SOME_IN
ALL_IN
波形のマスク内にポイントあり
波形の全ポイントがマスク内
(TRUE = 1, FALSE = 0)
(TRUE = 1, FALSE = 0)
SOME_OUT
ALL_OUT 波形の全ポイントがマスク外
波形のマスク外のポイントあり
(TRUE = 1, FALSE = 0)
(TRUE = 1, FALSE = 0)
クエリ構文
<trace> : PArameter_VAlue? [<parameter>,...,<parameter>]
<trace> : = {TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 ,C4 }
<parameter> : = パラメータの表を参照ください。
マスク・テストに対するクエリの代替フォーマット:
<trace> : PArameter_VAlue? <mask_test>, <mask>
<mask_test> : = {ALL_IN, SOME_IN, ALL_OUT, SOME_OUT}
<mask> : = {TA, TB, TC, TD}
応答フォーマット
<trace> : PArameter_VAlue <parameter>,<value>,
<state> [,...,<parameter>,<value>,<state>]
<value> : =単位つきの測定数値
<state> : = {OK, AV, PT, IV, NP, GT, LT, OF, UF, OU}
SC-120
NOTE: <parameter> を指定しないか、または ALL を指定すると、標準電圧と標
準時間パラメータの測定値を計算ステートとともに返します。
使用可能対象
<trace> : {C3, C4} は、4CHモデルのみ有効です。
例(GPIB)
次のクエリは、トレースB(TB)の立上がり時間を読み出します
CMD$="TB:PAVA? RISE": CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$):
CALL IBRD (SCOPE%,RD$): PRINT RD$
応答メッセージ
TB:PAVA RISE,3.6E(9S,OK
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET, PARAMETER_CUSTOM, PARAMETER_STATISTICS
SC-121
システム・コマンド
カーソル
PASS_FAIL_COUNTER、PFCT
コマンド / クエリ
説 明
PASS_FAIL_COUNTERコマンドは、Pass/Failカウンタをリセットします。PASS_FAIL_ COUNTER?
クエリは、カレント・カウントを返します。
コマンド構文
Pass_Fail_CounTer
クエリ構文
Pass_Fail_CounTer?
応答フォーマット
Pass_Fail_CounTer <pass/fail>,<value>, OF,<value>
<value>:=0∼999999
<pass/fail>:={PASS, FAIL}
例(GPIB)
次のクエリは、カウンタを読み出します。
CMD$="PFCT?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
応答メッセージ:
PFCT PASS, 8, OF, 9
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET, PASS_FAIL_DO,
PASS_FAIL_MASK, PARAMETER_VALUE
SC-122
カーソル
PASS_FAIL_DO、PFDO
コマンド / クエリ
説 明
PASS_FAIL_DOコマンドは、Pass/Fail試験後オシロスコープに実行させる出力と動作を定義し
ます。PASS_FAIL_DO?クエリは、現在選択されているアクションを返します。
表 記
BEEP
ブザー発音
PULS
背面の BNC コネクタよりパルス出力
SCDP
ハード・コピー作成
STO
メモリまたは保存媒体に格納
STOP
捕捉停止
コマンド構文
Pass_Fail_DO [<outcome>[,<act>[,<act>...]]]
<outcome>:={PASS, FAIL}
<act>:={STOP, SCDP, STO}
注1: PFDOコマンドは引数を指定しないと("PFDO")、動作をすべて削除ます。
注2: STOコマンドは、User's ManualのWaveform Storeの章に説明されているように保存動作を
実行します。
注3: 合否がすべて検出されると、オシロスコープのINRビット12が設定されます。
クエリ構文
Pass_Fail_DO?
応答フォーマット
Pass_Fail_DO [<pass_fail>[,<act>[,<act>...]]]
例(GPIB)
次のコマンドにより、オシロスコープは試験Pass時に捕捉を停止します。
CMD$="PF DO PASS, STOP":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
BUZZER, CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET, INR,
PARAMETER_VALUE, PASS_FAIL_COUNTER,
PASS_FAIL_MASK, X REAR_OUTPUT.
SC-123
システム・コマンド
カーソル
PASS_FAIL_MASK、PFMS
コマンド
説 明
PASS_FAIL_MASKコマンドは、指定トレース周囲にトレランス・マスクを生成し、そのマスク・
データを指定メモリに保存します。
コマンド構文
Pass_Fail_MaSk [<trace>[,<htol>[,<vtol>[,<mask>]]]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4, C1, C2, C3 , C4 }
<htol>:=0.0∼5.0
<vtol>:=0.0∼4.0
<mask>:={M1, M2, M3, M4}
注: 引数を省略すると、その引数の前の設定が適用されます。
代替コマンド形式:
Pass_Fail_MaSk INVT [,<mask>]
上記コマンドは、指定マスク・メモリのマスクを反転します。<mask>を省略すると、M4が適用
されます。
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1トレース周囲にトレランス・マスクを生成し、そのマスク・デー
タをM2に保存ます。
CMD$="PASS_FAIL_MASK C1, 0.2, 0.3, M2":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PASS_FAIL_DO, PARAMETER_VALUE
SC-124
カーソル
PASS_FAIL_STATUS?、PFST?
クエリ
説 明
PASS_FAIL_STATUS?クエリは、指定行番号に対するPass/Fail試験のステータスを返します。
クエリ構文
Pass_Fail_STatus? <line>
<line>:={1, 2, 3, 4, 5}
応答フォーマット
Pass_Fail_STatus <line>,<state>
<state>:={TRUE, FALSE}
例(GPIB)
次のコードは、行3に指定した合否試験条件のステートを問い合わせます。
CMD$="PFST? 3":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PASS_FAIL_DO, PASS_FAIL_CONDITION, PARAMETER_VALUE
SC-125
システム・コマンド
カーソル
PASS_FAIL_CONDITION、PFCO
コマンド / クエリ
説 明
PASS_FAIL_CONDITIONコマンドは、合否試験条件またはカスタム・パラメータを、Pass/Fail
ディスプレイまたはカスタム・パラメータ(Custom Parameter)ディスプレイの指定行に追加
します。
PASS_FAIL_CONDITION?クエリは、現在の合否テスト・セットアップ・データまたはカスタム・
パラメータのカレント選択を指定行に表示します。
注1: 5項目までのテスト条件(またはカスタム・パラメータ)を画面の5ディスプレイ行に指定
できます。PASS_FAIL_CONDITIONコマンドは1度に1行処理します。
表 記
GT
より大きい
LT
未満
コマンド構文
Pass_Fail_COndition [<line>,<trace>,<parameter>[,<rel_op>[,<ref_value>]]]
<line>:={1, 2, 3, 4, 5}
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
<parameter>:= ページSC-116∼124のパラメータ名表を参照してください。
<rel_op>:={GT, LT}
<ref_value>:= -1e15∼+1e15
注2: PFCOコマンドは引数を指定しないと(つまり、"PFCO")、条件をすべて削除します。PFCO
コマンドに引数を1つつけると("PFCO<line>")、<line>の条件が削除されます。
注3: 古いマスク・テスト・キーワードALLIとANYOは、マスク波形TDに対する<trace>試験を意味
します。古いマスク・テスト・キーワードINSIDEとOUTSIDEは、ALL_INとSOME_OUTと同等で
す。これら古いキーワードは、古いバージョンとの互換性のためにのみサポートされてい
ます。
マスク・テストに対する代替コマンド形式:
Pass_Fail_COndition [<line>,<trace>,<mask_test>,<mask>]
<mask_test>:={ALL_IN, SOME_IN, ALL_OUT, SOME_OUT}
<mask>:={TA, TB, TC, TD}
クエリ構文
PFCO? <line>
SC-126
応答フォーマット
PFCP <line>,<trace>,<parameter>,<rel_op>,<ref_value>
マスク・テストに対する代替応答形式:
PFCO <line>,<trace>,<mask_test>,<mask>
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、リストの第1テスト条件を"チャネル1の周波数10 kHz未満"に設定します。
CMD$="PFCO 1, C1, FREQ, LT, 10000":
CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET, PASS_FAIL_COUNTER,
PASS_FAIL_DO, PASS_FAIL_MASK, PARAMETER_VALUE
SC-127
システム・コマンド
カーソル
PER_CURSOR_SET、PECS
コマンド / クエリ
説 明
PER_CURSOR_SETコマンドにより、ユーザは、6個の独立カーソルのどれでも指定画面位置に置
くことができます。カーソルが現在画面に表示されていなくても、カーソル位置を変更したり照
会したりできます。
PER_CURSOR_SET?クエリは、複数のカーソルの現在位置を返します。
垂直カーソル位置は、CURSOR_SETコマンドで制御する位置と同じです。
表 記
HABS
水平絶対
VABS
垂直絶対
HDIF
水平差分
VDIF
垂直差分
HREF
水平基準
VREF
垂直基準
コマンド構文
<trace>:PEr_Cursor_Set <cursor>,<position>[,<cursor>,<position>,..., <cursor>,<position>
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
<cursor>:={HABS, HDIF, HREF, VABS, VDIF, VREF}
<position>:=0∼10 DIV(水平)、-29.5∼29.5 DIV(垂直)
注1: 接尾文字DIVはオプションです。
注2: パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペア
の2番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する
変数だけにとどめることもできます。
クエリ構文
<trace>:PEr_Cursor_Set?
<cursor>[,<cursor>,...,<cursor>]
<cursor>:={HABS, HDIF, HREF, VABS, VDIF, VREF, ALL}
注3: <cursor>を指定しないと、ALLと見なされます。特殊な状況によりカーソル位置を特定でき
ない場合、そのカーソル位置はUNDEFで返されます。
応答フォーマット
PEr_Cursor_Set <cursor>,<position>[,<curosr>,<position>,...,
<cursor>,<position>
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
SC-128
例(GPIB)
次のコードは、HREFカーソルとHDIFカーソルをそれぞれ、チャネル2を基準として+2.6 DIVと
+7.4 DIVに置きます。
CMD$="C2:PECS HREF, 2.6 DIV, HDIF, 7.4DIV"
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET, PERSIST,
PER_CURSOR_VALUE,
SC-129
システム・コマンド
カーソル
PER_CURSOR_VALUE?、PECV?
クエリ
説 明
PER_CURSOR_VALUE?クエリは、パーシスタンス・モード時、下記指定のカーソルにて測定され
た値を返します。
表 記
HABS
水平絶対
VABS
垂直絶対
HREL
水平相対
VREL
垂直相対
クエリ構文
<trace>:PEr_Cursor_Value?
<cursor>[,<cursor>,...,<cursor>]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
<cursor>:={HABS, HREL, VABS, VREL, ALL}
注: <cursor>を指定しないと、ALLと見なされます。
応答フォーマット
<trace>:PEr_Cursor_Value <cursor>,<value>[,<cursor>,<value>,...,<cursor>,<value>]
使用可能対象
<trace>:C3とC−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、チャネル1の垂直相対カーソルで測定された値を返します。
CMD$="C1:PECV? VREL":CALL PRINT RSP$
CALL IBRD(SCOPE%, RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
C1:PECV VREL, 56 MV
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, PERSIST, PER_CURSOR_SET
SC-130
表 示
PERSIST、PERS
コマンド / クエリ
説 明
PERSISTコマンドは、パーシスタンス表示モードをイネーブルまたはディスエーブルにします。
コマンド構文
PERSist <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
PERSist?
応答フォーマット
PERSist <mode>
例(GPIB)
次のコードは、パーシスタンス表示をONにします。
CMD$="PERS ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PERSIST_COLOR, PERSIST_LAST, PERSIST_SAT,
PERSIST_SETUP
SC-131
システム・コマンド
表 示
PERSIST_COLOR、PECL
コマンド / クエリ
説 明
PERSIST_COLORコマンドは、パーシスタンス・トレースのカラー・レンダリング方式を制御し
ます。
PERSIST_COLOR?クエリに対する応答は、カラー・レンダリング方式を返します。
コマンド構文
PERSist_CoLor <state>
<state>:={ANALOG, COLOR_GRADED}
クエリ構文
PERSist_CoLor?
応答フォーマット
PERSist _CoLor <state>
例(GPIB)
次の命令は、パーシスタンス・トレース・カラーを指定トレース・カラーの強度階調範囲に設
定します。
CMD$="PECL ANALOG":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
COLOR, COLOR_SCHEME, PERSIST, PERSIST_LAST,
PERSIST_SAT, PERSIST_SETUP
SC-132
表 示
PERSIST_LAST、PELT
コマンド / クエリ
説 明
PERSIST_LASTコマンドは、パーシスタンス・データ・マップに描かれた最終トレースを表示す
るかしないかを制御します。
PERSIST_LAST?クエリに対する応答は、パーシスタンス・データ・マップに描かれた最終トレー
スが表示されているかいないかを返します。
コマンド構文
PErsist_LasT <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
PErsist_LasT?
応答フォーマット
PErsist_LasT <state>
例(GPIB)
次の命令は、パーシスタンス・データ・マップに描かれた最終トレースを表示します。
CMD$="PELT ON":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PERSIST, PERSIST_COLOR, PERSIST_SAT, PERSIST_SETUP
SC-133
システム・コマンド
表 示
PERSIST_SAT、PESA
コマンド / クエリ
説 明
PERSIST_SATコマンドは、パーシスタンス表示のカラー・スペクトルが飽和するレベルを設定
します。
レベルは、パーシスタンス・データ・マップ母集団合計のパーセンテージ(PCT)で指定しま
す。100 PCTのレベルは、カラー・スペクトルがパーシスタンス・データ・マップの深さ全体に
わたって分布することを示します。小さい値では、スペクトルは、指定パーセンテージ値で(最
も明るく表示される値に)飽和します。
PERSIST_SAT?クエリに対する応答は、パーシスタンス・データ・マップの飽和レベルを返しま
す。
コマンド構文
PErsist_SAt
<trace>,<value> [,<trace>, <value>]
<trace>:={C1, C2, C3, C4, TA, TB, TC, TD, ALL}
<value>:=0∼100 PCT
注: 接尾文字PCTはオプションです。
クエリ構文
PErsist_SAt?
応答フォーマット
PErsist_SAt <trace>,<value>
例(GPIB)
次の命令は、チャネル3のパーシスタンス・データ・マップ飽和レベルを60 %に、つまり、デー
タ・ポイントの60 %をカラー・スペクトルで表示し、残りの40 %を最も明るい色で飽和するよ
う設定します。
CMD$="PESA C3,60":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PERSIST, PERSIST_COLOR, PERSIST_PERS, PERSIST_SETUP
SC-134
表 示
PERSIST_SETUP、PESU
コマンド / クエリ
説 明
PERSIST_SETUPコマンドは、パーシスタンス・モードのパーシスタンス表示期間を秒単位の選
択肢より選択します。また、パーシスタンスは、すべてのトレースに対して、または画面最上部
の2トレースのみに対して設定できます。
PERSIST_SETUP?クエリは、パーシスタンスのカレント・ステータスを返します。
コマンド構文
PErsist_SetUp <time>,<mode>
<time>:={0.5, 1, 2, 5, 10, 20, infinite}
<mode>:={TOP2, ALL}
クエリ構文
PErsist_SetUp?
応答フォーマット
PErsist_SetUp <time>,<mode>
例(GPIB)
次のコードは、画面最上部の2トレースに対して可変パーシスタンスを20秒にします。
CMD$="PESU 20, TOP2":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PERSIST, PERSIST_COLOR, PERSIST_PERS, PERSIST_SAT
SC-135
システム・コマンド
ステータス
*PRE
コマンド / クエリ
説 明
*PREコマンドは、並列ポール・イネーブル(PRE: Parallel poll Enable)レジスタを設定し
ます。並列ポール・レジスタ(PPR: Parallel poll Register)の最下位8ビットは、STBビッ
トを構成します。*PREコマンドにより、ユーザは、並列ポール・レジスタのどのビットを、'ist'
個別ステータス・ビットに影響を与えるビットにするか指定できます。
*PRE?クエリは、PREレジスタ内容を読み出します。応答は、レジスタ・ビットのバイナリ合計
に対応する10進数です。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
PPE <value>
<value>:=0∼65,535
クエリ構文
*PRE?
応答フォーマット
*PRE <value>
例(GPIB)
次のコマンドにより、MAVビット(STBのビット4、つまり10進数の16)が設定されると即座に
'ist'ステータス・ビットが1になります。これによりPRE値は16になります。
CMD$="*PRE 16":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
*IST
SC-136
その他
PROBE_CAL?、PRCA?
クエリ
説 明
PROBE_CAL?クエリは電流プローブAP015及びAP011の自動校正を実行します。校正が終わると結
果を応答します。
クエリ構文
<channel>:PRobe_CAL?
応答フォーマット
PROBE_CAL <diagnostics>
<diagnostics>: = 0, 1
0 = 校正正常
使用可能対象
クエリは、リモートモードでのみ使用できます。
例(GPIB)
次の命令は、校正を行い結果を表示します。
CMD$="PROBE_CAL?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$):
CALL IBRD(SCORE%.RD$):PRINT RD$
応答メッセージ :PROBE_CAL 0
関連コマンド
AUTO_CALIBRATE, *CAL?
SC-137
システム・コマンド
捕捉・プローブ
PROBE_DEGAUSS?、PRDG?
クエリ
説 明
PROBE_DEGAUSS? クエリは Waverunnerに接続されている電流プローブを自動消磁します。
このクエリは、逆電流と交流磁界によりコアの飽和を減衰波形で消去し、
この間の初期の過剰な振幅分を減らします。 消磁した後、電流プローブが接続されて
いるチャネルのカップリング・モードがDCであればプローブ校正が行われます。
クエリ構文
<channel>:PROBE_DEGAUSS?
応答フォーマット
PROBE_DEGAUSS <diagnostics>
<diagnostics>: = 0 or 1
0 = 消磁と校正が行われました。
例(GPIB)
次のコマンドはプローブの消磁と校正を行います。
CMD$="PROBE_DEGAUSS?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RMD$):PRINT RMD$
応答フォーマット (エラーがないとき)
PROBE_DEGAUSS 0
関連コマンド
PROBE_CAL?, PROBE_NAME?
SC-138
プローブ
PROBE_INFOTEXT?、PRIT?
クエリ
説 明
PROBE_INFOTEXT?クエリは、Waverunnerオシロスコープに接続されたプローブに関する情報を
返します。
クエリ構文
<channel>:PROBE_INFOTEXT?
<channel>:={C1,C2,C3,C4,EX,EX10}
応答フォーマット
<channel>:PRIT"<info>"
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1に接続されたプローブのテキストを取得します。
CMD$="C1:PROBE_INFOTEXT?":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$):
CALL IBRD(SCOPE%,RD$):
PRINT RD$
関連コマンド
PROBE_CAL?,PROBE_DEGAUSS?
SC-139
システム・コマンド
プローブ
PROBE_LIGHTS、PRBL
コマンド / クエリ
説 明
PROBE_LIGHTSコマンドは,Waverunnerに接続されているアクティブプローブHFP1000(オプショ
ン)のAutoColorID機能を使用するかしないかを制御します。
コマンド構文
PRobe_Lights <state>
<state>:={ON, OFF}
クエリ構文
PRobe_Lights?
応答フォーマット
PRobe_Lights <state>
例(GPIB)
つぎの命令は,HFP1000のAutoColorID機能を有効にします。
140CMD$="PRBL ON":CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PROBE_NAME?
SC-140
捕捉・プローブ
PROBE_NAME?、PRNA?
クエリ
説 明
PROBE_NAME? クエリは、Waverunnerに接続されているプローブの名前を返します。受動プロー
ブは、減衰率によって確認されます。
クエリ構文
<channel>:PROBE_NAME?
応答フォーマット
<channel>:PRobe_NAme"<name>"
<name> : = プローブの名前
例(GPIB)
次のコマンドは接続されているプローブの名前を確認します。
CMD$="PROBE_NAME?":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%, RD$):PRINT RD$
関連コマンド
PROBE_CAL?, PROBE_DEGAUSS?
SC-141
システム・コマンド
セットアップの保存/リコール
*RCL
コマンド
説 明
*RCLコマンドは、オシロスコープの全フロント・パネル・セットアップ・データをリコール
し、5つある不揮発性パネル・セットアップ・データの1つを使用して、オシロスコープのステー
トを設定します。パネル・セットアップ0がデフォルトのパネル・セットアップに対応します。
*RCLコマンドは、*SAVコマンドと反対の効果を示します。
目的のパネル・セットアップにアクセスできない場合は、実行エラー・ステータス・レジスタ
(EXR: EXecution error status Register)が設定され、標準イベント・ステータス・レジス
タ(ESR: Event Status Register)のEXEビットが設定されます。
コマンド構文
*RCL <panel_setup>
<panel_setup>:=0∼4
例(GPIB)
次のコードは、パネル・セットアップ3に保存されていたオシロスコープ・セットアップ・
データがリコールされます。
CMD$="*RCL 3":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PANEL_SETUP, *SAV, EXR
SC-142
その他
REAR_OUTPUT、ROUT
コマンド / クエリ
説 明
REAR_OUTPUT コマンドは、Waverunnerの背面パネルにあるBNCコネクタの信号出力タイプを設
定するのに用います。
The REAR_OUTPUT?クエリは現在のコネクタのモードを返します。
コマンド構文
Rear_OUTput <mode>[,<level>[,<rate>]]
<mode>: ={OFF, PF, TRIG, TRDY, PULSE}
クエリ構文
Rear_OUTput?
応答フォーマット
Rear_OUTput <mode>,<level>[,<rate>]
例 (GPIB)
次のコマンドは背面BNC出力をオフにします。
CMD$="ROUT OFF":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
PASS_FAIL_DO, CAL_OUTPUT
補足情報
OFF
: Turns off rear output
PF
: PASS/FAIL モード
PULSE : 単発信号を発生させます。
TRIG
: トリガ・アウトモード
TRDY
: 新しい波形取りこみにおいて、トリガがレディ状態であることを意味します。
SC-143
システム・コマンド
波形転送
RECALL、REC
コマンド
説 明
RECALLマンドは、保存装置のカレント・ディレクトリより内部メモリM1∼M4のいずれかまたは
すべてに、波形ファイルをリコールします。ただし、リコールできるのはBINARYフォーマットで
保存された波形に限られます。
コマンド構文
<memory>:=RECall DISK,<device>,FILE,'<filename>'
<memory>:={M1, M2, M3, M4, ALL}
<device>:={CARD , FLPY, HDD }
<filename>:=8文字までの英数文字列に、ドットと3文字までの拡張子が続きます。
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、"SC1.001"という波形ファイルをメモリ・カードよりメモリM1へリコールし
ます。
CMD$="M1:REC DISK,CARD,FILE,'SC1.001'":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
FUNCTION_STATE, SOTRE, INR
SC-144
セットアップの保存/リコール
RECALL_PANEL、RCPN
コマンド
説 明
RECALL_PANELマンドは、保存装置のカレント・ディレクトリよりフロント・パネル・セット
アップ・データをリコールします。
コマンド構文
ReCall_PaNel DISK,<device>,FILE,'<filename>'
<device>:={CARD , FLPY, HDD }
<filename>:=8文字までの文字列に、拡張子".PNL"が続きます。
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、フロッピー・ディスクの"P012.PNL"というファイルよりフロント・パネル・
セットアップ・データをリコールします。
CMD$="RCPN DISK, FLPY, FILE,'P012.PNL'":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
PANEL_SETUP, *SAV, STORE_PANEL, *RCL
SC-145
システム・コマンド
セットアップの保存/リコール
*RST
コマンド
説 明
*RSTマンドは、デバイス・リセットを起動します。*RSTコマンドにより、8トレースすべてが
GND線に設定され、デフォルト・セットアップがリコールされます。
コマンド構文
*RST
例(GPIB)
この例は、オシロスコープをリセットします。
CMD$="*RST":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
*CAL, *RCL
SC-146
捕 捉
SAMPLE_CLOCK、SCLK
コマンド / クエリ
説 明
SAMPLE_CLOCKコマンドにより、ユーザは、外部タイムベースを制御できます。ユーザは、オシ
ロスコープが外部クロックを使用して捕捉するデータポイント数を設定できます。
コマンド構文
Sample_CLocK <state>[,<recordlength>][,<coupling>]
<state>:={INT, ECL, LV0, TTL}
<recordlength>:={50, 100, 200, 500, 1K, 2K, 5K, 10K, 20K, 50K, 100K, 200K, 500K, 1M}
<coupling>:={D1M or D50}
注: レコード長は、現在使用している最大使用可能メモリ・モデルより長くは設定できません
(<recordlength>パラメータの初期設定は10Kです)。
クエリ構文
Sample_CLocK?
応答フォーマット
Sample_CLocK <state>,<recordlength>
例(GPIB)
次のコマンドは、オシロスコープを1000データ・ポイント・レコードの外部クロック使用に設
定します。
CMD$="SCLK ECL,1000":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-147
システム・コマンド
セットアップの保存/リコール
*SAV
コマンド
説 明
*SAVマンドは、オシロスコープのカレント・ステートを不揮発性内部メモリへ保存します。
*SAVコマンドは、オシロスコープの全フロント・パネル・セットアップ・データを保存します。
注: このコマンドでは、通信パラメータ(COMM_FORMAT、COMM_HEADER、COMM_HELP、COMM_ORDER、
WAVEFORM_SETUPの各コマンドにより変更されるパラメータ)とステータス・レコーディン
グ・システムに関連するイネーブル・レジスタ(*SRE、*PRE、*ESE、INE)は、保存されませ
ん。
コマンド構文
*SAV <panel_setup>
<panel_setup>:=1∼4
例(GPIB)
次のコマンドは、現在のオシロスコープのセットアップ・データをパネル・セットアップ3に
保存します。
CMD$="*SAV 3":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
PANEL_SETUP, *RCL
SC-148
ハード・コピー
SCREEN_DUMP、SCDP
コマンド / クエリ
説 明
SCREEN_DUMPコマンドは、オシロスコープの画面内容をハード・コピー・デバイスにダンプし
ます。このコマンドは、オシロスコープのアクティビティをホールトします。
プリント・アウト時に印刷される日時スタンプは、コマンドが実行された時刻に対応します。
コマンド構文
SCreen_DumP
クエリ構文
SCreen_DumP?
応答フォーマット
SCreen_DumP <status>
<status>:={OFF}
例(GPIB)
次のコードは、スクリーン・ダンプを起動します。
CMD$="SCDP":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
INR, HARDCOPY_SETUP, HARDCOPY_TRANSMIT
SC-149
システム・コマンド
表 示
SCREEN_SAVE、SCSV
コマンド / クエリ
説 明
SCREEN_SAVEコマンドは、オシロスコープの自動スクリーン・セーバを制御します。スクリー
ン・セーバは、あらかじめ設定された時間が経過すると、内部カラー・モニタを自動的にシャッ
ト・ダウンします。
SCREEN_SAVE?クエリに対する応答は、自動スクリーン・セーバ機能がオンかオフかを返しま
す。
注: スクリーン・セーバが働いていても、オシロスコープは完全に機能しています。
コマンド構文
SCreen_SaVe <state>
<state>:={YES, NO}
クエリ構文
SCreen_SaVe?
応答フォーマット
SCreen_SaVe <state>
例(GPIB)
次の命令は、自動スクリーン・セーバをイネーブルにします。
CMD$="SCSV ON":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-150
表 示
SELECT、SEL
コマンド / クエリ
説 明
SELECTコマンドは、表示されているトレースに対して手動表示制御の指定トレース選択しま
す。指定トレースが表示されない場合には、環境エラー(ページSC-75を参照してください)が
生成されます。
SELECT?クエリは、指定トレースの選択ステータスを返します。
コマンド構文
<trace>:SELect
<trace>:{TA, TB, TC, TD}
C1
C2
C3
C4も可
クエリ構文
<trace>:SELect?
応答フォーマット
<trace>:SELect<mode>
<mode>:={ON, OFF}
例(GPIB)
次のコマンドは、トレースB(TB)を選択します。
CMD$="TB:SEL":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRACE
SC-151
システム・コマンド
捕 捉
SEQUENCE、SEQ
コマンド / クエリ
説 明
SEQUENCEコマンドは、シーケンス・モード捕捉の条件を設定します。
SEQUENCE?クエリに対する応答は、シーケンス・モード捕捉の条件を返します。
コマンド構文
SEQuence <mode>[,<segments>[,<max_size>]]
<mode>:={OFF, ON}
<segments>:=2∼4000, 1セグメントきざみで設定可
<max_size>:={50, 100, 250, 500, 1000, 2500, 5K, 10K, 25K, 50K, 100K, 250K, 500K, 1M,
2.5M, 5M}
クエリ構文
SEQuence?
応答フォーマット
SEQuence <mode>,<segments>,<max_size>
<mode>:={ON, OFF}
使用可能対象
203ページのモデル別:使用可能対象一覧をご参照ください。
例(GPIB)
次のコマンドは、セグメント・カウントを43に、最大セグメント・サイズを250サンプルに設
定し、シーケンス・モードをONにします。
CMD$="SEQ ON,43,250":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_MODE
SC-152
その他
SLEEP
コマンド
説 明
SLEEPコマンドは、オシロスコープを指定された時間スリープさせ、新しいコマンドの解釈を
開始しないよいに命令します。
コマンド構文
SLEEP <n>
<n>:= 0。0
∼ 1000。0
注: オプションの引数<t>でスリープ時間(秒)を指定します。<t>が与えられていない場合もし
くは<t>=0。0の場合は無制限にスリープします。
スリープ状態はオシロスコープにDCL(Device Clear)を送信することによってキャンセルで
きます。
例(GPIB)
次のコマンドはオシロスコープを3.2秒間待機させます。
CMD$="SLEEP 3.2";:CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
*TRG,WAIT
SC-153
システム・コマンド
ステータス
*SRE
コマンド / クエリ
説 明
*SREコマンドは、サービス・リクエスト・イネーブル(SRE: Service Request Enable)レ
ジスタを設定します。このコマンドにより、ユーザは、STBレジスタのどのサマリ・ビットでサー
ビス・リクエストを生成させるか指定できます。使用できるサマリ・メッセージの概略について
はページSC-157の表を参照してください。
サマリ・メッセージ・ビットは、対応するビット・ロケーションに'1'を書き込むとイネーブ
ルになります。逆に、対応する位置に'0'を書き込むと、関連イベントによるサービスリクエス
ト(SRQ: service request)生成が回避されます。SREレジスタをクリアすると、SRQ割り込み
がディスエーブルされます。
*SRE?クエリは、バイナリに変換するとSREレジスタのビット設定を示す値を返します。ビット
6(MSS)は設定できず、したがって戻り値は常に値0(ゼロ)であることに注意してください。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
*SRE <value>
<value>:= 0∼255
クエリ構文
*SRE?
応答フォーマット
*SRE <value>
例(GPIB)
次のコマンドにより、STBレジスタのMAVサマリ・ビット(ビット4つまり十進数16)またはINB
サマリ・ビット(ビット0つまり十進数1)、あるいはその両方のビットが設定されると、即座に
SRQが生成されます。これら2値を合計するとSREマスク16 + 1 = 17が得られます。
CMD$="*SRE 17":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-154
ステータス
*STB?
クエリ
説 明
*STB?クエリは、IEEE 488.1定義のステータス・レジスタ(STB)とマスタ・サマリ・ステー
タス(MSS: Master Summary Status)の内容を読み出します。応答は、ステータス・バイト・
レジスタのビット0∼5と7の値とMSSサマリ・メッセージを表します。
*STB?クエリに対する応答は、ビット6の表示がRQSメッセージではなくMSSサマリ・メッセージ
であること以外、直列ポールの応答と同じです。ステータス・レジスタ構造の詳細は、ページSC167の表を参照してください。
クエリ構文
*STB?
応答フォーマット
*STB <value>
<value>:=0∼255
例(GPIB)
次の命令は、ステータス・バイト・レジスタを読み出します。
CMD$="*STB?":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%,RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
*STB 0
関連コマンド
ALL_STATUS, *CLS, *PRE, *SRE
SC-155
システム・コマンド
補足情報
ビット
ビット値
7
128
6
64
ビット名
DIO7
説 明
注
0 将来の使用のために予約
MSS/RQS
(1)
MSS=1
SREにマークされたSTBの少なくとも
RQS=1
ビットが1サービスリクエストあり
(2)
5
32
ESB
1 ESRイネーブル・イベント発生
(3)
4
16
MAV
1 出力待ち行列が空でない
(4)
3
8
DIO3
0 予約
2
4
VAB
1 コマンド・データ値適用
1
2
DIO1
0 予約
0
1
INB
1 イネーブル内部
(INternal)
ステート変更発生
(5)
(6)
ステータス・バイト・レジスタ(STB: Status Byte Register)
注
(1) マスタ・サマリ・ステータス(MSS: Master Summary Status)は、オシロスコープ・リ
クエスト・サービスを表し、サービス・リクエスト(Service Request)ステータスは、
設定されるとオシロスコープによるサービス・リクエスト発生を示します。ビット・ポジ
ション6は、ポーリング方法により以下のように異なります。
*STB?クエリ受信時: ビット6 = MSS
シリアル・ポーリング時: ビット6 = RQS
(2) 例: SRE = 10でSTB = 10ならばMSS = 1。SRE = 010でSTB = 100ならばMSS = 0。
(3) イベント・ステータス・ビット(ESB: Event Status Bit)は、標準イベント・ステータ
ス・レジスタ(ESR: Event Status Register)が最後に読み出されてから、またはクリ
アされてから、1つ以上のイネーブルIEEE 488.2イベントが発生したかしないかを示しま
す。ESBは、イネーブル・イベントがTRUE(1)になると設定されます。
(4) メッセージ使用可能(MAV: Message AVailable)ビットは、出力待ち行列が空であるか
ないかを示します。データ・バイトが出力待ち行列にあると、MAVサマリ・ビットはTRUE
(1)に設定されます。
(5) 値適用ビット(VAB: Value Adapted Bit)は、コマンドのデータ値に最近似有効値が適
用されるとTRUE(1)に設定されます。たとえば、タイムベースが2.5 μs/divに再定義さ
れると適用値は2μs/divになり、VABビットが設定されます。
(6) 内部ステート・ビット(INB: INternal state Bit)は、なんらかのイネーブル内部ステー
トになると、TRUE(1)に設定されます。詳しくは、INRクエリを参照してください。
SC-156
捕 捉
STOP
コマンド
説 明
STOPコマンドは、信号捕捉を即時停止します。トリガ・モードがAUTOまたはNORMの場合は、そ
れ以上捕捉しないようトリガ・モードSTOPPEDに変えます。
コマンド構文
STOP
例
次のコマンドは、捕捉プロセスを停止します。
CMD$="STOP":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
ARM_ACQUISTION, TRIG_MODE, WAIT
SC-157
システム・コマンド
波形転送
STORE、STO
コマンド
説 明
STOREコマンドは、内部メモリM1∼M4へ、または保存装置のカレント・ディレクトリへ指定ト
レース内容を保存します。
コマンド構文
STre[<trace>,<dest>]
<trace>:{TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 , ALL_DISPLAYED}
<dest>:{M1, M2, M3, M4, CARD , FLPY, HDD }
注: STOREコマンドを引数なしで送信すると、Store Setupで現在イネーブルになっているトレー
スがすべて保存さます。このセットアップは、STORE_SETUPコマンドで変更できます。
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
<device>:CARD−メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、トレースA(TA)の内容をメモリ1(M1)に保存します。
CMD$="STO TA,M1":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
次のコマンドは、現在表示されている波形をすべてメモリ・カードに保存します。
CMD$="STO ALL_DISPLAYED, CARD":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
次のコマンドは、保存セットアップ(Storage Setup)(STORE_SETUPを参照してください)
に現在定義されている保存動作を実行します。
CMD$="STO":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
STORE_SETUP, RECALL
SC-158
セットアップの保存/リコール
STORE_PANEL、STPN
コマンド
説 明
STORE_PANELコマンドは、コマンド発行時に、オシロスコープの全フロント・パネル・セット
アップ情報を保存装置のカレント・ディレクトリのファイルへ保存します。
注: このコマンドでは、通信パラメータ(COMM_FORMAT、COMM_HEADER、COMM_HELP、COMM_ORDER、
WAVEFORM_SETUPの各コマンドにより変更されるパラメータ)とステータス・レコーディン
グ・システムに関連するイネーブル・レジスタ(*SRE、*PRE、*ESE、INE)は、保存されませ
ん。
コマンド構文
STore_PaNel DISK, <device>, FILE,'<filename>'
<device>:{CARD , FLPY, HDD }
<filename>:=8文字までの英数文字列に、拡張子".PNL"が続きます。
注: ファイル名を指定しないと(または空文字列を指定した場合は)、オシロスコープは内部規
則に従ってファイル名を生成します。
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、現在のオシロスコープのセットアップ・データを"DIODE.PNL"というファイル
名でメモリ・カードに保存します。
CMD$="STPN DISK, CARD, FILE,'DIODE.PNL'":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
PNSU, *SAV, RECALL_PANEL, *RCL
SC-159
システム・コマンド
波形転送
STORE_SETUP、STST
コマンド / クエリ
説 明
STORE_SETUPコマンドは、トレース保存方法を制御します。シングル・トレースまたは表示ト
レースすべてを保存用にイネーブルできます。これは、自動保存に、またはSTOREコマンドとSTO
コマンドに適用されます。トレースは、保存措置が満杯になるまで(FILL)、または最も古いト
レースが新しいトレースに置き換えられて連続的に(WRAP)、各捕捉が終了するたびに保存装置
へ自動保存されます。
STORE_SETUP?クエリは、自動保存(Autostore)動作の現在のモード、現在のトレース選択、
現在の宛先を返します。
ただし、リコールできるのは、バイナリ(BINARY)フォーマットで保存されている波形のみで
す。
コマンド構文
STore_SeTup[<trace>,<dest>[,AUTO,<mode>][,FORMAT,<type>]
<trace>:={TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 , ALL_DISPLAYED}
<dest>:={M1, M2, M3, M4, CARD , FLPY, HDD }
<mode>:={OFF, WRAP, FILL}
<type>:{BINARY, SPREADSHEET, MATHCAD, MATLAB}
クエリ構文
STore_SeTup?
応答フォーマット
STore_SeTup <trace>,<dest>,AUTO,<mode>
使用可能対象
<device>:CARD−メモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1の保存を選択します。これは、メモリ・カードに空きスペースが
なくなるまで(AUTO,FILL)、"autostore(自動保存)"をイネーブルにします。
CMD$="STST C1, CARD, AUTO,FILL":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-160
関連コマンド
STORE, INR
SC-161
システム・コマンド
波形転送
STORE_TEMPLATE、STTM
コマンド
説 明
STORE_TEMPLATEコマンドは、保存装置へオシロスコープの波形テンプレートを保存します。
ファイル名は、"LECROYvv.TPL"形式で自動生成されます。ここで"vv"は2桁のレビジョン番号で
す。
注: たとえば、レビジョン2.1に対しては、LECROY21.TPLというファイル名が生成されます。
波形テンプレート詳細は、第5章を参照してください。
コマンド構文
STore_TeMplate DISK, <device>
<device>:{CARD , FLPY, HDD }
使用可能対象
<device>:CARD−Mメモリカードオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
<device>:HDD−ハードディスクオプションを装着したオシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、現在の波形テンプレートを将来の参考用にメモリ・カードに保存します。
CMD$="STTM DISK, CARD":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TEMPLATE
SC-162
その他
TDISP
コマンド / クエリ
説 明
TDISPコマンドは現在時刻と日付をコントロールし、オシロスコープの画面に表示します。
CURRENT: 現在時刻と日付を表示させます。
NONE :時刻と日付を画面から消します。
TRIGGER :現在表示されている波形の一番上のトリガ時間を選択します。
コマンド構文
TDISP <state>
<state>: ={CURRENT,NONE,TRIGGER}
クエリ構文
TDISP?
応答フォーマット
TDISP <state>
例(GPIB)
オシロスコープの画面から日付と時刻の表示を消去します。
CMD$="TDISP NONE":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-163
システム・コマンド
波形転送
TEMPLATE?、TMPL?
クエリ
説 明
TEMPLATE?クエリは、完全な波形データを作成するための、さまざまな論理エンティティを正
規に記述したテンプレートのコピーを生成します。特にテンプレートには、波形の記述子部分に
含まれる変数が詳細に既述されています。詳しくは、第5章を参照してください。
クエリ構文
TeMPLate?
応答フォーマット
TeMPLate "<template>"
<template>:=波形構造を既述した可変長文字列
関連コマンド
INSPECT
SC-164
捕 捉
TIME_DIV、TDIV
コマンド / クエリ
説 明
TIME_DIVコマンドは、タイムベース設定を変更します。新しいタイムベース設定は、次の接尾
文字で指定します。ナノ秒はNS、マイクロ秒はUS、ミリ秒はMS、秒はS、キロ秒はKSです。範囲
外の値を指定すると、STBレジスタのVABビット(ビット2)が設定されます(ページSC-155の表
を参照してください)。
TIME_DIV?クエリは、現在のタイムベース設定を返します。
コマンド構文
Time_DIV <value>
<value>:= 仕様は"Operator's Manual"の付録Aを参照してください。
注: 接尾文字S(Seconds: 秒)はオプションです。
クエリ構文
Time_DIV?
応答フォーマット
Time_DIV <value>
例(GPIB)
次のコマンドは、タイムベースを500μsec/divに設定します。
CMD$="TDIV 500US":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
次のコマンドは、タイムベースを2 msec/divに設定します。
CMD$="TDIV 0.002":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_DELAY, TRIG_MODE
SC-165
システム・コマンド
表 示
TRACE、TRA
コマンド / クエリ
説 明
TRACEコマンドは、トレース表示をイネーブルまたはディスエーブルにします。波形が表示で
きない場合は、環境エラーが設定されます(ページSC-71の表を参照してください)。
TRACE?クエリは、指定トレースが表示されているいかいないかを返します。
コマンド構文
<trace>:TRAce <mode>
<trace>:={C1, C2, C3 , C4 , TA, TB, TC, TD}
<mode>:{ON, OFF}
クエリ構文
<trace>:TRAce?
応答フォーマット
<trace>:TRAce <mode>
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、トレースA(TA)を表示します。
CMD$="TA:TRA ON":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-166
表 示
TRACE_OPACITY、TOPA
コマンド / クエリ
説 明
TRACE_OPACITYコマンドは、トレース・カラーの透過性を制御します。トレースは、塗りつぶ
し(それぞれのトレースが重なって互いに消し合う)モードか、透過(重なり合ったトレースが
がすべて見える)モードに設定できます。
TRACE_OPACITY?クエリに対する応答は、トレースが塗りつぶしモードか透過モードかを返しま
す。
コマンド構文
Trace_OPAcity <type>
<type>:={OPAQUE, TRANSPARENT}
クエリ構文
Trace_OPAcity?
応答フォーマット
Trace_OPAcity <type>
例(GPIB)
次の命令は、トレースが重なり合っていてもそれぞれを区別できるように表示します。
CMD$="TOPA TRANSPARENT":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-167
システム・コマンド
表 示
TRACE_ORDER、TORD
コマンド
説 明
このコマンドを使用して、トレースの表示順を指定することができます。
コマンド構文
Trace_ORDer <slot><trace>
<slot>:=<1,2,3,4,5,6,7,8>
ここで、1は一番上です。
<trace>:=<C1,C2,C3,C4,TA,TB,TC,TD,OFF>
クエリ構文
TORD?
応答フォーマット
TORD 1,C1,2,OFF,3,OFF,4,OFF,
5,OFF,6,OFF,7,OFF,8,OFF
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1より上にトレースAを表示します。
CMD$="TORD 1,TA,2,C1"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRACE
SC-168
波形ストレージ
TRANSFER_FILE、TRFL
コマンド
説 明
このコマンドを使用して、ストレージ・メディアとのファイルの転送、オシロスコープとコン
ピュータ間のファイルの転送を行うことができます。コマンドフォーマットは、コンピュータの
ファイルをストレッジ・メディアに転送するために使用され、クエリ・フォーマットは、スト
レッジ・メディアのファイルをコンピュータに転送するために使用されます。
コマンド構文
TRansfer_FiLe,<device>,FILE,'name.ext',#9nnnnnnnnn,<data><crc>
<device>:={CARD,FLPY,HDD}
注: HDDは、HD01オプションが存在する場合だけ使用できます。
CARDは、MC01オプションが存在する場合だけ使用できます。
<n...n>:=ファイル・サイズ(バイト単位)
<data>:=ファイル・データ(任意のデータ・ブロック)
<crc>:=<data>の32ビット巡回冗長検査
注: ファイルの読取り、書込みは、カレント・ディレクトリに対してだけ行われます。
クエリ構文
TRFL? DISK,<device>,FILE,'name.ext'
応答フォーマット
TRFL #9nnnnnnnnn<file content><crc>
例(GPIB)
次のコマンドは、フロッピ・ディスクからファイルFAVORITE.DSOを読み込みます。
CMD$=TRFL,DISK,FLPY,FILE,'FAVORITE.DSO'
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-169
システム・コマンド
捕 捉
*TRG
コマンド
説 明
*TRGコマンドは、ARMコマンドを実行します。
注: このコマンドは、488.1のグループ実行トリガ(GET: Group Execute Trigger)メッセージ
と等価です。
コマンド構文
*TRG
例(GPIB)
次のコマンドは、信号捕捉をイネーブルにします。
CMD$="*TRG":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
ARM_ACQUISITION, STOP, WAIT
SC-170
捕 捉
TRIG_COUPLING、TRCP
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_COUPLINGコマンドは、指定トリガ・ソースのカップリング・モードを設定します。
注1: HFDIVカップリングでは、オシロスコープによりトリガ・スロープが自動的に設定されま
す。TRIG_SLOPEコマンドは、HFDIVカップリング・モードでは使用しません。
注2: HFDIVは、トリガ・セットアップ・メニューにはHFと表示されます。
TRIG_COUPLING?クエリは、選択されたソースのトリガ・カップリングを返します。
コマンド構文
<trig_source>:TRig_CouPling <trig_coupling>
<trig_source>:={C1, C2, C3 , C4 , EX, EX10}
<trig_coupling>:={AC, DC, HFREJ, LFREJ, HFDIV}
クエリ構文
<trig_source>:TRig_CouPling?
応答フォーマット
<trig_source>:TRig_CouPling <trig_coupling>
使用可能対象
<trig_source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
<trig_coupling>:HFDIVは、LT224/322では、使用できません。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル2のトリガ・ソースのカップリング・モードをACに設定します。
CMD$="C2:TRCP AC":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_SELECT
SC-171
システム・コマンド
捕 捉
TRIG_DELAY、TRDL
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_DELAYコマンドは、(画面左端に表示される)第1捕捉データ・ポイントに対して、トリ
ガを発生させる時間を設定します。
このコマンドでは、正のトリガ・ディレイを水平方向の画面全体に対するパーセンテージで表
します。正のトリガ・ディレイではトリガ発生前にデータが捕捉されるので、このモードはプリ
トリガ捕捉と呼ばれます。負のトリガ・ディレイは、秒単位で指定する必要があります。負のト
リガ・ディレイではトリガ発生後データが捕捉されるので、このモードはポスト・トリガ捕捉と
呼ばれます。
範囲(-10,000 div x 時間軸)外の値と100%を指定すると、トリガ時間は最近接限界値に設
定され、STBレジスタのVABビット(ビット2)が設定されます。
TRIG_DELAY?クエリに対する応答は、第1捕捉データ・ポイントのトリガ時間を返します。正の
時間は水平方向の画面全体に対するパーセンテージで、負の時間は秒単位で表されます。
コマンド構文
TRig_DeLay <value>
<value>:=0.00 PCT∼100.00 PCT(プリトリガ)
-20 PS∼-10 MAS(ポストトリガ)
注: 接尾文字はオプションです。正数の場合はPCTと見なされます。負数の場合はSと見なされま
す。接尾文字MASはMs(Megaseconds: メガ秒)を示し、非常に低速なタイムベースでの著し
い遅延にのみ有用です。
クエリ構文
TRig_DeLay?
応答フォーマット
TRig_DeLay <value>
例(GPIB)
次のコマンドは、トリガ・ディレイを-20秒(ポストトリガ)に設定します。
CMD$="TRDL -20S":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TIME_DIV
SC-172
捕 捉
TRIG_LEVEL、TRLV
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_LEVELコマンドは、指定トリガ・ソースのトリガ・レベルを調節します。範囲外の値が指
定されると、最近接限界値に調節され、STBレジスタのVABビット(ビット2)が設定されます
(ページSC-155の表を参照してください)。
TRIG_LEVEL?クエリは、カレント・トリガ・レベルを返します。
コマンド構文
<trig_source>:TRig_LeVel <trig_level>
<trig_source>:{C1, C2, C3 , C4 , EX, EX10}
<trig_level>:=仕様に関しては取扱説明書を参照してください。
注: 接尾文字Vはオプションです。
クエリ構文
<tirg_source>:TRig_LeVel?
応答フォーマット
<trig_source>:TRig_LeVel <trig_level>
使用可能対象
<trig_source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコードは、チャネル2のトリガ・レベルを- 3.4 Vに調節します。
CMD$="C2:TRLV -3.4V":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-173
システム・コマンド
捕 捉
TRIG_MODE、TRMD
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_MODEコマンドは、トリガ・モードを指定します。
TRIG_MODE?クエリは、カレント・トリガ・モードを返します。
コマンド構文
TRig_MoDe <mode>
<mode>:={AUTO, NORM, SINGLE, STOP}
クエリ構文
TRig_MoDe?
応答フォーマット
TRig_MoDe <mode>
例(GPIB)
次のコマンドは、通常モードを選択します。
CMD$="TRMD NORM":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
ARM_ACQUISITION, STOP, TRIG_SELECT, SEQUENCE
SC-174
捕 捉
TRIG_PATTERN、TRPA
コマンド
説 明
TRIG_PATTERNコマンドは、トリガ・パターンを定義します。このコマンドは、パターン・ソー
ス(Channel 1、Channel 2、Channel 3、およびChannel 4)の論理構成とトリガの発生条件を指
定します。コンプレックス・トリガ・モードが有効にされていない場合でも、このコマンドを使
用できることに注意してください。
LLOW
H
HIGH
PR
PATTERN PRESENT
AB
PATTERN ABSENT
EN
PATTERN ENTERED
EX
PATTERN EXITED
TRIG_PATTERN?クエリは、現在のトリガ・パターンを返します。
注: PRとEN、ABとEXは等値です。
コマンド構文
TRig_PAttern [<source>,<state>,..<source>,<state>],STATE,<trigger_condition>
<source>:={C1,C2,C3,C4,EX}
<state>:={L,H}
<trigger_condition>:={AB,PR,EX,EN}
注: コマンドでソース・ステートを指定しない場合、ソースはX(=don't care)ステートに設定さ
れます。このコマンドに対する応答では、Xステートは無視され、H(=high)かL(=low)のソー
ス・ステートだけが送り返されます。
クエリ構文
TRig_PAttern? [<source>,<state>...<source>,<state>],STATE,<trigger_condition>
<source>:={C1,C2,C3,C4,EX}
<state>:={L,H}
応答フォーマット
TRig_PAttern [<source>,<state>,..<source>,<state>],STATE,<trigger_condition>
SC-175
システム・コマンド
例(GPIB)
次のコマンドは、パターンの論理ステートをHLXH (CH1=H,CH2=L,CH3=X,CH4=H)として構成し、
トリガ条件をパターン欠如(AB)として定義します。
CMD$="TRPA C1,H,C2,L,C4,H,STATE,AB":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_COUPLING、TRIG_DELAY、TRIG_LEVEL、TRIG_LEVEL_2、TRIG_MODE、TRIG_SELECT、
TRIG_SLOPE、TRIG_WINDOW
SC-176
捕 捉
TRIG_SELECT、TRSE
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_SELECTコマンドは、波形の捕捉にトリガをかける条件を選択します。トリガ・タイプに
よっては、追加パラメータを指定する必要があります。
追加パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペア
の2番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する変数
だけにとどめることもできます。
TRIG_SELECT?クエリは、現在のトリガ条件を返します。
トリガ表記
DROP
ドロップアウト
PA
パターン
EDGE
エッジ
PL
大きいパルス
EV
イベント
PS
小さいパルス
GLIT
グリッチ
P2
パルス幅窓
HT
ホールド・タイプ
QL
クオリファイヤ
HV
ホールド値
SNG
単一ソース
HV2
第 2 ホールド値
SQ
ステート・クオリファイド
IL
長いインターバル
SR
ソース
INTV
インターバル
STD
標準(EDGE トリガ)
IS
短いインターバル
TEQ
クオリファイド・タイム / イベント
I2
インターバル幅窓
TI
時間
OFF
ホールドオフなしのウエイト
TL
時間内
注: HT と HV は、標準トリガには適用されません。
TV トリガ表記
CHAR
特性
ILAC
インターレース
FLD
フィールド
LINE
ライン
FLDC
フィールド・カウント
LPIC
ピクチャあたりのライン数
SC-177
システム・コマンド
TVトリガ以外:
コマンド構文
TRig_SElect <trig_type>,SR,<source>,QL,<source>,
HT,<hold_type>,HV,<hold_value>,HV2,<hold value>
<trig_type>:={STD, SNG, SQ, TEQ, DROP, EDGE, GLIT, INTV, PA, TVP, TVN}
<source>:={C1, C2, C3 , C4 , LINE, EX, EX10, PA}
<hold_type>:={TI, TL, EV, PS, PL, IS, IL, P2, I2, OFF}
<hold_value>:=仕様に関しては、取扱説明書を参照してください。
注: 接尾文字S(seconds: 秒)はオプションです。
クエリ構文
TRig_SElect?
応答フォーマット
TRig_SElect <trig_type>,SR,<source>,HT,<hold_type>,HV,
<hold_value>, HV2,<hold_value>
注: HV2は、<hold_type>がP2またはI2の場合のみ返されます。
使用可能対象
<source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1のシングル・ソース・トリガをトリガ・ソースに選択します。
ホールド・タイプとホールド値は、20 ns"より小さいパルス"を選択します。
CMD$="TRSE SNG,SR,C1,HT,PS,HV,20 NS":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-178
TVトリガ:
コマンド構文
TRig_SElect TVP or TVN,SR,<source>,FLDC,<field_count>,FLD,<field>,
CHR,<characterristics>,LPIC,<lpic>,ILAC,<ilace>,LINE,<line>
<source>:={C1, C2, C3 , C4 , NE, EX, EX10}
<field_count>:={1, 2, 4, 8}
<field>:=1∼field_count
<characteristics>:={NTSC, PALSEC, CUST50, CUST60}
<lpic>:=1∼1500
<ilace>:{1, 2}
<line>:= 1∼1500または0(任意のライン)
注: FLD値は現在のFLDC値に変換されます。LINE値は、現在のFLD値とCHAR値に変換されます。
<field_count>:=4, 8はLT364/Lのみで使用可能です。
クエリ構文
TRig_SElect?
応答フォーマット
TRig_SElect TV,SR,<source>,FLDC,<field_count>,FLD,<field>,CHAR,<characteristic>,
LINE,<line>
使用可能対象
<source>:C3とC4 - 4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、外部トリガ入力に印可された2フィールドPAL/SECAM TV信号の第1フィール
ドのライン17の同期パルス(負)でトリガがかかるようにトリガ・システムを設定します。
CMD$="TRSE TVN,SR,EX,FLDC,2,FLD,1,CHAR,PALSEC,
LINE,17":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_COUPLING, TRIG_LEVEL, TRIG_MODE, TRIG_SLOPE, TRIG_WINDOW
SC-179
システム・コマンド
捕 捉
TRIG_SLOPE、TRSL
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_SLOPEコマンドは、指定トリガ・ソースのトリガ・スロープを設定します。トリガ・カッ
プリングがHFDIVに設定されている時に(TRIG_COUPLINGを参照してください)非互換TRSL命令が
受信されない場合には、環境エラー(ページSC-71を参照してください)が生成されます。
TRIG_SLOPE?クエリは、選択されたソースのトリガ・スロープを返します。
コマンド構文
<trig_source>:TRig_SLope <trig_slope>
<trig_source>:={C1, C2, C3 , C4 , LINE, EX, EX10}
<trig_slope>:={NEG, POS, WINDOW }
クエリ構文
<trig_source>:TRig_SLope?
応答フォーマット
<trig_source>:TRig_SLope <trig_slope>
使用可能対象
<trig_source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル2のトリガ・スロープを負に設定します。
CMD$="C2:TRSL NEG":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_SELECT, TRIG_WINDOW
SC-180
捕 捉
TRIG_WINDOW、TRWI
コマンド / クエリ
説 明
TRIG_WINDOWコマンドは、カレント・エッジ・トリガ・ソースに窓振幅をボルト単位で設定し
ます。窓は、エッジ・トリガ・レベル周囲の中心に置かれます。
TRIG_WINDOW?クエリは、現在の窓振幅を返します。
コマンド構文
TRig_WIndow <value>
<value>:=0∼25 V(最大範囲)
注: 接尾文字Vはオプションです。
クエリ構文
TRig_WIndow?
応答フォーマット
TRig_WIndow <trig_level>
例
次のコマンドは、ウィンドウ・サイズを+0.5 Vに調節します。
CMD$="TRWI 0.5V":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
TRIG_LEVEL, TRIG_SLOPE
SC-181
システム・コマンド
その他
*TST?
クエリ
説 明
*TST?クエリは内部自己試験を実施し、その応答に、自己試験でエラーを検出したかどうかを
返します。自己試験には、すべてのチャネルのハードウェア試験や、タイムベースとトリガの回
路試験も含まれます。
ハードウェア障害は、返された<status>番号の固有のバイナリ・コードで示されます。応答"0"
は、障害が発生しなかったことを示します。
クエリ構文
*TST?
応答フォーマット
*TST <status>
<status>:=0 自己試験問題なし
使用可能対象
リモート・モードでのみ使用できます。
例(GPIB)
この例では、自己試験が実施されます。
CMD$="*TST?":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CALL IBWRT(SCOPE%,RD$):PRINT RD$
応答メッセージ(障害のない場合):
*TST 0
関連コマンド
*CAL
SC-182
ステータス
URR?
クエリ
説 明
URR?クエリは、ユーザ・リクエスト・ステータス・レジスタ(URR: User Request status
Register)の内容を読み出し、クリアします。URRレジスタは、メニュー・フィールドで押され
たボタンを示します。
リモート・モードでは、URRレジスタはKEYコマンドで起動されると、最後に押されたボタンを
示します。ローカル・モードでは、URRレジスタはCALL HOSTボタンが押されたかどうかを示し
ます。最後のURR?クエリ以降にメニュー・ボタンが押されていないと、値0が返えされます。ペー
ジSC-100の図に、オシロスコープのボタン割り当てが示されています。
値
説 明
0
ボタンは押されていません。
1
トップ・メニュー・ボタンが押されました。
2
トップから 2 番目のメニュー・ボタンが押されました。
3
トップから 3 番目のメニュー・ボタンが押されました。
4
トップから 4 番目のメニュー・ボタンが押されました。
5
トップから 5 番目のメニュー・ボタンが押されました。
100
"Call Host" キー(ルート・メニューの最下部のボタン)が押されました。
ユーザリクエストステータス・レジスタ(URR: User Request status Register)の構造
クエリ構文
URR?
応答フォーマット
URR <value>
<value>:= 0∼5、100
例(GPIB)
次の命令は、URRレジスタの内容を読み出します。
CMD$="URR?":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%,RSP$):PRINT RSP$
応答メッセージ:
URR 0
関連コマンド
CALL_HOST, KEY, ALL_STATUS, *CLS
SC-183
システム・コマンド
表 示
VERT_MAGNIFY、VMAG
コマンド / クエリ
説 明
VERT_MAGNIFYコマンドは、指定トレースを垂直方向に拡大します。このコマンドは、トレース
が表示されていないくても実行されます。
最大許容拡大率は、トレースのデータに関連する有意ビット数により異なります。
VERT_MAGNIFY?クエリは、指定トレースの拡大率を返します。
コマンド構文
<trace>:Vert_MAGnify <factor>
<trace>:={TA, TB, TC, TD}
<factor>:=4.0E-3∼50(最大)
クエリ構文
<trace>:Vert_MAGnify?
応答フォーマット
<trace>:Vert_MAGnify <factor>
例
次のコマンドは、トレースAの垂直振幅をオリジナル振幅の3.45倍に拡大します。
CMD$="TA:VMAG 3.45":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
VERT_POSITION
SC-184
表 示
VERT_POSITION、VPOS
コマンド / クエリ
説 明
VERT_POSITIONコマンドは、画面上の指定トレースの垂直方向位置を調節します。これは、捕
捉時に得られたオリジナルのオフセット値には影響を及ぼしません。
VERT_POSITION?クエリは、指定トレースの現在の垂直方向位置を返します。
コマンド構文
<trace>:Vert_POSITION <display_offset>
<trace>:={TA, TB, TC, TD}
<display_offset>:=-5900∼+5900 DIV
注: 接尾文字DIVはオプションです。限度は、現在の拡大係数、ディスプレイのグリッド数、ト
レースの初期位置により異なります。
クエリ構文
<trace>:Vert_POSition?
応答フォーマット
<trace>:Vert_POSITION <display_offset>
例
次のコマンドは、トレースA(TA)を、捕捉時の位置に対し+3 DIV上方向にシフトします。
CMD$="TA:VPOS 3DIV":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
VERT_MAGNIFY
SC-185
システム・コマンド
捕 捉
VOLT_DIV、VDIV
コマンド / クエリ
説 明
VOLT_DIVコマンドは、垂直感度をボルト/div単位で設定します。範囲外の値が指定されると、
STBレジスタのVABビット(ビット2)はが設定されます(ページSC-155の表を参照してくださ
い)。
注: プローブ減衰係数は、垂直感度調節には考慮されていません。
VOLT_DIV?クエリは、指定チャネルの垂直感度を返します。
コマンド構文
<channel>:Volt_DIV <v_gain>
<channel>:={C1, C2, C3 , C4 }
<v_gain>:=仕様は"Operator's Manual"の付録Aを参照してください。
注: 接尾文字Vはオプションです。
クエリ構文
<channel>:Volt_DIV?
応答フォーマット
<channel>:Volt_DIV <v_gain>
使用可能対象
<channel>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のコマンドは、チャネル1の垂直感度を50 mV/divに設定します。
CMD$="C1:VDIV 50MV":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
SC-186
ステータス
*WAI
コマンド
説 明
*WAI(継続待機: WAIt to continue)コマンドは、IEEE 488.2標準に必須ですが、オシロス
コープは前のコマンド実行をすべて完了してから次のコマンド処理を開始するので、オシロス
コープには影響を与えません。
注: このコマンドは、ローカル・モードでもリモート・モードでも実行できます。
コマンド構文
*WAI
関連コマンド
*OPC
SC-187
システム・コマンド
捕 捉
WAIT
コマンド
説 明
WAITコマンドは、オシロスコープに対して、現在の捕捉を完了するまで新しいコマンドの構文
解釈を開始しないように命令します。
コマンド構文
WAIT [<t>]
<t>:=0。0∼1000。0
注: オプションの引数 <t> で新たな捕捉が起きない場合のタイムアウト時間(秒)を指定しま
す。<t> が与えられていない場合、もしくは <t> = 0。0 の場合はタイムアウトしません。
例(GPIB)
send:"TRMD SINGLE"
loop {send:"ARM;WAIT;C1:PAVA? MAX"
read response
process response
}
この例は、信号を次々に捕捉してそれらの最大振幅を求めます。ARMは新しいデータ捕捉を開
始します。WAITコマンドは、新しく捕捉された波形に対して常に最大値評価が実行されるよう保
証します。
"C1:PAVA?MAX"は、オシロスコープに対して、チャネル1の波形の最大データ値を評価するよう
命令します。
関連コマンド
*TRG, SLEEP
SC-188
波形転送
WAVEFORM、WF
コマンド / クエリ
説 明
WAVEFORMコマンドは、コントローラよりオシロスコープへ波形を転送し、WAVEFORM?クエリは、
オシロスコープからコントローラへ波形を転送します。
WAVEFORMコマンドは、外部保存されていた波形をオシロスコープの内部メモリへ戻します。波
形は、以下のような複数の区域で構成されます。
1. 記述子(DESC: DESCriptor)
2. ユーザ・テキスト(TEXT)
3. 時刻(TIME)記述子
4. データ(DAT1)ブロック
5. (オプションで)第2データ・ブロック(DAT2)
波形構造詳細は、第5章を参照してください。
注: "WAVEFORM? ALL"で取り込んだ完全な波形のみオシロスコープへ再格納できます。
WAVEFORM?クエリは、オシロスコープに対して、波形をコントローラへ転送するよう命令しま
す。区域は、個別にクエリできます。"ALL"パラメータを指定すると、4つまたは5つの区域すべ
てが上の説明の順番に1ブロックで転送されます。
注: 波形データ・フォーマットは、最後のWAVEFORM_SETUPコマンド、最後のCOMM_ORDERコマンド、
最後のCOMM_FORMATコマンドで指定されたカレント設定により異なります。
コマンド構文
<memory>:WaveForm ALL <waveform_data_block>
<memory>:{M1, M2, M3, M4}
<waveform_data_block>:= 任意のデータ・ブロック(第6章を参照してください)
クエリ構文
<trace>:WaveForm? <block>
<trace>:={TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4, C1, C2, C3 , C4 }
<block>:{DESC, TEXT, TIME, DAT1, DAT2, ALL}
注: パラメータを指定しないと、ALLが指定されたと見なされます。
応答フォーマット
<trace>:WaveForm <block>,<waveform_data_block>
注: 波形を再格納する場合は、応答ヘッダをディスエーブルにしておくと便利です。詳細は、
COMM_HEADERコマンドを参照してください。
SC-189
システム・コマンド
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
1. 次のコマンドは、メモリ1よりDAT1ブロックを読み出し、ファイル"MEM1.DAT"へ保存します。
パス・ヘッダ"M1:"もデータとともに保存します。
FILE$="MEM1.DAT"
CMD$="M1:WF? DAT1"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CALL IBRDF(SCOPE%,FILE$)
2. 次の例は、チャネル1の全内容を"CHAN1.DAT"ファイルへ保存します。パス・ヘッダ"C1:"はス
キップし、後にデータをオシロスコープへリコールできるようにしています。
FILE$="CHAN1.DAT":RD$=SPACE$(3)
CMD$="CHDR SHORT;C1:WF?"
CALL IBWRT(SCOPE,CMD$)
CALL IBRD(SCOPE%,RD$) Skip first 3 characters "C1:"
CALL IBRDF(SCOPE%,FILE$) Save data in file "CHAN1.DAT"
3. 次の例は、例2で保存した波形データをメモリ1へリコールします。
FILE$="CHAN1.DAT"
CMD$="M1:"
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
CALL IBWRTF(SCOPE%,FILE$)
"M1:"コマンドは、アクティブ波形が"M1"であることを保証します。データ・ファイルはオシ
ロスコープへ送信されると、まずヘッダ"WF"がチェックされ(文字"C1:"はファイル読み出し時
スキップされます)、デフォルト宛先"M1"が想定されます。
関連コマンド
INSPECT, COMM_FORMAT, COMM_ORDER, FUNCTION_STATE, TEMPLATE, WAVEFORM_ SETUP, WAVEFORM_TEXT
SC-190
波形転送
WAVEFORM_SETUP、WFSU
コマンド / クエリ
説 明
WAVEFORM_SETUPコマンドは、コントローラへ転送する波形データ量を指定します。このコマン
ドは、以下のパラメータ設定を制御します。
表 記
FP
第 1 ポイント(First Point)
NP
ポイント数(Number of Points)
SN
セグメント番号(Segment Number)
SP
間引き(Sparsing)
a. 間引き(SP: Sparsing)
間引きパラメータは、データ・ポイント間の間隔を以下のように定義します。
SP = 0
すべてのデータ・ポイントを送信
SP = 1
すべてのデータ・ポイントを送信
SP = 4
3データポイントおきに送信
b. ポイント数(NP: Number of Points)
ポイント数パラメータは、送信ポイント数を以下のように示します。
NP = 0
すべてのデータ・ポイントを送信
NP = 1
1データ・ポイントを送信
NP = 50
最大50データ・ポイントを送信
NP = 1001 最大1001データ・ポイントを送信
c. 第1ポイント(FP: First Point)
第1ポイント・パラメータは、送信する最初のデータ・ポイントのアドレスを指定します。
シーケンス・モードで捕捉した波形については、これは指定セグメントの相対アドレスで
す。例を以下に示します。
FP = 0
第1データ・ポイントに対応
FP = 1
第2データ・ポイントに対応
FP = 5000 データ・ポイント5001に対応
d. セグメント番号(SN: Segment Number)
セグメント番号パラメータは、波形がシーケンス・モードで捕捉された場合に送信するセグ
メントを指定します。このパラメータは、非セグメント波形では無視されます。例を以下に
示します。
SN = 0
すべてのセグメント
SN = 1
第1セグメント
SN = 23
セグメント23
WAVEFORM_SETUP?クエリは、現在使用中の転送パラメータを返します。
SC-191
システム・コマンド
コマンド構文
WaveForm_SetUp SP,<sparsing>,NP,<number>,FP,<point>,SN,<segment>
注1: 電源投入直後は、すべての値が0(つまり、間引きなしに波形全体を送信)に設定されま
す。
注2: パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペア
の2番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する
変数だけにとどめることもできます。
クエリ構文
WaveForm_SetUp?
応答フォーマット
WaveForm_SetUp SP,<sparsing>,NP,<number>,FP,<point>,SN,<segment>
例(GPIB)
次のコマンドは、アドレス200から開始し、2データ・ポイントおき(SP = 3)に送信するよ
う指定します。
CMD$="WFSU SP,3,FP,200":CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
INSPECT, WAVEFORM, TEMPLATE
SC-192
波形転送
WAVEFORM_TEXT、WFTX
コマンド / クエリ
説 明
WAVEFORM_TEXTコマンドは、波形が捕捉されたときの捕捉条件をドキュメント化します。テキ
スト・バッファは、160文字まで使用できます。
WAVEFORM_TEXT?クエリは、指定トレースのテキスト部を返します。
コマンド構文
<trace>:WaveForm_TeXt'<text>'
<trace>:={TA, TB, TC, TD, M1, M2, M3, M4, C1, C2, C3 , C4 }
<text>:ASCIIメッセージ(最長160文字)
クエリ構文
<trace>:WaveForm_TeXt?
応答フォーマット
<trace>:WaveForm_TeXt"<text>"
使用可能対象
<trace>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次の例は、トレースA(TA)をドキュメント化します。
MSG$='"Averaged pressure signal.
Experiment carried out Jan. 15, 94'"
CMD$="TA:WFTX"+MSG$:CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
INSPECT, WAVEFORM, TEMPLATE
SC-193
システム・コマンド
表 示
XY_ASSIGN?、XYAS?
クエリ
説 明
XY_ASSIGN?クエリは、現在XYディスプレイに割り当てられているトレースを返します。X軸お
よび/またはY軸にトレースが割り当てられていない場合は、トレース名の代わりに値UNDEFが返
されます。
クエリ構文
XY_ASsign?
応答フォーマット
XY_ASsign <X_source>,<Y_source>
<X_source>:={UNDEF, TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4V }
<Y_source>:{UNDEF, TA, TB, TC, TD, C1, C2, C3 , C4 }
使用可能対象
<X_source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
<Y_source>:C3とC4−4チャネル・オシロスコープでのみ使用できます。
例(GPIB)
次のクエリは、X-軸とY-軸それぞれに割り当てられているトレースを探します。
CMD$="XYAS?:CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
応答メッセージ例:
XYAS C1, C2
関連コマンド
TRACE
SC-194
カーソル
XY_CURSOR_ORIGIN、XYCO
コマンド / クエリ
説 明
XY_CURSOR_ORIGINコマンドは、XYディスプレイの絶対カーソル測定の原点を設定します。
絶対カーソル値は、ポイント(0, 0)ボルト(OFF)またはXYグリッド中心(ON)のどちらを
基準にしても測定できます。
XY_CURSOR_ORIGIN?クエリは、現在、絶対カーソル測定に割り当てられている原点を返します。
コマンド構文
XY_Cursor_Origine <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
XY_Cursor_Origin?
応答フォーマット
XY_Cursor_Origin <mode>
例(GPIB)
次のコマンドは、絶対カーソル測定の原点をXYグリッド中心に設定します。
CMD$="XYCO ON":CALL IBWRT(SCOPE%,CMDS$)
関連コマンド
XY_CURSOR_VALUE
SC-195
システム・コマンド
カーソル
XY_CURSOR_SET、XYCS
コマンド / クエリ
説 明
XY_CURSOR_SETコマンドにより、ユーザは、指定画面位置の6つのXY電圧カーソルのどのカーソ
ル位置も設定できます。カーソル位置は、目的のカーソルが現在表示されていなくても、またXY
ディスプレイ・モードがオフでも変更したり照会したりできます。
XY_CURSOR_SET?クエリは、複数のカーソルの現在位置を返します。
CURSOR_SETコマンドは、時間カーソルの位置を決定します。
表 記
XABS
X 軸の垂直絶対
XREF
X 軸の垂直基準
XDIF
X 軸の垂直差分
YABS
Y 軸の垂直絶対
YREF
Y 軸の垂直基準
YDIF
Y 軸の垂直差分
コマンド構文
XY_Cursor_Set <cursor>,<position>[,<curosr>,<position>...<cursor>,<position>]
<cursor>:={XABS, XREF, XDIF, YABS, YREF, YDIF}
<position>:=-4∼4DIV
注1: 接尾文字DIVはオプションです。
注2: パラメータは、ペアにグループ化されます。ペアの最初に変更する変数名を指定し、ペア
の2番目に新しく割り当てる値を指定します。ペアは任意の順番に並べることも、変更する
変数だけにとどめることもできます。
クエリ構文
XY_Cursor_Set? [<cursor,...<cursor>]
<cursor>:={XABS, XREF, XDIF, YABS, YREF, YDIF, ALL}
注: <cursor>を指定しないと、ALLが指定されたと見なされます。
応答フォーマット
XY_Cursor_Set <cursor>,<position>[,<cursor>,<position...,<cursor>,<position>]
SC-196
例(GPIB)
次のコマンドは、XREFとYDIFをそれぞれ+3 DIVと-2 DIVに置きます。
CMDS$="XYCS XREF, 3DIV, YDIF, -2DIV":
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
XY_CURSOR_VALUE, CURSOR_MEASURE, CURSOR_SET
SC-197
システム・コマンド
カーソル
XY_CURSOR_VALUE?、XYCV?
クエリ
説 明
XY_CURSOR_VALUE?クエリは、Xカーソル対Yカーソルのカレント値を返します。X対Yトレースを
表示しなくても、それぞれのパラメータは得られますが、有効ソースはX軸とY軸に割り当てる必
要があります。
表 記
<cursor type>:=[HABS, HREL, VABS, VREL}
<cusor type>_X
X
<cursor type>_Y
Y
<cursor type>_RATO
ΔY/ΔX
<cursor type>_PROD
ΔY*ΔX
<cursor type>_ANGLE
arc tan(ΔY/ΔX)
<cursor type>_RADIUS
sqrt
(ΔX*ΔX+ΔY*ΔY)
クエリ構文
XY_Cursor_Value? [<parameter>,...<parameter>]
<parameter>:={HABS_X, HABS_Y, HABS_RATIO, HABS_PROD,
HABS_ANGLE, HABS_RADIUS, HREL_X, HREL_Y,
HREL_RATIO, HREL_PROD, HREL_ANGLE, HREL_RADIUS,
VABS_X, VABS_Y, VABS_RATIO, VABS_PROD, VABS_ANGLE,
VABS_RADIUS, VREL_X, VREL_Y, VREL_RATIO, VREL_PROD,
VREL_ANGLE, VREL_RADIUS, ALL}
注: <parameter>を指定しないと、またはALLを指定すると、測定カーソル値がすべて返されま
す。現在の環境でカーソル値を読み取れない場合は、値UNDEFが返されます。X軸またはY軸に
トレースが割り当てられていない場合は、環境エラーが生成されます。
応答フォーマット
XY_Cursor_Value <parameter>,<value>[,...<parameter>,<value>]
<value>:=10進数値またはUNDEF
SC-198
例(GPIB)
次のクエリは、絶対水平カーソルの割合、相対水平カーソルの角度、絶対垂直カーソルの積を
読み取ります。
CMDS$="XYCV?
HABS_RATIO,HREL_ANGLE,VABS_PROD:
CALL IBWRT(SCOPE%,CMD$)
関連コマンド
CURSOR_MEASURE, CURSOR_VALUE, XY_CURSOR_ORIGIN
SC-199
システム・コマンド
表 示
XY_DISPLAY、XYDS
コマンド / クエリ
説 明
XY_DISPLAYコマンドは、XYディスプレイ・モードをイネーブルまたはディスエーブルにしま
す。
XY_DISPLAY?クエリは、XYディスプレイのカレント・モードを返します。
コマンド構文
XY_DiSplay <mode>
<mode>:={ON, OFF}
クエリ構文
XY_DiSplay?
応答フォーマット
XY_DiSplay <mode>
例(GPIB)
次のコマンドは、XYディスプレイをオンにします。
CMD$="XYDS ON": CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-200
表 示
XY_RENDER、XYRD
コマンド / クエリ
説 明
XY_RENDERコマンドは、画面上のXYプロット表示を調節します。スムーズモードでは、点はXY
のペアがつながって表示されます。シャープモードでは、点をつなげることなく点として表示さ
れます。
コマンド構文
XY_RenDer <state>
<state>: ={SHARP, SMOOTH}
クエリ構文
XY_RENDER?
応答フォーマット
XY_RENDER <state>
例(GPIB)
次のコマンドは表示をシャープモードにします。
CMD$="XY_RENDER SHARP":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
SC-201
システム・コマンド
表 示
XY_SATURATION、XYSA
コマンド / クエリ
説 明
XY_SATURATIONコマンドは、パーシスタンス表示のカラースペクトラムがXYディスプレイモー
ドにおいてどのレベルで飽和されるかを設定します。
そのレベルは全データマップを100%としたときの指定パーセント(PCT) に換算して設定され
ます。レベル100%は、カラースペクトラムが パーシスタンス・データ・マップの全域にわたっ
て広がっていることを意味します。より低い値においては、指定されたパーセンテージでスペク
トラムは飽和(表示が一番明るくなる値)します。
PCT はオプションです。
XY_SAT? クエリに対する応答フォーマット XY パーシスタンス・データマップの飽和レベル
を示します。
コマンド構文
XY_SAturation <value>
<value>:= 0 ∼ 100 パーセント
クエリ構文
XY_SAturation?
応答フォーマット
XY_SAturation <value>
例(GPIB)
次のコマンドは、XYパーシスタンスデータマップの飽和レベルを60%に設定します。60 % of
データポイントの60%はカラースペクトラムで 表示されます。, 残りの40%はもっとも明るい
色で飽和されます。 CMD$="XYSA 60":CALL IBWRT(SCOPE%, CMD$)
関連コマンド
PERSIST_SAT
SC-202
使用可能対象モデルとコマンド/クエリ
* 岩通モデル名 DS-4264 はレクロイモデル名 LT264 に相当します。(DS-を LT にして、DS-4xxx の頭
の 4 を取る)
1
参照ページ
SC-20
コマンド/クエリ
捕
捉
BANDWIDTH_LIMIT、BWL
使用可能対象
モデル LT224 では 200 MHz は設定できません。
2
参照ページ
SC-33
コマンド/クエリ
捕
捉
COMBINE_CHANNELS、COMB
使用可能対象
LT364, LT364L, LT372, LT372L, LT374, LT374M, LT374L にて有効
3
参照ページ
SC-105
コマンド/クエリ
捕
捉
MEMORY_SIZE、MSIZ
使用可能対象
LT224, 322, 262, 264 の<size>は、100K まで
LT344, 342, LT354 の<size>は、250K まで
LT344L, 342L, 264M, LT354M の<size>は、1M まで
LT364, 372, 374 の<size>は、500K まで
LT262ML, LT264ML の<size>は、2M まで
LT364L, 374M, LT354L の<size>は、2.5M まで
LT372L, LT374L の<size>は、10M まで
ただし 2.5M, 10M を設定しても実際に用いられる最大メモリ長は 2M, 8M となります。
4
参照ページ
SC-152
コマンド/クエリ
捕
捉
SEQUENCE、SEQ
使用可能対象
<max_size>
<segment>パラメータの最大値は、モデルによってことなります。
LT224, 322 は 400 セグメント 50K まで LT342/344, LT354 は 1000 セグメント 100K まで
SC-203
システム・コマンド
LT342L/344L/264M/354M は 4000 セグメント 500K まで LT364/372/374 は 1000 セグメント 250K まで
LT262ML/LT264ML/354L/364L/374M は 4000 セグメント 1M までです。
LT372L/374L は 4000 セグメント 4M までです。
機能一覧表
モデル名
チャネ
周波数帯
最高サン
最大
チャネル
セグメン
セグメント時
ル数
域幅
プリング
メモリ長
コンバ
ト数
のメモリ長
MHz
MS/s
ポイント
イン
ポイント
LT224
4
200
200
100k
×
400
50k
LT322
2
500
200
100k
×
400
50k
LT342
2
500
500
250k
×
1000
100k
LT342L
2
500
500
1M
×
4000
500k
LT344
4
500
500
250k
×
1000
100k
LT344L
4
500
500
1M
×
4000
500k
LT364
4
500
1000
500k
○
1000
250k
LT364L
4
500
1000
2M
○
4000
1M
LT262
2
350
1000
100k
×
400
50k
LT262ML
2
350
1000
2M
×
4000
1M
LT264
4
350
1000
100k
×
400
50k
LT264M
4
350
1000
1M
×
4000
500k
LT264ML
4
350
1000
2M
×
4000
1M
LT354
4
500
1000
250k
×
1000
100k
LT354M
4
500
1000
1M
×
4000
500k
LT354ML
4
500
1000
2M
×
4000
1M
LT372
2
500
4000
500k
○
1000
250k
LT372L
2
500
4000
8M
○
4000
4M
LT374
4
500
4000
500k
○
1000
250k
LT374M
4
500
4000
2M
○
4000
1M
LT374L
4
500
4000
8M
○
4000
4M
SC-204
1
概 要
はじめに
10Base-T イーサネット・オプション付きの IWATSU-LeCroy Waverunner を使
用すると、PCとネットワーク経由またはダイレクトに接続してオシロスコー
プを制御することができます。この接続はオシロスコープの後部にある
T10Base-T ポートを使用します。
本章では、イーサネット・インタフェース(オプション)によってWaverunner
オシロスコープを制御する基本機能を紹介します。
GPIB コマンドの完全な仕様は「リモート・コントロール・マニアル」に掲載
されています。この仕様は、GPIBインタフェースだけでなく、イーサネット・
オプションによるオシロスコープの制御にも適用されます。
リモート・コマンド
上記のリモート・コマンドは、IEEE 488.2* 標準に準拠しています。主とし
の規格
て、電気的および機械部分を対象としていた IEEE 488.1 標準の拡張版と見
ることができます。
接続
オシロスコープは、TCP/IP ネットワーク・インタフェースを使用してイーサ
ネット・オプション経由で PC に接続することができます。
このクロス・ネットワーク・ケーブルを使用した接続によって、ネットワー
ク経由、またはオシロスコープと PC を一対一で直接接続することができま
す。またシステム対応のネットワーク・プリンタに印刷することができます。
ScopeExplorer
ScopeExplorer は任意の PC で使用できる接続ツールで、LeCroy デジタル・オ
シロスコープと Windows 95/98 または Windows NT/2000 デスクトップのイン
タフェース機能を提供します。ScopeExplorerはCDROMとして、またはhttp:/
/www.lecroy.com にてインターネットから入手できます。
ScopeExplorer は、以下の接続機能を提供します。
リモート制御ターミナル
テレタイプ・ターミナルとしての働きにより、リモート制御コマンドをキー
ボードから入力することでオシロスコープに送信し、オシロスコープのレス
ポンスを表示することができます。ファイルからオシロスコープへコマン
*ANSI/IEEE 標準 488.2-1987 年(IEEE 標準コード、フォーマット、プロトコル、および共
通コマンド、IEEE : The Institute of Electrical and Electronics Engineers Inc.,
345 East 47th Street, New York, NY 10017, USA)
E-1-1
概 要
ド・シーケンスを送れます、またオシロスコープ・レスポンスを他のファイ
ルへ送れます。
表示画面の取り込みと保管
この機能により、オシロスコープの表示画面を PC に転送し、表示 / 印刷する
ことができます。一回ボタンを押すだけで、この画面をWindowsクリップボー
ドに転送し、それ以降、任意の Windows アプリケーションに貼り付けること
ができます。取り込んだ画面の周期的な自動リフレッシュをサポートしてい
ます。
パネル・ファイル(scope setup)の取り込み、保管、および再生
この機能により、オシロスコープのフロント・パネル設定全体を取得し、
「ファイル名を付けて」PCに保存することができます。取得したパネル・ファ
イルを、後でオシロスコープに送り返して、オシロスコープ設定を再生する
ことができます。
トレースの取り込み、保管、再生、および ASCII への変換
オシロスコープによって取得された波形は、P C に転送し、コンパクトな
LeCroy バイナリ形式、または、Microsoft Excel、Mathsoft MathCad などの
PCベース分析ソフトで容易に使用できるASCII形式で保管することができま
す。取得済みの LeCroy バイナリ形式の波形は、個々にまたはデイレクトリー
内の全てのファイルを自動的に、ASCIIファイルに変換することができます。
仮想フロント・パネル
オシロスコープは、Windows 画面に表示される仮想フロント・パネルのすべ
てのつまみ、ボタンを使用して遠隔操作できます。
ActiveDSO
A c t i v e X 標準をサポートする多様な W i n d o w s アプリケーションによって
ActiveXTM コントロールは LeCroy オシロスコープを制御し、オシロスコープ アプリケーション間でデータ交換を行うことができます。MS Office プログ
ラム、Internet Explorer、Visual Basic、Visual C++、Visual Java、お
よび Matlab(v5.3)は、ActiveX コントロールをサポートする多くのアプリ
ケーションで使用可能です。A c t i v e D S O は C D R O M として、または
www.lecroy.com にて、インターネットから入手できます。
ActiveDSO によって、標準 GPIB コマンドを使用するテスト・プログラムを作
成することができます。
オシロスコープ・データと Windows アプリケーションの統合を行う上で、
E-1-2
ActiveDSO は以下のような事が行えます。
・ オシロスコープ・データを Excel または Word にインポートすることによ
るレポートの生成
・ 進行中の測定結果の Microsoft Access Database への保存
・ Visual Basic、Java、C++、Excel(VBA)によるテストの自動化
・ GPIB、RS-232、またはイーサネット 10Base-T の使用
ActiveDSO コントロールはプログラミングの複雑さに煩わされることなく、
制御元アプリケーションに単純で一貫したインタフェースを提供します。
Excel マクロ内の 10 行に満たない VBA(Visual Basic for Applications)
で、事前スケールされたリモート装置の波形データを復元することができま
す。
さらに、ActiveDSO コントロールは任意の OLE Automation 互換クライアント
に目に見える形で埋め込んで、プログラミングなしに手操作で使用すること
ができます。これは、Windows 95、Windows 98、または Windows NT を搭載
した任意の PC 上で動作します。
コントロールを使用するには基本的な二つの方法があります。
1. OLE Automation 互換クライアントに埋め込まれた可視オブジェクト(取
り込んだ表示画面を示す)としての使用。詳細は、第 3 章の「例 : Word」
を参照してください。
2. スクリプト言語によってアクセスする、装置をリモート制御する不可視オ
ブジェクトとしての使用。詳細は、第 3 章の「例 : VBA」を参照してく
ださい。
VBA(Visual Basic for Applications)は、最近の多くの Windows アプリ
ケーションに組み込まれているプログラミング言語です。VBA は Visual Basic のサブセットで、OLE Automation サーバおよび ActiveX コントロールの
使用を非常に単純なものにします。
Waverunnerオシロスコープへの接続とリモート・コマンドの送信が容易であ
ることが、以下の VBA サブルーチンでおわかりになるでしょう。
< 原文例 >
Sub LeCroyDSOTest()
Dim o As Object
Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1")
Call o.AboutBox 'Present the control's About box
Call o.MakeConnection("IP: 172.25.1.2) 'Connect to device on LAN
Call o.WriteString("BUZZ BEEP", True) 'Make the DSO beep
End Sub
E-1-3
概 要
構文例 :
Boolean controlName.WriteString
WriteString メソッドには、以下の引数があります。
引数
説明
controlname
ActiveDSO コントロール オブジェクトの名前
textString
String、デバイスに送信するテキスト文字列
EOI
Boolean、戻り値が TRUE の場合 EOI 付きで終了
戻り値 : 正常終了の場合 TRUE、異常終了の場合 FALSE
注 :
このメソッドは、string コマンドを装置に送信します。
EOIがTRUEに設定された場合、デバイスはすぐにコマンドの解釈を始めます。
この動作が、正常の望ましい動作です。
EOI が FALSE に設定された場合、コマンドを複数の部分に分けて送信するこ
とができます。デバイスはその最後の部分(EOI に TRUE が設定されます)を
受け取ったときだけコマンドの解釈を始めます。
E-1-4
2
PC またはネットワークへの接続
ホストへのWaverunnerの接続
本章では、ホスト PC または標準 10Base-T イーサネット・ネットワークへの
Waverunner オシロスコープの接続について説明します。Windows NT と
Windows 95 の両方のオペレーティング・システムがサポートされています。
PC 要件
Waverunner オシロスコープを遠隔操作するための PC の最低条件は以下の通
りです。
・ Pentium クラスの PC
・ 32MB RAM
・ 10MB の空きディスク容量
・ Windows 95 または Windows NT
・ 標準 RJ45 コネクタ付きの 10Base-T サポート・イーサネット・アダプタ
イーサネット接続
Waverunner オシロスコープは、標準の 10Base-T イーサネット接続が行われ
た状態で動作します。この装置はネットワークにプラグ・インするか、ホス
ト・コンピュータに直接に接続して操作することができます。これらの各接
続には、異なるタイプのケーブルが必要です。PC にオシロスコープを直接に
接続する場合はクロス・ケーブルが必要で、ネットワーク接続の場合はスト
レート・ケーブルを使用します。
Warunnerオシロスコープには工場で1つのIPアドレスが割り当てられていま
す。DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)や他の自動アドレス解
決機構はサポートされていません。接続を確立した後、ユーザはこの IP アド
レスを変更することができます。
工場割当 IP アドレスは、172.25.1.2 です。
工場割当マスクは、255.255.0.0 です。
工場割当ゲートウェイは、172.25.0.1 です。
E-2-1
PC またはネットワークへの接続
PC の設定
オシロスコープとホスト・コンピュータの直接接続を確立する場合、最初に、
PC を正しく設定する必要があります。PC に特定の TCP/IP アドレスを割り当
注 : 次の例は、ホ
てます(この割当処理は、" スタティック・アドレッシング " と呼ばれます)。
スト PCでWindowsTM
DHCP サーバから IP アドレスを得るように PC を設定することはできません。
95 が実行されてい
Windows 95 でホスト PC のスタティック・アドレスを設定するには、以下の
ることを前提にし
手順に従います。
ています。Windows
1. [スタート] > [設定] > [コントロールパネル] を選択します。
NT の接続手順もこ
2. [コントロールパネル] で、
[ネットワーク] アイコンをダブルクリックし
れと類似していま
て、次に示すネットワーク・ダイアログ・ボックスを表示します。
す。
行をダブルクリックして、次に示すダイアログ・ボック
3.
を選択します。
スを表示し、
E-2-2
4.
が選択済みの場合は、コンピュータのスタティック・
アドレスが設定済みで、それ以上行うことはありません。TCP/IPダイアロ
グ・ボックスとネットワーク・ダイアログ・ボックスをキャンセルして、
コントロール・パネルを閉じます。
5. アドレスをまだ選択していない場合は、上に示すように、IPアドレスとサ
ブネット・マスクを入力します。IP アドレスを 172.25.x.x にした場合の
サブネット・マスクは、255.255.0.0 です。コンピュータをネットワーク
にプラグ・インしない場合は、上記のアドレス(または、選択したサブネッ
ト内のほとんどすべてのアドレス)でかまいません。制御対象のオシロス
コープのアドレスと同一のアドレスは指定できません。
6. 次に、[TCP/IP のプロパティ] ダイアログ・ボックスで
OK
をクリッ
クします。オペレーティング・システムおよびそのバージョンによって
は、コンピュータの再起動が必要になることがあり、その場合は、ダイア
ログ・ボックスがそのことについて警告を出します。
物理的接続
オシロスコープとホスト・コンピュータ間で物理的接続を確認するには、以
下の手順に従います。
1. クロス・ケーブルを使用して、オシロスコープを PC に接続します(直接
接続の場合)。
2. オシロスコープの電源をオンにします。
E-2-3
PC またはネットワークへの接続
接続の確認
"ping" コマンドを使用して、上記の物理的接続と PC の TCP/IP 構成を確認す
ることができます。"ping" コマンドは、TCP/IP ネットワーク・プロトコル
注 : PC に TCP/IP
をインストールした WindowsTM 95 と WindowsTM NT の両方で使用することがで
がインストールさ
きます。PC とオシロスコープのネットワーク接続を確認するには、以下の手
れていない場合の
順に従います。
インストール手順
1. MS-DOS プロンプトを表示します。
に つ い て は 、
2. "ping <ip_address>" と入力します。"<ip_address>" は、オシロスコー
WindowsTM 95または
プに割り当てられたスタティック・アドレスです。次ページのダイアロ
Windows NT ユー
グ・ボックスは成功した "ping" の結果の例で、ここに表示されている
ザーズ・マニュア
イーサネット接続が確立されたことを示します。
この場合のオシロスコー
ルを参照してくだ
プの IP アドレスは 172.25.1.2 で、工場で割り当てられたデフォルトのア
さい。
ドレスです。
この ping コマンドは装置にメッセージを送信し、レスポンスを待ちます。但
し、タイムアウトが発生した場合は、次ページのダイアログ・ボックスに示
すように、宛先(オシロスコープ)として使用された IP アドレスが不正であ
るか、PC の IP アドレスのサブネット・マスク内に存在しません。
E-2-4
ネットワーク接続
オシロスコープをネットワークに接続する場合は、その前に、ネットワーク
管理者への情報の問い合わせが必要です。ネットワークについて不正なアド
レスを指定すると、ネットワークとオシロスコープの両方が予測しない動作
をとる場合があります!但し、ネットワーク接続は、ネットワークへのオシ
ロスコープのプラグ・イン同様、単純なものでなければなりません。接続の
妥当性の確認は、物理的接続の確認手順に従って行います。
主としてシステム・スループットに関心があるユーザの場合、ネットワーク・
トラフィックではオシロスコープ・データの転送速度が遅くなるので、ネッ
トワーク接続はお奨めしません。
注 : デフォルトのゲートウェイは、
“172.25.0.1”として割り当てられます。
このゲートウェイをネットワークが使用していない場合、コンピュータとオ
シロスコープは同一サブネット上に存在しなければなりません。
IP アドレスの変更
オシロスコープとホスト PC 間の通信の確認が終わったら、Waverunner オシ
ロスコープのフロント・パネル・ユーザ・インタフェースによって、IP アド
レスを容易に任意のアドレスに再設定することができます。
IP アドレスを変更したら、オシロスコープ装置は、それ以降、元の IP にレ
スポンスを送信しません。
ネットワーク設定が未知であるか、誤って不正な値に設定された場合、以下
の手順を実行して工場で割り当てられたデフォルト・ネットワーク設定を復
元することができます。
1. オシロスコープ・フロント・パネルの [UTILITIES] ボタンを押します
([Utilities] メニューが表示されます)。
E-2-5
PC またはネットワークへの接続
2. フロント・パネル・メニュー・ボタンで、
[REMOTE SETUP] を選択します
([REMOTE SETUP] メニューが表示されます)。[Control from] を Network
に設定します。
3. フロント・パネル・メニュー・ボタンで、[NETWORK SETUP] を選択します
([TCP/IP Network Setup] が表示されます)。オシロスコープ・フロン
ト・パネル・コントロールによって、イーサネット設定の確認 / 修正を行
います。
4. 設定が終わったらメニューボタンで [SET NEW ADDRESS] を選択します。
5. その後、Waverunner の電源を切り、再投入します。
E-2-6
ハード・コピーの作成
ネットワーク・プリンタの使用
☆イーサネットを装着した場合のみネットワークプリンタが使用可能です。
ネットワークに接続した場合、システム対応のネットワーク・プリンタに印刷することができます。
この場合、ネットワーク上の任意の Windows Pc に LeCroy DSO Printer Gateway(プリント・ドライ
バ)をインストールする必要があります。
以下の HARDCOPY メニューを使用して、「NetWORK Setup」メニューにアクセスします。
手順
1. 「Net Printer」までスクロール・ダウンします。
2. ネットワーク・アドレスの設定を行う「Network Setup」ボタンを押して
メニューを開きます。
3. LeCroy DSO Printer Gateway をインストールしてある Pc の IP アドレス
を Print Grteway に設定します。(E-2-6 図参照)
☆ LeCroy DSO Printer Gateway は LeCroy 社のホームページ (http://
www.lecroy.com) よりダウンロードできます。
E-2-7
PC またはネットワークへの接続
MACアドレスの確認方法
MS−DOSコマンドプロンプトを実行して
ping (IP address)コマンドを実行した後
ARP -a (IP address) コマンド で確認できます。
E-2-8
3
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール
はじめに
オシロスコープ装置と別個に提供される Waverunner オシロスコープ ソフト
ウェア・ツールを使用して、ユーザ自身の目的に適したプログラムを迅速か
つ容易に開発することができます。このツールには、 A c t i v e D S O と
ScopeExplorer があります。以下に説明するすべてのソフトウェアのファイ
ルは、CD-ROM に入っています。
ActiveDSO
ActiveDSO は、Microsoft の ActiveX コントロール技術に基づいて、広く使用
される Microsoft ソフトウェア・ツールの機能を拡張し、Microsoft 環境内
のプログラミングを容易にします。ActiveDSO は、Waverunner オシロスコー
プに対するコンピュータのインタフェースと、Visual C++、Visual Basic、
または他のすべての ActiveX 使用可能アプリケーション内のプログラミング
を単純化します。たとえば、Microsoft Excel を使用して、Waverunner オシ
ロスコープのデータを直接に制御 / 検索することができます。ActiveDSO は
ターゲット アプリケーションの一部になって、Waverunner の機能全体に対
するシームレスなアクセスを可能にします。
ScopeExplorer
この PC ベースの接続ツールは、LeCroy 装置と、Windows 95/98 または Windows NT 搭載の PC を統合します。イーサネット・ポートによって PC に接続
される Waverunner オシロスコープは ScopeExplorer を使用することにより、
データと画像を装置から転送し、コンピュータに保管することができます。
さらに、ScopeExplorer はLeCroy装置との併用を前提に設計されているため、
数少ないキーストロークまたはマウス・クリックだけで、これらの作業を遂
行することができます。
E-3-1
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール
ActiveDSOの使用
ActiveDSO は、Microsoft環境における高速なプログラム開発に非常に適して
います。この ActiveDSO プログラムは、Microsoft によって COM モデルのサブ
セットとして開発されたソフトウェア技術 ActiveX の 1 つのコントロールで
す。
ActiveDSO は、装置とホスト・コンピュータ間の容易なインタフェースを提
供することによって、Waverunnerオシロスコープに関するプログラミングを
支援します。Visual C++、Visual Basic、または Visual Basic for Applications(VBA)などのプログラムをこまごましたインタフェースに煩わされ
ずにリモート制御プログラムとして使用することができます。ActiveDSO は
設計構造で中心的役割を果たし、ActiveX の組込みをサポートする異なる製
造業者のソフトウェアの効果的な統合を可能にします。
コントロールのイン
Visual Basic の関数 CreateObject を使用することによって、ActiveX コン
スタンス化
ポーネントを複数回インスタンス化することができます。オブジェクトを作
成した後、接続メソッドを呼び出すと、オブジェクトが初期化されます。
ActiveDSO は、多様な PC デスクトップ アプリケーションからの Waverunner
オシロスコープの制御を可能にします。イーサネットを使用するプログラミ
ングの複雑さが完全にこのコントロールにカプセル化されます。たとえば、
Excel マクロ内の 10 行に満たない VBA(Visual Basic for Applications)
で、事前スケールされたWaverunnerオシロスコープの波形データを復元する
ことができます(ActiveDSO のオンライン Excel 例を参照)。
ActiveDSO コントロールを使用するには基本的方法が 2 つあります。
1. OLE Automation 互換クライアント(たとえば、Microsoft Word)に埋め
込まれた可視オブジェクト(取り込んだ、Waverunnerオシロスコープの表
示画面を示す)としての使用。詳細は、以下の「例 : Word」を参照して
ください。
2. スクリプト言語(たとえば、VBA)によってアクセスする、Waverunner オ
詳細
シロスコープをリモート制御する不可視オブジェクトとしての使用。
は、以下の「例 : VBA」を参照してください。
ActiveDSO コントロールはActiveX組込み可能クライアントに埋め込んだ後、
プログラミングやスクリプト処理を行わずに手操作で使用することができま
す。
E-3-2
例 : Word
この例は、Microsoft Word スライドに埋め込んだコントロールを示します。
数回のマウス・クリックを実行するだけで、Waverunner オシロスコープが取
注 :
この例は、
り込んだ波形を Word に簡単にインポートすることができます。
Word 97が使用され
1. CD-ROM の ActiveDSO ファイルを PC にインストールします。
ていることを前提
2. イーサネット経由で、PC と Waverunner オシロスコープを正しく接続しま
にしています。こ
す。
れより前のバー
3. Word を新規に開きます。
ジョンの場合、同
[挿入] > [オブジェクト] を選択します。
4. 下の画面に示すように、
一の動作を行う場
合と行わない場合
があります。
E-3-3
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール
5. 下の画面に示すように、ポップアップ ウィンドウで、[Lecroy ActiveDSO
Object]を選択します。
6. オブジェクトを右クリックした後、
[Make Connection] を選択します。
E-3-4
7. 下の画面の [Network TCP/IP connection] を選択します(オシロスコー
プとして、Waverunner オシロスコープを選択します)。
8. Waverunner オシロスコープの IP アドレスを入力した後、[OK] をクリック
します。
E-3-5
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール
9. もう 1 度、オブジェクトを右クリックして、[Refresh Image] メニュー項
目を選択します。下の画面に示すように、取り込んだ波形が表示されま
す。
Waverunnerオシロスコープで取り込んだ波形がWordにインポートされます。
A c t i v e D S O T M オブジェクトがアプリケーション内に正しく設定されたら、
WriteString( )などのオブジェクト・メソッドを使用してマクロ・スクリ
プトを作成し、"DISP ON, C1:TRA ON, TRMD AUTO" を送信することができま
す(「リモート・コントロール・マニアル」を参照)。この後、RefreshImage
( )メソッドを使用して画面を更新することができます。
例 : VBA
VBA は、最近の多くの Windows アプリケーションに組み込まれているプログ
ラミング言語です。それは Visual Basic のサブセットで、OLE Automation
サーバおよび ActiveX コントロールの使用を非常に単純なものにします。
Waverunnerオシロスコープへの接続とリモート・コマンドの送信が容易であ
ることが、以下の VBA サブルーチンでおわかりになるでしょう。
E-3-6
Sub LeCroyDSOTest()
Dim dso As Object
Set dso = Createobject(“LeCroy.ActiveDSO.1”)
Call dso.AboutBox
Present
the
control’s About box
Call dso.MakeConnection(ÒIP:172.25.1.2Ó)
Connect to the unit
Call dso.WriteString(“DISP ON”, 1)
Enable the internal display routine
Call dso.WriteString(“TRMD AUTO”, 1)
Set
the trigger mode to AUTO
End Sub
注
:
詳細は、
Microsoft Officeソフトウェア群のメンバ内でVBAエディタを使用する場合、
ActiveDSO オンラ
以下の手順に従います。
イン・ヘルプを参
1. [Tools] > [Macro] > [Visual Basic Editor] メニュー項目を選択しま
照してください。
す。
オンライン・ヘル
2. VBA ウィンドウが表示されたら、
[Insert] > [Module] を選択します。
プには、ActiveDSO
3. 上記の VBA 例を表示されたエディタ・ウィンドウにコピーします。
メソッドおよびプ
4. テキスト・カーソルをサブルーチン内に位置づけます。
ロパティを示す
5. [Run] > [Run Sub/UserForm] を選択するか、F5 キーを押します。
VisualC++ の例が
含まれています。
E-3-7
オシロスコープ・ソフトウェア・ツール
ScopeExplorerの使用
1. ScopeExplorer を起動します。
2. [Scope] > [Scope Finder] を選択します。
[Scope Selector] ウィンドウで、
[Add] をクリッ
3. 下の画面に示すように、
クします。
4. [Add Device] ウィンドウが表示されたら、[Network] を選択します
([Network] ボタンが表示されない場合は、ALT + N を押します)
。
5. E-3-8 ページの図に示すように、[Network Device] ウィンドウが表示さ
れます。
6. [Network Device] ウィンドウで、Waverunner オシロスコープの IP アド
レスを入力します。
E-3-8
ScopeExplorer の機能
・ ターミナル機能 : この機能により、リモート制御コマンドを送信
して、データを検索することができます。
・ 画面の取り込み : [Display] ボタンを使用して、取り込んだ波形
の、オシロスコープ内部 " スクリーン " を表示することができます。
[Refresh] ボタンを使用して、" スクリーン " ダンプ画面をリフレッ
シュします。
・ IP アドレスの変更 : ScopeExplorer を使用して、Warunner オシロ
スコープの IP アドレスを変更することができます。詳細は、第 2 章
を参照してください。
ScopeExplorerはすべてのLeCroy 装置でサポートされており、詳細情報
は LeCroy の Web サイト(www.lecroy.com)にあります。
E-3-9
製
品
保
証
この製品は、お客様に安心してお使い頂くために下記の保証をいたします。
◆ 保 証 期 間
ご納入後1年間保証いたします。
◆ 保 証 条 件
万一、保証期間内に当社の責任による不測の故障などが生じた
場合には無償修復いたします。
連絡先は、別紙のサービスネットワークをご利用ください。
■ お問合わせ窓口
岩 通 計 測 株 式 会 社
岩通ティー・エム・イー・サービス株式会社
ハロ−イワツウ
技術的な、取扱い・測定方法など
計測フリーダイヤル
0120-086-102
修理納期など
会津サービス課フリーダイヤル
0120-267-905
● URL : http://www.iti.iwatsu.co.jp
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