1.べトナム社会主義共和国概観

1.べトナム社会主義共和国概観
(1)国土・国民
(イ)面 積:約33万k㎡(九州を除く我が国の面積に相当)
(ロ)人
口:約8,515万人(2007年)[ハノイ市:約329万人、ホーチミン市:約635万人]
(ハ)民 族:キン族(越人)約90%、53の少数民族
(ニ)宗 教:仏教(80%)、カトリック、カオダイ(新興宗教)他
(ホ)行政区分:64省・直轄都市(直轄都市:ハノイ、ホーチミン市、ハイフォン、ダナン、カン
トー)
(2)略史
紀元前111年
938年
980年
1009年
1010年
1225年
1428年
15世紀末
16世紀
1802年
1858年
1874年
1884年
1885年
1887年
1905年
1930年2月
1940年9月
1941年5月
1945年3月
1945年9月2日
1946年12月
1954年5月
1954年7月
1964年8月
1965年2月
1965年3月
1968年1月
1968年5月
1973年
前漢、ベトナム北部に交趾郡を置く
呉権(ゴー・クエン)、白藤江で南漢軍を破る(中国からの独
立)
前黎王朝の成立
李王朝の成立
首都をタンロン(現在のハノイ)に定める
陳王朝の成立
後黎王朝の成立
黎王朝がチャンパ王国を滅亡させる
ホイアンの日本人町が栄える
阮王朝の成立、首都をフエに定める
フランスのベトナム侵略開始
フランスがコーチシナ全土を直轄植民地とする
ベトナムがフランスの保護国となる
清がベトナムへの宗主権を放棄(清仏戦争の結果)
フランスがインドシナ総督府を設置(仏領インドシナ連邦)
東遊(ドンズー)運動:ベトナム青年の日本留学運動(~08
年)
ベトナム共産党結成
日本軍の北部仏印進駐(41年南部仏印進駐)
ベトナム独立同盟(ベトミン)結成
日本軍、仏印軍を武装解除
ベトナム共産党ホーチミン主席、「ベトナム民主共和国」独立
宣言
インドシナ戦争
ディエンビエンフーの戦い
ジュネーブ休戦協定、17度線を暫定軍事境界線として南北分離
トンキン湾事件
アメリカ軍による北爆開始
アメリカ軍海兵隊、ダナン上陸
テト攻勢
パリ会談始まる
パリ和平協定、アメリカ軍の撤退
1973 年 9 月 21
日
1975 年 4 月 30
日
1976年4月
1976年7月
1978年12月
1979年2月
1986年
1989年9月
1991年10月
1992年11月
1995年7月
1995年7月
1998年11月
2007年1月
2007年10月
日本と外交関係樹立
ベトナム共和国政府無条件降伏
統一選挙実施
南北統一、国名をベトナム社会主義共和国に改称
カンボジア紛争(ベトナム軍のカンボジア派兵)
中越戦争
第6回党大会においてドイモイ政策が公式に採用される
カンボジア駐留ベトナム軍撤退完了
カンボジア和平パリ協定
日本の対越援助再開
アメリカとの国交正常化
ASEAN正式加盟
APEC正式参加
WTO正式加盟
国連安保理非常任理事国(2008~09)に初選出