平成 26 年度 歯科器材MDR(歯科器材情報担当者)認定講習会のご案内 一般社団法人 日本歯科商工協会 会 長 山 中 通 三 拝啓 ご高承のように、医療法により、医療機関には医療機関の安全管理を担当する「医療安全管理者」の設 置が義務付けられており、また、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の製造販売後安 全管理の基準に関する省令(GVP 省令)では、医療機器の適正使用のため、医療機器の製造販売業者に、安全 管理情報の収集と提供を担当する「医療機器情報担当者」の設置が求められています。また、平成 20 年 9 月厚生 労働省が発表した「新医療機器・医療技術産業ビジョン」では、医療機器の特徴として、市販後における企業から の適切な情報提供や安全管理の確保が安全使用の推進に必要不可欠であると記載され、医療機器の安全確保 のための情報提供の質の向上に資する民間資格の支援が謳われています。更に、平成 26 年 11 月 25 日に施行 された「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」では、その目的(第一条)におい て、国の責務、都道府県の責務、医薬品等関連事業者の責務、医薬関係者の責務、国民の役割などが明記され、 品質のみならず、有効性及び安全性の確保に関する情報の管理・提供が益々重要となってきています。 日本歯科商工協会では、平成 23 年度に「歯科器材MDR(歯科器材情報担当者)認定制度」を創設し、講習会 を開催して、歯科における所定の経験と知識を有し、医療機関の「医療安全管理者」と安全管理情報を共有できる と認められた者を「歯科器材MDR(Medical Device Representative)(歯科器材情報担当者)」として認定し、歯科 用医療機器の安全の確保のための情報提供の質の向上を図っております。 今年度の歯科器材MDR(歯科器材情報担当者)の認定講習会を下記の要領で開催することといたしましたの で、ご案内申し上げます。ご確認いただき受講いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 敬具 ◆主 催◆ 一般社団法人 日本歯科商工協会 〒111-0056 東京都台東区小島 2-16-14 (詳細は、http://www.jdta.org./歯科器材MDR認定講習会を参照ください) 実 施 要 領 ◆内 容◆ 日本歯科商工協会のホームページに掲載している「MDRテキスト」には、歯科器材MDR(Medical Device Representative)(歯科器材情報担当者)に必要とされる歯科分野の基礎知識が、「歯科医学の基礎知識」「歯 科材料の基礎知識」「歯科器械の基礎知識」に分けてまとめられています。 今回の講習会では、講師の先生方より、この「MDRテキスト」に掲載された基礎知識のみならず、歯科診療に おけるポイントと歯科用医療機器に関する最新情報をご講義いただき、歯科器材MDRに求められる最新知識 の習得と再確認を行っていただきます。講習会を受講される皆様には、この「MDRテキスト」を活用して事前学 習を行い講習会に臨んでいただきますよう、お願いいたします。 ◆参加者◆ 参加者は、歯科業界経験が3年以上で、所属企業の代表者が「歯科器材の適正使用及び関連する知識、技術 などを有し、ヒヤリ・ハット、不具合情報等の安全管理情報の収集及び提供の資質を有する」と認めて推薦する 者とします。そして、この認定講習会を修了した者には、日本歯科商工協会が「歯科器材MDR」として認定し、 「歯科器材 MDR 認定証」(5年間有効)を交付します。 ◆開催日時・開催場所・定員◆ ○ 開催日時 : 平成 27 年 2 月 16 日 (月) 13:30~17:00 (受付は 13:00 より) ○ 開催場所 : 東京医科歯科大学 1号館9階 特別講堂 (東京都文京区湯島1-5-45) ○ 定員:100名 今年度は東京会場のみの開催です(大阪会場の開催はありません)ので、ご注意ください。 ◆講習会プログラム◆ 13:30~13:35 5分 開会挨拶 13:35~14:25 50 分 歯科治療と歯科材料(1) 14:25~14:35 10 分 質疑応答 14:35~14:45 10 分 休 14:45~15:35 50 分 歯科治療と歯科材料(2) 15:35~15:45 10 分 質疑応答 15:45~15:55 10 分 休 15:55~16:45 50 分 歯科器械の基礎知識 16:45~16:55 10 分 質疑応答 16:55~17:00 5分 閉会の辞 一般社団法人 日本歯科商工協会 会 長 山中 通三 東京医科歯科大学 教 授 高橋 英和 憩 東京医科歯科大学 教 授 高橋 英和 憩 日本歯科器械工業協同組合 技術専門職員 湯本 伸夫 一般社団法人 日本歯科商工協会 副会長 高橋 勝美 ◆受 講 料◆ 6,000円(消費税込み) 受講票発送時に同封します専用の振込用紙で振込をお願いします。 ※領収書は払込金受領証で代えさせていただきます。それ以外の領収書は発行いたしません。 ※振込まれた受講料は返金いたしませんので、ご注意ください。 ◆申し込み・問合せ先◆ 平成26年度 歯科器材 MDR 認定講習会 事務局 日本歯科材料工業協同組合 (TEL:03-3851-7217,FAX:03-3851-7218) ◆受講者の要件◆ 日本歯科商工協会の会員企業の従業員として歯科業界経験が3年以上あり、「歯科器材の適正使用及び関 連する知識、技術などを有し、ヒヤリ・ハット、不具合情報等の安全管理情報の収集及び提供できる資質を有 する者」として、法規関係(薬事法、医療法、産業廃棄物処理法等) 30 時間、歯科医学学術情報関係 50 時間、 業務管理関係 20 時間の合計 100 時間以上の資質を備えている者で、企業代表者の推薦があり、日本歯科商 工協会内の所属の団体長が認めた者、とします。 ◆認定証の交付◆ 講習会修了後、すべての講義を受講した方に、受講票と引き換えに修了票をお渡しし、後日、認定証を郵送し ます。 ◆申込書・申込み方法◆ 1.歯科器材 MDR 認定講習会のご案内は、各団体経由で日本歯科商工協会の会員企業へ送付します。 受講希望者が複数の場合、添付の受講申込書をコピーして使用してください。 ※申込書は記入漏れのないよう、記載してください。 2.申込み受付は、平成 27 年 1 月 13 日~1 月 27 日 とします 。 3.申込み受付は、所属団体に関係なく、平成 26 年度の歯科器材 MDR 認定講習会の事務局が担当します。 日本歯科材料工業協同組合へ FAX(03-3851-7218)で申込みください 。 4.申込は先着順に受付けます。締切日前でも定員に達した場合は受付を終了します。 5.申込み受付後、所属団体長の承認が得られましたら、受講票と振込用紙を送付します。 ◆受講票について◆ 1.受講票と振込用紙が届きましたら、受講票に申込書に記載した会社名・住所・受講者氏名をご記入の上 、 速やかに受講料を振込んでください 。なお、平成 27 年 2 月 3 日 までに振込されない場合は、申込みを取消 しさせていただきますので、ご注意ください 。 2.受講票は、身分証明書用顔写真(40×30 ㎜、裏に氏名を記入)を糊付けして持参し、会場受付で提示して受 講してください。歯科器材 MDR 認定証には、この写真が印刷されます。 写真は証明証用のスピード写真等で構いませんが、携帯電話等の不鮮明な画像や、パソコン用インクジェ ットプリンタにより印刷したものは不可とします。 ◆申込者情報の取扱いついて◆ 申込者情報については、細心の注意をもって取扱い、認定研修に関わる業務以外には使用しません。 ◆研修に係る留意事項◆ 1.講習開始 30 分前から受付を行います。開始 10 分前までに受付を済ませてください。 2.遅刻した場合は受講をお断りしますので、ご注意ください。 3.講習中の離席は原則的にお断りします。 4.受講中の会場内での携帯電話の使用は禁止いたします。
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