このたびは数あるスピーカーの中から GENELEC 8010A をお選び

このたびは数あるスピーカーの中から GENELEC 8010A をお選び
いただきありがとうございました.
接続
接続する前に本機と信号源の電源が切ってあることを確認してく
ださい.
(左から)
ISS DISABLE
SENSITIVITY -10dB
DESKTOP CONTROL
BASS TILT -2 dB
BASS TILT -4 dB
本機はバランス式の XLR 10 k Ω音声入力コネクターを装備して
います.適切な変換ケーブル(2 番 Hot)を用いればアンバランス
の RCA ライン・レベルのオーディオ・ソースにも接続可能です.
GENELEC 8010A はプロフェッショナル用途向けに設計された
本機はアンプを内蔵していますので他にアンプは不要です.パワ
ーです.本機はドライバーとパワー・アンプ,アクティブ・クロ
機を絶対に接続しないでください.
極めてコンパクトなバイアンプ 2 ウェイ・アクティブ・スピーカ
スオーバー・フィルター,保護回路を内蔵しています.MDE ™
(Minimum Diffraction Enclosure)スピーカー・エンクロージャーは
アルミ・ダイキャスト製で,エッジ回折を低減するように形成さ
れています.先進の DCW ™(Directivity Control Waveguide) と組
み合わせることによって,このデザインは音響的にあまり良くな
ー・アンプや一体型アンプやレシーバーのスピーカー出力には本
音声接続がすべて完了したら,付属電源コードを使って本機を電
源コンセントに接続してください.電源は自動的に入ります(電
音響軸
電源スイッチ
図1:音響軸の位置
源スイッチを OFF にした直後は手動で電源を入れてください).
C
L
ISS ™オートスタート機能
て補強できます.
ります.無音状態が 1 時間程度継続すると本機の電源は自動的に
再生が始まると信号検出式オートスタート機能で本機の電源が入
R
切れて待機状態に入ります.待機状態での消費電力は 0.5 W 以下
本機には電源コードと取扱説明書が付属しています.
り,パワー・インジケーターが点灯します.
この自動的な通電再開にはごく僅かな遅延があります.これが望
100~120˚
• 向きを正しく:必ず音響軸が聴取位置の耳の高さを向くように
ネルの電源スイッチを使って電源を入れたり切ったりできます.
配置しましょう(図 1 および図 2 参照).クロスオーバー周波数周
感度調整
きれば縦置きをお薦めします.
定があり,Normal 設定が工場出荷時の設定で,それよりも低い
辺での音の干渉問題を最小限に抑えることができますので,で
本機の入力感度(再生レベル) には Normal と -10 dB の 2 つの設
• 左右対称を保つ:本機が聴取位置から左右対称かつ等距離に置
-10 dB 設定は背面パネルの SENSITIVITY -10 dB スイッチを ON
の中心線上に来て,本機が中心線から等距離になるようにシス
にて 100 dBSPL と 90 dBSPL です.必要な再生レベルが得られ,
かれていることを確認しましょう.可能ならば聴取位置が部屋
テムを設置してください.
• 音反射を最小にする:本機に近い机や PC のモニター等の物体
位置にすることで選択できます.出力レベルはそれぞれ -6 dBu
ボリューム・コントロールの調整がし易い設定をお選びください.
からの音反射はカラーレーションや音像のにじみを発生させる
トーン・コントロール
音反射を最小限に抑えることができます.
TILT と DESKTOP CONTROL) を設定することで音響環境に合わせ
ことがあります.本機をそのような表面から離して設置すれば
• 最小の隙間:本機を本棚のような狭い空間内や壁面内に組み込
む場合は,アンプの充分な冷却とバスレフ・ポートの動作に注
意してください.本機の周囲は,背後と上および左右両側に最
小 2.5 cm の隙間を保ってください.アンプ周りの空間は,熱が
逃げて周囲温度が 35˚C を越えないように通気が確保されている
か,あるいは十分に広い必要があります.
電源コネクター
RL
RR
ましくない場合は背面パネルの ISS DISABLE スイッチを ON 位
置にすることで ISS ™機能を停止できます.この状態では背面パ
マウント設定時の注意
音声入力コネクター
(XLR)
30 °
です.入力信号を検出すると本機はすぐに自動的に通常動作に戻
梱包内容
m以
上
接続が完了したら本機の電源を入れることができます.
い環境でも優れた周波数バランスを提供します.必要に応じて本
機の低音特性は別売の GENELEC サブウーファー 7050B を使っ
0.5
120 mm
製品の概要
本機の周波数特性は背面のトーン・コントロール・スイッチ(BASS
図2:5chシステムでの正しいスピーカー配置
図3:8010A背面のスイッチ類とコネクターの配置
保守作業
表 1:様々な音環境に対するトーン・コントロールの推奨設定
DESKTOP
CONTROL
BASS
TILT
音響反射のない無響室
OFF
OFF
吸音処理された部屋内のフロアスタンド上
OFF
OFF
音響反射がある部屋内のフロアスタンド上
OFF
-2 dB
壁の近く
OFF
-4 dB
反射性のテーブル置きのニアフィールド
ON (-4dB @200Hz)
-2 dB
部屋のコーナー部や本棚等に置く場合
OFF
-6 dB
モニター取付位置
設置方法の選択肢
• BASS TILIT(SW2 & SW1): 低 域 特 性 を 3 段 階(-2 dB(SW2
Positioner/Decoupler)を使えばモニターを傾けて音響軸調整が
ON),-4 dB(SW1 ON),-6 dB(SW2 & SW1 ON))で減衰させます.
本機を壁や床や天井近くに配置する場合に必要です.
• DESKTOP CONTROL(SW3):200 Hz 周辺の周波数を 4 dB 減
衰させます.モニターが机等の水平な表面上に配置された場合に
しばしば生じるこの帯域のブーストを補正する機能です.
安全に関する注意事項
本機は世界的な安全規格に従って設計されていますが,安全な動
作を確実にするため,また本機を安全な使用条件下に保つために
も以下の注意事項はお守りください:
• 保守や調整は資格のあるサービスマンが行ってください.本機
• 本機を水や水分にさらさないでください.液体の入った容器(例
必ず OFF 設定から調整を始めて,設定の組み合わせをシステマチッ
クに変えながら測定・試聴して最良の周波数バランスにしてください.
本機の保守や修理は資格のあるサービスマンにお任せください.
を分解しないでください.
て調整できます.表 1 は様々な状況での設定例を示し,図 4 は無
響室でのコントロール特性の変化です.
アンプ・ユニット内にはユーザーが交換可能な部品はありません
本機には設置方法がいくつかあります:Iso-Pod ™(Isolation
えば花瓶)をスピーカーの上や近くに置かないでください.
• 本機は恒久的な聴覚障害を引き起こし得る 85 dB を越える音圧
レベルを出すことができますのでご注意ください.
可能です.背面には Omnimount® や VESA や Sanus ブラケット
• 十分な冷却を保つために本機背面には空気が自由に流れること
サリー・カタログをご覧ください.
• 電源コードをアンプまたは電源コンセントから抜かないかぎり
に使えるねじ穴もあります.オプションに関して詳しくはアクセ
が必要です.本機周囲の空気の流れを妨げないでください.
アンプは AC 電源から完全には切り離されません.
85
d
B 80
r
Genelec Oy 8010
(dBr) vs freq (Hz) 10 Jan 13
85
d
B 80
r
Genelec Oy 8010
0°
15°
A 75
A 75
70
30°
70
BASS TILT
80 65
45°
65
60°
75
DESKTOP
70
D0117R001J
(dBr) vs freq (Hz) 10 Jan 13
8010A
Operating Manual
GENELEC 8010A
Active Monitoring System
65
40
70 100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k Hz
40
70 100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k Hz
図 4:トーン・コントロールの周波数特性
図 5:水平角度の違いによる周波数特性の変化(上側)とシステム特性(下側)
システム・トータル特性
低域カットオフ周波数(-3 dB) 73 Hz
高域カットオフ周波数(-3 dB) 21 kHz
周波数特性 74 Hz ∼ 20 kHz( 2.5 dB)
瞬間最大音圧レベル(100 Hz ∼ 3 kHz):
96 dB SPL(@1 m)
102 dB SPL(@0.5 m)
定格音圧 91 dB SPL(@1 m)
ミュージック・パワー 105 dB(@1 m)
残留ノイズ 5 dB(A-WTD)
高調波歪(@1 m,85 dB SPL) < 3%(70 ∼ 400 Hz),< 0.5%(400 Hz ∼)
ドライバー・ユニット:
ウーファー= 76 mm コーン型
ツィーター= 19 mm メタルドーム型
重量 1.5 kg
外形寸法(W H D mm) 121 181 116(Iso-Pod ™付き高さ= 195 mm)
品質保証
本機は購入後 2 年以内に製造上の問題が原因で故障した場合は無償修理い
たします.修理等については購入された販売店またはオタリテック株式会社
にお問い合わせください.
クロスオーバー・セクション
入力コネクター XLR メス,10kΩアンバランス(ピン 1 = GND,ピン 2 =+,ピン 3 =−)
1 m 位置で 100 dB SPL が得られる入力レベル:-6 dBu(-10 dB 感度 OFF)
最大出力に対するレベル・コントロール範囲:-10 dB(-10 dB 感度 ON)
DESKTOP CONTROL 範囲 0,-4 dB(@200 Hz)
クロスオーバー周波数 3.0 kHz
BASS TILT 可変量 0,-2,-4,-6 dB(@100 Hz)
工場出荷時設定:全トーン・コントロール OFF,-10 dB 感度 OFF
パワー・アンプ部特性
低域用パワー・アンプ定格出力 25 W(8 Ω)
高域用パワー・アンプ定格出力 25 W(8 Ω)
(ドライバー・ユニット保護のため出力制限回路あり)
歪特性 0.08%(THD + N)
電源電圧 100 ∼ 240 V( 10%,付属の電源ケーブルは 100V 専用です)
消費電力 5 W(無信号時),30 W(最大出力時),0.5 W 以下(スタンバイ時)
オタリテック修理相談窓口
〒 169-0051 東京都新宿区西早稲田 3-30-16
オタリテック株式会社 技術部サービス課
TEL 03-6457-6022 / FAX 03-5285-5282
電話受付時間 平日 9:00 ∼ 18:00
E-mail [email protected]
修理依頼時の確認事項
1. 型番 8010A(ハチゼロイチゼロエー)
2. シリアル番号(本体背面に表示)
3. 購入年月日 / 製品登録カードの有無
4. お買い上げの販売店名
5. ご使用時の電源電圧
6. 故障の症状
この取扱説明書はフィンランド GENELEC 社の許諾を受け,オタリテック株
式会社が英語版 8010A Operating Manual (2014 年 1 月)を翻訳・編集した
ものです.当社の許可無く複製すること,および取扱説明書本来の目的と異
なる用途に使用することを禁止します.
Japanese translation ©2014 Otaritec Corp.
日本語版アクセサリー・カタログはオタリテック株式会社ウェブサイトの
GENELEC ページからダウンロードできます.
仕様および外観は予告なく変更になる場合があります.
GENELEC 日本総代理店
オタリテック株式会社
〒 169-0051 東京都新宿区西早稲田 3-30-16
TEL 03-6457-6021 / FAX 03-5285-5281 www.otaritec.co.jp
2014-04