MS運用実践研修 - 中央労働災害防止協会

MS運用実践研修
※ 本パワーポイント資料は、中央労働災害防止協会が実施する
2013年度「マネジメントシステム運用のための実践安全衛生研修」
に用いる資料の一部を、受講のご検討を頂くために公開しているも
のです。
※ 許可なく複製又は配布することを禁止します。
※ 内容は予告なく変更することがあります。
講義4
講義4
安全衛生水準向上のための
安全衛生水準向上のための
安全衛生活動
安全衛生活動
・
・ リスクアセスメント
リスクアセスメント
・
・ 日常的な安全衛生活動とは
日常的な安全衛生活動とは
・
・ 日常的な安全衛生活動の工夫
日常的な安全衛生活動の工夫
・
・ 安全衛生活動の維持・向上
安全衛生活動の維持・向上
この講義で関連する
OSHMS指針
第6条(労働者の意見の反映)
第8条(明文化)第9条(記録)
第10条(危険性又は有害性の調査及び
実施事項の決定)
第13条(安全衛生計画の実施等)
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動
日常的な安全衛生活動
職場で実施する安全衛生活動とは
(日常的な安全衛生活動)
職場で実施する安全衛生活動とは、日常的に職場
または事業場全体で実施できる安全衛生活動のこと
を言います。
①危険予知活動(KY活動)
②5S活動(4S、3S)等
③ヒヤリハット活動
④安全衛生改善提案活動
⑤作業開始時のミーティング
⑥職場巡視(安全衛生パトロール)
テキスト68頁
等
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動の必要性
日常的な安全衛生活動の必要性
第一線作業者(×末端)の協力が不可欠
必要性
意識向上
風土
・働く人たちが危険を一番よく知っている
・事故の発生は自分の問題
・危険を危険と気付く感受性が鋭くなる
・集中力が高まりウッカリ、ボンヤリが
なくなる
・ヤル気が高まり実践への意欲が強まる
・問題解決能力が向上する
・何でも話し合える明るい職場づくり
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動の工夫
日常的な安全衛生活動の工夫
<日常的な安全衛生活動実施のポイント>
①安全衛生計画の中に盛り込んで推進
・進捗管理(活動状況のPDCA)
・実施の点検・改善(日常的な点検・改善)
②各活動の実施手順や実施要領等を作成する
・活動の標準化
③実施手順や実施要領等を作成するしくみ
・確実に作成する
・「誰が」「いつ」「どのように」「誰が承認する」など
④工夫した活動
・事業場に適した活動の実施(独自性)
・効果的、効率的な活動
第13条(安全衛生計画の実施等)
活動を組み合わせた例
活動を組み合わせた例 1
1
ヒヤリハット報告活動 +
安全衛生改善提案活動
【ヒヤリハット とは】
危険な目に遭いそうになって、ヒヤリとしたり、
ハットしたりすること。
重大な事故になったかもしれない危険な出来事。
一歩間違えれば、災害になったかもしれない
テキスト68~69頁
第13条(安全衛生計画の実施等)
活動を組み合わせた例
活動を組み合わせた例 2
2
ヒヤリハットに遭遇した
他の人が、災害にならないために
改善をする
職場の安全衛生水準が向上する
(危険な場所が減少する)
テキスト68~69頁
第13条(安全衛生計画の実施等)
活動を組み合わせた例
活動を組み合わせた例 3
3
作業開始時のミーティング
+
危険予知(KY)活動
・管理監督者と従業員が集まる場
・当日の作業を共有する場
・必ず作業前に実施する場
・その日の作業内容
・作業指示
・連絡・周知事項 など
・安全衛生上の注意点
・遵守・留意事項確認
危険予知(KY)
実施
テキスト68~69頁
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動の工夫
日常的な安全衛生活動の工夫 1
1
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<職場巡視のポイント>
・目的をはっきりさせる
・着眼点をはっきりさせる
・チェックシートを活用する
・改善に結びつける
テキスト88~89頁
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動の工夫
日常的な安全衛生活動の工夫 2
2
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<目的、着眼点の例>
・5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)
を着眼する
・不安全状態、不安全行動を着眼する
・保護具の適切な使用、着用を着眼する
テキスト88~89頁
第13条(安全衛生計画の実施等)
日常的な安全衛生活動の工夫
日常的な安全衛生活動の工夫 3
3
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<職場巡視(安全衛生パトロール)の工夫例>
<心構え>
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
どんなことでも見落とさないという厳しい姿勢
良いところは評価する
粗探し的な態度や方法は避ける
すぐにできることはその場で是正させる
対話を通じ、どんな危険が潜んでいるかを
認識させる
職場の安全衛生水準を頭に入れて指導する
不安全行動が生ずる背後の原因を把握する
テキスト88~89頁